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竜神の末裔 No.44 レア:☆☆ HP:845 力:34 賢:29 守:18 早:43 特技 スクリュークロー かまいたち 生息地:砂漠 特徴:ツメの攻撃が得意 発生相性 水モンスターチーム 突撃魚チーム 砂漠チーム スナイプLv 竜神の末裔へ戻る ア行へ戻る メニューへ戻る
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盗賊ミッション 進行具合によりミッションが解放され、次の流れでミッションが解放される (Sequence3 勢力解放後)盗賊ギルドで狐と話し3ミッション解放→3ミッションクリア (Sequence6)盗賊ギルドで狐と話し4ミッション解放→4ミッションクリア (Sequence7)盗賊ギルドで狐と話し3ミッション解放 ◆「迷子の子犬」 - Sequence 3 Memory-1 百目団からアルドを救い出すアルドが死ぬ前に弓兵を倒す アルドと話す フル・シンクロ条件 - 2分以内にアルドを救う 報酬:300f ターゲットは弓兵2人だが、いっしょに隊長1人、盗賊2人がいる アルドに話しかけるには5人全員を倒す ミッション終了後は盗賊2人の遺体を探ってアイテムを得よう ◆「利害の不一致」 - Sequence 3 Memory-1 抗争が勃発しようとしているので、百目団に教訓を与えてやる誰も殺さずに百目団をやり込める フル・シンクロ条件 - 盗賊が全員無事で戦闘終了 報酬:300f ターゲットは盗賊8人、フルシンクロには全員素手で倒す必要がある ◆「スピード次第」 - Sequence 3 Memory-1 挑戦者の言う条件で競争して勝つ制限時間内にゴールインする フル・シンクロ条件 - 60秒以内にコースを完走 報酬:300f 多少もたついたり一度くらいなら落ちてもいける。 ◆「ハゲタカ達を狩る者」 - Sequence 6 市民を虐げ、屋根を見回っている百目団のならず者達を倒す百目団を見つける フル・シンクロ条件 - ならず者全員をピストルで倒す 報酬:1300f ターゲットは3人でそれぞれ別の狭い探索エリア内の噴水上と屋根上に立っている タカの目を使ってターゲット視認またはターゲットがこちらに気づくと逃亡するので、ターゲット印がでたらすぐ銃を撃つ 周辺にいる屋根上のボーガン兵は倒しておくと楽 ◆「指のさし示す先に」 - Sequence 6 ガルヴァノ殺しの罪をヴィンチェンゾにかぶせ、ボルジアと百目団を仲違いさせるガルヴァノを暗殺する 遺体から証拠品を盗む カルヴァノの遺体を道に投げる 証拠品をヴィンチェンゾに持たせる フル・シンクロ条件 - 見つからずにいる 報酬:1300f 屋根上をうろちょろしているターゲットを暗殺、遺体を探り、遺体を道に投げ捨てる 道を歩いているターゲットに気づかれないように近づいてから×ボタンで証拠品をすり替える ◆「注目の的」 - Sequence 6 ボルジアの書類を百目団から盗む気づかれずに箱から書類を盗む 気づかれずに書類を届ける フル・シンクロ条件 - 盗み中、気づかれない 報酬:1300f 吹き抜けになっている建物の中庭に宝箱があり、屋根に3人、地上の入り口2カ所に各2人、付近一帯の4人の巡回兵がいる 屋根の3人を倒し、巡回兵4人の動きを見て地上に降り、宝箱回収、屋根に上り、依頼人のところに戻る(地上入り口2人と巡回兵4人をまとめて矢の嵐で倒して、地上から回収して戻るのもあり) ◆「心は若く」 - Sequence 6 挑戦者の言う条件で競争して勝つ制限時間内にゴールインする フル・シンクロ条件 - 60秒以内にコースを完走 報酬:1300f ◆「縮小」 - Sequence 7 裏切り者の盗賊を見つけて倒す盗賊の後をつける 待ち伏せを生き延びる フル・シンクロ条件 - 裏切り者をアサシンブレードで倒す 報酬:2600f 住宅地帯から開けた場所に行くと待ち伏せに遭い、依頼人がターゲットに変貌し敵が襲いかかってくるので、ターゲットはアサシンブレードでその他は矢の嵐で倒すと簡単 ◆「ブランケット仕上げ」 - Sequence 7 チルコ・マッシモへ行き、百目団の幹部達を倒すチルコ・マッシモへ行く 百目団の幹部達を倒す エリアから離れ一般市民状態に戻る フル・シンクロ条件 - 幹部達をアサシンブレードで倒す 報酬:2600f 3人が馬に乗って一列で走っているので、馬に乗ってうしろの敵から順に馬へのエア・アサシンを連続してやればすぐ倒せる もし逃しても、敵はわかりやすいルートを進むので斜めに横切ってショートカットしていけば簡単に追いつく ◆「声援に応えて」 - Sequence 7 挑戦者の言う条件で競争して勝つ制限時間内にゴール フル・シンクロ条件 - ノーダメージで全コースを完走パラシュートがあると、最初のチェックポイントまで空を飛んでいけるため、時間をかなり節約できる。 上記のショートカットにより制限時間に余裕ができるので、あとは早さよりも正確さ重視で。 報酬:2600f 盗賊ミッション・補足 「迷子の子犬」敵は弱い。馬を使い、迷わずたどり着けばフルシンクロ可能。馬ではなくダッシュ使っても最短で行けば目的地まで50秒かからない。 「利害の不一致」敵は弱いので余裕で勝てる。キックなどを交えてカッコ良く立ち振る舞いましょう。 終了後に倒れた敵の懐を探っておこう。 「スピード次第」コースに慣れて、落ちずにゴールすればフル・シンクロ可能。 「心は若く」難易度は非常に高いコースを覚えないといけないので、何度も繰り返しプレイする番兵を倒さずに無視してゴールすることも可能/クロスボウで倒しながらでもOK 落ち着いて走る イライラしないことと、諦めないことが何よりも重要 猶予は5秒程度(55秒前後でクリア可能) コース始めの番兵2人はあらかじめ倒しておくといなくなるので少し楽 動画 「ブランケット仕上げ」幹部を1人殺すと他の幹部が逃走を始める しばらく追いかけると村で止まるので戦う 村では百目団が無限湧きする模様 トレードアイテム集めしたい人は湧き出場所に近い所に行く→弟子を二人だけ呼び出す→一緒に戦ってると百目団の湧き出のおかげで弟子がほぼずっと一緒に戦ってくれるから効率が上がる 「声援に応えて」第一チェックポイントまでパラシュートで移動すれば余裕30秒前後の余裕が生まれる
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【向日葵のアサシン】 『此度も拙僧を呼んで下さるとは』 クラス:アサシン マスター:はるひ 真名:不明平井権八(ヒライゴンパチ) 性別:不明女 属性:不明混沌・悪 ステータス:筋力■A 耐久■D 敏捷■A 魔力■E 幸運■E 宝具■EX クラス別スキル:気配遮断■B 固有スキル: 不明 【百三十の辻斬り:EX】 強盗と辻斬りを繰り返し130もの犠牲者を出したアサシンの剣術。 人間・人間型の英霊に対して与えるダメージが増す。 宝具: 不明 【素性隠しの僧衣(ふけしゅうとうしょうじ)】 追手の追跡を躱す為に逃げ込んだ寺で得た僧衣。 この宝具で身を包んでいる間アサシンの情報は全て隠匿される。 隠匿中は実際のステータスよりも能力が低下する。 【解説】 ステータスから真名、スキルも宝具も一切が隠された状態の虚無僧。 話しかければきちんと答えるが声も男女の判別すら出来なくなっている。 前回の戦いで一度正体を曝しているが宝具の都合上また正体を隠している。 聖杯への願いも不明。 正体は130人もの人間を殺めた辻斬り。 聖杯への願いは『自分の刑死後に自分を追って死んだ親友の魂の救済』。
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アサシン 防具 胴体 / 足 番号 アイテム名 Lv 性別 攻撃 防御 速度 入手方法 購入価格 001 竜皮のジャケット 01 - 0 2 0 エルロンド城下町 暗殺者の店 ジョージ (51,37)エルロンド城下町 転職防具の店 アヤ (39,30) 14 竜皮のズボン 2 10 002 夜のジャケット 05 - 0 5 0 エルロンド城下町 転職防具の店 アヤ (39,30)アテーリア草原北 村の雑貨屋 オリバー (44,13) 41 夜のズボン 4 30 003 漆黒のジャケット 08 - 0 8 0 エルロンド城下町 転職防具の店 アヤ (39,30)アテーリア草原北 村の雑貨屋 オリバー (44,13) 146 漆黒のズボン 7 107 004 隠密のジャケット 12 - 0 11 0 アテーリア草原東 行商人 トーマス (37,52)アテーリア草原北 村の雑貨屋 オリバー (44,13)ゼスの森東 行商人 クワットロ (46,40)コルキア村 旅の行商人 カルディ (29,32) 453 隠密のズボン 11 333 005 疾風のジャケット 15 - 0 14 0 ゼスの森東 行商人 クワットロ (46,40)コルキア村 旅の行商人 カルディ (29,32)愚者の焦土北 行商人 トーレ (39,15) 785 疾風のズボン 13 575 006 暗殺者のジャケット 20 - 0 19 0 コルキア村 旅の行商人 カルディ (29,32)愚者の焦土北 行商人 トーレ (39,15) 1379 暗殺者のズボン 18 1101 007 毛皮のジャケット 23 - 0 22 0 コルキア村 旅の行商人 カルディ (29,32) 1726 毛皮のズボン 21 1260 008 百人暗殺団長の闘衣 24 - 0 26 0 ブック 闇竜の祭壇調査 - 百人暗殺団長の下衣 24 - 009 レクイエムジャック 25 - 0 29 0 6塔 ロストクロニクル ジュンガナンガ L27 (3階) - レクイエムレッガー 26 エメラルドテイルの塔 5階 010 鋭鱗服(胴装備) 30 - 0 25 0 コバルティコアの塔 5階 (クリティカルヒット発生率+3%(物理魔法両方), 魔神耐性+3%) - 011 コバルティシンジャック 30 - 0 33 0 コバルティコアの塔 5階 (魔神耐性+3%) - コバルティシンレッガー 29 コバルティコアの塔 4階 (魔神耐性+3%) 012 - 0 0 013 - 0 0 014 - 0 0 015 - 0 0 016 - 0 0 017 - 0 0 018 - 0 0 019 - 0 0 020 - 0 0 頭 番号 アイテム名 Lv 性別 攻撃 防御 速度 入手方法 購入価格 001 - 0 0 002 - 0 0 003 フェイスマスク 7 男 0 3 0 アーテリア草原東 行商人 ヘンリー (28,42)エルロンド城下町 暗殺者の店 ジョージ (51,37)アテーリア草原北 村の雑貨屋 オリバー (44,13) 68 004 フェイスマスク 7 女 0 3 0 アーテリア草原東 行商人 ヘンリー (28,42)エルロンド城下町 暗殺者の店 ジョージ (51,37)アテーリア草原北 村の雑貨屋 オリバー (44,13) 68 005 シャドーマスク 14 男 0 5 0 ゼスの森東 行商人 クワットロ (46,40)愚者の焦土北 行商人 トーレ (39,15) 157 006 シャドーマスク 14 女 0 5 0 ゼスの森東 行商人 クワットロ (46,40)愚者の焦土北 行商人 トーレ (39,15) 157 007 - 0 0 008 - 0 0 009 - 0 0 010 レクイエムマスク 25 - 0 10 0 6塔 ロストクロニクル サルディンマータ L30 (5階) -
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不況によって閉鎖された工場の中で、一人の男が座り込んでいた。 男は深いため息を吐き、神に懺悔するように項垂れ両手を合わせた。 「大丈夫か、マスター」 男しかいなかった空間に声が響いた。 同時に剣を携え軽装鎧を纏った青年が現れた。 「ああ、少し寝付けないだけさ」 「なら良いが……あまり気に病むな。あれは仕方のないことだった」 軽装鎧の青年、セイバーは主の苦悩の原因が昨日倒した主従にあると知っていた。 人当りの良い、優しい性格のセイバーのマスターは突然巻き込まれた聖杯戦争に消極的だった。 セイバーを召喚してすぐできるなら誰も殺さず家族の元に帰りたいと打ち明けられたことを昨日のことのように覚えている。 しかし結果として男の願いは叶わなかった。昨日バーサーカーとそのマスターの襲撃に遭った折、正当防衛に近い形でセイバーが彼らを屠ったから。 「彼らは我々に敵対的だったし、第一討ったのは私だ。貴方は罪悪感を感じる必要などない」 「…そう思えれば楽になれるんだろうね。でも僕が君のマスターである以上間接殺人には違いない。 それに彼らも僕と同じように理不尽に巻き込まれただけだったんじゃないのか? 帰れるものなら帰りたいと、そう思っていたのかもしれない」 セイバーのマスターは数代前に魔術回路が絶えた家系の出だった。 偶然にもセイバーとの契約を機に閉じていた回路が開きそれなりに魔力供給を行えるようになったわけだが。 一般人同然に育った男は良き勤め人であり善き夫であり親孝行な息子であった。 当然そんな男に人殺しの経験などあるはずもなく、男の脳裏には死んでいったマスターの怨みの声が過っていた。 「きっと僕は良い死に方はできないだろうね」 「何を言っているんだ。貴方は妻子や両親の元へ帰るんだろう? どうしても奪った命を気に病むというのなら、せめて彼らの分も幸福に生きるべきだ」 「…そう、だな。ありがとう、確かに僕は死ぬわけにはいかない。 それにどこかには手を取り合えるマスターもいるかもしれない。きっとまだ希望はあるはずだ」 「その意気だ。今日はしっかり休んでおいた方が良い。 人避けの結界を張ってあるから誰かに見咎められる心配はない」 セイバーは剣術のみならず魔術にも心得のあるサーヴァントだった。 これまでにも危うい状況を魔術で切り抜けたことが何度かあった。 男もセイバーを信頼しているためもう一度寝袋に入り眠りにつこうとしていた。 明日には当面の住居も確保できる算段だった。 ――――――I am the born of my sword そう、明日を迎えることができさえすれば。 「マスター!!!」 剣の英霊の卓越した聴覚が異常を察知した。 何かが飛来することを察知したセイバーは戦士の直感に従い有無を言わさずマスターを抱え駆けだした。 正確なところはわからない。だがここに留まるのは間違いなく命取りだ―――! 瞬間、工場の屋根が破られ白い爆光が二人を照らした。 セイバーは間一髪のところでマスターと共に全壊した工場から逃げ果せた。 だが無事とは言い難い。マスターは重度の火傷を負った上に建物の破片が身体のあちこちに刺さっている。 セイバーをしてもマスターを完全に守り通すことは敵わなかったのだ。 そしてセイバー自身今の一撃で鎧の半分が壊れマスター同様深い火傷を負っていた。 「今のは…アーチャーの狙撃か?だとすればここに留まるわけには……」 マスターは瀕死の重傷を負っている。すぐにも魔術で応急処置を施す必要があるがまずは狙撃されない場所へ行く必要がある。 そう思ったせいだろうか、近距離への警戒が僅かとはいえ薄れていたのは。 「葬る」 「何っ!?」 未だ立ち込める煙の中から黒い影が迫り、寸でのところで影の振るった凶刃を受け止めた。 明らかなマスター狙い、間違えようもないサーヴァントの気配はアサシン以外に有り得ない。 瞬間、セイバーの脳裏に浮かんだのは同盟の二文字。複数のマスターが共謀して自分たちに狙いを定めたのか? 「セイバーのサーヴァント…葬る」 「できると思うか?」 だが目の前のアサシンがセイバーの事情を汲むはずもなく日本刀で斬りかかってくる。 暗殺者であることが信じがたいほど卓越した剣技、剣速に次第にセイバーが押されていく。 それも当然、今のセイバーは万全からは程遠い。 昨日の戦闘での消耗に狙撃で受けた負傷が重なり十全の力を発揮することができない。 しかしセイバーには時間がない。今すぐ襲撃者を退けマスターを救助しなければならない。 「ならばっ……!」 セイバーは賭けに出た。敢えてアサシンの斬撃を身体で受け返す刀で打ち倒す。 肉を切らせて骨を断つ捨て身の策を成すため一気に踏み込みアサシンの斬撃を防がずさらに迫る。 「………あ?」 アサシンを斬り伏せようとした時、セイバーの霊核たる心臓が破壊され地に倒れ伏した。 何故?アサシンから受けた傷は決して致命傷の類ではなかったはずなのに。 (まさか……宝具………) 手遅れになってようやく解答に辿り着いた。 アサシンが持つ刀には何らかの極めて強力な概念が宿っていたのだ。 無念の言葉を口にすることすら許されず、セイバーは聖杯戦争の舞台から永遠に消え去った。 ず、ず、ず、という音を立てながら男は地べたを這いずっていた。 自分が最早助からないことを半ば以上確信しながら、それでも生きるために。 わかっていた。間接的であっても人を殺めた自分は必ず報いを受ける時が来るだろうことは。 それでも、まだ生きたい。死ぬわけには、いかない。 「帰ら、なきゃ……かえ………」 這いずる男の視界にぼんやりと人影が二人分映った。 ああ、間違いようもない。あの二人はずっと会いたかった―――――― 「何だ…そこに、いたのか……」 そう言い残し、男は事切れた。 元の世界へ戻ることなく、死の間際にたった一つの安らぎだけを得て。 爆発によって倒壊した工場から三キロメートルほど離れた高層マンションの屋上に黒塗りの弓を持った少年がいた。 元は赤銅だったのだろう頭髪は所々白くなり、肌も部分的に褐色化しておりさらにオッドアイという奇異な容姿だった。 『士郎、標的は仕留めた』 「わかった、じゃあ警察やマスターが来る前にこっちに合流してくれ」 少年、衛宮士郎は首尾良くセイバーを討ち取ったアサシンのサーヴァント、アカメと念話で交信してから一息ついた。 これでまた一人、倒すべきマスターを葬ったことになる。 アサシンの偵察によってあの主従が人気のない工場跡を根城にしていることは事前に知っていた。 その好機を逃すことなく士郎とアサシンは奇襲を仕掛けることにした。 士郎が投影魔術によって生み出した宝具、偽・螺旋剣(カラドボルグⅡ)で狙撃、着弾と同時に壊れた幻想で爆破することで敵を炙り出す。 即座にアサシンが強襲し、必要があれば引き続き士郎が援護射撃を行うという手筈だった。 実際は第二射の必要もなくアサシンが敵を討ち取ってくれたが。 「あと何人殺せば聖杯に手が届く?あと何人殺せば…今度こそ美遊を救うことができる?」 自分が今こうしている間にも最愛の妹が世界を救済するための生贄にされようとしているかもしれない。 何度浮かんだか知れない焦りの念を深呼吸をして封殺した。 「……落ち着け、未熟者。俺が死んだら、誰が美遊を―――」 そうだ。失敗は決して許されない。 聖杯。生きた聖杯である妹とは違う別世界の聖杯。 その力を以ってすれば美遊を犠牲にせずとも世界を救うことができ、エインズワースも美遊から手を引くだろう。 そのためならこの身は何度でも悪を為そう。この世全ての悪を背負うことになったとしても―――構わない。 「士郎、また妹のことを考えていたのか?」 「アサシンか。…参ったな、すっかりお見通しか」 気づくと気配遮断を解いたアサシンがすぐ傍にいた。 彼女は願いがないそうだが、妹を救いたいという士郎の願いに共感を示してくれている。 こんな自分に一人でも味方してくれる者がいるなど何と贅沢なことか。 「大丈夫だ、士郎は私とは違う。お前はまだ間に合う」 アサシン、アカメにもクロメという妹がいた。 最愛の存在だった彼女はしかし、いつしか心を病み殺すことでしか救えない状態にまでなってしまった。 聖杯に願って人生をやり直そうとは思わない。 死んだ者は決して蘇らない、かつての選択をやり直すことはできない。それがアカメの考えだから。 だからこそ、今を生きる誰かを自分にできる方法で支えるのだ。 「そうだな。きっとまだ間に合う。今日はもう帰ろう」 二人は以前仕留めたマスターが戸籍を偽造して借りたアパートの一室を乗っ取る形で鎌倉に根を下ろしていた。 投影した刀剣や骨董品を質に出すことで当座の活動資金も確保してある。 「士郎、肉が食べたい」 「わかったわかった、帰ってからな」 最後に今も火の手が上がっている工場跡地を見やった。 自分が為したことを、これから先何があっても忘れないように。 【マスター】 衛宮士郎@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 【マスターとしての願い】 あらゆる手段を尽くして聖杯を手に入れ、美遊を運命から救う 【参戦時期】 牢獄でイリヤと会話してから子ギルの手引きで脱出するまでの間 【weapon】 投影魔術によって生み出した武装の数々 【能力・技能】 経緯は不明ながらアーチャー(英霊エミヤ)のクラスカードの力を引き出しており、その真髄までも理解し使いこなしている。 クラスカードの影響か人間離れした身体能力を手に入れている。 【無限の剣製】 衛宮士郎の内にある錬鉄の固有結界。 結界内には、あらゆる「剣を形成する要素」が満たされており、目視した刀剣を結界内に登録し複製、荒野に突き立つ無数の剣の一振りとして貯蔵する。 ただし、複製品の能力は本来のものよりランクが一つ落ちる。 刀剣に宿る「使い手の経験・記憶」ごと解析・複製しているため、初見の武器を複製してもオリジナルの英霊ほどではないがある程度扱いこなせる。 士郎が扱う投影、強化といった魔術は全てこの固有結界から零れ落ちたものである。 アカメと契約しているため外部からのバックアップなしでは魔力不足で固有結界の起動、展開はできなくなっている。 また起動に必要な魔力があっても肉体のコンディションが極端に悪いと本人曰く「身体が先に音を上げてしまう」ためやはり起動できない。 【人物背景】 本作に登場するヒロインの一人、美遊・エーデルフェルトの兄であり衛宮士郎という人間の可能性の一つ。 彼の行動指針は「妹を守り、幸せにすること」。そのためなら自身の命はもとより世界の命運を切り捨てることすら厭わない自称「最低の悪」。 【クラス】 アサシン 【真名】 アカメ@アカメが斬る! 【属性】 混沌・善 【ステータス】 筋力:D 耐久:D 敏捷:A 魔力:D 幸運:C 宝具:B 【クラススキル】 気配遮断:A+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 精神耐性:B 精神干渉に対する抵抗力。 同ランク以下の精神干渉効果を完全に無効化する。 心眼・真:B 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。 【宝具】 『一斬必殺・村雨』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人 日本刀型の帝具であり、この刀で傷をつけられると傷口から呪毒が入り込み、心臓に到達すると死亡する。 アカメが英霊となり信仰を集めたことにより生前よりも必殺性が向上しており、呪毒が心臓へ到達するまでの時間がより短くなっている。 また斬りつけた相手が持つ呪い・毒への耐性や戦闘続行に関係する能力をBランク分削減する。 心臓さえあれば人間外の生物であろうと確実に死に至らしめるが心臓の無い者、あっても機能していない者には効果がない。 また全身鎧や機械など身体に直接傷をつけられない場合も効果がなく、そういった相手には普通の刀として使う他ない。 ちなみにこの刀の必殺の概念は所有者に対しても有効となっており、生前のアカメは村雨の手入れに細心の注意を払っていた。 常時解放型宝具としては非常に強力な効果を持つがその分融通が利かず、敵との相性に左右されやすい。 『桐一文字』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人 アカメが帝国の暗殺者であった頃に使用していた日本刀型の臣具。 この刀で斬りつけられた箇所は桐一文字を破壊するか所有者であるアカメを滅ぼさない限り治癒不能となる。 武器としての性能や宿す概念など多くの面で村雨に劣るが知名度でも劣っている。 そのため村雨を使う時よりもアカメの真名を特定されにくいというメリットもある。 また強敵に対し桐一文字で傷をつけ弱体化させてから村雨で止めを刺すという運用も可能。 【人物背景】 暗殺集団・ナイトレイドに所属する黒髪赤眼の少女。 肉好きの大食らいで、野生児がかったところがある。 寡黙かつ無表情なためにとっつきづらいが、感情の薄い立ち居振る舞いは上辺だけのものであり仲間への想いは非常に強い。 幼少期に妹のクロメとともに帝国に売られ、帝都の養成機関で暗殺者として育てられた。 帝都に言われるままに仕事をこなす暗殺者として暗躍していたが、仕事をこなすごとに帝国の闇を徐々に知っていき、やがて標的だったナジェンダに説得されて帝国を離反した。 クロメにも一緒に離反しようと声を掛けたが否定され、袂を分かつこととなる。 最愛の妹を救済(ころ)してやりたいと思っているが、実際は妹と戦うことに心を痛めている。 【サーヴァントとしての願い】 マスターの願いを叶える BACK NEXT -005 丈槍由紀&アサシン 投下順 -003 エミリー・レッドハンズ&バーサーカー 時系列順 BACK 登場キャラ NEXT DATE LOST 衛宮士郎 000 封神演義 アサシン(アカメ)
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オンライン:290 センスあり 一般市民状態ボーナスを獲得する(マルチプレイ) 30 テンプル騎士団の道具 アブスターゴストアで最初のアビリティを購入する(マルチプレイ) 10 大手柄 チャレンジを完了する(マルチプレイ) 10 本物のテンプル騎士 レベル20に到達する(マルチプレイ) 20 容姿端麗 ペルソナをカスタマイズする(マルチプレイ) 10 1人はみんなのために チームモードのセッションで勝利する(マルチプレイ) 20 話題独占 13種類の表彰を獲得する(マルチプレイ) 30 我が道を行く テンプル騎士プロフィールを編集し、称号、紋章、パトロンを変える(マルチプレイ) 20 探検家 全ゲームモードのセッションをプレイする(マルチプレイ) 20 戦術家 セッションで2500ポイント以上を獲得する(マルチプレイ) 30 死んだも同然 秘宝強奪で海賊を使用して、ピストルで3回倒す(マルチプレイ) 20 冷酷無比 マンハントで山賊を使用して、5回グランドフィニッシュボーナスを獲得する(マルチプレイ) 20 腰抜け船長 船長を使用して、追手に対してボディガードを使う(マルチプレイ) 30 不可抗力 剣闘士を使用して、突進で3回倒す(マルチプレイ) 20 オフライン:800 幼き日々 追憶の旅シークエンス1を完了する 20 冷たいものは冷たいうちに DNAシークエンス1を完了する 20 自分の意志にあらず 追憶の旅シークエンス2を完了する 20 イスタンブールとコンスタンティノープル DNAシークエンス2を完了する 20 ニューヨークへの逃走 追憶の旅シークエンス3を完了する 20 取引成立 DNAシークエンス3を完了する 20 皇子 DNAシークエンス4を完了する 20 深まる陰謀 DNAシークエンス5を完了する 20 成功と失敗 DNAシークエンス6を完了する 20 腐ったリンゴ 追憶の旅シークエンス4を完了する 20 新たな主、かつての主 DNAシークエンス7を完了する 20 優先事項 DNAシークエンス8を完了する 20 汝、デズモンド・マイルズなりや? 追憶の旅シークエンス5を完了する 20 復活 DNAシークエンス9を完了する 50 深遠なる記憶 すべてのシークエンスでフル・シンクロを達成する 20 聖なる英知 アヤソフィアの秘密を探る 20 仕上げ アニムスデータの断片をすべて集める 20 千の言葉に値せり イシャク・パシャの回顧録の失われたページをすべて集める 20 炎の男 爆弾ミッションをすべて完了する 20 安楽イス将軍 地中海防衛で、ロードスを除くすべての都市を同時に支配する 20 鉄のカーテン 大砲を使わずにアジトを完全に守る 20 クモ男 地面から尖塔まで、25秒以内にアヤソフィアを登りきる 20 真の友 いずれかの勢力のチャレンジをすべて完了する 20 税金逃れ テンプル騎士団の使者から金を奪う 10 大導師 7人の弟子を「マスターアサシン」まで鍛え上げる 20 電撃戦 アサシンブレードのみを使い、5人の番兵を5秒以内に倒す 20 大量殺人 アサシンブレードで番兵50人を暗殺する 20 大技 パラシュートでワイヤーに降りる 20 賢人 書物をすべて集める 20 指利き 倒した番兵50人を盗賊に物色させる 20 地獄絵図 番兵10人を同時に毒でおかす 20 ネズミ捕り まきびし爆弾で動きを封じた後、足場を利用して番兵5人を倒す 20 爆弾マニア 爆弾を30個作る 20 愛弟子 弟子の1人を「マスターアサシン」まで鍛え上げる 20 鳥人 ガラータの塔の頂上から金角湾へ直接パラシュートで降りる 20 静かなる死 投げナイフだけを使って3人の番兵を同時に倒す 20 俺には見える 煙幕爆弾の煙の中で番兵5人を倒す 20 狂気の舞 毒におかされた番兵を使って3人の一般市民を半殺しにする 20 弱い者いじめ ドゥーチョを見つけて痛めつける 20
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DNAシークエンス2 『救出計画』 - 1476年 ※シークエンス2は開始直後から高警戒モード(悪い噂100%状態)がしばらく続く。 兵士に見つかるとすぐに警戒されるので、周囲の状況には常に気を配った方が良い。 広範囲の探索は一般市民状態に戻ってから行う方が良いだろう。 ※『隠された真実』(シンボル探し)がアンロックされる ◆Memory-1 「郷に入らば」 サン・マルコ地区にある、娼館ラ・ローザ・コルタに入るとメモリー開始。 ※女主人パオラの手ほどきで群衆に紛れる技とスリの技を学ぶ。 兵士に警戒されずにパオラと共に周辺を一周した後、5人にスリを行えばシンクロ完了。 ※群衆に紛れる技術、スリの技を習得。 ◆Memory-2 「必殺の一手」 パオラに話しかけるとメモリー開始。 壊れたアサシンブレードを修復してもらうため、レオナルドの工房へ行く。 ※この時点から娼婦・盗賊・傭兵を雇うことができるようになる。 アサシンブレード修復後、レオナルドを尋問する兵士を暗殺する。 ※発見されると即シンクロ解除なので、暗殺で一瞬で仕留めなければならない 暗殺後、兵士の死体をレオナルドの工房内へ担いで運ぶ。マーカー地点に死体を降ろせばメモリー完了。 ◆Memory-3 「判事と陪審と処刑人」 ラ・ローザ・コルタに戻るとメモリー開始。 パオラの情報を元に、ウベルトを暗殺するべくサンタ・クローチェ修道院へ向かう。 修道院を見渡せる屋上のマーカー地点に登るとイベント発生。 兵士に気付かれないようにサンタ・クローチェの中庭に侵入し、ウベルトを暗殺する。 ※侵入方法は色々あるが、近くの娼婦を雇って出入口を守る兵士の気を逸らすのが最も簡単。 ウベルト暗殺後、逃げるなり倒すなりして一般市民状態に戻ればシンクロ完了。 ※ウベルト・アルベルティの手紙、陰謀の証拠となる書類を入手。 ◆Memory-4 「身をひそめる」 ラ・ローザ・コルタに戻るとメモリー開始。 ※悪い噂メーターと噂を減らす方法について学ぶ。 手配書をはがす、先触れに賄賂、役人を始末する等で、悪い噂を0%にすればシンクロ完了。 ◆Memory-5 「さらばフィレンツェ」 ラ・ローザ・コルタに戻るとメモリー開始。 ※クラウディアとマリアを連れてフィレンツェを離れ、モンテリジョーニへ向かうことに。 目的地マーカーを経由しながら、フィレンツェの東門へ向かう ※途中至る所に兵士がいるが、高警戒モードになっていなければ邪魔されることはない。 吟遊詩人が進路の邪魔をするが、荒っぽい対処をすると周囲の兵士に警戒されるので金を投げて吟遊詩人を追い払うと良い。ダッシュで軽く体当たりするのも有効。 東門は軽装兵×8が厳重にガードしているので、そのままでは通過できない。 ※近くの娼婦を雇い、兵士の気を逸らすのが手っ取り早い。 ※実力で排除しても構わないが、その場合はマリアとクラウディアを戦闘に巻き込まないようあらかじめ二人を離れた場所で待機させておくこと。 モンテリジョーニへ向かう道まで二人を連れてくればシンクロ完了、シークエンス終了。 >>>シークエンス3へ
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アート&アサシン ◆9u1Bq1HCTk 僕がフリーマムや最恐と共に行動していた頃、裏社会の中で奇妙な噂が広まっていた。 なんでも、「月のない夜に出てくる紅い月が、夢を叶えてくれる」というものだ。 最初にそれを聞いた時は、よくある噂として聞き流していた。 確かに僕には叶えたい願いがある。夢がある。それは、罪を集める者として、ミニマムを根絶しなければならない。 だが、その願いを叶える事は僕の手でも成し遂げられることでもあった。 だから、そんなロマンチックな噂に関心を寄せるようなことはこれっぽっちもなかった。 実際に、紅い満月を見るまでは 真っ暗な夜空に浮かぶ不気味な虚像。何者をも魅了するような、魔性の輝き。 他の人も見ていたかどうかはわからないが。それを見ればすぐにあの噂を思い出させる、衝撃的なものだった。 本当に願いが叶えられるのではと、信じられるほどに。 だが、そのような感傷に浸ったのはほんの一時の間だけ。すぐさま僕は現実に戻っていた。 目的を成す為には立ちはだかる壁も多い。だが、例えどんな壁であろうと僕は成し得てみる。 例え友達を失う事になろうとも、ミニマムが原因で亡くなった弟のために、どの様な事でも成し遂げる覚悟もある。 だから噂の事はすぐに忘れ、明日に備えるためにまた闇へと紛れ込んだ。 それがまさか、本当にその噂を体験する事になるとは――― ◆ 「はじめまして、アート君。いや、ここはマスターって呼ぶべきかな。ボクは『キルバーン』。アサシンとして喚ばれた、君のサーヴァントさ」 気付いた時には、僕は見知らぬ場所にいた。そして全身黒づくめで奇抜な恰好をした道化師と対面した。 何も感知する間もなく連れ去らわれるなんて想定外な事態に驚愕し、当然ながら警戒した。 目の前の人物が誘拐犯ではないかと疑いの目を向けたが、僕の緊張など目もくれず彼は色々と語りかけてきた。 紅い月の事、聖杯戦争について、ムーンセル、再現された東京、サーヴァント、令呪、魔術、等々… 要約すると、願いを叶えるための儀式に招待された、ということを教えてくれた。 俄かに信じがたいが、しかし目の前の存在だけでも僕の常識の外にいるということはすぐに分かった。 僕がある程度納得したところでアサシンは問いかけてきた。 「それでマスター、君は何を願うんだい?」 つまり、覚悟はあるのか、と。 それに対して僕は、この聖杯戦争を勝ち残り聖杯を手に入れてみせる、と宣言した。 こちらに召喚されてしまった以上、元々立てていた計画は頓挫した。 ならばハイリスクではあるものの、聖杯で願いを叶えられるのならばそれに託すしかない。 それに元の計画でも不安要素は多数はあった。それが無くなったとも思えばいい。 何より、ノーウェアの面々とも争わずに済む。ナイス君を、この手に掛ける必要もなくなる。 とはいえ、それは聖杯が絶対の物であるという前提があればの話である。 無論願いの為に人を殺める事は全く厭わない。しかしただの殺戮者になるつもりもない。 参加者全員が望んで戦いに身を投じるのならばその首を狙おう。だがそれ以外の参加者もいるのでは。 このような儀式を行う思惑は何だ。この戦争から途中で降りる事が出来るのか。 現状でわかる事はアサシンが語ったことのみ。それ以外の情報もあるのかもしれない。 無知のままでは、逆に下手を撃つかもしれない。見誤らないためにも、聖杯戦争を見極める必要がある。 「へぇ、ただ優勝を狙うだけじゃないんだ」 だから僕はアサシンに行動方針を伝えた。 優勝を狙いつつも無闇に騒ぎ立てずに静かに情報を集める事。 他の主従を見つけ観察し、場合によっては接触し情報交換や協力も得る事。 逆に無益と判断したらアサシンに間引いてもらう事。 自分たちが優位になれるように行動し、最終的に勝ち残れる状況に持っていくのが理想だ。 幸い偽物の東京での僕の役割は本庁勤務の警察官だそうだ。なんという皮肉だろうか。 ともあれ、立場も情報収集も他者より優位に立てているだろう。 「つまりボクの本領が発揮できるってことだね、特に問題はないからそれでいいよ」 思いのほか軽い感じで受け止められたが、これで彼との契約が結ばれることとなった。 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ナイス君、ミニマムの孤独から解放されるのももうすぐかもしれない。 友達である君の死と、君の大切な人の絶望で終わるはずだった結末が変わるかもしれない。 *、僕は君を―――---‐-‐… 【マスター】 アート @ Re _ハマトラ 【マスターとしての願い】 罪(ミニマム)を根絶する 【能力・技能】 身体にいかなる怪我を負っても無傷の状態に戻る「再生のミニマム」。 発動条件は心臓にある中枢神経を損傷すること。 人並みならぬ努力家であり、優秀な頭脳の持ち主。 一通りの武道も心得ていて、警察官としての技能も習得している。 【人物背景】 特殊な能力・ミニマムの保持者達を襲撃し、彼らのミニマムを奪っていく「罪を集める者」。 元々はミニマムホルダー達の育成機関であるファクルタース学園出身だが、アートだけは滞在中にミニマムを覚醒させることができなかった。 能力が無い弱者であることにコンプレックスを抱いていたが、それを補うべく勤勉と鍛錬を必死に重ねた。 その甲斐もあって21歳の若さで警視というエリート警察官となり、持ち前の強い正義感で職務に励んでいたが、 ミニマムホルダーたちの脳髄を狙った謎の「連続猟奇殺人」を追う最中、犯人・モラルからある事実を告げられた後に射殺された。 しかし、心臓に銃弾を受けた事で「再生のミニマム」が覚醒し蘇生。 同時に過去に学園で起きた事故で「自分が弟・スキルを殺した記憶」が蘇ったことで、彼の罪たるミニマム全てを根絶すべく暗躍を開始する。 【方針】 優勝狙い。 ただし序盤は情報収集のためにマスターであることを隠しながら行動し、戦闘もなるべく回避する。 場合によっては他者との情報交換や協力にも応じる。 【備考】 ミニマム能力により、通常よりも魔力回復が早まってます。 ただし、異常なほどではない、ちょっと優秀に収まる範囲です。 【クラス】 アサシン 【真名】 キルバーン@DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 【パラメーター】 筋力:C 耐久:C 敏捷:B 魔力:C 幸運:C 宝具:B 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 気配遮断:A サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 使い魔(道化):B 一つ目ピエロのような魔物・ピロロを使役する。 戦闘には参加しないが、回復や呪文を使いサポートに回る。 また、キルバーンとピロロは空間に関係なく意志疎通ができる。 【宝具】 『死神の笛』 ランク E 種別 対人宝具 レンジ 1~10 最大補足 10 死神を彷彿させるような大振りの鎌。柄の部分は笛にもなっている。 鋭利な刃には小細工が施されており、鎌を回転させると風切り音により相手の感覚を奪うことができる。 その死の音色を聞いたマスターやNPCの五感を奪い、元々人であったサーヴァントならば筋力・敏捷を一つダウンさせる。 ただし、人の存在から遠ざかるほどに効き目は薄くなる。 また、繊細な武器であるため、少しでもヒビが入ると上記の超音波を出せなくなる。 『大魔王の死神(キルバーン)』 ランク B 種別 対人宝具 レンジ - 最大補足 - 誰にも知られなかったある秘密により、己が存在自体が宝具となった。 何度倒されても復活した逸話から、たとえ絶命する攻撃を受けても、ムーンセルの消去から暫く経った後に復活することが可能である。 このカラクリを見破れない限り、彼を倒すことは不可能ではある。 ただし、致命傷を回復するには相応の魔力が不可欠であるため、何度も復活するのは難しい。 また、キルバーンの血液は魔界のマグマと同じ成分でできており、通常の武器を溶かしてしまうほどの超高熱・強酸性をもつ。 たとえ宝具であれど、腐食作用により血液を浴びた場合はランクが一つ落ちてしまい、威力・能力も弱まってしまう。 この血液を応用し、身体の一部を魔力で点火させ巨大な火球として相手に投射する攻撃「バーニングクリメイション」を奥の手として使うことができる。 その他、頭部の髪飾りに完全不可視の刃「ファントムレイザー」を隠し持っている。 【weapon】 メインの獲物は『死神の笛』。 サブに細身のサーベルを持っている。 なお、生前には『殺しの罠(キル・トラップ)』を使用していたと伝えられているが、 「ダイヤの9」以外の罠が描写された伝承(物語)がないため、「ダイヤの9」以外は使用できない。 他にも『決闘の審判(ジャッジ)』を所有していたが、アサシンのクラスで召喚されたため使用できない。 【人物背景】 冥竜王ヴェルザーの部下にして大魔王バーンの協力者。 冥竜王の勅命を受け、もしバーンの地上侵攻計画が失敗した場合は彼を暗殺するよう「キルバーン」と命名された。 バーンと対面した時からその真意を察知されたが逆に気に入られ、大魔王からの誘いもあり魔王軍の客人として仲間になる。 魔王軍の中でも軍団長レベルの実力を誇るが、基本は非道な策を弄して相手を貶める事に喜びを感じる、陰湿かつ残酷極まりない性格。 一方で自分のプライドを傷つけられた時は、相手の命を奪うためにあらゆる手段で付け狙う執念深さを持つ。 当初は前線に赴くことはあまりなかったが、勇者一団がバーンパレスに侵入してからは暗殺者として罠を張り巡らせ、彼らを幾度となく危機に陥れる。 しかしアバンが登場してからは逆に辛酸を舐めることとなり、怒りに燃えるキルバーンはアバンに復讐するため一対一の決闘を申し出る。 結局は尋常な勝負をせずに卑怯な手段でアバンを抹殺するが、奇跡的に復活したアバンの罠により敗れ去った。 【サーヴァントの願い】 大魔王バーンを打倒したその後の世界に復帰する。 その後の予定として、新たな戦いで傷つき弱った勇者達の前に姿を現して驚愕と絶望の顔を拝みながら彼らを殺す。 【基本戦術、方針、運用法】 こちらは姿を見せないように立ち回り、弱った相手の隙をついて罠に嵌めたり、相手の動きを封じて嬲り殺す。 勝利のためならどんな非道な手段も朝飯前。卑怯は褒め言葉。 逆に正面切っての勝負はしないが、万が一戦闘になっても多少は凌げる。 通常の戦闘であれば数度の打ち合いで逃げる。 逃げるのが難しい場合は、傷を負う代わりに相手の武器・宝具を腐食させたり、ワザと退場したフリをして後々復活する。 ただし、おいそれと手の内を晒すつもりはなく、復活も魔力消費が多いため、やはり基本に忠実、アサシンらしく闇討ち狙い。 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ … … … どうやらマスターの目も上手く欺けるようだね。 うん、やっぱりボクの正体には気付いていないようだね。 まさか今まで応対していたボクが機械人形で。 ただの使い魔にしか見えないボクが“真のキルバーン”だなんて。 クククククッ!! しかし、なかなか使えそうなマスターに出会えたのは幸運だったね。 そうだね、頭が回って行動力も悪くない、何より他者を蹴落とす覚悟もある。 すぐさま優勝狙いに定めて、ボクが立ち回りやすい方針を立ててくれた。 そんな君に敬意を表し、今は素直に従ってあげようじゃないか。 だから、ボクの願いを叶える為にも期待に応じてちょうだいね、アート君 【クラス】 アサシン 【真名】 ピロロ@DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 【パラメーター】 筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:B 幸運:B 宝具:B 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 気配遮断:A サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 正体秘匿:A サーヴァントとしての素性を秘匿するスキル。 たとえ契約を結んだマスターでも、裁定者であろうともピロロのステータスを視認出来なくする。 代わりに宝具『大魔王の死神(キルバーン)』のステータスが表示され、ピロロは使い魔としか認知されない。 ただし自ら正体をばらした場合はその限りではない。 自己保身:C 自身はまるで戦闘力がない代わりに、宝具『大魔王の死神(キルバーン)』が無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。 もし宝具が倒されても、相手が弱者にも容赦ない場合でない限り高確率で危機から逃れることができる。 【宝具】 『大魔王の死神(キルバーン)』 ランク B 種別 対人宝具 レンジ - 最大補足 - ピロロの正体を隠匿・偽るための宝具。その正体はピロロが操る機械人形。 生前、敵対した勇者達や協力していた魔王軍の誰であろうとも人形を本体と思い込ませた振る舞いから、 たとえ契約者であろうとも、スキル“真名看破”であろうと、この宝具がサーヴァントであると誤認し、上記のステータスが表示される。 何度も復活する秘密も、ピロロが壊れた人形を修復しているに過ぎない。 さらに何度も復活したという逸話を再現するため、ムーンセルが脱落者を消去する現象も偽装できるようになっている。 この復活は所有者ピロロを討つか、“頭部を叩き割る”もしく“人形を完全に消滅させる”事で止める事ができる。 ただし、後者の破壊によるものだと宝具『黒の核晶(くろのコア)』を起爆させかねない。 『黒の核晶(くろのコア)』 ランク A 種別 対軍宝具 レンジ 1~999 最大補足 ??? 魔界で禁忌とされている伝説の超爆弾。 宝具『大魔王の死神(キルバーン)』の頭部に隠されており、それが起爆すると大陸一つが消し飛ぶ程の威力を持つ。 ただし、あまりにも規格外な破壊力を持つため、制限により爆弾は超小型となり爆発の範囲も抑えられている。 所有者の魔力で起爆させるほか、火炎系の呪文などで誘爆させることができる。 通常であれば爆弾を凍結すれば爆発を阻止することができるが、宝具『大魔王の死神(キルバーン)』の魔界のマグマにより凍結させる事ができない。 なお、この宝具が使われた時、宝具『大魔王の死神(キルバーン)』も共に消失する。 【weapon】 宝具『大魔王の死神(キルバーン)』が唯一の武器。 回復と氷系の呪文は使えるが、戦闘には向かない。 【人物背景】 キルバーンの使い魔としていつもそばにいた一つ目ピエロ。 しかしそれは仮の姿、彼こそが冥竜王ヴェルザーに遣わされた“真のキルバーン”であった。 普段は自分より大きい機械人形に“キルバーン”を演じさせ、自身もそれに付き従う魔物として演じていた。 その結果、人形の方が警戒される一方、非力である本体には害が及ぶことはなく、最期までは生き残る事ができた。 死闘の末に大魔王バーンを倒した勇者ダイ達の前に突如姿を現し、賞賛の言葉を贈ると共に自身の秘密をばらす。 そしてバーン暗殺用に用意していた『黒の核晶』を勇者達の前で起爆させ、彼らが絶望する顔を拝みながら魔界に帰ろうとした。 しかし即座に反応した勇者達の攻撃でピロロは倒され、『黒の核晶』も上空で爆発させられたため、勇者達を抹殺することはかなわなかった。 【サーヴァントとしての願い】 大魔王バーンを打倒したその後の世界に復帰する。 その後の予定として、新たな戦いで傷つき弱った勇者達の前に姿を現して驚愕と絶望の顔を拝みながら彼らを殺す。 【基本戦術、方針、運用法】 本体ピロロはひたすら目立たず、宝具『大魔王の死神(キルバーン)』を使って暗躍する。 宝具『黒の核晶(くろのコア)』は最後の切り札。 これを使ってしまったら全ての宝具を失ってしまうため、その時は聖杯戦争を諦めるしかない。 ゆえに、宝具『大魔王の死神(キルバーン)』が致命傷を負ったら一度姿をくらませて「アサシン一騎脱落」と周囲に思い込ませる。 その後聖杯戦争が佳境に入り決着がついたところで再登場、宝具『黒の核晶(くろのコア)』で全員脱落させる。 というのが最上の策。 ただし、ルーラーの探索機能やムーンセルが生存・脱落を把握しているため、脱落者リストなどを偽る事は出来ない。 素性とカラクリがバレないように上手く立ち回りながら暗躍と嫌がらせをしよう。
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――――今まで 何か いつも 不安感が つきまとっていた。 漠然と 自分の周りを 構成するものの 何かが 間違っているんじゃ ないかと。 大きな力が あれば その間違いを 正していける。 まっすぐ 歩いていける――――。 (アサシン、外にいる携帯を弄りながら歩いてる男を殺せ) (は?) 冬木市内の喫茶店の一室。 ともすれば少女にも見える少年が、傍らの見えない存在――霊体化した己のサーヴァント、アサシンに唐突に念話で話しかける。 少年の格好をした少女は己のマスターの意味不明な台詞に困惑した声をあげる。 (携帯を弄って歩くような人間は、自分の不注意が原因で他人が死んでもいいと思っている。 そういう人間は殺されても文句を言えないだろ) (マスター、些か極論が過ぎるのではないか?) やんわりと男装の少女が少年を諫める。 だが、少年は聞く耳を持たない。 (お前は知らないだろうが、携帯電話やスマートフォンを弄って起きる事故は年々増えているんだ。 ああいう奴はいつ大事故を引き起こしても不思議じゃない。 今のうちに殺した方が世の中のためだ) なんとこの少年は、聖杯戦争など関係なく世の中のためにマナー違反者を殺すという。 世直しと言えば聞こえはいいが、現代においてマナー違反者を殺害するなど無差別殺人と大差ない。 だが、この少年には倫理観での説得が無意味なことは短い付き合いでも嫌というほど知っている。 (しかしマスター、ルーラーに目を付けられるぞ) よって、アサシンは実利による説得を試みた。 ルーラー、それは聖杯戦争を管理する存在。 部外者に危害を加えるなど聖杯戦争のルールを犯した場合、ペナルティを与えてくるのだ。 (サーヴァントの超常の力では、警察は誤魔化せてもルーラーは誤魔化せない……か) (その通りだ、だから) (偶然を装って何人か殺すぐらいなら、ルーラーも介入してこないんじゃないか?) だが、少年は懲りずに殺しの算段を立て続ける。 (その辺りはルーラーの性質によるとしか言いようがないな……。 そして、現時点ではルーラーの性質など確かめようもない) アサシンはうんざりしながらもその質問に答える。 そうこうしているうちに喫茶店のショーウインドから見えていた携帯を弄りながら歩いていた男性は見えなくなった。 (さらに言わせてもらえば、たとえルーラーが介入してこなくとも、変死事件を優秀な魔術師に調べられれば我々の足取りを掴まれる危険もある) アサシンならば普通の人間には絶対に気付かれずに人を殺すことができる。 だが、人間は原因の分からない死を恐怖する。 変死事件をニュースで騒ぎ立てるのは想像に難くない。 アサシンとはいえ……いや、アサシンだからこそ自らの存在を流布するようなことはしたくなかった。 (一社、自重してくれ) あえてマスターではなく名前で呼ぶことで自らの本気を伝えるアサシン。 少年……一社 高蔵は、軽くため息をついて諦めたように天井を見上げる。 (一社、君だって願いがあるのだろう? ならば自分から不利になるような真似は慎むべきだ) 実利ならば説得に応じる芽があると踏んだアサシンは、聖杯にかける願いというマスターにとって絶対の目標を例に出す。 しかし―――― (お前は馬鹿か、いつ俺に願いがあるなんて言った) (なに?マスターは随分と熱心に俺の能力を確認していたじゃないか) そう、一社はアサシンを召喚して以降、その能力の確認に熱心に努めていた。 人気のいない所で霊体化と実体化を繰り返させたり、宝具を開放させたりといった具合にだ。 (それはお前の能力が、社会のルールを守らない奴らを殺すのに役立つと思ったからだ。 実際、ルーラーの存在さえなければお前の能力はバレずに殺人するのにすこぶる有用だ) アサシンは暗殺者のクラスで召喚されたが、元々は優秀な兵士である。 性別を偽って軍隊に入り、周囲を欺き続けていたことから、宝具と合わさってやや特殊な気配遮断スキルが宛てがわれたことには納得している。 そしてアサシンというクラスの特性から暗殺をすること自体にも抵抗はない。 しかし、聖杯戦争となんの関係もない無辜の民まで殺害することには反発があった。 とんでもないマスターに召喚されてしまったものだ、と思いながらも召喚された以上、主には最大限尽くすつもりだ。 なんとか折り合いを付けられないものかと、アサシンは一社に質問を続ける。 (では、マスターはこれからどうするつもりだ?) (一番の目標はルーラーの性質を確かめることだが……そう簡単に会えるかどうかも分からないか。 とりあえずは敵のマスターを殺すことを目標にするか) (願いがない割には随分と積極的だな?) アサシンのその言葉に、一社はアサシンをじっと見つめて真剣な顔をする。 (なぁアサシン、こんな馬鹿げた戦いに参加するような人間なんて、死んでもいいと思わないか?) (なに?) (何でも願いが叶うなんて、低俗なフィクションにありがちな話だ。 そんな怪しい話に飛びつくような想像力の欠落した馬鹿は、死んでもいい) 相変わらずの過激な一社の持論に辟易しそうになるが、この持論にはアサシンも反論があった。 (だが、今回の聖杯戦争には本人の意志ではなく、巻き込まれた人間もいるはずだ。 マスターもそうだろう?) 一社は家庭の事情で引っ越しが多い。 つい先日、市内の中学校に転入したばかりだ。 今回も今まで何回も繰り返してきた引っ越しの一回にしか考えていなかったが、冬木で暮らしているうちにいつの間にか聖杯戦争のマスターに選ばれていたという訳だ。 (確かに巻き込まれただけの人間もいるだろう。 だが、本気で戦いを嫌がっているのなら令呪を全て使ってサーヴァントを自害させてから、さっさと冬木を離れればいいだけだ。 それをしない時点で、本人もこの聖杯戦争に乗り気ということだろう) (しかし、マスターのような学生の場合は街から離れることも容易ではないのではないか?) 社会には色々なしがらみがある。 特に学生の場合は金銭面において親に依存している。 一社のような中学生はバイトもできないので、そう簡単に住んでいる街から離れることはできない。 (俺は何も冬木から引っ越せと言ってる訳じゃない。 聖杯戦争が終わるまでの間だけでも親戚の家に泊まるなり、家からいくらか金を持ち出してカプセルホテルや漫画喫茶に寝泊まりすればいいだけだ。 親からの説教や学校の出席日数の問題もあるだろうが、命にかえるようなものでもない) 確かに、一社の言うことにも一理ある。 本当に巻き込まれただけならばさっさと逃げ出す方が自然だ。 わざわざ聖杯戦争の場に残っているということは、一定以上の「やる気」があるからだろう。 (つまりマスターは、願いはないが他のマスターを殺すということだな?) (ルーラーが放任主義だった場合は世直しを優先するが、基本的にはその認識で構わない。 俺には願いはないしそんな胡散臭い物に頼る気もないから、もし勝ち残ったら聖杯は丸ごとお前にやるよ) 今まで我慢していたため息がとうとうアサシンの口から吐き出される。 この過激な子供と上手く付き合っていく自信がない。 思えば、自分は生前から貧乏くじを引くことが多かった。 家に成人男子が病床の父しかいなかったために、男装して従軍して以降、隋末唐初の乱世を駆け抜けてきた。 父の身代わりになったことに後悔はないが、まさか一つの王朝の滅びと興りを目にするとは思わなかった。 アサシンの願いは、隋の初代皇帝文帝の後継者争いをやり直し、中国史でも有名な暴君である煬帝の即位をなかったことにすることである。 別に隋を千年帝国にするつもりはないが、たった二代で滅びた隋をもう少しだけでも長続きさせたいのだ。 だが、この分だとマスターに振り回される未来しか見えない。 (どうか、ルーラーが徳のある人物でありますよう――――!) 自らの願いのためにも、無辜の民を殺すことにならないためにも、アサシンは祈る。 しかし、アサシン……花木蘭の願いも虚しく、今回の聖杯戦争のルーラーは問題人物であった。 【クラス】アサシン 【真名】花木蘭 【出典】史実、七世紀頃中国 【性別】女 【属性】秩序・中庸 【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運B+ 宝具C 【クラス別スキル】 気配遮断:C(A) サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 宝具開放中はランクがAまで上がり、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しくなる。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 勇猛:B 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 矢よけの加護:B 飛び道具に対する防御。 狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。 ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。 【宝具】 『木蘭よ、美しく咲け(オナー・トゥ・アス・オール)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:‐ 最大捕捉:1人 アサシンの代名詞足る男装であるが、このアサシンは「病床の父に変わって従軍した男装の麗人」つまりは男装した姿をベースにしているためこの宝具の発動は男装を解くことを意味する。 戦場にて女の姿に戻り敵陣を視察した、皇后に会うために女の姿にて後宮に入ったなどといった臨機応変に元の姿と男装を使い分ける逸話が宝具となったもの。 軍という社会の中で十年近く苦楽を共にした戦友ですら気づかない程の精度を誇る。 基本的によほど察しの良い者でないかぎり男装したアサシンと女のアサシンを同一人物と判断することは不可能である。 言ってしまえば元の姿に戻るだけの宝具なので魔力の消耗はほぼ皆無。 しかし、宝具開放時は幸運と宝具以外のステータスが1ランク下がってしまい、保有スキルも無効化されてしまう。 宝具を開放したり解いたりすることで戦闘向けの男と隠密向けの女をトリッキーに使い分けることも可能。 【人物背景】 隋末唐初の時代に活躍した女傑。 病床の父が徴兵されてしまうことを憂い、女の身でありながら男装して兵士となった。 彼女は十年近く従軍して数多くの武勲を立て、皇帝から尚書になるよう持ちかけられるまでになる。 しかし、彼女は出世街道に乗るのではなく、故郷へ帰り女の姿に戻ることを選んだ。 隋末唐初の人物であることは確かだが、具体的な年代には諸説ある。 本作では隋の二代目皇帝、煬帝の時代に従軍したという説を取る。 【weapon】 無銘の剣 【特徴】 十代後半の線の細い美少年……に見えるボーイッシュな少女。 鎧姿なので体の起伏が目立ちにくい。 宝具発動時は髪に簪をさし、服装も武骨な鎧から女物の着物へと変化する。 男装時の一人称は「俺」だが、女の姿の時は「私」。 どうにも貧乏くじを引きやすい傾向がある。 【サーヴァントとしての願い】 文帝の後継者争いをやり直し、煬帝の即位をなかったことにする。 【マスター】 一社 高蔵@なにかもちがってますか 【能力・技能】 なし。 彼の近くにはやたらと超能力に目覚めている人物が多いが……? 【人物背景】 冷徹で傲慢な性格の女顔の少年。 自分の女顔には思う所があるようで、そのことで茶化してくる人間にはすぐ暴力を振るう。 良くも悪くも行動力は高く、思い切った行動を躊躇なく行えるが、その行動には粗も多い。 自分の周りを構成する何かが間違っているんじゃないかと思っており、漠然とした不安感を持っている。 原作コミックでは日比野光の超能力にその間違いを「正していく」光明を見いだしたが、本作ではサーヴァントの超常の力にそれを見いだしている模様。 参戦時期は本編開始前で、本来なら光のいる中学校に転校する筈が冬木市の中学校に転校することになったという設定。 【weapon】 なし 【マスターとしての願い】 なし。 聖杯戦争に参加するような人間を殺すこと自体が目的。 【基本方針】 ルーラーが煩いことを言わない人物であったら、ポイ捨てや歩きスマホなど、社会のルールを守らない人物を殺す。
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「ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーー!!!」 黒木智子はぼっちである 他者との会話が苦手な傾向が強く、普段なら、教室のど真ん中でこんな大声は出さない そう、普段なら 教室内の壁に、窓に、床に、天井に、机に、黒板に、ありとあらゆる部分に血がベットリと塗りたくられ、その上からこれまた真っ赤な肉が引っ付いている そのすべてが、話したことがほぼない、元クラスメート達の残骸であった そのスプラッター映画も真っ青な光景を作り出した相手ーークラスメートを皆殺しにした殺人鬼は、今、自分を見つめている 棍棒を片手に、血まみれになりながら仁王立ちする筋骨隆々の巨漢 それは狂戦士の英霊……つい先程、 黒木智子のクラスメートを殺し、魂喰いを行ったバーサーカーである いつもと変わらない日常の筈だった。 ちゃらちゃらと着飾って、男に媚びへつらっているビッチ共、内心じゃエロいことかんがえて鼻の下伸ばしてる男共のリア充ライフを尻目に絶賛ぼっちライフが、なぜ凄惨な殺戮現場となったのだろうか あまりにもボッチすぎて、思わず学校がテロリストに占拠されないかなー。とか、 某小説みたいにクラスメート同士で殺しあってくださいみたいな展開になら無いかと妄想したりもしたが、まさか、現実にこんなことになるなんて 「あ……あぁぁ……」 自分が惨殺されていくイメージが、脳内にありありと浮かび上がる 泣き叫び、悲鳴を上げてもコイツは決して聞き入れず、惨たらしく自分を殺すだろう 恐怖のあまり、手足がガタガタと震え、歯がガチガチと音を立て、 涙と鼻水を垂れ流す 抵抗する? 一瞬で40名もの人間を粉砕した相手だ。偶然教室の奥にいたから助かっただけの自分が、敵うわけがない なら走って逃げる? できれば今すぐにでもそうしたいが、体が動かない。動いてくれない 今すぐにでも逃げ出したいのに、金縛りにあったように足が言うことを聞かないのだ。 「タ、タシュけて……っ」 絞り出すように上げた言葉は、ほとんど声になっていなかった 苦しい。早く逃げなきゃ。でも、体が動かない (嘘だろ、意味分かんねぇよ。フィクションの世界だけだろこんなの。 アタシが何をしたってんだよ……っ!!!) バーサーカーの憤怒に歪んだ顔は恐怖を与え、血走った目は明確な殺意を示していた その威圧感に、耳に入るうめき声に、押し潰されそうな感覚がした ーーー殺される 化け物はゆっくりと歩み寄ってくる ーーー死にたくない その手に握られた棍棒が振り上げられる 殺される。殺される。殺される。殺される。殺される。 殺される。殺される。殺される。殺される。殺されーー あ、無理だこれ (どうせ死ぬんだったら……一度くらいはリア充、したかったなぁ) 避けられない死を感じ、黒木は目をぎゅっと瞑った しかしその瞬間は訪れなかった 「やめてください」 何者かが、智子とバーサーカーの間に割り込んできた (……へ? あ、あれ、誰?) 助け? あれ、もしかしてアタシ助かる!? 薄目を開けて、庇うようにたっている人影を確認する それは黒木の知らない相手だった 栗色の髪を持つ、十代半ばの女だった。 あまり背が高くなく、手足も細く、生白い。顔立ちは小作りで、美人とは言えない、出るところも引っ込む所も起伏が足りず、あまり性的な魅力には結びつきそうにない。そんな、女の子だった (……誰?) 若干の頼り無さに混乱する黒木を尻目に、その少女は穏やかにバーサーカーに語りかける それは殺戮を犯した相手に対する罵倒ではなく、説得であった 「マスターが怖がってる だから、止めて」 バーサーカーは耳を貸さなかった 黒木に降り下ろす筈だった棍棒を、少女にぶつけたのだ グシャァ!!!と吐き気を催す効果音とともに、呆気なく少女は死んだ 「……は?」 呆然とした呟き。臆することなく殺人鬼に立ちふさがった救いの手が、死んだ バーサーカーの一撃で、頭どころか全身がぐしゃぐしゃにされてしまっていた どうみても即死。血と内蔵を撒き散らし、四肢を投げ出した姿に命を感じることはできない 「■■■■……」 あまりにもあっけない手応えに、バーサーカーの興味は残りの得物に注がれた 「ひいいぃぃぃぃぃ助けてえええぇぇぇーー!!」 堪らず悲鳴をあげた。今度こそ死ぬ。殺される。そう思った もしもこの時、バーサーカーに理性があったのなら、黒木に少女ーーサーヴァントの知識があったのなら、疑問に思った筈である なぜこの少女のサーヴァントは、消滅しないのだろうかと サーヴァントというのは基本、マスターからの魔力で現界している 普通のサーヴァントなら、こうまで霊核にダメージを与えられたら、どう考えても消滅するのが筋であった そう、普通のサーヴァントなら 「■■■■■■■■■っ!!!!」 異変はすぐに起こった 何の前触れもなく、バーサーカーの半身が、ごっそりと消滅したのだ 「……痛いなあ。 か弱い女の子を何だと思ってるんだよ」 何事もなかったかのように、殺した筈のサーヴァントが、蒼白な顔でむくりと立ち上がる 欠損した肉体は、強制的に“バーサーカー“から取り込んだ魔力で再生されていく 「■■■■■■■■■ッ!!!!!」 霊核の半分以上を失った強烈な喪失感と、絶え間ない激痛に狂乱するバーサーカーは、怒りに喚きながら血走った目で眼前のサーヴァントを見下ろす ーーーコイツがやった 正気を失った思考でそう考えたのかは知らないが、今度こそ息の根を止めようとバーサーカーは動き出した 全身から殺意が迸り、先程と明らかに力が上がっている ーー確実に仕留めろ 遠方からバーサーカーに魂喰いを行わせていたマスターが、令呪を使ってそう指示したのだ 三画しかない令呪によるサーヴァントのブースト。マスターである三流の魔術師は勝利を確信する それが、完全な悪手であるにも関わらずに 結局、バーサーカーは少女ーーアサシンをその後2回殺すも、その度に肉体を根こそぎ取り込まれ、完全に消滅し そのマスターである魔術師も、もうこの偽りの東京には存在しない 「大丈夫? 立てる?」 「ぇ……ト……ぁっ……ぃぇ、ダイジョです」 明らかに異常な女に怯えつつ、しかし助けてもらったというのは事実。黒木はおずおずと立ち上がった 「……あ、そういえばそっちは何も知らされないんだっけ? えっとねーー」 そうして彼女ーーアサシンはすべてを話した 万能の願望機である聖杯の事。 召喚される七騎のサーヴァントの事。 最後まで生き残った主従のみ願いを叶えることができるという事など 聖杯戦争。そのフィクションのような設定に茫然とする黒木。その様子を見て、アサシンは励ますようにこう言った 「これでも生き残ることだけが取り柄だし、あまり強くはないけど、頑張ってマスターを守るから、安心して」 そういってアサシンーー絶対生還者の異名を誇るフィールド探索者は、微笑んだ 【名も無きバーサーカー 消滅】 【名も無きマスター 死亡】 【クラス】アサシン 【真名】スペランカー@オールドアクションゲーム二次創作シリーズ 【属性】中立・中庸 【パラメーター】 筋力:E- 耐久:EX 敏捷:E- 魔力:E- 幸運:E- 宝具:EX 【クラススキル】 気配遮断:C サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい 【固有スキル】 貧弱体質:A 全ての能力において下回る才覚。その異能の副作用によって、肉体、頭脳、その他全てにおいでアサシンは無能になりはてていた 物覚えは悪く、肉体は脆弱、それはサーヴァントとなった今でも変わらない 被虐体質:A 集団戦闘において、敵の標的になる確率が増すスキル。 Aランクともなると更なる特殊効果が付き、攻撃側は攻めれば攻めるほど冷静さを欠き、 ついにはこのスキルを持つ者の事しか考えられなくなるという。 神殺し:A 数多の邪神やその眷族たちを滅ぼしてきた逸話から獲得したスキル 神性の高い相手と対峙した場合、敏捷と幸運に高い捕集を得る 不屈の精神:EX 天文学的な死を経験し、乗り越えてきたことで培った人外の精神力。精神に干渉系魔術を完全にシャットアウトする その折れない心はもはや邪神ですら怯えるほどの域に達しており、這いよる混沌による攻め口でも折ることができなかった 戦闘続行:A+++ 名称通り戦闘を続行する為の能力。 名だたる邪神たちですら、アサシンを止めることは出来なかった 【宝具】 『不死の呪い』 ランク:EX 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 アサシンの存在そのものであり、彼女の受けた海底の邪神による呪われた祝福 アサシンは死ぬと、周囲の物質を強制的に魔力として取り込んで、再生・復活する。 もしも肉体に欠損部分が出ると、周囲のものから補う。 アサシンが害意をもつ相手によって殺された場合、殺した相手から、その欠損分の肉体をえぐり取り、再生する このカウンター能力は概念的なものであり、相手の強弱関係なしに発動する Aランク以上の対魔力をもつサーヴァントなら防ぐことが可能だが、アサシンが死ぬ度にカウンターは蓄積されていくので、いずれは破られるので、無効化することは不可能 なおこのカウンターは自発的にアサシンを害そうとした相手にのみ発動するので、アサシンに対して脅迫など、意に反した手段で攻撃を強要された相手には働かず、その場合はそれを仕向けた相手がカウンターをうける この宝具の副作用により、アサシンは本当にちょっとしたことでも死ぬ。本当にちょっとしたことでも死んでしまう 多少のダメージなら周囲から補えるが、完全に消滅した場合などはマスターの魔力により復活する 『死の鏡(ブラスター)』 ランク:EX 種別:対神宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 アサシンのもつ唯一にして絶対の武器 向けた相手の命と、発動したものの命を、その場で等価として、共に消し去り滅する宝具 低くは虫から、高くは神まで。相手が何者だろうが確実に葬る必殺の武器 しかしながら欠点も多く、使えば確実にアサシンは死ぬし、一度に一つの命しか消すことが出来ない。ゼロ距離で使わないと意味がなく、射程距離はわずか十メートル。 連射も出来ず、一度使用すると数時間の溜めが必要であり、尚且つ消し去る相手が神に匹敵するほどの格上である場合、アサシンが復活しても数日間実体化できない。更に法則をゆがめて存在している相手(サーヴァントなど)にしかこの宝具は通用しない 【weapon】 ブラスター 上記の宝具。それ以外の武装はもたず、まったく使いこなせない 【人物背景】 絶対生還者の異名を誇るフィールド探索者 五歳の頃に、娘の幸せを願った父親が邪神クトゥルフを召喚、不老不死の呪いをかけられ能力者となる 世界中のフィールドを攻略しながら生活費を稼ぐ一方で、各地で暗躍し災害をもたらす邪神たちと数々の陰謀に、大切な人達の未来のために抗っていく 本人の代名詞である不死の呪いは凄まじく、世界に存在する確率をゼロにされたり、 マイクロブラックホールによる時間逆流粉砕からも復活し、挙げ句のはてにアカシックレコードから削除されても甦るという、這いよる混沌など、彼女を全力で潰しにかかった邪神ですら手に余る不死性を誇る 逆にそれを除けば、無能といっても差し支えない程度の能力しか備わっていないが、決して愚か者ではなく、対話が可能な相手なら邪神にすら歩み寄ろうとする姿勢を見せるなど、人としての器も大きい。 天文学的な死を経験し到達したその強靭な精神力は、邪神すら化け物と畏怖し、恐怖させるほどである 他のフィールド探索者と協力したとはいえ人類を幾度となく救った英雄の1人……なのだが、呪いで脆弱になった肉体と不幸体質によりロクな目に遭っていない苦労人 【サーヴァントとしての願い】 マスターを助け、自分にできることをする 【マスター】 黒木智子@私がモテないのはお前たちが悪い!! 【マスターとしての願い】 家に帰りたい 【人物背景】 高校入学後2ヶ月近く同級生と会話が出来ないという人生ソロプレイヤーであり、コミュ傷であることを除けば普通の女子高生 【捕捉】 アサシンから聖杯戦争の知識を得ました クラスメートが全滅しました 候補作投下順 Back 西木野真姫&セイバー Next 相川始&バーサーカー