約 2,745,944 件
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/296.html
なんで聖杯戦争なんてする必要があるんですか(正論) ◆ ◆ ◆ 冬木市下北沢に建つ一件の豪邸―― 訪れた者が「はえ~すっごい大きい……」と感嘆しそうな広い屋敷の中で 少女……我那覇響は一人で泣いていた。 ソファーの上で体育座りして静かにすすり泣くその姿は、常日頃の元気で楽天的な彼女の姿からは想像できないものだった。 しかし現在の状況――聖杯戦争という悪夢のような儀式に巻き込まれたことを考えると、とても「なんくるないさー」で片付けることはできない。 悪夢――そう、現実に気がついた時から、ここはまさに響にとって悪夢の世界だった。 ここには誰もいない。ペットであるハムスターのハム蔵と、蛇のへび香、シマリスのシマ男、オウムのオウ助と、うさぎのうさ江、ねこのねこ吉、ワニのワニ子、豚のブタ太、犬のいぬ美、モモンガのモモ次郎も 共に夢を追う765プロの仲間たちも、信頼するプロデューサーも、この世界には誰もいない。 替わりにいるのは―― 「お待たせ!アイスティーしかなかったけどいいかな?」 泣いている彼女の元に冷えた紅茶を運んできたクソ汚い男。 これが彼女のこの世界での仲間、「アサシン」のサーヴァントだった。 「……アイスティーなんていらないぞ」 「クゥーン……(仔犬)」 「……悪いけど、一人にしてほしいぞ」 「おう、考えてやるよ(一人にしてやるとは言っていない)」 顔を上げずに応じる響の前で、アサシンの姿が突然変わった。 まるで動画のコマ落しのように、それまで出現していたブサイクハゲステロイダーは 明らかにカタギとは思えない鋭い顔つきの男へと変貌していた。 「お前はこの聖杯戦争でどうすんだよ。あく決めろよ」 「そんなこと言われたって……自分は死にたくないけど、人を殺すなんて絶対嫌だぞ……」 「なんだお前根性無しだな(棒読み)」 再びアサシンの姿が変わる。 極道の姿から、今度はメジャーリーグで活躍する投手を思わせる色の黒い青年へと。 「黙って座って泣いてるだけなの? そんなんじゃ甘いよ(棒読み)」 「あのさぁ、もう他の参加者皆殺しにして終わりでいいんじゃない?(棒読み)」 「じゃあ俺、聖杯もらって帰るから(棒読み)」 言葉と共にアサシンの姿は次々に変わっていく。 色の黒いのから色の白いのへ、そして阪神タイガースの選手に似た男へと、アサシンの姿は目まぐるしく変わる。 こいつと初めて会った時もそうだった。我那覇響は回想する。 この世界での日常が偽りだと気付いた瞬間、令呪の痛みと共にアサシンは出現した。 「皆さんご無沙汰しております。 聖杯戦争専属調教師のタクヤと申します」 これマジ? 思わずそう叫んで逃げ出そうとした響を、突然出現した異様な姿のグラサン男は「つべこべ言わずに来いホイ!」と捕まえた。 「は、放せッ!」 身の危険を感じ、響が思わず本能的に令呪を使おうとしたその時 アサシンの姿が一瞬のうちに変わった。 「お前今令呪を消費しようとしたな?死にたいのか?」 マンガ家のような男の姿は掻き消え、男がいた場所に存在していたのは 半裸に黒マスクの髭の巨漢だった。 巨漢の熊のような巨体と眼光に竦められ、響は令呪の使用を止める。 その間に、男の姿はまた変化していた。 「……うん、この姿ならばマスターに警戒される心配はないでしょう」 次いで出現したのは、甘いマスクの人気男性声優に似た男だった。 状況が理解できず混乱したままの響に、男は甘い声で囁いた。 「ではマスターに御説明いたしましょう。私であり「私達」であるアサシンの能力について――」 「スゲエよ、カンタンだから。もう本当だから、カンタンカンタン」 今のアサシンは神々しいロン毛の男の姿をしている。 そう、この男もゴミクズブサイクハゲステロイダーも極道も野球選手も久保帯人も 全て同一のアサシンという存在なのだ。 アサシンの正体――それは「真夏の夜の淫夢」という概念そのもの。 元はただのホモビデオに過ぎなかった「真夏の夜の淫夢」が、出演していた一人の男から始まる 膨大な量の風評被害によって世界に影響を与えた。それ故に「彼」はサーヴァントとして召喚されたのだった。 「大丈夫だよな?もう殺ろうぜ、もうチャチャっと……。大丈夫だろもう?よしっ、キマリッ!」 「ちょ、ちょっと待て!自分は戦うなんて嫌だぞ!」 「は?(威圧)」 アサシンの姿がまた変わる。 変わり続ける。 「月に来たのに聖杯戦争しねえっておかしいだろお前よぉ!違うかオイ!」 「使えんわほんまつっかえ……やめたらもうマスター?こんなアホらし……」 「そうだよ(便乗)」 「駄目みたいですね(冷静)」 「情けないスタンス聡ずかしくないの?」 「こんな情けない格好……ルーラーが見たら泣きますよ」 「こんなんじゃ聖杯戦争にならないんだよ(棒読み)」 「そうだよ(便乗)」 「やめたくなりますよ~サーヴァント~」 「くっせえなお前……(侮蔑)」 「くさそう」 「くさい(確信)」 「くさい(断言)」 「くっさ」 「ヴォエ!(嘔吐)」 「うるさい!もうやめてくれ!」 耳を塞いでしゃがみ込んだ我那覇くんを見ると、アサシンはクソ汚い淫獣の姿に変わり 「ヴォー…」と鳴くとその姿を消した。 「もう嫌だ……765プロに帰りたいぞ……」 一人になった部屋の中で、我那覇くんは横たわったまま呟いた。 彼女は恐怖していた。 自分が偽りの世界にいることに。 聖杯戦争という殺し合いに巻き込まれたことに。 戦わなければ文字通り生き残れないということに。 そして自分のサーヴァントであるアサシンに。 何より――― ―――そのアサシンに取り込まれ始めている自分自身に。 「貴音……プロデューサー……みんな…… 自分は……もう駄目かもしれないぞ……」 【CLASS】 アサシン 【真名】 真夏の夜の淫夢 【パラメーター】 筋力:E-~A+++ 耐久:E-~A+++ 敏捷:E-~A+++ 魔力:E-~A+++ 幸運:E-~A+++ 宝具:EX 誰の状態で現界するかによってスキルは大きく変動する。 【属性】 混沌・中庸 【クラススキル】 気配遮断:E-~A+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 誰が召喚されているかによってランクは変わる。 【保有スキル】 同性愛:A 男の状態であれば男性を、女の状態であれば女性を恋愛対象として認識する。 ただし現界するキャラクターによってはこのスキルを所持していない者もいる。お前ノンケかよぉ!?(失望) 【宝具】 『真夏の夜の淫夢(まなつのよのいんむ)』 ランク:EX 種別:対人宝具(自分自身) レンジ:- 最大補足:- ホモビデオ「真夏の夜の淫夢」に関連する全ての存在(人間以外の生物・無機物も含む)の姿で現界することができる。一度に限界できるのは一名のみ。 その範囲は「淫夢」ほんへだけでなくCOAT、ACCEED、サムソンビデオ等が製作した他のホモビも含み 更には風評被害を受けた有名人一般人アニメ漫画ドラマゲーム映画小説音楽ヴォイスドラマ企画にまで到る。 現界しているキャラクターが行動不能に陥った場合は別のキャラクターとして現界できる。 一度行動不能と化したキャラクターは再現界不可能だが、元よりその数は膨大であり 野獣先輩だけでも無数に存在する(「淫夢四章の田所」「空手部鈴木」「インタビュー先輩」「サイクロップス先輩」「各BB劇場の先輩」「各新説シリーズの先輩」は別個扱い) また現在進行形で現界できる風評被害の範囲は増え続けているために、実質アサシンを殺し尽すことは不可能である。 ただし、行動不能によるキャラクターの交代には魔力が消費されるので、殺されすぎるとマスターが魔力枯渇で死ぬ。 またパラメーターの高いキャラクター、「真夏の夜の淫夢」本編との関連性が遠いキャラクターであるほど現界する時に消費する魔力は大きくなる。 『増え続ける風評被害(元はホモビ)』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大補足:1000人 このサーヴァントの現界と共に常に発動し続ける呪い。 アサシンと関わった者はマスター・サーヴァント・NPCの区別なく徐々に風評被害に巻き込まれ、やがては淫夢に取り込まれる。 淫夢に取り込まれたものはアサシンと敵対する意志を失い、やがては自分もアサシンの一部となって消滅する。 侵蝕の度合いはアサシンとの係わり合いの深さ、アサシンと接する時間・距離に比例する。 マスターである我那覇くんがこの宝具に取り込まれて消滅していないのは、彼女が既に風評被害を受けたハゲみたいなもんやからである。 【weapon】 現界する姿によって「ヤクザから奪った拳銃」「竹刀」「睡眠薬」「空手」「鞭」「燭台」「ミニ八卦炉」等と異なる。 【人物背景】 その正体はホモビデオ「真夏の夜の淫夢」とそれが引き起こした風評被害の全てを含む 「真夏の夜の淫夢」という概念そのもの。 その理由なき悪意は際限なく広がり続ける。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯を淫夢で汚染する。 聖杯なんて俺らの玩具でいいんだ上等だろ。 【基本戦術、方針、運用法】 KEN、どうにかしろ(無責任) 【マスター】 我那覇響@アイドルマスターシリーズ 【参加方法】 ペットのハム蔵がゴフェルの木片を拾ってきた。 【マスターとしての願い】 トップアイドルになるのが目標だが、その為に聖杯の力を使うつもりはない。 ましてや人を殺すつもりはない。 【weapon】 明るさと元気と笑顔。 【能力・技能】 運動神経がよくダンスと歌が得意。 また動物が好きで仲良くなれる。 【人物背景】 765プロ所属のアイドル。(元は別事務所にいた) 沖縄出身の16歳で、動物好きな元気娘。小麦色の肌と八重歯が特徴。 【方針】 死にたくない。が、他人も殺したくない。 アサシンに完全に取り込まれることは避けられているが、精神的に侵蝕されている。
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/9087.html
【TOP】【←prev】【PlayStation 3】【next→】 ASSASSIN'S CREED ROGUE タイトル ASSASSIN'S CREED ROGUE アサシンクリード ローグ 機種 プレイステーション3 型番 BLJM-61208 ジャンル アクション 発売元 UBIソフト 発売日 2014-12-11 価格 7992円(税込) タイトル ASSASSIN'S CREED ROGUE UBI THE BEST 機種 プレイステーション3 型番 BLJM-61334 ジャンル アクション 発売元 UBIソフト 発売日 2016-3-3 価格 3218円(税込) アサシンクリード 関連 Console Game PS3 ASSASSIN'S CREED ASSASSIN'S CREED II ASSASSIN'S CREED II スペシャルエディション ASSASSIN'S CREED BROTHERHOOD ASSASSIN'S CREED BROTHERHOOD スペシャルエディション ASSASSIN'S CREED REVELATIONS ASSASSIN'S CREED I+II ウェルカムパック ASSASSIN'S CREED REVELATIONS スペシャルエディション ASSASSIN'S CREED III ASSASSIN'S CREED IV ASSASSIN'S CREED EZIO SAGA ASSASSIN'S CREED ROGUE WiiU ASSASSIN'S CREED III ASSASSIN'S CREED IV Handheld Game PSP ASSASSIN'S CREED ブラッドライン 駿河屋で購入 プレイステーション3
https://w.atwiki.jp/fateservant/pages/70.html
身長:160cm 体重:45kg スリーサイズ:B82/W55/H83 属性:混沌・善 性別:女性 CV:田村ゆかり レア度:SR 初期HP/最大HP:1669/10246 初期ATK/最大ATK:1600/9678 「暗殺者」のサーヴァント。微笑みを浮かべた美女。 真名はシャルロット・コルデー。ジャン=ポール・マラーを暗殺した女性で、のちに「暗殺の天使」と呼ばれた。 宝具は「我が罪は十万の人の為に(アサシナッド・アンジェ・ド)」。 パラメータ:筋力:E 耐久:D 敏捷:B+ 魔力:D 幸運:B 宝具:C+ 保有スキル:気配遮断:C+ 儚き殺人者:A++ 毅然自若:B 可憐なる華:B++
https://w.atwiki.jp/asaiworld/pages/183.html
【月見草のアサシン】 『キヒヒヒヒ!オレはジャック!さぁ!ご機嫌に飛び跳ねようぜ相棒!』 クラス:アサシン マスター:はさ 真名:スプリングヒール・ジャック 性別:男 属性:混沌・悪 ステータス:筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力D 幸運B 宝具A クラス別スキル:気配遮断A+ 固有スキル: 【正体不明の怪人:A】 存在が噂され被害者が出たにも関わらず正体は一切不明だった事に由来するスキル。 気配遮断のスキルを2段階向上させ、本来は軋む音等がなる筈の義肢を無音で動かす事が可能。 宝具: 【跳び回る恐怖(スプリンガルド)】 街中を跳び回り人を襲うアサシンの伝説そのものが宝具化したもの。 宝具発動と同時に魔力により義肢を強化し手足を使い飛び跳ねる度に、 義肢を用いた攻撃が強化されて行く。 【解説】 ホワイトチャペルの切り裂き魔より数十年前にその存在が噂されていた殺人鬼バネ足ジャック。 両手両足がバネが仕込まれた義手義足になっており飛び跳ねながら伸縮自在の攻撃を繰り出す。 聖杯への願いは『切り裂き魔の方のジャックとどっちが多く殺せるか勝負したい』。
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/277.html
「聖杯戦争……」 黒羽寧子は魔法使いだ。 研究所と呼ばれる場所で身体を改造され、異能を持ってしまった少女の一人。 その対価として、彼女は鎮死剤を服用しなければ生きていけず。 更に研究所を抜け、自由の身となった今も研究所からの追っ手に命を狙われる日々を送る。 「聖杯を勝ち取れば、どんな願いも叶う?」 「ああ」 偽りの生活から予選を勝ち抜き、寧子は天文学部の部室でサーヴァントの召喚に成功していた。 召喚に応じたのはアサシン、暗殺を得意とするサーヴァント。 比較的魔力の消費は低く、Bクラスの寧子でもやりようによっては優勝も夢ではない。 「聖杯があれば」 死の未来しかないと思っていた。 けれど、ある日出会った少年のお陰で生き長らえ。 本来経験することのなかった人並みの幸せな日々を送れた。 出来るならば、あの日々がずっと続けばいい。 いや、聖杯があればあの日々を終わらせなくて済む。 「お前が望むのなら、俺は聖杯の為に戦う」 選択を委ねられていた。 この黒の暗殺者は、マスターの方針に全て付き従うのだろう。 主と認められている分、その選択には責任が宿る。 悩みを吹っ切るように寧子は一度息を吸い込む。 「やっぱり、誰かを殺して得る願いなんて私にはない」 叶えたい願いはある。それでも寧子には、誰かを犠牲にしてまで生き延びようとする気は無かった。 ここに来る前も、ここに来て経験した偽りの生活も楽しかった。 昼は学校で勉学に励みながら、クラスメイト達と青春を送る。 夜はこの天文学部の部室に仲間達と集まり、星を見る。 こんな人並みで平凡で幸せな、望んだ日常が欲しくないなんて嘘だ。 けれども、寧子は自分に嘘を吐く。 誰も殺したくない。自分の願いの為に誰かの血を流さないように。 「アサシン、私は聖杯の為に戦わない」 「お前には時間がないと言っていたな。……いいのか?」 寧子の持つ鎮死剤は残り少ない。 その命は一週間もしない内に尽きてしまう。 だが、まだ命は続いている。死ぬ前に延命を聖杯に託すという選択も出来る。 「だから、私が死ぬ前に死んでしまいそうな人を、望まない戦いに巻き込まれてしまった人を助けたい」 「……そうか」 死を承知の上で誰かを助ける。寧子の意思は揺るがない。 アサシンはそれ以上は何も聞かなかった。 ただ、従者として主に従う。それだけのことだ。 「アサシン、あなたに願いはないの?」 アサシンの願い。 アサシンの生涯は人殺しを繰り返す、血塗られたものだった。 理由はあれど、彼は何度も戦い続け殺し続けた。 それでも、アサシンは選んだ道に、その選択に後悔はない。 ただその一生の内、アサシンが住んでいた街がある。 ほどほどにに余所余所しく、ほどほどに温かい。自分がこの場所に居られればと思っていた。 それが、アサシンが意図せず抱いた願い。寧子と同じく平穏で平和な日常だった。 その願いが、寧子の望む日常と重なり、アサシンは召喚に応じてしまったのかもしれない。 「俺に願いなんてない」 だが、アサシンはその願いを叶えない。 自身が選んだ選択、それを否定することだけはしない。 「ただ……」 一つだけ。 たった一つだけアサシンは叶えたいものがある。 「もう一度、本物の星空が見たい」 もう二度と見れないと思っていた本物の星空。 生前は偽りの空に隠されてしまったそれをアサシンはもう一度見たい。 聖杯に託すまでもない。上を見上げれば叶う。それだけの願い。 「あなたも星が好きなのね。……村上くんみたい」 恐らく、もう二度と会えないだろう思い人の姿が脳裏を掠める。 気付けば、目頭が熱くなり頬を涙が伝っていた。 「ごめんなさい、アサシン。大丈夫だから」 やっぱり、死にたくない。 これが本心だ。 それを隠すように無理やり涙を腕で拭う、 「星が見たいなら、天文学部の設備を使えば良いわ。 私は良く分からないけど」 そのまま顔を逸らし、アサシンに設備の場所を教える。 アサシンは寧子が指差す場所へと向かう。一度も寧子を見ずに。 ただ、この場に広がる星空もまた偽りと知りながら。 【CLASS】 アサシン 【真名】 黒(ヘイ)@DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 【パラメーター】 筋力C 耐久E 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具C 【属性】 秩序・悪 【クラススキル】 気配遮断:C 自身の気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 【保有スキル】 生存:A 自身の幸運もさることながら、戦場にて生還する事に長けている。 超感覚:B 相手の仕草、目の動き、重心の位置、光・影・音。 感覚を研ぎ澄まし、あらゆる情報から動きを先読みし行動できる。 生前のアサシンが戦場で得たスキル。 演技:C NPCとして自身の正体を隠せる。 【宝具】 『白(パイ)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大補足:99 アサシンの中で眠る妹。 契約者と呼ばれる能力者である。 彼女がアサシンの中に居るお陰で、本来契約者に必要な対価を払わずアサシンは能力を使用できる。 能力は電子を操る能力。アサシンが主に使用するのは、その応用の電流を操る能力だが、使い方によっては物質を自由に変換できる。 しかし、その為にはかなりの集中が必要で実戦向きではない。 【weapon】 『ナイフ』『ワイヤー』『黒のコート』『仮面』 黒のコートはアサシンが着た時のみ防弾機能を発揮する。 仮面は良く割れるが、銃弾一発を割れながら防ぐ程度には硬い。 【人物背景】 「BK201」またの名を「黒の死神」と呼ばれる凄腕の契約者。 妹を探すため組織に所属し任務をこなす内、契約者を消し去ろうという組織の企み、それに対抗する者達との戦いに巻き込まれていく。 最後は組織を抜け、一人の少女と共に追われる身となる。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯に託す願いはない。 【基本戦術、方針、運用法】 生き残るという事に長けており、強いのではなく戦い方が上手い。 アサシンというだけあり、マスター狙いに特化すればかなりの活躍が見込める。 しかし、マスターの方針が人を助けるという物なので正面からの戦闘を強いられてしまう事も多くなってしまう。 その為、生存と超感覚のスキルを最大限使って行き、キリの良い撤退が求められる。 【マスター】 黒羽寧子@極黒のブリュンヒルデ 【参加方法】 木片を意図せず入手してしまった。 【マスターとしての願い】 人を殺めて叶えるつもりはない。 【weapon】 ネコサンダーのマスク 【能力・技能】 自らの周辺に力を伝えて大きな物体をも一瞬で破壊する、「破撃」の魔法を使う。 ただし、細かい調節はできず小さなものには向かない。 基本的に生き物には通じないが、腕相撲など人間に直接触れた場合には自らの腕力を一時的に強化することができる。 応用もそこそこ効き、くにある物体を操作して飛ばすことも可能。 だが、能力の使用の度に記憶がランダムに消えるというデメリットがある。 実は元Sクラスであり、最強の「破撃」魔法を持っているが記憶と共に失っている。 【人物背景】 極黒のブリュンヒルデのメインヒロイン。良太のクラスに転校してきた美少女。 身体を改造された「魔法使い」であり、実験台として10年間研究所にいたが移送中に脱走し、捕まると殺されるという状況に追い込まれている。 後に出会う村上良太に救われ、それ以降村上に好意を抱く。 歌が好きなのか、よく変な歌を歌っては村上に聞かれる。 【方針】 困っている人を助ける。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/10742.html
FS/S34-079 カード名:“英霊”アサシン カテゴリ:キャラ 色:青 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:2500 ソウル: 1 特徴:《サーヴァント》?・《武器》? 【永】 相手のターン中、前列の中央の枠にこのカードがいるなら、このカードのパワーを+2000。 アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎 レアリティ:R illust. これまでと異なり、UBWのブースターでは「アサシン」として登場した佐々木 小次郎。 厳密な意味での「英霊」ではないはずなのだが、他のサーヴァントにあわせたのか、カード名は“英霊”となっている。 中央の枠においておけば、相手ターン中はパワー4500。相打ち持ちさえ出てこなければ、なかなかの場持ちが期待できる。 複数枚引いてしまうと腐るので、採用枚数はよく考えたい。 原作での柳洞寺の門番としての役割と、そこから離れることのできない様子をうまく再現した一枚だといえる。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/19864.html
登録日:2011/12/20(火) 23 06 22 更新日:2023/07/09 Sun 10 28 23 所要時間:約 16 分で読めます ▽タグ一覧 FE FEクラスリンク アサシン クラス ファイアーエムブレム 上忍 兵種 暗殺者 滅殺 相手は死ぬ 瞬殺 アサシンは『ファイアーエムブレム』に登場するクラス(兵種)の一つ。 ▽目次 ■特徴 ■主なキャラクター【烈火の剣】 【聖魔の光石】 【蒼炎の軌跡 暁の女神】 【覚醒】 【if】 【風花雪月】 【ヒーローズ】 ■特徴 影の世界で生きる暗殺者。 上級・最上級クラスであり、主に盗賊/シーフからの転職となる。 初登場は『烈火の剣』と遅い。 それまで盗賊は基本的に下級専門クラスだった。 (例外は『聖戦の系譜』と『トラキア776』のみで、この頃はシーフファイターが存在した) 上級クラスと言っても、ステータス上限が『技』と『速さ』が増える位で、他のステータス上限はあまり増えない。 力や守備も伸びにくく、ぶっちゃけ火力不足。 GBA時代だと、技と速さの上限がMAXの30になるだけで他の能力値は下級時代と同じ20のまま。 しかも、使用武器は威力の弱い剣や短剣(軽器)のみで、単純な攻撃力は最低クラス。 こう見てみると劣化ソードマスターだが、真骨頂は… 瞬殺 のスキルの存在である。 『瞬殺』のスキルは、発動すればどんな敵も一撃で倒すことが出来る(一部のボスは除く)。 たとえ命中率が1%でも HPを削り切れなくても 与えるダメージが0でも(*1) 発動すれば絶対に倒すことが出来るのである! し・か・も! シリーズによっては、『瞬殺』のスキルで相手を倒せば、得られる経験値が二倍になるのである。 『暁の女神』以降は、『滅殺』と名を変えかっこよさが増した(効果は前作と同じ)。 しかも武器の短刀には遠近距離攻撃可能なものもあり、より強さに磨きがかかった。 因みに密偵の奥義スキルが『瞬殺』となったが、相手のHPを1にするというイミフ仕様。 もはやサザが可哀想になるレベル… だが、そんなアサシンにもデメリットがあり、盗賊の固有スキル『盗む』が使えなくなってしまう(GBAシリーズのみ)。 一応、烈火では盗賊が複数登場し、聖魔では盗賊専門上級職にローグが登場するので特に問題なし。 因みに戦闘時の衣装は男女共通でバンダナ付きの大きなマントにヘソだしスタイルでちょっとカワイイ。 ■主なキャラクター 【烈火の剣】 初登場。クラスチェンジアイテムは闇の誓約書。 終盤でこれを目にすることで初めて盗賊からアサシンにCC可能なことが判明する。 本作のメインの敵であるモルフは幸運0なのが特徴なのでチャンスがあれば支援効果等も活かし積極的に瞬殺を狙うのも手。 他の剣歩兵と違い『ソードキラー』で特効ダメージを受けないのも嬉しい。 通信対戦では相手の幸運が高く瞬殺はまず狙えないため、使うとしたら特効属性なしや全クラス最高の速さ30、ラガルトがリガルブレイドで攻速落ちしない点を活かしたい場合か。 マシュー リン編から登場するオスティアの密偵。 主君に荷物持ちや実質パシリさせるなど軽いノリだが密偵としては優秀で、ヘクトルからも信頼を得ている。また、敵に対しては冷徹。 速さは初期値成長ともに高くまずカンストするが、それ以外は初期値が絶望的に低いため攻撃役としてはかなり頼りない。 なんか盗賊のくせに力はおろか技初期値まで4しかない。 かといってレベルが上がれば強くなるかというとそんなことは全くなく、HPと速さしか伸びない。 上級職Lv20でも技期待値が20にすら届かないとかどうよ?力なんて10ちょっとで終わる事もザラ。 幸運の成長率はやや高めだが初期値が2。守備と魔防は初期値成長ともに豆腐レベル。 総合的な期待値は技・守備・魔防・体格が同職ワースト、ハードなら力もワーストと言う体たらく。 あまり前線には出さず、密偵らしく遊撃要員としての活用が望ましい。 アサシンにするなら基本的にはラガルトのほうがオススメ。 ハードではラガルトにブーストがかかるので期待値で勝る点がHP1高いのみで他は完敗している。 普通に使うと残念なキャラでしかないのだが、唯一属性が攻撃力や必殺率を高められる「風」属性のアサシンな為、ギィやセーラあたりと組むとかなりの必殺率となり、 技の成長を吟味し、キルソードを持たせればラガルトやジャファルすら霞む絶対瞬殺するマンに豹変する。 ラガルト 元・暗殺組織【黒い牙】所属の盗賊。【疾風】の異名を持つ。 その実力は【四牙】に匹敵すると言われているが、実際は彼らと異なり下級職。 下級職としては初期値が高い上に、成長率も高いため、育てれば下記の【四牙】以上の強さを得ることも可能。 ハードブーストの対象なのでハードでは輪をかけて強くなる。 しかし、CCアイテム「闇の誓約書」が入手できるのは終盤であり、また「覇者の証」と並んで資産価値が高いため、評価プレイではお預けに。 アイシャという女性とコンビを組んでいたが、任務中のトラブルで負傷した彼女の抹殺を顔も知らない上層部から命じられ、やむなく彼女を始末したことから、今の【黒い牙】に疑問を抱くようになった。 ニノからは「オジサン」呼ばわりされているが、一応、まだ20代でロイドやライナスと同年代の模様。 ジャファル 【黒い牙】の一員で【四牙】の一人【死神】 幼少の頃からネルガルに殺戮人形として育てられたが、我らが天使ニノと関わって人間としての感情を取り戻し、【牙】を裏切る。 低めのHPに目をつぶれば、その初期値は『封印の剣』のカレルに匹敵する作中最強のアサシン。 成長率はかなり低くレベルもあまり上げられないが、初期値の時点で十分即戦力なので問題ない。不安ならHPや幸運をちょくちょくドーピングして補うと安心。 ニノとの支援A会話は非常にほほえましい。支援効果もお互いにとってデカい。 アサシン及び『瞬殺』を初めて披露した先駆者である。 ジュルメさん 【黒い牙】幹部の一人【凶鳥】。 快楽殺人者で、「黒い牙最強の暗殺者」を自称する作中屈指のネタキャラ。 敵として唯一登場するアサシンで、作中では二度、それぞれひかりの剣とルーンソードを携えてくる。 が、これらは魔法剣。本作では魔法剣による間接攻撃だと必殺が強制的に0となるため、絶対に瞬殺は発動しない。 更に、ひかりの剣は直接攻撃なら発動する可能性はあるが、終章で持ち出してくるルーンソードは直・間接共に間接攻撃扱いなので全く発動しない。 ジュルメさんはこれをやってしまった空前絶後で唯一無二な漢である。 ちなみに瞬殺の代償として能力値が低くなっており、終章の彼の火力は ノーマルモードのモブ以下。 後に『覚醒』のネルガルの配信チームでもネタにされている。 「ぎぐあっ…!が…うそだ…」 レイラ オスティアの密偵で、マシューの嫁。 実力はオスティア一とヘクトルが太鼓判を押す実力者。 【黒い牙】に潜入して内情を調査していたが、エフィデルに勘付かれてジャファルに殺された挙句、魔の島の樹海に死体を晒された。 単なるゲストキャラであるにも関わらず、彼女専用のグラフィックが書き下ろされ、公式キャラ名鑑にも載るなど何かと優遇されている。 余談だが、ユニットアイコンはアサシンに似ているが盗賊(女)である。待機モーションが違っており、アサシンとは別物である。 そのため、ジャファルに殺されるシーンで見られる戦闘アニメのユニットグラは盗賊のもの。 能力はレベル14 HP24 力14 技16 速さ20 幸運8 守備12 魔防15 体格5。 HP・幸運・体格は低いが、力・魔防が異常に高く、オスティア一との評判に違わぬ優秀なステータスと言える。どう考えてもマシューより強い 惜しい人材を失ったものだ…。 【聖魔の光石】 分岐クラスチェンジにより、盗賊だけでなく剣士からもクラスチェンジ可能になった。 剣士からCCするとソードキラーの脅威から解放される他、盗賊の鍵の使用と索敵マップでの視野拡張も可能になる。 また剣士系と同じく必殺率の高い剣「シャムシール」が装備可能(前作『烈火』では倭刀は装備不可)。 一方盗賊からのCCでは「盗む」の使用不可に加え、砂漠でのアイテム発掘率が100%から運依存に下がるので注意。 コーマ お調子者の少年盗賊。ネイミーの幼なじみ。 何かと強がる癖があるが、自分が認めた人物の話はきちんと聞く。 戦後は義賊になったりネイミーと結ばれたりと何かと忙しい。 速さと幸運が異常な伸びを見せるが、その他は平均的。 マシューよりは力や技も伸びるのでネイミーと支援を固めてアサシンで瞬殺するも前線に立てるローグに仕立て上げるもよし。 ただし14章までに貴重なアイテムを盗める(非ドロップ)ザコ敵がちらほら居るので、下手に早い段階でアサシンにすると泣きを見るかも。 ヨシュア 流浪のギャンブラー剣士。 シリーズ恒例のキルソ持ち赤剣士。 従来の剣士よりも力が伸び悩むので「瞬殺」で力の低さを誤魔化すことが可能。 しかしその立ち位置と、支援で必殺が伸びやすいこともあり、ソードマスターの方がオススメ。 実はジャハナの王子で、またグラド帝国将のケセルダとは腐れ縁の仲。 マリカ ジスト傭兵団の寡黙な女剣士。 団長のジストにはなかなか素直になれない恥ずかしがり屋。 ヨシュア以上に力が伸びず、下級職時代で力の値が一桁台ということもありうるので、よりアサシン向き。 しかし残念ながら女アサシンのグラフィックは男と同じである。 【蒼炎の軌跡 暁の女神】 実質的にフォルカ専用クラス。 使用武器は軽器(蒼炎)、短剣(暁) フォルカ 【火消し】の名で知られる暗殺者。 最初はシーフだが、後半に改めて契約するかの選択が出現。契約するとクラスチェンジ。 マスクにロングコートのイケメンスタイルにコスチェンして立ち絵も変化。どこぞの緑風は涙目である。 蒼炎では瞬殺は奥義スキルとなっているため、奥義の書を使って習得させる必要がある。 この時代では武器である軽器の弱さもあり、多少は戦闘もこなせる盗賊という程度の強さ。 暁では最終盤で加入し、瞬殺も滅殺と名を変えている。 SS武器の射程が1なのがネックだが、クラス補正とSS武器の性能により必殺率がダントツ。 「盗人(シーフ)」系列とは完全に分離。「暗殺者(アサシン)」はフォルカ専用の最上級クラスとなっている。 「盗賊(ローグ)」からの最上級クラスの「密偵(エスピオン)」と比較すると「盗む」こそないが、上限値・必殺補正・奥義とほぼ全ての面で上回る。 …なお本作の奥義は『瞬殺』の弱さばかりがネタにされるが ぶっちゃけて言えば暁の奥義はほぼ全てが「相手は死ぬ」のため 発動率が低い HP吸収効果のなく他の奥義に何も勝る点がない『滅殺』も、その次ぐらいに弱かったりする。(*2) 【覚醒】 聖魔同様に分岐クラスチェンジ制。 剣に加えて弓も使えるようになる。 剣士or盗賊の素質があればクラスチェンジできるため、上記以外にもサブで持っているキャラが該当。 子世代は全員なれる可能性を秘めている。 スキルは技の1/4の確率で発動する『滅殺』と敵ユニットを無視して移動できる『すり抜け』 ソードマスターよりも攻撃に特化した能力かつ弓も使えるのでほぼ上位互換となってしまっている。 ロンクー 女性恐怖症のイケメン剣士。 テラ子安。 剣士らしい技速さに特化したタイプだが、力は低め。 ソードマスターよりはこちらの方が活躍させやすい。 ガイア 超甘党の盗賊。 とりあえずお菓子があれば何でも言うことを聞く。 盗賊にしては力の伸びに優れ、アタッカーとしてはなかなか。 ウード リズの息子。 中二病の気があり、周囲を振り回すトラブルメーカー。 素に戻ると意外とまともな常識人。 子世代故の拡張性の高さも相まって使い勝手は抜群。 ジャファル 『烈火の剣』より魔符として参戦したキャラの一人。 初期値の高さに加え、男性では貴重な『疾風迅雷』持ちなので強力。 ツヴェルフ 十二魔将の一体。 本編の22章とDLCマップ『無限の神器』に登場。 『すり抜け』が厄介だが、アサシンなのに『滅殺』がない点は有情と言える。 なお、ルナ+だとアサシンでなくともランダムで『すり抜け』を使って来る。 【if】 本作では忍→上忍/絡繰士という独立したクラスになっており、「暗器(手裏剣)」による直接・間接攻撃が可能。 上忍は暗器の武器レベルをSにする事が出来る唯一の職。剣(刀)も使用可能になり、回避率に補正がかかる。 敵として出てきた場合は、高い速さと回避率補正により攻撃を避け、デバフによりこちらのステータスを下げてくる屈指の強敵である。 忍のスキルは『鍵開け』と自分から攻撃した場合、戦闘後に敵のHPを20%削る『蛇毒』 上忍は『滅殺』は健在だが『すり抜け』をアドベンチャーに譲り、暗器で攻撃した時に攻撃力+5となる『暗器の達人』になった。 絡繰師は同職や絡繰人形、ゴーレムなどに特効となる『人形崩し』と自分の分身を生み出す『写し身人形』を習得できる。 写し身人形はチートと言っても良い強力なスキルなので忍になれるユニットなら必ず取っておきたい。 そうは見えないかもしれないが、暗夜王国のソシアルナイト系とは対の関係。 赤緑枠が忍なのもそのためだろうか。 スズカゼ 白夜王国のイケメン忍。サイゾウの双子の弟だが全然似てない。 他の仲間のような特定の上官を持たず、修行中の身。 全ルートで仲間になるため出撃の機会が多く、暗夜編では特に貴重な人材。 白夜編ではある理由から早めにカムイとの支援レベルを上げておきたい所。 速さと魔防の伸びがかなり高く、ついたあだ名が「対魔忍スズカゼ」 シリーズ恒例の「赤緑」の片割れである。 サイゾウ リョウマの部下の忍。スズカゼの双子の兄だが全然似て(ry 「サイゾウ」は襲名であり、彼で五代目。四代目はとある事件で殺されており、自身の眼の傷もそれが絡んでいる。 シリーズ恒例の「赤緑」の片割れである。 ぶっきらぼうだが面倒見は良い。最強兄貴の部下だけあって、成長率は超高水準。 魔力依存の神器「爆炎手裏剣」を持てるようにか魔力も魔法職に見劣りしないほどグングン伸びる。だが、速さが伸びにくいのが玉に瑕。 固有スキルや暗夜ルートで登場する時の所持品から、ついたあだ名が「爆炎忍者」。爆ぜ散れッ!! カゲロウ リョウマの部下のくノ一。 サイゾウと組んで行動することが多く、一度そういう関係になったこともあるが、後に破局している。 絵を描くことが趣味だが、非常に独創的らしい。オロチとは親友。 力の伸びが異常に高い怪力女。個人成長率は怪力設定のエルフィを抑えてifNO.1である。 周りからは戦闘の技術面を評価されているらしいが、違うと思う。 グレイ サイゾウの息子。 まだまだ遊びたい盛りの少年で、六代目「サイゾウ」を襲名させようとしている父との仲は微妙。 どっかの誰かさんみたいに甘いものに目がない。 最高クラスの成長率を持つサイゾウの息子だけあって全ての能力が高水準であり、特に魔力、技の伸びが非常に良い。 母親選択を間違えなければ最強クラスの魔法武器使いになれるだろう。 セツナ ヒノカの部下。いつもぼんやりとしており、日常的に罠に引っ掛かっている。 本職は弓使いだが、パラレルプルフで忍になることができる。 支援会話でも気配を消すのが異常に上手く忍者に向いているという話がある。 ラズワルド 暗夜軍で初期職は傭兵(マーシナリー)だが、パラレルプルフでクラスチェンジ可能。 誰かさんが王の器 勇者の剣 瞬殺で大暴れしていたのが由来と考えられる。 持ち前の力・技の高さや自前で獲得できる「後手不敗」「太陽」と暗器の相性の良さ、 更にはネックになりがちな速さの補強等、恩恵が大きい。 ぶっちゃけマーシナリーよりこちらの方に適正があるようにも思える。 また、今作では「バディプルフ」、「マリッジプルフ」の登場によってクラスチェンジの幅が相当広くなっている。 やろうと思えば上忍を量産することが可能。 モズ 序盤で敵将として戦うことになる忍。 何気にDLC『決闘の博物館』にも上忍として登場するが、残念ながら捕獲不可。 ちなみにモーションは下級職の忍のままという特別仕様。 コタロウ フウマ公国の王。国の基盤を固めるために手段を選ばない野心家。 全ルートでサイゾウとの戦闘開始時及び彼でトドメを刺した時に専用の会話が発生する。 また、暗夜編ではアシュラをブーツにしていなければ彼との戦闘時にも会話が発生する。 ステータスの高さやスキル、暗器の性能と全てが厄介な強敵。 フウマ兵 暗夜編17章では複数出現する上忍が特に厄介な敵となる。 『蛇毒』で攻撃時にこちらのHPを20%減らす上、ルナティックでは反撃時にも同様の効果を発揮す『四牙』まで加わる。 暗器によるデバフ効果もあり、エルフィやブノワ、マークス等の強固な壁ユニットですら、あっという間に満身創痍となる。 しかし、その分ゼロで捕獲すると強力な戦力となる。 ハード以上では一体だけ『移動+1』も持つ奴がいるため、そいつを狙いたい。 こいつが特に頼りになるのがルナティック。前述の通り「四牙」が加わりHP削りが40%にアップ。 実績で巧者の手裏剣を持たせればその後登場する玉座ボスのほぼ全てを 一方的かつ安全に ボコボコにできる。 能力成長は悲惨でカンストする可能性があるのもせいぜい速さくらい、育て切ってもむしろ同レベルのモブ(固定で成長する)より弱くなるケースが多いが、 「自分から殴る」「反撃で死なない」を満たせば良いだけなのでそもそも能力値など必要ない 。 最大HPを半減する凶悪無比なアサマ杖を壊すための的として避雷針になってもらったとしてもリスクが最小限で済むため、ルナティック攻略の強い味方になる。 また、弱いユニット用の餌の作成にも頼れる能力であるため、暗夜17章クリア後は他のルートで雇用して使ってもいい。 削り職人として活躍させる際にはその低い能力がむしろ長所となる。 力が高すぎると削ろうとして倒してしまうこともあり得るからだ。 【風花雪月】 本作では技能レベルを上げれば性別限定や特殊職を除き全員がすべての職業に就くことができる。 アサシンは剣と弓技能を要求する上級職で、兵種スキルに「剣の達人」「鍵開け」「忍び足」を持つ。また移動力が歩兵としては高い上に悪路に強い。 兵種をマスターすると、攻撃にまれに即死効果がつくスキル「滅殺」とそれより高めの確率で即死のつく専用戦技「暗殺」が習得できる。 他の上級・最上級剣職であるソードマスターは移動力に難があり、エピタフは速さ成長率ダウンと理学要求で人を選ぶため剣使いの最終クラスとしても有力な選択肢となる。 ペトラ 黒鷲の学級に所属する留学生のカタコト少女。その正体は帝国との戦争に敗れたブリギットの王女であり、留学は建前で事実上は人質。 突出した速さのほか技や幸運が高く、技能面でも魔法以外幅広い適性がある。 敵対するルートではアサシンでありながら飛行技能を上げて習得する「警戒姿勢」や回避が上昇する騎士団で回避面をガチガチに固め、今作の仕様に愛された回避盾として完成されているため生半可な攻撃は全く当たらない強敵。 フェリクス 青獅子の学級所属の無愛想な青年。フラルダリウス公爵家の嫡子で、フラルダリウスの大紋章をその身に宿している。 シリーズ定番のキルソード剣士の系譜であり、力技速さに優れた成長率と発動率に優れ火力を更に上げる紋章が噛み合いアタッカーとして極めて優秀。弓も得意であるためもちろんアサシンにも向く。 更に弱点の防御面を補う英雄の遺産「アイギスの盾」まで登場するため、味方にすれば頼もしく敵対時は非常に恐ろしい。 マヌエラ 主人公の先輩教師でもある美女。かつて歌劇団の歌姫として一世を風靡した有名人だが現在の年齢は「ヒミツ」。 医務室で救護を請け負っており、初期職もプリーストなのだが歌姫時代に剣舞を行っていたことから剣術も得意としており、更に成長率は速さが生徒も含めた全ユニットでトップクラスなうえに力と魔力の成長率は同等と物理面での適性もある、というか理学が苦手のため魔法職に向かない。 敵対するルートでアサシンとして登場するため驚いたプレイヤーも多かったようだ。 アンナ シリーズお馴染みの商人のお姉さん。ショップ店員として登場するほか、DLCを導入するとスカウトして仲間にすることもできる。 剣と弓が得意で盗賊・アサシン向きなのだが、支援会話が一切ないため一軍起用は厳しめ。 ベレト/ベレス プレイヤーの分身にして主人公でもある、士官学校の新任教師。 生徒同様様々な進路を選べるのだが、原則強制出撃の先生が盗賊技能を持っていると便利で、物理前衛としては半端な速さも補えるため盗賊を経由させるプレイヤーが多い。 また弓術レベルをDまで上げることで誰でも習得できる戦技『曲射』(最大射程3での弓攻撃)が便利なのでこれを覚えて使っているとアサシンの受験資格を獲得しやすい。 というか生徒のように自習せず、スカウトのために使わない技能も上げることになるため他の上級職の資格が取りにくいともいう。 これを意識したのかカードゲーム「ファイアーエムブレム0」にはアサシンベレス先生のカードも存在する。 教会運営の学校で暗殺者が教師って大丈夫なのだろうか クロニエ 黒鷲の学級のモニカに化けて修道院に潜り込んだ「闇に蠢く者」の使徒にして、主人公の父の仇。 耐久力はそれほどでもないが、攻速・必殺が高く先手を取られると危険な相手。 ところが基本スキルの「剣術」をなぜか持っていないため、命中・回避は数値と比較しても低めで、そこまでは苦戦しない。 メトジェイ 帝国軍を率いて修道院の地下にある聖墓を襲撃した残虐な性格の男。 ポッと出の章ボス・・・というか章ボスですらない敵キャラなのだが、特徴的な笑い声や情けない断末魔などで妙に印象に残る。 登場時期にしては速さに優れ、柔らかいユニットが狙われると危険なはずなのだがAIの都合上、自分のHPが減ってもいないのにHP吸収効果の計略を優先して使用し外すなど長所を台無しにしておりネタボスの類である。 敵味方の設定がどいつもこいつも濃い本作にしてはポッと出のモブに近い数少ない敵だったが、その補完のためか新規差分イラストやボイスをひっさげて有料DLC短編「煤闇の章」にも登場。いかにも帝国軍の将のように振る舞っていたが直前に皇帝以外に雇われたそこら辺の賊であることが判明した。 【ヒーローズ】 本作ではifで追加された無属性の暗器を使う。無論威力は低いので削りとデバフが主な仕事。 なお、デバフは1ターンで戻る。 2018年からは属性持ちの暗器使いも実装された。 配信時は敵一体しかデバフできない暗器がほとんどだったが、2018年の武器錬成実装以降は敵+周囲2マスにいる敵にデバフ効果を全ての暗器で使える。 キャラの詳細は個別記事で。 追記・編集は必殺率の半分を引き当ててからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 聖魔でマリカをアサシンにしてもグラ変わらなかったな -- 名無しさん (2013-07-27 03 31 36) 聖魔はヨシュアがソードマスターに向いてるのと、レナックが使いにくくコーマをメインのローグしがちなこと、マリカの力の伸びが控えめな都合上、マリカをアサシンにしたいけど女ソードマスターの生脚が眩しくて大いに悩むんだよなあ -- 名無しさん (2013-11-21 14 40 00) 覚醒でマイユニットを「盗賊→アサシン」にしたら、「攻撃ほとんど当たらない」「弓矢で遠距離攻撃可能」「強力な武器で攻撃力をカバー」「スキル滅殺」でチート主人公になった -- 名無しさん (2014-02-25 15 34 48) そろそろFEの序盤のお助けキャラにアサシンガール属性のヤツがいてもいい気がするんだよな。あ、でも終盤で覚えるスキルは瞬殺じゃダメだぞ! そこはどうしても滅殺でお願いしますっ! -- 名無しさん (2014-10-15 13 45 51) いらねぇwww -- 名無しさん (2014-10-15 13 52 50) サザとフォルカの扱いの差は本当にどうしてこうなった。 -- 名無しさん (2015-02-18 17 44 11) 聖戦・トラキアではシーフファイターという上級職があり、封印までずっと盗賊が下級専門だったわけではない。下級職の名前もシーフに変わってるけど……。 -- 名無しさん (2015-02-18 17 49 42) 敵キャラが平気で滅殺してくる覚醒とか見てると、スルメさんって何だったんだろうと思う -- 名無しさん (2015-08-16 11 16 51) ifだと和職の上忍が一番近い? -- 名無しさん (2015-10-21 21 17 03) ↑2 んな敵キャラいたっけ?配信勢は約一名いるが -- 名無しさん (2015-11-05 20 41 41) ラガルトの説明全然違わないか? 初期レベルは四牙に及ばないけど、初期値は下級にしては良いってポジションでは? あと一応20台 -- 名無しさん (2016-06-01 10 20 10) 烈火の剣のレイラにアサシン疑惑があるのは、「戦闘デモの数字を計算すると武器レベルがS」というところもあるらしい。昔あった公式でのステータスだとAだった気もするが、内部データに関したものに触れてる動画が正しければ、ゲーム中だと盗賊だけどSになってるようだ -- 名無しさん (2020-10-16 01 27 17) 敵キャラで滅殺を使う奴って全然いないんだね、本編ストーリーで多くいたらそれこそ難易度跳ね上がるから仕方ないか。ルナティックでもタブーそうだし。 -- 名無しさん (2023-06-03 04 54 12) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/239.html
「ううん、涼しくて気持ちのいい夜だね」 冬木市の市街地、高層ビル群の一角、その屋上にて1つの影があった。 木訥な、悪し様に言えば特徴のない学生だった。 強いて特徴を言うならば、横に長く切れた細目と首からかけたマフラーくらいだろうか。 開いているのかどうかも怪しい眼は、夜の街並みを見下ろしながら、薄笑いを浮かべている。 「お前も予選を突破した魔術師か」 静かな夜に靴底とアスファルトが皹を入れる。 屋上へ通じる唯一の通路から、別の少年が光と共に現れる。 制服が同じ、ということはお互い同じ学校の生徒なのか。だが、その瞳は少年と異なり、強い意志に燃えている。 「……なんのことです?」 「とぼけるな。ここにいるということは、お前はもう記憶を取り戻したんだろう。 なら、やることは一つだ。サーヴァントを出せ。さもなくば……」 一方的に喋りながら、回路を戦闘用に切り替える少年に、彼は手を振って静止を求める。 「ちょ、ちょっと待ってください。記憶を取り戻したってなんのことですか? 僕は何も忘れていない。それにサーヴァントって何の話です? 僕はそんなもの見たことも……」 「セイバー、やれ」 少年が言の葉を放つが先か否や、月光に煌めいた一閃と共に、彼の首が夜に飛んだ。 その切っ先の終点には、実体化した少年のサーヴァント……セイバーの剣があった。 「よろしかったのですか? 見る限り、本当にマスターではなかったようですが」 剣を納めたセイバーが主を問う。しかし、そこには詰問するような調子はない。 「ああ。だが、疑わしい者を残す理由もない……軽蔑するかい、セイバー」 「いいえ。貴方がどれほどに聖杯を望んでいるかを私は知っている。 そして、私もまた聖杯を望む者。ならば私は貴方の剣となりましょう」 セイバーの応えに、少年はそっぽを向けた。僅かな感情の緩みを見られたくなかったからだ。 セイバーの問いはもっともだった。確かにその体からはマスターの証である令呪の気配がない。 それが事実だとすれば、彼はたまたま基本ルーチンから離れたNPCなのか。 ならば、これは少年の勘違いだ。剣を納めるべきは自分だし、もし自分の感情だけに従えるならそうしていた。 だが、今の少年は背中に大きなものを背負って、この方舟に来ている。 その勝利のためならば、あらゆる不安要素は排除しなければならなかった。 全ては、救済のために。猫の額程度もない小さな世界を守りたいため。 (それに……あのNPCの目……あれは、まるで……人を蟻か何かとしか思っていないような……) 「ひどいなあ、待ッてクれっていったじゃナい可」 その声に、少年達は振り向いた。月光の降り注ぐビルの屋上に、首のない肉体が立ち尽くしている。 「何で、死んでない」 「? そりゃそうだろう。NPCに厳密な死なんてないよ。 中核データが破損でもしないかぎり、ねえ」 「NPCの肉体データに、寄生していたというのかッ!」 「ウン、そりゃそうだ。せっかくこの年になって学生をやれるんだから、ちゃんとそれっぽい身体でやりたいダロ?」 手を大仰に広げた屍は、口ほどに物を言った。その意味に、少年は信じられないと首を振る。 こいつはつまり、突破できる予選を、ただの学園生活をギリギリまで楽しんでいたのだ。 「ダカラ、待ってくれっていったじゃないカ。今、本当の身体にするカラネ」 そう言って首のない彼の指が小気味よい音を鳴らす。 その瞬間、少年の踏みしめていた足場が崩れた。コンクリートであったはずの床は、 難読な文字をびっしりと書かれた呪符と散らばり、拡がっていく。 「ビルを1階分丸ごと偽装していたってのかッ!?」 「マスター、あれをッ!」 驚愕に震える少年に、セイバーが指を示す。偽装を解かれたビル、その本当の屋上の中心に、首のないもう一つの身体があった。 でっぷりと膨らみ、しかしみずみずしい筋肉に包まれた偉容だった。 「カ……ッ!」 首のない学生の胸が大きく膨らんでいく。胸骨肋骨、肺をぶち破って出てきたのは。 「ッカカカカカカカカッ!!!!!!!」 その真の身体に納められるべき、本当の首だった。 「私は今、卒業したネ!(しみったれた学園生活用ボディから) 社会派幽凄道士・馬吐呑(マー・トンツー)と呼んでもらっても構わないヨ!」 鉄の魔神めいて首と肉体が合身し、ただの肉の置物だったその身体に神経が通る。 しばしアドミナブルを隆起させて元の肉体を堪能していたが、それを見ていた少年はただ唖然とするほかなかった。 「……さて、お待たせして申し訳なイ。それじゃあ、相手してやるかネ、セイバー君ッ!!」 「な!?」 義体から戻したマフラーが馬の身体に巻き付きトレンチコートを形成する。 それが如何な魔術によるものか、少年には考えることができなかった。 マスターであるはずの男が、セイバーに突撃したのだ。 「ふふぅ、うふふふふふふううう」 「こ、こいつ! 骨に神秘を刻んでいるのかッ!!」 掌打、蹴撃、なぜか自在に動き襲いかかるマフラー。あらゆる変則的な攻撃にセイバーは防戦一方に追い立てられる。 通常、このようなことはあり得ない。 セイバーとてムーンセルに記録されるほどの猛者ではあるが、 この男の用いるのは中国拳法……功夫と呼ばれる物。西洋の技と東洋の技の噛み合わなさが、セイバーの攻めに転じられない理由だ。 だが、それだけではセイバーの剣を、神秘に守られた兵装をただの拳が防ぎ、打ち合うことができるはずがないのだ。 肉体そのものが、神秘の片鱗を宿していない限りは。 「それでも、サーヴァントとは言え英霊と渡り合うなんて……! 真逆、お前、死徒かッ!? そんな奴がなんでこの聖杯戦争にッ!?」 「西洋の保菌者みたいに言われるのは心外だな。 いやなに、ちょっと「向こう側」永い旅をしていたんだが、そこで物珍しい木を見つけテネ。 植林事業に手を出そうかと思った矢先にここに呼ばれたんだヨ」 セイバーと撃ち合いを繰り返しながら、馬はしみじみと思い返すように昔を思い返した。 逆さまに上っていく滝、フラタクル構造をした虹、鳥のような魚。 ちょっとしたアトラクションめいた世界を満喫していたのだが、そこで方舟の元となった木を見つけたのだった。 いや参った参った、と可々と笑う馬に少年は頬に冷や汗を垂らした。 馬鹿馬鹿しく笑ってはいるが、相手は紛れもなく死を纏った人外……死徒だ。 音に聞こえる二十七祖ほど、とまでは思わないが、マスターとしては破格すぎる。 なるほど、セイバーと打ち合えるのも無理はない。だが。 (感謝します。マスター、もう少しで、読み切れる!!) 少年の心憎いサポートに、セイバーは内心で感謝した。 そう、僅かにであるが、セイバー防戦一方から攻勢へと転じつつあったのだ。 如何に相手が死徒であり、相性の悪い東洋圏の技法を用いていたとしても、それでもセイバーは英霊だ。 どうやら長旅で相手の自慢の肉体は何割か消耗しているらしく、 初見の不利は、この撃ち合いで相手を見切ることでなくなりつつある。 あと1分もしない内に、天秤は、勝利はこちらに転がる。 ((この戦い―――我(僕)等の勝利だ!!) 「――――とか、そういうことを考えるあたりカネ」 酷薄な、嘲るような笑みを馬は浮かべた。 人間を超越した化外の瞳を隠すサングラスに写った像をセイバーは見入る。 セイバーの勝利を確信した少年の背中にはそれまで影もなかった男が一人立っていた。 「マス」 「や、本当に知らんかったんだヨ。一度も見たこともなかったしね。 ま、ずーっとワタシを見張っていたことはわかっていたけどネ」 「あ、あぁ……」 セイバーが振り向いて、馬が嘲ったその向こうに、鮮血が跳ねた。 少年の背中から胸に貫いた赤い刃が、華のように咲き誇る。 「タアアアアアアアアア!!!!!!!!!」 鬼神の如き速さで、セイバーは一太刀を繰り出すが、黒衣の男…… アサシンは素早く――もうこれには興味がない、というように――剣を少年から引き抜き、血溜まる海に少年を沈めながら飛び退いた。 マスターが窮地に陥っても助け船を出すこともなく、マスター暗殺の瞬間をねらっていたのだ。 「貴様ああああああ!!!!」 「ご満足いただけましたか、媛。それは重畳にございます」 吠えるセイバーの声など木の葉の落ちる音程度も感じない様子で、アサシンは虚空に向けて何かを呟く。 延びた黒髪の間から見える赤い瞳は淀んで血のように昏い。 セイバーはマスターを抱き抱えて呻いた。臓腑を吐き出さんばかりに後悔した。 なぜ気づかなかった。死徒の存在に目を奪われ、マスターを追いつめた程度で油断してしまっていた。 これは聖杯戦争だ。サーヴァントこそを何より警戒しなければならなかったのに。 「セ……セぃ、ァ……」 「ま、マスター! まだ意識がッ!!」 その後悔に神が気まぐれの善意を差し向けたか、少年は血を泡と吐きながら呻いた。 揺さぶろうとするサーヴァントの手を払い、そのまま右手を月に掲げる。 「さ、三度、重ェて、令呪に願…………」 「! 了解した、マスター。如何な命令とて、この剣にて叶えて見せよう!」 鬼気迫るマスターの表情に、セイバーは自分の愚かさを改めて呪った。 今すべきは自身を責めることでも、マスターを案じることでもない。この死地をなんとか突破することだ。 三度の令呪を切れば、どうなってしまうかはわからない。 だが、出し惜しみできる状況ではない。ならば、ここに乾坤一擲を賭す。 アサシンも死徒も、最低限の構えだけで積極的にこちらに向かってくる気配はない。 令呪三枚掛けのセイバー相手に太刀打ちは不可能と理解しているのだろう。 今は見逃してやる。だが、次こそはしない過ちはしないと誓い、剣をーーー 「あのアサシンの剣を奪え……! なんとしてもだ……ッ!!!」 意味が、わからなかった。あのアサシンの――今はもう背中に仕舞ってある――剣を奪うことに何の意味があるのか。 分からなさすぎて、セイバーはもう一度マスターの方を向いた。 血の抜けた青ざめた顔で、少年は目だけは爛々とさせている。 そこでセイバーは気づいた。気づいてしまった。マスターが、少年が見ていたのは自分ではない。 聖杯に注ぐべき願いでもない。帰りを待つ人達でもない。 もう、自分の心臓を貫いた、あの紅い刃しか見えていないのだ。 「う、うあああああああああ!!!!!!!!」 セイバーは慟哭と共に剣を振りかざした。 そこからのことは語るまでもない。 対魔力で令呪にあらがっても、令呪のまま逃げに徹するアサシンを追おうとも、 もはや彼らの聖杯戦争に先などないのだから。 「いや、手並みは拝見させてもらったヨ。アサシン」 霧散した魔力に手をかざしながら、馬呑吐は満足げな表情を浮かべた。 それは相手を倒したからというより、久しぶりに運動をしたら気持ちがよかったというたぐいの物だった。 「それで? ずーっとワタシを見張っていたのだろウ? 見ての通り、長旅で自慢のボディもクタクタネ。 フルチューンならともかく、撃ち合いにしても道術にしても、英霊相手ではちと分が悪い。 ここは共に戦っていくのが良いと思うが――どうかネ?」 「……私は、特に聖杯に捧ぐような大望などありませぬ。 マスターが望まれるのであれば、英雄相手にどれほど通じるかわかりませぬが、尽力させていただきましょう」 片方の拳をもう一方の掌で包み、礼を取りながらアサシンは謙虚に応じる。 自己をおくびにも出さないその様は、生粋の職業暗殺者に見えた。だが。 「ふぅむ。それはその背中に差した媛君の意向カネ?」 「――」 りん、と鈴が鳴る。その音が鳴り終わるより速く、アサシンの持つ紅の刃が馬の喉元に寄せられる。 (婁よ、こやつ――) 「ええ、聞こえておりますよ、媛君。なるほど、げに恐ろしき魅了の魔力。 これでは有象無象の者共はひとたまりもありますまい。私にその美貌効かぬとその美声聞こえしは、 どうやらマスターとてつながった経絡によるものかト。 間男が入ったようで恐縮ではありますが、野暮は致しませぬ故、どうか容赦願いたい」 (……ふん、妾を納めよ、婁。こいつも上物であるが、これは後回しじゃ。今は数が欲しい) 「……はッ」 嘘くさいほど慇懃な礼を取る馬に、媛……アサシンの宝具はアサシンに命じると、嘘のように殺気を納め、剣を戻した。 そう、このアサシンの主人はマスターなどではなく、この媛君。 一目その刃を見れば誰もが媛を求め殺し合う妖刀である。 故に、その願いもまた聖杯ではなく、媛ただそれのみ。媛の求める供物を献上するだけだ。 「ま、いいんじゃないかネ。願いはないと思っていたんだがこれも一期一会、 そろそろ住み慣れた惑星(ふるさと)の地を踏むのも一興。 ついでに麻倉屋サンに聖杯を持って行けば、いい商談もできそうだしネ」 アサシンの剣呑な意志を、人間にはよくあることとばかりに捨て置き、 馬はピクニックに行く前日のように夜空を見上げた。 いや、実際彼にとってはそうなのだ。どのような場所であろうとも、旅の途中。ただ己の我を貫くのみ。 「おい、凄い音がしたけど、何かあった――」 あまりの状況に特別ルーチンでやってきた警官NPCを、無言でアサシンが手刀で貫く。 くず折れた警官は、たちまちのうちに黄泉より還り立ち上がる。 死体が呻くより先に、馬が呪符を額に張り付けると、NPCはたちまち両腕を正面に直角につきたて、ぴょんぴょんと跳び始めた。 「ま、最初はゆっくりやろうじゃないカ。聖杯は逃げない。人生は永い。 愉しまなければ損ネ。か、カカカカ、カカカカカ――――――!!!」 NPCをキョンシーに変えながら、死人使い達は進む。 いつも通りに、何も変わらず。 結果的にこの世を、地獄にしながら。 【クラス】アサシン 【真名】婁震戒(ロー・チェンシー)@レッドドラゴン 【パラメーター】筋力D 耐久E- 敏捷B+ 魔力D 幸運C+ 宝具C 【属性】中立・悪 【クラススキル】 『気配遮断:A-』 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てば探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 『黄爛武術(剣術):B(A)』 東の旭日、黄爛国に伝わる武術を扱うスキル。実質的にスキル:中国拳法と同等。 ただし、アサシンは剣技を得手としているため、剣装備時にはB→Aとなる。 『単独行動:B』 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクBならば、マスターを失っても二日は現界可能。 独立調査隊から何度も抜け出して暴れまわった逸話から。 『芸術審美:D+』 芸術作品、美術品への執着心。 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、ごく低い確率で真名を看破することができる。 特に刀剣関係に由来を持つ英霊であれば、確率が上昇する。 『軽身功:C+』 内力を操作することで、己の身を軽くし悪路を容易く突破する能力。 C+ならば準備さえすれば断崖絶壁すらも踏破可能。 【宝具】 『妖剣・七殺天凌(チーシャーティェンリー)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉 1人 アサシンが片時も離さず持つ『愛』刀。その剣に宿る意志は妖艶にして酷薄な媛君。 魅了の魔力を持っており、その刀身の輝きを目にし、囚われた者はこの妖剣を欲しがる衝動の奴隷となる。 命を食らう性質をもち、相手の防御力を無視して生命力へ直接ダメージを与えられる。 そして、その刀に殺された者の生命・魔力は余すことなく媛への供物と食い尽くされる。 『天凌府君、其我也(わくわくてんりょうランド)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大補足:1~50人 一度死し、復活したアサシンが手に入れた呪い。その手で殺した者を強制的に還り人……歩く屍へと変える。 そして、アサシンに直接殺されて蘇った屍に殺された者もまた蘇り、アサシンの支配下に置かれる。 ただし、蘇った者には狂化・Bが付与されるため精密な運用は不可能。 また、七殺天凌で殺したものも屍とすることはできない。(命を吸い尽くしてしまうため) アサシンは創り上げた屍の群れを国家『天凌』と定め、自らを『天凌府君』と名乗った。 『無二打(にのうちいらず)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人 アサシンの奥の手。武技の極意。 攻撃ダメージ発生時に、自身の生命力の一部を上乗せすることで追加ダメージを与える。 追加する量はアサシンの任意で決定。また、媛の合意さえあれば七殺天凌が喰らった生命力をこの宝具に乗せることができる。 【weapon】 機械左腕(サイボーグアーム・レフト) 当時の最高技術を持って創られた義手。アンカーリールが内蔵されている。 仮面 舞踏会用のただの仮面。死者の王・天凌府君としてふるまうときに装着する。 【人物背景】 世界を二分する大国、黄爛の宗教組織・八爪会に所属する武装僧侶(暗殺者)。 他者評価は「殺せるか否か」だけで、媛に吸わせる血としか見ていない。 視野の隅を「凝視」する特技を持ち、暗殺対象の必死の瞬間を狙い続けている。 一応国家の暗殺組織に所属するが、傅くのは媛だけであり、他人に従う気は皆無。 物語本編では媛の供物にするためだけに仲間を裏切りってもう一つの大国・ドナティアの要人を殺害し世界を緊張に叩き込んだ。 その結果、彼は一度死ぬが、世界の特殊なシステムにより還り人(平たく言うとゾンビ)になり復活。 舞台であるニル・カムイすべてを媛に捧ぐべく、死者の群れ『天凌』を率いてニル・カムイを地獄に叩き込んだ。 しかしその内心は媛への愛だけであり、媛に見捨てられることを何よりも恐れている。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯戦争はどうでもいいので媛を愛する。愛する人が命を欲しがっているので当然捧げる。 【基本戦術、方針、運用法】 隠密行動からの暗殺一択。正面きっての戦闘では勝ち目はほとんどないため、如何に奇襲に持ち込むかが要になる。 NPC狩りで増やした天凌国民をスナック感覚で送り込んで、その混乱に乗ずるのも有効だろう。 【マスター】馬呑吐(マー・トンツー)@宵闇眩燈草紙 【参加方法】「向こう側」でぶらり旅をしていた際にゴフェルの木片を手に入れた。 【マスターとしての願い】情欲のままに旅の続きを。 これが終わったら聖杯を土産に「こちら側」に戻るのもいいかもしれないネ。 【weapon】 『強化調整肉体』 ヒヒイロカネ製骨格フレームに生きたまま腑分けした少年少女の筋をあしらったお手製のボディ。 ただし、向こう側での冒険で疲弊しており、完全なスペックは発揮できない。 『マフラー』 意のままに動いてあちらこちらを切り刻む。しかもドリルにもなる。 『呪符』 道術や身代わりに使う大量の符。どこに仕込んでいたか聞くのは野暮。 【能力・技能】 『真・幽棲道士』 死んで私に抗えるものはいないと豪語するほどの、僵尸(キョンシー)を操る死人使い。 吸精鬼であり長い時間を生きているため、符術・道術・功夫を高水準で修めており、 死体の数さえあればそれらを束ねて巨大傀儡にしたり、マフラーを武器にして戦うこともできる。 技術者としてのスキルも持ち合わせており、死体を改造して強化キョンシーを作成することもできる。 死人使いの特性上、相剋の関係から木気(雷)との相性が悪いが、肉体的基礎スペックを底上げすることで対処した。 もちろん銀やニンニクなど吸血鬼的弱点があるが、大体は克服しており「健康のために日光浴をする」レベル。 【人物背景】 大陸マフィアの用心棒。トレンチコートに帽子にグラサン付けたクラシックマフィア然としたデブ。 その傍ら、五行器という永久機関の完成を目論んでいた。 が、その過程で首から下を完全消滅させてしまい、もののついでとより強化された肉体製作のために アメリカ大陸の街一つを『向こう側』へ消滅させた。しかしその最後に自分も『向こう側』へ 吸い寄せられてしまい、抗おうかと思ったが、それもOKかと穴の向こうへ消えていった。 口調は余裕のある時は胡散臭い中国語(~アルネ)だが、マジギレしたりすると標準語になる。 長く生きたため本来なら仙人へ至れるが、「情動を捨てて何が生か!」と俗世を満喫している。 【方針】 本人は巻き込まれただけなので普段通り物見遊山。 普段通りなのでアサシンの求愛活動ついでにさくっと殺してキョンシー作ったりする。 倒すことはできないまでも初見ならば真向からでもサーヴァントと打ち合えるので、 自身(とキョンシー軍団)が囮となってサーヴァントをひきつけ、その隙にアサシンで必殺するのが有効。
https://w.atwiki.jp/puzzle-quest/pages/284.html
マスターアサシン クエスト受付場所 概要 内容 追加されるマップ ※敵ステータスはプレイヤーにレベルを合わせるみたいなので省略 敵キャラ 所持スキル 所持装備品 攻略手順 報酬 250経験値 どんなクエスト? 「ノールハンター」クリア後に出現 クリア後にパッチが仲間になる 関連項目 サブクエスト攻略 穴の中のノール→ノールハンター→マスターアサシン
https://w.atwiki.jp/teampf/pages/249.html
速攻魔法 「アサシン」と名のついたモンスターはこのターン戦闘によっては破壊されない。