約 4,027,485 件
https://w.atwiki.jp/suarez/pages/16.html
(ここに選手名) インタビュー 掲載号:(ここに掲載号) 記者名:(ここに記者名) 選手名:(ここに選手名) (ここに本文を入れてください。) 解説:(必要であれば、ここに解説を入れてください)
https://w.atwiki.jp/billy_h/pages/74.html
関根ことTom Kattへのインタビュー記事。 1996年版 元記事の掲載ページ(英語) 翻訳募集中 2002年版 元記事の掲載ページ(英語) 翻訳募集中
https://w.atwiki.jp/heiwagunji/pages/44.html
「海賊を名乗る男」のインタビューです。 欧州やアジアの密漁船に漁場を荒らされているから、我々は武装して防ぐのだ 2008年12月26日、日本テレビ系列『NEWS ZERO』
https://w.atwiki.jp/callofduty4jpn/pages/50.html
UI/A-01氏へのインタビューを実施しました。 (mizuiro) まずはMVPおめでとうございます。 (UI) ありがとうございます (mizuiro) 今大会では1位のGEARさんから唯一1勝したA-01さんですがそのときの試合はどうでしたか? (UI) もうなんていうか、必死でした。 (UI) crossfireはもともと得意なMAPでして普段の試合でも結構良い線いけてたので大会では勝ちたいと皆意気込んでました。とにかく勝ちたいという欲が出まくってたと思います。 (mizuiro) やはり練習ではGEAR対策を主にやっていたんでしょうか? (UI) んー (UI) うちのクランはまだ連携とか意思疎通とかが取れるところまで出来上がってないので、とにかく攻めも守りもパターンを増やす努力をしていました (mizuiro) UIさんはスナイパーですが意識しているライバルみたいな人はいますか? (UI) もちろんsaraさんですね。 (UI) ライバルと言えるほど実力は私には無いですが、同じFPS出身で何年も顔を合わせてましたので意識してしまいますね。 (mizuiro) 最後にA-01は今後どのような活動を行っていきますか? (UI) とにかく毎日試合・内戦をして連携を主に鍛えて行きたいと思っています (mizuiro) ありがとうございました。 (UI) ありがとうございました。
https://w.atwiki.jp/herrington/pages/88.html
関根ことTom Kattへのインタビュー記事。 1996年版 元記事の掲載ページ(英語) 翻訳募集中 2002年版 元記事の掲載ページ(英語) 翻訳募集中
https://w.atwiki.jp/fmsf126/pages/20.html
News Zpord 8月11日 ニュース 本日今のところ3名のドライバーによるF1ランク戦が開催されることが決まりました。 誰がどのマシンに乗るなどまだ詳しく公表されていませんが、分かり次第お知らせしたいと思います。 後ほど各ドライバー達にインタビューをしにいくので、しばらくお待ちください
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/10065.html
前話 次話 京太郎インタビューその9 本日はインターハイBブロック準決勝。 あと二、三時間もすれば試合開始ですが、その前にSK君に恒例のインタビューをしていこうと思う。 今回は特別にゲストの方が来ています。 本日はお二方、よろしくお願いします。 京太郎「よろしくお願いします」 由暉子「よろしくお願いします」 はい。SK君へのインタビューで初となるゲストは、有珠山高校の副将、真屋由暉子選手です。 由暉子「ご紹介に預かりました、真屋由暉子です。突然で驚きの方も多いと思いますが、以後お見知り置きを」 先程S君が真屋選手を連れてきて、インタビューに参加させてほしいと言われた時は驚きました。 京太郎「俺も驚きましたよ。さっき一人で歩いてたらいきなり有珠山の人達に出くわして「ユキをインタビューに参加させてくんない!?」ですもの」 彼と交渉してこの席を手に入れた訳ですか。 由暉子「はい。先輩が「頼むよ! なんでもするから! ユキが!」と言って、快く引き受けてもらいました」 京太郎「それあの人が勝手に言ってただけで、俺がそれを受け入れた訳じゃないからね?」 まぁ我々としては話題になるので、ゲスト参加は望む所ですが……、真屋選手は何故このインタビューに参加をご希望されたのでしょうか? 由暉子「目立てるからだそうです」 ハッキリ言いますね。 由暉子「現在この動画は指数関数的に視聴率を伸ばし、今やインターハイに参加、観戦、その他関係者の方々で見ていない人はいないと言われる程です。打倒はやりんを掲げる私達がこれに参加し、話題を掻っ攫わない手は無い。あと面白そうだから、一波乱起こしてやれ、との事でした」 京太郎「もう全部言うじゃん……」 打倒はやりんと言いますが、瑞原はやり選手を敵視しているのですか? 由暉子「敵視ではなく、尊敬しているが故に、ですね」 というと? 由暉子「はやりんはアイドル雀士として、アイドル活動に真摯に取り組みながら、プロ雀士としても第一線で活躍する方です。どちらかだけでも容易く叶えられる事ではない以上、そのどちらも叶えているはやりんは、普通の人には考えられないような、並々ならぬ研鑽を積んできたと思います」 確かにそうですね。 由暉子「そのはやりんをリスペクトするからこそ、打倒はやりんを掲げ、はやりんを超えたい。その意思を胸に、私は頑張っていたいと思っています」 成程。有珠山高校はそのようなお考えで打倒はやりん、と。 由暉子「いえ、先輩方はどうか知りませんが」 そこは嘘でもそうだと言いましょうよ……。 由暉子「根が正直なもので」 由暉子「ですが、動機がどうであれ私を含め先輩方も、打倒はやりんとこの大会に本気で打ち込んでいます」 そうですね。そうでなければ、インターハイ準決勝のここまで、コマを進めることなど出来なかったでしょう。 由暉子「この衣装も揺杏先輩の手作りなんです。どうでしょうか?」 大変可愛らしいかと。S君はどうですか? 京太郎「そうですね。元の素材が良いのもありますが、それを活かしたこの衣装は細かい所にまで手が行き届いていて、職人技が光っていると言えます」 由暉子「ピカピカですか?」 京太郎「ピカピカだな」 由暉子「ありがとうございます。とても嬉しいです。自分の事のように」ニコ あ、今の笑顔すごく良かったですね。 京太郎「おー……」 S君も見惚れちゃいますか? 京太郎「あ、はい。あんまり表情動かない子だと思ってたので、こんな顔もするんだなって」 S君と視聴者のハートをガッチリ掴む、強烈なスマイルでしたね。 さて、今回はどのようにお話を進めていきましょうか。有珠山高校の選手としては度々インタビューをされたでしょうし。 京太郎「そうですねー。この所立て続けだったので、その後印象的な事って言われても困りますし……」 由暉子「そんなこともあろうかと、私達の方でこんなものを用意しました」トン ……カンペ? 由暉子「本来ならパネルを用意したかった所ですが、予算と手間の諸々でこのようなものに」 京太郎「それでどうするんだ?」 由暉子「これは私とS君でこんな話題を話し合えば面白いんじゃないかと、先輩方と一緒に作り上げたテーマ集です」 つまり、話のお題をそれで出していって、それを二人で話し合うと。 由暉子「そういうことです」 京太郎「へぇー。なんだか番組めいてきたな。一昔前のバラエティ感あるけど」 由暉子「それでは早速見ていきましょう。最初のお題はこちら」ペラ 「そこでボケて!」 京太郎「出オチ!」 由暉子「あ、間違えました。これは突然アドリブを振られた時の練習用に使ったカンペですね」 京太郎「ボケてが1ページ目に来る時点で完全にネタ用じゃねーか!」 由暉子「S君は、同年代の人にはそんな感じなんですか?」 京太郎「え? あー……喋り方の事か? まぁ年上の人相手に話してる時は敬語だけど、タメだとこんな感じ」 由暉子「そうなんですね。動画や雑誌だと基本的に敬語だったので、知りませんでした」 京太郎「あんまり馴れ馴れしいのが好かないなら、控えるけど」 由暉子「いえ。ふと気になっただけですので、お構いなく」 京太郎「逆に真屋の方はもっと崩してもいいと思うけどな」 由暉子「私は誰に対してもこんな感じですから」 京太郎「そっか。それじゃあ、気を取り直してお題の方を」 由暉子「はい。えー、これですね。改めて、最初のお題はこちらになります」ペラ 「今日の成香はくまさんパンツを履いている。○か×か」 京太郎「隙を生じぬ二段出オチ!」 由暉子「あ、間違えました。これは爽先輩が暇潰しに作って部内で回答した○×クイズ集でしたね」 京太郎「なんでそんなもん大会の遠征に持ってきてんだよ! しかもクイズに出るってことは、普段はそのパンツを履いてるっていう羞恥プレイじゃねーか!」 お二人の掛け合いで口を挟む余地がない……。 由暉子「それではまた改めて」 京太郎「大丈夫か? 3段ネタは銀○でもそうそうやらないぞ?」 由暉子「今度は大丈夫です。最初のお題はこちらです」 「家族構成は?」 良かった、今度はまともだ……。 京太郎「家族構成って、一緒の家に住んでる家族って考えでいいのか?」 由暉子「はい。私はマンション暮らしの一人っ子で、両親は共働きですね。S君はどうでしょうか?」 京太郎「俺も一人っ子なんだけど、うちって一つの家にじいちゃんから下の親戚が集まってる感じだからなぁ。兄弟姉妹はいないけど、一緒に暮らしてる従兄弟とかは多いってとこ」 どれくらいの人数で暮らしてるんですか? 京太郎「親世代が四人兄弟で八人いて、その下が俺含めて九人なんで、十九人いますね」 そんなに人数がいたら家が手狭になりませんか? 京太郎「うちの家は広々としてるんで、他の親戚が集まって一人一部屋使っても若干余るくらいなんですよねー」 ……もしかしてS君の家って、わりとお金持ちでは。 京太郎「んー。昔は地方の豪族だったとかなんちゃらで大きい家があるってだけです。龍門渕さんとかみたいに今でも大富豪って訳ではないですよ」 それにしてもその人数で生活するのは大変な費用では? 京太郎「あんまり気にしたことありませんが、親世代が結構稼げてるんで、家庭でお金に困ったことは無いですかねぇ」 由暉子「成程成程……」 由暉子「では、次のお題です」 「ペットは飼ってる?」 ペットですか。 由暉子「私は飼っていませんし、先輩方もそうだと思いますが、S君はどうでしょうか」 京太郎「ペットか。飼ってるよ、家に一匹。カピーっていうんだけど」 カピー? 京太郎「カピバラのカピーです」 カピバラ……というと、確かあの毛のある、大きなネズミみたいな。 京太郎「多分それですね」 由暉子「カピバラって飼えるものなんですか?」 京太郎「犬猫よりは準備とか色々必要になると思うけど、まぁうちは広いし、水場も池があるから1から全部って訳じゃあなかったな」 家に池とかあるんですか。 京太郎「はい。動物園だとカピバラは温水プールとか使ってますけど、温まる用なら温まる用でお湯を張った桶を用意するので、普段の水場はそうなります。冬場は小さい池を温められるようにしてますね」 一般家庭にはあまり馴染みのない家庭事情ですね……。 京太郎「手間やらなんやら色々大変ですけど、そこは当番制にしてますから。それにそれだけ愛着もわきますしね」 由暉子「3つ目のお題です」ペラ 「好きな衣装は?」 京太郎「一気に毛色が変わったな……」 由暉子「先輩方から一人一つお題を出してもらう形ですから」 京太郎「好きなって、他人が着てるのを見る分にはってことか? それとも自分で着る分には?」 由暉子「どちらも聞きたいですが、どちらかと言えば見る方ですね」 京太郎「見る方かー……」 由暉子「私は男性の衣装ですと、スーツのようなパリッとした格好が好きですね。カッコいいですから」 京太郎「それは同意するけど、手足が長くないと中々カッコよくならないから、平均的に短足が多い日本人男性だと難しいんだよなぁ」 由暉子「S君は長い方だと思いますが?」 京太郎「俺の男友達もこれくらいはあるけど、みんな背の順で並ぶと最後の方になるからなぁ」 基準にはなりそうにないですね。 京太郎「見る分で好きなのは、やっぱこう、女の子してる落ち着いた感じかなー。白いワンピースとか」 童貞っぽいですね。 京太郎「黙らっしゃい」 由暉子「男の人は肌面積の多い過激な衣装が好きだと聞きましたが?」 京太郎「まぁ大多数はそうだし、俺も好きだけど。個人的にはあえて主張しようとせず、清楚な雰囲気を醸し出してて、それでも尚隠し切れない身体の凹凸の存在感とかにグッと来るんだよ。ちょっとフェチっぽいけどさ」 由暉子「清楚な雰囲気と、隠し切れない凹凸の存在感、ですか」ムニムニ 京太郎「バッチリくっきり存在感出してるから、持ち上げて揺らすのは止めなさい」 由暉子「それでは最後の質問です」ペラ 「アイドルの恋愛について」 京太郎「めっちゃデリケートな質問来た!」 これ動画にして大丈夫なんでしょうか……? 由暉子「私はアイドルは恋愛御法度だと言われているので、そういうものだと思っているだけですが、S君はどうお考えでしょうか?」 京太郎「うーん……。俺は正直ファンって言える程アイドルに打ち込んだ事ないし、あまりアイドルが恋愛する事にアレルギー反応みたいなの起こす人の気持ちが分かんないかなー」 好きな人が実は彼氏がいたとか、嫌じゃないですか? 京太郎「そりゃあ嫌ですしショックですけど、一般的な恋愛とアイドルのそれは話が別だと思うんですよね。そもそもアイドルは歌やダンス、見た目の良さをエンタメとして提供する仕事であって、ファンがお金を出すのはそのエンタメに対しての筈ですよね? なのにファンがアイドルに求めているのはもれなく聖女みたいな感じで、いまいち共感を得られないというか」 まぁ、確かにそうですが……イメージというのもありますし。 京太郎「イメージで言うなら、逆に男性経験豊富なアイドルってのもキャラクターとしてはアリだと思うんですよね。俺に刺さるかどうかは別としても、需要はあるんじゃないかと」 ファンがアイドルに処女性を求めるのは間違っていると? 京太郎「間違っているとまでは言いませんけど、仮にアイドルが恋愛をしてたとして、それが真剣な気持ちならファンとしても応援してあげるべきだと思いますし、イメージと違ったからとファンを辞めるなら勝手ですけど、そのアイドルを非難するのは正直器が小さいんじゃないかなーって」 ファンになった経験無いとの事ですが、結構語りますね……。 京太郎「まぁーマンガとか読んでるだけでもそういう重めの話題とか出来事について考えさせられる機会はありますからね」 由暉子「S君としては、アイドルは恋愛をしてもいいだろうというスタンスですか?」 京太郎「ちょっと違くて、恋愛をするのは悪くないけど、自衛の為にはしないでいた方がいいって感じか?」 由暉子「? 自衛、ですか?」 京太郎「女の子は夜に一人で出歩くなって言われるだろ?」 由暉子「はい。言われますね」 京太郎「これは危ない人に襲われる危険があるから、女の子は出歩かないでおけっていう忠告なんだと思うけど。じゃあ夜出歩いてしまって、危ない人に襲われたとして、悪いのは出歩いてた女の子の方か?」 由暉子「いえ。その危ない人ですね」 京太郎「まぁ女の子も無防備だったのは否めないけどさ、そもそも夜出歩いてただけで女の子に襲いかかるような人間がいる事自体が問題なわけじゃん?」 由暉子「はい」 京太郎「けどその危ない人や心無い人は言うんだよ。「こんな夜中に出歩いてたのが悪い」って」 由暉子「ひどいですね」 京太郎「騙したのは自分の癖に「騙される方が悪い」とか言い出す人間の言い草なわけだよ。 アイドルだって恋愛禁止かどうかは事務所が決めるもので、ファンがどうこう言うのはイメージの押し付けじゃないかと思う。けど世間にはそれが正しいと信じてて、中にはイメージ裏切られたらアイドルを平気でバッシングしたり直接危害を加える人もいるもんだからな。 そういう人達から身も心も守る為に、そもそも恋愛しないってのが一番安全だと思う」 由暉子「成程……」 京太郎「色々言っちゃいましたけど、これ動画で流して良かったんですかね?」 どうでしょう。そのまま使うかは私だけでは判断出来ないので、こちらで相談して決めますね。 由暉子「一般的に正しいか正しくないかは私には分かりませんが、考えさせられる意見でした。ありがとうございます」 京太郎「真屋には今好きな人とかいたりするのか?」 由暉子「いいえ。今の所そういう対象はいないですね」 京太郎「まーアイドルともなれば言い寄ってくる男は多いと思うけど、アイドルの事情も考慮して誠実に付き合えるやつが見つかるといいな」 由暉子「どうでしょうか。恋愛そのものに憧れが全く無いわけではありませんが、先輩方と作り上げたアイドル像を捨ててまで、とは思えないので」 分かりませんよ? これからそれだけ好きになる男の子と出会うかもしれません。 由暉子「はあ」 では、最後に何か一言。 由暉子「それでこの後、私はS君に何をすればいいんでしょうか?」 京太郎「だからその話は無かった事にせいと言っとろーが!!」 前話 次話
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/10051.html
前話 次話 京太郎インタビューその2 前回のインタビューにて、清澄高校麻雀部の大将・宮永咲さんについてのコメントを頂けたSK君。 女子麻雀選手の関係者で希少な男子生徒ということもあり、今までに無かった需要が増えているとのデータが出ている。 今回は、彼自身についてインタビューを行う。 というわけで、今回もよろしくお願いします。 京太郎「よろしくお願いします……いや、まさか二回目があるとは」 とても面白いお話を聞けたのと、目線を隠しても分かる顔立ちの良さが人気を呼んだみたいで。 京太郎「話、はともかく、顔立ちですか?」 綺麗に整っているかと思います。 京太郎「あ、はは。あんまそっちで褒められた経験ないんで、反応に困るなぁ。でも、ありがとうございます」 それでは早速質問に入りますね。 京太郎「はい。あーでも、清澄の選手事情に関しては口止めされたんで、そこはちょっと……まぁ、聞かれても俺から有力な情報が出るとは思えませんけどね」 分かりました。それではまず、前回のインタビューで高校から麻雀を始めた初心者と言っていましたが、麻雀を始めたきっかけはなんだったのでしょうか? 京太郎「きっかけですか…….。ぶっちゃけちゃうと、麻雀そのものに興味が出て始めた訳じゃないんですよね」 と言いますと? 京太郎「入学式の日に新入生代表つって、麻雀で去年インターミドル王者になったっていう女の子、まぁ和なんですけど。その子が全校生徒の前で挨拶して、「高校でも麻雀を続けたいと思います」って言うんですよ。当時のうちは無名も良いとこだったんで、なんでうちに来たのかは謎でしたけど、部長も美人さんと噂だし、あの子が入るならやってみよーぜって男友達となってですね」 一目惚れした女の子が入った部活に、一緒に入ったということですか? 京太郎「そんな真剣な気持ちじゃないっすよ。青春に飢えた男子高校生が可愛い子とお近付きになりたいってあっさい考えで部活見学しただけです」 中学時代はハンド部だったそうですが、そちらを続ける気は? 京太郎「無かったですね。これでも結構良いとこまで行ったレギュラーだったんですけど、だからこそ情熱を費やしちゃったっていうか。なので、高校では何か違う部活をやろうって思ってまして」 入部希望者は他にもいた? 京太郎「いえ、俺と似たような事考えてた野郎共は結構いましたけど、他全員は部活見学の段階で辞めましたよ」 入部試験でもあったのですか? 京太郎「似たようなものですかねー。部室に入ってとりあえず打ってみようって事になったんですが、和はもちろんのこと、一緒にいたちんまいのに、元からいた部長や先輩が、これがまた強いわ強いわで。ちっとも歯が立たないし、全然上がれないし、そもそも麻雀自体がムズいしでどんどん来なくなって。部活見学期間が終わるまで残ってた男子は俺だけになりました」 何故そんなことに? 京太郎「後から聞いたんですけど。優希のやつが「のどちゃんに集ろうとする悪い虫は駆逐してるじぇ……! 一匹残らず!」って意気込んでたらしくて、未経験者相手に本気でやってたんですよね。こっちは役どころか牌の読み方も良くわからんのに、大人気ないったらありゃしない」 須……S君は悪い虫では無いと思ってもらえたと。 京太郎「そういうことになるんですかね。俺が入部届出した時に、したり顔で「お前中々根性あるな。よし、今日からはこのゆーき様の犬としてこき使ってやるじぇ!」とか言ってましたが」 犬。 京太郎「あいつなりの男友達って意味でしょう。俺もいつもタコス食ってるからタコスって呼んでますし」 他の子が辞めていく中、S君が残ったのは何故でしょうか? 京太郎「まぁ部活見学でひたすら打っていく内にですね。役の名前がオシャレーだとか、思ってたより奥が深いんだなーとかって、そういう所から麻雀の楽しさに目覚めたからってとこですね」 原村和さんの美貌に、他の男子達より惹かれてたのもあるのでは? 京太郎「いや、それは……まぁ……恥ずかしながら」 やはり彼女のスタイルは目を引かれるものですか? 京太郎「ぬぐっ!!」 恥ずかしがる事はありませんよ。うちの会社でも彼女はグラビア向きだともっぱらの噂で 京太郎「その分かってますよ感出すのやめてくれませんか!? そう言う人が本当に分かってくれてた試し無いですからね!? 男子高校生はみんなエロい事しか考えてないとかそういうのを理解するのも大人になるって事だとか言ってしょうがない生き物だって風に扱いますけど! そりゃあエロい事は考えますよ! 男の子ですもの! でもだからってそれしか考えてないとか言って、スタイル良い子が好みって言ったら女の子を身体しか見てないとか言うのはおかしいでしょ!? じゃあ言わせてもらいますけど! うちの麻雀部でも他の女子選手も好みのタイプは麻雀が強い人って大体答えてるけど、麻雀強ければ他はどうでもいいってのと麻雀が強い(ただしイケメンに限る)じゃ全然話変わってくるじゃないですか! ブサメンだろーが運動音痴だろーがクズであろーが麻雀が強ければそれでいいって人も中にはいるかもしれませんが、他にも前提や好みがあるのが普通でしょ!? 諸々考慮するけど麻雀強い人だとポイント高いよって話でしょうよ! だったら男も諸々考慮してスタイル良い子だとポイント高いよって女の子の好みを考えるのはそんなにいけないことですか!?」 落ち着いてください。 京太郎「ふー、ふー……、ふー…………。すいません、ヒートアップしました」 いえ、こちらも偏見を持ったまま深く考えずに発言しました。申し訳ありません。 京太郎「まぁ中には本当に女の子を身体しか見てない奴はいますからね。俺はそんなつもりないですし、男がみんなそうじゃないって分かってもらえれば」 原村さんが好みではあると。 京太郎「そうっすね。さっき言ったスタイルは置いといても、可愛いし、キリッとしてるし、最初見た時の印象はすごい良かったです」 現在の原村さんの印象はどうでしょうか? 京太郎「外見は変わらずなんですけど、中身の方。どういう女の子かってのは、結構見る目変わりましたね」 中身の印象、ですか? 京太郎「最初の頃はこんな完璧超人みたいな子が本当にいるんだなーって漠然と思ってたんですけど、世間知らずだったり結構抜けてる所があったりしてて。悪い意味じゃないんですけど、変な子だなって」 確かに。大会にぬいぐるみを持ち込むなど、目立つ部分はありましたね。 京太郎「一番驚いたのが私服ですね」 オシャレでない? 京太郎「そういうのじゃなくて、生地がやたら薄かったり、布面積がやたら小さかったりで……。それ夜のベッドで女が男を誘う勝負服だろってくらい扇情的だったんですよね」 原村さんにはそういう趣味が? 京太郎「普通に外で着る普段着の振る舞いをしてたので、本人的にはただのオシャレのつもりなんでしょうね……。真面目なんだけど肝心な所でガードガラ空きというか、無自覚無防備というか」 S君からそういう指摘はされたのでしょうか? 京太郎「俺じゃなくて優希の奴が「エロエロだじぇ」って感じで言ったんですけど、「いいじゃないですか。可愛いですし」と。いやそういう問題じゃねぇんだけどってツッコミ入れるのを必死にこらえてました」 S君は今年の大会には出られたのでしょうか? 京太郎「出ましたよ……一回戦で最下位でしたけど」 最下位。 京太郎「一度も上がれず箱割れです」 清澄で指導は受けているのでしょうか? 京太郎「んー。仲間内で人数足りない時とかに入るくらいで、指導とかは無いかな。一緒に打ってる相手にどうこう言われるのはありますが」 男子の育成に力を入れていない、と。 京太郎「うちは顧問やらコーチやらもいないですし、他のメンバーはみんな全国を目指すレギュラーですからね。入れようにも入れられないかなって」 悔しくはないでしょうか? 京太郎「悔しいといえば悔しいですよ。他のみんなはすごい人ばっかで県大会優勝までしてるのに、俺だけはって。 でもそれを指導してもらえなかったからとか、構ってもらえなかったからとか言って他人のせいにするのはカッコ悪いじゃないっすか。 第一、初心者の指導の為にレギュラーの少ない時間を削ってくれなんて言えませんし、言わずともしてくれたとして申し訳ないですよね」 大人ですね。 京太郎「いえ、そう考えるようになったのも割と最近で、それまではもう辞めちゃおうかなって思いもしましたよ」 何かあったのでしょうか? 京太郎「特別何かあった訳じゃないですけど、もう何やってんのか分かんないレベルの人等と一緒にいると、やっぱり劣等感っていうのですかね。俺麻雀向いてないのかなぁとか。俺が麻雀部にいる意味ってあるのかなぁとか。どころか俺がいても邪魔なんじゃないかって、一人で考えてると悪い方悪い方に想像しちゃって」 思い直せたのは何かきっかけが? 京太郎「部活の先輩がね、言ってくれたんですよ。俺も合わせて清澄麻雀部なんだって。実力あるのが集まっただけじゃチームとして成り立たない。清澄がチームになってるのは俺もそこにいるからって」 心に響く言葉ですね。 京太郎「ですよね。俺ちょっと泣きそうになりましたもん」 京太郎「まぁそんなこともあって、俺も実力が無いなりにチームとしてみんなに貢献しようと思ったんです」 成程。具体的にはどのような? 京太郎「一番変わったのはタコ……料理ですね」 タコ料理? 京太郎「あー……はい。他にも色々と、徐々にレパートリー増やしてる所です」 腕に自信の程は? 京太郎「いやいや、身近にお店で出してる人がいるので、自惚れるような腕じゃないのは身に沁みてますよ」 部内の人ですか? 京太郎「これがまた美味いのなんの。一度食べると病み付きです。料理での目標は、あの人くらいの味が出せる事ですね」 では、最後に何か一言。 京太郎「来年の大会でリベンジしてやりますよ。それこそ東○リベンジャーズのようにね!」 和「ちょっとそこに土下座してください」 京太郎「え? あの、和? 普通そういうのは正座とかでは」 和「顔を見てるとひっぱたきたくなります」 京太郎「…………」ドゲザ 和「はぁ……、須賀君。私が一体何に怒ってるかーーー」 咲「和ちゃん、顔真っ赤にして静かに怒ってるね」 優希「褒め殺しにされた上、好意をインタビューの場で赤裸々に語られて恥ずか爆死してるのと、えろえろ私服を暴露されて、ネットでキツめの呼び名がつけられた怒りとで錯綜してるじぇ」 まこ「『男を誘惑する魔性の乳』『淫乱ピンクのどっち』『天然痴女』……お、新たに『長野が生んだエロの化身』が追加されとるの」 久「ねぇ。同じ所で「こんな良い男の子を辞める寸前まで追い込むなんて信じられない!」「清澄麻雀部部長鬼畜説浮上」「鬼! 悪魔! 竹井!」とか書かれてるんだけど」 咲「京ちゃん……辞めようか迷うくらい思い悩んでたなんて……」 優希「染谷先輩の神フォローが無かったら、気付けないままだったじぇ……」 まこ「いや、わしも辞めようか迷ってたとまでは見抜けなんだな……。あの時のわし、ナイスじゃけえ」 久「聞いて」 和「大体なんですか辞めちゃおうかなって思いもしたって! そういう大事な事を何で一人で抱え込むんですか!?」 京太郎「い、いや、思ってただけで未遂だし、抱え込むって程深刻な段階でも無かったから」 和「思ってただけにしても深刻かどうかはあなただけで決めていい問題じゃありません! 私達の気持ちを勝手に決めつけないでください!」 京太郎「何故だか和に言われたくないんだけど」 和「私はいいんです! けど須賀君は駄目です!」 京太郎「理不尽じゃね!?」 和「顔を上げない!」 京太郎「はいぃ!」 一部反感を買ったものの、SKの主張は多くの共感を呼び、二度目のインタビューも好評となった。 あ、カン忘れてた。カン! 前話 次話
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/1776.html
以下の記録は、1995年8月10日にドイツ連邦情報技術安全局からアメリカ国家安全保障局に提供された音声テープを文章化したものである。 テープのラベルには以下のとおり記載されている。 日付:1991年2月7日 場所:スイス ベルン ホテルヒルツェン3844号室 インタビューイ:アレクセイ・カリーニン博士(ソビエト科学アカデミー核物理学研究所所長) インタビュアー:テオドール・ゾンマー (Berliner Morgenpost編集長) 以下、本文。 テオドール・ゾンマー(以下、T・S)〕------------------- (カセットテープの録音スイッチを押す音) お会い出来て光栄です、アレクセイ・カリーニン博士。 Berliner Morgenpostのテオドール・ゾンマーです。本日は貴重なお時間をいただき感謝します。 早速ですが、去る1月16日に世界各地で発生した異常発光現象についてお話をお伺いさせていただきます。 全世界で突如発生した異常発光現象、通称"光の柱"については報道でご存知の事と思います。謎の多いこの現象ですが影響も甚大です。 イラク、バグダッド近郊に展開していた多国籍軍は軍事行動を一時中断していますが、部隊の一部が光の柱にのまれて消息不明との情報が入っています。 在日米軍が日本の淡路島近海に出現した光の柱に艦隊を派遣しましたが三隻とも大破、しかし何故か死傷者はゼロ。関係者は頭を抱えています。 北米では光の柱から出現した未確認飛行物体が凄まじいスピードで南下中です。その形状から"ドラゴン"と呼称されていますが生物かどうかすら不明です。 最大の謎はチベットに出現した光の柱です。軍事筋の情報では中国政府が極秘裡に核兵器を使用したとの事ですがそれらしき痕跡は一切観測されていません。 代わりに真偽不明ですが光の柱から金色に発光する巨大な獣が出現したとの噂が流れています。ここまで来るともう何がなんだか分かりませんな。 これらの異常現象に対し物理学者、気象学者、地質学者は見解を保留しています。そして各国政府は一切のコメントを拒否しています。 アレクセイ・カリーニン博士(以下、A・K)〕------------------- 随分と深いところまで調べているな。諜報機関顔負けの情報網だ。 続けたまえ。 T・S〕------------------- 非常に不可解な事件です。光の柱が何なのか。中国に出現した金色の獣とは。アメリカ上空を飛行する巨大な物体は生物なのか。 何もかもが不明、謎です。しかし気になるのはそれだけじゃない。各国の対応があまりに"足並みが揃っている"ということです。 光の柱が出現してから4日間、各国の対応は率直に言って「混乱」の一言に尽きる有様でした。対応は場当り的で他国とはおろか政府内の連携も取れていない。 ところが事件から5日目、1月20日から様子がガラリと変わる。各国の対応に妙な安定感と相互連携が見え始めます。そして一斉に強力な情報統制を敷いた。 A・K〕------------------- 政府も軍も君が思っているほど無能ではなかったということでは無いのかね。 それで私に何を聞きたいというのかな? T・S〕------------------- ここからは私の推測です。根拠はありません。しかし各国政府の対応に明確なパターンが浮かび上がっている。 非公式の情報ネットワークが存在していると思われます。しかも単なる首脳間のホットラインなんてものじゃない。 この"光の柱"現象の正体を知っている何者かが各国政府に情報提供して連携を促しているように思える。 すべての情報が、各国政府の行動をコントロールする仲介者兼情報提供者の存在を暗示しています。 ああ、私は誇大妄想狂でも陰謀論者でもありません。これが他人の耳にどう聞こえるかも十分予想がつく。 しかしそう考えざるを得ないのです。 A・K〕------------------- 大変興味深い推測だ。根拠薄弱なのが惜しいが実に興味深い。 それでこの話が私をどう繋がるのかね? T・S〕------------------- 率直に申し上げます。カリーニン博士。 私はあなたがその仲介者兼情報提供者の一人なのではないかと推測しているのです。 A・K〕------------------- (5秒間の沈黙) 根拠くらいは聞かせて貰えるのだろうね? T・S〕------------------- 半分はまぐれです。光の柱が出現する何年も前から私はあなたを調査していた。 交友関係、手紙と通信記録、学会や講演での発言、資産と政治的影響力、血縁関係。あなたに関する何もかもをね。 各国政府に強力な影響力を持つインナーサークルの存在。その中心人物の一人としてあなたに目をつけていたんですよ。 それがまさかこの"光の柱"事件に繋がるとは思いませんでしたが。いかがですか、博士。 A・K〕------------------- 君の推論に答える前にひとつ問答をしよう。 コミュニケーションは常に難しい問題をはらんでいる。自らが知ることを表現し自分と同じように相手に理解させること。 これは同じ人間同士でも困難なものだが、さて異なる物理法則の下で生き、異なる生物的・文化的背景を持つ種族相手ではどうだろうか。 ひとつ例を挙げよう。アインシュタインは全世界で自分がコミュニケートできる人間は六人しか存在しないと言っていた。 数学は論理的な体系であり数式で完全に表現可能なものだ。それでも彼は自分の知識を伝達できるのは六人だけだと言った。 そのとおり。多く人々は彼の言葉を聞くことは出来ても彼の思考を真に理解することはできない。 そして「理解」と「無理解」の間には「誤解」という絶望的なまでに広大な領域が存在する。 (5秒間の沈黙) 理解したかね。異なる世界、別の歴史の下で生きてきた二つの種族がコミュニケートすることの困難さを。 そう、あの光の柱の向こうに異なる世界が存在するのだ。そしてそこに住む人類と異なる種族が。 人類は慎重にコミュニケートしなければならない。難度の高い山を攻略する登山家の様に。 T・S〕------------------- 異なる種族?異なる世界ですって?別の歴史とは何のことですか? あなたは一体何の話をしているのです、カリーニン博士。 A・K〕------------------- 君が初めに質問した光の柱現象の"向こう側"にあるものだ。 あれはただの光ではない。大いなる意志の元に開かれた門(ゲート)なのだ。 我々の世界と彼らの世界を繋ぐ門なのだ。 T・S〕------------------- (10秒間の沈黙) あなたは光の柱の、その"ゲート"とやらの出現を予見していたのですか? あなた方がこの一連の世界的な大事件のシナリオを書いていたのですか? A・K〕------------------- そうではない。ゲートの出現は我々にとっても想定外の出来事だった。 それゆえに初動を誤った。態勢を立て直しできる限りの手を打ったが全ては遅かった。 双方にとって不幸な出会いになってしまった。特にアメリカと中国においては。 未知の存在に対して人類がどういう行動を採るか我々は痛いほどよく知っている。 最も過激な反応を示したのは中国政府だったが、他国も似たり寄ったりだった。 本当に残念だ。我々の力を以てしても制御できなかった。 (2秒間の沈黙) だがこれ以上の混乱は断じて許すわけにはいかない。君の推測の通り我々は情報を統制している。 ごく一部の人々、世界各国の政治、軍事関係者のみがあの光の門の向こう側にあるものを知っている。 だがそれも事態が落ち着くまでの僅かな間だけだ。今後段階的に情報を公開していく。そして世界は真実に接するだろう。 我々は可能な限り穏やかに向こう側の世界との正式なファーストコンタクトを実現しなければならない。 (深い溜息) いや、初めてではないのだ。これまでも幾度となく二つの世界はコンタクトしてきた。 君も知っているだろう。全世界の神話、伝説に残された突如現れた人ならざる来訪者たちの痕跡を。 人類と異なる人々との接触は、世界中の民族の記憶に残響のように鳴り響いている。 ふむ、やはり不審そうな顔をしているね。もっともな事だ。それではもっとわかり易い証拠を見せよう。 今、君の目の前にいる老人がその証拠なのだよ。 (100秒間の空白) 素晴らしい。冷静さを保っているな。素晴らしい自制心だ。 だが全ての人間が君のような強靭な精神を持っている訳ではない。まさにそれこそが最大の問題なのだ。 向こう側の人々は自分と異なる種族との交流に慣れている。異なる外見、異なる神を奉じる人々との付き合い方を知っている。 だがこちら側はまだ準備が出来ていない。心の準備が必要なのは、人類の方なのだ。 T・S〕------------------- (5秒間の沈黙) 率直なご回答をいただき感謝します。カリーニン博士。 しかし何故これほど重大で危険な情報を私に伝えるのですか? 現在、世界中の人々は不安と疑心暗鬼で心理的に極めて不安定な状態にあります。 このインタビューが公開されたら、私があなたの正体を世間に知らせたら世界中があなたを非難するでしょう。 それどころか生命の危険すらありえる。それなのに何故? A・K〕------------------- (短い笑い) 君が合格したからだ。君が私にインタビューをしている間、我々も君に"インタビュー"をしていたのだ。 この部屋に入ってからずっと、私の同僚たちが君の呼吸、心拍、体温の変化を細大漏らさずモニターしていた。 君が真実をどのように受け止めるか、どのような質問を投げかけてくるか。その全てに聞き耳を立てていたのだよ。 君は独力で我々の存在に到達し、衝撃的な真実に直面しながら冷静さと論理性を維持している。 この部屋の会話を傍聴していた私の同僚たちの全員が君に合格点を付けた。 君は合格したのだ。 T・S〕------------------- 合格?私はいったい何に合格したっていうんです? A・K〕------------------- 我々はこれから人類を異世界との接触に"慣れさせる"という極めて困難な事業に取り組まなければならない。 その為には「伝達者」が必要だ。真相を知りながら秘密を守り、敵意や利己主義にとらわれず、二つの世界の架け橋となる人物が。 君はその伝達者として合格したのだ。君はこれからより深い真実を知ることになる。まだ一部の者しか知らない世界の真実に。 そして君がそれを全世界の大衆に伝えるのだ。ソフトに、慎重に、心地よいオブラートに包んで。 やがていつの日か、それは秘密でも何でもないただの常識になるだろう。 そしてふたつの世界が最初の衝撃を克服した時に、そうだな、あと十年はかかるだろうが…… 人類の準備が整った時に、ふたつの世界の民間レベルの交流を全面解禁する。 その時に我々の組織はその役割を終えることになる。 T・S〕------------------- 役割を終えた後、あなたたちはどうするつもりですか。 あなた自身は? A・K〕------------------- 我々は陰謀家でもカルトでもない。生存と平穏を望む市民の集まりに過ぎないのだよ。 いつの日か海外旅行と同じくらい気軽にもうひとつの異なる世界を訪れる時代が来るだろう。 我々の子供たちが、彼らの子供たちとともに新しい世界を歩き始める日が、きっと来る。 その時が来たら、組織がその役目を終えたら、我々は皆それぞれ自分自身の生活に戻るだろう。 私は……そうだな、学校を創ろうと思う。二つの世界の子供たちが共に学ぶ学び舎を。 そこの園丁でもして残りの人生を送るとしよう。 T・S〕------------------- 伝達者として選ばれた者は他にも存在するのですか。 A・K〕------------------- もちろんだ。極少数だが他にも君のように選ばれた人物がいる。 アカデミズム、マスメディア、政府関係機関。皆非常に優秀で熱心だ。 そしてこれからも増え続ける。二つの異なる世界の接触をソフトランディングさせるのだ。 君たちの肩にその成否がかかっている。 T・S〕------------------- 最後にひとつ教えてください。 あなた方のリーダーはどのような人物なのですか? A・K〕------------------- リーダーという表現が正確か分からないが、中心となる人物は存在する。 我々は彼女の事を「魔女先生」と呼んでいる。もちろん魔女というのは冗談だ。 とても聡明で魅力的な女性でね、大変な高齢だがまったく年齢を感じさせない。 君もすぐに彼女の魅力の虜になるだろうから今の内に忠告しておこう。彼女は独身主義者だ。 それでは来たまえ。私の同僚と私たちの先生を紹介しよう。 ようこそ、我等が学び舎へ。 ------------------- 音声はここで終了している。 この記録は大統領行政命令第12065号に基づきレベル2(極秘)のカテゴリで情報安全保障監督局の管理下に置かれる。 なお一般公開は西暦2051年の予定である。 補足1 Berliner Morgenpost紙は1995年以降クルスベルグをはじめとする異世界各地に特派員を派遣し、異世界の文物を紹介する特集を開始した。 補足2 アレクセイ・カリーニン博士は国連及び政府関係機関の全役職から引退し、現在は妻と共に日本に居住している。 補足3 「魔女」と呼ばれる人物の詳細は現在も不明である。 以上。 2001年11月13日 アメリカ合衆国情報安全保障監督局 主任情報分析官 ジョセフ・ナイマン end こういう構成の映画ってありそうだ。あちこちへの伏線みたいなものが散在してて想像が膨らむ -- (名無しさん) 2013-12-02 23 00 41 匂わせるそれっぽさがなんとも上手い。ページ構成の妙を見た -- (としあき) 2013-12-05 22 57 25 各分野をもっと知っていたら面白さが倍にもなりそう。途切れ途切れの談話なのも雰囲気ある -- (名無しさん) 2013-12-10 22 48 30 大ゲートが開く前にそれを知らされているもしくは予見を聞かされていた人間がいるとしたら?とか考えてしまった -- (名無しさん) 2014-12-06 16 33 34 人の思考が一人では限界があり知識や理解の拡がりは人との出会いで大きくなるような気がします。異世界とつながることで確率変動も増えてきているんでしょうか -- (名無しさん) 2018-08-05 17 14 02 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/mass/pages/63.html
シタデル プレス インタビュー 概要 人類初のスペクターとして、インタビューに対応する。 メインミッションのどれか一つ(ノヴェリア、フェロス、リアラの救出)を完了後、C-Secアカデミーにいるカイリーサ・アルジラニとの会話により発生。 攻略 インタビューへの返答により、報酬及びモラルが変動する。選択肢は4つ。 (モラルの変動は、アルジラニへの対応後にノルマンディーに戻り、ハケット提督との通信終了後に発生) (case.1)インタビューを拒否 アルジラニとの会話で「忙しい」を選択し、アサインメントを完了する。 報酬 無し (case.2)インタビューを打ち切る インタビュー中の選択肢で「インタビューは終わりだ」(パラゴン)、「もうたくさんだ!」(レネゲイド)のいずれかを選択する。 報酬 クレジット、XP、パラゴン/レネゲイド 2pt (case.3)インタビューに対応する チャーム/アグレッシブの回答を3回以上選び、インタビューに対応する。 報酬 クレジット、XP、パラゴン 8pt /レネゲイド 9pt 備考 アルジラニの最後の質問に「エデン プライム襲撃の首謀者だ」か「評議会はサレンをかばっていた」を選択すると、後のハケット提督との通信内容が一部追加される。 チャームの選択肢の必要ポイント 1つ目,2つ目は4pt、3つ目は6pt、4つ目は8ptで選択できる事を確認した。 レネゲイドの選択肢の必要ポイント 1つ目,2つ目は4pt、3つ目は6ptで選択できる事を確認した。 4つ目は6ptでは選択できない事を確認した。