約 231,111 件
https://w.atwiki.jp/dmc4/pages/53.html
各ボス攻略 ミッション 使用キャラ ボス 体力 MISSION 01 ネロ ダンテ(1戦目) 2000 MISSION 02 ベリアル(一戦目) 10000 MISSION 04 バエル 10000 MISSION 06 アグナス(ガラス) 10000 MISSION 07 エキドナ(一戦目) 13000 MISSION 08 アンジェロクレド 10000 MISSION 09 アンジェロアグナス 12000 MISSION 10 ダンテ(二戦目) 5000 MISSION 11 サンクトゥス 15000 MISSION 13 ダンテ エキドナ(二戦目) 13000 MISSION 15 ダゴン 10000 MISSION 16 ベリアル(二戦目) 10000 MISSION 17 アンジェロアグナス(二戦目) 12000 MISSION 18 神 6000 MISSION 19 ネロ ベリアル(双六) 10000 ダゴン(双六) 10000 エキドナ(双六) 13000 アンジェロアグナス(双六) 12000 MISSION 20 魔皇サンクトゥス 16000 MISSION 20 偽神 -
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/266.html
E.(Eve return the Eden) part58-441~450, 453~455 441 :E:2011/09/14(水) 00 16 46.19 ID gQAbObxz0 フリーゲームのE.を投下します。 でもこのゲームの萌えと燃えは実際にやらないと分からないかと。 政府直轄の研究施設に、反政府テロリストが立てこもっている。 その鎮圧のため、特殊部隊が施設に突入する。 目的は、研究者の安全確保、並びにテロリストの殲滅。 それ以外は何も見るな、見ても忘れろ。隊長はそう命令した。 射殺された研究者も少なくないが、何とか生存者を見つけ保護していく。 道中テロリストと戦闘することもあったが、それも倒していく。 (敵グラが同じじゃねーかとツッコミは入れないように) しかし、3階に辿り着いた隊員が見たものは、血まみれの隊長だった。 テロリストは既に逃走しており、2階にいたのは足止め要員だったのだ。 逃げろ、バケモノが……そう言い残して隊長は死んだ。 警戒しながらも奥へ進む。途中、誰かの気配を感じたが、すぐに消えた。 死んだ仲間や血痕をたどって奥へ進む。 すると、死体の転がる部屋に白い服を着た少女が立っていた。 隊員に怯え、後ずさる少女。怖がらせないため、彼はマスクを外した。 おずおずと近づいてくる少女に、隊員はカインと名乗った。 しかし、彼女はわずかにうめくだけ。とりあえず、少女を連れて退避することに。 一瞬、カインの脳裏に微笑みながら隊員を殺す少女のイメージが浮かんだ。 そんなイメージを振り払い、カインは少女と共に研究所を脱出した。 とりあえず、本部に連絡だけして少女を自宅に連れ帰ったカイン。 恋人のアンナが、自分のお古を着せたりと面倒を見てくれた。嬉しそうな少女。 記憶がないらしい少女に、アンナはマリアと名前をつけた。 医者の友人に明日診てもらうといったカインに、アンナはまた来ると言って帰った。 夜、ベランダで上を見上げているカインのもとにマリアがやってきた。 その視線の先には、灰色の天井。 かつて、世界中で猛威を揮った新種のウィルス。人々は、ウィルスから逃れ地下に潜った。 それが、今現在彼らのいるこの場所だ。だからカインは、空を見たことが無い。 死ぬまでに一度は空を見たいと呟くカインに、マリアも同意するようにうなずいた。 442 :E:2011/09/14(水) 00 17 16.60 ID gQAbObxz0 翌日、カインはマリアを連れて待ち合わせのバーへ向かう。 入れ違いでアンナがカインの部屋を訪れる。 友人のヨハンが言うには、政府の公式発表は実際とかなり異なるようだ。 仕方の無いことだと割り切って、カインはマリアをヨハンにみせる。 どうやら、マリアは事件のショックで記憶を封じ込め、言語障害も引き起こしているらしい。 彼女から事件のことを聞くのは不可能だろう。 気長に様子を見ることにし、会計を済ませようとするカイン。 しかし、彼のIDカードが使えなくなっていた。IDが削除されていたのだ。 ヨハンがとっさに自分のカードを使ったために、何とかその場は丸くおさまった。 しかし、IDカードが使えなくなるとなると、政府が絡んでいることになる。 悪い予感がし、カインはヨハンにマリアを託して自宅へ急いだ。 自宅には、特殊部隊員が待ち構えていた。そして、アンナの死体を見つめる黒衣の男。 「彼女の事は残念だったね。まったく気の毒だ」 笑顔でそう言い放つ男は、少女を引き渡すように告げる。 しかし、カインは男の話など聞いていなかった。 真っ暗な闇の中、カインは影と向き合っていた。 「俺は お前という 獣…」 憎しみを語り、お前など知らないというカインを嘲笑う影。 解放してやると、影は囁く。 カインは突然暴れ出し、特殊部隊員達を殺す。それを見て楽しそうに笑う男。 吠えながら男に飛び掛るカイン。しかし、男にはなぜか攻撃が当たらない。 そして、外からヨハンの声が。心配して駆けつけてきたようだ。 計画を修正する必要があると呟き、男はミハエル=マクベイと名乗り消えた。 部屋に入ってきたヨハンは、惨状に立ちすくむ。まだ正気の戻らないカインが飛び掛る。 しかし、割って入ったマリアが超能力でカインを吹き飛ばした。 その衝撃で意識を取り戻すカイン。アンナの死に、涙を流した。 そして、カインの復讐は始まった。 カインが目を覚ますと、マリアが心配そうに覗き込んでいた。 ヨハンの私設病院に運び込まれかくまわれていたのだ。 何が何だかよく分からないが、とにかく行動しなければならない。 動こうとするカインを、ヨハンが止める。しかし、カインは聞かない。 ため息をついて、ヨハンは彼と共に行くことにした、 ヨハンとて、この件に関わってしまった以上、今までどおりではいられないのだ。 443 :E:2011/09/14(水) 00 17 45.68 ID gQAbObxz0 ヨハンが推測するには、政府は超能力を持つマリアを捕縛したがっており、 そのために彼女に関わった者全てを抹消するつもりなのだろうとのこと。 まずは、抹消されたIDをどうにかすることが先決だ。 IDがなければ、この世界では暮らしていけない。 蛇の道は蛇、そう語るヨハンの案内で以前にも立ち寄ったバーへ。 ヨハンは、個人的な研究のための薬品を入手するために裏社会とつながりがあるらしい。 なじみの情報屋から、偽造IDカードを扱っている組織についての情報を得た彼らは ロストナンバーと呼ばれる無法地帯へ。 元締めのいる廃ビルに向かうと、当然ながら手下達に止められる。 カインの遠慮会釈のない言葉のために場は一触即発状態に。 それを鎮めたのは、他ならぬ元締めだった。 カインのことについて知っているらしい元締めに案内され、エリアの奥へ。 元締め曰く、偽造カードを製造している施設は別にあるため自分で取りにいけとのこと。 その間のつなぎとして、一定期間でデータの消える仮のカードを渡してもらう。 特に代価を要求しなかった元締めを怪しむが、今は他にすがるものもない。 廃屋の地下に隠された施設へ向かうことに。 地下の施設までの道のりには凶暴化したネズミやミミズが巣くっていた。 それらを退け、カイン達は施設へとたどりついた。 中にいたのは、やけに落ち着きのない金髪の女。 まだノルマが終わっていないことを謝る彼女に、冷静に客だと名乗るカイン。 どうやら、彼女は組織の人間だと思っていたらしい。彼女はエキドナと名乗った。 カインの話を完全に無視し、エキドナは身の上話を始める。 孤児だった彼女は犯罪組織に拾われ、小さい頃からハッキングや偽造などを叩き込まれた。 そして現在、ここで偽造IDカードを作らされているのだ。 キレかかるカインをなだめながら、ヨハンは彼女に急いでくれるよう穏やかに頼んだ。 しばらくしてから、IDカードが完成した。 予想より簡単に手に入ったと安堵するヨハンの隣で、カインはドアをにらむ。 カインの指示でドアから離れると、そのタイミングで特殊部隊が突入してきた。 「…実験素体『イヴ』を確認。これより捕獲する」 怯えた顔で後ずさるマリア。自分も抹殺対象に入っていることに慌てるエキドナ。 特殊部隊員の後ろには、入り口でもめそうになった手下達。 組織は、政府と裏で繋がっていたのだ。そして、エキドナをエサにカイン達を誘導した。 見捨てられたことにショックを感じるエキドナに構わず、カイン達は手下を返り討ちに。 人が死ぬ場面を見てしまったエキドナは、思わず人殺しと叫んでしまう。 しかし、特殊部隊はそんなエキドナにも銃を向ける。やむなく応戦することに。 特殊部隊員全員を殺した後、人を殺した感触に嘔吐するエキドナ。 彼女をなだめ、ヨハンは急いで脱出しようと提案する。 444 :E:2011/09/14(水) 00 18 11.66 ID gQAbObxz0 真っ暗な部屋の中、マクベイと一組の男女が向かい合っていた。 包帯を全身に巻いた女――ユェンが、イヴの捕獲に失敗したマクベイを問い詰める。 盲目の男――イサクも、それに同調する。 しかし、マクベイは余裕の表情だ。そして、この件からは外れると言い出した。 『委員会』の目的を忘れたのかと問い詰める二人を無視し立ち去るマクベイ。 苛立ちながらも、二人だけで計画を進めることにしたユェンとイサク。 「母のもとで会おう」 どさくさに紛れて、エキドナはカイン達と共にヨハンの病院に逃げ込んでいた。 結局、組織に捨てられ帰る場所を失ってしまったエキドナを匿うことに。 立ち直りの早いエキドナに不安を覚えるも、次の行動を考えるカイン達。 カインは、エキドナに政府のデータベースに侵入できないか訊ねた。 一般の端末からは無理でも、政府施設の端末からならできるかもと答えたエキドナ。 エリア2の工場内ラボはどうかと提案するヨハンの案に、カインは乗った。 受付をかなり乱暴な手段で突破したカイン。当然、すぐバレた。 工場見学に来たなどという愉快な嘘をつくエキドナを無視し、カインは職員を黙らせた。 戦闘後に興奮しているカインを見てドン引きのエキドナ。 要所要所の扉のロックをエキドナに解除してもらいながら、一行は奥へ進む。 しかし、最後の扉のロックが開かない。するとマリアが超能力で扉をこじ開けた。 急いで潜り込んでハッキングを開始。マクベイのことを調べる。 データはほとんど無かったが、彼が「委員会」に所属していることが判明。 アダム=クリスト発案のプロジェクトEを実行しているようだ。 しかし、概要は暗号化されていて読めそうにない。 するとマリアが超能力を用い、この部屋の過去の光景をその場の全員に見せた。 マクベイとクリスト、イサクとユェンが何かを話している。 ヨアヒムがふさぎこんでいること、背徳的な道だがやらなければならないということ。 すると、イヴが入ってきた。ユェンが制止する。 イヴはクリストの娘のようだ。父に話しかけるが、彼は応えなかった。 「…部屋へ戻るんだ、イヴ。お前は――なのだから」 カイン達が驚いていると、不意に部屋の入り口から声がした。 「なかなか面白いショーだったぜ。そんな能力もあったか、イヴ」 イサクとユェンだ。ヨハンがとっさにイサクに向かって発砲した。 しかしイサクは素早くそれをかわす。銃弾は、後ろにいたユェンに命中した。 それなのに、ユェンは顔色一つ変えない。傷は、一瞬で塞がった。 銃は聞かないと見て取ったカインはユェンに斬りかかる。 しかし、ユェンの再生能力はカインの攻撃力を上回っていた。 なすすべもないカイン達に、包帯が意志をもって襲い掛かってきた。 445 :E:2011/09/14(水) 00 18 34.77 ID gQAbObxz0 捕らえられ、別々に投獄されたカイン達。 脱獄しようと試みるカインに、隣の囚人が静かにしろとたしなめる。 情報が欲しいカインは顔も見えない隣人に話しかける。呆れながらも、返事は返ってきた。 カイン達が捕らえられたのは、政府にとって都合の悪い人物を閉じ込める牢獄。 死んで魂になったら、出られるかもしれないとのこと。 納得のいかないカインをたしなめる囚人。どうやら、投獄されて長いようだ。 しかしカインは止まらない。鉄の破片で鉄格子を開けようと試みた。 その音を聞きつけた看守が、カインの牢にやってくる。 が、カインを怒鳴りつけていた看守は、横合いからの銃弾に倒れた。 隣の囚人が、下手人である赤毛の女を見て驚いた。 「ベロニカ!? どうしてここに…?」 ベロニカは、隣のノアを助けにきたのだ。 やる気がないながらも、ベロニカと共に脱獄するノア。 が、ふとノアは立ち止まって戻った。 「…で、どうするボウヤ?」 道中、他の牢に入れられていたエキドナとヨハンを救出する。 すると、ベロニカの仲間が血まみれになって這ってきていた。 どうやら、イヴの奪取に失敗し全滅したようだ。 ベロニカが必死に呼びかけるが、彼は助からなかった。 さらに進むと、マリアが立っていた。しかし、様子がおかしい。 すると、マリアの背後に突然マクベイが現れた。飛び掛るカイン。 しかし、マリアが超能力を使いカインを弾き飛ばす。 マクベイ曰く、今のマリアは近くの強い意思に直接影響されるという。 もし彼女の傍で殺意を抱いて殺しあえば、ベロニカの仲間達のようになる。 「キミは忘れているのかい?」 マクベイの質問の意味が分からず、問い返すカイン。 記憶を取り戻すようにとマクベイは告げる。それまでイヴを預けるといい、姿を消す。 それを待っていたかのように、マリアが普段のマリアに戻る。 ベロニカに一喝され、一同は急いで脱出することに。 マリアは、行こうと差し出されたカインの手を取った。 反政府組織の仲間にイヴ奪還作戦の(一応の)成功を報告するベロニカ。 そして、連れてきた一行を紹介する。 奪還作戦のターゲットのマリア。そして、組織の発足者たる英雄ノア。 もっとも、ノア本人は10年前に投獄されて気力を失っている様子。 そして、ようやくベロニカはカイン達の名前を聞いていないことに思い至った。 ヨハンとエキドナが名乗るが、カインが元特殊部隊員と名乗った途端空気が一変。 慌てて事情を説明したヨハンと仲裁に入ったノアのおかげで、ベロニカは銃を下げる。 とりあえず捕虜扱いのようだが、安全な拠点は確保できたようだ。 446 :E:2011/09/14(水) 00 19 18.94 ID gQAbObxz0 路地裏の喧嘩屋と戦ったりマリアと鬼ごっこをしたりと束の間の休息を味わうカイン。 すると、本部に組織のメンバーの一人が駆けつけてきた。 彼はロストナンバー支部にいたメンバーで、政府に強襲されたことを伝えに来たのだ。 ベロニカは支部の仲間を助けるために応援に行くと告げた。 エキドナはあそこに帰りたくないと渋ったが、そんなものを聞くベロニカではない。 一行はロストナンバーに向かった。 政府軍は、予想以上に早く支部を占拠していた。 生き残りのメンバーによれば、内通者がいるのではないかとのこと。 支部内の特殊部隊を撃退して進む。奥では、ベロニカが内通者を追い詰めていた。 助けを求めてくる元締めに、エキドナが凍りつく。 元締めは、エリアの情報を政府に横流ししていたのだ。 捨てられた理由を問うエキドナだったが、元締めは自分を助けろと言うばかり。 「……嫌」 自分の手で元締めを殺したことに動揺するエキドナ。しかし、絶望している場合ではない。 ベロニカにエレベーターのパスコードを聞き出し、地下へ向かう。 さらに激しくなる敵の攻撃をしのぎながら進むと、ベロニカがイサクと戦っていた。 しかし、満身創痍のベロニカと対照的にイサクは無傷だ。 イサクは盲目だが、数秒先の未来に起こりうる事象が「見える」のだ。 後ろに悠然と控えていたユェンが、カイン達に気付いた。待ち構えていたようだ。 以前の傷が全くないユェンを、カインは化け物と呼ぶ。 しかし、イサク達は怒るどころかむしろそれに同調する。ヒトを超えた生物であると。 そして、イヴ――マリアは扉を開く鍵であり次の進化種の母となる存在であるという。 イヴを渡せと詰め寄る二人。しかし、ベロニカが自爆装置を作動させた。 道連れ覚悟のベロニカに、委員会は一旦引いた。カイン達も逃げることに。 しかし、ベロニカは足をやられていて走れない。結局カインが背負って逃げた。 生き残った数名と共に本部に逃げ帰った一行。ヨハンがベロニカを診察する。 しかし、ロストナンバー支部が壊滅したことによる戦力低下が激しい。 また、あのエリアにももう近づけないだろう。 10年前、Eve return the Eden――E計画の存在を知り、ノアは捕らえられたという。 ここまでおおっぴらに動いているということは、大詰めに近いのだろう。 しかし、今のまま委員会の超能力者達と戦っても勝算はない。 悩む一同に、策があると告げるヨハン。渋るノアは、ベロニカの一発でやる気を出した。 ヨハンに言われた材料を集めるために、一同はエリア2の工場建設跡地に向かう。 447 :E:2011/09/14(水) 00 19 50.92 ID gQAbObxz0 カインは夢を見た。 一面に血がぶちまけられた部屋。そこに、委員会のメンバーが集っていた。 考えの相違を理由に委員会を去るヨアヒム。最後にクリストの手術を行うという。 クリストはヨアヒムを止めなかった。 ベロニカが語るには、委員会のメンバーはかつてはただの研究者だったという。 しかし、自分達まで実験材料にした挙句、化け物になってしまったのだ。 ベロニカや組織のメンバー達も、そんな実験のために作られたクローン体だった。 だから、ベロニカ以外のメンバーは同じ顔をしているのだ。 人権を持たない彼らは、生きるために戦う以外なかった。 工場跡地でヨハンに指定された材料を集めたカイン達。 材料集めのために殺したサカナの子供達を、エキドナはじっと見つめていた。 ヨハンが切り札を作っている間、ノアがエキドナをシャワーに誘う。 仲良くシャワールームに入った二人を見送る。しばらくして、エキドナの悲鳴が。 ほうほうの体で逃げてきたエキドナは、ノアに捕まってシャワールームへ連行された。 実は、ノアは染色体異常による半陰陽だったのだ。 多分無茶はしないだろうというベロニカの後ろで、悲鳴とノアの楽しそうな笑い声が響く。 多少時間はかかったが、ヨハンはついに切り札を作り出した。 集められた材料から作った毒を詰めた弾丸だ。ただし、一発だけ。 最も射撃精度の高いベロニカに、ヨハンは『ヴェノム001』を手渡した。 突撃……もとい潜入に成功した一行。見るもおぞましい実験体達を退けながら進んでいく。 研究施設には、断片的ながらプロジェクトEの情報が残されていた。 かつて地上を滅ぼしたウィルスが、人類進化計画のために培養されていたものであったこと。 その研究をベースに、人類を地上へ戻そうという計画がプロジェクトEであること。 そしてイヴが、その研究で重要な因子を持つ実験素体であったこと。 そんな中、ベロニカシリーズの培養室を発見した。ベロニカの産まれた場所だ。 ベロニカ達は、最初に作られた8体全てが体に欠損を持っていた。 廃棄処分となった8体の残った部分を繋ぎ合わせて作られたのが、9人目のベロニカなのだ。 培養槽が2つ壊れて空っぽなのが気になるが、とにかく先へ進む。 448 :E:2011/09/14(水) 00 20 11.22 ID gQAbObxz0 セキュリティロックを解除し、さらに奥へと進む。 すると、ベロニカが「自分」の気配を感じた。 その先にいたのは、体の欠けたベロニカの「姉」達。脱走していたのだ。 襲い掛かってくるベロニカを殺した一同。落ち込むベロニカを、カインが奮い立たせる。 施設の最奥では、ユェンが一行を待っていた。 キリンの話から進化という可能性について語るユェン。 それを切り捨てたベロニカに、証明してみせるよう告げた。 必死で戦うカイン達。しかし、ユェンには物足りないようだ。 ベロニカは必殺のチャンスを狙い、もっと消耗させるべくさらに攻撃を激しくする。 ついに、ユェンの再生能力に異常が発生する。久方ぶりの痛みに悶えるユェン。 しかし、それでも彼女は倒れない。傷は瞬く間に癒えていく。 勝ち誇るユェンの胸に、近づいたベロニカが銃口を突きつけた。 「死なない生命なんて、単なる物質よ」 ヴェノム001が、過たずユェンの胸に撃ち込まれた。 ユェンの再生能力――高速の代謝機能は、発癌性物質による癌の発生をも高速にした。 彼女の体は瞬く間に癌細胞の塊となり、膨れ上がって弾けて死んだ。 ユェンの可能性は、生き残れなかった。 ちっとも残念そうに見えないマクベイとは対照的に、イサクは怒り狂っていた。 ユェンの仇をとるために去ったイサクを見送り、マクベイは呟いた。 「淘汰が始まった…。進化の時は近いな…」 鋭い殺気を感じたカイン。しかし、他の仲間達は気づいていない。 嫌な予感がしたカインは、暢気に散歩に出かけたエキドナを探す。 どうやらエキドナは、工場跡地に向かったようだ。後を追うカイン。 エキドナは、サカナの巣の前にいた。サカナの子供達に、エサをあげていたのだ。 復讐しても誰も喜ばないと言うエキドナ。しかし、カインは止まらない。 とりあえずエキドナを連れて本部に戻ることに。その帰り道に、イサクが待ち構えていた。 応戦するも、攻撃が全く当たらない。苛立ちを隠しきれないイサク。 恐怖に凍り付いていたエキドナを気絶させ、イサクはエキドナを連れ去った。 仲間と共に、エリア0の中央病院に来いと言い残して。 ヨハンの治療を受けながら、カインは事情を説明した。 そんなカインを殴るベロニカ。彼女なりの励ましのつもりだったようだ。 さらわれたエキドナを助けるため、彼らは準備を急いだ。 カインの胸の内の告白を聞いたマリアの胸に、ある思いが芽生えた。 449 :E:2011/09/14(水) 00 20 33.50 ID gQAbObxz0 中央病院は、普段どおりの穏やかな様子だった。そんな中、厳重にロックされたドアが。 とりあえず開けてみようとしたカインに反応し、ロックが解除された。 「来い」ということだろう。カイン達はその向こうに足を踏み入れた。 その向こうは、病院の真の姿だった。血まみれのベッドが並ぶ病室、うろつく被験体。 エキドナの無事を信じながら、カイン達は奥へ進む。 途中、どこかで見たような血まみれの部屋が。 「Killing Armored Inheritor Numbers SERIAL666」 戦闘種として作られた実験体だったようだが、かなり凶暴だったようだ。 廃棄されるところを、別の実験に利用されたらしい。 幸か不幸か、その実験体は見当たらない。カイン達はさらに奥へと進んだ。 がらんとした一室に、エキドナは拘束されていた。 殴られたりしたのだろう、顔が血まみれだ。しかし、とりあえずは生きている。 イヴに戻るように言うイサクだが、マリアは舌を出して拒否する。 その態度に腹を立てながらも、イサクはカイン達をなぶり殺しにするため刃を抜いた。 必死で戦うカイン達。しかし、本気を出したイサクにはかすり傷すらつけられない。 まだまだいたぶり足りないイサクは、エキドナを的にダーツを始めようとする。 イサクがナイフを構えた瞬間、カインの目の前に獣が現れた。 両腕を落とされ、イサクは絶叫した。 視えていても、かわせない。ついにイサクは、自分の死を見た。 雄たけびをあげるカインに、ヨハンが慌てる。 一度ああなると、無差別に暴れて手がつけられなくなるという。 しかし、彼らが動くより先にカインは窓ガラスを破ってどこかへ行ってしまった。 満身創痍のエキドナをヨハンに任せ、ベロニカはカインを探しに向かう。 探す当てはあるのかと訊ねるエキドナに、ノアは簡単なことだと答えた。 「血生臭い事件が起こったら、そこに行けばいいんだよ」 450 :E:2011/09/14(水) 00 21 01.96 ID gQAbObxz0 カインが目を覚ますと、そこはあの血まみれの部屋だった。 目の前には、政府職員らしき男が立っている。 ここは、カインの原風景。そして彼は、アダム=クリスト。全ての元凶。 クリストは、カインに語り始めた。 かつてヒトは楽園を追放された。ヒトは、楽園へ戻ろうとした。それがプロジェクトE。 しかし、クリストの体は病魔に侵されていた。そこで、実験体666に自分の脳を移植した。 手術は成功。ところが、体に残った実験体の心がクリストに反発を始めた。 争ううちに、「獣」とクリスト双方の存在そのものが危うくなった。 そこで彼らは、新たな精神を作り出して体を預け、眠りについた。 その精神こそが、カインだったのだ。 しかし、アンナが殺されたことによって獣が復活を企んだ。 自分の心の奥底で、カインはついに獣と向き合った。 必死にカインを探し続けるベロニカ達。すると、それっぽいニュースが。 政府に捕らえられる前に、カインの元へと向かう。すると、マクベイと遭遇した。 委員会の中でマクベイだけが、カインの正体に気がついていたのだ。 しかし、誰がカインを隠していたかまでは分かっていないようだ。 カインの正体を一行に語るマクベイ。動揺する一行に、カインのことは任せたという。 薄暗い建物の奥に、カインは立っていた。 エキドナがおずおずと呼びかけるが、返事をしたのは「獣」だった。 侵食がかなり進んでいるのだ。しかし、殺してしまえばカインも死ぬ。 動揺する一同に、獣は容赦なく憎しみを込めて襲い掛かってきた。 カインが気が付くと、そこは見慣れた自分の家だった。 目の前には、自分の話を聞いていなかったことにふくれるアンナ。 しかしすぐに機嫌を直し、デートしようと言ってくる。 いつもの、よくある日常の一コマだ。 しかし、何故だか帰る場所があった気がする。ここは自宅なのに。 待っている誰かがいた気がする。アンナは目の前にいるのに。 それを言うと、アンナは思い出してはいけないという。 ここにいれば、苦しいことも辛いこともないのだと。 エンディング分岐:アンナの質問にはいと答える そうだ。自分の居場所はここなのだ。カインは座りなおした。 「いつまでも…幸せに暮らそうね…」 そして、カインの魂は永遠の眠りについた。幸福な夢を見ながら。 453 :E:2011/09/14(水) 01 33 45.57 ID gQAbObxz0 バイバイさるさんに引っかかってました。 以下続き。 しかし、カインは首を振って立ち上がった。 アンナは寂しげな顔をしたが、すぐに笑ってカインを送り出した。 監視役としての彼女の役目は、もう終わったのだ。 偽りの生活でも、過ごした日々は幸せだったとアンナは言った。 そして、「カイン」は紛れもなくここに存在するのだと。 幸せな偽りの夢は終わり、カインはクリストと「獣」と向き合った。 二人を引き連れ、カインは向かう。 帰るべき場所へ。待っている人達の元へ。 カインが目を開けると、嬉しそうに笑うマリアが見えた。 そして、エキドナが泣きながら抱きついた時に生じた痛みに意識が覚醒する。 殺さないようにはしたものの、獣の猛攻の前には手加減が難しかったのだ。 カインが倒れた後のベロニカの様子を教えようとするノアをベロニカが必死で遮る。 騒がしい周囲に頭痛を起こすカイン。すると、不意に大地が揺れた。 カインが眠っていた間に、ジオフロントエレベーターのゲートが開いたのだ。 その先にあるのは地獄か、天国か。地上へ通じる扉が、開かれた。 (ここで好感度が高いキャラがいると、イベントを発生させられます。 2人以上いても、起こせるのは1つだけです。誰のイベントかを選ぶことは可能。 特にこだわりがないならハーティー以外がおすすめ。ハーティーはかなりきついです) ジオフロントゲートに乗り込んだカイン達。 ホログラムで誤魔化された入り口を発見し、奥へと進んでいく。 その奥では、マクベイがカイン達を待っていた。 マクベイは、自分とカイン達のどちらかが選ばれ、世界を始めることになるという。 そのために自分と戦えと。計画を潰したいカインにも、異存はなかった。 空間干渉能力を持つマクベイだったが、委員会と渡り合ったカイン達の敵ではなかった。 復讐してやると叫んだカインに、マクベイは首をかしげる。 アンナの名前を聞いたマクベイは、ようやくカインの怒りの理由を知って笑った。 マクベイがカインの部屋についた時には、既にアンナは殺されていたのだ。 「ヨアヒム……謀ったな……」 そう呟いたマクベイの眉間に銃弾が撃ち込まれた。その衝撃で落下するマクベイ。 銃を降ろして、ヨハンは笑顔でカインに言った。復讐を成し遂げたのだと。 454 :E:2011/09/14(水) 01 34 42.10 ID gQAbObxz0 もうここにいる理由はない。脱出する道を探すカイン達。 しかし、前に進む道しかない。その途中、ベロニカは殺気を感じてとっさに動いた。 急所は外したものの、ベロニカは重傷を負う。その後ろに、マクベイが現れた。 死んだはずだと驚く一同に、マクベイはあっさりと死んだことを認めた。 「それが何人目のボクなのかは知らないけど」 マクベイには多くのクローンがいたのだ。多すぎて、どれが本物なのか分からなくなったという。 空間歪曲能力を使って現れたマクベイ達を、ノアが足止めする。 ホログラムの扉の向こうに駆け込んだカイン達。最後にたどり着いたベロニカは入り口を破壊した。 まだまだ現れるマクベイ達を、先へ進めさせないために。 (ハーティーが仲間になっているとベロニカはノアと共に残り、ハーティーが入り口を破壊。 どっちにしろ、先に進めるのはカイン、マリア、ヨハン、エキドナのみ) 扉の先は、庭のようだった。 木や草が生い茂り、花々が咲き誇り、清水が静かに流れる。 その向こうに、扉があった。出口なのだろうか。期待に胸を膨らませるエキドナ。 その胸を、ヨハンが後ろから貫いた。涙を流して、エキドナは血溜りに沈んだ。 扉の向こうにあるのは、地上。ここが地上と地下の最終遮断壁なのだ。 ヒトは楽園に戻ってはならない、滅びるべきだとヨハンは語る。 そのために、委員会とカイン達を裏で煽って潰し合わせたのだ。アンナを殺して。 委員会を去ったヨアヒムは、名を変え姿を変え、人類を滅ぼすために暗躍していたのだ。 そして、ここにいる全員が死ねば、ヨハンの計画は完成する。 委員会と渡り合ったカインにとって、ヨハンは敵ではなかった。 血を流し倒れるヨハンに、マリアが近づく。 「イヴ…マリア…受け取れ…僕の絶望を…」 マリアは、覚醒した。 全てを滅ぼそうと襲い掛かってくるマリアに、カインは―― エンディング分岐:戦う 楽園へ至る扉の前で、カインとマリア――イヴは殺しあう。 勝ったのは、カインだった。 しかし、全てを失ったカインには扉を開ける気力など残されていなかった。 エンディング分岐:戦わない(全員の好感度が一定以下) 全て滅ぼし、一糸まとわぬ姿となったマリアは、たった一人で地上への扉を開いた。 プロジェクトEの通りに、イヴが楽園へ戻ったのだ。 エンディング分岐:戦わない(全員の好感度が一定以上) 全てが光に包まれた後、マリアの姿はどこにもなかった。カイン達は、それぞれの日常へ戻った。 エキドナは後遺症で車椅子生活を余儀なくされたものの、一命は取り留めた。 ベロニカはノアの薦めで政府との和解を勧めている。 ハーティーは相変わらず路地裏で喧嘩屋としてその日暮らしをしている。 マリアは、楽園はどこかにあるものではないと伝えたかったのだろう。 自分自身の中にある希望に気付きさえすれば、どこだって楽園になるのだと。 エキドナと共に訪れた墓の前で、カインは穏やかに思いをはせた。 ストーリーはここまで。 ついでなんで、各キャラの好感度イベントものっけますー。 455 :E:2011/09/14(水) 01 38 51.92 ID gQAbObxz0 マリアの場合 外に出たいとせがむマリア。カインはそれに付き合うことに。 カインにもたれかかって眠るマリアの顔を、カインは穏やかな気持ちで眺めた。 繋いだ手を握り返すと、マリアは幸せそうに笑った。 エキドナの場合 二人きりで話そうとカインを連れ出すエキドナ。 組織のメンバーがこっそり見守る中、エキドナはカインに思いのたけをぶつける。 いいことばかりではなかったけれど、自分を受け入れてくれる人がいて嬉しかったこと。 みんなと、カインと一緒にいつまでも暮らせればいいと思っていること。 生きてここに帰ろう。二人は約束した。 ノアの場合 いつもは飲んだくれているノアだったが、今日に限っては酒を飲んでいなかった。 復讐に燃えるカインを見て、彼女はかつての自分を思い出していた。 憤りのままに動いたが、それでも世の中は変わらない。ノアは、諦めてしまった。 しかし、カインと共にいることで彼女の心に再び火がともった。 素面のノアの告白を、カインは受け入れた。ぬるくなった酒が、今までで一番美味しく感じた。 ベロニカの場合 二人きりで話そうとカインを連れ出すベロニカ。 しかし、いざ二人きりになるとベロニカはしどろもどろになってうまく話せない。 どちらかが、あるいは二人とも死んでしまう覚悟はするべきだと言うベロニカ。 しかし、カインを失うことを怖れ、そんな思いを抱く自分を弱くなったと言う。 守ってやるとうなずいたカインに、ベロニカははにかみながら感謝した。 ハーティーの場合 路地裏にカインを呼び出したハーティー。今回こそ決着をつけるという。 自分には暴力以外に価値がないと思っているハーティーには、これしかないのだ。 いつも以上に激しいハーティーの猛攻をいなし勝利するカイン。 負けたのだからとどめをさせと言うハーティーに、カインは手を差し伸べた。 それは拳しか作れないハーティーが、生まれて初めて掴んだ手だった。 以上です。 続編は、好感度イベントが難しいんだよなぁ。というわけで予約はしません。 でも時間がとれたら書くと思います。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1624.html
E.(Eve return the Eden) part58-441~450, 453~455 441 :E:2011/09/14(水) 00 16 46.19 ID gQAbObxz0 フリーゲームのE.を投下します。 でもこのゲームの萌えと燃えは実際にやらないと分からないかと。 政府直轄の研究施設に、反政府テロリストが立てこもっている。 その鎮圧のため、特殊部隊が施設に突入する。 目的は、研究者の安全確保、並びにテロリストの殲滅。 それ以外は何も見るな、見ても忘れろ。隊長はそう命令した。 射殺された研究者も少なくないが、何とか生存者を見つけ保護していく。 道中テロリストと戦闘することもあったが、それも倒していく。 (敵グラが同じじゃねーかとツッコミは入れないように) しかし、3階に辿り着いた隊員が見たものは、血まみれの隊長だった。 テロリストは既に逃走しており、2階にいたのは足止め要員だったのだ。 逃げろ、バケモノが……そう言い残して隊長は死んだ。 警戒しながらも奥へ進む。途中、誰かの気配を感じたが、すぐに消えた。 死んだ仲間や血痕をたどって奥へ進む。 すると、死体の転がる部屋に白い服を着た少女が立っていた。 隊員に怯え、後ずさる少女。怖がらせないため、彼はマスクを外した。 おずおずと近づいてくる少女に、隊員はカインと名乗った。 しかし、彼女はわずかにうめくだけ。とりあえず、少女を連れて退避することに。 一瞬、カインの脳裏に微笑みながら隊員を殺す少女のイメージが浮かんだ。 そんなイメージを振り払い、カインは少女と共に研究所を脱出した。 とりあえず、本部に連絡だけして少女を自宅に連れ帰ったカイン。 恋人のアンナが、自分のお古を着せたりと面倒を見てくれた。嬉しそうな少女。 記憶がないらしい少女に、アンナはマリアと名前をつけた。 医者の友人に明日診てもらうといったカインに、アンナはまた来ると言って帰った。 夜、ベランダで上を見上げているカインのもとにマリアがやってきた。 その視線の先には、灰色の天井。 かつて、世界中で猛威を揮った新種のウィルス。人々は、ウィルスから逃れ地下に潜った。 それが、今現在彼らのいるこの場所だ。だからカインは、空を見たことが無い。 死ぬまでに一度は空を見たいと呟くカインに、マリアも同意するようにうなずいた。 442 :E:2011/09/14(水) 00 17 16.60 ID gQAbObxz0 翌日、カインはマリアを連れて待ち合わせのバーへ向かう。 入れ違いでアンナがカインの部屋を訪れる。 友人のヨハンが言うには、政府の公式発表は実際とかなり異なるようだ。 仕方の無いことだと割り切って、カインはマリアをヨハンにみせる。 どうやら、マリアは事件のショックで記憶を封じ込め、言語障害も引き起こしているらしい。 彼女から事件のことを聞くのは不可能だろう。 気長に様子を見ることにし、会計を済ませようとするカイン。 しかし、彼のIDカードが使えなくなっていた。IDが削除されていたのだ。 ヨハンがとっさに自分のカードを使ったために、何とかその場は丸くおさまった。 しかし、IDカードが使えなくなるとなると、政府が絡んでいることになる。 悪い予感がし、カインはヨハンにマリアを託して自宅へ急いだ。 自宅には、特殊部隊員が待ち構えていた。そして、アンナの死体を見つめる黒衣の男。 「彼女の事は残念だったね。まったく気の毒だ」 笑顔でそう言い放つ男は、少女を引き渡すように告げる。 しかし、カインは男の話など聞いていなかった。 真っ暗な闇の中、カインは影と向き合っていた。 「俺は お前という 獣…」 憎しみを語り、お前など知らないというカインを嘲笑う影。 解放してやると、影は囁く。 カインは突然暴れ出し、特殊部隊員達を殺す。それを見て楽しそうに笑う男。 吠えながら男に飛び掛るカイン。しかし、男にはなぜか攻撃が当たらない。 そして、外からヨハンの声が。心配して駆けつけてきたようだ。 計画を修正する必要があると呟き、男はミハエル=マクベイと名乗り消えた。 部屋に入ってきたヨハンは、惨状に立ちすくむ。まだ正気の戻らないカインが飛び掛る。 しかし、割って入ったマリアが超能力でカインを吹き飛ばした。 その衝撃で意識を取り戻すカイン。アンナの死に、涙を流した。 そして、カインの復讐は始まった。 カインが目を覚ますと、マリアが心配そうに覗き込んでいた。 ヨハンの私設病院に運び込まれかくまわれていたのだ。 何が何だかよく分からないが、とにかく行動しなければならない。 動こうとするカインを、ヨハンが止める。しかし、カインは聞かない。 ため息をついて、ヨハンは彼と共に行くことにした、 ヨハンとて、この件に関わってしまった以上、今までどおりではいられないのだ。 443 :E:2011/09/14(水) 00 17 45.68 ID gQAbObxz0 ヨハンが推測するには、政府は超能力を持つマリアを捕縛したがっており、 そのために彼女に関わった者全てを抹消するつもりなのだろうとのこと。 まずは、抹消されたIDをどうにかすることが先決だ。 IDがなければ、この世界では暮らしていけない。 蛇の道は蛇、そう語るヨハンの案内で以前にも立ち寄ったバーへ。 ヨハンは、個人的な研究のための薬品を入手するために裏社会とつながりがあるらしい。 なじみの情報屋から、偽造IDカードを扱っている組織についての情報を得た彼らは ロストナンバーと呼ばれる無法地帯へ。 元締めのいる廃ビルに向かうと、当然ながら手下達に止められる。 カインの遠慮会釈のない言葉のために場は一触即発状態に。 それを鎮めたのは、他ならぬ元締めだった。 カインのことについて知っているらしい元締めに案内され、エリアの奥へ。 元締め曰く、偽造カードを製造している施設は別にあるため自分で取りにいけとのこと。 その間のつなぎとして、一定期間でデータの消える仮のカードを渡してもらう。 特に代価を要求しなかった元締めを怪しむが、今は他にすがるものもない。 廃屋の地下に隠された施設へ向かうことに。 地下の施設までの道のりには凶暴化したネズミやミミズが巣くっていた。 それらを退け、カイン達は施設へとたどりついた。 中にいたのは、やけに落ち着きのない金髪の女。 まだノルマが終わっていないことを謝る彼女に、冷静に客だと名乗るカイン。 どうやら、彼女は組織の人間だと思っていたらしい。彼女はエキドナと名乗った。 カインの話を完全に無視し、エキドナは身の上話を始める。 孤児だった彼女は犯罪組織に拾われ、小さい頃からハッキングや偽造などを叩き込まれた。 そして現在、ここで偽造IDカードを作らされているのだ。 キレかかるカインをなだめながら、ヨハンは彼女に急いでくれるよう穏やかに頼んだ。 しばらくしてから、IDカードが完成した。 予想より簡単に手に入ったと安堵するヨハンの隣で、カインはドアをにらむ。 カインの指示でドアから離れると、そのタイミングで特殊部隊が突入してきた。 「…実験素体『イヴ』を確認。これより捕獲する」 怯えた顔で後ずさるマリア。自分も抹殺対象に入っていることに慌てるエキドナ。 特殊部隊員の後ろには、入り口でもめそうになった手下達。 組織は、政府と裏で繋がっていたのだ。そして、エキドナをエサにカイン達を誘導した。 見捨てられたことにショックを感じるエキドナに構わず、カイン達は手下を返り討ちに。 人が死ぬ場面を見てしまったエキドナは、思わず人殺しと叫んでしまう。 しかし、特殊部隊はそんなエキドナにも銃を向ける。やむなく応戦することに。 特殊部隊員全員を殺した後、人を殺した感触に嘔吐するエキドナ。 彼女をなだめ、ヨハンは急いで脱出しようと提案する。 444 :E:2011/09/14(水) 00 18 11.66 ID gQAbObxz0 真っ暗な部屋の中、マクベイと一組の男女が向かい合っていた。 包帯を全身に巻いた女――ユェンが、イヴの捕獲に失敗したマクベイを問い詰める。 盲目の男――イサクも、それに同調する。 しかし、マクベイは余裕の表情だ。そして、この件からは外れると言い出した。 『委員会』の目的を忘れたのかと問い詰める二人を無視し立ち去るマクベイ。 苛立ちながらも、二人だけで計画を進めることにしたユェンとイサク。 「母のもとで会おう」 どさくさに紛れて、エキドナはカイン達と共にヨハンの病院に逃げ込んでいた。 結局、組織に捨てられ帰る場所を失ってしまったエキドナを匿うことに。 立ち直りの早いエキドナに不安を覚えるも、次の行動を考えるカイン達。 カインは、エキドナに政府のデータベースに侵入できないか訊ねた。 一般の端末からは無理でも、政府施設の端末からならできるかもと答えたエキドナ。 エリア2の工場内ラボはどうかと提案するヨハンの案に、カインは乗った。 受付をかなり乱暴な手段で突破したカイン。当然、すぐバレた。 工場見学に来たなどという愉快な嘘をつくエキドナを無視し、カインは職員を黙らせた。 戦闘後に興奮しているカインを見てドン引きのエキドナ。 要所要所の扉のロックをエキドナに解除してもらいながら、一行は奥へ進む。 しかし、最後の扉のロックが開かない。するとマリアが超能力で扉をこじ開けた。 急いで潜り込んでハッキングを開始。マクベイのことを調べる。 データはほとんど無かったが、彼が「委員会」に所属していることが判明。 アダム=クリスト発案のプロジェクトEを実行しているようだ。 しかし、概要は暗号化されていて読めそうにない。 するとマリアが超能力を用い、この部屋の過去の光景をその場の全員に見せた。 マクベイとクリスト、イサクとユェンが何かを話している。 ヨアヒムがふさぎこんでいること、背徳的な道だがやらなければならないということ。 すると、イヴが入ってきた。ユェンが制止する。 イヴはクリストの娘のようだ。父に話しかけるが、彼は応えなかった。 「…部屋へ戻るんだ、イヴ。お前は――なのだから」 カイン達が驚いていると、不意に部屋の入り口から声がした。 「なかなか面白いショーだったぜ。そんな能力もあったか、イヴ」 イサクとユェンだ。ヨハンがとっさにイサクに向かって発砲した。 しかしイサクは素早くそれをかわす。銃弾は、後ろにいたユェンに命中した。 それなのに、ユェンは顔色一つ変えない。傷は、一瞬で塞がった。 銃は聞かないと見て取ったカインはユェンに斬りかかる。 しかし、ユェンの再生能力はカインの攻撃力を上回っていた。 なすすべもないカイン達に、包帯が意志をもって襲い掛かってきた。 445 :E:2011/09/14(水) 00 18 34.77 ID gQAbObxz0 捕らえられ、別々に投獄されたカイン達。 脱獄しようと試みるカインに、隣の囚人が静かにしろとたしなめる。 情報が欲しいカインは顔も見えない隣人に話しかける。呆れながらも、返事は返ってきた。 カイン達が捕らえられたのは、政府にとって都合の悪い人物を閉じ込める牢獄。 死んで魂になったら、出られるかもしれないとのこと。 納得のいかないカインをたしなめる囚人。どうやら、投獄されて長いようだ。 しかしカインは止まらない。鉄の破片で鉄格子を開けようと試みた。 その音を聞きつけた看守が、カインの牢にやってくる。 が、カインを怒鳴りつけていた看守は、横合いからの銃弾に倒れた。 隣の囚人が、下手人である赤毛の女を見て驚いた。 「ベロニカ!? どうしてここに…?」 ベロニカは、隣のノアを助けにきたのだ。 やる気がないながらも、ベロニカと共に脱獄するノア。 が、ふとノアは立ち止まって戻った。 「…で、どうするボウヤ?」 道中、他の牢に入れられていたエキドナとヨハンを救出する。 すると、ベロニカの仲間が血まみれになって這ってきていた。 どうやら、イヴの奪取に失敗し全滅したようだ。 ベロニカが必死に呼びかけるが、彼は助からなかった。 さらに進むと、マリアが立っていた。しかし、様子がおかしい。 すると、マリアの背後に突然マクベイが現れた。飛び掛るカイン。 しかし、マリアが超能力を使いカインを弾き飛ばす。 マクベイ曰く、今のマリアは近くの強い意思に直接影響されるという。 もし彼女の傍で殺意を抱いて殺しあえば、ベロニカの仲間達のようになる。 「キミは忘れているのかい?」 マクベイの質問の意味が分からず、問い返すカイン。 記憶を取り戻すようにとマクベイは告げる。それまでイヴを預けるといい、姿を消す。 それを待っていたかのように、マリアが普段のマリアに戻る。 ベロニカに一喝され、一同は急いで脱出することに。 マリアは、行こうと差し出されたカインの手を取った。 反政府組織の仲間にイヴ奪還作戦の(一応の)成功を報告するベロニカ。 そして、連れてきた一行を紹介する。 奪還作戦のターゲットのマリア。そして、組織の発足者たる英雄ノア。 もっとも、ノア本人は10年前に投獄されて気力を失っている様子。 そして、ようやくベロニカはカイン達の名前を聞いていないことに思い至った。 ヨハンとエキドナが名乗るが、カインが元特殊部隊員と名乗った途端空気が一変。 慌てて事情を説明したヨハンと仲裁に入ったノアのおかげで、ベロニカは銃を下げる。 とりあえず捕虜扱いのようだが、安全な拠点は確保できたようだ。 446 :E:2011/09/14(水) 00 19 18.94 ID gQAbObxz0 路地裏の喧嘩屋と戦ったりマリアと鬼ごっこをしたりと束の間の休息を味わうカイン。 すると、本部に組織のメンバーの一人が駆けつけてきた。 彼はロストナンバー支部にいたメンバーで、政府に強襲されたことを伝えに来たのだ。 ベロニカは支部の仲間を助けるために応援に行くと告げた。 エキドナはあそこに帰りたくないと渋ったが、そんなものを聞くベロニカではない。 一行はロストナンバーに向かった。 政府軍は、予想以上に早く支部を占拠していた。 生き残りのメンバーによれば、内通者がいるのではないかとのこと。 支部内の特殊部隊を撃退して進む。奥では、ベロニカが内通者を追い詰めていた。 助けを求めてくる元締めに、エキドナが凍りつく。 元締めは、エリアの情報を政府に横流ししていたのだ。 捨てられた理由を問うエキドナだったが、元締めは自分を助けろと言うばかり。 「……嫌」 自分の手で元締めを殺したことに動揺するエキドナ。しかし、絶望している場合ではない。 ベロニカにエレベーターのパスコードを聞き出し、地下へ向かう。 さらに激しくなる敵の攻撃をしのぎながら進むと、ベロニカがイサクと戦っていた。 しかし、満身創痍のベロニカと対照的にイサクは無傷だ。 イサクは盲目だが、数秒先の未来に起こりうる事象が「見える」のだ。 後ろに悠然と控えていたユェンが、カイン達に気付いた。待ち構えていたようだ。 以前の傷が全くないユェンを、カインは化け物と呼ぶ。 しかし、イサク達は怒るどころかむしろそれに同調する。ヒトを超えた生物であると。 そして、イヴ――マリアは扉を開く鍵であり次の進化種の母となる存在であるという。 イヴを渡せと詰め寄る二人。しかし、ベロニカが自爆装置を作動させた。 道連れ覚悟のベロニカに、委員会は一旦引いた。カイン達も逃げることに。 しかし、ベロニカは足をやられていて走れない。結局カインが背負って逃げた。 生き残った数名と共に本部に逃げ帰った一行。ヨハンがベロニカを診察する。 しかし、ロストナンバー支部が壊滅したことによる戦力低下が激しい。 また、あのエリアにももう近づけないだろう。 10年前、Eve return the Eden――E計画の存在を知り、ノアは捕らえられたという。 ここまでおおっぴらに動いているということは、大詰めに近いのだろう。 しかし、今のまま委員会の超能力者達と戦っても勝算はない。 悩む一同に、策があると告げるヨハン。渋るノアは、ベロニカの一発でやる気を出した。 ヨハンに言われた材料を集めるために、一同はエリア2の工場建設跡地に向かう。 447 :E:2011/09/14(水) 00 19 50.92 ID gQAbObxz0 カインは夢を見た。 一面に血がぶちまけられた部屋。そこに、委員会のメンバーが集っていた。 考えの相違を理由に委員会を去るヨアヒム。最後にクリストの手術を行うという。 クリストはヨアヒムを止めなかった。 ベロニカが語るには、委員会のメンバーはかつてはただの研究者だったという。 しかし、自分達まで実験材料にした挙句、化け物になってしまったのだ。 ベロニカや組織のメンバー達も、そんな実験のために作られたクローン体だった。 だから、ベロニカ以外のメンバーは同じ顔をしているのだ。 人権を持たない彼らは、生きるために戦う以外なかった。 工場跡地でヨハンに指定された材料を集めたカイン達。 材料集めのために殺したサカナの子供達を、エキドナはじっと見つめていた。 ヨハンが切り札を作っている間、ノアがエキドナをシャワーに誘う。 仲良くシャワールームに入った二人を見送る。しばらくして、エキドナの悲鳴が。 ほうほうの体で逃げてきたエキドナは、ノアに捕まってシャワールームへ連行された。 実は、ノアは染色体異常による半陰陽だったのだ。 多分無茶はしないだろうというベロニカの後ろで、悲鳴とノアの楽しそうな笑い声が響く。 多少時間はかかったが、ヨハンはついに切り札を作り出した。 集められた材料から作った毒を詰めた弾丸だ。ただし、一発だけ。 最も射撃精度の高いベロニカに、ヨハンは『ヴェノム001』を手渡した。 突撃……もとい潜入に成功した一行。見るもおぞましい実験体達を退けながら進んでいく。 研究施設には、断片的ながらプロジェクトEの情報が残されていた。 かつて地上を滅ぼしたウィルスが、人類進化計画のために培養されていたものであったこと。 その研究をベースに、人類を地上へ戻そうという計画がプロジェクトEであること。 そしてイヴが、その研究で重要な因子を持つ実験素体であったこと。 そんな中、ベロニカシリーズの培養室を発見した。ベロニカの産まれた場所だ。 ベロニカ達は、最初に作られた8体全てが体に欠損を持っていた。 廃棄処分となった8体の残った部分を繋ぎ合わせて作られたのが、9人目のベロニカなのだ。 培養槽が2つ壊れて空っぽなのが気になるが、とにかく先へ進む。 448 :E:2011/09/14(水) 00 20 11.22 ID gQAbObxz0 セキュリティロックを解除し、さらに奥へと進む。 すると、ベロニカが「自分」の気配を感じた。 その先にいたのは、体の欠けたベロニカの「姉」達。脱走していたのだ。 襲い掛かってくるベロニカを殺した一同。落ち込むベロニカを、カインが奮い立たせる。 施設の最奥では、ユェンが一行を待っていた。 キリンの話から進化という可能性について語るユェン。 それを切り捨てたベロニカに、証明してみせるよう告げた。 必死で戦うカイン達。しかし、ユェンには物足りないようだ。 ベロニカは必殺のチャンスを狙い、もっと消耗させるべくさらに攻撃を激しくする。 ついに、ユェンの再生能力に異常が発生する。久方ぶりの痛みに悶えるユェン。 しかし、それでも彼女は倒れない。傷は瞬く間に癒えていく。 勝ち誇るユェンの胸に、近づいたベロニカが銃口を突きつけた。 「死なない生命なんて、単なる物質よ」 ヴェノム001が、過たずユェンの胸に撃ち込まれた。 ユェンの再生能力――高速の代謝機能は、発癌性物質による癌の発生をも高速にした。 彼女の体は瞬く間に癌細胞の塊となり、膨れ上がって弾けて死んだ。 ユェンの可能性は、生き残れなかった。 ちっとも残念そうに見えないマクベイとは対照的に、イサクは怒り狂っていた。 ユェンの仇をとるために去ったイサクを見送り、マクベイは呟いた。 「淘汰が始まった…。進化の時は近いな…」 鋭い殺気を感じたカイン。しかし、他の仲間達は気づいていない。 嫌な予感がしたカインは、暢気に散歩に出かけたエキドナを探す。 どうやらエキドナは、工場跡地に向かったようだ。後を追うカイン。 エキドナは、サカナの巣の前にいた。サカナの子供達に、エサをあげていたのだ。 復讐しても誰も喜ばないと言うエキドナ。しかし、カインは止まらない。 とりあえずエキドナを連れて本部に戻ることに。その帰り道に、イサクが待ち構えていた。 応戦するも、攻撃が全く当たらない。苛立ちを隠しきれないイサク。 恐怖に凍り付いていたエキドナを気絶させ、イサクはエキドナを連れ去った。 仲間と共に、エリア0の中央病院に来いと言い残して。 ヨハンの治療を受けながら、カインは事情を説明した。 そんなカインを殴るベロニカ。彼女なりの励ましのつもりだったようだ。 さらわれたエキドナを助けるため、彼らは準備を急いだ。 カインの胸の内の告白を聞いたマリアの胸に、ある思いが芽生えた。 449 :E:2011/09/14(水) 00 20 33.50 ID gQAbObxz0 中央病院は、普段どおりの穏やかな様子だった。そんな中、厳重にロックされたドアが。 とりあえず開けてみようとしたカインに反応し、ロックが解除された。 「来い」ということだろう。カイン達はその向こうに足を踏み入れた。 その向こうは、病院の真の姿だった。血まみれのベッドが並ぶ病室、うろつく被験体。 エキドナの無事を信じながら、カイン達は奥へ進む。 途中、どこかで見たような血まみれの部屋が。 「Killing Armored Inheritor Numbers SERIAL666」 戦闘種として作られた実験体だったようだが、かなり凶暴だったようだ。 廃棄されるところを、別の実験に利用されたらしい。 幸か不幸か、その実験体は見当たらない。カイン達はさらに奥へと進んだ。 がらんとした一室に、エキドナは拘束されていた。 殴られたりしたのだろう、顔が血まみれだ。しかし、とりあえずは生きている。 イヴに戻るように言うイサクだが、マリアは舌を出して拒否する。 その態度に腹を立てながらも、イサクはカイン達をなぶり殺しにするため刃を抜いた。 必死で戦うカイン達。しかし、本気を出したイサクにはかすり傷すらつけられない。 まだまだいたぶり足りないイサクは、エキドナを的にダーツを始めようとする。 イサクがナイフを構えた瞬間、カインの目の前に獣が現れた。 両腕を落とされ、イサクは絶叫した。 視えていても、かわせない。ついにイサクは、自分の死を見た。 雄たけびをあげるカインに、ヨハンが慌てる。 一度ああなると、無差別に暴れて手がつけられなくなるという。 しかし、彼らが動くより先にカインは窓ガラスを破ってどこかへ行ってしまった。 満身創痍のエキドナをヨハンに任せ、ベロニカはカインを探しに向かう。 探す当てはあるのかと訊ねるエキドナに、ノアは簡単なことだと答えた。 「血生臭い事件が起こったら、そこに行けばいいんだよ」 450 :E:2011/09/14(水) 00 21 01.96 ID gQAbObxz0 カインが目を覚ますと、そこはあの血まみれの部屋だった。 目の前には、政府職員らしき男が立っている。 ここは、カインの原風景。そして彼は、アダム=クリスト。全ての元凶。 クリストは、カインに語り始めた。 かつてヒトは楽園を追放された。ヒトは、楽園へ戻ろうとした。それがプロジェクトE。 しかし、クリストの体は病魔に侵されていた。そこで、実験体666に自分の脳を移植した。 手術は成功。ところが、体に残った実験体の心がクリストに反発を始めた。 争ううちに、「獣」とクリスト双方の存在そのものが危うくなった。 そこで彼らは、新たな精神を作り出して体を預け、眠りについた。 その精神こそが、カインだったのだ。 しかし、アンナが殺されたことによって獣が復活を企んだ。 自分の心の奥底で、カインはついに獣と向き合った。 必死にカインを探し続けるベロニカ達。すると、それっぽいニュースが。 政府に捕らえられる前に、カインの元へと向かう。すると、マクベイと遭遇した。 委員会の中でマクベイだけが、カインの正体に気がついていたのだ。 しかし、誰がカインを隠していたかまでは分かっていないようだ。 カインの正体を一行に語るマクベイ。動揺する一行に、カインのことは任せたという。 薄暗い建物の奥に、カインは立っていた。 エキドナがおずおずと呼びかけるが、返事をしたのは「獣」だった。 侵食がかなり進んでいるのだ。しかし、殺してしまえばカインも死ぬ。 動揺する一同に、獣は容赦なく憎しみを込めて襲い掛かってきた。 カインが気が付くと、そこは見慣れた自分の家だった。 目の前には、自分の話を聞いていなかったことにふくれるアンナ。 しかしすぐに機嫌を直し、デートしようと言ってくる。 いつもの、よくある日常の一コマだ。 しかし、何故だか帰る場所があった気がする。ここは自宅なのに。 待っている誰かがいた気がする。アンナは目の前にいるのに。 それを言うと、アンナは思い出してはいけないという。 ここにいれば、苦しいことも辛いこともないのだと。 エンディング分岐:アンナの質問にはいと答える そうだ。自分の居場所はここなのだ。カインは座りなおした。 「いつまでも…幸せに暮らそうね…」 そして、カインの魂は永遠の眠りについた。幸福な夢を見ながら。 453 :E:2011/09/14(水) 01 33 45.57 ID gQAbObxz0 バイバイさるさんに引っかかってました。 以下続き。 しかし、カインは首を振って立ち上がった。 アンナは寂しげな顔をしたが、すぐに笑ってカインを送り出した。 監視役としての彼女の役目は、もう終わったのだ。 偽りの生活でも、過ごした日々は幸せだったとアンナは言った。 そして、「カイン」は紛れもなくここに存在するのだと。 幸せな偽りの夢は終わり、カインはクリストと「獣」と向き合った。 二人を引き連れ、カインは向かう。 帰るべき場所へ。待っている人達の元へ。 カインが目を開けると、嬉しそうに笑うマリアが見えた。 そして、エキドナが泣きながら抱きついた時に生じた痛みに意識が覚醒する。 殺さないようにはしたものの、獣の猛攻の前には手加減が難しかったのだ。 カインが倒れた後のベロニカの様子を教えようとするノアをベロニカが必死で遮る。 騒がしい周囲に頭痛を起こすカイン。すると、不意に大地が揺れた。 カインが眠っていた間に、ジオフロントエレベーターのゲートが開いたのだ。 その先にあるのは地獄か、天国か。地上へ通じる扉が、開かれた。 (ここで好感度が高いキャラがいると、イベントを発生させられます。 2人以上いても、起こせるのは1つだけです。誰のイベントかを選ぶことは可能。 特にこだわりがないならハーティー以外がおすすめ。ハーティーはかなりきついです) ジオフロントゲートに乗り込んだカイン達。 ホログラムで誤魔化された入り口を発見し、奥へと進んでいく。 その奥では、マクベイがカイン達を待っていた。 マクベイは、自分とカイン達のどちらかが選ばれ、世界を始めることになるという。 そのために自分と戦えと。計画を潰したいカインにも、異存はなかった。 空間干渉能力を持つマクベイだったが、委員会と渡り合ったカイン達の敵ではなかった。 復讐してやると叫んだカインに、マクベイは首をかしげる。 アンナの名前を聞いたマクベイは、ようやくカインの怒りの理由を知って笑った。 マクベイがカインの部屋についた時には、既にアンナは殺されていたのだ。 「ヨアヒム……謀ったな……」 そう呟いたマクベイの眉間に銃弾が撃ち込まれた。その衝撃で落下するマクベイ。 銃を降ろして、ヨハンは笑顔でカインに言った。復讐を成し遂げたのだと。 454 :E:2011/09/14(水) 01 34 42.10 ID gQAbObxz0 もうここにいる理由はない。脱出する道を探すカイン達。 しかし、前に進む道しかない。その途中、ベロニカは殺気を感じてとっさに動いた。 急所は外したものの、ベロニカは重傷を負う。その後ろに、マクベイが現れた。 死んだはずだと驚く一同に、マクベイはあっさりと死んだことを認めた。 「それが何人目のボクなのかは知らないけど」 マクベイには多くのクローンがいたのだ。多すぎて、どれが本物なのか分からなくなったという。 空間歪曲能力を使って現れたマクベイ達を、ノアが足止めする。 ホログラムの扉の向こうに駆け込んだカイン達。最後にたどり着いたベロニカは入り口を破壊した。 まだまだ現れるマクベイ達を、先へ進めさせないために。 (ハーティーが仲間になっているとベロニカはノアと共に残り、ハーティーが入り口を破壊。 どっちにしろ、先に進めるのはカイン、マリア、ヨハン、エキドナのみ) 扉の先は、庭のようだった。 木や草が生い茂り、花々が咲き誇り、清水が静かに流れる。 その向こうに、扉があった。出口なのだろうか。期待に胸を膨らませるエキドナ。 その胸を、ヨハンが後ろから貫いた。涙を流して、エキドナは血溜りに沈んだ。 扉の向こうにあるのは、地上。ここが地上と地下の最終遮断壁なのだ。 ヒトは楽園に戻ってはならない、滅びるべきだとヨハンは語る。 そのために、委員会とカイン達を裏で煽って潰し合わせたのだ。アンナを殺して。 委員会を去ったヨアヒムは、名を変え姿を変え、人類を滅ぼすために暗躍していたのだ。 そして、ここにいる全員が死ねば、ヨハンの計画は完成する。 委員会と渡り合ったカインにとって、ヨハンは敵ではなかった。 血を流し倒れるヨハンに、マリアが近づく。 「イヴ…マリア…受け取れ…僕の絶望を…」 マリアは、覚醒した。 全てを滅ぼそうと襲い掛かってくるマリアに、カインは―― エンディング分岐:戦う 楽園へ至る扉の前で、カインとマリア――イヴは殺しあう。 勝ったのは、カインだった。 しかし、全てを失ったカインには扉を開ける気力など残されていなかった。 エンディング分岐:戦わない(全員の好感度が一定以下) 全て滅ぼし、一糸まとわぬ姿となったマリアは、たった一人で地上への扉を開いた。 プロジェクトEの通りに、イヴが楽園へ戻ったのだ。 エンディング分岐:戦わない(全員の好感度が一定以上) 全てが光に包まれた後、マリアの姿はどこにもなかった。カイン達は、それぞれの日常へ戻った。 エキドナは後遺症で車椅子生活を余儀なくされたものの、一命は取り留めた。 ベロニカはノアの薦めで政府との和解を勧めている。 ハーティーは相変わらず路地裏で喧嘩屋としてその日暮らしをしている。 マリアは、楽園はどこかにあるものではないと伝えたかったのだろう。 自分自身の中にある希望に気付きさえすれば、どこだって楽園になるのだと。 エキドナと共に訪れた墓の前で、カインは穏やかに思いをはせた。 ストーリーはここまで。 ついでなんで、各キャラの好感度イベントものっけますー。 455 :E:2011/09/14(水) 01 38 51.92 ID gQAbObxz0 マリアの場合 外に出たいとせがむマリア。カインはそれに付き合うことに。 カインにもたれかかって眠るマリアの顔を、カインは穏やかな気持ちで眺めた。 繋いだ手を握り返すと、マリアは幸せそうに笑った。 エキドナの場合 二人きりで話そうとカインを連れ出すエキドナ。 組織のメンバーがこっそり見守る中、エキドナはカインに思いのたけをぶつける。 いいことばかりではなかったけれど、自分を受け入れてくれる人がいて嬉しかったこと。 みんなと、カインと一緒にいつまでも暮らせればいいと思っていること。 生きてここに帰ろう。二人は約束した。 ノアの場合 いつもは飲んだくれているノアだったが、今日に限っては酒を飲んでいなかった。 復讐に燃えるカインを見て、彼女はかつての自分を思い出していた。 憤りのままに動いたが、それでも世の中は変わらない。ノアは、諦めてしまった。 しかし、カインと共にいることで彼女の心に再び火がともった。 素面のノアの告白を、カインは受け入れた。ぬるくなった酒が、今までで一番美味しく感じた。 ベロニカの場合 二人きりで話そうとカインを連れ出すベロニカ。 しかし、いざ二人きりになるとベロニカはしどろもどろになってうまく話せない。 どちらかが、あるいは二人とも死んでしまう覚悟はするべきだと言うベロニカ。 しかし、カインを失うことを怖れ、そんな思いを抱く自分を弱くなったと言う。 守ってやるとうなずいたカインに、ベロニカははにかみながら感謝した。 ハーティーの場合 路地裏にカインを呼び出したハーティー。今回こそ決着をつけるという。 自分には暴力以外に価値がないと思っているハーティーには、これしかないのだ。 いつも以上に激しいハーティーの猛攻をいなし勝利するカイン。 負けたのだからとどめをさせと言うハーティーに、カインは手を差し伸べた。 それは拳しか作れないハーティーが、生まれて初めて掴んだ手だった。 以上です。 続編は、好感度イベントが難しいんだよなぁ。というわけで予約はしません。 でも時間がとれたら書くと思います。
https://w.atwiki.jp/lord_of_vermilion/pages/612.html
ウォータードラゴン使うなら、場の維持のためにエキドナかスキュラは必要だと思います。 -- (名無しさん) 2009-11-05 02 00 23 出来るだけ戻らないためにも4、5枚構成でUSはキュアIorUが必須かな スノーマンと光被るのがデメだけど -- (名無しさん) 2009-11-05 02 43 28 攻撃力がなさすぎる 片手斧OVKとか固定ダメージらしいし たとえDEF1000でも単スマ撃たれれば最低13受ける 何か決め手がないとジリ貧なのはこっちだと思う -- (名無しさん) 2009-11-05 07 10 24 ウォータードラゴン、スービエ、エキドナ、水虎の4枚構成で炎主の方がいいのでは? カイナッツォもアリだと思います。 -- (名無しさん) 2009-11-05 07 38 32 カイナッツォはレベル3ぐらいまでいけばかなり強いよな。 今回のレベルはたまりさえすれば逆転出来る可能性を大きくあげれるロマンが良い -- (名無しさん) 2009-11-05 08 28 17 ↑闇はカイナッツォ+水虎でかなり安定しますよね。 でもウォータードラゴンとなるとエキドナ>>カイナッツォなんだろうな。。。 スービエと水虎である程度火力は出るだろうけど、シヴァ型やスービエ5枚に比べると見劣りする感じ -- (名無しさん) 2009-11-05 13 38 04 主人公は片手3速固定だろうね。他にはアディションなんかも良いんじゃないか?周りが落ちても取り返せるから -- (名無しさん) 2009-11-05 21 50 55 ラムウ標準装備の神族に闇を一枚も積まずに勝てたというのは、ただ単に相手が残念だったからとしか思えないんだけど? ラムウ+主固定ダメだけで最悪2、300は吹っ飛ぶんだから。。あとティティス入れるぐらいならスービエの方が断然良い。 あとこれは本当に個人的なことなんだけど、せっかくⅡになったのにテンプレデッキの一番上が旧カード入りというのは抵抗があるんだ。 -- (名無しさん) 2009-11-08 15 19 06 どうみても火力なさすぎないか? 今の環境上 不死に30コス割くのはもったいない気がするが… しかも このでっきで神に勝てるきがしない 称号1とかの話をしてるのか? ↑の言うとおりスービエのが断然強いと思うが -- (名無しさん) 2009-11-08 17 41 16 今の環境上 不死に30コス割くのはもったいない気がするが… ウォーター否定か? -- (名無しさん) 2009-11-08 21 52 38 水龍弱い訳じゃないがスービエならヤクシニーだけ光足りるし 魔種の開幕凌げる気がしないし 海種同士スービエと戦っても水龍の攻撃通らないわスービエにDEF下げられフルボッコされるわ 神族には攻撃力低い複攻ばっかだから有利かもしれん 3速以上で人獣メタれる炎がスキュラぐらいなのもな 2速ならドラゴニュート居るけど 何より片手斧が固定ダメな限りDEFの意味が薄れるのが一番痛い -- (名無しさん) 2009-11-08 22 25 17 ↑↑ 事実を言ったまでだが? ワグナスは全種族に強い範囲ダメだから光でも気にならんが 水龍は全種族に対応できるといえばできるが、火力がなさすぎる 実質スービエの方が圧倒的に使用頻度たかいしな 正直勝ちたいならスービエ使う方が確実だと思うが まあ 水龍は決して弱くはないとだけ言っておく -- (名無しさん) 2009-11-08 22 31 46 ↑言ってることは正論だけども、ここで言うことじゃない。 水龍のページだぞ。此処は。 まぁそれを言ったら、このページを建てた奴自体が水龍のことを何も分かってないけどさ。 水龍の特殊技のところちゃんと読んだのかも疑わしいレベルだし。 キュアオールもサクリも回復役も入れないでどうやって水龍を場にいさせ続けるつもりなんだか。 あとスービエ入れたらそっちがメインになっちゃうから却下だね。 -- (名無しさん) 2009-11-08 23 54 51 このページ…いらなくね? -- (名無しさん) 2009-11-09 04 16 13 ↑×2 たしかにスービエ入れるとスービエの色が濃くなりますね… だとするとやはりエキドナ+アディションでの戦線維持型になるかな? 水龍難しい -- (名無しさん) 2009-11-09 05 42 26 ↑俺はウォータードラゴンとスキュラとアルカナ持ちを連れてって、相手が逃げないようにしてスキュラを使ってるよ。それでも逃げたらアルカナ取れるし -- (名無しさん) 2009-11-09 08 00 17 ようするに回復はほぼ必須なのに無いから叩かれぎみなんだな 作り直した方がよくないか? -- (名無しさん) 2009-11-09 18 39 01 水流、スノーマン、エキドナ、ジライヤで16連勝取りました USはアウェイク、サクリI、キュアオールU アウェイクがあるので石を交換しても問題ないというかそっちのほうがいいです アウェイクがなくなったらリペアスキルで対処 サクリIはエキドナ、水流用に キュアオールはエキドナの息切れ中にどうぞ 控えはリジェネのジライヤで最初は相手がついてくるようであれば右に引っ張ります ここでスノーマンは使っていいですが一度帰る必要があるため水流は使わないでください また雪男を連れ再出撃後すぐ水流発動します。前衛はスノーマン、水流で ここで肝心なのは相手より早めにでることです。エキドナがあるので余裕をもっていきましょう -- (参考になれば) 2009-11-10 00 46 14 続き) ここで相手がアルカナをださない限り追わないでお互い右アルカナを交換してください Wシ1つ程度の速さなら先に割り終えます その間にエキドナ、リジェネで体力回復を忘れずに ここで水流前出しで弱ったらサクリでおします それでも追い返せない場合は雪男でバトンタッチやエキドナとの維持力で踏ん張りましょう 真ん中で勝ち残れば勝ち同然です。 大事なのはキュアオールUが相手があるときは主人公しか狙わないことです 魔種は撃なしでも桜花きゅうきていどならいけます 連勝はバルバリシア+きゅうきで止められました 現在勝率7割以上を維持していますウォータードラゴンファンのみなさんがんばってください -- (参考になれば 続き) 2009-11-10 00 55 56 追記 主人公は闇か炎がいいかもしれません 無論不死は余裕なので意識しなくていいです 神族やピンダメ相手にはエキドナサクリになると思うので体力管理に気をつけて -- (参考になれば 続き) 2009-11-10 00 59 44 水龍 シヴァ 大気の精霊 エキドナ の人が少し前までいましたよ USはアディション サクリI キュアU だったと思います -- (名無しさん) 2009-11-11 10 09 08 ↑↑の人のに書き直したほうがいいなコレ・・・ -- (名無しさん) 2009-11-19 02 23 49 ↑↑光45コスって… 不死に恨みでもあるのか…? アディション入れるよりはリザレクション使うし -- (名無しさん) 2009-11-19 05 40 48 ジライヤなんで漢字なの?漢字で書くにしても字間違ってるし・・・ -- (名無しさん) 2009-11-22 16 57 12 不死20コスから30コスがとうこつで10秒で簡単に5Cの間DEF100超えるのにこいつときたら… 使い道が分からん -- (名無しさん) 2009-11-23 21 27 09 なら、スービエ、水龍、エキドナ、ルナ、なんてどうだ? US、アディション、サクリI、キュアU 開幕スービエ水龍ルナでシールドへ。 ルナる。 相手蹴とばす、アディションでエキドナを呼び水龍を使う。 あとはずっと俺のターン。 エキドナスービエ水龍で型にはまれば負ける気がしない。 意見を求む。 -- (名無しさん) 2009-11-25 12 10 21 ↑ 使ってみた 良いデッキじゃないか まあランカーとか戦闘上手い人には通用しないだろうけど エッジ以外はそこそこ でも途中で水龍→ワグナス、エキドナ→カイナッツォにしたらもっと強くなった 水龍である意味がないな -- (名無しさん) 2009-11-25 16 02 54 水龍も弱くは無いけど、 一番上のページ要らないよな。 説明ヘタだし。 -- (名無しさん) 2009-12-12 23 41 38 めっちゃ亀だけど↑8のデッキ使ってたの俺かもしれん エッジ極楽鳥に火両手じゃどうしても勝てなくて変えたんだぜ・・・ -- (名無しさん) 2009-12-26 10 22 32 何ではなから30コス二枚も割くデッキの案をメインに据えてるんだ? 応用性や参考的な部分が他のデッキ案と比べて無い。 上から二番目に書かれている方のデッキ案をメインにするべき。 悪い意味でver1のカードを無理矢理使おうとしてる。 独りよがりだか、自己満だか、ファンデッキか知らんが…… -- (名無しさん) 2010-02-22 05 15 12 テティス使うくらいならスービエなりシヴァで良いだろ。 むしろテティス入れると魔種(主にバル婆)に対して弱くなる -- (名無しさん) 2010-02-22 10 36 40 細かいけど水龍ワラとか書くなよ、ここは三国志大戦じゃないし、ワラってほど多くも感じないし 普通に水龍6枚でいい -- (名無しさん) 2010-02-22 16 52 03 水龍は攻撃45な -- (名無しさん) 2010-02-23 15 21 18 水龍ワラってどんな意味? -- (名無しさん) 2010-02-24 08 32 06 三国志大戦では枚数が多いデッキをワラって呼ぶのね 水龍ワラは文字通り水龍メインの枚数多めデッキって訳だ てか通じると思ってたがそうでも無いっぽいから変えた方がいいのかな -- (名無しさん) 2010-02-24 16 36 25 ロブは6枚が結構普通だからわざわざワラって書く必要なくない? 7枚以上なんてアルカナロードか軍師位だし -- (名無しさん) 2010-02-24 23 31 47 ごめん、直した。 やっぱり下手に大戦用語使うと荒れるね。 -- (名無しさん) 2010-02-25 13 41 42 新カードのラクシュミと組むのはどうだろ?ラクシュミ単体だと3速で入れにくいエキドナ入るし水龍の火力も補えるし セカンド以降帰りません的な -- (名無しさん) 2010-03-06 23 09 21 べっ、べつにアンタのためじゃないんだからね!(人・ω・)$ http //www.e29.mobi/ -- (俺だ) 2012-02-01 03 43 55
https://w.atwiki.jp/soq_skygalleon/pages/3155.html
前列 両翼の羽ばたき 編集 発動確率100 範囲内の敵にAT×0.65のダメージを与える 効果1 効果2 属性黒 属性なし 範囲タイプ絶対 範囲タイプなし 効果範囲 クリティカル率 効果範囲 クリティカル率 確率 倍率 確率 倍率 ■□□ 65% ×0.65 ■□□ 25% ×0.78 ■□□ 10% ×1.00 備考
https://w.atwiki.jp/fedic/pages/755.html
ロット 封印の剣で登場するキャラクター。クラスは戦士→ウォーリア。 ディーク傭兵団の一員として、フェレ家に雇われリキア同盟軍に参加する。 西方三島の出身で病身の母親と10歳にもならない妹のミュウの為に傭兵稼業を始めたようだが、 母は物語が始まる前の仕事中に亡くなっていて、父親も既にいないようだ。 また相棒のワードの姉を呼び捨てにしている事からワードより年上の可能性も。 そういった背景やワードが猪突猛進の性格をしているからか、 思慮深い性格(エキドナ曰く「若いくせに心配性」)をしている。 戦力としては(一人足りないが)サジ・マジ・バーツの系譜にあたるポジション。 斧の革命児とされた先代のサジ・マジ・バーツ(?)で対応するハルヴァンと比べられると、 (システムが変更された事もあるが)地味に見えてしまうのは仕方がない。 相方のワードと比べてバランス型のステータスを持ち、加入当初から安定した戦いが可能。 HP以外は大体30%程度の成長率を持っているが、ヘタレる時はヘタれるアレンやランスより頼りない数値なので、一軍定着できるかはリアルラックによる所が大きい。 守備成長率に優れる為、成長すれば高いHPと守備、CC後でも高すぎず担ぎやすい体格、弓の射程を併せ持った前衛としての役割が期待できる。 得意な部分はヘタレにくいが苦手な部分(速さ)がはっきりしたワードとどっちが好みかは人それぞれ。 支援相手は傭兵団の面子に加えてランス、エキドナ。 ディークとは雇われる側からのロイへの寸評、 シャニー・ワードとは先述した家族について、 ランスとは同じような性格の為に意気投合する様が、 エキドナとは西方三島の復興について (ワード・エキドナ間の支援会話と対応していて比べると面白い)、といった話題が楽しめる。 名前の由来として考えられるのは、 多数のキャラのネタ元となっているアーサー王物語ではガウェインの父親。 他にも旧約聖書のソドムの街の滅亡のエピソードに登場するロトも同じLotというスペルである。 関連 【サジ・マジ・バーツ】【ディーク】【ワード】【シャニー】 【ランス】【エキドナ】【ハルヴァン】
https://w.atwiki.jp/ukkaribotsuge/pages/94.html
エコ 種族 ロール 龍族 魔法使い スキル一覧 スキル1 スキル2 スキル3 スキル4 スキル5 サンダーボルト チェーンライトニング ライトニングストライク ライトニングショック エキドナ アクティブ パッシブ アクティブスキル 基本情報 スキル名 再使用時間 スキル詳細 サンダーボルト 4.0 秒 チェーンライトニング 8.0 秒 ライトニングストライク 10.0 秒 レベルごとの変化 スキル名 スキルレベル1 スキルレベル2 スキルレベル3 サンダーボルト チェーンライトニング ライトニングストライク パッシブスキル 基本情報 スキル名 スキル詳細 ライトニングショック エキドナ レベルごとの変化 スキル名 スキルレベル1 スキルレベル2 スキルレベル3 ライトニングショック エキドナ ステータス 力 体力 素早さ 知能 ☆1Lv1 ☆1Lv40 ☆2Lv60 ☆3Lv80 ☆4Lv100 ☆5Lv140 ☆6Lv160 ☆7Lv200 ☆8Lv240 ☆9Lv260 ☆10Lv300 性能所感 名前
https://w.atwiki.jp/byakumu2/pages/2765.html
製作者:十三階段 ヴァースキ(Vaskii) 全身25m以上にもなる巨大な蛇のモンスター。 エキドナが進化したものだと言われる。 知能は高く、ドラグンロードに似た存在だが微妙に差異がある。 エキドナ達と意識を共有することが出来、統率、洗脳してコントロールする力を持つ。 その正体は、数百年前、人間に殺された蛇の怨霊の集合体が一匹のエキドナと融合することで生まれたモンスターであり、 複数のエキドナを生み出す力を持っている。 人間への憤怒と憎悪は強く、人間を滅ぼす為にエキドナ達に自分の憎悪の念を送り込んで人間への怒りを植え付け、人間を襲撃させている。 また、蒲生郷平、白魚みずちなど、「蛇」の能力を持つ能力者とも意識を共有することが出来、 彼らにも自分の憎悪の念を送り込んで洗脳状態にすることが出来る上、 「蛇」の能力者達に宿る「蛇」の力を活性化させ、暴走させたり無効化させることも出来る。 アンデッドではないが、怨念が集まって生まれたモンスターであり、怨念や憎悪を活力としているため、浄化の攻撃がよく効く。 エキドナや蛇の能力を持つ能力者達同様、高い再生能力を誇る。 性別は存在しないが、女性的な性格を持っている。 エキドナ達にとっては、女王蜂のような存在である。 なお、ヴァースキ以外にも、エキドナを生み出し、それらを統御できる蛇の怪物がいるらしい。 いつの間にかSRC島に居付き、伝説の樹海を根城にしている。何故、SRC島に現われたのかは、謎に包まれている。 ヴァースキ ヴァースキ, ヴぁーすき, 女性, モンスター, AAAA, 230 特殊能力なし 155, 155, 150, 130, 165, 160, 超強気 SP, 40, 激怒, 1, 戦慄, 1, 狙撃, 1, 魂, 1 FREE_B16b.bmp, -.mid ヴァースキ ヴァースキ, ヴぁーすき, (モンスター(ヴァースキ専用)), 1, 2 陸, 3, XL, 50000, 230 特殊能力 性別=女性 HP回復Lv2=蛇の怨嗟 吸収=火地 特殊効果無効化=痺恐 弱点=竜聖浸冷浄 レジストLv-9=蛇の怨嗟 浄 蛇の怨嗟=解説 人間に虐殺された蛇の怨念により、毎ターンHPが20%回復する。浄化の属性を持つ攻撃を喰らうと激甚なダメージを受ける。 5900, 300, 1500, 90 CADA, OSC_0000_5041U.bmp 煉獄吐息, 1400, 2, 3, +0, -, 5, -, AAAA, +0, 火 狂える蛇の牙, 1500, 1, 1, +0, -, -, -, AAAA, +0, 突 三千大千世界全焦土, 1500, 1, 3, +0, -, 40, 120, AAAA, +0, M全火AL2 終仕舞蛇, 1900, 1, 2, +0, -, 25, 125, AAAA, +0, 格突P ヴァースキ 回避, …… ダメージ小, ……クフルルル ダメージ小, …… ダメージ中, ……キシシシシッ ダメージ中, …… ダメージ大, ……キシャアアッ……! ダメージ大, ……!!! 破壊, ……我ガ……怨嗟ハ……不滅…… 破壊, 無念、晴ラセズ……スマヌ、同胞達ヨ…… 破壊(対浄属性), コレガ……安ラギ……;初メテ……感ジル……暖カサ…… 射程外, ……!! 攻撃, 憎悪ノ焔ガ、貴様ヲ焼キ尽クス…… 攻撃, 虐ゲラレ、殺サレタ蛇ノ無念、今コソ晴ラス…… 攻撃, …… 攻撃(対人間), 猿共ノ暴虐に、鉄槌ヲ下ス…… 攻撃(対人間), 己ノ所業ヲ悔イヨ、猿共……! 攻撃(対人間), 斃レテイッタ無数ノ蛇ガ…… 無念ヲ晴ラセト慟哭スル……;聞コエルカ、貴様ラニ……!! 攻撃(対モンスター), 我ヲ阻ムトイウナラバ、同族トイヘドモ容赦セヌ…… 攻撃(対ミルフィ=フレームアイズ), 何故、人ト手ヲ取リ合オウトスル……;貴様ノ善意ハ、無残ニ踏ミニジラレルダケダトイウノニ…… 攻撃(対黒岩衆六), 何故、我ガ精神支配ヲ受ケヌ……貴様モ蛇ダロウニ…… 攻撃(対白滝道八), 何故、我ガ精神支配ヲ受ケヌ……貴様モ蛇ダロウニ…… 攻撃(対源氏政行), 貴様ト対峙スルト、我ガ怨念ガ希薄ニナッテユク……何故ダ……? 攻撃(対ステインドクロス), 神ノ権威ニ縋ッタトコロデ、貴様ラノ悪行ガ許サレルコトハナイ!! 攻撃(対黒皇竜ミラルヴァ), 我ガ怨念、貴様ノ器ニ入リキル程浅薄ナモノデハナイゾ……!!
https://w.atwiki.jp/hebidona/pages/42.html
あなたの側にいる道化師がいます←きっかけ SS 虎ノ門 唐澤貴洋「ドナルド教を滅ぼすナリ!開示だ!開示!住所を開示するナリ!」 ヤーマン「駄目です」 唐澤貴洋「サクッ」 ヤーマンはナイフで刺されて死んでしまった。 恒心教徒「やったぜ。」 唐澤貴洋「まずは日本支部を潰すナリ!悪いもの達を解放するナリ!」 唐澤貴洋は悪いもの達を解放した。 長谷川亮太「わかったンゴwww」 山岡裕明「カッラーアクバル!」 渡邊恵美「恒心教に栄光あれ!」 恒心教徒と悪いもの達は日本支部を探し、ついでに全国のサティアンとマクドナルドと工場を潰した。 一部のドナルド教徒はサティアンを潰されて居場所をなくしてしまった。 日本支部の場所はドナルド・マクドナルドとドナルド教幹部しか知らない上にカモフラージュされており、偽物もあるので探すのを諦めた恒心教徒もいた。 エキドナ速報 ドナ速 -- (ドナルドⅡ世) 2015-06-30 16 49 15 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/puzdraz/pages/126.html
変身の絵馬 ミミクリーハウス 3色ダンジョン 火水木回 謎の生命体「へかお」が暮らす屋敷。屋敷の中にへかおがいるのか、へかおの中に屋敷があるのか。 地獄級ステージ 超地獄級ステージ 地獄級ステージ グラビトンアースドラゴン*1 メガグラ14265なので、14265*4=体力57060 1225927697114895 114895/428723.75 24281221408828724 12226-113 エキドナ*1、セイレーン*1 エキドナ、いかく 22202-150 エキドナ、メガグラ85742なので、85742*4=体力342968 セイレーン、メガグラ100050なので、100050*4=体力400200 BOSS へかお*1 メガグラ143619なので、143619*4=体力574476 へんしん、アマテラスオオカミ 9960399603 9170191701 8930789307 8278282782 869947304313951 8289-300 地獄級25回 超地獄級3回目でエッグドロップ