約 3,381,163 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/30926.html
登録日:2015/01/01 Thu 19 47 50 更新日:2024/09/01 Sun 10 01 42NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 DM DM-14 DMX-19 G・ゼロ T・ブレイカー アンブロッカブル クリスタル・ツヴァイランサー スーパーレア デュエマ デュエル・マスターズ デュエル・マスターズ プレイス リキッド・ピープル 旅路の果てに手に入れた物は? 槙野旦 水文明 水文明のクリーチャー 転生版 転生編 進化クリーチャー あれから200年。 旅路の果てに、双槍は究極の鋭さを手に入れた。 (*1) 《クリスタル・ツヴァイランサー》とは、TCG「デュエル・マスターズ」のクリーチャー。 DM-14「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」にて収録。レアリティはスーパーレア。 DMX-19「スーパーレア100%パック」でも久々に再録された。 あの《クリスタル・ランサー》が転生したクリーチャー。 ●目次 スペック 関連カード デュエル・マスターズ プレイス 背景ストーリー 補足 スペック クリスタル・ツヴァイランサー SR 水文明 (8) 進化クリーチャー:リキッド・ピープル 13000 進化-自分のリキッド・ピープル1体の上に置く。 このクリーチャーはブロックされない。 T・ブレイカー 簡単に言うと、クリスタル・ランサーの上位種的クリーチャー。 アンブロッカブルや種族及び進化元の条件に変更は見られない。 コストが上がり、それに伴いパワーやシールドブレイク数も大幅に上昇している。 当時の水文明ではあまり見られない大型クリーチャーになっている。 相手にブロックされずにシールドを三枚も割れるという点は強力。 パワー的にも文句のつけようは無く、フィニッシャーとしては十分な大きさである。 しかし、その大きさが仇になってしまっている。 まずコストが非常に高い点があまりにも痛い。 リキッド・ピープルは、基本的には小型クリーチャーや軽量進化クリーチャーによる戦法を得意としている。 そのため、致命的に種族との噛みあわせが悪い。 ツヴァイは、水文明クリーチャーとしてはコストが重すぎるのだ。 普通に召喚するにはマナブーストなどが必要となってくるため、ビートダウンや速攻にも向いていない。 今でこそ水文明の重量級もサポートが増えて無理なく出せる時代ではあるが、転生編当時のカードプールでは猶更苦しい物があった。 しかも環境のインフレに伴い強力なライバルが登場。 特に《クリスタル・アックス》の登場が致命的となってしまった。 ビートダウンでは1ターンの速さがゲームの勝敗を分ける。 アックスはパワーも十分で、ツヴァイより1コスト軽いことから、ビートダウン系デッキでツヴァイは完全に敬遠された。 しかし、シールドブレイク数などの攻撃力自体はアックスより上。 パワーもアックスより高いため、バトルにも強い。 順調にいけば2回ほどの攻撃で敵のシールドを壊滅させられるので、そこで差別化を図りたい。 一応、今現在でも水文明では上位に入るパワーの大きさであることも事実ではあるので、そこを活かせるかが今後のツヴァイのカード人生を握る鍵となる。 関連カード クリスタル・ランサー UC(R) 水文明 (6) 進化クリーチャー:リキッド・ピープル 8000 進化-自分のリキッド・ピープル1体の上に置く。 このクリーチャーはブロックされない。 W・ブレイカー DM-02で登場した本家。 高性能・低レアリティの代表例みたいなクリーチャー。 DM初期の環境において、アンブロッカブル能力を用いて暴れまくった。 残念ながら、転生版であるツヴァイは本家ほどの活躍を環境で見せられなかった。 …本当に調整って難しいなぁ。 詳しくは個別項目を参照。 クリスタル・アックス VR 水文明 (7) 進化クリーチャー:リキッド・ピープル 11000 手札進化‐水のクリーチャーを1体自分の手札から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。 このクリーチャーはブロックされない。 W・ブレイカー DM-32で登場した大型手札進化リキッド・ピープル。 ツヴァイよりもパワーは下がったが、コストも下がり進化条件も手札進化となった。 「この程度でランサーの後継などと」とツヴァイに言わんばかりである。 このカードの存在が、ツヴァイの使用率をさらに引き下げる結果となった。 ツヴァイはパワーや進化条件の違いで差別化していきたい。 詳しくは個別項目を参照。 超神龍ザウム・ポセイダム P 水文明 (7) 進化クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン 13000 進化-自分のドラゴン1体の上に置く。 このクリーチャーはブロックされない。 T・ブレイカー 蒼神龍ザウム・ポセイダム R 水文明 (7) 進化クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン 13000 進化-自分のドラゴン1体の上に置く。 このクリーチャーはブロックされない。 T・ブレイカー 誤植で別の存在と化したという噂の進化ドラゴンの方々。 …何か気が付いた人もいるのではないだろうか。 実は、単純に能力だけ見ればツヴァイの上位互換と化している。 だが進化元に関して言えば、ツヴァイの方にまだ有利。 真槍電融 ソウル・ヴァイラックス SR 水/火/自然文明 (7) クリーチャー:ディスペクター/リキッド・ピープル/フェニックス 13000 このクリーチャーを召喚する時、自分のクリーチャーを1体手札に戻してもよい。そうしたら、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。 EXライフ スピードアタッカー マッハファイター T・ブレイカー このクリーチャーは、出たターンの間、ブロックされない。 DM23-BD1で登場したツヴァイのディスペクター。《太陽王ソウル・フェニックス》と“電融”させられている。 ターン限定時のアンブロッカブル持ちのT・ブレイカーとツヴァイの要素が色濃く出ている。 ただし、イラストでは「ツヴァイが2体に増えた上で上半身のみがソウル・フェニックスの双剣の柄に接合させられ、更に両腕ごと槍を取り上げられて代わりにソウル・フェニックスの双剣の刀身を接合される」姿となっており、槍を2本に増やしたツヴァイに対して「ツヴァイ自身を2体に増やした上で槍を取り上げる」と言う特大のディスペクトが窺える。 効果もツヴァイの転生前からの特徴であったアンブロッカブルが召喚ターン限定になっていたり、散々コストが重いと言われてたツヴァイに対してコスト軽減を所持しているなど、見方によってはツヴァイを嘲笑っている様にも見える。 デュエル・マスターズ プレイス 2本の槍受け止められるかな? クリスタル・ツヴァイランサー SR 水文明 (8) 進化クリーチャー:リキッド・ピープル 13000 進化-リキッド・ピープル G・ゼロ:バトルゾーンに自分のリキッド・ピープル4体以上 T・ブレイカー ブロックされない。 んん?? DMPP-06 第6弾「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」にて収録。 バロムやアルカディアスの件から「もし実装される時はマナやスタッツ面でなにからしらの再調整があるんだろうな~」とは思われていたが、 なんと唐突にG・ゼロが追加されており、その条件もリキッド・ピープルが4体以上いれば無料召喚が可能という超絶な強化を遂げた。 リキッド・ピープルは元々軽量種族故に展開がしやすいのでG・ゼロの達成条件は容易に満たせる。 特に《アクア・スクリュー》の進化クリーチャーに反応するドローとは相性が抜群であり、運が良ければ複数体の連鎖的な展開も可能であるという点からプレイスのゲームスピードを一気に高速化させた。 登場時点では理論上は最速3ターンで降臨するが流石にこれはかなり運が絡む。 しかし4~5ターン目にブロッカーで受け止められないパワー13000のT・ブレイカー持ちが下手すれば数体襲ってくるとなるとS・トリガー以外での対処は困難。 本家における《零次龍程式 トライグラマ》を思い出すとの声もあるが、トライグラマと違って進化元を多く消費しない。しかもそのトライグラマがドラゴン・サーガ時期のカードであると考えると以下に滅茶苦茶なスペックであるかが分かる。 スクリューとの組み合わせが上手く機能した場合の展開力は、本家でインフレの象徴と言われる《“轟轟轟”ブランド》を思い出すとの声もある。 こんなんでも出る前にリキッド・ピープルが並ぶのを阻止されたり、S・トリガーを派手に踏んでお陀仏したり、そもそもこいつを引けずに事故るなんてことは起こるので環境デッキの一角ではあるものの一強にはなっていなかったりする。 本家では登場当時から微妙な扱いだったことを考えると、プレイスでの扱いは雲泥の差と言えるだろう。 まあ、同じ転生獣の《悪魔神ドルバロム》や《聖霊王アルファディオス》が未だにトップクラスの性能を誇っている事を考えると、本来はこれくらいのスペックである方が案外自然なのかもしれない。 がしかし... 2022年6月23日新パックにより強化されたことでツヴァイランサーデッキの勝率が公式の想定を超えるほど高くなってしまい結果ナーフを受けることになった。 ナーフの内容は以下の通り クリスタル・ツヴァイランサー SR 水文明 (8) 進化クリーチャー:リキッド・ピープル 13000 進化-リキッド・ピープル G・ゼロ:バトルゾーンに自分のリキッド・ピープル5体以上 T・ブレイカー ブロックされない。 G・ゼロの条件が一体増えただけと、かなりシンプルな調整を受けた。 相変わらずツヴァイランサーを連続で出せることには変わらないが、そもそも1体目を出す手間が増えたことから大幅な弱体化を余儀なくされた。それでも爆発力は変わらないため今も環境で時々見かけるデッキとなっている。 背景ストーリー 背景ストーリーでは、転生編時期の超獣世界における超獣復活の実験で登場。 水文明の中心都市である「アカシック」でクロスギアの開発が緊急で行われていた一方で、伝説獣のバージョンアップが進められていた最中に誕生したらしい。 この伝説獣バージョンアップと言う事実は、奇策に頼っていた水文明が力業による強引な攻めに転じることを意味していたとのこと。 だが、同時期に復活した《悪魔神ドルバロム》のように印象に残る活躍は描かれていない。 この時期の水文明自体が特に大きく動いていた訳でもないのでしょうがないと言えばしょうがない。 補足 名称になっているツヴァイ(zwei)だが、これはドイツ語で『2』を表している。 本家の時点であったランサー(lancer)は英語で槍騎兵の意味である。 カードイラストではその名の通り槍を2つ装備していることが確認できる。 …が実際のツヴァイは(トリプル)T・ブレイカーなので何とも言い難い奇妙さがある。 上述したように、基本SR収録のDMX-19でもSR代表の一枚に選ばれて再録された。 しかし、パワーインフレの加速したDS時期での再録のため、ハズレ枠に近い意図での再録だったと思われる。 明確なハズレ枠兼ファンサービス枠の基本セットの連中よりかは使い道はある程度はあるが。 一応、DSシリーズでは派生種族のリキッド・ピープル閃がフィーチャーされていたため、その辺との組み合わせも考慮したのだと思われる。 DMX-19版は、フレーバーテキストも再録に伴って新規の文章に変更された。それがこちら。 その二本の槍は、貫通の槍。 名うての防御網を数々打ち破り、今もその名を歴史に残す。 アンブロッカブルであることを強調した結構カッコいい文章だが、歴史に名を残しているのかは微妙。 どちらかと言うと、様々な防御網を打ち破って歴史に名を残したのはそれこそ本家クリスタル・ランサーの方だろう。 もしかしたら、この文章はゲーム上の事ではなくて超獣世界での歴史に関する文章なのかもしれない。 デュエプレ版では最初期の本家以上の脅威となったため歴史に名を残したと言えるかもしれない。 閉鎖から××年。編集の果てに、Wiki篭りは究極の知識を手に入れた。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] とりあえず出せたら出す程度のノリでリキッドピープルデッキに入れてたな。………出せる状況の場合は大抵出さなくても勝てる状況だったが -- 名無しさん (2015-01-01 20 01 34) ザウムのほうがもしかしたら出しやすくなってるかもな今は…まあザウムより便利なパラスがいるんだけどな -- 名無しさん (2015-01-01 20 44 31) クリスタルパラディンもリメイク版出るのだろうか? -- 名無しさん (2015-01-02 10 32 02) ↑スーパーパラディンが既にいるよ -- 名無しさん (2015-01-02 12 45 28) 8マナ13000は何気にキリコと同サイズなのよね -- 名無しさん (2015-01-02 23 05 17) キリコはサポートもやたら多いしゲームエンドできるし ツヴァイは当時はサポートが重量級は殆ど無いのに出てきた時にはアックスでてるし -- 名無しさん (2015-01-03 00 02 18) クリスタル・ドライランサー -- 名無しさん (2015-01-03 12 44 53) ランサーが死んだ! -- 名無しさん (2017-02-24 13 02 08) 大集結!アクア・ブラザーズのおかげで出しやすくはなった。 -- 名無しさん (2017-02-24 13 32 42) プレイスも追記よろ -- 名無しさん (2020-10-18 19 51 31) プレイス版、これ現代デュエマに放ったらどうなるか見物になるレベルで強いなあ これでもサファイアとかアルファディオスとかドルバロムとかが大体同じ位の使用率だしそもそもそれ以外にも強いデッキは一定数あるのが今の環境の恐ろしいところ -- 名無しさん (2020-10-22 02 04 37) ブリザードマスターズでやめたけどまだ超速インフレオリカゲーなんだ -- 名無しさん (2020-10-22 02 28 53) プレイスは元がおかしいだけなカードが多いししまあ多少はね… -- 名無しさん (2020-10-22 02 58 21) こいつとヴィーナスのせいでCPU戦が一方的すぎるんだよなぁ -- 名無しさん (2021-02-17 15 52 40) 紙で出てもそこそこ止まりでしょ どうやっても速度が足りない -- 名無しさん (2021-05-01 18 50 07) コントロール対面だと意外と慎重にやらないと確定除去と火力で削られてじわじわ確実に持っていかれるのが最近の実状 -- 名無しさん (2021-09-17 18 38 26) 現在の環境ではリキッドピープルの全体的なパワーの低さという弱点はそのままに、ローズキャッスルが実装されて無事死亡や -- 名無しさん (2021-11-29 14 11 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nikuq-niuniu/pages/1276.html
クリスタルタワー:シルクスの塔 冒険者たちの力により、「古代の民の迷宮」を突破した調査団「ノ ア」の一行は、クリスタルタワーの本体……「シルクスの塔」に辿り 着く。 青く輝く巨塔の内部で、冒険者たちを待ち受ける者とは……。 クリスタルタワー:シルクスの塔に登場するボス 妖艶のスキュラ 異才のアモン 始皇帝ザンデ
https://w.atwiki.jp/sutafoparo/pages/31.html
[296 ◆JdfmLH8YvU ≪sage≫ (2005/04/25(月) 00 24 16 ID 9gErjon2) AA] 言い忘れたがストーリーはフォ×クリの甘甘を予定しております。 此処では多少人気が無いような感があるが問題ないだろうか? それと、少しでもこのスレの燃料になればとの思いで書かせて頂くが、 私は文章に関しては全くのド素人なので、至らない点はやさしくご指摘頂きたく思います。 この星は再び救われたのだ。 二人は同じ思いで夕日を見つめていた。 しかし、ファクトリーは殲滅し終えたものの、まだ恐竜たちの姿を見ていないのが気に掛かる。 サウリア独特の赤々と燃える夕日はまるで 満足感と安堵感、そこにちらほらと見え隠れする不安を映し出すかのように 赤く、切なく、さらに赤く揺らいでいた。 ファルコとスリッピーは一足先に帰還した。 と、言うことは言うまでも無く、この原野の地平線まで フォックスとクリスタル二人だけの世界が広がっていると言う事である。 これだけの状況なら気の利いた台詞の一つや二つ言えそうな物だが フォックスにはそれが出来なかった。 ”好きだ”の一言さえ、出逢ってから今まで一年間もの間 喉の何処かに支えて出て来ないのだから仕方の無い事かも知れない。 今はただ、青く、美しく、ただただ愛しいばかりのその毛並みを見つめるだけで精一杯だった。 —ふと目が合う— その目は何か言いたげな様にも、自身の思いを見透かされているかの様にも見えた。 差し詰め、 「フフッ。全部分かってるわよ。」とでも言われているかのようである。 思わず、目をそむけずにはいられなかった。 いっその事後ろから抱き付いて”あの時から好きだった”とでも言ってしまえば… そんな思いが頭をよぎるが、それをやるには相手が悪すぎた。 流石のフォックスでさえ、クリスタルの前では 意中の人の前でたじろぐ普通の男と何ら変わりはしないのだから… こんなにも惹かれ合っているにもかかわらず、 いや、惹かれ合うからこそ詰められないあと一歩の距離。 今はこれで満足だと自分に言い聞かせる様に、 フォックスは交わす言葉もそこそこに、サウリアの幻想的な雰囲気と静寂の中に身を任せていた。 静寂… そう、静寂・・・・・のはずであった。それが訪れるまでは。 アパロイドか?とも思ったが、何処か懐かしい足音だった。 「フォックス〜!」 「ト トリッk!?」 ”あの時”共に戦った戦友であった。 しかし、当時とは比べ物にならない巨体で飛び付かれてはたまったものではない。 しかもその上、向こうは当時の感覚で掛かって来るのだから尚更だ。 クリスタルはと言うと、はじめはトリッキーのあまりの変貌ぶりに驚いたものの じゃれ合う二人を見て安心したのか、ようやく笑みがこぼれた。 その笑顔はまるで —もう、しょうがない子達。— と、はしゃぐ子供を呆れつつも見守る母親の様な表情だった。 熱烈的な再会の挨拶が一しきり済むと、ゆっくりと話でもしながら帰ろうと言う事になった。 あの時の事、今までの事、そしてこれからの事… 話したい事など、幾らでもあった。 二人はたくましく成長したトリッキーの背中に揺られて 帰艦用のアーウィンへと向かった。 その道の途中、トリッキーは一緒に行って戦いたいと言い出した。 きっと言い出すだろうとは思っていたが、残念ながら答えはNOと決めていた。 それは、トリッキーにはアノーカ族の王子として ”この星を守ってほしい”と言う”願い”が有ったからだ。 しかし、その成長を目の当たりにした今となってはもう違った。 ”きっとこの星を守って行けるだろう”という”確信”をもって、 戦うべき場所が何処であるかを言い聞かせた。 すると、フォックスの言葉に納得したのか、今度は 此処の敵を一掃して新婚旅行で来れる様にしておく などと言い出した。思わず —うん、そうだそうだ— といった感じで頷いてしまったが、すぐに何かがおかしい事に気づく。 —新婚旅行?— 「おい!トリッキー!俺とクリスタルはまだ…」 「まだ?」 まだ、何と言おうとしたのだろう…。 そんな思いがふとよぎるが、考えている余裕など無かった。 後ろが気に掛かり、思わず振り返る。 そこには、また目で訴えて来るクリスタルが居た。 —まだ、なぁに?— そう言っているに違いない。 その意味深な微笑みに耐え切れず、大急ぎで正面を向く。 最早フォックスには、からかうなとでも言ってごまかす事しか出来なかった。 そうこうしている内に三人は帰艦用アーウィンの転送ポイントに到着した。 そこには当然二機のアーウィンが用意されているはずであった。 しかし、そこに有ったのはただ一機のアーウィンのみであった。 あの適当な転送システムのことだ、何かの間違いで 一機だけ転送ポイントがずれたと言う事も考えられる。 フォックスはとりあえずアーウィンに乗り込みレーダーを起動してみた。 やはり、一機だ。 これは一体どう言う事なのか。 悩んでいても仕方が無いのでグレートフォックスへと通信を試みる。 「こちらフォックス。アーウィンが一機しか届いていない。誰か応答してくれ。」 すぐにナウスから通信が入った。 「グレートフォックス テンソウソウチニ エラーガデタモヨウデス」 「故障か?」 ペッピーからもすぐに通信が入る。 「何分地形が悪くてな、手間取っているうちに何かあったんじゃろう。 スリッピーに詳しいことを説明させるからしばらくそこで待機しているんだ。」 「…了解…」 どうも腑に落ちない。よくよく考えればさっきの戦闘で使った アーウィンにでも乗ればこれと合わせて二機ある事になるのだ。 理由など後から聞くことにして、とりあえず帰ろうとクリスタルを呼ぼうとした。 「クリスタル、先にこのアーウィンで帰ってくれ。俺は後から…」 そう言いながら振り向くが、そこに姿は無く、 次の瞬間、目の前にはコクピットに乗り込んでくるクリスタルが居た。 「フォックス…あのね…」 「どうした?クリスタル?」 「えっと…こうすれば一緒に乗れるんじゃないかと思って…」 そう言うとクリスタルはフォックスの膝の上にそっと腰を下ろした。 「ク クリスタル!?」 「どうしたの?そんな顔して…。フフッ そうよね、これじゃハッチが閉まらないものね…」 「いや、そ そうじゃなくて…」 「じゃあ、これなら大丈夫かしら?」 そう言いながら、今度はフォックスの首に腕を回し、 ゆっくりと引き寄せるように抱き付いた。 もう何も言葉は出なかった。 緊張のあまり息すら詰まるようだった。 にも係わらずフォックスの嗅覚は確実に何かを捉えていた。 クリスタルの体から微かに漂うその匂いは…いや香りと言った方が良いだろうか それはブラスター片手に一日戦ったとは思えない程に甘く、 フォックスの心をくすぐった。 肩にはクリスタルの顔が乗せられている。 目は軽く閉じ、口元は軽く微笑み… 全てを任せ切っているのだろうか、穏やかな表情をしていた。 二人はぴったりと重なり合い、白い毛並みの下の 柔らかな膨らみからは鼓動さえ伝わって来る。 クリスタルにもフォックスの鼓動は届いているのか、 その二人の鼓動は同じリズムを刻んでいるようだった。 穏やかな表情とは裏腹に、強く、速いリズムだ。 きっと今までも余裕の表情の裏に、この鼓動を隠していたのだろう。 それを想うと愛しいような、もどかしいような… 溢れるような想いに、思わずその行き場を失っていた手を クリスタルの小さな肩に掛ける。 サウリアの湿った風の中で二人は”ずっとこのままで居られたら…”と願った。 心のままにこの肩を抱き締めたら壊れてしまいそうだと 優しく抱き締めたつもりのフォックスだったが、 やはり、この抑え切れない想いには勝てなかった。 「フォックス…苦しい…」 「す すまない…でも、もう少しだけこのま…」 「いいの…分かってる…もう、何も言わなくていいから…このまま…」 「あ ああ…」 もう少しだけ…もう少しだけ…と、風と静寂の中に身を任せる。 一秒一秒が果てし無く長く感じられた。 しかし、残念ながらそんな時も長くは続かなかった。 「…ちら…リッピー…クス…フォックス、聞こえてるかい?」 そう言えばスリッピーが何か説明すると言っていた。 「・・・・・・どう言う事だスリッピー」 「フォックス〜それが、大変なことになって… 転送装置が故障しちゃって…その…オイラ、修理しに行かなくちゃ ファルコ!後頼んだよ〜」 「おい!スリッピー待…」 「ったく…なんで俺が。おいフォックス聞こえてるか?」 「ああ、一体なんだって言うんだ」 「だから、故障だって言ってるだろ。修理には1日かかるそうだ。 明日には改めてアーウィン二機を転送する。それまで グレートフォックスはスイング・バイのためサウリア周回後 衛星に向かうことにした。衛星通過は明後日になるから 明日の昼ごろに戻ってくれば問題は無い」 「そうか…でも何の用意も無いしな…」 「その辺は事前に考えてあるから大丈夫だ。 非常用の食料を一緒に送っておいた。」 「考えてある?送っておいた?」 「あ?いや、何でも無い。とにかくそう言う事だ。分かったな?切るぞ」 そう言う事か。詰まりはハメられたのだ。 なかなか進まない二人の関係に見かねて、 二人をサウリアに置き去りにし、二人きりにしてやろうと言うのだろう。 「フォックス、これかしら?」 クリスタルの手には”さっき用意したような非常用食料”が握られていた。 「ああ、だろうな。」 「フフッ。今日はずっと二人きりね。」 「あ ああ そ そうだな…」 「フフッ」 「で でもどうしよう…せめて雨風でもしのげる所があれば…」 「お〜い フォックス〜」 「トリッキー、まだ居たのか?」 「まだ居たのかって、ずっと居たじゃないか。全く…見てらんなかったよ。」 「見てらん…って、全部見てたのか!?」 「全部見てたし全部聞いてたよ。泊まる所位、僕が何とかするから付いてきてよ。」 「そ そうか?」 「じゃ、行きましょうか?フォックス…」 「あ ああ…」 二人は再びトリッキーの背中に揺られてサウリアの風の中を進んだ。
https://w.atwiki.jp/nnctcg/pages/58.html
登録タグ:NNC-01 クリスタル 光 道具 光のクリスタル UC 光 (3) 道具 自分の光の生物の召喚コストは1少なくなる 収録パック NNC-01 ニムゾーン基本パック
https://w.atwiki.jp/gensouiri/pages/2773.html
クリスタルの戦士達が幻想入り 動画リンク コメント・レビュー クリスタルの戦士達が幻想入り 1711人目の幻想入り 作者 pagan ひとこと ディシディアデュオシズムファイナルファンタジー(DdFF)からの幻想入りです。 多くのキャラクターが幻想入りしているので、明確に一人を主人公として立てるつもりはありません。 動画リンク mylist/25193002 最新話 一話 コメント・レビュー 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらをご覧下さい。
https://w.atwiki.jp/6719/pages/4.html
クリスタルのやすらぐ小部屋あたらしくつくったよ!! よろしく!!!!!! どんどんやすらいでって
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/12203.html
クリスタル・カン・ミンコフ 名前:Crystal Kung Minkoff 出生:? 職業:? 出身:? 概要 映画監督ロブ・ミンコフ*の妻。 出演作品 2020年代 2022年 ズートピア+(カリスマ(#2)):神戸光歩
https://w.atwiki.jp/mochewiki/pages/1866.html
《ファイヤー・クリスタル》 通常魔法 ①:相手に600ダメージを与える。 使用キャラクター キャプテン・ソロ タグ一覧 アクションカード 通常魔法 魔法カード
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/6569.html
蒼狼クリスタル・スプラッシュ 水 C 7 6000 リキッド・ピープル/ナイト/サムライ ■進化-自分のリキッド・ピープル、ナイト、サムライいずれか1体の上に置く。 ■メテオバーン-このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるクリーチャーを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、自分の山札を見る。その中から、墓地に置いたクリーチャーの種族を1つでも含むカードを1枚選び、相手に見せてから自分の手札に加える。その後、山札をシャッフルする。 ■W・ブレイカー F 極限のスプラッシュ、それは盾となり槍となり刀となる。 作者:匿名 収録 《「終戦」》
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/14398.html
WW-クリスタル・ベル(OCG) 融合・効果モンスター 星8/風属性/魔法使い族/攻2800/守2400 「WW-ウィンター・ベル」+「WW」モンスター 「WW-クリスタル・ベル」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。 エンドフェイズまで、このカードはそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。 (2):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、自分の墓地の、 「WW-ウィンター・ベル」1体とレベル4以下の「WW」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 ラーニング 蘇生 融合モンスター 風属性 魔法使い族 WW WW補助 同名カード WW-クリスタル・ベル(OCG) 関連カード WW-ウィンター・ベル(アニメ) WW-ウィンター・ベル(OCG)