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ウォーグル No.628 タイプ:ノーマル/ひこう 特性:ちからずく(技の追加効果が無くなる代わり威力があがる) するどいめ(命中率が低下しない) 入手可能ソフト:ホワイト 体重:41.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 ウォーグル 100 123 75 57 75 80 ピジョット 83 80 75 70 70 91 オニドリル 65 90 65 61 61 100 ドードリオ 60 110 70 60 60 100 ヨルノズク 100 50 50 76 96 70 オオスバメ 60 85 60 50 50 125 ムクホーク 85 120 70 50 50 100 ケンホロウ 80 105 80 65 55 93 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) でんき/こおり/いわ いまひとつ(1/2) くさ/むし いまひとつ(1/4) --- こうかなし じめん/ゴースト ポケットモンスターブラック・ホワイトにて登場したイケメン鳥。 図鑑説明を見て惚れた人も多いだろう。 攻撃力が高く耐久もなかなか良いが、ムクホークより使いにくい。 ウォーグルこだわりスカーフ型 高火力型配分例 覚える技レベルアップ 技マシン タマゴ技 遺伝遺伝経路 こだわりスカーフ型 性格:いじっぱり/ようき 特性:するどいめ/ちからずく 努力値:HP252 攻撃252 持ち物:こだわりスカーフ 確定技:ブレイブバード 選択技:ギガインパクト/あばれる/おんがえし/ばかぢから/いわなだれ/とんぼがえり こだわりスカーフを持たせる場合はムクホークのほうが使いやすいのにもかかわらず、ランダムマッチのウォーグルはほとんどこの型。 しかも先発にすると読まれやすい。 ようきにしないと130族を抜かせないので注意。 ↑陽気どころか意地っ張り力づく岩なだれでも耐久無振りクロバットとプテラに 確定で耐えられるのに130族抜く必要ってあるの?ダースはどうあがいても勝てないし まぁ陽気最速スカーフでアギルダーを抜かせるけど、どちらにしろムクホークでおkだと思う ぶっちゃけ耐久特化だったらバルジーナやヨルノズクいるし珠バグでも利用しないと差別化は難しい 高火力型 性格:いじっぱり/しんちょう/ようき/わんぱく 特性:するどいめ/ちからずく 努力値:仮想的に合わせて調整 持ち物:いのちのたま/こだわりハチマキ/各種ジュエル 攻撃技:ギガインパクト/あばれる/おんがえし/ブレイククロー/ブレイブバード/つばめがえし/ばかぢから/いわなだれ/シャドークロー/とんぼがえり こだわりスカーフ型と違ってあまり流行っていないので意表をつける。 覚えさせる技はこだわりスカーフ型とほぼ変わらないが、この型だと反動が厳しいのでブレイブバードは確定技ではない。 ようきにしてやられる前にやる型にしてみてもいいが、耐久力が低くなりウォーグルより早いポケモンには何もできず倒されることもあるのでおすすめしない。 配分例 性格:しんちょう 特性:するどいめ 努力値:HP236 特防188 素早さ84 能力値:205-143-95-69-131-111 持ち物:こだわりハチマキ 攻撃技:おんがえし/ブレイブバード/ばかぢから/とんぼがえり 特殊耐久力をいのちのたま持ちサンダースの10まんボルトを1発耐えにして、特殊型相手に確実に1発攻撃することを目的としている。 こだわりハチマキまたはノーマルジュエル持ちの攻撃無振りウォーグルのおんがえしで耐久無振りサンダースを確定1発。 ノーマルジュエルだと高火力になるのが1回きりなので、こだわりハチマキを持たせた。 特性ちからずくはこの型では無意味でポリゴン2のトレースやゾロアークのナイトバーストに弱くなるだけなのでするどいめ推奨。 雨状態のキングドラの珠ハイドロポンプ、メガネラティオスのりゅうせいぐんなどもついでに耐えられる。 余った努力値を素早さに回すことで素早さ無振りロトムなども抜けるようになるが、抜く必要性がない場合は攻撃や防御に努力値を振ってもいい。 いのちのたま持ちサンダース(C162)の10まんボルトをウォーグル(H205 D131)が受けたときのダメージ 170174176176180182182186188188192194194198200204 こだわりハチマキ持ち無振りウォーグル(A143)のおんがえしをHP4振りサンダース(H141 B80)が受けたときのダメージ 154156159160162163166168169171172175177178180183 覚える技 レベルアップ ワシボン ウォーグル 技 威 命 タイプ 分類 PP 備考 1 1 つつく 35 100 ひこう 物理 35 1 1 にらみつける - 100 ノーマル 変化 30 5 5 みだれづき 15 85 ノーマル 物理 20 9 9 つばさでうつ 60 100 ひこう 物理 35 14 14 つめとぎ - - あく 変化 15 19 19 こわいかお - 100 ノーマル 変化 10 23 23 つばめがえし 60 - ひこう 物理 20 28 28 きりさく 70 100 ノーマル 物理 20 32 32 きりばらい - - ひこう 変化 15 37 37 おいかぜ - - ひこう 変化 30 41 41 エアスラッシュ 75 95 ひこう 特殊 20 46 46 ブレイククロー 75 95 ノーマル 物理 10 50 50 フリーフォール 60 100 ひこう 物理 10 - 51 ばかぢから 120 100 かくとう 物理 5 55 57 ふきとばし - - ノーマル 変化 20 59 63 ブレイブバード 120 100 ひこう 物理 15 64 70 あばれる 120 100 ノーマル 物理 10 技マシン マシン 技 威力 命中 タイプ 分類 PP ちからずく対象(威力) 技01 つめとぎ - - あく 変化 15 技06 どくどく - 90 どく 変化 10 技08 ビルドアップ - - かくとう 変化 20 技10 めざめるパワー - 100 ノーマル 特殊 15 技11 にほんばれ - - ほのお 変化 5 技15 はかいこうせん 150 90 ノーマル 特殊 5 技17 まもる - - ノーマル 変化 10 技18 あまごい - - みず 変化 5 技21 やつあたり - 100 ノーマル 物理 20 技27 おんがえし - 100 ノーマル 物理 20 技32 かげぶんしん - - ノーマル 変化 15 技39 がんせきふうじ 50 80 いわ 物理 10 ○(65) 技40 つばめがえし 60 - ひこう 物理 20 技42 からげんき 70 100 ノーマル 物理 20 技44 ねむる - - エスパー 変化 10 技45 メロメロ - 100 ノーマル 変化 15 技46 どろぼう 40 100 あく 物理 10 技58 フリーフォール 60 100 ひこう 物理 10 技65 シャドークロー 70 100 ゴースト 物理 15 技67 かたきうち 70 100 ノーマル 物理 5 技68 ギガインパクト 150 90 ノーマル 物理 5 技80 いわなだれ 75 90 いわ 物理 10 ○(97) 技83 ふるいたてる - - ノーマル 変化 30 技87 いばる - 90 ノーマル 変化 15 技88 ついばむ 60 100 ひこう 物理 20 技89 とんぼがえり 70 100 むし 物理 20 技90 みがわり - - ノーマル 変化 10 技94 いわくだき 40 100 かくとう 物理 15 ○(52) 秘02 そらをとぶ 90 95 ひこう 物理 15 秘04 かいりき 80 100 ノーマル 物理 15 タマゴ技 なし 遺伝 タマゴグループ 飛行 孵化歩数 5120歩 (※特性「ほのおのからだ」「マグマのよろい」----歩) 性別 ♂:♀=1:0 遺伝経路
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志筑仁美 ,, -───- _ ,, _ " ヽ rー‐ ´  ̄` ‐ \ ハ \ / i \ ヽ / i ヽ \ ヽ \ ヽ ヽ ヽ ,' ハ, ト、 _,,. _ト、 \ \ \`、} i ,' i i!´\ l \ ヽ` ー ` `, \ i | | ハ i! \j_ `メ、 . } .... ヽ ヽ l i | '⌒|| ゙、\ ヽ〃´6⌒ミヾ i i/`ヽ .. . ゙ ヽ l i | j、. ヽ `ヽ {//J } i /!⌒ j\ i . } } i N、 〃テ` 廴゚ ノ i . / 乃'ノ ヽ. / ,' \ i ヽ" f J} レ' r‐'. リ / /\i ` 弋ノ イ / .{ } ′ _ ノ , ' | 人' i ト /,, - ア' . ( ヽ ヽ _ { i ` ...‐- _ ,, イ/ / . ` \ `ヽ`、`ヽ ソ イ 匕 、-─{ . ゙ヽ ノ / ハ/ `ヽ;i ... ヽ . . } { / \ ... ヽ . ソ `、 / ./ ` 、 .. i ノ i ノ´ ヽ ハ . .. ノ / i . . i i! } .. / 〈 i .. i ノ .ノ ノ 二次予選5組 8月8日 64名中17位 敗退 1位 125票 ホァン・パオリン(ドラゴンキッド)@TIGER BUNNY 2位 124票 レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ(レオ)@DOG DAYS 3位 122票 紺双葉@それでも町は廻っている 3位 122票 明堂院いつき(キュアサンシャイン)@ハートキャッチプリキュア! 5位 121票 春風明日菜@そふてにっ 5位 121票 カリーナ・ベルリッティ@祝福のカンパネラ 7位 120票 渡来明日香@俺たちに翼はない 7位 120票 サテライザー=エル=ブリジット@フリージング 9位 119票 固法美偉@とある科学の超電磁砲OVA 9位 119票 気多の巫女(サカナちゃん)@STARDRIVER 輝きのタクト 11位 116票 うめ先生@ひだまりスケッチ×☆☆☆ 特別編 12位 112票 ミホ@Aチャンネル 12位 112票 鳳鳴(おおとりなる)@俺たちに翼はない 14位 111票 エリス@あそびにいくヨ! 14位 111票 辰野俊子@それでも町は廻っている 16位 110票 星宮社@電波女と青春男 〓〓〓〓〓ここまで本戦進出〓〓〓〓〓 17位 107票 志筑仁美@魔法少女まどか☆マギカ 一次予選15組 8月1日 164名中15位 2時予選進出 1位 250票 トオル@Aチャンネル 2位 245票 東雲なの@日常 3位 211票 ローズ@ドラゴンクライシス! 3位 211票 橘勇魚@夢喰いメリー 5位 203票 中川かのん@神のみぞ知るセカイ シリーズ 6位 198票 ユキカゼ・パネトーネ@DOG DAYS 7位 193票 ラウラ・ボーデヴィッヒ@IS <インフィニット・ストラトス> 8位 187票 東儀白@FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 9位 173票 大神涼子@オオカミさんと七人の仲間たち 10位 172票 ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ@ストライクウィッチーズ2 11位 163票 サルサ・トルティア@祝福のカンパネラ 12位 160票 篠ノ之束(たばね)@IS <インフィニット・ストラトス> 〓〓〓〓〓ここまで本戦進出〓〓〓〓〓 13位 152票 諸葛亮(朱里)@真・恋姫†無双 シリーズ 15位 133票 志筑仁美@魔法少女まどか☆マギカ 36位 42票 桃園ラブ(キュアピーチ)@プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花 〓〓〓〓〓ここまで二次予選進出〓〓〓〓〓 37位 41票 程イク(風)@真・恋姫†無双 シリーズ 37位 41票 ラナ=リンチェン@フリージング 鹿目詢子(まどかの母) / / / /――v' X }ヽ ー=ィ' //;イ / /;/ `Yヽ j、 ,';ィ′!' .|'_.ィ┬‐{'卞、lヾj_人 | 从} ,|≦!ル' i! ミ、_ l' ソ|` }! 人小、|' '^y' / j 从;∧! 、 jヾム'/リl ,-‐/ \ ー` ノjル' ′ ,‐‐、/ く 、 -‐≦/. (  ̄ \ !ノ ( i / / ̄ ̄ ̄\ ∨ | | !、. ,′_ \. ', l ,| j/ ̄ `ヽ __. ,′ \y' /./ |′入__ 、 \ l==!i 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| i ー---, \/'_ァ/ |/! `i_|,}ト′./ ', `!| | | | \ У ∨j|――――┼―┼┼| | l_/ ! / > 、 _,. < } lTTTl ! l/| l ,>‐ァ' i >≦ ̄> 、_/ `ー‐┘ ! ! l | !. ̄ ̄| | / / 二次予選5組 8月8日 64名中29位 敗退 1位 125票 ホァン・パオリン(ドラゴンキッド)@TIGER BUNNY 2位 124票 レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ(レオ)@DOG DAYS 3位 122票 紺双葉@それでも町は廻っている 3位 122票 明堂院いつき(キュアサンシャイン)@ハートキャッチプリキュア! 5位 121票 春風明日菜@そふてにっ 5位 121票 カリーナ・ベルリッティ@祝福のカンパネラ 7位 120票 渡来明日香@俺たちに翼はない 7位 120票 サテライザー=エル=ブリジット@フリージング 9位 119票 固法美偉@とある科学の超電磁砲OVA 9位 119票 気多の巫女(サカナちゃん)@STARDRIVER 輝きのタクト 11位 116票 うめ先生@ひだまりスケッチ×☆☆☆ 特別編 12位 112票 ミホ@Aチャンネル 12位 112票 鳳鳴(おおとりなる)@俺たちに翼はない 14位 111票 エリス@あそびにいくヨ! 14位 111票 辰野俊子@それでも町は廻っている 16位 110票 星宮社@電波女と青春男 〓〓〓〓〓ここまで本戦進出〓〓〓〓〓 17位 107票 志筑仁美@魔法少女まどか☆マギカ 29位 71票 鹿目詢子(まどかの母)@魔法少女まどか☆マギカ 一次予選10組 7月27日 168名中14位 敗退 1位 392票 美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ 2位 391票 ヴィクトリカ・ド・ブロワ@GOSICK -ゴシック- 3位 268票 藤和女々@電波女と青春男 4位 238票 ゆの@ひだまりスケッチ×☆☆☆ 特別編 5位 221票 エイラ・イルマタル・ユーティライネン@ストライクウィッチーズ2 6位 209票 桜あかり@ジュエルペット てぃんくる☆ 6位 209票 のほほんさん@IS <インフィニット・ストラトス> 8位 195票 ナギ@Aチャンネル 9位 186票 上崎裡沙@アマガミSS 10位 179票 見月そはら@そらのおとしもの シリーズ 11位 167票 姫神秋沙@とある魔術の禁書目録II 12位 164票 土浦彩葉@お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 〓〓〓〓〓ここまで本戦進出〓〓〓〓〓 13位 138票 西連寺春菜@もっとTo LOVEる-とらぶる- 14位 90票 鹿目詢子(まどかの母)@魔法少女まどか☆マギカ 36位 46票 観月小鳥@遊☆戯☆王ZEXAL 〓〓〓〓〓ここまで二次予選進出〓〓〓〓〓 37位 44票 松前皐月@花咲くいろは 早乙女和子 ⌒) , - 、 _ 3 /∠=`ヽーー=二ミ . \ / , -=/ / ヾ .| / / , / / ,| ヽ、___ / / ./ / ∥| | 、 ヽ \ ./ / , ./ .| / .| 乂 / ∧ 、ヽ、 \ ⌒) .,' / ./ / .|、 | | | `、 ヽ ,ソ| ) |ヽ | ヽ  ̄ ̄ ` 3 / ./ / .| | `ソ廾--´ 乂 `之ノ | ヽ ヽ / .∥ | | | ,,,≧≡ミゝ ι≡ミヽ∨ |\. | | / .| /| | |彡へ 、 、》´´⌒( 、丶ヽ ¨`)ノ | ∨.| .| .| レ´ /| 、 _|(_\ _ _〆\ ’`トK\弋| 丿 )/ V / | 、 | ` \\ ` |∧ ノ ∨ / ∧ `、 `、 , -、 ノ| | / / / ミ\\ `、`ゝ- ´ , | ∧ ,´ /| || `、ヽ ..`、 ,/〆、 ∧ | / ..| .| 丶、 ヘ \、> 、 , へ ..ノ |丿 .| | | `、 .|  ̄ \| >--==〆 |/ .|丿 .|| 丶ゝ⌒\/\ | ..| ._ _ | / .ト、 ソ | .|/ )/ /⌒ ヽ 《 | ∧ へ、 / / / / ̄. ヽ _ 〈 ..ヽ | | \__ /⌒|∨_// . / / | . / , ヽ| ヽ .| | 0 | ./ . / / | 〆 /^ゝ | | | / . / /⌒ | ( / /^ゝ | | | . / . / ヘ´ ヽ | ..\ ´ /^ゝ ヽ ヽ ...| / . / 〆\ \ | | .\ ´ \ \\ / / ( \ ヽ \ ノ \\| 二次予選6組 8月9日 64名中48位 敗退 1位 153票 鮎沢美咲@会長はメイド様! 2位 135票 日向伊吹@星空へ架かる橋 3位 134票 棚町薫@アマガミSS 4位 127票 千葉さおり@放浪息子 5位 126票 沙英@ひだまりスケッチ×☆☆☆ 特別編 6位 122票 悠木陽菜@FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 7位 121票 空深彼方(カナタ)@ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 8位 116票 関羽(愛紗)@真・恋姫†無双 シリーズ 9位 115票 神代マヤ@世紀末オカルト学院 10位 113票 リオ・ロリンズ・タチバナ@Rio RainbowGate! 11位 109票 神裂火織@とある魔術の禁書目録II 12位 107票 劉備(桃香)@真・恋姫†無双 シリーズ 13位 105票 津田コトミ@生徒会役員共 13位 105票 御子神リコ@あにゃまる探偵キルミンずぅ 15位 104票 神木出雲@青の祓魔師 16位 103票 春日楠@神のみぞ知るセカイ シリーズ 〓〓〓〓〓ここまで本戦進出〓〓〓〓〓 17位 101票 趙雲(星)@真・恋姫†無双 シリーズ 48位 43票 早乙女和子@魔法少女まどか☆マギカ 一次予選14組 7月31日 163名中25位 2次予選進出 1位 285票 エリュシア・デ・ルート・イーマ(エルシィ)@神のみぞ知るセカイ シリーズ 2位 204票 前川さん@電波女と青春男 3位 179票 桜井先生@日常 4位 174票 リコッタ・エルマール@DOG DAYS 5位 153票 輪島巴@花咲くいろは 6位 147票 相沢千鶴@侵略!イカ娘 7位 120票 カオス@そらのおとしもの シリーズ 8位 116票 近堂水琴@けんぷファー fur die Liebe 9位 108票 藤堂つむぎ@星空へ架かる橋 9位 108票 瀬能ナツル@けんぷファー fur die Liebe 11位 106票 Q@C 12位 101票 レベッカ・アンダーソン(ベッキー)@DOG DAYS 12位 101票 羽鳥カノン@あにゃまる探偵キルミンずぅ 〓〓〓〓〓ここまで本戦進出〓〓〓〓〓 14位 100票 立花みさと@日常 25位 51票 早乙女和子@魔法少女まどか☆マギカ 33位 30票 クマのぬいぐるみを持った魔法少女@魔法少女まどか☆マギカ 33位 30票 鈿女@セキレイ ~Pure Engagement~ 33位 30票 アコ@スイートプリキュア♪ 33位 30票 望月紀奈子@俺たちに翼はない 〓〓〓〓〓ここまで二次予選進出〓〓〓〓〓 37位 29票 天野ネネ@デジモンクロスウォーズ シリーズ
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Last up date 2010-11-08 23 06 05 (Mon) ウェポン ウェポン 編集 クラス 共通 / ウォーリア / ウィザード / テイマー / バード 編集 パッシブ 共通 / ウォーリア / ウィザード / テイマー / バード 編集 クラフト クラフト 編集 目次 パッシブ(ウォーリア) スキル短評 コメント パッシブ(ウォーリア) +データの編集について @wikiのプラグインはソート対応ではないためデータとデータの間に新規のデータを入れる場合、現状では直接編集しか出来ません。 お手数ですがデータの直接編集をされる方はコチラより編集してください。 直接編集の方法がわかりにくい方はそのままデータを追加していくかコメントにデータを残してくださると助かります。 画像 スキル名 必要Lv 消費BSP 消費AP 属性 条件 取得条件 効果内容 ガッツI 30 3 なし 戦闘不能になるダメージを受けた場合、HPを1残して耐えることがある ガッツⅡ 50 5 ガッツⅠ 戦闘不能になるダメージを受けた場合、HPを1残して耐えることがある 獲得AP量アップⅠ 15 2 なし 通常攻撃で入手するAPを上昇させる 獲得AP量アップⅡ 35 4 獲得AP量アップⅠ 通常攻撃で入手するAPを上昇させる スキル短評 ガッツ忘れたころに発動するくらい。あまり期待はできない。 獲得AP量アップ通常攻撃を当てた際の回復量が+1される。自然回復量は増えない点に注意。 Ⅰでは+1。Ⅱでも+1。 手数の多い片手向きだが、最大APアップを取って自然回復量を増やした方が効率的。 コメント 過去のコメントはコチラ 武器によって増加APに差があるそうなのでデータ持ち寄りませんか? - 名無しさん 2009-12-21 05 00 30 短剣:通常5 獲得APアップ6 短剣使いにはかなり微妙なパッシブでした - 名無しさん 2009-12-21 05 02 48 素手5:短剣5:片手剣7:片手斧8:片手槌7:片手槍8 - 名無しさん 2009-12-24 04 28 13 両手剣15:両手斧18:両手槌18:両手槍16:APアップⅠは一律+1でした - 名無しさん 2009-12-24 04 30 16 APアップⅠありで、両手18になってました - 名無しさん 2010-01-30 07 27 06 アップ2が気になるな - 名無しさん 2010-03-25 13 52 20 ガッツの発動率は体感どの程度か分かる方いらっしゃいますか? - 名無しさん 2010-04-06 00 13 35 ガッツは忘れたころに発動するくらい。HP満タンあって1撃で死ぬときに発動かも - 名無しさん 2010-04-06 01 15 25 ↑ありがとうございます。参考にさせて頂きます。 - 名無しさん 2010-04-09 21 27 14 ガッツはHP満タンじゃなくても発動する。HP上限1700で残り700くらいのときにも発動した。 - 名無しさん 2010-04-10 07 45 01 名前
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「ざッけんじゃないわよ!!」 ニス塗りで丁寧に磨き上げられた分厚い木製カウンターを、あわや割ってしまうのではないかという勢いで振り下ろされた、固い握り拳。そして、ドゴンッという重苦しい衝撃音。からの、エレンの怒号。 北の大国ツヴァイク公国首都でも随一の売上を誇る大箱パブ、ツヴァイクホールに響き渡ったその怒声は、闘技場目当ての荒くれ者が集まることで有名なこのパブの客ですらも思わず驚き振り返るほどだった。 しかし、注意したいだろうに可哀想にもすっかり怯えて行動に移せない店員の代わりに、やおら大人の余裕を漂わせる声がエレンにかけられた。 「ちったぁ落ち着けよ。いちいち怒鳴っても仕方ねぇだろうが」 荒ぶるエレンを宥めるようにそう諭したのは、意外にもブラックだった。 これはブラック本人にとっても中々意外なことであったが、どうやら彼は老齢のような期間を十年ほど過ごしたことで、以前の喧嘩っ早さがすっかり身を潜めたらしい、ということを自覚していた。 とはいえ、その間であっても小指の爪の先程もフォルネウスに対する憎悪は鈍らなかったので、芯となる強固な意思は不変なのだ。逆にそういった自分の芯を堅持するためにも、他のことに対しては無駄に熱くならなくなった、というのが正解なのかも知れない。 何にせよ余裕のある海の男というのは悪いコンセプトではないので、ブラックは存外自分のそうした変化を楽しんでいた。 「でも時間がないの。関所を押し通るしかないわ」 「だからやめろっての」 まるで聞き分けのない子供のように我を曲げないエレンを尻目に、ブラックはツヴァイク特製のラガービールを喉に流し込みながらツッコミを入れる。 普段の彼はラガーよりエール式のビールを好むのだが、流石にラガーの本場ツヴァイクに来てこれを飲まない手はない。ツヴァイクのラガーは、他国流通品よりも非常に喉越しがいい。これはこれで流石に美味いなぁ、などと感じながら、エレンの怨念ひしめく愚痴を適当に受け流していた。 「通行許可が出ないとなると、あと考えられるのは認可商隊に同行するとかだろう。だが、それはそれでハードルが高そうだな・・・」 ブラックの隣でこちらもビールを傾けながら、相変わらずマスク姿のロビンが呟く。彼のトレードマークたるアイマスクスタイルは行く先々で少なからず奇異の視線を向けられるが、流石に一行はそんな視線にも慣れてきた感があった。 因みに、意外にも酒好きのブラックに負けず劣らずロビンもツヴァイクビールをかなり真剣に味わったり、カウンター内の設備の様子やバーテンダーの動きを頻りに気にしている。ひょっとしてそういうの自体に興味があるのだろうか、などとブラックは思う。 「・・・・・・」 ロビンの更に隣、カウンター席の一番端に座った少年は、目の前に出されたミルクをじっと見つめたまま、相変わらず無言でいた。 突然魔王殿からカタリナらと共に帰ってきたこの少年のことは、正直なところ未だによくわからない。聞くところによればこの少年が世界の命運を左右する宿命の子とやららしいが、ブラックにはとてもそんな大層な人物には思えなかった。 だが、少なくとも少年の瞳にはどこか危うげながらも、揺るがぬ意志の光が宿っている。 そういう光を持っている奴は、まぁ多分、大丈夫だ。ブラックは己の経験則から、それを識っていた。だから、この期に及んでこの少年についてああだこうだと言うつもりは毛頭ない。 「・・・ま、焦るのはわからねーでもないが、ちっとばかし待つってことも覚えるんだな。目先ばかりを見て焦って悪い潮目を引いちまうと、うっかり暗礁ってのが相場だぜ」 ブラックはエレンに向けてそう言いながら、あくまでマイペースにグラスを傾ける。 魔王殿でアラケスとの死闘が終わった後、モニカらが急遽ロアーヌへと帰る日の、早朝。 モニカらよりも一足早くピドナを発ったエレン一行は、その数日後にはツヴァイク入りを果たしていた。 そのままエレンたちは最短ルートでポドールイへ向かおうとしたが、かくして、そこで親切なツヴァイクの門番に必死に止められたのであった。 門番曰く、ツヴァイク領とポドールイ領の間の関所は現在封鎖されており、無許可の通り抜けは重罪に問われる、と。 しかし実のところ、それ自体はピドナで既にトーマスから聞いていたことであった。その上でエレンは、以前ハリードらと共にシノンからポドールイまで徒歩で抜けた経験があるので、細い山道などに入り込めばなんとかなるだろうと読み、意気揚々とツヴァイクへ赴いたのだった。 しかしエレンたちを止めてくれた門番によると、どうやらそう簡単にはいかないらしい。 先ずツヴァイク-ポドールイ間の関所は防衛線を兼ねていて数が多く、主な山道は全て網羅されている。そして関所間の境界線を人間が通ると、何故か最寄りの関所に越境が分かるようになっているのだという。これによりポドールイ方面への無断通り抜け、及びポドールイからの密入国者はその全てが国境警備隊に捕縛され、厳罰を受けることになるのだそうだ。 「越境探知のために、西の森に住むといかいう天才教授が作った魔導器を使ってるっつってたな」 「教授・・・あの術戦車を作ったとかいう人よね・・・」 以前ランスでカタリナと合流した際に術戦車を実際に見たエレンは、その常識から逸脱した技術力だけは目にしていた。 なので、越境が確実に暴かれるというのは本当なのだろうということは、何となく想像できる。そして先ほどからブラックの言うことも、勿論分かる。 しかし、だからといってここまで来て突破口なく動けないなんていうことは、絶対に認められない。 最悪、例えツヴァイクという国自体を敵に回すことになろうとも、エレンは絶対にポドールイへ行く覚悟であった。 とはいえ、それでサラを救出するという目的が阻害されてしまっては元も子もないのも事実。それくらいは流石に分かっているので、エレンとしても即座に強硬手段に踏み切ることができずに悩んでいたのである。 『な・・・なんだこいつら・・・!?』 『見世物小屋かなにかか・・・?』 答えの出ない迷路に迷い込んだエレンが苛立ちばかりを募らせていたところに、突如ツヴァイクホール店内が異様なざわつきと、少し冷んやりとした空気に包まれた。 そのざわつきの震源は、どうやら店の入口のようだ。 最奥のカウンター席にいたエレンたちは一番最後にそのざわつきに気付き、何事かと視線を向ける。 するとそこには、確かに誰もが声を上げて驚きそうな様相の、いかにも個性的な二つの人影が入店していた。 そしてその二つの人影を、なんとエレンはいずれも見知っていた。 「え・・・ウォード、ゆきだるま!!」 エレンが思わず、彼らの名前を叫ぶ。 すると、その声に反応して店内中の客と共に二つの人影がエレンの方を向いた。 一人は、甲殻類の魔物から削り出したと思しき奇抜極まりない鎧を身に着けた、見上げるほどの大男。腕に覚えのある冒険者が集まるこのツヴァイクでも明らかに周囲より頭一つ飛び抜けた長身と強靭な体躯は、北方の過酷な大地が育んだ屈強な戦士ここに在りと雄弁に語っている。 そしてもう一つの影は、丸い。ひたすらに丸い。白い大きな丸が、二つ重なっている。それは誰がどこからどう見ても、とても立派な雪だるまだった。ただ通常の雪だるまと一つだけ明らかに異なる特徴があるとすれば、それはこの雪だるまが、自立して動いている、という点だ。 入口前で野次馬に囲まれていたウォードとゆきだるまの二人は、周囲の反応などものともせずにそのまま店内を奥へと突き進み、エレンたちの前に立ち止まった。 「おぉ、エレンにロビンじゃねえか!久しぶりだなぁ!」 「エレン、ロビン、ひさしぶりなのだ!」 「え、ちょっと二人ともなんでここにいんの!ってかゆきだるま、こんなとこ居て大丈夫なの!?溶けない!!?」 突然登場した珍客にブラックと少年までもが流石に驚いた表情を見せる中、エレンとロビンはまるで旧友を迎え入れるかのようにその二人と親しげに抱擁を交わし、挨拶を交わす。 「おいおい、なんだこりゃ。ボストン以上に意味がわからねぇ生き物だな・・・っつか生き物なのか・・・?」 二人の珍客、特にゆきだるまを見ながらさすがのブラックも驚嘆の面持ちで呟く。しかしその辺りの問答を散々雪の街で行ったエレンとロビンは、もはや至極当たり前のように二人に接していた。 「永久結晶があるから、全然大丈夫なのだ」 「いやよぉ、俺はあれからも何度か顔出しに行ってたんだがよ。こいつが雪の街から出てみたいっつーから、今は俺の仕事に付き合ってもらってるんだ。しっかしまぁ、こんな感じでどこに行っても注目の的でなぁ。お陰で狩りよか、小遣い稼ぎの行商が捗る捗る」 やいのやいのと四人が盛り上がっている様を遠巻きに見物していた野次馬たちも、徐々にその非現実的な光景に慣れてくると、ちらちらと様子を伺いながらも其々に再び飲み始める。アビスゲートの活性化により瘴気に侵された精霊の眷属なども蔓延る昨今ゆえか、ゆきだるまの姿にも驚きはすれど腰を抜かすほどのことではない、というところなのであろう。 「なんだなんだ、随分と騒がしいじゃ・・・おいおいなんだぁこのデカい雪だるまは?」 丁度そこに、別行動をしていたハリードが帰ってきた。 そして他の客と同じく、異様な二人の存在にしっかりと驚きの声を上げるのであった。 「あ、おかえり。ってかどこいってたのよ」 思わぬ知り合いの登場で機嫌を少しばかり持ち直したエレンがハリードに声を掛けると、ハリードはニヤリと笑みを浮かべてエレンに視線をよこした。 「何処ってそりゃお前、ポドールイに行くための手段を探してやっていたに決まってるだろ。いいネタ持ってきてやったんだから、感謝しろよな」 「え、なに、なんかいい方法見つかったの!?」 唐突に発せられたハリードの台詞に、エレンは彼の狙い通り大層驚いたような表情を浮かべながらハリードへと食い気味に詰め寄る。 どうどう、と逸るエレンを片手で制しながら、ハリードは先にカウンターにチップを投げ、ツヴァイクラガーを所望する。 すると即座に出てきたジョッキを片手で受け取り早速、豪快に胃の中へと注ぎ込む。ゴクゴクと喉を鳴らしてジョッキ半分程を飲み、ふぅーっと一息ついてから、もう一度口の端を吊り上げて笑みを作った。 「俺らで出るぞ、ツヴァイクトーナメントに!」 『さぁいよいよ始まりました、第六十三回ツヴァイクトーナメント!! 今回は過去に類を見ないほどの屈強なチームが複数エントリーしているとのことで、今までにない盛り上がりを見せることは必至!!! 観客の皆様の熱量も最高潮に達しているのが、わたくし司会のもとにまでビンビン伝わってきます!!!』 ——ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!—— 『ではさっそくの第一回戦、いきなり初参戦チーム「エレンと愉快な仲間たち」の登場だぁぁぁぁぁああ!!!』 「いやいや待て待て、なんでこうなるんだよ!!?」 ツヴァイクの誇る特製コロシアムの観客席が超満員と大歓声で埋まる中、やたらとテンションの高い司会の絶叫とともに戦闘エリアへと送り出されたウォードは、当然の困惑具合で空に向かい世の中の理不尽を叫んだ。 『なんとこのチーム、セコンドにあの高名な傭兵トルネードを起用したという今大会注目の優勝候補!先鋒のウォード選手もユーステルムでは名の知られた狩人だそうで、これはいきなり本気度マックスだぁぁぁぁぁあああ!!!』 「えぇい、くそッ!!もうどうにでもなれ!!このウォード様に喧嘩売ろうってぇ命知らずな輩は、一体何処のどいつだ!?」 やけくそ気味にウォードが愛用のツヴァイハンダーを構えると、今度は司会が彼と反対側のエリアゲートに振り向いた。 『さぁそしてそんな今大会注目チームと対決するのは、大会優勝経験もあるベテランチーム、超女軍団だぁぁぁああああああ!!!』 「ちょっとまて、あれ人間じゃねえぞぉ!!??」 司会のアナウンスと共にゲートから出てきたのは、なんと妖精族の亜種と蛇型の魔物で構成された混合チームであった。 『ご存知の通り、本トーナメントでは一定の参加クオリティを保つ目的で人間以外のエントリーも導入しております!! その中でもこの超女軍団は数々の強豪チームを屠ってきた、指折りのツワモノたちだ!!!さぁ先鋒のダンサー選手と対するウォード選手は、どのような戦いを繰り広げてくれるのか!!!??』 「こっちはなにもご存知じゃねえよ!!!ふざけんなッ!!!」 ——ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!—— 全力で抗議の声を上げるウォードに対し、しかしそれを気合の雄叫びと受け取った観客たちはさらなるボルテージアップで歓声を上げる。 『それでは第六十三回ツヴァイクトーナメント、第一回戦開始の宣言を我らがロード、ツヴァイク公から賜ります!!』 司会の誘導に応じ、最も闘技場を見下ろすのに最適な位置に設えられた専用席に座した壮年の男が立ち上がり、片手を上げて高らかに宣言した。 「始めーい!!」 幾度も発せられたウォードの魂の叫びは欠片も受け入れられることなく、無慈悲に第一回戦開始の宣言とともに、ゴングが鳴り響く。 すろと相対するダンサーは、軽やかにステップを踏みながらリズムに乗り、舞うようにウォードとの距離を一気に詰めてきた。 「くそっ・・・このウォード様を舐めんなよ・・・!!」 覚悟を決め、高らかに咆哮したウォードがツヴァイハンダーを大上段に構えながら対戦相手を迎え撃たんとしていた、その最中。 ゲートの奥にある控室ではウォードの応援になど欠片も興味がない様子で、エレンら他の出場メンバーが揃って話し込んでいたのであった。 「ってか、本当にこれでポドールイに行けるんでしょうね?」 未だ疑心暗鬼の様子のエレンがふんぞり返った様子で座っているハリードへ釘を刺すように言うと、ハリードはふふんと不敵な笑みを浮かべた。 「エレンお前、以前ツヴァイクで変な動物を売っぱらったハンターを覚えているか?」 「ん?・・・あー、そういえばいたわね。あのときは稼がせてもらったわ!」 それはハリードと共にロアーヌを出て間もない頃、ランスを目指しながらも先ずは依頼の豊富なツヴァイクで路銀稼ぎを行っていた時の話である。 エレンは当時目の前に積み上げられたオーラムの山を思い出し、思わず口元を緩めた。 エレンのこういう仕草は若干ハリードに似てきているな、とブラックなどは時折感じたりもするが、それを言っても多分色々と面倒になるだけなので態々言うことはない。 「なんでもあいつ、あそこから更に上乗せて国のお偉いさんに売り捌いて儲けたらしい。なんでその礼も兼ねてってことで、色々と情報を落としてもらったのさ」 ハリードが聞き出したところによると、こうだ。 ツヴァイク公爵は自国が定めた認可商隊以外のポドールイとの通行を全面的に禁じているが、ここに実は、唯一の例外が存在するそうだ。 それこそが、国主たるツヴァイク公爵の勅令を受けた「聖杯奪還隊」である。 聖杯とは、ポドールイの領主レオニード伯爵が所有する聖王遺物のことだ。聖王の血が注がれたという逸話を持つその聖王遺物は他の遺物とは一風異なる特性を持っており、その杯からは枯れることなく『力』が湧き続けるのだという。 ヴァンパイアであるレオニードを忌諱するツヴァイク公は、人間でないということを理由にレオニードが聖王遺物を持つに相応しくない存在であると決めつけ、この聖杯を奪うことの出来る実力者を募った。 だが、懸賞金に目が眩んで集まった程度の傭兵たちではレオニード伯爵に近づくことさえ叶わず、彼のもとに集う死霊に軽くあしらわれてしまう。 幾度かその失敗を繰り返した後にツヴァイク公が考案した対策の一つが、このツヴァイクトーナメントであった。 このトーナメントを勝ち残るほどの猛者であれば、レオニード伯爵から聖杯を奪うことが出来るに違いない。そう考えたツヴァイク公の主導で始められたこのトーナメントには、実のところ今まで一般参加から勝利したチームは存在しないらしい。 「俺等の一回戦相手の超女軍団や、その他だとドラゴンズ、そしてツヴァイク公国最強部隊『じごくの壁』とかの運営側が仕込んだチームが、トーナメントの優勝常連らしい。興行としても利回りが良く、公爵自身も剣闘狂いらしくてな、こいつは元の目的が達成されずとも定期開催されているんだそうだ」 「つまり、そいつらを全部ぶっ飛ばして奪還隊とやらになれば、お上公認で堂々と関所を通れるってワケか」 椅子ではなくテーブルの上に片足を上げて座りながら話を聞いてたブラックがそう纏めると、ハリードは浅く頷いた。 「あぁ。しかも、優勝賞金が一万オーラムもでる。こいつは正に一石二鳥だぜ」 「あんた絶対それが目的でしょ!」 カムシーンの刃より鋭いエレンの指摘にハリードが性懲りも無く反論を始め、控室内がいつもの様にガヤガヤとし始める。 しかしそんな賑やかさとは全く無縁の様子で、一番端にある椅子に腰掛けたまま微動だにしないでいた少年がボソリと呟く。 「その聖杯が・・・『鍵』なのかな・・・」 少年の近くにいて微かにその声が聞こえたゆきだるまが、少年に身を寄せる。 「鍵って、一体なんのことなのだ?」 ゆきだるまの質問に、少年は素直にそちらへと反応を向ける。 少年はどうにもあまり人好きしない性格らしいが、なぜかゆきだるまとは会った直後から、随分と気安く接している様子であった。 「・・・僕にも、よく分からない。でもトムさんが言っていたんだ。少し前に、鍵はポドールイにあると聞いた、って」 そもそもエレンたちがポドールイを目指している理由こそが、その『鍵』だった。 エレンと少年は、アビスゲートの向こうへと消えたサラを助け出す、という共通の目的を持っている。しかし、一体どうすればサラの元に辿り着けるのかという具体的手段については、全く見当もつかない状態だった。 そこで藁にも縋ろうということで追いかけることにしたのが、この『鍵』という情報であったのだ。 「もし僕たちに鍵が必要になったら、それはきっとポドールイにある・・・トムさんは、詩人さんからそう聞いたと言っていた。詩人さんがなんでそんなことを言ったのか、その鍵っていうのが一体なんなのか、そもそもそれがサラの元にたどり着くためのものなのか・・・それはトムさんも分からないって言ってた。でも、今の僕たちにはそれくらいしか縋れるものが・・・」 「大丈夫よ、テレーズ」 いつの間にか、ハリードたちと話していたはずのエレンが少年とゆきだるまの前にいた。 「トムが、その詩人の言葉は賭けるに値する情報だって言った。だから大丈夫。必ずあたし達は、サラの元に辿り着くわ。そのためにもテレーズ、あんたが必要なの。あの子の鼓動を感じることが出来る、あんたの助けが」 エレンの真っ直ぐな言葉を聞いた少年は、小さく、しかし力強く頷く。 それをみて満足そうに頷き返したエレンは、腰に手を当てて控室の扉へと視線を向けた。 「まずはポドールイに辿り着くことだけを考えましょ。となると早いとこトーナメントとやらを終わらせたいけど、今どんな感じなのかしら」 ———ゥォォォォォォォォォォォォォォォッッ!!!!!!——— まるでエレンの声に応えるかのように、扉の向こうからは会場の一際の盛り上がりを伝える歓声が響いてきた。 そして急報を知らせるべくバタバタと駆ける足音が近づき、勢いよく控え室の扉が開け放たれる。 「先鋒ウォード選手が相手チーム主将の石化攻撃により敗退!次鋒ゆきだるま選手、準備お願いします!!」 駆け込んできた係員の知らせに選手一同は互いの顔を見合わせ、気合を新たにするのであった。 『さぁさぁ一体誰が予想したのかこの展開を!!!!!!第六十三回ツヴァイクトーナメント決勝戦の対戦カードは、こいつらだ!!!!』 ——ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!—— これまでで最も大きな歓声を一身に受けつつ決勝戦に挑む選手らが東西ゲートから入場し、闘技場中央を挟んで睨み合う。 『西側ゲートから登場したのはなんとなんと!!由緒あるこのツヴァイクトーナメント初出場にしていきなり決勝戦まで勝ち抜いてきた今大会注目のダークホース、エレンと愉快な仲間たちだぁぁぁぁあああ!!!!』 「今更だがよ、このチーム名はどうにかならなかったのかぁ・・・?」 随分と気の抜けたチーム名にブラックが真っ当な突っ込みを入れるが、最早そんなことを気にしている観客は一人もいない様子である。 なにしろここまで、未だ大将が出ることすらなく圧倒的な実力差で常連チームらを叩きのめしてきたチームの実力は、もはや疑う余地のないものとしてこの場に集まった観客らに認識されているからだ。 初戦の超女軍団戦は、大将になんと伝説級の魔物であるメデゥーサが配置されていたことでウォード、ゆきだるまと立て続けに石化されたものの、中堅であるロビンが得意のレディーキラーっぷりを発揮し、撃破。 続く二回戦目はゴブリンズという名前の、そのままゴブリン種で構成されたチームであった。どうもこのゴブリンズについては強い場合と弱い場合があるという事前情報をハリードが掴んでいたが、今回は弱い構成だったようで、ウォードの一人抜きで難なく撃破。 そして準決勝は、なんと龍種で構成されたドラゴンズというチームと対戦することとなった。このチームはなんといっても副将である大型龍種レッドドラゴンが花形であり、一体どんな絡繰でこれほどの魔物をこんなところに連れてきたのかと考えずにはいられなかった。 しかしこれについては相性の問題か、レッドドラゴンまで辿り着いて早々に退却したウォードに続くゆきだるまが永久結晶の力により相手の炎を寄せ付けず、誰もが予想だにしないワンサイドゲーム展開となったのであった。 そんなこんなでロビン以降に配置された副将ブラック、大将エレンの出番がないまま辿り着いた、トーナメント決勝戦。 『そして東ゲートから登場したのは、勿論このチーム!!!!我がツヴァイクの誇る最強部隊!!!!専用特殊装甲【ヴァンツァー】に身を包んだ六機の英雄!!皆様お待ちかね、じごくの壁だぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!!』 ——ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!—— 一際大きな歓声を受けながらエレンたちに立ちはだかったのは、金属製の全身鎧に身を包んだ六人の人物。しかしその鎧は、エレンたちが見慣れたものとは随分と様相の異なる、やけに仰々しい代物だった。 それもそのはず。何を隠そう彼らの纏う鎧もまた、教授による作品の一つであった。なので正確には彼らが纏っているものは鎧ではなく、術戦車などと同じく魔導器に分類される代物なのである。 その名も、戦闘歩行魔導装甲ヴァンダーパンツァー、通称【ヴァンツァー】だ。 この魔導装甲にはタイプ別に三つの特徴が備わっており、それぞれ支援型、近接射撃型、格闘型に分けられるのだという。 ヴァンツァーを身に纏う彼らはその特色を余すことなく発揮した連携攻撃を用いることで、数々の苛烈な戦いから自軍を守り、自らも生き残ってきたのだそうだ。 その風評を裏打ちするかのように絶対的な自信を漂わせた立ち姿を見定めるように睨みながら、腕を組んだハリードが呟く。 「ツヴァイク公国軍第六十四機動戦隊、通称じごくの壁・・・。俺は直接戦場で見たわけじゃないが、傭兵の中では割りかし有名な連中だ。ここ十年ほどのツヴァイクが絡む北方の戦で、あいつらの名前を聞かない戦場はなかったというぜ」 ハリードの言葉を聞きながらエレンも油断の一切ない視線で相手を睨みつけていると、どうしたことか相手の一人が試合開始の合図を待たず、こちらへゆっくりと歩み寄ってきた。 何事かと眉を顰めながらもエレンとハリードがそれに応えるように一歩前に出ると、二人の前で立ち止まった鎧は、思いの外軽快な動作で右手を差し出してきた。 「お初にお目にかかる、傭兵トルネード。俺の名はグリーグ。あんたと戦えることを光栄に思う」 「グリーグ・・・噂は聞いてるぜ。怒れる雄牛【マッド・ブル】の名を冠する、じごくの壁の隊長機だな。俺も界隈ではトルネードなんて呼ばれるが、名はハリードというんだ。よろしくな」 差し出された手をハリードが握り返し、固く握手を交わす。 そしてマッドブルが自陣へ戻っていくのと同時、司会が改めて声を張る。 『さぁ両チームが固い握手を交わしたところで、決勝戦のルール説明です!!!!じごくの壁と決勝戦で対戦する場合はご存知の通り特殊ルールが適用され、セコンドまで参加しての集団サバイバル戦となります!!』 司会の宣言に並行し、なんとコロシアムの闘技フィールド内に施されていたらしい仕掛けが発動し、地面から鋼鉄製と思しき障害物のオブジェクトがいくつも現れ、両チームの視界を遮った。 「だからなんもご存じじゃねーっつーの・・・」 最初から振り回され続けたウォードが諦めの境地のような表情で呟くが、当然そんな声はハイテンションな司会には欠片も届かない。 『両チームどちらかが全員戦闘不能となるまで続くサバイバル戦、間も無くスタートです!!では両チーム、配置についてください!!』 なんら事前説明がされないまま勝手に話が進んでいくが、それに対していやに冷静な様子のエレンは、先ほどのハリードと同じく胸の前で腕を組んだまま、闘技フィールド内の障害物を見ながら口を開いた。 「・・・あいつら、持ってる得物が三種類に分かれていたわ。近接型、中距離、遠距離ってとこかしら。わざわざ集団戦にしたってことは、二人か三人で動く戦法で来るって考えた方が良さそうね」 エレンの的確な予測にニヤリと笑みを浮かべながら、ハリードは同じく腕を組んだまま顎に手を当てた。 「いい推察だ。となると大抵はインファイトを仕掛けてくる奴が隙を作り、中距離役が仕留め役。んで、それら連携を阻害されないように長距離担当が獲物周囲を威嚇する、ってところか」 「・・・向こうがその戦法で来るなら、こっちも術が使える俺様とゆきだるまが分かれた方がよさそうだな。あとはどう分ける」 ハリードに続いてブラックが顎の無精髭を弄りながら何やら愉しそうに言うと、既にレイピアを抜き放って臨戦体勢のロビンが一歩前に出る。 「であれば、速度を出せる私とハリードが分かれ、一撃の重さを活かせるエレンとウォードが同じく分かれる編成でどうだろう」 この提案には、その場の全員が即座に首を縦に振る。 「異論はないのだ」 「俺もそれでいい。とっとと終わらせちまいたいぜ」 結果、エレンとロビンにゆきだるま、ハリードとウォードにブラック、という編成で左右に分かれ、相手を迎え撃つ作戦に落ち着いた。 そしてエレンチームがフィールドに散開したのを確認した司会がツヴァイク公に合図を送ると、間も無くツヴァイク公爵が立ち上がり、闘技開始の宣言を行った。 「始めーい!!」 間の抜けた掛け声に反し、戦闘そのものは初手から大きな動きがあったか、コロシアムの観客のいきなりの熱狂ぶりにハリードらが身構える。 すると、その予測を裏切らない様子で何か固いものが岩の上をかけるようなガキンガキンという音が響き渡り、カムシーンを抜き放ったハリードとツヴァイハンダーを構えたウォードが背中合わせに周囲を警戒した。 「HEY!!Tornado!!」 「ッ!!」 突如、上空からの声。 それに即座に反応したハリードが背後のウォードを踏み台にするようにして横に飛ぶと、それに合わせてウォードもハリードに蹴り飛ばされる形で反対側に倒れ込む。 その直後、先ほどまで二人が立っていた場所目掛けて巨大な鉄甲が衝撃音と共に振り下ろされた。 ズガァンッッッ 地面がしっかりと抉れている様子を尻目に体制を素早く建て直したハリードが抜き身のカムシーンを構えると、その剣先に現れたのは先ほどのマッドブルは別のヴァンツァーだった。 どうやら、地面から迫り上がった障害物の上を飛び移るようにしてここまで一気に移動してきたようだ。流石に、このフィールドでは戦い慣れているということか。 「Hoo!!今のを避けられたか。流石トルネードの名前は伊達じゃないな」 「ふん、そりゃあどうも。お前は・・・近接型か。振り分け的には恐らく隊二番手のウィナー機が向こう側で、隊長機マッドブルチームがこっちの相手をしてくれるんだろう?なら、お前がグリーグに飼われているって噂の【ストレイキャット】だな?」 「Hey・・・その冗談は笑えないぜ」 ストレイキャットの名を冠する近接戦闘型ヴァンツァーが、不機嫌を丸出しにした声色でハリードに向かい拳を構える。彼もまた隊長機【マッドブル】を支援する近接型ヴァンツァーとして数々の戦功を上げてきた、これまた北の戦線でその名を知らないものはいない存在である。 しかし戦場と闘技場の違いで勘が鈍っているのか、彼のすぐ近くで起き上がったウォードがツヴァイハンダーを振りかざしているのも見えていないらしく、少々短気な性格のようだ。 しかし、そんな彼の支援もまた、チームの役割なのだろう。 それを証明するように、ツヴァイハンダーを振り下ろさんとしたウォードに向かって高速で飛来する岩石弾があった。 「けっ、見え見えなんだよ!」 そう言いつつ右手を突き出したブラックから発せられる風の矢が、飛来する岩石弾を貫き砕く。 しかしその攻防に気付いたストレイキャットが素早く飛び退ったことで、ウォードの一撃は虚しく地面を削ることとなった。 「いきなり突っ込みすぎだぞ、ストレイキャット」 続いて後方の障害物の裏から出てきたヴァンツァーの声に、ストレイキャットはガシャリと音を立てて肩を竦める。 「飼い主のお出まし、だな。もう少し躾けをした方がいいんじゃないか?」 「ふふ、うちは狂犬揃いでな、俺も手を焼いているのさ」 そう言いながら構えるマッドブルと共に、ストレイキャットも深く腰を落として臨戦体制に入る。 今は視界には入っていないが、目の前の二機以外に先ほどの岩石弾を飛ばしてきたやつが近くの障害物の裏に隠れているはずだ。 (まぁそいつの相手は、ブラックに任せるとして・・・。ううん、俺がこの二機を同時に相手しちまってもいいが、それではつまらんしな・・・ウォードにもう少し働いてもらうか。さて、エレンは上手く捌いているか・・・?) 右手に持ったカムシーンを少し浮かせては何度も握り直すようにして弄びながら、ハリードは自分たちと逆方向に展開したエレンらのことを思うのであった。 まさに、それはハリードがそう考えた瞬間だった。 ガキィィィィーーーーーーーンッ ——ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!—— 金属同士の衝突を思わせる聞き慣れない衝撃音と共に、明らかに会場の歓声が一段階跳ね上がる。 響き渡った常識外れの衝撃音もさることながら、明らかに勝負の行方を左右するような何かがあったと予想される観客の盛り上がりに、思わずハリードらも、衝撃音がした方向へと顔を向けた。 『な・・・なななななぁぁぁぁぁぁんとおぉぉぉぉおお!!これは凄いぞぉぉぉッ!!!!この闘技場専用に作られた最高硬度のフィールドオブジェクトが、まさかの真っ二つにぶち割られたぁぁぁぁぁぁああああ!!』 「なに・・・この鋼鉄の塊を真っ二つだと・・・?」 絶叫する司会の解説の聞きながら、流石のハリードも俄かには信じられないと言った様子で周囲のオブジェクトへと視線を配る。 頑強なヴァンツァーが飛び乗ってもびくりともしない頑強なオブジェクトを割るなんて、実際可能なことなのだろうか。これほどの厚みの鋼鉄ともなると、巨龍種の分厚い鱗をすら上回る強度だろうに。 『凄まじい威力の斬撃を披露したのは、エレンと愉快な仲間たちの主将、エレン選手だぁぁぁぁぁああ!!!! これには思わずヴァンツァー【ナッシング】機も腰を抜かして起き上がれないぃぃいい!!!!』 続いて叫ばれる名前を聞き、ヴァンツァーたちが戦慄の様子を見せる一方で、ハリードらは苦笑いを浮かべる。 「おいおい・・・エレンのやつ、こいつを薪割りと同じテンションでぶち割ったっつーのかよ!!はっはっは、ダイナミックじゃねえか!!」 「いやこれ割れねぇだろ・・・剣のがポッキリいくって・・・」 ブラックが豪快に笑い飛ばし、ウォードがオブジェクトを剣先でコツコツと叩きながら呆れた声を上げた。 そんな二人を他所に、ハリードはその場の全員が戦意を削がれたその一瞬で、素早く思案する。 例えば四魔貴族や巨龍種のような規格外の存在でもないかぎり、戦場というのは個の武力で勝負が決まることはない。 まずは数、つまり物量が最も重要で、それに応じて選択肢が広がる戦略、次に戦術と続く。他には自軍の練度なども並行して重要度が高く、個の武力とは実際、一般的な重要度としてはかなり後ろにくる。 だが稀に、個の武力が戦術や戦略レベルに達することがあるのだ。 それは実際非常に稀なことだが、何度か歴史にはそうした事例もある。ハリードが敬愛してやまないゲッシア建国の英雄アル=アワドなど、まさにその典型と言えるだろう。 そうした存在が戦場で起こす何らかの行動は、そのまま両軍全体のモラルをも左右するような一手と成すことが可能だ。 例えばそう、今この瞬間などのように。 「なぁマッドブル。このチームの主将が俺じゃなくてエレンっつー女である理由が、あんたには分かるか?」 「・・・何?」 左足に重心を移して腰に当て、まるで世間話のようにハリードが問いかける。 対して臨戦体勢こそ崩さないものの、すっかり戦意が削がれた様子を隠しきれていないマッドブルは、ついその問いかけに反応してしまった。 「なに・・・簡単な話さ」 カムシーンの背を肩に乗せ、ハリードはにやりと口の端を釣り上げながら言った。 「俺よりあいつの方が強いからだ」 「・・・ふっ、まさかそのような・・・」 しかしマッドブルは、そのまま否定の言葉を言い切ることができなかった。なにしろ今まさに、前代未聞の脅威的な破壊力を目の当たりにしたばかりなのだ。 仮にあの攻撃を自分が受けていたらと思うと、思わず背筋が凍りつく。 まさか、あの世界的に有名な傭兵トルネードにも並ぶほどの存在がいて、しかもその二人がタッグを組んでいるとは。まず自分がトルネードに対して敵うかどうかも不明だというのに、それを超えるような相手など、ヴァンツァー【ウィナー】が率いる逆サイドチームにはあまりに荷が勝ちすぎる。 瞬時にそこまで思考し、一層表情を険しくするマッドブル。 「あいつが次に振るう斧は、確実にヴァンツァーの誰かをぶった斬るだろう。そうなりゃ、間違いなくそいつは再起不能だろうな。そうならんうちに俺らを倒して助けに行くか、それとも手っ取り早く降参するか。早いところ決めることを強くお勧めしておくぜ」 「・・・くっ」 続けて発せられたハリードの言葉に明らかに動揺した様子のマッドブルは、しかしそれでも戦場で敵に背中を見せるようなことはしない、生粋の戦士であった。 ここまでに削がれた戦意をなんとか奮い立たせ、手にした武器を構え直し、周囲のヴァンツァーに号令をかける。その姿は正しく隊長機に相応しいと、敵ながらハリードも感じ入るほどだ。 だが性急な判断には必ず綻びがあり、乱れがあり、そして隙がある。 それこそが、ハリードの狙いだ。 人間同士の戦で無類の強さを誇る傭兵将トルネードの真骨頂、正にここにあり。 「ストレイキャット、ハッピーラング、一気に仕留めるぞ、デルタアタックだ!!」 マッドブルの決死の覚悟を受け、ハリード、ウォード、ブラックは一様に得物を構え、臨戦体勢に入った。 「お、おれたちの戦法が通用しないとは・・・」 ガックリと肩を落とし、真っ二つに割られた得物を地面に突き刺したマッドブルが、力無く呟く。 その姿を前にしながらカムシーンを悠々と踊らせて納刀したハリードは、いつものようにニヤリと口の端を釣り上げた。 『決まっっっっったぁぁぁぁあああああ!!!! なんとなんとなんと、第六十三回ツヴァイクトーナメント優勝チームは、初出場のダークホース、エレンと愉快な仲間達だぁぁぁぁああああ!!!!』 ——ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!—— もはや絶叫を通りこして息も絶え絶えといった感のある司会の怒号に合わせ、会場全体が揺れるような歓声に包まれる。 その最中にも驚くほど俊敏に闘技フィールドは片付けられていき、あれよあれよという間にエレンたちは壇上から見下ろすツヴァイク公爵の前に立たされていた。 「見事であったぞ。褒美を授けよう、近こう。わしの顔をほりこんだありがたい優勝メダルだ」 代表して一歩前に出たエレンが受け取ったのは、しっかりとした重量を持ったゴールド製のメダルだった。何度かハリードと共に貴金属に触れたことがある彼女は、直感でこれが本物のゴールドで出来ているであろうことを察した。 造形のセンスは最悪といって差し支えないが、これは換金すれば相当なオーラムになる。それを確信したエレンは、内心で思わずほくそ笑む。 「あとこちら、副賞の一万オーラムです」 続けてコロシアムスタッフからオーラムの詰まった袋をハリードが受け取り、これまた悪役の見本のような笑みを浮かべる。その笑顔の邪悪さは、本職のはずのブラックですら堪らず眉を顰めてしまうほどだ。 そんな様子の二人を他所に、何やら興奮した様子で身を乗り出してきたのは、先ほどエレンにゴールドメダルを授与したばかりのツヴァイク公であった。 「もう一つ、優勝者に頼みがある」 その言葉に、待ってましたとばかりにエレンとハリードの二人が視線を向ける。 「君らほどの強者であれば、聖王遺物として名高い『聖杯』のことは聞いたことがあるだろう。それが今、ポドールイのバンパイアの下にある。聖王遺物とは、我々人類の至宝だ。あんなモンスターに聖王遺物を握らせておくわけにはいかん」 そう語るツヴァイク公の表情は見る見るうちに怒りに打ち震えるように怒気を増し、赤らんでいった。 「なんとしても我ら人類の元に絶対に取り戻すのだ。だが、かのバンパイアは卑怯にも城に閉じこもり、闇に紛れ、非常に狡猾だ。故に一筋縄ではいかず、我々も手を拱いている。どうか、強者たる君たちの力を貸してほしい」 ツヴァイク公は正しく自らに絶対の正義があるかのように語るが、実際にポドールイのレオニード伯爵に会ったことがあるエレンからすると、果たして本当にあの伯爵がそのような存在なのかどうか、すぐには判断が付かなかった。 「報酬は?」 すかさずハリードが、短く質問する。 その無礼な態度に公爵の周囲が色めき立つが、中心にいるツヴァイク公はなんら気にすることなく片手をあげて周りの臣下を制し、にやりと笑う。 「無事に聖杯を我が元に持ってきた暁には、今渡した優勝賞金の倍額を更に出そう。また、聖杯以外にもバンパイアめは多くの財宝を隠し持っていると聞く。だが、わしはそれらには興味がない。聖杯以外のものは、自由にしてくれてかまわぬ」 ツヴァイク公の言葉に、ハリードはこれまたニヤリと笑みを浮かべる。 「二万オーラムと財宝か・・・いいだろう、承った」 「おぉ、それではよろしく頼むぞ。ポドールイへ向かう関所は、そのゴールドメダルを見せれば通行可能だ。是非とも聖杯奪還隊として、任務を果たしてくれ」 ツヴァイク公とハリードはお互いに笑顔を交わし、すぐさま一行はその場を颯爽と立ち去ることにする。 いつまでも鳴り止まぬ観客のスタンディングオベーションに見送られて出てきたコロシアム出口では、少年がすでに旅支度を整えて全員分の荷物も用意しつつ、今か今かとエレン達を待っていた。 そこに合流するとエレンは無言で少年に向かって片手を翳し、ぱちんと軽くハイタッチを交わしてから即座に荷物を手際よく背負っていく。 「なんだかよく分からんが、まぁ頑張れよ」 「また会おう、必ずなのだ」 気持ち程度の分け前をハリードから受け取ったウォードとゆきだるまに城門で見送られつつ、エレン達は意気揚々と東へ向かい歩き出した。 「よし・・・それじゃあいくわよ、ポドールイへ!」 前へ 次へ 第十章・目次
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この攻略では2周目突入時に残9ボム3で、ジュエルカウンターが30万前後あることを想定します。理想的な展開だと以下のような感じになります(実際には状況によって方針が変わってくる) 2-3までノーミス(トビウオ第1形態、スカイGメンでそれぞれ1ボム決め撃ち) 2-3道中をリトライ1で1~2ボム(ベロクロンで1ボム決め撃ち) コロギス戦はボムを使い切ってノーミス(残8ボム0) 2-4道中をリトライ1で2~3ボム。1UPはボムを使って回収。 クラーケン戦は1機潰しの4ボム(残7ボム0) 2-5道中をリトライ1~3で4ボム(ボルボックス戦突入時残4~6でボム1。ジュエルカウンター4万弱~7万)。 ボルボックス戦は事前に練習しておけば残4ボム1からある程度抜けられるようになると思います(残3以下だとジュエルカウンター的に厳しくなってくる)。 道中のパターン作成の考え方 2周目は1周目と攻略スタイルを変えなくてはいけないのではないかと思われがちですが、1周クリア攻略で紹介してきた基本的な考え方は2周目でもそのまま通用します。 出現即破壊 敵をできるだけ早く処理するとそれ以降の展開が楽になります。厳しい箇所を安全に抜けるためにも楽なところで積極的に行く、という考え方は割と重要です。 残すと厄介な敵から処理 2周目は1周目と敵配置が違っている箇所が多く、敵の数が増えたりと無茶苦茶な配置が多いです。そのためどの敵を残してしまうと詰むのかという点に関しては1周目以上にはっきりしています。ただし配置が独特なので一般的な優先順位は通用せず、状況に応じて判断する必要があります。 早回し対象の敵を残してみる 早回し対象となっている敵は残した方が安定するケースが多いです。ただしどのタイミングで壊すか(あるいは完全に逃すか)は状況によって異なってくるので、あらゆる可能性を考慮して試行錯誤しなければベストな結果は得られないと思います。 2周目ではこれらの基本的な考え方に加えて撃ち返しの対処法がひとつの鍵を握ります。最初に言っておくと、撃ち返しはまともに避ける物ではありません。撃ち返しは敵の処理を工夫することでコントロール出来るので、大半を無力化できます。 回り込み プロギアでは地上物(戦車)メインで空中の雑魚があまり出てこない場面が少なくありません。また大半の敵が自機周辺にしか攻撃してこないタイプで、こちらの移動を制限するような攻撃をしてくる敵(例えばオタケビ3rd)が非常に少ないです。この関係で回り込みを狙える場所がかなりあります。 回り込みが狙える場面は回り込んでしまった方がほとんどの場合楽です。切り返しの必要が無くなるだけでなく、敵の背後に回れるので撃ち返しを封じながら安全に敵を処理できます。 弾封じ 2周目にある程度来れるようになったら、撃ち返しを封じる事のできる距離感を掴んでおくことを推奨します。慣れていないと至近距離で撃ち返されるのが怖いので敵との距離を離しがちですが、これは無意味に撃ち返しを増やすことになるのでかえって危険です。 例えば雑魚戦車にできるだけ接近すると、撃ち返しを意識することなく雑魚戦車を倒せます。雑魚戦車は砲塔と本体の2パーツあるので、砲塔で撃ち返されても直後の本体の破壊でジュエリングされて砲塔の撃ち返しが消える事が多く、接近が多少遅れてもどうにかなります。その他中型機を至近距離で倒してファイタージュエリングすると、中型機周辺の弾を消しつつ中型機の撃ち返しを封じることができます。このように弾封じを活用すると1周目とほぼ同じ感覚で敵を処理できるようなるので、2周目がより攻略しやすくなります。 撃ち返しだけでなく、乗っかりによる弾封じも1周目同様重要です。例えば一見回りこめそうにない場所でも出現直後の地上物に乗っかって弾封じすることで、回り込みの拠点にすることができます。 敵逃し 敵をやみくもに撃つと撃ち返されるのでそもそも撃たずに逃す、という発想です。敵配置を覚えやすいので、攻略初期段階でパターンを考える時に有効です。そのままパターンとして完成してしまうこともあります。ただし、逃しすぎるとシビアなパターンになってしまう事が多いです。 基本的には逃さない方が安全なのですが、処理優先順位が低い敵で相手にしている暇が無い場合などは無視した方がいいケースがあります。γを使っている場合は逃す予定の敵をホーミングで撃ってしまわないように、無駄なショットを撃たないなどの配慮が必要となります(ショットを止められないケースも少なくなく、その場合は撃ち返しが来ることを想定して対処するしかないです)。 ジュエリングによる弾消し 上述したテクニックがいずれも適用できない場面では、ジュエリングによる弾消しで対応するしかありません。特にガンナージュエリングによる切り抜けは最終手段であり、他にベストな方法が無い場合に適用します。 ジュエリングで撃ち返しを消す事は可能ですが、ジュエリングの際に倒した敵からの撃ち返しは消えない事が多いです。そのため、ジュエリングによる弾消しは、完全な解決策というよりも、"問題の先送り"になってしまっていることが多いです(無論先送りで解決する場面もある)。 ボム配分に関して クリアを狙っていく段階になったらボム配分を流動的な物にしてある程度融通が利くようにすべきだと思います。2-5突入を目指している時は道中で全て決めボムして使い切るようなパターンにすると思うのですが、最終的には全部を決め撃ちで使わないようにして、1,2発あまるようにします。こうすることで予定外の箇所でパターンミスした場合でもボムで立て直せるようになります。ボス前に厳しい箇所がある場合は、予定通り来ていれば決め撃ち、ボムが無ければノーボムパターンで抜けるといった切り替えをするのも良いです。 余らせるボムの数はボス戦で必要とするボム数から逆算します。例えば2-3ボス(コロギス)のケースを考えると、ボス前でボムを補充した時点で残ボム1になっている場合は、ノーミスまたは1ミス残ボム3で抜けるのが結構難しくなります。しかし残ボム2ならば第2形態でボムを2発使って、最終形態を1ミス覚悟のノーボムで抜けられるので、予定外のミスをして無駄にボムが余ってしまうことが少ないと思います。 ボムを余らせることによるもうひとつのメリットは、予定外の所でミスして残機がいつもより少ない時に出てきます。例えばこの攻略では2-2ボス(ハクゲイ)に予定通り突入した場合なら残9ボム2ですが、2-2道中で1回ミスして1リトライしたとすると残8ボム3になります。残9の場合はハクゲイ戦でボムを使い切って2-3道中で1リトライするという流れですが、残8ボム3の場合はハクゲイ戦でボムを1発だけ使って、2-3に残8ボム2で来てノーリトライで抜けるといった作戦が取れます。少々リスクは上がりますが、上手く成功すれば1ミス分を取り返せるのでクリアを狙えるチャンスをより増やせると思います。 あと、ボス戦でボムを使い切った場合にそのままノーミスで次の面に行くか、わざと1機潰して残ボム3で行くのか悩むかも知れませんが、これは出来る限りノーミスで抜けることをお勧めします。ノーミスで抜けると次の面でボム0なので1回ではまず抜けられないと思われますが、その1機は道中のパターンの練習に活用するのがベストな形だと思います。リトライだと入る点数が10分の1になるので、ボス戦で潰す方もいますがこれはむしろ逆効果です。ノーミスの方がSTAGEクリアボーナスが高いですし、ボム0の状態で出来る限り進んでリトライした方が点は高くなります。
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参加者を皆殺しにするウォーリーゲームを何度も行い指名手配された男。 戦闘前に語る事が本当ならば、人でありながら数百年以上生きているようだ。 実力はかなりのものだがプライドも相応に高く意外と負けず嫌いちゃん。 最大HP 最大MP 攻撃力 防御力 精神力 敏捷性 38000 8000 440 480 480 700 経験値 お金 アイテム 20000 99999 赤と白の縞服 ★備考★ ■賞金額30万+別途一億クレジットの強さは伊達ではなく、大体の最終ボスより 手強い相手。かなり高いHPを持ちながら速攻撃破する火力が無いと勝つのは厳しい。 ■本人はスターライトⅣ、雲身払車剣、魔神三段、マキ割りダイナミックといった 攻撃を行いつつ、7×7ターン毎に仕込み杖で一斉攻撃を行う。 光、斧、剣、即死、ストップ、よろめき耐性のある防具を用意しておくと安心だが、 魔神三段は斬艦刀×対強と軽減が難しい属性になっているのが悩み所。 一応対強は冥帝の鎧、古代神の盾+、桃の神水、明石屋さんまの証などで軽減が可能で 斬艦刀はバトラースーツや龍鱗の鎧があれば軽減が可能となっている。 ■3ターン毎にアナザーマインドが出現し本人と同じような技で援護攻撃をしてくる。 仕込み杖以外の行動はランダムなので通常攻撃などの弱い行動でターンを潰す事も多い一方、 運が悪いと大技を連発する事も。ウォーリーはかなり素早いので対策をしていない場合は 大技連発後に立て直しが出来ずそのまま全滅に繋がる可能性も十分にある。 ■最終的には5回攻撃を行うようになるため、時間をかけすぎると撃破は困難。 対人、対強属性を持つ攻撃に極めて弱いので、これらの属性を持つ攻撃で 効率よくダメージを与えていきたい。魔法属性は闇や深闇に弱い一方で 核属性には耐性を持つので注意が必要。 ■新要素の冥術には滅法弱く、ダークウォールとレイスフォームを使えば ウォーリーの技を大きく弱める事が可能。また、こちらの攻撃もダークソードと ブラックファイアが効果てきめんとなっており光に弱くない人外キャラは かなり相性が良くなっている。 ■ヴォークテスは現在のバージョンだと事実上の無駄行動。 ■撃破すると画面が真っ白になってしまうバグがあったが今は修正されている。 ★ウォーリーの居場所について★ ■ウォーリーは様々な場所に出没するが、発見時にカウントされるポイントは一定ではなく 一気にカウントが進むものもあれば、1ポイント分しかカウントが進まないものもあるなど 実に様々。注意点としてはハンターオフィスで情報を確認した直後にウォーリーを発見出来る 場所は西アーロットのナゴヤシティとタンギーだけなのでここを見落とすと探すのが困難になる。 ■手早く見つけたい場合はハンターオフィス→ナゴヤシティ→2ちゃんねるそんのアヒャコの家→ 冥府の霊魂の溜まり場で二回発見→クーロンの金交換屋付近というルートでいくと楽。 冥府へ行くのが面倒な場合は霊魂の溜まり場をRTP→アミバ研究所というルートにするといい。 ■赤文字のエリアは設定ミスで見つけた後も画面を切り替えたらもう一度姿を見せる。そのため、 一度討伐した後に赤文字のエリアで再びウォーリーを見つけてそのままイベントを進めていくと 再戦する事が可能。 ★具体的な居場所★ ※数値はウォーリーが出て来る期間と発見した時にカウントされるポイント。具体例として アヒャコの家ではポイントが2~7の時に姿を見せウォーリーに話しかけるとポイントが 8に変化する。 0→1 ■平成のハンターオフィスでウォーリーの情報を確認する。 1→2 ■西アーロットのナゴヤシティ 1→4 ■タンギーの胃液地帯 2→3 ■近未来 2~4→5 ■超空間 ■パイレーツコースト酒場 2~5→6 ■恐怖街 ■ポップスターのププビレッジ 2~6→7 ■ラウンジ公国の玉座 ■フロンティアのフレミアにある店 2~7→8 ■アヒャコの家 ■プリズンブレイク 3→4 ■昭和町 ■ルミナス 3~4→5 ■京の街 ■プププランド ■ドゥヴァン ■オウミのレストラン ■ヨークランド ■パスクアの宿屋 ■IRPO 3~5→6 ■トリニティのマンハッタン銀行 ■冥府の白玉楼 3~6→7 ■ネバーランド ■ミューズ ■騎士団領のかずさん神殿内部 3~7→8 ■スコットランドのインヴァネスにあるネス湖 4→5 ■オウミの埠頭 ■北エスタミルの武器屋 ■ハイラルのコカリコ村 ■常雨の街民家 4~5→6 ■令和のハンター協会本部 4~6→7 ■ラウンジ公国の酒場 ■ファシナトゥールの酒場 ■2ちゃんねるそんレストラン ■京のバー 5→6 ■械殺聖堂二階 5~6→7 ■京の土産屋 ■ハイラルのコカリコ村 ■ハイラルの淫魔キャッスル 5~7→8 ■クエントの僧院 ■マジックキングダムのエロール神殿 ■麒麟空間 6→7 ■ネ実の試練の山 6~7→8 ■ロベニア 6~8→9 ■ドゥヴァンの神社 7→8 ■クーロンの宿屋 ■南エスタミル ■フロンティアのウエストエンド ■ボロの闘機場 7~9→10 ■ローザリア北の最終試練 8→9 ■RTPの道具屋 ■ヨークランドの狸の森 ■エイベックス ■西アーロオット下水道 ■霊魂の溜まり場(入り口) 9→10 ■クーロンの自然洞窟 ■霊魂の溜まり場(端) ■平成のチバラギ ■平成の博多にあるドクターアミバ研究所 ■タルグの白魔道士の街 10 ■クーロンの金交換屋があるエリア ★余談★ ■本来の賞金は桁違いだが、いざ討伐して賞金をもらおうとするともらえる金額が 大幅に減ってしまう。一応事情が事情なので賞金の額が減るのは仕方ないにしても 渡す時に悪びれも無くこのようなことを行うため、ハンター協会への信頼が 薄らいでしまうかもしれない。 ■ラウンジアでも最強クラスのボスの一角だが、メタルブラックが仲間になるシナリオの エンディングでは雑魚キャラ同然の扱いで彼女に倒されていたりする。
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ウォーリア スキル一覧スキル:基本 スキル:高級 スキル:神兵 天誓・三位一体 ウォーリア 【人口比率】10~20% 【 略称 】ウォリ など 【 所見 】 耐久力、パリィによっての生存重視 ヴァンパイアには劣るものの、連撃の威力は高め。 スタン攻撃、パリィできないグルグル攻撃で確実にHPを削っていく。 ステージ、豆の木、地下城、戦役などに有利な模様。 バーサクスキル+連撃またはグルグルは正直痛い。 ヴァンプは即死、ウォーリアは真綿で首を絞められるイメージ。 スキル一覧 スキル:基本 スキル名 通称 クールタイム 所見 ドライブスラッシュ 連撃 30秒 ヴァンプには劣るが攻撃力はなかなか。 突撃 スタン 6秒 敵がいないと使用できない。スタンさせるがディレイも少しある。 ウィンドスラッシュ グルグル 15秒 ウォリの主戦力?移動スピードが上昇する。連撃ではないのでパリィできない。 ホーリーヒール - - HP自動回復 連撃回避 パリィ - 回避できるのは拘束のみ。ダメージは減らない。 スキル:高級 スキル名 通称 クールタイム 所見 マッドブレイズ ベルセルク or バーサク 20秒 自力バフ。連撃やグルグルとの相性がよい。 ジャンピングスマッシュ ドーン 20秒 突撃、グルグルと同じく範囲攻撃。ディレイもそこそこある。 エイド ? 30秒 レアスキル。見たことない。 スキル:神兵 天誓・三位一体 スキルLV ダメージカット率 パリィ後30%ダメージカット率 ? 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 10%
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パレットマギカ@ウィキへようこそ! このwikiは、@munegonさんとtutty0さんが作成したゲーム「パレット☆マギカ」の攻略情報wikiです。 基本的にはだれでも参加できるようになっています! 編集したい方はご自由にどうぞ! バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、お問合せフォームからご連絡ください。
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目次 【魔法少女かずみ☆マギカ】 【魔法少女まどか☆マギカクロス】 【魔法少女まどか☆マギカオリジナル】 【魔法少女モバイル☆マギカ】 【魔法少女かずみ☆マギカ】 屋根はあるが……遠慮したい。 ここで寝ると疲れそうだ…… ※一日を明かすとソウルジェム減少量+1 しかし随分広いし人目に付かない……魔法関連の事をやるにはうってつけかもしれない。 見滝原にてかずみたちが拠点を捜索する際に見つけた場所。 女の子が寝泊まりするにはあまりな場所なので利用されなかった。 その後、カンナに襲撃された杏子から救援要請が入り、この場所で待ち伏せする。 【魔法少女まどか☆マギカクロス】 ほむら「私も魔法少女になったばかりの頃は、ここで特訓していたわ」 キョンがほむらに特訓のため、連れられてきた場所。 ほむら「貴女が特訓を欠かした週末は無かったわね……」 そういえばそうだな。 ほむら「きっと、貴女は強くなっている筈よ」 そうかねぇ…… キョンは一日も週末の鍛錬を欠かすことなくワルプル戦を迎え、ほむらの信頼を得た。 【魔法少女まどか☆マギカオリジナル】 ここは何だか雨風を回避できそうです。 路地裏では無く、こちらにしておけば最適だったやもしれません。 ……? 少女が倒れています。 この時間軸では、伊吹は当初ここにいた。 彼女を保護することでアイギスは飛躍的に能力を向上させる機会を得る。 アイギス「!? ほむら、アレは……アレは一体何でありますか?」 ほむら「どれ?」 ほむら「」 ?「おいしーわー、こーて良かったねぇ」 ……何でしょうか。 でっぷりした……鳥?の様な、嘴をした生き物が焼き鳥を食べています。 ほむら「……共食い?」 頭にはお洒落なクラウン、しかし腹には腹巻きとちぐはぐであります。 鳥……にしては手足が丸っこいでありますし……ペンギン? ペンギンが近いのでしょうか……球体ペンギン? マミ宅にて伊吹が襲われSGが持ち去られた後、ここでバリィさんに出会う。 【魔法少女モバイル☆マギカ】
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「ほむらちゃん、ちゃんと話せばお友達になれそうなのに どうしてマミさんとは喧嘩になっちゃったのかな…」 草加がファムやゾルダと戦っていた頃、まどかはほむらと別れ帰路を歩いていた。 「あれ?仁美ちゃん…」 街中を歩く人波の中でまどかの友達である仁美の姿を見かけた。 「仁美ちゃ~ん。今日はお稽古事…あ」 たくさんのお稽古を掛け持ちしてる仁美がこの時間帯で町を歩いていることに 疑問を感じたまどかは仁美に近づくと仁美の異変に気づく。 「あれ…あの時の人と同じ」 魔女に操られた人間の首筋には特有の痣が付けられている。 仁美の首筋に(^U^)の模様をした痣を見つけたまどかは 今の仁美は魔女に操られているのだと悟った。 「仁美ちゃん。ね、仁美ちゃんってば」 「やあ、鹿目さん、御機嫌よう♪」 まどかの声を聞いて振り向いた仁美の顔は不気味なほど強烈な笑みを発していた。 「ど、どうしちゃったの?ねえ、どこ行こうとしてたの?」 「どこって、それは…フォーティーン様のいる、ここよりもずっといい場所、ですわ」 「どうしよう…これってまさか…」 「ああ、そうだ。鹿目さんもぜひご一緒にフォーティーン様の元へ行きましょう ええそうですわ、それが素晴らしいですわ」 「どうしよう…そうだ草加さんに」 仁美はこれから魔女のいる所へ行こうとしているのだと知り まどかは携帯で草加と連絡を取る事にした。 「はあはあ……どうした?まどかちゃん……」 草加の名誉の為にフォローするがまどかの声を聞いた草加が欲情しているのではなく ゾルダのエンドオブワールドを受けて負傷した草加が息切れしているせいである。 「く、く、草加さん、魔女が!」 「何!?今向かう、場所は?」 負傷していてもまどかの為ならと体に鞭を打ち、起き上がる草加 これこそまどかに対する草加の愛の力である。歪みまくった愛であるが 「どうしたの?行かないの?」 「きゃっ!」 ニコニコ笑いながらまどかの腕を引っ張る仁美 「駄目だよ!そこに行ったら仁美ちゃんが危ない!」 「危ない?…もしかして私の事を心配してくれるの?」 まどかの腕を引っ張ていた仁美がその言葉を聞いて手を離す。 もしかしたら話が通じるのかもしれない。 「当然だよ!だって私たち友達だもん!」 「友達か…いい台詞ね、感動的だわ」 (やった、わかってくれた!) 仁美が自分の言葉を信じてくれた事に安心したまどかは仁美に近づく。 「だが無意味ね」 ドゴッ! 「うぐ……なん…で……?」 魔女による束縛はそう容易く解ける物ではなかった。 腹パンされ意識を失ったまどかは仁美に担がれて連れ去られてしまうのだった。 「まどか?まどかー!?」 途中で返事が消えた事でまどかの身に何かが起きたのだと気づいた草加は 魔女のいそうな場所へと手当たり次第探す為サイドバッシャーに乗り走らせた。 「………近いな」 魔女を探していた黒い服を着た長身の男がまどかの携帯を見つけ拾い上げる。 「……行くぞ」 男はまどかが連れ去られた方角へと向かって歩いた。 ガラスに映る蝙蝠の化物も男の後を追うように。 「…う、ううん……ここは…?」 目を覚ましたまどかは辺りを見渡すとそこは暗く薄汚い廃ビルの中で 十数人の人達が集まっていた。 全員(^U^)の模様が首筋についており魔女に操られている。 「ようこそ、おいでくださいました!」 仁美が笑顔でまどかを迎え入れる。 「申し訳ございません、このような場所で、ではこれから フォーティーン様の為に儀式を行います、皆様拍手を!!」 周りの人達もニコニコ笑いながらパチパチと拍手を送った。 儀式が始まったのか部屋の真ん中にバケツが置かれ洗剤の容器が運ばれて行った。 一つ目の容器の液体をバケツに投入され、二つ目の容器を開けようとした時 まどかは思い出す、混ぜれば有毒ガスが発生する事を 「ダメ…それはダメっ!」 「邪魔をしてはいけません。あれは神聖な儀式ですのよ」 「だって、あれ、危ないんだよ?ここにいる人達、みんな死んじゃうよ!」 「そう。私達はこれからみんなで、フォーティーン様の治める素晴らしい世界へ旅に出ますの」 「放してっ!!」 まどかは仁美の手を振り払い、バケツを掴んで近くにある窓へと放り込んだ。 「そぉい!」 ガシャン! 窓ガラスをぶち破り屋外へと投げられたバケツは丁度真下にいた 二人組みの一人の男の頭にスッポリと入り、中身の洗剤が男の全身を濡らした。 「兄貴!大丈夫?…凄い洗剤臭いけど……」 「笑え…笑えよ……どうせ俺なんか……」 そんな事実を知らず、まどかはニコニコ笑う人達から必死に逃げていた。 「…ど、どうしようっ…どうしようっ」 ボイラー室を見つけたまどかは部屋の中に入り鍵を閉める。 「どうした?開けないのか?」 ドンドン! 「後悔するぞ、儀式の邪魔をした事を」 ドンドン! (誰か、助けて…) まどかはボイラー室の中で震えて誰かに助けを求めるしか出来ない。 数秒後にドアのノック音が途絶えると室内が犬カレー空間へと変容する。 「や、やだっ…こんな…」 ゴキブリ型の黒い使い魔達がまどかに迫りくる。 「いやだっ、助けてっ…誰かあぁぁ!」 囲まれ逃げ場を失ったまどかの眼前まで使い魔の魔の手が伸びてきたその時。 「とぉぉぉぉりゃああああ!!!」 斬撃を受けた使い魔達が次々と消滅する。 使い魔を倒した人間には見覚えがあった、それはまどかにとって親友の 「さやかちゃん!?」 美樹さやかが駆けつけてきたのだ。 魔法少女となったさやかは剣を振るい周囲の使い魔を切り消滅させた。 ゴゴゴゴゴゴゴゴ!! 「これが魔女ね!」 上空から巨大な邪神の魔女が現れ、その禍々しい姿を見せる。 これこそが先ほど仁美が話した魔女、フォーティーンなのだ。 「うおおおおおお!」 さやかは地面を強く蹴り、魔女目掛けて特攻を仕掛ける。 「シャアアアアアア!!」 だが魔女の持つ巨大な剣による一撃でさやかは叩き落され 墜落したさやかは背中を強打する。 「いててて…」 「さやかちゃん!」 「く……この…!」 さやかの背後には倒したはずの使い魔達が迫っていた。 まどかの声を聞いて気づいたさやかは素早く反撃し 魔女の雷撃を避けながら使い魔を蹴散らす。 「くそう……キリがない…」 「こいつが魔女か」 「だ、誰!?」 二人の前に黒い仮面ライダー、ナイトが使い魔を切りながら現れる。 「魔女を狩りに来たライダーだ、下がっていろ」 『ソードベント』 電子音声と共に出現した槍を振るい魔女へと向かう 「ガアアアアアア!!」 魔女の雷撃を避けながらナイトはカードをバイザーにセットする。 『アドベント』 「グウウウウ!?」 蝙蝠型モンスター、ダークウィングが魔女に襲い掛かり 腕を二本切り落とす。 「てやああああ!」 さやかは増殖し続ける使い魔を一心不乱に倒していた。 「あれは?」 昆布を捻ったような置物から使い魔がどんどん増殖している 「そこだぁ!」 捻れ昆布を切り落とすと消滅し使い魔の増殖は止まった。 ……と思いきや捻れ昆布が復活しまた使い魔を生み続ける。 「もうー!なんなのよー!」 「うるさいぞ、騒ぐな!」 『ナスティベント』 「ギャアアア!」 ダークウィングから超音波が発せられ魔女が怯み動きが止まる。 『ファイナルベント』 ダークウィングがナイトの背中に装着し上空へと飛ぶと 姿をドリル状に変えきりもみ回転しながら急降下し 魔女の体を突き刺し貫通し爆散する。 「お、終わった…」 魔女が倒された事で使い魔達の増殖も止まり犬カレー空間が消滅する。 「キィwキィwキィwキィwキィwキィwキィwキィwキィw」 魔女と大量の使い魔の魂を独り占め出来るからか ダークウィングがご機嫌で魂を貪っていた。 「いやーゴメンゴメン。危機一髪ってとこだったね」 「さやかちゃん…その格好」 まどかが悲しそうな目で見る、魔法少女になったさやかの姿を見て 「ん?あー、んーまあ何、心境の変化って言うのかな?」 「でも……あ!?」 「…………」 二人の前にほむらが現れ厳しい目で見つめる。 「おいお前」 そこに割って入ってナイトがまどかの傍まで歩き携帯を見せる。 「落し物だ」 「あ、はい、ありがとうございます!」 「それとお前」 ナイトがさやかの法へ向くと先ほど倒した魔女からグリーフシードを投げ渡した。 「俺には必要無いからな、お前が持っておけ」 「あ…ありがとう」 「あのう…」 「何だ?」 「仮面ライダー…なんですよね?だから私達を助けてくれたんですよね…?」 シザースの一件でまどかは仮面ライダーに対する認識があまりよくない物へと変わっていた。 だからこそ問いたかった、シザースは稀な例で仮面ライダーは正義の味方だと確証出来る様に。 だがまどかの望んだ答えは返ってこなかった。 「助けた?勘違いするな、俺は魔女を倒しに来ただけだ 魔法少女だか何だか知らないが死にたくなければライダーを善人だと思うな」 そう言い残しナイトは去っていった。 「彼の言うとおりよ、ライダーは危険な存在…信用してはいけない」 ほむらもライダーに対し否定的な発言をし去る。 「あの転校生、相変わらず嫌な奴!草加さんのような立派なライダーがいるのに~!」 「ほむらちゃん……」 仮面ライダーは正義のヒーローだと信じたい。 だけどほむらの言うことも嘘だとは思えない。 まどかはどちらが正しいのか未だ答えを見つけられずにいた。 夕日が沈み、ネオンの光が夜の街を明るく照らす。 その街中のとあるゲームセンターにて白熱したバトルを見せる男女がいた。 『KO!』 「チョロイチョロイ♪」 さきほどゲームにて勝利を手にしたのは赤髪のポニーテールの少女、佐倉 杏子 「あ~ん!おっしい~」 「頑張ってー、芝浦く~ん♪」 その対戦相手の名は芝浦 淳 沢山の女子をはべらせハーレム状態を築いている羨ましい男だ。 「まだ一勝一敗でしょ?次で決めてやるよ」 「キャー!余裕の勝利宣言、カッコイイ!」 世の男共から見ればリア充市ね!と言いたくなるウザさ 「あ……悪いね、もう小銭切らしたから帰らせてもらうよ」 「あんた貧乏人なわけw?しょうがないなあ~」 芝浦は帰ろうとした杏子を呼び止め、掌にある数枚の100円玉を見せびらかす。 「『芝浦様ありがとうございます』と頭下げて礼を言うならあげてもいいよw」 「芝浦君、やっさしい~♪」 (うぜえ……) ゲラゲラ笑いながら小馬鹿にしてくる芝浦に対し杏子は怒りのボルテージが上がっていく。 「どうしたの?もしかして小銭無いのは逃げる為の嘘だったとかw?」 「…人をおちょくってるとぶっ飛ばすぞ」 「なにマジギレしてんのww?やっぱり図星かww」 「てめえ!」 怒りを露にした杏子が殴りかからんとする勢いで芝浦の胸元を掴み鋭い眼光を向ける。 チャリンチャリン 芝浦の体を揺らした事でゲーム機器の台に置かれた大量の小銭が床にばら撒かれた。 「あーあ、拾ってよぉ気が利かないな~」 「……ちっ、しょうがないな」 先に手を上げたのは自分だ。 だから杏子は渋々、小銭を拾うことにした。 その様子を見ている芝浦は無防備な杏子の背中に蹴りを入れる。 ドンッ! 「いてっ!!てめえ!!」 「はははwwwこんな貧乏臭いガキは無視して行こうぜ~」 「そうよね~♪行きましょ行きましょ♪」 「キャハハハ!」 「ふん、だっさい娘」 (こ、こいつらぁ……) 取り巻きの女達に好き放題言われてしまう杏子 これがギャグ漫画なら体から憎しみの炎が燃え盛っていただろう この憎しみを抑えるべく足元に落ちている100円を全て回収した後 お菓子を大量買いするのだった。 「クソッ!クソッ!」 杏子の好物である(0H0)のマークが付いたお菓子、ムッキーを ポキポキと音を鳴らしながら食べるがなかなか怒りが収まらない。 「マミの奴がくたばったと聞いたから来てやったのに既に新米がこの街にいるわ ゲーセンにムカつく男がいるわ、踏んだり蹴ったりだよ、こういう時は…」 魔女を探して八つ当たりをしよう。 魔女退治は良い、イライラがすっきり消える。 善は急げ、イライラを解消させる為に早速魔女を探しに行くのだった。 「じゃあね芝浦君♪」 「また遊びましょう~」 「おう、気を付けて帰れよ、さてと」 取り巻きの女達と別れた芝浦は携帯を取り出す。 「俺俺、芝浦だけど狩りに行こうぜ~」 連絡をして待ち合わせ場所に指定した喫茶店で芝浦はコーヒーを飲みながら待っていると 「よう芝浦、待った?」 「いや、こっちも来たばかりさ、さあ行こうぜ佐野」 佐野 満が待ち合わせ場所に現れ行動を共にした。 「じゃあ皆、魔女を探してきてよ」 「ギャギャギャ!」 佐野がゼール軍団に指示を出すと一体のギガゼールが頷き全員が ミラーワールドの奥深くへと散っていった。 「相変わらずお前のモンスターは便利だな、沢山いるしさ」 「……意外とそうでも無いんだよね…」 感心する芝浦に対し佐野の表情は暗い。 「最初にどのモンスターと契約しようか迷ってた時にゼール達が来て 『一体一体は弱いけど沢山の仲間がいてお買い得ですよ~』と ボディーランゲージで必死に売り込んできたから契約したんだけど」 (なんか佐野みたいな性格のモンスターだなw) 「数が多い分あいつらの餌代が物凄いんだよ… モンスターや魔女を倒しても倒しても空腹を訴えてきてさ… 特に餌を確保出来なかった日は俺が飯食ってる所を鏡の向こうで沢山のゼール達が 羨ましそうにじいっと見てきてさ、よだれとかだらだら出してるのよ… 弁当じゃなく俺の方を見てさ、すげえ食いにくかったよ、あの時は…」 「へえ、あんたも一応苦労してるんだ」 (そんなに切羽詰ってるならモンスターや魔女だけでなく人間も襲えばいいのに こういう非情になりきれない性格の奴は長生き出来ないタイプだな まあこいつがいつ、くたばってもどうでもいいけどね) 「ギャーギャー!ギィーギィー!」 「魔女を発見した?だけど先を越されている?」 「よく理解出来るなw」 「もう慣れてるから」 一体のメガゼールが戻ってきてボディーランゲージで佐野に語りかける。 「どんなライダーが戦ってるのか気になるし行ってみようぜ」 「そうだね、行こう!」 メガゼールに案内されながら芝浦と佐野は魔女の巣へと向かった。 「お、ここか入るぜ」 「魔女の中の空間はキモくてどうも慣れないよ…」 「こんなのダンジョンとでも思えば平気じゃんw早く行くぞ~」 辺りをキョロキョロ見ながら慎重に歩く佐野を急かして芝浦はどんどん前へ行く。 「ボス階発見!突入~!」 「ちょ…芝浦、置いてかないで」 魔女と戦っているのはどんなライダーなのか 芝浦は興味心身で魔女のいる部屋に侵入し佐野も後に続いた。 「フォーーーーーーーーーーーー!!!」 甲高い鳴き声を出しながらヤギの姿を模した魔女から光弾が放たれる。 それを回避しているのは二人の予想していた仮面ライダーではなく 「そりゃあ!」 「フォ!?」 赤い衣装に身を包んだ魔法少女であった。 「あれって、もしかして…」 「高見沢さんが言ってた『魔法少女』って奴か、へぇー本当にいるんだぁ」 高見沢と手を組んだ際に教えてもらった魔法少女と呼ばれる戦士達 今まで実物を見ていなかった二人にとってはそのような存在がいることに いまいち信憑性が沸かず半信半疑だったのだ。 「フォォォォォォォォ!!!」 魔女がブーメラン型の刃物を魔法少女に向け撃ち出す。 「これでおしまい!」 槍でブーメランを叩き落し魔女を真っ二つに両断すると 甲高い悲鳴と共に魔女は消滅する。 「あんた、魔法少女なんだろ?…ってお前!?」 魔女を倒した魔法少女に興味が沸き、近づいた芝浦は驚く。 「そうだけど、私になんか用?…ってあんた!?」 話しかけられ振り返った魔法少女も同じように驚く。 「ゲーセンにいた、あの貧乏臭いガキじゃんw」 「ゲーセンにいた、あのムカつく奴!」 「え、何々?二人とも知り合いなの?」 対し馬鹿にしたような態度を見せる芝浦に対し睨みを効かせる杏子 「さっき寄ってたゲーセンでね、でお前さ~魔法少女ってことは戦えるんだろ?」 「当たり前じゃん」 「じゃあ俺と戦おうぜ」 「あんた正気?ただの人間が私に勝てる訳無いじゃん」 「ただの人間?そうでも無いんだよねw」 魔法少女が一般人に遅れを取ることはあり得ないと余裕の表情を見せる杏子 だが芝浦がポケットから出したデッキをかざし姿を変えることで 余裕を見せていた表情が険しくなる。 「あんた……」 「驚いた?w特別な力なら俺も持ってるんだよね~wじゃあゲームの続きと行こうぜ」 芝浦がサイ型の仮面ライダー、ガイへと変身し杏子と対峙する。 「ちょっと芝浦!あの娘ははライダーじゃなくて魔法少女だから襲わなくても…」 「高見沢さんも言ってたじゃん、魔法少女は倒しても構わないって それに魔法少女を相手にするなんてなかなか味わえない経験で面白いでしょw」 「でも…まだあの娘は子供だし殺し合いなんて…」 「なに言ってんの?殺し合いに大人も子供も関係無いでしょ? いいから下がってよ、タイマン勝負だから手は出さないでよ」 まだ少女と呼べる相手と殺し合う事に抵抗があるのか 佐野は止めようとするが芝浦は意に介さない。 「仕方ねえ、降りかかる火の粉は払わなくちゃな!」 杏子も槍をガイに向け臨戦態勢に入る。 『ストライクベント』 メタルホーンを装着したガイの突きと杏子の槍が衝突し火花を散らす。 ガイの腕力は龍騎ライダーの中でも相当高く、一度の衝突で杏子は押し負け 後方まで吹き飛ばされる。 (馬鹿力め…) 近接戦は不利だと踏んだ杏子は追撃をかけるガイの攻撃を避けながら距離を取り 中距離からガイに仕掛ける。 「槍が伸びた!?ぐうっ!」 槍の間合いの変化に対応出来ず一撃が入る。 「芝浦!あの娘の持つ武器は蛇轍槍みたいな槍だから気を付けろ!」 「蛇轍槍ってなんだよ?」 蛇轍槍(じゃてつそう) 如意棍槍(にょいこんそう)とも呼ばれ、槍術極意といわれる。 室町時代後期、希代の槍の達人といわれた辺見鉄山(へんみてつざん)によって考案された 中国の十節棍に改良を加えた変幻自在の仕掛槍。鉄山没後、多くの武芸者達がこれを極めようとしたが その操作性の難しさ故に習得し得た者はいないという。 民明書房刊 戦国武芸者往来より 「と言う武器に似てるんだよ」 「つまり、かなりトリッキーな攻撃をしてくる槍ってことか」 武器の性質を理解した所で槍の長いリーチを生かした攻撃になかなか対処できず ガイは防戦一方であった。 「どうしたどうした?今なら『許してください杏子様』と言えば見逃してあげてもいいよ」 「勝った気になるのはまだ早いんじゃないかな?」 『アドベント』 「…!?」 ガラスの中から現れたサイ型のモンスター、メタルゲラスの奇襲を受け 杏子の横腹に角が深々と刺さり口内に血の味が充満する。 「てめえ…タイマンって言っておいて……」 「これは格ゲーで言う『ストライカー』みたいなものさ」 『ファイナルベント』 杏子が動けなくなった隙を狙いガイは止めを狙った。 ガイを乗せたメタルゲラスが猛スピードで杏子目掛けて突進する。 「やめろォーー!!」 杏子とガイの間に割って入った新たなライダーによって ガイのヘビープレッシャー(AP5000)は弾かれた。 「あとちょっとでクリアだったのに…何邪魔してくれてんの?」 「こんなこと、見過ごせる訳無いだろ!」 「もしかしておたく正義の味方気取りな訳?うざいなぁ」 「な…!?正義の味方とかじゃなくて人として当然の事を…」 「まあプレイスタイルは人それぞれだけどこっちのゲームだけは邪魔しないでよ」 「ゲームってお前…」 「ライダーバトルも魔法少女狩りも俺にとってはゲームと同じなんだよね」 「人が死ぬんだぞ!それがゲームなんて絶対間違ってる!」 「今のうちに…」 ガイが乱入したライダーと揉めてる内に杏子は跳躍力を生かし素早く戦線を離脱した。 「あらら…逃げられちゃった、もう萎えたから帰るわ」 「待てよ!まだ話が」 「行こうぜ佐野~」 「ああ、今行くよ」 「あんたもあいつと同じ考えなのか?」 ライダーが佐野を呼び止める、その言葉は真剣だ。 「……俺達はそういう争いをしているんだ、これも仕方ない事なんだ」 そう言って佐野は去った。 「いくら願いが大事だからってこんな殺し合いをするなんておかしいよ……」 悲しみに暮れながら立ち去ろうとした時、アスファルトに付着する血痕に気づく。 「そういえばあの娘、怪我を!」 杏子の血痕を発見したライダーは少女の無事を祈りながら後を追った。 二次創作での杏子の怪我率は最近妙に多いな 「あ~あとちょっとだったのにな~」 「また次を狙えばいいよ」 芝浦は口惜しそうに愚痴を零しながら帰りを歩いていた。 ゴツンッ! 芝浦の肩に黒い怪人の体が当たり、衝撃で怪人が道の隅にあるゴミ箱に激突する。 「ぐ……ぐぐぐ……」 「だっせえwwww」 「逃げるぞ芝浦!ごめんなさーい!!」 「ちょっとひっぱんなよ」 腰の低い佐野は謝りながら芝浦の手を引っ張り逃げ出した。 「……なんて惨めなんだ……」 黒い怪人は一時期、誰にも負けない最強の悪の組織を夢見て目指していたが 忌々しい刑事達に邪魔され仲間は全員捕まり自分だけおめおめと逃げ出してきたのだ。 夢というのは呪いと同じだ、呪いを解くには夢を叶えなければならない。 だが途中で挫折した人間はずっと呪われたままなんだ。 なぜこんな壮大な夢をもってしまったのだろう? 夢さえなければこんな苦しい思いはしなくて済んだのに 夢なんて寝て見る物だけで満足していればよかったんだ いまさらこんなことに気づくなんて 「俺は…本当に馬鹿だ……」 「ねえ兄貴、こんな所にも俺達と同じ闇に堕ちた人がいるよ」 「そうだな相棒、おいお前」 二人組みの男が怪人に近づき語りかける。 「……俺に何のようだ?」 「お前…俺の弟になれ」 「なんだと?」 「お前の目を見れば分かる、光を掴もうとして痛いしっぺ返しを受けたんだろ? 俺達もお前と同じだ、光を求めるな、地べたを這いずり回って闇の中で生きていくんだ それが俺達ろくでなしが生きる道なんだ」 この男の言うことは頭では理解出来ないが心でなんとなく伝わってくる。 そんな凄みを感じさせられる。 「俺は前科持ちだがいいのか?」 「関係ない…お前の名は?」 「俺は、ネガタロスだ」 それが地獄兄弟とネガタロスとの出会いだった。 「いてて、あのサイ野郎め…」 ライダー達から逃げ延びた杏子はビルの壁に持たれ休息を取っていた。 ソウルジェムがもたらす魔力で傷を塞いだが体力は激しく消耗していたのだ。 「おい!大丈夫か!?」 さきほど乱入したライダーが現れる。 疲れていたとはいえここまで接近を許してしまうとは 杏子は素早く槍を構築しライダーに切っ先を向ける。 「よせ!俺は誰とも戦う気は無い!」 「どうだか、油断させておいて不意打ちを仕掛けてくるかもしれないしね」 その言葉を聞いたライダーは変身を解除し青年の姿を見せると両手を高く上げる。 「ほら、俺は絶対に君を襲ったりしないから」 「あんた……この状態で槍をぶっ刺したら終わりだよ?」 「え?マジ?お願いやめてー!」 「ぷぷ…アハハハハ!分かったよ、あんたを信じるよ」 「何も笑わなくても…でも信じてくれてありがとう」 本気でビビる青年にやる気がそがれたのか、杏子は槍を消し警戒を解いた。 「そうだ!早く病院にいかないと!」 「いや、もう治ってるからって持ち上げるな!」 青年は杏子をお姫様だっこで持ち上げながら病院に向かおうとするが 杏子がジタバタ暴れ、降ろせざるを得なくなった。 「治ってるってこんなに血が付いてるじゃないか!」 青年の言うとおり攻撃を受けた横腹の部分の衣装に血が大量に付いている。 「ほら、なんとも無いだろう」 杏子が服をめくり攻撃を受けた箇所を見せる。 そこには傷一つ無い綺麗な素肌が見えている。 「あれ?おかしいな…こんなに早く傷が治るなんて」 「もう!あまりじろじろ見るなこの変態めッ!」 バシッ! 横腹を異性の男性にまじまじと見られるのは杏子でも流石に恥ずかしかったらしい。 顔を赤くしながら青年の顔を叩く。 「いたたた…変態は酷過ぎるよ、俺の名は真司、城戸真司だからな」 「あたしは佐倉杏子よ、じゃあそろそろ行くよ、縁があったらまた会えるかもね」 「あ、待って杏子ちゃん!お願いがあるんだ」 「なんだい?」 「もう誰かと殺しあったりするのはやめてほしい 話し合えば俺達みたいに和解だって出来るはずなんだ」 「…相手から仕掛けてきたらどうするんだ?大人しく命を差し出せば良いのか?」 「そうじゃないけど……何か他に方法はあると思うんだ!だから出来る限り殺さないでほしい」 「……一応考えておくよ、またね真司」 立ち去っていく杏子の背中を見送りながらも真司は悩んだ。 自分にライダーや魔法少女達との争いを止められるのか否か。 そんな事はいくら考えても一向に答えは見つからない。 だけど真司は行動する、この凄惨な殺し合いを止めるために それが真司の願いだからだ。 BACK 草加マギカ(仮) 2 Next [[]]