約 418,863 件
https://w.atwiki.jp/houji/pages/251.html
【曩】 部首 日 + 17 画 総画 21画 漢検配当:1級 読み 音読み ドウ、ノウ 訓読み さき、さき(に)、ひさ(しい) 字義 ①さき。 以前。間に日数をはさんでいること。 例:「曩日(ドウジツ/ノウジツ)」 ②さきに。 以前に。 類義語:曏 解字 会意+形声。「日+(音符)襄」。 [襄]は「間に割りこむこと」の意。 「日+襄」で、中間に何日も割りこんで日を経たこと。 関連語 曩祖 襄
https://w.atwiki.jp/houji/pages/85.html
【孚】 部首 子 + 4 画 総画 7画 漢検配当:1級 読み 音読み フ 訓読み かえ(す)、まこと、はぐくむ 字義 ①はぐくむ。 卵を羽で抱いて暖めて育てる。 例:「孚化(フカ)」 同義語:孵 ②外皮で包まれた卵や種。 ③まこと。 心の中にたいせつに抱きしてめている気持ち。 情けの厚いさま。 例:「孚信(フシン)」 解字 会意。「爪+子」で、幼い子を手でたいせつにかばうさまを示す。 外から包んでたいせつに育てること。 余談 「はぐくむ」という和語は、「羽でくくむ(≒くるめる)」に由来する。
https://w.atwiki.jp/houji/pages/272.html
【鵯】 部首 鳥 + 8 画 総画 19画 漢検配当:1級 読み 音読み ヒ、ヒツ 訓読み ひよ、ひよどり 字義 ①「鵯鶋(ヒッキョ)」という鳥(現在のハシブトガラス)に用いられる連綿字。 wikipedia:ハシブトガラス 画像検索:ハシブトガラス ②「鵯鵊(ヒキョウ)」という鳥(現在のオウチュウ)に用いられる連綿字。 wikipedia:オウチュウ 画像検索:オウチュウ ③(日本のみ) ひよ。ひよどり。 スズメ目ヒヨドリ科の鳥。 大きさはツグミぐらい。 大部分青灰色で、頭の羽毛は柳葉状に立ち、耳羽は栗色。 山地の樹林に繁殖し、秋、群をなして人里に移る。波状に飛ぶ。 鳴き声は「ひいよひいよ」とやかましい。日本に広く分布。 広辞苑第六版 wikipedia:鵯 画像検索:鵯 解字 形声。「鳥+(音符)卑」。 [卑]は「せが低い」の意。また「ぴっぴい」と無く声の擬態語とも考えられる。 関連語 卑 渡り鵯戻り鶫
https://w.atwiki.jp/houji/pages/106.html
【論】 部首 言 + 8 画 総画 15画 漢検配当:5級 読み 音読み ロン 訓読み あげつら(う)、と(く)、ろん(じる) 字義 ①すじみちをきちんと整理して説く。 ことわけて話す。 例:「評論(ヒョウロン)」「討論(トウロン)」 ②すじを整理して罪を決める。 量刑する。判決を加える。 例:「論罪(ロンザイ)」 ③理屈をたてた話。 また、道理を述べて意見を主張する文章。 例:「世論(セロン)」 ④文章の最後にあって、作者が意見をのべる論評。 ⑤(仏教用語) 三蔵の一つである「論蔵(ろんぞう)」の略。 教理を体系的に叙述したもの。阿毘達磨(あびだつま)。 ⑥「論語」の略。 余談 「論」の草書体 はひらがなの「ろ」として用いられることがあるらしい。 解字 会意+形声。「言+(音符)侖」。 [侖]は「亼(まとめるさま)+冊(文字を書く短冊)」で 字を書いた短冊をきちんと整理して、まとめることを表す。 「論」は「言+侖」で、ことばをきちんと整理して並べること。 関連語 侖
https://w.atwiki.jp/houji/pages/101.html
【拗】 部首 扌 + 5 画 総画 8画 漢検配当:1級 読み 音読み ヨウ、オウ 訓読み ねじ(ける)、こじ(れる)、す(ねる)、しつこ(い)、ねじ(る) 字義 ①ねじる。ねじれる。 しなやかにねじ曲げる。ねじ曲がる。 ねじ曲げて押さえる。また、転じて、枝を曲げて折る。 例:「拗折(ヨウセツ)」 ②もとる。うまくいかない。 例:「拗怒(ヨウド)」(怒りがおさまらない) ③すねる。ひねくれる。 しなやかだが、すなおでないさま。 例:「執拗(シツヨウ)」 対義語:直 解字 会意+形声。「手+(音符)幼」。 [幼]は「幺(細い糸の意)+力」から成り、 糸のようにしなやかで細いこと。 「拗」は「手+(音符)幼」で、しなやかに曲げること。 関連語 幼
https://w.atwiki.jp/houji/pages/62.html
【肬】 部首 肉 + 4 画 総画 8画 漢検配当:1級 読み 音読み ユウ 訓読み いぼ、は(れる) 字義 ①いぼ。 皮膚の上に隆起してできた小さいこぶ状のもの。 例:肬贅(ユウゼイ) 同義語:疣 解字 会意+形声。「肉+(音符)尤」 [尤]は「とび出たこぶ」の意で、「肬」の原字。 「尤」が「とりわけて」の意味になったため、 「肬」の字がつくられ、原義である「手に生じたこぶ」の意を表した。 関連語 贅肬 尤
https://w.atwiki.jp/houji/pages/109.html
【癇】 部首 疒 + 12 画 総画 17画 漢検配当:1級 読み 音読み カン 訓読み ひきつ(け)、かん 字義 ①ひきつけ。 病気の名。小児に多く、発作的に筋肉がひきつって、全身がけいれんする。 ②「癲癇(テンカン)」に用いられる連綿字。 ③(日本のみ) かん。 感情が激しく、激怒しやすい性質。 解字 会意+形声。「疒+(音符)閒」。 [閒]は「間が空いて、また起こる」の意。 関連語 閒
https://w.atwiki.jp/houji/pages/189.html
【竭】 部首 立 + 9 画 総画 14画 漢検配当:1級 読み 音読み ケツ 訓読み か(れる)、つ(きる)、つ(くす)、ことごと(く) 字義 ①つくす。つきる。 力や水を出しつくす。力や水がつきはてる。からからになる。 例:「竭力(ケツリョク)」 ②高くかかげる。にないあげる。 解字 会意+形声。「立+(音符)曷」。 [曷]は「かすれる」の意。 関連語 甘井先竭 曷
https://w.atwiki.jp/houji/pages/258.html
【夷】 部首 大 + 3 画 総画 6画 漢検配当:準1級 読み 音読み イ 訓読み たい(らか)、たい(らげる)、ころ(す)、うずくま(る)、おご(る)、えびす、えみし、 ひく(い)、(つね)に 字義 ①えびす。 中国の東方に住む異民族の蔑称。東夷。 また、漢民族以外の総称。 例:「夷狄(イテキ)」 ②ひくい。たいらか。 背がひくい。たいらかである。 例:「夷平(イヘイ)」 類義語:低 ③あぐらをかいてひくくすわる。しゃがむ。 ④たいらげる。 平定する。 例:「夷滅(イメツ)」 ⑤たいらかにする。 たいらにならす。 ⑥つねに。 平坦で変化のないさま。また、そのやり方。 例:「夷然(イゼン)」 ⑦たいらで広い。広く行き渡るさま。 ⑧(日本のみ) えみし。えびす。 ⑧-1 古代に関東以北に住み、言語や風俗を異にして朝廷に従わなかった人々。 一説にアイヌ属のこと。 例:「蝦夷(えぞ)」 ⑧-2 七福神の一人。「恵比寿」「恵比須」「戎」「蛭子」などとも書く。 解字 会意。 大きい人のそばに寄った小さい人を示す。 背たけのひくい意を含み、たいら、ひくいなどの意を生じる。 「尸」の字で代用することもある。 関連語 坦夷
https://w.atwiki.jp/houji/pages/324.html
【釁】 部首 酉 + 18 画 総画 25画 漢検配当:1級 読み 音読み キン 訓読み ぬ(る)、ちぬ(る)、すきま、なかたが(い)、きず、きざ(し)、 字義 ①ちぬる。 祭りに用いる銅器や、武器ができあがったとき、 いけにえの血を塗って、鋳物のすきまをうめる。 同義語:衅 ②すきま。われめ。 例:「釁隙(キンゲキ)」 類義語:隙 ③きず。欠点。 例:「瑕瑾」(カキン) 解字 会意。「両手で器をもつ姿+酉(さけつぼ)+分(われめ)」で、 銅器・酒器のわれめをあらわす。 関連語 瑕瑾