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01373 スリー・ピギーズ 01374 一級建築兄弟 スリー・ピギーズ 01744 硬覇の蛮天使 ウリエル・ヘッド 01780 見通す悪魔 バニル 01824 真冬の夜の事件 ホームズ 01828 不埒斬る警剣士 セチア
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「MMD年表」とは、MikuMikuDance(通称MMD)に関する情報を年表形式で取りまとめ、現在までの発展の歴史的出来事を取りまとめたページです。 MikuMikuDanceに関することを中心に、多少 VOCALOID や 3DCG に関する出来事も扱っていきます。 ページ一覧 その1MMD登場以前 (~2008年2月23日) MMD Ver 1.x (2008年2月24日~4月2日) MMD Ver 2.x / RRD Ver 0.x (2008年4月3日~8月29日) MMD Ver 3.0x~3.2x (2008年8月30日~12月22日) コメント その2MMD Ver 3.3x~3.4x (2008年12月23日~2009年3月5日) MMD Ver 4.0x~ (2009年3月6日~) MMD Ver 5.0x~ (2009年6月13日~) コメント その3MMD Ver 6.0x~ (2009年11月11日~) MMD Ver 7.0x~7.39 (2010年2月3日~2011年5月26日) コメント その4MMD Ver 7.39発表より後 (2011年5月27日~) コメント その5トップページ掲載分 現在の定期発行月刊 週刊 2017年一覧表示1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2016年一覧表示1月 2月 3月 4月 5月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2015年一覧表示1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 2014年一覧表示1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2013年一覧表示(過去)1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 アップローダ・ファイル配布に限った履歴 イベントの紹介 イベントページは2013年より「年表」に統合しました。 広報協力のお知らせ 過去ログ2012年 2011年 2010年 2009年(2008年含む) 外部リンク(時系列でMMD関連情報をまとめたサイト) MikuMikuDance情報録>MMD紹介ページ。「HISTORY」が該当。【MikuMikuDance】 pick up 【MMD】 MMD初音ミク リリース年表 2012.12版--のいあ氏 コメント 名前 コメント この2年間、イベント・年表の編集者がほとんど私一人となり、両ページに同じ内容を更新するのが重荷になっていました。そこで、2013年からは年表に内容を一本化し、また表記も簡易化します。また新たな試みとして、年表の内容を一部、トップページで表記するようにします。その実現のため、#table_editプラグインを導入し、編集が複雑化しますが、編集者が元々いないので大きな影響はないと判断しました。MMDに関わる情報伝達手段が増え、このページの重要性も相対的に下がってはいるのではないか、更新する必要はないのではとも迷いましたが、長期に系統立てて記載しているページはあまり無いようなので、もう一年「年表」での記載を続けてみようと思います。--pianika(2013-12-12) 視覚的に歴史を振り返れるように、かなり短期間で殿堂入りを達成した(ニコ動総合ランキング上位到達にて話題となった作品)について、記事内でサムネ表示を行うようにしてみました。 -- 名無しさん (2009-04-07 23 35 10) お疲れさまです。ちょうど、3.3x以降で表を分けたところですし、その1とその2のページ分けをしてみます。このページは目次として残します。 -- 名無しさん (2008-12-29 17 54 34) 長くなってきた・年が変わるので、そろそろページを分けませんか? -- pianika (2008-12-28 21 30 56) その1, その2, その3, その4, その5
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ファイナルファンタジーXIII 【ふぁいなるふぁんたじーさーてぃーん】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション3Xbox 360Windows XP~8 (Steam) メディア 【PS3】BD-ROM 1枚【360】DVD-ROM 3枚組【Win】ダウンロード専売ソフト 発売・開発元 スクウェア・エニックス 発売日 【PS3】2009年12月17日【360】2010年12月16日【Win】2014年10月10日(*1) 定価 【PS3】9,240円【360】4,980円 【Win】1,800円 レーティング CERO B(12才以上対象) 廉価版 【PS3】アルティメットヒッツ【360】プラチナコレクション 2011年7月21日/3,990円 判定 なし ポイント 難易度が高く全体的に自由度が低い戦闘・BGM・グラフィックは高評価現状最後のコマンド戦闘ナンバリング ファイナルファンタジーシリーズ 概要 ゲームシステム ゲーム進行 戦闘システム 成長システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 PS3独占から360とのマルチへの変更に関して インターナショナル版の特徴 Win移植版の特徴 クラウドゲーム版 余談 その後の展開 双対する世界の真実に触れた時、人は定められし宿命と対峙する。 概要 日本を代表するRPG『ファイナルファンタジー』シリーズのナンバリング第13作。略称『FFXIII』『FF13』となっている。 当初はPS3独占で開発されていたが、後に360とのマルチプラットフォームに変更され、Win版やクラウドで遊べるスマホ版もリリースされた。 ゲームシステム ゲーム進行 全13章からなる章立てのストーリー。 マップは基本的には一方通行の一本道となっている。小さな寄り道や分かれ道はあるが、全体的には一本道である。 ストーリー展開上、街などの拠点を利用するといったことはできない。戦闘後にHPが全回復するため宿屋は不要、買い物はマップ上のセーブポイントで行える。モブキャラとの会話はストーリー上の理由もあってあまり出来ないが、一部の場面では、モブキャラに近付けば話し声を聞くことはできる。 単なる手抜きではなく、攻略本でのインタビューにて「物語をノンストップで進めるため11章までは後戻りできなくした」という発言からするとこれは意図的なデザインらしい。 完全な一本道にならないように、第11章(後半)には60にも及ぶ数の冥碑ミッションや世界観を窺わせる内容のサブイベントが用意されている。 ゲーム進行に応じて、メニュー項目の「オートクリップ」という辞典のようなものに新たな情報が追加されたり、内容が更新されていく。 これまでの物語のあらすじや、世界観設定の説明、ゲームシステムの説明などを参照できる。 主人公であるライトニング以外にもいくつかのキャラの視点で物語が描かれる。プレイヤーキャラはそれぞれが別行動を取っていることが多く、操作キャラおよびメンバー構成はストーリー進行に応じて次々に変わっていく。 戦闘システム システム自体はシリーズ恒例のATB(アクティブタイムバトル)の発展型と言えるが、その全容は従来の作品とは全く異質のものとなっている。 なお、『XV』『XVI』及び『VIIR』はアクションRPG形式を取っており、現時点では本作が最後のコマンド入力バトルを取った作品となっている。 バトルメンバーは最大3人だがコマンドを入力するのは「リーダー」に設定したキャラ一人のみで、他のキャラはAIで自動的に行動する。 リーダーのコマンド入力方式も、状況に合わせたコマンドが自動的に選ばれる「自動入力」が可能であり、「手動入力」といつでも任意で使い分けられる。 各AIは自分のロール(役割)と戦闘状況に合わせて、単体攻撃/魔法・範囲攻撃/魔法・単体回復・全体回復・補助魔法などを使い分けてくれるようになっている。 また、後述するライブラで敵のステータスを予め調べておけば、味方は敵の弱点を突いた攻撃を自動で行ってくれる。 戦闘中にリーダーを変えることはできず、リーダーが戦闘不能になるとその時点で戦闘は負けとなる。後述するように戦闘に負けても即座にやり直しが可能。 ATBゲージが複数のコマンドを入力するスロットで区切られており、コマンドはゲージが満タンになってから入力するのではなく、あらかじめコマンドを「ストック」しておくことが可能。ATBゲージが溜まり次第キャラは入力されたコマンドを行っていく。 例えば「たたかう」を3個入力した後にATBゲージが3本分溜まると3回「たたかう」を実行する。またコマンドによって消費するスロット数も異なる(*2)。 「MP」は廃止されているが、代わりに戦闘後に手に入る「TP(タクティカルポイント)」を消費して発動する強力な「TPアビリティ」が用意されている。 強力な効果を発揮する魔法の他、敵のステータス・弱点を見破る「ライブラ」は今回はTPアビリティとして登場。後述するように弱点を突いてブレイクするのが重要な本作においてはかなり有効なアビリティと言える。 『FF』シリーズの恒例と言える「召喚」もTPアビリティの1つ。『X』や『XII』と同じく召喚者と召喚獣のみでの戦闘となるモードだが、今回は「ドライビングモード」なる斜め上な新要素も登場。 ロールとオプティマ 本作の戦闘ではパーティキャラにはロール(役割)が常に割り当てられている。 ロールによって使用可能なコマンドが大きく異なる。またロール自体に少々の能力補正効果もあり、ロールによっては敵に与えるダメージが少し増えたり、敵から受けるダメージが少し軽減されたりする。 ロールは「アタッカー」「ブラスター」「ディフェンダー」「ヒーラー」「エンハンサー」「ジャマー」の6種類。基本的には名前の通りの性質を持っているが、「アタッカー」は物理攻撃による直接のダメージを重視、ブラスターは魔法攻撃によりチェーンゲージを高めるのを重視したロールとなっている。 オプティマは各キャラのロールを決めた、いわば「作戦」のようなものであり、戦闘中は臨機応変にこのオプティマを切り替えて対処していく、コマンド入力と並ぶプレイヤーが戦闘に介入するためのシステムとなっている。 本作の戦闘は的確なオプティマにタイミング良く切り替えることが全てと言っても過言ではない。 コマンド入力はほぼ自動入力だけでいいので操作は単純なものであり、プレイヤーのやることは基本的にオプティマを切り替えるだけと言ってもいい。 その分、今はどれだけ攻めに集中するか、どれだけ守りに徹するかといった状況の的確な見極めが要求される戦闘システムとなっている。 チェーンとブレイク 敵はチェーンゲージというものを持っており、敵に連続して攻撃を当てていく(チェーン)とゲージが上昇し与ダメージ率が増加、ゲージが満タンまで溜まれば敵を「ブレイク」状態にできる。 ブレイク中は敵に与えるダメージに大きな倍率が掛かり、さらに相手を空中に打ち上げて無力化することもできる(*3)ようになり、強大な敵を特大ダメージで叩き伏せる爽快感を味わうことができる。 単純に「アタッカー」や「ブラスター」のメンバーで攻め続けていれば必ずブレイクでき、攻撃役が多いほど早くブレイクできるというだけのルールだが、当然敵の攻撃による妨害があるので、メンバー全員が全力で攻め続けられるわけではない。 敵の特性や状況に合わせて補助・回復・防御に人員を割きつつ、可能な限り多くのメンバーで攻めることが要求される。 終盤は敵のHPもブレイク前提となるため、ブレイクしないとまともなダメージが与えられなくなる。ただし、その頃には各キャラが強力な固有技を覚えるため、ブレイクした際の爽快感に拍車が掛かる。 一方で終盤になればなるほど敵はブレイクしづらくなるのでどうやってブレイクさせるか考えながら叩いているうちに結局一度もブレイクすること無く倒してしまったなんてことも起こる。もちろん時間はかかるしバトルランクは最低になるが。 バトルランク(戦闘評価) 戦闘勝利時に、★の数1~5個の範囲でバトルランクが表示される。主に短時間で戦闘に勝利するほど★の数が増えて高ランクとなる。ランクが高いほど、その戦闘でのレアアイテム入手確率が上がるなどの利点がある。 リスタート機能 戦闘中に、いつでもエンカウント直前の状況からリスタートできる(*4)。 本作では戦闘から逃げることはできないが、このリスタートが実質的に「逃走」の上位互換的な機能となっている。 ボス戦ではさすがに戦闘前の状況には戻れないが、代わりに戦闘開始直前にメニュー画面が呼び出されるようになっている。これにより装備の見直しができ、詰むことはまずない。 死んで覚えるリスタート前提のバランスなので、序盤から総じて難易度は高い。 一戦一戦を全力で戦うスタイルのゲームになった。 上記の通りMPは廃止され、戦闘終了後にはHPが全回復し、戦闘不能や毒などの状態異常も全て治るため、雑魚戦でも遠慮なく全力で戦える。 従来のような、ダンジョンの道中攻略においてHPやMPなどの残量を気にしながら進めるオーソドックスなスタイルではなくなっている。 成長システム クリスタリウム 『X』のスフィア盤に似た成長システム。 本作では経験値及びレベルによる成長要素は廃されている。代わりに、バトルで獲得できるCPを消費することで、HPや攻撃力の上昇、アビリティの習得といった強化を行う。 CPは戦闘に参加していない、もしくはパーティにいないキャラでも入手でき、戦闘不能状態のメンバーも問題なく獲得できる親切設計になっている。 『X』のスフィア盤同様、キャラを成長させるタイミングや、どの能力をさせるかといったことがプレイヤーの任意に委ねられており、無成長進行などの縛りプレイ(制限プレイ)に配慮した作りになっている。 クリスタリウムには成長上限が設定されており、ストーリーを進めないと上限が開放されない。そのため、ボス等の強敵を相手に、単純なレベル上げで対抗できなくなっている。 これは言わば、開発側からの「想定したゲームバランスで遊んで欲しい」といった設計思想のあらわれである。 キャラの能力値は「HP・物理攻撃力・魔法攻撃力」の3つのみに単純化されている。 改造 「素材」系のアイテムを消費して、装備品を強化するシステム。 本作では、装備品自体にレベルや経験値の概念がある。装備品に素材を注ぎ込むと経験値が溜まり、レベルアップすると性能が強化される。 クリスタリウムと違って、改造は最初から上限が高く設定されているため、改造の限界に達することはそうそうない。 評価点 BGMの評価は高く、サウンドトラックも大きな売り上げを見せた。 作曲は『サガフロ2』『アンサガ』『DCFFVII』などに携わった浜渦正志氏が担当している。 また、以前の作品は植松伸夫氏が主題歌など一部の楽曲を提供することが主だったが、本作は完全に浜渦氏単独作曲(*5)となっている。 歴代シリーズのように植松氏担当でない点(*6)に多少の賛否はあるものの、「サンレス水郷」「閃光」「パルスdeチョコボ」などを筆頭に好評。 特に「閃光」においては、通常戦闘であるにもかかわらず(*7)緊迫感と爽快感に溢れる非常に素晴らしい楽曲で、PVをはじめとして作中でもさまざまな形でアレンジされ幾度も聴くことになる本作の象徴とも言える名曲である。本作の音楽の中で最初に手がけたもので思い出深い、と浜渦氏も語っている。 本作のサウンドトラックは「通常版」に加え、本編未収録やTGSのPVに使われた、または原曲のプロトタイプなどが収録された「PLUS」に加え、並びに定番の「ピアノコレクションズ」が存在する。 これらのサウンドは海外サイトで大きく評価され、「OSVOSTOTY Awards」において「サントラフォーザイヤー」(*8)、イギリスの「Golden Joystick Awards」では国産ゲーで唯一サウンド部門を受賞した。 特に「PLUS」版の音源はアルバムでしか視聴できないため、コンポーザーのファンなら一押しの品である。 ややハードルが高いが楽しめる戦闘 リーダーが落ちればゲームオーバーのため何も考えず戦うと全滅する事もあるが、APの使いみちやオプティマなど作戦を組めば突破可能な方法が見つかる事も多い。 他、バフ、回復やデバフなど防御一辺倒にすれば時間はかかるが倒せる敵も多い。 ただそれだけで終わらないように、ブレイク出来ず時間がかかる事や、バトルランクの低下、死の宣告による時間制限などバランスが取られている。 バトルランクで高評価を得ようとすれば攻め込む戦い方を考える必要があるため、特に雑魚戦は「バトルランクで高評価を得られるか否かの腕試し」を楽しむ戦闘という趣になっている。 味方AIもそこそこ賢く、基本的にはストレス無く戦える。 『X』と違って、全パーティメンバーを限界まで育てても各キャラの性能差や長所・短所が失われたりはしない。 各キャラよりも召喚獣の方がステータスが高いというバランスも崩れることはなく、召喚獣が使い物にならないということもない。 ボスがちゃんと強い 『FF』シリーズにおいて難易度の高い戦闘はPSに移って以降裏ボスの一部を除いて久しく無かったことであり、久々に全滅上等の歯応えある難易度が評価される要因の1つになっている。 前半の山場ともいえる召喚獣戦のオーディンを初めとして、適当な戦い方では到底突破できない難関として立ちはだかるボスがいくつか存在する。ラスボス戦も同様である。 特に『X』や『XII』とストーリー本編のボスが弱いのが続いていたため、久々に普通に全滅出来るラスボスと戦う事になった。 ビジュアル面 PS2からこっちの『FF』の特徴でもあるグラフィックは屈指のもの。 道中では絶景を楽しめる箇所が随所に存在する。何気なく立ち止まって辺りを見渡すだけでも、絵になるような場面が非常に多い。 ロード時間が極めて短い セーブデータをロードする際に長めのロードがあるが、その際にそれまでのあらすじが流れるのであまり気にならない。 さすがにマップ間のロードはあるが、フィールドから戦闘画面、またはムービーへのロードなどは一切ない(画面の暗転すらない)。 しかも、HDDへのインストール不要である。 バトルロードも一瞬だけ画面が暗転するが、本当に一瞬なのでロードというよりはシームレスバトルに近い。 イベント時間の短縮化 本作は章仕立てということもあって、章終わりと次章始めにイベントが連続集中してイベント時間が長大になることを避けるため、ストーリーをオートクリップで補完する形を取っている。 オートクリップではあらすじも見られるので、時間を置いてゲームを再開してもストーリーを見失うことがない。 ネットを中心に声が上がっている「イベント中は活字だけを読みたい」派、「イベント中に動く映像は見たくない」派の人達は、イベントをスキップして映像を見ずに、オートクリップに書いてある「活字だけ」のストーリーを見られる。 完全な一本道にならないように11章(後半)には60にも及ぶ数の冥碑ミッションや世界観を窺わせる内容のサブイベントが用意されており、ここは自由度が高く非常に好評。 ミッションの内容はストーリー進行上の強さでも問題なくクリアできる物から、全てのクリスタリウムを埋めてもなおきつい物まで様々。クリアするとご褒美がもらえる。 マップ自体も非常に美しく(上記のアルカキルティ大平原が舞台)、歩くだけでも楽しめる物となっている。フィールド上を巨大な敵がうろついていたり、モンスター同士が争っていたりという場面もある。 ミッションはクリア後でも受けることができるため、やりこみ派にも安心の仕様。 なお、ミッションを全て埋めると最強の隠しボスが現れるので埋める意味が無いわけではない。 サブイベントは主にキャラクターの間の絆が強調された内容だったり、何百年も前の遺跡のことだったり、ストーリー上で重要な「神」についてのものだったりなど様々。 ちなみに、発売前はこの11章に重点を置かれて宣伝されていた。そのためなぜこういうマップがあるのに他の章では用意できなかったのかと言われることに。 賛否両論点 街施設はまず利用できない。 モブキャラとの会話は基本的に不可で会話を盗み聞きする格好(*9)になる。 ただ「情報収集が不要」「ショップの利用が便利」「道に迷わない」などの点では遊びやすくなっている面もある。 過去作とは違いキャラを自由に育成する事は不可能。 『FF』シリーズの醍醐味の1つとして自由にキャラを成長出来る点がある。過去作は大抵後半からキャラ育成の自由度が大幅に伸び、極めればどのキャラを育てても全てのアビリティが使え、どのステータスも伸びているキャラになれた(*10)。 だが、本作は途中から多少の自由度は増えるものの最終ステータスに関してはキャラ毎に決められており、以前より自由度が減ったと感じられる(*11)。 一方でキャラの個性は失われることはなく、極端に弱いキャラも存在しない。普通にプレイする分には特に気にはならない上、育成が歴代で一番しやすかったり、ある程度決められているおかげで戦闘バランスが歴代の中でも整っている方になったという意見もある。 問題点 とにかく後半まで自由が無い。 同じく一本道が続く『X』に比べてもマップのギミック、パズル、ミニゲームすらなく具体的な世界地図も無いので、マップの閉塞感や単調さが目立ってしまう。 一方通行一本道に後戻り不可と、『FF』シリーズの「シナリオの傍らに寄り道を楽しむ」要素が後半までお預けなのは不評。 一本道の割に敵の配置頻度が高いが、序盤は育成の制限や習得アビリティの少なさの関係から、戦略という程出来る事も多くないため、かなりダレる。 この延々と続く一本道と、敵の配置数が多い割に変わり映えのしない戦闘の繰り返しが続くことが原因で、遊ぶことを辞めてしまったプレイヤーも多い。 自由の増えた11章の問題点 一度に1ミッションしか受けられない上、これまでの閉塞感を打ち破るほどにマップがだだっ広い。もちろん移動にチョコボはあるのだが、そこまでいくつかのミッションを熟す必要があり、徒歩の行き来が大変。 イベントとイベントの間が移動するだけの展開が続く場所がある。 イベントムービーが長くなりすぎるのを回避する処置なのだろうが、戦闘や探索もない箇所で移動するだけならば最初からイベントを繋いでくれればよかったと思わせる場所がある。 そういう場所にも何故かセーブポイントが置いてあり、戦闘が無く肩透かしを食らうことも。 シナリオの飲み込みにくさ 本編の世界観のための造語が多く、そのことを揶揄されている。プレイヤーが面食らい世界観を飲み込むのに時間がかかるのはマイナス。 特に、そういった用語を用いて無駄に難解に見せようとしているのが大きな問題点。 ゲームを開始直後からドンドン話が進んでいく上に造語を連発されて、まるで全て知っているかのように進められても、何も知らないプレイヤーが置いてきぼりを食らうのも無理はない。 神々が引き起こす理不尽な定めに対して、理屈では説明しきれない奇跡を引き起こして抗うのが本作の流れ。難しく考えなければ勢いだけで非常にスケールの大きなことを成し遂げていくので、爽快ではある。 しかしストーリーの理屈や整合性を考え始めると、爽快さよりも世界観の妙な理不尽さや強引・ご都合主義な展開といった粗に目が行ってしまう。 + 具体的な結末について 主人公達がシ骸(アンデッドのようなもの)になったにもかかわらず生身の人間として唐突に復活したり、主人公達がいる世界(コクーン)を物理的に支えているラスボスを考えなしに倒してしまい、崩壊する世界を特に説明なく「奇跡」によって留めることに成功する…といった大規模なご都合展開が繰り広げられる。 一応、続編である『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』できっちり補完説明はしてくれるのだが、裏を返せばそれまでプレイヤーはなぜこのようになったのかについて推測するしかなかった。 本編で明かされない要素が多い。 本編中で明かされないまま終わった設定やストーリーの核心は設定資料(アルティマニアΩ)で解説されている。 エンディングの描写についても説明があるため興味がある人は閲覧推奨。 だがシナリオに関係しないものはいいとして、シナリオに関係するものは本来はゲーム内で完結して明かされるべきでないだろうか。 通常戦闘の問題点 状態異常の問題。 大抵の場合において状態異常が有効な戦闘であるが、当然敵側も使ってくる。それを防ぐ手段に乏しい。 状態異常を防ぐ装備品は初期状態で30%、最大限に強化しても45%の確率でしか防いでくれないため、対処策として不安定。 ベールの魔法が必要になるので、それを覚えているキャラクターをメンバーに入れなければならなくなる。 その上、状態異常を防ぐ装備を付けてベールを使ってなお、状態異常耐性は100%にはならないので、運の要素が強い。 ここまでやって状態異常を防げないのは調整不足としか言いようがない。2回目のバルトアンデルス戦で顕著。 その割には、敵側は状態異常や弱体化に強い耐性を持っている。 中盤以降のボス戦は相手に弱体化を入れていくのが前提になっているのでさっさと弱体化してしまいたいが、デプロテを4回使っても一度もかからないことが多々ある。 今作は状態異常や弱体化は戦略の1つではなく必須となっているため、非常にストレス。 その上で上記のバルトアンデルス戦はせっかく入れた強化も剥がしてくるため、時間がかかり爽快感がない。 味方のAIが非効率 補助魔法は「1種類ずつ人数分順番に」回復魔法は「単体魔法を人数分順番に」のように単体への付与を優先する傾向にある。特段無意味な行動を取るような馬鹿AIではないのが幸いだがピンチで発揮されると困る。 弱体・妨害なども同様で、1体1体順番にかけようとするため、対複数になりやすい雑魚戦では本来有利に運ぶ為のハズが、効率が悪いせいで殆ど機能しない・使わない様になってしまう。 そして、配置されている敵が多いという点が相まって、プレイヤーに「補助や弱体・妨害の必要性・重要性が伝わり辛い」という悪循環が発生してしまい、それが今作が高難度であるというイメージに繋がる悪因となっている節がある。 戦闘中のコマンド選択のレスポンスが悪い リアルタイム戦闘のためコマンド入力は出来るだけ速やかに行いたいが、反映までに微妙な待ち時間が発生する。 自動入力では、すぐに使って欲しいコマンドを使ってくれなかったりするのでどちらも問題あり。 アビリティの種類が多いので、手動だと選択も大変。リスト表示も横2列、縦3行であり、数に対し少ない。 アビリティの場所を入れ替える機能が無い。『IV』にすらあったのに。 オプティマチェンジの問題点 戦闘中は初回に演出が入り、コマンド入力を待たされる。この間もゲージの増加は続くため、演出終了後に敵が行動することもある。 オプティマがメンバーを換えるごとに初期化されるため、再設定が必要になる。バトルメンバーとオプティマ保存機能が欲しかったところ。 キャラカスタマイズも解禁まで時間がかかる 特にクリスタリウムや改造を利用出来ない第1章~第2章が単調に感じやすい。 それ以降もキャラ達がずっと離れているストーリーの都合や育成の上限などが続くため、できること・やれることが少ないままの期間が非常に長い。 結果として終盤に入るまで戦闘は適当に○ボタンで攻撃を繰り返したり、時折L1ボタンを押して戦いを変える程度の作業にしかならない。 敵を倒しても得られるものはほとんど無い序盤でも雑魚敵が結構な頻度で配置されているので煩わしい。 いざ戦闘が始まって頭を使う要素としては、回復アイテムを使う、先ほどのようなL1でオプティマを変更する程度。 むしろ、敵に負けてその結果を参考にしながら戦略を立て直すところの方に頭を使うことになる。 上記メンバーの半固定や成長上限が原因で序盤は勝ち方が決まっているケースも多い。 徐々に出来る事が増えていくとはいえ、そのペースも遅く、メンバーが揃う終盤まで戦闘はほぼ作業になってしまう。 序盤から戦闘が楽しめるゲームバランス・デザインにすべきだっただろう。 召喚獣の扱いがよくない 元々『FF』シリーズでは演出の長さの割に威力がイマイチで使われにくいという懸念事項を持つ傾向にある。 本作でも戦闘中はリーダーの召喚獣しか喚び出せず、キャラ毎に1体しか配されない都合から、リーダーにしなかったキャラの召喚獣がそのまま死蔵されることも。 そうでなくともパーティメンバーの固定やリーダー固定の時期も長く、リーダーでないキャラの召喚獣が腐ってしまう。 今作は久々に強い召喚獣もあるので使いたいところではあるのだが。 全体マップは北向き固定ではなく進行方向に応じて回転するため、やや扱いづらい。 東西南北の概念を持つのがアルカキルティ大平原くらいでマップのない事も多いが。 総評 本作を短く言い表せば、「ストーリーを進めながら(コマンド式の)戦闘を楽しむゲーム」である。 これ自体はRPGというジャンルが持つ1つの側面であるが、本作は一般的なRPGの枠に囚われない、その方向性に特化した作りになっている。 しかしながら、後述するようにこれが広く理解されるに至るまでには多くの時間がかかってしまった。 『世界樹の迷宮』シリーズや『ドラゴンクエスト』シリーズ、過去の『FF』シリーズのような、いわゆる「冒険を楽しむRPG」を遊びたいという人に本作を薦めるのは少し考える必要があるだろう。 戦闘システムは「アクティブタイムバトル(ATB)の正当進化」と言えるほど評価が高く、BGM・グラフィックも素晴らしい出来である。 『ファイナルファンタジー』シリーズが日本を代表するRPGであることから、「世界を旅する」過去のゲームデザインから離れた本作には極めて強い賛否両論が巻き起こった。 本作を「非常に面白い」と言う者もいれば「クソゲー」と言う者もおり、レビューサイトの評価は未だに安定しない。 各ハードのファン アンチ、シリーズのファン アンチ、『ファイナルファンタジー』というブランドそのものなど、様々な要因で大荒れしたのである。 本作を良くも悪くも象徴するのが「一本道」であり、これを受け入れるかどうかが賛否双方の評価を分ける決定的な論点となっている。 この辺りはプレイヤーがストーリー重視orシステム重視、街で全ての住人と話したいorヒントをくれる住人とだけ話したい…など、「RPGに何を求めているか」によって評価が変わってくるだろう。 PS3独占から360とのマルチへの変更に関して 本作は当初PS3独占で開発されていたが、後に360とのマルチプラットフォームに変更されたという経緯がある。 これは、マイクロソフトの「360でも出してくれ」という要求を、360が北米、欧州マーケットの家庭に広く普及していたことを理由にスクエニの和田社長が了承したためである。 PS3版と360版との比較点 38GBの容量であるPS3版から360版では20GB減らされて18GBとなっており、解像度がPS3版は1920x1080(プリレンダムービーは1280x720)で360版は1280x720(同1024x576)となっている。 マルチタイトルでは基本GPU性能やPCとの調和性が低いPS3版が劣化する傾向があるが、本作はCPU性能が低く容量の少ない360版が劣化する形となった(*12)。 360はDVD-ROM3枚組となっている。 ただし、後に発売されたWin版も29GBであるが、そのほとんどはプリレンダムービーであり、ムービーだけで全容量の2/3(19.8GB)を占領している。結局はムービーが容量を食っているだけであり、リアルタイムムービー化すれば容量は足りたと思われる。 実際、リアルタイムムービーがメインとなった『XIII-2』のWin版は15GB程度まで容量が減っている。 このような経緯であるため削減された要素を全て収録した本作の完全版を求める声も多い。 現在なら最大66GBまで容量があるので、一応実現可能なところもこの声を後押ししている感がある。 マルチ化が決定した当初は北瀬氏などがインタビューで「360版の『XIII』が発売されるのは海外のみで、日本での発売は絶対に無い」と明言している(参照1・参照2)。 ただし、「360用のインターナショナル版」については微妙に表現が違い、「(まだ国内版が出来てない状態なので)計画がない」とは言っているが「出さない」と明言はしていなかった。 その後、2010年9月になって、日本の360で『ファイナルファンタジーXIII アルティメットヒッツ インターナショナル』の発売が決定した。 北瀬氏は「日本でも発売の要望が多く、新型の登場などで2008年7月頃から状況が変わり日本でも360しか持ってない人がいると思うから出した」と語っている。 発売はPS3版から綺麗にほぼ1年後であり、「日本のSCE側と何らかの契約で1年縛りがあったのではないか」という噂もある。 インターナショナル版の特徴 正式タイトルは『ファイナルファンタジーXIII アルティメットヒッツインターナショナル』 戦闘面が調整され、味方のAIがより向上、追加要素であるイージーモードや英語音声(日本語音声はない)の追加が行われた。 イージーモードは敵の強さ自体はノーマルモードと変わらないが、ブレイクゲージが段違いに上がりやすくなっており、ノーマルモードよりも格段に攻略が楽になっている。 また、イージーモードとノーマルモードはメニュー画面でいつでも任意で変更可能。ただし、レアドロップ確率が0%になる。 後に『アルティメットヒッツ インターナショナル』の発売に伴い、PS3版向けにもイージーモードの追加パッチが配信された。 英語音声については、過去の『FF』シリーズのインターナショナル版でも同様に英語音声のみの収録であった。 だが、今作の場合『XII』のヴァンの配役の反省からか、非常に豪華な声優陣を揃えているため美麗なムービーで合わさる声優の演技も見所と言える部分である。それが英語音声だけの収録となる今作はその『XII』の時とは逆に非難するものも増えた。 英語版の声優の演技自体には非難はほぼなく、逆に英語であるため会話に紛れる専門用語の違和感を感じさせないとの意見もある。 過去作品のインターナショナル版にあったような追加ボスや追加イベントなどは一切無い。パッチも考慮すると、微妙なバランス調整と英語音声、画質の劣化くらいしか違いがない。 ゲーム本体の仕様変更は上記のみでほとんどPS3版と差異はないが、初回版にエンディング後の後日談を描いた小説と設定資料が掲載されたブックレットが付属している。 これに関してはゲームの内容がほとんど同じな上、本に収録するだけならゲームとセットで販売する必要が無いという批判も多々ある。 また、PS3版が売れたのにもかかわらず何故PS3版のインターナショナルはないのかという批判もある。 ただし、過去には『VIII』にもWin版が出たが海外版をベースにしており事実上のインターナショナル版ともいえる内容だった。 『スターオーシャン4』は逆に、360で通常版が出た後にPS3でインターナショナル版が発売されている。 ちなみに、そちらは逆にPS3版の画質が劣化している。 2011年7月、『アルティメット ヒッツ ファイナルファンタジーXIII (PS3)』『アルティメット ヒッツ インターナショナル ファイナルファンタジーXIII プラチナコレクション(360)』が発売(どちらも廉価版)された。 360版には『アルティメットヒッツ インターナショナル』の初回特典であったブックレットが再び付属している。また、この特典はPS3の方にはやはり付属していない。 Win移植版の特徴 2014年10月10日にPC移植版が発売された。事前に販売を開始した『VII』及び『VIII』はスクエニ公式ストアでの配信だったが、こちらはSteamでの配信となり、DRM(*13)もこちらに準じている。 基本的なゲーム内容、ゲームバランスには調整が入っておらず、CS版そのまま。 最適化不足が目立ち、当初は画質が720pに固定され、グラフィックオプションも一切存在しないなど、PCゲームでは搭載して当然の要素がなかったため、世界中で不満が噴出する事態となった。 後に数回のアップデートが行われ、解像度は720pと1080pの選択式に、影解像度やアンチエイリアスの設定といった要素が追加され、少しは改善された(*14)。 ちなみに国内からの購入では関係ないが、アジア版以外のバージョンでは容量が倍の60GBもあり、これも不満の的となった。 非アジア版では日本語と英語の音声を収録している為、各ボイス分のプリレンダムービーが容量の大部分を占めている。当然ながら切り替え機能を望む声も。 フルスクリーンとウインドウモードへの切り替えが出来るのだが、強制的にマウス操作がゲーム側に取られてしまうため、ウインドウモードにする利点がまるでない。一応、Alt+Tabでウインドウ切り替え実行するなどで回避は可能。 多数の不満が上がったことをスクエニ側も重く受け止めたらしく、当初2015年春までにライトニングサーガ3作を全てPCで配信するとしていた予定は大幅にずれ込み、最終作の『ライトニング リターンズ』の配信は2015年末となった。 ただし、その分しっかり最適化されており、ユーザーレビューの総合評価も「非常に好評」を獲得している。 クラウドゲーム版 2014年10月9日にクラウドサービス「G-cluster」にて『XIII』の3部作が配信。 クラウドサービスなので高速なインターネット環境とPS2以上の性能の機器があれば性能の低い様々な機器(PCとスマートフォン)でも楽しめる。 ただしスマートフォン、iOSで遊ぶ際は別途ゲームパッドがないとプレイしにくい。タッチパネルのバーチャルパッドで操作するため、タッチ、スワイプ操作に最適化されていない。 また、常に3Mbps以上のストリーミング通信を行うため、Wi-Fiでの通信が推奨される。 余談 PS3初の『FF』とあってか大量に入荷した店が多く、購入したユーザーも多かった故か、かなり早い段階で中古で値崩れが起きていた。 ただし、中古が値崩れするのは『FF』シリーズでは毎回恒例のことであり、『XIII』だからそうなったわけではない。この辺りをネタにして本作を主人公のライトニングとかけて「在庫ニング」と揶揄するものもいる。 また、日本版においてもPS3版は約190万売れたのに対し、360版は2011年2月現在で2万本程度しか売れていない。これは『FF』シリーズで外伝も含めて過去最低の売り上げを360版が記録した。 特典のみ目当てで購入した人も考慮すると、北瀬氏が言うように「360しか持っておらず、なおかつ1年遅れで英語音声の『XIII』が欲しい人」が相当少なかったということになる。 これらのことから「当初の独占の約束を破ってまで、今更日本で出す意味があったのか」という意見が多く、前述した日本のSCE側との契約で1年の時限独占だったという疑いも強くなった。 上記の「在庫ニング」と合わせてスラング化された一文が広まっており、ネタ的に有名な作品にもなっている。 ストーリーの意味不明さや造語の多さを揶揄した「ファルシのルシがコクーンでパージ」や、主人公ライトニングの設定を揶揄した「光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士」など。 現在でも後続シリーズ作において意味不明なストーリーを揶揄する言葉として扱われている。ただ、造語の意味が知られていない傾向にもあり、エアプ判別の側面も一応ある。 なお、「光速の~」の部分に関してはとあるゲーム雑誌においてのライトニングの紹介文であり、公式の文章ではない。 さらに言うと、これらの要素は実際のゲームでは全く見られないこともあり、ゲームをプレイしたユーザーの一部から反感も持たれた。 ただ、後の『ライトニングリターンズ』などでのライトニングの扱いを顧みるに、スクエニ側もこのネタ及びユーザー側のネタ扱いを悪ノリで取り入れた節が見られている。 PS3版『XIV』のβ体験版のキーが初回版に封入されており、それを目当てに購入したプレイヤーも少なくない。 が、その『XIV』はWin版だけを先行発売にし、PS3版の発売が大幅に伸び2013年8月になってしまった(*15)。詳しくは当該記事で。 本作の発表と同時に『FABULA NOVA CRYSTALLIS FINAL FANTASY』というシリーズ展開を予定していることを発表していた。 ゲーム内容や世界観のまったく異なる作品のストーリーの中核に「FABULA NOVA CRYSTALLIS」という共通の神話体系(*16)を持たせ、それぞれに『XIII』の名前を冠する(*17)というものであった。 当初は『アギトXIII』『ヴェルサスXIII』が発表されていたが、結局は『ファイナルファンタジー零式 (アギトXIII)』『ファイナルファンタジーXV (ヴェルサスXIII)』と『XIII』とは別の作品として形になっている。 要するに「『XIII』というナンバリングタイトルに相当する作品を複数出す」というこの構想、最終的にはいずれも正式なナンバリングタイトルとなることで形を変えて果たされたと言えるのかもしれない。 その後の展開 2011年12月15日に続編『ファイナルファンタジーXIII-2』がPS3/360で発売された。詳細は作品ページを参照。
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富士見ファンタジア文庫とは 富士見ファンタジア文庫は、富士見書房発行のライトノベルの文庫レーベル。1988年創刊のドラゴンマガジンと共に創設された。 1989年よりファンタジア大賞(旧・ファンタジア長編小説大賞)を主催、2008年には新規にネクスト ファンタジア大賞を立ち上げている。 当初から沢山のファンタジー世界を舞台にした小説を出しているが、ファンタジーに限らず、現代その他の世界を舞台にした本も多数出版している。「機動警察パトレイバー」「天地無用!」の様にメディアミックスとしてノベライズも展開。 主な作品 『スレイヤーズ』 著 神坂一 イラスト あらいずみるい 『魔術士オーフェン』 著 秋田禎信 イラスト 草河遊也 『ソードワールド短編集』 『フルメタル・パニック!』 著 賀東招二 イラスト 四季童子 『まぶらほ』 著 築地俊彦 イラスト 駒都えーじ 『風の聖痕』 著 山門敬弘 イラスト 納都花丸 『伝説の勇者の伝説』 著 鏡貴也 イラスト とよた瑣織 『鋼殻のレギオス』 著 雨木シュウスケ イラスト 深遊 『ハイスクールD×D』 著 石踏一榮 イラスト みやま零 『生徒会の一存』 著 葵せきな イラスト 狗神煌 『これはゾンビですか?』 著 木村心一 イラスト こぶいち/むりりん 『東京レイヴンズ』 著 あざの耕平 イラスト すみ兵 『デート・ア・ライブ』 著 橘公司 イラスト つなこ
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働かざる者食うべからず セイバートリィの所まで戻ったシン達は飛空艇の外で待っていたヨウランとヴィーノを見つけた。深刻そうに話し合っていた二人はアレックスを見つけると、だっと駆け寄ってきて2人して口を開いた。 「マジやばいっす!」 「非常事態宣言を要請します!!」 非常事態宣言? なんだ、それ。 シンは拳を振って真剣に訴えている二人に首を傾げる。同じようにステラも唇に人差し指を当てて首をかしげているが、1人事態を把握したミーアがポンとアレックスの肩に手を置いた。 「オトーサンも大変ね」 「人事じゃないだろ、ミーア」 「あら、稼ぐのはオトーサンの仕事でしょ?」 「おいっ」 額に手を当ててアレックスががっくり肩を落とした。ミーアがヨウランとヴィーノに飛空艇に戻るように指示し、アレックスを見る。考え込んでいた彼がシン達をぐるりと見渡した。 「よし。稼ぐぞ。―――非常事態宣言だ」 うん。と独りで頷いているからさっぱり訳が分からない。 「?」 「どちらにせよマルキオ教本山は足で登るしかないしな」 「まあ、それは大変ですのね。では急いで麓まで飛空艇で参りましょう」 ラクスが飛空艇に向かい、キラが後に続くが、その肩をアレックスが掴んだ。 「ちょっと待て。その前に―――モンスターハントだ」 モンスターハント? シンは初めて耳にする言葉にステラと顔を見合わせるが、ステラは顔をパァッと輝かせて両手を合わせた。ウッと身構えてシンはラクスとキラを見ると2人は嫌そうな顔をしていた。どうやら知らないのはシンだけらしい。 「わたくし達には時間がありませんのよ?」 「君は事の重大さを分かっているの?」 何やら2人は必死な様子。何としてもそのモンスターハントとやらを阻止したいらしいが、アレックスが組んでいた両手を解いてビシッと指差した。 「誰のせいでこうなったと思っている!」 「話が見えませんが」 「うちは元々4人の空賊だったのに、ここの所いきなり2倍の8人だ。つまり消費する量が2倍。それなのに、お前達ときたら全くのただ乗りじゃないか」 と言ってラクス、キラ、ステラと指差して、最後にシンで止める。意味もなく指差されるのは気分のいい話ではないけれど、いつになく切羽詰った様子にシンは生唾を飲み込んだ。 「早い話・・・金がない。金がないから補給できない・・・って事はつまり、食料や水が手に入らないってことだ!!」 そう言えば、アプリリウスについてからは一仕事する予定だったんだっけ。ラクス達が乗り込んできたから予定が変わってしまったのだ。何より、目の前の空賊はここの所お宝についてはトンと不首尾が続いている。 「じゃあ、モンスターハントって・・・」 「賞金の掛かったモンスターを倒してお金を稼ぐことよ」 ミーアが肩を竦めて飛空艇へと向かう。 「ちょっとそれ、空賊らしくないんじゃない?」 「仕方がないだろう。背に腹は換えられないんだ」 そうか。賞金稼ぎって奴か・・・確かに空賊とは仲が悪い、お互いバカにし合っているもんなあ。シンやラクス達から見ればどっちもどっちだが、まだ空賊のほうがましだったのだろう。 賞金稼ぎの何がそんなに嫌なのだろうとシンは思うが、ステラは違った。 「ステラ、モンスターハント好き。ネオも昔ハンターだった!」 「そうか。じゃあステラ、頑張ってモンスターを倒すぞ」 ステラの頭を押さえて髪をぐしゃぐしゃとする。 「そうと決まればマイウスへ行くぞ。手っ取り早く稼げるモンスターを探さないと」 ため息をついたラクスとキラも、食事が掛かっているとなれば反対するわけにはいかなかった。飛空艇で空路を翔るにも、陸地を徒歩で進むにも水は必要不可欠で、今まではセイバートリィの蓄えを使っていたのだ。非常食にいたっては完全にアレックス達の備品である。それを今まで何気なく口にしていたのだが、いつまでも続くはずがない。 「仕方ありませんわ。これも自立への一歩です」 「殿下。よろしいのですか?」 一歩下がって王女に問いかける元将軍。かつてその位置には別の男が控えていた。 「ラクスでいいですわ。アプリル王国はありませんもの。ですからわたくしも将軍のことをキラとお呼びします。あなたの話を信じるわけではありませんが、伝えられているだけが全てではないことをわたくしも今は理解しております」 「ラクス・・・ありがとう」 「礼ならあの空賊に言ってください」 ラクスの視線の先にはミーアと話し込むアレックスが居た。 アプリリウスから南下した所に、交易都市マイウスがある。アプリリウスよりは小さいが大陸の中央部にあり、さらに南下すればどの国も支配が及ばない地域になる。街は様々な人種で溢れ平然と闇市が開催される、ハンターや無法者達が集う猥雑な街だった。 「治安が悪そうな街だ」 「早くハントとやらに出かけたいものですわ」 飛空艇のターミナルでアレックスを待つシン達は、治安が悪そうだじゃなくて治安が悪いのだなとしみじみ感じていた。好奇心からアレックスをつけていったシンとステラは誘拐だのスリだのに何度も遭遇しそうになったのだ。 へとへとになって逃げ帰ってきて、ミーアに言われたのだ。 「だから、危ないって言ったのに」 ミーアはアレックスが森で収穫した牙や角を売りさばいてきた所だった。 「で、収穫はあったの?」 「ちょっとだけ・・・」 アレックスが会いに行った人物の事をステラがコソッとミーアに告げる。別に疚しいわけじゃないし、女性に会いに行ったわけじゃない。けれど、ミーアとはまた違う親しさが滲み出ていたのだ。 「あぁ~情報屋のニコルね」 「知ってるのか!?」 「二・三度会ったことがあるわ。ぱっと見、女の子みたいに見える男でしょ?」 シンは居酒屋でアレックスと親しそうに話す相手を思い出す。 確かに、こんな危ない街にいて大丈夫なのかという風体だった。 「でもニコルか・・・心配だわ。ニコルは情報料が高いから、アレックスに払えるかしら?」 ミーアが心配したとおり、件の居酒屋でアレックスは笑顔のニコル相手にため息をついていた。むしろ唸っていると言っていい。 「で、払うんですか、払わないんですか? ハントの情報だけで今日は止めときます?」 「分かった分かった払うよ。だから情報だ」 にっこり微笑む情報屋は慈愛も斯くやという表情で、恐ろしいことをアレックスに伝えた。 国境線がキナ臭い。 アプリル復興反乱軍が組織されつつあると言う。なんでも、極秘に諸侯への呼びかけを行っているらしい。その中にはプラント帝国やコスモス連邦内の反帝国レジスタンスも含まれているというからやっかいだ。 「あのバルトフェルト侯が動きだしたのか・・・」 「これ以上放っておくと、新しい執政官がアプリリウスを万事うまく治め、それを民が平和だと受け入れてしまいますからね、決起の支持を得られなくなる」 真昼の居酒屋、しかもオープンテラスで2人の若者が物騒な話をしているが、誰もその内容には気を止めなかった。皆が密談中で、この居酒屋は盗み聞きしようにもできない情報屋御用達だった。 「空路を封鎖されるとやりにくくなる・・・はあ、確かに高いだけの事はある」 アレックスはニコルに代金を支払って指を組んで頭を乗せた。 「知っておいて良かったでしょ? 王女を腹に抱えている身としては」 「お前っ」 ガバッとアレックスが顔を上げてニコルを見る。 面白そうにその顔を見るニコル。男2人がテーブルを挟んで向かい合っているが、明らかに一方が押され気味。 「こっちはサービスです」 差し出されたのは古い地図だった。羊皮紙に書かれた色あせてインクもかすれた大陸南部の地図はこれからハントに出かける地方のものでありがたいプレゼントである。 「すまない」 「全く、甲斐性のない主を持つと苦労します・・・ああ、復興レジスタンスの彼らの苦労が目に浮かぶ・・・」 「ニコル」 「分かってますって。でも―――僕がどう思うかは僕の勝手、ですよね。吉報を待ってますから」 テーブルを去っていくアレックスが泣き笑いを浮かべていても、二コルは気にせず手を振っていた。 この街を過ぎれば荒地が広がり、蛮族や凶暴な野獣が跋扈する地が広がる。点在するオアシスを結ぶ街道筋に賊が出たと噂が立ったのが半年前。その賊が実は猛獣だと知れたのは、果敢にも討伐に挑んだハンター達の貴重な情報で。 「ハントの対象はその猛獣だ」 「勝算は?」 「勿論あるに決まっているだろう」 旅支度をするアレックスをキラが問い詰める。シンとステラはとっくに支度を終えていて、2人のやり取りを見ていた。 あの2人って意外と仲悪いよなあ。 そりゃ、空賊と元将軍だもんな。犬猿の仲なんだろうけど。 「ラクス、君は残って」 「いいえ、キラ。わたくしも同行しますわ」 王女様を守るのが仕事だもんな。止めて当然だ。 シンは同じように彼女を守っていたダコスタを思い出して、キラを見つめる。彼とは牢獄に捕らえられていたのを成り行きで助けてから、ほとんど一緒だった。どこか掴めない表情ながら、剣の腕は追随を許さず王女の前の道を切り開く。 やっぱり、アプリル復興の為なのかな。 彼がそれを口にしたことは無いけれど、きっとそうなのだろう。 先頭に立って守っていた国の王女だ、彼にとっても希望。 「でも、ラクス!」 「いいじゃないか。自分の食い扶持は自分で稼ぐ。いい心がけだ」 常に王女を守るキラと、ラクスを時に王女扱いし、時にただの一般人扱いするアレックスとは確かに気が合わないだろう。基本的なスタンスが違いすぎる。 「ですからわたくしも戦います」 しかし、アレックスとキラはギョッとしてラクスが手にしたものに目を瞠った。白い手にあるのは細身の剣。装飾も何もない実用的で、なおかつ女の手に扱えそうな代物だった。 「何を考えているの!?」 「自分の身くらい自分で守れるようになりませんと、この先に進めないのですわ」 基本的にキラはラクスの家来だから(滅びた王国とは言え)、彼女に意見することができず、誰かに『やめろ』と言って欲しくてその相手を探していた。一番効果的なのは今回のハントを言い出したアレックスだったが。 「それでは、出かけるとするか」 キッとアレックスを睨みつけ、キラはシンを見てため息をついた。 「ここに前例がいるから無理もないか・・・」 「・・・なんだよ。俺のせいじゃないぞ」 まるで責めるような視線を感じてシンは憮然とキラに言い返し、ステラの手を引いてアレックスの後に続いた。 風がどこなく香辛料の匂いがした。 赤茶けた大地とひび割れた大地、小高い丘にはブッシュが生い茂り、空は快晴。 そして、猛獣。 肝心のオアシスにたどり着くまでに、ミイラになってしまうんじゃないかとシンは重い剣を持ち上げた。限りある水はおいそれとは飲めなくて、額から流れる汗が恨めしい。 巨大な蛇。 巨大な鳥。 なんだか知らないけど魔法を使う虎。 俺だってまだそんなに魔法使えないのに!! ステラに白魔法を掛けてもらって何とか凌でいるシンは、今度は自分も白魔法を教わろうと思う。慣れないなりに必死に剣を振っているラクスに白魔法を掛けているのはキラ、ミーア、アレックスで。剣の持ち方から教わっていた頃に比べれば随分と様になってきたなと思う。 「せい! はい! や!」 大蛇がどさりと地面に落ちる。 胴を切り離されてビチビチと跳ねていた。 とは言っても、その力はステラとどっこいどっこいで。慣れている分、ステラがまだ上だった。ネオがハンターだったからなのか、元は砂漠を越えて商品を運ぶ商隊だから、ステラは結構物怖じせずに獣達に向かっていく。 「あそこのブッシュで休憩しよう」 ある程度進むと必ずアレックスが一休みを入れる。 そこで地図を確認して、ミーアとこれからの作戦を練っているようだった。そんな事ができるのなら、初めからやれよと言いたい。地下水道とか鉱山とか飛空戦艦とか! 「でも、ターゲットの情報はよく分からないんでしょ」 「まあな。今まで腕利きのハンター達が挑んで逃げ帰ってきているらしいから、強いことには変わらないだろうが・・・」 「今日はまだ進むの?」 「そうだな・・・」 日が大きく傾いていた。 日が暮れてからが獣達の本番だ。 「ここで野営だな」 シンはその一言を聞いて、一気に疲労が襲ってくるのを感じた。 薪を囲んで座り込んでしまうと、根が生えたように立ち上がれなくなってしまったのだ。ミーアがどこからか木の実を探してきて、二つに割る。 殺伐とした荒野に甘い匂いが漂った。 「わあっ」 「シンとステラで仲良くね」 渡されたのは木の実で、中には白い果実と蜜があった。ペロッとなめてみれば甘くて不思議な味わい。ステラに手渡して、シンも口に含むとなんだか生き返った気がする。残りの半分をラクスとキラが分け合っていて、シンはミーアを見た。 「ミーアは?」 「アタシ達は慣れているから、気にしないで」 アレックスはいいとしても、ミーアは本当にいいのだろうか。ちょっと気が引けて果実を頬張る手が止まる。すると、重たい石を転がしてきたアレックスがそれをどっかと置いたのが目に入った。 「ちゃんと口に入れとけ。ちょっと予定が押しているから、シン」 「なんだよ」 アレックスは腰を下ろしてシンに手を伸ばした。 なんだ、やっぱ自分も欲しんじゃないか。 シンはやおら身構えて、木の実を抱え込んだが。 「バカ。お前の剣を寄越せ」 剣? シンは訳が分からずに固まった。 「いいから見せてみろ」 恐る恐る剣を差し出すと、アレックスが垂直に持って火にかざす。刀身は薪の炎を反射して橙色の細光を反射した。そして、彼の瞳が炎を映しこんで光る。 「やっぱり・・・だいぶやられてるな」 荷袋から取り出した道具で、刃を叩き始めた。 その仕草を見て、シンは彼が今からしようとしていることが分かった。鍛冶だ、いや、そんな立派なものじゃないけれど、アレックスはシンの剣の刃こぼれを何とかしようとしてくれているのだ。 「アンタ。そんな事もできるのか?」 「まあ、な。空賊やハンターをやっていれば嫌でもできるようになるさ」 「だって、アンタいつも銃だろ!」 「・・・・・・。銃弾には限りがあるし、状況によってはナイフの方がいい時もある」 剣から柄を外して、指の腹を刃に滑らせる。粉のようなものを付けて指先でトントンと叩き落としていた。砥石を二つ取り出して刃に当てて研ぎだしたのを見てシンは驚いた。 んな、無造作に。 「ちょっ!」 しかし、返事はない。 シンはしばらく見つめていて、視線を薪へと移した。既にステラは毛布に包まって寝ていて、その寝息を聞いたら急に眠気が襲ってきた。 「そこの2人も出して」 「え」 シンよりもおそらくキラの剣の方が痛んでいるはずだ。何しろ仕留めた獲物の数が違う。アレックスの横にはキラの大剣とラクスの剣が横たわる。 「明日当たりに遭遇できるといいんだがな」 「そうね。この子達にはちょっと辛いハントね」 意識が眠りに落ちる寸前、ミーアのそんな呟きが聞こえたような気がした。 確かにちょっと剣が軽くなったかも・・・。 翌日、襲い掛かってきた獣を一刀両断したシンは剣の刃をじっくり見る。見た目はそんなに変わらないようだが、確かに一振りしただけで刃がきれいになった。キラとラクスも心なし剣が軽そうに見えた。 「地図によればこの辺りだが」 辺りを見回すシン達はここ一日ずっと見慣れた景色を視界に納める。地平線まで続く台地と、僅かな起伏には茂みがあり木がぽつぽつと立っていた。相変わらず香辛料の混じる風が吹いて、聞こえるのは馬車の音。 は、馬車? 耳を澄ますとガラガラと車輪が石ころを蹴飛ばす音がする。 後ろを振り返ると荷馬車が街道筋を進んできていた。手綱を握っているのはまだ幼い少女・・・。ステラよりも幼いのではないだろうか? こんな子供がどうしてこんな所を荷馬車で通るんだ? シンは荷馬車の中に家族でもいるのだろうかと鑑み、俺達の野獣退治の後をつけて来たのかと訝しむ。 「君、危なくなかったか?」 とりあえずアレックスが声をかけたが。 「あの、すいません。この辺りに村はないですか?」 「いや、俺達も向かう途中だ」 「そうですか。困りました、あの子達がお腹をすかせていて・・・」 「携帯食でよければ少し分けてあげられるわよ?」 ミーアが鞄に手をかけるけれど、少女はシン達をぐるりと見回して首をかしげた。 「それには及ばないです。ちゃんとした食糧がいるから。みんな、ご飯の時間よーっ!」 荷馬車の幌の中に首を突っ込んだ少女が顔を戻した途端、シン達の耳に届いたのはキャッキャッという笑い声。次々に姿を現すのは小さなトマトにカボチャにタマネギにマンドラゴラとなんだかよく分からない植物。膝まであるかどうか分からない人形が動いているのではないかと、野菜の人形じゃないかと思ってみても確かに動いている。 「もしかしてさ、ハント依頼のモンスターってこれかな」 「そうみたいだな」 アレックスは腰に下げた薬莢を確認して、銃に装填していた。キラはキラで腰の剣を片手で抜いて、地面に突き刺して、どうしようか思案する体勢。 そうこうする内に野菜たちはシン達の前に走り込んできて、思い思いのポーズを決める。中には転んで頭の野菜が転がった奴もいたが、シンにはもはや突っ込むことができなかった。 ありえない。 これが猛獣? 幾多のハンター達が討伐しようとして果たせなかっただって? 「・・・うそだろっ!?」 だって野菜だ。植物だ。 そいつらに足が生えて手があって、動き回っている。 思いっきり植物じゃないし! しかも、まずそうだし。 「そう驚くなよ。大抵話には尾ひれがついてでかくなるもんだ。蓋を開けてみれば大したことないってのはよくある話さ」 「まあ、よかったじゃない。早く片付けましょ?」 アレックスとミーアが何気なしに退治に向かったが、その見通しはあっけなく崩れ去った。 シンはぶるぶる震える手を押さえて剣を構えなおした。 いや、構える暇などありはしない。小さいだけあって小回りが利く利く。 「くそっ、ちょこまかと!」 「当たれ!」 怒りで肩を震わせるのはアレックスとキラ。 「あらあら、当たりませんわ!」 どこか状況を楽しんでいるラクスはそれでも野菜たちの攻撃を受けてボロボロで、先程ステラに白魔法をかけてもらったばかりだった。全員掛りでやっとタマネギと変な植物を倒した所で精根尽き果てたシン達であったが、逃げ帰るわけにはいかなかった。 この体たらくを説明できるわけがない。 今までアタックして失敗したハンターのように、この街道に出没する獣が大変な猛獣だなどと言い訳するのが関の山。シンを初め、アレックスもキラも、誰もがそんな事を認めるわけにはいかなかったのだ。 皆、負けず嫌いだったから。 「残りは全部俺が貰う」 シンがトマトに空振りした後ろで張り合っているのはアレックスとキラで残った3体の内どちらが多く倒せるかで競っている。 「やめてよね。空賊ごときが僕に勝てるわけないでしょ」 「ごときってあのな。できるだけ頭の部分には傷つけずに倒すんだ」 キラにジロリと睨まれたアレックスは、マンドラゴラを見て『あれは食べられるのか? 毒だが・・・ちゃんと火を通せば大丈夫か?』とぶつぶつ言っている。 銃と大剣、どちらもすばやい物体には不利。アレックスの銃の腕もキラの剣の腕も超一流だが、頭に血が上った状態では実力を発揮するのは難しい。まして、食糧として見ているのでは。 あの2人・・・何やってんだよ。 アレックスも遊んでないで、ちゃんと指示出してくれよ、今回のハントを言い出したリーダーだろっ。 「ミーアさん、危ない!」 カボチャの頭突きをラクスが目に留めて叫ぶ。 その一瞬の隙をついてシンが振り下ろす。 ぱっくり割れたカボチャは意外にもオレンジ色のおいしそうな実をしていて、シンはギシギシと歯をあわせる。種が並び、濃厚なカボチャの匂いがした。本当にただの野菜なのだ。見た目だけとか、野菜の被り物をしているわけではない。 こんなもの相手に・・・。 いい加減に―――俺は―――! 頭の中で何かが弾ける感覚がして、シンは残った2体目掛けて猛ダッシュしていた。 逃げ回ろうが、動きを読んだから、トマトもマンドラゴラもシンの剣に吸い寄せられるように斬られていった。 どうだ! あーすっきりした。 静かになった荒野を見回すと皆がシンを見ていた。 「シン・・・お前・・・」 「すごい! シン」 ステラがシンに抱きついて、ミーアが癒しの白魔法をかけてくれた。 「お手柄ね」 「驚きましたわ。火事場の何とかというものですか?」 それとは違うと思うけど、シンは上手く表現できなくてしどろもどろになった。 初めて活躍して注目されているせいかも知れない。アレックスよりもキラよりも自分が一番多く倒したのだ。例えわけの分からないとは言え、小さな動く野菜たちを。 今まで数々のハンターが挑んで倒せなかった猛獣(?)を倒したのは自分なのだ。 いささか飛躍したシンの脳も、肩に置かれたアレックスの手が意外と暖かかったから、誰も咎めるものはいなかった。幌馬車に乗ってきた少女がびっくりして一目散に逃げていく。 「倒した・・・ことになるのか?」 「多分。シンがね」 手に入れた報酬でシンもキラも剣を新しく新調して、補給物資を山のように買い込んだ。マイウスの街道の猛獣を倒したのが、深紅の空賊見習いだったらしいと噂が駆け巡るのはそのすぐ後。こうして、シン達はようやくマルキオ教本山へとセイバートリィを発進させた。 マルキオ教の本拠地は大陸南部にそびえる山で、山全体が特殊なフィールドで覆われているのか飛空艇では決して越えられない霊峰であった。セイバートリィを麓で降りて徒歩で入山したシン達を待っていたのは、教祖マルキオ。 「ようやくおいでになりましたね、王女」 まるでラクスが来ることを初めから知っていたかのように、教団の奥の礼拝堂で待っていた年齢不詳の男。目を閉じ誰がその礼拝堂に入ってきたかを知る由もないのに、彼はきちんとラクスに向かってそう言ったのである。 「分かってんなら話は早いじゃん?」 来ることが分かるなら、きっとその目的だって分かっているはず。 シンはラクスに種石のことを聞けと言わんばかりに促した。ラクスが暁の種石を手に歩み寄る。マルキオ教の教祖はずっとそれを待っていて、少しだけ頭をかしげ、閉じた目でラクスの手の中の種石を見ているようだった。 あんなで見えんのかよ。 「確かに神授の種石。王墓に守られていた暁の種石ですね」 「はい。マルキオ様。わたくしはこの種石の力を制御する術を探しているのです」 少し笑って、教祖はラクスに視線を映した。相変わらず目は閉じたまま。 「残念ですが、この種石を貴方が使いこなすことはできないでしょう」 種石を持つ手が震え、ラクスの長い髪が揺れた。 「おそらく、誰にもこの種石の力を統べることはできはしまい。種石とは神の力のカケラ・・・神に認められた者のみその力を手にすることができる」 神の力。 シンはいまいち抽象的な言い回しにラクスとマルキオ教祖を見比べる。そして、アレックスを見上げた。彼も眉をひそめて教祖を見ている。 「では、帝国軍の飛行艦隊を消滅させたあの力は?」 そうだ。 あの種石は艦隊を消してしまっている。 あれはどうやったのだろうか。 「稀にシードが零れ出すこともあります。長年王墓の地下で蓄えられたシードが地上に出て不安定になったからではないかと。ジョージ・グレン王の御世から永き時を経ていた故」 「そんな・・・」 なんだ、いい加減だな。 最後の希望だったマルキオ教の教祖ですら、種石の使い方を知ってはいなかった。 心なしうつむくラクスは、手の中の種石に視線を落としているのだろう。淡い青紫の光を宿す美しい石に。 ただの美しい石なのか。 それとも、王国復活の鍵を握る起死回生の力になるのか。ラクス達はそれに賭けているはずだった。シンにとっては帝国に反旗を翻す切り札になりえる物が生まれなかっただけ、本当は喜ばしいことなのに。 せっかく、ここまで来たのにこれかよ! がっかりした気分になるのは、長く彼らと一緒にいたから親しみを覚えたからだろうか。 亡国の王女と元将軍の背中を見つめる。 「申し訳ありません。歴代教祖の記憶の中にも種石の記録はそれほど多くないのです」 「そうですか。突然お邪魔してしまって申し訳ありません」 直接使い方が分からなくても、そのヒントだけでも。 「何とかならないのかな」 「それはお前が考えることがじゃない」 零れた呟きに返ってきた返事は、ここで聞くはずがない声で。 ガチャガチャとうるさい鎧の音に顔を向ければ、シンの目が見開かれる。特殊な鎧、フェイスの文章が入った黒いマント。礼拝堂の重く大きな扉を開けて入ってきたのはフェイスマスター。 な。どうして、ここにフェイスが!? キラがラクスを庇い、ステラはミーアにしがみ付いていた。彼女達の前にアレックスがいる。シンはただ突っ立って彼が歩いてくるのを見守っていて、兜を取ってシンを正面から見据える瞳には複雑な色が浮かんでいた。 ディアッカ。何? シンは何も聞きたくないと思うのに、彼は口を開く。 「父君がお亡くなりになられました」 瞬間、シンの周りの音が消えた。 「殿下におかれましては、至急帝都にお戻りなされますよう」 戻る 次へ ザ・急・展・開☆って感じでそろそろ・・・ああ、まとまりのない文ですね。
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カイナッツォにアバゴーラはどうでしょうか。 -- (名無しさん) 2010-12-15 21 02 24 FF4のバルバリシアにエルフーンはどうでしょうか。ぼうふうでミールストームを再現できますし。 -- (名無しさん) 2010-12-21 09 43 53 FFIIIお願いしますm(_ _)m とりあえず考えてみましたが、 こういうので大丈夫でしょうか? ルーネス:ブースター アルクゥ:リーフィア レフィア:グレイシア イングス:ブラッキー サラ姫:エーフィ シド:フーディン デッシュ:サンダース エリア:シャワーズ アルス:ヤミカラス ドーガ:シャンデラ ウネ:ムシャーナ -- (名無しさん) 2011-01-24 21 51 51 ↓1~3追加しました。 作品の中身にはあまり詳しくないので、項目の位置などが気になりましたら詳しい方が自由に修正してください。 -- (管理人) 2011-01-25 02 30 26 FFⅥに登場した伝説の八竜を考えてみました。 特に問題がなければ追加させていただきたいのですがよろしいでしょうか? リザードン:レッドドラゴン 炎技中心、強化版意識なら命の珠必須 ギャラドス:ブルードラゴン 水技中心、ハートスワップ又はサイコシフトをものまねするとはもんを再現可能 ガブリアス:アースドラゴン 地震必須、重力が使えないのは残念 キュレム:フリーズドラゴン 氷技を中心に ボーマンダ:ストームドラゴン たつまきで大旋風、鋼の翼でウイングセーバー、リフストものまねで木の葉乱舞など レシラムorラティオス:ホーリードラゴン 前者はカラー重視、後者は技重視。ラティの場合ラスターパージでホーリー、自己再生でケアルガ(強化版)等 トロピウスorカイリューorゼクロム:イエロードラゴン 外見、カラー、技のどれを意識するかで候補が変わる ギラティナ:スカルドラゴン 状態異常技は必須 オマケでレックウザ:カイザードラゴン 八竜とは関係ないのですが、崩壊後復活した魔物繋がりでグライオン→デスゲイズもアリかもしれません。 フンババはちょっと思いつかないので保留とさせていただきます。 -- (名無しさん) 2011-01-25 14 53 58 ↓追加しました。 -- (管理人) 2011-01-25 20 40 35 FF6のロックにマニューラはどうでしょうか? 必須技は どろぼう(ぬすむ、ぶんどる) まもる(作中で「守る」と何度も言っていたから) でいかがでしょうか? -- (名無しさん) 2011-04-12 02 07 49 FF XIII のプレイヤーキャラを追加してみました。 修正や追加はご自由にお願い致します。 -- (名無しさん) 2011-05-17 00 30 28 ウォーリアオブライトにコバルオンはどうですか? -- (名無しさん) 2011-07-18 12 30 42 〈FFXIII〉 ルクシオorロゼリア セラ(ライトニングの妹) はどうでしょうか。 -- (名無しさん) 2011-08-05 02 04 21 FFXの召喚獣でようじんぼうとアニマとメーガス三姉妹がないのですが・・・・・ 確かメーガス三姉妹は蜂とてんとう虫とカマキリ(?)がモデルだったと思いますけど -- (名無しさん) 2011-08-28 23 54 55 XIII-2求む。 -- (名無しさん) 2012-02-02 15 30 23 <FFⅢ> プラスル:ポロム マイナン:パロム 理由は同じ双子で男女区別しやすく赤と青で表現したんだけど・・・・・・ -- (アルテマウェポン) 2012-02-12 15 32 40 FFⅥのセッツァーにデリバードわどうかと。(運ゲ的ないみで) -- (名無しさん) 2012-03-24 17 03 04 <FFⅥ> ルカリオorゾロアーク:ロック ユキメノコorグレイシアorクレセリア:セリス はどうでしょうか? -- (ユリス) 2012-06-16 10 36 38 ガブリアスとラムパルド(アースドラゴン)が重力を使えないなら、ものまねで重力をコピーするのはどうでしょうか? -- (キョーボちゃん) 2012-06-24 12 58 13 VIのケフカはミュウツーorバリヤードで。 前者はラスボスかつ人工魔導士で破壊神、後者は道化師なので。 -- (名無しさん) 2012-07-30 20 20 13 WoLにピカチュウはどうかな、と。 両者共に作品の代表的なイメージ&電気=光&ピカチュウの耳がツノに見えるので。 -- (名無しさん) 2012-08-14 17 25 22 <FFIV> リディアには(敢えて)ドレディアはどうでしょうか? 髪が緑、花の髪飾り、炎が苦手(後に克服するが)という共通点があり、 ドレディアとリディアの名前が何となく似ているので。それに、紙耐久だし。 問題は、黒魔法や召喚魔法ですが……。 ちなみに、前の方が書いているパロムとポロムはFFIVです(キリ -- (名無しさん) 2012-08-21 00 52 56 草案 FFⅴ エーフィ:レナ グレイシア:ファリス この二人は姉妹なのでブイズで統一 テラキオン:ガラフ トゲチック:クルル シュバルゴ:ギルガメッシュ 鎧つながり -- (ユリス) 2012-08-21 16 35 18 VIIIの風神&雷神はトルネロス&ボルトロスで。 -- (名無しさん) 2012-08-28 20 21 42 ものまねで重力をコピーすること、気づくべきwwwwwwwwwww -- (ドドンガゲロゲロ) 2012-08-31 20 09 48 草案 エアガイツ 色違いグライオンor色違いドラピオン:三島拳 レッドスコルピオンから ルカリオ:鬼子母神陽子 色重視 サワムラー:ナジーム キックつながり アギルダー:佐助 忍者っぽいイメージ スピアー:李書文 グラエナ:狼少女ジョー カイリキー:ダッシャー猪場 コジョンド:韓大韓 テコンドーつながり フーディンorシンボラー:増田光司 前者は考古学者っぽいイメージ。後者は遺跡つながり コジョフー:クレア・アンドリュース エンテイ:ジャンゴ -- (ユリス) 2012-09-08 22 17 31 FINAL FANTASY TACTICS ADVANCEのマーシュの候補にクチートorバリヤードorニンフィアなんてどうでしょうか?これらを使ってくるジムリーダーもマーシュなので…。 -- (名無しさん) 2013-11-30 17 58 32 エクスデスの甲冑の中は木の化け物なのでオーロットがかなり近いかと -- (名無しさん) 2013-12-09 13 19 31 ゴルーグもアレクサンダー足りうると思うんだけど… どうだろうか -- (名無しさん) 2014-01-15 05 54 27 Ff8でももクロで統一なら ゼルをグレッグル アーヴァインをヒトカゲ、炎の渦必須 セルフィをピカチュウ キスティスをフシギダネ、つるのむち必須 リノアはプリンになりそうですが -- (名無しさん) 2014-03-18 21 01 48 ブロントさん→シュバルゴ 汚い忍者→アギルダー -- (名無しさん) 2014-05-22 16 40 13 ミスティッククエスト ルカリオorエルレイド ザッシュ ムクホークorサーナイト カレン ダイゲンキorゲッコウガ ロック メロエッタ フェイ メガバシャーモ レッド -- (シマダ) 2014-06-03 16 30 29 ゴルベーザはドクケイルでも合いそうです。タイプの組み合わせがどく・むし+名前の由来が毒虫「ゴルベーザの蝿」なので。 -- (ユリス) 2014-10-26 10 16 22 カイエンはヒゲオヤジ+リーフブレードは刀でダーテングが近いかも ストラゴスはいしつぶてとだいかいしょうが使えるためジーランス(がんせきふうじとなみのり)で -- (名無しさん) 2014-10-26 21 09 43 草案 FFⅫ ディアンシー:アーシェ エアームド♂:バルフレア ミミロップ♀:フラン ザングース♂:バッシュ -- (ユリス) 2014-10-27 07 33 10 キリキザンorゲンガー:シャドウ(FF6) -- (名無しさん) 2015-02-28 19 55 39 草案 ファイナルファンタジーⅩ デンチュラ:リュック どろぼう必須 ゴチルゼル:ルールー メガサーナイト:ユウナレスカ ユウナ(FF10)の召喚獣 ゼブライカ:イクシオン ファイナルファンタジーⅩ-2 ルカリオ:パイン 銀髪で瞳が赤いので -- (ユリス) 2015-02-28 22 01 35 FF15 カイリキー:ノクト プテラ:ステラ FFT エルレイド:ラムザ -- (名無しさん) 2015-03-01 13 59 15 草案 ファイナルファンタジーⅡ バシャーモ♂:フリオニール エーフィ♀:マリア マリルリ♂:ガイ 特性ちからもち推奨 レシラム:レオンハルト -- (ユリス) 2015-03-01 19 25 43 ファイナルファンタジー7 北条博士:ダークライorギギギアルorメタグロス 前者はすべての元凶なので 後者は、使い手のアクロマとすこし似ているので -- (名無しさん) 2015-05-06 10 53 56 草案 ファイナルファンタジー7 マニューラorニャオニクス:ケット・シー 2足歩行の黒猫なので -- (ユリス) 2015-05-07 08 30 03 草案 ファイナルファンタジー4 エルレイドorオクタン エッジ ファイナルファンタジー6 ブラッキーorキリキザンorハブネーク:シャドウ -- (名無しさん) 2015-06-25 21 16 32 ローザはマフォクシーでも合いそうです。 -- (ユリス) 2015-06-25 21 34 03 FF11のジョブ専用装備を基準にした草案 戦士 AF1:ペンドラー AF2:アーマルド AF3:色違いのオノノクス 挑発(ちょうはつ)、バーサク(つるぎのまい)、ディフェンダー(てっぺき、かたくなる)、アグレッサー(つめとぎ)、リタリエーション(のろい)、ウォリアーチャージ(ダブルニードル、ダブルチョップ)、トマホーク(うちおとす)、ブラッドレイジ(きあいだめ)、シールドマスタリー(カブトアーマー) リタリエーションはゴツゴツメット、ブラッドレイジはサンの実でも代用可。 モンク AF1:ゴウカザル AF2:エンブオー AF3:ヨノワールor色違いのレックウザor色違いのカイリキー(格闘を意識するなら) 百列拳(接触する連続技)、マーシャルアーツ(特性てつのこぶし)、かまえる(特性すてみ)、回避(かげぶんしん)、集中(つめとぎ)、チャクラ(なまける、めいそう)、気功弾(しんくうは、きあいだま、めざめるパワー)、猫足立ち(ねこだまし、ねこのて)、絶対カウンター(カウンター)、無想無念(くろいきり、パワートリック)、インピタス(きあいだめ、グロウパンチ) 白魔道士 AF1、AF2、AF3:ラッキーorハピナスorタブンネorプクリン(アニメではポケモンセンターの顔)orラティアス(白と赤、該当技習得) 女神の祝福(いやしのねがい)、女神の愛撫(マジックコート)、女神の聖域(ひかりのかべ)、女神の羽衣(しんぴのまもり) 黒魔道士 AF1:ドンカラス AF2:ムウマージ AF3:ヘルガーorダークライ(黒と白)orエンペルト(デザイン性重視) 赤魔道士 AF1:キリキザン AF2:ハッサム AF3:デオキシス シーフ AF1:ウツボットorヤナッキーorノクタスorカクレオン AF2:ドクロッグorマニューラ AF3:サマヨール 絶対回避(みきり)、盗む(どろぼう、ほしがる)、不意打ち(ふいうち)、とんずら(とんぼがえり)、だまし討ち(だましうち)、かすめとる(はたきおとす)、かくれる(ほごしょく、ミラータイプ、みがわり)、フェイント(フェイント、あまいかおり)、ぶんどる(アシッドボム等100%弱体効果付きの攻撃技)、まどわす(メロメロ、混乱技) ナイト AF1:サイドンorメガボスゴドラ AF2:ボスゴドラorレジスチル AF3:シュバルゴ インビンシブル(まもる)、センチネル(てっぺき)、フィールティ(しんぴのまもり) 暗黒騎士 AF1、AF2、AF3:ヘルガーorテラキオンor色違いのオノノクス ラストリゾート(インファイト等のステータス下降技)、暗黒(反動技)、ディアボリクアイ(つめとぎ)、レッドデリリアム(カウンター、きしかいせい) 獣使い AF1:エルフーン AF2:イノムーorマンムーorケンタロスorバッフロンorカイロス AF3:ヘルガーor色違いのカイロス あやつる(メロメロ、混乱技)、みやぶる(みやぶる、かぎわける)、かえれ(ほえる) 吟遊詩人 AF1、2:コロトック AF3:ランプラーor色違いのモロバレル 狩人 AF1:ウツボットorキノガッサorナッシー AF2:ガマゲロゲorラムパルド AF3:オノンドorメガヤンマ 狙い撃ち(つめとぎ)、乱れ撃ち(非接触の連続技)、陰縫い(とおせんぼう) 侍 AF1:ドサイドン AF2:ハブネーク AF3:ペンドラーorハッサムorキリキザンorワルビアルorシザリガー 心眼(みきり)、八双(つめとぎ、りゅうのまい) 忍者 AF1:ゼクロム AF2:ハッサムorズルズキンorクイタラン AF3:ゼクロムor色違いのゲンガー 竜騎士 AF1、AF2、AF3:フリージオorサナギラスorメタグロス アンゴン(うちおとす) 召喚士 AF1:チコリータorハスブレロorフライゴンorビリジオン AF2:マンタインorラグラージorガブリアスorフタチマル AF3:草のミノマダムorオノンドorダストダスorトルネロス マナシード(てだすけ) 青魔道士 AF1:ゴルバットorスイクンorディアルガorカラマネロ AF2:サザンドラorレントラー AF3:シャワーズorラティオスorタマンタorクマシュン コルセア AF1:ワルビアル AF2:サメハダーorハンテールorダイケンキ AF3:ハッサムorゾロアーク からくり士 AF1:マネネ AF2:ツボツボ AF3:サンダーorチャオブー 踊り子 AF1:ラフレシアorゾロアーク AF2:ルギアorチルタリスorアブソルorオニゴーリorパチリスorペラップ AF3:ゴチルゼルorゼブライカ ワルツ/サンバ/ステップ/ジグ(フラフラダンスや舞い技)、剣の舞い(つるぎのまい) 学者 AF1:メブキジカ AF2:ドサイドン AF3: 風水師 AF1:モロバレル AF2:ギガイアス 魔導剣士 AF1:エンペルト AF2:チャオブー -- (名無しさん) 2015-11-03 16 07 41 クジャはハッサムでも合いそうです。メガシンカでトランスを再現できるので。 -- (ユリス) 2015-11-03 18 06 35 ちょっと待って!ルールーとリュックが入ってないやん! -- (名無しさん) 2015-11-19 21 15 29 イフリートはフーパ(ときはなたれしすがた)でも合いそうです。 見た目が似ているので。 -- (ユリス) 2015-11-19 21 29 40 クラウドにピカチュウはどうだろうか? 両者共に大人気、知名度が高い、色合い、主人公ポジ、デビューした年が近いといった共通点が多いので。 -- (名無しさん) 2015-12-25 07 17 43 シド(Ⅶ)はスピアーでも合いそうです。ダブルニードルが槍っぽく見えるので。 -- (ユリス) 2015-12-25 22 11 15 FF7のセフィロスにカラマネロはどうでしょう。 イカ(最終形態のセーファセフィロス)繋がりで。 -- (名無しさん) 2016-01-03 21 23 42 FF7のヴィンセントはハッサムでも合いそうです。色が赤いうえに、飛び道具が使えるので。 -- (ユリス) 2016-01-04 08 38 26 エッジはアギルダーの方がいいと思うんだけど 見た目からしてストライクだと微妙だし、 アギルダーの方が防御が低い。 その他にもアギルダーの由来でギルの部分が盗むの方言 らしいから、エッジの盗むも再現できていいと思うよ みずしゅりけんも使えるし… -- (名無しさん) 2016-06-23 00 48 47 エクスデスはドサイドンではダメですか? プロテクターがエクスデスの鎧に似てる気が… どちらも、先生と呼ばれている。耐久が高い あとネオエクスデスはゼルネアス。 設定は死に関係するイベルタルの方が良いのが惜しいけど。 樹木の姿にゼルネアスがなる部分がエクスデスの真の姿に 似てると思った。 あと「宇宙の法則が乱れる」からのグランドクロスは ジオコントロール(こちらは地球だが)からのワンダールーム アルマゲストは聖属性をフェアリーと見なせばマジカルシャインで 再現できるはず -- (名無しさん) 2016-06-23 00 57 38 フースーヤはルージュラではないでしょうか? 魔力が高い=特攻が高いのとポケスタでルージュラの瀕死モーションが フースーヤと一緒(髪の毛だけがのこる) どちらも人もどきです -- (名無しさん) 2016-06-23 11 13 00 草案 ファイナルファンタジーⅣ ディアンシー:ルカ ピッピにんぎょう必携 アサナン:アーシュラ チラチーノ:レオノーラ ウルガモス:ゲッコウ ライボルト:ザンゲツ ミロカロス:イザヨイ ルナトーン:ツキノワ フーディン:ハル -- (ユリス) 2016-06-23 21 25 03 草案 リッチ:ダークライ(見た目重視) マリリス:バクーダORファイヤー クラーケン:オクタン ティアマット:サザンドラ -- (名無しさん) 2016-08-15 18 52 36 サンムーン発売後に ルナアーラ;フースーヤ -- (ユリス) 2016-08-16 21 07 25 セフィロスはミュウツーじゃね? -- (ひろ) 2016-10-05 02 08 52 サンムーン解禁後に トゲデマル:クラウド マケンカニ:バレット ラランテス:ティファ キュワワー:エアリス ルガルガン:レッドⅠⅢ ニャビー:ケットシー オドリドリ:ユフィ タイプ:ヌル:ヴィンセント キュウコン(アローラの姿):セフィロス -- (ユリス) 2016-10-06 19 36 26 ティーダにズルズキンも再現できそう 候補技はこわいかお、ローキック(スロウ)、ちょうはつ、いわなだれ(ディレイバスター) ビルドアップ(はげます)など -- (名無しさん) 2017-03-06 21 53 53 ファイナルファンタジーⅤのジョブの踊り子はオドリドリ(ふらふらスタイル)でも。服装がフラダンサーっぽいので。 -- (ユリス) 2017-03-10 23 29 52 リノアはカラマネロでもいいかも エスパー技に加えあくタイプで悪女っぷりを再現できるし -- (名無しさん) 2017-04-12 09 19 18 リディアはアママイコでも合いそうです。 -- (ユリス) 2017-04-14 22 14 32 セフィロスは、ガブリアス 最強のソルジャーなので -- (名無しさん) 2017-04-15 23 54 15 ゴゴはぺラップorルカリオ、おしおきメテオをねらうならカイリューあたり(流星群必須) -- (名無しさん) 2017-05-14 19 43 55 サンムーン ソルガレオ:スコール ケララッパ:リノア アマージョ:キスティス マッシブーン:ゼル ラランテス:セルフィ ジュナイパー:アーヴァイン ルガルガン(まよなかのすがた):サイファー -- (ユリス) 2017-05-14 21 18 17 リノアはジュナイパー 森のフクロウそのままなので -- (名無しさん) 2017-06-19 22 33 48 クイナがアクジキングっぽい。 -- (ユリス) 2017-06-20 19 49 24 ケフカは、ズガドーン -- (名無しさん) 2017-11-26 16 11 20 ネオエクスデスがネクロズマ(あかつきのつばさ)っぽい。 -- (ユリス) 2017-11-26 20 27 19 FFⅩⅤキャラなら… ノクティス カミツルギorギルガルド(前者は剣の舞、辻斬り等ファントムソードに近い技 が撃てる) プロンプト ヤナッキー(タネマシンガンが使える、デザインが似てる) イグニス アーマルド(黒いメガネ必須、ロクブラ必須、これしか思い付かなかった…) グラディオ シルヴァディ(使い手の名前はグラジオだから…) 似なかったらすみません… -- (ヒロ・ノクティス/紙遣い) 2018-02-06 18 30 14 草案 ファイナルファンタジーUSAミスティッククエスト キングドラ:ザッシュ とびはねる必須 オノンド:カレン アギルダー:ロック FFⅥのロックとは別人 チラチーノ:フェイ リザードン:レッド -- (ユリス) 2018-09-30 15 33 28 アローラペルシアン:皇帝 設定がどことなく似てるので -- (名無しさん) 2018-10-04 09 40 33 イグニスはマフォクシーでも良いかも。 フルネームの由来が炎+知識だし、ストーリーの後半で杖を持つし。 -- (名無しさん) 2018-11-11 06 24 07 草案 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル トゲキッス:クラヴァット キリキザン:リルティ フーディン:ユーク マニューラ:セルキー ユクシー:ミオ ディアンシー:フィオナ 4つの種族の主人公のNNはご自由に -- (ユリス) 2018-11-11 12 46 47 Final FantasyⅡ バクガメス:リチャード ピンチのときに大爆発を使うと・・・ -- (名無しさん) 2018-11-28 22 26 57 FF2 ガイ:リングマ ムウマージ:マリア(紫繋がり) ゲンガー:レオンハルト(紫繋がり) ブリガロン:ヨーゼフ FF4 ゲッコウガ:エッジ(忍者繋がり) FF6 チコリータ:ティナ(緑繋がり) キモリ:ガウ(緑繋がり) FF13 チルタリス:ファング(色的) -- (名無しさん) 2019-02-16 18 35 21 草案 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル・リング・オブ・フェイト マイナン:ユーリィ プラスルorチェリンボ:チェリンカ 後者は名前ネタ ライチュウ:ラトフ デデンネ:アーチェス フーディン:アルナハーレム ガチゴラス:コルカ王 ディアンシー:テテオ王女 -- (ユリス) 2019-02-17 16 29 08 FF7 アブソル:セフィロス 髪の色と剣の使い手 セーファセフィロスはメガアブソルも似合うかも 曲も片翼の天使ですし -- (名無しさん) 2019-10-19 12 52 13 ソードシールド解禁後 ネギガナイト:クラウド ザシアン:セフィロス アーマーガア:シド -- (ユリス) 2019-10-19 19 02 52 草案 FF8 インテレオン:アーヴァイン 双方とも8作品目に登場する上、長身細身のイケメンかつ射撃使いなので。 -- (名無しさん) 2020-01-31 19 46 12 ソードシールド バチンキー:ジタン ブリムオン:ビビ -- (ユリス) 2020-02-01 14 28 33 ルナアーラ ゼロムス -- (名無しさん) 2020-02-02 22 05 21 草案 ファイナルファンタジーⅩⅣ アマージョ:ナナモ・ウル・ナモ ライコウ:ラウバーン・アルディン ザシアン:カヌ・エ・センナ ザマゼンダ:ラオ・オ・センナ ミロカロス:メルウィブ・ブルーフィスウィン ファイナルファンタジーⅩⅤ カラカラorジャノビー:ノクティス・ルシス・チェラム 前者は母を亡くしたので ラティアス:ルナフレーナ・ノックス・フルーレ ガメノデス:イグニス・スキエンティア -- (ユリス) 2020-04-19 17 32 48 メレシー:エーコ -- (名無しさん) 2020-09-17 14 35 51 ソードシールド ヤドラン(ガラルのすがた):バレット ワタシラガ:エアリス パルスワン:レッドⅩⅢ -- (ユリス) 2020-09-18 20 41 10 ジャラランガ:リチャード 竜騎士(ドラゴンタイプ)+脳筋(格闘タイプ) -- (名無しさん) 2020-10-28 22 49 12 草案 ファイナルファンタジーⅥ コータス:魔列車 -- (ユリス) 2020-10-30 21 21 15 草案 ファイナルファンタジーX リングマ:ティーダ 格闘家なので 色違いリングマ:ユウナ ティーダとは対 -- (ハ!) 2021-01-16 15 03 26 草案 一般モンスター ダルマッカ:グランガラン -- (ユリス) 2021-01-16 18 06 44 ファイナルファンタジーIV ゲンガーorドククラゲで ゼロムス(クリスタルを使った後)を再現するなら、 ゲンガーは通常よりむしろ、 メガゲンガーorキョダイマックスゲンガーがいいかもしれませんよ。 -- (名無しさん) 2021-01-18 18 37 08 草案 一般モンスター デオキシス:ロストナンバー -- (ユリス) 2021-01-31 14 09 54 草案 Final FantasyⅥ ゾロアーク:ケフカ レオ将軍戦で幻影を見せたので -- (名無しさん) 2021-04-12 21 39 16 草案 Final FantasyⅥ レントラー:レオ将軍 ゾロアーク:ケフカ -- (名無しさん) 2021-04-13 21 22 47 草案 ファイナルファンタジータクティクス フーディン:アルマ フリーザー(ガラルのすがた):ダイスダーグ 冷酷な性格から マニューラ:ザルバック ダークライ:ガフ アグリアス:アーマルド エルレイド:メスドラーマ ジュカイン:アルガス ネイティオ:オーラン ハクリュー→フェローチェ:レーゼ -- (ユリス) 2021-04-18 18 49 57 草案 Final FantasyⅥ ヤトウモリ:ロック レントラーorズルズキン:レオ将軍 後者は髪型から ゾロアーク:ケフカ 幻影を見せるし皇帝に変装していたので+あくタイプ -- (名無しさん) 2021-04-27 21 00 06 草案 一般モンスター ポッタイシ:キキキアチョ -- (ユリス) 2021-05-01 14 17 53 マニューラ:ユフィ -- (名無しさん) 2021-08-31 21 17 51 ルールー:サーナイト 髪型やロングドレスがそっくりなので -- (名無しさん) 2021-10-24 09 52 43 ユフィ レパルダス(横取り必須) クラウド リングマ -- (名無しさん) 2022-04-12 15 26 43 草案 ファイナルファンタジーⅣ キルリア:セオドア セシルの息子→彼の進化前 チャーレム:アーシュラ ウルガモス:ゲッコウ ゲッコウガ:イザヨイ ゼラオラ:ザンゲツ テッカニン:ツキノワ ロコン(アローラのすがた):レオノーラ ブリムオン:クオレ -- (ユリス) 2022-04-16 18 19 22 ウーラオス(いちげきのかた):マッシュ ウーラオス(れんげきのかた):ヤン -- (名無しさん) 2022-05-25 18 25 24 ソルガレオ オメガ ルナアーラ 神竜 -- (名無しさん) 2022-11-27 15 37 42 ビビ ピカチュウ 中の人繋がり。 ワッカ:イッカネズミ レベル53で専用を覚える→53位(全FF大投票より。) 全て鋼技を覚えない→機械嫌い -- (名無しさん) 2023-05-14 19 32 29 FF7 レノ ミュウツー スマブラfor 、spでの声優繋がり -- (名無しさん) 2024-05-01 22 13 55 ユウナはリングマあたり -- (さよ) 2024-05-24 13 47 24
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Ab Plante Condita シン達の前に立ちはだかるのは、今や人としての形を失ったギルバートその人であった。端から零れ落ちる黒い闇、炭を溶かし込んだように不気味に固まった髪とひび割れた顔から投げかけられる言葉。表情もなく、息も整わない彼らを見下ろしていた。 「何を」 意味が分からないとシンが呟くが、全員が肩に力を込めていた。敵でもなければ味方とも言い切れない。確かに彼はシン達を助けた、調停者達を敵と定め帝国の存在をかけて戦いを挑んだ張本人である。歴史を取り戻さんとして兄弟達ですら駒と扱った非常の人であった。しかし、今はどうであろう。 「兄上、奴らはもう・・・」 倒したのだと、いなくなったのだと言えない事にシンもアスランも気づいてしまっていた。その危険が完全に取り払われたわけではないことに。そう、ギルバートは不断の人物であるが故に、必要であれば取り込んだコーディネーターの力を使うことに躊躇わないだろう。 「美しい世界だ。彼らが夢見る世界は、そうなればいいと私ですら憧れるほどにな」 「貴方ともあろう人が、そんなものに惑わされるのですか!」 ラクスが問うが、小さな不安の種が何時か芽吹くのではないか、そんな不安を拭いきれない。日常がそっくり消える恐怖が。 涙も笑いも全てなかったことにされる。ここまでの長い苦難の旅でさえ。 これで全てがうまく行くというのに、何を言い出すのか。 これすらもコーディネータの仕組んだあらすじなのか。 足元の石舞台がゆれ、シードの青い輝きが弾けて空に上がっていく。 時間がない。いつだって決断の前に迷っている余裕はなかった。 空の青さが乗り込んだときよりも薄くなっているのに気がついた時、じゃりと破片を踏む音がした。 「こんな事、シンにはさせられない」 抜き身の剣を持つアスランが一歩ずつギルバートへと向かう。藍色の髪が風に舞い、人工種石の透けた刀身からはシードが雫となって彼を渦巻いていく。 「こうもあっさり覚悟を決められると寂しいものがあるな」 「ご自分の剣よりいいかと思って」 二人の間の張り詰めた空気にキラもカガリも口を挟めない。ミーアやラクスならなおさらだ。一歩一歩近づくアスランをギルバートもただ見つめている。 これではまるで。 断罪を待つ罪人。 「兄上!」 叫びはどちらへのものだったのか。 一瞬の煌きの向こうでアスランが剣を振り下ろしていた。 カイィィン。 「・・・お前」 冗談じゃない。 空に響く甲高い音は人工種石同士がぶつかり合う衝撃だった。 波動はシードを乗せて四方に散らばり、見えない空気の振動が石舞台の空間に一気に風を呼び込んだ。 ギルバートとアスランの間には懸命に剣を受けるシンが驚くべき速さで割り込んでいた。キラが一歩を踏み出し、カガリが魔法を投げかけるより早く。ラクスが手を伸ばすより前に。 これで終わりだって? アスランが兄上を倒すだって? 「何やってんだよ! 二人とも!!」 ギリギリと切り結んで剣を受けるシンがアスランを見上げていた。いや、それは力の限り睨みつけていると言ってよく、見下ろす凪いだグリーンの瞳を射抜いていた。仕方ないと、これが正しい選択だと振り下ろした剣を受け止めている。 「シン・・・」 ギルバートもアスランも覚悟を決めていた。 けれど、それは。 「これじゃあいつらと同じじゃないかよ!」 一瞬でも上回った気迫でシンはアスランの剣を打ち返す。肩で息をして、もう一度剣を構えなおす。切っ先は崩れた石畳に置いたまま呼吸を整えて。 「こんなの誰が望んでるって言うんだ! あるかどうか分からない可能性に怯えて兄弟で殺しあうとか! 黙って殺されるのを待つとか! そうすべきだって?! 冗談じゃないっ!!」 舞台の片隅で大きく岩盤が持ち上がって崩れた。 シードの嵐が一層激しく空中に撒き散らされる。 「俺達が選ぶのはもっと違う可能性だろ!!」 シンを挟んだ二人が息を呑んだかは分からない。 ただ確実に言えることは二人の見開かれた瞳にシンが写っていただけだ。 最悪の可能性とは反対の理想、しかしそれは皆が願い、常に心に留めておけば必ず現実となる望むもの。 「兄上のことが怖くないって言ったら嘘さ、でも、それは俺が兄上のことを良く知らないからで!」 もはやシンは誰も見ていないのかもしれない。 叫ぶ相手は自分自身で、戦う相手も自分自身。憧れて、いつも追いかけた自分。 「だから、俺は・・・・・・アンタは間違ってる!」 まともにやり合って勝てる相手じゃない。だけど。 いつまでもそうだとは限らないじゃないか。 最初に鬼気を治めたのはアスランの方だった。内側からシードの光を発する刀身が下がり両手から力が抜けた。 「間違ってるか。そうか・・・」 「これは―――アスランの負けだね」 「本当、主人公だな」 剣を持っていない手でシンの頭に手をやった。 「あ」 「お前の言うとおりだね、俺は何に縛られていたんだろう」 それは気負いのない微笑というものだったけれど、シンはずいぶんと久しぶりに笑った顔を見た気がした。 「和んでいる所悪いけどさ、なんかあちこち崩れてるみたい?」 キラが茶々を入れて初めて、皆は置かれている状況を思い出す。 「少しずつ落ち始めている気がしますわ」 「気がしますわ? じゃなくって、これは落ちてるんだ、王女!」 かわりらしく首を傾げるラクスにカガリが怒鳴れば、まーまーとミーアが諌めに入る。 「さっさとこんな所退散しましょ、ね? アスラン、セイバートリィってこんなに大勢乗れましたっけ」 「満員御礼だ」 言うが早いか全員が走りだした。 シンとアスランが振り返った先でギルバートが手を振る。別れと言うよりは早く行けと追い払わんばかりにシッシッと。 「ラウの力で私はなんとでもなるからね、さあ弟達よ、頑張りたまえ」 「あ、兄上?」 「驚くな、と言うか構うなシン、時間がないぞ」 「でも・・・」 「気にするな、あーゆー人なんだ兄上は」 アスランがシンの背中を蹴って、石舞台からほっぽり出すと最後にもう一度振り返る。動かないギルバートを遠めに視線を交わす。正直これでよかったのかは分からない。世界の為にも、帝国の為にも。 しかし、この不安定さこそ世界に必要なものなのだと思うことにした。 解放された自由意志を常に自分自身に問う為に。 彼が石舞台から大きく飛び降りた時、背後で大きな振動が起こり巨大なシードの柱が立ち上った。岩の大地の割れ目から見えるものは巨大なシードの塊。来る時に駆け上がってきた天空の大地を全速力で駆け下りる。 おびただしい帝国軍の残骸の間を通り抜けると、通り過ぎた2軍のメサイアの装甲がはがれて宙に舞っていた。その中には同じように横たわるレイの身体もあったのだろう。 シンは見たくなくても、その光景を目に焼き付けた。 「セイバートリィまではまだなの!」 「そんなの、走るしかないだろ」 精一杯坂を下り降りる。いっそ、転がり落ちてしまえと思うほど。 「シン、足を踏み外すなよ崩れ始めている」 「分かってるよ!」 足元から立ち上るシードが弾けて、瓦礫と共にぶつかってくる。 先頭を走っていたミーアがうずくまって空の大地に手を当てる。 「ミーア!」 「この大陸全体が燃えるよう。まるで、一つの大きな飛空艇なの?」 「え・・・」 こじ開けた天空の門をカガリを先頭に次々に潜ると、真っ赤なセイバートリィが横たわっていた。 「急げ!」 「早くエンジンを回せ、ヨウラン、ヴィーノ、何やってる!」 しかし機関部からの連絡は冗談にしては性質が悪過ぎで、泣きそうな声で二人が怒鳴り返してきた。 『だから、出力が上がらないんですよ!』 「なんだと、シン、ちょっと代われ!!」 「えっ」 「早く、いいな、教えたとおりにやればいい、合図したら思いっきりやれ、いいな!」 一瞬目の前が真っ白になって、慌てて頭を振った。 代わるって、何を? 問うまでもない、自分がいるのはセイバートリィのコックピットだ。握っているのは操縦桿だ。 「見て、あれ、何?」 「コックピットのキャノピー越しに空の端に黒い帯状のものが見えた」 雲にしてははっきりしている、この上空に鳥や虫はいない。だとしたら、それは。 「飛行戦艦!? そんな所まで落ちてるの」 「やばいよ、ちょっとアスランまだなのさ!」 「アタシもいくわ! シン、しっかりね」 ミーアが慌てて出て行って数分、操作盤の右隅からアスランの声がした。 『今だ、シン。行け!』 シンは間髪入れずにフルスロットルで飛び出した。瓦礫の中を飛ぶのはこれでもう何度か目だけれど自分で操縦するのは初めてで、避け方なんて習っているわけがない。降ってくる瓦礫。横から被さる土煙とシードの嵐に船体が揺れるが、ゴツゴツと派手な音がするのはぶつかっているのが煙やシードだけではないからだ。 「うわっ――――――っ!」 煙の向こうに迫る巨大な岩。 全員の悲鳴が広がった。 「ぶつかった! ぶつかった! まじぶつかった!!」 瓦礫をなんとか避けたものの、ガゴンと船尾をぶつけて操作盤に頭をぶつけそうになる。ブリッジでは皆が何とか身体を支えて怪我がないか確かめはじめて、はたと気がついた。 「そうだ、兄上は!?」 慌てて呼び出すものの、返事はヨウランとヴィーノから無事だと返るばかりで。心臓が一つ大きく波打った。ドクン、と。身体の芯から熱がジワリと広がって、何も不安なことはないはずなのに嫌な予感が一気に広がる。 「この空中大陸落ちるよ」 「落ちるって・・・」 シンはゆっくりとキラを振り向いた。 空中大陸は緩やかに弧を描いて下降していた。垂直に落下すれば被害はまだ少ないかも知れないのに、全員がキャノピーの向こうを見た。帝国、共和国の大船団が会戦中の空域と、その向こうに広がる平原を。 瓦礫の雨も少しは収まってセイバートリィはようやく崩れつつある空中大陸全体を見上げることができた。こんな巨大なものが落ちたら、何もかもがただでは済まない。激しい鼓動を繰り返す心臓を無視して、機関部にもう一度通信を入れる。 「アスランさんとミーアは大丈夫なのか?!」 『・・・・・・』 なぜ、答えない。何よりも沈黙が怖い。 『そう心配するな・・・ガガガ・・・ちゃんと・・・ガサ・・・ガ・・・無事だから』 「今、どこに!?」 シンが叫ぶのと同時にキラがブリッジを飛び出して行った。 『だ・・・そうびびるな・・・ガガ・・・ちゃ・・・イバートリィを操縦でき・・・』 「そうじゃなくて!」 『ガー・・・てた所・・・直して・・・このデカブツの事はなん・・・ガ・・・やるから』 必死に通信を拾おうとつまみを操作するが雑音はひどくなるばかり。 『・・・つも飛空艇・・・俺に動かせないわけはな・・・・・・ガガ・・・ガ―――』 今度こそ通信が途絶える。その瞬間、奇跡的にアスランの言葉を拾った。 お前が皇帝だ。 キラがヨウランとヴィーノをつれて戻ってきたのを見て、シンはアスランとミーアがどこにいるのか上を覗き込んだ。滑空を続けるセイバートリィの上空、シードの光を放ち崩壊しながら空を軋ませて滑り落ちてくるあの場所を。 皆が固唾を呑んで見守る中、一角が大きく崩れ落ちる。 一旦は浮上したものの、落下は免れえず、それはもうどこに落ちるかそれだけだった。帝国、共和国の艦隊が攻撃を仕掛けるもののシードの障壁に守られてて届きはせずただ漫然と見送るのみで。 シン達が両隣を飛ぶ飛空艇に気が付いたのはそんな時。 船体に描かれたマークは帝国軍のそれだった。 独裁官ギルバート・デュランダル・プラントはもはや人前に出ることは叶わず、イザーク・ジュール・プラントも戦火に散った。もとよりアスラン・ザラ・プラントは死して7年経つ。彼らに命を下せるものはこの戦場に一人しかいなかった。 「この飛空艇はこのまま帝都へ戻りますの?」 ラクスが凡庸とシンに問いかける。 ヤキン・ドゥーエと多くの艦隊、飛空艇に囲まれて帝都へと向かうのだろう。だけど、シンは思い出す、この旅の始まりを。 「できれば途中で降ろしてくださいな」 途中の砂漠にある征服した国を。 初めての冒険の地で忍び込んだ王宮で見た種石、数々の奇跡と惨禍を引き起こしたあれは確かにアプリリウスにあったのだ。 あそこで俺は兄上に会って、地下を逃げる途中にラクスと出遭ったんだ。 勇ましく戦う彼女はレジスタンスのリーダーだった。 「僕も途中で降ろしてくれる?」 つかみどころのないアプリルの将軍キラも、彼女を守ると言ったのだから当然だ。彼らの目的はアプリルの復興、帝国からの独立なのだから。 世界を震撼させた未曾有の危機が過ぎ去ってみれば、目の前に残るのは初めから突きつけられていた現実で、シンは一つ深呼吸をした。 あの時感じた違和感を今も持ちつつけている。 けれどアプリルの地理的重要性も分かっているし、最後はイザークが執政官を努めた地でもある。 「いいよ・・・うん・・・送ってやる。俺があの王宮までちゃんとね」 「あらあら、まあ。それは少々予定外でした」 ラクスが笑顔とともに肩の力を抜くと、キラも残念とばかりに両手を挙げた。 「シンにしちゃ上出来な判断だ」 アプリルの復興は許される、シン・アスカ・プラントの名の下に帝国とアプリルとの新しい関係がここに築かれることになったのだ。 カガリに頭をぐしゃぐしゃにされて手を払いのけると、深紅の飛空艇は青い空に大きな弧を描いて砂漠の都市へと進路を取った。 プラント皇帝パトリックの4男にして末弟シン・アスカ・プラント。 この日、少年はプラントの帝位を継承し、皇帝となった。 戦場に立って病床に倒れた第1王子の独裁官の任を解いて療養を許し、会戦状態だったコスモス連邦と即時停戦し、和平協議に入る。 また、イザーク・ジュール・プラント戦死の後空席であったアプリル執政官にかつてのアプリル第一王女であったラクス・クライン王女を指名、アプリル自治領として復領する。 皇帝パトリック崩御、元老院解散、第1王子の危篤、第2王子の戦死と相次ぐ不運に見舞わられながらも、経済面では交易の発展と安全の為に海賊・空賊行為の交易ルートの取締りを強化する。 そびえる様に建つ帝都の王宮の離れ。 木々に囲まれ緑に覆われた庭と、太陽の光を反射する噴水。正午を少し過ぎた日差しが庭を照らし、面した部屋に僅かに入り込んでいた。 その庭を背にしてシンは立っていた。 部屋の隅で畏まるアデスが口を開く。 「亡き陛下もギルバート殿下も、よくその絵をご覧になっておりました」 「兄上は?」 「西の対にてお休みに」 どうにでもなると宣言したとおり、ギルバートはあのあと知らぬ間に帝都へと帰還して西の離宮に居を構えて事実上隠棲した。表向きは慣れぬ行軍に体調を崩し病床に伏したと言う事になっているが、無論事実は違う。 あの変わり果てた姿をどうすこともできなかったからだ。 それでも、ギルバートは彼なりにシンに助言をしながら、穏やかに過ごしているようだった。 「相変わらずか」 向かい合う壁に掲げている絵をもうずっと見つめていた。 まだ両手すら握られたままの自分を見下ろす二人の兄と、3人を見守る一番の上の兄とついぞ笑った所を見たことがなかった父。 あの空中大陸から帰還してからと言うもの、驚くように早く月日が過ぎていった。目まぐるしく過ぎる毎日に無類の冒険を思い出す暇も無い程、それはもう遠い過去のように。 「陛下、お時間でございます」 「時間・・・」 目を離さずにシンは繰り返す。 「コスモス連邦からの使者が到着してございます」 「そうだった」 ようやく絵から目を離して部屋を後にする。 閉じられた扉の向こうでは、誰一人いない空間に整然と並べられた調度品、絵画、そして庭が昔から何一つ変わらずそこにあった。 帝都、王宮の謁見の間の手前でシンは手っ取り早く身なりを正されてる。コスモス連邦からの使者を待たせてしまっていたから、それすらもおざなりに足を進めた。 ハルバートンの後継者として政界入りしたラミアス議員から、連絡があってまた急に来たものだと胸のうちで毒づいた。 要件は使者から直接伝えるゆえと、手紙にはあったそうだ。 少しの間に長ったらしいローブの翻し方も様になったと、カガリに褒められたばかり。皇帝として恥ずかしくないように謁見の間へと踏み入れる。 玉座の前に来て初めて随分と遠くにいる使者を見た。 白く広がったドレスに金色の頭をレースで飾った少女が照らされた光に浮かび上がっていた。 シンは目を瞠る。 かつて一緒に旅をした少女。見知らぬ街で出会い、競い、殺しあって、別れた仲間。あれからどれだけ月日がたっただろう。 彼女が傷つき苦痛に歪む顔を思い出す。 「・・・ステラっ!」 シンが駆け出すより早く、ステラが赤い絨毯の上を駆けていた。並びいる警士、近衛兵に制止の手を上げたのは控えるフェイスマスターのカガリとディアッカで。上段を気にせず思いっきり飛びついたステラを、シンは手を広げて向かえていた。 ステラがラミアス議員の娘となって帝国に輿入れする。それが彼女が携えていた書状の中身だった。 広間に歓声と花びらが舞う頃、帝都からもアプリリウスからも離れた地の湖が真っ青な空を映していた。草原と、白や黄色の小花に彩られた湖は、岸辺の半分を埋める巨大な飛行戦艦さえなければ、さぞや美しかっただろう。 しかし、その湖も実は湖面に突き刺さって佇み今は鳥と魚達の住処となっているヴォルテールが作り出したものだと誰もが知っていた。 「来るのが遅くなってごめん」 湖のほとりに立っていたのはアスランだった。 手には瀟洒な細身の剣を持っていた。華美にならない程度に装飾された鞘を掴んで、鏡のように空と雲を映す湖面の向こうを焦点の合わない目で見る。 「シンとステラはうまくやってるよ。振り回されてるみたいだけどね」 ぽつりぽつりと短く報告していく。 「ラクスとキラはアプリルで何だかんだ言って納まっちゃって、もうすぐ子供が生まれるらしい、カガリが先を越されたって」 何もない空中から青い光が湧き出す。砂が零れるように青いシードが集まって、アスランの前に、水面の上に一つの形を作り出す。 「兄上は・・・西の離宮で静養されてる。もう、自分では起き上がれないそうだ・・・」 静かに差し出した剣を受け取るのは向こう側が透けて見える手で。 グリーンの瞳が見開かれる、唇が音を出さすに名前を紡ぐ。 ―――イザーク 「これは返すよ。もう、必要ないんだ」 アスランの視線が焦点を結んで、ぼんやりとシードを纏ったイザークを捕らえていた。 「俺は、相変わらず空賊やってる、かな。シンのお陰で空の検問は厳しくなったけど、今はコスモス連邦の空も俺の庭だからね」 そう言って、アスランは苦笑した。 「もう行くよ」 手を離すと剣は幻の手に中にとどまり、彼が踵を返した瞬間に湖に落ちた。飛沫のかわりにシードの珠が浮かび、覗き込んでももはや剣を探すことはできなかった。 草を踏みしめて歩き、振り返って眼下に湖を見下ろす。風が吹き上げて、行方に深紅の飛空艇が翼を休めている。 「出発だ、ミーア!」 CAST プラント第4王子 シン・アスカ プラント第3王子 アスラン・ザラ プラント第2王子 イザーク・ジュール プラント第1王子 ギルバート・デュランダル プラント皇帝 パトリック・ザラ フェイスマスター カガリ・ユラ・アスハ フェイスマスター ディアッカ・エルスマン フェイスマスター レイ・ザ・バレル フェイスマスター ハイネ・ヴェステンフルス フェイスマスター タリア・グラディス ドクター ラウ・ル・クルーゼ 侍従長 フレデリック・アデス 第3軍参謀 シホ・ハーネンフース プラント帝妃 レノア・ザラ 元アプリル王女 ラクス・クライン 元アプリル将軍 キラ・ヤマト レジスタンス構成員 マーティン・ダコスタ 自治領ターミナル領主 アンドリュー・バルトフェルト 深紅の空賊 アレックス・ディノ 深紅の空賊の相棒 ミーア・キャンベル 深紅の空賊のクルー ヨウラン・ケント 深紅の空賊のクルー ヴィーノ・デュプレ 空賊 ミゲル・アイマン 空賊 ラスティ・マッケンジー 情報屋 ニコル・アマルフィ キャンベラの里長 ルナマリア・ホーク キャラベラの里の娘 メイリン・ホーク マルキオ教主 マルキオ オーブ地質調査員 サイ・アーガイル 商隊長 ネオ・ロアノーク 商隊の子供 スティング・オークレー 商隊の子供 アウル・ニーダ 商隊の子供 ステラ・ルーシェ 連邦安全保障理事会理事 ムルタ・アズラエル 連邦安全保障理事会理事 ロード・ジブリール 連邦上院議員 ハルバートン 連邦軍大尉 マリュー・ラミアス 連邦軍軍人 アーノルド・ノイマン 覇王 ジョージ・グレン あれから月日は流れ。 一人のキャンベラが窓からを空を見上げていた。 「時の后妃ステラは身体が弱く子供が産めなかったそうです」 その後姿を見つめるのは、喪に服しているプラント皇帝だった。 午後の気だるい空気と日差しが部屋を満たしていた。 「祖父はアプリル生まれの養子に過ぎなかった、貴方は知っているはずですね」 桃色の髪を膝裏まで伸ばした彼女が振り返る。空色の瞳に映るのは、藍色の髪を持ち彼の人の面影を宿す現皇帝。もう若いとは言えない歳の彼が穏やかに問いただすのを風の声のように聞く神秘の一族。 「聞かせてあげるわ、この大地が自ら歩み始めるきっかけを」 懐かしいものを見るように、彼女が歌うように紡ぐそれは もはや伝説の中に消えた種石と4人の王子の物語。 おわり 目次へ 戻る * 終わったと言うか終わらせた感バリバリですが! 終わった~。最初に考えていた話が元からこんな話だったかどうか今となっては思い出せません。
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モーリーファンタジー イオン十日町店 住所 新潟県十日町市丑784−1 妻有ショッピングセンタ 最寄り駅 不明 営業時間 午前10:00~午後8:00。土曜日曜祝日はあさ9時開店。 最終確認日 2020/02/28 設置機種 ボブボブジープ その他(メンテ等) ボブボブジープ1クレ100円。
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ファイナルファンタジーVI(召喚) ゲーム概要 作中では「幻獣」と呼ばれ、ストーリーとしても重要な位置にある。 ガストラ帝国によって力を吸い取られ乱獲されていく。 ストーリー中盤で魔石を入手し、装備してABPを集める事で魔法を覚えていく。 魔石によってはレベルアップ時のステータス上昇に補正がかかる。 幻獣を従来のように召喚獣として呼び出す事も出来るが、 装備している魔石の召喚獣しか呼び出せない上に、召喚獣を呼び出せるのは一戦闘で一人一回のみである。 召喚が強力だった従来に比べて、召喚獣としての重要性は少なくなった。 実質、魔法取得用&ステータスドーピング用に使用される事が多い。 最終決戦において三闘神が死んだ事で、エンディングでは魔法の力と共に幻獣は消滅していく……。 セイレーン その他画像 使用技 ルナティックボイス:敵全体に「サイレス」。消費MP16。 備考 ラムウの仲間で、最初にゾゾで入手出来る魔石の一つ。 取得魔法 スリプル×10 サイレス×8 スロウ×7 ファイア×6 シヴァ その他画像 使用技 ダイアモンドダスト:敵全体に冷気攻撃。消費MP27。 備考 魔導工場でイフリートと共に力を吸い取られてた幻獣の一人。 ロック達に襲い掛かるが、仲間であるラムウに認められた事を知って イフリートと共に、魔石となってロック達に力を貸す。 取得魔法 ブリザド×10 ブリザラ×5 ラスピル、アスピル×4 ケアル×3 セラフィム その他画像 使用技 エンジェルフェザー:味方全体を大回復。消費MP40。 備考 ベクタから脱出した後、ツェンでアクセサリー屋の隣にいる男から3000ギルで購入出来る。 取得魔法 ケアル×20 ケアルラ×8 リジェネ×10 レイズ×5 エスナ×4 ラクシュミ その他画像 使用技 魅惑の抱擁:味方全体を極大回復。消費MP74。 備考 崩壊後のアウザーの屋敷でチャダルヌークを倒すと貰える。 取得魔法 ケアル×25 リジェネ、エスナ×20 ケアルラ×16 ケアルガ×1 レベルアップボーナス 体力+2 ジハード その他画像 使用技 天地崩壊:三闘神が争う事で全体に大ダメージ。敵のみならず味方もダメージを受ける。消費MP96。 備考 崩壊後、各地に生息している8体の竜を全て倒すとその場で入手出来る。 取得魔法 メテオ×10 メルトン×1 レベルアップボーナス MP+50% 名前 コメント ファイナルファンタジーVI
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ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー / DISSIDIA 012 FINAL FANTASY スクウェア・エニックス 2011年3月3日 PSP(UMD.DL) 歴代FFシリーズのキャラ戦うACT(ドラマチック プログレッシブ アクション) ディシディア ファイナルファンタジーの続編ですが、時間軸的には前作の一つ前のコスモとカオスの戦いが描かれている ファイナルファンタジーXIIIのライトニングさんやファイナルファンタジーVII??のティファ・ロックハート等、登場キャラが増えている ディシディア デュオデシム プロログス ファイナルファンタジー 2011年1月18日 PSP(DL) 本編へとつながるオリジナルストーリーとバトルが楽しめるダウンロード専用タイトル 体験版的な感じ た行 ディシディア ファイナルファンタジー プレイステーションポータプル PR ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー - PSP