約 5,339,693 件
https://w.atwiki.jp/vipgfo/pages/29.html
フィールド狩り SPS 装備 ゲーム内で聞くのがはやいです 火力と足止めスキルの豊富に揃った、物理火力職 ソロ性能が高く、PT時に壁役がいないときには壁をこなすこともある。 近距離では非常に優れた回避能力と強力な連続攻撃、遠距離では状態異常で楽々相手を完封できる。 多くのゲームでは近距離火力職だが、それだけではない。狙撃で遠距離から"何もさせず暗殺"する能力にも長けている。 唯一の範囲攻撃が潜行状態からでないと使用できず、扱い辛いのが欠点か。 PTプレイ時(ダンジョン等強敵がいる場所)では前衛から漏れたボスの護衛や通常ザコ等から後衛(特にヒーラー)を守る事も重要な仕事。 転職時、近接スキルが一気に増える為何かと突っ込みがちになるが、基本的に遠距離主体でやっていけるのはアーチャー時代と変わらない。 フィールド狩り 基本遠距離、これはどのLvでも変わらない。 連続射撃が最大火力、積極的に使え。 SPS 遠距離会心+殺傷猟銃+利刀会心の「デストロイヤー」がオススメ。燃費がいい。 ↑アサはHPもSPも減らない職だから燃費なんて考えずに火力SPSにしておけばいい。 スナイパーor暗殺士以外は地雷アサ。←ぷぷー刺殺安定ですしwwwww レベルはⅠ→Ⅱ→Ⅲと極力上げていけ、火力に響く。 ↑とりあえずⅢだけ取ればおk。1→2にする必要性なし。そのレベルで数%上がって何かに響くわけがない。 装備 遠距離武器 L38橙弓→L50黄弓→L50黄弓orL60黄銃 ↑L60黄弓はあると便利。むしろ銃なんかいらないから弓にすべき。 体力補正もない上に発動確率たったの8%。 バハドルはレン専用銃と言っても過言ではないのでクエールにしろ。 ボスは壁際に押し込む形にすりゃKBなんて気にならん。 クエールなら近接火力もアホみたいに上がる。 ボドール2刀+クエールで3次ダメ*3とかフィーバー。 近接武器 L38橙片剣→L48橙片剣&L50黄片剣→L58ボド剣橙&L60ボド剣黄 ↑L38橙片手剣およびL48.50片手剣など必要なし。作るだけ無駄。 あけぼの&火の牙→火の牙&グリドラ→グリドラ&ボドール→ボドール2刀 もっとも効率のいい片手剣の流れ。 これ以外の片手剣は持つだけ無駄だから趣味程度で考えろ。 特にL50の稲妻とかBFいかないなら必要性皆無 近距離スタン2、遠距離スタン2種もあって範囲のないアサが稲妻もつとか頭悪すぎて笑えない。 とあるアサシンの個人メモ 55BF装備 魔神の視線 アーマー護衛 怒れるドラゴンのせぼねライフル バハドルの大物銃 クエール ここまでは作ろか 錬金術師の迅速で編んだマント 錬金術師のもたらす死で編んだマント ラスターのさとりの石 時間あったらがんばろか
https://w.atwiki.jp/yarahero/pages/69.html
___ /. . . . . . .\ /´ ̄ ̄`ヾ`ヽ. } /. . .  ̄ ̄><´ ̄`ヾ`ヽ、、 __/_二ニイヘ . . `ヽ`ヽ`ヽ. .}. }`ー.、 | i´. . . . . . /. |. . .\,rへr─‐.、j. j. ,. }. }ヽ | | . . . /小ヽ /. . . ./. //∧///く/ く { {_ //{ヽ . //, . . ./. // //|/∧. . `Y^ /ヽ_//ハゞ/////// /ヘV/|/. . . .//. /. . . / /. /⌒Y. /// ; / !. . . 从 /. . . //{こノ/ハ㍉、 ; i |. . . .|.Y ,.. -≠<´//ハ/イ/ `ー\ヽ ,,小. . .| .| / . / . . ∠二二=// .| '. ィシ'|. . . .| 乂. . . / . . /ハ ///l . .| ∧ /!. . . | `ヽ、/ . . /. .//ハ_//! / l. . |、 -ー_、_'´ ヽ´ハ|. . . .| \. . ./ ///// /ヽ∧∨l. . | .\ / ヽ ∨ ∧ \彡<厂'/,V ∧///,\ヽl. . | ー个< /∨∨ ∧____ ヽ////ハ/,∨∧////////l . | . .ハl! `|∧∨\ ∨二二二二二\二二ニニ7 二ニ=∨∧/////////l . | . / il |/∧∨/,\\////////ハ∨////////////∨∧//////////l ト、 . { il |//∧∨/,ハ ∨////////} }'////////////l |///////////∧ヽ\ il |//Ⅵ }///,} }'//////,∨/////////////l |//////////∧ハ ヽ\ il |/// ∧///ノ ノ//////////////┏──────────────────────────────────┓┣──────────────────────────────────┫ 『アサシン』 ♂ 『アサシン』<?> 武<?> 魔<?> 速<?> 知<?> 運<?>┣──────────────────────────────────┫ ダヴァルニア国における<英雄> 花を愛でる、と称しナンパを行なっているらしい ネロと仲の良い人物のようだ┣──────────────────────────────────┛
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/239.html
「ううん、涼しくて気持ちのいい夜だね」 冬木市の市街地、高層ビル群の一角、その屋上にて1つの影があった。 木訥な、悪し様に言えば特徴のない学生だった。 強いて特徴を言うならば、横に長く切れた細目と首からかけたマフラーくらいだろうか。 開いているのかどうかも怪しい眼は、夜の街並みを見下ろしながら、薄笑いを浮かべている。 「お前も予選を突破した魔術師か」 静かな夜に靴底とアスファルトが皹を入れる。 屋上へ通じる唯一の通路から、別の少年が光と共に現れる。 制服が同じ、ということはお互い同じ学校の生徒なのか。だが、その瞳は少年と異なり、強い意志に燃えている。 「……なんのことです?」 「とぼけるな。ここにいるということは、お前はもう記憶を取り戻したんだろう。 なら、やることは一つだ。サーヴァントを出せ。さもなくば……」 一方的に喋りながら、回路を戦闘用に切り替える少年に、彼は手を振って静止を求める。 「ちょ、ちょっと待ってください。記憶を取り戻したってなんのことですか? 僕は何も忘れていない。それにサーヴァントって何の話です? 僕はそんなもの見たことも……」 「セイバー、やれ」 少年が言の葉を放つが先か否や、月光に煌めいた一閃と共に、彼の首が夜に飛んだ。 その切っ先の終点には、実体化した少年のサーヴァント……セイバーの剣があった。 「よろしかったのですか? 見る限り、本当にマスターではなかったようですが」 剣を納めたセイバーが主を問う。しかし、そこには詰問するような調子はない。 「ああ。だが、疑わしい者を残す理由もない……軽蔑するかい、セイバー」 「いいえ。貴方がどれほどに聖杯を望んでいるかを私は知っている。 そして、私もまた聖杯を望む者。ならば私は貴方の剣となりましょう」 セイバーの応えに、少年はそっぽを向けた。僅かな感情の緩みを見られたくなかったからだ。 セイバーの問いはもっともだった。確かにその体からはマスターの証である令呪の気配がない。 それが事実だとすれば、彼はたまたま基本ルーチンから離れたNPCなのか。 ならば、これは少年の勘違いだ。剣を納めるべきは自分だし、もし自分の感情だけに従えるならそうしていた。 だが、今の少年は背中に大きなものを背負って、この方舟に来ている。 その勝利のためならば、あらゆる不安要素は排除しなければならなかった。 全ては、救済のために。猫の額程度もない小さな世界を守りたいため。 (それに……あのNPCの目……あれは、まるで……人を蟻か何かとしか思っていないような……) 「ひどいなあ、待ッてクれっていったじゃナい可」 その声に、少年達は振り向いた。月光の降り注ぐビルの屋上に、首のない肉体が立ち尽くしている。 「何で、死んでない」 「? そりゃそうだろう。NPCに厳密な死なんてないよ。 中核データが破損でもしないかぎり、ねえ」 「NPCの肉体データに、寄生していたというのかッ!」 「ウン、そりゃそうだ。せっかくこの年になって学生をやれるんだから、ちゃんとそれっぽい身体でやりたいダロ?」 手を大仰に広げた屍は、口ほどに物を言った。その意味に、少年は信じられないと首を振る。 こいつはつまり、突破できる予選を、ただの学園生活をギリギリまで楽しんでいたのだ。 「ダカラ、待ってくれっていったじゃないカ。今、本当の身体にするカラネ」 そう言って首のない彼の指が小気味よい音を鳴らす。 その瞬間、少年の踏みしめていた足場が崩れた。コンクリートであったはずの床は、 難読な文字をびっしりと書かれた呪符と散らばり、拡がっていく。 「ビルを1階分丸ごと偽装していたってのかッ!?」 「マスター、あれをッ!」 驚愕に震える少年に、セイバーが指を示す。偽装を解かれたビル、その本当の屋上の中心に、首のないもう一つの身体があった。 でっぷりと膨らみ、しかしみずみずしい筋肉に包まれた偉容だった。 「カ……ッ!」 首のない学生の胸が大きく膨らんでいく。胸骨肋骨、肺をぶち破って出てきたのは。 「ッカカカカカカカカッ!!!!!!!」 その真の身体に納められるべき、本当の首だった。 「私は今、卒業したネ!(しみったれた学園生活用ボディから) 社会派幽凄道士・馬吐呑(マー・トンツー)と呼んでもらっても構わないヨ!」 鉄の魔神めいて首と肉体が合身し、ただの肉の置物だったその身体に神経が通る。 しばしアドミナブルを隆起させて元の肉体を堪能していたが、それを見ていた少年はただ唖然とするほかなかった。 「……さて、お待たせして申し訳なイ。それじゃあ、相手してやるかネ、セイバー君ッ!!」 「な!?」 義体から戻したマフラーが馬の身体に巻き付きトレンチコートを形成する。 それが如何な魔術によるものか、少年には考えることができなかった。 マスターであるはずの男が、セイバーに突撃したのだ。 「ふふぅ、うふふふふふふううう」 「こ、こいつ! 骨に神秘を刻んでいるのかッ!!」 掌打、蹴撃、なぜか自在に動き襲いかかるマフラー。あらゆる変則的な攻撃にセイバーは防戦一方に追い立てられる。 通常、このようなことはあり得ない。 セイバーとてムーンセルに記録されるほどの猛者ではあるが、 この男の用いるのは中国拳法……功夫と呼ばれる物。西洋の技と東洋の技の噛み合わなさが、セイバーの攻めに転じられない理由だ。 だが、それだけではセイバーの剣を、神秘に守られた兵装をただの拳が防ぎ、打ち合うことができるはずがないのだ。 肉体そのものが、神秘の片鱗を宿していない限りは。 「それでも、サーヴァントとは言え英霊と渡り合うなんて……! 真逆、お前、死徒かッ!? そんな奴がなんでこの聖杯戦争にッ!?」 「西洋の保菌者みたいに言われるのは心外だな。 いやなに、ちょっと「向こう側」永い旅をしていたんだが、そこで物珍しい木を見つけテネ。 植林事業に手を出そうかと思った矢先にここに呼ばれたんだヨ」 セイバーと撃ち合いを繰り返しながら、馬はしみじみと思い返すように昔を思い返した。 逆さまに上っていく滝、フラタクル構造をした虹、鳥のような魚。 ちょっとしたアトラクションめいた世界を満喫していたのだが、そこで方舟の元となった木を見つけたのだった。 いや参った参った、と可々と笑う馬に少年は頬に冷や汗を垂らした。 馬鹿馬鹿しく笑ってはいるが、相手は紛れもなく死を纏った人外……死徒だ。 音に聞こえる二十七祖ほど、とまでは思わないが、マスターとしては破格すぎる。 なるほど、セイバーと打ち合えるのも無理はない。だが。 (感謝します。マスター、もう少しで、読み切れる!!) 少年の心憎いサポートに、セイバーは内心で感謝した。 そう、僅かにであるが、セイバー防戦一方から攻勢へと転じつつあったのだ。 如何に相手が死徒であり、相性の悪い東洋圏の技法を用いていたとしても、それでもセイバーは英霊だ。 どうやら長旅で相手の自慢の肉体は何割か消耗しているらしく、 初見の不利は、この撃ち合いで相手を見切ることでなくなりつつある。 あと1分もしない内に、天秤は、勝利はこちらに転がる。 ((この戦い―――我(僕)等の勝利だ!!) 「――――とか、そういうことを考えるあたりカネ」 酷薄な、嘲るような笑みを馬は浮かべた。 人間を超越した化外の瞳を隠すサングラスに写った像をセイバーは見入る。 セイバーの勝利を確信した少年の背中にはそれまで影もなかった男が一人立っていた。 「マス」 「や、本当に知らんかったんだヨ。一度も見たこともなかったしね。 ま、ずーっとワタシを見張っていたことはわかっていたけどネ」 「あ、あぁ……」 セイバーが振り向いて、馬が嘲ったその向こうに、鮮血が跳ねた。 少年の背中から胸に貫いた赤い刃が、華のように咲き誇る。 「タアアアアアアアアア!!!!!!!!!」 鬼神の如き速さで、セイバーは一太刀を繰り出すが、黒衣の男…… アサシンは素早く――もうこれには興味がない、というように――剣を少年から引き抜き、血溜まる海に少年を沈めながら飛び退いた。 マスターが窮地に陥っても助け船を出すこともなく、マスター暗殺の瞬間をねらっていたのだ。 「貴様ああああああ!!!!」 「ご満足いただけましたか、媛。それは重畳にございます」 吠えるセイバーの声など木の葉の落ちる音程度も感じない様子で、アサシンは虚空に向けて何かを呟く。 延びた黒髪の間から見える赤い瞳は淀んで血のように昏い。 セイバーはマスターを抱き抱えて呻いた。臓腑を吐き出さんばかりに後悔した。 なぜ気づかなかった。死徒の存在に目を奪われ、マスターを追いつめた程度で油断してしまっていた。 これは聖杯戦争だ。サーヴァントこそを何より警戒しなければならなかったのに。 「セ……セぃ、ァ……」 「ま、マスター! まだ意識がッ!!」 その後悔に神が気まぐれの善意を差し向けたか、少年は血を泡と吐きながら呻いた。 揺さぶろうとするサーヴァントの手を払い、そのまま右手を月に掲げる。 「さ、三度、重ェて、令呪に願…………」 「! 了解した、マスター。如何な命令とて、この剣にて叶えて見せよう!」 鬼気迫るマスターの表情に、セイバーは自分の愚かさを改めて呪った。 今すべきは自身を責めることでも、マスターを案じることでもない。この死地をなんとか突破することだ。 三度の令呪を切れば、どうなってしまうかはわからない。 だが、出し惜しみできる状況ではない。ならば、ここに乾坤一擲を賭す。 アサシンも死徒も、最低限の構えだけで積極的にこちらに向かってくる気配はない。 令呪三枚掛けのセイバー相手に太刀打ちは不可能と理解しているのだろう。 今は見逃してやる。だが、次こそはしない過ちはしないと誓い、剣をーーー 「あのアサシンの剣を奪え……! なんとしてもだ……ッ!!!」 意味が、わからなかった。あのアサシンの――今はもう背中に仕舞ってある――剣を奪うことに何の意味があるのか。 分からなさすぎて、セイバーはもう一度マスターの方を向いた。 血の抜けた青ざめた顔で、少年は目だけは爛々とさせている。 そこでセイバーは気づいた。気づいてしまった。マスターが、少年が見ていたのは自分ではない。 聖杯に注ぐべき願いでもない。帰りを待つ人達でもない。 もう、自分の心臓を貫いた、あの紅い刃しか見えていないのだ。 「う、うあああああああああ!!!!!!!!」 セイバーは慟哭と共に剣を振りかざした。 そこからのことは語るまでもない。 対魔力で令呪にあらがっても、令呪のまま逃げに徹するアサシンを追おうとも、 もはや彼らの聖杯戦争に先などないのだから。 「いや、手並みは拝見させてもらったヨ。アサシン」 霧散した魔力に手をかざしながら、馬呑吐は満足げな表情を浮かべた。 それは相手を倒したからというより、久しぶりに運動をしたら気持ちがよかったというたぐいの物だった。 「それで? ずーっとワタシを見張っていたのだろウ? 見ての通り、長旅で自慢のボディもクタクタネ。 フルチューンならともかく、撃ち合いにしても道術にしても、英霊相手ではちと分が悪い。 ここは共に戦っていくのが良いと思うが――どうかネ?」 「……私は、特に聖杯に捧ぐような大望などありませぬ。 マスターが望まれるのであれば、英雄相手にどれほど通じるかわかりませぬが、尽力させていただきましょう」 片方の拳をもう一方の掌で包み、礼を取りながらアサシンは謙虚に応じる。 自己をおくびにも出さないその様は、生粋の職業暗殺者に見えた。だが。 「ふぅむ。それはその背中に差した媛君の意向カネ?」 「――」 りん、と鈴が鳴る。その音が鳴り終わるより速く、アサシンの持つ紅の刃が馬の喉元に寄せられる。 (婁よ、こやつ――) 「ええ、聞こえておりますよ、媛君。なるほど、げに恐ろしき魅了の魔力。 これでは有象無象の者共はひとたまりもありますまい。私にその美貌効かぬとその美声聞こえしは、 どうやらマスターとてつながった経絡によるものかト。 間男が入ったようで恐縮ではありますが、野暮は致しませぬ故、どうか容赦願いたい」 (……ふん、妾を納めよ、婁。こいつも上物であるが、これは後回しじゃ。今は数が欲しい) 「……はッ」 嘘くさいほど慇懃な礼を取る馬に、媛……アサシンの宝具はアサシンに命じると、嘘のように殺気を納め、剣を戻した。 そう、このアサシンの主人はマスターなどではなく、この媛君。 一目その刃を見れば誰もが媛を求め殺し合う妖刀である。 故に、その願いもまた聖杯ではなく、媛ただそれのみ。媛の求める供物を献上するだけだ。 「ま、いいんじゃないかネ。願いはないと思っていたんだがこれも一期一会、 そろそろ住み慣れた惑星(ふるさと)の地を踏むのも一興。 ついでに麻倉屋サンに聖杯を持って行けば、いい商談もできそうだしネ」 アサシンの剣呑な意志を、人間にはよくあることとばかりに捨て置き、 馬はピクニックに行く前日のように夜空を見上げた。 いや、実際彼にとってはそうなのだ。どのような場所であろうとも、旅の途中。ただ己の我を貫くのみ。 「おい、凄い音がしたけど、何かあった――」 あまりの状況に特別ルーチンでやってきた警官NPCを、無言でアサシンが手刀で貫く。 くず折れた警官は、たちまちのうちに黄泉より還り立ち上がる。 死体が呻くより先に、馬が呪符を額に張り付けると、NPCはたちまち両腕を正面に直角につきたて、ぴょんぴょんと跳び始めた。 「ま、最初はゆっくりやろうじゃないカ。聖杯は逃げない。人生は永い。 愉しまなければ損ネ。か、カカカカ、カカカカカ――――――!!!」 NPCをキョンシーに変えながら、死人使い達は進む。 いつも通りに、何も変わらず。 結果的にこの世を、地獄にしながら。 【クラス】アサシン 【真名】婁震戒(ロー・チェンシー)@レッドドラゴン 【パラメーター】筋力D 耐久E- 敏捷B+ 魔力D 幸運C+ 宝具C 【属性】中立・悪 【クラススキル】 『気配遮断:A-』 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てば探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 『黄爛武術(剣術):B(A)』 東の旭日、黄爛国に伝わる武術を扱うスキル。実質的にスキル:中国拳法と同等。 ただし、アサシンは剣技を得手としているため、剣装備時にはB→Aとなる。 『単独行動:B』 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクBならば、マスターを失っても二日は現界可能。 独立調査隊から何度も抜け出して暴れまわった逸話から。 『芸術審美:D+』 芸術作品、美術品への執着心。 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、ごく低い確率で真名を看破することができる。 特に刀剣関係に由来を持つ英霊であれば、確率が上昇する。 『軽身功:C+』 内力を操作することで、己の身を軽くし悪路を容易く突破する能力。 C+ならば準備さえすれば断崖絶壁すらも踏破可能。 【宝具】 『妖剣・七殺天凌(チーシャーティェンリー)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉 1人 アサシンが片時も離さず持つ『愛』刀。その剣に宿る意志は妖艶にして酷薄な媛君。 魅了の魔力を持っており、その刀身の輝きを目にし、囚われた者はこの妖剣を欲しがる衝動の奴隷となる。 命を食らう性質をもち、相手の防御力を無視して生命力へ直接ダメージを与えられる。 そして、その刀に殺された者の生命・魔力は余すことなく媛への供物と食い尽くされる。 『天凌府君、其我也(わくわくてんりょうランド)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大補足:1~50人 一度死し、復活したアサシンが手に入れた呪い。その手で殺した者を強制的に還り人……歩く屍へと変える。 そして、アサシンに直接殺されて蘇った屍に殺された者もまた蘇り、アサシンの支配下に置かれる。 ただし、蘇った者には狂化・Bが付与されるため精密な運用は不可能。 また、七殺天凌で殺したものも屍とすることはできない。(命を吸い尽くしてしまうため) アサシンは創り上げた屍の群れを国家『天凌』と定め、自らを『天凌府君』と名乗った。 『無二打(にのうちいらず)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人 アサシンの奥の手。武技の極意。 攻撃ダメージ発生時に、自身の生命力の一部を上乗せすることで追加ダメージを与える。 追加する量はアサシンの任意で決定。また、媛の合意さえあれば七殺天凌が喰らった生命力をこの宝具に乗せることができる。 【weapon】 機械左腕(サイボーグアーム・レフト) 当時の最高技術を持って創られた義手。アンカーリールが内蔵されている。 仮面 舞踏会用のただの仮面。死者の王・天凌府君としてふるまうときに装着する。 【人物背景】 世界を二分する大国、黄爛の宗教組織・八爪会に所属する武装僧侶(暗殺者)。 他者評価は「殺せるか否か」だけで、媛に吸わせる血としか見ていない。 視野の隅を「凝視」する特技を持ち、暗殺対象の必死の瞬間を狙い続けている。 一応国家の暗殺組織に所属するが、傅くのは媛だけであり、他人に従う気は皆無。 物語本編では媛の供物にするためだけに仲間を裏切りってもう一つの大国・ドナティアの要人を殺害し世界を緊張に叩き込んだ。 その結果、彼は一度死ぬが、世界の特殊なシステムにより還り人(平たく言うとゾンビ)になり復活。 舞台であるニル・カムイすべてを媛に捧ぐべく、死者の群れ『天凌』を率いてニル・カムイを地獄に叩き込んだ。 しかしその内心は媛への愛だけであり、媛に見捨てられることを何よりも恐れている。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯戦争はどうでもいいので媛を愛する。愛する人が命を欲しがっているので当然捧げる。 【基本戦術、方針、運用法】 隠密行動からの暗殺一択。正面きっての戦闘では勝ち目はほとんどないため、如何に奇襲に持ち込むかが要になる。 NPC狩りで増やした天凌国民をスナック感覚で送り込んで、その混乱に乗ずるのも有効だろう。 【マスター】馬呑吐(マー・トンツー)@宵闇眩燈草紙 【参加方法】「向こう側」でぶらり旅をしていた際にゴフェルの木片を手に入れた。 【マスターとしての願い】情欲のままに旅の続きを。 これが終わったら聖杯を土産に「こちら側」に戻るのもいいかもしれないネ。 【weapon】 『強化調整肉体』 ヒヒイロカネ製骨格フレームに生きたまま腑分けした少年少女の筋をあしらったお手製のボディ。 ただし、向こう側での冒険で疲弊しており、完全なスペックは発揮できない。 『マフラー』 意のままに動いてあちらこちらを切り刻む。しかもドリルにもなる。 『呪符』 道術や身代わりに使う大量の符。どこに仕込んでいたか聞くのは野暮。 【能力・技能】 『真・幽棲道士』 死んで私に抗えるものはいないと豪語するほどの、僵尸(キョンシー)を操る死人使い。 吸精鬼であり長い時間を生きているため、符術・道術・功夫を高水準で修めており、 死体の数さえあればそれらを束ねて巨大傀儡にしたり、マフラーを武器にして戦うこともできる。 技術者としてのスキルも持ち合わせており、死体を改造して強化キョンシーを作成することもできる。 死人使いの特性上、相剋の関係から木気(雷)との相性が悪いが、肉体的基礎スペックを底上げすることで対処した。 もちろん銀やニンニクなど吸血鬼的弱点があるが、大体は克服しており「健康のために日光浴をする」レベル。 【人物背景】 大陸マフィアの用心棒。トレンチコートに帽子にグラサン付けたクラシックマフィア然としたデブ。 その傍ら、五行器という永久機関の完成を目論んでいた。 が、その過程で首から下を完全消滅させてしまい、もののついでとより強化された肉体製作のために アメリカ大陸の街一つを『向こう側』へ消滅させた。しかしその最後に自分も『向こう側』へ 吸い寄せられてしまい、抗おうかと思ったが、それもOKかと穴の向こうへ消えていった。 口調は余裕のある時は胡散臭い中国語(~アルネ)だが、マジギレしたりすると標準語になる。 長く生きたため本来なら仙人へ至れるが、「情動を捨てて何が生か!」と俗世を満喫している。 【方針】 本人は巻き込まれただけなので普段通り物見遊山。 普段通りなのでアサシンの求愛活動ついでにさくっと殺してキョンシー作ったりする。 倒すことはできないまでも初見ならば真向からでもサーヴァントと打ち合えるので、 自身(とキョンシー軍団)が囮となってサーヴァントをひきつけ、その隙にアサシンで必殺するのが有効。
https://w.atwiki.jp/revelations/pages/61.html
服装 追憶の旅をプレイすると他の服装がロックされるバグあり(現在も修正されていない)。 プロフィールを削除することで改善するが、その場合デズモンドが消えるため全ての服装を所持することは不可能。 最終的にはデズモンドと老アルタイルのみ所持可能。 名称 効果 入手方法 デズモンド 見た目がデズモンド・マイルズそっくりになるアニムスのメモリーバンクからアップロードされるこのスキンは、純粋に外見のみを変えるものであり、アニムスの機能には影響しない 「追憶の旅」全編クリア 老アルタイル 大導師アルタイル・イブン・ラハドのローブ。アルタイルがモンゴルから戻った後に考案されたもので、多分に装飾的だが、着用者の動きを妨げることはなく、着心地もいい DNAシークエンス8フルシンクロ トルコのアサシンの鎧 16世紀初頭、トルコのアサシンが着用していた標準的な防具。軽く丈夫で、機動性に優れているが、防具としての性能はそれほど高くはない 開始直後から入手済 アルタイルのローブ 偉大なるアルタイル・イブン・ラハドのローブ。かつては高位のアサシン全員に与えられていたが、今やひとつの時代を象徴する存在となっている。布と革でできたこのしなやかな服は、教団の中興の祖であるアルタイルの名とともに永遠に記憶されることだろう 開始直後から入手済 ブルータスの鎧 カエサル暗殺の中心的人物として知られるローマの政治家、マルクス・ユニウス・ブルータスの防具。頑丈で見た目が美しく、しかも信じられないほど頑丈だ。議事場から戦場へ一瞬で移動しなくてはいけなかった者にとって理想的な装備といえるだろう 開始直後から入手済
https://w.atwiki.jp/cvssyourimessage/pages/27.html
アサシン 《出典作:Fate/unlimited codes、タイガーころしあむシリーズ》 VS. 対暁武蔵【月華の剣士シリーズ:SNK】 「…何故だろうかな。そなたなぞ露程も知らんのに、勝負に勝ったのが、まるで積年の雪辱でも晴らしたか如く小気味良いのは…どうした事だ…?」 ※投稿・デスタムーア 対一条あかり【月華の剣士シリーズ:SNK】 「やれやれ百鬼夜行の行列とは…。摩訶不思議にして奇奇怪怪。夢だの現だのに拘る方が阿呆らしくなってくるわ」 ※投稿・デスタムーア 対嘉神慎之介(覚醒後)【月華の剣士:SNK】 「地獄門とな…?門ならばそなたを通す訳にはゆかぬ。開いているなら閉めるまでよ」 ※投稿・デスタムーア 対ガルフォード【サムスピシリーズ:SNK】 「侍の魂、故に『サムライスピリッツ』か!異人殿は愉快な事を申すな。いや失敬、陽炎の如きこの身にも、そのようなものが寸分でもあればな…と思うてな」 ※投稿・デスタムーア 対クリムゾン・ヴァイパー【ストⅣシリーズ:CAPCOM】 「そなたの様に人を見透かした雌狐は好かんな」 ※投稿・デスタムーア 対豪鬼【ストシリーズ:CAPCOM】 「佐々木小次郎などと呼ばれてはいるが、桃太郎になった覚えはないぞ。いやしかし、犬猿雉が居らずとも鬼退治もなんとかなるものよな」 ※投稿・デスタムーア 対四条雛子【KOFシリーズ:SNK】 「…呆けた性格にはとやかくは申さぬが刻限にだけは遅れてくれるな。私はどうにも時間に疎い輩には我慢ならんのだ」 ※投稿・デスタムーア 対シャルロット【サムスピシリーズ:SNK】 「異国の女剣士よ。日本の侍を相手取るのなど初めてであろう?なぬ…!?厭きる程に斬り結んだとな……。そ、そなた一体どのような人生を送ってきたのだ…?」 ※投稿・デスタムーア 対ジャンヌ・ダルク【ワーヒーシリーズ:SNK(ADK)】 「見えぬ剣にも難儀したが今度は火鳥を飛ばす魔剣か…いやはや西洋の女剣士はみな妖術師さながらよな」 ※投稿・デスタムーア 対神人・豪鬼【カプエス2:CAPCOM】 「げに凄まじいもののふであった…。かような猛者と手合わせ叶おうとは、時の果てまで迷い込んできた甲斐も遭ったというもの…しかしながら些か以上に疲れすぎた…」 ※投稿・デスタムーア 対橘右京【サムスピシリーズ:SNK】 「これは奇遇な。様相こそまるで違うも『燕返し』なる技の使い手とは!…存外『佐々木小次郎』とは、そなたを元にどこぞの物書きが創作したのやもな…」 ※投稿・デスタムーア 対ダン・ヒビキ【ストシリーズ:CAPCOM】 「…いつまでそうしておる。安心しろ峰討ちだ。…しかし肋骨は全て圧し折り臓物もいくらかは潰していたか…?…冗談よ。いちいち愉快な動作を取るな」 ※投稿・デスタムーア 対徳川慶寅【サムスピシリーズ:SNK】 「見れば、風流を解する歌人と見る。次が合るなら斬り合い等より、月を肴にそなたの半生でも聞きたいものよ」 ※投稿・デスタムーア 対覇王丸【サムスピシリーズ:SNK】 「そなたに恨みなど無いし、聖杯などにも興味なし。されど此処をすんなり通す訳にはゆかぬな…理由だと?野暮を申すな、刀に訊けば良かろう?」 ※投稿・デスタムーア 対服部半蔵【ワーヒーシリーズ:SNK(ADK)】 「『ワールドヒーローズ』とな?…様々な時代の英雄が一同に会する此度の合戦であろう?ふむ、聖杯戦争も随分ハイカラな呼び名になったものよな」 ※投稿・デスタムーア 対バルログ【ストシリーズ:CAPCOM】 「我が剣先からは燕ですらも逃れ得ぬ。如何に跳ね回ろうが、翼も無きそなたを捉えるなぞ造作も無い」 ※投稿・デスタムーア 対ブランカ【ストシリーズ:CAPCOM】 「げに珍妙なる獣よな。…何やら興が乗ってきたな。真似してみるか…。…アウアウアーッ!!」 ※投稿・デスタムーア 対本多忠勝【戦国BASARAシリーズ:CAPCOM】 「いやはや…斬り放題の鈍牛かと高を括ったが、いくら斬られても効かぬと有ればさもありなん…これ以上は付き合えんな。刀も心も刃毀れしてしまう」 ※投稿・デスタムーア 対八神庵【KOFシリーズ:SNK】 「此処が何処で今が何時かも終ぞ知らぬ…。挙句に陽炎さながらのこの身…。だがま、此処も月だけは美しい…。ならば今はそれで由とするか」 ※投稿・デスタムーア 対リムルル【サムスピシリーズ:SNK】 「…何故にそなたを斬るか…?…言うても解からんだろうが令呪に縛られた私に是非も無い。恨むのなら恨むが良い、常世で遭ったら土下座くらいならしてやろう」 ※投稿・デスタムーア 対リョウ・サカザキ【龍虎の拳シリーズ:SNK】 「武器を持った者が相手では奥義に頼らざるを得ぬか?…覇王なにやらとか偉そうに言っていたな。この負け戦でも披露していたのかそれは?」 ※投稿・デスタムーア 対王虎【サムスピシリーズ:SNK】 「刀の扱いが見るに耐えんな…。そなたには刀の嘆きが聞えんのか?「まっとうに使ってくれさえすれば、斬れぬモノなど何も無い」…そう言うているぞ」 ※投稿・デスタムーア &.
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/256.html
――赤い、花が咲く。 * * * 方舟の中に再現された架空の町並み。 多種多様な建物が混在する幻の町にとある日本風の屋敷があった。 その縁側で、それなりに広いがどこか閑散とした印象を与える庭園を眺めながら、"彼女"は酒を呷った。 「――――」 縁側の柱に背を預けるその女は、人の目を引く容姿をしていた。 梅花のような鮮やかな赤い髪、大きく着崩した着物……それらも勿論目を引くが、彼女と相対した時最も目を奪われるのはその顔――厳密に言うならば顔の左側に刻まれた大きな傷跡だろう。 元々の容姿が整っているだけに、左目を潰したその大きな傷跡は否が応でも印象に残る。 そして夜風を受け、右側の袖も不自然なほどに大きくはためいた。 徳利とお猪口を片手で扱うその所作を見れば、彼女が隻腕だということは用意に想像できるだろう。 隻腕隻眼の女――その名を梅喧という。 彼女は他に何をするでもなく、酒を飲みながら、ただ夜空を見上げている。 視線の先には月がある。 本物ではない、『方舟』の内部に映しだされた幻の月だ。 だが少なくとも見てくれや降り注ぐ月光の色は、自分の知る月と寸分も違わない。 「――ふむ、月見酒とは此度のマスターは風流なことよ」 座敷の奥から現れたのは青い陣羽織の美丈夫である。 身の丈ほどもある長刀を背負いながら、その動作には澱みがない。 「アサシン、お前も飲むか?」 「うむ、頂こう」 梅喧からお猪口を受けとるアサシン。 澄んだ液体が限界まで注がれたところで、くい、と飲み干す。 「――ああ、旨いな」 熱い液体を嚥下する感覚。 データで再現されたとは思えない、確かな熱がアサシンの喉を焼く。 舌を焼く辛味と全身に広がる熱を楽しむアサシンに対し、梅喧が口を開く。 「……それで、テメェはいいのか?」 「何が――というのは無粋だな。 私の望みは唯一つ、強者と死合うこと。 ……であればマスターの望みはむしろこちらにとっても望むところよ」 そう言ってアサシン――佐々木小次郎は涼やかな笑みを浮かべる。 今回の聖杯戦争では山門による縛りもない。 細かい策を弄するあの女狐もいない。 心ゆくまで戦いに興じれるというものだ。 一方でマスターである梅喧も策を弄するのは苦手だ。 聖杯戦争だの何だのと言ってはいるが、結局のところ結論は同じ。 最後の一組になるまで戦い抜けばいいのだ。 やっと掴んだ"あの男"に辿り着くための道。 この好機を何としても逃す訳にはいかない。 たとえどんな相手が目の前に立ちふさがろうと、だ。 再び空を見上げればそこには変わらず、煌々と輝く月がある。 本物よりも澱みのないかも知れない月光の下で、しばしの間、主従は酒を酌み交わす そして――徳利から最後の酒が消える。 「――行くか」 「心得た」 そして二人は言葉少なに立ち上がり、屋敷を後にした。 赤と青、二人のサムライが街を行く。 彼らがこれから向かうは戦場(いくさば)。 その行先に咲くのは一輪の花。 屍山血河の中に咲く、血よりも赤い真紅の花。 【クラス】 アサシン 【真名】 佐々木小次郎@Fate/stay night 【パラメーター】 筋力 C 耐久 E 敏捷A+ 魔力 E 幸運 A 宝具? 【属性】 中立・悪 【クラススキル】 気配遮断:D 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 「透化」スキルからの派生であり、厳密に言えばアサシンは気配遮断スキル自体は有していない。 【保有スキル】 心眼(偽):A 直感・第六感による危険回避。虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。 視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。 透過:B+ 明鏡止水の心得。精神干渉を無効化する精神防御。 宗和の心得:B 同じ相手に何度同じ技を使用しても命中精度が下がらない特殊な技法。攻撃を見切られなくなる。 燕返し 対人魔剣。最大補足・1人。 全く同時に3つの斬撃が襲い掛かる回避不可能の必殺剣。 三連続ではなく三つ同時に存在する斬撃であり、魔法の一つである多重次元屈折現象を実現している。 愚直なまでにただ一つのことを繰り返した男がたどり着いた剣技の境地。 【宝具】 なし。 【weapon】 備前長船 刃渡り3尺(90cm)全長5尺(150cm)の長剣。 物干し竿とも呼ばれるアサシンの愛刀。 【人物背景】 冬木市で起こった第五次聖杯戦争にて、キャスターが召喚したアサシン。 本来なら冬木においてアサシンは山の翁と呼ばれるある英霊のみが該当するはずであったが、 サーヴァントがサーヴァントを呼ぶというイレギュラーな召喚を行ったため、召喚された侍。 その技量は高く、(キャスターのサポートがあったとはいえ)剣技のみで各サーヴァントと対決し、互角に戦った。 ……実は佐々木小次郎本人ではなく、佐々木小次郎を演じるにふさわしい技量を持った無銘の剣士。 剣を振るだけで魔法の域に達した魔人。 花鳥風月を愛でる伊達男。 【サーヴァントとしての願い】 心ゆくまで戦う。 【基本戦術、方針、運用法】 クロスレンジであればかなりの技量を持つが、遠距離攻撃や宝具によるブッパ等には弱い。 マスターの戦闘能力が高いのでマスターとサーヴァントを同時襲撃するのも一つの手か。 【マスター】 梅喧@ギルティギアXX 【参加方法】 謎のギア"ゴフェル"と接触した。 【マスターとしての願い】 "あの男"の行方を探す。 【weapon】 日本刀 無骨な日本刀。無銘だがかなり丈夫。 暗器 全身に暗器を仕込んでおり、剣技と組み合わせて発動する。 【能力・技能】 戦闘技能 隻腕隻眼ながら高い戦闘能力を持つ。 が、"軍事レベルの脅威には成り得ない"、"目的は復讐のためコントロールは容易"などの理由から危険度は低めに設定されている。 【人物背景】 男勝りで生粋の格闘家であり、喧嘩っ早く人の話をあまりを聞かない。 自身の故郷を滅ぼし、自身の左目と右腕を奪った"あの男"を追っている。 時系列的には本格参戦より前の模様。 【方針】 優勝狙い。
https://w.atwiki.jp/saikyousyujinnkou3/pages/3044.html
【作品名】ブラックキャット 【ジャンル】ラノベ 【名前】トレイン=ハーネット 【属性】 人間、元暗殺者、現賞金稼ぎ 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】ハーディス:珍妙な形をした黒い六連発リボルバー 二連射でオートマチック拳銃二丁の銃口に撃ち込んで中から破裂させたり 約百メートル以上先にある望遠監視カメラを一発で破壊する 炸裂弾:特殊弾丸 人の胴体に噴火口のような大穴を空ける事が出来る 拳銃弾で無傷の相手に傷を負わせる事が出来る 冷凍弾:特殊弾丸 当てると圧縮液体窒素が相手の体に纏わりつく 下手に動くとコナゴナになるらしい、2メートル位の成人男性を覆った 煙幕ボール:床に投げると衝撃だけで破裂して、料理店の中全体を煙で覆っ 前が見えなくなり、煙を吸うと激しく咳き込む 大体半径十数mぐらいが効果範囲か 手榴弾:広い待合ロビーのフロアの天井を焼いて、床を大きく抉る爆発を起こす 大体数十mぐらいが効果範囲か 左手一本だけで肥満体の成人男性を持ち上げる事が出来る 【防御力】左肩をナイフで抉られて戦闘可能 攻撃力欄の手榴弾の効果範囲に入っていて吹き飛ばされ床にたたき付けられても戦闘可能 右腕前腕部を犠牲にすれば、クリード=ディスケンスの幻想虎徹を防ぐ事が出来る コンクリートの壁をぶち抜く相手に殴られてレンガの壁にめり込んでも戦闘可能 常人なら永遠の眠りにつく手刀を首筋に叩き込まれても戦闘可能 【素早さ】二丁のオートマチック拳銃の銃弾を6~7mの距離で連射された後に 一歩も動く事無くハーディスの銃身で全弾叩き落した 手榴弾が爆発した瞬間に爆風の範囲外に逃れる事が出来る短距離移動速度 それ以外は達人並みか 約6,7mは跳躍出来る 【特殊能力】電磁波の揺らぎを感知して、約百メートル先の望遠監視カメラを見付けた 「気」の乱れを感知して離れた場所に居る能力者の居場所を掴んだ 【長所】音速に近い銃弾等と地の文で書かれている 【短所】速いガンマン程度 873格無しさん2019/10/21(月) 21 04 31.14ID PjNadOdA 見てみたが落ちそうな奴等 ジョニー・トーマス:3m音速反応で攻防バズーカ並み、ヨッシー(ヨッシーアイランドDS)から勝てない ルナ・イル:5m音速反応で防御無視あるが防御紙、マクシーム・キシンから勝てるか不明 西川貴教:3m時速800km反応、数m爆発攻防、戦闘ロボットの壁を越えられるか不明 主人公withマイタンク:20mマッハ4反応、戦車砲攻防だが戦闘ロボットの壁を越えられるか不明 クォート:5m音速反応でミサイル攻防、マクシーム・キシンから勝てるか不明 ピポスネーク:5m音速反応ミサイル攻防、マクシーム・キシンから勝てるか不明 きみ:3m音速反応で防御紙、ヨッシー(ヨッシーアイランドDS)勝てない 自機(ブレイザー:30mマッハ4反応時間制限もあるし戦闘ロボットの壁を越えられるか不明 わたしwith妖精さん:6m音速反応、防御紙、マクシーム・キシンから勝てない アリタ・フォーランド :10m時速800km反応、(戦闘ロボットの壁)を越えられない センチネル:戦車砲攻防だが、5m時速800km反応程度、戦闘ロボットの壁を越えられるか不明 愛(あいまいみー):1mから60m/s反応、マクシーム・キシンから勝てない トレイン=ハーネット(ラノベ):7m音速反応マクシーム・キシンから勝てるか不明 ルパンⅢ世:10m音速反応、バズーカ防御に火炎放射の攻撃、探検家から勝てない ?瑠璃仙:雷とかビームとかに弾速が無い スパイダーマンJ:10m音速反応、数m破壊攻防、探検家から勝てない ピクセル:20m音速反応、城破壊と攻撃力はあるが家屋破壊防御程度、 エレン・イェーガー:5m音速反応で17mの巨人並、マクシーム・キシンから勝てるか不明 アマガエル:5mマッハ2反応、人よりでかいカエル並程度の攻防なので、篠宮拓也から勝てない エルト=フォーエンハイム:5m音速反応、10mドラゴン撃破攻防、マクシーム・キシンから勝てるか不明 ?春日野さくら:10m音速反応、電柱破壊攻防ぐらいだが少なくともマクシーム・キシンから勝てない。というか波動拳の弾速が無い ?高嶺竜児:0.1秒に3発パンチ回避で約0.03秒反応、攻防は高いが戦闘ロボットの壁を越えられるか不明。というかブーメランフックの弾速が無い ジェフ・パーキンスwithブロディア:20m時速800km反応、攻防はともかく、反応遅すぎて思考発動の壁を越えられないのでは ?ガンリュウ:空牙って音速になってるけど、20m一瞬って秒速40mにしか見えんが、どういう計算で音速になってるか不明 青野月音 10mマッハ2反応かつ、攻防コンクリ破壊程度。少なくともマクシーム・キシンから勝てない
https://w.atwiki.jp/psyren_wars/pages/86.html
保登心愛&アサシン ◆HHvly5T5Xo: 私の住むこの町には最近、ある都市伝説の話題が広まっていました。 この世界のどこかで散らばっている赤いテレホンカード、それを公衆電話に入れて使えば 『サイレン』と呼ばれる謎の異世界へ連れて行かれ その場所で試練を乗り越えた物だけがどんな願いも叶えられる。 そんな噂が広まっていました。 話を聞いた私はもちろん、それが真実だとはとても思っていませんでした。 あの時の出会いが起こる前までは――― ♢ 「材料も買ったし早くお家に帰らなきゃ~」 少女の名前は保登 心愛(ほと ここあ) パンを焼くための食材を買い終えて、これから家まで帰ろうとした時のことである。 足取りの付かないフラフラした歩き方で急いで進もうとする男の姿があった。 息も切らしており、まるで何かから必死に逃げてる様に思えた。 「………たくない……もう……戦い………くない……」 ボソボソと男が独り言を言いながら逃げていると、足がもつれて男は盛大に転んだ。 拍子に、男の手に持っていたカードがするりと抜け落ちてココアの足元にヒラヒラと舞い落ちた。 「あのう、お兄さん!これ落としましたよ!」 「ひ、ひぃぃぃぃぃぃ!!!!」 ココアが呼びかけただけなのにも関わらず男は情けない悲鳴をあげた。 まるでココアが恐ろしい物に見えたかのように男の目は心の底から恐怖で怯えきっていた。 「あんたは俺を殺しに……それは、無いよな……俺は帰ってきたんだ……この世界に……」 「お兄さん……?」 「このカードはあんたにやる!!俺はもう願いなんていらない!!これ以上戦いたくないんだぁぁぁぁ!!!!」 「お兄さーーん!?……行っちゃった。どうしたんだろう?」 男はもう既に視界に映らない所まで逃走していった。 ココアは男の落とし物をよく見てみると、それは赤いテレホンカードだった。 「もしかしてこれって、都市伝説の?」 それが実在しているなら、このテレカを使えば本当に異世界へ連れて行かれるのだろうか? さっきのお兄さんも異世界へ言って来たのだろうか? 周りを見ると、そこは偶然にも公園だった。 ベンチに公衆トイレにそして公衆電話も備え付けられていた。 幸か不幸かすぐ近くに都市伝説の真偽を確かめられる条件が揃っている事に運命を感じずにはいられない。 だがもし本当だったら……すごく怖い目に遭うんじゃないか。 さっきのお兄さんの姿を見ても明らかに普通じゃないのは分かった。 ココアが頭を悩ませていると誰も座っていないベンチの方から 『女も度胸さ 何でもためしてみるのさ』 今なにかが心から語り掛けてきた気がするけどきっと気のせいだ。 自分に言い聞かせたココアは雑念を振り払って公衆電話へ入り赤いテレカを入れた。 ―――そしてココアは『サイレン』の世界に足を踏み入れた。 ♢ 「それでね。ここに来る前は、チノちゃんに『お姉ちゃん』と呼んでもらうのを願いにしてたんだけどね 天戯さんの話を聞いている内に別の願いを叶えたいと思ったの」 サイレンの世界で天戯弥勒という男と出会い、聖杯戦争のルールを教えられたココアは 己が望みを叶えるために他者を殺すという非道な行為を否定した。 どんな願いを叶えてもらうにせよ、他の人達の命を奪うなんて出来ないし誰にもさせたくなかった。 「他の皆や天戯さんを説得してこの聖杯戦争を止めたい。それが私の願い ねえアサシン!私と協力してほしいの!!」 ココアのサーヴァントであるアサシンはココアの話を聞き、そして出た答えは…… 「ワン!」 とアサシンは吠えて返事をした。 ココアが召喚したサーヴァントはシベリアンハスキーの犬であった。 「本当に協力してくれるの!?ありがとう!!」 アサシンの表情と吠え方からして肯定していると捉えたココアは 喜びのあまりアサシンに抱き付きひたすらモフモフしていた。 「初めて見た時はアサシン(暗殺者)?と思ったけど、とっても賢くておとなしくて きっとワンダフルな凄いわんちゃんなんだと分かったよ~。一緒に頑張ろうね!アサシン♪」 「くぅん」 争いを止めるという事は誰の願いも叶わなくなるかもしれない。 そしたら私のサーヴァントは怒って反対するかも、と内心は不安だった。 だけどこの犬はそんな事無く快く協力してくれた。 このサーヴァントが本当に戦えるのかは分からない。 それでもココアにとってこのサーヴァントは掛け替えのない大切なパートナーだと心の底から思えた。 ♢ この犬のサーヴァントはココアの心情とは遥かに違う考えを持っていた。 犬は人間に懐き忠誠を誓う生き物である……と『それ』は理解していた。 だからマスターに懐いた犬として行動していた。 『それ』は犬ではない。 犬の姿に擬態した『それ』は一つの目的の為に行動をしている。 その目的とは他の生命体との同化、それだけである。 【マスター】 保登心愛@ご注文はうさぎですか? 【参加時期】 アニメ本編終了後 【マスターとしての願い】 聖杯戦争を止める。 【weapon】 無し 【能力・技能】 パン作り 【人物背景】 下宿先である喫茶店『ラビットハウス』で働く女子高生。 とても前向きで明るく朗らかな性格をしているが、少々ドジなところがあるためチノやリゼにフォローされることも多い。 可愛い物やモフモフしたものが大好き。 実家では4人兄妹の末っ子だったことから自分より年下の妹に憧れており、チノのことを実の妹のように可愛がっている。 家業がパン屋のためパン作りに懸ける情熱は誰よりも強く また知識や技術も持ち合わせているため、ラビットハウスの看板メニューとしてティッピーパンを焼き上げた。 【方針】 協力者を探して、一緒に聖杯戦争を止める仲間を作る。 【クラス】 アサシン 【真名】 X@遊星からの物体X 【パラメータ】 筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具C (寄生体によってステータスは変動) 【属性】 混沌・中庸 【クラス別スキル】 気配遮断:E 「暗殺者」のクラス特性。 自身の気配を消す能力。ただし対象となるのは、あくまでX自身のみで寄生体の気配を殺す事は出来ない。 攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる他、直感が優れていると看破が可能になる。 【保有スキル】 戦闘続行:A++…名称通り戦闘を続行する為の能力。細胞単位で独立して生きている為、肉片や血液だけの状態でも活動が可能 変身:C…自らのカタチを変えるスキル。異形の怪物となり強大な力を得るが宿主の自我は消滅、変身中は知性を失い本能でしか行動出来なくなる代償を払う。 記憶吸収:D…寄生した人物の記憶を読み取り学習する能力。宿主が持つ知識や技術を利用する事が可能。 【宝具】 『浸食し同化する物体(ザ・シング)』 ランク:C 種別:対生物宝具 レンジ:1 最大補足:1人 他の生物と同化する能力。Xの皮膚や体液に接触すると感染し徐々に同化する。 寄生した人物の自我を消して肉体を奪う事も、乗っ取られた事に気づかないまま自我を残す事も可能 Xというサーヴァントは一体だが、複数の生命体と同化して行動が可能で、同時に多数の肉体を所持する事が出来る。 意志は統率されておらずそれぞれが独立して行動している為、統率性は無い。 【weapon】 無し 【人物背景】 洋画、遊星からの物体Xに登場するクリーチャー 約10万年前に寄生した宇宙人と共に南極へ墜落し氷漬けになっていたが1982年にノルウェー隊に発見され 基地まで回収された所で目を覚ます。 ノルウェー隊の人間達を次々と感染させるが決死の抵抗により犬一匹を除いて駆逐され アメリカ南極基地まで逃走した。 試算によれば、人間社会に辿り着いたそれが全人類を同化するまでに必要な時間はおよそ2万7000時間とされている。 【サーヴァントとしての願い】 他の生命体との同化、Xには理性が無いので願いというより本能と言った方が正しい。 【基本戦術、方針、運用法】 隙を見て他のマスターやサーヴァントと同化する。 暗がりなので、主に夜や室内で活動を開始する。 不死性と感染力で非常に倒しにくい特性を持っているが Xがサーヴァント以外の肉体に寄生した状態であり 霊体化が出来ない他、神秘性を持たない攻撃も通用するほどに耐久が低い
https://w.atwiki.jp/kisuitosuuki/pages/124.html
あれから数日が経ち、決闘クラブが催される日が来た。 その間、ハリーはハーマイオニー達に精神とその戦闘スキルを鍛えられている。 何とかなるだろうか心配ではあるが、今回私にはもっと厄介なことが起きてしまった。 そう、つい先日のこと。 セブルスの部屋で話している時にそれは来た。 『でね、セブルス。ハリーはその能力を今必死に矯正中さ』 「ほう?ボロが出ることがなければよいな?三人がかりなのだ。そうであってくれなければ、彼らが困るであろう?」 紅茶を飲みながら、二人でそう話す。 もともとセブルスに調合の試案策で聞いていたのだが、この頃の出来事と明日のイベントの話にいつの間にか、なってしまったのだ。 調合の試案策というのは、材料の一グラム単位から始まり、代用できるのはどれなのか、こっちにしたらどうなるかなどの案を出していく、というものだ。 この頃の出来事については……私があまり話をしないためだろう。 それをセブルスが心配して、こうしていつも聞くということになるのだ。 この時間は何というか……恋人というより親子や兄弟的なものに近い。 心配することは得意だが、心配されるのは慣れていない。 長子であったからこその特性だといえる。 そんな話の最中、激しく部屋の扉が叩かれた。 私たち二人ともその音にびっくりし、扉を見て顔をしかめる。 音に表せないほど煩いので、誰なのか予想がつかない。 アルバスじいちゃんやミネルバたち教員は普通だし、ホグワーツの生徒は恐る恐るだ。 とりあえず誰であろうが、私はここにいてはいけないと思い、セブルスに一言断ってからステルス魔法をかけて見えなくなる。 それを確認したセブルスが扉を開けると、KYが立っていた。 ……もとい、ギルデロイ・ロックハートが立っていた。 おぅ、見つからんでよかった。 この人あまりにも空気読めんからねぇ。 「ああ!スネイプ教授!急なことで大変申し訳ないが、明日の決闘クラブの方を手伝っていただきたい!!」 「……本当に急ですな。他の先生方には相談したのかね?我輩もこれで忙しい身なのだが?」 「しましたとも!ですが、校長の方からスネイプ教授が適任だと押されましてね!」 ……あんの、タヌキじいちゃん! 「……。そうか」 「ええ!どうか引き受けてはくれませんか?!」 というか、テンション高すぎだな、おい! 人選としては確かに、セブルスがいいのかもしれない。 なんだかんだで、このホグワーツの先生方は優しい人ばかりだ。 その中で比較的に厳しそうな先生といえば、ミネルバとセブルス。 二人にはいろいろと教わる要素が高いのであろう。 反面教師というものもいるが、それよりも教師らしい。 まぁ、ミネルバは上手くあしらったんだろうなぁ。 んでセブルスにまわしたっと…… 「……具体的には何をすればよいというのだ?」 「なぁに、この私の助手役をしていただければよい。ほら、決闘には相手役が必要でしょう??」 ……うわぁ、うぜぇ。 「……いいだろう」 「それはよかった!では明日の夕方、大広間の横にてお待ちしていますよ!」 そうして嵐は去っていった。 扉が閉じ、気配がなくなるのを確認してから私は姿を現す。 『厄介なことになりましたね。……セブルス、どうするんですか?本当に助手役するの?』 「する訳がなかろう?だが、あれを講師になどしてみろ。死者が出かねん」 『でしょうねぇ』 「……禪。お前にも協力してもらうからな」 『え?』 「どうせ、あのバカはすぐにでも気絶するだろう。私の相手役をしろ」 つまりは、さっさと退場させて、独壇場にします!っていう発言かい!! 「しかし、禪だけでは皆が不審がるだろう。ポッターとドラコにも模擬演習をさせるか」 『え、ええ?』 うぁ、結局原作通りか! 「何か問題でも?」 『いいえ、なんでもございません。ただ、セブルスの相手なんて務めれるのか心配なだけです』 「お前なら大丈夫だ。まぁ、手早くアヤツを気絶させるので、待って居るがいい」 『……あー、うん』 KY君乙。 セブルスはヤる気だから、むしろその席狙ってるから、そもそも君は教師認定されてないから、その教科だけ呪いかかってるから。 いや、ほんと。 というような流れで、私は今セブルスとともに決闘クラブへと入場した。 すごく嫌だ。 今すぐにでも逃げ出してしまいたい。 何この視線。 ……当然のごとくハーマイオニーも見てるよ。 誤解されたらどうすんの……って、もう遅いか。 「さぁって!お待ちの紳士淑女の皆様!私はマジックだ!、でおなじみのこのギルデロイ・ロックハート主催の決闘クラブにようこそ!」 キャアアア!! テンションがたけぇ。 そしてファンの人達うるせぇ。 「この諸君らの署名にて開催を決定いたしました!このクラブも目的はただ一つ!去年のような恐ろしいことが起こり得ても対処できる方法と精神!それを手に入れるためである!」 いや違うだろ。 手に入れるんじゃなくて、そのキッカケを作るだけじゃん。 実際手に入れるときは、己に合ったやり方を身につけなくちゃいけないんだよ。 勉強と同じなのさ。 「さて、これから模擬演技をしましょう。皆さん、台の近くにお寄りなさい!」 ファンが当然のごとく最前列に出しゃばり、ロックハートは満面の笑みで台へと上がる。 「そうそう、今回私の相手役を務めさせていただくのは先ほどからいらっしゃる、スネイプ教授です!」 「……」 テンションがやけに高い紹介を受けたセブルスは、逆に無言で台へと上がった。 そのオーラがなんか怖い。 視線だけで相手を硬直させることができるぐらいに。 『……あー、こりゃダメだ』 「何がダメなの?禪」 小声でぼそりと呟けば、ちょうど近くにいたハリーとロンが聞いてくる。 『聞こえてましたか。ほら、教授を見たら一発でわかりますよ?』 「……たしかに」 「そうだな、あの冷気の多さ。授業の二倍はあるみたいだし」 そうこう話していたら、ロックハートが吹き飛んだ。 ドガァ! ……もうか、腐女子的おいしい場面見忘れた。 ファンの一部の手により、ロックハートは医務室へと運ばれていく。 「さて、本日の講師が気絶してしまった。だが校長からもこの決闘クラブは執行する様に仰せつかっている。よって、代行しこのまま続けるものとする」 セブルスはそう言って、私に視線を移した。 「Ms.蔡塔。我輩の相手をしてもらおうか。貴様くらいの学力ならば、務まるであろう?」 皆の視線も私を見る。 面倒だが、仕方ない。 『畏まりました。では、力不足ながら相手役、務めさせていただきます』 一礼してから台へと上がり、セブルスの近くへと移動する。 「やり方は分かっておるであろうな?」 『もちろん』 「では今から五秒数える。それでスタートだ。杖を構えたまえ」 彼の言葉とともに、杖を構えた。 背合わせに彼とは反対側へと歩いていく。 それを見守る生徒たちは不安げだ。 さて、今のうちに何を打つか瞬時決定をしなくては。 ……まぁ決まっているようなものか。 五秒してすぐさま振り返り、素早く杖を構えて呪文を唱える。 『プロテゴ!』 「エクスペリアームズ!」 寸前のところで、セブルスが放った赤い光線を盾の魔法で弾いた。 「ほう?さすがに校長の孫なだけはあるようですな?」 『ご謙遜を。まぐれです』 「まぁ良いだろう。今我輩が使ったのは〈武装解除の魔法〉だ。一方、Ms.蔡塔が使ったのは〈盾の魔法〉という。本来どちらも上級生向けの魔法だ。少し扱いにくいのでな。だが、去年のことを鑑みるに自衛の術が必要となる。よって、まずこの二つの魔法を覚えてもらおう」 そういってセブルスは杖を振るい、大量のクッションを出した。 「一人一つずつ持っていくがよい」 セブルスの言葉で、皆が整列してクッションを持っていく。 足りなくなった時は、またセブルスが出していた。 皆がクッションを持っていったことを確認し、セブルスはそのクッションを壁に立てかけるように指示をした。 狭いと思うなかれ。 大広間本来の長いテーブルは、魔法により中央へと集められ決闘の舞台となっていた。 故に映画のように細長い決闘の舞台ではないし、大広間すべてを活用しての訓練が可能である。 「では、そのクッションに杖を向け、唱えるのだ」 おっと、それはやばい。 私は結界魔法を展開し、この大広間の壁を強化した。 横にいるセブルスが眉をひそめてこちらを見るが、致し方ない。 こんなところで生徒たちによる大広間の破壊など、見たくもないしされては困るのだ。 まぁ、この先のその光景もないものにしてやろう。 それくらいの覚悟でなくては、ね。 結界のおかげで、生徒が一斉に〈武装解除の魔法〉を放っても部屋の壁が壊れることはなかった。 大半の生徒は魔法を成功させ、次のステップ――〈盾の魔法〉の執行に進む。 〈盾の魔法〉はセブルスが言った通り難しいのだ。 授業ではないので、一人ずつとはいかない。 だからこそ、原作や映画においてあれだけの混乱を生じたのだ。 エクスペリアームズよりも難しいプロテゴを、習い始める者が出てきた。 言わずもがな、そこにはハリー、ハーマイオニー、ドラコの姿もある。 ……早いなぁ。 完全に資質的なことだよね? 潜在能力高いんだね。 「さて、一部の生徒――つまり諸君らだが、〈盾の魔法〉へと進む。Ms.蔡塔、もう一度やって見せたまえ」 『畏まりました』 セブルスの指示通り、〈盾の魔法〉をもう一度やってみせる。 「このように見えない魔法の盾をつくり、防御をするこの魔法。Ms.蔡塔、この魔法において重要な点は何かわかってやっておるかね?」 『はい。この魔法は”防御”することがメインなので、しっかりとした盾をイメージする必要があります。また、瞬時に繰り出すのも重要ですね。いわゆる構築スピードですか。攻撃魔法はどれも速度が速いので、防ぐことを瞬時に行えないと命取りです』 「……では、諸君。Ms.蔡塔の言う通りこの魔法は、構築スピードとイメージが重要になる。各自唱えてみろ」 このやり取りに一部の生徒(特にグリフィンドール)がこっそり苦笑していた。 だが、それ以降は笑ってなどいられない。 私のように一発でできる者はいなかったのだ。 仕方ないよねぇ。 マジで難しい魔法だから。 すんなりといくのは飛行魔法くらいさ。 だからクディッチが楽しいんじゃん。 この日、そうそう上手くいかず〈武装解除の魔法〉のみ皆が習得することになった。 ということであしたも〈盾の魔法〉特訓です。 ちなみにロックハートは三日三晩目を覚まさなかったとのこと。 ……ポンフリー、なんかやったかな? 次ページ:決闘クラブとクディッチ2日目へ
https://w.atwiki.jp/asaiworld/pages/317.html
【破壊のアサシン】 『わたしはカリステーネ。マスター様はお話は好きかな?』 クラス:アサシン マスター:小豆猫 真名:カリステーネ 性別:女 属性:混沌・悪 ステータス:筋力C 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具A クラス別スキル:気配遮断B 固有スキル: 【邪恋:EX】 陥れて苦しむ姿が見たいという欲望を対象への愛慕と勘違いしている為得たスキル。 現界中一度しか使用出来ないが、使用した対象への攻撃で与えるダメージが大幅に上がる。 宝具: 【悲恋よ悲劇よ殉じなさい(ポリウト)】 アサシンの暗躍により引き裂かれた夫婦の処刑を再現するスキル。 飢えて獰猛なライオンを無数に召喚し対象を襲わせる。 対象が固有スキルの効果を受けている場合召喚されるライオンの数が増える。 【解説】 殉教者を描いたオペラに登場する悪女が英霊化した半ば悪霊のような存在。 自分が目を付けた相手とその親友夫妻が絡む三角関係の愛憎劇を面白がり、 更に良くない方向へと導き3人共悲劇的な結末を迎えさせた。 聖杯への願いは『3人を蘇らせもう一度拗らせたい』。