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アムロいきません() 名前 職業 性別 官職 コードネーム 赤服 レベル アムロいきません 精霊 男 メンバー アムロ 真紅の? 14
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402 名前:シャアがアムロでアムロがシャアで!?(1/10) :2011/03/01(火) 09 31 30.60 ID ??? シャア「ええい、ご飯で大根おろしといえばなめこだろう!?」 アムロ「じゃこの魅力が分からないとは、赤い彗星も地に落ちたな!」 チェーン「昼食を一緒に取ろうか、と言ったらこれなんだから……」 ナナイ「仲良くモビルシチズンの未来について語ろう、って言っていたのに……」 シャア「こうなれば、ナイチンゲールを出すしかないな」 アムロ「そっちがその気なら、俺もHi-νを出すぞ」 チェーン・ナナイ「「止めなさい!」」ガシッ ナナイ「そんなに意見が合わないなら」 チェーン「2人でおでこをぶつけて」 チェーン・ナナイ「「仲良くたんこぶでも作っていなさい(いてください)!」」 ゴチーン アムロ「うう……む」 シャア「いたた……」 アムロ「む?何故私が目の前にいるのだ?」 シャア「俺の体が……見える?」 チェーン・ナナイ「「え……!?」」 チェーン「……つまり、さっきの衝撃で2人が入れ替わってしまったと」 アシャア(アムロinシャアの体)「どうやらそうらしいな」 ナナイ「ある意味お約束ね」 シアムロ(シャアinアムロの体)「ああ、私もまだ混乱している」 チェーン「もう1度同じ衝撃を与えれば戻るかしら?」 ナナイ「やってみましょう」 ゴチン アシャア「……ダメか」 チェーン「他の方法を探すしかないわね」 ナナイ「でも、別の手を考えるにしても、まずはこの場を切り抜けないと」 シアムロ「昼休みも、そろそろ終わってしまう、早急に手を打たねば」 全員「「……」」 チェーン・ナナイ「「そちらのスケジュールを教えて」」 403 名前:シャアがアムロでアムロがシャアで!?(2/10) :2011/03/01(火) 09 32 49.28 ID ??? ギュネイ「お帰りなさい、社長」 アシャア「ああ、ただいま」 アシャア「(とにかくシャアっぽくするんだ。幸いブライトみたいな人はいないって言ってたし……)」 クェス「うーん、ねえギュネイ。社長なんか変じゃない?」 ギュネイ「そうかな?」 アシャア「何か、おかしいところでもあるかね?(もうバレるのか!?)」 ナナイ「昼にアムロと喧嘩していたから、それを引きずっているんじゃないかしら」 クェス「そうなんだ!なんかアムロみたいに親しみやすいっていうか……ま、いっか」 アシャア「(ふう、クェスが気にしない子で助かったよ)」 ナナイ「えー、今から向かうのはホワイトファング社とモビルシチズンに関する……って、顔が青いですよ?」 アシャア「いや、なんでもない」 ナナイ「この会談の結果次第では、先方の導入するモビルシチズンがラー・カイラム社のものとなってしまいます。 ……社長の方が詳しいと思いますが」 アシャア「そ、そうだな(昨日カーンズ氏と会ってきたばかりなんだよな……)」 ナナイ「わが社にとって最善の結果となる様、くれぐれも頼みます」 アシャア「ああ、分かっている」 ナナイ「……ところで、ザコの売り込みに自信は?」 アシャア「ライバル企業の主力商品なんだ、研究はしている。流石にシャアには叶わないが、結果を残す自信はあるよ」 アシャア「……という訳で、ザコのメリットというのは……」 アシャア「(とはいったものの、ライバル製品を売り込むってのはなあ……)」 カーンズ「しかし、わが社はOZから委託を受けたMDを商品としている様に、オートメーション化を実践しています。 ジム・ザク双方の導入を検討しているわが社ではありますが、人間的なランダム性から、ジムより仕事効率の落ちるザコでは……」 アシャア「ですが、御社では社外の人間と深く関わる部門でモビルシチズンの使用を考えています。 それならば、人の心の光をより強く見せる事の出来るザコこそ相応しいとは思いませんか?」 ナナイ「……ラー・カイラムの損失になる様な事をさせて、すまないわね」 アシャア「別にいいさ、シャアなら成功させてた仕事だ。それより、奴の事が心配だ……」 405 名前:シャアがアムロでアムロがシャアで!?(3/10) :2011/03/01(火) 09 35 55.87 ID ??? シアムロ「やあ、今帰ったぞ」 シアムロ「(アムロの口調はこのような感じだったかな)」 ブライト「おかえり、アムロ」 シアムロ「ところで……ブライト、浮かない顔をしているが……俺がいない間に何かあったのか?」 ブライト「実は……」 シアムロ「……なるほど、アルバイトのハサウェイと方針の違いで少し揉め事があったと」 ブライト「ああ、それで、何か変だと思ったらハサウェイにどうも勘違いをしていた部分があって……」 シアムロ「指摘する時に親を出してしまったのか」 ブライト「……よく分かったな」 シアムロ「俺とお前の仲だ、何でもお見通しだよ。でも、あまり感心しないな。 ラー・カイラムに子供はいないんだ。それなりの扱いをしなけりゃあな」 ブライト「あ、ああ……(アムロにしては威厳があるな……)」 ガラッ ハサウェイ「……今戻りました」 シアムロ「聞いたぜ、一悶着起こしたんだって?」 ハサウェイ「……っ!?」 シアムロ「そう反応するな。若いんだ、過ちは誰にだってある。それより、俺はあの案は好きだな。 植物に関心のあるハサウェイらしいし、なにより若者の新しい考えだ」 ハサウェイ「アムロさん……」 シアムロ「勘違いの埋め合わせも兼ねて、一度じっくり案を詰めてみようぜ」 チェーン「うまく収めたわね。流石は大会社の社長、といったところかしら」 シアムロ「なに、アムロならどうするかを考えて行動したまでだ。今の私は、アムロ・レイだからな」 コンコン ブライト「入るぞ」 シアムロ「やあ、どうしたんだい?」 ブライト「ハサウェイの機嫌も直ったよ。ありがとう」 シアムロ「ははは、会社の空気が悪かったら、修正したくもなるさ(……まずいな)」 ブライト「ところでアムロ。さっきのお前が妙にシャアっぽかったが、昼飯を食ってる間に影響されたのか?」 シアムロ「(ごまかしきれんな)……いつかは気付くと思っていたが、こんなに早いとはな」 ブライト「詳しい事はよく分からないが、俺とお前の仲だ、何でもお見通しだ。さあ、全部話してもらうぞ」 ブライト「……入れ替わるとは、信じられないな」 シアムロ「ああ、私も気絶中の夢だと願いたいよ」 チェーン「ごめんなさい、ブライトには話すべきだったんだろうけど……」 ブライト「別に構わないさ。だが、こうなった以上は仕方ないな。 戻るまでの間、ラー・カイラムのアムロ・レイとして上手くやってくれよ」 シアムロ「ミスはしないさ。それより、アムロが心配だよ……」 406 名前:シャアがアムロでアムロがシャアで!?(4/10) :2011/03/01(火) 09 37 31.89 ID ??? その日の夜 アシャア「そうか、ハサウェイが……助かったよ」 シアムロ「私の仕事をまとめてくれるとは、感謝する」 アシャア「とりあえず、テクスさんのところに行こう。実は昼に電話してあるんだ」 シアムロ「私も彼に電話をしている。全く、考える事は同じだな」 テクス「なるほど……出来の悪い漫画のような出来事だな」 アシャア「ああ、俺達も困ってるんだ」 シアムロ「互いの立場もある、少しでも早く、元の体に帰りたい」 テクス「焦ってはダメだ。さすがにコーヒー1杯飲んでる内に、とはいかんがな。 脳波をスキャンして、分析する。ここじゃ機器が無いから、モレノさんのところに行こうか」 モレノ「スキャンは完了だ。分析と対処法が見つかるまで、2・3日掛かる」 アシャア「分かった」 テクス「それまでどうするつもりだ?今からは、家族の時間だ」 シアムロ「そうだな……今日くらいは外泊でもいいと思うが……」 アシャア「いや、ロランに夕食がいるって言ってあるからな。少し不安だが、それぞれの家に帰るしかないな」 シアムロ「不安というのは心外だな。私だって、貴様の立場くらい分かっている」 アシャア「くれぐれも頼むぞ」 シアムロ「心配ならば、貴様が、私……アムロの家に来る、という方法がある」 アシャア「いや、俺は演技に慣れてないし、ぼろを出しそうだよ。それより、ガンダム家の長兄をしっかりやってくれよ」 シアムロ「分かっているさ」 アシャア「ただいま……っと、俺一人だったんだな。アムロ・レイ初めての1人暮らし、か」 (料理中)……(食事中)……(片付け中) アシャア「ふう、他人の台所を1人で使うってのもやりにくいものだな。明日の予定は……よし」 アシャア「姿が入れ替わった……ララァはどんな顔をするかな。ちょっとやってみようか。 ……いや、今の俺はシャアなんだ。ララァがどう思うにしても、俺には応えられない」 アシャア「……早く、戻れるといいな」 407 名前:シャアがアムロでアムロがシャアで!?(5/10) :2011/03/01(火) 09 39 40.15 ID ??? シアムロ「ただいま。少し遅くなったよ」 ロラン「お帰りなさい。今ご飯を用意しますから、ちょっと待ってて下さいね」 シアムロ「ああ、分かった」 シアムロ「(さて……この家はNTの巣と言っていい。その上カミーユ君もいる。 クェス達には気付かれなかったが、はたしてバレてしまうのかどうか……)」 シアムロ「いただきます」 パクパク シアムロ「ああ、やっぱり旨いな」 ロラン「ふふ、ありがとうございます」 シロー「うーん……」 ヒイロ「どうしたのか?」 シロー「なんか今日のアムロ兄さん、違和感あるんだよな」 シアムロ「そうか?(さすが警察官だ。気付かれたか!?)」 シロー「普段より上品っていうか……」 シアムロ「ここのところ会食が多いからな。つい出てしまうんだよ」 ロラン「アムロ兄さんも大変ですね。そういえば、今日はお酒はどうしますか?」 シアムロ「いや、やめておくよ」 シアムロ「(ロラン君の酌……口惜しいが、混乱した今の状況ではシャアが出てきてしまう恐れがある……)」 シアムロ「ごちそうさま」 シュウト「アムロ兄ちゃん、宿題教えて!」 シアムロ「よし、どこだ?」 シーブック「兄さん、グライダーの調整で訊きたいところが……」 シアムロ「ちょっと待ってろ……」 刹那「アムロ兄さん、真のガンダムになるには……」 シアムロ「分かった、シーブックとの話が済んでからな……」 アムロの部屋にて シアムロ「ようやく落ち着いた。大家族の長兄もなかなか大変だな。 カミーユ君と風呂に入ってみたが……入れ替わっている事がNTの感覚では分からないようだな」 シアムロ「そういえば、アムロはララァと会えるのだったな。今の私なら出来るだろうか…… ……いや、今の私が会っても、ララァには応えられん。私は、アムロ・レイなのだから……」 シアムロ「早く、元の体に戻らねばな……」 409 名前:シャアがアムロでアムロがシャアで!?(6/10) :2011/03/01(火) 10 18 55.21 ID ??? 翌朝 兄弟「「わーわーぎゃぎゃー」」 シアムロ「( ゚д゚)ポカーン …」 ロラン「どうしたんですか?」 シアムロ「いや、改めて見ると、本当に騒がしいな……」 マイ「男ばかりこれだけいますからね……」 シアムロ「そうだな…… √この感覚は……!」 グエン「ローラ、改めて見ると本当に美しい!」 アシャア「私は今日はそんな気分じゃないのだが……」 グエン「何を言っているのです、昨日の朝、入念に打ち合わせしたじゃありませんか!?」 シアムロ「この……フィンファンネル!(アムロ、すまん!)」 アシャア・グエン「「うわああ!」」 キャプテン「両名のミンチを確認。これよりダイクン社とラインフォード家に届ける」 シアムロ「ああ、頼んだよ」 ヒイロ「……?」 アル「ヒイロ兄ちゃんどうしたの?」 ヒイロ「いや、今の兄さんのファンネルの動きがシャアの軌道に見えた気が……」 シアムロ「たまには動かし方を変えないとな(あれで気付かれるのか!?)」 刹那「様々な人のファンネルを真似できるとは、さすが真のガンダムだ」 シアムロ「さてと、そろそろ行くよ」 ロラン「そうですね。行ってらっしゃい」 シアムロ「行ってきます」 ナナイ「お早うございます、社長」 アシャア「やあ、お早う。ちょっと格好悪い出勤だな」 ナナイ「……社長が侵入した朝はいつもこうですよ」 シアムロ「お早うございます」 チェーン「おはよう、アムロ」 シアムロ「今朝はシャアがまた襲ってきてな、奴には悪い事をしたよ」 ブライト「おはよう、さて、今日の予定は分かっているな?」 シアムロ「モビルシチズンの今後についての会議だろ? そもそも昨日の昼食はそのためだったんだ。承知してるさ」 410 名前:シャアがアムロでアムロがシャアで!?(7/10) :2011/03/01(火) 10 20 18.31 ID ??? アシャア「……という訳で、失敗をする、と言う事は人間性を持たせる上で非常に重要な概念です。 その反面、その失敗は危害が及ばない範囲でなければならない……」 シアムロ「……わが社は逆に、人間的な面を最低限に抑える事で人型AIユニットとしての完成度を求めました。 これからのモビルシチズンは、人間面の重視度により2系統に分かれていくと考えます……」 ジョブ・ジョン「それに関してですが……」 イオリア「モビルシチズンに擬似的な人権を与えるかについては……」 アシャア「その点については……」 シアムロ「私は……」 アシャア「いやあ、いい会議だったな」 シアムロ「出来れば、本来の姿で参加したかった」 アシャア「しかしアムロ。今朝の様子を見ると、思ったより違和感が無いみたいだな」 シアムロ「ヒイロには気付かれそうになったがな……それにしても、悪かった」 アシャア「そう思うならもうやめてくれよな」 シアムロ「それは出来ん相談だ……ん?」 アシャア「あれは……Ξガンダム!?」 マフティー「マフティー・ナビーユ・エリン!親子喧嘩のイラつきでテロを実行する!」 シアムロ「く……νガンダムを出す!」 アシャア「いや、この会場はダイクン社の責任で借りている……サザビーだけでやる!」 マフティー「なんだ? このサザビー、動きがいつもと違う!?」 アシャア「行けっ、ファンネル!」 マフティー「うわああっ!?」 シアムロ「見事な戦いだったな」 アシャア「ああ、これでダイクン社のテロ対策の評判も回復するかな」 シアムロ「そうだといいがな。感謝する、シャア・アズナブル」 ジョブ「さすが、シャアさんだ。オリジナルの赤い彗星を見せてもらいましたよ」 アシャア「それほどでも無いさ」 ジョブ「でも不思議だなあ。ファンネルの軌道はむしろアムロさんみたいだった」 アシャア「……マフティーに読まれないように、わざと変えたのさ」 ジョブ「へえ、凄いな……」 シアムロ「こいつ、人の真似をして」 アシャア「はは、そう言われては、言い返せんな」 411 名前:シャアがアムロでアムロがシャアで!?(8/10) :2011/03/01(火) 10 21 58.24 ID ??? アシャア「今日の仕事はこれで終わりかな」 ナナイ「ええ、お疲れ様」 アシャア「そうだ、さっきテクスさんから連絡があってね。今、どうやったら戻れるのかを分析してるそうだ」 ナナイ「そう……アムロ、ごめんなさい。元はと言えば私のせいで……」 アシャア「気にするなよ。こんな事が起こるなんて、誰も予想出来ないさ。 それより、他にシャアの癖を知らないかな。いつボロが出るか不安でしょうがないんだ」 ナナイ「分かったわ、ええと……」 アシャア「ただいま、っと。誰もいない家で言うのも寂しいもんだな。 シャアは今どうしてるだろうか……まあ、明日の朝にまた行けば分かる事だし、心配いらないな」 ピンポーン アシャア「誰だろう……この感覚は……」 ハマーン「ハマーンだ、その……今入っては邪魔だったかな?」 がちゃ アシャア「よく来たな、ハマーン」 ハマーン「ミネバの借り物を、返しに来てな」 アシャア「そうか、わざわざすまないな(シャアが言ってたな、嫌なタイミングだ)」 ハマーン「……シャア、何か雰囲気が変わったような気がするが、私の勘違いか?」 アシャア「ああ、少し疲れているんだ(これはまずいぞ……)」 ハマーン「それだけとは思えんな、まるでアムロのようなプレッシャーを……貴様、何者だ?」 ハマーン「……まさか本当にアムロだったとはな」 アシャア「騙したのは悪かった、謝るよ」 ハマーン「いや、このような事態ならば仕方ないさ。それでシャアは、今ガンダム家にいるのだな」 アシャア「ああ」 ハマーン「ふ、奴にアットホームな大家族の長兄など、一番似合わん役目だな。将来の予想も兼ねて、一度見に行こうか」 アシャア「おいおい、よしてくれよ」 ハマーン「冗談だよ。さて、私は帰るとするか。 アムロの心をしたシャアの姿も、大企業のプレッシャーを感じ続けるアムロも、私は見たくないのでな」 アシャア「ああ、おやすみ」 ハマーン「おやすみ。早く、戻れると良いな」 アシャア「社長のプレッシャー、か。前線に出たがってる俺には、あまり耐えられるものじゃない。 尊敬するよ、シャア……」 414 名前:シャアがアムロでアムロがシャアで!?(9/10) :2011/03/01(火) 10 23 12.24 ID ??? シアムロ「……ってなるんだ」 コウ「ううん、さっぱり分からない……政治経済は苦手だ」 シアムロ「おいおい、来年には選挙権がもらえるんだぞ。これくらいはしっかり覚えなきゃ」 シュウト「アムロ兄ちゃん、今度職業見学があるんだけど、ラー・カイラムに行っていい!?」 アル「えーっ、この前は警察だったし、ダイクン社にしようよ!アムロ兄ちゃんもそう思うよね!」 シアムロ「おいおい、俺としてはラー・カイラムって答えるしか無いだろ? だが、行き先を決めるのは班の子全員だし、いつ来ても大丈夫な様に掛け合っとくよ。勿論シャアにもな」 シュウト「やったあ!」 セレーネ「DSSDにしなさーい。お姉ちゃんのかっこいい所が見られるわよー」 シアムロ「格好良い所って……私生活まで仕事着のままとは言わんが、そう露骨に使い分けるなよ」 セレーネ「どーせその後は「だから結婚できない」でしょー?私はゲイザーちゃんがいればそれでいいの」 シアムロ「はあ、まったく……」 コウ「兄さん、それで、この部分が分からないんだけど……」 シアムロ「これは……ここがこうなってだな……」 ヒイロ「兄さん、刹那兄さんのアムロ伝説第18674号~89号の出現を確認した。内容は以下の通りだ」 シアムロ「どれどれ……これはまた酷いな」 ヒイロ「最近ではスパロボの出演に備え過去の共演者に聞いて回っているらしい」 シアムロ「頭が痛くなるよ……ん、電話か?」 ブライト「遅くに呼び出してすまないな。気晴らしにはなるだろうと思ってな」 シアムロ「ああ、助かったよ」 ブライト「大家族の棟梁になった感想はどうだ?」 シアムロ「今の生活は、本来の私とは真逆の世界だ。 この夢が長く続いて欲しいという気持ちはある。だが、この夢が早く覚めて欲しいと言う私もいる」 ブライト「ほう……」 シアムロ「私は温かい家族を心の奥で望みながら、更にその奥底では必死に避けていた。 その理由が分かったよ。家族を支えるプレッシャー、私には到底耐えられるものではない」 ブライト「だが、アムロはそれを15年近く続けてきた」 シアムロ「……尊敬するよ、アムロ」 ブライト「シャア、お前には社長の方が似合ってるよ」 シアムロ「……ありがとう」 ブライト「早く、戻れるといいな……」 415 名前:シャアがアムロでアムロがシャアで!?(10/10) :2011/03/01(火) 10 26 56.00 ID ??? アシャア「元に戻る方法が見つかったって!?」 テクス「ああ。このGNツインカナダライシステムを使えば元の体に入れ替わる」 シアムロ「早速やってくれ」 モレノ「じゃあ、ここの椅子に2人の体を固定して……」 ゴチーン アムロ「いたた……元に戻ったのか…… そこにいるのは……シャア! という事は!」 シャア「アムロか……やったぞ! ……いてて」 テクス「少々不安だったが、成功したみたいだな」 アムロ「ああ、もうシャアの体なんてこりごりだ!」 シャア「私も、アムロの体などごめんだ!」 アムロ「なんだと!?」 シャア「やるか!?私の体に慣れた貴様に、今の私が負けるはずが無い!」 アムロ「それは俺の台詞だ!」 テクス「まあまあ、どちらにしても、外で喧嘩してほしいものだね」 アムロ・シャア「「あ……!すみません」」 テクス「ははは、とにかく戻って良かったよ。じゃあ、元気でな」 ガチャ テクス「いやあ、大変な事件だったな」 モレノ「ああ」 テクス「それにしても、お互いが入れ替わったと思い込んでいた、とは驚いたよ」 モレノ「どうりでNTだらけのガンダム家で気付かれないはずだ」 テクス「ああ、それにお互いの思考を完璧に再現できるとはね」 モレノ「それほど、仲が良いって事なんだろうな。しかし、これからが大変だ。 連絡は取っているだろうが、周囲の記憶にずれがある。修正できるかな」 テクス「それは、時間が解決してくれるさ。もう隠す必要も無いのだしな」 モレノ「ああ、そうだな」 テクス「しかし、これなら「飲めば元に戻る」って暗示をかけてコーヒーを差し出したほうが良かったかな」 モレノ「コーヒー2杯で済むはずが大掛かりなタライ落とし機。大赤字だな」 テクス「まあ、こんな奇妙な出来事に出会えたんだ。その見物料と思えば、高くない」 モレノ「全くだ」 テクス・モレノ「「はははははは……」」 408 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/03/01(火) 09 41 55.54 ID ??? 支援に一ネタ クロノクル「…どうも落ち着かん」
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,,rー-ー― ー 、 ノ" `ヽ、 _rー'" `ー‐.;イ iイ ヽ_ ノ l_ / i _ r-イス | ノ ノ/ ー- 、\レ、 Y { ,r‐ 、 / __ヽ、 l`l !、_ } Y r-、ノ l` 、l ノ` \ 、└-‐ イ Y、 } | .l ソ 「  ̄`_ ` ! ___>ノ |ノ { \ `ー" ' 7 ヽ Y l l ̄ l T 、 `ー' ./ノノ' `Yrー┘ __ " ノ ./ ___/`ヽ l /ー-、ヽ ./_/ rー/. l l_ / / \ \ \ 、_ ̄ / \ \ l \ / \ \. | \ _,,-'",, \ \ `T √;;;\ \\ \____ノヽヽ;;;;;;;;\ \`ー――-、__) ゝー―- 、;;;;;;;;;;;;;\ l | ヽ ヽ `ー-、;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ / | ヽ ヽ `ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ / | l .| `ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Y'"____ ノ | | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  ̄`ー-イ | | | アムロ「たった一つのシンプルな答え……お前は勇者じゃなかった!」 カミーユ「そろそろ元のキャラに戻ってくださいよ」 スパロワに登場。ご存知、元祖ガンダム乗りにしてニュータイプ。 一次では一年戦争時代から参加、前半のトップマーダーとしてロワを盛り上げた。 一方、二次では逆シャア時代から参加……対主催の筆頭格として活躍。 そして……数々の伝説を生み出した、最大の没ネタ王にして、最強のネタキャラでもある。 以下、その伝説の数々を紹介。 核ミサイルを支給されたシャアと延々と漫才を繰り広げるのは序の口。 ゴステロ戦で行ったガイガーとの突然のフュージョンで一気に注目を集める。 ジーグのネタを絡めたまさかの勇者王化に読み手を抱腹絶倒に追い込むも、惜しまれながら話は破棄。 その後、ガウルン戦でラストシューティングという熱い死に様を見せるも、これも破棄。 この二つの話により、彼は没ネタ王としてその存在を確固たるものにする。 だが真の伝説はここからだった。 インベーダー戦で、死んだはずのギンガナムのまさかの復活…… 対するアムロは、自らの駆るF91でゴッドフィンガーを放ちヒートエンド!そのままインベーダーも全滅だ! そしてガンダム・ザ・ガンダムの称号をゲット!遂に彼の大爆走は破棄されることなく本編に通ってしまった! しかしそんな彼もアインスト化したキョウスケ戦で致命傷を負う。 だがどう考えても生きてられない黒焦げ状態なのに、彼は最期の瞬間まで仲間を諭し道を拓いた。 彼の遺志は仲間に受け継がれ、それによりシャギアは完全に善人化&覚醒、キラと共に勇者--ガンダムとなった。 そして主催への最後のトドメは、アイビスによるゴッドフィンガーの一撃…… 伝説の始まりから見返してみると、この結末は妙に感慨深い。 彼の恐ろしさの一因として、「最初は普通かつシリアスに話が進んでいたのに」「だんだん違和感を感じ始めて」 「気付いた時には話が彼のネタ空気に手遅れなまでに完全に染まり切っている」点がある。 基本的にネタはインパクトが重視されがちな中、彼は技量をも完璧に兼ね備えた類稀なるネタキャラと言えるだろう。 クロススレじゃキングオブ勇者王として、ある意味てつを以上にぶっちぎり中。 同じスパロワのヴィンデル、イキマ、漫画ロワの反逆者アミバ、ロボロワの魔法少年リリカルドラスなど、 ロワ内で改心し対主催化したキャラを勇者認定してそのリーダー格として振舞っている。 キラもすっかり感化され、当初は拒んでいたシャギアもついに堕ち、ゴッドフィンガーを決めたアイビスも 当然のように勇者の仲間入りを果たした。そんな彼の姿に、胃を痛めるのはカミーユ一人。誰か止めて。 そして、カオスロワ九期にも登場。 初期支給品はジェネシック・ガオガイガーである……お察しください。
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アムロ「シャア! みかんの渋皮を残すとはそれが貴様のやり方か!」 シャア「ええい! 人が人のみかんの食べ方を示すなどと……!」 アムロ「この白い部分は栄養なんだ。それが分かるんだよシャア!」 シャア「栄養ならば皮が一番多いのだ。ならば貴様はみかんの皮ごと食べなくてはならん!」 アムロ「それはエゴだよ!」 リボンズ「そんな風だから器用が小さいのさ、未来の僕」 デュランダル「デスティニープランに従えば人にあったみかんの食べ方も示されるぞ、パイロットの私」 アムロ・シャア「「帰れ!!」」 アムロ「シャア! ここは俺の家だ! 貴様が帰れなどという資格はない!」 シャア「家という重力に惹かれたか、アムロ! 嫁さんの一人も貰えん貴様が家を語るなどと!」 アムロ「俺には養うべき弟達がいるんだ! こんなに嬉しいことはない」 リボンズ「いつも兄弟に結婚とか身を固めろとか言っているくせに、それがホンネなのかい? 未来の僕」 デュランダル「少年はいつか大人になって家を出ていくものだからな。そして一人には広すぎる家だけが残る……」 ララア『それはとても苦しいことなのよ』 アムロ「やめろ、ララア! 僕はそんなことは考えてはいない!」 シャギア「ふ……ファーストニュータイプといえど所詮は人間だな」 オルバ「老いて孤独死かい? ユニコーンも老いては乙女も寄らないということだね」 アムロ「チェーンやベルはそんな薄情な娘じゃない!」 キャプテン「……最低の発言だ、アムロ」 コマンビー「結婚もせずに老後の面倒を彼女達にみさせようというのか……」 キャプテン「絶望した! 人の道を踏み外した畜生のマスターに絶望した!」 アムロ「そういう意味で言ったんじゃない!」 シャア「ならばアムロ、この婚姻届けに判子を押すのだ! アルテイシアも喜ぶ……」 シャギア「まあ冷静に考えてみれば、ファーストニュータイプの弟の彼女の中には嫁にくる女性もいるだろう」 オルバ「ティファとかそんな感じだね」 シャギア「弟嫁達が老後の面倒をみてくれるのだから安心して独身でいるがいい! ははははは!!」 オルバ「このニュータイプすごいよ! 流石はガンダム家のお父さん!」 リボンズ「そうか、だから未来の僕は弟達に結婚を迫らせているんだね」 デュランダル「人生計画とは二手三手先を読んでやるものなのだな」 シャア「いやな大人になったのだな、アムロ……」 コマンビー「マスターに言われるとは、おしまいだなアムロ=レイ」 キャプテン「私はシュウトが独立するときの為に備えて積み立て貯金をすることにしよう」 アムロ「お前ら……!!」 ララア『アムロは一人じゃないわ。ここの人たちが十年も二十年もこうして居てくれるから、寂しくないでしょう?』 アムロ「……それは地獄だよ」
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アムロ・レイ(0079)(Amuro Ray)(CV:古谷徹) アムロ・レイ(0079)(Amuro Ray)(CV:古谷徹)【解説】 【属性】 【台詞】 【解説】 生年月日…U.C.0063年11月4日(U.C.0064年説あり)、15歳 血液型…AB型 身長…168cm 体重…55kg 原作搭乗機…RX-78-2 ガンダム(RX-77-2 ガンキャノン、RX-75 ガンタンクへの一時的搭乗も1度ずつ経験) 通称…連邦のニュータイプ、白い奴、白い悪魔、白き流星 【属性】 ガンダム 少年 「白い」機体 地球連邦軍(曹長) ニュータイプ 【台詞】 選択時アムロ、行きまーす! ブリーフィング時っ!敵の前線がこんなに近くに!? これで何度目なんだアムロ。 僕は、自分の出来ることをやるだけだ。 やれるとは言えない。けど、やるしかないんだ! ハヤト、先に行くぞ(僚機ハヤト) ハヤト、いいか?わかるか?(僚機ハヤト) ハヤト、しっかり援護してくれよ(僚機ハヤト) シャアと共同戦線か(僚機シャア(ザク)) ホワイトベースのガンダムです。僕はアムロ・レイ(僚機時) アムロ、ガンダム行きます(僚機時) ガンダムで援護します(僚機時) ジオンか…。今は仕方ない。ガンダムで援護する!(僚機時:自機属性「ジオン」) ガンダムのアムロ・レイです…ん?この感じ、シャア?!(僚機時:自機クワトロ) ガンダムのアムロです…シャアなのか!?(僚機時:自機シャア(サザビー)) カイさん、ガンダムで援護します!(僚機時:自機カイ) こちらアムロ。またよろしく頼むよ(僚機時2回目以降) そちらの準備はよろしいですか?行きましょう!(僚機時2回目以降) 戦闘開始時これが戦場か! 妙だ…いや、いる。敵は近い! やってやる!やってやるぞ!新型のMSがなんだ!! なめるなよ!ガンダムがただの白兵戦用モビルスーツでないことを見せてやる! アムロ、うまくやれよ…。 誰だ?誰かが僕を見ている…? 動けなくすることはできる、行くぞ! 僕が一番ガンダムをうまく使えるんだ! 自信の問題じゃあない。やるしかないんでしょブライトさん。 連邦の軍人かぁ、あの人頼りになるのか?(僚機「地球連邦軍」) あいつ、ジオンのパイロットか!(僚機属性「ジオン」) 女に作戦を聞くわけにはいかない!(僚機属性「女性」) ガンダムが二機もいるんだ、こっちだって!(僚機アムロ(ガンダム)) 心配だなぁ…カイさんまた船を下りるとか言い出しそうだな(僚機カイ) カイさん、ちゃんと戦ってください!(僚機カイ) カイさん、援護頼みます!(僚機カイ) カイさん、僕はすべてが好きではありません、でも今まで戦ってきた仲間じゃないですか(僚機カイ) ハヤト、いいか?わかるか?(僚機ハヤト) 行くぞ、シャア!(僚機シャア(ザク、サザビー)) まさかシャアと一緒に戦う日が来るとは!(僚機シャア(ザク)) シャアと共同戦線か!(僚機シャア(共通)) 味方はシャアなのか?しかし…この違和感は。(僚機シャア(サザビー)) あれもジオンの新型なのか?(僚機アカハナ) シャア「戦争が無ければ、ララァのニュータイプへの目覚めは無かった。」アムロ「それは理屈だ!」(僚機シャア(ジオング)) アムロ「貴様がララァを戦いに引き込んだ!」シャア「それが許せんと言うのなら間違いだな。アムロ君。」アムロ「何っ!?」(同上) あれもジオンの新型モビルスーツか。(僚機ハマーン) こいつはシャアなのか?戦い方を見れば分かるはずだ(僚機クワトロ) 味方もガンダム?すごいぞ。どんなパイロットが乗っているんだ?(僚機アムロ(ν)) ハロ「アムロ!アムロ!」アムロ「ハロ、元気にしてたかい?」(僚機ウッソ(V2)) この機体、レーダーに映らなかったぞ。(僚機デュオ) こんな目立つモビルスーツで戦うつもりなのか…!(僚機ムウ) 新型のモビルスーツは、グフって言ったな。(僚機ノリス) 1機のザクはこちらの味方か。(同上) こいつもジオンの新型か…?見たことないヤツだぞ!(僚機ミーシャ) 味方機もガンダム?よく似ているけど、少し違うぞ?(僚機コウ(1号機)) こ、こいつ違うぞ…!他のモビルスーツなんかとは装甲もパワーも…!(VSデビルガンダム) 攻撃当たれ!(射撃) こいつ!(射撃) させるか!(射撃) でぇぇぇい!(格闘) うぉぉぉ!(格闘) 邪魔だぁ!(地上、空中N格闘前派生) 迂闊なやつめぇ!(サブ射撃) やらせるか!(サブ射撃) いけぇ!(特殊射撃) 逃がさない!(特殊射撃) やあっ!(特殊格闘) うおっ!(特殊格闘) いくぞ!(射撃CS) そこだ!(射撃CS) なめるなぁ!(格闘、ラストシューティング) セイラさん!(モビルアシスト) スレッガーさん!(モビルアシスト) 援護を!(モビルアシスト) お願いします!(モビルアシスト) 頼む!(モビルアシスト) 敵機接近しょ、正面だ! 後ろか! 左か! 右か! サーチキャッチした! あれか! 敵は! あ、赤い色のモビルスーツ! …シャアじゃない!?(シャア以外の属性「赤い機体」をロック) ガンダム…?(アムロ(ガンダム)をロック) ガンキャノン?カイさん?(カイをロック) ハヤト、なんで敵側にいるんだ?(ハヤトをロック) ようし、捕まえたぞシャア!(シャア(ザク)をロック) シャア、いるな…(シャア(ジオング)をロック) 赤いモビルスーツ!シャアなのか!?(シャア(サザビー)をロック) スカート付きめ!(ガイアをロック) この感じ…シャアなのか?(クワトロをロック) シャア以上のニュータイプみたいだ…!(アムロ(ν)をロック) タ、タイヤ?そんなもので何を…?(カテジナをロック) ザクだ!(バーニィをロック) ん?グフか!(ノリスをロック) ん?あれも新型のモビルスーツか(刹那をロック) でかい!これもモビルスーツなのか?(フォウ、ポゥをロック) トンガリ帽子!?あいつから何かを感じる…(ララァをロック) あんな奴とも戦えっていうのか!?(プルツー(クィン・マンサ)、カロッゾ、コウ(デンドロビウム)をロック) 嫌な鈴の音だ…(ファラをロック) こんなモビルアーマー、ジオンめいつの間に!(クェス、アイナをロック) あの機体、ガンダムにそっくりじゃないか!(キラ(共通)をロック) 被弾時うおっ! くっ! うあぁ! やるぅ! な、何の真似だ!(誤射) やめるんだ!僕は敵じゃないぞ!(誤射) 被撃破時ああーっ! そんな… だ、だめだぁ! しまった! やったなぁ(僚機被撃破時) 味方がやられた!(僚機被撃破時) 味方がやられたな(僚機被撃破時) 回避時来た! 見えるぞ! あれに当たるわけには! 弾切れ時弾が切れたか! しまった、スペアの弾が! 敵機撃破時一つ! やったのか? それみろ! 今度こそ! 出てきたお前たちがいけないんだ! カイさん!下がって!(対カイ) ハヤト!下がれ!(対ハヤト) シャア!覚悟!!(対シャア(ザク)) シャア!もらったぞ!!(対シャア(サザビー)) 今、ララァが言った…ニュータイプは…殺し合う道具ではないって…!(対シャア(ジオング)) 復帰時やられるものか! これ以上やらせるか! まったく出遅れた! なんてモビルスーツだ! 失敗すると決まったわけじゃないでしょ! 通信よし、行こう!(よろしくお願いします) 援護を頼むよ(よろしくお願いします) 問題ないよ(損傷なし) この程度何でもないさ(損傷軽量) うぅっ、かなり厳しくなってきた!(損傷拡大!) まだだ!たかがメインカメラをやられただけだ!(もう持ちません!) 増援時アムロ、行きまーす!!(A-STAGE1) お待たせしました、ガンダム発進します。アムロ、行きまーす!(B-α-STAGE8) なめるなよ、ガンダムがただの白兵戦用MSでないところを見せてやる(C-α-STAGE8) 戦況変化時え、味方の援軍が来てくれた!(味方乱入) え、こんなところで敵の増援だって!?(敵乱入) なんだ、どこの部隊が来たというんだ! (シャッフル乱入) あぁ、もう少し早く反応してくれ。(開始30秒) 見える…動きが見える…見える!(開始30秒) 手馴れたパイロット達だ…(開始30秒) 素早い奴めぇ!(開始30秒) よし、あと一息だ!(あと1機で勝利) もう後がないぞ!(あと1機で敗北) やったか!(勝利) 失敗なのか…(敗北) もう時間がないぞ(残り30秒) 自機撃破で勝利ここでやられるか! なめるなぁ! なめるなよ!…馬鹿にするなよ!…僕だって! 撃つぞ…撃つぞ…撃つぞぉぉぉ! 逃がすものか!うおおお! 落ちろ!落ちろ、落ちろ、落ちろっ! しかしシャア、これが最後だ!(対シャア(ジオング以外)、クワトロ) 貴様だって…ニュータイプだろうに!(対シャア(ジオング)) カイさん、今日まで一緒にやってきた仲間じゃないですか…(対カイ) ハヤト、邪魔をしないでくれ!(対ハヤト) 自機被撃破で敗北ち、ちくしょう…ここまでか… 勝利時よし、帰還するぞ! 帰還しましょう。 希望はいつも持ってなくちゃ。 よーし、また次に備えないとな。 やっぱり、戦闘シュミレーション通りだ。 ガンダムの性能のおかげで倒せたんです。 戦いに美しさなど必要無いよ。気を許せば負けるんだ。 新型のモビルスーツ…親父が熱中するわけだ ニュータイプといっても、僕は特別な人間じゃないですよ 死にたくないからやってるだけさ これだけ戦いぬいてこられたみんながニュータイプです。 モビルスーツ戦は遊びじゃありませんよ ジオンの皆さん、お疲れ様でした(僚機属性「ジオン」) これ差し上げます。ガンダムの記憶回路に取り付けて下さい(僚機属性「ガンダム」) ガンダムは、僕の機体がオリジナルなんだ(僚機属性「ガンダム」) す、すごい!ガンダムもだが、パイロットがすごいんだ(僚機アムロ(共通)) あのパイロット、ジオンの将校だな…!(僚機ノリス、ガトー) いいぞハヤト!(僚機ハヤト) 僕の気持ちがわかるもんかぁ!(僚機カイ?) ありがとうございました、カイさん(僚機カイ) シャア…またいつ敵になってもおかしくないな(僚機シャア(ザク)) シャア、やっぱり凄い奴だ。(僚機シャア(ザク)) あのパイロット、間違いない!シャアだ!(僚機クワトロ) ガンダムが凄いんじゃない、あのパイロットが凄いんだ。(僚機アムロ(ν)) レーダーを妨害するシステム?どういう仕組みになっているんだ…。(僚機デュオ) 凄いね君の機体!持ち前の装備で近距離から遠距離まで全てこなしてしまうんだ!(僚機シン(デスティニー)) ビームを跳ね返す装甲だなんて…あの技術をガンダムに応用できれば…!(僚機ムウ) ジオンにあんなモビルスーツがあったなんて(僚機ミーシャ) ジオンにあんなモビルスーツがいたなんて(僚機ミーシャ) 月から来たモビルスーツだって!?(僚機ギンガナム) あのタイヤ・・・・移動手段だけでなく、そのまま攻撃にも使えるなんて!(僚機カテジナ) 角を開いてたときはガンダムに似ていた気が…でも今は違う。一体何なんだあの機体は…(僚機ユニコーン、デストロイモードでは台詞が違う可能性あり) ありがとうございました。(僚機時) お見事でした!(僚機時) 敗北時完全に失敗か… 僕の言い分ぐらい聞いてくれても!! 殴ったね! 親父にもぶたれたことないのに! ぜっ、全滅じゃないけど…全滅じゃないけど… 僕がもっと、もっとガンダムを上手に使えれば… ガンダムの操縦系が…僕のスピードについてこないんだ…! もうやらないからな!誰が二度とガンダムになんか乗ってやるものか! マチルダさん…マチルダさん……マチルダさあぁぁん!! ハ…ハヤト…無事なのか…(僚機ハヤト) カイさん、もう駄目だ…撤退しましょう(僚機カイ) シャア?どうなったんだ僕達は(僚機シャア(ザク)) コンティニュー僕は…あの人に…勝ちたい……!
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アムロ日記(1) ○月×日 折角の休みだというのに、セレーネは朝からPCと向き合って動こうとしない。 誰か誘って外食でもしてくれば、と言っても生返事だ。 一応飲み仲間はいるようなのだが・・・ △月□日 久しぶりにZプラスを引っ張り出してベルと夜空のデートと洒落こむ。 彼女と出会って間もない頃を思い出しながら帰宅すると、セレーネがタンクトップにショートパンツという格好でウロウロしていた。 親しき仲にも礼儀ありという言葉を知っているのだろうか。 ×月△日 シャア、セイラさんと三人で飲んだ。 三人揃うのも久し振りなので珍しく鯨飲してしまった。 ×月○日 二日酔いなど何年ぶりだろう。 何故かセレーネが僕を避けている。 ロランが言うにはセレーネが昨晩迎えに来てくれたそうだが、まるで記憶にない。 …酔っ払った勢いでなにかしてしまったのだろうか? □月○日 やっとセレーネがクチを聞いてくれた。 なんでもあの夜は「百年の恋も冷める有り様」だったらしい。 お詫びにARチップとアマクサのデータ録りに付き合わされた・・・まさか自分のデッドコピーに頭を下げてお願いする日が来ようとは □月□日 アリョーナ宅でカニンガムと三人でディナーを馳走になる。 この二人が揃うと仲が良いのか悪いのか阿吽の呼吸でよくしゃべって微笑ましい。 それにしても料理は相変わらず凝っている、ロランといい勝負するかもしれない。 □月×日 朝帰りすると、何故かセレーネの冷たい視線が出迎えた。 そのくせ朝食を用意してくれたからありがたく頂く。 …とりあえず『かゆ うま』と書きそうになる現状をどうにかしたい。
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482 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/08/26(水) 18 52 45 ID ??? アムロ「ええい貴様ら!シャアの分身たちは仕事の手伝いをしてるというのに貴様らはただ雑談するばかりで」 D.O.M.E.「なら仕事を手伝おうか」 アムロ「やめてくれ」 リボンズ「じゃあ未来の僕が仕事をしてる間、僕が女の子たちの世話をしてあげるよ」 アムロ「クェス限定でな」 A.R.「一応データ管理はしているんだよ」 アムロ「前から聞きたかったんだが、サナリィのジョブ・ジョンさんに機密データを渡してないか?」 アマクサ「じゃあオリジナルの僕に代わって巨人の応援をしてるということで」 アムロ「それを他人に渡せるかぁぁぁ!!」 わーわーぎゃーぎゃーどたばたじたばた シャア「こっちも忙しいな」 ロラン「もう慣れましたよ……」 484 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/08/26(水) 19 09 12 ID ??? 482 ジョブ・ジョン「お、きたきた…」コソコソ 部下A「なんです? ずいぶん厳重なプロテクトがかけてあるみたいですけど…」 ジョブ・ジョン「重要な機密データだからな…」ピッピッ… <○○年度ラー・カイラム社健康診断データ> 部下A「そ、それって…」 部下B「チェーンさんにクリスさん…おおっ!受付のミユちゃんまであるじゃないですか!」 部下C「部長! これ、コピーは…」 ジョブ・ジョン「ダメだダメだ!」 女子社員「あの、アムロさんのデータって無いんですか?」 オーティス「………」 orz A.R.「もちろん、大切な部分のデータは改竄済みだけどね♪」テヘッ リボンズ「未来の僕の大事なパートナーたちだからねぇ」 487 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/08/26(水) 19 17 26 ID ??? 484 ジョブ・ジョン「健康診断データはいいからもっと重要なデータをだね」 A.R.「これだね」 <宇宙世紀0001~0093読売巨人軍全成績> ジョブ・ジョン「どうして社内機密データにこんなのが入ってるんだぁぁぁぁ」 A.R.「生身の僕が最重要データだからありとあらゆる情報を集めろって無理矢理プログラミングしたんだよ」 ジョブ・ジョン「他球団の情報も……どの選手にいくら渡せばFA移籍を見込めるかとかばかりだ……」 A.R.「普段ロクなこと考えてないってことだけはデータ化されてるね」 488 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/08/26(水) 19 36 17 ID ??? ピッピッ… キラ「あれ? アムロ兄さん、何やってるの?」 アムロ「ああ、新しいサイコ・フレームの構造シミュレーションをな… ちょっと思いついたから…」ピッピッ… キラ「シミュって…えっ、これ、コンピューター?」 アムロ「さすがのお前もポケコンは知らないかw 元々は今の携帯端末にすら及ばないものなんだが… ガロードたちがいじり倒しててね。 演算能力ならその辺のノートブックよりよっぽど… よし、行けそうだな」 キラ「でも、なんでそんなもので?」 アムロ「 487なんてことがありそうで…ネットにつながるマシンじゃ不安でね。 キラの作ってくれたプロテクトを信用しないわけじゃないんだが… 結局俺も古い人間ってことなのかもしれないな」 通りすがったセレーネ「三十路にしてようやく悟ったわけ?」 アムロ「俺はまだ二十台だっつっとろーが!」 489 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/08/26(水) 20 07 24 ID ??? 488 アムロと歳が僅差のセレーネが言ったら自爆なんじゃね? 490 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/08/26(水) 20 25 42 ID ??? 489 セレーネ「八捨九入すれば二十歳ですが何か?兄さんは三十歳よ、ふふ」 491 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/08/26(水) 20 27 32 ID ??? 490 ロラン「何で現実と戦わないんですか、貴方と言う人は!」
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アムロ「セイラさんとは一番の長い付き合いだな。だが最も着かず離れずの間柄でもある」 アムロ「ベルとは同棲紛いのことをしていたな…彼女の叱咤が無ければ今の僕はないかもしれない」 アムロ「カニンガムは良い部下だよ。打てば響く彼女の感性は僕にはないからね」 アムロ「アリョーナの手作り料理は何よりの癒しの1つ。同禽するといつも彼女の丸っこい背中に鼻を埋めてしまう」 アムロ「チェーンはプライベートでは存分に甘えてくるくせに仕事となると容赦ないな。そのギャップもまた良し」 アムロ「クスコ・アルとはセイラさん以上に複雑なんだ。たまたまBARで一緒になると彼女は『ロンドンブリッジ』を弾いてくれる…僕だけにね」 アムロ「ユウリは一途なイイ娘だ。従順だから常に新鮮……ただ、段ボールで隠れたりするのは…いや、なんでもない」 リボンズ「ふう…まあ、こんなとこだね」 ARチップ「オリジナルの隠れた気持ちを抜き出すなんて、お茶のこさいさいサ☆」 アマクサ「これを彼女達に送信送信♪」 DOME「モチロン全てのログをね☆」 全員「「「「常識だよねぇ~~~♪後は野となれ山となれ 受けとれ愛のテレパスィ~~(はぁと)」」」」ミュミュミュミュミュ
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【SS】もしアムロがジオンに亡命してたら part5 37 名前:1 ◆FjeYwjbNh6[saga] 投稿日:2009/06/11(木) 13 16 13.53 ID MSCP.no0 とてつもないGがアムロの骨格を軋ませ呼吸を困難なものにする。 この体がシートにむりやり押さえ付けられる様な感覚は、ガンダムがWBのカタパルトから発進する時に掛かるそれと酷似していた。 まさか水中でここまでの加速がなされるとは。まともに身体を動かす事もままならない。 だが、このような状況の中でアムロの瞳に映るホルバインの横顔は、信じ難い事に、これ以上無いほど嬉しそうなのだ。 「敵さんの迎撃準備が整わないうちに各個撃破だ!距離500で反転する!前・後で一撃づつだ!やれるな?」 「や・・・やって・・・みます!」 「上等!」 歯を食いしばりながら言葉を搾り出すアムロに対して、大口を開けて笑うホルバイン。 この男、この様な状況の方が生き生きして見えるのは気のせいではなさそうだ。 ホルバインは、こういった極限状態では“スイッチ”が入るのかも知れない。 それが何のスイッチなのかは知らないが・・・と、アムロは思い通りに動かない腕を宥めすかし、眼前のモニターを何とか操作し、メガ粒子砲発射トリガーに慎重に手を掛けた。 細かく狙いを付ける必要は無い。敵は正面にいた! 「メガ粒子砲発射!」 ゾックの頭頂部に装備された1番砲口からゾックの進行方向に向けてパイロットブレットが射出されるや、ビームの奔流がその後を追う様に迸り、そのまま敵MSに殺到し、派手に水蒸気爆発を巻き起こした。 ゾックには9門のメガ粒子砲が装備されているが、パイロットブレットの気泡が巻き起こす射路が必要なエーギルシステムは基本的に水中で移動しながらのメガ粒子砲発射は想定されていない。 だが、頭頂部位にあるこの1番砲口に限り、進行方向と同ベクトル時のみ「進行方向に向けて」発射する事ができる。 敵と正対せねばならない為にリスクは増すが、その威力を考えるなら充分に引き合うものであった。 「ヤッハー!ウォォ!ヤーハハハハッハー!!」 ハイテンションな奇声を上げながらホルバインは、すかさずゾックの機体を45度バンクさせ、そのまま斜めに上方宙返りさせる。 ターン開始時と終了時で進行方向を180度変え、速度を減少させる代わりに深度を上げるテクニックである。 ホルバインは水平潜航には移らず、進行方向はそのまま、ゾックの機首を40度ほど持ち上げた。 これにより、両肩上部に装備されたメガ粒子砲口を可動させる事で、自身の後方へのビーム攻撃が可能となった。 これは、前後対称の得意な形状を持つゾックならではの機動であった。 強力な推力に支えられ、スピードは、落ちない。 撹拌されるミキサーの中のバナナの気持ちはいかばかりかと慮ったアムロはしかし、少しだけ愉しい気分になって口元を綻ばせた。 この加速機動、悪くない! 「メガ粒子砲、発射!」 グリグリと起き上がり角度を変えた、ゾックの両肩上部に装備された6番7番砲口から強力なメガ粒子ビームが2撃、またもや後方の敵軍に浴びせ掛けられ、狙いは違わず今度は敵陣の中央で巨大な水蒸気爆発を巻き起こす事に成功した。 混乱の中での再々度の痛撃である。確認する必要はあるが、これで敵部隊は殆んど壊滅状態だろう。 だが、ここで一息入れる訳には行かない。 敵に時間的猶予を与えず、親玉たる潜水艦と空母を速攻で叩きに行くべきだ。 ゾックの機体を水平に戻しながら、ホルバインは冷静にそう決断していたのである。 94 名前:1 ◆FjeYwjbNh6[saga] 投稿日:2009/06/12(金) 20 11 13.32 ID 1n11QXg0 「壊滅だと・・・!?何故だ!?相手はたった・・・たった1機のMSなんだぞ!」 「・・・遺憾ながら、敵MSの性能は我々が考えるより遥かに高かった、と、言わざるを得ません」 「貴様っ!?何を今さら!!」 「艦長!敵MSがこちらに向けて迫って来ます!」 技術参謀に掴み掛からんばかりにキャプテンシートから腰を浮かせたブーフハイムを押し止めたのは水測員からの一報だった。 「う、撃て!撃て!魚雷で奴を叩き落せ!」 「管制室。魚雷発射だ。敵は1機、外すなよ!」 ヒステリックに喚き散らすブーフハイムの言葉を冷静に翻訳した参謀はこの艦では副長も兼ねている。 これまでも【アナンタ】では見慣れた毎度毎度の光景、その苦労はいかばかりのものであっただろう。 「水中音発生、前方から魚雷です!」 「構わねえ!このまま突っ込むぜえ!」 アムロの報告にホルバインは不敵に答える。 その言葉通り、ほぼ正面から迫り来る3本の魚雷に対し、ゾックは敢えてビームを発射せず、ギリギリまで引き付けてから高速バレルロール(高速で機首を上げ、同時にロールを行う事で横倒しの樽の内側をなぞるように螺旋を描き機動する)で三本の魚雷の横をすり抜け躱してみせた。 そしてロールが終了した地点、ゾックは既に真正面に敵潜水艦を捉えている。 ターゲットとなる敵潜水艦は3隻。だがこれは先程こちらに向けて魚雷を発射した艦ではない。 ホルバインは、ゾックに一番近い潜水艦を狙うと見せかける為に突撃を掛け他艦の油断を誘い、バレルロールでダミーの敵をアッサリすっ飛ばすと、敢えて後方に位置している敵への射路を開いたのだ。 「パイロットブレット射出!メガ粒子砲発射!」 阿吽の呼吸でアムロが放った攻撃が的確に敵潜水艦のエンジン部を捉え、巨大な爆発を伴い轟沈せしめた。 アムロとホルバインは一瞬互いの視線を合わせ、また各々の仕事に向き直る。 言葉など必要は無かった。 アムロはホルバインのタフな技量に憧憬を覚え、ホルバインはアムロの判断力とカンの良さを頼もしく感じた。 背中を預けられる。 2人にとってその認識だけで十分だったのである。 120 名前:1 ◆FjeYwjbNh6[saga] 投稿日:2009/06/15(月) 00 21 44.24 ID WaUI52o0 縦横無尽に水中を跳び回る敵MSが2隻目の友軍潜水艦を撃沈したのを見届けると、ブーフハイムは覚悟を決めた様にキャプテンシートの肘掛の先にある小さなパネルを操作した。 「艦長!!何を!?」 その動きに気付いた参謀の質問を無視してブーフハイムは操作を続行する。 「まさかこの状況でアレを発射するおつもりなのですか!?」 「こちらにはこの切り札があるのだ!ジオンの基地など一撃で撃破してくれる!」 参謀は考えられないとばかりにキャプテンシートに詰め寄った。 「無意味です!アレによる攻撃は、我々がジオン水中部隊を掃討している事が大前提です。 連邦軍がアデン基地への制海権を手中にしていてこそ、初めて意味があるものなのです! 今は、それよりも全速で後退しつつ【フォート・ワース】に救援を要請して対潜攻撃機を・・・」 「黙れ!黙れ!黙れ!このままやられっ放しで戻れるものか!」 血走った眼を剥いて激昂する艦長をなるべく刺激しないように細心の注意を払いながら、参謀は冷静に言葉を続け説得を試みた。 「【気化弾頭ミサイル】・・・艦長。アレ自体は確かに南極条約で使用禁止の条項はありません。 しかし人道的見地から逸脱した大量破壊兵器です。 作戦立案時に、アレを使用するタイミングは入念に検討されたではありませんか。 例えアレを使用してジオン軍を掃討したとしても、ジオン水中部隊が健在なこの状況では、我々の空挺部隊はアデン基地に突入できません。 空母をもし敵の水中部隊に沈められでもしたら、連邦軍はジオンの勢力圏内で孤立してしまうからです。 つまり、我々はどのみち基地を制圧できないのです。 アレを使えば、ジオンどころかアデン基地周辺の街も消滅します。 連邦軍は世論を敵に回す事になり、巻き込まれる一般市民は、無駄死にです」 ちなみにこのミサイル、もちろんミノフスキー粒子のせいで誘導する事はできないが、自機とターゲットポイントの正確な位置関係が把握されている為、放物線を描く様に打ち出す事で狙った場所へ「落とす」事ができる。 着弾までの時間も割り出せるので、タイマーによる空中爆散も思いのままだ。 一方、空から降ってくるミサイルに対し、地上から迎撃ミサイルを撃つ事は不可能である。 「黙れと言った!貴様のような臆病者に用は無い!ジオンなど、俺だけで倒す!!ミサイルサイロ開け!!」 「・・・!」 ゴゥンと艦の上部に設置されたサイロが開いたのが艦内に響く微かな音と振動で感じ取れる。 この艦長を説得し切れなかったのだと理解した参謀は、慙愧の思いで唇を噛むしかなかった。 121 名前:1 ◆FjeYwjbNh6[saga] 投稿日:2009/06/15(月) 00 22 36.73 ID WaUI52o0 2隻の潜水艦を沈める事に成功したゾックは、残る1隻に機首を向ける為の反転中に異常を察知した。 「この音は・・・!!逆進中の敵艦が、上部ハッチを開けています!」 「何だと!?」 アムロの声に驚いたホルバインがレーダーモニターを見ると、最後の標的たる光点から高速で分離した新たな光点がゾックの脇を掠める様に通り過ぎ、みるみる深度を上げてゆくのが確認できる。 途端、アムロの脳裏に電光が奔った。これは・・・! 「ホルバイン少尉!アレを逃がしちゃ駄目だ!追って下さい!」 「くっ・・・!!」 反転機動を中途で無理矢理キャンセルしたゾックがミサイルを追って強引な上昇を開始する。 「アップ90度!急速浮上!」 ホルバインはアムロの要求に「何故だ」とは聞かなかった。 一蓮托生であり一心同体。この短い時間の中で、交わす言葉は少なくとも、2人は互いを信頼できるかけがえの無い相棒だと認識していたのである。 「アムロ!敵さん、後ろから魚雷を撃ちやがったぜ!」 ゾックがミサイルを追い掛けて上昇を始めた為、逃げていた筈の敵潜水艦が一転、こちらに向けて追尾魚雷を放ったのである。 アムロもモニターでそれに気が付いていたが、斜線が重ならない為にどうする事もできない。 ゾックは進行方向の前後にしかビームが発射できないからだ。 だが最短距離でミサイルを追うのを止める事はできない。 ここは危険を承知で後方から迫り来る魚雷に最大限の注意を払いつつこのままミサイルを追い、ミサイルを撃墜させた後、その時点で至近距離まで迫っている筈の魚雷を迎撃するか避けるかするしか無いだろう。 深度が上がり水面がみるみる迫る。スピードの遅い水中で仕留められねば恐らく前を行くミサイルの撃墜は不可能だ。 ホルバインはミサイルの上昇角度にゾックの浮上ベクトルを合わせる様に慎重に機動を調整し、やがて上昇するミサイルの真下に回りこむ事に成功した。 アムロの眼には今や目前のミサイルしか見えていない。 コイツをここで取り逃がすと取り返しの付かない事になる。何故だかそれだけは確信できていた。 計測によると、ゾックとパイロットブレットの方がミサイルより数段速い。 これならば、エーギルシステムが使用できる筈だとアムロは判断した。 ミサイル自身の吐き出す気泡も「射路」として利用できるだろう。 「メガ粒子砲、発射!」 精神を集中し、機をギリギリまで見極めたアムロの放った一撃が、上昇中のミサイルを貫き木っ端微塵に吹き飛ばした。 ミサイル撃破を確認したホルバインは、魚雷回避の為の緊急ロールをゾックに掛ける。 海面スレスレではあったが、兎にも角にも水中で爆散した気化弾頭ミサイルは、その本来の威力を千分の一も発揮させる事ができず、空しく海中に消えたのである。 しかしその時、廻る天地の中、思わず快哉を叫ぼうとしたアムロの言葉を遮る様に轟いたホルバインの叫び―― 「駄目だ!衝撃に備えろ!」 ――それとほぼ同時に激しい衝撃がゾックを突き上げ、コックピットの2人を弾き飛ばした。 153 名前:1 ◆FjeYwjbNh6[saga] 投稿日:2009/06/16(火) 19 49 36.99 ID PdjxDFg0 鮮血がコックピットに飛び散った。 本来単座だったゾックに短時間で補助シートを増設した為、その機材の一部は仮止めされた様な状態であり、コックピットエリアを歪める程の衝撃で床のパネルの一部が弾け跳びホルバインの脇腹を抉ったのだ。 「ホルバイン少尉!」 「・・・騒ぐんじゃねえよ・・・!」 どくどくと血の流れ出した脇腹を押さえたホルバインは、それでも手負いのゾックを上昇させ、海面から機体上部を浮上させるとコックピットハッチを開いた。 外は激しい嵐であった。強風と雨粒が容赦なくコックピットに吹き込み、2人の足元に赤い水溜りを作ってゆく。 「アムロ、お前は脱出しろ。お前の着ているライフジャケットは灯火ビーコン付だ。運が良ければ助かるだろう」 「そんな!?ホルバイン少尉はどうするんです!」 ホルバインは咳き込み少しだけ血を吐くと、弱々しいが不敵な笑みを浮かべた。 「決まっているだろう。あの野朗にオトシマエを付けに行くのさ」 「僕も一緒に行きます!」 「バカ野朗!見ろこの嵐を!この中をジャケット一つで漂うなんざ自殺行為だ! 手負いのコイツで、もう一度潜り戦闘を仕掛けるのも正気の沙汰じゃねえ! 進むも地獄、引くも地獄なんだよ! なら、二手に分れりゃどっちかは助かるかも知れねえだろうが!」 ホルバインは痛みをこらえてベルトを外し、傾いたシートから立ち上がるとアムロのシートベルトを外し、その胸倉を掴んで無理矢理シートから引き剥がした。 怪我人とは思えない程の力にアムロは抗う事ができなかった。 「嫌だ!ホルバインさん!」 涙声で抵抗するアムロを無視してホルバインは自分の首に掛かっていた銛のペンダントを引き千切り、アムロの胸ポケットに押し込む。 これは彼の「じいさんの形見」であり、戦場から生きて帰る為のお守りであった。 だが、ホルバインは自分が負った傷が致命傷だという事を悟っていた。 ならば、これはこの赤毛の少年に持たせるのが正しいだろう。 ホルバインは何も言わず、雨風吹き込むハッチから、アムロの身体をゾックの外へ無造作に放り出した。 空中で彼に向けて手を伸ばしたアムロの泣き顔を激しい雨と波飛沫が洗い流す様に叩き、その絶叫を轟く雷と逆巻く強風が掻き消した。 213 名前:1 ◆FjeYwjbNh6[saga] 投稿日:2009/06/19(金) 11 11 48.78 ID 3F9OKks0 時化の激しい波に揺さぶられ、吐くものも出し尽くした子供達がぐったりと身を寄せているその中で、蹲っていたララァがふいに顔を起こした。 「そんなに泣かないで・・・」 「え?」 まともに歩く事もできない船室で一人だけ気丈に動き回り、幼い弟妹や具合の悪い子供達の面倒を見ていたミハルは、微かに聞こえたララァの声に振り返った。 少々ガラは悪いものの、生来の面倒見の良さとその人となりで、ミハルは何とは無しにこの集団のリーダー格となっていた。 「ララァ、どうしたんだい?・・・また何か聞こえた?」 ミハルはララァに声を掛けながら近付くと、後半は耳元でそっと囁いた。 ララァの“この能力”を他人にはあまり知られない方が良い様な気がしていたからである。 何故なら彼女が≪不幸≫になるかも知れないから。 ただ漠然とだが、ミハルにはそう思えて仕方が無かった。 「駄目・・・届かない・・・悲しみが深すぎて・・・閉じてしまった・・・」 「・・・?」 眉間に皺を寄せて悲しそうにするララァに、ミハルはどうしてやる事もできない。 一体彼女には何が見えているというのだろうか。 「・・・ブッダは・・・死は無だと言ったって・・・」 「・・・」 今度はララァはミハルの方を見ずに、まるで誰かに語りかける様に、視点を固定したままポツリとそう漏らした。 この娘はたまにこういう不思議な言い回しで、独り言のような言葉を紡ぎ出す。 正直、その意味など学の無い自分には判るはずもないが、その落ち着いた声音と深遠な瞳の色が相まって、 何故だか妙に心が落ち着くのを感じる。 何となく側にいたくなる。そんな不思議な吸引力が彼女には備わっているのかも知れない。 果たして、その視線の先には何が見えるのかしらと試しに眼を凝らしてみるミハルだったが、 彼女の眼ではどうやっても薄暗い部屋の汚い壁しか見る事はできなかった。 380 名前:1 ◆FjeYwjbNh6[saga] 投稿日:2009/06/22(月) 21 10 10.18 ID HShbR7E0 海面にアムロを残し、潜行というより落下に近い軌道でゾックは再び水中に没した。 後方からの魚雷を避けきれず、至近距離で炸裂した爆圧の衝撃でバランサーに深刻なダメージを受けたMSM-10は、今やパイロットと同様、満身創痍の状態であった。 恐らくこの状態で潜水したら2度と浮上する事は叶わないだろうという事もホルバインには判っていた。 しかし、あの潜水艦を放っておく事はできない。 アレは仲間の為に今、ここで狩り獲っておかねばならない獲物なのだ。 今日はこのゾックで大漁を挙げたが、最後の最後にケチが付いたんじゃ締まらねえ。 大量の失血の為、朦朧とする意識の中で彼はそれだけを考えていた。 奇跡的にコックピットブロックへの浸水は無く、気密は保たれている。 先程までは焼ける様に感じていた脇腹の痛みも、何故か今は全く感じなくなった。 これならこの命が尽きるまでにアレを仕留められるかもしれない。いいぞ。やはり今日の俺はツイている。 ホルバインは嬉しそうに口から溢れ出て来る血を片腕で拭った。 刹那、ゾックを追う様に深度を上げて来ていた敵潜水艦が、こちらに向けて2本の追尾魚雷をまたもや放った。 しかしゾックは先程とは同一の機体とは思えない程よたよたした機動ながらも、何と魚雷を2本とも躱してみせたのである。 それは現在のMSM-10の状態を鑑みれば完全に常識を超えた拳動であり、彼の技量の高さをして始めて為しえた奇跡であった。 だが、その急激な旋回がホルバインの傷を更に深いものにしてしまった。 ホルバインは、急激に自分の身体の力が抜けてゆくのを感じた。 血だらけの左掌が操縦桿からずるずると滑り落ちて行くのをどうする事もできない。 同時に視界が少しづつ暗くなって行く。 待て、待て、まだだとホルバインは眼を見開いてモニターを凝視する。 敵は正面にいる筈だ。まだ辛うじて動かす事のできる右手で1番砲口のトリガーを絞るが、エーギルシステムは動作不全を起こしており、パイロットブレットすら発射する事ができなかった。 構うものかとホルバインはそのままゾックを突入させ、すれ違いざまそのクローによる決して浅くは無い一撃を【アナンタ】の舷側に見舞う事に成功した。 船体を破られた【アナンタ】は水圧によりたちまち圧壊し始め、ブーフハイムらと共に、そのまま海の藻屑と消えてゆく。 しかし自分がその生涯で最後に仕留めた獲物の行く末を確認する事無くホルバインは眼を閉じた。 だが彼にはまだやる事があった。彼は今にも途切れそうな意識を集中させるとオール回線でこの海域の全ての兵士達に呼び掛けたのである。 「・・・俺はジオン公国レッド・ドルフィン隊所属のヴェルナー・ホルバイン少尉・・・この海域の洋上に要救助者・・・若い兵士だ・・・敵でも味方でも誰でもいい・・・奴を助けてやってくれ・・・」 あの状況、アムロが無事に救助される可能性はゼロに近いだろう。 この通信によって味方に保護されるなら言う事は無いが、例え敵の手に落ちたとしても、そこから先の運命を切り開く事ができるかも知れない。 だが死んでしまえばその僅かな可能性すら失う事になるのだ。 何より一番大事な事はここで命を落とさない事だ。ホルバインはそう考えたのだった。 自らの血に塗れた右腕がゆっくりと操縦桿から離れる。いい。もう自分ができる事は何も無いのだから。 ホルバインは頭を静かに後ろに倒した。ただ達成感だけが彼を包んでいた。 やけに静かだ、そして深く、暗い。 ミシミシとゾックの機体に亀裂が奔って行くのが判る。この頑丈な機体にも流石に限界が来た様だ。 自分はこれから死ぬのだろうか。死ぬと人間はどうなるのだろうか。 怖い・・・怖い所に行くのだろうか。 ≪・・・ブッダは・・・死は無だと言ったって・・・≫ へえ。そうなのか? そのブッダって奴は知らないが、無なら怖いってのも無しだよな?ありがとうよお嬢さん。気持ちがずいぶんと楽になったぜ。 意識の中で褐色の肌の少女と邂逅したホルバインはそして、視界いっぱいに広がる海を見た。 彼のじいさんにとっては空想でしかなかった本物の海に抱かれて、彼は幸せであった。 381 名前:1 ◆FjeYwjbNh6[saga] 投稿日:2009/06/22(月) 21 10 32.78 ID HShbR7E0 「・・・MSM-10の反応、消えました・・・」 「何てこった・・・」 アッガイに搭乗しているマーシーからの通信を受け、ゴックを操縦するラサは天を見上げた。 ここはアデン湾の北西、ゾックが沈んだ地点から約10キロ離れた海中である。 アデン基地まで輸送機で運ばれレッド・ドルフィン隊と合流したシャア達は、無事アデン基地に上陸したフェンリル隊と入れ替わるように彼らの潜水艦に乗り込みここまでやって来た。 連邦艦隊が近い事もあってレッド・ドルフィン隊の潜水艦より先行してシャア達3機の水陸両用MSは戦闘海域に向かっていたその途中、偶然にホルバインの通信を拾ったのだ。 赤いズゴックを駆るシャアは唇を引き締めた。 「間に合わなかったか・・・だが、ホルバイン少尉。貴君の要請、このシャア・アズナブルが確かに受け取ったぞ」 そしてシャアは仮面の下の眉根を一瞬歪め―― 「海は見えたか・・・海兵」 悲しそうにその瞳を遠いものにして無意識にそう、ひとりごちた。 445 名前:1 ◆FjeYwjbNh6[saga] 投稿日:2009/06/27(土) 12 27 11.48 ID W99uheY0 今、ホルバインが死んだ―― 最後の瞬間、それをアムロは感じ取る事ができた。 激しい風と雨に打たれ、逆巻く荒波に翻弄されながらアムロは慟哭していた。 幾度と無く絶叫を繰り返した為に咽は切れ、海水を何度も飲み込んだ為に激痛が生じ、声はもはや枯れ果てた。 だが、この程度の苦痛は死に行くホルバインの激痛に匹敵するものではなかっただろうとアムロは顔を両手で覆った。 ホルバインを殺したのは自分だ。 自分がもっと早くあのミサイルを撃墜していれば。 いや違う。 自分があの時、ミサイルを追う様に指示を出したが為に、結果的にあの優秀なパイロットを死なせてしまった。 全ての責任は自分が負うべきだったのに。 それなのに何故、ホルバインは死に、自分はこうして生きている? 何がニュータイプだ! 人を不幸にするこんな能力など、いらない。 この激しい雨と風と波に揉まれてその全てがこの体から流れ出してしまえばいい・・・ アムロはまたもや高波に呑まれると、暫く後に波間に浮かび上がり・・・ そんな状態を何度か繰り返した後、やがて意識を消失していった。 しかしどんなに激しい波に打ち据えられようと、アムロの身に付けたライフジャケットは決して沈まず、その灯火は消える事無く彼の存在を波間に誇示し続けていた。 それはまるで、ホルバインが最後に託した願いの様に。 そしてその小さいが確かな光は、民間の中型漁船を模した偽装貨物船【フォルケッシャー】からもはっきり視認されていたのである。 446 名前:1 ◆FjeYwjbNh6[saga] 投稿日:2009/06/27(土) 12 27 51.48 ID W99uheY0 「船長!洋上三時の方向に灯火(フラッシュライト)とビーコンシグナル確認!要救助者です!識別信号はジオン軍のものです!」 「・・・厄介だな・・・連邦艦の動きはどうだ」 「変わらずです、駆逐艦と思われる一隻が急速に接近中。通信はまだ届きませんが、恐らくこちらを臨検するつもりだと思われます」 「ふうむ・・・我々には重要な任務がある。ここまで来て連邦軍に尻尾を掴まれる訳にはいかんのだ。 ここは、あえてあの灯火に気が付かないフリをしてやり過ごすのも手か・・・」 そのあまりにも無慈悲過ぎる船長の発言に、双眼鏡から眼を離さないまま、がっしりとした体格のククルス・ドアン少尉は憤った。 「何を言うんですか船長!一刻も早く助けてやらなければ死んでしまいますよ! それに見て下さい!どう見てもあれは子供だ! いくらこっちが隠密だからって、このまま見殺しにするつもりですか!」 ドアンの声に貧相な顔をした船長は、面倒臭そうな顔でその手から双眼鏡をもぎ取り、自分の目を凝らした。 「・・・なるほど確かに子供の様だな。 本国からは学徒兵の話はまだ聞いていないが・・・ だが、宜しい。連邦艦艇が到着するより先に奴を確保し【船底】に運び込め。 検体が増えれば、マガニー博士に到着が遅れた事の申し開きが少しは立つだろう」 ぎょっとしてドアンは船長を振り返った。 「検体!?まさか船長、あの兵士を【施設送り】にするつもりなのですか!?」 「それしかなかろう?今ここで彼を助けるというのはそういう事だ。 それに君が言った通り、ここで死ぬよりはマシな選択だと思うが」 いけしゃあしゃあと答えた船長をドアンは憎々しげに睨み付けた。 生死不明の状態で正規の手続き無しにあそこに送られた兵士は、秘密裏に登録を抹消され2度と原隊へは戻れないだろう。 しかし、それでもドアンは素早く救助用の救命胴衣を身に付けるとフックを確認しロープを肩に担いだ。 「・・・確かにこの状況では彼の身柄は【船底】に隠すしか無いでしょうね。 しかし最重要軍事機密に関わるあの部屋を見た者は、どちらにせよ、と、いう訳ですな・・・ 了解です。慎重に船を寄せてください、私が救助に向かいます」 「奴の着ているライフジャケットは切り裂いて海に投棄しろ。急げよ」 後ろから掛けられた船長の声をドアンは無視して強風吹き荒ぶ甲板に走り出た。 しかし命令を苦々しく反芻しながらも彼は、太い二の腕に巻き付けたベルトに刺さるナイフのチェックは怠らなかったのであった。 478 名前:1 ◆FjeYwjbNh6[saga] 投稿日:2009/06/28(日) 19 26 35.72 ID 3BSp6bU0 ゴトンと鈍い音がすると硬くロックされていた扉がゆっくり開き、びしょ濡れの大柄な男が、ミハル達が身を寄せ合う部屋に入って来た。 「済まないが手を貸してくれ」 男は誰かを背負っているようだ。 大柄な男がククルス・ドアン少尉だという事が判ると部屋の空気が明らかにほっとしたものに変わる。 ミハルは無言で彼の元に駆け寄った。 ドアンはこの船の乗組員の中で唯一、子供達に優しく接してくれる軍人だった。 他の奴等の様に邪険にもしなければ、ミハルやララァを嫌らしい眼で見たりもしない。 子供の一人が熱を出した時は自分が使用していたであろう寝具を譲り、熱が下がるまで寝ずに看病までしてくれた。 ミハルは、そんなドアンの態度に内心感謝し、少しだけ心を許してもいたのである。 『済まない』 いつもそれが彼の口癖だった。 「この子、軍人さんだね?」 「ああ。海に浮いていたんだ。この近くで海戦があったらしい。あと15分も遅かったら危なかったが・・・ 水は吐かせたし、今は呼吸も脈拍も正常だ。暫くすれば眼を覚ますだろう」 てきぱきと毛布を敷いて簡易の寝床を拵えたミハルは、ドアンの背中から小柄な兵士を降ろすのを手伝い、頭を打たせない様に注意しながらゆっくりと体を仰向けに横たえた。 「まだ子供じゃないか・・・あたしより年下かも知れないね」 「ジオンも兵隊がいなくて苦しいのさ」 ぽつりと呟いたドアンの横顔をミハルはハッとした様に見つめる。 「良いのかい?さっきから迂闊にそんな事をあたしなんかに・・・」 「おっと・・・そうだったな。済まん。どうも俺は軍人には向いていないらしい」 ここで彼女に謝ってしまうのがドアンという男なのだろう。 朴訥に頭を掻きながら身を起こした巨漢を見て、ミハルはくすりと笑ってしまった。 もちろんドアンは怖い軍人であり、自分よりも遥かに年上の筈なのだが、何となく微笑ましく感じてしまう。変だろうか。 「事情によって彼は今後君達と行動を共にすることになった。済まないが少しの間辛抱してくれ。後でまた来る、彼を頼む」 ミハルに後を託すと、ドアンは急いで部屋を出て行った。 またもや外から重く閉められた扉に、ミハルは溜息を吐く。 しかし次の瞬間には、寝かされた兵士の周りに興味津々で集まる子供達の姿があった。 「こらこら!触るんじゃないよ!おや、珍しいねララァ。あんたまで」 子供達の中には、普段から何事にもに無関心だったララァが混じっていたのである。 ララァはその澄んだ目を近づけて、昏々と眠っている少年兵の顔を凝視している。 「とても辛い目にあったのね・・・だから・・・」 ゆっくりと手を少年の顔に伸ばしたララァは、その閉じられた瞼の端から新たに流れ落ちた涙の雫を、その掌でそっと拭い取った。