約 1,951,787 件
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/398.html
ヒイロ兄ちゃんがグレた。 目つきの悪い四人組とつるんで路地裏に座り込んで、 夜遅くにいきなり窓から帰ってくる。 この前はマスクをした金髪のロングな人を五人でいじめていた。 ロラン兄ちゃん、大変なんだよ。 「? どこか変ですか?」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ アルフレッド・イズルハ ヒイロ・ユイ プリベンター
https://w.atwiki.jp/lcss/pages/182.html
前話 涼しい風が吹いていた。 政庁の中庭である。中央の噴水を囲うようにコンクリートの歩道が置かれ、それに沿って植えられた木々がある。 「それで、話っていうのは?」 政庁から噴水に続く階段。その最上段に立つロイは、数段下で腰掛けているアーニャに尋ねた。もうこの広場に足を運んでから十分は経っている。その間、アーニャはロイに背を向けたままだ。 返事は無い。ロイは、それからも辛抱強くアーニャからの反応を待った。 「ロイ、覚えてる? 私たちが出会ったときの事」 「もちろん覚えているよ。あれは、確か闘技場だったね」 すでに遠い昔の出来事のように感じられるが、ほんの一年前の記憶である。 ラウンズ就任が決まって、程なくして御前試合が執り行われる事になった。形式は2on2。ロイはスザクと組み、対戦相手はジノとアーニャのコンビだった。 結果は、ロイ達の惨敗。 最たる敗因はロイとスザクの連携にあった。今でもよく覚えている。まるで貴様に背中など預けられるか、とでも言わんばかりのスザクの個人プレイ。 結果、ロイも個人プレイに走らざるをえず、それなりのコンビネーションを駆使して戦うジノとアーニャに各個撃破の戦法をとられて、試合開始三分で勝敗が決まってしまった。 「あのときは、ほんとボロボロだったなぁ」 しかし、後にロイとスザクはブリタニアの二本槍と呼ばれるような連携を築くに至る。 今あの時と同じ組み合わせで戦えば、ロイとスザクはきっと圧勝するだろう。というのはジノの台詞である。 「でも、それがどうしたの」 「正直に言えば」 アーニャは、ロイに向き直った。 「私は、あの頃のロイを良く覚えていない」 アーニャが常日頃から不安を抱いている一種の病気。それを知るロイは、表情を険しくした。 「まさか記憶が……」 アーニャは首を横に振る。 「違う、そうじゃない。覚えていないっていうのは、ただ単に当時の私がロイを覚えようとしなかっただけの話」 「?」 「記憶に残そうと努力しなかったって事」 アーニャの言葉の意味を咀嚼して、ロイは肩をすくめる。 「……なるほど、すなわちどうでもいい人間だったって事か」 「昔は、ね」 アーニャの口調には、意味深なニュアンスが含まれていた。 それを理解し切れていないロイは、黙ってアーニャの言葉を待つ以外の選択肢は無かった。 「ロイ、私たちはどんな関係」 「どんな関係って?」 「言葉で表すと、何? 答えて」 予期せぬ質問だった。ロイは戸惑いながらも考える。 「仲間、友達、戦友、いろいろ例えられるね。ああ、あとたまに一緒に歩いてると兄妹とかにも見えるらしい」 つらつらと思い当たるものを挙げてみる。しかし、そのどれもがアーニャを納得させなかった。 「私は、もうひとつ欲しい」 「もう一つ?」 「ロイ……私は――」 何かを言おうと――打ち明けようと足を踏み出し、近寄ってくるアーニャ。それをロイは、 「アーニャ!」 と、横に突き飛ばした。 目を丸くするアーニャ。しかし、彼女はすぐに、崩れたバランスを取り戻して、自ら半歩後方に飛んだ。 同時に、鋭いものが風を切ってロイに迫ってきた。 ロイの動きは速かった。背のマントを取り外すと、それを鞭のように思いっきり振った。 何かがマントと接触した。 飛来した何かは、力を失って地面に落ち、いくつもの乾いた音を立てる。 それは数本の投げナイフだった。 「このナイフは……」 見覚えのあるナイフに、アーニャは不快感をあらわにした。 ロイは地面に落ちたナイフには一瞥もくれずに、それが飛来してきた方向に顔を向ける。 「相変わらず、女をたぶらかすのは大得意らしいなぁ」 返ってきたのは、人を見下すような断続的で短い笑声だった。 「相変わらずですね。ブラッドリー卿」 逆立った髪形。切り捨てるような鋭い目元。細く尖った顔立ち。細身の体躯。オレンジ色のマントと白い軍服。 ルキアーノ・ブラッドリー。ナイトオブテンにして、最恐の騎士。吸血鬼にもたとえられる残忍な戦闘方法は、仲間にもあまり好かれておらず、ロイも認めていない。 「育ちの悪い男は、出世の仕方がそれしか無いものなぁ」 ルキアーノからの軽口は、顔を合わすたびに言われていたので、その事については別段怒りもわかない。しかし、 「どういうつもりですか」 この時のロイの口調には、明らかな怒気があった。 「んっ、どう、とは?」 「今のナイフ。いくつかはアーニャを狙っていた」 ルキアーノは呆然とした後、ハッと吹き出した。 「だから何だ。まさか怒ったのか? あの程度、避けられない方がどうかしている。腕が落ちたんじゃないのかナイトオブシックス」 ルキアーノは尖った視線をアーニャに向けた。 アーニャは悔しそうに目を伏せた。今の攻撃にアーニャはまったく反応していなかった。だからこそ、ロイはアーニャを突き飛ばした。いつものアーニャならこれはあり得ない事だった。何か思いつめていたようなので、それが原因かもしれない。 ロイはアーニャを庇うように立つ。マントを握る力はいまだ緩めない。 「だからって、悪ふざけにも程があるでしょう」 「程があるから、何なのかなぁ?」 おちょくるような口調。ニヤけた笑み。懐からチラつく得物。 「演技くさいんだよ。お前の紳士的行動、言動、全てな」 それが癇に障る。と彼は言いたいのだろう。 「……」 「何を我慢してるんだ。来いよ年下趣味のペド騎士野郎」 視線が交わる。ルキアーノは得物に手を近づけ、ロイは警戒してマントを握る感触を確認する。 そのままルキアーノはあくまで楽しげに、ロイはあくまで無表情に、時は流れた。 『それぐらいにしておけ、ナイトオブテン』 空気を切り裂くのは、何も物質的なものだけとは限らない。この声もまたそうだった。 三人は声のした方向――空を見上げた。 KFグロースター。背中にはフロートが付いている。それが、小さな風を巻き起こしつつ、優雅な動きでロイとルキアーノの間に着地した。 「このグロースター、まさか」 ロイは驚きの表情で、舞い降りた鋼鉄の騎士を見た。 『キャンベル卿の好みが年下など、そんな事はありえません』 続けて、上空からもう一騎KFが降りてきた。こちらはフロート付きのヴィンセントだった。しかし、通常のヴィンセントとは少々形状が違う。よく見ればグロースターもだ。大まかな外見は変わらないが間接部に駆動系保護用のパーツが取り付けられている。 あのパーツが付けられているということは、中に乗っている騎士はKFの性能以上に無茶ででたらめな動きをする新人騎士か、無茶ででたらめな動きをする達人のどちらかだ。 どちらなのかは言うまでもない。それは、先ほどのKFでの見事な着地を見れば明白である。そして、達人同士というのは着地動作一つ見れば中に乗っている騎士が誰なのかが分かるものだ。 「ナイトオブナイン、それにナイトオブトゥエルブまで。どうして」 『愚問だな、アーニャ』 グロースターからは、聞きなれた女性――ナイトオブナイン、ノネット・エニアグラムの声が響く。 『ええ、そんなのは愛しのロイ君に会いにきたに決まってるじゃないの』 ヴィンセントからはナイトオブトゥエルブ。モニカ・クルシェフスキーの声。 『と、言いたいところですけど』 『まぁ、実を言えば仕事だな』 「興が削がれたな」 ルキアーノが脱力して得物を懐にしまう。そのまま彼はマントを翻し、ロイたちから背を向けた。 グロースターの頭部メインカメラがルキアーノを捉える。 『どこに行くんだルキアーノ。これからシュナイゼル殿下と会議だぞ』 ルキアーノは軽く手を振って、 「時間にはちゃんと間に合わせますよ。ちょっと気になる事がありましてねぇ」 次に、ルキアーノはロイを見て、 「月並みな言葉だが。気を付けるんだな。攻撃は前からだけとは限らない」 挑発的に言い捨てて、ルキアーノはその場から離れていった。 「……」 ロイは、去り行く騎士の背中を見ていたが、 「久しぶりだなぁ、ロイ!」 と、ノネットに抱きつかれて、最恐の名を持つ騎士の姿を見失った。 「お久しぶりです、エニアグラム卿。相変わらずですね」 顔に突きつけられた懐かしい感触が、ロイを戸惑わせる。 「お元気そうでなによりです」 「まったく、すぐ帰ってくると思っていたのに、なんだかんだで一年近い出張になるとはな。こんな事なら、お前にエリア11行きを許可するんじゃなかった」 「ははは……」 ロイは乾いた笑みを浮かべた。もちろん、ロイのエリア11行きを不許可にできる権限などノネットには無い。 「仕方が無いから私から来たというわけだ。シュナイゼル殿下の護衛としてな」 「シュナイゼル殿下もいらっしゃっているのですか?」 「そうよ」 答えたのは、すでにコックピットブロックから出て、地面に降りてきたモニカだった。 「まぁここも戦場になるでしょうからね。っていうかいい加減にしなさいなエニアグラム卿。ロイ君が嫌がってますよ」 「戦場?」 「そうよアーニャ。黒の騎士団が攻めてくるとすればこのエリア11以外無いのだから」 「そのための私達さ。しかし、ラウンズがここまで勢ぞろいするのは本土だって中々無いぞ」 「……」 アーニャは、黙ってロイを見上げた。 ロイはアーニャの視線に気づいて「大丈夫さ」と言って笑った。 ○ ロイが一瞬見せた真剣な顔。アーニャは戦いの到来を実感し、浮かれた気分を押さえ込む。 ――よりによって今ですか? ロイの副官アルフレッドの言葉がよみがえる。 タイムアップだ。まだまだ猶予があると思っていたが、状況はアーニャが思っていたより切迫していたらしい。さすがにこうなってしまえば、自分の気持ちだけでロイを引っ掻き回す事はできない。 実際、アーニャは分かっていたのかもしれない。いや、当然分かっていた。 ただ、まだ大丈夫だと思い込みたかった。 予想される今回の戦いは大きい。それだけに気持ちの整理を付けたかった。 自分達は今まで数々の戦場を生き抜いてきた。しかし、次もそうなるかどうかなど誰にも分からない。 はっきりと言えば、死ぬかもしれない。 そんなのは毎度の事だが、それでもアーニャの心には絡みつくような不安感が巻き起こる。 不安――この感情を明かさないままの別れ。それがアーニャには怖い。 「アーニャ、どうかしたのか?」 モニカとノネットにもみくちゃにされながら、ロイはアーニャに声をかけた。 「……何でもない」 「そういえば、僕に話があるんじゃなかったっけ?」 「ううん。また今度で大丈夫」 そう答えた声は、とても小さかった。 ○ 「まさか、ラウンズが三人同時に来るとは……。シュナイゼル殿下も中々思い切った人事をなさる」 友人がもてあそばれる現場を、政庁二階の窓から眺めながら、ナイトオブスリー、ジノ・ヴァインベルグは同情する。 『それだけ、エリア11の状況が切迫しているという事だ』 ジノの後ろにあるモニターに、ナイトオブワンの姿があった。 「なるほど、そういったお考えがあるのなら文句なんてありませんがね。俺は、てっきり卿が二人の押しに負けたのかと思いましたよ」 『全壊二十三機』 「はい?」 『私が悪かったのだ。エリア11に派遣するラウンズは二人。一人はルキアーノと決めていたから、あと一人は二人で平和的に話し合って決めよ、と言ってしまった。私としては“平和的に”の所を特に強調したつもりだったのだがな』 「……それで?」 『ノネットとモニカは、平和的に話し合って、平和的に話し合う手段を放棄したのだ』 ナイトオブワンの口から、濃いため息が漏れる。 『ラウンズとラウンズ親衛隊との模擬戦。物理的損害はKF全壊二十三騎。中破九騎。小破三騎。人的損害は重症二十名。軽症十二名。敵前逃亡二名』 「ははは、実弾でやりあっても中々それだけの数字は出ないでしょうね」 そもそも模擬戦なら銃弾はペイント弾。ナイフは切っても相手に色が付くだけのペンナイフで、普通ならKFは壊れたりはしない。全壊なんて前例が無い。 『聞きつけて現場に駆けつけてみれば、最後に立っていたのはあの二人だけだった。それを見たときの私の気持ちが分かるか?』 中堅管理職は大変だ、とジノは無責任に思った。 「おもちゃを欲しい喚く子供をおとなしくさせるには、おもちゃを与えるのが一番手っ取り早いんでしょうが。長い目で見たらそれはどうなんですかね」 ジノは、庭の真ん中でもてあそばれている友人を見る。 『押しに弱い上司だと笑ってみたらどうだ』 振り返ると上司の顔がムッとしていた。 「冗談ですよ。せいぜいフォローに回るとしましょう。まぁ、もっとも」 ジノは苦笑する。 「あのお二方相手では、ロイの精神的安定が損なわれるのも時間の問題だと思いますよ。アーニャの件もありますし」 『男と女というのはやっかいだ。本当にな……』 「特殊なケースではあると思いますけど」 『まぁ、な。とにかく。戦力だけは充実させたのだよろしく頼む』 「分かりました。そのあたりは全員ラウンズなんですから。しっかりやりますよ」 モニターの光が消える。それに伴って、庭からの声がよく聞こえるようになった。 『いい加減にしてノネット。そんなでかいもの押し付けたら、ロイの顔がつぶれる』 『ハハハ。文句があるなら、お前もつぶしてみせればよかろう。んっ?』 『あらあらエニアグラム卿。翼の無い動物に空を飛んでみろというのも無理な話でしょう。ふふふふ』 『……』 自分の左手袋にそっと右手を持っていくアーニャを見ながら、このメンバーでの活動に改めて大きな不安を覚えるジノだった。 ○ ノネット達とはいったん別れ、シュナイゼルに挨拶へ向かう準備のために、ロイは一度、執務室に戻ろうとしていた。 部屋に入ろうとドアノブに手をかける。 『お前達は私達を馬鹿にしているのか』 中からアルフレッドの静かな怒声が聞こえた。 ロイは怪訝に思いながらも自分の執務室の扉を開けた。 「どうしたアルフレッド」 「あっ、おかえりなさいキャンベル卿」 「あれ、君は?」 出迎えたのはアルフレッドだが、ロイはその傍にいる人物に目を留めた。 それは少女だった。歳は十代中盤からよくいって後半。髪は後ろの一部が肩まで届いている。軍服を着ているから軍人なのだろうが、顔が幼いために、いたずら好きの子供が興味で父親のスーツを着たような、そんな違和感を感じさせる。 その少女は、部屋の主の突然な帰還に驚いたのだろう。慌てた様子で頭を下げた。 「お初にお目にかかりますキャンベル卿。私は――」 「ヴァルキリエ隊のマリーカ・ソレイシィです」 少女――マリーカが言い終わる前にアルフレッドがぶっきらぼうに紹介した。 「ヴァルキリエ隊? ということは、ブラッドリー卿の」 先ほどのルキアーノとのやり取りを思い出して、ロイは少々身構えるようにマリーカを見る。 「どういった御用でしょうか?」 「ぶ、部隊着任の挨拶に参りました」 「挨拶って、あなたがですか?」 ロイにそのつもりは無かったが、マリーカはにはロイが責めているように感じたのだろう。彼女はばつが悪そうに顔を俯かせた。 隊着任挨拶。ラウンズとそれに付き添う親衛隊が先任のラウンズの元に挨拶に来る、という別段なんて事のないものだ。 だが席次が一番上のナイトオブワンならともかく、通常は先任のラウンズに、後任のラウンズが挨拶に出向くのが一般的だ。それ故に、モニカもノネットも後でロイの執務室に顔を出す事になっているし、アーニャとジノの元にも同様に顔を出すはずだった。 「ブラッドリー卿は後任で戦地に赴かれてもあまり挨拶はなさいません。だから」 「そんな事は知っている」 マリーカの弱々しい弁明を、アルフレッドはどこか高圧的な言葉で遮った。 「しかし、なぜ一番下っ端のお前がくるんだ。それならば、ヴァルキリエの隊長格が来るのが普通だろう」 「あ、あの。ですから私が代理として」 「それが舐めていると言ってるんだ。キャンベル卿への挨拶には下っ端のお前で十分というのがお前達の総意なのか」 「……」 マリーカは押し黙ってしまった。アルフレッドは更に問い詰める。 「どうなのだ。事と次第によってはタダではすまさんぞ」 ここにきて、ロイはなぜアルフレッドが怒っているのかを理解した。アルフレッドの気持ちをロイは嬉しく思う。しかしながら、ロイ自身はそういったことで腹を立てるタイプではない 「アルフレッド。それぐらいにしておくんだ」 「しかし、キャンベル卿」 「アルフレッド。わざわざ挨拶に来てくれたソレイシィ卿に対し、立たせっぱなしとはいかがなものかな」 アルフレッドは、納得しきっていない表情を浮かべながらも、やがて小さくうなずいた。 「……イエス・マイロード。失礼いたしましたソレイシィ卿、どうぞこちらに」 ○ 「君達二人は知り合いなのか」 テーブルの対面に腰掛けるマリーカと、それぞれにコーヒーを配るアルフレッドを交互に見ながら、ロイは問いかける。 ちなみに、マリーカの分のコーヒーにだけ、配られた時すでにミルクと砂糖が入っていた。ロイが問いかける気になったのもこのあたりに要因があった。 「はい。私が以前エリア11に赴任していた頃、コーネリア様の侍女を勤めていたのがこのマリーカでした」 「アル先ぱ――じゃなくて、アルフレッド卿にはとても良くしていただきました」 「……せいぜい暇なときに一緒に訓練したぐらいだ」 「それでも、女性騎士はただでさえ少ない上に、一番年下で孤立気味の私に一番最初に声を掛けてくれたのが先輩でしたから」 彼女は真正面にならないよう、しかしながら視界の隅になり過ぎないように横目でチラチラとアルフレッドを見る。ロイは、二人の間に行きかう感情の矢印をなんとなく理解した。 「なるほどね。アルフレッドは優しいから」 ロイはマリーカにコーヒーを飲むように促した。マリーカはいただきます、と言ってカップに口を付ける。 「ちょっと待ってください。何か勘違いしていませんかキャンベル卿」 アルフレッドがロイに抗議する。 「別に深い意味は無いですよ。二人用のシュミレーターを一人でやってるやつがいたから、うっとうしくて声をかけただけです」 「でも、それからも一緒に訓練したんだろ」 「マリーカは姫様の従卒ですから、いざというときに一人前に戦える必要がありました。それなのに最初のシュミレーターでの腕前があまりにひどいものでしたので」 「でも、コーネリア様の従卒になるぐらいだから腕は良いんじゃないのかい」 ロイは改めてマリーカを見る。 小柄で細身な少女であり、一見すれば戦士とは程遠い印象を受けるが、そんな事を言い出したら同僚のアーニャはどうなるのだろう。それに、あのブラッドリー卿の親衛隊といえば、世界各国の前線を飛び回っているはずで、そんな部隊に一年も在籍していたのであれば、 「一応、陸戦繰機科では首席卒業だったみたいですけど」 横からアルフレッドが付け加える。 「それは凄いな」 ロイは過去に一度、まだアーニャに教育係として指導を受けていた頃、彼女の付き添いで陸戦繰機科の講師を受け持った(押し付けられた)事があるが、どの学生もレベルが高かった事を覚えている。 「い、いえ。当時の私なんて、実戦も経験していないただの女性騎士で」 「そう言うからには、少しはマシになったんだろうな」 「えっと……」 二人のやりとりを見て、ロイは思わず笑ってしまった。 「アルフレッド。ラウンズ親衛隊の隊員に対して、腕前を問うのは失礼じゃないのかな」 「それはそうなんですが、こいつはどこか危なっかしくて……」 「わ、私、頑張ります。先輩のために」 この言葉を受けて、アルフレッドが表情を険しくした。 「馬鹿。俺のために頑張ってどうする。皇帝陛下のため、国のため、国民のために戦うのが我らの務めだろう」 「すみません……」 肩を狭めるマリーカ。アルフレッドが学園での教師役の時に見せる、困った生徒を諭す時のようなため息をつく。 「まったく、そういうところが心配だというのだ」 「……」 マリーカが更に肩を小さくした。 「まぁまぁアルフレッド」 とここで、ロイは壁にかけられた時計を見る。時刻はシュナイゼル殿下との待ち合わせの二十分前だった。 「おっと、すまないソレイシィ卿。私はそろそろ出掛けなければいけないんだ」 「あっ、すみません。長々とお邪魔してしまって」 立ち上がろうとするマリーカを、ロイは手で制した。 「アルフレッドと積もる話もあるようだから、ゆっくりしていくといい。とにかくソレイシィ卿。今後ともよろしく頼む」 「はい。ありがとうございますキャンベル卿」 「積もる話なんて、私は別に何もありませんが……」 ロイは席を立ち、副官に言い聞かせる。 「アルフレッド。客人を丁重におもてなししておくように。これは命令だよ」 「……イエス・マイロード。キャンベル卿がそうおっしゃるのであれば」 アルフレッドはやはり納得しきっていない表情を浮かべた。 ○ 簡単な準備を済ませ、アルフレッドにはシュナイゼル殿下との合同会議までに合流すれば良い旨を伝えてから、ロイは執務室を出る。 廊下をしばらく歩いていると、 「キャンベル卿」 と声をかけられた。振り返ると、そこには金髪の少女が立っていた。軍服を着ている事から事務員ではなく軍人、それも騎士だというのが分かる。 「君は?」 少女は整った敬礼を披露した。 「お初にお目にかかります。マリーカの先輩のリーライナ・ヴェルガモンといいます」 「ソレイシィ卿の先輩? ということは」 「はい、私もヴァルキリエ隊員です」 「……」 ロイはあごに手を添えてジッとリーライナを見る。今日だけでヴァルキリエ隊の隊員二人と顔を合わせたわけだが、その二人ともがロイと同世代の少女である。 「あの、キャンベル卿。私の顔に何か付いてますか?」 リーライナが照れと不審さが混ざり合ったような表情を浮かべる 「いや、すまない。ブラッドリー卿の人間性に更なる興味が沸いただけだ。気にしないで欲しい」 「はぁ」 リーライナはよく意味が分からないといった顔だが、別段問い詰める内容でもないと判断したのだろう。とりあえず納得して見せた。 「えっと、お呼び止めしたのはマリーカの件でして。あの~、キャンベル卿。お怒りでしょうか?」 「怒る? なぜ?」 「実は、キャンベル卿の元にマリーカが挨拶に行くようにけしかけたのは私達なんです」 意外な言葉に、ロイは思わずほぅ、と声を漏らした。リーライナは言葉を続ける。 「本当に申し訳ありませんでした。ヴァルキリエの隊長は、後ほどご挨拶に伺います。ですので、決して我々がキャンベル卿を、その……軽視しているとかそういうことは一切ありませんので……」 「なぜですか?」 「えっ?」 「いや、なぜそんなソレイシィ卿をけしかけるようなマネをしたのか疑問に思ったから」 「ああ、それは」 彼女は一拍置いて、 「応援です」 きっぱりと、そしてサラッと言った。 「応援?」 「はい。応援です」 「どういった応援?」 「あの方がエリア11で負傷されて本国で長期入院した時、私達は違うエリアにいました。それを聞いてあの子、もちろん心配してたんですけど長期なら出張先から帰った時に会えると嬉しそうに言ってまして。 まぁ、心配半分、嬉しさ半分という微妙な気持ちを抱えながらも急いで仕事を終わらせて本国に戻ったんです。でも、実際にお見舞いに訪ねてみれば、当の本人は体の回復を待たずにエリア11へ行ってしまった後でした」 「……」 「それからも中々会えるチャンスも無く。それにあの子、奥手だから電話もかけないし、理由も無ければ会いにもいけないみたいで。いつもあの人は忙しい人だからって言って、自信なさげに笑うんですよ。流石にかわいそうで」 ロイは眼鏡をかけなおして、「なるほど」と納得し、 「やっぱりそういう事なのか」 「ご理解いただけたようで助かります、キャンベル卿」 リーライナは、ここで深く頭を下げた。 「しかしながら、後で考えて、やはり失礼な事をしたと反省しております。申し訳ありません。先ほども申しましたが当部隊の隊長が改めて謝罪に伺いますので、どうか許していただけないでしょうか」 「別に構わない。彼女にも、いつでも気軽に訪ねてくるように言っておいてくれ。大体三時ぐらいならアーニャやジノを交えてお茶をしている事も多いから。もちろんアルフレッドもね」 リーライナは少し意外そうな表情をした後、「ああ、なるほどですね」と呟いて微笑んだ。 「何かな」 「いえ、初めてお会いするということで緊張していましたが、噂どおりの方みたいで安心しました。私はあなたの事が好きになれそうです」 突然の告白に、ロイも微笑みで応じる。 「ありがとう。僕の執務室のお茶会は、誰でも大歓迎だから」 「ありがとうございます」 「用件はそれだけかな? それなら、僕は用事があるので失礼するよ」 「ええ、お引止めして申し訳ありませんでした」 ロイはうなずいて踵を返す。しばらく歩いてからリーライナの声がきこえた。 「お茶会の件。私もお言葉に甘えさせていただいてよろしいですか?」 「僕は、誰でも大歓迎と言ったさ」 ロイは背中越しに手を振って応じた。 シーン12「初恋」Aパート 終わり。Bパートに続く。 次話 KOUSEI 44 *
https://w.atwiki.jp/worldart/pages/74.html
アルフレート・クビーン 裏面 ある幻想的な物語 (白水Uブックス)
https://w.atwiki.jp/luckystar-ss/pages/1075.html
「ふむ……」 埼玉県某所、その一角にある明らかに不自然なテント。 薄暗いテントの中で、モニターを見ている男が一人。 「……久しぶりに日本に来たが、パトリシアは元気でやっているだろうか?」 その男は白衣を着ており、その髪は金色で、その彫りの深い顔立ちは日本人のそれではなかった。 「…まさか日本にもあれだけのロボット技術があったとはな……」 この男は一体何なんだーっ!! 同時刻。 泉こなた、田村ひより、パトリシア・マーティンの3人は上映会と称して泉家でアニメビデオを観賞していた。 『……逢いたかった…逢いたかったぞ!GUNDAM!!』 『っ!?』 『ようやく理解した…この気持ち……まさしく愛だッ!!』 『愛!?』 「この時の刹那のところでいつも笑っちゃうんだよねぇ、『何言ってんだこのホモ野郎』って感じでさ」 「あぁ、そういう捉え方しちゃうッスか…」 「男同士の愛はForbiddenデスネ☆」 『貴様は歪んでいる!』 『そうしたのは君だッ!!』 「でもなんか、ここの台詞だけ聴いてると…」 「「うんうん」」 「『何スかこのBL展開!?』って思っちゃうッスよ…」 「腐女子の哀しきSAGA Frontierデスヨネ☆」 「ちょwwwパティwwwサガフロってwwwwww」 と、アニメ談義で盛り上がっていたところへ、泉家に泊まりに来ていた小早川ゆたかが入ってきた。 「お姉ちゃんたち、ケーキ持って来たよー。…あれ?それなんてガンダム?」 「ああ、これは00だね、ちょうどDVDがあったから見てたんだよ~」 「ユタカも一緒にGUNDAM見マスカ?」 「うーん…このシリーズはたまにしか見てなかったから…お姉ちゃん、そのDVDあとで貸してくれる?」 「え?いいけど…」 「あぁ、小早川さんもついに腐女子の道を…」 「そんなことないもん!」 などと賑やかな時間を過ごしていた折に、ふいにチャイムが鳴った。 「はい、泉ですけどー」 こなたが玄関のドアを開けたそのときだった。 そこに立っていたのはこなたが今までに出会ったこともないくらいの大男であった。 「失礼、ここに赤い髪の女の子はいますかね?」 「な、なんですかあなた…」 「この写真の子なんですがね…」 男は1枚の写真を見せた。そこに写っていた姿を見てこなたは驚愕した。 「ゆ、ゆーちゃ…ん!?」 「この子を追っていたら丁度あなたのお宅についたのでね…失礼ながら上がらせてもらいますよ」 「ちょっ、勝手に決めないで下さい、もしかしてストーカーかなんかですか!?誰k…」 と、こなたが助けを求めようとしたそのときであった。 「DAD!?」 「パトリシア…!?」 「へっ?」 こなたはビックリ仰天。無理もない。 何故なら勝手に家に上がろうとしているこの男が、実はパティの父親だというのだから。 「…ってことは、え、えーっ!?」 「自己紹介が遅れましたな…私の名はアルフレッド・マーティン、娘がいつもお世話になっております」 「は、はぁ…」 こなたはただ驚いているだけだった。このいかにも怪しげな大男がパティの父親だということ。 しかしそれ以上にこなたが驚いていたのは…なんで親父さんの方が日本語上手いんだ!ということであった。 「こなたお姉ちゃん、一体どうしたの?」 「……!」 アルフレッドと名乗る男の目つきが変わった。 「探した…探していたぞ、君をずっとな」 「なっ、なんですかあなた!?」 いきなり見知らぬ相手にこんなことを言われては、流石にゆたかも動揺を隠せない様子だった。 「早速だが君と勝負がしたい。少しお付き合い願おう」 「な、何を訳わからないことを……」 『Daddy! It is said that what YUTAKA did!? She is not guilty either!』(お父さん、ゆたかが一体何をしたって言うの?彼女は何も悪いことなんかしてないよ!) 『Please understand. Patricia. I want only to fight against her as one scientist. 』(わかってくれ。パトリシア。私は一人の科学者として彼女と勝負をしたいだけなんだ。) 『What you say is not understood at all!』(何言ってるのかサッパリわかんないよ!) 「あー、親子で一体何をもめているのですかい」 「とりあえず日本語でおk」 「DADがドウしてもユタカとFightシタイと言って聞かないデス!」 「ユタカ?あのロボットの名前はユタカというのか!確かに日本らしいネーミン…」 『I m not a robot!!』(私はロボットじゃないッ!!) 思わず英語で切り返すゆたかであった。 「ていうか…あなた一体何者?」 こなたがアルフレッドに質問を仕掛けた。 「いい質問だな、私は…どこにでもいる科学好きの男さ」 「なんぞ?」 本人はジョークをかまして振り切ったようだが、ここでアルフレッド氏について説明をしよう。 彼、アルフレッド・マーティンはアメリカでその人ありと謳われた天才科学者である。 彼がその天才的頭脳で今までに発明してきたものは数知れず、発明する喜びを求めて常に世界中を渡り歩いていたのである。 そして彼は小早川ゆたかに目をつけ、科学者として興味を持ったのだと言う。 ちなみに彼は51ヶ国語に精通しているのに、何故彼の娘であるパトリシア・マーティンがカタコトなのかはいまだ理解しがたい謎である。 「では…ユタカと言ったな…私の作ったロボットと勝負してもらおう」 「へ?」 アルフレッドはリモコンのようなものを取り出すと、赤いボタンを押した。 するといつの間にやら彼の後ろにあったコンテナから犬の頭をもったロボットが登場した。 「紹介しよう、私が今までに作り上げたロボットの仲でも最新鋭の『ドギージャック』だ。いままでにこのドギージャックに勝てたものはいない…君の性能を少しテストさせてもらうぞ」 「な、なんでまたこんな展開……」 「行け!ドギージャック!目標はあのロボットだっ!」 『BOW!』(ワン!) 『You understand if it s said, "I m NOT a robot" times how many!!』(だから私はロボットじゃないって言ってるでしょ!!) 『You are who it?』(じゃあ君は一体何者?) 『I m a CYBORG!!』( サ イ ボ ー グ で す ッ ! ! ) と、ゆたかが英語でツッコミを入れる間もなく、ドギージャックは両腕からビームクロウを展開し、ゆたかに飛び掛っていった。ゆたかも負けじと、左の太腿からビームサーベルを抜いて応戦する。 「なんと、あのサイボーグはライトセイバーまで装備しているのか!」 「いやいやアンタのロボだって似たようなのついてるから」 驚愕するアルフレッド博士にこなたがツッコミを入れる。 そうしている間にもゆたかは右太腿からもビームサーベルを取り出し二刀流の構えをとった。 「はぁッ!」 『…!』 ドギージャックも負けじとビームクロウの出力を最大に上げ、ゆたかに斬りかかる…! 「っ…!」 ゆたかは右足に激痛を感じた。見れば右足の膝から下がビームクロウによって切断されているのだ。 「ちょっと、なんてことしてくれてんのさ!」 「ん?」 「ん、じゃないよっ!もし斬られたのが頭だったら、ゆーちゃんは…っ!」 こなたがアルフレッドに食って掛かる。大切な従妹の足を簡単に切り落としてしまったのだから無理もない。もし頭からまっぷたつに切断されればゆたかは死んでしまう…。 「…そうだな…ドギージャック!」 アルフレッドはドギージャックに指示を出す。 『Never aim at a head alone!』(頭だけは絶対狙うな!) 『It will not be such a problem!』(そういう問題じゃなくて!) なぜかこなたも英語でツッコミを入れたのであった。 (BGM:『BEATMANIA ⅡDX』より『Xepher』) 「速い…この運動性は……」 ゆたかは持ち前の俊足を生かし相手の攻撃を巧みにかわしながら、反撃のチャンスをうかがっていた。 「何か弱点は…っ!!」 ふと、ドギージャックの動きがゆたかの目に付いた。 ドギージャックは全力で斬りかかったあと…冷却のために数秒間動けなくなる。 そしてその間は冷却フィンが開放されるため、その部分は装甲が薄くなる…。だとすれば…。 ゆたかは意を決して、ドギージャックめがけて突進する。 ドギージャックはこれが最大のチャンスと言わんばかりにフル出力でゆたかに斬りかかる。 しかし、ゆたかは寸前でトランザムを発動させ…間一髪のところで攻撃をかわした後…。 「えぇぇぇぇぇいっ!!」 冷却の都合で文字通りのガラ空きになっていたドギージャックの背中めがけビームサーベルを付きたてた。 その次の瞬間、ドギージャックは激しく火花を散らし、路上に崩れ落ちた……。 「まさか…日本のサイボーグに私のドギージャックが負けるとはな…」 アルフレッドはこう呟いてはいるが、その顔は何故か落胆の表情ではなかった。 寧ろ、「いやぁまいった」的な感じの顔で、どこか余裕さえ感じられた。 「…悔しく、ないんですか?」 ゆたかが尋ねる。 「いや、私は寧ろ君に感謝しなきゃならん。この失敗をバネに、また更なる新型ロボットが開発できるだろうからな」 「はぁ……」 「心から礼を言おう、Thanks!ユタカ」 そう言って、アルフレッドが立ち去ろうとした時だった。 「Wait!マダBackするのは早いデス」 「!?」 「サッキ…ドサクサに紛れてワタシのCellphoneをCrashしたノハ…Dadの作ったドギージャックネ…」 「な、何を言っとるんだパトリシア、あれは事故だ事故、Accident……」 『It isn t possible to permit any longer!I knock you down!!』(もう許せん!叩きのめしてやる!!) 『Please wait!It understands if it speaks!』(待て!話せばわかる!) 「…なんか、パティもあんな父親持っちゃって大変だよね…」 「……アルフレッドさん…無事にアメリカに帰れるのかな…」 「せめて生きて還れることを祈るしかないッスね…」 こうして、今日もまた平穏な日が一日潰れたのであった。
https://w.atwiki.jp/baobabmura/pages/39.html
見どころ 村の情報 / 120 ばおばぶの枯れた村 - 人狼議事 (標準) 登場人物 厭世家 サイモン master 死亡 村人 (村人を希望) 始末屋 ズリエル loofah 死亡 狩人 (おまかせを希望) 寡婦 パピヨン alpha_zero 死亡 村人 (ランダムを希望) 村長 アルフレッド tunami_273 死亡 人狼 (人狼を希望) 郵便屋 ウェーズリー oichi 死亡 村人 (ランダムを希望) 酒屋 ゴドウィン uyrgej 死亡 占い師 (ランダムを希望) 博徒 プリシラ senkou 死亡 霊能者 (霊能者を希望) 道化師 ネイサン brainparasite 死亡 村人 (ランダムを希望) 楽器職人 モニカ aisha 死亡 狂人 (狂人を希望) 大地主 ゼルダ amakipol 生存 人狼 (人狼を希望) 刺客 ヒロシ bkack 生存 村人 (ランダムを希望) 仕立て屋 シビル anikisha 死亡 村人 (ランダムを希望) 奏者 ビリー Hatazou 死亡 村人 (霊能者を希望) 人狼譜 ▼処刑死 ▲襲撃死 ●占先(結果) ◆護衛先 1d 占 酒 霊 博 狩 始 村 厭寡郵道刺仕奏 狼 村地 狂 楽 2d ▲厭世家サイモン/村 master ●始末屋ズリエル(○) 3d ▼仕立て屋シビル/村 anikisha ▲博徒プリシラ/霊 senkou ●村長アルフレッド(●) ◆楽器職人モニカ 4d ▼村長アルフレッド/狼 tunami_273 ▲始末屋ズリエル/狩 loofah ●寡婦パピヨン(○) ◆楽器職人モニカ 5d ▼酒屋ゴドウィン/占 uyrgej ▲道化師ネイサン/村 brainparasite 6d ▼楽器職人モニカ/狂 aisha ▲郵便屋ウェーズリー/村 oichi 7d ▼奏者ビリー/村 Hatazou ▲寡婦パピヨン/村 alpha_zero 生存 大地主ゼルダ/狼 amakipol 生存 刺客ヒロシ/村 bkack 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/eraheta/pages/30.html
11.マシュー・ウィリアムズ (対応口上ファイル:EVENT_K11_ALL.ERB) 口上ダウンロード キャラ説明 【マシュー・ウィリアムズ】 難易度:D 誰? のんびり屋でおっとり大人しめの性格だが、芯は強い。 ほだすだけなら、難易度はさして高くないだろう。 キャラステータス + ... 11. マシュー・ウィリアムズ(マシュー) 【基本情報 】 体力 2200 気力 1200 【素質 】 気丈 大人しい 献身的 オトコ 童貞 バックバージン 【相性】 アーサー・カークランド 150 フランシス・ボヌフォワ 180 アルフレッド・F・ジョーンズ 150 ちびアーサー 130 若フランシス 180 ちびアルフレッド 130 ちびマシュー 120 キューバ 150 香港 110 オーストラリア 120 もちめりか 120 イギ子 120 にょらんす 150 にょめりか 120 口上作成状況 対応カップリング アーサー× フランシス× アルフレッド× 対応助手会話 ×アーサー ×フランシス ×アルフレッド エンディング 英加エンド 仏加エンド 北米エンド×3 EXTRAエンド 以下、同梱のreadmeより転載 ネタバレ注意。 + ... 空気な彼の口上です。 ☆**☆**☆--------------------------------☆--------------------------------☆**☆**☆ この口上は妄想だらけてキャラが崩壊している上、口上作成者のERB理解度は 口上作りとか正直無謀なレベルです。 ご使用の際には、事前に中身をご一読したうえで使用を判断してください。 ギルベルト口上を中心にフェリシアーノ、アーサー、アルフレッド口上を 参考にさせていただきました。 文章や構文をお借りしたコマンドについては、コマンド部分にどの口上をお借りしたか 分かるように書いておきましたが、何かお気づきの点等ありましたら コメントアウトやコマンドごと削除していただくなど、どんどん改訂していただければ幸いです。 そのほか、ミス等ありましたらもちろん加筆修正してください。 埋まっていないコマンドへの加筆も全力でお待ちしております。 eratohoA、erahetaA、各種パッチと口上製作者様方に心から感謝しております! ☆**☆**☆--------------------------------☆--------------------------------☆**☆**☆ ★ものすごく中途半端に埋めています。 ★基本的にフォモ前提で書いているため、調教者が女性やちびだったり本人がニョタ化していたりすると、 整合性が取れなくなることが多いと思います。 ★でも胸関連はニョタ化分岐もつけておきました。誰?はニョタ化するとデフォで巨乳だと思って書いています。 ★巨乳大好きです。 ★キャラ番号10番のアルフレッド以外、「あなた」やちび、にょたを含む全てのキャラに対して 敬語+「~さん」呼びで話しかけます。「ちびましゅーさん」や「にょいつさん」はともかく 「あなたさん」とか「もちめりかさん」とか言いだします。実にすみません。 ★文章の癖で、一文が長くなってしまったので、一部コマンドやエンディングがものすごく読み辛いと思います。すみません。 ★陥落ルートによる変化があまりない(親愛でも娼婦でも隷属でも同じ反応をする)ため、一部キャラが主人の場合 隷属のくせにやけに反抗的な態度を取ることがあると思いますが、態度は大きくても内心ビクブルという方向の 脳内補完で許して下さい。 【主人を英仏米にする時の注意点と製作者の脳内設定(ネタばれ含む)】 ★英仏に対しては元保護者(?)の弱みで、あまり逆らうことができません。 とはいってもパラ変化などがあるわけではないので、あくまでも台詞が最初から陥落してるっぽいくらいです。 がっつり調教で堕としたい! という時にはイラッとくると思います。 ★米に対しては隷属や恋慕といった陥落要素すらガン無視でツンツンツンツンしています。誰が主人だか分からなくなってきます。 ★そして米が主人だと 崩 壊 し や す く な り ま す。 ★念のため崩壊イベントと鬱エンドイベントが起こる箇所を一番下にまとめておきましたので、鬱√ダメ!絶対! という方は必ずご一読ください。 ★ちなみに崩壊すると精神状態だけちび時代に後退します。 【更新履歴】 2010.4.4 とりあえずUP 2010.4.11 スレでエラー報告をいただいた箇所とちょこちょこ誤字脱字等修正。 【崩壊の危険性があるイベント発生時】 ★主人が誰かにかかわらず【服従】獲得時 ★米が主人時の【恋慕】獲得時と「特別なおくりもの」を渡して見られるエンディング内1箇所 【その他鬱√】 ★米が主人時の「特別なおくりもの」を渡して見られるエンディング内1箇所 以上です。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/frgojisan/pages/81.html
2章 チャート 2章開始直後 武器屋で回復アイテムを含む不要なアイテムを全て売却 残すのはドラゴンブラッド3~5程度だけで良い 人形でパーティー編成 ローズマリー⇔アルフレッド ヤエ ⇔ハオ ニワカマッスル +TT +福ちゃん 会議で探索場所提案 こたつ喫茶、左上2つの店舗提案を受ける こたつ喫茶とモーモードリンクをブースト 妖精王国~ 57 00 宿屋からキーオブパンドラで戻るとイベントをカット可能(通称へいんワープ) 道具屋でミルクアイスを5つ購入(最優先) 大明神加入後に経験の玉を消費してLv27 道中すしフラワーのイベントを発生させて使用 エルヴンロード(とピンクポーション)を回収 ※エルヴンロードを回収しないタクティクスも考えられます(15秒前後の短縮) 大穴戦の4体ランダム風属性のクソ技対策や敏捷調整に非常に役に立ちますが 別の装備で補ったり、ある程度先制率を捨てるのであれば無くても困りません ○ボス戦 ローテーション 通常→(インストール→通常→バースト→スタン→通常→通常→)ライデンインストール 基本的にTT 大明神 アルフレッドを前列に出して対応 残り一人は福ちゃんを防御等させておいて大明神にブレスを入れると良い 敵のHPがそこまで高くないので、大明神とアルフレッドは基本的に使い捨て 会議を起こして探索場所提案 トゲチーク山岳地帯~1 10 00 アルフレッドの装備を全て外す パーティ編成 アルフレッド⇔ジュリア TT ⇔ヅッチー ジュリアの装備を外してハオ→ニワカマッスル→ジュリアの順に最強装備 大明神に勇者の紋章 ハオはお気に入りバッジに戻し、ジュリアの装飾は外しておく ハオの武器が騎士子の槍にならなかった場合は手動で変更 道中でバブルバリア、経験値の玉(12000)、女神の抱擁を回収 玉と抱擁の回収する前にショートカットの作成ついでにセーブするかどうかは好み 洞窟内に入った後に1500Gを回収 ○ボス戦 ローテーション (物理→物理→モードチェンジ→魔法→魔法→モードチェンジ)→カウンター解除T7とT14 なんとバージョンアップで物理モードからガスクラウド(魔法)が削除された 基本的にマッスル、大明神が前衛 魔法モード時にエステルを出してTP溜めとチェンジ前のファイアウォール 比較的(ウォールがあれば)ダメージの低い魔法モード時にヅッチーを出し 物理モード時はハオやジュリア等で穴を埋めながら戦う 個人的にあまりカウンターを信用してないのとLv上げも兼ねた枠の厳しさで採用していないが こたつドラゴンを誰かと入れ替えるのも良い 候補は福ちゃんかニワカマッスル トゲチーク地下都市~1 23 00 ブリギット加入まで進めてそのまま地下都市 ハオのお気に入りバッジを外してブリギットに装備させる その際のハオのアクセサリーは何でも良い、基本的に後手且つバフ役なのは変わらず ○ボス戦 ヅッチー、福ちゃん、ブリギット、大明神でスタート サンダーを撃ちながらヅッチーに蜜柑を使用してインストール用のTPを溜める 福ちゃんのTPを見てマジックブレス用のTPを溜める(防御10 アイス8 キュアALL12) 何やっても溜まり切らない場合は福ちゃんにも蜜柑 味方に狙われ率上昇が入った後にできればヅッチーを出してライデンインストール 2回目のノーデンバリアが剥がれたときにマジックブレス 後は基本的にクソ強い雷レーザーで全滅にならないように適度に防御を混ぜつつ攻撃 35100ダメージで行動強化、残りHP11700 一応ダメージ計算をすれば瀕死時の行動強化をノーデンバリアの解除タイミングと合わせてプラズマクローで一撃で倒せる ベッドロールで休憩→ジュリア加入 会議で探索場所提案 ザンブラコ~1 36 00 道具屋でミャミャミャの角を1つ購入 イベントを進めてベル⇔エステル ベルにエルヴンロードを装備させて、ハイチャクラとQQ箱をオート封印 以降ヒーラー以外の回復技は基本的に全て封印 道中の確定オリハルコンを回収、シンボルに阻まれた場合はスルーでも可 ○ボス戦 この辺りから基本的にブリギット頼み ゴーグル+ウェポンブレスの状態が異常に強いのでこいつだけで良い ローテーション 放電→放電→通常→(雷弱体→放電→通常) 通常行動時は4体ランダム風沈黙(50%)か全体AGI↓の二択 限界フルスイングを使ってからブリギット主体で攻撃 ベル、大明神のQQ箱とココイチが強いのでその辺りでカバー ヘルラージュがいないと風技が強すぎて頭がおかしくなるのでこたつカウンターも有 ヅッチーかニワカマッスルが入れ替え候補 不用品を売却してから会議 探索場所提案 グラウンド、道場の施設提案を受ける(要11000) 道場の経験値表示設定をOFF グラウンドのブーストをON 次元の塔~1 51 00 パーティ編成 ヅッチー⇔エステル 2層上下を攻略 ↓上の屋内でゼニヤッタ回収 3層上下を攻略 ヘルラージュイベントは蜜柑を使ってヘルズラカニト 上ボスはヘルラージュのみを攻撃 ボスは特に何も考えなくても勝てるほど弱い 2PTに分かれる奴~2 07 00 1ローズマリー、大明神、TT、ハオ、ニワカマッスル、ベル、アルフレッド +α 2デーリッチ、ヅッチー、エステル、ブリギット、ヘルラージュ、こたつドラゴン+α 1、ぶちかましタックルとシンカーレーザーを拾ってそれぞれ大明神、ベルに使用 ベル、大明神、ハオ、ニワカマッスルで大凶爆弾投げながら頑張れば勝てる 装備は上記4人+アルフレッドとTTだけ最強装備で変更して後は裸でもいい 2、ヅッチーの絵本をヘルラージュに変更、全体魔法装備があればついでに装備 ヘルズラカニトとソルグレネイドを使えば大体勝てる。 連戦なのでなるべく1戦目が終わる前に回復をしておくと楽 ○ボス戦 防御してれば勝手に勝つ
https://w.atwiki.jp/ciao774/pages/39.html
☆ サンビャクソン このページはぱんだ大先生と一緒に見ていく300村記念ページあるよ(ちゃいな☆) 100村区切りの記念すべき第三回目! 21人+身代わり君が集まってくれました! 身代わり(dummy) 香港(しゃべつ) アントーニョ(空錠) 日(めめ) にょ米(白雪) 村人 ☆狼 ☆狼 ☆共有者 ☆霊能者 にょ独(びんかん) ルート(桜石) にょ英(ぱんだ) あの子(弟) 湾(紅) ☆狐 ☆村人 ☆狼 ☆占い師 ☆村人(決定者) にょ西(ばちょめ) アイス(小鳩) ギルベルト(ルート) ベル(弟子) ロヴィーノ(ことり) ☆村人 ☆村人 ☆埋毒者(恋人) ☆村人 ☆狼 アルフレッド(妖艶) フリッツ(あいがー) ヨンス(なのですよ) アーサー(げぼく) フェリシアーノ(NF) ☆キューピッド ☆村人(恋人) ☆村人(権力者) ☆狂人 ☆村人 にょ仏(ぱねぇ) にょしあ(妖精) ☆共有者 ☆狩人 村人9 人狼4 占い師1 霊能者1 狂人1 狩人1 共有者2 妖狐1 埋毒者1 キューピッド1 (決定者1) (権力者1) 役者はそろった!!!! 初日夜 ※役職画像が表示されてない場合はF5を連打すると見えるあるよ! ※もしくは画像の上を右クリック→プロパティで画像にURLが出るある。 humanなら人、wolfなら狼。英語が苦手な我でも分かるレベル。 狼の方針:アントーニョの占い騙り。二日目に味方に●を出す。 ◆アントーニョ 狼同士に●出ししてもろて霊能待って本物認定させる…とかもアリやろかと思った。 この人数なら。 ◆にょ英 あたしはステルスの方が得意だからステルスに回るわ。 ◆ロヴィーノ ん、じゃあ俺に黒出ししてもいいぞコノヤロー。勝つためならな! ◆香港 俺個人としては大人数の中での騙りはマジ苦手なんで初日は潜伏。 狐の方針: ◆にょ独(妖狐) いっそ占いCOでもしてやろうか…。 共有者の方針:ステルス ◆にょ仏 んー、初日は黙っておくのもありかもしれないわね。 その代り遺言には必ず共有者COと互いの名前を書く、でどうかしら? キューピッド:フリッツとギルベルトに愛の矢を。 ◆アルフレッドの独り言 エンジェル・ラブラブ・アロー!!!! ◆フリッツの独り言 !!!!!!!!!!!! ◆ギルベルトの独り言 ぶは!!!!!!(´゚ω゚) ;*. ;ブッ 占い先: ◆あのこの独り言 私は剣、全てを担う。此の村を守り抜いてみせましょう。 2日目昼 犠牲者:身代わり君(dummy) 処刑 :にょ英(狼) CO ◆アーサー(狂人) 占いCOアルフレッド:○ ◆アントーニョ(狼) 占いCO:にょ西○ ◆あのこ(占い師) 占いCO:にょ仏 ○ ◆ギルベルト 埋毒者co 俺様毒もちだから気をつけろよ!! 投票 香港 0 票 投票先 1 票 → ヨンス アントーニョ 0 票 投票先 1 票 → にょ英 日 4 票 投票先 1 票 → アルフレッド にょ米 0 票 投票先 1 票 → 湾 にょ独 0 票 投票先 1 票 → にょ英 ルート 0 票 投票先 1 票 → フリッツ にょ英 5 票 投票先 1 票 → 日 あのこ 0 票 投票先 1 票 → 日 湾 1 票 投票先 1 票 → アイス にょ西 0 票 投票先 1 票 → にょ英 アイス 3 票 投票先 1 票 → ロヴィーノ ギルベルト 0 票 投票先 1 票 → 日 ベル 2 票 投票先 1 票 → にょ英 ロヴィーノ 1 票 投票先 1 票 → フリッツ アルフレッド 1 票 投票先 1 票 → アイス フリッツ 4 票 投票先 1 票 → にょ英 ヨンス 1 票 投票先 2 票 → フリッツ アーサー 0 票 投票先 1 票 → ベル フェリシアーノ 0 票 投票先 1 票 → 日 にょ仏 0 票 投票先 1 票 → アイス にょしあ 0 票 投票先 1 票 → ベル ※ヨンスが権力者であることが公表。 2日目夜 狼:味方●出し決行。 →フリッツを襲撃。 占い師: →投票数より。フリッツ。 狩人: →あのこの護衛 恋人陣営: 村人たち:
https://w.atwiki.jp/eraheta/pages/54.html
34.ちびアーサー キャラ説明 【ちびアーサー】 難易度:B 幼い頃のアーサー。髪の毛は伸ばさないほうが傷つかなくて済む。 成長後よりも抵抗が激しいため最初が肝心。 キャラステータス + ... 34. ちびアーサー(ちびりす) 【基本情報 】 体力 1500 気力 1000 【素質 】 ツンデレ 保守的 悲観的 貞操観念 抑圧 抵抗 恥じらい 汚臭鈍感 子供サイズ パイパン オトコ 小人体型 童貞 バックバージン 【相性】 アーサー・カークランド 130 フランシス・ボヌフォワ 80 アルフレッド・F・ジョーンズ 130 マシュー・ウィリアムズ 110 ピーター・カークランド 120 神聖ローマ 120 若フランシス 80 ちびアルフレッド 130 ちびマシュー 110 デンマーク 90 ゲルマン 180 イギ子 130 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/gods/pages/111182.html
ヴィルヘルムアルフレート(ヴィルヘルム・アルフレート) デンマークのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン公の系譜に登場する人物。 関連: ヴィルヘルムフリードリヒツーシュレースヴィヒホルシュタイン (ヴィルヘルム・フリードリヒ・ツー・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン、父) マリーメリタツーホーエンローエランゲンブルク (マリー・メリタ・ツー・ホーエンローエ=ランゲンブルク、母)