約 1,869,319 件
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/7337.html
前ページジ・エルダースクロール外伝 ハルケギニア 55.ルイズの悩み 貴族とは、メイジとは。来客用のベッドで横になって、ルイズはそんなことを考える。 ルイズの理想は立派な貴族になること。けれど、どのような貴族が立派だと言えるのか? もちろんルイズには理想がある。父や母のような貴族……けれど、 あの二人は自分がいない所ではどの様に振る舞っていたのだろう? ルイズはエレオノールの話を通じて、自分の考え方が世の中とずれていることに気がついた。 ああでもない。こうでもない。色々考えているといつの間にか空が白みはじめ、 気がつけば朝になっていた。 考えが深みに入り、思考が鈍化する。徹夜で考えた事柄はルイズに悩みだけを植え付ける。 朝食を終えても全くそれから抜け出せず、底の方へ引き込まれていく。 「……私、一体どういう貴族になりたいのかしら?」 額に右手を当てて、何やら思い詰めた表情のルイズは廊下で会ったマーティンにそうたずねた。 「どうしたんだい、急にそんなことを言って」 「なんだか、分からなくなってきたの」 マーティンはいぶかしげにルイズを見る。一晩考え込んだ顔をしていた。 それでも解決できなくて悩んでいる顔つきだ。若人にとってそれだけ悩むのは好ましい。 誰かが話を聞く限りは。マーティンは近くのベンチに座って、ルイズに座るようにうながした。 「立派な貴族になりたいとずっと言っていたじゃないか」 「うん。でもなんだかよくわかんなくなってきたの」 「どんな風に?」 ルイズはマーティンに昨日エレオノールから聞いたことを全て話した。 平民がもしかしたら魔法が使えるかもしれないこと、 それの実験をすることが国を危険にするかもしれないこと、 それを聞いて自分が考えていた立派な貴族像が何だかぼやけてしまったこと。 ルイズの話を真摯に聞いたマーティンは、再びルイズの様子を見る。 答えを求める瞳でマーティンを見ていた。マーティンはそれを言うつもりはない。 考えた末自分で見つけた方が良い答えになるし、自分の考えを全て押しつけるのは良くないことだ。 「理想を求めることが悪いわけじゃない。けれど難しいことでもある」 マーティンはこの国にそれほど長くいるわけではないが、 それでも魔法の使える者、使えない者の差がとても大きいことは理解している。 国や宗教がそれに乗っ取って動いている以上、もし使えない者が「いなかった」と分かったら、 とんでもないことが起こるのは想像に難くない。少なくてもこの地域一帯の常識が全て崩れてしまうだろう。 「でも、マーティンの国じゃ魔法は広まったんでしょ?使えた方が便利だもの」 悩ましく頭をひねるルイズに、マーティンは頷いた。 「確かに広まったよ。けれどそれは魔法に対する考え方が違うからだろうね。 杖が無くても魔法は使えるから、 簡単な治癒魔法ならなんとなく使えるようになるんだ。 すり傷を治すくらいの効果の薄い物だけど」 専門的で難しい魔法でなければ誰だって扱えるようになる。タムリエルとハルケギニアで使われる魔法の、 最も大きな違いの一つだ。 「それでも最初はメイジの反発があったんだ。魔法が使えなければ貴族になれないこの国で、 それが問題になるのは仕方のないことだろう」 「うん……」 不服そうにルイズは返事をする。言われていることについて、分かってはいるのだ。 昨日エレオノールに言われたこともある。しかし、どこか納得ができない。 そんな風なルイズを見たマーティンはやはり柔らかく言った。 「納得しなくても構わない。君が答えを見つければ良い。色々な本や人の考え方を通して、 何かを得ていけばいいんだ。しかし貴族は先を見通して動く必要がある、と私は思うよ」 ほんの少し先なら、誰でも予見することができる。しかし、 もっと後のことを考えるとしない方が良いことはたくさんある。 マーティンはルイズに優しげに語る。 「ただ条件の良い選択は誰でも選ぶことができる。その良い部分だけを見ているからね。 しかしそれらは大きな危険をはらんでいることが多い。 そうした所を見て、どれが一番より良い選択かを考えることも立派な貴族には必要なことではないだろうか」 「……」 その言葉には何か重みがあった。きっとマーティンもそうした選択を迫られたことがあったのだろう。 そう思ったルイズは小さく頷いた。 「後は……私が答えるべきではないだろうね。私が知っている貴族とか、 そうした為政者が行う政治についての考えはシロディール市民のものだから」 皇帝として行った職務は演説が二回。前線で指揮をしながら戦闘に参加したデイドラとの戦いが二回。 そして未遂に終わった戴冠の儀が一回。 若い頃はメイジとして魔法の力やデイドラの力に誘惑されて、 痛ましい事件によって心を改めた後は、聖堂で働く人生を過ごした。 そんなマーティンは学問として、また為政者としての政治を知らない人だ。 そもそも自分が皇帝の隠し子だと思いもしないマーティンが、 それらについて詳しく学ぶはずもない。 「市民?」 「ああ、ここで言うところの平民のようなものだよ。中身は全く違うけれど」 「ふうん」 シロディールは帝国の中央だけあって、生まれた時から市民として生きることが許される。 市民とはつまり帝国の政治に参加できる市民権を持つ者のことだ。 市民である限りは条件を満たせば種族を問わず貴族になれる。 たとえ一部の地域で奴隷として扱われていた獣人たちや、 その恐ろしげな外見と緑色の肌で敬遠されがちなオークだろうと。 とはいえ貴族になるには大金が必要だ。コネもないといけない。 コネがなければ辺境の荒れ地の領主がせいぜいだろう。 オーク貴族の会に入会しているラグダンフ卿の私有地もへんぴな場所にある。 それを知っているマーティンは、ゲルマニアも似たような物なのだろうと思っている。 マーティンと話をして少し気が楽になったらしい。ルイズはベンチから立ち上がった。 「すっきり、とはいかないだろうね」 マーティンの問いに満面の笑顔とはいえない、どこか困った風にルイズは笑う。 「うん、まるでダメ。全然答えが浮かんでこない」 「簡単に片づく問題ではないからね。しっかり悩むべきだ。良いことだよ。大人になってしまったら全て割り切って考えてしまう」 考えるのをやめてしまうんだ。マーティンはそう言ってベンチから立ち上がると、ルイズに優しく微笑んだ。 そういうものだろうか。ルイズはそんな風にはなりたくないなと思った。 「様々なことに触れていけば、自分の中の理想と現実に折り合いをつけて考えられるようになるものさ」 とりあえずルイズは頷いたが、そんな風に妥協するのは嫌だという気持ちはある。 とはいえ、現実を知らなければ立派な貴族になれそうにないというのも理解はした。 「……何だかとっても面倒な気がしてきたわ」 魔法が使えない時は考えもしなかった様々な事柄はどれも魔法ほど理路整然としていない。 むしろ魔法が使えなかった頃の方が頭を使わずに済んでいるような気がする。 ルイズのそんな呟きに、マーティンは笑った。 「何かになろうとしたり何かを成し遂げようとしたりすることは、例外なく面倒なことだよ」 それもそうか。とりあえず少しは気分が良くなったルイズは、向こうの方からエレオノールが近づいて来ているのに気が付いた。 「なに油を売っているの。さ、行くわよ」 「はい、姉さま」 素直な返事だった。しかしエレオノールはそんなルイズの様子を変に思う。 昔なら自分の考えと違うことを言いきかせたら、二日三日はしかめっつらで元気が無くなったのに。 そんなエレオノールはマーティンに気が付いて、合点がいったように頷いた。 「良い使い魔ですこと」 「従者です。姉さま」 エレオノールは適当に頷いてルイズとマーティンを連れて行く。 こうして今日もルイズとマーティンを対象にした実験や研究が始まる。わけでは無かった。 「私はね、研究したいの。あなたを使って。でも『巫女』様は色々とお忙しいようで」 自分の研究室で巫女という言葉を強調するエレオノールは机から何かメモを取り出した。 今後のルイズの予定であった。ゲルマニアに旅立つまでにしておかなければならないことは、 ルイズが思っているよりとても多いのだ。 「ええと、今日の予定は婚儀に着る巫女服の寸法合わせと学院からの試験と詩の草案と……まずは試験からね」 「……し、試験?」 学院はそろそろ終わり。学生にとって面倒な試験のシーズンである。ルイズは汗をたらりと流す。 そういえば学院長、試験はそっちですればとか言ってたわね。しかし昨日は何もしていない。 顔を青くしたルイズはエレオノールに小さな声で呟いた。 「姉さま……私、勉強」 「しなくても平気よね?カトレアが見るそうだから、私はあんたの使い魔と祈祷書を調べさせてもらうからね」 羽ペンと机を用意して、その上に問題用紙を置く。もちろん裏向きで。 のんびりと研究室にやってきたカトレアは、ルイズの隣に座った。 「ルイズ。がんばるのよ」 「はい、ちいねえさま」 ルイズは少しほっとした。もしエレオノールが試験官だったら緊張して試験どころではないだろう。 エレオノールは早々とマーティンと一緒に出て行った。また色々と伝説についての研究に使われるのだろう。 「それじゃ始めるわね」 懐中時計を見てカトレアは宣告する。ルイズはとりあえず用紙に目を走らせた。 「時間は30分」 カトレアの声で空気が変わった。試験の入っていた封筒には60分と明記されている。 母と一緒に勉強した日々の冷たい感覚。それを思い出したルイズはえ、と用紙から目をそらしカトレアを見る。 カトレアにもちゃんと母の血が混ざっていたことがよく分かる顔をしていた。 「これくらいにしないと、時間が足りないの。できるでしょう?わたしの妹なら」 カトレアは笑っている。情け容赦なくコロコロと笑っている。 目が猫のように細くなって楽しそうにルイズを見ていた。 ああ、誰かに無茶な行いをさせるのはどうしてこんなに面白いのかしら。 例えばフォークで遊ぶのとか。想像するだけで楽しそうよね。 「ち、ちいねえさま」 「終わったら休憩無しで次の用紙を渡すから、死にものぐるいでしてね」 「ねえさま、ねえさまどうか」 カトレアは可愛らしくウインクをする。ルイズにとってそれは何も聞いてあげないと宣言されたようなものだ。 「もう、一分経ったわ」 その言葉が全てを物語る。ルイズはやけくそになりながら問題を解いていく。むしろ姉さまの方がよかったんじゃないかしら。 そんなことを考える余裕すらすぐに吹き飛んだ。問題が多く、時間が無い。 入学以来筆記は常に首位だったルイズが、初めてその座を悪友に明け渡すことになった試験はこうして始まった。 王宮は麗しき姫殿下の居室にて、アンリエッタはイスに座って足をばたつかせていた。 すぐ側に、額に青筋を浮かばせるのを必死にこらえているマザリ-ニがいる。 「なりません。お輿入れ前のこの大事な時期に王宮から出たいなど」 またいつものわがままであった。アンリエッタの近くには最近のお気に入りであるアニエスが付き従っている。 魔法が使えるし、かの『烈風』殿が認めたのだから構わないだろう。というより姫様の側近に平民とかダメだから。 との判断で賜ったマントをしっかり身につけている。結構いい加減なものだ。もらったアニエスが一番驚いている。 「でも、これからはゲルマニアで生活するのですよ?最後に一度くらい……」 「最後ではございません。殿下はこの後も何度となくこの国に足をお運びになられます」 頬をふくらませ、明らかに分かるように無言で抗議する。マザリ-ニは咳払いした。 まだまだ公務は山のように残っているのだ。そんなことをやっている時間はない。 「とにかく式までは大人しくしてくだされ。それがこの国の為なのです。 この後のご予定は分かっておりますな?」 有無を言わさぬ物言いだった。そのにらみをきかせた表情に、アンリエッタは気のない返事をして、 そっぽを向く。マザリ-ニはため息をついて出て行った。 「どうしてこう育ったのか……」 マザリ-ニが扉から出る間際、そんな声が聞こえたがアンリエッタは気にしない。 王家の乙女はこの程度の陰口なぞにへこたれはしない。 邪魔者がいなくなった後、王女は可愛らしくアニエスの方に向いてにこやかにほほえみかける。 「アニエス、アニエス」 「は、はい」 どういうわけかアニエスは嫌な予感がした。自分を見るアンリエッタは笑顔でとても美しかったが、 どこかしら腹黒くも見える。感情の掴めないなんとも奇妙な笑みを浮かべているからだ。 様々な思いを一つの笑顔に収束させているような、そんな表情だった。 「ひどいと思わない?マザリ-ニったら」 「い、いえ……」 「ひどいわよね?」 「え、ええ。ひどいと、思います」 ずいっとにらむは王女の双眼。気圧されたアニエスは首を縦に振る。 そうでしょう、そうでしょうとアンリエッタはうなずいた。 「だからわたくしは外に出ますわ」 「……あの、殿下」 「なにかしら」 「それで、一体どちらに参られるのですか?」 アンリエッタはそれまでのどこかしら黒さを含む笑みをやめて、 年相応の少女のようにいたずらっぽく笑う。いつもこれなら良いのだが。 アニエスはそんな感想を心の底にたたき落とした。 「ルイズが、ああ、わたくしのおともだちなのだけれど、彼女が今アカデミ-にいるそうなの。 お話がしたくなって。どうせゲルマニアで話せるだろうけれど、今話したいの」 そんな理由で、と思ったが王家のお方というのはそういうものなのだろう。己を納得させる。 しかし止めなくていいのだろうか。アニエスは鏡台の奥に隠されている変装用の小道具を漁るアンリエッタを見る。 多分、私もついて行かなくてはならないのだろうな。でも拾ってもらった恩があるしなぁ。 ちょっと騙されてしまったのだろうか。等と考えている内に、自分の前に服が投げられていた。 質の良い服とその上からはおるアカデミー職員の白衣。どうやって手に入れたのかは考えないことにした。 「着てちょうだいね」 アニエスはうなずく他なく、今着ているものを丁寧に折りたたんで渡された服に袖を通す。 さすがに着心地は悪くない。 「よく似合っていますわ」 うんうんとうなずいて、アニエスにそう言った。 そんなアンリエッタは念入りに髪の色まで変えていた。その上伊達メガネを身につけていて普段より知的に見える。 もちろん魅力的なのはいうまでもない。姫殿下は何を着ても似合うのである。 「ありがとうございます。それで殿下……」 「なにか」 「どちらから外に?」 ああ言って出て行ったマザリーニ様のこと。おそらく外に出ようとしたらたちどころに見つかってしまいます。 そんなアニエスの話に心配するそぶりすら見せず、アンリエッタは余裕を持った笑みを浮かべてメガネをずり上げる。 アニエスはメガネがキラリと光った気がして、何だか悪い人がやる仕草だなぁと思った。 「アニエス。偉い人が住む所には秘密の抜け道があるものなのです」 「抜け道……?」 部屋の隅に飾られてある絵画の前で、アンリエッタは呪文を唱える。 すると絵画が飾られている壁が地面に降りてゆき、下へ続く階段が現れた。 アニエスは驚いてそれを見る。その先は暗くて何も見えない。 内側から壁を降ろし、すぐ側にある燭台に明かりを灯してアンリエッタは言った。 「お父さまから教えていただいたものよ。明かりをつけておかないと帰れなくなってしまいますわ。さ、出かけましょう」 魔法で杖に明かりを灯し、アンリエッタは城の地下通路を歌を口ずさんで抜け出ていく。 その後マザリーニが部屋を見て、激怒した後倒れたのはいうまでもない。 お昼にはまだ遠い朝方。ルイズはヘトヘトになりながら巫女服の寸法を合わせている。 頭脳を使い果たした妹に代わってカトレアがああでもない、こうでもないと言ってお針子たちを動かしている。 そうこうしている内に何事もなく寸法合わせは終わったが、ルイズはイスに座ったまま動かない。 「ああルイズ。やっぱりあなたはかわいいわね。まるでお人形さんみたい」 疲れ果てているルイズは、うんともすんとも言わない。 カトレアはルイズと目を合わせる。ルイズは上の空でカトレアを見てはいない。 楽しそうにカトレアが言った。 「食べちゃいたいくらい好き」 「……はい?」 視線がしっかりカトレアを捉えて数秒経った後、意識を今に戻したルイズは顔を真っ赤にする。 カトレアはやっぱり楽しそうだ。 「な、ななななにいってるのねえさま」 「ほっぺたとかおいしそうよね」 あれおいしそうよね。食卓のパンを取ろうとするようにルイズのほおをつまもうとする。 ルイズはその手を払いのけて、若干想像していたこととは違うものの危なっかしいことをいう姉に叫んだ。 「そ、そういう物騒なこと言うの禁止!」 「あらあら、それは残念ね。じゃあお昼になったから食事にしましょうか」 ぽふぽふと頭をなでられてから、からかわれていることにようやく気がついた。 イスから立ったルイズはカトレアが差し出した手を取らず、ぷいっとした顔で外に出る。 「怒った?」 後から追いついたカトレアはそうたずねた。ルイズはもちろん怒った風に低い声で返事をする。 本当に怒っているわけではない。ただちょっとばかりからかわれたから謝って欲しいだけだ。 「うん。ちいねえさまのこと、きらい」 「あら嬉しい。嫌われちゃった」 満面の笑みでそう言われて、またルイズの調子が崩れた。 そこはごめんなさいとか言ってもらわないと困るのに。 渋い顔のルイズをよそに、カトレアはやっぱり楽しそうだ。 「全部好きっておかしいもの。嫌いな所も見て、それで好きって言ってもらわないと」 案外深そうなことを言っている気もするがルイズにとってはどうでもいい。 肝心なことは、大好きな姉はこれっぽっちも謝る気がないということだ。 「ちいねえさまのこと、全部きらいだもん」 ふてくされたルイズは子供の頃のように困らせようとしてみた。 だが、カトレアは何か困る様子を見せるわけでもなく、できるだけルイズをマネてつぶやいた。 「ふうん。わたしもルイズのことだいっきらいだもん」 「マネしないで」 「マネなんてしてないもん」 「ちいねえさま!」 ルイズは怒って口をとがらせるが、カトレアは腹を抱えて笑うだけだった。 「ああ、やっぱり、面白いのね。あなたをからかうのって。ふふ、ははは」 「いい加減にしてよちいねえさま。私、本当に怒っているんだから」 「昔できなかったことをしているだけよ。あなたが小さい頃にしたら面倒なことになったから」 今は大丈夫だもの。ルイズにはそう言っているように聞こえた。 ルイズは幼い頃カトレア以外に頼れる人はいなかった。 カトレアは病気で苦しくてもルイズを見放したりはしなかったから、 ルイズは誰かから隠れる時大抵カトレアの所か、秘密の場所にいたのだ。 むう、とルイズは頬を膨らませて一言呟く。 「ちいねえさま。性格ひんまがっているのね」 カトレアは驚いた風にルイズを見て、少しあきれたように言った。 「今頃気がついたの?あの時分かってくれたと思っていたのだけれど。 でも好きな人にはいたずらしたくなるものじゃない。あなたもたくさんしてくださったじゃないの」 「そんなに?」 「ええそうよ。忘れたの?……忘れたくなる気持ちも分かるけれど」 そんなことしたっけ?小さい頃の思いではほとんど忘れてしまっている。 もやの中、手探りで落とし物を探すように記憶を思い起こすが、覚えているはずもない。 思い出そうとしているルイズに、カトレアは優しく声をかける。 「別にいいのよ。あなたが体を治してくれてから、昔できなかったことを楽しめるようになったのよ」 火竜山脈に行ったり、おいしいものを食べたり。カトレアは楽しく人生を過ごしているようだ。 「私に意地悪したりとかも?」 「ええもちろん。エレオノール姉さまがあなたをつねる理由がよく分かるわ。 つねりがいがあるのよ。あなたって」 嫌だなぁそれ。ルイズはそう思った。何でつねりがいがあるのだろうか。痛がるから?でもあれ痛いじゃない。 むぅとルイズが考えながら歩く内に、二人は食堂の前に着いたが人の気配がしない。 「あら、まだ開いてないのね」 食堂には着いたものの扉は閉まっている。カトレアは懐中時計を取り出して時間を見た。 まだ11時にもなっていない。ルイズははてと先ほどの試験時間について思い出した。 時間足りないって言ってたじゃないの。なんで余るのよ。 少しばかりとげのある調子でカトレアに聞いた。 「ちいねえさま。これならもっと試験をゆっくりできた気がするのだけど……」 「え?ええそうね」 ルイズに視線を合わさずにそう返す。ルイズの怒りが大きくなりだした。 ルイズもカリーヌの娘である。はっきりとしたことは大好きだが、 白か黒か分からない灰色は嫌いだ。本来のカトレアとは相性がとても悪いともいえる。 灰色が好きそうな神様から慈悲をもらったカトレアは、同じように濃い灰色が好きだからだ。 「ねえさま。なんで30分にしたの」 「ん……どんな理由なら許してくれるの?」 「ちいねえさま!!」 ルイズはカトレアに向かって怒鳴った。元々気分は良くないのだ。 朝からずっと頭の奥に悩みがあって、その上冗談では済まない悪ふざけをされたら誰だって怒る。 しかしカトレアはそんなルイズに言い返すわけでもなくただ黙っている。 「いくらなんでもひどいわ。おかしいわよ。試験は大事なものなのに」 「人生おかしなことだらけよ。たとえばあなたの後にいる人たちとか」 そう言われてルイズは後を振り向いた。そこには金髪でメガネをかけた年若い少女が自分に向かって手を振っている。 「あれ……?」 こんな人いたかしら。その手を振る職員らしき人をよく見る。アカデミー以外のどこかで見かけたような。 金髪の女性が駆け寄ってくる。その走り方にも見覚えがあった。それが誰だか分かった時、姉への怒りはどこかへ飛んでいった。 驚きで頭が包まれたのだ。 「ああ、ルイズ!お久しぶりね」 「……アンリエッタ?」 きゃいきゃいとはしゃぐ幼馴染みを見て、そう言えば変装得意だったっけ。ルイズは思い出す。 それにしても手が込んでいる。髪の毛は魔法の染料を使っているようだし、 その変装も一目でアンリエッタと気づける者はいないだろう。 しかし、どうやってここに来たのかしら?きっと忙しいだろうに。 アンリエッタのそばにいる、アカデミー職員らしからぬ体格の女性とたまたま目が合った。 考えてはいけません。目で言われた。たしかに考えてはいけないことだ。 難しいことはとりあえずおいといて、ルイズはアンリエッタに顔を合わせる。 「アンリエッタ、元気そうでなによりだわ」 「ふふ。ちゃんとわたくしを名前で呼んでくれるのね」 「タルブでもそうだったじゃない」 「ええ。そしてこれからも」 二人の少女は互いを抱きしめ、再会を喜んだ。ルイズは何となくダメな気がしたが、 それでも再会を喜んだ。 「あなたのお悩み、色々と聞いてもらえそうね」 カトレアはルイズの耳元でそう呟いて、どこかに歩いて行こうとする。 ルイズはそういうことだったのかと思い、カトレアを申し訳なさそうに呼び止めた。 「ち、ちいねえさま」 「うん?」 「さっきは怒って……」 「ああ。気にしないでいいのよ」 カトレアはコロコロと笑って続ける。 「たまたまだから」 「……え」 「わたしが30分にした理由は適当に考えてね」 笑顔で去っていくカトレアを見て、面白半分でやられたと気がつく。 きょとんとした顔のアンリエッタをよそに、苦い顔で姉の後姿を見るルイズであった。 前ページジ・エルダースクロール外伝 ハルケギニア
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1887.html
夜空を埋め尽くさんばかりの大艦隊。 その周囲を哨戒しているのは数多の竜騎士。 地上においても兵士が網の目のように張り巡らされている。 ギーシュが望遠鏡で覗き込むのは、何万という大軍によって包囲されたニューカッスル城。 自身の経験、知識と照らし合わせて城への進入経路を探す。 そして彼はそこから最適の結論を導き出した。 「……よし、帰ろう」 弱音を吐いた瞬間、彼の後頭部に鈍痛が走る。 ギーシュが振り返ると、そこには石を持ったキュルケの姿があった。 “何て物で殴るんだ、この女は”と非難めいた目線で彼が涙ぐむ。 それを気にする事も無く、石を捨ててキュルケは怒鳴った。 「バカ言わないでよ! ここまで来て引き下がれるものですか!」 ぴんと立てた人差し指でギーシュの胸を突付く。 彼女の覚悟はとっくに固まっている。 そうでなければシルフィードでアルビオンに行こうとは思わないだろう。 そして、キュルケに続くようにタバサも口を開いた。 「それにルイズが危ない」 彼女は既にワルド子爵が反逆者という事を嗅ぎ付けていた。 内と外に敵を抱えた状態では脱出さえも不可能。 今にも砲火を交えかねない両者を睨みながら焦りを押し殺す。 あの後、フーケ退治の祝いという事で彼女達は宴に招かれた。 連れて行かれたのは『女神の杵』という貴族専用の宿。 そこの主人が気前良く場所を提供してくれるという。 今すぐにでもルイズ達を追いかけたのは山々だったが、 さすがにフーケを相手にして心身共に疲労していた。 せっかくの厚意を断るのもなんだし、休憩を兼ねて彼女達は誘いを受けた。 そして辿り着いた高級宿は荒れ果てていた。 テーブルは倒され、幾重にも矢が突き刺さっていた。 同様に床もそこかしこに矢が刺さり、辺り一面が血に染まっている。 更に壁には弾痕。まるで戦場跡を思わせる光景に一同言葉を失った。 そして、その惨状の中心で酒を煽る一人の酔っ払い。 状況説明を求める店主達を無視し、そいつは酒を飲み続ける。 その態度に激昂した一人が襟首を掴むも引き剥がす。 「うるさい、うるさい、うるさーい! 僕は客だぞ! 好きに飲ませないって言うのか!?」 雄叫びを上げて酔っ払いが立ち上がり、そして転倒した。 支離滅裂な言動に主人達も呆れ果てる。 だが状況を見る限り、男が関わっている事は確かだ。 衛兵にでも突き出すかと相談する人垣から、ひょこりと二人が顔を覗かせる。 そして酔っ払いの寝顔に、彼女達の目が丸くなった。 そこにいたのはギーシュだった。 ルイズ達を追跡する為の手掛かりを発見し、猛禽類の如く目を光らせる。 しかし、このままでは確実にお縄となってしまう。 そして事情を話せないとなれば長期拘留は確定だ。 かといって知り合いだと言ったら弁償しなければならないかもしれない。 だがキュルケはそんな事で怯む女ではない。 むしろ障害が多ければ多いほど彼女は燃えるのだ。 人だかりを押し退けてキュルケはギーシュの下へとツカツカと歩む。 何事かとざわめく群衆の中、彼女はギーシュに爪先で蹴りを入れた。 無論、当たる直前で勢いを殺した上でだ。 しかし、痛がり屋のギーシュから漏れる嗚咽に一同が震え上がる。 「酒に溺れて暴れ回るなんて貴族の屑ね、ここで死んだ方がいいわ」 そう言いながらキュルケは倒れたギーシュを踏み躙る。 勿論、乗せた足に体重は掛けていない。 平民ならまだしも貴族を足蹴にするキュルケに彼等は完全に凍りついた。 「ねえ、そこの貴方」 「は、はい! 何でしょうか!?」 びくりと身を震わせながら主人はキュルケに応じる。 彼を見据える視線は冷酷で人としての情など感じられない。 逆らえば自分もどうなるか分からない。 ただひたすらに怯える彼にキュルケは言い放った。 「衛兵に渡す? 何を生温い事を。 他の貴族達の顔に泥を塗った彼には相応の罰が必要よ」 「と言いますと?」 「決まっているわ。私の家に連れて帰って拷問に掛けるのよ。 生皮を剥いで爪を毟り取って七日七晩塩に漬けるの。 自分から殺してくださいって口にするまで徹底的にね」 ぶるりと自分の身を震わせながらキュルケは告げた。 彼女の頬は興奮によって朱に染まっていた。 艶やかな唇を舐め取りながら浮かぶ妖しげな色気。 その姿を見た群集はギーシュを憐れみに満ちた眼差しで見下ろす。 まるで屠殺場に運ばれる豚を見るかのように。 「それじゃあ私はコイツを貰っていきますので、宴は皆さんだけで愉しんでくださいな」 そう言うなり、さっさとギーシュをレビテーションで運び去った。 残されたラ・ロシェールの人々はポカンと口を開けたまま、 酔っ払いを攫っていく赤い髪の少女達を見送る。 後に彼等はこの日の事を『正に嵐のような一夜でした』と語った…。 「さあ、もう大丈夫よギーシュ。 私のおかげで助かったんだから感謝しなさいよ」 宿から少し離れた場所でキュルケは彼を下ろした。 未だに群集に捕らえられる事を恐れているのか、 怯える彼を得意の笑顔で落ち着かせる。 我ながら完璧な妖精のような微笑み。 しかし、それは逆効果だった。 「ぎゃー! 生爪を剥がされるー!」 「だから、それはあの場を切り抜ける為の方便で…」 「塩漬けだけは! 塩漬けだけはお許しを!」 「人の話を聞きなさいよ!」 「い、命ばかりはお助けを! 学院に残した三人のガールフレンドが僕の帰りを待って…」 キュルケに土下座し喚き散らすギーシュ。 いつの間にか、その背後にはタバサが回り込んでいた。 そして一言だけ告げると彼を井戸へと突き落とす。 「うるさい」 あああぁぁぁ…という残響音の後に水柱が上がった。 その横で平然と読書に耽る親友の姿を目にし、 キュルケは空恐ろしい物を感じていた。 井戸から引き上げられたギーシュは完全に酔いを醒ましていた。 どうやらキュルケの言動が彼のトラウマに触れてしまったらしい。 だが、それも冷たい井戸水を浴びた事で戻ったようだ。 さっそく追跡を再開しようとする彼女達を彼は止めた。 「今行っても足手纏いになるだけさ。 だって彼に加えて魔法衛士隊の隊長までいるんだ。 精神力も使い切った僕達なんか必要ないよ」 アニエスを行かせたのは彼女の功績にする為だ。 大した実力も無いのに命懸けでアルビオンに行く気はなかった。 しかし彼の言葉にタバサは反応を示した。 『血で描かれた不名誉印』 『森の上空で見かけた不審な影』 そして『巨大な獣に引き裂かれたような痕』 もし、その隊長が裏切り者だとすれば全てが符合する。 突如としてタバサの背筋に走る悪寒。 幾度もの死線で鍛え抜かれた直感が危機を知らしていた。 口笛を吹き鳴らし、彼女はシルフィードを呼んだ。 もはや一刻の猶予も無い。 彼女達を乗せた竜はアルビオン目指し夜空を舞う。 それが丸一日前の出来事。 アルビオンに到着した彼等は貴族派から身を潜め、 ひっそりとニューカッスル城が一望できる丘に辿り着いた。 ここまで発見されずに来れた時点で奇跡。 そして城に入るにはもう一段階上の奇跡が必要となる。 そんな事、始祖でもなければ叶いはしない。 シルフィードだって瞬く間に撃墜されるだろう。 諦観したギーシュの顔を、キュルケが地面に押し付ける。 「何の為にアンタをここまで連れてきたと思ってるのよ!? いくら敵の数がいても地下までは目が届かないでしょ! アンタの使い魔にトンネル掘らせて地下から行くのよ!」 「それこそ無茶だ!」 ぷはっと土から顔を上げてギーシュが反論する。 彼だって自分の使い魔の事を忘れるほどアレではない。 地面の下から行く方法だって考えた。 しかし、アルビオンは内部に無数の空洞を持つ浮遊大陸だ。 もし運悪く掘削中にその空洞を掘り当てたらどうなるか。 当然、トンネルは崩壊し落下する事になるだろう。 空洞の大きさ次第では地面に叩き付けられて重傷、 最悪の場合は空に放り出される可能性だってあるのだ。 トンネルの距離が伸びれば伸びる程、その危険性は増していく。 何の障害にも当たらずに城まで辿り着くなど、 兵士の合間を縫って歩くのと何ら変わらないのだ。 「…ごめん」 激昂するギーシュに彼女は謝った。 そこから辛そうに彼は目線を外す。 もし危険性を知っていたとしてもヴェルダンデが彼女の使い魔なら行かせただろう。 だけど、他人のパートナーに命を賭けろとは言えない。 自分達だけが安全な場所から指示を飛ばすなど出来ない。 だから、彼女は謝罪を口にした。 全ての人間が自分と同じ考えではない。 それを押し付ける事こそ彼女は嫌ったのだ。 俯きながら彼は別の手段を模索する。 それ以外に方法は無いと分かっていても暗中に光を求めた。 ギーシュはヴェルダンデの事を良く知っていた。 ジャイアントモール、恐らく使い魔としては風竜にも劣らない。 城壁さえも地下から打ち崩せるし、トンネルを使った移動には何度も助けられた。 だが、唯一の欠点はその臆病な性格だ。 地面に潜り戦いを避ける事が多かった所為だろうか、 落とし穴を掘って戦えた筈なのにフーケの時も宿の時もそれをしなかった。 使い魔は主に似たものが呼ばれると言うが、 ヴェルダンデの心の弱さは僕が持つそれと同じだ。 例え、命令されても動かないだろう。 そう思っていた彼の前で一際大きな砂煙が上がった。 見ればヴェルダンデが土を掻き分けて穴を掘っていた。 主に命じられる事も無く、ひたすらに土砂を穿り出す。 地中で生涯を過ごしているのだ、当然ここを掘るのが危険だと知っている。 だけど行かなければ仲間達が危機に晒される。 振り絞った微かな勇気で恐怖を振り払う。 自分よりも小さな戦友、彼の姿が目蓋に焼き付いている。 土塊の巨人にも群がる傭兵達にも恐れる事無く、彼は立ち向かった。 そこにヴェルダンデは彼の内に秘めた勇気を見つけた。 そして、それは自分の主人であるギーシュにさえも変革をもたらした。 以前なら自ら進んで、フーケや傭兵達と戦おうとしなかっただろう。 だがギーシュは今、怯えながらも恐怖に立ち向かっている。 それに応えられずして何が使い魔だ! 主人が変われたというなら自分だって変われる筈! いや、今こそ生まれ変わるのだ! この無駄に大きい体のどこかに必ず勇気が詰まっている!、 「ヴェルダンデ!」 文字通り暗中に道を切り開く己が使い魔にギーシュが叫ぶ。 それに驚いて舞い上がる砂煙はピタリと止んだ。 手の止まったヴェルダンデに歩み寄って、 彼はキツ過ぎない様に使い魔の体に縄を結んだ。 よく見れば、その端はギーシュの体に結ばれた縄に繋がっていた。 「命綱だ。もし君が落ちそうになったら僕が支える。 もし、君が助からないような状況だとしても君一人で逝かせはしない。 主は使い魔と運命を共にする者、契約は口約束なんかじゃない」 主の言葉を聞き遂げて再びヴェルダンデは地中を掘り進む。 地面を抉る前足に恐怖はない。 この先に繋がっているのは奈落なんかじゃない。 見えない闇に恐れなど感じない。 城に無事に辿り着くのは奇跡? それがどうした。 それ以上の奇跡を自分は知っている。 ギーシュと出会えた奇跡、それに勝る物など有りはしない。 そんな当てにならない確率なんかに惑わされない。 目の前の見えない栄光、それに向かってヴェルダンデは突き進んだ…! 縄をシルフィードに括りつければいいと、 彼等が気付いたのはそれから十分後の事だった。 「結婚式…こんな時にかい?」 「こんな時だからこそです、陛下。 生きて帰れるか判らぬ決戦だからこそ思い残さぬように」 突然のワルドの発言に困惑していたウェールズだが、確かにワルドの言う事にも一理ある。 しかし、二人がそのような仲だったとは知らなかった。 何しろルイズは自分の前でそんな素振りを見せなかったのだから。 まあ愛する者同士が結ばれるというなら、喜んで祝福しよう。 それが叶わない身だからこそ、彼は自分の事のように思えるのだ。 「おめでとうミス・ヴァリエール」 ウェールズは少女の決断に微笑みで応えた。 しかし彼女は何の反応も示さず、自分が見えているかも危うい。 快活であった少女の面影など何処にも無い。 不審に思うウェールズにワルドは弁明する。 「結婚式を前に緊張しているのです、心配ありません。 ……そうだろう、ルイズ?」 「はい」 ワルドの問い掛けに彼女は応じる。 それに加えて、決戦を前にしている事もあるのだろう。 そして彼女の使い魔も未だに行方が知れない。 先行きが不安になるのも仕方ない事かもしれない。 彼女には誰か支える人間が必要なのだ。 それをワルド子爵が担ってくれるなら彼女にとっても幸いだ。 「分かった、私が立会人を務めよう。 アンリエッタの親友と客人からのお願いだ、無碍に断れまい。 他の者は手が離せないから少々寂しくなるが、構わないかね?」 「陛下さえいてくだされば、それで十分です」 「では準備に取り掛かろう。 しばらく時間が掛かるが、それまで彼女の気を和らげてあげるといい」 「数々のご配慮、痛み入ります」 礼を告げてワルドはその場を立ち去った。 彼も緊張しているのか、どこか態度が余所余所しい。 まるで劇を演じているかのようにさえ思える。 “支えが必要なのは、彼女だけはないか” そう思いながらも二人の前途に幸せがあらん事をと祈る。 「待て!」 中庭を並んで歩くワルド達の背に声が投げ掛けられた。 振り返ると、そこには息を切らせたアニエスがいた。 まるで興味無さげに視線を向けるワルドを無視し、彼女はルイズに怒鳴る。 「結婚式とはどういう事だ! アイツを探さなくていいのか!?」 その言葉に彼女は何の反応を示さない。 アニエスを見る彼女の瞳は空虚なものだった。 答えようともしないルイズの態度に、アニエスが歯を鳴らす。 掴み掛かろうとする彼女とルイズの間にワルドが割って入る。 「いいかげんにしないか! 彼女は疲れているんだ!」 それは諭すような言い方だったが、彼の手は杖に掛かっていた。 近付けば容赦なく斬り殺すという明確な意思表示。 だが、構う事無くアニエスは歩み寄る。 「おまえにとってアイツは大切じゃないのか!? 一緒に戦ってきた仲間じゃないのか!? それとも只の道具に過ぎないというのか!? どうした! 違うなら違うと言ってみせろ!」 叫ぶアニエスの声が届いていないのか、ルイズは表情一つ変えはしない。 ワルドの口元で呟くように詠唱を始める。 しかし、彼等の前方から巡回中の兵達がやって来るのが見えた。 僅かに舌打ちすると、ワルドは彼等に向かって叫んだ。 「その平民を取り押さえろ!」 きょとんとする彼等の前には、貴族の淑女に掴み掛かる女兵士の姿があった。 それは伝統を重んじるアルビオン王国からは考えられない暴挙。 咄嗟に彼女を抑えつけて、その場に組み伏せる。 事が終わったのを見届けてワルドはルイズを連れて立ち去ろうとした。 しかし、アニエスは地面に這い蹲りながら叫び続ける。 「私の問いに答えろ! ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール!」 ワルドの表情に苛立ちが浮かぶ。 平民の分際で煩わしい事、この上ない。 そんなにも納得できないというのならさせてやろう。 彼はルイズの耳元で何事か囁いた。 それを受けて彼女はアニエスの方へと振り返る。 そして彼女に向けてルイズは言い放った。 「使い魔は…只の道具よ。アニエス」 それをアニエスは聞き取れなかった。 ルイズがそんな事を言うとは思えなかったからだ。 だけど判ってしまった。 今の彼女は自分の使い魔の事など、どうでもいいのだと。 「さあ気が済んだだろう。二度と僕達には近付かないでくれ」 ワルドに肩を叩かれて彼女は去っていった。 その後姿を見上げるようにして見つめる。 遠くなっていくルイズの姿に、ただ悔しくて涙が溢れた。 この場にいない、彼の分まで彼女は泣いた。 何故、こうも彼女が変わってしまったのか。 その問いに答える者はいない。 だが、降り注ぐ月の光は彼女に味方した。 視線の先で月明かりを反射して輝く何か。 それは小さな硝子の欠片。 ただ歩いていたのでは気付かなかっただろう。 地面を這い蹲って初めて見えるようになる。 砕けてはいるが描かれた曲線は、それが瓶であった事を告げる。 そして、彼女は思い出した。 ワルド子爵がここで彼女に酒を飲ませた事を。 「っ……!」 腕を伸ばして彼女は破片を握り締めた。 手の内から流れ落ちる自身の血。 それに構う事なく彼女は拳に力を込める。 そうでもしなければ彼女は耐える事が出来なかったのだ。 胸中より溢れる、この焼き尽くすような怒りを…! 「ふぅ…」 ワルドは安堵の溜息を漏らす。 不愉快だったがアニエスを排除できたのは幸運だった。 もし、結婚式に参加するとしたら彼女ぐらいだ。 その場でウェールズを暗殺するつもりのワルドにとっては、 障害の一つと成り得る存在だった。 自分に風が吹いてきているのを感じる。 あの決断は間違っていなかった。 正しい決断には始祖の祝福というべき幸運が付いて回るのだ。 それを彼は自分の身で確信していた。 不意に、彼の隣に付き従うルイズが立ち止まった。 「どうしたんだい、ルイズ?」 ワルドが驚きながらも彼女の顔を覗き込む。 色を失った硝子のような彼女の瞳。 そこから一筋の雫が零れ落ちていた…。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3650.html
前のページへ / 一覧へ戻る / 次のページへ 「隊長殿! ミスタ・ジャン・コルベール! 本当に久し振りだ!! しかし一体、今まで何をしていた? 貴様の噂を聞かなくなって、もう20年だぞ?」 冬の日の出前、大気は寒い。だが『火の塔』の傍らで、メンヌヴィルは熱く、狂ったようにまくしたてる。 「俺の噂は聞いているだろう? どれだけ俺が人を焼き殺し、多くの都市や村を滅ぼし、見違えるほど強くなったか……」 「せ、先生。こいつ、ヤバイわよ」 キュルケが思わず呟く。奴は伝説の傭兵、『白炎』のメンヌヴィル。 火のトライアングルとしての実力は理解できるが、これほどの異常な、怪しい火の気配を感じた事はなかった。 メンヌヴィルはそれを聞き、鼻息を吹いて大いに驚嘆する。 「ふはっ! 先生、先生だと? あの『炎蛇』のコルベールが、か? これほど似合わん話はない! 確かにここは魔法学院だが、貴様がいったい何を教えるのだ? 人殺しの簡単なやり方か? 武器の鍛造法か? まさか料理教室を開いているわけではあるまい?」 コルベールは無言のまま、眉間の皺を深めた。頭の中には今まで読んできた、『東方』の優れた思想がある。 火の本質は破壊と情熱。とても強力で、かつ扱いづらい系統だ。 土メイジは土壌を肥沃にし、都市や城壁を築き、金属を錬金し宝石を加工し、ゴーレムを操って活躍する。 水メイジは河川や湖を治水し、航海や漁業を助け、雨を降らし泉を湧かせて農地を潤し、心身を治癒して命を救う。 風メイジは天候を操り空を飛び、フネを飛ばし情報を聴き取り、恐ろしい竜巻や稲妻、『遍在』を用いて戦う。 では、火はどうか。 戦いではトロール鬼をも焼き殺し、硫黄などの秘薬を用いて恐ろしい砲火を放つ。 有害なゴミを焼き尽くし、疫病の瘴気を浄化するのも、確かに火だ。 一方で火は森を切り拓き、草木を焼いて土壌を肥沃にし、金属を熔かして精錬加工する。 炉に火のない家では料理も不味く、夜は暗闇に包まれ、冬場は凍え死んでしまうだろう。 火は罪深い戦争で使われるのみならず、暮らしを豊かにしている。貴族よりも平民の方が、それを理解できよう。 火は、文明そのものだ。全てを焼き尽くす危険性を孕みながら、 よく制御すれば優れた科学技術となり、人類の未来を熱く明るく照らし出す。 それはいつの世も変わらない。火こそは太陽の光であり、命であり、社会を動かす原動力なのだ。 進歩への情熱と理性の光。それこそが、我々に与えられた松明だ! 啓蒙と、教育。おおこれこそ、私に与えられた使命ではないか!! ついにコルベールは口を開き、眼鏡をギラリと光らせ、自らの理想を情熱的に話し始めた。 「……そう、火の本質は、破壊と情熱。この戦乱の時代、破壊ばかりが強調されるのはやむを得まい。 だが建設的な使い方をすれば、火の系統は他の如何なる系統より勝るかも知れない。 それは古い世界を改革し、無知の闇を松明で照らすように、新しい『理性の光』の時代をもたらすだろう!」 「「……はあ?」」 「火の鳥、フェニックスを知っているかね? 500年に一度、火の鳥は故郷に帰り、 わが身を炎で焼いて灰の中から復活するという。そこのキュルケくんの使い魔はサラマンダーだが、 これも欲望や苦難の炎に耐えて生命力に換え、汚れた金属を浄化するという……」 しかしメンヌヴィルもキュルケも、タバサもアニエスも、コルベールの話にまったくついて行けない。 戦いの空気が学院の講義でのそれに変わり、延々と熱苦しい演説は続いていた。まるで松下が彼に乗り移ったようだ。 やがて、しびれを切らしたメンヌヴィルが叫ぶ。 「何をごちゃごちゃぬかしてやがるんだ、学問のし過ぎで頭がいかれちまったか!? 俺は貴様と戦って、火炙りにしてやりたくてウズウズしているんだ! さっさと攻撃して来いよ! さあ!!」 コルベールは演説を止め、フルフルと首を横に振った。 「メンヌヴィル、私はもう二度と、人殺しはしたくない。たとえ異端の罪で火炙りにされても。 火の系統を破壊だけに用いるのは、間違っている。あの日から20年間、私はそう思って研究を続けてきた。 もうすぐそれが、現実味を帯びた実を結ぶかもしれないんだ」 「くそっ、坊主が生悟ったような事ばかり言いやがって、俺にはさっぱり分からん! もう任務なんぞどうでもいい、貴様を焼き殺せりゃあ俺は満足だ!!」 メンヌヴィルが杖を振るって炎を放ち、それをキュルケとタバサが魔法で掻き消す。コルベールも仕方なく杖を抜く。 いよいよ決戦だ。アニエスは拳銃に弾丸と火薬を込めると、後ろに下がった。 「奴らが、私の仇。ダングルテールを、故郷を、家族を焼いた奴ら」 《人間ってやつぁ、どうもやたら苦しんでおりますな。 この星のちっちゃな神さまは、いつもいつも妙なことばかり、それこそ天地開闢の日このかた繰り返しております。 ほんとうは、もっとましな生き方もできたんでしょうが、旦那(造物主)がお天道様のかけらなんぞ分けてやるからですぜ。 そいつを理性とやら名づけて振り回したあげく、犬畜生よりもっとひどいことをやらかす始末でさぁ》 (ゲーテ作『ファウスト』天上の序曲でのメフィストのセリフより) 一方、本塔のあった辺りでは、オスマンの操るスフィンクスが暴れていた。 フーケの巨大ゴーレムが、スフィンクスの放つメガトンパンチで叩き潰される! たまらず空を飛んで逃げ出すフーケに、スフィンクスはぷーーっと砂を吹きつけた! 砂は空中で身長何メイルものオールド・オスマンになり、尻でどすんとフーケを押し潰す! しかしフーケもさるもの、咄嗟に地面に穴を空け、地中に逃れた。 そこへバックベアードが大声で呼びかける。 「「こっちを見るのだ、オスマンじじい!! 私の『魔眼』にはいかなるものもかなわぬのだっ」」 「「わはははははは、ワルドに取り憑いちょる妖怪とやら、そんな大目玉で何をしようというんじゃ? 砂を吹きつければ、お前さんなぞひとたまりもないじゃろうが!!」」 ベアードにぷーーっと砂が吹きつけられる。だがベアードは煤煙となって霧散し、しゅるしゅると分裂する。 そしてたちまちスフィンクスの周囲に、5つの巨大な『魔眼』が出現したではないか! 「「我が『魔眼』の遍在、ようやく出せるようになったぞ!! そして食堂の奴らは、この私が催眠術で操ってくれよう!!」」 5つの『魔眼』はばらばらと無数の小ベアードに砕け、食堂へ殺到する! 「「させぬわあっ!!」」 スフィンクスも大量の砂塵に変化し、ごおおーーーっという砂嵐となってベアードどもを吹き飛ばす!! 再び合体して大魔眼となるバックベアードは、ぴかぴかと眼を光らせ、激しく笑い出した。 「「うわはははは、手ごたえのある相手は大好きだ! 今度は貴様に取り憑いて、女子生徒の私生活でも覗いてくれようぞ!!」」 「「このセクハラ妖怪が、うちの学院の女性にセクハラしてよいのは、このオールド・オスマンただ一人じゃああああ!!!」」 オールド・オスマンとワルド・ベアード、セクハラ妖怪スクウェアメイジの戦いは、どんどん激しさを増していく。 それにしてもその言動は、極めて不純であった。 「……付き合いきれないね、任務は失敗ってことにして、あたしはさっさとアルビオンに帰ろう。 テファたちも心配しているだろうしさ」 フーケ(マチルダ)はいち早く学院の外へ脱出し、一路ラ・ロシェールへ向かう。 変装してアルビオン侵攻軍への慰問団にでも紛れ込み、故郷サウスゴータへ行くつもりだ。 クロムウェルに仕えるのも、そろそろ潮時だろう。さあて、どうしようか。 その頃、コルベールたちはメンヌヴィル一人に苦戦していた。もうすぐ日の出だ。 「おいおいどうした、この程度か? まだまだ物足りないぞ? やはり人間の焼ける香りを吸わないと、俺の渇きは癒されないのだなあ」 「くっ、こいつ、強い!」 コルベールは防御シールドを張るのに徹し、その背後からキュルケとタバサが魔法を、アニエスが銃弾を放つ。 だが、魔法はメンヌヴィルの周囲で拡散し、銃弾もプチュッと蒸発する! 「ぐわはははは、効かないねぇ!! そおら『炎の蛇』を食らえ!!」 ぶおんと鉄の杖が振り回され、巨大な炎の帯が四人を襲う! 敵の放つ強力な魔法を防ぎながら、タバサは冷静に戦況を分析する。 「通用しない、というより、魔法を『吸っている』。 何らかの強力なマジックアイテムを所持しているか、『先住の魔法』の可能性がある」 「何それ、反則よ!! それになんか、あいつの周囲の空気が青白く見えるわよ!?」 「怒りの顔色と同じように、火は高熱になるほど、色が白く、青くなる。 あれは恐ろしい高熱の炎だ。情熱の赤は、まだまだ『微熱』というところだね」 「ご教授有難いわ、ミスタ・コルベール。不殺でいいから、あいつをどうにかしてよ!!」 「……では、炎には炎、杖には杖。出でよ『炎蛇』、トピ・テイ・バ・テア!!」 コルベールが懐からもう一本の杖を取り出し、地面に投げる。 すると杖はたちまち、体長20メイルはある巨大なキングコブラとなった! その体は滑らかな緑色の鱗に覆われ、眼や口からはチロチロと炎が出ている。 『私は、太陽神の娘にして額の聖眼、王者(ファラオ)の象徴、毒の炎にて悪を焼く偉大なる蛇。 私は「立ち上がるもの」、ウラエウスなり』 《アロンが自分の杖をファラオとその家来たちの前に投げると,それは大蛇となった。 そこでファラオは賢者や魔法使いたちを呼び出し、彼らもその魔術によって同じ事を行なった。 …しかし、アロンの杖は彼らの杖を呑み込んだ》 (旧約聖書『出エジプト記』第七章より) 「せ、先生! これが先生の使い魔!?」 「私はとある魔術結社に所属していてね、団員になるとそこから使い魔というか、『守護天使』を1体もらえるんだ。 彼女は私の守護天使、聖なる炎蛇ウラエウスちゃんだよ」 『私を「ちゃん」などと呼ばないで、ミスタ・コルベール。 けれど、危ないところでしたね。おお、なんという邪悪な男と戦っているのでしょう!』 ウラエウスは、がーーーーっと大きく口を開き、毒牙を光らせる。 『私の一番好きな食べ物は、お前のような神を冒涜する人間なのだ!』 「うおおッ!?」 メンヌヴィルの頭上からウラエウスが襲い掛かり、炎をものともせずに頭から丸呑みする! 彼女はぺロリと敵を平らげ、腹の中に収めてしまった。メンヌヴィルはなおも暴れていたが、やがて消化されたか、静かになる。 「……案外、あっさり片付いたわね」 「人殺しはしたくなかったが……まぁ、彼は魂を悪魔に売り渡したような男だったしなあ」 満腹したウラエウスは振り返り、コルベールに話しかける。 『ミスタ・コルベール。私はあなたの忠実な下僕、というわけではない。 あくまでもあなたを守護するために付けられた、目付けのようなもの。しかし、これだけは伝えておきましょう。 あなたは「東方の神童」松下一郎に、使徒の一人として召されている。彼に仕え、従いなさい。 そうすればあなたの罪は贖われ、共に天の国、パラダイスに入る事ができるでしょう』 「使徒……天の国……この、罪深い私が……」 「そうだ。貴様はわが故郷ダングルテールを焼き、罪なき人々を殺した大罪人。 命令を下したリッシュモンを殺す事は陛下から止められたが、私の気はおさまらぬ」 コルベールのすぐ背後に、いつの間にかアニエスが立っている。手に拳銃を握り締め、彼の後頭部に当てている。 「アニエス!」 「狡猾な蛇め、まむしの子め! こんな穴ぐらに身を潜めて、くだらん研究に耽っていようとはな!! きさまも善悪をわきまえる知恵はあろう、潔く死ね! ジャン・コルベール!!」 《お前はこの事をしたので、全ての家畜と全ての野獣のうち、最も呪われる。 お前は、腹で這いまわり、一生塵を食らうであろう。 私は敵意を置く、お前と女の間に、お前の子孫と女の子孫の間に。 彼はお前の頭を砕き、お前は彼のかかとを砕く》 (旧約聖書『創世記』第三章より) 咄嗟にキュルケとタバサが飛びかかり、間一髪アニエスを地面に押さえつける。 ウラエウスも、かーーっとアニエスに牙を向けた。 「アニエス! 私たちがいる限り、先生は殺させないわよ!」 「貴女の気持ちも分かる。でも、理性的に考えて」 「やかましい! きさまら安穏と育ってきた貴族の小娘なんぞに、私の何が分かる!!」 「私は安穏と育って来ていない。貴族もいろいろ、人生もいろいろ」 「そんな言葉で片付けられてたまるかああ!! 私の、私のこの20年間の労苦は……」 二人に押さえつけられ、半狂乱になるアニエス。やがてコルベールは目を閉じ、諦めた表情をする。 「いや、分かっているよミス・アニエス。私はやはり罪人だ。 ここで君に会ったのも神の裁きだろう、潔く復讐の銃弾を受けて贖罪としたい」 「せ、先生! そんな」「………!」 だが、ウラエウスの様子がおかしい。 『……うっ、ぐっ、これは何だ?! 私は何を呑み込んだのだ?!』 げっ、とウラエウスは何かを吐き出す。それはメンヌヴィルの死体ではなく、なんとも奇怪で異様な姿をしていた。 体は青黒い狼、頭はフクロウ、クチバシには牙が並んで火を吐き、後脚がなくて下半身は大蛇。 キュルケがうえっと口を押さえる。こんな出鱈目な幻獣は見たことがない。 「な、何これ!? まさか、悪魔!?」 《カム ナガ ラ ナム ア モ ン》 怪物の全身が炎に包まれ、空中に飛び上がって咆哮する! 《高く立ち昇る、芳しい供物の煙(ハンモン)よ!! おお、余は何者か!? 余は風、余は息吹、余は隠されたる、計り知れぬもの……》 ウラエウスが叫び声をあげる。 『あ、あなたは、アモンさま! エジプトの主なる神!』 彼こそはアモン、炎の侯爵、東方の王にして神の神。シリアではバアル・ハンモン(アンモン)と呼ばれた。 本来はテーベという都市の古い神に過ぎなかったが、さまざまな神々を『吸収』して最高神の地位に就いた。 のちに悪魔として地獄に落とされ、多くの魔神とともにソロモン王に使役された末、封印された。 今は同族のベリアルによってハルケギニアに召喚され、メンヌヴィルに取り憑いていたようだ。 《おお汝ら人の子よ、余は『東方』へ、日の昇る地へ行く! 余は太陽なれば! 知られざる、隠されし知識を追い求めよ! 『東方』の彼方、『神の門』へと!!》 炎を吹き上げ、ギャアギャアと騒ぎ立てるアモン。フクロウも蛇も知恵の象徴、しかし彼は狂っている! 狂った神アモンは、呆然とする一同を尻目に、暁光の差す『東方』へと飛び去った。 闇夜は過ぎ去り、バックベアードも敵わぬと見て退却したようだ。学院での攻防戦は、終わった。 「……あの、何? 何がどうしてどうなってるの? ひょっとして、アレがフェニックス?」 『いいえ。あの方こそは、偉大なる神アモンの堕とされし姿。 全知全能の神でありながら、唯一絶対の神とはなれず、地の底へ堕とされた古代の神。 けれど、あのお方は「東方」へ、「聖地」へ向かわれた』 「『東方』か。……まさか、『東方の神童』つながりですかな?」 『おそらくは。あの邪悪な男に取り憑いていたせいか、少しおかしくなっておられたようですが、 あの方が「東方の神童」の敵となるか味方となるかは、私にも分かりません』 アニエスは深く溜息をつき、立ち上がって拳銃を収める。気を削がれたし、ここで殺すのもなにかとまずい。 「……コルベール。復讐の権利は、ひとまず保留しよう。武人の礼だ。 火は破壊ばかりとは限らないし、私の武も殺しのためだけにあるのではない」 「武人としての礼儀、有難くお受けしよう。やはり私は、まだ死ねない。 この世界にあの太陽のような理性の光をもたらし、あらゆる人間のための理想郷を実現する時までは……」 『東方』から朝日が昇る。その輝きは、コルベールの禿頭をまばゆく照らし出した。 そこへ、オスマンがふわりと降りてきた。 「それではおぬし、永遠に死にきれんぞい、ミスタ・コルベール」 「オールド・オスマン!! ……どうするんですか、この惨状を!!」 学院の建物は、妖怪との決戦でボロボロだ。というか、スフィンクスによる破壊が大半を占めている。 「かーーっ、うるさいのう。わしが責任持って元通りに修復しておくわい! あのスフィンクスがなければ、おぬしらここに生きておれまいぞ。随分創造に手間はかかったがのう」 スクウェアメイジとはいえ、あれだけのパワーはそうそう振るえない。ベアードは強敵だ。 下準備をしてホームグラウンドに引き込んで、やっと撃退できたというところだった。 「それから、学院はしばらく休校じゃ。おぬしらにも休暇をやるから、じっくり研究に励みたまえ。 わしは千年王国も理想郷もどうでもよいが、夢は見れるうちに見ておきなさい。 ……ああ、だいぶくたびれた」 ふらふらとオスマンが膝をつく。一方キュルケは、コルベールに熱い視線を向けた。 「ねえ先生、いいえ『ジャン』、ゲルマニアへ来ない? 火と情熱と技術の国、新しくて熱気に満ちた国よ! 資金はツェルプストーからも出すわ。 それに『東方』へ行くのなら、ゲルマニアが一番近道じゃない!」 「ふうむ、ゲルマニアか。……確か『薔薇十字団』もゲルマニアから……」 希望に燃えるコルベールの懐で、ルビーの指輪が熱を帯び始めていた……。 (つづく) 前のページへ / 一覧へ戻る / 次のページへ
https://w.atwiki.jp/kuroeu/pages/179.html
ウァルプメイル 解説 ルノーシュ地方南部に存在する島の一つに広がる森林地帯。 別名、夜光貝の森。 かつてはエルフ族の支配領域だったようだが、珊海王の円環を集めたイルヤナの願いによって壊滅した。 雑感・考察 壊滅の経緯はアニエスを主人公にした時のみ語られる。 名前
https://w.atwiki.jp/kuroeu/pages/5708.html
真珠龍招聘 解説 真珠龍を招聘し、ブレスで攻撃する。 雑感・考察 作品 分類・ランク 属性 種別 範囲・射程 効果 習得者・備考 珊海 - - 攻撃 範囲内敵味方全部隊 効果値100~700 アリツ、ソーニャ、アニエス、ラファエラ、アルヴィド、ボルハ 名前
https://w.atwiki.jp/gunblooddays/pages/34.html
【融合】 【ベース】成長させたい元となる兵士 一度限界突破したキャラは選択不可。 【追加】 成長させるための素材兵士 通常の強化融合なら装備や素材(未実装)も指定可能。 【結果】 融合結果の推定。%で分岐が発生する場合がある。 Lvが最大になったキャラに対する進化するタイプの融合のとき、無属性同士は融合できない。 また【追加】にシルバー以上のカードを指定することが出来ない。 融合に要るコスト とりあえずメモ 銀MaxLv20まで10枚毎に1>9>13>16>19 さらに+2で20 合計ノーマルブロンズ42枚必要 Rは19まで同じで >21>24>26>27>29 追加+3でLvMax30 合計ノーマルブロンズ93枚必要 また、ハイブロンズ1枚はノーマルブロンズ6枚、 ロイヤルブロンズはノーマルブロンズ10枚分の効果がある。 融合変化表 左をベースに上を追加した場合の属性変化表 無属性同士は進化融合不可 ブロンズ ブロンズに進化する場合の属性表 無 知略 剛腕 希望 愛情 魅惑 復讐 無 ナシ 剛腕 知略 愛情 希望 復讐 魅惑 知略 剛腕 剛腕 愛情 魅惑 復讐 希望 愛情 剛腕 知略 愛情 知略 復讐 魅惑 愛情 希望 希望 愛情 魅惑 復讐 愛情 魅惑 希望 剛腕 愛情 希望 復讐 魅惑 魅惑 希望 剛腕 知略 魅惑 復讐 希望 愛情 知略 剛腕 復讐 知略 復讐 魅惑 愛情 魅惑 愛情 知略 知略 魅惑 シルバー以上は 知略>策士、剛腕>豪傑、希望>英雄、愛情>慈愛、魅惑>魔性、復讐>覇者 と属性を読み替えて表はおなじ…ではなく シルバー以上の属性変化表がブロンズのソレと厳密には違う模様。 融合進化パターン 上位に進化するもののみ記載。 接頭辞として Hはハイブロンズ、Rはロイヤルブロンズ、 Sはシルバー、Gはゴールド、Dはダイヤモンドの略とする。 進化への確率はブロンズから全ブロンズへ30%、 シルバーからシルバーで40%、ゴールドで50% ※将来的にはGPを消費して確率を上下させるシステムが実装される模様 ブロンズベース ベース 追加 融合結果 伊庭 鉄郎 サイラス・リード Hミクニ・トウマ 伊庭 鉄郎 崎本 英二 Hデミトリー・スナイダー 伊庭 鉄郎 ソニア・マルチネス Hミクニ・トウマ 伊庭 鉄郎 藤丸 大河 H長谷部 朔夜 火狩 エルザ ソニア・マルチネス Hミクニ・トウマ 狐ヶ崎 伊吹 ソニア・マルチネス Hデミトリー・スナイダー 狐ヶ崎 伊吹 ソフィ・リンドグレン Hミクニ・トウマ サイラス・リード 伊庭 鉄郎 Hミクニ・トウマ サイラス・リード 南部 ほのか Hミクニ・トウマ サイラス・リード 真壁 凛 Hミクニ・トウマ 崎本 英二 伊庭 鉄郎 Hデミトリー・スナイダー 崎本 英二 南部 ほのか Hデミトリー・スナイダー 崎本 英二 真壁 凛 Hデミトリー・スナイダー ソニア・マルチネス 伊庭 鉄郎 Hミクニ・トウマ ソニア・マルチネス 火狩 エルザ Hミクニ・トウマ ソニア・マルチネス 狐ヶ崎 伊吹 Hデミトリー・スナイダー ソニア・マルチネス ソニア・マルチネス Hミクニ・トウマ ソニア・マルチネス ソフィ・リンドグレン H長谷部 朔夜 ソニア・マルチネス 南部 ほのか Hミクニ・トウマ ソニア・マルチネス ベリンダ・クーパー Hミクニ・トウマ ソニア・マルチネス 真壁 凛 Hミクニ・トウマ ソニア・マルチネス 楊 香香 Hミクニ・トウマ ソフィ・リンドグレン 狐ヶ崎 伊吹 Hミクニ・トウマ ソフィ・リンドグレン ソニア・マルチネス H長谷部 朔夜 南部 ほのか サイラス・リード Hミクニ・トウマ 南部 ほのか 崎本 英二 Hデミトリー・スナイダー 南部 ほのか ソニア・マルチネス Hミクニ・トウマ 南部 ほのか 藤丸 大河 H長谷部 朔夜 藤丸 大河 伊庭 鉄郎 H長谷部 朔夜 藤丸 大河 南部 ほのか H長谷部 朔夜 藤丸 大河 真壁 凛 H長谷部 朔夜 ベリンダ・クーパー ソニア・マルチネス Hミクニ・トウマ 真壁 凛 サイラス・リード Hミクニ・トウマ 真壁 凛 崎本 英二 Hデミトリー・スナイダー 真壁 凛 ソニア・マルチネス Hミクニ・トウマ 真壁 凛 藤丸 大河 H長谷部 朔夜 楊 香香 ソニア・マルチネス Hミクニ・トウマ ハイブロンズベース ベース 追加 融合結果 H織部 響子 H織部 響子 R財部 尚仁 H織部 響子 H竹中"N"正人 R財部 尚仁 H織部 響子 H夏目 駿介 R財部 尚仁 H織部 響子 H宮部 美結 R赤星 洸一郎 H織部 響子 Hランソン R財部 尚仁 H東雲 ミコト H夏目 駿介 R京町 彩名 Hステラ・イングラム H夏目 駿介 R有明 涯 H竹中"N"正人 H織部 響子 R財部 尚仁 H竹中"N"正人 H宮部 美結 R有明 涯 Hトリッシュ・ワグナー H夏目 駿介 R財部 尚仁 H夏目 駿介 H織部 響子 R財部 尚仁 H夏目 駿介 H東雲 ミコト R京町 彩名 H夏目 駿介 Hステラ・イングラム R有明 涯 H夏目 駿介 Hトリッシュ・ワグナー R財部 尚仁 H夏目 駿介 Hハンナ・キンスキー R赤星 洸一郎 H夏目 駿介 H宮部 美結 R有明 涯 H長谷部 朔夜 Rソフィア G財部 尚仁 Hハンナ・キンスキー H夏目 駿介 R赤星 洸一郎 H宮部 美結 H織部 響子 R赤星 洸一郎 H宮部 美結 H竹中"N"正人 R有明 涯 H宮部 美結 H夏目 駿介 R有明 涯 H宮部 美結 H宮部 美結 R有明 涯 H宮部 美結 Hランソン R有明 涯 Hランソン H織部 響子 R財部 尚仁 Hランソン H東雲 ミコト R京町 彩名 Hランソン Hステラ・イングラム R有明 涯 Hランソン Hトリッシュ・ワグナー R財部 尚仁 Hランソン Hハンナ・キンスキー R赤星 洸一郎 Hランソン H宮部 美結 R有明 涯 ロイヤルブロンズベース ベース 追加 融合結果 R近衛 帝 海崎 圭一 G倉田 柚月 R近衛 帝 風巻 桃 G砲井 七瀬 R近衛 帝 狐ヶ崎 伊吹 Gアニエス・ドゥクレ R近衛 帝 サイラス・リード G難波 樹 R近衛 帝 崎本 英二 Gロバート・スターク R近衛 帝 白河 虎子 G倉田 柚月 R近衛 帝 ソニア・マルチネス Gキャロル・グリーン R近衛 帝 ソフィ・リンドグレン Gカイル・エヴァンス R近衛 帝 空地 まつり G御門 英司 R近衛 帝 達川 翔兵 G若槻 恵令奈 R近衛 帝 野乃沢 泉美 G砲井 七瀬 R近衛 帝 広瀬 零士 Gロバート・スターク R近衛 帝 藤丸 大河 G若槻 恵令奈 R近衛 帝 二藍 岬 G御門 英司 R近衛 帝 レオン・キプリング G難波 樹 R近衛 帝 H有馬 冬弥 G十破 冴子 R近衛 帝 H烏剛 隼人 G赤石 火憐 R近衛 帝 H衛守 春人 Gアニエス・ドゥクレ R近衛 帝 H織部 響子 G朝霧 美鈴 R近衛 帝 H柏木 光流 G黒狼 周 R近衛 帝 H霞 飛鳥 G氷川 吹雪 R近衛 帝 H神埼 ティナ G狩魔 オズ R近衛 帝 H香塚 由乃 Gキャロル・グリーン R近衛 帝 H紗常 弓矢 Gカイル・エヴァンス R近衛 帝 H獅堂 アサミ G水木 碧 R近衛 帝 H東雲 ミコト G赤石 火憐 R近衛 帝 Hステラ・イングラム Gマット・ノックス R近衛 帝 Hデミトリー・スナイダー G矢向 渚 R近衛 帝 Hトリッシュ・ワグナー G風早 凛 R近衛 帝 H長谷部 朔夜 G十破 冴子 R近衛 帝 Hハンナ・キンスキー G狩魔 オズ R近衛 帝 H本堂 柳司 G矢向 渚 R近衛 帝 H魔央 マリア G氷川 吹雪 R近衛 帝 Hミクニ・トウマ G黒狼 周 R近衛 帝 H水原 英子 G風早 凛 R近衛 帝 H宮部 美結 G牧瀬 涼子 R近衛 帝 Hミリヤ・ケイシー Gマット・ノックス R近衛 帝 Hヴァルター・リンツ G水木 碧 R近衛 帝 R赤石 火憐 Dジェラルド・クルス R近衛 帝 R赤星 洸一郎 G服部 美亜子 R近衛 帝 R朝霧 美鈴 Dアーサー・マクダニエル R近衛 帝 Rアニエス・ドゥクレ Dジェラルド・クルス R近衛 帝 R有明 涯 Gカミラ・リベラ R近衛 帝 Rカイル・エヴァンス Dミラ・シュミット R近衛 帝 R風早 凛 D高輪 悠吾 R近衛 帝 R片桐 レイナ D真田 嵐士 R近衛 帝 Rカミラ・リベラ D鷺森 彰一郎 R近衛 帝 R狩魔 オズ Dミラ・シュミット R近衛 帝 Rキャロル・グリーン Dブラッド・ジョンソン R近衛 帝 R京町 彩名 G八花 日住 R近衛 帝 R倉田 柚月 G八花 日住 R近衛 帝 R黒狼 周 D霧島 沙希子 R近衛 帝 R財部 尚仁 G片桐 レイナ R近衛 帝 R砲井 七瀬 G服部 美亜子 R近衛 帝 R十破 冴子 D高輪 悠吾 R近衛 帝 R難波 樹 G牧瀬 涼子 R近衛 帝 R服部 美亜子 D辻野 ひかり R近衛 帝 R氷川 吹雪 Dタロス R近衛 帝 R牧瀬 涼子 Dルネット・ジアン R近衛 帝 Rマット・ノックス D霧島 沙希子 R近衛 帝 R御門 英司 Gカミラ・リベラ R近衛 帝 R水木 碧 Dブラッド・ジョンソン R近衛 帝 R八花 日住 Dユリア・エステス R近衛 帝 R矢向 渚 Dブラッド・ジョンソン R近衛 帝 Rロバート・スターク G片桐 レイナ R近衛 帝 R若槻 恵令奈 G朝霧 美鈴 シルバーベース ベース 追加 融合結果 Sアラタ 狐ヶ崎 伊吹 G京町 彩名 Sアラタ ソフィ・リンドグレン G赤星 洸一郎 Sアラタ H有馬 冬弥 G財部 尚仁 Sアラタ H烏剛 隼人 G倉田 柚月 Sアラタ H衛守 春人 G京町 彩名 Sアラタ H織部 響子 G十破 冴子 Sアラタ H柏木 光流 G有明 涯 Sアラタ H霞 飛鳥 G難波 樹 Sアラタ H神崎 ティナ G砲井 七瀬 Sアラタ H紗常 弓矢 G赤星 洸一郎 Sアラタ H獅童 アサミ G若槻 恵令奈 Sアラタ H東雲 ミコト G倉田 柚月 Sアラタ Hステラ・イングラム G御門 英司 Sアラタ Hトリッシュ・ワグナー Gロバート・スターク Sアラタ H長谷部 朔夜 G財部 尚仁 Sアラタ Hハンナ・キンスキー G砲井 七瀬 Sアラタ H魔央 マリア G難波 樹 Sアラタ Hミクニ・トウマ G有明 涯 Sアラタ H水原 英子 Gロバート・スターク Sアラタ H宮部 美結 G黒狼 周 Sアラタ Hミリヤ・ケイシー G御門 英司 Sアラタ Hヴァルター・リンツ G若槻 恵令奈 Sアラタ R赤石 火憐 G狩魔 オズ Sアラタ R赤星 洸一郎 Gアニエス・ドゥクレ Sアラタ R朝霧 美鈴 G片桐 レイナ Sアラタ Rアニエス・ドゥクレ G狩魔 オズ Sアラタ R有明 涯 Gキャロル・グリーン Sアラタ Rカイル・エヴァンス G赤石 火憐 Sアラタ R風早 凛 G水木 碧 Sアラタ R片桐 レイナ G朝霧 美鈴 Sアラタ Rカミラ・リベラ G牧瀬 涼子 Sアラタ R狩魔 オズ G赤石 火憐 Sアラタ Rキャロル・グリーン Gマット・ノックス Sアラタ R京町 彩名 Gカイル・エヴァンス Sアラタ R倉田 柚月 Gカイル・エヴァンス Sアラタ R黒狼 周 G氷川 吹雪 Sアラタ R財部 尚仁 G矢向 渚 Sアラタ R砲井 七瀬 Gアニエス・ドゥクレ Sアラタ R十破 冴子 G水木 碧 Sアラタ R難波 樹 G黒狼 周 Sアラタ R氷川 吹雪 Gマット・ノックス Sアラタ R牧瀬 涼子 Gカミラ・リベラ Sアラタ Rマット・ノックス G氷川 吹雪 Sアラタ R御門 英司 Gキャロル・グリーン Sアラタ R水木 碧 G風早 凛 Sアラタ R八花 日住 G服部 美亜子 Sアラタ R矢向 渚 G風早 凛 Sアラタ Rロバート・スターク G矢向 渚 Sアラタ R若槻 恵令奈 G十破 冴子 S衛守 春人 Rアラタ G京町 彩名 S衛守 春人 R風早 凛 G有明 涯 S衛守 春人 Rマット・ノックス G財部 尚仁 S衛守 春人 R八花 日住 G京町 彩名 S織部 響子 H織部 響子 G財部 尚仁 S織部 響子 H竹中"N"正人 G財部 尚仁 S織部 響子 H夏目 駿介 G財部 尚仁 S織部 響子 H宮部 美結 G赤星 洸一郎 S織部 響子 R風早 凛 Gロバート・スターク S織部 響子 Rカミラ・リベラ Gカイル・エヴァンス S織部 響子 R京町 彩名 G有明 涯 S織部 響子 R十破 冴子 Gロバート・スターク S織部 響子 R氷川 吹雪 G砲井 七瀬 S織部 響子 Rマット・ノックス G倉田 柚月 S海崎 圭一 R◆ジェラルド・C G京町 彩名 S風巻 桃 R◆ジェラルド・C G赤星 洸一郎 S神埼 ティナ R赤石 火憐 G赤星 洸一郎 S神埼 ティナ Rアラタ G砲井 七瀬 S神埼 ティナ R矢向 渚 G有明 涯 S神埼 ティナ R◆ジェラルド・C G砲井 七瀬 S神埼 ティナ R◆ブラッド・J G砲井 七瀬 S東雲 ミコト H夏目 駿介 G京町 彩名 S東雲 ミコト Hランソン G京町 彩名 H東雲 ミコト R赤石 火憐 G倉田 柚月 H東雲 ミコト Rアラタ G倉田 柚月 S東雲 ミコト Rカイル・エヴァンス G京町 彩名 S東雲 ミコト R風早 凛 G御門 英司 S東雲 ミコト Rカミラ・リベラ G若槻 恵令奈 S東雲 ミコト R狩魔 オズ G倉田 柚月 S東雲 ミコト Rソフィア G倉田 柚月 S東雲 ミコト R砲井 七瀬 G京町 彩名 S東雲 ミコト R服部 美亜子 G倉田 柚月 S東雲 ミコト R氷川 吹雪 G若槻 恵令奈 S東雲 ミコト Rマット・ノックス Gロバート・スターク S東雲 ミコト R御門 英司 G財部 尚仁 S東雲 ミコト R水木 碧 G難波 樹 S東雲 ミコト R八花 日住 G倉田 柚月 S東雲 ミコト Rロバート・スターク G有明 涯 Sステラ・イングラム H夏目 駿介 G有明 涯 Sデミトリー・スナイダー Rカミラ・リベラ G京町 彩名 Sデミトリー・スナイダー R牧瀬 涼子 G赤星 洸一郎 Sデミトリー・スナイダー R八花 日住 G有明 涯 Sトリッシュ・ワグナー H夏目 駿介 G財部 尚仁 Sトリッシュ・ワグナー Hランソン G財部 尚仁 Sトリッシュ・ワグナー R朝霧 美鈴 Gロバート・スターク Sトリッシュ・ワグナー Rアラタ Gロバート・スターク Sトリッシュ・ワグナー R風早 凛 Gロバート・スターク Sトリッシュ・ワグナー Rカミラ・リベラ G砲井 七瀬 Sトリッシュ・ワグナー R狩魔 オズ G難波 樹 Sトリッシュ・ワグナー Rキャロル・グリーン G赤星 洸一郎 Sトリッシュ・ワグナー R倉田 柚月 G有明 涯 Sトリッシュ・ワグナー Rジブリール Gロバート・スターク Sトリッシュ・ワグナー Rソフィア Gロバート・スターク Sトリッシュ・ワグナー R氷川 吹雪 G砲井 七瀬 Sトリッシュ・ワグナー Rマット・ノックス G倉田 柚月 Sトリッシュ・ワグナー R御門 英司 G京町 彩名 Sトリッシュ・ワグナー R水木 碧 Gロバート・スターク Sトリッシュ・ワグナー R矢向 渚 G財部 尚仁 Sトリッシュ・ワグナー Rロバート・スターク G財部 尚仁 Sトリッシュ・ワグナー R若槻 恵令奈 G財部 尚仁 Sハンナ・キンスキー H夏目 駿介 G赤星 洸一郎 Sハンナ・キンスキー Hランソン G赤星 洸一郎 Sハンナ・キンスキー R赤石 火憐 G砲井 七瀬 Sハンナ・キンスキー R朝霧 美鈴 G難波 樹 Sハンナ・キンスキー Rアニエス・ドゥクレ G赤星 洸一郎 Sハンナ・キンスキー R天城 セイラ G砲井 七瀬 Sハンナ・キンスキー Rアラタ G砲井 七瀬 Sハンナ・キンスキー Rカイル・エヴァンス G赤星 洸一郎 Sハンナ・キンスキー R風早 凛 G難波 樹 Sハンナ・キンスキー R片桐 レイナ G御門 英司 Sハンナ・キンスキー Rカミラ・リベラ Gロバート・スターク Sハンナ・キンスキー R狩魔 オズ G砲井 七瀬 Sハンナ・キンスキー Rキャロル・グリーン G財部 尚仁 Sハンナ・キンスキー R倉田 柚月 G赤星 洸一郎 Sハンナ・キンスキー Rジブリール G砲井 七瀬 Sハンナ・キンスキー Rソフィア G砲井 七瀬 Sハンナ・キンスキー R砲井 七瀬 G赤星 洸一郎 Sハンナ・キンスキー R難波 樹 G財部 尚仁 Sハンナ・キンスキー R服部 美亜子 G砲井 七瀬 Sハンナ・キンスキー R氷川 吹雪 Gロバート・スターク Sハンナ・キンスキー R牧瀬 涼子 G若槻 恵令奈 Sハンナ・キンスキー R松井 千秋 G砲井 七瀬 Sハンナ・キンスキー Rマット・ノックス G若槻 恵令奈 Sハンナ・キンスキー R水木 碧 G御門 英司 Sハンナ・キンスキー R八花 日住 G砲井 七瀬 Sハンナ・キンスキー R矢向 渚 G有明 涯 Sハンナ・キンスキー R若槻 恵令奈 G有明 涯 Sハンナ・キンスキー R◆ジェラルド・C Gカイル・エヴァンス Sハンナ・キンスキー R◆タロス G砲井 七瀬 Sハンナ・キンスキー R◆ブラッド・J Gカイル・エヴァンス S魔央 マリア R風早 凛 G砲井 七瀬 S魔央 マリア Rカミラ・リベラ G若槻 恵令奈 S魔央 マリア R狩魔 オズ Gロバート・スターク S魔央 マリア R氷川 吹雪 G難波 樹 S魔央 マリア Rマット・ノックス G難波 樹 S魔央 マリア R水木 碧 G倉田 柚月 S魔央 マリア R八花 日住 Gロバート・スターク S魔央 マリア Rロバート・スターク G赤星 洸一郎 S魔央 マリア R若槻 恵令奈 G京町 彩名 Sヴァルター・リンツ R赤石 火憐 G難波 樹 Sヴァルター・リンツ Rカイル・エヴァンス G有明 涯 Sヴァルター・リンツ R風早 凛 G若槻 恵令奈 Sヴァルター・リンツ R片桐 レイナ G若槻 恵令奈 Sヴァルター・リンツ Rキャロル・グリーン G京町 彩名 Sヴァルター・リンツ R黒狼 周 G赤星 洸一郎 Sヴァルター・リンツ R砲井 七瀬 G有明 涯 Sヴァルター・リンツ R水木 碧 G若槻 恵令奈 ゴールドベース ベース 追加 融合結果 G有馬 冬弥 R赤石 火憐 Dタロス G有馬 冬弥 R風早 凛 Dブラッド・ジョンソン G有馬 冬弥 R狩魔 オズ D霧島 沙希子 G有馬 冬弥 R氷川 吹雪 Dジェラルド・クルス G有馬 冬弥 R水木 碧 Dブラッド・ジョンソン G白河 虎子 R赤石 火憐 Dミラ・シュミット G白河 虎子 R風早 凛 Dタロス G白河 虎子 R狩魔 オズ Dタロス G白河 虎子 R氷川 吹雪 D高輪 悠吾 G白河 虎子 R水木 碧 D霧島 沙希子 Gデミトリー・スナイダー R朝霧 美鈴 D高輪 悠吾 Gデミトリー・スナイダー Rアラタ D高輪 悠吾 Gデミトリー・スナイダー R片桐 レイナ D高輪 悠吾 Gデミトリー・スナイダー R狩魔 オズ Dタロス Gデミトリー・スナイダー Rカミラ・リベラ Dミラ・シュミット Gデミトリー・スナイダー Rジブリール D高輪 悠吾 Gデミトリー・スナイダー Rジブリール(民族衣装) Dアーサー・マクダニエル Gデミトリー・スナイダー Rソフィア D高輪 悠吾 Gデミトリー・スナイダー R氷川 吹雪 Dミラ・シュミット Gデミトリー・スナイダー R◆ジェラルド・C Dアーサー・マクダニエル Gハンナ・キンスキー R赤石 火憐 Dジェラルド・クルス Gハンナ・キンスキー R風早 凛 D霧島 沙希子 Gハンナ・キンスキー R狩魔 オズ Dジェラルド・クルス Gハンナ・キンスキー R氷川 吹雪 Dブラッド・ジョンソン Gハンナ・キンスキー R水木 碧 Dタロス G二藍 岬 R赤石 火憐 Dブラッド・ジョンソン G二藍 岬 R風早 凛 Dミラ・シュミット G二藍 岬 R狩魔 オズ D高輪 悠吾 G二藍 岬 R氷川 吹雪 Dタロス G二藍 岬 R水木 碧 Dジェラルド・クルス G魔央 マリア R赤石 火憐 D高輪 悠吾 G魔央 マリア R風早 凛 Dジェラルド・クルス G魔央 マリア R狩魔 オズ Dブラッド・ジョンソン G魔央 マリア R氷川 吹雪 D霧島 沙希子 G魔央 マリア R牧瀬 涼子 D霧島 沙希子 G魔央 マリア R水木 碧 Dミラ・シュミット 特殊融合 ベース 追加 融合結果 R◆ジェラルド・C R◆ブラッド・J Rかつての戦友 R◆ジェラルド・C R◆衛守 春人 R師弟関係!? R◆トリッシュ・W R◆ブラッド・J R美女と野獣 R◆トリッシュ・W R◆衛守 春人 R運命的な再会 R◆三島 素臣 R◆三島 志津香 R兄妹愛 R◆三島 素臣 R◆黒狼 周 R進路希望 R◆東雲 ミコト R◆三島 志津香 R勘違い委員長 R◆東雲 ミコト R◆黒狼 周 R戦場のお約束 R◆タロス R◆御木本 要 R機動+企業戦士 R◆タロス R◆カミラ・リベラ R無茶ぶり R◆長谷部 朔夜 R◆御木本 要 R世代間の溝 R◆長谷部 朔夜 R◆カミラ・リベラ R冷静と情熱 R◆ハンナ・キンスキー R◆烏剛 隼人 R思いがけない二人 R◆ハンナ・キンスキー R◆九重 ハナ Rハンナとハナの戦い R◆本堂 柳司 R◆烏剛 隼人 Rワイルド&ワイルド R◆本堂 柳司 R◆九重 ハナ R本堂柳司の憂鬱 R◆いざか なみ R◆うつりぎ ありす Rなみ と ありす R◆すてふぁにー・C R◆うつりぎ ありす Rすてふ と ありす R◆ふくなが のりか R◆うつりぎ ありす Rのりか と ありす R◆崎本英二 R◆火狩エルザ R◆崎本英二 R◆蜂矢凛 R殺人蜂の実力 R◆大祝姫子 R◆火狩エルザ R天然 対 真面目 R◆大祝姫子 R◆蜂矢凛 R姫と殺人蜂 R◆なみ(羽子板) R◆ありす(御幣) Rなみとありす(賀正) R◆のりか(一升瓶) R◆ありす(御幣) Rのりかとありす(賀正) R◆すてふ(杵) R◆ありす(御幣) Rすてふとありす(賀正)
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2444.html
トリステイン魔法学院 ここである奇妙な事件が起こった。それは『失踪』である。 ただの失踪ではない、そこにいた使い魔、生徒、教師、給士に料理人やそこにいた者達全てがいなくなった。 それに気づいたのは偶然上空を飛んでいたジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド子爵で、お昼なのに全然人気が無かったため。 降りてみたところ人一人いなかったという。 王宮は直ちに捜索部隊を組織し、学院に向かわせた。 辿りついたときは夜中で明かり一つ付いていなかった。 厨房には火を付けられっぱなしで暖かいシチューがあり、食堂には冷めてしまった昼食がある。 まるでつい1時間前までそこに『人』がいたかのような雰囲気であった。 「くそ…一体どうなっているんだ?」 捜索隊の隊長であるアニエスは舌を打ち、辺りを見回す。学院には明かりもなく、唯一隊員達が持つ松明の火などが明かりであった。 ここにいた連中は何処に行ったのだろうか?集団ヒステリーというものか? アニエスがそんなことを考えているとワルド子爵が肩を叩いてきた。 「こっちへ来てくれ、地下で生徒が見つかった!」 ワルド子爵の顔は何故か笑っていた。 ワルド子爵と共に数名の部下を連れアニエスは地下に来た。 地下には見つかった生徒の他、2名の魔法衛士隊員がいた。 生徒の髪はピンク色で、顔は俯いているため分からない。 「やぁぼくの…じゃなかったミス・ヴァリエール。一体何があったのだい?」 ワルドが生徒に近づき、肩を叩くと……その生徒が顔をガバッ!っと上げ、ワルドの肩を強く掴んで叫んだ。 「ばらいぞつけたいそいご!!」 その後トリステイン魔法学院で一週間探索が続いたが奇妙な事件が立て続けに起こったため閉鎖。 発見されたルイズ・フランソワーズは精神が崩壊しておりあの時から二年たった今でも家で静養している。 また付近の森を探索中、見たこともない村を見つけたがそこを行く道全てが通行不可能だったため諦めた。 なおこの後に様々な物好き達が学院と謎の人里に行くが5割の内4.9割が行方不明になっている。 アーカイブ『とある平民の通報』 ある平民が学院付近の森を歩いていたら奇妙な生き物を見たという。 なんでもそれは人のような形で頭に二本の角が生えていて。4足歩行をしていたという。 それを見たのは一瞬だっため詳しく確認できなかったものの、あの学院の制服を着ていたという。 調べようにもあの事件から霧が年中掛かるようになっており、下手に近づいたら道に迷いかねない。 アーカイブ『街の噂』 街ではある噂が出てくるようになった。 『あの森に入ったら、ゾンビになって二度と森からでれなくなる。』 このことがきっかけで森に入る人間はゼロに近くなった。 一部の研究家達は丁度あの事件の日が『春の使い魔召喚儀式』であったため。そのときに何かあったのではないかと言っている。 また最近露店ではあの人里付近で見つけた奇妙な骨や置物を売っているらしい。 一度かのワルド子爵がそれを見に行ったが「気味が悪い」と言っていた。 アーカイブ『ミス・ヴァのエールの診察報告書の一部』 正体不明の精神病が継続、また知能の退化が進行。静養を続行されたし。 尚二年経過しても直らなかった場合、精神病院に入院させよ。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/6992.html
autolink() PD/S22-082 カード名:初音ミク“SW みずたまビキニ” カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:1 コスト:1 トリガー:1 パワー:2000 ソウル:1 特徴:《音楽》?・《水着》? 【永】応援 このカードの前のあなたのキャラすべてに、パワーを+X。Xはあなたの「応援」を持つキャラの枚数×500に等しい。 【起】[①]あなたは自分の《音楽》?のキャラを1枚選び、次の相手のターンの終わりまで、パワーを+1000。 レアリティ:R SR illust. 13/03/18 今日のカード。 サマーアイドルのミク側の対応モジュールだがシナジーはない。ノエル・ルージュ?と同じキャラ数応援持ち。 ノエル・ルージュはレストして1キャラにそのターン中+1000だったが、こちらは1コストで相手のターン終了まで1キャラに+1000する 相手のターンの終わりまで持続するので踏み返される可能性が少しだけ減る。当然複数乗せも可能。 相方の鏡音リン“SW しましまビキニ”とは効果と色の都合上共存させられないのが残念である。
https://w.atwiki.jp/pachikaisekidata/pages/409.html
公式サイト ドキッと!ビキニパイ2公式 基本情報 ゲームフロー・基本仕様 リール配列 ボーナス確率 ART突入確率 機械割 設定看破要素 打ち方 通常時の打ち方 ボーナス中の打ち方 ART中の打ち方 内部確率 単独ボーナス 通常時小役確率 ボーナス時小役確率 ART時小役確率 ART詳細 突入契機など ストック 天井情報 天井について 導入開始時期 2012年11月19日~ 関連記事 リスト リスト リスト © © このページ、もしくはリンク先において発生した不具合、不利益に関しては一切責任を負いません。 パチンコ・パチスロ.com更新情報 【悲報】千葉県市川市の「東西線」が12月12日の営業をもって閉店へ 機動戦士ガンダムUCの3大名言「それでも!」「ユニコオオオオオン!」「これがこの世の果て」しかない 【怒】スロッターさん、パチ屋でトラブってブチギレ「クソ開発が出っ張り付けてんじゃねぇよ!!!」 バーストエンジェル3って何で空気で終わってしまったの??? 【悲報】設定6のまどマギで約7000枚出したスロッターさん、特殊詐欺被害に逢い約18万円を奪われる… スロットってパチンコと違って仕様がややこしすぎないか?メーカーサイトとか小冊子でかなり詳しい情報を公開するべき 他人がデータランプポチポチしてる台に座るのはアリかナシか ハイエナスレで話題に 今年一番やらかしたパチンコメーカーってどこだと思う? パチ屋が開店して1時間後ぐらいに来る客って何目的なの? 【画像あり】あの超有名店でもアカンのか… 【噂】超韋駄天BLACKさん、時速6万発を超える模様wwwwwwwww 【新台】凶悪すぎるコイン持ちで回胴騎士達の諭吉消滅!-5000枚超データも… 大都「S牙狼-黄金騎士-」感想・評判・評価まとめ! 【新台】導入後即12万4380発を記録!? サミー「P北斗の拳9闘神」感想・評判・評価まとめ!普通に面白いので覇権あるぞ!!! スロッターさん「誰か助けてくれ…明日面接が入ったんだけど俺には職歴が無い…」 【悲報】邪神ちゃんの聖地・神保町の「人生劇場」が12月19日で閉店へ 昨年8月に復活したばっかりなのに… お前らって今年いくら負け? 【悲報】張り付きエナを煽りまくった結果wwwwwwwwwwww 【画像あり】パチスロ牙狼さん、新台初週から設定L投入ホールが確認されてしまう… パチンコを打てば1時間でパチスロの万枚クラス(等価で20万円)が出てしまう現実wwwwww 宝くじ買ってるバカってさ「でもパチンコや競馬よりは安全だから…」って思ってそうwwww
https://w.atwiki.jp/familiar/pages/4457.html
284 アニエスさん最高 (^^) -- セン? サイト争奪杯〜番外編とラブ○ぇんのタバサ編とケフィア最高でした!!サイトとタバサの絡みがファンタジスタ過ぎますよ!! これからも頑張って下さい!! あなたのファンの一人より -- 自由な旅人? 廃止にする?それとも吹き飛ばす? -- 克?