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登録日:2009/06/04 Thu 00 54 06 更新日:2024/04/27 Sat 19 44 45NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 S-E かやくむこうで効かない ゴーストトリック ジャンル テポドン フランケンシュタインの誘惑 ベロクロン ミサイル メダロット メトロイド レッドストーン ヴェルナー・フォン・ブラウン 乗り物 僕は今夜ミサイルに ←君は星になる 全ては宇宙依存症の男のせい 兵器 北朝鮮 味噌 小須田部長 擬人化 板野サーカス 極超音速ミサイル 爆発物 秀逸な項目 萌え 身砕流北高校 軍事 逆転検事 逆転裁判 飛び道具 魔羅忍法ICBM ミサイル(missile)とは: (1) 英語圏における、弓矢等の飛び道具の飛翔体の総称。 (2) ロケット兵器の内、追尾・誘導能力を有する物の総称(例外有)。 (3) 板野サーカスの表現に用いられるエフェクト。 (4) カプコンのゲームに登場する犬の名前。 (5) 『魂斗羅』における乗り物。 本項では主に(2)について解説し、(3)以降については適宜解説する。 (1)については飛び道具を参照。 ▷ 目次 ◆兵器としてのミサイル【攻撃目標による分類】 【飛翔特性による分類】 【その他の分類】 ミサイル万能論 ミサイルの欠点 ◆フィクションにおけるミサイルARMORED COREシリーズ メダロット(ゲーム) マクロスシリーズ カプコンゲーム 魂斗羅 ニンジャスレイヤー メトロイドシリーズ グラディウスシリーズ 科学忍者隊ガッチャマン 宇宙戦艦ヤマトシリーズ 宇宙鉄人キョーダイン ◆ミサイルがモチーフのキャラクター ◆兵器としてのミサイル (2)で述べたロケット兵器とは、筒状の胴体に搭載された固体・液体燃料の燃焼によって推進する兵器の事。 その内、追尾・誘導能力を有する物をミサイルと呼ぶ。 …まぁLーZuniやDAGRやPoniardなど誘導機能はあるけどミサイルと呼ばれない例もあるので絶対というわけでもないのだが。 ロケットの起源は中国の火箭に見られるが、現在の一般的なミサイル兵器は第二次世界大戦終盤にナチスドイツによって生み出された「V2ロケット」で実用化された。 使用用途や状況、誘導方式によって様々な種類に分かれており、現代戦には欠かせない兵器。 つくりかたはこちらをみてね なお、原理的には宇宙や月面へ向かうロケットもミサイルと同じ仕組みで、『人や衛星乗せたらロケット、爆弾乗せたらミサイル』なのである。 近年では2012年に北朝鮮が打ち上げた光明星3号2号機の件も、北朝鮮側は「人工衛星です」と言ったが、日本側などは「いや、それ弾道ミサイルやん」と突っ込まれたのも「ロケットの開発技術もミサイルに軍事転用できる」からである。 事実、ナチスが実用化した「V2ロケット」の開発にも関わったヴェルナー・フォン・ブラウン氏(1912−1977)は少年の頃から「月面へ行けるためのロケットを開発」を夢見て宇宙開発用のロケットを研究していた人物だったが、莫大な研究・開発資金を得るために当時のドイツ軍に協力。ドイツ軍が研究していた弾道ミサイル開発の技術者として兵器開発を行った。 さらに、弾道ミサイルの製造が追いつかなくなると、強制収容所に捕まった捕虜達にミサイルを作らせた。劣悪な環境下で病気による死者が相次ぎ、労働者が足りなくなれば他の作業所から無理矢理連れて来させた。この強制労働による犠牲者は2万人にも及ぶ。 その後フォン・ブラウン氏はナチスの劣勢が伝えられるとアメリカへ亡命。亡命後はアメリカのICBM兵器の開発と共に、アポロ計画へと関わるようになるのだが、そのナチスに関わり親衛隊までにも入った経歴が明らかになると彼は様々な非難を受けたが、「ナチズムには前から反対だった」「宇宙に行く為なら悪魔に魂を売り渡してもよいと思った」と反論。 こうした事からフォン・ブラウン氏の自伝を描いた作家曰く「彼は宇宙依存症である」と言われた。 一方、ヴェルナー・フォン・ブラウン氏と共に研究していたグループの科学者や技術者も共に亡命していたが、一部がソ連軍に拘束されてしまい、ソ連のミサイル開発に関わらせられるようになってしまう。やがてその技術は他の東側諸国に伝わっていった。 冷戦による核ミサイルの対立や、今の北朝鮮がアメリカに対してミサイル実験を繰り返す状況を生み出したのは「月に行きたい」と夢を持ちつつもそのためには殺人兵器を生み出し、祖国を裏切り、さらには人道に反する事さえまでも行ったヴェルナー・フォン・ブラウン氏のせいでもあったと言えよう。 南波兄弟や如月弦太朗、「宇宙なんちゃら こてつくん」のこてつくんとかがこの話を聞いたらどう思うか……。 【攻撃目標による分類】 1.対地ミサイル 地上目標を攻撃する為のミサイル。 人の主要な活動圏と重なる関係上、アメリカのトマホーク等、最も種類が多く、最大射程が1km程度の個人携帯式ミサイルから地球全体を攻撃可能なICBM(大陸間弾道ミサイル)までがこれに含まれる。 発射プラットフォームによって呼称が変わり、例えば攻撃機や攻撃ヘリといった航空機が使用するものであれば空対地ミサイル[AGM(Air to Ground Missile)]と呼称される。 対戦車ミサイル 戦車を撃破するためのミサイル…ではなく、戦車を撃破可能なミサイル。 つまるところ地上の移動目標全般を攻撃出来る為、非常に使い勝手がいい。 舟艇やヘリを狙えるものもある。 発射プラットフォームは個人携帯式からヘリ、戦闘機まで様々。 基本的に装甲車両は天井の装甲が薄くなる為(*1)、そこを狙えるよう飛翔コースを取れるモードがついている。 そのため航空機から撃つのが最も手っ取り早いのは言うまでもない。 ヘリ「上から攻撃されるのが弱いんでしょ?なら、これはどう?」 戦車「いひゃああぁぁ!上はらめえぇ!装甲破っちゃイヤ、イヤアアァ!」 2.対空ミサイル 飛翔体を狙うためのミサイル。何より速さと射程が重視される。 航空機は装甲を積まないか限定的にしか装備しない為、破壊力は一点突破よりも危害範囲をより大きくする傾向がある。 ただし射程が長くしようとすると、太く長く(*2)、そして重くなりコストも嵩んでしまう。 概ね有効射程が数kmが十数kmのものが短距離、数十kmで中距離、100kmを超えると長距離に分類されるが、ここで一つ注意がある。 まず基本的に一般人が取得出来るミサイルの射程という情報自体が宛にならないという事である。 ミサイルの射程は軍事機密なので、まず正確な値を見抜くのは困難。 次に、こと対空ミサイルにおいては条件次第で射程が大きくバラつくという事である。 これ自体は移動目標を攻撃するもの全般に適用される法則だが、飛行機は時速数百kmからがオーダー(ヘリなら0km/h)となる為、時間あたりの移動量の差が他の比ではない。しかも3次元的な機動をする為、位置エネルギーも考慮する必要がある。 目標の移動速度、方向、位置関係等々射程に大きな影響を与える要素が多すぎる為、「大体これくらいなんだろうな」くらいの緩いニュアンスで情報に接した方が無難であろう。 航空機に搭載されるものは空対空ミサイル[AAM(Air to Air Missile)]と呼称される。 自衛用に攻撃機や攻撃ヘリが積むこともあるが、速度や機動性といった面から最も有効に使えるのはやはり戦闘機である。 「うちの国で作ったミサイルは如何かしら?」 ミグ「カナードが!カナードが中引っ掻いてるうぅ!」 鷲「そんなに気持ちいいなら…それっ!もう一本♪」 ミグ「ひぐぅ!?もぅ、もうだめえぇ!墜ちる!墜ちちゃうのぉ!」 猫「ニャハハ、お腹がボコってしちゃってるニャ」 スホ「かはっ…はぁはぁ…ぐぅ…もう…やめて、これ以上入…らない…」 猫「喋る余裕があるならまだ行けるニャ、そーれ♪」 スホ「ひぎぃあああァァ!!」 地上や海上から打ち上げられるものは地対空ミサイル[SAM(Surface to Air Missile)]と呼称する。 地上施設、部隊及び艦船から航空戦力を攻撃するために使用される。 蜂「そんなに突き上げられたら、墜ちちゃううぅ!」 艦船「まだまだいっぱいあるからね♪」 蜂「う…うそ…?イヤアアァ!あぎッ……!ぁ…」 弾道弾迎撃ミサイル その名の通り、弾道弾を迎撃する為のミサイル。弾道ミサイル防衛(BMD)の中核を担う。 現在、主に大気圏外を飛行中(中間段階)を迎撃するものと、大気圏に再突入したところ(終末段階)を迎撃するものが実用化されている。 弾体を完全かつ確実に破壊する為、目標へ直撃して破壊する「キネティック弾頭」が使用される。 大気圏上層から宇宙空間にかけては空気が薄くなり操舵翼を使用した機動が困難となる為、中間段階用と終末段階用とでは飛翔体としての特性が大きく異なる。 自衛隊では中間段階を迎撃するイージス艦搭載の「SM-3」と終末段階を迎撃する地上発射式の「PAC-3」を装備している。 3.対艦ミサイル 敵海上戦力を攻撃するために使われるミサイル。 日本にとって無くてはならないもの。 高性能な防空システムから発射母機を保護する関係で射程が長く、また艦艇を破壊せしめる高い威力を持つ為、必然的に太く長く重くなる。 飛行速度が音速以上のものと以下のものに大別される。 前者はその圧倒的速度により敵の迎撃時間と手段を減らせる一方で、弾体が重く大きくなり一度の発射数が制限されるというデメリットがある。 後者の特性は概ねその逆となる他、低空を飛行して探知を遅らせられるというメリットもある。 航空機搭載型は空対艦ミサイル[ASM(Air to Ship Missile)]と呼称される。 日本ではF-2戦闘機で運用されるASM-2が有名か。 艦船「太…いいぃ、これ以上はもう…沈んじゃう…」 F2「人の海に勝手に入るからよ?それにぃ、味方の船から魚雷もきたわよ?」 艦船「もう無理!もう無理イ゛ィ゛ィ!!イ゛エ゛ア゛ア゛ア゛ァ!!」 F2「あら、もう終わり?残念♪ふふふ」 艦船「ひぅ…ひぐ…あが…ぁ…」 4.対レーダーミサイル [ARM(Anti-Radiation Missile)] レーダーサイトや無線通信施設などから出る電波を拾い、その発信源を破壊するために使われるミサイル。 みんな大好きA-10攻撃機やナゴルノ・カラバフ紛争で有名になったバイラクタルTB2無人攻撃機も前述の地対空ミサイルの前には無力であり、彼らが活躍できる環境を整えるためにはあらかじめレーダーサイトを破壊したり、「ミサイルが飛んでくるかもしれないからレーダー起動するのやめよっか」と思わせて抑制させる必要がある。 そういった敵防空網を制圧する(SEAD)任務に使われるミサイルの1つが対レーダーミサイルである。 敵の使用する電波の特性を事前に知っておかないと使用できないので、運用には高い情報収集能力が要求される。 隼「出ておじゃれ!隠れていても獣は臭いで分かりまするぞ!」 ちなみに対空・対艦ミサイルにもパッシブレーダーモードを搭載するものがある。 【飛翔特性による分類】 1.弾道ミサイル [BM(Ballistic Missile)] 弾道飛行するミサイル。要は大砲の弾。火薬で飛ばすかロケットエンジンで飛ばすかの違いである。 射程により短距離(SRBM)、準中距離(MRBM)、中距離(IRBM)、そして大陸間(ICBM)に分類される。 発射母体は固定ミサイルサイロより発射するもの、車両より発射するもの、潜水艦より発射するもの(ASBM)、航空機より発射するもの(ALBM)に分けられる。 一度大気圏外まで上昇し再突入して着弾するのが基本。SRBMでも高度100km超、ICBMだと1000kmに達するものもある。 また速度においても終末段階で超音速〜極超音速がザラである。 これらの要素により迎撃は非常に困難。…なのだが、飛翔コースは単純な弾道飛行なので現在は迎撃手段が確立されている。機動式弾道ミサイルという終末段階でちょっとだけ機動出来るややこしいのもあるけど 兵器としての欠点は高価で運用に高い知識が必要となり大型で場所を取ること、そして命中精度に難があることである。 さて、弾道ミサイルの弾頭に何を搭載するかといえば、まず核兵器だろう。 中でも核搭載のICBMは人類史上「最大・最強・最長射程」のミサイルであり事実上最強の兵器。 一度発射すれば高確率で核戦争の幕開けとなり、人類の歴史とともに戦争を終わらせられる。 そんな超危険物なので、作られてから何度も戦争が起こっているが一度も使用されたことが無い。 核「よかろう"あばずれ"め 神罰だ」 核「エ゛ェィィメ゛ェェェェン」 もっとも、通常弾頭を載せたSRBMはバカスカ使われているのだが。 2. 巡航ミサイル [CM(Cruise Missile)] 主にジェットエンジンを積み、長距離を飛行出来るミサイル。 狭義としては対地ミサイルを指すが、広義としては対艦ミサイルも含む。 ロケットエンジン搭載型のミサイルと異なり、発射から着弾まで推進力を維持するので多彩な機動を出来るのがメリット。 音速以下で飛翔するものは低空飛行も可能となり、被探知性を低下させることが出来る。 【その他の分類】 1.極超音速ミサイル 音速の5倍以上の速度(極超音速)で飛ぶミサイル…というのは些か説明不足である。なにせ普通の弾道ミサイルも極超音速に達するのだから。 より具体的には極超音速で起動できるミサイルと言った方がより適切か。なお、機動式弾道ミサイルは含まれない。 現在のところ、「極超音速滑空体(HGV)」と「極超音速巡航ミサイル(HCM)」の二種がこの分類に当てはまる。 下記の通り、両者は全く別の特性を持つミサイルである。 HGVは極超音速で飛ばすグライダーである。 弾道ミサイルと同じようにブースターで飛ばした後、大気上層で揚力を利用することで不規則な機動を取ることができる(*3)。 この揚力を使用するという関係で飛行高度は通常の弾道ミサイルよりも低くなる。 これらの特性により既存の中間段階用弾道ミサイル迎撃システムは迎撃困難とされる。終末段階の迎撃は微妙なところ。 HCMはスクラムジェットエンジンを搭載した巡航ミサイルである。 HGVと違いこちらは独立した推進装置を持ち、完全に大気圏内を飛行する。 ただしスクラムジェットエンジンは単体で起動出来ないので、HGVや弾道ミサイルと同じく別途ブースターが必要になる。 対地攻撃用途のほか、同様の推進方式でHGVやHCM自体を迎撃する研究も行われている。 実は元々アメリカのバラク・オバマ大統領が在任していた際に核のない世界の実現するためとして、ICBMに変わる強力な兵器かつ、核を使わない非核兵器として構想されたものだが、なんと開発競争では中国やロシアにリードを許す事になってしまった。 アメリカ「なん……だと……?」 特にロシアは2022年のウクライナ侵攻の際に極超音速ミサイルを実戦投入したと言われており(*4)、さらに「極超音速ミサイルに核乗っけてしまおう!」と言い出す始末。 「核無き世界」の実現のため生み出された物が更なる「核の危機」を招いてしまうのは皮肉な話である。 2.徘徊型弾薬 攻撃対象をロックオンしない状態で発射され、指定された地域を滞空・索敵し、目標を発見すると攻撃を仕掛ける兵器。カミカゼドローンとも呼ばれる。 長時間滞空する関係上、2023年時点ではロータリーエンジンやモーター駆動のプロペラ推進が主流。 形態は様々であり、特殊作戦向け対人攻撃型の「スイッチブレード300」や対レーダーミサイル型の「ハーピー」等、多種多様。 中には捜索情報をデータリンク出来るものもある。 基本的に使い捨てであり、使用後の再利用は考慮されない。 ミサイル万能論 他の兵器を全てミサイルに置き換えてしまおうという考え方。 ミサイルの発展に伴い、様々な万能論が提唱されてきた。 空戦ミサイル万能論(機銃なぞ不要) 地対空ミサイル万能論(戦闘機なぞ不要) 地対地ミサイル万能論(爆撃機なぞ不要) 対戦車ミサイル万能論(戦車なぞ不要) 戦闘艦搭載ミサイル万能論(艦砲なぞ不要) 現在はいずれも「やはり他の兵器も必要だよね」という結論に達している。 ミサイルの欠点 さて、ミサイルは確かに強力な兵器だ。 しかしここではあえて、ミサイルの欠点について触れてみよう。 先述の「ミサイル万能論」は何故毎度の様に頓挫するのか。 それはミサイルというものが持つ根本的な欠点に由来する。 ミサイルがミサイルである以上、おそらく避けて通ることは出来ない問題である。 ではここで、冒頭のミサイルの定義をもう一度。 (2) ロケット兵器の内、追尾・誘導能力を有する物の総称。 これを実現する為に必要なものを列挙してみよう。 弾体を飛ばす推進機構。ロケット兵器であるからには、大抵ロケットエンジンであろう。 着弾目標を設定する・又は標的を感知する機構。追尾・誘導の一環として。 方向転換・制御用の機構。↑と併せ、「真っ直ぐ飛べばよいロケット」との最大の違いがこれ。 弾頭となる破壊兵器。大抵は信管つきの爆弾が搭載される。 …なんか色々必要そうだし複雑そうだね? 上記機構がどれも欠かせない以上、コンピューターなどの部品数はどうしても増えるし、組み立てる手間や時間も相応に必要だろう。 でもってミサイルは1発毎にこれら全てを弾として飛ばし、ミサイル本体ごと派手にぶっ壊す。 無論、弾体の再利用は望むべくも無い。 そう、ミサイルとは、根本的に消耗品である弾体そのものにコスト(金や手間や時間)がかかる武器なのである。 ミサイル万能論の頓挫の際も、大抵はコスト面の問題が挙げられている。 現行兵器を全て置き換える感覚でミサイルにした場合、おそらくとんでもないコスト増になってしまうだろう。 かといって安易に兵器数を減らすのも、1兵器あたりの弾数を減らすのもそれはそれで問題がある(「分散配置がしにくい」「気軽に牽制射撃が出来ない」等)。 ミサイルは確かに強力な兵器だ。だが、限られたリソース内で頭数を揃えるのは、ミサイルonlyだとなかなか厳しいのである。 ◆フィクションにおけるミサイル 第二次世界大戦より後の兵器が登場する作品であれば、割と頻繁に見かけられる。 サイズも、暗器並みに小型のマイクロミサイルから、惑星破壊用の超巨大ミサイルまでよりどりみどり。 巨大ロボ用のサイズに限っていえば、こいつなら大体撃てる ARMORED COREシリーズ 割と使える武器。 ロックオンするまで時間がかかるが、マルチロックや連続ロック等様々なものがある為、ミッション中で要所で使い分けることで円滑に進められる。 一方、狙われてもミサイル回避が出来れば初心者脱出。通常から高機動まで全て避けられるようになろう。 初期ミサとエクステの4発同時発射(総弾数12)の相性はいい。密着して発射→エクステが無くなったらパージ。 ちなみに肩装備の本体ミサとエクステの属性を違うものにする(高機動ミサ+通常)と格段に避けづらくなる。 メダロット(ゲーム) 攻撃行動の一つ。 「うつ・ねらいうち」があり、パーツ破壊後別パーツに貫通する特性をもつ。 回避されても爆風で追加ダメージが与えられる(初代のみ)。 3から絶対命中するようになった。威力も安定しており使いやすい。メダフォース「光学化」と組み合わせれば非常に強力。 同系統の攻撃に「ナパーム」がある。こちらはミサイルより威力は低めだが、貫通した時に追加ダメージが発生する。 マクロスシリーズ 板野サーカスの必需品(敵味方供に)。 マクロスシリーズのエースパイロットと呼ばれるキチガ○エース達は喜び勇んで弾幕ミサイル群に突っ込みたがる。 おまいら、そんなに自分の超絶テクニックを見せびらかしたいのか? 当然、○チガイエースパイロット達は弾幕ミサイルを避けながら、自身もミサイルをぶっ放しまくる。 ホンマもんの向こう岸に逝っちゃったエース達は、ミサイルをmm単位で避けまくる(mm単位で主翼展開。アフターバーナー全開)。 ちなみにこの世界にも近接信管は存在するが、化物エース達の前では「相対速度が速過ぎて動作しない」ことがマクロスプラスで判明。 ちなみに、現実の近接信管は100万分の数秒で反応する。 カプコンゲーム 逆転裁判シリーズ、および『ゴーストトリック』に登場する犬の名前。 両作品ともプロデューサーは「タクシュー」こと巧舟氏。 また『ゴーストトリック』に登場するものは犬種がポメラニアンと異なるが、当時巧氏の飼犬がポメラニアンだったため。 以下では逆転裁判シリーズに登場したものについて解説する。 初代『逆転裁判』の4話「逆転、そしてサヨナラ」で初登場。人物扱いではなくモノ扱い。柴犬だが、一応警察犬である。 イトノコ刑事が可愛がっている。 実は攻略に不要な存在であり、一度も持ち物(証拠品ファイル)に加えなくとも進行可能。 『逆転裁判4』の限定版についてきたDVDのレーベルに、今までの登場キャラクターが並んでいるのだが、当初ミサイルはそれの極めて端に載る予定であった。 しかし、それを見たミサイルファンであるプロデューサーの 「ミサイル、一番目立つところにして!」 との信じられない一言により、たいへん目立つ場所に載ることになった。という逸話がある。 後に、『逆転検事』にてまさかの再登場を果たし、こちらではかなりの大活躍を見せる。続編の『逆転検事2』にも登場。 魂斗羅 敵の武器としてももちろん登場するが、SFC版『魂斗羅スピリッツ』からはプレイヤーがぶらさがって移動手段として使用するのが通例と化した。 ステージ4で対魂斗羅戦艦ドドリゲスのコアめがけて次々発射されるミサイルを飛び移り、攻防を繰り広げるシーンは語り草である。 また、魂斗羅ザ・ハードコアではエイリアン細胞を搭載した巨大ミサイルを止めるために垂直発射された小型ミサイルの上に載って追撃するというファンキーな演出が引き継がれた。 他にもネオコントラではアニマルCONTRA追撃の為に魚雷に乗って立ち向かうなど、何かもう切っても切り離せないようだ。 ニンジャスレイヤー 初代主人公フジキド・ケンジが、上記した『魂斗羅』のオマージュと思しき「ミサイルをサーフィンの様に乗りこなす」技を披露している。それも、複数回に渡り。 割とトンチキ描写の多い忍殺でも屈指の異常な姿から、読者のみならず作中でも集団幻覚とか伝説めいた扱いをされた罪深き乗り物である。 勿論、通常兵器としてのミサイルも登場。 モータードクロに搭載され、ラオモト・カンから「感傷的な名前」と称された「アンタイ・ニンジャ・ミサイル『馬』」辺りは特に有名だろうか。 ちなみに「カラテ・ミサイル」という用語も登場するが、これは本作における波動拳やかめはめ波のような「気弾」の別名であり、兵器のミサイルとは無関係。 本項最上部における(1)の用法、飛び道具全般を指す言葉としての「ミサイル」である。 メトロイドシリーズ サムス・アランの基本武器として初代から登場している。 (ただし、最初からある程度持っているか0かは作品によって異なる) 弾数は有限だが、ビームでは効かない、あるいは効果が薄い敵にダメージを与える手段である。 作品が進むにつれスーパーミサイルのような上位や派生型のミサイルも多く登場している。 グラディウスシリーズ パワーアップカプセル2個で獲得できる装備。 斜め下方向に発射される空対地ミサイル。地面に到達すると地形に沿って進むが、登坂は出来ない場合が多い。 獲得時の音声が「ミッソー」と聞こえることからプレイヤーの間では「味噌」と呼ばれることも。 シリーズを重ねるごとにミサイル系列として斜め上下方向に発射する2wayミサイルなど派生装備も数多く登場している。 科学忍者隊ガッチャマン バードミサイルをぶち込んでやる!(ウィーン) 待て!(ガシッ) 科学忍者隊の所有する大型戦闘機「ゴッドフェニックス」に「バードミサイル」が装備されている。 作中初期は組織の目的が攻撃よりも偵察に主眼が置かれていたため、発射に制約が多かったが、切り札らしく相応に活躍した。 しかし、話が進むにつれて敵の装甲のインフレで効き目が薄くなり、大型・高威力化した「超バードミサイル」が装備されている。 コンドルのジョーが状況ガン無視でやたらとぶち込みたがることで有名。 それを受けてか、タツカプUASでもコンドルのジョーの超必殺技として採用されている。 判定が広く高威力だが、着弾までがかなり長く、敵味方問わず被弾するロマン技。 宇宙戦艦ヤマトシリーズ 単体で強力な破壊力を持つ兵器として、様々な大型ミサイルが登場している。 ガミラス帝国だと超大型ミサイル(全長約1km)やドリルミサイル等々。 白色彗星帝国の本星である都市帝国は、上部都市と下部惑星の境目にリング状の回転式ミサイル発射器を配しており大型ミサイルを連射できる。『さらば』ではヤマトを満身創痍にし、『2』ではアンドロメダはじめ地球艦隊を文字通り壊滅に追い込んだ。 ガルマン・ガミラス帝国は惑星破壊ミサイルを専用艦に搭載し(さすがに1艦につき1発限り)、対するボラー連邦は、あろうことか「恒星間をワープする惑星破壊ミサイル」を開発。 ディンギル帝国のハイパー放射ミサイルは、なんと難攻不落であったヤマトの装甲を一発で貫通し、撃沈せしめている。 一方、宇宙艦の武装としては砲が主流(ビーム砲等含む)。 主役艦であるヤマトからして艦の元ネタが砲艦であるせいか、「煙突ミサイル」や迎撃用ミサイルは搭載されているものの、劇中では砲撃の方が目立つ印象がある。 作品によってはたまに登場するミサイル艦も、大抵は先述の強力なミサイルを単発搭載か、駆逐艦クラスの小ぶりなミサイル艦が艦隊の一部に混ざる程度。 だが、そんな中で白色彗星帝国のゴーランドの艦隊は、大型重装ミサイル艦が主軸(もしくはミサイル艦のみ)という異色の構成となっている。 目に付く武装は全てミサイルで大小様々に100基以上、艦橋にまでミサイルを装備するという徹底振り。内部にはミサイル製造工場も備えているという。 そしてひときわ巨大な2発の艦首ミサイルは、艦隊での一斉発射により惑星をも破壊せしめる。 まあ、ヤマトの波動胞で艦隊がミサイル諸共消し飛んだけど ちなみに、ディンギル帝国のルガール・ド・ザール(小説版では「ルガールⅡ世」)は、ミサイルランチャーを多数ワープさせて敵艦隊にミサイルの雨を降り注がせるという戦法も披露している。 宇宙鉄人キョーダイン スカイゼルはスカイロケット、グランゼルはグランロケットに変形可能。もう一人が乗り物形態に変形して運搬及び発射台役を担い(スカイジェット/グランカー)、これで敵のダダロイドにとどめを刺す。 「敵を貫通し、その際に後部の爆弾を切り離して爆破する」という戦法をとる事が多い。 またロケット形態でも「手」がついており、スカイロケットは突撃パンチ攻撃、グランロケットは敵を掴み振り回して投げ飛ばす攻撃を行う事もある。 ◆ミサイルがモチーフのキャラクター ミミちゃん、クマちゃん(みすて♡ないでデイジー) ノーマッド(ギャラクシーエンジェル) パックさん4兄弟 P太、A子、C造、M司(航空自衛隊第1高射群 ゆるキャラ) ミサイル超獣 ベロクロン(ウルトラマンA) ミサイルヤモリ(仮面ライダーV3) ミサイルザリガニ(科学戦隊ダイナマン) バラミサイラー(超力戦隊オーレンジャー) ミザルス(星獣戦隊ギンガマン) 暴魂ダーバーボ(超人機メタルダー) ミサイルマン(ロボット刑事) ミサイルデスパー(イナズマンF) ミザイラー(サンダーマスク) ミサイル男(星雲仮面マシンマン) コブラミサイル(兄弟拳バイクロッサー) ジェノサイダーF9(マジンガーZ) セクシーボンバー(半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!) ミサイルフロッグ、ミサイルバショウ(METAL MAXシリーズ) ブラキディオス(モンスターハンター3G) ドグマホーク(熱血最強ゴウザウラー) 追記・修正はミサイルを発射しながら……いや、ミサイルが発射するような出来事が起きない世の中が来る事を祈りながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ちなみに、ミサイル-動力=スマート爆弾。 -- 名無しさん (2013-11-03 21 40 00) ウルトラマンネクサスにも不可欠だな。 -- 名無しさん (2013-11-03 21 49 37) 艦対艦ミサイルがないな… -- 名無しさん (2014-03-25 04 38 22) 東側ばかりが撃墜されているのは資本主義者の陰謀である -- 名無しさん (2014-06-12 08 11 40) ウルトラシリーズはハイコンセプトに入ってから防衛チームのミサイル使用頻度が急激に増えてきたな。 -- 名無しさん (2014-06-12 08 42 34) そこにいるから「ミサいる」って言うのなら 「ミサいない」って名前にしたら いなくなってくれるのかな -- 名無しさん (2014-09-03 00 07 35) 「ミサイルが効かない!?」←この台詞創作物で200回くらい聞いた -- 名無しさん (2014-10-19 01 56 00) ベロクロン「ファッ!?」 -- 名無しさん (2015-01-24 23 04 53) 誘導方法があるものだけをミサイルと呼ぶと知ったのは、大人になってからであった……(遠い目 -- 名無しさん (2016-03-16 13 15 03) ポパイに住人がみな生きたミサイルの国が登場していたり -- 名無しさん (2018-11-24 14 57 40) セリフでワロス -- 名無しさん (2022-03-16 09 48 50) 見出し追加。その都合上、構成も大幅に変更・加筆しました。 -- 名無しさん (2022-03-27 20 57 05) ヴェルナー・フォン・ブラウン氏についての記述も書きました。彼はロケットの父でもあり、ミサイルの父でもあるので……。 -- 名無しさん (2022-12-08 17 19 28) 私見ではありますが、あえて「ミサイルの欠点」について記述追加してみました。ミサイル万能論が頓挫する主因でもあるでしょうし。 -- 名無しさん (2023-04-30 06 34 34) 板野サーカスの影響で誤解されがちだけど現実のミサイルは一度回避された後180度ターンを何度も繰り返していつまでも追いすがる性能は無い。ついでに大半の対空ミサイルは直撃型ではなく至近距離で炸裂して散弾のように範囲ダメージ与えるタイプ -- 名無しさん (2024-01-10 19 29 06) 逆転裁判のミサイルはアニメだとEDだけの登場だったな…当時北朝鮮の件とかあったからか本編には出なかったな -- 名無しさん (2024-01-10 19 33 30) フィクションだと超兵器感がないからホントにピンキリだよね -- 名無しさん (2024-04-27 19 44 45) 名前 コメント
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エースコンバット インフィニティ 機種:PS3 作・編曲者:中西哲一、大久保博、濱本理央、中鶴潤一 発売元:バンダイナムコゲームス 発売日:2014年5月20日 概要 「エースコンバット」シリーズ初のダウンロード専用タイトル。 オンラインによる協同戦役が売りであり、キャンペーンモードもあるがオンライン環境がないとプレイできない。 2018年3月31日にサービス終了。 サウンド監修は小林啓樹氏が担当。 今作は『エースコンバット3』から『アサルト・ホライゾン』までのシリーズの既存曲が使われており、新曲はいくつかの既存曲(『エースコンバット04』より)のアレンジのみに留まっている。 サントラはエビテン専売の『ACE COMBAT INFINITY SERIES MUSIC BEST』に新曲が収録されている。 収録曲(新規曲のみ) 曲名 作・編曲者 補足 順位 Comona(INFINITY Remix) 作:中西哲一編:濱本理央 エースコンバット04のアレンジMISSION #02 Great Migrationで使用 Invincible Fleet(INFINITY Remix) 大久保博 エースコンバット04のアレンジMISSION #05 Far Eastern Frontで使用 Stonehenge(INFINITY Remix) 作:中西哲一編:濱本理央 エースコンバット04のアレンジMISSION #04 Stonehengeで使用 2014年375位 Blue Skies(INFINITY Remix) 作:大久保博編:中鶴潤一 エースコンバット04のアレンジMISSION #08 Operation Bunker Shotで使用 2014年300位 サウンドトラック ACE COMBAT INFINITY SERIES MUSIC BEST PS3「エースコンバット インフィニティ」Engage トレイラー
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エースコンバットシリーズ 作品情報 シリーズ公式HP http //www.acecombat.jp/ 2枚 エースコンバット04 シャッタードスカイ スカイアイ Yellow4
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エースコンバット6 解放への戦火 【えーすこんばっとしっくす かいほうへのせんか】 ジャンル フライトシューティング 対応機種 Xbox 360 発売・開発元 バンダイナムコゲームス 発売日 2007年11月1日 価格 7,800円 廉価版 プラチナコレクション2008年11月6日/3,800円 判定 なし ポイント キラータイトル未満の佳作ゲームボリューム大幅減自重しないDLC予想の斜め上を行く痛戦闘機 エースコンバットシリーズ 概要 新要素など DLC 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 それまでPS/PS2で展開してきた『エースコンバット(以下AC)』シリーズだが、本作は初めて360で発売された。 世界自体は『04』以降の作品と同じ世界観だが、地域的には過去作より北にあるアネア大陸が舞台。 2015年~2016年の「エメリア・エストバキア戦争」を扱う。 「エストバキア連邦は小惑星ユリシーズの落着に備えて迎撃兵器の開発を進めるも頓挫、落着の影響で内政が崩壊し内戦状態となる」などの過去作とのつながりを示す要素がある。 新要素など ダイナミックミッションシステム 1つのミッションで最大6つのオペレーションが同時に行われるようになった。 一定数のオペレーションを成功させることがクリアへと繋がるのだが、何を選ぶかはプレイヤーの自由。楽なオペレーションを優先的にクリアすることも、あえて難しいオペレーションを選ぶこともできる。 ミッションによっては、対空戦闘、対地攻撃が同時に行われるものもあり、どちらかに偏った選び方も、均等な選び方もできる。 全てのオペレーションはリアルタイムで進行するため、「生きた戦場」を感じやすい。 マップ上の表示は方向キーの左右で特定のオペレーションに限定した絞り込み表示が可能。 僚機への指示は攻撃/援護の切り替えのみとなったが、それと別に友軍への要請が可能になった。 操作は方向キーの上下どちらかを押しっぱなし(すぐ離すと僚機へ、押しっぱなしだと友軍への指示となる)。敵撃破やオペレーション達成などで蓄積されるASG(Allied Support Gauge)を1ブロック消費する(ストックは5ブロック分まで)。 支援要請すれば、多数の友軍が一斉に攻撃し、瞬く間に大量の敵を撃破してくれる。攻撃要請の場合は前方の敵を、援護要請の場合は自機を狙う敵を主に攻撃する。 支援要請における友軍のミサイルは誘導性能が高い。多数のエース機に囲まれたとしても、短時間で壊滅状態に追い込める。 + 特にわかりやすいのはミッション12(ネタバレあり) このことが特にわかりやすいミッション12について述べる。 このミッションは「高度制限下での対地攻撃任務」に属するものだが、目標殲滅後そのまま帰還が目的となる2次ミッションに移行する(この段階では高度制限は解除される)。 だがその帰り道において進行距離・敵機撃破・時間経過によって敵の増援がどんどん追加され、最終的には圧倒的不利な状況での持久戦を強いられることになるものの、しばらくすると味方部隊がやってくる(とともにASGがフルチャージされる)ので、支援攻撃を要請すれば相当な勢いで殲滅してくれてそのままミッションも達成となるのである。 ※なおこの流れは後半敵を無視して帰還ラインまで飛ぶことを想定していた点を含めて『5』の18→18+に近いが、本作では強行突破を諦め友軍の到着までの持久戦になる点が異なる。 “通常ミサイルの偏差射撃及び近接信管”“ハイGターン”“電子支援”が追加された。 偏差射撃で敵を攻撃することで、ミサイルの性能が向上する。 直撃すれば、従来では2発当てる必要があった戦闘機や戦車を一撃で破壊できる。 誘導性能も向上し、大抵の戦闘機であればどんな方向から撃っても高確率で命中する。 近接信管はエース機などに有効で、ミサイルが直撃せずとも敵にダメージを与えられる。 ハイGターンを使えば、通常では不可能な急旋回が可能となり、敵機(特にエース機)の追撃や、墜落防止に役立つ。 電子支援はレーダーに表示された青いサークル内に居れば機体や兵装の機能が向上するシステム。サークルとサークルが重なった間に行けば重ね掛けさせる事が可能(但し上限在り)。 シリーズで初めて「途中リトライ」が可能になった。 オペレーションクリアや2次ミッション突入のたびにチェックポイントが記録され、失敗した場合はそこからやり直せる。 リトライしてもオペレーションの評価はそのまま引き継げるので、Sランク狙いの場合でもリトライして問題ない。 オンライン対戦・協力プレイが可能に。ただし協力プレイは本編とは独立したものとなっている。 DLC 機体の別カラーや対戦モードなどのステージをダウンロードして追加できた。2016年6月末で配信終了したが、購入済みの分はOneの後方互換機能でもきちんと認識される。 機体は過去作おなじみのカラーリング(過去の主人公をモチーフとしたペイントや、ライバル機の塗装など)など既存機種の色違いという形であり、新規機種は存在しない。 『5』のラーズグリーズは全機種(CFA-44含む)を制覇している。これは実は後述のアイマス機体でも成しえなかった快挙である(*1)。 ただし、『5』や『ZERO』で登場した敵エースである「グラーバク」カラー機は、エンブレムが付いているだけで全くペイントが違う。 カラーリングと共に性能が調整されている機体も多い。 一部の機体は『2』『3』の性能再現版と銘打たれており、特殊兵装も『3』の特定のものを除き弾数0に設定されている。 『アイドルマスター』のキャラクターを描いた機体…通称「痛戦闘機」が登場。痛車のセンスをそのまま持ち込んだデザインは賛否両論。 ただ、デザイン面でのクオリティの高さ、弾薬搭載量はデザインされたキャラの身長と3サイズ(+体重)に合わせてたり、各キャラの性格や能力に合わせた性能アレンジ、さらにはミサイルスモークの色までキャラクターのイメージカラーになってたりと、無駄に力の入った完成度になっている。 そのアイマス機はそれぞれ実在機ではありえない、かなり尖った性能をしている機体が多い。 例えばロール/ピッチ性能が極限まで高められ普通に真っ直ぐ飛ばすことすら困難なF-16C真美/F-2A亜美機、逆に慣性が存在せずカックカクな動きになるF/A-18F律子機、フルスロットルで一瞬で1800ノットオーバーを叩き出すが止まらない曲がらないという文字通りの「直線番長」Mirage2000-5やよい機等、過去ACシリーズはもちろん他のフライトシムでもありえない異常な性能の機体が勢ぞろいしている。 中でもSP(全員集合)A-10Aは、安定性を殺しそれ以外の性能を全て強化したという性能になっており、A-10Aのクセに最高速度1300ノット以上、戦略爆撃機級の兵器搭載量による超火力、空中でドリフトするかのような異常な挙動と、他の追随を許さない圧倒的なネタ性能で多くのプレイヤーを驚かせた。 ネタ性能が多い一方で、アイマス機では唯一のバランス型でDLC機体でもトップクラスの性能と評されるF-22A春香機、装甲を犠牲に機動力全般を高め、玄人向けエース機と言った性能のF-15E千早機など、所謂オンラインでのガチ対戦でもプレイヤーのスキル次第で高い戦闘力も発揮する機体も存在する。 + その他の機体の特徴 Su-33(美希) 速度が一定以下になるとハイGターンが自動解除される。 F-117A(雪歩) 速度が一定以上になると突如挙動が機敏になる。 Su-47(美希) 高速域での旋回性が上昇。 Rafale M(伊織) 速度によって旋回性が変動する。特定の速度域でないと機動力をフルに発揮出来ない。 F-14D(あずさ) アフターバーナーがないと錯覚するレベルで加速が悪いなど、動きは全般的にもっさり。ただし最高速度はマッハ3にもなる。 Typhoon(真) ロックオン性能は最悪レベルだが、動きは機敏なのでロケットランチャーや機関砲での格闘戦には向く。 このように初心者から上級者まで楽しめる個性的な機体が揃っており、外観はともかく、その性能面での評価は高い。 実際の飛行機メーカーに痛戦闘機のデザインの使用許可を取った上で製品化するなど、制作側の熱意は感じられる(製作側も航空機メーカーも方向性が間違ってる気もするが)。 しかしながら、アイマス機は通常よりも高価(*2)。バンナムお得意のDLC商法がここでも発揮されている。 アイマス機体以外にもこだわりの機体が存在している。 航空ショー用とされる単色シリーズは、通常ミサイルの搭載量が800発とぶっ飛んだ量になっている。それ以外は通常の機体と同性能だがロックオンは爆速。 ステルス性能を持つF-14D(ハロウァン)、超低速状態でも失速せず自在にバレルロールできるA-10A(クリスマス)なども存在。 難易度ACEをさらに超える超高難度「ACE OF ACE(略称はAoA)」が後に追加された。配信されたのはミッション1,2,3,4,9の計5ミッション。 これは難易度と言うよりも別モードに近く、同じミッションでも内容が変更されており、ミッションの規模や難易度が大きく向上している。 ミッション1ではアイガイオンの撃墜が可能。 ミッション2,4では、本来なら登場すらしないはずのギュゲスとコットスが出現する。 ミッション3のラストでは、CFA-44に乗った多数のシュトリゴン機と戦う。ADMMによる弾幕は圧巻。 ミッション9では大艦隊を最初に相手にしなければならず、アイガイオンまでの道のりが長い。アイガイオンとの戦闘になると、内部から歴代エースカラー機が出現して攻撃を仕掛けてくる。極めつけはパステルナークが乗るCFA-44との対決。 架空機での攻略を前提にしているかのように、難易度は非常に高い。Sランク獲得条件も厳しく、意識してスコアを稼がないとなかなかSランクを獲得できない。 オンラインモードの追加マップもある。ただし、ランクマッチでは指定不可。 評価点 本体の性能向上によりグラフィック・サウンド面が向上。ますます美しい板野サーカスが実現。 ダイナミックミッションシステムにより量の面でも「砲火入り乱れる壮絶な『大軍vs大軍』の大戦場」を実現。無数の戦闘機が入り乱れる空中戦はゲーム中の合言葉「天使とダンス」を体現している。 大量の敵を相手にするために破壊する敵の数も多く、シリーズの中でも大量破壊の爽快感を最も覚えやすい作品である。 本作の目玉かつストーリー上の最重要作戦であるミッション13「グレースメリア解放戦」は、シリーズ史上最大規模を誇る長期ミッションとして名高い。 後述するBGMとの相乗効果もあり、シリーズ屈指の評価を受けている。 6つのオペレーションが行われ、対空戦闘、航空支援、対艦攻撃と内容は実に多様。 最後には敵軍最強のエースパイロットが乗る架空機との対決もあり。 シリーズでも最強と言えるほど強化された機銃。他作品と比べて威力も当たり判定も強力。 特に、至近距離で命中させれば1発で戦闘機を撃墜できるほど。 下手にミサイルだけで撃破するよりも、接近して機銃を使った方が効率が良いことも多い。地上目標が相手だとなおさら。 高耐久な地上目標に対しては、ミサイルとの複合攻撃によって大きな効果を発揮する。 従来作と比べて特殊兵装、特にマルチロックオン型が大幅に強化された。 敵の数が増えたことにより自機の武装の弾数が大幅上昇。 一部(後述)を除いて高性能なため、大半の敵は特殊兵装で倒すことになる。 対空ミッションにおいては、XMA4/XMA6(高機能中距離空対空ミサイル(4連/6連))が特に有効で、本作のゲームシステムとは非常に相性が良い。 射程、複数同時攻撃能力、誘導など、ほぼ全てにおいて高性能。 長距離から発射した場合の命中率は高く、通常の敵機が相手なら外れることが少ない。 後半に登場する機体の場合、一度に6発も発射できるXMA6が使用できるようになるため、対空能力が飛躍的に向上する。 対地ミッションにおいては、UGB(無誘導爆弾),RCL(ロケットランチャー),FAEB(燃料気化爆弾),XAGM(高機能空対地ミサイル),LASM(長距離対艦ミサイル)などが本作との相性が良い特殊兵装である。 どの武装も、体感的に攻撃範囲や同時攻撃数が分かりやすくて使いやすい、一度に複数の敵をまとめて破壊しやすい、といった特徴がある。 RCLは04で初登場して以来低性能な特殊兵装とされていたが、本作では実用性の高い武装へと生まれ変わった。特に中盤に登場する超大型航空機に対しては絶大な効果を発揮する。 LASMは従来作のLAGM(長距離対地ミサイル)の特性を引き継いでおり、地上目標の場合は上空から垂直降下するように飛び方が変わるという地味に便利な特徴がある。地上物に対する範囲攻撃が可能となったため、対艦戦以外にも使える汎用性の高い対地ミサイルとなった。XAGMとは目標の分散度で使い分けられる。 これまで問題だらけだった目標切り替えシステムが改善された。 次に切り替わる目標コンテナの横に「NEXT」と表示されるので、目標の切り替えが分かりやすくなった。 さらに、本作ではウィスキーマークの近くの目標を優先的に切り替えるという仕様のため、狙いたい目標を選択しやすい。 本作のBGMには、シリーズ内でもとりわけ評価の高い名曲が存在する。 少年合唱団を採用したエンディング「A BRAND NEW DAY」は、PVの後半に使われていたこともあり、印象に残りやすい。 「グレースメリア解放戦」BGM「The Liberation of Gracemeria」はシリーズ屈指の名曲として高く評価されており、その人気は「ZERO(『ZERO』ラストミッションBGM)」に勝るとも劣らない。 日本語では、英語とはまた違う魅力を味わえる。 プレイヤーの僚機であるシャムロックの声優は小山力也で渋い。 『仮面ライダー』『トリビアの泉・素晴らしき無駄知識』などのナレーターとして有名な中江真司は、作戦司令官役を担当。本作が遺作となった。 日本語音声なら日本語に合わせて、英語音声なら英語に合わせてムービー内の口の動きが変化するというこだわりを見せている。どちらの音声も洋画を思わせる素晴らしい出来だが、日本語訳はかなり意訳に寄っている。 教科書英語的翻訳ではなく、ネイティブが聴いても違和感無い日本語に仕上がっている。 アサルトレコードにおいて、ZEROよりも細かい情報を知れるようになった。 味方のプロフィールも登録されるようになった(当たり前だが、解放条件は味方の撃墜ではない)。 厳しい条件を満たせば、プレイヤーであるタリズマンのアサルトレコードも見られるようになる。 敵側のアサルトレコードのうち1件が、過去作とのつながりを示す要素の1つにもなっている。 比較的短いロード時間 ミッションの規模が大きいものが多いにもかかわらず、ロード時間は比較的短め。 Xbox360のインストール機能を利用する(もしくは後述のXbox One版『7』早期購入特典のDL版)と、ムービー以外はロード時間が皆無レベルとなる。 賛否両論点 キャンペーンモードは全15面。分岐はなく、一本道である。 数だけ見ればXiを除いてシリーズで最も少ない。 その分1ミッション当たりのボリュームは増えたが、これにより別の問題も発生している。 1つのミッションで進行するオペレーションが複数ある分、一度ではクリアできないものが存在する。そのため、周回プレイ時に未クリアのオペレーションをプレイすることで、同じミッションで新鮮な感覚を味わうことはできる。 一度クリアしただけでは到底コンプ不可能な収集要素があり、周回プレイ前提であることから全15面のステージ構成は妥当という考え方もできる。 1つのミッションの所要時間が長い。クリアには大抵10~20分かかる。人によっては30分以上かかることも有り得る。 大規模な戦闘を楽しみやすいという長所もあれば、長過ぎて集中力を維持しづらいという短所もある。 通常ミサイルは説明書や公式HPでは、「偏差射撃を使うと敵に命中しやすい」と記載されているが、むしろ「偏差射撃を使わないと命中しない」と言えるほど素の誘導性能が低下している。 画面端でロックオンした敵を攻撃した場合、相手が戦闘機どころか地上物ですら外れる。 よって、航空機が相手ならその未来位置を予測して、地上物が相手ならそれをウィスキーマークにできるだけ近づけて発射せざるを得なくなる。 シリーズ経験者が過去作の感覚で通常ミサイルを撃つとろくに当たらない。 機銃や特殊兵装が強化された分、余計にミサイルが弱くなったと感じやすい。 しかし、偏差射撃の採用によって強化された部分もあるので、一概に従来作より弱体化したとは言い難い。 挿入されるムービーは長く、主人公が関わらない話が展開されることが多い。戦車兵の話は戦略大作戦のインスパイヤ。 本編のストーリーが単調で一本道。(当時の)次世代機最初の『AC』シリーズということでオーソドックスにしたのだろうか。 今までのシリーズではムービーで語られる話にも必ず主人公が絡んでいた。今作の主人公タリズマンも戦局に大きく関与しているのは間違いないが、その活躍の様子はライバルのセリフから窺い知れる程度に留まっている。 登場人物それぞれの立場や視点、それぞれのやり方で戦争を生き抜くという断片的なエピソードをザッピングムービー的なまとめ方をしている。そういう意味ではゲームプレイの部分が主人公タリズマンの視点でありストーリーテリングになっているという考え方もできる。 難易度が過去作と比べて高い。面によってはEASYですら難しい。これが初『AC』だと詰まるかもしれない。 まずは、その敵の物量の多さに驚かされる。敵が多いということはプレイ時間が長くなりやすい、敵の攻撃の量が多く、どこから攻撃されているのか分からないということが起こる。 一方でシリーズ恒例のタイトな操作を求められる、いわゆるトンネルくぐりは難易度の低下や進入せずともクリアできるなどの緩和策がとられた。 僚機や支援要請の使い方次第で難易度はかなり変動する。支援要請を一切利用しない孤高のプレイを貫けば難易度は飛躍的に向上。逆にプレイヤーは一切攻撃せず、僚機と味方部隊への指示のみで攻略するという縛りプレイも可能(ゲームの進行に必須である一部の場面を除く)。 一応難易度に合わせた救済措置的なものはある。 初心者向けの設定に『5』以来となるトレーニング(チュートリアル)モードが収録されている。新ハードでの初販売ということもあっての措置であろう。 さらに難易度EASYでは、(角度などにもよるが)地形に接触しても跳ね返り、ダメージを受けるだけで即墜落はしないようになる。 ミサイルや特殊兵装の弾数が多くなっているため、敵の物量に対してこちらの弾が足りないということは起こりにくい傾向はある。更にEASYランクでは2倍に増える(ただし上限は999発)ため圧倒的となる。 BGMは重厚なオーケストラ調の楽曲でまとめられているが、メロディーが地味だったり、曲調が大人しくて印象に残りにくい曲が多い。 また、激しいロック調BGMが「Vitoze Aerial Defense」ぐらいしかなく、『2』のような雰囲気を好むプレイヤーからは不評。 とは言え、どのBGMもミッションの雰囲気と合っていて、なおかつ高クオリティのため、好みの問題と言えばそれまでではあるが。 本作の敵エース部隊「シュトリゴン隊」の存在の影が薄い。 シュトリゴン隊は敵国エストバキアの精鋭であり、劇中の戦争以前に行われたエストバキア内戦で華々しい戦果を挙げた凄腕揃いという設定。 だが、ちょくちょくプレイヤーに挑んでは撃退されることがほとんどで、またその数が多いために設定ほど凄腕という感じがない。 主な使用機体はSu-33なのだが、フランカーの敵エース部隊なら過去に黄色中隊がいるので特徴が被っている。 まともに戦えば確かにエースの名に恥じない強さなのだが、支援要請を使えばプレイヤーが全く戦わなくても殲滅できてしまい、カリスマ性も低い。 極め付けは、隊長機であるヴォイチェクがミッション1で被弾して離脱してしまうことであり、それ故に「強いエース部隊」という印象が残りにくい。 彼自身はその後も多くのムービーに登場しており、ストーリー面では重要人物である。 しかし、新隊長であるパステルナークに関しては話が別。彼は「グレースメリア解放戦」のボスとして架空機CFA-44を駆り、強敵としてプレイヤーの前に立ちはだかる。 また、頭の固い前時代的な人間が多いエストバキア軍人の中でパステルナークの人間性は異彩を放っており、その人柄と劇中で見せた強さからシリーズのライバルキャラの中でも特に人気が高い。 クリアランクはクリアしたオペレーションすべてのクリアランクの平均値となるが、各オペレーションのクリアランクがそのオペレーション内の敵撃破による得点のみで決まっている。 他の作品のようにタイムや援護対象の残存率に依存する要素がどのステージにも存在していないため、高ランククリアは比較的楽。中にはクリアしたら必ずSランクになるものさえある。例えば7-D(クォックス隊を狙う超音速爆撃機の迎撃)は1機ずつ登場するXB-70を5機中3機撃墜できれば達成だが、パーフェクトにクリアしようが2機に到達されてクォックス隊が虫の息になっていようがクリアすればSランクである。 後述するように、ミッション13の2次ミッションだけは高ランクを取ろうとすると難易度が跳ね上がる。 勲章の条件となる「1つの難易度において全ステージでSランク達成」も、全オペレーションでの達成ではない。 売りだったはずのネットワークモードは対戦が3モード合わせて11マップ、CO-OPは2マップのみ。後にDLC(有料)で増えたが…。 デフォルトはTEAM BATTLE(チーム戦)とBATTLE ROYALE(個人戦)が各5つ(ここまではステージ固有ギミックのON/OFFも可能)、SIEGE BATTLEが1つ。 DLC商法と痛戦闘機の存在(先述)。 (オフラインでは)圧倒的に強力なCFA-44 本作の架空機CFA-44だが、バランスブレイカーなのかと言いたいレベルの爽快感を誇る機体である。 対空・対地兼用の12ロックオンと長射程を誇る広域制圧兵器ADMMと、10km先の敵でも一瞬でヒットする狙撃兵器EMLを使い分ければ全てのミッションをこれ1機でこなせてしまう。機体種別こそFIGHTERだが、ADMMによりATTACKERをも凌駕しかねないレベルの対地能力も持っているのである。 DLCで配信されたプロトタイプカラーは安定性重視の性能なので、これでHARDランクを突破しオリジナルを解禁なんてことも可能だった。 もっとも、とてつもない汎用ぶりを発揮するのはオフラインのみ。ADMMはオンラインでは使用不可、その上オンラインにおけるコスト(SIEGE BATTLEやCO-OPにおける被撃墜時のタイムペナルティ、対戦系のモードにおける撃墜したプレイヤーが得る得点)も特に高く設定されている。ランクも本機体限定のUNLIMITEDランクなので、対戦では使用可能な機体ランクをランク3までに限定しておけば本機体だけを簡単に除外できる。 問題点 機体数の少なさ 使用可能機体はシリーズ最少の15機(内1機は架空機)。これは初代の16機(架空機なし)よりも少ない。 先行して発売された360専用フライトシムのOver Gが14機+2機(*3)、後発でフライトシューティングのTom Clancy’s H.A.W.X.が67機種(*4)、PC用フライトシムのFalcon 4.0 Allied ForceがF-16専用で9機種+MODによる拡張が可能、IL-2 Sturmovik 1946の派生商品と言うバックボーンがあるWar Thunderが、生産時期による型番違いを含めて300種以上と言うことを考えた場合、複雑な物理計算を行っていないフライトシューティングにしては少ない。 第3世代ジェット戦闘機は一切使用できず、F-4Eが敵機として登場するのみである。 東側の機体はSu-33とSu-47のみ。 MiGに至っては全て削除。非常に性能が特徴的でゲーム映えするMiG-31が削除された上、MiG-29はこれでシリーズ皆勤機体ではなくなってしまった。(*5) 黄色の13の愛機として大きな人気を博したSu-37ですら削除(カラーリング自体はSu-33のDLCカラーとして登場)。改良の進んだ電子機器や搭載兵器の汎用性に優れ、兵器としては上だが、航空機としては原型機のSu-27に劣ると言われている艦上戦闘機型のSu-33に変更された。「三面翼のフランカーと言えば終盤の高性能機」というイメージを抱いていたシリーズ経験者を大きく落胆させる結果となってしまった。 Su-47は「特殊兵装が単体攻撃のみであり、集団戦メインとなる本作とマッチしていない」という指摘も。 シリーズで登場回数の多いF-15S/MTD,YF-23,X-29,JAS-39も登場せず。特にF-15S/MTDは『2』以降定番機となったにもかかわらず、本作には登場しない。 余談だが、クレジット表記にはB-2のものもあるが実際には登場していない。 恒例の架空機としてよく登場していたX-02やADF-01は今回はなし。 CFA-44のEMLは感覚的にはADF-01のTLSにおける攻撃判定の持続時間を一瞬にしたものと言えなくもない。 一応DLCとして追加機体が配信されたが既存機種のマイナーチェンジでしかない。カラーリングと性能が異なる分まだましか? MISSION13「グレースメリア解放戦」の2次ミッションの難易度 ここで対戦することになる架空機CFA-44の随伴機である無人戦闘機(UAV)マーレボルジェは、プレイヤー機がどう頑張っても追いつけないほどの凄まじい機動性を持つ上、UFO軌道でミサイルが当たらない。 一応CFA-44も高い機動性を持つが、一定時間を置いて機動性が低下するため攻撃を当てる機会が残されている。ただ、その状況というのがESM展開中でもあるため、UAVの攻撃が激しくなっている(感覚に陥る)という難点はある。 ミッション13でSランクを獲得するには、それまでのオペレーション全てでSランクを取っているのを前提とした場合、15機撃墜して2次ミッションでBランクを取らなければならない。 しかし前述のとおり、マーレボルジェはその機動性のために1機撃墜するだけでも難しい。対空特殊兵装を乱射して、運任せで当てるという戦法を取らざるを得なくなる。 さらに、マーレボルジェは一度に出現する数が多く、四方八方から機銃で攻撃してくるため、これに関しても当たるか当たらないかが運任せになってしまう。 特に、機銃1発でも大きなダメージを受ける上に修理できない難易度ACEでは致命的。 マーレボルジェは低空までは追ってこないので、超低空飛行していればまず機銃は当たらない。だが、CFA-44を攻撃する際にどうしても高度を上げる必要があるので、やはり運が絡んでくる。 プレイヤーもCFA-44及びその専用特殊兵装を使用すれば、難易度は大きく下がり、運要素はほぼなくなる。しかし、これは裏を返せば隠し機体で攻略するのが正攻法とも言えなくもないゲームバランスである。 また、2次ミッション単体でSランクも、架空機以外ではプレイヤーの集中力や運を考慮すると不可能に近い。 AoA(後述)ミッション9でも再登場するが、公式側もこのゲームバランスの悪さに気付いたのか調整が加えられ、どの機体でもまともに撃墜できるようになった。 シャムロックの挙動関連 僚機であるガルーダ2ことシャムロックに関して問題あり。 自機に密着しすぎるため、誤射して目標に攻撃がうまく当たらなくなり、邪魔になる。 酷いときにはADMMを発射したとたん誤爆しており撤退しているなんてケースも。 今作では「分散」と「特殊兵装切替」の指示ができなくなっており特殊兵装はCPUが任意で使う。つまり使ってほしい時に使ってくれる訳ではない為QAAMやSAAMとかだった場合最早ちゃんと使ってるのかどうかよく分からない。「分散」は兎も角「特殊兵装切替」は無くすべきではなかった。 一部特殊兵装の性能 本作と相性の良い特殊兵装が存在する一方で、相性が悪い、または弱体化したものが存在する。 QAAM(高機動空対空ミサイル),SAAM(セミアクティブ空対空ミサイル),GPB(精密誘導爆弾) 使えないわけではないが、複数同時攻撃能力や広範囲攻撃能力を持つ武装が強いゲームシステムの関係上、これらの1対1の攻撃に特化したものはどうしても見劣りしてしまう。 XLAA(高機能長距離空対空ミサイル) 恐らく、本作で最も弱体化したであろう特殊兵装。 誘導性能が低い代わりに長射程かつ高速度という性能であり、XMA4/XMA6とは差別化されている。 だが、発射されてから約3秒ほど無誘導の時間がある上、高い速度が仇となって目標を通り過ぎてしまいやすく、命中率は低い。発射方向がいい加減だと、さらに命中率は下がる。 射程限界で発射しなければまず命中せず、距離が近づけば近づくほど命中率はガタ落ちとなる。 BDSP(小弾頭ディスペンサー) 一度に一回しか攻撃できず、大して攻撃範囲は広くない。相変わらず性能が改善されていない特殊兵装。 実物(JP-233)も湾岸戦争でイギリス空軍がイラク軍の滑走路攻撃に使用したが、滑走路攻撃専用と言う使い勝手の悪さから対空火器射程外から攻撃できるSOD(ストーム・シャドウ)や誘導爆弾に取って代わられた。 SOD(スタンドオフディスペンサー) 長射程、広範囲な武装ではあるのだが、リロード時間がFAEB並みに長く、活用しづらい。 また、射程ではLASMに劣っている。 実物は作戦内容によって中身(*6)が違う汎用空対地ミサイル。 機銃泣かせのアイガイオン 本作の勲章の1つに「プレイヤーは機銃だけで敵を撃破する」というものがあるが、アイガイオンのコックピットにおける判定が非常に小さく機銃縛りクリアが不可能と誤解されるレベルである。 ただ小さいだけでなく、実際の見た目よりやや後ろにずれている点も厄介。 なお当該勲章は僚機や友軍による撃破は不問なのだが、コックピットを攻撃する段階(難易度NORMAL以下の場合(*7))になると僚機も友軍も指示に応じた行動をしてくれなくなる。後部にあるSAMがコンテナなしで復活する点と複合し地味に鬼畜である。 その他 特定の条件を満たさないと倒せない敵が居る。 特に最終ミッションの架空兵器前部に在る機銃砲台群は最初の内は何故かHUDにコンテナが表示されずロックオンすらできない。 グラフィックのクオリティ向上の弊害か、画面が見づらいことがある。 逆光や地面の太陽反射光にHUDが溶け込みやすく、どこに目標があるのか全く見えないことがある。 ミッション11のオペレーションA/C、ミッション13のオペレーションB/Cが顕著。 ミサイルの煙が濃くて長時間残るため、視界の邪魔になる。 レーダーには一度に多数の情報が表示されるため、どこに何があるのかが分かりにくい。作戦識別器(オペレーション単位での絞り込み)を活用すべし。 従来作と比べてフレームレートが低い。 やや操作遅延があり、お世辞にも操作性が良いとは言えない。 被弾時の音が物凄くうるさい。SE音量を下げていても目立つほど。 『5』同様、オフライン対戦は非対応。その他のマルチプレイもオフラインでは実装されていない。 ハードウェアの世代を考慮すると、マルチプレイはオンラインに移行したといえる。現に本作以降の据置機作品ではオフライン対戦が実装されなくなった。 総評 それまでの作品と同じ世界観における、それまでの作品と違った方向性を持った作品。 一個の作品として総合的に見れば、良作と呼ばれるだけの完成度を有する作品である。 しかしプレイヤーごとの評価の差が激しく、これを考慮すると賛否両論な作品でもある。 新規ファンからは優れたグラフィックや大規模戦闘を中心に好意的に評価されている。 やりこみ要素に魅力を見出せるなら、周囲の評価よりも長く楽しめる可能性はある。 一方で従来作で当たり前だった要素や、ボリューム(特に機体)の減少で古参ファンからの評価は低く、「つまらない方の『AC』」と揶揄されることもある。 戦場におけるひとつの駒として大軍と大軍の戦いを楽しみたいのではなく、ガンダムのような一騎当千の活躍がしたいのであれば過去作の方がオススメ。 とはいえ既に360を持っている人ならば損はないので試しにプレイしてもいいかもしれない。 余談 ミッション9で対峙する空中艦隊(アイガイオン・ギュゲス・コットス)の機体に対する当たり判定は地形と同様のものなので、機体に当たるようにFAEBを投下すると大爆発で機体についているものを大規模に破壊していくというネタプレイが可能。 DLC第5弾配信開始時には『アイドルマスター ライブフォーユー!』の第1弾DLC(とXBLA『トリガーハート エグゼリカ』)の配信が重なり、これらを購入しようとした日本人ユーザーによりXbox Liveの課金系統が制圧されるという事態に発展した。 CFA-44は後に360のエースコンバットとしては2作目となった『AH』の拡張系DLCの一部として、360では配信されなかった『エースコンバット インフィニティ』の追加要素としても登場した。 ただし本作での圧倒的な汎用性はオミットされており、EMLの発砲音も磁気火薬複合加速方式に変更されている。 『7』でもシリーズ25周年記念DLCの1つとして登場。 アイマス機の恩恵をもっとも受けたのはバンナムでも航空機メーカーでもなく、模型メーカーのハセガワである。 同社の社長は「アイマス機で2,000万から3,000万円かかる金型を作り、商売として成り立つから、Su-33のプラモデルが新規で出せた」と模型専門誌のインタビューに答えている。 ほか、アイマス機には絡まなかったが、ハセガワ純正のユーロファイターや在来品に部品を追加したF-15E(*8)と言った、アイマス機以前の模型系のイベントで「社内で検討したが売り上げの面で製品化出来ない」と回答していた商品が定期的に新製品として発売されるようになった。 その後の展開 期間限定で360本体に『ビューティフル塊魂』もしくは『ロスト プラネット コロニーズ』と共に同梱された。 12年後に発売されたOne版『7』の早期購入特典として、後方互換に対応した本作のDL版が付属された(ちなみにPS4版『7』には『5』が付属)。 ダウンロード版の配信はこの特典のみ。 本DL版自体は360版そのままなので、同じアカウントで360へのダウンロードも可能。逆に本作のディスク版をOneでプレイする事も可能。
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わざがミサイルのパーツ一覧 ダウンロードコンテンツで入手できるパーツには、メダロット名の欄を黄緑にし【DLC】と記載してあります。 ♂パーツあたま みぎうで ひだりうで ♀パーツあたま みぎうで 【ミサイル】 敵を追尾するミサイルを発射する射撃攻撃。 全てフルチャージで、威力が高め。命中した敵をダウンさせる。 同系列のアンチエア射・アンチシー射と異なり、上下にちゃんと誘導する。 威力や充填・冷却だけでなく、射程・弾速や誘導性能までパーツごとに異なるので、 得意な距離がそれぞれ異なる。 闇雲に撃つだけではダッシュやジャンプで簡単に回避されたり、敵まで届かなかったりするので、 命中しやすい状況を作り出すようにしていきたい。 余談だが、障害物を越えるために、頭パーツのチャージ攻撃をジャンプしながら発射したい場合には、 AやYボタンに指が当たるのを構わずにBボタンを押し、直後に指を離せばいい。 このゲーム中では1パーツ使用中(チャージ中含む)には他のパーツは使用できないので、 AやYがXボタンのチャージ中に押されても使用されないからである。 ♂パーツ あたま メダロット パーツめい せいのう パーツ説明 メタビー メタミサイル 装甲 340 威力の高いミサイル。弾(たま)の速度はおそいが、相手を長時間追いかける。 威力 0 / 110 充填 2 冷却 7.5 s メタビーG メタミサイル 装甲 340 威力の高いミサイル。弾(たま)の速度はおそいが、相手を長時間追いかける。 威力 0 / 110 充填 2 冷却 7.5 s サイカチス バリスター 装甲 370 高機動ミサイル。冷却性能が高い。メダチェンジパーツ。 威力 0 / 80 充填 1 冷却 4.9 s みぎうで メダロット パーツめい せいのう パーツ説明 ライノラッシュ サイゴンゴン 装甲 290 チャージ時間を短縮したあつかいやすいミサイル。 威力 0 / 90 充填 1 冷却 6.1 s ゴッドエンペラー デスミサイル 装甲 340 威力を限界まで高めた高火力ミサイル。冷却性能がとても悪い。 威力 0 / 300 充填 1 冷却 83.3 s ゴッドエンペラー【DLC】 デスミサイル 装甲 230 高機動ミサイル。チャージ時間も短く連射が可能になっている。 威力 0 / 80 充填 2 冷却 12.8 s チベヒーモス アンダーメトロ 装甲 270 高機動ミサイル。冷却性能が高い。 威力 0 / 80 充填 1 冷却 4.9 s ひだりうで メダロット パーツめい せいのう パーツ説明 ライノラッシュ サイバーン 装甲 290 チャージ時間を短縮したあつかいやすいミサイル。 威力 0 / 90 充填 1 冷却 6.1 s チベヒーモス アンダーチューブ 装甲 270 高機動ミサイル。冷却性能が高い。 威力 0 / 80 充填 1 冷却 4.9 s ♀パーツ あたま メダロット パーツめい せいのう パーツ説明 ブラックビートル ブラックバリスタ 装甲 340 威力の高いミサイル。弾速(だんそく)がおそく相手を長時間追いかける。メダチェンジパーツ。 威力 0 / 110 充填 1 冷却 7.5 s ハードネステン ブリリアント 装甲 445 威力を限界まで高めた高火力ミサイル。冷却性能がとても悪い。 威力 0 / 300 充填 1 冷却 83.3 s ハードネステン【DLC】 ブリリアント 装甲 330 高機動ミサイル。冷却性能が高い。 威力 0 / 100 充填 1 冷却 4.9 s みぎうで メダロット パーツめい せいのう パーツ説明 プロールバイパー ウロボロハンド 装甲 230 威力の高いミサイル。弾(たま)の速度はおそいが、相手を長時間追いかける。 威力 0 / 110 充填 1 冷却 7.5 s ▲ページ上部へ▲
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概要ノーマルミサイル 多弾頭ミサイル 高速ミサイルアビリティ レールアクション 一覧(DLC以外) DLC(未確認のため未編集)通常武装(DLC) 防具付属武装(DLC) 概要 ノーマルミサイル 2発の誘導性能が高いミサイルを発射。 ヒットするとターゲットをダウンさせる。 ターゲットが近距離にいると、追尾性が正しく働かず、あさっての方向にミサイルが飛んでいってしまう。 一方で、遠距離から発射すれば、かなりの追尾性を発揮する。 ミサイル単体で運用するのではなく、 アタックチェインでRAやランチャー、ビットに繋ぐのが望ましい。 多弾頭ミサイル 12発の誘導性ミサイルを発射。 武装確認画面の攻撃力表記は全段ヒット時のもの。1発あたりのダメージは非常に低い。 機関銃やハンドガンと違ってヒット時の硬直が長く、 最初の1発がヒットすれば、後続のミサイル全てがヒットする。 こういうと聞こえはいいが、実際は補正によりダメージが激減。 またライドレシオが上昇するのは最初にヒットした1発のみなため、 機関銃のように、一気にMAXまで持っていくことはできない。 挙句相手にジャストガードされてしまうとヒット数が多いのが仇となり、一気に相手のライドレシオが上がってしまう ダメージ、誘導性能ではノーマルミサイルに劣るものの、目くらまし的な使い方が出来るのが多弾頭ミサイルの強み。 多弾頭ミサイルの影に隠れるようにACでノーマルミサイルを撃つなど、相手に攻撃を当てる布石としての使い方が主となる。 高速ミサイル 6発の誘導性ミサイルを発射。 弾数そのものが多いので当てやすいのが特徴。発射位置もノーマルミサイル同様、神姫の目の前である。 ノーマルと多弾頭の良いところを得たようなミサイルで、更に威力の割にはコストも若干低いため、簡単につける事ができる。 が、言い方を変えれば多弾頭のような高い命中率があるわけでもなく、ノーマルのようにダウンが取れるわけでもなく。 多弾頭ほどではないがヒット数が多いので、ジャストガードやターンでレシオを溜められてしまう。 しかし他二つのミサイルとの最大の相違点は、近接コンボに組み込める事だろう。 小剣やダブルナイフからACすると相手と自分の脚の長さに左右されるが、同一高度ならば4発入れる事ができる。 相手が自分よりもわずかに高い位置にいたり、大型脚で身長が高ければ全弾入れる事も。 しかし、ここから再び近接攻撃を入れると攻撃のノックバックでミサイルが2~3発しか当たらなくなってしまう。 それでは何に使うのかと言うと、例えば近接攻撃を△、高速ミサイルを○に装備しておくと、 SP管理のミスにより近接RAが発動しなかった場合でも、ダメージを与えつつ安全に距離をとる事ができる。 近中遠どの距離でも何かしら使い道がある、汎用性の高さが高速ミサイルの魅力である。 どのミサイルもCPUが多用してくる(特にタッグマッチやハンデ戦では必ずと言っていいほど1体は装備している)ので、自分では使わなくても特徴や対策は頭に入れておいたほうがいいだろう。 アビリティ 誘導性能上昇。目に見えて誘導するようになるわけではないため、あるとうれしい程度のもの。 レールアクション 後退してからミサイルを発射。ロック切り移動で横に移動して再度発射する。空中にいる場合は後退時に若干下降する。 ミサイルは装備している性質に限らず、全て多弾頭と同じ分散型になる。 遠距離での牽制、単純な弾幕濃度を増やす、タッグ戦で余所見をしている相手にぶちかますと用途は幅広い。 いまいちパッとしないレールアクションではあるが、NPC戦ではミサイルをばら撒いた後に使うだけで勝てる事も少なくない。 しかし当然複雑な地形に弱い。 パイルバンカー、ミサイルのダブルレールアクションは高速ミサイルの性質になったミサイルをばら撒き、その後突撃してパイルバンカーでアッパーを行う。 ミサイルに紛れての突撃は見極めにくく、数あるダブルレールアクションの中では使いやすい部類に入る。 一覧(DLC以外) ランク 名称 タイプ ATK COST 火器 光学 クリティカル 攻撃範囲 攻撃回数 アビリティ 入手方法 装備神姫・備考 1 スティレット ノーマル 33 12 0% 0% 5% 800 2 近距離攻撃+1パイルBK+1 オフィシャル ビーハイヴ+ms 多弾頭 97 33 0% 6% 5% 800 2 近距離攻撃+1パイルBK+1 プレミアム SLUM-ハイマニューバ 高速 144 47 0% 0% 5% 800 2 近距離攻撃+1パイルBK+1 2 カッツバルゲル ノーマル 146 49 8% 0% 5% 800 2 近距離攻撃+1パイルBK+1 オフィシャル ビーハイヴ+CG 多弾頭 215 69 0% 9% 5% 800 2 近距離攻撃+1パイルBK+1 プレミアム ニンブス ノーマル 216 67 15% 0% 5% 800 2 近距離攻撃+1パイルBK+1 プレミアム SLUM-ハイマニューバ+ms 高速 247 75 0% 0% 5% 800 2 近距離攻撃+1パイルBK+1 プレミアム 3 ビーハイヴ 多弾頭 276 84 0% 12% 5% 800 2 近距離攻撃+1パイルBK+1 オフィシャル ビーハイヴ+CR 多弾頭 296 89 0% 14% 5% 800 2 近距離攻撃+1パイルBK+1 プレミアム ニンブス+AS ノーマル 325 104 0% 0% 5% 800 2 近距離攻撃+1パイルBK+1ミサイル+1 プレミアム スティレット+IR ピーキーノーマル 350 86 0% 0% 20% 800 2 ロック範囲-1SP+1近距離攻撃+1 ジャンクグレーテル(クリア前ヴァルハラ)[奪]ミサイルインスト杯[賞] ガイドウェポン杯後メール入荷 4 ビーハイヴ+MT 多弾頭 427 112 0% 15% 5% 800 2 パイルBK+1 プレミアム カッツバルゲル+SK ノーマル 474 119 16% 0% 5% 800 2 パイルBK+1 プレミアム SLUM-ハイマニューバ+GC 高速 520 121 0% 0% 5% 800 2 パイルBK+1 ニンブス+SK ノーマル 546 124 0% 0% 5% 800 2 パイルBK+1 5 ビーハイヴ+SK 多弾頭 619 133 0% 18% 5% 800 2 パイルBK+1 プレミアム ビーハイヴ+GR ピーキー多弾頭 661 118 0% 20% 20% 800 2 ロック範囲-2DEX-1SP+2 山中日向(クリア後ヴァルハラ)[奪] ニンブス+LB ノーマル 719 136 0% 0% 5% 800 2 パイルBK+1 6 カッツバルゲル+SP ノーマル 798 167 24% 0% 5% 800 2 パイルBK+1 スティレット+TK ノーマル 890 172 0% 0% 5% 800 2 パイルBK+1 7 SLUM-ハイマニューバ+NS 高速 964 186 0% 0% 5% 800 2 パイルBK+1 ビーハイヴ+TK 多弾頭 1005 212 0% 26% 5% 800 2 パイルBK+1 ニンブス+VC ノーマル 1007 194 0% 0% 5% 800 2 パイルBK+1 ニンブス+KT ピーキーノーマル 1027 179 0% 0% 20% 800 2 ジャストガード-2武器エネルギー回復-2ロック範囲+4 バンカー ミサイル杯[賞] DLC(未確認のため未編集) 通常武装(DLC) ランク 名称 タイプ ATK COST 火器 光学 クリティカル 攻撃範囲 攻撃回数 アビリティ 入手方法 装備神姫・備考 1 バトルドアシャトル ? 84 29 0% 0% ? ? ? 近距離攻撃+1パイルBK+1 オフィシャル 2 バトルドアシャトル+CR ? 193 61 0% 0% ? ? ? 近距離攻撃+1パイルBK+1 プレミアム 3 ハルバード ノーマル 283 86 12% 0% 5% 800 2 近距離攻撃+1パイルBK+1 オフィシャル 4 - - - - - - - - - - - - 5 ハルバード+SK ノーマル 592 132 20% 0% 5% 800 2 パイルBK+1 プレミアム 6 バトルドアシャトル+TK ? 875 169 0% 0% ? ? ? パイルBK+1 プレミアム 7 ハルバード+VC ノーマル 889 194 28% 0% 5% 800 2 近距離攻撃+1パイルBK+1 プレミアム バトルドアシャトル+NS ? 1028 198 0% 0% ? ? ? パイルBK+1 プレミアム 防具付属武装(DLC) ランク 名称 タイプ ATK COST 火器 光学 クリティカル 攻撃範囲 攻撃回数 アビリティ 入手方法 装備神姫・備考 1 - - - - - - - - - - - - 2 - - - - - - - - - - - - 3 - - - - - - - - - - - - 4 デカトレント ノーマル 504 0(77) 16% 0% 5% 800 2 オフィシャル リアパーツ弾は多弾頭 5 - - - - - - - - - - - - 6 デカトレント+RD ノーマル 837 0(133) 24% 0% 5% 800 2 プレミアム リアパーツ弾は多弾頭 7 - - - - - - - - - - - -
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ミサイル 登場 1 2 R 3 4 navi 5 G 弐CORE BRAVE 真型 DS 7 DUAL 8 9 GM S ミサイル 技概要 技特性メダロット メダロット2 メダロット3〜メダロット8(RPG作品) メダロットG メダロットBRAVE メダロットDUAL・メダロット ガールズミッション メダロット9 メダロットSハイパーミサイル ミサイルA 技概要 火薬を詰めた誘導弾もしくは反応弾を打ち込む射撃攻撃。 基本的に貫通性能を持ち、作品によって効果の違いがある。 シリーズを通じて一貫して、火薬無効や火薬ガードで無効化されるのが弱点である。 作品やパーツにもよるが、ナパームよりも成功値に優れているものが多いが、 メダロットBRAVEのみ、ミサイルのほうが威力が高い。初代はナパームの方が成功も高め。 しかしメダロット3~8では火薬属性は基本的に必中のため、成功の利点が失われ単なるナパームの下位互換になってしまっていた。 逆にメダロット9ではナパームにだけ必中特性がなくなりミサイルが上位互換になっている。 メダロットSでは、この点が是正され、ようやく差別化された。 技特性 メダロット パーツ破壊時貫通ダメージ。 回避されても爆風でダメージを与えることがある。 メダロット2 パーツ破壊時貫通ダメージ。 ランダムヒット。 このランダムヒットの『ランダム』が何を指すのかがイマイチ実感できず、 現在もはっきりとした効果は不明であるが、メダロット2の公式攻略ガイド内では、 『敵をランダムで狙い、貫通ダメージを与える(111Pより)』ということらしい。 憶測の域を出ないが、メダロット2以降はメダルの性格が個々で固定になり、かつ性格によりターゲットを選定するようになったので、その選定基準を無視したターゲット選定を行う(=敵をランダムで狙う)だと思われる。 回避による爆風ダメージは無くなった。 メダロット3〜メダロット8(RPG作品) メダロット3より、パーツ破壊時貫通ダメージが発生し絶対ヒットする。 この特性を生かして、光学化のメダフォースと組み合わせる戦術を使うことや逆のパターンも出来る様になった。 この特性は、後年のメダロット8まで踏襲され続けた。 メダロットG 敵を追尾する誘導弾を発射。 爆風でもダメージを与えられる。 メダロットBRAVE 敵を追尾する弾を発射。 弾が1発のものと2発のものがあるがエフェクトが違うだけで攻撃力などには一切関係ない。 メダロットDUAL・メダロット ガールズミッション ロックオン中の相手に追尾する弾を発射する射撃スキル。 使用パーツによって弾速や追尾性能が異なる。 メダロット9 本作より、サブスキルのがむしゃら同様にパーツ全体にダメージを与える全パーツの攻撃特性を与えられて性能が大幅に変化した。 絶対ヒットの特性は据え置きとなっており、ナパームに対してのアドバンテージとなっている。 メダロットS 全パーツ特性はメダロット9から踏襲された。 一方のナパームは、先述の様に乱撃特性に変化していて差別化が図られている。 ランクボーナスは威力値へのプラス補正。 ランク☆1時はプラス補正は無く、ランクの上昇毎にプラス100されていき、ランク☆5時はプラス400。 また、ランク☆5時のボーナスは絶対ヒット効果の追加である。 つまり本作でのミサイルはランク☆4以下では攻撃を回避される恐れがあるため、過去作品から相対的に扱いにくいパーツになっている。 ただし、ランク☆5ボーナスを考慮すればだが、同じ全パーツ特性を持つハンマーよりも削り役としての確実性がある。 冷却中のペナルティが無いのも強み。 腕のミサイルはヘヴィパーツだらけなので、ガチ対戦向きなパーツは限られる。 同じ威力値補正を持ち、防御無視効果を持つハンマーとどちらを使うかは、お好みでどうぞ。 ハイパーミサイル メダロットSでハードネステンの実装と同時に新たに登場した、ミサイルの派生技。 パーツ単体にダメージを与え、なおかつ貫通性能を持ったミサイル。 言ってしまえば、メダロット8までのミサイルの仕様と同様である。 ランク毎のボーナスは、後述するメダロットSでのミサイルと同様である。 ステータス的にはナパームに近く低速度・高威力。 他の火薬属性技と違い、冷却中は回避不能のペナルティが発生する。 ミサイルA メダロットS初出のミサイルの派生技。 全パーツ特性を持つ火薬属性攻撃という、ミサイルと同様の効果を持つ。 それに加えて「装甲値50%未満の場合、威力が二倍となる」効果を持つ。 つまりは、ミサイルにリベンジソードの効果が追加されたものである。 発動条件の満たし方や敵対時の注意点については、リベンジソードの項目を参照。 ランクボーナスもミサイル同様、威力値へのプラス補正。 ランク☆1時はプラス補正値ゼロ。 ランク上昇毎にプラス100されていき、ランク☆5時はプラス400。 ランク☆5時のボーナスも、ミサイル同様の絶対ヒット効果の追加。
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登録日:2009/10/02(金) 20 18 24 更新日:2024/06/09 Sun 19 45 08NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 ACE_COMBAT5 エースコンバット エースコンバット5 ゲーム ラーズグリーズ 歴史が大きくかわるとき ラーズグリーズは その姿を現す はじめには 漆黒の悪魔として 悪魔は その力をもって 大地に死を降り注ぎ― やがて死ぬ しばしの眠りのあと― ラーズグリーズは再び現れる 英雄として現れる ラーズグリーズとは、ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR作中世界の伝説。有名なお伽噺であるらしく、主人公が属するオーシア国内だけでなく隣国のユークトバニアでも知名度は高い。 そして上記の伝説から転じて、ユークトバニアが開発したシンファクシ級潜水空母のこと。 漆黒の船体は従来の潜水艦の常識を覆す巨体であり、豊富な防空兵器と艦載機、VLSから射出するUAV(無人戦闘機)等を搭載する。 (UAVを装備しているのは2番艦リムファクシのみ) 最も特徴的な装備は弾道散弾ミサイルで、敵の捕捉圏外から発射し弾道軌道で飛行後一定の高度で炸裂、子爆弾をばら撒くことで広範囲の地上・水上目標のみならず低空の航空機をも一掃できる。 エースコンバット5本編において、ユークトバニアが長年同盟国であったオーシアに宣戦を布告するという歴史的転換期に初めて実戦投入される。 初陣では、イーグリン海峡に集結したオーシア海軍第3艦隊に対して自身の艦載機ハリアーやF-35Cによる奇襲を敢行。 艦載機が撃墜されると、今度は集結したオーシアの空母打撃群に対して散弾ミサイルを使用。正規空母2隻を含む多数の艦船や航空機を撃沈、撃墜し、第3艦隊を壊滅させ戦闘不能に追い込み、伝説通りの死を降り注いだ。 この時オーシア軍の一兵士は「鉄の雨が降ってきたみたいだ」と呟いている。 1番艦シンファクシはサンド島上陸作戦にも参加。 ここでも散弾ミサイルによって多くの新人パイロットを撃墜したが、サンド島から迎撃にあたった主人公たちウォードッグ隊と対潜哨戒機、先の作戦で打ち上げられたレーザーユニットを装備したアークバードの活躍により浮上を強いられる。 艦載機ハリアーやF/A-18C、F-35Cを繰り出し抵抗するも、再度レーザー攻撃を受け、ウォードッグ隊にとどめを刺された。 しかし、しばらく後、実は2番艦リムファクシが既に実戦投入され、ユークトバニア国内を進行するオーシア陸上部隊を射程に収めている事が判明する。 この時リムファクシが現れた海域はラーズグリーズ海峡(*1)と呼ばれ、同じ頃にはオーシア軍内においてシンファクシ級潜水艦とラーズグリーズの悪魔の類似点が指摘されていたようだ。 アークバードはシンファクシ撃沈後に破壊工作により使用不能となっており、散弾ミサイルから陸上部隊を守るにはリムファクシが補給を行う僅かな時間を突き、敵の警戒網を掻い潜る少数の航空機による奇襲攻撃しかない。 アークバードの支援なしで短時間かつたった4機による一点突破、と言う過酷な条件を強いられたウォードッグの前に、漆黒の巨体が再び立ち塞がる。 上記の過酷な条件に加え、シンファクシと異なり潜航・浮上を繰り返すうえUAVを展開し応戦するリムファクシだったが、ウォードッグ隊の反復攻撃によるダメージの蓄積で潜航不能に陥る。 「やむを得ん、海上で奴らと決着をつける」と、友軍に向けていた散弾ミサイルの照準をウォードッグ隊に切り替え、近距離で散弾ミサイルを連射し最後の抵抗を試みた。 しかし、幾度となく散弾ミサイルの脅威にさらされ生き抜いたウォードッグ隊には敵わず、流氷漂うラーズグリーズ海峡に没した。 出典は北欧神話の写本「古エッダ」中の「グリームニルの歌」に登場するヴァルキリーの名前。Ráðgríðr。「計画を壊すもの」。 追記、修正お願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- NW. . .N. . .NE A/B 000 ┌ ┏━━━━━━━┓ ┐ │ ┃ missile alert ┃ │ ├ ┗━━━━━━━┛ ┤ │この項目にはエースコンバッ│ ├ト5に関する重大なネタバレ┤ │を含みます。 │ ├未プレイの方は方位180へ┤ │のヘッドオンを推奨します。│ └ ┘ Yuke Command リムファクシ、君らが相手にしているのは、「ラーズグリーズ」のようだ。 Hrimfaxi ラーズグリーズは我々ではなく、奴らのことだったのか… 上記は全てミスリードである。 ご丁寧にもゲームオープニングもこの視点で描かれ、実際にリムファクシと相対するMission13の途中まではさもリムファクシ=復活したラーズグリーズであるかのような描写となっている。 数行上の台詞を見る限り、リムファクシ乗員も似たような自負はあったようだが…。 実際はオーシア国防空軍第108戦術戦闘飛行隊サンド島分遣隊ウォードッグがゲーム内にて呼ばれる別名。つまりプレイヤー部隊こそが伝説の「ラーズグリーズ」。 彼らは数々の戦いで活躍、シンファクシ級ミサイル潜水空母を2隻沈める大戦果を挙げ、敵国のユークトバニア軍からは「ラーズグリーズの悪魔」として恐れられる存在となる。主人公たちも中盤の捕虜奪還ミッションの後、敵軍内でそう呼ばれている事を知った。 しかしベルカと通じていたハミルトンにより、かつてのサンド島部隊の隊長バートレットがベルカ戦争時にユークトバニア陸軍情報部のナスターシャと恋愛関係であった事を根拠に、隊員全てがユークトバニアのスパイとして追われる事となる。騒動の中辛うじてサンド島基地を脱出したが、ケストレル艦隊のスノー大尉にセレス海にて全機撃墜され、サンド島部隊の足跡は途絶えた。 しばしの眠りの後、ラーズグリーズは再び現れる 実際のところこの撃墜はケストレル艦隊による偽装。ケストレル艦隊は先んじてこの戦争の裏の存在に気付き、その陰謀を阻止するべくサンド島部隊を仲間に加えたのだった。 陰謀を企てていたのは、15年前のベルカ戦争で敗北したベルカ公国。両国の元首を誘拐し戦争を長びかせ、核による復讐を行おうとしていた。つまりオーシアを勢いづかせ早期に戦争を終わらせかねない「ラーズグリーズ」が邪魔だったのである。 ケストレル艦隊の掴んだ情報を元にハーリング大統領を救出したサンド島部隊は、大統領直属の部隊『ラーズグリーズ』として名実共に復活する。 オーシア軍の国籍マークが廃され、機体は漆黒に。垂直尾翼の先端は赤く染められ、ラーズグリーズのエンブレムがあしらわれた機体へと装いを新たにした。 彼らは核攻撃を阻止すべく、ベルカ戦争時に秘匿された核兵器の眠るベルカ領内イエリング鉱山とユーク北部の高原地帯を襲撃。 この戦いで、かつて「ラーズグリーズの英雄、悪魔」と恐れられたウォードッグ隊を思わせる、圧倒的な強さを目の当たりにしたベルカ軍から「ラーズグリーズの亡霊」と呼称される。 この襲撃以前にすでに持ち出された一部の核兵器はベルカ軍に接収されたアークバードに搭載されており、ユークトバニア連邦オクチャブルスク市へ核攻撃を試みるもラーズグリーズの追撃に遭い撃墜された。 その後、ユークの捕虜だったが脱走してなんやかんやでベルカの陰謀を知ったバートレットの活躍により、ユークトバニア元首ニカノール首相と謎の女1号ことナスターシャの救出に成功。 ナスターシャの持っていたディスクにより、ベルカの陰謀の全てが明らかになった。彼らはより強力な核兵器を搭載した人工衛星の指揮所が南ベルカに在り、その核が「V2」と呼ばれ、ユーク、オーシアどちらかの国を破壊しようとしている。 その攻撃を阻止すべくラーズグリーズが発艦しようとした時、潜水艦からの攻撃によりケストレルが傾く。 今に沈まんとするケストレルの中で、艦長は指示を出した。 「彼等を打ち出せ。発艦だけは全うしろ。」と―― ケストレルが沈んでいく最中、艦長は 「負け続けの私だが、今度は私の勝ちだ。」 「見たまえ、彼等は無事に飛び立った。」 「それが私の勝利だ。」 ラーズグリーズがベルカを目指していた頃、オーシアではハーリング大統領とニカノール首相が世界に向け演説を行い、戦争の終結を宣言。そして悪意を持った者達により核による攻撃が行われようとしていることを伝えた。 ハーリング大統領「両国将兵の皆さん、貴方がたの持てる“道具"を持って彼等を手助けしてやってほしい。」 「彼等は今、東へ飛んでいる」 The Unsung War 核弾頭を搭載されていたSOLGはオーシア首都オーレッド向かって落下している、ベルカの怨念を載せて。 早朝、情報を聴いたラーズグリーズ隊は、この戦いに終止符を打つべく出撃。 ベルカの編隊グラーバク飛行隊とオヴニル飛行隊を撃墜し、SOLGを破壊。ベルカの陰謀はここに潰えた。 朝日の昇る中を、彼等の影が翔る。 歴史が大きく変わるとき ラーズグリーズはその姿を現す 始めには漆黒の悪魔として 悪魔はその力を以って大地に死を降注ぎ やがて死ぬ しばしの眠りの後、ラーズグリーズは再び現れる 英雄として現れる 「ラーズグリーズ!」「ラーズグリーズ!」「ラーズグリーズ!」「ラーズグリーズ!」 「ラーズグリーズの英雄に敬礼!!」 余談だが、ラーズグリーズ隊の各TACネームの頭文字を並び変えると Archer Chopper Edge Swordsman でACESとなる。 また、ハセガワから出た1/72 『F-14A ラーズグリーズ仕様』にはif要素として「6機編成だった場合の隊長機」「幻のラーズグリーズ3」を実現できるオマケデカールが用意されている。 もう一つ余談だが、冒頭で説明したラーズグリーズの悪魔が登場するお伽噺『姫君の青い鳩』は、エースコンバット5の公式サイトにて読むことができる。 (TOP→WORLD→WORLD NEWS内、「A BLUE DOVE FOR THE PRINCESS」) 劇中劇ながらしっかりと作られたお話なので、時間があれば読んでみては如何だろうか。 今更だが、悪魔とも英雄とも言われる「ラーズグリーズ」だが 機体に描画されたエンブレムが示す通り本来は北欧神話に出てくるヴァルキリーの1人。 その名の意味は「計画を壊す者」「神々の平和」「専横するもの」などさまざまに解釈される。 しかしその中でもウォードッグ隊に与えられた名称として最もふさわしいのは、「休戦の決定者」―― ―――すなわち、「戦いを終わらせる者」だろう。 追記、修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 本家wikiじゃねえか‼︎ -- 名無しさん (2013-12-24 12 20 33) え? コピペ? -- 名無しさん (2013-12-24 12 21 53) コピペじゃないんじゃない?本家見てきたけど違ったよ。内容は似てるのは仕方がないよ -- 名無しさん (2013-12-24 12 30 13) 折角のアニヲタWikiなのでミスリード版を追加。それとAC5公式サイトにお伽噺が載っている旨も追記してみた。 -- 名無しさん (2017-06-08 00 04 27) 7ではまたオーシアが戦火に巻き込まれるんだよなぁ、この時代の出来事が無駄にはなってほしくないが -- 名無しさん (2017-06-29 20 31 19) 5を無下にしないのであればエルジアが黒幕的な可能性もある。はたまた企業が利益の為に裏から…って可能性もありそう -- 名無しさん (2017-08-14 00 18 11) 7特典の短編小説では環太平洋戦争終結後ラーズグリーズ隊の4人全員が軍をやめたとのこと。まぁ無理もないわな -- 名無しさん (2019-01-18 20 51 34) パッケージ機でもあるF-14などの複座機だと8人。全員EA-6Bに乗っていたら驚異の16人のラーズグリーズ隊が誕生する。 -- 名無しさん (2019-03-22 01 44 24) 名前 コメント
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上部タグ未削除 編集する。 2021-12-08 18 32 03 (Wed) - [[]]とは、 videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 弾道ミサイル 対地ミサイル 対艦ミサイル 対空ミサイル リンク内部リンク 外部リンク 討論用 情報収集 編集者用ミニ編集参加(文の提供・嘘・誤字等) 出典、参考弾道ミサイル 対地ミサイル 対艦ミサイル 対空ミサイル リンク内部リンク 外部リンク 出典、参考 ミサイルは日本では、誘導できるロケットである。 歴史 ミサイルの種類 弾道ミサイル 大陸間弾道ミサイル 中距離弾道ミサイル 準中距離弾道ミサイル 短距離弾道ミサイル 潜水艦発射弾道ミサイル 空中発射弾道ミサイル 対地ミサイル 地対地ミサイル 空対地ミサイル 艦対地ミサイル 対レーダーミサイル 対艦ミサイル 地対艦ミサイル 艦対艦ミサイル 空対艦ミサイル 水中ミサイル 対空ミサイル 対空ミサイル 地対空ミサイル 艦対空ミサイル 空対空ミサイル 弾道弾迎撃ミサイル 対衛星ミサイル リンク 内部リンク [[]] [[]] [[]] 外部リンク 上へ 討論用 名前 コメント すべてのコメントを見る 編集する。 2021-12-08 18 32 03 (Wed) - 情報収集 トラックバック一覧 trackback テクノラティ検索結果 #technorati 口コミ一覧 #bf 関連ブログ一覧 #blogsearch リンク元 #ref_list 上へ 編集者用 ミニ編集参加(文の提供・嘘・誤字等) 出典、参考 上へ 主なミサイル ミサイル検索用 弾道ミサイル 大陸間弾道ミサイル 中距離弾道ミサイル 準中距離弾道ミサイル 短距離弾道ミサイル 潜水艦発射弾道ミサイル 空中発射弾道ミサイル 対地ミサイル 地対地ミサイル 空対地ミサイル 艦対地ミサイル 対レーダーミサイル 対艦ミサイル 地対艦ミサイル 艦対艦ミサイル 空対艦ミサイル 水中ミサイル 対空ミサイル 対空ミサイル 地対空ミサイル 艦対空ミサイル 空対空ミサイル 弾道弾迎撃ミサイル 対衛星ミサイル 編集する。 2021-12-08 18 32 03 (Wed) - [[]]とは、 videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 弾道ミサイル 対地ミサイル 対艦ミサイル 対空ミサイル リンク内部リンク 外部リンク 討論用 情報収集 編集者用ミニ編集参加(文の提供・嘘・誤字等) 出典、参考弾道ミサイル 対地ミサイル 対艦ミサイル 対空ミサイル リンク内部リンク 外部リンク 出典、参考 リンク 内部リンク [[]] [[]] 外部リンク 編集する。 2021-12-08 18 32 03 (Wed) - 出典、参考
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エースコンバット3D クロスランブル/エースコンバット3D クロスランブル プラス 【えーすこんばっとすりーでぃー くろすらんぶる/えーすこんばっとすりーでぃー くろすらんぶる ぷらす】 ジャンル 3Dフライトアクション 対応機種 ニンテンドー3DS 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 無印 アクセスゲームズバンダイナムコゲームス プラス Klein Computer Entertainment 発売日 無印 2012年1月12日 プラス 2015年1月29日 定価 無印 5,800円(税5%込) プラス 5,119円(税8%込) 判定 良作 エースコンバットシリーズ 概要 ストーリー 特徴・評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 シリーズ国内初の任天堂ハード向け作品。 PS向けにかつて発売された『1』『2』の実質的なリメイク作品。公式は「再構成」と言っている。 『AH』に登場した新システム・クロスレンジアサルトに通じる、マニューバシステムを搭載しており、初心者でも手軽に大迫力のドッグファイトを楽しめる。 『Xi』以来3年ぶりに架空世界を舞台としており、他作品を遊んでいるとにやりとさせられる演出や台詞も多い。 『04』以降の作品とのつながりが不明瞭だった『1』『2』の世界を、これらの世界との同一時系列に組み込む目的があると思われる。 本稿では3年後に発売された上位版『エースコンバット3D クロスランブル プラス』における変更点も含めて解説する。 ストーリー ベルカ戦争(=『ZERO』)後、融和に動く世界。力を伸ばすオーシア・ユークトバニア両国に対抗して、ユージア大陸諸国は同盟機構の設立へと動く。その手始めに、各国の軍が提携してユージア同盟軍が結成された。しかし、大陸南部の国々はオーシアとの軍事同盟への加盟を主張してこれに反発。すると、大陸の資源のほとんどを握っているこれらの国々の反発に対して、今度は西部・北部の国々が反発。大陸内の衝突は次第に激しさを増し、ついには大陸全土を巻き込んだクーデターが発生する。これに対し、同盟軍は、多大な被害を被りながらも「戦士の名誉作戦」を発動。わずかに残った正規軍と傭兵をかき集め、強大なクーデター軍の鎮圧を試みる。その中に、どこからともなく現れた傭兵がいた。彼は、スカーフェイス隊隊長・コールサイン:フェニックスとして、激しい戦いに身を投じて行く。 時系列的には、『ZERO』と『04』の間。シリーズを通して世界に影響を与える、小惑星ユリシーズ落下事件の前である。(*1) 特徴・評価点 新システム「マニューバ」とその絶妙な調整 本作の操作は基本的にPS2時代のシリーズ作品に準拠しているが、手軽にドッグファイトを楽しむためのシステムとして、マニューバが導入されている。この新システムの調整がちょうどいい具合にできている。 これは大まかには、Yボタンで手軽に高度な機動を行えるというもの。敵を一定時間ロックオンして発動するアタックマニューバは、強力な機動で一気に敵の背後を取る。また、ミサイル接近時に発動できるエスケープマニューバは、素早い回避機動によってミサイルを回避する。 また、『6』で登場したハイGターンと呼ばれる急速旋回も可能になっている。機動力の高い機体ならば、自力で変態機動が可能。 『AH』に登場したクロスレンジアサルトと似ているが、これを前に出しすぎて批判された同作と違い、今作でのマニューバの扱いはかなり淡白。 新要素としてくどすぎず、従来作をプレイしたファンでも違和感なく受け入れられたという声が大きい。 強制的にマニューバを発動しなくてはならない場面は一切なく、使用せずにクリアすることが可能である。そのため、上級者はマニューバを封印してのプレイも可能で、極端なヌルゲー化を防いでいる。 難易度が上がると、マニューバで背後をとっても回避されたり、相手も発動して逆に背後を取り返されたりと、安易なマニューバの発動があだとなるケースもある。 慣れてきたプレイヤーならば、むしろ従来作通りに自力で背後を取り、ヨーなどを駆使して撃墜した方が効率的な場合もある。 初めて触れる初心者も従来作をプレイしてきたファンも同じように楽しめる絶妙な調整となっている。 このシステムは、アクセスゲームズが開発した『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』のシステムと似ている。 『プラス』ではON/OFF設定が追加されたが、OFFに設定してもYボタンがマニューバに割り振られているのは変わらないため、Yボタンが事実上死にボタンとなる。 従来作への回帰・人気要素の復活 基本的なシステムは従来作品と同様。機体も、ポイントをためて購入していく。 ミッションの選択スタイルは『1』『2』『X』に似ている。 ミッションごとにダイナミックなムービーを挟むようになっていったPS2時代以降の作品に比べ、今作のストーリー演出はPS時代への回帰を意識しており、基本的に淡白な描写になっている。 基本的にオープニングとエンドロール以外にプリレンダムービーはなく、ミッションごとに情勢などが必要最低限に説明される程度で、ストーリーはシンプルに進んで行く。 プレイヤーは1人の傭兵であるという立ち位置が強く描かれているのが特徴。 特に『ZERO』『5』での演出を大味に感じていたファンからはこの点の評価は高い。逆にこれらの作品のファンからは不評だが、声高な批判には至っていない。 『ZERO』で見られた、敵エース部隊とのボスバトルが復活。 個性豊かなエース部隊が、編隊を組んで向かってくる。それぞれでパイロットのキャラクターや戦い方が大きく違う。 さすがに『ZERO』と比べるとその数は少ないが、円卓経験者や、黄色の13を知っているエルジア軍人など、従来作をプレイした人間をニヤリとさせるネタも。 特に最初に戦う「ランサー隊」は多くのプレイヤーの間でネタにされた。そのネタっぷりは是非製品を手に取って確かめて頂きたい。 もちろん『2』で何度となくプレイヤーの前に現れた赤い機体のあいつも登場。最後の戦いで乗ってくる機体はシリーズに詳しい人ならすぐに分かる事だろう。 架空兵器・架空世界の復活 本作の舞台は『3』や『04』でもお世話になったユージア大陸。実に『5』のアーケードモード以来8年ぶり。『X2』や『AH』に打ちのめされたファンを喜ばせた。 架空世界独特の無茶苦茶な兵器・展開も復活。というより、架空世界に戻ったことで、派手な展開が悪目立ちしなくなった。 キャラクターの増量・フルボイス演出 敵エース部隊・新たな指揮官などのキャラクターが追加され、会話イベント全てがフルボイス演出となった。 登場人物などは『2』を踏襲しているが、新たに指揮官オルセンなどのキャラが追加されている。指揮官・僚機・敵全てがフルボイスで会話する。 しかも、指揮官の声優はあの若本規夫氏である。非常に濃ゆい。と言っても、最近の氏の起用に多いネタキャラとしての登板ではなく、終始真面目な司令官としての登場であるため、高評価である。 もちろん、真面目キャラであるが故のネタ要素もある。中でもとあるミッションで指示される「Uターン」は多くのフェニックス達の命を散らす事となった。 リメイク元に登場した永瀬ケイ、ジョン・ハーバードにも声が当てられ、キャラクターが掘り下げられている。『スターフォックス64 3D』などのように、下画面でリアルタイムで会話が繰り広げられる。 もちろん英語音声も完全収録。そして妙に字幕のバリエーションが多い。 3Dグラフィック グラフィック自体はそこまで良くもないが、3D立体視にしてもその質は全く落ちない。 特にコックピット視点を3Dでプレイした時の臨場感を高く評価する声が大きい。 PSPで出た2作と比べ、機体が日光を反射する様子など、光源処理の面が発達している。 チューン 『X2』に続き、実在機・架空機問わずパーツによるチューンが可能。 だが同作と比べて、本作ではかなりチューンの自由度が上がっている。 『X2』のチューン機能は機体ごとに使えるパーツが限られており自由度が低く、またそもそも機体間の性能差が大きかったために批判を浴びた。 しかし今作では自由度が高く、『X2』に引き続き今作でも使用可能なレシプロ機に音速の壁を越えさせることも可能。カスタマイズ次第では、F-4で難易度エースをクリアしたり、A-10で空戦ミッションに対応することが充分可能である。 チューン項目にあるカラーリングのカラー05と06が自分の好きな色をカスタマイズ出来ると言う点も大きい。内容は予め決まっている塗装パターンの色を変えると言った物だが、自分のパーソナルカラーに塗装出来ると言ったプレイが出来るのは嬉しい所だろう。 F-15SEに、『ZERO』のピクシーの機体カラーがあるなど、シリーズファンへのサービスも多い。 初心者に優しいゲームバランス 元々難易度が低い『2』を下地にした作品のため、本作も『2』と同様にクリアだけなら初心者でも簡単に達成可能。シリーズでも特に簡単な部類に入る。 マニューバのおかげで、ドッグファイトで敵機の後方に回り込むのが簡単。空戦の基礎が身についていないプレイヤーの補助になってくれる。 『6』『AH』同様、途中リトライができるので、失敗しても最初からミッションをやり直す必要がない。 ただし、今までと異なり、途中リトライするとSランクを獲得できなくなる。 ランクを気にしない初心者にとっては、総合的に見てかなり良心的なゲームバランスとなっている。 任天堂スペシャルコラボ機体(『プラス』追加要素) 『プラス』では任天堂のゲームキャラクターが機体にペイントされたスペシャルコラボ機体が登場した。 『マリオ』シリーズのハテナブロックが登場するミッションがあり、ブロックを攻撃するとミッションクリア時にコラボ機体を入手できる。 この方法で全てのコラボ機体を入手できる訳ではなく、一部の機体を入手するにはamiiboが必要となる。amiiboを使用するには、Ver.2.00の更新データが必要。 NEW GAMEを開始する際に、1周目でコラボ機体が出現するようにするかの質問をされ、「いいえ」を選ぶと1周目では出現しなくなる。 「いいえ」を選んでも、2周目以降は必ず出現するようになる。 ファンの中にはあの『ジェットインパルス』とのコラボを望むマニアも居たが、結局実現しなかった。 賛否両論点 BGM 『X2』で賛否両論だった椎名豪氏が引き続き担当。やはり今作も従来のシリーズからは遠い作風。 オーケストラやコーラスをふんだんに使用した豪勢な音楽を評価する声もある。しかし、従来作のファンにはこの点も不評な傾向にある。 もっとも、今作は様々な作曲家が参加しており、シリーズお馴染みの中西氏やAHの濱本氏も参加している。それらのBGMは概ね好評である。 ちなみに、サバイバルモードでは過去作の曲が流れるが、その中にアーケードで稼働していたエアーコンバット22の曲が2つ使用されていることに驚いた声も一部であったとか(*2)。 「マニューバ」について 基本良調整なマニューバだが、やはり嫌う人は嫌う。携帯ゲー故の画面の狭さやボタンの少なさもあるのだろうが。 アタックマニューバについては機銃や無誘導兵器(ロケットランチャーなど)は敵のディフェンスマニューバで防がれないことを利用し、忠実に再現された鬼火力のA-10A機銃やそれ以上の鬼火力の機銃を持つレシプロ機(ミサイルが詰めなかったり速度が遅い故の調整)で楽々撃墜することができてしまう。 そもそもA-10Aやレシプロ機は空戦自体が苦手なので、むしろマニューバを使わないと苦戦しやすい。 こちらが使わずにプレイしていても、相手は使う。特にエース部隊。従来作品なら命中していたような攻撃でも、相手が華麗に避けることがある。 マニューバ使用可能な状態になるとメッセージと音声が入るのだが、それをオフにする機能がない。 強敵と戦っていると相手の後ろについたり、逆につかれたりするたびに「マニューバを使え」と繰り返し指示してくるので煩わしい。 操作 基本的にPSPの作品と同様だが、Yボタンをマニューバに割き、マップの縮尺変更が十字キーにあてられたため、トリムアップ・ダウンがオミットされてしまっている。PSPの作品と同じような感覚で操作すると最初は面食らう。 マルチプレイがない マニューバを対戦に対応させるだけの時間や力がなかった可能性がある。 携帯機としては実装して欲しかったという声もあれば、オンライン偏重だった『X2』『AH』と異なり、1人でやり込みができる点を評価する声もある。 厳しいランク基準 本作はランク評価が時間準拠のミッションが多い。 Sランクを狙うならばTGTのみを狙ったプレイに限定されやすく、敵全滅はまずあきらめる必要がある。 高性能機で完璧なパターンで攻略することを前提にしているかのような時間に設定されているため、ミッションによってはシリーズ上級者でも苦戦する。 一部の得点制ミッションでは、時間ギリギリまで粘らないと出現しない敵を倒さないとSランクを獲得できない。 本作におけるSランク制覇は、上級者にとっては今まで以上に骨のあるものとなっている。一方で、プレイ方法が限定されやすく、ランクを気にすると自由度が下がるという弊害も存在する。 幸いにも、本作には長期ミッションがほとんどないので、Sランク獲得に失敗してもリトライするモチベーションを保ちやすい。 問題点 ボリューム不足 ストーリーだけなら、初心者でも5時間かからずにクリアできてしまう。 隠し要素・エクストラミッションなどを含めても総プレイ時間は40時間弱といったところ。シリーズ経験者ならば恐らくさらに縮まる。 『2』から一部のミッションが削除された。それでも十分にミッションは多いのだが、特に夜間都市攻撃ミッション「JEWEL BOX」はビルの間に潜む地上兵器を撃破したり、高速道路を離陸してくる敵機を迎撃するなどシチュエーションの評価も高かったため削除された事を惜しむファンも。 登場する機体も、『X』などより減少している。全28機(ジェット機24機+レシプロ機2機+架空機2機)。 新規登場機体は2機のみ。これに関しては、既に『エースコンバット』シリーズが著名な戦闘機を網羅しかけているためとも言える。 シリーズ恒例のメビウスカラーがF-22に存在しない。 『1』最後のボスである空中要塞が登場しない。『ZERO』に出たフレスベルグがそれに近い存在であったが、時系列の関係などでそのまま出す訳にもいかなかったのだろう。 ゲームバランス 本作では全体的に「爆弾」が役に立たない。 旧作と異なり爆弾の使い勝手がやや変わっただけでなく、前述の通りSランクの条件の大半が時間制なので、着弾の遅さから敬遠されてしまう。 得点制のミッションでも、多くの敵を同時に攻撃できるミサイル兵装が充実しているので、やはり使い勝手が良くない。 旧作において対地攻撃に絶大な威力を発揮したFAEB(燃料気化爆弾)が、プログラムミスを疑うほど弱体化されてしまった。 特に悲惨なのは攻撃範囲で、UGB(無誘導爆弾)よりも狭い。恐らく本作一の“死に兵装”といえる。 実際に使ってみてあまりにも命中せず違和感を覚えたプレイヤーは少なくないだろう。 『X2』ほどではないが、敵戦闘機の動きが遅い。エース機は素早い動きをするのでスピーディな戦闘ができるが、通常の敵機との差が極端。 グラフィック 3D立体視の状態でも美麗なのは評価できるが、絶対的に見ると決して綺麗ではない。 渓谷など極端に暗いところもあり、プレイに支障をきたすレベルだという声もある。 光源処理などは頑張っているものの、基本的にはPSPで登場した2作と大きな違いはない。 飛行中の自機の兵装は、選択中のものしかグラフィックに反映されない。 一部の山脈などはコピペしたような峰が延々と連なっており、遠目から見ると見栄えが悪い。 機体解放の条件がわかりづらい 今作では、このミッションをクリアすればこの機体が買える、という風な単純な条件設定ではなく、機体ごとに、特定ミッションクリアだったり特定階級への昇進だったりとまちまちでわかりづらい。攻略Wikiなどでも、条件が判明するまでかなりの時間を要した。 というか今でも曖昧な部分があり、好みの機体がクリアまで出てこない人もいる。 誤字(『プラス』では修正済) 無印版では榴弾砲(HOWITZER)がHOW TI ZER、MISSION 02のタイトル(EASY MONEY)がEASY MON K EYと誤記されていた。 無印版では修正アップデートが提供されず、『プラス』では修正済。 総評 新システム導入が必ずしもファンの期待を裏切るものではないということを実証した良作。 従来作のいいとこ取りといった趣で、期待せずに買ったら思いのほか満足した、という声を上げるファンも多い。 しかし売上は芳しくなく、初週約1.5万本、3週目以降はTOP50から転落。 つまり「国内累計で5万本いったかどうか」というレベルであり、『X』が国内累計23万本なのを考えると、成功とは言い難い。 また、本作の出来に対してバンナム自身にやる気が感じられず、CMなどの広告活動もほとんどされなかった。 そのため「本作の存在を知らなかった」というファンも存在する。 シリーズの命運を懸けて製作された『AH』がお世辞にも成功とは言い難い結果だったため、「バンナムにやる気が無いのは『エースコンバット』シリーズに見切りをつけ始めている前兆ではないか」とも捉えられていた。 『X2』『AH』の評価が劣悪だったこともあり、発売前から購入を見送ったファンが多かったのも売上に響いていると思われる。 特に前作『AH』の新システムは過剰な押し付けで不評だったため、今作の新システムも同類のものだろうという見方をされ、『X2』の低速度感と『AH』の飛ばされている感との悪いとこ取りと思われてしまった点は致命的といえる。 広報戦略次第では『X2』や『AH』の悪評を拭うことも決して不可能ではなかった良作であるだけに惜しい。 『プラス』は任天堂コラボ機体が追加されたこと以外は無印版と同様。 余談 本作は、アクセスゲームズとバンダイナムコゲームスの共同開発。 『X』で大金星をあげ、『X2』で盛大にやらかしたアクセスゲームズだが、今回で名誉挽回に成功した所か? 本作のサウンドトラックの入手方法はエンターブレイン通販の特典のみであったが、発売から1年以上経った2013年の11月にiTunesストアで配信された。 ちなみに、海外でのタイトルは『ACECOMBAT ASSAULT HORIZON LEGACY』である。よほど『AH』に自信があったのだろうか? その『AH』はあの有様なので、売り上げにダメージがあったのではないか?とも言われる。 しかも、パッケージが『AH』のイメージ画像の使いまわしという誤解を招くデザインになっている。それがこちら。 3年以上たっているとは言えど、無印版へのアップデートが提供されず別ソフトとして発売された『プラス』はいわゆる完全版商法として批判されることもある。 3DSというハードの特性上、誤字修正やマニューバON/OFF切り替えといった要素はアップデートとして配信することも可能であり、コラボ機体関連を有料DLCとして販売するのも現実的である。 元バージョンからのアップデート版(無料配信のアップデート部分+有料配信のコラボ機体追加DLC)と新規パッケージの2種類の売り方をすることが当時可能だったかは謎ではある(*3)。