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SEQUENCE 5 『銀行家』 - 150x年xx月・ローマ ◆Memory-1 「借金地獄からの脱出」 カンピドリオでトローケ議員に会い、銀行家の居場所を突き止めるカンビドリオでトローケ議員を探す ポルジア兵から議員を守る 議員を守る フル・シンクロ条件 - 議員を護衛中見つからないこと 目的地まで行き議員を見つけ、ムービー後、議員を襲っている敵3人を倒す 議員自宅が目的地で2つの地点を経由して議員を連れて行く。議員は地上しか移動できない。群衆や娼婦に紛れるとエツィオは発見されないが議員は見つかるので紛れるのはお勧めしない。議員が見つかってもエツィオが見つからなければフルシンクロは維持可能。 移動ルートで立ち止まっている兵は、弟子を呼ぶ・煙幕を使って殲滅といった手段が安全。矢の嵐はかなりの確率で感知されるのでおすすめしない。娼婦を使って注意をそらせる場所もあるので利用する。巡回兵はタイミングしだいで避けることが可能 ◆Memory-2 「金のゆくえ」 借金を返しに行く議員の後をつける議員の会話を盗聴 金の箱をもつ男をつける パンテオンの屋根に侵入 見つからずに番兵を倒す フル・シンクロ条件 - 移動中、地面に降りず察知されない このメモリーにアクセスするには3000fの金が必要。 最初の目的地から男がパンテオンの入り口に入るのを見るまで屋根を伝って追跡する。途中屋根に敵がいるのでボウガンか銃で排除すると安全。 パンテオンの屋根に行くときからは地上に降りてもフルシンクロは維持。パンテオンの入り口の反対側から隣の家屋を利用して上れる パンテオンの屋根についたらへりから降りて、最初の出っ張りまで降りたら暗殺ボタンが表示されるまで横移動してエアアサシンで倒す。利用可能な弟子がいるのであれば弟子を使って暗殺してしまうのが最も安全 ◆Memory-3 「郷に入っては」 金の箱を持つ番兵に化け、他の兵を先導し、気付かれることなく銀行家のところまで行く。正しいルートは、番兵達の反応から推察する気取られずに箱を運ぶ 兵を先導し続ける フル・シンクロ条件 - 3分以内に目的地に着く 人にぶつかると箱を落としてしまうが、箱を拾えば問題ない 間違った道を行くとシンクロ率が落ちたりや番兵の発言が疑い深くなる。またタカの目を使えば、エツィオの色が金と青色なら正解ルートで、赤色が強いと間違ったルートになる。青と赤色の状態は中間状態 3分以内に行くならダッシュをある程度使わないと厳しい。ルートは下の補足参照 ◆Memory-4 「出入り」 金の後を追い銀行家のところへ行き暗殺して逃走する宴の中を通過して箱を追う 金の運び役が変わった新しい運び役を追う 気付かれずに銀行家を暗殺する フル・シンクロ条件 - 気付かれずに銀行家をベンチから暗殺 銀行家のところまでは地上から進み、群衆に紛れ、娼婦を雇って紛れつつ敵を誘い横を通り、藁近くの敵は藁から暗殺、敵の死角の壁を上るといった手段を使う。 銀行家を見つけてから宴会会場までのあいだは群衆と娼婦を利用して道なりに進む。会場手前まで屋上経由で進んだり、壁伝いに会場へ直接行こうとすると、銀行家が動かなくなったり道を引き返して帰ってしまうなどの不具合が起きる。その先のイベントへ進まなくなるので必ず道なりに進むこと。 会場手前の敵兵がいるところは左に脇道があるのでそちらを通る。ここは屋上を進むと敵が多いので難易度は高い。 会場についたら藁の中に入って目の前の敵を暗殺。目の前の群衆から右側の群衆に移動。巡回している銀行家が目の前から遠ざかったらすぐ近くの敵に毒矢を撃ち、左側の敵に注意しつつ前方の2つのベンチの内、左のベンチへ行き座る。銀行家が目の前に来たら暗殺。 座ったベンチの右手にある舞台裏にイーグルダイブできる場所があるので、暗殺後はそこからダイブして少し移動すれば一般市民状態になる。 ◆Memory-5 「履歴書」 娼婦は無事銀行家の金を入手したが薔薇の館では他の問題も発生した ムービーのみ。恐るべしアサシンの家系。 実績 / トロフィー「不良債権処理」取得 シークエンス5・補足 >>>シークエンス6へ Sequence 5開始直後開始年月不明推定1503年(ホアン・ボルジアの没年が1503年) 新コントラクトがアンロック 鍛冶屋で新しいアイテムがアンロック 美術商で新しいアイテムがアンロック 暗殺ミッションがアンロック兵舎でパンタシレアと話す 娼婦ミッションがアンロック薔薇の館でマリアと話す メールが届く。アニムスから出てメールをチェック9/27/2012 4 05AM 9/27/2012 10 22PM Memory-1 「借金地獄からの脱出」 議員は見つかっても良いが、エツィオが見つかってはいけない議員が番兵に絡まれたら弟子を呼んで始末させる。これに限らず弟子召喚は確実に騒ぎにはなるものの、エツィオの発見扱いにならない。サブミッションに挑む時も覚えておこう。 Memory 2~4は連続ミッション Memory-3 目的地までのルートマップ Memory-4 「出入り」終了後ホアン・ボルジアの肖像画を入手 シンクロ率 100%究極ギルドチート、アンロック >>>シークエンス6へ
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┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アサシン ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┓ 【真名】:レ・グエン・ビ 【レベル】:45 【アライメント】:秩序/中庸 【性別】:男性 ┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋力】:E 【耐久】:C 【敏捷】:D 【魔力】:E 【幸運】:E 【宝具】:C+ ┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ ,.. / ...............ヽ . / .′ | 、 、 ...................、 ′| | \ ∨ .................... | | | | | | ................... | | | | | | |∧ |∧ | l ヘ{ | |´⌒ 、 | , | ' | |ヘ{ {ヘ_l ヘ \ } | , / ∧ , | ∧ ァ7℡、.} }/ / / }/ / |ヘ{ .、 ′ノf}〉} , , / / , ' `ヽ| ー ' ./ / / / , ゜ _/ /イ /}/ / イ 、 / / l , /}/ イ | 丶 /' / , | / / |ヘ } .  ̄`i. U / }/ /ヘ{\ | }' 、_l / />- -< |'| /´ \ | // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_ . /|' > ´ニニニニニニニニニ>- 、 , < ´> ´ニニニニニニニニニニニニニニニニニ.ヽ r< > ´ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ{ニ', ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【クラススキル】 ○気配遮断:D (C) サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。 自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。 ただし、宝具を使用しているときはランクがワンランクアップする。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【固有スキル】 ○護国の鬼将:C+ あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を"自らの守る領域"とする。 この領域内の戦闘において、司令官であるレ・グエン・ビは高い戦闘力のボーナスを獲得できる。 また領域内での対軍宝具の行使やその対処、ゲリラ戦などを行う場合にも有利な補正を得る。 自身があらかじめ作っていた領域内で戦う限り、自身のパラメータを全てランクアップさせる。(最大2ランクまで) また、このスキルは陣地作成:D++とカリスマ:Dを所有していると判定される。 ○軍略:C 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。 アンロクの戦いで数倍以上の敵の攻撃から守りきったレ・グエン・ビはかなりの軍略を持っている。 ○戦闘続行:D 瀕死の傷でも長時間の戦闘を可能とする。 首都サイゴンの陥落まで戦いきった証。本来なら高ランクを得てもおかしくないのだが… 徹底抗戦をあきらめ自害したことから、それほど高いものではなくなっている。 ○ゲリラ戦術:D 一定のゲリラ戦術を会得している。 このスキルはジャングルなど密林地帯における地形適応:Dを兼ね備えており ジャングルなどで戦う場合、任意のパラメータを1ランクあげる。 ○アンチ・コミュニスト:C 相手が共産系であれば戦闘時、ボーナスを得る。 【筋力】【耐久】【敏捷】を全てワンランク上昇させる。 生涯ベトナム共和国のために戦った彼は、共産主義者こと防衛戦においては破格の実力を誇る。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○アンロクの英雄(ヒーロ・オブ・アンロク) ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:10000 最大捕捉:50000ほど かつてアンロクの激戦で戦ったものを呼び出す召喚系の宝具。 その中には、ベトナム共和国軍の精鋭であるARVNレンジャー、タスクフォースに加え B-52、AC-119スティンガー、AC-130Eスペクター、AH-1ヘリコプター、A-37などの航空支援も存在し 全部を呼び出すのは不可能なのものの、現代アサシンとしては破格レベルの宝具である。 彼は元のベトナム共和国の中でも勇敢であり、勤勉であり、指揮官として有能だったのだが… アンロクの戦いで戦ったものを呼び出す。(一度で呼べるのは多くても2桁。) この者達は、単独行動及び気配遮断をEランク相当で獲得する。 また一度破壊された場合はしばらく立てば再び再召喚できる。ただし、アメリカ由来のものはレ・グエン・ビの指示には従わない。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【触媒】 ベトコンが立てこもっていたとされるトンネルの土 どうやらたけのこはヴォー・グエン・ザップを呼ぼうと思ったらしい。 ……しかし呼び出されたのは南側の将軍であった。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【願い】 ベトナム共和国の復興と最後まで戦い抜くこと。 …サイゴン陥落の事をずっと気にしている所以である。 【性格など】 政・官・軍とあらゆる領域で腐敗していたとされるベトナム共和国の軍人の中ではもっともまともな軍人の1人であり 勇敢であり優れた才能を持っていたとされる。アンロクの戦いで司令官のレ・バン・フンに様々な作戦を提言したのも彼である。 また、責任感や愛国心が非常に強い将官でもあった。 彼がサイゴン陥落時に自害したのも、その責任さゆえの事であり 一般に思われる腐敗し士気の低いベトナム共和国軍人とは一線を画している。 【サーヴァントとして】 基本パラメータはかなり低く、直接戦闘に適しているスキルも殆どないため正面戦闘は論外である。 その本質は宝具を生かした消耗戦であり、戦闘続行や宝具や霊格の低さも相まって継戦能力の高さがウリである。 ……ゆえに基本的に正面戦闘を最終的に強いらされるカロンセルで活かせるサーヴァントではなく 地上の特に聖杯大戦に向いているサーヴァントと言えよう。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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ジナコ=カリギリ・アサシン ◆holyBRftF6 街外れにある一軒家。街外れにあるとは言っても決して幽霊屋敷などではない、ごく普通の一軒家だ。 しかし、人が出入りする様子がない、という点では幽霊屋敷と共通している。 「ジナコさんは今日も仕事休むッスよ~。ボクが仕事する必要なんて無いッスからね~」 なぜなら。その家に住むのは、引きこもりだったからである。 ジナコ=カリギリ29歳。月海原学園の補欠教員。だが学校には行かない。仕事したくないから。 「だいたい、なんでボクが働く必要があるッスか。エリートニートのジナコさんは働く必要ないッスよ」 誰も聞いていないのに、布団の中でネットサーフィンをしながらジナコは呟く。 彼女にとって、働かないのなんて今更な話だ。 15年間に両親を失って。 その遺産で一生暮らせるだけの財産を得て。 進学も就職もせず、苦労のない勝ち組エリートニート生活を続けてきた。 ――15年間も、この生活が続いてしまった。 「……あれ? ボク……ニート、ッスよね」 ぐるぐると頭が回り始めるのを、ジナコは感じた。それは、ここ数日で何度も感じたもの。 似たような感覚を、彼女は知っている。自分の将来について考える時だ。 こんな人生でいいのかと悩むたびに、ジナコの頭にはもやがかかったようになって、それに耐えられず寝てしまう。 だけどいつものそれとはどこか違う、とジナコは思う。 だって最近の自分の頭の中は、いつももやがかかっているのだから。まるで、何を隠すように。 「なんで、アタシが教師になんて…………」 ジナコの頭の中が撹拌されていく。 自分が学校で仕事なんて、できるはずがない。 学校にすらまともに行けなかった自分が、生徒達を見るのは怖い。 学校の中で目覚めていたら、きっとどこか誰も来ない場所で引きこもっていた。 ――じゃあなんで、アタシは学校の補欠教員になれたの? 社会に出て面倒な付き合いにがんじがらめにされて。 うるさい年下の連中のわがままに付き合わされて。 そんな、つまらなくて……自分が失った可能性。自分じゃきっと怖くて耐えられない仕事。 次々にジナコの頭に湧き出てくる何か。 それは本当に水のごとく沸いてきて……とうとう、口という蓋から溢れだしていた。 「せいはい……せんそうの、よせん」 知らず知らずのうちに、そんな言葉が口から漏れていた。 それは、堤防の決壊が始まる予兆だったのか。 頭の中にかかっていたもやは急速に晴れていき、中に隠されていた何かが次々にジナコの記憶に入り込んでくる。 「なに、これ……知ってる……! でも、知らない……!?」 思わず布団を跳ね除けて、頭を押さえる。けれど、もやという抑えが無くなった以上既に手遅れだ。 ジナコは自分を思い出し、聖杯戦争を記憶させられていく―――― なんでも願いが叶う木片。 そんな内容の怪しいダイレクトメールが送られてきたのは、つい最近のことだった。 バカバカしい、とジナコは思った。きっとよくあるスパムだ。むしろ、なんで迷惑メール扱いされなかったのか。 ちゃんと仕分けしろッス、などと思いつつ……なぜかそれが、気になって仕方がなかった。 そのメールにはこうもあったのだ。 この木片を得るだけでは願いが叶いません。生死を懸けて戦って、それに勝ち残ることではじめて願いが叶うのだ、と。 スパムじゃなくて新手のゲームの誘いッスか? と突っ込んだものの、ジナコはなんとなく直感した。 本当に死ぬのかもしれない。 ジナコにとって死は絶対で、身近で、突然で、恐ろしいもので……だからこそ、このメールに説得力を感じた。 願いも叶うのかもしれない。 興味半分、本気少しでその木片を購入して、送られてきた木片に願った。人生をやり直させてください、と。 そして―― 「痛っ……!?」 痛みに、ジナコは意識を引き戻された。 思わず見た手の甲には、何か文様のようなものが浮かんできている。 彼女はそれをもう知っている。いや、知っている事にされた。 「令呪……れいじゅ?」 反芻するように言葉を繰り返す。 令呪。サーヴァントへの絶対命令権。これが無ければ死ぬ。 いつの間にか頭の中にある知識に、ジナコは薄気味悪さを感じた。 「…………用件を聞こうか……」 「ひっ!?」 だから、いつの間にか立っていた男の存在にも気付かなかった。 声のする方を見上げたジナコは、思わず悲鳴を漏らしていた。 そこにいたのは、恐ろしい男だ。 スーツを着ていても分かるくらい、筋肉質の屈強な男。贅肉だらけのジナコとは比較するだけでも失礼だ。 だけど、ジナコにとって恐ろしいのはそんなことではなかった。 その男は、死を纏っていた。理屈ではわからないが、そう感じた。 まるで、死が人間の体を得て迫ってきたような錯覚。 この男に狙われたら、きっと死ぬ。一度逃げられても最終的には死ぬ。 ジナコは今更になって自分が臆病なことを思い出し、戦意を早くも喪失していた。 「あ、あんた、だ、れ」 「…………サーヴァント・アサシン。 マスター 依頼人で間違いないな?」 男は怯えるジナコを笑うことも、気遣うこともしない。 かろうじて絞り出した問いに、平坦な答えだけを返す。 サーヴァント、その言葉にジナコの知っているものの知らない知識が反応した。 聖杯戦争を勝ち抜くために必要な存在。マスターはサーヴァントと契約し、サーヴァントはマスターに従う。 自分がサーヴァントを失ったら負け。 逆にサーヴァントを使ってサーヴァントやマスターを全て倒せば優勝。 そして、目の前の男がジナコのサーヴァントだと言うなら。 「アタシを守ってくれる、ってコト……?」 布団の上に座り込んだまま、ジナコはその相手を見上げる。 まるで銃弾そのもののような死を感じさせる男。それが自分のボディガードと思うと、途端に頼もしく思えてくる。 ……しかし。 「どうやら、俺の仕事ではなかったようだ……」 「ちょ、ちょっと!?」 ゆっくりと目を閉じるアサシン。その顔は無表情ながら、「話はこれまでだ」と雄弁に物語っている。 ジナコは慌ててアサシンに縋り付いた。 「サ、サーヴァントなんでしょ? アタシを守ってくれるんじゃないの!?」 「………………」 答えはない。振り払うことすらなく、アサシンはジナコを見下ろすだけだ。 いったいどういうことなのか、何が悪かったのかわからないまま、ジナコは泣き叫ぶことしかできなかった。 「た、戦ってよ、敵をなんとかしてよ!?」 「…………敵を撃つということであれば、受けよう」 「へ?」 目を丸くする。 どういうわけか知らないが、いきなりアサシンはジナコに対する態度を軟化させた。 もっとも分からなくとも当然だろう。これは生前から続くアサシンの「ボディガードの依頼を受けない」という流儀によるもの。 そして受けないと言っても形式上だけのこと。生前にこの形式で依頼を受けた際、タクラマカン砂漠で動けなくなっていた護衛対象の元へラクダを連れて現れ、助けたこともある。 アサシンを知らぬ者には理解できぬ拘りであった。 とはいえ、アサシンのほうも生前とはケースが異なることは承知している。 そのため、英霊――もっともこのアサシンは反英霊に近いが――となった彼は召喚者との接し方を多少変えていた。 「ただし、俺と契約するならばいくつかのルールを守ってもらうことになる……」 「ル、ルール? 聖杯戦争の?」 「聖杯戦争のルールではない…… サーヴァントとしての俺に依頼する際のルールだ」 その一つが、ルールの事前説明である。 「まず、俺との契約は極力隠してもらう…… マスター 依頼人であることは令呪がある以上露見するだろうが、それでも俺は必要だと思った時以外表には出ない。 お前も俺について探るな」 「えぇーっと……?」 「聖杯戦争は、俺にとっても未知の領域だ…… 隠れながら戦うほうが都合がいい……」 もしかしてあんた弱いッスか!?と煽りスキルを発揮しそうになったが、口には出さない。 アサシンが纏う威圧感は、とてもじゃないが弱いとは思えない。少なくともジナコよりは絶対に強い。 「次に……俺が実体化している時は後ろに立つな」 「は? なんで?」 「殴る癖がある」 「ちょ」 思わずツッコミが口から漏れた。ジナコがこの男に殴られたら死ぬ。絶対に死ぬ。 癖でうっかり殺されるなど、迷惑などというレベルではない。 「そして、俺はどんな理由だろうと裏切りを許さない…… この場合、その代価は命で払ってもらう」 今度はツッコミどころか息すら漏らせず、ぶんぶんと頭を縦に振ることしかできなかった。 ネット上の殺害予告などとは違う本物の「殺意」。殺すと決めたからには確実に殺すという意志が、男の全身から溢れていた。 「最後に、俺達が聖杯を得た場合…… 聖杯の力で俺に関する記憶をお前の頭から消す事になる」 「? せっかく勝ち残ったのに忘れろってこと?」 「依頼人であろうと……やり方を覚えられたくはない」 ジナコには理解できなかった。 わざわざ助けに来て、命を張って優勝という栄誉を得て、それを忘れろ、などと言うのだ。 このアサシンは何のために自分の身を危険に晒すのだろうか? ジナコには不思議でしょうがない。 「どうせ、殺し合いの記憶なんて碌なものじゃないし。別にいいッスけど」 「………………わかった。 依頼を引き受けよう」 アサシンの意図がどうあれ、生き残れさえすればジナコに文句はない。 来るはずだった人生を取り戻す、なんて願いはとうに消えていた。全て忘れてここから逃げられるならそれでよかった。 ジナコが頷くのを確認すると、アサシンは姿を消した。それは今まで存在していたのが夢じゃないかと思えるほど完璧な消え方だ。 ジナコもしばらくはアサシンや聖杯戦争について……自分の今後について考え込んでいたが、いつものように頭にもやがかかってきた。 「……アタシには何もできないよ」 また布団を被る。 ジナコには何も出来ない。こことは違う時間、違う世界でインドの大英雄と契約した彼女もそうだった。 死ぬのは怖い。でも三十路近い無力なニートには、閉じこもって、引きこもって、現実から逃げることしかできないのだ。 ■ ■ アサシンは屋根に上がり、ジナコが篭もる建物からどう狙撃するべきか、どう狙撃されるかを調べていた。 幸いにして、ジナコがいる建物の周辺はそれなりに守りやすい地形である。 ここならジナコが篭もっている限り、軍人五十人に襲われようとも殲滅は容易だ。 「強すぎることは悪い。過信や慢心を招く…… だが、弱すぎることが問題であることは疑いようもない、な……」 相手が、ただの軍人であれば。 アサシンは直感していた。恐らく自分達は聖杯戦争において下位の――或いは最弱のペアであると。 マスターが弱いから、だけではない。ジナコの魔力供給は極めて貧弱だが、アサシンはほとんど魔力を必要としないので問題ない。アサシンの能力は、もともと人間の域を出ないのだから。 サーヴァントは基本的に生前より弱体化している場合が多いが、強化される場合もある。このアサシンもそれだ。食事や睡眠は不要になり、弾は魔力がある限り生前の精度のままで無限に使用可能。生前にどれだけ気を遣っていたかを考えれば、これらの苦労が無くなったのは相当な強化と言える。 だが、それでも自分は弱い英霊だとアサシンは確信している。生前のアサシンは超能力者や常人離れした身体能力を持つ相手を狙ったことがある。それらの相手には射撃を避けられ、苦戦を強いられた。 そして、今回の戦場はそういった輩が跋扈する聖杯戦争である。セイバーやランサーなら、本人は愚かマスターを狙う銃弾すら容易く切り払うだろう。何より。 「最大の問題は、マスターを殺されても活動できるアーチャーのクラス…… どれほどの射程距離を持つのかも気になる……」 得物であるM16を見つめながら、恐らく存在するであろう他の狙撃手について考える。 生前のアーチャーの最長狙撃は5000メートルだ。しかし、これは「撃った」というよりは「運んだ」と言えるものであり、よほどいい条件が揃わなければマスター相手ですら通用するか疑わしい。M16での有効射程距離となれば、いかにアサシンと言えど半分以下となる。 もちろんこれでも破格の距離だが、「アーチャー」ならばこれ以上の射程距離を誇る射手もいるであろう。宝具ですらない単なるM16と英霊が持つ宝具では、歴然とした性能差がある。 そう、M16は宝具ではない。 アサシンの宝具はその生き様を具現化した「13番目の男」。これはアサシンに狙われた相手はマスターの敵意・殺意に応じて耐久・幸運及び防御系スキルがランクダウンするというもの。「彼に狙われた相手は死ぬ」……その摂理を全ての相手に強要させる。 欠点はあくまで「当たったら死ぬ」ようになるだけという点。つまり、当てられるかどうかはアサシンの腕前次第だ。 故に聖杯戦争はアサシンにとっても未知数であり、格上に対する挑戦となる。 「………………」 アサシンは無言で街を見つめる。その様子には自分より優れた相手に挑む恐怖も、高揚もない。 超能力者にも、99%勝てないと予測されたバイオニック・ソルジャーにも最後には勝ったのだ。勝ち目が針の先ほどもないというのなら、その針の先より細い勝機を撃ち貫くために専心する。 マスター 依頼者にも不満はない。全てをアサシンに任せる、生前から依頼者はそんなものだったし、生前のアサシンも依頼者がそうすることを望んだ。 アサシンを嵌めようとした依頼者達に比べれば、ジナコはまともな部類とすら言っていい――少なくとも、今のところは。 「…………やってみよう」 だから、契約を果たす。魔力という報酬を貰う以上、受けた依頼を実行する。 それだけがアサシン――ゴルゴ13の、生前から続くレゾンデートルである。 『マスター』 ジナコ=カリギリ 『参加方法』 ムーンセルによる召還。 何者かから送られてきた木片を使用した。 『マスターの願い』 元の世界に帰れればもうなんでもいい。 『weapon』 なし。 『能力・技能』 なし。強いて言えばネットで培った煽りスキルと情報検索力。 いちおう霊子ハッカーとしての適性はあるが高くない。 『人物背景』 14歳の時に両親が突然死してから、進学も就学もせずに引きこもり生活を続けた29歳のニート。 長い間の引きこもり生活で大事な時間を失ったと感じているものの、今更変えることもできず結局引きこもり続けている。 また過去の経歴から「死」を恐れていて、誰でもいつかは必ず死ぬと考えている。 ただし普段はこういった性格を表に出すことはなく、「人生の勝ち組」「エリートニート」として生活を楽しんでいるように振舞う。 口調も普段は「ボク」「ジナコさん」と女性らしくない話し方をして年齢も偽っているが、これらはキャラ付け。 素が出ると「アタシ」になる。 本来の月の聖杯戦争においてはカルナという最高ランクのサーヴァントを引きながら、戦場に出ることができず不戦敗となった。 『方針』 何もできない。 『クラス』アサシン 『真名』ゴルゴ13 『パラメーター』 筋力D 耐久C 敏捷D 魔力E 幸運A++ 宝具D 『属性』 秩序・中庸 『クラススキル』 気配遮断:A+ 完全に気配を断ち、発見することは不可能に近い。 このアサシンの場合、射撃時にも気配遮断のランクはそれほど落ちない。 しかしその代わり、通常時になぜか発見される事がある。 『保有スキル』 千里眼:C+ 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。プラスは道具による瞬間的な向上を含めたもの。 心眼(真)及び直感との兼ね合いによっては限定的な未来視も可能とする。 心眼(真):A 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。 直感:B- 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 ただし後ろに立つ相手は敵としか感じ取れない。 破壊工作:A 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。 ランクAならば、相手が進軍してくる前に六割近い兵力を戦闘不能に追い込む事も可能。 ただし、このスキルが高ければ高いほど英雄としての霊格は低下していく。 『宝具』13番目の男 ランク:D 種別:対人 レンジ:1~99 最大捕捉:1 生前、あらゆる依頼を成功させてきた逸話の具現。 アサシンの攻撃は命中判定の際に幸運及び察知・回避系スキルを、ダメージ計算の際に耐久・幸運及び防御系スキルを、マスターが対象へ抱く敵意や殺意に応じてランクダウンさせる。 この宝具は攻撃の際に必ず発動し、例えマスターの感情が誤解に基づくものであったとしても関係なく効果を発揮する。 最大効果で発揮されればAランクだろうと下限まで下げることも可能だが、そのためにはマスターの強い意志と綿密な情報提供が不可欠。 ただしマスターがアサシンと敵対することになった場合、この宝具はマスターに対する攻撃の際に最大効果で発揮される。 また相手を弱体化させるだけで自身の命中率そのものには補正を掛けることができないため、攻撃が命中するか否かはアサシン自身の腕前次第である。 『weapon』 M16、リボルバー、手榴弾、仕込みナイフなど生前のアサシンの通常装備。 英霊となったことでいずれも神秘が付与され、また魔力が続く限り弾を用意することができる。 最低限の神秘しかないため宝具などであっさり弾かれるが、少ない魔力で修復・整備できるという利点もある。 なおジナコのマスター適性が低いため、生前の依頼に応じて新たに用意した特殊な装備を取り出すことはできない。 『人物背景』 特定のルールの元、高難易度の依頼を請け負うスナイパー。 多数の人間を殺害しているが、彼の狙撃によって救われた人間も多い。また、依頼が関係ない場面でもよく騒動に巻き込まれる。 寡黙かつ冷徹な性格で一度敵と見なせば容赦しないが、恩のある相手にはどんな不利益を被ってでも援助する。 この二面性を特に強く表しているのが依頼と関係のない第三者への対応である。自分の射撃を見られた相手を殺害する一方で、任務遂行中に巻き込んだ相手に何らかの謝罪・弁償を行うこともある。 劇中では能力について高い評価を受けているが、本人は自らを「臆病」と称し成功の秘訣についても 「……10%の才能と20%の努力………そして、30%の臆病さ……残る40%は……運だろう……な……」 と述べており、自らの才能には驕っていない。鍛錬を欠かさないシーンも多数見受けられる。 射撃以外の分野でも高い能力を誇り、格闘戦でもプロボクサーを軽く圧倒する。更に習得していない技能や知識も極めて短期間で覚える学習能力を持ち合わせている。 しかし能力の限界はあくまで人間としての範疇に留まるらしく、射撃を避けるような相手には苦戦を強いられている。 『サーヴァントの願い』 依頼の完遂。聖杯はその結果として手に入る物に過ぎない。 『基本戦術、方針、運用法』 アサシンの自身の判断によって敵味方を判別し、排除。 そこに正悪という基準はなく、マスターの意志とアサシンの信条のみが全て。 戦術としては直接戦闘ではまず勝ち目が無いため、狙撃・不意打ち・破壊工作を中心に戦う。 無論、相手マスターという弱点をこのアサシンが見逃すはずはない。 表面上は敵の排除のみという依頼であるが、ジナコの身の安全も確保する。 BACK NEXT 022 宮内れんげ+アサシン 投下順 024 電人HAL&アサシン 022 宮内れんげ+アサシン 時系列順 024 電人HAL&アサシン BACK 登場キャラ NEXT 参戦 ジナコ・カリギリ&アサシン(ゴルゴ13) 036 働け
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武智乙哉&アサシン ◆QyqHxdxfPY 「………………」 惚けた表情で、ぱちぱちと瞬きする。 ノイズのようにぼやけていた視界。 今を今であると理解出来ないような感覚。 そんな違和感は少しずつ掻き消え、鮮やかな世界を着実に認識し始める。 まず視界に入ったのは————空だ。 無数の星々が輝いており、白いお月様が見下ろしている。 あたしは人気のない路地裏の壁に寄りかかりながら座り込み、ぼんやりと宙を眺めていた。 暫しの間空を見上げた後、自らの前に立つ『誰か』に視線を向ける。 「気分はどうかな、武智乙哉くん」 正面に立つ金髪の男があたしを見下ろし、言葉を掛けてくる。 スカした高級ブランドのスーツを身に纏ったサラリーマン風の男。 歳は30くらいだろうか。 顔立ちこそ整っているものの、目を引く程の美形という訳でもない。 その出で立ちからはどこか地味な印象を感じる。 「自分が何者なのか……解るね?」 自分———————そうだ。 少し前までは『これっぽっちも思い出せなかった』。 先程も思い出したばかりで少々記憶が混乱していたが、今となってはハッキリと認識出来る様になっている。 「あたし………」 ふと、首を横へと向ける。 視界に入ったのはコンクリートの地面、建物の壁。 塵などが散乱しており、薄汚い空気を漂わせている。 視線を動かし、あたしは近くに何かが横たわっていることに気付いた。 それは全身を滅多刺しにされ、傷口から血を流している無惨な死屍。 歳は10代後半程度。まだあどけなさの残る女の子だ。 名前も、素性も、目的も、全くと言っていい程知らない。 自分と同じ『参加者』だったのか、NPCだったのかすら謎のままだ。 そんなことを思っていた後、女の子の死体の肉体は端から黒ずみ始める。 それを見た金髪の男が死体に歩み寄り、その頭を乱雑に掴んだ。 「ふむ…魂喰いは可能か。どうやらマスターの魔力不足は補えるようだな」 男が小声でぼそぼそと呟いた後————頭を掴まれた女の子の全身が黒く染まり、完全に消滅する。 そう、跡形も無く消失した。まるで不要なデータがクリック一つで削除されてしまうかの様に。 初めて目の当たりにする光景であったので少々呆気に取られてしまったが、 金髪の男がこちらへと向いてきたのですぐに落ち着きを取り戻す。 「さて、事の顛末は思い出したかい?武智くん…いや、我が『マスター』」 「…もちろん、全部思い出したよ」 私は座り込んだまま、ゆっくりと掲げる様に右腕を前へと伸ばす。 冷酷な死神の鎌のようにも、残忍な蜘蛛の牙のようにも見える奇怪な紋章———『令呪』が手の甲に浮かんでいる。 そして、令呪の刻まれた右手にしっかりと握り締められていたもの。 それは血塗れのハサミ。 紅の滴る刃が月に照らされ、鈍い輝きを魅せる。 その時、あたしはほんの少し前の出来事を追憶した。 これは、あの女の子の血。 これは、あの女の子の命の証。 ———あたしがあの娘を殺した。 予選中、記憶を失ったあたしは普通の女の子として穏やかな生活を送っていた。 月海原学園の一生徒として暮らす、学生らしい毎日。 そんなあたしも日を経るに連れ、少しずつ世界への違和感を感じ始めた。 何か大切なことを忘れているような。自分が何者なのか、抜け落ちているような。 晴れない霧の中を手探りで進んで行く中でふらりと気付いた。 あたしを、あたしとして定着させている意志を。 白い肌。細くか弱い腕。柔らかな黒髪。空みたいに蒼い瞳。 その姿は網膜に焼き付いている。本当に可愛らしい娘だった。 世界と意識のズレを感じ始めていたあたしは、その瞬間『思い出した』。 忘れていた『快楽』が、封印された記憶を解く鍵となった。 たまたま夜道で見かけた女の子を路地裏に無理矢理連れ込んで。 頬を紅潮させながら、腰のポーチに入っていたハサミで女の子を何度も何度もメッタ刺しにして。 人殺しの感触を、迸る快楽をこの手で味わうことで、自分が何者なのかを思い出したんだ。 そうして記憶を取り戻したあたしの前に、『金髪の男』————サーヴァントが現れたのだ。 「まさか他者を殺害することが記憶解放の引き金になるとはね。 フフ…君の来歴は『殺人』と深い関わりがあったのかな?」 軽口を叩くように金髪の男がごちる。 そいつを見上げるあたしの口の両端が、ゆっくりと釣り上がる。 気が付けば、あたしは笑っていた。 自分でも解る。これは、恍惚と愉悦の笑み。 「問おう。君は聖杯に何を願う?」 男の問いかけを聞き、改めて自分のことに関して追憶する。 あたしの名前は『武智 乙哉(たけち おとや)』。 世間から『21世紀の切り裂きジャック』なんてあだ名をつけられている。 殺人に性的な快楽を見出す————言わばシリアルキラー。 特に女を切り刻むことが大スキだ。気持ちよくてたまらない。 そんなあたしも一度は警察に尻尾を掴まれ、ミョウジョウ学園10年黒組のゲームに参加することでやり過ごした。 しかし、ゲームに敗北したことであたしは学園から強制退学。 そのまま警察の追い打ちに掛かり、刑務所に収監されていた。 一度は脱獄に成功したが、再び黒組の裁定者に見つかってしまったことで刑務所に逆戻り。 二度の失敗を経て、あたしは大人しく刑期が終わるのを待とうとしていた。 そんなあたしを『聖杯』とやらはマスターとして選んだらしい。 聖杯戦争のことは、記憶を取り戻した瞬間から何となく理解している。 何故あたしを選んだのか。そもそもどんな基準でマスターが選定されているのか。 そんなものは知らないし、別段興味も無い。 重要なのはあたしが此処にいるという事実だけ。 「願い…決まってるじゃん、そんなの」 自らの願いを叶えるために殺し合う世界。 そこに放り込まれたあたしが何を願うか。 そんなモノ、黒組に参加した時と同じだ。 「誰を殺そうと、何人殺そうと、どれだけ切り刻もうと、一生罪に問われない権利! あたしが生涯安全に人殺しを続けられる保険——————それがあたしの望み!」 そう、これがあたしだ。 あたしは、これでいい。 あたしにとって当然の願い。 最高の快楽、『人殺し』を自由に行える権利。 一生安全にシリアルにキラー出来る保険。 黒組で脱落した以上、そんな願いを叶えられるは最早『聖杯』しか存在しない。 だからこそ、あたしは聖杯戦争で戦う—————当然だ。 聖杯を勝ち取って、この願いを叶える。存分に、安全に、人殺しを楽しみ続ける。 あたしの願いを聞いた瞬間、男の口元が綻んだ。 「フフフ…悪くない願いじゃあないか! 少々趣向は違うようだが、やはり君は私と同じ『殺人者』のようだね。 性に合いそうなマスターを引き当てるとは幸先が良い」 どこか愉快そうな様子を見せながら男は言う。 『私と同じ殺人者』。あー、成る程。 この男の目を見てからずっと気になっていたが、そうだったか。 殺人に一切の躊躇を持たない冷徹な目をしている。 殺人が日常と化している狂人の目をしている。 人を殺さずにはいられないサガを背負っている殺人鬼の目をしている。 あたしと同じ目をしている。 ———ああ、やっぱり『同類』なんだ。それなら良かった。 「…名前、聞いてなかったよね」 そして、あたしは男に問いかける。 この男がサーヴァントであるということは既に理解している。 あたしにとっての凶器。 あたしが勝ち残るための刃。 あたしに用意された、たった一人の従者。 しかし、その『名前』を未だ知らないのだ。 暫しの沈黙の後、男が静かに口を開いた。 「私はアサシンのサーヴァント————『吉良吉影』」 吉良吉影“アサシン”が、座り込むあたしに向けて手を差し出す。 あたしが引き当てたサーヴァントは『殺人鬼』。英雄とは程遠い悪党だ。 ステータスに関しても幸運値ばかりが異常に高いが、それ以外は微妙と言わざるを得ない数値。 外れサーヴァント?————いいや、あたしにとっては当たりだ。 必要なのは敵と戦う方法じゃない。『敵を殺す方法』だ。 それに、太陽の様な栄光を掲げる英雄サマなんかよりこっちのがよっぽど性に合う。 血染めの道を共に往く相棒となれば、やはり自分に馴染める相手じゃなくっちゃあね。 同じ穴の狢である外道こそがあたしの相棒に相応しい。 ま、そういうわけだから、吉良吉影。 最後まであたしと付き合ってもらうよ? あたしは迷わず左手を伸ばす。 吉良が差し出した手を、しっかりと掴んだ。 「ところでマスター……君………滑らかで奇麗な『手』をしているじゃあないか………」 「…はい?」 「景気付けとして………ちょっと『頬ずり』……させてもらってもいいかな……?」 「え、ちょ、いきなりそんな————————ひィッ!!?」 「大丈夫……切り取ったりはしないから……フフ……ちょっとだけさ………フフフ……」 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ——————女性を刻むことに快楽を見出す殺人狂、武智乙哉。 ——————女性の美しい手に執着する連続殺人鬼、吉良吉影。 今宵、己の平穏を求める二人の殺人者が『共犯者』となる。 【マスター】 武智 乙哉(たけち おとや) 【出典】 悪魔のリドル 【参加方法】 ムーンセルによる召還。 どこかでゴフェルの木片を入手している筈なのだが自覚無し。 【マスターの願い】 どれだけ犯罪を犯しても罪に問われず、一生安心して殺人を続けられる権利を得る。 本人曰く「シリアルキラー保険」。 【weapon】 ハサミ(腰のポーチに複数本収納している) 【能力・技能】 快楽殺人者。異能の力は持たないが刃物の扱いに長ける。 身体能力・戦闘センス共に優秀であり戦闘力は暗殺者にも引けを取らない。 ただし肉体的には常人の域を越えていない。 標的を謀略によって拉致する等狡猾な一面も持つ。 【人物背景】 ミョウジョウ学園10年黒組の生徒。出席番号8番。声優は沼倉愛美。 (10年黒組は特別な時期にのみ開講されるクラス。留学生の名目で暗殺者達が集い、標的となる生徒の暗殺に成功した者に望みの報酬が与えられる) 身長は165センチ。生け花が得意でハサミを器用に操る。 一見快活で明るい性格だが、その本性は快楽殺人者であり「21世紀の切り裂きジャック」と称されるシリアルキラー。 刑事に追われて半ば逃げ込むように黒組に参加した経緯があり、希望する暗殺報酬は一生安心して殺人を続けられる「シリアルキラー保険」。 殺人にはハサミを用いており、女性を生きたまま切り刻んで殺害することを好む。 黒組のルールが伝えられた後に一番乗りで暗殺に乗り出し、植物園にて標的である一ノ瀬晴を呼び出し殺害しようと試みる。 しかし暗殺者である東兎角の妨害、晴の機転によって敗北。強制退学となり、黒組最初の脱落者となった。 脱落後は刑務所に収監されていたが、第10話にて晴に対する執着心から脱獄。 金星寮に忍び込んで晴の命を狙おうとしたところで鉢合わせた黒組生徒の英純恋子に拘束され、彼女が主催するお茶会に強制参加させられる。 兎角と純恋子の交戦中に自力で拘束を解いて純恋子の左腕を負傷させるも返り討ちに遭い、 さらに鳰に見つかって再度の退場となり、再び刑務所に収監された。 アニメ最終話では何年か後の仮釈放の日を夢見て、大人しく雑役に勤しむ姿が描かれている。 【方針】 主にアサシンを利用した闇討ちや奇襲、漁父の利狙い。 可能ならば自身が動いてマスターの暗殺を行う。 ただし魔術などの異能に関しては極力警戒。引き際は必ず見極める。 自身の魔力不足を補う為、サーヴァントに魂喰いをさせる。 余裕があったら魂喰いさせる前にNPCで遊ぶ。やるなら女性がいい。 無論、時には休息も取る。状況次第で行動や方針は臨機応変に。 【令呪】 位置は右手の甲。歪に湾曲した刃が翼の如く縦三つに並んでいる形状。 それらの刃は死神の大鎌、あるいは蜘蛛の牙の様に見える。 【クラス】 アサシン 【真名】 吉良 吉影(きら よしかげ) 【出典】 ジョジョの奇妙な冒険 【パラメーター】 筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運A 宝具B 【属性】 中立・悪 【クラススキル】 気配遮断:C+ サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てばサーヴァントでも発見することは難しい。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 保身:C 殺人者として行う自己保身の技能。 逃走や自衛において有利な補正が与えられる。 吉良の身の安全の確保を目的とするスキルである為、魔力供給源であるマスターにもある程度恩恵が与えられる。 シリアルキラー:D 人を殺さずにはいられないサガを背負った殺人鬼。 意思の疎通は可能だが、その腸には『女性の美しい手への執着心』から生じる殺人衝動を抱えている。 Dランクの精神汚染スキルと同等の効果を持つ他、生死に関係なく相手の『手』を切り取って収集・保存することが可能になる。 ただし効果を発揮するのは吉良が『美しい』と感じた手(=収集の対象と成り得る手)のみ。 吉良の精神性、異常性癖を体現した複合スキル。 隠蔽:A 自らの行動を隠蔽するスキル。 生前に自身の犯行を隠蔽し続けた経験がスキルとして昇華された。 サーヴァントとしての活動によって生じる魔力を隠蔽する。 これにより吉良は実体化中でも一般人程度の魔力しか感知されず、魔力の痕跡を残すこともない。 正体秘匿:B サーヴァントとしての素性を秘匿するスキル。 契約者以外のマスターから吉良のステータス、スキルを視認出来なくする。 「隠蔽」スキルと組み合わせることで非戦闘時にはNPCのように振る舞うことが可能。 ただし『吉良の真名を知った者』及び『吉良と交戦して生き延びた者』には効果を発揮しなくなる。 生前に殺人鬼としての正体を隠し、長年に渡り一般人として生活していた来歴を由来とする。 チャンス:A 土壇場を切り抜ける才能。 危機的状況に陥った際、類い稀なる幸運を優先的に引き寄せることが出来る。 このスキルの発動中、吉良の幸運値にプラス補正が掛かる。 【宝具】 「殺意の女王(キラークイーン)」 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~4(スタンドビジョン) 最大捕捉:1 精神の具現体。傍に立つ守護者『スタンド』。近距離パワー型に分類される。 触れたものを爆弾に変える能力を持つ。 爆弾に変えられるものに制限はないが、爆弾化出来るのは一度に一つまで。 起爆方法は「地雷のように何かが触れることで起爆する接触型の爆弾」か「スタンドの右手のスイッチで起爆する任意型の爆弾」のどちらかを指定可能。 一度爆弾の設定を決めたら爆破させるか一旦爆弾化を解除するまで変更出来ない。 爆弾化した物質に外見や構造面での変化は起きず、「爆弾」の判別は困難。 スタンドビジョンのダメージは本体にフィードバックされ、キラークイーンが破壊されれば吉良は消滅する。 「朽ち果てる心音(シアーハートアタック)」 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~99(移動可能な距離) 最大捕捉:1 キラークイーンの左手から射出される自動操縦型スタンド。 ラジコン大の戦車のような外見をしており重力を無視した走行が可能。 吉良本体や契約したマスター以外の魔力や熱源を探知して自動追跡し、対象に向けて高威力の爆炎を放つ「走る爆弾」。 単純な攻撃に対して非常に頑丈であり、吉良本体へのダメージフィードバックが皆無。 しかし状態異常魔術などへの抵抗は持たない。 宝具ではあるものの魔力の気配が殆ど無く、優れた魔力探知能力や直感スキル等がなければ察知は難しい。 ただし自動操縦であるため「標的を探知し突撃」という単純な動きしか出来ないという欠点も持つ。 この宝具を停止する為には吉良が直接回収しに行く必要がある。 スタンドは本来スタンド使いにしか視認することが出来ない。 しかし方舟においてはマスター、サーヴァントならば問題無く視認が可能。 これはアサシンの行使するスタンド自体があくまで『宝具として再現された神秘』に過ぎず、 最低限の魔力パスを持つ者ならばその存在を知覚できるからである。 【weapon】 宝具「キラークイーン」のスタンドビジョン。 格闘戦を行うことが可能。ステータスは筋力B、耐久C、敏捷C+相当。 ただし敏捷値にプラス補正がかかるのは拳によるラッシュ時のみ。 【人物背景】 1966年1月30日生まれ、S市杜王町出身のサラリーマン。 ゲーム版の声優はFate/zeroで衛宮切嗣を演じた小山力也。 仕事はそつなくこなすが上司からは使いっ走りばかり任せられており、社内でも地味な立ち位置の柔和な平社員。 しかしその正体は女性の美しい『手』に執着する連続殺人鬼でありスタンド使い。 犯行の最中には女性と会話することを好み、名前や趣味などを問いただす(ただし女性が自分勝手なことを言うのは大嫌い)。 殺害した女性の手は切り取って保管し、時に一般人に気付かれない様に『手』とデートをするなどその性癖は常軌を逸している。 スタンドによる証拠隠滅によって15年以上も殺人を犯し続けており、その被害者数は48人にも上る。 ただし争いや面倒事、目立つことを何よりも嫌うため普段は敢えて影の薄い人物として振る舞っている。 目立たず、植物のような心で平穏な人生を送るのが彼の願い。 自らの『性癖』と『平穏』が相反するものであると理解しながらも、それを乗り越えて幸福に生き延びようとしていた。 1999年に東方仗助を始めとするスタンド使いらに正体を知られ、幾度と無い攻防を繰り広げた末に敗北。 最終決戦時に駆け付けた救急車に轢かれて死亡し、かつて殺害した杉本鈴美の地縛霊によって裁かれるという末路を迎えた。 二次二次聖杯では『吉良吉影本人』の姿で参戦。 【サーヴァントの願い】 英霊の座から解放され、平穏を手に入れる。 同じ『殺人鬼』である武智乙哉のサーヴァントとして召還に応じた。 【基本戦術、方針、運用法】 基本的に暗殺者のセオリー通り不意打ちや奇襲で先手を取るのが主な戦術となる。 特に爆弾による先制攻撃は強力。その一撃で仕留められずとも、相手に手傷を負わせれば優位に戦闘を進められるだろう。 また、本体の戦闘力は低いものの宝具『キラークイーン』のビジョンは格闘戦を行うことが可能。 『シアーハートアタック』は遠距離からの自動攻撃、キラークイーンとの同時攻撃など様々な応用が出来る。 しかし自動操縦のため単純かつ大雑把な行動しか行えず、状態異常など特殊な効果を持つ魔術への耐性も持たない為、過信は禁物。 殺傷能力こそ高いが宝具の癖が強く、対人戦で力を発揮するサーヴァント。 ただし個人の武勇に優れている訳でもないので、徒党を組まれたり万全の正面対決に持ち込まれれば一気に叩き潰される危険性が高い。 身の危険が迫ったら高ランクの幸運値と保有スキルによる高い逃走能力と隠密性を活かし、早々に逃げるのが吉。 総じて能力面で扱いが難しいが、前述の通り高威力の宝具や逃亡・保身に適したスキル構成は確かな強みである。 「正体秘匿」「隠蔽」はサーヴァントとしての素性を隠すスキルであり、宝具さえ使わなければ自らをNPCと錯覚させることも可能。 特に隠蔽スキルに関しては気配遮断スキルと組み合わせることでランク以上の隠密性を発揮できる。 長所を最大限に生かし、攻め際と引き際を見極めて焦らず慎重に勝機を見出だそう。 因みに宝具込みの魔力消費に関しては『キラークイーン』のみの運用に限ればそこまで悪くない。 ただし吉良の制御を外れて自律行動を行う『シアーハートアタック』の長時間の発動はマスターに相応の負担を強いるだろう。 サーヴァントとしての燃費は控えめな部類ではあるものの、マスターが常人である為過信は禁物。 万全の状態で戦うことを考慮するのならばやはり魔力を十分に溜めておくべき。 BACK NEXT 024 電人HAL&アサシン 投下順 026 美遊・エーデルフェルト&バーサーカー(2) 024 電人HAL&アサシン 時系列順 026 美遊・エーデルフェルト&バーサーカー(2) BACK 登場キャラ NEXT 参戦 武智乙哉&アサシン(吉良吉影) 033 新しい朝が来た、戦争の朝だ
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┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アサシン┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:杉原斎入 【レベル】:70 【アライメント】:中立/中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:40 【耐】:30 【敏】:70 【魔】:20 【運】:20 【宝】:60┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:暗暗暗 【貯蔵魔力】210/210 【魔力供給の不足】:┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ '´  ̄ ̄ ̄ ̄ `ヽ l ∠ 、 l |/し‐'ニ ニ`‐‐'ヽ. l / _弋 _{}_ フ_ 、| ヘ | ト、ィtェァ ィtェァ 7 l | /ヘ ヘ >'''' ̄''''<_ // ヘ./ヘ ∨7 ∧// ヘ./ヘ ヘ' /_,〈/ ヘ./ヘ \_,、_/ | ヘ./ヘ _ / | ヘ./ヘ _..、‐ へ. \‐‐/ }__ ‐ト、 ヘ./ヘ/二、 \. ー'}/ /Xx.l | ̄ \ ヘ../ ̄\ \ / / レ' XXX.| | 、 / l | 7 l 二)、二二二| ̄`Y ∧ / l / 二) | / ', / /「 / ̄ |/ \ / / 「 l / | ヽ. ∠二 /l ト、  ̄/ ∧ \┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○気配遮断:A+ (種別:一般 タイミング:常時) 情報収集の判定に「+30%」、 また戦闘時、自身が「メイン」又は「サブ」で参戦している場合、自陣側の勝率に「+20%」を加える。 サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 ○対魔力:B (種別:一般 タイミング:常時) 敵陣側の「種別:魔術」のスキルによる数値効果を、1つのスキルにつき「±30」分相殺する。 かつて仕えし主、そしてある存在の加護によって魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしてもアサシンを傷つけるのは難しい。 ○忍術:EX (種別:一般 タイミング:特殊) 陣地による相手側の補正を無効化する。 また、敵陣側の勝率を「敵陣側の人数×20%」分、低下させる。 加えて戦闘に敗北時、魔力を「30」消費することで、自身と主を令呪一画で離脱させることができる。 かつて山奥の異界にて神仙より授けられ体系化された間諜の秘術。 忍者八門と呼ばれる基本技術に加え、諜報術、変装術などで諸国の草莽に溶け込み、 空蝉の術、五遁の術、影縫いの術等の高度な逃走技術で、身一つで機密を入手するという。 ○神秘殺し:B (種別:一般 タイミング:メインプロセス) 自陣側が任意で選択したステータスを「+15」上昇させる。 加えて、「敵陣側に属する「霊」「鬼」「妖」「魔物」「悪魔」の人数×20%」勝率を上昇させる。 アサシンが生きる時代において野山を駆け回り、貴人を護るということは、 人界から外れし魔性のものと相対、調伏する術を身につけていることを意味していた。 対神秘・魔性への特攻として働く。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○始まりの志能便(シノビ) ランク:C 種別:対人宝具 タイミング:セットアップ 消費魔力:20 『セットアッププロセス』時に使用を宣言。 敵陣側の「筋」「耐」「敏」の総合ステータスから二つを選び、それぞれ「-20」低下させる。 彼と彼の一族は主、聖徳太子から志能備と呼ばれ、忠実な部下として様々な諜報活動に殉じた。 其の功績から志能便と呼ばれ、彼等の先祖たる道臣命と並び忍者の始まりであるとされている。 特に彼は聖徳太子から在る存在を護る任務を与えられていたという。 ○異星より来たりし朋友(パコ)、磁雷神よ!! ランク:A+ 種別:対人宝具 タイミング:クリンナップ 消費魔力:60 『クリンナッププロセス』時に使用を宣言。 自陣側の「筋」「敏」のどちらかの総合ステータスを一つ選び、「+自軍側の総合【宝】の数値」分強化する。 侵略の為に異星より来たり、なれどアサシンの先祖と友になる事で地球の人々と寄り添い生きる事を選び、 アサシンの主たる聖徳太子の作りし巨大埴輪に宿りて磁雷神となった存在。 そんな朋友より力を借りて振るわれる必殺の一撃が宝具へと昇華した。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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画像 素早い動きで獲物とした者を仕留める猫系獣人の一派。 優れた動体視力によって相手の動きを見極め、それを模倣する事を得意とする。 身に付けている装備は全て冒険者を倒して奪い取った物であるらしい。 関連 ネコ 獣人族 殺し屋(アサシン) 盗賊(シーフ) “幻影将軍”クエントス 目次に戻る
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autolink FZ/SE13-26 カード名:“妄想幻像(ザバーニーヤ)”アサシン カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:2 コスト:2 トリガー:1 パワー:6500 ソウル:2 特徴:《サーヴァント》?・《仮面》? 【永】このカードと同じカード名のカードは、デッキに好きな枚数入れることができる。 【永】他のあなたの「“妄想幻像”アサシン」すべてに、パワーを+1500し、『【自】アンコール[手札のキャラを1枚控え室に置く]』を与える。 群にして個のサーヴァント レアリティ:C illust. 12/01/23 メールマガジン 12/02/20 今日のカード 原作を知る人の中には予想していた人もいるのではなかろうか。 プリニー隊、妹達、バジュラ(小)、バジュラ(大)に続く、5種類目のデッキ投入枚数無制限カードである。 2枚並べるだけでも2/2/8000と通常のレベル2アンコール持ちと同等のスペック、5枚並べられれば全面で2/2/12500…と、その効果もなかなかのもの。 とはいえやはりレベル2であるため、各種効果の範囲に引っ掛かりやすい。 特に聖剣の担い手セイバーや幻想猛獣などの大型除去を喰らうと一気に弱体化するため、十分注意しなければならない。 効果の性質上、おめかし長門の効果にも対抗しうる、ある種貴重なカード。 ゲームマスター綺礼などの効果でレベル1から出すことも可能だが、周りにレベル1のアサシンが並んでいても自身はアンコールを持たないしパワーも大して変わらない。 ファンデッキに入れて原作再現とするのも面白いが、入れない方が原作らしいとも言える。 ・関連カード カード名 レベル/コスト パワー/ソウル 色 備考 “妄想幻像”アサシン(レベル1) 1/0 4500/1 青 同名カード
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【アサシン用装備】【頭防具】へ カボチャ頭 お使い、ナイツポケット Lv1〜 防 1 強化 0 ハントクロス 防具屋 Lv30〜 防 8 強化 1 敏捷+3 器用+4 幸運+2 うさみみ 練成 Lv30〜 防 12 強化 2 幸運+8 HP+20 TP+10 攻補+2 魔防+3 魔力+3 耐闇+10 ハイドクロス ガチャガチャ第16弾 Lv30〜 防 14 強化 2 敏捷+10 TP+20 HP+15 回避+5 命中+3 バタフライマスク お使い Lv31〜 防 12 強化 2 幸運+8 HP+10 TP+20 攻補+2 魔防+4 魔力+3 耐闇+10 アースヘッド セット販売 Lv33〜 防 12 強化 2 敏捷+5 器用+4 HP+10 TP+10 アサルトパッチ ガチャガチャ第19弾 Lv35〜 防 19 強化 2 敏捷+15 TP+30 回避+7 攻補+2
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名前 ダメだよ…シークエンス8完璧にフルシンクロしてるのに老アルタイルの衣装が出ない… - 名無しさん 2013-08-16 21 16 06 やり直しても必ずフリーズ・・・。これってバグ? - 名無しさん 2012-12-22 17 16 42 シークエンス4に入って港の警戒エリアに行ったらフリーズして以後、 - 名無しさん 2012-12-22 17 15 15 屋根から海に飛び込もうとしたら、高いところからおちて死ぬモーションになりながら海に落ちた。天地が逆になって町が上にあった。マップ上では町なんだけど、どこへでも泳げる感じだった。 - 名無しさん 2012-04-23 11 48 26 「爆弾作りで各効果アイテムを使った爆弾を1つ以上作る」が達成できない。ストレージ機器の整備でキャッシュ消しても駄目。日本語版って例の1.02? - 名無しさん 2012-04-08 13 35 29 守護兵パート1で手がかりが発現しません。緑エリアから出るとアイコンは表示されるのに…バグですか?下のコメント間違えて途中で投稿してしました。すみません。 - 名無しさん 2012-03-10 22 01 34 守護兵パート1で手がかりが発現しない。緑エリアから - 名無しさん 2012-03-10 21 52 27 本編クリア後、初めて衣装を確認しましたが、日本語版で開放されてるはずの衣装が存在しなく、『ロック中』が2つになっていました。どういうこと? - 2012-03-02 02 53 49 新しいDLC(lost archive)入れたら本編出来なくなりました。 - 名無しさん 2012-02-29 01 08 55 ロードが終了して、フリーズする前に - 名無しさん 2013-04-24 20 09 22 メニュー開いてリプレイすると、以降フリーズしなくなる。途中投稿すみません。 - 名無しさん 2013-04-24 20 11 53 私もDLC入れたら本編が出来なくなりました。こりゃ困ったものだ....。 - 名無しさん 2012-11-11 09 26 59 DLCクリアしたらシンクロ率100%(2段目)のほうは、本編が再開できました。47%(3段目)のはエチオが表示された後すぐにホワイトアウトして本編が出来ませんが....。 - 名無しさん 2012-11-13 22 07 08 DLCはクリアしましたか? - 名無しさん 2012-03-01 09 15 03 dlcクリアしましたよシンクロ率100%にしましたよ。本編のシンクロ率90%くらいあったのに、残念です。 - 名無しさん 2012-03-02 19 29 28 最新のパッチ入れてる? - 名無しさん 2012-02-29 07 46 55 入れてますよパッチ - 名無しさん 2012-03-01 00 02 42 PS3でもあったみたいだけど1.03のパッチあてたせいかな?クリアしたデータでゲーム始めるとマシャフからスタートしてしまう。条件あるみたい。この現象が起きたのはシンクロ率99%、セーブ場所が2番目。シンクロ率100%でセーブ場所が1番目のクリアデータは普通にコンスタンティノープルでスタートされる - 名無しさん 2012-02-25 00 10 20
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