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クラスチェンジ条件 アラインメント…L(中Lのみ)、HP…35000以上、STR…SS以上、HIT…SS以上、熟練度…NT+300以上 補正…攻+4 防-2 避+2 命+3 目的のためなら手段を選ばぬ”暗殺者”を意味する。標的の命を奪うことのみに心を砕く非情の戦士。
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シロウ・コトミネ アサシン◆z9JH9su20Q 「――違う」 少年の予選は、余りに呆気なく終了した。 全てを忘却させられ、新たに与えられた日常を、半日と要さず偽りと見定めた。 多くの参加者を著しく突き放した、異常とすら評せる早期突破だ。 しかし、ある意味では参加者の中でも一際不正な存在である彼ならば、それも当然の帰結なのかもしれない。 十七年と、六十年。 二度に渡る生涯の全てを、ただ己が願いの実現だけに殉じて来た魂が、その目標を見失ったというのなら。 その時、自らの在り方に覚える齟齬は――どれだけ惚けていたとしても、無視することができないほど大きなものに決まっているのだから。 「予想外、でしたね」 自らの置かれた状況を振り返り、少年はこの事態を招いた聖遺物――養父の形見である、『ゴフェルの木片』へと意識を向ける。 聖書のノアが如く、神に選ばれる人間となるように、と――あの熱心な神父が、教義に存在しない験担ぎなどという概念を持ち出して譲渡してくれたものだ。受け取った時は心遣いをありがたく思うと同時に、意外に俗な国民性が残っているのかと少年も大層不思議に感じたものだったが。 死の間際だった養父の真意は、この『方舟』への切符を少年に手渡しておくことだったのだろうと、ようやく理解できた。 何年と遅れた真意の解読も、ここに来るまでは木片が『方舟』へ到達する手段だなどということを知らなかったのだから、ある意味仕方のないことだったのかもしれない。地上の聖杯ばかりを追っていた少年は、月の聖杯についての知識は養父にずっと劣っていたのだろう。 加えて少年の秘めたる願望も、彼には薄々看破されていたらしい、となれば……どうやら今は亡き養父への認識を、改める必要があるようだ。 ――とはいえ、少年が既に大聖杯そのものを手中に収め、後は残る条件が揃うのを待つばかりという段になって、横から『方舟』へと攫われてしまうという展開は、かの神父をしても誤算であったことだろうが。 「だが――まだ俺の夢は、終わっちゃいない」 例え手中に収めた大聖杯から切り離され、入念な準備の末に勝利した大戦よりも、遥かに厳しい条件での生存戦(バトルロワイアル)を要求されようと。 そんなことで、奇跡とまで呼ばれた少年は、挫けない。挫けていられるわけがない。 何故なら月の聖杯(ムーンセル)は、冬木の大聖杯を超える願望機だ。 あるいは六十年費やして来ても、まだあの奇跡を前にすれば誤算はありえたかもしれない。しかし、ムーンセルは常に使用者のための最適解を導き出すという、そんな不安すら無用と化す万能の力。 ならば、この手に収めることができたなら。より少年の大願成就を確実とするのは、この月の聖杯だ。あるいはそのための、神の導きなのかもしれないとすら思えて来る。 であれば、問題となるのは。そこまで少年が勝ち抜けるか――月より宛てがわれる自身の『つがい』となるサーヴァントが、この戦いで勝利を掴める存在であるか否か、だ。 少年の期待を一身に浴びながら――月よりの使者は、既に目の前で現界していた。 「問おう――貴様が俺の召喚者か?」 「ええ。シロウ・コトミネと申します」 赤と黒の僧服に身を包んだ、褐色の肌をした少年――シロウ・コトミネは、眼前に出現した男に頷き、名乗る。 腕組みしながらシロウと相対し、平坦な声で問答を交わしたのは、戦国武将のような物々しい出で立ちをした“いかにも”な風体の男だった。 『特権』で読み取れる情報と照らし合わせれば、間違いない。この長髪の男はシロウのサーヴァント――アサシンだ。 「――そうか」 返答を聞き届けたアサシンが、無感動に呟きを漏らした瞬間――シロウは不穏な気配を感じ取る。 アサシンとの間に結ばれた因果線(ライン)を通じて、シロウから彼へと流れ出す魔力の量がほんの少しだけ、増加していたのだ。 即ち、サーヴァントとして活動するのに必要な魔力を要求されているということ。アサシンが魔力の行使を迫られる状況にあるということ。徒事ではない。 何事かと推察しようとするシロウに対し、正面から睨めつけられている男の『目』に、変化が起きる。 眼球の全体が薄い紫へと色付き、瞳を中心とした波紋模様が多重に走る異形へと、アサシンの双眸が変貌する。 余りに特異なその目は、ただの奇形などという言葉では片付けられない『何か』であると、見る者に何の予備知識も必要とせずに理解させていた。 「運がなかったな」 アサシンの発した言葉を訝しんだ、その一瞬の隙に。 いつの間にか彼の掌が、シロウの頭上に置かれていた。 次の刹那――まるで肉体と魂魄との接続を乱されたかのような違和感に心身を支配され、シロウは身動き一つ、取ることができなくなった。 己の身に感じる異物感に、脳裏をまさぐられるような不快感が塗布される。相変わらず心身の自由のならないまま、取り戻したばかりの自分を観察されている――そんな奇妙な直感を覚えながらも、その相手を見返そうとする両目の焦点が合わない。最早五感すら安定せず、この状況を脱するための『宝具』の発動も叶わない事実だけを、辛うじて理解した。 ただ、彼の頭を鷲掴みにしている人物の腹次第で、次の瞬間の運命が決まる――そんな状況に、最速で予選を勝ち抜いたはずの少年は陥っていた。 果たして、いつまでこの状況が続くのか――それを推測するための時間感覚すら、抜け落ちていた、そんな中。 「――前言撤回、だな」 その一声を合図に。万力のように頭蓋を締め上げていた圧力が消失したのを、少年は確かに認識した。 認識できた、ということは――正常な感覚を取り戻せたのだと理解する間に、シロウの逆立てた白髪の間を、手袋に包まれた男の五指が抜けて、元の位置へと戻って行く。 「気が変わった」 そうして開けた視界に映ったアサシンは、先程までに比べて幾分、感情を取り戻した表情でシロウを見つめていた。 「俺を利用しようという輩など、この場で殺してさっさと座へ帰るつもりだったが……貴様は特別だ。考えを改めることとしよう」 「……それは僥倖」 眼前の男――自らのサーヴァントに危うく殺されかけたシロウは、復活した平衡感覚を総動員して何とか踏みとどまった後。憔悴の中、それでも穏やかに返していた。 アサシンもまた、そんなシロウが愉快で堪らないと言った様子で破顔する。 「ああ、おまえは実に運が良い。後から俺の腹がどう変わろうが、貴様がただの人間であったなら……本来人間道に触れられた時点で、死という結果は因果として成立していたからな」 何の遠慮もなく、出会い頭から取り返しのつかない行為に及ぼうとしていたのだというサーヴァント――運命共同者からの告白には、さすがのシロウも苦笑を漏らした。 「これはこれは。確かに使い魔として扱われるなど屈辱ではありましょうが……それでもあなたがこうして召喚されている以上、仮令聖杯の獲得とは別だとしても、何か。その二度目の生を使って、成し遂げたいことがあったのでは?」 「三度目だ」 その兇行が理解できないと尋ねる少年に対し、男はまず短い訂正を口にする。 「願いがない、わけではないが……端的に言えば、既に諦めていた」 告白される思考が、過去の視点に基づいたものであることを強調する語り口が意図的なものであると、少年も理解できていた。 「……俺が二度の生涯を使い、やっと叶えたと思った願いは偽りだった。俺は奴らの勝手のために踊らされ、世界に混乱と破滅を齎しただけだった」 触媒こそない召喚であったが、シロウの有する『特権』により、既にこのサーヴァントの真名は把握できている。 だが、見るからに同郷の出身と思しき姿形をしているこのアサシンの名に、シロウは覚えがなかった。おそらくはシロウと同じく、『方舟』が直接姿を見せたのとは別の時空から馳せ参じた異邦の英霊なのだろう。故に、どんな生前を送って来たのかはわからないが……口ぶりからは随分と凄惨な裏切り、それに対する絶望を経験して来たことが伺えた。 そんな空虚に満ちた独白を、何故か――他人事だとは思えずに、シロウは痛切な心地で静聴する。 「挙句、死んでも今度はこの『方舟』に囚われ、浅ましい争いで踊らされるというのなら……俺の眠りを妨げた者を殺す方が、よほど有意義に思えたのだ……もう、疲れていたからな」 「……しかし、それを改めたと?」 シロウの問いかけに、アサシンは頷いた。 「何ということはない。元々は殺すつもりで使った能力が、サーヴァント相手では記憶の読み取りしかできなかったというだけのことだが……」 ――サーヴァント相手では。 その一言だけで、記憶を読み取ったというアサシンの説明が、シロウに与える説得力を著しく増大させる。 「その貴様の記憶に、あの悲劇を経てなお夢を諦めない様にあてられたのだろう。もう一度だけ……俺も願いを、諦めたくないと思えた。貴様を主君と仰ぎ、共に聖杯を――真なる月の目を勝ち取りたい、とな」 「……光栄です、アサシン」 おそらくアサシンの言葉は、本心からのものだと感じられた。だからシロウもまた、彼の主として認められたことに本心からの感謝を述べていた。 同時に確信する。やはり神は、シロウを赦されるのだと。 もしも、シロウが神の意に沿わない存在であったために、この手から大聖杯を取り上げられたというのなら。そも、最初のアサシンの兇行で、命を落とすはずだった。それが神に叛きし者に相応しい末路だからだ。 しかし、結果はただ召喚した場合よりも、よほど強い信頼をこの強力なサーヴァントとの間に築くことができた。 全ての人間を慈しみ、癒すために月へ至れと後押しするために……この『方舟』に少年を導いたのだと、理解できた。 アサシンとの出会いは、改めて己の正しさを確信できるものだった。それなら後はただ、迷わず月まで駆け上がるのみ。 「では、マスターとして尋ねたい。私を見て取り戻したという、あなたが聖杯を求める理由。それを教えて戴きたい」 そして、争奪戦へと真に参加するために。契約のために、シロウは相手をより知ろうと望む。 「聞いてどうする?」 「もちろん、契約のためですよ。振る舞いを見る限りありえないでしょうが、私の願いと真っ向から衝突しない限りは、あなたの願いにも極力沿わねばと思いまして」 「無駄な気遣いだな」 シロウの返答を一笑に付した後、しかし真剣な目つきとなったアサシンは、自らの主君に胸の内を明かした。 「俺が月の目に託すのも、貴様と同じ夢さ。天草四郎時貞」 「――あなたが願うのも、全人類の救済か。うちはマダラ」 対峙する相手の真の名を、既に知悉していた二人の英霊は――願いを共有したその瞬間、初めて同志の名を呼んだ。 この先彼ら『つがい』で繰り広げる殺戮を、人類最後の悲劇にする決意と共に。 ◆ 巡り会ったのは、余りに似通った二人の男。 世の残酷さを知りながらも、まるであどけない少年のように全ての人々の救済を願い、人生を二度までも悲願の成就に捧げた、愚直なまでの理想主義者達。 出会うはずのなかった彼らの出会いは、しかし紛れもなく――運命と呼ぶべき、必然だった。 【マスター】シロウ・コトミネ@Fate/Apocrypha 【参加方法】『ゴフェルの木片』による召喚(言峰璃正からの譲渡品) 【マスターとしての願い】人類全ての救済 【weapon】『黒鍵』×不明、とある剣豪の刀(“赤”のキャスターのエンチャントによりCランク宝具相当に強化済み) 【能力・技能】 本人曰く普通の人間程度の力しかない、が、対戦した“黒”のバーサーカーの評では、聖堂協会の代行者と比較しても図抜けた戦闘力を有している。 戦闘時に武器とする黒鍵は一度標的に弾かれても、再度標的に襲い掛かるよう術式が組み込まれており、刀身を伸ばし即席の壁を作り出すことも可能と応用性に富む。 それ以上に特筆すべきは謀略家としての手腕。表では大戦の監督官として、暴走する“赤”のバーサーカーの通過する進路上で起こりうる問題の対処に奔走し、その裏ではアサシンが使役する鳩を通じてルーマニア全域の動向を把握しつつ、戦況に応じて的確にサーヴァントを使いこなし、さらに次の段階へ進むための準備も怠らない。 自ら前線に立ちながらも空中庭園を操るアサシンへの魔力供給を問題なく行えたことから、魔術師としても高い適性を持つことが伺える。 【ステータス】不明(第三次聖杯戦争のマスターでなければ認識不可能な模様) 【属性】不明 【クラススキル】 真名看破:? 目視したサーヴァントのクラスと真明を看破できる。例え対象が受肉していようとも有効に機能する。ただし、素性を秘匿するスキルや宝具には妨害を受けてしまう。 【保有スキル】不明 【宝具】 『右腕・悪逆捕食(ライトハンド・イヴィルイーター)』 ランク:??? 種別:対人 レンジ:??? 本来、シロウが持っていなかった力だが、宝具が持つ「奇跡の再現」という形で彼の肉体に顕れている。 戦闘において自身の補助を行う対人宝具であり、シロウが保有する「未来視」などの特殊能力を強化・支援する。 『左腕・天恵基盤(レフトハンド・キサナドゥマトリクス)』 ランク:??? 種別:対人 レンジ:??? 右腕同様、自身を対象とした対人宝具で、シロウの肉体に対する補強・強化を行う。 この宝具には対象者を「不老」にする効果があり、この効果によって彼は受肉しながらでも半世紀以上の時を耐えることが出来た。 【人物背景】 本名、天草四郎時貞。『Fate/Apocrypha』における第三次聖杯戦争で、アインツベルン陣営のサーヴァント・ルーラーとして召喚された英霊である。 本来中立の審判であるべきクラスを参加者として不正に召喚したサーヴァントであるため、ルーラーとしての機能は十分ではなく、また彼はルーラーが本来持っていてはならないはずの『聖杯への願い』を持っていた。 第三次聖杯戦争終盤、大聖杯に触れたことで受肉。マスターを失ったことでスキルと宝具を除くと並の人間程度の能力しか残らなかったものの生存し、己の願いのためユグドミレニアに奪われた大聖杯を取り戻し、その奇跡を手にすると決意する。 その後は、第三次聖杯戦争の監督役であった言峰璃正を利用し、偽の身分と大聖杯の行方を探るために聖堂教会での役職を入手、半世紀以上も行動を起こす機会を伺っていた。 そして大聖杯を秘匿していたユグドミレニアが、魔術協会から離反したのに合わせ、シロウも勃発する聖杯大戦に聖堂教会から派遣された監督役として介入。同時に“赤”のアサシンのマスターとして聖杯を求め参戦する。 正規のルーラーであり、自身の計画の障害となるジャンヌ・ダルクを警戒しつつも順調に事を進め、両陣営の総力戦の中、アサシンの宝具の力で大聖杯の奪還に成功する。 さらにセイバー以外の残る五騎の“赤”のサーヴァント達の令呪までも手中に収め、最終的には彼らの協力を取り付けることに成功。後は大聖杯の使用条件を整え、悲願を成就させるのみ、という段階で(ここ独自の設定として)璃正から形見として授かっていた木片の作用で『方舟』に召喚された。 【方針】聖杯戦争を勝ち抜き全人類を救済する。基本的には堅実に進めて行く。ルーラー(ジャンヌ・ダルク)とは今回対立する理由はないはずだが、警戒する。 【クラス】 アサシン 【真名】 うちはマダラ@NARUTO 【人物背景】 世界の在り様に絶望し、全ての救済を願うもその独善性から数多くの犠牲と混乱を世に齎した伝説の忍。 まだ忍の隠れ里という概念すらなかった戦乱の時代に、最強と恐れられた忍一族の一つ“うちは一族”でも特別に強いチャクラ(魔力)を持つ者として生まれる。 一度忍として生まれ落ちれば、幼子も例外なく戦場で命を落としてしまう世の変革を望むが、うちは一族の指導者としての重圧と、弟を失った悲しみにより歪みを抱えるようになる。やがては一族全員が敵対していた千手一族に投降した中でも一人だけで戦いを続け敗れるが、幼少期に友情を育んだ千手の長柱間の説得を経て休戦を受け入れた。 その後は柱間らと共に木ノ葉隠れの里を創設、しかし里でのうちは一族の扱いに不満を持ち、九尾の妖狐を操って再び柱間と対立するも敗北、死亡したと伝えられていた。 だが、柱間との戦いで死亡したのは偽装であり、マダラが夢とする『月の目計画』実行のための下準備であった。その戦いで仙人の肉体を持つ柱間の細胞を入手し、歴史の表舞台から姿を消し、さらに計画を進めた後、一度本当に死亡する。 本来の計画では、マダラの両目を移植した人物の力で自らを蘇生させる手筈だったが、その計画に狂いが生じ、第四次忍界大戦の最中、『穢土転生』の術で現世に復活する。 この穢土転生の体には術者によって特別なチューニングが施されており、全盛期の肉体でありながら、本来は死の直前に開眼し、実戦に用いたことのなかった輪廻眼を発動できるようになっており、無尽蔵のチャクラに不死身の肉体という穢土転生の特性も併せて、忍連合軍を相手に縦横無尽に暴れまわった。 計画代行者がその名を騙るだけで世界を巻き込む大戦争を引き起こせるなど、マダラが持つ影響力はその世界において絶大であったと言える。 平和を渇望するも、世界の仕組みは最早変えようがないと結論し、全ての人間を同じ幻の中に閉じ込めることで、誰もが幸せになれる夢の世界を作り出す“月の目計画”の成就を悲願とする。その実現のためなら、かつて忌避した悲劇をどれほど生み出し、その結果本物の世界がどうなろうとも一切気に留めることのない、ある意味では究極の理想主義者。 しかしその“月の目計画”が記されていた石碑自体、神話の時代より暗躍し続けた真の黒幕である大筒木カグヤの意志・黒ゼツによって改竄されたものであり、無限月読を成功させた次の瞬間に予想外の裏切りにあって黒ゼツに侵食され、輪廻眼を媒介にカグヤ復活の依代とされてしまい、二度目の生を非業の死という形で終えることとなった。 【ステータス】 筋力C 耐久C 敏捷A+ 魔力A+ 幸運D 宝具A++ 【属性】 中立・悪 【クラススキル】 気配遮断:A+ 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 忍術:A+ 宝具の域にまでは昇華され得なかったが、歴史に名を刻んだ偉大な忍として研鑽し続けてきた類希なる武芸。気配遮断にも派生する。 火遁に代表される東洋魔術的な狭義の忍術発動には、詠唱ではなく一定の印を結ぶ必要がある。 魔眼(写輪眼):B+ 写輪眼と言われるうちは一族の特異体質。マダラはその中でも最高位である永遠の万華鏡写輪眼を開眼している。同ランクの幻術、千里眼のスキルにも派生する。 このスキルによる幻術は精神干渉への耐性を持つスキルの働きを貫通して対象に作用し、一旦術中に掛かってしまった場合は他者に解除されるか、魔眼もしくは対魔力のランク分この幻術による干渉を削減することでのみ抵抗できる。逆に、写輪眼自体が他の魔眼、及び幻惑効果からのマダラへの干渉をランク分阻害・看破する働きも併せ持つ。 また写輪眼にはチャクラ(魔力)を色で見分ける洞察眼としての役割があり、魔術的な隠蔽・透過を事実上無効化する。 加えてこのスキルの分析能力により、マダラに再現可能な技術であれば一度見るだけで体術・魔術問わず模倣することが可能となる。 このスキルとして再現されるのは写輪眼共通の能力に限定されるが、本来は万華鏡写輪眼開眼者はさらなる固有瞳術を持つ。 柱間細胞:B 忍の祖、あるいは神とも称される六道仙人の肉体を再現するに至った子孫・千手柱間の特殊な細胞。 霊核以外へのあらゆる傷を自動的に再生する能力を持ち、体力と魔力の回復量まで増大させる。移植しただけのマダラでも切断された部位を押し付けるだけで繋げられるほどの再生力を誇るが、特殊な呪いなどで受けた傷を癒す効果はない。また、自然と一体化することで周囲の状況を感知することができる。 加えて木遁と呼ばれる特別な忍術の使用を可能としている。木遁は実体を有する特殊な植物を呼び出し操作する術のため、攻撃対象の対魔力スキルに影響を受けない。召喚された植物は接触した対象から強制的に魔力を吸い出して成長する性質を持ち、さらに幻想種やその属性を有する相手には追加で強制的な鎮静の効果も発揮する。 中でも特記すべきは、本体と相互にリアルタイムで知覚を共有できる分身を生み出す木遁分身の術であり、分身は本体から分割された魔力量に応じて一部の宝具やスキルの使用も可能とする。特に純粋な身体能力に関しては本体も分身も劣化しないため、直接戦闘・諜報戦の双方において非常に有用な性能を発揮する。分身がマダラの意図以外の要因で解除された場合は供給した魔力が消費される以外に本体への影響はないが、逆に分身を本体が死亡した場合の代替えとすることは不可能である。 カリスマ:D 軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。一族の長であり、子孫がその名を騙るだけで第四次忍界大戦を余儀なくさせたほどの存在ではあるが、生前には率いていた一族全員に見捨てられたことから指導者の求心力としては十分とは言えないランクとなっている。 戦闘続行:A 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、致命的な傷を受けない限り生き延びる。 不死身を誇った穢土転生時代や十尾の人柱力時代に限らず、柱間細胞の影響や性格もあって常から往生際が悪い。 【宝具】 『輪廻眼(りんねがん)』 ランク:A++ 種別:対人(自身) レンジ:- スキル魔眼(写輪眼)封印時にのみ発動可能。死の直前にうちはマダラが開眼した、忍界中最も崇高にして最強の瞳術。 あらゆる結界を看破し、チャクラ(魔力)の五大属性全ての性質変化を操ることが可能で、さらに輪廻眼共通の七つの異能と各開眼者専用の瞳術を操れる。 但し今回はアサシンとしての現界であるため、第四次忍界大戦において最も多用した餓鬼道と、アサシンに適した能力である人間道、マダラ固有の瞳術である輪墓の三種類のみが宝具として再現可能となっている。 各能力の詳細は以下のようになっており、これらは魔力量次第では複数を同時に発動することも可能である。 『輪墓』:別次元にマダラの影(分身体)を出現させる能力。この影は輪廻眼以外では視認できず、宝具もしくは陰と陽の力を操れる者以外からの攻撃を無効化する。影は輪墓時空からこちら側へ自由に物理干渉することができるが、本体と同じ身体能力での徒手空拳以外の能力は持たない。 また攻撃を受ける側の防御スキル・宝具は有効であり、高ランクの直感や心眼等のスキルでもある程度の感知が可能となっているため、影単独ではサーヴァント相手には補助的な使い方しかできないものの、マスター狙いの攻撃としてはマダラの豊富な能力の中でも最高の暗殺性能を誇っている。 但し影の行動には制限時間が存在し、限界を迎えると本体に戻り、再発動までのインターバルを必要とする。 輪廻眼の能力中、唯一魔力量に関わらず木遁分身のマダラには使用不可能な術であり、同時に作り出せる影の数も一体のみとなっている。 『餓鬼道』:封術吸印という術により、強固な物質性を持たないあらゆる魔力(チャクラ)を、無効化・吸収する。魔術に限らず、宝具の解放によって放たれた攻性魔力をも、輪廻眼と同じA++ランクまでは完全に無効化・吸収する。さらに直接接触さえすれば、その時対象が体内に収めている魔力をも強制的に吸い出すことも可能である。 令呪を含む契約や呪い、及び既に完了した魔力の効果を無効化することはできず、また無効化できるのはあくまで封術吸印が発動している間のみである。 『人間道』:対象の頭部を掴むことで、体の動きを封じた上で瞬時に記憶や情報を読み取ることができ、最終的に相手の魂を引き抜き即死させる能力。この霊魂と肉体の分離は強制効果のため、情報取得のみが目的で殺害を望まない場合でも、使用した以上は相手を死に追いやってしまう。また頭部以外に触れた場合は相手の魔力量によって抵抗されてしまう上、相手から記憶を読み取ることはできない。 ただしサーヴァント相手に使用した場合、魂を引き剥がす効果は例え対象が受肉していようと完全に無効化されるため、これ単独での殺傷力は発揮し得ない。 『須佐能乎(スサノオ)』 ランク:B~A+ 種別:対軍 レンジ:1~50 最大補足:500人 万華鏡写輪眼開眼者の中でも、限られた者だけが発現する能力。 術者を中心に展開される、チャクラ(魔力)で作られた半透明な異形の巨人。骸骨状の骨組みから、山より巨大な烏天狗を模した姿(完成体)にまで強靭さを増しつつ変化する。魔力の消費を抑え、解放までの時間を大幅に短縮した一部分のみ、及びマスター等の他者を巻き込んでの展開も可能。 形態によってランクが変化し、部分展開から骨格までの形態ではBランク、多頭多腕の巨人形態でAランク、完成体でA+ランクに相当する。それぞれの形態は太刀や投擲武器となる勾玉等でランク相応の物理的攻撃力を発揮するだけでなく、宝具換算で一ランク下の数値分、敵からの魔術及び物理攻撃の威力を減殺する鎧として機能する。 この宝具はあくまでも物質性を得た魔力の衣であるため、例え破壊されたとしても必要量の魔力さえあれば即座に再展開を可能とするが、逆を言えば宝具の魔術的性質を打ち払う類の能力には無力であり、封印術以外の呪いに対しても耐性を持たない。ただし、物質性を持つために攻撃を受ける側の対魔力でダメージを軽減することはできない。 また、ランクを上げるごとに魔力消費の量は幾何級数的に増大し、特に完成体の展開は外部から新たに魔力を補充しない限り、精々一度が限度である。 起源は写輪眼にありながら、仮に両目を喪失した状態でも問題なく発動可能。ただし、展開中は輪廻眼の瞳術は解放はできない(目が輪廻眼の状態であることは問題ない)。 『現歪曲す夢幻の瞳(イザナギ)』 ランク:B 種別:対人(自身) レンジ:- 『写輪眼』の固有瞳術の中でも、禁術とされる究極の幻術。 他者ではなく自身に作用させ、不利な事象を“夢”、有利な事象を“現実”に変える力を持つ。通常の幻術とは異なり現実の事象にも効果を及ぼすため、自身を対象とした因果操作と呼ぶのがより正確。マダラは時間差で発動させることもでき、死後暫くしてから致命傷を負ったという事実を改竄し蘇生したこともある。 六道仙人が十尾から尾獣を作る際に使用した『陰陽遁』、即ち精神エネルギーによって無から有を生む『陰遁』と身体エネルギーによって形に命を与える『陽遁』による『万物創造』の原理を応用した術で、神霊の揮う『権能』一歩手前の領域にある宝具。 その強大な力の代償として術を放った写輪眼は光を失い、二度と開かず失明する。当然、同じ目に宿る輪廻眼の力も失われてしまう。 【サーヴァントの願い】 この世の因果を断ち切り、全ての人々を憎しみの連鎖、苦しみ、空しさから切り離し、地獄のような世界から救済すること。そのために世界を観測し、改変し得る究極の魔眼として、“真なる月の目(ムーンセル)”を手に入れる。 【基本戦術、方針、運用法】 憎しみの連鎖を断ちたいという願いに反して、マダラ自身は戦闘を好む性質が強く、後押しするかのように『須佐能乎』の性能は三騎士に比肩する白兵能力を彼に付与している。 そのため、マダラ自身はアサシンのクラスでありながら正面から己の力を誇示する戦いを好むが、加減せず暴れ回るには召喚直後の状態では魔力が足りないため、序盤はNPCやマスター狙いの『人間道』で情報収集及び魂食い、『餓鬼道』で他のサーヴァントを弱体化させる、もしくは撃破しつつ魔力を蓄えることを目的として行動するのが基本方針となる。 同時に、木遁による分身に斥候させての諜報戦も展開できる。無論、これら分身も気配遮断を持つため、場合によっては分身の奇襲だけで敵を仕留めてしまえることも考えられ、逆に分身が返り討ちにあっても既に脱落したと見せかけることで油断を誘うということもできる。 またマダラの眼鏡に適う敵サーヴァントとの直接対決にもつれ込んだとしても、さすがに本来の目的を忘れてしまうことはないため、マスターの指示さえあれば敵マスターを直接狙うことに頓着はない。むしろ本体が陽動となる分、気配遮断以上に感知され難い『輪墓』による暗殺成功率が増すため、最初の奇襲に失敗してもよほど危険な相手でもない限りは望み通り正面から戦わせてあげるのが好ましいだろう。 特筆すべきは写輪眼、及び柱間細胞による仙人感知で、敵の持つ気配遮断やそれに類似するスキルの効果を大幅に軽減することができる点である。そのためクラスに似つかわしくない直接戦闘力の高さと合わせて、他のアサシンに対して基本的には有利に立ち回ることができる。 また、何らかの有力な武器を入手できた際には、その系統の武器を扱うサーヴァントの戦闘を目撃することさえできれば写輪眼で技術を盗んでおくことができるため、魔力の貯蓄とは別の方向でマダラを強化することも可能となる。 ここまで強みばかりを書いてきたが、事実上対魔力の互換となる能力はあれど呪いの類への耐性は皆無で、また何らかの手段で須佐能乎を無効化できる相手には一気に主戦力を欠いてしまうなど(本来有利なはずのアサシンのサーヴァントも含む)天敵が存在しないわけではない。いざと言う時には『現歪曲す夢幻の瞳(イザナギ)』による、事実上の蘇生ストックが存在するものの、引き換えにスキルである魔眼(写輪眼)と宝具である『輪廻眼』を同時に一つずつ失ってしまうという大きなデメリットを背負っている。 必勝を期するのであればやはりアサシンとしての諜報能力を十全に活用し、決戦前に敵対者を見極める運用が必要不可欠となる。
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製作者 カシヲ 出場大会 第八回大会 経歴 設定 たったの一年足らずで裏社会に名が通る程に成長したマフィア組織、インクリースファミリー。 そのインクリースファミリーの頭目こそが、インクリースだ。 インクリースと名乗る巨漢の男は、一年前にふらりと裏社会に現れ、すぐさま頭角を現した。 方法は至ってシンプル、”暴力”だ。 暴力が暴力を呼び、その暴力も暴力で捻じ伏せた。 その暴力に魅せられた者が自然と彼の元に集い、更なる大きな暴力を生み出した。 こうして生み出された退廃的なループの先に、インクリースは裏社会で確固たる組織を形成する事に成功した。 そのインクリースも、科学タワーの落雷事故で能力を得た能力者の一人であった。 本来の彼の能力は「光を運動エネルギーに変換する能力」であったが、 一年前に生死を彷徨う重傷を負い、能力が変化してしまった。 現在の彼の能力は「光を運動エネルギー・栄養エネルギーに変換する能力」。 彼を生かそうとした細胞達が、生死の刹那に死に順応するために限界を超えて進化したのだ。 インクリースは、光を栄養エネルギーに変換する事で、身体の治癒力を飛躍的に向上させ、死を免れた。 しかし、それには大きな副作用をも彼にもたらした。 以前はエネルギーの変換を自由に行えたのだが、リミッターの外れた細胞は制御する事が出来なくなっており、 インクリースの体は光を浴び続ける間、全ての光を栄養に変え続けてしまうのだ。 その事に気付くまでの一カ月余りで、インクリースの体重は50キロほど増加してしまった。 今では常に白のハットとスーツを着込み、なるべく光を体内に取り込まないように対処している。 唯一体重が増加しない瞬間は、光を運動エネルギーに変えている間のみだ。 その時だけは、インクリースの体を栄養が蝕む事はない。 いずれこの体は、自身を殺すだろう。 そんな光を拒絶する彼が、裏社会へやってくる事は必然だったのかもしれない。 彼は憎悪と破壊のみで生きている。 自分を追いやった人間共、自分をこんな姿に変えた野郎、そしてそれを良しとする世の中。 この大会で彼は世の中に思う存分、インクリースという恐怖を植え付けるつもりだ。 そして組織を拡大し、裏社会をも飲み込んでやる。 それは復讐の狼煙に過ぎない、裏社会の次は、――――科学都市そのものだ。 ****技**** 光の吸収 光を吸収して視覚化させない。 完全な透明人間になる事が出来るが、そこに実在している事は変わりないので攻撃が当たればダメージになる。 光の屈折 光を屈折させ、A地点にあるものをB地点にあるかのように錯覚させる事が出来る。 エネルギー変換 光のエネルギーを運動エネルギーに変換する。 運動エネルギーは速度にして音速を超え、イクリプス曰く「疑似光速」に到達する。 衝撃波と共に繰り出される打撃は、鋼鉄の鎧すら形を残さない。 拳で殴るというよりは、衝撃波で”潰す”と表現するほうが正しい。 またこれを移動に活用する事も可能。 体に空気抵抗を受ける事から、連続かつ秒単位の使用は不可能。 衝撃波と爆音から隠密行動では使用できないが、この世界の生物が視認する事はおそらく不可能だ。 発光 吸収した光を体から放つ。 周りにいる人の視界が一瞬で白く染まり、あまり見過ぎると網膜が焼き付けを起こす。 補足
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人気商品一覧 @wikiのwikiモードでは #price_list(カテゴリ名) と入力することで、あるカテゴリの売れ筋商品のリストを表示することができます。 カテゴリには以下のキーワードがご利用できます。 キーワード 表示される内容 ps3 PlayStation3 ps2 PlayStation3 psp PSP wii Wii xbox XBOX nds Nintendo DS desctop-pc デスクトップパソコン note-pc ノートパソコン mp3player デジタルオーディオプレイヤー kaden 家電 aircon エアコン camera カメラ game-toy ゲーム・おもちゃ全般 all 指定無し 空白の場合はランダムな商品が表示されます。 ※このプラグインは価格比較サイト@PRICEのデータを利用しています。 たとえば、 #price_list(game-toy) と入力すると以下のように表示されます。 ゲーム・おもちゃ全般の売れ筋商品 #price_list ノートパソコンの売れ筋商品 #price_list 人気商品リスト #price_list
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レイ・ラングレン&アサシン ◆FFa.GfzI16 ――――その瞬間、レイ・ラングレンがまず覚えたものは強烈な怒りと哀しみであった。 全てが突然の事だった。 レイ・ラングレンが記憶を取り戻したのも。 レイ・ラングレンの目の前にアサシンのサーヴァントが現れたのも。 レイ・ラングレンへとアサシンのサーヴァントが襲いかかったのも。 レイ・ラングレンに降りかかった凶刃をルーラーのサーヴァントが防いだのも。 レイ・ラングレンへの刃を瞬時に収めてアサシンのサーヴァントが撤退を始めたのも。 レイ・ラングレンの前に現れた管理者が聖杯戦争の名を口にしたのも。 全てが、突然の事だった。 嵐のように現れたアサシンのサーヴァントと管理者達はすぐに消え去り。 レイ・ラングレンの前には、血に濡れた偽りの伴侶だけが残されていた。 虚ろな表情のまま、レイは書斎へと向かう。 そこには自身と同じく、科学者として『設定』されていた妻の成果も眠っている。 地熱エネルギーの活用、及び、光学機の発明。 続いて、レイは妻の遺体を見つめる。 何の因果、いや、悪意か。 それはまさしく妻であるシノと全く同じものだった。 ぬるま湯に浸かりきったレイの心が、ふつふつと沸き立ってくる。 長らく忘れていた。 なぜ、忘れることが出来たのだろうか。 忘れてはいけないことを、なぜ、忘れてしまったのだろうか。 悪意に満ちた生活を提供した願望器ではなく、それを受け入れた自分自身へと強い憎悪を抱く。 その憎悪が引き金となり、一つの光が現れた。 「初めまして、アサシンのクラスにて今回の聖杯戦争に参加させていただきました」 レイ・ラングレンの身体に令呪が浮かび上がり。 その憎悪は当然のようにサーヴァントを召喚させた。 「コードネームは『バッドエンド』、あるいは『ナンバー3』。 聖杯をその手に収めることにご尽力させていただきましょう。 ……っと、おやおや」 長い黒髪。 白い民族衣装。 女のように見えるほどの細身。 男が当然感じさせるはずの雄臭とも呼べる気配の一切を断ち切っていた。 ただでさえ細い目を更に細めている。 アサシンのサーヴァント。 その真名は『巫紅虎(ウ・ホンフー)』 仲間と愛する人を、幸福の全てを失ったことで、世界に悲惨な終焉を課せることで自らを慰めていた男。 レイ・ラングレンが召喚したサーヴァントは、そんな男だった。 ◆ レイ・ラングレンは一つの木片を握りしめていた。 ――――それは全ての元凶であり、全ての希望である『ゴフェルの木片』。 かつて、囚人惑星エンドレスイリュージョンにて、星の真ん中に一つの空間があった。 そこは奇妙な空間であった。 まるで裏返ったかのように木々が生い茂、水たまりが存在し、生命が息づいていた。 目を疑う光景の中、人型の地中兵器であるヴォルケインの観測機を確かめる。 酸素は当然存在し、大気は地上のそれとなんら変わりがない。 地中の中でありつつ、そこは確かに地上そのものの空間だった。 レイ・ラングレンは己の気が触れたのかと想いながら、半ば衝動的に愛機ヴォルケインから降りる。 しつこくなるが、そこは確かに地上そのものであった。 水をすくい、臭いをかぐ。 奇妙なものはない。 ヴォルケインが放つ光源に照らされた光景は、この世の常識を塗り替えるものだった。 レイはゆっくりと歩を進め、奇妙な光景を眼にした。 『木棺』が存在した。 自然物にあふれたその空間に、たった一つだけ人工物が存在した。 レイはゆっくりと木棺に触れ、その棺の蓋を開けた。 まるで全ての災厄が詰まっているかのような棺の中には、たった一つの木片しか存在しなかった。 レイは確認をしなかったが、恐らくその比率は『300・50・30』を示しただろう。 レイは『希望』そのものである木片を、恐る恐る手に取る。 憎しみを抱いたレイは、しかし、だからこそその木片に希望を感じ取っていた。 レイの内部に潜めた見せかけの狂気と純粋な憎しみに反応し。 その木片自体が一つの『方舟』とも呼べるゴフェルの木片は、伴侶を失ったレイをノアの方舟へと導いた。 ◆ レイは握りしめた木片のことを想いながら、ゆっくりと目を開いた。 そこには一度だけ眼にした二人の女性が居た。 この聖杯戦争を管理する者達だ。 場所は喫茶店。 内容は、事務報告。 「端的に言いますと、全ては終わりました」 「……」 レイはコーヒーを口に運ぶ。 カップの中の水面が揺れた、いや、正確に言えば視界が揺れた。 視力が落ちている、いずれ、近い未来に世界を失う可能性を承知する。 「サーヴァントは令呪により自害し、サーヴァントを失ったマスターの消滅も確認しました。 予選を勝ち抜いた貴方は本戦への挑戦権を得ました。 どうか、がんばってくださいね」 事務的に応える管理者――――カレンと、応えずに顔を凍らせ続けるレイ・ラングレン。 そのレイを見るカレンのサーヴァントであるルーラーと、そのルーラーを見て笑みを深めるアサシン。 アサシンはスプーンを手に取ると、同時にルーラーへと問いかけた。 「ルーラーという立場も大変ですね」 目の前のパフェをつつきながら、アサシンはルーラーを見据える。 その瞳に嘲りや侮蔑と言った感情はなく、純粋にルーラーの立場を労っているように見えた。 「ルールを守るだけじゃなく他人にも守らせるために動くなんて、私にはとてもとても…… 性に合わない、なんて話じゃありませんね」 「アサシンのサーヴァント、それは言外に我らと敵対する意思を示しているのですか?」 「いえいえ、決してそのようなことは。 まあ、悪いことは楽しいからやりたいですけど、貴方の善行と違って『しなければいけない』わけではないので。 善はルールを破っちゃいけないから悪いことをしてはいけません。 ですが、悪はルールを破っていいから善行をしても良いのですからねぇ」 ニコニコと笑いながら、アサシンはルーラーの問いに応える。 レイは表情を固めたまま、修道女を見据える。 彼女達は強い、いかなる英霊をも従えることが出来る。 令呪とはすなわちルールそのもの。 その令呪を無条件に行使できる目の前の管理者に従うことで初めて聖杯戦争が成立する。 「なぜ、殺した……」 レイはコーヒーをテーブルにゆっくりと落とすと、カレンへと向かって非難の眼を向けた。 怒りと憎しみの籠もった、復讐鬼の眼。 全てを取り戻し、全てを零した彼の眼に柔らかなものは宿っていなかった。 本来ならば、レイ自身が殺さなければいけなかった相手。 たとえ偽りのものが殺されたのだとしても、レイが抱いた感情は偽りではない。 ならば、その感情から基づく衝動はレイ自身が終わらさなければいけなかった。 そうでなければ、レイは――――。 「……」 そんな眼を向けられてもカレンは動揺せず、その問に答えない。 ついで、レイは隣に座るパートナーへと眼を向けた。 その眼には、やはり深い憎悪。 「なぜ、殺さなかった」 「まだ召喚されてなかったんですもの、私を責めるのはお門違いというものですよ。 なんなら、あんなぬるま湯に浸かって記憶を取り戻せないままだった貴方が一番悪い」 呑気にパフェを突きながら、チャイニーズの服をまとったアサシンが細い目をさらに細めながら応える。 事実、アサシンが召喚されたのは全てが終わった後。 レイの妻が殺害され、管理者達が訪れ、襲撃者は逃げ、管理者が追い、レイは呆然と立ちすくんでいた。 その折に、アサシンは現れた。 徒手空拳、しかし、目に移らぬところにあらゆる凶器を隠し持った暗殺者。 雄臭を感じさせない、空虚な男。 真名を『巫紅虎(ウ・ホンフー)』といった。 「ここは私が払っておきます」 「これはどうも、お世話になります。 領収書って書かれるんですか?」 伝票を持って立ち去ろうとするカレンへ、無言のレイに変わってアサシンが応える。 カレンは応えず、背中を見せる。 その背中を守るようにルーラーが立ち上がり、アサシンに一瞥をくれる。 警戒と警告を多分に含んだ視線。 アサシンは大げさに肩を竦めてみせた。 「さて、マスター、何をしますか?」 「聖杯を手にする」 「それはいい、私はそこそこには強いですよ。 周囲が英霊ばかりだから、あまり当てにならない発言では有りますが」 「……」 「少なくとも、ここに居る二十五人をマスターがまばたきをしている一瞬で殺すことが出来ます。 話を聞く限り、マスターの偽りの伴侶を襲った相手も何をされたのかわからぬまま殺すことが出来ます。 まあ、今となっては何の意味もない話ですがね」 「具体的に、何が出来る」 「なんでも出来ます、私は。いや、これは本当に。 私の宝具は、そういう、他の人ができることを模倣する宝具ですので。 あっ、ご馳走様でした」 アサシンはパフェの中に、カラン、と音を立てながらスプーンを投げ入れる。 レイは何も言わずに席を立ち、アサシンはその影を踏まぬように付き従っていく。 その喫茶店から外に出ると、月が嗤っていた。 アサシンは妖かしの光そのものである月の笑みへと、やはり笑みで応える。 そして、その妖しげな笑みのままレイへと向き直った。 「グッドイーブニング、マスター。 これから楽しい楽しい悪夢のお時間ですよ」 アサシンは、確かに笑っていた。 女性と見間違えるような細身と、雄臭を感じさせない柔らかな雰囲気。 その男性器は自らの手で去勢しており、アサシンの一生よりも遥かに短い生涯であった一人の女性に貞操を捧げている。 アサシンはその気になれば、対城宝具を持つサーヴァントや大魔術を行うサーヴァントと同じように、この街のNPCを一瞬で皆殺しに出来る。 それこそ、瞬きをしている間に、だ。 しかし、多くの英雄にとってそのようなことが意味がないように、アサシンにも何の意味もない。 自らの愛する人を殺した二十五人を一瞬で殺せようとも、レイの0と1で彩られただけの偽りの妻を殺したサーヴァントを瞬殺出来ようとも。 時を戻れぬ以上、何の意味も持たない話なのだ。 「しかし、マスターは聖杯に何を願うのですか?」 「願いなど多すぎる」 レイは語らなかったが、その瞳の奥には激しい怒りと圧倒的な後悔に染まっていた。 鉤爪の男を殺す。 自らの妻、シノを蘇らせる。 あるいは、その二つを同時に叶えるために時を逆戻る。 レイの願いは怒りと後悔に染められて、曖昧なものとなっていた。 憎悪とは希望を求めるものだが、同時にその憎悪は純粋な希望を濁らせる。 希望を奪われたからこそ、生まれるものだからだ。 その希望を純粋なものにするのならば、少なくとも、その憎悪に一つの区切りをつけるしかない。 レイ自身も。 バッドエンドの異名を持つ男も。 それを痛いほどに知っていた。 だからこそ、アサシンは笑ってみせる。 「そんなものですよ、希望なんて、あまりにも残酷なものですから。 簡単に一つに決まらないものです。 しかし、そう思いながら全てを捨ててなお残るもの。 それこそが本当の願いです」 「……」 「マスターの哀しい哀しい悪夢が奇跡という茶番でどのような終わりを迎えるのか、私も楽しみにしていますよ」 バッドエンドの異名を持つ男は、どこか憧憬に満ちた顔でレイへと語りかけた。 【CLASS】 アサシン 【真名】 巫紅虎@パワプロクンポケットシリーズ 【パラメーター】 筋力:C 耐久:C 敏捷:B 魔力:D 幸運:C 宝具:B 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 気配遮断:A 自身の気配を消す能力であり、完全に気配を断てば発見はほぼ不可能となる。 攻撃態勢に移るとランクが大きく落ちる。 【保有スキル】 中国武術:A++ 中華の合理。宇宙と一体となることを目的とした武術をどれだけ極めたかを表す。 修得の難易度が最高レベルのスキルで、他のスキルと違ってAランクでようやく「修得した」と言えるレベル。 ホンフーはその時代における中国武術の無双を誇るほどの腕前。 心眼(真):B 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。 【宝具】 『変貌する終焉(ドゥームチェンジ)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人 『一つの存在が身につけた能力』である限り、スキル・宝具、マスター・サーヴァントの区別なく相手の能力を自らのものにすることが出来る宝具。 ただし、ランクB以上の宝具とランクA以上のスキルは模倣できず、また、模倣した能力はランクを一つ下げる。 能力は一度に一つしか使用できないため、同時併用は不可能である。 元々はホンフーの天賦のものである『他人の動きを模倣する』才能が超能力として開花したもの。 以下、ホンフーが生前にコピーした能力。 『私の影は誰にも追えぬ(ドゥームチェンジ:ブラック)』 高い気配察知のスキルを持たない限り、どのような時でもホンフーの姿を捉えることは出来ない。 『何人たりとも我が言葉には従えない(ドゥームチェンジ:デス・マス)』 ホンフーの言葉には絶対に従えなくなる洗脳能力、ただし、否定形のように漠然とした命令では効き目が薄くなる。 対魔力によって無効化できる。 『かすり傷でも致命傷(ドゥームチェンジ:バジリスク)』 生命であろうと機械であろうと、かすり傷だとしても傷をつけることで殺すことが出来る。 対魔力によって無効化することが出来る。 『我にとりて重力は縛りに非ず(ドゥームチェンジ:ダークスピア)』 自身にかかる重力の方向を変えることが可能である。 また、ホンフーが服のようにそれは自分自身だと認識すれば巨大な軍艦であろうと重力の方向を変えることが出来る。 『七つの虹を見たことがありますか?(ドゥームチェンジ:ストームレイン)』 気象現象を操作することが出来、超局地的に気温を氷点下に下げることや雷を発生させることが出来る。 『我が手に光あれ(ドゥームチェンジ:デイライト)』 光を操作する能力。 遠距離からのビームでビルを溶解させる、光を屈折させることで自身の姿を隠す、光を操ることで遠視を可能とする。 『偏在する兎の穴(ドゥームチェンジ:ワームホール)』 自分自身の身体に、過去に訪れたことがある場所へと続くワームホールを生成することが出来る。 『天網恢恢疎にして漏らさず(ドゥームチェンジ:ピンク)』 自身の視界内である限り、たとえ透明化していようともあらゆる存在を知覚できる。 『私は貴方、貴方は貴方(ドゥームチェンジ:カルマミラー)』 自らにかかる攻撃に対して、攻撃を行ったものへと反射することが出来る。 自爆や攻撃がホンフー自身に届く前に対象が死亡するなど、反射できる相手が居ない場合は使用できない。 対魔力によって無効化することが出来る。 『その手はおもちゃの兵隊(ドゥームチェンジ:グレムリン)』 銃火器も含めたあらゆる機械の機能停止させる。 【weapon】 針や仕込みナイフはもちろん、無数の暗器を隠し持っている。 また中国武術を収めており、素手による戦闘でも16インチ砲を無傷で防ぐ耐久スーツすらも傷つける一撃が撃てる。 【人物背景】 世界を支配する組織であるジャジメントで三番目に強い男。 コードネームは『バッドエンド』、あるいは『ナンバー3』。 若い頃は自分にも他人にも厳しい高潔な拳法家であり、さる流派の後継者にまで上り詰めた。 しかし、虚名を高める処世術の数々が「一子相伝の奥義」として継承されてきた事実を知って憤り、後継者の椅子を蹴って奥義の全容を公表しようとする。 結果、流派の人間たちを全て敵に回すこととなり、夥しい血の流れる惨劇の末、師も仲間も愛する人も全てを失った。 全てを失った後、怨みも怒りもぶつける相手が居ないために胸の内へと溜め込み続けている。 【サーヴァントとしての願い】 『時を戻る能力』を『コピー』、もしくは、聖杯によって今の強さのままで時を戻ること。 【基本戦術、方針、運用法】 宝具はストックの限界が存在せず中国武術の達人であるため、どのような敵にも対応できる。 ただし、能力の関係上、高い対魔力を持つ三騎士とは比較的相性が悪い。 【マスター】 レイ・ラングレン@ガン×ソード 【参加方法】 地中の空間にぽっかりと開いていた空洞内部に見つけたゴフェルの木片を入手。 【マスターとしての願い】 あの日に戻り、鉤爪の男を殺す。 【weapon】 刀のような形をした銃。 鞘に見える部分がマガジンとなっており、短機関銃と似た性能を持っている。 【能力・技能】 銃撃の腕前は群を抜いており、また、機械工学にも深い知識を有している。 【人物背景】 かつては心優しい青年だったが、鉤爪をつけた男に妻を殺されることで復讐の道を歩み始める。 ヴォルケインと呼ばれる妻の形見である巨大ロボットを操り、その腕前は作中でも屈指のもの。 生身でも有数の実力者であり、また、形見のヴォルケインを自爆させるなど復讐のためならば手段を選ばない。 冷徹ではあるが、弟のジョシュア・ラングレンに対しては非情になりきれない一面がある。 ある戦闘で眼に負傷を負い、着実に視力を失いつつある。 【方針】 優勝を目指す。
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――理想に堕ちていく。 ■ 正義の味方になる。ただそれだけを求めて、衛宮士郎は聖杯戦争へ飛び込んだ。 あの一瞬とも言える永遠を、士郎は生涯忘れることはないだろう。 それは尊くも醜い夢を追い求めた軌跡であり、始まりだった。 輝く月の下、出会った一人の少女がいた。 地獄に堕ちようとも、彼女と出会った刹那は今も脳裏に刻まれている。 どんな状況でも気高い振る舞いを忘れぬ少女がいた。 彼女と結んだ一時の協調は、士郎にとって夢のような一時だった。 「――セイバー、遠坂」 雪のような白い肌の少女は、自分によく懐いてくれた。 苛烈な表面の裏腹にあった優しさは温かく、最後の最後まで自分のことを見つめていた。 きっと、選んだ選択肢が違っていれば、もっと彼女と仲良くなることもできただろう。 「イリヤ――」 どれ一つ取っても、代わりなどありやしない。 一人一人が衛宮士郎にとって、大切と言い切れる人達であり、手に入れるはずの未来だ。 真っ直ぐで、綺麗な夢の欠片。思い出すだけでも、表情が綻ぶはずだった。 けれど、けれど。 今の士郎には色が剥がれ落ちたガラクタでしかない。 「桜」 最後に思い浮かべるのは、必ず守ると誓ったはずだった――後輩。 衛宮士郎が好きになった、少女。 そして、切り捨てた【一】。 理想に殉じる過程で、初めて背負った代償を、士郎は思い出す。 助けたかった。そう言ってしまえば、真実であり、殺さなければならなかったと言っても、それもまた真実である。 どちらにせよ、士郎が彼女を切り捨てた事実は変わらない。 彼女だけを例外にすることはこれまでの【衛宮士郎】を否定することと同意義である。 好きな子を守る。そんな当たり前のことすら、士郎はできなかった。 「俺は、正義の味方だ」 あの燃え盛る炎の中、助けられた自分。 真綿で首を絞められるかのような苦痛を抱え、生きているのは――誰かを救けることができるから。 理不尽な運命を許容できず、直走る。 その為に長らえた生命だっただろう。 誰とも知らぬ大多数の人間を救う為に、大切なモノを、士郎は壊した。 「聖杯は、害でしかない。なら、やることは一つだ」 まだ、走れる。まだ、戦える。 摩耗し、凝り固まった魂でも、正義の味方を貫くことぐらいは容易いものだ。 何せ、この身体は剣で出来ている。 剣はただ人々を護り、救い――斬り捨てることしか能がない。 無様だと嘲笑うなら、勝手に嘲笑えばいい。 衛宮士郎にはこうすることでしか存在価値はないのだから。 十の内、九を救い一を切り捨てる。 一の中に大切な人が含まれていようとも、士郎の選択は不変だ。 不条理に苦しむ多数を救う為に、士郎は剣を握る。 身体は剣で出来ている。不屈の心は鉄と化し、迷いはない。 「聖杯を破壊する。それ以外は認めないし、絶対にさせない」 自らの理想の為に聖杯を破壊する。 「なぁ――――爺さん」 末期に託された願いを、しっかりと受け継いだことに喜びを感じているのか。 それとも、想定以上に正義の味方を成し遂げている自分のことを誇らしく感じているのか。 視線の先で、呆然と佇むサーヴァント――衛宮切嗣に対して、士郎は薄く笑った。 ■ ――理想に囚われていく。 ■ これが、自分のしてきたことに対する罰なのだろう。 アサシンのサーヴァントとして呼ばれた衛宮切嗣の前にいたのは、【正義の味方】だった。 何せ、眼前にいる彼は切嗣の抱いた理想を全て体現した【衛宮切嗣】なのだから。 それを、間違いとは言わない。だが、正しいとも言えなかった。 ――僕が、託さなければ。 衛宮士郎に預けた理想は、彼をどうしようもないぐらいに彼が本来歩むべきだった道を違えさせてしまった。 【衛宮切嗣】を過不足なく受け継ぎ、自分と同じ道をたどっている。 それを、悲嘆と呼ばずに何と称せばいい。 今の切嗣にとって、聖杯戦争は悪夢でしかなかった。 499 :衛宮士郎&アサシン ◆MZYnmmtZ2U:2015/03/06(金) 01 28 15 ID ktjq5MIw0 ……あの時、僕が抱いた安心感は、嘘だったのか。 伽藍堂のような士郎の双眸を、切嗣は真っ直ぐに見返すことができない。 自分の罪をまざまざと抉られているようで、耐え切れなかった。 どれだけ心が凍っていたのだろう。 いつのまにかに、吸っているタバコも、殆ど炭と化している程に切嗣の意識は閉ざされていたらしい。 揺蕩った紫煙が青に溶け、特有の香りが辺りに充満している。 吸って、吐いて。平常心とまではいかないが、ある程度は落ち着きを取り戻した。 見上げると、透き通った青の空が広がり、眩しい太陽の日差しが燦燦と照っている。 手を伸ばせば、どこまでも吸い込まれていきそうな錯覚さえ覚えてしまう。 けれど、気持ちのいい青は切嗣に祝福など与えてくれなかった。 「なぁ、士郎」 「ん? どうしたんだよ、爺さん」 屈託なく笑う彼の姿はあの月の夜に見た横顔と一見して変わらないように見受けられる。 けれど、違う。表情こそ似ているが、中身が致命的に破綻しているのだ。 正義の味方。そんなものの為に、衛宮士郎は【衛宮切嗣】になってしまった。 ――罰、なんだろうな。 それは正義の味方が見た最後の夢だった。 願い事の残骸を引き継ぎ、彼は此処にいる。 救済さえも絶望に変える世界で、切嗣は何をするべきなのか。 理想に裏切られた自分に、できることはあるのだろうか。 【クラス】 アサシン 【真名】 衛宮切嗣@Fate/Zero 【パラメーター】 筋力D 耐久D+ 敏捷C 魔力D+ 幸運E 宝具C 【属性】 秩序・悪 【クラススキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 【保有スキル】 単独行動:A マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる。 マスターを失っても数日間は現界可能。 正義の味方:B 相手の属性が悪である限り、正義の味方である切嗣のステータスはランクアップする。 悪の強さによって、ランクアップの幅は広がっていく。 もっとも、切嗣自身の属性が悪である事実は皮肉としか言い様がない。 魔術:E 暗示など、軽い魔術なら扱える。 【宝具】 『固有時制御』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 衛宮の家伝である「時間操作」の魔術を戦闘用に応用したもの。 戦闘時には自分の体内の時間経過速度のみを操作するなどの用途で使用する。 なお、固有時制御を解除した後に世界からの「修正力」が働くため、反動によって身体に相当の負担がかかる。 『起源弾(クライム・アヴェンジャー)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 自らの起源を相手に発現させる礼装魔弾。 この弾丸で穿たれた傷は即座に「結合」され、血が出ることもなくまるで古傷のように変化する。 ただ、「結合」であって「修復」ではないため、「結合」されたところの元の機能は失われてしまう。 この銃弾は相手が魔術で干渉したときに真価を発揮する。弾丸の効果は魔術回路にまで及び、魔術回路は「切断」「結合」される。 結果、魔術回路に走っていた魔力は暴走し、術者自身を傷つける。 その仕様に加え、サーヴァントと化した現状では、必殺の魔弾と称すことができるのではないか。 【weapon】 トンプソン・コンテンダー ワルサーWA2000 キャリコM950 【人物背景】 正義の味方【だった】一人の人間。 【サーヴァントとしての願い】 願う資格が、あるのか? 【マスター】 衛宮士郎@Fate/stay night 【マスターとしての願い】 聖杯を破壊する。 【weapon】 なし。 【能力・技能】 投影…思い浮かべた物体を、魔力で顕現させる魔術。 強化…魔力を通すことで、対象の強化を施す魔術。 【人物背景】 10年前に冬木市で起きた大火災の唯一の生存者。 その際、魔術師である衛宮切嗣に助け出され、養子として引き取られる。 後に、切嗣への憧れから、正義の味方となってみんなを救い、幸せにするという理想を本気で追いかけるようになる。 そして、その理想を叶える為に、大切な人達を切り捨てた。 それはまるで、鉄の心を胸に抱いたブリキのロボットのようだった。 【方針】 正義の味方を張り通す。その過程で生まれる犠牲は考えない。
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暗殺者のクラス。 クラス別スキルは気配遮断。 ※✔マークが付いているものはTRPGシート有り※ 赤頭巾 ウィリアム・テル 瓜子姫 オーラヴ・トリュグヴァッソン カルバノグの殺人ウサギ カルキノス カッシウス・カエレア ✔ 国定忠治 ✔ グリムリーパー 呉葉 ジェームス・ウォーレン・ジョーンズ ジェヴォーダンの獣 ✔ 悉平太郎 ジャック・ザ・リッパー(殺) シャルロット・コルデー シャルロット・コルデー(2) スキュラ 貂蝉 聖ニコラウス ソニー・ビーン タナトス ダリア・ニコラエヴナ・サルトゥイコヴァ ディオメデス 鉄仮面 ドッペルゲンガー ナラシンハ 盤瓠 ブラックライダー フランソワ・マカンダル フルヴィデ・フェルヴェン(フォアベイ) ラフ・メイカー 龍造寺の猫 ルクレツィア・ボルジア ハサンシリーズ 雨鳴のハサン ✔ 連星のハサン ✔ 鏖鍼のハサン ✔ 蝗跳のハサン 壊乱のハサン ✔ 忌名のハサン ✔ 縫紡のハサン 流焔のハサン 紫煙のハサン 凱風のハサン ✔ 虚影のハサン? 土操のハサン 分身のハサン ✔ 雲隠のハサン 珍技のハサン 鏡像のハサン 田園のハサン ✔ 霊縁のハサン 或心のハサン 丞晶のハサン 雑騒のハサン ✔ 原作鯖 呪腕のハサン(原作) ✔ 佐々木小次郎(原作) ✔ 謎のヒロインX(原作) ✔ 李書文[殺]EXTRA(原作) ✔ ジャック・ザ・リッパー(原作) ✔ スカサハ[殺] ✔
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「2022年水着イベント」で実装された配布☆4アサシン。 ワルキューレ〔ランサー〕の水着霊基。 イベント1回あたり入手可能なのは3騎中1騎のみ(+対応する霊衣)となっている。ボイスや絆礼装等に差がある。 メカエリチャン系列と異なり、性能面ではアペンドスキル含めて差がつけられていないので、どれを選んでも使い勝手自体は同じ。 ステータスはATK偏重型。星4殺では牛若丸/アサシン・グレイを抜いてトップのATKを持つ。 カード構成はB1A2Q2+宝具。Hit数はB3/A4/Q3/EX5/宝具10hit。宝具が多段HitするためN/Aは0.41→0.23とかなり下げられており通常攻撃のNP回収はかなり悪い。 属性は秩序・夏・天。特性は既存のものに〔霊衣を持つ者〕〔夏モード〕が追加されている。 スキル 【スキル1】SMG/SAM66 B CT 7-5 自身のQuick&Artsカード性能アップ(3T)&クリティカル威力アップ(3回・3T)。 主力カードを強化しつつ、回数制限はあるが最大100%のクリティカルダメージを叩き込める。 【スキル2】ワルキューレ式集団戦闘 B+ CT 8-6 味方全体の攻撃力アップ(3T)&回避状態を付与(1回・3T) + 味方全体の〔ワルキューレ〕のNP獲得量アップ(3T)。 「カリスマ」系に「治癒の竪琴」のような1回の回避が追加されて使い勝手が良い。 自身を含むワルキューレ・ブリュンヒルデ系にはNP獲得量アップが追加される。 + 〔ワルキューレ〕特性持ち一覧 Class Rare Name 槍 5 ブリュンヒルデ 4 ワルキューレ 殺 4 スルーズ ヒルド オルトリンデ 狂 5 ブリュンヒルデ エネミー ワルキューレ 【スキル3】戦乙女たちの語らい EX CT 8-6 味方単体のNP20%増加&HP回復 + スターを獲得。 NP増加自体は育成で変動しないので、NP目当てであれば育成の必要がない。 使い勝手が良い回復やスター獲得も複合しているので役立つ機会は多い。 宝具「 最終攻撃・天槍光輪 (フュルギア・ワルキューレ)」 敵全体に強力な〔地の力を持つ敵〕特攻攻撃&〔魔性〕特性の相手に対して低確率で即死を行うArts全体宝具。 〔地〕特攻はエネミーに多く存在するので刺さる機会は多い。 Artsで10hitするので、スキル込みで騎3体に32~49%、Wアルトリア・キャスターで90~135%回収可能。 即死はダメージ後なので即死が入ったとしても回収量は変わることはない。 特筆すべき点としてA宝具かつスター発生率バフを持たないながら宝具によってある程度スター獲得を見込める点。 アサシンクラスによるスター発生率補正の高さ、気配遮断、騎の被スター発生率補正、そして宝具の高いヒット数、 ここにオーバーキルによる補正が加われば敵3体の場合、星を平均10~15個、最大で20個ほど獲得出来ることもある。 + 〔地の力を持つ敵〕特性持ち一覧 Class Rare Name 剣 5 アルトリア・ペンドラゴン モードレッド アーサー・ペンドラゴン〔プロトタイプ〕 シグルド 紅閻魔 アストルフォ メドゥーサ 4 アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕 ジークフリート ランスロット ガウェイン エリザベート・バートリー〔ブレイブ〕 フランケンシュタイン 女王メイヴ ディルムッド・オディナ 巴御前 妖精騎士ガウェイン ローラン ガレス セタンタ 3 フェルグス・マック・ロイ 1 イアソン 弓 5 アルトリア・ペンドラゴン 超人オリオン 4 アタランテ トリスタン アーチャー・インフェルノ 刑部姫 妖精騎士トリスタン 2 パリス 1 アーラシュ 槍 5 エレシュキガル ブラダマンテ 妖精騎士ランスロット ブリトマート 4 清姫 メドゥーサ 茨木童子 謎のアルターエゴ・Λ カイニス 虞美人 パーシヴァル ドン・キホーテ 3 ディルムッド・オディナ ジャガーマン 2 ガレス 騎 5 女王メイヴ アキレウス オデュッセウス 太公望 4 アストルフォ 坂田金時 モードレッド カーミラ ハベトロット カイニス ドブルイニャ・ニキチッチ 黄飛虎 3 メドゥーサ 赤兎馬 術 5 マーリン ミス・クレーン 4 メディア〔リリィ〕 ニトクリス 酒呑童子 3 メディア メフィストフェレス アスクレピオス 殺 5 ジャック・ザ・リッパー 酒呑童子 刑部姫 セミラミス 果心居士 4 カーミラ アサシン・パライソ 加藤段蔵 虞美人 鬼一法眼 3 ヘンリー・ジキル&ハイド 2 ファントム・オブ・ジ・オペラ 狂 5 ヴラド三世 クー・フーリン〔オルタ〕 ガラテア モルガン 4 ランスロット タマモキャット フランケンシュタイン ベオウルフ 茨木童子 エルドラドのバーサーカー アタランテ〔オルタ〕 鬼女紅葉 クリームヒルト ドゥリーヨダナ 3 清姫 2 サロメ 1 アステリオス ポール・バニヤン 盾 3 マシュ・キリエライト 裁 5 卑弥呼 女教皇ヨハンナ 4 壱与 讐 5 魔王信長(織田信長) 平景清 4 ゴルゴーン 新宿のアヴェンジャー 3 アントニオ・サリエリ 分 5 メルトリリス キングプロテア 蘆屋道満 スーパーバニヤン グレゴリー・ラスプーチン 4 パッションリップ 太歳星君 月 5 BB(水着) 殺生院キアラ 降 5 アビゲイル・ウィリアムズ アビゲイル・ウィリアムズ〔夏〕 ヴァン・ゴッホ ジャック・ド・モレー 詐 5 オベロン レディ・アヴァロン 4 トラロック エネミー 竜牙兵、ワイバーン、ドラゴン、ラミア、獣人系、ゴブリン、ケンタウロス、キメラ、スプリガン、ゲイザー、バイコーン、ソウルイーター、スフィンクス、イフリータ、海魔、翅刃虫、鬼、ヤドカリ、魔猪、ウリディンム、ウシュムガル、ウガル、ムシュフシュ、シェイプシフター、イーター、グール、エルダーグール、シャンタク、オオカミ、ヤガ、英霊兵、スルト、巨人系、ボーバルチキン、BBホテップ、BBB、鬼王朱裸、魔猿、ぬえ、ケガレガミ、魔導僧兵、マックスウェルの悪魔、カリ、ケルベロス、花の邪神/アルラウネ、土蜘蛛、大土蜘蛛、大翁鬼、虎熊童子、ブジャンガ、鴉天狗、女王兵、モース、モース人間、牙の氏族、亜鈴百種・排熱大公、ブラックウルフ、アルビオンの竜骸、魔犬バーゲスト、シャークパイレーツ、グリーンマン、奇兵隊、LWB-M8、HWB-M8、半魚人、ケルピー、屈強な半魚人、プレシオサウルスくん、大百足、化け猫、四奸六賊、ディノス系、キングプロテア・ソチナトル、朱瑞鳥・紅閻魔、ウィツィロポチトリ + 〔魔性〕特性持ち一覧 Class Rare Name 剣 5 伊吹童子 4 巴御前 弓 4 アーチャー・インフェルノ 妖精騎士トリスタン 槍 5 ヴリトラ 4 茨木童子 謎のアルターエゴ・Λ 虞美人 術 4 酒呑童子 殺 5 酒呑童子 光のコヤンスカヤ 呼延灼 果心居士 4 虞美人 鬼一法眼 狂 5 伊吹童子 4 茨木童子 鬼女紅葉 ドゥリーヨダナ 分 5 蘆屋道満 4 太歳星君 讐 5 カーマ 降 5 闇のコヤンスカヤ エネミー(主なクラス) ゾンビ(剣槍弓狂)、スケルトン(剣槍弓)ゴースト(殺)、デーモン(術)ラミア(術)、獣人系(剣槍殺)、ゴブリン(剣槍殺)ゲイザー(弓)、バイコーン(槍)、ソウルイーター(殺)イフリータ(術)、海魔(弓)、ヤドカリ(剣)鬼系(小鬼、鬼の右腕・左腕、風越丸、技喰丸、轟力丸、パンプキンオーガ、かぼMARU)、丑御前(狂)魔猪(狂)、ウシュムガル(殺)、魔性菩薩(獣)、ヒュドラ(弓)、おろち(槍)、黒武者(剣)、グール(狂)、エルダーグール(殺)、シャンタク(術)、メイオール(殺)、魔猿(弓槍術狂)、ぬえ(槍)、ケガレガミ(殺)、女中(殺)、カリ(狂)、マハーナーガ(槍)、ウッチャイヒシュラヴァス(槍)、ドゥン(騎)、ガルダ(術)、サラマー(殺)、亡者(狂)、ケルベロス(騎)、『愛玩の獣』(獣)殺人鬼(狂)、徐福(弓)、クコチヒコ(剣)、花の邪神/アルラウネ(降/騎)、土蜘蛛(槍)、大土蜘蛛(槍)、大翁鬼(狂)、ブジャンガ、鴉天狗(殺)、モース(狂)、モース人間(狂)、亜鈴百種・排熱大公(術)、祭神ケルヌンノス(狂)、ノリッジの厄災(狂)、ブラックウルフ(術)、魔犬バーゲスト(剣)、LWB-M8(殺)、HWB-M8(裁)、半魚人(殺)、屈強な半魚人(槍)、ケルピー(騎)、ダゴン(狂)、ギガプレシオサウルスくんΩ(槍)、大百足(狂)、化け猫(術)、アイスフィッシュ(騎)、モータルフィッシュ(騎)、酷吏殭屍(剣)、祖獣(狂)、四奸六賊(狂)、髑髏の仮面(分)、カマソッソ(獣) 総評 A全体宝具による高いNP回収によるシステム適正の高さ、スキルと宝具による星獲得と高倍率クリティカルバフによるクリティカルアタッカーの側面を持ち、 さらには全体回避付与によるPTの生存性のサポートも可能な器用なサーヴァント。 難点はスキルによるAQ強化、NP獲得量強化を使ってもなお低い通常攻撃時のNP効率。クリティカルバフ以外の数値が控え目なことにより配布の星4殺では宝具火力がやや低めなこと。 クリティカルアタッカーとしてはスター集中を持っていない等地味に問題点も多い。 A宝具システムをするだけなら気になることはないが、それ以外の運用をするなら上手く補助する手立てを考えたほうが良い。 相性の良いサーヴァント Aサポーターなら宝具連射でも攻略でもアルトリア・キャスターは鉄板の組み合わせ。水着ワルキューレが持たない宝具威力UPを持ち回復とCT短縮も可能な玉藻の前も良い。 対騎想定として術と組ませることを嫌うなら、OCアップで特攻威力を上げられるレディ・アヴァロン、スター発生率とクリティカル威力を強化出来る蘭陵王も優秀。 低レアならヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、メアリー・アニング、徐福ともシナジーが高い。 アタッカーならAとNP獲得量を強化して貰え、毎ターンスター獲得もある太歳星君、スター集中,クリティカル強化の付与と星の即時獲得のある謎の蘭丸X、 伊吹童子/バーサーカーは星の奪い合いに気をつければ攻撃力,クリティカル威力,NP獲得量を強化して貰え、 こちらからは回避を渡すことが出来る他、同じ地特攻宝具を持つため対地特性には組み合わせが良いと言える。 殺で組むならAの枚数が多くAチェインの狙いやすい、李書文/アサシン、エミヤ〔アサシン〕、岡田以蔵等が無難か。 セミラミスはS3使用に必要な星を水着ワルキューレの即時星獲得によるサポートできる。 相性の良い概念礼装 宝具即撃ちをするならカレイドスコープなら無凸でもS3との組み合わせで可能。 AS2をlv10まで上げているならカルデア・アニバーサリー、A’、魔性菩薩等の初期NP60礼装からも狙える。 センセイとボク、愛と希望の物語、ウォーク・イン・ザ・パーク等は初期NP60とスター集中効果により宝具即撃ち+クリティカルの補強の両立が可能。 スルーズ・ヒルド・オルトリンデ共通の性能欄です。 編集する際はご注意ください。
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鹿目まどか&アサシン ◆q4eJ67HsvU ――これは、ひとりの少女の物語です。 少女の名前は、鹿目まどか。 彼女は極普通の、どこにでもいるような女の子でした。 ある日まどかは、白くて可愛らしい生き物を見つめます。 名前はキュゥべえ。まどかは、キュゥべえからお願いをされます。 それは魔法少女となって、この世界を脅かす魔女と戦ってほしいというものでした。 魔法少女になりさえすれば、どんな願いもひとつだけ叶えてもらえる。 まどかは考えます。そこまでして叶えたい願いってなんだろう、と。 しかしまどかが迷うだけの時間は、悲しいことに与えてもらえませんでした。 まどか達が出会った魔法少女の先輩、巴マミ。 想い人を救うために契約したまどかの親友、美樹さやか。 隣町からやってきた歴戦の魔法少女、佐倉杏子。 彼女達は、定めと呼ぶにはあまりに哀しい宿命に翻弄され、散っていきました。 そして、暁美ほむら。 まどかを陰ながら見守り続けてきた、謎めいた少女。 彼女の戦う目的、その意味を、ついにまどかは知ります。 ほむらが幾度となく同じ時間を繰り返し、自分を守るために孤独な戦いを続けていたことを。 ほむらにとってまどかは、初めて出来た大切な友達だということを。 自分のことすらまだ知らないまどかのために、これからも戦っていくことを。 まどかは自分だけが守られていたことを知りました。 そして、「わたしの最高の友達」のために、何が出来るのかを考えました。 外は大嵐。 最後の舞台装置の魔女「ワルプルギスの夜」が見滝原へと襲来したのです。 今もほむらは、まどかと見滝原を守るためにたった一人で勝ち目のない戦いを続けているでしょう。 まどかは決意しました。 そしてほむらの、キュゥべえの元へ、ワルプルギスの夜が起こす嵐のほうへと、歩みを進めて―― ――その時、通りすがりの特異型ヘルヴォールが『殺戮魔剣#13(スリータイムブレード)』を繰り出してワルプルギスの夜を一刀両断しました。 こうして全ては救われたのです。めでたし、めでたし。 《エンディングテーマ『悲しみキャブリケーション』》 歌:妄想キャリブレーション 作詞:利根川貴之 作曲:利根川貴之 坂 和也 編曲:坂 和也&Wichy.Recordings (イントロ)テレテレッテレレレ テッテテレレッ テレテレッテレレレ テッテテレレッ チャラララッチャララ チャラララッチャララ チャーチャラッチャララチャラッチャー チャラララッチャララ チャラララッチャララ チャーチャラッチャララ(ピロピロピロピロピロピロピロピロ) チャラララッチャララ チャラララッチャララ チャーチャラッチャララチャラッチャー チャラララッチャララ チャラララッチャララ チャーチャラッチャララ(ピロピロピロピロピロピロピロピロ)テテッテー ( う た )君が目指した デスティネーション 最後の言葉 スローモーション 聞きたくない 知りたくもない ちぐはぐになる コンビネーション 泣き出しそうだ グラデュエーション 私どんな顔でいればいいかな 冗談だよね? 「好きだよ」って言ってよ! 《 AVALON NETWORK 》 【クラス】 アサシン 【真名】 特異型ヘルヴォール@実在性ミリオンアーサー 【パラメーター】 筋力C 耐久D 敏捷A 魔力D 幸運C 宝具B 【属性】 中立・中庸 【クラススキル】 気配遮断:A サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てば探知能力に優れたサーヴァントはおろか猿でも発見することは非常に難しい。 【保有スキル】 湖の騎士 C 断絶の時代の技術により「因子」を使って「湖」によって製造される、アーサーに使える騎士。 ランクが高いほど優秀に調整された騎士であることを示す。 心眼(偽) C 直感・第六感による危険回避。虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。 騎士の因子としてマーリンに組み込まれたものであり、本人の才能ではない。 アヴァロンネットワーク:? このスキル情報は検閲を受けています。 このスキル情報は検閲を受けています。 このスキル情報は検閲を受けています。 【宝具】 『殺戮魔剣#13(スリータイムブレード)』 ランク B 種別 対譚宝具 レンジ - 最大補足 1人 物語に介入し、結末を「暗殺」する特異型ヘルヴォールの必殺宝具。 対象が持つ過去の物語へと入り込み、その中で登場人物を一刀両断することでその過去、そして現実を改変する。 ただしひとつの物語に入れるのは一度だけであり、暗殺できる登場人物も一度の介入につき一人のみ。 また、その物語の語り部――つまりその記憶の持ち主だけはこの宝具で暗殺することは出来ない。 【weapon】 両刃の長剣。 【人物背景】 ブリテン昔話「さるかに合戦」に登場する、物語の結末で猿を一刀両断した通りすがりの騎士。 【マスター】 鹿目まどか@劇場版魔法少女まどか☆マギカ 【マスターとしての願い】 不明。 【weapon】 なし。 【能力・技能】 膨大な因果量を持つが、魔法少女としては未契約。 【人物背景】 見滝原中学校に通う中学二年生。ある日キュゥべえの『声』を聞いたことで、魔法少女の戦いに巻き込まれる。 (この時間軸の)まどか自身は知らなかったが、魔法少女暁美ほむらの時間遡行の影響で膨大な因果を抱え込んでいる。 心優しいが臆病で一歩を踏み出すことの出来ない性格であり、周囲の魔法少女達の破滅を前にしても何も出来ないでいた。 しかしほむらの戦う理由、この世界の魔法少女達の歴史と運命を知り、世界の理を変えるためにひとつの決断をする。 そして最後の一歩を踏み出した直後に赤い月に召喚され、アサシンによって「物語」を改変された。 【方針】 不明。