約 3,886,893 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/17926.html
「じゃ、じゃあそこでいいんじゃないか?」 恥ずかしさと高揚を隠すために、私は適当な喫茶店を指差した。 レストランなんかよりも安いだろうし、そもそも私はそんな高級なところなど興味なかったのだ。 律と一緒ならどこでもいい。 なら律の負担も私の負担もない、普通の喫茶店がやっぱり良かった。 落ち着けるのが一番いい。 まあ、律と一緒だとドキドキもするんだけど……。 だけどやっぱり、律の傍にいれば、いつもどこでも安心できるから。 その喫茶店内は、あんまり人がいなかった。 私と律は窓際の方の席を選んで、向かい合って座る。 注文を訊きに来たウェイトレスさんに、私は和風ランチ、律は天ぷら定食を頼んだ。 朝からずっと演奏していたのでお腹がすいているのだろう。 律は運ばれてきた水を何度も飲んでいる。二月の寒い時期なのに氷がたくさん入っていた。 「律、そういえば謝っておきたいことがあったんだ」 「何?」 まだあの日……まだバレンタインデーからは五日しか経っていないけれど、私には一つだけ引っかかっていることがあった。 それを謝りたかったのだけど、タイミングもなかったし、 律と恋人として過ごすようになってからはそれを言うべきか少しばかり迷っていた。 恥ずかしいことでもあったし。 私は先週の出来事を思い出しながら、言った。 「先週さ……私、律を突き飛ばしちゃっただろ」 「ああ、あれ。あったなそんなの」 「あれ、本当ごめん……」 あの後帰っちゃったから、ずっと申し訳ないことをしたと思っていた。 「なんだそんなことか。全然気にしてないよ」 「でも、やっぱり悪いことしたなあって」 「いいよいいよ。あの時の澪、なんか変だったけどな」 確かに変だった。 あの日の朝は、琴吹さんにやたらと律との関係や、恋愛だとかの話をされた。 だからそういう視点で律のことを意識してしまい、胸がドキドキして、 律とまともに目を合わせたら卒倒してしまいそうなぐらい熱を帯びていた。 実際律と目を合わせて、恥ずかしくって、よくわからない何かで胸が一杯になって。 だから突き飛ばして、走ってしまったのだ。 「本当にごめんな」 「いいけどさ。でも、なんか怒らせちゃったかなあって心配だったんだぜ? もしかしたら澪、私が『理学部の子』と食事会行くことにすごく嫉妬してて、私がオーケーしたから怒ったのかなあとか」 「まあそれは……嫉妬してたけど」 あの時は、その食事会に対してモヤモヤする一方で、でもこのモヤモヤがなんなのかわからなかった。 でも、あの日律を突き飛ばして家に帰った時、律への想いが恋愛感情だと悟って、それからそのモヤモヤの正体がわかったのだった。 だから今なら今までのそういう気持ちがわかる。 それが嫉妬で、それが愛で、それが好きだということも。 「で、なんであんなに変だったの?」 さっき自分で回想したのだけど……。 でも、真剣な眼差しに私は気圧され、正直に全部話した。 「実はあの日さ――……」 それまで、律のことを考えると胸が一杯だったけどそれが何かわからなかったことや、琴吹さんと話したこと。 恋愛感情だとわからない悩みとか。 律の顔を見たらもう爆発しそうで、だから突き飛ばして逃げ帰ったことも。 全て語った。 律は、ストローでコップの氷をカラカラ鳴らしながら唸った。 「へえ、いろいろあったんだな……」 「うう……」 「澪ちゃんは恥ずかしくて私を突き飛ばしたのかー」 「か、からかうなよ。マジだったんだぞ」 あの時の気持ちを思い出すだけで、もう顔から火が出そうだ。 私も冷たい水を飲んだ。 律は白い歯を見せるけれど、少しして首の後ろに片手を回した。 「でも、嬉しいよ。そ、そんな風に悩んでくれてて」 「ば、馬鹿律……結構、辛かったんだからな」 「私もだよ。澪に、食事会行ってくれば? って言われた時は結構ショックだったんだぞ?」 私はドキッとした。 それも謝らなきゃいけなかった。 「それも、ごめん。あれ、照れ隠し……面と向かって、行って欲しくないとは言えなかったんだ」 あの時は、恥ずかしいという気持ちより『どうして律に行って欲しくないのだろう』という自問の方に頭が傾いていた気がする。 結局それは、律への恋心に発端する気持ちだった。 律は気にしてない装いで、首を振った。 「うんわかってる。澪はそういうこと、人前じゃあんまり言わないもんな」 「言えたらいいんだけどな。でも、やっぱり、恥ずかしいし」 結局私は恥ずかしがり屋など直っていないのだなと思った。 「いいよ。ってか、澪が恥ずかしがり屋じゃなくなったら困るって」 「な、なんでだよ」 「だってからかえないし、澪じゃないもん」 「……っ」 律は笑った。 私はそれに、何も言い返せなかった。馬鹿と言えば、それでよかったのかもしれない。 でも、私自身も、この恥ずかしがり屋を直そうとは少しも思わなかった。 そうすることは、私と律の出会いのきっかけだったそれを失うことになると思ったからだ。 「……でも、恥ずかしがり屋で、人見知りで」 「?」 私は知らず、囁いていた。 「私が、恥ずかしがり屋じゃなかったら……人見知りじゃなかったら。 一人じゃなかったら……律は、私に話しかけてくれなかったんだよな」 切実に、ただ淡々と。 恥ずかしさも何も捨て去って、そう言った。 ほとんど、独白だった。 私の瞳は、ただ透明な水に浮かぶ氷の、真っ白でひび割れた部分だけを見つめていた。 いや、見つめていたのではなく、『そこがただ視界に入っているだけ』だった。 私は今、何も見ようとはしていない。 見ようとしているのではなくて、目に入ってきているだけ。 私の思考と意志は、まるで雪崩れ込むように湧きあがる言葉と、そしてただ言葉を発したいだけの口に集中していた。 「私がこんな性格じゃなかったら、律と出会えなかったんだ」 出会えなかったかもしれないことを想像した。 それを考えることは、私にとってどんな恐怖よりも果てしない絶望だった。 もし、律に出会えなかったら。 出会っていなかったとしたら、それがどんなに私を苦しめるのかはもう私自身がわかっていることだった。 「だから、私……この性格でよかったよ」 「澪……」 だけど。 ここで、律の顔を見るぐらい私は成長した。 と伝えたくて、私は律の顔を見た。 律は、確かに恥ずかしそうな顔はしていたけれど、でも、嬉しさで泣きそうな。 よくわからない表情をしていた。 でも、口元が少しだけ吊り上っていたので、やっぱりちょっと喜んでくれたのかなと思った。 「律に、会えてよかった」 それを言いたかった。 もう律には、言いたいことだらけなんだ。 でも、その一言には全部詰まってた。 「私も、澪に会えてよかった」 律も目を逸らさなかった。 そのまま続ける律。 「出会えてよかったって気持ちは、これからもずっと同じだ」 「うん……私一生、律のこと好きでいるよ」 律は私の、初めてをなんでも奪って。 初恋も奪った。 でも、これが『最初』じゃなくて、最初で最後なんだなって思った。 私はずっと、律の事好きでい続ける。 「私もだよ。もうずっと、澪のこと好きでいるからな」 それからおかしくなって、笑った。 面と向かって好き好き言えるの、本当に進歩だ。 だから私はいつまでだって律を好きでいる。 無垢なままで。無邪気なままで。 ■ もっと早く出会っていたかった。 だから、もしパラレルワールドってものがあって。 田井中律と秋山澪が、もっと早く出会っている世界があるなら。 十五歳でも十歳でも……とにかく早く出会ってる世界があるなら。 一緒にいられる時間を大事にしてほしい。 私と律は、以前そう思った。 だけど、今の世界に後悔なんてない。 私たちは偶然にして必然に出会ったのだった。 私と律は、確かに出会うべくして出会っただけ。 こうなるのは、きっと運命だったと思う。 だからどんな世界であろうと、時期は違えど私たちは出会っていたんだ。 小学生時代に、出会う世界もあれば。 中学時代に出会う世界もあっただろう。 高校時代に出会う世界も。 そして、ここは、大学時代に出会う世界だっただけなんだって。 律は前まで、もっと早く出会っていたかったと悲しんでた。 でも今の律は、そんなのあまり考えていないようだった。 むしろ一緒にいることを私たちは素直に喜びあえている。 もっと早く出会っていたかったけれど、でも、こうして私たちは出会えてる。 なら、すでに過ぎ去ったことに嘆いていても仕方ないだろう。 『秋山澪』と『田井中律』が、仲良く青春時代を過ごす。 軽音部を作ったり、学園祭でライブしたり。 それは、別の世界の私と律の役目なんじゃないかな。 だから私と律は――この世界の私と律は。 そんな律と澪とは別の人生を楽しんでるんだ。 もっと早く会えなかったことに嘆くより、会えたことに喜んでるんだ。 会えてよかったって、心から思う。 だから、別の世界の律と澪へ。 仲良くやれよ。 私たちも、仲良くやってるよ。 (イノセント・おわり) 戻る
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/31928.html
つなぐみらいといのせんす【登録タグ CD CDつ koyubiCD かなきCD ヘリPCD】 前作 本作 次作 - 繋ぐ未来とイノセンス - ヘリP かなき 流通 即売 委託 発売 2015年4月25日・26日 2015年5月16日 価格 ¥1,000(税込) ¥1,620(税込) サークル Propelly Village(1日目)28(2日目) CD紹介 ヘリPのVOCALOID 1stアルバム。 代表作の 『風待ちハローワールド』 を筆頭に、これまでにリリースした既存曲からの選りすぐりに新曲を加えた全10曲を収録。 ジャケットイラストなどのアートワークを koyubi氏 が、マスタリングを 150P が手掛ける。 THE VOC@LOiD 超 M@STER 31(超ボーマス31)にてリリース。 Amazonで委託販売が行われている。 曲目 ひとつの始まり 風待ちハローワールド ブレイブストーリー ジンジャーとリリー over the latency イグドラ スカイ・シグナル 駆ける、星空の彼方へ デイブレイク ミライ・イノセンス リンク Twitter Amazon コメント 爽やかな曲ばかりで元気が出ます -- 名無しさん (2015-11-25 23 50 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki9_eroparo/pages/386.html
画像・SS本スレ 牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ http //www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/bmr/ 種別/SS創作 分類/シリーズ総合 検索ワード/ワンダフルライフ コロボックルステーション Harvest Moon イノセントライフ ルーンファクトリー キミと育つ島 現行スレ 牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ? 保管庫 牧場物語のエロパロスレの保管庫。 過去スレ 牧場物語のエロパロスレ 牧場物語のエロパロスレ2 牧場物語のエロパロスレ3
https://w.atwiki.jp/ouga/pages/487.html
名前:アッサジーニ・ポレンタ スタンド:『イノセント・クライム』 容姿:肥った男、スキンヘッド 性格:傲岸不遜、卑屈な面もある 職業:フリーター 【ミ】『生命化学研究所:Report No.3』【場】、最終ミッションの参加者14名のうちの1人。 自慢の射撃能力で巨大アナゴや軍隊蟻の大群を蹴散らしたりしていた。 単独行動中、ハピネス『ミューズ』の能力で液状化した床にとらわれてしまい、 脱出できなくなっているところ、終盤の大爆発に巻き込まれて死亡した。 特記事項: 【ミ】『JKUP第8施設“生命化学研究所” 』にて他の参加者たちとともにクローン体で(仮)復活。 施設から脱出するべく行動を開始した。
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/3444.html
大想幻イノセント・ファング 火/自然文明 (13) サイキック・スーパー・クリーチャー:ドリームメイト/ビークル・ビー 9000 ■このクリーチャーは破壊されない。 ■自分のドリームメイトの上に、どの文明・種族の進化クリーチャーを置いてもよい。 ■自分のビークル・ビーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く。 ■W・ブレイカー ■リンク解除 (ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す) 覚醒リンク前⇒《無垢なる牙ハクロウ》(上)、《不死蝶アポロン・パピヨン》(下) フレーバーテキスト 収録 DMA-02「アナザーエピソードⅡ LINKAGE」 作者:焼きナスオ 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/beat-stream/pages/673.html
我楽多イノセンス/ 九頭竜京摩(CV 細谷佳正) Lv Notes BPM Version CATEGORY Movie Jacket LIGHT 04 230 アニメーション - - MEDIUM 07 BEAST 09 +難易度投票 LIGHT 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 MEDIUM 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 BEAST 選択肢 投票数 投票 詐称 2 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 (楽曲の解説) 動画 [部分編集] YouTube ニコニコ動画 攻略・解説 譜面・楽曲の攻略についてはこちらへどうぞ 見辛さ解消の為に改行や文頭の編集、不適切なコメントを削除することがあります 名前 コメント ※文頭に[ bgcolor(#aaf){LIG}]、[ bgcolor(#ffa){MED}]、[ bgcolor(#faa){BST}]をコピー ペーストすると見やすくなります コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/7648.html
スキル:イノセンス DS版スタイルアビリティアドバンス ウィズダム ガーディアン テクニカル イノセント ヴァーサス 武器特殊効果 PSVita版 DS版 スタイルアビリティ アドバンス ※Lvはスタイルレベル アビリティ名 習得Lv 効果 HP上昇? 2 最大HPが20%上昇する 攻撃上昇? 4 攻撃力が5%上昇する アサルト延長? 6 アサルト攻撃のリーチを延長する 陽動行軍? 8 敵シンボルの発生が増える コンボ追加? 10 通常攻撃の回数が1回増える イダテン? 12 移動速度が上昇する最大HPは15%低下する HPの代償? 14 最大HPが20%上昇する最大TPは50%低下する アサルト強化? 16 アサルト攻撃の威力が上昇する 落下お宝増加? 18 敵のドロップするアイテムが増加する 攻撃の代償? 20 攻撃力が5%上昇する知性は10%低下する 会心の心得? 25 クリティカル率が40%上昇する 技の心得? 30 技使用時の蓄積熟練度が20%上昇する 踏ん張り2? 35 攻撃を受けても1ヒット仰け反らなくなる防御力は20%低下する 技威力上昇? 40 技の威力が30%上昇する 武器の達人? 50 武器特殊効果の発生率が上昇する 上へ スキル:アドバンス(TOI)を編集 ウィズダム ※Lvはスタイルレベル アビリティ名 習得Lv 効果 TP上昇? 2 最大TPが20%上昇する 知性上昇? 4 知性が5%上昇する 早口詠唱? 6 天術の詠唱時間を20%短縮する スニーキング? 8 敵の攻撃対象になりにくい 知性の代償? 10 知性が5%上昇する攻撃力は10%低下する 術抵抗? 12 天術のダメージを20%軽減する 高速詠唱? 14 天術の詠唱時間を20%短縮する天術の消費TPは増加する マタギの経験? 16 採掘の成功率が上昇する TP節約? 18 術技の消費TPを15%軽減する TPの代償? 20 最大TPが20%上昇する最大HPは50%減少する 圧縮詠唱? 25 天術の詠唱時間を20%短縮する天術の消費TPは増加する 術の心得? 30 術使用時の蓄積熟練度が20%上昇する 術威力上昇? 40 天術の威力が30%上昇する 踏ん張り4? 44 攻撃を受けても1ヒット仰け反らなくなる最大HPは40%減少する コンボ追加4? 49 通常攻撃の回数が1回増える戦闘中の移動速度は低下する 古語詠唱? 50 天術の詠唱時間を20%短縮する最大HPは50%減少する 上へ スキル:ウィズダム(TOI)を編集 ガーディアン ※Lvはスタイルレベル アビリティ名 習得Lv 効果 防御上昇? 2 防御力が20%上昇する 痛恨の回避? 4 クリティカルを受けなくなる ルアー? 6 敵の攻撃対象になりやすくなる 毒防御? 8 毒の状態異常を40%の確率で無効化 マタギの知恵? 10 採掘に失敗しにくくなる 毒の耐性? 12 毒状態によるHPの減少速度を抑える 封印防御? 14 封印の状態異常を40%の確率で無効化 防御の代償? 16 防御力が5%上昇する敏捷は20%低下する マヒ防御? 18 マヒの状態異常を40%の確率で無効化 踏ん張り? 20 攻撃を受けても1ヒット仰け反らなくなる 石化防御? 24 石化の状態異常を40%の確率で無効化 打撃抵抗? 28 物理攻撃のダメージを20%軽減する リジェネ? 36 HPが時間経過で回復する コンボ追加3? 40 通常攻撃の回数が1回増える最大HPは30%低下する リラックス 45 TPが時間経過で回復する 癒しの翼? 50 HPを回復する術技の回復量が増加する 上へ スキル:ガーディアン(TOI)を編集 テクニカル ※Lvはスタイルレベル アビリティ名 習得Lv 効果 敏捷上昇? 2 敏捷が10%上昇する ダッシュ 4 移動速度が上昇する防御力は5%低下する 気配消し? 6 敵シンボルの発生が減る 吸い上げ? 8 ドロップアイテムとガルドを遠距離から回収できる マタギの嗅覚? 10 採掘オブジェを多く発見できる エスケープ? 12 逃走までにかかる時間を短縮する 落下お金増加? 14 敵のドロップするガルドが増加する 跳躍後? 16 バックステップの移動距離が長くなる 黄金の手? 18 採掘でレアアイテムが出やすくなる 敏捷の代償? 24 敏捷が10%上昇する防御力は5%低下する ジャンプ? 28 ジャンプ力が上昇する 跳躍前? 32 パッシングスルーの移動距離が長くなる コンボ追加2? 36 通常攻撃の回数が1回増える最大TPは20%減少する マタギの遠目? 40 採掘オブジェを発見できる距離が長くなる 踏ん張り3? 45 攻撃を受けても1ヒット仰け反らなくなる最大TPは40%減少する グミの達人? 50 グミの効果が2倍になる 上へ スキル:テクニカル(TOI)を編集 イノセント ※Lvはスタイルレベル アビリティ名 習得Lv 効果 覚醒遅延? 5 テンションゲージの減少する速度を抑える 覚醒容易? 8 テンションゲージの増加量が20%上昇する 覚醒? 10 テンションゲージがMAXのとき秘奥義を発動できる 覚醒延長? 15 テンションゲージMAX状態が長く維持できる 幸運の代償? 20 幸運が20%上昇する攻撃力、知性、防御力、敏捷は10%減少する 威圧? 30 敵の逃走が増える 絆追加? 40 絆値の上昇量が1増える 悟り? 50 HPとTPが時間経過で回復する 上へ スキル:イノセント(TOI)を編集 ヴァーサス ※Lvはスタイルレベル アビリティ名 習得Lv 効果 ハンデ? 2 獲得経験値が10%増えるその代わりに全ての能力が20%減少する ハンデ2? 3 獲得経験値が15%増えるその代わりに全ての能力が40%減少する ハンデ3? 4 獲得経験値が20%増えるその代わりに全ての能力が60%減少する ハンデ4? 5 獲得経験値が25%増えるその代わりに全ての能力が80%減少する 能力衰退? 6 攻撃力、知性が30%減少する 技威力低下? 7 技の威力が80%低下する 術威力低下? 8 術の威力が80%低下する 能力増幅? 46 攻撃力、知性、防御力、敏捷、幸運が10%上昇する ボーナス? 47 獲得ガルドが20%増加する 玄人の鍛錬? 48 獲得経験値が20%増える 業師の技法? 49 スタイルポイント獲得量が20%増加する 危険の報酬? 50 獲得経験値が90%増えるその代わりに最大HPが90%減少する 上へ スキル:ヴァーサス(TOI)を編集 武器特殊効果 特殊効果名 効果 毒? 通常攻撃に毒の追加効果(5%) 毒+? 通常攻撃に毒の追加効果(10%) 毒++? 通常攻撃に毒の追加効果(20%) マヒ? 通常攻撃にマヒの追加効果(5%) マヒ+? 通常攻撃にマヒの追加効果(10%) マヒ? 通常攻撃にマヒの追加効果(20%) 石化? 通常攻撃に石化の追加効果(1%) 石化+? 通常攻撃に石化の追加効果(2%) 石化++? 通常攻撃に石化の追加効果(4%) 封印? 通常攻撃に封印の追加効果(5%) 封印+? 通常攻撃に封印の追加効果(10%) 封印++? 通常攻撃に封印の追加効果(20%) ピヨ? 通常攻撃に気絶の追加効果(3%) ピヨ+? 通常攻撃に気絶の追加効果(6%) ピヨ++? 通常攻撃に気絶の追加効果(10%) 軽量化? 移動速度が20%上昇する 軽量化+? 移動速度が30%上昇する 軽量化++? 移動速度が40%上昇する 会心? クリティカル率が5%上昇する 会心+? クリティカル率が10%上昇する 会心++? クリティカル率が20%上昇する 尖鋭? 与ダメージが5%増加する 尖鋭+? 与ダメージが10%増加する 尖鋭++? 与ダメージが20%増加する なまくら? 物理攻撃のダメージが20%低下する なまくら+? 物理攻撃のダメージが40%低下する なまくら++? 物理攻撃のダメージが80%低下する 治癒? 通常攻撃を当てると敵のHPが1%回復する 治癒+? 通常攻撃を当てると敵のHPが2%回復する 治癒++? 通常攻撃を当てると敵のHPが3%回復する 吸血? 通常攻撃を当てるとHPが1ポイント回復する 吸血+? 通常攻撃を当てるとHPが2ポイント回復する 吸血++? 通常攻撃を当てるとHPが3ポイント回復する 吸魂? 通常攻撃を当てるとTPが1ポイント回復する 吸魂+? 通常攻撃を当てるとTPが2ポイント回復する 吸魂++? 通常攻撃を当てるとTPが3ポイント回復する 豪華? 武器売却時の価格が4倍になる 豪華+? 武器売却時の価格が8倍になる 豪華++? 武器売却時の価格が16倍になる 火属性? 通常攻撃に火属性を付加する 火属性+? 通常攻撃に火属性を付加する 火属性++? 通常攻撃に火属性を付加する 水属性? 通常攻撃に水属性を付加する 水属性+? 通常攻撃に水属性を付加する 水属性++? 通常攻撃に水属性を付加する 土属性? 通常攻撃に土属性を付加する 土属性+? 通常攻撃に土属性を付加する 土属性++? 通常攻撃に土属性を付加する 風属性? 通常攻撃に風属性を付加する 風属性+? 通常攻撃に風属性を付加する 風属性++? 通常攻撃に風属性を付加する 光属性? 通常攻撃に光属性を付加する 光属性+? 通常攻撃に光属性を付加する 光属性++? 通常攻撃に光属性を付加する 闇属性? 通常攻撃に闇属性を付加する 闇属性+? 通常攻撃に闇属性を付加する 闇属性++? 通常攻撃に闇属性を付加する ガルド? 獲得ガルドが10%上昇する ガルド+? 獲得ガルドが20%上昇する ガルド++? 獲得ガルドが40%上昇する 経験値? 獲得経験値が10%上昇する 経験値+? 獲得経験値が10%上昇する 経験値++? 獲得経験値が10%上昇する 上へ スキル:武器特殊効果(TOI)を編集 PSVita版
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/14695.html
アサルトライフル(あさるとらいふ) 概要 イノセンスに登場した銃系の武器。 イノセンス リカルド用の武器、ライフルの一種。 ガラムの武具屋で1040ガルドで買える。 No 085 分類 ライフル 攻撃力 45 ランク 2 買値 1040 売値 装備者 リカルド 特殊効果1 - 特殊効果2 - アビリティ - 入手方法 店 ガラム・武具屋 ▲ 関連リンク 関連品 ネタ アサルトライフル(英 assault rifle)とは、中間弾薬を使用し、セミ/フルオートの切り替え機能を有する軍用銃の事。 日本語では突撃銃とも呼ばれる。 ▲
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/640.html
薄目で、辺りを見回した。 私はどうやらいつの間にか寝ていたようだ。 最初は壁に背中を預けて座り、寝ている澪の様子を眺めていた記憶がある。 でもそのまままどろみに沈むように記憶がポッカリとなくなっていた。 多分、眠くなって寝たのだろう。 そしてなぜか、体育座りの私に布団が掛かっている。 おかげで暖かいけれど、確かこの布団は澪に……――。 澪? 私は布団から視線を上げて、正面を見た。 寝ている澪を眺めるに最適な位置を選んで壁際に座っていた私。 だから正面には澪がいた。 だけど、寝てはいなくて。 少しだけ崩れた格好で座ったまま何かを見ている。 (……雑誌、見てるのか?) ぼんやりとする頭と視界。まだ眠気は収まらないし、状況を頭で考えるほど回転してはいなかった。 指先にも感覚はない。 わずかに開いている瞼だけが、今私が得られる情報を思考に与えていた。 澪は、雑誌を読んでいた。 ……あの雑誌は、ギグス、か? バンドスコアや楽器の奏法が載った雑誌……バンドなんか組んでないくせに調子付いて買った雑誌だ。 いやもちろんバンドだけじゃなくて、各楽器の情報もあるからドラムをやる参考にもなったのだけど……。 この位置からじゃ、よく見えない。 澪の顔も、垂れ下がった黒髪で見えない。 ……待てよ、ページが見えるぞ。 私は目を凝らして、驚いた。 ベース? でも、この位置から見えるのは……確かに、ベースの写真が載ってるページだ。 ギターの見間違えかもしれないけど、でも明らかにネックが長い。 ということは、澪は今、ベースのページを見てるのか? なんで? 音楽にさほど興味もなさげだし、個人差はあってもライブDVDを途中で寝ちゃうような澪のはずなのに。 それなのにどうして、今音楽雑誌のギグス……しかもベースのページを見てるんだ? ぺらぺら捲っている途中にたまたまベースのページを見つけたから読んでるってことだろうか。 いや違う。もう私が目覚めて一分ほどだ。 もし興味がなかったり流し読みの途中ならさっさとページを飛ばしている。 でも澪はそんなことせずに、じっとベースのページを見つめ続けていたのだ。 私は、壁掛け時計を見た。 六時半だった。 ……まだ寝れる――る? 六時半? え? さっき八時半だったよな。 つまり、え? もう一夜明かしちゃったってことか? だとしたらえーと、どういうこと? あと数時間で、講義が始ま……え? ということは――。 「澪……」 「あ、おはよう……律」 私が微妙に渇いた喉を震わせて名前を呼ぶと、澪はこちらに振り返った。 「……まさか、泊まったの?」 恐る恐る問う。 だって、朝の六時半に澪が家にいるんだぜ。 「……ごめん。起きたら、朝の五時だったんだ」 「……そっか。澪、よく寝てたもんな」 澪は雑誌を閉じて、それを元あった棚に戻した。 部屋の電気はつけっぱなしで、どうやら昨日からつけたままだったようだ。 そりゃ当然だ。私は全然寝るつもりはなかったのだから。 だけど澪も私も、お互い無意識のまま眠っちゃってたんだ。 だから電気がついたままで……。 澪は、私の家に泊まったんだ。 意識的には覚えていないけど。 でも確かに、澪は私のすぐ傍で……。 なんてことのないことだけど、それは私の胸を締め付けた。 それは痛いとか辛いとかじゃなくて、その事実というか結果が、どうしようもなく胸を震わせたのだ。 嬉しいのかどうなのかは判断がつかないけど。 一晩、一緒にいた。 一緒にいたんだ。 なんか、すごい。 「寝ちゃって、ごめんなさい……」 「ああ、いいよいいよ。起こさなかった私も悪いんだから」 「……本当に、ごめん」 澪は自分を責めているように悲しそうに目を伏せた。 澪は、私が澪を一晩泊めたことが迷惑なことだと思ってるんだろうか。 そんなことまったくないのに。むしろ泊まって欲しかったぐらいで……だからこそ、私は起こさなかったんだ。 起こせるのに起こさなかったんだよ。 「いいよ。それよりさ、朝御飯作るから!」 私は自分も澪も奮い立たせるように、思いっきり元気な声を張り上げて立ち上がった。 あと二時間ほどで講義は始まってしまう。 それまでに朝食を……今日は二人分作らなきゃいけないけど、基本的に簡単だから手間も掛からないだろう。 「あ、手伝う……」 「いいよ澪は。すぐできるし」 「で、でも……いろいろ迷惑掛けたし……できること、したいなって」 いい加減私をドキドキさせるのやめてくれないかな。 そんな声で頼まれたら。そんな視線で物言われたら、断れるわけないだろ……。 私は呆れて返した。 「……わかったよ。じゃあ一緒に何か作ろう」 「あ、ありがと……頑張る」 私たちは立ち上がって、キッチンに向かった。 普段通りに食パンや目玉焼き、ウインナーを作ったら二人でやる意味などない。 二人で協力して作れるようなものじゃないとな。となると、何が作れるんだろうか。 「澪は、得意な料理とかあるの?」 「料理自体得意じゃないから……」 「じゃあ作れるものを作ってよ。澪の料理食べてみたいって言ってただろ?」 「たまご料理しか、まともなものは作れないよ」 「いいよそれで! むしろ朝食にピッタリじゃん」 「そうかな?」 「じゃあ澪は何か作れるたまご料理を作ってて。私は……澪は、朝は和食と洋食どっちがいい?」 私は普段洋食……つまりさっきも言ったようにパンとウインナーとたまご料理一品という感じだ。 もちろん和食に比べると栄養価も低いしお腹はあまり膨れないからお昼にとてもお腹は空くのだけど……。 でも時間やコスト的な意味ではパンとそれらはとても便利だった。 澪は胸の前で手を組み、迷ったような素振りを見せた。 私はとりあえずもう一度答えやすいように言葉を促す。 「普段は朝食、どっちなの澪は?」 「パン……だけど」 「じゃあパンでいい?」 「うん」 「じゃあ私はパン焼くわ……あと、お風呂入る?」 私は何気なく質問した。 が、澪はものすごく驚いて仰け反った。実際に体が仰け反ったわけじゃないのだけど、見慣れない表情になった。 ピクッと眉をあげて目を丸くしたのだ。 「お、お風呂?」 なぜか顔を赤くしている。 「うん。だって私たち昨日寝ちゃってお風呂入ってないじゃん。だから今から沸かそうと思うんだけど」 普段澪がいつ頃お風呂に入っているかは知らない。 でも私はといえば普段は夜の十時頃に入っていた。 ユニットバスだから二人はかなり使い辛いのだけど……ユニットバスはシャワーと浴槽が別々じゃないから。 「え、でも……迷惑じゃない?」 澪は昨日から迷惑迷惑言っている気がする。 当然だと思う。 澪は……私にオススメの本を買ってくれた時、約束を破って私に嫌われたくなかったと言っていた。 私はその言葉を聞いて、嬉しかったような寂しいような微妙な気持ちになってしまったのだ。 私は澪を嫌うことなんてないのに。 だけど、もしかすれば嫌われるかもという気持ちが澪にあるんだって。 「迷惑じゃないよ。むしろ楽しいぐらいだよ」 それは純粋な気持ちだった。 私は、澪と少しでも長く一緒にいたいという気持ちで澪を起こさなかった。 お風呂に入れるぐらい、なんてことない。 「そ、そう……?」 「うん。じゃあ、澪は料理に集中してて」 「わかった」 澪は置いてあったボールにたまごを割って、菜箸で溶かし始めた。 見たところ卵焼きのようだけど、別の誰かの卵焼きなんて新鮮で楽しみだ。 自分のとは隠し味も調味料の量も違うだろう。他の誰かに料理を作ってもらうなんて母さん以来かもしれなかった。 私はパンを二枚袋から取り出しオーブンレンジに入れた。『トースト』のボタンを一回押すだけできちんと焼ける。 便利な世の中になったもんだなあ。私が小さい頃は、あの焼きあがったら跳ね上がるオーブンだった気がする。 オーブンレンジの扉を閉めてスイッチを押し、その場を離れた。 お風呂の部屋に入って、シャワーカーテンを開く。浴槽は一日使っていないので完璧に乾いていた。 私は一度シャワーで浴槽を洗い、蛇口を捻ってお風呂を溜め始める。溜まるのは十五分後くらいかな。 シャワーカーテンを閉めてそこから出た。 澪は、まだ作っている。だけど油の跳ねるような綺麗な高温や、たまごのいい匂いがし始めていた。 本当に料理が苦手なのだろうかと思うほど、違和感のない佇まいをしている。 私はそろっと横を通り抜け、冷蔵庫まで近寄った。 ヨーグルトと、バター、チーズを取り出しておく。 澪の横顔は一生懸命だった。 なんか、同棲してるみたいだ。 こんなこと思うの、澪に迷惑かなあ。 ……って私も澪と同じじゃん。相手の迷惑を気にしてるじゃないか。 ● 朝起きたら、律はまだ寝ていた。 私は目が覚めてしまったので、雑誌を読んだ。 実は、音楽にまったく興味がないわけじゃなかった。 律はたくさんDVDや音楽雑誌を持っているみたいので、音楽が好きなんだろう。 特にドラムの雑誌が多いから、ドラムをやってるのかな。 ということは、律はバンドとか組んでるのかな。 正直言うと、律が他の人と仲良くやってるのを想像すると胸が痛いよ。 こんなこと今までなかったのに。 律がドラムなら、同じリズム隊のベースをやってみたい気もする。 朝食は、私が作った。 律に卵焼きを作って―― ● 「いただきます」 「……どうぞ」 私が手を合わせてそう言うと、澪は正座のまま身構えた。 私はテーブルの上の卵焼きを見つめる。 うん、色は悪くないんじゃないのかな。 私が普段作っているものより少しだけ焦げている気もするけど、まあそこまで酷いわけじゃない。 澪は口を閉じて、眉を寄せている。 私はその様子を気にしながら、卵焼きを一口。 舌触りは、普通。 味は――。 ……? なんだこれ。 ちょ、ちょっと待った。待て。えっと、なんだこれ! 「っ……うん、……おいしいよ」 「嘘だ。律、ちょっと変だよ」 「い、いやマジで。まずくは……ない……ただ――」 「ただ――何?」 詰問のように私を見つめる澪。 私は勢いに圧倒され、正直に返した。 「……味が」 「えっ?」 「悪いけど、卵焼きの味にしては……」 慌てながら澪は自分の分を食べた。パクパク食べて、咀嚼しながら首を傾げる。そして少しずつ真っ青になっていって、お茶を飲んだ。 それから少しだけ咳き込んで、溜め息を吐く。 「……いろいろやりすぎたかなあ」 「何かやったのか? とりあえず卵の味があまりしないんだけど」 「醤油とか、砂糖とか、塩とか……いろいろ混ぜてみたんだけど」 うん、間違ってないけど。私も母さんに、卵を溶くときに醤油や砂糖、塩を少量混ぜておくとかよいと習っている。実際今でもその作り方だ。 「これ、醤油と砂糖の入れすぎじゃないかな。中途半端に辛いぞ」 「……ごめんなさい」 ずけずけと正直に言い過ぎたかな……澪はがっくりと肩を落として、シュンとしてしまった。 落ち込んだように瞼を下げる表情は、本当にショックだったんだなあと思った。 私はなんだかバツが悪くなって、明るく声を掛けた。 「でも全然食べれるよ! そんなにすっごいおいしくないわけじゃないじゃん」 「律に比べると駄目駄目すぎるよ……本当にごめん」 「そうじゃなくてさ……」 私はあまりの消極的な態度に言葉が出なくなってしまった。 取り繕う言葉はたくさん言えるだろう。おいしかったといえば、それは澪の喜びに繋がるのだろうか。 もうすでに、辛いという感想を言い終えている。 ここでおいしいと言ったって嘘だと澪は思うに違いない。 もっと落ち込むだけじゃないのか? そんな嘘だとか本当だとか。 私はそんなこと、どうでもいいのに。 「……でも、嬉しいよ」 「えっ?」 「……澪が一生懸命私に作ってくれたんだから、それだけで十分だよ」 私は卵焼きを食べ切った。辛さは喉に来るけど、でも慣れるとそうでもない。 それよりも、澪があんなに真剣な横顔で作ってくれたこれを台無しにしたくなかった。 気持ちは伝わっていたから、とにかく澪の頑張りを無駄にしたくなかったんだ。 いや、もっと単純で。 澪にそんな顔して欲しくなくて。 「――ごちそうさま」 私は言い放って、箸を置いた。 なんか恥ずかしかったけど、澪がどんな表情をしているか気になった。 私はゆっくりと澪を見る。 澪は。 「……律ぅ……」 目の端に水滴を溜めていた。 「ん、なんで泣くんだ……!?」 「……ぐす……うぅ……」 私は澪の目の前まで動いた。 「ご、ごめん……ホントに、なんか……」 「り、律は悪くない……別に、ショックで泣いてるわけじゃ……」 「えっ?」 「……なんか、嬉しくて」 澪は服の袖で目元を拭いながら、笑った。 「……そっか」 それがわかったら、私も嬉しいや。 澪が笑うことが、私の喜びかもしれないんだからさ。 かもじゃなくて、そうだった。 まだ会って、一週間のくせにさ。 もしかして、私。 私、澪のこと――。 ● 律に卵焼きを作ってあげたけど、調味料の量を間違えた。 律に食べてもらうんだって張り切ったのに、失敗するなんて馬鹿だ私。 でも、律はやっぱり優しかった。全部食べてくれた。 私は嬉しくて泣いてしまった。 人前で泣くのも、家族以外では律が初めてかもしれない。 泣き顔を見せられるほど気を許す人なんて、いなかったから。 私は、律に心を開いているのかな。 そんなこと今までなかったのに。 でも律が相手だと、私はどうしてか嬉しくなっちゃうんだ。 なんか、今までにないくらいリラックスできる。 家以外の場所で、あんな風に笑えるなんて。 お風呂を―― 戻|TOP|次
https://w.atwiki.jp/toho/pages/3012.html
イノセントキーの仮歌地獄 サークル名:Innocent Key Number Track Name Arranger Lyrics Vocal Original Works Original Tune Length 01 仮歌地獄御挨拶 溝口 ゆうま - 溝口 ゆうま(語りのみ) 東方 [-- --] 02 東方スイーツ!~鬼畜姉妹と受難メイド~ yohine 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方紅魔郷 U.N.オーエンは彼女なのか? [-- --] 亡き王女の為のセプテット 03 こーりん、壮絶!スッパの森 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方妖々夢 少女幻葬 ~ Necro-Fantasy [-- --] ティアオイエツォン(withered leaf) 04 幾年創世幻想曲 yohine 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方妖々夢 ネクロファンタジア [-- --] 05 祭りの中の嫉妬心 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方地霊殿 緑眼のジェラシー [-- --] 06 ツンツン☆オニオニ~ドS萃香とM袋~ ARM 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方萃夢想 御伽の国の鬼が島 ~ Missing Power [-- --] 07 Alice Syndrome 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方妖々夢 人形裁判 ~ 人の形弄びし少女 [-- --] 08 貴女を護るために gak 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方妖々夢 東方妖々夢 ~ Ancient Temple [-- --] 09 ⑨でも糖分はいるよっ 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方花映塚 おてんば恋娘の冒険 [-- --] 10 東方聖水祭~悩める乙女とし~ぱっぱ~ yohine 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方妖々夢 春風の夢 [-- --] 幽雅に咲かせ、墨染の桜 ~ Border of Life 広有射怪鳥事 ~ Till When? 11 天・天・天子の天気予報 yohine 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方緋想天 有頂天変 ~ Wonderful Heaven [-- --] 12 GrilledBird yohine 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方永夜抄 月まで届け、不死の煙 [-- --] エクステンドアッシュ ~ 蓬莱人 13 Maid☆Dailylife yohine 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方紅魔郷 メイドと血の懐中時計 [-- --] 月時計 ~ ルナ・ダイアル 14 アリスのお茶会~デキる女と地味子達~ yohine 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方夢時空 東方妖恋談 [-- --] 東方幻想郷 少女綺想曲 ~ Capriccio 東方永夜抄 少女綺想曲 ~ Dream Battle 東方怪綺談 the Grimoire of Alice プラスチックマインド 東方紅魔郷 上海紅茶館 ~ Chinese Tea 15 昆虫は友達ッ! 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方永夜抄 蠢々秋月 ~ Mooned Insect [-- --] 16 Jewelry Magic yohine 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方紅魔郷 ラクトガール ~ 少女密室 [-- --] ヴワル魔法図書館 17 こーりん、"漢"の甘味~六尺mix~ 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方永夜抄 東方妖怪小町 [-- --] 18 東方楼蘭~変態天狗と悲劇の乙女達~ yohine 溝口 ゆうま 溝口 ゆうま 東方文花帖 天狗の手帖 ~ Mysterious Note [-- --] 風の循環 ~ Wind Tour 東の国の眠らない夜 風神少女 詳細 紅月ノ宴 参(2009/5/6)にて頒布 イベント価格:100円 ショップ価格:なし レビュー 全部Innocent Keyの歌詞を書いている溝口ゆうま(♂)の仮歌です Innocent Key好きなら聞いてみても良いかも 私個人としては好きだけど、仮歌というモノに耐性ない人は聞かない方が良いかも -- 名無しさん (2010-04-10 19 19 22) 名前 コメント