約 1,082,459 件
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/562.html
プリキュア VS ディケイド(III) その日も、ラブ・美希・祈里の3人は“プリキュア”に変身して戦っていた。 しかし相手は、いつものナケワメーケではなかった。 「何なの!? こいつは?」 苦戦を強いられる3人。 その前には、銀色の直立した虎のような怪人が立ちはだかっていた。 「“ラブ・サンシャイン”が効かないっ!?」 「“エスポワール・シャワー”もだめ。 跳ね返されるわっ!」 見た事もない怪人は、唸り声をあげながらじりじりと迫って来る。 プリキュアたちのパンチ・キックも決め技も効いた風になく、次第に追い詰められていく。 「パイン!」 「うんっ…。 やってみる!」 ピーチに促され、キュア・パインが前に出た。 「わるいのわるいの飛んでいけ…!」 頭上で打ち鳴らした両手で、印を結んでダイヤの紋章を形づくる。 「“プリキュア! ヒーリング・プレアー”!!」 手のひらから黄金色に輝く光の奔流が溢れ、怪人を押し流そうとする。 それまでどんな攻撃にも怯まなかった怪人が初めて苦しげなうめき声をあげた。 それでも怪人は急流に逆らうかのようにプリキュア達に肉迫するが…。 徐々にその身体が崩れ、蒸発していく。 やがて怪人の姿が完全に消滅したのを見て、パインはようやく波動の放出を止めた。 「やったわ…」 「何とか倒したみたいね」 3人は安堵の息をつく。 「それにしても、あれ…、何だったのかしら?」 「とうとうこの世界までも、奴によって汚されてしまった!」 突然、真横から掛かった声に振り返る。 いつの間に現れたのか。 そこに…一人の中年男性が立っていた。 暑苦しいコート姿に帽子、眼鏡…。 姿格好は四つ葉町でもよく見かけるような冴えないオジさんだったが、その風貌から強烈な“違和感”を漂わせている。 「すべては奴の。“ディケイド”の仕業…」 「あなた…誰なの?」 「私が誰かなど、どうでもいい…」 プリキュアたちの方に歩を進めながら、男は熱弁を振るい始める。 「問題なのは、あの男…。 “ディケイド”だ」 「ディケイド?」 「そうだ。 世界に亀裂を開けながら彷徨う男“ディケイド”。 奴が通った所から、世界は綻びを生じ、やがて崩壊してゆく…。 あの怪人も、そんな綻びが生み出した、この世界にあるべきではない忌まわしき者…」 突拍子もなく抽象的な口上に、ピーチ・ベリー・パインとも何の事なのか理解が及ばなかったが、ただ、その言葉の重さだけは深く胸に刻まれていった。 「ディケイド…」 「プリキュアたちよ、その名を忘れるな。 間もなく奴は姿を現す…。 君たちの世界を、幸せを守るため、“世界を破壊する悪魔”ディケイドを倒すのだ!」 中年男性は最後にそう言い放って、身を翻す。 その身体は正面から迫る白黒の渦をまく壁に突き当たり、そして…消えていった…。 ………… 「だいたい分かった」 美希の話がひと区切りついたところで、士はうんざりした様子で、一人グチる。 「鳴滝…。 あいつがある事ない事言いふらしてまわるおかげで、俺はこんな子供にまで“悪魔”呼ばわりだ…」 「あの…。 門矢(かどや)さん」 それまで士たち3人の様子を静観していた祈里が、遠慮がちに声を掛ける。 「門矢さんは知ってるんですか? あの怪人って何なのか」 「不死生物(アンデッド)…。 奴らも別の世界から来た連中だ。 太古の昔に滅び、現代に蘇った好戦的な狩猟民族。 この世界の法則とは合わないから、お前らの攻撃は効かないんだろう。 ま、一度死んでるわけだしな」 「よく分からないけど…、幽霊みたいなものかな?」 形のいいあごに人差し指を添え、ラブは考え込んでいるのか、いないのか、分からない様子でぼんやり中空を眺める。 けど、美希はそんなラブの一言にヒントを得た。 「あ、そうか。 だからパインの“浄化の力”なら倒せたんだ」 3人で頷き合う。 完全に太刀打ち出来ない相手じゃない…。 けれど新たな敵勢力を前に、頼みの綱がキュア・パインの決め技しかないというのは何とも心もとなかった。 「そうだ。 ツカサちゃんも、あの“ディケイド”になれば倒せるんだよね? だったら心強いよ!」 「まあな…、って、俺がお前たちの味方になる前提で言ってないか?」 「あ、バレたかー。 えへえへ」 悪びれた様子もなく言うラブに、皆が揃って笑みを漏らす。 士は首から下げたカメラのレンズの蓋を外すと…、そんなラブたちに向けピントを合わせ、シャッターを切った。 「コーヒーとドーナツ1つ」 話し込む士たちの隣のテーブルから、注文の声が挙げる。 「あ、ほら。 ツカサちゃん、お客さんだよ」 「はいはい、いらっしゃい…。 お前!」 背後のテーブルには、士と同じくらいの歳の青年が座っていた。 茶色のジャケットを軽く着こなし、肘をついて士やラブたちのやりとりを眺めている、士に似たシニカルな雰囲気を持つ青年。 「海東(かいとう)!」 「なんだ、士じゃないか。 “ライダー”は廃業して、ドーナツ屋に転職したのかい?」 驚いた様子もなく、そんな事をわざとらしく言ってくる。 「え? なになに? ツカサちゃん、知ってる人? お友達?」 「友達なわけないだろ」 無邪気に椅子の背から身を乗り出すラブに言い返して、士はその男に冷徹な視線を向ける。 「こいつは、ただのコソ泥だ」 「お客に向かって、随分な言い方だな」 「どんな店でも“泥棒”を客とは認めない」 ゆらりと立ち上がった士は、男のテーブルに近づく。 ラブたちはそんな二人の様子を不思議そうに見ていた。 「今度は、何が目的だ?」 「別に。 ただドーナツを食べに来ただけさ。 けど、ドーナツが出てこないんじゃ、しょうがない」 “海東”と呼ばれた男は、右手を顔の前にあげて振って見せる。 その手に黄色いパネルの、デジタル携帯音楽プレイヤーのようなものがあった。 「代わりにコレを、テイクアウトして行くよ」 「……ブッキーの“リンクルン”っ!!」 それが何なのか、いちばんに気が付いたのはラブだった。 そう言われて、祈里が自分の腰のキャリーポーチに目を向ける。 キャリーの蓋が開き、中身がなくなっていた。 「いつ間に…!?」 「ちょっとぉ! あなたっ」 ラブと美希が詰め寄るが、海東はすかさず椅子から立ち上がると後ずさって距離を取る。 「ドロボーっ! それはブッキーのものよ!」 「返してっ。 私のリンクルン!」 祈里も駆け寄って懇願するように声をあげた。 海東は困ったように小首をかしげると、そんな祈里を諭すように言う。 「悪いね、お嬢ちゃん。 これはね、君がおもちゃにするよりも、ずっと価値があるものなんだ」 リンクルンを左手に、海東は背中に回していた右手を構える。 そこに奇妙に機械的な、大きな拳銃が握られているのを見て、ラブたちは息を呑んだ。 「この世界のお宝。 変身携帯手帳“リンクルン”はいただいていくよ」 海東は拳銃を3人ではなく、真上に向けた。 「変身」 トリガーを絞る。 打ち出された光点と共に、迷走する光の影。 それらが海東の姿に重なり、その身を鎧と仮面で覆い隠す。 「まさか…! この人も!?」 蛍光ブルーの身体に黒い装甲。 頭と胸部を幾重にも差し貫くライド・プレート。 ディケイドと対を成す、世界間の跳躍者。 その名は“ディエンド” 恐怖に立ちすくむ祈里を庇うように、ラブと美希がその前に立ち、自分たちの“リンクルン”を構える。 「チェインジ! プリキュア・ビートアーップ!!」 キュア・ピーチ、キュア・ベリーに姿を変えた二人は、ディエンドを取り押さえようと、飛び掛かるタイミングを計る。 リンクルンをしまい込んだディエンドが、代わりに2枚のカードを抜いた。 そこには、“二人の少女”の顔が描かれている。 「…面白いカードが使えるね。 この世界は」 2枚のカードを、たて続けに手にした拳銃、“ディエンドライバー”のスロットに差し込む。 “PRECURE RIDE .... ROUGE !!” “PRECURE RIDE .... EAGLET !!” 銃を二人に向け、引き金を引く。 マズルから弾丸は発射されなかった。 代わりに飛び出した光点が膨れ、一瞬で人の姿を成す。 そこに立っているのは…。 燃えさかるような赤毛に薔薇の髪飾りをつけた少女と、白銀の翼のような衣装をまとった少女…。 二人の少女は、腕を振るって構えを取ると、ピーチとベリーに猛然と挑みかかって来た。 「“キュア・ルージュ”!? “キュア・イーグレット”!?」 白い少女…イーグレットの蹴り技を、すんでのところで受け流しながら、ピーチは驚きの声をあげた。 「どうして…? 操られているの!?」 ベリーはルージュの正拳をガードするが、衝撃で後ろに滑り、慌てて体勢を立て直す。 現れた二人のプリキュアは、ひと声も発する事なく、黙々とピーチたちに攻撃を繰り出してくる。 「ダメだよ。 お友達同士、仲良くしなきゃ。 それじゃ、僕はこれで」 そんな事を言って、ディエンドは背中を向ける。 「待ちなさいっ!」 ピーチがその後を追いかけようとするが…、行く手を阻むイーグレットの回し蹴りを受けて、反対方向に蹴り飛ばされる。 「ピーチっ!」 そう叫んだベリーの頭上へ、ルージュが空中から蹴り落とした火球が降ってくる。 爆炎が辺りを包み込み、その中からベリーが吹き飛ばされていった。 「あああ…。 どうして…、やめて…。 ピーチ! ベリー! ルージュ! イーグレット!」 ディエンドの姿は既に見えない。 必死に叫ぶ祈里の前で、4人のプリキュア達の激闘が繰り広げられていった。 プリキュア VS ディケイド(IV)へ続く
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1541.html
ドキドキ!プリキュア【2】 レス番号 作品タイトル 作者 備考 競7-17 星の下にて 一六◆6/pMjwqUTk あんなちっちゃな光なのに、みんな星が好きなのよね。あたし? そりゃあたしだって気になるわよ。だってね――。夜の家路を急ぐマナたち。その時、レジーナが空を見ながらマナに問いかけた一言とは? それを聞いた亜久里は……。 全2-528 『そうだ 日本、行こう。』 Mitchell Carroll レジーナを筆頭に、ドキプリメンバーが梅雨明けの東京にやって来た! だが、あまりの暑さに……?「セバスチャンの汗は、ひょっとして冷や汗でランス~?」
https://w.atwiki.jp/strong_forest/pages/27.html
トップページ ウクレレHacs 音楽ド素人がウクレレをそれなりに楽しむためのwiki。 音楽基礎知識 (工事中) プロのCD (工事中) ショップ情報 (工事中) その他 今までに練習した曲(工事中) 外部リンク (工事中)
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1255.html
140文字SS:魔法つかいプリキュア!【1】(10話保管) 140文字SS:魔法つかいプリキュア!【2】(10話保管) 140文字SS:魔法つかいプリキュア!【3】(10話保管) 140文字SS:魔法つかいプリキュア!【4】
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/566.html
プリキュア VS ディケイド(VII) 「この子たちの言う通りだ…」 士が前に出る。 擦り傷を作った顔に、土埃で白く汚れたコート。 しかし、その威風堂々とした様は、まさに世界を超越した者の姿だった。 「俺は今まで、いろんな世界を巡り、そこで戦う奴らと出会って来た。 姿も、力も、技も違う奴らだったが、戦う気持ちは皆同じだった」 そしてラブたち3人を見る。 「愛と、希望と、平和への祈り。 …この子たちの事だ」 きょとんとするラブたち。 士は“ディケイドライバー”のバックルを構える。 「そういうの別に嫌いじゃない。 俺も少しだけ、そんなビートにノってみたくなった」 「フン。 くだらない」 「やめておけ」 今度は士が、イースを指差す。 「何だかんだ言っても、お前も悪にはなりきれない奴だ。 こういうのは向いてない」 「分かったふうな事を言うなっ!」 苛立たしげにイースが吐き捨てる。 あるいは、本当に分かっているのか? 「貴様…。 いったい何者だっ!」 ラブたちも、はっとして士を見た。 (言われてみれば…、ツカサちゃんって、いったい何者なの?) 世界から世界へと渡り、すべてを見知り、すべてを繋ぎ、そしてすべてを破壊する? もしもこの世に“神さま”というものがいるとしたら、そんな存在のことを言うんじゃないだろうか。 士がバックルを腹部に押し当てた。 伸びたベルトが腰を巻いて装着され、側部にライド・ブッカーが現れる。 その蓋を開いてディケイドのカードを引いた。 ゆっくりと…。 ゆっくりと、士がカードを目前に構える。 カードを持つ士と、カードの中の“ディケイド” 二人の士の目が、イースを見据えた。 誰もが次の言葉を待つ前で、士が口を開く。 「通りすがりの“仮面ライダー”だ。 覚えておけっ!」 「美希たん! ブッキー! 私たちも」 「ええ!」「うんっ!」 リンクルンにクローバー・キーを差し込み捻る。 携帯手帳が開き、メロディーが軽やかに流れた。 士が手にしたカードを弾いて裏返す。 ラブたちがリンクルンのローラーを指先で回す。 「変身!」 「チェインジ! プリキュア・ビートアーップ!」 “KAMEN RIDE .... DECADE !!” ディケイドに変身する士。 一方、ラブたちはリンクルンから溢れた光に包まれ、異相空間に誘(いざな)われた。 髪はとけ、まばゆい光のスーツに包まれた姿で、ラブが宙を飛び、美希が地面を滑走し、祈里が自由落下する。 その加速するスピードが最高速に達した時、時空の狭間は繋がり、伝説の力がその身に宿っていった。 まず胸元に4色ハートのエンブレムが花開く。 ボリュームアップした髪が結い上がり、鮮やかな戦闘衣装がその身にまとわれる。 足先のブーツ。 手元のリストバンド。 リンクルンのキャリー・ポーチ。 首元のチョーカー。 ハートのイヤリングと髪留め。 変身プロセスを終え、宙を舞い降り立ったプリキュアたちが靴音を響かせた。 順にハートマークをつくった両手を打ち鳴らし、名乗りをあげる。 「ピンクのハートは“愛”あるしるし…。 “もぎたてフレッシュ!” キュア・ピーチ!」 桃園ラブ…。 “キュア・ピーチ” 「ブルーのハートは“希望”のしるし…。 “つみたてフレッシュ!” キュア・ベリー!」 蒼乃美希…。 “キュア・ベリー” 「イエローハートは“祈り”のしるし…。 “とれたてフレッシュ!” キュア・パイン!」 山吹祈里…。 “キュア・パイン” 「たて線マークは“旅”するしるし…」 そして。 「“通りたてフレッシュ!” 仮面ライダー・ディケイド!」 門矢 士…。 “仮面ライダー・ディケイド” 「レッツ!」 「“プリキュア・アンド・ディケイド”!」 「やれ! “アンデッド・ナケワメーケ”っ!」 『ア~ンデッドォ!』 ラビリンスとアンデッド。 プリキュアとディケイド。 パラレル・ワールドを越え、この“プリキュアの世界”の存亡を掛けた最終決戦の火蓋が切って落とされた。 「変身」 “KAMEN RIDE .... DIEND !!” 海東もディエンドに変身すると、銃を構えディケイドと背中を合わせる。 しかし。 「おい海東! お前も力を貸せっ!」 「おいおい。 それは君たちの方で選択拒否しただろ? それに、お宝の手に入らない世界に、もう興味はない」 “KAMEN RIDE .... BLADE !!” 「餞別だよ。 それじゃあ、お先に」 ディエンドは大きく跳躍すると、公園の外へと消えていく。 そしてディエンドの召喚した“仮面ライダー・ブレイド”は、アンデッドの軍勢へと果敢に斬りかかって行った。 「ちっ。 ノリの悪い奴め」 「数が多すぎるよ…。 どうする? ディケイド」 背中合わせに陣形をとる4人。 ディケイドとパインの前には、イースを肩に乗せた巨大な“アンデッド・ナケワメーケ” ピーチとベリーの前には、ブレイドを押し退けて迫るアンデッドの群れ。 「何てことはない。 今の俺たちならな」 ディケイドのライド・ブッカーが自然に開き、4枚のカードが宙に飛び出す。 腕のひと振りで、キャッチする。 それはこの世界に来た時現れた4枚のブランク・カードだった。 ディケイドがその世界の戦士と共鳴し合った時…、“新たなる力”が発現する。 暗転していた4枚のカードの表に、次々と絵柄が浮かび上がった。 キュア・スティック“ピーチ・ロッド”を描いた、“ATTACK RIDE”カード。 キュア・ピーチの姿を描いた、“PRECURE RIDE”カード。 キュア・パインと“パイン・フルート”を描いた、“FINAL FORM RIDE”カード。 そして、四つ葉のクローバーマークを描いた、“FINAL ATTACK RIDE”カード。 「悪くない手札だ。 …いくぞっ!」 “FINAL FORM RIDE .... BLADE !!” アンデッドの群れに翻弄されていたブレイドが、突然、ふわりと宙に浮かぶ。 ざわめくアンデッドの頭上で奇妙な変形が始まった。 逆立ちの格好で宙吊りになるブレイド。 持っていた剣が足先に来て、背中に翼のようにカードが広がり、全身が刀身と化す。 剣王の剣“ブレイド・ブレード”…。 現れた大剣はディケイドの手に収まると、ピーチとベリーに迫っていたアンデッドの先陣をひと振りでなぎ払った。 「すごい…」 「感心している場合じゃないぞ」 大剣を片手に、ディケイドが1枚目の新カードを振って見せる。 “ATTACK RIDE .... PEACH ROD !!” ピーチのリンクルン・キャリーが淡い光を放つ。 次の瞬間、そこからキュア・スティック“ピーチ・ロッド”が勝手に飛び出し、ゆっくり回転しながらディケイドの空いた手に収まった。 「あ―っ! 私のピーチ・ロッド!」 「ちょっと借りるだけだ。 代わりに、ほら」 ディケイドは、反対の手にあるブレイド・ブレードを、無造作にピーチの方へ放り投げる。 「え…。 きゃあああああああああっ!」 ピーチの頭上に重量何100キロはあろうかという大剣が落ちてくる。 とっさに我が身を庇って突き出した手に…ブレイド・ブレードは握られた。 「あれ…?」 身の丈を超える刀身を持つ巨大な剣を、ピーチは軽々と片手で持っている。 「何、この剣? 軽い…」 「ピーチ、後ろっ!」 キュア・ベリーの声に振り返り、ピーチが青ざめる。 二人を取り囲もうと、総勢50体近くのアンデッドが迫って来ていた。 プリキュア VS ディケイド(VIII)へ続く
https://w.atwiki.jp/puriryona/pages/19.html
第6話 ●黒板の敵に翻弄され、黒板消しで殴られたりチョークの光線を受ける(キュアピーチ・キュアパイン・キュアベリー) 第7話 ●時間を止められその間にボコられる(キュアピーチ・キュアパイン・キュアベリー) 第8話 ●敵に踏みつけられそうになり苦しむ(キュアピーチ) ●攻撃を受けて吹き飛ぶ(キュアピーチ・キュアパイン・キュアベリー) 第9話★ ●二人で戦うもフルボッコにあう。ビーム攻撃、触手など(キュアピーチ・キュアパイン) 第10話 ●ビニールテープ攻撃を受ける(キュアピーチ・キュアベリー) 第11話 ●攻撃を受けて金網にたたきつけられる(キュアピーチ) 第12話 やられシーンは基本ギャグ顔 ●攻撃を跳ね返されて地面に落ちる(キュアピーチ) ●敵に足をつかまれたたきつけられる(キュアベリー) 第13話 ●敵の攻撃を受け吹っ飛ぶ×2回(キュアピーチ・キュアベリー) ●攻撃を受けて土手にたたきつけられる(キュアパイン) 第14話 敵の3幹部と一対一で戦う ●ピーチ対イース 腹にけりを3発食らう ●パイン対ウエスター 吹き飛ばし攻撃をうける、ネックハンギングされ放り投げられる ●ベリー対サウラー 蹴り飛ばされて倒れこむ 第15話 ●足をつかまれて砲丸投げのように投げられる(キュアピーチ・キュアパイン・キュアベリー・キュアパッション) 第16話 ●骸骨の敵と戦い壁にたたきつけられる(キュアパイン) 第17話 ●サンドイッチのパンズに挟まれて苦しむ(キュアピーチ・キュアパイン) 第19話 キュアピーチが触手&電撃 あと敵の女がなかなか喘ぎます(終盤) 第20話 強化された敵に必殺技が通じず痛めつけられ、なんとか勝利するも疲れ果てて気絶する。 第25話 触手に巻き付かれて倒れる(キュアピーチ・キュアパイン・キュアベリー) 第27話 ●お面に取りつかれる(キュアピーチ・キュアパイン・キュアベリー・キュアパッション) ●攻撃を受けて吹き飛ばされる(キュアピーチ・キュアパイン・キュアベリー・キュアパッション) 第28話★ ●キュアピーチを除く3人で戦うが、敵にフルボッコにされる(キュアパイン・キュアベリー・キュアパッション) 第31話 ●爆発を受け吹き飛ぶ。抱えられている姿がかわいい(キュアパッション) 第32話 ●餅に巻き付かれる(キュアピーチ・キュアパイン・キュアベリー・キュアパッション) 第33話 ●タコにたたきつけられ、巻き付かれる(キュアパッション) 第34話 ●敵に殴られ吹き飛ぶ(キュアパイン・キュアベリー) ●ビームを受けて倒れる(キュアピーチ・キュアパイン・キュアベリー・キュアパッション) 第35話 ●ウエスター・サウラーに殴られたりけられたりする(キュアパイン・キュアパッション) 第36話 ●蔦で殴られて吹っ飛ぶ(キュアピーチ・キュアパイン・キュアベリー・キュアパッション) 第37話★ ●敵に何度も吹き飛ばされる。傷つきながら立ち上がる(キュアピーチ・キュアパイン・キュアベリー・キュアパッション) 第38話 ●一人で戦うも一方的にやられる(キュアベリー) ●壁にたたきつけられる(キュアパイン・キュアベリー・キュアパッション) 第42話 ●ノーザに攻撃を跳ね返されたたきつけられる、変身が解け磔にされる(キュアパッション) ●敵の攻撃を受けたたきつけられる(キュアピーチ・キュアパイン・キュアベリー) 第46話 ●ガードの上から殴りつけられ、吹き飛ばされる(キュアベリー・キュアパッション)
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/564.html
プリキュア VS ディケイド(V) 四つ葉町の街中を、士は一人、小走りに駈けていた。 商店街から学校のまわり、緑道公園、オフィス街、駅前…。 やがて河川敷まで来たところで、左右を見渡しながら足を止める。 「…おい、海東っ!」 中空に向かってそう声を挙げるが、返ってくる返事はない。 (やっぱりもう、この世界にはいないのか…?) 苛立たしげに、河川橋のコンクリート柱に拳を打ちつける。 「誰か、人を捜しているの?」 顔をあげたそこに一人の少女が立っていた。 清楚な白のワンピースに白いつば広の帽子。 胸元には四つ葉のクローバーのペンダントを下げている。 「こんにちは。 公園のドーナツ屋さんの人ですよね?」 「…ああ」 「やっぱり。 ラブたちと話しているのを見かけたから。 私、ラブの友達なんです」 「友達、ね…」 士は少女から目を離さず、変身ベルト“ディケイドライバー”のバックルを構える。 「確かに仲が良さそうだな。 “管理国家ラビリンス”さん」 少女は一瞬驚いた後、偽りの笑顔を捨てて敵意に満ちた視線を向けた。 「お見通しと言うわけね。 いいわ」 脱ぎ捨てられた帽子が宙を舞い、紺色の髪がぱっと広がる。 少女は奇妙な仕草を始めた。 広げた両手の指を折り、左右の爪と爪を合わせ両手を擦り合わせる。 「スイッチ・オーバー」 声と共に再び両手を広げた時、少女の姿は一転していた。 先程の清楚なイメージとは正反対の、身体のラインが露になった黒いレザーの衣装。 ヘアバンドで止めた灰色の髪。 そして呪殺の力さえ秘めていそうな、紅玉の瞳…。 「我が名はイース。 ラビリンス総統、メビウス様が僕(しもべ)!」 少女が姿を現す間に、士もベルトを装着しカードを構えていた。 「変身」 “KAMEN RIDE .... DECADE !!” 「我が名はディケイド。 あいにく、誰の僕(しもべ)でもないがな」 ディケイドの皮肉を聞き流して、イースはジュエルを構える。 「ディケイド…。 その力、どれほどの物か確かめてやる」 放ったジュエルの切っ先が、ディケイド横のコンクリート柱に突き刺さった。 「なにっ?」 煙を吹き上げ、不気味な鳴動を始める河川橋。 その下からディケイドが走り出て振り返った先で…、煙が晴れ、河川橋が再び姿を現す。 河川橋の側面につり上がった目のような形の光が灯る。 イースの投げたジュエルは、その額の位置に貼り付いていた。 『トオリャーンセ!』 河川橋が“動き出した” 川の両岸を足場に、ディケイド目掛けて前進を始める。 「“ナケワメーケ”かっ!?」 ディケイドを踏み潰さんと、ナケワメーケが地響きを上げて前進速度を早めた。 “ATTACK RIDE .... BLAST!” 拳銃型になったライドブッカーを抜いてトリガーを引く。 その周囲にライドブッカーの分身がいくつか現れ、同時に弾丸を発射した。 連射された弾丸がナケワメーケに命中するが…、全て弾き返される。 「ふん。 アンデッドどもが恐れる“世界の破壊者”…。 どれだけのものかと思えば、その程度か!」 ナケワメーケと化した河川橋の上に立ち、イースは眼下のディケイドを見下す。 「ナケワメーケ! 奴を踏み潰せ!」 『ワタリャーンセ!』 ディケイドの頭上に、ちょっとした家ほどの面積のある柱の足が振り下ろされる。 「おわあっ!?」 飛び退いて下敷きになるのだけは避けたディケイドだが、衝撃で吹き飛ばされ、河に落ちた。 やがて静まりかえる水面…。 ディケイドは浮いて来ない。 (倒した? …いや、逃げたか) 「大したものだな。 ラビリンスの力…」 イースの横に、“アンデッドの王”が立つ。 イースは冷めた視線だけを向けた。 「だが、ディケイドには逃げられたな」 「それも筋書きの内だ。 次はお前たちにも手を貸してもらおうか」 口元をゆがめ、イースは川下に広がる街に目を向けた。 「“最強のナケワメーケ”と共に、な」 ………… 河川橋から1キロほど下った下流。 その岩場になった岸辺へ、士は這い上がるようにして身体を引き上げた。 「“ナケワメーケ”か…。 ふざけた化け物だが、いざ相手にするとなるとキツいな…」 既にディケイドへの変身は解け、ずぶ濡れの黒いコート姿で荒い息を吐いている。 「まったく、不死生物(アンデッド)だけでもやっかいだってのに…」 『アンデッドどもが恐れる“世界の破壊者”…。 どれだけのものかと思えば…』 イースの言葉を思い出して、ふと士は動きを止めた。 「あいつ…、アンデッドの事を知ってた? …まさかっ!」 プリキュアたちが危ない! 士は立ち上がると、痛む身体を抑えて歩き出した。 「ツカサちゃん、今日はどうしたんだろ?」 昨日と同じ公園で、スポーツウェア姿で待っているラブたち3人。 しかしカフェワゴンはいつもの位置に停まっているものの、店は閉まったままだ。 ふと公園の入り口に目をやったラブは…、そこに士の姿を見つけて声を挙げた。 「ツカサちゃん!?」 美希と祈里も、士の様子がおかしいのに気付いた。 3人して士の元へ駆け寄る。 「お前たち…、大丈夫だったか?」 「ツカサちゃんこそ、どうしちゃったの?」 まだ濡れた服と傷ついた身体の士を、ラブが支える。 「大丈夫だ。 大したことはない」 「アンデッド? それともまさか、ラビリンスが?」 「たぶん、両方だ」 肩を貸そうとするラブを制して、険しい表情の美希に答える。 「いいか、お前ら。 おそらくラビリンスはアンデッドと」 「手を組んだ、という事だよ」 その声は士やラブたちとは違う方向から聞こえてきた。 公園の中。 カフェワゴンの近くに立っているのは…。 「海東っ!」 「あーっ! リンクルンどろぼう!」 士とラブが同時に声を挙げる。 いつの間に公園に入って来たのか、反対方向から姿を現したのは行方をくらましていた海東だった。 「士の考えている通りだ。 ラビリンスとアンデッドは手を組んでいる。 プリキュアとディケイド。 キミたちを倒すためにね」 歩を進めながら、海東が種明かしのように語る。 「それよりも、ブッキーのリンクルンを返しなさいっ」 「ああ、その事なんだけどね」 息まく美希に、海東が答える。 「これでも僕はフェミニストのつもりだから。 女性から無理に譲ってもらうのは性に合わなくてね。 公正な取り引きを用意して来たんだ」 「ふざけるなっ」 「まぁ聞けよ。 士」 海東は指を追って勘定を始める。 「アンデッドの軍勢が約50体に、ラビリンスの幹部とナケワメーケ。 対してこっちは、ディケイドとプリキュアのお嬢さん3人…。 いや、今は2人か」 絶望的な戦力差を突きつけられて、ラブたちは表情を曇らせる。 が…。 「けど、そこに僕が加われば、結構いい勝負になるんじゃないかな」 「どういうこと?」 「アンデッドとラビリンスに対抗するのに、力を貸すよ。 その代わり…」 祈里の黄色いリンクルンを手にして見せる。 「これは正式に僕に譲って欲しい。 悪い話じゃないよね?」 「そんな条件のめるわけないだろ」 ラブと美希もそれは同感だった。 それぞれ自分のリンクルンを手に取る。 「いくわよラブ。 今度こそ、あいつを捕まえるのよ」 「待って、美希ちゃん」 祈里がそんな美希を止める。 「ブッキー? まさか、あいつの言うことを聞くつもりなの!?」 「ここは私に任せて」 祈里は海東の方へと一歩、足を踏み出す。 すかさず海東が“ディエンドライバー”の銃口を祈里に向けた。 プリキュア VS ディケイド(VI)へ続く
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1826.html
ひろがるスカイ!プリキュア レス番号 作品タイトル 作者 備考 現11-1 天使のはしご(上) ゾンリー おばあちゃんは、私に寂しい思いをさせないようにいつも気遣ってくれるよね。でも今はソラちゃんがいるから大丈夫だよーーましろの後押しでヨヨさんは旅行に。そしてましろはソラと一緒に映画を観に行くことになって……。二人の怒涛の一日が始まります! 現11-2 天使のはしご(中) ゾンリー この街には、パパとママとの思い出がたくさんある。だから寂しい顔なんかしないように気をつけなくちゃ……。お昼を食べて、ゲームセンターに行って、映画館で一緒に写真を撮って。そしてようやく映画が始まったーー。 現11-3 天使のはしご(下) ゾンリー エンドロールと共に走り出したソラ。目指すは一人ポツンとベンチに座って母親を待つ女の子。「少しくらいワガママになってもいい」女の子にかけたましろの言葉は、温もりと共にましろ自身に返って来て……。 競10-11 『ソラはヒーロー失格である(前編)』 猫塚◆GKWyxD2gYE いつも無意識のうちにソラに惹かれるましろの心。だがソラの心は、現在テレビで放送中のヒーロー映画に奪われてしまっていて……。ましろ受難(?)の一日が始まります! 競10-12 『ソラはヒーロー失格である(中編)』 猫塚◆GKWyxD2gYE エルちゃんの絵本を買いに行って、無事購入できたのは良かったんだけど。その合間にもしばしばやって来る謎のトレーニング・タイム。身体も胃袋もへろへろになったましろは……。 競10-13 『ソラはヒーロー失格である(後編)』 猫塚◆GKWyxD2gYE その夜。エルちゃんを寝かしつけてから、一つのベッドに並んで横になったソラとましろ。「ソラちゃんに言わなきゃいけない事があるの」そう切り出したましろが、口にしたのは……! 現11-22 その後のキュアパンプキン 一六◆6/pMjwqUTk 第39話「大魔女ヨヨとハロウィンパーティー!」より。ハロウィンの翌日、今日もバイトで工事現場に立つ紋田の前に現れたのは……
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/561.html
プリキュア VS ディケイド(II) 「しかしここは、変な世界だな」 士はテーブルに乗っていた“ぬいぐるみ”を両手で抱き上げる。 それはあの時、ピーチとディケイドの間に現れた“シフォン”と呼ばれた動くぬいぐるみだった。 「キュア、キュア! ティケート!」 ごきげんにはしゃいでいるシフォンを、士はもの珍しそうに眺める。 「“ぬいぐるみ”と“イタチ”が喋る世界なんて、初めてだ」 「“イタチ”とちゃうわ! “フェレット”や!」 そう言ってテーブルに飛び上がって来たのは喋るイタチ…もといフェレットだった。 「タルト?」 ラブが声を掛ける。 「いやいや、“フェレット”ともちゃう」 直立して喋るフェレットは誇らしげに胸をはって見せる。 「わてらは可愛い可愛い妖精さんや!」 「妖精さん、ね…」 関西弁全開で喋るフェレットと、“プリー?”とか何とか言いながら、小首をかしげるぬいぐるみを交互に見る。 「…本当に変な世界だ」 「にしても、あんさん。 何でパラレル・ワールドを旅しとるんや? 観光旅行…っちゅうわけでもないやろに」 「さあな」 青年の顔に微かな憂いが影のように浮かんだのに、祈里だけが気付いた。 「ま、強いて言うなら、なぜ旅をするのか探すために旅してる…ってところかな」 「はあ。 よーわからんなぁ」 「それより俺も教えて欲しいんだが…」 椅子を引いて、3人のテーブルに士も座り込んだ。 「いったい何処で俺の…、“ディケイド”の事を聞いたんだ?」 3人が顔を見合わせる。 話し始めたのは美希からだった。 「あれは、一週間ぐらい前だったかな…」 プリキュア VS ディケイド(III)へ続く
https://w.atwiki.jp/precureomocha/pages/16.html
玩具連動アイテム ピックルン 玩具 商品名 発売日 価格 変身ケータイ手帳!リンクルン 2009年2月1日 4,180円(税込) うたって!おどろう!ダンシングポッド 2009年03月23日 6,050円(税込) フレッシュキュアスティック 2009年4月25日 4,620円(税込) パッションハープ 2009年7月18日 4,180円(税込) 幸せのクローバーボックス♪ 2009年10月31日 9,350円(税込)