約 2,754,208 件
https://w.atwiki.jp/othercrusade/pages/33.html
アンドロメダ星座の瞬 聖闘士星矢~黄金十二宮編~ UNIT U-001 赤 2-3-0 R エース(1) 聖闘士 (常駐(自動A))このカードは、本来の記述に「特徴 小宇宙」を持つ自軍Gがある場合、+1/+2/±0を得る。 (起動(自動D))敵軍プレイヤーは、テキストのプレイを行う毎に、①(資源1)を支払う。 青銅聖闘士 [2][2][3] 出典 「聖闘士星矢」 参考 このユニットに対応するコマンド 星雲鎖
https://w.atwiki.jp/japanciste/pages/13.html
以下はhttp //ameblo.jp/japanciste/entry-10714319413.htmlから引用 シスト情報~ 東京 前のシスト情報 http //ameblo.jp/japanciste/entry-10711644222.html 大まかの場所;東京 山手 ヒント1:「元戦地跡」 ヒント2:「近くに池がみえる」 宝の形:写真にあるガチャボール。最初の中身はびーだま。 中身の交換:お願いします。 制限時間:しばらく置いておく予定です。 追加ヒント ヒント3:「近くに花園がある」 ヒント4:「白黒といえば?」 そして近くの様子写真 シスト 日本 東京 ciste japan tokyo 以下はhttp //ameblo.jp/japanciste/entry-10711644222.htmlから引用 シスト! 埋めました!! 宝探しciste japan tokyo 大まかの場所;東京 山手 ヒント1:「元戦地跡」 ヒント2:「近くに池がみえる」 宝の形:写真にあるガチャボール。最初の中身はびーだま。 中身の交換:お願いします。 制限時間:しばらく置いておく予定です。 追加ヒントは後々でます♪ 宝探し シスト ciste japan tokyo 以下はhttp //ameblo.jp/japanciste/entry-10711340339.htmlから引用 シスト発見! 東京 東京都◯◯区 川の上 総武線A駅 写真からどの橋か推理してみましょう。 くわしくはこちら http //cistes-japan.seesaa.net/article/169527343.html 以下はhttp //ameblo.jp/japanciste/entry-10711337752.htmlから引用 シスト発見 東京! シスト発見! 東京都◯◯区 川沿いの公園 スカイツリーが見えます。 植物 大掃除でゴミとして処分される可能性有り。 緑の中 詳しくはこちら! http //cistes-japan.seesaa.net/article/169524672.html#comment 以下はhttp //ameblo.jp/japanciste/entry-10708404963.htmlから引用 シスト発見! 「東京」 シスト発見! 「ciste Japan シスト日本」http //cistes-japan.seesaa.net/article/169341124.html 主な場所:東京都 東京のどこかにある宝物! 以下はhttp //ameblo.jp/japanciste/entry-10708403776.htmlから引用 シスト発見! 沖縄 沖縄でシスト発見! Ciste Okinawa 宝探しを始めよう!!http //cisteokinawa2010.ti-da.net/e3243046.html 主な場所:沖縄 沖縄の人ぜひいってみてください♪ 以下はhttp //ameblo.jp/japanciste/entry-10708185935.htmlから引用 お気楽しゲーム「シスト」とは! 「シスト(ciste)」をご存知でしょうか? フランスを中心とした宝探しで、高価な賞金狙いなものと違い、ちょっとした人形や切手などを隠して、いくつかのキーワードを頼りに探して合えるという宝さがしゲーム。 宝そのものでなく、「探す」「考える」行為を楽しむのがこのシストの特徴だと思います。 シストの特集がテレビで紹介されて「面白そう!」という人がネットであちこち出てきてます♪。 そういうシスト情報や企画を紹介していきたいと思っております 宝探しだからといって、難しく考えることありません。 気楽に隠して、気楽に探す。その時間を楽しむのがシストです♪ 遊び心もって楽しんでみてください。 シストの基本手順 1・目的地にこっそりと宝を隠す。 2・ヒントを公開する 3・宝を見つけた人は宝の交換をする(次の人の為に用意してあげる) これがシストの基本手順です。 ただシストのやり方はそれぞれに工夫することで幅広くなるので、いろいろと考えてください。 なにより大切なことは「遊び心」です! シスト 宝探しゲーム
https://w.atwiki.jp/gods/pages/112731.html
リチャードロイドジョージ (リチャード・ロイド・ジョージ ) ドワイフォーのロイド=ジョージ伯爵の一。 2代ドワイフォーのロイド=ジョージ伯爵。 関連: デビッドロイドジョージ (デビッド・ロイド・ジョージ、父) マーガレットオーウェン (マーガレット・オーウェン、母)
https://w.atwiki.jp/eternity-link/pages/214.html
ライドロイド 宝探しゲーム ◇ルール ラスベガスのフリーフィールドにて行います。 フィールドに散らばったモノメイト等のアイテムを見つけ、一番多く集めた人の勝ちです。 ゲーム前は所持している回復系アイテムは一切手持ちにないようにお願いします。 また、ゲーム中はゲーム画面の右上にあるマップ以外は見てはいけません。(右上のマップもズーム表示にすると落ちているアイテムが表示されますが、これを見ることについては可とします) ◇ゲームの流れ 1 各自フランカカフェにて待機。 2 アイテムを設置。 3 設置できたら全員フィールドに降りてもらう。 4 テレポーター付近をスタートラインとし、合図とともに宝探しスタート。 5 終わったら各自所持アイテム数を報告。 ◇配点について モノメイト 10点 ディメイト 15点 トリメイト 20点 スターアトマイザー 25点
https://w.atwiki.jp/edfwb2/pages/260.html
M16:群生地 ≪ 前 | M17:森を奪還せよ! | 次 ≫ M18:海も奪還せよ! ミッション概要 ブクブク!(機械どもが森を占拠してるっすよ!) ブクブク!(人間に空気をわたさない作戦に違いないっす!) ブクブク!(このミッションでは木を傷つけないように戦うっすよ!) ※木を破壊してもペナルティはありません マップ 渓谷 マルチプレイ制限 EASY NORMAL HARD HARDEST INFERNO 武器レベル - - - - アーマー限界 - - - - 配置ビークル 出現数 備考 第一波 - - 出現する味方 出現数 備考 第一波 ネオンちゃん 1 ハサン 1 出現する敵 出現数 備考 第一波 ダロガ 10 待機モード 第二波 アンドロイド 多数 攻撃モード 第三波 アンドロイド 多数 ツキサスピアン 多数 第四波 アンドロイド 多数 ダロガ 数機 ミッション全体コメント ハサン編ミッションその3。 渓谷マップなので、できれば空中戦に優れたブラザーを参加させたい。 始めは谷底にいるダロガをいじめるだけの展開になるが、途中からアンドロイドやツキサスピアンなど崖上にも攻撃できる敵が出現する。 …と、この展開自体が1つの罠になっている。 ダロガは崖を登れないだけであって、崖の上に攻撃する手段はしっかり持っている。 「今は崖の上にいるからあのダロガは無視していいな」と油断しているとミサイルが飛んでくることがあるので注意すること。 ダロガと距離が離れている時ほど危険。 オフライン 崖の上のミサイラー作戦 崖の上が有利であることに変わりはないので、崖上から効率よく敵を倒すことを考える。 編成 エメロード(シャークピアス&チータースパイク)ファルコンでもできなくはないが、エメロードの方が殲滅力・制圧力ともに高い サイブレードスラッシュまたはガイストミニオンズ 空中を素早く移動できるブラザー1人 進行手順 まずは崖下のダロガをサイブレードスラッシュで削る。 アンドロイドが出現したらすぐにエメロードを連射。同じ方向へ連射するのではなく、ミサイルを撃ったら今ロックオンしたのとは別の敵をロックオンするのがポイント。こうすることで、ロックオンした敵が倒れてしまい発射済みのミサイルが無誘導になってしまうのを防げる。 ツキサスピアンが出現したら、ツキサスピアンを最優先でエメロード。 ツキサスピアンを処理したら、素早く対岸の崖上へ移動する。 アンドロイドにエメロード。アンドロイドの追加が出現するが同じくエメロード。このあたりでハサンやネオンが力尽きているとダロガからミサイルが飛んでくることがあるので注意。 アンドロイドを全滅させたらダロガにサイブレードスラッシュで終わり。 知らんおっちゃんが助けてくれる作戦 編成 サイブレードスラッシュを持ったウイングダイバー(EDF4)1人でどうにかなる。 進行手順 ダロガをサイブレードスラッシュで倒していく。向かって右側のダロガや奥にいるダロガを優先的に攻撃すると後で困りにくい。 ダロンダースの話を聞いたら対岸へ渡り、滝の裏の洞窟へ入る。こちら側からだと場所が分かりにくいのでロケハンしておこう。入り口が覚えにくければ、遠くなるが奥の方から入っても良い。 滝の出入り口付近からサイブレードスラッシュでダロガを攻撃していく。ミサイルに注意。残り1~2機になるとアンドロイドが出現する。 アンドロイドが出現したら、洞窟へ避難する。ここでサポートアビリティを使用すると、洞窟の上にいるアンドロイドを攻撃できる。根気強くアビリティを使用していく(一歩も歩かずに待っているとアンドロイドが一か所に固まるので、そのままサポートアビリティを使い続ければまとめて倒せることがある) 最終的にダロガ以外は全滅するので、洞窟を出てサイブレードスラッシュ。ミサイルに注意。 オフライン(IMP) オフINF攻略「崖の上のミサイラー作戦」「知らんおっちゃんが助けてくれる作戦」はそのままIMPで実行できるが、ダロガミサイルによる事故が起きやすいので油断しないこと。 オンライン M16:群生地 ≪ 前 | M17:森を奪還せよ! | 次 ≫ M18:海も奪還せよ!
https://w.atwiki.jp/asaahingaeaw/pages/27.html
このページは、日本聖四十一神族についてです。日本聖四十一神族に知らない者も多いでしょう。我々、日本人は、古来から神に祈りを捧げました。キリスト教は、関係ありません。神道。すなわち神社などの神様の事です。ですが我々、日本人達は、先祖も古くから大切にして来ました。科学の発達により先祖達が神託化した物が聖四十一神族です。信仰は、北欧と似ていますが違います。聖四十一神族の大三神は、アマテラス、ツクヨミ、スサノオ。アマテラス直系だと天皇が浮かび上がり、スサノオ直系だと梶谷 朝陽が知られています。梶谷 朝陽に関しては、梶谷 朝陽の親族唯一、梶谷 朝陽だけがスサノオ直系なのです。他は、傍系です。つまり聖四十一神族の血が濃い直系が現人神としてなるのです。梶谷 朝陽だって祀られている訳でもないのに故郷、広島が度々、大雨などになるという事は、それだけ神の遺伝子を強く残したという証拠です。アマテラスの子孫である天皇陛下達だって同じ事が言えます。天皇がいる事は、それだけ重要だと大東亜戦争(太平洋戦争)戦時中の子供達は、教えられています。 聖四十一神族一覧表 1 アマテラス太陽の大神、女神。 2 ツクヨミ月の大神。夜の神。 3 スサノオ嵐の大神、海神。 4 ヤジマヌシスサノオの長男。 5 アラシノタケルスサノオの次男。航海の神。 6 イソタケルスサノオの三男。木、風の神。 7 オオクニヌシスサノオの曾曾孫。 8 スセリビメスサノオの長女。オオクニヌシの妻。 9 タケズチノミコトタケミカズチの長男。 10 アメノカグヤマノミコト 11 ホノイカズチノオオカミ 12 ヤマサチヒコノミコト 13 コノハナチルヒメ 14 サシクニワカヒメ 15 タケミナカタ 16 ミヒカリヒメ 17 カリオオドカゲノミコト 18 サシクニオオカミ 19 アメノラテノミコト 20 ウミサチヒコノミコト 21 タケミカズチノミコト 22 ウエノブキハラノミコト 23 カモワケイカズチノミコト 24 ツキナノヒメ 25 イズナヒメ 26 タカミヤコウノミコト 27 コデラノフブノミコト 28 アメノフユキヌノミコト 29 カダソフダヤダノミコト 30 ヤズミクダノミコト 31 ヤデノオオノカミノミコト 32 クデノタケハダノミコト 33 アメノヒワシノミコト 34 アメノタヂカラオノミコト 35 アマツハラノミコト 36 アメノヒデリノミコト 37 オオグチマガミノミコト 38 カグツチノミコト 39 ユミヒキダノミコト 40 ヤマトタケル 41 オオネダハラハチノミコト
https://w.atwiki.jp/cfvg/pages/517.html
ノヴァグラップラー - バトロイド グレード〈3〉 ノーマルユニット (ツインドライブ!!) パワー 10000 / シールド - / クリティカル 1 自【R】:[CB1]あなたのバトルフェイズ開始時、このユニットがレストしているなら、コストを払ってよい。払ったら、このユニットをスタンドし、そのターン中、このユニットのパワー+3000。 フレーバー:よく寝て、起きて、よく暴れる。 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 使ってみたいと思う 1 (33%) 2 弱いと思う 1 (33%) 3 面白いと思う 1 (33%) 4 強いと思う 0 (0%) その他 投票総数 3 コメント
https://w.atwiki.jp/otcgwiki/pages/31.html
テクノロード 機械と文化の種族。現在は【ディノブレイカー】【アンドロイド】【エージェノイド】の3種類 世界最高峰賢者が息子のように可愛がったアンドロイドに自らの知識の全てをインストールし そのアンドロイドが作り上げたと言われる。 【ディノブレイカー】は、ドラグーン種の暴走によってかつて戦争用に使われていた兵器を改造したもの。 【エージェノイド】はディノブレイカーほどとも言えないが遠距離攻撃、空中攻撃など場所の異なる位置から応戦する 【アンドロイド】は人間に最も近い種族ディノブレイカーやエージェノイドも開発した。 自らが戦闘として動くアーミータイプと技術面で働く通常のアンドロイドの2種類。 ゲーム上では、【合体】といったの固有スキルを持っており ディノブレイカーのハイコストを召喚しやすくする特徴があるが 現在【合体】が使えるガーディアンはごく限られている。 -9- ~ガーディアン~ 超兵機デスメテオ・カイザー ~スキルマジック~ -7- ~ガーディアン~ ギガントブレイカー ~スキルマジック~ -6-
https://w.atwiki.jp/ragnaroksoul/pages/58.html
【紅】 イラスト:まけいぬ 【紅(くれない)】 ソウル 5 属性 光 カテゴリ アンドロイド 攻撃力 5 防御力 3 魔力 1 機動力 3 効果 [常]このカードは自分より機動力が低いカードに攻撃されない。 自分より機動力が低いカードに攻撃されない効果を持つカード。 強力な効果であり、自身のそこそこの攻撃力も相まって場合によっては安定して相手を殴り続ける事ができる。 「自分より」なので、効果の対象になるのは機動力2以下のカードであり、機動力3以上のカードには普通に殴られるので注意。 ステータス自体は低めなので、メインとして据えるには【白影】で相手の機動力を下げたり、【スーパーマザー】をマスターにして機動力を底上げしたりする等の工夫が必要。 ソウルもそれなりに高いので、万全の体勢で出さないとあっさりと破壊されて大損をしてしまう事もある。 しかし、一旦相手の攻撃を封じてしまえば一気にソウルに差を付けて優勢に持っていけるので、「ハマれば強い」部類のカードである。 ■フレーバーテキスト 戦闘用ロボットでありながら、誰よりも平和を愛した。 ■キャラ解説 アンドロイド技術が発展し、アンドロイドを使った組織的な犯罪、特に要人暗殺が頻発する時代に、その対策として造られたのが紅である。 高度な人工知能を持ち、相手の動きを完璧にシミュレートする事ができる上、全身にある発光パネルから特殊な電磁波を出すことで他のアンドロイドの動きを止める事ができる。頭の角は高精度のセンサーになっており、どこから何が来ても素早く反応できる。 アンドロイドを破壊する為に造られた彼だが、高度な人工知能故にかアンドロイドでありながらアンドロイドを破壊する為に生きている自分に次第に疑問を抱くようになる。それでも人間を守るために戦い続けるが、果たして・・・ ■関連項目 バトルカード 5ソウル 常在効果 【白影】 【エクス】
https://w.atwiki.jp/examinationroom/pages/102.html
クリスとなつきと唯湖 B ・◆・◆・◆・ 「それが答えか」 「ああ、そうだよ。何を今更の事を聞いてるんだ」 言峰は、唯湖の答えを聞いて愉しそうに笑った。 唯湖は呆れたように笑って 「今更、考えを変えるつもりもないし、何を聞いても心は動かないよ。貴様の手口は知ってるんだ」 この神父の手口を唯湖は知っている。 棗恭介とトルタの介入したときの事を見ていたからだ。 だから、言葉に乗るつもりもないし、今更それで動くつもりも無かった。 「私が揺れ動く姿が見たかったなら、残念だったな」 「くっくっ。それは残念だが、予想外の収穫があったから構わん」 「ふん……私はクリス君の為に戦えれば、それでいいんだ」 唯湖が不機嫌な表情を浮かべ、呟いた言葉に言峰は反応する。 「そのクリス・ヴェルティンだが―――――あれは壊れた化物だ」 クリス・ヴェルティンの存在を。 壊れた、化け物と呼んだ。 「何……?」 「言った通りだ。人として壊れている。人の皮を被った化物と言っても可笑しくはあるまい」 「何を馬鹿な事を……クリス君は人だよ、どうしようもないくらいただの人だ」 内心の動揺を隠すように唯湖は言峰の言葉を否定する。 クリスが化物など思えなかったからだ。 「そうかな? あれはどうしようもないぐらい欠陥を抱えている」 「欠陥……?」 「気付いているのではないのかな? あの男は哀しみを忌み嫌っている割には自ら哀しみの中に入り込んでいる。いや、哀しみを望んでいる」 「馬鹿な……そんな事がある訳が無い」 「あの男は哀しみを否定する事で自分を保っている。その為には哀しみが必要だからな。だからこそ、あの男は哀しみの中でしか生きれない」 クリスは哀しみを望んでいると。 クリスは、哀しみの中でしか生きていけないと。 それは、哀しみを否定する事で、クリスという存在でいられるのだから。 クリス・ヴェルティンと言う人間を保っていられる。 そう、言峰綺札はクリス・ヴェルティンという人間を定める。 「そして、例えその欠陥を指摘した場合、彼はどうすると思う? 何度も見た事があると思うが?」 「……っ」 「そう、きっと曖昧に笑って、誤魔化すだろう。そして、また何事も無かった様に哀しみを否定する。それこそが狂って壊れている化物の証左だろう? 彼はその欠陥を受け止めながらも、意志を変えない。怖い事だぞ? 哀しみという感情を否定しながらも求め続ける破綻者だ。これを化物といわずに何を化物と言うのだ?」 「……違う、クリス君は人間だ……怖くも無い……普通の人間だよ」 「ふん……故にあの男はつまらん。会う必要も無い。人では無いのだからな」 言峰綺札はクリスを化物と定め。 来ヶ谷唯湖はクリスをそれでも人として定める。 正しいのはどちらなのだろうか? 答えは、まだ、出ない。 だれも、わからないかも、知れない。 わかるのは、クリスだけなのかもしれない。 「まあ、それは今はいい、来ヶ谷唯湖。お前の首輪を外そう」 「何?」 「もう、その枷は意味をなさないからな。玖我なつきの首を見たか?」 「……ああ、首輪が外れていたな。別にどうでもよかったから気にしなかったが」 唯湖が視線をなつきに視線を向ける。 そのなつきには、首輪が『つけられて』いなかった。 であった時、疑問に思ったがやる事は変わらないので、別に気にする事も無かったが。 「それは、私が外したのだ。色々聞きたかった事があったのだがな。クリスが大事だと振られてしまったよ。だから首輪だけ外してやったのだ」 「ふん……いい気味だ」 「それで、君の首輪も……」 「別にいい。この後の放送で私の名前も呼ばれたらクリス君が困る。それに、神崎達に勘繰られても困るしな。どうせ此処で死ぬつもりなのだし」 「そうか。ならばいい」 事務的な会話ともいえる行為を言峰を済ませ、笑う。 何処か、その表情は満足そうだった。 そして、 「さて、来ヶ谷唯湖。今一つ問おう」 「何だ?」 「玖我なつきを殺さない……という事は死なせない事と同義だろう?」 「当たり前だ」 言峰綺札は、嬉しそうに、愉しそうに嗤う。 「ならば、その覚悟、最後まで貫き通せるか…………実に愉しみだ」 言峰綺札が唯湖を抜いて、歩いていく。 そして、それを合図に、 「な……アンドロイド!?…………しかも、三体!?」 唯湖の目の前に現れる、三体のアンドロイド。 既に戦闘態勢は整っていて、唯湖に向かっていこうと準備をしている。 そして、もう姿が見えない言峰の声が、最後に響く。 「来ヶ谷唯湖。玖我なつきを、最後まで、守り通せるかな? クリス・ヴェルティンの為に」 その言葉は祝詞のように、呪詛のように、唯湖の耳に響いていった。 ・◆・◆・◆・ 「ちっ……!」 状況は最悪だった。 自分が置かれたこの状況に唯湖を舌打ちをするしかない。 未だに気を失っているなつきを抱えて、強大なアンドロイド三体から、ただ逃げている。 アンドロイドは連携を取らずとも、圧倒的な火力で攻めるだけでいい。 何しろ、殲滅対象は手負いでしかも足手纏いがいるのだ。 策を弄せずとも火力で殺せる、そう踏んでいた。 (どうすればいい……といっても逃げるしかないんだがな) 案の定、唯湖はその火力に対して、逃げるに徹するしかない。 唯湖はアンドロイドの出現を確認したら、瞬時になつきを抱えて、通路から逃げ出したのだ。 唯湖単独なら、まだしもなつきという枷を背負っている。 その状態での戦闘など、無理だった。 かといって、逃げてばかりでは解決する訳がない。 解っている、解ってはいるのだが、どうにもならないこの状況。 唯湖は歯噛みをしながら、ただ逃げている。 「…………っぁ!」 そうこうしている内に、銃弾が一発、左肩を掠めた。 途端にじくじくと傷口が痛み出してくる。 ジリ貧に追い込まれていることを唯湖は自覚しながらも、ただ、逃げる。 見捨てる訳には行かなかった。 今、抱えている少女を。 クリス・ヴェルティンが愛しているこの少女を。 捨てる訳…… ――――そうなの? 本当に? そんな、言葉が思い浮かんで。 そして、ふと、思ってしまう。 心の中に、波紋が広がっていく。 決死の想いが、少しずつ解けていく。 だって、この女は、玖我なつきは……。 クリス・ヴェルティンを奪ったんだから。 一緒に居たかった人の傍を。 大好きだった人の愛を。 この女は奪った。 思い出せ、来ヶ谷唯湖。 自分の目的は何だ? 愛する人の手で殺してもらう事だ。 それこそが至純の願いなのだから。 幸せに死を迎えられる、たった一つの哀しい方法。 クリス・ヴェルティンによって、来ヶ谷唯湖の生を終わらせてもらう事。 苦しみと哀しみしかないこの島で。 全てを失った唯湖が。 望んだたった一つのこと。 その為には、玖我なつきは………………必要ないんじゃないか? 「っく……!」 銃弾が、肩を掠める。 敵との距離が縮まっていく。 望まぬ終わりが近づいてくる。 そう、なつきは究極的に言ってしまうと、必要などない。 クリス・ヴェルティンの為には、なつきは必要だろう。 だけど、来ヶ谷唯湖の終わり方には、必要なんて無い。 だから、ここで見捨てたって、自分の目的が果たせない訳じゃない。 何ら、問題無く自信の願いは叶える事が出来る。 (ここで、死ぬ事は…………嫌だ) ここで、なつきを護り続けて、そのまま死んでしまう。 そんな事は嫌だった。 絶対絶対、嫌だった。 そんな、終わり方、嫌だった。 だって、なんにも、救えない。 何の為に全てを捨てたのか、その意味すら無くなってしまう。 怖かった。 唯湖はただその結末が酷く怖かった。 なら……………… 玖我なつきはここで、置いていった方がいい。 「……ぐっ!」 頬を銃弾が掠めた。 真っ赤な血が吹き出した。 距離は、もうつまっている。 次は、もう避けられないだろう。 ああ、そうだ。 なつきの事が憎い。 クリスを奪ったなつきが、ただ羨ましい。 唯湖が羨望してやまない、きらきら光り輝いたものを全て持っている。 なつきの手は汚れてるのに、まるで光がなつきを祝福しているようだ。 自分は、こんなにも真っ赤に染まって、どうしようもなく汚れていて。 なのに、なつきの様に、祝福される事など、有り得なくて。 暗い暗い闇の中で、重たい罪に押し潰されそうになって。 怨嗟の声をずっとずっと聞いている。 何処で、変わったんだろう。 何処で、入れ替わってしまったんだろう。 同じ場所にいたはずなのに。 何故、何故、こんなにも違う。 憎い、憎い、憎い、憎い。 悔しい、悔しい、悔しい、悔しい。 暗い暗い想いが深くなっていく。 どろどろの想いが沸き立っていく。 (ああ、私は…………) なんて、なんて――――醜い。 距離がもう、無い。 見捨てるなら、今。 その、最後の時。 ほら、来ヶ谷唯湖は、こんなにも醜いんだ。 どんなに綺麗事を述べても、嫉妬の気持ちは永遠に消えない。 どんなに優しい事を考えても、憎しみの思いはずっと積もっていく。 醜くて、汚くて。 闇に囚われている。 だから、だから、これ以上醜くなるのぐらい……いいだろう。 そう、玖我なつきなんて。 捨ててしまえ。 見捨てて………… 「うあぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ―――――――――!!!!!!」 こえにもならない叫びが、ただ、響く。 来ヶ谷唯湖の全てを吐き出すかのように。 ただ、叫んで。 そして……玖我なつきを。 「――――見捨てるものかぁああああ! 見捨てられる訳が…………無いだろう!」 強く、強く、もう一度抱きかかえす。 もう、二度と迷わないように。 もう、二度と離さないように。 「死なせる事……なんか、出来ないっ!」 来ヶ谷唯湖は玖我なつきを結局殺す事なんてできない。 自分の醜悪な思いすらも、押し潰しながらも。 だって、全ては 「クリス君が…………哀しむだろうっ!」 愛する人の為に。 愛する人を哀しませない為に。 これから自分自身が、愛する人を哀しませるというのに。 矛盾を孕んだ思いを抱えながらも、なお。 唯湖はクリスを想い続けている。 クリスがこれからも笑っていられるように。 クリスがこれからも生きていられるように。 憎い玖我なつきを護るという、捻じ曲がってしまった思い。 でも、それだけじゃなくて。 「私は、もう、裏切りたくないんだよっ!」 沢山、沢山、人の思いを裏切った。 沢山、沢山、仲間を裏切った。 色んなものから、裏切り、逃げて。 いつの間にか、とても醜くなってしまった。 けど、これだけは、この誓いにだけには。 絶対に、絶対に、裏切りたくない。裏切る訳には行かない。 それが例え自分勝手な思いでも。 「私は、この自分勝手だけは、貫き通さなければいけないんだ!」 だから、もう 「逃げない……例え……朽ち果てようとも」 振り返り、倒すべき敵を見据える。 「彼女だけは――――――絶対に死なせないっ!!!」 それが、来ヶ谷唯湖の意志。 その意志がたとえ、捻じ曲がった想いからできたものでも。 決して、絶つ事はできない、鉄壁の意志。 そして―――― ・◆・◆・◆・ 突如、戦場に響き渡る、遠吠え。 光を纏いて現れたるは、白銀の狼。 玖我なつきの想いを昇華させた、彼女の愛しき仔。 「…………なっ」 その神々しい姿に、唯湖はぽかんと口を開ける。 なつきがデュランと呼んでた存在が、唯湖の宣言に応じるかの様に突然現れたのだ。 唯湖は事態が掴めず、困惑してるのを尻目にデュランはアンドロイドに向けて、砲弾を放つ。 「……っ」 その瞬間、閃光が辺りを照らす。 閃光弾と唯湖が認識する間もなく、デュランが唯湖をなつきごと背に乗せてしまう。 そのまま、デュランは駆け出していく。 アンドロイドが閃光のダメージから回復した時には、もうその場には唯湖達はいなかった。 「…………っ、随分と手荒な事をするな。犬っころ」 唯湖がデュランを見て、呆れたように溜息をつく。 デュランが逃げこんだ部屋は職員の休憩室のようだった。 簡素なソファーになつきを寝かせ、唯湖は武装を確認しながらデュランを睨む。 デュランはくぅんと鳴いて、なつきの傍に座りながら唯湖の方を見た。 その愛らしい姿に、唯湖は毒気が抜けたのかもう一度大きく溜息をついて 「まあ……いいか。なんで、犬っころが出てきたがよく解らんが助かった」 少しだけ、やすらかな表情を浮かべながら、犬を撫でるようにデュランを撫でる。 兎も角、デュランのお陰で助かったのだ。 本来ならば、なつきの呼び声でしか現れないのに。 なつきの身の危険を察知したか、もしかしたら 「…………私を認めてくれたのか?」 どんな理由であれなつきを守ろうと決意した唯湖を、デュランが認めたからか。 答えは目の前で首を傾げてる犬っころしか解らないが。 唯湖はその様子をみて、ふっと笑う。 「まぁ……そんな訳ないか」 結局、自分の身勝手だけ護ってるのだから。 必要がなければ切り捨てるとまで思っていたのだから。 だから、こんな身勝手な自分が認められるわけがないと唯湖は思う。 唯湖は一息を付いて、気持ちを入れ替えデュランに言う。 「とりあえず……出てきたからには主人は護るんだろう?」 その唯湖の問いに短く肯定の意味でデュランは鳴く。 唯湖はその鳴き声に満足して、椅子から立ち上がり、 「じゃあ、私が居ない間、彼女を護ってくれよ。頼んだぞ」 出口に向かって歩いていく。 デュランは唯湖の行動がよく解らず首を傾げるばかり。 唯湖は振り向かずに、目的を淡々と語る。 「別に……私達を追い詰めたあいつらに対して……けじめをつけるだけだよ」 それに、と付け加えて 「あのままほ放っておいたら…………クリス君にも危害が及ぶかもしれないだろう?」 そう言った唯湖は、満面の笑みで。 ただ護るべき者のために。 戦場へ舞い戻っていた。 ・◆・◆・◆・ 唯湖達を見失ったアンドロイド達は、彼女達を発見する為に基地内を索敵を行っていた。 一部屋ずつ、彼女たちが潜伏してないかを丁寧に調べ上げていく。 そして、アンドロイド達はある大きなホールに一つの生体反応を確認した。 探している者の可能性が高いと、アンドロイドはホールの中に入っていく。 「ふん……やっと来たか。待ち草臥れただぞ」 アンドロイドの推測通り、そこに居たのは探し人の一人だった。 壁によりかけてる探し人――来ヶ谷唯湖はつまらなさそうに欠伸をしている。 だが、アンドロイド達は唯湖の意志など関係はない。 ただ、命令に従って機械的に動くのみ。 故に、彼女達は唯湖を取り囲むように動く。 「やれやれ……相変わらず機械そのものだな。キミ達は」 左にアンドロイドα、中央にアンドロイドβ、右にアンドロイドγと壁に寄りかかっている唯湖を取り囲んだ。 唯湖は抵抗せず、デイバックを握り締めながら呆れたようにアンドロイド達を眺めている。 アンドロイドの一人、βが代表して命令された事をまず口にする。 「来ヶ谷唯湖、投降しなさい。抵抗するようなら、殺害を厭いません。此方は三人居ます。貴方を排除するには充ぶ……」 「……三体でいいのか?」 事務的な言葉に唯湖が遮る。 その言葉は冷たく、蔑むように。 感情の一辺すら感じられないものだった。 アンドロイドはその唯湖の言葉に特に思うことも無く言葉を続ける。 「はい。貴方を殺すには充分……」 「――いいんだな? 本当に私を殺すのに―――たった三体でいいのかと聞いている」 唯湖は淡々と確かめるように言葉を紡ぐ。 まるでアンドロイドと同じように事務的に。 「はい」 「そうか……」 アンドロイドの迷いが微塵も感じられない返答に唯湖はにっこりと笑って頷く。 何が可笑しいのかアンドロイドには理解できなかった。 そしてアンドロイドがその行動に対して質問を投げかけようとした瞬間、唯湖が動いた。 動作はただデイバックをアンドロイドαに向かって振っただけ。 だが、そのデイバックから何かが射出され、αに対して向かっていく。 αは冷静にその射出された物が何かを把握する。 それは鞘に入ったままの日本刀であり、避ける間もなく掴み取れると判断する。 逆に武器として活用すればいい。 そうして、αは人工頭脳の中で計算された最良の選択肢を選び取る。 αはその選択肢のまま、射出され向かってきた日本刀を右手で掴む。 「――――!?」 だが、その掴んだ瞬間、余りの重みに身体が沈む。 膝から崩れ落ちるようにその場に尻餅をついてしまう、日本刀ではありえない重さにαは混乱する。 αが知る由もないのだが、唯湖が射出した日本刀の銘は斬妖刀文壱。 人妖の牛鬼である一乃谷姉妹の愛刀であり、それは牛鬼の力でしか持ち上げる事ができない重さなのだ。 この島では悪鬼となった鉄乙女が扱い数々の達人を屠ってきた最強の刀。 その刀の重さに唯湖は気付き利用しただけ。 αのその様子に、βとγも驚き、唯湖の方を向く。 だが、もうその場に唯湖は居ない。 「ほら、まず一体」 その声にβ達が気付き振り向いた瞬間、αの首が飛んでいた。 なんて事はない、射出した後、高速で混乱しているαに接近し、刀で首を撥ねただけの事。 最初から唯湖はこれを狙っていたのだ。 唯湖は楽しそうに笑って 「くくっ……ちょっと私を嘗めていないか?」 刀――地獄蝶々の峰を肩に乗せながら、唯湖は笑う。 楽しそうに、本当に楽しそうに。 アンドロイドは表情変えずに唯湖を見つけるだけ。 「さっさと本気を出した方がいいぞ?……もっとも」 肩を刀でとんとんと叩きながら。 唯湖は余裕を持って不敵に笑う。 「――――貴様らが束になっても私を殺せる訳が無いんだな」 刀を表情を変えぬアンドロイド達に向けて。 唯湖は、まだ笑っている。 「来い。時間が勿体無い。だから――――すぐ終わらしてやる」 その言葉を合図にβとγが動き出す。 βは近接用の剣型エレメントを右手もって前衛に。 γは拳銃をもって後衛に回って動き出していた。 アンドロイドと唯湖との距離は十メートルも無かった。 故にまずβが唯湖に向けて、駆けて行く。 対して、唯湖はその場から動こうとしない。 βは不審がるもそのまま、刀を振りかざす。 「ほら、プレゼントだ」 その瞬間、唯湖はβに向けて何かを投げる。 そのまま、バックステップで大きく後退した。 βは刀をとめることができず、そのままその物体を切り裂いた。 「――――!?」 突如、切り裂いたものから起きる爆発。 爆発を避け切れなかったβは剣と共に右腕を消失させてしまう。 βは理解できずに目の前の行動に戸惑ってしまう。 βには解る訳もないのだが、βが切り裂いた者は参加者が付けていた首輪だった。 その首輪には参加者の首を吹き飛ばすぐらいの爆薬が入っている。 それを目眩ませに使っただけの事だった。 βが爆発からの体勢を立てなそうと思った瞬間の事 ぱららと軽い音が響いたと思うとβの身体の節々に穴をあけさせ、そして活動を終わらせていた。 「さて、二体目。呆気ないぞ。これじゃあつまらんではないか」 γが唖然としてる間に、爆煙から現れるのは89式5.56mm小銃を抱えた唯湖。 楽しそうな顔から一転、とてもつまらなさそうな顔を浮かべていた。 期待を裏切られた、とでも言いたい様に。 「さて、残るは貴様一体だ。一体ぐらいどうって事は無い。遊んでやる」 そう言って、小銃を仕舞い、取り出すのはサバイバルナイフと斧。 嘗めきってますと言っているように。 「さあ、楽しい楽しいおねーさんのお仕置きタイムだ!」 唯湖は笑いながら、そのまま、γに向かって走り出す。 だが、γは慌てるような事はしない。 相手は何故か、遠距離での攻撃を止め、わざわざ至近距離での武装を選んだのだ。 故に、γには遠距離から冷静に撃てばいい。 それだけの事で、拳銃を唯湖に向ける。 そして、引き金に指をかけようとした瞬間 「――!?」 γに向かって飛んでくるナイフ。 そのナイフをγは銃で弾くが、そのお陰で 「まず、腕一本」 唯湖の接近を許してしまい、銃を持った右腕ごと斧で断ち切られてしまう。 唯湖は切った後そのまま、γの後ろに回る。 そして、斧を仕舞い、スプリングフィールドXDをとり出し、いまだ立ち直らないγに向かって 「そして、足一本だ」 容赦なく右足を打ち抜く。 γは状況が把握できずに、それでも振り向いて唯湖を睨む。 唯湖は未だに余裕の笑みを浮かべて、 「さあさ、鬼さんこちら。手のなる方へ」 挑発をしながら、楽しそうに逃げていく。 γはそれでも打ち抜かれた右足を引き摺って唯湖を追おうとする。 そして、その時γは気付く。 唯湖が駆けていく時、一つのリボルバーを落としていった事に。 罠かもしれないとγは考えるが、しかし今武装をなくした現状、それに縋るしかない。 幸い手を打ちながら、逃げている唯湖は気付いてない。 γは足を引き摺りながら、そのリボルバーを手に取る。 そして、唯湖に向けて撃とうとして 「馬鹿か、弾など入れてる訳が無いだろう?」 かつんと撃鉄の音だけが響く。 そして、唯湖は振り返り、逆にγに向かってくる。 今度は新たに取り出したカリバーンを右手に持って 「ついで、残りの腕一本と」 γの残りの左腕を切り飛ばしてしまう。 唯湖の浮かべる表情は愉悦しかなかった。 γはそんな唯湖を見ながら、冷静に状況を打破しようと考え、 「さて、残りの足一本」 唯湖は無慈悲に懐から出したデザートイーグルで足を打ち抜いた。 そして正しく四肢を奪われたγは唯湖を見つめるしかない。 「何故……と思ってるか?」 そんなγを見ながら唯湖は呟く。 γに蔑むような視線を向けながら。 「貴様らとは覚悟が違う。意志が違う。貴様らみたいな命令通りにしか動けない人形に負けるのものか」 侮蔑するように、ただ言葉を吐く。 人形にであろうとした人間が、人形を否定しながら。 それは何処か、滑稽な風景だった。 「それに」 短く、言葉を区切って。 身体を少し震わせながら 「貴様らは、私を怒らせた。それだけだ」 冷たい視線を向けた。 感情を全くこめてない紫の瞳がγを射抜く。 もう、γに思うことなど無い。 だから、 「断罪してやろう」 死神の鎌を振り下ろすように剣を振るった。 γはギロチンにかけられた囚人のように、すとんと首を断ち切られ、全てが終わった。 そして、戦場に残るのは、一人の少女のみ。 人形になりたい少女が、人形を否定して。 静かに、佇んでいた。