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57 :なんにもない日:2008/07/30(水) 22 26 09 ID 3vzP/t1h ミシェル×クランで投下。 基本設定 二人暮らし クランはちっさいです。 ミシェルがヘタレ。 この設定で駄目な方、完全スルーでお願いします。・・・あ、エロくは無いです。お目汚しすみません・・・ 「ミシェル、ミシェル、電話が呼んでる」 「ーーー…眠い……放っておけばいい…どうせ“バイト”の方だ……」 「何言ってるんだ?!“強制着信”だぞ?…どのみち“仕事”の電話じゃないか!」 「……クランだってロクに寝てないだろう?放っておけ……」 「…お前が出ないんなら私が出るゾ…」 「————!!!っちょっ…おま…待て!!!?」 …時すでに遅し。 「…もしもし、こちらミシェルの携帯だ…ああ、クランだ。オズマか?… ああ、ミシェルなら居るぞ…今、代わる——…ミシェル!!」 ミシェル唖然…言われるが儘に電話を代わる。 「——…はい…お疲れ様です。…はい……何、笑ってるんスか?!用が無いなら切りますよ?! …はい、はい…今日これからですか?…」 クランの方をチラっと見る。クランにジトーッと睨み返される。 「……はい。行きます。二時迄にアイランド3ですね?分かりました。…はい…はい。それじゃ。」 電話を切ってクランを振り返る。 「…お前なぁ!この状況でお前が俺の電話に出る…って事がどーゆー事か解ってるのか?!」 クラン、憮然として返答。 「“強制着信”に出ないお前が悪い。」 ミシェルあからさまに不機嫌。 「…バイトの話なんだからいーんだよ。別に。俺じゃなくても。……ったく。」 クラン無言でじっとりねめつける。ミシェル気圧される。少し弱気…。 「…う、今日はお前と一日一緒に居るつもりだったんだ。…二人で休みなんて滅多に無いんだし…それを…」 「でも、仕事は大事だ。」 「…お前さっきから仕事、仕事…って、俺と仕事とどっちが大事なんだ?!」 「—仕事。」即答。 「…クラン!!」涙目。 クランの両手がミシェルの顔を捉えて、そのまま頬にキスひとつ。 「…ウソだ。仕事もお前もどちらも大事だ。」 ミシェルまだ不機嫌。 「…同程度かよ…」 「…じゃあ、本当の事を言おう。お前が一番大事。大好きミシェル…」 両手で顔を包み込むようにして、唇にキス一つ。 …やっとミシェルのご機嫌が良くなる。 「でも、こうやって一緒に暮すには仕事も大切だ。」 「——ん。」 「アイランド3で何の仕事だ?」 「遊園地のアトラクションの手伝い。」 「…ふぅん…楽しそうだな。」 「—!お前も来るか?」もの凄く嬉しそう。 「そうだな…それも良いかも知れん。」こちらも楽しそう。 「…じゃあ俺の仕事が終わったら、遊んで帰るか?」 「ああ、そうだな。」ニッコリ。…ミシェルは更に嬉しそう。 「観覧車にのろーな!」 「うん。」………そのままイチャイチャ。 二人で今日の仕事場へ着くと、オズマがニヤニヤしながら声を掛けた。 「おーう、まだ日も高いのに同伴出勤かぁ?」 ミシェルがシレッと答える。 「…悔しかったら、自分も女連れて仕事に来れば良いじゃないですか。」 「んだと!?このガキ!?」 ミシェルに掴みかからんばかりのオズマに、クランが笑って声を掛けた。 「何か私で手伝える事は有るか?」 オズマが一気にミシェルからクランへと方向転換する。 「そりゃ助かる!人手は幾らでも欲しい処だ!…ただなぁ悪ィんだが、ギャラ方がちょっと…」 すまなそうにするオズマに笑いながら、「気にするな」と答えてクランはミシェルに向き直る。 「しっかり働けよ?」そう言うとオズマの目を気にすることも無く、ミシェルの頬に口付けた。 「…これだけ?」 「残りは後でな…」悪戯っぽく笑う。 オズマに仕事の内容を確認しながら、クランが行くのを見送っていると後ろから聞き知った声が掛かった。 「…ああ!大尉、いらしていただけたんですねぇ…助かります!」 泣きそうな声でルカがこちらを見ていた。 「…もう!子供がうるさくて、大変で、うるさくて、大変で…」 「…あー…そう言えばアイツ子供の扱い上手いもんなー」 こちらは何処か目が明後日の方向を泳いでいる感じのアルトだ。 どんなめに遭わされるかが、大体想像出来る感じだったが、それよりもミシェルには引っ掛る単語が有った。 「…姫。お前今、ヒトの嫁つかまえて“アイツ”つったか?」 「……ミシェル。お前って実はばかだろう。」 「お前程あほと違うわ!」 「もー!!二人とも!いー加減にして下さい!!仕事行きますよ!仕事!!」 …そんな、何事も無いありふれた一日。 <了>
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まず現在アラド録で使徒は以下の9人だと言われています↓ 第1使徒:宿命のカイン 第2使徒:泣き目のヒルダー 第3使徒:蒼天のイシス=プレイ 第4使徒:征服者カシヤス 第5使徒:無形のシロコ 第6使徒:黒い疾病のディレジエ 第7使徒:火食いのアントン 第8使徒:長足のロータス 第9使徒:建設者ルーク しかし実際は13使徒で、これに加えて↓ 暴龍王バカル 混沌のオズマ 聖眼ミカエラ セリア ここで知っておくべき2つのポイント ①ヒルダーの計画 ヒルダーはテラを再興する為に全ての使徒(自身とカイン以外)を滅ぼそうとしている これについての詳しい話は別の機会に 実際ストーリーではシロコやロータスやディレジエが倒されていますが、その度に魔界の環境が変わっているらしい あと冒険者如きが使徒を倒せたのもヒルダーの策略によるものです(これについても後日) ②使徒は使徒を殺すことができない これはシステムは分かりませんが、とにかくできないらしいです 魔界の歴史学者による『我々が我々を死に至らしめることはない』との記述があります あと各所のイベントを見るとヒルダーとアイリスが裏で繋がっていることが分かります つまりヒルダーとアイリスはテラ再興の為に冒険者達を利用して他の使徒を倒そうとしているわけですね 今回の公式HPのAct5の序文も恐らくヒルダーだと思います そしてレッシュホーンに入場するためにアイリスが作るアイテムはヒルダーの加護 アイリス=ヒルダーと予想している人も結構多いです さて、ヒルダーの計画と使徒同士殺すないことが分かったところでミカエラの動向↓ ミカエラは元々黒い大地に封印したオズマにトドメをさそうとしました しかし自身が使徒であると気づき、同じく使徒であるオズマを倒せないことを知り黒い大地にとどまることになります そんな中ヒルダーの計画を知ったミカエラは、ヒルダー達に利用されオズマを倒しにきた冒険者達を止める為に黒い大地にて立ちはだかってきたというわけです 以上、とあるページより転載 紹介文というよりはむしろ自分メモ用コンテンツだったりします
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初戦闘アーニー ジョウ 刹那 アルト オズマ ミシェル ルカ クラン カナリア ジェフリー 初戦闘 アーニー アーニー「こんな生物が群をなして地球に来たら大変なことに・・・!何としても倒さないと・・・!」 ジョウ ジョウ「これ・・・虫だよな?ったく、宇宙に虫が湧いて出るとは世も末だぜ!」 刹那 刹那「生物兵器か・・・!?しかし・・・!」 アルト アルト(やれる・・・俺は戦う!街を、ランカや友達を・・・必ず守ってみせる!) オズマ オズマ「ここが並列世界だろうが、何だろうが、どこであっても戦場は同じ!俺たちがやることも同じだ!」 ミシェル ミシェル「バジュラめ、別の世界までやってくるなんて・・・!いいさ、1匹残らず撃ち落としてやる!」 ルカ ルカ「バジュラ・・・人類の天敵!でも、僕たちは必ず勝ってみせる!」 クラン クラン「ヤック・メルトラン・ウトミスケス・ガトララスカス!(女の力を見せてやれ!)」 ネネ「エセケス(了解)、お姉さま!」 ララミア「集中攻撃を仕掛けます!」 カナリア カナリア(バジュラは、時空を超えてまで我々を追うことができるのか・・・? いや、もしも何者かが誘導しているのだとすれば・・・!) ジェフリー モニカ「バジュラ群、なおも接近中!艦長・・・!」 ジェフリー「うむ、総員戦闘態勢!本艦はバジュラに対して、直接攻撃を仕掛ける! 当たらなければ、ぶっ叩けぇ!」 キャシー「ちょ、ちょっと艦長!叩けって、何・・・!?」 ラム「オブザーバー、お静かに!マクロス・クォーター、全砲門開きます!」 ミーナ「艦内各セクション、オールグリーン!」 ボビー「いよぉぉぉし!派ァ手にイっちゃうわよぉ!」
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ゴーグルはゴルーグの誤りでは? -- (名無しさん) 2011-05-10 17 58 03 ↓訂正しました。 -- (管理人) 2011-05-10 19 58 52 オズの魔法使いはフーディンでも合いそうです。 -- (ユリス) 2016-02-08 22 11 33 サン・ムーン解禁後は、 アママイコ:ドロシー イワンコ:トト ジュナイパー:かかし マギアナ:木こり ソルガレオ :ライオン アマージョ:悪い魔女 魔女+相手に容赦ない ルガルガン:オオカミ ヤレユータンorナゲツケサル:翼の生えた猿 ルナアーラ:オズの魔法使い -- (名無しさん) 2016-11-13 18 44 53 サンムーン カプ・テテフ:北の良い魔女 カプ・レヒレ:南の良い魔女 -- (ユリス) 2018-02-24 12 53 47 ネコ トト 砂 カカシ 壁 ブリキの木こり コウモリ ライオン -- (名無しさん) 2020-08-15 12 43 28 草案 キャラクター ディアンシー:オズマ姫 パンプジン:ジャック メタモン:モンビ アママイコ:ジンジャー コロトック:ムスノスケ コラッタ:家来のネズミ×12 ニャース:ユリカ ココドラ:コドラ バネブーorポカブ:子豚×9 ギャロップorゼブライカ:ゼブ -- (ユリス) 2020-08-15 17 10 25
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719 :名無しさん@ピンキー:2009/05/08(金) 21 00 12 ID 4iw8wzbq 64ベース小ネタ アホの子ランカ×馬鹿アルト、エロ無し 以上が苦手な方はスルー願います 一人で生きて一人で死ぬ、などと嘯いていた己のなんと愚かな事か。 見上げる空の青さがひどく尊いものに思えて、アルトは両手をそちらへ差し伸べ… 「あだっ!」 悲鳴を上げた。 「ちょ、アルトくん大丈夫なの!?」 「あ、ああ…」 腕を上へ伸ばすと、わき腹の筋肉が攣れて痛みが走る。 他にも頬、背中、腿など、体中のいたる所から痛みや疼きが存在を主張している。 「ケジメだからな。お前の兄さんたちとの」 「あたしはもう子供じゃないのに…ちゃんと手続き終わらせたし、お兄ちゃんたちに 決めてもらうことじゃないよ」 口を尖らせるランカは拗ねた子供のような表情を浮かべている。 これでは、オズマもブレラもまだまだ保護者の気分からは抜けられないだろう。 ランカを嫁にする、との申し出の時点では、オズマもブレラも不機嫌そうな顔には なったものの、暴力に発展はしなかったが、次のランカの台詞にアルトは 泡を食う間も無くSMSのオフィスの壁にめり込まされていた。 「あたし赤ちゃん産むんだ!」 本当にびっくり箱みたいな少女だ。 瞬時に正しく言葉を受け取り、判断し、拳を繰り出したブレラは、シェリルを除けば グレイスが残した最高の遺産かもしれない。 思考のラグに陥ったオズマからの第二撃を避けなかったのは、アルトなりの 誠意ではあったが、代償は歩く度に響く腿の痛みだ。 「あたしは、あたしにできることをしたいの!アルト君となら、ちゃんとできるから!」 「子供が子供生んでどうすんだ!」 「あたし子供じゃないもん!もう、何にもわかんなかった子供じゃない!」 「いーや!簡単に赤んぼ作るのは考えの無いガキも同然だ!」 「ミシェルくんとクランさんは考えなく赤ちゃん作ったんじゃないもん!」 以下のリー兄妹の口論の間繰り広げたブレラとの攻防は、グレイスを撃って以来 久しぶりに死を意識したかもしれない。 最終的に 「ミシェルくん、本当にいなくなっちゃうよ!誰かが覚えてて、何かしないと 本当にいなくなっちゃう!あたしがお母さんの事忘れてたみたいに…!」 とのランカの訴えにオズマが黙りこくり、ブレラは玄妙な顔で拳を下ろした。 この空を生きてもう一度見られた事を感謝しよう。 兄二人への憤りがまだ収まらない様子のランカへ、なだめる様に 頬にキスをしながら、アルトはこれからの生活へ思いを馳せていた。
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ナレーション マクロスフロンティア。 本島となるアイランドワンを中心に、居住艦、農業・リゾート艦、工業艦などからなる第5世代型巨大移民船団。 バイオプラントを採用し、大気や水、全ての物質がこの船内で循環し、有機物のその一片までもが無駄なく利用され、 最小限の補給で長距離の航行を成し得る閉鎖系として設計されている。それは言わば小さな地球であった。 オズマ どういうことだこれは?俺に何の断りも無く。見ろ!おかげで停学だ! お前をあのお嬢様学校に入れるのに、俺がどんだけ苦労したと思ってるんだ! ランカ 頼んだ訳じゃないもん!私は歌手になりたいの! オズマ 寝言も大概にしろ!お前みたいな引っ込み思案が歌手なんかできっこないっ!! ランカ お兄ちゃんの…バカっ!バカバカバカバカバカ!! オズマ うっ、待て、ランカ! ランカ バカァ……! ランカが投げたもの一覧 トライアングラー(オープニング) アルト いいのかよ、ほいほい出てきて。有名人なんだろ、一応。 シェリル あら、私と一緒じゃイヤ? アルト あぁ迷惑だ。 シェリル でも来週にはギャラクシーに戻らなきゃいけないから、チャンスは今日だけ。 絶対に見つけたいの。大事な物なのよ、あのイヤリング。 アルト !? 学園生 ホバーブレードなんて航宙科だけでいいのにね。 サトミ でも私はうれしいな。 学園生 でもロッカーに入れないし。 学園生 うわぁ、ここでミシェル君が着替えたりしてるのねぇ。 サトミ キモいよぉ。それにミシェル君の彼女ってゴージャス系のお姉さまばっかりじゃん。無理だって。 あ、こっちアルト君のロッカー。 学園生 何よサトミ、姫狙いだったワケ? サトミ ふふーん。実はね。 学園生 それこそ無理じゃん。最近1年の子が告白したけど、取りつく島もなかったって話だし。 学園生 あっ。 先生 いつまでかかってるんだ? 学園生 …はい。 ランカ アルト君…もう授業始まっちゃってるかなぁ。 あ、アルト君? オズマ ランカ!お前どこにいる!!停学中だってのにっ。 ランカ はぁー。 アルト はぁ~。ん? シェリル 変なとこに携帯入れておかないでよね、スケベ! アルト っく。俺のせいかよ。 シェリル それより、もう一つの心当たりって本当なんでしょうね? アルト お前に嘘ついて何の得がある! シェリル 私と一緒にいられる。 アルト …自意識過剰だ。 ルカ アルト先輩? オズマ ランカっ!あぁ? キャシー オズマ・リー少佐。フロンティア政府臨時安全保障委員会よりお迎えにあがりました。 レオン ですから、バジュラについて詳しく知る人間はこちらで押さえます。 メンバーの書類は後ほどお届けします。この件に関しては私にお任せください。ミスター・ビルラー。 オズマ いいかミシェル、隊長命令だ。絶対にランカを探し出せよ。 携帯 メッセージをお預かりしました。 キャシー ランカさん、どうかしたの? オズマ ちょっとな。 キャシー 相変わらずね。私のこともそのくらい気にかけてくれていたら…あっ。 オズマ 終わったことだろ。 キャシー そうよね。昔の話よね。 アルト 駄目だ。担当が非番らしい。 シェリル 何よ任せろって言うから。貸しなさい。その遺失物だか遺品だかの担当には私が話す! アルト やめろって。明日には出社してくるから俺が調べる。 シェリル 分かった。じゃあこれはカタに預かっておくわね。 アルト あ、あぁ!?ちょっ。返せ! シェリル じゃあ取ればぁ? アルト くっ。卑怯だぞ。 シェリル やっぱり手が出ないんだ。 アルト ……。 シェリル 返してあげてもいいけど、その代わり条件があるわ。 アルト あぁ? ルカ やっぱり、ミシェル先輩のところにも連絡来てたんですね。 ナナセ ランカさん停学なんて。私が出場を進めたりしなければ。みんなで探しましょう! ルカ は、はい!探しましょう! ミハエル 悪いけど、俺パス。 ナナセ ええ?心配じゃないんですか? ミハエル やさしいね。ナナセは。 ちょっと用事があってさ。人手がいるなら、サボり姫でも使えばいいよ。 ルカ え?アルト先輩を?あっ! アルト 違う。ランカじゃない! ルカ じゃ誰です?あれ。 アルト だ、誰でもいいだろ。 ルカ あのぉ、ランカさん、学校を停学に。 アルト あぁ!?停学?(ったく何やってんだあいつは) うん分かった。見つけたら……。 アルト 何だよ! シェリル 彼女への言い訳? アルト はあ? シェリル ランカちゃん。付き合ってるんでしょぉ? アルト 付き合って…違う! シェリル へぇ~、違うんだ。 アルト ああ、断じて違う! シェリル でも彼女はいるんでしょ? アルト …いない! シェリル ふ~ん。じゃあ早く行きましょ。 ランカ 『アルト君、助けて。私ミス・マクロスのことバレて停学になっちゃったの。 お兄ちゃんは石頭のガチンゴチンで絶対ダメだって言うし。でも、諦めたくないの。 お願い、相談にのって。連絡待ってるから』 アルト ランカ……。 携帯 『呼び出し中の端末は、現在電源が切られているか…』 シェリル 置いてくわよアルト。 アルト ッち! 学園生 バイバーイ。 学園生 また明日な。 ミハエル 付き合ってらんないよ、あそこの兄弟喧嘩には。 学園生 マジで? 学園生 あの子…。 学園生 ミス・マクロスに出てた子? 学園生 彼氏でもいるのかしら。 学園生 セントマリアの子にしちゃ大胆よねぇ。 ミハエル あ、ランカちゃん? ランカ え?ミシェル君! アルト !? シェリル どうしたの?キョロキョロして。 アルト …別に。 シェリル んもう。 アルト そういや、何で分かったんだ?イヤリング。 シェリル グレイス。私のマネージャーの視覚に記録されてたの。 アルト 視覚? シェリル インプラントよ。 アルト あれか。脳みそに機械を突っ込んだりしてる。でも違法だろ? シェリル あら、ギャラクシーじゃ普通よ。 アルト そういや、そっちは整形とかサイボーグも……じゃあお前も? シェリル 私は違うわ。ぜーんぶ生まれたままよ。それもウリの一つだもの。 アルト ……。 シェリル うわあー。あ、あれって。 ランカ 嫌ったらイヤ。お兄ちゃんが認めてくれるまで絶対帰らない! ミハエル でも隊長…お、お兄さん。凄く心配して…。 ランカ もう。 ミハエル ってどこ行くの!? ランカ どこだっていいでしょ! ミハエル これだからお子様は…。でも見つけちゃった以上、放っておくワケにもいかないか。 待ってよ!ランカちゃーん! シェリル うわぁーー。 海があって、森があって、町は綺麗でスラムもないし。結構いい所ね、フロンティアって。 アルト 普通の狭っ苦しいドーム型都市船だぜ。別に珍しくもない。 シェリル でもここに来て驚いたの。こんなにいろんな匂いに満ちてるんだって。ギャラクシーは密閉式のケミカルプラントだから。 ツアーで他のバイオプラント船にいた時は、オフなんて微塵も取れなかったし。 アルト いいのかよ。そんな折角の休日、こんな風に使っちまって。 アルト あ…。 シェリル あなた、凄くムカつくけど、気に入ってるところが一つだけあるわ。私をシェリル扱いしないところ。さぁ行きましょ。 他の客 あれシェリルじゃない? 他の客 ぜってー違うよ。 他の客 ってアレ。 他の客 うわっホントだ! 他の客 やっぱりシェリルだ! 他の客 ウソぉ、どこどこ?どこなの? 他の客 サイン!サイ~ン! 他の客 こっちだこっち! シェリル さて。じゃあ次は? アルト シェリル! シェリル あ、アルト……。 アルト 是非、連れて行きたい所がある。 シェリル え? アイランド3 異星生物研究所 レオン 今より19年前に、初めて存在が確認された異星生命体。 いえ、あの第117調査船団の生き残りである皆さんには説明は不要ですね。まずはこれをご覧ください。 一同 ……!? オズマ っく。 シェリル ヒーっ!? ゼントラン ごめんなさいね~。ハハハハハハハ。 シェリル ホントに大きいのね。ゼントラーディの人って。 アルト 初めてなのか? シェリル えぇ。ギャラクシーには一人もいないし、他の船でもマイクローンしか会ったことないから。 ねぇアルト。あれは何? アルト あぁ、あれは。 徳川喜一郎 デカルチャ~だよ人生は~~♪ ミハエル 待ってよ。ねえ、ランカちゃんってば。どこ行くの? 分かったよ。僕の負け。とりあえず休戦しよう。あっ、お詫びにソフトクリーム奢るから。 ランカ えっ? シェリル うわぁーーー。でっかー。 シェリル ナニ?ナニ?ナニ?これ。楽しい~っ。 シェリル おとぎの国ね、まるで……来たわ! クラン ん?お前。 アルト はぁ~… クラン 何をしてる貴様! アルト クラン…大尉。 クラン ぉ… シェリル 邪魔しないで!今いいフレーズが浮かんできたの! アルト ……。 クラン ……。 ランカ うわぁーーー。 ミハエル おいしいんだよ、ここの。 そういや、何で美星に? ランカ アルト君に相談しに。 ミハエル あぁ?よりによってあいつに。 ランカ だってアルト君はちゃーんと私の話聞いてくれるもん。お兄ちゃんやミシェル君と違って。 ミハエル 厳しいなぁ。でもさ、これ食べたら帰ろうよ。隊長、本当に心配してるから。 ランカ やだ。お兄ちゃんいつまでも私を子供扱いするし、私に内緒で戦闘機乗ってたりするし。だから私も勝手にするの! ミハエル はぁ。甘えるのもいい加減にしようね。ランカちゃん。 ランカ え? オズマ 俺達が仕留めた死骸を、こんなところに隠して解剖していたとはな。 レオン 死骸、と呼ぶのが相応しいかは議論が必要でしょうね。外殻はバルキリーと同種のエネルギー転換装甲。 単体でフォールド可能であり、ミサイル様の物体を個体内で全時生産し続ける。 さらに驚くべきことに、それを制御するには脳と呼ばれる部分があまりにも少ない。いや、ほぼ存在しないと言っていい。 オズマ 何!? レオン つまり、自ら思考する必要が無いほど下等な生物か、若しくは何者かによって操られているものと推定されます。 研究者 生物兵器…。 レオン そう考えるのが妥当でしょう。 オズマ ……。 ミハエル 隊長がどんな思いで戦ってるか知ろうともしないでよく言うよね。それに隊長を説得できないからアルトを頼る? その程度の覚悟で歌手になろうなんてお笑いだよね?大体さ、ランカちゃん。人前で歌うことなんて出来るワケ? ランカ 出来るよ!ミス・マクロスの時だってちゃんとみんなの前で…。 ミハエル あの時はね。でも例えば今ここで歌える?誰も君を見ようと、見るために来てないこの場所で。 さっき入り口で歌ってた人がいたよね。 ランカちゃんも完全スルーしてたけど、ああいう時でも歌い続ける覚悟って君にあるの? クラン ふぅ、変な奴…。 アルト 呆れるよな。どうしてあんなに。 いや、何で人は歌ったり、飛ぼうとしたり、果ては宇宙にまで出てこようとしてるのかってね。 クラン 馬鹿かお前は。そんなもの。 シェリル そうせずにはいられなかったからに決まってるじゃない。 クラン その通りだ。 アルト そうか。飛ばずにはいられない、か。 ミハエル (歌える?誰も君を見ようとしない、この場所で) ランカ あ!? 社長 え?えぇっ!? アルト この声…。 シェリル あら? アルト ランカ。 シェリル へぇ~。もう出てきたんだ。 アルト え? シェリル さっきも言ったでしょ。出てくる子は勝手に出てくるものよ。 アルト へぇー。 シェリル 勝手にね。 社長 ……デ・カルチャー! ミハエル 参ったね、これは。 アルト 歌わずにはいられない、か。 レオン ご覧いただいたように、バジュラはあまりに異質で危険です。ですから…。 オズマ キャシー!おいっ!! レオン ……なぜ。 ミハエル 凄かった。正直驚いたよ。 ランカ はぁー。アルト君のおかげなの。 ミハエル あぁ?あ、噂をすれば。 ランカ あっ、シェリル…さん? シェリル ありがとう。楽しかったわ。 アルト …意外だな、礼を言われるなんて。 シェリル うるさいわね。滅多にないんだから、ありがたがりなさい。 さーて、ランカちゃんも何とかなりそうだし、これで心置きなくギャラクシーに戻れるわ。 アルト あ、そういや、来週には。 シェリル えぇ。さよならライブのチケット送るわね。 アルト しょうがないなぁ。イヤリング、必ず探して持ってってやるよ。 シェリル ……。待ってるわ、アルト。 ランカ あぁ…。 ミハエル ヒュー。 ランカ …うそ。 社長 君。 ウィラン大尉 こ…こちら……マクロスギャラクシー所属ウィラン大尉。 ギャラクシー船団がバジュラの大群に襲われた。至急救援を請う。 ダイアモンド クレバス(エンディング) 予告 ギャラクシー船団が襲撃された。その知らせはアルト達に戻りえぬ道を歩ませていく。 次回「バイバイ・シェリル」別れの歌、銀河に響け。
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Information Release Date 2008年10月24日 種類 DVD BD 販売元 バンダイビジュアル 枚数 1 時間 95 分 マクロスF(フロンティア) 3 [Blu-ray] マクロスF (フロンティア) 3 [DVD] 初回特典 毎回封入特典 ライナーノート(16P) 音声特典 オーディオコメンタリー 仕様 キャラクターデザイン江端里沙によるジャケット描き下ろし ■#05「スター・デイト」 再びアルトの目の前に現れたシェリルは、失くしたイヤリングを探すためにアルトにフロンティアの中を案内するよう命令する。一方、オズマに歌手になる夢を否定されたランカは、思わず家を飛び出してしまう。心配するオズマからランカを探すよう頼まれたミハエルは、美星学園の校門でアルトを待つランカを見つける。 ■#06「バイバイ・シェリル」 弱小芸能プロダクションにスカウトされたランカ。オズマから許可をもらい、仲間たちにも祝福されるランカだったが、ショッピングモールでの出来事が気になり、アルトに問いかける。そのとき、大統領府からの緊急声明でバジュラがギャラクシー船団を襲ったという一報がフロンティア内を駆けめぐる。さよならライブのリハーサルを行っていたシェリルは急遽記者会見を行うことになるが、ライブを決行し、ギャラクシーに帰ると宣言。アルトはシェリルのライブ会場まで見つけたイヤリングを渡すためにやって来る。 ■#07「ファースト・アタック」 シェリルの故郷、ギャラクシーがバジュラの大規模な攻撃を受けたとの情報が入り、シェリルのライブ当日にアルトたちはS.M.Sの所有する戦闘艦《マクロス・クォーター》で、ギャラクシーの残存艦の救出に向かう。命がけで戦うアルトたちに思いを馳せ、熱唱するシェリルと客席で歌うランカ。優勢に戦うS.M.Sと新統合軍だったが、バジュラの巨大空母が出現し、ルカ機が飲み込まれてしまう。
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この弾に収録されているカード 全61種類 この弾に収録されているカード 全61種類緑 紫 緑 ユニット メタルレアU-006 VF-25 メサイア(アルト機)[B] U-013 マクロス・クォーター(強攻型) U-025 VF-25S メサイア (アーマードパック/オズマ機) [B] レアU-007 VF-25G メサイア(ミシェル機)[B] U-008 RVF-25 メサイア(ルカ機)[F] U-011 クァドラン・レア(クラン機) U-021 VF-25G メサイア (フォールドスピーカー/ミシェル機) [G] U-027 VB-6 ケーニッヒモンスター (ガウォークモード) アンコモン U-001 EX-ギア U-012 マクロス・クォーター U-017 大型バジュラ U-022 RVF-25 メサイア (ルカ機) [B] U-028 クァドラン・レア (テムジン機) U-032 バジュラ(ビショップ級) コモン U-002 QF-4000 U-003 VF-171 ナイトメアプラス[B] U-004 VF-25 メサイア(アルト機)[F] U-005 VF-25 メサイア(アルト機)[G] U-015 小型バジュラ U-016 大型バジュラ(飛行形態) U-018 バジュラ(ナイト級) U-020 VF-25F メサイア (スーパーパック/アルト機) [G] U-023 VF-25S メサイア (オズマ機) [F] U-024 VF-25S メサイア (オズマ機) [G] U-026 VB-6 ケーニッヒモンスター (シャトルモード) U-029 アイランド1 キャラクター メタルレアCH-001 早乙女アルト CH-002 シェリル・ノーム CH-016 ランカ・リー レアCH-003 ミハエル・ブラン CH-004 ルカ・アンジェローニ CH-006 クラン・クラン CH-017 オズマ・リー CH-019 ボビー・マルゴ アンコモンCH-010 モニカ・ラング CH-011 ミーナ・ローシャン CH-012 ラム・ホア CH-018 カナリア・ベルシュタイン CH-021 キャサリン・グラス CH-022 エルモ・クリダニク コモンCH-005 ヘンリー・ギリアム CH-007 ネネ・ノーラ CH-009 ジェフリー・ワイルダー CH-013 ハワード・グラス CH-024 テムジン CH-025 あい君 コマンド レアC-007 クロース・エンカウンター C-019 星間飛行 アンコモンC-005 三角関係 C-006 民間軍事プロバイダー C-011 インフィニティ C-014 超時空シンデレラ C-015 V型感染症 C-018 アイモ コモンC-001 不器用な遺伝子 C-002 スナイパー C-009 What bout my star? C-012 ハイスクール・クイーン C-013 マイクロミサイル C-017 ねこ日記 紫 コマンド ギャラクシーレアC-001 銀河を駆ける歌声(コマンド)
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ナレーション スペースフォールド。人類の銀河進出を可能にした夢の超空間航法。 だが、その夢の航法も決して万能ではなかった。 フォールド断層と呼ばれる障害の存在や、距離に伴う幾何級数的なエネルギー消費の増加が、 大きな壁として立ちはだかったのだ。 それが人類の、いや、プロトカルチャーに由来する文明の限界だった。 社長 妹さんを私にください! 私思うんですよぉ。あの不幸な第1次星間戦争の時、武力でなく、始めから歌で分かり合おうとしたらぁ。 歌は文化、文化は愛~。つまり、歌は愛なんです。そして、ランカさんにはその愛を伝える力がある。 ですからど~か、お兄様~。 オズマ ……。 ライブスタッフ じゃ、ここ場見っとくね。 シェリル えぇお願いします。あと、そことそこもよろしく。 ステージ監督 張り切ってますねぇ、彼女。 グレイス 長かったツアーもこれでラスト。ようやくギャラクシーに帰る…。 あ、ちょっとすみません。 グレイスです。はい……え? トライアングラー(オープニング) ミハエル 彼女へのプレゼントか? アルト 違う。これは。 ミハエル 隠すなって。やぁお見逸れしましたよアルト先生。まさかあのシェリルとデートとは。 アルト え? ミハエル スナイパーの目は誤魔化せないぜ。 アルト くっ。言っとくが、あれは一方的に引き回されただけで、デートでもなんでもない。 ミハエル キスまでされたのに? 女学生 キスだってぇ。 女学生 えースキャンダル。 アルト それはッ! ミハエル 照れんなよ。つーか、お前にしちゃ良くやったと褒めたいくらいだ。 だが、一つだけ聞いておきたいことがある。お前、ランカちゃんとはどういう関係だ。 アルト …なんでランカが出てくる。 ミハエル いいから答えろ!この色男!! アルト …貴様! ミハエル さぁ言え。 女学生 どういう関係? 女学生 ヒソヒソ。 ナナセ 早乙女君、ミシェル君。大変です。ランカさんが! アルト &ミハエル あぁ? レオン ご決断は変わりませんか? 大統領 どちらにせよ、もう隠し立てはできまい。いつか誰かが。それが今この私だったとはな。 レオン 連中に歌でも聴かせてみますか? 大統領 それが分かる相手なら、まだマシだったさ。 ミハエル&ルカ おめでとう、ランカちゃん。 ナナセ おめでとうございます。ランカさん。 ランカ ありがとう。みんなのおかげだよ。 ミハエル にしても、ビックリしたよ。ナナセが血相変えてくるからさぁ。 ナナセ だって大事件じゃないですか。ランカさんがスカウトされたんですよぉ。 アルト ベクタープロモーションなんて聞いたことも無いけどなぁ。 ナナセ んっ!どうして水を差すようなこと言うんです?早乙女君。 ミハエル ホント。空気読めよな。 アルト なんだとぉ! ルカ さぁ先輩。とにかくお祝いしましょう。ね、ナナセさん。 ナナセ えぇ。 ルカ 何てったって、あのオズマ隊長…あ、お兄さんも認めてくれたんですから。 ランカ う、うん。 オズマ 妹を、よろしくお願い致しますぅ! 社長 ……はい。 ミハエル ホント驚きだよなぁ。槍でも降ってこなきゃいいけど。 アルト 親とか兄貴なんざ鼻から無視すりゃいいんだ。どうせ言っても分かりゃしない。 ミハエル ちゃんと通じたけどな、ランカちゃんの場合は。 アルト クッ。 ナナセ とにかくこれでランカさんは夢に一歩近づいたんです。私、全力で応援しますから。 目指せ銀河の歌姫!打倒シェリルです! ランカ ……。 ミハエル 俺も応援するよ。ランカちゃん。 ランカ え? ミハエル あんな素敵な歌を聴かされちゃあねぇ。つまりファン第1号ってことで。 ナナセ 1号は私です。 ミハエル じゃぁ2号。 ルカ ぼく3号になります! アルト …わ、分かったよ。はぁ。応援してやるさ。すればいいんだろぉ。 ナナセ ではここに、ランカ・リーファンクラブの結成を宣言します! ミハエル&ルカ オーッ! アルト ……。 ランカ ん? シェリル …いつなの?どうして今まで…。 グレイス フォールド断層で通信が遮断されていたんです。 シェリル ……。 グレイス シェリル…。 ナナセ きっとこんなのが似合いますよぉ。 ミハエル あぁ?もっとこうさぁ。 ルカ あー、ナナセさんの絵になんてことを。 ナナセ そうですよぉ。 ミハエル やっぱ、これくらいアピールが必要でしょ。 ランカ ごめんねアルト君。 アルト ん? ランカ …ホントはね。ホントは…一番に知らせようと思ったの。だけど…。 あの、邪魔しちゃったらとか、うるさくしたらダメかなって。 アルト なぁに今さら遠慮してんだよ。それに、実は俺もあの時ゼントラのモールにいたんだ。 ランカ あ、そ…そうなんだ。えっと、買い物とか? アルト ……まぁ、そんなとこだ。 ランカ ひ、一人で? アルト あぁ。 盛り上がって良かったな。あそうだ。これやるよ。 ランカ これ、シェリルさんの。 アルト 別に誘ってるわけじゃないからな。そ、祝いだ。スカウトの。 ランカ ありがとう…。 ミハエル バカめ。 アナウンス 番組の途中ですが、大統領の緊急声明を発表いたします。 大統領 フロンティアの皆さん、ハワード・グラスです。 大統領 今日は皆さんに重大なお知らせがあります。ご覧ください。 アルト 何だ? ナナセ あれってこの前の。 アルト …バジュラ。 ランカ ……。 大統領 見覚えのある方もいらっしゃるでしょう。そう、これは先日、我がフロンティアを襲った生体兵器です。 我々はこの物体を「バジュラ」と呼称することに致しました。 そしてバジュラによって、我が同胞であるマクロス・ギャラクシーが大規模な攻撃を受けたのです。 ギャラクシー統合軍 メーデー、メーデー!あのクソ蟲どもがメインランドに取りついた!頼む!ぁ…。 大統領 この事態に伴い、我々が同胞ギャラクシーを救うため、そして我々自身も守るため、 私は大統領権限において非常事態宣言を発令いたします。 オズマ 大統領声明は見てるな? ミハエル はい。 オズマ 現時刻をもって、S.M.S全隊員に対し特例条項Bが発動された。速やかに隊に復帰せよ。 ミハエル …はい。了解しました。すぐに戻ります。 槍どころか、反応弾が降ってきやがった。 大統領 救援部隊の派遣は…。 キャシー シェリルさんの会見は30分後にセッティングしました。 レオン 彼女には精々役に立ってもわらないとねぇ。 ところでキャッシー。君にたってのお願いがある。 キャシー え? レオン 後で正式な辞令が下りるんだけどね。 キャシー えぇ? ランカ だから…だったんだ。戦いが始まるかもしれないから。 オズマ 安心しろランカ。何があっても俺は絶対に死なない。アルト達も、誰一人死なせたりはしない! それにお前ももう16。来年には成人だ。いつまでも過保護じゃいかんだろう。 あ、だからって何をしてもいいワケじゃないぞ。妙な事が起きたら、歌手なんかすぐにやめさせるからな! ランカ ……うん。お兄ちゃん。 ミハエル 入隊早々、運が無かったな。 入隊契約。特例B項! SMSが主契約を結ぶ政府が、戦争、もしくはそれに準ずる状態となった場合、 命令拒否権及び期間終了までの脱退の自由を喪失する。 契約書を読んじゃいたが、まさか本当になるとはね。ま、本番はまだ先の筈さ。肩の力を抜いとけよ。 アナウンサー 続いて、先ほど行われたシェリル・ノームさんの会見の模様です。 シェリル 私はギャラクシー、私の故郷が無事だと信じます。 そしてこのフロンティアが、彼らを助けるために行動を起こしてくれることに感謝を申し上げます。 記者 ですがフォールド断層のせいで、あの映像は5日前のものだと。 それどころか、いたずらに手を出せば、あの化け物、バジュラの注意を引くだけという見方もありますが。 シェリル つまりこう仰りたいんですか? ベッドにもぐって息を殺して、バジュラが見逃してくれるのを待つべきじゃないのか。 ギャラクシーなんか見殺しにして。 記者 そうは言ってはませんが…。 シェリル そうですよね。この艦ももうバジュラに襲われているんですから。 記者 …と、ともかく、こういう事態です。今夜のLIVEは中止だと思いますが、ファンに向けて…。 シェリル 中止!?誰がそんなことを決めたの? 記者 …で、ですが。 シェリル LIVEはやるわ。そして私は、私はギャラクシーに帰る! ミハエル おい、どこいくんだよ。 アルト 野暮用だ。 ラム 新統合軍機、先行偵察に出ました。 ジェフリー 艦の状況は。 ミーナ 現在、チェックリストEの1620まで消化、残りは15%です。 ジェフリー レーダーシステムは全面改装された。慣れる時間を与えられずに心苦しいが、しっかり頼むぞモニカくん。 モニカ ハイ!艦長。 ミーナ セクハラだよねぇ?アレ。 ラム 本人が喜んでるから良いんじゃないですか? ボビー 艦長、例の件本当なんですか? ジェフリー 猫の鈴さ。この艦について、ビルラー氏と政府の話し合いはそれで手打ちになったらしい。 キャシー 失礼します。新統合軍幕僚本部の命で着任いたしました、キャサリン・グラス中尉です。 ボビー お客様1名ごあんな~い。 ファン シェリルかわいそぉ。 ファン だから私達が応援するのよ。 グレイス 今から中止してもいいのよ。 シェリル 心配はいらないわグレイス。やれる。やってみせる。 スタッフ 何だコイツ! 誰が通した。 アルト 離せよ。俺はシェリルに用があるんだ! スタッフ どこから入った。 アルト 離せッ! シェリル 通して。彼は私の友人よ。 グレイスお願い。 シェリル ごめん!すっかり忘れてたわ。 アルト なんて奴だ。わざわざ届けに来てやったのに。 シェリル 律儀なのね。意外と。 アルト まあな。 新統合軍 リレーポッド射出します。 新統合軍 断層が無けりゃ、こんな風にチマチマ飛ばずに済むんだが。 新統合軍 フォールド反応!? 新統合軍 バジュラか? 新統合軍 ……いえ、それよりもっと。 さらに複数、間もなくデフォールドしてきます! 新統合軍 これは……ギャラクシー所属デネブ級カイトスです! 新統合軍 どういうことだ。何だこの有様は! ミーナ 艦長、大統領府より最優先です。 ジェフリー 回してくれ。 一級の管制免許をお持ちだそうですな、グラス中尉。 キャシー キャシーと呼んでください。1300時間の実務経験もあります。 ジェフリー ではキャシー、早速だが働いてもらう事になった。よろしいかな? キャシー はい! ジェフリー 総員起こし、コンディション2を発令。本艦はこれより発進準備を開始する! シェリル 他の人には内緒よ。それはね、私のお守り。母の形見なの。それ以外顔も知らないけどね。 ねぇアルト。あなたこの船は好き? アルト 嫌いだ。つーか、俺は都市宇宙船そのものが嫌だな。 シェリル どうして? アルト ここには、空が無い。 シェリル らしい答えね。 アルト 俺はパイロットだからな。お前は?ギャラクシーのこと。 シェリル 私は……。 アルト …ごめん。 ミハエル どこをほっつき歩いてる!この馬鹿野郎!!とっとと戻れっ!! ギャラクシーの生き残りの艦が発見された。バジュラの大群付きで。クォーターが発進する。 遅れたら営倉入りだぞ。今の俺たちは軍人扱いなんだからな! シェリル 出るの?あなたも。 アルト 言ったろ。俺はパイロットなんだ。 受け取れよ。そのために来たんだから。 シェリル 持っていて。言ったでしょ。それ幸運のお守りなのよ。だから…。 アルト シェリル…。 シェリル 私、ギャラクシーが嫌いだったわ。身寄りの無い私が暮らすには、あの船は最低だった。でも…。 アルト 勘弁しろよ。お前にそんなしおらしい顔されると、反応に困る。 シェリル …何よ、偉そうに。 アルト 借りとくぜ。お前の幸運。 シェリル 貸すだけだからね。必ず返しに来るのよ。いいわねアルト。 アルト あぁ。 ミーナ 艦内設備、オールグリーン。 ラム 反応炉、定格出力で安定。 モニカ 対バジュラアンチESA仕様弾装填開始。 ルカ 行くよ、ヨハネ。 オズマ 遅いぞアルト! アルト すいませーん! オズマ スカル小隊、スタンバイ完了。 キャシー 了解しました、オズマ少佐。 オズマ …キャシー!?何でお前が? キャシー 私語は慎んでください少佐。 オズマ ふ、また親父さんの命令で貧乏くじか。 キャシー 大きなお世話よオズマ!! ったく。全小隊スタンバイ完了しました。 ラム 新統合軍司令部より発進許可出ました。 ボビー 艦長、発進準備完了! ランカ はぁはぁはぁはぁ…。 ジェフリー フロンティアとの全コンジットをパージ。スタビライザー解除! ミーナ 了解! ジェフリー 反応炉出力5分の1。微速前進! ボビー 微速前進。 ジェフリー S.M.S、マクロスクォーター発進! ジェフリー フォールド安全エリアに到達次第、本艦は直ちに12光年の短距離フォールドを行う。総員フォールドに備えよ! カナリア どう話した?ランカに。 オズマ 絶対に死なないと約束した。だから万一の時はよろしく頼むぜ、メディック殿。 カナリア 当たるな、ならば。 オズマ あぁ。お前等も聞け!いいか。誰一人死なせはしない。必ず生きてフロンティアに帰ってくるぞ! ダイアモンド クレバス(エンディング) 予告 開始されるバジュラへの初の攻撃作戦。その最中、アルトは命の選択を突きつけられる。 次回「ファースト・アタック」祈りの歌、銀河に響け。
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176 名無しさん@ピンキー sage 2008/06/15(日) 12 35 55 ID c9Fmtj49 オズマ×キャシーで投下。 士官学校の頃、というお話です。 設定はわりと適当なので、信用しないようにw 177 恋バナ sage 2008/06/15(日) 12 37 22 ID c9Fmtj49 今夜はモニカ主催で、キャサリン・グラス中尉の歓迎会。 オペレーター三人娘と、キャシーは、私服に着替え、アイランドワンでも飲食店が集中している天堂路のお洒落なダイニングバーで乾杯した。 「では、キャシーの着任を歓迎して、カンパーイ」 色とりどり、さまざまな形のカクテルグラスが縁を触れあわせ、澄んだ音を立てる。 「ありがとう、皆さん」 キャシーは正直、ホッとしていた。どうも、SMSの乗組員とはノリが違うし、航宙長のボビーから敵視されている気がする。 でも、モニカ、ミーナ、ラムの三人は打ち解けてくれようとしていた。 三人の中でも、しっかり者、という感じのモニカが話しかけてくる。 「キャシー、SMSの勤務って大変でしょ? 新統合軍が一番のお得意様なんですけど、業務上対立することも多いし。でも、別にキャシー個人が嫌いって人はいませんから」 「判っているわ」 にっこりとグラスを傾けるキャシー。 「もう一つのお得意様の政府も、もうちょっと意思決定を素早くしてくれたら、スムーズに行くんだけどなぁ」 ミーナが愚痴めいた事を言うと、ラムが肘で突いた。そこでミーナは気づいた。 「あ……ごめんなさい」 「いいのよ。でも、大統領閣下も、議会やスポンサー企業とか、いろんな人たちと利害調整しなければいけないのよ。不満に思うのは当然だけど、お手柔らかに、ね」 キャシーの父、ハワード・グラスはフロンティア行政府のトップだ。 「あの、お父様は、お家では、どんな感じなんですか?」 ラムが身を乗り出して尋ねた。 「そうね……けっこう無頓着なのよ。お髭の手入れはマメにするんだけど、ネクタイとか靴下なんて、ほっといたらいつまでも同じのつけてるの。 だから、母と広報担当秘書さんが、ローテーションを組んでいて、強制的に取り換えるのよ」 「強制的?」 「朝、起きると母がチェックして、前の日と同じだったら、その場で取っちゃうの」 「じゃあ、実はお母様が大統領閣下より偉いんですね。影の大統領?」 モニカのジョークで皆が笑顔になる。 食事もおいしく、カクテルもおかわりを頼む頃になると、いい感じにくだけてきた。 「モニカ、艦長とはどうなの。教えなさいよ」 ミーナがモニカに絡む。 「どうって……そんなお付き合いじゃないわよ」 「嘘つくなー。セクハラされて喜んでたくせに」 「あ、あれは……その」 アルコールの為ばかりではなく、頬を染めるモニカ。 「何がきっかけだったの?」 キャシーも話題に乗る。 モニカは、少し考えてから話し始めた。 「最初は苦手だったんです、艦長。あの外見でしょう?」 全員頷いて、賛成の意を示した。 ジェフリー・ワイルダー艦長は歴戦の勇士という評判だった。いかつい、男性的な顔には古傷がある。一部ではスカーフェイスというあだ名が尊称のように奉られていた。 「軍との協働作戦で、私がすっごいミスをしたことがあるんです」 ラムが頷いた。 「ああ、航路のパラメーターを間違えた、アレね」 「うん。あの時は、もー落ち込んで自己嫌悪で……そのせいで他に細かいミスまで連発しちゃって……ごめんね、ミーナ、ラム。フォローしてもらったよね」 「まあ、それはチームだからいいんだけど。で、艦長はどこで出てくるの?」 ミーナが先を促した。 「半舷上陸が出て、気分転換しようかなって買い物しに街に出たのね。その時、路面電車でたまたま艦長と一緒になったの。それで、食事に誘われたんです。すっごい緊張したな」 ラムが頷く。 「艦長と差向いでご飯食べても味が判らなくなりそう。緊張して。……どこに連れて行ってもらったの?」 「ええとね、ナポリ通りのリストランテ。ウェイティングバーがあるような、雰囲気のあるところ。艦長、すごい自然にエスコートしてくれて……美味しかったなぁ」 「むむ、あの顔で結構やるなぁ」 ラムの評価に、思わず噴き出すキャシー。 「その後、いろいろ連れて行ってもらったんです。大人向けの遊び場……あ、そんな意味じゃなくて、ショーパブとか、オカマさんがスタンダップコメディーやっているような所ですよ」 モニカの目が輝いていた。 「艦長って、どこに行ってもお店の人と知り合いで、すごい仲がいいんです。“行きつけの店”の作り方を教えてもらったなぁ」 ミーナが興味を持った。 「どうやるの?」 「最初は気に入った店を見つけたら、毎週のようにお店に通うんですって。そして、最後に一言、店の人に感想を伝える。こうすると、顔を覚えてもらえるんだそうよ。まだ実践してないけど。 最後は、宿舎まで送っていただいたんですけど、その頃にはすっかり落ち込みから回復してて。 ……キャシーは、そういうのありません? 最初は苦手だなーって思ってた人が、気になる人になったり」 「あるわよ。私の場合は、士官学校の時の上級生ね」 キャシーは回想した。 士官学校の新入生は班を組まされる。上級生が班長として規則や心構えを教え込む。 キャシーの班を担当したのがオズマだった。 一目見て、苦手意識を持った。 男臭い風貌。大雑把。それでいて、多くの男子からは兄貴分として慕われていた。 何事もきちっと手順どおりに進めないと気が済まないキャシーからすれば、水と油だ。 名前をボカしながら、キャシーは話を続けた。 「もうね、顔を合わせるとイライラして、よく噛みついていたわ」 三人娘は話に聞き入った。 ラムが質問する。 「それが変わったのって、何がきっかけなんですか?」 「士官学校の教科で、シミュレーションがあるの。指揮官として、いろいろな状況で部隊を率いる訓練ね。一人で指揮したり、何人かとチームを組んだりするの」 その時は、二人でチームを組み、別のペアと対戦するタイプのものだった。 状況は陸戦。拠点の丘を守る部隊を率いる設定だった。 オズマとペアを組まされた。 「オズマ・リー上級生、全部隊配置につきました」 「よし」 オズマはキャシーに指揮を任せ、オブザーバーとして意見を述べる。 「そろそろ、経空攻撃が始まるぞ……そら、来た」 相手チームの戦法は、オーソドックスで手堅いもののようだ。 航空機による攻撃。長距離砲による制圧砲撃。続いて、装甲車両による突破。 「全部隊、掩体壕に入っています」 航空攻撃による被害は極限されていた。損害は出ていたが軽微だ。 「ん、よし」 すぐに、制圧砲撃が続いた。 この段階でできることは少ない。遮蔽物の影で耐えるだけだ。 やがて、敵の装甲車両が攻撃してくる。 味方は対戦車火器を動員して、これを阻止しようとした。 「マズいな、右が押されている」 オズマの指摘通り、右側の部隊が優勢な敵の攻撃でかなりのダメージを受けていた。 「第二防衛線で阻止します。その体制が整う間、右の部隊には耐えてもらって…」 「バカ野郎」 オズマが腹の底に響くような低い声で言った。キャシーはびっくりするあまり、座っているシートから飛び上がりそうになった。 「減っている数字は部下の命だ。予備兵力を右に投入。一撃加えたら第二ラインまで撤退させろ」 「しかし、逆襲兵力は温存……」 教科書通りの答えをしようとしたが、オズマは頷かなかった。 「いいから、言う通りにしろ!」 キャシーは指示に従った。内心、面白くない思いを抱えながら。 「ええっ、頭ごなしに命令されたんでしょう? それが、どうして見る目が変わることになるんですか?」 ミーナの言葉にキャシーは微笑んだ。 「その後で上級生の戦績を調べたの。いつも最小限の損害で切り抜けていた。有利な状況になるまで辛抱強く耐えて。勝つ時も、負ける時もあったけど、兵員の損傷はできるだけ抑えていたわ」 「それって、どういうこと?」 「部下の限界を的確に掌握してたのね、彼は。だから、乱暴に見えて男の子たちに慕われるのは、そういう面倒見の良さがあったから。 新しい一面が判ってから、その人が気になって、色々調べちゃった……まるでストーカーみたいね」 それから、オズマに対してイラつくことは少なくなった。 ルーズなところは指摘したが、以前のように噛みつくようなことはしない。 オズマの方も、キャシーの正確な仕事の処理能力に目をつけて、頼みごとを持ちかけることもあった。 男と女の関係になったのは、ミス・マクロス・コンテストがきっかけだった。 士官学校の友人が黙って応募したコンテストの出場通知が来た。 驚いたものの、好奇心もあってコンテストに出場。結果は惜しくも準ミス。 (いつも、一等賞にはなれないのね) キャシーは、ちょっとだけ落ち込んだ。 そのため息を耳にしたオズマが声をかけてきた。 「どうしたんだ?」 「ええ、ミス・マクロス・コンテストで…」 「ああ、聞いたぞ。ああいうイベントは好きじゃないが、準ミスだって? すごいじゃないか」 「あはは」 キャシーの笑いは固かった。 「どうした? ミスになりたかったのか?」 「出場するからには……でも、昔から一位には縁がないんです。二番目ばっかりで」 「大したもんじゃないか」 「そんな……」 「褒めるのは一位じゃないといけないのか?」 「え?」 キャシーは一瞬、言葉に詰まった。 「いいじゃないか、二位だって。すごい倍率の競争の中での二位なんだろ。胸張ってろ」 「え、ええ…」 「それにな、俺にしてみればミス・マクロスと戦場に出ようとは思わないぞ。お前だったら、背中を任せられる」 キャシーは自分の胸の中で、何かがストンと収まるべき場所に収まったのを感じた。 <終> ※続きは2-206