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登場人物紹介 特に制限などありませんので、入り用でしたらご自由にお使い下さい。 グロは困りますが、エロは平気……というか、むしろ見たiうわなにをするやめあqwせdrftgyぶしこ 戸田静香(とだ・しずか) 神姫に処女を捧げた(比喩でなく)のがちょっぴり自慢な17歳。6月8日生、O型。 長身細身、黒髪のストレートロング。女子校の手芸部部長。 趣味はコスプレ、手品、コンピュータなど多様。 天才肌で基本的に何でも出来る万能人間だが、超越した思考は常人には理解できない事の方が多い。 結果よりも過程を重視するタイプで、単純にバトルに勝つ事には興味がなく、試合をどれだけ盛り上げるかにこだわる。そのため、勝率は五分五分といったところ。 その桁外れのスペックをどうでも良いことに惜しげもなく注ぎ込むのがものすごく得意。 性格的にはほとんど女と○かだが、世界を面白くするための団を作ったりはしない。 Sっ気があり、ココがイヤイヤながらドキドキハウリンをやっているのが可愛くてたまらない。 ココ 犬型MMSハウリン。性格設定は生真面目な武人タイプ。 マスター自身の能力は評価しており、嫌っているわけでもないが、変身ヒロインに限っては自分以外の誰かがやればいいのにと思っている。 でもそのイヤイヤ加減が静香のツボを突いている事に気付いていない。 ハード・ソフト的な改修は静香によって色々行われているようだが、実際に戦闘に役立つものはほとんど入っていないとか。 第11話現在、セカンドの中位~上位の間くらいにいる。 ドキドキハウリン ココが静香特製のコスチュームを身につけたときの最終形態。ディテールの詳細はその時の静香の気分によって異なる。 ただの衣装替えなのでスペックに差はないはずだが、この時のココは恥ずかしさで攻撃力が三倍(当社比)になる……らしいぞ。 主要武器は長銃身の狙撃砲。長い銃身を生かして撲殺もできる。 範囲攻撃としての『魔法』は実装されているが、持続時間の関係で一般的な運用はされていない。 獣王 ココのぷちマスィーンの個体名称。複数機ではなく、基本的に一機のみで運用される。 通常のボディは使用しておらず、タチコマ型の通常支援ユニットや、バスターウルフ型の機動戦ユニットなどに接続されて出撃することがほとんど。 上記の画像は一般運用時のタチコマユニットを使用した状態である。 花姫 ドキドキハウリン外伝に登場する静香の神姫。初期ロットのアーンヴァルタイプ。 優しく穏やかで、少々子供っぽい性格。 甘えたがりで、静香のことが純粋に大好き。 自ら考えた『魔女っ子神姫 マジカル☆アーンヴァル』に変身するが、リアルバトルは装備の損耗が激しいため、オリジナル武装ルールが実装された現在(外伝8時点)でも名乗りを除いてマジカル☆アーンヴァルが登場したことはない。 ドキドキハウリン本編には登場していないが……? マジカル☆アーンヴァル“ブロッサム・ストライク” マジカル☆アーンヴァル強化プランの最終形態(外伝8時点)。 高機動・遠距離重視というアーンヴァルタイプの特性を極端に突き詰めたコンセプトを持つ、高機動砲撃戦に特化された機体。 大型ブースターを使った高機動、大口径メガビーム砲・マイクロミサイルコンテナによる重火力、防御フィールドを使った高防御を並立させており、この世代の武装神姫としては突出した戦闘力を持っている。その姿は神姫というより、神姫の運動性を持つ大型戦闘機といったイメージが強い。 ただ、その圧倒的な戦闘力の代償として、メンテナンス性は非常に劣悪。リアルバトルのみの当時にこの種の機体が流行らなかったのは、純粋に『装備が膨大でメンテしきれなかったから』という理由が大きい。 静香・花姫ペアも、本装備は決勝トーナメント用の最終兵器という位置付けをしており、予選リーグ中は標準的なアーンヴァル装備を使っていた。 上記写真は数少ない本機調整中の画像。完成版のブロッサム・ストライクはミサイルコンテナの下にスカート状の装甲鈑が取り付けられる。 鋼月 十貴(こうづき・じゅうき) 静香の家の隣に住んでいる少年。身長148cmの物凄い童顔だが、静香と同い年の17歳。4月30日生、A型。 工業系の男子校(一応共学なのだが、女生徒はほとんどいない)に進んでいる。 自分がオタクであること・神姫をやっていることを学校では秘密にしており、神姫の大会に出場するときは鋼月十貴子(こうづき ときこ)と名乗って参加している。 女装に関しては静香に遊ばれているだけだと気付いているが、神姫のバトル自体は楽しいので現状でもまあいいかなと思っている。 同じ遊ばれる身として、ココと仲がよい。 ジル ストラーフタイプの十貴の神姫。 超勝ち気で十貴を尻に敷く性格。 リアルロボット系装備全盛期の神姫業界において、スパロボ系装備のパワー武装にこだわる異端児。 神姫のバトルサービス最初期から参戦している古強者の一人。ファーストリーグ下位あたりにいる。 その特異な武装から『鋼帝』の異名を持つ。 同じ尻に敷くモノ同士として、静香と仲がよい。 戸田あかね(とだ・あかね) 武装神姫関連企業であるEDEN-PLASTICSカスタマーサービスセンター勤務の23歳。 戸田静香の姉。 性格は基本的にのんびりおっとりだが、だらしないのは妹と同じ。 にゃー子 マオチャオタイプのあかねの神姫。 性格はそのまんま猫。争いを好まない性格な事と、そもそも神姫関係者は大会に出られないため、戦闘経験は全くない。 鋼月雄歩(こうづき・ゆうほ) 十貴の父。筋金入りの玩具オタ。ガングラー鋼月というペンネームで、玩具ライターとして生計を立てる趣味の人。 本来は超合金系のレビュー専門だが、色々事情があってジルを引き取ることになった。十貴とジルを引き合わせた張本人である。 神姫そのものは持っていないが、神姫と同レギュレーションのMMS男性型モデル・AHP(アクションヒーロープロ)改『ゴルドさん』を持つ。 人生で一番心に残っている特撮は、子供の頃にヒーローショーを見に行った『超星艦隊セイザーX』らしい。 ゴルドさん 雄歩のMMS。寡黙なヒゲ男。 メカに強く、そのサイズ故に神姫用のメカニックのメンテなども楽々こなす。 オフィシャルの品ではなく、アクションヒーロープロの動作試験用モデルを雄歩がツテで引き取ってきたらしいが、定かではない。 実はとても強いらしいが、AHPは武装神姫のオフィシャルリーグ参戦が認められていないため、たまにフリーバトルをする程度である。 試作品のため動作にはやや不安定な面があり、バッテリー容量の都合もあって一日十六時間の休眠が欠かせない。 武井隆芳(たけい・たかよし) 外伝7に登場したクウガのマスター。 自分の名前を神姫に覚えてもらえないことを少しだけ気にしている。 クウガ 外伝に登場するハウリンタイプの神姫。 改造された脚部装甲のみを武装とし、一直線に突き進んで蹴りを叩き込む、超超高速蹴打戦闘を得意とする。 アキ&タツキ 本編十五話に登場する武井の神姫。双子のツガルタイプ。 ちなみにおさげが右にある方が姉のアキ、おさげが左にある方が妹のタツキである。また、アキの方が少しだけ胸が大きい。 武井の経営するドールショップ『真直堂』の裁縫部門の指揮や、販売の補助を行っている。 トップ
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第四話:選択姫 「ミコちゃん。何とか情報を取ってきたわよ」 数日後、真那が俺の家にやってきて廃人探偵事務所で入手したイーダ出没地域のまとめレポートとイーダ試作機脱走事件の全貌が入った監視カメラのデータを持ってきてくれた。 出没地域の情報を見るだけでも非常にわかりやすい情報になっており、廃人探偵事務所の有能ぶりが窺える。 予想以上にいい情報が手に入ったと思ってもいいだろう。 「助かるぜ。真那。蒼貴から真剣な話があるそうだ」 「何?」 「あの……あの子を……会社に渡さないようにご協力願えませんか?」 「それって……賞金を諦めろって事?」 真那はやはりというべきか蒼貴の言葉に怪訝な表情を示した。 「こいつがな。ある仮説を立てたんだ」 「……どんな?」 「捕獲した神姫の命と引き換えに金をくれるんじゃないかってな」 「それって……」 「どういう事なんですか?」 俺が蒼貴に代わって仮説を述べると真那は表情を変える。一緒にいたルナもその言葉に深刻なのではと言いたげな表情で俺を見る。 「調べていて思ったんだが、恐らくあれは量産性を考慮されていない性能試験用のワンオフ機だ。実験が終わればバラされて封印される運命のな。多分、この事については伏せられている」 「嘘……」 「どうする? あいつの命を差し出して金を頂くか、蒼貴の提案に乗るか。お前はどっちがいい? 賞金を選んだら多分、このちっこい奴らが許してくれそうに無いがな」 俺は蒼貴とルナに視線を送りながら真那にストレートに選択を迫る。 そう。蒼貴とルナにイーダを捕まえさせ、OHMESTRADA社に引渡し、賞金を得たとして一体何が起こるだろうか。 わかりきった事だが、優しい心を持つ蒼貴とルナは俺達を大いに失望する事だろう。 同類である彼女達がどうして死にたくないと願うイーダを死神に金と引き換えに差し出せるだろうか。 当然彼女達にはそんな事はできまい。しかし、オーナーである俺と真那が強行した場合、彼女達は従わなくてはならない。 イーダが死にたくないと叫ぶ中、それを見届ける事になり、その残酷な運命を作り出した俺達を極悪非道な人間だと思ってしまう事だろう。 そして、これまでの信頼、絆といったお金では買えないものが一気に崩壊する。それは火を見るよりも明らかな事だった。 それにもし他の企業もこの事を知ったら、その機密情報を狙って独自の捜索隊を結集するかもしれない。 今はその様子は無いようだが、そうなったら、いくらイーダの性能が高いとしても、とても持ち堪えられる状況ではなくなってしまう。 いずれバレて……殺される。 「あ~! もういいわよ! さっさとイーダを捕まえて何とかすればいいんでしょ!?」 流石の真那も俺の考えている事に行き着いた様ですぐに意見を変えてくれた。こいつが冷血動物じゃなくて良かったぜ……。 「ワリィな」 「そうよ! 全部、ミコちゃんが悪い!! ミコちゃんのバカ!!」 俺は蒼貴とルナに代わって真那に謝罪するが、腹の虫が収まらないらしく、俺をポカポカとタコ殴りし始めた。 「何言ってんだよ……。お前が何も考えずにこの賞金話を持ち込んだのがそもそもの原因だろうが……」 「うるさいうるさい! 百万返せ!!」 「んなもん払えないって。……が、その代わりにお前にはこいつをくれてやる」 俺は自分のクローゼットの中から一つの箱を取り出し、そこから緑色の一升瓶を真那の前に置いた。それを見た瞬間、真那は驚愕の表情で俺を見始めた。 「こ、これは!?」 「先週、北海道に行った時にお前に土産として買ってきたもんだ。かなりの有名なブランドの代物なんだそうだ。百万の代わりになるとは思えんが、これで許せ」 「……ま、まぁ、こんなものをくれるなら許してやらなくもない……かな」 「そうか。じゃ、早速、お前からもらったデータを元に作戦を立てる。決行時間は後で知らせてやるからそこで適当に酒でも飲んでくつろいでろ」 「は~い」 真那は俺がノートパソコンにイーダ試作機脱走事件の監視カメラ映像を落とし、それを見て計画を立て始めるのを見ると一升瓶にしがみ付き、それを開けると俺の机においてあった空のコップを勝手に取って、それを注いで飲み始めた。 その瞬間。とてつもなく美味しかったらしく、恍惚な表情を浮かべ、俺のベッドの上をゴロゴロし始めた。 ―― ……もしかするとこいつの場合、酒があれば百万なんていらないんじゃないのか? ここまで来るとただのお酒バカの様に思えてきた。こいつの金の使い道をもう一つ思い出した。そう。飲酒代だ。酒は値段の高い物になればなるほど美味しいものが多い。こいつの趣味はそうしたものを賞味する事である事を考えればお金が無いのも頷ける。 そんな様子を眺め終わった俺は脳内作戦会議に戻る事にする。 監視カメラの映像を見るとそこにはとんでもない光景が映っていた。 そこにはイーダと六機の神姫が対立している様子があった。 全員がナイフとライトセイバーを腰に装備し、目を隠すタイプのマスクをつけている事が共通している事にすぐに気がついた。 機種関係なく共通装備を施しているという事は、これは一種の精鋭部隊か何かと見るのが妥当であると思われる。 その中でも各機のフォーメーションを組む様に指示を出している、左右それぞれ違うハンドガンを装備したアーンヴァルBが隊長であると見ることが出来た。 隊長という割に前線に出るタイプのようで二丁拳銃でイーダに迫る行動が多い。 そして指示を受けた両手に刀、背中に四本のブレードと計六本ものブレードを有する格闘重視に仕上げられたフォートブラッグがクレイモアと七支刀を強化腕に装備する二刀流ストラーフと共に挟撃する形で接近を仕掛け始める。 さらにグレネード、滑空砲をそれぞれ片手で持ち、さらには背部に取り付けられたサブアームにレーザーライフルとFront line社系列の試作型と思われる戦車砲を装備するというとんでもない重火力のストラーフと純正装備のフォートブラッグと共に火力支援を行い、さらには高機動型と思われるアーンヴァルBが両手にそれぞれ保持するマシンガンで敵の逃げ場を無くす様に弾幕を張る。 もはやリンチとしか言いようの無い手加減無しの凄まじい連携が炸裂する。 ところが、イーダは一斉に弾丸が発射される直前、敢えて近接戦を仕掛けてくる格闘型フォートブラッグと二刀流ストラーフを攻撃はブレードで受け止め、空いているサブアームクローで二人を挟み込み、捕まえた。 その瞬間、重火力ストラーフと標準型フォートブラッグの一斉射撃が放たれ、丁度、射線軸上にいた格闘型フォートブラッグと二刀流ストラーフがその砲撃に身を晒される事になり、自らの仲間の攻撃によってやられる羽目になった。 なんとイーダは時間差で襲い掛かろうとしていた近接機二機に接近する事でタイムラグを狂わせ、そうした上で彼女達を捕縛してそれをそのまま盾にする事で同士討ちを狙ったのだ。しかもとんでもない重火力が当たったとなればただでは済まない 深手を敵にくれてやる事が出来る上に強力な攻撃を簡単に防御できて一石二鳥である。 その攻撃に耐え切れず格闘型フォートブラッグは早くも機能停止に追い込まれ、力尽きてしまった。イーダは動かなくなったそれと瀕死のストラーフを何の躊躇も無く、サブアームクローで握ると重火力型ストラーフに投げつけた。 それによって重火力型ストラーフは投げ飛ばされた二機のそれぞれが装備する多量のブレードが突き刺さり、そのまま、近接機と共に、吹き飛ばされてしまう。 これによって合計三機が行動不能となり、残るはアーンヴァルB二機とフォートブラッグ一機となる。彼女達は仲間を気にしつつも二人でフォーメーションを組み、攻めに入る。 高機動型はマシンガンで弾幕を作る事で援護射撃をし、隊長機は拳銃で牽制をしつつ、ライトセイバーを取り出し、近接戦を果敢に挑んでいった。 が、それはイーダに対しては愚かな行為だった。隊長機がライトセイバーを振るった瞬間、ブレードを取り出してそれでライトセイバーを受け止め、鍔迫り合いに持ち込んだ。 普通の神姫ならばここで拮抗状態になるがイーダは違った。彼女はサブアームクローを使い、拮抗状態で無防備になっている隊長を掴み、そのまま高機動型に投げつけ、さらにアサルトカービンを放つ。味方が突っ込んでくる上に銃弾の弾幕まで迫ってくるこの状況に流石の高機動型も回避しきれず、ウイングをやられ、飛行能力を失って墜落して地面に叩きつけられると身動きが取れなくなってしまった。 そして最後に残ったフォートブラッグ標準型は次々とやられていった仲間たちを見て、イーダに恐怖し、自分の持てる武器を一斉射撃する。 普通ならただでは済まない強力な攻撃であるはずなのだが、イーダは手近にいてまだ、機能停止をしていないアーンヴァル隊長機を滑空砲に投げつける事で彼女に代わりに受けさせ、命中力があまり高くない代わりに攻撃力が高めのアサルトライフルは回避、そして命中率の高いハンドガンはサブアームの曲面装甲を盾にする事で弾をそらす形で防御して速やかに接近する。 そして手の空いているもう一つのサブアームでフォートブラッグの本体を掴み、締め上げる事で彼女をダウン状態に追い込む。 それを見るとイーダはトライクモードに変形し、満身創痍の小隊達をトドメをさす事も無く、早々にその場を去った。 「こいつはたまげた。見るまでは半信半疑だったがこれではっきりしたな」 三機撃破とあったが、これではほとんど全滅したに等しい。 これはイーダの性能もそうだが、彼女の恐るべきまでの頭の回転の速さがここまでの戦いをさせるのだろう。 「そうですね……」 「蒼貴。やれると思うか?」 「攻撃を考えなければ何とか……」 蒼貴は自信のなさそうな声を出す。無理もない。ターゲットは性能試験用のワンオフ機。性能はイリーガルと呼ばれる違法改造機ほどではないが、基礎性能が高く、武装も充実している。さらには単機で六機を相手に逃げ延びたという実績を考えると判断力も高く、総合的に強いと見た方が妥当だろう。 武装は近接戦が主体であるため、距離を取って戦えばアサルトカービンを注意するだけで済む。 しかし、それだけではいけない。場合によっては距離を詰めて話さなくてはならないことも考えると距離を取るのはよほどの事が無い限りは下策である。 そこで俺は近距離の武器を見る。彼女の近接攻撃手段はサブアームクローとブレードであり、攻撃力が高い代わりに取り回しにくい。となれば手数の方はあまり心配しなくてもいいだろう。幸い、こちらは攻撃を考えなくて良い。 回避に集中するだけなら恐らく上手く行く。 「後は説得次第……か」 出現場所の調査、イーダ試作機の回避対策を練り終えた俺はノートパソコンを閉じて一言漏らした。 その言葉に俺以外の三人が一斉に俺に目を向ける。 「作戦は組んだ。後は動くだけだ。……どうする?」 「今すぐよ。今更確認しないで欲しいわね」 真那は俺の問いかけに一升瓶を抱きしめながら不機嫌そうな口調で答える。 「酒抱えてそんな偉そうな言葉を言っても効果半減だぞ」 「……うるさいわね。こっちだってまだ完全に許した訳じゃないもん」 俺にお酒をもらったことを指摘されてムッとした態度でまるで子供の様に一升瓶を俺から見えない様に背中の後ろに隠した。 俺はそれに苦笑すると蒼貴とルナに目を向ける。彼女達は真剣な顔をして俺を見ていた。まるで俺に全てを託しているかのような顔をしている。 「オーナー。頑張りましょう」 「どんな作戦でもやりとげてみせます。だから彼女を救ってください」 ―― ……やれやれ。俺はそういう託されるような偉い立場にいたくはないんだがな。 俺は元々、誰かが上に立っている下でのんびりしているのが自分のスタイルだと思っていた。面倒ごとに巻き込まれたくないからという逃避と言われようが構わなかった。 だが、俺はそのために誰かが死ぬというのならば……そんな上での自由などいらない。願い下げだ。そんなものを踏み台にしたって面白くもなんともない。 そんな胸糞悪くなるような展開を変えるくらい悪あがきする権利くらいは俺にだってある。あるはずなんだ。だから俺はこのバッドエンディングを……書き換える。 「了解。任された。……行くぞ」 俺は三人を促すと自分の部屋の扉を開き、自分の立てた計画を遂行するべく歩き始める。 やる事はイーダの保護。それが俺に出来る悪あがきだ。 ―― ……成功させる。必ずだ。 戻る 進む
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オリジナル設定紹介 ドキドキハウリン本編、外伝などに登場する、この作品中のみのオリジナル設定です。 GFF 神姫以前に発売された、自律駆動型ロボットを対戦させるゲームのひとつ。 某機動戦士をモデルにしており、精密なディテールとリアルさが最大の特徴。いわば、『戦うガン○ラ』 世界観の都合上、コミュニケーションよりも純粋なロボットバトルを重視しているため、AIの人間性は薄い。 原典が2029年に放映開始五十周年を迎えたこともあり、熱狂的なファンも多い。 SRW 『全てのロボットとの対戦を』をスローガンに掲げた、自律駆動型ロボットバトルゲームのひとつ。 GFFの仕様が数社の占有状態になっているのに対し、仕様の完全オープンソース化を行うことで、多種多様なメーカーから多くの対応機種を出す事に成功している。また、GFFに対する拡張仕様も策定されているため、GFFの機体をSRWに参戦させることも出来る(逆はできない)。 世界観の都合上、コミュニケーションよりも純粋なロボットバトルを重視しているのはGFFと同じ。 オープンソース化がされていることでオリジナル武装も(技術さえあれば)簡単に作れるようになっており、それもSRWがヒットした要因の一つであるが、その自由度が装備の無秩序なインフレ化を生んでおり、現状のSRWリーグはかなり混沌とした状態にある。 また、機体サイズはSサイズ~LLサイズとある程度規定されているため、実際のスケールと異なる場合も多い。 MMS 神姫素体に使われている規格。 最初は完全な独自規格であったが、ユーザーの希望を反映してSRWとの互換仕様が策定されたため、現在はSRWやGFFの武装もバトル装備として流用できるようになっている。 バトルと同程度にコミュニケーション性も重視しているため、GFFやSRWよりも『人間くさい』AIが採用されているのが最大の特徴。 同系列の規格として、アムドライバーやAHPがある。 AHP アクションヒーロープロの通称。MMS規格の同系列商品。 頭部コアユニットに基本となる性格を持たない素体のみのシリーズで、外観はオプションとなる外装、キャラクターの性格付けはCSCのみに一任される。細かい性格付けが必要になるため、CSCを四つ付けられるようになっているのがハード上の特徴。 外装制作時の敷居が高いため神姫ほど流行ってはいないが、他のシリーズよりも自由度が高いところから、根強いファン層を持つ。 神姫と同じスケールの素体も発売しているが、武装神姫ではないため公式バトル・ランキングへの参加は出来ない。 また、フリーバトル(リアル・バーチャル問わず)への参加は可能だが、未登録機の参戦となるためランキングやポイントに影響することはない。この点を利用して、神姫のスパーリングパートナーとして使われるAHPもいる。 神姫より大きな体格を持つため、基本強度とバッテリー容量が大きくなっている。 アムドライバー MMSの同系列規格。 MMSをよりバトル寄りにしたもので、『バイザー』などの多くの支援武装を持つ。装備規格はMMSに準拠しているため、神姫が『バイザー』を使うことも可能。 少女型メカである武装神姫を持つには抵抗のある十代中盤の男性ユーザーに訴求すべく開発されたが、SRWやGFFほどの認知度を得るには至っていない。 トップ
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ゲストキャラクター紹介 ダイアトニック(ジルダリア) 裏バトル用に違法改造された神姫。 改造し電圧をあげた工作用の電熱カッターを主武装にしているほか、脚部と(設定上)腕部にも電熱カッターを内蔵した 全身電熱カッター花子。 更にラスターを振り切るほど逃げ足(正しくは飛行速度が)が速い。 以前の公式戦で零牙に負けた事を根に持っており、ウォードック杯にて再び零牙に挑戦した模様。 その時、新装備のプラズマ発射器を装備していたらしい。 名前の由来は音楽用語から。 無頼3.5「我は零牙」に登場 神崎鍼麻(かんざき はりま) 画龍高校一年生、17歳。 MMSの「人間と同じ人格」に対し否定的な意見を持ち、一回その話でキレると手がつけられなくなる。 …だが、「MMS自体は否定してない」と言って現在神姫と生活中。 ツンデレみたいである。 姓の由来故か風間とは凸凹コンビ状態である。 無頼外伝1「神姫と社会」、無頼24「聖夜の夜よ、奇跡あれ」に登場 荒田(あらだ) 画龍高校1年A組所属生徒。 電子工学志望で、どうやら通販マニアのようである。 手持ちのモバイルPCには分析プログラムが入っており、ウイルスチェッカーを兼ねる。 彼の鞄は超空間(スプレイヤー談)だとか。 ミューシャ(イーアネイラ)・アルヴィン(ティグリース)・フォード(サイフォス)・スプレイヤー(ジュビジー) 画龍高校1年A組所属生徒の神姫達。 ミューシャは担任教師の神姫で、通称が"先生"。 アルヴィンは"ねこねこ菌"の第一感染者、フォードは第二感染者。 スプレイヤーは荒田所有の神姫。電子戦が得意だが、設定のみ。 それぞれ無頼11「校内ねこねこ大騒動!」に登場。 シーク(ヴァッフェバニー)・シャム(マオチャオ) アオゾラ町神姫センターで対戦中、事件に巻き込まれた。 シークはベテランの上位ランカーで、シーフラビット(泥棒兎)の二つ名を持つが、その設定は未登場。 シャムは起動してから2週間しか経っていないバトロン初心者。 二人共今事件での未帰還者("死亡"者)で、マオにトラウマを植え付けてしまった模様。 指揮官 事件の首謀者の神姫、騎士型。 ほんのわずかの出番である為特に設定はない。(当初は彼女が零牙と対決するはずだった) "彼" 事件の首謀者が"調教"のために作成したプログラム。サーバー内から外に出る事は出来ない。 零牙を"調教"しようとしたが、最後まで耐え抜いた彼女に恋愛感情が浮かんでしまった。 戦闘プログラムとしても非常に優秀で、彼用に名刀"榮佐久間"が作成されている。 消えゆく館の中で零牙と対決し敗北。"榮佐久間"を零牙に託し、彼女の口づけと共に光と消えた。 それぞれ無頼14「零下の館」に登場 張也 金次(はりやきんじ) 高校生くらいの人物、熱血・必勝鉢巻・赤ジャージとコテコテのスポーツタイプ。 無謀にも零牙に挑むものの、チート使用したのにも関らず敗北。 第二戦では零牙が苦手とする空中戦に持ち込んだが、今度はヒカルに敗北。 ブリーダーとしての腕はよくないようだ。 ラリー(アーンヴァル) 張也の神姫、翼の両端がが赤い。 戦闘が長引くとどっかで聞いた台詞を言ってくるらしい。 が、オーナーが真性のアホなため戦績は振るわない。 それぞれ「蒼穹の猟犬劇場」、「蒼穹の猟犬劇場その2」に登場。 南雲啓介(なぐも けいすけ) MMS犯罪担当の刑事、階級は警部補。 老けた外見だがこれでも29、現在彼女募集中。 長瀬の先輩だが彼には敬語で話して貰えない。 神姫連続損壊事件("フランケンシュタインの怪物"事件)の捜査に乗り出すが、生憎MMS事件に対応した備品がなく長瀬に協力を依頼する。 あまり役に立っていない。 無頼21・22・23・24に登場 リア・アーレイ アメリカ留学生、高校生の模様。 珍しくも大見得を張った形人を気に入ったらしい。 ただし、ウッディと呼ぶ(ウッドペッカー的な意味で) アルメリーア(形式不明) リアの神姫、アメリカ製なのでリアル顔でセックスアピールが強めらしい。 戦闘バイクを馬のように扱うが、変形可能であるトライクに敗れる。 リックを襲った時の行動からバイセクシャルの模様。 無頼21「バトル チェイス!」に登場 時報タケヤ(ときほう たけや) 長瀬の友人、29歳。 フリーのライターで趣味は写真撮影。 質問コーナーよりのゲスト出演。 無頼22「神姫のウェディング・ベル」に登場。 ジュラ(ファウンド)の元オーナー 2037年12月時点で高校受験を間際に控えているらしい。 元いじめられっ子(無頼18でのジュラの回想より)。 外見は藤子・F・藤雄のマンガに出てきそうなぐらい平凡。 昨年、ロボット嫌いの父親によってファウンドと離れ離れになってしまった。 現在は詳細不明だが普通に神姫を所有している。 ファリナ(ツガルBlue X mas Ver.) ジュラの元オーナーの現在の神姫。 特に何もなく普通のプロフィールの模様。 修理後の別れ際にジュラから"ファウンド"のチョーカーを譲り受ける。 無頼23「前夜の再会に登場」 流れ流れて神姫無頼に戻る トップページ
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名前 リーガルウォール 読み仮名 - 場所 人間界 第1ビオトープ 概要 リーガル高原の唯一の入り口となる3000メートルの断崖絶壁。 ロッククライミングでも数日かかるうえ、壁の表面にはヘビークリフの巣穴が点在するため、登るのは困難。 生息している猛獣・食材 ヘビークリフ 哺乳獣類 捕獲レベル30 関連項目 地名一覧(人間界) 第1ビオトープ
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壱 弐 参 極 名前 [戦華]辻神姫 (せんか つじがみひめ) セリフ 壱 「不思議と引き寄せられちゃった?」 弐 「知らないって罪だよね~♪」 参 「どこ見てるの?よそ見してると危ないよ。ふふ」 極 「ふふ♪ここはとんでもなくやばいよ~♪」 解説 道が交差した場所「辻」に居るとされている妖怪。古来より辻は、現世と来世の境目であると言われており、神とは名がついているが、病気や禍をもたらすと言う。 レアリティ 必要法力 攻 防 知 壱 HR 17 1890 1910 1710 弐 2080 2110 1890 参 2290 2320 2080 極 2520 2560 2290 術式名 属性 MAX Lv 効果 専:無知むち 風 5 敵単体の攻防ダウン お邪魔戦術式 発動率 攻撃力アップ 中 備考:
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『鬼奏』在庫案内 (神浦琥珀のHPより一部抜粋) 現在、神浦琥珀作の神姫用刀剣を扱っている専門店での、在庫情報です 下記の注文用コメント欄からお願いします(あ、リクエストもうけつけております) 武装神姫用剣鉈 『皇呀(オーガ)』 全長約61mm、刃長約36mm ダマスカス風味仕上げ 樫の木風銃塗り茶仕上ハンドル、ステン特製亀甲ヒルト 赤革ショルダーベルトとシース付き 武装神姫用小太刀二刀流 『双刀(ソウド)』 鞘収納時全長約108mm(鍔刀53mm、鞘刀50mm) 長刀と見せかけて二刀流 忍者お約束の仕込み刀 注 本製品のみ黒漆風仕上げ鞘仕様と朱漆風仕上げ鞘仕様の二振りが展示されています 武装神姫用斬馬刀 『伐荒(バサラ)』 全長150mm、刃長約105mm 黒漆+金箔風仕上げ鞘+龍文奉納袋付き 拵えも豪華な斬馬刀。そのままひな壇に飾って頂いてもぐーです 武装神姫用峨嵋刺? 『死屠(シド)』 全長約30mm マットブラック仕上げの針ナイフ12本セット 気分は黒い天使です。「地獄へ逝けーー」←棒読み 武装神姫用外套 『恐血(オロチ)』 武装神姫用外套 裾が刃物になっています。取り扱い注意 武装神姫用ショートソード 『鬼刃(キバ)』 全長67mm、刃長48mm あざらし皮風鞘付き 動物の牙をアレンジしたワイルドなデザインの柄の片手剣です 武装神姫用大剣 『絶刀(ゼット)』 全長162mm、刃長127mm 神姫共通ジョイント仕様ベルトシース付き それは剣というには大き過ぎます 武装神姫用ポールハンマー 『怒鎚(イカヅチ)』 全長166mm 穂先はウォーハンマー、垂直ピック、グレイブとなっています 特製シース付き 神姫用包丁 『琥珀ちゃん印神姫包丁』 神姫サイズの包丁セットです。豪華革製風ケース付き 以下『魔剣』 武装神姫用バスタードソード 『呀狼(ガラン)』 全長100mm(125mm)、刃長74mm(96mm) 黄金仕上げ風鞘付き(注 バスタードソード時のみに対応) 大振りな長剣から大剣に変形します。原理は聞いてはいけません。魔剣ですから バーチャルバトルでも使用可能です 武装神姫用中華長剣 『鬼眼(キガン)』 全長約79mm(房含まず)、刃長61mm 木製朱染風鞘付き 眼球と鬼面模様があしらわれたお洒落な(突っ込み無用)中華風長剣です。半自動追尾能力を持っています 単に血に飢えた魔剣?いやいや滅相も無い←棒読み バーチャルバトルでも使用可能です 注 夜中に鞘にきちんと収めず就寝すると危険です 武装神姫用短剣(?) 『狩闇(ガリアン)』・・・売約済 全長45mm、刃長26mm(約250mm) 封印呪紋済み鞘付き 隕鉄風の短剣です。刀身からぁゃιぃオーラを発して大剣以上の広範囲を攻撃出来ます バーチャルバトルでも使用可能です 注 ぁゃιぃオーラは半透明なので素振りの際はくれぐれも周囲に気をつけて下さい。また、鞘の呪紋は消したり削ったりしないで下さい。収納できなくなる恐れがあります 注2 「トールクロウ」は再現されておりません。ご容赦下さい 武装神姫用鎌+腕甲 『ファントムハーケン カドリーユ』 柄長130mm、刃長85mm(ファントムハーケン) 黒い左腕甲外套と、直角刃タイプの大鎌のセット 『カドリーユ』の指は爪状になっていて、白兵戦にも対応 魔怪焔を操る能力を持ちます。原理は聞いたら厭です 鎌に焔を乗せて攻撃するといい感じです バーチャルバトルでも使用可能です 注 魔怪焔は非常に高温で危険かつ、装備の厨っぽさも相俟って、精神的にも危険です。注意してください 注文用↓ というわけで、槇野晶が“鳳凰カップ”の場で依頼した“魔剣”の希望スペックです。メモ書きでこれを渡したという事で、正式な依頼とさせて頂きます。なお、金額については晶は言い値でも買うつもりです……彼女ら四姉妹が満足すれば、ですが。(汗) -- 妄想の人 (2007-03-18 16 07 06) ・アルマ用:既存の剣型装備(ガジェットブレード“ヨルムンガルド”)を活かす“魔剣” ・ロッテ用:射撃技能を殺さず(防御、援護射撃、白兵の何れでもいいので)活かす“魔剣” ・クララ用:膂力を必要とせず、技術と知恵を備えるクララにとり最も扱いやすい“魔剣” -- 妄想の人 (2007-03-18 16 08 18) なお“魔剣”という言い回しですが、剣・刀型でなくともあまり大型で無ければ何でも大丈夫です(大型の武器に変形するのは勿論問題有りません)し、“魔剣”にする必要性がなければ通常型でもOKです。また作中の通り、断って頂いても一向に構いません。(笑) -- 妄想の人 (2007-03-18 16 09 01) それでは、初依頼かな……?どうぞ、宜しくお願いします。長文、失礼致しました。(平伏) -- 妄想の人 (2007-03-18 16 10 07) 発注依頼・観奈&ミチルが『鬼眼(キガン)』 を欲しがっています。鬼眼には明確な意志はあるのでしょうか? -- 優柔不断な人(仮) (2007-04-11 06 58 09) すいません。別に作って貰う事にした為、『鬼眼(キガン)』 はキャンセルさせていただきます -- 優柔不断な人(仮) (2007-04-12 00 35 43) お世話になります。事後承諾になるのですが、ドキB本編2話で、鳳凰杯で売っていた『なんだかよく斬れる魔剣』をひと組買わさせていただきました。……というのも、ここに書いて良かったのでしょうか? -- ドキ(ryの人 (2007-06-07 12 43 34) 名前 コメント 作者注:コラボ大歓迎!↑に書き込んでマヂで注文してもらうのも面白いかと 剣は紅い花の誇り
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キャラクター一覧 キャラクター一覧ねここレッドミラージュ シューティングスター シューティングスターバリエーション 風見美砂 雪乃 黒姫 鈴乃 アガサヤークトヴォルフⅡ 緋夜子 *New*雷火二一型 志郎=アーガイル アリア 芽河原 明 ネメシスエトワール・ファントム エトワール・レネット 小野一樹 疾風 ねここ (イメージCV、落合祐里香) ねここの飼い方シリーズ・メインヒロイン。 猫型MMSマオチャオ(爪猫)タイプ。 みさにゃんに一目惚れされて買われる。 今ではねここもみさにゃんらヴ。 本編では元気一杯の姿で描かれることが多いが、本当は出会いの時のシーンのように繊細で人見知りする性格。 喜怒哀楽の波が激しく、調子による能力変動が激しいため常に能力をフルに発揮できていない。 ちなみに市販品だが製造段階で微妙なミスがあったらしく、AIのクロック数と処理速度が通常の神姫よりも多少高い。 (考えすぎるとオーバーヒートするのは廃熱システムがそれに見合うレベルまで強化されていないため) ちなみにマシンでの訓練はブースター使用時など、屋内で出来ないシチュエーション時でしか行わない。 もっぱらホイ○イさんや他に美砂が作った訓練用仮想敵機との対戦が主になっている。 ……というより殆ど遊びと狩りの延長上とも言える。 尚、シューティングスターを本格的に使用するようになって以降 『雷光の舞い手(ライトニング・シルフィー)』 という通り名が定着した模様。 戦闘では格闘戦主義。射撃は基本的にへたっぴ。 シューティングスターでどんな遠距離からでも一瞬で間合いを詰め、一気に接近戦へと持ち込むのが戦闘パターン。 以前は一回ショートレンジに持ち込むと、ブースターは切り離して身軽な形態になる場合が多かったが、現在は相手や状況下によってはシューティングスターを装備したまま戦闘を行うケースも多い。 分身はジャマー+立体映像ホログラフによるシステム、詳しくは本編をどうぞ。 ○ねここフィンガー ねここフィンガー+スパークエンドは、本来相手の神姫のボディーに出来るだけダメージを与えず、電撃による速やかな機能停止だけを目的とした武装……のはずだけどジャンヌ戦ではそうは見えませんね(大汗 ちなみにねここの運動性を損なわない様、限界まで小型化した電撃発生装置を搭載している為、エネルギーの都合上使用は基本的に左右各1回づつのみ。 SS等他からのエネルギー供給を何らかの形で行えば別かもしれませんが。 尚、爪(研爪ではなく、本体側)を射出するワイヤークローを牽制用として装備。 レッドミラージュ シューティングスターに次ぐねここの装備として製作された機体。 始祖がSFS(サブ・フライト・システム)であり、戦闘用としては当初全く考慮されていなかったシューティングスターとは違い、当初から戦闘を前提にして設計・製造された。 シューティングスター以上の推進力を誇るが、戦闘を前提に設計された為に陸戦専用とされ、跳躍以上の飛行能力は持っていない。 その分シューティングスターをはるかに上回る重装甲、高出力を誇り大型神姫クラスとのパワー戦闘にも十分対応できるスペックを持つ。 外見・武装に関しては、ティグリースの推進装置である炎襲機を2基4発設置しており、横から見ると寝かせたV字型に配置されているのが特徴。更に脚部にはアークの推進装置が設置されており、ローラーダッシュが可能になっている。これによって安定性の上昇とねここの脚部への大幅な負担減が実現されている。 武装に関しては2連装式HEML、両サイドに設置されたラピッドランチャー、両サイドに設置された可動式の朱天を装備しており、距離を選ばない戦闘が可能になっている。また朱天はその長大な刃部分を電磁誘導ガイドとして利用したレールガンにもなっている。 またツインHEMLの基部にはシロにゃんが設置され、レッドミラージュ制御の補助を行う。またガンナー役も勤める事が可能になっており、ねここの射撃の欠点をある程度緩和してくれる、と思われる。 必殺技として一定時間メガコンデンサーに溜め込んだエネルギーとリミッター解除を併用したフル・ドライブシステムも搭載しているが、連稼働時間は非常に短く、またねここ自身にも多大なエネルギーを一気に注入するために常に作動停止の危険を孕んでいる。 シューティングスター アーンヴァルの飛行ユニット及びプロペラントブースターを2対使用、それを水平配置する事によって前方への爆発的推進力を獲得している。 普段は地上スレスレを駆けるように使うが、飛行も可能になっている。 その高推力により、背部に他の武装神姫を搭乗させるサポートキャリア的運用も可能。 固定武装は背部中央に後ろ向きに設置された旋牙。 これは初期型から一貫して搭載されており、推力を生かした突撃戦などの状況下に置いて、通常の腕部ユニットと換装し使用される。 また初期型では射撃兵装は取り付けられていなかったが、改良後は両舷にLC3レーザーライフルを装備する事になる。 手持ち兵装として使用する場合と違い、シューティングスター側からのエネルギー供給も行うため、通常に比して威力が上昇している。 また装備直後、外見は其のままに汎用エネルギー砲として使用可能にするための改造を受けている。尚この時点で通称がローエングリンと名づけられている。 (本編そのじゅうさん時点で装備、以後標準武装として使用中) また火力が必要とされる状況下の場合、両翼を中心とした各部ハードポイントに各種ミサイル、パイパーマグネティックランチャー、ビームキャノンなどの搭載も行う。 シューティングスターバリエーション 映像詳細 『ねここの飼い方、そのよん~そのじゅうさん前半』まで使用されてた初期モデル。 通常型と違いLC3レーザーライフル及び追加ウィングが未搭載なのが特徴。 射撃武装は皆無なのだが、運動性及び格闘戦能力はこちらのヴァージョンの方が優れているため、通常型の採用後も運用されるケースはあるようだ。 公式ランクではセカンドリーグに所属(光と影時点) 昇格直後はスランプだったようだが、現在は順当に勝ち星を重ねている。 杏仁豆腐が大好き (作者の知り合いの猫が好きらしく、なんとなくキュピーンと採用) 風見美砂 (イメージCV、国府田マリ子) ねここと雪乃のご主人様 。 見た目は長身でスラリと均一のとれたプロポーションを持つ17歳の女子高生 。 腰まであるポニーテールと中性的な格好が特徴 。 両親はともに長期海外転勤中、なので二階建て一軒家で1人暮らしを満喫中。ちなみに預金通帳も置いてったので使い放d(ゲフンゲフン ……そして重度のガン○ム&スパロボヲタク。部屋のDVDラックには種~1st、その他モロモロがズラリ。 その影響で模型製作から始まり、ねここの武装チューンも含めて製作能力が結構高くなっている。 割とオールマイティに何でもこなす人だが、基本的には1,5流止まりなので実質器用貧乏。 なので劇場版のような事態の場合、調整役やパイプ役を自ら務める場合が多い。 人に対しては基本的に優しくほや~んとした態度で接する。実はねここ以上のマイペース人間。 雪乃 (イメージCV、田中理恵) 犬型MMSハウリンタイプ たまたまTVで目撃したねここに一目惚れして、押し掛け女房してくる変わり種。 基本的に冷静で礼儀正しく品性方向なのだが、一回決めると猪突猛進する癖がある。 更には経験不足ゆえの常識感覚に欠けた所もあり、初登場時のいきなり「結婚してください」などと言う仰天行動に出ることがある。 ちなみに前マスターとの仲が不仲だったと言うわけでもないが、雪乃の方は醒めた感情だったようだ。 現マスターである美砂との関係は、現在は一応良好。ただ恥かしい所を見られてしまったので頭が上がらなくなった節が有。 バトルリーグではセカンドリーグ上位ランクに所属 現在(そのじゅうに)時点でも未だねここより遥かに実績、経験共に豊富。 但し才能の差で自分ではねここに及ばないと思い込んでいるフシがあり、ねここのサポートに回ることが多くなっていく。 前マスター時のバトルスタンスは、両腕に吠莱壱式とGEモデルLC3レーザーライフルを装備。 その脚力を生かした高速機動戦で相手の接近を許さずに仕留める戦法を得意としていた。 (だからこそ超遠距離から一瞬で格闘レンジまで持ち込み、なおかつアッサリ仕留めてしまったねここに惚れた……のだと思う、多分) 現在の戦闘スタンスは蓬莱壱式とSTR-6ミニガンを両手に装着し、中距離での高機動戦を重視したスタイル。 またねこことの連携戦では、バスターランチャーなどの重火器を好んで使用する。 黒姫 鈴乃 (イメージCV、井ノ上喜久子) アガサのマスター。 名家である黒姫家の次期当主。 有名お嬢様学校の高校生。学校内では神姫マスターという事実は隠している。 外見は美しい黒髪の長髪を持つ両家のお嬢様、深窓の令嬢といった感じだが中身は割と悪魔。 言動に常に含みとミステリアスさを持たせつつ喋るのが趣味。 部屋には研究所並みのスパコンが並び、自身のハッキング能力も高い……が、その能力を基本的に倒錯した方向にしか使わない。 基本的に快楽主義者、トラブルが起こると良い暇つぶしが出来たと思う性格。 アガサとの関係は、倒錯した愛情に満ち溢れている。 アガサ (イメージCV、桑島法子) 鈴乃の神姫。元々はストラーフ型だったのだが、何故か現在はムルメルティア型。 性格は冷静沈着、口数はあまり多くないが鈴乃の身の回り関連に気配りの利く良い娘。 ただし鈴乃譲りの含みのある発言をするのが曲者。 スピットファイア(がみがみ女)の二つ名は、偏執的な重火力装備と戦闘スタイルによるもの。 徹底した面攻撃と空域制圧で立ち止まることを許さず、 エネルギーを空費した神姫を、地雷原や空中機雷地帯に追い込んで仕留める。 近距離装備もガトリング砲やマイクロミサイルの飽和攻撃や指向性炸裂装甲など、"相手の特性を殺す"ことに特化しており、そのいやらしいスタイルでファーストリーグに食い込んでいる。 癖のあるマスターの元、無理難題や無茶を言われる気苦労の毎日を過ごしつつも、何だかんだと付き従っている辺り、マスター同様に何処か歪んでいるといえる。 ヤークトヴォルフⅡ ネメシスの憂鬱編で用いられた、アガサ専用の武装ユニット。 通常レギュレーションでは運用不能になってしまった初期装備を見直し、重火力による固定砲台的な運用から、機動殲滅戦へとそのコンセプトを改変したヤークトヴォルフⅠ(劇中未登場)をベースに更なる改良を図った機体。 バックパックのフローティングユニットと大型ホバー推進器により極めて高い機動性を誇り、強大な出力に支えられ武装ペイロードも初期装備程ではないにしろ非常に高く、スナイパーライフル(ヘビーマシンガン兼用)、ミサイルポッド、汎用ロケット弾ポッド、迫撃砲、火炎放射器(劇中未使用)、ガトリング砲などの豊富な武装に加え、荷電粒子砲まで搭載しており、尚圧倒的な攻撃力を誇る。更にはフィールドジェネレータ発生器まで搭載しており、走攻守ともに安定して高い能力を誇る。但しペイロードの限界と機動力優先の関係上、ジェネレータと荷電粒子砲の外側装甲以外には防御装備、特に物理装甲は殆ど追加設置はされておらず、素体自体もムルメルティアの基本装備のままの為、基礎防御力そのものは低く、また重装備の為、完全なインファイトに持ち込まれると脆い。 名前の由来は、その火力と機動力を生かして狩りをするかのように敵を追い詰めていく、その戦闘スタイルから取られた。 ○フルバースト状態 展開された荷電粒子砲・正式名称『バルジファル』がよくわかる。 ○フィールドジェネレータ展開状態 緋夜子 *New* (イメージCV、神田朱未) 鈴乃の神姫。飛鳥型。アガサの妹神姫でもある。 性格はとても明るく天真爛漫。愛嬌もあり可愛がられる存在。だが人の痴態をビデオに納める等、自分の趣味思考に関してはマスター譲りの歪んだ性癖と無茶苦茶な行動力を見せる。 また姉であるアガサに重度の愛情を懐いており、特にアガサの映像や写真を撮るのが趣味。それが高じて他人の事も撮影するようになった。 名前の読み方は『ひよこ』であるが、本来は(ひ↑よこ)と発音するのが正しいのだが、ピーピーと(鶏の)ひよこのように煩い為、鶏の方の(ひよこ→)と発音されてしまう。 戦闘スタイルは飛鳥の装備を三発化した高機動・高運動性の装備を用いての銃撃・剣劇が主なスタイル。 但し基本的にアガサの直掩機としての振る舞いがメインであり、本人はその役割について大変満足しているらしい。 雷火二一型 緋夜子用装備として製作された機体。 飛鳥型の標準装備をベースに、その主機である『回転翼・飛輪』をバックパックに2機追加装備して三発化した機体。 フレキシブルアームによって接続された飛輪は自由度が高く、最大速度を含む機動性と運動性の双方を大きく向上させている。 また3発化の高出力に支えられている為ペイロードも多く、武装はバックパックの飛輪の上面ラッチに『三七式一号二粍機関砲』を計2門背負い式に装備し、その外側に付けられている主翼のハードポイントに『flak17 1.5mm機関砲』がそれぞれ2門づつ、計4門懸架式に備え付けられている。左腕にも『三七式一号二粍機関砲』を装備しており、計7門という嘗ての第二次大戦の重戦闘機のような武装配置となっている。 腰後部に装備された補助翼(標準装備の主翼)のハードポイントにも武装が配置されており、通常は三六式航空爆弾や、それを改装した対地ロケット弾などを計4発、半隠蔽式に装備する。 また格闘戦用の装備として、『霊刀千鳥雲切』を2本、腰後部の飛輪基部に装備している。 運用法は標準的な飛鳥型の物と大差はないものの、純粋な対空戦闘よりも対地攻撃、それも7門の機銃掃射による近接航空支援に比重を置いている。これはアガサとの連携運用を前提に置いたものだが、単独戦闘においても強力な武器となっている。 総合性能としては重武装を施しながらも、飛鳥型特有の高い空中運動性を損なう事無く全体的な性能を向上させており、バランスの取れた機体となっている。 その一方で、門数こそ多いものの最大火力が『三七式一号二粍機関砲』の為に絶対的な打撃力に欠ける傾向があり、特に重装甲相手の戦闘では苦戦を強いられることが予想される。 これは元々重火力のアガサとの連携運用を前提としている為に、一撃の火力で相手を倒す事よりも、弾幕を張ることによって相手の足止めを行う事を主目的としているからである。 但し単独戦を見据えた何らかの追加装備が今後施される可能性も否定できない。 志郎=アーガイル (イメージCV、石田彰) アリアのマスター。 ヨーロッパ系アメリカ人と日本人とのハーフ。美砂の幼馴染にして(自称)婚約者。現在は大学生。 外見は芸能人も真っ青の美形なのだが、性格に問題がある上に当人は割と一途なので中身を知ってる人間にはモテない。 自他共に認める変態クールだが、義理人情に意外と厚く信頼できるタイプ。但し火遊びも好きなので全面的な信頼をすると怖い。 能力もあるのだが、前述のような性格のため他人には紙一重に見えている。 偽悪(変態)趣味が有。 アリア (イメージCV、北都南) 志郎の神姫、アーンヴァル型。 眼に改造を受けており、通常のアーンヴァルと違って眼の色が赤いのが特徴。 その眼の印象の強さと抜き手による強烈な一撃の印象が相まって、 紅の牙 の二つ名を持つ。 性格は感情を表に出さないタイプ。しかしマスターへの信頼と忠誠は厚い。 ただ暴走しがちな志郎のお目付け役としても機能するため、その辺りに関するツッコミは過激。 バトルリーグでは、アメリカマイナーリーグよりセカンドリーグに移籍。 主にType-0と呼ばれる、ストラーフの基本武装にアーンヴァルの装甲を追加したモジュールを装着して戦う。 尚、例のパイルバンカーはその後電磁誘導式に改めたそうだ。 装備類はType-9まで存在しているらしいが、真相は不明。 芽河原 明 (イメージCV、小清水亜美) ネメシスのマスターで美砂のクラスメイト。 年齢よりも幼さを感じさせる小柄な少女で、やや乱雑に伸びた髪で目元が常に隠れ気味。 何時も暗い表情と半開きのような眼つきをしているものの、素顔はかなりの美少女。 家族構成は両親と明の3人だが、両親は共に仕事で忙しくコミュニュケーションは殆どない。 そのため内向的で積極性もなかったが、ネメシスとの出会いの後、少しづつ変化が訪れつつある。 本を読むのが趣味。ジャンルも純文学からオカルトまでと比較的幅広い。 神姫・メカニックに関してはあまり知識がなく、ネメシスに任せ気味になっている。 ネメシス (イメージCV、水樹奈々) 天使型MMSアーンヴァル(B)タイプ 明の父親のツテにより購入され、明の下に届けられた神姫。 性格はアーンヴァル型の例に漏れず生真面目なのだが、生真面目さが災いして情緒不安定になりやすく、不満やストレスを必要以上に溜め込む傾向があり、また時々凶悪な性格の片鱗を見せることもある。 また起動直後の状況と、その後の明の行動により「自分はいらない神姫である」という思いを強く抱えていた。 現在は原因の解消により、以前よりは精神的に安定したものの、それでも尚ソリッドな一面を持つ。 戦闘スタイルは銃撃及び砲撃戦をメインに据えた航空高速戦闘。回避よりも攻撃を重視しているのが特徴。 特に空対地戦での一撃強襲をもっとも得意としている。そのためシューティングスターレプリカ(エトワール・ファントム)との相性が非常に良く、新人でありながら数々の上位神姫を倒すキルスコアをマークした。 またアーンヴァル型でありながら格闘戦のセンスも高く、素体同然の状態でマオチャオ装備のねここと互角以上に渡り合った。尚、格闘武装がパイルバンカーなのは、パワーが非力なアーンヴァル型の弱点を補うため。 尚本編では触れられてはいないが、父親が発注した際金に糸目をつけず頼んだため、白雪姫シリーズと呼ばれるサードパーティ製の高性能素体を使用している。 その為か、通常時は蒼い瞳をしているのだが、極度の興奮状態等、感情が昂ると瞳が赤く輝く特徴がある。 エトワール・ファントム 『光と影』においてネメシスが使用した機体。 ネメシス用にアキラが組み上げた高速機動用ユニット。 基本的にはねここが装備するシューティングスターのカラーリング違いのデッドコピーだが、オリジナルのドリル部分が後方迎撃用の斜め機銃に換装されているのが唯一の変更点。 本質的には直進しか出来ないSFS(サブフライトシステム)に近いシロモノだが、アーンヴァル特有の優れた空戦適性により、ネメシスはねここ以上に使いこなす事が出来た。 エトワール・レネット ●アサルト形態 『ネメシスの憂鬱』において使用した機体。 元々シューティングスターのデッドコピーに過ぎなかったエトワール・ファントムに代わるネメシスの新装備として構想、組み上げられた機体。 基本設計・構造としてシューティングスター(以下SS)を参考にしつつも、実際の運用レベルとしてはS・F・S(サブ・フライト・システム)の延長上に過ぎなかった機体を、本格的な空対空・空対地戦闘に耐えうるように再設計している。 SSそのままの推力・加速性を維持したまま、運動性・武装搭載能力等の戦闘能力を上昇させるのは既に困難であり、そのためSSに搭載されていた直進用エクステンドブースター4基のうち2基を除去し、軽量化と運動性、ならびにペイロードの確保を行っている。 またSSでは水平に4枚設置されていた主翼の配置を改め、2枚を可変式尾翼として背部に配置する事で、最大速度の低下を最低限に抑えつつ運動性を向上させている。 ●可変中 更に対空・対地などの複合任務に対し、全ての面で常に最高水準の火力を維持するのは不可能であるため、更に機体武装の設置位置を主翼下のハードポイントに集約・独立させ、大幅にオプションユニット化することで本体重量の軽量・簡易化とマルチロール化を図り、汎用性の向上によって総合的な戦闘力を大幅に上昇させている。 また機体構造の簡易化を行った副次的な効果として、BWSによる簡易可変システムの導入が可能となり、4枚翼の可変によって、推力を1方向に集約させての高速機動を主眼に置いた『ファイター』形態の他に、推力配置を拡散させる事により、神姫的な運動性や白兵空戦を考慮した『アサルト』形態の2種の可変形態をとる事が可能になった。 尚ハードポイントの設置位置の都合上、特に後述するヘビーウェポンバインダー装備の場合、アサルト形態ではLC3レーザーライフルのハードポイント固定状態での効率的運用が困難になる(下、もしくは限定された角度の後方にしか発射できない)等、ハードポイントに設置された火器の運用に不具合が出るケースが多く、アサルト形態では火力不足に陥りやすい傾向がある。 ●ファイター形態 武装に関してはマルチロール化を果たしてはいるものの、主に運用されるのは『LC3レーザーライフル』、2連装式の大型・中~長距離ミサイルの『バニッシュミサイルポッド』、5連装式の中~近距離用マイクロミサイル『UUM-7マイクロミサイルポッド』を組み合わせた、通称ヘビーウェポンバインダーを主翼下ハードポイントに左右それぞれ1基づつ装備・運用するケースが多い。 それ以外のケースでは、エクステンドブースターなどの増槽類も設置可能であり、それ以外にも基本的に神姫規格の接続システムを持つ装備であれば装着可能となっている。 またそれとは別に、神姫本体の肩部に装甲版を兼ねたパイルバンカーユニット『フッケバイン』を装備し、突撃戦時に用いる。 小野一樹 (イメージCV、小野大輔) 疾風のマスター。 私立大学に通う大学生で、スラリとした長身のプロポーションと常にスマイルを絶やさないのが外見的特徴。 だれに対しても人当たりがよく常に温和な態度で接するが、時々黒い発言をサラリと吐く。 疾風にある意味偏った教育を施しており、絆事件の実質的な元凶と言える。 疾風 (イメージCV、植田佳奈) 小野の神姫、寅型MMSティグリース 一般的な寅型以上に過激な性格であり、感情の起伏が極めて激しい。 よく言えば何に対しても純粋で素直、悪く言えば考え無しにその時点での思ったことを吐き出す短絡的な性格。 元々こんな性格ではなかったらしいが、小野に仕込まれたのと、対戦相手に対し連戦連勝を重ね自分の実力に過剰な自信を持つようになった結果、あのような性格になったらしい。 戦闘時は寅型(及び丑型)装備を確実・最大限にに使いこなす正統派戦を得意とする。 シンキカイザー時は基本動作以外の制御をほぼ全て真鬼王AIにゆだねている。 実は起動してから然程月日が経っておらず、その為まだサードリーグ所属。ただ上位には食い込んできている。 トップへ戻る
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戻る TOPへ 次へ ? 「シルヴィア、策敵能力ではかなわない。初撃はくれてやれ」 注意を促され、先ほどサブモニターに表示された敵神姫、マスターミラーの背面装備を思い出す。アーンヴァルの高い索敵性能をさらに強化する情報戦仕様の機動ユニット。ミサイルの最高射程は私のレールガンを超えるものと予測。 マスターの指示はつまり「まずは回避に専念しろ」。指示を実践するため敵と遭遇する前に速度を確保する。スラスターミリタリー。巡航出力。 バトルフィールドは大小の建築物が立ち並ぶ「ゴーストタウン」。地形を回避に利用すべく低空を飛行。 果たして、策敵距離外からの攻撃が飛来した。突然のレッドアラート。 「シルヴィ、6時の方向に飛行体。恐らく対空ミサイル。回避!」 回避行動。急旋回しつつ建築物の合間にダイブ。メインストリートの舗装路すれすれを飛ぶ。ミサイルの爆発音を確認。回避完了。廃ビルの狭間に身を潜ませながらミサイルの発射された方角へ加速する。レーダーに反応。地表効果を利用し急上昇。エンゲージ。 交戦開始。 ツガル戦術論-副題 シルヴィア地獄激闘編(下) 空中射撃戦は始終こちらのペース。お互いに苦手な中距離戦だが、武装の特性上、シルヴィアの方が若干有利だ。散発的に飛んでくるミサイルを撃ち落しつつ回避しつつ、ライフルと高速貫通レールガンのコンビネーションで撃ち返す。中距離での高機動戦ではミサイルのロックオンは難しく機関銃の危険度が下がる。当初の作戦通りだ。しかしマスターミラーのエネルギーシールドはハイパワーレールガンすら易々とはじく。あのシールド、小型の割に出力がある。 「キサラギ社のエネルギーシールド、『ミラー』だな」 コア思想に基づく武装を数多く作り出す企業、キサラギ。最先端の技術と柔軟なコンセプトで高性能のパーツを続々と世に送り出しているが、言い換えればキワモノ揃いであるこれらのパーツ群を使いこなせる神姫は少ない。エネルギーシールド『ミラー』は《ミラー・オブ・オーデアル》マスターミラーの象徴とも言うべき武装なのだろう。まるで手足の延長のように扱っている。ゆえにお互い未だ直撃無し。中距離射撃戦では埒があかない。気になるのは敵神姫が積極的に距離のコントロールを行わない点だ。中距離があちらの苦手距離だと言うのは承知のはず。敵はシールドで防ぎ続けて弾切れを狙っている? いいや、強力な長距離武装を持つ神姫ならば、そんな回りくどい方法を取らずとも一方的に攻撃出来る筈だ。と、言う事は。 「敵は、おれ達を誘っている」 こちらが近距離に飛び込むのを待っているのだ。火器管制能力の向上が見込める情報戦装備と、弾幕を張れる軽量機関銃を併せ持つ神姫に接近するのは決死的だ。だがこの状況ではそれしか方法は無い。覚悟を決める。スラスターを開放。マグネティックランチャーを盾に吶喊。前回の決勝戦で見せた必殺技。速攻で決める。 こちらの頭部を的確に狙ってくる機関銃。だがかえって射線が捉えやすく盾で防ぎやすい。致命的ダメージを負わずにクロスレンジに突入。僥倖。 マグネティックランチャー、フルパワー。格闘の間合いで発射。が、シールド『ミラー』で防がれる。しかしこれはコンボのきっかけに過ぎない。パワフルな質量弾を防いだせいで『ミラー』の出力は一時的に下がり反発力が弱まっているはず。そこを狙う。全身のスラスターをさらにマキシマムへ。追撃開始。盾にしていたランチャーでシールドタックル。ランチャーと『ミラー』が接触。予測通り敵のシールドに反発力は無い。これなら、行ける。 シールドとフレキシブルアームを巧みに使い敵のシールドを左腕ごと跳ね上げさせる。その勢いを殺さずスラスター制御、宙返り開始。背面フォービドブレイド、一閃。これは機関銃の銃身を犠牲にして防がれる。そして本命攻撃、身をねじり両腕に構えたライフルをボディ目掛けて連射。セミオートで3連発、必殺の合計6発。だが相手も身を翻し、背面機動ユニットを盾にする。機動ユニットに致命的ダメージを与えるも、敵素体にダメージ無し。なんてセンスだ! 戦場は高高度上空。マスターミラーは飛行制御不能に陥った機動ユニットを最後まで利用し、地表に着陸を試みている。叩くなら今。 白煙を散らしつつ落下するミラー目掛けてパワーダイブ。スラスターを再度マキシマムへ。マグネティックランチャー充電。必殺の距離で叩き込んでやる。 しかし、シルヴィアの鋼の闘志はミラーの一言でくじけた。 「お前の動きはすべて見切った」 どこまでもクールな目線でこちらを見据えつつ、彼女はこう言ったのだ。 敵は戦意を喪失してない。まだ切り札がある!? 激しい動揺。突入機動を強引に捻じ曲げそのままオーバーシュート。マスターミラーよりも先に下界に到達する。ゴーストタウン中央に位置する打ち捨てられた公園を選んで着地。遅れて地表に到達するミラー。ボロボロの機動ユニットでは着陸時の速度制御はかなわず、公園端にそびえる廃ビルに激突し大爆発を起す。だが、油断はしないシルヴィア。 「キョウジ、敵の行動パターン収集完了。サイドボードの展開、武装換装を要請」 ミラーの声が聞こえた。あの機動ユニットはあくまで情報収集用で、メイン武装はサイドボードに仕込んでいたと言うのか。 ゆっくりと晴れていく爆煙。身構えるシルヴィア。 だが、姿を現したマスターミラーを確認したおれとシルヴィアは言葉を失った。 背後から伸びる4本の武装ユニット。全身に装着された軽量の機動装甲ユニット。両腕には軽量ライフル。そう、これらは見慣れた武装群。それは、シルヴィアと全く同じ武装。純正ツガルタイプのデフォルト武装であった。敵アーンヴァルがツガルの武装を纏っている、だと? 驚愕。敵が何を考えているのか全くわからない恐怖。おれが気圧されしている? 敵の戦略に対して思考が全く働かない。いったい敵は何を考えているんだ!? 「シルヴィア、敵の奇策だ! 見掛け倒しだ!」 弱気になってる自分を奮い立たせるように叫ぶ。そうだ。ツガルタイプの武装を一番使いこなせるのはシルヴィアのはずだ。アーンヴァルが一朝一夕で物に出来る武装では無い。これはおれ達の動揺を誘っての奇策に違いない。 シルヴィアも何とかショックから立ち直り、先手を取りマグネティックランチャーを放つ。だが間合いは遠距離。その一撃はマグネティックランチャーを盾に構えるミラーに弾かれた。反撃にライフルとランチャーを駆使した精密射撃に襲われる。回避が間に合わず何発か直撃。だが駆動系にダメージは無し。すぐさま高速回避機動にうつる。だが心は動揺したままだ。ツガルのデフォルト武装はバトルではほとんど使われない。それはツガルが得意とするレンジが遠距離と近距離、と極端であるところに起因する。だから今までの戦闘で対ツガル戦闘の経験は皆無なのだ。いや、そんな事は大した問題ではない。 問題はツガルデフォルト武装を使うプレイヤーが出現した、と言う事自体だ。しかも、熟練のツガルに対してツガルをぶつけて来た。理解、不能。 マスター、指示を! シルヴィアが珍しく指示を仰ぐ。彼女も混乱してる。いつもと同じ戦略を取るか? いいや、相手はすでにツガル対策を打ち立てている。くそ、自身の思考の鈍さを感じる。 「遠距離から反撃。敵の出方を伺え」 消極的な指示。セオリー通りだが、シルヴィアの期待していた指示とは異なっていた。口を開いた後でその点に気がつく。後悔し、さらに焦る。 シルヴィア、障害物に半身を隠し、射撃。だが敵はツガル武装の軽やかな運動性で回避、そのまま接近してくる。巧みなスラスター制御。そして中距離戦。ツガルタイプの苦手な距離。 マグネティックランチャー高速貫通モードで迎撃を図る。外せば再射撃まで時間がかかる。偏差を考慮し、慎重に発射。相手も同時に発射。 敵アーンヴァル、マグネティックランチャーを斜めに構え高速貫通弾を『跳弾』させる。シルヴィアもマグネティックランチャーで防ぐが、まともに受け止めた貫通弾は盾にした銃身を吹っ飛ばした。破片が素体をしたたかに傷つけ、呻き声を噛み殺す。 敵は全身のスラスターを全開、急接近。後手に回ったシルヴィアも釣られて加速する。互いに必殺技の機動を開始。接近戦。スラスターの推力を捻じ曲げムーンサルト。タイミングは二人同時。二人の機動が交差する。フォービドブレイドによる攻防。だが、シルヴィアのほうが加速度が足らず手数が少ない。そして、 「ぐうッあぁぁああぁぁぁ!」 シルヴィアの左大腿骨切断。わずかに落ちる回転速度。続いてフォービドブレイド破損。右腕欠損。胸部スラスター全壊。背部武装ユニット動作不能。高速回転から繰り出される両刃のフォービドブレイドはシルヴィアのボディを破滅的な勢いで切断していく。 マスターミラー、スラスターによる姿勢制御できりもみ状態から復帰。ハイパーエレクトロマグネティックランチャーを構え、撃つ。頭部を狙い、フルチャージの一撃。 そこにはツガルの武装をしたアーンヴァル、マスターミラーがたたずみ。 それまでシルヴィアとして稼動していたツガルの素体が転がっていた。 ジャッジAIの判定が他人事のように下される。「勝者、《ミラー・オブ・オーデアル》マスターミラー」 いつのまにか集まったギャラリーが沸いた。 シルヴィアの自我が電脳空間から素体へ戻ってきた。 だがおれは、呆然とするしか出来なかった。 続く 戻る TOPへ 次へ ?
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壱 弐 参 極 名前 [戦華]猿神姫 (せんか さるかみひめ) セリフ 壱 「ここの頭はあたしだよ。何か用?」 弐 「あんまりウロウロしないでよね」 参 「ジロジロ見てなんなの?もぉー」 極 「たまには姫らしくしないとね♪」 解説 猿の妖怪。神の使者ともいわれ、太陽神として崇める地域もある。その昔、生け贄を求め人を食らう恐ろしい存在であったともいわれる。 レアリティ 必要法力 攻 防 知 壱 R 13 1380 1240 1060 弐 1590 1430 1220 参 1830 1650 1410 極 2110 1900 1620 術式名 属性 MAX Lv 効果 専:粧し込み 風 3 自分自身の攻防アップ お邪魔戦術式 発動率 攻撃力アップ 中 備考:これのみ読みが「さるかみひめ」となっています。