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たぬきさん たぬきさん 遊ぼじゃないか?♪ 今ご飯の真っ最中♪ おかずはなぁに?♪ 梅干しこうこ♪ 一切れ頂戴♪ あら、あんたちょっとがっつきね♪ . 冬木市には寺がある。 一つは柳洞寺といい、五十名もの修行僧が日々精進している。 この地でも随一の霊地であり、知らぬ者はいない屈指の名所であろう。 だが、もう一つの寺、万福寺については知る者は少ない。 万福寺は今や僧の一人もいない荒寺であり、森の中ともあって 夜ともなれば明かり一つないこの場所は、人の寄り付かぬ「魔地」と言っても過言でもない。 「正吉よ。おぬしはこの戦、どう打って出るつもりじゃ?」 万福寺の中、煙管を持ちながらそう問いかけたのは、赤みがかった茶の長い髪の女だ。 眼鏡を掛け黄緑色の紋付羽織、黒の長着という装いは、この荒寺には似つかわしくないだろう。 だが、それよりも驚くべきは女が向かう人物……いや人物とも言えない。 なにせ目の前にいるのは、器用に正座している二足歩行の「タヌキ」だからだ。 「正直に言えば、僕もこの戦争には勝ち進みたいと考えています。 どんな願いも叶うというなら、僕たちのいた森を取り戻したい。 けれどそれは同時に、皆の今までを無碍にしてしまうんじゃないかと」 正吉と呼ばれたそのタヌキは、俯いたまま、されど静かに力強く答える。 彼とて望みがあるからこそ聖杯戦争に呼ばれた身だ。何も欲しくないと言えば真っ赤なウソだ。 あの人間たちに奪われた山や森が戻ってくるなら、そう考えてしまうのだ。 「そうか。まぁ、儂はおぬしに呼ばれた身じゃからな。おぬしの意志にどうこう言うつもりはない。」 そう、実はこの女性こそ目の前のタヌキ「影森の正吉」に召喚されたサーヴァント。 記憶を失い人間のサラリーマンとしてこの街で暮らしていた正吉が、なにかの拍子か月明かりのままに 獣道を進んだ先にこの万福寺を見つけ、タヌキとしての過去を全て思い出したときに現れたのだ。 「此方もお伺いしたいのですが、団三郎先生はどんな願いを?」 ふと顔をあげた正吉が、今度は女性に尋ねる。 目の前で胡坐をかいている彼女は、何を望むのか純粋に疑問だった。 「儂か? 儂は特には無いかのぉ。 友人に呼ばれて隠れ里に行ったことも、宗教戦争に巻き込まれたのもいい思い出じゃ。 ……それとな正吉、儂の事は”アサシン”と呼べ。 真名は儂らサーヴァントにとって弁慶の泣き所どころではない」 煙管を銜え、静かに煙を吐く女性――二ッ岩マミゾウはそう忠告する。 「済みません。先ほどお名前を伺った時、よもや団ざ……いやアサシンさんの正体があの大先生かと驚きまして」 名前を言いかけて、頭を掻きながら即座に言い直した。 二ッ岩団三郎と言えば、タヌキ世界ではその名知らぬ者はいないとさえ言われる大化け狸である。 余談だが、彼のいた世界の当人には色々あるのだが、ここでは割愛する。 「まあ良い。ひとまずは情報収集じゃろうな。夜が明けたら、街に出て偵察といこう。」 人には暗くとも、タヌキには十分明るい月の光に照らされて、 影森の正吉とそのサーヴァント、アサシンの二ッ岩マミゾウの会議は進行していった。
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武器名 攻撃力 値段 効果 アサシンダガー 4 ¥2000 敵の防御力を無視する + 画像 通常 条件無しで使える貫通武器の定番。 貫通とは防御力の影響を受けずに攻撃力分のダメージを与えられる能力。硬い敵が増えた現在、これは非常に強力。 ただし、防御の影響を受けないため、回避モンスターへのジャストキルは必中が必要。(偶数防御なら元々だが) この武器と組ませよう 特に無し-条件無し貫通武器。容赦なく硬い敵を倒していこう。 入手方法 旅の商人(安全エリア、洞窟エリア、海辺エリア、海辺エリアEX、危険エリア、開拓地エリア、ゴーストハウス) 闇の商人(洞窟エリア、海辺エリア、危険エリア) 買い戻しバザーEX 毒リンゴ大会 選択肢 投票 とても強い (13) 強い (4) 普通 (0) 弱い (0) とても弱い (0) コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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目次 【時事】ニュースネイキッド・アサシン RSSネイキッド・アサシン 口コミネイキッド・アサシン 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース ネイキッド・アサシン gnewプラグインエラー「ネイキッド・アサシン」は見つからないか、接続エラーです。 RSS ネイキッド・アサシン gnewプラグインエラー「ネイキッド・アサシン」は見つからないか、接続エラーです。 口コミ ネイキッド・アサシン #bf 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 allcinema ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/ニコニコ動画 ★★ ジャッキー・コーガン公開記念配信 タグ 作品 最終更新日時 2013-05-26 冒頭へ
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マスターアサシンは、暗殺者の指導者アサシンより高位の暗殺者。剣の他に弓と短剣が扱える。 兵種スキル レベル5 暗殺(戦技) レベル15 すり抜け
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オフィスビルの1フロアに構えているコワーキングスペース。 一角のテーブル席では男女二人組が仕事をしていた。テーブルにはカメラやメモ、ノートパソコンといったものが置かれている。 彼らは所謂、ノワドワーカー。特定の職場を持たず、移動しながら仕事をしている職業の類だ。 「こんなところですかね。 「編集長(マスター)、コーヒーここに置いておきますね。」 「ええ、ありがとうございます。与太郎君。」 ノートパソコンを使って作業をしている女性は、高速なペースで進めていると、容易い調子で作業を終えた。 助手と思しき男性は、編集長と呼ぶ女性の傍に紙コップのコーヒーを置くと 女性はコーヒーを手に取って飲み、そのまま軽めの一服状態に入る。 ノートパソコンの画面には「文々。新聞」なるサイトのニュース記事が表示されている。 見出しは「怪奇!魅惑の古道具店に潜む首無し兵士と怪物狼」と付けられ、 内容は「『アヴェンジャー』というクラスのサーヴァント」、「真名『ヘシアン・ロボ』とその詳細」といった情報、 そしてその証明に「全長3mはある巨狼と跨がる首無し兵士」と「アンティークショップ・美紗里」の写真が載っていた。 男性が編集長と呼ぶ女性の名前は「射命丸文」。この世界の聖杯戦争で召喚されたマスターだ。 元々いた世界である「幻想郷」では、「文々。新聞」なる新聞を発行する新聞記者として活動しているわけだが、 今は世間のニーズに定着してニュースサイトという形式で取り扱っている。 一方、与太郎と渾名で呼ぶ男性の方はというと、表向き「鈴木凡人」という名で勤めている助手。 正式な名は「天王寺瑚太朗」。聖杯戦争でアサシンとして召喚されたサーヴァントである。 ネットが普及した現代社会の出身だけあるので、「文々。新聞」運営諸々や取材に必要な諜報の仕事といった雑用を担当している。 なお、彼らが現在発信している「文々。新聞」。それは「聖杯戦争特集」をメインにしているものである。 表向きは都市の「裏」で起きた怪事件や起きている実態などを取り上げている、風変わりなニュースサイトだが、 その実態は、聖杯戦争に関する状況や情報などを他陣営に向けて広く発信するためにある。 これは中立的な立ち位置から他所を煽ることで戦争を激化させ、陣営を減らそうという魂胆。 正統な戦い方とはおおよそ言えるものではないが、それが非好戦的な報道記者として射命丸なりの戦い方であり、 生前から二つの勢力に潜伏して相打ちを謀ることで成し遂げたアサシンなりの戦い方でもあるのだ。 「……しかし、早いですね。」 「私とて伊達に長年記者をやっているわけじゃありませんからね。」 「それでもネットは初めてでしょう?」 「これも長年の経験というものですよ。」 射命丸の軽口ともいえるセリフに、アサシンも軽く愛想笑いを取って流す。 「幻想郷」にはネット環境などなく、ましてやニュースサイトの制作・運営など先日始めたばかりのことである。 だが、数日程度で物にするほどに順応していた。 それは頭脳明晰ともいえる射命丸の知性と適応性によるものであり、当人の言う年の功が成せる技なのだろう。 「さて、休んでいる暇はありませんよ。与太郎君。次の取材が我々を待っているわけですから。」 「取材は足からってヤツなんでしょう?」 「そういうことです。それでは先に参りますからね。」 射命丸は紙コップを捨て、テーブルからカメラやメモなどを自身の鞄に仕舞い込んで鞄を肩にかけると、早々とした足取りで部屋から出て行った。 テーブル席にはアサシンとノートパソコンの類がポツンと残されている。 「次はどこを狙いに行くのかね……。」 マスターに呆れ、やれやれといった拍子にアサシンは肩をすくめる。 なお、彼女の「先に参る」という意味は「待ってやる」という文字はなく、大抵は現場合流から始まる。 ノートパソコンを落として仕舞い込んで部屋を出ると、人気のない場所で霊体化し、先行くマスターの後に続くことにした。 【クラス】 アサシン 【真名】 天王寺瑚太朗@Rewrite 【出典】 Rewrite 【性別】 男性 【ステータス】 筋力C 耐久C 敏捷C+ 魔力C+ 幸運C 宝具C+ 【属性】 中立・悪 【クラス別能力】 気配遮断:C アサシンのクラススキル。サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは落ちる。 【保有スキル】 諜報:A 気配を遮断するのではなく、気配そのものを敵対者だと感じさせない。アサシンの場合、大抵は無害な石ころなどと勘違いさせる。 ただし直接的な攻撃に出た瞬間、このスキルは効果を失う。 啓示:B "天からの声"を聞き、最適な行動をとる。魂が持つスキル。 『直感』は戦闘における第六感だが、啓示は目標の達成に関する事象全て(例えば旅の途中で最適の道を選ぶ)に適応する。 だが根拠がない(と本人には思える)ため、他者にうまく説明できない。 反骨の相(現):B 一つの場所に留まらず、また一つの主君を抱かぬ気性。 自らは王の器ではなく、自らの王を見つける事ができない流浪の星。 神話や乱世という環境が発生した自由意志ではなく、腐敗した現代社会が生み落とすありふれた孤独心。 同ランクまでのカリスマを無効化する他、社会に適応するための処世術を併せ持つ。 魔物使い:C+ 生命力を糧として動く仮初の生命「魔物」を使役する契約者。 魔物は忠実に従う生命であるが、限られた範囲内までしか操れない。 アサシンが使用できるものは戦力源としては期待出来るものではなく、偵察用の小魔物である「リーフバード」などが扱える程度。 【宝具】 『灰星に誓う書換の詩(フィロソフィーズ・リライト)』 ランク:A+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 生命の力(魔力)を使うことによって自身を望むべき状態に書き換える能力。計12回に相当する変革が可能。 書き換えた状態は元に戻すことはできず、また本来使用毎に命を削るものである上に、 使い方を誤れば精神の崩壊や肉体の異形化も招くこともあり、使用者であるアサシンでも完全なコントロールはできない。 また後半になるほど体の節々が樹木態に変容していき、12回目で霊核は崩壊する。 『蒼き篝火(アウロラリボン)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1~10人 アサシンの身体から発生する、虹色めいた輝きを放つオーロラ状のエネルギー。 元より有していた超人の能力「血液操作」が、生前の度重なる書き換えを経て発展した獲得形質なるもの。 刃物であり、蔓であるものが、関節をいくつも挟みながら何本も生え出た形状となっている。 アサシンの意思や認識によって様々な形状や性質が変化することができ、三枚刃の鉤爪のものになれば、剣や槍といった武器として展開できる。 応用として半自動的に攻撃する獣とすることや、肉体部位の代替や肉体の接合、液状態のオーロラを空中に放出し、 その状態硬化させることで複数の対象を攻撃法などもある。 『良い記憶へと繋ぐ人の灯(レイディアンス)』 ランク:EX(E相当) 種別:対人・対世宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 生き残った人類に向け、秘匿された技術を公開したことにより、未来を切り拓く力と意志を広めた逸話が昇華された宝具。 アサシンもしくは関係者が世の中に向けて発信し、それが受け入れる形で他者に伝達することによって発動する。 「未来を切り拓こうとする意志」を持つ者にほど「星の開拓者」に相当する効力が獲得させる性質を持つ。 ターニングポイントになった英雄ではないため、擬似的なものであり、短期間しか獲られない。 なお、この対象範囲はアサシン自身を除けば、他陣営のマスターやサーヴァント達といった全ての人に同様に適応可能。 宝具の性質上、「ネット上で公開される文書・資料ファイル」となるため、 必然的に通じるネットワーク環境がなければこの宝具は使えない。 一方で一度アサシンが魔力消費してしまえば、アサシンが既に退場していたとしても電子上に残り続ける。 【weapon】 「軍用マシンピストル」 可能な限りコンパクトに納められた小火器。 メイン武器ではなく、サブ武器として用いられる。 「魔物用吹き矢」 低級の魔物の類を狩るための代物。 耐性のないサーヴァントにも効くかもしれない。 「ナイフ」 汎用的に使われる山狩り用のマシェットナイフ。 「製図用円筒」 3羽ほどのリーフバードが収納された筒入れ。 【人物背景】 星の命が枯渇していき、やがて人類も存続できなくなるという運命にあった地球世界。 その世界で少女に良い記憶を見せるために暗躍し続け、身を捧げることとした青年。 表舞台に出ることは決してない一介の若者であったが、過酷な環境変動によって人類滅亡の危機に迎えることになった後世に 彼の遺志と希望が影響を与え、やがて先駆者である彼は「篝火を掲げし者」として英雄視される様になったとされる。 根は優しい青年であるが、人付き合いが不器用なひねくれもの。 時に嘘や方便もつき、人や状況に合わせる様に生きているが、腹を割った関係になれないために居場所ができず、 結果として自身に向けられた情や期待に応えることが出来ないまま、裏切ることになってしまう孤独な人物。 リスクを恐れて停滞していた経験から、目的のためには手段を選ばない者となっていき、 かつては味方であった人物さえも徹底的に暗殺・謀殺する冷徹で非情な面を持っている。 思春期には上手くいかないことばかりの現実に振り回されて生きていた中で恩師「江坂宗源」と出会い、 スカウトを通じて超人を主体として人類の存続を掲げる一大勢力「ガーディアン」に属することになった。 その中で最重要機密であった「鍵」を見逃したことに裏切りという罪悪感を感じ、 自罰の念と現実逃避から、一時期は海外の民間軍事部門に属する兵士として活動していた。 その中でガーディアンの非人道的・自分本位な実態を知り、さらに喪失することとなった戦友「ルイス」から 人生を停滞していることに気付かされたことで、現実と向き合うことを決意。 戦争の中で命を救った子供達を中心として超人・魔物使いの子供を保護する組織を立ち上げ、後に秘匿された技術の公開に繋がっていく。 帰国後、星の化身「鍵」に導かれる様に選出させられたことから鍵という少女に惹かれていく。 命の枯渇の復活として星を「良い記憶(開拓精神といった人類の前向きな意志)」を満たすために 力を浪費し続ける二つの組織とそれによる人類の対立を終わらせるべく奔走していった。 カーディアンと地球を二分して対立するもう一つの勢力「ガイア」にも潜入し、両勢力を同士討ちさせて戦力を削ぐために暗躍。 その過程において分かり合えた者、好ましいと感じた者を全てを裏切り、全てを犠牲して、 やがて両勢力のトップの死亡によりカーディアンとガイアの実質的な壊滅させた。 全ては「鍵」のため、希望を残す様に動いていたが、後少しの所で滅びが始まってしまい、 最後は止められない滅びへと動きだす彼女を止めるべく、望まれるままに手をかけることとなった。 運命を成し遂げると、鍵と融合して一本の樹木となり、深い眠りについたのであった。 【サーヴァントとしての願い】 特になし。強いていうなら、目的の為に親しい者や小さい子供を犠牲にするのは勘弁願いたいものである。 【方針】 マスターの助手として従事する。 潜伏による情報収集や電子機器の扱いといった補助が主に仕事。 【把握作品】 ゲーム「Rewrite」(Terraルート)およびアニメ「Rewrite 2nd Season」(4話以降)をご参照ください。 【マスター】 射命丸文@東方project 【出典】 東方project 【性別】 女性 【能力・技能】 「鴉天狗」 神格化した高等な妖怪の出身。 射命丸は1000年以上も生きているほど妖怪に当たる。 天狗という速さに秀でた種族の中でも、鴉天狗はより高速な種に当たり「幻想郷最速」とも評されるほど。 その一方で、天狗の特性として普段から手を抜いていて決して力を見せびらかせようとはしない。 また、妖怪の基本能力として飛行能力などを持つ。 「風を操る程度の能力」 自在に風を操る事が出来る力。風に乗って飛行速度を高め、風の声を聴いて周辺の状況や噂を知覚し、自在に風を引き起こす。 風を操る精度はその辺のものを何でも吹き飛ばす台風から、岩をも削り取る竜巻まで巧みに。 【weapon】 「ペン・メモ帳・カメラなど」 記者活動で使われる道具一式。 ペンは剣より強しという様に記者にとってこれが武器である。 「葉団扇」 風を起こす事ができる天狗の団扇。 彼女の持つ「風を操る程度の能力」と相乗的な効果を発揮する。 「弾幕」 幻想郷の出身なら基本的な戦術・戦法。 多くは自身の魔力やそれに類する力で飛び道具を形成し、発射する。 【人物背景】 幻想郷という世界で、新聞記者をしている妖怪。二つ名は「伝統の幻想ブン屋」。 若々しい見た目とは裏腹、1000年以上も生きているほど長寿で、幻想郷という枠が成立する前から地に住み着いているらしい。 基本的には真面目で融通が利かない性格。 当人はあくまで非好戦的であるが、意図せず高圧的になる節も見られ、喧嘩を売って歩くタイプ。 天狗の性に漏れず、強い者には礼儀正しく、弱い者には強気に出る人物。 取材では相手に礼儀正しく振る舞おうとするが、取材の邪魔をすると態度が変わることもある。 また頭脳明晰な面もあり、思考能力は非常に高い様で、人の何倍ものスピードで考えを巡らせるという。 故に考えを予想する事は困難であり、さらに彼女自身も表面上は相手のレベルに合わせてくるので、飄々としてどこか読みにくい。 新聞記者をしているのは鴉天狗自体がゴシップ好きな種族であるが故。 取材活動自体は「撮影対象をおちょくりに行っているようなもの」らしく、 記事の内容は偏っており、またパパラッチ色が強く、捏造や自演、デタラメも多々含まれているという。 とはいえ、彼女なりのジャーナリズムとして「事実のみを記事にし、裏の取れない情報は新聞記事にしない」という信条はあり、 「清く正しい射命丸」と自称している。 【マスターとしての願い】 最終的に自分が生き残ること。それは別として今回の聖杯戦争を取材していく。 【方針】 記者として聖杯戦争間における情報を取材し、それをニュースを通じてマスターなどに発信していく。 戦闘はあまり仕掛ける気はないが、仕掛けられたら振り払う所存。 最終目的は脱出であるが、基本的姿勢は中立を貫く。 【ロール】 フリーのジャーナリスト 【把握作品】 「東方projectシリーズ」をご参照ください。
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「ジャジャジャジャ~ン!ドイツの作曲家、ベートーベンが、難聴に悩まされながらも作曲を続けていたっていう話は、皆知っているよな! そりゃぁ耳は音楽家にとっちゃ生命みたいな物だからな、ベートーベンは俺らの想像以上に頭を抱えて悩みまくったって話だ。 所がッ!ベートーベンがそんな過酷な時期に作曲したとされているヴァイオリンソナタ第五番「春」は、非常にテンポが明るく、聴いた人々を幸せに満ち溢れるようにしてくれる曲なんだ! この陽気なテンポ、まるで俺様みたいn」 「実は!ベートーベンが苦悩に苛まれているにも関わらずこの様な明るい曲を作れたのは、グイチャルディ伯爵家の令嬢ジュリエッタに対する淡い恋心が原動力となっているとされているんです! 恋心というのは絶望すらも吹き飛ばす、という事ですねぇ!」 「ちょ、おい!勝手に俺様の台詞盗むんじゃねぇよタッちゃん……えーオホン、とまぁこの様に愛の力で立ち上がり、様々な名曲を作り上げていったベートーベンだが、ジュリエッタは貴族であるガレンヘルク伯爵に嫁ぎに行ってしまったんだ。 悲しいかな、結局ベートーベンの恋は成り立たなかったって事だ……」 「どんなに名曲を書き上げようとも、その原動力となっていた恋が成立しなかったって……超デクレッシェンドじゃないですかキバットさん!」 「結局愛と音楽があろうと、身分の差にゃ叶わなかったんだな……これを読んでいる皆にも、こんな風に愛せる相手が見つかると良いな!」 ◆ ◆ ◆ 「うーん、やっぱしテープレコーダーってのはイマイチ慣れないなぁ……。」 午後三時頃、自室のベッドに腰掛け、横でヴァイオリンの音を奏でるテープレコーダーを一瞥した少女、美樹さやかは蒼いショートヘアを掻きながらぼやいた。 はっきりと言わせてもらうと、さやかはテープレコーダーを使ったことがない。 何しろそんな物は技術の進歩に埋もれて使わなくなった、一種の化石に近い存在なのだから。 ましてや彼女が嘗て住んでいた見滝原市は周りの地域と比べ、あらゆる設備に最新の技術をふんだんに使い込んでいる。 例えば音楽といえばmp3かCDが主流だ、カセットテープという代物は教科書か漫画でしか眼にしたことがない。 今テープレコーダーから流れている曲は、ベートーベン作曲のヴァイオリンソナタ第五番「春」の第一楽章だ。 幼馴染の影響でクラシック曲に凝っていたさやかにとっては、音楽を聴くことはほぼ趣味の1つと化している。 やはりさやかの部屋には、クラシックのカセットテープが数十枚ほど置かれており、これはそのほんの一部。 因みに今聴いているのは第二部で、カセットテープを裏返して差し込み再生している曲だ。 今で言うチャプターとか、二枚揃いのCDセットとか、そういう物に近い仕組みなのだろうか。 とにかく、先程までそれを知らなかったさやかは慌てていた。 何せ曲が途中で止まってしまったのだから。 ケースにはきちんと書かれていたはずの続きの曲が聞こえない事は大変ショックで、壊れているのかとすら考えた。 悩んだ末に親に質問して使い方を聞いたことで、今こうして再生することが出来ている。 「あーあ、やっぱり、ジェネレーションギャップっていう奴なのかなぁこれ。」 ジェネレーションギャップと言えば、本来なら価値観や思想の違いについて使う言葉であるはずだが、まさか文明の違いで使うとは思いもしなかった。 「1980年にタイムスリップ!」と言えば前にまどか達と行った事のある博物館で経験したことはある。 タッチパネルや液晶画面―と言った文明の利器は其処にあるはずもなく、外での電話はポケベルか電話ボックスが主流。 博物館で見た時は「よく頑張りましたな皆さん方」という言葉しか浮かばなかったが、いざ実際に溶けこんでみれば流石に不便さと窮屈さを感じさせられる。 百聞は一見に如かず、とは言うものの、望みもしていないのに見せられるというのも困るものだ。 (別の世界に飛ばされてきた、って言うのはもう慣れっこだけれど、流石に文化が違うと違和感バリバリっすねぇ……) さやかが別の世界に飛ばされてきたのは、これで三度目だ。 一度目は、「嘗ての」友、暁美ほむらのソウルジェムの中に入り込んだ時。 二度目は、暁美ほむらが改変した世界に取り残された時。 そして、これが三度目だ。 ほむらの心象世界でも、マイナスエネルギーの塊「ナイトメア」を「お食事会」という名のおまじないで倒す、という遊びが魔法少女の仕事、という扱いになっていた。 確かにあれも魔女、ないし魔獣狩りとは明らかに違う方法だが、しかし自らの意志で入り込んだのといきなり飛ばされたのとでは感じる違和感の差は非常に高い。 いきなりケータイもCDもない生活環境で過ごす事になるなど聞いたこともない、テレビでしか観なかった魔法少女に変身している自分が言うのも何だが。 だが、今置かれているこの状況に比べればジェネレーションギャップなど屁でもない。 (でもまぁ、そんな事に構っている余裕もそれ程ないんだけどね……) 今回、さやかに課せられた「役割」はカバン持ちでも難民でもない、「聖杯戦争」というデスゲームのプレイヤーだ。 異世界で契約した「サーヴァント」と呼ばれる使い魔の手綱を握り、「最後の一人になるまで」他のサーヴァントを次々と潰していくという、極めて単純かつ残酷なゲーム。 そして生き残り優勝した一人には、何でも願いを叶えてくれる「聖杯」と呼ばれるアイテムが与えられるという。 嘗ては不思議な動物と契約して化物退治に励んでいたさやかは、この手の話には免疫こそ持っているが流石に驚きを隠せない。 (にしても、何でも願いが叶う……か……) 経験上、「願いが叶う」というのはどうにも胡散臭く聞こえる。 親友の腕を治し、代わりに自分がゾンビになったさやかにはその類の話には後ろめたさすら感じさせられた。 しかし今回の場合、願いは後払いな上に相当な数の敵を「殺さなければ」ならないのだった。 これと身体がゾンビにされてしまうの、どちらがマシなのか検討もつかない。 どちらにしろ、代償もなしに願望など叶えられないという事は確かだ。 魔法のランプの様に都合の良い道具などあるはずもない、それこそが、美樹さやかがこの身を以って知った「現実」だった。 だが、だからと言ってさやかは此処で引き下がるつもりもなかった。 さやかとて、願いならある。 あの時、暁美ほむらはまどかを円環から裂き、「悪魔」へと変貌してしまった。 もぎ取られたのは「ほんの僅かな断片」、だがそれは嘗ての親友そのものだ。 ほむらは、秩序を破戒しただけでなく、まどかの願いまでも踏みにじってしまったのだ。 そんな事は、例え仲間であろうとも許せるはずもなかった。 だが聖杯があれば、円環の理を安定させることが出来るのかもしれない。 もしそうだとしたのなら、聖杯は確実に手に入れる。 後ろめたさ自体はある、だがさやかは魔法少女だ。 「魔法少女」が倒すべき敵は、「魔女」と呼ばれる化物。 されどその魔女という物は、魂が砕け散った魔法少女達の願望そのものだ。 そしてさやかは、幾多ものループにおいてその魔女を狩り続け、その度にグリーフシードを拾い上げた。 魔法少女は、「願い」を踏み躙ってそれを糧とする生き物なのだ。 多分今なら、杏子の言っていたことも少しは分かるのかもしれない。 しかし理屈で割り切れようとも、心で割り切るのは難しい。 幾らゾンビでも、生前は情操教育を徹底的に叩き込まれた人間だ。 心に染み付いた倫理観は今だに拭い切れない。 (ていうか、これでも正義の魔法少女を名乗ったさやかちゃんだよあたし!あの転校生じゃあるまいし、そう軽々と人を斬れる訳ないじゃん……) やはり、神様の天使となろうとも自分は甘いのかもしれない。 だが聖杯を手にしようとする方針に変わりはない、向かって来る敵は蹴散らすまでだ。 ドーンと掛かって来いと、今ならハッキリと言える。 「帰ってきたよ、マスター。」 とその時、光の粒子が収束しドアの前に一人の物陰が現れた。 出現したのは、20代かと思われる長身の青年だった。 端正な顔立ちに、シワ1つ付いていない白いジャケットを着崩したという格好。 そしてジーンズのポケットに突っ込んだ左手には、黒革の手袋を身に着けていた。 青年の名は登太牙。 「暗殺者(アサシン)」のクラスを以って現界した、美樹さやかのサーヴァントだ。 「おぉ、お疲れアサシン!」 アサシンに気がついたさやかは、ベッドに座りながらも笑顔で手を振る。 先程までアサシンは、さやか達が狙っている「ある陣営」の行方を追っていた。 その「ある敵」とは、此処一帯で「魂喰い」を行っているサーヴァントであった。 アサシンから聞いた話だと、サーヴァントは人間の「魂」を吸引することで、魔力を補うことが出来るらしい。 多分、彼等も魔力を増やすために大量に人を殺していったのだろう。 幾ら参戦側に回ろうが、結局さやかの悪事を見逃せない性は変わらず、まず優先的にその陣営を潰すことにした。 「で、敵は見つかった?」 「確かに見つけることは出来たが、直ぐに逃げられてしまったよ、今はサガークが追っている。」 「え、逃したの!?」 「ああ、本当に済まない、でも次は逃しはしないさ。」 一瞬驚きの顔を見せたさやかに目を向けて、アサシンは申し訳無さそうな顔を見せた。 アサシンには、マスターであるさやか同様変身して力を上げる宝具があった。 嘗ては人の食事を食べずに22年間ライフエナジーの摂取だけで生きてきたアサシンにも、何やら同族嫌悪に近い気持ちはあった。 だが今のアサシンは人間という存在の価値を認めている、家畜としてではなく、対等に分かり合える存在だとして。 そもそも、彼が聖杯に望むのも人間とファンガイアが永遠に共存し合うことで、ネオファンガイアの様な存在の出現を阻止することだ。 だからこそ、今では人間を殺める人々を許すわけには行かなかった。 其様に考えていたアサシンが魂食いを行っているサーヴァントを倒すことに賛同するのは当然の事であった。 処刑者であった逸話でこのクラスになれた彼は偵察に関しては其処まで得意ではなかったが、宝具である鎧の五感強化能力とクラススキルの応用で敵の姿は捉えられた。 見つけたは良いものの、敵は直ぐに逃げてしまった。 だが敵は素早く、幾らサガの鎧であろうと追いつくのは容易ではなかった。 結果アサシンは、鎧を脱いだ後使い魔に追跡を任せて自らは帰還し、今に至るという所だ。 「あー……それはお疲れさん、やっぱあたしも付いて行けば良かったかな。」 自分が付いて行かなかった事をさやかは恥じた。 多分自分が足止めをしておけば、奴を仕留めることはそう難しくはなかっただろう。 だが手持ちのグリーフシードは、少なくとも指で数えられるほどしか無い。 概念自体は改変されたとはいえ、仮にも魔獣の世界から来た以上、ソウルジェムの維持にはグリーフシードが必要不可欠となっている。 一応、円環から取り残されてからも魔獣退治は行ってきたが、それでも決して多くはない。 だからこそ、無闇な外出と変身はやめておいたが、それが命取りになったのだろうか。 「いや、そんな事はないよマスター、これは逃した僕の責任さ。」 「良いって良いって、ていうかさ、この調子じゃぁ次も逃しちゃうじゃん?てなわけで次はあたしも着いて行くよ。」 それを聞いたアサシンは、少し困った表情を浮かべた。 「良いのか?それだと君の身の安全が……」 「あー大丈夫大丈夫、あたしこう見えても結構頑丈だしさ。大体、何と言うのか性に合わないんだよね、戦うのが怖くて家に閉じこもる……ってのも。」 さやかは左手を振るい、アサシンに笑いかける。 それを見たアサシンは、一旦溜息を付くが、その後にフッと笑い返す。 「分かった、本拠地をサガークが特定したら、直ぐに其処に向かおう。」 「了解!そのお言葉を待っていましたぁ!」 スピーカーからは、今も尚ヴァイオリンのメロディが響き続けていた。 ヴァイオリンを嗜む友を持った二人に取って、それはとても馴染み深い物であった。 英雄になれなかった魔女と、玉座に縋り続けた吸血鬼は、いつの間にやら目を瞑って音の世界に入り込んでいた。 音楽には、生き物の心を揺さぶる「魔法」がある。 音楽の前には、失恋や劣等感に苛まれた日々などあっという間に吹き飛ばされる。 ゆったりと落ち着いた二人のその微笑ましい表情こそが、何よりの証拠であった。 【クラス名】アサシン 【出典】仮面ライダーキバ 【性別】男 【真名】登太牙 【属性】秩序・中庸 【パラメータ】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具A+(サガ変身時) 筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具EX(ダークキバ変身時) 【クラス別スキル】 気配遮断:D 気配を遮断する能力。ただし、戦闘中は解除される。 【固有スキル】 処刑人:B 人々を処刑した人が持つスキル。 属性が「悪」の英雄に対しパラメータに補正がかかる。 彼は生前、掟を破ったファンガイアを何人も処刑したとされている。 吸血:A 魔族が持つ「ライフエナジー」を吸うファンガイアの力。 空中に牙を発生させ、対象に噛みつかせてライフエナジーを吸収、魔力を回復する。 だが、アサシンはこのスキルを使いたがらない。 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法等大掛かりな物は防げない。 王の紋章:EX ファンガイアの王に代々受け継がれる王の証。月夜のごとき結界を生み出し、 敵を封じ込める力を持つ。 また、対象にBランクの威圧を与える。 【宝具】 「サガーク」 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1 アサシンが物心つく前から行動を共にしていた使い魔。 ファンガイアが生み出した蛇にも円盤にも見えるゴーレム。 空を飛び彼を護る盾にもなるほか、彼の腰に巻き付くことで 「王の鎧」の一つである「サガの鎧」を装着させる。 サガの鎧は、彼が掟を破りしファンガイアを処刑する際に纏ったとされる鎧とされており、「ジャコーダー」と呼ばれる武器を使った素早い攻撃が特徴。 「キバットバットⅡ世」 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1 ファンガイアの王が代々継承する「闇のキバ」の鎧の管理者であり、彼の使い魔である。 人種と同様の言語を喋る、尊大な態度が特徴のワインレッドのコウモリ。 アサシンの手の甲に噛み付くことで、彼に闇のキバ(ダークキバ)の鎧を纏わせる。 闇のキバの鎧はその気になれば世界を破壊出来るとされるEXランクの危険な代物である、アサシンの切り札。 この姿では、敵を磔にして電撃ダメージを与える紋章を発生させることが出来る。 だが、聖杯戦争を破綻させかねない「ウェイクアップ3」は発動が非常に困難となっている。 ただし、他に「闇のキバ」を継承したサーヴァントがいる場合、召喚が出来なくなる場合もある。 【Weapon】 「ジャコーダー」 サガの鎧を起動するためのアイテム。腰に巻き付いたサガークに指すことで発動する。 また、先端から光のエネルギーを発現させて鞭やレイピアの様に扱うことも出来る。 「ウェイクアップフエッスル」 サガーク専用の小型の笛。サガークに吹かせてもう一度ジャコーダーを突き刺すことで 必殺「スネーキングデスブレイク」が発動できる。 【人物背景】 人のライフエナジーを糧とする魔族「ファンガイア」の王族の血を引く、王座の後継者。 表向きはファンガイアで構成された投資企業「D P」の若社長で、人類の進化に貢献する可能性のある技術を見つけては、その関係者を抹殺させていた。 また、掟を破ったファンガイアを自分の手で殺めてもいた。しかし、異父弟であり親友でもある紅渡が、自分の婚約者である鈴木深央と恋愛関係を持っていることから彼との友情に亀裂が走る。 彼をファンガイアに迎えようとする気持ちもやがて 深央の死により憎しみに変わり、ついには彼に王座を奪われたことから精神的に不安定な状態に陥る。 最後に自分の元に残った「キング」の座はよこすまいと母から強引に闇のキバの力を奪い取り、弟との決着に向かうが、互いにぶつかり合った内に和解。 その後は渡と共に人間とファンガイアの共存する世界を創りあげようとしていった。 基本的に紳士的だが一方で敵に対しては容赦をしない冷酷な人物。 人類を「家畜」と見なし裏切りのファンガイアにも容赦は無かったが、家族である渡や婚約者である深央には甘く、一時は人間とファンガイアのハーフである渡をファンガイアに引き入れようとした他人間とファンガイアを融合させる技術に例外的に投資したりしている。 また自らの養父である嶋護に対してもファンガイアの身体を埋め込んだ後に彼をファンガイアから引き戻したりと根本的な部分では優しく、いじめられていた幼少期の渡を助けてあげたりもした。 【サーヴァントとしての願い】 人間とファンガイアが完全に共存できる世界を創りあげる。 【方針】 マスターを守る。現在はサガークに偵察を任せている。 マスターの性格上気配を遮断してでのマスター狙いは出来ない。 【マスター名】美樹さやか 【出典】劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 【性別】女 【Weapon】 「ソウルジェム」 タマゴ型の紺碧の宝石。彼女の魂の本体であり、魔法少女に変身するための道具。 擬似的な魔力炉としても機能する。本来なら魔力を消費すればするほど色が濁っていき、 彼女の精神状態が悪ければ悪いほど濁っていくスピードも早くなっていく。 ただし魔女化することは無いかと思われる。 「剣」 ソウルジェムから生成する剣。 軽い割に威力は抜群。 【能力、技能】 魔法少女 願いと引き換えに自らの魂を「ソウルジェム」と呼ばれる宝石に変えた魔法少女に変身 する能力。彼女の武器は剣と突出した治癒能力である。本来なら円環の使いの力として自らが絶望した成れの果てである「魔女」としての力も使えるが、 暁美ほむらによって失われた。 【人物背景】 見滝原中学校2年生の、ごく普通の少女・・・だった人。偶然出会ったインキュベーターによって、想い人であり幼馴染である上条恭介の腕を元通りにするという願いと引き換えに 魔法少女になる。が、自分の魔法少女としての素質が親友である鹿目まどかには 及ばないと言われ、実は自分が人間ではないことを知らされ、あげく上条恭介を親友にである志筑仁美に取られ精神的に追い詰められ絶望、魔女へと変貌してしまう。 しかし願いの力で全ての魔女を円環の理へと導いたまどかにより心身ともに救われ、成仏。 その後暁美ほむらのソウルジェムの世界に巻き込まれたまどかの記憶の 「カバン持ち」として百江なぎさと共にほむらを円環の理に戻そうとする。 だがほむらが迎えられる寸前、「円環の理」から「鹿目まどか」の存在を引き裂くという事態が発生。 それに巻き込まれる形で彼女の変えた世界に残ってしまう。 明るく正義感が強い性格だが打たれ弱い人物。また猪突猛進な人物だと思われがちだが ほむらの本質を見抜くなど洞察力には優れている。 【マスターとしての願い】 まどかを円環の理に戻し、ほむらを救い出す。 【方針】 自らの魔法少女としての力とアサシンの戦闘力を使ってうまく勝ち抜く。 【把握媒体】 アサシン(登太牙):テレビ本編32~48話(DVD8~12巻) 美樹さやか:テレビ本編全12話(DVD1~6巻)+「叛逆の物語」 本編での把握は劇場版前後編でも大丈夫です。
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【凶変のアサシン】 《ウリディンムは待機中だよ!外部からの干渉をちょっとだけOKにするよ!》 《魔術師さんこんにちは!少しの間だけウリディンムを使っていいよ!》 《でもウリディンムが何か大変な事起こしても責任は持てないよ!ごめんね!》 クラス:アサシン マスター:でれ 真名:ウリディンム 性別:無 属性:中立・中庸 ステータス:筋力A 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運- 宝具A クラス別スキル:気配遮断A+ 固有スキル: 【半休眠:EX】 マスターではない別のどこかからの命令を待ち続けている状態。 全てのステータスが低下した状態で体を傷つけられる刺激に対する反応しかしない。 宝具: 【神造兵器・残影歩兵(ウリディンム)】 一定量のダメージを受けた場合に一時的に制限の一部を解除し正体を現すという宝具。 自分の周囲に自分と全く同じ見た目で全く同じ動きをする虚像を投影し、 虚像ごと高速移動しながら害敵と判断した対象を攻撃する。 【解説】 ある女神が生み出した凶悪な怪物の一匹。 普段は犬の耳と尾を生やした人間の青年の姿に擬態している。 常に黙って犬座りをしているものの自我や感情はあるのか耳や尾はそれに呼応して動く。 聖杯への願いは不明で恐らくは願うという概念そのものを理解していない。
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サーヴァントクラス:アサシン 真名:トラッパ AA:モハメド・アヴドゥル(ジョジョの奇妙な冒険) 性別:男性 属性:中立・善 参戦時のマスター:玲瓏館 美沙夜 ステータス: 筋力:D 耐久:D 敏捷:C 魔力:B 幸運:A 宝具:C スキル: 気配遮断C:暗殺者としての能力、彼の場合は遠距離からの呪術による暗殺の為物理的距離による悟られぬ能力 呪術C:魔術とは別系統の術、対魔力貫通or軽減。 反骨心B:同ランク以下のカリスマスキル無効、王を殺した事による逸話から 宝具: 圧政者への殺意 アサシンが生前民を圧する者達への制裁として使用していた呪術。王に関するサーヴァントに対し+2 進め冷ややかな狂戦士 発動までに三日使う事により範囲内の人間を従順な戦士とするコンマの数により人数を決め、命令を下す事が出来る。
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登録日:2009/06/10(水) 00 25 04 更新日:2024/04/11 Thu 20 33 28NEW! 所要時間:約 22 分で読めます ▽タグ一覧 FGO Fate GO NOUMIN TYPE-MOON YAMA育ち hollow stay night お前のような農民がいるか アサシン アサ次郎 イケメン イレギュラー コジロウ サーヴァント ドラゴンスレイヤー ナンパ師 三木眞一郎 似非暗殺者 佐々木小次郎 侍 剣豪 燕返し 竜殺し 花鳥風月 英霊剣豪七番勝負 農民(Lv.999) 門番 ────アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎 『Fate/stay night』に登場する、第五次聖杯戦争での暗殺者のサーヴァント。 CV:三木眞一郎 『Fate』シリーズ全体における「アサシンクラスのサーヴァント」については、こちらの項目で。 ●目次 ○データ ○概要 ◆真実 ○戦闘能力●弱点 ◆宝具?◇燕返し ◆劇中の活躍「Fate」 「UBW」 「HF」 本編外での活躍 ◆名言 ◆Fate/Grand Order 余談 ○データ ◆ステータス 身長:176cm 体重:63kg 誕生日:不明 血液型:不明 イメージカラー:群青 特技:剣 好きなもの:花、鳥、風、月 苦手なもの:とくになし 属性:中立・悪 能力値 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 C E A+ E A - ◆保有スキル 気配遮断:D サーヴァントとしての気配を断つ。 低ランクであるものの、それでもよく見渡さなければサーヴァントでも察知出来ない。 心眼(偽):A 視覚妨害による補正への耐性。天性の才能による危険予知。要は第六感、虫の報せ。 透化:B+ 明鏡止水。精神面への干渉を無効化する精神防御。 宗和の心得:B+ 同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。攻撃が見切られなくなる。 ○概要 紺色の陣羽織を羽織った侍姿の男性。 何事にも動じないクールな人格の持ち主で花鳥風月を愛でる雅なる性格。 常に余裕を崩さず、サラリと受け入れかつ愉しむので、ある意味究極のプラス思考。 生涯の全てを剣に掛けて生きた人物であり、それゆえに自身を刀や道具のようなものと称しており、破綻者を自認している。 武士として好敵手となる者との戦いを望む、まさに絵に描いたような武人である。 『暗殺者(アサシン)』のサーヴァントでありながら、その戦闘スタイルは暗殺とは程遠く、 拠点としている柳桐寺の入り口で、襲い来る他のサーヴァントを正々堂々と正面から迎え撃つ。 真名は、日本史において宮本武蔵の好敵手として有名な剣豪・佐々木小次郎。項目冒頭の台詞はゲーム本編における彼の第一声である。 聖杯戦争において、サーヴァントの真名は弱点の露呈に繋がるため、秘密にすべきものとされるが、 このアサシンは初めてセイバーと相対した時に自ら堂々と真名を名乗り、彼女を困惑させた。 以下、ネタバレ ◆真実 彼は、キャスターのルール違反によって召喚された、謂わば不正サーヴァント。 本来、冬木の聖杯戦争では、アサシンのサーヴァントは歴代のハサン・サッバーハの誰かが召喚されるのだが、 今回はサーヴァントであるキャスターがサーヴァントを召喚するという異常事態から、ハサンとは関係ない彼がアサシンとして召喚された。 しかし、佐々木小次郎は物語世界の日本史においては実在しない架空の人物であり、 このアサシンは伝承にある「佐々木小次郎」の秘剣・「燕返し」を再現できる無名の剣士の亡霊が、「佐々木小次郎」の名と殻を被って召喚された存在に過ぎない。 つまり、この架空の剣豪を名乗る英霊の正体は、その剣豪が使うとされる秘剣が使えるということで召喚された、ただ単に恐ろしく強いだけの農民Aさんである。 本人曰わく、確かに佐々木小次郎という剣客は居ただろうし、物干し竿と言う長刀を持った剣士も居ただろうが、それらは同一人物ではない。 伝承にある「佐々木小次郎」とは、宮本武蔵という剣客を讃える為に人々が作り上げた架空の人物に過ぎないという。 冬木の聖杯戦争は東洋の英霊に対応しておらず、彼が召喚されたのも要は魔術基盤の隙を突いたバグ技のようなものであり、 キャスター程の魔術師でもなければ本来このような召喚は行えない上、それによって召喚される英霊もまともな英霊ではない。 そんなイレギュラーな召喚により、「架空の英霊である佐々木小次郎として呼び出された農民Aさん」である彼であるが、一応本来の自分の生前も覚えている。 曰く、農民であった彼には名を持つこともなく、読み書きを覚える余裕などなかったという。 なんでも、たまたま山奥で剣聖と出会ってその太刀筋に魅了され、弟子入りしたというが、教わったのは花鳥風月のみで、最初の演舞を一度見たきりで剣を教わることはなかった。 その剣聖の置き土産である「物干し竿」を、農作業の傍ら、自身が魅了された絶技に近付くべく、そして空を飛ぶ燕を斬るべく、独学で振るい続けた彼は、 一度も果たし合い等をすることはなく、「燕返し」を完成させた直後に亡くなった。 奈須きのこ曰く、 「無名でありながら英霊検索に該当した伊達男舐めんなっつーの。心身共に山育ちだっつーの。そも剣聖なら刀なんか使わなくても次元を断つくらい出来るっつーの。千子村正、因果すら断つっつーの」。 最後のそれ、なんて朧村正? 召喚の際の触媒にして依り代となったのは「柳桐寺の山門」。 アサシンに対応する擬似的な令呪を持っているのはキャスターで、事実上のマスターも彼女なのだが、 元より英霊であり、現代に生きる者でないキャスターは英霊を現代に留めるための依り代にはなり得ないのである。 そのため、魔力供給を行っているのはキャスターであるが、現界に必要な魔力があれば彼女が消滅しても山門が破壊されない限り現界し続けられる。 なお、生前は冬木と縁があり、星を見るためによく柳桐寺の山門に来た事があると語っている。 一方、依り代となっている山門からアサシンは離れられないという制約も課されており、キャスターからは専ら山門の護りを命じられている。 キャスターの結界により柳桐寺の境内は敵サーヴァントの宝具の威力も大幅に削減させ、 地形効果によってアーチャーの狙撃すらも封じる環境を作り上げている。 故に、柳桐寺に攻め入るサーヴァントはアサシンの居る正門から侵入せざるを得なず、必然的に彼の土俵たる近接戦で戦う事となる。 しかも後ろに控える搦め手・陰謀を得意としているキャスターが得意の神殿の中で控えて隙を窺っているので、より攻略難易度が跳ね上がっている。 その戦い方からか、ランサーは苦手なタイプに彼を挙げていて、戦闘狂の彼をしてタイマンでも御免だと拒否した程。 彼曰わく「ああいう奴は遠くから仕留めるに限る」との事。 だが山門から離れられない制約はやはり不満がある上、キャスターからは番犬程度の存在と見なされており、 アサシンもキャスターを「女狐」と面と向かって言うほど嫌っているため、 第五次聖杯戦争のマスター・サーヴァントの中では、慎二とライダー組に並ぶほど険悪な関係である。 実際問題、TVアニメ版『UBW』ではキャスターをわざと煽った結果、魔術で胸部を破裂させられ肋骨を剥き出しにされる仕置きを受けた。 ○戦闘能力 長さが五尺余りの長刀「物干し竿」による「全てが首を落とすため」の鋭い一撃必殺の斬撃と敵の剣撃を刀でいなすのを得意とする。 剣に捧げたその人生は伊達ではなく、剣において彼を上回る者は存在しない、剣技のみに特化したサーヴァント。 特に敏捷値に関しては、元来スピードに優れたライダー・ランサーを押しのけ、第五次聖杯戦争においては(敏捷値のランク上)最速。 尤も敏捷のランクは移動速度と反応速度で評価されるので、足の速さではなく反応の速さでランク付けされた可能性もある。 単純な破壊力、剣速はセイバーに劣るもその卓越した剣技を持って彼女と渡り合う。 その剣術はセイバーのような西洋の剣特有の力をもって敵を叩ききる剛剣ではなく、刀特有の速さでもって敵を断ち切るものとされている。 第五次聖杯戦争で呼ばれたサーヴァントの中でも最高の技量の持ち主とされ、あのセイバーをも凌ぐという。 ディルムッドが「破魔の紅薔薇」を解放する事で漸く見切った「風王結界」の見えない斬撃すら、 彼は数回打ち合っただけで剣の寸尺形状を見抜き、髪一筋の位置で避ける神技を見せている。 その最高峰の技量から生み出される剣術と切り札の魔法の域にまで高められた秘剣「燕返し」をもって、 本来名も無き亡霊である彼は、名だたる英霊とこと接近戦においては互角以上に立ち回ることができるのである。 ●弱点 その卓越した剣技を活かせる近接戦では無類の強さを発揮できるのが彼の最大の長所なのだが、 正式なアサシンのサーヴァントでない彼は、アサシンのクラス特性を「気配遮断」以外失っており、上述の通り宝具も持たない。 そんな彼が他のサーヴァントに対抗し得るのはその剣技のみであり、それ一本で戦うしかない故に、 確かにアサシンはこと剣技においては第五次聖杯戦争で最高の腕前を持つとされるが、 逆に言えば「それが全て」であり、それ以外の戦法に対応出来ないのが最大の弱点。 更に言えば、武装である「物干し竿」は業物ではあるが、宝具ではない為に強力な武装とぶつかれば折れてしまいかねないため、強引な扱いは出来ない。 彼はこの弱点を補うべく、通常剣戟の際には相手の武器をいなすように捌くことで、衝撃を拡散させて刀が折れないようにしている。 それでもギルガメッシュのように肉体の殆どが強固な鎧に覆われている相手は頭部狙い以外に有効な攻撃は出来ず、 バーサーカーのような無効化宝具を持つ相手に至っては1対1の真っ向勝負で勝つ術が無い。 それでも実力は相当なもので、キャスターの結界、階段から登る以外無いという地の利など有利な要素があるとはいえ、 第五次におけるセイバー・アーチャー・ライダーを独力で、 相性が最悪のバーサーカーすら同じく相性最悪のキャスターと協力して山門から退けさせる事に成功した。 ちなみに(小次郎側から見て)攻撃手段のないバーサーカーをどうやって退かせたかと言うと、 キャスターのバーサーカー本体への「重圧」と小次郎の「攻撃的防御」という構えで、「これ以上近寄ったら自分も死ぬけどお前も死ぬよ」という相討ち狙いの戦法を取り、 これには流石のイリヤも後ろにいるキャスターを警戒して深入りせず、撤退したという。 尤もバーサーカーには「十二の試練」がある為、本気で殺す気で来られたらやられていたとも語られている。 流石にギルガメッシュ相手には「Fate」ルートで一方的にやられた模様。 『Fate/hollow ataraxia』を見る限り、遠距離からの王の財宝のガトリングで仕留められたと思われる(辺りに武器が散乱していた)。 「UBW」ルートではセイバーとの再戦の約束を果たすべき消滅寸前の肉体ながらも意志の力で現界し続け、 ハンデを背負いながらも以前に剣を交えた時よりも万全状態のセイバーと互角以上に渡り合った。 ◆宝具? ◇燕返し 秘剣───────燕返し ランク:− 種別:対人魔剣 レンジ:2 最大捕捉:1人 彼の唯一にし最大の切り札の「対人魔剣」。 厳密には宝具では無く、技術によって宝具の域に達した文字通りの必殺技であり、彼が全存在をかけて練り上げた究極の一。 基本的に構えらしき物を持たない彼だが、この技にだけは構えがある。 その実態は「多重次元屈折現象」による、 一の太刀:頭上から股下までを断つ縦軸 二の太刀:一の太刀を回避する対象の逃げ道を塞ぐ円の軌跡 三の太刀:左右への離脱を阻む払い という三種類の円弧の軌跡を描く斬撃を「同時」に放つ。これは連続剣と全くの別物。 解り易く言うと、連続剣は「同時に見える」のに対し、燕返しは「全く同時に放つ」というもの。 要は刀が三本に分裂して斬る技。発動には充分な足場が必須であり、狭い場所では二つにしか分裂しない不完全な技になってしまう。 本人曰く「複数の太刀筋で牢獄を作り上げる秘剣」。 通常なら回避出来ない魔技だが、あくまでも斬撃を三つ同時に放つだけなので斬撃に耐えられる程に頑丈な鎧なら防げてしまう。 またギルガメッシュの「王の財宝」にある多重次元屈折防具という物でも防げるとか。 宝具の域に達した秘剣であることに間違いはないのだが、偽りのサーヴァントであるためか、彼の宝具はステータス画面では「なし」とされている(あくまでスキル扱い)。 しかし彼の切り札であることは間違いないため、『FGO』ではこの秘剣が彼の宝具とされている他、格闘ゲームでも超必殺技として扱われている。 あとここまでしないと斬れなかった(※二撃同時程度では無理だった)燕とは一体どんな生物だったのかもたまに話題になる。ホント型月世界の日本のYAMAは魔境だぜ。 そんな存在なので、設定通りならこのTSUBAMEを数匹魔術で攻撃力を強化し、暗示をかけて敵に襲わせる程度で恐らくほとんどの敵に勝てる。 なお、『FGO』では、別段ここまでの魔技を用いずとも燕は斬れると明言されており、逆に燕を斬るためだけにこんな魔技を編み出した小次郎が変態呼ばわりされた。どう考えても後付けである。 ★各サーヴァントのへ勝率 VSアーチャー 「アーチャー的に遠距離で勝負したい所だが、接近しないと姿を見せないアサシン相手に狙撃は不可能だろう。 となると剣の勝負だが、彼の剣技はセイバーをして神域に達した力量と嘆息させる程で、勝ち目はない。 弓も剣も通用しない以上、UBWを使うしか勝機は無く、一方アサシンには相手に宝具の使用を促した経歴がある。 宝具の撃ち合いなら手数に優るアーチャーの勝利は時間の問題か。よって、アーチャーの勝利かも?」 という質問に対し、 「真っ当な「殺し合い」ならアーチャーが有利。されどアサシンは他の鯖と異なる戦闘条件で闘う曲者です。 多くの鯖が攻性である反面、アサシンは防性。柳洞寺という鯖殺しの地形とキャスターが作り上げた対魔術の防御結界は魔術・宝具を大幅に削減してしまう為、強力な宝具でなければ致命傷は与えられない。 となると、両者の戦いは剣技に寄る所が大きくなるのは明白。地形効果によって狙撃を封じられたアーチャーがやや不利か……?」 とコメント。 尚、2015年版アニメ『UBW』ではほんの僅かなシーンだがアーチャーVSアサシンの戦闘シーンが描かれる。 セイバーとの初戦直後でありながら、凄まじいスピードでの殺陣が繰り広げられた。 VS真アサシン 「敵との距離を一定に保ちつつ、投擲で急所を狙うのが真アサのスタイル。しかし、卓絶した剣技に中途半端な飛び道具が通用する筈もなく、40本の短剣全てを弾かれるだろう。 短剣が尽きた所で攻勢に転じれば小次郎の勝利は間違いないが、彼は山門からあまり離れられない。対するハサンも格闘戦は苦手なので、戦いは膠着状態に。互いに手詰まりとなれば宝具勝負。 しかし射程の短い燕返しに対して、妄想心音は離れた場所から相手に触れずに呪殺する事が可能。魔力Eの小次郎が倒れるは必須…よって、真アサシンの勝利か?」 という質問に対し 「鯖単体の対決なら、文句なく真アサシンに軍配が上がります。判定の通り、小次郎に妄想心音を破る手段は無いのですから。ですが、その先があります。 妄想心音の泣き所は「即死」ではないこと。通常心臓を破壊されれば即死ですが、相手は鯖。特に霊としての属性が強い小次郎は、心臓が破壊されたとしても戦闘能力は残っています。 宝具使用後の隙を突いて間合いを詰め、燕返しを放つ事も可能なのです。となると……結果は相討ち…?」 とコメントされている。 ◆劇中の活躍 「Fate」 柳桐寺に潜むサーヴァント打倒の為に襲来してきたセイバーを相手に堂々と姿を現し、いきなり真名を名乗り出て彼女の度肝を抜いた。 その剣技で彼女の猛攻を捌き続けるも、宝具の解放を渋るセイバーに業を煮やして不完全な燕返しを見せつける事で自らの力量を誇示。 彼女の全力を見ようとするも邪魔が入った事で勝負の中断を提案し、互いに撤退。 その後は登場する事はなく、別のサーヴァントに倒されたと言われ、セイバーとの再戦が叶う事はなかった。 DEEN版アニメでは下記の「UBW」の展開が混ぜ合わされ、桜救出のためにキャスターの作り出した地下神殿に殴り込んで来た士郎たちの前に神殿へと続く階段の番人として立ち塞がり、セイバーとの再戦が叶う。 事の顛末は原作の「UBW」の決着の通り。 「UBW」 セイバーの相手として再び剣を交えるべく彼女の前に立ち塞がった。 既に消滅ギリギリの中でありながらも初戦より万全なセイバーを相手に渡り合い、自身の胸中を告げ死闘を繰り広げる。 しかし、時間切れを避けるために強引に攻めた結果、セイバーの剣戟によって物干し竿の刀身が撓んでしまい、それが回避不能の筈の燕返しに「隙」を生んだ上、 見出した勝機が例え小さくとも、それに全てを賭けられるセイバーの直感と思いきりの良さにその「隙」を衝かれて敗北。 花鳥風月を愛でる者として、剣客として血反吐をセイバーに浴びせることをよしとせず、静かに自分を下した彼女を先に進ませると、満足のいく立ち合いが出来たことを喜びながら消滅した。 美しい小鳥だと思ったのだがな。その実、獅子の類であった ふむ。女を見る目には自信があったのだが。どちらも修行不足という事か…… 「HF」 謎の黒い影を相手になすすべなく敗北。 更に間桐臓硯による真アサシン召喚の為の触媒として利用され、生きたまま身体の内側から真アサシンに喰らわれるという、他のルートとは違い何の見せ場も無い悲惨な最期を迎えた。 劇場版ではただでさえ少ない出番がもっと少なくなり、総時間はおよそ1〜2分。 登場早々いきなり血を吐いて倒れ、真アサシンに胸を食い破られ肋骨が剥き出しのまま死に絶えるというグロシーンを晒して退場する。 台詞もたった一言だけであり、これだけの為に三木さんを招集したのかとよく言われる。 総括すると、ライダーと逆に、『「UBW」では見せ場が多く、「HF」ではまともな見せ場が無い』と言った感じである。 本編外での活躍 型月の中では珍しく目立ったキャラの崩れが無いキャラ。 ……だったが、『タイころ』ではナンパ師にジョブチェンジを遂げる。 しかし、元々色男なのである意味変わってないともとれる。 そんな彼もこの度『Carnival Phantasm』第九話で完全にぶっ壊れた。 山門ごとデコトラに積み込むという荒技で外に出た上、山門以外と殆ど触れていなかったからか、物言わぬ山門と会話し、求婚していた。 山門まで精神科医でも連れて行ってやるべきである。 上記の『タイころ』では虎聖杯の影響でついに山門の番犬から脱却に成功した。 そんな彼が行ったことと言えばただのナンパ。虎聖杯の魔力が変な風に頭に回ったのだろうか……?ちなみにナンパ成功率は驚異の0%。 安土桃山時代のテクニックではどうにもならなかったよ…。まぁ口説いた相手がことごとくアレなのも問題があるが。 そして、意外にも二次創作での登場回数が多いキャラでもある。 それでも、キャラの崩れはあまり無い。 侍キャラは弄りにくいのだろうか? だが、ご飯がカップ麺になったり、キャスターが引っ越した為にアパートの階段を守ったりと、酷い扱いをされる事が多い。 有名な余談だがアニメポケモンのロケット団のコジロウと名前も中の人も同じである。 青髪長髪というビジュアルも似ているので、上記のカニファン9話のデコトラのくだりなんかは「これポケモンのコジロウだよ」と言っても違和感が無いレベル。 ◆名言 「何を迷う。お互い、やるべきことは一つだろう」 「結末など、どうでもよい。ただ私は、其処に至る過程を楽しみたいのだ」 「そこまでにしておけ、傾奇者」 「拙者かよ!!?」 「一念鬼神に通ず。人の身と侮ったな」 「私は、私より強い奴に会いに行く!!」 「やな感じ~!!」 「アサシン、目標を狙い斬る!!」 「委細承知!!」 「天上天下!一撃必殺剣!!」 「十年早いんだよ!」 ◆Fate/Grand Order ☆1(コモン)のアサシンとして登場。 元々一般人Aさんのためか、真アサシンよりも低いレア度となっている。 ステータスも最後まで育てきってもやはりレア度の高い他のアサシンと比べると低い。 しかし、このゲームのガチャの特殊性とゲームのシナリオの進行上、特にサービス開始時のマスターたちにとって非常に頼りにされることになった。 まず、このゲームのガチャはサーヴァント(キャラ)と概念礼装(装備)が一緒くたに排出される上にサーヴァントは出にくい仕様であり、 レア度の高いサーヴァント、特に☆4(SR)以上ともなると、あまり課金しないマスターからするとそもそも目にすること自体稀。 そのため、無料ガチャでも排出されるレア度の低いサーヴァントでも使わざるを得ないマスターが続出した。 というより、そもそもFGO開始初期に☆4以上のアサシンクラスのサーヴァントはステンノとカーミラ(Fate)の二人しかいなかった。 そして攻撃宝具ではなくスキルも本体性能もお世辞にも強いとは言えなかったステンノ、攻撃宝具ではあるもののQ性能全面修正前な事もあってただハズレなQを3枚も持たされていたカーミラ。 両者共にゲーム性能が強いアサシンとはとても言い難い状況だったのである(ぶっちゃけて言うと性能ではハズレだった)。 そう、初期のFGO環境において強い高レアアサシン自体がそもそも存在しなかったのである(ちなみに☆3アサシンも荊軻のみであり、こちらも微妙であった)。 一方佐々木小次郎のレア度は☆1。つまり、無料ガチャでも排出されるレア度であり、10連を繰り返せばそれなりに顔を合わせる。 「小次郎は他のアサシンと比べると能力自体は低い」と前述したが、それはあくまでも「レア度が高い他のアサシンと比べると最後まで育てたときのHP・ATKのパラメータが低い」という話。 むしろスキルに関しては初期開放のスキル1が心眼(偽)という回避スキルなこともあって、初期の育成余裕が禄になかった頃のマスターには極めて有用であり、 パラメータに関してはそもそも当時はレベル20まで育てることすら大変だったレベルなのでそこまで関係がなかった。 そして、序章をクリアした後の一章では、とあるエネミーがマスターの頭を悩ませることになった。 名前は「ワイバーン」。このエネミー、わらわらと出てくるくせにHPは多いわスキルでクリティカルをバンバン決めてくるわと非常に厄介。 このゲームではエネミーにも便宜上クラスがあり、ワイバーンはライダーに属する。ライダークラスにシステム上有利なクラスはアサシンである。 ……もうお分かりだろう。対ライダーとして現実的に最も頼れるアサシンクラスのサーヴァントは☆1なのに妙に強い佐々木小次郎だったのだ。 果たして小次郎はそんなマスターたちの期待に十二分に応える活躍を見せ、マスターたちは敬意を込めて彼を「ドラゴンスレイヤー」と呼んだ。 サービス開始直後でほとんどのマスターが一章攻略中だった頃には、フレンドで呼べるサーヴァントの半分以上が小次郎とかいう事態もザラであった。 ???「すまない……空気が読めない男で本当にすまない」 とまあネタ的な意味でも愛されサーヴァントとなった小次郎だが、現在はガチャが改善されて高レアアサシンが充実したこともあり、影はすっかり薄くなった。 新規プレイヤーたちからすれば、ワイバーンなんてフレンドのジャックで解体するものであり態々小次郎なんて使う必要もなく、ドラゴンスレイヤーネタも通じない可能性が高い。 …というか大抵のプレイヤーならアサシンが欲しいと言われたらまず真アサシンの方を推す。 しかし、☆1と思えないほど強く、出やすいために宝具強化もしやすく、コストパフォーマンスも良いというメリットから、思い入れ補正を含めパーティに入れるマスターも少なくない。 スキルも 心眼(偽):A …回避1ターン クリティカル威力アップ3ターン 透化:B+ …精神状態異常を解除 クリティカルスター獲得 宗和の心得:B+ …必中3ターン クリティカルスター発生率アップ3ターン とクリティカルに特化した性能となっている為、上手くクリティカルを狙えば☆1とは思えないほどのダメージを出せる。クリティカルでゲージを稼げばハイペースで燕返しを使用することも可能。 聖杯によるレベル上限突破を行いハイレベルにして、適切な補助を行うことで高レアのサーヴァントを食ってしまうほどの強烈なアタッカーとしての活躍も可能である。 また、宗和の心得は強化クエストをクリアする事でランクアップし、スター発生率アップの倍率が強化されただけでなく、スター集中度アップ3ターンも追加されるのでより一層クリティカルが狙いやすくなる。 宝具は後に強化クエストが登場し、クリアで「ダメージ発生前にQuickアップ」効果が追加されるように。基礎火力の実質的な底上げが行われて更に使いやすくなった。 丁度クエスト追加のちょっと前に超強力なQuickサポーターが登場したことも小次郎には追い風であり、編成に組み込めば文字通り「さいきょうののうみん」が爆誕する。 弱点は全鯖中現状最下位のスタミナであり、袋叩きにされたらあっという間に落ちる。 その為盾役や防御力を上げる礼装は必須。 パートナーとしてはバフ追加できる孔明や、同じQuickスキルの高いジャック・ザ・リッパー、スカサハなどがベストパートナー。 キャラクエでは、明らかに人外である『地獄の使者デーモンソード』と戦い勝利しているが、「あの日のツバメの方が手強かった(意訳)」という爆弾発言をしている。 ともすると前述のワイバーンより手強かったりするのだろうか。燕とは一体……。 そして水着イベントにて「分身したり時間逆行したり空間を裂くような獣」と戦った事がある発言をしていた。 …明言していないものの、超スピードで動き回る生物(?)だと推測されるので、ファンの間ではこれが例の「燕」の正体だと予想されている。 と言うか、ワイバーンよりヤバイ「燕」とは別にこんな化け物がいたとは考えたくない。 そうだとしたらどんな魔境だよ…。 水着イベントでは同じコモン同盟(?)であるアマデウスから仮面を拝借してアイランド仮面(笑)を自称して一行に立ち向かったが… 「拙者だって遊びたいのでござる!!」 ちなみに、2016クリスマスにて同類が登場した。 2017年には、「佐々木小次郎」として因縁深い宮本武蔵が実装。 だが小次郎は上記の通り本人ではなく、武蔵も平行世界の存在という、微妙に噛み合わない存在で、マイルームでのボイス言及が多少ある程度だった。 ちなみに、今回実装された武蔵ちゃんこと女武蔵が生まれた世界では佐々木小次郎は実在していたらしく、「小次郎がいる」と聞いて武蔵ちゃんはこちらの小次郎を見に行ったようだが、 一目見るなり「あんな小次郎いるもんですか!」「強い弱いの話じゃなく、もう空位に達してるじゃない!」と驚愕していることから、 武蔵ちゃんの世界の『佐々木小次郎』とこちらの小次郎のどちらが強いかは不明だが、「空位に達している」と称するのが宝具の域にまで『燕返し』を高めたことに由来するとすれば、 武蔵ちゃんが知る『佐々木小次郎』は『燕返し』を開眼していなかったか、開眼していても常識の範疇の必殺技で、こちらの小次郎のソレのような魔剣じみた特性は持っていなかったと思われる。 なお、こちらの小次郎は「『燕返し』を披露できる無名の剣士に佐々木小次郎の殻を纏わせたモノ」…つまりは別人なので、武蔵ちゃんの世界の本人と似ていなくても不思議はないのだが、 武蔵ちゃんは外見の違いなどには言及しておらず、ただ「空位に達している」ことに関して「狸が化けてるのか!」と言うに留まっているため、 容姿もたまたま似通っていたか、あるいは「纏わせた『殻』には伝承にある装備等だけでなく容姿まで含まれている」かもしくは武蔵ちゃんがこの時細部までは見ていなかったかのどちらかと思われる。 1.5部において、武蔵が主役であるタイトル「英霊剣豪七番勝負」が発表され、出番が期待されていたが……? ※注意※ この先には『屍山血河舞台 下総国』のネタバレが含まれています。 構えられよ、武蔵殿。 我らが立ち会う理由は一つ。 腕に覚えがある剣士が二人、こうして出遭った事のみだ。 妖術師の用心棒として登場。 ちなみにこの時の彼がサーヴァントであったか生身の人間であったかは不明。 劇中で彼を見た他の英霊剣豪は、「現界した英霊ではない」「生者の命を揺らしておる」と評しており、サーヴァントではなく生身の人間かのような描写がされている。 その一方で最終決戦時のゲーム内の表記が「DANGER」表記(つまりは生身の人間)のエンピレオと異なり、「SERVANT」であることからサーヴァントと捉える事も出来る。 常陸の山にて妖術師に拾われ、一宿一飯の恩を返すべく懐刀として傍に付き従うことになる。 復讐と憎悪に狂った妖術師をして「まだ敬意の念が残っていたらしい」「人界において貴様の剣を上回る魔剣なし」とまで言わしめるほどの腕前を持つことから、 妖術師の対武蔵を想定したジョーカーとして控えることになった。 ただ、小次郎自身は「香の一つでも上げれば許すだろう」と妖術師の企てそのものにはとんと興が乗らないようで、 むしろ悪鬼羅刹揃いの英霊剣豪達を、次々に撃破していく武蔵にこそ惹かれていくようになる。 終盤の決戦の時も、結局妖術師が倒されるまで姿は見せなかった。 しかし、炎上崩壊する厭離穢土城の中、ようやく宮本武蔵と主人公の前に立ちはだかる。 武蔵にとっては異変の元凶を倒し、炎上する城から速やかに脱出したいところ 小次郎にとっては主が倒されたが、そこまで思い入れもなく、両者に本来戦う理由はない。 しかし武蔵と小次郎という、最大の宿敵を前にした二人にとっては些細なこと。 七 英 番 霊 勝 剣 負 豪 勝 負 、 最 終 セ_______ イ_______ 佐 バ_______ 々 | 宮_ 木 ・ VS 本_ 小 無 武_ 次 銘 蔵_ 郎_________ 我_______ 流_______ い ざ 尋 常 に 勝負!! この戦闘では味方サーヴァントが宮本武蔵1人であり、正真正銘の一騎討ちとなる胸熱展開。 BGMはぐだぐだ明治維新でも流れた、Grand Battleの和風アレンジ。 この時の小次郎は、クラスがセイバー、立ち絵が社長画の新規絵になっており、モーションも初期のものではなく新規にunlimited codesの動きを中心に変更されたものであり、燕返しの演出はアニメUBWの演出再現となっている。 後に、立ち絵以外のモーションは、通常のアサシン小次郎でも実装された。 戦闘は1対1だが、小次郎は複数ゲージや特殊スキルがあるわけでもないので、特段難しくはない。 宝具をそのまま受ければ敗北必至だが、スキル無空による無敵で問題なく凌げる。 逆に言えば、空位へと迫り第3スキルに開眼できなければ、燕返しを防ぎきれなかったであろう。 決着後は至上の立ち合いを終えたことに満足しながら、 「編纂事象の座の中に私が如き男がいれば、この一時の味わいを伝えてやりたいものだ」と言葉を残し、炎の中へと姿を消す。 そして。 いつか、どこかの世界で。 老いて死に瀕する一人の男。「編纂事象の宮本武蔵」の前に、長刀の剣士・佐々木小次郎は現れた。 あまりに遅すぎた運命に、老いた武蔵は己がもはや戦えないことを嘆き、赦しを乞う。 だが、当の小次郎が口にした言葉は――― 「案ずるな。嘆く必要などない。 つい今しがた、私は確かに武蔵と立ち会った。まことの二天一流が如何なるものかを見た。 ゆえに御老人、案ずるな。 新免武蔵は―――我が前にて、零の地点に到達し申した。」 「――――――――。そうか。 …………嗚呼、おまえがそう云うのであれば信じよう。武蔵は空の座へ至って零を知った。 そうなのだな。そう……なのだな、我が運命。佐々木小次郎。 それは、よき…………話だ………………。」 時と世界を隔てた、あまりに奇妙で、あまりに遅れた形こそなったが。 運命との決着は、あやまたず此処に果たされたのであった。 余談 後に、Fate/Samurai Remnantにて、佐々木小次郎は実在していたことが判明。一応、当人もそういう人はいるんじゃないかとは言っていたが。 どういうことだと突っ込みたいところだが、実は矛盾はしてない。 というのも、「巌流島で戦った佐々木小次郎」というのは武蔵の弟子の宮本伊織が残した碑文を原典としており、当事者以外その戦いを目撃した人間がいないのだ。 何なら碑文には佐々木小次郎の名前すらない。 分かっているのは武蔵と戦った燕返しを操る剣豪がいたというだけで、そこから連なるあらゆる架空の逸話こそが「存在しない佐々木小次郎」という英霊の基礎である。 そして、現実に生きた燕返し使いはそれらの逸話と同一視されることなく生涯を終えたのだろう。 追記・修正は燕返しを見切ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ☆1にあるまじき強さを誇る農民、剣技のみで第二魔法まで到達したのは伊達じゃない。 -- 名無しさん (2017-06-13 19 45 58) いろんなサーヴァントが増えたけど剣の技量だけなら未だにトップを維持できてるのは流石 -- 名無しさん (2017-08-06 20 00 29) ☆1でもいいからセイバーで実装してほしい。 -- 名無しさん (2017-10-16 20 41 51) キャラグラだけならともかく、イラストレーターも社長だしなぁ -- 名無しさん (2017-10-16 22 25 07) アサシンの小次郎にモーションと絵の変更があればそれで満足。原作的にもクラス変えてほしくないし -- 名無しさん (2017-10-19 23 25 47) この御仁こそまさにレベル999の村人 -- 名無しさん (2017-10-22 01 10 28) 宝具のSEもUBW準拠が良かったんだけど普通でガッカリ -- 名無しさん (2017-10-24 17 38 06) 映画だと尺の都合も有って台詞減って束 -- 名無しさん (2017-12-13 20 49 06) これセイバーですよね? -- 名無しさん (2020-04-11 03 24 04) いまでも聖杯使ってやれば戦える -- 名無しさん (2020-08-11 13 41 11) ↑3あのシーン、真アサシンが小次郎の腹から出てきたんじゃなくて、真アサシンが小次郎の腹を貫通して倒したと誤解した新規が結構いたみたいだな -- 名無しさん (2020-10-14 20 33 15) 燕返しの一点だけってことは生前は物干し竿使ってなかったのかな? -- 名無しさん (2020-10-14 20 52 02) ↑宝具とは『その英霊を象徴する武具・技・伝承を象ったもの』。この英霊ならぬ亡霊の象徴は所持していた刀に非ず技の方だったという話 -- 名無しさん (2021-10-28 07 53 40) このNOUMINの燕返しは以蔵さんも真似できないらしい…まあ、そりゃそうか。 -- 名無しさん (2023-03-25 02 47 54) ドラゴンボールのヤジロベーのセリフ「あいつもう人間じゃねえな。」が浮かぶ。 -- 名無しさん (2023-10-16 19 24 25) サムライレムナントからして一部の世界の佐々木小次郎(真)も似た声をしてるらしい… -- 名無しさん (2023-11-01 11 05 26) まさか○を伝授してるとは。 -- 名無しさん (2023-11-01 19 30 53) 名前 コメント