約 3,520,826 件
https://w.atwiki.jp/oblivionlibrary/pages/92.html
アルカナの復古 手引き書 ワップナ・ニューストラ 著 名誉教授 第一:純金のみによって気質は整流され、真なる力の混沌より生まれた真の原理へと導く。よって、純金で満たされるマナの泉を創作し、泉の水面に純金を滴らせ。泉がもたらす危険な嵐より己を守る細心の注意を怠るな、なぜならば、これらの来襲は己の生命を枯れ果てさせるもととなる。 第二:己の気質要素をもって、自身やその他の世界を混乱させぬよう、必要とする言葉を必要とする時に、違わず発するためにもこの優れた書を携行するよう心がけよ。 第三:この書のみから学べる適切な言葉をささやきながら、修復を望む品を己の手に取り、満たされた泉に浸せ。腸が私の知識への妬みで侵食され、間違いを多く盛り込み、すべてにおいてこの書に劣る彼らの手引き書の有効性を語るカーネソンやラッターの、汚れた中傷などに傾ける耳を持つなかれ。 第四:己の傷は即座に治癒せよ、または神殿や治癒師の前にその身を現せ。貴重なアルカナの復古を完全に果たそうとする者は苦痛や苦悩を負う。しかし、過度にその痛みに耐えることは賢明にあらず。苦しみがアルカナの効力を向上したり、崇高にするものにあらず。カーネソンやラッターの思慮なき憶測に傾ける耳を持つなかれ、彼らの過ちや邪悪は造詣の浅い評論家にも一目瞭然なり。 緑1 魔法学・薬学
https://w.atwiki.jp/oblivionlibrary/pages/185.html
火中に舞う 第4章 ウォーヒン・ジャース 著 18人のボズマーと1人の帝都建設会社の元事務員デクマス・スコッティは、重い足取りでジャングルの中を西へ、ザイロ川からヴィンディジの古い集落へと向かっていた。スコッティにとって、ジャングルは敵意に満ちていて居心地が悪いところだった。巨大に生い茂った木々が明るいはずの朝の日差しを闇で覆ってしまい、彼らの進行を妨げる邪悪な爪のようだった。低木の葉でさえも、邪悪な力によって震えているかのように見えた。さらによくないことに、不安そうなのは彼だけではなかった。彼と共に旅をしているのは、カジートの攻撃を生き延びたグレノスやアセイヤーの地元民だが、その顔は明らかに恐怖におびえていた。 ジャングルの中には何かの感覚、単なる乱心ではなく、その土地固有の慈悲深い精神を感じさせる何かがあった。それでもスコッティは視野の端に、自分たちのあとをつけ木々の間を飛びかいながら移動するカジートの影をとらえていた。だがスコッティがその影のほうに目を向けると気配は瞬時に消えてしまい、そこには最初から誰もいなかったような、ただの暗闇となってしまうのだった。しかし、彼らに見られていることは確実だった。ボズマーたちも彼らの姿に気づき、歩くペースを速めた。 18時間歩いて、虫に喰われ、何千というとげにひっかかれ、ようやく開けた渓谷へと出た。既に夜になっていたが、渓谷には松明の灯りが彼らを歓迎しているかのように一列に並び、ヴィンディジの集落の皮製のテントやそこらじゅうに転がる石を照らしていた。渓谷の端には松明で囲まれた聖域があった。筋くれだった木々が積み重ねられ、神殿を形作っていた。無言のままボズマー達は松明の列の間を通り、神殿へと向かっていった。スコッティも彼らのあとをついていった。密集した木々の一角にぽっかり口をあけた門にたどり着くと、その奥から青白い光が漏れていた。中では何百人ものうめき声が反響しあっていた。スコッティの前にボズマーの娘が手をかざし、彼を止めた。 「あなたには理解できないでしょうが、外の人はいくら友人でも入れないわ。ここはあたしたちの聖域なのよ」 スコッティは頷き、彼らが頭を下げながら神殿の中へと入っていくのを見ていた。最後列にいたウッドエルフが中に入ってしまうと、スコッティは振り返って村の方を見てみた。あそこなら間違いなく空腹を満たせるものがあるだろう。松明の向こうに見える、一筋の煙と鹿の肉が焼かれる微かなにおいが彼を導いた。 そこには5人のシロディールと2人のブレトン、そして1人のノルドがいた。彼らは白く焼けた石の焚き火を囲み、細長く裂いた大鹿の肉を蒸し焼きにしていた。スコッティが近づくと、そこにいた全員が立ち上がった…… いや、正確には1人を除いて。ノルドだけは目の前の大きな肉の塊に目が釘付けだった。 「こんばんは。お邪魔して申し訳ない。私に少し何か食べ物を分けていただけませんか? グレノスとアセイヤーから逃げてきた人たちとここまで1日中歩いてきて、とても空腹なのです」 彼らはスコッティに座って一緒に食べるように勧めた。そして自己紹介をした。 「戦争が再び始まってしまったようですね」と、スコッティは愛想よく言った。 「触らぬ神にたたりなしだ」と、ノルドが肉をほおばりながら言った。「俺はこんなにふざけた文明を見たことないよ。陸ではカジートと、海ではハイエルフたちと戦っている。こんな仕打ちを受ける価値がある場所は、あのムカつくヴァレンウッドぐらいなもんだ」 「しかし、ヴァレンウッドのやつらは、別にあんたのことを嫌ったりしてないだろう」と、ブレトンの1人が笑いながら言った。 「やつらは生まれながらの悪党さ。優しい顔して侵略するところはカジートよりもたちが悪い」ノルドは脂のかたまりを焼けた石に吐き出し、ジュージュー音をさせた。 「徐々に、自分たち領土の森を他国にまで広げていくんだ。だが、思いがけずエルスウェーアの反撃をくらい、慌てふためいているってわけさ。俺はあれほどの悪党は見たことがないね」 「あなたはここで何をしているんですか?」とスコッティは尋ねた。 「俺はジェヘナの宮廷の外交屋さ」とノルドは食べ物の方を向きながらつぶやいた。 「あなたは? 一体ここで何をしているのですか?」とシロディールの1人が聞いた。 「私は帝都にあるアトリウス建設会社で働いています。以前一緒に働いていた仲間から手紙をもらい、ヴァレンウッドへ来るようと書かれてました。もう戦争が終わったので、壊れた建物を建て直す仕事をしている私の会社と大口の契約を結べるだろうというのです。しかし、災難に次ぐ災難で、ここにくるまでに全財産を失い、戦争は再び始まりそうだし、手紙をくれた仲間にも会えないしでほとほと困っています」 「その昔の仲間というのは……」もう1人のレグリウスと名乗るシロディールが小声で言った。「もしかしてリオデス・ジュラスという名ではありませんか?」 「彼を知っているのですか?」 「私もあなたと同じように彼から誘いを受けて来たのです」レグリウスはいやな笑いを浮かべた。「私はあなたの会社とはライバルのヴァネック卿の元で働いており、リオデス・ジュラスも以前そこで一緒に働いていました。私も彼から手紙をもらいました。戦で倒壊した建物の再建を手伝わないか、とね。私はちょうどその時、会社をクビになったばかりでしてね。これは何かのチャンスだと思いましたよ。彼とはアセイヤーで会い、シルヴェナールともっと儲けのいい話をするつもりだと言っていました」 スコッティは叫んだ。「彼は今、どこにいるんですか?」 「私は神学者ではないから、なんとも言えませんが……」とレグリウスは肩をすくめた。「おそらく彼は死にましたよ。カジートがアセイヤーを攻撃した時、奴らはジュラスが彼の船を泊めていた港に火をつけ始めました。あ、いや、私の金で買ったものだから『私の船』ですが。何がなんだかわからないままに、気づいた時には何もかもが燃やされて灰になってました。カジートは動物かもしれませんが、攻撃の心得はあるようですね」 「カジートはヴィンディジのジャングルを通って我々を尾けてきていました」と、スコッティは神経質に言った。「あの梢のあたりを飛び回っていたのは間違いなくやつらの仲間だ」 「ただの猿人の類じゃないのか?」ノルド人はせせら笑うように言った。「何も心配することはねえよ」 「私たちが最初にヴィンディジに入った時、ボズマーが皆あの木のとこに入って行ったんです。彼らは怒りながら“古代の恐怖を我らの敵に解き放て”というようなことをブツブツ言っていました」と言ったブレトンは、その時の情景を思い出し、ブルブル震えていた。「それから1日半もの間、こもったきりなんです。心配なら、あそこを調べてみたらいいんじゃないですか?」 ダガーフォールの魔術師ギルドの代表者と自己紹介したもう1人のブレトンは、仲間が話している間、暗闇を見ていた。「どうもジャングルの中にも何かいるようだな。村の右の端の方を見ている」 「戦から逃れてきた人たちでは?」スコッティは自分が警戒しているのを悟られないような声で尋ねた。 「この時間帯に木々を抜けてくるとはおかしいだろう」とウィザードは小声で答え、ノルドとシロディールの1人が湿った皮のシートを引っ張り出して火にかぶせた。火はたちまちに静かに消えた。ようやくスコッティにも侵入者たちの姿が見えた。彼らは楕円形の黄色い目を持ち、長剣と松明をかかげていた。スコッティは恐怖で固まり、敵に見つかっていないことを願った。 彼は何かに背中を押されたのを感じ、はっと息を飲んだ。 レグリウスが頭上からささやいた。「たのむから静かにしてここを登って」 スコッティは消えた焚き火の横の高い木から垂れ下がる、2本の蔓を結んだロープをつかんだ。彼は急いでそのロープをよじ登り、その努力を無に帰さないように必死に息を殺した。頭上高くのロープの先には、三つ又に分かれた枝の上に乗った、かつて巨大な鳥がこしらえたであろう巣が打ち捨てられていた。スコッティが柔らかく、ワラのいいにおいのする巣の中へともぐりこむと、レグリウスはロープを引き上げた。そこには他に誰もおらず、下を覗いてみるとそこにも誰もいなかった。カジート以外には。彼らは神殿の灯りにむかってゆっくりと進んでいった。 「ありがとう」とスコッティはささやいた。ライバル会社の人が助けてくれたことに深く感謝していた。集落から目を離して辺りに目をやると、より上の方の枝が苔生した渓谷を囲む壁にもたれかかっていることに気づいた。「もっと上に行きましょう」 「バカ言うんじゃない」と、レグリウスは息を殺して言った。「奴らがいなくなるまでここに隠れていよう」 「アセイヤーやグレノスにしたように、カジートがヴィンディジに火をつけたら、私たちは地上にいるのも同然で、確実に死んでしまう」と言うとスコッティは、ゆっくりと用心しながら枝を確かめつつさらに上へと登っていった。「彼らの動き、わかりますか?」 「どうだろうね」とレグリウスはじっと薄暗い中を目をこらして見ていた。「奴ら、神殿の前に集まっている。何か手に持ってるな…… 長いロープみたいだ。前後に垂れ下がっている」 スコッティは表面が濡れてごつごつした崖に向かって伸びる枝の中で一番丈夫そうなのを選び、その上を這っていった。決して距離のあるジャンプではない。実際、石の湿った、ひんやりとするにおいが嗅げそうなほどの距離だった。しかし、一会社員として過ごしてきた彼の人生の中で地上から高さ100フィートもあるところから切り立った岩までジャンプする経験など皆無であった。彼はジャングルで頭上よりもうんと高いところから彼を尾けねらってきた影の動きを思い描いた。彼らのバネがついてるかのような脚、しなやかにものをかっさらおうとする腕。そして彼は飛んだ。 スコッティは岩をつかんだが、縄のように長く厚い苔のほうがつかまりやすそうだった。彼は苔にしっかりつかまって足を前に出そうとしたその時、足がすべって、宙に浮いた。体勢を整えるまでの数秒間、自分が上下さかさまになっているのがわかった。崖から突き出た細い岩のようなところがあり、彼はそこに立ってようやく息をついた。 「レグリウスさん、レグリウスさん」と、スコッティは声にならない声で呼びかけた。しばらくして、枝がゆれ、ヴァネック卿の元部下が、まず彼の鞄、頭、そして残りの部分の順番で姿を現した。スコッティは小声でなにか言おうとしたが、レグリウスは激しく首を振り、下を指差した。カジートの1人が木の下で焚き火の跡をじっと見ていた。 レグリウスは不恰好に枝の上でバランスをとろうとしたが、片方の手だけでそれをやるのはあまりにも困難だった。スコッティは両のひらを丸めてみせ、次に鞄を指差した。レグリウスは嫌そうだったが、鞄をつかみ、スコッティに投げてよこした。 鞄には目に見えないほどの小さな穴が開いており、スコッティが鞄をキャッチした時にゴールドが1枚、下へと落ちてしまった。ゴールドは岩壁に当たって、高く柔らかい音をたて落ちていった。今までに聞いたことがないほど大音量のアラーム音のようだった。 そしてたくさんのことがいっぺんに起きた。 木の下にいたキャセイ・ラートは上を見て、おたけびの声をあげた。そのほかのカジートたちもその声に呼応して、猫のように身をかがめたかと思うと、跳ね上がり、下の枝に飛び移った。レグリウスは、ありえない器用さで上ってくるカジートの姿を自分の下に見てパニックに陥った。スコッティが「絶対に落ちる」と言う暇もなく彼はジャンプした。悲痛な叫び声をあげながら、レグリウスは地面に落下し、衝撃で首を折った。 その時、神殿のあらゆる隙間から白炎の閃光が一気に噴き出した。ボズマーの詠唱の声はもはや乱心じみており、この世のものとは思えないほどになっていた。気を登っていたキャセイ・ラートも動きをとめ、神殿のほうをじっと見た。 「キアゴーだ」とキャセイ・ラートは言って息をのんだ。「荒野の狩人だ」 それはまるで現実世界に裂け目が入ったような光景であった。神殿から恐ろしい獣たち── 全身から触手が生えたヒキガエル、硬い鎧と鋭い棘をもった虫、体表がねばねばした大蛇、神々の顔をした霧状の化け物、これらすべてが怒りに我を失ったように勢いで神殿から飛び出してきた。それら恐ろしい獣たちはまず神殿の前にいたカジートたちの体を引き裂いた。それを見たほかのカジートたちは一目散にジャングルの中へ逃げ込もうとしたが、自分たちの持っていたロープに足をとられた。瞬く間に、ヴィンディジの集落は荒野の狩人たちの幻影の乱心のるつぼと化した。 言葉にならない叫び声や、獣の群れがあげるおたけびの声が蔓延する中、身を隠していたシロディール、ノルド、それと2人のブレトンも全員見つかってしまい、貪り喰われてしまった。ウィザードは自分の姿が見えないよう呪文をかけていたが、視覚に頼らない虫たちにはせっかくの魔法も無力であった。木の下にいたキャセイ・ラートが想像できないほどの力で木を揺さぶり始めた。このカジートの恐怖におびえる目を見て、スコッティは縄状の太い苔を1本、彼に向けて差し出した。 スコッティに差し出されたロープにつかまろうとするカジートの表情は痛ましいほどの感謝の念であふれていた。スコッティがそのロープを引っ張ろうとするとカジートはその表情を変える間もなく落下していった。彼は地面に落ちる前に荒野の狩人に骨まで食いつくされた。 スコッティもその場から逃げようと別の突出した岩に向かって飛びうつった。思いのほかうまくいった。そこから崖の頂上へとよじ登り、ヴィンディジの変わり果てた姿を一望することができた。獣たちの群れはだんだんと膨れ上がり、その数は谷全体へと広がり、逃げ惑うカジートたちを追っていた。その光景はまさに地獄絵だった。 月夜に照らされ、スコッティのいるところからはカジートたちがロープを取り付けようとしていた場所が見えた。その時、雷のような轟音が鳴り響き、雪崩のように次々と巨石が転がってきた。粉塵がおさまると、谷は巨石によって完全に封鎖されてしまった。荒野の狩人たちはそこにとどまった。 スコッティはこれ以上の人食いの饗宴を見ていられず、顔をそむけた。眼前には網の目のように木々の生い茂るジャングルが広がっていた。彼はレグリウスの鞄を肩にかけ、再びジャングルの中へと入っていった。 物語(歴史小説) 赤1
https://w.atwiki.jp/oblivionlibrary/pages/167.html
月夜のロルカーン ファル・ドルーン 著 アダマンチンの塔での出来事に関する様々な報告を説くつもりはない。また、明瞭なる暗喩の戦から生じた話が、俗に呼ばれる「物語」というものの特性に欠けていることに関しても、述べるつもりはない。皆それぞれに、ロルカーンに関するお気に入りの物語、ニルン創造の背後にあるお気に入りのロルカーンの動機や彼の心臓を巡るお気に入りの物語があるだろう。しかし、「月夜のロルカーン理論」はとりわけ注目に値する。 端的に言うと、今も昔も月は、ロルカーンの「聖なる肉体」の二等分から成り立っている。ほかの神々のように、ロルカーンは「偉大なる創造」に加わった惑星であった… 八聖者は自らの神聖なる肉体を一部貸し与え、死すべき惑星を創り上げた。一方で、ロルカーンの肉体は粉々に砕け、流星の如くその聖なる光はニルンへ落ち、「その存在価値と多少の利己心の跡を残す」こととなった。 従って、大月神と小月神は、二分割の化身(アルテウムによるところの「裂けた二元論」)であり、ロルカーンにまつわる伝説でしばしば非難の対象となるのである。それはすなわち、アニマとアニムス、善と悪、有と無、そして肉体と嗚咽や、失敗した者のうめきと沈黙を織り成す詩歌などといった観念を指す。ロルカーンは、己の役割に命の限りがあることをいつも忘れぬよう、夜空に月を置いたのである。 この理論を支持する者によると、他の「心臓物語」はすべて、月の真原点に関する陳腐な神話であると言う。(また、言うまでもなく、『空虚なる三日月理論』に対しても同様にとらえている) 神話・宗教 茶3
https://w.atwiki.jp/oblivionlibrary/pages/166.html
戦士の突撃 レッドガードの古い詩 天空は歌う 広大な物語 ヨクーダの髪の銀に包まれ、 色様々な帆 その戦士 彼の突撃は大蛇の罠へ 星々の大公 飽き気味で、 船を降りて 夜の冒険 偶然にも起こす、巻かれた大蛇 鱗の衣を剥ぎ取りまとう 東の淑女 恐ろしき獣 寝ても覚めても恐れさせ、 天空の光を 眼にして叫ぶ 見るも恐ろしい 一本の大蛇 鎧をまとう駿馬 遅れまいと 取りそこなわないために 夜を走る 輝く鱗に 戦士の加護を離れ行く 大蛇がうごめき 駿馬は近い 獲物は目の前すぐそこに 戦士の刃が大蛇を挫く そして二度と襲わないと誓う 緑3 詩歌
https://w.atwiki.jp/oblivionlibrary/pages/36.html
品性を改善した歌 作者不明 誰もが言う リリアック湾で 酒をあおれと 一糸もまとうなと 西風が吹くと耳にする あの賛美歌に歌われるように 衣装をまとわぬことは美しいもの 女も男もおもいおもいに歌う もっとも甘美なる堕落も 深刻なる悩みからの解放も この海岸で見つかるだろう リリアック湾で 罪を負うよりも与えるほうだというなら モロウウィンドにはすべてがある だが、教えよう ありふれた姿ほど 野蛮なものはない どこか熱にでも浮かされたような それすらも見つけられる センチネルとダガーフォールで 翼や鱗やひれのあるものがどんな奇妙なものを欲しようとも モロウウィンドならきっと見つかるだろう それは詩人のひらめき ブレトンもレッドガードも 気取ってはいられないほど楽しみ 倒錯したみだらな喜びにふける 至上の乱心を求めて 賢明なる放蕩者は東へ向かう 鋼の自制心もメッキのように剥がれてしまう モロウウィンドにはすべてがそろっている モロウウィンドには 罪がある だが、ダンマーを混同してはならぬ 生気のない西方社会で生きるそれと取り違えてはならぬ 比べてみれば、その敬虔さがわかるというもの だが、取り澄ましているわけではない ダークエルフが裸になるのを嫌がるとしても なぜならこのあたりでは そうした猥雑さは破滅的ですらあるのだから アシュランダーから濡れそぼる魚まで 喜びも痛みもすこぶる甘美に感じよう モロウウィンドなら たとえ親族とのつながりが希薄になろうとも モロウウィンドにはすべてがある 緑2 詩歌
https://w.atwiki.jp/oblivionlibrary/pages/200.html
狼の女王 第4巻 ウォーヒン・ジャース 著 筆:第三紀1世紀の賢者モントカイ 第三紀109年 タムリエルの皇冠を授かってから10年、アンティオチュス・セプティムは、臣下に彼の大いなる肉体的快楽の渇望以外の印象をほとんど与えなかった。104年、第2夫人グィシラとの間に産まれた娘は、彼の大叔母であった女帝の名にちなんでキンタイラと名付けられた。ふくよかに肥え太り、治療師が知る限り全ての性病の兆候が見られる皇帝は、政治に時間を費やすことはほとんどなかった。アンティオチュスの兄弟たちは、彼とは対照的に、この分野では彼より優れていた。リルモスのシロディールの女王ヘレナ──彼女の夫であったアルゴニアンの司祭王は処刑されてしまった──と結婚したマグナスは、ブラック・マーシュでの帝国権益に優れた手腕を見せていた。セフォラスと彼の妻ビアンキは、すくすくと育ちつつある子供達と共に、ハンマーフェルのギレイン王国を統治していた。しかし、スカイリムのソリチュード王国を統治する狼の女王ポテマほど、政治的に活躍していた者はいなかった。 夫のマンティアルコ王が没してから9年、ポテマはなお摂政として幼い息子ユリエルの補佐に当たっていた。宮廷は大いに賑わい、とりわけ皇帝に反感を覚える為政者たちの集う所となっていった。スカイリムの全ての国王たちは何年も定期的にソリチュード城を来訪していた。モロウウィンドやハイ・ロックなどの地からの使節団も同様だった。もっと遠い地方から来た者もいた。 第三紀110年 ポテマは港に立ち、ピアンドニアから訪れるボートを見つめていた。灰色にうねる波々を掻き分けて進むタムリエル製の巨船を何度も見た事があるが、それと比べても決して風変わりには見えない。よく見ると確かに、薄く張られた帆やキチン質で無骨な船体は、そっくり同じとは言わないが、似たようなものをモロウウィンドで見たことがあるのだ。それどころか、明らかに外国のものであるあの旗がなければ、港に並ぶ他の船と見分けがつかなかったであろう。塩気の効いた霧の立ち込める中、彼女は別の島からの来訪者に向かって歓迎の意を込めて手を差し出した。 そのボートに乗っている男たちは、ただ青白いというより全く色を持っていなかった。白みがかった透明なゼリーで作られたかのようだった。しかし、彼女は予めそのことを知っていた。国王と通訳者が降りて来ると、彼らの虚ろな目をしっかり見つめながらポテマは握手を求めた。国王は、雑音のような声を出した。 「オルグナム王であられます」と、たどたどしく通訳者が言った。「女王陛下の美しさを称えております。危険な航海の手助けをして頂いて、感謝の念を抱いておられます」 「とてもシロディール語がお上手ですのね」と、ポテマは言った。 「私は四大陸の言語に精通しております」と通訳者が言った。「アトモラ、アカヴィル、それにこのタムリエルの住人とも、故郷のピアンドニアの住人と同様に会話することが出来ます。実際のところ、ここの言葉が最も簡単ですね。私も、この航海は楽しみにしていました」 「この地で陛下は歓迎されていると、それから、何か欲しいものがあれば取り計らうと伝えてください」とポテマは笑って言うと、「ニュアンスは理解できていますか? 私が敬意を表していることを」と付け加えた。 「もちろんです」と通訳者はうなずいた。そして、彼が二言三言ボソボソと国王に何か言うとオルグナムは笑顔を見せた。彼らが話し込んでいる間波止場の方に目をやると、そこに今や見慣れた灰色の衣に身を包む男達が、アンティオチュスの家臣レヴレットと話しながら自分を見ているのに気づいた。それはサムーセット島のサイジック教団の連中である。とてもやっかいであった。 「外交特使を務めるヴォーケン公が、陛下をお部屋へ案内します」とポテマは言った。「非情に残念ではありますが、もう一組お迎えしなくてはならない客人がいらっしゃったようです。どうかご理解頂けますよう」 オルグナムが了解の意を表すと、彼女はその晩のピアンドニアの人々との夕食会の準備をさせた。例のアイジックと会うのには、多大な精神力が必要となるのだ。一番シンプルな黒服と金のローブ身を包むと、準備のため国賓室へと足を向けた。息子のユリエルは、玉座でペットのヨーグハットと遊んでいた。 「おはよう、お母さん」 「おはよう、ユリエル」そう言って、彼の体を持ち上げた。「まあ、しかし重いわね。こんなに重い10歳の子なんて、私、抱っこした事はないわ」 「きっと、僕が11歳だからだよ」とユリエルは彼女の冗談に調子を合わせて言った。「もう11歳になるんだったら、勉強に精を出すようにって言うんでしょう?」 「あなた位の年には、私は勉強に夢中だったものよ」 「僕は王様だもん」と、ユリエルは口を尖らせて答えた。 「でも、それに満足しちゃいけないわ」と、ポテマは言った。「すぐにでも皇帝になってもらいたいのですからね。分かっていますか?」 ユリエルはうなずいた。その瞬間、彼がタイバー・セプティムそっくりに見え彼女は驚いてしまった。冷酷な額、力強い顎。彼が年を取って子供らしいふくよかさが抜けたならば、その姿は偉大な大叔父に生き写しとなるだろう。その時、彼女の背後でドアの開く音がして、案内係が例の灰色の衣を着けた男たちを引き連れてきた。彼女が少し身を強張らせると、ユリエルは玉座から跳び下りて、部屋を出る間際、アイジックたちの代表者に挨拶をするため立ち止まった。 「おはようございます、アイアチェシス導師」と1音節ずつ区切った、王位にふさわしい調子でユリエルは言ってみせた。ポテマは心臓が飛び出しそうだった。「このソリチュード城、お気に召して頂けたのなら幸いですが」 「ええ、ユリエル王、みな気に入りましたとも」とアイアチェシスは喜んで言った。 背後のドアを閉めて、アイアチェシスとアイジックたちが部屋に入って来た。少しの間玉座に腰掛けていたポテマは、そこを降りて客人たちと挨拶を交した。 「お待たせしてすみませんでした」と彼女は言った。「はるばるサムーセット島から来てくれたのだもの。これ以上、お待たせするわけにはいきませんね。どうぞお許しを」 「なになに、大して長い航海ではありませんがね」灰色の衣をまとった者の中の1人が怒った風に言った。「ピアンドニアから来るわけでもありませんし」 「先ほど着かれた私の客人を見ましたのね。オルグナム王と従者の方達ですわ」とポテマは明るい口調で返した。「きっと、あの方達をもてなすのを、不思議に思っていらっしゃるんでしょうね。私達タムリエルは、ピアンドニアの方達を侵略者だと考えていますから。この件に関しても、他の全ての政治的問題と同様に中立を守るおつもりですね?」 「もちろんです」と、アイアチェシスは堂々と答えた。「ピアンドニアの侵入によって、我々が得るところも失うところもありはしません。我々サイジック教団は、セプティム王朝のいかなる組織にも隷属しませんし、誰が政権を取ろうとも生き延びてみせますよ」 「どんな雑種犬の毛皮にも潜り込もうとするノミみたいですね?」とポテマは目を細めて言った。「あまり自分を過大評価しない方がよろしくてよ、アイアチェシス。あなたの結社の子供たち、魔道士ギルドはすでにあなたがたの倍の力を持ってるし、その魔道士ギルドは完全に私の側についております。私達はちょうど、オルグナム王と協定の交渉を進めております。ピアンドニアと手を組んで、私がこの大陸で相応しい地位に、つまり女帝になったら、秩序の中で貴方に相応しい地位がどこなのかをお見せいたしますわ」 灰色の衣の者達からの視線も構わず、ポテマは堂々とした足振りで国賓室を後にした。 「レヴレット公と話しておくべきでしょう」と、灰色の衣の1人が言った。 「そうだな」とアイアチェシスは返した。「そうすべきだな」 レヴレットは、すぐに馴染みの居酒屋、「月と船酔い」に姿を現した。アイアチェシスに率いられて3人の灰色の衣のものたちが酒場に足を踏み入れると、彼らが通ったあとは煙と喧騒が一気に消えうせるようだった。煙草とフリンの匂いでさえ消え失せた。レヴレットは立ち上がると、一行を階上の小部屋へと案内した。 「考え直してくれたか」と言ってレヴレットはにんまりと笑ってみせた。 「諸君の皇帝は──」と切り出してからアイアチェシスは言い直した。「我々の皇帝はまず1,200万の金片と引き換えに、ピアンドニアの戦艦からタムリエルの西岸を防衛してくれるように、と打診してきたよ。そこで、我々は5,000万で引き受けると応じた。ピアンドニアの侵攻が引き起こす危険を熟慮すれば、いずれ皇帝の要求を飲まねばならないだろうがね」 「魔道士ギルドだったら、もっと気前よく──」 「きっと、何とも安上がりなことに、1,000万で飲むだろうね」とイエチェスは口早に言葉を被せた。 ポテマは夕食をとりながら、オルグナム王と通訳者を介して兄への謀反を進める取り決めを交わしていた。これほど異なった文化を持つ相手にも自分の色香の通ずることが分かって、彼女は非情に嬉しくなった。その夜、外交上の手段ではあったが、彼女は国王とベッドを共にした。しかし、彼が今までで最高の恋人であることをポテマは発見したのだ。事の前に、彼は或る香草を寄越した。それは、まるで時間の表面を漂っているような心持にさせるもので、いつの間にか自分が愛を求める仕草に没頭していることに彼女は気付くしかなかった。あたかも自分は冷たい霧のようであり、そして彼の繰り返される欲求の火を冷却しているような気分になってくるのだ。朝、ポテマの頬にキスをしたオルグナムの、その睫毛の無い白目が別れを告げるのを見てポテマは悲しみに貫かれた。 その朝船は港を出発し、サムーセット島、そして来るべき侵攻に向かった。海へ乗り出す船に向け、誰かの足音が背後に迫るまでポテマは手を振っていた。足音はレヴレットのものであった。 「アイアチェシスの連中は800万で手を打ちましたよ、陛下」 「ありがとう」ポテマは言った。「謀反には、まだ時間がかかりそうよ。彼らには国庫から支払っておいて、それから帝都に行ってアンティオチュスから1200万を受け取ってきてちょうだい。このゲームの見返りは大きいはずだわ。もちろん、貴方にもよ」 それから3ヵ月後、ピアンドニアの艦隊が完全に壊滅したとポテマは知らされた。アルテウム島に忽然と現れた大嵐によるものであったらしい。そう、サイジック教団の拠点とする港があるところだ。こうして、オルグナム王と船員たちは全滅した。 「時には、敢えて憎まれることよ」と、息子のユリエルを抱き締めながら彼女は囁いた。「そうすることで大きな利益が手に入るの」 物語(歴史小説) 茶2
https://w.atwiki.jp/oblivionlibrary/pages/232.html
ドラゴンの突破 ファル・ドルーン 著 第三紀後半はとりわけ宗教的騒乱と創造の巻き起こる時代であった。ユリエル七世の治世におこった激変は、のちにセプティム王朝の没落を招くことになる歴史的な力の表面的な兆しに過ぎなかった。いわゆる「ドラゴンの突破」は、帝都内の多岐にわたる異教団体や反社会的集団によって、この時初めて提唱されたものである。彼らはただタイバー・セプティムによる権力の勃興、つまりセプティム王朝の「建国神話」を包囲しようという共通の執念によってのみ結びついていた。 「ドラゴンの突破」教義の基礎となったものが、権威ある「タムリエル百科事典」に掲載された年代記のやや散文的な誤植であることは有名である。この百科事典は第三紀12年、タイバー・セプティム治世の初期に出版された。この時代、アリノールの公文書は人間種の学者には公開されず、アレッシア時代のもので現存しているものも、断片的にしか残っていない。アレッシアは見つかる限りの書物はすべてまとめて焼き払い、彼ら自身の記録書は「正道戦争」の間に大部分が損なわれてしまった。 「タムリエル百科事典」の編纂者が、アレッシアの司祭職たちが期日を記録するために用いた「年」という概念に疎かったのは明らかだ。我々ならばこの「年」が高位の巫女たちによる長い幻視期間の長さを言及することだとわかる。それは数週間から数ヶ月にもわたることがある。現存している幻視に関する巻き物をアレッシア神殿の装飾壁画とともに分析してみれば、アレッシア会は百科事典に記載されている1008年もの存続どころか、たった150年ほどしか存続していなかったことが分かる。このように、アレッシアの歴史が1000年も足される謎は受け入れられていたが、第三紀後半にロルカーン教団が拡大し、「ドラゴンの突破」の教義が確固たるものになるまで説明がつかなかった。なぜなら、この年代記述方法(およびこれに関する説明)はこの時広く知れ渡り、今日までに数々の歴史学者たちにも繰り返し用いられ、もはや伝統のようになってさえいたからだ。しかしこの部分に関しては、第三紀の歴史学者たちがアレッシアからすでに2000年以上も隔絶されていたことを考慮する必要がある。歴史は初期段階にあり、その当時のことを伝えるわずかな古文書に頼っていたのである。 現代の考古学や古数神秘は、先に述べた私の研究する「アレッシアの日付の概念」の確証を握っている。ドラゴンの突破は第三紀に提唱されたもので、学者の誤植に基づき、終末論とヌミディウム主義の執着を煽り、学者の惰性によって保存されたのである。 歴史・伝記 白1
https://w.atwiki.jp/tes5/pages/120.html
デイドラ(種族) デイドラはオブリビオンの異界に棲む不死者であり、創造主パドメイの流した血から生まれたと言われる。 彼らの中で飛びぬけて力の強い者達がデイドラロードと謳われ、神々に等しい存在として畏怖されている。 『召喚魔法』はどんな形であれ、オブリビオンの異界からデイドラを呼び出す術法である。 本作に登場するデイドラドレモラ 炎の精霊 氷の精霊 嵐の精霊 シーカー ルーカー 本作には登場しないデイドラスキャンプ クランフィア スパイダーデイドラ ズィヴィライ デイドロス オーロラン ゴールデン・セイント ダーク・セデューサー オグリム ハンガー ウィングド・トワイライト 本作に登場するデイドラ ドレモラ 高い知性をもつ人型のデイドラ。主にメエルーンズ・デイゴンの配下である。 黒い肌に大柄な体躯を有し、角を持った『鬼』のような恐ろしい外見をしている。 力を尊び、脆弱な人間やニルンの生物を見下している。実際に彼らは例外なく強靭な戦士である。 しかし、例え人間であっても、勇気と実力を兼ね備えた者にはある程度の敬意を表する。 ドレモラの中でも様々な階級や職業などが存在するが、今回プレイヤーが召喚可能なのは戦士系のみ。 強力なデイドラ装備に身を固めており、凄まじい戦闘力を誇る。 チャール、ケイテフ、キンヴァル、キンリーヴ、キンマーチャー、マルキナズ、ヴァルキナズの順で階級が上がっていく。 ドレモラは彼ら自身を「キン」(人々)と呼んでおり、「キナーズ」はドレモラ種族の一員を指す。 魔法の「ドレモラ・ロード召喚」で呼び出せるのはマルキナズ。 「サングインのバラ」を使うと、PCのレベルに応じた階級のドレモラを召喚できる。 フィールドでの登場は極めて少なく、特定の場所でしか遭遇機会が無い。 倒すと必ず「デイドラの心臓」をドロップする。デイドラ装備作成に必須の素材である。 Battlespire、Morrowind、Oblivionにも登場。 炎の精霊 炎をまとった女性型のデイドラ。 地上を滑るように移動し、火球による攻撃を行う。 体力がゼロになると倒れた後に広範囲に炎ダメージをまき散らす。 三種の精霊の中ではもっとも弱い。 Morrowind、Oblivionにも登場。 氷の精霊 岩の骨格に氷塊がまとわりついた、不格好な巨人のようなデイドラ。 他精霊と違い、近接攻撃以外の攻撃手段を持たない。 腕を槍のように尖らせて突いたり、腕をハンマーのように太くして地面に叩き付けるなどパワフルに立ち回る。 Morrowind、Oblivionにも登場。 嵐の精霊 岩石製の顔を中心に、無数の岩が竜巻のように旋回するデイドラ。「雷の精霊」と呼ばれることも。 ドレモラには及ばないが、三種の精霊の中では最強クラス。 分かりづらいが、ライトニングボルトではなくチェインライトニングを放っている。 Morrowind、Oblivionにも登場。 シーカー アポクリファに生息するハルメアス・モラ配下のデイドラ。 イカのような触手と4本の腕を持ち、無限の図書館で読書に興じている。 戦闘ではステータスダメージを与える魔法や吸収系の魔法を使い、自らの分身を召還することもできる。 アポクリファでは霧のような不定形に姿を変えて漂っていることも多い。 この状態は普通に物理攻撃が通るものの、普段の何倍もの速度で移動が可能。 今作DLC第三弾Dragonbornにて初登場。 ルーカー シーカーと同じくハルメアス・モラ配下のデイドラ。 前作DLCのグラマイトやスケイロンによく似た半魚人タイプのデイドラだが、身長は巨人族に匹敵する。 非常にタフで攻撃力も高い強敵。姿勢を崩すことはできても、吹き飛ばしや吸血鬼の手などは通用しない。 口からは触手が蠢く塊を射出し、接近すると腕や脚から触手を出しつつ攻撃してくる。 ソルスセイム島の海岸で目撃されることもある。 今作DLC第三弾Dragonbornにて初登場。 本作には登場しないデイドラ スキャンプ デイゴン配下の下級デイドラ。能力も知能もそれほど高くない。 Battlespire、Morrowind、Oblivionに登場。 クランフィア デイゴン配下の下級デイドラ。二足歩行の恐竜の様な姿をしている。 素早い上に接近攻撃を反射する性質を持つ為、前作では召喚魔法で頼りにするプレイヤーも多かった。 Battlespire、Morrowind、Oblivionに登場。 スパイダーデイドラ メファーラの眷属で、上半身が人間、下半身が蜘蛛のデイドラ。 デイゴンのタムリエル侵攻の際に貸し出されていたらしく、Oblivionではデイゴンの領域で見かける事ができた。 知能はそれほど高くないが、麻痺や召喚といった魔法で攻撃してくるためなかなか手ごわい。 Battlespire、Oblivionに登場。 ズィヴィライ 暴力的だが高い知性を持つ人型のデイドラ。 種族として特定のデイドラロードに仕えることはなく、各々が仕える主を決めている。 ドレモラ同様非常に残虐であり危険な存在。戦闘の際は前述のクランフィアを召喚しつつ接近戦を仕掛けてくる。 Battlespire、Oblivionに登場。 デイドロス モラグ・バル配下のワニの形をした二足歩行のデイドラ。Oblivionではデイゴンの領域で見る事ができた。 モラグ・バルもかつてはこのデイドラだったとされる。 力自慢であり、魔法はほとんど使わず鋭い爪や牙を用いた接近戦を行う。 Daggerfall、Morrowind、Oblivionに登場。 オーロラン スカイリムではイマイチ不人気なメリディア配下のデイドラ。 金色の全身鎧とアイレイド製の斧を装備している。 Oblivionに登場。 ゴールデン・セイント シェオゴラス配下の金色の鎧をまとった金色の人型デイドラ。女性が非常に多く男性は稀。 シヴァリングアイルズのマニア地方を警備している。 Morrowind、Oblivionに登場。 ダーク・セデューサー シェオゴラス配下の黒色の鎧をまとった暗色の人型デイドラ。 シヴァリングアイルズのディメンシャ地方を警備している。 Battlespire、Oblivionに登場。 オグリム オークの守護神マラキャス配下のデイドラ。 強烈な肥満体型の大型デイドラであり、ごつごつした緑色の肌に巨大な角という醜悪な姿をしている。 脳筋の主に相応しく近接攻撃を好む。 Morrowindに登場。 ハンガー 謀略の王子ボエシア配下の下級デイドラ。 ガリガリにやせ細ったチュパカブラのような姿をしており、ムチのようにしなる長い舌を持つ。 近接攻撃に加えて魔法も操る。 Morrowind、Oblivionに登場。 ウィングド・トワイライト 黄昏の女神アズラ配下のデイドラ。 灰色の肌を持つ妖艶な女性の上半身に爬虫類の脚、腕は上腕部から先が巨大な翼という異形の姿をしている。 Morrowindに登場。
https://w.atwiki.jp/brewwiki/pages/617.html
エルダースクロールズオブリビオン 【サイト名】海外人気ゲーム 【ジャンル】アクションRPG 【課金体系】従量315円 【容量】-KB 【通信機能】なし 【簡易評価】あなたの評価点をクリック! plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. 2007/06/01 【使用機種】w42s 【プレイ時間】3時間 【評価・点数】1/5 海外ゲーの移植らしいが、元ネタは知らない。 主人公が1人で、剣・魔法・アイテムを使って敵と戦う。 自分は職業にロードを選択してプレイ。 【良い所】 PC88の頃の古臭いゲームをやってる気分。 主人公の職業がいろいろある。(でも違いがよく判らん。) 火の玉2発あたるだけで死ぬヘボさ。でも死んでもその場で復活するユルさ。 【悪い所】 起動モッサリ、切り替えモッサリ、なによりキャラの移動速度がモッサリで睡魔に襲われる。 厨二がRPGツクールで作ったようなショボいストーリー。会話も厨臭くて萎える。 サイドシナリオがあるとかいっても2回くらい?しかも選択画面も出ず勝手に切り替わる。 経験値も武器も意味が無いほどに、主人公も敵も特徴がない。 アクションなのに、全く戦略もない。ただ当たって叩くだけ。 タイトルも言い難いが、アイテム名も長くて言い難い。 アクションのくせに操作性悪し。 斜め見下ろしで、十字キーで斜め移動に違和感があって、最後まで慣れなかった。 しかも、長いアイテム名が左右にスクロールするから激しく読み難い。 3時間でクリアって、どんだけ内容薄っぺらいんだよ! ストーリーがつまらんのにモッサリだとさすがに疲れる。 他の職業になるとストーリーが変わるのかもしれんが、もうプレイする気にもなれない。 これは地雷\(^o^)/爆発! 昔ながらのPCゲーム好き、クソゲー好きなら、★2つ。 サイト別/か行/海外人気ゲーム
https://w.atwiki.jp/oblivion-maniacs/pages/29.html
概要 デイドラ?の階級について記載された書物。 価値 10 重量 1 見た目 本(大) 本文 全11ページ。 デイドラ?の分類 アラネア・ドレサン? 著 治療師、および反体制の司祭 我々がデイドラ?の分類やそれらがどのようにデイドラ?の主どもやその支配に関わっているのかを知ることはあまり期待できない。我々の世界に現れるデイドラ?の分類が、その仲間たちや後援者とどう関係しているかなど、把握することはできない。1ヶ所で見られた姿が別の場所ではまったく逆な場合もあり、また違う場所では矛盾して両方であったりもする。 どのデイドラ?がこの王子?に仕えている? どのデイドラ?が命令を下し、どのデイドラ?が仕えていて、どのような上下関係がどのような状況で? どのデイドラ?がどの団体にいて、どのデイドラ?が永遠の敵対関係にあるのか、そしてどのデイドラ?が孤独、または社交的、もしくはその両方を行き来するのか? 観察でき得る行動の種類には限りがなく、1ヶ所ではコレであり、まち違う場所ではソレであり、彼らを定義する法則には必ず矛盾があり例外が生じる。 さらに、位階に関して誰から答えを求めればよいのであろうか? ほんの一握りしか知識を持たない人間から? 我々の支配を続けるために、隠し事をし、謎めいた出来事をなぞなぞで話す神から? 決して率直さや正直さの見本とはいえず、嘘や錯乱で有名なデイドラ?から? もしデイドラ?が真実を語ったとしても、我々はどのようにして彼ら自身が理解しているのかを確認すればよいのか? 実際に知ることができる真実すらあるのか? デイドラ?の取り決めは永遠に変わらないとでも言うのか? 単純に言えば、知り得ることは少なく、信じられることは皆無なのである。 これらのことを述べた上で、私が探し出し、インカーネートの予言の条件が満たされ、ダゴス・ウルが倒された上で、生涯がヴァンデンフェル島から永遠に消え去ったら彼の療養院にいたコーブラスの犠牲者に安息をもたらすと申し入れた相手、テルヴァンニのウィザードディヴァイス・ファーから私が見聞した、ロード・デイゴンの召使いの話の関連付けを試みる。 ディヴァイス・ファーは、自ら進んで2体のみのデイドラの派閥と交易したと私に言った―― メエルーンズ・デイゴン?とアズラ?。 アズラ?はすべてを知り理解していたが、これらについて話すことを断った。話したとしても謎かけだった、と彼は言った。 一方、メエルーンズ・デイゴン?は、ごう慢さや、目的の不変性、そして想像し得る繊細な考え方の欠如から何も知らず、何も理解しておらず、包み隠さず遠慮なく話したがった。 デイゴン?の召使いの頭、ドレモラ?はデイゴン?のようにごう慢で、目的を変えず、繊細さがなく、さらに追加してデイゴン?に対してや自身の階級の中でも奇妙な特徴の敬意と忠誠心を持っていたとディヴァイス・ファーは言った。 ドレモラ?はクランと階級制度の中に命令されて入り、これらのクランと階級制度は明確に定義されていた。個人としてドレモラ?の階級は上がったり下がったりするし、クラン間の移動も可能であったが、複雑な近いなどで統制されており、デイゴン?の気分次第であったとディヴァイス・ファーは言った。 ドレモラ?は彼ら自身を「キン」(人々)と読んでおり、他のデイドラ?を無思考の動物と考え彼らと差別した。言葉「キナーズ」はドレモラ?種族の一員を指す。 キン階級制度の最低はチャールであり、それはドレモラ?の平凡な大衆であり、彼らの最低階級である。チャールは上位にはこびるが、人間や他のデイドラ?に対してはとても残酷である。 次の階級はケイテフであり、彼らは何も考えずに熱中し、常に全力な生物である。信頼できないが、積極的で熱心なケイテフは、バーサーカーや突撃隊などの予備部隊としてデイドラ?の派閥争いに使われる。 ドレモラ?部隊の通常階級のなかでも最高級はキンヴァルである。かれらは戦騎士であり、先頭において際だった活躍をし、慎重性を持った戦闘隊長の候補である。 戦士階級のチャール、ケイテフ、キンヴァルの階級の上は仕官階級である。 キンリーヴはクラン保安官、またはクラン将校である。キンリーヴは通常、クラン戦闘部隊か戦闘に関する管理任務と関係している。 キンマーチャーはロードであり、デイドラ?宮殿や砦や門の上級将校である。キンマーチャーは通常、部隊と「フィエフ」(管理責任を問われる土地か場所)に関連する。 キンマーチャーの上はマルキナズ、またのなを「大デューク」である。マルキナズはロードのロードであり、メエルーンズ・デイゴン?のロード評議会、マーキンの一員である。 ドレモラ?の最高階級はヴァルキナズ、または「王子?」である。戦士デュークはメエルーンズ・デイゴン?の個人衛兵であるヴァルキンの一員である。タムリエル?でヴァルキナズに遭遇するのは極稀である。通常かれらはメエルーンズ・デイゴン?の側にいるか、デイゴンが重要視する作戦の指揮を執っている。 ディヴァイス・ファーのコープラスアリアムで仕えていたときに出会った他のデイドラ?の種類は―― オグリム、ゴールデンセイント、デイドロス、ウイングトワイライト、スキャンプ?、クランフィア?である。言えることは多々あるが、あまり有用でもなければ信用もできない。 ディヴァイス・ファーがドレモラ?に似たようなデイドラ?で、さらに強く、独立の意思を持ち、自立したデイドラ?を呼ぼうとしたとき、彼はズィヴィライ?を召喚した。ズィヴィライ?はドレモラ?に似た性格と気質を持つが、違うのは、彼らは絶対的な服従を嫌い、もし敬意をもって接せられてないと感じた場合、裏切りや不忠を働きやすい点だ。 フェラル、クランフィア?やデイドロス?に似た、獣のようなデイドラ?はデイドラ?の派閥のいたるところに現れ、それは一般的な生物の存在を表している―― オブリビオン?の荒野の野生動物のように。スキャンプ?やスパイダー・デイドラ?のような、他のどう猛で半知的生物もデイドラ?の主どもの領域で見られる。 一方で、元素の精霊に関してはあまり明確ではない。例をあげると、炎の精霊?と氷の精霊?は非常に知的に見えるが、元素の精霊のすべてが社会的、または言語能力を持っている訳ではなさそうである。ディヴァイス・ファーはこれらの生物と多少関わったことがあるが、これらの性質にまったく興味がなかったため、召喚を嫌がった。よって、テル・ファーでの滞在中、それらの生物に関してはあまり学べなかった。 書物 アイテム autolink