約 4,553,816 件
https://w.atwiki.jp/yamiryuukisi/pages/21.html
ああああああ 上へ
https://w.atwiki.jp/taka0604/pages/13.html
佐々木小次郎 ハサン・サッバーハ(腕ハサン) ハサン・サッバーハ(百ハサン) 李書文 ジャック・ザ・リッパー セミラミス 張三豊 シモ・ヘイヘ ラシード・ウッディーン・スィナーン トラッパ 自来也 風魔小太郎 ティアマト三世 ジェヴォーダンの獣 宮本武蔵 ナラシンハ
https://w.atwiki.jp/cafedeanri/pages/73.html
アサシン・頭中段装備考察高級サングラス 目隠し 天使の羽耳、悪魔の羽耳 S1グラス、S1サングラス アサシン・頭中段装備考察 高級サングラス DEF1、暗闇耐性10%アップの頭中段装備。 利点は何といっても店売りな事。間に合わせ装備としてはベストかも。 見た目が気にならないのであれば、上位互換のスピングラス(DEF1、暗闇耐性15%、店売り)という手もあり。 目隠し 装備すると暗闇に対する完全耐性を得られます。 暗闇にかかるとFLEEが大幅に低下する為、アサシンならば是非とも入手したい品です。 闇の目隠しという手もあり。 天使の羽耳、悪魔の羽耳 DEF+1、STR+1の頭中段装備。 中段装備でSTRが上昇するのは非常に大きい為、STRを極めたいならばこれでしょう。 ただし、値が張るのは覚悟しなければなりません。 S1グラス、S1サングラス 高級装備の代名詞、頭中段で装備出来るスロット付きの防具です。 もしアサシン用として使うのであれば、夢はでっかくオークヒーローc!といきたいものです。手に入れば、の話ですが。 どのcを刺すかで大いに悩む装備かもしれません。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/32727.html
登録日:2015/09/10 Thu 16 01 11 更新日:2023/04/18 Tue 11 49 48 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 アサシン アサシン星人 アリエナイザーでもない ウルトラ怪獣 オリジナルキャラクター ザ・ウルトラマン スパイダーマンではない 不死身 催眠術 内山まもる 地獄の使者 宇宙人 強豪 忍者 暗殺者 殺し屋 漫画オリジナルキャラクター 病院 蜘蛛 アサシン星人は、ウルトラシリーズに登場する宇宙人。 別名は「忍者暗殺星人」。本編では「アサシン」とも呼ばれている。 【概要】 映像作品には登場せず、内山まもる氏が手掛けた漫画作品「ザ・ウルトラマン」のみに登場。 『地獄の使者』の異名を持ち、各地で暗殺業を行っている宇宙人で、高い報酬で様々な依頼を受け持つ。 ハエトリグモのような目や牙を生やした顔に、後述の通り非常に頑丈な鎧(のような外骨格)を纏っている、文字通り「忍者」のような外見。 非常に多彩多種な技を有しており、あのゾフィーですら命に危機が及ぶほどのダメージを与える「光波手裏剣」、地面に蒔く「光波びし」、切れ味抜群の刀、どんな壁にも紛れ込む事が出来る隠れ身の術、さらに口から放つ溶解液や催眠術など、文字通り何でもあり。これらの能力を駆使しながら天井も壁もお構いなく動き回り、狙った標的を必ず仕留め確実に依頼を遂行すると言う、まさに暗殺のプロフェッショナルである。 そして何より厄介なのはアサシン自身の体。ウルトラ戦士の中でもかなりの実力を持つタロウやエースの光線を受けても、一般戦士のスペシウム光線連続発射を受けても、一切ダメージを受けないほど頑丈なのである。5大戦士の力を込めて放ったエースのスペースQを受けても完全に倒す事は出来なかった。本編でのアストラの言葉を借りれば、「どんなウルトラ技も効かない」存在ともいえる。 だが、この無敵の暗殺者にもたった1つだけ弱点がある。それは……? 【主な活躍】 登場作品:ザ・ウルトラマン「[[ゾフィー]]の危機 ――対アサシン」(てんとう虫コミックス第4巻収録) ※初掲載(小学三年生1979年11月号~12月号)時のタイトルは本題が「飛べ!ウルトラ戦士」、[[サブタイトル]]はそれぞれ「暗殺[[宇宙人]]の巻」「たおせ!アサシンの巻」 ウルトラの星から遠く離れた荒野の星に住む「ウルク星人」の元に現れたアサシンは、ダイヤモンドで出来たインセクト星・第七惑星を報酬に、ウルトラ戦士最強と言われるゾフィーを暗殺する依頼を受けた。 パトロール艇の下側にくっつく事で密かにウルトラの星に潜入したアサシンはすぐさまゾフィーを急襲し、大量の光波手裏剣で大ダメージを負わせた。そのまま一気にとどめを刺そうとしたところ、忘れ物を取りにその場を離れていたウルトラマンタロウが帰還。光波びしで足止めをさせ、一旦その場を離れた。 何とか命を取り留めたゾフィーは救急カプセルに入れられ、安静を保つ事態になった。ウルトラ戦士たちにもアサシンの恐ろしさは知れ渡っており、厳戒態勢で迎え撃つ事に。だがそれを嘲笑うようにアサシンは易々と病院に潜入、警備に当たっていた一般戦士を得意のサーベルで退け、そのままカプセルの中でウルトラ戦士が眠る部屋へと入っていった。 だが、そこにいたのはゾフィーと同じ顔つきのウルトラマンジャック(新マン)。囮になってアサシンをおびき出そうとしていたのだ。しかし『地獄の使者』アサシンの能力は凄まじく、ジャックも大量の光波手裏剣の前に倒されてしまう。そしてアサシンは催眠術を利用し、ゾフィーが安置されているのは「別」の病院でいると言う情報を無理やり吐かせた。 その後もアサシンの暗躍を止めるものは現れず、ウルトラセブンまでもがその猛威の前に倒れてしまった。 そこに駆けつけたウルトラマンエースとタロウは、それぞれの必殺光線「メタリウム光線」「ストリウム光線」を至近距離から同時に浴びせた。だが、数多くの強豪超獣や怪獣を倒したはずの技も、アサシンには一切効かない。一般戦士の放つ「スペシウム光線」も加えて何度も連射したが、アサシンの不気味な笑いを止める事は出来なかった。 「クックックックックッ…」 「死なない!奴は不死身か!?」 そして混乱の中、再びアサシンはその姿を消した。 この時点で戦える状態のウルトラ兄弟は、ウルトラマン、エース、タロウ、ウルトラマンレオ、アストラのみ。そして彼らが出来る最強の攻撃も、ゾフィーがいない以上エースの「スペースQ」しか残されていなかった。 「なにか弱点があるはずだ。完ぺきな宇宙人などいない……。」 ウルトラマンが恐るべき敵への対策を考える中、病院のレーダーがアサシンの動きをキャッチ。ゾフィーが眠るC病棟に近づいていたのである。 「馬鹿め、見張りがいればゾフィーがどこか分かるのだ!」 C病棟の扉はウルトラ合金で出来ており、光波手裏剣でもこじ開ける事は不可能。だがアサシンは扉を経由せずに病棟に侵入する方法を取った。口から放つ溶解液で穴を開け、そこから床下に忍び込み、病棟の床に光波手裏剣で再び穴をあける事で、ついに標的のゾフィーが眠る救急カプセルにたどり着いたのである。 そしてサーベルを用いカプセルごと切り裂こうとしたその時、ウルトラ兄弟たちが到着。そしてエースは、皆の力を結集したスペースQを、至近距離からアサシンに放った。 病棟の壁は壊れ、大量の瓦礫が残る中、ゾフィーが眠るカプセル、そしてゾフィー自身は何とか無事であった。 だが、凄まじい爆風を受け立ち上がることすら困難なウルトラ戦士の目の前で、アサシンは立ち上がった。スペースQを受けてもなお、倒れる事は無かったのだ。 ところが、その様子がどこかおかしい。頭を抱え、歩き方もふらついている。確かに命の別状は無かったものの、流石のアサシンも脳震盪を起こし、意識が朦朧としていたのである。 そんな中、エースは最後の賭けに出た。どんなウルトラ戦士の技もアサシンを倒す事はできなかった。なら、アサシン自身の武器ならば…!? 「斬れ、タロウ!アサシンは目の前だ!斬れ!!」 エースの指示の元、決死の思いで立ち上がったタロウは、目の前に落ちていたアサシンの武器である「刀」でその硬い体を切り裂いた。 賭けは見事に成功した。アサシンを倒す事ができるのは、彼自身の武器のみだったのである。 だが、疲労困憊したウルトラ戦士たちに勝利を喜ぶ余裕は残されていなかった。 あまりにも恐ろしい相手に、恐怖の念を抱く事しか出来なかったのである……。 「おそろしい怪物だった……。」 【余談】 この話のみに登場するウルク星人は、タコのような顔にヒョウのような模様が体を覆う人間スタイルの宇宙人。アサシンの事は以前から知っていた様子である。 雑誌「小学三年生」の1979年4月号~12月号まで連載されていたウルトラシリーズのコミカライズ「飛べ!ウルトラ戦士」における最後のエピソードに登場する敵宇宙人である(後にてんとう虫コミックス「ザ・ウルトラマン」に収録された時も掲載は最終巻の最後となっていた)。アサシン登場話の最後のコマには「79.11 THE END」と小さく書かれており、70年代の初めから79年の終わりまでウルトラシリーズのコミカライズを手掛けてきた内山まもる氏にとって締め括りのつもりで描かれた話では無いか、と推察されている(実際はアサシンのエピソードが掲載された1年半後にアンドロメロスを元にしたコミカライズ『ウルトラ戦士銀河大戦争』を連載していたのだが)。 「忍者暗殺星人、アサシン星人か?」 「……そうだ」 「たのまれてくれい。この項目を追記・修正するのだ!」 「この項目を?……だが、高いぞ」 「分かっている。リア充になれる権利をあげよう、どうだ?」 「……分かった。1、2週間のうちに必ず追記・修正する」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 自身の武器でしか…アーマードダークネスもそんな設定じゃなかったっけ。まさか元ネタ…ではないか -- 名も無き熊 (2015-09-10 17 26 08) まさに「恐ろしい敵だった……。」な敵だったよな -- 名無しさん (2015-09-10 17 53 17) おお、ザ・ウルトラマンから強豪宇宙人が。じきにあのウルトラマンキングを倒したアヌビス星人の記事でも作成されるのかしら?こんな強豪宇宙人が偽次に登場するのも思う存分ウルトラ兄弟を競演できる漫画作品だからこそだな。 -- 名無しさん (2015-09-10 18 00 49) 逆輸入してほしい。 -- 名無しさん (2015-09-11 01 04 02) 他の話のように「がんばれウルトラ兄弟!」みたいな締めのナレーションも無くプツッと途切れるような終幕。印象的でした。 -- 名無しさん (2015-09-11 01 51 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/marowiki001/pages/1805.html
目次 【時事】ニュースネイキッド・アサシン RSSネイキッド・アサシン 口コミネイキッド・アサシン 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース ネイキッド・アサシン gnewプラグインエラー「ネイキッド・アサシン」は見つからないか、接続エラーです。 RSS ネイキッド・アサシン gnewプラグインエラー「ネイキッド・アサシン」は見つからないか、接続エラーです。 口コミ ネイキッド・アサシン #bf 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 allcinema ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/ニコニコ動画 ★★ ジャッキー・コーガン公開記念配信 タグ 作品 最終更新日時 2013-05-26 冒頭へ
https://w.atwiki.jp/letsrebirth/pages/58.html
『エレン、いつか外の世界を、探検できるといいね……』 ――――何かを捨て去ることが出来るものだけが、何かを手にすることが出来る。 ◆ 背後に蠢く人並み。 それらを無視し、アルミン・アルレルトは眼前に広がる巨大な水たまりを見つめ続けた。 舐める。 味覚を刺激するしょっぱさが広がり、ペッ、と吐き出した。 世界。 これこそが世界なのだろうか。 「感動かね?」 そんなアルミンへと、背後から声がかかる。 ゆっくりと振り向いた。 そこには、アルミンによって召喚されたアサシンのサーヴァントが立っていた。 道士服に身を包んだ、アルミンよりも低く、アルミンよりも細い矮躯。 アルミンが強く押せば、ひょっとするとそれだけで死んでしまうのではないか。 そんな考えを抱いてしまうほどの身体。 しかし、それでいてアルミンでは絶対に叶わない存在。 巨大な人間に勝てないことは当然のことだ。 アサシンはそうではない。 小さいにもかかわらず、巨大な人間でも叶わない。 そんな超常者であるはずのアサシンは、笑っていた。 ただでさえ細い目と、ただでさえ皺苦茶の顔に造られた笑み。 もはや顔に皺があるというよりも、首の上に皺が載っているといった具合だった。 「なんだか、信じられません」 アルミンは呆けた顔で自身のサーヴァントへ応える。 アサシンは、やはり皺苦茶の喉を動かして、『フォッフォッ』と低い声で笑う。 不快ではなかった。 今はもう居ない祖父を思い出す、心地よさすら感じる年長者の穏やかな笑みだった。 「世の中信じられないことだらけ。それを信じてみるのが始まりの一歩」 「そんなこと皆知ってるのに、なんで僕らは出来ないんだろう。 疑うことすら、なんで出来ないんだろう」 「そこはそれよ、世界とやらが一枚上手なだけよ」 深い声でアサシンは言う。 この世の全てを知っているような声だった。 アルミンは、再び亡き祖父を連想した。 恐らく、アルミンの六倍は生きていたはずの祖父の、その倍は生きているように見える風体。 アルミンにとっては遠すぎて、大きな違いがあるはずのその二人が同じものに見えた。 「世界が構築した理を否定したつもりでも、世界の理に騙されておる。 前に一歩進んだつもりが、後ろに一歩下がっている。 世界を超えたつもりが、実際は釈迦の手の中」 「シャカ……?」 「世界の理から抜けだした、人々が目指すべき姿……と、されておる。 『覚醒』という事柄に関しては、儂をして遠い人物よな」 アサシンは再び笑い声を上げた。 アルミンはその言葉を重く聞いていた。 全てが重要な言葉であるように思えた。 「さて、マスターは世界が突きつけてきおった『何』を否定するのかの?」 アサシンが問いかける『本題』。 試すような、嘲りと十分に取れる笑い。 見たことのなかった『海』という概念を直視した時。 アルミンが漠然と抱いた『やり直し』に基づく『願い』とはなんなのか。 「僕は、世界を旅がしたい」 「ほほう」 「そこには、こんな海があって、こんな街があって、僕『達』の知らない世界が広がっている」 大切な親友である、エレン・イエーガーにいつか語った言葉。 世界の広さと、壁の中の狭さを語る言葉。 夢に彩られていた、幻想の言葉。 「僕は、あんな世界、嫌だ……エレンも居ない、残酷な世界」 ミカサの言葉だっただろうか、それとも、誰の言葉でもない、自身が抱いた想いだっただろうか。 いずれにせよ、アルミンは思い出した。 世界は、とても残酷なんだという真実を。 エレンは自分を助け、死んだ。 もう二度と、エレンとは会えない。 世界を旅しようと約束した、誰よりも大切な友達を失った。 自分の、情けなさで失った。 アルミンは深い哀しみよりも、呆気に取られ、棒立ちになり続けた。 巨人はアルミンを襲おうとはしなかった。 そのまま、ずっと呆けていて――――気づけば、聖杯戦争に招かれていた。 「本気ってわけね」 アサシンは容姿から察せられる重ねた年月には似つかわしくない、軽い口調で応えた。 快活とした笑み……なのだろう。 理を活かす武人として究極の位にあるアサシン。 世界の理に、感覚的な意味では最も近い存在。 「アサシンの、願いは?」 アルミンは問いかけた。 ともすると、そんなものはない、と返ってくるのではないかと思いながら。 しかし、アサシンは応えた。 「聖杯か……いや、そんな欲もなくなってきてたんじゃが」 アルミンの悲壮な願いを受け止めながら、アサシンはこともなくそう言った。 その言葉には、熱意というものはなかった。 アルミンからすれば、この超然とした老人に願いというものがある事自体が意外ではあったが。 「わしも呼ばれたくなってのぉ…… 受肉してやり直して、いっちょ、みんなから呼ばれてみようかな、なんて」 「どんな、称号なんですか?」 皺苦茶の顔を、さらにくしゃりと歪ませた。 顔というよりも皺の集まりと呼べる、本来ならば笑みだとすら分からないであろうその表情。 しかし、アルミンは確かにその顔が笑みであることがわかった。 アサシン――――郭海皇は確かに笑った。 「地上最強の生物」 世界の広さを知り、世界の広さから認められるその言葉。 アルミンは、胸が高鳴った。 同時に、その高鳴りをエレンと共有できない事実を思い出した。 広い世界の中で孤独を感じ、涙が流れた。 【クラス】 アサシン 【真名】 郭海皇@バキシリーズ 【パラメーター】 筋力E 耐久E 敏捷E+ 魔力E 幸運C 宝具- 【属性】 秩序・中庸 【クラススキル】 気配遮断:- 暗殺者ではなく武術家である郭海皇は『暗殺者としての』気配遮断のスキルを持たない。 代替スキルとして『圏境』のスキルを持つ。 【保有スキル】 中国武術:EX 中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。 修得の難易度は最高レベルで、他のスキルと違い、Aでようやく"修得した"と言えるレベル。 中国武術とはすなわち郭海皇その人のことであり、郭海皇の一挙手一投足の全てが『中国武術の理』である。 本来は『中国武術』と呼べぬはずの動きでも、郭海皇が行ったのならば、それは『中国武術』となる。 心眼(真):EX 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す"戦闘論理"。 宇宙の理と合致した郭海皇は、極々限定的に因果を捻じ曲げ、ゼロであるはずの逆転の可能性を生みだす。 止まるはずのない、中れば即死を免れない最強の拳を『死ぬことで止めた』という逸話から生まれた。 圏境:A 気を用いて周囲の状況を感知し、また、自らの存在を隠蔽する技法。 極めれば天地と合一し、姿を自然に透け込ませる(透明化する)ことが可能になる。 郭海皇にとっては、気配遮断の代用にもなっている。 【宝具】 『半歩崩拳、あまねく天下を打つ』 ランク:- 種別:対界魔拳 レンジ:1 最大捕捉:1人 空間に存在するあらゆる『理』を操る対界魔拳。 中国武術が刻み続けて、ついに到達した、『四千一年目』。 浸透勁・消力を代表とする、この世に存在する『理』を老体に載せて行動する。 あらゆる攻撃を海に打ち込まれる弓矢のように無効化し、あらゆる防御を夥しい年月に晒された城壁のように無効化する。 しかし、郭海皇は根源へと到達した存在ではない以上、無効化できない神秘というものも当然として存在する。 【weapon】 中国武術そのものであるため、あらゆる武具を扱うことが出来る。 アサシンクラスであり、また、郭海皇自身が必要としないため、暗器などは聖杯戦争に持ち込んでいない。 【人物背景】 『慣例とは言え許されるのか。この最前線に加わりますッッ』 『百年経ったからまた来たよッッ正真正銘の本物ですッッッッ』 『齢、百と四十六ッッ前ッッ大擂台賽覇者ッッ』 『御起立下さいッッ未だ健在ッッ』 『海王中の海王ッッ』 『郭海皇その人ですッッ』 郭海皇とは史上最強の中国拳法家である。 中国武術の高位の達人に与えられる『海王』という称号の最高位である『海皇』の位を持つ。 一度は『理合』という中国拳法そのものを否定し、豪腕だけを持って中国武術家のトップに立った。 しかし、自身の腕の半分もない老人に手も足も出ずに敗北。 その後、その豪の暴力を捨て、理合を極める。 消しゴムほどの重さしか持たない眼鏡を壁に埋め込む打撃すら無効化する『理合』を手にする。 世界で最も強い老人。 【サーヴァントとしての願い】 受肉し、『地上最強の生物』と呼ばれてみる。 【基本戦術、方針、運用法】 暗殺者ではないが、自身の姿すらも消せる極めた理合を用いればマスターの暗殺も容易い。 また、筋力Eの細腕から繰り出される一撃必殺の打撃と、全ての攻撃を無効化する消力で敵サーヴァントとの決戦も十分に行える。 【マスター】 アルミン・アルレルト@進撃の巨人 【マスターとしての願い】 エレンとともに世界を旅する。 【weapon】 『立体起動装置』 アンカーが付いた二つのワイヤーの射出機が腰ベルトに付けられ、操作装置を兼用する剣の柄部分と繋がっている。 このワイヤーを打ち出し、壁や巨人の体に突き立てて高速で巻き取ることによって、素早い空中移動を可能にする。 カードリッジ式のガスボンベが燃料となっている。 自宅に幾つか予備のガスボンベ補給を所持している。 『剣(スナップブレード)』 前述の立体機動装置と連動している、正確には立体機動装置の操作装置を『柄』として剣を加えたもの。 「柄」は撃鉄、ブレーキレバー(制動操作装置)、二つのトリガー(引鉄)、二つの補助スイッチ(刃のリリースなど)を持ち、操作内容は柄尻から伸びる管を通して各所へ有線で送られている。 接続先は柄からアンカー射出装置基部、そこから別口で後方のガス供給弁の順。 刃の部分には特殊な製法で折れ筋が入れられており、折る刃式カッターナイフの刃を拡大延長したような外見をしている。 高負荷が掛かった際には簡単に折れる仕様で、これにより持ち手や柄の保護を行っている。 【能力・技能】 格闘術やサバイバル技術などの他に、立体機動装置を利用した特殊な移動法を所有している。 『立体機動』 前述の立体機動装置を使用することによって行う移動方法。 ワイヤーの射出と、そのワイヤーの巻き揚げによって行う高速・高所移動。 【人物背景】 繁栄を築き上げた人類は、突如現れた天敵の『巨人』から逃れるために『壁』が築き上げた。 その中で安穏とした日々を百年送り続け、アルミンもそのうちの一人だった。 しかし、ちょうど百年後。 ついに巨人によって『壁』の一つが壊され、アルミンは巨人によって全てを失った。 その後、アルミンは半ば義務的な訓練兵団に入団し、卒団を前にして、人生で二度目の巨人の襲撃に遭遇した。 そこで、アルミンは友人を失い、幻想だけではない世界の現実を想い出した。 【方針】 優勝狙い
https://w.atwiki.jp/hshorizonl/pages/97.html
肉塊、と聞いて何を思い浮かべる? 肉屋に並んでいる、赤と白の混ざりあった食べ物? それとも、食肉処理場で屠殺したばかりの、まだ温かい家畜の死骸? いや、どちらも違う。 肉塊、というのは、ただただ、どこまでも、赤くて、黄色い。 僕が最初この聖杯戦争に呼ばれたとき、自分で大丈夫なのか、という思いに支配された。 だけれども、サーヴァントは、あなたなら大丈夫だと言ってくれた。 「私も精一杯協力するから」 その言葉は僕を奮い立たせるのには十分だった。 そういうことを言われるとは正直考えていなかった。 どんな曲者が自分のサーヴァントになるのかと思っていたから。 二人で協力して、初めて別の主従を倒したとき。 彼女は、あなたならきっと優勝できる、と言ってくれた。 そして僕はずっと彼女と共にいたい、と思うようになった。 聖杯への願いはなにかあったのかもしれない。 誰かを蘇らせたい。 元の世界に帰りたい。 力を得たい。 そんなものだったのかもしれない。 そんなものはもう、どうでもよくなった。 ただ、この時間が永遠に続けば良い。 聖杯戦争なんて終わらなければ良い。 そう思うようになった。 だけれども、永遠なんて存在しない。 その日は何かの記念日だったと思う。 おそらくこの聖杯戦争に呼ばれていくらか経った、 僕たちが出会っていくばくか経ったことを記念する日。 僕は彼女のために何かを買って、家に帰った。 ドアを開けるまで、僕は確かに幸せだったはず。 ドアを開けて目に入った「それ」は、肉塊だった。 僕は一瞬、「それ」が何かわからなかった。 いや、本当はわかっていた。ただ、頭が拒否していただけ。 「それ」を認識するまでには時間がかかった。 それこそ、永遠と感じられるほどに。 だけれども、永遠なんて存在しない。 永遠とも思える時間は、男の声によって破られた。 「悪かったね、マスター。このお嬢さんがなかなか口を割らないので、こうせざるをえなかったんだ。 別に心配しなくていい。私が知りたかったのはあくまで君のことだ。君までこうはしないさ」 椅子に座っていた、ヨーロッパ系であろうその男は、挨拶でもするようにそう告げた。 これといった特徴のない、別れたらすぐに忘れてしまいそうな顔だった。 その声色には、喜びであるとか、興奮であるとか、憎しみであるとか、そういった感情は一切含まれていない。 それこそ、事務作業をしているときのような、そんな声色。 「まあ、君にとってはいささかショックかもしれない。だが、私もあまりこういうことはしたくなかったんだ。 私とて、可愛いサーヴァントの手を汚すことも、今日の夕食までに食欲が戻るかという心配をすることも、本当はしたくはない。 残念ながら彼女は最後まで口を割らなかったが、君がのこのことやってきてくれたおかげで助かったよ」 そう言って、男は「それ」にちらりと目をやった。 「それ」は弱々しく悲鳴を発していた。 ヒュー、ヒュー、と空気が細い筒を行き交う音がする。 そしてそのたびに、おそらく胸であろう辺りが上下する。 そばには胸部から千切られたであろう物体が二つ。 断面は赤と黄色が混じった色をしている。 開いた腹部からは明るめの色をした、太い紐状のものがはみ出ている。 腕や足は奇妙な方向にねじれている。 右膝は、およそ90°に近い方向に曲げられている。 特に赤黒くみえるのは、二つの小さな穴の上にある、やや大きめの二つの孔。 そばには、かろうじて白色を帯びた、尾をつけたような二つの丸いものが落ちている。 黒くて長い繊維状のものが見える。赤い液体が絡んでいる。 その繊維状のものが付いている、ドーム状の物体は、やはり赤と黄色と白が混じっている。 床は赤い液体に塗れ、その所々に、黄色く、ぬめりのある物体が落ちている。 そして「それ」の近くにはーー所々ちぎれた、薄く、赤いものが散乱していた。 「私のサーヴァントは見かけによらず不器用でね。 私がかつて部下のモンゴル人に命じたように、綺麗にはなかなかいかなかった。 いや、悪かったとは思っている。おかげで彼女にはいらぬ苦痛を味合わせてしまった」 こともなげにそう述べた。さっきと全く同じ調子で。 「それでマスター、さっきも言ったように私は必要もなく君を殺す前に苦しめようなどとはさらさら思っていない。 しかし私も情報が欲しい。そこで、今知っていることを洗いざらい話してくれないかな。 なに、私もけちじゃない。それ相応の報酬は用意するさ。 まあ、賢い君のことだ。それが何かはわかると思うが」 僕は何かわめきながら、ナイフを手に持って男のもとへ突進していった。 サーヴァントはいない。せめてこいつだけでも。 刃先が後少しで男の胸に達する、というところで、止まった。 「どうやら君は思ったより賢くないようだな」 両腕が変な方向にへし曲がる。 あまりの痛みに悲鳴を上げる。 後ろでつまらなさそうな顔をした女の子がいることに気づく 彼女は僕の腕を掴み、へし折った。 「ではマスター、もう一度聞くが、今知っていることを洗いざらい話してくれないかな。 何を話せば良いのかわからないというのならば、例えば他の主従の居場所だとか、そういうことを話してくれればいい」 僕には何も知っていることはなかった。 目についた主従は二人で倒していった。 だから自分の知っていることなど何もない。 答えられることなどなにもない。 いや、一つだけある。 明日、戦うことを考えていた主従の居場所。 だけどーー 男は大きくため息をついた。 「やはり君は賢くないようだ」 「マスター、言われた通りにやったけど、こんな感じでいいの?」 黄色いリボンの付いた黒い帽子をかぶった、薄い緑色の髪をしたその少女は、そう尋ねる。 その手は先ほどの行為のおかげで赤く染まっていた。 ぽたぽたと、赤い液体が指先から垂れ落ちる。 その指をぺろり、と舐めると、口元に赤い線が引かれた。 しかし彼らは、さながら食事中の談話のように、彼らにとってはおそらくいつも通りの様子で、 楽しげというわけでもなく、つまらないというわけでもなく、不快だというわけでもなく、ただただいつもの調子で話していた。 「まあ、彼らにはちょっと悪いことをしたかもしれないが、そんな感じで大丈夫だ。 なに、彼らも恨みを買っていたんだ。そしてなにより、聖杯戦争を舐めていた。 どうせろくな死に方はしなかったはずさ」 二人の前には、二つの肉塊が置かれていた。 「彼は本当に何も知らなかったようだな。あるいは……」 「言わなくてもわかるよ。知っていたのかもしれないけど、女の子みたいに最後まで我慢したんだね」 二つの肉塊はもはやどちらがどちらなのかもわからないほどであった。 「彼らはずっと一緒にいたいと言っていたな。アサシン」 「うん。あいつらのことスパイしてたときも、たまにそんなこと言ってたよ。でも、あいつら、肝心なことは言わないからさ」 「だとしたら、これで彼らの願いは叶った。聖杯などに頼ることもなく、ね」 そこにはもちろん、祝福の意味など込められてはいないし、皮肉でも祝福しようなどとは思ってもいない。 そもそも、彼はそんなことに興味は全くない。 彼の今の悩みは、夕食までに食欲が戻るか、ということだけである。 【クラス】アサシン 【真名】古明地こいし@東方projectシリーズ 【属性】中立・中庸 【パラメータ】 筋力D 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運E 宝具A 【クラス別スキル】 気配遮断 A+ サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を立てば発見することは非常に難しいが、 攻撃態勢に移るとランクが下がる。アサシンの場合、保有スキルによってランクを上げることが可能。 【保有スキル】 閉じられた第三の目:C 本来アサシンは覚(さとり)という妖怪であり、相手の心を読む能力を持つが、アサシンは読心を司る第三の目を閉じることにより、 その能力を封印し、同時に自らの心をも閉ざしてしまった。 このスキルにより、高度な読心術をもつ者であっても、アサシンの心を読むことは出来なくなっている。 【宝具】 『無意識を操る程度の能力』 ランク:A+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大補足:1 相手の無意識を操ることで、他人に全く認識されずに行動することができる。 たとえアサシンが目の前に立っていたとしても、さながら道端の小石のように、その存在を認識することはできない。 相手の無意識を呼び覚ますことで、例えばトラウマを思い起こさせるなどの精神攻撃を行うこともできる。 【人物背景】 相手の心を読むことができる覚(さとり)という妖怪である。 しかしその能力のせいで周囲から嫌われることを恐れ、 読心を司る第三の目を閉じて能力と自身の心を閉じてしまう。 何を考えているのかわからない部分があり、本人曰く「感情なんて元より存在しない」そうだ。 【サーヴァントとしての願い】 幻想郷に戻りたい。 【マスター】 皮剥ぎボリス(ボリス・グローモフ)@ねじまき鳥クロニクル 【能力・技能】 冷血 目的のためならば眉一つ動かさず残虐な行為でも行うことができる。 人間の皮を生きたまま剥がさせることも、親の目の前で7歳の子供を殴り殺させることも。 用心深さ 大粛清下のソ連で生き延びていけるほどの用心深さと慎重さをもつ。 【人物背景】 ソ連内務省秘密警察・NKGBの少佐。通称「皮剥ぎボリス」 この通称は人間の全身の皮を生きたまま剥がさせる拷問を好んで行ったことに由来する。 独ソ戦以前は、後に重用されることとなるベリヤ率いるソビエト秘密警察に範を取り、派遣されたモンゴルで反革命勢力の弾圧に辣腕をふるった。 その後ポーランドに派遣され、そこで部下に生きたまま人間の皮を剥がさせるという拷問を行わせた。 一度、共産党幹部の親族を誤って拷問死させるという失態を犯し、シベリアの収容所に送られるものの、そこでも周到に立ち回り実権を握った。 極めて残虐な人間といえるが、彼曰く必要のない殺しはしない主義らしい。 【方針】 アサシンを用いて情報収集を主に行う。必要とあらば拷問も用いる。 【マスターとしての願い】 元の世界に戻り、脅かされない地位につけるのであれば悪くない。
https://w.atwiki.jp/yggdrasillwar/pages/43.html
キリト&アサシン組 ◆nig7QPL25k 夢を見た。 俺ではない誰かの夢を。 俺と違う時間を生きた、違う場所での誰かの夢を。 「たとえ俺が死んでも、お前が必ず俺の戦いを引き継いでくれる……そうだろ、レオン?」 その男は父親だった。 同時に人々を守るため戦う、魔物狩りの騎士でもあった。 妻が命と引き換えに産み落とした息子を、男は騎士として育てた。 最も偉大な騎士の系譜を、受け継ぐに値する男になることを願って。 守りし者としての志を、立派に引き継いでくれると信じて。 「俺らのことなんか誰も知らない。死んだところで墓もない。それでいいんだ」 しかし、息子が募らせたものは、使命感ではなく憎しみだった。 母を殺した者を憎み、敵に従う魔物を恨む、怒りの戦騎へと育ってしまった。 伝えるべきことを伝えた以上、その間違いは自分で正さなければ意味がない――男は敢えて息子を突き放し、使命を悟ることを願った。 それでも彼の願いは届かず、息子は憎しみの炎に焼かれ、全てを失ってしまった。 それは打つべき手を誤り、道を示してやれなかった、父の過ちだったのかもしれない。 「気をつけな。上には俺の息子がいる……レオン・ルイスがよ」 その息子が再び立ち上がり、真に騎士として覚醒した時、父はどれほど救われたことか。 己が誓った使命のために、息子と同じ道を歩まず、道を違えなければならなかった時、父の心はいかばかりであったか。 俺は父親というものを知らない。だから、男がその時何を想ったのかは、想像することすらできない。 あるいは俺が、本当の意味で、父親になったその時には、彼の気持ちを理解できるのだろうか。 「ホラーを封印せし、血を受け継ぐ者……黄金騎士・ガロがな……!」 それでも、最期の戦いのその時、男は笑みを浮かべていた。 ズタボロに傷つけられながらも、すぐ傍に息子がいる事実を、頼もしく受け止め笑っていた。 きっと男の人生は、その時ようやく報われたのだ。 回り道を繰り返し、後悔と苦悩に苛まれた生涯が、ようやく幸福で満たされたのだ。 道に迷い続けた息子が、自分の全てを託せるほどに、強く正しく成長を遂げた。 そのことが父である男にとっては、何よりも嬉しかったのだろう。 自分自身のその命が、今にも消えそうになっていることなど、どうでもいいことだと思えるほどに。 「そして俺は……貴様らホラーを封印する者、ヘルマン・ルイス……またの名を――」 無数の異形の群れの中、男は一人剣を取る。 自分の戦いを引き継ぐ者が、必ず駆けつけると信じて。 不敵に笑う父親の、その生涯の結末は―― ◆ 別に、こういう体験は初めてではない。 前に閉じ込められた時には、丸2年外に出られなかった。 だから突然拉致されて、電脳空間に囚われたこと自体は、桐ヶ谷和人――キリトにとって、それほど大きな問題ではなかった。 「くそっ!」 問題はむしろ、囚われたこの環境にある、理不尽なルールの方だった。 吐き捨てながら飛び退り、輝く光剣を構える。 睨み据えた先にいるのは、斧を携えた大男だ。 血走ったその両目には、理性がまるで感じられない。 バーサーカーというクラスを割り当てられた、魔術師の駒・サーヴァント。 行動が単調であるなら、相手のステータスがどれほど高かろうと、キリトにも勝機があるはずだった。 「物持ちが悪かったなぁ? 威勢がいいのは結構なことだが、生憎とその武器じゃバーサーカーには、傷ひとつつけることすら不可能だ」 しかし、一つだけ問題があった。 にたにたと笑う敵マスターが言うとおり、キリトの持つ攻撃手段では、サーヴァントにダメージを与えられないのだ。 英霊――すなわち霊体であるサーヴァントには、魔法属性を持った攻撃でなければ、ダメージを通すことができない。 そして最悪なことに、今キリトの魂が宿っているのは、スチームパンク銃撃アクション「ガンゲイル・オンライン」のPCボディだ。 ファンタジー色を排したこのゲームの武器には、霊を祓う神秘性など、当然宿っているはずもない。 これが「アルヴヘイム・オンライン」の体なら、ソードスキルで切り抜けられたのだが。 あまりにも間の悪い事態に、キリトは眉間に皺を寄せ歯噛みした。 「さて、そろそろ遊びにも飽きたな。やってしまえ、バーサーカー」 敵マスターの唸りと共に、バーサーカーが唸りを上げる。 鈍色に光る斧を振りかざし、キリトの命を奪わんと殺到する。 もはや打つ手なしか。逃げるしかないか。 否、果たしてこの死線から、逃げ延びることなどできるのか。 リアルでは一般人に過ぎない己は、パラメーター一つ変わっただけで、こんなにも無力になってしまう。 改めて突きつけられた絶望的な事実に、諦めが脳裏をよぎったその瞬間。 「――レディの口説き方ってのがなっちゃいないな」 不意に、聞き慣れない声が響いた。 バーサーカーの向こうにいる、敵マスターの目が見開かれた瞬間、その脇を素早くすり抜けるものがあった。 ぐさり、と嫌な音を立てながら、狂戦士の肉体に突き刺さったのは、やや短めの刀だろうか。 「なっ!?」 ぞっとした、という言葉がよく似合う。 そんな顔をしたマスターが、慌ててそちらを振り向くと、そこには新たな人影があった。 不敵な笑みを浮かべるのは、口ひげがワイルドな印象を与える壮年の男だ。 長く伸びた金髪は、癖っ毛なのかところどころ跳ねているが、不思議とだらしなくは見えない。 むしろ鋭い双眸に宿る、剣呑な気配と相まって、獣のたてがみのような印象すら受ける。 静かながらも、闘志を隠そうともしない。その堂々とした佇まいは、まさしく自然界の王者そのものだった。 「しょうがねえ。俺が手本を見せてやるからよ。少しばっか付き合えや」 かつり、かつりと音が鳴る。 悠然と歩くたてがみの男が、ブーツで石畳を鳴らす。 ゆっくりとしたその動作で、男はバーサーカーに歩み寄ると、そのまま短剣を抜き放った。 もう一振りの刀を取り出し、同時に構える様は、二刀――かつてキリトも取っていたスタイルだ。 「あんたは……」 「貴様、そいつのサーヴァントか! やれ、バーサーカー!」 キリトの声を遮るように、敵マスターが指示を出す。 振り返った狂戦士が、乱入者に対して唸りを上げる。 「ま、そういうわけだから、ちょっと辛抱しててくれよな。お嬢さん」 ぱちん、とキリトに向かってウインク。 片目をつぶったそのままで、両手の刃を高く掲げる。 男の剣がぐるりと回り、天に白い軌跡を描いた。 瞬間、円のラインは閃光と化す。まばゆい光が放たれて、周囲を白一色に染める。 白い闇が晴れたその時、現れたのは人狼だった。 狼男の姿を模した、銀色の甲冑姿があった。 深緑のマントをはためかせ、双剣を輝かすその姿は、さながら中世の聖騎士だ。 唯一、獰猛な狼の頭部だけが、その白銀の中心にあって、異様な存在感を放っていた。 「絶影騎士、ゾロ――行くぜ!」 金の瞳は獣の瞳だ。 鋭く煌めく眼光が、狂える戦士を睨みつける。 バーサーカーが怒号を上げると同時に、銀色の狼騎士もまた、大地を蹴って斬りかかった。 ◆ 「はぁ~……」 キリトのサーヴァント、ヘルマン・ルイス。 与えられたクラスは暗殺者(アサシン)。 激戦を終え、戦場を離れたその男は、最初の鋭さとはうってかわって、何とも情けないため息をついていた。 「いや、悪かったよ。否定するのが遅くって」 「いやさ、別にいいんだよそれは。見抜けなかった俺の方が、まだまだ修行不足だってことだからよ。 でもだからってお前、そのナリで、実は男でしたってのはよぉ……」 そう言ってヘルマンは、顔を押さえてため息をつくと、がっくりと両肩を下ろす。 ガンゲイル・オンラインにおいて、キリトに与えられたPCは、少女と見まごう美貌を持ったレアボディだ。 線の細い体に長髪、その上可愛らしい顔立ちとあれば、性別を間違ったとしてもやむを得ない。 しかしながら、ヘルマン・ルイスは、無類の女好きだった。 それが相手の性別を見抜けず、あまつさえ口説いてしまったとあれば、ショックもひとしおというものだろう。 「でぇ? ひとまず野郎を撃退したのはいいが、これからどうすんだよ?」 だがそれにしたって、いくら何でも、やる気のなさすぎる声だ。 強そうなのは間違いないが、この性格で本当に大丈夫なのだろうか。 若干目眩がしそうになるのを堪えながら、キリトはヘルマンの問いかけを聞く。 「どうするって言っても、ここに長居するつもりもないからな……どうにかして、脱出する方法を見つけようと思う」 「何だ? 聖杯戦争には乗らねぇのか? 優勝すりゃ、どんな願いだって叶えられるんだぞ」 ここに来てようやくヘルマンは、キリトの言葉に興味を持ったらしい。 彼の応答に対して、目を丸くして聞き返した。 「俺にもやるべきことはあるし……それに、こういう殺し合いをするのは、もう御免だからな」 「初めてじゃないような言い草だな」 「初めてじゃないんだよ、実際。あんた、ネットゲームは知ってるか?」 そう言ってキリトが語りだしたのは、1年前までの惨劇の記憶だ。 天才ゲームデザイナー・茅場晶彦が引き起こした、前代未聞のサイバークライム――SAO事件。 数多のVR(バーチャルリアリティ)MMOの雛形となった、「ソードアート・オンライン」の世界に、ユーザーが閉じ込められた事件だ。 ログアウト不可能になった電子の牢獄で、キリトは2年もの間戦い続けた。 時には他のプレイヤーと戦い、やむなく命を奪ったこともあった。 もうあんな思いはしたくはない。だからこそ、この聖杯戦争という戦いにも、乗りたくないとキリトは言ったのだ。 「……で、俺はどうすりゃいい。戦うつもりがないっていうなら、戦うために呼ばれた俺は、黙って見てればいいってことか?」 「もちろん、そういうわけじゃない。 どうしても今回みたいに、他のマスターに見つかって、襲われるようなことにはなっちゃうだろうからな…… そういう時には、アサシンに、俺を守ってもらいたいんだ。わがままかもしれないけど」 殺し合いに乗るのは反対だ。 されどキリトには、ここで死ねない理由もある。 「ガンゲイル・オンライン」に乗り込んだのは、VRMMOの根底を揺るがしかねない、重要な事件を解決するためだ。 SAO事件は痛ましい記憶だが、そこで得られた絆も、確かにある。 だからネットゲームそのものを、一緒に嫌うことはできない。 自分達が楽しんでいる世界を、一人の犯罪者のために、壊されてしまうわけにはいかない。 だからこそ、生き延びることには迷いはなかった。 そのために戦うことが必要なら、敢えて罪の意識を堪えて、剣を取る覚悟もできていた。 それがこのユグドラシルと戦う、桐ヶ谷和人の心構えだ。 「分かったよ。そういうことなら、異論はない。短い付き合いかもしれないが、手伝ってやろうじゃねえか」 それでようやく納得したのか、ヘルマンは真顔で了承し、キリトに向かって右手を出す。 「ありがとう」 差し出した手のひらは友好の証だ。 キリトもまたそれに応じ、ヘルマンの手を握り返した。 ◆ (なんともヤな時代だな、どうにも) ひと通りの情報交換や意思確認を行い、一度一人になった後。 ぽりぽりと頭を掻きながら、ヘルマン・ルイスは思考する。 時の流れた現代は、随分と因果な時代になってしまったものだと。 ネットゲームを始めとしたテクノロジーは、知識としてなら知っている。そうした現代の情報は、聖杯から事前に与えられているのだ。 されどそうした現代の技術が、大規模な犯罪に使われているというのは、当事者と言葉をかわさなければ、実感の得られないものだった。 (高度に発展した科学は、魔法と区別がつかない……か) キリトの言っていた言葉だ。 昔の学者だか作家だかの、有名な言葉だというが、魔法を知っているヘルマンからすれば、実に的を射た言葉だと思えた。 魔法のような科学技術が、誰にでも扱えるような形で、世に氾濫しているのが現代だ。 それは元魔戒法師メンドーサでなくとも、誰もがそれと同等の大事件を、容易に起こせてしまうことを意味する。 茅場晶彦のSAO事件は、まさにそういう事件だった。 本来剣を取る必要のなかったキリトが、そのために剣を握らされ、達人的な技術を身につけさせられてしまった。 たとえゲームの世界の中だけであっても、人を殺して回れる力を、身につけるような事態に追い込まれてしまったのだ。 (なぁ聖杯サマよ、あんた俺に何をしてほしい? ここで過去の精算を果たせってのか?) 眉をひそめながら、内心で呟く。 こういう複雑な事情を抱えた、ナイーブな少年を相手にするのは、彼にも今回が初めてではない。 そういう迷える少年に対して、道を示してやることができず、随分と苦しめてしまったことがあった。 本来負うべき責任を、果たしてやれなかった相手こそ、彼の実子であるレオン・ルイスだ。 そんなヘルマンがここに呼ばれ、レオンを思わせる少年剣士と、こうしてタッグを組まされている。 何の因果かと言うべきか。あるいは作為を感じるべきか。 (ま、どうにかするさ) とはいえ、悩んでいたところで仕方がない。 キリトに対してどう接するかは、まだ結論は出ていないが、そのまま立ち止まっているわけにもいかないのだ。 軽く考えるべき問題ではなくても、深く考えすぎはしないようにしよう。 あれこれ悩んでいるうちに、キリトが死んでしまっては元も子もないのだ。 なればこそ、まずは行動することこそが、先決であると考えた。 (……しっかし、俺がアサシン、ねぇ) と、方針を固めたところで、一つ気になることがある。 それは自分自身に割り当てられた、暗殺者(アサシン)というクラスのことだ。 (もちっと何とかならなかったのかよ……) そりゃまあ確かに、魔戒騎士は、人知れず魔物を狩る狩人だ。 闇に紛れて闇を忍び、闇を切り裂くその姿は、ぎりぎりアサシンと形容できるものではあるだろう。 でもだからって、それでいいのか。本物の暗殺者でもない人間を、無理やりアサシンに当てはめるのはどうなんだ。 よく見ろ、気配遮断のスキルも低い。案の定微妙な数値じゃないか。 この中途半端な能力で、果たしてどう立ち回るべきか。 ヘルマン・ルイスの頭痛の種が、もう一つ増えた瞬間だった。 【クラス】アサシン 【真名】ヘルマン・ルイス 【出典】牙狼-GARO- 炎の刻印 【性別】男性 【属性】中立・善 【パラメーター】 筋力:D+ 耐久:E 敏捷:D 魔力:D 幸運:C 宝具:B 【クラススキル】 気配遮断:D サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。 【保有スキル】 虫の知らせ:B ただならぬ気配に対する、天性の探知能力。 生前は魔物の気配を匂いで嗅ぎ取る、陰我のオブジェに触れただけでその存在を察知するなど、魔戒騎士として優れた感覚を見せつけていた。 心眼(真):C 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理” 逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 騎乗:C 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせる。 プレイボーイ:E 夜の蝶を追い続ける狩人。女遊びを好む英霊である。 才能による魅了スキルではなく、当人の努力によって培った技術。 しかしその性質が災いし、女性の敵と対峙した際には、初撃の攻撃力がダウンしてしまう。 【宝具】 『絶影騎士・ZORO(ゾロのよろい)』 ランク:B 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:- 筋力:C+ 耐久:C 敏捷:A 魔力:B 幸運:B 陰我あるところホラー現れ、人を喰らう。だが、古よりホラーを狩る者達がいた。 鎧を纏うその男達を、魔戒騎士という。 ――古より人を襲ってきた、魔界の怪物・ホラー。それと戦う力を身につけた、魔戒騎士の鎧である。 ヘルマンの纏う「ゾロの鎧」は、白銀の光を放つ鎧であり、俊敏な身のこなしを得意とする。 更に青色の魔導火を纏うことにより、攻撃力を底上げする「烈火炎装」を発動することが可能。 魔戒剣には鎖が括りつけられており、これを利用したトリッキーな戦法を取ることもできる。 なお、ヘルマンのこの宝具を利用しなければ、自身の宝具を発動することができない英霊も存在する。 その場合、ヘルマンが自らの意志で宝具を貸し与えるか、あるいはヘルマンが死亡するかした場合、 その英霊の宝具発動がようやく可能となる。 【weapon】 魔戒剣 ソウルメタルによって鍛え上げられた、魔戒騎士のための剣。ヘルマンのものは二振りの短刀である。 修行を経た者はこれを自在に操ることができるが、そうでない者には持ち上げることすらできない。 『絶影騎士・ZORO(ゾロのよろい)』を纏った際には、白銀の双剣へと変化する。 魔導馬 優れた騎士が保有する、銀色の馬の姿をした魔戒獣。 鎧を装着しているか否かにかかわらず、ヘルマンの一声で駆けつけ、その足として活躍する。 【人物背景】 古より最強の騎士として語り継がれてきた、黄金騎士・ガロの鎧を受け継ぐ、レオン・ルイスの父親。 自身も絶影騎士・ゾロの称号を得ている、百戦錬磨の騎士である。 飄々としており、非常に気前がいい。 普段の態度はおちゃらけているが、守りし者としての自覚は強く、いざという時には男を見せる。 意外と洞察力や推理力も高く、「食えない狸」と評されたことも。 人間的には強い人物だが、父親としては微妙に頼りなく、放任主義がレオンの暴走を招いたこともあった。 騎士としては一級品であるものの、無類の女好きでもあり、女癖の悪さが最大の欠点となっている。 本人はレオンにかわる、「ゾロの鎧」の継承者を産んでもらうためと弁明しているが、どこまで本気なのかは定かではない。 余談だが、ゾロの継承者は、ヘルマン本人の死後に無事生を受けている。 【サーヴァントとしての願い】 特にはないが、キリトを放ってはおけないため、彼を守るために戦う。 【基本戦術、方針、運用法】 はっきり言ってアサシンとしては、非常に中途半端な性能である。 敏捷や戦闘技術を活かして、ランサーのように正面きって戦わせるのがベターだが、やや決定力に欠ける部分も。 相手のペースに付き合わず、攪乱戦法によって優位に立つべし。 【マスター】キリト (桐ヶ谷和人) 【出典】ソードアート・オンライン 【性別】男性 【令呪の位置】右手の甲 【マスターとしての願い】 特にない。あまり願いたくない。 【weapon】 光剣(フォトンソード)カゲミツG4 エネルギーを光の刃とする、いわゆるビームサーベル。 銃撃戦に特化し、刀剣スキルもほぼ存在しない「ガンゲイル・オンライン」においては死に武器となっている。 しかし剣戟戦に慣れたキリトは、これをメイン武器として使用し、ファンタジー流の戦い方を世界に見せつけた。 Five-seveN 牽制用のサブウェポンとして用いている拳銃。貫通力に優れている。 【能力・技能】 ゲーマー VRMMOのプレイングスキル。ゲームの世界でなら、本物の剣士と同様のポテンシャルを発揮できる。 ただし「ガンゲイル・オンライン」には、自身の慣れ親しんだソードスキルが導入されていないため、やや決定力に欠ける。 コンピューター知識 コンピューターに関する天性の才能。ハッキングやプログラミングに明るい。 反射神経 SAO事件に巻き込まれたプレイヤーの中でも、最高クラスの反応速度。 突き詰めればいちゲーマーでしかないキリトだが、これだけは本物の戦士にも遅れを取らない。 【人物背景】 かつてVRMMO「ソードアート・オンライン」にて発生した、SAO事件を生き延びたSAOサバイバー。 最前線で過酷なソロプレイに身を投じた結果、 1万人のプレイヤーの中でも最高クラスのステータスを獲得しており、「黒の剣士」という通り名で呼ばれていた。 現在は「アルヴヘイム・オンライン」をプレイしているが、死銃(デス・ガン)を名乗る人物が起こした昏睡事件を解決するため、 そのデータをコンバートし「ガンゲイル・オンライン」の世界に飛び込むことになる。 言動は飄々としているが、元来人との距離を測るのが苦手。 それでも根の部分では優しく、何だかんだ他人の世話を焼くことも多い。そのため女子プレイヤーにモテる。 「アルヴヘイム・オンライン」はレベル制のゲームではないため、SAO事件当時のような、並外れたステータスは有していない。 しかし、当時の濃密な戦闘経験によって培われたプレイングスキルは、既に達人の域に到達しており、 一般プレイヤーを寄せ付けないほどの実力を有している。 ……とはいえ、今回はファンタジー要素が一切絡まない、「ガンゲイル・オンライン」のPCの姿で参戦しているため、 残念ながら、サーヴァントにダメージを与えることはできなくなっている。 パラメーターは「アルヴヘイム・オンライン」のものを引き継いでいるため、サーヴァントを維持するための魔力は、なくはないといったところ。 本名は桐ヶ谷和人。高校生。 幼い頃に両親と死別しているが、現在の家族からはそのことを隠されて育ってきた。 しかしある時、それを知ってしまったため、上記のように上手く人付き合いができなくなってしまった。 家庭環境の諸問題が解決した現在においては、徐々に人との距離を縮められるようになっていっている。 【方針】 向かってくる敵とは戦うが、自分からはあまり戦いを仕掛けたくない。この世界樹からの脱出の方法を探る。
https://w.atwiki.jp/ljksscenario/pages/177.html
聖杯戦争。 それはどんな願いも叶える事が出来る聖杯を掛けた殺し合いである。 参加者に選ばれた者はマスターとなり、聖杯から遣わされたサーヴァントと共に殺し合いに臨むことになる。 サーヴァントとは英霊である。 英雄として生き、人々に信仰された存在である。 そう。 サーヴァントとは、光り輝く道を歩いたであろう英雄なのだ。 ▼ 「汚らわしいッ! 汚らわしいぞ聖杯ッ!!」 1人の男が怒っている。 彼の名はリンゴォ・ロードアゲイン。アメリカのガンマンであり、この聖杯戦争のマスターに選ばれた男だ。 リンゴォが記憶を取り戻したのは朝の事だ。 アメリカ生まれのフリーの殺し屋。 そんな設定でこの東京に暮らしていたが、元々住んでいた国や時代とのギャップからかあっさり元の記憶を取り戻した。 そして彼はこの状況を何らかのスタンド攻撃だと考え、打破するために東京を歩き回っていたのだが手がかりひとつ見つからず、仕方ないので公園で一休みすることにした。 その公園で彼のサーヴァントが現れ、聖杯戦争について告げたのだ。 最初は真剣に聞いている訳では無かった。 信じていないのではなく、興味がわかないのだ。 リンゴォには叶えてもらいたい願いなど無い。 殺し合いに怒りを覚えるほど正義感がある訳でもなく、かと言って願いの為に殺し合う気もない。 そんな中途半端な状態が彼に真剣さを与えなかった。 だが話がサーヴァントについてとなったとき、リンゴォの態度は一変した。 サーヴァントが過去もしくは異世界の英雄だと聞いて一変した。 英雄というからには素晴らしい存在なのだろう。 光り輝く道を歩いていた尊敬すべき存在なのだろう。 少なくとも目の前に居る自身のサーヴァントはそういう存在だと見ればわかる。 それほどの存在を何故ッ! 何故こんな下らない戦いの駒にする!! 何故こんなたまたま巻き込まれただけの人間の従者とするッ!! ――それも俺のような未熟者の従者とするッ!! リンゴォは自身を未熟者だと思っている。 だからこそ尊敬すべき存在を、自分の従者とすることに耐えられない。 自身のサーヴァントの価値を汚しているような気がしてならない。 「なあ俺のサーヴァント、お前はこの状況に怒りを覚えないのか」 「殺し合いを他者に強いる事なら怒りを覚えている」 あと俺はアサシンだ、と付け加えつつリンゴォの質問に答えるアサシン。 そんなアサシンの様子を見てリンゴォは不思議がる、正直自分に不満を持たれてもおかしくないとおかしくないと考えていたからだ。 それを知ってか知らずかアサシンは続ける。 「だが俺は少なくともお前をマスターに持つことに不満は無い」 「何故だ?」 それはリンゴォにとって一番不思議な回答だ。 そんな思いが思わず口に出る。 「例え正義感でなかったとしてもお前は聖杯に怒りをぶつけた」 「それだけか?」 「それと卑劣さを感じなかった。お前の態度に、言葉にそんな物は一欠片もなかった」 「……」 『男の世界』にそんなものは無い、あってはならない。 それが分かるアサシンはやはり素晴らしい男だ。 「それとマスター、俺からも1ついいか」 「……何だ?」 「マスターの名前を聞かせてくれ」 そう言えば俺は聖杯戦争に関する説明を受けただけで、俺達は自己紹介の1つもしていなかった。 リンゴォは少々バツの悪さを覚えながら自己紹介を始めた。 「名はリンゴォ・ロードアゲイン。3年ほど前にスタンドと呼ばれる超能力を身に付けた」 「超能力?」 「能力名はマンダム。きっかり6秒だけ時を戻すことができる」 「何?」 思わず怪訝な顔をするアサシン。 リンゴォからすればそれも無理はないと理解は出来るがあまりいい気はしない。 だがアサシンも嘘は無いと理解したのかそれ以上は何も言わなかった。 「……俺は自己紹介をしたぞ」 「そうだな」 そう言ってアサシンは自己紹介を始める。 正直に言えばアサシンがどういう人間なのかリンゴォは気になっていた。 アサシンから感じられる『漆黒の意志』は相当なものだ。 どんな環境で育ち、どんな人生を送ればそうなるのかリンゴォは気になっていた。 「俺はアサシンのサーヴァント、ケンシロウ。1800年続く一子相伝の暗殺拳北斗神拳伝承者だ」 「北斗神拳?」 「それは外で説明するには少々長い話になる」 そう言ってアサシンは歩き出した。 それを見たリンゴォは呼び止めて一言。 「……よろしくお願い申し上げます」 それは普段ならば果し合いを申し込む相手に使う言葉、決闘の申し込み。 だが今だけは違う、今だけは共に戦う物に対する礼儀として使う。 「ああ」 そしてアサシンは快くそれを受け取った。 【クラス】 アサシン 【真名】 ケンシロウ@北斗の拳 【パラメーター】 筋力B 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具EX 【属性】 秩序・善 【クラススキル】 気配遮断:A+ 自身の気配を消す能力。 完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 北斗神拳:EX 1800年に渡って受け継がれている一子相伝の暗殺拳。正式な伝承者であるケンシロウはEXランクとなる。 矢などの飛び道具や様々な武器に対する返し技や、ある程度の自然治癒なども備えている。 サーヴァントが秘孔を突かれた際、秘孔を解除する技術がなければ判定は対魔力によって決定する。 南斗聖拳:E 「陰」の北斗神拳に対応する「陽」の拳法。流派が非常に多い。 北斗神拳奥義水影心により一度見た相手の技をコピーすることができ、南斗聖拳伝承者の技をコピーしている。 があくまでコピーであり、一部の技を使えるというだけなのでEランク。 【宝具】 『北斗百烈拳』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1 北斗神拳の奥義の1つ。 数多の拳を持って相手の肉体の数ある秘孔を狙い無数の突きを繰り出す。 そして秘孔を突かれた数秒後には、無数の断片と化す技。 『天破活殺』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1-20 最大補足:1 北斗神拳秘奥義「天破の構え」から放たれる、北斗神拳の奥義の一つ。 指先から闘気を鳥羽市、相手の肉体に直接触れず秘孔を突くことができる。 北斗神拳にある数少ない遠距離技。 『無想転生』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1 哀しみを背負う事で習得できる北斗神拳の究極奥義。 あらゆる敵の攻撃に対して無想にして適切な反撃を行い、また敵にとっては無想故に予測不能な攻撃を仕掛ける技。 歪んだ空間を作るなどをして、動きを制限すると本体の居場所を看破することもできる。 【weapon】 なし 【人物背景】 北斗神拳第64代継承者。 性格は基本的には心優しい。 弱者や子供に対しては愛を注ぎ、強敵(とも)には愛と哀しみ拳にこめ、情で見送る。 一方、救いのない外道に対しては非情な面を見せる。 【サーヴァントとしての願い】 殺し合いを生む聖杯を破壊する。 【基本戦術、方針、運用法】 アサシンらしくマスター狙いしても良し、真っ向勝負しても良しのサーヴァント。 ただし、遠距離技に乏しく範囲攻撃の手段もないので複数戦や乱戦に若干弱いかも。(雑魚ならともかく相手は一騎当千の英雄なので) 早めにキャスターやアーチャーなどを同盟相手にするのが吉。 【備考】 外伝などの設定は採用せず、本編設定のみ採用しています。 【マスター】 リンゴォ・ロードアゲイン@ジョジョの奇妙な冒険 【マスターとしての願い】 『男の価値』を汚す聖杯を破壊する。 【weapon】 拳銃 【能力・技能】 スタンド『マンダム』 きっかり6秒だけ時を戻すことができる能力。 能力発動の際は時計の針を戻す。 また、一度能力を使うと6秒のインターバルが必要となる。 【人物背景】 公正な果し合いにより自身を生長させようとするガンマン。 受け身の『対応者』を嫌い、『漆黒の意志』を持つ者との果し合いを望む。 【方針】 聖杯を破壊する。 場合によっては誰かと共闘も考える。 【備考】 NPCとして与えられた役割はフリーの殺し屋です。 今のところ雇い主はいません。 候補作投下順 Back 宮うつつ&ライダー Next アサシンxアサシン
https://w.atwiki.jp/cafedeanri/pages/83.html
アサシン・BOSS狩り考察フリオニ(適正…ソウルブレイカー型) エドガ(適正…ソウルブレイカー型) アモンラー(適正…DEX型、クリティカル型) ドラキュラ(適正…クリティカル型、ソウルブレイカー型) ロードオブデス(適正…ソウルブレイカー型) イグニゼム=セニア(適正…DEX型) アサシン・BOSS狩り考察 まず初めに。基本的にアサシン・アサクロはソロでもPTでもBOSS狩りには向きません。 本格的に狩りたいのであれば、大人しく阿修羅チャンプ・ADSクリエ・スナイパー・BOSS特化LK辺りを作る事をお勧めします。 しかし、それでもなおアサシンでBOSSを狩りたいという方へ、アサシン系にとって狩りやすい、活躍しやすいBOSSの記述を。 また、10/23に日鯖にてトール火山までのパッチであるベインスパッチが実装されました。 これにより、既存MVPBOSSの強化も実装されている為、今後下記の狩り方ではBOSSを狩れなくなることが予想されます。 なので、現状の狩り方を参考程度に。 追記 11/6日、ついにベインスパッチによるボス強化が実装されました。 これにより、より一層アサシンによるボス狩りは難しくなったと思っても良いでしょう。 フリオニ(適正…ソウルブレイカー型) 装備:ぶっちゃけ特に考えなくても勝てる。 恐らくソロで一番狩りやすい相手かと思われます。 というのも、ひたすらにソウルブレイカーを逃げ撃ちするだけで勝ててしまうからです。 慣れれば回復財どころか、全く被弾することなくそのまま倒せてしまう事でしょう。 ベインスパッチ後 広範囲石化追加。これにより、㌦服またはメデューサ盾が無いとまともに戦闘にはならなくなってしまいました。 また、以前よりも遠距離反応によるテレポートをしやすくなったようにも感じます。 以前よりは倒しにくくはなったでしょうが、それでもまだ弱い部類でもあります。 エドガ(適正…ソウルブレイカー型) 武器:冷たい氷柱のカタール、BS製水属性武器 盾:(上記のBS製水属性武器を使うなら)動物 鎧:火鎧、水鎧のどちらか。理想は火鎧。 肩:ジャック刺し肩 その他:レジストファイアーポーション こちらも上記フリオニと同じくソウルブレイカー逃げ撃ちのソロで勝てます。 ただし、フリオニとは違い上記の装備をしっかりと整えておく必要があります。 最低限、水鎧くらいは無いとキツいかと思われます。 エドガが出没するマップには状態異常「幻覚」を使用してくるホロンが出てくるため エドガと交戦中にこれをやられると非常にうざったい為、まずはコイツを優先的に落としていきましょう。 エドガ本体は相手が置いたデモンストレーションを踏まないようにのらりくらりと避けつつ、 サークルトレインしながらひたすらソウルブレイカーを。 この繰り返しでそのうち勝てるかと思われます。 ベインスパッチ後 エドガ森のホロンが削除された代わりに ドラゴンフライ及び九尾狐が大量に追加。 ソウルブレイカーの逃げ撃ちを悠長にやるにしても、回りのアクティブモンスターにたかられて 非常にやりにくくなると思われます。 また、エドガが使うファイアーボールのレベルが大幅に増加し、Lv80とブッ飛んだ数字となったので 単純にこれを食らうだけでもかなりの痛手が予想されます。火属性耐性必須。 アモンラー(適正…DEX型、クリティカル型) 武器:(カタール型)爆炎のカタール、裏切り者。属性付与を貰える環境ならば後者、そうでないなら前者で。 (二刀型)アモンラーは「人・大型・地属性」なので、これらの弱点を突く装備 頭:(カタール型)ひよこちゃん 鎧:闇鎧 アクセサリー:(カタール型)コボルドアクセ。上記のひよこちゃんが無い場合に。 事前の準備さえしっかりしておけば、張り付いてしまいさえすれば後は時間をかけるだけで倒せます。 ピラミッドダンジョンB3でひたすらファイアーピラーしている所を発見する訳ですが (どうやら鯖仕様で、固定湧きではなくランダム湧きになっている模様) この際、まずはファイアーピラーの様子を見ておきましょう。 回復財が惜しくないのならば突っ込んでも構いませんが、そうするのもバカらしいので ファイアーピラーが丁度切れた所を狙ってアモンラーに攻撃をしかけます。 後は適当にHPの様子を見ながらひたすら攻撃するだけですが、ここで注意点を。 決してアモンラーに遠距離攻撃または詠唱が出る攻撃を加えないでください。 もし加えたら隕石をちゅどーんとされて寝っ転がること請け合いです。 装備や付与の有無等にも左右されますが、大体30分もあれば何とか倒せることでしょう。 ベインスパッチ後 …何故かこれといった変更点が無い。今までどおりの方法で狩れます。 ドラキュラ(適正…クリティカル型、ソウルブレイカー型) 武器:(クリ型)TCJ (ソウルブレイカー型)何でもいいが、理想はインバススケア。 盾:ソウルブレイカー型で盾を持ちたい場合は悪魔盾 鎧:(ソロ)闇鎧、不死鎧 (ペア)闇鎧 アクセサリー:コボルドアクセ 最低でもプリペア推奨。しかし、その気になればソロでも恐らく倒せる相手でしょう。 やる事はただ一つ。TCJを持ってドラキュラ本体をひたすら殴るのみ。 この際取り巻きのファミリアーに関してはそのまま抱えても良いですし、MBやMAで召喚の度に処理するのも良いでしょう。 ただし、ソロの場合だとファミリアーに纏わり付かれるとFLEE減少判定を招く為、この場合は取り巻き処理の方向で。 また、「インビジブル」と呼ばれるMOB専用スキルを頻繁に使用してきます。 このスキルは早い話が「行動を起こしても解除されず、ルアフサイトで炙られないクローキングのようなもの」と 非常に卑怯臭い性能のスキルです。 一定時間で自動解除されるものの、このスキルを使われるとこちら側は暴く手立ては無いため (ルアフサイトでは炙れないのは確認済みですが、その他については未検証。情報・修正求む) プリペアの場合はサンクチュアリでも張ってもらって少しでもダメージを蓄積させるとしましょう。ソロの場合は出てくるまで待ちぼうけで。 ソウルブレイカーで仕留める場合も基本的には似たような感じで。 タゲを取った上でサークルトレインしつつ、プリの支援を受けて逃げ撃ちで倒すのが手っ取り早いかもしれません。 ベインスパッチ後 広範囲に渡る大威力攻撃「ヘルジャッジメント」が追加され 大幅に戦闘力がアップしました。ソロで行くのはかなり厳しいものと思われます。 SWで無効化できる(多分)なので、最低でもプリペア推奨でしょう。 ロードオブデス(適正…ソウルブレイカー型) 武器:あるなら錐。無いなら適当でも構わない。 頭:ペコペコのヘアバンド。あるなら欲しい。 盾:装備する場合は悪魔盾 鎧:闇鎧 プリペア推奨。流石にソロではキツいです。 対象の移動速度が非常に遅い為、ひたすら逃げ撃ちソウルブレイカーをすることで勝利出来ます。 ただし、頻繁にかかってくるディスペル(鯖仕様らしいです)や こちらの移動速度を半減させてくる速度減少等を使用してくる為 これらがかかった時にいかにプリ側が素早く速度増加で対処してくれるか、がキモです。 また、一定ダメージを与えるとMOB専用スキル「速度強化」を使用し、 通常時とはうってかわってこちらのIA付き移動速度と同じくらいの移動速度で迫ってきます。 この場合、ソウルブレイカーを撃つのはしばし中断して、サークルトレインか何かで逃げ回るのを優先しましょう。 一定時間でこの状態が解除されるはずなので、大人しくなったらまたソウルブレイカー、で勝てるはずです。 ベインスパッチ後 HP大幅増加(ただしパッチ前はHP2倍処理がなされていたので、この点を考えると大差無いかも)に加え ラッシュアタック、ヘルジャッジメントまで追加されるという始末。 相当気合を入れてPTで挑まないと、返り討ちに合うのがオチでしょう。 イグニゼム=セニア(適正…DEX型) 武器:裏切り者 肩:木琴系 その他:95%FLEEの達成(264ほど) 95%FLEEを達成しているアサシンクロスならばソロでも狩る事が可能です。 やる事は単純で、事前にEDPをかけておいた状態でクローキングか何かでMVPイグニゼム=セニアに接近し そのままハイディングして後はグリムを当てるだけ。 こうする事により、MVP本体はこちらの存在を察知して攻撃してくるものの 取り巻きは通常MOBの為こちらの存在を察知できないので、実質一対一での勝負に持っていけます。 現状ではイグニゼム=セニアはラッシュアタックも速度強化も使用してこないため 運が良ければEDP1本分だけの費用で狩る事が出来ると思われます。 ただし、95%FLEEを達成しているとは言っても、残りの5%の確率で攻撃を食らう可能性が出てきます。 もし攻撃を受けた際は当然ハイディング状態が暴かれます。 この場合、取り巻きと一緒にフルボッコにされる前に即再びハイディングするか 安全策で一旦ハエで飛ぶかのどちらかをすぐさま行ってください。そうしないとあっという間に死ねる事でしょう。 また、現時点では生体工学研究所1Fにミーナとヴァレスが待機中のため このイグニゼム=セニアとやりあう前に支援を貰っておくと良いかもしれません。 プリペア以上ならば、事前にSWを張ってもらってクロキンでSW地点まで釣り、SW地点の上へ来たらグリムを行い プリ側はひたすらSWを繰り返す、という方法でラクに勝利できるものと思われます。 ベインスパッチ後 スパイラルピアース、ラッシュアタック、コーマ追加により万全の戦闘力に。 流石にソロは出来なくなりましたが、前衛アサによるSWハイド作戦でひたすらSWしつつ 後衛のWizによる殲滅を基本とした作戦辺りで何とかなる…かも?情報求む。