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それは、武装神姫バトルサービスが始まって間もないころの話。 バトルフィールドには、一種異様な光景が展開されていた。 天使型対悪魔型という、三通りしかない組み合わせのうちのひとつ。悪魔型は、サブアーム・ユニットを中心とするデフォルトの装備なのに対し、天使型は本体側にはバイザーと胸部アーマー、そして背中のウィングユニットとブースター、そして武装はハンドガンだけというかなりの軽装備だった。 そして、天使型はその軽さと推進力の高さを生かした一撃離脱戦法で戦い、悪魔型はあまりのスピードにすれ違う瞬間にしか攻撃できず、迂闊に動けないという、本来この構図ではありえないような戦闘が展開されている。 天使型・・・・・・リュミエは、何度かの交錯を経て、「この組み合わせ」での相性の悪さを感じていた。 というのも、リュミエのこの装備は、本来デフォルト装備の天使型に勝つために彼女のマスターが考えたものなのだから。 遠距離からの狙撃を圧倒的なスピードでかわして急速接近し、相手の頭部か首に、ハンドガンで一撃。個体差なのか、もともと他の神姫にくらべて視覚情報の処理能力が高いリュミエには、高速飛行中に急所への攻撃をすることは、それほど難しいことではなかった。 ・・・・・・しかし、どうやらマスターの頭の中には、悪魔型と対戦した場合の対処法は用意されてなかったようで。 (どーしてこう、変なところで抜けてるんですかね、マスターは) それに気付かなかったリュミエもずいぶん間抜けではあるのだが。 いずれにせよ、地上にいる悪魔型が相手だと、どうも感覚が狂ってうまく弾を当てられない。それに、ブースターの燃料もそろそろ切れる。 「勝負どころ・・・・・・、です、ねっ!」 これが最後のつもりで、リュミエはブースターを全開にする。 みるみるうちに、相手との距離が詰まる。と、 「・・・・・・っ!?」 眼前に、悪魔型のサブアーム・ユニットが飛び込んできた。 (・・・・・・間に合わない!) 激突。そこで、リュミエの意識は途切れた。 リュミエが気付いた時には、バトルは終わっていた。 どうやら相手は、片側のサブアームを外し、槍投げの要領で投擲したらしい。リュミエ自身のスピードとあわせて、相対速度はかなりのものになっていたはずだ。 「残念だったな。・・・・・・まあ、ストラーフ相手じゃ、仕方ないか。装備、変えてみるか?」 というマスターの言葉に、 「いえ・・・・・・、今の装備で戦い続けます」 と、リュミエは答える。 「マスターが考えてくれた装備ですから」 嬉しい事言ってくれるな、とマスターは思った。 その後もリュミエはこの装備で戦い、いつしかその戦い振りから「弾丸神姫」という二つ名が定着した、とか。 単発作品用トップページへ。
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誓約 ギアス・オブ・イリーガル R ゼロ文明 (7) クリーチャー:フィール・グラッジ 0000 ■イコン(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、相手のシールドを1枚選んでもよい。そのシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーは破壊されない) ■相手は、バトルゾーンにあるフィール・グラッジの数以下のコストを持つクリーチャーを召喚できない。 ■相手は、バトルゾーンにあるフィール・グラッジの数以下のコストを持つ呪文を唱えることができない。 ■このクリーチャーは攻撃することができない。 フィール・グラッジの枚数を参照にしたロック効果。 フィール・グラッジ主体のミラーマッチだと、先にこいつを出したもの勝ちになる。 作者:仙人掌 関連 《サファイア・ウィズダム》 評価 名前 コメント
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【キャラクター・メイキング】 【1、キャラクターレベル】 【2、パ-トナー神姫の決定】 【3、能力値の決定】 【4、技能の選択】 【1、キャラクターレベル】 β版では通常、3レベルからスタートします。 【2、パートナー神姫の決定】 貴方の相棒となる武装神姫を決めます。 α版では 『アーンヴァル』 『ストラーフ』 『ハウリン』 『マオチャオ』 『ヴァッフェバニー』 『サイフォス』 『紅緒』 『ツガル』 『ジルダリア』 『ジュビジー』 『フォートブラッグ』 の8神姫の中から選択します。 変更は出来ませんので、慎重かつ大胆に決定してください。 【3、能力値の決定】 CSCを組み込んで神姫の能力を決定します。 基礎能力値は 『射撃値』 『格闘値』 『反応値』 『知性値』 の4つです。 【射撃値】 神姫の射撃に関する才能を表す数値です。 数値が高い神姫程、正確な射撃が行えます。 【格闘値】 近接戦闘全般に関する才能を現す数値です。 この数値の高い神姫は素手及び格闘武器全般の扱いに長けています。 【反応値】 反応速度や運動神経を表す数値です。 敵の銃撃を回避したり、身体をうまく扱う為には高い反応値が必要になります。 【知性値】 頭の良さ全般に関する数値です。 注意力や判断力と言った能力に優れているかも含まれます。 神姫には20点の能力値ポイントが与えられています。 これを下記の表に従い、各能力値に能力値ポイントを振り分けてください。 能力値 /必要な能力値ポイント 10 / 16 9 / 12 8 / 8 7 / 4 6 / 2 5 / 0 4 / -1 3 / -2 2 / -3 1 / -4 能力値の目安 11+ /超人的 9~10/極めて優秀 7~8 /優秀 5~6 /平均 3~4 /苦手 1~2 /欠陥有 【戦闘基本値】 『射撃基本値』 【射撃値】+【キャラクターレベル】+【神姫基本値】 『格闘基本値』 【格闘値】+【キャラクターレベル】+【神姫基本値】 『回避基本値』 【反応値】+【キャラクターレベル】+【神姫基本値】 【その他の数値】 『イニシアティブ基本値』(IV) 【反応値】+【キャラクターレベル】 戦闘中、どの神姫から先に行動できるかを決めるための数値。 『サバイバル・ポイント』(SP) 【キャラクターレベル】(+5) 生存の為の特殊な能力。 神姫はSPを使うことによって、以下のいずれかの能力を得られる。 ●その神姫に攻撃が命中した場合、SPを消費した分だけ攻撃の威力を減少できる。 ●神姫が行為判定を行った場合、その結果が気に入らない場合、SPを1ポイント消費すれば判定をもう一度やり直し、よい方の結果を選択できる。SPを消費し続ける限り、何回振り直しをしても構わない。 『タクティカル・ポイント』(TP) 【知性値】+【キャラクターレベル】 タクティカルポイントは神姫の戦術的知識の多さや、戦場での対応能力の高さを表す。 技能の中には、使用する為にTPを消費するものが多くあります。 【技能】 全ての武装神姫は初期技能3つを習得します。 武装神姫ごとに定められた『技能リスト』の中から3つ選択してください。 また一部の神姫は【特殊】として一部技能を最初から修得している場合があります。 【予備弾倉と弾倉交換】 標準的な神姫は、腰に2つ予備弾倉を装着できる。 キャラクターは自分のターンに、攻撃の代わりに弾倉交換できる。 弾倉交換すると、持っている武器の使用回数を最大値にまで回復できる。 古い弾倉は捨ててしまったとみなされる為、まだ使用回数が残っている状態で弾倉を交換すると、残っていた分の弾倉は取り返せない。
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神姫狩人シリーズ 第一話狩人、明日香 第二話悪魔のような天使の笑顔 第三話FOUNDLING DOG WALTZ 第四話ORIGIN 第五話悪の秘密結社、その名はねこねこ団 第六話[[]] 登場人物紹介 明日香=ヴァレンシア 神谷香織 桐沢 静真 氷雪 恋 〝無価値〟 桐沢 一真 篠房 留美那 登場MMS紹介 マルコ・ソロネス ベルゼヴァイス ハティ マオファ? サマエル? ブラッドバニー? シザーウイング? リッパーリング? クトゥルフオブナイン [[]] ご感想、ご要望やリクエストなどは、こちらへ 名前 コメント すべてのコメントを見る 今日 - 昨日 - 総合 -
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● デカ神姫 ● トップページ by 修理屋 ・これは三毛猫観察日記の外伝的な作品です。 単発用コラボの設定を基に連作にしようとしている過程なので、 自分でもこの先どうなるか解りません∑(゜д゜) この作品の基となってくださいました幻さんへ敬意を表します。 (現在、第一話まで公開中) ※この作品は、三毛猫観察日記のネタバレを多分に含んでいます。 ★★ 登場人物その他の設定(仮) ★★ 第一話 幻を紡ぐ少年 ※幻さんの幻の物語とのコラボです。 三毛猫観察日記へ戻る
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16ページ目 「こっちに来てください」 岩本は、俺と茜を駐車場へと誘導した。 そこには5台のパトカーが、他の車の発進を妨げないような際どい形で停めてあった。 「とりあえず、この中にいてください」 そう言うと、岩本はクラウンのパトカーのロックを外した。 クラウンなんて滅多に乗れるものじゃないから嬉しいが、この状況でパトカーである事を考えると複雑だ。 運転席に岩本、後部座席に俺と茜が座る形になった。 「平田、内山。お前たちも一台ずつ用意しておいてくれ」 岩本がそう言うと、「はい」と口を揃え、近くに停めてある白黒のクラウンのロックを外す。 数分後、8人の警官と1人の少年が歩いてきた。 「ん…全員で来たのか?」 岩本が自分の指示した以外の行動に出た警官を睨んでいる。 「申し訳ありません、これ以上の調査は困難かと思いまして…」 確かにそうだ。 13人の警官のうち2人が短時間で息絶えた。 普通の装備じゃこの状況で戦い抜くのは至難の技だ。 「そうか…なら、引き上げよう。警視庁の方に話を通してみる」 岩本がそう言うと、警官達は少しホッとしたようだった。 こうして、俺たちを乗せたパトカー5台が、東京署へと向かった。 物語はここで終わっている・・・ トップへ
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せつなの武装神姫 書いた人/駄文繰り メニュー せつなの武装神姫 主な登場人物 僕とティキ Y.E.N.N なつのとびら 雪那とティキと――僕とティキのつづき―― ―断片― せつなの武装神姫 時系列まとめ 最新更新情報 2009 01 09 ―断片― ―僕とティキの番外編― せつなの武装神姫 時系列まとめ 更新 コラボは大歓迎です。こんなのでも、「使ってやるか」という方がいましたらご自由に使ってやってください。 神姫狩人 凪さん家シリーズ ねここの飼い方 『不良品』 魔女っ子神姫☆ドキドキハウリン HOBBY LIFE,HOBBY SHOP いつか光り輝く おまかせ♪ホーリーベル ツガル戦術論 音声ファイル2036 など、参照ならびにゲスト出演、リンクさせております。ご容赦ください。 今日 - 昨日 - 全体 -
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概要ティグリース(寅型/1st) ウィトゥルース(丑型/1st) グラップラップ(建機型/1st) ゼルノグラード(火器型/1st) ランサメント(カブトムシ型/1st) エスパディア(クワガタ型/1st) グラフィオス(サソリ型/1st) ウェスペリオー(コウモリ型/1st) 武装神姫ナギ(お嬢様型/3rdSmall) パーティオ(フェレット型/1st・3rdSmall) ポモック(リス型/1st・3rdSmall) こひる(箸型/3rdSmall) メリエンダ(スプーン型/3rdSmall) ヴェルヴィエッタ(ビックバイパー型/3rdTall) リルビエート(ビックバイパー型/3rdSmall) フブキ弐型/ミズキ弐型(ニンジャ…忍者型/3rdTall) アラストール/キュクノス(鴉・白鳥型/3rdTall) 「バトルロンド」に登場した神姫たち 「バトルマスターズMk.2」に登場した神姫たち タオニャオ(チェシャ猫型) その他・未発売神姫たち 概要 こちらでは2024年3月現在、本作(バトコン)にまだ実装されていない武装神姫達を軽く紹介していきます。 基本的にはスタブ扱いですので、将来的に実装された暁には順次該当記事を新設の上、適宜修正移管していく予定です。 なお、KONAMIグループ製ゲームに登場していない神姫については記載しておりません。 ティグリース(寅型/1st) cv.植田佳奈 デザイナー 清水栄一&下口智裕 フィギュア発売日:2007年8月30日 愛称「寅子」。武装神姫第6弾にして、シリーズ初の「相方との武装合体」ギミックを持つ神姫。虎ではなく寅。 彼女の武装は、相方となるウィトゥルースの武装と合体し、巨人形態「真鬼王」+支援移動砲台「プッチブレイカー」、または騎乗形態「ファストオウガ」に変形させる事が出来る。 MMS素体の汎用性の高さが活かされた結果、真鬼王のコアとなる神姫は彼女でも相方でも良くなっており、更に双方のキャラに寄せた顔可変ギミックまで付いている。 その反面、初期神姫であるがゆえ全体的に構造はまだまだ荒削りなもので、デザインの都合もあるが通常武装の状態においてすらスタンド無しでの自立はほぼ不可能という、非常に癖の強めな神姫となっている。 なおこの弾から1st素体の金型が改修され、肩関節の軸受けがより太くより頑丈になった。 公式展開当時はバトロンとコミック「2036」及び「ヒブソウシンキ」、「Forget-me-not」に出演していたが、合体神姫であるだけにかなり複雑な処理を要するせいかバトマスには出ておらず、アニメでもモブ出演に留まっている。 そのためか、相方共々中古市場で割と見かける事がある。 ちなみによく間違えられやすい「ディグラーズ」は、武装神姫から見て源流のひとつにあたるアニメ作品「Get Ride!アムドライバー」に登場するライバルキャラである。 ウィトゥルース(丑型/1st) cv.桃井はるこ デザイナー 清水栄一&下口智裕 フィギュア発売日:2007年8月30日 愛称「丑子」。武装神姫第6弾でティグリースの相方。牛ではなく丑。間違っても「ウィルトゥース」とか呼んじゃいけない。 間垣神姫ほどではないにせよ、かなりの巨乳の持ち主。イーアネイラの胸パーツも良く似合う。 武装については、大胆にも脚部を大腿部からまるまる挿げ替えて装備する方式であり、相方の武装と合体して巨人形態「真鬼王」+支援移動砲台「プッチブレイカー」、または騎乗形態「ファストオウガ」に変形させる事も出来る。 もちろん注意点は相方と同じ。 こちらも相方同様、公式展開当時はバトロンとコミック「2036」及び「ヒブソウシンキ」、「Forget-me-not」に出演していたがバトマスには出ておらず、アニメでもモブ出演に留まっている。 そのためか、相方共々中古市場で割と見かける事がある。 グラップラップ(建機型/1st) cv.生天目仁美 デザイナー 鬼頭栄作 フィギュア発売日:2007年8月30日 愛称「建子」。武装神姫第6弾EX枠。EX枠であるため、別途MMS1st素体(Naked Blackを推奨。また体操服/水着素体でも可)が必要となる。 頭部パーツの原型はプロの造形家でもあるデザイナー本人が担当しており、「当世流行の可愛いアニメ顔」とは程遠い独自の個性を放つ一方で、元イラストの再現度としてはこれ以上はないという程に高いものとなった。 一般論として、第6弾発売当時の「平均的アクションフィギュアの製品クオリティ」を併せて考えると、実はこれは画期的な事なのである。 その武装については、クオリティ面は非常に高い一方で拡張性は殆どないと言ってもいい(一応独自の拡張ジョイントは付属するが)。総じて自己完結性が高く扱いづらい、といったところか。 こうした事から、公式展開最末期の頃でも在庫が各地に残っていた事が度々ネタにされており、現在においてさえも中古市場で見かけやすい神姫となっている。 『ちなみに建機型グラップラップは神姫ショップで買えるからな。よろしく頼むぜ!』 + なお…… なお、シュメッターリングのデザイナー・ちびすけマシーン氏による翻案型が、過去にガレージキットとして頒布されていた事がある。 オリジナル造形の頭部には、スコープに代わり工事用ヘルメットを脱着可能。シュメッターリング系列機「K型」としての顔も持っており、「宇宙うさ」シリーズの展開以前は同氏のディーラー活動時にマスコットキャラ「く式さん」として親しまれていたが、現在では宇宙うさシリーズの「くろうさ君」に役目を交代し、隠居の身となっている。 公式展開ではバトロンの他「2036」「ヒブソウシンキ」に出演しているがその他の媒体では悉く出番がなく、アニメでは声なしのモブとして登場するに留まっていた。 本作で登場するならば、まさに捲土重来と言ってもいい大金星になる可能性を秘めているが、さて。 ゼルノグラード(火器型/1st) cv.白石涼子 デザイナー 柳瀬敬之 フィギュア発売日:2008年2月28日→4月5日(ベリク:2011年10月6日) 愛称「ぜるのん」。武装神姫第8弾。EXシリーズとしては実質最後のモデルであり、「EX+」扱いとしてグレー単色のMMS1st素体が付属した。 更に、新武装のマシンガン・マウントシールドをはじめ新デザインの素体、表情や靴といった各種パーツが追加され素体にもペイントが施されたコナミスタイル限定バージョン「ベリク」が存在する。 その専用装備は脚部武装として組み換えが可能。素体が付いていた事もあって、EXシリーズの中でも人気は高かった。 なおフォートブラッグ(第3弾EX)とは発売時期がかなり離れているが、デザイナーが同じかつ同じEX枠出自であるためか、特にリペイント版発売のタイミングなど実質的に相方として扱われている。 公式展開当時はバトコミ以外のすべてのゲーム媒体に出演した他、コミック「2036」「ヒブソウシンキ」、ノベライズ版「神宮司シリーズ」に出番があった。 更にアニメ版でも度々声付き、かつ別個体までもが出演するなど、大多数がモブ出演に留まった他神姫達に比べても明らかに優遇されていたが、本作ではそんな状況が一変。 フォートブラッグが比較的早期に実装された反面、こちらはなかなか実装されずマスター達をやきもきさせ続けている。 ランサメント(カブトムシ型/1st) cv.津田美波 デザイナー たにめそ フィギュア発売日:2008年7月10日 愛称「カブ子」。武装神姫第9弾。遠距離戦を主軸に置き、豊富な可動部やブロック玩具的なプレイバリューに優れた武装を持つ。 アルトアイゼン?さて、知らない子ですね… この弾及び次の第10弾においては「武装の組み換え変形」という要素が大きく取り上げられ、彼女においてはその名の通りカブトムシ型メカ「ロートケーファ」及び相方との武装合体形態・巨大人型ロボ「ヘラクレス」を持つ。 同じ合体ギミックでも第5弾組と違うのは、コアとなる神姫がなくとも合体できる事で、これは続く第10弾の2人にも踏襲された。 しかし、こうも複雑極まりない処理を要するためかバトマスには出ておらず、アニメでもモブ出演に留まっている。 バトロンでは正義感が強く戦隊物のレッドといった印象の性格。ラヴィーナが弟子入りを申し出そうだ。 エスパディア(クワガタ型/1st) cv.ジェーニャ デザイナー たにめそ フィギュア発売日:2008年7月10日 愛称「クワ子」。武装神姫第9弾でランサメントの相方。相方と対照的に近接戦を主軸に置いており、クワガタ型メカ「ブラウヒルシュ」もまた「ヘラクレス」の構成パーツとなる。 スペイン語・ポルトガル語で『刀剣』の意味を持つ「エスパーダ」を名前の由来とするが、諸事情(おそらく商標権)により現行の名となっている。 バトロンにおいては「日本語とロシア語を交えて話す不思議ちゃん」というキャラだったが、実は中の人・ジェーニャ女史は正真正銘のロシア人なので、ロシア語については当然である。 グラフィオス(サソリ型/1st) cv.本田貴子 デザイナー 間垣亮太 フィギュア発売日 2008年11月20日 愛称「グラ子」「サソリ姐さん」等。武装神姫第10弾。武装神姫初の褐色素体だが、同じ褐色でもガブリーヌとは違って、此方は1st素体。 デザイナーが同じ第5弾組のイーアネイラ/エウクランテとは表情パーツ等に至るまで互換性がある他、イーアネイラとほぼ同等の巨乳パーツの持ち主でもある。 武装は近接戦に特化しており、更に先行する第5弾組および第9弾組と同様の武装合体ギミックとして、巨大竜型ロボ「ゼオ」を持つ。こちらは第9弾組と同様に神姫の合体を必要としないスタンディングモードの他、第5弾組のように神姫が搭乗出来るライディングモードを持つため、合体ギミックを持つ神姫としてはおおよそ最終到達形と言っても過言ではないだろう。 かような複雑極まりない処理を要するせいかバトマスには出ておらず、アニメでもモブ出演に留まっている一方で、2024年のパチスロ版には実装されており、おおいに驚かれた。さすがにゼオは登場しなかった 性格は好戦的な武闘派で、一人称は「俺」。 名前の由来はさそり座を構成する星のひとつの名前から。「正確にはグラフィアスだが、検索等で出てきやすいようにちょっと変えた」とはデザイナー談。 ウェスペリオー(コウモリ型/1st) cv.沼倉愛美 デザイナー 間垣亮太 フィギュア発売日 2008年11月20日 愛称「ウェス子」。武装神姫第10弾。グラフィオスの相方で、こちらは程よく大きい胸パーツの持ち主。だいたい「( 三 )」で形容できる。 プレイアビリティの高さは相方と同様で、射撃戦に特化したその武装もまた「ゼオ」の構成パーツ。 相方と同様に複雑極まりない処理を要するせいかバトマスには出ておらず、アニメでもモブ出演に留まっている一方で、2024年のパチスロ版には相方同様実装されており、これまた驚かれた。 性格はいつも陽気に振舞うお調子者タイプ。 名前の由来はコウモリのラテン語ウェスペルティリオーから。「長いので縮めて検索しやすい名前にした。『V』で始まるので『ヴェ』と間違える人を結構見るけど『ウェ』である」とはデザイナー談。 武装神姫ナギ(お嬢様型/3rdSmall) cv.釘宮理恵(※原作準拠) デザイナー 畑健二郎&島田フミカネ かつてコナミデジタルエンタテインメントから発売されたPSP用ゲームソフト「ハヤテのごとく!! ナイトメアパラダイス」の豪華セットに同梱されていた、同作のヒロイン「三千院ナギ」の姿を模した正真正銘の武装神姫(製品の体裁としては彼女達と同様)。 従来の原作付きキャラクター達はMMS2ndベースで作られていたが、こちらは初めてMMS3rdSmall素体を採用しており、デザインカテゴリ的にはタイトルに掛けたかヴァローナの系譜にあたる(武装はヴァローナWh.のものを基調として、黒い部分をピンク色にリカラーした仕様となっている)。 これもすべて、当時KONAMIがアニメ版のスポンサーを務めていたからこそ出来たこと。 言うまでもなく原作つきキャラクターでありその原作も完結して久しい今、本作に登場する事はまずありえないだろうが、武装神姫としての立ち位置的にはそれなり重要な存在なので、あえてこの項に記載する。 パーティオ(フェレット型/1st・3rdSmall) cv.日向ゆきこ デザイナー BLADE フィギュア発売日:2009年2月26日(プロトタイプ:2008年8月30日/キャラホビ2008 C3×HOBBY) ライトアーマーシリーズ第3弾。素体が2種記載されているが、これは実製品版が3rdSmallであるのに対し、先立って限定発売されたプロトタイプ名義の1st素体版が存在するため。 このため愛称も「ぱち子」の他、前者が「こぱち」、後者が「大ぱち」などと区別される。 両者は武装も若干異なり、実製品版がBLADE神姫に近いプロポーションをやっと実現する事が出来たため結構人気なのに比べて、プロトタイプは大きな1st素体に固定で変える事が出来ない表情パーツといった相違があるため、中古市場でも比較的見かけやすい神姫となっている。 3rd版最大の特徴は「泣き顔」パーツ。これにより「泣き虫」「いぢめられっ子」系の愛されキャラとして確立した感がある。 公式媒体ではバトロン及び「ヒブソウシンキ」に(バトマスでは武器のみDLCで)登場。アニメではモブキャラだったが、コミック「Light!」では主役「パーティオ・テール」として出演した。 そのため、アニメ版主役級4人以外では珍しく、固定ポーズのフィギュア商品が存在する。 ポモック(リス型/1st・3rdSmall) cv.さとう実琴 デザイナー BLADE フィギュア発売日:2009年2月26日(プロトタイプ:2008年8月30日/キャラホビ2008 C3×HOBBY) ライトアーマーシリーズ第3弾でパーティオの相方。素体が2種ある事については、パーティオの項も参照。 こちらは愛称も「ぽも」「たぬき」←たぬきじゃねーぽも(>ワ<)!の他、前者が「こぽも」、後者が「大ぽも」「あげポモ(「Light!」での登場シーンから)」などと区別される。 最大の特徴は「(>ワ<)」と表現される笑顔パーツ。そのためか多くの場合、明朗快活キャラまたはボケキャラと捉えられやすい。 某ルルチェや某スレッタ・マーキュリーに先立つこと約15年の、時代を先取りし過ぎたたぬきキャラ。←だからたぬきじゃねーぽも(>ワ<)!! 公式媒体ではバトロン及び「ヒブソウシンキ」に(バトマスでは武器のみDLCで)登場。アニメではモブキャラだったが、コミック「Light!」では主役「ポモック・モック」として出演した。 なお、こちらには相方のような固定フィギュア版はない。 こひる(箸型/3rdSmall) cv.後藤麻衣 デザイナー DOGMASK フィギュア発売日:2010年2月25日 愛称「箸子」「こひ」。ライトアーマーシリーズ第4弾にして最後のモデル。 なにげに紅緒~フブキ・ミズキと続いてきた和装モチーフとしても、事実上最後の神姫である(忍者弐型コンビは明らかに「サイバーニンジャ」なため除外)。 食器型とはいうものの、そもそも食品衛生法の審査基準は満たしていないので、絶対に実際の食器として使用してはならない。 ライトアーマー枠でありながら武装の組み換え範囲は広く、デザイナーの過去作「ミクロマン200Xシリーズ」を髣髴とさせるプレイバリューの高さを持つ。 公式媒体ではバトロンと「ヒブソウシンキ」「Light!」に登場。アニメではモブキャラ扱いだった。 なお二次創作の範疇ではフブキとのカップリングも散見される。 メリエンダ(スプーン型/3rdSmall) cv.東山奈央 デザイナー DOGMASK フィギュア発売日:2010年2月25日 愛称「メリ」「メリコンダ」。ライトアーマーシリーズ第4弾。相方であるこひるとは対照的に洋風、メイド調の姿となっている。エーデルワイスが登場するまでは、数少ない「見た目でわかるメイド属性の持ち主」だった。 こちらもスプーン型とはいうものの(以下同文)ちなみに武装のスプーンの先は取り外してシールドになり、残った部分はフォークになるというギミックがある。 公式媒体での出番も姉妹機に準じるが、こちらには特にカップリング相手はいない模様。 ヴェルヴィエッタ(ビックバイパー型/3rdTall) cv.明坂聡美 デザイナー 明貴美加 フィギュア発売日:2011年10月27日→12月17日 メカ少女ジャンルの大御所をデザイナーに迎えた、あえて言えば第17弾にあたる神姫。 KONAMIお馴染み往年の名作『グラディウス』に登場する自機「ビックバイパー」をモチーフとしており、白基調に青の機体カラーリング。 その武装はパーツを差し替える事無く、戦闘機形態からヒューマノイド形態に変形させる事が出来る。 + 余談だが…… 余談だが、彼女達の発売に先行すること1年前に、同じビックバイパーモチーフの武装として「X-Viper」という武装神姫用ガレージキットが存在した。 こちらは「ヒューマノイド形態がない」という事を除けば偶然にもほぼ同様の構造を持っており、ある意味においてベルンシリーズの魁となった事例かもしれない。 ちなみに同ディーラーからは、同作のボスキャラ「ビッグコア」を元にした拠点防衛用重機動要塞兵装「Duel-Core」も登場している。 いかんせん公式展開最末期の神姫であるため、特に素体側で金型の疲労や品質低下による不具合や破損事例もそこそこ見られる他、塗膜に問題を抱える個体の存在も確認されている(これは軟質パーツに顕著なため、クリア塗料によるコーティングをしておくと安心)。 また、比較的頭部が大きめであるため3rd神姫のおやくそくこと首パーツの破損にも要注意。 彼女達が発売された頃にはバトロンも既にサ終しており、公式媒体ではバトマスMk.2のDLCとして実装されたのみで、アニメでもモブキャラ扱いだった。 なお同作時点で明らかになった性格は「ツンツンしており素直じゃない“上級者向けの妹”」というもの。 リルビエート(ビックバイパー型/3rdSmall) cv.井口裕香 デザイナー 明貴美加 フィギュア発売日:2011年10月27日→12月17日 ヴェルヴィエッタの相方。相方との主な違いは素体の仕様と、グレー基調に赤の機体カラーリング。 また武装である機体形状も一部変更されており、要するに原作シリーズ第2作『沙羅曼蛇』の2P機体「ロード・ブリティッシュ」をモデルとしている。 取り扱い上の注意事項と公式媒体での出演は、相方と同様。 バトマスMk.2時点で明らかになった性格は「表はぶりっ子系、裏はヤンキー」というもので、ぶりっ子の仮面を外した時の口の悪さはあのマリーセレスと良い勝負。 ちなみに同作でのDLCシナリオは、本来主役であるはずの彼女をディスる展開でかなりの物議を醸した。 フブキ弐型/ミズキ弐型(ニンジャ…忍者型/3rdTall) cv.(なし) デザイナー 島田フミカネ フィギュア発売日:2012年2月23日 傑作機フブキ/ミズキのリメイクバージョンで、かつての武装神姫公式展開最末期に登場した“完全新製としては”最後の神姫(あえて言えば第18弾)。 3rdTall素体が採用された他、理由は不明ながらデザイナーがオリジナルのnuno氏から変更(設定上は「開発にフロントラインが全面協力した」という体に)されており、これによって武装デザイン等も思い切りフロントライン系に寄せられた事が当時の武装紳士達の間で物議を醸した。 特に顔の造作や武装はフロントライン系に準じたシャープなものに変わっており、旧来のフブキ/ミズキユーザーの一部からは不満の声が出た一方で、前モデルでは出来なかった表情パーツの交換が可能だったり武装の組み替えが容易だったりと全体的プレイバリューが劇的に向上していたため、独自のファン層を構築する事に成功した。 端的に雰囲気を表現するなら、さしずめ初代が「正調忍者」、こちらは「サイバーメカニンジャ」か。 フブキ弐型は地上戦&接近戦、ミズキ弐型は空中戦&射撃戦に特化しており、武装面で差別化が図られているが、勿論混ぜて使う事も可能。 公式展開最末期の神姫の常として、特に素体側で金型の疲労や品質低下による不具合や破損事例がそこそこ見られるため注意が必要(それでもベルンシリーズ程ではないが…)。 公式媒体への出演としては、僅かにバトマスMk.2のDLCコンテンツで武装が実装されていたくらいで、その他の作品には一切出番がないという、不遇にも程がある扱いを受けている。 cvが空欄であるのもその所為で、本来ならば元モデルの声を担当した福井裕佳梨氏が引き続き担当する……というべきところか。 アラストール/キュクノス(鴉・白鳥型/3rdTall) cv.(なし) デザイナー:NAOKI フィギュア発売日:2011年2月6日(ワンダーフェスティバル2011[冬]) 武装神姫展開後期に少数販売された公式ガレージキット。アラストールは鴉、キュクノスは白鳥と、同時期に発売されたジールベルン及びオールベルンに対応するかのようなモチーフを持つ。 いちおう公式キットであり、EXシリーズと同様に頭部パーツ+武装パーツの構成であるため、素体(EXシリーズと異なり3rdTall)を別途調達する必要があるのだが、オールレジン製で歪み・破損しやすい肉薄なパーツを多用しているため組み立て自体が至難の業な上、病的なアンチが居る事に定評のあるデザイナーの手癖の所為でMMS素体本来の関節可動域をほぼ完全に無視した構造となったため、たとえ完成させたところで動かしたら最後あちこちが折れる砕けるのオンパレードとなる事必定で、結局ほぼ直立させて飾る事くらいしか出来ない本末転倒な武装神姫となってしまった。 一応、バトマスMk.2には2体ともDLC武装として実装されている。 「バトルロンド」に登場した神姫たち 全能なる者“root” cv.- デザイナー - 2008年冬のイベントミッションで登場したラスボス。軍事用次世代MMSのプロトタイプとして作り出された存在。 見た目は全身神姫用武装で固められたシルエットはバトコンにおけるミラージュ・シリーズにも踏襲されているが、MMS素体が見当たらない事が最大の相違点。 ちなみに使用されている武装はストラーフ、ジュビジー、エウクランテ、グラフィオス、ウェスペリオーのものなので、やろうと思えば再現する事が出来る、かもしれない。 アルテミス cv.- デザイナー - 2009年夏のイベントミッションで登場したラスボス。見た目はアーンヴァルMk.2に近いが、その正体は「人間に限りなく近いAIを持った神姫」。 理由あって意識データのみの存在となっていたが、サイバー空間から他の神姫や人工衛星をハッキング、自らの制御下におく能力を持つに至る。 ガレージキットや個人製作の類は別として、フィギュアの実神姫は存在しない。 ちなみにバトマス(及びMk.2)に同名のアーンヴァルMk.2が登場するが、一切無関係。 「バトルマスターズMk.2」に登場した神姫たち ミミック cv.喜多村英梨 デザイナー 新川洋司 正確には神姫ではなく、あくまでも神姫に似せた量産兵器。台詞もほぼ鳴き声に近い。 更に強化型も存在し、条件次第で通常版共々プレイアブル使用が可能であった。 例によって(ガレージキットや個人製作の類は別として)フィギュアの実神姫は存在しない。 ジャスティス(ブラックドラゴン型) cv.久川綾 デザイナー 新川洋司 ラスボスとして登場した神姫(だが、条件次第でプレイアブル使用可能)。その際の個体名は「アストライアー」。 神姫ライドシステムの使用を前提とした高性能次世代神姫であり、ミミックを介して数多くのマスター達から入手した戦闘・武装データを付与され劇中で猛威を振るった。 ミミック共々、バトコンに彼女が登場する可能性は(おそらく)ないだろうが、彼女達の一件の教訓として「神姫ライドシステムの廃止」と「ジェムバトルの登用」という結果に繋がっているため、立ち位置的には非常に重要な神姫といえるだろう。 実神姫は、ガレージキットの半固定フィギュアのみ存在が確認されている。 タオニャオ(チェシャ猫型) cv.(不明) デザイナー BLADE 本来ならばエーデルワイスに次いで発売されるはずだった「武装神姫R」のキャラクターであり、「メガミデバイス」のマシニーカ素体によるリランチ武装神姫の1体にして、ハウリン/マオチャオを始めとする傑作機をリリースしてきたケモテック社の最新機種になるはずでもあった武装神姫。 2018年7月のワンフェスで展示された素体原型ではデザイナーの意図した通りの低身長体型にブラッシュアップされており、同時に展示されていた画稿によればピンク色基調の体躯を持っていた。 しかしその後、2024年4月現在いまだリリースされる気配のない「R」共々、その動静は全く伝わらなくなる。 当のコトブキヤからは「メガミデバイス」ブランドにおいて「PUNI☆MOFUシリーズ」が2024年9月以降に発売決定しており、残念ながらこちらはお蔵入りという事になりそうである…… 壽屋キットでは稀によくある その他・未発売神姫たち かつて武装神姫の展開末期、フィギュアの発売が予告されていながら結局実現しなかった幻の武装神姫たち。 モトレーサー型エストリル(cv.伊瀬茉莉也 デザイナー:黒星紅白&柳瀬敬之) クルーザー型ジルリバーズ(cv.日笠陽子 デザイナー:黒星紅白&柳瀬敬之) 剣型フランベルジュ(cv.なし デザイナー:凪良) 斧型コルセスカ(cv.なし デザイナー:凪良) このうちエストリルとジルリバーズについてはバトマスMk.2にて実装されているため、比較的有名。 実神姫としては発売されなかった彼女達だが、なんとガレージキットとして作ってしまったツワモノ達の存在も確認されている。 ガレージキットの性質上、完成させた人を「英雄」と呼んでも、決して言い過ぎではないだろう…。 ちなみに純然たる武装神姫ではないものの、後年の「メガミデバイス」ブランドにおいて、黒星氏は「SOLシリーズ」凪良氏は「Chaos Prettyシリーズ」のデザインを手掛けており、ある意味リベンジは果たした格好になる。 ガルガンチュア(cv.- デザイナー:浅井真紀) 正確には「内部に素体状態の武装神姫を搭乗させる事が出来る巨大武装」。 前述した未発売神姫達と共にワンダーフェスティバルにて原型が展示された事はあったが、結局完成・販売される事はなかった。 なお後年、コトブキヤの「M.S.G.ギガンティックアームズ」シリーズやバンダイの「30MM」シリーズの中で、本機のコンセプトとほぼ同様の製品群が発売されており、そのスケール上武装神姫でも乗せる事が可能。 またこれらとは別に、山下いくと氏(代表作:エヴァンゲリオンANIMA等)が、旧武装神姫展開末期頃に打診を受けて何体かのデザインを提出したものの結局ペンディングになってしまったと、2024年3月にX(旧Twitter)上にて言及している。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1801.html
鋼の心 ~Eisen Herz~ 登場神姫の武装紹介 アイゼン #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Eisen01.JPG) 【ファルクラム】(fulcrum) アイゼンの標準装備。 ストラーフの各種装備を中心とした、オーソドックスな重量級神姫。 主兵装は2門の【FB256 1.2mm滑腔砲】で、弾種は【徹甲弾】【榴弾】【散弾】の三種を撃ち分けられる(弾薬選択はセレクターではなく、マガジン交換によって行う)。 副兵装は同じくフォートブラッグの【M16A1アサルトライフル】で、主砲リロード中の牽制や対空砲火として使用する他、軽装甲高機動の神姫相手ならば主力としても使用する。 補助兵装として使用するハンドガンも、やはりフォートブラッグの【FB0.9V アルファ・ピストル】で、『ハンドガンの利点は携帯性』と言う観点から小型拳銃として選ばれたもの。 近接武装としては【アングルブレード】【フルストゥ・グフロートゥ】【フルストゥ・クレイン】を二本ずつ備えており、多角的で手数と威力を両立させた攻撃が得意。 ただし、めんどくさくなると装甲に任せての力技に持ち込むので、目が離せないのだとか……。 これらの各種近接武装は、通常時【アングルブレード】をチーグルの内側に、【フルストゥ・グフロートゥ】【フルストゥ・クレイン】は背中に装備している。 特に背中の、【フルストゥ・グフロートゥ/クレイン】は放熱板としても機能しており、緊急放熱時には重なっている部分が展開し、あたかも2対の翼を持つ悪魔のように見えるとか……。 なお、脚部のタンクは増槽であり、追加の燃料が入っている。 外部に剥き出しではあるが、混合前の原液である為、被弾による爆発の心配は無いらしい。 もちろん、使った後は投棄し、機体を軽量化できる。 設計思想としては、腕部の重量を増大させることによりカウンターウェイトとしての効果を狙い、ストラーフの長所であるパワーで短所である機動性の低さ補った形の武装になる。 重量のある腕を振り回す事で反動を得、瞬間的にではあるがストラーフの域を超えた回避力を発揮することが可能。 更に、切り札として。収納状態の【FB256 1.2mm滑腔砲】を、反動抑制をカットした状態で発砲し、反動で拳の速度と威力を爆発的に増加させた“必殺技”とでも言うべき攻撃法、『ブーストアーム』を持つ。 ただし、空ぶった場合はチーグルの肘間接に反動が全て集中するため、おそらくは間接部の破壊により使用不能になると推測される。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Eisen02.JPG) 【バックファイア】(Backfire) アイゼンの砲戦装備。 第二話において、フェータと戦うために一晩で組み上げた砲戦装備。第七話でも使用しているが、基本的には緊急時用の予備武装。 主兵装は【ファルクラム】と同様に【FB256 1.2mm滑腔砲】で、副兵装に【M16A1アサルトライフル】、補助兵装に【FB0.9V アルファ・ピストル】を装備しているのも同じ。 【ファルクラム】の格闘能力をオミットした簡易設計に過ぎないが、【FB256 1.2mm滑腔砲】がバックパックに直接装備される形状となったため、弾種選択がセレクターで行えるようになっている。 これは、バックパック内部からの給弾で【徹甲弾】、砲に装填されたマガジンから【榴弾】を薬室に送り込むことで弾種を使い分ける仕様。 ちなみにこの装備では【散弾】は使用不能(微妙に弾の長さが違う為)。 また、バックパックからの直接給弾である為、装弾数が倍近くまで増加しているのも利点の一つ。 もちろん、事前に必要があると分かれば、【徹甲弾】と【榴弾】を入れ替えて装備することも可能。 とは言え、地味に命中精度が上がっているのが、実は一番のメリットだったりもするが……。 【フランカー】(Flanker) 対四姉妹(土方京子の神姫)用に開発されたアイゼンの切り札。 アサルトフォーム、フライトフォーム、ライダーフォームの三形態に変形し、強力な【レイブレード】と【斥力場シールド】を武器とする。 元々、四姉妹に対抗する為に四姉妹の持つ能力を再現する方針で作られたデッドコピーであり、個々の性能は四姉妹には及ばない。 また、【斥力場シールド】を持つとは言え、装甲自体の防御力は【ファルクラム】等と比べると明らかに見劣りし、パワーそのものもかなり低下している。 そのため、アイゼンの得意とする戦法とは合わず、100%のポテンシャルを引き出せるとは言いがたい。 それを補って尚余りあるのが、リーナの開発した超高出力のエンジン【メルクリウス】であり、これをパワープラントとする事で各種機能の強化や追加機能を使用し基本性能を補う事になる。 【レイブレード】 武装に割く余裕の少ない【フランカー】にとって、飛び道具は装備し辛い部分が多く、元より飛び道具の効かないカトレアを相手に戦うことも想定されていた為主兵装として抜擢された武装。 奇しくもカトレアと同じ武器であるが、製作者の技術レベルの差異がその性能の差として顕著に現れている。 結果として稼働時間も威力もカトレアの【レイブレード】には遠く及ばず、2刀を持ってしても太刀打ちできなかった。 【ハイパー・レイブレード】 主兵装である【レイブレード】をエンジンユニット【メルクリウス】に直結させる事で、強力な出力と実質無制限となる持続性を獲得させた形態。 威力はカトレアの【レイブレード】に勝るとも劣らず、非常に強力。 ただし、エンジンユニットごと振り回すために重く、攻撃速度はどうしても遅くなる。 リーチは非常に長い為、剣と言うよりもむしろ槍として運用される。 【フェルミオン・ブレイカー】 基本的に重火器を有さない【フランカー】の追加装備。 速射可能で威力と効果範囲も凄まじい陽電子砲だが、弾薬と砲身が一体化した砲撃ユニットが使い捨てである。 その為、一度の出撃で最大2発までしか使用できず、使用時は【メルクリウス】と直結させねばならない為、一部の機能とは併用できない。 しかし、それでも威力はブーゲンビリアの【ユピテルレーザーシステム】の“class1”程度でしかなく、“class3”、まで存在する【ユピテル】に比せる性能では無い。 その上、使用コストが膨大であり、一発辺り500円もする。 これは、高校生がゲーセン(神姫センター)で使うには高すぎる金額だと言えよう。 尚、【フェルミオン・ブレイカー】を有している【フランカー】を【ストライク・フランカー】と呼称する。 【カロッテP12】 機動性の高い【フランカー】運用時には、【ファルクラム】使用時の【FB0.9V アルファ・ピストル】では命中率が不足する事から、新たに補助兵装として選定されたもの。 これ自体には特に改造は施されていないものの、基本性能の高さとレーザーサイトによる命中率の補強は充分実用に耐えられる。 銃器に関し『Vulcan Lab』社がトップクラスである事の証左。 【メルクリウス】 多機能を誇る【フランカー】の中枢であり、最重要部位でもあるエンジンユニット。 開発をリーナ・ベルウッドが担当しており、同クラスの神姫のパワープラントとしては最先端クラスの性能を誇る。 この超高出力エンジンこそが【フランカー】の全戦闘力を支えると言っても過言ではない。 【斥力場シールド】 装甲の薄い【フランカー】を補う為のバリアシステム。 メインジェネレーターである【メルクリウス】に合計8器が内蔵されており、同時に8枚の斥力場フィールドを形成することが可能。 8枚を全面に展開しフルバリア(全周囲防御)として使用する事も、一方向に集中して鉄壁の盾として使用する事も可能。 当然ながら集中防御の方が強度は高い。 防御力の方はモデルであるカトレアの【イージスの盾】に比してかなり劣っており、集中防御でようやく対等である。 もちろんその状態で全周囲防御を実現しているカトレアの方が遥かに性能は高い。 【フライトフォーム】 機動性を極限まで向上させた形態。 戦闘モードであるアサルトフォームよりも機動性に勝り、高い回避力を誇る反面、装甲は薄く防御力は激減している。 この形態でも【斥力場シールド】は使用できるが、使用中は機動性が極度に低下する為通常はOFFになっている。 基本的に上に乗るか、下にぶら下がって使用する為、戦法としての自由度は高く、補助AIによる自律行動可能な為、ある種の【ぷちマスィーンズ】であるとも言える。 【ライダーフォーム】 移動力に特化した【フランカー】の一形態。 基本的な構成は【フライトフォーム】と大差ないが、飛行能力を捨てている分、最大速度が向上している。 構成が同一である以上、この状態でも【斥力場シールド】は使用可能。 もちろん、使用時には最大速度が低下する。 尚、上記の【フライトフォーム】と、この【ライダーフォーム】において、敵に向かって加速した後【斥力場シールド】を展開し、突進する攻撃をアイゼン自身が考案しており、纏めて【シールド突撃】と称する。 【アクセルモード】 反応速度の鈍いアイゼンの限界を補う為の補助装備。 思考速度を極限まで加速させると同時に、身体機能のリミッターを解除する諸刃の剣。 使用する事で身体、AI双方にダメージが蓄積される為、長時間使用も連続使用も不可能。 ただし、高速戦闘に不向きなアイゼンがそれを行う為には必須の装備であり、使用せざるを得ない局面は極めて多い。 アイゼン曰く、「使用中は頭痛がする」との事。 因みに、アイゼンの場合、反応速度はこれを使用してようやくカトレアと同等。 このシステム自体にも限界がある為、元々反応速度の高い神姫には余り効果が無い。 フェータ 【ファルクロス】 フェータの標準装備。 ノーマルのアーンヴァルから一部の装甲をオミットし、軽量化したもの。 武装が刀一本と言う事もあり非常に軽量で、エクステンドブースター無しでそれに匹敵しうる最大速度をもつ。 更に、全備重量の軽さから、回避、加速などの挙動が軽快であり、機動性は極めて高い。 反面、装甲は非常に脆弱で、防御力は全く期待できない上、武装が限定されている為、リスクの高い近接戦闘を余儀なくされるという尖った構成。 ただし、フェータ自身の技量と機体特性の適合性は高く、高速且つ必殺の威力を持つ抜刀(居合い抜き)を可能としており、限定的とは言え、戦闘力は非常に高い。 なお【ファルクロス】とは、【ネストランザ】が開発された後に、【ネストランザ】との区別のために命名された呼称。 【ネストランザ】 島田祐一により作成された、アーンヴァル用の強化ウイングユニット。 出力が強化されたメインスラスターと、各種バーニアを装備しており、巡航能力、機動性の双方で高い性能を発揮する。 主翼は可変翼を採用しており、根元から角度を変えて機動性を更に強化する他、エアブレーキとしての機能も併せ持つ。 重量の増加により挙動の一部が重くなるので、それを相殺する為にバーニアを使用した細かな姿勢制御が必須であり、飛行タイプの神姫以外にはやや扱いが困難という欠点もある。 更に、相変わらず装甲は薄く、不意の被弾が致命傷になりかねないという弱点は残ったまま。 【フリッサー】 本来は【ストライクフランカー】用の防御装備であったが、仕様の変更により【ネストランザ】と併用するように調整されたもの。 基部に装備されたエネルギーパック(通称マテリアル)を使用して高出力の電磁衝撃波を発生させる。 原理的には電磁波と衝撃波を同時に放出するだけの単純な機構だが、高度な制御プログラムの支配下において様々な効果を発揮する多目的兵装となっている。 衝撃波をそのまま放射する事もできるが、射程距離は1m。有効射程ならば30cm程度と射程距離は極めて短く、飛び道具としては扱い辛いものの、その特性上単純な装甲厚では防御できず、同時に放出される電磁波により一時的な機能不全も起こり得る。 これによって齎される機能不全は、平均的な神姫で1秒程度、電子戦に優れた神姫であっても0.5秒程度の麻痺効果。 更に、この衝撃波には銃弾やレーザー、荷電粒子などを吹き散らす効果もあり、防御兵装としてフェータの防御を一手に担っている。 また、【フリッサー】は直接接触時にも使用可能で、【刀】を振動させる事により高周波ブレードとしての機能を付与し、切断力を向上させる他、相手の身体を直接掴んで発動させる事で気絶状態にさせる事も可能。 尚、【フリッサー】の弾数はかなり特殊で、装備されている3器のマテリアルは開放する事でそれぞれ、凡そ5回の【フリッサー】起動を可能とするが、解放後は時間経過に応じてエネルギーを放出してしまう為、15回全部使える状況は殆ど無い。その為、使用回数は3~12回前後と安定せず、運用には注意が必要となる。 【為虎添翼(イコテンヨク)】 フェータ愛用の刀。 特別な加工は特に無く、店売りの量産品である。 フェータの真の強さは特別な武器を必要とせず、何処にでも在り(場合によっては敵が持っている事もある)、簡単に購入できるこの剣で十全の力を発揮できる事にあるのかもしれない。 尚、作中で一度ストレリチアに折られている為、大会の前後で違うものを使用している。 大会前の刀は【ハラキリ丸】、大会以後の刀を【クビキリブレード】と呼ぶらしいが、美空がそう主張しているだけで、フェータ本人はそれを否定しているとか…。 レライナ 【レティナラティス】 高速戦闘型のサイフォス、レライナの通常装備。 サイフォスにしては軽装で、防御力は平均的な神姫と同レベルでしかない。 ただし、レライナの武器は神速を誇るダッシュであり、そもそもレライナをまともに狙うことそのものがまず困難である事を考えれば必要充分な防御力だと言える。 主兵装は通常のサイフォス同様【コルヌ】を使用する。 この【コルヌ】は通常のものと何ら変わらない性能であり、特別性は無い。 また、サイフォスとしては低い装甲防御力を補う為に小型のシールドが装備されているが、こちらは非常に頑強で、ガードしてしまえば殆どの攻撃は無効化できる。 【ペタルプレート】 レライナの機動性を向上させる為の追加装備。 外見はジルダリアの【フローラルリング】そのものであるが、むしろ幾つかの機能がオミットされた簡易品である。 そもそも、圧倒的な瞬発力を持つレライナにとって、機動性を代替する装備はむしろ速度の低下にしかならない。 そこで、設計者であるリーナ・ベルウッドは、ダッシュ(超低空跳躍)中のレライナを強制的に着地させ、即座に別方向へのダッシュを可能とする装備を模索した結果が【フローラルリング】であったと言う事になる。 その為に機動ユニットとしての継続的な使用は念頭に入っておらず、浮遊か瞬間的な加速(もちろん加速といってもレライナのダッシュには及ばない為、基本的にダッシュ中のレライナを強引に着地させるためにだけ使用される)しか出来ないが、これを駆使することでレライナは圧倒的な機動力を発揮し、瞬時に相手の背後へ回りこむ事すら可能としている。 ただし、レライナのダッシュは大量の電力を消耗する為、活動時間が制限されると言う欠点があり、この【ペタルプレート】を装備することによってそのリミットは更に短くなってしまう。 【追加バッテリー】 レライナの腰の右に付いている外部電源BOX。 圧倒的な戦闘力を誇るレライナ唯一の弱点である継戦能力を補う為に装備された追加バッテリー。 もちろん、これで完全にバッテリー不足が解消される訳ではないが、戦闘時間はそれなりの向上を得ている。 セタ 【ツインピレム】 砲撃戦を主体とするハウリン、セタの標準装備。 主兵装は2門の【吠莱壱式】と【ホーンスナイパーライフル】で、狙撃と曲射砲による間接攻撃が主な戦闘スタイル。 中でも【吠莱壱式】を曲射砲として使用する高精度砲撃は、魔弾と称されるほどの精度を誇る。 セタもまた、ハウリンの例に漏れず【ぷちマスィーンズ】を装備しているが、彼女の装備する【ぷちマスィーンズ】は攻撃能力を完全に廃した代わりに、通信及び索敵性能を大幅に強化されている完全な偵察ユニット。 これを利用して、遥か遠方の標的を目視せずに砲撃することが可能。 また、近接戦闘用の装備として【ハグタンド・アーミーブレード】2本を【吠莱壱式】の内側に仕込んでいる。 作中では、フェータを相手にまるで歯が立たなかったが、砲撃装備を廃したセタはそれなりの格闘戦能力を有する。 【ビビアニト=178式センサーイヤー】 デルタ、セタに装備される音響索敵装置。 音を聞く事で周囲の状況を把握するパッシブソナーとしての機能の他、アクティブソナーとしても使用可能。 パッシブ時には静音状態であれば神姫の稼動音すら識別可能な精度を誇り、直接視界の通らない壁向こうや、完全な暗闇状態での策敵も容易にこなす。 神姫はその本来の静粛性から、たとえ隠密タイプとは言え静音性にまで手を加えているものは少ない為、非常に有効な索敵手段として機能する。 更に、アクティブ時には自ら発した超音波の反響で索敵を行う。 反響索敵においては、物体に当たり、跳ね返ってくる音波を拾う事で周囲を把握する為、形さえあれば音が無かろうと透明だろうと探知できる。 ただし、この場合は壁向こうなどの索敵は不可能であり、探知距離も短くなってしまう。 尚、ソナーとは本来こういった反響索敵を意味する単語。 【魔弾=タスラム】 超長距離、視界外への精密砲撃。【ぷちマスィーンズ】による視界外、遠距離での着弾観測を使用し、射線の通らない目標への攻撃を可能としている。 弧を描いて飛来する砲弾は、途中に岩や森、壁などの障害物があっても、その上を通過して目標を正確に捕捉することが可能。 使用する砲弾が着弾地点の周囲に爆炎を撒き散らす【榴弾】である事に加え、発射角と使用する炸薬の量を調節することで、複数の箇所へ行った砲撃が、その着弾時刻をまったく同じになるように調節することも可能。 敵からしてみれば、数体の砲撃機に集中攻撃を受けているようなものであり、生半可な機動性では脱出は難しい。 【魔弾=ザミエル】 中距離、視界内での誘導砲撃。 弾速が遅い、という欠点を持つ【吠莱壱式】榴弾仕様の特性を逆手に取った攻撃で、先行して発射した【吠莱壱式】の弾頭を、後発の【ホーンスナイパーライフル】の高速弾で狙撃し、その弾道を変更すると言うもの。 精密砲撃を駆使するセタは、自身の放った砲弾の弾道を正確に把握している為に、それを自ら狙い打つのは決して不可能なことではない。 弾道を自在に変えられる為に、敵の予期しない方向からの攻撃はもちろん、回避する敵を砲弾で追いかける一種のホーミングすらも可能としている。 ただし弾道の操作中は、セタ自身一切の移動はおろか防御行動すら出来ない程に集中力を要するために、完全な無防備状態となってしまう。 デルタ 【トリプルダガー】 デルタシステムの標準モデル。 親機であるデルタ1と、子機であるデルタ2、3で構成される戦闘ユニット。 量子力学に基づく共有意識を有する構成であり、相互の交信には一切のタイムラグが無く、距離制限も存在しない。 もちろんあらゆる妨害も通用せず、理論上この交信を妨げることは不可能とされる。 このシステムは、テレパシー(ESP)と呼ばれる物を量子力学で再現したものであり、簡単に言えば一つの意識に3つの身体が与えられているようなものである。 このため連携は非常に高レベルであり、個々の性能の低さをそれで補う事で高い戦闘力を発揮する。 【自爆システム】 デルタシステムの特性を活かした非常に強力な攻撃。 高度な自律思考を行い、自ら組み付いてくる爆弾がどれ程効果的かはあえて語るまでも無いが、自分自身である子機を自爆させるため、本来はデルタ本体にも高い精神的ストレスが与えられるとされる。 それを防ぐ為、デルタには『痛覚』及び『感覚』が除去されており、自らの自爆に一切の躊躇を持たないようにされている。 神姫としては非常に歪んだ存在だが、本人は余り気にしてないらしい。 大会以後、専用の爆薬を内蔵するようになり、破壊力は更に向上したが、レギュレーションには完全に違反している為、厳密にはイリーガルとも呼べる存在(大会では【トリプルダガー】は使用しておらず、審査にはかけられていない)。 【ロンクロイム=速射砲】 デルタの標準装備となる速射砲。 フォートブラッグの標準装備である【FB256 1.2mm滑腔砲】をベースに連射性と携帯性を向上させた武器。 火力の高さは【FB256 1.2mm滑腔砲】譲りであり、構造も単純で信頼性も非常に高い。 ベースに比べ、遠距離での命中精度に難が有るが、中距離以内では連射性の向上と取り回しの良さを活かした制圧射撃が可能。 対地、対空、中距離狙撃、弾幕と、様々な用途で使用できる非常に便利な火器。 尚、典雅の製品として販売される予定。 【ビビアニト=178式センサーイヤー】 デルタ、セタに装備される音響索敵装置。 デルタシステム用のオプションが追加されているが、基本的にセタのものと同一性能。 性能、外見は変わらないが、こちらの方は試作機である為、配線が整理されておらず少々整備に手間がかかるらしい。 典雅の製品として販売されるやいな、大型の策敵装置としては空前の売れ行きを見せ、同社の看板商品となる。 マヤア 【アーテリー】(artery) マヤアの標準装備。 何の変哲も無いツガルタイプの武装一式。 変形時のタイムラグを縮める為に幾つか手を加えられているが、その他はほぼ無改造。 しかしながら、機動性を中心にマヤアの強さを支える一要素であることは疑いようが無く、 ツガルの開発元である『Studio Roots』の技術力の高さを証明する好例。 ただし、ツガル本体と合わせ扱いこなすのが難しい事でも知られ、ポテンシャルを引き出せなければその性能は平均値にも及ばない。 そこそこ頑強なアーマーを各所に配し、その中にバーニアを仕込むという装備構成が防御+回避を高いレベルで実現しており、 遠、中、近と取り揃えられた武装が、高い機動性と相まって相手の不得意距離での戦闘を実現している。 更に変形し、ビークルモードになるなど、後々の神姫の多くが取り入れる事になる変形合体システムの走りとしての側面もある。 鋼の心 ~Eisen Herz~へ戻る -
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登場神姫集 アカツキ タイプ:天使型MMS・アーンヴァル トランシェ2→新天使型MMS・アーンヴァルMk-Ⅱ 優一が所有する武装神姫で「トランシェ2」と呼ばれるアーンヴァルの上位機種で、ストラーフbisと並んで総合性能は最新鋭の神姫と比べても何ら遜色のない仕上がりとなっている。 性格はまじめで、しっかり者だが、時折天然ボケにもなる。 オーナーである優一には淡い思いを寄せているが、当の本人が気付いていないので少々空回り気味。 大好物は焼きそばで、酢醤油よりはソースの方が好き。 バトルにおいてはほぼ全てのレンジに対応しているが、特に機動力にものを言わせた中~遠距離戦を最も得意とする。電光石火の早業と華麗な空中戦から、「エアリアル・ホワイトエッジ(天空の白き刃)」と呼ばれる。 第十九話でトランザムを使用し、素体が修復不能のダメージを負ったため、完全新規設計の「Mk-Ⅱ」として生まれ変わった。 モルドレッド タイプ:騎士型MMS・サイフォス 拓真が所有する武装神姫で性格は礼儀正しいが、キレると手が着けられないほど怖い。 「聖剣伝説」のアーサー王と円卓の騎士にあこがれているが、本当は「ギャラハッド」と言う名前がよかったらしく、フルネームで呼ぶとすぐに臨界点を突破してしまうため、本人が居る場ではマスターである拓真を含むほぼ全員が「レッド」と言う愛称で呼ぶ。 大好物は意外にもたぬきそばで、大量の七味唐辛子をかけて食べる。 バトルの際には愛用のMVランス「ゲイ・ボルグ」を使って戦うが、他にもソードレイピアやクレイモア、ハルバードなど様々な刀剣武器などを使う。空中戦はクリスタル・エレクトロニクス製の高機動型フライトユニット、「フロートシステム」を装備するが、今ひとつ小回りが利かない。深紅の鎧を身に纏っているためか、「ブラッディ・ワルキューレ(血塗られし女戦士)」と呼ばれる。 無頼(ぶらい) タイプ:侍型MMS・紅緒 春香が所有する武装神姫で、侍言葉で会話するが、寝起きなどの油断している時は京言葉になることも偶にある。 「ド」が着くほどの甘党で、生八ッ橋が大好物。味の好みを巡って度々レッドと殴り合いのケンカになる。 戦闘スタイルは特にこだわっていないが、基本的にはチェーンソー状の刃を持った日本刀(廻転刃刀)か「制御動作式衝角刀」通称・制動刀、もしくは通常の日本刀を持ち、左前腕に速射砲を装備している。 空中戦は館山技研開発の高運動性フライトユニット、「飛翔滑走翼」を装備するが、こちらは航続距離が短い。常に軽快に動き回るそのスタイルから「疾風の牙」の異名をとる。 メリッサ タイプ:兔型MMS・ヴァッフェバニー 由佳里が所有する武装神姫で、性格は自由奔放。常に我が道を行くため、行く先々でトラブルをおこす。 実はレズビアンで、レッドや無頼に手を出そうとして叩きのめされたことが幾度となくある。 焼き肉が大好物で、肉なら何でも焼いて食うが、以前ウサギの肉と知らずに食べてしまったので、優一に「共食い」と指摘されたが、本人はどこ吹く風。 戦闘スタイルは様々な重火器を使った射撃戦を得意とし、映画「リベリオン」を見て独学で習得したガンカタを使って戦う。そのほか、ナイフや爆発物の扱いにも長けており、「ワンマン・アーミー(一人軍隊)」の二つ名を持つ。 アイン タイプ:セイレーン型MMS・エウクランテ 聡美が所有する武装神姫で治安局で運用される都合上CACが搭載されているが、リミッター付きで普通に競技バトルにも顔を出している。 性格は軍人気質でお堅い感じがするが、人目が無いときはまったりしていることも多い。 戦闘スタイルはアカツキと同様、機動力を生かした一撃離脱を得意としており、彼女も参考にするほど完成度が高いものとなっている。 ソフィア タイプ:サンタ型MMS・ツガル ミスター・ウォーが所有する武装神姫で、軍用武装であるシュベールトのスペックに適応すべく、アインと同様CACが使われている。 その性格はどことなく歪んでおり、「血塗られた聖夜事件」(ブラッディ・クリスマス)で公式バトルから永久追放処分を受けあてもなく彷徨っていたところ、ミスター・ウォーと出会う。その残虐さはたとえバーチャルバトルでも対戦した神姫の心に深い傷を付けるほど。 リィナ タイプ:犬型MMS・ハウリン 幸平が所有する武装神姫。「アタイ」口調でさっぱりとした性格のため、他の神姫に人気があるらしい。背中に格納されているファンネルと担いで出撃する事が多いバスターソードを使った緩急自在の戦闘スタイルが特徴。 犬型なのに締め鯖が大好物。 ツヴァイ タイプ:悪魔型MMS・ストラーフ 聡美が所有する神姫その2で、イーグル小隊の二番機。ストラーフの特性を活かした近接戦闘を担当し、同じくCACを搭載している。 過去の特殊作戦において瀕死の重傷を負ったため、顔に大きな傷跡がついているが、普段はバイザーで隠している。 性格は無口且つ冷徹で、任務のためならいくらでも非情になれる。 標準装備のサブアームにはある仕掛けがしてあるが、装甲の軽重問わず一撃必殺の威力を行使できるため、実戦で正体を見極めた物は皆無である。 ドライ(2代目) タイプ:砲台型MMS・フォートブラッグ 聡美が所有する神姫その3で、イーグル小隊の三番機。アウトレンジからの火力支援を担当するため、使用するヘッドマウントディスプレイは高性能な物を装備している。 性格はやや気の小さい所があり、一度実戦を離れるとちょっとした物音にも怯えるほど恐がりになるが、実戦では味方へのバックアップをしながらも優秀な戦果を上げている。 シラヌイ タイプ:プロトタイプ忍者型MMS・フブキ 優一の元に彼の叔父から送られた(基、押しつけられた)次世代型神姫の試作品。 性格は無口で、常に相手を立てるのだが、空気を読めずに爆弾発言をすることもしばしば。優一に対し、時折頬を赤らめることもあるが、理由は不明。 ライデン タイプ:HMT型MMS・イーダ 優一がアカツキを手に入れるまで所有していた神姫。イーダタイプの例に漏れず、所謂「です・ます」口調が特徴的。二丁のフォールディング・バズーカを愛用していた。しかし、優一が過去に受注したハッキングの仕事で撃破され、長年使用された故にガタが来ていたせいもあってそのまま目覚めることは無くなった。(番外編シリーズ:出会いに登場) ドライ(初代) タイプ:カブトムシ型MMS・ランサメント 聡美がドライ(2代目)を入手する前にイーグル小隊(聡美の小隊)の三番機を務めていた神姫。性格は天真爛漫らしいが詳細は不明。 装備はカスタマイズ要素が一切無いデフォルトそのものだが、ランサメントタイプ自体、重火力が売りなのでさほど問題でも無い。 番外編でツヴァイが傷を負った特殊作戦において、神姫の自爆攻撃を受けて殉職した。(番外編シリーズ:出会いに登場) ミコト タイプ:戦闘機型MMS・飛鳥 八雲が所有する武装神姫。性格は飄々とした性格。 戦法は不明。 トリスタン タイプ:イルカ型MMS・ヴァッフェドルフィン 拓真が所有する武装神姫で、最近手に入れたらしい。本人曰く、「二号」。 軍人然とした真面目な性格。 とっぷへ