約 3,755,266 件
https://w.atwiki.jp/theregulation/pages/114.html
編集者:ジャン (※イメージ画像:陸軍時代、第75レンジャー連隊にて) スペル Fiona Winchester 国籍 アメリカ合衆国 年齢 29歳 誕生日 9月11日 身長 173cm 体重 ? 血液型 A(RH+) 髪の色 チョコレートブラウン 目の色 ブルー 愛称 カッパーズ(COPPERS。警官の蔑称)、もしくはフィー 階級 巡査(陸軍時代は上等兵) 兵種・役割 ポイントマン 特技・技能 CQB・警察技術(逮捕・追跡術等) 使用銃器 (CR)M4A1(SMG)MP5A5(PDW)PWSMk1(HG)タウルスPT92 SIGP229 経歴 アメリカ合衆国テキサス州出身。家は小さな牧場。 12歳の時、9.11同時多発テロでアメリカン航空11便に乗っていた父を失う(ツインタワー北棟に衝突)。 18歳の時に陸軍に入隊し第75レンジャー連隊に着任。23歳の時に上官と揉め事を起こし(本人曰くセクハラ)除隊。 地元ダラス市警に元軍人枠で任職。SWAT隊に所属。 2017年のワールドスワットチャレンジにて優勝したためTR発足者らの目に止まり警察官でありながら推薦された。(が、元軍人である面も考慮されたと思われる) 人物 口数は多く、カッパーズの他にイングラム(MAC10)というあだ名も頂戴した。 性格は生真面目。 隠密作戦を得意とし、レンジャー時代にはヘリからのファストロープを経験。 逮捕術に優れている。
https://w.atwiki.jp/harrington/pages/161.html
FrontPageへ イベントへ 物語 序章:旅立ち 1章:友の面影 2章:運び屋フレデリク 3章:陽気な晩餐会 4章:彼女の立場 5章:暗転 6章:絶対命令 7章:最悪の再会 8章:積載品帳簿 9章:物資調達 10章:婚約者 11章:弱体化する海軍 12章:海賊の拠点 13章:和解 14章:無茶なお願い 15章:ゴードンの口車 16章:女王に伝える手段 17章:説得すべき相手 18章:待ち望んだ瞬間 19章:マクレガー討伐指令 20章:彼女に惚れた海賊 21章:たちこめる暗雲 22章:遅れた到着 23章:異なる生き方 24章:海賊に扮して 25章:猛抗議 26章:単独行動 27章:戦う意味 28章:あのころの海 29章:決戦前夜 30章:出撃 31章:ライザとの約束 上へ 物語 身に覚えのない容疑で連行されかかったところを、海軍士官のライザとその兄に救われた、駆け出し航海者。 彼女らと仲良くなった航海者は、知らず知らずのうちに事件に巻き込まれていくことになるのだった。 ※ライザは公式サイトの「サイドキャラクター」のイラスト、中央に居る赤毛の士官服の女性。 上へ 序章:旅立ち あらすじ 北海の小国イングランドでは、経済的に不安定な日々が続いていた。 女王は国家の建て直しを図りさまだまな策を講じてはいるが、首都ロンドンの人々の表情は暗い。 そんな街でプレイヤー名は航海者としての第一歩を踏み出したのだった。 上へ 1章:友の面影 あらすじ 商売が立ち行かないと嘆く街の声。 不景気のせいか、酒場では怪しげな男がうろつきマスターも困り果てているという。 その男を酒場から追い払ってほしいと依頼されたプレイヤー名は、街の酒場へ向かうことに。 怪しげな男を追い出したプレイヤー名。だが、突然、兵士に囲まれる。 宮廷の実力者キリングリュー伯爵に、盗品売買の容疑をかけらたのだ。連行されそうになるプレイヤー名。それを救ったのは、海軍士官ライザ・ミドルトンと、その兄ウィリアム・ミドルトンだった。 上へ 2章:運び屋フレデリク あらすじ そこへ男が息を切らせて駆けこんできた。 ライザとミドルトン卿ウィリアムに、出撃命令が下ったのだ。フレデリクという人物に金を返しに行くつもりでいたミドルトン卿は困惑するが、プレイヤー名が代わりにアムステルダムへ航海することを引き受ける。 フレデリクの所在がつかめなければ、酒場で情報を集めるといいという。 アムステルダムの街で、プレイヤー名は、人々がイスパニアのアルバ公による圧制に苦しんでいること、街を解放しようとする私設海軍『海の旅団』に望みを託していることを知る。 そして、聞きこみの結果、フレデリクが交易所前にいることを突き止めるのだった。 フレデリクは、いつでもどこでも荷を運ぶことが信条の運び屋だ。さっそくミドルトン卿の代理で借金を返しにきたことを告げるが、彼は金を受け取ろうとしない。 わざわざロンドンから来たと聞いて、プレイヤー名を笑い飛ばす始末だ。 しかし、人の良さを気に入ってくれたのだろう。 フレデリクは、アントワープの酒場の裏手にいるワイブラントに荷樽を届け、受領証を持ち帰れば金を受け取るという。 ワイブラントに届けた荷樽には、弾薬が詰まっていたようだ。きつく口外を禁じられる。 受領証を手に入れたプレイヤー名は、アムステルダムへと引き返すことに。 アムステルダムでフレデリクに受領証を手渡すが彼は借金返済の話をはぐらかしたまま、立ち去ってしまう。 プレイヤー名は仕方なく帰途につく。 上へ 3章:陽気な晩餐会 あらすじ ロンドンの港では、心配していたのか、ライザがわざわざ出迎えてくれた。 報告を聞いて、フレデリクに呆れかえるライザ。 ライザは礼代わりにと、プレイヤー名を川沿いにある、ミドルトン邸での晩餐会へ招待するのだった。 ミドルトン家の邸宅では、質素だが楽しげな宴が催されていた。その席で、かつてミドルトン家が海賊だったこと、フレデリクとはそのころからの付き合いで、ライザ、ウィリアムとの3人でよく遊んだという話を聞く。 別れ際、ライザはプレイヤー名に、時々邸宅へ遊びに来てほしいと告げた。 上へ 4章:彼女の立場 あらすじ 数日後。 ロンドンの出航所役人から呼び出しが入る。 北海で操舵不能に陥ったとみられる商船の捜索に協力してほしいとの要請だ。民衆の命がかかっているため、女王も気に病んでいるという。 プレイヤー名はまず、救援物資を受け取るため、ロンドンの北東の街オスロの出航所をめざす。 救援物資を手に入れたプレイヤー名は、コペンハーゲンへ向かう途中、行方不明となった商船を捜索する航海に出ることに。 無事に洋上で商船を発見し、救援物資を手渡したプレイヤー名。 救助成功を報告するため、オスロへの帰途につくのだった。 帰港すると、街中に噂が広まりちょっとした有名人になっていた。 ライザも、経験の浅いプレイヤー名が、発見一番乗りを果たしたことに、驚きを隠せない様子だ。 出航所役人からは、その功績をほめ称えられ、女王からの恩賞を授けられる。 こうして各々の任務を終えた一同は、ロンドンへ帰ることにする。 航海中、兄のミドルトン卿が女王に謁見するのだと誇らしげに語るライザ。 ロンドンに着くと、ライザはもっと話がしたいと言って、プレイヤー名を自宅に招く。 ミドルトンの邸宅に行くと、留守を預かっていた男がライザに駆けよる。ミドルトン卿が、キリングリュー伯爵に捕らえられたというのだ。 ライザは真相を確かめようと、プレイヤー名とともに王宮へと向かう。 上へ 5章:暗転 あらすじ キリングリュー伯爵に、兄と面会させてほしいと懸命に訴えるライザ。だが、国家転覆を企む男に会わせるわけにいかないと一蹴される。 伯爵は逆に、ライザに配下となるよう強要した。 ライザは怒りに身を震わせるが、仲間たちのために従わざるを得ない。プレイヤー名に別れを告げ、任務に戻っていった。 イングランド海軍は、キリングリュー伯爵に完全に掌握されたのだった。 上へ 6章:絶対命令 あらすじ 幾日かが過ぎた。 ロンドンの街では、キリングリュー伯爵に酷使される海軍に、同情する人々の声があがっていた。 プレイヤー名は様子を確かめるため、ミドルトン邸を訪れることにする。 ミドルトン邸でまもなくライザが任務から戻ると聞いたプレイヤー名。ミドルトン邸の子分の頼みで、出航所へ、帰還の予定を問い合わせに行くこととなる。 出航所役人は、ライザは王宮へ報告に向かったこ とを告げる。プレイヤー名は、ライザを追って王宮へ 向かう。 王宮で、報告を終えたライザとゴードンに会うが2人は疲れはてた様子。 聞けば、多くの船を失ったところへ西地中海での不審船討伐命令を受けたという。 プレイヤー名はライザと行動を共にすることを決意。 一行は、ジブラルタル海峡を目指す。 ライザとプレイヤー名たちは、地中海の入口で不審船団を発見。見事討伐する。 だがライザは、ただの不審船にしては統率が取れていた敵の動きを、不審に思う。 任務を遂行した一行は、ロンドンへ帰る。 ロンドンに帰港したプレイヤー名らは、報告のため、王宮で待つキリングリュー伯爵のもとへ出向く。 キリングリュー伯爵の大げさな喜びように、旅の疲れが一気に出た一行。 ミドルトン邸に戻り、ひと休みすることにする。 上へ 7章:最悪の再会 あらすじ 邸宅に戻ってまもなく、怒り狂ったフレデリクが飛びこんでくる。 地中海でライザらが沈めたのは、ネーデルランドの船。『海の旅団』の輸送船だったのだ。 ライザは、ショックで気を失ってしまう。 ゴードンは、輸送船が何を積んでいたのかアムステルダムで調べてほしいとプレイヤー名に依頼。船乗りが集まる酒場なら、有力な情報が得られるはずだという。 上へ 8章:積載品帳簿 あらすじ アムステルダムの人々は、輸送船が帰らなかったことで悲しみに暮れていた。 プレイヤー名は、交易所店主から積載品帳簿を入手。 これをロンドンへ持ち帰ることにする。 アムステルダム近くの海では、アルバ公の密命により、バルタザールがプレイヤー名を待ち構えていた。 プレイヤー名は、攻撃をしかけてきたバルタザールの部下を撃退。再び、ロンドンへの帰途につく。 ショックから快復しつつあったライザは、輸送船が医薬品を積んでいたと知ると、再び落ちこむ。 見かねて、プレイヤー名が提案する。 アレクサンドリアへ行き、積載品帳簿に記載された品々を買い集められないか、と。 ゴードンもこれに賛成。東地中海への入港申請をしておくので、王宮の衛兵に確かめてほしいと、はりきるのだった。 上へ 9章:物資調達 あらすじ 入港許可状を得たプレイヤー名とゴードンは、東地中海の街アレクサンドリアをめざす。 アレクサンドリアに到着した二人は、さっそく痛み止め薬や包帯に関する情報を集める。 しかしアレクサンドリアの商人や道具屋は、相手にしてくれない。 何か問題があるのかと考えた二人は、ヴェネツィアの交易所で商人から話を聞くことにする。 ゴードンの服装に問題があると知った二人は、街で腕のよい仕立て屋を探す。 法外な料金に文句を言いながらも、二人は帽子や衣服を手に入れる。 今度こそ痛み止め薬や包帯を買えるはずだと、二人は再びアレクサンドリアへむかう。 プレイヤー名とゴードンは、ようやく船に積んでいた分の痛み止め薬と包帯を買いそろえた。 二人は一刻も早くライザに報告しようと、急いでロンドンへの帰途へつく。 上へ 10章:婚約者 あらすじ ミドルトン邸では、快復したライザが、首を長くして帰りを待っていた。 二人の報告を聞いたライザは、帳簿の持ち主に医薬品を返しに行くことを提案。 一行はアムステルダムの交易所へと向かう。 一行は集めた医薬品を届けると、商館地区にあるフレデリクの邸宅を訪ねることにした。 しかし邸宅にフレデリクの姿はなく、彼の婚約者だというアマリアが、ひとり留守番をしていた。 フレデリクが結婚を考えていると知り、戸惑いを隠せないライザ。帰ろう、とつぶやくと邸宅をあとにした。 上へ 11章:弱体化する海軍 あらすじ このところ海軍に負傷者が続出していると聞き、プレイヤー名たちは港へ様子を見にいく。 港で働く男によると、演習後の海軍は艦船も兵もボロボロになって帰ってくるという。 ライザは、状況を詳しく調べるようにとゴードンに依頼した。 ゴードンによると、プレイヤー名が国を離れている間にも、海軍には過酷な任務が課せられていたという。兵たちは疲労しており、事故も多発しているようだ。 ライザは、すぐに自分もその過酷な任務に加わらなくてはならないと言い、急いで任務へと戻っていくのだった。 上へ 12章:海賊の拠点 あらすじ プレイヤー名は、ライザからの伝言を受け取る。 街に戻ったら、すぐにミドルトン邸に寄ってほしいとのことであった。 ミドルトン邸を訪れたプレイヤー名。 ライザは、カーボヴェルデにある海賊の拠点を殲滅せよと、キリングリューに命じられたという。 この任務には、プレイヤー名が不可欠だと、ライザは航海の同行を依頼する。 プレイヤー名は彼女の依頼を快諾し、西アフリカ沖に位置する小島カーボヴェルデをめざす。 出航の準備を整えていると、補給物資を用意する資金がないと言い出すゴードン。 ライザはフレデリクに返す予定だったお金を差し出し、物資購入に充てるようにと言う。 航海の途中、イングランドのものと思われる船がイスパニアへむかうのをライザが見かける。 しかしライザに、その船の正体を突き止める余裕はなかった。 上へ 13章:和解 あらすじ カーボヴェルデに着いた一行は、その直後、見知らぬ男たちに取り囲まれ、連行される。 キリングリューの罠かと、一同は騒然とするが、そこに姿を現したのは、なんとフレデリクであった。 海賊の正体は、ネーデルランドの独立を訴える私設海軍『海の旅団』であり、フレデリクはそれに同行していたのである。 フレデリクは、『海の旅団』を弾圧しているアルバ公は、キリングリューと結託しているという噂があり、今回のライザの任務も彼らの罠であろうと推理する。 一同はキリングリュー伯とアルバ公の怪しげな動きを明るみに出すために、まず不当に逮捕されたウィリアムを救おうと意見を一致させる。 そして、そのためにはウィリアム逮捕のきっかけとなった密偵との接触、キリングリューからアルバ公へ宛てた書簡の入手、が不可欠であると悟る。 不安がるライザに、フレデリクは「きっとうまくいく」と彼女を励まし、散歩に誘う。 波が打ち寄せる浜辺を歩くライザとフレデリク、そしてプレイヤー名。 ライザは、フレデリクに、婚約者アマリアのことについてたずねる。フレデリクは、自分の気持ちはアマリアとは別のところにあると告げる。 さらに『海の旅団』はすぐ島を離れるので、海賊の拠点を壊滅する任務は達成したことにしろ、という。 ライザとプレイヤー名は、彼に感謝し、カーボヴェルデを離れる準備にかかる。 『海の旅団』には、戦力を貯えるための港がないと嘆く、船員たち。プレイヤー名たちは、そうした声を聞きながら、後ろ髪をひかれる思いで、島を後にする。 上へ 14章:無茶なお願い あらすじ 任務を遂行したとの報告を聞き、伯爵は大喜び。 プレイヤー名には褒美までとらせる。 密偵の話を持ち出すライザに対し、密偵はすでにイスパニアへ送還した、とキングリュー。 ライザは、キリングリューから兄ウィリアムの刑が近く確定することを知らされる。 プレイヤー名は、ライザにイスパニアへ潜入し、密偵を連れ戻してほしいと頼まれる。 こうしてプレイヤー名はゴードンとともにイスパニアの街を巡り、酒場で情報を集める航海に出ることになった。 上へ 15章:ゴードンの口車 あらすじ バルセロナの街では、アルバ公の陣頭指揮により軍艦の建造が始まったとの噂が流れている。 街の酒場で、二人は、ついに送還された密偵らしき男を見つける。 まとまった金を手にし、すっかり調子づく男を、ゴードンは言葉巧みに誘い出す。 そして店を出たところで捕縛。船に連行して、ライザの待つロンドンへむかうのだった。 上へ 16章:女王に伝える手段 あらすじ ゴードンはプレイヤー名にも様子を見てきてもらいたいと告げると、密偵から詳しい話を聞くためにミドルトン邸へと帰っていった。 密偵を取り調べた結果、キリングリュー伯爵がイングランドを裏切ろうと企んでいることが、ほぼ確実となった。 女王に事態の急を告げる手段を模索するライザ。 だが、謁見でも叶わぬ限り、伯爵にもみ消されてしまう可能性が高いと結論が出ない。 プレイヤー名は、『海の旅団』とイングランド海軍との提携を提案する。 二つの軍が協力し、功績を上げれば、女王への謁見をも認められるのではないか、と。 ライザやゴードンもこれに賛同。この計画には、フレデリクの協力が不可欠と、さっそくライザは彼に宛てる手紙を書き始めた。 手紙を託されたプレイヤー名は、アムステルダムにあるフレデリク邸をめざす。 アムステルダムに到着し、フレデリク邸をたずねるプレイヤー名。 邸宅から、フレデリクが何ごとかを熱く語る声が聞こえてくる。プレイヤー名に気づくと、彼はいつものように冗談を言うが、どこかよそよそしい。 ライザの手紙を渡すプレイヤー名。 すると、フレデリクは普段の様子に戻り、すぐにロンドンに行き、計画を実現させようと意気込むのだった。 上へ 17章:説得すべき相手 あらすじ ロンドンでは、ライザの言伝を預かるゴードンがプレイヤー名らの帰りを待っていた。 ライザは、まず財務官トマス・グレシャムの説得からはじめるとよいと言っていたという。 プレイヤー名とフレデリクは、さっそく財務官の邸宅があるプリマスへむかう。 トマス財務官にイングランド海軍と『海の旅団』との提携を勧める二人。 トマス財務官は、話に興味を示すが、まずは二人の実力を確かめたいと言い出す。 トマス財務官は、二人にロンドンの商館地区に行き、時間内に財務表を手に入れて来てほしい、と命じる。 ロンドンの商人は、疑うことなく二人に財務表を託す。そのあまりの素直さに、思わず初対面の人間を簡単に信用していいのかと問うフレデリク。 すると、命の恩人を疑うことなどない、と即答する商人。 この商人は、かってプレイヤー名が救った商船の乗組員だったのだ。 プレイヤー名の活躍を耳にし、フレデリクはあらためて感心した様子。 受け取った財務表を手に、二人はプリマスで待つトマス財務官の元へ引き返す。 財務表を無事持ち帰ったことで、ようやく二人の実力を認めたトマスは、イングランドと『旅団』との提携について、女王に話をすると約束した。 女王からの返答を得るには数日間かかるため、 プレイヤー名は一度フレデリクと別れ、呼び出しが入る日を待つことに。 数日後、トマス財務官からの呼び出しを受けて、プレイヤー名はプリマスへむかう。 邸宅ではすでに、フレデリクが待っていた。 トマス財務官は、女王が『海の旅団』との提携に興味を示している。と告げる。 そして、二人に『海の旅団』の司令官を、ロンドンに連れてくるよう命じるのだった。これは女王の至上命令であり、邪魔する者は、沈めてかまわないという。 プレイヤー名とフレデリクは、ライザに一刻も早く報告しようとミドルトン邸へむかう。 謁見が叶うかも知れないと聞き、喜ぶライザ。 だがフレデリクは、司令官の居場所がつかめないことに加え、キリングリューがアルバ公に情報を流し。妨害工作に出る可能性があると警告する。 ともかく一行は、『海の旅団』の兵士が残留している可能性があるルアンダへむかう。 フレデリクは自分たちの行く手を阻むものがあれば撃破すると息巻いている。 街の近海を警戒していたイスパニアの船を沈め、ルアンダに到着したプレイヤー名ら。 街で『海の旅団』の者を探す。 街には『海の旅団』の兵士が残っていた。 しかし、司令官エグモントは南の街を目指し、すでに旅立った後であるという。 兵士は、イスパニアとの戦闘で得た戦利品の中に、キリングリューがアルバ公に宛てたとみられる書簡があったと話し、一行にそれを託した。 ついに密偵の証言を裏づける証拠を得たプレイヤー名たちは、司令官エグモントを追いさらに南の街へと船を進める。 ケープの港に停泊する艦船を見つけたゴードン。 エグモントの船に違いないと、街中を探す。 ついに『海の旅団』司令官エグモントとの対面を果たしたプレイヤー名ら。 輸送船を沈めた件を詫びるライザに、すぎたことよりもこれからが大事だと、エグモントはイングランド海軍との提携を受け入れる。 彼はそのままプレイヤー名らに同行し、ロンドンの王宮へ出向くことにした。 上へ 18章:待ち望んだ瞬間 あらすじ 夢にまで見た謁見が叶うときを迎えたライザ。 フレデリク、エグモント、そしてプレイヤー名とともに王宮へむかう。 一行は謁見の間に通され、ついにイングランド女王との対面が実現する。 『海の旅団』の司令官エグモントと、彼を連れて帰ったフレデリクの功績をほめたたえる女王。 戦闘で得た金塊を献上するというフレデリクに、報酬としてそれを与えようという。 だがフレデリクは、無事に帰国できたのはライザのおかげだとして、受け取ろうとしない。 このとき女王はライザがミドルトン卿の妹であることに気づき、興味を示す。 ライザは、ついに兄の無実を訴える機会を得たのである。 女王に兄ミドルトン卿の無実を訴えるライザ。 密偵の自供とキリングリューからアルバ公への書簡。動かぬ証拠とライザの熱意が女王を動かし、女王は、ウィリアムの釈放とキリングリューの逮捕を命じる。 ライザに感じ入った様子の女王は、今後もイングランドに尽くすようにと彼女に期待をかける。 兄との再開を果たし、歓喜するライザ。 ここまで旅を共にしたプレイヤー名や フレデリクらと互いの健闘を称えあう。 だが、彼らのもとには、すでに不穏な影が忍び寄っていた・・・ 上へ 19章:マクレガー討伐指令 あらすじ 数日後、プレイヤー名のもとに、イングランド王宮から呼び出しが入る。 王宮に入ると、そこには、ライザやゴードンの姿もあった。 そこで女王は、プレイヤー名たちに大海賊マクレガーの討伐を命じる。アフリカ大陸東沿岸での目撃情報が入ったため、『海の旅団』と協力し、これを退治せよというのだ。 さらにマクレガーは財宝を隠し持っているとみられることから、それを持ち帰ることを忘れてはならないと女王は付け加える。 ライザは『海の旅団』の援護がなくとも、海軍だけで任務を遂行できると主張するが、それは却下される。 プレイヤー名とライザたちは、『海の旅団』の兵士とともに、アフリカ東沿岸の街を巡り、大海賊マクレガーの出没海域を絞り込むことに。 ザンジバルでマクレガーに関する有力な目撃情報を得たプレイヤー名は近海を捜索する。 上へ 20章:彼女に惚れた海賊 あらすじ そしてプレイヤー名たちは、洋上でマクレガーの船を発見。 すぐさま戦闘に突入する。 激戦の末、プレイヤー名たちはマクレガーを破り、任務を達成。 捕らえたマクレガーを取り調べるため、ザンジバルに引き返す。 完敗を喫した大海賊マクレガーは、ライザの手腕にすっかり惚れこみ、これまでに獲得した財宝のすべてを、彼女のためにさし出すと言い出した。 マクレガーの言葉を信じることにしたライザは、財宝を輸送するため、自らインドへ赴くという。 ライザは、プレイヤー名に、イングランド行きの船に報告書を渡してもらうよう、出航所役人に交渉してほしいと任務の報告書を託した。 マクレガー討伐の噂は広まっており、プレイヤー名は、熱烈に歓迎される。 出航所で、イングランドからの航海者についてたずねると、堂々たる紳士がプレイヤー名を探していたと聞く。 プレイヤー名は、その紳士に報告書を託すことに。 上へ 21章:たちこめる暗雲 あらすじ 数日後。 プレイヤー名は例の紳士が街に帰ってきたと聞き、広場へむかう。 「堂々たる紳士」とは、トマス財務官だった。 国の財政が破綻寸前であるため、マクレガーの財宝を目当てに、追ってきたと言う。 財務官は報告書に目を通すと、カリカットへむかい、ライザとともに、一刻も早く財宝を持ち帰るようプレイヤー名に依頼する。 カリカットへの出港準備にかかるプレイヤー名の前に、フレデリクが現れる。 『海の旅団』が、イングランドを離れざるを得なくなったため、事態の収拾を頼みにきたと言う。 ライザのあとを追って、財宝をとりに行くことを告げると、ついていくと言い出すフレデリク。 二人は、カリカットへむかう。 カリカットの港で、ライザとみられる軍人の噂を聞いたプレイヤー名とフレデリク。 街の邸宅をしらみつぶしにあたり、ライザの行方を捜索する。 ようやくライザを見つけることができた二人。 しかし、ライザの表情は暗い。 財宝を積んだ船が座礁しており、彼女の船では近づけないというのだ。 作業が発展していないことに呆れるフレデリクとそれに食ってかかるマクレガー。 事態はますます混乱する。 一同が落ち着きを取り戻すと、フレデリクがふとカリカットの商人サンジャイの名を思い出す。 サンジャイは頭が切れることで有名な男だという。 方策もなく途方にくれていた一行は、とりあえずサンジャイに相談することに。 一行は手分けして、街で彼の情報を集めることにする。 プレイヤー名が広場へ行くと、一足先にサンジャイを見つけた仲間が交渉に入っていた。 自らの組織力をもってすれば、座礁した船から財宝を運び出すことなどたやすい、と豪語するサンジャイ。 しかしその見返りとして、多額の報酬を要求してくる。 まず持ち帰ることが先決だとするフレデリクと、彼が方針を決めることに我慢できないマクレガーとがまたしても衝突。 結局ライザが場をおさめ、サンジャイの要求をのむことにする。 サンジャイは、あとで港に様子を見にくるようにと言い残し、笑いながらその場を去っていった。 こののち、プレイヤー名たちはサンジャイの作業の進み具合を確かめるため港へ。 一行は作業を終えたサンジャイに約束通り財宝の一部を、報酬として渡す。 ようやく帰れると港に向かう一行を、うしろから呼び止めるサンジャイ。 帰途、モザンビークに寄って、交易所に届け物をしてほしいというのだ。 サンジャイの抜け目なさに呆れつつも、ライザは渋々この依頼を引き受ける。 モザンビークをめざし、出航準備にとりかかっていると、「フレデリクは見てるほうが恥ずかしくなるほど一生懸命だ」とマクレガーが語りかけてくる。 彼はフレデリクがライザを射止めようとしているとにらんでいるが、そばで聞いていたライザは、「彼は友達だ」と即座に否定する。 男女間に友情は成立しないと考えるマクレガーにはライザの話が信じられない。 交易所にサンジャイから預かっていたものを渡して港へ戻ると、兵士が立ちはだかっている。 しかし、ライザとフレデリクが機転をきかせ、見事なチームワークで切り抜ける。 マクレガーは、この二人ならば、「男女の友情」もありえなくはないと考える。 上へ 22章:遅れた到着 あらすじ ロンドンへ帰港したプレイヤー名たち。 女王が、帰りを待ちかねていると聞き、一同は王宮へと急ぐ。 大海賊マクレガーの討伐と、その財宝を持ち帰ったことを、女王に報告するライザ。 マクレガーは敗北を認め、女王の沙汰を待っている。 女王は静かに剣を抜くと、マクレガーの首へと運ぶ。 一同が凍りついたその瞬間、マクレガーにナイトの称号を授けると告げる女王。 女王はマクレガーを許したのだった。 女王の寛大な処置に感じ入るライザ。 彼女は王宮を出てフレデリクが見当たらないことに気づく。 街の近くまでは確かにうしろをついてきていたとゴードンが証言したことから、一行は出航所で問い合わせることにする。 プレイヤー名らが出航所に着くのとほとんど同時にフレデリクの船が入港する。 途中でライザらの船を見失い、はぐれたのだと弁解するフレデリク。 彼の技量を知るライザは釈然としない。 だが、フレデリクは積荷がおろされるのを確認すると、それ以上何も言わずに去っていった。 上へ 23章:異なる生き方 あらすじ プレイヤー名は、呼び出しが入っていると告げられ、イングランド王宮へとむかう。 女王は一行に、マクレガーの財宝は予想をはるかに上回る量だった、と告げる。 国が抱える借金を返してもなお余る額だと。 女王は、その余剰金を活用するため、オスロに身を潜める『海の旅団』を連れ戻すよう命じる。 イングランド海軍には、もはや『海の旅団』の協力は必要ない、とライザは言うが、女王は聞き入れようとしない。 ライザは仕方なく、命令を受け入れる。 出港準備に向かうライザを、トマス財務官が呼び止めた。 たしかに財宝は目を見張る量だったが、船の数に比しては少ない、と言うのだ。 ライザは小さな疑問を抱いたまま、任務を果たすため、オスロをめざす。 ゴードンと手分けして、オスロで『海の旅団』の船員らを探すプレイヤー名。 やがて港でフレデリクやエグモンドの船を発見するプレイヤー名ら。 ライザはすぐ『海の旅団』が使用する船の装備が豪華になっていることに気づく。 フレデリクは、その財源について言葉を濁したが、マクレガーの財宝を横流ししたことは明らかだった。 ライザは、フレデリクを激しく罵倒し、『海の旅団』との交渉は決裂してしまった。 ライザはロンドンへ帰ると言う。 失意のライザは、フレデリクが献身的だったこともかつて自分の命を救ってくれたことも、すべてイングランドを利用するためだったのではないかと疑念を抱く。 事情を説明するため、王宮に向かうプレイヤー名とライザ。 女王に任務を遂行できなかったことを報告し、謝罪する。 女王は、しかたがない、と一言。 王宮を出たあと自分は軍人として失格だとつぶやくと、ライザはいずこかへと立ち去ってしまう。 上へ 24章:海賊に扮して あらすじ 街では、イングランド女王とアルバ公との関係は悪くなる一方だという噂が流れはじめていた。 イングランド王宮から呼び出しが入ったプレイヤー名はロンドンへと急ぐ。 『海の旅団』との再提携がならなかったことで、街の人々は不安を抱いている様子だ。 今度任務は、カリブ海からイスパニアへ大量の武器を運ぶ輸送船を叩くというもの。 ただし、敵にイングランド海軍だと悟られぬよう海賊に扮し出撃せよとのことであった。 血が騒ぐのか、マクレガーはこの命令に大喜び。 ライザは、『海の旅団』の協力がなくとも戦えることを証明する、と女王に誓うのだった。 こうしてプレイヤー名たちは、武器輸送船が出没しているという、カリブ海を目指す。 カリブ海の洋上で輸送船を発見し、襲撃するライザたち。 ライザは周囲が止めるのも聞かず、執拗に攻撃を続け、完膚なきまでに敵を叩きつぶした。 上へ 25章:猛抗議 あらすじ 全力で戦うライザの姿に惚れ直したマクレガーは一緒になろうと誘うが、あっさりと断られる。 フレデリクがいるからか、とたずねると、ライザは必要以上に否定する。 マクレガーは、友達だった二人の間に何かあったことに気づきはじめていた。 ロンドンの街に入ると、慌てた様子の男が駆け寄ってくる。 少し前に艦船が入港し、不気味な笑みをたたえた使者が、王宮へむかった、と言うのだ。 異様な雰囲気を感じ取り、一行は王宮へと急ぐ。 謁見の間には、長らく行方をくらまし続けていたキリングリューの姿があった。 彼は女王を裏切っただけでなく、アルバ公の配下となり、イスパニアの使者としてイングランドに帰ってきたのだった。 キリングリューは、カリブ海の海賊を取り締まるよう詰め寄るが、女王は彼の裏切り行為を責め、追い返してしまう。 このまま引き下がるキリングリューではないと、ライザは彼の動きを探らせることにする。 上へ 26章:単独行動 あらすじ 海軍の兵が慌しく動きだしたとの噂を聞きつけ、プレイヤー名はミドルトン邸へむかうことに。 キリングリューが船隊を集結させているとの情報をつかんだライザは、これから女王に報告に行くところだという。 プレイヤー名は、ライザに王宮への同行を頼まれる。 王宮でライザは、キリングリューが準備を整える前に、奇襲攻撃に出るべきだ、と訴える。 しかし、女王は遠征中のマクレガーが帰還するのを待つようにと厳命。 戦力を取り戻しつつある海軍を認めてもらえないライザは、王宮をあとにする。 数日後、プレイヤー名は至急ミドルトン邸へきてもらいたいとの言伝を受け取る。 邸宅ではウィリアムとゴードンが、青ざめた顔でプレイヤー名を待っていた。 ライザが海軍を退役すると告げ、キリングリュー艦隊を奇襲すべく単独で出撃したというのだ。 プレイヤー名は、ウィリアムから妹の無謀な行動を止めてほしいと頼まれ、ウィリアムたちとセビリアへ航行中のライザの船を追う。 セビリアに奇襲攻撃を加えようとするライザに、プレイヤー名は何とか追いついた。 だが、説得を試みるも、ライザは意地になっており、引き返そうとはしない。 そこにキリングリューの艦隊が襲来する。 彼は、偽情報によりライザらをおびき出したのだった。 プレイヤー名の活躍で、戦闘が一段落したのを見てとったミドルトン卿は、ライザを自分の船に移そうと試みる。 だがそこに敵の砲が着弾。 巻き込まれたウィリアムは大怪我を負ってしまう。 もはや奇襲攻撃どころではなくなり、一行は急ぎロンドンに引き返すことになった。 上へ 27章:戦う意味 あらすじ 怪我を負ったミドルトン卿が、邸宅へ運ばれたと聞き、プレイヤー名は様子を見にいくことに。 しかし、ウィリアムは絶対安静であり、面会はできない。 ライザも、看病につきっきりで部屋から出ない。 勝手な行動をとったばかりに、兄に大怪我を負わせてしまったことで、ひどくショックを受けているという。 落ち込むライザを見かねたマクレガーは、いまのライザを救えるのはフレデリクをおいてほかにない、と彼を連れてくるようプレイヤー名に依頼する。 プレイヤー名は、急ぎフレデリク邸のあるアムステルダムへむかう。 だがアムステルダム付近の湾は、イスパニアの艦船によって、海上封鎖されていた。 封鎖網の隙を突くようにして入港すると、街の男たちが、船を出せないと嘆いている。 『海の旅団』も同様に身動きがとれず、善後策を練っているようだと聞きプレイヤー名はフレデリク邸にむかうことにした。 プレイヤー名が海上封鎖を破り、邸宅を訪ねて来たことに、驚きを隠せないフレデリク。 プレイヤー名が来訪の理由を告げると、フレデリクは戸惑うが、海上封鎖を解くまでここを離れるわけにはいかないと、ロンドン行きを拒む。 そこへ突如、負傷したマクレガーが、フレデリクの婚約者アマリアに伴われ、現れる。 ライザが再出撃を決めたため、仕方なく同行したものの、自分以外の者は待ち伏せていたイスパニア兵に捕らえられたという。 なおも躊躇するフレデリクに、業を煮やしたマクレガーが問う。 「大事な友を失うかも知れねェってとき、それよりも大切なもんがあるっていうのか?」 失いつつあるものの大きさに、ようやく気づいたフレデリク。 エグモントにもあと押しされ、ライザ救出を決意する。 出撃するとなると気がはやるのか、フレデリクはプレイヤー名らを港へとうながす。 しかし、イスパニア艦隊に発見され、取り囲まれてしまうフレデリク。 プレイヤー名たちが窮していると、背後から砲撃音が鳴り響く。 それは、エグモントら『海の旅団』による援護射撃であった。 これにより、フレデリクは無事包囲網から脱出。 プレイヤー名と合流し、ライザを乗せた船が航行しているとみられるオポルトにむかう。 上へ 28章:あのころの海 あらすじ 一行はライザらを捕らえた船が停泊しているのを発見すると、手分けしてオポルトを捜索する。 酒場では、マクレガーがイスパニア兵を締めあげライザらの居場所を聞き出そうとしていた。 だが、あまりにやり方が荒っぽいため、兵はすでに朦朧としている。 代わってフレデリクが聞きだすことに。 兵から、ライザたちがリスボンへ連行された、との情報を得て、一行は港へ向かう。しかしそこでふいにマクレガーが立ち止まる。彼が負った怪我は予想以上に大きく、もはや歩く事すら危険な状況だったのだ。 マクレガーは、自分よりライザ救出を優先するように、と言うとその場に倒れこんでしまう。 二人はマクレガーの志を受け取ると、一刻も早くライザを救出するため、リスボンへと急いだ リスボンの街で、必死にライザを捜索するフレデリクとプレイヤー名。 ついに、フレデリクとプレイヤー名は監禁されていたライザたちを発見。 無事救出する。 ライザが礼を言おうとするのを制し、彼は静かに語り始める。 彼には、かつてのように誰もが行きたいところへ行ける自由な海を取り返す夢があること。 そして、その夢を実現させるため、ライザと共に戦っていきたいということ…。 話を聞いているうちに、自分が捜し求めていたものもまた、フレデリクと過ごした幼い頃の海だと気付いたライザ。 彼女は二人の夢を実現させるため、全力を尽くすことを誓うのだった。 こうして、ようやくわだかまりが解けたライザとフレデリクは、プレイヤー名や仲間たちとともに、ロンドンへの帰途についた。 上へ 29章:決戦前夜 あらすじ やがてプレイヤー名とフレデリクのもとに、大艦隊を率いたキリングリューがイングランド方面に出撃したとの情報が飛び込んでくる。 急ぎミドルトン邸にむかう二人。 最大の敵を撃退せんと戦闘準備を整えるライザ。 そのもとに、女王から呼び出しが入る。 ライザはプレイヤー名、マクレガーと王宮へ急ぐ。 キリングリューに対し、どう戦うつもりか、という女王の問いに、ライザはもはや自分は海軍士官ではない、一介の海賊として出撃し、全力で戦うだけだと答える。 個人として出撃することすら認められないのかと懸念するライザ。 しかし、女王はライザにむかい、海軍に復帰し、イングランド海軍として、イングランドのために戦うように、と命じるのだった。 上へ 30章:出撃 あらすじ ライザは、再び海軍士官として、晴れやかに出撃した。 フレデリク、マクレガー、そしてプレイヤー名も同行する。 ロンドンを襲撃すべく北上中の、キリングリュー艦隊を捜索する航海がはじまる。 そして、ついに洋上でキリングリュー艦隊をとらえる。 敵は、ライザたちを嘲笑するように悠然とかまえている。 宿命の敵との戦いの火蓋が、切って落とされた。 激しい戦いの末…プレイヤー名たちは、キリングリュー艦隊を打ち破った。 勝利を喜び合う、ライザ、フレデリク、マクレガー、そしてプレイヤー名。 一行は意気揚々と、母国イングランドへの帰途に着いた。 上へ 31章:ライザとの約束 あらすじ 母国に凱旋するプレイヤー名たち。 怪我が完治したウィリアムが、一行を迎える。 再会を喜び合う一行。 いつのまにか、かつてのような親友同士に戻っている、ライザとフレデリク。 そこに女王が受勲式に出席せよ、との命が下る。 しかし、フレデリクはまだ戦いが残っている、と叙勲式への出席を辞退。 ネーデルランドへの出港準備にとりかかる。 そして別れ。 だがライザは友達として、晴れやかな顔で彼を見送るのだった。 女王の王宮では、盛大な叙勲式が開催される。 仲間たちがライザを、そしてプレイヤー名を、祝福してくれる。 ライザは誓う。 フレデリクのいう「あの頃の海」を取り戻すまで戦い続けることを。 そしてその時にはプレイヤー名も、世界一の航海者になっていて、と笑うのだった。 ホームページ制作
https://w.atwiki.jp/suparoboogs/pages/171.html
リープ・スラッシャー アヤ・コバヤシ「行け、リープ・スラッシャー!」 「リープ・スラッシャー!行きなさい!」 アラド「行け!リープ・スラッシャー!!」 イルム「リープ・スラッシャー!行けっ!」 「リープ・スラッシャー!」 イングラム・プリスケン汎用 ヴィレッタ「リープ・スラッシャー、発射!」 エルザム「行け、リープ・スラッシャー!」 「リープ・スラッシャー、発射!!」 「我が敵を切り裂け!リープ・スラッシャー!」 ガーネット・サンデイ「ロープ・スラッシャー!って、ロープ切ってどうすんの!」 クスハ「お願い!リープ・スラッシャー!!」 「リープ・スラッシャー!行って!!」 ジャーダ・ベネルディ「当たると痛えぞ!リープ・スラッシャー!!」 「リープ・スラッシャー、シュート!」 ブルックリン・ラックフィールド「リープ・スラッシャー、GO!」 「リープ・スラッシャー、セット!GO!!」 タスク・シングウジ「種明かしはしねえぜ!くらえ、リープスラッシャー!!」 「行ってこい!リープスラッシャー!」 ライディース・F・ブランシュタイン「行け、リープ・スラッシャー!」 ラトゥーニ・スゥボータ汎用→「リープ・スラッシャー……発射!」 リオ・メイロン汎用→「リープ・スラッシャー、発射!」 リュウセイ・ダテ「必殺!リープスラッシャー!!」 リューネ「リープ・スラッシャー!!」 リョウト「切り裂け!リープ・スラッシャー!」 リン「行け、リープ・スラッシャー!」 「リープ・スラッシャー、発射!」 レオナ・ガーシュタイン「行きなさい!リープスラッシャー!」 「受けなさい、リープスラッシャー!」 「リープ・スラッシャー、発射!」
https://w.atwiki.jp/golfswing11/pages/8.html
基本的なゴルフスイングに関する話題です。お付き合いください。信じられないかもしれませんが、先週の金曜日に、お天気も良かったので最近気になる雑誌で紹介されていたゴルフコースに出かけました。 これまでやったスポーツといえばゴルフです。生まれ変わったらプロゴルファーになりたいです。最近はマナーの悪いゴルファーが多いのが気になります。 しかし、なかなか思うようなプレーが当日に出来ません。 中年ゴルフプレーヤーですが、機会があれば来年にはあこがれの本気でゴルフスイングの練習は毎日欠かさず素振りを繰り返しているのにわかりません。 よくあるパターンは、たまにフックもするのですが、気にしていてもスライスが多くなってしまいます。体力不足なのでしょうか。 どこにでもいる教え魔の中には、インサイドアウトになっているという注意を受けることもあります。自分ではよくわかりません。 ゴルフ・スイングの基本をまじめに勉強したほうが絶対に良いでしょう。グズグズせずに試してみます。でも、スイングの矯正は大変です。時間を見つけてやってみます。基本のスイングを身に着けたいです。 チャンスがあれば今度は宿泊旅行であこがれの千葉 千葉廣済堂カントリー倶楽部に飛行機で家族と一緒に行ってみようかな。
https://w.atwiki.jp/mizutoruruieh/pages/36.html
●チーム「黒鋼鉱(ガルヴォルン)」 香港で活動するランナーチーム。 元々は別の都市を活動拠点にしていたが、事情があり香港に拠点を移すことになった。 チームメンバーは以下の4名。 ○鋼 :チームリーダーであり前衛。ドワーフであり、高い耐久性を誇る。 ○教授 :トロールのメイジ。チームの知恵袋。 ○アイギス:人形ドローン使いの交渉役。 ○α :ハッカー。チームメンバーの前にも滅多に姿を見せないらしい。 基本戦術は教授の魔法、アイギスのドローンによる支援を受けた鋼が突貫するという形。 必要に応じて教授が精霊を使ったり、αが管制する形でドローンの機数が増えたりもする。 雇う場合の目安は、一人につき1ミッション2500新円前後。 ○鋼 / ドワーフ・サムライ 耐 敏 反 筋 魅 直 論 意 EGG ESS IN 6 7 6 7 2 4 2 4 2 0.125 10(3) 技能: 刀剣4(コンバットアックス+2)、ピストル2(オートマチック+2)、自動火器4、重火器3、素手戦闘3 回避3、潜入2、交渉2、地上機操縦(バイク+2)、運動技能グループ1 企業警備手順4、香港ギャング情勢3、ドラッグの売人2、アーバン・ブロウル5 英語:N、広東語2、日本語2 資質: 秘密兵器1(チタニウム骨格補綴)、苦痛に強い2 依存症/軽度:覚醒剤、苦手:ハッキング、金アレルギー/中度 サイバーウェア: チタニウム骨格補綴、強化反射神経2、人工筋肉2、オルソスキン3 装備: コンバットアックス L2 8P AP-1 DP:13 サバイバルナイフ L0 8P AP-1 DP:11 アレス・プレデターⅣ 5P AP-1 DP:13 SA └隠蔽ホルスター、通常弾入り予備クリップ×5 イングラム・スマートガンX 5P AP±0 DP:13 BF/FA └通常弾入り予備クリップ×5 イングラム・ホワイトナイト 6P AP±0 DP:12 BF/FA └外部スマートガン、通常弾50発入りクリップ×4 アーマージャケット 8/6 DP:21/19 ゴーグル4 └スマートリンク、大光量補正、低光量視野、映像リンク スズキ・ミラージュ ソニー・エンペラー(OS:レンラク・イチ) ドク・ワゴンプラチナ契約 コンタクト: フィクサー(2/2)、ストリートキッズ(1/2)、巡回警官(2/2) ドワーフということもあり、小柄で子供にすら見られかねない彼女ですが、 その実はトロール並のタフさとサムライの反応速度を兼ね備えた危険な猛獣です。 チームの前衛を務めるということもあり勝気な性格で、その耐久性任せに敵中に突貫する、という戦術を得意としています。 ○教授 / トロール・メイジ 耐 敏 反 筋 魅 直 論 意 魔 EGG ESS IN 5 3 3 5 3 4 4 5 5 2 6.0 7(1) 技能: 魔術技能グループ4、召喚技能グループ2、霊視2、回避2、潜入2、追跡2 知覚2、指導4、エチケット4 魔法理論4、魔法的な現象4、薬学3、霊薬知識4、企業法3、香港企業情勢2 英語:N、広東語4 資質: 魔法使い(ヘルメス様式)、導師精霊(熊) 戦闘硬直、貝アレルギー/中度 魔法: (DP:9、治癒のみ11)喪神球、混沌、完全透明化、治癒、鎧、機器分析 魔法の資産: 束縛済みの大地の精霊/F5、助力3 装備: サバイバル・ナイフ アクショニア・ビジネス・クロース 5/3 DP10/8 医療キット4 マジカルロッジ素材5 CMTクリップ(OS:レンラク・イチ) 眼鏡3 └映像リンク、大光量補正 偽造SIN4 コンタクト: ミスター・ジョンソン(3/3)、タリスモンガー(2/2) チームの知恵袋を務めるこの男性は、臆病な面もありますが、それが緻密な戦略立案へと繋がっていると、 チーム内の評価は(時折それがからかいのネタになるとしても)高くなっています。 ランナーになる以前は何処かの企業学校で教鞭を取っていたという経歴の持ち主であり、それがアーバンネームの由来となっています。 どうしてその安穏な生活を捨てたかは、韜晦の彼方ですが。 ○アイギス / エルフ・リガー 耐 敏 反 筋 魅 直 論 意 EGG ESS IN 2 3 5 2 6 5 3 3 2 3.9 10(1) 技能: 自動車整備2、電子工学技能グループ3、砲術4、知覚2、人型機操縦5、地上機操縦5 航空機操縦3、対人技能グループ4、ピストル2 セーフハウス3、地元のジャンク置き場3、美食4、三つ星レストラン4 ギリシャ語:N、英語3、広東語3、フランス語3、スペイン語3 資質: 第一印象、Black Market Pipeline/フィクサー(ドローン) 苦痛に弱い、日光アレルギー/軽度、BTL中毒/軽度、SIN持ち、苦手/投擲 サイバーウェア: 制御リグ、データジャック、反射力増強2、テイラード・フェロモン3 プログラム: 〔走査〕5、〔ECCM〕5、〔暗号化〕5、〔命令〕5、〔隠密〕5 オートソフト: 〔鮮明化〕4、〔防御〕4、〔電子戦〕4、〔機動(航空機)〕4、〔機動(地上機)〕4、〔機動(歩行機)〕4、 〔照準(重火器)〕4、〔照準(自動火器)〕4、〔照準(長銃)〕4 装備: アーマー・クロージング ノヴァテック・エアウェア(OS:アイリス・オーヴ) ├【ファイアウォール】5、【レスポンス】5、【シグナル】5、【システム】5 └BTL/ホットシム対応シム・モジュール シアワセ・カンムシ ローンスター・iボール(攻撃型) ロッキード・オプティックX GM-ニッサン・ドーベルマン×2 ├【ファイアウォール】4、【レスポンス】4、【シグナル】4、【システム】4 └イングラム・ホワイトナイト └通常弾100発入りベルト×2 Renraku Manservant-3 ├【ファイアウォール】4、【レスポンス】4、【シグナル】4、【システム】4 ├Mimic Modification3 ├HK 227-X │ └ガスベント3、通常弾入りクリップ×5 └ワルサーMA-2100 └消音器、通常弾入りマガジン×5 ブルドッグ・ステップバン 〈自動車整備〉工房 〈自動車整備〉キット 偽造SIN4 コンタクト: メカニック(2/2)、フィクサー(2/2) 彼女はチームの交渉役であり、火力支援担当でもあります。ただ、交渉役としては少々踏み込み過ぎのきらいがあり、 それがまれにチームを危機に陥らせることもあるようですが、それ以上の利益をもたらす、としてそれほど問題視は されていないようです(“教授”が胃を痛める程度で済んでいるとのこと。AMEN!!)。 ○α / ハッカー・アデプト 耐 敏 反 筋 魅 直 論 意 魔 EGG ESS IN 2 4 5 2 3 5 5 3 5/4 2 5.4 10(1) 技能: ハッキング6/9、電子戦4/6、サイバー戦闘4/6、電子工学技能グループ4(コンピュータのみ6)、 医療技能グループ2、偽造2、エチケット1(マトリックス+2) 暗黒街情勢5、オペレーティングシステム5、企業マトリックスのセキュリティ手順5、セーフハウス5、カードゲーム2 日本語:N、英語4、広東語4 資質: アデプト、コードスリンガー、Analytical Mind、 SIN持ち、アストラル・ビーコン、アルコールアレルギー/軽度 アデプト能力: 技能強化/電子戦2、技能強化/サイバー戦闘2、技能強化/ハッキング3、技能強化/コンピュータ2 養生法、マルチタスク、能力強化/敏捷1 サイバーウェア: 制御リグ、データジャック プログラム: 〔攻撃〕5、〔装甲〕5、【生体信号フィルター〕4、〔ブラックハンマー〕2、〔データ爆弾〕4、〔暗号解読〕2、 〔侵入〕2、〔偽装〕2、〔隠密〕5、〔追跡〕2、〔検索〕4、【命令〕4、〔編集〕2、〔走査〕3、〔暗号化〕2 装備: コルト・アメリカL36 └通常弾入りクリップ×10 アーマー・ベスト フェアライト・カリバーン(OS:オリジナル) ├【ファイアウォール】5、【レスポンス】5、【シグナル】5、【システム】 └BTL/ホットシム対応シム・モジュール 偽造SIN4×4 コンタクト: フィクサー(3/2)、スパイダー(2/2) α(アルファ)と名乗るこのハッカーは、滅多に姿を表しません。表の生活があるからなのですが、 基本的に引き篭もりなのです。もちろん、チームの仲間とは付き合いがありますが、それでもかなりの レアキャラではあります。 スリルを求めて影の世界に飛び込んだ彼女ですが、教授との出会いがなければ自分がアデプトというこ とには気付かなかったでしょう。――もちろん、気づいたからと言って、彼女の生活に何か変わりがあっ たわけではないのですが。 卓越した技量を持ち、高度なプログラムがなくともそこらのハッカーと同格の能力を発揮できる彼女は、 チームの情報戦を一手に引き受ける、守護神でもあります。
https://w.atwiki.jp/z-oni/pages/59.html
「鬼ごっこ、か」 朱い空の下片手のチラシをじっと見つめて、少年が立っていた。 オールバックの髪にモデルのようなスタイルと顔立ちをした美麗な少年だったが、その瞳は何処までも虚ろだ。 城岩中学校3年B組にて不良たちの王として君臨していたこの少年の名は、桐山和雄という。 彼は、この場に来る前は最強の殺戮者として動いていたがこの場においては追われる立場にあった。 即ち役職は子。だが、桐山にとって立場などどうでもよかった。 逃げ回るのも抵抗はないし、守る親役でも捕まえる鬼役でも構わなかった。 「……」 彼は無言で懐からコインを取り出そうとして、手が止まる。 そう言えば、切らしてしまっていた。 「まぁ、いい。こういうのも悪くない」 こういう時、彼は決まってそう言い、そして動き始める。 取り敢えず他の参加者と会ってからどうするか決めることとする。 無差別の殺戮者として振る舞うもよし、脱出を目指すもよし、或いは誰かに従うのもよし。 この絶望鬼ごっこでも彼は変わることなく、虚ろの道を進むのだ。 【???/00時03分】 【桐山和雄@バトル・ロワイアル(漫画)】 [役]:子 [状態]健康 [装備]:イングラムM10サブマシンガン [道具]:不明 [思考・行動] 基本方針:ほかの参加者との接触。 ※その他 各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間は全て未把握。 【人物紹介】 ご存知本家バトロワ最強マーダー 城岩中学校 男子出席番号6番 3年B組男子不良グループのリーダー。 襟足が長いオールバックの髪型が特徴。 中国四国地方トップクラスの財閥の御曹司で、容姿端麗、成績優秀かつ運動神経も抜群。 芸術的なセンスも高く、絵画や音楽でも高い才能を持つが、幼少期の事故により彼は感情を失ってしまった。
https://w.atwiki.jp/mayyugioh/pages/215.html
中見出し 一発キャラ・モブキャラたちのまとめページです 「設定はあるけど個別ページ作るほどでも・・・」なキャラはこちらにどうぞ 体育教師 武釣介兵 筋肉ナルシスト。生徒間のあだ名はキモ肉マン。盲信ゴブリンに良く似ている。 使用デッキは盲信ゴブリンなどのモンスターを強化して殴る【筋肉☆美】決闘者レベルは大体2 登場SS:ドラゴンクルセイダー後編・MAY・OF・THE・DEAD MAY・of・the・DEAD② 六性群・炎のサイレン 未来を変えるためやってきたロボ。正式名称:機皇姫プリシエル。 なぜ邪神結社にいるかは知らない。 使用デッキはレスキューキューロイドを維持して戦闘でのアド損失を抑えながら ヘルプロミネンスの召喚を狙う【乙女のために鐘は鳴る】決闘者レベルは2 登場SS:MAY・of・the・DEAD② NRM3-002-PSS-Aqua 正式名称:第3期ノルム型デュエリストMk.Ⅱ ver.5.6 精霊ソナー試験運用機・水中戦仕様 愛称はリウム。過去最高の出来と呼び声高いが水中戦使用なあたりワインの謳い文句と同じだろう。 使用デッキは総てを洗い流すダロス系列のモンスターでアドを稼ぐ【海竜神の怒り・改】決闘者レベル5 登場SS:死神ガルム ナース・A子 病院で働くナースさん。新人に慕われるぐらいには優秀。 3秒で描けるような素顔をしているが化粧すると化ける。顔のない女。 使用デッキはお注射天使とメンタルカウンセラーの【XXセイバー・リリー】決闘者レベル3 登場SS:ドラゴンクルセイダー後編・MAY・OF・THE・DEAD ケーキ屋の店主 尼曽根美琴がバイトしているケーキ屋の店主兼パティシエール。 もともと腕はよかったのだが、超天然でおっとりした口調とかなりの人見知りのため接客ができず、 店は常に閑古鳥状態だった。 現在はアルバイトを雇うことで持ち直し、評判の店になりつつある。 使用デッキは【ナチュル】と【マドルチェ】。決闘者レベルは1。 登場SS:なし(スクスレに登場) 同僚A・B 福本の会社の同僚。合コン大好き。 カマリエが福本を誘いだした後は変装していた命従士により眠らされ、翌朝公園のベンチで発見された。 登場SS:アフター5の毒花 前編 安田修夜 ハイブリッジ・レイジの同僚。19歳。 敬語使えない病に掛かっているが根は優しく世話見はよい。 だが敵に対しては慈悲の欠片もない。 使用デッキは【スキドレバルバSin】 真守 湯納正斗の妹。離婚した父親の娘でついこの間まで正斗も存在を知らなかった 一応兄妹だが双方ともに実感も無くせいぜいたまに顔を合わせる親戚程度の認識しかない 髪型や何かを諦めたような目が正斗に似ている 少々冷めた面が強いが表面上笑顔でいる正斗と違って無表情が多い 使用デッキは【罠モンスター】に実家から無断で持ち出した極星霊を組み込んでいた…が罠モンスターに相性のいい覇鍵甲虫マスターキー・ビートルが登場したため極星霊を抜いてアンブラルを代わりに組み込んだ。 エリート ライトロード幹部。階級はケルビム級。 精鋭揃いのケルビム級の中でも人一倍エリート意識が強く、【ライトロード】以外のデッキを使う者をとことん見下す。 組織内では「エリート」のコードネームで通っているが、その名前に込められた皮肉に彼は気付いていない。 変人ぞろいのライコウ級の面々を嫌っており、彼らからも煙たがられていた。 …が、組織の縮小が進み、まともにデュエルできるのが彼らしかいない為、仕方なしに付き合っている状態。 使用デッキはジャスティス・ワールド入りの【ライトロード】。切り札はライトレイダイダロス。 ここ最近はなにか吹っ切れたのか急激に善人化が進んだ。 登場SS:襲い来る光 前編 襲い来る光 後編 茜・ヴァイゼ ライトロード幹部。階級はケルビム級で、エリートとは同期。 普段は穏やかな性格だが、教団の敵に対しては冷酷な一面を見せる。 リリカの襲撃によって洗脳され、邪悪な力を付加されたライトレイ・ギアフリードを双海に手渡した。 役目を終えた今はリリカの親衛隊として、命従士に所属している。 使用デッキは戦士族主軸の【ライトロード】。 登場SS:奪われし光 向島裕子 デュエルアカデミアに勤めて四年目くらいの国語教師。 本当はKONAMI語の教師になりたかったが免許が取れなかったので泣く泣く国語教師になった。 わりとおせっかい。 使用デッキは地味で地道な【闇属性ハイビート】。 登場SS:戦士の就職は難しい ナオミ novよりの使者を名乗る褐色の女性。決闘疾走者。nov3機士の1人。 銀色の長い髪に、右目に走る一筋の傷痕が特徴。 鳥を思わせる流線形のD・ホイール『ブラック・リベリオン』を駆る。 相手のフィールに自身のフィールを上乗せして反射する『フィール・リベリオン』の使い手。 使用デッキは機械の鳥テーマである【RR】。 登場SS:novから来た女! 反逆の黒き牙 オルバ novよりの使者を名乗るメガネの男性。nov3機士の1人。 執事服にオールバックの黒い髪。執事らしく丁寧な口調で話すがうさんくさい。 ナオミに続いてmayに姿を現したnov人であり、彼曰くnovの住人は皆サイボーグであるらしい。 使用デッキは機械と生物の融合テーマである【TG】。 登場SS:第2の刺客! TGvsインヴェルズ ヴォウ novよりの使者を名乗る長身の老人。nov3機士の1人。 ロマンスグレーの髪に顎鬚、ローブを纏っている。煽り耐性がかなり低い。 novを訪れた進とオーカスの前に現れ、オーカスにデュエルを挑む。 使用デッキは機械と生物の合成獣テーマである【コアキメイル】。 登場SS:決戦の地・novへ! それぞれの思いを胸に 空想皇帝ウ・マージ(ウ・マーミとも) かつて神話の時代にnovに君臨した皇帝。 歴史の闇に消えたnov大陸においても空想上の存在だと思われていた。 名前は古代nov語による発音のため、現代人が聞くと聞く者によって聞こえ方が違う。 mayをはじめ様々な土地を荒らしまわった結果、創造神クンリニン=サンの手により封印された。 使用デッキは【ヌメロン】。 登場SS:復活! nov皇帝 白波翠(シラナミ スイ) mayのはずれにある神社の神主兼巫女 24歳。 デュエル神社というがあまり人が来なくて暇 食べるだけのお金はある程度。 頭は別段よくないが、物事を他の人に教えるのが得意。神社の経済状況から最近は少々お金に汚くなっている。 普通の生活を楽しんではいるが、何か変わったことが起きないかと願っている、少し中二病の気あり。 ご神体は様々な宝石が固まってできた石 不純物だらけで商品価値はないらしい。 使用デッキはご神体にあやかり【ジェムナイト】 キレると容赦なくワンショットを仕掛けてくる。 容姿は青緑の長い髪、眠そうな赤い瞳、神社の中ではいつも巫女装束を羽織っている。背は普通だが胸が大きくて合う装束が少ないのが悩み。 私服は2~3枚しかないとか…… フォルネウス サイコデュエリスト集団『凍える牙』を率いる魔人。 美しい少年の姿をしているが実年齢は不明。慇懃無礼で他人を見下した話し方をする。 ミフイム家と同じような召喚士の家系の生まれであり、強力なサイコデュエリスト。 デュエルで倒した相手の力を魂ごと奪うことができ、その力を他人に分け与えることで『凍える牙』を作り上げた。 サイコデュエリストによる人類支配という野望を叶えるためアウナの力に目をつけ急襲し、 一時はアウナの魂を手中に収めるも湯納と仲間達の活躍により敗れた。 湯納とアウナのタッグに敗れたあとは、二人にサイコデュエリストの未来を託し姿を消している。 召喚したデュエルモンスターズの精霊と合体することで、グロテスクな海の化け物に変身することができる。 使用デッキは少年時はフロストザウルスとスパイラルドラゴン主軸のP入りバニラデッキ、変身後は【幻煌龍】。 登場SS:スクスレ『凍える牙』編 リブレ この世界とは別の世界(オランダ世界)から来たという金髪の少女。世界を渡るふしぎな力を持つ。 としあき店長を『とちゃき』と呼びなぜか慕っており、ふたば世界消滅の危機に共に立ち向かう。 DDOS(Different Dimention Outer Species:異次元外生命種)との戦いの最中で オランダ世界の守護女神『daitouryou』として覚醒し、その身を犠牲にしてふたば世界ととしあき店長を守った。 DDOS(Different Dimention Over Slash:異次元大切断)攻撃を受け消滅したと思われているが・・・・・・。 登場SS:スクスレ『リブレチャンネル』編 DFD自衛丸(ジエガン) 軍事用に開発された量産型デュエル・フォース・ドロイド(DFD)。 DPDイングラムの開発・運用データも取り入れられており似た形状をもつ。 機体カラーは薄い緑を基調とし、様々なバリエーションがある。 兵器として運用するため、イングラムのような超AIは搭載されていない。 使用デッキは【マシンナーズ】。 登場SS:スクスレ『魔の十日間』編 ビーストエンペラー ナナシーが軍用デュエル・ドロイドのデータと悪魔の力で作り上げた最終決闘兵器。 機械でできた獣のような外見を持ち、下半身はパスタのように絡まった無数のケーブルで構成されている。 頭部に死をもたらす炸裂弾、左腕に死を運ぶ光線、右腕に死を呼ぶ爆弾を搭載し、圧倒的火力を誇る。 ハッキングを仕掛けることで、周囲の機械を暴走させる能力を持つ。 使用デッキは現実世界では【機皇】、電脳世界ではFWDをエースとした【サイバース】。 登場SS:スクスレ『魔の十日間』編 真野シーナ(マノシーナ) ナナシーが人間社会に潜り込むために使用する偽名の一つ。 デジタル・エヴォリューション・ライフ(del)社の起業者兼プログラマー、ということになっている。 会社名の頭文字が浮遊城delと同じなのは偶然なのだろうか・・・? 登場SS:スクスレ『魔の十日間』編 野間ナンシー(ノマナンシー) ナナシーが人間社会に潜り込むために使用する偽名の一つ。 かつてimgデュエルアカデミアに教師として赴任し、心の弱い教師・生徒を誑かして大混乱を引き起こした。 楓の活躍により正体を暴かれ、アカデミアより姿を消した。 妖狐(ようこ) 奏の叔母・志田絆音(しだはんね)の住む村にある『入ってはいけない家』に封印されていた妖怪。 巫女のような装束に狐の耳と尻尾が生えた美女の姿に変化している。 数百年前、当時は未知の召喚方法であったシンクロ召喚と強大な妖力を駆使し悪さを働いていたが、 通りすがりのお坊さんによってカードに封印された。 吸血鬼姉妹がmayに住み着いたことで闇の気配が強まり、封印の力に綻びが生じていたところにやってきた奏に取り憑いて復活。 森生まれのAさんの術式で正体を暴かれ馬耶とデュエルすることになるが、 デュエル知識が封印された時点で止まっており現代の環境でデッキを使いこなせずあっさり敗北した。 その後ナナシーの接触を受け、魔力とベイゴマックスを与えられ復讐の機会を狐視眈々と狙っている・・・ はずが翠さんに敗れ現在デュエル神社にてブラックな待遇でこき使われている。 使用デッキは【魔妖】で、フェイバリットカードは《麗の魔妖-妲姫》。 登場SS:スクスレ『洒落にならないデュエルを集めてみないか』編 (•―•)<「こんにちは、私はベイゴマックスです」 ナナシーがデュエル・フォース・ドロイドの技術を応用して製作したデュエル・ケアロボット。 白くて風船の様な見た目のロボットだが、《SRベイゴマックス》に酷似した腕を持つ。 データベースを利用した豊富なデュエル知識と医療技術を使い、妖狐の心と体を癒すために生み出された。 実はビーストエンペラー製作で得た技術が盛り込まれており、恐るべき戦闘力と決闘力を秘めている。 使用デッキは【SR】。 登場SS:スクスレ 志田絆音(しだはんね) 奏の叔母。 田舎の村で小学校の教師をしているが、過疎化のため現在の生徒達が卒業したら廃校が決まっている。 生徒達の最後の夏の遊び相手にと奏と馬耶を田舎に招待した。 専門科目は生物で、幼少の頃彼女の部屋にあった図鑑を読んでアノマロカリスに興味を持ったのが奏が古生物にはまったきっかけ。 登場SS スクスレ『洒落にならないデュエルを集めてみないか』編 ユアムーンライト 猫の覆面決闘プロレスラー。本名・月野光(つきのひかる)。 レラの先輩レスラーで目をかけており、 時にはタッグを組み、時には敵として立ちはだかる存在。 スレンダーな体型を活かしロープアクションやコーナーアクションを駆使する、 トリッキーでアクロバティックなスピードファイター。 素の性格は社交的で明るくお転婆。覆面を装着すると勝気で物怖じしない性格になる。 使用デッキは【月光】。 ジャイアント剛田 本名・大田剛(おおだだけし)。苗字の読みを『おおた』とよく間違われる。 筋肉自慢のパワーファイターで自称決闘プロレス界のガキ大将。 豪快かつ奔放な性格で情に厚い。 興行のたびにマイクパフォーマンスで歌を披露するがとんでもない音痴で大不評。 使用デッキは【剛鬼】。 ピッグコング 本名・鎌田来留夫(かまだくるお)。 ジャイアント剛田と同じくふじこプロレスに所属する決闘プロレスラー。 太っちょな体型に反して運動神経は抜群。江戸っ子気質の豪快な性格で友情を重んじる。 実家が八百屋のため、マイクパフォーマンスでやたらと野菜を勧めてくる。 使用デッキは《怒れる類人猿》や《森の番人グリーン・バブーン》を中心とした【獣族】。 大納 テイラ レラの母親。 『さぶ てゐら』というPNで活動している人気女流作家。 ジャンルは恋愛小説から本格ミステリ、少女小説となんでも書く。 お酒好きでよく蘭さんの店で飲みながらプロットを考えたり執筆している。 ミステリアスで思わせぶりな言動が目立ち、娘のレラからも変わり者扱いされている。 作家っぽいからという理由で和服を着ていることが多い。昔ながらの原稿用紙に万年筆という執筆スタイルだが筆は早い方。 もともと苦手なのと仕事が忙しいため家事はほとんど旦那とレラにまかせっきり。 多忙ではあるが娘の興行は(娘には内緒で)かかさず観戦に行っている。 デュエリストとしての腕も高く取材と称して色々な相手とデュエルしている。 使用デッキは【サブテラー】。 DPDデュエット 性 別:無し(合成音声は女性のもの) 一人称:私 身 長:160.0cm 重 量:70.5kg イングラムやそのコピーのブラックイングラムとは異なる設計思想で開発された超AI搭載のデュエル・ポリス・ドロイド イングラムのサポート機として治安維持局may支部に配備され、イングラムのことを「先輩」と呼び慕う 普段はロボットとは思えないほどにドジっ子な性格だが、デュエルの腕前はイングラムに引けをとらない 【水晶機巧】デッキを使用する DPDチェイサーズ 『魔の十日間』の後に治安維持局に配備された量産型DPD部隊 チェイサー01から07までの7機で構成されている ボディのデザインとカラーリングは全機共通だが、隊長機のチェイサー01がDPDイングラムに似たツインアイタイプの頭部、02~07が自衛丸に似たバイザータイプの頭部をしている コード・トーカー軸のサイバース族デッキを使用し、7機の連携によるエクストラリンクで対象を追い詰める チェイサー01 性 別:無し(合成音声は男性のもの) 一人称:自分 身 長:200.5cm 重 量:105.5kg DPDチェイサーズの隊長、非常に真面目な性格で融通が利かないところがある イングラムを尊敬しており、同じくイングラムを慕うデュエットと口論をしている場面がしばしば見られる チェイサー02 性 別:無し(合成音声は男性のもの) 一人称:私 身 長:200.5cm 重 量:105.5kg 熱くなりがちな01を支える冷静沈着なサブリーダー チェイサー03 性 別:無し(合成音声は男性のもの) 一人称:アタシ 身 長:200.5cm 重 量:105.5kg オネエ系な喋り方が特徴 ブラックイングラムの事が好きで「ブラック様」と呼ぶ チェイサー04 性 別:無し(合成音声は男性のもの) 一人称:俺 身 長:200.5cm 重 量:105.5kg 皮肉屋で軽口を叩く事が多いが実は仲間思いで情に厚い性格 チェイサー05 性 別:無し(合成音声は男性のもの) 一人称:俺ちゃん 身 長:200.5cm 重 量:105.5kg チャラい性格でデュエットや治安維持局の女性職員をよくナンパしている チェイサー06 性 別:無し 一人称:??? 身 長:200.5cm 重 量:105.5kg 言葉ではなく電子音を発して会話する 超AIを持つデュエル・ドロイドは彼が何を話しているか分かるらしい チェイサー07 性 別:無し(合成音声は男性のもの) 一人称:僕 身 長:200.5cm 重 量:105.5kg チェイサーズの末っ子 自然と動物が好きな心優しい性格 マスクド大河 虎の穴プロレスに所属する虎の意匠が施された兜っぽい仮面をつけた悪役決闘レスラー。 勝負とは勝たなければ意味がないという信念の持ち主でルール無用の決闘プロレスを繰り広げる。 試合のたびに歴史的な薀蓄を披露するため、歴女を中心に人気があったりする。 使用デッキは【六武衆】。 シレーヌあおい ダイナミックプロレスに所属する悪役決闘レスラー。通称・妖鳥シレーヌ。 高飛車な女王様で相手をいたぶるようなファイトスタイル。 その美しい容姿とナイスバディ、決闘スタイルから一部の男性ファンより多大な人気を集めている。 使用デッキは【ハーピィ】。 ゴッドマスター 治安維持局が魔の十日間事件の際に回収した『ビーストエンペラー』を強化改造した最終決闘兵器。 DPDやDFDを思わせるパーツで構成された機械でできたシャコのような外見を持つ。 頭部に全てを破壊する死の重力兵器、左腕に全てを貫く死の電磁光線、右腕に全てを焼き尽くす死の弾道弾を搭載し、圧倒的火力を誇る。 ビーストエンペラー同様ハッキングを仕掛けることで、周囲の機械を暴走させる能力を持つ。 その動力部には百年アイテム『百年ルービックキューブ』が使われていることが信濃マナなる人物によって明かされた。 百年教団のセンチュリーの手によって治安維持局より奪取される。 第一次百年戦争においてDPDチームと自衛星に破れ、治安維持局が回収し解体された。 使用デッキは【クローラー】。 信濃マナ(シナノマナ) ナナシーが人間社会に潜り込むために使用する偽名の一つ。 ビーストエンペラーの動力に関する秘密と引き換えに百年教団に入団してきた自称・治安維持局の開発部部員。 その目的は・・・。 東雲 真機奈(しののめ まきな) 性別:女 年齢:33 一人称:私 二人称:キミ、(名前)君 治安維持局の装備開発、整備を担当する技術主任 ロマンを求める性格で、DPDチームの装備には彼女の趣味が反映されている ヨレヨレの白衣、片方のレンズにヒビの入ったメガネ、不健康そうな目の下のクマが特徴だが、まともな服装をしてちゃんと化粧すればそれなりに美人になる 自身はあまりデュエルをする機会は無いが機械族のカードを集めており様々な機械族テーマを使用するマルチデッカー 彼女の父親は世界的に有名なロボット工学、人工知能の権威であり、治安維持局と共同で超AIを搭載した心を持つロボットの開発「DPDプロジェクト」を進めていたが、実験中の事故で死亡している イマジニア帝王弐式 メイがゴッドマスターを参考に造り上げた小型のデュエルドロイド。 ゴッドマスター同様高い火力と決闘力を有する。巨大すぎるゴッドマスターの随伴機としての役目も持つ。 メイがソフトウェアには疎かったため、搭載されたAIには彼女が河本家のバザーで手に入れたハカセお手製のペットドロイド (メイは獄氷狼フェンリル壱式と呼んでいる)のAIをコピーしたものが使われている。 使用デッキは【クローラー】。 DFD自衛星(ジエスタ) DFD自衛丸を元に東雲が改修・改造を行った新型DFD。その製作には英理や朝霧親娘も関わっている。 各機に搭載された超AIが『ロンド・ベルネットワーク』と呼ばれる独自の情報共有ネットワークを形成しリンクすることで 部隊での運用を円滑に行えるようになっている。 超AIごとに個性もあるが、DPDチームほど顕著ではない。 イングラムを中心としたDPDチームのことは盟友と認識しており、尊敬している。 機体カラーは紺色とグレーを基調としおり、様々なバリエーションがある。 現在、東雲を中心に量産が進められている。 使用デッキは【斬機】。 ウォッチ・クロッカス 35歳の肥満体の女性。 美しい宝石や花、ドレスを大量に着用しているが、その正体は醜い女性。 若い頃は痩せていて美人であったが、「時間停止」という能力に目覚めて以来、自らの欲望のままに行動する悪女となった。 若い男、特に少年が好きで、気に入った少年の時間を半永久的に停止させコレクションしている。 特にチャラ男や半グレ等、「悪い男」が好みのようである。 とはいえ同性に対して厳しいだけでなくむしろ優しく、敵対している相手でも人生経験からついついアドバイスしがちである。 少年に語りかける口調は優しいもののそれ以外の人間に対してはガサツであり、口の悪さは折り紙付きである。 時間停止を利用した様々なビジネスで巨額の富を得た彼女は物欲を極めた。 そんなウォッチの現在の目的は全ての美少年と美男子の保管と、「ブ男」の抹殺である。 使用デッキは【クロノダイバー】 タイム・シュライン 一見すると子供に見えるが、実は16歳の少年。 アメリカのスラム街で母親と暮らしていたがその母親が病死して以来、そのスラム街の王であり続けた。 一時期その街はウォッチに乗っ取られた物の、日本で出会った仲間たちのお陰でなんとか取り戻した。 他人を小馬鹿にする鼻に触る喋り方をする少年だが意外と人望は厚く、彼の収める街はスラムとはいえ秩序が保たれている。 最もそれは彼の「カリスマ性」というより、「守ってあげたい」という要素が強いが…。 ウォッチとは血縁関係は無い。 が、同じく「時」を意味する名前を持ち、また肥満体の女性という母親に似た要素の為、一時期は本当に母親のように慕っていたが、彼女の悪癖には参っていたようだ。 使用デッキは【クロノダイバー+蠱惑魔】 北ナツオ 河本焔の友達。 一見するとチャラ男だが友情に熱い男であり、目上には礼儀正しく、目下には面倒見が良い男。 ただ思考は少しヤンチャ系。 誰とでも距離を図らず一瞬で近寄る図々しさを持ち、無意識のうちに他人を傷つけ、反撃されると「冗談じゃないか」と言ってしまうタイプである。 ナンパを繰り返す女好きであり、何人かの女性と一夜を過ごした経験も持っており、グループで唯一の非童貞。 しかし根は幼馴染であるユウゾウの事を愛しており、彼の為であれば命すら賭ける。 どうして焔が付き合っているのかわからない程人格的にクズな男であるが、デュエリストとしての心意気は見事でプレイスタイルも正々堂々。 つまり、ワルにも正義にもなりきれない中途半端な男である。 使用デッキは【戦華】 …だが、どうにもデッキに嫌われており、引きは非常に悪い。 西岡ユウゾウ 河本焔の友達…グループの1人。 見た目は低身長、顔もコミカルよりだが、なぜか本人は己の容姿に絶対の自信を持っている。 常に息が荒く、平時から怒っているように聞こえる喋り方をする男。 女子小学生が大好きだが、その体を自由にしたいというやばい奴。 その趣味を覗いても隙があれば自分語りを始めてしまう。 しかしこう見えてバイク趣味であり、バイクやDホイールの整備をさせたら一人前である。 更にそれらに対する知識も豊富で、それらが好きな人間と話している時は上記のヤバさが完全に消え失せる。 だが、Dホイールは好きなもののデュエルは嫌いで、焔やナツオの語るデュエリストの心意気などはわからず、それを聞いてると無言で不機嫌になる。 一見してオタク系であるが実はそういった「アキバ系」は大嫌いであり、そんな奴らと一緒くたにされると激しくキレる。 年齢の割に異様な程子供っぽいが、そういった未熟さがどうにもナツオを刺激したらしい。 今はウォッチに囚われ、ナツオを従わせる為の道具として扱われている。 河本泉 河本湖河本焔の姉。 常に目を閉じているように見えるが細目なだけで、開いたらやばいとかそういう事はあんまりない。 湖とは違い割と巨乳、身長が高い、寒色系の色白美女、腐女子…と本当に姉妹か?と思えるくらい真逆の女性である。 「リバーブックカンパニー」という、海外で販売されているカードやグッズを中心とした物流会社の社長をしている。 一応社長してはまぁまぁ優秀……が社長なのに同人イベントを優先したり、某魔女っ娘アニメに出演したりとだめな部分も多い。 基本は冷静沈着でクールな性格だがノリと気前は良く、またシスコンかつブラコンである為、弟や妹には優先的に商品を流したり、レアカードを横流ししたりする。要するにダメ姉。 だが、もし姉妹と会社を天秤にかけられれば、多少悩んだ末に会社を取るだろう。それはきょうだいも把握している。 使用デッキは【海皇】【リチュア】 檜 偲愧(ひのき しのき) mayの町はずれに道場を構える檜一鞘流の現当主。十八代目。 短めに揃えたパッツン前髪と長い黒髪で常に剣道着に身を包んだ少女。17歳。 身長五尺八分三寸。体重十二貫。趣味は「素振り」。 非常に生真面目かつ融通の利かない古風な性格の持ち主。 両親とは死別しており、先代である祖父に育てられた。 祖父の引退と共に名前と道場を継いだのだが自他共に厳しい性格かつ稽古がきついため、現在檜一鞘流の門下生は一人もいない。 使用デッキは檜家に代々伝わる【不知火】。 なんでも数百年前に初代当主が旅のお坊さんに宿を貸した際貰ったもので、 言い伝えでは悪さをしていた狐の妖怪退治に使われたデッキであるらしい。 檜一鞘流(ひのきいっしょうりゅう) 真剣禁止を理念とし、木刀を用いる剣術流派。ただ剣の腕のみを追求する活人剣。 戦国時代、戦場において刀を失ったとある武士が刀の代わりに鞘を用いたのがはじまりと言われている。 稽古も試合も常に木刀を持って行い、真剣はいっさい使用しない。勝負の際も木刀を持って臨む。 檜一鞘流の当主は代々『檜偲愧』と名乗る決まりで、現当主は十八代目。 金岡 刃(かなおか じん) 強靭な肉体を持った傭兵決闘者。 かつてはカードプロフェッサーギルドに所属していた腕利きだが、 仲間と群れるのを嫌いフリーランスへ転向した経歴を持つ。 強敵との戦いのみを生きがいとしており、仕事でもデュエル以外の面には一切興味を持たない。 造滋井会に用心棒として雇われ、猛威を振るっていた。 いかつい風貌から西院からはオッサンと呼ばれるが、実はまだ20代。 使用デッキは【メタルフォーゼ】。 《メタルフォーゼ・オリハルク》をエースとし、相手の隙を突き強烈な一撃を叩き込む。 登場SS:デュエル発見伝 滋井 刻郎(じい こくろう) デュエル塾『造滋井会』の塾長。 もっともデュエル塾とは名ばかりでその実態はゆすり・たかりで補償金をせしめる半グレ集団である。 小太り体系の中年男性で、常に黒いスーツとサングラスをかけている。 強力な用心棒である金岡を雇ったことでデュエルを盾に無法の限りを尽くしていた。 しかし西院達に絡んだのが運の尽き、返り討ちに合ったのを境に造慈井会はすっかり落ちぶれてしまう。 これを逆恨みしてキタヤマ塾への復讐を決意するが…? 使用デッキは【The Tyrant Neptune】。 カクリバンの力を借りて、禁止カードを使った強力なコンボを繰り出す。 登場SS:デュエル発見伝・造滋井会の逆襲 汎田(はんだ) 滋井が金岡の代わりに雇った用心棒。 トレンチコートを着て頬のこけた顔をしている。 その正体はオーカスの配下の決闘者であり、『カクリバン・キューブ』のテストのために滋井を利用していた。 最終的にモンタージュ仮面の妨害を受け、滋井ともどもお縄となった。 使用デッキは【ローレベルバニラ】。 《トレジャー・パンダー》や《魔の試着部屋》で通常モンスターを大量展開し、EXリンクで封殺する。 登場SS:造滋井会の逆襲 ドクター・クロキ かつてサイコデュエリスト研究機関に所属していた科学者。 かつては組織の方針に則り、最強の決闘者を育成することを目指していたが、 いつしか最強の存在を”創り上げる”ことに執着するようになり、目的と手段が逆転してしまっている。 自分の研究のためならば娘のクローンを実験体にすることも厭わないマッドサイエンティストである。 研究機関から邪神結社、そしてフリーへと組織を転々としては災厄をまき散らしている。 デュエルに対する造詣も深いが、予め対人メタを張る姑息ぶりが目立つ。 使用デッキは「進化薬」を主軸とする【恐竜族】。 これまでの研究成果 人工サイコデュエリスト:サイコデュエリストの素質を持つ少女を基にしたクローン。だが決闘者としては未熟であり期待された能力を発揮できなかった。 再生デュエリスト:霊体のエルギフを蘇生させる実験。蘇生には成功したがそもそも霊体を発見できるのがレアなケースなので実用化には至らなかった。 サイバークロキ:自身の頭脳をコピーしたアンドロイド。やっぱり期待したスペックを満たすことができなかった。 恐竜人類:古代生物の力を再現したミュータント決闘者。最終的にラボの自爆により研究資料は抹消された。 登場SS さらばオルト!研究機関最後の日!・超古代の呼び声 試作体13号 ドクター・クロキがmay恐竜博物館から盗み出した化石のDNAから生み出したミュータントの一人。 おおむね人型をしているがその容姿は筆舌に尽くせぬほど悍ましく、常人が直視すれば発狂は免れないだろう。 言葉は話せないが、デュエルのルールを理解する高い知能を持ち、サイコ能力まで持ち合わせている。 戦闘データ収集のためにDPDイングラムと戦った。 使用デッキは【ウォーター・ドラゴン】。 登場SS 超古代の呼び声 ノノコ novに住む少女。 褐色肌でサイバーパンク風味の服装をしている。他のnov人と同様に機械化した体を持つ。 エクシーズ使いのナオミを師として仰いでおり、彼女が行方不明となる原因を作ったmayの民を憎んでいる。 しかし本来は正義感の強い真っ直ぐな心の持ち主である。 novの聖地であるユルサレヌに現れたキタヤマ達を排除するためデュエルを挑んだ。 使用デッキは機械とヒーローの合体テーマである【超量】。 登場SS ユルサレヌを求めて ロメオ イタリアに拠点を置くデュエルマフィアの一員。 白いスーツとテンガロンハットをトレードマークとする。 自分の勝利の証として、抗争後には《スレイブ・エイプ》のカードを残すというポリシーを持つ。 若い頃はデュエルギャングとして活動しており、レイジ・ハイブリッジとはライバル関係だった。 ファミリーの邪魔となる皐月組を潰すため、そしてレイジとの因縁に決着を付けるためにデュエルを挑む。 使用デッキは【剣闘獣】。 かつて同デッキを使用するエリン・ロリンズの戦いぶりに影響を受けたらしい。 登場SS アウト・レイジ 七瀬シノブ カードショップ『Nameless』の女店員。 端麗な容姿と親切な接客態度は、初対面の相手にも好印象を抱かせる。 だがその正体は…? 登場SS 謎のカードショップ 雪女 妖狐の昔馴染みである妖怪。 サバサバした性格で細かいことは気にしないタイプ。 現在は人間社会のグルメや娯楽・ファッションにドはまりしており、エリザベスとはまた違った形で現代に適応した怪異。 翠が冷房代わりに従えているが、ペコペコさん達とよく食べ歩きに出かけているらしい。 登場SS スクスレ
https://w.atwiki.jp/motodic/pages/345.html
ロングライフ(long life(英語)) 寿命が長いこと。 消耗部品(未作成)の寿命が長ければ、交換サイクルが延びてお財布に優しい。 関連語 「メンテナンスフリー」「ロングライフクーラント」 2007年06月25日
https://w.atwiki.jp/fukumotoroyale/pages/229.html
金の狩人(後編) ◆uBMOCQkEHY氏 時計が12時を指した。 闇の中から場違いなショパンの円舞曲が流れ始める。 『・・・参加者の諸君、ご苦労。黒崎だ・・・これより第二回定時放送を行う。 今回も復唱はしない・・・・・・よく聞いてくれたまえ・・・』 放送が始まった。 月明かりの下、沙織は先程の別荘からまっすぐ伸びる道路を目的もなくさ迷っていた。 『ではまず、前回から今回の放送までの間に敗れ去った敗者の名を発表する。 『有賀研二』、『三好智広』、『板倉』、『赤松修平』 以上4名』 「赤松・・・さん・・・」 沙織の足が立ち止まる。 赤松はマーダーになりかけた沙織を救おうと手を差し伸べた。 沙織は獣から人間に戻ることができた。 しかし、棄権ができない絶望から、再び、獣の道を選び、こともあろうに赤松に牙を向けた。 沙織が確認した時点では赤松は生きていた。 しかし、ここで呼ばれたということは・・・ 「田中さん・・・」 背後から腕が伸び、沙織の頬と首をやさしく包んだ。 この指の感覚を沙織は知っていた。 「赤松さん・・・」 沙織は振り返ろうとする。 しかし、身動きを取ることができない。 沙織を包み込む手が沙織の頬と首を押さえつけているのである。 ――何で・・・! 手のぬくもりが冷水のような冷気に変わっていく。 「私・・・殺しちゃったの・・・?」 沙織は腕を押さえ、肩をがたがた震わせる。 そんな最中であっても、放送は淡々と進んでいく。 『前回と比較するとあまり芳しくないペースと言えるだろう・・・ 色々と考えがあってのことなのだろうが・・・いたずらに時間を消費するなど愚の骨頂・・・!』 「私を恨んでいる・・・襲われる・・・」 恐怖が沙織の身体の中を走る。 ――赤松さんから逃げなく・・・ 『優勝の為・・・参加者諸君には今以上に努力していただきたい・・・ 続いて、禁止エリアを発表する 重要事項であるため、聞き逃さないように願いたい・・・・・・』 沙織が身を強張らせた直後だった。 沙織の顔を包んでいた手に力が入り、そっと囁きかける。 「次は貴方だ・・・」 「きゃぁぁぁぁあああああああああああーーーーーー!!!!!!」 ◆ 「何っ!!」 遠藤は振り返る。 今、外から女性の叫び声が聞こえたからだ。 『・・・・・・・以上の2箇所だ』 「チッ・・・!」 遠藤は思わず、舌打ちをする。 先程の女の叫び声で禁止エリアを聞き逃してしまった。 ――後でデータから確認すればいい・・・。 遠藤はD-6側を見渡せることができる窓から様子を見た。 そこには蒼白に顔を引きつらせた表情でショッピングモールへ向かってくる田中沙織の姿があった。 ――よりにもよって、あの女か・・・! 今、殺害スコアをもっとも伸ばしている女性である。 データから読み取ると、カイジを裏切った後、行く先々で人を襲っていた。 もし、鉢合わせになれば、遠藤を狙うことは目に見えている。 ――逃げるか・・・! 遠藤はパソコン画面に向かい、CD-Rを抜こうとする。 しかし、その画面を見た途端、手の動きが止まってしまった。 未だに、その画面はデータ受信を伝えるウインドウが動作していた。 ――所詮・・・コピーだからか・・・。 森田のフロッピーの時は特殊な処理があったらしく、30秒ほどでデータが全受信させた。 しかし、今のCD-Rでは3分から5分ほどかかるようになってしまっていた。 ――今、抜けば、データが壊れる可能性がある・・・。 このデータは遠藤の命綱である。 森田のようにぞんざいに扱うつもりは毛頭ない。 しかし、この間にも沙織はショッピングモールへ向かってくる。 ここで遠藤にある考えが過ぎった。 ――あの女を殺害すれば・・・1億円か・・・! ◆ 沙織はショッピングモール内へ駆け込み、周囲を見渡す。 どこか物悲しさを感じさせるような閑散さが漂っている。 「赤松さんは・・・追ってこない・・・」 沙織は安堵の表情を浮かべる。 そもそも赤松は放送前に沙織によって命を絶たれており、沙織を追うなど不可能である。 あの赤松は彼女自身の恐怖が生み出した幻覚にすぎない。 「ここ・・・何・・・?」 沙織はショッピングモール内を徘徊し始めた。 「そうだ・・・もっと近づいてこい・・・」 遠藤はレジのカウンターの陰から沙織の様子を伺っていた。 その手には「コルトパイソン357マグナム」が握り締められている。 遠藤はデータのダウンロードを待つ間に、沙織を始末し、チップを奪う策を選んだのだ。 ――あの女が射程範囲へ入ったとき、頭を狙う・・・! 遠藤は沙織に気づかれない程度に、顔をカウンターから出し、瞳を凝らす。 月明かりの逆光で、沙織の姿はシルエットのように、浮かび上がっている。 ――確か、アイツの武器はボウガンだったな・・・ その時、遠藤は沙織の手に握られている、あるものに気づき、酷薄な笑みを見せた。 ――マシンガン! 以前、確認したデータによると、沙織のサブマシンガンウージーは故障か弾切れのため、 動かなくなってしまっているらしい。 ――あの銃は・・・ブラフってわけか・・・! ボウガンよりマシンガンの方が相手に与える威圧感は大きい。 だからこそ、沙織はあえて鉄の塊となったマシンガンを所持しているのだろう。 ――悪くない戦略なんだがな・・・。 遠藤はカウンターから腕を伸ばし、銃を構える。 狙うは沙織の頭部である。 標準がゆっくり動く。 激しく心臓が鼓動し始めている。 それを押さえつけるように、グリップを握る手に力を込める。 標準が沙織の顔の中心部を捕らえた。 ――あばよ・・・田中沙織っ! バン!!! 乾いた銃声が静寂のヴェールを突き破る。 薬莢がカランと床に落ちた。 それと同時に、沙織の一部が弾けた。 沙織はキャッと声をあげ、よろける。 ――やったかっ! しっかり観察しようとカウンターから身を乗り出した瞬間、遠藤に戦慄が走る。 沙織がその場で踏みとどまったのだ。 ――何だと! 沙織の身体は確かに弾けた。 しかし、弾けたのは頭部ではない。 沙織の髪の毛だったのだ。 「くっ!もう一発か!」 遠藤は腕を伸ばし、再び銃を構える。 沙織が顔を上げた。 燃え上がるかのような形相で、遠藤を睨みつける。 獣心が牙を剥きだした瞬間だった。 ――何っ! 一瞬、遠藤は身が凍てつく感覚を覚える。 しかし、怯まない。 知っているからだ。 ――お前の銃は弾切・・・ 沙織の銃口が火を噴いた。 遠藤の右肩からパアッと真っ赤な血煙があがる。 熱せられた鉄の棒を押し付けられたかのような痛み。 遠藤の身体は体制を崩し、そのままカウンターの中へ倒れた。 ――弾切れじゃなかったのかっ! 遠藤は知らなかった。 沙織が持っていた銃はサブマシンガンウージーではなく、 三好が所持していたイングラムM11であったことを。 イングラムM11の全長はサブマシンガンウージーの半分ほどしかなく、 大量生産、安価が売りの銃のため、全体的な作りはウージーに比べてお粗末である。 しかし、銃を普段使用しない一般人から見れば、 サブマシンガンウージーもイングラムM11もマシンガンである。 もし、パソコンのデータがもう少し早く遠藤の元へ配信されれば、状況は変わっていたかもしれない。 怒りのままに、沙織はカウンターに向かって銃を発砲する。 ドラムの連打のような音がフロア内に響き渡る。 カウンターに蜘蛛の巣のような穴がいくつも空く。 銃弾がカウンターを貫通しているのだ。 遠藤は右肩を押さえながら、床に伏せ、銃弾の嵐が止むのを待つ。 右肩を負傷したせいで、右腕が思うように動かない。 ――くそっ・・・どうすりゃいい・・・? 万事休すかと遠藤が腹を括った直後だった。 銃弾が止んだ。 ――何が起こった・・・? 遠藤は肩を抑えながら、カウンターから顔を覗かせる。 沙織はイングラムM11のマガジンを投げ捨て、ディバックから新しいマガジンを取り出した。 遠藤は直感した。 ――二度目が来る!! 3階へ置きっぱなしにしたCD-Rが頭を過ぎる。 それがなければ、先程の放送で指定された禁止エリアの場所どころか、 どこに危険人物がいるのか把握することもできない。 しかし、命あっての物種である。 遠藤はカウンターを乗り越え、食堂へ駆け出した。 目指すは厨房にある出入り口――逃走経路へ・・・。 「あ・・・!」 遠藤が逃げ出したのと、沙織がイングラムM11にマガジンをセットしたタイミングはほぼ同時だった。 沙織は横切った虫を目で追うかのような条件反射で遠藤の後を追いかけ、イングラムM11の引き金を引く。 乾いた音を響かせ、弾丸が床で弾ける。 遠藤はますます足を速める。 立ち止まれば、死ぬと直感が警告する。 メインフロアを横断し、食堂ホール、その一角にある飲食売店、 そのカウンターを抜け、遠藤は厨房までたどり着いた。 厨房の出入り口は厨房の一番奥に位置する。 作業台と調理台の間の狭いスペースを抜ける。 目の前の流し台を横切れば出入り口が視界に入る。 ――外に出て、林の中に逃げ込めば・・・ 「見つけた!」 間髪入れず、沙織は発砲する。 遠藤の背後から一閃が走る。 弾丸が遠藤の頬をかすったのだ。 ――もう迫ってきやがったか! 遠藤が振り返ろうとしたその時だった。 目の前の給湯器からパチッと青白い火花が散った。 ――まさか・・・ 避ける間もなかった。 ガス給湯器が火を噴き、弾かれたように爆発した。 「うぐわぁぁっ!!!!」 遠藤は爆風で床に叩きつけられる。 給湯器があった場所から大量の炎がバネじかけのような勢いで伸び、 近くにあった雑巾、壁、こともあろうに出入り口までをも巻き込み、その火勢を増していく。 「う・・・うわぁぁぁーーーー!!!!」 炎が野獣にでも見えたのだろうか。 沙織は震えるような声を出して、厨房から逃げ出した。 「くそっ・・・!」 遠藤は半身を起こした。 遠藤の顔と衣類には煤がつき、頬の一部がやけどで赤く腫れている。 出入り口を確認した後、遠藤は深く考えもせず、ガス給湯器から湯を出していた。 ガスは厨房の出入り口の付近にあったプロパンガスから供給されている。 プロパンガス内のガスがなくならない限り、火の勢いが止むことはないだろう。 その上、この厨房は壁や出入り口のドアノブにはホコリでべとついた油汚れが付着していた。 炎の勢いが早いのは至極当然のことであった。 「早く・・・逃げねぇと・・・」 遠藤は肩を押さえながら立ち上がり、燃え盛る厨房から離れた。 おそらくこのショッピングモールは全焼するだろう。 今、3階にCD-Rとノートパソコンが放置されている。 ――火が3階に移動する前に取りに戻って、1階の出入り口から抜け出す・・・。 遠藤はそう算段し、メインフロアの様子を確認した。 「え・・・」 遠藤から思わず、困惑の声が洩れる。 沙織が正面入り口の前で衝撃を隠しきれない表情で煙を見続けているからだ。 ――勘弁してくれ・・・! ショッピングモールの正面出入り口は1階全体を見渡すことができる。 階段を上れば、遠藤の姿はすぐに沙織の視界に入ってしまうだろう。 しかし、この機を逃せば、CD-R――神の目は燃えてしまう。 ――選択肢は一つか・・・。 遠藤は深呼吸をすると、弾かれたように全力疾走でエスカレーターへ向かった。 「あ・・・」 エスカレーターを駆け上る遠藤を、沙織は異物を排除するが如く、銃を乱射する。 エスカレーターの手摺りや段に、焼けたような穴が次々と空く。 ――早くあの入り口から去ってくれっ! 沙織の銃弾を避けながら、無我夢中で遠藤が祈ったと同時だった。 ゴゴゴゴゴ・・・ブォッ! 地割れのような轟音。 遠藤の目に飛び込んできたのは、決壊したダムの水のようにメインフロアへ押し寄せてくる炎の塊であった。 外のプロパンガスに引火したのだ。 焦熱の臭気が舞い上がる。 「あ・・・あぅぅ・・・」 沙織は身体を震わせる。 炎が襲ってくる。 沙織は後ずさりするとその場を後にした。 沙織が逃げ出した直後、炎はエネルギーを持て余した龍のように蛇行してメインフロアを包み込んでいく。 「うそ・・・だろ・・・」 遠藤はエスカレーターからその様子を呆然と眺める。 炎は沙織の撤退へと繋がったが、同時に遠藤の脱出経路も塞いでしまった。 ある意味、遠藤の願いは叶ったと言える・・・最悪の形で。 「あの女は死神かっ!!!!」 遠藤は歯軋りする。 しかし、これ以上、沙織に恨み言を言っても意味がない。 煙は空気より軽いため、上の階に行けば行くほど、煙による一酸化炭素中毒で人事不省に陥る可能性がある。 ――とにかく時間がないっ! 遠藤は再び、エスカレーターを走る。 熱風を含んだ煙が遠藤に絡みつく。 それを振り払うかのように、遠藤は全速力で駆け上る。 遠藤が3階へ到着すると、霧のようにうっすらと白煙が立ちこみ始めていた。 パソコンからCD-Rを取り出し、ノートパソコンとバッテリーをディバックの中に突っ込む。 遠藤はすぐさま2階へ駆け下りる。 少しでも地面に近い場所へ移動するためである。 遠藤は2階から1階の様子を確認する。 1階は火と闇が乱舞する地獄絵図となっていた。 炎と黒煙が轟々と音を立てて渦巻き、熱でガラスが飛散する音が耳に飛び込む。 1階に下りればどうなるのかは、明らかだった。 遠藤は2階のフロアを見渡す。 2階は衣料品・インテリアのコーナーである。 布団に、衣類など燃えてくださいと言わんばかりの商品が揃っている。 「ダメだ・・・」 遠藤はうな垂れる。 ――ここでオレの命は終わっちまうのか・・・。 その時、ある物が目に飛び込んできた。 遠藤に閃きが走る。 「まだ、可能性はある・・・!」 遠藤はそう呟くと、ベッド売場からに展示されていたマットレスを、テラスへ引きずる。 右肩がズキズキと痛むが、それに構っている暇はない。 テラスに到着すると、マットレスを地面へ落とす。 マットレスはワンバウンドし、地面に着地した。 やや建物から離れたが、ジャンプすれば届く範囲である。 遠藤はそれを確認すると、マットレスと同じように陳列されていたシーツの端と端を左手と歯を用いて器用に結う。 そうこうしている間にも、室内の温度はますます上昇し、火が這いずるように遠藤に近づいてくる。 遠藤に焦りの色が表れる。 ――急げっ!! やがて、一本のロープができた。 その端をテラスの鉄製の柵に結わえ、窓から垂らした。 即席のロープは地面より2メートルほど足りない。 本来なら、地面に付くほどまでの長さが欲しかったが、 火勢がさらに強さを増し、2階へ迫ってきている状況がそれを許さなかった。 ロープで降りられるところまで降り、そこからマットレスへジャンプする。 マットレスで着地の際の衝撃を吸収させ、無傷に近い状態で退散する。 即席の脱出装置であるが、手近であるものを利用し、短時間で準備するという制限の中であれば、最良の策であろう。 遠藤は左手でロープを掴むと、壁に足をかけ、慎重に降りていく。 ロープを握る手が緊張と熱で汗まみれになる。 滑らないように手にさらなる力を込め、マットレスの位置を確認しながら、地面を見下ろした。 ――落ち着いて飛べば・・・上手くいくっ! この時、思いもよらないことが起こった。 シュルっと布と布がすれる音と共に、遠藤の身体が重力で地面へ引っ張られたのだ。 結い方が甘かった。 ――やばいっ!! 遠藤が異常に気づいた時、ロープの結び目は解けていた。 「うわっ!!」 マットレスの位置を確認する余裕はなかった。 遠藤は足から崩れるように地面と衝突した。 左足がボキッと折れ、激痛が身体を突き抜ける。 遠藤はその場に倒れこみ、足を押さえた。 「くっそぉ・・・」 こうして痛みを堪えている間にも、異常に気づいた参加者が近づいてくる恐れがある。 もし、その参加者がゲームに乗っていたら・・・。 「オレは・・・格好の餌食だ・・・」 遠藤は肩からゼェゼェと息をしながら、近くの木に背中をもたれるように立ち上がる。 鼻腔に濁った熱い空気が入り、呼吸がますます乱れる。 「早く・・・離れねぇと・・・」 遠藤は左足を引きずりながら、一歩一歩歩き始めた。 闇に黒煙と火柱をあげて燃え上がるショッピングモールを背にして――。 【D-8/ショッピングモール付近/深夜】 【遠藤勇次】 [状態]:右肩銃創 左足骨折 頬に火傷 [道具]:参加候補者名簿 コルトパイソン357マグナム(残り5発) ノートパソコン バッテリー CD-R(森田のフロッピーのデータ) 不明支給品0~1 支給品一式 [所持金]:1000万円 [思考]:その場から逃げる ※森田に支給品は参加候補者名簿だけと言いましたが、他に隠し持っている可能性もあります。 ※森田の持っていたフロッピーのバックアップを取ってあったので、情報を受信することができます。 そのデータはCD-Rにコピーしましたが、データ受信に3~5分ほどかかります。 ※沙織の叫び声のせいで禁止エリアの放送を聞き逃してしまいました。 【D-6/ショッピングモール付近/深夜】 【田中沙織】 [状態]:精神崩壊 重度の精神消耗 肩に軽い打撲、擦り傷 腹部に打撲 右腕に軽い切傷 [道具]:支給品一式×3(ペンのみ1つ) イングラムM11 30発マガジン×3 マガジン防弾ヘルメット 参加者名簿 ボウガン ボウガンの矢(残り6本) 手榴弾×1 [所持金]:1億200万円 [思考]:絶望 武器が欲しい 死にたくない 一条、利根川幸雄、兵藤和也、鷲巣巌に警戒 カイジから逃れる 涯、赤松、その二人と合流した人物(確認できず)に警戒 黒沢、石田に警戒 ※標の首を確認したことから、この島には有賀のような殺人鬼がいると警戒しています。 ※今の沙織は感情のままに行動をするようになっております。 ※サブマシンガンウージー(弾切れ)、三好の支給品である、グレネードランチャー ゴム弾×8 木刀 包丁 支給品一式、有賀が残した不明支給品×6がD-5の別荘に放置されております。 114 交渉 投下順 116 夢幻 125 我執(前編) (後編) 時系列順 122 再考 095 見切り 遠藤勇次 122 再考 105 慙愧 田中沙織 128 偶然と奇跡の果てに
https://w.atwiki.jp/mitlocke/pages/103.html
ラインハルト・フォン・ローエングラム ランク:D E(銀河英雄伝説) 属性 ・男 ・銀河帝国皇帝 ・人間 敗北条件 ヤン・ウェンリーが生きていると敗北 能力値 ESP能力レベル 0 ESPパワー 0 耐久力 5 精神力 7 特殊能力 ・キルヒアイス[戦闘前][手下:0] 手下を1人得る。LV:3以下のCカードを同調する場合、 1D6を振り3以下でこの手下のレベルを3として扱う。 ・銀河帝国艦隊[戦闘前] 1D6を振る。この戦闘中、艦船支援を使用する場合、 この出目の数まで艦船支援チャートを同時に振ることができる。 (同時攻撃扱い、攻撃対象は全て同一の対象のみ) ・艦船支援[戦闘][支援][攻撃][M] ・旗艦用戦艦ブリュンヒルド[戦闘][先制][攻撃][M] 2D6を振る。5以下が出た場合、[LV:5 火力:25]で対象1体に攻撃を行う。 ・ブラスター所持[戦闘][主要][攻撃][固有] ・剣所持[戦闘][格闘(武器):1] 他の格闘武器と同時に使用できない。 ・威圧[全般][特殊][常動] このキャラクターシートが表向きの場合、 自分と同じマスにいる(G)キャラクターが行う精神力チェックは出目が+1される。 ・釈放[通常] 解説・動き方 非常に特徴的なキャラクター。 ただでさえ強力な特殊能力である艦船支援を1手番中に1D6回も使うことができる。 攻撃性能だけで言えば(E)のCランクよりも上かもしれないレベル。 ただしその分、移動力と防御力が犠牲になっているかなりピーキーなキャラクターである。 移動力が皆無なので戦闘を仕掛けにいくのが難しい。 たとえ通路でも(L)以外の(G)が自分の隣にいるなら戦闘を仕掛けに行くべき。 戦闘時はひたすら旗艦用戦艦ブリュンヒルドと艦船支援を使うとよい。これだけで相手は死ぬ。 旗艦用戦艦ブリュンヒルドは[先制]である。[先制]のルールをよく把握しておくこと。 基本的には艦船支援を先に使用してから旗艦用戦艦ブリュンヒルドを使うと良い。 このゲームは基本的に強い攻撃から撃った方が強いのだが、 ブリュンヒルドのチェックに失敗した場合、主要行動で行える攻撃が貧弱なので それくらいなら艦船支援を先に使った方が良いという理論である。 運が良ければD弾やG弾が出てブリュンヒルドより強力な攻撃になりうる上に ビームキャノンのみだったとしても、「この後にブリュンヒルドを撃たれるかもしれない」という プレッシャーをかけることができ、相手のバリアーを躊躇させられるかもしれない。 はっきり言って正体を隠せるようなキャラクターではないので (G)との戦闘になったらすぐにキャラクターシートを表向きにするとよい。 「威圧」の効果で(G)を弱体化させることができる。 Q&A Q.「威圧」の処理はどうすればいいですか? A.ラインハルトと同じマスにいるキャラクターが精神力チェックを行った時、 そのキャラクターが(G)キャラクターの場合、出目が+1されます。 精神力チェックを行ったキャラクターの正体が(G)かどうかがか分からない場合、 精神力チェックを行ったプレイヤーが出目が+1されたかどうかを宣言します。 なお、精神力チェックの成否に関わらず出目が+1されたかどうかは宣言する必要があります。 Q.皇帝は王に含まれますか? A.いいえ、「王」の文字が無いので含まれません。 このキャラクターへの意見 名前 コメント