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本デッキ(スタンダード構築) 《本》の特徴を持つキャラで固めたスタンダード構築デッキ。 《本》のキャラに対するサポートも多く、また《本》のキャラにも強力なものが揃っており 様々なキャラを主軸とした幅広い構築が可能。 キーカード 色: レベル: コスト: トリガー: パワー: ソウル: 特徴:《本》・《》 構築に際して 本のキャラは各色に存在するので好みのカードを選んで投入すると良いだろう。 本ページではでは緑を中心とし、赤と青のキャラを投入したデッキレシピを紹介する。 《本》の特徴を持つ主なキャラ エリー(探偵オペラ ミルキィホームズ) 長門(涼宮ハルヒの憂鬱) デッキレシピ例 キャラカード(42枚) レベル0(15枚) 本デッキ x4 大切なもの x3 トーマ リリィ アミティエ x4 水着の美魚 美鳥 x4 水着のインデックス x4 キュルケ タバサ x3 古代史学者 ユーノ x4 エプロン姿の長門 x4 “赤ずきん”美魚 x2 葉留佳 美魚 x2 完全記憶能力 インデックス x4 本好きの少女シリル x2 “八神家”はやて x2 回復魔術 x4 鬼召集! x4 いつかの未来のために ※ 枚足りないのでこれ入れたら良いカードがあればコメントに書き込みして下さい。 プレイング ○全体を通して ○レベル0 エプロン姿の長門”を後列に最低1枚置く。前列、後列ともに2体置き、“エプロン姿の長門”の起動効果を使い手札を補充。 ○レベル1 “エプロン姿の長門”で手札アドを稼ぎつつレベル1コスト0のバニラでアタック。 “大切なもの”で手札交換。 ○レベル2 アンコール持ちを前列に展開しひたすらビート。 ○レベル3 “回復魔術”、“完全記憶能力 インデックス”を適宜使用。 その他採用候補となるカード ○(キャラクター) 色: レベル: コスト: トリガー: パワー: ソウル: 特徴:《本》・《》 ○(キャラクター) 色: レベル: コスト: トリガー: パワー: ソウル: 特徴:《本》・《》 名前 コメント
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【作品名】とある魔術の禁書目録 【世界観 】 単一宇宙と、その宇宙に被さる神話世界が最低で12個あるので、単一宇宙×13 内訳:天国、地獄、冥府、浄土、黄泉、地底、オリンポス山、妖精島、ニライカナイ、アースガルド、高天原、アマラーバティ 魔神は位相を世界に差し込むことで世界を改変しているため、世界改変ごとに単一宇宙増えていく、オティヌスは作中で無限×数百万+一万三十一回世界を改変しており、元々あった位相と合わせて一次多元×201万44 更に薄皮一枚だけで永遠の広さ(存在するだけで一次多元× 201万44が消し飛ぶ魔神が居ても問題無いぐらい)で、それが無限に続く黒の世界があるので[(一次多元×201万44)×無限]=ニ次多元×201万44+一次多元×201万44 そして並行世界が無限に存在しているので世界観は三次多元×201万44+二次元×201万44となる ※数百万は最低値を取って200万とする 【備考】 とある魔術の禁書目録ととある魔術の電脳戦機の繋がり 電撃文庫の公式サイトに この小説は当時生誕20周年を迎えた「電脳戦機バーチャロン」と、「とある魔術の禁書目録」が初めてコラボレーションした作品で、「禁書」シリーズの世界観の中に 「電脳戦機バーチャロン」が競技として登場し、おなじみのキャラクターたちがバーチャロイドを操縦して競技に参加する内容となっています。 とあるので世界観は繋がっている 【名前】アウレオルス=イザード 【属性】錬金術師 【大きさ】199cmの男性並み 【攻撃力】大きさ相応 【防御力】大きさ相応 【素早さ】 常時全能のインデックスと戦闘可能な上条当麻やステイルと戦闘可能なため0秒行動 【特殊能力】 黄金錬成 世界の全てを呪文と化し、それを詠唱完了することで行使可能となる魔術 神や悪魔を含む『世界の全て』を己の手足として使役する事ができる。 世界の完全なるシミュレーションを頭の中に構築することで、 逆に頭の中で思い描いたものを現実に引っ張り出すことができる。世界を自分の思った通りにすることが可能。 作中にてこの力を用いて相手の記憶を喪失されたり対象にそのまま死を与えたり、破壊されたビルをそのまま巻き戻したりしていたそのため 0秒行動と合わせて三次多元×201万44+二次元×201万44規模の常時全能 【長所】序盤に出てきていいキャラじゃない 【短所】ヘタレ 【備考2】旧約2巻で主人公である上条当麻と敵対戦闘を行った。 参考テンプレ 【作品名】とある魔術の禁書目録 【ジャンル】ライトノベル 【名前】インデックス 【属性】イギリス清教「必要悪の教会」の魔術師 禁書目録(インデックス) 【大きさ】女子中学生並み 【攻撃力】大きさ相応 【防御力】大きさ相応 【素早さ】下記により0秒行動 【特殊能力】 10万3000冊の魔導書を記録しており、その知識の中から魔術を使用可能 作中にて 「10万3000冊は、全てを使えば世界の全てを例外なく捻じ曲げることができる。私たちはそれを魔神と呼んでるの」 「旧とはいえ、全能を冠していたアンタでも駄目だったって?」 「フロイライン=クロイトゥーネだぞ? それにそもそも、全能なんつっても所詮は人に想像できるレベルでの全能に過ぎねえ。 本当に飛び越えちまったような魔神みたいな全能を期待されても困るよ」 とのことなので10万3000冊の魔導書を使用可能なインデックスは設定全能 作中にて魔導書の力を用いて 「聖ジョージの聖域」:インデックスの前方に魔法陣と空間の裂け目が展開される。 「竜王の殺息」(ドラゴン・ブレス):聖ジョージの聖域で展開された空間の裂け目から放たれる光線。幅は人間大ぐらい。発動まで数秒程度か アパートの屋根に穴をあけ、衛星を撃ち落とす威力。 余波の光の羽でさえ上条を気絶させ記憶を完全に破壊する。 樹形図の設計者(ツリーダイアグラム) を撃ち落としたことから地上から衛星軌道上まで届くと思われる。 神よ、何故私を見捨てたのですか(エリ・エリ・レマ・サバクタニ) 上記の「竜王の殺息」を対十字教用に作り替えたもの。威力射程範囲は同じだが「魔女狩りの王」を再生無効にする効果を発揮していた ペクスヂャルヴァの深紅石 数m離れた対象の足先から「骨の間接を強引にずらすような強烈な痛み」が生じ、そのまま体内へと這い上がっていく。 硫黄の雨は大地を焼く 50本近くのオレンジ色に灼熱する『矢』のようなものが相手の上空に出現し、吊り天井のように降り注ぐ。 といった魔術を使用しているため 世界観相応の常時全能 参戦vol.107 710 修正vol.107 735,758,778 vol.113 0134格無しさん 2023/08/19(土) 00 18 39.83ID 0MwZ+nTa 豊聡耳神子考察 (省略) アウレオルス=イザード再考察 三次多元×201万44+二次元×201万44規模常時全能 規模的に エターニティ>アウレオルス=イザード>魔神王ゲーティア (二次多元全能の壁) アレイスター=クロウリー再考察 アウレオルス=イザードと同規模の全能殺し、全能無効 エターニティ>アレイスター=クロウリー>アウレオルス=イザード (二次多元全能の壁) コロンゾン再考察 アウレオルス=イザードと同規模の全能殺し、全能無効 アレイスターの攻撃も全部効かないので エターニティ>コロンゾン>アレイスター=クロウリー (二次多元全能の壁) vol.107 711格無しさん2022/01/09(日) 11 26 47.71ID TIgW2bZ6 712 上条当麻ってオティヌス戦までに成長描写ないの? 712格無しさん2022/01/09(日) 11 29 28.34ID r1Cfeg/L 714 711 身体能力は全然成長してない 714格無しさん2022/01/09(日) 15 45 33.00ID TIgW2bZ6 717 712 それはそういう設定があるってこと? 確か昔のテンプレだと速度計算してたから 描写上の素早さは上がってたはず 717格無しさん2022/01/09(日) 16 46 19.67ID g/CKp1n6 714 物語開始時点で上条当麻の身体能力は平凡な男子高校生並みで本編中で成長した設定はない。幻想殺しの使い方を創意工夫してる場面はあるけど身体能力は変化なし。 作中で明確に身体能力が上がってるのはオティヌス戦よりかなり後のリバースの時にドラゴンの力を借りていた時くらい 718格無しさん2022/01/09(日) 17 28 53.89ID I73aqERr あと元となってる速度計算って 上条当麻が反応できない速度で3m詰める土御門に近距離から反応できるようになった上条当麻=秒速560km 作中で上条は一般人並みと言われ続けているので一般人の反応は1mからの秒速560km反応 その常人の20倍の身体能力を持つ騎士21人の誰ひとり反応できないうちに叩きのめせる神裂=秒速235200km(光速の0.784倍) その神裂を圧倒する戦闘速度の騎士団長と互角に近距離戦闘可能なアックア=秒速235200km(光速の0.784倍) 騎士団長とアックアは反応相応の一瞬で10mくらいつめることができる=光速の78.4倍 その移動速度のアックアの移動しながらの至近距離攻撃に反応できる騎士団長と同等に戦闘可能なアックア キャーリサとアックアと騎士団長と神裂は反応相応の一瞬で50m移動できる(光速の392倍) その移動速度で回避しながら戦闘可能なキャーリサとアックアと騎士団長と神裂 その騎士団長が反応できない速度で移動して攻撃できる傾国の女と同等以上の戦闘速度を持つミーシャ(光速の392倍) ミーシャと風斬氷華の戦闘に至近距離から割りこんでベクトルを変換できる一方通行(1mからの光速の392倍反応) 一方通行は反応相応の一瞬で5000m移動できる一方通行=光速の196万倍 その一方通行の突進に至近距離で対応・戦闘可能な上条当麻の反応・戦闘速度=1mからの光速の196万倍反応と同速の戦闘速度 これのことだと思うけど秒速560kmの時が本編開始時点で光速の196万倍の扱いになった描写は新約9巻のオティヌス戦より後の新約10巻での話なんで仮に上条当麻が新約10巻で描写上身体能力が上がっていたとしても特に問題はない 719格無しさん2022/01/09(日) 18 01 50.34ID TIgW2bZ6 721 717−718 成長設定なくても成長描写があるなら 過去に両用するとループ起こすから基本通らない 土御門の攻撃に反応できなかった上条が 反応できるようになった時点で成長描写扱いになるけど 物語開始時点ってことはこの土御門の攻撃に反応できるようになったのも アウレオルス戦より前ってこと? あと俺が見たのと若干計算違うっぽい このテンプレにある黒翼状態の一方通行との描写は その新約10巻の描写のこと? https //w.atwiki.jp/tekiyakusaikyou/sp/pages/1351.html 721格無しさん2022/01/09(日) 18 08 30.86ID I73aqERr 728 719 うーんじゃあ新約13巻で高校生並みの筋力と言われているので上条当麻の身体能力は物語開始時点と変わりない 724格無しさん2022/01/09(日) 18 45 38.85ID qUnCnZD9 土御門の攻撃に反応できるようになった描写は確か土御門が上条と戦闘した時にはかなり傷を負っていた上に体力も消耗していたから、戦闘の最中に体力を消耗して素早さが落ちた土御門に、素早さの変わらないまま上条が反応できるようになったって事では? つまり過去の速度計算は土御門の体力消耗などを考慮しないで書いていた事になる。 それこそ身体中生傷だらけで、出血も所々から思いっきりしてた上、地の文では精神的な意味で土御門に勝ったような書き方だったし、身体能力で上回ったという意味で土御門に反応する事ができたとは言えないと思った。 725格無しさん2022/01/09(日) 18 53 30.33ID qUnCnZD9 727 というかステイルから取れば良いのでは? アウレオルス戦では上条だけじゃなくステイルもアウレオルスに立ち向かったが、死ななかったとはいえ、アウレオルスの黄金錬成によって「人肉プラネタリウム」と呼ばれるほどの凄惨な状態にされてる。 アウレオルス撃破のために全力で向かっていってもやられたわけで、しかもステイルは成長の描写も設定もない。かつ上条当麻と戦った描写がある。勝ったわけではないけど互角に戦ったと言える描写がある。 常時全能のため0秒行動のオティヌスと戦える上条当麻と戦えるステイルに真正面から圧勝し人肉プラネタリウムに変えられるため0秒行動 これで行けるのでは? 726格無しさん2022/01/09(日) 18 57 51.13ID ueoP+ymQ 727 今まで禁書はよく分かんないので放置してたけど、テンプレ上同じ強さは不可、シリーズ作品は1壁内に3人までのルールはちゃんと守れてるか不安 727格無しさん2022/01/09(日) 19 02 58.91ID I73aqERr 725 指摘ありがとう 【素早さ】 常時全能のため0秒行動のオティヌスと戦える上条当麻と戦えるステイルに真正面から圧勝し人肉プラネタリウムに変えられるため0秒行動 に変更する。 726 一応同じ強さのテンプレは今のところないしアレイスターとオティヌスを強化しても同じ壁内に行くのは3人だけなんで大丈夫だと思う。 728格無しさん2022/01/10(月) 02 20 16.58ID sovvSd9I 729 730 731 721 高校生並の筋力であることと 上条当麻が成長してることは両立するから 上条当麻が成長していない根拠にはならない気がするが ありなのかな? 724-725 ダメージによる消耗とかは明言されない限りはほぼ考慮されないはず それ言い出すと全てのシーンで本当にダメージ具合が一緒なのかとかキリがないし あとステイルが上条当麻と戦った(もしくは同等の速度を出せた)のはオティヌス戦より後? あるいはオティヌス戦前だけど上条当麻にその後成長描写がない時期?(上条当麻と一方通行との戦闘より後?) 729格無しさん2022/01/10(月) 02 58 45.02ID vgTHh5JU 728 筋力に反応速度は関係ないしな 速度計算に反応速度は入るし 筋力ではなく身体能力ならいけると思う 730格無しさん2022/01/10(月) 05 49 45.05ID c1lagpL7 728 創約4巻で上条当麻と戦ってはいるな。ステイルの行動が滑らかすぎて上条当麻が反応できてない描写がある。 731格無しさん2022/01/10(月) 05 56 51.41ID c1lagpL7 728 高校生並の筋力であることと 上条当麻が成長してることは両立するから 上条当麻が成長していない根拠にはならない気がするが ありなのかな? あとこれは物語開始時点で高校生並みの身体能力で新約13巻でも高校生並みの筋力なんだから反応速度はともかく戦闘速度・移動速度は変化はないでしょ。成長してるなら何かしら名言されるはずだし。 732格無しさん2022/01/10(月) 06 15 04.81ID c1lagpL7 733 それがダメならインデックス(自動書記)から持ってくるか 旧約1巻と新約リバースでも上条当麻と戦闘行動を行ってる。よってアウレオルス戦前とオティヌス戦後も0秒行動可能。自動書記自体は本編前にローラが調整したシステムなので成長のしようがないというか旧約1巻で上条にゲンコロされてから不安定になってスペックはむしろ落ちてる。旧約21巻でその場にある霊装を使って強化されたステイルでも自動書記が不調じゃなければここまで戦えないと言ってるし。 733格無しさん2022/01/10(月) 09 44 07.32ID ixIuEieM 734 732 じゃあ 【素早さ】常時全能のため0秒行動のオティヌスと戦闘可能な新約9巻以降の上条当麻と新約リバース(新約9巻より後の時系列)で戦闘可能なインデックスの自動書記がスペックが落ちる前の状態でも戦闘可能な上条当麻及びステイルと戦闘可能であるため0秒行動 みたいな感じかな 常時全能(0秒行動)のオティヌス=新約9巻以降の上条当麻=新約リバースの自動書記<旧約1巻の自動書記=旧約2巻(アウレオルス戦)の上条当麻=ステイル<アウレオルス という素早さになるな 734格無しさん2022/01/10(月) 10 39 26.77ID sovvSd9I 736 733 その書き方だと新約9巻上条が旧約2巻のときより遅くなってるから 旧約上条より新約上条の方が速い(か同等)という部分で ループが発生するし結局駄目では? 735格無しさん2022/01/10(月) 11 05 34.58ID kDoMnvX/ あとは書き方の問題でしょ 常時全能であるオティヌスと戦闘可能な上条当麻と戦闘可能なインデックス(自動書記)は0秒行動。 上条当麻は物語開始時点でそのインデックス(自動書記)と戦闘可能なため上条当麻は本編開始時点から0秒行動可能。 上条当麻と戦闘可能なアウレオルスは0秒行動可能。 これで大丈夫 736格無しさん2022/01/10(月) 11 10 11.46ID kDoMnvX/ 737 738 734 これでループは発生しなくない? 737格無しさん2022/01/10(月) 11 40 57.00ID sovvSd9I 736 その記述は上条当麻が成長してないとたりたたないから インデックスをかませる意味がないってこと 7387372022/01/10(月) 11 48 28.68ID sovvSd9I 740 日本語変だな。訂正 736 そのテンプレも結局成長描写のある上条当麻経由だから 上条当麻が成長してないという前提が必要で その前提があるならインデックスをかませる意味はない 740格無しさん2022/01/10(月) 17 17 15.64ID kDoMnvX/ 746 738 どっちしろ735のテンプレで0秒行動取れるからいいや アウレオルス=イザード考察 三次多元×201万44規模の常時全能 エターニティ>アウレオルス・イザード>魔神王ゲーティア 746格無しさん2022/01/10(月) 20 37 33.39ID 5v1dHuCa 747 740 上条当麻自身がループしてなくても 一方通行とか上条当麻と戦闘したキャラにループが発生するんだから 上条当麻経由はどっちにせよアウトでは? テンプレに載せなきゃいいって話じゃないし そもそも禁書なんて全能の壁上いけるキャラがいくらでもいるから 昔のルールならともかく今のルールでアウレオルスを壁上に持っていっても 今後四人目以降送りになる可能性が高まって出せるキャラが減るだけ 無理矢理未来描写を過去に持っていくより 素直に旧約2巻時の素早さで出した方がいいでしょ 741 考察乙 747格無しさん2022/01/10(月) 20 49 04.12ID c1lagpL7 746 上条当麻経由じゃなくてインデックス(自動書記)経由 インデックス(自動書記)は明確に旧約1巻よりスペックが落ちてる設定がある。スペックが落ちてる状態でも0秒行動可能なので万全のスペックである旧約1巻でできない理由がない 748格無しさん2022/01/10(月) 21 02 24.54ID c1lagpL7 全能の壁上のキャラが増えれば四人目送りにされる可能性のキャラは増えていくし、そこは別に気にしなくていい。現に今のところ誰も4人目送りにはされてないし。 756格無しさん2022/01/11(火) 20 40 16.08ID aOaVp4xk 757 747-748 そのインデックスの速度は上条当麻と戦闘可能なところから取ってるし インデックスから上条当麻経由でアウレオルスの速度取ってるから 新約9巻上条=新約リバースインデックス 旧約1巻インデックス=旧約1巻上条=アウレオルス この時点で速度変わってないはずの上条の速度が落ちてることになってるし仮に=であったとしても 新約9巻上条=旧約1巻上条=旧約3巻一方通行 旧約22巻黒翼一方通行=旧約22巻上条=旧約1巻上条 速度変わってないはずの上条が 速度上昇描写のある一方通行と互角描写が複数あるから一方通行の速度がループする 別に一方通行じゃなくても上条当麻が関わる以上どっかでループは起きる あと壁上に限らず旧約1巻時点で上条が0秒行動だと 作品内の素早さ差がなくなって参戦キャラ減りそうだから せっかく枠増えたのもったいなくないかという気持ちがある 750 これ見てて思ったけどアウレオルスの参戦時は オティヌスの改変で世界が増える前だから その分世界観減るんじゃないかな 757格無しさん2022/01/11(火) 21 13 10.57ID Z2Om31xq 756 そのインデックスの速度は上条当麻と戦闘可能なところから取ってるし インデックスから上条当麻経由でアウレオルスの速度取ってるから 新約9巻上条=新約リバースインデックス 旧約1巻インデックス=旧約1巻上条=アウレオルス この時点で速度変わってないはずの上条の速度が落ちてることになってるし仮に=であったとしても 新約9巻上条=旧約1巻上条=旧約3巻一方通行 旧約22巻黒翼一方通行=旧約22巻上条=旧約1巻上条 速度変わってないはずの上条が 速度上昇描写のある一方通行と互角描写が複数あるから一方通行の速度がループする 別に一方通行じゃなくても上条当麻が関わる以上どっかでループは起きる インデックスはスペックが落ちたあとも0秒行動可能なのは変わらないので旧約1巻時も0秒行動可能なのは変わらない。元々上条当麻が肉体的に成長している設定はないし新約13巻でも本編開始時点と同じく高校生並みの筋力と言われてる。一方通行が成長してると言われても旧約1巻時から0秒行動可能なんだから0秒行動内で速くなった(成長前も成長後も0秒行動可能だった)だけでループなんて起きない。 そもそもインデックスのスペックが落ちてる設定と上条当麻が描写上速くなってるという矛盾があった時に最大値を取って前者を取る あと壁上に限らず旧約1巻時点で上条が0秒行動だと 作品内の素早さ差がなくなって参戦キャラ減りそうだから せっかく枠増えたのもったいなくないかという気持ちがある わざわざ強化できる設定があるのに強化しない理由がない。 これ見てて思ったけどアウレオルスの参戦時は オティヌスの改変で世界が増える前だから その分世界観減るんじゃないかな ごめんこれよく見たら間違ってるわ本当は黒の世界(二次多元×201万44+一次多元×201万44)×無限の平行世界で世界観は三次多元×201万+二次多元×201万44だわ。 オティヌス改変前だとすると三次多元×201万44+単一宇宙×13だわ 758格無しさん2022/01/11(火) 21 27 46.81ID Z2Om31xq 765 【世界観 】 単一宇宙と、その宇宙に被さる神話世界が最低で12個あるので、単一宇宙×13 内訳:天国、地獄、冥府、浄土、黄泉、地底、オリンポス山、妖精島、ニライカナイ、アースガルド、高天原、アマラーバティ 魔神は位相を世界に差し込むことで世界を改変しているため、世界改変ごとに単一宇宙増えていく、オティヌスは作中で無限×数百万+一万三十一回世界を改変しており、元々あった位相と合わせて一次多元×201万44 更に薄皮一枚だけで永遠の広さ(存在するだけで一次多元× 201万44が消し飛ぶ魔神が居ても問題無いぐらい)で、それが無限に続く黒の世界があるので[(一次多元×201万44)×無限]=ニ次多元×201万44 +一次多元×201万44 そして並行世界が無限に存在しているので世界観は三次多元×201万44+二次多元×201万44となる ※数百万は最低値を取って200万とする 【備考】 とある魔術の禁書目録ととある魔術の電脳戦機の繋がり 電撃文庫の公式サイトに この小説は当時生誕20周年を迎えた「電脳戦機バーチャロン」と、「とある魔術の禁書目録」が初めてコラボレーションした作品で、「禁書」シリーズの世界観の中に 「電脳戦機バーチャロン」が競技として登場し、おなじみのキャラクターたちがバーチャロイドを操縦して競技に参加する内容となっています。 とあるので世界観は繋がっている というかオティヌスが改変しようと平行世界の大きさまで変わるわけじゃないし元々オティヌスが追加した分並みの容量はあっただけになるんじゃないか。 世界観増加に伴ってアウレオルス=イザード修正 三次多元×201万44+二次多元×201万44規模の常時全能 すぐ上のエターニティが四次多元なので特に位置は変わらない 759格無しさん2022/01/11(火) 23 16 03.33ID Z2Om31xq 765 これなら上条当麻経由してないのでツッコミもなくなると思う。 【素早さ】 常時全能であるオティヌスと戦闘可能な上条当麻とスペックが落ちてる状態でも戦闘可能なインデックス(自動書記)が万全のスペックである時に戦えるステイルと戦闘可能なため0秒行動 761格無しさん2022/01/12(水) 00 12 24.86ID WMjtMX4b 760 考察乙 いきなり禁書勢がエターニティ直下でダンゴになるほど上位まで来たな、元からスペック自体高いには高かったが 結局改変による世界観増加は改変前でも容量があったとみなしても大丈夫なのかな。まあ位相(世界)を差し込んで世界を増やして改変する事で世界観増加なわけだが、差し込んで増やせるなら「差し込めるだけのスペース」が元々禁書世界にあった事になるよな わざわざ新しく差し込むスペース作って世界を差し込んでる設定は無かったし 765格無しさん2022/01/12(水) 20 17 24.50ID enwJ8Vvw 766 758 世界が後から増える場合に元々それが入る広さがある、は通らないはず アメコミとかも増えたり減ったりした分の世界はその時系列のときにいくつあるかで話してたし 759 ループだのなんだの指摘受けるのを避けたいなら 一巻時点で10万3000冊の魔導書使えば魔神(=全能)になれる設定と世界改変可能設定あるから そこからヨハネのペン状態のインデックスを0秒行動にするのが手っ取り早いよ 766格無しさん2022/01/12(水) 21 21 51.68ID XcyYG1aG 770 765 じゃあオティヌスが増やした分を抜いて (3次多元×201万44+2次多元×201万44)-1次多元×201万44 どっちにしろ位置は変わらない。 インデックスに世界改変設定ってあったけ? 759の上条当麻経由してないルートで0秒行動取れるのでループは起きないのでそっちでいい 767格無しさん2022/01/12(水) 21 28 09.50ID XcyYG1aG 天国とか地獄とはオティヌスが増やす前にあったから (3次多元×201万44+2次多元×201万44)-1次多元×201万31か 768格無しさん2022/01/12(水) 21 36 47.87ID tfPFKHX4 769 そういえば禁書の並行世界が無限にある原文ってあるの? テンプレみただけだと何処から無限の並行世界が出てきたのか不明じゃね? 769格無しさん2022/01/12(水) 21 43 00.12ID XcyYG1aG 768 とある魔術の電脳戦機の本文に書かれてる 770格無しさん2022/01/12(水) 22 04 04.70ID 3Aphy/AS 771 766 インデックスじゃなくて魔神にある テンプレに書いてあるかじゃなく 原作に書いてあるかが問題なんだから 上条にインデックスとの戦闘描写があるのが問題 771格無しさん2022/01/12(水) 22 23 00.24ID XcyYG1aG 770 「10万3000冊の全てを使えば世界を例外なく捻じ曲げられる私たちはそれを魔神と呼んでる」とインデックスが言っていて自動書記状態では10万3000冊の魔導書を総動員してそれに対応した魔道書の魔術を用いて撃退するから 10万3000冊の魔道書を使用可能=魔神なので設定全能+魔術使用で改変描写扱いで常時全能ってこと? このスレのルール上それでいいならそっちでとってもいいけど テンプレに書いてあるかじゃなく 原作に書いてあるかが問題なんだから 上条にインデックスとの戦闘描写があるのが問題 原作ではインデックスは0秒行動可能な上条当麻とスペックが落ちた状態でも戦闘可能で旧約1巻時の方がスペック万全なのでその時に0秒行動できない理由がない。そして上条当麻もオティヌス戦後も高校生一人分の筋力と称されていて設定上も矛盾がない。そもそも0秒行動なんだからループも起きないでしょ。 流石にいつまでも食い下がられると大変なのでインデックスを常時全能扱いできるならそっちで取っちゃうけど 772格無しさん2022/01/12(水) 23 06 06.61ID WMjtMX4b 0秒行動に関しては時系列問題も成長問題も解決済みに見えるけど むしろこれでなお0秒行動取れないとみなす方がおかしくないか?そもそも反応したしないで描写上の速度が変わるのはスレ解釈に過ぎず、原作で「高校生並み」で変わってないんだから成長描写とみなせるかすら怪しい 反応したしないをスレ解釈で成長とみなしてたってだけで0秒行動可能な解釈になったら普通に成長云々は無効だろう さらに言えばアメコミは世界創造の際には宇宙を物理的に作ったり消したりしてなかったか?禁書の場合は位相(世界)を抜き差しして厚みを変えるという形で世界改変してるわけだから、アメコミのそれとは事情が違う。 そして厚みこそ変われど世界の容量は一定だし普通に「位相差し込み前も相応の容量アリ」で通らんか? 容量が一定じゃないならオティヌスが世界を増やし続ければいずれは真グレムリンにも届きうる事になるし、実際に無限に世界を作ってるけど別に真グレムリンには届かなかったわけだし容量が一定であるとみなす方が自然な世界観 773格無しさん2022/01/12(水) 23 26 12.16ID NGHV8RKY 775 世界観の方はわからんけど 0秒行動こそ完全にスレのルール上の都合だし 反応できなかったものに反応できるようになるのは普通に成長描写でしょ 速度に限らず過去に描写を流用するとループが起こりがちだからこそ 成長描写なしとかの注釈が必要なわけでそこに指摘が出るのは普通でしょ 774格無しさん2022/01/12(水) 23 41 36.44ID Nzc6c4fq 775 何十巻もあって成長しないなんてまずあり得ない話だと思うしなあ 初期は不良にも勝てないのにテロリスト制圧(熱膨張云々のやつ)とかやってる時点でとか色々あるし 775格無しさん2022/01/12(水) 23 56 24.74ID XcyYG1aG 773 スレ上のルールの都合を原作に持ってくるのがおかしいでしょ。しかも今回はオティヌス→上条当麻→インデックス→ステイル→アウレオルスなのでループは起きない 774 ネウロとか物語が進んでいくにつれて弱体化していくし作品による。 あと初期はタイマンなら勝てる二対一なら厳しくて三対一なら無理なんで不良に勝てないと言うのは間違い。しかも学園都市の不良ってスポーツ選手並みにめちゃくちゃ鍛えてるスキルアウトとかも混じったり銃所持してたりでテロリストと比較は無理 776格無しさん2022/01/13(木) 00 02 32.77ID 875uLMHB 777 上条当麻は描写上成長しているという解釈 と 上条当麻は設定上身体能力が上がっていない インデックスは旧約1巻が万全のスペックで新約で戦った際は旧約1巻時より弱体化している インデックスは弱体化している状態でも0秒行動可能 の2つの解釈から最大値で後者を取ればいいだけ。 777格無しさん2022/01/13(木) 00 17 31.43ID OWHD4NVg 778 776 筋力は上がっていないのは分かるが、それだけでは身体能力が変わっていない証明にはならないのでは というか筋力で分かるのってそれこそパワーくらいで、移動速度とか戦闘速度の場合は柔軟性とか身長とかあらゆるものが影響している 他のキャラでも、筋力同じだから素早さ同じとか言って速度計算された場合は却下されるはず 身体能力とか全能力とかなら分かるけど 778格無しさん2022/01/13(木) 00 40 28.13ID 875uLMHB 780 777 上条当麻の身長が伸びたり柔軟性が上がった設定はない。速筋が鍛えられなかったら戦闘速度とか上がらないでしょ。 どっちにしろインデックス経由で取ってるから上条当麻がどうなろうとあんまり関係ないけどね (省略) 779格無しさん2022/01/13(木) 00 55 17.06ID 34c2fysF ループ関連をここでどういう扱いにするか決める手もあるが まあスペック変わらずループなしでテンプレが作れるならそっちの方が無難化 780格無しさん2022/01/13(木) 09 19 19.90ID WUYFRvg/ 781 778 インデックスはオティヌスが世界観増やした後の時系列でも自動書記になってるから世界観が減らないのが強いな オティヌスが増やした後の世界観全ての範囲に渡る全能にできる リバース含めて何度か自動書記になってるが、リバースは世界観増えた9巻後の時系列だから無問題だしな 781格無しさん2022/01/13(木) 09 34 40.30ID pz6QIU1h 780 あとこれだと上条と戦闘したキャラ全てが0秒行動できるのもいいなと
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アックス クラス 名前 消費AP(%) 威力 属性 攻撃タイプ 効果 S バーティカルプラス 150 無 物理 全てを巻き込む爆発を起こす。 A アックスラッシュ 105 無 物理 凄ましい連撃で魔物を切り刻む。 B バーティカル 140 無 物理 強烈な爆発でダメージを与える。 C サークルショット 130 無 物理 烈風を生み出しダメージを与える。
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セリフ セリフインデックスの評価 キャラクタ選択時 戦闘開始時標準 特別な場合 パートナー呼び出し時上条当麻 「どけぇ!」 御坂美琴 「吹っ飛べ!」 ステイル=マグヌス 「悪く思わないでくれよ」 神裂火織 「力を貸しましょう」 一方通行 「消し飛べェ!」 御坂妹 「迅速な決着を目指して」 白井黒子「幕引きですの」 土御門元春「ここで決めるぜぇ!」 サーシャ=クロイツェフ オリアナ=トムソン「激しいのは好きかしら?」 五和「勝機と見ました!」 風斬氷華「(叫び声)」 後方のアックア「仕留めるのである」 麦野「私の力を借りたいってぇ!?」 インデックス「(プレイヤーキャラによって変化)」 打ち止め「ミサカはミサカはこれでもかと包囲網を敷いてみたり」 ハイスコア時 インデックスの評価 ランク1 「ふふ~ん、まだまだ初心者の域を出ないんだよ、とうま」 ランク2 「ま、初心者としては合格ってところかも」 ランク4 「順調に上達してるみたいだね。もしかしたら見込みあるかも」 キャラクタ選択時 上条「よーし! いくぜ!」 美琴「さぁ~って! いきますか」 ステイル「やれやれ」 神裂「参りましょう」 一方「あ゛ァン?」 御坂妹「ミサカは出撃します」 黒子「参りますの!」 土御門「さ、働くとしますか」 サーシャ「任務開始です」 オリアナ「お姉さんと遊びましょ?」 五和「出陣です」 風斬「え……? 私?」 アックア「行こう」 麦野「誰が相手になってくれるのかにゃーん?」 禁書「私だって活躍したいかも!」 打ち止め「ご指名なのだってミサカははしゃいでみたり」 上条+インデックスを選んだとき インデックス「珍しくとうまが私に進んで声をかけてきたんだよ!」 上条「はいはい、インデックスさん? いきますよ?」 一方通行+打ち止めを選んだとき 打ち止め「ご指名なのだってミサカはミサカは嬉し・恥ずかし・照れ隠し!」 一方「はァ……ちったァ静かにしろォ」 戦闘開始時 標準 上条「本当にやんのかよ」 パートナー時「危ない時は呼んでくれよな」 美琴「いっくわよー!」 パートナー時「後ろは任せなさい!」 ステイル「ふぅ……地ならしの時間もなしか」 パートナー時「今からでも変わろうか」 神裂「出来れば抜きたくはない」 パートナー時「油断はしないでください」 一方「遊ンでやるよ三下ァ」 パートナー時「気安く頼ンじゃねェぞ」 御坂妹「勝負ですね」 パートナー時「健闘を祈ります」 黒子「風紀委員ですの!」 パートナー時「ここはお任せしますわ」 土御門「さぁ、始めるぜよ!」 パートナー時「見学させてもらうとしますか」 サーシャ「第一の質問ですが、交戦準備はできていますか?」 パートナー時「第一の質問ですが、勝つ自信はあるのですか?」 オリアナ「お姉さんがいいこと教えてあげる」 パートナー時「さあ、楽しみましょう?」 五和「さぁ、始めましょう!」 パートナー時「よろしくお願いします」 風斬「戦いたくなんて、ないけど……」 パートナー時「力になりたいけど……」 アックア「我が前に立つ意味を、分かるのであるか?」 パートナー時「何時でも呼ぶがよい」 麦野「何で私に楯突くのかなぁ~?」 パートナー時「高みの見物と行くか」 特別な場合 上条vs.美琴 上条「なぁ~、いい加減止めにしようぜビリビリ」 美琴「ビリビリ言うなっ!」 上条vs.ステイル ステイル「君には前からむかついていたんだよ」 上条「それはこっちのセリフだ!」 上条vs.一方 一方「無能力者(レベル0)ォ!」 上条「最強ッ!」 上条vs.御坂妹 上条「オイ、マジでやんのかよ?」 御坂妹「問答無用、とミサカは恩人にも牙をむきます」 上条vs.土御門 土御門「今度は何秒立ってられいるかな?」 上条「倒れや……しねぇよ!」 上条vs.サーシャ 上条「え~と……、あっはは、ガム食うか?」 サーシャ「第一の回答ですが、私を馬鹿にしていますか?」 上条vs.オリアナ オリアナ「あ~らぁ……あんまり過激に攻め立てないでね。ボ・ウ・ヤ」 上条「う……ぐ……惑わされるなぁー上条当麻!」 上条vs.五和 上条「はぁ~走ってきたから汗かいちまった」 五和「あのぅ……おしぼり……」 上条「え? なんか言ったか?」 五和「なっ! 何でもありません!」 美琴vs.御坂妹 「譲れない戦いというのもあるのです、とミサカはオリジナルに勝負を挑みます」 「敵うと思ってんの? どうしてもって言うなら、やってあげる」 美琴vs.黒子 「まぁ! お姉さま! 黒子にそのお胸を貸していただけるんですのね!」 「へっ! 変な目でこっちみるなぁ!!」 美琴vs.オリアナ オリアナ「あらかわいい子。まだまだ発展途上だけれど……」 美琴「ど、どこ見て言ってるんじゃコラー!」 美琴vs.五和 美琴「でたわね~!! 母性の塊!」 五和「えっ? えっ?!!」 美琴vs.麦野 美琴「あなたは!」 麦野「さぁ~て……逃がさないわよ! 第3位!」 ステイルvs.神裂 ステイル「必要悪の教会同士の対決というわけかい」 神裂「昔を思い出しますね。ステイル」 ステイルvs.麦野 ステイル「学園都市もとんでもないものを飼ってるね」 麦野「あぁ? グダグダしゃべってんじゃないわよ。ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね」 神裂vs.土御門 土御門「ねーちんねーちん。なんで俺の前に立って構えてくれちゃってるのかにゃー?」 神裂「黙りなさい土御門! 先程の不埒な発言、捨て置く訳にはいきません」 神裂vs.五和 神裂「手加減などは、できませんよ」 五和「お手合わせお願いします」 神裂vs.アックア 神裂「刃を収める気は無いようですね……」 アックア「愚問であるな。ただの聖人」 一方通行vs.御坂妹 御坂妹「自らの為、ミサカは戦います」 一方通行「覚悟は……出来てンだろうなァ」 一方通行vs.土御門 一方通行「仕事じゃねェンだ。どうなろォと知ったことじゃねェぞ……」 土御門「やれやれ、骨が折れそうだ」 一方通行vs.麦野 一方「チッ……雑魚が」 麦野「あぁ? 吠えてろ第1位。すぐに引きずり下ろしてやるわよ」 サーシャvs.風斬 サーシャ「第一の質問ですが……、いえ、なんでもありません」 風斬「あ、貴方は……?」 御坂妹vs.御坂妹 パートナー呼び出し時 表にはパートナーとして呼ばれた時のセリフをまとめました。 箇条書きになっているところの人物名はパートナーで選択したキャラクター。 見出しの名前のところの「」には攻勢連鎖で呼ばれた時のセリフがはいります。 上条当麻 「どけぇ!」 コマンド セリフ L 「させるかよ!」 R 「任せとけ!」 攻勢連鎖 「どけぇ!」 一方通行には「手を貸せ! 最強!」 全員名前で呼ぶ。面識のない筈の麦野も何故か呼ぶ。 本編では御坂美琴を「ビリビリ」等と呼んでいるがゲーム内では「御坂」になっている。 御坂美琴 「吹っ飛べ!」 コマンド セリフ L 「これでどう!」 R 「動かないでよ、ね!」 攻勢連鎖 「吹っ飛べ!」 上条にはツンツン状態で「ほら、やんなさい!」 妹達には優しい声で「ほら、手伝いなさい」 黒子のときには「黒子!」 打ち止めには「今よ!」 その他大勢には「頼むわよ!」 ステイル=マグヌス 「悪く思わないでくれよ」 コマンド セリフ L 「炎よ!」 R 「避けられるかな?」 攻勢連鎖 「悪く思わないでくれよ」 上条にはため息交じりに「上条当麻」 神裂には「神裂!」 土御門には「土御門!」 インデックスには「頼むよ」 その他大勢には「頼んだよ」 神裂火織 「力を貸しましょう」 コマンド セリフ L 「そこまでです!」 R 「そこですか」 攻勢連鎖 「力を貸しましょう」 フルネームで呼ぶまたは 名前、名字どちらか。(アックア以外の魔術サイド+上条) 「力を貸してください!」(科学サイド+アックア) 一方通行 「消し飛べェ!」 コマンド セリフ L 「めんどくせェなァ」 R 「ハハァ゛!」 攻勢連鎖 「消し飛べェ!」 上条には「チッ……邪魔すンなァ!」 美琴には「雑魚が。力ァ貸せェ」 御坂妹には「余計なことを……」と半ばあきれてる。 土御門には「土御門ォッ!」 打ち止めには「フラっと出てくンなゴルァ!」 その他大勢には「好きにやれェ」 御坂妹 「迅速な決着を目指して」 コマンド セリフ L 「オーダー、受理しました」 R 「現場に急行します」 攻勢連鎖 「迅速な決着を目指して」 上条には「ミサカの命を助けてください」 美琴には「お姉さま」 打ち止めには「上位個体に伝達」 その他男キャラには「支援を要請します」 その他女キャラには「競合相手を呼びつけます」 白井黒子「幕引きですの」 コマンド セリフ L 「隙だらけですわね!」 R 「力添えしますわ!」 攻勢連鎖 「幕引きですの」 御坂美琴には「お姉さま!」 御坂妹には「おねっ! ……あら?」 打ち止めには「お姉! ……小さい?」 その他大勢には「頼みますの!」 土御門元春「ここで決めるぜぇ!」 コマンド セリフ L 「人使いの荒い事で!」 R 「俺の出番ですたい!」 攻勢連鎖 「ここで決めるぜぇ!」 上条には「かみやん!」 神裂には「ねーちん!」 ステイルには「ステイル!」 一方通行には「一方通行!」 その他大勢には「頼んだにゃー」 サーシャ=クロイツェフ コマンド セリフ L 「援護します」 R 「助けが必要ですか」 攻勢連鎖 「……(無言)」 全員に「頼みます」 オリアナ=トムソン「激しいのは好きかしら?」 コマンド セリフ L 「助けてあげる」 R 「お姉さんも混ぜてね?」 攻勢連鎖 「激しいのは好きかしら?」 男キャラには「坊や!」 女キャラには「お嬢ちゃん!」 聖人二人には「お願いするわね」 五和「勝機と見ました!」 コマンド セリフ L 「隙あり!」 R 「もらいます!」 攻勢連鎖 「勝機と見ました!」 上条に対してはすこし緊張した感じで「お、おねがいします……」 神裂には「女教皇(プリエステス)!」 その他大勢には「お願いします」 風斬氷華「(叫び声)」 コマンド セリフ L 「頑張る……!」 R 「当たって!」 攻勢連鎖 「アッー!」 全員に「お願いします……」 後方のアックア「仕留めるのである」 コマンド セリフ L 「助力しよう」 R 「参る」 攻勢連鎖 「仕留めるのである!」 全員に「今である」 麦野「私の力を借りたいってぇ!?」 コマンド セリフ L 「どきなさい!」 R 「割り込んじゃおうか」 攻勢連鎖 「私の力を借りたいってぇ!?」 全員に「出番だよ!」 インデックス「(プレイヤーキャラによって変化)」 コマンド セリフ L 「こら~! スフィンクス~!」「まて! まつんだよ~!」 R 「応援するんだよ!」「勝ってほしいかも!」 攻勢連鎖 「」 攻勢連鎖時の台詞は以下の通り 対上条「また私の知らない所で怪我をしてとうまはーっ!」 対美琴「とうまにベタベタ付きまとうのは止めて欲しいかも!」 対ステイル「いつも黒い服なんて神父の風上にも置けないかも!」 対神裂「魔術の為とはいえ、ちょっと露出し過ぎなんだよ!」 対一方「あなたからはごはんを食べさせてくれる予感がするんだよ!」 対御坂妹「み~んな同じ格好で見分けがつきにくいかも!」 対黒子「すぐに姿を消しちゃうのは後ろめたい事をしている証拠かも!」 対土御門「舞夏に対する態度が露骨に怪しいんだよ!」 対サーシャ「衣装選びのセンスがどうかしてるかも」 対オリアナ「部分的に育ち過ぎというものなんだよ!」 対五和「周囲の意見に流されてばっかりじゃ駄目なんだよ!」 対風斬「最近とうまに接する態度が怪しいかも!」 対アックア「おっきい物を振り回すのはとっても危ないんだよ!」 対麦野「ちょっとは人の意見を聞き入れるべきかも!」 打ち止め「ミサカはミサカはこれでもかと包囲網を敷いてみたり」 コマンド セリフ L 「だだだだぁ~♪」「突撃してみたり!」 R 「ミサカはミサカは泣きつく迷子! と見せかけてビリビリさせてみる!」 攻勢連鎖 「ミサカはミサカはこれでもかと包囲網を敷いてみたり」 L、R共に失敗すると「いってぇ!」と言って転ぶ。Lは成功しても転ぶ ハイスコア時 上条当麻「よっしゃー!ハイスコア!」 御坂美琴「よっしゃ!ハイスコア!」 ステイル=マグヌス「ま…こんなところかな」 神崎火織「ひとまずはよしとしましょう」 一方通行「簡単すぎンだ。オレにはよォ」 御坂妹「好成績を記録しました、とミサカはネットワーク全域に伝達します」 白井黒子「お姉さまぁ!黒子の活躍をご覧くださいまして?」 土御門元春「いやぁ~…土御門さんもまだまだ行けるもんだにゃー」 サーシャ=クロイツェフ「私見ですが悪くない戦績です」 オリアナ=トムソン「頑張りすぎちゃったかしら?」 五和「私だって天草式の一員ですから」 風斬氷華「喜んで...いいのかな?」 後方のアックア「これが結果である」 麦野沈利「気分がいいねー」
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種類 スラッシュアックス 武器名 ユクモノアックス レア度 2 攻撃力 130 スロット 0 会心率 0% 作り方・派生 素材生産:費用 - 強化生産:費用 2,000z 強化生産:武器 ユクモノ剣斧改 使用可能時期 下位 強化可能武器 -
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警備員「本物は……ここにはいない……だと……?」 上条「だから何度もそう言ってるぜよー」 正面に布陣する10人の警備員たちにライフルを向けられていても、上条と“思われる”少年――もとい上条の変装をしていた土御門は平然と答えた。 土御門「あんたらはまんまと変装した俺たちに騙されてここまでついてきたってわけ」 美琴「レースやってるみたいで楽しかったんだよ!」 土御門の隣に立つ、美琴と“思われる”少女――もとい美琴の変装をしていたインデックスが純粋な笑顔を浮かべて言った。 インデックス「後でレースに勝ったご褒美にステーキ屋さんの食べ放題券欲しいかも!」 警備員「なっ……」 余裕綽々の表情を浮かべ目の前に立つ2人を見て、班長らしき警備員のこめかみに青筋が浮かぶ。 警備員「ふざけるな!! 変装はともかく、お前らみたいな子供が我々アンチスキルの追跡車両をことごとく振り切ったと言うのか!?」 土御門「そういうことになるな」 警備員「バカな……! ……いや、待てそうか。お前らさては能力者だな? だから被弾することもせずここまで逃げ切れたのか……っ!」 その言葉を聞いたインデックスが必死に否定する。 インデックス「それは違うんだよ! 今来日してた知り合いの魔術師に頼んで『弾除け術式』をバイクに掛けてもらったんだよ! あと、もしバイクが事故を起こした時のためにって、身体の傷の度合いを極力減らす『抑傷術式』も私たちの身体に掛けてもらったんだよ! 本当は絶対に事故らない魔術が良かったんだけど、さすがにそこまで都合が良いものはなかったから……」 警備員「は?」 警備員たちが何を言ってるんだ、と言いたげな表情を作る。 インデックス「だから学園都市の能力とは一緒にしないでほしいかも!」 少々機嫌が悪そうな顔でインデックスは抗議する。 土御門「無理無理。こいつらにそんなのが理解出来るわけがないぜよ」 言って土御門はインデックスの頭を軽く叩く。 インデックス「それは心外かも」ムー そこで土御門は、警備員たちに顔を向け、どや顔で語る。 土御門「とにかく、お前らが探してるお2人さんはここにはいないぜ? 今頃既に学園都市の『外』に逃げてるはずぜよ」 警備員「!!!!!!」 土御門「……まあ、その場合は仲間の魔術師から連絡があるはずなんだが……にしても遅いな」ボソボソ ほんの数秒ほど、土御門は小声で独り言を唱えながら険しい顔を浮かべた。 警備員「そうか……ならもういい……」 土御門インデックス「?」 プルプルと、班長が身体を震わせながら呟く。 警備員「こいつらは御坂美琴の仲間だ……。……発砲を許可する!!!」 遂に班長は怒りが頂点に達したようだった。 土御門「ありゃりゃー」 警備員「見たところこいつらは丸腰………俺が許可する……」 警備員「撃てええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!」 遂に、発砲命令が下された。 土御門「おたくら本当に俺たちが追い詰められたと思ってた? 全くもって逆ぜよ」 ダカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカ!!!!!!!!!!! が、土御門の言葉を掻き消すように警備員たちのアサルトライフルが一斉に火を吹いた。 土御門インデックス「……………………」 幾数もの弾丸が生身の土御門とインデックスに向かい飛んでいく。 「イノケンティウス!!!!!!!!」 ゴオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!! 警備員「!!!???」 突如、警備員たちの視界を覆うように、正面に炎の壁が現れた。 警備員「何だあれは!!??」 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!! そして炎の中に出現する人型のようなシルエットをした怪物。 警備員「クソッ! 撃て! 撃て!! 撃てえええええええええええ!!!!!!!!」 一瞬、怯んだ警備員たちだったが、班長の命令を受けて再び引き金を引いた。 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!! しかし、炎の怪物は音速で飛ぶライフル弾も全て一瞬で溶かしていく。 「残念だが君たちの攻撃は『魔女狩りの王(イノケンティウス)』には効かない。諦めることだね」 やがて、炎の勢いが静まると、その向こうに1人の長身の男が姿を現した。 警備員「誰だ貴様は!!??」 「うん? 僕かい?」 赤い髪に、耳元にピアスをいくつもつけ、右目の下にバーコードのような刺青を入れたその男は、口元に煙草を咥えながら余裕の笑みを作る。 ステイル「ただのしがない魔術師だよ?」 突如その場に現れた魔術師ステイル=マグヌスは、その顔にユラユラと炎の灯りを映えながら答えた。 その頃、学園都市・南ゲート付近では――。 美琴「ねぇ……」 上条「何だよ?」 ゲート近くにある建物の陰で、美琴は側にいる上条に訊ねた。 美琴「あんたの知り合いの魔術師ってまだなの?」 上条「うーん、おかしいな……そろそろ来てもいいんだけど」 焦りの色を見せながら、上条は建物の物陰からそっとゲート付近を窺う。 美琴「アンチスキルたちの動きが何か慌しくなってるよ」 上条「多分、インデックスと土御門の囮が上手くいった証拠だろう。今頃はステイルと合流してるはず……」 上条たちは今、インデックスや土御門との共同作戦の真っ最中で、その一環としてこの場に留まっていた。 インデックスと土御門が、囮になるためにそれまで上条たちが着ていた服に着替えたため、上条と美琴は土御門たちが『外』で買ってきた新しい服を身に纏うことになった。そのお陰からか、彼らの以前の姿格好を知っていた警備員たちの目はある程度誤魔化すことが出来、ここまで来れたのだった。 美琴「でも早くしないとアンチスキルに対策取られちゃうよ! 知り合いの魔術師がゲートに展開してる警備員たちを倒してくれるんじゃなかったの!?」 上条「………………」 上条は美琴の顔を見る。 美琴「………」ジッ 不安で一杯の表情をしていた。 実は、当初の予定では上条と美琴に変装したインデックスと土御門が、アンチスキルの主力部隊を引き付けている内に、上条たちが知り合いの魔術師と合流、そしてその魔術師の力を借りて南ゲートを突破する予定だったのだが……… 美琴「まさか道に迷ってるんじゃ……」 一向にその魔術師は姿を現さなかった。 上条「いや、あいつならすぐにでも俺たちの姿を発見出来てるはず。……信用出来る相手だし、もしかしたら何か異常事態が起こって来れなくなってるのかも……」 美琴「そんなっ…!」 上条「取り合えずもう少し待とうぜ」 焦る美琴に上条は冷静に言う。 美琴「だ、だって! 失敗したらもう……」 上条「大丈夫だから。あいつは必ず来るから」 安心させるように上条は美琴の肩を優しく叩くが、彼女の不安そうな表情は消えなかった。ただ、脱出を前にして作戦に陰りが出てこれば無理も無かった。何しろ彼女はこの数日間、ここ学園都市に存在しているだけで酷い目に遭ってきたのだから。 上条「………………」 上条は南ゲート付近を再び窺う。確かに、先程より警備員たちの行動に慌しさが目立つ。もしかしたら、囮になって上条と美琴に化けていたインデックスと土御門が本人ではないことに気が付いた追跡部隊の警備員が、報告を入れたのかもしれない。 上条「………………」 そう考えると上条も少し不安になったが、合流予定の魔術師は今ぐらいの彼我の戦力なら簡単に覆せる実力を持つ。故に、上条は美琴ほど不安ではなかったのだが、彼女の浮かべる暗い顔は見てられなかった。 上条「とにかくあいつはすごい奴だからさ。心配すんなって」 ゲート付近を見つめながら、上条は背後にいる美琴に語りかける。 上条「お前だってレベル5の超能力者なんだから分かるだろ? その実力の程が。つまりはあいつもそれと同等、もしくはそれ以上の実力を持ってんだ」 しかし、美琴は何も答えない。 上条「だからここは安心することだ」 しかし、美琴は何も答えない。 上条「お前、聞いてるのか?」 ゲートから視線を外し、上条が顔を戻した時だった。 上条「みさ…………」 その瞬間、彼の表情が固まった。まるで、突然出没した怪物を見るように。 上条「……………か」 上条のその反応も当然だった。ケロイド状と化した右目に白く光る眼球を浮かべ、左腕から光線のようなアームを伸ばした若い女が、人質をとるように右手で美琴の身体を掴んでいたら。 美琴「とう……ま……」ガクガクブルブル 「久しぶりだなぁ超電磁砲!!! 会いたかったぜぇ!!!!!!」 上条「……………………」 呆然と口を開ける上条。 麦野「ああ、あんたが超電磁砲の男ってわけ? ふーん? で、どうする? あんたの目の前で彼女焼いちゃっていい?」 上条「…………っ!?」 突如その場に現れた闖入者――学園都市第4位の実力を持つレベル5の超能力者・麦野沈利は、片目が潰れた顔に不気味な笑みを浮かべた。 バンッ!!! と、音を立て扉が開けられた。 運転手「隊長!!!」 黄泉川「お前はここにいるじゃん。アンチスキルのレッカー車が来た時に応対するんだ」 上条と美琴に変装し、囮になっていたインデックスと土御門が乗ったバイクを追っていた黄泉川。彼女が乗車していた自動車は踏み切りで横滑りをし、線路までには侵入しなかったものの、踏み切りの構造物に挟まれるような形で停車していたため自力で脱出出来ない状態にあった。 運転手「どこへ行くんですか!?」 黄泉川「決まってるじゃん。御坂美琴を捕まえに行く」 言って黄泉川は後部座席のアサルトライフルを手に取る。 黄泉川「囮だと? ふざけたことしやがって。絶対に私がこの手で捕まえてやるじゃん」 運転手「で、ですが奴らはどこに?」 黄泉川「灯台下暗し。恐らくは南ゲート付近にいるはずじゃん」 運転手「間に合わないかもしれませんよ?」 黄泉川「途中で仲間の車両か、無理ならタクシーにでも拾ってもらうじゃん。それに、間に合うか間に合わないかは関係ない。やるかやらないかだ。じゃ、頼んだぞ」 運転手「隊長!」 バンッ!! 言うだけ言って扉を閉める黄泉川。 黄泉川「勝負はまだ終わってないじゃん」 ライフルを抱え、黄泉川は1人、暗闇にその姿を没していった。 警備員「撃てええええええええええええ!!!!!!!!!!」 ダカカカカカカカカカカカカカカカ!!!!!! ステイル「イノケンティウス!!!!!!」 ゴオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!! その頃。インデックスと土御門を守るステイルと警備員たちの戦闘も激化しつつあった。 ダカカカカカカカカカカカカカ!!!!!! ステイル「チッ…無駄だというのが分からないのか!?」 掃射されるライフル弾の雨を、ステイルが操るイノケンティウスが燃やし尽くしていく。 ステイル「まどろっこしいな!!」 インデックス「絶対に殺しちゃダメなんだよ!!!」 後ろからインデックスがステイルに声を掛ける。 ステイル「……分かってるよ! だが、そろそろ僕もこの応酬に飽きてきたところなんだがね」 土御門「一応、アンチスキルの戦力を分断して引きつけておくという目的もあったが、そろそろ潮時か」 ステイルの背中を見ながら、土御門が呟く。 土御門「だが、カミやんと超電磁砲が脱出に成功したという報せがまだ無い」 インデックス「で、でも! このままじゃ埒があかないかも!」 土御門「……そうだな。更に逃げて奴らをカミやんたちから引き離した方が得策か」 と、その時だった。 ステイル「?」 急に、警備員たちの発砲が止んだ。 ステイル「何だ?」 インデックス「あれ? 銃撃が止まったかも」 土御門「ん? 諦めたのか?」 インデックスと土御門が訝しげな目を浮かべて正面に顔を戻す。 と、よく目を凝らしてみると、警備員たちが乗ってきた自動車の後方、そこに新たな自動車が近付いてくるのが見えた。 土御門「新手か」 ステイル「しかし、人数が増えたところで僕のイノケンティウスには敵わないよ」 自動車が止まり、その後部扉が開く。同時、警備員たちの間に小さな歓声が上がった。 警備員たち「おおおおおっ!!!!!」 ステイル「…………何だ?」 ザッ!!! と、足を地面につけ、1人の男が車が下りてきた。 「………………」ギンッ ステイル「…………?」 男とステイルの目が会う。 ステイル「(何だこいつは……?)」 ステイルがそう思ったのも当然だった。男は歴戦の戦士のような、相手を睨んだだけで威圧してしまうような目と精悍な顔を持ちながら、何故かダイバーが着るようなスーツを身に纏っていたのだから。しかし、男が着るスーツは筋肉によってその形がはっきり見えるほど盛り上がっていた。 インデックス「なんかすごい筋肉の人が出てきたんだよ! しかも変な格好してるし」 インデックスが見たままの感想を述べる。 土御門「(あの男……何者だ)」 「………………」 男はズカズカと警備員たちの間を通り抜け、やがてステイルの正面で立ち止まった。 ステイル「…………ふむ。そんな格好で何の用かな?」 「………………」 男は睨むだけで何も答えない。 ステイル「無愛想な奴だ。何か言ったらどうなんだ」 「…………レベル4相当の発火能力(パイロキネシス)と見た」 ステイル「………は?」 ボソッと男は呟いた。 「…………貴様の運命もここまだ」 そう言ったと同時、男が腕を引き拳を握った。ただでさえスーツの下から盛り上がっていた筋肉が更に盛り上がる。 「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」 野太い声を発しながら、男はステイルに向かってきた。 ステイル「面倒くさい……イノケンティウス!!!!」 ゴオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!! 一瞬で、男は炎に呑み込まれた。 インデックス「ステイル!」 ステイル「ああ? 仕方がないだろ? バカにも奴は丸腰で突っ込んできたんだから」 インデックスの方に振り向きながら、つまらなさそうにステイルは吐く。 インデックス「ステイル!!!」 ステイル「いや、だから…………え?」 何かの気配に気付き、ステイルが振り向き直る。 ステイル「!!!!!!!!!!」 彼がそこで見たもの。それは、顔を両腕で覆いながら炎の中から飛び出してくる男の姿だった。 ステイル「なっ………!!??」 「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」 特に火傷を負っているようにも見えず、何故かステイルのイノケンティウスを突破してきた男はもう1度拳を握る。 ドゴオオッ!!!!!! ステイル「ぶはっ!!??」 男の拳がステイルの頬にヒットし、その巨体が宙に舞った。 インデックス土御門「「ステイル!!!!」」 ドサッ…… インデックスと土御門が叫んだと同じくして、ステイルは仰向けに地面に倒れ込んだ。 「……………………」 そこへ、男が近付いてくる。やはり男は火傷どころか傷一つ負っていない。 ステイル「バ、バカなっ……! ぼ、僕のイノケンティウスが効かないだと!? 貴様、学園都市の能力者か!!??」 「知る必要のないことだ」 男は表情も変えず、ステイルを見下す。 警備員「さっすが武藤さんだ!!」 警備員「いいぞ! やっちまえ!!」 警備員「やっぱり元自衛隊の特殊部隊で史上最強と男と呼ばれた男は違う!!」 警備員「ああ、強靭な肉体と精神力。それに学園都市の技術が合わさればレベル4の能力者だって敵わない!!」 男の後ろで状況を見守っていた警備員たちが口々に何やら叫び始めた。どうも、彼のことを言っているらしい。 武藤「ふん」 武藤と呼ばれた男はつまらなさそうに鼻で息をする。 ステイル「…………なるほど。大体分かったよ。君は学生ではなく教師の身分。しかも、アンチスキルと呼ばれる治安組織の中でも奥の手扱いされてる人間なのかな?」 ヨロヨロと、身体を起こしながらステイルは話しかける。 武藤「確かに『アンチスキル最強の男』などと呼ばれているが、今はどうでもいいことだ」 ステイル「どうでも……いいことね。謙遜するじゃないか」 武藤「目下、重要なのは貴様を倒すこと。だろ?」 僅かに武藤が笑った。 ステイル「右に同じだ!!! イノケンティウス!!!!!!」 再び、ステイルの前にイノケンティウスが出現する。 武藤「………………」 それを前にしても、やはり武藤は怯んだ様子は見せなかった。 ステイル「行け!!!!!!!!」 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!! 武藤は再び拳を握る。 美琴「とう……ま……」 麦野「おうおうおうおう超電磁砲よ!! 『とう……ま……』なんて可愛らしい声出しちゃって!!! てめぇも男の前じゃ所詮は恋する女の子ってかぁ!!?? ぎゃははははははははははは!!!!!!」 上条「てめぇ……っ!!」 上条は美琴を人質にとる女――麦野沈利を睨む。 脱出のため、仲間の魔術師との合流を待っていた上条と美琴。しかし、彼らの希望を打ち砕くように現れたのは、かつて美琴が戦った相手、レベル5の第4位『原子崩し(メルトダウナー)』こと麦野沈利だった。 上条「御坂を離せっ!!」 上条は麦野を睨む。 麦野「キャーこわーい。お姉さんこわくておしっこ漏れちゃうううううう。だからやっぱりこの子返してあげるー……なーんて言うとでも思ったかウニ頭さんよぉ!!??」 美琴「な、何であんたがここに……」 横目で麦野を睨むながら美琴が訊ねる。 麦野「あああ? てめぇにゃ関係ねーだろうが。ただこの私がお前のピンチを見逃すとでも思ったぁ!?」 美琴「………っ」 麦野「能力が使えなくなった超電磁砲なんてなーんにも恐くねーんだよボケカス!!」 まるで以前の仕返しだ、とでも言いたげに麦野は口汚く罵る。 麦野「で……上条くんだっけぇ?」 上条「!!!」 そこで麦野は上条に目を向けてきた。 麦野「この子殺しちゃっていい? 消し炭にしちゃっていい?」 上条「や、やめろっ!!」 上条が一歩前に躍り出ようとする。 麦野「おっとぉ……」 ジジッ と音を立て、麦野は左手のアームを美琴の顔に近づける。 上条「くっ……!」 反射的に立ち止まる上条。 麦野「そんなに超電磁砲が大事なんだぁ? それともこの子との夜が忘れられないのかにゃー?」 上条「ふざけるなっ!」 麦野「で、超電磁砲はどんな風に啼くの? 『貴方の右手で私の超電磁砲を犯してー』ってか? きゃははははははは」 まるでバカにするように麦野は笑う。 麦野「でもそんなに大事ならやっぱり死んどいた方がいいわよね。ってわけで死ね」 言って麦野は容赦なくアームを美琴の顔に振り下ろす。 美琴「………っ」 バギィィィン!!! 麦野「……………あ?」 しかし、その直前……… 麦野「…………私のアームが……消えた?」 美琴の顔を貫いたと思った瞬間、彼女のアームは掻き消されていた。上条が右手を突き出してきたことによって。 ズッ…… 麦野「ぶぎっ……」 唐突に、麦野の顔が歪む。その状態で彼女が咄嗟に視線を正面に戻すと、そこに丸く握った右手を彼女の頬に添える上条の姿があった。 ドゴオオオオッ!!!!!!! 麦野「!!!!!!」 上条の右ストレートを食らい、盛大に倒れる麦野。 美琴「当麻!!!!」 解放された美琴が上条に駆け寄る。 上条「こっちだ!!!」 上条は美琴の手を取りその場から逃げ出す。 麦野「……………………」 大の字で倒れたまま、麦野はその場に残される。 麦野「…………………ふふ」 口元を歪め、不気味な笑みを見せながら麦野は叫んだ。 麦野「死刑けってええええええええええ!!!!!!」 上条「ハァ…ハァ……」 美琴「ハァ…ゼェ……」 人気の無い通りを疾走する上条と美琴。 美琴「ねぇ! どこ行くのよ!!」 上条「あの化け物女から逃げてんだよ!!」 美琴「………」チラッ 美琴は一瞬だけ振り返る。南ゲートが遠くなっていくのが見えた。 美琴「ちょっと! ゲートから離れてるじゃない!! 魔術師との合流はどうするの!?」 手を引かれながら、美琴は前を走る上条に叫ぶ。 上条「あそこに留まっててもあの女に焼かれるだけだぞ!!」 美琴「でも! これじゃ外に逃げられないよ!!」 上条「だから今別の策を……」チラッ と、そこで上条が振り返った瞬間だった。 上条「!!!!!!」 美琴「?」 ドンッ!!! 美琴「きゃっ!!」 不意に、美琴を左手で押しのける上条。いきなりのことで反応出来なかった美琴はその場に倒れてしまう。 直後、彼女が今まで立っていた場所に白い光線が空を切った。 バギィィィン!!!! 上条「………………」 それを右手で打ち消す上条。 美琴「原子崩しっ……!」 美琴は光線が飛んできた方を見る。やがて、暗闇の中から、青白い光を左腕から発光させながら麦野がその姿を現した。 麦野「それが例の『幻想殺し』ってやつぅ? なーんかうざってー右手だなー」 上条「それは残念だったな」サッ 美琴「!」 咄嗟に上条は、地面に座っていた美琴の前に立った。まるで彼女を守るように。 麦野「……」イラッ 麦野「あーーーーーーーームカつくわね。あんたら見てるとどっかのバカップル思い出して嫌になるわぁ」 苛立ちを露にしながら、麦野はゆっくりと近付いてくる。 麦野「特に幻想殺し! あんた、私がこの世で一番大っ嫌いな男とそっくり!! うざったいたらありゃしねぇ」 上条「………………」 麦野「だからそろそろ死んでくれない?」 上条「御坂、お前あいつのこと知ってるのか?」 麦野を正面に見据えながら、上条は背後にいる美琴に訊ねる。 麦野「っておいナチュラルに無視かよ」 美琴「う……うん。妹達の時にちょっと……」 上条「……そうだったのか。能力値は?」 麦野「聞いてんのかそこのバカップル。何で私の周りにはこんなムカつくバカップルしかいねぇんだよ」 美琴「学園都市第4位のレベル5」 上条「レベル5……か」 麦野の言葉を無視して、2人は上条の背中越しに会話する。 美琴「私でさえ苦戦したんだから……倒すのは難しいかも……」 不安な表情になる美琴。が、上条は彼女の言葉に疑問を呈した。 上条「それはどうかな?」 麦野「おめぇ超電磁砲よぉ……男の前じゃしおらしくなりやがって……以前私と戦った時の面影は完璧ねぇなぁ」 上条「まさかこんな大事な時にレベル5の超能力者の手厚い歓迎受けるとはな……。ったく、戦ってる暇なんて無いってのに……っ!」 麦野「決めた。まずは幻想殺しの右腕をちょん切る。で、その後瀕死の状態になった幻想殺しの前で超電磁砲の×××が真っ黒に焦げてくとこ見せ付ける」 平然とした様子で麦野は何やら独り言を呟いている。 上条「どうにかしてこいつから逃げ切らないと……」 逃げ道は辺りにないか、上条が僅かに視線を右に向けた時だった。 美琴「当麻!!!!」 上条「!!!!!」 視界の端に映る白い光。 上条「チッ!」ガシッ 上条は美琴の服を掴み咄嗟に後方へ飛んだ。 ドゴッ!!!! 直後、白い光線が地面に突き刺さった。 上条「くっ!!!」 その衝撃で、地面が抉れコンクリート片が舞い上がる。 麦野「オラオラオラオラオラオラオラ!!!!!!!」 ゴッ!! ズガッ!! ドッ!!! 麦野は、手当たり次第に周囲にあったものを破壊していく。そのせいで道路は耕されたように粘土が剥き出しになってしまった。 麦野「これで……終わり!!!」 上条「!!!!!!」 飛んでくる破片を防ぐだけで精一杯だった上条の目に、薙ぎ払われた麦野の左腕のアームが接近するのが見えた。 上条「っ!!!」 バギィィィン!!!!!! アームを打ち消す上条。 ガシッ!!! 上条「!!!???」 麦野「つーかまーえたー」ニィィ が、上条の予想を裏切るように、麦野は突き出された彼の右腕を右手で掴んできた。 上条「なっ……!? 離せ!!」 焦りながら、上条は麦野の手を振り払おうとする。 麦野「右手にサヨナラは言ったぁ!!??」 だが、その抵抗も空しく再び出現した麦野のアームが上条の右手に向かって振り下ろされた。 ドッ!!! 麦野「!!!???」 と、直前、麦野が目をカッと見開き身体を止めた。 上条「?」 何が起こったのか分からなかったが、上条は警戒の視線を絶やさなかった。 ズズッ…… やがて上条の右腕を掴んでいた麦野の右手がスルリと抜け落ち、彼女はその場に崩れ落ちていった。 そして代わりにそこに現れたのは、小さな木の板を持った美琴の姿だった。 美琴「ムカつくから……殴ってやったわ」 機嫌悪そうに美琴は言う。 上条「御坂。助かったぜ」ホッ 麦野「……」ピク 上条美琴「!!!」 麦野の指が僅かに動く。 上条「こっちだ!!!」 瞬時に美琴の手を取り、上条は麦野から逃げるべく再び走り出した。 麦野「……………………」 2人が逃げ去ると、麦野は頭から血をダラダラと流しながら不気味な笑顔を浮かべて言った。 麦野「逃がしはしねぇよ」ニヤァ その頃……… ドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!! ステイル「ぐぶっ!? げぶっ!? ぶおっ!?」 インデックス「ステイル!!」 激化するステイルと武藤の戦闘は、魔術師でも能力者でもない武藤の優勢にあった。 警備員「やれやれー!」 警備員「悪漢をやっつけろー!」 武藤「……………………」 警備員たちの声援を後ろに聞きながら、武藤はステイルの顔や身体に重い拳を容赦なく叩き込んでいく。 ステイル「イ、イノケ……」 武藤「無駄だ」 ドゴッ!!!! ステイル「ぐへぁっ!?」 ドサッ…… 盛大にぶっ倒れるステイル。 武藤「見たところ貴様は能力以外の肉弾戦は、からっきしのど素人。自衛隊の特殊部隊とアンチスキルで長年独自の鍛錬に身を捧げてきた私に勝ち目はない。そして………」 武藤が足音を響かせてステイルの下へ歩み寄る。 武藤「この学園都市で開発された最新の耐火ジェルと耐火スーツを前にしては、何千度の炎などマッチの火と同義……いやそれ以下だ」 ステイル「なるほど、それが君の戦い方ってわけか……ペッ」 口から血を吐き、ステイルは武藤を見上げる。 武藤「先遣部隊の情報から敵の能力者の特徴を把握。その上で、専用のスーツを着用し戦場へ馳せる。それが“アンチスキル最強”の男と呼ばれる者の戦い方だ」 ステイル「ふん、言うね……。結局君は学園都市の技術に頼ってるだけじゃないか」 武藤「何を勘違いしている?」 バキッ!!! ステイル「ぐぶっ!?」 武藤の蹴りがステイルの頬を打つ。 武藤「言ったはずだ。自衛隊とアンチスキルで独自の鍛錬に身を捧げてきた、と。……私は徒手格闘の分野において、この日本に自分に勝てる人間はいないと自負している」 ステイル「ふん……」 武藤「最新の技術と最強の肉体。この2つさえあれば、レベル4クラスの能力者など私の前では子猫同然だ」 武藤は表情も変えず淡々と告げる。まるでお前の負けは既に決まっている、と言いたげに。 武藤「分かるか? 故に貴様に勝ち目はないのだ」 ステイル「……………………」 武藤「お喋りも飽きたな。……そろそろトドメといこう」 言って武藤は拳を握った。同時、スーツの下から筋肉が山のように盛り上がる。 ステイル「………………ふ」 武藤「…………?」 と、その時、ステイルが口元に僅かな笑みを浮かべた。 武藤「……何かおかしかったか?」 ステイル「おかしいね……。君たちの能力のレベル分けなんて知ったこっちゃないが、この状況で勝利を確信した君がおかしいって言ってるんだよ」 顔中にいくつも痣が出来上がっているが、ステイルは気にすることなく笑みを浮かべる。 武藤「下らん。敗者の負け惜しみか」 ステイル「なら見せてやるよ……。真の魔術師の“奥の手”ってやつをさ……っ!」 武藤「“奥の手”?」 ステイル「ビビるなよ。そして今更泣こうとするなよ。僕に“奥の手”を出させたのは君なんだからな!」 武藤「………なら出し惜しみしていないで早く見せてみろ。“奥の手”と言うからには絶対の自信があるんだろう?」 ステイル「当たり前さ………」 ステイルの目に炎のような光が宿る。 ステイル「とくと見ろ。これが僕の“奥の手”だ……っ!」 ステイル「トリプルイノケンティウス!!!!!!」 ゴオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!! 武藤「!!!???」 ステイルが叫んだと同時、辺り一面が今までとは比較出来ないほどの量の炎に包まれた。 ズババババババッ!!!!!! 上条美琴「!!!!????」 一方、麦野の追っ手から逃げていた上条と美琴。彼らは後ろで響いた大音量に気付き、咄嗟に振り返った。 麦野「オラオラオラオラオラオラ!!!!!!!! せいぜい逃げ回れぇ!!!! 後でてめぇらじっくりいたぶってやっからよぉ!!!!」 見ると、麦野が左手のアームを振り回し地面や周囲にあるものをことごとく破壊しながら全速力で追っかけてきていた。しかも、頭から血をダラダラと流しながら。 上条「何てしつこいんだあのケバイ女!!!」 麦野「んだとぉぉ!!?? もう一遍言ってみやがれ!!!! こんのクソガキャァァァ!!!!」 ドゴオオオン!!!!!! 気にしていたことを指摘されたのか、麦野の攻撃がより一層激しくなった。 美琴「ちょっと! 何挑発してんのよ!!」 上条「事実言ったまでじゃねぇか!!」 麦野「殺す!! 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!!!!!!!!!!」 顔面を血だらけにし鬼の形相で追ってくる麦野は、もはや化け物と言っても過言ではなかった。 美琴「あっ!!!」 上条「!!??」 ドサッ…… 上条「御坂!!!!」 振り返る上条。 美琴「当麻!!!!」 躓き転倒したのか、美琴が地面の上でうつ伏せになっていた。 上条「御坂!!!!」 美琴の元に駆け寄る上条。だが、それよりも早く、麦野は想像以上の速さで美琴に接近してきていた。 麦野「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!」 上条「(この距離じゃ……間に合わないっ……!)」 美琴「当麻……!」 右手を伸ばす上条の目に、絶望を浮かべた美琴の顔が映る。 麦野「死に晒せ売女ああああああああああ!!!!!!!!」 地面に倒れた美琴の無防備な背中を狙って、麦野がアームを振り下ろす。 上条「………っ!!」 美琴「――――――!!!」 ドッ!!!!!!!! 麦野「!!!!????」 麦野のアームが美琴の背中を切り裂く刹那だった。 上条美琴「!!!!!!!」 ゴッ!!!! 突如、上から降ってきた何かによって、アスファルトが蜘蛛の巣状に割れ、衝撃波が巻き起こった。 麦野「ぐぅぅっ!!??」 それを何者かの奇襲と即座に判断した麦野は飛ぶように1歩後退した。 コオオオ……… 数秒後、辺りが静かになると、再び態勢を整えた麦野は親の仇を見るような目で正面に視線を据えた。 麦野「………何者だよてめぇ……?」 彼女は興を削がれたといった感じに、上条と美琴を守るようにして立つその女にドスの利いた声で訊ねる。 美琴「だ、誰………?」 上条「や、やっと来てくれたか……」 突如現れた救世主――その女の背中を見、上条と美琴はそれぞれ思ったことを述べる。 「……………………」 地面に突き刺すように立つ日本刀。その柄の頂上部分に両手を置いていた彼女は、やがてうなだれていた頭をゆっくりと上げると、目をカッと見開いた。 神裂「遅くなりました上条当麻。ここからは私に任せて下さい」 上条「神裂!!!!」 上条の顔に笑顔が浮かぶ。 美琴「だ、誰………?」 上条「例の合流する予定だった魔術師だよ!!」 説明しながら、上条は倒れていた美琴を起こす。 美琴「じゃ、じゃあこの人が……」 神裂「今は自己紹介をしている場合ではありません」 美琴「!」 美琴の言葉を遮るように、魔術師であり聖人の1人でもある神裂火織は静かにそう答えた。 上条「神裂、お前……」 神裂「申し訳ありません。ちょっとした用事があって遅くなってしまいました」 背中を見せつつ神裂は上条に謝罪する。 上条「いや、こっちは危機一髪助かったところだ。本当にありが……」 神裂「逃げなさい」 上条「え?」 神裂「学園都市の『外』と『中』の境界地点……壁がある場所まで逃げるのです」 今はお喋りをしている暇はない。彼女はそう言いたげだった。 神裂「大丈夫です。対策はとってあります。とにかく境界地点まで行けば何とかなります。……さあ、行って! 彼女は私が相手しておきますから!」 言って神裂は数m先にいる麦野を見据える。 上条「で、でも……!」 神裂「行くのです!!」 躊躇いを見せる上条だったが、神裂は有無を言わさず叫んでいた。 上条「………っ」 上条「仕方がない、行くぞ御坂!!!」 美琴「だけど、大丈夫なの!? 相手はレベル5の超能力者よ!?」 神裂のことをよく知らない美琴は、不安げに訊ねる。 神裂「私のことは心配無用。寧ろ貴方がたを守りながら戦うのは少し厄介なのです」 美琴「……………、」 上条「さあ、今は急ぐんだ!!!」ガシッ 美琴「あっ!」 美琴の手を取り、上条は再び走り出す。 美琴「……………」 手を引かれながら走りつつも、美琴は後ろを振り返った。小さくなっていく神裂の背中と、こちらを睨む麦野の姿がそこに見えた。 神裂「……………………」 麦野「で、何の真似だよオバさん? 突然空から降ってきたかと思ったら超電磁砲どもを逃がしてよぉ……」 遠くなりつつある上条と美琴の姿を神裂の背後に捉えつつ、麦野は不機嫌そうな口調で言う。 麦野「見たところあいつらの予定は狂いに狂ってるようだけど、そんな状態で逃げれると思ってんの? あ?」 神裂「………………」 しかし、神裂は何も答えない。 麦野「なんか言えやババァ!!!」ドッ!!! 苛立ち紛れに麦野がアームで地面を抉る。 神裂「…………その点については対策を施してあります。今回のように私が足止めを食らった時のためにと保険策を用意していたのですが、どうやらその判断は間違っていなかったようですね。ただ、お陰で学園都市に来るのが遅れてしまいましたが……」 麦野「何言ってんだババァ!!??」 神裂「あと私はババァではありません。恐らく貴方とそう歳は変わらないはずですよ」 麦野「……」ピキッ 麦野の額に青筋が浮かぶ。 麦野「いいよいいよあんた最高よ…………」 麦野「最高にムカつくんだよ!!!!!!」 鬼のような形相を浮かべて麦野は怒鳴り声を上げた。 麦野「覚悟しなクソババア!!! 私の機嫌損なった分、痛ぇ目に遭ってもらうからなぁ!!!!」 神裂「……………………」 チャキ…… 激昂する麦野を前にして、神裂は静かに愛刀『七天七刀』の柄を握った。 武藤「ハァ……ハァ……ハァ……」 深く息をし、辺りを見回す武藤。 武藤「全滅か………」 彼は黒く燃え尽きたアンチスキルの車体に背中を預け、その状況を皮肉るように口元を緩めた。 周囲には呻き声を上げ倒れている警備員たち。その中心には炎によって燃え尽きたアンチスキルの車が2台あった。 武藤「私もまだまだか……」 結局、武藤は敗れた。ステイルが出してきた奥の手『トリプルイノケンティウス』の莫大な炎とその熱量は学園都市の最新技術で作られた耐火スーツでさえも歯が立たず、その表面を焼き切った。スーツの防火能力が高かったためか、幸い武藤は軽い火傷で済んだが、スーツを破られてしまった以上、彼に為す術はなく、隙を見せてしまったところでステイルと共にいた土御門に殴られ昏倒したのだった。 武藤「…………奴らは逃げたか」 武藤が敗れた姿を見た警備員たちは恐れをなし、逃げ惑った。そこへ無人となった車にトリプルイノケンティウスが襲い掛かり爆発。その衝撃で警備員たちは吹き飛ばされ今に至るというわけである。その後、件の魔術師ステイルはトリプルイノケンティウスで残り2台の車を燃やし尽くすと、インデックスと土御門と共に逃げ去っていった。 武藤「死人や重傷者はいなさそうだな……。ふん、そこだけは紳士然としていやがる……」 それだけ言うと、武藤は空を見上げるように溜息を吐いた。 武藤「もし機会があれば……再戦を願うぞ。赤髪の能力者………」 それだけ最後に呟くと、武藤の意識は落ちた。 一方、そのステイルたちは……。 ステイル「さあ急ぐんだ土御門!!」 土御門「分かってる!!」 ……武藤や警備員たちの包囲網から逃れ、夜の街を駆け抜けていた。 土御門「ねーちん……何で連絡を寄越さない!?」 ステイル「まさか脱出に失敗したんじゃないだろうね!?」 ステイルと土御門は全速力で走る。 インデックス「とうまも短髪もかおりもみんな心配なんだよ!」 そう叫ぶのは、ステイルにおぶられているインデックスだ。全速力で走ると彼女を置いてけぼりにしそうだったので、苦肉の策としてこうやってステイルがおぶっていたのだった。 ステイル「バスや電車が使えないのがもどかしいな!!」 土御門「最終下校時刻を過ぎてるからな。後はタクシーを見つけるぐらいしかない」 彼らは今、南ゲートに向かっていた。と言うのも、当初の予定では、もう少し早くに上条と美琴が脱出に成功し、そ報せを神裂から受けるはずだったのだ。だが、いつまで経っても神裂から連絡は来そうになかったので、仕方なく3人は自らの足でゲートまで戻ることにしたのだった。 ステイル「何故バイクを捨ててきたんだ!?」 走りながらステイルが隣を並走する土御門に訊ねる。 土御門「どうせあのバイクはもうアンチスキルにその特徴もナンバープレートも抑えられてるからなー。乗って帰ってる途中にアンチスキルの車両に見つかったらまた面倒くさいことになるだろ」 ステイル「ええい、じれったい!!」 インデックス「早くしないと、とうまと短髪が危ないんだよ!」 ステイルの背中でインデックスが不安げな声で叫ぶ。 ステイル「分かってるさ! ここまで来た以上、奴が死んでも目覚めが悪いからな!!!」 3人は上条と美琴の下へ向かうため、夜の街を疾走する。 上条「クソッ……! ここからどうすればいいんだ!!」 美琴「この壁を越えない限り『外』には出られないよ!!」 上条と美琴は、眼前に聳え立つ全高約5mの壁を前にして、立ち止まる。 上条「壁の所まで来れば何とかなるって神裂言ってたのに……。あれは一体どういう意味なんだ!?」 美琴「ど、どうしよう。いつまでもこんな所で突っ立ってるわけにはいかないよ……」 彼らは、今麦野の相手をしている神裂に言われた通り学園都市の『外』と『中』の境界部分までやって来ていた。神裂によれば、ここに来れば大丈夫と言う話だったが……… 美琴「どっかに抜け穴でも作ったんじゃないの!?」 上条「そんなバカな。目立つだろそれは」 美琴「だけどこのままじゃいずれ見つか………」 と、美琴がそこまで言いかけた時だった。 美琴「うあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 上条「御坂!!!!!?????」 突然、美琴が頭を抱えて苦しみ始めた。 美琴「ああああああああああああああああ!!!!!!」 上条「御坂!!?? 一体どうした!!?? おい!!!!」 頭を抱え地面に膝をつく美琴を見て、上条は叫ぶように訊ねる。 「いたぞ!!!! 御坂美琴と上条当麻じゃん!!!!」 上条「!!!!????」 不意に、どこからか聞き覚えのある声が聞こえてきた。 黄泉川「ようやく見つけたぞ!!! 今度こそ本物じゃん……っ!!!」 即座に声がした方に顔を向けると、50mほど先に、アサルトライフルを抱えた黄泉川と数人の警備員がこちらに近付いてくるのが分かった。 上条「アンチスキル……!!」 美琴「うあああああああああああああああああ!!!!!!!!」 上条「御坂!!!!」 叫ぶ美琴。彼女は苦しそうに主張する。 美琴「頭が……痛いっ!!」 上条「……頭? ……まさかっ!!??」 顔を上げ、上条は再び黄泉川たちに視線を向ける。と、そこで警備員たちの背後に1台のトラックらしきものがあるのが見て取れた。しかもその姿形には見覚えがあった。 上条「『キャパシティダウン』かっ!!」 そのトラックは、かつて北ゲートで目にした、対能力者用の最新式キャパシティダウンを搭載した車両――『キャパシティダウンキャリアー』だった。 上条「あいつら、最後の1台をここまで運んできたのか!?」 美琴「うああああああああああああああああああああ」 上条「御坂!!!!!!」 トラックが近付くにつれ、美琴の悲痛な叫び声が大きくなる。 黄泉川「手を挙げろ2人とも!!! 大人しく拘束されるじゃん!!!」 トラックと共に、黄泉川たち警備員がライフルを向けながらこちらに近付いてくる。 黄泉川「ここで終わりじゃん!!!」 上条「………っ!!」 美琴「ああああああああああああああああああああああ」 苦しむ美琴を、次いで近付いてくる黄泉川を順に見、上条は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる。 上条「クソッ!! 最後の最後で……っ!!」 麦野「ハァ……ハァ……」ズルズル そんな上条と黄泉川たちのやり取りを見ている者が1人、近くにいた。 麦野「みぃーつぅけたぁー」ズルズル 満身創痍の状態にあった麦野だった。 麦野「わ……ハァ……私から……ハァ……逃れられるとでも……思ってんのか……」ズルズル 彼女の右手には、細長く太い筒のようなものが握られている。若干大きすぎるため筒の先を地面にこすり、引き摺るような形になっていたが。 麦野「あ……あんのクソババア……ハァ……あれで……真の実力を見せて……ハァ……ないだと?」 筒を引き摺る麦野のその姿はボロボロだった。服は所々破れており、生傷もあちこちに出来ていた。 麦野「あんな……化け物が……世の中に……ハァ……存在してるって……のかよ……ハァ」 一目で見て分かるように、彼女は神裂に完敗していた。しかも、トドメを刺されないという彼女にとって最大限とも言える屈辱を受けてまで。 麦野「だが……ハァ……隙をついて……まんまと……ハァ……逃げ出してやった……ぜ」 しかし、彼女は神裂の目を盗んで逃走。途中、出くわした1人の警備員から筒を強奪し、ここまでやって来ていたのだ。 身近にあった茂みに隠れ、麦野は上条の位置を把握する。 麦野「………」チラッ 顔を少し横に向けると、黄泉川たち警備員の背後に1台のトラックが見えた。 麦野「『キャパシティダウンキャリアー』……対能力者用の超音波装置……。……知ってるわよ……」 ニヤリと、麦野は血で染まった顔に不気味な笑みを浮かべる。 麦野「最新式の……レベル5でさえ効果をもたらす装置らしいけど……所詮は試作版。その効果がもたらす範囲は半径50mにも満たない……つまりは……ハァ……その範囲内にいなければ……何の心配もない……」 麦野が自分で指摘したように、実際彼女はその影響から逃れるためキャパシティダウンキャリアーの半径50mの範囲外にいた。 麦野「………いっつ……」 それでも麦野の頭を僅かな痛みが走った。 麦野「……ふん。だが、どうせやることをやれば……すぐに退散すればいい……」 気を取り直し、彼女は手にした筒を右手だけで自分の肩に持ち上げる。左手を使えないため多少筒が揺れたがそれは気にするほどではなかった。 麦野「お前らは死ぬんだ……超電磁砲!!!」 そう叫び、麦野は肩に掲げた筒――無反動砲の照準を、うずくまる美琴とその側に立つ上条に合わせた。 黄泉川「手を挙げろ!!!! そこから動くんじゃないぞ!!!!」 アサルトライフルを向け、ゆっくりと近付いてくる黄泉川と警備員たち。 美琴「あああああああああああああああ!!!!!!!!」 キャパシティダウンの影響を直に受けて苦しむ美琴。 その両者に挟まれ、上条は呆然と呟く。 上条「終わり……なのか?」 もはや、上条と美琴に為す術はない。 黄泉川「いよいよ終わりの時じゃん。……さあ観念しろ。言いたいことがあるなら、アンチスキルの支部で聞いてやる……っ!」 勝利を確信したような嬉しそうな声を上げる黄泉川。 美琴「あ……ぐ……ああああああああああああ」 キャパシティダウンの影響を受けて苦しみまくる美琴。 上条「………………」 もはや状況は詰んでいた。 上条「(こんなのって……ねぇよ……)」 上条の顔に絶望の色が浮かぶ。 ビュン!!!! と、音を立て、夜のビルの間を1つの影が飛び回る。 神裂「私としたことが……不覚!!」 先程まで、上条と美琴を逃がすために麦野の相手をしていた神裂だった。 神裂「もう戦意はないと思ったのが間違いでした。あの能力者を取り逃がしてしまった……っ!」 ビルの屋上から屋上を飛び、眼下を見回しながら、神裂は悔しそうに口中に吐く。 神裂「既に彼らが『外』に逃げてればいいのですが………ん?」 とそこで神裂は地上の一点を見つめた。 神裂「あれは……まさか!!??」 何かを見つけ、驚きの声を上げる神裂。 ザッ!! そのまま彼女は地上に降り立った。 神裂「やはり……っ!」 彼女が見つめる先――100m以上向こうに、上条と美琴の姿が見えた。しかも、彼らの元にゆっくりとだが武装した兵士たちが近付いている。 神裂「か……」 急いで上条たちに声を掛けようとしたその時だった。 神裂「?」 ふと、神裂の視界の端に何かが映った。 神裂「あれは………」 目を凝らす神裂。彼女が見つめる数十ほどm先に、筒のようなものを肩に担いでいる麦野の姿が……… 神裂「!!!!!!」 ………見えた。 上条「御坂………」 美琴「あああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」 呆然と立ち尽くしながら、上条は足元で苦しむ美琴に呟く。 上条「ごめん………」 美琴「あああああああああああああああああ!!!!」 だが、今の彼女は上条の謝罪を聞くことさえ出来なかった。 黄泉川「さぁ、大人しく手を挙げるじゃん……!!」 ライフルを向けながら、黄泉川たち警備員が上条たちに迫る。その距離は既に30mを切っている。 上条「だけど………」 ザッ!!! 黄泉川「!!!」 上条「絶対に俺は最後まで諦めない!!!!」 美琴を守るように上条が前に躍り出て両手を広げた。 上条「絶対に俺は!!! 最後までお前を守り抜いてやるぞ!!! だから安心しろ、御坂!!!!」 美琴「と……とうま……くっ……うう」 上条の言葉が届いたのか、美琴は目に涙を溜めながら、彼の背中を見上げた。 黄泉川「………………はっ」 その姿を見て黄泉川は口元を緩める。 黄泉川「言うじゃん上条当麻。……だがな……世の中、何でも思い通りに行くと思ったら大間違いじゃん」 上条「…………っ」 黄泉川「さあ、降参しろおおおおおおおおお!!!!!!」 上条「させるかあああああああああああああ!!!!!!」 腹の底から上条は魂を込めて叫ぶ。これだけは、引き下がれないと。こいつだけは守る、と。それは、上条にとって絶対に譲ることの出来ない信念だった。 上条「………………」 と、その刹那だった。 神裂「危ない!!!!!!」 上条「!!!???」 不意に、神裂の叫び声が聞こえた。 上条「…………?」 咄嗟に上条は声がした方向に視線を向ける。 上条「………………」 と、その途中で何か見覚えのある女の姿が視界の端に映った。 上条「!!!!!!!!!!」 麦野「………」ニィィ 筒らしき物体の先端をこちらに向けて、悪魔のように口元を歪める麦野の顔だった。 麦野「死ねえええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!」 ボッ…… 麦野が叫んだと同時、彼女が肩に担いでいた無反動砲が火を吹いた。 上条「…………っ」 シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!! 無反動砲から発射された榴弾は、この世の終わりを知らせるような音を轟かせながら、上条と美琴の元へ向かった。 上条「くっ!!!」 反射的に上条は、美琴を守るように対面する形で彼女に覆い被さった。 そして、その瞬間を合図に、まるで学園都市は時が止まったかのような空気に包まれた――。 麦野「――――――――」 邪悪な笑みを浮かべる麦野。 インデックス「――――――!!!!」 ステイル「――――――!!!!」 土御門「―――――――!!!!」 上条と美琴の安否を確かめるため、街を疾走するインデックス、ステイル、土御門。 黄泉川「――――――!!!!」 上条と美琴を捕らえんと、ライフルを向けながら彼らに近付く黄泉川と警備員たち。 神裂「――――――――!!!!」 上条の名を叫ぶ神裂。 ――――――――――!!!!!! 上条と美琴の元へ向かう音速の榴弾。 そして……… 上条美琴「「――――――――――」」 死を目前に感じ、互いの身体を強く抱き締める上条と美琴――。 上条「(神様……っ!!)」 シュウウウウウウウウウウウウ!!!!!! ズッ……… やがて榴弾は上条と美琴に着弾するように直撃する………はずだった。 「掴まるのである」 上条「!!!!!!!!」 爆発の炎に包まれる直前、上条が耳にしたのはその一言だった。 ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!! 着弾し、爆発する榴弾。 黄泉川「!!!!????」 突然の衝撃に、黄泉川たち警備員は思わず地面に伏せる。 神裂「!!!!!!!!」 顔を真っ青にし、今すぐ着弾箇所へ向かおうとする神裂。 インデックスステイル土御門「!!!!!!!!!!」 たった今辿り着いたインデックスとステイルと土御門も、突然目の前で起こった爆発に、驚愕の表情を浮かべた。 麦野「………………」ニィィ そして目の前で巻き起こったオレンジ色の炎を顔に映えさせ不気味に笑みを作る麦野。 誰もが、上条と美琴は死んだと思われた。 しかし……… ドン!!!! と、突然、衝撃波が巻き起こり、爆発の炎の中から何かが飛び出してきた。 麦野「何っ!!??」 神裂「あ、あれは………」 そのシルエットはまるで人間のような形をしていて、そしてその両肩部分にはそれぞれ1人の少年と1人の少女が担がれていた。 インデックス「あ! とうまと短髪だ!!!」 ロケットのように垂直に飛んでいくその人間の両肩を見て、インデックスが指差しながら叫ぶ。 ステイル「あ、あいつは……」 土御門「まさか……」 神裂「間に合いましたか………“後方のアックア”」 アックア「………………」フッ 両肩に上条と美琴をそれぞれ抱えた、元『神の右』の1人――“後方のアックア”ことウィリアム・オルウェルは小さな笑みを浮かべて学園都市の壁を軽々と越えていった。 黄泉川「な……何が起こった……?」 麦野「あ……あ……バカな……」 その様子を呆然と見つめる麦野や黄泉川たち。 インデックス「ありがとう!!! アックア~~~!!!!」 インデックスの感謝の言葉を背に、やがてアックアは学園都市から高速の速さで去っていった。 ネオンの光が映える街の空を、アックアは飛ぶように駆け抜けていく。 上条「う………」 美琴「ん………」 その両肩にそれぞれ抱えられていた上条と美琴は同時に目を見開いた。 アックア「ふん。起きたようであるな」 上条「………え?」 耳元に聞こえる声に驚き、上条はそちらに顔を向ける。 上条「なっ……お前、アックア!!??」 そこに見えたのは、あの、かつて上条が対峙した元ローマ正教『神の右席』の1人、後方のアックアの精悍な横顔だった。 美琴「だ、誰……? この人?」 美琴は不思議そうにアックアの顔を見つめる。 上条「何でお前ここに!?」 アックア「貴様の知り合いの魔術師に頼まれた」 上条「頼まれたって……あ!」 と、そこで何かを思い出す上条。 上条「まさか神裂が言ってた『対策』って、お前のこと……?」 アックア「ふん」 上条「な、何でお前が俺たちを……?」 本当に事情が飲み込めない、と言うように上条は訊ねる。 アックア「私は元傭兵である。貴様の知り合いの魔術師に頼まれたから仕事をこなしただけのこと。それだけである」 つまらなさそうにアックアは答えた。 上条「………………」 美琴「な、何だか分からないけど、ありがとうございます」 肩に担がれた状態で美琴はペコと頭を下げる。 アックア「そんなことより、お別れは済んだのであるか?」 上条美琴「え?」 アックア「あの退屈な街ともこれで今生の別れであるはずだが?」 上条美琴「!!!」 アックアに指摘され、はっとした上条と美琴は後ろを振り返えった。 美琴「学園都市が………」 そこに、街の光を受けて、妖艶に暗闇に浮かび上がる学園都市の姿があった。 美琴「そっか……。脱出出来たんだ私たち……」 上条「そうみたいだな……」 流れる風に髪を揺らしながら、2人は遠くなっていく学園都市を見つめる。 上条「………………」 しばらくの間眺めていると、やがて上条は顔を戻した。 美琴「………………」 学園都市をその瞳に焼き付けて、美琴は静かに呟く。 美琴「さよなら、黒子、佐天さん、初春さん、みんな……。そして、学園都市………」 その言葉を最後に、正面に顔を戻した彼女の目元から溢れ出た涙が風になって後ろへ流れていた。 上条と美琴を担ぎながら、夜の街に消えていくアックアの背中。 こうして、美琴と上条は遂に学園都市と別れを告げた――。
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口調統一:レッドアックス 性格・特徴 ミノタウルスの斧の達人。豪胆で喧嘩っ早い。ハートマン先任軍曹口調 自分の呼び方 俺 登場ページ チェック未・済 修正日 Conv_Q2M0b_Text_jp.xml 済 03/03/12 Conv_Q2M0c_Text_jp.xml 済 03/03/14 Conv_Q2M1a_Text_jp.xml 済 03/03/14 Conv_Q2M2a_Text_jp.xml 済 03/03/14 Conv_Q2M3a_Text_jp.xml 済 03/03/14 Conv_Q2M4a_Text_jp.xml 済 03/03/14 Conv_Q2M4b_Text_jp.xml 済 03/03/14
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キングアックス 種類 ちから かしこさ みのまもり すばやさ オノ 75 0 28 14 技名 属性 対象 威力 補足 獣神斬 打撃 敵単体 ★★★★ 物理・会心★ 蒼天魔斬 雷・爆発 敵全体 ★★★★ 特技 武器変化の組み合わせ 武器A 武器B はおうのオノ まじゅうのツメ 補足 特定の武器の組み合わせによって使用可能となる、バトルマスター専用武器。 五章時点ではカード化されていない。 オノなのにすばやさのステータスが多めに強化できる扱い易い武器。 「蒼天魔斬」は属性の関係上、大魔王クラスに大ダメージを与える事ができる。
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【名前】 パオンアックス 【読み方】 ぱおんあっくす 【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー 【初登場話】 忍びの4「でたゾウ!パオンマル!」 【分類】 専用武器 【所有ロボ】 シュリケンジンパオーン 【必殺技】 シュリケンジン・パオーンブーメラン 【詳細】 シュリケンジンパオーンが所持する2本の斧。 パオンマル(象形態)の後脚の部分が変形。 戦闘時に武器として使用、「パオーンブーメラン」という必殺技を繰り出す。
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【武装名】 グシオンアックス 【読み方】 ぐしおんあっくす 【搭載MS】 ASW-G-11 ガンダム・グシオン 【詳細】 ASW-G-11 ガンダム・グシオン用の装備。 先端にハンマーを装備したロングアックスであり、グシオンのパワーを有効に使うことが出来る。 ハンマーはチェーンで繋がれており、射出することでモーニングスターとして使うことが可能。 柄は伸縮が可能。 本編へは未登場。 似た武器としてグシオンリベイクハルバードが存在するが、関連性は不明。 リベイクがグシオンチョッパーを最終決戦で戦闘に使っていたことを考えると、ハルバードのベースとして改造された可能性もある。ハンマーはどこ行った? ブルワーズから諸々を回収するにあたって保管されていた武装も一緒に回収したのだろうか? UGY-R41/H ハクリ・ロディのユナハ機はこの装備によく似たロングアックスを装備。 兄であるサンポの方もグシオンチョッパーによく似たチョッパーを装備している。