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【向日葵のアサシン】 『此度も拙僧を呼んで下さるとは』 クラス:アサシン マスター:はるひ 真名:不明平井権八(ヒライゴンパチ) 性別:不明女 属性:不明混沌・悪 ステータス:筋力■A 耐久■D 敏捷■A 魔力■E 幸運■E 宝具■EX クラス別スキル:気配遮断■B 固有スキル: 不明 【百三十の辻斬り:EX】 強盗と辻斬りを繰り返し130もの犠牲者を出したアサシンの剣術。 人間・人間型の英霊に対して与えるダメージが増す。 宝具: 不明 【素性隠しの僧衣(ふけしゅうとうしょうじ)】 追手の追跡を躱す為に逃げ込んだ寺で得た僧衣。 この宝具で身を包んでいる間アサシンの情報は全て隠匿される。 隠匿中は実際のステータスよりも能力が低下する。 【解説】 ステータスから真名、スキルも宝具も一切が隠された状態の虚無僧。 話しかければきちんと答えるが声も男女の判別すら出来なくなっている。 前回の戦いで一度正体を曝しているが宝具の都合上また正体を隠している。 聖杯への願いも不明。 正体は130人もの人間を殺めた辻斬り。 聖杯への願いは『自分の刑死後に自分を追って死んだ親友の魂の救済』。
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DNAシークエンス2 『救出計画』 - 1476年 ※シークエンス2は開始直後から高警戒モード(悪い噂100%状態)がしばらく続く。 兵士に見つかるとすぐに警戒されるので、周囲の状況には常に気を配った方が良い。 広範囲の探索は一般市民状態に戻ってから行う方が良いだろう。 ※『隠された真実』(シンボル探し)がアンロックされる ◆Memory-1 「郷に入らば」 サン・マルコ地区にある、娼館ラ・ローザ・コルタに入るとメモリー開始。 ※女主人パオラの手ほどきで群衆に紛れる技とスリの技を学ぶ。 兵士に警戒されずにパオラと共に周辺を一周した後、5人にスリを行えばシンクロ完了。 ※群衆に紛れる技術、スリの技を習得。 ◆Memory-2 「必殺の一手」 パオラに話しかけるとメモリー開始。 壊れたアサシンブレードを修復してもらうため、レオナルドの工房へ行く。 ※この時点から娼婦・盗賊・傭兵を雇うことができるようになる。 アサシンブレード修復後、レオナルドを尋問する兵士を暗殺する。 ※発見されると即シンクロ解除なので、暗殺で一瞬で仕留めなければならない 暗殺後、兵士の死体をレオナルドの工房内へ担いで運ぶ。マーカー地点に死体を降ろせばメモリー完了。 ◆Memory-3 「判事と陪審と処刑人」 ラ・ローザ・コルタに戻るとメモリー開始。 パオラの情報を元に、ウベルトを暗殺するべくサンタ・クローチェ修道院へ向かう。 修道院を見渡せる屋上のマーカー地点に登るとイベント発生。 兵士に気付かれないようにサンタ・クローチェの中庭に侵入し、ウベルトを暗殺する。 ※侵入方法は色々あるが、近くの娼婦を雇って出入口を守る兵士の気を逸らすのが最も簡単。 ウベルト暗殺後、逃げるなり倒すなりして一般市民状態に戻ればシンクロ完了。 ※ウベルト・アルベルティの手紙、陰謀の証拠となる書類を入手。 ◆Memory-4 「身をひそめる」 ラ・ローザ・コルタに戻るとメモリー開始。 ※悪い噂メーターと噂を減らす方法について学ぶ。 手配書をはがす、先触れに賄賂、役人を始末する等で、悪い噂を0%にすればシンクロ完了。 ◆Memory-5 「さらばフィレンツェ」 ラ・ローザ・コルタに戻るとメモリー開始。 ※クラウディアとマリアを連れてフィレンツェを離れ、モンテリジョーニへ向かうことに。 目的地マーカーを経由しながら、フィレンツェの東門へ向かう ※途中至る所に兵士がいるが、高警戒モードになっていなければ邪魔されることはない。 吟遊詩人が進路の邪魔をするが、荒っぽい対処をすると周囲の兵士に警戒されるので金を投げて吟遊詩人を追い払うと良い。ダッシュで軽く体当たりするのも有効。 東門は軽装兵×8が厳重にガードしているので、そのままでは通過できない。 ※近くの娼婦を雇い、兵士の気を逸らすのが手っ取り早い。 ※実力で排除しても構わないが、その場合はマリアとクラウディアを戦闘に巻き込まないようあらかじめ二人を離れた場所で待機させておくこと。 モンテリジョーニへ向かう道まで二人を連れてくればシンクロ完了、シークエンス終了。 >>>シークエンス3へ
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《アサシン・ゲート》 永続魔法 ①:「アサシン」モンスター以外のモンスターの攻撃宣言時に発動できる。 そのモンスター1体の攻撃を無効にして破壊する。 ②:フィールド上の「アサシン」モンスターが存在しない場合、このカードは破壊される。 原作・アニメにおいて― 「ドロワVSトロン」戦でドロワが使用。《ジャングルフィールド》、《死蝶の誘い》、《幻蝶の誘惑》、《フォトン・バタフライ・アサシン》と共にトロンの動きを封殺するコンボを構築。 その効果により《紋章獣ベルナーズ・ファルコン》を破壊したが、返しのドロワのターンにおいて《フォトン・バタフライ・アサシン》のカード名が《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター》(アニメ効果)によって消されたために効果を逆利用され、《フォトン・バタフライ・アサシン》を破壊している。
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12世紀末にアサシンによって作られたと云われる、刺突が得意なシークレットウェポン。 手首に鞘がついており、小指に付けられたリングを引っ張ることでリングと鞘をつなぐ紐が引かれ刃が飛び出す仕組み。 ただし刃が飛び出す際に丁度中指と薬指の辺りに飛び出すため、いざとなった時に使いこなすのは非常に難しい。 使用者は使用する手の薬指の切除か手袋の着用を推奨する。 現在団内で確認できるのは 特殊部隊所属のTeck5氏の開発した対アラマキの性能を持ったオリジナルがひとつ(没収され、現在警察署にて管理されている)。 後にメカマッドに渡される対アラマキの性能がオミットされ、切断の効果をつけたものがひとつ。 そして指に対する危険要素をなるべく減らした物をアルタイルが所持、及び使用している。
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【クラス】 アサシン 【外見】 あかがね色の忍び装束を着たくノ一。 現代風の斜めがけバッグを身につけている。 この状態では目元とポニーテールにした髪しか確認出来ない。 +霊基再臨LV1 鼻から下を覆っていた布が消え、可愛い素顔が明らかに。 また、手にはそれぞれ忍者刀と手裏剣が収まった。 +霊基再臨LV3 マフラーが付いた。忍びといえばマフラー……冷静に考えると何故に? 腰の帯もリボン結びになり、なんだか女の子らしさが増した。 +最終再臨 脇に抱えた千両箱から大判小判を惜しみなくばらまいている。超いい笑顔で。 これこそが彼女にとっての至福の時。邪魔をするのは野暮というものだろう。 【真名】 +第4節:ヤバいヤバいヤバいクリアで開放 日下茂平 【性別】 女性 【属性】 混沌・善 【ステータス】 筋力:D 耐久:C 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:B 宝具:C 【クラス別スキル】 気配遮断:A 自身のスター発生率をアップ。 サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【固有スキル】 天狗の兵法:A 味方全体のNP獲得量をアップ[Lv.1~](3T) アサシンは相棒と共に、洞窟にいた天狗から様々な術を授かった。 といってもただ貰ったわけではない。修行の道は険しかった。 忍術:A 味方単体に回避状態を付与(1T)&味方単体のスター発生率をアップ[Lv.1~](1T) このアサシンの真骨頂は暗殺ではなく、修行によって身につけた忍術にある。 彼女は数々の忍術を駆使し、殺しではなく盗みを働くのである。 義賊:B+ 自身のスター集中度をダウン[Lv.1~](1T)&味方全体のHPを回復[Lv1~] 彼女は義賊であるが故に、悪人から盗んだものを独り占めするようなことはしない。 むしろ〝宵越しの金は持たぬ〟とばかりに、貧しさに喘ぐ民へと全て与えてしまう。 このスキルはその様な生き様が昇華されたものであると言える。 【宝具】 +『???』:第3節:取り戻せクリアで開放 『悪人落涙・貧者爆笑(あくにんらくるい・ひんじゃばくしょう)』 ランク:C 種別:対悪宝具 種類:Quick 敵全体の攻撃力ダウン[Lv.1~](3T)&スターを大量獲得〈オーバーチャージで効果UP〉 ↓強化後 ランク:C++ 種別:対悪宝具 種類:Arts 敵全体の攻撃力ダウン[Lv.1~]↑(3T)&スターを大量獲得〈オーバーチャージで効果UP〉&敵全体の攻撃力を大ダウン(3T) 【マテリアル】 +キャラクター詳細 にっくき悪人泣かすため! 愛する貧者を救うため! 忍びの力を身につけた、無敵の義賊がここに見参! さぁさ皆様ご覧あれ! これが、これが、天狗仕込みの忍びの技ッス! +絆LV1で開放 身長/体重:158cm/49kg 出典:史実 地域:日本 属性:混沌・善 性別:女性 「あたし、悪いことしてるつもりはないんで。そこんとこよろしくッス」 +絆LV2で開放 江戸時代中期頃に土佐藩で活躍した義賊。史実では男性と記されている。 その活躍ぶりからついたあだ名は〝土佐のネズミ小僧〟。 ただの民話出身かと思いきや、当時の人物が書いた〝巡水日記〟に記録されており、実在が証明されている。 +絆LV3で開放 茂平は貧しい農民の出で、どうにか死なずに成長すると庄屋へと奉公に出る。 するとここで運命の出会いを果たす! 彼女はその人物と相思相愛になるが、身分の違いによってあえなく破局。 そのことで庄屋の怒りを買った茂平はクビに。悲しみに暮れた彼女は死に場所を求めて彷徨い、やがて猿田洞という洞窟に到着する。 だがぼんやりと入っていくと、なんと天狗と遭遇! のちの相棒となる佐川市之丞と共に、忍術の修行に明け暮れることとなった。 +絆LV4で開放 やがて一人前の忍びとなった茂平は、相棒と共に肩を並べて義賊活動を開始。 金品や米をぎっしりと蓄えた豪商や豪農からそれらをかすめ取り、貧しい人に与えるという充実した日々を送る。 だがある日に高知城へと盗みに入った際、ついつい二人で宴会用の酒を飲んでしまい、あろう事か現場で熟睡。 当然捕まった二人であったが、茂平は小さなネズミに変化して縄を解き、鳶に化けた相棒の背に乗って悠々と脱出した。 だがそれを最後に、茂平達はとんと姿を見せなくなったという。 +絆LV5で開放 『悪人落涙・貧者爆笑』 ランク:C 種別:対悪宝具 盗みによって悪をくじき、ひもじさに泣く善を助ける。だけども殺しは御法度よ。 そんな日下茂平の信念と、彼女の身体に刻まれた技術が昇華されたのがこの宝具である。 発動されたが最後、彼女に目を付けられた者の持ち物は綺麗さっぱりかすめ取られてしまう。 この世にはびこる転売屋やブラック企業のお偉い様方は気をつけよう。 もしかすると今夜辺り、消えたはずの茂平が目の前に現れるかも……。 +???クリアで開放 【絆礼装】 +絆LV10で開放 特異点に戻る
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Introduction 終わりなき恐怖と謎から脱するには、何かに頼るしか無かった。 そこから脱する術はまだ、彼女の手には無く──ただ、犠牲者の数は増えるばかりだった。 重病で亡くなった彼女の双子の姉妹。 傘で喉が一突きにされた委員長。 エレベーターが急落下して"転落死"した看護婦。 ボードに轢かれた男子生徒。 ……それからも、死者は増えた。 だから、彼女には、それを止める為には、聖杯が必要だった。 ──……が欲しい ──………シャ ……ドウ このまま次々に犠牲者が増える事を回避するには──自分の友達を守るには、この方法以外に、いかなる手段が通用するのだろう。 今まで、ずっと、何人かの友達と一緒に、考えていた。 たとえば、今、見崎鳴の瞳に、生きている人間とは"別の色"を見せる、3年3組の"あの人"が"死者"であるのはわかっているが……。 ……しかし、"あの人"が"死者"だとして、"あの人"に対して、何をすれば良いのかわからない。 果たして、"あの人をどうする事で、これから先、3年3組の人間の災厄を止める事が出来るのだろうか"? 一体、何が"あの人"に通用する? それが彼女にもどかしさを与える理由だった。 ──……が欲しい ──………シャ ……ドウ 彼女──見崎鳴には、死の色が視える。 もうすぐ死にそうな人間の持つ色が……あるいは、"もう死んでいる人間"の放つ色が、何となく分かるのだ。 その色は、彼女自身にもどう表現して良いのかわからない。「色」というのは違うのかもしれない。 生きている人間が発する空気との、微かな違いが、もう少し別の感覚──ダイロッカン、と言ってしまえば簡単だが──で視えてきているのかもしれない。 彼女の持った違和感に、心理が"違う色"を後付けしている……という風にも考えられる。 しかし、色彩というのは須らくそういう物に違いなかった。 何が綺麗で何が汚いかが人に刷り込まれているのも、脳が与える心理だ。 ……とはいえ、彼女の場合、最初からそれが働いていたわけではない。 こういう風に、鳴が死者の色を見るようになった事には、あるきっかけがあった。 彼女の今の瞳は、緑色の"空っぽの義眼なのだ"。 生身の左目を失ったのは、四歳の時だ。悪性の腫瘍が出来て、眼球の機能が失われた。 ある朝目覚めたら、左目が空っぽになっていたのだ。だから、手術の時を受けて、人形の左眼が嵌め込まれた。 その時、彼女は一度死にかけて、それが彼女に、"死"の本質を、少し人より早く伝えた。 死は、どこまでも昏く、一人きりである事。 だが、いざ生きて見ると、生きている人間もそうに違いなかった。 しかし、その超然とした思考こそが生と死の境界を、彼女の中で曖昧にした。 だから、彼女に向けて──"生"と"死"とを区別する手法を、誰かが与えたのかもしれない。 それが、彼女の"眼"だった。 ──……が欲しい ──………シャ ……ドウ そして、彼女はそうして、死に近い人間を見る事が出来るだけでなく、もう一つ、"死を身近に思えるわけ"があった。 彼女の──いや、こういう言い方をすると彼女が原因のように聞こえてしまうが、そういうわけではない──周囲には、不思議な災厄が起きる。 そう……彼女の所属する、夜見山中学校の3年3組には、あの災厄が起きるのだ。 それは、教育の隣に安穏がある筈の、学園という空間とは似つかわしくなくて、だからこそ厭だった。 普通の学校のようには行かないのだ……。3年3組にいる限り……。 ──……が欲しい ──………シャ ……ドウ 夜見山中学校の3年3組の生徒は、"ある年"には、"死者"がクラスの一員として、クラスメイトの記憶から外れて紛れ込む。 そして、それと同時に、"死者"は、そのクラスの"生者"に影響し、不規則にクラスの関係者が死んでいく"現象"を起こしていく。 それは、殺人でも、誰かの悪意でもなく、ただのルールだった。 ただ、運悪く、その災厄の年に3年3組に入れられてしまうと、理不尽に命を奪われていく。 事故、病気、自殺、他殺……死因も多様で、ただ、魅入られたように順に死んでいくのだった。 この"現象"が、"ある年"と"ない年"があり──不幸にも、見崎鳴が3年3組になったのは、"ある年"だった。 だから、余計にこの災厄を意識させられる事になった。 始まりは、26年前の事だったらしい。 その頃、夜見山岬という名前の男子生徒が、3年3組にいた。 今となっては、男だか女だか、名前すらも殆どの生徒に忘れられつつあるが、その生徒は、文武両道で何をやらせても上手く、性格も良かったので、誰からも人気者だった。 しかし、その生徒は、ある時、不慮の事故で死んでしまったのだ。 だから、クラスメイトたちはそれを受け入れられず、その死んだ生徒が"生きて、クラスにいる事にした"。 死んだ生徒の事を、さも生きているように扱い、卒業まで、その生徒が生きている3年3組を演じながら、生活していたのである。 勿論、誰もが、その死を知ってはいた……知ってはいたのだが……しかし。 卒業写真を見てみると、死んだはずのその生徒は、"クラスメイトと一緒に、写真の端に映っていたのだ"。 ……そして、その出来事があってから、3年3組には、たまに"死者"が紛れるようになった。 ──……が欲しい ──………シャ ……ドウ 死者が視える鳴には、必然的に、少し前から、3年3組にいる、"既に死んでいる者"の正体だけは、彼女には分かっていた。 しかし、まだ彼女には、それが誰なのか、他人に言う事は出来なかった。 言った所で、"死者"に対して何をすれば良いのかわからず、友人の榊原にも混乱を与えるだけにしかならないからだ。 止める術は、分からないまま……ふと、誰かが死んでいく。 彼女が、聖杯を得て止めたいのは、その、ただの理不尽で怪奇で不条理な"現象"だった。 やはり、他人が死んでいくのを……それも、同じクラスのクラスメイトが理不尽に死んでいくのを見続けるのは、忍びない。 これから先、余計にどんな事が起こるのかがわからなくなってくるに違いなかった。 この"現象"を止める手立てがあるのならば、それを聖杯に託すつもりであった。 それが、彼女の戦う理由だ。 幸いにも、彼女の瞳は、"死者"を見る事が出来──同時に、"生きている者"も映してくれる。 たとえば、死者(サーヴァント)の持つ、色の機微が彼女には分かる。 それは、聖杯戦争の渦中において、彼女に少なからずアドバンテージを与えてくれるに違いなかった。 だから、八方ふさがりとなった鳴は、これから先、またクラスメイトが死んでいく現象を止め、自分自身も助かる為に、聖杯に「災厄を止める」事を願うと決めた。 これで、夜見山市の3年3組は1998年を最後に、"災厄"や"現象"という怪奇に襲われずに済む事になる。 勿論、聖杯は他者を犠牲にするかもしれない。 つまり──"見ず知らずの誰かが死ぬのを見たくない為に、見ず知らずの誰かを殺す"のだ。 一見矛盾しているようだったが、考えてみると、矛盾はなかった。 彼女も、"死"に対しては、他の人間相応の嫌悪があり、同時に、他の人間相応に惹かれてもいる。 人が殺されるニュースには、"良い関心も悪い関心も"示す。 それが人の性であるように……。 ──……が欲しい ──………シャ ……ドウ だから、かもしれない。 彼女は、その"死者"が齎す"災厄"を止めたい為に……"霊"を、呼ぶという手法も、躊躇なく行った。 不思議な事だ。──それは、あまりにも矛盾した事象に違いない。 これから現れる"死者"を消す為に、"英霊"を呼ぶなどという行為は。 しかし、それが聖杯戦争という物の、最初のルールだった。 ◆ 英霊が、顕現する……。 その瞬間の映像と色は、普段、眼帯によって左目を隠す鳴も、眼帯を外して視たようだった。 これは……"死者"がこの世に生まれる瞬間である。 「あなたが、私のサーヴァント……?」 現出する──、一人のサーヴァント。 鳴には、確かに、サーヴァントである"英霊の色が視えた"。 それは、生きている人間の色とはやはり異なる。どこまでも昏い世界に沈んだ人間だけが放つ、厭な色だった。 これまでも何度も見て来た色だった。だから、何処か彼女は、"現象"に対して諦観できた面もあるのだろう。 しかし、結局は、彼女は、こうして聖杯戦争という手段を用いて、今後の災厄を無期限に停止する道を選んだのだ。 「──」 彼女が呼び出したのは、七つのクラスの内、何れだろうか。 男性の若者、であるのは確かだった。 ──しかし、男性である事以外には、分かる事はない。 眉は太く、体つきは少し武骨である物の、筋肉の塊というほどでもなく、捉え難い普通のアジアの人間だった。 少なくとも、バーサーカーのクラスではないようである。 剣も持たず、弓も持たず、槍も持たない……普通の成人男性だった。 彼が、一体、どんな逸話を持つ英霊であり、それが七つのクラスの内のどれなのかもわからなかった。 彼女は、訊いた。 「貴方は、一体?」 「俺は──俺は、『アサシン』のサーヴァントだ。 …………って言っても、『暗殺者』ぁ、なんていうガラじゃないんだけどな」 「……」 「で、それを訊くって事は、君が俺のマスターか? ……んー、思ったよりも若い女の子だな」 あらゆる死者を視たこの鳴にとっても、ある種、これほど生気に満ちた死者は目にかかった事がなかった。 アサシンは、確かに暗殺者と呼ぶには少し声が大きく、自己紹介だけでもその豪快な性格が手に取るようにわかるタイプの人間だ。 鳴のような性質を持つ人間にとっては、アサシンというクラス自体が、不安視される「ハズレ」のクラスのように思えた。 それこそ、彼女のように、その瞳で"区別"する事が出来てしまう人間にとっては、サーヴァントの気配を消すアサシンの性質も意味を成さない。 それが彼女にとって、僅かに不安を煽った。 相手がアサシンだったならば、一目でそれを看破できる……しかし、それを"自ら引いてしまう"とは。 しかし、鳴のような瞳のある人間は珍しく、そんな心配は無用と言って良かった。 アサシンは、そんな、彼女の微かな動揺も見抜く事なく、顎に手を当てた。 「……あっ、そうだ、マスター。 まず最初に、どうしても訊きたい事がある!」 「何?」 「マスターの名前と、それから、願いだ……。 話によっては、俺も協力しかねるんだ!」 彼は、真っ先にそう訊いた。 それは、くだらない願いの為に利用されるのを嫌い、主君の名前を知らない得体の知れなさを嫌うという事だろうと鳴は思った。 相手も英霊とはいえ、意思のある一人の人間だ。事情を知らずに巻き込まれるのは好ましくないだろう。 別段、鳴は彼の質問に、厭がる事もなく答えた。 「……名前は、見崎鳴。『見る』に、『長崎』とか『宮崎』の『崎』。 鳴は、『鳴』っていう字。『共鳴』、とか、『悲鳴』とか」 「そうか、鳴。これからよろしく! それで──君の願いは?」 「よろしく、アサシン。 私の願い──それは……」 すると、形式的な挨拶を澄ますように、鳴は静かに、夜見山の話を手短に話していく事にした。 協力関係を結ぶ予定の彼に、勿体ぶる事ではない。──少なくとも、理由がなければ協力しかねると言う彼には。 隠すほどの理由でもなかった。 英霊を前にも、鳴は全く動じる事なく、淡々と、客観的にその怪奇現象について語っていく。 しかし、目の前のアサシンは、まるで鳴の話を、寸分も疑う事なく聞き続けた。 現世に存在した時の彼の戦いも、人間をひとり英霊へと変えるほど不思議な物であり、今の聖杯戦争もまた現実を逸脱した物であったからかもしれない。 「ふむぅ……」 話を聞くにつれ、アサシンの顔色は悪くなったり、何とも言えない色に変わったりしていった。 それは、理不尽に起きる逃れられない事故と死だけが、見崎鳴のこれまでの敵であったからだだろう。 もう少し、はっきりとした敵と戦ったのが、「英霊」という物だった。 そして、英霊が視えない敵と戦う事が出来たとしても、英霊は夜見山にはいなかった。 ……だからこそ、この見崎鳴には、聖杯以外に頼れる物は無かったのである。 「──よし、事情は、よくわかった! 俺は君を信じる!」 「協力してくれるの?」 「ああ! だから、聖杯の事なら、俺に任せてくれ……! これでも、俺は昔、パコという秘宝を巡って戦い抜いた忍者なんだ!」 アサシンは、笑顔でどんと胸を張りながら言った。 秘宝を巡る争いの規模は、見崎鳴には伝わらず、それが彼女にアサシンの胡散臭いイメージを植え付けた。 彼がいかなる争いを生き延びたのかわからないし、この妙な自信も、却って彼を信頼する 「本当に……任せていいの? あなたに」 「ああ。久しぶりの戦いだ……腕が鳴るッ!」 好戦的で、それは暗殺者と呼ぶには、やはり、あまりにも戦闘への気概に満ちていた。 戦闘を避け、効率的に敵を抹消するサーヴァントが持つには、血が燃え滾りすぎていた。 鳴にとって、その性質は、少しばかりズレていたようでもあり、しかし、どこか頼もしさも感じさせた。 「言い忘れたな……。 戸隠流第三十五代宗家……山地闘破、又の名を、磁雷矢! この聖杯戦争にて、見崎鳴……君のサーヴァントとして、仕えるッ!」 ──……が欲しい ──………シャ ……ドウ そう──アサシンの真名は、戸隠流正統・磁雷矢。 誰もみんな幸せに輝いてる未来が欲しい── 我古来闘者(ガコライトウシャ) 悪魔不動(アクマフドウ)── かつて、世界忍者戦で活躍した、伝説の忍者であった。 【CLASS】 アサシン 【真名】 磁雷矢(山地闘破)@世界忍者戦ジライヤ 【パラメーター】 筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:E 幸運:B 宝具:A 【属性】 秩序・善 【クラススキル】 気配遮断:B 自身の気配を消す能力。 完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 戸隠流忍術:A 磁雷矢の習得した忍術。 アサシンは戸隠流正統・磁雷矢を襲名した忍者であり、戸隠流の持つあらゆる忍術をマスターしている。 また、彼が使う宝具を使用するにも、このスキルが必須となる。 混血:C かつて秘宝を地球に持ち込んだ宇宙人の血。 彼はその末裔である為、通常の地球人では適性を持たないような事象を可能とする。 【宝具】 『戸隠流正統・磁雷矢(ジライヤ)』 ランク:B 種別:対己宝具 レンジ:- 最大捕捉:1(自身) アサシンこと山地闘破が生前、襲名した異名。 そして、同時に、彼が『ジライヤスーツ』や『ジライヤパワープロテクター』を装着して自身の身体の限界値を大きく上昇させたファイティング忍者の姿の名でもある。 かつては、『ジライヤスーツ』を纏った姿が第一装着、そこから更に『ジライヤパワープロテクター』を纏った姿が第二装着と呼ばれた。 第一装着・第二装着へと姿を変える事によって、筋力・耐久のパラメーターがそれぞれ一つずつ、敏捷のパラメーターが半分ずつ上昇する。 『磁光真空剣』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1~5 戸隠流に伝わる伝説の刀。 混血のスキルを持つアサシンの場合、真名解放と共にレーザー刀へと変化する。 この宝具により無数の必殺技を使う為、アサシンにとって戦闘にはこの宝具が必須となる。 何故かこれで攻撃されて粉々になったはずの忍者が生存して再登場する事があるが、それは置いといてかなり強力な剣である。 【weapon】 『ジライヤスーツ』 宝具『磁雷矢(ジライヤ)』を通常解放すると、このアイテムを手動で装着する。 戸隠流に伝わる戦闘スーツ。闘破はこれを装着して磁雷矢になる。 普段は戸隠流忍法武神館の天井に隠されている。実はパコを地球に運んだ宇宙人が使用していた宇宙服であった。 仮面ライダーG3的な装着アイテムの筈だが、何故か、落下している最中でも、水中でも、小型化されている訳ではないコレを平然と装着して現れる事がある。 『ジライヤパワープロテクター』 宝具『磁雷矢(ジライヤ)』を解放した後、更に第二装着をする時のアイテム。 スミス博士が開発したジライヤスーツの強化パーツ。 目に装着する透視・分析能力を持った特殊スコープのジライサーチャー、肩当て、喉当て、膝当てのセット。 こちらで戦う事が多い。これを使えば、宇宙の力、科学の力、忍術の力が全て一体となった感じがする。 『磁光真空剣』 宝具。上記。 『ジライバスター』 忍者にとって必須の武器・光線銃。やはり忍者といえば光線銃。光線銃がなければ忍者とは言えない。 山地家伝来の武器で、『磁雷矢(ジライヤ)』を装着している時に使える。 麻酔弾のメディカルカートリッジ、通信弾の通信カートリッジ、岩石破壊弾の器物破壊カートリッジの3つの使い方が可能。 ただし、必殺武器としての殺傷能力はない。 ※科学と忍術の結晶であるフェアレディZ『ブラックセイバー』、飛鳥時代に作られた「埴輪」とは名ばかりの巨大ロボット『磁雷神』はライダーのクラスで呼ばれない限り持たない。 【人物背景】 秘宝パコを巡る『世界忍者戦』にて活躍した伝説の忍者。 戸隠流第三十四代宗家・山地哲山の養子で、「ジライヤ」の名でパコの位置を示す粘度板(ボード)を守る使命を受け、パコを狙うライバル世界忍者や妖魔一族などと戦った。 性格は明るく気さくで、時に悪戯好きな熱血漢であり、明るく家計を支える為のアルバイトをしている。 実は2300年前にパコを地球に運んだ宇宙人の子孫であり、その為か磁光真空剣の力を最大限に発揮する事が可能。 後の時代には、後輩忍者・手裏剣戦隊ニンニンジャーたちと共に戦ったとの説もある。 【サーヴァントとしての願い】 この地球を抱きとめるそんなでっかい心が欲しい。 誰もみんな幸せに輝いてる未来が欲しい。 【基本戦術、方針、運用法】 この世界の忍者にしては、比較的忍んでいる方であり、外見も忍者っぽい方なので、アサシンとしての戦法も使えるが、その辺はあんまり気にせずに直接戦闘させても良いかもしれない。 彼の持つ宝具は普通に強い。『磁雷矢(ジライヤ)』を運用した際の戦闘能力もそこそこ強く、『磁光真空剣』で、だいたいのサーヴァントと互角に戦える。 また、マスターである見崎鳴は、生者と死者を判別できる為、アサシンがいくらサーヴァントの気配を消しても、その気配が"見えてしまう"。 つまり、その時点でマスターの持つアドバンテージが非常に強い。 ただし、その反面、アサシンが魔力が低く、燃費が悪い中、マスターは魔力を持っておらず、その点だけ注意が必要になる。 【マスター】 見崎鳴@Another(アニメ版) 【マスターとしての願い】 夜見山北中学3年3組に起きる「災厄」を止める。 【weapon】 特になし。 【能力・技能】 『左眼の義眼』 左目の義眼により、死者や死期の近い人間(と言っても、事故等で突然死ぬ人間ではなく、生命力の弱った大病人や重症人)の「死の色」を見る事が出来る。この聖杯戦争の場合は、サーヴァントや消えかかっているマスターが視えるという事である。 この義眼は普段は眼帯によって隠されている。 【人物背景】 夜見山北中学3年3組の女子生徒。 普段は左目に眼帯をしていて、非常に物静かな印象が強い人物。 とはいえ、一部の人間には心を開いており、時には他者に向けて優しさを見せたり、冗談を言ってみせたりもする。 普通の中学3年生と何ら変わらない可愛げも見せ、手で触れた物を弄って遊ぶ事もある。 3年3組に起こる「災厄」を回避するために5月から「いないもの」として扱われる(ただしこの話は、聖杯の再現した電脳空間内では無かった事になる)。 ちなみに、現在の時点で死亡したのは、桜木ゆかりのみとする。 【方針】 アサシンと共に、他のサーヴァントの打倒をする。 場合によっては、左目を使って他のサーヴァントやマスターを看破し、アサシンに伝える。
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退治屋・弟子 所属:フリー 退治屋 性別:不明 年齢:20以下?(見た目14~16) 身長:163 性格:子供っぽい性格 容姿:黒色の長い髪の二つ結び(ツインテール)と瞳が特徴。 服装:ド派手な忍衣装(本人に忍ぶつもりが無いので派手) 武器:鎖鎌、手甲鉤、鎌ヌンチャク、 備考:生活費の為に妖怪を退治する退治屋。子供っぽいが実力はそこそこ。言動から女だと思われるが・・・男だという噂も・・・。賞金稼ぎの師匠の元で弟子として扱われている。
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狡噛慎也&アサシン ◆arYKZxlFnw 聖杯の力によって構築された、2010年代の様相を模した東京。 この結界の光景を見るたび、狡噛慎也は常に思う。 歳上の同僚が生きていた、シビュラシステム以前の街は、こういう感じだったのかもしれないと。 一見するとレトロなだけの、ただの街並みにしか見えない。 それでも一皮剥いてみれば、そこに渦巻いているものは、ナマの悪意と欲望だ。 少し夜道を出歩けば、いかがわしい商売の現場を、いくらでも見つけることができる。 日の昇っている時間にも、汚職や闇取引といった、どす黒い噂が耳に入ってくる。 (シビュラが目を光らせてる今では、さすがにこうはいかないからな) 無論全くのゼロではないが、ここまで露骨でもなかったはずだ。 今の東京を回想しながら、狡噛は口から煙草を離し、ふぅっと煙を吐き出した。 現代よりずっと過去の街だ。彼が好んでいた銘柄は、未だ発売してすらいない。 それでも喫煙という習慣は、その程度で辞められるものではないらしい。 「そういや、ケムリは平気だったか?」 と、そこまでしたところで、同席者のことを思い出し、尋ねる。 一応顔を背けはしたが、それでも煙草そのものを嫌い、ストレスに感じる者はいるはずだ。 そういうことはなかったかと、狡噛は向かい側の席に座る、1人の少女へと問いかけたのだった。 「煙じゃないが、火の扱いには慣れてる。人の焼けた時のに比べれば、どうってことないさ」 物騒な返事を返したのは、日焼けした褐色肌の少女だ。 顔立ちから推し量れる年齢は、十代後半に差し掛かった頃だろうか。 白地に「踊り子号」とだけ書かれた、センスの悪いTシャツを押し上げる、年齢には似つかわしくない乳房が目を引いた。 「そりゃごもっともだ」 異臭を伴うわけではないが、伴う生理的嫌悪感は、副流煙の比ではない。 もっとも、のどかなファミレスの喫煙席には、あまりにも似つかわしくない表現だ。 それがおかしいやら何やらで、狡噛は思わず苦笑した。 「しかし、あんたも変わった奴だな。召喚されてすぐに『腹が減った』とは」 「何しろここ最近、ろくなものを食べてなくってな」 そういう「設定」なんだ、と言いながら、少女は目の前に置かれた、熱々のハンバーグにナイフを入れる。 ともすれば粗野な印象を受ける出で立ちだったが、そうした容姿には似合わず、意外と所作は丁寧だ。 見た目よりも育ちがいいのか。英霊と呼ばれるくらいなのだから、そういうものなのかもしれない。 自らが引き当てたサーヴァント――焔と名乗ったアサシンを見ながら、狡噛はコーヒーを口にした。 「英霊なんていう割には、苦労してるんだな」 「少なくとも、『今』の私はな。未来がどうなのかは知らないが、英霊なんて呼ばれる柄じゃない」 苦笑するアサシンの瞳は、暗い。 本来サーヴァントとは、その生涯を全うし没した英霊が、生前の姿を再現されて生まれるものなのだという。 しかし狡噛のもとに現れたアサシンは、現在の姿よりも先の記憶を、全く持っていないと言うのだ。 恐らく何らかの要因により、その頃までの情報のみしか、アサシンには与えられていないのだろう。 「魔術師の戦争と言ったが、生憎と俺はオズじゃないし、エメラルドの都の生まれでもない。 恐らく俺の力不足で、その歳までの姿でしか、呼ぶことができなかったんだろう」 「かもな。でなけりゃ抜忍風情の私が、ここに呼ばれるはずもないんだ」 アサシンのサーヴァントは忍者だった。 彼女の暮らす世界において、平成の世まで息づいてきた、忍と呼ばれる戦士の1人だった。 とはいえそれも少し前までのことで、現在の年齢の彼女は、組織を抜け同胞に追われる、抜忍と呼ばれる存在なのだという。 「私の勝手な裏切りに、仲間達まで巻き込んで、苦労を強いてしまってる……とんだ駄目リーダーだよ、私は」 自虐し、アサシンは付け合わせの人参を、フォークで口元へと運んだ。 「……似た者同士、というやつか」 あるいはそれが、未熟な俺が、あんたを呼び寄せた理由なのかもしれないと。 一拍の間を置いたのち、狡噛がそう独りごちる。 「似たもの?」 「俺もあんたと同じように、追われる裏切り者ってことだ」 狡噛慎也は元刑事だ。 しかし己の復讐のために、彼は組織を離反した。 公安局の目をくぐり、忌むべき仇を追いかけて、遂に追い詰め命を奪った。 そして殺人の罪を犯した瞬間、彼も追われる犯罪者となり、日本から逃げ去る羽目になった。 お尋ね者の根無し草――それがアサシンのサーヴァントと、狡噛慎也の共通項だった。 「でも海外に逃げてしまえば、ある程度追っ手も振り切れるだろ?」 「逃げ場所に恵まれてなかったのさ、俺の時代は。結局安息と平和なんてのは、シビュラの檻の中にしかなかった」 西暦2100年代は、文字通り暗黒の時代だ。 貧富の差は取り返しのつかないところまで拡大し、倫理や道徳までもが蝕まれ、世界は戦乱の炎に包まれた。 今や平和だと言える国は、完全管理社会と化した日本くらいのものだ。そしてそんな状況に陥って、もうすぐ100年にもなろうとしている。 そんな地獄の中で、静かに暮らせる場所を探すことが、どれほど困難なことか。 「嫌な未来だな」 「だからあんた達で変えてくれ。若者には時間も可能性もある」 「無責任な。大人の言うことじゃないだろ、それ」 励ましにしてはあんまりな言葉に、アサシンは思わず噴き出していた。 だがそのおかげで、すっかり落ち込んでしまったムードも、いくらか和らいだようだ。 「でも、そうなると、それがマスターの願いってことか?」 そうして心が落ち着けば、新たに気づくこともある。 安息の地を欲する心が、紅い月へと導いたのかと、アサシンは狡噛に問いかけた。 「悪いか?」 「いや。私に否定できることじゃない」 あっけらかんとした狡噛の問いに、アサシンもまたさらりと答える。 先程も狡噛が言ったように、根無し草なのはお互い様だ。安住を求めるその心が、どれほど真剣なものなのかは理解できる。 だからこそ、それは問い返すまでもない。 そう言わんばかりの表情で、アサシンはまたハンバーグに手をつけた。 「俺もそれは否定しない。……といっても、聖杯なんてものにすがって、追い求める気分にはなれないが」 狡噛はそう言うと、すっかり火の消えてしまった煙草を、灰皿に押し当てすり潰す。 人を無差別にさらって、街に閉じ込めた聖杯は、あのシビュラシステムと同類だ。 否、強いるのが殺し合いである以上、聖人気取りのシビュラよりも、なおタチが悪いと言っていい。 刑事ではなくなった狡噛だが、正義感とプライドすらも、ドブに投げ捨てたつもりはない。 泥沼を這いずる狡噛にも、死んでも甘えたくないものはある。死んだ方がマシなものがある。 だからこそ狡噛慎也は、聖杯を拒絶し、その存在を否定した。 聖杯戦争に招かれながら、そのルールに従うことなく、歯向かう道を選んだのだ。 「聖杯に従うつもりはない、か」 「むしろその辺に投げつけて、叩き壊すかもしれないな」 コーヒーカップの取っ手を掴み、ゆっくりとした動作で振って、投げ捨てるようなジェスチャーを取る。 「あんたには悪いとは思うが、俺は聖杯には従わない。この馬鹿げた催しをぶち壊すために、立ち回らせてもらうことにする」 「見くびるなよ。私はマスターのサーヴァントだ。 それに実際のところ、私自身も、聖杯が欲しいってわけでもない……願いは自分の手で掴んでこそ、だからな」 だから自分はサーヴァントとして、マスターの意志を尊重すると。 狡噛の宣言に対して、アサシンもまた同意を示した。 「……やっぱりあんたなら、未来を変えられる気がするよ」 どん底で苦しみ続けてなお、そう言い切れると言うのなら。 願いだけでなく、平和な未来も、その手で掴み取れるかもしれないと。 そう言って狡噛は、感謝の代わりに、笑みを浮かべ返したのだった。 【マスター】狡噛慎也 【出典】PSYCHO-PASS 【性別】男性 【マスターとしての願い】 どこか心休まる居場所が欲しい 【weapon】 なし 【能力・技能】 犯罪捜査 元刑事。鋭い洞察力と推理力、直感力を持つ。本人曰く「デカの勘」。 体術 身体を鍛えることには余念がない。東南アジアの格闘術である、シラットを体得している。 カリスマ ランクD-相当。軍団を指揮する天性の才能。 本人は自覚的ではないが、彼の言動は他者に信頼と憧憬を抱かせる。 狡噛の意志の強さに由来するものであるため、このスキルは、彼が自らの意志で主体的に行動している時にのみ見られる。 【人物背景】 元公安局刑事課一係の執行官。 過去の事件において部下を殺されたことから、その黒幕である槙島聖護を憎悪し、彼の行方を探っていた。 しかしその過程で犯罪係数(犯罪者になる危険性を表した数値)が上昇し、潜在犯認定を受け執行官へと降格している。 ぶっきらぼうな言動が目立つが、内に秘めた正義感は強い。 何だかんだ言って面倒見が良く、新人監視官の常守朱の良き先輩であった。 安息を求めてこそいるが、その本質は猟犬のそれであり、敵を追いかけ求めずにはいられない人間であると言われている。 物語後半において、逃亡した槙島と決着をつけるため公安局を出奔する。 一係の面々との競争を経つつも、最後には槙島の元へと辿り着き殺害。部下の仇討ちを果たした。 その後は日本を離れ、静かに暮らせる場所を探しているものの、未だ安息の地を見つけられずにいる。 【方針】 人殺しを強いる聖杯の存在は認められない。聖杯戦争を止める手立てを探す。 【クラス】アサシン 【真名】焔 【出典】閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明- 【性別】女性 【属性】混沌・中立 【パラメーター】 筋力:C+ 耐久:C 敏捷:B 魔力:C 幸運:C 宝具:B 【クラススキル】 気配遮断:C サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 【保有スキル】 抜忍:B 組織に縛られない代わりに、他の忍から命を狙われるはぐれ者の忍。 焔は高いスキルランクを誇っており、周囲を忍以外から隔絶する忍結界を使用することが出来る。 また、忍転身を用いることで、一瞬で衣服を忍装束へと変化させることが出来る。 単独行動:B マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。 反逆の炎:C 己の信じるもののため、過去を断ち切らんとする力。 それまでの人生で二度裏切られた焔だが、どちらに対しても相応の報復を果たしたことにより備わったスキル。 直前まで味方だった者を、正しい意志の下に裏切った時、与ダメージにプラス補正が加わる。 【宝具】 『いざ、紅蓮の如く舞い散れ(えんげつか)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大補足:30人 六刀流を修めた焔が、最後の切り札とする七振り目の刀。秘伝忍法「紅」によって発動する。 真に強き忍にしか、抜くことは叶わないと言われる名刀である。 その力に引きずられる形で、焔自身の潜在能力も解放され、全パラメーターが1ランクずつ上昇する。 残る六本の刀はサイコキネシスのような力で、自在に宙を舞い敵を切り刻む。 強力だが魔力消費量も多いため、長時間の発動には適さない奥の手。 【weapon】 刀 背中に背負った七本の日本刀。 平時は『いざ、紅蓮の如く舞い散れ(えんげつか)』を除く六本を、片手に三本ずつ、鉤爪のように構えて用いる。 【人物背景】 秘立蛇女子学園を出奔し、現在は焔紅蓮隊を率いる抜忍の少女。17歳。 スリーサイズはB87・W57・H85。 好戦的で向上心が強い。 敵には厳しいが味方には優しく、仲間達に過酷な境遇を強いている現状には、心苦しいものを感じている。 荒っぽい態度が目立つが、前述通りの由緒ある家系の生まれであるため、意外にも礼儀作法には明るい。 実は機械とオカルトが苦手。 元は善忍の家系の生まれだったのだが、自分を騙した悪忍を殺害手前にまで追い込んでしまったことにより、 善忍としての資格を剥奪されてしまう。 その後家を追われさまよっていたところを、蛇女子学園に拾われ入学した。 当時は忍学生筆頭を務めていただけあり、戦闘能力は非常に高い。 炎を纏う六刀流を操り、素早い身のこなしから放たれるラッシュは、立ちはだかる全てを敵を燃え散らす。 必殺の秘伝忍法は、最大戦速で敵をなぎ払う「魁」と、『いざ、紅蓮の如く舞い散れ(えんげつか)』を抜き放ち立ち回る「紅」。 マスターである狡噛とは、「己の主義のために組織を離れ、野に放たれた者同士」ということで引かれ合ったが、 当の狡噛の魔力量が足りなかったため、全盛期とは言いがたい10代の頃のデータが反映されている。 【サーヴァントとしての願い】 特になし -008 七原秋也&キャスター 投下順 -006 ユズ・アサシン -008 七原秋也&キャスター 時系列順 -006 ユズ・アサシン 登場キャラ NEXT 狡噛慎也&アサシン(焔) 000 DAY BEFORE:闇夜が連れてきた運命
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登録日:2010/07/27(火) 00 21 37 更新日:2024/02/19 Mon 23 07 31NEW! 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 EXTELLA EXTRA FGO Fate Fate/SR TYPE-MOON 「ニーハオ!死ね!」 アサシン サーヴァント ハサン涙目 バーサーカー ランサー 一撃必殺 八極拳 八神庵 安井邦彦 希代の凶拳士 帝都聖杯奇譚 幸運E 拳士 按摩師 无二打 警備員 起源パンチ 達人 アサシン(EXTRA)は、『Fate/EXTRA』にて初登場したサーヴァント。 ※ネタバレ注意 声:安井邦彦 身長:166cm 体重:60kg 血液型:不明 誕生日:不明 イメージカラー:橙 特技:不明 趣味:不明 好きなもの:鍛錬、試合、家族 苦手なもの:不明 属性:中庸・悪 マスター:ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ パラメータ 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 B C A E E - 技能 ◆気配遮断:- アサシンのクラスが持つ共通のスキル。 普通ならランクが付くが、このアサシンの気配遮断は彼個人の特殊技能に基づく為にランクが付かない。 ◆中国武術:A+++ 中華の合理。宇宙と一体化することを目的とした武術をどれほど極めたかの値。 A+++ともなれば達人中の達人。 なお取得がとにかく厳しく、Aでようやく「習得した」と認められるラインだとか。 ◆圏境(けんきょう):A 気(エネルギー)を纏い、周囲の状況を感知し、天地と合一する事で自らの存在を消失させる技法。要は透明人間化。 自然との同化で、景色に浸透した身体を物理・魔術的に索敵感知、捕捉する事はまず不可能である。 設定資料集で明かされた設定では「触ってもそこにいると認識できない」ということなので実際には感知に引っかかる(作中でも罠は反応する)、 ただし術者は感知したことを認識できないために条件次第で自動発動する術式でないならそのままスルーしてしまう。 さらに攻撃に移る時にはそちらに注力するため当然天地との合一は不完全になる(自サーヴァントが致命傷を逃れ得ているのはこのため)のだが、 認識上で「目視する」ことができないレベルを保持しているため近接戦闘で戦う上では圧倒的に有利。 宝具 『无二打(にのうちいらず)』 中東の伝統装束を身に纏い、その気になれば眼光だけで相手を睨み殺してしまいそうな鋭い雰囲気を放つアサシンのサーヴァント。 「呵呵呵呵(カカカカ)!」と特徴的な笑い声をする偉丈夫の拳士。 一部からの愛称は「アサシン先生」や「八神庵」等がある。 別に「泣け!叫べぇっ!そして死ねェッ!」とか言わな…もしかしたら言っているかもしれない。 今回は暗殺者・ユリウスの手により従来のアサシンより強力な人物が呼び出されており、 対戦開始前に相手を必ず葬る事からトーナメント最強の一角と恐れられてきた。 ハサン?ああ、そんな人もいましたっけね 拳で語る武人であるが善人ではなく、彼は長年積み重ねてきた対人の人生を一瞬で砕く事を至上としている等、道徳性こそ一般常識から逸脱しているが、 人間性そのものは合理性を重んじる“良識人”である。 彼の真名は『魔拳士』の異名を持つ中国拳法家・李書文。八極拳の使い手であり、仕合においてどんな軽い手でも触れれば命を奪えるという。 自身を拳法家というより殺し屋の類と自認しているが、それを卑下する事も誇る事もない。 生前は善く学び、善く戦い、善く殺めたので無念や怨念は全く持っていない。 義を通す善性だが、悪もまた良しとする武芸者で、あまりにも対人を殺めた事で多くの憎しみを買い、最後は毒を盛られて命を終えたという。 彼がアサシンとして脅威極まりないのが、アサシンのスキル『気配遮断』の域を凌駕した我流スキル『圏境』と、 武術を極めた事で境地に至り、修得した「二の打ち要らず」の二つ名を戴く宝具『无二打』。 【宝具】『无二打(にのうちいらず)』 正確には『神槍无二打』。 牽制、及びフェイントに使う程度の初撃で相手を殺せるまでになった武術の真髄。 この宝具は英霊の象徴たるアイテムではなく、武術の真髄。十二の試練等のように、武術が宝具や逸話が昇華した。 自身の気を張り巡らせた空間を形成し、彼の『気に呑まれた者』にこの剛打の一撃で迷走神経反射(ショック死)を引き起こし葬る事から、 「二の打ち要らず」と呼ばれる必殺宝具。 通称「起源パンチ」。 主人公のサーヴァントもこの宝具を受け、直撃は免れたものの魔術回路を乱された事で魔力供給を行えなくなり、消滅の危機に追い込まれている。 直撃をまともに受ければ問答無用で即死する。 一応、欠点としては数十メートルの怪物が相手ではその巨体故に気が通しづらいようで魔神柱を相手に手こずっていた。 ゲーム的にはHPを9割削られるだけで済むが、これは後述のようにわざと引っ掛かった罠のダメージによって技の精度や威力が落ちたため。 まともに戦うとHPを10割持って行かれる。 このアサシンの恐ろしい所はこの即死攻撃と圏境の透明化によって、確実に先手を取り、相手に致命傷を負わせる事が可能という事。 オマケに透明化の魔術(かなり高位の魔術らしい)なら魔術の使用痕から索敵する事も可能なのだが、 彼の場合は体術なので魔術による索敵は無効化される非常に厄介なシロモノ。 同じような不可視の剣を使うセイバーと剣を交えた事のあるアーチャーは彼のこの不可視の拳打を「見えざる拳(インビジブル・エア)」と比喩し、 「彼女の剣(風王結界)より数段上のようだ」と言った。 まあ武器が見えないから攻撃のリーチが判らず厄介程度のセイバーの『風王結界』と見えない上に必殺というアサシンの『无二打』のどちらが脅威かと言えば、 確実に後者に軍配が上がるので、アーチャーの評価は至極妥当と言える。 この事を知った凛は「透明化を何とかしなければランサーでも苦戦するでしょうね」と語っていた。 但し、攻撃態勢に移れば気を攻撃に回す分、精度が下がり効果が薄まるという。この為に反応する事が不可能という訳ではない模様。 この攻撃に移れば効果が薄れるという点については従来の気配遮断と変わらないが、彼の場合はその状態のまま戦えるという大きな利点がある。 なので厄介なのは全く変わらない。 おまけに攻撃態勢に移らなければ、彼に触れたとしても感知は不可能だという。 ドラマCDでこの必殺の初撃に反応出来るのはセイバー(Fate)といった高い直感スキルを持つサーヴァント、死の気配に敏感な遠野志貴などが挙げられている。 余談だが、无二打は彼の故郷的には『うーあるだ』と読むらしい。无は『無』のことで、全体として『二の打ちは無い』→『二の打ち要らず』となる。 日本語的には『むにだ』でいいようである。 第五回戦の相手として主人公達と激突。 初日から味方サーヴァントに不意打ちを行い、戦闘不能に追い込むも主人公とヒロインの奮闘により復活。 その後、ヒロインの仕掛けた罠にハマり圏境を乱され透明化出来なくなってしまう。 尤も彼自身は罠には気付いていて、主人公達を試す意味でワザと罠に引っ掛かった。 そして対決の日、主人公は激闘の4日間で急成長を遂げ、実力不足を痛感した主人公のサーヴァントも宝具を開放した事で、アサシンの能力を上回り、 遂に最強の暗殺者ペアは敗れてしまった。 ……と、思いきや…… 以下、激しいネタバレ 死して電子の海を彷徨っていたユリウスが、暗殺したマスターの令呪を自身のものとした事で資格を得、 アサシンは「バーサーカー」の能力を強引に付与され『二属性持ち(マルチクラス)』となって主人公の前に現れる(バーサーカーの適正自体は元々ある模様)。 激しい猛攻だったが、死闘の末にトドメを刺され彼の套路に終幕を引いた。 バーサーカー化している為か、攻撃力は上がっているものの、宝具『无二打』は使用してこない。 しかしその代わりに、宝具(技)として彼が得意とし、唯一つ極めた八極拳の奥義、対門宝具『猛虎硬爬山(モウココウハザン)』を使用してくる。 利き腕より把子拳、寸勁、頂肘を瞬時に繰り出す高速三連撃。 魂の領域にまで染み込んだ肉体の動きは、李書文が狂化状態にあっても心技体の完全な合一の元放たれる。 しかしこの宝具、毎ターンの初手に必ず使用してくるのでガードやスキル等で防げば問題なく、 オマケにパネルの方も大幅に解放されており、プレイヤーも五回戦よりレベルアップしているのでそう苦労せず倒せてしまうのがちょっと悲しい。 そしてどの味方サーヴァントからも見苦しいと言われてしまった。 サーヴァントは全盛期の状態で召喚されるというのは有名な話だが、李書文の場合「肉体の全盛期」と「技術の全盛期」があり、前者が選ばれた場合青年の姿で、後者が選ばれると老年の姿で召喚される。性格自体にあまり変化はないらしい。 また、“神槍李”の徒名を持ち、槍術にも秀でており、ランサーの適性もある。 EXTRAではマスターであるユリウスとの相性から若く猛々しい彼が望まれた為に青年期かつアサシンとして召喚された。 因みに生前の李書文は八極拳より槍に重点を置いた人物とされ、八極拳は槍術を極める為に前準備として習得したに過ぎないらしい。 大槍を操り、多数の逸話を作り上げたとされる。 この話から、アサシンではなくランサーとして召喚されていれば、更に驚異のサーヴァントになったかもしれない。 なお実際の李書文はかなりDQN気質に近い人で有り、おおよそ合理的な人間ではない。 強い人間がくればわざわざ殴りに追いかけに行ったり、世話になった家の床の大理石を割りまくったり、 やめるよういわれたので、今度は道の敷石を割りまくって、それを注意した警官を殴り殺して逃げ帰ったりと、 やりたい放題である。 しかし一方で晩年は丸くなり、子供に武術を教える優しい老人だったという逸話も残っている。 良くも悪くも我を貫いた人物だったのだろう。 【台詞】 「さて―――、未だ五体を使わねば立ちいかぬ套路だが、冥土の土産に一凶、馳走してくれよう!」 「武を交えるのならどちらかは死ぬ。戦いとは気安いものではなく、互いの信念をかけたもの。故に、おいそれと始めるものではなく、また、始めたからには必ず、一戦にて一人は殺すべし」 「くはははははははは!!!!滾る滾る!!血が!!肉が!!やはり武とは生き死にあってのもの!年老い、何を悟った気になっていたのやら―――所詮は俺も、血に飢えた窮奇と同じか!いいぞ、若返るようだ!お主らは強い!ここまでのどの敵よりもな!!さあ、力比べだ!!極致のその先を――見せてみろ!!」 「応。我が拳は二の打ち要らず。初撃こそ肝要、武を交える前に是を討つ―――この字(あざな)、破れるか……!」 「未熟、未熟。功夫が足りんよ。」 「全身全剄、陽気を巡らす―!」 「ユリウス、詫びは言わんぞ。しかし礼は言おう。久々の裟婆。お主のお陰で存分に闘えた。」 ●Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚 上述したようにランサーの適正も明言されていたが、本当にランサーとして登場。 EXTRA時点では青年の姿ではアサシン、老年の姿ではランサーとして召喚されると語られていたため、老年期かつランサーとして召喚されている。 若年期と比べると少しは枯れて大人しくなっているが、その性格に微塵の変化もない。 ランサーとして特筆すべき宝具は持たず、技量のみでランサー足り得ているという特異なサーヴァント。 スキルはアサシンの時とほとんど同じだが、クラス制限故か圏境のランクが低下している。また肉体的には衰えているためステータスは全体的に低下している。 ちなみに槍を捨てても拳は普通に健在であり、哀れなアサシンが犠牲になった。 ●Fate/Grand Order ◆李書文(ランサー) 「サーヴァント、ランサー。真名を李書文と申す。存分に槍として使うがいい」 EXTRAの活躍から星5~4アサシンとしての実装を待ち望まれていた先生だったが、なんとまさかのランサーとしての参戦。 ただし設定変更があったのかこれまでにない組み合わせである若い姿+槍という姿で召喚されている。真名も「神槍 李書文」に変更。 ステータスはEXTRA、スキルは帝都聖杯奇譚時と変わりない。 レアリティは☆4(SR)だが、地味にストーリー限定なのでPUを逃さないように。 スキルは「中国武術(六合大槍)」(自身に必中・クリティカル威力上昇)、「圏境」(自身に回避・スター集中)、「絶招」(自身にアーツ強化・無敵貫通)の三つ。 全て自己強化スキルだが、宝具強化・無敵及び回避貫通・回避と攻守に優れた優秀な構成。 ただし持続1Tバフばかりで瞬間風速に特化しているためアタッカーとしての癖は強め。必中と無敵貫通で範囲が重複しているというちぐはぐな点も。 宝具は「神槍无二打」。 「我が槍は是正に一撃必倒。神槍と謳われたこの槍に一切の矛盾なし!」 神 槍 之 名 是 真 実 アサシンの時には拳で使用していた『无二打』の槍バージョン。 威力も性能も拳の時と変わらないが、リーチは槍で行うだけに長く、その技の精密さも拳の時と変わらないという。 ゲームではアーツ属性宝具で、敵単体に防御力無視の攻撃を与え、確率で即死させる。即死させなかった場合は防御力低下のバッドステータスを与える。 モーションのしなる槍に惚れた者多し。 二の打ち要らずというが三回Hitしているのは内緒 本編では第5章にて登場。 強者との闘いを望む達人として姿を現した。 特に同じ槍使いという共通点と神殺しにまで至ったスカサハとの決闘を熱望しており、スカサハもまた書文を見事な槍捌きと高く評価している。 最後は主人公勢力の元に助っ人として参陣。 最終決戦では北欧のステゴロ王ベオウルフと素手の殴り合いを演じ、勝利する。 あくまでも「怪物を殴り殺した男」であるベオウルフと「対人戦の達人」である書文では書文に軍配が上がったが、それでも消耗はかなり激しかった模様。 その後の魔神柱との戦いでは勁を通しづらい魔神柱に苦戦しつつも生き残る。 そして時代からの消滅間際、神代のランサーであるスカサハとの一合の勝負を演じ、第5章での締めを括った。 期間限定イベント「星の三蔵ちゃん、天竺へ行く」では「沙悟浄」の立場を与えられて召喚される。イベント中は名前表記も沙悟浄になっていた。 ギャグイベント初登場ということでどうなるか心配されていたが、 中国人として憧れの西遊記に出演できるということでノリノリで沙悟浄を演じ、三蔵やマスターのために槍を振るった。 実際の書文も幼いころ劇団に所属しており、西遊記に触れる機会も多かったのだろう。 尚原典の沙悟浄は捲簾大将(*1)という天界最強級の人物でありながら、 天帝の宝の杯を重要な宴で割ってしまうという大チョンボをやらかして地上へ左遷され、 流砂の河に陣取って三蔵法師の前世を9回襲ってぶっ殺し、止めにやってきた観音様にも襲いかかりついでにハントした頭蓋骨コレクションを見せびらかし、止められたにもかかわらず10回目も三蔵法師に襲いかかった という、どっかのプレデターかなんかみたいな所業に走っているので、ある意味納得の配役である。 ちなみに原典の描写では沙悟浄は「炎のような赤毛の髪」と表記されているので、そういう意味でも適役だった。 そして………… ◆衛士長 第二部三章で登場した、始皇帝の側近の衛士長。 サーヴァントではなく、仙術により150年ほど生きた生身の人間だが、 凍結英雄に対応できると始皇帝に評価され、実際にコヤンスカヤを素手で昏倒させる実力の持ち主。 最終盤で咸陽に乗り込んできた主人公と一戦交える。 当時未実装ながら既にバトルキャラも用意されており、普通のサーヴァントのようにスキルや宝具を使ってくる。 作中では最後まで真名が明かされないが、中国が舞台で、戦闘においても使うスキルや、宝具が「无二打」であることから正体を察することは出来た。 FGOでは長らくランサーとしての登場だったが、ついに八極拳を使うアサシンとして敵に回る。 組み合わせは老年期+拳であり、ちょうど従来明かされていた組み合わせの反転である。 宝具はもちろん「无二打(にのうちいらず)」。性能は後述。 当初は3回Hitしていたが1回Hitになり名実ともに二の打ち要らずである 戦闘では、衛士長単独だが軍師韓信の補助を受けた状態で戦う。 アサシンのためチャージ3と短い上に、韓信の策でチャージも増加させ、ほぼ確実に一殺できる无二打を何度も打ってくるわ、 無敵でやり過ごそうとしても、無敵貫通で上から落としてくるわ、 通常攻撃もクリティカルをバンバン出し、例え不利なクラスであっても相性変更で等倍ダメージでサーヴァントを殴り殺してくるわと、 三章随一の強敵。 救いは豚にできるという点。持っているなら必ず編成すること。 ◆按摩の達人 2019年正月イベント「雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~」でNPCとしてまさかのサプライズ登場。 ただし、按摩の達人名義で。戦闘中普通に「殺す」とか言ってるけど 生身の人間だった衛士長と違い、こちらは汎人類史に召喚されたサーヴァントであり、別人。 登場したのはシナリオクエスト『虞美人アンチエイジング』。 酷い凝りに悩まされ、雀のマッサージでは満足出来なくなっていた虞美人に、フィンがどんな凝りでも立ち所に治す達人として紹介した。(*2) が、中国異聞帯で仮とはいえ同陣営に属し、その化け物染みた強さを知っていた虞美人はマッサージを全力で拒否し逃走。 しかし結局達人一人に制圧され、想い人にも聞かれた事が無いような叫びをあげながら観念するのだった。 この一連の流れは、ギャグ成分強めの本イベントでも屈指のネタ場面として語り草になっている。 中国異聞帯での遺恨から当時カルデアと虞美人は一触即発の関係にあり、カルデアのマスターが出張る訳には行かなかった。 そのため戦闘では文字通りNPCである達人の単騎出撃となり、事実上の衛士長体験クエストとなっていた。 ちなみに実はもう一箇所衛士長を使えるところがある。 イベントホールでのよく増えるアイドルのライブを止める際がそれで、警備員として紛れ込んでいる。 そして当該イベント期間が半分を過ぎた頃、真名公開と共にプレイアブルとして正式実装された。 ◆李書文(アサシン) 「我が名は李書文。槍も持たぬ、ただの老人だが……。何、ぬしの身を守る程度なら不足はあるまい。世話になるぞ、マスター」 ILLUST:ワダアルコ CV.安井邦彦 身長:166cm 体重:58kg 出典:史実 地域:中国 好きなもの:家族 嫌いなもの:計算の出来ない馬鹿共 属性:中立・悪 パラメータ 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 C D A+ E E - スキル ◆老練:A+ 精神が熟達した状態で召喚されたサーヴァントに与えられるスキル。 いかなる状態でも平静を保つと同時に、契約を通じてマスターの精神状態を安定させることが出来る。 ◆中国武術:A+++ 中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。 習得の難易度は最高レベルで、Aでようやく“習得した”と言えるレベル。 槍術が本来の彼の持ち味であるが、老人として召喚された彼は、拳による一撃を好む。 ◆圏境(極):A- 気を使い、周囲の状況を感知し、 また、自らの存在を消失させる技法。 極めたものは天地と合一し、その姿を自然に透けこませることすら可能となる。 老いたことにより、技法は更なる進化を遂げた。 交戦状態であろうとも、瞬き一つで姿を消す。 ◆陰陽交差:B 人間の持つ性質のスイッチ。 老人になって陽に偏ったとはいえ、 獰猛な牙は失われておらず、一瞬で陰に切り替え、無造作に敵を屠る。 その非情さはまだ、失われていない。 ◆宝具 ○『无二打』 ランク なし、 種別 対人宝具、 レンジ 1、 最大補足 一人 では、殺すか・・・! 「我が八極に『无二打(にのうちいらず)』!墳ッ、破ァッ!七孔噴血、撒き死ねィ!」 「百の奥義ではなく、一の術理を以て、敵を打ち斃す―――是『无二打(にのうちいらず)』!破ァッ!」 絶 招 猛 虎 硬 爬 山 にのうちいらず。 『燕返し』または『神槍无二打』同様に宝具として昇華されるまでに極まった術技。 絶招(ぜっしょう)と言われる秘伝の套路(とうろ)の一つであり、その名を猛虎硬爬山と言う。 Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚にて使用した際と同じく、白塗りになった背景と対照的にキャラクターは黒いシルエットとなり、 その背後に「絶招 猛虎硬爬山」という文字が浮かび上がる演出となっている。 敵単体への攻撃で、攻撃直前に防御ダウンを付与。即死させるか、即死効果がなくとも大ダメージを与える。 アサシンとして召喚された拳の老人、通称「老書文」。 若い姿が肉体面での全盛期だったのに対し、老熟した事で凶拳・李書文が精神面での最盛期を迎えた別側面。 上記の通り本来は若書文がアサシン、老書文がランサーとして召喚される筈なのだが、本作では逆の形となった。 設定がころころ変わるのは型月ではよくある事 強者との死合いを何より喜んでいた若年期と比べると、年老いた事で落ち着き穏やかな性格になっている。 マスターに仕える理由も、忠誠心よりも「見ていて危なっかしいから」という祖父心に近い。 家族想いな一方で、この年に至るまで多くの武術家を葬ってきた人生からか、自分には人を壊すしか取柄の無い男だと自嘲する一面も。 穏やかさを得たためか無闇に拳を振るう事は無く、非常に落ち着いた印象を与える。 が、実際はスキル「陰陽交差」により闘志のON/OFFを自在に切り替えられるだけであり、一度スイッチが入れば未だ衰えていない拳で容赦無く敵を葬り去る。 アサシンでありながら基本的には正面切っての戦いを好むが、特にスタイルに固執しているわけではなく、必要とあらば暗殺も行う。 衛士長とは別人のため中国異聞帯の記憶は無く、自分がかつて始皇帝に仕えていたと聞かされると、驚きながらも悪くない就職先だと笑う。 かつてランサーとして参戦した帝都の聖杯戦争の記憶については、現状本人からの言及が一切ないため不明。 しかしクラスは違えど同じ老書文であるためか、彼と交戦経験のある一部サーヴァントからは憶えられており、特に因縁深いアサシンからは強い敵愾心を向けられている。 聖杯に託す望みは「若い頃の自分(ランサー)と戦う事」。 あっちとは対象が入れ替わっている以外は全く同じであり、年をとっても根の部分では変わっていない事が窺える。 ●ゲーム中の性能 ランサー時と同じく、ストーリー召喚ガチャ限定で召喚可能な所謂「スト限」。解禁条件はLostbelt No.3クリア。 レアリティは男性アサシンとしては山の翁以来2年振り、2人目となる最高ランクの☆5。 カード構成はアサシン初となる、Buster2枚Arts2枚Quick1枚の通称セイバー型。これによりアサシンは全種類のカード構成が揃った事になる。 敏捷以外のパラメータが低い事を反映してかステータスは同レア内では低く、HPに至っては実装時点で☆5アサシンワースト。 「老練A+」(自身のArts性能アップ スター発生率アップ)という固有のクラススキルを持つ。 モーションが八極拳をモデルにしている関係で全体的なヒット数は少ないものの、このスキルのおかげでカード性能は非常に高い。 スキル構成はランサー時の発展形。 「中国武術A+++」自身に無敵貫通付与(1ターン) クリティカル威力アップ(1ターン) 「圏境(極)A-」自身に回避状態付与(1ターン)&スター集中度アップ(1ターン)&スター獲得 「陰陽交差:B」自身の攻撃力アップ(1ターン)&攻撃力アップ(3ターン)&弱体無効状態付与(1ターン) 殆どの効果は1ターンしか持続せず、チャージターンも長い。 その代わり強化倍率がかなり高く、特に「中国武術」のクリティカル威力アップは同系統のスキルではトップクラスの性能を誇る。 また、「圏境」にスター獲得効果が追加されたため、ある程度クリティカルを自力で誘発出来るのもポイント。 宝具『无二打』は防御力ダウン付与+敵単体にArts攻撃(確率で即死)。 防御デバフと「老練」により素でも威力が高く、「陰陽交差」と併せれば威力は更に伸びる。殺しのプロなだけあってか、何気に宝具単体かつOC1での即死確率は式と山の翁に並んでトップタイであり、宝具強化すると全サーヴァント中トップになる。といっても即死自体あんまり役に立たないのでオマケ程度の効果である。 この宝具の真の恐ろしさは威力ではなくその「連射性」の高さ。 書文が持つ2枚のArtsは「老練」の効果によりNP獲得量にも常にブーストがかかっているため、Artsカードを切っていくだけでNPがガンガン溜まっていく。 この宝具自体は1hitしかしないためNPをそこまで回収できる訳ではないが、A始動ボーナスはしっかり乗るので宝具AAクリティカルと繋ぐと撃った直後に即フルチャージまで持っていける。 ステータスこそ恵まれていないが、それを補って余りある強力な自己強化スキルと単体宝具を持つ、アサシン最強クラスの超高火力アタッカー。 とにかくスキル発動時のクリティカル威力が凄まじく、「中国武術」と「陰陽交差」が同時に乗った状態でクリティカルブレイブチェインが決まれば、単独で数十万ダメージを叩き出す事も。 これに加え連発しやすい宝具との二段構えにより、次々と敵を葬っていく様は圧巻。 回避も持っているためボス戦でもある程度耐久可能と、アタッカーとしては非常に完成された性能と言えるだろう。 難点はスキルが火力の要となるため育成が肝要である事、そしてその育成難易度が極めて高い事。 効果が1ターンしか続かないためレベルアップによるチャージターン短縮が重要なのだが、その過程で「凶骨」「万死の毒針」「閑古鈴」といった大量の素材の壁が立ちはだかる。 特に「閑古鈴」は霊基再臨でも結構な数を使う上、入手手段が非常に少なく、急いで育成しようとすれば周回地獄に嵌る事必至。 育て切った時の見返りは大きいので、気長に付き合っていく根気が何より大事となる。 ●余談 FGO初期から多くのサーヴァントのイラストを担当してきたワダアルコ氏だが、意外にも本作においてアサシンをデザインしたのはこの老書文が初。(*3) 彼の実装により、サポート編成全クラスをワダアルコ鯖で埋める事が可能になった。 未熟、未熟。追記・修正が足りんよ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-10-26 22 25 04) アサシン星5として登場希望、セリフかっこよすぎる -- 名無しさん (2015-11-18 00 55 19) 因みにこの人、軽く触れただけで窓ガラス割ったりとかしてたリアルチートの一人 -- 名無しさん (2015-11-18 01 31 16) この人のランサーverかっこよすぎ! -- 名無し (2015-12-10 20 32 42) 娯楽があまりなく、さりとて困窮するほどの時代でもないからか存分に修行に打ち込めたであろうこのあたりの世代の達人はとんでもねえな -- 名無しさん (2015-12-18 22 41 55) なお彼と同格の達人が何人もいる模様。そのうち北斗辺りとコラボでもしろよマジでwww -- 名無しさん (2016-01-16 00 01 42) リセットされたコメントや他の場所で出てるかも知れんけど、この人とギルやオジマンとの戦闘ってどんなのになるか見てみたい -- 名無しさん (2016-01-17 02 30 23) ↑ ギルガメッシュは遠距離戦に持ち込んでバビロンで射撃できるかどうかが全て。ライダーも宝具で戦えば楽勝だけど、皇帝特権をフルに使えば接近戦でも勝機はあるかもしれん -- 名無しさん (2016-01-17 09 51 26) ↑遠距離というが気配消してインファイトに持っていかれたらバビロンじゃ対処不可能じゃね? -- 名無しさん (2016-01-17 10 13 08) 一撃必殺拳打ってくる感知不能の透明人間がいるって事前にわかってればまだやりようが……わかってたとしてどうすればいいんだ? -- 名無しさん (2016-01-30 01 45 51) ↑EXTRA主人公のように罠を張る(面白がってあえて踏んでいたが)、自動迎撃する宝具で対応、バサクレスみたいな命ストックのような死なないor死ににくいもので対応? -- 名無しさん (2016-01-30 11 59 43) このアサシンのパンチくらったらバサクレスでも死ぬんじゃね?鯖の魔術回路も干渉するんだから魔術供給がストップして消耗勝ちすると思うんだけど -- 名無し (2016-02-24 00 19 20) ↑筋力がB止まりだから十二の試練は突破できないだろう。「B以下は効かない」っていうルールを強制する物だから干渉とかそういう問題じゃない -- 名無しさん (2016-02-24 01 39 43) goで出るならランサーで出てほしいな、ランサーとしてのスペックは全く出たことないし -- 名無しさん (2016-03-04 15 34 33) 冬木式ならマスター暗殺が怖いからなあ。ギルの持つ宝具とかじゃないと対応できなさそうだし -- 名無しさん (2016-03-08 09 57 26) ニーハオ!死ね!に吹いた -- 名無しさん (2016-03-12 07 40 38) まさかの若い姿でランサーとしてくるとはね、逆にアサシンが老年のほうでくるのか? -- 名無しさん (2016-03-31 10 31 23) ↑いやぁアサシン先生は若いほうじゃないとEXTRA勢が悲しみそうなきがするwそれこそプロトランサーみたいに若ランサーと別に老ランサー追加!が好ましいかな -- 名無しさん (2016-03-31 13 39 53) ↑真偽は不明だが解析ではアサシンの方が老年らしいがさてどうなるやら -- 名無しさん (2016-03-31 13 48 32) 気付かれないまま初撃必殺するので、普通は挨拶すら成立しない。ニーハオって言った頃には!実際に相手を殺っちまって、もうすでに終わってるからだッ! -- 名無しさん (2016-03-31 15 16 07) fgoでついに出てきたが……若いランサーってえ?てなったわ。 -- 名無しさん (2016-04-01 22 03 27) これもしかして帝都聖杯奇譚のサーヴァントは実装は考えられてないって事かな? -- 名無しさん (2016-04-01 22 12 08) まさかのランサーしかもextraの容姿で登場とは驚いたが零基再臨がイカスのでこれも良し。 -- 名無しさん (2016-04-02 01 01 57) 分かってはいたがマジで化け物だな、この人。神秘の補正をほとんど受けられない近代の英霊でありながら一つの伝承における主人公という最高レベルの神秘と戦闘力を合わせ持つ大英雄に真っ向からのステゴロで勝っちゃうんだもん。しかもアサシンじゃなくランサーで。 -- 名無しさん (2016-04-02 01 44 07) ランサーだと武術が宝具なので八極拳と槍術両方使える状態って考えると本当にやばいな「槍をはじいた!これなら!」ってなったら八極拳だぜw -- 名無しさん (2016-04-02 09 37 40) 「二の打ち要らず」有名すぎぃ! -- 名無しさん (2016-04-02 23 14 57) ↑3しかも、ステゴロで怪物ブチのめした逸話持ってる人相手だからな・・・ 拳法家こええ -- 名無しさん (2016-04-03 22 11 47) ↑も・・・もしかしたら巌窟王とかアンリとかアンデルセンみたいに逸話からのイメージで強化されてるかもしれんからw -- 名無しさん (2016-04-04 08 20 34) ベオウルフに勝てたのは得意分野の差じゃないかな。この人は生前から格闘技を極め対人戦闘に特化してるのに対しベオウルフが素手で倒すのが得意?なのは所謂化け物の類。対人と対怪物だと素手でも求められるものが違うんじゃないかな -- 名無しさん (2016-04-04 10 49 27) 无二打が3hitなことにツッコミ受けててかなしい。めっちゃ忠実に作られてるのに -- 名無しさん (2016-04-04 20 59 59) 唐突の槍兵全盛期版登場は意表を突かれたけど師匠に決闘を申し込む、べオウルフと拳で語り勝利とさすがの活躍だった、このままEXTELLA参戦来ないかな、でもそれだと中国つながりでまんま無双だな。 -- 名無しさん (2016-04-08 02 18 54) 李先生 -- 名無しさん (2016-04-13 18 54 45) 李先生なんかグダーズにクンフー教えてるんじゃが。 -- 名無しさん (2016-04-13 18 55 32) やっぱランサー書文は老人で来てほしかったわ。それが無理だったらエルメロイ孔明みたいに再臨で年代が変わるとかやってほしかったわ。 -- 名無しさん (2016-04-13 18 57 56) GOでも帝都でもランサーで普通に猛虎使ってるのは素手の技術系の宝具ならではだと思った -- 名無しさん (2016-04-15 19 45 42) 基本性能変わらず拳術の宝具も使えて槍も持ち込めるのがランサーだったら、ぶっちゃけアサシンで呼ぶ意味全くないよね。本人も槍の方が好きそうだし -- 名無しさん (2016-04-15 20 35 52) 圏境のランク下がってるから透明化は出来ないんじゃね -- 名無しさん (2016-04-15 20 41 55) ↑代わりにもっとも得意な槍術と絶招とかいうスキルと対魔力もつくんだろ?圏境Bがどの程度のコトできるかよくわからんけどその時点で暗殺者と槍兵の二重召喚的な性能ってことじゃね?お釣りがめっちゃきそう -- 名無しさん (2016-04-15 20 53 41) 絶招ってあれ対門宝具猛虎硬爬山の事だろ多分。圏境に関しては好戦的すぎる性格面に問題あるんじゃないかな。5章でもスカサハvs兄貴の戦闘観戦してるしな。つかどうやって師匠について来た -- 名無しさん (2016-04-16 23 18 45) 「まず問題解決させてから殴り合おうぜ!」と実に空気読んだ発言でした。バトルジャンキーの見本です -- 名無しさん (2016-04-23 22 14 35) ベオウルフを倒したこの人も強いけど、拳術の達人相手に適当に殴るだけで勝負になるベオウルフも大概化け物だと思う -- 名無しさん (2016-05-18 07 45 54) 正直贔屓が過ぎていて、逆に滑稽に思えてくるほどの活躍。ベオウルフに殴り勝とかは書文本人や家族が知ったら苦笑いしそうだな -- 名無しさん (2016-05-18 08 03 24) 槍の若書文も格好良いことにファンは気づいてほしい -- 名無しさん (2016-05-25 23 11 16) 近代の極めた武は大英雄にすら通ずる -- 名無しさん (2016-05-30 01 53 30) ↑3EXTRAでもネロ・タマモ(無銘もだが未来の英霊なので除外)を不意打ちとはいえただの一撃で気を狂わせ消滅の危機に追い込んでいることを忘れてはいけない、セイヴァー(本編では使わなかったが)とかもそうだけど近代の英霊の武術馬鹿にできん・・・ -- 名無しさん (2016-05-30 09 37 19) そもそも透明化どうにかしない限り兄貴でさえ苦戦する評価だったし -- 名無しさん (2016-05-30 21 08 02) タイマンでは書文が勝ったけど化物退治対決とかやらせたらきっとベオウルフが勝つんだろうな。ベオウルフが人間だから対人のために技を極めた書文に軍配が上がったというだけであの2人に優劣はないと思う。 -- 名無しさん (2016-06-17 17 08 22) 槍李書文の宝具が、攔拿扎(ランナーチャー)とか「神槍之名是真実(神槍の名は真実だ)」とか、いかにも「拳児」大好き菌糸類…… -- 名無しさん (2016-06-22 22 11 38) 三蔵イベのおかげで人気が出て嬉しい -- 名無しさん (2016-07-20 21 26 20) この人も大概だが、沙悟浄も大概の強者だったでござる。西遊記の三蔵一行が化物ぞろいと言う... -- 名無しさん (2016-08-01 15 07 28) エクステラ参戦くるか...... -- 名無しさん (2016-08-27 20 21 30) ↑ ごめん、公式見てきた! 先生がいたよー!! -- 名無しさん (2016-08-27 20 31 24) ↑3化物を連れずに経典持ち帰ったリアル三蔵法師マジなんなん -- 名無しさん (2016-08-27 21 00 18) スピードタイプかと思ってたけどスーパーパワータイプだったエクステラ。まあ八極は爆発だから仕方がないね! -- 名無しさん (2016-11-28 15 10 36) バグで樹の上に出現して走る続け、叩き落としたら幹の中でひたすら走り続けてる姿に乾いた笑いが。バグ多い。 -- 名無しさん (2016-12-06 00 11 25) 本国の人から見たら型月での持ち上げっぷりは意味不明レベルらしいな。まあかなりきのこの個人的趣味が反映されたキャラ付けなのは確かだけど -- 名無しさん (2016-12-29 22 09 04) マジでアサシンバージョンを☆5で来ないかな……この際、設定に反して老人状態でも良いわ。☆5恒常アサシンがジャックだけの状況を何とかしてほしい。 -- 名無しさん (2017-01-11 02 06 38) 異国の伝承上の人物より、呂布と同じ土俵に上げられてる事の方が本人とっては衝撃だろう。中国鯖との絡みもっと見たいわ。 -- 名無しさん (2017-03-14 22 11 12) ずっと神槍无ニ打が3Hitなのが引っ掛かってたけど、あれって実は一発一発が即死する威力の一撃を三連発してオーバーキルしてるんじゃなかろうか…。 -- 名無しさん (2017-03-14 23 06 48) この人の漢字の笑い方好き -- 名無しさん (2017-03-14 23 08 32) し、書文先生若い頃劇団員だったのか・・・・。 -- 名無しさん (2017-04-17 01 54 24) 勇次郎張りの強さに独歩みたいな性格の烈海王 -- 名無しさん (2017-05-25 18 02 09) ぶっちゃけ書文先生槍で戦うより素手のが強いと思う -- 名無しさん (2017-06-15 21 32 10) ↑ところがぎっちょん、八極拳って槍術の前段階なんよ。だから槍持ってる書文センセの方が戦闘力は上じゃないかな -- 名無しさん (2017-12-28 16 50 56) ↑6あれ実は攻撃してるのは最後の1hitだけでその前の2発は防御こじ開けるための牽制なんやで。ただその牽制ですら当たれば必殺だったということこそが二の打ち要らずの基なわけで。 -- 名無しさん (2018-02-21 09 20 25) ……なんであんな卵頭のおっさん(史実)が、こんな渋くてかっこいい姿に(苦笑 -- 名無しさん (2018-05-01 11 38 24) やはり、自分としては、八神が思い浮かんでしまう。中の人だけにw -- 名無しさん (2018-06-22 09 05 08) まさか老李書文出るとは…ワンチャン実装ありうるか?モーションも作ってあるし -- 名無しさん (2018-11-29 15 11 25) ↑いくら何でも生身で強すぎィ!とか思ってたが正体を知って納得したよ。そら強いわ -- 名無しさん (2018-11-29 15 33 22) 老書文先生の無敵貫通宝具やクリティカルで「撒き死ねぃ!」されたユーザー続出。まさかの6章ガヴェイン枠だったとは… -- 名無しさん (2018-12-02 23 44 49) 韓信16体戦でボコボコにされ次の衛士長にもボコボコにされた -- 名無しさん (2018-12-08 07 34 35) チートにチートを塗り固めたチートだったでござるの巻 -- 名無しさん (2018-12-08 08 40 59) 次出るなら来年の帝都イベでワンチャンある…? -- 名無しさん (2018-12-08 13 41 45) 人類最強に人類最高の軍師はアカンって…… -- 名無しさん (2018-12-11 19 15 40) 真祖(?)を悶絶させる按摩師 -- 名無しさん (2019-01-10 16 34 17) この人って項羽と同じく、縁があるのは異聞帯の方だからそちらと同じ外見してるけど、ぐだぐだメンバーのリアクション的に中身は帝都聖杯奇譚でカレンが連れてたランサーって事でいいの? -- 名無しさん (2019-01-16 02 34 12) スキルと宝具が強すぎる。 -- 名無しさん (2022-07-20 07 47 53) 帝都で激突!「魔拳士」VS「鬼武蔵」 目も眩むプラチナカードの対決が観れるのが聖杯戦争の凄いところ。 -- 名無しさん (2023-07-27 19 25 52) 名前 コメント