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ジゼルはハミ子 - 名無しさん 2012-07-29 21 41 44 ルマーノはハミ男 - 名無しさん 2012-08-03 06 44 31 アバンの人気に嫉妬 - 名無しさん 2012-09-04 16 23 01 オスカーとエミールが二人の世界すぎて吹いたw - 名無しさん 2012-09-07 19 00 53 ユリウスとミンツの相思相愛っぷりwww - 名無しさん 2012-09-07 19 01 29 いまさらだけどイサラ→ウェルキン抜けてね? - 名無しさん 2013-03-09 17 38 49 カリサ→フレデリカ抜けてませんか? - 名無しさん 2013-05-17 01 22 42 バーロット・・・ - 名無しさん 2013-06-05 04 22 01 アバンへの矢が凄過ぎて何かの模様かと思った - 名無しさん 2013-06-23 11 49 23 画像はデータがかなり古いけど更新し難いのが難点だな - 名無しさん 2013-06-27 20 00 33
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人里離れた森の奥、ひっそりと佇む古城の広間。 城の主である少女・リリカは頬杖をつき、アンティークのロッキングチェアを揺らしていた。 その傍らには古城に不似合いな袈裟を纏った僧、そして彼に付き従う一人の女性。 「珍しいわね。総統が直々に私達に用だなんて」 「……」 「…何か言いなさいよ。相変わらずつまんない男ね」 「月蓮様は貴方のように卑しい輩と話す口など持たないわ」 「幹部に向かって何よその口のきき方は!」 「私は月蓮様以外の指図は受けない」 「ていうかなんで幹部でも無いあんたがここに居るのよ!」 ひとしきり吠えた後、リリカは広い部屋を見渡して溜息をつく。 「…それにしても、邪神結社幹部も随分減っちゃったわね」 リリカは立ちあがり、所在なく歩き回った。 靴音がコツコツと響く。 「エレナも美紗も揃って足洗っちゃったし、ファトスも消えちゃった。残ったのは私とアンタだけなんてね」 「感傷か?其方らしくもないな」 「…別に。代わりのオモチャなんていくらでも居るわ。あんたと違ってね」 「…集まってくれたようだね」 ドアの開く音が三人の間の静寂を破った。 部屋に入ってきたのは白いスーツに身を包んだ金髪の美青年…。 邪神結社総統・通称『白の彼』だ。 「君達もさっき話していた通り、もう残る幹部は君たちだけになってしまった」 「幹部じゃないのも居るけどね」 メリアを横目で睨むリリカ。 「総帥としての僕の不徳の致すところだ。すまないと思っているよ」 申し訳なさそうに俯く『白の彼』。 月蓮が口を開く。 「…して、我々を召集した理由とは?」 「その事なんだ。幹部は自由に動いてもらう方針とはいえ、組織としての力不足は否めないからね。 新しい幹部をスカウトしてきたんだ。紹介するよ」 『白の彼』は振り返り、虚空に向かって呼びかける。 「来なよ」 『白の彼』の背後、何も無かった空間に突如として亀裂が走った。 ゆっくりと広がってゆく裂け目の奥から、赤い服を着た青年が現れる。 ナポレオンジャケットにネックチーフといった出で立ちは、ヨーロッパの貴族を思わせる。 部屋に降り立った彼は、その鋭い眼でリリカたち三人を睨みつけながら無愛想に名乗った。 「…オーカス・ファイゲンバウムだ」 「『ファイゲンバウム』ですって!?」 男が名乗ったその名に、リリカが驚いた声を上げる。 「その通り。君たちも知っている大幹部、オスカー・ファイゲンバウムの忘れ形見さ」 オスカー・ファイゲンバウム…かつて邪神結社最高幹部として君臨した男。 「カクリバン」と呼ばれる異空間にこもって、邪神復活の為「心の闇」の研究を続けていた。 先の戦いにより崩壊したカクリバンと運命を共にした筈だが…。 「オスカー…」 「あの大幹部に息子が居たとはね…」 (…誰?) 幹部二人がオスカーを思い出す中、話について行けず一人首をかしげるメリア。 「…貴様らの話は父上からいくらか聞いていた」 オーカスは月蓮とリリカを交互に見て、フンと鼻で笑った。 「破滅思想のネガティブ坊主に、雑魚侍らせて得意になってる猿山の大将か」 「……」 「貴様、月蓮様に向かって何たる無礼を!!」 「さ、サルですって!?」 オーカスは幹部の二人を罵倒すると、メリアの方を見た。 「お前は…」 「私は月蓮様の僕、メリ…」 「まあいい。俺が忠誠を誓うのは父上と邪神結社のみ。貴様らと慣れ合うつもりは無い」 メリアの返事を無視し、早々に踵を返すオーカス。 彼が指を鳴らすと来た時と同じように空間が割れ、自動ドアのようにオーカスを迎え入れる。 「くれぐれも、俺の邪魔になるような事はせん事だ。今日はそれを伝えに来てやった」 亀裂の向こうの世界へと帰ろうとするオーカス。 「待ちなさいよ」 その背中をリリカが呼び止める。 オーカスは振り返ると、鬱陶しそうな表情で深くため息をついた。 「まだ何か用か」 「いくら大幹部の息子だからって、あんたみたいな七光男がいきなり幹部だなんて…認めないわ」 「だったらどうした。なんなら試してみるか?」 オスカーは次元の裂け目からデュエルディスク取り出し、腕に装着する。 「来るが良い、虫ケラ」 (…オスカーの息子で幹部のポストを与えられる以上、闇のデュエルに関するなんらかの力を持っているはず。 万が一負けでもしたら、ろくな事にならないに決まってるわ。 こいつなんかに負ける気はしないけど、そんなリスクを負う事は無いわね…) 一人思索を巡らせるリリカ。その思惑を知ってか知らずか、オーカスは彼女を挑発する。 「…どうした、憶したか?」 「フン、誰があんたなんか…」 虚勢を張るリリカとオーカスの間に、卒塔婆型デュエルディスクを装着した月蓮が割って入る。 「…拙僧がお相手しよう。 其方が幹部となる以上、その力は確かめておかねばなるまい」 「ほう、貴様か。 貴様は父上と互角の強さと聞いている。少しは楽しめそうだな」 二人の視線がぶつかり合い、火花を散らす。 デッキを装着し、今にもデュエルが始まろうとした矢先… 「お待ちください、月蓮様!」 今度はメリアが割って入る。 オーカスはまた溜息をついた。明らかに格下の乱入者を、「空気を読め」とばかりに睨みつける。 「この程度の輩、月蓮様の手を煩わせる事はありません」 「…三下は引っ込んでいろ」 「誰が三下だ!私は月蓮様の僕、メリア・ハイブリッジ! 今ここで、私とデュエルしろ!」 息まくメリアをたしなめるように名前を呼ぶ月蓮。 「…メリアよ」 「退けません!こいつは月蓮様を侮辱しました!その愚かさを後悔させてやります!」 「まあいい。…現れよ、『カクリバン・フィールド』」 オーカスが指を鳴らすと同時に、三度現れる空間の亀裂。 亀裂の向こうの空間はどんどんと広がってゆき、古城の広間は異空間へと姿を変える。 ロープのぶら下がった枯木、でたらめな点滅を繰り返す信号機…不気味なガラクタが転がるゴーストタウン。 上空にはどんよりとした灰色の雲が漂っている。 「何よこれ!」 「…闇のデュエルか」 「その通り。ここは『カクリバン・フィールド』。彼の能力によって再構築された、呪われし地カクリバンの残骸さ」 「ここ私の城なんだけど…」 オーカスとメリアはデュエルディスクを構え、対峙する。 「我が故郷『カクリバン・フィールド』でのデュエルで敗れし者は、次元の狭間へと飲みこまれる。 貴様に闇のデュエルを受ける覚悟はあるのか?」 「勝つのは私だ。月蓮様への非礼を地獄で詫びるが良い!」 「「デュエル!!」」 メリア 手札:5 LP:4000 場: オーカス 手札:5 LP:4000 場: 「ハンデだ、先攻はくれてやる。貴様の力、見せてみろ」 オーカスの言葉に、メリアの瞳がギラリと輝いた。 「…その言葉、後悔することになるわよ」 「どちらでも結果は変わらん」 「果たしてそうかしら?」 デュエルフィールドに、無数の建造物が並び立つ。 大きな塔の周囲には、魔法文字でできたリングが浮遊している。 「《魔法都市エンディミオン》。魔力を増幅するフィールドよ」 「…美しいカクリバン・フィールドに無粋な物を…。【魔力カウンター】か…?」 「そんな悠長な戦術じゃないわ。私はさらに、《召喚僧サモンプリースト》を召喚、その効果を発動!!」 《サモンプリースト》の呪文詠唱と同時に、メリアの足元から巨大な「本棚」が現れる。 「《王立魔法図書館》を特殊召喚。さらに…」 メリアは本棚から一冊の本を選び出す。 緑色のハードカバーには、サイケデリックな色でポップな文字とイラストが踊っている。 「《トゥーンのもくじ》を発動。この効果でさらにもう一枚の《トゥーンのもくじ》を手札に加える」 「…読めたぞ、貴様のデッキ」 オーカスがククク、と笑う。 「魔法カードでデッキを圧縮し、《王立魔法図書館》のドロー効果で相手に反撃の隙を与える事無くエクゾディアを揃える…。 通称【図書館エクゾ】か」 「よく知ってるわね。易々と先攻を渡した愚かしさが身に沁みるかしら?」 「…先行一ターン目でエクゾディアを揃える…確率論ではそれ程高くは無い事は、貴様も知っているだろう」 「それは初手に《図書館》無いケースを含めてでしょう?既に布陣は揃っているわ」 「…所詮は運否天賦、戦略も駆け引きも無い醜いデッキだ。俺の手札に《エフェクト・ヴェーラー》等は無い。 存分に独り遊びを楽しむが良い」 「それじゃ、遠慮なくやらせてもらうわ。…《一時休戦》を発動!!」 嬉々として魔法カードを連続発動するメリア。 その様子を見て、観戦中のリリカは呆れた様子で呟く。 「…ドヤ顔しちゃってまあ。えげつないわね、あんたの部下」 「しかし、気になるのはオーカスの方。やけに落ち着いた様子だが…」 数分が経過し、ようやく魔法カードの連発を終えたメリア。 4枚の手札を残して、「ふう」と一息をついた。 「カードを使いきったようだな。手札4枚、デッキは残り5枚。 その手札が全てエクゾディアパーツだと仮定すれば、次のドローで残りを引き当てる可能性は20%と言った所か」 「いいえ、100%よ」 メリアが不敵に笑う。 「レベル4の《サモンプリースト》と《王立魔法図書館》でオーバーレイ! 現れよ、《ラヴァルバル・チェイン》!」 フィールドに現れたのは溶岩の鎧を纏った竜。 メリアはオーバーレイ・ユニットを取り除き、その効果の発動を宣言する。 「デッキから《封印されし右腕》を選択してデッキトップに置く!!」 「…ほう」 「御明察の通り、私の手札は全てエクゾディアパーツ。次のターンのドローフェイズで、エクゾディアが完成するわ。 …そして覚えているかしら、私が既に《一時休戦》を発動していた事を。 貴方のデッキは知らないけど、ワンターンキルを試みても無駄な事よ」 「虫ケラごときが、舐めたマネをしてくれる…」 「この無礼な新参者に、私が灸を据えてやります!…見ていて下さい、月蓮様!」 メリア 手札:4 LP:4000 場:《ラヴァルバル・チェイン》 オーカス 手札:6 LP:4000 場: 「…決まったわね。戦闘ダメージを与えられない以上、このターンで決着をつけるのはほぼ不可能よ」 「メリアちゃん、なかなかえげつない戦法だね。…でも、彼はそんなに甘い男じゃないよ」 ギャラリーがざわめく中、オーカスのターンが始まる。 「俺のターンだ。まずは《ライトレイ・グレファー》を召喚、その効果を発動。 手札を一枚捨て、デッキから光属性モンスターを一体除外する」 オーカスの場に現れた筋骨隆々の白い戦士。 その足元に伸びる影から、瓜二つの姿をしたもう一体の白い戦士が現れる。 「さらに手札の《邪帝ガイウス》を捨て、《ダーク・グレファー》を特殊召喚」 白と黒の戦士がフィールドに並び立つ。 メリアは呆れたような顔で笑った。 「そんな戦士を並べて、オセロでもする気かしら? 何をしようと、このターンで私を倒す事なんてできないわ。私のターンのドローフェイズでゲームエンドよ」 「…『このターンで倒す事は出来ない』…その点は認めてやろう。だが、もう一つは間違いだ」 「何を…!?」 「俺の墓地にあるのは《グレファー》のコストに使った《光帝クライス》《邪帝ガイウス》の二体。 …墓地に存在する光・闇属性モンスターの枚数が等しい時、そのどちらかの属性のカードをすべて除外して特殊召喚する事が出来る」 手札から一枚のカードを選び出すオーカス。 禍々しいオーラに包まれたそのカードは、裏側のままでも一際の重圧を放っている。 「カクリバン・フィールドを統べる混沌の騎士、今ここに降臨せよ。 《カオス・ソルジャー―宵闇の使者―》!!」 「カオス・ソルジャー!?」 「《宵闇の使者》が特殊召喚に成功した時、除外した属性によって効果を発動する。 俺が除外したのは、闇属性の《邪帝ガイウス》」 オーカスの合図により、剣を投擲する《宵闇の使者》。 剣はメリアの手札を貫くと、そのまま背後の壁に突き刺さる。 「相手の手札をランダムに一枚、エンドフェイズまで裏のまま除外する。 …どの部位かは知らんが、次のドローフェイズでお前の手札に《エクゾディア》が揃う事は無い」 「舐めた真似をしてくれるわね。…だけど、除外された手札はエンドフェイズには戻ってくる…。 貴方の寿命がわずかに延びただけの話よ」 「…この効果を使ったターン、俺はバトルフェイズを行えない。カードを一枚セットし、ターンエンドだ」 メリア 手札:3 LP:4000 場:《ラヴァルバル・チェイン》 オーカス 手札:1 LP:4000 場:《カオス・ソルジャー―宵闇の使者―》《ダーク・グレファー》《ライトレイ・グレファー》伏せ魔法罠*1 「私のターン!」 手札に加わった《封印されし右腕》。メリアは鼻を鳴らした。 「これで私の手札にエクゾディアパーツは4枚。 ケチな小細工をしてくれたけど、もはやターンエンドを宣言するだけで決着が着くわ。悪あがきご苦労様ね。 …さて、それじゃ私はこれでターンエ…」 メリアの表情が凍りついた。 ターンエンドを宣言しかけた瞬間、煙のように消えてゆくメリアの手札。 「て、手札が…!!」 塵となったカードを追い伸ばした手も、ただ空を切るばかり。 全ての手札を失い崩れ落ちるメリアを見下ろし、オーカスは一枚のカードを示す。 「《宵闇の使者》を媒介に、《魔のデッキ破壊ウィルス》を発動させてもらった」 「ウィルスカード…!!」 わなわなと肩を震わせ、唇を噛むメリア。 「…メリアのデッキには、墓地に落ちたパーツを回収するカードは入っていない…」 「それじゃ、どう足掻いたって勝てないじゃない!」 「…罠カード一枚で戦術そのものが瓦解するデッキなど紙束に過ぎん。 一ターン目で殺せなかった不運を恨むんだな」 「ぐ、くうぅ…ッ!!」 どんなに悔しがろうと、彼女のデッキにこの状況を打開する術は無い。 涙目でターンエンドを宣言する彼女を、オーカスは冷酷に見下ろした。 メリア 手札:0 LP:4000 場:《ラヴァルバル・チェイン》 オーカス 手札:1 LP:4000 場:《ダーク・グレファー》《ライトレイ・グレファー》 「俺のターンだ。…魔法カード《混沌の種》を発動。 《ライトレイ・グレファー》の効果によって除外された《カオス・ソルジャー―開闢の使者―》を手札に加える」 「『開闢の使者』…ですって」 「…あのカードはオスカーの…」 オスカーのデッキを知るリリカと月蓮が呟く。 「墓地の《宵闇の使者》と《光帝クライス》を除外! 父上より賜りし混沌の騎士…《開闢の使者》よ、顕現せよ!」 紺碧の鎧に混沌のオーラを纏い、フィールドへと降り立つ伝説の剣闘士。 主に似た冷酷な眼差しで、メリアを見据える。 「《開闢の使者》で《ラヴァルバル・チェイン》を攻撃! 開闢・双覇斬ッ!」 《開闢の使者》の剣技により、真っ二つに斬り裂かれる《ラヴァルバル・チェイン》。 メリアのフィールドを守る物はこれで無くなってしまった。 「《開闢の使者》が戦闘によってモンスターを破壊した時、もう一度続けて攻撃する事が出来る。 終わりだ、ザコめが」 剣を構える《開闢の使者》と二体の《グレファー》。 オーカスの号令と共に、丸腰のメリアへ斬りかかる。 「邪神結社に弱者は不要。カクリバン空間の塵となるがいい!」 「ぐあああぁっ!!」 メリア 手札:0 LP:0 場: オーカス 手札:1 LP:4000 場:《カオス・ソルジャー―開闢の使者―》《ダーク・グレファー》《ライトレイ・グレファー》 「忘れてはいまいな、このデュエルにおけるルールを」 ライフポイントを失い崩れ落ちるメリア。その背後の空間に亀裂が走った。 亀裂の向こうの暗黒は、ブラックホールの様にその体を吸引する。 「こ、これは!?」 「…カクリバン・フィールドは弱者の存在を許さない。デュエルで敗れた者を空間の外へと排出する…自浄作用といった所か」 既に半身を飲み込まれ、必死にもがくメリア。 抵抗も空しく、その体はどんどん暗黒空間に吸い込まれてゆく。 「月蓮様ぁーッ!!」 手首だけになったメリアが、叫びと共に飲み込まれてゆく。 やがてメリアを完全に吸い込むと、空間の穴は閉じてしまった。 同時にカクリバン・フィールドは消えてゆき、景色はリリカの部屋へと戻る。 「狼藉が過ぎるぞ、オーカスとやら。メリアをどこへやった」 オーカスへと詰め寄る月蓮。 その眼光に、リリカは背筋を凍らせる。 「ほう、貴様もそんな顔をするのか。残念だが、奴の行方は俺にもわからん。 海の底か、未開の奥地か…宇宙空間かもしれんな」 「外道が…!!」 「はい、そこまで」 睨みあう両者の間に、『白の彼』が割って入った。 「オーカス、嘘は良くないよ」 「…フン」 『白の彼』の言葉に、そっぽを向くオーカス。 静寂を切り裂くように、「ボチャン」と言う水音が響いた。 『月蓮様ぁー!ここは一体…!』 続いて、聞き覚えのある声が響く。 リリカが声のする方向の窓を開けると、中庭の噴水には放心状態のメリア。 「…ザコの癖に、悪運だけはあったようだな」 「オーカス、其方…」 「次元の狭間の先がどこに繋がるかは分からない…。しかし、範囲をある程度コントロールする事は出来る。 ザコとは言え総帥の手前、少々手心を加えてやったまでだ」 「……」 「勘違いするんじゃないぞ。貴様を敵に回すと後々面倒だろうからな」 「…何それ、ツンデレって奴?」 「貴様…!この俺を愚弄するか!」 リリカの軽口に青筋を立てるオーカス。 幹部たち三人の様子に、『白の彼』は相好を崩す。 「さて、顔合わせも済んだね。 幹部も君たちだけになってしまった。結社の為、存分に働いて欲しい。 …もっとも、君たちにはそれぞれの目的がある事も知ってるけどね」 『それぞれの目的』…。 (愚かなる衆生を滅びをもって救わん) (世界を私だけの物にして、毎日楽しく暮らしてやるわ!) (父上の遺志、必ずや俺が果たしてみせる) その言葉に、各々は胸の内に秘めた思いを反芻する。 三人の前に立つ『白の彼』は、厳かな調子で組織の理念を復唱した。 「全ては邪神の名のもとに」 「「「全ては邪神の名のもとに」」」
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ジーナ・デイヴィスをお気に入りに追加 ジーナ・デイヴィスのリンク #blogsearch2 ジーナ・デイヴィスとは ジーナ・デイヴィスの53%は宇宙の意思で出来ています。ジーナ・デイヴィスの27%はやましさで出来ています。ジーナ・デイヴィスの15%は鉛で出来ています。ジーナ・デイヴィスの3%は記憶で出来ています。ジーナ・デイヴィスの1%は微妙さで出来ています。ジーナ・デイヴィスの1%は知恵で出来ています。 ジーナ・デイヴィス@ウィキペディア ジーナ・デイヴィス ジーナ・デイヴィスの報道 サラ・ジェシカ・パーカーが年齢差別にNO。「SATC」が訴える、歳を重ねる素晴らしさ。 - VOGUE JAPAN 高すぎるIQは、ハリウッドでは役に立たない!? IQ152の天才女優ケイト・ベッキンセールがその苦労を告白 「医者に言われたのは・・」 - tvgroove - TVグルーヴ・ドット・コム 『最後の決闘裁判』これぞリドリー・スコット!史劇・ミステリー・対決・強いヒロインの集大成(CINEMORE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『007』ダニエル・クレイグがノリノリでコント出演、名作映画24作パロディ連発 ─ ご本人登場サプライズも - THE RIVER アカデミー映画博物館が宮崎駿展でいよいよオープン。紆余曲折を経て(猿渡由紀) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 歳を重ねて魅力もUP!シニア層のロイヤル&女優たちのNOW & THEN - ハーパーズ バザー・オンライン 『ジョーズ』だけじゃない! この夏見たい「名作サメ映画」珠玉の5作品 - 現代ビジネス 映画「スチュアート・リトル」シリーズ一覧!全3作品のあらすじ、キャスト&見どころをまとめて紹介! | FILMAGA(フィルマガ) - FILMAGA by Filmarks ベン・アフレックとジェニファー・ロペス、中年カップルの復縁はなぜこんなにも魅力的? - ハーパーズ バザー・オンライン カンヌ国際映画祭が「ウーマン・イン・モーション」で目指すダイヴァーシティとインクルージョン - WIRED.jp 天は二物を与える!じつはオリンピックを目指していたセレブたち【特集】 - フロントロウ 映画からドラマへ。テレビ業界に進出した銀幕のスター32人 - Esquire 『17歳の瞳に映る世界』ドキュメンタリータッチが浮き彫りにするアメリカの現実(CINEMORE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『プロミシング・ヤング・ウーマン』衝撃的ドラマにポップなムードと深い意味を与える、音楽の上級チョイス(CINEMORE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『スーパーノヴァ』ハリー・マックイーン監督 コリン・ファース、スタンリー・トゥッチで表現した究極の愛のかたち【Director s Interview Vol.123】(CINEMORE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『テルマ&ルイーズ』のブロードウェイミュージカル版が「制作の初期段階にある」ことが明らかに - フロントロウ 『テルマ&ルイーズ』の絆は不滅!30周年イベントで、ジーナ・デイヴィス&スーザン・サランドンが再会(MOVIE WALKER PRESS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「ただのハンサムじゃない!」 ブラッド・ピットの出世作『テルマ&ルイーズ』で共演した大女優が30年前の感動を告白 - SPUR.JP 人口上位2%のIQを持つメンサ会員のセレブまとめ! 実はあの人は飛びぬけ?... - TVグルーヴ・ドット・コム 離婚発表のビル・ゲイツ氏、妻メリンダさんとの別離契約書作成へ ゲイツ氏の総資産14兆円の分配方法に注目が集まる - tvgroove - TVグルーヴ・ドット・コム 伝説の映画『クラッシュ』の4K無修正版公開に合わせて見たい、鬼才クローネンバーグ監督のおすすめ作品3選。|Pen Online - Pen-Online 映画ファンが「健気な姿に心動かされる…」と高評価する「動物映画」まとめ!『ベイブ』『オクジャ okja』など人気の10本 | FILMAGA(フィルマガ) - FILMAGA by Filmarks 永遠のイケメン、ブラッド・ピットの華麗なる恋愛ゴシップ遍歴 - ハーパーズ バザー・オンライン “アメリカに女性大統領が誕生!?”をテーマにした映画・ドラマ3本 - MOVIE Collection [ムビコレ] ずっと前からフェミニストなセレブ【ピーチズのOM(F)G!】 - ELLE 授賞式よりも面白い!? アカデミー賞、アフターパーティーの知られざるセレブの動向をトーク。 - VOGUE JAPAN 離婚や熱愛からお別れなど破局を迎えても、いまもなお印象的なセレブカップル27組 - Esquire ジーナ・デイヴィス、男女平等のための活動でオスカー名誉賞を授賞 - ELLE ブラッド・ピットが体現する“白人男性”の光と影 ハリウッドを変える力を持つ唯一無二のスターへ - リアルサウンド 米女優ジーナ・デイヴィス、ハリウッドの男女格差は「恥ずかしい」 - シネマトゥデイ 次回アカデミー賞のガバナーズ・アワード受賞者が決定 - スクリーンオンライン ジーナ・デイヴィス、4度目の離婚へ - シネマトゥデイ 『プリティ・リーグ』テレビシリーズをAmazonが企画 - シネマトゥデイ オスカー女優ジーナ・デイヴィス、人気ドラマ「グレイズ・アナトミー」にゲスト出演決定| 海外ドラマ&セレブニュース TVグルーヴ(モバイル版) - TVグルーヴ・ドット・コム 時代は変わる--強くて元気なホラー映画の女性たち - NewSphere テレビドラマ版「エクソシスト」にジーナ・デイビス参加 - エイガドットコム 『エクソシスト』ドラマ版にオスカー女優ジーナ・デイヴィスも出演 | ニュース | 海外ドラマ - 海外ドラマNAVI ジーナ・デイヴィス、テレビドラマ版「エクソシスト」出演へ| 海外ドラマ&セレブニュース TVグルーヴ(モバイル版) - TVグルーヴ・ドット・コム 『グレイズ・アナトミー』にオスカー女優のジーナ・デイヴィスがゲスト出演! | ニュース | 海外ドラマ - 海外ドラマNAVI 「テルマ&ルイーズ」ふたりの主演女優、22年ぶりのツーショット - エイガドットコム 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 ジーナ・デイヴィスのキャッシュ 使い方 サイト名 URL ジーナ・デイヴィスの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ ジーナ・デイヴィス このページについて このページはジーナ・デイヴィスのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるジーナ・デイヴィスに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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299: 635 :2020/12/04(金) 00 22 20 HOST 119-171-231-231.rev.home.ne.jp 完全なお遊びですw 銀河連合日本×神崎島? ネタ サセボ異界紀行 「エス、待たせたね。」 「それほど待ってはいないよ。」 正月気分も抜け、若者も成人認証式を終えて一段落した頃、私はサセボに停泊する戦艦リシュリューを下艦し迎えに来たエスの元へと来た。 二人共、鎮守府海軍第一種軍装を身に纏っている。 エスは実際に士官であり、私も職務上の必要性から士官の地位を賜っている。 振り返ればいつもの三十八センチ四連装砲に代わり試験的に搭載する長口径四十六センチ三連装四基を搭載する戦艦リシュリューの威容が見て取れる。 その艦橋には島で新規開発された対宙対応型の新型電探が見て取れる。 しかし重力や空間変動の検知も可能で電波を用いないコレを電探と言って良いものか… しかしヤマトやコンゴウの様なニホンの城郭を思わせる様な艦橋ではなく、ニホン的美意識の中にも仏国出身らしい機能的かつ芸術的感覚も感じられる。 改装設計の段階で妖精となっていたウエノの国立西洋美術館の設計者も実用的かつ芸術的な艦内デザインに参加していたからだろうか? しかしながらモダニズム的なのは内装であり、現在の戦艦リシュリュー全体のイメージとしては仏国のノートルダム・デュ・オー礼拝堂が近い気がする。 そして艦内に幾つかある貴賓室や食堂等大凡戦闘に関わりない機能を持つ区画は別の美術センスを以てデザインが成されているものもある。 それらのデザインには艦長であるファーダリシュリューの指示によりイゼイラやダストール等ティエルクマスカ出身の若いデザイナーが多く起用された。 ティエルクマスカ出身のデザイナーの大半は発達過程文明への留学として神崎島を訪れ自分のように神崎島の国籍を取得したものが大半だ。 芸術面においては本土より神崎島の方が優れていると見なされているからだ。 アール・ヌーヴォーのアルフォンス・ミュシャ、アール・デコのルネ・ラリック、モダニズムのル・コルビュジエを始め、 何れも神崎島で現役で活躍する綺羅星の様な芸術家やデザイナーばかりであり今回の若いデザイナー達の師となっている者も多い。 また本土の芸術家はティエルクマスカと反りが合わないリベララリズム主義者(ティエルクマスカの新語で言うバイコクド)の持ち主が多いのも理由である。 そしてそれらの師から様々な発達過程の芸術を身に着けたティエルクマスカの若者達はそれぞれの祖国の芸術と融合させより昇華させた。 師達から見ればまだまだ荒削りであるが新しく芽生え始めた芸術の潮流に神崎島の師達は心躍らせている様子であった。 そんな流れを作り出したのはファーダリシュリューがニホン政府や鎮守府に提案した芸術の道を志すティエルクマスカの若者達の島への留学である。 芸術の道を志しながらティエルクマスカでは新しい芸術に触れる場も活躍する機会もなかった若者たちに機会を与え、 島の芸術家達には異星の芸術という新たな刺激を与えた。 芸術に対するファーダリシュリューの見識の深さに誠に頭の下がる思いである。 そんな訳で戦艦リシュリューの艦内はチキュウとティエルクマスカの芸術が融合した美術館ともいえる状況にあるのだ。 そんな戦艦リシュリューに私が乗艦している理由であるがまたとなるが並行人類文学のためである。 島の学校にて並行人類文学(その主たるは両世界大戦のものが多いが…)を志すティエルクマスカの若者達に講義をすることがあるのだが 私自身が勉強を怠っては意味がない。 かつての姿と違い最新技術とティエルクマスカの若者の情熱により新たな姿となった戦艦リシュリューは並行人類文学作品を作る上で 非常に良い例となっている。 戦艦リシュリューのあり得たかも知れない並行宇宙での姿、そう書くとなんとも浪漫が溢れる。 そして何故私がエスと共にサセボへと降り立ったか。 エスの上官であるファーダコンゴウが主催する高速戦艦の会慰安旅行がこの度開催されたからだ。 参加者は各高速戦艦艦娘だけでなくその乗員達も対象となっている。 ファーダコンゴウ曰くみな高速戦艦の子なら家の子とのことなんとも母性溢れる発言である。 これがお艦気質というものか。 慰安旅行は流石に全艦一度にといかないので複数回に分けて行われる。 その際に妹君のファーダヒエイが別組の引率を任され敬愛する姉と別行動を嘆くべきか責任者を姉君より任されたことを誇るべきか複雑な感情であったそうな。 300: 635 :2020/12/04(金) 00 22 52 HOST 119-171-231-231.rev.home.ne.jp サセボに降り立った筈の私とエスそして上官であるファーダコンゴウとファーダリシュリューと共に見知らぬ街の夜の路地裏にいた。 見回せばなんとも異国情緒溢れる、あえて言えば蘭国風であろうか?大きな街であるがサセボやその近郊にこれほど巨大な都市は存在しなかった筈である。 何故こんなとこにいるのかと言えば私達と上官達は戦艦リシュリューに忍び込んでいた白黒柄の猫がリシュリューより逃げ出し追っていたからだ。 オスカーという名前であるそうだが何やら色々とあるらしい。 私達はオスカーを追いかけサセボの街を駆け回った訳であるがいくら追いかけても追いつけなかった。 艦娘の身体能力を以てしても、我々ティエルクマスカが誇るトーラルシステムの近未来予測演算を以てしてもだ。 あのオスカーは逃げ水かなんかであろうか。 私達はオスカーの後を追いどことも知れぬ街の小径を駆け抜けるとオスカーが座っていた。 追いつきやれやれといった感じでファーダコンゴウはオスカーを抱き上げた。 そしてふと私は通りを見回し見慣れぬ景色であることに気づく。 大勢の人々が行き交いニホン人や外人だけでなくティエルクマスカ諸種族の姿も見受けられる。 「エス、サセボにこんな街並みあったかな?」 「…いや何度も佐世保を訪れたがこんな場所は知らない。」 不安げに周りを見回す私と注意深く周囲を警戒するエス、それに対し何でもないかのようなファーダ達。 「んー、取り敢えず周りを少し見てみるデース。」 「Oui、コンゴウの言う通りね。」 上官二人は歩き出した。 二人が冷静なことに安堵しつつ私とエスは後に続く。 しばし歩けばなんとも祝賀ムードな街であった。 今日は何なのか日なのか周りの人々にと聞きたい気もするがそれは我慢する。 恐らくはここがある種の異界だからだ。 異界の者と話せばこの世界のものではないと気づかれ良くない目に合うのは自明の理である。 同じく気づいているだろうエスも何も話さない。 なので専ら周囲の人々と話をするのはファーダコンゴウとリシュリューである。 艦娘とは異界を航行出来る存在であり何かあっても二人なら対処可能だろう。 特にファーダコンゴウはさり気なく情報を引き出しつつ、相手に疑心を抱かせないのは流石は明治生まれは高性能である。 公共放送の児童向け歌唱の番組で流れていた歌唱でもそう歌われている。 そして私とエスはゼルクォートを用いてこの世界のネットワークに介入情報を収集していた。 そうしながら海、港の方へと移動して行きながら分かったことがある。 「大陸となった日本…。」 「正確には亜大陸の連合体ネー。」 「Oui、しかもティ連への加盟式典の祝賀モード。」 「この巨大な街がサセボとはまあ…。」 恐らくは平行宇宙、まあそれも驚きなのだが…。 301: 635 :2020/12/04(金) 00 24 28 HOST 119-171-231-231.rev.home.ne.jp 「Nederlandが世界帝国で日本と創造主の鎖で繋がれてるというかどうしてあーなったデース…。」 「それを言ったらRepublique(共和国)だってこっち敗戦国なのにFFRとかいう国家連合体にTeleportation(ワープ)進化してるわよ…。」 「共産化したアメリカ…。」 「第二次世界大戦からの戦艦存続も中々…。」 「いやそれについては私達の世界も笑えないデース。」 確かに21世紀で戦艦復活からの世界に氾濫するとか誰も予想つかないだろう。 そしてさっきからチラチラとファーダコンゴウやリシュリューを見る人々がいる。 「艦長、こっちにも艦これあるんですね。」 「デスネー…。でも何で最終改装がペルシャ風なんデース!?」 そうしている内に港に出れば周囲をよくよく見れば見慣れた艦これのファーダコンゴウのボードが存在したりする。 どうも転籍先の国家の伝統衣装を身にまとっているようだ。 ならばファーダコンゴウのいつもの巫女の様な姿はこちらの日本人にとっては懐かしい感じがするのだろうか…。 まあそれ以上に気になることがあるのだが…。 「貴方達、気づいてる?」 「勿論デース。」 「私でも感じとれます。」 「艦娘でもないのに圧を感じる程の気配を感じるとは凄まじい…。」 ファーダリシュリューに全員が答える。 私でも気配を感じられる程のこちらを見る視線を感じるのだ。 それは目の前にある大和やエイブラハム・リンカーンにも匹敵しうる超大型大型戦艦から発せられる。 この世界の『大日本帝国』のティ連加盟を祝福するために来日した、 フランス連邦共和国、FFRとも呼ばれるこの世界のフランスから来た『戦艦リシュリュー』だ。 「フゥ、こちらの私はFFRの国民からの信仰だけで軍艦という存在から逸脱しつつあるんじゃないかしら?」 「日本で言う神になりつつあると…艦娘である貴女が言うほどですか…。」 「FFRはこのリシュリューに対してどれだけ想いが重いのデース…。というか貴方も普通のイゼイラ人からは逸脱しつつあるデース。」 「…マジですか?」 「マジデース。神道についてその辺の日本人より理解してるとか普通のイゼイラ人と感性がズレてる上に 気配を感じるという感覚自体普通のイゼイラ人は持たないデスよー?」 言われてみれば確かにその通りである。 イゼイラ人を外れてるのは見えないものを見たりするエスぐらいなものかと思っていたが…。 スーパー野菜人ならぬスーパーイゼイラ人とでも言うべきか。 元来イゼイラ人は科学的に観測されたものしか信じない性質である。 神や気配というあやふやなもの信じないというか信じたくない性質を持っている。 まあ神という存在に関しては蛭子命等を通し状況証拠がどんどこ積み重なって来ているので信じられ来てるのであるが。 ドサリ 302: 635 :2020/12/04(金) 00 25 07 HOST 119-171-231-231.rev.home.ne.jp そんなことを考えていると周囲の音が急に小さくなった様に感じ、重いものが入った紙袋を落とした様な音が一際大きく響く。 振り向けばエス、ではなくエスに似たイゼイラ人がヤルバーンの制服を着て信じられないものを見つけ 驚いた様に目を剥いてこちらを見ている。 その足元には先程の音の原因と思われる紙袋が落ち中身のカレーパンと思しきものが散乱している。 もったいない…。 「に、兄さん…!?それにそっちは…。」 ああ、平行宇宙であればそういうこともありえるか。 エスがファーダコンゴウとリシュリューの顔をそれぞれ見ると二人は揃って首を縦に振る。 エスは困ったような顔をしながら口を開いた。 「弟よ。下の弟と両親は息災か?」 その言葉にエスの『弟』はエスに涙を浮かべ顔をクシャクシャにして突進するように抱きついた。 それを軍務を通して鍛え上げた肉体で微動だにすることなく受け止めるエス。 まあつまりこちらの世界でエスの上の『弟』は生きている上にヤルバーンの乗員なのだ。 そして反応から見るに私達の世界とは逆にエスはもう、もしかしたら私もこの世にはいないのだろう。 イゼイラ人が別のイゼイラ人に抱き着き泣き叫ぶという状況に周囲がざわつき始めどうしたものかと私は頭を捻っていた。 すると私の耳は焦ったような仏語を捉えた。 私はゼルクォートによる翻訳だけでなく海外の文学作品を読む際にはやはり現地の言語を習得した方が良いと考え、 英仏葡西露など主要な言語の日常会話くらいは出来るようになっている。 『おい!あの女性は!!』 『日本の艦隊これくしょんでのリシュリュー!?』 話しているのはFFR海軍の軍装の人間…あ”っ!!(察し) この世界でのリシュリューとはFFRの象徴でありそのものでもあり主神でもある。 即ち我々イゼイラ人にとってのナヨクァラグヤ・ヘイル・サーミッサ以上の存在だ。 「ファーダリシュ、ファーダ神崎達!!」 「Je sais!!コンゴウ!!」 「了解ネ、リシュリュー!!みんなMove!Moveネー!」 ああ、せっかく名前ぼかしたのに…。 『やはりリシュリュー!!何故本国ではなく日本で降臨されたのだ!?』 『きっと深い理由があるのだろう!丁重にOMOTENASHIしなければ!!』 その間にも騒ぎは周囲に伝搬し拡大人々が集まり始め道を走って逃げるのは無理だろう。 「Shit!みんな上を行くネー!」 ファーダコンゴウは言葉共に艤装を展開、ファーダリシュリューも続き私とエスはM型コマンドローダー(M9タイプ)を造成する。 「やっぱり艦娘の金剛!でもペルシャ仕様でなく何故改二のまま!?」 「あっちの人間大のアーム・スレイブ!?」 私達を見る人々は大混乱に陥っているようだが私達はお構いなしにその場を離脱する。 私と弟を米俵のように担いだエスは斥力推進で、 ファーダコンゴウとリシュリューは自身の脚力と空間振動エンジンで空へと飛び上がり夜の闇に消えていった。 303: 635 :2020/12/04(金) 00 26 17 HOST 119-171-231-231.rev.home.ne.jp 街中を脱出した私達は郊外の人気のない公園に来た。 ファーダリシュリューが軍用艦艇クラスの探知艤装を展開し、 ファーダコンゴウが人払いの為に人が近づきたがらない程度の軽い殺意を公園全体に広げているため人が近づくことはないだろう。 ゼルクォートでインターネットに接続してみればワクワク動画にあたるサイトには誰が撮影していたのか 早速ファーダコンゴウとリシュリューの動画が上がり再生数が凄まじい勢いで増えている。 特に艤装を展開した瞬間など大量のコメントで動画が視聴不能に陥っている。 その動画がツブヤイターで広まり情報が拡散しそれを見た人が動画を見てツブヤイターして情報を拡散の繰り返しである。 ニュースサイトでは在大日本帝国FFR大使が緊急で総理官邸を訪れ艦娘リシュリューの所在確認と引き渡しを求めるニュースがトップとなっている。 そしてこの世界のヤルバーンに来訪していたティエルクマスカ連合艦隊では、 「なんか大混乱みたいネー。」 「この世界では死んだ人間が存在して一緒にヤルバーン乗員が連れ去られ行方不明になっていればね…。」 「まあでもこちらでもファーダ柏木は御大臣様ですか…。」 我々が原因で大混乱に陥っているのであった。 どうも現場に広域情報省の映像記録員がいたらしく私とエスの映像もしっかりと記録されていたようである。 そのことについて日本側へ説明を求めているらしくティエルクマスカ担当大臣のファーダ柏木がてんてこ舞いであるとか。 ちらりとエスと弟を見れば泣いている弟をエスがよしよしと撫でて落ち着かせようとしさらに泣くという悪循環に陥っていた。 下手にどの勢力の元にも行けない状況であるが、いやはやなんともどうしたものか…。 なおそもそもの原因となったオスカーは私達の足元で欠伸をかいていた。 304: 635 :2020/12/04(金) 00 30 02 HOST 119-171-231-231.rev.home.ne.jp 以上になります。 いつもの『私』と『エス』のコンビがヤルバーンが来た日蘭大陸世界に迷い込んだというお話です。 かなりお遊び要素が大きいので現状転載はしないで下さい。 なおネタを思いついたのは毎晩FFRの人が枕元に立つというモントゴメリー氏のリシュリュー関連とかのネタだったり。
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--めし ■ 使用PC ├ 加賀 └ ゲン --R ■ 使用PC ├ エイナ・ロックホール └ アレス・バーニアン --安代 ■ 使用PC ├ コルドゥー・モアカルラ └ ジュリア(グレゴワール・フィリドール) --大家 ■ 使用PC ├ シルヴィア・ド・シュヴァリエ └ ロジャー・ゴールドシュミット --キュアインP ■ 使用PC └ カザミ --紅チキン ■ 使用PC └ ローザ=オスカー --43z ■ 使用PC └ オルタナ・ヴィヴィアージュ --しゃみ ■ 使用PC ├ シノ=グラスフィール └ アマミ=グラスフィール --ささみおうむ ■ 使用PC ├ アダッジョ・ロッソ └ ナド・トリール --ちんねん ■ 使用PC ├ リュクス・カッシュ └ ハーシェス・クライスト --テレサ ■ 使用PC ├ シャンディ・ストラテオ └ ニコラシカ・ストラテオ --七海 ■ 使用PC ├ ナナレオ=ブルーフィズ └ ミト・トレイユ --BL ■ 使用PC ├ ベアトリーチェ・ローエン └ トーマ・テスラ --レモリア ■ 使用PC ├ タマ=モモコ ├ ソラ=レオ └ レイ --をみぎ ■ 使用PC └ シエラ
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_}_人_ ニ ニ -{_ {ニ __ _rfニニ(炙){_ ニ = ) } =( /⌒ _{ {⌒>=ニリ⌒⌒⌒)n(___ノ ニ} { _{ {_{_ノ=-‐}⌒\=ミ=======ミ{__ノ⌒\___,ノ { n_(ニ=-〈_/__}/ ̄\}ノ====ミ \____{_____nn/ 〈 〈 __{/ ̄ ̄\_厂厂\\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ . ∨h_ }/C c}(_/(_ノ}\======ミ \ └(_ )〈⌒\_)/{〈/ )ニ} ∧\ノ ̄}{____厂 ‘, 〔fY=イノ=ァノ__,]ノ // }厂} `¨¨¨´ /⌒し{/{ } }/ /)ーく /} / ̄ ̄\ノ == [) ノ {__ノ\ {⌒} ̄ ̄\(__,/王ノ/ノ(_ノ二二二[ ___/ {__ /{ _ノ⌒\ } ノ ̄ /ニ/ }⌒\_[ __ノ⌒\____/ ⌒\_ {__ {八 { } }{ー‐く_/___,ノ ̄厂 ̄[ノ⌒ /⌒\__/ { (_[) }= { { ニノ\_//=- __人___ノ/ _/⌒ /{_/ { {__ {_\ __/⌒\__ノ= { / ⌒\ -厂\__ノ }__{ / {_ ( {_ {こ)ノ_ノ -(_/ _}/⌒\\ ノ__/[/(__/ { {__(__ rく)/)___ノ⌒ / _r=ニ)_)_o_)__}_}/ -=ニ二]) ( (__ ___( ̄ /⌒\ . ⌒ ̄`\__/ 〔{ {{\(__(_{_[リ=((二ニ=- ( -=ニ[ __{ _{ / ([ _ `¨¨¨¨´ ̄ ̄\  ̄ ̄]人__ノ⌒⌒ -=(__ (⌒⌒⌒\/⌒ く二厂/ ̄]\]__n⌒⌒\_/⌒⌒⌒ ⌒\\ r=ー /⌒ }{⌒\ /⌒\ }\ ⌒\ /⌒ /⌒\ \ / }-=\ ⌒\ Skirk Commando / スカークの猛士 (1)(赤)(赤) クリーチャー — ゴブリン(Goblin) スカークの猛士がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたは「スカークの猛士はそれに2点のダメージを与える」ことを選んでもよい。 変異(2)(赤)(あなたはこのカードを、(3)で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの変異コストで、これをいつでも表向きにしてもよい。) 2/1 名前 コメント
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ぼっくすすかーと 入手法/作り方 プリーツスカート+リクニスの葉、まぜる、かなり フレアーミニスカート+チェックの大きなリボン、まぜる、かなり 作成アイテム 上トレイ 下トレイ 方法 時間 SUCCESS FAIL GREAT 猶予 スクールジャケット ボックススカート まぜる ちょっと Aラインコート 腐ったスクールジャケット GREAT セーラーブラウス ボックススカート まぜる すぐ 黄色のセーラーワンピース 腐ったセーラーブラウス GREAT セーラーブラウス ボックススカート 熱する すぐ ピンクのセーラーワンピース 腐ったセーラーブラウス GREAT セーラーブラウス ボックススカート 置く すぐ 青いセーラーワンピース 腐ったセーラーブラウス GREAT ボックススカート ニカワ まぜる かなり 自警団スカート 腐ったボックススカート GREAT 腐り復活 上トレイ 下トレイ 方法 時間 SUCCESS FAIL GREAT 猶予 腐った上トレイ - 作り方 時間 SUCCESS × GREAT 名前 コメント
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imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ここにアップロードした画像ファイル名) 名前 スカーレット 階級 リーダー 性別 女の子☆彡 職業 ソードダンサー レベル 150 生産 錬金料理√ よくいる時間帯 こっちじゃあんまりINしてないよー 自己紹介 スーちゃんです。このギルぺの管理人です。みんなよろしくね! ©2006 Actozsoft, All right reserved. ©2006 Gamepot Inc, All right reserved. ◇真鈴◇ 名前 ◇真鈴◇ 階級 ベテラン 性別 女の子? 職業 ソウルロード レベル 112 生産 とってないよー よくいる時間帯 8時~10時ごろ 自己紹介 こっちを主に育ててるーこっちのほうがよく会えると思うからよろしくね!
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六月前半 六月前半のことはじめ。 アンダーラウンド… 六月十日のまかない。 ようやくこうしんするも… せいしんてきにぐだぐだ。 びょうきのこと 体調と精神疲労と梅雨空は連動する… 心的外傷が氷河の裂け目の如く深き物ぞ、 本当にダウナーが入ったら今度は耐えられる自信が無い… まして、酒に溺れるならば立ち上がれない気がする。 何処其の宗教屋の抜かす輝ける未来なぞ信じないが、 シンデレラの様な陳腐なハッピーエンドは物足りないし、 マクベスの様な悲劇でも詰らない。 吾心のタービン止る迄進むが運命、我が屍拾う物無。 ほんのこと 人生未だ諦めちゃいねぇ。 だが、数字と専門家は嘘も付く。 そんな本をよんだのだ。 "オスカー・ワイルド"曰く「真面目が肝心」だそうだ。 そのたのこと。 ・喫茶部。 →徐々に右上がりへ。 ・ぼやき。 →諦めという悟りの境地へ。 ◎小説について。 →ネタは上がったが器量と気力切れ。