約 3,600,516 件
https://w.atwiki.jp/m_shige1979/pages/1031.html
インスタンスメソッド(メソッド) 概要 インスタンスメソッド定義してインスタンスの処理を行う 特徴 コンストラクタで定義 newキーワードで定義後に動的に追加も可能 定義 var MyClass = function(){ // メソッド定義 this.メソッド名 = function(){ // 処理 } }; コンストラクタに定義 ソース // オブジェクト定義 var MyClass = function(){ // メソッド1 this.getData01 = function(){ return Object Test01 br / ; } // メソッド2 this.getData02 = function(){ return Object Test02 br / ; } }; // オブジェクトのインスタンスを生成して実行 var obj1 = new MyClass(); // 結果を出職 document.writeln(obj1.getData01()); document.writeln(" br / "); document.writeln(obj1.getData02()); document.writeln(" br / "); 結果 Object Test01 Object Test02 動的にメソッドを追加 ソース // オブジェクト定義 var MyClass = function(){ // メソッド1 this.getData01 = function(){ return Object Test01 br / ; } }; // オブジェクトのインスタンスを生成して実行 var obj1 = new MyClass(); // 結果を出職 document.writeln(obj1.getData01()); document.writeln(" br / "); // 動的にメソッドを追加 obj1.getData03 = function(){ return Object Test03 br / ; } document.writeln(obj1.getData03()); document.writeln(" br / "); 結果 Object Test01 Object Test03
https://w.atwiki.jp/alicecode12/pages/374.html
すくよう スペック表 正式名称 すくよう 種別 戦術級光学式対空兵器 所属 『信心組織』 全高 約10m 全長 約5m 全幅 約5m 重量 約5t 動力系 レーザー式電動炉×1 最高速度 なし 武装 高出力レーザービームユニット、投射孔(約2mm)×1,500,000、広域蒸気圧縮冷凍機構 乗員人数 なし その他 メインカラーリング 黒(レーザー色 白) コンセプト プラネタリウム投影機とエアコンの軍事転用 特徴 半球状に膨大な数の極小レーザービームを解き放つ光学対空兵器。 オブジェクト学を応用した特殊球体に高出力レーザービームユニットを格納。 150万の孔を開けたレーザー原板にレーザー光を当てることで極小のレーザービームを放出する。 また回避を困難とさせるためにランダム性に特化、孔は完全乱数で開け閉めされるようになっている。 さらに本機下部に搭載された機構によって外気の空調を変化させ、蜃気楼や変温層を形成することで自身のレーザーを無作為にねじ曲げる。 弱点 大前提として当然の話だが一切の制御はできない。 レーザービーム1発の威力が非常に低い。人体から特殊合金まで貫通可能だがレーザー直径の大きさが2mmしかない。 また構造的に半球状に極小レーザービームを無差別かつ乱数でばらまくため敵味方の区別ができない。 搭載してる機構によって発生する変温層によるレーザービームの軌道の歪みもそれを強調している。 さらに搭載しているレーザー式電動炉は一度起動すると停止するために多大なる時間を要する。 追記 絶対に「ふわふわしゃぼん」と併用しないこと。乱反射しレーザー軌道が完全に予測不可能となる。 上記の条件に加え、当十数機が同時暴走して発生した「トロムソ戦闘空域消失事件」通称、白夜事件の件は徹底して隠蔽するように。
https://w.atwiki.jp/daichiscript/pages/6.html
あああ
https://w.atwiki.jp/nmrih/pages/71.html
マッピング:オブジェクティブ nmoマップは、マップ名(ファイル名)が「nmo_」で始まっていなければならない。 特に分かりにくいであろう部分だけを独自に解説しました。 公式wikiのページ を読んで、補足としてこのページを眺めるようにしてください。 最初にこのページを読むと逆に混乱してしまうかもしれません。 visgroupはどういう構造にするの? Objectives(オブジェクティブ名A) (オブジェクティブ名B) (オブジェクティブ名C) anti(オブジェクティブ名A) (オブジェクティブ名B) (オブジェクティブ名C) antiってなあに? 「anti」visgroup内の物は、そのオブジェクティブが選ばれなかった回に出現する。 例えば、ゲーム開始後「A or B」に分岐し、それらをクリアした後「C」をクリアすると、脱出可能になるマップを作るとしよう。 シンプルな例としてオブジェクティブは以下のようなものとする。 A「バッテリーを探して、発電機に繋げ」 B「外れている電源コードを、繋げ」 C「シャッターのボタンを押せ」 今回A,Bどちらが選ばれたとしても、Cは確実に通るので、Cのantiは必要無い。 この場合、antiには以下のようなものが考えられる。 Aのanti「バッテリーは既に発電機に繋がっている」 Bのanti「電源コードは既に繋がっている」 つまりこのantiとは、3つ以上の選択肢に分岐する場合の作り辛さを軽減してくれるシステムと言える。何故なら、分岐が2種類しか無い場合は、選ばれなかったほうのオブジェクティブに入れてしまえばいいからである。 antiは分かった。普通のオブジェクティブのvisgroupには何を入れればいいの? そのオブジェクティブが選ばれた時に出てくる物 + ポイントエンティティnmrih_objective_boundary。つまりこのnmrih_objective_boundaryは、必然的にマップ上にオブジェクティブの数だけ存在することになる。このエンティティに、「ObjectiveComplete」「ObjectiveFailed」「ObjectiveCompleteTriggerExtraction」のinputがなされることで、ゲームのフェーズが1つ進行するという訳である。 「ObjectiveComplete」は、オブジェクティブが完了し、次のフェーズ(次のオブジェクティブ or 脱出地点に行け)に進む。 「ObjectiveFailed」は、その名の通りオブジェクティブが失敗したことを知らせるinputだが、このinputがされたときにどのような挙動をするのか私は知りません。自分で試してみてください。 「ObjectiveCompleteTriggerExtraction」は、このinputがあった時点で脱出(=脱出地点に向かわなくてよい)となる。 オブジェクティブ(及びanti)のvisgroupに入れちゃいけないものってある? func_brush化していないブラシや、prop_staticは多分うまいこと出せないので入れないほうがいいでしょう。とりあえずprop_physics、prop_dynamicあたりは出てくると思う。とりあえず、入れる必要が無いものは極力入れないようにしよう。 例えば「フィルターを通して指定したprop_physics(バッテリー)が範囲内に入った時に出力をするtrigger_once」なら、そのバッテリーをvisgroupに入れれば、そのオブジェクティブが選ばれなかった場合にトリガーが出力をすることはあり得ないので、入れなくていいでしょう。 nmrih_objective_boundaryってなあに? このエンティティの最大の役割は上に書いたように、オブジェクティブの進行を管理することであるが、それ以外にも働きがある。とその前に、このエンティティのnameは何でも良い。オブジェクティブの名前はvisgroup名(これも、下記のNMRObjective.exeの設定時に使うだけ)、実際ゲーム画面に表示される指示はNMRObjective.exeで設定するDescriptionなので、このエンティティの名前は本当に何でも良い。 まず、このエンティティを配置した位置が、コンパスキーに表示される白点の方角となる。つまり、しっかり置く場所も考えろということ。 次に、このエンティティで、縁取りされるオブジェクト(例えば、broadwayの上映室の鍵)と、その色を指定できる。どういう風に設定するかは、SmartEditオンでこのエンティティを作れば言われなくても分かるはず。縁取りされるオブジェクトは10個まで設定できる。そして、この時設定した縁取りされるオブジェクトが、そのままコンパスにその色で方角を表示される。つまり、白には設定するなということ。ちなみに、オブジェクトと言ったけどprop_physics以外を縁取りさせられるかどうかは知りません。(少なくとも、prop_staticはnameが存在しないので指定すること自体がまず不可能) それで、脱出地点はどうやって設定すれば? まず最初に。脱出関係の物はvisgroupにまとめる必要は無いし、もちろんnmrih_objective_boundaryも要らない。NMRObjective.exeでExtractionをオブジェクティブ達の最後に繋ぐことによって、自動的に直前のオブジェクティブが完了した時にのみ有効化される。 では実際に脱出地点に必要な3つの要素をそれぞれ解説する。なおこれら3つは全て必須なので注意されたし。 まずブラシエンティティfunc_nmrih_extractionzone。その通り、この範囲内にプレイヤーが入ると脱出となります。 次にポイントエンティティnmrih_extract_preview。脱出が可能になった時に数秒間全員の画面(視界)をジャックするプレビューカメラみたいなもの。各keyvaluesやflagsは自分で考えてください。 最後にポイントエンティティnmrih_extract_point。これのkeyvaluesで上記2つを指定します。それと脱出が可能になってから時間切れ(闇消え)になるまでの秒数も指定します。 なお脱出地点はコンパスには表示されないのでそこらへんは気にしないでいいです。 NMRObjective.exeとは何ぞや? nmrih/utilに入ってるよ。これで作ったマップのvmfファイルを読み込むと、先ほど「Objectives」visgroupに入れたオブジェクティブ達が表示されるので、頑張っていろいろ繋ぎ合わせる。最終的にどんなルートを通ってもExtractionに繋がるようにする。Descriptionは、実際にゲーム内で表示される指示。なおゲーム側に影響するのは「何と何が、どちら向きに繋がっているか」だけなので、NMRObjective.exeウィンドウ内の各オブジェクティブの配置は自分が見やすいようにすればそれで良い。で、上手に繋ぎ合わせたらセーブすればOK。
https://w.atwiki.jp/m_shige1979/pages/1034.html
クラスメソッド定義(静的メソッド) 概要 クラス共通のメソッドを定義 定義 var オブジェクト = function(){ }; // 静的メソッドを設定 オブジェクト.メソッド名 = function(name){ // 処理 } サンプル ソース // オブジェクト定義 var MyClass = function(){ }; // 静的メソッドを設定 MyClass.method = function(name){ return Name = [ + name + ] br / ; } // 結果を出力 document.writeln(MyClass.method( AAAA ) + br / ); document.writeln(" br / "); 結果 Name = [AAAA]
https://w.atwiki.jp/alicecode12/pages/640.html
ルーファス=”ランスロット”=ホワイトレディ 概要 アロンダイトブレイズ、ストームブリンガーのエリート 性別 男 年齢 21 名前 ルーファス=”ランスロット”=ホワイトレディ 性格 解説 アロンダイトブレイズのエリート。『ナイト・オブ・ラウンズ』に所属しているため彼もまた『ブラッドブリード・プロジェクト』の産物────では、ない。彼は『ナイト・オブ・ラウンズ』において唯一外様といえる天然純正の人間である。 元の身分は平民かつ孤児であったが、奨学金制度で学校に通っていた十二歳の頃に転機が訪れる。『正統王国』の行うエリートの選抜スカウトによって高いエリートの資質を持っているとして急遽引き抜かれ、時代遅れの第一世代に乗せられて戦場の偵察と制圧目的に最前線へと送られる鉄砲玉染みた扱いで年中戦いに明け暮れていた。 しかし高いエリートとしての資質が早期に花開いたのか、戦場においてはただの一度も敗北も無いまま(痛み分けで終わった場合もかなりあったが)十年以上戦場を駆け抜け、ほぼ常時最前線で領土侵略戦争を行っていたため『正統王国』内においても有数の戦闘経験値を持つ歴戦の戦士へと成長した。 エリートとしての特徴は全てが高次元にまとまった総合能力値、機転の速さと決断の速さ、第六感じみた高い直感力、人智を越えたG耐性等エリートにとって必要以上のものを全て揃えており、特にG耐性に関しては耐Gスーツが無くても普通のエリートと同じ負荷に耐えられる驚異的な人体の持ち主。彼はその特異性を利用して搭乗していたオブジェクトをかなり無理のあるチューンを施していた。それは現在に至っても変わっておらず、新しい乗機を与えられる際にも開発陣に「自分の負荷は気にしなくていい。瞬間加速1200km/hまでなら十分耐えられる」と言いのける程。 そんな底辺から成り上がる劇場型人生を送ってきたルーファスであるが、十八歳の頃に転機が再び訪れる。当時のホワイトレディ家の当主にその強さを注目され、遠縁に貴族の血筋が混ざっていることが確認されるや否やホワイトレディ家の力として取り入れるべく婿養子として迎い入れられることに。暫くは家の中で肩身の狭いを思いをしながら過ごしていたが、長女であるトワイライトと交流している内に愛情を育んでいき、やがて結婚。二十歳の頃に第一子として女児を授かる。だが今までが幸運に恵まれ過ぎていた反動か、直後に悲劇が訪れる。長女であり次期当主候補であるトワイライトが出産後に行ったインドミナス討伐作戦にて非業の戦死を遂げたのだ。 ルーファスも参加するつもりであったがタイミングが悪く、当時は彼の新しい機体を建造中でありそれまで搭乗していた機体も建造のためのデータ収集のために解体されてしまい乗れる機体が無い状態であったため、無念にも参加を見送ることになってしまった。「あと少しだけ前の機体に乗り続けていれば」「新しい機体など作らせなければ」と彼はその事を今に至るまでも深く後悔し続け、心に深く刻まれた傷となっている。 力がない状態で一番大切に思っていた存在が失われたことが酷く堪えたのか以後の彼は今まで以上に貪欲に鍛錬を続けていき、更に生前のトワイライトと彼女と共に亡くなったレイラの願いを叶えるため、次期当主最有力候補であったトワイライト及びほぼ同時期に心労で急死してしまった当主の訃報を聞いた瞬間、主権を得るために露骨に水面下で良からぬ動きを始めた本家と傍流のホワイトレディ家の悪しき存在全てを秘密裏に鏖殺。腐敗に塗れていたホワイトレディ家を多少強引かつ亡くなった二人が決して望まない血に塗れた手段ではあったが、僅か三ヶ月で清浄化してのけた。彼はこの一件を経てすぐに家の名を捨てるつもりであったが、残された三姉妹の強い要望と最愛の人との間に設けた赤子の面倒を見るためにも暫定的な当主として君臨することとなる。 貴族社会では貴族血筋の遠縁とはいえ元平民の婿養子ということで白い目で見られているものの、『正統王国』内において最上位の実力を持つエリートであることと残ったホワイトレディ家の次期当主候補全員から直々に全権を任されているため無碍に出来ない存在となっている。それを利用し、ルーファスは長年の腐敗でボロボロになっていたホワイトレディ家の政治基盤を再び固めるために『正統王国』の切り札に近い立場のエリートとして活動しつつ社交界に頻繁に出席しては貴族や他国の有力者とのコネクション作りに励む多忙な毎日を過ごしている。そのため休日以外では平均睡眠時間はわずか4時間という有様。ただしルーファスは愛した人を何もできずに失ったトラウマからか寝ると高確率で悪夢を見てしまうため、むしろ現状の方が気が楽だとか。ただし休みの日には必ず三姉妹たちの要望によって添い寝することになっている(人の温かみを感じていると悪夢は見づらいらしい)。なお、寝ている彼の傍で女同士の壮絶な駆け引きとキャットファイトが繰り広げられていることは知らない模様。 そして何故”配合”をされていない出生でありながら『ナイト・オブ・ラウンズ』に参列しているかというと、元々”ランスロット”の席はゴールデンデイズのエリートであるレイラ=ホワイトレディが座る予定であったが、本人が得体の知れない組織に属するなんて御免だと拒否してしまったため、ホワイトレディ家の面子を気にしたルーファスが代わりとして急遽志願。関係者一同は最初こそ苦い顔をしていたが、参加試験として行った模擬戦でマルグリッド以外全員を撃ち倒した挙句、『ナイト・オブ・ラウンズ』最強の存在であるマルグリッドとも引き分けたことで評価が一変。自分たちの成果が天然ものに倒されたことに嫌な顔をしつつも「新しい血を取り入れる機会」であるとして快くルーファスの参列は受け入れられた。そんな経緯のため、彼は『ナイト・オブ・ラウンズ』の設立理由や他の団員の出生の詳細をあまり知らないという状態にある(複雑な出生であることは雰囲気や断片的な情報で察してはいる)。 性格は非常に温和かつ紳士的、そして悩み事を一人で抱え込みがちと一言で言えば少々暗い雰囲気を纏った優男。しかし戦闘スタイルは優しさの欠片も無く、背後からの不意打ちや奇襲上等。数で押すことも憚らず提案し、持てる全てを使って相手を追い詰めていく冷徹な戦闘マシーンと化す。が、彼の場合は大体自分がそれをやられる側であるため戦場においては常に不意打ちを警戒し、多数を同時に相手取ることを想定して動いている。本人曰く「複数のオブジェクトを同時に相手取り、安定して撃破できるのは5機前後まで。それ以上は時間稼ぎに徹して援軍を待った方が消耗が少ない」らしい。全く参考にならないとは他のエリートの言である。 そんな完璧なスペックの持ち主である彼だが顔も非常に整っており、適度にマッシブな黄金の如き肉体も相まって女性たちからは常に黄色い声援が上がり、日常的にアプローチを掛けられているモテ男。ただし亡くなった妻に操を立てているのか全ての誘いを後の禍根にならないようにやんわりと断って、代わりにちょっとしたデートなどをして満足させるようにしている。代償として男性陣もとい非モテ組たちには親の仇の如く嫌われており、まともに交流できる同性が既婚者くらいしかいないという世知辛い思いを常に味わっているらしい。
https://w.atwiki.jp/m_shige1979/pages/993.html
独自オブジェクト 概要 オリジナルのMTオブジェクトを作成して、データの参照、更新、削除を行うことが可能 サンプル 独自画面と連携し、一覧表示、編集を行う(classあり) 独自画面と連携し、一覧表示、編集を行う(classなし)
https://w.atwiki.jp/pignon/pages/89.html
Marshal.dump(書き込むオブジェクト, ファイルオブジェクト)
https://w.atwiki.jp/alicecode12/pages/69.html
なだらかな平原。呆れるほどに澄んだ青空。遠くには、崩れた古城が佇んでいる。もしここでピクニックでもしたら、それはきっと一生の思い出になるだろう! ドガガガガガガガガガガガ!!!! ドォン!!!!ズドォォン!!! ……現在進行形で巨大な鉄塊同士が爆音を撒き散らしつつ暴れていなければ、だが。 「おほほほほ!古臭いだいいちせだいにしてはずいぶんとせいのうがいいようですが、ずいぶんとむりをしているのではなくて?いつまでよけつづけられるかみものですわね!」 巨大なガトリング砲を携えた鉄塊──ガトリング033に搭乗したエリートが美しい光景を粉砕しながら挑発を繰り出す。 『いやねえ、そっちの第二世代のせいのうがひくいだけじゃないの?こんなオンボロ第一世代にくせんするくらいなら引退したらどうかしらぁ?』 それに対し、ヘンテコな形状の砲を搭載した鉄塊、改めオブジェクト──エリーゼのエリートは、のらりくらりと攻撃を、挑発を往なし続ける。 ガトリング033の主砲がエリーゼを捉え、轟音と共にビームを放つ。 しかしそれに対してエリーゼは紙一重で砲撃を避け、反撃と言わんばかりにその奇妙な主砲を発射した。 ボン、という少々間の抜けた音と共に無数の砲弾が放たれる……が、その全てがガトリング033とは見当違いの方向に飛んでいく。一見攻撃を外したように思ったその瞬間。 ズドォォン!!!という音と共にガトリング033の足元が爆発する。よく見ると地面一帯に、粘土の塊のような物が転がっている。ガトリング033がそれらに近づくたびに、爆発が連続して巻き起こる。 ボボボボボン、と連続した間の抜けた音と共に展開される簡易的な地雷原の中、ガトリング033はお得意の機動性能でするすると地雷の間をすり抜ける。互いに損害は軽いかすり傷程度。すると、ガトリング033が勝負に出た! 主砲を乱射しつつ、エリーゼに急接近する。当然それに反応し、地雷、もとい粘着爆弾が炸裂する……が、地面目掛けて放たれた連速ビーム式ガトリング砲により、粘着爆弾が次々と地表から引きはがされ、消し飛ばされる。 (こうも至近距離でばくはつがおきればたしょうのそんしょうはでるでしょうが、このままうちあっていても千日手になるだけですわ。超至近距離からのほうげきでしとめきる……!) 爆発による損傷を若干受けながらも、エリーゼを完全に捉えたガトリング033が主砲を一斉に叩き込んだ! ……瞬間、ガトリング033が凄まじい大爆発を巻き起こした。ガトリング033の主砲がエリーゼを捉えると同時に、エリーゼの主砲もガトリング033を捉えていたのだ。超至近距離で大量の粘着爆弾の爆発を受け、ガトリング033の主砲が完全に大破した。しかしそれはエリーゼも同じこと。連速ビーム式ガトリング砲の直撃を喰らい、エリーゼの主砲も砲身が半ばから折れている。 二機のオブジェクトがお互いに睨みあう。主砲はお互いに壊れ、有効打が無い。ならば、やる事は一つ。ガトリング033が機体を180度旋回させ、地雷原をするすると抜けながらエリーゼから離れていく! (機体のしゅうふく、かんそうはパーツがユニット化されたガトリング033のほうがゆうり。それにたいしてあいては多少かいぞうされているとはいえ、ただのだいいちせだい。じらいのいちはジュリエットがすべてはあくしている!あとは──) 勝ちを確信したガトリング033のエリートが地雷原を突破し、ベースゾーンへ向かおうとしたその時 世界が斜めに傾いた。 「……えっ?」 少し遅れて、轟音。凄まじい衝撃と共に視界が元に戻る。それに続いて、ビー、ビーと機体がエラー音を吐き出す。 【脚部大破】 無数のエラーが吐き出される中、一際目立つそのエラーは、ガトリング033が戦闘能力を完全に失ったことを示していた。 「な、なにが──」 慌てて周囲を見渡す。何かが爆発した様子は無い。土煙が立ち込む中、背後にエリーゼの影が見えた。……よく見ると、何かがおかしい。 破損して、使えなくなった筈の主砲が完全に消えてる。どこへ消えた、という疑問の前に一つの滅茶苦茶な答えが浮かび上がる。 慣性を利用し、パージした主砲をガトリング033を目掛けて『投げつけた』。 『んまぁ!!背中を見せて敵前逃亡とは、ずいぶんとはしたないですこと!れでぃとしてのじかくがないんじゃないかしらぁん?』 通信越しに敵エリートの声が聞こえると同時に、ガトリング033の緊急脱出装置と機密保護用の自爆装置が起動する。 「こんな、ことがっ……!?」 ガトリング033のエリートが撃ち出され、それと共に真下のオブジェクトが大爆発を巻き起こす。ようやく姿を現したそのエリートは、10歳に満たないだろう幼女だった。 『……あんらぁ?ああ、ごめんなさいねぇ?まさかれでぃじゃなくておこちゃまだったとは!大人の色気にあこがれてせのびしてたのかしらぁ?残念、あと10年早いわよん!さあとっとと白旗あげててったいしなさいな。こっちも捕虜なんかとってるよゆうないのよ。しっしっ!』 主砲が消えたとはいえ、大小無数の副砲は未だ顕在。あちらも積極的に撃つ気は無いようだが、もはやこちら側に勝てる要素は何一つ無い。パラシュートで地上に着地し、味方側から放たれた白旗の信号を聞きつつ、その幼いエリートは顔を俯けゆっくりとランデブーポイントへと歩いて行った。 少し離れた、情報同盟軍の合流地点にて。 「よかった...!貴方は無事生き残れたようで何よりよ……ガトリング033を失ったのは痛いけども、せめてエリートを失わなかったのは……」 「……やる」 「へ?」 「あのオカマ、ぜったい吠え面かかせてやるぅぅぅぅぅ!!!!!なにが『10年早い』よ!ぜったいに次あったらぶっとばしてやる!ぼっこぼこのめっためたにしてにどとなめたくちきけないようにしてやる!うわあああああああ!!!」 「え!?ちょ、ちょっと?!落ち着きなさい!落ち着き…痛っ!?まって暴れないで?!少し落ち着いて?!落ち着いて?!」 ……完全に予想外の一手で破壊され、挙句の果てに情けを掛けられ、煽られた。その事がよっぽど悔しかったのか、幼女エリートが暴れまわり、兵士たちが慌てて止めようと集まってくる。果たして彼女がやり返せる日が来るかどうかは…まあ、神のみぞ知るといった所だろう。 同時刻、資本企業軍の基地にて。 「……さーて、契約通りのおきゅうりょうももらったし、わたしはしばらく有休をとらせてもらうわよん。さいきんしゅつげきつづきでつかれていたのよねえ、どこかのスパにでもいこうかしらぁ?」 「……ふん、お前には高い金を払っているんだ。精々役に立つ事だな。自称『2000回出撃で無敗』。『カリブ・カリモーチョ』……いや、『カリオストロ伯爵』、とでも呼んだ方が良いかね?」 質素だが、見るからに高級なソファーや絨毯が置かれたその部屋で、エリーゼのエリート、カリブ・カリモーチョと資本企業の将校が対面していた。 「いやねえ、人をきだいの詐欺師よばわりなんてぇ。わたしは!スペシャルで!パーフェクトな!2000連勝のスーパーエースの!カリブ・カリムーチョよ!まちがえないでちょうだい。それはそれとして有休にかんしてはオッケーってことでいいかしらん?」 依然変わらず、のらりくりとした態度で将校の発言をするりと往なす。 「……三日間だけだ。重要な作戦が予定されている。それまでに士気を養っておけ。」 眉一つ動かさずに、将校も言い返す。 「んまあ!愛してるわよん、ローズちん♡あ、このあいだの作戦でたたかってたばしょ。あそこの景色綺麗だったしピクニックにでもいこうかしらん?」 投げキッスをしつつ、カリブがそそくさと扉から出て行った。少したってから、将校の横に立っていた兵士が口を開いた。 「ローズベルト中佐、本当にあんな怪しい男をエリートにしておいて大丈夫なんですか!?何ですか2000連勝って!まだ配備されてから3ヵ月も経って無いじゃ無いですか、馬鹿馬鹿しい!完全に舐められてますよ私たち!」 明確な苛立ちと怒りを見せながら、将校に抗議をする。 「口を慎め、ポート上等兵。お前には関係の無い話だ。」 「関係ないって、なんですかそれ!?自分だけじゃありませんよ、他の兵士や整備士だって不満や文句を出している。奴をエリートとして置いておくならそれ相応の理由を下さいよ!」 「第二世代相手に15戦13勝2引き分け。理由はこれで充分か?」 「充分じゃありませんよ!奴が実力者だって事はこの基地の奴らは皆知ってる。問題なのはそれ以外の所ですよ!ある日なんの説明も無しにふらっと現れて、一瞬の内にこの基地の上層部にのし上がった。いくら実力があっても納得できる訳がありません!」 上等兵が将校に対して不満を溢す。 「……ポート上等兵。奴は、軍部上層部から直接ここに配備されてきた。」 「それがなんだって、」 「私も唐突にエリートが配属されると聞いて、真っ先に怪しいと思った。当然、奴の経歴を洗ってみた。だが……」 「だが、なんですか!?」 「……何も出なかった。何一つ、奴に関する情報が出てこなかったんだよ、ポート上等兵。出生記録も、口座も、経済記録も、犯罪履歴も、整形手術の経歴も、軍部の情報部の機密ファイルにも。痕跡すら無かった。奴はある日、唐突に現れて、そのまま上層部に推薦されてここに送られてきたんだよ。」 「……はっ?ま、待ってください。それって」 「ポート上等兵。もう二度とこの話題には首を突っ込むな。貴様だけの問題では済まんぞ。」 会話を終えると、将校は椅子から立って、そのばから歩いて去っていった。 「……疲れたわぁ。嫌ねえ、エリートのお仕事も楽じゃ無いわぁ。ローズちんは利口で助かるわぁ、私だって無駄な仕事はしたくないわよう。まあ、当分は資本企業に残れそうで良かったわぁ。」 真っ白な通路を、茶髪の髪をバンドでまとめた男が歩いている。研究者のような白衣を纏い、一人でどこかへ向かっている。ふととある扉の前に立つと、懐からUSBを取り出し、ほくそ笑んだ。 「──さあ、足搔ける所まで足搔いて見ましょうか。」
https://w.atwiki.jp/pignon/pages/90.html
Marshal.dump で書き込んだ順番にオブジェクトが1つ読み込まれる = Marshal.load(ファイルオブジェクト)