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存在自体が各作品のバレである内容が含まれています。 キャラクターを人間とそれ以外にしようと思ったらホムンクルスの扱いに迷いました。 FGOにデミサーヴァントとして登場しているキャラクターの扱いに困っています。 別型月作品からFateに出ているキャラクターも含みます。 タイトル行をクリックで並び替え可能。 種別 名前 モデラー 配布場所 メモ ホムンクルス イリヤスフィール・フォン・アインツベルン ああああ sm30011997 ホムンクルス イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 珠華 sm27350516 ホムンクルス イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 猫のしもべ td69003 コート、体操服、天の衣モデル同梱 ホムンクルス イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 行成 sm38686719 コートモデル同梱 ホムンクルス ジーク 野生の何か sm32959903 ホムンクルス セラとリーゼリット 猫のしもべ td69306 ホムンクルス ラニ=VIII(配布停止中) ごまもり sm25609630 人間 ありす なかむら sm29063931 人間 ウェイバー・ベルベット くろすけ sm17175986 人間 オフェリア・ファムルソローネ あかね im8254256 人間 オフェリア・ファムルソローネ お粥 im8553970 人間 オルガマリー・アニムスフィア(配布停止中) ごまもり sm29569125 人間 オルガマリー・アニムスフィア 1ya sm34655640 人間 カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア 1ya sm33678170 人間 カドック・ゼムルプス デメキッパ sm33019222 人間 カドック・ゼムルプス しばいぬ im8068232 人間 カドック・ゼムルプス さるる~ sm34196221 人間 カレン・オルテンシア 1ya sm36421236 法衣 人間 キリシュタリア・ヴォーダイム 野生の何か sm33462605 人間 キリシュタリア・ヴォーダイム 1ya sm36708399 人間 ぐだ子 菓島 sm31745189 リヨ 人間 ぐだ子 9L im7845183 リヨ 人間 ぐだ子・ぐだ男 珠華 sm30628163 人間 ぐだ男 黒鬼 im8172731 アニメ7章礼装含む6種 人間 ぐだ子 野生の何か sm35049409 カルデア戦闘服以外の基本礼装セット 人間 ぐだ男 野生の何か sm34077873 カルデア制服・極地用制服・アトラス院 人間 ぐだ子・ぐだ男 1ya sm34985353 カルデア制服、極地礼装等6種 人間 ゴルドルフ・ムジーク 野生の何か sm32715865 人間 ゴルドルフ・ムジーク 鯖缶 im9074488 人間 コヤンスカヤ 野生の何か sm32715865 人間 ザビ子 うずらぎ sm29474299 EXTELLA 人間 ザビ子・ザビ男 なかむら sm29063931 人間 ザビ子 1ya sm38284741 人間 ザビ男 1ya sm38315169 人間 シオン・エルトナム・ソカリス 1ya sm36449836 人間 シドゥリ 行成 sm38465032 頭巾あり、アニメ版頭巾なしモデル 人間 ジナコ・カリギリ うずらぎ im7579254 人間 スカンジナビア・ペペロンチーノ 野生の何か sm33338322 人間 スカンジナビア・ペペロンチーノ 1ya sm34458289 通常、2部6章衣装 人間 ダーニック・P・ユグドミレニア 野生の何か sm31642698 人間 デイビット・ゼム・ヴォイド 1ya sm34585874 人間 バゼット・フラガ・マクレミッツ Midnight sm20212067 人間 バゼット・フラガ・マクレミッツ 珠華 sm27350516 ヤガ パツシィ あきら sm33228217 人間 フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア 1ya sm33639175 人間 フラット・エスカルドス nie im9220068 strangeFake 人間 ベリル・ガット 野生の何か sm33393552 人間 ベリル・ガット 1ya sm34500665 人間 ランルーくん すたば sm32355220 人間 ラヴィニア・ウェイトリー エビピラフ sm32415741 人間 ラヴィニア・ウェイトリー のののP sm32560924 ユーゴ、ミーゴ同梱 人間 ラヴィニア・ウェイトリー まこんぶ im7890612 人間 ランドルフ・カーター エビピラフ sm32711264 人間 レオ・B・ハーウェイ なかむら sm30570093 人間 レフ・ライノール 野生の何か sm34034636 人間 ロマニ・アーキマン のめ sm31745032 人間 ロマニ・アーキマン 珠華 sm29478439 人間 ロマニ・アーキマン 冥茗 sm32149875 ドットモデル(配布終了) 人間 ロマニ・アーキマン 明宮 のな sm30324470 リヨ 人間 ロマニ・アーキマン 野生の何か sm30548967 ちびモデル 人間 ロマニ・アーキマン 野生の猪 im6795106 人間 ロマニ・アーキマン 眞白 sm31837114 人間 ロマニ・アーキマン 菓島 sm32669628 人間 ロマニ・アーキマン PIKA sm32796792 人間 ユリウス・ハーウェイ ああああ sm26787999 人間 芥ヒナコ 1ya sm34207927 人間 雨生龍之介 林 sm23028297 人間 衛宮士郎 六月一 sm31769441 制服、私服、ジャージ 人間 衛宮士郎 ごまもり im8113178 制服、私服、ジャージ、コラボ衣装 人間 遠坂凛 sizu sm18892627 へたれモデル 人間 遠坂凛 シシリア sm26927006 人間 遠坂凛 どら im5187154 人間 遠坂凛 珠華 sm28007824 人間 遠坂凛(EXTRA) うずらぎ sm31954382 EXTRA 人間 葛木宗一郎 T-253 im6367864 人間 間桐雁夜 林 sm21918991 人間 間桐桜 sizu sm18892627 へたれモデル 人間 間桐桜 珠華 sm28007824 制服 人間 間桐桜 1ya sm36638204 劇場版ワンピース、黒桜 人間 間桐桜(EXTRA) なかむら sm29063931 EXTRA 人間 間桐慎二(EXTRA) なかむら sm29063931 EXTRA 人間 間桐臓硯 猫のしもべ td69196 人間 美遊・エーデルフェルト まめる im4654574 プリズマ☆イリヤ 人間 言峰綺礼 ないと sm24441702 四次・五次 人間 蒼崎橙子 ワルサーP sm32319533 人間 六導玲霞 ささかや im7658786 人間 モーセ(配布停止中) スイ sm33533219 人間 おぬい 田助 六月一 im8315997 FGO1.5部「英霊剣豪七番勝負」より 人間 ロシェ・フレイン・ユグドミレニア 黒鬼 im8100704 人間 紗条絢香(アヤカ・サジョウ) 野生の何か im8623115 人間 ネフェルタリ スイ sm33850292 人間 ゲルダ スイ sm33714015 人間(?) フランチェスカ・プレラーティ 野生の何か sm33722926 Fakeより 人間 マリスビリー・アニムスフィア 1ya sm35510944 カルデア前所長 人間 マリスビリー・アニムスフィア あか sm35690615 カルデア前所長 人間 化野菱理 野生の何か sm35686201 人間 美綴綾子 猫のしもべ td69365 人間 藤村大河 猫のしもべ td69421 人間 スプリガン 1ya sm39282157 神霊 メジェド神 すい im6699916 神霊 ドゥムジ しおん sm32470236 妖精 ウッドワス 野生の何か sm39100630 妖精 オーロラ 1ya sm39257547 妖精 ノクナレア 行成 sm39173305 ストール付きモデル同梱 妖精 ムリアン 1ya sm39217269 妖精 名無しの妖精 Examcry sm43136382 礼装 リミテッド/ゼロオーバー 六月一 sm33691220 その他 お竜さん くむ sm33458730 その他 マギ☆マリ(捏造デザイン) のののP sm31579045 エネミー ゲイザー 野生の何か sm32659180 エネミー イフリータ 野生の何か sm32683369 エネミー コロラトゥーラ 夢山 im6699072 エネミー ラフム(ランサー) 野生の何か sm31621413 エネミー 雀蜂 野生の何か sm32012143 エネミー 酷吏 野生の何か sm31557523 エネミー オプリチニキ あきら sm33154274 エネミー 粛清騎士 野生の何か sm33389105 エネミー ゴーレム 黒鬼 im8202207 アヴィケブロンのゴーレム エネミー 女中 野生の何か sm34911678 エネミー シェイプシフター 野生の何か sm36563531 CCCより エネミー ベル・ラフム 野生の何か sm36074070 ビースト フォウ(キャスパリーグ) 野生の何か sm35697886 巨人王 スルト 野生の何か sm35962123 神 異聞帯アルテミス親機 野生の何か /sm36222642 1.5km拡大可能 神 魔神バアル 野生の何か sm36543072 黒聖杯 黒桜 野生の何か sm36572892 |人間|ランルーくん|すたば|sm32355220|| -- ののの(追加) (2017-12-06 10 56 13) エネミー三体、ラヴィニア追加 -- 名無し (2017-12-16 00 32 29) ドゥムジ追加 -- ののの (2017-12-25 10 27 09) その他にくむ式お竜さん追加 -- かえる (2018-06-26 21 45 03) ごま式衛宮士郎追加 -- ごまもり (2018-07-16 18 39 18) オフェリア追加 -- 名無しさん (2018-09-02 02 07 26) 名無しの妖精ちゃんを追加させて頂きました -- Examcry (2024-01-14 16 35 55) 名前 コメント
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正式タイトルは『Pokémon LEGENDS アルセウス』ですが、機種依存文字が含まれるためページ名は『Pokemon LEGENDS アルセウス』で代用しています。 Pokémon LEGENDS アルセウス 【ぽけもん れじぇんず あるせうす】 ジャンル アクションRPG 対応機種 Nintendo Switch メディア Nintendo Switch専用ゲームカードダウンロード販売 発売元 ポケモン 販売元 任天堂 開発元 ゲームフリーク 発売日 2022年1月28日 定価 5,980円(税別) プレイ人数 1~2人 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 ポイント シリーズ初づくめの挑戦的作品よりトレーナーに焦点を置いたシステムポケモンの「過去の歴史」を紐解く ポケットモンスターシリーズ 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 Pokémon Presents 2021.2.27にて、『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』(以下『BDSP』)とともに発表された。ポケットモンスターシリーズの本編作品。(*1) 本作の舞台となるのは『ダイヤモンド・パール』(以下『DPt』)およびそのリメイクの『BDSP』の舞台であるシンオウ地方の遥か昔の時代「ヒスイ地方」。 現実の日本の明治~大正時代を思わせる和風な雰囲気が特徴的(*2)で、シリーズお馴染みのモンスターボールが発明されたばかり、という時代情勢である。 3DアクションRPGの様式を一部取り入れるなどシステム面がこれまでの本編とは大きく異なっており、ポケモンシリーズとしてはかなり挑戦的な異例尽くしの要素を大きく打ち出している。 主人公は、アルセウスと名乗る存在に「すべてのポケモンとであえ」という使命を与えられて過去のヒスイ地方へと時間転移してきた現代人で、ヒスイ地方の調査と開拓を取り仕切る組織「ギンガ団」の調査隊の一員として活動することになる。 特徴 野生ポケモンとの遭遇、捕獲 野生ポケモンは、広大なフィールドのあちこちをうろついているという『剣盾』のワイルドエリアに近い方式を全編で採用(従来のランダムエンカウントは無し)。しかしこれまでの本編と大きく違う点として、主人公がバトルを介さずにフィールド上のポケモンに直接モンスターボールをぶつけて捕獲できるようになっている。 ポケモンの中には近づくと逃げてしまったり、主人公を攻撃してくるものもいる。そのため、草むらに身を潜めたり、「めかくしだま」や「ひそやかスプレー」などの補助アイテムを使って野生ポケモンに気付かれないように近づくことが重要となる。 捕獲に関しても、野生ポケモンにきのみを食べさせたり、背後を狙ってポールを投げるなどで捕獲成功率を高められる。 手持ちのポケモンが入ったボール(ポケモンボール)をぶつけることでバトルに持ち込むことも可能。こちらは従来通りHPを減らしたり状態異常にしたりすることでより捕獲しやすくなる。 探索と捕獲はシームレスで行われ、バトルもフィールドマップ上でそのまま展開される。よって、水の中を泳いでいるポケモンは水に入ったままバトルするようになった。泳げず飛べないポケモンを水上に繰り出す場合は自動で水蜘蛛の上に載るようになっている。 状況によっては1対多のバトルになることもある。従来のダブルバトルや群れバトルなどとは異なり相手をまとめて攻撃する手段が無いため、敵の火力が高めなのも相まってレベル差によってはかなり厳しくなる。なおモンスターボールは相手が複数存在していても1体を選択して投げられるようになった。 こちらのターンであれば確実に逃げることが可能になったので、不利な状況から脱するのは難しくない。 ポケモンボールを相手の背後に当てた場合は、相手が最低一回、最大二回行動不可になる。後述するオヤブンなど強力な相手に対しても有効。さらに必ずボールを当てたポケモンと1対1になる。 戦闘中に主人公も移動可能。野生ポケモンから離れると逃走扱いとなる。攻撃中のポケモンの間に移動すると敵味方問わず主人公がわざに当たるが、ダメージや状態異常は受けない。 一部のポケモンは特定の時間帯や天候でしか出現しない。ベースキャンプのテントで休むことで時間帯は任意で変更可能。天候に関してはランダムで変わるため、特定の天候にするには何度も時間帯を変更することが必要になる場合もある。 天候は主人公自身には影響がなく、悪天候で視認性が悪くなる程度だが、戦闘時にはそれぞれ違った効果がある(*3)。 本作にももちろん色違いのポケモンが出現する。『ピカブイ』と同様にフィールドに出現した時点で色違いであり、出現時にエフェクトだけでなくきらめくような効果音が出るので、視界外に出現した場合でも分かりやすい。 色違いが出現した時点でセーブしておくとリセットした場合でもその場に残っているので、逃げられたり倒してしまった時の保険になる。 特定の色違いのポケモンを捕獲できるサブ任務が存在する。本作の色違いに関するチュートリアルといった内容なので、あらかじめ受けておけば不意の出現を見逃す可能性も減るだろう。 本作の伝説・幻のポケモンは全てブロックルーチンがかかっており、残念ながら色違いは出現しない。 フィールドの拠点にいる、本作のポケモン博士「ラベン博士」にポケモンを捕まえた状況(捕まえた数や種類など)を報告することで報奨金を貰えるので、ポケモンの捕獲が本作における基本的な金策となる。 各エリアには2,3体、マップ上の決められたルートを飛行しているポケモンがいる。 これらのポケモンは視界に入っても反応せず、ポケモンボールを投げてもバトルにならない。故に捕獲する場合は直接ボールを当てる必要があるのだが、いずれも距離がやや遠く、普通のボールを当てるのは難しい。 このため、まっすぐに速く飛ぶ本作オリジナルの「フェザーボール」及びその強化系のボールがほぼ必須。 飛行している都合上、該当のポケモンは1種を除いてひこうタイプのポケモンとなっているが、全て違うポケモンというわけではなく、2か所以上に出現するポケモンが何種かいる。 本作では手持ちのポケモンが全滅しても探索を続行することは可能。「めのまえがまっくらになる」条件は主人公自身の体力が尽きるときである。 主人公がポケモンから攻撃を受けたり高所から落ちたりすると、画面の周りに黒い靄が発生し、瀕死に近づくほど靄が大きくなる。瀕死寸前だと靄が赤くなり、危機感をあおる警告音が発生する。そのままダウンしてしまうと持っていたアイテムを一部失ってしまい、最寄りのキャンプに戻される。 落としたアイテムはオンライン通信をした他のプレイヤーのマップ上に、やられた場所で表示される。これを回収してもらえれば戻ってくるし、特定の「おまもり」を所持していくことでロスト自体を防げる。 主人公が受けたダメージは時間経過で回復するが、好戦的なポケモンに気づかれているときは回復しない。無理をせずすぐに逃げられる態勢を作るのが肝心である。 あまりに高いところから落ちた場合、無傷の状態から一撃KOに至るため注意したい。 ポケモンの攻撃によっては、主人公がどく・まひ・ねむけといった状態異常にかかることがある。いずれも主人公の行動が制限されるうえ、時間経過以外に治癒する方法が無いため、かかったらすぐに逃げた方がいいだろう。 フィールドを探索していると、各エリア毎に決められた4,5か所のいずれか1か所に一定時間「時空の歪み」が発生することがある。 歪みの中では主人公に好戦的なポケモンが大量に襲ってくるが、ここでしか手に入らないアイテムやポケモンが出現するという、ハイリスク・ハイリターンな要素。 出現するポケモンには「主人公の周辺で2,3体が時間経過により出現と消滅を繰り返す」ランダム枠と「発生場所ごとに決められた3か所にそれぞれ近づくと出現する」レア枠の2種類がある。後者は全部で22種類いるが、その内の半分が他に入手法のない限定ポケモンになる。 なお、出現ポケモンのレベルはストーリーの進行に応じて上昇し、最終的には最低でもレベル50・最も高いものだとレベル72になる。 NPCとのポケモンバトル、訓練場 作中世界では「ポケモントレーナー」という概念が定着しておらず、NPCには従来通り1対1でのバトルを行う者だけでなく、1対3となるバトルを仕掛けてくる者もいる。 勝利しても賞金はもらえないが、例外として各エリアにランダムで出現する特定のNPCに勝つと換金用アイテムが貰える。エンディング後だと高級なアイテムが貰えるようになるため金策の一つとして有用。 全体的に相手の戦力は強めの傾向だが、1対3の場合は相手の2匹のレベルが低めに設定されていることが多い。 訓練場では様々なNPCと対戦することが可能。アップデートにより、242種類全てのポケモンにそれぞれ設定されたバトルに挑む「いっぴき道」、NPC3人と同時に対戦する「かちぬき道」が追加された。 ポケモン図鑑と図鑑タスク 本作のポケモン図鑑は紙を紐で綴じたアナログな書物であり、従来作のようにポケモンを一度捕獲しただけで登録完了……とは行かない。ポケモンを完全に図鑑に登録する(ページを完成させる)ためには、種族ごとに設定されている「図鑑タスク」をある程度こなす必要がある。 タスクの種類は豊富で、「○○匹捕まえる」「○○回進化させる」といった入手に関するもの、「○○回倒す」「特定のタイプのわざで○○回倒す」、「自分か野生の個体が特定のわざを○○回使う」といったバトルに関するものなどが存在する。1つの図鑑タスクを完了するごとに種族別にカウントされる「研究レベル」が1点ずつ上がっていき、これが一定の段階に到達することでようやくそのポケモンのページが完成する。 基本的にページ完成のためにはそのポケモンの研究レベルを10にする必要がある。これだけ聞くと大変そうに思えるが、1つ完了するごとに図鑑レベルが2点加算されるタスクが種族あたり2〜3種類存在するため、それらを優先的に埋めていけば楽に達成することが可能。 ページが完成するとラベン博士による解説文が閲覧できるようになるほか、その種族の色違いが出現する確率が若干上昇するというメリットもある。 かなりの根気が必要になるが、全ての図鑑タスクを完了させることで当該種族の色違いが更に出やすくなるという、やり込みに応える仕様も備えている。 図鑑タスクをこなしたりページを完成させたりすると、プレイヤー自身の経験値とも言うべき「研究ポイント」が取得でき、これが一定数に達するごとにギンガ団における「団員ランク」が上がっていく。 団員ランクが上がれば自分が扱えるポケモンのレベル上限も上がり、調査によって得られる報酬も増える。特定のランクでは新しいアイテムをクラフト(後述)するためのレシピも貰える。 また、シナリオの節目における新しいエリアの開放=ストーリーの進行にもそれぞれ一定の団員ランクが要求される。 なお、冒頭に提示される最終目的である「全てのポケモンと出会う」という話は、極端な話各ポケモンを1匹ずつ捕獲するだけでもOK。上述の団員ランクさえ足りていれば、シナリオ上においてタスク埋めや図鑑のページ完成を無理に進める必要はない。 収録ポケモン・わざ ポケモンの数は242種類収録。 『DPt』で初登場した全国図鑑No387~493のポケモン、およびそれらに関連したポケモン、新ポケモン(後述)と関連したポケモンを中心に収録されている。 『DPt』で登場したヌオー系統やペリッパー系統等が登場しなかったり、『DPt』の後続作である『BW』『XY』『SM』初出の一部ポケモンが出たりと、一部違いがある。これについてはヒスイ地方がシンオウ地方と呼ばれるようになる長い年月の間に生態系が変化したと解釈できるため、特に問題にはなっていない。 『剣盾』のセーブデータがある場合はシェイミ、『BDSP』のセーブデータがある場合はダークライを捕獲できるサブ任務をエンディング後に受けられるようになる。 最初に貰うポケモン(いわゆる御三家)は『DPt』のナエトル/ヒコザル/ポッチャマではなく、『金銀』のヒノアラシ、『BW』のミジュマル、『SM』のモクローの中から一匹選ぶ。 選ばれなかったポケモンもエンディング後に全て貰えるほか、時空の歪みや大大大発生でも出現する。 これら3匹はヒスイ地方・シンオウ地方のモデルとなっている北海道と縁のある動物がモチーフとなっている。 『DPt』の御三家もごく一部の場所で野生出現するほか、ヒコザルはサブ任務で確実に入手可能。 わざの数は177種類収録。 「あわ」など『剣盾』で廃止されたわざの一部も復活している。また「ぶちかまし」「はるのあらし」など完全新規のわざも存在する。 「あまごい」「すなあらし」などの天候を変えるわざをはじめとして、逆に本作では登場しないわざもある。 ポケモンがレベルアップで覚えたわざはメニューからいつでも無償で覚えなおすことができるようになった。 訓練場でわざの伝授を利用してお金を払うことでレベルアップでは覚えないわざをポケモンに教えることができる。一度伝授させればメニューから入れ替え可能になる。 新ポケモン・新たなすがた 新たなリージョンフォームとなる「ヒスイのすがた」が追加された。「ガラルのすがた」と同様、原種のポケモンには存在しない進化形が追加されたポケモン(ニューラ・ハリーセン)も存在する。 御三家もシリーズで初めてリージョンフォームに進化する。 ストライク・オドシシ・リングマに新たな進化形が追加された。リージョンフォームではない既存種の追加進化は第六世代の『XY』以来となる。 トルネロス・ボルトロス・ランドロスに並ぶ伝説のポケモン「ラブトロス」が登場。 ラブトロスの追加により、先の三体も含めたモチーフが「四神」「四季」であることが明確になった。 ディアルガとパルキアにオリジンフォルムが追加された。 なお、ギラティナも含めてオリジンフォルムになると専用技の性能が変化する。 がんばレベル 本作の「きそポイント(努力値)」に相当する、ポケモンの能力値に関わる要素。相手のポケモンを倒しても増加せず、「がんばりのすな」などのアイテムを使用することで上昇させることができる。 ただしきそポイントと違い、合計値の制限がなく全ステータスを上げることができる。その点は『ピカブイ』の覚醒値に近い。 ステータスの上昇値は元の能力値に比例して高くなる(*4)。 「がんばりの○○」系アイテムは主に野生ポケモンから手に入るほか、ポケモンを預ける牧場からポケモンを逃した際にもそのレベルや数に応じて入手できるため、捕獲をまめに行っていれば容易に集めることが可能。 本作は個体値と努力値が完全なマスクデータとなっており、能力値には一切反映されない(*5)。「ランダムに振られたがんばレベルの初期値」が個体値の代わりを果たしており、能力値は種族値と性格とがんばレベルの値によって決まる。 後述のオヤブンや伝説・幻のポケモン(*6)、大大大発生の新たな群れから出現したポケモンは最低でも初期値が3×3になっており、従来の作品における3V以上確定に相当する(*7)。 オヤブン フィールド上に出現するポケモンの中には、通常より巨体で目を赤く発光させ(*8)、雄叫びを上げながら襲いかかってくるものが存在する。これが「オヤブン」であり、一定距離まで近づくと警告替わりに緊迫した専用のBGMが流れるなど、分かりやすい強敵となっている。 フィールド上に固定配置されているものだけではなく、後述するキング・クイーンに勝ったエリアではランダムで通常のポケモンがオヤブンとして配置されていることもある。 オヤブンは周囲にいる他のポケモンよりもレベルが高く(*9)、「早業」「力業」を使ってくることもあるため、初見で勝つのは困難。 団員ランクが高ければ、通常の野生ポケモンのように直接捕まえることもできる。捕まえたオヤブンは上述のように捕獲時点でのがんばレベルが高く設定されており(*10)、前述のように周囲のポケモンよりレベルが高いため、即戦力としても非常に頼りになる。 また、訓練場で伝授可能な技をランダムで一つだけ皆伝状態で覚えており、覚えている技次第ではより頼りになる(*11)。ただし、そのポケモンがレベルアップで覚えられる技も対象になるため、実質覚えていないこともある。 通常のポケモンより経験値が多く、けいけんアメを高確率でドロップするため、安定して倒せればレベル上げにも便利。 イベントで1匹しか入手できないアローラロコン/キュウコン以外の一般ポケモンは、御三家も含めて全てオヤブン個体を入手可能。もちろん色違いのオヤブン個体も存在する。 なお、オヤブンに関する詳しいことは作中でも一切不明であり、何故このような個体が存在しているのかは分からず仕舞いである。 キング・クイーン ヒスイ各地に点在する特別なポケモンなのだが、謎の雷に打たれたことで暴走するようになってしまっている。 主人公は「シズメダマ」と呼ばれるアイテムを使い、彼らを鎮めるために戦うことになる。攻撃を回避しつつシズメダマをぶつけて相手のゲージを空にすることで勝利となる。 なお主人公が力尽きてもその場でリトライが可能。減らしたゲージを維持するかどうかを任意で決められる。維持したとしてもペナルティなどは無く、単にプレイヤー自身で難易度を決めるためだけの要素。なお、ゲージは4分割されている。 エンディング後はキング・クイーンとの再戦ができるようになる。勝利までにかかった時間が計測されるほか、けいけんアメやがんばり系アイテムを貰える。 ポケモンの進化について 本作ではポケモンが規定の進化レベルに達しても自動で進化画面に移行することがなくなり、条件さえ満たしていればメニュー画面から完全に任意のタイミングで進化させることができるようになった。 これに伴い、過去作に存在した「進化キャンセル」「かわらずのいし」といった進化タイミングを遅らせるためのシステムは撤廃されている。 「○○の状態でレベルアップ」という進化条件だったポケモンは「○○の状態にする」だけで進化できるようになった。 たとえばタマンタは「テッポウオと一緒に手持ちに入っている状態でレベルアップ」が条件だったが、本作ではテッポウオと一緒に手持ちに入っていればその場で進化できる。 似た事例として、リーフィアやグレイシアのような「特定の場所でレベルアップ」が進化条件だったポケモンも該当する場所にプレイヤーが立っているだけで進化できるようになっている。 「特定のアイテムを持たせた状態で通信交換する、またはレベルアップする」という進化条件だったポケモン(ヨノワールやグライオンなど)は、進化条件が「特定のアイテムを使用する」に変更された。 進化に必要な道具はイチョウ商会のギンナンからランダムで購入可能な他、一部は特定のポケモンからドロップ可能。 新たな進化アイテム「つながりのヒモ」が登場。これを使えばゴローン・ユンゲラー・ゴーリキー・ゴーストを交換なしで進化させる事ができる。 上記の4匹は従来と同様に通信交換を介した進化も可能。 ノズパスが「かみなりのいし」でダイノーズに進化できるようになった(『BDSP』では不可)。 素材入手とクラフト 本作にも現代のフレンドリィショップにあたる「雑貨屋」自体は存在するが、金銭入手手段があまり多くないため頼りきることができない。よって、本作で導入されたクラフトによる自給自足が基本となってくる。 フィールド上にはきのみが生っている木や鉱石が多く存在している。そこにポケモンボールを投げることできのみや鉱物を採ってくれる。採取したポケモン単体に経験値が入り、なかよし度も上がる。 木や鉱石などは揺れていることがあり、そこにポケモンボールを投げると隠れていたポケモンが出現する。そのポケモンを倒すか捕まえることで通常よりも多くの素材を手に入れる事ができる(逃げてしまうと手に入らない)。「木や鉱石から飛び出してきたところを見る」という図鑑タスクもあるほか、このやり方でしか入手できないポケモンもいる。 また、フィールド上には薬草やキノコなども自生しており、それらを採取することも可能。 集めた素材を使って、クラフト台でモンスターボールやキズぐすりといったアイテムを作製(クラフト)する事ができる。 クラフトしたいアイテムの設計図が無いとクラフトを行えない。設計図はイベントで入手できるものや団員ランクを上げたときに入手するもの、クラフト屋から買うものがある。 素材やアイテムを入れるポーチはスペースに限りがあるので注意。ギンガ団本部の中にいるシュウゾウという団員に話しかければ有償で1つずつスペースを拡張する事ができる。 農場 コトブキムラの施設の一つとして、ぼんぐりやきのみなどを入手できる農場がある。サブ任務をこなして拡張可能。 料金を支払い、一定数以上のポケモンを捕獲するとランダムで複数の道具が手に入る。自分できのみを育てる要素はない。 道具の詳細 キズぐすりの回復量が60(従来は20)、オレンのみの回復量が20(従来は10)など、全体的に回復量が増加している。 ポケモンに持ち物を持たせるというシステムはない。きのみは野生ポケモンのエサとして活用可能。フィラのみは食べた野生のポケモンの性格でこんらん判定が行われるなどの調整が行われている。 戦闘中には使用されないが、野生ポケモンを倒すか捕獲した際に、ポケモンに応じてきのみなどをドロップすることがある。 ギラティナのフォルムチェンジやアルセウスのタイプ変更も、専用アイテム(たいせつなもの)を使用して実行する形式に変更されている。 新規道具「あんぜんおまもり」などを購入可能。主人公へのダメージやペナルティの軽減など、アクションパートが苦手な人への助けとなる。 戦闘 すばやさによって行動順が決まることは変わらないが、本作は「ターンごとに互いに1回ずつ行動」という区切りがなくなり、すばやさで大差がついているとどちらかが連続で行動するようになった。 さらに、このすばやさを一時的に補正する要素もある。それが下記の「早業」「力業」である。 「早業」「力業」 どちらもPPを1多く消費する代わりにわざの性能を変化させる派生。PPが残り1でも使用可能。「早業」は行動順が速くなる代わりに威力と効果ターンが減少。「力業」は行動順が遅くなる代わりに威力・命中率・効果ターン・追加効果の確率が上昇。 厳密に言えば早業で行動順が速くなるのは自身を対象とした補助技のみで、それ以外は対象となるポケモンの行動順が遅くなる効果になっている。 なお行動順の変化はわざが失敗した場合には起こらないが、PPは失敗しても1多く消費する。 ポケモンが自力で覚えるわざは、特定のレベルになることで早業・力業に切り替えられるようになる。それ以外のわざは「かいでんのタネ」というアイテムを使う必要がある(*12)。 状態異常の仕様変更 本作では全ての状態異常が一定ターンで解除されるようになり、どく・まひ・やけども永続しなくなった。戦闘終了後にも解除される。 また、従来作と違い、状態異常にかかった状態で別の状態異常になるわざを受けると、新しい状態異常へと上書きされる。そのため「副作用の軽い状態異常をわざと掛かって厄介な状態異常を防ぐ」という戦法が通じなくなった。 ねむりが「ねむけ」に、こおりが「しもやけ」に変更されている。 ねむけはターン中一定確率で動けなくなり、受けるダメージが多くなる。一言でいうと「まひ」の防御版。この変更によるものか、従来は命中率が低めだった「ねむり状態にする」わざは全体的に命中率が上がっている。 しもやけは攻撃後にダメージを受けるだけでなく、とくこうが下がってしまう。言い換えると「やけど」の特殊版である。 「こんらん」「もうどく」「メロメロ」などは無くなっている。 わざの仕様(威力や追加効果など)も大幅に変更されている。 「ステルスロック」や「まきびし」といった相手のフィールド上に撒いて交代時にダメージを与えるわざは普通の攻撃わざに変更され、攻撃後一定ターンの間相手がダメージを受けるようになった。 逆に「ダブルアタック」は連続攻撃を行うわざではなく、しばらく自身が与えるダメージを増加させるへんかわざになった。 能力ランクを変化させるわざに関して、こうげきととくこうが「攻めの力」、ぼうぎょととくぼうが「守りの力」としてそれぞれ統合され、片方のみを変動させていたわざでも物理特殊両方の能力が変動するようになった。また、上昇効果・下降効果をそれぞれ重ね掛けしても重複しなくなった。 回避率アップや命中率ダウンの効果は、技の使用者を「煙幕」状態にして回避率を上げる効果に統一された。こちらも重ね掛けによる重複は無し。 他にも「はどう」と名のつくわざは全て必中、従来では相手を怯ませたりすばやさを下げていたわざは相手の行動順を遅くするようになったなど、変更点は非常に多い。 任務 本作にはストーリーを進めるメイン任務の他に、住民からの依頼を達成するサブ任務が存在する。 サブ任務には「特定のポケモンを渡す・見せる」「特定のポケモンの図鑑を完成させる」「特定のアイテムを渡す」など様々なものがあり、クリアすると報酬として素材を入手できたりショップの商品が増えたりする。チュートリアルを兼ねた任務も多く、様々な要素に触れる切っ掛けとなる。 基本的に報酬は大したものではなく、主要人物や住人とのイベントを楽しむ側面が強い。 特定のポケモンを見せる・渡すミッションでオヤブンポケモンを選択すると、通常と違う反応を見ることができる。色違いでは特に変化は無い。 譲渡したポケモンは大きさもしっかりと反映されるため、オヤブンを渡した場合は巨体のポケモンと共に暮らす人々が見られる。ただし、一部の任務ではオヤブンを渡そうとしても受け取りを拒否されてしまう。 なお、ポケモンを渡す任務は大半は渡したらそのまま帰ってくることはないが、農場関連の任務に関してはいつでも入れ替えが可能となっており、任務条件を満たしていればこの世界を創造した神として登場人物たちに信奉されているディアルガ・パルキア・アルセウスですら農業に従事させると言うとある登場人物が見たら憤死しそうな光景を見ることも可能である。 ポケモンライド 過去作におけるじてんしゃやひでんわざに相当する要素。『SM』のようにポケモンの力を借りてフィールドを移動できる。選べるライドポケモンはシナリオ進行に応じて増えていく。 地上を高速で移動できるアヤシシ、地中に埋まっているアイテムなどを探り当てるガチグマ、水上を移動できるイダイトウ、崖を登れるオオニューラ、空中を移動できるヒスイウォーグルの5種類。十字ボタンでライドポケモンを簡単に切り替えることができる。 イダイトウ以外にライドしている間はアイテム及びボールを投げることはできない。なお、イダイトウライド中にジャンプから構えるとスローモーションになり、ゆっくり狙いを付けることができる。 ポケモンライドをする事でスピーディかつ快適な調査をする事が可能になるが、前述の通り高所から落ちると即ミスになる(特にアヤシシとウォーグル)。 また、ライド状態だと野生のポケモンに見つかりやすいため、特に出現率が低く発見次第逃走するようなポケモンを捕獲するときには降りた方がいい時もある。 大量発生・大大大発生 時折ポケモンの大量発生が起こることがある。どのエリアでどのポケモンが大量発生しているかはフィールドマップで確認できる。 大大大発生はVer.1.1.0のアップデートで追加された要素で、エンディング後に発生することがある。 フィールド全体で豪雨または吹雪が発生し、広範囲で様々なポケモンの大量発生が同時に起こる。豪雨/吹雪がやむと強制的に大量発生が終了する。 一度に多数発生するためか、大量発生と比べると一か所ごとの出現数は少ない(*13)。 大量発生にない特徴として、対象ポケモンの進化系が群れから出現する場合がある。さらに群れのポケモンが全ていなくなると新たな群れが出現することもある。マップ上のアイコンに光のマークがある場合は確定で出現する。 新たな群れは「対象ポケモンの進化系」「対象ポケモンのオヤブン」「対象ポケモンの進化系のオヤブン」の3パターンある。進化系の存在しない無進化ポケモンは確実にオヤブンの群れになる。 きのみのアイコンがある場合、新たな群れが出現しない代わりに大大大発生で役立つアイテム「バンジのみ」を確定ドロップする。 その他の特徴として大量発生が起こっているエリア近辺では他のポケモンが出現しなくなる。 大量発生終了後もリセットするまで出現しないため、該当エリアの素材集めを安全に行えるメリットがある。 いずれも対象となっているポケモンの色違いが出やすくなっている。この補正は図鑑タスクのボーナスや「ひかるおまもり」と重複する。 また、どちらも出現ポケモンの中には該当マップに本来出現しないポケモンが少数存在している。 夢天連戦 Ver.1.1.0のアップデートで追加された要素。メイン任務およびヒスイの夜明けイベントをクリアすると解禁されるクリア後バトル。 手持ちを6匹まで持ち込み、過去作のバトルフロンティアのような特殊な戦闘形式でバトルする。1戦ごとにポイントを入手し、ポイントを使用してHPやPP回復を行いながら連勝を目指す。 50連勝が一区切りとなっており、達成するとレポート画面にクリアの証が残る。中断セーブは不可能。 勝利数に応じてけいけんアメ等の道具を得られる。この手のチャレンジにしては珍しく、経験値も得られる。 収集要素 アンノーン 28種類のアンノーンが1匹ずつ、各エリアに散らばって隠れている。これらも戦闘を介さずボールを投げて収集していく。 ポケモン図鑑とは別にアンノーン図鑑が用意されており、捕まえたアンノーンの種類が記録されていく。 アンノーン図鑑内の調査メモには、アンノーン文字(ローマ字)でそれぞれの居場所のヒントが記されている。 ノーヒントですべてを入手するのは難しいが、数匹程度なら偶然の遭遇も十分あり得るレベルである。 ポケモン図鑑を埋めるには1匹だけ入手すれば十分だが、28種全てを捕まえるとページ完成となる。 ページを完成させると特定の場所に野生出現する他、大大大発生でも出現するようになる。 ふるいポエム ヒスイ地方の歴史が記述されている。各マップに4つずつ配置されており全20種。ガチグマライドの宝掘りで発掘可能。 入手するメリットは特にないフレーバー要素。 写真屋 コトブキムラにある施設。主人公やポケモンにポーズをとらせて写真を撮ることができる。 Ver.1.1.0のアップデートで、ランダムに写真屋を訪れているNPCとも一緒に写真を撮れるようになった。 交換屋 コトブキムラにある施設。フィールドで他のプレイヤーの落とし物を拾うことで獲得できるFP(フレンドリィポイント)を、モンスターボールやふしぎなアメ、様々な進化用アイテムと交換できる。 他のプレイヤーとの通信交換もここで行える。従来通り、パスワードを用いたローカル通信とインターネット通信が可能。GTSやミラクル交換、マジカル交換に相当する機能は存在しない。 その他 衣装・髪型の変更 主人公の衣装を呉服屋で購入し、髪型や髪の色を散髪屋で変更することでキャラメイクが可能。シナリオの進行やポケモンの捕獲などに応じて購入可能な服やセットできる髪型などが増えていく。 Switch版ポケモン本編(『ピカブイ』『剣盾』『BDSP』それぞれに対応)のセーブデータが存在すると、各作品に対応した着替え用の衣装を入手できる。 掛け声程度だが、主人公に初めてボイスが付いた。担当声優は上遠野竜也氏(男主人公)/藤井環氏(女主人公)。 テキストは基本的にふりがなありの漢字であり、ひらがな設定がなくなった。 呉服屋ではふりがながなく「深縹(こきはなだ)色」「躑躅(つつじ)色」といった難読漢字も使われる。 戦闘アニメをオフにできない。ただし、アニメは全体的にスピーディとなっている。 ポケモンごとに設定されている「とくせい」は本作では登場しない。ただし、チェリム・レジギガス・アルセウスは違う形で特性の効果が再現されている。 ポケモンの「タマゴ」に関するシステムは存在せず、従来の「育て屋」または「預かり屋」に相当する施設は存在しない。 ヒノアラシとフクスローの進化レベルが変更されている(後者は進化先が異なるが)。進化レベルが変更されるのはシリーズ初(*14)。 次作である『SV』ではヒノアラシとフクスローの進化レベルは従来通りになっており、本作限りの変更となっている。これはほかのヒスイ御三家と進化レベルを統一するための措置と思われる。 通信対戦は実装されていない。またゲーム内NPCとの交換は廃止されている。 「ふしぎなおくりもの」は旧来と同じ仕様で残っている。 世界観に合わせるためか、ポップで明るい傾向にあった従来のポケモン本編シリーズと比較するとゲーム全体を通して落ちついた印象を受ける。 アイコンやメニューなどのデザインには明度・彩度の低い色が多く使われており、フォントも従来と比べて小さめ。フィールド上では特定の状況や一部の箇所を除きBGMがこれまでのように延々とは流れず、フェードアウトからの無音(環境音のみ)状態になることが頻繁に起こる…といった具合。 とはいっても人を選ぶような暗さや寂しさがあるわけではない。あくまで「シック」「大人びている」というような範疇である。 評価点 3Dアクション化による捕獲・探索の自由度 捕獲 ポケモンシリーズの一要素である捕獲を中心に手堅く3Dアクションに落とし込んであり、その上でシナリオ側からのアプローチでもポケモン捕獲を一定程度重要視することで、収集意欲をわかせる仕組みになっている。 3Dのフィールドを動き回るポケモンに対し、主人公もまたそのフィールドを自由に移動しながら、ボールだけでなくエサや攻撃アイテムなどの道具を駆使して捕獲したりもできる。目標のポケモンに見つからないように身一つで立ち回って後ろからモンスターボールを当てて捕まえるのも良し、これまで通り手持ちのポケモンを繰り出して弱らせてから捕まえるのも良し。 背面からモンスターボール/ポケモンボールをぶつける行為は捕獲やバトルが有利になる点だけでも便利なのだが、成功すると発生する豪快な効果音やエフェクトが非常に心地よく、視覚的・聴覚的な面でも狙う意欲を掻き立ててくれるようになっている。 ポケモンシリーズ本編初の3Dアクションとして、この部分がきちんと押さえられているのは、本作の一番の見どころと言えるだろう。 探索 マップは広く、ストーリーに関係ない所も制限無く行くことができ、その場所でしか出ないポケモンとも遭遇可能。ポケモンライドが解禁されればより広く探索できる。 採取ポイントは多く、FPが手に入る落とし物もあり、それらの収集の楽しみは大きい。 その他にも特徴欄に挙げたシステムにより、3Dアクションである本作ならではのポケモン世界を十分以上に楽しむ事が出来る。 収集・探索要素合わせてボリュームも申し分ない。 ポケモン図鑑をソフト1本で完成させることができる。 これまでの作品には必ず「2種類あるソフトのうち片方にしか出現しないポケモン」「通信交換しないと進化できないポケモン」といった1本のソフトではカバーできない要素が存在し、図鑑の完成のためには他プレイヤーとの通信交換を活用するか、1人で行うならばソフトとハードを2セットずつ揃える必要があった。 だが、本作では出現するポケモン全てを1つのソフトで捕まえることができるため、通信環境が悪い地域に住んでいる人やポケモンを持って友達と会う機会がない人でも自力で図鑑を完成させる事ができるようになった。 「つながりのヒモ」が登場したが従来の通信進化も残されている。道具の節約になり、タスク埋めにも繋がるため、プレイヤー同士が交流する楽しみや旨味も残っている。 何より今作のポケモン図鑑のポケモンは、大大大発生なども含めるとほぼ全部野生で捕まえることができるため、進化の手間も極限まで省ける。 これまで入手が困難だった一部の幻のポケモンを確実に入手できるようになった。 該当するポケモンはフィオネ・マナフィ・ダークライ・シェイミ・アルセウス。色違いは出現せず、ダークライとシェイミは別ソフトのセーブデータが必要だが、いずれにせよいつでも手に入るようになったのは大きい。 システム面 テンポの向上 暗転はマップ切り替え程度しかなく、ロードはマップ間5~6秒、同マップ内のファストトラベルはかなり早く終わる。 戦闘もバトル前後の演出が減っており、暗転を挟むことはない。また、『SM』『USUM』のZワザや『剣盾』のダイマックスのような演出が長い要素もない。 「じこさいせい」などの回復技はエフェクトの途中からHPゲージが回復するため、従来と比べてかなりスピーディーになっている。 さらにメッセージの表示からワンテンポ置くことがなくなった点も地味にテンポの向上に繋がっている。 捕獲演出も従来の最大三回の揺れから跳ね上がりに変更。フィールド上での直接・大量捕獲に対応するための変更でもあり、捕まえるかどうかはすぐ分かるようになった。 育成要素の簡略化 捕獲するときに気にするのは性格だけでよい。さらに本作では性格補正を変えられる「○○ミント」も比較的簡単に入手できるため、その性格すらも妥協可能。 オヤブンハピナスや訓練所など、コツを掴めば利用が容易なレベル上げ手段が複数ある。『剣盾』に登場した「けいけんアメ」もある。 個体値ときそポイントの廃止。がんばレベルは任意選択で上昇させられるため、難しいことを考えず育成できるようになった。 覚えているわざをいつでもどこでも手軽に変更できるようになったのも大きい。 条件を満たせばいつでも進化できる。いっぴき道やタスク埋めなどで、進化前を維持したい状況も多いだけにありがたい変更である。 シナリオ・演出 ポケモンの表現 ラベン博士が最序盤で「ポケモンは怖い生き物です」と話す通り、野生ポケモンが敵意を向けてくる恐怖がシリーズ作品の中で初めて本格的に表現されている。これまでキャラクターとして慣れ親しんできたポケモンたちも決して人間に都合が良いだけの存在ではない、という生物としてのリアリティが生まれており、過去作にはなかった新たな魅力を引き出すことに成功している。 また、攻撃性のみならず、従来作の図鑑等でポケモンごとに設定されていた生態も様々な行動で表現されている。 フィールド上では進化系を中心に群れを作っているポケモンがしばしば見られるほか、「こちらから手を出すまでは攻撃よりも肉体美を見せつけることを優先するゴーリキー」「通常時は近づくだけで逃げ出してしまうが、プレイヤーがダメージを受けていると逆に近づいてきて体力回復を速めてくれるラッキー&ハピナス」など、固有のアクションや「通常時は常に北を向いているノズパス」「物陰越しでもプレイヤーを発見するレントラー」など固有の生態を持ったポケモンも多数存在する。新規モーションが追加されているものも増えている。 ポケモンのモデリング自体の質も『剣盾』『BDSP』から向上。3Dモデルの作り込みがより細かくなったり光や陰影の追加等によって更に立体的になった。ポッ拳 POKKEN TOURNAMENTやNew ポケモンスナップほど顕著ではないが、毛や鱗など体表の質感も多くのポケモンに付け加えられている。 アルセウスは最後の最後で入手できるが、その際のイベントで神の名に違わぬ特異性・唯一性が強調されることとなった。 + ネタバレ注意 主人公が入手できるアルセウスは、本作のアルセウスが生み出した分身体である。この設定により「これまで配布などで入手できたアルセウスも分身体である」という解釈ができ、「世界の創造主という大層な肩書の割に簡単に手に入る」などのツッコミに対する回答となっている。 ファンサービス要素 遥か昔のシンオウ地方が舞台なだけあって、『DPt』『BDSP』を想起させる要素があちこちに見られる。地名に現在のシンオウ地方の町の名前が既に存在していたり、『DPt』の特定のエリアで流れていた音楽のアレンジが過去の同じロケーションと思われる場所で聴こえてきたり等。 時代設定を活かし、シリーズ作品のキャラクターの先祖らしき新キャラクターが数多く登場。土地柄『DPt』の登場人物に似た方々が目立つが、中には『BW』『XY』といった遠く離れた地方を舞台とした作品のキャラクターを思わせる人物も見られる。 一見どのキャラクターが元になっているか分かりにくい人物も、戦闘で使用するポケモンや会話の内容から過去作のキャラと思わぬ共通点が見出せることも。 プレイヤーキャラクターの外見も『DPt』の主人公と似ているが、作中ではあくまで「空の裂け目からヒスイ地方に落ちてきた別世界の人物」であり、その素性や背景はプレイヤーたちの想像に任せている。 「モンスターボール」「キズぐすり」といった既存の道具は、時代に合わせたデザインにリファインされているため、見比べる楽しみがある。 通信交換進化の代わりとなる「つながりのヒモ」は外見がゲームボーイの通信ケーブルとなっている。「当時でも使ったことが無い人にとってはファンサービスになっていない」などとは言ってはいけない。 ピカチュウ・イーブイの鳴き声がそれぞれ『XY』『ピカブイ』から採用されていた声優によるボイスではなく、それら以前の電子音に戻っている。 キャラクター 物語に関わるギンガ団・コンゴウ団・シンジュ団の面々も、印象的な人物ばかり。 シンジュ団の長カイ、コンゴウ団のキャプテン・ヒナツ、イチョウ商会のウォロなどは、その容姿も相まって発売前の時点で特に人気が高かった。もちろん本編中でもそれぞれが目立つエピソードが存在している。 カイに関しては本編中の言動からネタキャラとしていじられるようにもなってしまっているが。 物語の進行に応じて印象が変わっていくキャラも結構いる。 ギンガ団隊長のシマボシは最初こそ厳格な雰囲気を感じさせるものの非常に面倒見の良い人物であり、イベントでコミカルな部分も見られるほか、終盤のとある発言がプレイヤーの心を打ち、話題となった。 逆に悪印象を抱かれるようになってしまったキャラもいるのだが、そちらは賛否両論点・問題点の項を参照。 シナリオ ギンガ団加入から、ライドポケモンの入手、キング・クイーンを鎮める、その後に起きる異変等、すべてが「ポケモン図鑑の完成」という最終目的に帰結する構成はよくできている。 サブ任務は後述するように難こそあるものの、ポケモンが未知と恐怖の対象であるという本作の時代背景を考慮してか、その多くには「ポケモンについてもっとよく知りたい」「ポケモンと直に触れ合ってみたい」などといった要素が盛り込まれている。一部を除いてメイン任務にはほぼ無関係であり、シナリオを優先して進めたい場合必ずしも攻略する必要はないが、ポケモンと人間が共存関係を築いていく過程をメイン任務以上に間近で体験できる上に、『DPt』の町や建物の由来などシンオウ地方の歴史を知ることもできるため、本作のシナリオをより太く魅力的なものにしてくれている。 BGM メニュー画面のSEや『DPt』のBGMのアレンジなど、古風な和の雰囲気を感じさせる楽曲が非常に多い。なお、決定音や戦闘中のSEなどは一部を除き『剣盾』準拠。 主人公の表情 豊かになり好評だった『剣盾』から一層進化。今回は探索中にも喜怒哀楽が様々に変化するようになった。フィールド上では基本的に無表情なのだが、自身がダメージを受けている時は不安げな表情を浮かべ、ポケモンに敵意を向けられた際には構えてそちらを睨み、逆に敵意の無いポケモンが側にいる場合は楽しそうに笑う。ほか、場所や状況により不安、安堵、驚き…など多様な表情を見せる。 もちろんムービー中でもそれらは大いに活用されている。 賛否両論点 わざ関連 本作ではPPの量が少なく設定されており、最大PPを増やす「ポイントアップ」に相当するアイテムが存在しない。一部のわざの命中率の下方修正や、前述の「早業」「力業」システムと相俟ってPPが枯渇しやすい。 もっとも早業や力業はPPの過剰消費がデメリットとして設定されているのだから、多用すればPPが枯渇するのは当然である。むしろ枯渇しない方が、デメリットが機能していないと言う問題になり得るだろう。 また、「ヒメリのみ」などのPP回復系アイテムが過去作に比べて入手しやすいため、探索において不便と言う事もない。問題になるのは「アイテムは集めたくないor使いたくないが、早業力業を使いたい」と言うプレイヤーぐらいだろう。 全体的にわざの説明が不足している。 ひこうタイプが一時的に消える「はねやすめ」を筆頭に、自分の行動順が遅くなるわざ、相手の行動順を遅くするわざ、天候次第で必中になるわざなど、説明のない効果は数多い。 「スパーク」と「ワイルドボルト」は従来にない「使用時にねむけ状態を解除する」効果があるのだが、やはり説明はない(*15)。 パルキア専用技「あくうせつだん」はオリジンフォルムになると威力・命中率と引き換えに急所ランクが上昇するが、これも説明がないせいで弱体化しただけに思われてしまう。 一対多の状況があるにもかかわらず、範囲対象の攻撃わざがない。従来は範囲対象だった「マジカルシャイン」「こごえるかぜ」なども全て単体対象になっている。 「マジカルシャイン」は範囲攻撃に変わる特徴がないため、威力が上でPPが同じ「ムーンフォース」の劣化と不可解な設定になっている。 『ピカブイ』ほどではないが、わざの種類が限られているため、複合タイプのポケモンの中には主力の一致技を片方しか覚えられないものがいる。 また、わざ自体はあるのに覚えられないケースもある。イーブイの進化系の内、シャワーズ・サンダース・ブースター・グレイシアは他の進化系とのバランスを取るためか、過去作では覚えられたタイプ一致の大技が覚えられなくなっている。 一方、従来は覚えられなかったわざを本作で覚えた例もある(*16)。 + わざの少なさによる弊害の一部 物理じめんは定番の「じしん」がないため、ある程度の威力があるのは新技の「ぶちかまし」か次点の「10まんばりき」のみ。 このいずれも覚えられないポケモンには威力60の「じならし」しか選択肢がない。「あなをほる」「ドリルライナー」もない。 この影響をもろに受けたのがグライオンで、もう片方の一致技も威力60が限界のため、非常に火力不足。 特殊みずは大技の「ハイドロポンプ」があるものの、命中安定技の「なみのり」や「ねっとう」などがないため、安定性と威力の両立が不可能になっている。安定性を重視したければせいぜい「みずのはどう」しかない。 難度は過去シリーズと比較して高い。 過去作の計算式とは異なり、ダメージの計算はわざの威力の比重が多く、ポケモン自体が持っているこうげき・とくこうの影響度が驚くほど低い(*17)。これに伴って一撃あたりのダメージが大きく、相手のレベル/ステータスが低くても大ダメージを受けて窮地に陥ることが多い。 そのせいで低耐久・低速・高火力ステータスのポケモンが使いにくくなった。今作の戦闘はポケモンを弱らせるためのバトルが多く、プレイヤー同士のバトルが出来ないのもあって、弱点の少ない高速・高耐久ポケモンが有利な環境になっている。 一方で複合タイプによる二重弱点は従来の4倍から2.5倍と倍率が大きく下げられている。 ただし上述のわざ不足による弊害もこの仕様で多少解消されているのでデメリットばかりではない。 経験値はポケモンを倒したり捕獲したりで入る仕様だが、今作では複数相手との戦闘時は最後まで勝利した時にしか経験値が入らない。 一度に複数を相手にすることもある上、いれかえルールもないので、1匹も戦闘不能にならず勝利するのは難しい。 このこともあり、最初に出したポケモンがやられて延々と育たない、といった状況に陥りやすい。 野生ポケモンが強い厳しい世界であることは序盤から強調されており、野生ポケモン戦はアクションが下手だった場合に被るペナルティと捉えられなくもないが……。 とはいえ、弱いポケモンを倒す・捕獲し続ける・素材を採るといった比較的安全な手段でのレベリングは可能であり、アクションが下手でも地道な育成は可能。 NPCとの戦闘も勝ち抜き制固定で、しかも相手のポケモンは不利なタイプへの対策を仕込んでいる場合が多いため、パーティやわざ構成を上手く組み込まないと苦戦しやすい。 システム上、連戦では高速・高火力のポケモンで上から倒し続けると言う事が出来ない。よほど素早くない限り、1匹倒すと次に繰り出されるポケモンから先制攻撃を受ける。そのポケモンが効果抜群を取ってきて倒される、と言う事が多い。 特にエンディング後のシナリオで戦うボスはシリーズでも屈指の難易度であり、話題となった。 とはいえ、回復アイテムを縛らず潤沢に使えば容易くクリア出来る範囲である。前述した通りPPが尽きやすいシステムなので、逆にこれを利用して相手のPPが尽きるまで粘れば良いのだ。 一部サブ任務の難易度が高い 可能な限り任務をこなしながら進めようとすると進行が遅れがちになる。報酬は基本的に大したことがなく、期限もないため後回しも可能。 例えば高さの概念に気付く切っ掛けになる「4 ブイゼルの背くらべ」は、最序盤ながら下記のような理由で運要素が強い。 野生のポケモンのサイズが捕獲するまで分からない。図鑑タスクには「大きいサイズを捕まえる」「小さいサイズを捕まえる」というものがあるのだが、この条件も明示はされていないため相対的に確認しないと分からない事が多い。 数匹の捕獲で達成できる場合もあるが、運が悪いとかなりのボールを消費する羽目になる。捕獲数の図鑑タスク埋めがあるため、25匹目までは無駄にはならないが。 達成するにはオヤブン個体を渡すのが一番確実だが、意地悪なことにブイゼルのオヤブンは最初のキングに勝ったあとのランダム出現でしか見つからないため、結局は運次第になってしまう。 上記以外にも、操作が大味になりがちなライド状態で繊細なアクションが求められる「風船割り」シリーズ、進化前ポケモンの育成が求められる「いっぴき道」シリーズなど、様々なベクトルの高難易度任務がちらほら存在する。特に「22 闇夜に浮かぶともしび」は問題点を参照。 マナフィが捕獲できる「66 海の伝説」はゲーム内に一切のヒントがなく、何と別作品の「BDSP」にヒントがある。フラグの条件から偶然クリアできる可能性は限りなく低いため、同作をプレイしていない人が自力で攻略するのはまず不可能。 とはいえ、「発売日の近い関連作との連動要素」と言うのは本作に限った話ではないし、「全てのポケモンを捕獲する」と言うイベントの発生条件にも含まれていない(*18)。幻のポケモン(*19)らしい高難易度とも言えるし、そもそもこのご時世、ネットを探せば攻略情報などいくらでも出てくる。捕まえにくいと言う点については、そこまで問題とはいえない。 最大の問題は、ゲーム中で連動要素である事が全く示唆されないと言う点である。「BDSP」をプレイしていなければ絶対に気づかず、プレイしていても気づかない可能性があるので、無駄と知らないままこのゲーム内で攻略情報を探し回る羽目になる。 とある過去作キャラの扱いについて + ネタバレ注意 本作では『BW』のサブウェイマスターの片割れである「ノボリ」が、主人公より前に未来の世界からタイムスリップしており、おまけに元の時代の記憶をほとんど失っている。双子の「クダリ」と引き離され、服はボロボロで、顔立ちからタイムスリップ後大分時間が経っていることが窺えることから、彼(彼ら)のファンはショックを受けた。 シナリオでは出番が多く、訓練場の受付も担当するため、扱い自体は悪くない。ただ彼が何故・どうやってタイムスリップしたのか、何故記憶喪失になったのかは一切明かされない。 「別の世界に転移して記憶を失った」という点では『SM』のリラと共通しているが、本作にはウルトラホールは一切登場しない。 ちなみに、本作は『BW』が初出のポケモンが多く登場、且つ新たなリージョンフォームを与えられたポケモンが多い事から「次に出るであろう『BW』リメイクの伏線ではないか」「『BW』の舞台であるイッシュ地方とヒスイ地方にはなんらかの深い関係があるのでは?」といった考察もなされている。 ストーリー終盤の展開 + とあるキャラクターの言動に賛否が分かれている。 全てのキング・クイーンを鎮めた後にヒスイの空に異変が起きるのだが、ギンガ団団長のデンボクはその原因はキング・クイーンを積極的に鎮めてきた主人公にあると決めつけ、コトブキムラへの出入り禁止を言い渡すという行動に出る。明確な因果関係が明らかでない中で、曲がりなりにもムラの発展に貢献してきた主人公を諸悪の根源として半ば追放するという展開に反感を抱くプレイヤーが見られた。 尤も、ヒスイの空に異変が発生したのはまさに主人公が全てのキング・クイーンを鎮めた直後であり、主人公の行動との因果関係を疑うこと自体は理に適っている。デンボクも主人公の功績自体は認めており、処遇そのものは「事態解決までコトブキムラへの出入り禁止」(事態を解決すれば再び入団を認める)という形に留めている。 デンボクの故郷はかつてポケモンに焼き払われ、仲間も何人か喪ったことが後に彼の旧知の人物から語られる。新天地であるコトブキムラと住人を再び失う恐怖に駆られ、素性の知れぬ余所者であり時空の裂け目というまさに空の異変から現れた主人公を過剰に警戒したのも、決して理解できない感情ではないだろう。 その後、異変を解決する手段を用意してきた主人公と再び対峙し、ポケモンバトルをして敗北したのちは、自分の非を認めて土下座までして謝罪を行う。そして異変を見事解決した主人公を褒め称え、以降は不信感を完全に払拭している。 デンボクは主人公に対して「余所者は行動で信頼を得なければならない」という趣旨の話を、ストーリー中盤以降ムラにポケモンや主人公が受け入れられてからも繰り返し行う。このこと自体が彼の拭えない不信感を暗に表していたという伏線になっており、その猜疑心がヒスイの空の大異変とともに爆発してしまったと考えれば然程の違和感はない。 + 最終盤の主人公の扱いについて 主人公は全てのメイン任務・サブ任務をクリアしたりポケモン図鑑を完成させても元の時代(*20)には帰れない。この点について何らかの言及やフォローが欲しかったと感じたプレイヤーは多い。 ただ、物語を通して主人公に「元の時代に帰りたい」という描写は希薄で、アルセウスとの会話では今後もヒスイ地方で冒険を継続する意思を示してもいるため、何らかの条件を満たすことで元の時代へ帰ってしまう展開は実情にそぐわないのも事実である。 そもそも「本当に戻ってしまったらゲームが続かなくなってしまう」という事情もある(*21)。メイン任務の達成は一つの節目に過ぎず、図鑑のタスク埋めややり込みコンテンツをやりこみたい人も多かろう。 なお没データとして、現代の主人公の部屋と思しき部屋(『DPt』の主人公の部屋と酷似)が存在している。 とあるイベントでの出来事を考慮して、プレイヤーの中には「本作の主人公は、元の時代に影響を与えないようにアルセウスが現代の人物をコピーして生み出した存在であるため、元の時代へのしがらみが薄い」と解釈する者もいる。 キング・クイーン戦 ポケモンの攻撃を回避してシズメダマを投げてあらぶりゲージを削るというものだが、アクションが苦手なプレイヤーにとってはやや難易度が高い。 突進などわかりやすい攻撃はともかく、予備動作の短い攻撃や、物量で攻めてくる攻撃は回避しにくい。回復要素はないため、慣れないプレイヤーはかなりきつい。 とはいえ攻撃パターンそのものは単純なものがほとんどである。後述の通りゲームオーバー時も途中からの再戦が認められているほか、これらの戦闘ではアイテムロストが免除されるため、死んで覚えることが許容されている。アクションが極端に不慣れなプレイヤーでも詰む可能性はほぼないと言っていい。 中には安全地帯の全くない攻撃を回避行動の無敵時間で跨ぐようにして回避しなければならないパターンも存在する。 ただしこれらについては事前にNPCからのセリフで回避のヒントが提示され、再挑戦時に表示されるヒントでも補完があるため、読み飛ばさなければ対処方法は想定できるよう配慮がなされている。 ポケモンバトル要素は存在するが、ポケモンを出せるタイミングがかなり限られており、勝てた場合のメリットはシズメダマで削れる量が一時的に増加するという代物となっている。「アクションが苦手な場合の代替手段」ではなく「アクションで作り出した敵の隙を突く特殊行動としてバトルを行う」と言った方が正確。 とあるキングは正攻法では「ZRボタンを長押ししシズメダマを長く構えてから投げると、溜め無しで投げた場合より射程が伸びる」という仕様を利用する必要がある。しかし、この射程の伸ばし方の説明がゲーム内になく、理不尽な回避不能攻撃と受け取ったプレイヤーも多い。 ただし、負けてしまっても「それまでの戦闘で削った相手の体力ゲージ状況を引き継いで再開する」という救済的な選択肢が用意されているため、アクションが苦手でも全く打つ手がなくなるというケースはまずない。 人によって差があるが、回避困難な攻撃を繰り出すことがあるウインディ、誘導弾を使用するマルマイン、攻撃が激しいうえにフィールドも狭くて避けにくくこちらが攻撃する機会が少ないクレベースが一般的に難しいとされる。 「めのまえがまっくらになる」条件の変更に伴う弊害 本作は前述の通り、手持ちのポケモンが全てひんしになってもペナルティが発生しない。これはトレーナー戦でも同様で、負けても手持ちのポケモンが全回復して戦闘直前に戻されるだけになっている。 これ自体は易しい仕様と言えるのだが、ストーリー的に絶対に負けてはいけないバトルに負けても同様なのはさすがに違和感がある。主人公からある物を奪うために勝負を挑んできたはずの黒幕が、勝っても何もせずに見逃すのは非常に不自然な描写と言える。 これは本作のみならずゲームオーバーの存在しないRPG全般における問題ではあるが… いっぴき道の難易度差が激しい 『ピカブイ』のマスタートレーナー戦と異なり、別種族のポケモンとの対戦となる。「進化前のむしタイプVS相性の悪いひこうタイプ」や「伝説のポケモンVS御三家3体」など、やり応えや見栄えの面白さがある。 ケーシィVSバリヤードのように工夫次第で低レベルで勝てる組み合わせもあるが、「はねるしか覚えないコイキング(*22)VSマルマイン」のように戦略が皆無な組み合わせも存在する。 後者のようなポケモンは、レベル100+がんばレベル最大等の育成が求められるため挑戦に時間がかかる。 バトル方面のやり込みコンテンツとしてかなりのボリュームがあるが、育成面での作業感は強い。 もっとも、サブ任務にクリアを要求するもの以外はエンドコンテンツのようなものであり、報酬も大したものではないので、興味がないならスルーも可能。 ファンサービスが好評であるものの、随所に垣間見えるシビアな雰囲気や一部の異様な難易度の高さなど、ポケモンシリーズの中でもかなり「手ごわい」要素がちりばめられ、いままでのRPG作品に慣れきっていた人ほど面食らうような作品となっている。そういう意味でも挑戦的と言えるだろう。 問題点 入手困難なポケモンの存在 預かり屋の不在 前述の通り今作はタマゴのシステムが存在しない。その弊害として進化後のポケモンを入手してからタマゴを産ませ、進化前のポケモンを入手するという手段が取れなくなっている。 これにより本作は、ベイビィポケモンのような未進化ポケモンの方が、確率出現で入手困難になっているというケースが増加している。 時空の歪み 歪み限定のポケモンを狙おうにも、歪み自体の発生や出現するポケモンがランダムなため、図鑑タスク完成の障害になりやすい(*23)。特に歪み限定ポケモンが2系統存在する天冠の山麓では、どちらかの系統しか出現しないことも十分にあり得る上、エンディング後は出現ポケモンにモクロー系統が加わるため、さらに限定ポケモンが狙いづらくなる。 そもそも既にレアポケモンが4体いる天冠の山麓に、さらに3体追加するのは明らかにバランスが悪い。2体しかいない黒曜の原野に追加すれば各エリア毎に3体~6体でそこそこバランスが取れるのだが… ちなみに、純白の凍土は逆に限定ポケモンがいない(*24)。 ともしび集め 任務「22 闇夜に浮かぶともしび」を進行させるには各エリアに散らばって配置されている107個の「ともしび」を集める必要があるのだが、『SM』の「ジガルデ・セル」、『USUM』の「ヌシール」の問題点をほぼそのまま引き継いでしまっている。 さらにこちらは特定のポケモンの捕獲、ひいてはポケモン図鑑の完成、つまりはメイン任務の達成にかかわるので、嫌でも無視できない。 エリアごとの残数は教えてもらえるものの、分かりにくい場所に置かれている場合もあるため攻略情報なしではコンプリートは厳しい。 攻略情報に頼ったとしても自動マーキング等の機能はなく、プレイヤー側でチェックしていなければそのエリア内のどのともしびを回収していないかが判別できないため、場合によってはしらみつぶしに探すほかなくなる。 救済措置としてか夜になると明るく光り遠方からでも見えるようになって探しやすくなるのだが、逆に言えば昼間に探索を行なっている際には近くまで行かなければ出現せず、スルーしてしまうこともあり得る。 似たような収集要素としてアンノーン集めがあるが、そちらは「場所のヒントがある」「どれを回収したか記録される」「メイン任務制覇目的なら1匹捕まえればOK」であることから、余計にともしび集めの問題が浮き彫りになってしまっている。 分かりづらい進化条件 新規進化系ポケモンの中には、攻略情報なしではその進化条件が分かりづらいものがいる。野生では出現しないため、メイン任務達成のためには、一度は自力で進化させなければならない。 一部のポケモンはメインシナリオ中に遭遇し、そこで捕獲することもできるが、捕獲できることを明示してはおらず、遭遇時の状況から捕獲できると判断するのも難しい。 一応図鑑タスクの内容がヒントにはなっているが、こなし方次第では進化条件を満たせず図鑑タスクが埋まるだけになってしまう。 + 詳細 アヤシシやハリーマンはそれぞれ「早業でバリアーラッシュ」「力業でどくばりセンボン」を最低20回使わなければ進化できない。技を成功させないと「早業」「力業」が発動しないし、PPを多く消費する都合上、使用回数を回復させつつ数をこなす必要があるので、単純に面倒。特に「バリアーラッシュ」は命中が100でないため、外す可能性もあってより面倒になっている。 イダイトウは反動ダメージが一定以上で進化条件を満たすが、HPが0になると累計反動ダメージがリセットされてしまうため面倒な側面も抱えている。 ガチグマは専用の進化アイテム「ピートブロック」を満月の夜の状態で使うと進化できる。しかし、専用の進化アイテムが他と比べて手に入りにくい上に、満月の夜にする方法もひたすら「休む」で満月にするしかない。本作の新規進化系では最も進化が難しいポケモンとなっている。 その他 UIについて 『剣盾』のワイルドエリアと同様、ミニマップやコンパスがない。舞台が広大な大自然ということもあり、どの方角に向かっているかわかりにくい。 メニュー呼び出しが方向ボタン↑。他のゲームではXボタンや-ボタンに割り振られていることが多いことを考えると直感的とは言い難い。 また、アヤシシとイダイトウのライド中の操作もYボタンでジャンプ、Bボタンでダッシュと一般的な割り振りとは逆になっている。 一部シチュエーション下における戦闘のテンポが悪い。 「自分以外の全員」や「相手全体」に対する攻撃技が実装されていないため、複数匹との戦闘では長時間の戦闘を強いられる。 本作独自の素早さシステムも相まって、素早い複数の敵との戦闘ではなかなか攻撃できずストレスフルな戦闘になる可能性がある。 上記の通り戦闘アニメをオフにする機能はないため、戦闘を簡略化することはできない。通常戦闘のテンポ自体は過去作より遥かに早くなったとはいえ、効率を求めるプレイヤーにはストレス要素となる可能性がある。 ポーチ拡張について シュウゾウによるポーチ拡張にかかる費用は実行の度に増えていくのだが、1個あたりの費用の上がり方が尋常ではなく、最後の1枠には100万円という法外な大金を要求してくる。 1枠ずつしか拡張できないため何度も会話する必要があるのも難点。 とはいえはじめのうちは妥当な金額であり、ゲームバランス的にはある程度の拡張で十分ではある。またアイテムロストの危険もついて回ることから、不要な道具を道具箱に預けた方が良い。最大枠までの拡張は過度のやりこみ要素でしかなく、そこまで問題とはいえない。 ただ、いかにもぼったくりめいた料金設定や、追加拡張の提案を断った際にこちらを煽っているとも取れる台詞を言う事など、シュウゾウに対して悪印象を抱きやすいのは確かである。 ダイパ以上に厄介な天候「霧」 今作には「ミストフィールド」が存在しないため、霧は『DPt』準拠の命中率減少になっており、相変わらずのストレス要因になっている。事前にそのような要素がある説明はされておらず(*25)、しかも今作には「きりばらい」が存在しないため、霧を解除する方法が時間経過以外に存在しない。発生自体もランダムであるため、より煩わしさが増している。 天候は戦闘中でも変わるため、最悪戦闘中に発生する事もあり得る。 限られた場所でしか発生しない『DPt』とは違い、こちらは「純白の凍土」以外の4つのエリア全域で発生し得るのも厄介な点。 フィールドで使用できる様々な道具が追加されているのだが、効果の微妙さだけでなく、道具の最大所持数拡張に難儀することもあり、まず使われない死にアイテムも多い。 ポケモンのエサは野生産・クラフト産合わせて種類は多いものの、ただ食べさせるだけならどのポケモンにも有効なきのみが使いやすい。特に入手が容易な「オレンのみ」か捕獲率を上げる「ズリのみ」さえあれば十分であり、他のエサをあえて使う必要はほぼ皆無。 ボールに戻って来るポケモンに当たり判定がある。 これにより、別のポケモンを投げた際に戻って来るポケモンに当たって妨害されることがある。地味ながら不便な仕様。 大大大発生で出現するポケモンの重複。 ポケモンの種類が限られるため、出現エリアが2か所までなら妥当なのだが、イシツブテ・ゴローン・ゴース・ゴースト・ドーミラーの5体は出現エリアが3か所になっており、さすがに過剰気味。 この内、ゴース・ゴースト・ドーミラーの3体は出現するエリアが完全に同一。ドーミラーに至っては野生出現しないエリアにわざわざ出現させる不可解な設定となっている。 レポート画面の顔写真が初期固定で変更不可。 せっかくなので写真屋で変更できるようにしてほしかったところ。 バグ・不具合 「セーブ&リセットするとフィールドのポケモンの出現関係がおかしくなる」「木や鉱床で採れるアイテムが間違っている」などの軽微なものから、「野生のポケモンが地形に埋まって捕獲やバトルができなくなる」「野生ポケモンとの戦闘から強制的に逃走扱いになって戦闘終了になる」などプレイに支障が出やすいものまで、バグの数は多め。 Ver.1.1.0での追加要素では、特定の手順を踏むことで特定のアイテムを増殖できるバグも存在する。売却可能なので金策になるが、実行は自己責任で。 Switchのゲームではお馴染みのエラー落ちは本作でも発生する。 頻度は高くないものの、あらゆる状況から発生する可能性があるので非常に厄介。 なお、色違いのオリジンギラティナがシャドーダイブを使うと100%エラー落ちする。 本作で手に入るものは色違いブロックルーチンがかかっているので色違いは手に入らないが、他作品から持ち込む場合は注意が必要。 + アップデートで修正済みの主な不具合 ポジフォルムのチェリムが捕獲不可だった。 捕獲率にミスがあったため、チェリムの「日中に捕まえた数」の図鑑タスクを埋めるのが困難になっていた。Ver.1.0.2で修正。 エンディング後に発生する特定のメイン任務でとある手順を踏むと任務が進行しなくなってしまう。Ver.1.1.0で修正。 総評 本編シリーズ初のアクションRPGとなる本作は、自由度の上がった捕獲や新しいポケモンの描写を楽しめ、ファンサービス等には一定の評価が集まっている。 ダメージ計算等の変更により、RPG要素は全体的にスピーディかつスリリングに調整されており、良くも悪くもヒスイ地方の厳しさを体感することができる。 その他の新要素も本作独自のフレーバーとしては申し分ない。 「ポケモンシリーズの挑戦」を謳うだけのことはあり、シリーズとしての進歩や今後への期待を十分に感じられる一作となっている。 余談 ゲーム本編関連 本作で出現する野生ポケモンの最高レベルは91。『プラチナ』のリゾートエリアで釣れるコイキングのLv100に次ぐ高さとなっている。 もっとも、時空の歪み内の特定の3か所に低確率で出現するポケモンが一番レベルが高い状態でオヤブン化しないと見られないため、出会うには相当な根気が必要となる。 ちなみに、固定出現するポケモンの中では85が一番高い。 評価点の項目にもあるように主人公の表情が多様になった一方で、実はポケモンの方の表情は控えめなものとなっている。 具体的には、従来の作品で戦闘時やふれあいの際に行っていた「攻撃の際に目を怒らせる」「喜んだ際に目を細めて笑う」といった擬人的・コミカルな表情をする種族が非常に少なくなった。つまるところより現実の動物に近くなったと言えるか。 鳴き声や仕草などによる感情表現はこれまで通り存在しており、例えば喜んでいることはきちんと伝わるようになっている。 この仕様が「ポケモンが身近でない、恐れられていた時代」を表現するための演出なのか、単なるミスなのかは不明。 なお、後述の『Pokemon HOME』のiOS/Android版にて本作初出のポケモン達の戦闘モーションを閲覧する操作を行うと、本作では見ることができない「表情付きの攻撃モーション」を拝むことができる。 (変化の少ないポケモンもいるが) 本作のポケモン図鑑では、「バスラオ(しろすじのすがた)」はリージョンフォームとして定義されている(あかすじのすがた・あおすじのすがたは登場しない)。 しかし続編の『SV』ではほかのリージョンフォームと異なる仕様となっており(しろすじのすがたのタマゴを作る際にかわらずのいしを持たせる必要がない)、実際にはリージョンフォームではなくただの姿違いであることが判明している。 外部ソフト関連 本作で全てのメイン任務をクリアしたセーブデータがある状態で『BDSP』を起動すると、アルセウス捕獲に必要な「てんかいのふえ」を自宅で受け取れる。 2022年5月19日より『BDSP』と同時に『Pokemon HOME』に対応した。 本作と似たシステムがあった第七世代や『ピカブイ』とは異なり、別作品に送った場合でもがんばレベルやオヤブンの情報は内部で保存されている(送った先でのステータスには影響しない)。 本作の図鑑説明文は、本作で図鑑ページを完成させないと閲覧できない。なお本編では確認できないひらがな表記での図鑑説明も見ることができる。 過去作品から転送することでアローラロコンのような入手が限られるポケモンを複数保有したり、時空の歪み限定のような入手困難なポケモンも容易に入手することができるようになる。 ただしポケモンが入っているボールに関しては仕様が共通していないため、『剣盾』に送った場合は全てモンスターボールに、『剣盾』以外の作品に送ったり別作品から持ち込んだりした場合は「ストレンジボール」に変化する。 「ストレンジボール」は『BDSP』時代のデザインに近い。ヒスイ地方と掛けたのか、翡翠色である。 その他 早期購入特典 ダウンロード版は「ヘビーボール」30個、パッケージ版は描きおろしのポケモンカード「アルセウスV」が付属していた。 共通で「着物セット ガーディ(ヒスイのすがた)」もゲーム内で受け取れた。 ヒスイ地方が舞台のオリジナルWEBアニメ「雪ほどきし二藍」がYouTubeで公開されている。全3話で、3話には本作の前日譚的要素も。 ゲーム内で謎の医者が「かいふくのくすり」をくれるイベントがあり、このアニメに登場した人物との関連を匂わせている。 3話配信後にはふしぎなおくりもので「のろいぎつねの面(色違い)」が配信された。 累計販売本数は国内364万本、世界1483万本。異色作でありながら本編と比べて遜色ない記録となった。 しかし、初週売上で『BDSP』を上回っていながら累計では下回り、評判の割にはあまり伸びず手放しに成功と言えるか微妙な結果となった。 悪評に関わらず大ヒットするケースも多い一方で本作や『BW2』といったファンから大好評な作品の売上が伸び悩みがちであり、売上と評価があまり比例しないのは本シリーズの課題と言えるかもしれない。 もっとも、後述の通り『LEGENDS』の2作目の発売が決定していることから、開発陣にとって本作は充分な成功を収めたと言っても良いだろう。 2022年4月16日に公式ガイドブックが発売された。きんのたま50個のダウンロードコードが付属している。 本作発売から1ヶ月後の2月27日に、次回作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(SV)』が発表された。2022年11月18日発売。シリーズ初のオープンワールドRPGとなっている。 同年発売という早さに驚く声が続出したが、開発環境の刷新により、本作と同時進行で制作していたようである。参考 広大なフィールドを駆け巡り野生のポケモンは全てシンボルエンカウントで行うなど本作と類似点が多数のためよく比較されるが、アクションが主題の本作と異なり高所からの落下や水没からはスマホロトムが救助してくれたり、野生ポケモンも殺意剥き出しで襲って来るようなことも一部を除けばほぼないため、かなり平和的である。 ちなみに、写真屋で一緒に撮影したポケモンやオヤブン個体を『SV』に送った場合は専用の「あかし」を確認することができる。またオヤブンは必ず最大サイズなので、最大サイズを証明する後付けの「あかし」も付けられる。 モンスターボールによる捕獲の仕組みについて「すべてのポケモンが持つ小さくなる習性を利用した」とラベン博士から説明された事が話題となった。ポケモンの縮小はボールの機能には含まれないのである。 実は1996年に出版された「ポケットモンスター図鑑」という書籍でこの習性について既に触れられていたのだが、ポケモンの知名度が高くなる前の書籍であり、同書籍でこの事を発見した設定のニシノモリ教授も20周年記念サイトでやっと名前が登場したのみで、『プラチナ』でもゴヨウがこのことに一応触れてはいるが非常に見落としやすい位置にあるなど、設定としてはほとんど広まっておらず、ごく一部のファンから裏設定に近い形で知られるに留まっていた。本作で初めてゲーム中で必ず見ることになる場所で明言された事で初見のファンはもちろん、当時を知るファンからも(この設定がまだ生きていた事に)驚きの声が上がった。 2024年2月27日に本作のサウンドトラックが発売された。設定資料などが掲載されたブックレット付。『剣盾』『SV』のサントラとの同時発売となっている。 「Pokémon Presents 2024.2.27」で「Pokémon LEGENDS」の名を冠した『Pokémon LEGENDS Z-A』が発表されている。
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『Pokémon LEGENDS アルセウス』のRTAチャート集です。 作成者 チャートリンク 備考 とらっしー Any% ミジュマル選択チャート キャロ Any% ヒノアラシ選択チャート イトタカ Any% ヒノアラシ選択チャート タスク管理シート ぎんぱく Any% ヒノアラシ選択チャート チャート一覧 本編 赤・緑・青・ピカチュウ - 金・銀・クリスタル - ルビー・サファイア・エメラルド - ファイアレッド・リーフグリーン - ダイヤモンド・パール・プラチナ - ハートゴールド・ソウルシルバー - ブラック・ホワイト - ブラック2・ホワイト2 - X・Y - オメガルビー・アルファサファイア - サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン - Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ - ソード・シールド - ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール - LEGENDS アルセウス - スカーレット・バイオレット PMD 救助隊 (青・赤) - 探検隊 (時・闇・空) - 冒険団 (炎・嵐・光) - マグナゲートと∞迷宮 - 超 - 救助隊DX 対戦系外伝 スタジアム - スタジアム2 - スタジアム金銀 - コロシアム - XD - バトルレボリューション ポケカ ポケモンカードGB - ポケモンカードGB2 - ポケモンカードゲームあそびかたDS その他 名探偵ピカチュウ - New ポケモンスナップ
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このページでは【Girls Mode 4 スター☆スタイリスト】のキャラクター、 ツバキ を解説する。 【ポケットモンスター(アニメ)】のキャラクターは【ツバキ(アニメ版ポケットモンスター)】?を参照。 【ファイアーエムブレム if】のキャラクターは【ツバキ(ファイアーエムブレム if)】を参照。 【Girls Mode 4 スター☆スタイリスト】のキャラクターは【ツバキ(Girls Mode 4 スター☆スタイリスト)】を参照。 プロフィール 作品別 元ネタ推測 関連ポケモン コメント プロフィール ツバキ 他言語 種族 【人間】 性別 男 職業 【キャプテン】? 所属 コンゴウ団 手持ちポケモン 【スカタンク】 初登場 【Pokémon LEGENDS アルセウス】 コンゴウ団の【キャプテン】?である青髪長髪の男性。 主人公を信用していない。 作品別 【Pokémon LEGENDS アルセウス】 天冠の山麓のメイン任務で主人公を妨害する。 元ネタ推測 植物のツバキ 関連ポケモン 【スカタンク】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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このページでは【Pokémon LEGENDS アルセウス】のキャラクター、 シャロン を解説する。 【ファイアーエムブレム ヒーローズ】のキャラクターは【シャロン(ファイアーエムブレム ヒーローズ)】?を参照。 プロフィール 作品別 関連キャラクター コメント プロフィール シャロン 他言語 種族 【人間】 性別 女 職業 呉服屋 所属 コトブキムラ 初登場 【Pokémon LEGENDS アルセウス】 コトブキムラで呉服屋を務める女性。 外見は【ポケットモンスター プラチナ】の【コクラン】をそのまま女性にしたような外見。 作品別 【Pokémon LEGENDS アルセウス】 呉服屋で服や眼鏡を売っている。 ポケモン関連のソフトのデータがある場合、特別な服をプレゼントする。 サブ任務でも複数回登場。上から順番に発生し、クリアする毎に呉服屋の商品が増える。 サブ任務24「ヒポポタスの♂と♀」では、【ヒポポタス】の♂♀両方を見せるように頼む。 サブ任務45「西と東のカラナクシ」では、【カラナクシ】のにしのすがた・ひがしのすがた両方を見せるように頼む。 サブ任務63「優雅な着こなしのミノマダム」では、どれでもいいので【ミノマダム】を見せるように頼む。 サブ任務70「まだみぬ彩りを求めて」では、「あかいかけら」「あおいかけら」「みどりのかけら」を1つずつ要求する。 関連キャラクター 【コクラン】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド -Switch Pokémon LEGENDS アルセウス -Switch 発売日:11月19日・1月28日 『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』は 『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』のリメイク作品です。 当時プレイした人は懐かしのあの場所を、思い出のシーンとともに、 もう一度冒険することができ、初めてシンオウ地方を冒険する人には、 行く先々でたくさんの出会いや驚きが待ち受けています。 ここを編集 2022年1月配信開始。ポケットモンスター (2019)シリーズのスピンオフ。プライムビデオが配信中。 https //www.pokemon.co.jp/info/2022/01/220114_a01.html 総監督 冨安大貴 監督 浅田裕二 アニメーションコーディネーター 坂本鼓太郎 キャラクターデザイン 安田周平 ポケモン設定 一石小百合、松原徳弘 ゲスト設定 海老沢咲希、川合彩香、左加田愛子、岩根雅明 題字 中野真梨奈 美術監督 武藤正敏 色彩設計 吉野記通 撮影監督 鈴木大倫 撮影監修 柚木脇達己 編集 野川仁 編集助手 大谷斉意 音響監督 三間雅文 音響プロデューサー 南沢道義、西名武 サウンドミキサー 平野延平 サウンドエディター なしもとりょうこ 音響効果技師 神保大介 音楽 林ゆうき アニメーションプロデューサー 加藤浩幸 アニメーション制作 OLM TEAM KATO 脚本 冨岡淳広 絵コンテ 浅田裕二 演出 浅田裕二 作画監督 安田周平 岩根雅明 志村泉 プライムビデオ:ポケットモンスター 神とよばれし アルセウス Ep. 1 サトシとゴウ!シンオウフェスにゴー!! 監督 浅田裕二 再生時間 0時間24分 初公開日/初回放送日 初公開日 2021/01/05 ■関連タイトル ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド -Switch Pokémon LEGENDS アルセウス -Switch ポケモンカードゲーム イラストコレクション 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
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このページでは【Pokémon LEGENDS アルセウス】のキャラクター、 カイ を解説する。 【劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ】?のキャラクターは【カイ(ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ)】?を参照。 プロフィール 作品別 ポケットモンスターシリーズ本編 外伝 元ネタ推測 関連ポケモン 関連キャラクター コメント プロフィール カイ 他言語 Irida (英語) 種族 【人間】 性別 女 職業 シンジュ団の長 所属 シンジュ団 手持ちポケモン 【グレイシア】など 初登場 【Pokémon LEGENDS アルセウス】 シンジュ団の長である女性。【グレイシア】がパートナー。 男勝りな性格で、コンゴウ団の【セキ】とは犬猿の仲。 【ガラナ】とはシンジュ団の長の座を巡り競い合った過去を持つ。 【ハマレンゲ】の事を「ハマ先生」と呼ぶ。 かなりの暑がりであり、豪雪地帯で薄着でいてもまだ暑がる特異体質の持ち主。常に薄着なのはこのため。 作品別 ポケットモンスターシリーズ本編 【Pokémon LEGENDS アルセウス】 他のヒスイ地方の住民達と同様、当初は【ギンガ団】や主人公の事を快く思っておらず、【バサギリ】が暴れている件はシンジュ団の問題であるため関わるなら勝負して試させてからにしてくれという事でバトルになる。 1戦目(巨木の戦場) グレイシア♀Lv171体しかいないため適当に片付けよう。 倒すと負けを認めて協力的になり、キングを鎮めるための道具を「シズメダマ」と命名して作成し、キング/クイーン戦のやり方を教えてくれる。 メイン任務を進めて群青の海岸の砂浜ベースに辿り着くと2回目のバトルに。 2戦目 グレイシア♀Lv30 イーブイ♂Lv151vs2である。イーブイから片付けよう。 その後は【ガラナ】の紹介を行ったり、過去に競い合った仲である事を教えてくれる。 純白の凍土では【ハマレンゲ】の紹介をする。 メイン任務13「異変」ではセキとカイのどちらかを選んで共に行動してもらう事となる。カイを選んだ場合、【パルキア】が先に手に入り、【ディアルガ】をオリジンボールで捕まえられる。オリジンボールに入れたい方を決めて選ぼう。 湖の試練ではオヤブンの【ゾロアーク】(ヒスイのすがた)を見て子供の頃に聞いた化け狐の話を思い出した。 サブ任務90「シンジュ団の宝」 グレイシア♀Lv64 【エーフィ】♂Lv32 【ブースター】♂Lv321vs3となる。やはりレベルの低いエーフィとブースターから先に倒すのが定石。 サブ任務107「カイの願い」グレイシアが65、エーフィとブースターが34までレベルアップしている。パルキア(オリジンフォルム)1体で挑む事になるので、レベルとがんばレベルはしっかり上げてから挑もう。 かちぬき道 グレイシア♀Lv65→67→70→73→75 エーフィ♂Lv34→37→44→48→50 ブースター♂Lv34→37→44→48→50「シンジュ団」の3番手として登場する。やはり1vs3。手持ちは変わっていないがレベルはどんどん上がるので注意。 外伝 ポケモンマスターズ EX 2023/05/31から開催されたエピソードイベント「遠い過去からの旅人たち」で登場。時空の歪みによってセキと共にパシオに飛ばされたという設定。 【コウキ】と【ヒカリ】を見て【テル】?や【ショウ】?と勘違いしていた。 勃発する時空の歪みを解決するため、コウキのディアルガ、【アカギ】のパルキア、そしてこの二人が関わってない所で活動していた【シロナ】の【ギラティナ】と共に騒ぎを収めた。 元の時代に変える方法が分からないためしばらくパシオで暮らす事を決意し、グレイシアをモンスターボールへと入れている。 通常版2023/06/02実装。マスターバディーズ。マスターフェス限定の★5。バディはグレイシア。セキ同様、地方タグは「ヒスイ」ではなく「シンオウ」扱いになっている。2023/07/01にはトレーナーズサロンに招待できるようになる予定。一ヶ月先のサロン実装が告知された珍しいパターンとなっている。 トレーナーズサロン版2023/07/01実装。カイとのトレーナーズサロンの報酬で配布予定。 元ネタ推測 パール→真珠→真珠貝→カイ 関連ポケモン 【グレイシア】 関連キャラクター 【ガラナ】 【セキ】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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登録日:2020/08/11 (火) 13 28 00 更新日:2024/02/20 Tue 17 17 12NEW! 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 2009年 DP編 OLM アニメ アニメ映画 アルセウス ギザみみピチュー ギラティナ ギリシャ シンオウ地方 タイムトラベル ディアルガ パルキア ヒードラン ポケットモンスター ポケモン ミチーナ ミワセウス メテオラ 何故かなかなか立たなかった項目 劇場版 劇場版ポケットモンスター 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド パール アルセウス 超克の時空へ 命の宝玉 哀しき悪役 園田英樹 心のアンテナ 映画 東宝 歴史改変 水の都の護神のアンチテーゼ 湯山邦彦 神々の戦い三部作 約束 自立 裏切り 豊穣 超克 銀の水 魔獣 超克せよ! 時空のさだめを! ◆概要 『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド パール アルセウス 超克の時空へ』は、劇場版ポケットモンスターの第12作目。 公開日は2009年7月18日。興行収入は46.7億円。 ED主題歌はしょこたんの『心のアンテナ』。 本作の舞台ミチーナのモデルは、ギリシャの世界遺産メテオラ。 劇場版『ダイヤモンド パール』三作目にして、『ディアルガVSパルキアVSダークライ』、『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』から続いた「神々の戦い三部作」のトリを飾る作品である。 そのため、前作・前々作で登場した「神々」たる伝説のポケモン、ディアルガ・パルキア・ギラティナが揃い踏み。 さらにエンディングには前作・前々作に登場したキャラクターも出演するという集大成的作品となっている。 また、金銀リメイクであるHGSSの発売を控えていたため、ギザみみピチューや金銀御三家など、第二世代出身のポケモンがフィーチャーされている。 劇場配信のアルセウスはそれぞれの伝説のポケモンが使える専用技を習得した、非常に豪華な仕様。 特に「シャドーダイブ」は、癖があるとはいえ威力・タイプ・効果共に強力な技であったので、長年にわたって全解禁ルールで使用され続けた。(*1) しかし、前売り配布は……(後述) タイトルにある「超克」とは、「困難や苦しみにうちかち、それを乗りこえること」を表す言葉。 公式サイトでもしっかりと解説があり、作品を最後まで観ると、それの意味するものが分かる仕掛けになっている。 ◆ストーリー 豊かな自然に囲まれた美しい町「ミチーナ」。しかし、そこには負の歴史があった。 今から数千年前、すべてを生み出したと言われるポケモン・アルセウスが、飛来する隕石からミチーナの地を身を挺して守り、傷ついたところをミチーナの長・ダモスに助けられた。 アルセウスはその恩から、荒れ果てた土地の復興のため、己の命の源の一部を『命の宝玉』として貸し与えた。 この力によって、荒廃していたミチーナは緑豊かな土地になった。 ところが『命の宝玉』返却の期限である皆既日食の日(*2)、ダモスはその約束を破り、アルセウスに攻撃を仕掛けた。 裏切られたアルセウスは神殿を破壊し、激しい怒りを抱えたまま、長い眠りについた。 そして現代。アルセウスは人間に裏切られたあの日を思い出し、 「人間は裁きを受けねばならない」 と、不吉な言葉と共に目覚めようとしていた。 これまでに起きた伝説のポケモンがらみの異変、それはアルセウスが再び目覚める前触れだった。 目覚めたアルセウスは宣言通り、人間に裁きを下すべく破壊活動を始めてしまう。そこに現れる三体の「神々」、ディアルガ・パルキア・ギラティナ。 サトシたち一行はディアルガの力により、ミチーナの神殿の守り人であり、ポケモンと心を通わす能力を持つシーナと共に古代のミチーナヘと送られた。 果たして、ミチーナの過去の真相とは……? サトシたちは、負の歴史を正すことができるのであろうか!? ◆主な登場人物 サトシ CV 松本梨香 ご存知主人公。シーナからはミチーナに伝わる言い伝えの「雷の魔獣使い」と推測される。 今回は負の歴史を正すために、仲間たちと共にタイムトラベルをすることになる。 もちろんスーパーマサラ人っぷりを発揮する場面もあるよ! ヒカリ CV 豊口めぐみ DP編ヒロイン。 サトシらと共に過去の世界へ。 タケシ CV うえだゆうじ 元ジムリーダーで現ポケモンブリーダー。 シーナをナンパするが、案の定な結果に終わる。 ムサシ CV 林原めぐみ コジロウ CV 三木眞一郎 ニャース CV 犬山イヌコ ロケット団のいつもの3人組。 過去に送られることはなかったが、神々の戦いから逃げ回る最中、ムサシが本物の『命の宝玉』を発見していた。 何気に大きな手柄だが、結局それが活かされることはなかった…… もし現代のみで話が進行していたら、見せ場も増えていたのかもしれない。 シーナ CV 北乃きい ミチーナの遺跡の守り人の女性。 アルセウスの目覚めのタイミングを調査しており、前作・前々作の舞台であるアラモスタウンや氷河地帯を訪れていた。 ポケモンと心を見せ合う能力を持ち、伝説のポケモンたちすら説得してしまうという、とんでもないスペックの持ち主。ちなみにこれは先祖のダモス譲りのもの。 しかし怒りで我を失っているポケモンには通用しなかった。 アルセウスの怒りを鎮めるべく『命の宝玉』を返却しようとするも、偽物をつかまされて火に油を注ぐ原因になったり、信じて説得したギシンに騙されたりと、どうにも損な役回りが目立つ。 しかしダモスと共に、アルセウスを攻撃するポケモンたちを説得するなど、裏方として大いに活躍した。 ケビン CV 岸祐二 シーナと同じく、遺跡の守り人を務める青年。 彼女と共に異変を調査したりしていたが、過去に送りこまれることがなかったので、いまいち影が薄い。 ダモス CV 高嶋政宏 シーナの先祖にして、古代のミチーナの長。 隕石からミチーナを守り深手を負ったアルセウスを助け、絆を結ぶことになる。 さらに荒廃したミチーナを救うために『命の宝玉』を貸し与えられ、復興に尽力する。 が、最終的にアルセウスを裏切り、後世へ禍根を残した……と伝えられていた。 しかしその真相は、ギシンのドータクンに「さいみんじゅつ」をかけられ裏切るように仕向けられたというものだった。 つまり彼は、本来は善良でありながら、後世に悪名だけが残ってしまったという悲劇の人物だったのである。 未来からやって来たサトシ一行の誤解が解けた後は、事態の収拾に奔走する。 ぶっちゃけ終盤では、この人がいなければ詰んでいた。 ギシン CV 山寺宏一 ダモスの部下。しかしその本性はダモスを幽閉して自分がミチーナの長になり、濡れ衣を着せるという奸臣だった。 つまり今回の事件ばかりか、前作・前々作の事件の元凶でもある。 さらに未来から来たシーナの話から当初の計画を変更、アルセウスを完全に葬ろうとするという、まさに神をも恐れぬ所業を見せつけた。 しかしそれは、『命の宝玉』の返却で起こりうる、ミチーナが再び荒廃する未来を危惧していた故のものだった。 手段はともかく、動機については情状酌量の余地があったためか、エンディングでは…… 名前の由来は「疑心暗鬼」から。 ◆主な登場ポケモン ピカチュウ CV 大谷育江 我らがマスコット。 アルセウスへ攻撃したことにより、耐性に穴ができていることを突き止めるきっかけとなった。 ギザみみピチュー CV 中川翔子 左耳がくせっ毛で「ギザみみ」と言われているピチュー。性別はメスで、ウブのみが大好物。 ダモスの仲間で、幽閉されていた彼とサトシ一行を助けた。 アニメでは同年4月2日からエンディングテーマが「もえよ ギザみみピチュー!」となるなど、かなりプッシュされていた。 さらに湯山監督は「でんきタイプのポケモンが物語のカギを握る」とも発言していた。そりゃ確かにカギ持ってたけどさ…… そして同時期のポケモンジェットオリジナルアニメ「ピカチュウのキラキラだいそうさく!」のメインポケモンでもあった。(CVは真堂圭) ちなみに前売り配布はこのポケモン……ではなくピカチュウカラーのピチュー(要するに色違い)。 このポケモンを入手するには、本作公開後に発売されたHGSSに前述のピチューを送り、ウバメのもりの社に先頭にして連れて行く必要があった。(*3) しかしこのギザみみピチュー、進化できない、他のデータに移すこともできない、とどめにポケシフターで第五世代に移すこともできないという、ある意味大きな悲しみを背負った存在である。 シフトファクトリーの研究員によると、セレビィと時渡りでやってきたポケモンで、一緒に長い時間渡ってきた影響が体に残っているため、元の場所にいた方が良いとのこと。 もし当時入手していたのなら、たまにはそのROMを開いて愛でてあげよう。 また、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではピチューのカラーバリエーションとして登場している。 (CVは変わらず、本作で担当しているこおろぎさとみ氏のまま) ヒードラン CV 三宅健太 ご存じゴキブロス。ちゃんと壁を這いまわり、天井に張りつく場面もあるよ! ギシンのポケモンだが、最終的にドータクン共々サトシ側に寝返った。 ディアルガ・パルキア・ギラティナ それぞれ、「時間の神」、「空間の神」、「反転世界の主」とされる伝説のポケモン。 アルセウスの目覚めの余波が原因で、お互いいがみ合い、前作・前々作から事件の原因となっていたが、シーナのおかげで和解する。 そして目覚めたアルセウスに挑むが、彼らの力をもってしてもアルセウスの力は圧倒的だった。 しかしパルキアが空間を操る力で時間を稼ぐ間に、ディアルガはサトシ一行とシーナを過去に送り、事件解決の突破口を作り出すというファインプレーを見せている。 最初に送った場所は裏切りが実行される瞬間という、対処のしようのない場面だったのはご愛敬。 アルセウス CV 美輪明宏 すべてを生み出したといわれる伝説のポケモン。 古代人の裏切りによって人間に深い憎しみを抱き、裁きを下すべく現代に目覚める。 さらに目覚めが近づくにつれて徐々に時空を歪ませていき、その歪みが本来出会うはずの無かったディアルガの空間とパルキアの空間を接触させてしまい、 二匹の争いと、ギラティナが巻きこまれるきっかけを作った。 しかし本来は隕石からミチーナを守ったり、助けてもらった恩に『命の宝玉』を貸し与えたりと、守り神の性質を併せ持つ慈悲深い性格。 命をかけてミチーナを守った上に、命の一部を差し出してまで復興に協力していただけに、その怒りももっともである。 「命の源」と呼ばれるそれぞれのポケモンのタイプに対応できる16のプレート(*4)を持ち、その力で相手の攻撃を無効化できる。 さらに全種類が揃っていれば不死身という、まさに「すべてを超越した神」にふさわしい破格のスペックを誇る。 しかし下記のタイプのプレートで『命の宝玉』を作ったため、雷と水の耐性に穴ができ、不死身でなくなってしまった。 それでも上記の「神々」を軽くあしらうほどの実力を持つが、ギシンにその弱点を突かれ追い詰められてゆく。 逆に言えば、パルキアが水技を持っていれば、あそこまで一方的な展開になっていなかったのかもしれない。 湯山監督のインタビューによると、「あまりにも存在が大きすぎるため、とても現代で問題を解決するのは無理だろう」とのことで、サトシたちは過去にタイムスリップすることになった。(*5) (この題材自体は『時を超えた遭遇』ですでに扱われているが、タイムスリップしたのはサトシたちではなくユキナリで、タイムスリップの内容も未来から過去へではなく過去から未来へである) さらにメタなことを言うと、これだけ無敵だと話が成り立たなくなってしまうので、弱体化補正をかけられるのも無理はない。 なお、公開当時は中の人由来で「ミワセウス」の愛称で呼ばれていた。 美輪氏によると、何の見返りも求めず、命の危険を承知で人間を助けたアルセウスは、『無償の愛』を体現した存在とのこと。 ◆キーアイテム 『命の宝玉』 ダモスに助けられたアルセウスが貸し与えた、命の源の一部から作り出した宝玉。 土と水と草の力(*6)を主体に、それらを雷の力で溶け合わせ、その力を竜の力で高める形で作られており、その年の冬を越せないほどの痛手を負ったミチーナに豊穣をもたらした。 しかしギシンの裏切りにより、後世で大きな災いの火種となってしまう。 過去に渡ってこれを返却することが、本作の大きな目的となる。 これが無くなればミチーナは元の荒地に戻ってしまうと、ギシンは危惧していたが…… なお、雷と竜は一見豊穣と関係なさそうに見えるが、前者は放電で空気中の窒素を水に溶け込ませ、大地に天然の肥料を提供する働きがある。(*7) 後者は世界各地で自然を神格化した存在として描かれていることが由来だろう。 作中では返す際に偽物にすり替えられていた為に事態が悪化した。ちなみに本物はロケット団がこっそり手に入れており、お宝として持ち出そうとしたが歴史改変で消滅した。ぶっちゃけ、ディアルガがいなくてもこいつらだけで事態は回復したかもしれないのは内緒(アルセウスの人間不信が治るかは別だが)。 『銀の水』 ギシンがアルセウスを策略にはめるときに用いた、特殊な水。水銀ではない。 本来の計画では岩で動きを封じていたが、シーナの話から岩では反撃されることを知り、これの使用を決行。 水タイプに耐性を失っていたアルセウスを完全に固め、あわや命を落とす寸前まで追い詰めた。 ……冷静に考えても、かなりエグい攻撃である。 予告ではこれに巻き込まれるロケット団が登場したが、彼らはタイムスリップに巻きこまれなかったため、本編でそのシーンはない。 時空儀 神殿の遺跡内にある、世界の中で刻々と変化する時間と空間の状態を示す器具。 これを使ってシーナとケビンは、時空が乱れる場所とアルセウスの現れる時期を探っていた。 魔獣装具 古代のミチーナで使われていた、ポケモンを操るための装身具。 当時のミチーナでは、ポケモンたちは「魔獣」と呼ばれており、アルセウスも「神々」を「魔獣」と呼んでいた。 しかしその待遇は、牢屋で雑魚寝していたり、チコリータやヒノアラシの扱いを見ていると、あまり良くなかったものと想像できる。 事件解決後はアルセウスの力によって解放され、その後の歴史も考えると、ポケモンたちの待遇も向上したようだ。 ◆映画終盤 牢屋から脱出したサトシ一行だが、ギシンの計略は止められず、アルセウスに無数のポケモンたちによる電撃攻撃と、『銀の水』が襲いかかる。 シーナとダモスはポケモンたちを説得し、サトシは『命の宝玉』の奪還に成功するも、人間に深い恨みを抱いたアルセウスは受け取らない。 さらに追い打ちをかけるように、サトシ一行とシーナの体が少しずつ消え始める。 アルセウスの命が消えつつあり、同時に未来から来た彼らが存在する事実もなくなりつつあったのだ。 そんな中、ダモスは諦めることなく、心を見せ合う能力で怒りにとらわれたアルセウスに呼びかけ続ける。 ……やがてその思いは通じ、アルセウスは正気に戻った。そして、『命の宝玉』が元のプレートに変わると、アルセウスの体内へと入っていった。 アルセウスはまばゆい金色の光に包まれながら完全復活を遂げ、消えてしまったサトシ一行も復活。 「サトシとピカチュウ……私の命を救ってくれたのは、お前たちか?」 「違います……ここにいる、みんなです!」 そう、サトシとピカチュウ、ヒカリとタケシ、シーナとダモス、そして協力してくれたポケモンたち。誰か一人、一匹欠けてもこの偉業は成し遂げられないものだった。 アルセウスは人間たちを赦し、『銀の水』の放流のし過ぎで崩落を始めた神殿から、一行やポケモンたちを助けた。魔獣装具も次々に外されていく。 しかし、この件で力を使い果たしたアルセウスは長い眠りにつくことに。 「さらばじゃ、ダモス……サトシ、ピカチュウ……そして……愛する者たちよ……」 そしてサトシ一行にもこの時代との別れの時が訪れ、元の時代へと帰っていった。 元の時代へと帰還したサトシ一行。だが、彼らが見たものは…… 満身創痍となり倒れ伏すディアルガ・パルキア・ギラティナ。 破壊されつくされたミチーナ。 そして、裁きを下し続けるアルセウス…… 以前と何も変わってない、悪夢のような光景だった。 サトシはアルセウスに呼びかける。 「アルセウスーーー!!」 その呼びかけが通じ、アルセウスは過去で起きたすべてを思い出す。やがて攻撃は消え、破壊された町も修復されていった。歴史が正しい方向に改変されたのだ。 しかし、疑問が一つ残った。 過去に『命の宝玉』を返したのなら、ここは元の荒地に戻るはずではないか? アルセウスは答える。 「私の力ではない。お前たちの先祖が命をかけてこの土地を育てたのだ。この土地は、人間とポケモンの努力で生き返らせたのだよ……」 ……そう、先祖とポケモンたちは、『命の宝玉』がなくても困難を「超克」し、この地を守り続けたのだ。 さらにケビンは、あるものを見つけていた。 それは、過去の世界におけるサトシ一行の活躍を描いた石碑だった。そこには、ダモスからのメッセージが刻まれていた。 信じる心を教えてくれた、未来の子どもたちよ。 君たちの未来が、もっと素晴らしい場所になるように、私は、いつも祈っている。 君たちのいる未来は、どんな所なんだろう? ダモスからの、数千年越しの感謝と祝福の言葉を見て、思わず涙ぐむシーナたち。 アルセウスも「お前たちの世界は素晴らしい所だ」と祝福してくれた。 そして去り際に、「私もこの世界の一部だということが、今やっとわかった気がする」と、考えを改めたことを示す言葉を残したのだった…… 以下余談 ……さて、本作の結末を見て、気づいただろうか。 実はこれ、劇場版ポケモンの中でも名作と名高い『水の都の護神』の結末と正反対なのである。 この二作の共通点は「町の根幹を司る、伝説のポケモンの命から作られたアイテムが失われる」という展開。 『水の都の護神』ではラティオスが犠牲となり新たな『こころのしずく』へと生まれ変わった。 この作品の結末は「死してなお失われることのない絆」「人知れず他者のために戦う者の存在」を表している。 が、そもそも舞台となったアルトマーレ自体、ラティオスたちの犠牲前提で平和が成り立つ構造になっている。 さらにエンディングでは、ラティオスたちの命と魂(『こころのしずく』)を利用する古代の防衛装置が修復される描写すらある。 つまり見方を変えれば、「結局、犠牲に依存した構造が維持されたまま」「犠牲になった本人がその構造から脱却するチャンスを潰した」とも取れる。この辺は当該項目も参照。 一方本作は負の歴史を改変し、『命の宝玉』、つまりアルセウスの庇護から自立するという終わり方になっている。 しかも歴史にその功績が刻まれるというオマケつき。あちらは当事者以外、事件が知られることのないまま終わったのに…… また、本作では負の歴史を持つことが明言されるが、『水の都の護神』では歴史はほぼ正の面しか語られず、細かい設定から初めて影の部分が見えてくる構造となっている。 防衛装置ですら、「『こころのしずく』に秘められたパワーを、ラティオス達を“使って”引き出す」と、その後の展開を仄めかしはするものの、劇中では否定的なことは言われないのだ。 そして悪役の扱いも、『水の都の護神』では逮捕こそされたものの、さらなる悪事を目論んでいるという形で終わったが、本作ではやり直しのチャンスを与えられている。 こうして見ると、見事までに対極的な二作。この機に見比べてみるのも一興かもしれない。 また『水の都の護神』といえば5周年記念作品で、本作といえば10作記念作品から繋がる物語。 『水の都の護神』といえば緑無印最後の映画で、本作といえばダイパ最初の映画の真相をも教えてくれる映画なのだ…! ←前作 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ 次作→ 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク 追記・修正は、困難を超克してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 後はゲノセクトだけだな。山ちゃんも言っていたけど、ギシンは疑心暗鬼という言葉が良く似合う -- 名無しさん (2020-08-11 13 30 48) こころのしずくと命の宝玉の考察は膝を打ったわ。 -- 名無しさん (2020-08-11 15 07 29) 銀の水とみずタイプって関係あんの?初耳すわ -- 名無しさん (2020-08-11 15 43 06) この考察って公式の見解なの?そうじゃないなら建てぬし個人の考えな訳で、記事に書くのは適切なのか? -- 名無しさん (2020-08-11 17 07 05) これの項目今まで無かったんか…… -- 名無しさん (2020-08-11 18 27 50) ちなみにロバートは馬場→兵士D(それなりにセリフあり)、秋山→兵士B(「入れ!」だけ)、山本→村人(セリフは長めだけど小さくしか映らない) -- 名無しさん (2020-08-11 19 32 12) DPまでは映画めちゃくちゃ面白かったなぁ -- 名無しさん (2020-08-12 02 51 55) 銀の水ってコンクリートだよね?あんな古代に作れる技術があるなら命の宝玉返しても良かったのでは?ギシンさん -- 名無しさん (2020-08-12 08 05 23) ↑コンクリート、現実の歴史だと古代ローマ時代からすでに使われてるよ -- 名無しさん (2020-08-12 08 16 23) ギシンは基本死人は出さないポケモンじゃなきゃあのまま退場してたな -- 名無しさん (2020-08-12 08 57 04) 前売りの色ピチュー、何気にがむしゃら持ちだったんだな。だけど猫騙しがないし、さらに当時は避雷針もない、ライチュウのSは100しかないで全く話題にならなかった。時代が早すぎたんや…… -- 名無しさん (2020-08-13 12 42 52) ↑2死亡フラグ立ててたけど回避してるんだよね -- 名無しさん (2020-08-13 12 58 05) 出番少なではあったが、フーパのときでも圧倒的な存在感を見せていたなアルセウス -- 名無しさん (2020-08-14 21 07 56) 湯山監督曰く「アルセウスを正面から止めるのはまず不可能だから過去を変えるしかなかった」らしい -- 名無しさん (2020-08-14 21 23 29) いくつかの作品で見られる「正攻法ではどうしようもないから、過去に向かってどうにかするしか無い」って相手は結構好きだな。大物感が強い -- 名無しさん (2020-08-28 19 08 00) ↑なおそれでもどうにもならなかった某てつを -- 名無しさん (2020-09-04 20 34 45) そうか、今まで全然気づかなかったけど確かに今考えたら水の都と真逆なラストだわ… -- 名無しさん (2020-09-12 02 28 55) ぶっちゃけ不完全とはいえこの世界の創造神相手にケンカを売るギシンってめちゃくちゃ豪胆だよね -- 名無しさん (2020-09-12 02 47 50) ギシンは最初から根っからの悪人って感じはしなかったな。EDで改心してたの見てちょっと安心した。 -- 名無しさん (2020-09-23 01 08 20) 愛がどうこう言ってるし美輪さんも「無償の愛」とか言ってるしモチーフはいうまでもなく聖書の神だよね。ギシンの裏切りも聖書における人間の契約不履行がモチーフなんだろな -- 名無しさん (2020-11-03 08 39 23) 全タイプから水草地電龍を引くとピカチュウの電気が2倍弱点になるからこの組み合わせだったのね -- 名無しさん (2021-04-02 19 49 06) 結局銀の水ってなんだったんだろうか。コンクリートか何かだと思ってたが -- 名無しさん (2021-09-12 19 21 50) ダイパ...?アルセウス...?うっ頭がっ -- 名無しさん (2021-12-01 15 03 10) 「以下余談」書いた人凄すぎる。水の都との対比作品までは読み込めなかったわ。スペースとかで対談したいわ -- 名無しさん (2022-08-20 16 11 33) 言うてギシンの考えもわからんことは無いし、民のことを考えてのこととも言えるから悪人とは言えんよなあ -- 名無しさん (2024-02-20 17 17 12) 名前 コメント
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Fassion model モデル【もでる】 進路の一つ。 この進路に進むキャラは『1』で鏡魅羅、『2』で白雪真帆。 また『2』では容姿系進路となっており、陽ノ下光・白雪美帆・八重花桜梨がファッションモデルに、 水無月琴子が着物モデルに、穂刈純一郎が肉体派モデルになる可能性がある。 『3』ではランダムで牧原優紀子と橘恵美がこの進路になる可能性がある。 主人公がこの進路を選べるのは『4』のみ。 容姿が500以上必要なので、文系専門大学・理系専門大学・芸術専門大学・運動専門大学の容姿版と考えればいいだろう。 「世界のトップモデルを目指して、これからも頑張るつもりだ」との事。 各種専門大学のように同じ進路になる女性キャラはいないが、 勲章・進路の証獲得に関わってくるAクラス進路の一つでもあるので一度はこの進路でエンディングを迎えたいところである。 Aクラス進路は、先輩キャラ(郡山知姫・皐月優)2人に告白される為の条件の一つでもある。 なお『2』で真帆のエンディング時に、主人公のコメントでは真帆が姉・美帆と一緒にモデルを目指していると表示される事があるが、 その後のスタッフロールでは美帆は違う進路に就いているという矛盾した内容になる事がある。 モデルを諦めて別の道を見つけたのだろうか? 『2』はバグの類も多いので、有り体に言ってしまえば製作サイドのミスである可能性が大きいだろう。 なおGSシリーズでは『GS1』の葉月珪と『GS3』の花椿カレン、蓮見達也、『GS4』の七ツ森実と花椿みちる、花椿ひかるが在学中からモデルとして仕事をしている。 関連項目 進路