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【2日目 某時刻】 【≪牙琉法律事務所≫】 褐色肌と銀髪の女が、法律事務所の窓から街を見下ろしていた。 見ようによっては、齢は十代くらいに見えるが、本来、肉体年齢としては成人に達している筈だった。 生前、『カナン』の名で呼ばれていたサーヴァント――『アサシン』。 それが、彼女だった。 好物のスティックシュガーを煙草のように咥えて、瞳に力を入れる。 そうすると、あらゆる感情が、彼女の瞳には視えるのだった。 窓の外を行きかう、サラリーマンも、女子高生も、客引きも……全てが何で出来ているのか。 彼女の眼が特殊というよりかは、彼女の『五感』全てが告げるのである。 両目に埋め込まれているのは、魔眼でも何でもない只の眼球でありながら、視界の外の情報や、数秒先の未来さえ視えてしまう。 それが彼女のサーヴァントとしての強みの一つだった。 「――」 “共感覚” それは、本来切り離されている筈の五感が全て繋がり、干渉し合う、特殊な能力だった。 現実には、数字の色が視えたり、音楽を聞けば情景がはっきりと浮かんだり……といった例が度々報告される。 芸術家や音楽家として名の知れた人間の中にも、この共感覚を持つ者は少なくない。 ただ、あくまで多くの共感覚者は、二つか三つの感覚を繋げているだけなのだが――アサシンは、五感全てを連結させる事を可能としていた。 それは、恐ろしいまでの情報処理能力であると言えた。 背後にいる人間が如何なる動きをしているのかさえ、彼女は、視覚以外の感覚で識り、補うようにして視覚に呼び起こす事が出来る。 常人が把握できないような情報も、彼女には容易く読み取る事が出来てしまうのだ。 この聖杯戦争においては、ここにいる誰が『紛い物』で、誰が『本物』なのかも、彼女は把握する事が出来た。 多少の集中が必要であったが、雑踏を行きかう人間の内に、『マスター』、あるいは、『サーヴァント』がいるとすれば、彼女はそれを看破出来るだろう。 あそこにいるのは似非の人間もどきだとか、ここにいるのが本当の人間だとか……。 アサシンのサーヴァントとしては、『マスター殺し』も行いやすい状況だ。 気配をかなり落とした別のアサシンでさえも、カナンは感知する事が出来るかもしれない。 それほど強力なのが、彼女の瞳だった。 「……駄目だ、マスター。ここにはいない」 ただ、問題がある。 ビルの一室を借りる形で経営されているこの場所だが、日本の街並みはそこまで見通しが良くないのだ。ビルの隣にはすぐビルがあるのが東京だった。 その上、人口が密集しすぎているばかりに、あまりに情報量が多すぎる。建物の内にも、多くの人間が通っている。 すぐに他のマスターを探し出す事は、彼女とて不可能であった。 以前、渋谷にも来た事があったが、それは友人の故郷だったという事情もある。友人を守らねばならないから、仕方なく日本で活動したのだ。 それもごく短期間の話で、遊びに行くくらいの目的しか持たないのが普通だった。 その時から思っていたが――本来、この日本という街は戦争向けに作られていない。 かつて、『鉄の闘争代理人』と呼ばれた傭兵でもあったカナンとしては、この東京で聖杯戦争などやらされるのは、全く不本意だ。 通常の英霊ならば、人的被害を及ぼさない方が難しい――そんな場所だった。 これはアサシン以外のサーヴァントも同条件だが、その全員がおそらく、大なり小なり息苦しさを感じるのではないかと思う。 事実、既に、『刺青のある男』という気になる人物に大量虐殺が行われている。 本来、おおっぴらに殺し合うべきではないサーヴァントたちが、これほど目立ってしまっているわけだ。 推察するに、それは戦争と何の関わりもないただの愉快犯的な殺戮にしか思えないが、早速、『聖杯戦争』としては綻びが見え始めている。 監督役や裁定者がいるならば、迅速に対応せねばならない事態だろう。 「そうでしたか。――いえ、言う通りに働いてくれてありがとうございます」 アサシンに返事をしたのは、彼女のマスターにあたる男だった。 この事務所の経営者でもあり、名の知れた弁護士でもある彼の名は――『牙琉霧人』。 気品のある金髪の縦ロールの髪型と、銀縁の眼鏡が、彼の能力に奇妙な説得力を持たせていた。 事実、今日の法曹界においては、「最高の弁護士」などとさえ謳われている。 今日は事務仕事が多い中で、アサシンは監視、霧人は本業という形で、時間を潰していた。 それ故に、霧人はアサシンの方を見向きもしない。 彼が話しながら見ているのは、いくつかの書類だった。 アサシンは、この男の事が別段好きでも無かったが、元々傭兵だった彼女は、好き嫌いで役目を買わない事は無かった。 この男が『聖杯を得ておきたい』と言ったのだから、アサシンは理由も聞かずにそれを受諾するしかできない。 それが、雇われて人を殺してきたアサシンのルールだった。 それ故、相手方のマスターがどんな人物なのか知るまでもなく、見つけ次第、弾丸をぶち込むしかない。 もし、アサシンを引き当てたのが別のマスターだったならば、その時は霧人に弾丸をぶち込んでいただろう。 「マスター、今日のニュースだが――」 「刺青のある男の話、ですか?」 「ああ。……何か少しでも情報があったら教えてほしい」 アサシンは、また何となく外を見ながら言った。 今は、視覚を切り替えて、普通の人間と何ら変わる事ない景色が見えるようにしている。 だから、今、アサシンの視界にあるのはただの雑踏だ。 それを見つめながら、少し面白がってもいた。 戦争の場所としては最悪だが、ただ人が集まっている場所としては、なかなか見ていて不思議な光景でもある。 「私には大した情報は入ってきませんよ。その手の情報が入りやすいのは検察官の方です」 「……そうか」 「まあ、一応、弟が検事ですが、もう疎遠ですからね。ここで会うつもりもありません。 ……いや、会ったとしても、彼が容易く情報を明け渡してくれる事もないでしょう」 アサシンは、霧人の方をちらりと見る。 彼の姿を見る時は、時としてアサシンも集中力を研ぎ澄まさねばならなかった。 それというのも、霧人には、時として、どす黒い『憎悪』の色が見えるのである。 今も、薄く黒い色が霧人に重なった。 それは、おそらく『弟』という言葉への憎しみ……。 彼の発する言葉や、微妙なしぐさから、アサシンは感情を読み通せた。 ただ、それを封じる術も霧人は知っているらしく、それがアサシンに不安を過らせる。 何としても隠し通しておきたい事が霧人にはあるらしい。 勿論、それを無視する術をアサシンは備えているのだが、この弁護士という職にある男に如何なる過去があるのかは少々気になった。 「――ただ、『刺青の男』は、やはり、サーヴァントと考えた方が良いという事ですかね」 「ああ。この街でそんな能動的な殺しを始めるのは、多分、魔術師やサーヴァントだけだ」 「なるほど。大がかりな事件がある割に、事件の件数も妙に少ないのは、そういう訳ですか」 「おそらくそうだ。感情のない人形は、傭兵や殺し屋でもない限り、『殺し』をしない」 「……」 「……ただ、気になるのはそんな事じゃないんだ。『刺青』という特徴が、少し気になる。――『男』ではないけど」 アサシンにとってそのニュースが目を引いたのは、ただ相手がサーヴァントだからという訳ではない。 刺青――それは、アサシンの左腕にも刻まれているのだが、同じく刺青が特徴の知り合いが一人いる。 その知り合いが、自分と同じく、この聖杯戦争に現界している可能性も否めないと思ったのである。 ただ、その人物が『女性』であるのが決定的な違いだ。 尤も、日本では少ないとしても、世界では刺青のある人間など珍しくも何ともない。 気にするだけ無駄だと思ったが、それでも、もしかすると、その人物がいる可能性も考えうるので、刺青のサーヴァントはアサシンの興味を引いている。 「わかりました。その事件の資料を、後で警察から受け取っておきましょう」 「出来るのか?」 「簡単な事ですよ。 事件の情報が勝手に入って来るのが検察、自ら得ようとしなければ情報を得られないのが弁護士……それだけの違いなんです」 「……なるほど」 「それに、私はこれでも警察関係者にも顔が利きますから」 霧人は、眼鏡の奥で不気味に笑って、そう云った。 何か妙な含みのある言い方で、それは、霧人の裏の顔をアサシンに確信させるに充分であった。 それは、サーヴァントにとっては、何の関係もない話かもしれないが――。 【クラス】 アサシン 【真名】 カナン@CANAAN 【属性】 混沌・中庸 【ステータス】 筋力D 耐久E 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具B 【クラス別スキル】 気配遮断:B 自身の気配を消す能力。 完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【固有スキル】 共感覚:A+ 本来独立している筈の『五感』が全て同時に機能している、アサシンの特異体質。 文字に色がついていたり、音が形として見えたり、人間の感情を察知したりといった事が可能。 その為、『気配感知』や『千里眼』のスキルも、このスキルに内包する。 更に、アサシンは予知に近い数秒未来の出来事までこのスキルで読む事が出来る。 仕切り直し:A 戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。 心眼(偽):C 直感・第六感による危険回避。 虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。 【宝具】 『鉄の闘争代行人(テツノトウソウダイコウニン)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1~100人 ウーアウイルスによって人為的に齎されたアサシンの驚異的な身体能力や共感覚と、これによる闘争活動から得たアサシンの戦場での逸話。 自身の『共感覚』をフル稼働させる事により、一帯の戦闘区域や敵の位置を完全把握する事が出来、それにより、全く土地勘のない場所でも地形を余す事なく生かした戦闘が可能となる。 その為、アサシンがこの宝具を用いて戦闘を開始した瞬間、初見の区域であっても、アサシンはその場で多角的な『先読み』が出来るようになり、殆ど直感で周囲を最適かつ自在に移動する。 一見すると彼女の視界に入っていない物体や事象も、彼女は嗅覚や聴覚からそれを把握し、その場全ての配置や動きをほぼ完璧に読み取り、脳内で瞬時に処理し、判断する。 また、アサシンの身体能力や戦場における知性そのものが異常に高く、その場にある武器の最適な使い方を共感覚を用いずとも理解し、駆使できる。 まさしく、五感全てが連結した共感覚と、身体能力や情報処理能力などが全て詰め込まれた、完全なる戦闘倫理。逃走の際にも用いる事が出来る。 ただし、「殺意を消す」、「気配を消す」、「感情を心の奥底に閉じ込められる」といった相手や、過度の感覚妨害は苦手とし、そうした相手には宝具を用いる事が苦手となる。 【Weapon】 『ベレッタPx4ストーム』 『ナイフ』 【人物背景】 鉄の闘争代行人と呼ばれるフリーランスの傭兵。 かつてウーア・ウィルスで全滅した中東の村の生き残りであり、抗ウィルス剤なしで症状を耐えきった初めての人物。 その結果、元々持っていた『共感覚』が大幅に強化され、五感を全て同時に使用する事ができる。 NGOの夏目に依頼され宿敵、アルファルド・アル・シュヤが率いる組織「蛇」との戦いに臨む。 以前、中東で出会った大沢マリアという女性に深い友情を感じている。 【サーヴァントとしての願い】 なし。 単なる雇われの戦争屋のようなもの。 【方針】 マスターの為に聖杯を得る方針。 まずは、他のマスターを探索する事と、『刺青の男』の調査を行いたい。 霧人に対しては不信感も大きいが、自分は雇われたものとして、感情が許す限り任務を全うする。 【マスター】 牙琉霧人@逆転裁判4 【マスターとしての願い】 聖杯の獲得。 【weapon】 なし 【能力・技能】 「法曹界でもっともクールな弁護士」、「現在の法曹界で最高の弁護士」などと言われる天才的な弁護士になれる実力があるらしい。 念動力で証人が捨てた物を浮かせたり、髪の毛を逆立てたりといった事が可能。 ポエムを詠む事ができる。 あんまり出てこない「黒いサイコロック」を発動する事も可能。 【人物背景】 32歳。職業は弁護士。 「法曹界でもっともクールな弁護士」、「現在の法曹界で最高の弁護士」などと言われる天才的な弁護士であり、主人公・王泥喜法介の師匠でもある。 また、歴代シリーズの主人公である成歩堂龍一の親友でもあり、牙琉響也の兄でもある。 優雅な立ち振る舞いで一見すると冷静だが、実はプライドが高く、自身のプライドが傷つけられると根に持つ模様。 その為、「逆転裁判4」においては、「プライドが傷つけられた」と短絡的な動機で他人を殺した後、「法の抜け穴」を利用して他者を欺いてきた。 しかし、最後には、弟子や親友や弟の突き付けた真実と、大衆の民意に敗北する。 作中最終回での逮捕後は、おそらく死刑判決を受ける可能性が高く、実質的には死刑待ち状態からの参戦。 【方針】 聖杯狙い。 聖杯によって、自らに課された罪を消し去り、自身の刑を回避する。 ただし、自身の内面は厳重に秘匿しておき、サーヴァントにも目的を隠したまま聖杯戦争に臨む。 仕事をこなしつつ、『刺青の男』の調査も行っておきたい。 【備考】 この世界では、牙琉弁護士事務所で一人で働いています。 また、霧人の感情はカナンにも見えづらいようです(「黒いサイコ・ロック」などを発動できる影響)。 候補作投下順 Back このロクでもない戦争から生還を! 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【アサシンスキルプレート】【アサシンアクティブ】へ 盗賊と同様のスキルは省略 盗賊極意4 [効果]命中にボーナスを得る [必要SP]4 盗賊極意5 [効果]命中にボーナスを得る [必要SP]3 集中Lv2 [効果]クリティカル確率が向上する [必要SP]5 疾風4 [効果]回避にボーナスを得る [必要SP]2 疾風5 [効果]回避にボーナスを得る [必要SP]3 毒薬研究1 [効果]状態異常になる確率が減少する [必要SP]0 毒薬研究2 [効果]状態異常になる確率が減少する [必要SP]3 毒薬研究3 [効果]状態異常になる確率が減少する [必要SP]5 スティーラー [効果]ミッション後の獲得金が上昇する(約1.3倍) [必要SP]?
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未だに夢に見る。 卑小で薄汚い欲望に満ちた大人たちによって蹂躙された陽だまりを。 血塗れになって倒れる彼女。いくら泣き叫んでも知らぬふりをする周囲。 その時になってようやく悟った。間違っていたのは世界ではなく自分たちなのだと。 弱肉強食、強きが全てを奪い尽くす。世界の真理はそんな単純でありふれたもので、「格好良い大人」なんてものは何処にも存在しないかった。 そうして視界に色が戻った時、自分は全てを失っていた。 憤りさえ覚えなかった。こんなことになるくらいなら、感情など無くなってしまえばいいとさえ思った。 だから自分は道徳も倫理も捨て去って殺し続けた。今までもこれからも、それだけでいいと思っていた。 けれど。 その果てに、あたしは――― ▼ ▼ ▼ 未だに夢に見る。 夢の中の自分は、大きなガラス筒の中で生暖かい透明な液体に浸かって眠っていた。 次々とやってくる人たち。彼らの心は鮮明に頭の中に流れ込んできて、彼らは皆お金か戦争か、そればかりを考えていた。 怖くなった。だから静かになってと、それだけを願って力を込めたら、それだけで彼らは皆動かなくなった。 彼らは何度もやってきた。誰も彼も自分を殺したいか利用したいと考えていた。彼らは次々動かなくなった。 あるとき、優しそうなお婆さんがやってきた。頭の中にはお金でも殺人でもなく、帰りを待っている家族の姿が映っていた。 そのことに、自分は安堵した。けれどお婆さんは自分に銃を向ける。 お婆さんの息が絶える時、頭の中に見えたのは病気で寝ている孫の顔だった。お婆さんは心の中で孫に詫びながら死んでいった。 もう、誰も殺したくなかった。 だから自分はもう終わってよかった。次にやってくるのが誰であろうとも、その人の自由にさせようと考えた。 けれど。 その果てに、僕は――― ▼ ▼ ▼ 「失敗しちゃったのね、あたし」 ベッドスタンドの灯りだけが薄ぼんやりと光る部屋の中、簡素な造りのベッドの縁に腰かけた彼は、振り絞るような声音で呟いた。 中性的な外見の男だった。スラリと細く長い手足は男とは思えないほどで、しかし痩身の不健康さとは無縁な均整の取れた体は正しく美麗と呼称できるだろう。顔を彩る耽美さといい、彼が普段から美容に気を使っているのだということは容易に察することができた。 そんな、情をこめて微笑めば大抵の女子は振り返るのではないかと思える相貌は、しかし今は憂鬱の翳りに晒されていた。強い悲しみや喪失感に苛まれているというわけではないようだが、それでも表層に浮かんだ負の情念は隠しようがない。 有栖院凪という名の男は、己の無力を嘆くように、ただ項垂れていた。 「あたしの裏切りも、それで何をするのかも完全に筒抜けだった……尻尾掴ませるようなヘマをしたつもりはなかったけど、"そういうこと"ができる伐刀者がいたってことかしら。 やっぱりメンバーの詳細を掴みきれなかったのが痛かったわね」 「まあ、そっちの事情は大体分かったけどさ」 答える声は高く、それが未だ変声期を迎えていない少年のものであることは一声で分かった。 視線を向ければ、そこにいたのは印象を裏切ることのない小柄な少年だった。黒目に黒髪、特にこれといった特徴のない、普通の東洋人にも見える少年だ。 けれど伐刀者としての眼識を持つ凪には、その小柄な体躯に秘められた規格外の魔力の多寡がはっきりと感じ取れた。単純な総魔力量だけを見ても、自分の知る如何なる伐刀者をも超えて余りある。それはサーヴァントと呼ばれる、凪に与えられた"力"の具現であった。 明らかな超常の力を漂わせて、しかしそんな気配など微塵も感じさせない少年は、凪に問いかけた。 「結局マスターはどうするつもりなの。その暁学園とかいうのを止めたいっていうなら、こんなところで油売ってる暇なんてないでしょ。そいつら止めるためだけに聖杯が欲しいって言うんなら、流石に仰々しいとは思うけどさ」 若干呆れたような口ぶりの少年に、凪は同意を示す苦笑だけを返した。 既に少年には、凪が直前まで何をしていて、そして何を目的に動いていたのかを伝えてある。無論、この状況そのものに疑念を抱いている凪は馬鹿正直に自分の身の上を話すつもりなどなく、当然少年にも虚実入り混ぜた話をでっち上げて話したのだが、不思議なことに少年は凪の話に含まれた虚実の部分のみを正確に看破してのけた。聞けば「そういう機能」があるとかで、流石の凪もこれには観念して改めてこうなった経緯を話した、という一幕があった。 凪の身の上を一言で言えば、とある学園に任務で潜入している暗殺者だ。暁学園という架空の学園組織に協力する形でその行動を補佐するために破軍学園へと入学し、そこの有力者たちと親交を深めた。そして来る前日、ついにその任務を結実させる決行日が到来したのだが…… 「そうね……あたしとしても、こんなところに招かれるなんて予定外だったの。正直言えば早く帰りたいっていうのが本音ね」 言って凪はこの昭和の街へと連れられる前、すなわち元の時代で意識を失う直前のことを思い返した。 凪の任務とは破軍学園を裏切り、その構成員へと奇襲を仕掛けることだった。凪はそれを迷いなく遂行した。ただし、裏切る対象は破軍学園ではなく暁学園の側であった。 それは疑う余地もなく、自らの所属する組織への反逆だった。今まで忠実に任務をこなし、勘定さえも捨て去ったはずの凪が何故そのような暴挙に出たかと問われれば、それは情に絆されたとしか言いようがなかった。 任務遂行のために近づいた少女が抱く願いと心が、あまりにも綺麗だったから。理由なんて、結局はそんなものだ。けれど、そんなつまらない理由であっても、自分はこうしてかつての光を取り戻すことができた。 だから後悔などしていないし、今もその少女や周りの人たちを救いたいと思っている。自分の無力は百も承知だが、それでも通したい意地はあるのだ。だからこそ早急な脱出を凪は望んだ。聖杯など知ったことではないし、帰れるならさっさと帰還したい。 ……奇襲に失敗して敵に捕まり気絶したところを連れてこられたから、そういう意味では僥倖だったのかもしれないが。 「とはいえ現状分かってる中で一番確実な帰還方法が聖杯の獲得なのよね。はぁ、もういっそ優勝目指しちゃおうかしら」 「マスターがそれを望むなら僕も吝かじゃないけどね。けど、それは難しいんじゃないかな。だってほら、僕アサシンだし」 「あら、あなた言うほど弱いわけじゃないでしょ」 「そりゃ僕だって負けるつもりはないけどね。それでも現実問題として真っ向から華々しく、なんてことはできそうにないからそこは分かってほしいかな」 語るアサシンの少年は、しかし弱気な様子など微塵も感じられない。その口調はあくまで性能的な特徴を語るのみで、本人の言う通り負ける気などさらさらないようだった。 「……実を言うとね、あたしにも叶えたい願いの一つや二つはあるの。それも聖杯なんて埒外の奇跡、そんなものが本当にあるなら、変えたい過去はいくらでもある」 それは例えば、生涯忘れることはないだろう親友の死であったりとか。 あるいは、汚いものを見せてしまった子供たちのことであるとか。 他にも他にも、後悔はすぐ思いつく範囲でさえも数え切れず、自分の半生は間違いと無力と無念で満ち溢れたものだけど。 「けどね、あたしはそれよりも珠雫たちのことのほうが大事。過去を忘れるつもりも蔑ろにするつもりもないけど、でも守れなかった過去よりもまだ守れる今のほうがあたしは大事なの」 凪は俯けていた顔を上げて、言った。 「だからアサシン、あたしは元の世界に戻るわ。そのために力を貸してちょうだい」 「うん、分かった」 その言葉にアサシンは当然だと言わんばかりの態度で向き直る。 「僕にも叶えたい願いはいくらでもある。けど、それは過ぎ去った昨日のことでしかない。そこはマスターと同じ意見だよ。だから」 何か眩しいものでも見るような目で、アサシンは凪を見つめた。 「いいよ、僕がきみに力を貸そう。悔やむのも苦しむのも、まずは諦めず頑張ってからだ」 差し出された右手を取って、凪は己の侍従たるアサシンに軽く笑みを返した。 共に描くはまだ見ぬ未来。忘れ得ぬ過去を胸に抱いて、それでも彼らは明日を往く。 心より助けたいと願った、一人の少女のために。凪はこの身を修羅に堕とそうともその一念を貫くのだと決めたのだった。 【クラス】 アサシン 【真名】 天樹錬@ウィザーズ・ブレイン 【ステータス】 筋力D 耐久C 敏捷B+++ 魔力A 幸運B 宝具B 【属性】 中立・中庸 【クラススキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 【保有スキル】 I-ブレイン:A 大脳に先天的に保有する生体量子コンピュータ。演算により物理法則をも捻じ曲げる力を持つ。 また、I-ブレイン自体が100万ピット量子CPUの数千倍~数万倍近い演算速度を持ちナノ単位での思考が可能。極めて高ランクの高速思考・分割思考に相当する。 工作技術:B 敵地に侵入・掌握するための諸般の技術。生前のアサシンは依頼達成率100%の便利屋として数多のプラント等に潜入し、軍の戦艦の中枢すら掌握したことさえある。 ランクはダウンするも陣地破壊・破壊工作・情報抹消の他、電子戦のスキルを取得可能。 仕切り直し:C 戦闘から離脱する能力。 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。 【宝具】 『元型なる悪魔使い(ウィザーズブレイン・アーキタイプ)』 ランク:B 種別:対人~対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:300 全ての魔法士の雛形にして完成型。世界でただ二人の対存在であることに加え、原初の魔法士の能力を再現したものであるため、神秘の伴わない未来科学の産物としては破格の神秘を内包するに至った。 魔法士としての固有能力は「無限成長」であり、本来書き換え不可能な基礎領域を書き換えることによりあらゆる能力を使用可能とする。 アサシンは自身が長時間に渡り目撃・確認したあらゆるスキルと技能系宝具を、種別や分類・原理にもよるが習得可能である。ただし悪魔使いのコピー能力は仮想的な能力の再現であるため、習得したスキル等はオリジナルと比べてランクが1段階低下する。 また、以下の魔法士能力を使用可能。基本的には2つまで同時使用が可能だがアインシュタインとサイバーグのみ単独でしか発動できない(アインシュタインは機能を制限することにより同時使用が可能)。 「短期未来予測デーモン・ラプラス」 ニュートン力学に基づき、3秒先までに起こり得る未来を可能性の高い順に表示する短期未来予測。極めて高ランクの直感及び心眼(真)に相当する。 「運動係数制御デーモン・ラグランジュ」 騎士の身体能力制御のデッドコピー。 運動速度を5倍、知覚速度を20倍にまで加速する。ただし不自然な動きから発生する反作用を全て打ち消す関係上、加速による運動エネルギーを得ることはできず結果として倍加されるのは単純な速度のみとなる。 「仮想精神体制御デーモン・チューリング」 人形使いのゴーストハックのデッドコピー。 接触した無機物に仮想的な精神体を送り込み、無理やり生物化させて支配下に置く。生み出されるのは大抵は数mの巨大な腕であり、それ単体では10秒程度しか形を維持できず、物理的な強度も元となった素材に左右される。 アサシン単体では同時に生み出せるのは一体のみだが、高度な演算能力を持つ外部デバイスと合わせればそれ以上の数を生み出すことも可能となる。 「分子運動制御デーモン・マクスウェル」 炎使いの分子運動制御のデッドコピー。 基本的には大気中から熱量を奪うことで窒素結晶の弾丸や槍、盾を作り出し攻撃・防御に転用する他、一点に熱量を集中させることによる熱量攻撃を可能とする。最大射程は視認できる範囲まで。 二重常駐させることにより、氷の弾丸を制御しつつ同時に熱量を操作して弾丸を水蒸気爆発させるという使い方もできる。 「論理回路生成デーモン・ファインマン」 空賊の破砕の領域のデッドコピー。分類的には情報解体に相当する。 直径20センチほどの限定空間に論理回路を生成し、接触した対象を情報解体し物理的には分子・原子単位まで解体する。ただし事前に空間内の空気分子の数を制限する必要があるため、マクスウェルとの併用が前提となる能力である。 「空間曲率制御デーモン・アインシュタイン」 光使いの時空制御のデッドコピー。 重力方向の改変による飛行、空間を捻じ曲げることによる超重力場の生成、空間跳躍、重力レンズによる防御、対象を無限の深さを持つ空間の穴に30分だけ閉じ込める次元回廊を使用可能。 機能を制限した場合、重力の軽減による落下速度の抑制のみ使用可能となる。 「世界面変換デーモン・サイバーグ」 騎士の自己領域のデッドコピー。 自身の周囲1mに通常とは異なる法則の支配する空間を作り出し、その空間と共に移動することにより亜光速での移動が可能となる。自身のみならず領域内に侵入した他の者も同一の条件下で行動可能。 ただし発動可能時間は主観で3分のみ。それを過ぎればweaponのナイフに埋め込まれた結晶体が崩壊し使用不可能となる。 【weapon】 サバイバルナイフ: 銀の不安定同素体であるミスリルで構成されており、物理・情報の両面において非常に頑強。 柄にはサイバーグ発動に必要な結晶体が埋め込まれている。これが破損した場合は魔力を用いて修復することが可能であるが、相応に時間がかかる。 【人物背景】 依頼達成率100%を誇る便利屋の少年。世界に二人しか存在しない「悪魔使い」の片割れであり、世界最強格の魔法士の一人。 シティ神戸の崩壊、シティロンドンにおける世界樹の種にまつわる騒動に関与し、その身は否応なく世界規模の戦いへと投じられることになる。 【サーヴァントとしての願い】 願う事柄は無数に存在する。 しかしそれらに無理に固執するつもりはなく、マスターの好きにやらせようと考えている。 【マスター】 有栖院凪@落第騎士の英雄譚 【マスターとしての願い】 珠雫の願いを、珠雫の大切な人達の夢を壊させない。 【weapon】 黒き隠者(ダークネス・ハーミット) 【能力・技能】 伐刀絶技:日陰道(シャドウウォーク) 影を対象とした概念操作系の伐刀絶技。影への潜航や影縫いによる行動阻害などが可能。 また、暗殺者としての諸般の技術にも優れる。 【人物背景】 破軍学園の一年四組所属。主人公である黒鉄一輝やその妹である黒鉄珠雫といった面々の友人。体は男で心は乙女、実際女子力はかなり高い。 元々は国外において親に捨てられスラムで生活するストリートチルドレンだった。しかし無法者の手で無二の仲間が殺されたことをきっかけに「解放軍」と呼ばれる犯罪組織に身を投じ、黒の凶手と呼称されるほどの暗殺者に育つ。 破軍学園に入学したのも本来は解放軍の任務の一貫であり、明るく優しい態度も見せかけのものでしかなかったが…… 4巻、暁学園に奇襲仕掛けて返り討ちに遭い気絶した辺りから参戦。 【方針】 早急な帰還、及び暁学園の返り討ち。 聖杯の入手は基本度外視だが必要になったら入手を目指すし、仮に入手して危険性がないことを確認できたら迷いなく使用する。 なお道中での殺人には躊躇なし。 【把握媒体】 有栖院凪:アニメだと参戦時期までやらないので原作読んでください。4巻まで読めばいいです 天樹錬:ラノベです。1巻と4巻読めば大丈夫です。2巻と3巻には登場しないのでこっちは読む必要はないです
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┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アサシン ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┓ 【真名】:プリアモス 【レベル】:15(65) 【アライメント】:中立/中庸 【タイプ】:Arts/Quick/Buster(可変) ┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:10 【耐】:10 【敏】:10 【魔】:10 【運】:10 【宝】:10(210) ┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:☆☆☆ 【貯蔵魔力】:140/140 【魔力供給の不足】:なし ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ヾ `≧x \ / ,.へ、 ヾ ;! _,.-―‐-、_ / \ ,.ゞ ´ _;; -ー ォ / \ チ ´ !、 'ー-=ニ二三 _ ´ ;、 ;ト、 l ヽ `} ぇ´ ``ヾ、リ゙´ ´\ ! ゝ ) f'-‐=z、 _,,X Lゞ { ゙! l.ー=テ=tミヽ、 , ィ彡チ=メ}ァ`{ ゝ `) ! `ー゙-゚-'‐ ` ) '"ー゙-゚-'‐" ! 」 ! ,;〈 、 ,!彡 /,-ミ ` ,'´ヘヽ 〈 {ー', 、 __ _, ,f―) .〉 ヽ.`ー',  ̄  ̄ ,!`ー'./ `ー弋 /!`ー" lヽ、 ,イ | | \ / | | ヽ、__,/ ! ノ´「 ̄ ̄ ̄>< ̄ ̄ ̄`|、 r' | >'Vニニ/ヽ、 | ゝ、 _/ |/ V二/ \ !. ヘ、 -―――' ̄/ |´ /ニ ニ\ ` | ヽ` ー―- _ / | /二二二∧ ! \  ̄ `ヽ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 〇気配遮断:- (種別:一般 タイミング:常時) そんなものはない ○我が子への陰行:EX (種別:一般 タイミング:常時) 「敵対」状態にある相手との関係性を「中立」、或いは「友好」へと変更する。 但し、その相手が会話を為せない相手の場合は対象毎に「一度」のみ使用可能。 ヘクトールの遺骸をアキレウスから受け取りに行った逸話より。 気配遮断相当のクラスとして作用し、対象に気付かれないのではなく対象と敵対しない効果を齎す。 或いはそれは、彼が生まれ持った雰囲気によるものか。 ○カリスマ:A- (種別:一般 タイミング:戦闘開始前) 自陣に参戦しているキャラクター達の最終合計ステータス値を「参戦者数×10」増加する。 亡国の王としての才能。 英雄達の父親としての才能であり、敵対者からすれば奪うべき王冠としての効果を発揮する。 ○ヘーシオネーのヴェール:EX (種別:一般 タイミング:常時) 自身、及び契約しているマスターのステータス・スキル・宝具を全て隠蔽・一部を変更する。 このスキルで変更可能なものは【タイプ】【最大2つまでのクラススキル、あるいは種別:一般の固有スキル】である。 変更するには現界後、自身の眼でそのスキルの発動を確認している必要があり、 変更したスキル数値・効果確率はそのスキルの半分とする。 .;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.; ヘラクレスによって捕虜にされた後、王女であるヘーシオネーに依ってその身を贖われた事に由来する固有スキル。 名を変えることで、過去の自身との縁を一時的に断つ…………という、姉からの愛に近い効果。 (スキル枠) ○(種別:一般 タイミング: 消費魔力:) ○(種別:一般 タイミング: 消費魔力:) (宝具枠) ○(種別:一般 タイミング: 消費魔力:) ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○トロイア、最後の王(イーリアス) ランク:不明 種別:特殊召喚宝具 タイミング:常時 消費魔力:現在値の半分 宝具のステータス上で余っている数値分(初期200点、成長後の数値は全て宝具)を他の数値に振り分ける。 この時、振り分けることが可能な数値は下限10点、上限無しとする。 また、任意の種別:一般のスキル一つを効果時間中、このキャラクターに付与し、参戦者数を常に「+3人」する。 この時、スキルによる効果取得と宝具による効果取得で同一スキルの取得は可能。 ヘクトール、パリス、カッサンドラ、グラウコスetc...など、数多くのトロイア戦争の英雄に関わった王であり父としての宝具。 本来は英霊としての格も不足しているため、幻霊に近い存在として現界している。 この宝具を発動することで、自身と縁を持つ英霊を一時的に召喚・自身が存在するための核として使用できる。 発動し直す事で召喚した疑似英霊の力を振り分け直すことも可能。 自身は戦わず、戦えず。 唯死した子供を祀り、イーリアスは幕を閉じる。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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【クラス】アサシン 【名前】罪人のアサシン 【性別】女性 【容姿】簡素なワンピースに身を包んだ黒髪ロングヘアの女性。顔の左半分を覆う、傷痕のような形状のタトゥーが目を引く。彼女曰く、罪人の印だとのこと。 【英雄点】40点(ステータス:20・スキル:20):令呪2画消費 【HP】15/15 【筋力】E:1 【耐久】C:3 【敏捷】A:5 【魔力】E:1 【幸運】EX:8(10) 【パッシブスキル】一撃必殺 【スキル1】気配遮断:A 10点:先手判定時、補正値5を得る。交戦フェイズ中に相手前衛に対し、奇襲攻撃を行える。 【スキル2】道具作成(毒):A+++ 5点: 奇襲攻撃時、補正値5を得る。相手魔人の攻撃対象変更を無効にする。 【スキル3】皇帝特権(偽):EX 5点:戦闘続行(HPが0になった時、1度だけHP1で耐える) 【その他】秩序・悪 人属性 【宝具】『その太陽が陰るまで(ヒストリア・ミストルトゥ)』 1/1 【ランク・種別】A++:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人 【効果】このキャラクターが同盟を結んだ時に宣言し発動する。同盟したキャラクターが持つ英雄点増加を除く魔人保有スキル一つを選び、スキル枠を無視して習得する。ただし、すでにこのキャラクターが持つスキルと同効果の物は選択できない。この効果は永続するが、何らかの要因(同盟者の脱落、裏切り等)により同盟が解除された場合、即座に効果は解除され、さらにこのキャラクターは15点のダメージを受ける。 【宝具】『世に毒草の種は尽きまじ(ロクスタ・エグゼキューテッド)』1/1 【ランク・種別】A+++:対群宝具 レンジ:1~100 最大補足:999人 【効果】自身からの裏切りでない要因で『その太陽が陰るまで』の効果が解除されて以降、使用可能。魂喰いが行えるエリアでのみ使用可能。 相手前衛全てに攻撃できる。奇襲攻撃時、補正値5を得る。スキルと陣地による奇襲防御補正を貫通する。さらに、魂喰いを行う(この宝具の回数回復も可能)。 【真名】ロクスタ 【真名解説】ロクスタは古代ローマ時代の悪名高い女毒殺者である。 皇帝クラウディウス、さらにはブリタニクスをその毒によって排除した彼女は、その後有罪判決を受けながら皇帝ネロの庇護によって生き残ったとされる。 比較的記録の多い時代を生きた彼女だが、その生涯は多くの謎に包まれている。 【宝具解説】 『その太陽が陰るまで(ヒストリア・ミストルトゥ)』 【ランク・種別】A++:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人 自身を庇護する宝具。強き力を持つものの力を借りる事により自身の力を増すが、それは庇護が途切れた際の脆弱さと紙一重である。生前、彼女が皇帝の庇護によって生き残ったことを具現化した宝具。 寄らば太陽の陰。 『世に毒草の種は尽きまじ(ロクスタ・エグゼキューテッド)』 【ランク・種別】A+++:対群宝具 レンジ:1~100 最大補足:999人 【効果】虐殺宝具。毒による無差別殺戮を行う。民草を巻き込むをいとわない、を通り越し、『民草を巻き込まなければ発動できない』悪性の宝具。 無論、彼女の時代には人の扱える毒ガスなど夢のまた夢であることは言うまでもなく、彼女自身というよりも、毒という存在が引き起こした市民の狂想、妄想の持つ宝具という色彩が強い。 宝具名は言うまでもなく、有名な泥棒の台詞の盗作。
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アレグザンダーフッド(2)(アレグザンダー・フッド) アレグザンダーランバートフッドの別名。
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アサシン 防具 胴体 / 足 番号 アイテム名 Lv 性別 攻撃 防御 速度 入手方法 購入価格 001 竜皮のジャケット 01 - 0 2 0 エルロンド城下町 暗殺者の店 ジョージ (51,37)エルロンド城下町 転職防具の店 アヤ (39,30) 14 竜皮のズボン 2 10 002 夜のジャケット 05 - 0 5 0 エルロンド城下町 転職防具の店 アヤ (39,30)アテーリア草原北 村の雑貨屋 オリバー (44,13) 41 夜のズボン 4 30 003 漆黒のジャケット 08 - 0 8 0 エルロンド城下町 転職防具の店 アヤ (39,30)アテーリア草原北 村の雑貨屋 オリバー (44,13) 146 漆黒のズボン 7 107 004 隠密のジャケット 12 - 0 11 0 アテーリア草原東 行商人 トーマス (37,52)アテーリア草原北 村の雑貨屋 オリバー (44,13)ゼスの森東 行商人 クワットロ (46,40)コルキア村 旅の行商人 カルディ (29,32) 453 隠密のズボン 11 333 005 疾風のジャケット 15 - 0 14 0 ゼスの森東 行商人 クワットロ (46,40)コルキア村 旅の行商人 カルディ (29,32)愚者の焦土北 行商人 トーレ (39,15) 785 疾風のズボン 13 575 006 暗殺者のジャケット 20 - 0 19 0 コルキア村 旅の行商人 カルディ (29,32)愚者の焦土北 行商人 トーレ (39,15) 1379 暗殺者のズボン 18 1101 007 毛皮のジャケット 23 - 0 22 0 コルキア村 旅の行商人 カルディ (29,32) 1726 毛皮のズボン 21 1260 008 百人暗殺団長の闘衣 24 - 0 26 0 ブック 闇竜の祭壇調査 - 百人暗殺団長の下衣 24 - 009 レクイエムジャック 25 - 0 29 0 6塔 ロストクロニクル ジュンガナンガ L27 (3階) - レクイエムレッガー 26 エメラルドテイルの塔 5階 010 鋭鱗服(胴装備) 30 - 0 25 0 コバルティコアの塔 5階 (クリティカルヒット発生率+3%(物理魔法両方), 魔神耐性+3%) - 011 コバルティシンジャック 30 - 0 33 0 コバルティコアの塔 5階 (魔神耐性+3%) - コバルティシンレッガー 29 コバルティコアの塔 4階 (魔神耐性+3%) 012 - 0 0 013 - 0 0 014 - 0 0 015 - 0 0 016 - 0 0 017 - 0 0 018 - 0 0 019 - 0 0 020 - 0 0 頭 番号 アイテム名 Lv 性別 攻撃 防御 速度 入手方法 購入価格 001 - 0 0 002 - 0 0 003 フェイスマスク 7 男 0 3 0 アーテリア草原東 行商人 ヘンリー (28,42)エルロンド城下町 暗殺者の店 ジョージ (51,37)アテーリア草原北 村の雑貨屋 オリバー (44,13) 68 004 フェイスマスク 7 女 0 3 0 アーテリア草原東 行商人 ヘンリー (28,42)エルロンド城下町 暗殺者の店 ジョージ (51,37)アテーリア草原北 村の雑貨屋 オリバー (44,13) 68 005 シャドーマスク 14 男 0 5 0 ゼスの森東 行商人 クワットロ (46,40)愚者の焦土北 行商人 トーレ (39,15) 157 006 シャドーマスク 14 女 0 5 0 ゼスの森東 行商人 クワットロ (46,40)愚者の焦土北 行商人 トーレ (39,15) 157 007 - 0 0 008 - 0 0 009 - 0 0 010 レクイエムマスク 25 - 0 10 0 6塔 ロストクロニクル サルディンマータ L30 (5階) -
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無題 Name としあき 11/04/17(日)16 48 37 No.6447339 del ■スペース三国志■ パワードブラス ネオヴォイドの一種、全長は18mほど 旧帝国の『ヘキサブラス』の流れを汲む人型に近い機械生命体 頭部に生物的な眼球を1つ有しモノアイレールで左右に動く 太くがっしりした脚部を有しふくらはぎと足首に推進装置を持つ 全身を重厚な黒と灰色の装甲で固めたヘビー級でパワーと防御力が高い 腕が2対あり1対は通常のマニピュレーターだがもう1対は肩アーマーの上から生えている 伸縮する腕部の先に拡散ビーム砲を内蔵した大型クローを持つ また、腰の両サイドに展開式のプラズマキャノンを備えており火力面でも優秀 プラズマキャノンが展開すると銃身の中ほどについている照準器の目蓋が開き眼球が現れる 武装は重粒子イオンライフル、展開式可変速プラズマキャノン、ビームサーベル 破砕用大型クロー、クロー部拡散ビーム砲2基
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特性 AI2回行動 メガボディ れんぞく どく攻撃 耐性 スキル アサシンブロス
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┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アサシン ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:アスモデウス 【レベル】:70 【アライメント】:混沌/悪 ┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:40 【耐】:30 【敏】:60 【魔】:60 【運】:10 【宝】:80 ┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:恋愛脳 【貯蔵魔力】210/210 【魔力供給の不足】:なし ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ / \ / ヽ / / 、 / / / | ヽ l l j// / / .| | | l い l |// ; | l | |}| | l /イ| | | | ||| j||| l l | . | l | 从lT辷ト| j| l-―|- L| ノ | | l | ll | / __)xzミヽ ノjノノノ‐jノノノ`ト/j | j l| 八 / . |Y~{i介 云宍笏ミ j j | } \ / . l ゝ`''’ 乂゚ンノ⌒ . . ハ j jノ 八 . 、 ` '''" / . ∥ ///" jl| / 、 、 / . / // {{ | jィ{/ \ ー ''’ / / / / 八ト;;{ \_... -‐ / / // /⌒ ー--‐辷r-f^//// 人 / 个Vシ" /. \ \ {ノ{ _彡 \ /| ト ∥ ̄ _,,,, `''< f{ | |_ }j} ∥ /ア⌒ー-- '''" ヽ }ヘ | l=ミx\〈廴∥_ノ/ 、 ノ ヘ| |⌒Y))ソ)f∥ミf",,x=‐_ { l_ \  ̄ ̄\⌒/Y}ンノヘ三三ニミx、 . 、 |ヽ⌒ヽ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○気配遮断:A (種別:一般 タイミング:常時) サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 自陣への情報収集判定に「-20%」する。 さらに、常に勝率に「+20%」の補正を得る。 ○千里眼:C++(くらいがいいなあ) (種別:一般 タイミング:常時) 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力を向上させる。 遠くからカップルを眺めて2828するために編み出した、アホか。 全陣営の位置関係を常に把握し、情報収集判定に「+20%」する。 ○悪魔の智慧:A (種別:一般 タイミング:常時) 悪魔の見識と智慧であり、契約を交わした召喚者へそれを授ける事ができる。 アサシンは幾何学や天文学などの秘術を教えてくれるという。 このキャラクターとそのマスターが行う戦闘を含めた、あらゆる判定の成功率に「+25%」する。 この効果は重複する。 〇色欲の権能:EX (種別:特殊 タイミング:常時) アサシンが持つ『大罪』そのもの。 本来は見境なく洗脳に近い魅了スキルを振りまく恐ろしいものだが、 当の本人がただの恋愛脳なので、ほぼ無害化している。 戦闘時、自身のレベルと全ステータスを「+(その場にいるカップルの数)×20」する。 ○姦計:A (種別:権能 タイミング:常時) 3/3 他者を陥れる才能。 アサシンの謀略は彼のソロモン王すら一時的とはいえ陥れた。 ランダムイベントでの接触やランダム襲撃など“対象がランダムで決まる行動”を 1シナリオに3回まで振り直せる。 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 〇星回りの指輪 ランク:B 種別:対人宝具 タイミング:ターン開始時 消費魔力:なし アサシンが気に入った相手に与える特殊な魔術礼装。 所持者をあらゆる厄災から護る特級の護符であるが、作成者本人が災いを持ってくるとは言ってはいけない。 1ターンに1回、礼装「星回りの指輪」を一つ入手する。 ・「星回りの指輪」…所持者に対する暗殺・精神的干渉を無効化する。 また、消費することで貯蔵魔力を「+80」回復する。 〇七つの結び目・首括りの悪夢 ランク:A 種別:対人宝具 タイミング:戦闘開始直後(最速) 消費魔力:30 少女サラに憑依し、彼女が結婚する度、初夜に夫を絞め殺した逸話が宝具として具現化したもの。 魔槍に「呪」を纏わせることで、命中した瞬間、対象は如何なる存在であれ「窒息死」する。 ……が、流石に物騒なので本人が自重した結果、令呪を一つ削るだけの宝具と化した。 敵陣に存在するキャラクターを一名指名する。 〔(このキャラクターの【魔】)-(対象となったキャラクターの【運】]%の判定を行い、 成功した場合、対象の令呪を一つ消費させる。 ただし、この宝具は初見のキャラクターのみしか対象にできない。 〇狂暴の神、ここに在りて(アエーシェマ) ランク:A++ 種別:対軍宝具 タイミング:セットアップ/クリンナップ 消費魔力:80 自身の本来の姿、悪神アエーシェマの力の断片を解放する宝具。 アエーシェマは飲酒による酩酊や粗暴な行為を司ることから、対象を酔わせて力を削ぎ、 それを自身の力として転写する宝具となった。 敵陣に存在する全てのキャラクターに対して「レベル」%の判定を行う。 判定に失敗したキャラクターは【酩酊】状態になり、全ステータスを「-20」される。 しかし、【酩酊】状態はその性質上、「酒に強い」キャラクターには効果を示さない。 また、クリンナップ時、自陣側に「(敵陣側の参戦人数+【酩酊】状態の人数)×20%」の勝率補正を得る。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛