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☆献身の大盾 使用ターン、HP半分以下の味方を攻撃から庇います(速度+800) 全体攻撃からも庇います。更に防御力が1.4倍になります。
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amazonで探す @楽天で #容疑者Xの献身 を探す! 映画 2008.08.05 wikipedia Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索
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容疑者Xの献身 読みやすいけど、話は面白かったです。直木賞はうなずける内容になってます。 -- 会員★NO.1 (2006-09-05 18 11 51) トリックは斬新ですがね。ストーリー展開とかが普通じゃないかな。 -- 部長。 (2006-09-05 22 29 28) 名前 コメント 戻る
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容疑者xの献身 【著者名】 東野 圭吾 【読んだ日】 2006/3/3 【ページ数】 352 【およそかかった時間】 150 【感想など】 直木賞作品。フォトリーディングでミステリーに初挑戦。 実際早く読んでるんだかいまひとつわからない。 おもしろかったからいっきに読んだけど。 数学ができるともっとおもしろいだろうな。
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【容疑者xの献身】キャラメルボックス 初めてのキャラメルボックスは「雨と夢のあとに」だった。それがとても面白くて泣けて泣けて、この演劇集団に対する印象は、すごく良いところから始まった。あんまり覚えていないけど「まつさをな」「サボテンの花」と、あとなんか観に行った気がする。残念ながら「雨と夢~」を越えるものはなく、「サボテンの花」にいたっては、宮部みゆきの原作が大好きだったので、解釈にちょっとむかついた。 今回の演目はベストセラーにもなり映画化もされた東野圭吾原作「容疑者xの献身」で、タイムリーなせいか、平日にも関わらず大方席は埋まってた。実は私は原作を読んだ時、全然泣けなかったし感動もしなかった。他のガリレオ作品と同じ「あ~面白かった」で読み終わり、速攻内容を忘れた。元々東野圭吾に対する感想はそんなのが多かったので、別に気にしてなかったけど、あれよあれよいう間に売れるし映像化されるし、「泣いた」だの「人はこんな犠牲を払うことができるんだ」だの、感動大作扱いされるようになった。自分の感受性が少々心配になった私は「もしかしたらちゃんと味わったら泣けるのかも!」と期待度満点で劇場に挑んだ。 「容疑者~」は探偵ガリレオシリーズだが主人公はガリレオではなく、ガリレオ先生の大学時代の友人の数学教師のお話。教師の隣の部屋には母娘が住んでいて、その母親が働いている弁当屋で毎日弁当を買う教師。ある日その母娘の部屋へ別れた夫が訪ねてくるが、別れる別れないで言い争った挙句元夫を弾みで殺してしまう。どうしようかと途方に暮れる母娘の部屋に、教師が尋ねて来て…というお話。 見ながら「そうそうそんなお話だった」と思い出せたので、原作にはかなり忠実だったと思う。登場人物に関しても、受けた印象は確か変わらなかった。 その上で。それを踏まえて。 舞台を見ている間、「私は東野圭吾のお話では泣けへんのやろな~」なんてことを思っていた。好きだし面白いしこれからも読むつもりだけど、すごく泣いたり感動したり読み返したいと思うことは、ないような気がする。一時期買い漁って初期の本はほとんど読んだけど、発想がすごい!とか、そこが焦点か!とか、そういう描き方はずるい!うまい!とか、お話ではなく作者の眼に感心したことの方が多い。それがいいとか悪いではなく、ただ感動を求める場合私には東野圭吾は合わないだけだと思う。 舞台ではなく原作の話になってしまった。実際はちょっとほろっとしたし、舞台は無理なく受け入れられた。泣いている人も多かったし。私はキャラメルボックスではガリレオ役の岡田さんが好きなんだけど、今回は教師役の人が渋く光っていたと思う。ところどころ挟まれるギャグが内輪ネタっぽくて、疎外感を感じたのが難点かな。原作が好きな人は行っても損はないと思う。 (2010/02/08) 名前 コメント [カウンタ: - ]
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《戦士(せんし)の献身(けんしん)》 通常罠 ①:相手モンスターの直接攻撃宣言時に手札の戦士族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。 攻撃モンスターの攻撃力は、墓地へ送ったそのモンスターの攻撃力分ダウンする。
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容疑者Xの献身 ※「土曜プレミアム」枠 色 出演者 備考 黄色 湯川学(福山雅治) 水色 - 緑色 内海薫(柴咲コウ)
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献身人形ヤンデレーナ R 光文明 (4) クリーチャー:デスパペット 4000 ■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに置く。 作者:気ままな村人 フレーバーテキスト 貴方の為になら、この身を何度捧げても惜しくはないわ---献身人形ヤンデレーナ 評価 選択肢 投票 微妙(調整希望) (0) 普通 (0) 優秀 (0) 壊れ(調整希望) (0) 名前 コメント
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パラディン(略称:パラ) ナイトよりも防御性能を上昇させたPTの盾となる前衛キャラクター 長所:ロードナイトを超える耐久力を持ち、献身という他職には真似出来ない特技を持つ オートガード、ディフェンダー、ディボーションなどで脆い味方を補佐、特にディポージョンは防衛で重要な役割を果たす。詠唱装備が豊富になった現在では高速詠唱から繰り出されるプレッシャーも高火力で強力。 短所:重要な役割だが地味で目立つ活躍が出来るわけではない。また盾を外されると発動できないスキルもある。 他職に真似できない特性があるため重要な役割があるのだが、やはり他職に比べて派手に活躍できるわけではないので、PKカウントを稼ぎたい!という人にはおすすめできない。逆にPTパティープレイを実感できる職でもあるため、みんなのために尽くすまさに献身的な性格の人向けの職業である。 ■攻め 献身先の職によって立ち回りが大幅に変わっていくので、他職に対する理解度が高くないとこなせない役割であり知識と経験が必要。攻め時にはハイウィズだけでなく、教授、クラウン、ハイプリーストなどに献身すると味方の進軍が強力になる。 ■守り 防衛時はハイウィズとロキペアにかけることとなる。ロキペアとハイウィズはどちらもWPロキ防衛の要であり、パラディンが倒された瞬間崩壊が待っている。特にロキ献身時にはHP残量に常に気を配り、意地でも献身を維持しなければならない。せめて自身は攻撃を受けたり、またロキ内に入ってしまわないように立ち位置に気をつけたい ■ステータス ●共通 高い耐久力を活かすため基本的には補正込みVIT100がおすすめ。補正は装備・料理などを加味するため、個人環境ごとに異なる。 INTについてはほぼSP量を増やすのが目的のため、SP回復剤をどのくらい用意するかという事で振る量は左右される。 ●献身型 回復剤を積むためのSTR、乱戦で献身を通す場合にはDEX。プレッシャーを活用する場合にはSP消費も多いため、ある程度INTも欲しくなる。 ●シールドチェーン型 武器のSTRペナルティを解除するため補正込90~110。スキルに命中補正はあるがDEX1では厳しいためある程度DEXは確保したい。 ■装備 2015.11追記 魔羊の咆哮 物理攻撃命中時、一定確率で5秒間、モンスター[魔王バフォメット]に変身 モンスター[魔王バフォメット]に変身時物理攻撃命中時、一定確率で自分を中心にオートスペル[ヘルジャッジメント]Lv6発動 [クレセントサイダー]と共に装備時、追加で物理攻撃命中時、一定確率でオートスペル[ホーリークロス]が習得レベルで発動[クレセントサイダー]の精錬値が1上がる度に追加でAtk + 15 攻撃速度 + 5% 精錬値が10の時、追加で全ての攻撃が9セルの範囲攻撃になる [テグリョン]と共に装備時、追加で物理攻撃命中時、一定確率でオートスペル[スパイラルピアース]が習得レベルで発動 [テグリョン]の精錬値が1上がる度に追加でAtk + 15 攻撃速度 + 5% 精錬値が10の時、追加で全ての攻撃が9セルの範囲攻撃になる 大型マジェスティックゴートに新たなエンチャントが実装され、著者は持っていないため実際の使い勝手は分からないがクイックンスキルと合わせてかなり浪漫溢れる装備ではある。 インペリアルリング [1] Str + 1 , Int + 1 MaxHP + 3% , MaxSP + 3% [インペリアルフェザー]と共に装備時、追加で[グランドクロス]の詠唱時間 - 2秒 BaseLvが1上がる度に[グランドクロス]で与えるダメージ + 1% 効果が多いのでTE環境で関係あるところのみ抜粋。グランドクロスの威力UP、なにより詠唱時間の詠唱の恩恵がかなり大きい。 ただ、ユニコーンの兜と合わせて使う、AX、葱がかなり相性が良いためそちらで使っている人のほうが目立っている。 ●詠唱特化装備 上段 ダークイリュージョン挿し真実の愛※上中段装備 中段 ダークイリュージョン挿し真実の愛※上中段装備 下段 長い舌 武器 古い洋傘(魔力エンチャント) 盾 鎧 スプリントメイル 肩 靴 スプリントシューズ アクセサリー1 スプリントリング アクセサリー1 スプリントリング 上記の装備で詠唱-46%、ディレイ-5%。ブラギクラウンのDEX140で無詠唱となる。 装備とブラギのみで無詠唱が達成できるためブラギ前提で考えるならステータスの自由度も高い。プレシャーはSP消費も激しいがDEXを切れば、INTに多くステータスを割り振る事ができる。どちらかといえば防衛向きではある。 2014.5追記 新たに実装されて古い洋傘(魔力)を使えば、鎧と靴を変更しても大きく詠唱速度を減らす事が出来るようになった。 そのため、ある程度耐性との兼ね合いができるようになるため、詠唱特化にするならかなりおすすめ。 2015.11追記 貴族の仮面 攻撃速度 + 1% MaxHP + 1% [ディボーション]、[プレッシャー]の詠唱時間 - 2秒 BaseLv100以上の時、追加で攻撃速度 + 1% MaxHP + 1% BaseLv150以上の時、追加で攻撃速度 + 1% MaxHP + 1% BaseLvが1上がる度に追加で[サクリファイス]で与えるダメージ + 2% 上記装備の実装で無詠唱を考えなければ中段1個で詠唱装備が済むようになった。 またサクリファイスも活用できるようになるが、その場合にはある程度のASPDが必要となるので、ステータスを考えなおす必要がある。 ●耐久特化装備 上記詠唱装備では耐久力が低いため、プレッシャーを活用せずに耐久力を取る。火アンフロに水100装備、アイテムの回復力UP装備にしてDFをすると余程の事がない限り落ちなくなる。敵が我慢出来ずに阿修羅を撃ってきたらRSで巻き込んで退場までがワンセット。ただし脱衣とDISには弱い。 ■スキル 前提スキルが多くポイントが不足しやすいが、スピアクイッケンとヒールさえ諦めれば必要なスキルはほぼすべて習得できる。 ●ディボーション PTメンバーに使用すると、一部攻撃を除き、対象が受けたダメージを術者が肩代わりするクルセ系列を代表するスキル。 献身対象の条件:同一PTメンバーであること。必ず献身対象と同じPTに入る必要がある。術者と対象者のLv差が±10以内であること。 献身対象者の詠唱は、中断されなくなる。 ただし、プロボック、スペルブレイカー、プレッシャー等で止められる。 献身対象者がディスペルを受けた場合、献身が解除される。(術者がディスペルを受けても効果は持続する。) 献身中にディフェンダー、オートガード、リフレクトシールドを使用すると、献身対象者にも掛かる。 献身時ディフェンダーは献身対象者へのブレスなどと同様の自立した支援効果であり、献身継続の必要性はないが自発的に切るには対象者が盾を外すなどしないといけない。 献身対象者が盾を装備していない場合術者にしかディフェンダー効果は発生しない(術者だけ足が遅く置いていかれるので対象の理解が必要である)。 オートガードとディフェンダーを同時にかけても効果は両方発動する。 ただし、術者が献身する前や献身掛け直し前にディフェンダーを使用していた場合は対象者への被ダメ減少効果が通常の効果になる 献身対象者が攻撃スキル使用中にダメージを受けてAGが発動した場合、物理・魔法攻撃スキル共に不発する。 その為、AGに関しては出来る限りON/OFFを切り替える用にした方が良い 献身できるのは5人まで可能だが、5人にかけると掛け直しが出来なくなる為、4人までだと考えて使用する方がいい。 献身対象者には被弾判定が無くなるので、ハイドやクロークといったスキルを使用中にダメージを受けても姿が現れなくなる。 同じ理由で凍結・石化等も被弾で直らない為、対策が出来ていない支援には掛けない方が無難。 ●プレッシャー スキルレベル 1 2 3 4 5 詠唱時間 ディレイ 物理ダメージ 800 1100 1400 1700 2000 SPダメージ(%) 20 25 30 35 40 消費SP 30 35 40 45 50 必中+固定HPダメージ+%SPダメージと三拍子揃った強力なスキル。ただし、詠唱時間がかなり長いため詠唱装備+ブラギ前提のスキルとなる。 ディポージョンを超えて、対象にダメージが与えるため、献身付きのマスターやHWなどにも有効。 使用レベルにより詠唱時間が異なるため、低いレベルの方が連射が利く。詠唱はかなり変わるので戦況を見極めて使用できるようにしたい。 ●シールドチェーン 敵単体に盾を使用して遠距離物理攻撃を行う。盾を装着時に使用可能。射程距離 5、詠唱妨害あり 射程外から使用すると射程範囲内まで移動して詠唱を開始する。 射程範囲内で詠唱を始れば、敵対象が5セル以上離れても発動する。 見た目は多段スキルだが、実際には1HIT。そのためLAでダメージが2倍になる。 ニューマで無効化され、DFで軽減されるが、SWは遠距離攻撃のため貫通する。 盾の精錬値および、重量による追加ダメージが存在するため、威力を出すためにはクロスシールドor高精錬バンカーシールド必須。 武器はSバトルフックかツインエッジがおすすめ。特化・属性など乗るが計算式から遠距離特化(アチャスケCなど)で最も威力が上がる。 射程がそこまで長くなく、詠唱があり妨害され、HITによる命中判定あり、威力を出すためには装備が必要とお世辞にも使い勝手の良いスキルではない。 しかし弱いわけではないので、パラディンは攻撃してこないだろうと油断している敵にかなり有効。ブラギからの連射はかなりの威力を誇る。 ただし、使用するためにはSTRペナ解除用のSTR、HIT用のDEXが必要となるのでその分だけ他のステータスが圧迫される。 ●オートガード 使用するとアイコンが表示され、回避できなかった物理攻撃を一定確率で防御する。 物理攻撃であれば、近距離遠距離・攻撃力の大小に関わらず、あらゆる攻撃を防御しダメージを無効化する。 スタン・凍結など行動不能の状態異常になっている時にもAGは発動する。 ガードした際に硬直時間が発生し、硬直の瞬間と一部のスキルの発動の瞬間が重なると、そのスキルはSPを消費しつつも不発する。 スキルレベルが上がるほど、ガード発生確率が上がるためMAX推奨。無理でも出来る限り高レベル推奨。 献身の対象先にも効果があるという事がかなり重要。AGの有無で耐久力は大きく変化する。AGは常に切らさず使用するようにしよう。 また教授のディスペルで解除されるが、スイッチタイプのスキルのため、使用すればすぐにAG状態になれる。 ●リフレクトシールド 近距離物理攻撃でダメージを受けると、スキルに応じた割合でそのダメージを跳ね返す。 反射ダメージは必中かつ相手のDEF、種族、属性等に影響されない。スタン・凍結中等行動不能状態でも有効。 スキルレベルが上がるほど効果が反射ダメージ量が増えるためMAX推奨。 献身の対象先にも効果があり、TE環境において猛威を振るうAXへの牽制スキルとなる。こちらもAG同様に常に維持するようにしよう。 ●ディフェンダー 使用すると専用アイコンが付き、180秒間、遠距離物理攻撃に対するダメージを減少させる(最大80%軽減)。 効果時間中に再びスキルを使用すると、ディフェンダー状態を解除できる(解除時にもSPを30消費する)。 効果時間中は移動速度と攻撃速度が遅くなるが、攻撃速度はスキルレベル5で減少なしとなる。 MAX習得で遠距離物理攻撃80%軽減と遠距離攻撃だけではほぼやられなくなるのでMAX習得推奨。 DFは献身対象にも効果があるが、移動速度減少状態も同様にかかるため、AG・RSとは違い常に使用するのではなく必要に応じて ON/OFFを素早く切り替えれるようにしよう。 ●騎兵修練 ペコペコは他職にはない騎士系の大きな特徴でもある。これを切る選択肢はないためMAX必須。 ●プロボック 敵を挑発し一定時間防御力を減少させる。ただし副作用として攻撃力を上昇させてしまう。 射程10セル固定、持続時間30秒 不死属性・ボス属性には無効なため、イビルドルイドカード挿し鎧装着者に対しては当然無効。 ダメージは与えないが、攻撃判定がついているため、詠唱妨害に使用が可能。クルセイダーの献身を貫通して詠唱妨害が可能。 ダメージはないが騎士系の数少ない遠距離攻撃として優秀な性能を持つ。特に詠唱が必要なHWを止める手段としてとても有用。 使用するには前提分で十分なのでかならずSCに入れるようにしよう。 ●HP回復力向上 地味だが騎士系の耐久力を支える元となるスキル。10必須。 ●未転生の場合 クルセイダーから献身が使えるため、耐久力は落ちるが同様の活躍が出来る。しかしスキルポイントの制限から献身5とDF5を取得した場合、騎兵修練を切る必要があるのでASPDが極端に下がりかなり動き難くなる。
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/1195.html
容疑者Xの献身 題名:容疑者Xの献身 作者:東野圭吾 発行:文藝春秋 2005.8.30 初版 2005.9.15 2版 価格:\1,600 関口苑生氏の書評を北海道新聞にて読むことがなければ、この作品の存在に気づかず通り過ぎていたろう。本書の帯には「作家生活20年・記念碑的傑作」の文字があり、さらに「運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪」とある。 純愛小説というには、無骨で地味な登場人物ばかりが絡む、冴えない舞台の、東京下町景色に消え行きそうな、いかにも小さな話ではあるが、先の書評家の絶賛の通り、本書の最後の一行まで凝縮される、主人公の思いの深さには、胸を突かれる思いがする。 読み終えた瞬間に思い出したのが、ジャン・ルイ・トランテニャンとロミー・シュナイダー主演の純愛映画『離愁』(ジョルジュ・シムノン原作)のラストシーンだ。心を引き裂かれるほどに悲しく、しかし美しいそのストップモーションが蘇ったのは、まさにあのシーンに匹敵する素晴らしいエンディングが、この東野圭吾の乾坤一擲とも言える作品にも用意されているからだ。それこそが、本書をとても強く印象深いものに価値づけているからだ。 その結末に向けて用意されてゆく仕掛けの数々が、作品全体を、この事件は見かけどおりのものではないと、予告しているように見える。作品自体は、物理学者である湯川教授のシリーズの一作であるが、このシリーズを読まずいきなり本書に取り組んだぼくのような読者でも、十分にのめり込むことができる。 湯川は重要な役どころだが、主人公は、湯川と同期の数学者・石神である。同じ帝都大出身の同窓が、それぞれに論理の対決を挑んでゆくあたりも見ものだ。ヒロインである靖子、脇を固める刑事・草薙、ヒロインの新たな恋人・工藤、傷心の娘・美里など、深掘りはせず淡々とながら、それぞれの生きた思惑が紡ぐ混乱と交錯とが、ストーリーに光と影を与えては、全体の緊張を高めてゆく。 とてもシンプルな構造のように伺える単調な話が、実はずっと奥行きを持った世界であることに気づくとき、この作品全体の世界像が、振られた万華鏡のようにがらりと一転する。その力技に込められた男の悲劇を心行くまで味わいたい。生命を賭すロマンティシズムも。劇的なエンディングも。 今年のベストミステリーを各所でかっ攫いそうな一冊であることを請け合っておきたい。 (2005/10/16)