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最強(Max Power)! 最速(Max Speed)!! + プロフィール 人間体 トウマ・カイト 活動時間 3分間(超巨大化時は1分未満など、状況によって可変) 変身アイテム マックススパーク 身長 ミクロ - 48メートル(劇中ではダークバルタン戦で300メートル以上に巨大化、最終回では900メートル以上に) 体重 3万7千トン(身長・体重は標準時。ミクロから伸縮自在で限界は不明) 年齢 7800歳(人間換算で20代後半から30代前半) 飛行速度 マッハ9.99 走行速度 マッハ7 水中速度 マッハ5 潜地速度 マッハ4 ジャンプ力 750メートル 2005年に放送された特撮作品『ウルトラマンマックス*1』の主役ヒーロー。 M78星雲出身*2の宇宙人で地球文明が宇宙と調和できるか観察しに来た文明監視員。 自分を犠牲に人々を救おうとする主人公の青年カイトに共感し、 彼を救出してウルトラマンマックスへの変身能力を与えた。 地球人と融合した昭和のウルトラマンの多くのようにあまり喋らないが、 要所要所ではカイトと大事な会話をしている。 会話時と掛け声の担当声優は 中井和哉 氏。 戦闘能力は『最強!最速!!』のキャッチコピーに相応しい高さ*3で、 肉弾戦でのパワーと格闘術、耐久力に優れる。 頭部に装着された刃の武器、マクシウムソードは手に持って斬り付けたり投擲して敵を斬る。 高速移動能力も印象的で、後ろに回り込んだりスピード戦も可能。 平成のウルトラマンには珍しくフォームチェンジや強化フォームが無いのも特徴で、 追加武器のマックスギャラクシー以外はほぼ姿を変化させず戦い抜いた。 光線技の種類は少なく、必殺技もトドメとなる技の種類はかなり絞られているのも特徴。 必殺光線であるマクシウムカノン、切断武器マクシウムソード、 上記2つの技より強力な追加武器の最強光線技ギャラクシーカノン、 の3つの技でほとんどの相手にとどめをさしている。技の詳細は後述。 そして本作の最大の特徴は、決まった悪のボスのいない1話完結型の基本ストーリーであるため、 毎回極めてバリエーション豊かで個性的な怪獣が出現する事だろう。 どの怪獣や宇宙人も新規・復活を問わず強力な相手で、マックスが苦戦したり絶体絶命の危機になるシーンも多いが、 そんな強敵相手にも割と格闘戦ではいい勝負ができていたり、 撤退せずに相手の攻撃に耐えて、防衛チームなどの援護で逆転し勝利できる事が多い。 そのためマックスが弱いという印象にはならず、強いマックスをさらに上回る超強力な怪獣という印象が強い。 + 本作の怪獣達の多彩さ 伝説として語られる怪獣や高熱の怪獣、低温の怪獣、高速で飛行する怪獣のようなオーソドックスな怪獣から、 あらゆる攻撃を受ける度にその能力を得て無限に強くなる無敵の怪獣 周囲に記憶や思考を妨害するエネルギーを放ちウルトラマンさえもまともに戦えなくする怪獣 寝ている間は空に浮かぶ程軽いが目を覚ますと地面にめり込むほど重たくなる怪獣 そもそも脚本上の存在(『ウルトラマンマックス』の製作現場を題材としたメタフィクション)で変幻自在 といった変化球までとにかく多彩な怪獣が出現する。 更には新怪獣だけでなく、かつてウルトラシリーズを観ていた世代も含めた親子で楽しんでもらおうという意図から バルタン星人やレッドキング、ピグモンなどといった過去作の人気怪獣達が装いも新たに復活している。 このように平成期の他のウルトラシリーズに比べて昭和のシリーズ(特に初代)に近い基本設定であるのが特徴。 防衛チームやウルトラマンの設定こそ昭和シリーズの基本に忠実だが、 その分各話での変化球や自由な展開、独特の敵怪獣が際立つ作品で、人気のあるエピソードも多い。 威勢の良い主題歌も相まって全体的に雰囲気やムードの明るい作風に仕上がっている。 2020年7月より15周年記念企画として、Youtubeの円谷プロ公式チャンネルにて週一配信がスタート。 これを機にマックスの活躍をご覧になってはいかがだろうか。 + TVシリーズでの活躍、詳細、設定など 21世紀、繁栄した人類への天敵のように怪獣が出現し、地球各地で自然災害と怪獣災害が頻発する世界。 人類の危機に対抗するために国連は防衛チーム「DASH」を設立する。 主人公の青年「トウマ・カイト」は両親を災害で亡くしたため人を守りたいという想いを持っていたが、 DASHの入隊試験に落ち、災害ボランティアとして働いていた。 そんな中、龍厳岳の噴火のボランティアに向かったカイトは、 そこで火山噴火が原因で目覚めた高熱の怪獣グランゴン(冒頭画像左)の襲撃に逢う。 さらにグランゴンに敵対する低温の怪獣ラゴラス(同じく画像右)も火山のふもとに出現、 2大怪獣の戦いの余波でDASHの戦闘機が墜落してしまう。 避難する人々を守るために墜落した戦闘機に搭乗したカイトだったが、 怪獣の攻撃で再び戦闘機は墜落、絶体絶命の危機に陥ってしまう。 その時、M78星雲から地球の文明を監視しに来た文明監視員のウルトラマンマックスがこれを衛星軌道上から見ていた。 マックスは人々を守ろうと自らを犠牲に戦うカイトに共振する個性を感じ、彼を救って融合する。 かくして、ウルトラマンに変身できるようになったカイトはマックスに変身してグランゴンとラゴラスを撃破。 その後も数々の怪獣や宇宙人と戦いを繰り広げていく。 前述のように放送前の宣伝では昭和作品の人気怪獣が当時としては久々に再登場するというのが大きなセールスポイントだったが、 そうした過去の人気怪獣をも食ってしまうほどに印象的な新登場の怪獣、宇宙人のエピソードが多い。 13話では人気怪獣の再登場としてゼットンが登場。 頭上も守れて必殺光線マクシウムカノンの長時間照射でも破れないバリア「ゼットンシャッター」の防御力と、 過去のゼットンと比べてもアグレッシブで高い格闘戦力にマックスは歯が立たず絶体絶命の危機に陥る。 しかしその時、マックスを助けに、初登場の仲間ウルトラマン「ウルトラマンゼノン」が地球に飛来する。 倒れたマックスに替わりゼットンと戦うゼノンだが、そのゼノンをも追いつめるゼットン相手に、 ゼノンは強化武器「マックスギャラクシー」を呼び寄せる。 マックスはマックスギャラクシーを装着、新必殺技「ギャラクシーカノン」でゼットンを倒す。 ゼノンが授けたマックスギャラクシーの召喚能力はマックスに残り、 ゼノンが地球を去った後もマックスはギャラクシーカノンの力も駆使してさらなる戦いを続けていく。 30話ではグランゴンの別個体を捕食し進化したラゴラスの別個体、ラゴラスエヴォが出現。 ギャラクシーカノンをも上回る威力の光線を放つラゴラスエヴォの前に、 マックスは大ピンチに追い込まれてしまう。 しかしカイトの励ましで奮起したDASHの開発担当のショーンは 対ラゴラスエヴォ用の新装備A.G.メイザーを開発。 マックスがソードスラッシュを使って作った隙を突き、 DASHの戦闘機2機はA.G.メイザーを発射、ラゴラスエヴォを爆発四散させる。 ウルトラマンに頼り切らない事の大事さやマックスが地球人を助ける理由とカイトとの関係など、 この30話は最終話につながる要素が上手くまとまった重要な回である 最終話では地底文明より出ずる最大の敵「ギガバーサーク」にマックスは敗北、 カイトをマックスギャラクシーに乗せて分離させたものの磔になってしまう。 しかし防衛チームDASHはそのマックスギャラクシーを解析、 マックスのエネルギーが太陽の核融合に近い原理だと解明する。 DASHは太陽エネルギーをマックスギャラクシーに集約、 戦闘機でマックスギャラクシーを運搬し、磔になったマックスに届けようとする。 この作戦でマックスは復活しカイトとも再び融合、 巨大な光の剣、ギャラクシーソードを使用してギガバーサークを撃破した。 戦いの後「地球の未来は君達自身の手で掴んでくれ」とカイトに言伝をして分離、故郷のM78星雲に帰って行った。 そして年月が経ち、宇宙へ旅立とうとする孫を妻と共に見守るカイトの姿で物語は締め括られる。 このため以降の客演ではカイトとの分離後のマックス単独として活躍する事が多い。 + 客演作品における活躍 マックス本編時の設定では、M78星雲出身ではあったが、 以前のウルトラマン達との関連は無いと設定されて製作されており、 マックスに他のウルトラマンが本格的に客演する話は無かった。 そのためか再登場した昭和怪獣も設定が大きく変更されている怪獣が何体かいる。 とはいえメトロン星人登場回ではウルトラセブンとつながりがあるような演出がされるなど、 関連があると取れる話も存在していた。 そして本編終了後の2009年『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』において、 既存の世界観が繋がったM78星雲のウルトラ戦士を多く登場させるという方針になった際に、 M78星雲出身で本編世界観と繋げても違和感が無い事もあってか、 昭和ウルトラ戦士と同じM78星雲の光の国出身という設定に再設定され客演した。 しかし扱いとしては他の昭和ウルトラ戦士と共に本作の敵、ウルトラマンベリアルに挑み、 あっさりと蹴散らされるやられ役であり、ファンの評判はあまり良くなかった。 その続編『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』でも他のウルトラ戦士と共に、 光の国を集団で襲う敵の迎撃のために登場。こちらではきちんと勝利はしたのだが、 他の戦士と共に背景で戦うような活躍だったため、目立った活躍とは言えなかった。 しかし以降の客演作品では活躍がしっかりと描かれるようになっていく。 また、ニュージェネレーションシリーズからはウルトラマン達が宇宙を超えて知り合い共闘する作品が増えており、 M78ワールドのウルトラマン達もこの要領で別宇宙にも本人が登場するようになった。 実はマックスもグレート、パワード、ネオスといったM78ワールド本編シリーズとの繋がりが微妙な作品群と共に、 M78ワールドからそういった別宇宙の地球に派遣されていた際の活躍が主役シリーズ本編だったのではないか、 というファンからの推測がある。 映画『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』 平成ウルトラ戦士達を封印してきた超時空魔神エタルガーによって封印されるが、 ギンガ達の活躍によって復活した。 その後はエタルダミーのスラン星人と対決。 TV本編最終話で使用した巨大な光の剣:ギャラクシーソードによって、 オーバーキル気味にスラン星人を爆散させた。 本作からスラン星人との因縁がピックアップされていく。*4 TV作品『ウルトラマンX』及び派生作品 第8話「狙われたX」に登場。 突如現れた強敵ゼットンに苦戦を強いられたウルトラマンエックスと変身者の大空大地は、 トウマ・カイトに瓜二つな科学者・当麻博士の手を借りて新兵器のゼットンアーマーを開発する。 しかし、当麻博士の正体はゼットンを操る黒幕・スラン星人クワイラであり、 ゼットンアーマー内に仕込まれた悪性プログラムによりエックスは暴走を始めてしまう そこにトウマ・カイトの姿を借りたマックスが出現。クワイラの正体を暴いて自らも変身・巨大化する。 しかし、この状況自体がかつて同族を倒したマックスを倒して仇を討つためのクワイラの罠であり、 操られたエックス、ゼットン、巨大化したスラン星人の3体に集中攻撃を受けて袋叩きにされる。 胸部にスラン星人の光線とゼットンとゼットンアーマーの2発の波状光線まで浴びせられ、 遂にマックスは倒れてしまうが、マックスが戦いで稼いだ時間を使って、 エックスの変身者の大地がエックスを洗脳するアーマーのプログラムを解除、 復活したエックスと共に立ち上がったマックスの2対2の戦いが始まる。 ゼットンとはエックスが戦う中、マックスはスラン星人と戦い、 マクシウムソードをフル活用、ギャラクシーカノンでスラン星人を撃破した。 戦闘後はエックスにマックスの力を秘めたサイバーカードを託した。 身を挺してエックスを助け、撃墜された戦闘機を助けようとするなどマックスの性格がよく演出された客演であり、 絶体絶命のピンチに陥った所から仲間の助けで逆転、勝利する展開もマックス本編の戦闘のよくある流れだったりと、 マックスの客演としてしっかり作られていたため評価が高い。 TV本編でも見られた危機に陥っても逆転の糸口がつかめるまで耐える戦い方にもなっており、 ゼットンの波状光線も含めた3体の集中攻撃で倒れてもカラータイマーが青のままという驚異的な耐久力を見せている。 ちなみにこの回ではスラン星人がカイトの姿に化けた当麻博士とマックスの変身前のカイトが登場するが、 マックスの方もカイトとは分離した後で変身前の人間体として姿だけを借りた状態なので、 この回にはカイト本人は不在で姿を借りた宇宙人だけが複数いたという珍しい事態になっている。 放送前の児童誌では「マックスが当麻博士として大地を助ける」と紹介されたので、思わぬ展開に驚いた視聴者も多かった。 劇場版では、敵怪獣ザイゴーグが生み出したツルギデマーガが世界各地に現れた時 かつてエックスと共闘したウルトラ戦士達と共に駆け付けた。 この時は久々にマクシウムカノンによって敵怪獣を撃破している。 『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』 文明監視員時代のウルトラマンリブット(マレーシアのウルトラマン)と共に調査中にマガオロチの卵を発見。 そこに潜んでいたスラン星人の罠に嵌まり、ゴーデス細胞を植え付けられ、ウルトラマンヒカリの見立てではもって3日という危機的状況に陥る。 リブットはマックス救出のためにウルトラマングレートとパワードの手により鍛えられ、救出に来る。 ゴーデス細胞に操られかけたマックスはリブットを攻撃してしまうが、リブットがヒカリの開発した抗体を打ち込むことで元に戻る。 流石のマックスも治療直後はパワータイマーが赤く点滅していたが、突如飛来したマックスギャラクシーによりエネルギーを回復。 マックスギャラクシーの送り主・ウルトラマンゼノンも到着し、ゴーデス細胞で強化されたマガオロチと3人で戦い、これを撃破した。 + マックスが使用する技の詳細 ここではマックスの技の内、MUGENキャラに搭載されている技の原作での能力について説明する。 MUGENキャラの技名を基準に紹介しているため、一部の技は本編では名前の無い技や本編と名前が違う技も存在する。 本編で使った光線技としてはマクシウムカノンとギャラクシーカノンの比率が多いのが特徴。 マクシウムソードは技名としては1つなのだが、本編での使用のバリエーションがとても多く、 手に持って切断するソードスラッシュ、さらにはそれを突進しながらやかすみ切りのように使うなども見せた。 コメットダッシュ 瞬間的に高速移動して、相手の後ろに回り込んだりして翻弄する。 相手とスピード戦を展開する事も可能で要所要所で活用された。 使用した話数は決して多くは無いが、 印象的でマックスの特徴として扱われる高速移動能力である。 マクシウムソード 頭部に装着されている刃物状の武器。 手に持ってナイフとして斬り付けたりや投げてブーメランのように使用する。 ウルトラセブンのアイスラッガーとよく似た武器だが、 収納式のため外しても頭部の形状とシルエットが変わらない構造になっている。 ちなみに頭部に触れれば本人の意思に関係なく出現するらしく、 諸事情で記憶喪失になったマックスが頭をかいたら勝手に出現した事もあった。 牽制や相手の部位破壊、とどめへの繋ぎに使われる事が多い技である。 しかし話によっては手に持って相手を切断し爆散させる、 投擲後に分身させて敵を滅多切りにするなど、 相手へのとどめに使われる事も有った必殺技である。 手に持って相手に斬り付ける技は後述のように「ソードスラッシュ」という技名がある。 ソードスラッシュ マクシウムソードを手に持って相手を切り裂く。 ダークバルタンの両腕のハサミを切断できるほどの切れ味がある。 3話では手に持ったまま突進、ジャンプしてソードで斬り上げる使い方で敵怪獣レギーラを縦に真っ二つにしており、 これと以降の似たような使い方がbakisimu氏製作版MUGENキャラの「ジャンプソードスラッシュ」の元ネタと思われる。 7話では空中から斜め下の敵宇宙人ケサムに向けてソードを持ったまま突進、 ケサムの光弾を回避、光の鞭の切り払いながら接近してケサムをすれ違いざまに切り裂いた。 これがbakisimu氏製作版の「マクシウムソードかすみ切り」の元ネタと思われる。 マックスパワー 原作では両腕で敵の角を掴んでへし折る技なのだが、bakisimu氏製作版MUGENキャラの技は明らかに別物。 おそらくbakisimu氏製作版のマックスパワーという名前の技は、TV本編で多用していた、 ダッシュで相手怪獣に突進、相手怪獣を掴んでそのまま、時には片手で持ち上げたまま脚力で押していき、 打撃攻撃を叩きこむ一連の動作(特に公式設定の呼称無し)だと思われる。 パワーに優れたマックスを印象付けるよく使われた技だが、公式の技名が無いため別の技名を使用したと思われる。 マクシウムカノン 周囲から虹色の光を左腕にチャージし、腕をL字に組んで放つ必殺光線。 怪獣2体を連続で爆散させるなど強力な威力がある光線技である。 しかしチャージ中に相手の攻撃で妨害されて発射できなかったり、 相手に防がれてしまう事もあるなど中盤以降は敵へのとどめに失敗するケースが増えてくる。 最も相手に防がれた場合でも、ゼットンのバリアにヒビを入れたりするなど、 威力自体は決して低くないし、直撃すれば大半の怪獣は倒せる必殺技である。 19話では敵が使う巨大な剣を、マックスが手に持ったマクシウムソードで受け止め、 そのまま鍔迫り合いで押し込まれながらも、もう片腕でマクシウムカノンをチャージ、 鍔迫り合いしながら至近距離で放ったマクシウムカノンの反動で敵を大きく弾き飛ばす使い方を見せた。 これがbakisimu氏製作版の「マクシウムカノンゼロシュート」の元ネタと思われる。 ギャラクシーカノン 上述の「TVシリーズでの活躍」での経緯で13話にて入手した追加武器を使った攻撃。 追加武器マックスギャラクシーを呼び寄せ腕に装着、強力な光線を放つ。 マクシウムカノンだと防がれてしまう相手の防御力を上回って敵を倒す事が多く、 マクシウムカノンより1ランク上の威力の技として演出されていた。 光線は白色で一見地味だが、上述のように威力が高く貫通力に優れているのが特徴。 公式HP等によると強力な光線が撃てる代わりに体力の消耗が激しく毎回は使えない技らしい。 ギャラクシーソード マックスギャラクシーから巨大な光の剣を伸ばして敵を切り裂く。 元はTV本編最終話の39話で見せた大技で、 その際には防衛チームの作戦で大量のエネルギーを得ていたため、 宇宙に届くほどの長さまで光の剣を伸ばし、 990メートルの巨体を誇る敵ギガバーサクを撃破している。 2015年のギンガSの映画では通常の状態で使用しており、 こちらでは自分の数倍以上の長さに伸ばした光の剣でスラン星人を真っ二つにしている。 bakisimu氏製作版の通常版はギンガS映画版を、ライフ20%以下版はTV39話版が元ネタと思われる。 MUGENにおけるウルトラマンマックス 他のウルトラ戦士のスプライトを改変して作られたMAX氏製作版とbakisimu氏製作版が存在するが、製作経緯は少し複雑。 まずbakisimu氏がセブン改変で作ったマックスの立ドット1枚がtwitter上で2016年9月18~19日頃から公開されており、 そのbakisimu氏の立ドットを元にMAX氏がスプライトを作り、MUGENキャラの「ultraman_Max」を製作。少なくとも2018年7月頃から公開していたらしい。 さらにbakisimu氏がMAX氏にそのドットの流用、改変許可をとって作ったのが2018年9月8日に公開されたbakisimu氏版の「ultraman_max_A」になる様子。 ここでは性能の確認ができている「ultraman_max_A」について紹介する。 バキシムやウルトラマンゼロ等のウルトラマンキャラや、 オリジナルキャラのリュシージュ・カペラやレイア・ビゼットの作者である、 bakisimu氏により製作されたものが2018年9月8日に氏のOneDriveで公開された。 以降も2019年11月9日までの更新で多数の技が追加され性能が調整されている。 muu氏のウルトラ戦士をベースにしており、スピリッツや回り込みなどのシステムが搭載されている。 上述のような経緯があるため、大本となる立ちドットはbakisimu氏製作だが、新規モーションの改変ベースや流用としてMAX氏製作のドットも使用されている。 ただしcnsは恐らくMAX氏のキャラというよりはmuu氏製作のウルトラ戦士をbakisimu氏が改変した物がベースになっている。 2019年11月版では基本的な技や1~3ゲージ技が揃い、動画使用には十分な完成度に仕上がっている。 パンチ、キックは弱強の2ボタン式。ただしキックには中キックとして前蹴りも搭載。 氏のウルトラ戦士キャラには珍しく必殺技としてのゲージ消費無しの飛び道具が無く、飛び道具技は全てゲージ技になっている。 代わりに必殺技として無敵付き高速移動技のコメットダッシュ、コメットダッシュパンチが搭載されており、こちらで相手に接近したい。 「マックス・サテライトキック」は相手の位置をサーチしてその位置目がけて空中から急降下キックを放つ技。 「マックスパワー」もダッシュで突進し、掴んだ相手を持ち上げて突進する投げ技で、 全体的に飛び道具での遠距離牽制をするよりは、こういった移動技で接近戦を挑む性能に仕上がっている。 ただしコメットダッシュは使用後に硬直時間があり、 コメットダッシュパンチ、サテライトキック共にガードされると不利なフレーム数が長めなど、 失敗時のリスクは大きいので使い所はしっかり見極めたい。 マックスパワーも飛び道具無敵で接近できるが、打撃を受けると潰されるしガードされると隙が大きい。 投げ技は相手を片手で持ち上げ投げ飛ばすパワフルな投げになっている。 画面端に投げた相手がぶつかった場合はずり落ちる速度が遅めのため、追撃のチャンスになる。 ゲージ消費の超必殺技としては、 0.5ゲージ消費の「ジャンプソードスラッシュ」と「マクシウムソードかすみ切り」、 1ゲージ消費の「マクシウムソード」と「マクシウムカノン」、「マクシウムカノンゼロシュート」(19年11月追加)、 2ゲージ消費の「ギャラクシーカノン」(19年1月追加)、 3ゲージ技の「ギャラクシーソード」(19年11月追加)が搭載。 + 超必殺技の詳細 ジャンプソードスラッシュは飛び上がりながら相手をマクシウムソードで切り裂く移動技。 マクシウムソードかすみ切りは空中から前方斜め下に突進する突進技。 どちらも突進するように前方を切り裂く移動技のため当てやすく、 相手への接近に使えるが、ガードされると不利なので注意して使いたい。 マクシウムソードは頭部の刃物をブーメランのように飛ばす中距離飛び道具で、 ヒット時は1回、ガード時は2回当たる仕様になっている。 マクシウムカノンは腕を組んで放つ高威力の光線技で、直撃時は3割近いダメージだが、 発射前の無敵が無く、ガードされた際の削りダメージも他のウルトラマンに比べて少ない。 飛び道具をよく使う相手には飛び道具で発射前に妨害されて撃てない場合も多いため、使い所に注意が必要である。 2019年の更新で光線の色がTV本編のような緑に虹色の混じる色に更新され、原作に演出が近付いている。 マクシウムカノンゼロシュートは相手の攻撃を受け止めてゼロ距離で光線を叩き込む当身技。 光線に相手が押されていく19話の演出が再現されている。 ギャラクシーカノンは強力な直線状光線を放つ2ゲージ技。 直撃時のダメージは4.5割、相手にガードされても2.5割と削りダメージ量が大きめ。 暗転はあるが発射前の隙自体は短く、マクシウムカノンより発射前に潰されにくい。 19年1月時は発射前に無敵があったが、19年2月の更新で無敵が無くなっているので使い所には注意。 ギャラクシーソードは巨大な光の剣で相手を斬り付ける高威力の3ゲージ技。 残りライフが最大値の20%以下で使うとランダムで2タイプの特別演出版になる。 この特別演出版はおそらくTV本編30話、39話の演出を元にしており、 特別演出版は相手のステートを奪う投げ技になっている模様。 この残りライフが最大値の20%以下での使用版は、 仮に相手が投げ無効だったり投げが当たらなかった場合でも打撃属性の攻撃が放たれるので無駄になりにくい。 失敗しにくく当てやすい強力な攻撃に仕上がっているが、 その分威力は通常版で4.5割、低ライフ版で5割~5.5割と、氏のウルトラ戦士の3ゲージ技にしては控えめである。 AIもデフォルトで搭載済み。今後の活躍に期待したい。 公開当初の製作動画。基本動作を解説 2019年11月更新版の製作動画。追加のゲージ技を中心に解説 出場大会 第1回 並強1R先取リーグトナメ 第1回 並強タッグリーグトナメ 小学生以下!並強タッグサバイバル 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント *1 番組企画時では「ウルトラゼノン」というセブン以来のマンがつかない名前になる予定だったのだが、 「最強!最速!」のキャッチコピーに合うように「ウルトラマンマックス」と改名された逸話が存在する。 その後劇中で登場した「ウルトラマンゼノン」へと名前が受け継がれた。 *2 当初の設定ではマックスは昭和シリーズと直接関連していなかったため、光の国出身とは明言されていなかった。 現在では世界観が統合されるとある事件が発生した事で光の国出身とされるようになる事が多いが、 『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』のBlu-ray解説書では「星雲のどこか」とされるなど、出自は未だ曖昧な部分が見受けられる。 本編中のマックス自身の走馬灯で映画『ウルトラマン物語』に登場した光の国にある都市クリスタルタウンが流用映像で出てくるので、 その近辺の出身なのではないかという考察もある。 出身地はともかく、仕事である文明監視員は昭和シリーズと同じ世界の光の国にある職業として設定されており、 「光の国所属のウルトラマン」であることは間違いない。 なおマックスは『ウルトラマンティガ』以降の平成ウルトラTVシリーズで初のM78星雲出身となったのだが、 こうなった理由はパイロット版監督の金子修介氏が平成シリーズの詳細を知らず、 「ウルトラマンなら当然M78星雲に決まっているだろう」との考えで設定したかららしい。 昭和期でもM78星雲以外から来た人がいるんですが *3 設定上のスペックだけで言うなら、飛行速度マッハ9.99はエースやタロウのマッハ20の半分以下で 決して最速とは言い難いのだが、走行速度マッハ7は歴代戦士でも相当なものである。 伝説の戦士ウルトラマンキング(マッハ3)の倍以上と言えばわかるだろうか。 彼を超える速度の戦士となるとノアのようなキング以上の伝説級か、レジェンドやサーガのような合体戦士か、 ゼロビヨンドのような他戦士の力を合わせた強化形態と言った所で、強化無しのマックスの俊足ぶりは正に最速の名に恥じないと言えよう。 とは言え、広大な宇宙を巡るウルトラ戦士は亜空間航法や超光速移動なども修得している事が多く (昭和ウルトラマンにもウルトラ光球のように超光速移動の方法がある)、 マックスも本編では使用していないが設定上は亜光速~超光速移動が可能となっている。 余談だが、「マッハ」は音速を基準としているため、大気中と水中・固体とで速度が異なる。 物質や気温・気圧によって変動するが、大気中(約340m/s)より水中(約1000~1500m/s)や地中の方が数倍速い。 そのためマックスは実は飛んだり走るより泳ぎや地潜りの方が圧倒的に速かったりする。 地上における「マッハ」=約340m/sを基準としている事が付記されていないだけだろうというツッコミは禁句 *4 他のエタルダミーがエンペラ星人やウルトラマンベリアルといった大ボス格だったりファイブキングのような合体怪獣だったりする中、 あくまで「序盤に登場した普通の敵キャラ」という位置付けでしかなかったスラン星人は場違い感があると当時から指摘されていた。 実は当初はゼットン、ラゴラスエヴォ(中盤に登場した、上記のラゴラスがパワーアップした怪獣)がエタルダミー候補に挙がっていたが、 「マックスオリジナルではない」「スーツの状態がよくなかった」という理由でボツになり、 条件を満たしていたスラン星人に白羽の矢が立った…というわけである。 その後先述の通りにマックスとの間に因縁を持たされて『X』での客演回に登場するなどウルトラマンマックスを代表する敵のような扱いになっており、 ある種のサクセスストーリーの体現者と呼べるかもしれない。 ちなみに上記の登場回は予告の時点では当麻博士が偽物という事はもちろん、 OPクレジットでも個体名のクワイラで表記されるなどして伏せられており、サプライズ扱いとなっていた。 「君達の未来は、君達自身の力でつかみ取ってくれ。 この広い大宇宙のどこかで、 君達とまた出会えるかも知れない。お別れだ」 未来で会いましょう ウルトラマンマックス
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「諦めるな!」 2004年に放送された円谷プロの特撮作品『ウルトラマンネクサス』の主役ヒーロー。 + 基本形態アンファンス時のプロフィール 年齢:35万歳以上 身長:ミクロ‐49メートル 体重:4万トン 飛行速度:マッハ3 国家の枠を越えて作られた防衛機関「TLT」へ配属された青年・孤門一輝の前に現れた銀色の巨人。担当声優は 増谷康紀 氏。 人間を捕食する正体不明の怪物「スペースビースト」と戦っている事以外は一切が謎であり、 TLT関係者からはビーストの一種、あるいはビーストと同等の脅威ではないかと警戒され、殲滅対象とされている。 しかし、巨人に命を救われた孤門は、彼を味方と認識。「ウルトラマン」という何故か脳裏に過った名前で呼び、 共にビーストの脅威から人々を守るため、対ビースト部隊「ナイトレイダー」の一員として働きながら彼の正体を探っていく。 やがて孤門は、ウルトラマンの変身者と思しき青年・姫矢准と出会い、彼に秘められた過去を知っていくのだが……。 同番組はウルトラマンの概念を一新する「ULTRA N PROJECT」の一環として作られたテレビシリーズであり、 既存の作品にはない、斬新な要素が多数取り込まれている。 その中でも最大の特徴はウルトラマンへの変身者(デュナミスト)が複数人存在するという点で、 彼らの代替わりにより、受け継がれていく絆(ネクサス)がストーリーの中心になっている。 加えて上記の通り、主人公の孤門はウルトラマンに変身しないという点も大きな特徴である。 + 「ULTRA N PROJECT」 かつて円谷が、従来の未就学児童からさらに上の層をターゲットに展開したウルトラシリーズの作品群であり、 イベントショー、雑誌、映画等の各ジャンルをリンクさせたメディアミックス展開を行い、 最終的にテレビ作品『ネクサス』に集結させる事で各作品間のミッシングリンクを埋めて、 壮大な大人向け特撮として成立させる事を目指したプロジェクトであった (怪獣保護をコンセプトにした『ウルトラマンコスモス』との差別化の意味合いもあった)。 しかし、映画は「大人向けのウルトラマン」というコンセプトそのものを配給元の松竹に警戒されて大々的な広告等のバックアップを受ける事が出来ず、 元々予算が少ない中、深夜枠を想定した企画だったのが、クランクイン後に放送時間が土曜朝に決まるなどの現場の混乱、 今では「深夜枠でも無理」と称されるような放送時間帯に合わないシリアス展開による、『ネクサス』の視聴率・玩具売上不振が響き、 商業的・興行的な観点から見れば、プロジェクトは「失敗」となった。 結果的に『ネクサス』は、番組の作風を変えるか1クール短縮のどちらかを迫られたが、 作風を変える事はファンへの裏切りと考えたプロデューサーの強い意向により、 作風の根本は変える事なく放送短縮を選ぶ事になったが、 これにより、ある程度雰囲気が緩和した事や、ミッシングリンクが明かされるにつれて評価は持ち直し、 特に最終回は平成作品屈指の感動的なエピソードとなった。 予算の問題もあって「1エピソード4話(≒ビースト一体との決着に四週かける)」というある意味水増し工作していたのが、打ち切りが決まり話数が圧縮された事で水増し分が無くなり、結果として評価を上げるというのも皮肉な話である このように「ULTRA N PROJECT」の作品は単なる駄作ではなく、コミカライズを担当した椎名高志氏の言葉を借りるなら、 「世に出るのが早すぎた作品」と称するのが正しい。 放送当時は短所ばかり取り上げられたが、逆に従来のウルトラ作品に無いシリアスかつハードな雰囲気に惹かれた視聴者も多く、 加えて、本作の放送を経て『牙狼-GARO-』や『ライオン丸G』などの深夜特撮が台頭し始めるなど、業界にも少なからず影響を与えた。 2022年にNHKの番組で行われた『全ウルトラマン大投票』では、当時の不評を覆すかのように多くの強豪を抑えてヒーロー部門で8位にランクインしている。 なお、前期OPテーマ「英雄」はヒーローの心意気を熱く歌い上げた名曲として知られているが、 歌詞の中にウルトラマンネクサスにまつわるキーワードが無いため、ウルトラシリーズの主題歌だと知らない者も多い。 Googleで検索するとサジェスト欄に「ドラゴンボール」が表示されたりするが、一切関係ない 円谷プロのエイプリルフール企画ではウルトラマンネクサス自身がその事に苦言を呈する一幕もあった。 我武者羅に進む若さを肯定する後期OPテーマ「青い果実」、不屈の闘志を伝える第3EDテーマ「赤く熱い鼓動」など、 その他の楽曲も作品テーマに沿った名曲揃いである。作品キーワード?他の曲にも一切ございません + Fight The Future 実を言うと「Fight The Future ~ウルトラマンネクサスのテーマ~」という直球のウルトラソングも存在するのだが、 サントラには収録されているものの本編には流されずイベント使用が主であった為、知名度は非常に低い。 とはいえ、曲自体はネクサスの登場時や戦闘シーンなどで頻繁に流れるBGM「ネクサス -Heroic-」と同じなので、 本編を視聴した人が聴けば「あの曲って歌詞があったのか!」とびっくりすると共に、雰囲気は違えど確かにネクサスの曲だと納得して貰える事だろう (ただし「Fight The Future」は歌唱やギターがメイン、「Heroic」はオーケストラ調なのでよく聴かないと分からないかもしれない)。 闇の中に迷う時も諦めるなと鼓舞する内容の歌詞は、デュナミストを含む人々へのネクサスのエールにも感じられる。 + 各形態解説 アンファンス 全デュナミスト(適能者)が最初に変身する銀色の形態。名前の由来はフランス語の「幼年期」。 能力は他の形態に劣るものの変身に伴う制限時間が存在せず、そのせいかカラータイマーが存在しないのが特徴。 エネルギー消費時には胸のV字状クリスタル「エナジーコア」が点滅する。 両腕の手首には「アームドネクサス」と呼ばれる手甲があり、光線技はここから発射する事が多い。 必殺技は腕を十字に組んで発射する「クロスレイ・シュトローム」。 発動モーションが短いので不意討ちでビーストを倒す事もあるが、トドメを刺し切れない事が多い。 また、切断力に優れた牽制用の光刃「パーティクル・フェザー」や、作中破られなかった鉄壁のバリア「サークル・シールド」も使える。 更にエナジーコアが輝く「コア・ファイナル」が発動すると、隠された能力が解き放たれ奇跡的な現象が発生する。 ジュネッス 二番目のデュナミスト、姫矢准がアンファンスから強化変身する形態(本項冒頭の画像)。名前の由来はフランス語の「青年期」。 体色が銀色に赤と黒を帯びたものになった他、エナジーコア内にカラータイマーが形成されているのが特徴。 アンファンスの技が一通り使える上に各能力が強化されており、力強い戦い方を得意とする。 両手をL字状に組んで発射する必殺技「オーバーレイ・シュトローム」は、ビーストの細胞を分子レベルで完全消滅させる事が出来る。 また、PS2のゲーム版では何故か、エナジーコアから発射する高熱量の光線「コア・インパルス」が最強技として扱われている。 更に自らの能力を強化し、ビーストを弱体化させる不連続時空間「メタフィールド」の展開が可能。 メタフィールドに引きずり込む事でビーストによる周辺被害を防ぐ事も出来る。概ねディバイディングドライバーである ただし、メタフィールドの展開可能時間は3分であり、それを過ぎるとデュナミストが死亡してしまう。 番組中盤からは闇のウルトラマン「ウルティノイド」が展開する逆の効果を持つ空間「ダークフィールド」に上書きされる事が多く、 人々や街を守るために、不利になる事を覚悟でメタフィールドを展開するという事態に陥っていた。 ちなみに異なる人物がデュナミストとなった『ウルトラマンX』客演時にもこの形態になっていたが、 諸般の事情で同じスーツを使っているだけで設定上は別物であり、 スタッフも「色が若干違うつもりで観てほしい」と姫矢のジュネッスとは別物である事を強調するコメントを出している。 ジュネッスブルー 三番目のデュナミスト、千樹憐が強化変身する青い体色のジュネッス。 姫矢のジュネッスよりも身のこなしが俊敏で、自らのダメージを省みない前のめりな(悪く言えば無謀な)戦い方が特徴。 その戦法は憐の抱えたある事情に起因しており、それを指摘されたあとはサークル・シールドを使うなど防御も交えた戦い方になっていった。 必殺技はエナジーコアの光をアームドネクサスに投影し、光の弓のような光刃を形成して発射する「アローレイ・シュトローム」。 アームドネクサスから光の剣を形成して敵を斬り裂く「シュトロームソード」。 そして光の弓と光の剣を同時に形成し、不死鳥のような形の光刃を発射する最強技「オーバーアローレイ・シュトローム」。 ウルトラマンと言えば照射系光線技の印象が強いが、本形態ではクロスレイ・シュトローム以外使っていないという点も斬新である。 + 最終話にて… ウルトラマンノア 最終話で遂に変身した孤門が、アンファンス、ジュネッス、ジュネッスブルーを経て到達した最終究極形態(ウルティメイト・ファイナル・スタイル)。 ウルトラマン・ザ・ネクストおよびウルトラマンネクサスの真の姿と言うべき形態であり、神々しい姿と神業の如き戦闘能力を持つ伝説の存在。 その正体は未だ謎に包まれているが、遥か太古から様々な並行世界に現れ、全宇宙の平和を守り続けてきたらしい。 全身が鏡の如く銀色に輝いている他、背中に備わる伸縮自在の翼「ノア・イージス」で時空や並行世界間の移動を可能とする。 映像作品内で使用した能力は、パンチと共に一兆度の炎の柱で相手を吹き飛ばす「ノア・インフェルノ」や、 右手首に左拳を打ち付けて放つ稲妻超絶光線「ライトニング・ノア」などほんのわずかだが、 それだけで自らと同等の力を持つ不死身のラスボス・ダークザギを宇宙空間まで吹き飛ばし、跡形もなく爆散させてしまった。 ウルトラマンノアというキャラクター自身は「ULTRA N PROJECT」の一環として『ネクサス』放映以前から登場していたが、 その活躍の場は雑誌媒体やステージショーに限られていたため、番組本編への登場はサプライズ的な形だった。 + ノアがネクサスとなった経緯 前述の通り、ノア自身は太古の昔から宇宙の平和を守り続けていたようだが、 『ネクサス』本編より2万年以上前、M80さそり座球状星団にある「来訪者」と呼ばれる異星人の星にスペースビーストが襲来した際に、 来訪者達を救うべく飛来し、住民と一体化して巨人の姿を取り、適応者を変えながら激戦を繰り広げたのが、 『ULTRA N PROJECT』の世界でノアの存在を知られるきっかけであったという。 戦いの末にスペースビーストを壊滅させたノアは、その代償としてエネルギーを使い果たして休眠に入ったが、 ビーストへの恐怖を克服出来なかった来訪者達はノアに頼る気持ちを捨てる事が出来ず、 ノアを模した対ビースト用最終兵器「ウルティノイド・ザギ(後のダークザギ)を作り上げてしまう。 やがて自身がノアの模造品である事を知ったザギは暴走し、ビーストを自ら増殖・進化させては倒して自己進化する…、 といういたちごっこを繰り返し、来訪者の星を地獄絵図に変えていった。 その脅威に対応出来なくなった来訪者達が最後の手段として超新星爆発を起こし、ザギを自分達の母星ごと爆破した事で、 次元の歪みが発生し、ノアはザギごと別の宇宙に飛ばされた。 半ば叩き起こされる形で休眠から覚醒したノアが目にしたのは、転移先で怪獣を操り暴れるザギとそれに応戦する宇宙警備隊達……、 即ち初代ウルトラマン達が活動していた「M78ワールド」の宇宙であった。 ノアはこの時ウルトラ兄弟達と共闘してザギに立ち向かったが、休眠半ばで覚醒したノアは本調子ではなく、 最終決戦においてノアは「ノア・ザ・ファイナル」を使い、ザギ共々強引に元の宇宙に再転移する強硬手段を使用。 その際の後遺症でザギは身体を失い、ノアも力の大半を失った結果、ウルトラマン・ザ・ネクストの姿と化した。 その後、地球に身を隠したザギがノアを誘うべく呼び込んだビースト・ザ・ワンを追い、弱体化した状態で地球に飛来するが、 うっかりスクランブル発進していた真木舜一の乗る戦闘機と衝突事故を起こしてしまい、 真木を最初の適能者に選んで融合する事で命を繋いだ。 ザ・ワンの脅威を目の当たりにした真木は、自分が負担に耐えられないであろう事を承知の上で戦いザ・ワンを倒すが、 家族との別れを嘆く真木を哀れんだノアは自分が再度休眠に入るのを承知の上で、力の殆どを使い果たして真木の命を救う道を選んだ。 そして地球での休眠により、再度戦えるまで力を取り戻し、 かつ地球環境への適合率を高めて戦いやすいように変化させた形態が「ウルトラマンネクサス」である。 ザ・ネクストとネクサスのどちらが強いのかファンの間で議論される事もあるが、 「ノアのコンディション+適能者の強さ&コンディション+その場の状況」に左右されるため、その時々次第で変わると考えた方が適切である。 映画『ULTRAMAN』時点ではノアは絶不調だったが、適能者の真木が軍人であった事もあってか、 前半のネクサスが散々苦戦したビースト達より強いはずのザ・ワンを仕留めている。 逆に『ネクサス』本編では、デュナミスト達が光を繋ぐ度にノアも能力を増していったらしく、 後半に出たジュネッスブルーは変身者が不調な状態でありながら、 ザ・ワンの強化形態にあたるイズマエルを撃破するほどの力を得ていた。 客演の際にザ・ネクストが全く登場せず、ネクサスばかりなのは、後者が地球環境用の形態のためであると思われるが、 『ウルトラマンギンガ』の「ダークスパークウォーズ」の回想において、ザ・ネクストらしき姿が見えるため、 どちらかが下位互換というわけではなく、ザ・ネクストは「宇宙用」、ネクサスは「地球用」に環境に適合させた形態という可能性もある。 + デュナミスト(適能者)達 デュナミストは変身者達の総称である。 ザ・ワンとの戦い以降にネクサスがデュナミストを見つけるため、地球上の全人類を対象に「謎の遺跡」の夢を見せるようになり、 普通の人間は遺跡に近づくことはなく、夢から覚めれば内容を覚えていないのだが、 デュナミストの資質があるものはこの夢の内容を断片的に記憶することが可能となっており、 最終的に遺跡の内部に進入し、安置されているストーンフリューゲルに触ることができた者をネクサスは変身者に選定していた。 姫矢以降のデュナミストは「前任者が無意識に選定した後継者」が次の最有力継承者候補となっていた模様。 また、本編に登場したデュナミストはいずれも過去に絶望・悲観・喪失などを経験し、 生きる意味や歩むべき道のりを見失ったりした者達が選ばれている。 共通して変身アイテムは短剣のような形状の「エボルトラスター」。 また、小型衝撃波動銃「ブラストショット」と、石柩「ストーンフリューゲル」というサポートアイテムが提供される。 脚本の長谷川圭一氏によれば、本作の変身者が移り変わっていくデュナミストの構想について、 『ジョジョの奇妙な冒険』のようなイメージで書いたらしい。 姫矢准 二番目のデュナミストであり、かつてフリーのジャーナリストとして有名だった青年。 新人の頃は社会の不正を暴く熱血青年だったが、人間の暗黒面に触れ続けた事で人間不信に陥り、 自分を追い込むように外国の紛争地帯へ赴き、戦場カメラマンとして活動していた。 そこで知り合った少女・セラと共同生活を送る中で心の傷は癒えていったが、 ある日、セラの制止を振り切って戦場を撮影しに行った際に、 姫矢を探しに来たセラが目の前で爆撃に巻き込まれ、死亡する瞬間を目撃してしまう。 しかも、この時撮影した写真が大々的に評価されてしまい、かえって精神を病んでしまった。 失意を抱えて放浪していた姫矢はある日、不思議な遺跡の夢を見た事でデュナミストとして選ばれ、 何故自分が選ばれたのかも分からないまま、その意味を自問自答しながらビーストと戦い始める。 やがて彼は「自らが人類の為に戦い、傷つき、そして死んでいく」事が、 「人々が死ぬ瞬間ばかり撮っていた事」「セラや人々を救えなかった事」への贖罪という結論に至ったのだが……。 千樹憐 姫矢が壮絶な戦いの末に行方不明になった後、突如として現れた三番目のデュナミスト。 アメリカのダラス出身で、身元不明ながら遊園地の楽屋で住み込みのバイトをしている17歳の少年。 一見、明るく人懐っこい性格でどこにでもいるイマドキの若者といった印象だが、 実はTLTがある目的で作り上げたデザイナーズベイビーであり、 遺伝子上の欠陥により17歳を過ぎると細胞がアポトーシスを起こして死亡するという宿命を背負っている。 死を食い止めるには「ラファエル」という特効薬を投与する他ないが、 仲間達の尽力も虚しくラファエルは完成せず、ビースト対策を優先する上層部に開発も中止させられたため、 「誰も自分を知らない土地で、やりたい事をしながら死にたい」という、投げやりな考えを抱いて日本を訪れたのだった。 しかし、日本で知り合った孤門との交流や、TLTから送られた監視者である野々宮瑞生との恋を経て、 戦いの中でボロボロに傷付きながらも、生きる意志を強めていく。そして……(以降はイズマエルの項目を参照)。 一年後に似たような姿の仮面ライダーが地獄に落ちた気がするが別人である ちなみにアメリカ時代に施設を脱走した憐を姫矢が目撃、その孤独な姿に自分を重ねて写真に収めた事があるという裏設定が存在しており、 姫矢はこの際の経験から無意識に憐を自分の後継者に選んでいたという。 + 以下ストーリー終盤のネタバレ注意 真木舜一 映画『ULTRAMAN』の主人公であり、ザ・ネクストと呼ばれる存在と一体化して戦った一番目のデュナミスト。 『ネクサス』33話にて彼らの戦いがスペースビーストとの最初の戦いであり、 全世界レベルで行われた記憶操作により、その真実が「新宿大災害」として抹消されていた事実が発覚する。 孤門が「ウルトラマン」の名を思いついたのも、当時報道されていた名前が記憶の底に残っていたからである。 『N PROJECT』作品本編に登場するデュナミストの中では唯一後継者と面識が無いが、 『ULTRAMAN』のコミカライズ版では姫矢がザ・ネクストの報道を見るという両作の繋がりを示唆するシーンが挿入されている。 詳細はウルトラマン・ザ・ネクストの項目を参照。 映画『ULTRAMAN』のDVD付属冊子におけるスタッフのインタビューによれば、 「映画で真木が共闘した水原沙羅がTLTの高官に就いたことにより、 『ネクサス』時点では、監視こそついているが普通に生活できているのではないか」と発言されている。 西条凪 憐がイズマエルとの戦いを終えた後、光を託した四番目のデュナミスト。 ナイトレイダーの副隊長であり、スペースビーストやウルトラマンに対して偏執的な憎悪を抱く女性。 TLT関係者の両親を持つが、幼少期に人の姿をしたビーストに両親を殺され、目の前で母親の死体を踏みにじられたり、 尊敬していた上官・溝呂木慎也が闇の巨人ダークメフィストと化したなどの壮絶な過去を背負っている。 ただ、それを考慮しても言動が過激すぎる部分があり、初対面の孤門に厳しい発言をしながら銃口を向けたり、 ウルトラマンがビーストから人質を救出したのを見ていたのに敵と決めつけて銃撃したり、生身の姫矢を射殺しようと発砲したり、 溝呂木に対ビースト用の銃を二発も直撃させる(常人ならミンチになっていた)など、特に人型の相手に対して容赦がない。 孤門からも心底恐れられており、彼女に撃ち殺される悪夢を見るなど、作品の暗い雰囲気を大いに後押ししていた。 しかし、厳しい態度は孤門の事を思っての事で、要所で身を挺して彼を庇ったり、叱咤したりしている。 加えて戦いの中でウルトラマンに対する認識を変えていき、最終的には姫矢の事を味方だと認めている。 憐の無謀な戦い方を見て「たとえ明日が無くても生きる為に戦え」という適切な助言を与えるなど、彼女自身も変わりつつあった。 その縁もあって最終話では憐から光を託されたのだが、彼女が光を継ぐ事は一連の事件の黒幕にとって計画通りであり、 憎しみの心に囚われたまま変身した彼女の光は闇へと変換、暗黒破壊神ダークザギを復活させるエネルギーとなってしまう。 彼女自身も闇に呑み込まれて死を待つばかりだったが、孤門は彼女を救うため闇に飛び込んでいった。そして……。 孤門一輝 ウルトラシリーズでは異例となる、本作の主人公でありながら物語開始時点でウルトラマンの変身者ではなかった青年。 幼い頃に川で溺れた事があり、その際に「諦めるな!」という何者かの手に救われた過去を持つ。 それ故、自身も人の命を救う仕事に憧れて山岳レスキュー隊員になったものの、溺れた際のトラウマが影響して上手く働けなかった。 ナイトレイダーに配属された後も、「人命救助よりビースト殲滅を優先」「ビーストを見た者の記憶を消す」という組織のやり方や、 ウルトラマンを一方的に敵と決め付けて攻撃する凪の方針に付いていけず、困惑したり抵抗する事が多かった。 加えて日常の象徴だった恋人の斉田リコにまつわる悲劇(ノスフェルの項目を参照)で精神的にも限界に達するが、 姫矢や凪のサポートもあり、絶望の淵から立ち上がって闇を振り払い、大きく成長を遂げた。 以降は孤独な戦いを続け消耗していく姫矢を援護したり、兄貴分として憐を見守るなどデュナミストを支える立場になっていく。 最終話では「諦めるな!」と叫びながら闇の中に囚われた凪に手を伸ばし、彼女を闇の中から救出 (この際、周囲の時空が歪んでいた影響で溺れた自分自身に手が届き、同時に救出したというのが過去の真相だったらしい)。 そのまま彼女に光を託され、遂に五番目のデュナミストとして覚醒。 「絆、ネクサス!」の叫びと共に変身を遂げる(なお、作中に「ネクサス」という単語が登場したのはここだけである)。 初陣にも拘わらずイズマエル以上に強大なダークザギを相手にする事になった孤門だが、 姫矢との絆によってアンファンスからジュネッスへ、そして憐との絆でジュネッスブルーへ変身する。 更に彼の戦いを目にした人々の心にウルトラマンの記憶と絆が蘇り、遂に最強形態のウルトラマンノアへと覚醒。 圧倒的な力でダークザギを宇宙へ放逐し、完全消滅させた。 その後、地球では相変わらずビーストが出現し続けているが、孤門や凪達は決して諦める事なく戦い続けている。 当初の予定では彼がデュナミストとして戦う孤門編はもう少し長い予定だったらしいが、放送短縮により上記の展開になった。 しかしそれ故に孤門のただ一度の変身である最終話の盛り上がりと特別感が大きく増し、この作品の集大成に相応しい最終決戦となっている。 橘さゆり 『ウルトラマンX』に登場する防衛チーム「Xio」の副隊長を務める女性。 ネクサスの客演回である第20話「絆-Unite-」でデュナミストに選ばれ、ネクサスに変身。 東京に現れたスペースビースト・バグバズンブルードの群れや、カナダに現れ家族を襲っていたベムラーと戦った。 しかし、予期せぬ力を得てしまった事、家族を救うという個人的な目的でその力を使ったことに苦悩し、一度は自ら謹慎を訴え出てしまう。 また、強化バグバズンブルード戦では本編の主人公である大地=エックスとも共闘し、大地にネクサスの「諦めるな」というメッセージを伝えた。 この回では数ある客演回でも特に気合いの入ったオマージュやファンサービスが行われた他、 夫の橘祥吾を『ネクサス』で孤門を演じた川久保氏が演じ、彼とネクサスが視線を交わすシーンが挿入された事も話題となった。 また、「ウルトラマンネクサス」という名前が映像作品内で明かされたのは、この回が初めてだったりする。 (『ネクサス』作中では「ウルトラマン」というコードネームでしか呼ばれていなかった) 加えて、上記のように橘ジュネッス(仮)はたまたま体色や能力が似ていただけで、姫矢のジュネッスとは別物である。 + ゲーム媒体でのウルトラマンネクサス PS2の格闘ゲーム『ウルトラマンネクサス』ではアンファンス、ジュネッス、ジュネッスブルー、ザ・ネクスト(ジュネッス)、ウルトラマンノアが使用可能。 どの形態も原作より全体的にスピードが素早く、アクロバティックなコンボを決める事が出来る。 PSPの格闘ゲーム『HEROES' VS』ではダークザギと共に参戦。 基本的にネクサスとして戦い、超必殺技ではノアになる。 コンパチヒーローズ系列の作品なので原作と異なり技名などを叫ぶ事が多く、声は孤門役の川久保拓司氏が演じている。 + 客演 『ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』 エタルガーに敗北したらしく、時空城にアンファンスの姿で他の平成ウルトラマン共々幽閉されていたが、 ギンガビクトリーやUPGの活躍によって救出され、足止めに現れたダークメフィストのエタルダミーと戦った。 『ウルトラマンX』 橘さゆりを適能者として登場した。 メタフィールドは脚本段階では登場はプロップ的に無理との判断され脚本にも記載はなかったが、 監督の強い要望によりスタッフの努力のもと再現に成功したらしい。 『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』 ウルトラマンノアが現れるという伝説が伝わる惑星バベル。 アブソリューティアンの計画の障害となり得る強大な力であるノアを排除するために遣わされたアブソリュートティターンと、 その動きを予測し派遣されたウルトラ戦士達が惑星バベル上で衝突する中、ネクサスが出現。 アンファンスの状態でティターンを圧倒する圧倒的な強さを見せつつ、 ティターンどころかウルトラマンリブットにまで攻撃を加え、両者をメタフィールドに引きずり込む。 このメタフィールドは通常と異なりネクサス以外のエネルギーを吸収する効果があり、両名は衰弱。 止むを得ず共闘態勢に入ったティターンとリブットをジュネッスで圧倒するが、ソラにアームドネクサスがメタフィールドの要と見抜かれ、 ティターンのリブット同時攻撃によりアームドネクサスを破壊され、メタフィールドを解除されて消滅する。 見事自分を打破した両者にノアの姿でメッセージを送った。 リブットはノアを狙うティターンの悪意に反応してネクサスが敵味方問わずバベルにいる相手を排除しようと暴走していたと考えていたが、 実際にはノアの目的は、共通の敵として立ち回ることで2種族に共存の可能性があることを提示する事だった模様。 ティターンは口では否定しつつも内心を揺さぶられており、タルタロスはその本心を見抜いて激怒、消耗したリブットにウルトロイドゼロを差し向けるが、 それを守るべくネクサスがジュネッスブルーの姿で再度出現し、ウルトロイドゼロを一方的に圧倒。 先刻破壊されたアームドネクサスもあっさりと再生させる所業を平然と行っている。 最終的にノアの姿となり、ライトニング・ノアの一撃でウルトロイドゼロを完膚無きまでに粉砕した。 同作では傍観はしないが肩入れもしない部外者のような立ち位置を一貫しており、 タルタロスの卑怯な追い打ちからリブットを庇った一方で、戦闘後にエネルギー切れを起こしたリブットを助けることなく放置している。 もっとも『ベリアル銀河帝国』の頃から自分からあまり介入せずに、ギリギリまで奮戦した者に力を貸すスタンスではあったが、 いずれにせよアブソリューティアンをスペースビーストのような排除対象とは考えていない模様。 劇中でもその気になればティターンを殺せたにも拘らず明らかに手を抜いていた節が見られる。 地球環境用とされるネクサスの形態を多用した理由は不明だが、バベルが地球環境と似ていたか、 手加減の一環だった可能性があるメタ的にはスーツとか大人の事情がね。 そしてやはりメッセージを送る時にさえ視聴者に分かる言葉は一言も喋らず、どのような道を取るかはこの世界の住人に委ねている。 MUGENにおけるウルトラマンネクサス シロト氏のアンノウンハンドを始め、多数のスペースビーストが手描きキャラとして参戦する中、 肝心のウルトラマンネクサスが製作されないという状況が続いていたが、 主にビリビリ動画で活動している海外製作者のgainer氏(ultra-project氏)によるネクサスが公開された。 現在はBaiduで公開されているため実質入手不可。最終更新版は2020年11月8日。 bakisimu氏製作のウルトラマンティガを改変したもので、 改変元同様にスピリッツシステム(正確にはmuu氏のティガのシステムをbakisimu氏が調整したもの)が搭載されている。 現状はアンファンス形態のみだが、打撃技や立ち、しゃがみで撃ち分け可能な飛び道具のパーティクル・フェザーなど一通りの技は揃っている。 超必殺技は1ゲージ消費のクロスレイ・シュトローム。 紹介動画 出場大会 「[大会] [ウルトラマンネクサス]」をタグに含むページは1つもありません。 出演ストーリー ネクサスまてぃっく(第15話に登場)
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【作品名】大怪獣バトル 【ジャンル】アーケードゲーム 【名前】ウルトラマンジャック 【属性】帰ってきたウルトラマン 【年齢】1万7086歳以上 【長所】6兄弟唯一の所帯持ち 【短所】頻繁にブレスレットのオマケ扱いされる 【備考】『タロウ』40話でジャック=帰ってきたウルトラマンは放映年代と同じ昭和46~47年に滞在していたことがわかるので ゾフィーのテンプレより 『大怪獣バトル』の舞台が2057年以降である以上、『セブン』放映時1万7千歳だった彼は86年加算できる。 vol.4
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登録日:2011/11/16 Wed 06 46 38 更新日:2024/04/15 Mon 18 10 21NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 いじめ くだらなくて悪かったな! ウルトラマン ウルトラマンガイア ウルトラマンダイナ ウルトラマンティガ ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦 ガイア ガリバー旅行記 キングオブモンス クロスオーバー サタンビゾー スキューラ ダイナ ティガ バジリス パラレルワールド マルチバース メタフィクション ラスト・アクション・ヒーロー 入野自由 共闘 劇団ひまわり 劇場版 劇場版ウルトラマン 夢の共演 奇跡 小中和哉 平成三部作 斉藤麻衣 映画 松竹 濱田岳 特撮 現実 田代まさし 赤い球 超時空の大決戦 長谷川圭一 君の『勇気』が地球を救う 『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』とは、1999年3月6日(*1)に公開されたウルトラシリーズ劇場版。配給は松竹。 同時上映はアニメ作品『ウルトラマンM78劇場Love Peace』。 【ストーリー】 ウルトラマンに夢中な少年、勉はある日不思議な夢を見た。「謎の真紅の宝玉」と「燃え上がる廃墟に佇む悲しげな少女」の夢を。 翌日、友達の優と共に学校に来ると夢に見た少女にそっくりな転校生リサがやって来た。 更に優とリサと一緒に秘密基地に来ると夢で見たあの赤い宝玉が。赤い玉は「願えばなんでも叶う」と言い放つ。 リサの進言で勉は試しに赤い玉に願い事を言ってみることに。 憧れの人に、強くて優しいあのヒーローに会いたいと。そう……、 『ウルトラマンガイアに会いたい!』と 【概要】 平成三部作の二作目。 同一世界観だったティガとダイナと違い、世界観が違うガイアを取り入れるため、 舞台はこの三作がテレビ放映されている世界(つまり我々の現実と限りなく類似した世界)に設定されている。当然、そこにはウルトラマンも怪獣もXIGなどの防衛隊も存在しない。 なお、ティガが2007-2010年、ダイナが2017-2018年、ガイアが放送当時の1990年代末の時代設定のため、 年代という時系列的に考えればガイアの方が前2作より先輩になるが、M78ワールドとその他の世界のように、 マルチバース単位での西暦等の年代差は作品順と比べるとそこまで意識されていないため、この後も特に先輩・後輩のような関係性は発生していない。 主人公も『ウルトラマン好きの少年』といういわば視聴者の分身というべき存在で、ストーリー構成も分かりやすくシンプルな物になっている。 クロスオーバーを取り入れたお祭り映画としてはとても人気が高い。 初期稿では、ダイゴこと長野博とアスカことつるの剛士のキャスティングが予定されていたが、スケジュールの都合で実現しなかった(*2)。 本作品ではガイアはスプリーム・ヴァージョンになるまで終始V2状態であったが、公開初日がテレビ本編でV2が初登場する『決着の日』と同一日であったため、 初日に劇場に足を運んだファンの中には、ガイアのデザインがちょっと違うわ当たり前のようにタイプチェンジするわで混乱した人も少なくなかったとか。 2018年12月2日には『ウルトラマンガイア』20周年記念に併せ、本映画の続編作品である『小説 ティガ・ダイナ&ウルトラマンガイア~超時空のアドベンチャー~』が講談社キャラクター文庫より刊行された。 著者は映画の脚本も務めた長谷川圭一氏。 【登場人物】 ●高山 我夢/ウルトラマンガイア 『ウルトラマンガイア』の主人公。本作でも勉と共に主役。 謎の赤い玉の力でXIGファイターEXごと別の世界に呼び出されてしまう。 そこでは何故か子供たちの殆どが自分の正体を知っているため、訳も分からないまま街中を舞台に壮大な鬼ごっこをするはめに……。 ●新星 勉 主人公のウルトラマン好きな少年。ウルトラマン以外には目もくれず、呆れたお母さんから卒業を催促される。今のかつてのおまえら。 演じるのは後に『釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~』などで人気を博する事となる濱田岳。 ●七瀬 リサ 勉が夢で見た少女とそっくりな謎の転校生。本作のキーパーソン。 実は後述する『赤い玉』のインターフェイスであり、物語終盤、勉の願いに応えて消滅する『赤い玉』と共に消えていった。事件解決後、勉のクラスに姿形がそっくりな女の子が転校してきたが、『赤い玉』とは無関係である。監督曰く、『赤い玉』は勉が将来出会う少女の姿を借りており、彼が守るべき未来の象徴とのこと。 ●平間 優 勉の親友。ウルトラマンからは早々に卒業し、毎日勉強で忙しい。 中の人は子役時代の入野自由。つまり後のジャンナイン。 ●鹿島田 浩 勉より高学年のいじめっ子。常に亘と耕平の三人組で行動している。実は勉と同じくウルトラマン好き。かつてのおまえら。 ※厳密に言えば彼はどちらかといえば怪獣マニアであり、それはサタンビゾーのデータや特徴を空で言えるほど。勉をいじめているのは、ウルトラ好きなのを大っぴらに言える勉に嫉妬していたから。 ●玩具屋の店員 我夢の顔を見て玩具のエスプレンダーを掲げた。 「ミニにタコ」とかつまんないシャレは言わない。 『ウルトラマン列伝』で本作が紹介された際は諸事情により出番がカットされた。 演じるのはあの田代まさし。……カットされた理由は言わずもがな。 ●XIGのメンバー 今回は『ガイア』の世界から見て異世界が舞台となるため、ほとんど出番なし。 登場するのも普段からエリアルベース司令室にいる石室コマンダーと千葉参謀にオペレーター2人の4人のみ。 とはいえ、我夢がいきなりXIGアドベンチャーのテストを行おうとした際には石室コマンダーがあっさり許可を出すなど、全く貢献していないわけではない……はず。 製作時期の都合で石室コマンダーは本編前半のブレザータイプの衣装を着ている。 ●ウルトラマンティガ ●ウルトラマンダイナ 勉の願いを受けた赤い玉の力によって現実世界に召喚され、崩壊する校舎から子供達を救出した後、苦戦するガイアに加勢。 ティガはスキューラと海中戦を、ダイナはバジリスと宇宙戦を繰り広げた。 地味に戦った舞台がそれぞれの最終回での決戦の場所と同じと言われることも(後にガイアもゾグと地上で戦ったので最終回で戦った場所となっている)。 なお、ダイゴとアスカはそれぞれの時代において、我夢と同じように不思議な光に包まれて一時的に音信不通になっていたという裏設定があるらしい。 つまり…? 【登場怪獣】 ●巨大異形獣 サタンビゾー 勉の住む世界のウルトラマンガイア13話「悪魔の接吻」に登場する怪獣。浩によって現実世界に呼び出されてしまった。 元々は劇場版のみの登場だったが、本編第42話にも登場。 ●最強合体獣 キングオブモンス 浩がウルトラマンガイアを倒すために作った粘土細工の怪獣が実体化した、文字通りの『ぼくのかんがえたさいきょうのかいじゅう』 元々の出来が非常に良い上に、更に背中に亘の作ったバジリスの羽根と、腹部に耕平の作ったスキューラの顎を取り込んでいる。 全てを焼き払い地面をも溶かす超高熱光線「クレメイトビーム」 翼からフォトンエッジすら弾き飛ばす「ボーンバリア」 怪力で相手を捕らえて腹部の鋭い牙で締め付ける拷問技「シャークファング」など強力無比な力を持つ。 特殊能力や特異なフォルムを持つことが多いガイアの怪獣では逆に珍しい怪力大火力直立二足歩行型の超重量級正統派ウルトラ怪獣。 その圧倒的強さと王道な姿から非常に人気のある怪獣の一体であり、 ソフビのウルトラ怪獣シリーズでもバジリス、スキューラ共々長期に亘って定番ラインナップを務めていた。 ●骨翼超獣 バジリス 亘が『かんがえたさいきょうのかいじゅう』 キングオブモンスがガイアとの戦闘中に自身の背中から浮かび上がらせ実体化させた。 骨のような中空の四枚羽根を持った怪獣で、マッハ10もの超スピードで飛行する。 腕の巨大鎌と口から放つ破壊光弾「バルバリボール」が武器。 ●巨大顎海獣 スキューラ 耕平が『かんがえたさいきょうのかいじゅう』 こちらはキングオブモンスが自身の腹部から実体化させた。 70mを超える巨体を持った四脚型の怪獣だが陸上でもマッハ2、水中ではなんとマッハ3ものスピードで突き進む。 また身体の上部の殆どが口であり、相手にその大顎で食らいつく。 この子分怪獣2体は実体化後もキングオブモンスと繋がっていたようで、バジリスとスキューラが倒された際はそれぞれキングオブモンスの羽と腹部にダメージが入った。 【その他】 ●赤い玉 本作の最重要アイテム。『ガイア』の世界でも現実世界でもない、異次元の世界で何者かが作り出した発明品。 一見何の変哲もない赤い球体だが、その実これを作った世界の物質文明の最終到達点だといい、人間の願いを全て叶えてしまう。 エネルギーが足りなければ願いを叶えていられる時間が短くなるという欠点があり、人間の欲望を叶えることでエネルギーが蓄えられる性質を持つが、 願いによって一度実体化したものは基本的に取り消せない上、人間の欲望には際限がなく、また、玉を持つものの破壊衝動を促進するため、 数々の世界でそこの人類たちの願いを際限なく叶えたことで、結果としてそれらの世界を破滅させてしまっている。 一応玉自体には悪意はないようで、本編では浩たちの願いによって怪獣を実体化させて世界を破滅に向かわせる一方で、 勉の願いに応えて3人のウルトラマンを一時的に召喚・実体化させ、世界の破滅を喰い止める働きもしている。 人間の願望を善悪問わず具現化するという点においては、『ウルトラマン』第11話「宇宙から来た暴れん坊」に登場した不思議な石を髣髴とさせる。詳しくは当該項目を参照。 ●XIGアドベンチャー 我夢が開発を進めていた時空移動メカ。上半身が人型になるバトルモードへの変形機能を持つ。 劇中では我夢が再び勉の住む世界に向かうために搭乗し最終始動テストを強行した。 何気にただの人間がマルチバース単位で世界を越えているという事実。 【主題歌】 『ウルトラマンガイア!』 テレビシリーズと同じだが、歌詞と脚本と見事にあっている。 追記・修正はガリバー旅行記を読んでからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今まで観たウルトラ映画の中で一番好き。 -- 名無しさん (2013-09-15 09 44 46) ヒーロー達を競演させるためにパラレルワールドを利用する方法は今ではウルトラシリーズのみならずライダーでも多用されてるけどこの作品が最初になるのか? -- 名無しさん (2014-01-19 21 37 32) キングオブモンス、最高にカッコよくて強いのに知名度低くて悲しい -- 名無しさん (2014-01-19 22 15 22) 子供ながらに我夢天才すぎんだろ…って思った -- 名無しさん (2014-01-23 14 26 30) 赤い玉を持った時は洗脳されたようなモンだろうし、心の中にある密かな願望を超増幅してるだけだろうから、眼鏡くんのあれは別におかしくは無くね? -- 名無しさん (2014-02-19 10 33 55) ↑突っ込まれてるのはその願望を暗示する伏線が一切なかった事。 -- 名無しさん (2014-02-19 10 39 05) 子供時代にウルトラマン卒業しろは結構キツイ。 -- 名無しさん (2014-02-19 23 00 32) そういえばアスカとダイゴの音信不通云々はどこが情報源? -- 名無しさん (2014-02-22 13 25 39) ↑多分『空想特撮のすばらしき世界』 -- 名無しさん (2014-02-22 14 35 14) ダイゴはこの時に同じ光を継ぐ戦士が生まれることを知ったんだろうな -- 名無しさん (2014-03-31 19 51 15) 同じウルトラマンオタクの勉は見てて親近感があって、感情移入しやすかった -- 名無しさん (2014-04-11 18 59 46) ティガとダイナの戦いの場はTVでの最終決戦の場所を意識してる -- 名無しさん (2014-04-16 15 24 08) 平成の三羽烏が画面に揃い踏みしたときの興奮といったら.... -- 名無しさん (2014-04-16 16 19 59) 今思えばコスモス・ネクサス・マックスの競演作品もアリじゃないかと思える。 -- 名無しさん (2014-04-16 16 22 40) 入野さん出てたんだ…。 -- 名無しさん (2014-06-22 19 57 51) そういえば劇場版では珍しく敗北シーンが一切無いな。 -- 名無しさん (2014-07-11 21 12 30) ティガ、ダイナ、ガイアの揃い踏みが、奇跡だった。 -- 誉彦 (2014-08-30 19 51 20) ↑今や変身不能、行方不明だからな。 -- 名無しさん (2014-08-30 21 06 21) 全く話題にされないあたりこの世界のガイアの放送ではアグル(藤宮)は出てないのかな? -- 名無しさん (2014-08-30 23 36 12) ↑アグルは確かOPで出てたと思ったけど -- 名無しさん (2014-08-30 23 43 19) ↑人気がないのか、まだ登場してなかったのか・・・・・・・ -- 名無しさん (2015-01-30 13 18 43) 大怪獣バトルではババルウ星人がバジリスとキングオブモンスを操っていたり、大怪獣ラッシュでは野生のスキューラが出現したりしたが、あれはなんなのだろう。この世界で生み出された怪獣たちが何らかの作用で別世界でも実体化して、そのまま住み着いてしまったのだろうか。 -- 名無しさん (2015-05-06 21 48 53) ↑実体化して命を持った以上死んだら怪獣墓場にいくと思う。そんな風に流れたものが何処かでまた命を持ったとか -- 名無しさん (2015-06-12 17 34 30) 2↑大怪獣バトルなんてどうも1点ものの機械合成サイボーグ怪獣っぽい恐竜戦車が繁殖してるのか一杯出てきたりするし…もしかして子孫なのかも5↑多分この映画と藤宮は出るのにアグルにならなかった超ウルトラ8兄弟の映画も含めて,初めて知ったとき(リアルタイムかそれ以降かを問わず)真っ先に思うのは「アグルでないの?」だと思う…いやOP以外の本編部分に…ガイアV2に力を渡した直後の公開だから視聴者である主人公たちはアグルはいなくなってたので呼ぼうとしなかったとか言うのも聞くけど,じゃあティガを呼ぶのもおかしい気がするし… -- 名無しさん (2015-10-04 01 48 31) 我夢が警察に捕まりそうになってたけど、もしあのまま捕まって取り調べ受けたらどうなってたんだろ? 実際に現れたウルトラマンと怪獣、そして今の技術では到底作れない戦闘機という決定的な証拠があるんだから「テレビの世界から来てしまったんですけど…」って言われても認めざるをえないだろうけど… -- 名無しさん (2015-11-15 23 27 53) トッティ何やってんだ…? -- 名無しさん (2016-01-31 12 05 50) 矛盾、突っ込みどころ、超展開あったか?さっき見終わったけどそんな点なかったぞ。 -- 名無しさん (2016-02-13 21 50 33) 田代・・・ -- 名無しさん (2016-03-29 21 18 01) ギャンゴ「おう後輩」キングオブモンス「せ、先輩!」バジリス「お久しぶりですっ!」スキューラ「肩揉みましょうか⁈」 -- 名無しさん (2016-05-18 23 45 28) ↑ガゼラ「おっと、俺も忘れてもらっちゃ困るぜ」 -- 名無しさん (2016-07-03 12 18 18) 少女役の人ってファイズの木村沙耶? -- 名無しさん (2016-07-07 16 41 39) 勉君を演じたのは濱田岳さんだそうですね。色々と感慨深いです -- 名無しさん (2016-08-10 22 16 01) 好きな作品だけど、あの悪ガキどもが何の天罰も受けてないのがなあ… -- 名無しさん (2016-08-10 22 19 33) ↑x2つまりウルトラマンバカが大きくなって釣りバカになったというわけかw -- 名無しさん (2016-08-10 22 47 19) ↑↑そんなもの受けさせようと思う事自体が間違いなんだよ -- 名無しさん (2016-08-20 18 33 18) 子供NB -- 名無しさん (2016-08-26 11 28 57) ↑間違えた。今思うとこの映画って、うちの親のような40歳50歳過ぎてもウルトラマン大好きな人に間接的に「死ね」って言ってるように思えたな -- 名無しさん (2016-08-26 11 31 01) ↑そうかなぁ?個人的にはむしろ好きなものに歳なんて関係ないってこの映画のおかげで考えられた。 -- 名無しさん (2016-08-26 14 14 50) ↑ ↑2を書き込んだ者だけど、個人的に勉の母親の台詞や、浩の台詞がそう感じられた。最近は浩みたいな人間は少なくなってるのかも知れないけど -- 名無しさん (2016-08-26 17 59 53) ↑全然関係なくね?あれ、単なる特撮は卒業するものと思ってる母親とかのセリフじゃないか。それと浩のあれはおおっぴらにウルトラマン好きと言える勉への嫉妬ッて書いてあるじゃん -- 名無しさん (2016-08-26 18 44 45) 我夢が尋問されかけて消えた後、あの世界の吉岡さんも警察に何か言われたんだろうか... -- 名無しさん (2016-09-18 02 18 21) たぶんクレヨンしんちゃんの映画のアクション仮面の奴みたいにウルトラマンが実在する世界とウルトラマンが番組として存在している世界なんだろうな。 -- 名無しさん (2018-02-21 20 32 07) キャラクター文庫のは本作世界の20年後か 勉たちはやっぱウルトラマン卒業してんのかな? -- 名無しさん (2018-10-06 08 39 24) 小説が出るとはいえ、まさか公式で配信されるとは -- 名無しさん (2018-11-09 22 52 53) 公式で分割配信されたけど既に配信されてる本編ではSVどころかV2も登場してないし藤宮も殆ど話に絡んでないから初見の人はハテナマークだろうな -- 名無しさん (2018-11-25 13 22 35) ↑ある意味、当時の再現とも言える…かも? -- 名無しさん (2018-11-25 20 31 35) 浩って後の新条アカネだよな。怪獣好きと怪獣を造形して異質の存在に実体化させて暴れさせてたり等共通点が多い。 -- 名無しさん (2018-11-25 20 51 11) 好き嫌いの分かれる作品だとは思う。個人的には嫌いだが好きな人が居るのも理解できるので好きになる事を強要しないでほしい -- 名無しさん (2018-12-04 23 05 31) ↑それを好きな人が多いこの場所で言う方が間違い。 -- 名無しさん (2018-12-06 20 51 13) 「ウルトラマンがフィクションとしてテレビ放送されている世界」と言う意味ではSSSグリッドマンも同じなんだよな。つまりあの世界もどこかでウルトラマンの世界とつながっている可能性がある? -- 名無しさん (2018-12-06 22 00 57) スキューラ、バジリスは「ティガ」「ダイナ」に本当に出てきそうなデザインだよね -- 名無しさん (2021-01-04 13 47 00) 小さい頃にこれ見てキングオブモンスがスキューラを生み出す所で性癖歪んだ人挙手 -- 名無しさん (2021-03-25 03 52 04) 子役時代の濱田岳、入野自由が出てるし大人の脇役にベンガル、かとうかずこ、あご勇、田代まさしが出ているのが何気に凄くね?(笑) -- 名無しさん (2021-04-08 14 13 37) キングオブモンスの鳴き声かわいらしくてかわいらしくて好きw youtubeで配信されることが決まったがマーシーの出演シーンはどうなるかな? -- 名無しさん (2021-04-19 10 02 24) 子どもの頃何度も見たな -- 名無しさん (2021-07-26 11 24 35) Wikipediaから丸写しの箇所を削除。 -- 名無しさん (2022-06-04 23 15 51) ハチが歌うシンウルトラマンの主題歌の「君が望むなら『それ』は強く答えてくれるのだ」の「それ」ってまさか… -- 名無しさん (2022-06-04 23 25 30) 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-03-02 09 07 42) 赤い玉使ったあたりから浩は一人称が僕から俺になって口調も最初より汚くなってるからやっぱり赤い玉のせいで正気じゃなくなってたんだろうか…(終盤では元に戻ってたし) -- 名無しさん (2023-03-02 20 10 28) 2024年3月6日、映画『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』上映 第26話「決着の日」放送25周年。ウルトラマンガイアV2 ウルトラマンガイア スプリーム・ヴァージョン、テレビシリーズと劇場版での同日初登場から25周年おめでとう。 -- 名無しさん (2024-03-07 06 34 10) 名前 コメント
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名前 総合 近接 遠隔 耐久 特殊 技巧 アシュラン 【A】 B B B C B アトラー星人 【A】 B F B B B プレッシャー 【A】 C B B A D ガメロット 【A-】 A C B D B ガロン リットル 【A-】 A B C E B ブラックギラス レッドギラス 【A-】 A C D A B アクマニヤ星人 【A--】 D C C A B セブンガー 【B++】 A F A F B ババルウ星人 【B++】 B F D A B ブラックエンド 【B++】 B C C C D アブソーバ 【B+】 D C B C A サタンビートル 【B+】 C C C C C ドギュー 【B+】 B F C D B ノーバ 【B+】 C C C C A ブラックガロン 【B+】 C B D D B ブラックテリナ 【B+】 C C D C A アンタレス 【B】 C C C C C キララ 【B】 C C D C C キングパラダイ 【B】 C C D C C ケットル星人 【B】 B C D F C ケンドロス 【B】 D A D C C バットン 【B】 D C C C C ブラックスター 【B】 不明 F C C E ブリザード 【B】 D C D C B ウリンガ 【B-】 D D D B C カーリー星人 【B-】 C C D D C カネドラス 【B-】 C C D D C ツルク星人 【B-】 B F D C C ノースサタン星人 【B-】 E A D D D ロン 【B-】 D B D D B バーミン星人 【B-】 D C D C C ハングラー 【B-】 C D D D B ベキラ 【B-】 D C C D C スペクター 【B--】 D C D D C フリップ星人 【B--】 D F D B C レンボラー 【B--】 C F D C C サタンモア 【C++】 D C D C C 星獣ギロ 【C++】 D F D C B 星人ブニョ 【C++】 D C D C B デモス 【C++】 D D D C C マザラス星人 【C++】 C F D D C アトランタ星人 【C+】 D F D C C ウルフ星人 【C+】 D F D D C オニオン 【C+】 D F D D C ブラックドーム 【C+】 D D D D C ボーズ星人 【C+】 C F D E C シルバーブルーメ 【C】 E D D B C マグマ星人(再登場) 【C】 E D D D D バイブ星人 【C-】 E F E C D マグマ星人 【C-】 E D D B B バンゴ 【C--】 E F E E C ローラン 【C--】 E F E D C タイショー 【D++】 E F E E D ブラック指令 【D--】 F F F D E
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※勝手に編集するな!! 円谷原作のウルトラマンでは、ゾフィーだがこちらは、 ゾーフィ。 そんなに人間が好きになったのか。リピア 変身者 不明。 初登場作品 17話「体外離脱」 必殺技遠距離 M八七光線 必殺技近距離 八つ裂き光輪 CV 山寺宏一 シンウルトラマンでも登場。 梶谷原作では、(ゾフィーと)同じく不遇な扱いを受け、3,4回しか登場しなかった。梶谷原作では、既に地球人と融合しているらしく。意外にもシン・ウルトラマンより優しくなっている。おそらく子供に配慮した方向に進んでいると言われている。ゾーフィは、スペシウム光線が使えないがリピアと同じように八つ裂き光輪は、使える。代わりに原作(ゾフィー)と同じようにM八七光線が使える。 リピア同よう、,スペシウム133の力でうかんでいる。
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『未来は無限大(メビウス)だ!』 「最後まで諦めず、不可能を可能にする。 それが…ウルトラマンだ!!」 2006年に放送された特撮作品『ウルトラマンメビウス』の主役ヒーロー。 + 基本形態のプロフィール 年齢:6800歳(人間換算で20代前半) 身長:ミクロ‐49メートル 体重:3万5,000トン 活動時間:3分 飛行速度:マッハ10 走行速度:マッハ2 水中速度:マッハ3 潜地速度:マッハ2 ジャンプ力:780メートル 腕力:9万トン 昭和ウルトラヒーロー達の所属組織である宇宙警備隊の若きルーキーであり、 宇宙警備隊最高司令官・ウルトラの父の命を受け、地球を守るため降り立った。 そこで防衛チームGUYSに青年「ヒビノ・ミライ」として入隊したメビウスは、 GUYSメンバーのリュウ達と共に友情を育み、地球を守りながら成長していく事になる。 本作はウルトラマンシリーズ40周年を記念して製作されており、 『ウルトラマン』から『ウルトラマン80』までのシリーズと明確に同じ世界観なのが特徴で、 昭和の作品に登場した多くのウルトラ兄弟や人気怪獣達が再登場する。 メビウスはウルトラマンタロウの弟子であり他のウルトラ戦士達を先輩と呼んで尊敬している。 ちなみに同作で共闘しているウルトラマンヒカリに対してはタメのような態度を見せているが、 実は彼、ゾフィーと同年代でありメビウスより遥かに年上である。 普段は先述のように人間(実はモデルとなった青年がいる)の姿をとっており、有事の際にウルトラマンの姿に戻る。 所謂初代やジャックのような「宇宙人と人間の一体化」ではなく、セブンやレオなどと同様の「地球人への擬態」である。 そのため地球人としての常識がやや欠けている面もあり、周囲の人間からは素直で優秀だがやや天然な青年と認識されていた。 ルーキー故の未熟さからくる失敗 (特に初陣となるディノゾール戦では周囲を顧みない戦い方をしたため、リュウ隊員からバカヤロー!と批難を浴びた) や苦戦も多かったが、その度に仲間達や先輩ウルトラ戦士の助けによって苦難を乗り越えている。 そうした際にGUYSとの友情、仲間のウルトラ戦士の力によってパワーアップする事もあり、 メビウスブレイブ、メビウスバーニングブレイブなどの強化形態を持つ。 このうち現状でMUGENキャラに技が搭載されている強化形態は技を「各形態の技の説明」で、 形態獲得の物語などを「TVシリーズでの活躍など」で後述する。 人間態を演じた五十嵐隼士氏はメビウスの声も担当していた。しかしゲーム作品『ヒーローズバーサス』で演じたのを最後に俳優業を引退*1。 以降は 福山潤 氏がボイスを担当している(なお『10勇士』では五十嵐氏のライブラリ音声と併用されている)。 + 各形態の技の説明 後述するように多くの主要技にはウルトラの父から授けられた左腕のブレスレット「メビウスブレス」を使用している。 メビウスの変身アイテムでもあるなど、メビウスの全てと言える程に欠かせないアイテムである。 主な必殺技は上記のメビウスブレスの力を解放し、両腕を十字を組んで放つ光線技メビュームシュート。 光線発射前の構えの際に∞状に弧を描くエフェクトが走るのが特徴で多くの怪獣を葬り去った。 得意技としては光の剣で敵を切り裂くメビュームブレードがあり、 メビウスブレスから伸びる光の剣を武器に相手を攻撃する。 またパンチが命中した瞬間に至近距離で拳からプラズマ電撃を放ち、 エネルギーの大爆発で敵を攻撃するライトニングカウンター・ゼロも強力な必殺技で、 使用頻度こそ少ないがゼットンを葬るなど印象の残る活躍をしている。 決め技でない飛び道具としては光の刃を飛ばすメビュームスラッシュがあり、威力は低いが連射可能な得意技である。 また、バリア技であるディフェンスサークル共々人間態の時に使った事もある。 他の必殺技としてはメビュームダイナマイトがある。 相手にしがみついて至近距離で自爆、その後体をメビウスブレスの力で再生させて復元する。 タロウのウルトラダイナマイトと同じ原理で放つ強力な技であり、 後述の強敵インペライザーにも倒せなかったものの大ダメージを与え、メビウスキラーを粉砕した。 メビウスブレスで無理矢理行っている事もあり、威力はタロウよりも劣る上、負担は上というかなりのハイリスクな技となっている。 また2015年の映画での客演などでは後述する強化フォーム「バーニングブレイブ」がこの技の強化版を使用している。 その他の技としては蹴りの修行中にリュウ隊員の火起こしをヒントに、高速回転による摩擦熱で飛び蹴りの威力を高めたメビウスピンキックを習得した。 MUGENのメビウスには強化形態の使用する技もいくつか搭載されており、 アクティブレードアタックは「メビウスブレイブ」の技であり、 メビュームバーストは「メビウスバーニングブレイブ」の技である。 ここでは原作でのこれら強化形態について説明する。 + メビウスブレイブ メビウスブレイブ 剣を使った技を得意とする姿。体にラインが入るが姿としては基本形態との変化が少ない。 仲間のウルトラマンヒカリから託されたナイトブレスがメビウスブレスに合体しており、 メビウスブレスから伸ばす光の剣もメビュームナイトブレードに名前が変わって強化されている。 アクティブレードアタックは腕から光の剣を出して敵に突進し、すれ違いざまに相手を∞の軌道で斬り付ける攻撃である。 他にも光の剣を長く伸ばして遠くの敵を切り裂くブレードオーバーロードの技がある。 + メビウスバーニングブレイブ メビウスバーニングブレイブ 炎を使った強力な決め技が特徴の姿。何らかの外的要因が必要な他の形態と違い、絆によって生まれた形態のため、客演などでも多く登場している。 普段使用する攻撃には大きな変化が無いが、相手へのトドメに使う技が強力であり多くの強敵に勝利した。 メビュームバーストは巨大な火球を胸の前に発生させ、相手目がけて撃ち出す技。インペライザーなどの強敵を倒した強力な技である。 他にはメビュームダイナマイトの強化技であるバーニングメビュームダイナマイトを使う事も可能である。 またメビウススピンキックの強化技のバーニングメビウスピンキックも使用でき、レオキックにも匹敵する威力となっている。 上記の覚醒経緯から、当初はチームGUYSとの絆を自覚する、つまりチームGUYSと共闘している状況でなければ使用できず、 それを見越していた巨大ヤプールに異次元空間に隔離される形で分断されて窮地に陥ったこともあったが、 かつて南夕子と別離せざるを得なかったエースがテレパシーで「離れていても心はいつも繋がっている」と激励し、 離れていても絆は永遠のものだと自覚したことで、以降は単独でこの形態になれるようになった。 + TVシリーズでの活躍など かって様々な防衛チームとウルトラマン達が頻繁に出現する怪獣と戦っていた星、地球。 この地球を守るためにメビウスがやって来る所から物語は始まる。 25年間怪獣が出現していなかった地球だが、突如宇宙から怪獣ディノゾールが襲来する。 メビウスはディノゾールを撃破するが、その後も地球には続々と怪獣が現れるようになってしまう。 そして出現する怪獣との戦いを繰り広げる防衛チームGUYSとメビウスの前に、 宇宙怪獣ボガールと青いウルトラマン「ハンターナイトツルギ」が現れる。 ボガールは他の怪獣を主食としている凶悪な怪獣であり、 これが餌となる怪獣を呼び寄せていた事が急な怪獣出現の原因だったのだ。 一方のツルギはボガールに滅ぼされた惑星の敵討ちのためにボガールを追っており、 ボガール抹殺のためなら人間の被害も辞さないためメビウスと対立する。 しかし戦いの中でメビウスとツルギには友情が芽生え、協力してボガールとの最終決戦に挑む。 激戦の末ボガール殲滅に成功したメビウスとツルギだったが、ツルギは力尽きてしまった。 だがウルトラの母の力によってツルギは復活、ウルトラマンヒカリとしてメビウスと共に地球で戦う事になる。 そして戦いの中でメビウスとGUYS隊員の成長を認めたヒカリは変身アイテム兼武器であるナイトブレスをメビウスに譲って地球を去っていた。 ナイトブレスの力により剣技を得意とする強化フォーム「メビウスブレイブ」を得たメビウスは地球防衛のための戦いを続けていく。 作中後半、再生能力に長けた強力な敵ロボット「インペライザー」が出現。 仲間の危機を救うため、ミライはリュウ隊員の目前でメビウスへと変身する。 しかしインペライザーは桁違いに強く、メビウスは手も足も出ずに追い詰められてしまう。 間一髪駆け付けたタロウによって辛うじてインペライザーは退けられるが、激しい消耗で倒れてしまうメビウス。 再び襲撃してくるインペライザーに対し、GUYSとタロウは共同戦線を展開するがインペライザーを倒す事はできなかった。 その時、ミライが傷付いた体をおして戦いに臨まんとやってきた。 リュウの激励によってミライ=メビウスである事は仲間達にも伝わり、隊員達の眼前でメビウスへと変身した。 仲間達を庇ってインペライザーの攻撃を受けたメビウスは一度は倒れ伏すが、 仲間達の心の炎がメビウスと一体化し、「バーニングブレイブ」へとその姿を変える。 そして新たな力を得たメビウスはメビュームバーストを放ち、インペライザーを再生ができないほどに大爆発、消滅させた。 実はタロウはこれ以上の激戦には新人のメビウスでは地球を守り切れないと判断し、メビウスは光の国に帰還させ、代わって地球を守るために来訪したのだが、 この勝利の後、GUYSメンバーはメビウスを仲間だと主張し、地球に留まらせるようタロウに懇願する。 それに対しタロウも「君と君の仲間達なら、どんな試練もきっと乗り越えられる」とメビウスに告げるのだった。 物語終盤ではウルトラ一族と並々ならぬ因縁を持つ暗黒宇宙大皇帝・エンペラ星人と戦った。 一度は敵の攻撃で消滅してしまうも仲間達との絆で復活しさらなるパワーアップを遂げ、見事勝利を収める。 皇帝を倒した後、自分が地球で経験してきたことを未来のウルトラマン達に伝えていくと誓い、光の国へと帰って行った。 「最後の戦いが終わった今、僕には新しい使命が出来ました。 この星の人たちと共に得た大切なものを、 光の国の新たなウルトラマンたちに、伝えていきます」 + それ以降のメビウス 本編終了直後から本編の続編として複数の外伝作品が作られている。 2008年の『アーマードダークネス』、2009年の『ゴーストリバース』ではエンペラ星人の鎧や残党との戦いが描かれた。 2008年の映画『大激突!超ウルトラ8兄弟』では、 本編のメビウスがウルトラマンのいない別の世界にやってきて、世界を救うために戦う。 この映画では舞台がパラレルワールドな事もあり、 世界観が別の作品であるティガやガイアなどの平成ウルトラマン達と共演している。 この世界ではウルトラマンはTVで放送されたTV番組であるが、 ダイゴがティガを指して”見た事のないウルトラマン”と言った事から、平成シリーズは放映されていない世界だと思われる。 2009年の『ウルトラ銀河伝説』では主役こそ後輩のゼロに譲ったが、メイン級のウルトラマンの一人として戦いを繰り広げる。 本作は『メビウス』本編から約1万年後の時代なのだが、変身不能に陥ってミライの姿で戦った際にGUYSの銃トライガーショットを使用している。 なぜトライガーショットが光の国にあったのかは約10年後の『ウルトラマンタイガ』ボイスドラマにて明かされた。 2015年の『決戦!ウルトラ10勇士!!』にも他の平成ウルトラマン達と共に登場、 時空を超えて全ウルトラマンを封印しようと企む敵エタルガーと戦った。 その後のニュージェネレーション作品ではアイテムとしての登場がメインだったが、 2020年の『ウルトラマンZ』ではWEB配信のボイスドラマで久しぶりに本人が登場。 これまでは若々しいルーキーとしての描写が多かったが、本作ではゼットの良き先輩にしてゼロの戦友である頼もしい戦士として描かれた。 登場回では配信が間近に迫った『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』の布石となるような描写がなされた。 なお福山氏が本格的に声を当てるのは本作が初である事、演技も落ち着いた物だった事などから、ファンからは「ルーキー感ゼロの声」などとネタにされた 『大いなる陰謀』では時系列を現代に戻したChapter3にて、光の国でゼットに稽古をつけているシーンで初登場。 このときはゼットが本編開始前の3分の1人前だったこともあってか軽くあしらっていた。 光の国へ帰ってきていたタイガと再会した際は、自分やタロウ親子、レオとセブン親子、そしてゼットの関係性から、 連綿と続いていく絆について語っていた。 ゼットン軍団の襲撃を受けた80からの救援要請が来た際はタイガと共に出動しようとするが、ゼットもついてこようとしていた。 一度は未熟さゆえに同行を認めなかったものの、彼の熱意にかつての自分を重ねたのか無理をしないことを条件に同行を許可した。 救援に駆け付けた際はメビュームブレードの突き刺しとライトニングカウンター・ゼロの合わせ技や、 メビュームブレードを展開したままメビュームシュートを撃つなど、成長した歴戦の戦士としてゼットン軍団と渡り合った。 一方ゼットは案の定無茶してフルボッコにされていた 『運命の衝突』では最終決戦に参戦し、六兄弟と合体して久々となるメビウスインフィニティーを披露。 異空間ゲート「ナラク」を増援共々消し去り、戦局を優位に傾けた。 + 書籍作品、ゲームのメビウス 放送後にてれびくんで連載されていた内山まもる氏の漫画でも、本編と同じ世界観で主役として活躍していた。 他には2014年からWEB連載されている『ウルトラマン超闘士激伝新章』でも主人公として活躍、 こちらは本編とは別の超闘士激伝の世界観での物語だが、タロウの弟子のルーキーだったり、 GUYSの仲間達もきちんといるなど、本編での活躍を踏まえた小ネタが上手く盛り込まれている。 エンペラ星人の配下であるグローザムやデスレムと死闘を繰り広げた。 2019年1月時点でもまだ連載中なので興味がある人は確認してもいいだろう。 小説作品『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』ではTVシリーズのパラレル的な挿話が描かれ、 GUYSに参加した新入隊員の視点から、メビウス=ミライの人物像を掘り下げるような描写も存在する。 また本作では、電車から見える景色に夢中になっていたら仙台まで行ってしまった事など、本編に負けないレベルの天然エピソードも明かされている ゲーム作品では2006年の『ウルトラマン Fighting Evolution 0』にメインキャラとして登場。 本作自体がメビウスの前日譚であるなど、優遇されている。 スピリッツシステムや技構成などは後述するMUGENのメビウスにも大きく影響を与えていると思われる。 2010年代に始動した新生コンパチヒーローシリーズでは、5作皆勤となっており、しかも全てでプレイアブルという高待遇である。 昭和ウルトラ戦士と同じ世界観なため、共演させやすい平成作品のウルトラマンという立ち位置を活かし、あちこちで活躍している。 + 防衛チームGUYS メビウスの地球の姿である青年「ヒビノ・ミライ」の所属する防衛チーム。 世界各国に支部を持ち、日本の「GUYS JAPAN」の他にも公海を管轄する「GUYSオーシャン」等が存在する。 過去の防衛チームの装備や情報、地球外生命の技術を解析した強力な装備を多数保有しているが、 劇中では地球への怪獣や宇宙人の襲来が絶えて久しいために実戦経験に乏しい隊員が多く、 本編第1話でミライと知り合ったアイハラ・リュウを残して日本支部の戦闘部隊が壊滅したため、 ミライ、コノミ、テッペイ、ジョージ、マリナを新隊員として加入させ新たなチームとして再出発する。 元は民間人である隊員らの成長と友情が深まっていく様子がしっかりと描かれており、 個性的な隊員達も相まって人気のある防衛チームである。 なにより特徴的なのが、ミライをウルトラマンであると知っている上で共に戦った初めての防衛チームであるという事だろう。 今までにも後付けで「実は知っていた、あるいは気が付いていた」というチームはあったものの、 作中でミライがウルトラマンである事を明かし、それ以降も共に戦うというのは当時としては衝撃的であった。 そのため、ミライの正体判明後は変身後のメビウスも「ミライ」「ミライ君」と名前で呼ばれたり、 ミライもそれまでのウルトラマンの変身の定番だった「乗っている戦闘機の墜落に紛れて変身」というプロセスが必要なくなり、 二人乗りの搭乗機の後部シートから「僕が行きます!」と堂々と変身して飛び立ったりと、斬新な描写が数多く見られた。 もっとも正体はチーム内での内密にとどまっており、民間や所謂「背広組」の上司には秘密にしていた。それが終盤での胸糞展開に繋がることになるのだが 戦闘でもメビウスを上手く援護・連携した話も多く、 作品内容的にも彼らとメビウスの『絆』の重要性が非常に強く描かれた事もあり、歴代作品の中でもかなり活躍した防衛チームである。 MUGENのメビウスに搭載されている戦闘機ガンフェニックスは ガンウィンガーとガンローダーという2機の戦闘機が合体しており、分離合体攻撃を活用して戦った。 出番も多く、ファンの間でもGUYSの戦闘機と言われると真っ先にイメージされる機体である。 MUGENにおけるウルトラマンメビウス bakisimu氏による手描きのものと、その改変版が存在する。 + bakisimu氏製作 bakisimu氏製作 2016年5月22日公開。バキシムやブラックキングの作者であるbakisimu氏によるもの。 muu氏のウルトラ戦士をベースにしており、スピリッツや回り込みなどのシステムが搭載されている。 2016年9月16日にかけての更新でライトニングカウンター・ゼロ、ガンフェニックスでの援護攻撃、 メビュームダイナマイト、メビュームバーストなどの新技とエフェクト演出などが追加されていった。 パンチ、キックは弱強の2ボタン式。現在は通常投げも搭載されている。 飛び道具としてはメビュームスラッシュ、対空メビュームスラッシュを搭載。遠距離での牽制用に使うといいだろう。 対空版は頭から胸のあたりにかけて一部のモーションで無敵があり、迎撃にも使えるが、 胸から下あたりの食らい判定はあるし、頭まで食らい判定のあるタイミングもあるので過信は禁物。 他の必殺技としては光の剣で切り付けるメビュームブレードと、 移動しながら放つため接近したい時にも使えるダッシュメビュームブレードが搭載されている。 + 超必殺技 1ゲージ消費の超必殺技にはメビュームシュートとライトニングカウンター・ゼロがある。 どちらの技にも発生前に無敵があり、発射前に光が∞状に弧を描く特徴的なエフェクトがある。 他にも2016年9月の更新で1.5ゲージ消費のアクティブレードアタック、2ゲージ消費のメビュームバーストが追加された。 アクティブレードアタックは相手に突進してすれ違い様に剣で斬り付ける突進技で、威力も2.6割程と大きい。 メビュームバーストは胸の前に発生させた大きめの火球を撃ち出す飛び道具であり、威力は3.5割程にもなる。 ただしアクティブレードアタック、メビュームバースト共に使用するフォームへのフォームチェンジを挟む。 フォームチェンジ時は暗転するので無防備にはならないが、人操作なら見てから防御を固めたりできるので、 コンボの締めなどの防がれにくいタイミングで使いたい。 メビュームダイナマイトは3ゲージ消費の上自分のライフが残り1/5以下でないと使えない大技。 突進して相手を掴み至近距離で自爆して攻撃する投げ技で、威力は6.5割近くと凄まじい。 自爆する技だが自爆後に再生して元に戻るため反動ダメージ等は無い。 + 援護攻撃、メテオール 援護攻撃は一度発動するとそのラウンド中は常に援護攻撃が付くようであり、 ほぼ出し得の技となっている様子。原作通りにガンフェニックスが強力に援護してくれる。 他の援護技としては2種類のメテオールが搭載。2種のうちどちらかを1ラウンドに1度のみしか使えないが、 本体と同時攻撃可能なので、うまく連携できれば強力な威力を発揮する。 「メテオール(ガンウィンガー:スペシウム弾頭弾)」はミサイルをしばらく発射し続けて援護してくれ、 「メテオール(ガンローダー:ブリンガーファン)」は直進する戦闘機が竜巻を発生させて相手を空に巻き上げる。 AIもデフォルトで搭載済み。今後の活躍に期待したい。 + BlackCat氏 注意力要集中氏製作 BlackCat氏 注意力要集中氏製作 上記bakisimu氏のメビウスをベースに改変したもの。 各種光線技のエフェクトが派手になっている他、ブレイブとバーニングブレイブがモードチェンジ技になっているなどの変更点がある。 ブレイブはリーチが長い上にコンボ性能も高く、近接戦に長けている。 バーニングブレイブは通常技のリーチこそ劣るが一撃が重く、突進技や飛び道具も優秀。 徐の异界夏娜氏による外部AIが公開されている。 旧バージョン 最新版(DLは下記の動画から) 「さようなら……今まで、ありがとうございました!!」 出場大会 友情の属性タッグサバイバル 並並シンラン大会 「ヒーローと相棒」タッグバトル 新!強ランク1R先取大会 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 更新停止中 KOFごっこ2nd 非表示 大体、凶ランクくらいの大会で勝ちあがるにはどうすりゃいいですか? *1 とはいえ、五十嵐氏曰く「自分の演じるメビウスが観たい人が多いのは知っているが、演じるにはそれに向けて痩せたりしないといけない」 と述べており、ミライ再登場の声がかかればあるいはもしかしたら復帰するのかもしれない (メビウスの映画作品『8兄弟』などで過去作出演者に復帰してもらったケースがある)。
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「ウルトライブ!ウルトラマンビクトリー!ビクトリービクトリー」 円谷プロの特撮作品『ウルトラマンギンガS』に登場するウルトラマン。 『ウルトラシリーズ』では初めて登場した、黒の体色をした善玉のウルトラ戦士である。 地底人ビクトリアンのショウ(演:宇治清高)がビクトリーランサーでウルトライブすることで変身する。 有史以前、神秘のエネルギー結晶石「ビクトリウム」を巡って古代人の間で争いが起きた時、 宇宙から飛来して争いに終止符を打ち、さらに暴走したシェパードンも鎮圧している (つまり設定上はギンガより遥かに先に地球で戦っていた事になる。 これは公式によればギンガが未来の象徴なのに対し、ビクトリーは過去を象徴しているためとのこと)。 その素性については詳細な情報がギンガ以上に少なく、出自や身の上は不明。 ただし、ギンガとは違いショウと会話する場面はなかったが、危機的状況に陥った際にショウを守ろうと自発的に分離しており、 ショウとは別にビクトリー自身の自我は有しているようである。 必殺技はV字を描いて形成したエネルギーを右腕に集めてから両腕をL字型に組んで放つ「ビクトリウムシュート」。 また、ギンガの「ギンガエスペシャリー」に相当する全身のVクリスタルから大量の光弾を放つ「ビクトリウムエスペシャリー」という技も持つ。 しかしビクトリーの最大の特徴はスパークドールズとなった怪獣をビクトリーランサーでリードすることで、 右腕をその怪獣の一部に変化させてその能力を行使する「ウルトランス」である。 変身者の心に迷いがあるとすぐに消滅してしまい力を使うことはできず、ショウは敵である怪獣の力を使うことを当初は躊躇っていたが、 ヒカルから「スパークドールズ自体には善悪はなく悪党に利用されているだけ」と諭されて迷いを振り切り、以降は気軽に使えるようになった。 中盤以降は盟友シェパードンが変化したクリスタルスパークドールズから、 ウルトランス「シェパードンセイバー」(冒頭の画像)を召喚できるようになった。画像の通りこれのみ右腕は変化しない。 ギンガ主役の作品は2作品続いたこともあり、以降の作品で歴代ウルトラヒーローの紹介や客演の際に、 主役ウルトラマンと同等の扱いを受けるなど、あくまでサブトラマンではなく「もう一人の主人公」として扱われている。 実際1期はギンガとヒカルがメインだったのに対して『ギンガS』は黒幕との因縁決着こそあれども、 ギンガは前作主人公ポジションで活躍しつつ話の主軸はビクトリウムとビクトリアンを中心に進められていたため、 『ギンガS』という作品の顔はビクトリーとして扱われる事が多い。 なお『運命の衝突』にてアンドロメロス+サブトラマンで構成されたユリアン救出チームにビクトリーも編成された事から、 公式的には「もう一人の主人公兼サブトラマン」な模様。 強化形態 ウルトラマンギンガビクトリー 劇場版『ウルトラマンギンガS決戦!ウルトラ10勇士!!』で登場。 ゼロ経由でウルトラマンキングから授けられた「ウルトラフュージョンブレス」の力により、 ウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーが融合、一つとなった強化形態。 詳細はウルトラマンギンガの項目を参照。 ウルトラマンビクトリーナイト 後日談『ウルトラファイトビクトリー』ではウルトラマンヒカリから授けられた、 魔笛封印剣ナイトティンバーの力で強化した形態。 ちなみにナイトティンバーを召喚するためのヒカリのスパークドールズも、一緒に授けられている(右腕がヒカリになったりはしない)。 必殺技は垂直に立てたナイトティンバーと、水平にした左手で十字を組んで放つ「ナイトビクトリウムシュート」等。 シェパードンセイバーとの二刀流で戦う事もあり、更にはクリスタルスパークドールズからシェパードンを召喚する芸当すら可能。 MUGENにおけるウルトラマンビクトリー BlackCat氏 MaxZero氏の製作したキャラが公開中。 各種光線のエフェクトが高クオリティに仕上がっており、さらにウルトランスも技として搭載されており、 怪獣に応じて技が変化する豪華な仕様となっている。 しかしその分データ量もかなり重いので注意。 AIもデフォルトで搭載されている。 紹介動画 DLは下記の動画から 出場大会 「[大会] [ウルトラマンビクトリー]」をタグに含むページは1つもありません。
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ウルトラマン 光の国の使者 【うるとらまん ひかりのくにのししゃ】 ジャンル ウルトラ格闘アクション 対応機種 ワンダースワンカラー(専用) メディア 16MbitROMカートリッジ 発売元 バンダイ 発売日 2001年6月21日 価格 5,229円 判定 なし ウルトラマンシリーズ 概要 評価点 問題点 総評 概要 1991年にアーケードで稼動し、様々な機種に移植された2D格闘ゲーム「ウルトラマン」。本作は、それをワンダースワンカラーで大幅にリメイクしたものである。 原作再現という部分は共通するが、ゲームとしてはほぼ完全に別物。 円谷英二生誕100年記念を祝して作られたソフトで、予約特典にウルトラマンVSバルタン星人のジオラマが付いていた。 ウルトラマンを操作して怪獣達と戦っていく「ストーリーモード」、ウルトラマンや一部の怪獣を戦わせて自分好みに育成していく「育成モード」、そして通信機能を用いた「対戦モード」がある。 ストーリーモードではキッズ・ノーマル・ハードから難易度を選ぶことができ、大人から子供まで幅広く対応している。 育成モードで育てたキャラは通常セーブの保存の他、パスワードによる保存も可能。これを用いて遠く離れたユーザーとデータのやりとりを行える。 評価点 オープニングは原作を完全再現している。 ストーリーは短めだが、再現する場所はしっかり再現してある。 ネロンガ戦で投げを行うと発電所を破壊してしまったり、一部の敵キャラ(アントラー、ジャミラなど)は原作通りの倒し方をしている他、一部条件を満たすと原作さながらの科特隊の援護攻撃をしてもらったり、戦闘時間は3分間だったりなど、なかなか芸が細かい。 また、敵を原作通りの倒し方で倒せば最後の評価が上がる。 BGMも基本的に原作のものがほとんどで、かなり気分がでる。 操作性はSFC版と違って大幅に改善されている。 難易度を上げる原因となっていた「触れただけでダメージ」「とどめは必ずスペシウム光線」「時間経過でのみゲージがたまる」などといったものは全てカットされている。 ウルトラマンの操作性が大幅に改善されているので、普通にパンチやキックで戦うことができる。またガードも可能になった。 育成モードではプレイヤーの戦わせ方によって千差万別のキャラを育てることができる。 育成可能なのはウルトラマン・ゾフィー・バルタン星人・ニセウルトラマン・メフィラス星人・ゼットンの6体。 新キャラも加わっており、ガボラ・ニセウルトラマン・ケムラーが追加されている。さらに条件を満たすとあのゾフィーも使用できる。 アーケード版に登場したネロンガ・アントラーも登場。レッドキングも知名度の高い初代に変更されている。 ニセウルトラマンは攻撃を受けたり、勝利時に正体を現すという凝った演出がある。 ゲーム画面も当時の斬新なデザインとスワン本体の限界まで挑戦した味わい深い雰囲気を完全再現している。 キャラクターグラフィックもかなり雰囲気がでている。 格闘ゲームとしてはやや難ありだが、対戦モードで怪獣も使うことができるので、怪獣ファンも楽しめる。 ただしほとんどの怪獣は動作が限定されているのでかなり辛い。 問題点 仕方がないとはいえ、全話が再現されているわけではない。そして再現されたストーリーも所々端折っている部分もある。 怪獣の鳴き声の再現は中途半端。バルタン星人やアントラーは再現されているが、ゼットンの鳴き声は微妙。 そもそも、声の収録はウルトラマン・バルタン星人・メフィラス星人・ゼットンのみである。 上記の新キャラの代わりにテレスドン・ブルトン・レッドキング二代目・ジェロニモンがリストラされてしまっている。 コンボなどが無かったり、動きが遅かったりなどで、格闘ゲームとしての出来は大味。ただし、ボタン一つで簡単に必殺技を出せすのでコマンド入力が苦手な人には優しい。 正直、格闘ゲームというよりも主人公(ウルトラマン)の操作が格闘ゲーム風のアクションゲームといったほうが近い。 総評 当時のWSC専用ソフトとしては非常に出来が良い部類に入る。 システムはアーケード版が元なので古臭さは否めないが、ファンなら十分楽しめる作品。