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前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とあるベランダの超電磁砲 第一章 ベランダの少女~rail gun~ 上条当麻は人間だ。 女の子を助ければ不良に追いかけられ、 ビリビリ中学生に会えばビリビリされ、 朝起きて電話に出れば『上条ちゃーん、バカだから補習ですー♪』と、担任からの連絡網(ラブコール) そして7月20日8時現在 「・・・・・・ダメだ、腐ってやがる」 謎の雷によって冷蔵庫がやられ、中身も全滅していた。 これでは朝食も作れない。 「さ、さーて、布団でも干すか」 どうしようもないので布団を干すことにした。 布団を持ち上げ、ベランダへ向かうと、何かを踏んだ。 見ると賞味期限一週間前の焼きそばパンだが、もはや日常なので気にしない。 「いやー、今日は天気もいいし、絶好の布団干し日和だ」 (・・・・・・あれ?俺いつ干したっけ?ていうかこれ) 上条がベランダの窓を開けると、彼の見覚えのあるものが干されていた。 「・・・・・・何でビリビリが俺んちに干されてんの?」 「ビリビリ言うな」 いつもだったらすぐに電撃を飛ばすところだが、何故かしない。 少し、元気もようだ。目に少し隈(くま)もできている。 「えっと、まあ、入れよ、御坂」 ベランダに干したままにすることもできないので、部屋に入れることにした。 「というか、制服はどうしたんだよ」 彼女が着ているのはいつもの常盤台の制服では無い。 ハートの絵が施されたシャツと短パンを履いている。 「で、何でお前は俺んちに干されてたの?」 「いいでしょ、別に」 服のことはもういい。そろそろ本題に戻そう。 「ちょっと追われててね。詳しいことは、ごめん。今は言えない。ねえ、少しだけ、ここにいさせて」 「騒動がおさまるまで、家にいるか。落ち着くまでここに居ていいぞ」 「・・・・・・ありがと、じゃあ少し、ここにいさせて」 「そうか、って、もうこんな時間!!じゃあ俺、補習行ってくるから」 上条は補習へと出かけてしまう。 (どうして、ここに居させてって言っちゃたんだろう。迷惑かけるかもしれないって、わかってたのに・・・・・・でも) でも何故か彼女は言ってしまった。 上条だから、甘えることができた。 (それにどうして、あいつは居ていいって行ったのかな。事情も言えないってのに) 上条がどうしてそうしたのかは、今の彼女にはわからなかった。 「・・・・・・何しようかな」 上条が出かけてしまい、手持ち無沙汰になってしまった美琴。 ふと、上条の布団が目に付いた。 おもむろに、布団にくるんでみる 「あいつの布団、あったかい。これで寝たら、あの夢も・・・見なくて、済み・・・そう・・・」 「ただいまー、御坂?」 「スー、スー」 美琴が上条の毛布にくるまって寝ている。 (寝てんのか、まあ疲れてたみたいだったし) その顔はとても安らかだ。 「可愛い寝顔じゃねえか。いつでもそんなだったらいいのに」 いつもは会うたびにビリビリして勝負を仕掛けてくる。 そんな彼女にもこんな一面があるのだと、上条は思った。 なんとなく、美琴の髪を優しく撫でてみる上条。 (って、なにやってんだ俺!?) 上条は慌てて美琴から手を離す。 「・・・んにゅ・・・あれ」 今ので美琴が起きてしまったらしい。 「あ、すまん、起こしちまった」 自分が寝てしまっていた事に気付く美琴。 「あ、ごめん、寝てた」 「いいよ、そろそろ夕飯を作るけど食ってくか?」 「・・・・・・食べてく」 「よし、今日は腕によりをかけて、上条さん特製のシチューだぞ。お嬢様の口に合うかはわからんけどな」 上条が夕飯を作ろうとしたその時 白い光線が、目の前を横切った。 (え・・・な、にが・・・・・・) 謎の光線が当たった窓ガラスが溶けてなくなっていた。 「チッ、外れたか」 声の聞こえた方を見ると、大きく穴が空いた扉から『化物』が、入ってきた。 「やっと見つけたぞ、第三位!!」 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とあるベランダの超電磁砲
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とある女子寮の狂想曲 イギリス、ロンドン。 表向きには世界有数の観光地であり、町の一角には日本街などもあったりする。 ただしそれは表の顔、実際には宗教魔術国家イギリスの中心、聖ジョージ大聖堂などの魔術的施設が多く立ち並ぶこれまた世界有数の魔術都市となっていた。 そんな町の一角に一軒のマンションのような建物が建っていた、それは古き町並みを残すロンドンの中でも一際年代を感じさせる風合いの建物だ。 完璧に風景に溶け込むようなその建物はイギリス清教でも魔術師との戦闘に特化した集団…「必要悪の協会(ネセサリウス)」の戦闘員が使用する女子寮だった。 この建物はロンドンに潜伏する不穏分子をおびき寄せるための「エサ」としての役割も兼ねており、魔術による防御策のようなものは一切施されていない。 よってこの女子寮は何時攻撃されるか分からないような緊張感、そして何時でもそれを迎撃できる警戒感が漂っている、否、漂ってるハズ。 ゆっくりと煙草の煙を燻らせながらそんな事を考えていた炎の魔術師ステイル=マグヌスの幻想は件の女子寮に到着した時点でぼっこぼこにブチ壊された。 「シスター・アンジェレネ!それは生チョコです歯ブラシに付けて口に含むものではありません!!」 「ふえぇェェェっっ!?甘い歯磨き粉かと思ってました!!」 「茶色い時点で気づきなさい!!」 「かっ、神裂さん!?洗濯機が火噴いちまってんですけど!?」 「火ですか!?もはや煙を通り越したのですか!!?」 「おや、皆さん朝からお元気でございますねグゥーー」 「シスター・オルソラ!それは私の修道服です顔を拭かないでください!!」 この時点でステイルは女子寮のベルを鳴らすことを放棄し、くるりと踵を返す。 そこに浴びせられる戸惑いの声。 「おいステイル?お前が居なくなっちまったら俺どうすんだよ!?めちゃめちゃ気まずくねぇか!?」」 「知った事じゃ無いね、むしろ万々歳だ」 「うぅ…もはやこんな小さな事でも不幸を味あわされるのか…」 「良かったじゃないか、とてもお似合いだよ上条当麻」 ○ 朝から壮絶なるドタバタを繰り広げていた「必要悪の協会」女子寮は一旦の落ち着きを取り戻していた。 「全く…何でまた洗濯機に食器を入れてしまったんですか貴女は。」 いやそのあのですね、と真っ青な顔で絶賛懺悔中のアニェーゼを全力で叱る訳にもいかず、かと言ってこのまま洗濯機をほったらかしとくのもうーん、と悩む神裂、と。 「おい神裂、客だ。」 いつものスケスケ、でも鉄壁ガードというとんでもない寝巻きで現れたのがシェリー=クロムウェル、「必要悪の協会」のゴーレム使いである。 「また貴女は朝まで石彫りを続けていたのですか?…ていうかその格好で客人を迎えたのですか!?」 「大丈夫よ、アンタも私も知ってる奴だから。」 「…?」 神裂は何も知らずに玄関へと急いだ。 続く
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とある女子寮の狂想曲 さて、話が変わるがこの女子寮には和室が存在する。 実質使用しているのは神裂のみなのだが、日本人の客のどをもてなす時などにも活用される。 そんな障子で仕切られた部屋に正座する人間が二人、片方は日常的にこ部屋を使用する神裂であり、ここまでは何の違和感も無い。 さてもう一人。 今世界中で巻き起こる紛争及び戦争の超中心人物であり超平凡な高校生、その名は。 「何でここにいるのですか上条当麻!!」 「ええぇぇぇェェェっっっっ!?別にまだ上条さん怒られるようなことしてませんのことよ!?別に今日は変な魔術師の団体に命狙われてねぇし!!」 「ちょっと待ってください、だってもう学園都市の外にいる時点でイレギュラーでしょうに!!しかも何故ここ!?」 「知らないもん!何か担任の先生に「上条ちゃんは馬鹿なので外国で修学旅行なのです…?」とか変な疑問形で言われただけだもんね!!」 実際には学園都市の長アレイスターによる「プラン」省略のための布石だったりするのだがそんなことを超平凡な高校生が知る筈もなく。 「で、何かローラさんとかいう人が面白そうだから此処に泊まれって。」 「馬鹿ですかあの女狐ェェェェェェェっっっっ!!!」 何時に無く荒れる神裂にビビりまくる上条、当の本人は知らないがここは女子寮である。そこにこの人間を泊まらせるとなると……、 「い、いったい何人修道女を辞めなければならなくなるのでしょうか……」 「どういうこと!?アナタの目には私は貪欲な変態魔神に見えてるのでせうか!?」 「そこの障子から何人かが興味深そうに覗いてる時点でもう危ないんですこの旗男が!!!」 どぴっしゃーーーん!と聖人の力をフル活用して障子を閉める神裂に震えまくる上条はでっかい鞄から包みを取り出し 「かかかかかか神裂さん!?ここは一つお土産で気を落ち着かせてくれませぬか!?」 「……日本人が日本のお土産を貰うのはどうなんでしょう」 そう言いつつもやっぱりちょっと嬉しそうにしてしまう神裂、それを見た上条は (ありがとう土御門!お前から渡されたお土産で俺の命は救われた!) 「開けてもいいですか…?」 「どーぞどーぞ」 (何でしょう、触ったところ何か服のような物でしょうか…?) 曲がりなりにも上条当麻からの贈り物ということで若干ドキドキしてしまう神裂火織十八歳。 色々と期待しながら包みを解いていく彼女が見たものとは、 派手なピンクの衣装とそこに張られた「女子高生ツンデレメイド」の文字だった。 「上条当麻ァァァァァァァァァァぁぁぁッッッッ!!!!」 「なっ、何なんでせうかってオイ!何持たせてんだよ土御門!?…神裂さん!?これは土御門のアホンダラが仕掛けた愉快なハニートラップであり上条さんは何一つ悪くないのでありましてですねーーッ!!?」 そんな血なまぐさい光景をオルソラやアニェーゼなど幾百人ものシスターが覗いていたのはまた別の話。 続く
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前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある二人の旅行物語 あれから10時間余りの時間をかけて飛行機はイタリアの飛行場に着陸した。 「着いたな」 「そうね」 空港を出てタクシーを利用した俺達を出迎えたのが巨大な建造物だった。 「なんだここ?」 「ここはサン・ピエトロ大聖堂。カトリックの総本山でもある場所よ」 大聖堂の中へ入った俺達はその後も芸術品の一つ一つに感心させられた。 近くのシスティーナ礼拝堂ではミケランジェロ作の”最後の審判”を穴が空くほど眺めていた。 結局その日は疲れてたこともあり、近くのホテルに入って休むことにした。 で、今ホテルのフロントにいるのだが… 「御坂さん」 「なによ」 「一つつかぬことをお聞きしてもよろしいでしょうか」 「質問は一個までよ」 「なんで俺達同じ部屋に泊まることになってんだよ!」 「べ、別にいいじゃない。減るもんじゃないし」 「すり減るから!俺の精神が。やっぱ倫理的にマズイだろ、同じ部屋に年頃の男女ってのは」 「ふーん。でもアンタ中学生には手を出さないんでしょ?」 「当たり前だ。お前を襲ったら焼肉になっちまうしな。猛獣になんか手を出せるか。」 ちなみに上条の寮では上条が頑として譲らなかったので美琴はベッドで、上条は風呂場で寝た。 とりあえず黙って対黒子のために開発した蹴りをアイツに放った。 「ごばぁぁぁぁ!」 ゴキッという洒落にならない音とともにアイツは地に伏した。 これはやりすぎたかなという気もしたので、アイツの頭を膝に乗せてみた。 世間一般で言う”膝枕”である。 やってみてから気づいたがこれは相当恥ずかしかった。 あの時は必死すぎてそのことに気付けなかったのだろう。 本当に良かったと思う。もし気づいてたならアイツはとどめの電撃を受けて今頃天国にいたことだろう。 (全く…人様がここまでやってるというのに…いい加減気づきなさいよね) 「バカ当麻…」 そんなわけで夜も更けていき、旅行の1日目が終わった。 旅行2日目、ホテルの食堂にて 「今日はどこを回るんだ?」 「トレヴィの泉を見た後、アカデミア美術館のダビデ像を見て、夜はナポリに行くわよ」 「ナポリって何かあんのか?」 「アンタ、知らないの?世界三大夜景のひとつじゃない」 「へー。あとふたつって何なんだ?」 「香港と函館」 「楽しみだな。上条さんワクワクしてきましたよ」 夕方、ナポリ道中― ナポリ付近に道を歩く1組の男女がいる。よく見てみると何やら女性のほうが男性を慰めているようだ。 「ア、アンタ大丈夫…?」 「大丈夫なわけねーだろ!写真を撮ろうと思ったらカメラが急に故障するわ、財布をすられるわ、 スリと間違えられて警察に逮捕されるわで、上条さんのライフはもうゼロです。不幸だ…」 「ま、まぁ無罪って信じてもらえたわけだし…ね」 「それまでにだいたい5時間は取調室におっさん2人とカンヅメだったけどな…」 「ったく、仕方ないわねー。なら、この美琴センセーがそんな上条君を元気にしてあげよう!」 「は?どうやって?」 「こ…こうやってよ!」ギュッ 御坂のやつ何を思ったか、いきなり腕に抱きついてきた。 「うおっ!////」 「…////」 (YABAI!何か慎ましいものが腕にー!!!しかもなんか甘い匂いが) (って何考えてんだ俺はー!!相手は中学生、相手は中学生…) 「み、みみ御坂さん?離してくれると上条さん的には嬉しいんですが…」 (せっかくのチャンスを棒に振ってたまるか!いいわね御坂美琴、ここでアイツを意識させてやるんだから!) 「えっ?ダメ…かな?」ウワメヅカイ 「あ、いや、だめじゃないぞ////」 「じゃあこのままでもいいわね♪」 (少しは意識してくれてるかしら?) (やべえ、御坂がかわいい…、さっき落ちかけたぞ。保ってくれよ俺の理性、お前はやればできる子だ!) 「うおおお!スッゲー綺麗だな」 「わあああ!綺麗ね」 「さっきのカメラがあればなー…今ほど自分の不幸が恨めしいと思ったことはないぞ」 「…なあ、御坂」 「何よ?」 「ありがとな。旅行に誘ってくれて」 「どうしたのよ、藪から棒に」 「いやいや、御坂さんには感謝だよ。おかげで良い思い出ができたよ。この夜景もそうだけど、腕組みのほうも////」 「べべべ、別にいいわよ。////それにこの程度で満足してんじゃないわよ。もっと思い出つくるんだから////」 その後、二人は言葉を発さずただ恋人のように寄り添いながら夜景を眺めていた。 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある二人の旅行物語
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妄想劇場 『禁書でD』 注意 公道での暴走行為は大変危険ですので真似しないで下さい。 交通ルールを守って楽しく運転。 登場人物の大半が無免許ですが、実際の自動車では運転に普通免許が必要となります。 そもそも山がありません、学園都市。 白井黒子 FD3S RX-7 VS上条当麻 AE86 (突っ込みとカーブで差を縮めても立ち上がりと伸びが全然違う。ちょっとでも直線が長いとドバッと差が開く……) 「追いつかれた……!?何が起こってるんですの!?気がヘンになりそうですわ……。 ――――わたくしは常盤台レッドサンズのナンバー2ですのよ」 (直線ではわたくしの方が速いんですの!!それなのに食いつかれるってことはコーナーワークで負けてるってことですの!?) (パワーの劣る無能力者にコーナーで追い込まれるなんて……能力者として最大の屈辱ですの!!) 「どうしたんですの!?今日に限ってFDがやけにノロく感じますの!!クソッタレがですの! セカンダリータービン止まってんじゃ無いですの!?」 (抜かねーと勝ったとは認めてくれねぇだろうしな、小萌先生……。しょーがねー、アレやるか) (仕掛けるのはこの先……五連続ヘアピン) 結標淡希 BNR32 VS上条当麻 AE86 に付いて行く御坂美琴と白井黒子 「くっ。 目がついていきませんわ。いよいよ本気だして切れ始めたようですわね。イン側の溝にタイヤを引っ掛け始めましたわ」 (これですの?わたくしはこの技に負けたんですの。改めてこうして拝めるとは思ってみませんでしたわ) (お姉様がしゃべらなくなった。その余裕がなくなったってことですの?今まで何度もお姉様のヨコに乗りましたけど、こんなドライブ を見るのは初めてですわ。お姉様が本気になった?) 木原数多(EG6)のガムテープデスマッチ 「おいおい、ちぃっと元気すぎやしないか幻想殺し」 「あのヤロウ……わざとぶつけやがったな。むかついた、すっげぇむかついたぞ」 「さようなら子犬ちゃん。お前のハチロクは谷底でおしゃかさ!」 「なっ!?追いつけないだと!?ぐぁああああぁぁあぁああ」(クラッシュ) 初春飾利(S14)のレインバトル 「白井さんを負かした相手、上条当麻さん。アナタにレインバトルを申し込みます!受けてもらえますか?このバトル」 「ふぎゃあああああ」(インデックス後部座席でゴロンゴロン) (こんなのがとうまの普通!?雨がひどくて『わいぱー』も『ライト』も役に立ってないよ) 「御坂さん、ハチロクを撮ろうとカメラを積ましたんでしょうけど無駄でしたね。ここからは私の……!?」(抜かれた) 「インデックスはうるさいからな、それで後部座席に放り込んだんだよきっと」 御坂妹&打ち止め(S13改シルエイティ) インパクトブルーの彼方に 「次、制限無し!全力で行くよ、ミサカ10032号ってミサカはミサカは下位個体適切なアドバイスを送ってみたりする」 「OK、天井峠で一番難易度の高いドリフトで決めてあげましょう、とミサカは自信満々に答え、上位個体の指示通りにステアを切ります」 「……なっ、ハチロクがミサカ達と同じスピードで突入しやがった、気合や根性で何とかなるほど天井峠のヘアピンは甘くないんだぞ!」 「そうこなくちゃおもしろくありませんとミサカは闘志を燃やします」 アニェーゼ=サンクティス(CE9A)アンジェレネ(CN9A)とある湖のほとりにて 「ハチロク?とあるのハチロクなんて『アウト・オブ・眼中』ですぅ」(注意 アンジェレネ) 「!?な、なんだってぇ、とうまはね!とうまのハチロクは!?」 「待てインデックス」 「やめなさいアンジェレネ。あのハチロクはドライバーの腕は悪くないんですが、正直マシンの性能不足ってやつですね。 この時代ハチロクは時代遅れって事ですよ」 ヒロインが姫神に……。 常盤台レッドサンズ、霧ヶ丘ナイトキッズ(おまけで木原)、ランエボ軍団(ローマ正教シスター組)、天草塾とか 禁書とは段々違う方向に……。最初に頭に浮かんだのはドリフト中にタバコを吸い出す小萌先生でした。 禁書でD この話はこれで終わりなんだ。続きなんて本編なんて無いんだ。
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編集する。 2021-12-08 18 33 01 (Wed) - 選択肢 投票 この作品はネ申 (62) 良い (686) 割と良い (152) 普通 (14) いまいち (7) とてもいまいち (4) とある魔術の禁書目録とは、鎌池和馬によるライトノベル作品。 あらすじ 本編 超能力の開発を行う学園都市。 この町の高校生上条当麻は、超能力はレベル0だが異能の力なら何でも打ち消してしまう 幻想殺し(イマジンブレーカー)を持っていた。ある日当麻はベランダに引っかかっている シスター「インデックス」を発見する。そこから当麻は、さまざま事件に巻き込まれていく。 とある科学の超電磁砲 ヒロインの一人で常盤台中学に通う御坂美琴と御坂の後輩でジャッチメントの 白井黒子などを中心に事件に巻き込まれていく番外編。 登場人物 とある魔術の禁書目録の登場人物参照。 用語・設定・場面・解説 とある魔術の禁書目録の用語・設定・場面・解説 参照。 ライトノベル 電撃文庫から。帯色は紫。 22巻まで既刊。他にSSが2巻ある。 全巻で1000万部を超えている。 アニメ とある魔術の禁書目録 各話 1話 学園都市 2話 魔女狩りの王(イノケンティウス) 3話 必要悪の教会(ネセサリウス) 4話 完全記憶能力 5話 十二時(リミット) 6話 幻想殺し(イマジンブレイカー) 7話 とある魔術の禁書目録-07話〈〉 8話 とある魔術の禁書目録-08話〈〉 9話 とある魔術の禁書目録-09話〈〉 10話 とある魔術の禁書目録-10話〈〉 11話 とある魔術の禁書目録-11話〈〉 12話 とある魔術の禁書目録-12話〈〉 13話 とある魔術の禁書目録-13話〈〉 14話 とある魔術の禁書目録-14話〈〉 15話 とある魔術の禁書目録-15話〈〉 16話 とある魔術の禁書目録-16話〈〉 17話 とある魔術の禁書目録-17話〈〉 18話 とある魔術の禁書目録-18話〈〉 19話 とある魔術の禁書目録-19話〈〉 20話 とある魔術の禁書目録-20話〈〉 21話 とある魔術の禁書目録-21話〈〉 22話 とある魔術の禁書目録-22話〈〉 23話 とある魔術の禁書目録-23話〈〉 24話 とある魔術の禁書目録-24話〈〉 25話 とある魔術の禁書目録-25話〈〉 26話 とある魔術の禁書目録-26話〈〉 挿入歌 とある科学の超電磁砲 外伝のとある科学の超電磁砲をアニメ化。 挿入歌 各話 話 -話〈〉 とある魔術の禁書目録Ⅱ 挿入歌 各話 話 -話〈〉 コミック 本編、番外ともに漫画化されている。 リンク 内部リンク とある魔術の禁書目録 とある魔術の禁書目録の登場人物 とある魔術の禁書目録の用語・設定・場面・解説 [[]] [[]] 外部リンク とある魔術の禁書目録公式サイト とある魔術の禁書目録 - Wikipedia とある魔術の禁書目録の登場人物 - Wikipedia とある魔術の禁書目録 Index @ウィキ 上へ 感想/討論用 名前 編集する。 2021-12-08 18 33 01 (Wed) - 情報収集 トラックバック一覧 trackback 口コミ一覧 #bf 関連ブログ一覧 #blogsearch #blogsearch2 ニュース パチンコ「業界最高峰オンリーワンスペック」先行サイト公開!スペック詳細はもちろん、各種コンテンツも盛り沢山!! - Business Journal 三和電子,1トリガー1ボタン式のツインスティック用交換レバーを発売。アーケード筐体向けの補修部品も加わる - 4Gamer.net <アズメーカーより、『とある魔術の禁書目録III』アクリルスタンドコレクション 1BOXがAnimo(アニモ)にて新発売>12月5日より予約販売開始! - PR TIMES 『創約 とある』5巻は目を覚ますと隣に金髪美少女が!? 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第二章 とある二人の最悪の再会 学園都市の反乱組織が行動を起こす前に排除せよ。 それが春木の今回の仕事だった。 「たく!どうせ失敗すんだから。意味無いつぅの!」 彼女が向かっているのは、反乱組織の隠れ家だ。彼女は依頼人が用意した車に乗っている。 余裕の表情をしている春木に、運転手は質問した。 「人数は五十人前後と聞いてますが、余裕ですね?何か秘策でも?」 「ん?無いよそんなの。必要なぁいし。」 「ではどうやって?」 「風ってけっこぉ使えるよぉ。くふぅすれば、岩も切れるしぃ。」 「はぁそうですか。あっ着きましたよ。」 着いたのは一見見れば普通のアパートだ。 「んじゃねぇ。」 春木はアパートの横の階段を駆け上がると、一室の前に立つ。 部屋は静かだ。しかし耳を澄ませばカチャカチャと音が聞こえてくる。得物のチェックをしているのだ。 春木はドアをぶっ飛ばし言う 「はぁい。【ウィング】でぇす。あたしが来たからには、一人残らず潰してあげるからぁ。覚悟しろ。」 反乱組織は、ギョッとした顔で春木を見つめた。 そして彼等は思い出す。春木が【ウィング】と名乗った事を。 顔色が変わる。不安と恐怖と疑問が入り混じった顔だ。 彼等は逃げようとする。しかし春木は許さない。 ビュンと、風が吹き彼等を部屋の中に連れ戻す。 「なぁにぃ?女の子一人に逃げ出すのぉ?」 彼等は春木に銃口を向ける。リーダー格っぽい男が叫ぶ 「あいつは一方通行じゃねえ!!銃で撃たれれば死ぬんだ!!撃て!!!」 「んーんー。いぃよぉ。じゃんじゃんこぉい。」 余裕の顔の春木を不気味に思うが、彼等はとりあえず撃った。後は銃弾が勝手に蜂の巣にしてくれる。 が、春木の体は変わらない。蜂の巣にならない。 春木の起こした風で銃弾の軌道がそれ、彼等に向かってた。 「ッ!?」 のたうちまわる彼等を見て笑っていた。 うっすらと。 「排除成功♪」 春木は笑っていた。見下すように。 と、声をかけられた。 「なにやってんだよ・・・・。」 路地裏であった少年。上条当麻だ。 (どうする殺す?ダメだ。まだ誤魔化せる。) 慌てて恐怖の顔に変える 「・・・・じゅっ銃声が・・・聞こえて・・・きたら・・・犯人が逃げて・・・。 あっあっ警備員呼ばないと・・・あたしの電源切れてて。」 「そうか・・・あっ俺のもクソッどっかに公衆電話は―――」 ドタドタドターと階段を下りていった。 居なくなったのを確認し電話をかける。 「終わったよ。回収早くね。見つかったから。」 『えっどうい―――』 春木は返事を待たずに電話を切った。 (早く離れないと。) 窓から下に下りた。急いで離れる。 知られる訳にはいかないのだ。 彼を闇に堕とさないように。
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とある都市の反乱因子(ハイレベルズ) 2章 Ⅹ-Ⅴ Ⅷ 「…んで…結局」 上条と美琴は宙ぶらりんのまま電(少々一方的な気がしないでもない)撃の応酬をやっていた。もちろん双方ともクタクタである。 「…俺らは、どうすりゃいいわけよ?」 その電撃の応酬の引き金を引いてしまった不幸な少年が言う。 「…しっ…知らないわよっ…」 先の電撃の応酬で、内外ともに疲れがたまってしまった不幸(?)な少女も言う。 「てかぁ!そんなに疲れるんならあんなことやんなきゃよかったじゃねぇかよ!!」 宙ぶらりん状態で超能力者(レベル5)の電撃をどうにかして防ぎきった、通常では考えられないほど不幸な少年が叫ぶ。 「あんたが悪いんでしょっ!?あんなこといいだすからっ!!」 顔を真っ赤にして、異能の力なら全て触れただけで無効化してしまう、というなぞの能力を持つ右手(幻想殺し)相手に悪戦苦闘した少女も叫ぶ。 「いや…疑問に思っただけなんだけど…」 もはや、一介の高校生男子として当然(であるはず)の質問をした、不幸すぎて笑えるほどの少年が言う。 「…ッ!この変態が―――――ッ!!」 自分の彼に対する気持ちを理解したものの、いきなりイメチェンってのもどうなのかな…、とものすごく繊細な悩みを持った一介の中学生女子が髪の毛から軽く人を殺せる程度の電撃を、その彼に向かって放つ。 上条は、先ほどの電撃の応酬で会得した、宇宙船にでも乗らない限り絶対に必要ないであろう宙ぶらりん状態での体の動かし方を実行し、何とかその電撃を無効化する。 「…だからさ…ほんとなんでなの?」 あー、これを言えばやっぱりさっきみたいなことになっちゃうのかなー、と心の中で思いつつ、いやしかしやはり一介の高校生男子として絶対に言わなければならないであろう、と覚悟を決め、数mはなれた所でやはり宙ぶらりん状態でいろいろとスカートがめくれて普通なら大変なことになっていたであろう少女に疑問をぶつける。 「なにゆえあなた様ほどのお嬢様が、スカートの下に無粋すぎる短パンなどはいておられるのでしょうか?」 次の瞬間、予想通り光の速さで電撃が飛んできた。 もちろん、上条には…いや、人間には光の速さなど知覚出来ない。しかし、あらかじめそれが飛んでくると予測できれば、対処は意外に簡単なものである。 結果、すでに右手を突き出していた上条の幻想殺し(イマジンブレイカー)に、美琴の電撃ははじかれた。 そして、 「うっ、うるさいわよこのどスケベッ!!?」 また電撃を放つ美琴。しかし、やはりそれも軽く上条にいなされる。 「いや…本当に疑問に思うんだよな。そりゃ見られたくはないだろうけど…だけどそこはやはり一介の男子高校生として認めてはいけない点だッ!!」 「だから何言ってんのよッ!?」 美琴はまたもや電撃を放つ。まぁ、もはや説明しなくてもいいであろう現象が起こるが。 ものすごく複雑そうな表情を浮かべる美琴。そりゃそうだろう。自分が意識している相手が、その手の発現をしてくれる、というのは、やはり相手も自分のことを意識しているからだ、と普通なら思うところだろう。しかし、その後に日本特有の文化…ようはオタク的な発言をされるとさすがに引く…いや、引きはしないのだが、ちょっと気になる。と、言うことで美琴がそのような表情を浮かべるのは当然と言えよう。 しかし、そんな細かいことに気づかない上条は、 「せめてスパッツとか…うぎゃぁ!?」 なんと言うか、そんなものすごく平和なことをやっていていいのだろうか?と思える状況である。 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ) 2章 Ⅹ-Ⅵ しかし、そんな平和な時間が長く続かないのは上条も美琴も分かりきっていた。 「…何なんだこいつら…本当にこんなのが『敵』なのか…?」 心底不思議、不機嫌そうな声が後ろからいきなり響いた。 とっさに上条が振り返ろうとする。だが、無重力状態なのでうまくいかない。 上条がモゾモゾしていると、突然無重力状態から開放された。 結果、 「げぅっ!?」 足首を変な方向に捻ってしまった。 美琴のほうは冷静に着地し、無傷である。 「…おい、もう一度聞くが…お前らが『敵』で本当にいいんだな?」 さっきの声と同じ、少しだけ低い声が上条の耳に届く。 目の前を見ると、 「…うわぁ…」 なぜか上条が『嫌なものを見た』という表情になる。 美琴のほうは、さほど表情は変わらない。これくらいなんでもない、と言わんばかりに。 その上条のリアクションを見た男が言う。 「アア?初対面の人間に対してなんだとコラ?」 少しキレそうな顔で上条に言う。 だが、上条はそんな男の話をほとんど無視し、 「くっそ…何だって俺はこんな不幸なんだ…しかもなんかもう、性格さえも正確に分かるような気がするし…」 ぶつぶつ俯きながら言う。そんな自殺行為とも言える行動に、美琴は「ばっかじゃないの!?」と叫びながら上条のもとに駆け寄り、男の方は、 「…ああ、もうどうだっていい。テメェが敵だろうがなんだろうが関係ねぇ」 ボキボキ、と指の関節を鳴らしながらその20代後半のような男が言う。 「死刑決定」 「いや!?なんかいきなり死刑決定とか言われても…って!!早速攻撃に移るのかよっ!?」 上条が自分の前に右手を突き出す。 すると、目の前からかなりの速度と威力を持った『火の玉』が消される。 もう、なんと言うか。 いろんな面から見て、もうこの人ステイルと血がつながってるんじゃね?? 髪は燃えるような赤。背丈は180cmは軽く越えているだろう。服装はいかにもチャラ男です、と言っているような、この学園都市において成人がそれはまずいだろう、と言うようなもの。性格は…見て(聞いて?)のとおり。顔は中の上、と言ったところか。 とりあえず、ステイルの弟です、と言われても文句はまったくないであろう男がいた。 「…はぁー。不幸だ…」 戦闘中にもかかわらず、そんな長ったらしい思考をしていた上条は、思わずため息をついた。もちろんその間、敵からの攻撃はあったのだが、なぜか美琴が防ぐ羽目になった。 「ってちょっとあんたっ!?死ぬ気なの!?」 「いやもう…死亡フラグですはい。思い返せばあいつが一番最初の『敵』なのかなぁ…」 上条は記憶喪失だ。その記憶を失う前に彼は禁書目録、インデックスなる少女を助けた、らしい。そのとき、一番最初に出会った『敵』はステイル、らしい。…いや、もしかしたらインデックスが『敵』だったのかなぁ…いや、俺の『不幸(体質)』が敵なのか…と、長ったらしい思考にふけようとする上条。だがその前に、美琴に背中を蹴り飛ばされた。その背中すれすれを火の玉がかする。 「…殺す」 なんか、上条のせいで異様に殺気立った男が言った。 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ) 2章 Ⅹ-Ⅶ 「ぜってぇーステイルの弟だ…兄は無さそうだけど…」 こんな状況になっても、上条は脱力し、無気力な表情を浮かべてこんな発言をした。 「だから!戦闘開始よ!?緊張しなさいよ!!」 美琴が隣で叫びながら電撃を放つ。 その電撃は、恐ろしいほど早く正確に絶対の威力を持って男に突っ込んでいく。 そして、その電撃は、 「え…?」 美琴が驚きの声を上げる。 男の体は、抵抗を見せずに電撃を受け入れた。 もちろん、そんなことは本当に自殺と変わりない。 当然のように男の体は消し飛ぶ。 だが、 「こんなにあっさりと罠に引っかかるとはな」 さっきよりずいぶん冷静な男の声が、美琴の耳元でささやかれた。 美琴は反射的に退きながら、裏拳を放つ。 男はそれを右手で受け止め、その右手で強引に美琴を引き寄せる。 そして、 「んなっ!?」 美琴が驚きの声を上げる。 それもそのはず。 いきなり、男の体が『発火』したからだ。 その炎は、数瞬のうちに男の体を包み込む。 それを見た上条が、一瞬にして頭のスイッチを切り替える。 だが、もう遅い。 美琴の体も、炎に――――― バッチィィィィッ!!!! 壮絶な音が、美琴の体から轟いた。 その、少し聞きなれた音に、上条はもはや条件反射のように右手を前に掲げる。 右手(幻想殺し)が、何かを打ち消したのが分かった。 それを確認すると同時、上条はあまりの光に閉じた目を開く。 目の前には、少し服が焦げた美琴が立っていた。 「…何なのよ、あれ」 呆然と、美琴がつぶやく。 目の前の男が、いきなり発火したのだ。当たり前だろう。 だが、美琴は『何故そんな事が起きたのか』探ろうとしていた思考を振り切り、『次の相手をどうするか』というものに切り替える。 しかし、『次の相手』は出てこなかった。 代わりに、 「へぇ。とっさに自分の体から俺の炎にも勝る電流を流して、その炎を無理やり消し飛ばした、か。 あんた、かなり戦闘慣れしてるな?」 先程の男の声が聞こえた。 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ) 2章 Ⅹ-Ⅷ とっさに美琴が首をぐるんと回す。 すると、ちょうど美琴の真後ろのあたりに、男が立っていた。 「…そんなに、人の背後をとるのが好き?」 美琴は皮肉な笑みを浮かべながら、じりじりと男と距離をとり、言う。 「人の背後をとるのが好き、か。別にそうでもねぇんだけどな。なんにせよこっちのほうが殺りやすいだろ?」 男があっけらかんとした表情で言う。 そんな男に、上条は殴りかかれないでいた。 人の背後をとる。 これは、ものすごく有効な戦術だ。よほどの戦力差がなければ、ほとんどの場合相手を殺せる。もちろん、『こちら側』の世界の話だが。 だが、逆に言うとそれほど『背後をとる』ということは難しい。それが簡単ならば、誰でも暗殺者になっているだろう。 つまり、 この男がとんでもなく強い、ということを意味していた。 しかも学園都市に7人しかいない超能力者(レベル5)――――滝壺の話によると8人増えたらしいのだが…とりあえずおいといて――――相手にだ。しかも、2回。 そんな面をとっても、やはりその男はステイルに似ていた。あいつなら、これぐらいの戦力は持ち合わせているだろう。しかも、炎系統を操る人間、という点でも酷似している。 そんな相手を上条はにらみながら叫ぶ。 「美琴!!」 「は?」 突然自分の名前を呼ばれ、驚いた声を上げる美琴。 だが、その時にはもう上条は駆け出している。 はったり(フェイク)。 それにまんまと引っかかった男は、美琴をガン見している。 と、そこで、上条の策に気づいたように美琴が思わせぶりな発言をする。 「あ、そういえば…『あれ』使えるじゃない」 と言いながらスカートのポケットを探る美琴。 それはあまりに無防備すぎるゆえ、逆に攻撃しづらい行動だ。しかも、敵は目の前にいるのにそんな余裕な態度をとられれば、誰だってひるむだろう。 上条と男の距離がなくなった。 上条が男の後頭部めがけて思いっきり拳を振り下ろす。 だが、 「引っかかるかよ、アホ」 あっさりと拳をかわされた。 そのまま男は上条のほうに振り返り、蹴りを上条の腹に叩き込む。 「うぐっ!?」 うずくまる上条。 それを見た男は笑みを浮かべ、追撃を放とうとする。 だが、 そのときの上条は、男と同じく笑みを浮かべていた。 男が何かを感じ取ると同時、上条は男の足を『右手』でしっかりと掴む。 おそらく、男が美琴の攻撃をかわしたり、いきなり美琴のそばに出現したりした方法は『蜃気楼』だろう。今までの戦闘で、この男が『発火能力者(パイロキネシスト)』であることは分かりきっている。 しかも『超能力者(レベル5)』ともなれば、それくらい訳ないであろう。 しかし、おそらくそれは上条の『幻想殺し(イマジンブレイカー)』で無効に出来る。だから上条は男の 足を掴んだ。そうすれば、 最初からそれを狙っていた、美琴の電撃が男に直撃するはずだから。 男が上条の奇襲をかわすことを予測した上で、上条ははったり(フェイク)を張った。問題は、美琴がどこまでこれを理解しているか、だった。 しかし、その問題は解決したようである。 美琴の右手の親指には、先程スカートのポケットを探していたときに取り出した、安っぽいメダルゲームに使うコインが乗っていた。 もはや上条にとっては聞きなれた、だが周囲の人間が聞けば気絶してもおかしくないほどの轟音が鳴り響いた。 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ) 2章 Ⅹ-Ⅸ 上条は、うっすらと目を開ける。 自分が掴んでいたはずの男は、もはや存在しなかった。おそらく美琴のレールガンを喰らって体内に考えられないほどの電撃が流れ、跡形もなく消滅したのだろう。上条は幻想殺し(イマジンブレイカー)のおかげで無傷だが。 …無傷? 「美琴、お前どうやった?」 美琴のレールガンは、放った直線状に存在するものはおろか、その直線を円の中点とした直径2m程度の円に含まれる物体さえ吹き飛ばしてしまう。 ならば、上条の体も少しくらい傷ついてなければおかしいのだが、 「ああ、あの男の1,5m程度上のところに撃ったから」 そうか、と上条は納得する。つまり、レールガンの余波だけであの男をかき消した、と言うことらしい。 「しっかし、お前…よくそこまで頭が回ったな」 「当たり前よ。超能力者(レベル5)なんだからね?」 能力が高くなれば高くなるほど、それを使うときに求められる演算能力も高くなる。美琴は学園都市第3位の能力者だ。つまり、学園都市で3番目に頭がいい、ということだろうか? 「…なんか、改めて目の前の女の存在が異常なことに気づいた…」 「んな、ば、化け物みたいな言い方しないでよっ!」 美琴が突っかかってくる。 が、上条はそれを相手しなかった。 いや、 相手『出来なかった』。 「いや、お前ら本当にすげぇな。この男の方がもう少し頭よかったら、俺は死んでたぜ?」 突然、大きな足に背中を踏みつけられた。 その勢いに負け、地べたにうつぶせになる上条。 その足の主は言う。 「お前がおそらく考えたとおり、俺が使っていたのは『蜃気楼』だ。んだがなぁ」 男が、美琴の目の前に炎を出現させて美琴を牽制しながら言う。 「そもそも、お前は『蜃気楼』のメカニズムを知ってんのかあ?」 痛いところを突かれた。 正直、上条はそんなものぜんぜん分からない。せいぜい、『何らかの熱が加わって、見えるはずのないものが見える』程度の知識しかない。 美琴の電撃が放たれた。 しかし、今度は男も炎を放ち、相殺させる。 「蜃気楼ってのはなぁ、密度の高い空気から低い空気へ光が屈折しながら進むことにより起きる現象なんだよ」 これくらいのことなら、上条にも理解できる。少し前まではまったく知らなかったが。 「そして、空気の密度は温度によって変えることが出来る。んでもって俺の『能力(チカラ)』で空気の温度を変えて、テメェらに蜃気楼を見せていた、ってことだ」 つまり、 男の体が能力を発せないところで、蜃気楼には何一つ影響はない、ということ。 唐突に、男の足が上条の背からどけられた。 その隙に、上条が逃げようと立ち上がる。 だが、半分立ち上がったところで、脇腹を思い切り蹴られた。 「げふっ!」 また地面に倒れこむ。 その上条を、男は容赦なく踏みつける。 「お前の能力は、まだ未知数だからな。能力は使わねぇ。しかも、こっちのほうが気分が良いしなぁっ!!」 上条の背中を踏みつける足の強さが上がる。 だんだん踏みつけられている所の感覚がなくなってきた。 それにより上条があまり反応しなくなったのを見て、男は違うところを踏みつけ始める。 「――――――ッ!!!」 美琴が駆け寄ってくる。 だが、その美琴の足が止まる。美琴の足が、アスファルトに埋まっていた。 「安心しろ。お前も後でちゃあんとやってやるからよぉ!!」 男の下品な笑い声が響く。 上条が、痛みを無視して全身の力を振り絞って立ち上がった。 だが、すぐに男に殴り倒される。 「ッ!!」 今にも泣き出しそうな美琴の顔が見えた。 おそらく、彼女の能力を使えばこの状況を脱せられるだろう。しかし、それすら出ないほど彼女の精神は不安定だった。 それは、おそらく次に襲い掛かるであろう自分の身の危険に対して、ではなく、 今まさに上条の体を襲っている、上条自身の痛みに対して、だった。 誰でも良い。 上条は願う。 誰でも良いから、『彼女』を助けてやってほしい、と。 その願いは、 「ふうん?人の『獲物』に手を出して、ただで済むと思ってるのかい?」 届いたのかは、よく分からない。なにせよ、その男はとある少女のためなら誰だってためらいなく殺せる奴だ。上条のことはおろか、美琴のことなど視野にさえ入ってないはずだ。 だが、 確かに、この男はこの状況を覆してくれる。 上条は、強くそう思った。 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ) 2章 Ⅱ×Ⅹ Ⅸ ステイル=マグヌスは、驚いていた…というより、呆れ返っていた。 なぜかイギリス清教の必要悪の教会(ネセサリウス)のトップ、ローラ=スチュアートに命じられるまま、神裂火織と一緒に学園都市に来ていた。するといきなり魔術の匂いを感じ、その発生源らしきところに向かう途中に、以前のフィアンマ戦の時に一緒に戦ってくれた少女がインデックスを抱きかかえて必死に逃げるところを目撃した。インデックスに話を聞いてみると、上条たちを潰しになんか凄い能力者が上条たちを襲っているらしい。インデックスは魔術サイドにおいては考えられないほどの力を振るうが、科学サイドにおいてはまったくの無力である。だから逃亡をしていたのであろう。とりあえずインデックスは同性である神裂に任せ、ステイルは少女の誘導に従いその戦闘区域に足を踏み入れた。 その戦場は、予想以上にひどかった。 病院は全壊しており、ところどころ物が不完全燃焼したような匂いが漂っていた。しかも、たびたび連なる轟音やら悲鳴やら。それに巻き込まれているあの少年の不幸さに半ば呆れながら、ステイルは不幸な少年を探す。 少年はすぐに見付かった。炎系の能力者でもいるのか、炎が使われた痕があった。とりあえず、自分と同じ系統の能力者から潰そう、と思いその痕をたどってみたのだが。 そこには、ボロボロになった少年がいた。 話を少し聞いてみると、少年は蜃気楼のメカニズムさえ理解していないのに、蜃気楼を攻略したことを踏まえたうえで戦っているらしかった。 その少年の不幸さに、もはや全霊を尽くしても呆れきれないステイルであった。 だが、呆れ帰っている暇も早々ない。 なぜかそこら辺で固まって、泣きそうな顔をしている少女はどうでもいいのだが、その少年のほうはいただけない。正直、その少年が殺されたところでステイルにはまったく害はない――――どころか、むしろそちらの方が喜ばしいくらいだ。しかし、彼はあの少女に害があることだけは決してしたくない。自分にとってとても喜ばしいことでも、彼女がほんの少し不満があることは絶対しないのだ、彼は。 あの少年が殺されでもすれば、あの少女がどうなってしまうのか。考えたくもない。 さて、そろそろ助けるか――――― Ⅹ 「…ふん、何が終い、だ」 一方通行(アクセラレータ)の叫びに、少し退いた男が言う。 「貴様に何が出来る?いや、その気になれば私くらい瞬殺できるだろうが…そんな事をすれば、あの少女は即死だぞ?」 そう。 状況は、一方通行(アクセラレータ)が圧倒的に不利だった。 だが、 「ああ?だから何だよ?」 一方通行(アクセラレータ)が、冷たい笑みを浮かべながら言う。 そう。 この状況は、一方通行(アクセラレータ)の人質として打ち止め(ラストオーダー)が役に立つまでが彼らにとって有利であった。しかし、いったん打ち止め(ラストオーダー)が人質としての役目をなさなくなれば、この状況は一瞬にして崩壊する。 「…お前は、あの少女を諦めるのか?」 そういいながら、男は少女の方を振り返る。とても無防備な行為だが、もとから一方通行(アクセラレータ)がその気になれば彼はすぐにでも殺されてしまうのだ。これくらい、もはやリスクではない。 話の中央に立っている打ち止め(ラストオーダー)の顔は、予想外にも少し微笑んでいた。 「…何故だ」 思わず、男の口から声が漏れる。 「だって、あの人は決してミサカのことを諦めたわけじゃないから、ってミサカはミサカは真実を告げてみる」 何故微笑んでられる、と男が言う前に打ち止め(ラストオーダー)が言った。 「…なんだと」 理解できない。 つまり、 一方通行(アクセラレータ)は、超能力者(レベル5)3人相手に自分も諦めず、彼女も諦めないで戦おう、というのか。 彼は身震いした。 本当に、『それ』が出来るように思えたからだ、彼には。 恐る恐る振り返る。 そこには、 何の変哲もないはずの、しかし獰猛なほど全てを望んでいる一人の少年が笑みを浮かべていた。
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前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある男の本気告白 第5話「決戦前夜」 気づけば、美琴は寮のベッドの上にいた。 頭の中がぐちゃぐちゃでどこをどうやって帰って来たのかも覚えていない。 頭の中で再生されるのは、妹の左手の薬指にあった指輪とそのときの妹の幸せそうな顔。 (なんで、私じゃないの…) 何度目になるのかも分からない疑問が胸を締め付ける。 なんで、私じゃないのか――― なんで、妹なのか――― なんで、なんで、なんで―――!!! なんで―――なんて… 「…決まっているじゃない。会えばいつもビリビリして、怒鳴って、怒って、追いかけ回して…。そんな子のことをアイツが好きになってくれるわけないよね…。」 涙が溢れそうだった。 でも、泣くわけにはいかない。 (せっかく妹が、幸せを掴んだんだから、私が祝福してあげないと…私はあの子の「姉」なんだから! 明日からは今までの『御坂美琴』に戻ろう。『学園都市第3位』で『常盤台中学校のエース』としての『御坂美琴』に。) そう誓ったのに、まだ涙は消えない。 まるで、美琴自身の未練や嫉妬が消えないように。 私、明日から笑えるよね。と不安に思いつつ失笑し、気を失うように美琴は眠り込んだ。 そのころ上条はファミレスで女子3人に囲まれていた。 青髪ピアスあたりであれば絶叫して喜びそうな状況だが、上条の顔色は悪い。 というか、病人の顔色に近い。真っ青になり今にも気絶しそうだ。 今までいくつもの戦場を渡り歩き(本人の意思とは関係無く)、首謀者の企みを右手1本で打ち消して来た人とは思えない。 しかし、そのような状況になってもしかたがないというか男なら同情するだろう。 なぜなら、同席している他の3人が鬼も逃げ出さんばかりの表情をしているからだ。 正面左側では佐天は普段の活発な印象が消え、獲物を前にした肉食動物のような表情をしているし、正面右側では初春は笑顔のままでこそあるが、あたりに放つ威圧感が半端無い。 そして、正面にいる黒子はというとすでに指の間に銀の針を構えた状態で、気炎を吐きながら座っている。 (不幸だ…) 上条はそう思った。 「さて、上条さん」 口火を切ったのは初春だった。 ここから上条の本当の地獄が始まる。 「…なんでせうか?」 「はっきり聞きます。御坂さんに何かしましたか?」 いきなり核心をつかれ、上条は焦る。 説明するのは簡単だが、そうなると妹のことも説明しないといけなくなる。 美琴の友達とはいえ、あんな血なまぐさいことを説明するのは気が引けるうえに、美琴の思いとも反することになる。 そう思い、どう説明するかと上条が考えていると 「上条さん、何で御坂さんは走って、しかも泣きそうになりながらお店を飛び出していったんですか?」 佐天の表情からは純粋に美琴を心配していることが伝わって来る。 他の2人の表情からもそのことが伝わって来る。 上条は店内であったことを全て話した。 しかし、妹の事を伏せて。 「なるほど、御坂さんの勘違いですか…」 「まぁ、結論としてはそうなるけど…」 「…」 3人とも分かってくれたみたいで上条はホッとした。 しかし、『理解』と『納得』は異なる。 「でも…」 佐天が言葉を続けようとしたとき――― 「お姉様を泣かせた罪は万死に値しますのーーー!!!」 今まで黙って話を聞いていた黒子が突然叫んだ。 「この類人猿がっ!!お姉様を泣かせるなんて例え地球が反対に回転しだしたとしても行ってはならない行為!!しかも、その理由が他の女性とイチャイチャしていたからとは!!類人猿ではなくただの猿でしたのねっ!!!まったく最低ですわっ!!!」 言うだけ言ったあと、黒子は席を立ち 「寮に戻ってお姉様の様子を見てきますのっ。」 とテレポートをして消えた。 上条は寮のベッドの上で寝転びながら、今日の出来事を振り返っていた。 あの後すぐ、残された佐天と初春はこれ以上話すことはないと感じたのか、席を立った。 初春は去り際に 「御坂さんに連絡してみたらどうでしょうか?」 と言っていたが、どの面して連絡なんかするんだ。と思い、上条は連絡していなかった。 気づけば、21 30になろうとしていた。 「はぁ…」 ため息をつく。誰かが『ため息1つで幸せが1つ逃げていく』と言っていたが、ため息もつきたくなる心境もあるだろうと1人思う。 (アイツとはなんもねぇんだって!!俺が好きなのはお前だよ!!なんて言えたら、美琴の奴なんて思うかな?) 怒られるかもしれない、フラれるかもしれない。 だが、今までの関係が今日の出来事で崩れてしまうのは嫌だった。 (でも…) ネガティブな考えが頭をよぎる。 思考のループに入りそうになったときだった。 『アイツは関係ない!!俺が好きなのはお前だけなんだ!!』 誰もいないはずの部屋から自分の考えていたことが声になって聞こえた。 焦った上条が発生源を探すとテレビがついていて、普段なら見ないドラマが映し出されていた。 『そんなの信用出来ないっ!鋼手の周りには女の子いっぱいいるし。』 『明日、21:00に駅前のイルミネーションの前まで来て欲しい。俺はずっと美琴のこと待ってるから。』 何故か目が離せなくなった。 そして思いついた。 美琴に謝る方法を、自分の気持ちを伝える方法を。 ケータイを取り、上条はメールを打つ。 アドレスはもちろん『御坂美琴』宛て。 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある男の本気告白
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世情とは隔離され、“異端”を生み出し続ける学園。 「―――――なんでオレがこんなトコに・・・。」 「仕方ないじゃないよ、式。橙子さんの頼みなんだから。」 学園都市を訪れた、 静謐なる死の魔眼を持つ少女と少年。 「・・・ん。これで虚数学区に関する情報は全部か、土御門?感謝するよ。」 「良いってことよ。他ならぬ橙子姉ちんの頼みだからにゃー。」 暗躍する、faller825“背中刺す刃” とred456“奇跡を護る者”。 「・・・こいつ、死の線が見えないっ・・・!?」 「コンビニで買ってきた雑誌が帰り道にゴミ捨て場に放置してあったのを目撃して 欝になっていた上条さんはなんかいきなり電波ゼリフを吐く皮ジャン着物女に 出会いました、・・・・・・不幸だ・・・。」 交錯する、“幻想殺し”と“直死の魔眼”。 「神裂火織。聖人たるお前の力、私が貰い受ける。『 』には程遠いが、仕方あるまい」 「私を聖人と知ってなお襲うとは・・・何者ですか、あなたはっ!」 「―――――魔術師、荒耶宗蓮。」 女教皇と、結界の魔術師。 「へぇ・・・レールガンって言うんだ・・・。すごいね、ソレ。」 「え、そ、そんなことないです!あの、えっと・・・ごにょ・・・。」 “探す者”としての力に長けた少年と、災害級の“超電磁砲”少女。 やがて、物語の歯車はかみ合い、運命は加速する。 「ふぅん・・・キミが噂の“禁書目録”だね。ボクに力を貸しておくれ。 あの憎き“痛んだ赤色”を殺すために。」 「コーネリウス=アルバ・・・アグリッパの末裔・・・。」 齢50歳を超える青年魔術師と、10万3000冊の魔道書を抱えた少女。 「彼女に手を出させるわけにはいかない・・・。しかし、ボクのイノケンティウス では稀代の魔術師コーネリウス=アルバには敵わない・・・。だから、キミたちの 力を借りたい。上条当麻、両儀式。」 魔術師、ステイル=マグヌス。 すべてが交錯して動き出す時、あの■■にスルー以外の伝説がーーーっ!? ディープブラッドに引き寄せられて現れた、『ある生き物』。 「我が名はネロ。朽ちず蠢く吸血種の中にあって、混沌と称され恐れられるもの・・・。」 「うふふ・・・かなりピンチ。でもメインキャラで出られるからいいの・・・。」 あ、作品違ったんでやっぱナシで。 「・・・・・・・・(涙」 「ククク・・・式・・・お前はオレのものだ・・・。」 両儀式を追って現れた、「捕食者」の根源を持つ者。 「うぎゃあっ!ぐぼげぇぇぇぇぇぇっ!!」 「はーはっはっはっ!!悪役顔キャラならもう十分オレ様だけで役は足りてんだよ 足りてんデースヨー?根源がどうしたってぇー?お前の根源が「捕食者」だってぇんならオレ様は ――――― 「一方通行」ってぇところかな?ぎゃはははははっ!!!」 リオの出番はここまでです。 とある境界の直死の魔眼(1) 電撃講談社より近日販売ーーーーー!! ごめんなさい、妄想が暴走しました。 っていうか、書いてる途中で思ったが、月姫だと■■最強説が急ふじょ(ry