約 2,256,545 件
https://w.atwiki.jp/moonside-hazama/pages/32.html
アンジュ=オックスブラッド Anjou=OxBlood 「・・・悪趣味だわ。」 性別 :女性 年齢 :10歳 戦う理由:一人になりたいから 幼少の頃のトラウマによって心に闇を持ってしまった少女。 過去の事件が原因で両親を失い、自身も襲われるが放浪の旅人、ネロに助けられる。 それからはネロを兄のように慕うが、心を開く気配はない。
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/3717.html
【種別】 人名 【初出】 新約20巻 フルネームの初出は新約21巻 【解説】 イギリス清教第零聖堂区『必要悪の教会』に所属する魔術師。 クラシックなメイド服を着た金髪の女性。 必要悪の教会の中でも「悪名が高すぎて国外に派遣できない」とまで言われた実力者。 表面にシジルで「名」を刻んだ自走するスーツケースを複数従えている。 横倒しにして積み上げた複数のスーツケースを両手で持ち上げるパワフルなメイドさん。 色々と崖っぷちな立場にあってまともな出会いに飢えており、迂闊にミスと呼ぶと腕力でぶっ飛ばされる。 スーツケースに人を詰め込む『棺』としての役割を持たせ、ケース内を超小型防音環境として取り扱う。 主に内部に味方を収納し集中できる環境を貸し与える目的で使用しているが、使い方を変えれば相手を閉じ込めたり、負傷した味方を回収したりすることができる。 さらにスーツケース自体も自在に操作でき、仮組みの足場として使ったり、盾や罠のように使うこともできる。 自走機能は未だ学習・調整不足のようで、車間距離や優先ルートを巡ってカバン同士が喧嘩したり、列を離れて迷子になるカバンもあったりする。 (アンジュはそれを可愛がっており、過保護呼ばわりされることも。)
https://w.atwiki.jp/sousaku-mite/pages/314.html
Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・「アンジュ」 第3話 第3話「アンジュと博士」 蘆屋の研究所は要塞にも似て、近代的ながら無愛想な外観だ。角張った中央棟を、荒野 から空へと突き出していた。かつて長岡京と呼ばれたあたりにある。 アンジュは南側の入り口付近で、警備にあたっている。 自治都市武装隊に籍を置きながら、警備員として雇われたものの、蘆屋は中央棟にいて 姿を見ることさえアンジュはできないでいた。 砂混じりの風が、日に焼けた赤茶の髪をなでる。退屈な見張りの毎日に、アンジュは いらだつばかりだ。 一本道の道路を、見慣れない車が走ってきた。定期的に来る、入荷のトラックではない。 なんだろう、とアンジュは目を細めて車を確認しようとした。 車は大きくなる。アンジュのそばまで来るととまった。 骨組みが露出した、造りかけみたいな車で、上部にひさしのようなパネルがついている。 まもなく運転席のドアが開き、中から老人が出てきた。 片田舎の長老といったふうの、小柄な男だ。 「やあ、ご苦労じゃの」 気さくに話しかける老いた男に、アンジュはけげんそうな顔を向ける。かまわず、老人は 口を動かした。 「こいつは太陽光と魔素で走るソーラー・魔素・ハイブリッドカー、『ソラマーソーカー』じゃ!」 自慢して、老人はふしくれだった手で車体をなでた。 首をかしげながらも、研究所の関係者かとも思い、アンジュは相手を客として応対する ことにした。 「ここに用ですか?」 「いい野菜がとれたんで、蘆屋に持ってきてやったんじゃ」 「はあ?」 車の後部座席から、老人が荷物を引き寄せる。布の袋には、大根や泥の付いた長葱などが 入っていた。 「じいさん、何勘違いしてるか知らないけどね」 日頃のうっぷんもあり、アンジュの声は荒くなる。 そこへ、何事かと年配の警備員がやって来た。老人を見るなり、顔色を変えて警備員は 頭を低くする。 「これは、うちの新入りが失礼しました!」 「いや、全然かまわんよ」 少ない歯を見せ、老人は愉快そうにしわを増やした。 「蘆屋にこいつを持ってってやろうと思ってのう」 「では、届けておきます」 「なんの、わしが行くわい」 「しかし、今、武装隊の幹部のかたと会議中とのことで」 年配の警備員がへり下るのを、アンジュは不思議に思う。所員のOBか何かだろうか、 などとアンジュは推測をめぐらした。 「結構結構。ほれ、姉ちゃん、一緒に行こう」 「へ?」 「ボッチだと思われたくないんでの。いいじゃろ」 老人に招かれとまどうも、アンジュはついていくことにした。まさか蘆屋には会えない だろうが、もし少しでも近付ければそれも成果だ。 研究所内のすれ違う所員は、老人を見ると深く頭を下げる。 見た目より偉い人なんだなあ、とアンジュは考えを改めた。だが、野菜の入った袋を手 にさげる老人は、やはりどこにでもいる気のいい老人にしか見えなかった。 二人は通路を進み、いくつもゲートをくぐり、中央棟のエレベーターに行きついた。ここ まで到達したのは、アンジュは初めてだ。 中央棟のエレベーターは大きな円柱で、鈍く銀に光っている。エレベーター前の警備員 は、やはり礼をした。 「通してもらうぞ」 「そちらは?」 警備員は、アンジュにやや敵意のある目線を向ける。 「そちらはもないじゃろ、あんたらの身内じゃよ。さっきナンパしたんじゃ」 おい、と突っ込みたくなるのを、アンジュはこらえる。 慣れたようすで、老人は数字の付いたパネルを操作する。 エレベーターが降りてくると、ブザーが鳴った。入り口が開き、内部へいざなう。老人は アンジュをうながした。アンジュが先に入り、あとから老人が入る。 エレベーターは上昇していった。 「あんたは、いったい……」 アンジュが疑うような目をすると、老人は静かに笑んだ。 エレベーターが加速する。やがてエレベーターは最上階で止まり、またブザーが鳴り 響いた。 アンジュと老人はエレベーターを出る。黒い床は二人を映すほどなめらかだ。壁は一面 ガラス張りで、遠くの山々が一望できる。 大災害以降、日本は中世に戻ってしまったかのようだが、ここは別世界だといわんばかり に未来的だ。 老人は勝手知ったる、というふうで歩いた。扉の前に老人が立つと、男の声がきこえ てきた。 『失礼。今、来客中なのだが』 扉の向こうから、通信機でしゃべっているらしい。老人は軽くうなずいた。 「知っとるよ。かまわんて。入れておくれ」 『そちらの連れから強い金属反応がある。武器は置いていただきたい』 老人がアンジュの顔を見上げる。アンジュは皮のツナギに包んだ体を曲げ、足首に 仕込んだナイフを取った。 老人が台を枝のような指でさす。アンジュは小型ナイフを円筒の台に置いた。 厚い扉が三つに割れて、静かにスライドしていく。 広い部屋がアンジュの目に入った。ここもほぼ全面ガラス張りで、明るい。 部屋に入るアンジュは、妙な違和感をおぼえた。魔素が抜けていくような感覚だ。 部屋の真ん中のテーブルをはさんで、男が二人いた。 一人は三十歳程度に見える。薄いフレームの眼鏡をかけ、黒いスーツに身を包み、白い 髪をして、やせて長身だ。老人を迎えるように、男は立っていた。 もう一人は歴戦の勇士といったさまで、盛り上がった肩をして、顔にいくつか古傷を つけている。ぶぜんとしたような態度で、皮張りのイスに座っていた。 「よお、蘆屋の」 老人は立っている黒スーツの男に歩み寄る。 (あれが蘆屋……?) 蘆屋は、一次掃討作戦以前から現役の研究者だったはずだ。それなりの年齢のはずだが、 アンジュにはそうは見えなかった。髪は白いものの、せいぜい三十歳前半ほどに見える。 だが、蘆屋はその魔素で若さを保っているのだった。 「平賀博士、出迎えもせず失礼した」 蘆屋が特に感情を込めず、老人にわびる。 (平賀博士……?) 「げっ、平賀って、平賀?」 驚きのあまり、アンジュは飛び上がった。平賀は蘆屋に並ぶ、五系統の一を確立した 大発明家だ。 「そのかたは?」 蘆屋はアンジュを見て、たずねる。 「みんなひどいのう。ここで働いとるんじゃぞ。わしの彼女じゃ」 「そうか。大所帯なもので、恥ずかしい」 「服部君も、久しぶりじゃな」 平賀は座った男にもあいさつした。野獣を思わせるような男は、平賀に会釈する。 服部という名を、アンジュはきいたことがある。武装隊の幹部だ。魔法もできて武芸 百般と言われ、百人隊を十個率いる大隊長だ。 アンジュは蘆屋を見つめる。 (殺せるか……?) この部屋にいると、魔素を集中できないらしい。腰に魔素刀があるが、使えないだろう。 (武器もない。けど、殴って締め上げれば、いけるかも……) 蘆屋も魔素を使えないなら、都合がいい。蘆屋は長身で目つきは鋭いが、アンジュの見る ところ戦士ではないようだ。服部は止めるだろうが、ごく短い時間ですませればできる、 とアンジュには思えた。 「で、ご用件は?」 蘆屋は明らかに不愉快そうに、平賀にきく。 「うん、わしんとこでいいのが取れたんでな、おすそ分けじゃ」 「心づかい、痛み入る。それだけかな」 「うん。二人とも、何といっても食いもんじゃよ。これがなきゃあ、魔法使いじゃと偉ぶっ てもどうにもならんからのう」 「ご教授、感謝する」 蘆屋は手を少しあげた。部屋のすみから、コーヒーカップが二つ浮かび、宙をゆっくり と飛んでくる。 テーブルのポットには、いまや高級品のコーヒーが入っている。 カップは小さな音を立て、テーブルに置かれた。 「飲んでいかれるといい」 蘆屋が勧めると同時に、アンジュは絶望に打ちのめされる。この部屋では、蘆屋だけが 魔素を使えるのだ。 (これじゃ、勝てるわけない……) 蘆屋は殺気に気づいて、わざとカップを浮かせてみせたのか、とアンジュは戦慄し、額 に汗をにじませる。蘆屋がアンジュを殺すのは簡単なはずだ。 「んにゃ、お構いなく。もう帰るよ」 平賀は首を振ると、歩きだす。 「では。送りもせずすまない」 「いやいや。じゃあの。今度またの」 「そのときはよろしく」 アンジュも平賀のすぐあとを歩く。複雑な思いをあとに残しつつ、アンジュは平賀に 従い、部屋を出た。ドアが閉まるとアンジュは息をつき、台に置いたナイフを取った。 「あなたが平賀博士とは知らず、失礼しました」 アンジュが頭を下げると、平賀は肩を揺らして笑う。 「悪いと思うなら、茶に付き合ってくれ。休憩室に行こう」 「はあ」 精神的な疲れを引きずり、アンジュは平賀のあとについて行った。 中央棟を離れ、所員寮近くの休憩室に二人は入った。長いテーブルがいくつか並んで、 イスは誰にも使われていない。 「貸し切りじゃ。二人きりじゃのう」 「はあ……」 テーブルの一角に平賀が座る。アンジュはサーバーから二つの紙コップに茶を入れて、 平賀の向かいに座った。 平賀は、ポケットからウサギの置物のようなものを出した。 「わしが造った『きいちゃイヤーン』じゃ」 「はあ?」 「耳のイヤーとイヤーンをかけてるんじゃ」 「えーと、何かの装置ですか」 「ふむ、きいてみよう」 平賀がウサギの背中を押す。人の声がきこえてきた。 『次の異形退治作戦は大きくなる。必要な魔素兵器だが……』 男の低い声だ。アンジュは思わず目を見張る。 「これは……」 『要望には応える。代わりに、こちらの要望はいれていただく』 蘆屋の声だ。 「これは、盗聴器?」 アンジュがきくと、平賀はうれしそうに口の端を上げる。 「魔素をほとんど感じさせないすぐれものじゃよ」 『異形はなるべく生け捕ってほしい。うちから魔法使い数人を出すから連れていってくれ』 蘆屋の要求に、服部の声は不満そうだ。 『異形はできる限り殺す。それが今度の作戦だし、そもそも武装隊はそういうもんだ』 『そのために使う魔素兵器は、誰が供給しているのか』 『今までどれだけ実験に協力してきた? 実験に犠牲者まで出しているんだぞ!』 服部の荒い声とは対照的に、蘆屋の口調は落ち着いたままだ。 『人体実験はそちらから申し出たことで、こちらから願い出たことは一度もない。引き換え にと提示された魔素兵器は十分に納品しているはずだ』 『この前も、戦死者が出たんだ』 『本当にうちの改造異形による死か? 口封じにあなたがたが殺しているという話もきいたが』 『人体実験がばれて困るのはあんたらだろう!』 『いや、うちはいっこうに困らない。そちらの意向であろう。嫌なら結構。こちらがほしい のは人間の実験台より、材料としての生きた異形だ』 少しの間が空いたあと、また服部の声がウサギの機械から出る。 『魔素兵器を造っているのは、あんただけではない』 『他にどこと取引する気かね。安倍は異形と共存しようというほうだろう。さっきの平賀 博士もだ。小角、玉梓は確かにすぐれた魔法技術を有している。だが我々のように汎用 魔素兵器を量産できてはいない! うちは期間労働者まで雇って、そちらが要求する魔素兵器を供給している。もはや一大 産業だ。自治都市も経済的依存をうちに頼ることになる。我が蘆屋系魔法科学だけが、この 荒廃した世の光となれるのだよ!』 突然、盗聴が切られる。 「ありゃ、気づかれたか。壊された」 平賀は頭をなでた。 「えっ!」 「最初から気づいてて、わざとこっちに話をきかせたんかのう」 「ええっ!」 「いや、何、わざとならまあ蘆屋も怒ってないじゃろ。きいてほしかったんじゃよ、たぶん」 ひどく疲れを感じ、アンジュは肩を落とす。紙コップを手にし、さめた茶を一口飲んだ。 「わしはな、自治都市のもんと話をしててのう。全然別の件じゃが」 平賀は自治都市の幹部と話し合うなかでズシのことを偶然知り、アンジュに会いに来た のだという。 「はじめから、私に会いにきたんですか」 「まあ、そうじゃ。いやあすまん、あんたがどんな人かわからんかったから。蘆屋に何か する気なら、止めたほうがいいかのかなと思ってのう」 アンジュは何とも言えず、茶を見つめる。 「蘆屋も昔からああではなかったんじゃが」 「私は、どうしても許せない……」 「じゃがきいたじゃろ、人間を実験台にするのは、武装隊がやっていることでもあるしのう」 「じゃあ、悪いのは武装隊……」 「うーん、でもそういう武装隊を使っとるのは自治都市じゃ」 「じゃあ自治都市が……」 「しかし実際、異形は危険、武装隊は必要と」 平賀は茶を取り、のどを鳴らして一気に飲み干す。 「というわけじゃから、なかなか難しいの、こりゃ。さて、そろそろ帰るとするかな」 立ち上がり、平賀は出口に向かう。アンジュも立ち、見送ることにした。 通路を歩き、やがて最初に二人が出会った南の門にたどりつく。 「アンジュ、はやまらんことじゃよ。さっきも言ったが、これは難しいからのう」 「……はい」 「見極めることじゃ。あんたが本当に正しいと思ってすることなら、わしは止めんよ。しかし 迷いがあるなら、少し考えてみることじゃ」 平賀が乗り込むと、車はモーター音をきかせる。 アンジュは頭を下げた。車はひびの入った道を走り、遠ざかる。 黒いつぶのようになり、車が見えなくなるまでアンジュは見送った。 上へ
https://w.atwiki.jp/sousaku-mite/pages/312.html
Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・「アンジュ」 第1話 第1話「アンジュとズシ」 牛に似た醜悪な異形は、暴風のような鼻息を出して襲いかかる。 光の刃が一閃し、異形の首に落ちた。 怪物は頭を飛ばし、青い血が滝になって血だまりを作った。 乾いた風が砂を巻き上げる。 見渡すかぎり荒れ地が広がって、ところどころビルが傾いている。 かつての天変地異によりできた地割れが、まだ痛々しく残って口を開けていた。 異形を斬った女の光る剣は、魔素をうしない刃を消した。 砂避けのゴーグルを額に上げ、短めの髪を押さえると女は一息つき、腰の水筒を取って 口に当てた。 うがいすると、皮のツナギに身を包む若い女は、口の中の砂ごと水を地面に吐く。 がれきに囲まれた集落の入り口に向かい、女が歩いた。かつてビルの一部だったがれきが、 今は異形に対する防壁だ。 男が地に木の杭を打ち込んでいる。 「ズシ、終わったよ」 女はズシと呼ばれた男に近づいていく。ズシは白衣と呼べるだろうか、茶色く汚れた 白衣をまとい、荒れた髪をして、何かつぶやいていた。 「結界は大きいと希薄になるのであるからして、つまり強度を上げる一つの方法は結界を 小さくすることであるからして、つまりアンジュの『魔素刀』もごく薄い一種の結界である からして、つまり……」 打ち込まれた杭に縄をかけ、符を貼り、ズシは念じる。 「木克土、土克水、……万物の理を以て邪を制す」 そんなズシを、集落の子供が不思議そうにながめていた。 「こいつは、魔法科学のやりすぎで頭のネジが飛んじゃってるのさ」 アンジュは数人の子供に言ってやった。ズシはかまわず念じ続ける。 魔素が濃度を増し、結界が強まるのを、アンジュは感じた。 「おねえちゃん」 少女がアンジュに声をかけ、小さな指を見せた。アンジュはしゃがみ込み、頭をなでてやる。 「ん、なあに」 「あたちねえ、よんさいなの」 「ふーん、そう」 「でも、ごさいになるの」 「へえ、いつ?」 「あのねえ、あしたのあした」 「そう……」 アンジュはゴーグルの下の顔をくもらせるが、すぐ笑顔を作った。 「よかったね」 子供たちを呼ぶ、大人の声が聞こえてきた。子供たちは駆けていく。彼らに親はいない。 集められた孤児だ。 集落の大人はアンジュとズシに複雑そうな目を向けると、子供たちを連れて去った。 自治組織の武装隊を敬遠する者も多い。異形を退治する、今の世には必要な連中ではある が、中には高額な報酬を要求する者や異形殺しを楽しむ異常者などもいる。嫌われても 仕方ない。 アンジュは短くため息をつくと、ズシに言った。 「なあ、やっぱり集落の人たちには避難してもらおう。うちらじゃ守り切れないよ」 ズシは答えず、古くなった魔法書に目を近付けていた。五系統のうち、ズシは蘆屋系に 属する魔法科学の見習いだ。 アンジュとズシは大阪自治組織の武装隊から派遣され、異形退治・結界の補修に来ていた。 もし防衛が無理なら集落の住民たちと相談し、土地を捨てるよう説得することも任務の うちだ。 避難先として自治都市近くにテント村が用意されてあり、以前から集落の代表に話は 通っている。 すでに住民の半分は納得していた。 「金ももらったし、もういいじゃないか。ケガしたら損だよ」 アンジュも、人助けをしたいという正義感がないわけではない。だが、どちらかといえば 生きていける金さえもらえばいい、という現実主義者だ。開き直っていた。 「意地になったってしょうがないよ。なんか、武装隊から追い出された奴がいたみたいだ けどさ、あんなのは馬鹿だよ」 ズシはきこえていないかのように、結界を繕う。 「そりゃ、避難してそのあとどうなるかはわからないけど。ここはダメだよ、なんでだか 異形があとからあとから来てキリないや」 避難すれば人々の何割かは助かる。三日後には自治都市の武装隊から、本格的な部隊が やってくるはずだ。 「あとでまた戻ってきてもいいんだしさ。いつになるかわからないけど」 「……結界の強度を上げるいまひとつの手段としては、より強力な符など魔法具を使うこと であるからして、つまりより確かな媒体が必要であるからして、つまり……」 「ズシ、あの子たちが気になるのか?」 「……つまり」 アンジュとズシはコンビで面倒な仕事をしてきた。異形退治の後処理など、メインに ならない裏方作業だ。二人は武装隊では下位のほうだった。 「いまどき、親がいないぐらいなんだよ。普通じゃないか、うちらだって」 こんな時代だ。身寄りのない者は、生きる手立ては限られる。 魔素の素質があったアンジュとズシは、まだ運がよかった。 「そりゃあさ、誕生日はテントか、野宿か……それでも死ぬよりはましだろ?」 ズシは細い顔を魔法書にうずめるようにして、つぶやき続けた。 「……魔法は宇宙の法則を理解し、少し曲げるものであるからして、それによりできる歪みを 補うことが必要であるからして、それがつまり符であったりあるいはなんらかの魔法具で あるからして、つまり……」 「……ダメだこりゃ。私は集落の代表の人に言ってくるよ。もう結界の補修はいいよ、ズシ」 アンジュはあきれ、ズシから離れた。 翌日、住民たちは井戸のある広場に集まり、避難準備をしていた。 人々の顔は暗い。無理もない。自分たちの土地を捨てるのだから。 アンジュは人数確認の報告をききながら、荷物のチェックをしていた。 ズシの姿はない。どうせあとで来るだろう、とアンジュは怒り半分で探しもしなかった。 「誰か、誰か知りませんか!」 さわいでいる施設の職員に、アンジュはたずねた。 「なんかありましたか」 「うちのハナがいないんです」 「えっ……」 明日が誕生日といっていた女の子だ。 異形の魔素を、アンジュは砂を含む風とともに感じ取る。 アンジュは駆け出した。 荒野を少女が一人、歩いていた。古くなったウサギのぬいぐるみを抱き、少女は遠くの 山を見つめていた。どこかで缶が転がる音がすると、少女はおびえてぬいぐるみを強く抱く。 前時代の異物である斜めのビル、壊れた自動販売機などが、少女の目にはひどく恐ろしい ものに見えた。 また物音がした。少女が見ると、そこにはやけに細い、大きな犬のような異形がいた。 異形が開けた口には、鋭い牙が並んでいる。 五歳に満たない少女にできることは、ただ身を硬直させることだった。 獲物に向かい、異形は四つ足を曲げ、飛びかかろうと力をためる。 異形の足が地から離れた。異形がすばやく突っ込んだのは女の子、ではなく光る刀の刃 だった。 異形は真っ二つに分断される。少女の左右に、分かれた異形の半身が倒れた。 雨のような体液の中で、少女はやはり何もできないでいた。 「何で結界の外に出たんだ!」 このときのアンジュは教育的に怒ってみせたのではない。計画を邪魔されて、ただ腹を 立てていた。 おびえて白い顔をするハナは、消え入りそうな声を出した。 「ぱぱとままが、いるっていわれたの」 「何?」 「おやまのむこうにいるって、いわれたの」 「……異形にか」 (頭のいい異形に誘い出されたのか……) しくじったことに気づき、アンジュはハナを無造作に抱き上げ、駆ける。 魔素を持つ者は身体能力を高められる。野性の獣のような速さでアンジュは荒野を走り、 来た道を戻った。 (しまった……! 誘い出されたのは私だ) 集落の入り口に、異形が黒々と群がって恐ろしい声を上げている。 壊れそうな結界が、青白い光を起こしていた。ズシが必死に魔素を縄に送り、結界を 維持している。 「ズシーッ!」 アンジュは魔素を高めると、がれきを駆け上がり、飛んだ。 少女を抱えたアンジュが、鳥のように空に軌跡を描く。異形でさえ口を開けたまま、 そのさまを見上げた。 結界の内側に着地すると、ハナを立たせてアンジュは腰の魔素刀を手にする。柄から 光る刃が生成された。 「もうダメだ、ズシ。ハナちゃんを連れてみんなで逃げな。私は少し足止めする」 「結界の強度を上げるにはより強力な魔法具が必要であるからして、つまり……」 「ズシ、もう結界はいい!」 魔素刀を逆手に構え、アンジュは異形の群れを見据える。 突然、虎のような異形が、猿のような異形にかみついた。何が起きているのか、アンジュ にはわからない。 「仲間割れか?」 猿のような異形の肉を引きちぎり、骨までむさぼり食う虎の ような異形に、今度は熊のような異形が牙を立てた。 「な、なんだ? 共食いしてやがる」 「いや、あれは共食いというよりつまり……」 ズシはなおも杭に符を貼り、結界を修繕する。 さらに、蛇のような異形があごをはずして、熊のような異形を頭から呑みはじめた。 強引に蛇のような異形は熊のような異形を呑み込み、胴体を限界までふくらます。蛇の ような異形は張り裂け、熊の胴体が出てきた。頭は猿のようで太い牙をつけ、手足は何本 もあって熊や虎のものだ。尾は蛇だった。 「合体した!」 「いや、合体というより、あれはつまり」 奇妙な異形は天に向かって、雷鳴のような鳴き声を響かせた。 ズシは魔法書を手に、魔素を練り上げて高める。 「あれはつまり、本来ああであったのであろうからして、つまり」 「今まで分裂してたのか」 異形の強力な魔素が、アンジュの全身をしびれさせる。先程よりはるかに強くなった のは、間違いない。 異形が虎の前脚で爪を突き出すと、宙に青い火花が飛ぶ。結界はあっさり破れた。 縄は切れ、杭は倒れ、符は焼けて黒くなる。 「ダメだ、逃げよう」 アンジュは動けないでいるハナに駆け寄り、小さな手を取った。 ズシはうずくまっている。 「ズシ!」 「魔法とは宇宙の原理を知り、バランスを少し崩すものであるからして、つまりそのとき 生まれるひずみを埋める必要があるからして、つまり……」 ズシは切れた縄の両端を握った。 「おい、ズシ?」 「より強力な結界を造るにはより『確かな媒体』が必要であるからして、つまり……」 ズシの全身が光り輝く。 「おまえ……」 アンジュの視線の先で、強大な異形が爪を振り上げた。 「水克火、火克金、金克木、天地陰陽の理を持って邪を退かん」 「ズシ! やめろ!」 爪がズシの頭に落ちようとした瞬間、強烈な光が発せられ、異形を撃ち抜いた。 防御の力が張り巡らされ、周辺を包み込む。異形たちは悲鳴をあげ、つぎつぎ焦げて 崩れた。 「ああ……」 黒い煙が漂う中に、ズシだったものがある。石化し、一個の岩になっていた。 風が煙を流し、辺りを明るくしていく。隠れて見ていた集落の住民たちが、恐る恐る アンジュに近づいた。 「いったい、どうなったんです」 「終わったよ。もうどこへも逃げる必要はない」 アンジュは人の形をとどめない岩のそばに魔法書を見つけて、拾い上げた。 「ズシが、結界の一部になった。特別頑丈なのを造ってくれたよ。……命を捨ててね」 住民たちは言葉にならない声を漏らした。 アンジュは手をズシだった石に当てた。手触りは、まったくただの石だった。 「なぜ、そこまで……」 あくる日も、アンジュは石のそばでぼんやりとしていた。 施設がある方角に顔を向けた。 ささやかながら、ハナの誕生日会がもよおされているはずだ。 (ズシ、何を伝えようとしたんだ……?) 一日過ぎて、アンジュの頭も少しは働くようになっている。 (あの異形は普通じゃなかった。あれは……) 蘆屋の研究所で、異形を魔法科学の実験に使っているとアンジュはきいたことがある。 ズシはなおさら知っていたはずだ。 アンジュは魔法書に目を落とした。 (あれは実験の失敗作か? それをここに差し向けて、住民を追い出そうと……) 思えばこの任務ははじめから不自然だった。アンジュたち二人に、多数の異形を撃退 するのは無理だ。そんなことは自治組織もはじめからわかるはずだ。 避難するにしても、あまりに多勢に無勢過ぎる。 (この土地を使って実験か何かするために、失敗作を差し向けた……。自治組織もグル?) 「だからって、私にどうしろってんだ。戦えって? 蘆屋と、自治組織と……」 力なく、アンジュは自嘲して笑んだ。 (無理に決まってるじゃないか……) 上へ
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/5400.html
アンジュ・セレーナ イノセンスR 称号名 備考 コンボ初級? コンボ中級? コンボ上級? コンボマスター ベルセルク 修道女? 司祭? 司教? 大司教? 偉大なる功績? 味の探求者? 砂上の天使? ヒンメルの教育係? 聖女? 智将の転生者? 強情な雇い主? トドメを刺した女性? お説教メイド? すべてを見透かす女性? リアリスト? 隠しても意味ない女性? 大和撫子? 会員番号0003? ズルい女? 自由な女性? 真贋を見抜く者? 背負いし者? 迎えし女性? 大食い大会優勝者? 食の神? メガネに愛されし者? 酒豪? 舞踏会の花? ふんわりお嬢様? DLC キムラスカの王女? DLC アイドル候補生? DLC ひつじつの? DLC くせっけアンジュ? DLC クールメガネ? DLC TOWレディアントマイソロジー3 称号名 備考 聖女? デフォルト称号
https://w.atwiki.jp/pixsk/pages/158.html
沙弥・アンジュ・グラトニール(サヤ・アンジュ・グラトニール) 性別:女 年齢:24歳 身長:165cm(ハイヒールで5cm底上げされる) 一人称:私 二人称:あんた・呼び捨て サイキック:肉体強化 元エントリー料:友達とも幸せだった記憶 好きな物:小麦粉製品 嫌いな物:青魚など生臭い物、仲のいい二人組もしくは複数 【経緯】 日本人と黒人のハーフの元参加者。 6歳の時に日本にやってきた。 外見の事でいじめられたりとかもしたが、なんとか友達も出来、充実した毎日を過ごしていたが、通り魔に殺害されゲームに参加。 エントリー料に友達との幸せだった記憶を取られた為、人を容易に信じられなくなった。 ゲームには生き残ったものの、生き返るメリットが無いと判断したため、死神になった。 【性格】 あまり人を信用していないため、大体一人でいる事が多い。 しかし、人に絡まれるのは嫌いではない、いわゆるツンデレ。 意外と礼儀正しい。 マジキレすると破壊行動にでる。 【特徴】 人が群れている事が気に入らないので、仲のよさそうな2人(片方は必ず参加者)を見ると喧嘩を吹っ掛けてくる。 「アンジュ」という名前で呼ばれると、高確立で近くの物を投げてくる。(車の場合必中) 理由:「アンジュ」が“天使”という意味で、死神である自分に対しての皮肉に聞こえるから。 大体の体術は心得ていて、生身でもそこそこ強い 【サイキック】 能力は肉体に力を配分し強化するもの。 強化の仕様によっては、物の切断や防御にも使える。 筋力を強化して障害物を投げることも可能。 右腕、左腕、右脚、左脚、胴体、頭が強化対象 右腕・左腕→攻撃、防御強化 右脚・左足→攻撃、速度強化 胴体→防御強化 頭→攻撃強化 複数の箇所を同時に強化可能。 しかし1箇所強化より威力は下がる。 【関係】 岩山璃緒:パートナー イタリアンが大好きな女の子。 沙弥が暴走した時の大事なストッパーさんです。 中村カイン 十六女霙 紅白戦でケンカを売ったものの、逃げられてしまった。
https://w.atwiki.jp/tokkun_faircast/pages/20.html
FLASHゲーム「特訓」から生まれた戦隊ヒーロー。以下の5人から形成される。 通常オレンジ ヨケルンジャーのリーダー格。ゴレンジャーで言うところのアカレンジャー。これといった特技はないものの、安定した実力をもち、メンバーの中で最も活躍する。必殺技は暴走と精密射撃。 誘導レッド ヨケルンジャーの優等生。ゴレンジャーで言うところのアオレンジャー。相手にどこまでもついてゆく反面、相手に動きが読まれやすいという弱点もある。 低速グリーン ヨケルンジャーの健啖家。ゴレンジャーで言うところのキレンジャー。動きが遅く活躍の場は少ないが、相手の意表を突く攻撃をすることも。オレンジとのタッグ攻撃はなかなかのもの。 高速ブルー ヨケルンジャーのイケメン。ゴレンジャーで言うところのミドレンジャー。スピードがあるため、なかなか強い。 加速誘導ホワイト ヨケルンジャーの切り札。ゴレンジャーというより、ジャッカー電撃隊のビッグワンみたいな感じ(まあノリで)。レッドにさらにスピードが追加された。メンバー内最強。 女性キャラ(ピンク)がいないのが辛いな -- 吉良綺羅星 (2011-09-03 21 19 23) TP名 コメント
https://w.atwiki.jp/yarunikuman/pages/48.html
/\/\^''~、、 // ミヽ//\ . . \~、、 / . / '"~/ ⌒\ . \ . . \ . \ / . / . | / | . . . . . \ . ', . . . \ . \ / . . . | . . | . . . . . . . . ', . . . \ ‘, / / . . | . . | . . . . . . | . . |Λ ', . . . . . ',' / . { . . | . . | . . . \ . . | . . | V', . . . . . . ' . /)/)/) . . 八 . . . . . \| ''^~ ̄ | . . . . . . / \ _ // // . -―\ \/} ノィ笊うY|/ . . . . / . | . ~ ̄~~゚゚^''~ ., / . . >''゛ / . . . ィ笊う . / \ 乂ツノ/ . . . . / . | . ト | ̄~^'' ., / { ―{ / . . . V乂ツV ''/ /}/| . . | . | ノ. \ . Λ/ 、 ⌒ヽ/ 人 . _\'' 、 /厂 . . / . . | . | \ . . . . \ \ / \{ 八 、 ノ イ . . / . | . | . | \ . 厂 ⌒\_) . . . / 个 / ノ/ / . ノ八 | `''ー┬ 厶| . . / . Λ|Λ「> _,/⌒7 . // 彡} \ /⌒L /. .| . / / /ニニニ|\___ / . . / _,ノ / '{ ̄ . . 八Λ . √二二 ノ / / / \ / { . . . . . {\ . √二 / { |/ニニニ/\ 二=- _ /C V . . / 人 . . {___/|>. {ニニニニ/ . . \ 二二二二=- ____/ { . . / . . . . \ . . } |く__, >{ニニ/ . . . . . /ヽ 二二二二二 /〈 { . √ . . . . . { \_} |>''´/{__/ . . . . . _、 '゙ . . | 二二二二二二=-〉 V√ . . . . . { . . { ∠..,,_______,,...、-''゛ . . . . |二二二二二ニニΛ { . . . . . . { . . { / . . / . . . . . . . . . . . |_二二二二二二二Λ \{ . . . . . . { . . . ∨ . . / . . . . . . }/ . . . . . . 〉___>┐二二二二二二二二\ \ . . \ . . 〉 . . } / . . . . . . . . . / . . . . _、 ''⌒\ 〉\二二二二二二二二ニ- _ \ . . ∨ . . / . . . . . . . . . . . / . _、-''" } 〈 ‐-==ニニ==-‐=I〔二二- _ } . . { . . . { . . . . . . . . . . _、-''" C } ', }二二二 \} . . { . . . { . . /´ ̄ ̄ } ', /二二二{_/二ニ=- _|__ }〉 ', /二二/二/ -=ニ二二二二/ }ニ=- ,_ }Λ ', ◆現在のデータ 正義超人【アンジュ・カトリーナ】 21歳 165cm 95kg 49万パワー 異名 "絶壁の錬金術師" 筋力 25 技巧 57 速度 93 耐久 24 精神 50 知性 79 特殊 99 【超人錬金術師】触媒と自身の超人パワーから自在に物を造り出す技術。技巧、特殊が高いほど効果的。 【空想科学】ゆで理論に真っ向から対立する世界の法則。一部の技の威力や現象に影響がある…かも…? 【ノーリスペクト】無秩序、無軌道、他者への敬意など存在しないかのような苛烈な戦闘スタイル 【赤魔道士】器用貧乏と万能の代名詞。果たして…?全能力にややプラス補正。スキル習得判定の時に習得の目が1つ増える。 【虎視眈々】相手に有利を取られる度に技巧、精神、知性、に補正を得る。蓄積するが自分が有利判定を取るとリセットされる。 26スレ目104 ◆初期データ 正義超人【アンジュ・カトリーナ】 20歳 165cm 95kg 49万パワー 筋力 7 もやし 技巧 54 レスリング技術も学んではいる 速度 73 逃げ足は一流 耐久 8 もやし 精神 32 すぐ折れるが立ち直りは割と早い 知性 68 必要な知識はしっかり蓄えている 特殊 80 レスラーとしてのプライドはないが術師としてのプライドはあるのだ 【超人錬金術師】触媒と自身の超人パワーから自在に物を造り出す技術。技巧、特殊が高いほど効果的。 【空想科学】ゆで理論に真っ向から対立する世界の法則。一部の技の威力や現象に影響がある…かも…? 【ノーリスペクト】無秩序、無軌道、他者への敬意など存在しないかのような苛烈な戦闘スタイル 備考 解説
https://w.atwiki.jp/krkrsrc_datas/pages/102.html
ガブリエッラ=P=アンジュ 愛称 ガブリエッラ 搭乗可能機体 オーパーツロボ オーパーツロボ(サポート) デフォルト乗機 ジブリール 格闘 射撃 命中 回避 技量 反応 SP 性格 117 132 135 129 148 160 50 弱気 特殊技能 1 2 3 4 5 6 7 8 9 戦術 1 精神感応 1 13 22 31 40 49 60 71 援護防御 1 19 集中 信頼 献身 鉄壁 愛 再動 レベル 1 6 12 19 27 35 消費 15 30 30 30 80 90 ここに解説を入れます SRC用データ ガブリエッラ=P=アンジュ ガブリエッラ, 女性, オーパーツロボ オーパーツロボ(サポート), AAAA, 150 特殊能力 戦術Lv2=非表示, 1 精神感応Lv1, 1, Lv2, 13, Lv3, 22, Lv4, 31, Lv5, 40, Lv6, 49, Lv7, 60, Lv8, 71 援護防御Lv1, 10, Lv2, 19 117, 132, 135, 129, 148, 160, 弱気 SP, 50, 集中=20, 1, 信頼, 6, 献身, 12, 鉄壁, 19, 愛=80, 27, 再動, 35 UE_GabrielaPAnge.bmp, ThemeofGabriela.mid
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/454.html
アンジュ・セレーナ(あんじゅ・せれーな) 概要 イノセンスに登場したキャラクター。 登場作品 + 目次 イノセンス イノセンスR TOWレディアントマイソロジー3 レイズ クレストリア イノセンス 年齢:20歳 性別:女性 身長:158cm 体重:52kg 声優:名塚 佳織 職業:僧侶 とある都市の聖堂で働くシスター。 癒しの力を持つことから「聖女」と評判になるが…。 世事や処世術に長けた、世渡り上手な性格。 + ネタバレ スキットによると兄がいる。 前世はラティオの軍師オリフィエル。 幽閉されていたヒンメルを救出することができず死なせてしまった彼の後悔と罪の意識はアンジュにも強く引き継がれており、ヒンメルの転生者であるアルベールの行動を止めようとするルカ達に刃を向けた。 戦闘後にアルベールを説得しパーティに復帰した。前世の記憶からかアルベールからは好意を抱かれており、アンジュ自身も満更ではない様子。 ▲ イノセンスR 代々聖堂を守護する司祭の生まれ。前世の力で人々を癒し、 聖女と呼ばれていた。 優しく、ときには厳しくルカたちをたしなめる、お姉さん的存在。 要領がよく、ひょうひょうと世の中をわたるタイプ。 教会で人々をまとめていたこともあり、人を使うのが上手い。 実はパーティキャラ一食欲旺盛だが、体型を気にしている。 ▲ TOWレディアントマイソロジー3 「それじゃあ、まずは自己紹介からね。わたしはアンジュ・セレーナ」 教会に所属していた頃、巡礼の旅にて世界各地の貧困層、 加えて星晶を巡っての国のいさかいで犠牲になる民間人の姿を目にしていた。 そして、それらの人々を救っていく為にギルド「アドリビトム」を発足する。 同ギルドのリーダー。 ▲ レイズ ▲ クレストリア イベントストーリー『二つの花の選んだ旅路』にて初登場。修道院の経営者で孤児達の世話をしつつ、魔物退治や食料・薬の配給の仕事を行い、町人からの寄進で生計を立てている。「自ら経験しながらひとつひとつ自分で考える事が大切」という自論を持つ。 「夢見る奇跡のクリスマス」で再登場。雨の日のマルチノ修道院の前に血まみれで倒れていた少女にレイニーと名付けて引き取ったことをリオンに話す。 外伝ストーリーソフィ編ではレイニー(ソフィ)を他の孤児同様に教育しようとするものの、他の子供の面倒も見ないといけないので欠陥があるとわかっていながらも教育をする時間がなかった。そんな折、傭兵アスベルが修道院を訪れ、数日間の行動を見て素性はだいたい分かったもののレイニーに対して親身になっていたので世話を全面的に任せる。ユリウスがレイニーを破壊しに来た際は身を挺してレイニーを庇い逃亡を提案する。ユリウスが一時撤退した後、レイニーの名前を変えるように勧めアスベルとソフィを見送る。 ▲