約 2,716,545 件
https://w.atwiki.jp/godcrown/
Info それは神が授けた、ただ一つの王の証――。 ここは小麦畑制作のフリーゲーム「冠を持つ神の手」の関連Wikiです。 攻略情報を主に掲載していますので、ネタバレ等にご注意下さい。 なお、当Wikiはいちユーザーが管理している非公式サイトです。 制作者のoumi氏・羅伊紀氏とは全く関係ありませんので、Wikiに関する苦情・質問・連絡などは配布元に送らないようお願い致します。 要望・意見交換などはこちら→掲示板 関連サイト 小麦畑(配布元) http //wheat.sakura.ne.jp/w/ かもかて二次創作うpロダ 二次創作キットで作成されたファイルを扱ううpろだです。 基本かもかて関係のファイルなら創作キットで作成したファイル以外を規制するつもりもないので適宜、相談しながら利用していただければ幸いです。 うpするファイルは全年齢板における常識の範囲でお願いします。 関連スレ 小麦畑総合 現行スレ 【小麦畑】冠を持つ神の手 1日目【かもかて】 ttp //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1241692986/(html版) 【小麦畑】冠を持つ神の手 2日目【かもかて】 ttp //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1245290514/(html版) 【小麦畑】冠を持つ神の手 3日目【かもかて】 ttp //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1246548527/(html版) 【小麦畑】冠を持つ神の手 4日目【かもかて】 ttp //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1247578875/(html版) 【小麦畑】冠を持つ神の手 5日目【かもかて】 ttp //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1249092271/(html版) 【小麦畑】冠を持つ神の手 6日目【かもかて】 ttp //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1251647132/(html版) 【小麦畑】冠を持つ神の手 7日目【かもかて】 ttp //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1255412527/(html版) 【小麦畑】冠を持つ神の手 8日目【かもかて】 ttp //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1263100032/(html版) 【小麦畑】冠を持つ神の手 9日目【かもかて】 ttp //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1269001464/ 【小麦畑】冠を持つ神の手 10日目【かもかて】 ttp //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1272385814/ 【小麦畑】冠を持つ神の手 11日目【かもかて】 ttp //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1276787580/ 【小麦畑】冠を持つ神の手 12日目【かもかて】 ttp //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1282152482/ 【小麦畑】冠を持つ神の手 13日目【かもかて】 ttp //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1290259428/ 【小麦畑】冠を持つ神の手 14日目【かもかて】 ttp //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1296388174/ 【小麦畑】冠を持つ神の手 15日目【かもかて】 ttp //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1303467904/ 【小麦畑】冠を持つ神の手 16日目【かもかて】 ttp //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1308588162/ 【小麦畑】冠を持つ神の手 17日目【かもかて】 ttp //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1315111605/ 【小麦畑】冠を持つ神の手 18日目【かもかて】 ttp //engawa.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1321895588/ 【小麦畑】冠を持つ神の手 19日目【かもかて】 ttp //engawa.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1326716676/ 【小麦畑】冠を持つ神の手 20日目【かもかて】 ttp //engawa.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1328837534/ 【小麦畑】冠を持つ神の手 21日目【かもかて】 ttp //engawa.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1333464702/ 【小麦畑】冠を持つ神の手 22日目【かもかて】 ttp //engawa.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1343144206/ 【小麦畑】冠を持つ神の手 24日目【かもかて】 ttp //engawa.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1361188174/ 【小麦畑】冠を持つ神の手 25日目【かもかて】 ttp //engawa.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1378568071/ 【冠を持つ神の手】小麦畑総合26【デンシャ】 ttp //engawa.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1382774211/ 【冠を持つ神の手】小麦畑総合27【デンシャ】 ttp //engawa.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1387554867/ 【冠を持つ神の手】小麦畑総合28【デンシャ】 ttp //maguro.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1398865398/ 【冠を持つ神の手】小麦畑総合29【デンシャ】 ttp //maguro.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1404809813/ 【冠を持つ神の手】小麦畑総合30【デンシャ】 ttp //maguro.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1409553135/ 【かもかて】冠を持つ神の手 二次創作キット 1作目 ttp //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1249100658/ Wiki編集について ほとんどのページが自由に編集できるようになっています。 Wikiの編集方法については以下のヘルプをどうぞ。 @wikiの基本操作 @wiki編集モード・構文一覧 また、上部メニューバーか下部リンクから「このページを編集する」を選択すればソースを見る事が出来ます。 慣れない方は参考にするといいかもしれません。
https://w.atwiki.jp/f_go/pages/5059.html
+ 〔霊衣を持つ者〕特性持ち一覧 Class Rare Name 剣 5 アルトリア・ペンドラゴン アルテラ 沖田総司 モードレッド 両儀式 アーサー・ペンドラゴン〔プロトタイプ〕 シグルド 伊吹童子 4 アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 ネロ・クラウディウス ジークフリート ランスロット ガウェイン 蘭陵王 斎藤一 3 ベディヴィエール 弓 5 アルジュナ 新宿のアーチャー 4 エミヤ トリスタン 3 ロビンフッド エウリュアレ 1 織田信勝 槍 5 スカサハ カルナ エルキドゥ エレシュキガル 妖精騎士ランスロット 4 パールヴァティー 長尾景虎 謎のアルターエゴ・Λ 騎 5 女王メイヴ アキレウス レオナルド・ダ・ヴィンチ オデュッセウス ネモ 4 アストルフォ 3 メドゥーサ 牛若丸 マンドリカルド 2 エドワード・ティーチ 術 5 イリヤスフィール・フォン・アインツベルン マーリン 4 エレナ・ブラヴァツキー ニトクリス ギルガメッシュ 3 ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス アスクレピオス 殺 5 謎のヒロインX 酒呑童子 李書文 光のコヤンスカヤ テスカトリポカ 4 新宿のアサシン スルーズ ヒルド オルトリンデ 3 風魔小太郎 静謐のハサン 岡田以蔵 2 シャルル=アンリ・サンソン 狂 5 坂田金時 クー・フーリン〔オルタ〕 アルジュナ〔オルタ〕 宮本武蔵 モルガン 伊吹童子 4 タマモキャット エルドラドのバーサーカー 1 ポール・バニヤン 盾 3 マシュ・キリエライト 裁 5 ジャンヌ・ダルク 天草四郎 アムール〔カレン〕 スカサハ=スカディ 4 ケツァル・コアトル〔サンバ/サンタ〕 壱与 讐 5 巌窟王 エドモン・ダンテス ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 スペース・イシュタル 4 クロエ・フォン・アインツベルン 分 5 沖田総司〔オルタ〕 キングプロテア 蘆屋道満 月 5 BB 降 5 ワンジナ 詐 5 オベロン
https://w.atwiki.jp/yougosq/pages/5245.html
■探索準備・料理関連(新世界樹の迷宮1・2) ■新世界樹1の探索準備 探索準備(システム) リジェネトル(探索準備) ジンジャーライフ(探索準備) アムラアウェイク(探索準備) エキナケアップ(探索準備) エルダーフラワー(探索準備) 奇禍への手筈(探索準備) 固縛への手筈(探索準備) 賦活の手筈(探索準備) 逆襲の手筈(探索準備) 起死回生の手筈(探索準備) ココヘッチェ(探索準備) コンルシノッチャ(探索準備) コシマヘッチェ(探索準備) ポンぺヘッチェ(探索準備) カンナシノッチャ(探索準備) ■新世界樹2の探索準備(料理のメニュー) エスカルゴ焼シトロンソース添え(料理) ハイラガコーヒー(料理) クルミ入りライ麦パン(料理) シカ肉のステーキ(料理) 球獣肉とアスパラの中華炒め(料理) 軟骨揚げのシトロン餡かけ丼(料理) シカ肉のタタキ風(料理) 黒茶(料理) アゲハの姿佃煮(料理) 梟の軟骨からあげ(料理) くるみ羊羹(料理) 鹿肉と樹海野菜のすき鍋(料理) かみつきのサンドイッチ(料理) 旬の秋野菜ポトフ(料理) パーシモンプディング(料理) ジビエカレーライス(料理) 麻辣獄火鍋(料理) 怪しい石焼き鍋(料理) 巨猪の豚汁(料理) 鬼いが栗の茶巾絞り(料理) 紅葉狩り串団子(料理) 鶏唐揚げの甘酢餡かけ(料理) 栗月餅(料理) 火龍果杏仁(料理) 発酵怪魚パニーノ(料理) 野牛ステーキのリンゴソース添え(料理) カニクリームコロッケ(料理) 樹海パエリア(料理) 東国の伝統兜焼き(料理) 雪鳥卵の熱々おでん(料理) カニの樹海茶漬け(料理) 林檎と抹茶のかき氷(料理) リンゴ入り愛玉子風ブルーゼリー(料理) 野牛肉拉麺(料理) 馬肉中華包子(料理) 雪鳥の蟹玉(料理) サソリのグリーンパスタ(料理) ハチミツジャーマンポテト(料理) ももステーキの桜苺ジャム添え(料理) サイ肉のとろとろシチュー(料理) 亀の甲羅焼き肉(料理) 大苺大福(料理) 樹海桜茶(料理) 石化鳥の肉じゃが(料理) 蜘蛛の姿揚げ(料理) 樹海鳥の雷炒飯(料理) 森林サイ角煮(料理) 石化鳥と樹海野菜の細切り炒め(料理) 禍々しいアスピック(料理) 3種食べ比べハンバーグ(料理) タルタルステーキ(料理) ストーンガレット(料理) ノヅチ丸ごとスープ(料理) 皇帝ツバメの巣と岩茸の幻スープ(料理) 宝竜包(料理) きょうか鶏(料理) 特製大釜の鎧竜炊き込み飯(料理) 桜肉のしゃぶしゃぶ(料理) 雲海山鳥の茶碗蒸し(料理) 宝石煮こごりのツバメの巣入り(料理) 大芋虫のキャセロール(料理) オレンジソースの怪獣ステーキ(料理) タケノコが入ったサルマーレ(料理) パンプキンパイ(料理) 古代ヤドカリの姿造り(料理) 黒獣のお吸い物(料理) 力士秘伝のちゃんこ風鍋(料理) 東国伝来の煮しめ(料理) 危険な花茶(料理) シュウマイ(料理) 樹海特選の回鍋肉(料理) 蜥蜴肉の蜜汁火方(料理) 世界樹の新芽茶(料理) 世界樹の双葉茶(料理) 世界樹の四つ葉茶(料理) 宮廷伝統のオートキュイジーヌ(料理) 東国家庭の味おせち料理(料理) 皇帝御用達の満漢全席(料理)
https://w.atwiki.jp/ikenuma-yui/pages/180.html
池沼の姉を持つ少女 桜が丘高校 二年 平沢憂 私には一歳年上の姉がいます。姉は「知的障害者」です。 私と姉は、小中学校は同じ学校でした。 小学校低学年の頃は、「お姉ちゃん、お姉ちゃん。」とよく姉を慕い、 友達にも、「この人私のお姉ちゃん。」と自慢げに話すほどでした。 しかし、学年が上がるにつれて私の姉に対する思いや態度は段々と変わっていきました。 周りの姉を見る目が違うと気が付き、姉の存在をどこかで恥じている自分がいたのです。 そんなある日、同級生の数人の男子が私のところに来て、 「お前の姉ちゃん意味わからんこと言うし臭いし、嫌いじゃない?」 と、突然姉の悪口を言ってきたのです。 私はその時、(ああ、周りの人はそんなふうに姉を見ているんだ。)と、 とてつもなく大きなショックを受けました。 まだ暑さの残る季節でしたが、全身が震え、鳥肌が立ったことを今でもはっきりと覚えています。 中学生になり、また姉と同じ学校での生活が始まりました。 入学前は、また前のようなことがあるのではないかと不安でしたが、 そんなことはなく楽しい毎日を過ごしていました。 でも、見たくない光景を目にしました。姉が廊下を歩いているだけで、 くすくす笑われているのを見た時は、やるせない気持ちになりました。 それでも他人のふりをする自分に腹が立ち、情けない思いでいっぱいでした。 家での姉は気に入らないことがあると叫び声をあげ、物を投げたり、 私の手を血が出るほどに噛んだりします。 私は姉のそういった行動の意味を理解しようともせず、お仕置きと称して怒声をあびせ暴力をふるいました。 姉は何度殴られようとも、泣きながら、ただただ私の気がすむのを待つのです。 その怯える姿を見るのは辛くその度後悔するのですが、姉は同じ過ちをくり返していました。 ある日、姉がいつものように、大きい声をあげ暴れていた時のことです。 腹の立った私は、いけないと思いつつ、また手を出していました。 すると強い声で、「やめてー。」とはっきりと言ったのです。 それを聞いた時私はハッとしました。 「私は姉を何だと思っていたのだろう。周りの目なんて関係ないんだ。 一番姉を差別的な目で見ていたのは周りの誰でもなく自分だ。」 と気が付いたのです。 それ以来、少しずつ姉妹として分かち合い、支え合えるような関係を築いていこうと思いました。 「知的障害者」のことをよく知らない人に、「どういう人?」と聞かれても、 私は姉のことを、我ままで少し気持ちの表し方が不器用だけど、明るくて優しい人だと言います。 池沼唯のルポ に戻る (2011.08.28) カウンター 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/touhoumtg/pages/2338.html
永遠の聖人/Eternal Saint 永遠の聖人/Eternal Saint(1)(G)(G) クリーチャー - 人間・聖人・道士 永遠の聖人が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるパーマネント・カード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。 2/2 参考 神霊廟-コモン
https://w.atwiki.jp/assolutoracingjpn/pages/65.html
トピック記事とは、give/ギブ が執筆する Assoluto Racing に関する記事です。アソルター向けの マニアックなトピック を、 5分 で読み終わる文章でお届けします。 トピック記事一覧 24.2.22 【コラム@granbeat】「操作方法」用途別の違い 23.3.19 楽して楽しむ 9 の方法 23.1.30 【新峠アプデ】正直笑った。 - アプデ速報 22.12.23 【新峠アプデ】みんなの「新マシン」予想 23.1.30 【速報】「9台とかエグ!?」新峠アプデの内容とは 22.12.14 ただの白黒?「UI デザイン」へのこだわり 22.9.19 「BGM はひとりで作った」 開発者の "音" へのこだわり 22.9.14 『eモータースポーツに輪を広げたい』 アプデより熱い情報の登場 これら以前の記事はこちら
https://w.atwiki.jp/wiki13_mofwiki/pages/381.html
ボックス 項目説明 ボックスはアリーテ姫に登場するアニメキャラクター。いまはすでに滅びようとする魔法使いの一族。アリーテによって永遠の命を失うと予言されたため、アリーテの自由を奪い幽閉する。CV?は小山剛志?。少年のボックスのCVは陶山章央?。 性格 自己中心的で偏屈。同族である魔法使いの誰かが自分を見つけだしてくれることを願って生きている。魔法使いの一族だということに誇りを持ち、様々な魔法を駆使しているように見えるが……。 カテゴリ [アリーテ姫] タグ [アニメに関すること] [アニメキャラクター] アクセス数 -
https://w.atwiki.jp/gods/pages/25793.html
オリュンピアスピリット(オリュンピア・スピリット) 神秘主義文書による大気や宇宙の精霊たち。 内訳: アラスロン ベトール ハギト オク オフィエル(2) ファレグ フル
https://w.atwiki.jp/lavato_heros/pages/1044.html
カードリスト 能力 https //login.alteil.jp/lhCardDB/detail.php?id=480 解説 手札にローティアがあること、山札が13枚以上あること、という2つの条件をクリアしなければ真価を発揮できないが、LV4にしては優秀な戦闘向けユニット。 70-30-2の基準値割れステータスながら、条件を満たしていれば相手のHP-30、AGI-2のスキルが発動するため、優勢90点、非優勢60点で、実質AGI4でHPもそこそこあるユニットになる。 優勢なら素出しの狩人『カサンドラ』は確殺になり、非優勢でもLV3標準ユニット相手くらいなら問題にならない。 勝利時に相手の山札から1枚墓地に送るが、枚数が少なく、ファイルアウトがローティアと噛み合わないため、軽いキーカード潰し兼相手のファイル確認程度のものと割り切っておこう。 コンボ 関連ファイル 関連カード カード名 関連用語 収録 第6弾『戦いの序曲』
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/205.html
※最初で最後のゆっくり虐待に挑戦中です。 ※どくそ長いです。(十回超の予定) ※うんうん、まむまむ描写あり。 ※標的は全員ゲスです。 ※虐待レベルはベリーハードを目指します。 ※以上をご了承頂ける方のみどうぞ。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『永遠のゆっくり』5 カートの上に四匹のまりさ共を乗せ、俺はある一室に入った。 この部屋は、通常の人間の居住空間になっており、 家具や調度が一通り揃っていた。 実際に、俺はここで寝泊まりをすることになる。 八畳ほどのこの部屋には、 冷蔵庫や布団をはじめ、必要な生活用品が揃っている。 特殊なのは、壁のうちある一面が全面鏡張りになっていることだった。 そして、部屋の一角には頑丈なケージがあり、 およそ2m余り四方を区切っている。 この部屋に、まりさ種の四匹を放した。 カートの籠から持ち上げ、部屋の真ん中に投げだしてやる。 「ゆぎゅっ!」 顔面から板張りの床に叩きつけられ、呻く親まりさ。 俺を見上げて悪態をつく。 「ゆゆっ!!なにやってるんだぜごみくず!! このまりささまをいたいめにあわせて、ぶじですむとおもってるのかだぜ?!」 無視して、今度はバスケットボール大の子まりさを出す。 こちらはケージの中に放り込む。 「ゆぎゃ!」 「なにしやがるんだぜ!?」 「あやまったってゆるしてやらないんだぜ!どげざするんだぜ!!」 少しの間喚いていたが、 やがて部屋全体を見渡し、様子を見てとると、 親まりさが予想通りの言葉を吐いた。 「ゆゆっ!!ここはまりささまのゆっくりぷれいすにするんだぜ!! おい、ごみくず!!しごとをめぐんでやるんだぜ? はやくあまあまをよういするんだぜ!!」 「はやくするんだぜごみくず!!」 「ここでもどれいにしてかいごろししてやるんだぜ!! まずはかんしゃのどげざをするんだぜ!!」 「あまあま!!あまあま!! もってきたらしーしーをのませてやるんだぜ!!」 相変わらずの罵詈雑言を聞き届けると俺は息をついた。 早速始めることにする。 まず、ケージの中の三匹の子まりさ。 その後に親まりさの順で、おれは手早く帽子を取り上げた。 「ゆっ!!?なんのつもりなんだぜ?!」 「まりささまのおぼうしがああああ!!」 「ごみくずううううう!!かえせええええええ!!」 「ごみくずはじぶんのたちばがわかってないんだぜええ?! しつけなおしてやるからぼうしをかえすんだぜえ!!」 「返してほしければ、俺から奪い返してみろ」 「ゆっ?」 俺の前にいる親まりさが、小馬鹿にした笑みを浮かべた。 「じぶんがなにをいっているのかわかってるんだぜ? まりささまにけんかをうっているんだぜ!? もしかしてまりささまにかてるとおもっちゃったんだぜ? ばかはすくいようがないんだぜ!!ゲラゲラゲラゲラ!!」 子まりさともどもひとしきり嘲笑した後、 真顔に戻ってまりさは侮蔑の視線を送ってきた。 「ぼうしをかえすんだぜ、ごみくず。 こうかいしないうちにかえしたほうがいいんだぜ。 いまならはんごろしでゆるしてやらないこともないのぜ?」 俺は手に握った帽子をぐしゃぐしゃに握り潰し、ズボンの裾に突っ込んだ。 まりさの目が怒りに燃え上がる。 「ごみくず…… くそのやくにもたたないおまえを、 まりささまはきょうまでがまんしてかってきてやったんだぜ? それはまりささまのなさけだったんだぜ。 そのまりささまにたいして、おまえはそんなたいどをとるんだぜ?」 「おとうさん!!そいつをころすんだぜ!!」 「こわれたどれいはようずみなんだぜ!! たっぷりいじめころしてやるんだぜ!!」 「はじめておとうさんのけんかがみられるんだぜ!!わくわくだぜ!!」 子まりさ共が口々に叫ぶ中、親まりさは宣告した。 「もうあやまってもゆるさないんだぜ。 いくらないても、あやまっても、まりささまはゆるさない。 じっくりとなぶりごろしてやるんだぜ。 ごみくずはたっぷりこうかいしながらしぬんだぜ!!」 親まりさが跳び、俺の足に体当たりをしてきた。 直径50cmの饅頭の体当たりは、さすがにそれなりの質量がある。 不意打ちで喰らえば、尻餅をついてしまいそうだ。 しかし正面から向かってくる今、まるでダメージにはならない。 親まりさは何度も何度も体当たりを繰り返してきた。 俺はそれを見下ろしながら黙っていた。 十分ほどそうしていた後、 ぜえぜえと息をつきながら、親まりさはこちらの顔色を伺っていた。 なぜ倒れないのか不思議そうな顔だ。 「痛くない」 俺がそう言うと、愕然として口を半開きにした。 子まりさ共が、おかしいとばかりに口々に叫ぶ。 「おとうさん!おあそびはもうおわりにするんだぜ!!」 「そろそろとどめをさしてやるんだぜ!!」 「ゆ、と、とどめなんだぜ!!」 親まりさは数歩下がってから、 助走をつけて全力で体当たりをしてきた。 俺は少しばかり腰を落として構えただけで、小揺るぎもしなかった。 ぜひ、ぜひ、息をつくまりさの前に屈み込み、その顔を覗き込む。 「な、なんでなんだぜ……?」 その左頬を、右腕で力を込めて殴りつける。 これだけ成長した饅頭なら、 そう慎重に手加減しなくても、そうそう死ぬことはないだろう。 「ぐびゅえっ!!」 あえなく悲鳴を上げる親まりさ。 俺は親まりさの頭を左手で押さえつけ、同じ場所を殴り続けた。 「ゆがびゅっ!!ぼびゅっ!!ばっ!!ゆびぃっ!!ぼぉ!!」 何十発殴っただろうか。 親まりさの顔面の左側は、今や全体が内出血ならぬ内出餡で黒ずんで腫れあがり、 左目は開かなくなっていた。 手を休めて眺めていると、ごほごほと咳き込み、 口から少量の餡子とともになにかをばらばらと吐き出した。 歯だ。 腫れあがってでこぼこになった左頬を、そっと触れる。 「ゆぎぃ!!」 それだけで悲鳴が上がった。 左頬をつまみ、つねり上げてやると、涙を流して呻いた。 「やべで!!やべで!!づねらだいでええええ!!」 「ゆっくりぷれいすにするって言ったな?」 「いだい!!いだい!!いだいいいいいい」 また左頬を殴りつける。 「ゆびいいい!!」 「俺の話を聞くんだ。いいな?」 状況が掴めていない様子で、不思議そうに親まりさの右目が俺を見上げる。 また右手を振り上げてやると、親まりさは泣き喚いた。 「ぎぎばず!!ぎぎばずうう!!なぐらだいでえええええ!!!」 「ここをゆっくりぷれいすにするって言ったな?」 「ばいいい!!いいばじだあああ!!」 「いいだろう。ここは俺の部屋だが、俺から奪ってみろ。 俺を倒せば、この部屋はお前らのものだ。お前らの帽子も奪い返せる」 半ば子まりさの方を向きながら、俺は説明した。 「この部屋に住めば、毎日山ほどのあまあまが運ばれてくる。 沢山の人間達や美ゆっくり達がお前たちの世話をするし、すっきりもし放題だ。 楽しい玩具だってふかふかのクッションだっていくらでも、前の部屋なんかより沢山ある。 お前らはここで存分にゆっくりできるんだ」 その言葉を聞き、それまで呆然と成り行きを見守っていた子まりさ共は、 声を奮って親まりさを叱咤激励した。 「おとうさん、たちあがるんだぜ!!なにしてるんだぜ!?」 「まりさたちはゆっくりしたいんだぜ!!」 「おぼうし!!ゆっくりぷれいす!!はやくするんだぜ!!」 「ゆ……ゆ……」 哀れっぽい視線を、子まりさ達、そして俺に向ける親まりさ。 がたがたと震えている。 「さあ、準備運動はここまでだ。 お互い本気で戦おうじゃないか」 そう言って俺が立ちあがると、親まりさの顔が一瞬歪み、次に命乞いをした。 「も、もうやべで……」 「なに、やめるのか?」 「まりささまは……もうたたかえないんだぜ……」 「やめるって言ってるぞ」 子まりさ共のほうを向いてそう教えてやると、 ケージの中で三匹の子まりさ共は飛び跳ねて激昂した。 「なにいってるんだぜ!! まりさたちがゆっくりできなくなってもいいんだぜえ!?」 「おぼうし!!おぼうし!! おぼうしがないとゆっくりできないいいい!!」 「はやくたたかええええ!!なにふざけてるんだぜえええ!!? おとうさんはつよいっていつもいってたんだぜええええ!!」 「ゆあぁ……ゆあぁ……」 呻く親まりさ。 この饅頭は、以前まではあの家の主に君臨し、 普段から子供に対しても威張り散らしていた。 面倒を見もせずに親れいむ達に任せ、それどころか旨いものを横取りしてもいた。 その親まりさを子まりさ達が慕っていたのは、ひとえに強さへの羨望と尊敬によるものだったのだ。 帽子を奪われ、ゆっくりぷれいすを前にした今、 その親まりさが戦わないとすれば、 子まりさが今まで親まりさの横暴に耐えてきた意味がなくなる。 ここで子まりさ達が親まりさの降参を許すはずがなかった。 親まりさにも、それはよくわかったようだ。 「ごべん……ごべんだざい…… まりさ……だだがえだい……」 「ばやぐじろおおおお!!ぐぞまりざあああああ!!」 叫ぶ子まりさ達に、俺は確認した。 「始めていいんだな?」 「はやくはじめるんだぜ!!さっさとやられるんだぜ!!」 「ゆ、やべぶぎゃぁ!!」 懇願しようとする親まりさの口内を、つま先で蹴り抜く。 これだけの大きさの饅頭はそうそう蹴り飛ばせるものじゃないが、 それでも親まりさは少しばかり浮き、後方に着地して倒れ込んだ。 「ゆばぁ……あがぁ……」 涙を流しながらえずく親まりさの口から、また歯がこぼれる。 前歯が殆どいかれたようだ。 「やべで……やべびぇっ!!」 腫れあがった左側面にローキックを叩きつける。 「びぎぃいい!!びぎぃいいい!!!」 飛び跳ねてもんどりうつ親まりさ。 ここにきて親まりさはようやく立ち上がった。 しかし、こいつが選んだのは闘うことではなく逃げることだった。 「にげるなああああ!!なにしてるううううう!!」 「さっさとたたかえええええ!!」 「まりさたちがゆっくりできなくてもいいのかああああ!!? それでもちちおやなんだぜえええええ!!?」 「ぶひゅう……!ぶひゅう……!!」 部屋の隅に背中を押しつけ、泣きながら荒い息をつく親まりさ。 俺はあえて追わず、子まりさ共に向かってルールを説明した。 「勝負が終わる条件はふたつ。 親まりさが死んだときと、子まりさ達が負けを認めたときだ。 あいつが死ぬか、おまえ達が負けを宣言すれば、勝負は終わりだ」 おかしなルールだが、これはもとから勝負ではない。 「負けた時点で、お前たちは俺の奴隷になる。 そうなったらゆっくりさせない。ずっとゆっくりさせない。 これから先、お前らが死ぬまで、 あまあまももう食べられない。すっきりもできない。 遊ぶ時間なんかないし、眠ることも許さない。 永遠に痛めつけ続けてやる。 ここで負ければ、お前たちは、 ずっと、ずっと、永久に、ゆっくりできない」 まりさ共の顔色がみるみるうちに青ざめていった。 ゆっくりすることが全てに優先し、 ゆっくりするために生きているゆっくりにとって、 それは死刑宣告よりもずっと恐ろしい成り行きだろう。 「だだがえええええ!!だだがえええええええ!!」 「ぐぞまりざあああああああ!!!わがっでるのがああああ!!!」 「ゆびゅうううう!!ゆびゅううううう!!」 涙を流し続ける目を見開き、親まりさは鳴き声を発していた。 闘うしかない。 それはわかっていたが、体がついていかなかった。 がたがた震えつづける体を引き摺り、親まりさは少しずつ前に出てきた。 俺の目の前にやっとのことで辿り着くと、 親まりさは息をついてから、緩慢な動きで体当たりをしてきた。 ぼでんと足に当たった後、親まりさは悶絶した。 「びぃいいい!!いだい!いだいよううう!!」 歯が折れ、腫れあがった顔面では、 体当たりをすると自分が痛い目を見ることになる。 ゆっくりの唯一といっていい攻撃手段が、ここにきて用をなさなくなった。 この一発で、親まりさは早くも音をあげた。 「だべでずうう……だべでずうう……だだがえまぜん…… ばりざをだすげでぐだざい……だずげでぐだざい……」 「負けか?」 「まげまじだあ……ばりざのまげでずうう……」 「お前には聞いてない。お前の子供たちに聞いてる」 親まりさの顔が絶望に歪む。 「負けか?」 「まげじゃないいいいい!!!がづ!!がでええええ!!」 「だだがえええええええ!!!ばがあああああ!!ぐぞまりざあああ」 「がでええええ!!ぼうじがえぜええええええ!!! ゆっぐりでぎないのいやだあああああああ!!」 「じねえええええ!!!がでなぎゃじねえええええ!!! まりざだぢをゆっぐりざぜないぢぢおやはじねえええええ!!!!」 「むりだよおおお……いだいよううううう……」 ぼろぼろぼろと涙を流し、子供たちを見つめる親まりさの頭を、 俺はしたたかに踏みつけた。 「あぎゅううっ!!」 踵で踏みつける。踏みつける。何度も何度も踏みつける。 「あぎゅ!!ぐゆう!!びゅう!!びゅ!!ぎゅぶぃいい!!」 踏みつけるたびに上顎と下顎を叩きあわせる音が響く。 次に右足を頭に押し付け、体重をかけて押しつぶす。 「ゆぎぎぎぎぎぎぎぎぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 押しつぶしながら、ゆっくりと足を左右にこじってやる。 ぺきぺきと、口の中で歯が折れる感触が伝わってきた。 「ゆうぐううううううううううう!!!」 失禁した。 よく見ると脱糞もしている。押しつぶしたせいもありそうだ。 足をどけて開放し、また横に蹴り飛ばす。 「さあ、頑張って帽子を奪い返そうか」 俺が近づいていくと、親まりさは必死に起き上がり、 ずりずりと這いながら逃げていった。 再び部屋の角にすがりつく親まりさの上に、 俺は覆いかぶさるように立ちはだかった。 「ゆぐ……ゆぐ……ゆぐじでぐだざいぃ………」 「命乞いなら子供に言うんだな」 そう言ってやり、今度は右頬を蹴りつける。 壁に両手をついて体を支えながら、俺は蹴り続けた。 「ばっ!!ゆびぃ!!びぃ!!ぎゅう!!ゆぶじびぇっ!!」 何十発と蹴っていくうちに、右側もぱんぱんに腫れあがった。 もう親まりさの顔面に腫れていないところはなくなった。 黒い風船のようにいびつに膨れ上がり、一回り大きくなったように見える。 両目は開かず、歯もほぼ全部抜け落ちた状態だ。 「あいいいいいぃぃぃぃ……あいいいいいぃぃぃぃ…………」 小休止をして眺める。 親まりさは、今や壊れたおもちゃのように音をたてるだけだ。 「負けか?」 「ば……ばりざは……ぼう……」 「じねえええええ!!じねぇええええええ!!」 子まりさ共の叫びは、もはや「闘え」でも「勝て」でもなかった。 「おで……おでがい………ばりざ……ばりざの…おぢびぢゃん……」 見えない目で、声を頼りに親まりさは子供のところへ這いずっていった。 ひどく遅い歩みを、休憩がてら邪魔せずに見守ってやる。 親まりさにとっても必死だろう、今やすがれるものは子供だけだった。 ケージの格子に頬を押し当て、親まりさは懇願した。 「ゆぶじで……ゆぶじで……」 「もどれええええ!!ぐぞまりざああああ!!」 「だだがえまじぇえん……いだい…いだいんでずううう…… まえもみえだい……がらだがいだぐで……はねられだい……」 「まげるなあああ!!だだがえ!!だだがえええ!! まりざざまはづよいんだろおおおおおお!!?」 「おぢびぢゃん……おぢびぢゃん……」 「負けたら永遠にゆっくりできない。 思いつく限りの方法でいじめ抜いてやる。 それでもいいなら、お父さんを助けてやるんだな」 俺が念を押してやると、 子まりさ共は恐慌をきたし、ケージにしがみつく親まりさに体当たりを始めた。 「いげえええええ!!ぐぞまりざあああああ!!」 「ゆぎゅうぅ!!」 腫れあがった顔には、ケージの格子ごしでも痛みは大きいようだ。 それでも親まりさは離れようとせず、子まりさに懇願を続けた。 「おぢびぢゃん……おぢびぢゃん…ゆぶっ…… ばりざの……びぃ!……がわいいおぢび……ぶっ……ぢゃん…… おどうざんを……おどうざんをだず……げで……… いいごだがら……あびゅう!………………おでがい……おでがい……」 負けを認めたとき、子まりさ共の末路は決まっている。 それがわかっていながら、この親は自分の命を懇願していた。 口では猫なで声を出していても、このまりさは全く子供を愛していない。 餡子脳でもそれぐらいはわかるようで、 子まりさは懇願されるほどに憎悪をむき出しにして罵った。 「ぐぞまりざあああ!!ぎだないがおをみぜるなあああ!!」 「だまれ!!だまれ!!だまれ!!だまれえええええ!! おまえだげはゆっぐりずるなぁあああああああ!!!」 「じねええええ!!おまえがじねええええ!! だだがっでがっでじねええええええええ!!!」 体当たりでは飽き足らず、 格子の隙間からはみ出る親まりさの皮膚に噛みつき始めた。 「あいいいぃ!!」 弾かれるようにケージから離れる親まりさ。 「話し合いは終わりだな」 「ゆぶ!ま!まっで!!まっでぐだざい!! ごどもだちはごんらんじでるだげなんでず!! いま!いまばなじあいをぉ……ゆぎいいぃ!!」 親まりさのお下げを引っ掴み、引きよせる。 泣き喚き謝り懇願する親まりさを、俺は殴り続けた。 皮が裂かれて中の餡子が出ないように打ち方には留意し、 ひたすら打撲傷のみを与え続ける。 こめかみを殴りつけた。 体中を張り手で叩き続けた。 口をこじ開けて下顎を踏みつけた。 逆さにして頭を床に叩きつけ、底面を何度も踏みつけた。 持ち上げて、顔面と言わず顔と言わず背中と言わず壁に叩きつけた。 全身が赤黒いいびつな饅頭と化し、親まりさは床に転がっていた。 もはや、髪がなければどこが顔なのかよくわからない。 それでも、荒い息と断続的なうめき声、 そして流れ続ける涙が、意識を保っていることを示していた。 もともと、ゆっくりは人間と違い、気絶も発狂もしない。 人間なら苦痛から精神を守るためにそういう現象が起こることもあるが、 ゆっくりの精神にそんな高度な活動は不可能だった。 「あび……………ゆび……………」 呻く親まりさ。 ここまでしても、俺の心は全く晴れなかった。 それどころか、こいつらに対する憎悪と、そして虚しさがつのるばかりだ。 こんな脆弱で醜い生き物が、俺の家族を殺し、俺の人生を壊した。そしてそうさせたのは俺だ。 「お前らの負けだ」 俺は宣告した。 「ゆゆっ!?」 「なにをいってるんだぜごみくず!!くずまりさはまだいきてるのぜ!!」 「あれ、いきてるのぜ?」 「いきてるんだぜ!!まだうめいてるんだぜ!!」 「もういい。負けだ。俺が決めた」 文句を言う子まりさ共に、俺は繰り返した。 「やくそくをまもるんだぜ!!ごみくず!!」 「おぼうしかえせええええええ!!」 「今度はお前らの番だ」 俺の言葉に、子まりさ共がびくりと身を震わせる。 親まりさの戦いを見て、自分たちでは勝てないことぐらいはわかるようだ。 俺は子まりさ全員をケージから出して言った。 「三匹一緒にかかってこい」 「ゆ!?」 「さんにんならかてるのぜ!!」 「ごみくずはつくづくばかなんだぜ!! ひとりにかったからってちょうしにのってるんだぜ!? さんにんならまけるわけがないんだぜ!! なぶりごろしにしてやるんだぜえええ!!」 詳細は省く。 今、俺の前には、ぐずぐずの風船になって転がる親まりさと、 全身の半分を赤黒く腫れあがらせた子まりさ三匹が転がっている。 やや面倒になったので、子まりさのほうは親ほどには傷めつけていない。 それでも全員、言葉にならない呻きを漏らして涙を流している。 「今日からお前たちは俺の奴隷だ。いいな?」 俺は言い渡した。 答えがなかったので、一匹ずつ蹴りつける。 「あじゅ!!」 「ゆびゃっ!!」 「だいぃいいい!!」 「ゆがぁあ!!」 「返事をしろ。いいな?」 「「「「いいいいいいでずううううう!!」」」」 「立て」 のろのろと立ち上がる子まりさ達。 親まりさは全身の痛みに苦悶しながら、だいぶ遅れてどうにか立ち上がった。 「背中を向けろ」 子まりさ達がすぐに背中を向ける。 親まりさはずるずると床の上で回転したが、あらぬ方向を向いて止まった。 両瞼が腫れあがり、目がふさがっているので自分の向きがわからないようだ。 「あいぃいいい!!」 髪を掴んで持ち上げ、強引に背中を向けさせる。 俺は太い注射器を取り出すと、 背中を向けて並んだまりさの一匹を選び、 背中に注射器を突き立てた。 「ぐいいいいい!!いだいごどじだいでええええええ!!!」 悲鳴をあげる子まりさの内部に、注射器内の液体を注ぎ込む。 オレンジジュースだ。 どれだけ消耗していても、これを与えればゆっくりは回復する。 三匹の子まりさ、そして親まりさに、同じように処置を施す。 親まりさには表面のキズがいくつかあったので、 小麦粉の溶液をちょいちょいと塗り込む。 放っといてもいいが、なにかのはずみで傷から餡子が漏れないとも限らない。 これで、しばらくおけば普通に動き回れるようにはなるはずだ。 その前に、最初の子まりさに命じる。 「こっちに来い」 怯えながら、子まりさはこちらに這いずってきた。 その頭を押さえつけ、したたかに殴りつける。 「ぎびゃああっ!!」 「お前、さっき俺に「痛いことしないで」と命令したな」 「べいれいじゃありばぜええんん!!おでがいでずうううう!!」 「同じだ。いいか、饅頭共、お前らは俺の奴隷だ 奴隷に、俺に対して要求する権利はない。わかったな?」 言いながら、俺は同じ箇所を何度も何度も殴りつける。 「あぎいいいいわがりばじだあああああ!!!」 さんざん殴り、子まりさの右頬はぱんぱんに腫れあがった。 再び、背中からオレンジジュースを流し込む。 二度手間だが、上下関係ははっきりさせておく必要がある。 他のまりさ共も、がくがくと震えながらこちらを見ていた。 しばらく待った後、俺は頃合いを見て壁のスイッチを押した。 とたんに、鏡張りになっていた一面の壁が、隣の部屋の光景を移した。 この壁はマジックミラーで、鏡の状態と透明な状態を、 ボタン操作で切り替えることができるようになっていた。 今は向こうからも見えるようになっている。 部屋の向こう側は、本当のゆっくりプレイスだった。 部屋の間取りはこちら側と同じく八畳程度だったが、 壁には草花や青空や動物たちがデフォルメした可愛らしい画調で描かれ、 ふかふかのクッションやソファがあちこちに山ほど積まれている。 ブランコや滑り台や砂場、遊び場や玩具もふんだんにあった。 部屋の隅には餌場があり、いつでも砂糖水が飲め、 定期的にお菓子が補充されるようになっている。 そこには大小さまざま、およそ十数匹のゆっくり共がくつろいでいた。 ソファに寝転び、滑り台で遊び、家族で歌を歌う。 この部屋には常時二人ほどの人間が世話係を勤めており、 好き勝手に垂れ流される排泄物をはしから処理したり、 求められれば遊び相手になったりしていた。 「ゆぅうううううう…………!!」 おおむね体力を回復させたまりさ共は、 眼前に広がるゆっくりプレイスに目を輝かせた。 「ゆぅうううう!!すごいのぜ!!とっっっってもゆっくりできるのぜ!!」 「あれはまりささまのゆっくりぷれいすにするんだぜ!! あいつらはおいだしてやるんだぜ!!」 自分たちの状況を完全に忘れて騒ぎ立て、壁に体当たりする子まりさ共。 壁が破れないとみるや、俺の方を向く。 「おい、ごみくず!まりささまをあっ……」 俺の顔を見たとたんに、状況を思い出したようだ。 子まりさは失言に気づき、口を閉ざして震えだした。 親まりさは失言こそしなかったものの、期待に目を輝かせていた。 その目が、すがるように俺を見上げている。 「俺は言ったはずだ。ずっとゆっくりさせないと」 そう言ってやりながら、俺は失言した子まりさを踏みつける。 「びゅぇええっ!!」 何度も踏みつけてやりながら、俺は説明する。 「あのゆっくり共はお前らとは関係ない。 あいつらはあそこでゆっくりするが、お前らはここでずっと苦しんでもらう。 わかったな」 「ゆひぃぃいいい………」 慈悲を求めるように目を潤ませるまりさ共。 「わかったな!」 「わがりばじだあああ!!」 踏みつけていた子まりさを蹴り飛ばし、親まりさに叩きつけると、 ようやく返事が返ってきた。 ゆっくりプレイス側のゆっくりが、不安げにこちらを見つめていたが、 隣にいる世話係の人間が説明してやると安心したようだ。 どこか侮蔑を顔に浮かべ、にやつきながら眺め始めた。 踏みつけた子まりさにオレンジジュースを軽く注入してから、 親まりさ共に言ってやる。 「さて、その前に、飯の時間にしようか」 「ゆゆっ!?」 まりさ共の目が輝く。 オレンジジュースを注射器で注入されてはいても、 口からではないので味は楽しめないし、満腹感もない。 人間でも、栄養剤をいくら注入されても腹は膨れないのと同じことだ。 すでに丸一日、こいつらには何も食わせていない。 さんざん甘やかされてきたこいつらにとって、空腹は耐えがたいだろう。 口には出さずとも、軽く飛び跳ねて催促するまりさ共。 通信機で連絡をつけると、ほどなくして食事は運ばれてきた。 食事が、隣のゆっくりプレイスに運ばれる。 そこに運ばれてきたのは、信じられぬようなごちそうだった。 大皿に盛られたケーキ、プリン、フルーツ。 数多のトッピングがちりばめられたあまあまだ。 かつてこのゲス共が食べていたものとは比べものにならない高級品である。 「ゆっ!!ゆっくりできるごはんだよ!!」 「あまあま~、あまあま~!!」 「あわてなくてもたくさんあるからね!!なかよくゆっくりたべようね!!」 隣のゆっくり共の声が聞こえてくる。 マジックミラーで遮ってはいても、 スピーカーによって、こちらによく声が通るようにしてある。 「あまあま……あまあまたべたいぃ……」 「おなかすいたぁぁ……」 涎を垂れ流しながら、マジックミラーにへばりつくまりさ共。 向こうのゆっくり共は一心不乱に食べている。 「うっめ!めっちゃうっめまじうっめ!うっめ!ぱねぇ!!」 「むーちゃ、むーちゃ……しあわせえぇぇぇ!!」 「ちちちちちちあわちぇええええ!!」 「すっっごくゆっくりしてるよぉぉ……」 「ゆっくりしたいよぉぉぉ………」 「おにいさん……まりさにも、まりさにもあまあま……」 「お前らの飯はない」 俺の言葉に愕然とするまりさ共。 「ゆゆっ!ご、ごはんのじかんだよ?」 「向こうのゆっくり共のことだ。お前らに関係ない」 「おねがいします!ごはん!ごはんくださいぃぃぃ!!」 要求してきた子まりさの顔面を爪先で蹴る。 「びぃゆううう!!」 「さっき言ったはずだ。 お前らは俺に負け、奴隷になった。 もう飯はやらない。ましてあまあまは一生食べられない」 「ぞんな………ぞんな………」 「ゆっぐり、でぎだい………」 「何度でも言う。お前らはもう一生ゆっくりできない」 絶望と悲しみに大口を開けて震えるまりさ共。 子まりさが一匹失禁した。 「ちちちちあわちぇー♪」 「む~ちゃ!む~ちゃ!ゆっきゅりできりゅよぉぉぉ!」 ゆっくりプレイスの赤ゆっくりの歌が響く中、 まりさ共は絶望の淵にいた。 しかし、まだまだこいつらには余裕がある。 今後しっかりと、さらなる絶望を堪能してもらわなければならない。 とりあえず、少しずつ段階を踏んでいく。 この部屋にまりさ共と共に寝泊まりしながら、 最初のうちは手を下さず、餌を与えずに放置した。 ゆっくりという生物(と呼ぶべきなのかどうか)は、 非常に脆い反面、おそろしく頑丈な面もある。 どれだけ傷をつけられようと、 体内の中心部にある中枢餡が破壊されるか、 もしくは中の餡子があらかた漏れ出さないかぎり死なない。 餓死や病死という死因もあるが、 適当に室内で世話していれば、よほどのことがないかぎり病気にはならない。 餌は、一月ほど与えなくても大丈夫らしいが、 食欲はおそろしく旺盛なので、 一日抜いただけでも天地がひっくり返ったように暴れる。 まずは食からだ。 三日目にして、すでにまりさ達はこの世の終わりのような表情で、 だらしなく床に寝そべっていた。 初め、三匹の子まりさは親まりさを罵っていた。 「おまえのせいだ!!おまえがまけたせいでゆっくりできないんだ!!」 「さんざんいばってたくせにぜんぜんよわかったんだぜ!! くそまりさのうそつき!!ぺてん!!さぎ!!」 「やかましいんだぜええ!! おまえらだってまけたんだぜ!!ごみくず!!」 傷があらかた回復した親まりさは、子まりさに叫び散らしていた。 もはや威厳も何もないが、力だけはあり、 子まりさ共に襲いかかられても勝てる。 もはや暴力だけで、親まりさは子まりさ共を恫喝していた。 何度となく掴み合いの喧嘩、というか殺し合いを始めたが、 その度に俺が蹴りをくれたので、ほどなく罵り合うだけに留まった。 そして今、疲れきって体力もなく、 四匹とも力なく床に横たわるだけである。 一日中、獣じみた呻きを発するか、ぶつぶつと文句を言うばかりで、 暴れたり罵ったりする気力はないようだ。 最初の頃は俺に食事を懇願していたが、 その都度顔中が腫れあがるほど殴られたため、 いまではびくびくして俺に近づかないようにしている。 それでも、一日に五度の隣の食事が始まると、 全員でマジックミラーにへばりついた。 幸福にのたうちながら舌鼓をうつゆっくり共の姿を、 涙と涎を垂れ流しながら恨めしそうに眺めていた。 このゲスまりさ共は、かつて俺の部屋でずっと主として君臨していた。 他のゆっくり共を目下に従え、ふんぞり返って威張っていた。 そのプライドが、これまでまりさ共の口を閉じていたが、 ついに親まりさの心が折れた。 「おねがいです!まりさたちにもわけてください!!」 プライドをかなぐり捨て、向こうのゆっくり共に物乞いを始めたのだった。 それを皮切りに、子まりさ共も喚き始める。 「おねがいしますうう!!」 「おなかがすいてしにそうなんですううう!!」 「すこしだけでいいですから!!あまあまくださいいいい!!」 隣のゆっくり共がこちらを振り向いた。 その後、ゆっくり同士でひそひそと何事か囁いていたが、 やがてこちらを向いて言った。 「ひとごろしまりさにあげるあまあまはないよ!!」 「ゆっくりくるしんでね!!」 「そんなあああああ!!おねがいしますうううう!!」 「ば~きゃ!ば~きゃ!」 「よだれでべちょべちょ!みっともないね!!」 「おちびちゃんたちはあんなふうにならないよね!!」 「うん!あんなばかにはぜったいならないよ!!」 その時は、食事が残らず食べ尽くされるのをじっと見守るしかなかった。 その日、次の食事がやってきた時も、まりさ共は懇願した。 懇願するまりさ共を、始めのうちは罵っていた隣のゆっくり共だったが、 やがて、それまで部屋の中心で食べていた食事を、 まりさ共の鼻先にまで押しやってきた。 「あああああありがどうございまずううううう!!!」 「あまあま!!あまあまありがどうございまずううううう!!!」 分けてもらえると思い、嬉し涙を流して叫ぶまりさ共。 しかしそこまでだった。 まりさ共の目の前に積み上げられた食事を、ゆっくり共が食べ始めた。 マジックミラーに遮られて手を出すこともできず、 すぐ目の前で、まりさ共は食事を見せつけられることになった。 「む~ちゃ♪む~ちゃ♪しあわせぇ~♪」 「このくっきーあまあまだよぅ~♪ゆっくりぃぃぃぃ~~」 「たべないの?とぉ~~~ってもゆっくりできるよぉ~? む~ちゃむ~ちゃ……しししししあわせぇぇ~~~~!!」 まりさ達の方を向きながら、ことさら美味そうに食べてみせるゆっくり共。 涙を流し、まりさ共はぎりぎりと歯噛みしていた。 ゆっくりという生物は、弱い者を苛めるのが大好きである。 どんなに性格がよさそうに見えるゆっくりでも、 自分より弱い者や無抵抗の者を見ると、たちまち嗜虐心を燃え上がらせる。 その陰湿さは、俺自身が体験してきてよく知っている。 「ゆぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎいいいいいいい!!!」 怒りと悔しさと空腹に歯ぎしりするまりさ共。 「ゆぎぎぎぎ~~~♪」 「おなきゃすいちゃ~♪あみゃあみゃくだしゃ~い♪」 マジックミラーごしに、赤ゆっくり共がまりさ共の顔真似をしてみせ、 大人ゆっくり共がそれを見て笑う。 親たちが喜ぶのを見て、赤ゆっくり共はあの手この手でまりさ共をからかう。 地獄だった。 その地獄が、食事のたびに繰り広げられた。 続く 選択肢 投票 しあわせー! (1) それなりー (0) つぎにきたいするよ! (0) 名前 コメント すべてのコメントを見る