約 4,610,396 件
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/10994.html
"I LIED." (全て嘘だ) 円谷プロの特撮作品『ウルトラマングレート』に登場する怪獣。別名「電脳植物(プラント)」。 カプコンのSTG『ロストワールド』のラスボスでは無い。 第9話「バイオス計画 -植物都市-」に登場。 元は宇宙から飛来した隕石に付着していた高度な知性を持つ宇宙植物。 地球産の植物の数十倍もの速度で光合成して高濃度の酸素を放出する特性を持っており、 それに着目したサザン大学の女性科学者で谷間が目立つ服装をしたレオニー・クランクスタイン博士に目を付け、 博士のバイオ空間計画の要として己を培養させつつ、大学のスーパーコンピュータと融合して大学構内のバイオ空間を自らの支配下に置き、 地球の動植物を排除して生態系を乗っ取ろうと企む(本人曰く「重要な生命体である地球を守るため」*1で「君達にはお馴染みの『弱肉強食』」との事)。 クライン博士には「環境汚染改善に手を貸したい」と偽って密かに地球侵略を進めていた。 手始めにバイオ空間計画に志願した大学生達に生体改造を施し、 バイオ空間内の食物や酸素以外を摂取すると死亡する「ベゴイド」という植物人間に変えて手駒として使役していた。 やがてバイオスが自分の想像を超えて異常繁殖している事に気付いたクランクスタイン博士が問い詰めた所、 自身の嘘を認めたために激昂したクライン博士がUMA隊員から銃を奪って強引に発砲、しかしバイオスも蔦で反撃してクライン博士を殺害。 ロボットと植物が融合したような異質な怪獣形態となって暴れ出した。 元から人間では感知できない超音波で意思相通も可能な程の知性を備えていたが、 スーパーコンピュータと融合した事で高度な演算能力と発電能力を獲得している。 光合成以外にも人間を捕食して栄養源としている描写があった事から、肉食植物としての性質も持っている模様。 巨大な手はグレートも怯ませる怪力を誇り、アイアンクローの体勢からグレートを大きく投げ飛ばせる程。 目からは電撃光線を放ち、さらにグレートすらダウンさせる高圧電流を身体の機械部分から流す事もできる。 ただし、地球の植物と同じく音楽を好む性質があり、 チャールズ隊員がバッハの「ブランデンブルク協奏曲5番 第3楽章」を聞かせた際は一時的に沈静化している。 この方法で一度は大人しくなりかけるが、チャールズ隊員が乗ったハマーがバイオスに捕まって音楽が途切れてしまった事で再度暴れ出し、 それを止めるべくジャックが変身したグレートと戦闘になる。 当初は強靭な腕でグレートを打ちのめし、ボディにパンチされた所でカウンターで電流を浴びせてグロッキーにさせるなど戦闘を優位に進めるが、 体勢を立て直したグレートに西部のガンマンのような早撃ち勝負の状態に持ち込まれ、 グレートの両手から放たれたフィンガービームの連射(合計10発、ご丁寧にリロードまでしている)で火だるまにされて消滅。 皮肉にも高濃度の酸素を放出する特性故に発火性が高すぎた事が敗因となった。 ベゴイドにされた学生達のその後は明かされていないが、バイオスが倒された以上は十中八九手遅れと思われる。合掌 意思疎通できる存在だからという理由で必ずしも共存できるとは限らないという教訓だけでなく、 人類の自然破壊についても考えさせられる秀逸な回だが、 バイオスだけでなくクランクスタイン博士のパイオツの谷間も見所な回である。 ちなみに、「バイオス」というのはコンピューターのファームウェアや日本に限っても複数の企業名に同名なものがあるためか、 玩具は本編そのままの名前で出せなかったらしく「プラントバイオス」の名前で発売されていた。 名前の由来もBIOS及び、バイオスフィア(生物圏)だと思われる。 現実においても人為的に生物圏を構築する実験施設「バイオスフィア2」が建造されており、 作中のサザン大学実験施設も経営陣のゴタゴタで一騒動起きた事も含めそれをモチーフにしていると考えられる。 MUGENにおけるバイオス カーベィ氏の製作したキャラが公開中。 Gesura505氏から提供されたスプライトを用いて作られており、アニメーションは「Spritestudio」によって動かしている模様。 発生の早い飛び道具の「バイオ光線」や「酸素」が優秀な他、 相手の攻撃時に反撃できる「カウンター」などの技も持つ。 超必殺技はいずれも1ゲージ消費で「必殺バイオ光線」「放電」「発火現象」の3つ。 AIもデフォルトで搭載されている。 余談だが、バイオスの公開に伴い『グレート』に登場する怪獣が全員MUGENキャラとして揃う事となった (一応単体キャラ公開以前にも、バリ音スクス氏のアストロモンスが使用する「園龍草牙」の技演出としてMUGEN入りしている)。 出場大会 「[大会] [バイオス]」をタグに含むページは1つもありません。 *1 この「生命体」というのは比喩と思いきや、最終回にてガチで地球そのものがシラリーとコダラーを呼び出した黒幕という展開があった。 また、伏線と呼べるかは微妙だが、バイオス、UF-0ら宇宙生物が立て続けに地球に侵入した事が切っ掛けで、 アーミー及びUMAは宇宙からの侵入に敏感になってしまい、 「地球に無断侵入した自称旅人」なリュグロー&ベロニカ夫妻に対し、必要以上に警戒する様子が後に描かれる事になる。
https://w.atwiki.jp/itmsanime/pages/211.html
【作品名】アルジェントソーマ OP 【曲名】Silent Wind (Full Version) 【歌手】菅井えり 【価格】¥200 □■iTMS■□ 【作品名】アルジェントソーマ ED 【曲名】Horizon (Full Version) 【歌手】Sphere 【価格】¥200 □■iTMS■□
https://w.atwiki.jp/cfvg/pages/1585.html
グランブルー - ヴァンパイア グレード〈3〉 ノーマルユニット (ツインドライブ!!) パワー 10000 / シールド - / クリティカル 1 自【V】[LB4]:あなたのドロップゾーンと山札の間をカードが移動したとき、そのターン中、ユニットのパワー+2000。 自【V】:あなたのメインフェイズ開始時、SC(1)し、あなたのドロップゾーンから2枚まで選び、山札の下に好きな順番で置く。 起【V/R】:[SB8,あなたのダメージゾーンから5枚選び山札の下に好きな順番で置く]あなたのドロップゾーンから5枚選びダメージゾーンに置く。そのターン中、この能力は使えなくなる。 フレーバー:家出した箱入り娘が今、大海へ + 解説/編集求 オリカスレpart2-307で考案されたG3の《グランブルー》。 コストの確保に優れているが、それだけを目的とするなら『Mr.インビンシブル』の方が効率、ガード強要性共に遥かに優れている。 LBによる高い打点と、クランの違いによる補助を上手く生かしてこそ輝くだろう。 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 使ってみたいと思う 1 (50%) 2 弱いと思う 1 (50%) 3 強いと思う 0 (0%) 4 面白いと思う 0 (0%) その他 投票総数 2 能力変更 (2012-11-13 01 50 42) ドロップが5枚以下ならダメージ回復って強くね? (2013-08-05 00 42 42) SB8してどうやったら5枚以下になるんだよ…… (2013-08-05 00 50 58) コメント
https://w.atwiki.jp/kumicit/pages/453.html
Kumicitのコンテンツ インテリジェントデザイン概説 インテリジェントデザインの定義あれこれ インテリジェントデザイン支持者たちによるインテリジェントデザインの定義について、見てみた。これらは、インテリジェントデザインの本山たる Discovery Intitute の記載のコピペというわけではなく、思いが反映しているのか、少しつづ違っている。 まずは原本たる Discovery Intitute から。 The theory of intelligent design holds that certain features of the universe and of living things are best explained by an intelligent cause, not an undirected process such as natural selection. インテリジェントデザイン理論は、宇宙および生物のいくつかの特徴が、自然選択のような方向性のない過程ではなく、インテリジェントな原因によって最もよく説明されると考える。 [ Questions about Intelligent Design on Discovery Institute] 「最もよく説明されると考える」のであって、「実際に理論で説明する」わけでないところが正直。 これに検出可能性を加えたのがインテリジェントデザインの神学と数学担当のDr. William Dembskiである。 Rather than trying to infer God’s existence or character from the natural world, it simply claims "that intelligent causes are necessary to explain the complex, information-rich structures of biology and that these causes are empirically detectable." 自然界から神の存在や特徴を推論するのではなく、複雑で情報に富んだ生物構造を説明するにはインテリジェントな原因が必要であり、これらの原因は経験的に検出可能であると主張する。 [ William Dembski "What is Intelligent Design?" on ARN] 検出方法が"God of the gaps"なフィルタであることはご愛嬌だが。 大学にインテリジェントデザインを広めるIDEA CenterのFAQはほぼDembskiと同じポジションをとっている。 Intelligent design is a scientific theory which seeks to determine if some objects in the natural world were designed through recognizing and detecting the types of information known to be produced by the intelligent agents when they act. インテリジェントデザインは、自然界の何かがデザインされたかどうかを、インテリジェントエージェントが働いたときに作られるとわかっているタイプの情報を認識し検出することで、判断しようという科学理論である。 [ FAQ What is intelligent design theory? on IDEA center ] ここまでは、"神"くささを抑えるべく、インテリジェントエージェントと呼ばれている。 Discovery Insituteとは関係がないと思われるbeliefnetになると、少し"神"に近づく。 Intelligent design is the theory that living things show signs of having been designed. ID supporters argue that living creatures and their biological systems are too complex to be accounted for by the Darwinian theory of evolution, and that a designer or a higher intelligence may be responsible for their complexity. インテリジェントデザインは、生物がデザインされたという徴候を示すという理論である。インテリジェントデザイン支持者は、生物と生物器官が複雑すぎてダーウィンの進化論では説明できず、デザイナーか高次インテリジェンスによるものだと論じる。 [ FAQs What Is Intelligent Design? on beliefnet ] 「高次インテリジェンス」とちょっと神に近付いている。また、「生物はデザインされた徴候を示す」と強めになっている。 さらに、howstuffworksという団体の定義は踏み込む。 Intelligent design (ID) states that the universe and its inhabitants could not have evolved by the "blind chance" set forth in Darwinism. Its arguments are mostly concerned with what it considers to be holes in the theory of evolution, and it claims that these holes scientifically prove the presence of an "intelligent designer" in nature. インテリジェントデザインは宇宙そのもの及び宇宙に住む者は、ダーウィニズムの言う盲目の偶然では進化しえない。進化論の穴と考えられるもの及び、これらの穴が自然界におけるインテリジェントデザイナーの存在を科学的に証明すると論じる。 [ Julia Layton "How intelligent design works" on howstuffworks ] すなおに、"God of the gaps"を振りかざしている。こんなに明瞭に"God of the gaps"言うのは自爆だとわかっていない。あんまり、インテリジェントデザインをめぐる論争動向を知らないのだろう。 そして、さらに、Kansasのインテリジェントデザイン支持団体になると、かなり踏み込む。 Intelligent Design (ID) is a scientific theory that says evolution's naturalism is wrong an Intelligent Designer is responsible for the origin of the universe and of life and its diversity. インテリジェントデザインは進化の自然主義は間違っていて、宇宙と生命のの起源および多様性はインテリジェントデザイナーによるものだと主張する科学理論である。 [ Frequently Asked Questions (FAQ) on Intelligent Design Society of Kansas ] もはや反科学に踏み込んでいる。 意外と言うか、当然と言うべきか、もともと創造論の教科書として準備されていた、インテリジェントデザイン副読本"Of Pandas and People"は、創造論に近くなっている。 Intelligent design means that various forms of life began abruptly through an intelligent agency, with their distinctive features already intact. Fish with fins and scales, birds with feathers, beaks, wings, etc. インテリジェントデザインは、多様な形態の生物が特有な特徴を持って、インテリジェントエージェンシーによって突如始まったことを意味する。 [Of Pandas and People quoted by wikipedia ] この「abruptly(突如)」は「creation(創造)」の言い換え用語であり、実際、創造科学の本拠地 Institute for Creation Research のWendell R. Birdは"Theory of abrupt appearance"[ Wendell R. Bird The Origin of Species Revisited ]を唱えたことがある。 政治的な状況を考えると"神による創造"の香りを弱めるべきなのだろうが、それではご利益がないと考える人々は、より踏み込んだ定義をとるようではある。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/56545.html
登録日:2024/06/29 Sat 21 39 10 更新日:2024/07/22 Mon 20 17 04 所要時間:約 30 分で読めます ▽タグ一覧 2大主人公 Aウイルス クリス・レッドフィールド バイオハザード フルCG レオン・S・ケネディ レベッカ・チェンバース 復讐 悲しき悪役 映画 深見真 清水崇 被害甚大 辻本貴則 『バイオハザード ヴェンデッタ』(Resident Evil Vendetta)は、カプコンの人気サバイバルホラーゲーム『バイオハザードシリーズ』を原案とした全編フルCGの映画第3弾。2017年公開。 本作は「バイオハザード ダムネーション」の直接の続編、時系列的には「バイオハザード6」と「バイオハザード7 レジデント イービル」の間である。 制作陣は前作までとは一新され、監督は辻本貴則、製作総指揮に『呪怨』シリーズに携わった清水崇、脚本に『PSYCHO-PASS』の深見真が携わっている。深見氏は本作ノベライズも担当されている。 本作の見どころは何といっても、あのクリス・レッドフィールドがCG映画初登場。しかも、レオン・S・ケネディとの同時出演である。 ゲーム作品では『6』で既に同時出演はしていたが、ストーリー上で直接顔を合わせたのはあくまでもデモムービーのワンシーンのみで、それ以外は無線越しのやり取りや設定上の文面などで、全編に渡っての共演ではなかった。 本作はその鬱憤を晴らすかの如く、長年の2大主人公が同じ陣営で手を取り合い、背中を合わせて戦うという、長年のファンにとっては胸アツな展開が用意されている。 他にも、『バイオハザード0』で主人公を務めたレベッカ・チェンバースも久々に登場。 なお、元乃木坂46の堀未央奈氏がモブキャラの日本語吹替えを担当している。 演出面も、前半はホラー色が強いが、後半はかなりアクションシーンに力を入れた作りになっている。 ただ、アクションに力を入れすぎて主人公二人が完全に人間をやめていたり、事態の収拾が少々ご都合主義的などの点はないとも言い切れないが、こまけぇことはいいんだよ! また過去作からトライセルやネオアンブレラ等の懐かしいワードが度々出てくる。 これらのことから、同時期に発売されたバイオ7よりもこっちの方がバイオ7してる(バイオ6の続編感がバイオ7より強い)との声もチラホラ(無論、バイオ7が新規・ホラー路線に突き進んだのが間違ってたわけではなく、実際に現在で1000万以上も大ヒットしたことからもいかに人気だった事実であるという事をフォローしておく)。 脚本の深見氏によるノベライズ版は、映画本編では描き切れなかった点も描かれているほか、一部のストーリー展開が違い、特に『6』からの物語の繋がりが強調されている。 2022年にはCG映画シリーズ1作目である『バイオハザード ディジェネレーション』の1年後の出来事を描いた『バイオハザード インフィニット・ダークネス』がNetflixで先行配信された。全4話からなるドラマ方式。 お馴染みのレオンと『ディジェネレーション』から久々の登場となるクレア・レッドフィールドが主役となる。 そして2023年7月7日 ついに・・・ 本作の主人公3人に加え、新たにジル・バレンタインと『インフィニット・ダークネス』から引き続き続投となるクレアが加わった本作の続編にしてシリーズ最大のオールスター作品となる『バイオハザード デスアイランド』が公開された。 キャッチコピーは『最凶のミッション、最強のチーム』であり、まさにザ・レジェンズであると同時に敵があまりにも可哀想である。 【ストーリー】 中国をはじめ、複数の国を巻き込んだバイオハザード6の事件から1年後の2014年。 対バイオテロ組織B.S.A.A.のクリス・レッドフィールドは、B.O.W.も取り扱う武器商人グレン・アリアスの組織に潜入捜査していた部下の救出のため、メキシコ陸軍と共同でアリアスの潜伏先に向かう。しかし、潜伏していたアリアスの”新商品”である『敵味方の識別が可能なゾンビ』に返り討ちにされ、突入部隊はクリスを除いて全滅してしまう。 クリスもアリアスと格闘戦の末に敗れて取り逃がしてしまい、救出するはずだった部下は息子もろともゾンビ化していたという最悪の展開を迎え、辛うじて後続部隊に救出されたクリスは打倒アリアスに執念を燃やすのだった。 それから4か月後、アメリカの各地で死体が突然ゾンビとして復活するという事件が頻発しており、シカゴの大学に勤務するレベッカ・チェンバースはそれが新種のウィルスによるものであると看破し試作ワクチンの生成を行っていた。しかし、ワクチン生成完了後に大学が襲撃を受け、職員の大半がゾンビ化してしまう。 間一髪のところでレベッカは元同僚のクリス率いるB.S.A.A.の小数精鋭部隊シルバーダガーに救われる。 レベッカはクリスに、今回のウィルスの遺伝子情報にかつて欧州で発見された寄生生物プラーガのものが使用されていることを明かし、二人はプラーガがらみの事件に何度も遭遇した現在休暇中の合衆国エージェントであるレオン・S・ケネディに協力を要請する。 【登場人物】 劇場公開時は英語音声のみ。DVD/BD発売時に日本語吹き替えがついた。 英語音声/吹き替え音声で記載する。 ◇主人公 クリス・レッドフィールド 「いつか決断を迫られる―彼らを殺すか、彼らに殺されるか。そういう事に英雄はいない」 声 ケビン・ドーマン/東地宏樹 モーションアクター ルーベン・ラングダン 遂にCG映画初登場となった我らがシリーズ主人公。41歳。対バイオテロ組織B.S.A.A.実働部隊隊長。 時系列的に『6』と『7』の間で、外見や兵装は『6』の中国編での彼に近いが、ゲーム作品ほどのガチムチゴリラではなく、若干筋肉質ながらも手足の長い面長のイケメンと化している。ひょっとして『7』のスリム化への伏線だったのか・・・? それでいて、人外に片足突っ込んだ卓越した戦闘力は健在で、後半では銃剣付きARでの射撃・格闘術を軽快なフットワークで繰り広げる。ゾンビ相手に大立ち回りを繰り広げるが、今作のボスであるアリアスには初戦で圧倒され、部下を皆殺しにされたのを機にリベンジを誓う。 序盤で捜査に協力したメキシコ陸軍部隊がまたしても全滅し、部下も救えなかったことで慟哭するが、それでも立ち直れたのはやはり『6』の頃の経験が活きているからだろうか。むしろ今作では逆に飲んだくれるレオンを連れ出す側となっている。少しはピアーズの苦労が分かったのだろうか・・・ またヘリでのレベッカ含む他隊員達との雑談では今までの彼にはなかった明るくユーモアな側面を映し出される。クレアにもこれぐらいで接してやれよ。 レオンの本格的な活躍は後半からで、本作の副題である『ヴェンデッタ』の意味合いも含め実質クリスが本作の主人公と言える立ち位置となってる。 レオン・S・ケネディ 「最近考える―俺は子供の頃、どんな大人になりたかったのか」 声 マシュー・マーサー/森川智之 モーションアクター ジェイソン・ファント CG映画シリーズ皆勤賞の主人公。37歳。合衆国エージェント組織DSO所属。今作は出番の大半はクリスに比重が置かれているため、実質準主人公の立ち回りで、モノローグでの狂言回し役が多い。 これまで幾度も困難を乗り越えてきたタフガイでもあったが、それでも本編開始前のある事件がきっかけとなりついに心が折れてしまい、中盤にクリス達が見つけた時にはロッキー山脈のロッジで真っ昼間から酒に溺れている始末であった。何としても彼を連れ出そうとするクリスと口論にまで発展するが、遂にキレたレベッカが仲裁に入り一喝されたことで、ようやくクリスと共に冷静になる。 直後、ロッジにかつて自分を裏切った情報屋のパトリシオや、アリアス達の部隊が矢継ぎ早に表れ、大混乱の末にレベッカが攫われてしまう。死に際のパトリシオの懇願や彼の家族の声を聴いたことでようやく戦いを決意し、遂にお披露目となった銃’センチネルナイン’を手に戦場へ向かう。 このように「今まで周りの人間が自身の死神体質のせいで多く死ぬ姿を眼にしてるのになぜ今更ここまで荒れ果ててるのか?」「1年前の『6』でゴリラの如く暴走状態に等しかったクリスを諭す程冷静だったレオンがこの程度で?」と困惑・ツッコまれる本作のレオンだが、所謂ヤケ酒設定は彼の初デビュー作である『バイオハザード2』の時点で存在しており、劇中では描写されないものの、彼の口から語られたある事件が内容的に想像以上の凄惨な出来事であったことが窺い知れる。 本作では『6』でレオンのパートナーを務めたヘレナと同作で登場した同じエージェントのシェリーが登場しないのもまさか・・・ 作中ではトム・クルーズも真っ青な人間をやめたバイクアクションや、ジョン・ウィックみたいな銃裁きで大立ち回りを繰り広げる。そういえば両者とも声優繋がりか・・・。また、冗談でもガチでも他の味方面々含むレオン達の方が街の被害を増大させてるとツッコまれることも。 ノベライズ版では、事件前のレオンとDSOの活躍が補完されているので、興味のある方は是非一読あれ。ただし、映画版といくつか設定が異なる場所がある。 レベッカ・チェンバース 「―でも私が知っているあなた達は、言い争うばかりで世界を見殺しにするような人間じゃない」 声 エリン・カーヒル/小清水亜美 モーションアクター エリン・カーヒル 『0』や舞台版『The STAGE』以降、久々の登場となったキャラクター。かつてS.T.A.R.S.だった頃は18歳の最年少隊員だった彼女も、今では34歳の立派なレディに成長。ある部分も立派に。中盤で披露したウェディングドレス姿にドキドキしてしまった諸君は素直に手を挙げなさい。 レオンと対面する際に着替えた姿は0の頃のコスチュームに近い。 大学教授としてウィルスの研究を行っており、B.S.A.A.にもアドバイザーとして協力している。作中でもウィルスのワクチン生成に成功したり、新型ウィルスの特性を独自に分析し、それらの特性を完璧に言い当てアリアスに感心されるなど、その知識はかなりのもの。 と、ここまでだとさすがは0の主人公なだけあって有能かと思いきや、本作での扱いはハッキリ言ってとてもあのレベッカとは思えないぐらい酷い。一言で言い表すならぶっちゃけほぼピーチ姫状態。また、丸腰とはいえこれまで比較的余裕に相手してきたゾンビ1体ですら怖気づくほど精神面でもあまり強いとは言えない。初代でもハンターに手も足も出ずに怖気づき、ルート次第ではそのまま殺害されたりもしたが、それを踏まえてもかなりの落差である。 これには実際、「この役回りをなぜ旧主人公であったレベッカでやる必要はあったのか?」「主人公・戦闘経験あるのにクリスやレオンのようなまとも活躍がレベッカにはなぜないのか」等、困惑ないし否寄りの声も少なからずあった。 一応彼女の名誉の為にフォローしておくと、言い争うクリスとレオンを厳しい言葉で一喝しつつ立ち直らせた(これにはのちにレベッカは「私って嫌な女よね・・・」と振り返ってた)り、後半とある理由からアリアスに拐われてしまっても、毅然とした態度を崩さなかった。 また序盤でいきなり新型ウィルスに感染してしまったため、完成直後の一つしかない試作ワクチンをぶっつけ本番で自分に投与し、ワクチンのデータを残すという手柄を立てており、それが終盤の反撃に繋がっている。 というわけで、本作の彼女は従来作とは良くも悪くも違った立ち回りをすることとなってしまったのだが、本作の続編『デスアイランド』にてようやくレベッカらしい本格的な活躍を与えられることとなった。 ◇A-GUA社 グレン・アリアス 「失礼な・・・私はビジネスマンだ。欲しいという相手に必要なものをたくさん売っている」 声 ジョン・デミータ/桐本琢哉 表向きは大手飲料水メーカー「A-GUA(アグア)社」設立者で、裏の顔は元軍人という経歴の国際指名手配中の武器商人。なお、ノベライズ版ではグレン・アリアスという名も本名ではなく、本名を知っているのは自分と一部の親族、友人だけとのこと。ジョージ・クルーニーに激似 昔のコネを駆使して、B.O.W.を含むあらゆる商品を提供するとされており、トライセルやネオアンブレラの遺産も取り扱っている。自社の研究施設にて新たなウィルス「A-ウィルス」を生み出し、今回の騒動を引き起こした張本人。 本作の副題である『ヴェンデッタ』とはイタリア語で「復讐」の意味で、彼の犯行動機そのものである。 上質なスーツを着こなした上品なビジネスマン風の立ち振る舞いでありながら、戦闘時は銃武装したあのゴリラクリスを格闘戦で圧倒する程の完璧超人(小説版によると彼自身もA-ウイルスで身体強化をしてるらしい)。 A-ウィルスによる「近年の戦争で生じた非対称性の是正」が目的と語るが・・・ + 「私の時間は、あの瞬間に止まった・・・」 軍人としてCIAの汚れ仕事を請け負い、数々の闇を目にしてきた彼だったが、そんな自分の人生に嫌気が差し、長い時間をかけて自分の過去や名前を捨て去り、武器商人としての道を歩みだす。 そんな中、サラという最愛の女性と出逢い、やがて遂に二人は結婚式を挙げることに。 式にはゴメス親子を含めた友人たち、親族たちが参列し、傍らには愛するサラがいる。まさに幸せの絶頂だった。 そんな矢先にふと空を見上げると、一機の小型無人機がこちらに近づいてくる。 そして無人機からは爆弾が放たれ― 次にアリアスが気がついた時には、結婚式は地獄絵図だった。 式場は火に包まれ、参列者たちは無残にも犠牲となった。 そして愛するサラは、ついさっき交換したばかりの指輪をはめた左腕しか残らなかった。 一瞬にして地獄に叩き落されたアリアスはただ慟哭するしかできなかった。 当時彼は某国との武器の裏取引を行っていたが、手腕が悪質すぎたとしてその国の暗殺リストに載り、結婚式の日に実行されたのだった。 この日を境にアリアスは人が変わり、B.O.W.にも手を出すようになった。 アリアスが語った「非対称性の是正」とは自分が生み出したB.O.W.で大国すら滅ぼし、自分をこのような状況に追いやった世界へ復讐(VENDETTA)することだったのだ。 さらに彼はクリス達と行動していたレベッカを連れ去り、終盤ニューヨークのアジトの高層ビル屋上にてついに激突する。 拳銃の撃ち合いからナイフ、徒手格闘と激しい戦いを繰り広げ、ひび割れたガラス張りの天井の上での格闘の末、遂にクリスはアリアスの不意を突く形で割れたガラスから地上へと投げ落とす。 高層ビルの屋上からコンクリートの地面に投げ落とされた武器商人はついに力尽きた と思われたが・・・? ディエゴ・ゴメス 声 フレッド・タタショア/大友龍三郎 アリアスに付き従う身の丈2メートル超えの大男。どう見てもバットマンのベインにしか見えない 筋肉と明らかにヤバそうな何かで膨れ上がった巨体の各部を、金属のプレートやボルトで補強しており、金属製の仮面を顔面に縫い付けられている。 外見的に『6』に登場したウスタナクに近いが、右腕は健在なので義手を切り替えるギミックアームはない代わりに巨大なミニガンを操る。 彼がこうなったのは、過去にある出来事で重傷を負った際に、アリアスの手によって治療と共に肉体改造を施されたためであり、作中で一瞬登場した過去の写真では、せいぜいアリアスより少し背の高い大柄な体格の普通の人間だった。 ノベライズ版では治療の際にt-ウィルスとA-ウィルスを投与されたのだとか。 声優がキャスティングされているものの、作中ではまともなセリフはなく唸り声しか発さない。なお、大友氏は実写映画6部作ではサイコロステーキ先輩の先駆けとも言えるワン隊長の日本語吹替えも演じていた。 + 「ドン・アリアス。俺はあんたの忠実な用心棒さ。俺はあんたの盾になりたいんだ。」 ノベライズ版では彼の過去が描かれている。 彼はかつてメキシコの麻薬組織の幹部だった。だが内部抗争によって命を狙われた際に、彼の命を救ったのが当時任務で潜入捜査を行っていたアリアスだった。 その後組織から足を洗い、カタギに戻ったディエゴは、命の恩人であるアリアスの友人となった。やがて娘も生まれ、コロナビールとルチャ・リブレを愛する豪快な性格の父親となった。 アリアスの仕事には常にボディガードとして付き従い、服の下にはいつもボディアーマーを身に着けていた。 結婚式の時にも、動けなかったアリアスに咄嗟に覆いかぶさり爆撃から身を守ったが、引き換えに重傷を負い、命を繋ぐためにアリアスによってウィルス投与と肉体改造を受けたのだった。 改造後は爆撃の後遺症もあって声が出せなくなったが、引き換えに先述した携行用に改造したミニガンを軽々と取り扱うほどの怪力を手に入れた。 平時はアジトであるニューヨーク本社社屋の研究施設にて、機械に繋がれた状態で調整されている。その際に、自身に語り掛けるマリアの手を優しく握り返しており、親子としての絆は失われていない事がうかがえる。 終盤に研究施設に突入してきたクリスに襲い掛かり、圧倒的な怪力と耐久力で追い詰めるが、床に転がされた焼夷手榴弾に気づけずに爆発炎上、全身火だるまになり倒れ伏す。この程度でやられるのかよとツッコんではいけない。 このまま撃破されたと思われたが・・・? マリア・ゴメス 「時間よ父さん。幸運を祈って。」 声 クリスティーナ・ヴァレンズエラ/大原さやか アリアスの部下でディエゴの娘。感情の乏しい金髪ロングの美女。ボンデージのような非常にけしからん露出の激しいぴっちりスーツを着用しており、いかなる状況でも表情一つ変えずに、潜入工作や破壊工作を行う。 戦闘シーンは劇中では残念ながら皆無だが、陽動を用いた暗殺術を得意としており、自身の存在を悟られないままシカゴ大学の職員を背後から次々と絞殺し、のちにレベッカもこれをやられた(アリアスから捕らえるように命じられてたので気絶させるに留められた)。ノベライズ版ではシルバーダガーとの戦闘が描かれており、気絶したレベッカを担いだまま、D.C.をムエタイで圧倒していた。 彼女も過去の写真では表情豊かな面を垣間見せており、感情が乏しいのは彼女もまたアリアスによって肉体改造を施されたためであるとされている。感情と引き換えにエロさを手に入れたのか・・・ + 「いよいよ始まるよ、父さん・・・行ってくるね」 彼女もアリアスの結婚式に参列しており、爆撃にて重傷を負い、アリアスに肉体改造を受けた。ただし、こちらはウィルス投与が行われたどうかは言及されていない。 爆撃によって右目を失っており、普段は前髪で隠しているが、作中で髪の隙間からわずかに見える右目周辺は黒ずんでいるのが確認できる。 任務の際は一切の感情を見せない彼女だが、父親であるディエゴに対してだけは、無機質ながらも優し気な声音で接している。 終盤では、B.S.A.A.の介入を察知したアリアスによってテロの予定が早められたため出撃。 他の戦闘員と共にA-GUA社のタンクローリーの護衛任務に就くが、D.C.が操縦するシルバーダガーのオスプレイによってタンクローリーを爆破され、重傷を負って道路に倒れ伏す形で退場 したかに思われたが・・・? ノベライズ版では描写が異なり、バイクで追撃してくるレオンとダミアンをスナイパーライフルで迎撃する。 この際、ボディアーマーを身に付けたダミアンの胴体を銃撃してバイクから叩き落すつもりであったが、タンクローリーの爆破を受けて手元が狂い、ダミアンの頭部を撃ちぬいて殺害している。 ◇シルバーダガー クリスが率いるB.S.A.A.の少数精鋭部隊。部隊章にはオオカミとナイフが描かれている。パンフレットの情報によれば、シルバーダガーは長期的かつ諜報機関的任務遂行のための少数精鋭部隊で、万が一何らかの破壊的な兆候を察知した場合は緊急即応部隊としての対応が許されているなど、かなりの権限が与えられたエリート部隊。 また、設定や本作での立ち回りや部隊章にオオカミが描かれてることから『ヴィレッジ』に登場したハウンドウルフ隊と共通点があるが、関連は不明。 D.C. 「目の前の敵を倒すのは銃弾だが、知恵があればすべての敵を倒せる」 声 アリフ・S・キンチェン/藤井隼 モーションアクター ダンテ・カーヴァー シルバーダガー隊員で短髪の黒人男性。元アメリカ特殊部隊隊員。 陸上競技での優勝経験があり、さらにコンピューターハッキングの知識も有する大卒のインテリという文武両道な男。一方私生活の方では離婚歴があり、別れた妻の話題になると落ち込むのだそう。 あまり戦闘シーンはなく、後半では専らオスプレイのパイロットを務めている。 モーションアクター、ならびにフェイスキャプチャーはあのソフトバンクのCMでお馴染みのダンテ・カーヴァー氏。キャラの経歴の一部はおそらく彼の経歴から取られていると思われる。というか、イニシャル的にフルネームも一緒な可能性も・・・?これはさすがにヨソウガイデス。 ダミアン 「別に?ただ、死ぬまで治らない病もあるだろってね」 声 アーニー・パントジャ/相沢まさき ヒスパニック系のモヒカン風の髪型の若者。D.C.とはアメリカ軍時代からの付き合い。 好戦的な性格でカナダの山奥に自前の狩猟小屋を所有している程だが、一方で神経質で皮肉屋な一面も持つ。 演者の相沢まさき氏は過去に初代リメイクと0でエンリコ・マリーニ役で出演されている。 + ... 終盤のニューヨークの戦いにて、A-GUA社のタンクローリー破壊作戦に従事。レオンが爆破したタンクローリーに気を取られたアリアスの戦闘員を撃破した。 しかし、戦闘員が乗っていたバンの荷台に乗せられていたケルベロスによって首に噛みつかれ、そのまま切断されてしまい死亡。シルバーダガー唯一の戦死者となってしまった。 ノベライズ版では経緯は異なっており、レオンと共にバイクを運転していたが、マリアによって頭部を撃ちぬかれてしまい死亡した。 ナディア 「ねえ、本当なの?特殊部隊から大学教授に転身したって」 声 カリ・ウォールグレン/戸松遥 シルバーダガーの紅一点でドイツ系アメリカ人。元SWAT隊員の狙撃手。 同性愛者で、サンフランシスコでパートナーと同棲しているとの事。 世界中で起こるB.O.W.がらみの事件から義憤に駆られ、B.S.A.A.に志願した。 + ... 最終決戦にて、アメリカ陸軍より貸与されたレールガンを引っ提げて登場。D.C.が操縦するオスプレイの荷台からの狙撃でラスボスに大ダメージを与えた。何気にバイオハザード3の頃からの技術革新を感じさせられる描写とも取れるかもしれない。 その後、逆上してオスプレイに飛び移ってきたラスボスによって胴体を貫かれるという重傷を負ったが、幸運にも致命傷には至らず一命をとりとめている。 ◇その他の登場人物 キャシー・ホワイト 声 カレン・ストラスマン ザック 声 メアリー・エリザベス・マクグリン プロローグにてクリスが救出に向かった、B.S.A.A.の隊員とその息子。キャシーはアリアスの調査のために潜入捜査を行っていたが、素性が割れてしまったために息子共々拉致されてしまった。任務内容から、キャシーは恐らくシルバーダガーの所属だったと推測される。 クリスらが潜伏先の洋館にたどり着いた時には既に手遅れで、二人ともA-ウィルスを投与されたことでゾンビ化しており、突入したメキシコ陸軍部隊を襲った。クリスも、ゾンビ化したザックを前にした時はさすがに堪えたのか、直接銃を撃つことはできずに手榴弾で他のゾンビ共々爆破する形で撃破している。 キャシーはその後アリアスとの戦闘に敗れたクリスにけしかけられる形で登場し、他のゾンビと共にクリスを追い詰めるが、間一髪で到着したメキシコ軍の後続部隊のヘリによって機銃で一掃された。自責の念に駆られたクリスは、キャシーの亡骸を抱いて慟哭するのだった。 なお、ノベライズ版では息子は二人になっている。 アーロン 「それかい?例の狂暴化ウィルスって」 声 ジェイソン・ファント/小林親弘 レベッカの同僚で、同じ大学に勤務するポストドクター。レベッカに好意を抱いており、ノベライズ版ではスマートフォンに彼女の写真を密かに保存しており、なかなかデートに誘えないことを愚痴っている。 そんな気持ちを知ってか知らずか、レベッカにはいいように使われてしまっている。アーロンお前は泣いていい そんな中、潜入してきたマリアによって大学でA-ウィルスを用いたバイオテロが引き起こされてしまい、職員の大半はゾンビ化、アーロンも例外ではなくレベッカに襲い掛かったため、反撃で消火器で頭を何度も叩き潰される形で死亡した。 なお、ゾンビ化した彼がゆっくりと振り返るシーンは、初代バイオハザードにて、初めてゾンビと遭遇した際のムービーの再現。 パトリシオ 「頼む・・・DSOへのコネはあんただけだ・・・!」 声 アレクサンダー・ポーリンズキー/白鳥哲 元麻薬密売人の情報屋。金に汚い性格の小物だが、数年前に結婚して生まれた娘を溺愛しており、レオンにはよく妻と娘の自慢話をする子煩悩な一面もあったようだ。 何とあのロス・イルミナドス教団の元構成員という経歴を持つ。ただし、役割はあくまでも外部との折衝役という末端中の末端であり、プラーガも投与されていない。教祖の性格からして、金に汚い彼は碌に信頼もされていなかった事がうかがえる。 本編前のDSOの任務に情報提供者として関わっていたが、あろうことか捜査情報を敵側に売っており、結果的にDSO側に多数の死傷者を発生させる事態に発展し、レオンからは仲間の仇として恨まれている。そのため、本編でレオンと顔を合わせた途端に罵詈雑言と共に腹パンを浴びせられている。 そんな彼が今作の事件に巻き込まれたきっかけは、アリアスがA-ウィルス制作のためにロス・イルミナドス教団の残党に接触していたため。金の匂いを嗅ぎつけ、かつての古巣によせばいいのに深入りした結果、アリアスらに命を狙われるようになってしまった。彼がかつて裏切ったレオンに泣きついてきたのは、スペインにいる妻と娘の保護を訴えるためだった。 間髪入れずに襲撃してきたディエゴの機銃掃射によって致命傷を負い、レオンにアリアスの情報の入ったスマートフォンを託し、事切れてしまう。さらに追い打ちをかけるようにスマートフォンには彼の妻からの着信が届き、電話越しに彼の妻と娘の声を聴いたことで、レオンは否応なしに戦いに舞い戻るのを決意することに。 ノベライズ版では、自分や家族の命が関わっている状況にもかかわらず、自分を締め上げてアリアスの情報を詰問してくるクリスに対し、内心で情報料をどれだけ釣りあげられるか皮算用をし始めるなど、彼の抜け目の無さが強調されており、それを見破っていたレオンにも「そういうのをやめないとダメなんだよ」と完全に見放されていた。また、最期は致命傷を負って動けずにいる所を、室内に踏み込んできたディエゴに踏みつぶされて殺害されるという描写になっている。 サラ グレン・アリアスの妻になるはずだった女性。結婚式当日に爆撃を受け死亡。遺体は左腕しか残らなかった。ノベライズ版では、アリアスはディエゴが身を挺して自分を守った事に対して、「そこはアドリブを効かせてサラを守ってほしかった」と供述していた。 + 「レベッカ・・・彼女がサラだ」 アリアスは、アジトにさらったレベッカに何故かウェディングドレスを着せ、自身もまるで新郎のような純白のタキシードを着て現れる。 二人のいる部屋の壁にはスクリーンで当時の結婚式場の風景が映し出され、テーブルや椅子の数から配置まで完全再現されていた。 席についている参列者達が全て死人であることを除けば。 アリアスは、あの日の犠牲者の遺体を全て保管していたのである。当然、遺体は爆撃によって原形をとどめておらず、腐敗を完全に防ぐことも出来なかったため、A-ウィルスを投与されたうえで、箱詰めにされた状態で席の上に置かれていた。 困惑するレベッカに、アリアスは結婚式当日の写真を見せる。そこに映し出されていたサラはレベッカに瓜二つだった。アリアスがレベッカをさらったのはサラに生き写しのレベッカを使い、あの日の結婚式をやり直すためだったのだ。 アリアスは、同じく冷凍保存していたサラの左腕から結婚指輪を外し、レベッカの指にはめようとするが、レベッカに激しく抵抗されてしまい、咄嗟にレベッカを殴り飛ばしてしまう。 狼狽し、取り乱すアリアスだったが、すぐに名案を思い付いたかのように 「君とサラの腕を取り換えよう。そうすれば君の気も変わるかもしれない」とブッ飛んだ事を言い出す。誰かこいつを止めろ アリアスは全てを失った悲しみから精神に異常を来していた。 A-ウィルスで、かつて愛した人々を蘇らせようと足掻いた結果、常軌を逸した行動に走るようになっていたのである。巻き込まれたレベッカはたまったもんじゃないが 【登場クリーチャー】 ゾンビ 声 ダリン・デ・ポール 今作のメインクリーチャー。『ディジェネレーション』から久々の登場となる。 今作ではA-ウィルスの作用によって体の筋力が増強された結果、バイオハザード6のC-ウィルス系ゾンビのように、走ったり飛び掛かったりできる俊敏性を持つ。 さらに感染力が極めて高く、傷をつけられた途端、わずか数分でゾンビの仲間入りである。当然、主人公勢も例外ではないため、ゾンビに噛まれないような戦いを強いられることに・・・そんなヤバいゾンビに肉弾戦で挑むクリスとレオンの無謀さよ そして最も厄介なのが「敵と味方を区別できる」点。 これまでの作品に登場したB.O.W.の問題点として「制御が難しく、場合によっては味方にすら牙をむく」点が挙げられる。まさに前作『ダムネーション』でもこれは描かれていた。 だが今作のゾンビは、この欠点を遂に克服した、極めて完成度の高い生体兵器といえる。なお『6』のように武器は扱えなくなった模様。 ケルベロス かつてアンブレラが生み出した懐かしの犬型B.O.W.。 t-ウィルスを用いて生み出された生体兵器だが、今作のものはA-ウィルスも投与されて強化されており、ハイウェイを疾走するレオンのバイクに易々と追いつく程の筋力を発揮して他、走行中の乗用車に飛び乗った際は車体が潰れる程の凄まじいパワーを有している。今作のディエゴはt-ウィルスとA-ウィルスを投与された設定があるため、もしかするとそのノウハウをケルベロスに活かしたのかもしれない。 ゲームではいいようにあしらわれるわんこだったが、今作にて、実に完成された生体兵器であることを思い知らされた方もいるかもしれない。 ノベライズ版では、さらに体長が3メートルにまで大型化している。もののけ姫の山犬かよ 「ディエゴ・・・最終手段だ・・・解き放て」 変異アリアス(通称アリエゴ) 激闘の末、高層ビル屋上からコンクリートの地上へ叩き落されたアリアス。しかし、まだ虫の息ながらわずかに意識はあった。 そこへ、全身を焼かれながらも同じく生きていたディエゴが歩み寄る。 アリアスはディエゴに最終手段として力の開放を命じ、応じたディエゴは両腕の手枷を破壊し、顔面に縫い付けられた鉄の仮面を引きはがす。 するとディエゴの全身に止められていたボルトが内側から外れていき、背骨に沿ってバックリ開いた背中からトゲと粘液まみれの触手が飛び出し、瀕死のアリアスを取り込んで融合。 次に屋上に姿を現したその姿は、これまたお馴染みのタイラントに酷似した巨人だった。この状態でもアリアスの意識がはっきり残っており、ちゃんと会話も可能。なお、左胸には抜け殻になったようなディエゴの頭部がG第二形態のように存在するが、屋上にオスプレイが現れた際に反応していることから、一応ディエゴの意識も残っているようだ。 右胸にはタイラントと同じく赤く点滅する心臓のようなコアが存在する。 タフネスも尋常じゃなく、レオンに正面からこれまたお約束通りデザートイーグルによる銃撃を集中的に浴びせられても(その数、マガジン2個と数発分を立て続けに)。突進の勢いを止めない程。 両指先からはお約束のように爪を伸ばすことも出来る。それも瞬時に数十メートル単位の長さまで。いくら何でも無理がある 満身創痍で丸腰のクリスと、駆け付けたレオンを圧倒的戦闘力で苦しめるが、そこへシルバーダガーのオスプレイが駆け付け、ナディアが放ったレールガンによる狙撃を受け、ここでディエゴの頭部を失う。おいおい、貫通と破壊力がエグいせいでこいつらより街ブッ壊してんじゃねえか!というツッコミは禁句。逆上したアリアスは今度はオスプレイに矛先を向け、機体に飛びついて爪でナディアを串刺しにする。 そこへ、レオンが屋上まで乗ってきていたバイクを走らせ、その勢いで屋上から飛び出したバイクをアリアスにぶつけ、バイクのエンジンをデザートイーグルで撃ちぬいて爆破というスタイリッシュすぎる技を見せる。 アリアスは顔面と胸が大きく抉られるほどのダメージを受け落下するが、それでも両手の爪を数十メートルほど伸ばして空中のオスプレイとビルの壁面に突き刺し、宙づり状態でなおも足掻くが、とどめにクリスのグレネードランチャーを露出した右胸の心臓に受け、遂に爆発四散。 肉片と共に、アリアスの結婚指輪が地面に転がるというどこか哀愁漂う末路を迎える。 【用語】 ◇A-ウィルス 今作の事件の発端となった、映画オリジナルの新たなウィルス。正式名称は『アニマリティ・ウィルス』。感染者はまさに獣性(アニマリティ)が剝き出しになったかのように狂暴化するだけでなく、筋力を異常に増強させるという作用もあるようだ。 シカゴの大学でのテロの際は、空調設備に緑色のガスを流すことで大学中に感染させており、職員をゾンビ化させるなどバイオハザード6を思わせるような演出をしている。 さらに、このウィルスは死人にも効果がある。実際、作中には上半身だけのゾンビが出てきたり、既にバラバラで原形を留めていない死体すらゾンビ化している。 弱点は耐熱性で、ガソリン引火程度の熱量でも死滅してしまう程。 当然ながら前例のない未知のウィルスであるため、ウィルスの実態調査とワクチンの開発が急がれていたが、当初からウィルスを研究していたレベッカにより、遂に中盤にて真相が語られる。 + 「さすがはラクーンシティの生き残り・・・そこらの大学教授とは違うようだな」 複数のウィルスの作用によって効果を発揮するという、シリーズでもかなり珍しい特徴を持つ。 1.潜伏型ウィルス。あらかじめ感染させておくためのウィルス。アリアスはA-GUA社の表向きの飲料水メーカーという顔を活かし、自社の飲料水に混入させていた。そのため、単純な感染者の数はかなりの数に上るが、このウィルス単体では発症しないように設定されている。しかし、それでも何らかの条件が重なる等して稀にトリガー無しでそのまま発症する事があり、4か月前から頻発していた「死体が突然ゾンビ化する」事件の真相がこれであった。レベッカは、これらの事件が飲料水の源流である五大湖周辺に集中していたことから気づいた。 2.トリガーウィルス。上記の潜伏型ウィルスを活性化させるためのウィルス。作中では緑色のガスとして描写されている。バイオテロを起こしたい区域にこれを流すことで、空気感染で潜伏型ウィルスに感性している対象を一気にゾンビ化させる。そしてゾンビの感染力も極めて高いため、二次被害も含めて犠牲者はかなりの数に上ると予想される。当然ながら、潜伏型ウィルスに感染していなければ効果がないため、劇中でもトリガーウィルスが散布されても平然としている人間が見られた。 3.不活性型ウィルス。上記のウィルスの効果を抑制する。いわばワクチンである。こちらは白いガスとして描写され、これも空気感染する。何よりの特徴は、ゾンビ化した感染者を元の人間に戻す事ができる(←ココ重要!!)という、シリーズでも類を見ない救済策がある事。胃の内容物とかどうなってるんだろうか・・・ノベライズ版によれば、元は死体だったり、体の損壊が激しいゾンビはそのまま死亡するとの事。 これを用意しておけば、バイオテロの際に想定以上の感染拡大を阻止することが出来るため、被害区域の調整まで出来てしまうというある意味反則的な代物。 また、この不活性型ウィルスは敵味方識別装置としての役割も担っており、アリアスらはこれを投与しているためにゾンビに襲われることはない。A-ウィルスの制作に際してロス・イルミナドス教団の協力があったことから、ここにプラーガの遺伝子が利用されたためと思われる。 強化型A-ウィルス。終盤に登場。 これはテロに使用するためのものではなく、既に試作ワクチンを投与したために免疫力が上がっているレベッカをゾンビ化させるためだけにレベッカの血液から作り出した物。A-ウィルスの毒性が強まった結果、空気感染が行えなくなった為、注射による投与が必要となる。アリアスの計算では投与から30分でゾンビ化するとされ、最終決戦時は彼女がゾンビ化するまでのタイムリミットが加わったことで緊張感が増している。 強化型とされてるが、これまでのタイプとどう違うのか効果は分からず終いとなってるが、おそらく強化型C-ウイルスのように不死性が高まると思われる。 ◇試作ワクチン レベッカが大学の研究設備で制作していたワクチン。完成と同時に試薬とそのデータが自動的に保存されている。完成直後にバイオテロが勃発し、レベッカ自身も発症してしまったが、出来上がったワクチンをぶっつけ本番で自分に投与することで難を逃れた。 その後、仲違いするレオンとクリスを仲裁する際に、自分の血液を注射器で抜き、サンプルとして提出。これを元に急ピッチで関係各所でワクチンの精製が行われ、最終決戦に臨むシルバーダガーの面々に投与された。 ただし、これはA-ウィルスの発症を抑える効果しかなく、敵味方識別装置としての機能を持たないため、主人公たちはワクチン投与後も普通にゾンビに襲われる。アリアスにも不完全と称されている。 ◇A-GUA社 アリアスが隠れ蓑にする大手飲料水メーカー。作中冒頭の大学のシーンでも「A-GUA-G」とラベルの貼られたペットボトルが登場しており、レベッカを含めた職員が常飲している描写がある。 ニューヨークに本社の高層ビルがあり、終盤のバイオテロの際はここからトリガーウィルスを満載したA-GUA社のタンクローリーを複数各地に送り込んでいる。 本社社屋は最終決戦の舞台となった。 ◇B.S.A.A. 国連直轄の対バイオテロ組織。クリスとシルバーダガーが所属する。 今回はメインキャラ以外のB.S.A.A.は出てこないが、終盤のニューヨークのテロではSWATととの共同で莫大な感染者への対応に追われていたため、シルバーダガーへのバックアップはハンヴィーとバイクがそれぞれ1台ずつのみだった。 ノベライズ版ではバイクは2台で、それぞれレオンとダミアンが乗っていた。 なお、バイクはイタリアのドゥカティ社が販売している『X ディアベル』で、今作にはタイアップとして登場している。パンフレットによれば、終盤、アリアスへの攻撃として爆破してしまうことに関して辻本監督はヒヤヒヤしていたそうだが、ドゥカティ社はノリノリでOKしてくれたそうな。 ◇DSO レオンが所属する合衆国大統領直属のエージェント組織。 今作にはレオンと死体袋に入った同僚しか出てこないため影が薄い。ノベライズ版では活躍がかなり補完されている。 中盤レオンが語ったところでは、爆破テロ事件の犯人のアジトにSWATとともに突入した際、捜査情報が流出していたためにアジトが爆発し、レオンの同僚が大勢死亡したとの事。映画のプロローグで遺体安置所にレオンが訪れていたのはこの為。 + ノベライズ版では ノベライズ版でのターゲットはアメリカ上院議員スティーブン・エアー。かつて、トールオークスでおきたバイオテロ事件の際に、テロ組織側に情報を流していた男である。 いわば、バイオハザード6のレオン編の後日談である。レオンを含めたDSOエージェント15人とドローン2機でエアーの乗るスポーツカーを追跡していたが、突如として包囲したスポーツカーが爆発し、エアーとDSOの同僚12人が犠牲になってしまい、真相は闇に葬られてしまった。トールオークスのテロは首謀者のディレック・C・シモンズと今回のエアーを含め、多くの政府関係者が関わっていると目されており、真相が明るみに出るのを恐れた何者かがエアーを口封じしたと推測されている。 【舞台】 ◇洋館 メキシコ、ケレタロ州の山奥にある寂れた洋館。アリアスの潜伏先の有力候補としてピックアップされており、拉致されたキャシーを追ってクリスとメキシコ陸軍部隊「GAFE」が突入した。初代バイオハザードに原点回帰したような雰囲気で、序盤のホラースポット。 内部にアリアスが配置したゾンビやトラップの数々によって、突入部隊は壊滅してしまう。製作総指揮の清水崇繋がりか、呪怨の伽椰子っぽい見た目のゾンビや、実写版バイオの人体切断トラップをリスペクトしたようなピアノ線トラップが印象的。 ◇シカゴの大学 レベッカが勤務する大学。一見内装は古めかしいが全自動ワクチン生成装置などの最新の機材が完備されており、非常時には窓が防護扉で隔離されるなど徹底している。 潜入したマリアによって、レベッカ以外の建物内の職員はゾンビ化してしまい、後に突入してきたBSAAによって鎮圧された。なお、ノベライズ版によれば学生は長期休暇で出払っていたため、被害は少なく抑えられたとの事。 レベッカの尽力もあって、今回のウィルスのワクチン開発が最も進んでいた場所でもあり、既に成果をWHOをはじめとした関係各所に報告していたため、アリアスらによってテロの標的として選ばれた。際どいタイミングで試作ワクチンが完成したのは本当に幸運だったといえるかもしれない。 ◇ニューヨーク パトリシオが遺した情報により明らかとなった、アリアスのバイオテロの対象となった舞台。何気にシリーズで初めて実在の都市・地名が舞台となった。 本来の計画では、朝の通勤ラッシュの時間帯を予定していたが、パトリシオの情報がクリスらに渡ったことを察知したアリアスが、B.S.A.A.の介入を見越して予定を早め、日没前に実行されることとなった。 A-GUA社本社から発進したタンクローリー数台をニューヨーク各地に配備し、大量のトリガーウィルスを散布することで大規模なパンデミックを引き起こした。 市内は大混乱に陥り、B.S.A.A.も感染者への対応で手一杯になる程であった。 最終決戦時は日没後に行われ、事件解決後は発見された不活性型ウィルスのボンベを積んだオスプレイで翌日の朝まで空中散布が行われた。 【登場火器】 ◇M4 米軍大好きコルトM4A1の近代化モデル。 クリスを始めとするメキシコ特殊部隊やシルバーダガーのメイン火器。アクセサリーとしてACOGサイト・フォアグリップ・フラッシュライトを装備。 終盤、クリスがアリアスの拠点を襲撃した際はフォアグリップの代わりに銃剣とM203グレネードランチャーを装備した万能火器と化し、前者はゾンビ集団との白兵戦に用いられ、後者はラスボスにとどめを刺す際に用いられた。 『6』に登場したアサルトライフルBC(グレラン装備)とRN(銃剣装備)をミックスしたような重武装なので重量も相当あるはずなのだが、これをクリスは手足の如く軽々と扱う。さすがはゴリラ ◇M93R ベレッタ製の3点バーストタイプのマシンピストル。 クリスのサイドアーム。『コードベロニカ』や『5』にも登場しており、そちらでもクリスも扱えたが、(前者はクレアの初期入手ハンドガンとして、後者はある条件を果たした特典武器としての入手だったため)彼の初期装備としてメインで扱ったのは本作が初だったりする。 ◇センチネルナイン シグザウエルP226をモデルとし、フラッシュハイダーや拡張マガジン等でカスタマイズされたDSOの標準装備となるオリジナルモデル。 レオンのメインアーム。実は『6』の時点で設定は存在してたのだが、大人の諸事情により登場ならずに終えてしまったのだが、本作でようやくデビューすることとなる。 ◇デザートイーグル 50AE弾を用いるIWI製の大口径拳銃にしてマグナムの代表格の1つ。名称としてはバイオハザード的にはライトニングホークが適切か。 レオンのセカンドアームとして登場しており、センチネルナインでは威力不足と判断したからか、ラスボス戦ではこちらに持ち替えた。 やはり反動が凄まじいのか、連射時は百発百中とはいかず、ところどころ外したりもする。『6』の時はあれだけ軽々と使いこなしてたのに・・・ ◇グロック18 みんな大好きグロックシリーズのマシンピストルタイプ。 アリアスのメインアームとして登場。終盤、M93Rに持ち替えたクリスと激しいじゃれ合い銃撃戦を繰り広げ、そこから白兵戦となった際にはクリスと奪い合った末に弾切れとなって御用となった。 ◇MP5K みんな大好きH&K MP5の派生モデル。 劇中ではアリアスの私兵達が装備。 ◇レールガン オリジナルの重火器。スナイパーライフルのような狙撃仕様のようだが、バイオハザード3(RE 3)に登場したレールガンの小型版と思えばいい。 ラスボス戦時にナディアが使用。小型であるにもかかわらず威力は凄まじく、なんと高層ビル3軒を貫通・倒壊させるほどの破壊力を持つ。 これに耐えるアリエゴも大概だが、街中でこんな物をブッ放すナディアもナディアでなんで悪役よりも街の被害を甚大化させてるんだと 追記・修正は、復讐の連鎖を止められる方がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ゾンビの群れをガンカタじみた動きで制圧するレオンとクリスのシーンはバイオシリーズの集大成だと思う。 -- 名無しさん (2024-06-29 22 26 25) クリスとおっさんの敵が互いに至近距離で寝転がってゴロゴロしながらシュールな射撃戦やってた記憶がある。 -- 名無しさん (2024-06-29 22 33 02) レベッカの再登場は嬉しかったな。レオンも以前のクリスも終わらない戦いを続けてたら精神摩耗して何かがきっかけで心が折れるだろう。後年のFREEDOMのキラもそうだったし -- 名無しさん (2024-06-29 22 48 25) BOWの完成形作ってるじゃねーかこいつ -- 名無しさん (2024-06-29 23 41 44) レベッカを死なせる案も作ったが開発者さんに没られたとどこかで聞いたと思う -- 名無しさん (2024-06-30 00 58 25) ゾンビから戻れるのはご都合感あるけどウイルス兵器として考えれば正しいのかな -- 名無しさん (2024-06-30 01 38 47) アンブレラは見習うべきだった -- 名無しさん (2024-06-30 01 40 53) 偶然だが、今回のAウイルスで遺伝子の塩基構成の四文字が揃ったんだな。一体これが何かの伏線になるのか… -- 名無しさん (2024-06-30 02 17 57) ワクチンかけたら人間に戻るのはちょっと...てかTウィルスって脳みそを壊死させるからワクチンかけても植物状態になるだけな気が -- 名無しさん (2024-06-30 18 40 12) ゾンビウィルスのワクチンで人に戻った人々を描いたCUREDって映画があるけど、Aウィルスに感染して回復した人らもその映画の人たちみたいな扱い受けてそう、そしてそれが怒りとなって暴発して事件がってので一本作品やれそう、まぁジャンル変わるからやらないかな -- 名無しさん (2024-06-30 19 07 21) ↑5 実はドラマCDの「マコバヴィレッジの惨劇」でも(一時的ではあるが)人間に戻るゾンビが出てたみたい -- 名無しさん (2024-07-01 09 56 03) 前作のダムネーションがバイオの番外編としては傑作だっただけにちょっとエンタメに寄りすぎ感はある。クソデカケルベロスとのカーチェイスパートでデビルメイクライみたいなアクションしてるレオンさんで笑っちゃったわ。 -- 名無しさん (2024-07-01 16 45 57) 6といい一般人もゾンビ世界との日常が隣り合わせすぎて中々にカオスなバイオ界。ワクチン散布でみんな元に戻って一件落着みたいな流れでエンディング入ったけど、ゾンビ化して身内を襲った人々の心境考えると・・・ -- 名無しさん (2024-07-01 17 03 40) バイオテロやの被害者の救済を目的としたテラセイブでも、一時的にゾンビ化した人達の心のケアは不可能なのでは… -- 名無しさん (2024-07-01 18 15 23) バイオ4が村人メイクライなら、こっちがゾンビメイクライだな -- 名無しさん (2024-07-01 21 26 47) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/agenthunt/pages/11.html
BIOHAZARD6 リロードしないで無限に撃ち続けることができる【トレーニング】というスキルをつけていたらチート確定です。 【チーターのIDをブロックリストに入れておく】と、お互い同じセッションに参加しづらくなります。 チートランカーは自ら「私は愚か者だ」と宣伝しているようなものだ。 本物の医者や弁護士は尊敬されるが、偽医者や偽弁護士が尊敬されることはない。 むしろ侮蔑の対象であろう。 それと同様に、偽ランカーは侮蔑の対象でしかないからだ。 ※各イニシャルの先頭に移動【A】【B】【C】【D】【E】【F】【G】【H】【I】【J】【K】【L】【M】【N】【O】【P】【Q】【R】【S】【T】【U】【V】【W】【X】【Y】【Z】 ※PSIDは、記号→数字→アルファベットの順で並んでいます ※PSIDが青字の者はシナリオモードで、赤字の者はエクストラコンテンツで、緑字の者は両方のモードでチート使用が確認された者【A】av__8bABC-yasuko (※チートランカー moveeuro6295Vと同一人物)adc1234567890123 abc-eeAdabutterflywongadalava69ahahahahahah2099AIR-FORCE-BASaizawaterutakaakaneiro2008alex_lersAliice-678 Alionoraalmdmr-_-3245AmateurDF3AnGeL_EliSsaAnime_Dude another_1234-576 aoriika-ako aquiles004 AqWORLD_KiNG_999Armando_vg1 Auction_Black427 【ページの一番上に戻る】 【B】B-S-A-A_CHRIS Baby-gagabaccano_1255 belmont88trlBKIYTTRRDSQWAASS BloodTears_1016 bran94xDBRWMTN (※チートランカー)BWSxAndersen 【ページの一番上に戻る】 【C】CapXchicanogangChris_Felixchrisroberts_3 (※チートランカー)coreravensanCristianYarzabal 【ページの一番上に戻る】 【D】D-SPEC6nm D3ADLY_0053 damedadameoDante99 (※チートランカー)dasha696davide_chefDDasE DeathtoUmbrella1 deathzombies2016djhiro1717 dont_mind_mam 【ページの一番上に戻る】 【E】EH5ASG73VHAKMLElvisMauricioemiayaryoEnd-Of-Human-010esprit1027 【ページの一番上に戻る】 【F】faststar51Feliz47063fi_arx41324evil flashcs4 Fliietfrederic20131111fredy_kruggerfrrtg-dffv123FT1423 fuga12 【ページの一番上に戻る】 【G】gallinavieja1982 Gary_96_Warriorgauravlasariaghytr443eGIGASET80Golud_SilverGotty Gunzzgremlinsmasherguidasha1 gvbbfbbg 【ページの一番上に戻る】 【H】HARUMITI-1101heaven-roHUNTER_HUNTER598 HUNTER_KNIGHT_G 【ページの一番上に戻る】 【I】imanifpokitachi_2000iwayoshi441700 【ページの一番上に戻る】 【J】JoaKO_1999Juanca81 (※チートランカー)junzon 【ページの一番上に戻る】 【K】K-BOY-XIIK-N-JELLkaburi-na3864 kaiji-jb2kagarichan20karen-ha-aidorukdeopkeko_albolocuraKennedyLeon89KETTO-Pki-yo24exile (※チートランカー)KiLLER8497kimcash55koumemasayakumasutarKuroUrushiol Kyon_Kusanagykzuya734 【ページの一番上に戻る】 【L】lcj0325LeonXHelena liam_cabrera limamua lingo1991Luis-kumi luy1698 【ページの一番上に戻る】 【M】m7s2a2MadaGagaMaggieQ04423Malukah_115 Malukah115manuelgarcia_101mappio110888marsenario123mil mecraft_7214-728MELISSA4423Memories--Erasedmidnightcat1977 (※チートランカー)miffu32Mio-_-AmakuraMirrorsEdge16 mmdgs34moveeuro6295V (※チートランカー ABC-yasukoと同一人物)My_DeAd_ShAdOw 【ページの一番上に戻る】 【N】NAIF-MUKHTARNANOKILLER123456neko_koneko220nets_mitsunightstalkerG101Ninja__14Rno3no4nono 【ページの一番上に戻る】 【O】O_O-lol-O_O9o0_CDO_0o (※PeachCan sauza011 xX_Macallan_Xxと同一人物)o4color (※チートランカー)Os_Especialistas 【ページの一番上に戻る】 【P】PeachCan (※o0_CDO_0o sauza011 xX_Macallan_Xxと同一人物)pero_106pichonzacPiperHalliwellpipipi11 purple-4649 【ページの一番上に戻る】 【Q】 【ページの一番上に戻る】 【R】R__To_The__APEra-ku_Raku rain_coat1203 Rakharosravens2010super RE6-SherryBirkin ReallDActRION_082 rivai5678 rma1986Rore555 RTgx_22rupan3saiziryuma-champion ryuto627319 【ページの一番上に戻る】 【S】sai-0551sauza011 (※o0_CDO_0o PeachCan xX_Macallan_Xxと同一人物)sdynkxsSenbonzakura_TWSGR01110Shadow_Falls86Shadowphersherry-and-jakeshinyalos Sirius_Herosky5598741 smiilee18SoNicx843sookpon2SpideyCarnage 【ページの一番上に戻る】 【T】t81589takahash1tare-WT_860_LBSthe-birthday777 Theeartless193 tomohiro5243to tutaya1234 【ページの一番上に戻る】 【U】U_GemellUnderworld-0001UROBRO 【ページの一番上に戻る】 【V】valltta_Loadvaltermartins 【ページの一番上に戻る】 【W】weakmok088 【ページの一番上に戻る】 【X】xKhonoxNECROMANTICxxplicit__OnexX_Macallan_Xx (※o0_CDO_0o PeachCan sauza011と同一人物) 【ページの一番上に戻る】 【Y】YAGAMI_HAYATE-EX yuma_tsukadaYut-Jun-Yunkers 【ページの一番上に戻る】 【Z】Zero4ph (※チートランカー)zexal-biohazardZODIAC_J-AVO (※チートランカー) 【ページの一番上に戻る】
https://w.atwiki.jp/volfoss/pages/115.html
エマージェンシー 我が国の重要人物を乗せたカーゴが、コレル近くで何者かに襲われたらしい。大至急、救援を向かわせてほしい。アクスフェート 報酬 0G 敵 ラストビーストカーシュ・ウキ(カメレオン)×1、カメレオン×2ペスト×2レクイエム×2 勝利条件 カーゴを守って敵を追い払え 敗北条件 トランスポーターの破壊シャルバスの死亡 場所 コレル近郊(昼) アライメント 注記 7体中5体がワープ移動、AGL高めです。 対策としては、AGLを上げ、1発で仕留められるよう攻撃UPの方向で。 防御は余り気にしなくてもいいです。 リーダーを集中攻撃しましょう。 尚、ここでカメレオン、ペストを捕まえてもアライメントのベクトルが真逆なので 仲間にはなりにくいです。ミステリータグがあれば別ですが。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/299.html
タンジェント組み スポークを交差させるホイールの組み方。交差のさせ方によって6本組み、8本組みなどがある。
https://w.atwiki.jp/nightintunisia/pages/25.html
翻訳はnight_in_tunisia。 Agency Costs, Net Worth, and Business Fluctuations By BEN BERNANKE AND MARK GERTLER Abstract この論文では債務者のバランスシートの状態が産出の変動の原因となるようなシンプルな新古典派の景気循環モデルを構築する。債務者のもつ純資産の価値が高いほど設備投資資金調達のためのエージェンシーコストが軽減されるというのがメカニズムである。好景気は純資産の価値を高め、エージェンシーコストを減少させ、投資を増加させ、このためさらなる好景気を生むのである。また不況においては同様に不況を加速するのだ。(デットデフレーションで見られるような)純資産へのショックは変動のきっかけになりうるであろう。 Introduction 多くの景気循環論研究者が、企業や家計のバランスシートの状態(=債務者の支払能力や信用力)がマクロ経済活動の大事な決定要素であると主張してきた。例えばFrederic Mishkin (1978) と Ben Bernanke (1983) は債務者の毀損したバランスシートは大恐慌を悪化させる原因となったと論じている。また、Otto Eckstein and Allen Sinai (1986) は企業のバランスシートの科目を景気循環分析の中心に据えている。バランスシートの状態と家計や企業の支出の意思決定が関係していることを多くの研究が示している。 この論文で、我々は景気循環におけるバランスシートの役割を厳密に分析する。用いる枠組みはリアルビジネスサイクルモデルをベースにしたものであり、投資を企画し管理する企業家と彼らへの融資を行う投資家との間の情報の非対称性を特徴とするようなものである。具体的には、Robert Townsend (1979, 1988) にあるような「有償状態監査(costly state verification)」問題を考える。この情報の非対称性はモジリアーニ・ミラー定理の適用を不可能にし、実物と「会計」(つまりバランスシート)要因との間の興味深い関係の可能性を持ち込むのである。 バランスシートのいくつかの側面は潜在的にマクロ経済学者にとって興味を引くものだ。我々が特に注目するバランスシート科目は純資産である。純資産は次の理由で重要であると考えられる。借り手と貸し手の間に情報の非対称性がある時は常に、最適な契約は完全情報における最善の均衡に較べて死荷重(エージェンシーコスト)を引き起こす。これらのコストは「内部」資金に較べてより高い「外部」資金のコストであることの証拠となってしまう(*1)。ここで使われているモデルや、ほとんどの標準的なプリンシパルエージェントモデルにおいて、潜在的な借り手の純資産が大きければ大きいほど最適契約によってもたらされるエージェンシーコストの期待値は小さくなる。よって、金融「困窮」の期間は投資のエージェンシーコストが相対的に高い期間でもある。 マクロ経済のレベルでは、借り手の純資産と投資のエージェンシーコストの逆相関は少なくとも二つの重要なインプリーケーションを含んでいる。第一に、借り手の純資産は景気循環に同調的(好況時には支払能力が高まる)になりがちなため、好況時にはエージェンシーコストは小さくなり、不況時には高まる。この論文ではこのことがエージェンシーコストがない時にはどちらの現象も起きないような環境に投資の変動と循環の持続性を導入するのに十分であることを示す。ある種の加速装置としての効果を生むのである。第二に、総需要とは無関係に起きる借り手の純資産へのショックは実質変動の原因となる。一つの解釈がIrving Fisher (1933) によって最初に分析されたデット・デフレーションである。デット・デフレーションの間、物価水準の予期せぬ下落のため(または借り手の担保、例えば農場、の相対価格の下落のため)、借り手の純資産価値の下落が起きる。これによって投資計画に最も直接的な関わりを持つ人々の信用力が突然低下してしまう(彼らに融資することに対するエージェンシーコストが高まる)。結果としての投資の減少は総需要と総供給の両方に負の影響を与える。次節以降で示すモデルを使って借り手の純資産へのショックのマクロ経済へ与える影響の予備的な分析を行う。 我々は第一原理のみに基づいた分析を行うように心がけた。具体的には、金融的合意の形式は全て内生的に導いた。また、混合戦略と抽選を排除しなかった。必然的にこのモデルはシンプルなものとなり、質的な洞察を導く試みととられるべきものであり、実際の金融情勢の実証的に現実見のある描写を提供するものではない。我々の論文と同様の手法で分析を進めているこの分野の他の論文はRoger (1984)、Bruce Greenwald and Joseph Stiglitz (1986)、Stephen Williamson (1987) などである。 この論文の方針は次の通りである。第1節でモデルの仮定を提示する。第2節でベンチマークとなる完全情報の場合分析する。この場合の均衡では景気循環は発生しない(投資は一定で産出変動は系列相関がない)。第3節で情報の非対称性とエージェンシーコストを導入する。第3節のパートAおよびBではこの場合における最適貸借契約と企業的投資の意思決定について考察する。マクロ均衡動学に関する洞察は第3節のパートCおよびDで与えられる。我々は、完全情報の場合とは対照的にエージェンシーコストが存在する経済では投資と産出に持続的な変動が起きることを示す。また(デット・デフレーションに見られるような)借り手と貸し手の間での所得移転が実質GDPへの影響があることを示す。「有償状態監視(costly state verification)」における最適契約の本質における追加的な結果は補遺に記す。 IV. Conclusion この論文でシンプルな新古典派の内生的景気循環ダイナミクスのモデルを構築した。そこでは債務者のバランスシートが重要な役割を演じていた。もっとも重要な洞察は実物投資を行うためのエージェンシーコストは企業家ないし債務者の純資産と不可避的に関連しているという点である。結果として投資への加速効果が発現する。好況時の債務者のバランスシートの改善は投資需要を拡大させ、好況をさらに拡大させる。不況によって毀損したバランスシートは正反対の効果を持つ。生産性ショックのマクロ経済への影響は非対称的である。なぜならエージェンシー問題はダウンサイドにおいてのみ発生するからである。さらに、(デットデフレーションで起きるような)借り手のバランスシートに影響を与えるような再分配やその他のショックはマクロ経済への実質的影響を与える。 我々は関連する論文でこのアプローチの拡張について検討した。1987年の論文では投資過程のより豊かなモデルでのエージェンシーコストのマクロ経済的含意を考察した。そのモデルでは、(有償状態監査(costly sate verification)モデルに見られるような「事後」だけでなく)事前的にも異なるプロジェクトを扱った。借り手はエージェンシーコストを負うことでプロジェクトの質についての私的情報を獲得することが出来る。そして借り手はそのプロジェクトを評価し、それを進めるかどうかを決定しなければならない。そのモデルの分析は、マクロ経済変動に関連する「エージェンシーコスト」概念は本論文におけるモニタリングコストよりももっと幅広いものであることを示している。「エージェンシーコスト」という概念には(それが負債であろうと他のものであろうと)外部からの借入の必要性に付随した最善の結果からのいかなる乖離をも含まれるべきである。この結果はモデルを実証的に解釈するために重要である。また、我々の関連する論文は初期賦存量と情報構造についての仮定のバリエーションに対して、また、企業家の連携・結託に対して頑健性を立証した。 この論文では政策的含意に搗いては議論しなかった。ほとんどの世代重複モデルにおいてそうであるように、我々の経済モデルの競争的解はパレート最適であることを保証しないが、世代内という限定された意味において効率的である。効率性と政策の問題は我々の1987年の論文でより深く扱われている。特に、その論文では「債務者救済(貸し手から借り手への再分配)」政策が、純資産レベルが低い時には望ましいかどうかについて議論した。またそこで提示されたのは、エージェンシーコストは一般的に平均的に過剰投資をもたらすのか過小投資をもたらすのかという問題である。 最後に、長期間にわたる契約を債務者と債権者が結ぶ時にこの論文の定量的な結果が上手くいくかどうかを解明することが重要である。これはGertler (1988)によって行われた。n期間モデルで彼は「借り手の純資産」という概念は、(この論文のように)現在の初期賦存量だけでなく将来得られる利益の期待値の「最も安全な」部分をも含むように拡張されるべきものであることを示した。よって、エージェンシーコストは現在の資産のみならず、将来に予想される条件にも依存するのである。彼はこのことがさらに別の興味深い循環的なダイナミクスをマクロ経済にもたらすことができることを示した。 REFERENCES Bernanke, Ben and Gertler, Mark, "Financial Fragility and Economic Performance," NBER Working Paper No. 2318, July 1987. ___, "Nonmonetary Effects of the Financial Crisis in the Propagation of the Great Depression," American Economic Review, June 1983, 73, 257-76. Diamond, Douglas, "Financial Intermediation and Delegated Monitoring," Review of Economic Studies, July 1984, 51, 393-414. Diamond, Peter, "Government Debt in a Neoclassical Growth Model," American Economic Review, December 1965, 55, 1126-50. Eckstein, Otto and Sinai, Allen, "The Mechanisms of the Business Cycle in The Postwar Era," in Robert Gordon, ed., The American Business Cycle Continuity and Change, University of Chicago Press for NBER, 1986. Farmer, Roger, "A New Theory of Aggregate Supply," American Economic Review, December 1984, 74, 920-30. Fisher, Irving, "The Debt-Deflation Theory of Great Depressions," Econometrica, October 1933, 1, 337-57. Gale, Douglas and Hellwig, Martin, "Incentive-Compatible Debt Contracts I The One-Period Problem," Review of Economic Studies, October 1985, 52, 647-64. Gertler, Mark, "Financial Capacity, Reliquification, and Production in an Economy with Long-Term Relationships," unpublished manuscript, June 1988. Green, Edward, "Lending and the Smoothing of Uninsurable Income," unpublished manuscript, 1987. Greenwald, Bruce and Stiglitz, Joseph, " Information, Finance Constraints, and Business Fluctuations," unpublished manuscript, June 1986. Hamilton, James D., "Monetary Factors in the Great Depression," Journal of Monetary Economics, March 1987, 19, 145-69. Holmstrom, Bengt, "Moral Hazard and Observability," Bell Journal of Economics, Spring 1979, 10, 74-91. Mishkin, Frederic, "The Household Balance Sheet and the Great Depression," Journal of Economic History, December 1978, 38, 918-37. Mookherjee, Dilip and Png, Ivan, "Optimal Auditing, Insurance, and Redistribution," unpublished manuscript, revised April 1987. Prescott, Edward C., "Theory Ahead of Business Cycle Measurement," Quarterly Review, Federal Reserve Bank of Minneapolis, Fall 1986, 9-33. Sappington, David, "Limited Liability Contracts Between Principal and Agent," Journal of Economic Theory, February 1983, 29, 1-21. Stiglitz, Joseph and Weiss, Andrew, " Macroeconomic Equilibrium and Credit Rationing," unpublished manuscript, July 1987. Townsend, Robert, "Optimal Contracts and Competitive Markets with Costly State Verification," Journal of Economic Theory, October 1979, 21, 265-93. ___ "Information Constrained Insurance The Revelation Principle Extended," Journal of Monetary Economics, March/ May 1988, 21, 411-50. Williamson, Stephen, "Financial Intermediation, Business Failures, and Real Business Cycles," Journal of Political Economy, December 1987, 95, 1196-1216.
https://w.atwiki.jp/porepole/pages/265.html
t:ジェントルラット藩国の工場内である = 工場内の設備を使用することが出来るため、整備がはかどる #http //www10.atwiki.jp/porepole/pages/264.html