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アサシン:ランクD(あさしん:らんくD) 登場作品 レジェンディア 種族 人族 備考 - レベル 17 HP 2089 攻撃力 防御力 知性 命中 回避 重量 中量級 攻撃属性 - スカルプチャ - 経験値 ガルド 153 属性耐性 - 状態異常耐性 - アイテム アイテム:(%)アイテム:(%) 出現場所 帰らずの森(MS) (※基準は戦闘ランクふつう アイテムの数値は落とす確率) 行動内容 小刀を振り下ろして前方の相手を攻撃する。束縛の追加効果。 小刀を突き刺して前方の相手を攻撃する。 総評 帰らずの森に出現する小刀を装備したクルザンド軍兵士。 見た目はまんま赤服の忍者。 通常攻撃で状態異常にしてくる珍しい敵。 小刀による振り下ろしや突き刺しで攻撃してくるが大して強くない。 ▲ 関連リンク 関連種 レジェンディア アサシン:ランクC アサシン:ランクA アサシン:ランクS
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心底、面倒臭い。 横にいる相手には聞こえないよう言の葉は胸の奥に秘めておきながら。 それでも隠し切れない感情を重い溜息に変えて、月のない夜道を進む。 「なぁなぁ! アレはなんだ?赤くて、ピカピカしてるやつ!」 鈴の鳴るような声に反応し、視線を其方に向ける。 恐らく、数メートル先に直立している信号機を指しているのであろう。 華奢な体躯からすらりと伸びる腕の先。 細く、たおやかな指先をぶんぶん振りながら好奇心全開な視線を僕に向けてくる彼女。 「……さっきも教えなかったかい? あれは、信号機って言って――」 本日二度目となる説明を開始した僕の唇は彼女の容赦ない平手打ちによって塞がれた。 強烈なビンタから、悲鳴をあげる隙間すらなくぴったりと唇を覆う掌。 普通に痛い。 そして苦しい。 自然、睨み付ける様な表情を浮かべてしまうがどうやら僕以上に彼女はご立腹らしい。 「アンタはアタシを馬鹿にしてんのか! 信号機は、さっきの青いのだろ!」 掌を退かせ僕が糾弾を開始する、その前に烈火の勢いで彼女は言葉を紡ぐ。 召喚、当初から薄々勘付いてはいた。 だけど、考えたくなかった。 「一回までなら許してやる! だからさっさとあの赤いやつの正体を教えな!」 まさか、自分の召喚したサーヴァントがこんなにも馬鹿だったなんて。 大体、サーヴァントは召喚に際し聖杯から必要最低限の知識を教えて貰っている筈なのだがそれはどこへ消えてしまったと言うのだろうか。 信号機を知らないだけならまだ理解出来なくも無い。 人間――英霊であっても――誰しも全てを知っているワケではない。 自分が信号機を知っているからと言って、相手にもソレを押し付けるのは些か傲慢が過ぎるだろう。 知らない事は、知れば済む話なのだし。 だけど、だけれども。 赤く点滅する信号機と青く点滅する信号機を別々に理解したうえに、言葉に対し暴力でキャッチボールを行う相手にどう物事を教えれば良いと言うのだ。 否、信号機云々は問題の本質からは程遠い。 確かに、互いの認識――或いは常識の摺り合わせは、根気強く付き合っていけばなるほど確かに可能だろう。 だが、暴力による返答、これが問題だった。 些か以上に貧弱な僕の体に、仮にも英霊と呼ばれる存在からの殴打は荷が重い。 必然的に会話を避けていたのだがどうやらこの英霊様は絶えず喋っていないと我慢出来ない性質らしい。 「赤いのも、青いのも同じ信号機だよ。……点滅する色によって発信する意図が違うんだ ……ほんとに、こんなんで勝ち抜けるのかな……」 小学生の子供を相手にしているような錯覚に陥りつつ、ポロリと本音が漏れ出してしまう。 それは、偽らざる素直な気持ちだった。 どうしても、叶えなくてはならない願いがある。 例えどれ程の怨嗟を受け、生涯許される事の無い罪をその身に背負ったとしても、叶えなくてはならない願い。 からっぽな僕に残された、たった一つ形あるもの。 聖杯戦争。 魔術師とサーヴァントの主従が、たった一つの願望器を巡って争い、殺し合う儀式。 曰く、何でも願いの叶う願望器。 聖杯の存在は、崩れ落ちそうな意志を再び奮い立たせるには充分すぎる以上に効果を発揮していた。 愛し気に、首筋に現れた印を撫でる。 令呪と呼ばれるそれは、サーヴァントに対する絶対の命令権。 生意気なサーヴァントを律する事も可能であれば、一時的とは言えサーヴァントの力を強化する事も出来る。 その圧倒的な力量差から、サーヴァント同士の争いに介在する事は不可能だが、令呪を用いれば力の劣るサーヴァントでもジャイアントキリングを起こす目も出てくるだろう。 ――勿論、敵対するマスターも同じ事を考えているだろうから、実際に起こる可能性は相当低いのだが。 と、そこで再び視線を自らのサーヴァントに向ける。 「……不満そうだなね、アサシン」 先程漏らした言葉をしっかり聞いていたのだろう。 露骨に不満そうな表情をしているサーヴァント。 黒を基調とした豪奢なドレス姿から伸びるのは対照的に透き通るように白く、何処か艶めいた素肌。 長く伸ばされた黒髪は風に揺れ蟲惑的な香りを醸し出している。 小学校低学年位の身長でしかないのを差し引いても、充分美女といえる存在。 街中を歩いていたら思わず他人の目を惹きつけそうな彼女ではあるが――隣にいて尚、その存在を見失いかねない程、存在感が希薄だった。 否――最早皆無と言っても過言ではない。 アサシンの持つスキル、気配遮断。 知識として理解してはいたが、いざ体験するとここまでのモノかと驚いてしまう。 「別に、アンタがどうアタシを値踏みしようと勝手だけどさ……弱音を吐かれるのは鬱陶しい」 じっとりとした視線。 その眼差しに、比喩ではなく本当の意味で冷や汗が一筋零れ落ちる。 如何に幼い少女の姿をしていても英霊は英霊。 この舞台に呼ばれるに足る逸話と力を保持しているのだ。 その気になれば、華奢な僕の身体など位置を数える間に千は殺しきるだろう。 自分自身の力量を卑下するわけではないが、彼我の差は絶対だった。 「別に、ちょっと不安になっただけさ。君の力を疑っているワケじゃない。 ――勝つのは僕たちで、願いを叶えるのもまた、僕たちさ」 先程溢した不安は確かに、混じりけの無い純粋な気持ちである。 だがしかし、これもまた純粋な本音だった。 正直、滅茶苦茶驚いた。 その数分後により驚く事になるのだが、それはさておき、兎に角驚いた。 戦争の前に、自軍の戦力を確認しない愚かな将などいる筈は無い。 サーヴァントを召喚し、少女がアサシンのクラスを名乗ると同時。 マスターに与えられた特権の一つである、ステータス確認を用いたところ、僕の視界に飛び込んできたのは最低Bランクに平均Aランクというアサシンでは到底考えられないような数値である。 スキルによる底上げや、逆にスキルによるマイナス補正などランクの調整は確かに存在するらしいが、そんな小細工は一つもない純粋な彼女の実力がそこには示されていた。 加えて、アサシンとしての固有スキルを失っているなどという事も無く。 言ってしまえば、三騎士クラスのサーヴァントにアサシンのスキルを付けるというバランスも糞もないステータスになっていたのである。 そして、彼女を彼女足らしめる切り札である宝具。 Aランクという文句なしの宝具に優秀なステータス、ほぼ確実に有利を取れるスキル。 苦手な性格且つ頭が悪いのが難点だが、それを補って余りある程の勝率を見出していた。 ――とは言え、その頭の悪さが勝敗を左右する結果になりかねないのは肝に銘じておかなくてはならないだろうが。 「……赤は止まれ、で青は進め。じゃあ……アレはなんなのさ」 心配していない、の一言で機嫌を直した彼女の興味はまたしても信号機に移っていた。 赤と青、この二つの意味を漸く理解したらしい彼女は、新たに現れた黄色の存在にご執心らしい。 「決まってるだろう? 黄色は……アレ? えと、黄色は……」 はて、どうやらど忘れしてしまったらしい。 脳内をフル回転させて記憶を手繰る。 一般常識では、あるのだが……深夜に出歩く性質でもない僕に黄色信号と触れる機会はとんと無かった。 止まれと、進めの間……わからない。 赤と青の中間というのなら、ゆっくり進めにも思えるが、これはきっと違うだろう。 なら急いで渡れ、かとも思ったがどうにもしっくり来ない。 何にせよ、彼女に真偽を確かめる術など無いのだし多少自信が無くともこれ以上機嫌を悪くされる前に答えておくべきだろう。 思考と同時、ぞわり、と全身に悪寒が走る。 またご機嫌斜めか……。 そう考え、数秒の間内に向いていた意識を外に向ける。 その刹那。 張り詰めていた意識の一瞬の空白。 ひうん、ひうん、ひうん、ひうん、と。 泣き叫ぶような、空気を裂く音が僕の耳に届いて――ナニカが落下する感覚と共に、気付けば僕の瞳は自分の胴体を見上げていた。 考えるまでもなく、理解する。 僕の意図はここで切れ――僕の聖杯戦争は終わりを告げたのだと。 段々と霞んでいく視界に映るのは、闇に紛れて霞みそうな、黄色。 ふと、頭を過ぎる。 ああ――黄色は、注意しろ――だったっけ。 +++ 「ざっとこんなもんですかねー」 自分の呼び出したサーヴァントが、自分と同じマスターと呼ばれる存在を殺すのを、少女――御坂御琴は一時も目を離さず見つめていた。 既に一定の信頼を気付いていたのだろうか楽しげに会話し、揉め、また笑顔を浮かべていた彼ら。 どう見ても小学生にしか見えず、見る場所によっては微笑ましくすら思う組み合わせではあったが……それでも、美琴のサーヴァントは幼い相手に対する情けや容赦など一切含まず、彼らを血に沈めた。 圧倒的、そう評するしか無いだろう。 如何に幼く見えたとは言え、彼らも立派な参加者であり、少なくとも美琴の目には周囲に対する警戒を解いたようには見えなかった。 美琴のサーヴァント――アサシンは、確かに不意打ちや闇討ちに長けたサーヴァントではあるが、それにしても凄いとしか表現の仕様がない。 アサシンの宝具である、不可視に近い糸。 一体どのような原理なのか、その糸を繰ると、此方が一方的に視認出来るだけの距離に居ながらにしてマスターと思わしき少年の首に糸が巻き付く。 それでも、気付かれれば即座に外されて終わりだろうと思うが、そのような仕組みか少年がその気配に気付く様子はない。 ――こうなってしまえば、結末は一瞬だ。 僅かでも動揺を誘う為だろうか、小柄な体躯で堂々彼らの前に姿を現すアサシン。 相手が何らかの反応示すその刹那。 まるで学芸会の指揮者のように、アサシンは指先をくいっと振り上げ、ついっと斜めに振り下ろす。 それで、終わり。 名も知らぬマスターと、名も知らぬサーヴァントの姿はずたずたに――ジグザグに、切り裂かれて、その命を終える。 「怖気ついちゃいましたか?」 たった今、二つの命を奪ったなど微塵も感じさせない口調でアサシンが美琴に問い掛ける。 その瞳は探るようで、返答を間違えば即座に命を落としかねない危うさを孕んでいる。 「そう、ね……ショックなんてありません、全然平気です。なんて言ったら嘘になると思う。 ……でも、この位で……たった二人死んだ――ううん、殺したくらいで、折れるつもりは無いわ」 「ふう、ん。それなら全然問題ないですけどねー。……取り合えず、暫くは予定通り剣玉必殺。獲物が網に掛かるまで姫ちゃんは姿を隠しとくですから。マスターは、予定通りに無防備な姿をアピールしてて欲しいですよ。――その方が、手っ取り早いですし」 アサシンは、美琴の身体が微かに震えているのを見逃さない。 だがそれでも、その言葉に宿る意志の強さを見て図ったのか、それ以上追求する事は無く一方的な要求を告げるとこれ以上話す事は無いとばかりに霊体化して姿を消す。 姿を消しただけで、居なくなったワケではないが、其れでもあの威圧感から開放されたと言うだけで思わず安堵の吐息が零れ落ちてしまう。 「ごめんなさい、なんて一方的で意味無いなのはわかってるけど。……でも、それでも、ごめんなさい」 彼らも覚悟してこの聖杯戦争に臨んでいる。 放っておいても、誰かに殺し殺されるだけの存在――そう理解してはいても、胸中のん美外感情は消えることなく美琴の心を蝕む。 殺人も、それに加担するのも同罪だと美琴は思う。 彼らに直接手を下したのが自分ではないとは言え、その命を下したのは間違いなく彼女だ。 それ故に、この場において初めて感じる――そしてこれから幾度も味わう事になるであろう罪の意識に押し潰されそうになりながら、それでも前を見据えて懺悔の言葉を紡ぐ。 ただの自己満足であるとは思っても、其れでも彼らが安らかに眠れるように、と。 後悔がないと言えば嘘になる。 だが、あの少年に叶えたい願いがあったように、美琴にも叶えたい願いがある。 その願いを叶える為なら、例えどれ程自らの手が血に濡れようと構わない。 元より、これからの幸せを願うには重すぎる罪を背負っているのだから。 たった今殺した彼と彼女だけで収まる話ではない。 既にこの身体は、一万人以上の罪に濡れているのだ。 今更罪を重ねようと、最早自らが幸せになる道は閉ざされている。 「もう、これしか方法が無いの……他の奴等に願いがあろうとなんだろうと――そんな幻想、ブチ殺してやるうじゃないの」 それならば、自分に残されたのはせめて遺された罪を清算することだけだと。 恐らく、もう二度と会えないであろう誰かを思いながら、狩人はただ得物を待つ。 自らの所為で犠牲になった妹達の全てを救い、その全てが幸せになれる世界――彼女達が誰かに利用される事無い世界を、夢見て。 +++ アサシン――紫木一姫は、危うく、不安定なマスター召喚されたときの事を思い出す。 細かい会話など覚えていない、元より興味の無い事柄だ。 色々と応用の利く能力を持っているらしいが、魔術師というわけではないらしく魔力供給も碌に行えない少女。 暗く、澱んだ瞳をした少女が口に出したたった一つの願い。 (もう元には戻れない――だから、せめて残った罪を精算したい、ですか) 曰く、自分自身の不用意な行為で産み出された命を救いたい、と。 自らの身体が罪に溺れ、沈むのを待つのみと知って尚、足掻きたいと。 その身に更なる罪を重ねても願いへ到達出来る保証は無く、仮に願いを叶えてもその場所に自らの居場所はない。 地獄へ落ちるだけの一方通行、それでも構わないと。 その姿に、その言葉に、きっと僅かながら彼女自身の姿を重ねてしまったのだろう。 そうでなくては今頃、自分はマスターを探してさまよう事になっていた筈である。 無論、一姫には自分を犠牲にして他の誰かを救うなんて愚かな考えは存在しない。 彼女の願いはたった一つ――この身に纏わり付く罪の清算、だ。 たった一つ、歯車が噛み合わなかっただけのだと彼女は思う。 小さくて、とても大きな歯車。 世界中には、幸せそうに暮らしている同年代の少女がそれこそ星の数ほど存在している。 自分のように、最早取り返しの付かない罪と、欠陥を抱えているワケでもない。 幸せを幸せと認識できないようなぬるま湯に浸かった存在が、山程。 ――其れが、羨ましかった。 紫木一姫は、ただそうであるように人を殺す。 今は友人でも、いつその境界線が無くなるのかも曖昧で。 敵は殺す、味方も殺す、そして自分を殺す。 こんな有り様で人並みの幸せなど、どうして願えよう。 いつ血に濡れるかわからないその手で、何を掴めよう。 ――其れが、堪らなく嫌だった。 どうして、自分だけ幸せになれないのだろう。 どうして、自分には恋する人と幸せになる権利が無いのだろう。 そんなのは、間違っている――間違っていて欲しい。 だから、願う。 こんな自分との決別と――平穏な日常への仲間入りを。 +++ 【クラス】 アサシン 【真名】 紫木一姫 【属性】 混沌・悪 【ステータス】 筋力:D(C) 耐久:D(C) 敏捷:B(A) 魔力:D(C) 幸運:E 宝具:C 【クラススキル】 気配遮断:A サーヴァントとしての気配を絶つ能力。活発な行動をしていなければ気配を感じ取られることはない。 【保有スキル】 戯言遣いの弟子:A 戯言遣いを師匠と仰ぎ、彼すら騙しうる嘘吐きであることの証明。 あらゆる嘘を見抜き、彼女の吐く嘘を見抜くのは至難の業。 少なくとも同ランク以上のスキルでなくては不可能である。 精神汚染:E 生前の言語能力の生涯及び自分はもう戻れないという思い込みの副産物。 会話による意思疎通は困難であり、精神干渉系のスキルをある程度無効化する。 曲弦師:A 曲弦師としての極地。 対象に気取られる事なく曲弦糸を自由自在に操る事ができる。 人格形成:A 対象を観察する事が相手が望む性格を自由自在に形成する事ができる。 【宝具】 『曲弦糸(ジグザグ)』 ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:100~200 彼女自身の代名詞ともいえる宝具。重力、反発力、摩擦、遠心力、はたまた滑車の定理など、この世に満ち溢れる様々な力を駆使して糸を操る。彼女自身が糸であると認識したものなら構わず使用可能であり、生前は必要としていた滑車や手袋等も、この宝具が自由自在に糸を操ったという概念に昇華されていることから必要としていない。縦横無尽に糸を這わせ相手をズタズタに引き裂く、山一つ覆うほど範囲を広げ糸の結界内に侵入した対象の人数や会話内容の把握等汎用性に優れる。また、自身の持つ曲弦師としてのスキルやアサシンの気配遮断等も合わせこの糸を感知するのは困難となっている。 『危険信号(シグナルイエロー)』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1 彼女自身が対象を敵であると認識してしまった場合、その存在を見過ごす事ができず、同盟協力等一切不可能になり攻撃を仕掛けてしまうようになる。生前の逸話が宝具となったもので、呪いのようなものであり、正攻法だまし討ち人質等々あらゆる手段を用いて対象を排除する。その呪いの代償としてこの宝具が発動している間のみ幸運以外のあらゆるステータスがワンランクアップする。 【weapon】 『糸』 なんの変哲もない糸だが、曲弦師が使用する事で兵器となりうる。 【人物背景】 出展は「戯言シリーズ」 可愛いので皆『クビツリハイスクール』と『ヒトクイマジカル』を見よう。 【サーヴァントとしての願い】 間違えた一歩目をなかったことにした上で、戯言遣いや哀川潤、遊馬達との出会いをやり直し、殺人をしたこともなく今後することのない普通の女子学生としての生を送り直す。 【基本戦術、方針、運用法】 曲弦糸を用い糸の結界を張り、網に掛かった得物の会話を吟味し、刈り取る。 【マスター】 御坂美琴@とある科学の超電磁砲 【参加方法】 都市伝説として流れていた聖杯戦争の噂に縋り、箱舟のデータにハッキング。 【マスターとしての願い】 絶対能力者進化実験の完全消去及び死亡した妹達の蘇生、寿命長期化。 【weapon】 なし。 【能力・技能】 学園都市第三位の発電能力者。 基本となる攻撃は速度と連射性に優れた直接電気を放出する電撃。作中ではよく高圧電流の槍を投げつける「雷撃の槍」を使用しており、最大電圧は10億ボルト。落雷を発生させることも可能。 磁力を操作することで、周囲の鉄を含む金属を意のままに動せる。これにより盾のように組み固めて相手の攻撃を防御したり、建材や瓦礫を集めて足場を作成したり、鉄筋や鉄骨などを使用した構造物の壁を自由に歩いたりなど幅広い応用が利く。さらに、地中の砂鉄を操って、表面を振動させて物体を切断し形状や長さが変化する「砂鉄の剣」や、津波のように地表を呑み込ませたり、竜巻のように突き上げるといった攻撃も可能。 直接的に電気信号や電子を操作することで、電子機械に対する高度なハッキング(クラッキング)を可能としている。また、磁力線が目視できるなど電磁気関連においては高い知覚能力も有し、AIM拡散力場として常に周囲に放出している微弱な電磁波からの反射波を感知することで周囲の空間を把握するなど、レーダーのような機能も有している。 【人物背景】 とある科学の超電磁砲既刊1~9迄。 面白いので是非読んで把握しよう。 【方針】 どんな手段を用いても聖杯を手に入れる。 基本は、曲弦糸による情報収集からアサシンの気配遮断を用いた不意打ちだが、難しそうなら同盟からの裏切り等も選択肢に含む。
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見滝原市内の、とある高校。 そこに通う一人の女子生徒が、ある日突然失踪した。 市内に連続殺人犯が出没していることもあり、当然の流れとして周囲の人間は事件に巻き込まれた可能性を考えた。 だが数日経つと、奇妙な噂が校内に広まった。 「ねえ、森さんの噂聞いた?」 「ああ、赤と黒の花嫁に魅入られた、とかいうやつ?」 「そう、それ」 「私、詳しく知らないんだけど。何なの、赤と黒の花嫁って」 「都市伝説らしいよ。不幸な死に方をした花嫁が幸せな新郎新婦をねたんで、呪い殺しちゃうんだって。 そして呪い殺された花嫁は、赤と黒の花嫁の仲間になってまた別の花嫁を呪い殺す……」 「怖いけどさあ、森さん関係なくない? 別に結婚したわけじゃないでしょ、あの人」 「でも、森さんこういうオカルト話好きだったし。 それで悪霊に取り憑かれたとか、そういう話になったんじゃない?」 「でも、取り憑いたのが花嫁である必然性はないんじゃないの」 「たしかに……。なんでそんな話になったんだろ」 ◆ ◆ ◆ 「ねんねん~ころ~り~よ、おころ~り~よ~……」 町外れの、放棄された教会。 森宇多子の姿は、そこにあった。 彼女の周りには、複数の女性の影がある。 いずれもウェディングドレスや振り袖に身を包んでいるが、それらは全て汚れ、破れている。 だが、それは些細なことだ。着ている本人たちの体が、醜く崩れていることに比べれば。 彼女達こそが、宇多子が召喚したアサシンのサーヴァント。 都市伝説に飲み込まれた悪霊たち、「赤と黒の花嫁」である。 「もうすぐよ……。もうすぐみんなに、素敵な花婿さんを見つけてあげるからね……」 虚ろな瞳で、宇多子が呟く。 本来の彼女は、物騒な発言で周囲の反発を買うことはあっても、直接的に他者を傷つけるような人間ではない。 だが彼女は自らのサーヴァントに共鳴し、その邪気に取り込まれてしまった。 今や宇多子とサーヴァントの関係は、逆転してしまっている。 サーヴァントに捧げる生け贄を求める従者、それが今の宇多子なのだ。 「ねんねん~ころ~り~よ、おころ~り~よ~……」 物音一つしない教会に、宇多子の子守歌だけが不気味に響いた。 【クラス】アサシン 【真名】赤と黒の花嫁 【出典】サタスペ(ホラーリプレイシリーズ) 【性別】女 【属性】混沌・悪 【パラメーター】筋力:C 耐久:C 敏捷:D 魔力:B 幸運:E 宝具:C 【クラススキル】 気配遮断:B 自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。 完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 精神汚染:EX 精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。 ただし、同ランクの精神汚染がされていない人物とは意思疎通ができない。 怨念の塊と化した彼女達の心に、人の思いが届くことは決してない。 非現実の恐怖:A 表の世界を生きる者にとっては、現実にいてはならない存在。 一般人がこのサーヴァントを初めて目撃したとき、幸運判定を行う。 判定に失敗した場合、混乱状態に陥る。 偏光:A 遠距離攻撃に分類される攻撃を受けたとき、その軌道をねじ曲げ別の対象に当てることができる。 ただし、対象が「サーヴァント自身の肉体による攻撃が届く範囲」にいなくてはならない。 【宝具】 『赤の花嫁』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:無制限 最大捕捉:1人 アサシンの中核を成す、一人の花嫁の存在そのものが宝具と化している。 効果は男性一人の呪殺。 発動条件は対象の男性についてある程度の情報を得ていることで、条件を満たせば相手がどこにいようと発動できる。 発動後は一日に2回まで対象に四肢がもぎ取られる悪夢を見せることができ(寝ていなくとも、白昼夢を見せる)、 5回目の悪夢で首をもぎ取ることで現実でも対象はバラバラ死体となる。 殺害までは最低三日かかることになり、期間の限られた聖杯戦争で殺害まで持っていくのは困難と言わざるを得ない。 だが途中までの発動でも、相手を消耗させるには充分だろう。 『黒の花嫁』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉:― 赤の花嫁以外の花嫁たち。召喚された直後は5人いる。 彼女達に殺された女性はその時点で「黒の花嫁」となり、サーヴァントの一部として取り込まれてしまう。 「赤と黒の花嫁」とは彼女達全員の集合体であり、中心である赤の花嫁が倒されても黒の花嫁が合わせて消滅することはない。 【weapon】 「触手」 肉体の一部。 「偏光」の効果範囲を広げるための器官であり、攻撃力は低い。 【人物背景】 不幸な死に方をした花嫁たちの霊が、都市伝説に縛られ悪霊と化した存在。 都市伝説に同情し詳しく調べていた女性にとりつき、彼女の周囲の男性を次々と呪い殺していった。 その魂は、幸福への渇望と生者への妬みで満ちている。 【サーヴァントとしての願い】 幸せになりたい 【基本戦術、方針、運用法】 宝具による呪殺は強力だが、時間がかかるためメインに据えるのは厳しい。 肉弾戦も決して弱くはないので、数の優位を活かした戦い方を心がけたい。 【マスター】森宇多子 【出典】金田一少年の事件簿 【性別】女 【マスターとしての願い】 アサシンに花婿を与える 【weapon】 特になし 【能力・技能】 「霊能力者?」 霊の声が聞こえると自称している。 ただの妄言なのか、本当に霊感があるのかは定かではない。 彼女がいた世界に、霊という概念が存在するのは事実のようだが……。 【人物背景】 有名予備校「四ノ倉学園」に通う高校生。 眠たげな目つきと口元のほくろが特徴的で、怪しい雰囲気を漂わせる。 学園内で起きた連続殺人事件に対し、「1年前に自殺した生徒・深町充の怨霊が呪い殺した」と主張し、捜査陣を困惑させた。 金田一が彼女と関わったのは一度だけだが強烈な印象が残っていたらしく、 後に他の事件でエキセントリックな言動の容疑者に彼女を重ねる一幕があった。 【方針】 聖杯狙い?
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【クラス】 アサシン 【外見】 例の仮面を被った黒ずくめの長身の男。二挺拳銃を持つ。 +霊基再臨LV1 増える。時々ペスト医師とかが混じっている。 +霊基再臨LV3 私もアサッシン あなたもアサッシン 笑う声までおんなじね ワッハッハッハ おんなじね +最終再臨?▼ ░░░░░░░░░░░░░░░▓▓███████▓▒░░░░░░░░░░░░░░░ ░░░░░░░░░░░▓██████▓▓▓▓▓██████▓░░░░░░░░░░░ ░░░░░░░░░████▒░░░░░░░░░░░░░▓████░░░░░░░░░ ░░░░░░░███▓░░░░░░░░░░░░░░░░░░░▓██▒░░░░░░░ ░░░░░░██▓░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░██▓░░░░░░ ░░░░▒██░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░██░░░░░ ░░░░██░░░▒▒▒░░░░░░░░░░░░░░░▒▓███▓░░█▓░░░░ ░░░██░░▓▓▓▓▓▓▓▒░░░░░░░░░░▒▓███████▓░█▒░░░ ░░██░▒███████▓▒▒░░░░░░░░▒██████████▓▓█░░░ ░░█░▒██████████▓░░░░░░░▒██████▓▒▒▓██░██░░ ░██░██░░░░░▓▓▓███▒░░░░░█████░░░░░░░██░█░░ ░█░██░░░░░░░░▓▓██▓░░░░░░██▒░░░░░░░░░▓░██░ ▒█░▓░░░░░░░░░░▓██░░░░░░█▓░░░░░░░░░░░░░▓█░ ▓█░░░░░░░░░░░░░░██░░░░█▓░░░░░▒▒▒░░░░▒░░█░ █▓░░░░░░░▓███▓▓░░▒█░░░█░░░▒██▓▓▓█░░░░▓░█░ █▒▒░░░░░█▓░▒▒▒▓█▓░▒▒░░▓░░█▓▓▓██▓▓█░░░▓░█▒ █░▒▒░░░█▓▓████▓░█▒░▒░░▓░█▓███████▓▓░░█░█▓ █░░▓░░▒█████████▓█░▒░░▒░█▓███████▒███░░█▓ █░░█▒▓█▓█████▓▓▓█░░▒░░▒░░█▓▒▒▒░░░▒███░░▓█ █░░▒███▓▓▓▓▓▓▓▒░░░░▒░░▒░░░░▓▓▓▓▓▓▒░▒██░░█ █▒░▓▓░░░░░░░░░░░░░░▒░░▒▒░░░░░░░░░░░░░█▓░█ █▓░▒░░░░░░░░░░░░░░░▒░░░▒░░░░░░░░░░░░░░▓░█ █▓░░░░░░░░░░░░░░░░░▒░░░▒░░░░░░░░░░░░░░▒░█ ▓█░░░░░░░░░░░░░░▒░░░░░░░░░█░░░░░░░░░░░░░█ ▓█░░░░░░░░░░░░░█░░░░░░░░░░▒█░░░░░░░░░░░░█ ▓█░░░░░░░░░░░░█▓░░░░░░░░░░░██░░░░░░░░░▓░█ ▓█░░░░░░░░░░▓██▒░▓░░░░░░░█░▓▓██░░░░░░░█░█ ▒█░▒░░░░░░▓██░░█░██▓░░░░███▓░░██▓░░░░█▓░█ ░█░░█░░░▓██▓░░░▒▓▒███▓▓██░▒░░░░░██▓▓█▓░░█ ░█░░░█████░░░░░░░░███████░░░░░░░░████░▓░█ ░█▒░░░▓███▒░░░░░░████▒▓███▒░░░░░▓███░░▓░█ ░█▓░░░▓▒███▒░▒▓█████▒░░█████████████░▒▓██ ░██░░░░▓░██████████▒░░░░█████████▒█░░▓█▓█ ░▓█░░░░░▓░██████████████████████▒▓█░░█░▒█ ░▒█░░░░░▓▓░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░▒█░░██░█▓ ░░█░░░░░░██░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░▓█▒░▒█░░█▓ ░░█▓░▒░░░░█████████▓▓▓▓▓██████▓▓█░░█▒░░█░ ░░▓█░▒▓░░░▒█░░▒▒▓▓▓██████▒░░░░░█░░█▓░░▒█░ ░░░█░░▓█░░░▓▓░░░░░░░▓███▒░░░░░▓▓░▒█░░░██░ ░░░██░░██░░░█▒░░░░░░░███░░░░░░█░░█░░░░█▒░ ░░░░█▓░░██░░░█▒░░░░░▓███▒░░░░█▒░█▒░░░██░░ ░░░░▒█▒░░██░░░█░░░░░████▓░░░▒▓░▓▓░░░▓█░░░ ░░░░░▓█▓░░▓▓░░░█░░░░█████░░░░░░▓░░░▓█▒░░░ ░░░░░░▓██░░▒░░░░▓░░░▓███▓░░░░░▓░░░▓█▓░░░░ ░░░░░░░░██▒░░░░░░░░░▒███▓░░░░▒░░░██▓░░░░░ ░░░░░░░░░███░░░░░░░░░███▒░░░░░░░██▒░░░░░░ ░░░░░░░░░░▒██▓░░░░░░░███░░░░░░▓██░░░░░░░░ ░░░░░░░░░░░░▓██▓░░░░░▓██░░░░░██▓░░░░░░░░░ ░░░░░░░░░░░░░░███▒░░░░█▒░░▒███░░░░░░░░░░░ ░░░░░░░░░░░░░░░░████▓▓█▓████░░░░░░░░░░░░░ 【真名?】 +第二節 Firestarterクリアで開放 ガイ・フォークス (実のところ、彼は「名無し(アノニマス)」であり、ガイ・フォークスとは仮名に過ぎない) 【性別】 男 【属性】 混沌・中庸 【ステータス】 筋力:D 耐久:C 敏捷:B 魔力:C+ 幸運:D 宝具:B 【クラス別スキル】 気配遮断:B+ サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。攻撃体勢に入ったまま、長時間の潜伏が可能。 【固有スキル】 単独行動:EX(C) マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。宝具によりEXまで上昇しており、マスターがいなくてもなんの制限も受けない。 反骨の相:EX 反体制の象徴。あらゆる権威を否定し嘲笑う諧謔の徒。何者にも従わず、己の欲することを行う道化。 カリスマや皇帝特権等、権力関係のスキルを無効化する。令呪についても具体的な命令であれ決定的な強制力になりえない。 破壊工作:C+ 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力を削ぎ落とすスキル。敵兵力に対する直接的な攻撃ではなく、相手の進軍を遅延させたり、偵察や諜報を混乱させる技術。 高度なハッキング・クラッキング技術を持ち、IT機器や監視カメラを乗っ取っての情報収集が可能。フェイクニュースで敵を混乱させるのも大得意。 【宝具】 +第二節 Firestarterクリアで開放 『爆殺火薬陰謀劇の夜(ナイト・オブ・ガンパウダー・プロット)』 ランク:B 種別:対人宝具 種類:Buster 【マテリアル】 +キャラクター詳細 「踊る阿呆に」「観る阿呆」「同じ阿呆なら」「踊らにゃ損損!」 「エジャナイザ!」「エナジャイザ!」「ヨイヨイヨイヨイ!」 +絆LV1で開放 身長:182.8cm(6フィート、可変) 体重:81.6kg(180ポンド、可変) 時代:17世紀初め 地域:イングランド 属性:混沌・中庸 性別:男 17世紀初め、イングランドとスコットランドの王であるジェームズ1世を暗殺しようとした「火薬陰謀事件」の実行犯の一人。グイド・フォークスとも。 暗殺は失敗して処刑されたが、後世には彼を象った仮面が反体制の象徴として用いられるようになった。 +絆LV2で開放 1570年ヨーク生まれ。イングランド国教会で洗礼を受けるが、父の死と母の再婚後、継父の影響でカトリックに改宗。成人すると大陸に渡ってスペイン軍に参加した。 背が高く体格もよく、赤毛の髪で八の字の口髭と濃い顎髭をたくわえ、陽気で誠実で知的であり、軍事にも精通した人物であったと友人からは絶賛されている。 1603年にエリザベス1世が崩御してプロテスタントのスコットランド王ジェームズがイングランド王位につくと、ロバート・ケイツビーらと共に国王暗殺を企て、 ウェストミンスター宮殿内の議事堂の地下に大量の爆薬を仕掛けて、国王や政府要人を一挙に爆殺しようとした。だが1605年11月5日、仲間の密告で発覚し、逮捕される。 激しい拷問の末に共犯者の名と計画を明かし、1606年1月27日に裁判を受け、31日に処刑された。彼は絞首刑の時点で即死したが、死体は四つ裂きにされ晒し者となった。享年35歳。 ロンドン市民は国王が無事だったことを寿ぐため、彼が逮捕された毎年11月5日を「ガイ・フォークス・ナイト(ボンファイア・ナイト)」とし、篝火を焚いて祝うようになった。 後には花火を打ち上げたり、ガイ・フォークスを象った人形を焼いたりするようにもなり、18世紀末には彼の仮面をつけた子供たちが夜中に金をせびって歩くという風習もできた。 19世紀の大衆小説ではアクション・ヒーローともなり、アメリカではその名の「ガイ」が「男」を意味する語ともなった。 さらに1982年から始まった漫画『Vフォー・ヴェンデッタ』、2005年のその映画では、口髭と尖ったあごひげで様式化されたガイ・フォークス・マスクが「反体制」の象徴となった。 それ以来、このマスクは「抵抗と匿名の国際的シンボル」として、政治家、銀行、金融機関に抗議する集団によって使われるようになった。 このサーヴァントは、そうした「ガイ・フォークス」にかける無数の人々の想念が凝結した存在であり、正確には彼本人ではない。 +絆LV3で開放 『爆殺火薬陰謀劇の夜(ナイト・オブ・ガンパウダー・プロット)』 ランク:B 種別:対人-対軍宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:1-500 魔力で生成される大量の黒色火薬。アサシン(アノニマス)の掌や指先から任意の量を射出する。罠として仕込んでおいて、任意のタイミングで爆発させる。自爆も可能。 アノニマス1体につき、最大で2.5t、36樽ぶんの火薬を出せる。一度に出して爆発させ、ビルや城塞、地盤を崩落させることも可能。火薬を出し切ると「火種」は消えてしまう。 黒色火薬の威力は、おおむねTNT火薬の0.55倍程度とされるので、TNT換算で1.375tとすると約6GJ、雷(1.5GJ)の4倍の威力。人間を殺すには充分。 アノニマスが増えるほどに総火薬量は増える。 +絆LV4で開放 【宝具】 『無頭無貌仮面劇の夜(ナイト・オブ・アノニマス)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:視認 最大捕捉:? アサシンそのものである宝具。後世に反体制の象徴化された『ガイ・フォークスの仮面』という図像情報。 映像や画像にサブリミナル・ノイズとして仕込むなどして、これを認識した「波長が合う人間」に取り憑かせ、「火種」とする。英霊やマスター、視力のない者、動物には無効。 波長が合うのは、自分や社会の現状に不満があり、それを変革する必要と、それが出来ない自分の無力さを感じている者に限られる。 恐怖や絶望で自我が弱まっている者にも波長が合い易い。 この宝具を情報として認識した「火種」は、アサシンが宝具を発動すると自我が消失し、アサシンのアバター『アノニマス(名無し)』と化す。 戦闘能力はアサシンと同等で、両手に拳銃を持ち、命知らずに戦う。アバターがやられてもアサシン本体にダメージはなく、別の「火種」に乗り移って復活できる。 「火種」が増えれば増えるほど、アサシンの魔力は増し、操りやすくなる。何千、何万でも同時に操れる。 「火種」同士の記憶情報共有は出来ないが、アノニマスは全ての記憶を共有出来る。 宝具を解除すれば、アノニマスは人間に戻る。アノニマスだった時の記憶は失われるが、疲労と高揚感は覚えているであろう。そして「火種」は残る。 +絆LV5で開放 4ch発祥の「名無しさん」。京都聖杯ではシオニー・レジスの鯖。スキルとかはFGO用に調整し、なんとか倒せるようにした。 のちにゲゲゲの鬼太郎6期で出てくるとは思わなかった。くびれ鬼回ではこっちのネタを読まれているのではと訝しんだが、気にせず投下した。 +???クリアで開放 ? 【絆礼装】 +絆LV10で開放 ?
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【アサシン用装備】【胴防具】へ ハントジャケット 初期装備、防具屋 Lv30〜 防 24 強化 2 敏捷+4 器用+2 幸運+2 ハイドメイル ガチャガチャ第15弾 Lv30〜 防 27 強化 2 精神+2 敏捷+8 TP+15 回避+5 器用+4 アーススーツ セット販売 Lv33〜 防 26 強化 2 敏捷+6 器用+2 TP+10 HP+10 アサルトスーツ ガチャガチャ第18弾 Lv35〜 防 31 強化 2 敏捷+13 TP+25 回避+7 器用+4
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ウイングアサシン レベル HP MP 攻撃力 守備力 素早さ 賢さ 1~30 60? 60? 60? 120? 240? 60? 31~60 120? 240? 15? 120? 120? 60? 61~99 158? 78? 158? 156? 624? 156? レベル HP MP 攻撃力 守備力 素早さ 賢さ 2 3 3 2 4 10 1 3 3 1 4 6 7 3 4 1 2 1 6 10 2 5 1 0 1 3 8 1 6 3 2 2 4 9 3 7 2 6 2 2 7 2 8 3 0 2 2 7 1 9 0 1 3 3 10 1 10 0 4 1 9 8 4 11 4 1 2 4 8 3 12 3 2 4 4 9 2 13 3 2 1 4 6 0 14 1 2 2 3 9 5 15 3 4 3 3 6 0 16 0 1 0 5 10 2 17 1 2 1 4 7 3 18 2 2 5 3 9 1 19 4 2 2 5 10 4 20 2 2 2 3 8 1 21 0 2 1 2 7 2 22 0 1 1 4 9 2 23 2 3 3 8 7 2 24 2 3 1 5 8 3 25 3 1 3 3 10 1 レベル HP MP 攻撃力 守備力 素早さ 賢さ 26 3 1 3 3 10 1 27 1 3 1 5 9 2 28 1 2 2 5 5 3 29 5 0 3 4 9 1 30 2 4 4 4 9 3 31 3 3 0 1 2 0 32 3 7 0 5 2 2 33 5 6 1 6 6 3 34 4 5 0 3 4 2 35 5 8 1 1 3 2 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 レベル HP MP 攻撃力 守備力 素早さ 賢さ 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 レベル HP MP 攻撃力 守備力 素早さ 賢さ 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99
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失われた記録 本編現代編の「失われた記憶」と同じ一人称FPSパズル。 ルーシーと被験体16号の秘密がちょっとだけ分かる。 トゥルーエンドを見るには記憶の断片をすべて集めた上で示された場所(Memory5)に行ってクリアすればよい。 失われた記録記憶の断片 記憶の断片 記憶の断片は、近くにある場合宝箱と同様のキラキラという音がするため、よく注意すれば簡単に発見できる。 Memory1最初の上下に動く床の途中から進行方向を見て正面右。上から落下して取る。 Memory2穴から落下した先の小部屋。□でブロックの消し方が表示されるあたり。 乗ってはいけない床の先の右奥の壁の裏。 3本レーザーがある細い通路を抜け、細い柱がたくさんある部屋の左上奥。 アサシンマークが並ぶ最後の部屋の中央最奥上方。飛び降りるとメモリーが終わってしまうので注意。 Memory3最初の方のブロックが消されるエリアが交互にある広い部屋。入り口近くの右上方。さらに上の梁までブロックを積み、そこに飛び移りそこから飛び降りる。 警告音エリアの後。4本のレーザーが斜めに動きながら照射されている所の上方の梁の上。 ↑の場所からジャンプで渡る所の左上。そのまま左上にジャンプで乗るか、一度渡ってから狭い所にジャンプで乗る。 Memory4左右に流される先の梁の上。音に気を付けていれば簡単に見つかる。 アニムスに入り、広めのホールの正面右側の通路を通って左に世界地図が見える、正面にレーザーのある所に入ってすぐ左手前上部。 たくさんのブロックで遮断できる黄色いレーザーが並んでいる所の裏の上方。音に気を付けていれば問題ない。 スイッチ起動後下に降りて少し進み「リンゴ」の話が出る辺りの狭い通路途中上方。音に気をつける。両側にフィレンツェ?が見える橋のところの手前。 Memory6最初のスイッチを押すところの手前のエリア。スイッチを押して帰る時に見て左奥。 中央に穴があり、レーザーとスイッチが見える大きめな部屋の右奥の柱の裏。 上述の穴のスイッチがあるフロアのスイッチと逆側。 スイッチ手前に黄色い遮断できるレーザーが縦に並んでいる細い道の上。スイッチを起動してから取る。 Memory7船着き場から進行方向とは逆(右側)の高い所に見える。ジャンプで取りに行く。 壁が青いエリアに入って2つ目の部屋。右側のブロック状の壁の上。 四角い壁や箱が飛んでいる吹き抜け状の場所を上に抜け、レーザーがある幅の広めの橋の下。 レーザーの網を縦に抜けていく場所を過ぎ、右にスイッチの見えるレーザーだらけのホールの手前の上部。
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垣根帝督&アサシン◆F61PQYZbCw 感覚が存在しない。 視覚、聴覚、味覚……、光と闇。 全てが感じられないがぼんやりと、何かが脳の中に響き渡る。 身体は存在しない、生きている実感も湧いて来ない。 だが生命はある、皮肉な事に死にたくても死ねない状況、無論死ぬ気はないのだが。 隠す必要も無いので彼の名前を明かす、名を垣根帝督。 学園都市の第二位の座位に君臨する超能力者であり、スクールと呼ばれる暗部組織のリーダー格。 その力は圧倒的であり言わば最強の分類に位置される力と強さを持っていた。 彼は学園都市の第一位と呼ばれたとある超能力者と一つの闘争を起こす。 垣根帝督は学園都市の統括理事長であるアレイスターとの直接交渉権を求めていた。 そのためには『アレイスターが行うプランの対象を己に移す』事が必要だった。 彼は画策したのだ、今動いている計画、つまり第一位に座位する一方通行を引きずり落とせばいい、と。 数々の組織を潰しながら垣根帝督は一方通行との直接対決に辿り着きその夢へ第一歩を踏み出す。 垣根帝督も彼なりの美学――通常思考は持ち合わせているつもりであり一般人は極力巻き込むつもりはない。 実際には巻き込んでしまっているため彼の思考は破綻してしまい第一位からは『チンピラ』と称される。 彼は決して弱くない、前順のとおり最強に近い存在だ。 第一位を圧倒するも彼の気に触れた垣根は見てしまう、いや発動させてしまったと言うべきか。 翼を体現した一方通行の前に垣根は敗れた、それも圧倒的に。 垣根自身も未現物質を更に未知の領域に突入させ一瞬ではあるが『学園都市最強の座位』に位置付けた。 だが一方通行は更にその上に突入してしまい結果として垣根はこの世から姿を消した。 その筈だった。 彼は『回収』された。 蘇生でもない。 手術でもない。 回収されたのだ。 学園都市第二位と言う実力。 未現物質と呼ばれる超能力の力と可能性。 何が世界を動かしたかは不明だが垣根帝督と呼ばれる存在はこの世に形を留めた。 その姿、人に非ず。 脳は三分割、冷蔵庫よりも巨大な装置を身体に装着される。 『超能力を吐き出す塊』と称される見た目、常人には到底理解出来ない領域。 彼は生きていると表現するよりも生命を維持されている、此方の方が正しく響くだろう。 そんな彼にも再び人の生として光を浴びる日が来る可能性が在った。 在った、それは可能性の話。 垣根帝督は後に人体細胞を創り出す術を獲得、己で己の身体を修復しその世界に君臨した。 人の生と表現したが彼は実質不死身の身体、つまり人の枠を超えた存在になったのだ。 未現物質。 彼の超能力は『この世に存在しない物質を創り出す』。 この力を応用し彼自身が未現物質に成り果てる、いや彼自身と呼べるかも怪しい。 この男は垣根帝督なのか、未現物質なのか……。 一つ解を与えるとするならば、垣根帝督の形を彩ったナニカが現れた。 だが、これは通るかもしれない一つの未来の話。 此処から先、彼に待ち受けるであろう運命とは何の関係もない幻想秘話に過ぎない。 この垣根帝督は垣根帝督であるが垣根帝督ではない。 しかし前述の垣根帝督が垣根帝督である保証もない。 伴い未現物質かもしれないが未現物質ではないのかもしれないのだ。 言わば彼と呼べる本質の在処は分からないのが現状、これから紡がれるのは何だと言うのか。 正史から逸れた彼の運命は創作か、人生か。答えも解も理も。 正解を唱えれる者など存在せず、紡がれる物語に首を振ればいい。 例え、彼と呼べる行動や言動ではなくとも。 物語が紡がれなくても、運命が動き出さず底に留まっていても。 この垣根帝督の運命は此処に在る。 『未現物質、それに『世界の英知』を授けようではないか』 脳に響くのは誰かも分からない謎の声だ。 聞いたこともあるかも知れないし、無いのかもしれない。 何方にせよ心地の良い声ではない。 『ゴフェルの木片、ノアの方舟、月の聖杯戦争……君の頭脳なら直に理解出来る』 ゴフェルの木片、ノアの方舟……脳内に検索を掛けるように知識を炙り出す。 今までまともな自我の自覚もなかったが今は確立している、己の活動を。 その言葉を脳内に紐付け、出てくるのは聖書の類やそれに関連する事象、つまり過去の産物。 『君に訪れるのは一つの奇跡……最後の一人に辿り着けば願いが叶う。 シンプルで簡単だろう? 誰にだって分かる、夢を見たければ戦え』 理解出来た、何故自我が確立したのか、聖書の類を簡単に思い出せたのか。 【垣根帝督の身体に構成されているのは未現物質、其処にゴフェルの木片を刷り込まれたのだ】 彼は身体の臓器一部を未現物質で構成し補っている、その一部にゴフェルの木片なる物が追加されている。 これにより彼はその物質から形状記憶を読み取りその知識を糧にし吸収した。 文字で表すなら数秒で可能だがその本質、過程は人によって解が異なるだろう。 『健闘を祈らせてもらおう垣根帝督……』 聞きたくも無い言葉を最後に彼の感覚は再び遮断される。 それは生命を無理に維持された状態ではない、もう一度人の見た目を司ったように。 落ちていく、深い深い闇の中に。 堕ちていく。 ■ 目覚めた彼は自分が何処に居るのか、何をすればいいのかが直ぐに理解出来た。 それは月の聖杯戦争、今宵の劇場にて各々の役目を演じればいい。 アドリブなど止める権利も必要もない、変えられる筋書きに従う必要など笑止。 「……身体は動く、見た目も腕に刻まれたコイツ以外は特に変わりはない、って所か」 垣根帝督は方舟に転移或いは構成された事を知覚すると自分の身体を動かす。 拳を握れれば、足も踏み出せる。能力の再現も可能であり不便は感じない。 臓器の一部は未現物質で構成され、『体内にはゴフェルの木片が含まれている』状態である。 脳内に留まる記憶を基に袖を捲ると令呪、マスターの資格とも呼べる紋章が刻まれていた。 月の戦争は従者「サーヴァント」を使役し生き残る最後の奇跡に縋る物語。 全員が主役で全てが脇役、この台本に割り振りなど必要ない、そして記されるは彼のサーヴァントだ。 「それでお前が俺のサーヴァントでクラスはアサシン……」 垣根帝督は目の前に存在している男に声を掛けた。 見た目は自分とそれ程変わらない、つまり大人ではない少年や青年のような顔立ち。 中性的な容姿だが身体や風格、抑え込んでいる殺気から男と推測。 現代風忍者のような黒を主体とした服装、紫のマフラーを纏い口元を隠していた。 垣根の声に反応するようにマフラーを下ろす、彼がサーヴァントで間違いないようだ。 「俺は音速のソニック……お前は運が良い、この俺がサーヴァントとして選ばれたんだからな」 不敵な笑みを浮かべながらアサシン、音速のソニックは垣根帝督に言葉を告げる。 己の力に余程の自信が在るのだろうか、まるで優勝確定のように振る舞う。 英霊として召還された事実からは力は本物、それも強力な部類であることには変わりない。 それを踏まえても豪語するその顔からは自信しか感じられない、が。 「……何を笑っている」 垣根帝督は音速のソニックの言葉に返す行為は行わず俯いている。 手で顔を隠し体を震わせる、笑いを堪えているようだった。 アサシンは理解出来ずマスターである彼に言葉を求めていた。 何時迄も笑っている訳にもいかないため垣根帝督は顔を上げアサシンを見つめる。 しかし再度吹き出しそうになり手で口を覆うとそのまま下を向き笑いを堪える。 アサシンもこの態度には苛ついており、力を行使する手段を用いようとしていた。 その寸前に垣根帝督は顔を上げ今度こそ言葉を言い放った。 「音速ってよぉ……くく、ソニックも、まんまだろ……くく……」 英霊と呼ばれているならば。それは教科書に載るような存在をイメージしていた。 神話や宗教の類でもいい、高貴で神々しい存在が目の前に現れると勝手に想像していた。 現実は自分と同じ、または下に見える程度の容姿、忍者のような装飾を施した男。 音速のソニック、名前の衝撃ならば過去最高クラスの存在であろう。 『どれだけ速さを強調したいんだコイツは』、垣根が抱いた率直な感想であった。 垣根の発言にアサシンの感情は極端に振り切れてしまう。 初対面で垣根は自分のマスター、つまり仕えるべき主だ。 そんな事は関係ない、刀を抜き、殺気を全開に開放し垣根を睨みつける。 英霊と呼ばれるだけの力を感じた垣根の顔から笑みは消え彼も臨戦態勢を取る。 人間といえど……『人間の見た目』を型どっている垣根帝督は学園都市第二位の超能力者。 その実力は本物であり、人類の中でも上から数えた方が早い強さを誇っている、だが。 「この俺の速度に追い付けると思っているのか、現実も直視出来ない奴がマスターとはな」 垣根帝督が対応するよりも速くアサシンは彼の横に移動しており刀を首筋に寄せていた。 一歩でも動けば斬り落とす……言葉は発していないが自然と聞こえてくる。 音速の異名は伊達や酔狂の飾り名ではなく本物だった。 威嚇の意味合いも込めた脅しにマスターはどう反応するのか。 音速のソニックは狼狽える姿や不安になりながらも強気を装い吠える光景を想定していた。 己を馬鹿にした者への報復、マスターであろうと関係ない。 今宵の聖杯戦争に『偶然垣根帝督のサーヴァントとして召還』されただけであり、マスターに価値など求めていない。 このままビビらせ考えを改めさせる、そのつもりだった。 「仮にも俺はマスター、お前の主だぞ? 随分と粋がってやがるじゃあねぇか」 彼は狼狽える事もなければ不安がる事もなくアサシンに対して強気な発言を噛ました。 音速のソニックのソニックはアサシンとしての、英霊として恥じない速度を誇った。 その結果垣根帝督が反応するよりも速く彼の首筋に刀を突き立てることに成功していた。 けれど垣根帝督は己の力である未現物質を発動、背中から生えた白い翼を体現。 アサシンの周囲には鋭利な羽が幾つか固定されており今にも彼に向かって発射可能な状態だった。 音速のソニックはそのまま距離を取り羽の射程外に移動、垣根は羽を消した。 「俺の未現物質に常識は通用しねぇんだわ、覚えておけ」 未現物質は元々この世に存在しない物質を構成する能力。 サーヴァントには現代兵器の類は通用しないが彼の力は通用するかもしれない。 仮に通用しなくても身体にゴフェルの木片を取り込んだ今の未現物質ならば応戦することは可能と推定可能。 「――面白い」 己の力を止められた音速のソニックの顔は笑っている。 それも不敵の領域ではなく、狂ったように、けらけら、と。 マスター……言わば人間に止められた、英霊となった強化されたこの力を。 それだけでアサシンのマスターに対する意識は変わる、『コイツはこの手で仕留めればならない』 彼のプライド、意識、誇り。ナニカに触れた垣根帝督を放って置く訳にはいかないのだが――。 「――しかし俺とお前は運命共同体、こんな所で脱落では話にならん」 「脱落する……あ?」 「俺がお前を殺せばサーヴァントである俺は現界出来ず消滅だ」 「おいおい、誰が誰に殺されるだって?」 両者は決して相容れることはないだろう。 だが彼らは彼らに信念を持ち合わせている、理解出来る未来は訪れないかもしれないが腐る事はない。 垣根帝督は極力一般人を巻き込まない心がある、『極力』、完全ではない。 その気になれば悪党らしく、チンピラらしく聖杯を取りに行くのだ。 「……まぁいい。俺は俺の戦いをするだけだ。マスターであろうと邪魔はするな」 「気に喰わねぇ下僕だな……俺もテメェに頭下げるつもりはねぇから覚えておけ」 悪党らしく、チンピラらしく。 聖杯を求めるだけだ。 【マスター】垣根帝督@とある魔術の禁書目録 【参加方法】ムーンセルによる召還(身体の抗生物質にゴフェルの木片が混入している) 【マスターとしての願い】アレイスターとの直接交渉権を手に入れる。 【weapon】未現物質と呼ばれる超能力。 【能力・技能】 彼の超能力は未現物質と呼ばれている。本質はこの世に存在しない物質を創り出す力。 能力により白い翼を精製しそれを扱う戦闘方法を垣根帝督は取る。 自他共に認めるメルヘンな力、しかし事実上一瞬ではあるが学園都市最強の力に覚醒したこともある。 威力、強度、再生力、何をとっても一流の力だ。なお、この垣根帝督はあくまで『とある魔術の禁書目録の垣根帝督である』 【人物背景】 暗部『スクール』のリーダー格である学園都市第二位の超能力者でありその力は未現物質。 闇の人間だが一般人を無意味に巻き込まない、格下は見逃す場合もある、など人間味は一応存在する。 学園都市統括理事長であるアレイスターとの直接交渉権を欲しておりそのために画策しているが何故求めているかは不明。 メインプランである一方通行と戦闘の機会を得るも敗北、彼はこの世から姿を消した。 その後生命を繊維される形で生き続けるが第三者にゴフェルの木片を体内に混入されてしまった。 影響したかどうかは不明だが未現物質で身体の足りない臓器などを補い人体として再び光を浴びた。 余談だがゴフェルの木片に触れなくても彼は自分自信を未現物質に染め再び一方通行と相見える未来も存在していた。 【方針】 己の信条に従い全てを潰し聖杯に辿り着く。 【クラス】アサシン 【真名】音速のソニック@ワンパンマン 【パラメータ】筋力C 耐久D 敏捷A+ 魔力E 幸運C 宝具D 【属性】秩序・中庸 【クラス別スキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 【保有スキル】 千里眼:C 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。 直感:B 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 狂喜:C 戦闘において自分の好敵手を見つけた際に狂喜の感情により一時的に理性が薄くなる。 ステータス以上の力を発揮しマイナススキルにある程度抗う力も発動するが頭の回転は遅くなってしまう。 【宝具】 『音速』 ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1~100人 彼の飾り名である音速そのものが宝具であり、彼の戦闘自体が宝具となる。 音速の伊達ではなく圧倒的な速度で相手を追い詰め命を刈り取る。 スキルである狂喜を用いればポテンシャル以上の力を発揮することも出来る。 【weapon】 クナイ、手裏剣、刀など忍者のような兵装を扱う。 【人物背景】 忍者の里出身であり自称最強の忍者。 音速の名の通り圧倒的な速度を誇りその実力は作中の中でも上位に位置づけされている。 中性的な容姿をしている。本文中で垣根帝督は彼を少年や青年と表したが年齢は25である。 戦闘中に歪んだ感情を見せることも在り、好敵手の前では一時的に狂戦士のような笑顔を覗かせる。 【サーヴァントとしての願い】 不明、少なくとも甘い願いではない。 【基本戦術、方針、運用法】 スピードを有効活用した戦法を取る。 武具により遠近距離に対応可能、マスターである垣根帝督も同様。 相手に気づかれないように、気付かれたとしても圧倒的な速度で潰す。
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アサシンの終焉 ◆YsjGn8smIk ラドック=ランザードはヴェゼンディに住む商人であった。 町一番の商人だった父に商売のいろはを習い、美しい妻と息子に囲まれ平凡だが暖かい世界の中で生きていた。 ――あの事件が起きるまでは。 ☆ 「む……?」 炎に包まれる町中、魔変化の男と思わしき血痕を追って東へと駆けていたズーマの足がふと止まる。 延焼の音に紛れて微かに声が聞こえた気がしたのだ。 その場でじっと耳を澄ますと――それは聞き間違いではなかった。 少女だろうか、何かを言い争うような甲高い声が僅かに聞こえてきた。 「……」 ズーマはしばし瞑目する。 このまま魔変化の男を追うか、それとも近くに居る者を殺しにいくか……迷ったのだ。 もちろん最終的にはこの島にいる者は――主催者も含め――全て殺す。 だが、出来ればこの手で仕留めたい者も多い。 魔変化の男もその一人だ。 異形の甲虫も魔変化の男を狙っているのだ……横取りされる前に仕留めなければならない。 ならば、ここは声の主を見逃して―― 「いや、違う」 低く呟きながらズーマは頭を振る。 横取り、そう考えた時に思い出す顔があった。 十代の若さにして竜殺しの魔法すら会得した、盗賊殺し(ロバーズ・キラー)と呼ばれた魔道士の顔を。 そう、リナ=インバースの顔を。 「――出来れば、あの時のような想いは二度としたくはないな」 その顔を思い出しながらズーマは苦々しく吐き捨てる。 あと一人。たった一人を殺せば、リナ=インバースの居場所が判るのだ。 そう考えると、氷のようなズーマの心にも俄かに熱が生まれる。 リナ=インバースをこの手で殺したいという――熱が。 魔変化の男とリナ=インバース。憎しみを秤にかけると――あの盗賊殺しへの怒りの方が上だ。 故にズーマは僅かに自身の指針を変更した。 この火事場に乗じて即座に声の主を殺し、リナ=インバースの居場所を主催者どもに尋ねる。 リナ=インバースの位置次第では魔変化の男を先に追ってもいい。 だが、出来ればまずはリナ=インバースをこの手で殺したい――ズーマはそう思ってしまった。 全身を覆う、この魔道装甲のお陰で身体能力は格段にあがっている。 額からは光の矢を、胸部からは竜族の閃光の吐息(レーザー・ブレス)のような閃光をも放てるこの鎧。 この鎧があれば、声の主も、魔変化の男も、そしてリナ=インバースでさえも容易く殺すことが出来る――そうズーマは確信していた。 そしてガイバーⅡことズーマは、静かに声のする方へと足を向けた。 ☆ ラドックの父は町一番の商人ではあったが、同時にかなりあこぎな真似もしていた為に多くの恨み妬みをも買っていた。 そして憎しみは人を簡単に凶行に走らせる。 ある日、ラドックとその妻は盗賊に拉致された。 ☆ ヴィヴィオは朝倉の腕から抜け出しながら必死に説得を続けた。 「涼子お姉ちゃん、なんでわかってくれないの!」 キョンの妹と別れた路地からは、すでに百メートル離れてしまっている。 涙目で訴えるヴィヴィオを見て、朝倉は肩をすくめながら言い放った。 「仮によ? あたしが妹ちゃんを助けに戻る事に賛成したとして……ヴィヴィオちゃんはどうやって助けに戻るつもりなのかしら?」 「え? そ、それは……うー……」 逆に尋ねられてヴィヴィオは思わず口ごもる。 助けなきゃ、という想いがあるだけで具体策など何もなかったのだ。 よく考えればキョンの妹へと続く道は、燃える民家の瓦礫ですでに埋まっているのだ。 必死に考えながらヴィヴィオはとにかく口を動かした。 「えーと、その……回り道、とか――」 「この熱と煙の中で悠長に迂回路を探すの?」 それを遮るように短く朝倉が突っ込んでくる。 結局、何も思いつかなかった……戻るのが危険なのは、ヴィヴィオにだってわかっていた。 だけど、それでも―― 「このまま放っておけないよ! 戻ろうお姉ちゃん!」 必死に朝倉を見つめて訴えかけた。 だが朝倉には必死の訴えも通じない。何故か不思議そうに聞き返してきた。 「私には有機生命体の死の概念がよく理解できないんだけど……ヴィヴィオちゃんは死ぬのが嫌じゃないの?」 「え……?」 「だってそうでしょ? 今あそこに戻るって事は死にたいって事なんでしょ?」 そう言いながら朝倉は路地を指差す。 指された方向に燃えがる大きな炎と黒い煙を見て、ヴィヴィオは思わずごくりと唾をのみこんだ。 言われて初めて――戻れば死ぬ、という事に気付いたのだ。 それに気付いてしまった瞬間に、急に怖くなって身体が震えだしてくる。 「それでも……!」 それでも――キョンの妹を見捨てる事だけは嫌だった。 ヴィヴィオは地面にうずくまり、必死に頭を振って朝倉に抵抗する。 だがそれを見ても、朝倉は意見を曲げず、嘆息しながらヴィヴィオを抱き抱えようと手を伸ばす――そして声が響いた。 『Ms.朝倉、バリアジャケットを生成してはいかがでしょうか?』 響いた電子音にヴィヴィオへと伸ばしかけた手を止め……朝倉は右手に持ったクロスミラージュに聞き返す。 「バリアジャケット?」 『はい。身体の周辺に保護フィールドを展開する魔法です。調整すれば少しの間ならば数100℃程度の熱や煙ぐらいならば無効化できるはずです』 そう告げてきたデバイスを見つめながら朝倉は再び嘆息する。 「……つまりあなたも妹ちゃんを見捨てるのが嫌って事なのね?」 『申し訳ありません。ただ、時空管理局のデバイスとしては出来る限り人命救助をしたいのです』 そのクロスミラージュの言葉に力付けられてヴィヴィオも再度口を開く。 「涼子お姉ちゃん、お願い!」 「そうね……とりあえず、そのバリアジャケットっていうのを生成してみましょう。クロスミラージュ、出来る?」 『All right. set up』 それを聞いてヴィヴィオも握ったバルディッシュに話しかける。 「バルディッシュ、お願い!」 『Yes,Sir』 その瞬間、朝倉とヴィヴィオの身体を魔力光が包む。 そして魔力光が収まったそこにはバリアジャケットを装着し終えた二人の姿があった。 「ふうん、なるほどね……確かに煙の影響がかなり軽くなったみたいね」 バリアジャケットのスカートを触りながら朝倉はふと気付いたようにクロスミラージュに尋ねる。 「……ところでなんで北高の制服なのかしら?」 『バリアジャケットの外観は装着者のイメージによります。その服装をMs.朝倉が無意識に思い浮かべたのでしょう』 「そっか。意外とこの服装、気に入っていたのかもね」 そんな事を呟きながら朝倉はそっと近くで燃えている炎に指先を当てる。 「へえ。この程度なら火傷もしないんだ……これなら炎の中を歩いて妹ちゃんの所へ行って帰る事ぐらいは出来る、か」 「涼子お姉ちゃん、じゃあ!」 朝倉の言葉を聞いてヴィヴィオの顔に笑みが浮かぶ。 その笑顔を見て苦笑しながら朝倉が降参というように手を振った。 「うん、ここは譲ってあげる。一刻も早くこの場から離脱したいけど、これなら別ルートも使えそうだしね」 空気が和みかけたその時だ。 『Alert.西から生命反応が高速接近中』 沈黙を守っていたバルディッシュが突然警告を発した。 その警告を聞き、朝倉はクロスミラージュを、ヴィヴィオはバルディッシュを構える。 警告通り、西から――炎の中を悠然と駆け抜けながら人影が現れた。 「え……あ、あれ?」 「ヴィヴィオちゃん?」 現れた人物の姿を見た瞬間、ヴィヴィオの腕と足が突然震え始め――そしてそのままペタンと地面に座り込んでしまった。 驚いたように朝倉が視線を向けるが、震えは酷くなる一方で身体がまったく動かなかった。 震えながらも視線はこちらへと向かってくる、その異形の鎧姿から目が離せなかった。 ☆ ラドックと妻は地下牢に監禁された。 気絶していたラドックが目を覚ますと目の前には彼の妻が血を流しながら倒れていた。 鎖に拘束されたラドックは苦しむ妻に駆け寄ることすら出来なかった。 気が狂ったように叫ぶラドックを見て、牢の外から盗賊が冷酷に告げる。 「恨むなら、自分の家を恨め」、と。 それでラドックには何故こんな事が起きたのかを悟る。 父を恨んだ何者かがこの盗賊たちを雇い、ラドックたちを誘拐したのだ。 結局、ラドックの目の前で妻は苦しみ抜き――死んだ。 最愛の者が死に、腐っていくのを――ラドックはただ見つめる事しか出来なかった。 ☆ 朝倉の手の中のクロスミラージュが警告を発する。 『Ms.朝倉、前方の人物は体色以外がMr.キョンと酷似しています。注意を』 「なるほどね……ヴィヴィオちゃんの怯えようはそのせいか」 地面に座り込んだまま震え続けるヴィヴィオをちらりと見ながら朝倉はそう呟く。 恐らくあの異形の鎧姿を見て涼宮ハルヒが死んだ時の事を思い出してしまったのだろう。 軽くトラウマになっているのかもしれない――そう朝倉は分析した。 震えるヴィヴィオを庇う様に一歩前に出ながらキョンかもしれない異形の男に声をかける。 「あなたはキョン君……なのかしら?」 「ズーマだ」 朝倉の質問に黄色い生体装甲を装着した男――ズーマが静かに答えた。 「あら、残念。人違いだったみたいね。……それで私たちになんの用かしら?」 「殺せという依頼があった。故に殺す」 「依頼? それってまさか――」 驚くこちらの言葉を遮り、ズーマが無造作に接近してきた。 朝倉は座り込むヴィヴィオの襟を左手で引っ掴み、そのまま後へと跳ぶ。 跳びながら一瞬でクロスミラージュの非殺傷モードを解除し、ズーマヘと魔力弾を撃つ。 殺すと宣言している相手に手加減をする義理は流石にない。 だが、当らない。 驚異的なスピードで避けられてしまったのだ。 続けて数発連射するが、それもほとんど避けられて辛うじて一発が掠った程度。 そして気付くと接近を許していた。 「ぐ……うっ!」 飛び退く間もなく、蹴りを喰らっていた。 まるでボールのような勢いで吹き飛ばされる朝倉とヴィヴィオ。 そのまま十メートルほど空中を滑空し、燃える民家の壁を突き破ってようやく止まった。 『Ms.朝倉!?』 「大丈夫、傷は浅いわ……でも」 バリアジャケットのお陰か、なんとか致命傷は避けられた。 だがヴィヴィオは今の衝撃で――いや、もしくは恐怖のあまりか――完全に気絶していた。 朝倉はそれを見ながらしばし考えこんでから、口を開く。 「どうもヴィヴィオちゃんを庇いながら倒せる相手じゃ無さそうね……クロスミラージュ、移動系の魔法はない?」 『現在の魔力量で可能なのはアンカーショットぐらいです』 「アンカーショット?」 『はい。アンカーを対象に打ち込み、それを巻き取って移動する魔法です』 「うん、じゃあそれお願い。逃げるわよ」 『了解。銃口を目標に向けてください』 そう告げるクロスミラージュの電子音に従い朝倉はしっかりとヴィヴィオ背負いながら、隣家の屋根へとクロスミラージュの銃口を向ける。 ドシュ、と魔力で出来たアンカーが射出されると同時に燃える家屋内にズーマが突入してきた。 平然と動いているこちらを見て、すかさず額からビームを放つが、僅かに遅い。 その時には朝倉達はすでに空中。 魔力で出来たワイヤーに巻き上げられ、朝倉とヴィヴィオの身体は勢いよく空を飛んでいた。 屋根の上に着地すると同時に朝倉は後ろを振り向きもせずに南へ――火災が続く町の中心部へと駆け出した。 制限された肉体で出せる限界近い速度で炎と煙の中を突き進みながら、クロスミラージュに尋ねる。 「クロスミラージュ、ズーマは追ってきてる?」 『はい。しかしMs.朝倉、この方向は町の中心部へと出てしまいますが、宜しいのでしょうか?』 「ええ……私の想像通りならこの先にあるものを使えば一石二鳥。ヴィヴィオちゃんを母親に合わせられるし、あいつからも逃げる事が出来るはずよ」 『それは一体?』 「キン肉マンやゼロスさんがワープしたでしょう? 恐らくなのはさん達もあんなふうにワープしたんだと思うのよね。 あの時の彼らの態度といい、何度でも使える転送機……彼らが消失した地点にはそんな装置があるかもしれないわ」 『かも、ですか』 「どっちみち大した距離じゃなし、すぐにはっきりするはずよ」 そんな会話をしながらも瓦礫の山をアンカーで飛び越え、燃える民家の屋根から道路へと飛び移り、ひたすら先ほどなのは達が消失した地点へと駆け抜ける。 大体の場所しか判らないが、本当に転送装置があれば恐らくはその気配でわかる筈だと朝倉は考えた。 そして実際にその気配に朝倉は気付けた。 「どうやら、私の考えは間違ってなかったみたいよ」 クロスミラージュにそう告げながら朝倉は一軒の家に飛び込む。 火が回っているその家に入るとすぐにおかしなモノに気付く。 そう、火災の影響をまったく受けていない不思議な部屋の存在に。 その部屋に足を踏み入れた瞬間、理解する。この黒塗りの部屋が長門の情報制御下にある事を。 そして火災の影響をまったく受けていない床が――床に描かれた白い模様が光りだした。 『警告! Ms.朝倉、避けて――』 「えっ?」 突然のクロスミラージュの警告に、朝倉はわけもわからず咄嗟に横に跳んだ。 ザン、と。 先ほどまでいた空間をズーマの腕のブレードが切り裂いていた。 そう、ズーマ。 黄色い生体鎧の男がいつの間にかその場に現れていたのだ。 そして再度振るわれたその刃を朝倉はクロスミラージュで受け止める。 その衝撃でギギギ、と頑丈な軍用デバイスが軋みを上げる。 「これって……!」 驚愕の声をあげながら朝倉は遅まきながら気付く。 ズーマの腕のブレードがただの刃ではないと言う事に。 そして――気付くのが少し遅かった。 その代償にギンッ、と甲高い音と共にクロスミラージュは高周波ブレードによって真っ二つに切り裂かれた。 「クロスミラー――」 その時になってようやく床の文様から黄色い光が噴き出し始める。 警戒したのか、それを見てズーマは飛び退きながら胸部装甲を開放する。 こちらごと文様を吹き飛ばそうとしたようだが――遅い。 沸きあがる黄色い光に呑み込まれ、朝倉とヴィヴィオ、そしてズーマは空間を転移した。 「っ……!」 ワープの衝撃で一瞬意識を失ったが、直後に起こった轟音と振動によって朝倉の意識は覚醒する。 重い頭を振りながら立ち上がり周囲を見回す――と。 目の前には観覧車があった。 「うそ……でしょ……」 思わず絶句する。 観覧車があった――というのは正確じゃない。 正確には観覧車がこちらに向かって落下してきたのだ! 一瞬、呆然としたがすぐに状況を把握し、朝倉はヴィヴィオを抱えたまま全力で後ろへと跳ぶ。 制限のせいか、その出力に身体が軋むが気にしていられない。 第一、落ちてくる観覧車から逃れるにはそれでもまだ足りない。 更に一歩、そしてもう一歩、十メートル、二十メートルと跳躍する。 そして観覧車が目の前に迫る中、最後の一歩でギリギリ観覧車の射程から離脱できた。 ズン、と重い地響きと観覧車の破片が飛び散る。 手で顔を庇いながら、朝倉はあまりのわけのわからなさに顔が引き攣っていた。 「なんだって観覧車が降って来るのよ……」 呆然と呟きながら観覧車が降ってきた辺りに視線を向ける。 と。観覧車の支柱らしきが何かが――例えばビーム兵器のようなものだろうか――で撃ち抜かれていた。 その破壊痕を追うと、お化け屋敷を貫き、メリーゴーランドを砕き、朝倉が気絶していた辺りへと続いていた。 それを見て朝倉はふと思いつく。これはもしかしてズーマがやったのではないか、と。 「クロスミラージュ、ズーマの反応は……」 と、自身の右手に話しかけてから朝倉は思い出した。 ……クロスミラージュが既に破壊されていた事を。 自身の服装を確認すると、いつの間にかバリアジャケットは消えていた。 そっと手を開くと、右手には握ったままだったクロスミラージュのグリップのみがあった。 何故か寂しいような気がして朝倉は知らず歯を食いしばる。 『Alert.5時方向に生命反応』 だからだろう。ヴィヴィオが持つバルティッシュの警告に反応が遅れた。 それでも咄嗟に振り向きながら横に跳ぶが、ヘッドビ―ムは朝倉の足を抉った。 「うくっ……!」 足から血が噴き出し、その衝撃で地面に転がる。 視線を動かすと観覧車の瓦礫の中からズーマが這い出してきたのが見えた。 何がどうなってるのかはわからないが、観覧車の下敷きになってすら生きていたのだ、ズーマは。 そしてズーマが再度ビームを放とうとした――その時。 「ドロロ、推参ッ!」 口元を白い布で覆った忍者のような青いカエルが上から降ってきた。 ☆ 父と盗賊たちの間で交渉が成立し、ラドックは開放された。 だが、その事件を境にラドックは変わった。 変わらないはずがない、愛する者が死んでいく様を見せ付けられて。 ラドックは誓った。妻を殺した盗賊を――そしてその裏にいる仇をこの手で必ず殺す、と。 そんな雲を掴むような復讐を胸に、ラドックは闇の世界へと足を踏み入れた。 ☆ 二人の少女を庇うように着地しながらドロロは匕首を構えながら、続けて叫ぶ。 「アサシン護法陣・閃光(レーザー)返し!!」 その瞬間、ドロロの前方に手裏剣型の方陣が現れる。 ヘッドビームはそれに直撃、その瞬間――ヘッドビームが反射した。 「がっ――!?」 反射してくるそれを流石に避けられなかったのかズーマのわき腹にビームが炸裂する。 爆風に煽られながらズーマは後退しながらドロロを睨む。 ドロロもズーマから視線を逸らさずに、静かに自身のうしろの二人に声をかける。 「もう大丈夫でござるよ」 「……私たちを助けてくれるの?」 意外そうな響きの声を聞いてドロロはちらりと振り向き、ヴィヴィオを抱いている朝倉に向かって笑ってみせた。 「子供を守るその姿を見れば、どちらに非があるかは一目瞭然でござる。さあ、ここは拙者に任せて早く安全なところへ!」 だがズーマがそんな隙を見逃す筈もない。 ドロロが視線を逸らした瞬間、高周波ブレードを振り上げながら神速で接近する。 しかし。 「黒妖陣(ブラスト・アッシュ)!」 突然響いた力ある言葉によって、ズーマの進路上に突然黒い何かが涌き出る。 ズーマは咄嗟に左へと跳んでそれを避けようとするが、流石にタイミングが悪すぎた。 回避しきれず、右腕がその黒い何かに触れた瞬間――ざあっ、とズーマの右腕が黒い塵と化す。 「ぬおっ……!」 ベアクローがカランと地面に落ちた。 命あるもの、意思あるものだけを塵と滅する黒魔術だ。 痛みを堪えながら再度距離を取り、ズーマはその声がした方を見やる。 そして物陰から――栗毛の少女が現れた。 「リナ殿……来てくれたか!」 「『虫の知らせが、助けねば!』……なんて言いながら飛び出していった時には本気で見捨てようかと思ったわよ? でもまさか本当に誰かが襲われていたなんてね」 それはズーマがその手で殺したいと思っていた人間だった。 ☆ 十年経った。 才能があったのだろう、ラドックはアサシン・オブ・アサシンとまで呼ばれるようになっていた。 しかし、十年近くかけてようやく掴んだ情報はラドックの希望を打ち砕くものだった。 かつて神聖樹のあった町、サイラーグごと仇の盗賊たちは全滅していたのだ。 そして同時にラドックは知った。 サイラーグが――仇が滅んだ原因を。 「リナ=インバース……!」 それが仇を死へと追いやった憎い標的の名だった。 ☆ 怨嗟が篭った声を聞いてリナは思わず尋ねてしまう。 「へ? ……あたしの事を知ってんの?」 見覚えはない――というか黄色い生物的な全身鎧を着ているので例え知りあいだったとしても判らなかっただろうが……。 ただ特徴から考えるに、恐らくこれが聞いていたガイバーという奴なのだろう……リナが思ったのはその程度だった。 そんなリナとドロロに向かって朝倉が警告をする。 「気をつけて、そのズーマという男は恐ろしく強いわよ」 「ズーマ? ……ってまさかこいつ、アサシン・ズーマなの!?」 思わずリナが聞き返す。 それに朝倉が答える前にズーマが口を挟む。 「手間が省けた……これでようやくお前を殺せる」 どことなく嬉しそうにズーマが呟く。そしてその声を聞いてリナは確信した。 嫌な事に聞き覚えがあったのだ、その声に。 ……間違いない、こいつはズーマだった。 「まさか、あんたまで居たなんてね……名簿には名前が載ってなかったはずだけど?」 「……気にする必要はない。ここで死ぬのだから」 リナの軽口にズーマは左のブレードを掲げ、跳びかかる。 その異常なまでの速度に咄嗟に反応できずにリナは内心悲鳴をあげる。 「そうはいかんでござる!」 だが、横からドロロが飛び出し匕首でズーマを吹き飛ばす。 ナイス、ドロロ君! リナは内心でそう喝采をあげながら飛び退き、呪文を唱え始める。 ちらりと視線を動かすと地面に倒れている朝倉は足に手を当て、その場から動こうとしない。 しばらく動けそうにない……それを確認して、リナは即決する。 そしてズーマを抑えていたドロロに向かって一方的に宣言した。 「ドロロ君、しばらくそいつの相手を任せたから!」 「リナ殿? 一体なにを――」 ドロロが疑問を投げかけるがリナは構わず呪文を解き放つ。 「風魔咆裂弾(ボム・ディ・ウィン)!」 力ある言葉に応えて風が炸裂する。 嵐のようにはじけた烈風に吹き飛ばされてズーマとついでにドロロが空を舞う。 「くっ!」 「り、リナ殿おおおーーー!?」 遥か彼方へと吹き飛んでいくドロロに向かってリナは気楽に手を振って言った。 「足止め頼むわねー……さて、と。あたしはリナ、リナ=インバース。さっきの青いカエルっぽいのがドロロくん」 地面に倒れている朝倉に駆け寄りながら、リナがそう自己紹介を始める。 それに対して頭を下げて感謝を伝え、朝倉も答える。 「助けてくれた事には感謝するわ。私は朝倉涼子、こっちはヴィヴォオちゃん」 「いまさら聞くのもなんだけど……あんた達、殺し合いに乗ってないわよね?」 「ええ。信じられないかしら?」 「まあ、殺し合いに乗ってる奴が子供を抱えてたりはしないでしょうし……とりあえず信じておきましょ。傷を見せて」 そういいながらリナは朝倉の足の傷を見やる。意外と傷は軽く、既に血も止まっていた。 回復魔法を使ったのかしら、などと考えながらリナは呪文を唱え始める。 「何をする気?」 訝しげに尋ねてくる朝倉の質問には答えず、リナは彼女の足の傷に手を当てながら呪文を解き放つ。 「治癒(リカバリィ)」 治癒力を促進して傷を癒す術だ。 見る見るうちに朝倉の傷が塞がり、とりあえず歩行に支障がない程度には回復した。 「これで歩けるでしょ……ズーマの相手はあたしたちがするからあなたはその子と一緒にどこかに隠れていて」 そう言いながらズーマの方へと駆け出そうとしたリナを朝倉が呼び止める。 「待って。私も行くわ」 「……戦えるの? それにその子はどうするつもりよ?」 「このまま背負っていくわ。流れ弾に当たったら困るしね。……それと私が戦えるかどうかはすぐに判ると思うわ」 微笑を浮かべながらそう告げる朝倉をみて、何処か胡散臭さを感じながらも結局リナは了承した。 人手はいくらあっても足りないぐらいなのだ。 「りょーかい。じゃあ、いくわよ!」 「ええ」 そして二人と気絶した一人はアサシンたちの死闘の場へと駆け出した。 ☆ 「うう、いくらなんでも無茶苦茶でござるよ……」 すたっと、危なげなく地面に着地しながらドロロが呻く。 おかしな話だが、ズーマの感想も似たような物だった。 まさか味方ごと魔法で吹き飛ばすとは無茶苦茶にも程がある……だが完全に不意を突かれた事も事実だ。 何しろ直撃を食らってしまったのだから。 ズーマは地面に着地すると同時に急いでリナ=インバースの元へと走り出そうと足を動かす。 だが。 「……退け」 「退けぬ」 ドロロが眼前に立ちふさがった。 多少の苛立ちと共にズーマはドロロに言い放つ。 「お前からは似た空気を感じる。アサシンがなぜ人を守ろうとする」 「お主こそ、何ゆえ殺そうとする? リナ殿に恨みがあるように感じられたが」 「……語る必要はあるまい。死に往く者には」 ズーマは会話の無駄を悟り、高周波ブレードをドロロに振り下ろす。 だが、眼力でブレードの威力を悟ったドロロは迂闊に匕首で受けずに、かわす事でその攻撃をいなす。 「ふん!」 「くっ……! せいや!」 だが、速さも、力も、技の冴えすらも、ズーマはドロロを圧倒していた。 防御に徹しているというのに、ドロロの身体には避けそこなったブレードによる傷が徐々に増えていく。 ガイバーの強化による実力の差が如実に出ているのだ。 忍者の歩法や分身などで幻惑して、辛うじて攻撃を避けているがこのままでは不味い。 ドロロの心に焦りが灯ったその時。 「冥壊屍(ゴズ・ヴ・ロー)! 」 乱入してきたリナが呪文を放った。 地面に当てたリナの手から黒い影がほとばしる。 直進してきた精神と肉体を喰らうその影を、ズーマは横に跳ぶことであっさりとかわした。 だが、それを見てリナは指をパチンと鳴らす。 「……!」 ズーマから動揺の気配が漏れる。 その瞬間、影がズーマを追って直角に曲がったのだ。 本来は真っ直ぐにしか進まない術だが、呪文の意味を完全に理解していればこういったアレンジもまた可能なのだ。 追尾してくる影と、ドロロの斬撃に一転、追いこまれながらもズーマは呪文を完成させた。 「虚霊障界(グーム・エオン)」 力ある言葉に誘われてズーマの周囲に黒い霧が噴き出す。 霧に触れた瞬間、影はあっさりと消滅――そして闇の霧が辺りから完全に光を奪った。 「またこれ!?」 リナが舌打ちする。 この闇の霧の中ではほとんどの魔法が無効化されてしまうのだ。 流石に魔法なしでズーマと接近戦をするほどリナは無謀ではなかった。 霧の効果範囲から抜け出そうと慌てて後ろに下がる。 と。 ――ギン、と何かがぶつかり合う音が響く。 「邪魔をするな……!」 「しない訳にはいかぬでござる! はァッ!」 闇の中、ズーマの呟きとドロロの叫びが響く。 そしてアサシン同士の闇を渡る戦いの音だけが辺りに鳴り響いた。 「この闇の中で戦っているの……?」 後ろから朝倉が呟く声が聞こえる。 「みたいね」 それに答えながらリナは闇を見つめる。 闇のせいで見えないが、リナに襲い掛かってきたズーマをドロロが迎撃してくれているのだろう……しかしこれでは迂闊に動けない。 下手に動けばアサシン同士の斬り合いに巻き込まれてあっさりと即死――なんて可能性すらあるからだ。 内心焦っていたリナに、朝倉が静かに囁きかけてきた。 「この霧…………魔力結合を阻害し無力化する空間を発生させているのかしら?」 「阻害? ええ、そうよ。……くっそー、せめてタリスマンがあればな~」 ぼやくリナに朝倉は納得したように頷くとそっと声を潜めて告げてきた。 「ふうん。……ねえ、魔法の準備をしておいて」 「まさか……これを何とか出来るの!?」 「制限されているから確実に、とはいえないけど……これだけ至近なら出来るかもしれないわ」 「かも……か。とはいえ他に手はないし……任せていいのね?」 「やれるだけやってみるわ」 そしてリナは呪文を、朝倉は高速言語を唱え始めた。 闇の中でズーマとドロロがぶつかり合う音に、二人の詠唱が重なる。 そして朝倉が静かに指を空に上げながら呟いた。 「情報連結解除、開始」 瞬間――朝倉の付近の闇の霧が光の粒子へと変じた。 そしてそれは徐々に広がり、数秒もしないうちに魔法を遮る闇の霧は文字通り――霧散した。 「なっ――!」 驚愕に一瞬動きが止まったズーマに向かって続いてリナも呪文を解き放つ。 「影縛り(シャドゥ・スナップ)!」 呪文と共に途中でパクった――もとい、拾ったベアークローをズーマに向かって投げる。 ザッ、とベアークローがズーマに――正確には夕日で長く伸びたズーマの影へと突き刺さる。 「ぐっ!」 その瞬間、ズーマの動きが凍ったように硬直する。 精神世界面(アストラル・サイド)から相手を拘束する術だ。 この術は陽が翳って影が消えただけで解けてしまうようなマヌケな欠点もあるが、力づくでは絶対に解けない。 術が成功した事を見て、リナが声をあげる。 「ドロロ君!」 「あい判った!」 闇の中の死闘でかなりの傷を負ったのか、ドロロは血塗れだった。 だが、闘志は微塵も衰えていない。 匕首を逆手に持ち、神速の速さでズーマへと接近し斬撃を放つ。 ……そして一瞬の交差の後、ドロロは匕首を鞘に収めながら静かに呟いた。 「零次元斬」 そう呟くと同時に、ズーマの身体が歪み、徐々にその姿が薄れていく。 「リナ=インバースーーー!」 次元の狭間へと落ちながらズーマは絶叫をあげる。 次元が歪んだ影響か、影縛り(シャドゥ・スナップ)の拘束が僅かに緩んだのか――動かないはずの腕を動かし、胸部装甲をめくった。 ズーマは最後のチャンスを自分を生かす為ではなく、標的を殺す事に使ったのだ。 そしてメガ・スマッシャーが放たれた。 胸部粒子砲を撃ち終えると同時にズーマは完全に次元の狭間へと呑み込まれていった。 それがアサシン・ズーマ――いや、復讐者ラドック=ランザードの最後だった。 ☆ あ、やばっ! あたしがそんな嫌な予感を感じたのは、影縛りで動けないはずのズーマが何故かこちらを振り向いて胸部から光を放つと同時だった。 咄嗟に横に跳ぼうとしながら……あたしは理解してしまった。 こりゃ避けられないわ、という事を。 死ぬだろうな、これ――そんな暢気な事を考えているうちに衝撃が来た。 「うげ!」 何故か横から。 ゴロゴロと地面の上を転がりながらあたしは見た。 竜族の閃光の息(レーザーブレス)のような光が付近の建物を消し飛ばしながら通り過ぎていくのを。 地面を転がったあたしに向かって朝倉が声をかけてくる。 「これで助けてもらった事と傷の治療の借りは返せたかしら?」 「ま、ね。助け方はともかくとして、助かったわアサクラ」 疲労の浮かんだ顔でそう言ってくるアサクラにあたしも苦笑しながら返す。 どうやら咄嗟にアサクラが蹴り飛ばしてくれたお陰で助かったみたいだった。 「リナ殿!」 ドロロ君が叫びながら駆け寄ってくるのが見える。 安心させるように手をパタパタと振ってあたしは起きあがって言った。 「あー、大丈夫、大丈夫……こっちは見ての通り何とか無事よ」 なんにせよ、とりあえず一段落着いたのだろう。 夕日の中、ズーマが消滅した地面を見つめながらあたしは嘆息した。 【ラドック=ランザード @スレイヤーズREVOLUTION 死亡確認】 【残り31人】 ※ラドック=ランザードの荷物も消滅しました。 【D-02 遊園地/一日目・夕方】 【リナ=インバース@スレイヤーズREVOLUTION】 【状態】精神的疲労(中) 【持ち物】ハサミ@涼宮ハルヒの憂鬱、パイプ椅子@キン肉マン、浴衣五十着、タオル百枚、 レリック@魔法少女リリカルなのはStrikerS、 遊園地でがめた雑貨や食糧、ペンや紙など各種文房具、 デイパック、 基本セット一式、『華麗な 書物の 感謝祭』の本10冊、ベアークロー(右)(刃先がひとつ欠けている)@キン肉マンシリーズ 【思考】 0.殺し合いには乗らない。絶対に生き残る。 1.朝倉たちに対応してから遊園地のパソコンを調べ、晶達と連絡を取る。 2.当分はドロロと一緒に行動する。 3.ゼロスを警戒。でも状況次第では協力してやってもいい。 4.草壁サツキの事を調べる。 ※レリックの魔力を取り込み、精神回復ができるようになりました。 魔力を取り込むことで、どのような影響が出るかは不明です ※ガイバーの能力を知りました。 ※0号ガイバー、オメガマン(名前は知らない)、アプトム、ネオ・ゼクトールを危険人物と認識しました。 ※ゲンキ、ハムを味方になりうる人物と認識しました。 ※深町晶、スエゾー、小トトロをほぼ味方であると認識しました。 ※深町晶たちとの間に4個の合言葉を作り、記憶しています。 ※参加者が10の異世界から集められたと推測しています。 【ドロロ兵長@ケロロ軍曹】 【状態】切り傷によるダメージ(中)、疲労(大)、左眼球損傷、腹部にわずかな痛み、全身包帯 【持ち物】匕首@現実世界、魚(大量)、デイパック、基本セット一式、遊園地で集めた雑貨や食糧、 【思考】 0.殺し合いを止める。 1.朝倉たちに対応してから遊園地のパソコンを調べ、晶達と連絡を取る。 2.リナとともに行動し、一般人を保護する。 3.ケロロ小隊と合流する。 4.草壁サツキの事を調べる。 5.「KSK」という言葉の意味が気になる。 ※なのは世界の単語が車に関することだと思っていましたが、違うような気がしてきました。 ※ガイバーの能力を知りました。 ※0号ガイバー、オメガマン(名前は知らない)、アプトム、ネオ・ゼクトールを危険人物と認識しました。 ※ゲンキ、ハムを味方になりうる人物と認識しました。 ※深町晶、スエゾー、小トトロをほぼ味方であると認識しました。 ※深町晶たちとの間に4個の合言葉を作り、記憶しています。 ※参加者が10の異世界から集められたと推測しています。 【朝倉涼子@涼宮ハルヒの憂鬱】 【状態】疲労(特大) 、ダメージ(大) 【持ち物】鬼娘専用変身銃@ケロロ軍曹、小砂の首輪 メイド服@涼宮ハルヒ、ディパック(支給品一式)×2、新・夢成長促進銃@ケロロ軍曹、リチウムイオンバッテリー(11/12) 、クロスミラージュの銃把@リリカルなのはStrikerS 【思考】 0、ヴィヴィオを必ず守り抜く 1、リナたちと交渉する 2、キョンを殺す 3、長門有希を止める 4、古泉、みくる、サツキを捜すため北の施設(中学校・図書館・小学校の順)を回る。 5、基本的に殺し合いに乗らない。 6、ゼロスとスグルの行方が気がかり。 7、まともな服が欲しい。 8、できればゲーム脱出時、ハルヒの死体を回収したい。 9、ヴィヴィオの変化が気になる。 【備考】 ※長門有希が暴走していると考えています。 ※クロスミラージュを改変しました。元に戻せるかどうかは後の書き手さんにお任せします。 ※制限に気づきました。 肉体への情報改変は、傷を塞ぐ程度が限界のようです。 自分もそれに含まれると予測しています。 ※アスカが殺しあいに乗っていると認識。 ※クロスミラージュはグリップのみを残して銃身は切断されています。修復可能かどうかは次の書き手さんにお任せします。 【ヴィヴィオ@リリカルなのはStrikerS】 【状態】疲労(大)、魔力消費(中)、気絶中 【持ち物】バルディッシュ・アサルト(6/6)@リリカルなのはStrikerS、SOS団の腕章@涼宮ハルヒの憂鬱 【思考】 0、ママ……助けて……恐い…… 1.なのはママが心配、なんとか再開したい。 2、キョンを助けたい。 3、ハルヒの代わりに、SOS団をなんとかしたい。 4、スバル、ノーヴェをさがす。 5、スグルとゼロスの行方が気になる。 6、ゼロスが何となく怖い。 7、アスカお姉ちゃんが殺しあいに乗ったなんて…… 【備考】 ※ヴィヴィオの力の詳細は、次回以降の書き手にお任せします。 ※長門とタツヲは悪い人に操られていると思ってます。 ※キョンはガイバーになったことで操られたと思っています。 ※149話「そして私にできるコト」にて見た夢に影響を与えられている? ※アスカが殺しあいに乗っていると認識。 ※ガイバーの姿がトラウマになっているようです。 時系列順で読む Back この温泉には野生の参加者もはいってきます Next 笑って、笑って、君の笑顔が――― 投下順で読む Back この温泉には野生の参加者もはいってきます Next 本当の敵 Nord Stream Pipeline -Disaster- ラドック=ランザード(ズーマ) GAME OVER 朝倉涼子 遊園地に日は暮れる ヴィヴィオ Nord Stream Pipeline -on stream- リナ=インバース ドロロ兵長
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「全然釣れないわね……」 「そのうち釣れるよ! それに誰かと一緒にいられるだけで私は楽しいよ!」 二人の少女が一緒に釣りをしていた。 ひとりは黄色みがかった白髪の少女。 彼女の名前は錦木千束。この聖杯戦争の参加者である。元の世界では『DA』と呼ばれる国を守る組織に所属している。 もうひとりは黒髪の少女。彼女の名前は夏木花。千束が召喚したアサシンのサーヴァントである。 「それで千束は本当に聖杯は求めなくていいの? 聖杯があればあなた心臓も治せるのよ」 「それでも私には聖杯は必要ないかな。それに私は……自分が幸せだと思えるから! 聖杯は必要ない!」 千束が笑顔で聖杯は必要ないと花に伝える。 「千束がそれでいいなら私はもう何も言わない!」 花も笑顔で千束にそう伝える。 「花にこそなにか願いはないの?」 今度は千束が花に願いを聞く。 「私も特にないかな。聖杯にも興味ない」 「そっか……。花! 魚が釣れそうだよ!」 「本当だ! 絶対に釣る!」 釣りを楽しむ二人であった。 【サーヴァント】 【クラス】 アサシン 【真名】 夏木花 【出典】 仮面ライダーリバイス 【性別】 女性 【ステータス】 筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具B 【属性】 中立・善 【クラス別能力】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に優れてる。 【保有スキル】 カリスマ:B 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。 【宝具】 『アギレラ』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大補足:100人 自分の過去と向き合い、前に進み出した、彼女の想いが宝具になったもの。自らの能力を上げ、敵を倒す。 【人物背景】 『仮面ライダーリバイス』の登場人物。 『仮面ライダーアギレラ』の変身者。 『デッドマンズ』と呼ばれる敵組織に所属していた少女。『デッドマンズ』に所属していた頃は『アギレラ』の名前は名乗っていた。 『五十嵐さくら(仮面ライダージャンヌ)』に救ってもらってからは『アギレラ』の名前を捨て、『夏木花』と名乗っている。 『アギレラ』の時のようなぶりっ子は鳴りを潜め、言いたいことをはっきりというようになった。 それから『仮面ライダーアギレラ』の変身者になり、最後まで戦い抜いた。 戦い終結後は新たな組織『ブルーバード』に所属している。 【サーヴァントとしての願い】 特になし。マスターを最後まで守る。 【方針】 マスターに任せる。 【把握素体】 テレビドラマ『仮面ライダーリバイス&劇場版』 【マスター】 錦木千束 【出典】 リコリス・リコイル 【性別】 女性 【能力・技能】 『銃弾避け』 卓越した洞察力と常人離れした視覚によって 相手の射線と射撃のタイミングを見抜き、放たれた銃弾を回避する。 『デドニクス・コンバットマスター』 彼女が使用する銃。カバンに装備している。 『拘束用銃』 ワイヤーを発射して相手を拘束する。 『非殺傷弾』 彼女が使用するゴム弾。かなりの威力があるが、相手を殺さない銃弾。 【人物背景】 【リコリス・リコイル】の主人公。 『DA』と呼ばれる組織に所属している。 いつも笑顔で、明日より今日を全力で楽しむ少女。『喫茶リコリコ』で看板娘として親しまれており、人助けもたくさんしている。 実は『DA』に所属するリコリスでは歴代最強と呼ばれている。 だが心臓に問題があり、命の危険があったが、『殺しの天才』と見出され、『アラン機関』と呼ばれる組織から人口心臓を移植されている(それでも成人までしか生きられないとされている。) 絶対に人は殺さず、敵でも絶対に殺すことはない。 参戦時期はアニメ第9話で『井ノ上たきな』にデートに誘われる少し前。 【マスターとしての願い】 特になし。聖杯戦争を止める。 【方針】 協力してくれるマスターを探す。 絶対に誰も殺さない。犠牲も絶対に出さない。 【ロール】 とある学園の学生。 【把握素体】 アニメ