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鋼の心 ~Eisen Herz~ 登場人物+登場神姫の紹介 ◆典雅関係者 島田 祐一(しまだゆういち) 高校生。 神姫暦5年のベテランオーナー。 学校では目立つところの無い平凡な生徒だが、実はガンマニアの刃物マニアで戦闘機マニア。 さらに極めて重度のゲーム中毒(ジャンキー)。 …実は結構ダメ人間かもしれない。 アイゼンのオーナー。 過去に海難事故に遭い、感情を喪失するCSCと言う症状が発症した事がある。 症状自体は完全に回復したものの、いまだに水はトラウマで、基本的に泳げない。 アイゼン タイプ・ストラーフ。 この物語の舞台となる神姫センターにおいて最強クラスの戦積をもつ神姫。 特定の装備や戦術にこだわりは無く、状況に応じた武装と戦術を使いこなす柔軟さを持つ。 それは、実は能力的には大した事の無い彼女が“強くなる”為に選んだ道である。 口数は余り多くなく、無表情で淡々と物事をこなすタイプ。 一度負けた相手には(装備が同じ限り)二度と負けないという変な実績がある。 今のところ例外はマヤアだけ・・・。 伊籐 美空(いとうみそら) 高校生。 勝気で気まぐれ、我侭にして傍若無人。 たぶんツンデレ。 おウチがアットホームなヤクザ屋さん。 一応、対外的には社長令嬢。 フェータのオーナー。 実はクォーターだったりする。 フェータ 刀使いのアーンヴァル。 他の武装を一切持たず、有り余った推力によるすれ違いざまの居あい抜きを武器とする。 本来非力なアーンヴァルが何でこんな戦法なのかは本編を参照のこと。 おしとやかで控えめな性格だが負けず嫌いな一面もある。 リーナ ベルウッド(lina BellWood) 11歳。 金髪ゴスロリのお姫様ルック。 資産家の一人娘。 美空の従姉妹でクォーター。 レライナのオーナー。 日本にはとある目的を持って来日している。 レライナ タイプ・サイフォス。 瞬間移動じみたダッシュを武器にする神速の騎士。 しかし、ダッシュの使用にはバッテリーを大量に消耗するため、戦闘持続時間が短いと言う欠点がある。 リーナの教師として振舞うために、傍若無人な性格を演じているとか? 島田 雅(しまだみやび) 正体不明な祐一の姉。 最近になって神姫を購入。 その魅力に骨抜きにされ、どっぷりハマった挙句、“典雅”という有限会社まで立ち上げてしまった趣味人。 この人が何をやっても驚いてはいけない(笑)。 セタのオーナー。 セタ 砲撃戦を得意とするハウリンタイプの神姫。 特製のセンサーとぷちマスィーンズによる着弾観測を行い、二門の吠莱壱式による曲射砲撃とスナイパーライフルによる狙撃を使い分ける。 実はボクっ娘。そして無駄に元気。 名前の由来はアイヌ語で『犬』の意味。 斉藤 浅葱(さいとうあさぎ) お嬢様ぶる小市民。 雅の幼馴染で悪友。 音速の拳を持つ高校教師。 祐一の担任。 雅、村上の三人でトリオを組んで高校時代は暴れまわった。 実は近隣最強クラスの神姫マヤアのオーナー。 マヤア タイプ・マオチャオ。 11人斬り。化け猫マヤア。などの二つ名で知られる強力な神姫。 ツガルのレインディアバスターを武器に、変幻自在の戦法を取る。 戦闘時は頭を使うが、平時はおバカ。 名前の由来は琉球語で『猫』の意味。 村上 衛(むらかみまもる) 変態。 雅、浅黄の高校からの友人で神姫フェチのメイドフェチ。 勝てないからと称し神姫を購入し続けること40人。 更にマスターでこそ無いが、マヤア、セタもセットアップや武装の提供は彼が手掛けている。 高性能だがピーキーで扱いづらい改造パーツを作るのが趣味。 馬鹿と天才は紙一重の完全に馬鹿サイド。 過去にカトレアと言う名のアーンヴァルを所有していた。 デルタ(デルタ1) フォートブラッグがベースの改造神姫(外見は完全にフォートブラッグ)。 内部を改造されている結果、通常の神姫よりも遥かに高い演算能力を与えられている。 しかし、そこに容量をとられ、実際の戦闘力は決して高くない。 違法改造とも取れる凶悪なシステム=デルタシステムを有し、実質三倍の戦力を有している。 簡単に言えば、ひとつの自我が三つの身体を有しているようなもの。 どれもデルタ自身であるため連携は完璧で、単機の性能の低さは克服していると言える。 公式戦用の隠し技があり、そちら方がある意味凶悪だとか・・・。 村上シスターズ(むらかみしすたーず) 村上衛の40人の神姫たち(デルタ1含む)。 長女はアーンヴァルである。 実はさらに上にもう一人、姉に当たる神姫が…。 基本的に村上家から離れることは無い。 野生化したのが約一名居るとか居ないとか。 ほぼ全員がメイド服着用。さらに30番台からはボクっ子。 村上の趣味が全開である。 ちなみに姉妹ではないが、マヤアは41番目、セタは42番目に相当する。 ◆土方京子と花の四姉妹 土方京子(ひじかたみやこ) 眼帯の女性。 全ての神姫を破壊する目的で行動しているらしい。 黒いコートがトレードマーク。 夏でも黒いコート。 暑いけど我慢しているらしい。 バイク乗り。 結構ドジ。 初期の神姫開発者の一人であり、特にレーザーとスラスター系の技術に優れる。 現在は最愛の妹の願いを叶えるべく、自分を殺して行動中。 カトレア ジルダリア(プロトタイプ)型の神姫。 装備はジュビジーの装備一式にレーザーソード。 四姉妹の長女で、とある神姫と同じ名前である。 かつては、村上衛の最初の神姫であった。 アルストロメリア ツガル型の神姫。 装備はアーンヴァルを中心にしたフルカスタム。 四姉妹の次女で、言語中枢に破損があるためカタカナとひらがなの発音が変。 ストレリチア エウクランテ型の神姫。 装備はエウクランテのものをカスタムした装備。 四姉妹の三女で、舌っ足らずな幼い喋り方をする。 ブーゲンビリア フォートブラッグ型の神姫。 装備もフォートブラッグが中心だが主兵装は別。 四姉妹の末娘で漢字でのみ喋りたがる。 土方真紀(ひじかたまき) 眼帯の女性、土方京子の妹。 CSCの製作者。 京子に全ての新規の破壊を依頼したらしい。 ちなみに、MMSの素体デザイナーである浅井真紀さまが名前の由来。 そして、同時に真紀=しんき=神姫という言葉遊びも入っている。 幽霊(???) 一番最初の神姫。 黒い衣装と二刀を扱う高速戦闘型神姫。 現在は幽霊として天海の神姫センターに出没している。 現行の神姫としては間違い無く最強の部類。 ◆その他のオーナーと神姫 永倉 辰由(ながくらたつよし) 通称パイソンの辰。 アットホームヤクザこと、伊藤組(美空の家)組長、伊藤観柳斎の懐刀。 堅気の衆には礼儀正しい紳士的な極道。 モンティ・パイソンの大ファン。 プリンちゃんのオーナー。 プリンちゃん シュメッターリング型の神姫。 実戦経験がないので弱い。 戦闘よりもむしろ日常生活のパートナーである。 ちなみに“~ちゃん”までが名前。 過去に違法改造神姫、M6号として坂本を主としていた神姫の成れの果て。 藤堂 晴香(とうどうはるか) 武装劇団を名乗る“人形劇部”の部長。 美空と同じ女子高だが、面識は無かった。 舞薙(マイナ)と歌憐(カレン)という二体の神姫を所有している。 舞薙(マイナ) 怪しい言葉遣いの紅緒タイプ。 稼動時間が長く、かなりの経験を有する神姫。 戦闘経験も豊富で、劇団の殺陣(たて)担当。 どんな物語にも戦闘シーンを入れようとする困ったちゃん。 普通、浦島太郎やシンデレラにチャンバラシーンはありません。 彼女の言葉はフィーリングで書いているので、正確さは求めないでください…。 歌憐(カレン) 舞薙(マイナ)を姉さまと呼ぶイーアネイラタイプ。 強いお姉ちゃんに負けないように頑張る努力家さん。 ちなみに本編には登場しないが晴香の所有する神姫は2人だけで、残りの10名は他の部員の神姫。 作中はきっと修理とかで大慌てしてたはず。 松原 美樹(まつばらみき) 本編未登場。 神姫センターで働くオペレーターのお姉さん。 美人で愛嬌もあり、おまけに巨乳なため、祐一のお気に入りの人らしい。 タカさんを始めとするグラップラップシスターズのマスターでもある。 実は天海神姫センターの店長さん(!!)。 高嶺(タカネ) 本編未登場。 タカさん、おタカさんの愛称で呼ばれるグラップラップ。 別名『武装建機』のタカさん。 部下として11人のグラップラップを従え、バトルフィールドの補修整備を行っている。 フィールドを壊されると怒るが、本人もまた破壊魔である。 グラップラップシスターズ(ぐらっぷらっぷしすたーず) 松原美樹とおタカさんに忠誠を誓う11人のグラップラップたち。 それぞれに名前はあるが、「~号」と、コードネームで呼び合うのが好き。 ちなみにおタカさんは「リーダー」、美樹は「店長」と呼ぶ。 山南 三郎(やまなみさぶろう) 実に極道の子分ちっくな名前を持つ青年。 伊藤組の中堅若集。 実は密かに神姫ユーザーでヴァッフェシリーズの神姫を二体所有する。 最近、正体不明のライバルが出来たらしい。 ???(???) ビューティー仮面。 謎。 ビューティーマスク1号、2号のマスターらしい。 ビューティー仮面さまと呼ばれている。 ???(???) ビューティーマスク1号。 謎。 美しき力の戦士。 ???(???) ビューティーマスク2号。 謎。 美しき技の戦士。 ◆神姫オーナーではない登場人物。 稲造(いなぞう) 伊藤組の食客にして用心棒。 主に伊藤組の敷地内に侵入した不埒者の迎撃を自らに任じている。 幸いにして伊藤組に不法侵入するような輩は今のところ居ない。 居たらとても酷い目にあうことだろう。 ストイックな硬派で武人気質の頑固者。でも情にもろい。 藤堂 奈津子(とうどうなつこ) 晴香の母親にして旅館『季州館』の女将さん。 ショートカットの怜悧な美人さん。 娘を騙す(嘘を教える)のが趣味。 昔は南の島で怪しい研究をしていたかもしれない。 エドワード ベルウッド(Edward BellWood) リーナの父親。 名前の通り、祖先を辿って行くと王族にたどり着く由緒正しい家系。 もちろん現在の英国王室にコネクションがある訳ではない。 根っからのお人よしで世間知らずのボンボン。 リーナの一件を期に会社を立ち上げるがそれがリーナを悲しませることになるとは思っていなかった…。 現在は、規模を縮小した会社の経営者として適度に忙しい日々を送っているとか。 最近の悩みの種は、リーナが一緒にお風呂に入ってくれなくなった事。 芹沢 九十九(せりざわつくも) 神姫の初期開発に携わった科学者。 某大学で教鞭を取っていた事もある。 眼帯さんに追われる身となり逃走するが、現在はとある都市にて隠居中。 派手なアロハシャツを颯爽と着こなし、ビールとヒレカツが大好物だと公言して回る元気なおじいちゃん。 たぶん100までは余裕で生きる。 原田 大介(はらだだいすけ) 捜査四課、暴力団対応の刑事で荒事のプロ。 でも極道の辰由と職業理念を超えた友情で結ばれている。 ダメじゃん!? それって癒着!? でも気にしてない不良刑事。 近藤勇斗(こんどうゆうと) 天海中央病院に勤務する医者。 実は変態。 本当は産婦人科に勤務したかった。 ダメなら小児科。 それでもダメなので精神科に居るとか、なんとか。 結構ダメ人間。 いつか患者を10万馬力のサイボーグに改造したいという、危険な夢を持つ。 もちろんミサイルは内蔵する。 トコロで、村上、芹沢(九十九)、近藤、伊藤(観柳斎)、ビューティー仮面、〇〇〇○〇〇〇〇〇(←未登場)、〇〇〇和尚(←未登場)を合わせて天海変態七神将と呼ぶ。 芹沢香苗(せりざわかなえ) 天海中央病院に勤務するナース。 この作品はフィクションなので看護婦である。 看護師など存在しねぇ!! 近藤の暴挙に応戦し、日々患者をセクハラから守る正義のナース。 芹沢九十九の孫。 元スケバン。 松原 臣士(まつばらおみし) 誰だこれ? いまさら美空にアーンヴァルを売った、おもちゃ屋の店主とか言っても分からない。 現在は、あのおもちゃ屋は店を畳んでおり、彼は気楽な隠居暮らしに突入している。 娘の就職先である神姫センターに入り浸り、とある紅緒型(マイナの事)と囲碁など打って遊んでいるとか…。 ◆敵キャラ。 坂本 竜弥(さかもとたつや) 違法改造された武装神姫による闇バトルを開催していた青年。 闇に咲く花の一件にて辰由の手で警察に引き渡されたが、法的な罪自体はさして重いものでもないため、現在(本編開始時)はすでに出所しており自由の身である。 もちろん反省するような性格ではないので、今もどこかで復讐の機会を伺っている筈。 この作品唯一の悪人。 鋼の心 ~Eisen Herz~へ戻る -
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登録日:2021/11/08 Mon 18 08 00 更新日:2024/01/17 Wed 19 45 53NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 バトルカード ロックマン 流星のロックマン 流星のロックマン3 イリーガルカードとは、『流星のロックマン』シリーズでバトル時に使用する「バトルカード」、その中でも『流星のロックマン3』に登場する、カードライブラリに登録されない(世界観上は)非正規のカード群のこと。 イリーガル(Illegal)は英語で違法、不法の意。 概要 入手方法 イリーガルカード一覧スタンダードクラス メガクラス ギガクラス 余談 概要 流星のロックマン3では「ノイズ」がテーマの1つとなっており、ノイズの影響でストーリー、バトル中問わず様々な現象が発生する。エグゼシリーズの「バグ」に相当するものと考えてもらえれば分かりやすいだろうか。 イリーガルカードはその中でもノイズチェンジに並んで象徴的な要素であり、「ノイズの影響によって、倒したウイルスから入手するはずだったカードが変化する」という形で、分かりやすくノイズの影響を表現している。厨二的なカッコよさがあるともいう これによって入手できるカードは1,2に登場したバトルカード、既存のカードの強化版、そして完全新規のカードと様々であり、バトルの戦略性を広げることに一役買っている。 入手方法 入手可能になるのはシナリオ中盤でノイズの力を制御するためのプログラム(アビリティ)「エースPGM/ジョーカーPGM」を入手した後。それらを装備した状態かつ「ノイズ率100%以上を維持した状態でウイルス/ボスを撃破する」ことで、リザルト画面で通常のバトルカードの代わりに入手できる(ノイズのかけらが手に入る場合もある)。 また、バスティングレベルSの状態かつノイズ率が200%~299%/300%以上の状態で倒すと2枚/3枚入手できるため、「無属性の攻撃でまとめて、素早く倒す」ことが効率的な収集のカギとなる。 基本的にはゲーム後半のエリアのウイルス、およびグレードの高いボス(Rボス除く)ほど強力なイリーガルカードを落とす。 また、わざとファイナライズをするなどして低ノイズの状態で敵をしばらく倒し続けていると、次に高ノイズ率で倒した時のドロップのレア度が上がる仕様がある。この仕様のせいで裏クリア後ボス等のネタバレが相次いだ。 なお、ウォーロックにコレクターアイを装備することでイリーガルカードへの変化を無効にできる。 イリーガルカード一覧 スタンダードクラス ○○X プラズマガンXやドリルアームXなどの、通常のバトルカードの強化版。いずれも青紫がかった色合いに変化しており、通常のバトルカードではないことを感じさせる。 特にエドギリブレードXはただの威力強化に留まらず、同種カードの水増しとして使い勝手の良さに貢献している。 インパクトキャノン / ビッググレネード / ジャイアントアックス / プラチナメテオ / ハリケーンダンス いずれもGA(ギャラクシーアドバンス)(*1)で使用可能なカードだが、イリーガルカードとして普通に入手可能。GAとしてはある程度総威力が上がる程度だが、カード1枚で出せる威力としてはいずれも高水準であり強力。 グリーンインク系 / ブレイクサーベル / スタンナックル系 / レーダーミサイル / バルカンシード 元は「流星1」のカード。ブレイクサーベル、バルカンシードにはX版も存在する。 ヒートグレネード系 / エレキスラッシュ系 / デスサイズ / ケサランパサラン / ダバフレイム / ボボボンボム / スノーボール / ピラニアキッス / コガラシ / ジャングルストーム系 元は「流星2」のカード。元々は攻撃が最奥まで届かずバトルカードのエリアイーターとの併用が必須だったデスサイズだが、エリアイーターがサポートユーズとして標準搭載になったことで使いやすくなった。バージョンで属性が変化しないものはX版も存在する。 ソードファイター 様々なソード攻撃を連続で繰り出す。X版も存在する。 デストロイアッパー 通常は威力140の奥1マス攻撃のブレイク性能こそあれど平凡なカードだが、対戦では状態異常を防ぐアビリティを破壊する。状態異常を基軸とするならほぼ必須。何気にシナリオ上のステータスガード持ちボスにも刺さる。 ムラマサブレード HPが下がるほど威力が上がり、最大500まで上昇する呪いの刀。ただ、インフレの結果能動的に威力300やら400がポンポン出せてしまうため、少々影が薄い。 ゼツメツメテオ 奥3列に合計21発の炎属性のメテオが降り注ぐ。ホワイトメテオ系に似ているが、エリアイーターで手軽にヒット数が上がるため使いやすい。 サンダーオブアース 各穴パネルから最大9個の麻痺効果持ちのサンダーボールが出てくる。穴パネルを大量に作れるシリウスとの相性は抜群。 ダンシングブレード ブライのウィザード「ラプラス」が剣状態でフィールドを斜めに横切る。カウンターを取られない点が優秀だが、少々攻撃範囲に癖がある。 ウォーロックブースト 一定時間ウォーロックアタック中に完全無敵(=中断されない)かつ、対インビジが付与される。効果時間は12秒と決して長くはないためクイックゲージと併用したいところ。 クイック/ノーマル/ヘビーゲージ ゲージの溜まる速さを変化させる。クイックゲージで回転率を上げるもよし、ヘビーゲージで耐久するもよし。 ウォリアーブラッド HPバグと引き換えにバスターの能力値が最大になり、スーパーアーマーも付与される。得られる効果は大きいが、わりとHPの減少速度が速いため早期決着を心掛けたい。 アンデッドリバース 穴パネルをコストに、1つ前に使われたボスを召喚するバトルカードをコピーする。2連打は不可能。例によってシリウスとの相性がいい。 オールポイズン 全パネルを毒沼パネルにしてしまう。ゲーム後半だと浮いているウイルスやボスも多く、対戦に至っては浮いていて当たり前のためポイズンストームでもないと活用しにくい。 ファイア/アクア/エレキ/ウッド+30 それぞれ、1つ前に選んだ対応した属性のバトルカードの威力を上げる。多段ヒットのバトルカードと組み合わせたい。 メガクラス ○○X 通常のメガクラスの強化版。青紫色がかった色合いはスタンダードクラスと共通。 メガクラスに属性などが変則的なカードは存在しないため、以下のイリーガルカード全てにX版も存在する。 リブラバランス / オヒュカスクイーン / ジェミニスパーク / キャンサーバブル / クラウンサンダー 「流星1」のボスのカード群。ノイズを媒介としているからなのか、いずれの作品でも味方サイドになったハープ・ノートのイリーガルカードは存在しない。ただ今回はボスとしても出ないため歯抜けになってしまっている イエティブリザード / ブラキオウェーブ / コンドルジオグラフ / オリガジェネラル 「流星2」のボスのカード群。ちなみにカードだと中点が無いのは、カードとしてのグレードを後ろに付けるための都合でもある。 アクシスジェット スペード・マグネッツの突進技のカード版。威力はブレイク性能かつX版で340となかなか高い。ミサイルも付随するが、威力は100と控えめ。 B(ブレイク)アイスハンマー ダイヤ・アイスバーンのハンマーによる打撃のカード版。実は無属性。単体攻撃特化だが、その分ブレイク性能かつX版で370と威力はトップクラス。 ストロングスイング クラブ・ストロングの棍棒攻撃のカード版。左右のマスで発動すると2列にしか攻撃できず、結果的に総威力が上がる。全体的にイリーガル版だと脳筋なのはなぜなのか ギガクラス ゴルゴンアイ / ジェミニサンダー 「流星1」で登場したギガクラス。前者は対インビジ、後者は麻痺付与があり使いやすい。ジェミニサンダーは最奥列で広がる仕様なので悲しいことにはならない。 ナダレダイコ / ゲキリュウウェーブ / フライングインパクト / ブライブレイク 「流星2」で登場したギガクラス。いずれも広範囲攻撃で使いやすく、ナダレダイコは凍結、残り三つは(ゲキリュウウェーブは条件付きだが)ブレイク性能付きで相手のガードを破りやすい。 ライトオブセイント 3マス前方にクイーン・ヴァルゴが現れ、光の柱で周囲を攻撃する。ボスとして使用するもののカード版。ただし出現位置が固定という流星3では洒落にならない欠点があるため、エリアイーターを使う/使われるだけで機能不全に陥ってしまう。 ペインヘルフレイム ジャック・コーヴァスが現れ、奥3列に合計12発の火炎弾で攻撃する。ボスとして使用するもののカード版。通常時はライトオブセイントよりも更にしょっぱい性能だが、エリアイーターによって火炎弾の出現範囲が狭まるため、2回使えば相応の火力が期待できる。 余談 場所によって出るイリーガルカードのクラスが変わる、という仕様なのは前述の通りなのだが、シナリオクリア後に行く場所ではX版などが出やすく、行きやすい序盤のマップでは○○1や2などが出やすい。そのため3段階目のカードだけ揃っていないことがそこそこ起こりやすい。 なお、最高ランクのカード集めには遭遇条件が最高ランクボスの中でも比較的緩くシンボルエンカウントなので連戦が容易、かつ前作から弱体化した「ブライZZ」、そしてボッチブライノイズ勢には「クイーン・ヴァルゴV3」が目を付けられ、無数に撃破されるはめになった。 追記修正は、イリーガルカードをコンプリートしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 序盤でシリウスXが手に入るのは正直どうかと思った。 -- 名無しさん (2021-11-09 19 39 27) 実は、っていう程でもないしみんな知ってるけど、ノイズ率表示状態でノイズ率100%以下で何回かバトルすると入手できるイリーガルカードのレアリティあげられるんよな だから粘ればコダマタウンでもスタンダードXくらいなら取れる -- 名無しさん (2021-11-09 23 37 59) ↑の仕様とあとV3でのドロップは全ボス共通であることを踏まえると、乱獲対象には最序盤のエリアでエンカできるスペード・マグネッツV3も挙がるかと。特にウルフノイズにとっては格好のおやつ -- 名無しさん (2022-10-16 01 03 13) 名前 コメント
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夏の夜のけだるい空気の中で、僕は呆然と目の前にいる男たちを見つめていた。しとしとと降る雨、水蒸気と排ガスを含んだ都会の空気、夜のアスファルトから上がってくる妙にひんやりとした湿気、行き交う人々の雑踏、ごうごうとうなる車のロードノイズ。それらが一気に背中から襲いかかってきたような気がした。 目の前にいるのは、成人男性が二人。一人はGパン、シャツにざっくりとしたニットのタイ、麻のサマージャケットを着ている。年齢は恐らく三十代だろう。でも、そっちはまだよかった。問題はもう一人だ、いい歳をした成人男性のようだけど、夏だというのに肩口にケープ状のヒラヒラが付いた真っ黒なコートを着ている(後で調べたら、トンビ、と言うらしい)、それだけでも驚きだけど、とどめに派手な形をしたオレンジのヘッドギアを被っていた。 さすがにこれにはあきれてしまった。 「本当にあの人たち…、いや、どう見てもあの人たちなんだろうけど、大丈夫なのか」 胸ポケットにささやいた。すると。 「ああ、彼じゃないのか」 「そうなのであーる! 情報とおりなのであーる!」 ………見つかっちゃったよ。 「大丈夫ですよ、主。私たちを信じてください」 胸ポケットから、遅れて返答がかえってきた。応えたのは、武装神姫と呼ばれている身長15㌢のフィギュアロボだ。個体名はシラヌイ、忍者型MMS。今日、僕は彼女に乞われるまま、この場所に来ることになった。 そのいち。 大学の講義を終え、アパートに戻ると、サイドテーブルに置いてあるチェス盤に向かった。 もう何敗したか数えるのもイヤになっていた。まだ序盤、お互いのポーンが盤上に展開していた。 「もうお帰りになったんですか」 机の上、ノートパソコンの脇から声がした。チェスの対戦相手を務めてくれている、武装神姫のシラヌイだ。忍者型独特の黒にメッシュのボディスーツが、彼女の小柄な体躯を強調していた。が、見かけとはうらはらに、彼女が指してくる手は非情そのものだ。ま、僕がそうするようにと指示したのだけど。 「うん、講義も終わったから、やることもないしね」 「主、せっかく大学に入られたのですから、お友達を作られては」 またか。 僕は大学の学生連中が嫌いだった。なぜかと問われれば理由はないけど、どうにもソリが合わない。神姫サークルがあったけど、勧誘チラシのノリの軽さがカンに触った。 「いいんだよ。友達なんて無理につくるものじゃないだろうに」 そう言って、僕はチェス盤をにらんだ。 「でもー」 「もうその話はいいよ」 シラヌイはあきらめたように、一拍置くと、話をチェスに切り替えた。 「定石を学ばれれば、主ももっとゲームを楽しめるようになりますよ」 「いや、いいんだ。それって、初回から攻略本を使ってゲームをするようなもんじゃん。何か、タネをばらされてから手品を見せられているようで面白くないんだ。まずはある程度チェスの感覚を掴んでから、と思っているのだけど」 「確かに、主の意見も一理ありますね」 僕はポーンをひとつ、動かした。彼女はそれを見ると、自陣のナイトを抱え、他の駒を倒さないようにぐるりと回って配置をした。それを見て、また頭を抱えることになった。もう身動きがとれない。その様子を見て彼女が漏らす。 「だから、定石を学んでください、と申し上げているのです。単純に相手の駒を取ればよい、というものでもありません。どのようにして、自身に有利な布陣を敷くことができるのかがポイントなのです」 「うーん、見ていて、とりあえず最前線っていうかキーポイントになる駒には常にバックアップが付いていることは理解したよ。それがいつでも出来る体制をつくるって言うのがー」 僕は改めてそのナイトが置かれた位置を見る。ここからがいつも問題なんだ…。 「そこまで理解されているのなら、次の段階に進まれてもよいと思うのですが」 そんな彼女の声を聞きながら、違和感を感じていた。その違和感の原因はすぐに解った。いつもなら、彼女は自分の手を打ち終わると、長考のジャマにならないように机の角に腰掛けて、こちらがどんな手を打つのかと眺めているはずだ。でも、今日の彼女は盤の周りをチョロチョロと動き回っていた。いつもと違う動きだ。 「なぁ、何かあったの」 そう尋ねても、彼女は何かを言いよどんでいるような曖昧な返事をするだけだった。明らかにおかしい。僕は彼女に向き直ると改めて尋ねた。 「何かあるのなら、はっきり言ってよ」 命令することもできたけど、それは最後の手段としてとっておきたかった。 ちょっと間をおいて、彼女が口を開いた。 「実を申しますと、主に野良神姫の保護をお願いしたいのです」 「はい?」 空いた口がふさがらない、とかなんかそんな感じ。 武装神姫はその起動時に、その所有者である「マスター」の登録をし、それは一般には変更が出来ないことになっている。だけど、なぜか、マスターの元を離れて暮らす神姫、野良神姫がいる、という話は耳にしていた。でも、実際に確認されたという話は聞いたことがなかった。すっかり都市伝説とかそーゆーものだと思っていたのだけれど。 話を聞いても、まだ信じられない、と言うか、ますます信じられなくなってきた。僕が部屋を空ける時、彼女はクレイドルでスリープモードに入っていたりする。その状態で彼女たちはパソコンの操作ができるし、僕自身、彼女がパソコンを利用することを許可していた。パソコン自体の保守管理を任せられるし。で、彼女によると、ネット上には何カ所か、神姫同士が情報交換をする場所があるのだ、という。どうやってその場所を知ったものか、彼女もそこによくアクセスしていたのだとか。そこでこんな情報が上がってきた。曰く「野良神姫を発見した。でも、自分のマスターは小学生なので、保護を無理強いするわけにはいかない。どうやらイリーガル崩れらしいので、そのまま放っておくわけにもいかない」と。その書き込みに複数の神姫が「ウチのマスターなら協力してくれるかも」と名乗りを上げた。その一体が自分である、と。 ちなみに保護した神姫のために野良神姫専門の保護施設などがあり、また、イリーガルなど著しい改造が施されていた場合には、神姫専門のラボに送られるのだそうだ。 「で、イリーガルって? なんかイヤな予感がするンだけど」 「相手神姫の破壊を勝利条件にした、いわゆる闇バトルというものがあります。それに参戦するためにチューンされた神姫がイリーガルです。出力の向上が図られているほか、武装も実際に相手神姫を破壊することを主目的とした相応の威力のものを装備しています。また………当然、公式戦には参加できません」 さらりと恐ろしい台詞を言ってのける。 さて、どうしたものか。ただ、そのときは面白そうだな、と思った。 「よし、じゃぁ、もう一度詳しい情報を集めてくれ。ヤバげな武装をもっているようなら止めだ。でも相手が単体なら、何人かで協力すれば保護できるかもしれない」 そして、数日の打ち合わせを経て、僕を含む三人が今回の野良神姫保護をすることになった。 そのに。 ここは都心のとある駅前。前もって打ち合わせていた通り、二人の男性が僕を待っていた。 ただ、その男たちは僕の想像していた神姫のマスター像を色々な意味で裏切っていた。 一人はどうみても三十代の男性。武装神姫のマスターって、僕と同じくらいの大学生かと思っていたのだけど。で、もう一人がまたこれは別の意味で問題だった。夏なのに、真っ黒なコート。それだけでも不審者の必要十分条件を満たしているのに、とどめにヘンテコなヘッドギアを被っているときた。でも、時々、奇異の目を向ける人はいるものの、街行く人々はほとんど関心がないように二人の周囲を通り過ぎていく。ま、ここまで来て帰るのももったいない。 「どうも、こんばんわ」 まずはあいさつ。ジャケットを着た男性が僕に声をかけた。 「えーと、忍者型、シラヌイのマスターさんだっけ。侍型の椿のマスターだ」 うん、どうやら普通の人みたいだ。ジャケットの胸ポケットから顔を出した神姫がこちらに会釈をした。で。 「よし、我が輩は世界征服をたくらむ悪の秘密結社、ねこねこ団のー」 やっぱりコイツが問題だった。ヘッドギア男は右手を高々と上げ、ジェスチャーたっぷりに、カン高い声で演説のような自己紹介を始めた。ねこねこ団と言われて気がついたけど、彼のヘッドギアは猫型MMSが標準装備しているそれを模したものだった。事前に侍型、猫型のマスターが来るとは聞いていたけど、これはそうとう重傷だな。 「なぁ、ちょっと声を下げないか」 椿のマスターが低い声で文句を言った。 「何を言うか、貴様、せっかくこのような雑踏で我が輩が…」 反論しかけて、コケた。椿のマスターの胸元に顔から突っ込む。 「オイ、ひっつくなよ。気持ち悪い」 片手で男の顔をぐいと押しやる。まおちゃお団員の彼は、今度はよろめきながら僕の方へ倒れ込んできた。僕よりも少し背が低いだろうか。 「ちょっと、止めてくださいよ」 僕は両手で彼を押し返す。っと、行き着く先はまたもや椿のマスターの胸元だ。 「だから、くっつくなって」 「来ないでくださいよ」 「ちょ、止めるのであーる」 まおちゃお団の彼は僕らの間で、右に左にと押しやられていた。ーと。 「もういいかげんにするのだ。野良神姫の話はどうなったのだ」 声とともにヘッドギアの陰から、猫型がもぞもぞと姿を表した。 「そうですよ、マスター。この方の服装や行動がいくら社会規範から外れているからといって、遊ぶのはこれくらいにしてください」 椿が声を上げた。けっこう、ポイズン。 「………あー、ゴメン。遊びすぎたわ」 「状況を確認しよう」 椿のマスターが言った。ここは、駅にほど近いファーストフード店。僕らはそれぞれ好みの飲みものを片手に、椿のマスターが配るプリントを眺めていた。僕はウーロン茶、椿のマスターはコーヒー、ヘッドギア男はオレンジジュースだ。テーブルの上にはシラヌイたち、三体の神姫がこれからの話を待ち受けていた。 「野良神姫は廃ビルで生活をしている。目撃情報によると、情報提供者の神姫の呼びかけに対して、例によって通常の神姫が取るとされる対応からは、えー、大きく逸脱した行動をした。それで、イリーガルではないか、と。今のところ目撃されているのは種型一体。目標がいるビルの見取り図は今渡したプリントにある。これは野良神姫情報を流してくれた神姫からのものだ」 ビルはクルマ三台分の駐車スペースを備えていて、敷地に多少のゆとりがあり、その周囲は塀で囲まれていた。シラヌイと猫型(そういえば名前をまだ聞いていないぞ)はプリントの見取り図を挟んで、椿からレクチャーを受けていた。猫型はヘッドギアをしているだけだったけど、ボディ・スーツは特注ぽい。椿はベージュのスーツ姿。彼女が動くと、侍型の基本の髪型であるポニーテールが揺れる。シラヌイにも何か服を買ってやるべきなのだろうか。 さて、問題の部屋は通用門に面した当直室のようだ。 「神姫が出入りに使っているのは、建物裏の窓だ。赤い丸印があるだろ。その窓がある一室しか使われていないようだ。基本的に昼間は建物の中にいて夜になると出かける。何やら金属片や電子部品なんかを集めているらしい。お出かけの時間は決まっている。今日はその時間に合わせて、対象が外に出た瞬間を狙って保護をする。情報提供者が、出入り口にメッセージを残してくれているとはいうけど、それに応じてくれるとは思わない方がよさそうだ。特に武装は確認されていないとのことだけど、ま、イリーガルのようだし、最悪、保護しきれないかもと考えておこう」 「それは、仕方ないのである」 ヘッドギア男が先ほどまでとは打って変わった、しんみりとした声で応えた。 卓上の神姫たちも沈痛な面持ちでお互いを見つめ合っていた。 なんだか僕だけ仲間はずれみたいだ。 「あの…、イリーガルってそんなに普通の神姫と違うんですか。保護しきれないって、そのときはどうするんですか」 椿のマスターが意外そうな顔をした。 「おい、まさか何も知らないで来たのか」 すかさずシラヌイが割って入った。 「申し訳ありません、皆さん。主、これは私たち神姫にとって大きな問題なのです。イリーガルは勝利の条件として、常に相手神姫の破壊を命じられています。その一方で私たちには同胞を想う感情やバトルをする上での禁止事項がプログラムとして存在しています。だから…」 「だから?」 「イリーガルのほとんどが、メインフレームレベルでプログラムに改ざんを受けている場合が多いのです。そのためのツールも出回っています。それは私たち神姫の意識、精神を破壊することでもあるのです。だから、神姫同士の呼びかけに対する反応や立ち居振る舞いで、ある程度の推測は可能なのです」 う、う、う。これは思った以上に難しい問題をはらんでいるぞ。 「まぁ、ヤーさんがバックにいる賭博の一種だし、知らないのも仕方ないけど。有名な話が去年の闇バトルだ。ヤバすぎるチューンをした神姫がバトル終了後に何をトチ狂ったか、自分のマスターに攻撃して、そいつ、頬の肉をごっそりもってかれたらしい」 「それは神姫にとっても、人間にとっても、良いことではないのであーる。そのためにねこねこ団としても野良神姫やイリーガルの捕獲について積極的に活動をしているのであーる」 「警察に通報すればいいんじゃないですか。何もこんな危険なことをしなくても」 「そしてイリーガルの存在が公になったらどうなると思う。下手したら、武装神姫だけでなく、神姫という商売自体が成立しなくなる可能性だってあるんだぜ。神姫を造っている会社や従業員、神姫ショップだって、直営のものから零細の個人経営のものもある。この国内でも万単位の人間が神姫に関わる商売でメシを食っている。神姫は本当に広がりすぎた。今更、神姫を『無かったこと』になんてできないくらい社会に浸透しているんだ」 「それに」と椿が口を添えた。「私たちとしても姉妹がそのような扱いを受けているということを見過ごすわけには参りません」。続いて猫型ー、マオチャオタイプも「そーなのだ。これはニンゲンにとっても神姫にとっても大問題なのだ。だからカイシャだって支援してくれてるのだ」と言葉をつないだ。 何だって? 「カイシャ」? どこの? 脳裏に神姫のメーカー名がずらりと並んだ。 「ばかもの! それは軽々しく言ってはいけないと話しておいたではないか」 ヘッドギア男がマオチャオタイプを小突いた。椿のマスターが苦笑しながら言った。 「まぁ、今の一言は追求しないほうがいいと思うよ。で、まだ君の質問にひとつ応えてなかったけど、保護しきれない場合はー」 「見逃すんですか」 「いや、破壊する。そのための道具も色々と用意している。椿」 名前を呼ばれた彼女が何かを受け取った。それは神姫サイズの日本刀だけど、標準武装のものとは違う。 武装神姫と言っても、玩具として流通している以上、装備している武器は、その実物をダウンサイジングしたものではなく、あくまでも玩具の範疇に収まるものになっている。もちろん悪魔型の副腕はロボットアームとして機能するし、天使型はその羽で飛ぶこともできる(原理はしらないが)。でも、武装は別だ。銃火器の類いは単なる樹脂の固まりで、刀剣類には刃などついていない。ただ、内部にチップが仕込まれていて、バトルフィールドで、そのチップに応じたエフェクトが投影される。そういう仕組みだ。 でも、目の前の神姫が抜いて見せてくれたそれは、鈍く輝く金属の刃身。公式戦では使えない武装だ。 「こーゆーのもあるのだ」 マオチャオタイプが両手に武装を掲げていた。一見標準武装の研爪(ヤンチャオ)に見えるそれは、爪の部分が金属の棒に変更されていて、コードがバックパックとおぼしき箱に伸びていた。 「これは?」 「強力な電磁パルスで神姫を一時的に動作不能にする装備である。我が輩の傑作なのであーる」 「まぁ、大体それでケリが付くよな」 「お陰で私も実際に姉妹に向けて刃を振るうこともそうありませんし」 「その通りである。貴様はもっと我が輩に感謝するべきなのであーる」 「感謝するのだー!」 どうやら、この二人(と二体)はこれまでに何度か野良神姫、イリーガルの保護をしているらしい。僕は憮然とこちらを見上げているシラヌイを見返した。 「完全に場違いじゃないか。武装は確かに用意しているけど、それは兎型のアーマーとかそんな程度だ。シラヌイ、一体君はこの場で何が出来ると思って僕をこんなところまで引っ張り出したんだ」 「申し訳ありません。主」 すかさずシラヌイが頭を下げる。そして、沈黙。 気づけばテーブルの全員が僕を見つめていた。 「それは君が決断したことだろ。君が決断してここまで来た。彼女に無理矢理連れてこられたわけじゃないだろ」 「私もイリーガルの概要について説明をしたと聞いていましたが。その上で来られたのではなかったのですか」 椿とそのマスターが静かに僕を責めた。 「そんなこと言っても、ここまで危険だなんてわかるわけないでしょ。初めてなんだし」 「それは言い訳なのであーる。神姫から情報を得た時点で自ら考えるのがマスターの果たす役割のひとつなのであーる」 「そーなのだ、そんなんじゃマスター失格なのだ」 今度はヘッドギア男とそのマオチャオタイプだ。 「何なんです、皆で。大体、シラヌイが…」 「も、申し訳在りません、主」 また、シラヌイが頭を下げた。 「もういいのだ、少年。神姫には人間に従うプログラムが高いプライオリティで設定されているのである。責められたら、神姫はマスターに対して頭を下げるしかないのであーる。己の神姫にそのような行動を取らせるようでは本当にマスター失格なのであーる」 更にもまして気まずい沈黙が僕を包んだ。 「なぁ。考えてみろよ。さっきの話と矛盾するけど、こんなの、本来は人間がやってしまえばいい話なんだ。メーカーが動けばビルの所有者に迷惑料兼口止め料でも払って、とっとと回収することも不可能じゃない。各省庁にだってコネはある。スポンサーとしてマスコミを押さえることは出来る。でも、それをしないのは、神姫たちが心を持っているからだ。そのことをメーカーも認めているからだ。ただ、神姫が自分たちだけで活動しようとしても、人権も法的裏付けも何もない以上、単独で何かを、なんて出来ない。マスターたち人間がバックアップして後ろ盾になってやるしかないんだ。今の彼女たちだけではどうにもならない部分を俺たちが補うしかないんだよ」 コーヒーに口をつけると、椿のマスターは淡々と言葉を続けた。 「さて、どうする? 仮にここで君が棄権しても誰も責めることはできない。ま、読みが甘かったと言われるかも知れないがそれはあきらめろ。でも、君がその気なら、こちらも貸し出す武装や装備はある。君が決めろ。時間がない、一分だ」 僕はこの彼の言ったことを反すうした。どうやらチャンスをくれる、ということらしい。しかし、神姫に心があると改めていう言葉を思い出し、僕は彼女との付き合いを思い返していた。 今まで、別にトラブルもなく、彼女との生活を送ってきた。その内容はどうだろう。僕は彼女にパソコンのメンテやら、ネットを通じた口座の管理に神姫バトルと色々してもらっている。でも、僕が彼女に何かをしてあげたことがあったろうか。僕は、神姫に心があることは知識として知っていても、実際にそういう存在として彼女を、シラヌイを扱ったことがないんじゃないだろうか。 「やります。このまま帰ってはシラヌイにー。上手く言えないけど、彼女にヒドいことをしてしまうことになってしまう」 沈黙。 「もうすでにしてるのだ、少年よ」 ヘッドギア男がつぶやいた。 僕は、テーブルの上のシラヌイを見た。彼女はただただ申し訳なさそうにうつむいていた。本当に、僕は、ダメだ。情けない気持ちで一杯になった。なんで、こういう他の人が普通に気づけることに僕は気づけないんだろう。今までもそうだったけど、これからも未来永劫そうなんだろうか。 「君、人付き合いが苦手だろ」 椿のマスターだ。 「苦手って言うか、解らない。違うかい?」 さっきとは変わって、口調や態度が少し優しくなっていた。 「はい、解りません」 そうだ、これまでだって、そうだ。真摯に対応しようと思えば思うほど、相手はどんどん冷ややかになっていく。そしてお決まりの台詞だ。「もういいよ、そういうことが解らない人にいてもらいたくない」と、そう優しく言われるんだ。どうしてだろう。本当に解らない。ああ、ここでの僕も終わったな。そう、思った。 でも、違った。 「そんな自分を良い方向に変えていきたいと思っているのかい」 僕は一瞬ぽかんとして、それから、答えた。 「はい。そう思っています。でも…」 「『でも』は、いい。来い。さっきそう君が言ったんだ。装備は貸してやる」 椿のマスターはそう言い切った。 「良いのであるか?」 「誰にだって初めてはあるだろ」 「いや、しかしだな」 「言っておくけど、お前さんと初めて組んだ時は酷かったぞ」 「………それは言わない約束なのであーる」 彼らのやり取りを尻目に、僕はシラヌイに頭を下げた。 そのさん。 その三階建てのビルは、僕が想像していたより、ずっとこじんまりとしたものだった。繁華街からちょっと離れた住宅街。ところどころに事務所やセレクトショップが立ち並ぶ、ちょっと小洒落た場所だ。今は使われていないその建物は街頭の光も吸い込んで立ちつくす真っ黒な壁のようにも思えた。 門にある鉄パイプで組んだバリケードを、ふたりは身軽に乗り越えて敷地に入っていく。僕もそれに続く。 僕らは門柱の陰に座り込んで、シラヌイたちの準備を始めた。 「あのー、すみません。今日の保護活動をされる皆さんですね」 頭上から響くか細い声に、全員が腔を見上げた。そこにはエウクランテ型の神姫が羽をつけて浮遊していた。 「最初に皆さんにご相談させて頂いたオーディーヌです。今日は本当にありがとうございます」。全員に向け頭を下げた。「今日は私はお手伝いをすることができません。でも、皆さんがあの神姫を無事に保護できるようにと、私のマスターと祈らせて頂きます」 神姫はどんなカミサマに祈るんだろう。そんなことを考えていると、そのエウクランテ型ー、オーディーヌは僕の名前を呼んだ。 「シラヌイさんから聞いています。危険を伴う今回の保護への参加を、初めてであるにも関わらず、決断されたそうですね。シラヌイさんもそのことを誇りに思っていらっしゃると思います。是非、良い結果を残してください。私たち神姫のわがままに付き合ってくださって、本当にありがとう」 そう言うと、オーディーヌはふわふわと飛んでいった。 「シラヌイ」 「はい、主」 ヴァッフェバニーの装備に身を包んだ彼女が応えた。 「僕は、君が望んだことを君が成し遂げられるように、君のバックアップをする。だから、君は構わずに正しいと思ったことをしてくれ」 「はい、主。お任せください」 そう言って微笑んだ彼女の顔は、なぜか儚げに見えた。 「さて、お姫様が城から出てくる時間だぞ」 椿のマスターが言った。シラヌイたちはそれぞれの位置についている。シラヌイはヴァッフェバニー装備に、椿のものと同じ日本刀、マオチャオタイプは標準装備の鎧に先ほどの電磁パルス武装、椿は最初から着ていたスーツ姿のままだ。椿が説得し、それに失敗した場合、マオチャオが仕留める。シラヌイの役目は相手神姫が逃げようとした場合に退路を断つことにある、らしい。らしい、というのはこの役割分担が神姫同士の話し合いで決まったからだ。三体はそれぞれ、小型のCCDを肩に載せていた。その画像は、ヘッドギア男のノートパソコンに送られる。 僕らも黙って見ているわけではなかった。ヘッドギア男のノートパソコン脇にはSMGタイプのエア・ガンが地べたに置かれている。モノ自体は市販のものと変わらないが、弾が違う。硬度と重量を増した、特殊BB弾、もしくは神姫のボディに当たっただけで砕ける、(対神姫)非殺傷弾の二種類がマガジンで用意されている。椿のマスターが持っているのも同じくエア・ガンだ。ただし、こちらはアメリカのサバイバル・ゲームで使われている、大型のペイント弾を扱うタイプだ。こちらも弾は通常のペイント弾ではなく、いわゆるトリモチ、粘着弾が入っている。通常、対象の神姫が着弾点から半径二十センチ以内にいれば確実に動きを止めることが出来るそうだ。そして僕が持っているのが、彼ら曰く「捕獲銃」だ。仕組みはバネの力でミサイルを飛ばすオモチャなのだけど、五十センチ四方の金属製の網を飛ばす。有効射程は一メートル五十センチ。発射後、スイッチを入れると、瞬間的に高圧電流を流し、ネットに捕獲された神姫の動きを一時的に止めることが出来る、という。 僕らは敷地の隅に集まって、ヘッドギア男のノートパソコンの画面を覗き込んでいた。 「今日の主賓が登場したのであーる」 椿のCCDから送られてくる画像に対象に神姫の姿が映っていた。そして、それはあまりにも異様だった。その神姫は四つん這いの姿勢で画面に向かってカチャカチャと進んできた。椿の声が聞こえた。 「こんばんわ。私は椿と言います。少しあなたとお話がしたいのですが、よろしいでしょうか」 相手神姫は情報通り、武装はなし。種型の基本装備のブーツと腰回りのアーマーだけのようだ。声をかけられた神姫は無表情のまま首を傾けた。椿が言を継ぐ。 「もし、あなたのマスターがいらっしゃらないのであれば、あなたにとってもメリットのある解決方法をー」 いきなり、種型が画面に向かってジャンプした。これを受けて、シラヌイとマオチャオタイプが動いた。 椿はその場で姿勢を崩さずに、素立ちの姿勢から真上にジャンプ。ジャケットの裾から背中に隠していた日本刀が地面に落ちる。空を切る種型の手刀。マオチャオタイプがかけ声と共に種型に迫る。 「おとなしくするのだー!」 画面がいきなりブラックアウト。シラヌイの映像を見ると、まるで人間が神姫を掴んで投げ付けたような勢いで、種型の蹴りを喰らってすっとぶマオチャオタイプが見えた。ノーマルの神姫同士が本気でバトルしても到底こんな力は出ない。その間に空中でバク転を決めた椿が初期位置から十センチほど後方に着地。そのまま自分に向かって倒れ込んでくる日本刀を掴んで、抜刀する。 「行くぞ」 椿のマスターの声を聞いて、何も考えられないまま、ダッシュ。現場へ向かう。 椿と種型が交戦状態にあるのが見えた。シラヌイとマオチャオタイプの姿は見えない。どこだ? 「構わん、撃っちまえ。椿は巻き込まれても大丈夫だ。撃て」 遅れてきた椿のマスターが言う。一瞬、ためらう。種型が椿の腕をねじり上げて、武装コネクタの部分から腕を引っこ抜いた。その手に握られた日本刀を手に、種型は今度は僕に向かって跳躍してきた。 「撃てよ、オイ!」 エアガンの連射音が響く。ヘッドギア男のSMGを椿のマスターが撃っていた。何発かが命中したものの、種型はボディの表面ではじける弾には構わずにコチラへ向かって飛び込んでくる。 と、目の前に何か黒いものが疾った。鋭い金属音が響く。 種型はぼとりと僕の目の前の地面に落ちると、背後を振り返った。そこにはシラヌイが地面に倒れ込んでいる。僕はすかさずトリガーを引いた。種型がネットに取り込まれる。電源のスイッチを入れると、種型は地面に仰向けに倒れ込みー。 「ーーーーーーーー!!」 声にならない音を上げ、手足をバタバタさせて暴れた。椿のマスターがトリモチを打ち込む。一発では動きも、声も止まらず、二発目、三発目でその動きがようやく止まった。声もくぐもって聞こえなくなった。 「シラヌイ!?」 僕の呼びかけに彼女は起き上がって応えた。 「主も、ご無事で」 ヘッドギア男も駆け寄ってきた。 「我が輩のねこ助は無事なのであるか」 椿がマオチャオタイプを背負ってやってきた。さっき、もぎ取られた腕は無事にくっついていた。無理な体制に持ち込まれることを嫌った彼女が、自らロックを外したのだろう。 「無事です。鎧が割れてしまいましたし、まだスタン状態にあるようですが、CSC及びコア・ユニットの損傷はありません」 そういうと、ヘッドギア男の手のひらに、彼のマオチャオをそっと乗せた。 「おーい。まだ仕事は残ってるんだぜ」 椿のマスターはトリモチの塊と化した神姫をビニールに包んで、そのまま金属のケースに入れてロックした。蓋に付いているLEDがチカチカと瞬く。このケースも神姫の保護のために用意されたもので、神姫に機能停止の信号を送ることになっている。機能停止は神姫が持たされている人間にとっての安全弁のひとつで、イリーガルも例外ではない。むしろ、イリーガルの方が暴走の危険性が高いため、改造を受けてもその機能は残されているし、二重三重に機能停止の手段が盛り込まれている場合すらあるという。 僕はシラヌイに近づくと、そっと彼女をすくいあげた。 気づくと、しとしとと降っていた雨も止み、夜空には都会の明かりにとけ込みそうになりながら星が瞬いていた。 そのよん。 駅前に戻った僕らは、屋台で祝杯を上げていた。椿のマスターとヘッドギア男は青島、僕はZIMAだ。路上に並べられたテーブルの他の席では仕事帰りのサラリーマンやらカップルやらがそれぞれの夜を楽しんでいた。 「今日はお疲れ」 ふたりがボトルネックを掴み、ビン底を打ち合わせて乾杯するのを見て、僕もあわててボトルを持ち直した。 「今日は君たちがMVPだな」 「おかげで助かったのであーる」 二人がボトルを打ち付けてくるのを受ける。チン、と涼やかな音がした。テーブルの上ではシラヌイたちが歓談していた。シラヌイは右腕に白いテープを包帯のように巻いていた。種型に突進したとき、ボディスーツを切り裂かれてしまっていたのだ。それを見た椿が包帯代わりの応急処置にとテープを巻いてくれていた。 「まぁだふらふらするのだ」 「けっこうな勢いで蹴り飛ばされましたからね。直らないようであれば、明日、センターで内部機構のチェックをするのが良いでしょう」 「イリーガルがあれほどの力を発揮するとは思いませんでした。私も認識が甘かったようですね」 それぞれが感想を口にする。 「本当に大丈夫なのであるか」 「内部機能の診断はおーるぐりーんなのだ。それよりも、今回は全く良いところがなかったのだ。もっと活躍できるように新しい装備を開発しやがれなのだ」 「あいや、今日は、シラヌイ殿に良いところを見せようとして無防備に突進したー」 「言い訳無用なのだ。わかったかなのだ」 一方的にやり込められるヘッドギア男の姿に周辺のテーブルの客たちからも笑い声が漏れた。 「責めないんですか、僕を」 椿のマスターに向かって言った。 「何を」 「『撃て』って言われたのに撃てなかった。そのせいでシラヌイにケガをさせてしまった」 彼は夜空を見上げ、考えるようなそぶりを見せて話しはじめた。 「今日、最初に会ったとき、さんざんだったよな。君は。でも、君は自分自身の考えで、自分自身をどうにかしたいと思って今日の活動に参加した。君は自分自身で解っているから」 「何をですか」 「自分には何かが欠けている、ヘンだ、とね。そしてそれをなんとかしたい、と思っている。例えば、今は、自分の行動を振り返って反省している。なら、次回から直せばいい。 最初に君も認めた対人関係が苦手な部分、結局それが神姫への不義理な扱いに繋がっているのだけどー、それだって直していけばいい。神姫は、人間だったら離れていくような行動をとっても、あくまでマスターについていく。君は君のシラヌイから人の付き合い方を学べばいい。ただ、彼女に甘えるなよ。学生だったらサークルのひとつにでも入って、そこで友達でもつくってー」 「それは、無理ですよ。ソリの合わない人が多くて」 「うん、でも、校内の学生全員と顔を合わせたわけじゃないだろ。騙されたと思って神姫サークルでも立ち上げたらどうだ」 釈然とせずに僕は黙り込んだ。 「ま、無理強いはしないが、動かないことにはどうにもならんだろ」 確かに、そうだ。今日のことだって、最初に僕が帰っていたら、こういう展開にはならなかっただろうし。 「はい。………学校には神姫のサークルがあるんで、明日、いってきます」 「最初から、上手く行くとは考えないでな。軽く話しを合わせて、そんなもんだ」 手の甲に、柔らかくひんやりとしたものが当たった。テーブルの上に置いた僕の手に、シラヌイが身を寄せていた。 「私もお手伝いさせて頂きます、主」 見上げるシラヌイに何と言ったら良いのかとちょっと考えて、答えた。 「ありがとう。これからも迷惑をかけることになるかもしれないけれど、良いマスターになってみせるよ」 「はい。私は常に主とともに居ります。これからも、主のために」 お互いに黙り込んだまま見つめ合う僕らに気づいたマオチャオタイプが、矛先をこちらに向けた。 「おお、なんかいい雰囲気なのだ」 「ちょっと、お止めなさい。大事な場面なのですから」 これは椿さん。とはいえ好奇心まるだしの表情でこちらを見ているのは何ですか。 「うむ、マスターとしての自覚を新たにしたのであるな。それでこそー」 ビール一杯で顔を真っ赤にしたヘッドギア男がまた、演説口調で話し始めた瞬間。 「うるせーよ」 「本当に、公共の場所での行動をわきまえない方ですね」 「今、良いところなのだ、ひかえおうろうなのだ」 「せっかく主と良い雰囲気でしたのに」 一斉に非難の声が飛んだ。 Das Ende.
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『武装神姫と暮らす日常』 あらすじ 著:卯月 『武装神姫と暮らす日常』あらすじ 人物設定 【本編】 人物設定 鴻乃ゆかり&海棠卯月 雪ノ下組 大野家? その他 【本編】 第一章『始まりの日』 第二章『べるの登場!?』 第三章『ノエルVSクラリス』 第四章『種と稲』 ご感想、ご要望やリクエストなどは、こちらへ 名前 コメント 今日 - 昨日 - 総合 -
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オワリとハジマリ その2 「次から次へと出てくるな…」 大量発生するバグに対し、ヤクトたちは次第に劣勢になっていった。 「だがここでやられるわけにはいかない。ここで食い止めなければ、世界は闇に包まれてしまう」 リオーネも巨砲から弾丸を撃ち、バグを破壊していくが、バグの大群に弾丸の装填が間に合わなくなっていた。 「まいったぜ、これじゃきりがねえよ」 次々と群がるバグの群れ。しかし、この状況を冷静に見ている神姫が一人いた。 「それにしても、零の姿が見えない気がしませんか?さっきまでいたはずなのに、消えてるんです」 とっさにマリーがこんな質問をしてきた。 「はあ?今はそれどころじゃねえんじゃね?」 「なぜそんな質問を…そうか!そういうことだったのか」 あきれているヤクトを横目に、リオーネがあることを思いついた。 「奴はバグを利用して自分たちを足止めするつもりだ」 「なるほど、あいつの考えそうなことだな。でも、どうやって仮面やろーを追うんだよ?これじゃあ追うことさえできないぜ」 零が入ってきた出入り口にはバグが大量に群がっていた。このままでは入ることはおろか、近づくことすらできない。 「よし、ならば私たちが突破口を開きましょう」 言い出したのはヤイバとヨツンヘイムだった。 「私と白雷、そしてヨツンヘイムさんのコンビネーションなら入り口にいるバグを一瞬だけ追い払うことができます。その隙に皆さんは突入してください」 ヤイバの唐突な発案に対し、リオーネは反対した。 「それでは君たちはバグに飲み込まれてしまう!そんな無茶な方法、了承できるか!!」 「それでもやるしかないんです。誰かが零を止めない限り、次々と犠牲は増えるんですよ!」 確かにその通りだった。このまま足止めを食らうと零がホストコンピュータを利用して、全世界のコンピュータを支配してしまうだろう。そうなってしまえば、神姫をはじめとするヒューマノイドもただではすまない。 「…分かったよ、これしか方法がないならやるしかないな」 ヤクトは珍しく冷静になって結論を出した。 「あの野郎を止めるには、誰かがここに残って突破口を開くしかない。虫軍団がこんなにいるんじゃ全員突破はムリだろうからな。だが、みすみすお前らを死なせるわけにはいかねえ」 そして、一呼吸して大声で叫んだ。 「いいか、ここまで覚悟を決めたなら、必ず成功させろよ!そんでもって、やられたら承知しねえぞ」 ヤクトの気合が入った一声に、ヤイバたちはうなずいた。 「もちろん、生きて戻りましょう。帰るときはみんなと一緒です」 「よし、約束だぞ、じゃ、早速始めようか」 「ちょっと待ってください、私もいかせてください」 マリーが手を上げて自分も同行する意思表示をした。 「え?お前、大丈夫なのかよ?」 「私にはコンピュータをアクセスできるコミュニケーターを搭載しています。もしものときがある場合は、私がアクセスして暴走を止めます」 ヤクトたちは驚きの顔を隠せなかった。どうやら彼女には、アンチイリーガルワクチンのほかにも能力があるらしい。 「…分かった。だが、自分たちがマリーを守りきれる保証はない。もし万が一のことがあったら、自分で身を守る、これだけは約束してほしい」 リオーネの厳しい言葉に、マリーは無言でうなずいた。 「よし、ヤイバとヨツンヘイムたちはここでバグを防いでくれ。その隙に自分たちが門を突破する。…みんな、死ぬなよ」 ヤイバたちはうなずくと、突破口を開く準備を始めた。 一方、零はホストコンピュータの前で立ち往生していた。 「イリーガル数体使っても破れぬとは、なんて強固なプロテクトなのだろう」 零の率いるイリーガルはあと十数体近くに待機しているが、数で攻めようとしても結果は同じになることを悟った。 「仕方がない、あれを呼ぶしかないな」 零が指を弾こうとしたとき、扉が破壊され、何者かがイリーガルを破壊しながら零の前に向かってきた。 「…何奴!?こんな場所に堂々と入って来るとは」 「まあ、正々堂々とはいきませんでしたけど。とりあえずはじめまして、というべきかしら、零さん」 正体はシェイドとソフィだった。 「…零、これ以上の破壊行為、やめてもらう」 「なるほど、エースクラスの戦闘力を持つイリーガルを倒すとは、お前達、ただの神姫ではないな」 零は不敵な笑いをし、仮面の前に手をかざした。 「お前たちの実力は分かった。だが、この力をこんなことに使うのにはもったいなく思うがな。どうだ、余の部下にならぬか?」 意外な答えに、シェイドたちは戸惑いを見せた。 「どういうことだ?」 「言ったとおりの意味だ、余の部下になれといっているのだ。余はロボットによるロボットのための国を作りたいのだ。お前達が協力してくれるなら、早急に実現することも夢ではない」 少しずつシェイドたちに近づいていく零。しかしシェイドたちの答えはすでに決まっている。 「そんなこと、賛成すると思うか?答えはNOだ」 「ふっ、そうか。ならばこちらにも考えがある」 零はかざしていた手を下げた。その瞬間、左目が激しく光り始めた。 「こうなったら無理にでも協力してもらう。さあ、余の命令に従ってもらおうか」 (な、何だ、力が抜ける…もしかすると、この光のせいで…) シェイドが結論を出そうとしたそのとき、零の目から光が放たれ、二人を包んだ。 「ふえぇ、どうにか突破出来たぜ。大丈夫か、みんな」 バグの群れを無事突破できたヤクトとリオーネ、それとマリーは無事なことを確認した。 「でも、大丈夫でしょうか、さっきの攻撃で半数は減少したものの、かなりのバグが残っていました」 「それにシュートレイが突破に失敗してしまった。シュートレイがいなくなった穴は大きいな」 門を突破する際、最後尾にいたシュートレイがバグの群れに飲み込まれ、戦闘不能になってしまったのだ。幸い、強制送還により最悪の事態は逃れたが、もうシュートレイの復帰は見込めそうにないだろう。 「それでも、おいらたちは仮面やろーのふざけた計画をつぶさなきゃいけねえんだ。そうだろ、みんな」 「その通りだ、たとえ独りになったとしても、最後まで戦う、それが自分たちの使命だから」 最終ゲートを抜け、ヤクトたちはホストコンピュータの中枢部へ進入した。 「ここが中枢部か…」 「でも、誰もいないぞ。零がここにいるんじゃなかったのかよ!?」 ヤクトたちは周りを見回したが、零どころか、イリーガルすら見当たらなかった。 「おかしい、確かに奴はここに侵入したはずだ。それなのに、誰もいないとは…」 そのとき、何者かがマリーの背後に出現し、彼女の首に刃をつきたてた。 「きゃあああ!!」 「マリー!貴様、何者だ?」 影の正体は、以前メルクリウスと対決したマーメイドタイプ神姫・ソフィだった。 「てめえはメルが言ってたあの神姫か!!」 卑劣な手を使うソフィに、ヤクトが激怒した。 「違う!!」 別の扉の影から別の黒い神姫がよろよろした足どりで表れた。 「ソフィは零に操られているんだ!!」 第3章その3に進む 戻る
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人間 天薙龍悪(てんち たつお) 19歳の大学二年生。 身長180センチ。 苦学生していてバイトしながら学校に通ってる結構な苦労人。 性格はぶっきら棒で喧嘩ぱやいが、根は優しく、結構人に好かれるタイプ。 元不良学生なので煙草を吸います。 趣味は多趣味なので色々な事をやってます。(主に物を作る事が多い) その中でも料理は結構な腕前で美味しい。(一人暮らしが長いせい) それと自作で武器を作るのもかなり腕前で、その腕前は武装神姫関係の会社で働く龍悪の姉さんに認めてもらっている。 何故か雨がかなり嫌い。 ある一部の過去の記憶が欠落している。 斉藤朱美(さいとう あけみ) 29歳の武装神姫関係の仕事をしている龍悪のお姉さん。 今は結婚してしまったので苗字が違う。 性格は常に元気ハツラツな人で、たまに抜けてる部分もある。(この性格のせいなのか、龍悪が結構面倒事に巻き込まれる) たまに実家に帰ってきたら龍悪が作った物を「あ、これいいね。仕事のデータに役立つかも。これ貰うねー」とか言って龍悪に有無言わさずパクる。 十六夜婪(いざよい りん) 17歳の高校三年生、龍悪の幼馴染にして後輩。 容姿は誰もが見ても可愛い女の子。 だが、性別は男。 子供の頃は仲良く龍悪と遊んでいた。(年齢が10歳ぐらいまでのこと) 婪は身体は男でも心は女の子そのものであるきっかけで龍悪の事が好きになってしまった。(婪の両親は女の子として育てせい) 中学三年生頃の龍悪に婪は思い切って、龍悪をベットに押し倒し襲った事で龍悪は婪の事を少し避けるようになってしまった。 それいらいからは龍悪は婪とは全然遊ばなくなり、婪は寂しい想いをしているらしい。 それでもめげずに龍悪に好かれるように頑張る婪。 性格は相当なエロい性格でその性癖は誰にも止められない。(龍悪限定) 他人や友達に対しては普通の可愛い女の子の性格。 武装神姫もやっていて、ランクは上位に入るらしい。 因みに学校では一番の可愛い子ナンバーワンらしい。 男性、女性にも大人気だそうだ。 武装神姫 ANGELUS(アンジェラス) 天使型アーンヴァル 龍悪の神姫。 容姿はセミロングで美乳。 生真面目な性格で武装神姫の四人なかのリーダーである。 趣味は料理と掃除。 本当は龍悪に物凄く甘えたいが、それを表にさらけ出す事が出来ない。 過去に龍悪と出会いあり。(龍悪はこの過去が欠落している) 武装は万能型。 遠距離、中距離、近距離。 どんな状態でも攻撃できる。 因みに、このお話のメインヒロイン。 CRINALE(クリナーレ) 悪魔型ストラーフ 龍悪の神姫。 容姿はツインテールで貧乳。 一言でいうと生意気な性格。 趣味は身体を動かす事。 龍悪とのいがみ合いが多々あるが、それがコミュニケーションになっているのでクリナーレ自体がそれで満足している。 武装は近距離型。 敵に近づきクローで殴ったりバルムンクで斬りのが得意。 LUNA(ルーナ) 天使型アーンヴァル・B 龍悪の神姫。 容姿はポニーテールで巨乳。 温和かでおませな性格。 趣味は龍悪の誘惑とパソコン。 アンジェラスの妹。 龍悪を誘惑するのが日課になっている。 ただ、キレルと非常に怖い子。 武装は中距離型。 銃で撃ったり剣で斬ったり、とヒット&ウェインが得意。 PARCA(パルカ) 悪魔型ストラーフ・W 龍悪の神姫。 容姿はツンイテールで巨乳。 引っ込み思案な性格。 趣味はアンジェラスと同じで料理と掃除。 クリナーレの妹。 いつも龍悪と口喧嘩してる姉のクリナーレを止める役。 闘いは嫌いだけど龍悪のために頑張って闘う健気な子。 武装は遠距離型。 銃で撃って撃って撃ちまくり、とどめにミサイルを乱射するかモアイを投げつける。 藍(らん) 犬型ハウリン 婪の神姫。 婪に忠実でこの世の全ては婪が言った事が正しいと思っている。 趣味は格闘を極める事。 猫型の錬とよく喧嘩する。 主に錬がチョッカイを出すのが原因。 闘いはやっぱり格闘好きで剣で攻撃した後に蹴りや殴りをいれる。 結構なつわものです。 錬(れん) 猫型マオチャオ 婪の神姫。 実はかなりの困ったちゃん。 趣味は藍にチョッカイを出す事。 闘いは主に銃撃。 けど、敵が間合いをつめてきたら格闘をやります。 いつも藍と喧嘩していたせいで格闘が身についてます。
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条件 報酬 追加条件・備考 オーナー登録から90日経過する ナースタイツ L/R 最初から オーナー登録から180日経過する マスカレード オーナー登録から90日経過する オーナーグレードがSilverになる CSC/アメジスト 最初から※スコアは加算されない オーナーグレードがGoldになる CSC/ダイヤモンド オーナーグレードがSilverになる※スコアは加算されない オーナーグレードがPlatinumになる 万能包丁 オーナーグレードがGoldになる※スコアは加算されない 総プレイ時間が100時間以上になる ターバン(白) 最初から 総プレイ時間が200時間以上になる 桜のイヤリング L/R 総プレイ時間が100時間以上になる 30.1mm~50.0mmの魚拓をゲットする(マイ神姫バトルを除く) 貝殻のイヤリング L/R 最初から 50.1mm~70.0mmの魚拓をゲットする(マイ神姫バトルを除く) 水中めがね 最初から 70.1mm~90.0mmの魚拓をゲットする(マイ神姫バトルを除く) 海の髪飾り 最初から 90.1mm以上の魚拓をゲットする(マイ神姫バトルを除く) ホタテアーマー 最初から 達成したアチーブメントの数が50になる バトルBGM「♪Ready Go!」 最初から 達成したアチーブメントの数が100になる バトルBGM「♪Treasure Island」 達成したアチーブメントの数が50になる 神姫を成長限界まで育成 CSCパック/スタンダード1(繰り返し達成可能) 最初から 神姫を3体、成長限界まで育成 CSCパック/アッパークラス2 最初から 神姫を6種類、成長限界まで育成 スタンロッド 最初から※カウントされるのはコアの種類数通常版とリペイント版とでは1種扱い 神姫を1体、Bクラスにする 攻略ガイド:Bクラス編 最初から 神姫を1体、Aクラスにする 攻略ガイド:Aクラス編 最初から 神姫を3体、Sクラスにする グレートリッチ 最初から トレーニング実行回数100回達成 CSCパック/スタンダード2 最初から トレーニング実行回数500回達成 CSCパック/アッパークラス2 トレーニング実行回数100回達成 トレーニング実行回数1000回達成 CSCパック/レア1 トレーニング実行回数500回達成 攻撃力トレーニング中級で「大成功」 攻撃力トレーニング上級 最初から 攻撃力トレーニング上級で「大成功」 攻撃力トレーニング特級 攻撃力トレーニング中級で「大成功」 命中力トレーニング中級で「大成功」 命中力トレーニング上級 最初から 命中力トレーニング上級で「大成功」 命中力トレーニング特級 命中力トレーニング中級で「大成功」 回避力トレーニング中級で「大成功」 回避力トレーニング上級 最初から 回避力トレーニング上級で「大成功」 回避力トレーニング特級 回避力トレーニング中級で「大成功」 防御力トレーニング中級で「大成功」 防御力トレーニング上級 最初から 防御力トレーニング上級で「大成功」 防御力トレーニング特級 防御力トレーニング中級で「大成功」 トレーニング特級全てで「大成功」 桃花扇 トレーニング上級どれか1種で「大成功」 トレーニングで100回大成功する バトルBGM「♪Next Stages」 最初から オフィシャルバトル・バトルシミュレーション・ミッションバトルを1戦ずつ行う 攻略ガイド:Cクラス編 最初から オフィシャルバトルで累計50戦する しましまテイル 最初から オフィシャルバトルで累計100戦する CSCパック/アッパークラス1 オフィシャルバトルで累計50戦する オフィシャルバトルで累計200戦する CSCパック/アッパークラス2 オフィシャルバトルで累計100戦する オフィシャルバトルで累計500戦する 金ダライ オフィシャルバトルで累計200戦する バトルシミュレーターで累計300戦する “ギガンテス”ロボアーム 最初から オフィシャルバトルで累計10勝する 飛苦無“蓮華草” 最初から オフィシャルバトルで累計100勝する CSCパック/アッパークラス1 オフィシャルバトルで累計10勝する オフィシャルバトルで累計200勝する CSCパック/アッパークラス2 オフィシャルバトルで累計100勝する オフィシャルバトルSクラスで20勝する コルク銃 最初から オフィシャルバトルSクラスで累計100勝する お注射器 オフィシャルバトルSクラスで20勝する オフィシャルバトルExクラスで累計100勝する カルテシールド 最初から オフィシャルバトルで7連勝する チアリーダースカート(赤) 最初から オフィシャルバトルで累計30引分する ティアラ 最初から オフィシャルバトルで累計10敗する フライングソーサー 最初から オフィシャルバトルで10連敗する チアリーダーシャツ(赤) 最初から チームミッションバトルで累計20勝する バトルBGM「♪No Way To Escape」 最初から チームミッションバトルで累計50勝する バトルBGM「♪No Place To Hide」 チームミッションバトルで累計20勝する シングルミッションバトルで累計500勝する バトルBGM「♪VintageRevenge」 最初から シングルミッションバトルで累計1500勝する バトルBGM「♪Modeling」 シングルミッションバトルで累計500勝する チームミッション「バトルマスターズ」をクリアする BGM「♪RIDE ON」 最初から 累計100回STUN状態になる CSCパック/アッパークラス1 最初から 累計100回ふっとびダウンする CSCパック/アッパークラス1 最初から 累計100回ふっとびダウンを回避する CSCパック/アッパークラス2 最初から 累計1000回スキルを使用する ビーチボール 最初から 1hitで1500以上のダメージを受ける コック帽 最初から 1hitで1500以上のダメージを与える まな板シールド 最初から コンボ数35以上を達成する ぬいぐるみ“ハピラピ” 最初から 総合レベルが20以下でBクラスになる チアリーダーシューズ(白) L/R 最初から 『COOL』が500ポイント以上で勝利する CSC/ガーネット 最初から 『COOL』が1000ポイント以上で勝利する CSC/ペリドット 『COOL』が500ポイント以上で勝利する(同時達成可) 『CUTE』が500ポイント以上で勝利する CSC/ブラッドストーン 最初から 『CUTE』が1000ポイント以上で勝利する CSC/マラカイト 『CUTE』が500ポイント以上で勝利する(同時達成可) 『COMICAL』が500ポイント以上で勝利する CSC/アクアマリン 最初から 『COMICAL』が1000ポイント以上で勝利する CSC/アメジスト 『COMICAL』が500ポイント以上で勝利する(同時達成可) 残りLPが1になる まるみみ(茶) 最初から※1にさえなれば可、勝敗も回復効果も問わない 残りLPが573でバトルに勝利する モアイ像 最初から ダメージを一度も受けずに勝利する CSCパック/スタンダード2(繰り返し達成可能) 最初から※耐熱ダメージはダメージとして扱われない 残りLPがゾロ目の状態でオフィシャルバトルに勝利する ふくびきチケット(繰り返し達成可能) 最初から LP差3倍以上の状況から逆転勝利する CSCパック/アッパークラス1(繰り返し達成可能) 最初から 残りSPが1桁で勝利する CSCパック/アッパークラス2(繰り返し達成可能) スキルを5回以上使用して勝利する スキルを5回以上使用して勝利する CSCパック/アッパークラス1(繰り返し達成可能) 最初から 「和風」の打撃武器による攻撃のみで勝利する のぼり“天下布武” 最初から メインウエポンを5種類使用しオフィシャルバトルに勝利する ポンポン 最初から 3ターン以内にバトルモードを発動し、勝利する イヤリング L/R(サークル) 最初から※「3ターン開始時までに」BM発動 メインウエポン以外装備せずに勝利する メギンギョルド 最初から 打撃攻撃のみ使用し、すべての攻撃を命中させて勝利する 如意棒 最初から 敵の攻撃をすべて防御し勝利する アイゼンヒンダニス・ASシールド 最初から 敵の投擲攻撃を5回以上受けて勝利する ユースティティア・AMシールド 最初から 敵の魔法属性の攻撃を5回以上受けて勝利する マジックシールド 最初から 投擲攻撃のみ使用し、全ての攻撃を命中させて勝利する ちゃぶ台 最初から 「ガトリング砲“アイゼンイーゲル”」の攻撃のみで勝利する 湯呑み 最初から 短銃の攻撃のみで勝利する 蹄鉄 最初から 「ファンシー」コーディネートの武器のみ全て命中させてオフィシャルバトルに勝利 プラスチックレーキ 最初から 「金ダライ」の攻撃を3回以上受けて勝利する プラスチックバケツ 最初から シティ(夜)で「湯呑み」の攻撃を3回以上命中させて勝利する みたらし団子 最初から 自分の神姫がCHARM状態で相手にとどめを刺して勝利 ハンディクリーナー 最初から※「自分の神姫がCHARM状態かつ距離0でオフィシャルバトルで勝利」より変更(09/03/26)※「CUTEに勝利」など「クリア条件」が特殊なミッションでは達成不可「CUTEにアタック」など「特殊ルール」はセーフ? スキル攻撃を5回以上防御して勝利する イージスの盾 最初から 爆弾攻撃のみ使用し、全ての攻撃を命中させて勝利する イガグリボム 最初から 「木刀」のみの攻撃でオフィシャルバトルで勝利する いいかんじの木刀 最初から 「桜スピア」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利 桜の髪飾り 最初から 耐熱ダメージでとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利 首かけタオル 最初から 「フライングソーサー」でとどめを刺しオフィシャルバトルで勝利する 銀のナイフ オフィシャルバトルで累計10敗する 「M4ライトセイバー」二刀流でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利する ダブルレイブレード 最初から 追撃スキル「雪玉シュート」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利 みかん 最初から 「蕨手刀」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利する 勾玉 最初から 「ローズブーケ」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利する アジサイの髪飾り 最初から 「木刀」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利する 【「いいかんじの木刀」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利する】アチーブメント追加のみ 最初から 「いいかんじの木刀」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利する すごい木刀 「木刀」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利する 「すごい木刀」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利する つよい木刀 「いいかんじの木刀」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利する 「つよい木刀」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利する やばい木刀 「すごい木刀」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利する 「やばい木刀」を装備している相手にオフィシャルバトルで「やばい木刀」でとどめを刺し勝利する 最強の木刀 「つよい木刀」でとどめを刺しオフィシャルバトルに勝利する 「愛のムチ+5」でオフィシャルバトルで敵にとどめをさす アイゼンヒンダニス・ASシールド+1 最初から 「黒板消し+5」でオフィシャルバトルで敵にとどめをさす 出席簿シールド+1 最初から 「リコーダー+5」でオフィシャルバトルで敵にとどめを刺す 学習ノート+1 最初から 「スクール」コーディネイトでExオフィシャルバトルに勝利 スクールバッグ(紫) 最初から 「チアリーダー」コーディネイトでExオフィシャルバトルに勝利 スポーツバッグ(白) 最初から 「中華」コーディネイトでExオフィシャルバトルに勝利 方天戟 最初から 「和風」コーディネイトでExオフィシャルバトルに勝利 のぼり“風林火山” 最初から 「ファンシー」コーディネイトでExオフィシャルバトルに勝利 牡丹(赤) 最初から 「ウェスタン」コーディネイトでExオフィシャルバトルに勝利 保安官バッジ 最初から 「ギャンブル」コーディネイトでExオフィシャルバトルに勝利 ラッキーコイン 最初から 「コンストラクタ」コーディネイトでExクラスオフィシャルバトルに勝利 安全ヘルメット 最初から 「クッキング」コーディネイトでExクラスオフィシャルバトルに勝利 たけのこドリル 最初から アクアで「スクール水着」を着用し、オフィシャルバトルに勝利する ビート板 最初から 「インセクト」コーディネイトでExクラスオフィシャルバトルに勝利 パピヨンフィラー 最初から 「ティアラ+5」を装備してオフィシャルバトルで勝利する マジックシールド+1 最初から 「出席簿シールド+5」を装備してオフィシャルバトルで勝利する リコーダー+1 最初から 「ぷちモアイ」を装備した神姫に勝利する ぷちモアイ 最初から オフィシャルバトルで総合レベルが30以上高い神姫に勝利する イヤリング L/R(ハート) 最初から オフィシャルバトルで相手の7以上の連勝を阻止する イヤリング L/R(スター) 最初から※引き分け可 「ゆかたアーマー」を装備した神姫にオフィシャルバトルで勝利する 水風船ヨーヨー 最初から 「イリーガルマインド」を装備した神姫にオフィシャルバトルで勝利 バトルBGM「♪il・le・gal」 最初から 「ダンボールアーマー 胸」を装備した神姫に勝利する ダンボールアーマー 胸 最初から 「ダンボールアーマー 腕」を装備した神姫に勝利する ダンボールアーマー 腕 L/R 最初から 「ダンボールアーマー 脚」を装備した神姫に勝利する ダンボールアーマー 脚 L/R 最初から 「ダンボールアーマー 腰」を装備した神姫に勝利する ダンボールアーマー 腰 最初から 「神姫プラネットを開拓せよ!」のボスを特定条件で倒す 2010/05/27消滅2010/08/20復活2010/10/28再消滅 ミッション「神姫技能試験/CクラスI」をクリアする ジャーナルからの挑戦状I 最初から ミッション「神姫技能試験/CクラスII」をクリアする ジャーナルからの挑戦状II 最初から ミッション「神姫技能試験/BクラスI」をクリアする ジャーナルからの挑戦状III 最初から ミッション「神姫技能試験/BクラスII」をクリアする ジャーナルからの挑戦状IV 最初から ミッション「神姫技能試験/AクラスI」をクリアする ジャーナルからの挑戦状V 最初から ミッション「神姫技能試験/AクラスII」をクリアする ジャーナルからの挑戦状VI 最初から ミッション「神姫技能試験/SクラスI」をクリアする CSCパック/レア1 最初から ミッション「神姫技能試験/SクラスII」をクリアする CSCパック/レア1 最初から ミッション「ジャーナルからの挑戦状」を3つクリアする シュタールカッツェ・ABシールド ミッション「ジャーナルからの挑戦状」を追加する ミッション「ジャーナルからの挑戦状」を6つクリアする クレセントムーン ミッション「ジャーナルからの挑戦状」を3つクリアする ミッション「ジャーナルからの挑戦状」を9つクリアする 銀のスプーン ミッション「ジャーナルからの挑戦状」を6つクリアする ミッション「ジャーナルからの挑戦状」を12クリアする 聖槍“ロンギヌス” ミッション「ジャーナルからの挑戦状」を9つクリアする ミッション「ジャーナルからの挑戦状」を15クリアする ホールケーキ ミッション「ジャーナルからの挑戦状」を12クリアする ミッション「ジャーナルからの挑戦状」を18クリアする “アクベンス”シザーアーム ミッション「ジャーナルからの挑戦状」を15クリアする ミッション「ジャーナルからの挑戦状」を21クリアする 三色団子 ミッション「ジャーナルからの挑戦状」を18クリアする ミッション「ジャーナルからの挑戦状」を24クリアする 翼の髪飾り ミッション「ジャーナルからの挑戦状」を21クリアする ミッション「エキストラミッション」を1つクリアする エーススラッシャー 最初から ミッション「エキストラミッション」を2つクリアする ラブラブボンバー ミッション「エキストラミッション」を1つクリアする ミッション「エキストラミッション」を5つクリアする セブンエッジ ミッション「エキストラミッション」を2つクリアする ミッション「エキストラミッション」を10クリアする ガトリング砲“アイゼンイーゲル” ミッション「エキストラミッション」を5つクリアする ミッション「エキストラミッション」を15クリアする ピコピコハンマー(赤) ミッション「エキストラミッション」を10クリアする ミッション「エキストラミッション」を20クリアする マイナスドライバー ミッション「エキストラミッション」を15クリアする ミッション「エキストラミッション」を25クリアする ぐるぐるメガネ ミッション「エキストラミッション」を20クリアする ミッション「イリーガル討伐指令」を1つクリアする ユニホーン ミッション「イリーガル討伐指令」を追加する ミッション「イリーガル討伐指令」を2つクリアする オプション ミッション「イリーガル討伐指令」を1つクリアする ミッション「イリーガル討伐指令」を4つクリアする 魔槍“グングニル” ミッション「イリーガル討伐指令」を2つクリアする ミッション「イリーガル討伐指令」を6つクリアする ドラゴンキャノン ミッション「イリーガル討伐指令」を4つクリアする ミッション「イリーガル討伐指令」を9つクリアする ヴァジュラ ミッション「イリーガル討伐指令」を6つクリアする ミッション「イリーガル討伐指令」を12クリアする 天羽々斬 ミッション「イリーガル討伐指令」を9つクリアする ミッション「イリーガル討伐指令」を15クリアする バースプーン ミッション「イリーガル討伐指令」を12クリアする ミッション「イリーガル討伐指令」を18クリアする マンティスアーム ミッション「イリーガル討伐指令」を15クリアする ノアを100回倒す ノアの逆襲 シークレット ミッション「ノアの逆襲」をクリアする サキュバスホーン ノアを100回倒す パシュミナを100回倒す 先生の課外授業 シークレット ミッション「先生の課外授業」をクリアする サキュバスメイル 肩 L/R パシュミナを100回倒す ジュデッカを10回倒す 復讐のジュデッカ シークレット※イリーガル討伐指令VIII(8)のジュデッカ「イリーガル・レプリカ迎撃指令」ではない ミッション「復讐のジュデッカ」をクリアする サキュバスメイル 胸 ジュデッカを10回倒す アキラを100回倒す ラジオロンドからの刺客 シークレット ミッション「ラジオロンドからの刺客」をクリアする サキュバスメイル 腰 アキラを100回倒す リップルを10回倒す ビッグウェーブ シークレット※エキストラミッションXVI(16)のリップル「ドッキドキ・トレジャーアイランド」および「極秘ファイルを入手せよ」ではない ミッション「ビッグウェーブ」をクリアする サキュバスメイル 脛 L/R リップルを10回倒す クゥを100回倒す 忍びの仇討 シークレット ミッション「忍びの仇討」をクリアする スノーボード クゥを100回倒す シークレットミッションを6クリアする 白き幻影 シークレット ミッション「白き幻影」をクリアする サキュバスメイル 腿 L/R シークレットミッションを6クリアする スキル「完全なる停止“kill -9”」で勝利する 全能なる者 シークレット ミッション「全能なる者」をクリアする プリマヴェーラリング スキル「完全なる停止“kill -9”」で勝利する イベントミッション「イリーガル・レプリカ迎撃指令」で全ての敵を倒す センス・オブ・ユーモア シークレット ミッション「コーディネートプラン5」をクリアする サキュバスメイル(金) 胸 最初から ミッション「LIVE ON」をクリアする サキュバスメイル(金) 肩 L/R 最初から チームミッションを5つクリアする スーパーダイス 最初から チームミッションを10クリアする シルクハット チームミッションを5つクリアする チームミッション「スプリット・ヴァイス」をクリアする サキュバスメイル 腕 L/R 最初から 上へ戻る
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神姫/CSC/武装リスト 神姫一覧 CSC一覧 武装一覧カテゴリーC(最大装備数4) カテゴリーB(最大装備数2) カテゴリーA(最大装備数1) カテゴリーS(最大装備数6) 追加オプション ミニコラム。神姫の隠し能力について。 神姫一覧 1 アーンヴァル HP16 回避力に優れた飛行型の神姫。 HPは低いが、回避で補えればかなりの強さを誇る。 一撃必殺のレーザーも魅力の一つ。 2 ストラーフ HP20 防御力、攻撃力の双方に優れた重装型の神姫。 HPも高いが、回避力が下がるスロットがあると言う欠点が存在する。 必殺技は威力、命中、防御を兼ね揃えたチーグル。 3 マオチャオ HP18 攻撃力と回避力に優れた近接戦型の神姫。 格闘以外の装備とはあまり相性が良くない。 スーパーネコキックは威力では劣るが隙の無い攻撃。 4 ハウリン HP20 HPに特化した万能型神姫。 性能には補正値が無いが、HPが-5になるまで戦闘を続行する。 必殺技は隙が大きいが威力、命中共に高いハウリングサンダー。 5 フォートブラッグ HP18 平均的な能力を持つ砲撃型の神姫。 射撃武器に限り、命中の出目が『2』も必中値になると言う特性を持つ。 必殺技は、次回攻撃の性能を向上させる非攻撃型だが、射撃武器にしか効果が無い。 6 エウクランテ HP18 回避力ではアーンヴァルに劣るが、より攻撃的な空戦型神姫。 耐久力も多少向上しており、汎用性は随一。 必殺技は回避を向上させるプレステイル。だが、最終ターンには……。 7 アーク HP18 命中率と攻撃力に優れた可変型神姫。 射撃に対する適正が高く、性能面では非常に優秀。 必殺技も強力な鳴物入りの最新鋭機。 8 イーダ HP18 回避力と攻撃力に優れた可変型神姫。 格闘に対する適正が高いが、射撃も苦手ではない。 必殺技も含めて、全体的に高性能。 9 飛鳥 HP16 安価で整備性に優れた、回避主体の飛行型神姫。 他の飛行型と比して能力面で劣るが、必殺技も含めれば充分に強力。 さらに、撃破されても一度だけ再出撃できると言う非常識な能力も持つ。 10 ルムメルティア HP18 防御と攻撃に長けた重量級神姫。 ストラーフの完全上位機種であり、ストラーフより劣る面はHPだけ。 もちろん、だからと言って必ず勝てる訳ではない。 11 ティグリース HP18 攻撃面に優れた神姫。 だが、最大の特徴はなんと言っても必殺技。 全ての格闘攻撃力が倍化するが、発動までの時間に注意。 12 ジュビジー HP17 一ターンに6点以上のダメージを受けた場合、5点になるまで減らす能力を持つ。 攻撃や防御/回避に得手不得手が無く、扱いやすいのも特徴の一つ。 必殺技には謎が多いが、極めれば最強の技らしい。 13 フブキ HP18 選ばれなかった不遇の神姫が帰ってきた。 以前とは全く別物の能力を得て、最強神姫の一角を狙う。 汎用型CSCを装備する事無く、全てのA武装を装備可能。 14 アーンヴァルB HP18 アーンヴァルの完全上位機種。 ノーマルタイプと同等の機動性を持ちながら、全てのスロットに攻撃力+1が付いている。 以前にアーンヴァルを使用した事のあるオーナーのみ選択可能。 新規に作成するのではなく、以前に使用したアーンヴァルを改装することもできる。 CSC一覧 1耐久型CSC 特殊能力:『頑丈』 HPに+5 2ぷちマスィ~ンズCSC 特殊能力:『追撃』 全てスロットのアクションに攻撃力+1(非攻撃以外) 3重装型CSC 特殊能力:『重武装』 カテゴリーBのアクションを3つまで装備できる。ただし、回避力-1のスロットがどこかに2つできる。 4汎用型CSC 特殊能力:『万能型』 自らのタイプ以外のカテゴリーAアクションを選択可能。最大装備数が1なのは変わらず。 5逆境型CSC 特殊能力:『最後の一撃』 HPが5以下になっている場合、全てのスロットの攻撃力が+3(非攻撃以外) 6軽装型CSC 特殊能力:『高機動』 カテゴリーBの装備を1つしか装備できない。ただし、どこか2つのスロットに回避力+1の修正がつく。 7超攻撃型CSC 特殊能力:『見敵必殺』 このCSCを装備した神姫は、B武装が装備できなくなる代わりにA武装を2つ装備できる。 8重装甲CSC 特殊能力:『追加装甲版』 全てスロットに防御力+1 9カウンターCSC 特殊能力:『対抗能力』 このCSCを装備した神姫は相手のCSCの能力を無効化できる。 1、2、5、6、8はそのまま利点を消去。 3、4、7はその効果で装備した武器の攻撃力を-1する。 非攻撃だった場合は効果なし。 武装一覧 カテゴリーC(最大装備数4) C1 レーザーソード/格闘 アクション :攻撃力3 命中率5 リアクション:回避力1 防御力0 C2 アルヴォ/射撃 アクション :攻撃力4 命中率4 リアクション:回避力1 防御力0 C3 アングルブレード/格闘 アクション :攻撃力4 命中率4 リアクション:回避力0 防御力2 (エウロスが同データ) C4 ウズルイフ/射撃 アクション :攻撃力5 命中率4 リアクション:回避力0 防御力1 (アサルトカービンが同データ) C5 研爪/格闘 アクション :攻撃力6 命中率4 リアクション:回避力0 防御力0 (エアロヴァジュラが同データ) C6 防盾/格闘 アクション :攻撃力3 命中率3 リアクション:回避力1 防御力2 (ハンマーシードが同データ) C7 十手/格闘 アクション :攻撃力3 命中率4 リアクション:回避力1 防御力1 (滅爪が同データ) C8 棘輪/射撃 アクション :攻撃力4 命中率3 リアクション:回避力1 防御力1 (ゼピュロスが同データ) C9 アルファ/射撃 アクション :攻撃力5 命中率5 リアクション:回避力0 防御力0 C10 アサルトライフル/射撃 アクション :攻撃力6 命中率3 リアクション:回避力0 防御力1 C11 シルバーストーン/射撃 アクション :攻撃力6 命中率4 リアクション:回避力0 防御力0 C12 DFナイフ/格闘 アクション :攻撃力5 命中率5 リアクション:回避力0 防御力0 (風神/雷神が同データ) カテゴリーB(最大装備数2) B1 リアウイング アクション :非攻撃 リアクション:回避力1 防御力1 特殊効果 :次のターン、回避力+1 B2 グレネード/射撃 アクション :攻撃力7 命中率3 リアクション:回避力0 防御力2 B3 旋牙/格闘 アクション :攻撃力5 命中率4 リアクション:回避力1 防御力1 B4 吠莱壱式/射撃 アクション :攻撃力5 命中率5 リアクション:回避力0 防御力2 B5 滑空砲/射撃 アクション :攻撃力7 命中率4 リアクション:回避力0 防御力1 B6 スーパーシルバーストーン/射撃 アクション :攻撃力6 命中率4 リアクション:回避力1 防御力0 B7 エアロチャクラム/格闘 アクション :攻撃力6 命中率4 リアクション:回避力0 防御力2 (グリーンカッター/朱天が同データ) B8 ボレアス/射撃 アクション :攻撃力4 命中率4 リアクション:回避力1 防御力0 特殊効果 :命中のサイコロが1だった場合。 攻撃力は8になる。 カテゴリーA(最大装備数1) A1 レーザー(アーンヴァルのみ) アクション :攻撃力10 命中率3 リアクション:回避力0 防御力1 A2 チーグル(ストラーフのみ) アクション :攻撃力8 命中率4 リアクション:回避力0 防御力2 A3 スーパーネコキック(マオチャオのみ) アクション :攻撃力6 命中率4 リアクション:回避力1 防御力2 A4 ハウリングサンダー(ハウリンのみ) アクション :攻撃力9 命中率5 リアクション:回避力0 防御力0 A5 砲撃モード(フォートブラッグのみ) アクション :非攻撃 リアクション:回避0 防御2 特殊効果 :次の攻撃時、攻撃力+3、命中率+1、防御力+1 砲撃モードは出続ける限り効果が重複する。 (2連続で砲撃モードを行った場合、攻+6、命+2、防+2) ただし、効果を発揮するのは『射撃』武器のみに限定。 一度攻撃を行うとパラメータ強化は解除される。 A6 プレステイル/テンペスト(エウクランテのみ) アクション :非攻撃 リアクション:回避力1 防御力2 特殊効果 :次のターン、回避力+1 ただし、第10ターンに使用したときのみテンペストが発動する。 テンペストは、命中率4、攻撃力9。回避防御は全て0。 A7 H.S.T.(アークのみ) アクション :攻撃力8 命中率4 リアクション:回避力0 防御力0 特殊効果 :使用したターンは、格闘攻撃からダメージを受けない。 A8 H.M.T.(イーダのみ) アクション :攻撃力8 命中率4 リアクション:回避力0 防御力0 特殊効果 :使用したターンは、射撃攻撃からダメージを受けない。 A9 機銃掃射(飛鳥のみ) アクション :攻撃力6 命中率4 リアクション:回避力2 防御力0 A10 パイルキャノン(ルムメルティアのみ) アクション :攻撃力7 命中率4 リアクション:回避力0 防御力3 特殊効果 :この武器は自分に有利になるように射撃/格闘の種別を入れ替えられる。 A11 キュベレーアフェクション(ジュビジーのみ) アクション :特殊 リアクション:回避力0 防御力? 特殊効果 :この防御でダメージを0にした場合、相手の攻撃をそのまま跳ね返す。 自分で自分に攻撃を行ったものとして命中を含めて処理を行う。 その際の命中値はサイコロを別に振る。 (必中(出目1)の攻撃を跳ね返しても必中になるとは限らない) 防御力は他の装備の防御力の総和と等しい。 A12 真鬼王(ティグリースのみ) アクション :非攻撃 リアクション:回避力0 防御力2 特殊効果 :この能力は複数回使用しないと発動しない。 (B武装の数+S武装の数+1回) 発動後、戦闘終了まで『格闘』のダメージを2倍にする。 発動後にこのアクションが選択された場合は防御力以外の効果なし。 A13 レーザーB(アーンヴァルBのみ) アクション :攻撃力10 命中率4 リアクション:回避力0 防御力0 カテゴリーS(最大装備数6) 前回参加者のみの特典装備。 ただし、配布された個数までしか装備できない。 S1 レーヴァテイン/格闘 アクション :攻撃力7 命中率4 リアクション:回避力1 防御力1 S2 ロンギヌス/格闘 アクション :攻撃力6 命中率5 リアクション:回避力2 防御力0 S3 ヴァルムンク/格闘 アクション :攻撃力7 命中率5 リアクション:回避力0 防御力2 S4 ミサイル/射撃 アクション :攻撃力10 命中率5 リアクション:回避力-1 防御力0 特殊効果 :この武器は偶数回目に使用したときには非攻撃になる。 即ち、一度使用したらリロードしないと次弾が撃てない。 S5 モアイ像/射撃 アクション :攻撃力9 命中率3 リアクション:回避力0 防御力2 S6 マジカルステッキ/射撃 アクション :攻撃力3 命中率- リアクション:回避力-1 防御力-1 特殊効果 :この攻撃は6以外で必中となり、防御力を無視して3ダメージを与える。 S7 ヂェリカン アクション :攻撃力0 命中率0 リアクション:回避力0 防御力0 特殊効果 :サイコロを1個振り、出た目に従う。 1,2『ニトロ』:次ターン攻撃力+2、命中率+1 3,4『クーラント』:次ターン回避力+1、防御力+2 5,6『オイル』:HP回復5点(最大値は超えない) 追加オプション すべて前回参加者用の特典。 どれか1つ装備可能。 1ソニックダイバー 全ての攻撃に+2 回避に+1 HPが最大値から10点以上減ると破壊され、効果を失う。 2ビッグバイパー 全ての攻撃に+3 命中に+1 防御に+1 HPが最大値から10点以上減ると破壊され、効果を失う。 3交通安全のお守り 武器選択のとき、1の出目が出やすくなる。 一度効果を発揮すると効力が無くなる。 (一番最初に6、2の出目が出たとき1の出目として扱う) 4合格祈願のお守り 武器選択のとき、3の出目が出やすくなる。 一度効果を発揮すると効力が無くなる。 (一番最初に2、4の出目が出たとき3の出目として扱う) 5安産祈願のお守り 武器選択のとき、5の出目が出やすくなる。 一度効果を発揮すると効力が無くなる。 (一番最初に4、6の出目が出たとき5の出目として扱う) 6対刃装甲 格闘武器に対し防御力が+1 7防弾装甲 射撃武器に対し防御力が+1 8追加センサー どこか3つのスロットの命中率が向上する。 9ECM 相手の使用した非攻撃武器を1回だけ無効化する。 ミニコラム。 神姫の隠し能力について。 サラ(仮)「ここでは、為になる、……かも知れない耳寄り情報をお話します」 犬〇「まずは、隠し能力についてのヒントですね?」 テッコ「……先ずは『隠し能力』のおさらい」 犬〇「全ての神姫は、非公開のデータとして、戦闘に影響を与えるデータを持っています」 サラ(仮)「はい。では、そのデータにどんなものがあるかを見ていきましょう」 テッコ「……一つが単純な『能力値補正』能力」 犬〇「前回からの神姫ですとアーンヴァルとストラーフがそうですね」 テッコ「……これは、特定のスロットに装備した武器の性能を強化するもの」 サラ(仮)「例えば、“スロット1に防御力+1”、とか、“スロット1に回避力+1”とかですね」 犬〇「これに対し、少しだけ変則的な能力として、『限定能力値補正』能力があります」 テッコ「……これも能力値を強化するものだけど、条件が付く」 サラ(仮)「例えば、“スロット1が『射撃』なら攻撃+1、命中+1”等ですね」 テッコ「……もちろん、条件が一致しなければ何の効果も無い」 犬〇「前回からの神姫では、マオチャオが『能力値補正』と『限定能力値補正』を併せ持っていました」 テッコ「そして、更に特殊な例……、『ルール改変型』」 サラ(仮)「これは、既に公開されている『ルール』を限定的に改変する物です」 犬〇「例として、実際には誰も持っていないルールを一例として挙げておきます」 『この神姫の参加する戦闘は、最大8ターンで終了する』 サラ(仮)「例えば、こんな『ルール改変型』能力を持った神姫が居た場合、『戦闘は10ターンで終了する』と言うルールが変更されてしまいます」 犬〇「こちらの典型例と言えるのが今回追加された『飛鳥』の能力だそうです」 サラ(仮)「飛鳥は通常の『能力値補正』能力に加え『ルール改変型』能力を持っています。……もっとも、『能力値補正』能力の内容やHPで他の神姫劣る為、一概に強いとは言えませんが、サプライズがあるのも確かです」 テッコ「……『ルール改変型』能力を保有している神姫は、ハウリン、フォートブラッグ、ジルダリア、ジュビジー、飛鳥の5体が現在確認されてる」 サラ(仮)「発動すると一目瞭然な神姫から、効果の程がイマイチ分かり辛い神姫まで様々ですが、これらの神姫のバトルは通常の戦闘では起こり得ない事が起きる可能性があります」 犬〇「今回の敵キャラでもある『犬子さん』はハウリンですので、何か隠し玉があるのは覚悟してください」 サラ(仮)「まあ、一応『サラ』も『ルール改変型』能力があるのですけど……」 テッコ「……あんまり凄くなかった」 サラ(仮)「はぁ……」 ※第二回の時のコラムです。 読者参加企画『武装神姫うきうきバトル』に戻る。 ALC
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世に一人しかいない、あなただから エルゴから帰ってきた私達は、シャッターの前で待っていた常連客の 応対を終えて、預かった“ツガルタイプオプション付きハウリン”の チェックをしている。研鑽中の情報処理技術も総動員しての作業だ。 その傍らでは私服のロッテが心配そうに、眠る神姫を見つめている。 ちなみにこの神姫、昨日買われていったばかりなのだが、有無……。 「ふむ。むぐ……むむ、これはどうにも深刻かもしれんな」 「マイスター。この娘は治せませんの?火器管制システム」 「うむ。論文で読んだ事も、日暮に聞いた事もあるのだが」 「だが~……?だがってどの事なんですの、マイスター?」 「所謂あれだ、“ワン・オブ・サウザンド”という奴だよ」 銃器職人の伝説であるそれは、千挺に1つの偶然の産物を意味する。 微細な部品加工時のミスや、手作業による部品同士の相性。これらの 様々な偶然により、量産品にも拘わらず通常を凌駕する性能を持った “神様の贈り物”の一挺を“ワン・オブ・サウザンド”と呼ぶのだ。 マイスター(職人)と名乗るなら、他業種の職人に関する伝説も必須! 「論文は、神姫版“ワン・オブ・サウザンド”の存在を示唆し」 「で、日暮さんはその証言をしてくれた、という事ですの~?」 「うむ、なかなか理解が早いなロッテ。流石私の“妹”だッ!」 「えへへ~……で、えと。そうなると、この娘がソレですの?」 私は肯くしかなかった。神姫版のそれは“オーバーロード”と言われ、 CSCとコアの相性による後天性と、部品加工の段階で起こる先天性の 二種類を持つという。だが、どうもこの娘は……両方に該当する様だ。 しかも“オーバーロード”は、良い事ばかりの当たりクジ等ではない。 “ワン・オブ・サウザンド”は持ち主に不幸をもたらしたと言うが…… “オーバーロード”は知性を持つ神姫自身に、多大な不幸をもたらす。 「この娘の場合は、火器管制システムが別系統に宛われている様だ」 「別系統……それってなんですの?ひょっとして白兵機能ですの?」 「わからんが、それはないな。駆動系の出力効率もどうも鈍い……」 私もロッテも、言葉がない。何せ現状では、バトルに出られないのだ。 ツガルタイプオプションの長所である射撃装備は現状では煙も出ぬし、 かといって白兵装備を握っても、このままでは押し切られて敗北……。 初めからバトルを無視するユーザーには何でもない話なのだが、今回は バトルを好む常連だけに、この“初期不良”は参っている様子だった。 一応はこの“ALChemist”も販売店である故、既に交換に応じている。 「マイスター……このままじゃこの娘は、どうなっちゃいますの?」 「返品してしまえば、パーツレベルで解体されてリサイクル……か」 「そんなの、そんなの可哀想ですの!産まれてきただけなのにっ!」 「無論!“HOS”系のソフトを使えば問題は防げるが、それもな」 「ああいうのを使うのも、なんだか可哀想ですの……人形みたいで」 ロッテの言葉を滑稽と思うか?だが彼女らは、既に人間と変わらぬ。 無機物の15cmにも満たない躯とは言え、人と同じ思考ができるのだ。 そして“プロテクト”を外された彼女らは、自由な心さえ確立する! そんな彼女らを“人形”と嘲笑できる奴こそ、既に人ではないッ!! ……少し熱くなったがともかく、私達に返品する気はなかった訳だ。 動きを画一化する市販の戦闘制御プログラムも、無論考慮にはない。 「うむ……“HOS”自身は、事件とその後の風評被害もあるし」 「マイスターなら、きっとその辺もなんとか自作しちゃいますの」 「……そこまで読んでいたかロッテよ、この娘は本当に良い娘だ」 「だって、どうなってもわたしはマイスターの“妹”ですの~♪」 正規品をそのまま使うのは、余程の事がなければ私はしない性格だ。 だが、彼女に出来る事は何か?それを掴まなければ、何も始まらぬ。 だからこそ私は荷札を書き始める。宛先は……株式会社東杜田技研。 もう片手では“Dr.CTa”宛てのメールを入力する。とどのつまりは、 彼女らに解析を依頼するのだ──この“オーバーロード”の正体を。 「そう言えば、この娘はマスター登録されちゃいましたの?」 「一度な。だが交換の段階で停止し、正規手順で解除したよ」 「それならこの娘は、私の妹かお姉ちゃんになりますの~♪」 まあ自然とそうなるだろう。返品もせず元のオーナーの所にも帰れぬ。 となれば居場所は、他に引き取り手がなければここ以外にはないのだ。 しかも“オーバーロード”……未来を考えれば、ずっと面倒を見たい。 傲慢かもしれぬが、神姫に関わる私だからこそ出来る……最善の手だ。 「ではロッテと同じ様に、この娘にも名前を与えねばならぬな」 「はいですのっ!お店から一文字もらって“クララ”とか……」 「クララか。有無、良い名前だ。戻ってきたら、呼んでやろう」 「了解ですの♪クララ、もう暫く我慢してくださいですの……」 ……“ロッテ”も店名から拝借したのだが、彼女には後で説明するか。 ともあれ、私は眠っている“クララ”をそっと緩衝剤の上に横たえた。 傷が付かぬ様、布でくるんでやるのも忘れない。明日にでも発送だな。 結果として大損となったが、この際は儲けよりも私達の魂を尊重する! 「さてと……今度はロッテの番。エルゴで調整した“アレ”だ」 「はい♪早速プログラムを入れて、自己調整してみますのっ!」 「手塩に掛けて、お前を大事に育ててやるからな……ロッテよ」 「はいっ。今度からクララも一緒ですの、マイスター……ん♪」 「う゛……面と向かって言うな、不意打ちすりすりも禁止ッ!」 ──────大事な大事な、私の“妹達”。願わくばずっと側に。 次に進む/メインメニューへ戻る
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“職人”として、私達にできること 冬の昼さがり、店の会計処理を一通り終えた私・晶は店のシャッターを がらごろと降ろし始めた。この作業がいつでも大変だ……私一人では。 だが、彼女がいればそれも苦にならぬ。本当に手伝いはありがたいな。 「よっこらしょ……はい、マイスター持ってくださいですのっ」 「うむ、御苦労。いつもすまぬな、私の身長が足りぬばかりに」 「もう。おとっつぁんそれは言わない約束だよぉ、ですの~♪」 「おとっつぁん言うなッ。まったく、ワンセグの見すぎだぞ?」 ロッテが滞空しながら引き降ろしたシャッターを完全に閉じ、施錠。 そしてフックに、ラミネート加工を施した張り紙をこしらえてやる。 “外出につき、本日は臨時休業いたします”。これで準備は整った。 「これでよしと……では往こうかロッテ、奴めの店にな」 「はいですの~、いいお返事がもらえるといいですけど」 「だな、奴ならばどうにかできるかもしれんのだが……」 マイスター(職人)たる私だが、専門性はさておき万能でない自覚はある。 神姫の事で言えば、主にデータ処理の方か。こちらはまだまだ修行の身。 故に、今日は先日面白そうな客を紹介してくれた“奴”の所に赴くのだ。 某町商店街に構えるその店名は……“ホビーショップ・エルゴ”という。 「こんにちわ~ですの~、ジェニーうさ大明神さま~♪」 「ロッテさん……貴女まで大明神と呼ばないで下さいよ」 「ん?やあいらっしゃい。晶ちゃ……ゲフンゲフン、晶」 「来てやったぞ日暮。過日は客を紹介してくれて感謝だ」 「はは。ウチで捌ききれない時だったから、礼はいいよ」 日暮夏彦。この店・エルゴの店長を務める……訓練されたオタ男だ。 正直、アキバの専門店にも引けを取らぬ神姫関連の品揃えは感服だ。 他がアレなので、ホビーショップという冠詞はどうかとも思うがな。 そしてロッテにじゃれつかれ困惑している胸像は、ジェニーという。 ヴァッフェバニーの頭部に、共通規格部品の台座を与えているのだ。 「しかしまあ相変わらず、突き抜けた品揃えだ。参考になるぞ」 「いつも思うけど、これで参考になるのかい晶ちゃ……っとッ」 「よろしい。いや、主要ユーザー層の趣味嗜好を知る上でな?」 即座に訂正したので、ハンマー飛び膝蹴りは勘弁してやろう。有無。 まあ今言ったが……如何せん女の思考では、一見見えぬツボがある。 故にエルゴの品揃えを調べ、日暮と語らう。重要な市場調査なのだ。 尤もそれだけでこの店に来る程、私も暇な身分ではないのが辛いな。 「とりあえず、このパーツとこれを買って……本題に入ろうか」 「毎度ー。よっこらせ……それで、今日の用件はなんだい晶?」 「2つある。まずはこの間話していた、データを失う神姫の事」 「ああ、アレね……晶の店にも来たのか?教えた通りの症状で」 日暮の目がすっと細まる……奴めはこれでなかなか“正義感”がある。 真剣味は少し疑問であったが、この目にはホンモノの意志を感じるな。 それを確認して、私は神姫──マオチャオタイプを、寝台に寝かせた。 死んでいるかの様に動かないが、機構的には全くの正常だ。だが……。 「うむ。基幹プログラムがごっそりと削り取られている様だ……くッ」 「ああ泣くな、って言っても泣かないだろうけどさ。対処は可能だよ」 「ほ、本当かッ!?……流石は日暮だ、私もまだまだ修行が足りんな」 泣きたくなるのも当然、神姫にとっては体と心を引き剥がす“拷問”だ。 無理矢理データを移管した所為で、この様になっている所までは分かる。 だが、その先……常連から預かった神姫“ミモザ”を救出する手はない。 実際に涙は見せぬが、マイスター(職人)としてどうにも歯がゆくて……。 「まあ、何にせよ救出できるなら頼みたい。これも“神姫犯罪”か?」 「多分ね……事情はマスターから聞いてるんだろ?大方裏バトル関係」 「御明察。この通り、クライアントのログも渡してもらったぞ。ほれ」 「サンクス……ん、これなら大丈夫。今晩にでも助け出してあげるよ」 神姫犯罪。彼女ら神姫がテクノロジーの産物である以上、人間の悪意には どうしても翻弄されがちだ。今回の様に他人の神姫データを簒奪したり、 小柄さを悪用して強盗をさせたり、暴力事件に使うマスターもいるとか。 有名無実の“プロテクト”も、防犯の役に全く立っていないのが現状だ。 「なぁ……私に、何か出来る事はないのかな、日暮」 「え?“神姫犯罪”に、かい?晶ちゃ……ムグムグ」 「そう。このまま黙って泣くのは、私の魂が許せん」 「マイスター……わたしも同じ思いですの、皆さん」 様々な事象が頭の中を駆けめぐり、ついつい弱音が零れる。 己の未熟さと世の不条理、そして哀れな立場にある神姫達。 どうにかしたい。偽善だろうが傲慢だろうが、それが本心。 「とオレに言っても、なぁ……なぁ、うさ大明神?」 「──────そうですね、私も返事には困ります」 「でも、どうにも我慢できない!……っとすまんな」 「落ち着いて。気持ちはオレらも良く分かるし、ね」 奴めらが何かを隠しているのは確かだが、今それを詰問はしない。 それ以上に、“私に出来る事は何なの?”という疑問が強いのだ。 彼女らは人間にとって、大事な大事なパートナーである筈なのに。 それを理解する所か、従属を強いる愚物が多いというこの現状に。 「……日暮。私に協力できる事があれば何時でも言え、必ずだ」 「今日はいつになく真剣だね、晶。まあ覚えておくよ……うん」 「日暮さん、マイスターはいつだって“全力全壊”ですのっ!」 「ロッテさん……発音だけでは微妙ですが、字が違いません?」 可愛らしい妹・ロッテを軽く撫でてやりながら、私は心中で宣言する。 “その時は職人として出来る事に取り組む”。今決めた、私の誓いだ。 疑問の答えになっていないが、まずは出来る事を一つずつという事で。 確認するまでもなく、ロッテも賛同するだろう。そういう娘だからな。 そして……日暮の“暑苦しい魂”が、こういう時は精神的支柱になる。 「いつかは私の様に、皆が神姫を共に連れ歩く日がくるといいな」 「そう、だなぁ……本当にそんな日がくるといいんだけど、ね?」 「晶さん。そろそろもう一つの用件も出してはいかがでしょうか」 いかん。うさ大明神・ジェニーの言葉で、私は調子を取り戻した。 もう一つの用件、追加武装の火器管制プログラムの相談をしよう。 繰り返すが、私もそこそこ自信は有る物のデータ処理はまだ未熟。 その為今日は開発した“アレ”のデータを持ってきたのだ、うむ。 プロ並みの腕を持つ日暮の意見を、どうしても聞きたくなってな。 とは言え、アレの正体そのものについては日暮にも、まだ内緒だ。 「マイスター、マイスター♪ここからはわたしも混ざりますの!」 「だな。実際に使う彼女の意見も聞いてやってくれぬか、日暮や」 「あいよ。重量級とは言えこんなに武器使うんだロッテちゃん?」 「マイスターの作ってくれた、制御用プログラムがありますのっ」 「じゃあ、そっちも一緒にチェックした方がいいね。いいかな?」 「構わぬ。この際、徹底的に改良点を聞かせてくれんか、頼む!」 ──────更に高みへ……私とロッテはまだ途上なのだ。 次に進む/メインメニューへ戻る