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09年02月21日 お題 【テーマ】コラボレーションコーデ コラボ品を4点以上使ってコーディネート まとまらない\(^O^)/ インナー/plain cloth シンプルホルター アウター/nostalgic リボンニットボレロカーデ ワンピース/Soprano フェミニンワンピース ぼうし等/nostalgic レース付きカチューシャ ネックレス/Soprano ティアトップYネックレス くつ/Soprano アンクルリボンブーツ ●インナー/ Raven Candle ゴスチェックブラウス ●アウター/ nostalgic ダブルボタンカーデ スカート/ nostalgic リボン付きフレア ●ぼうし等/ TERSE 英国チェックキャスケット ●ネックレス/ Raven Candle ローズネックレス くつした/ AZ・USA あみタイツガーターベルト ●くつ/ Ch スネークスキンピンヒール インナー/プレクロ シンプル長袖シャツ 藍 アウター/nos リボンニットボレロカーデ 白×緑 チュニック/カプドロ レトロVネックチュニック 白×緑 パンツ/AZ ローライズブーツカット 紺(非コラボ) 頭/TER 英国チェックキャスケット 黄緑×緑 靴/Sop アンクルリボンブーツ 紺×紫 このチュニック結構気に入ってる むずい Lovits ステラベビードール Marble 水玉リボンカーデ Lovits コサージュ付きフレアミニ Marble ミニハットヘッドドレス Raven ローズネックレス Soprano アンクルリボンブーツ Lovitsのスカート、バラの色も変えられたらいいのになー チェリベとGMS使ってる人がいなかったので インナー/Raven Candle ゴスチェックブラウス コラボ アウター/Raven Candle ゴスロリジャケット スカート/Jack-tar パンクダイヤパニエ コラボ ぼうし等/Lovits ラブリーリボン ネックレス/Raven Candle ローズネックレス コラボ くつ/Soprano アンクルリボンブーツ コラボ 難しいね インナー/Marble Lily えり元フリルブラウス アウター/nostalgic リボンニットボレロカーデ スカート/Lovits コサージュ付きフレアミニ 靴/Soprano アンクルリボンブーツ 帽子/AZ・USA フェザー付き中折れハット インナー/プレクロ シンプルホルター トップス/ヒポポ コットンティアードキャミ アウター/タース ベロアジャケット スカート/ソプラノ フレアデニムミニ ぼうし等/アズウサ フェザー付き中折れハット ネックレス/ソプラノ ジルコニア二連ネックレス くつした/マブリリ リボンハイソクス くつ/シプラノ アンクルリボンブーツ
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1人の少女がリスのように机の下で丸く縮こまり、ガタガタと身を震わせている。 彼女の名は森久保乃々。この聖杯戦争に招かれる前の世界では アイドル事務所に所属しているアイドルの1人であった。 「どうして、私がこんな目に……」 学校に通うだけの平坦な生活。 しかし、そこにはプロデューサーに懇願され、アイドルとして活動する せわしなくも、華やかな生活は存在しなかった。 それを思い出した瞬間、頭の中に流れ込んできた聖杯戦争のルール。 何の力も無いただの少女である彼女にはいつ来るやも知れぬ 死の恐怖に怯えることくらいしかできなかった。 自分の机の下に籠ってどのくらい時間が経っただろうか。 ふと時計を確認しようと顔を上に上げると――― 「ご気分はいかがですか、森久保殿?」 ずるりと落ちてきた顔と目が合う。 「ひぃぃぃぃぃいいい!!!」 乃々はビクリと体を縮み込ませる。 白く長い髪に、覆面に覆われた顔から唯一覗かせる鋭い金色の眼。 森久保のいる机の下をまるで命を刈りに来た 死神のような風貌の男が上から覗き込んでいたのだった。 彼こそ森久保乃々の呼び出したサーヴァント、アサシンであった。 「何をそんなに怯えているのです?先ほども申したでしょう。 このアサシン、南光坊天海にお任せあれ、と」 「むーりぃ……」 乃々はアサシンの視線から目を反らす。 彼女は元来、人と目を合わせて会話ができない引っ込み思案な性格ではあるが、それだけではない。 アサシンの瞳をじっと見つめていたら意識を吸い込まれてしまいそうな、危険な気配を感じ取っていた。 「主殿のお気持ちはよ~く分かりますとも。突然知らぬ地に飛ばされた上、殺し合いをしろと。 そんなことを言われて、困惑するのも無理はない。嗚呼、本当に可哀そうな森久保殿……」 アサシンは天を仰ぎ哀れむ素振りをする。 しかし、そんな姿を見ても乃々の心は少しも晴れることはなかった。 「私、こう見えて僧侶なのですよ?」 「そ、そうなんですかぁ……?」 乃々は恐る恐るアサシンの姿に目を向ける。 紫の袈裟を着て、坊主頭という彼女が知っていた「僧侶」と、 自身のことを『僧侶』と呼んだこのサーヴァントとはかなりかけ離れていた。 何よりもアサシンの両手に持っている鎌のような武器。 人の死を悼むよりも、むしろ人に死を届けるためにあるように見えた。 「そうです。迷える民草に救いの手を差し伸べるのは僧侶の務め。 貴方をこの聖杯戦争から救って差し上げます」 「どうやって……?」 「この地にて召喚されたサーヴァントは私だけではありません。 我々と手を結んでくれる者達を探してまいります。しばし、お待ちを……」 そう言ってアサシンが教室から出ていこうとするのを乃々は 慌てて自分のサーヴァントを引き留めようとする。 「ア、アサシンさん!どこへ……」 「心配はいりませんとも。もし森久保殿の身に危機が迫ったのなら、その令呪で私を呼んでください」 アサシンは、乃々の手の甲に指を差す。 そこには宝石の形を模した令呪が赤く光りを放っていた。 「それでは行って参ります」 アサシンはゆっくり学校の廊下へと歩いて行く。 乃々は、何も言えずただ見送るだけしかできなかった。 「あ、そうそう。大変申し訳ございません、森久保殿。先ほど言い忘れていたことがありました」 乃々のいる机を見やりながらアサシンはわざと 己のマスターに聞こえないように小さく呟く。 「実は私には生前では果たされなかった未練、この聖杯戦争で叶えたい"願い"があるのですよ……」 アサシンが果たせなかった未練。 それはかつての主を二度裏切り、自らの手で殺めることであった。 その野望を達成するため、生前のアサシンは儀式を用い、かつての主を現世に呼び戻した。 しかし、アサシンの前に現れたのは「かつての主の姿をした別の何か」だったのだ。 自分の名を呼ばれぬ絶望の中、「魔王」の炎に焼かれ消え去る。それがアサシンの最期だった。 だが、今回使うのは万能の願望機とされる『聖杯』。 アサシンがかつて謀叛にて殺めた「あの日の魔王」を再び現し世に呼び戻すことができる。 アサシンはそのためにこの聖杯戦争の召喚に応じたのだ。 「さて参りましょうか。まだ戦は狼煙を上げたばかり。 愉しみはもう少し先に取っておきましょう クククククッ……待っていてくださいね……!」 アサシンは愉悦の表情の浮かべながら姿を霊体に変え、 夕闇の光が差す廊下へと消えていったのだった。 【クラス】 アサシン 【真名】 天海@戦国BASARAシリーズ 【パラメーター】 筋力:C 耐久:D 敏捷:A 魔力:B 幸運:C 宝具:C 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 気配遮断:C サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【固有スキル】 単独行動:B マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。 話術:B 言論によって人を動かせる才。 国政から詐略・口論まで幅広く有利な補正が与えられる。 自身の真意を悟らせず、信頼を勝ち取ることが可能。 反骨の相:A 自らの欲望のためにかつて仕えていた最初の主を裏切り、 殺害した謀反人としての性質。同ランクの「カリスマ」を無効化する。 畏怖:C アサシンの持つ鋭い視線は、見た者に恐怖を与える。 サーヴァントには効果は薄いが、並みの人間が見た場合は、 "恐慌"のバッドステータスを付与、あるいは意識を失ってしまう。 【宝具】 『恍惚的 吸収(こうこつてききゅうしゅう)』 ランク:C 分類:対人宝具 レンジ:2~5 最大補足:1 錫杖鎌を相手に突き刺し、魔力と生命力を直接吸収する宝具。 吸収中のアサシンは身動きが出来ず、周囲に対し無防備になる欠点を持つものの、 魂喰いをせずとも、直接サーヴァントやマスターから魔力を吸収でき、大量に吸収することにより、 マスターからの魔力供給がなくても長期間の戦闘と単独の行動が可能。 生命力も吸収する為、戦闘時の負傷を回復することも出来る。 また、この宝具を使用する度にアサシンの"快楽"が上昇し、後述の宝具の効果を向上することも可能である。 『呪詛的 千刺(じゅそてきせんきょく)』 ランク:C 分類:対軍宝具 レンジ:5~18 最大補足:10 アサシンの周囲に刺状の衝撃波を発生させる宝具。 この衝撃波は威力が低い反面、発射スピードが早い特性を持っている。 また、ヒットした相手の動きを短時間ではあるが壁や地面に縫い付け、拘束できる効果がある。 宝具『恍惚的 吸収』により"快楽"が上昇している場合、 範囲と拘束時間が向上する効果を持つ。 『守護的 鎧骨(しゅごてきがいこつ)』 ランク:C 分類:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1 アサシンの周囲を3つの不気味な髑髏を模した魔力の障壁を生み出す宝具。 この髑髏はアサシンの受けるダメージを1度だけ防御する壁となってくれる。 またこの宝具を解放する瞬間、あるいはアサシン自ら髑髏を砕くことにより、 敵に"恐怖"のバッドステータスを付与することができる。 この効果は対魔力で抵抗可能。 『腐食香炉(ふしょくこうろ)』 ランク:B 分類:対軍宝具 レンジ:1~30 最大補足:50 黄緑色の禍々しい煙が噴出する髑髏の形をした香炉を作成する宝具。 この煙の範囲内にいる者の鎧、あるいはそれに類する防具が腐り始め、耐久力が最低のE-ランクになる。 その防具が宝具だった場合は、効果が無効化される。 ただし、この効果はアサシン自身やアサシンのマスターにも例外なく適用される上、 香炉が破壊されると腐っていた防具は元に戻ってしまう。 【Weapon】 《錫杖鎌》 僧侶であるアサシンが使用する二対の錫杖。先端には大鎌と鋭い刺の装飾が施されている。 この武器で相手に傷をつけることにより、闇の属性のダメージを与えることが出来、 生命力と魔力を吸収することができる。 【人物背景】 「戦国BASARA3」及び「戦国BASARA3宴」の登場人物。小早川秀秋の傍にいる正体不明の高僧。 優柔不断な秀秋に対し、甘い言葉を囁き知恵を授けて決断を促そうとする。 小早川軍の兵士達には『慈悲深き天海様』と呼ばれ慕われており、 優しく心の広い性格と、慈しみのある言葉に救われた者も多く、頼りない秀秋に代わり、 実質的に小早川軍を指揮している。 その正体は織田信長のかつての配下であった、明智光秀。 本能寺で敬愛する信長を殺害し、普通の人間として生きることを決意するも、 豊臣軍との戦闘の最中に"首級"を失い、不安と絶望に苛まれる。 自暴自棄になったところに松永久秀に出会い、「殺戮を好む狂人であろうと人間は人間である」と、 本質を突かれた光秀は『名前』を奪われ、放浪の末に小早川軍に流れ着く。 しかし、再び信長と殺しあう願望は捨てきれず、信長の妹であるお市を利用し、信長を復活させることには 成功したものの、真の魔王と化した信長は最早光秀のことなど覚えておらず、彼によって殺されてしまったのであった。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯の力でもう一度あの御方と…… 【方針】 聖杯狙い。まずは協力者を探す。 【マスター】 森久保乃々@アイドルマスターシンデレラガールズ 【マスターとしての願い】 臆病な心を直したいという願望はあったが、 今は早く元の場所に帰りたい 【令呪の形・位置】 左手の甲に刻まれている。宝石に似た形(クール属性のエンブレム) 【weapon】 なし 【能力・技能】 特別な能力はなし。 強いて言うのならばアイドルとしての歌やダンスの技能を習得している。 【人物背景】 アイドルマスターシンデレラガールズに登場するキャラの1人。属性はクール。年齢は14歳。 臆病な性格で、セリフに「~ですけど」が多くつくのが特徴。 初登場時には「アイドルを辞めたい」と言っていたほど自分に自身がなかったが、 プロデューサーにプロデュースされる中、徐々にアイドルとして成長してく。 しかし、元来の後ろ向きな性格は今でも変わらず。 イラストではいつも目が泳いでおり、目を合わせるのは苦手。 アイドル事務所内ではプロデューサーに発見されたくないためか、机の下にいることが多い。 同じ机の下仲間である星輝子と仲がよくユニットを組んだほど。 【方針】 死にたくない。聖杯戦争には極力関わらない。
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マスター 衛宮 継美(emiya tugumi) 士郎と凛の娘。暗殺者のサーヴァントのマスター。 冷静で落ち着いた雰囲気の少女。 サーヴァント アサシン 黒装束で身を固めた白髪の長身な女性。 口元をマフラーで覆っており、あまり言葉を発することはない
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――――今まで 何か いつも 不安感が つきまとっていた。 漠然と 自分の周りを 構成するものの 何かが 間違っているんじゃ ないかと。 大きな力が あれば その間違いを 正していける。 まっすぐ 歩いていける――――。 (アサシン、外にいる携帯を弄りながら歩いてる男を殺せ) (は?) 冬木市内の喫茶店の一室。 ともすれば少女にも見える少年が、傍らの見えない存在――霊体化した己のサーヴァント、アサシンに唐突に念話で話しかける。 少年の格好をした少女は己のマスターの意味不明な台詞に困惑した声をあげる。 (携帯を弄って歩くような人間は、自分の不注意が原因で他人が死んでもいいと思っている。 そういう人間は殺されても文句を言えないだろ) (マスター、些か極論が過ぎるのではないか?) やんわりと男装の少女が少年を諫める。 だが、少年は聞く耳を持たない。 (お前は知らないだろうが、携帯電話やスマートフォンを弄って起きる事故は年々増えているんだ。 ああいう奴はいつ大事故を引き起こしても不思議じゃない。 今のうちに殺した方が世の中のためだ) なんとこの少年は、聖杯戦争など関係なく世の中のためにマナー違反者を殺すという。 世直しと言えば聞こえはいいが、現代においてマナー違反者を殺害するなど無差別殺人と大差ない。 だが、この少年には倫理観での説得が無意味なことは短い付き合いでも嫌というほど知っている。 (しかしマスター、ルーラーに目を付けられるぞ) よって、アサシンは実利による説得を試みた。 ルーラー、それは聖杯戦争を管理する存在。 部外者に危害を加えるなど聖杯戦争のルールを犯した場合、ペナルティを与えてくるのだ。 (サーヴァントの超常の力では、警察は誤魔化せてもルーラーは誤魔化せない……か) (その通りだ、だから) (偶然を装って何人か殺すぐらいなら、ルーラーも介入してこないんじゃないか?) だが、少年は懲りずに殺しの算段を立て続ける。 (その辺りはルーラーの性質によるとしか言いようがないな……。 そして、現時点ではルーラーの性質など確かめようもない) アサシンはうんざりしながらもその質問に答える。 そうこうしているうちに喫茶店のショーウインドから見えていた携帯を弄りながら歩いていた男性は見えなくなった。 (さらに言わせてもらえば、たとえルーラーが介入してこなくとも、変死事件を優秀な魔術師に調べられれば我々の足取りを掴まれる危険もある) アサシンならば普通の人間には絶対に気付かれずに人を殺すことができる。 だが、人間は原因の分からない死を恐怖する。 変死事件をニュースで騒ぎ立てるのは想像に難くない。 アサシンとはいえ……いや、アサシンだからこそ自らの存在を流布するようなことはしたくなかった。 (一社、自重してくれ) あえてマスターではなく名前で呼ぶことで自らの本気を伝えるアサシン。 少年……一社 高蔵は、軽くため息をついて諦めたように天井を見上げる。 (一社、君だって願いがあるのだろう? ならば自分から不利になるような真似は慎むべきだ) 実利ならば説得に応じる芽があると踏んだアサシンは、聖杯にかける願いというマスターにとって絶対の目標を例に出す。 しかし―――― (お前は馬鹿か、いつ俺に願いがあるなんて言った) (なに?マスターは随分と熱心に俺の能力を確認していたじゃないか) そう、一社はアサシンを召喚して以降、その能力の確認に熱心に努めていた。 人気のいない所で霊体化と実体化を繰り返させたり、宝具を開放させたりといった具合にだ。 (それはお前の能力が、社会のルールを守らない奴らを殺すのに役立つと思ったからだ。 実際、ルーラーの存在さえなければお前の能力はバレずに殺人するのにすこぶる有用だ) アサシンは暗殺者のクラスで召喚されたが、元々は優秀な兵士である。 性別を偽って軍隊に入り、周囲を欺き続けていたことから、宝具と合わさってやや特殊な気配遮断スキルが宛てがわれたことには納得している。 そしてアサシンというクラスの特性から暗殺をすること自体にも抵抗はない。 しかし、聖杯戦争となんの関係もない無辜の民まで殺害することには反発があった。 とんでもないマスターに召喚されてしまったものだ、と思いながらも召喚された以上、主には最大限尽くすつもりだ。 なんとか折り合いを付けられないものかと、アサシンは一社に質問を続ける。 (では、マスターはこれからどうするつもりだ?) (一番の目標はルーラーの性質を確かめることだが……そう簡単に会えるかどうかも分からないか。 とりあえずは敵のマスターを殺すことを目標にするか) (願いがない割には随分と積極的だな?) アサシンのその言葉に、一社はアサシンをじっと見つめて真剣な顔をする。 (なぁアサシン、こんな馬鹿げた戦いに参加するような人間なんて、死んでもいいと思わないか?) (なに?) (何でも願いが叶うなんて、低俗なフィクションにありがちな話だ。 そんな怪しい話に飛びつくような想像力の欠落した馬鹿は、死んでもいい) 相変わらずの過激な一社の持論に辟易しそうになるが、この持論にはアサシンも反論があった。 (だが、今回の聖杯戦争には本人の意志ではなく、巻き込まれた人間もいるはずだ。 マスターもそうだろう?) 一社は家庭の事情で引っ越しが多い。 つい先日、市内の中学校に転入したばかりだ。 今回も今まで何回も繰り返してきた引っ越しの一回にしか考えていなかったが、冬木で暮らしているうちにいつの間にか聖杯戦争のマスターに選ばれていたという訳だ。 (確かに巻き込まれただけの人間もいるだろう。 だが、本気で戦いを嫌がっているのなら令呪を全て使ってサーヴァントを自害させてから、さっさと冬木を離れればいいだけだ。 それをしない時点で、本人もこの聖杯戦争に乗り気ということだろう) (しかし、マスターのような学生の場合は街から離れることも容易ではないのではないか?) 社会には色々なしがらみがある。 特に学生の場合は金銭面において親に依存している。 一社のような中学生はバイトもできないので、そう簡単に住んでいる街から離れることはできない。 (俺は何も冬木から引っ越せと言ってる訳じゃない。 聖杯戦争が終わるまでの間だけでも親戚の家に泊まるなり、家からいくらか金を持ち出してカプセルホテルや漫画喫茶に寝泊まりすればいいだけだ。 親からの説教や学校の出席日数の問題もあるだろうが、命にかえるようなものでもない) 確かに、一社の言うことにも一理ある。 本当に巻き込まれただけならばさっさと逃げ出す方が自然だ。 わざわざ聖杯戦争の場に残っているということは、一定以上の「やる気」があるからだろう。 (つまりマスターは、願いはないが他のマスターを殺すということだな?) (ルーラーが放任主義だった場合は世直しを優先するが、基本的にはその認識で構わない。 俺には願いはないしそんな胡散臭い物に頼る気もないから、もし勝ち残ったら聖杯は丸ごとお前にやるよ) 今まで我慢していたため息がとうとうアサシンの口から吐き出される。 この過激な子供と上手く付き合っていく自信がない。 思えば、自分は生前から貧乏くじを引くことが多かった。 家に成人男子が病床の父しかいなかったために、男装して従軍して以降、隋末唐初の乱世を駆け抜けてきた。 父の身代わりになったことに後悔はないが、まさか一つの王朝の滅びと興りを目にするとは思わなかった。 アサシンの願いは、隋の初代皇帝文帝の後継者争いをやり直し、中国史でも有名な暴君である煬帝の即位をなかったことにすることである。 別に隋を千年帝国にするつもりはないが、たった二代で滅びた隋をもう少しだけでも長続きさせたいのだ。 だが、この分だとマスターに振り回される未来しか見えない。 (どうか、ルーラーが徳のある人物でありますよう――――!) 自らの願いのためにも、無辜の民を殺すことにならないためにも、アサシンは祈る。 しかし、アサシン……花木蘭の願いも虚しく、今回の聖杯戦争のルーラーは問題人物であった。 【クラス】アサシン 【真名】花木蘭 【出典】史実、七世紀頃中国 【性別】女 【属性】秩序・中庸 【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運B+ 宝具C 【クラス別スキル】 気配遮断:C(A) サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 宝具開放中はランクがAまで上がり、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しくなる。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 勇猛:B 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 矢よけの加護:B 飛び道具に対する防御。 狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。 ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。 【宝具】 『木蘭よ、美しく咲け(オナー・トゥ・アス・オール)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:‐ 最大捕捉:1人 アサシンの代名詞足る男装であるが、このアサシンは「病床の父に変わって従軍した男装の麗人」つまりは男装した姿をベースにしているためこの宝具の発動は男装を解くことを意味する。 戦場にて女の姿に戻り敵陣を視察した、皇后に会うために女の姿にて後宮に入ったなどといった臨機応変に元の姿と男装を使い分ける逸話が宝具となったもの。 軍という社会の中で十年近く苦楽を共にした戦友ですら気づかない程の精度を誇る。 基本的によほど察しの良い者でないかぎり男装したアサシンと女のアサシンを同一人物と判断することは不可能である。 言ってしまえば元の姿に戻るだけの宝具なので魔力の消耗はほぼ皆無。 しかし、宝具開放時は幸運と宝具以外のステータスが1ランク下がってしまい、保有スキルも無効化されてしまう。 宝具を開放したり解いたりすることで戦闘向けの男と隠密向けの女をトリッキーに使い分けることも可能。 【人物背景】 隋末唐初の時代に活躍した女傑。 病床の父が徴兵されてしまうことを憂い、女の身でありながら男装して兵士となった。 彼女は十年近く従軍して数多くの武勲を立て、皇帝から尚書になるよう持ちかけられるまでになる。 しかし、彼女は出世街道に乗るのではなく、故郷へ帰り女の姿に戻ることを選んだ。 隋末唐初の人物であることは確かだが、具体的な年代には諸説ある。 本作では隋の二代目皇帝、煬帝の時代に従軍したという説を取る。 【weapon】 無銘の剣 【特徴】 十代後半の線の細い美少年……に見えるボーイッシュな少女。 鎧姿なので体の起伏が目立ちにくい。 宝具発動時は髪に簪をさし、服装も武骨な鎧から女物の着物へと変化する。 男装時の一人称は「俺」だが、女の姿の時は「私」。 どうにも貧乏くじを引きやすい傾向がある。 【サーヴァントとしての願い】 文帝の後継者争いをやり直し、煬帝の即位をなかったことにする。 【マスター】 一社 高蔵@なにかもちがってますか 【能力・技能】 なし。 彼の近くにはやたらと超能力に目覚めている人物が多いが……? 【人物背景】 冷徹で傲慢な性格の女顔の少年。 自分の女顔には思う所があるようで、そのことで茶化してくる人間にはすぐ暴力を振るう。 良くも悪くも行動力は高く、思い切った行動を躊躇なく行えるが、その行動には粗も多い。 自分の周りを構成する何かが間違っているんじゃないかと思っており、漠然とした不安感を持っている。 原作コミックでは日比野光の超能力にその間違いを「正していく」光明を見いだしたが、本作ではサーヴァントの超常の力にそれを見いだしている模様。 参戦時期は本編開始前で、本来なら光のいる中学校に転校する筈が冬木市の中学校に転校することになったという設定。 【weapon】 なし 【マスターとしての願い】 なし。 聖杯戦争に参加するような人間を殺すこと自体が目的。 【基本方針】 ルーラーが煩いことを言わない人物であったら、ポイ捨てや歩きスマホなど、社会のルールを守らない人物を殺す。
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暗い路地を男がひたすらに逃げていた。 痣のできたその顔は何かに怯えるようにひきつり、せわしなく視線を周囲に巡らせ、肩で息をしながら駆けていく。 男の視界に白い羽が躍り、ヒ、とひきつった声が男から漏れた。 視界に現れたのは、サラリーマン、学生、土建屋、ホストと様々な境遇・職種の服装をした男達の姿。 その衣服や体のどこかに白いガチョウの羽が必ずワンポイントでついていた。 この羽根をつけた男達こそが、彼が逃げている相手であった。 きっかけは些細な事だ。肩がぶつかり男が因縁をふっかけると、あれよあれよという内にガチョウの羽をつけた男達に取り囲まれてしまっていた。 男は腕っぷしにはそれなりの自負があったとはいえ多勢に無勢。痛めつけられほうほうのていで逃げだし、現在に至る。 男の顔が蒼白になり1、2歩後ろへと引き下がると、背中に固いなにかが当たる感触がして慌てて振り返った。 果たしてそこにいたのは、男の逃げ道を封じる男達と同じように、ガチョウの羽をワンポイントでつけた二人の男。無表情で冷たい4つの瞳が男を見下ろしていた。 逃げなくては、と恐怖に支配された男が行動を起こすよりも早く、左右に回った男達によって両腕を捕まれ身動きがとれなくなる。 もがいても喚いても男達は身じろぎ1つする気配がない。 限界まで達した恐怖と混乱から一際大きな叫び声をあげようとした、その時。 チリン、と鈴の音が鳴った。 音がしたのは男の正面。 そこに1つの影がある。 女だ。だが、奇抜な姿をした女だった。 下半身は腰の部分を帯で巻いて止めただけのズボン、上半身は真冬だというのに胸元に巻いたサラシと素肌に着込んだ1枚の上着、そして両手に嵌めた手甲。 何よりも男の目についたのは、額に巻いたバンダナの側頭部の位置に差された1枚のガチョウの羽根。 この女も彼を追う男達の仲間であることは明白だった。 チリン、チリンと女は腰元につけた鈴を鳴らしながら男の方に向かって歩いてくる。 女が近づき顔が鮮明になっていくにつれ、ふと、その顔に既視感を覚えた。 ごく最近、どこかで見たような顔。 男は必死で記憶を掘り起こし、そして思い出す。 男は強請・たかりで食い扶持をつなぐ所謂ゴロツキだ。 今日はある中華料理店で店員をわざと転ばせて自身の服に料理を溢させ強請を行おうと試みた。 目をつけた女の店員にわざとらしくならないよう慎重に足を引っかけたが、その女性はバランス感覚が良かったのか、彼に料理をぶちまける事なく姿勢を立て直し、謝罪とともに離れていった。 目論見が外れ舌打ちをした時、不意に男が視線を感じて振り向いた先にいたのが眼前の女だった。もっとも服装は今のようなものでなく、ジーンズに、ジャンパー、ニット帽などありふれた格好をしていたのだが。 「チンピラ、ゴロツキ、小悪党。どの時代でも似たような輩はいるもんだな。ええ、オイ」 呆れたような笑みを浮かべ、女が口を開いた。 鈴の音と共に女が近づく。 見た目はただの女でしかない。いつもの男であれば怒鳴り散らし凄んで見せるところであったが、散々に痛めつけられ、集団に追いたてられる恐怖を味わった彼に、もはやその気力は残っていなかった。 「な、なんだよお前。あの店の用心棒かよ」 「近からずとも遠からず、ってところか」 なけなしの勇気を振り絞り、男が尋ねると、笑みを浮かべたまま女が答えた。 男は必死に頭を回転させる。 この状況では真っ先に浮かんだ結末は集 団でのリンチ。とにかく惨めでも謝り倒しこの場を切り抜けなければならない。 女が眼前にまで迫る。 まずは謝罪を口にすべきだ、と男が口を開こうとしたその時、突然に男の腹部に衝撃が走った。 何事かと視線を下に向けると、腹部から一本の棒が伸びている。 いや、正確に言うのであれば先端に刃のついた棒状の武器、一般に手戟と呼ばれる類のものが、男の腹部に突き刺さっていたのであった。 「……え?」 男の理性が、自身の置かれた状況を理解する事を拒み、間の抜けた声をあげさせる。 だが、それは無駄な抵抗であった。 痛みが男に突きつけられた無慈悲な現実を教え込む為に体を駆け抜ける。 シャツが血によって赤く染まり、激痛と衝撃と恐怖から男が叫び声をあげようとするも、背後にいたガチョウの羽根をつけた男が手拭いを猿轡代わりにして男の絶叫を止めた。刺されたショックで逆流を起こした血液が口内から溢れて手拭いを染めていく。 何が起こった。何をされた。何故こんな目に。 パニックを起こした男が涙でぼやけた視界で刺した張本人である女を見る。 女は、既に笑みを浮かべておらず、回りの男達と同じ冷たい目で男を見ていた。 「恩にも報い、仇にも報いだ。恨むならあの店を標的に選んだテメエの運のなさを恨みな」 吐き捨てる様に言い放った女が、手戟を持った手を、ぐいっと半回転させながら深々と柄を押し込む。それが致命打となった。 一際盛大に血を吐き出しながら男の視界が暗くなっていく。薄れ行く意識の中、最後にチリン、と鈴の音が鳴るのを聞いた。 ◇ 「……で、アサシンはどこなんです、副長さん」 泰山と書かれた既に灯りの落ちた看板の中華料理屋からそう遠くない路地裏で白髪の男が赤い髪の女性に問い詰められていた。 腰に手をあて、訝しげな表情で睨む女性に対し、副長と呼ばれた白髪の壮年男性は少々申し訳なさそうな表情を浮かべている。 「あー、その、美鈴の姐さんの方から念話って奴で大将に聞いてみちゃあいかがですかね?」 「呼んでも返事がないから聞いてるんです! 仕事の途中でいなくなるから抜け出す訳にもいかないし、何か聞いているんですよね?」 美鈴(メイリン)と呼ばれた女性が不機嫌そうに半目で睨むと、気まずそうに副長は頭を掻きながら視線を美鈴から外す。 アサシンのマスター、紅美鈴。それが彼女の名前である。 幻想郷と呼ばれる異世界で吸血鬼の住ま館の門番をしていた彼女はどういう訳かこの聖杯戦争の参加者として呼び出されてしまったのだ。 一刻も早く館に帰りたい気持ちを抑えつつ、本格的な戦争が始まる前の働き口として中華料理屋で働いているのだが、その最中に客を装って入っていたアサシンが姿を消し、連絡が取れなくなってしまったのだった。 その代わりと言わんばかりに店にやってきた、アサシンが副長と呼んでいる男に対し仕事が終わった今こうして詰問をしているのが現在の状況である。 「あんまりウチの副長を苛めてやんねーでくれや美鈴。そいつにゃ俺が席を外すからって警戒の任務を命じただけだからよ」 不意に美鈴に声がかけられ、チリン、と鈴の音が鳴った。 声の元にいたのは、ジャケットにジーンズ姿でガチョウの羽が添えられたニット帽を被った女性。 少し前に、一人のゴロツキを殺害した女性がその場に立っていた。 「……アサシン」 「そんな怖い顔で睨むなって。おう、ご苦労だったな副長。もう持ち場に戻っていいぜ」 「へい、それじゃあ自分はここで。美鈴の姐さんも、失礼いたします」 不機嫌さを露にした視線を軽く流し、アサシンと呼ばれた女サーヴァントが命令すると、副長――彼女の宝具の1つ――はホッと胸を撫で下ろしながらアサシンと美鈴にそれぞれ一礼をして夜の闇へと溶け込んでいった。 「どこに行ってたんです?」 「野暮用だ。気にする程の事じゃねーよ」 非難がましいニュアンスのこもった美鈴の問いに軽薄な笑みを浮かながらアサシンが答える。 無論、その言葉だけで不問にする程、美鈴も人がいい訳はない。アサシンに対して疑惑の視線が向けられる。 「あのゴロツキみたいなお客さんに何かした訳じゃないですよね」 「勘がいいね美鈴は」 アサシンがいなくなってから抱えていた懸念を美鈴は口にすると、アサシンは笑みを浮かべて肯定の意を示す。 今日、仕事での配膳中に美鈴はゴロツキめいた風体の男にワザと姿勢を崩されそうになった。 バランス感覚が優れていた事もあり転倒や料理を溢す事はなく事なきを得たのだが、その時にアサシンが一瞬だけ不穏な気を放っていたのを覚えていたのだ。 アサシンの肯定に対し、美鈴は"やっぱりか"と言わんばかりに額に手をあてた。 「ま、これであのチンピラはもうこの店に来る事はないだろうさ、トラブルの種がなくなって何より何より」 「……殺したりなんかしてないですよね?」 「ん? 殺しちゃマズかったのか? あんなの生かしとく理由もねーだろ」 あっけらかんと殺人を行った事を告げるアサシン。 それに対して美鈴は「あああぁぁぁぁぁ……」と脱力の声を漏らしながら両手で顔を覆ってしまう。 「あれか、殺しがバレて疑われる心配ならねえぞ。今ごろ奴さんは野郎共に運ばれて冬木の海に石と一緒に沈んでる頃合いだろうしな、少なくとも死体は見つからんだろ」 「さらっと恐ろしいこと言わないでください!」 HAHAHA、とあっけらかんとした態度を見せるアサシンに対し、美鈴は目眩を覚える。 気にくわない相手であれば躊躇うことなく殺害するアサシンの苛烈にすぎる気性は彼女と同郷の出身である美鈴も知識としては知っていたのだが、まさかこうも簡単に人一人を殺してのけるなどとは、美鈴の予想の範疇外であった。 「他のマスターやサーヴァントが探索しているかもしれないのに軽率な真似は控えてくださいよ。いくら隠密性に優れたアサシンのクラスだからって、何が切欠で捕捉されるかわかったもんじゃないんですよ?」 「あー、確かに俺は暗殺が本業って訳じゃなかったしなあ。わりーわりー、次はそこら辺ももう少し気を付けとくさ」 「ひ・か・え・て・く・だ・さ・い! なんで次もやる前提なんですか!?」 スキルによる微量の精神汚染のせいか話が通じるようで通じない。 断片的に話が通じる事は、完全に話が通じない事よりもある意味では質の悪いことなのだと美鈴は改めて認識し、頭痛を覚える。 「今、呂蒙将軍の気持ちがよくわかりましたよ私は……」 「う、子明の話は出すなよ。あいつにゃ色々と迷惑かけたと思ってんだからさ」 呂蒙という男の名を出され、アサシンがバツの悪そうに視線を逸らす。 傍若無人に見えるアサシンの数少ない泣き所の1つであろう事は見てとれた。 「こちらとしてはこんな事で貴重な令呪を消費したくないですし、せめて本格的に戦争が始まるまでは大人しくしていてください。お願いですから」 「へいへい、しょうがねえなぁ」 令呪の使用も美鈴が検討していると知ってか、アサシンは不承不承頷く。 反省する素振りの見えないアサシンに対しどこまで信用したものかという思いがが美鈴の胸中を駆け巡り、精神的な疲労がずっしりと体にのしかかる。 (鈴の甘寧、性別は違ったのに性格は本に書いてあったのと一緒なんだもんなぁ) 昔に読んだ三國志に記載されていたアサシンの活躍や凶行、振る舞いを思い出し美鈴は項垂れる。 将としては知勇に優れ大胆不敵、一方で殺人を好む性や主君の縁者にすら噛みつく好戦的な気性を併せ持つ彼女は決して扱いやすい人物ではない。 その英雄性が本の通りであったことが美鈴の幸運であったならば、問題のある人格もまた本の通りであったことは美鈴の不幸だったであろう。 ざっくばらんとした性格は嫌いではない。嫌いではないが、この周囲の人間を振り回しに振り回すこの行動力と勝手気ままで血気盛んな性格はどうにかならないものかと、大きくため息を吐く。 せめてここから先はこんな事が起こらないようにと祈りながら、美鈴はアサシンを伴って帰路につく。 チリン、チリン、とアサシンと美鈴、それぞれがつけている鈴が冷たい夜の風に揺られて涼やかな音を立てた。 【クラス】 アサシン 【真名】 甘寧 興覇 【出典】 史実(後漢末期、中国)、 三国志演義 【属性】 混沌・中庸 【ステータス】 筋力C 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具D 【クラススキル】 気配遮断 C- サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。が、身に着けている鈴の音は聞こえる。 【保有スキル】 勇猛 B 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 仕切り直し C 戦闘から離脱する能力。 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。 単独行動 D マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。 精神汚染 D 殺人嗜好を持ち、話が通じるようで通じない。人格面がキ○ガイに片足くらい突っ込んでいるのは呉ではよくある事。 他者との意思疏通ができないほど致命的ではない反面、精神干渉系魔術への耐性も微々たるものとなっている。 【宝具】 『濡須口決死隊(白羽、夜陰に舞う)』 ランク D 種別 対軍宝具 レンジ 1~1000(召喚した決死隊の最大行動範囲) 最大補足 100 アサシンの現界と同時に濡須口の戦いにて彼女と共に夜襲をかけた100人の決死隊を召喚し、独自に行動させることができる。 100人の決死隊は単独行動 D、気配遮断 Dを持ち、装着したガチョウの羽を模した通信機型中華ガジェットにより即時の連携とアサシンや他の決死隊との情報共有が可能。 決死隊は名を残す程の英雄ではなく、全てのステータスもEランク、殺害された場合は消滅し聖杯戦争中の再召喚は出来なくなるが、相手の陣地へ襲撃を行っている場合に限り"濡須口を襲撃した甘寧と決死隊は犠牲者を出さずに帰還した"という逸話から、致命傷を受けて消滅したとしても撤退扱いとなり襲撃終了後に再召喚される。 アサシンが死亡、あるいは消滅した場合は連鎖して決死隊も消滅する。 【Wepon】 手戟×2 【人物背景】 三国時代の武将。 若い頃はならず者を寄せ集めてヤクザ紛いの自警団を結成していた。 当初は劉表、そしてその配下である黄祖に仕えていたが冷遇を受け耐えかねた結果、敵対勢力である孫権軍へと逃亡。『天下二分の計』を提唱するなどして、孫権から気に入られる。 その後は各所で武勇と知略を大いに奮い関羽や張遼といった豪傑を相手取って活躍を見せ、その中でも宝具に昇華された濡須口での襲撃戦での大勝は主君である孫権に「曹操には張遼がいるが、私には甘寧がいる。これは釣り合いがとれていることだ」と称賛を浴びるまでに至った。 その後の記述はなく、病死したとも、夷陵の戦いにおいて命を落としたとも言われている。 ……というのが表の話であり、その正体は女性である。 どれだけ活躍をしても劉表軍での評価が芳しくなかったのは儒教文化が根強く、女性の立身出世自体が好まれなかった事に他ならない。 性別に関わらず厚遇してくれた孫権には忠誠を誓っており、晩年の迷走には深く心を痛めている。 性別を理由に自身を貶す相手にはいっさいの容赦がなく、例え上司からキツく殺さないように言い咎められても構わず殺す程度には冷酷。 【特徴】 日焼けした小麦色の肌とハネの目立つ黒髪のショートカット、額には赤いバンダナを巻き、中華ガジェットでもあるガチョウの羽をアクセサリとして身に付けている。 中肉中背の引き締まった体つき。普段は白地のシャツにジャンパー、ジーンズを着用。腰元には鈴をつけている 戦闘の際は下半身は足首まで覆うズボンを腰帯で止め、上半身は手甲と胸元が大きく開いた上着を羽織り、胸部はサラシで押さえている。巨乳。 【サーヴァントとしての願い】 特に考えていないが殿(孫権)に献上すれば喜んでくれるかな? 【マスター】 紅美鈴@東方project 【能力・技能】 気を使う程度の能力 気配りが上手いという意味ではなくオーラ、気と呼ばれるエネルギーを使う能力。 美鈴はこれを主に弾幕として体外に放出して使用したり、太極拳・八極拳などを取り入れた肉弾戦に併せて用いる 【人物背景】 吸血鬼の当主が住む紅魔館という建物の門番にして正体不明の中国妖怪。 性格は穏和で人当たりが良いものの暢気な一面もあり門番として優秀かと問われると疑問が出る場面も見受けられる。 自ら能動的に人を襲うことは滅多になく紅魔館のイメージアップにも貢献しているとか。 【マスターとしての願い】 聖杯に興味なし、紅魔館に帰る手段が勝ち残るしかないなら戦う。
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クリスマスデコレーションマフィン 2008年12月18日 (木) 2008/12/17 11 58 Canon EOS Kiss Digital X いつもは、焼きっぱなしの素朴なカップケーキばかり作っていますが、クリスマスだけは可愛らしくデコレーションします。 チョコレートやフォンダン、アラザン、葉っぱや星などのミニ型抜きクッキーで飾り付けを。 相変わらず簡易包装ですが。 エコを意識していることもありますが、(性格的に、技術的に)これが精一杯。 写真はお土産用で、クリスマス会に食べるマフィンには、食べる直前に生クリームをソフトクリームのように、こんもりと盛ってフルーツも添えてデコレーションしてあげるのです♪ やっぱり子供は生クリームと果物のデコレーションに喜びます。 おいしいもの かなえキッチン : ごはん日記 2008年12月
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アサシンマスター 効果キャラクター HP2 AP3 DP2 維持コストN1 種族 戦士 召喚時にセメタリーの「アサシンマスター」の数+1つ種族を宣言する。 その種族に対して、1ターンに1度1ダメージを与えて良い。 出典 オリジナル 自分セメタリー状況によって効果量が変化していく効果キャラクターカード。 効果の仕様上、デッキに三枚積むのが良い。 相手が特定の種族に拘るテーマデッキならば毎ターンダメージを与えられる強力カードと化す。 1枚目だと宣言できる種族は1つだけなので、相手がテーマデッキでも無いならば三大種族を宣言するのが良さげ。 ステータス自体もアタッカーとしての最低水準を満たしているので普通に戦闘に参加させても扱いやすい。 なお、実戦で使用する場合には、宣言した種族を忘れないようにメモなどを活用すると良いだろう。 「その種族は宣言してなかっただろ!」と揉める事態にならないように注意すること。
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エリートスキル取得マップへ ウォリアー レンジャー モンク メスマー ネクロマンサー エレメンタリスト リチュアリスト ☆クリティカル ストライク☆ シープ ウンド (サーシャン天道) ダーク アポスタシー (哀悼の滝) パーム ストライク (バデック間道) ロウカスト フューリー (メランドルの森) ☆シャドウ アーツ☆ シャドウ シュラウド(眠れる湖) シャドウ フォーム (サンジァン地区)(眠れる湖)(ドラゴンの喉笛) ビガイル ヘイズ (ゲイラ孵化地)(ファーンデール)(モロスタフの道) ☆ダガー マスタリー☆ テンプルストライク (サンジァン地区) フラッシュ ブレード (シンジュン隧道) メビウス ストライク (悠久の森) ☆デッドリー アーツ☆ アサシン プロミス(ポンメイ渓谷) エンプティ パーム ウェイ (ボーリアス海岸) サイフォン ストレングス (メイシャン丘陵) サイレンス シュラウド (ターンナカイ寺院) ☆無属性☆ ディスプレイス オーラ (ファーンデール) ウォリアー レンジャー モンク メスマー ネクロマンサー エレメンタリスト リチュアリスト エリートスキル取得マップへ
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ヒイロの涙より 712 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/03/06(金) 01 54 46 ID ??? ギンガナム「エクスキューズにはならんぞ」 713 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/03/06(金) 02 01 33 ID ??? ディアナ「ギンガナムも難しい言葉を使って、背伸びをしてみたい年頃なのです。よしなに」 714 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/03/06(金) 02 10 30 ID ??? ギンガナム「シュミレーションゲームより、現実のほうが面白いな、ははははっ」 ロラン「ギム・ギンガナム!シミュレーションゲームです!」 ジェリド「ふ、汚名挽回しやがって……」 715 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/03/06(金) 02 56 22 ID ??? シャア「趣味レーションゲーム……イケる!」 ナナイ「イケません!大体、レーションとは何ですか?」 実写シャア「昔の軍隊の携帯食だ。死ぬ程マズいので、オススメしない」 シャア「最近はカロリーメイトや色々あるようだな」 実写シャア「あぁ。それについてはアナベル・ガトー少佐が詳しいと聞く」 シャア「そういえば……アイナ嬢の手作り料理はレーションよりマズいらしいな」 実写シャア「それについては現在調査中だ」 ナナイ「……それで、趣味レーションゲームとは何なのです?」 シャア「料理DSというゲームがあるだろう?あれのレーション版だ。歌い文句は『日々是戦場』でだな……」 ナナイ「提案を却下します」 シャア「しくしく」 716 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/03/06(金) 08 43 38 ID ??? ヒイロ「レーションか、確かに某国のはまずいな」 刹那「あれでも昔に比べればかなりましになったらしいぞ。 あとムスリム用のパックがあるのはありがたかった」 ガロード「でもやっぱ、美味いのは長靴の国とか葡萄の国とかでしょ。 放出品にもいい値がついてたりしたもんだよ」 シン「あの会話聞いてると、みんなあの三人が軍事マニアだと思うんだろうな」 レイ「まさか常食にしていた口だとは思わないだろうな、確かに。 ところでシンは何番のパックが好きだった?」 シン「Bかな、俺は」 717 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/03/06(金) 09 40 12 ID ??? 716 ヘタリアや腐乱スはわからないがダメリカのMREなら…。 ベジタリアン用は美味かった。付属の塩、タバスコでちょっと味を 加えるだけでおk、個人的好みの範囲かと。 イスラム教徒用もそこそこ、↑より味の調整は必要だが。 普通の(キリスト教徒の病んキー用?)が…。パックにコショウを付属して欲しい。 塩とタバスコだけでは味の調整が難しい。 ※食べた人(俺)の個人的な感想です。全ての人に当てはまる訳ではありません。 718 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/03/06(金) 09 59 32 ID ??? 717 カガリ「タバスコよりこのチリソー(ry」 アスラン「帰ろうか、カガリ」 カガリ「ま、待てアスラン!」ズルズル シン「久しぶりに登場したと思ったらあれかよ」
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身長:160cm 体重:45kg スリーサイズ:B82/W55/H83 属性:混沌・善 性別:女性 CV:田村ゆかり レア度:SR 初期HP/最大HP:1669/10246 初期ATK/最大ATK:1600/9678 「暗殺者」のサーヴァント。微笑みを浮かべた美女。 真名はシャルロット・コルデー。ジャン=ポール・マラーを暗殺した女性で、のちに「暗殺の天使」と呼ばれた。 宝具は「我が罪は十万の人の為に(アサシナッド・アンジェ・ド)」。 パラメータ:筋力:E 耐久:D 敏捷:B+ 魔力:D 幸運:B 宝具:C+ 保有スキル:気配遮断:C+ 儚き殺人者:A++ 毅然自若:B 可憐なる華:B++