約 4,764,102 件
https://w.atwiki.jp/chaina_battle/pages/13.html
最近更新したblog一覧 その2 更新blog-1 更新blog-3 更新blog-4 更新blog-5 更新blog-6 # 日中戦争スタディーズ # 更新中止のお知らせ オーラル・ヒストリー研究会・講演のお知らせ 「虐殺」とはなにか 第二次上海事変~南京戦の戦場(再掲) イベント:南京事件70周年・国際シンポジウム 5 item(s) Last-Modified 2010/03/17 16 34 25 # 法華狼の日記 # 『わんだふるぷりきゅあ!』第31話 ニャンフルエンサーまゆ 『モガディシュ 脱出までの14日間』 『碧いホルスの瞳 男装の女王の物語』犬童千絵著 もしも北村紗衣氏の『ダーティハリー』感想におけるアメリカンニューシネマの説明がまちがっていたとしても、あまり感想の良し悪しとは関係がないし、ウソをついたことを意味しない 『ダンケルク』 『わんだふるぷりきゅあ!』第30話 わんだふるなキャッスル! 『ゴジラvsコング』 『Us アス』 『ベイビーわるきゅーれ』 『戦隊大失格』雑多な感想 『女神の継承』 『わんだふるぷりきゅあ!』第29話 はじめましてニコ様! 『サイダーのように言葉が湧き上がる』 『特集ドラマ「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」』 『ゴジラ-1.0』 『ミンナのウタ』 『SNS 少女たちの10日間』 『わんだふるぷりきゅあ!』第28話 大熊牧場で遊ぼ♪ 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』 『けものフレンズ』雑多な感想 ゲーム『アサシンクリード シャドウズ』が日本を舞台に外国出身の黒人男性を主人公にした差別性は、漫画『ゴールデンカムイ』が北海道を舞台に和人男性を主人公にしたくらいに差別的な可能性はあるが…… 『わんだふるぷりきゅあ!』第27話 ツチノコに会いた~い! 『LIMIT OF LOVE 海猿』 フランスで日本を呼ぶ略称「JAP」を蔑称と批判して変えるよう要望することは正しいとして、ならば日本が中国を「シナ」と呼ぶことも批判すべきだろう 『アサシン クリード』 入管問題をテーマにしたNHKドラマ『やさしい猫』に対して、自民党現職議員の矢口やすゆき氏も圧力をかけようとしていた問題をあらためてふりかえる 『世界まる見え!テレビ特捜部』地球、厳しいって!大自然はミステリーSP 『わんだふるぷりきゅあ!』第26話 暑すぎてヤバい! 連続テレビ小説『虎に翼』に自民党参院議員の和田政宗氏が圧力をくわえた件をメモ ゲーム『アサシンクリード シャドウズ』の販売停止をもとめる署名報道に対して、日本軍慰安所制度映画『鬼郷』の歪曲された監督発言を引くhagakuress氏 30 item(s) Last-Modified 2024/09/01 23 54 34 # Gazing at the Celestial Blue # 2012年の夏来る 在韓日本大使館前・水曜集会1000回記念「平和の碑」に関する日本政府見解 パリセーズパーク公立図書館「慰安婦」碑撤去をホワイトハウスでWEB署名 襲名披露 旧日本軍第32軍司令部壕説明板記述から「慰安婦」等の記述が削除 5 item(s) Last-Modified 2012/07/22 15 51 58 # 誰かの妄想 # 雑感 「左翼文化人が日本を支配していた時代」って基本的にずっと自民党政権だったんだけどね いくら何でもイーストアジア・リサーチセンターを参照するとかおかしいでしょうに 刑法改正に至った背景としてあった「n番部屋事件」以外の事件 韓国の性交同意年齢に関する刑法改正 韓国で隔離違反の日本人が逮捕されたが、日本でも同様の事例は逮捕できるという話 李容洙氏が2020年5月7日の記者会見後に表明した立場文について 安倍政権下第198回国会及び第200回国会での強行採決数 実態を無視して「日本ホメNG法」だとか宣伝する記者のヤバさ 近藤大介氏の往生際の悪さ 雑感 赤石晋一郎氏はどこで取材したのか、という話 先進国が防疫失敗の責任の擦り付け合いをしているうちに途上国では人が死ぬ 雑感 雑感 領海内で他国の漁船が操業してたら領海主張している国としては取り締まって当たり前なんだが 従軍慰安婦の推定人数に関する日韓両政府の認識 韓国検疫法に関する件 こういういい話はちゃんと残しておきたい 慰安婦問題の件・2つ目 慰安婦問題の件・1つ目 米韓通貨スワップ協定に関する件・補足 米韓通貨スワップ協定に関する件・2 有馬哲夫氏の慰安婦問題否認論の誤りについて・1 雑感 米韓通貨スワップ協定に関する件 雑感 韓国が進歩派政権になると韓国の保守・反進歩派の言論人が日本でもてはやされる、という韓国あるある 重慶爆撃(五三、五四大轟炸)に関する報道 元駐韓大使という肩書に何の価値もないという話 30 item(s) Last-Modified 2020/08/28 17 40 05 # 美しい壺日記 # 性奴隷の定義を無視し「慰安婦は性奴隷ではない」と叫んでも反論になってない(2) フィリピンで慰安婦(性奴隷)にされた被害者女性たちが抗議デモ 公娼制度は国家公認の人身売買による奴隷制度:1910年代〜1930年代 慰安婦問題の討論・秦郁彦vs吉見義明、秦郁彦は歴史家の名を利用するのやめたらどうだろう 性奴隷の定義を無視し「慰安婦は性奴隷ではない」と叫んでも反論になってない 5 item(s) Last-Modified 2013/08/04 00 00 00
https://w.atwiki.jp/gotham/pages/61.html
Fear isn't the answer 恐怖は、答えではない 高層ホテルの一角から一人の女がゴッサムシティを見下ろしていた。 豪奢な衣装に身を包み煙管を吸う。その瞳はどこまでも冷たいものだった。 「マスター、今戻った」 不意に彼女しかいない筈の空間に声が響いた。 まるで手品の様に、どこからともなくフードを纏った男が姿を現す。 「首尾はどうかしら、キャスター」 「上々だ。まあ英霊の精製した霊験あらたかな薬だ。今代の質の悪い量産品なんぞに後れを取る訳があるまいよ」 女性の問いにキャスターが不敵な笑みを浮かべる。 キャスターは薬物の精製を得手としていた。 極度の酩酊と幻覚の中、極上の快楽が味わえるという触れ込みの依存性の強い麻薬は一度吸引したが最後、キャスターの操り人形と化す。 実際にこの女はキャスターの麻薬によって、現在の拠点を得ている。 この麻薬によって街そのものを支配下に置くことが彼女の戦略であった。 「ただ、一つだけ気になる事がある。流通のルートが一つ潰された」 「……なんですって?」 ピクリ、と女は形のいい眉を歪ませた。 麻薬の流通まで自分達で行えばそこから他の主従に尻尾をつかまれる危険性があったことから、麻薬はこの街既存の流通ルートを複数使用していた。 その内の一つが潰されたという。 麻薬から自身達の存在が感づかれた可能性が脳裏をよぎる。 「どこのルートも警察に鼻薬は嗅がせていた筈でしょ」 「ああ、警察ではない。ルートを潰したのは赤い覆面を被った怪人らしい」 「赤い覆面? サーヴァントかしら」 「接触していない以上どうとも言えんな、銃などの近代兵器で身を固めていたとの情報もあるしサーヴァントかの真偽はつけられんよ」 キャスターから聞かされた情報に女性はますます眉を潜ませる。 単身であるならば、他の主従である可能性はより高くなったが、問題はその奇異な姿と武装である。 英霊は時代が古ければ古い程神秘が高く、その実力も高い反面、時代が現代に近づけば近づく程弱くなる、というのが聖杯戦争の定説である。 もし英霊であると仮定をすれば、銃を使う英霊は恐らくアサシンかアーチャー。 加えて、銃という近代兵器を扱う時点でその実力も低いものとの推察ができる。 総合するとあまり表だって動くには向かないサーヴァントであるといえる。 ならばマスターか? 魔術使いといった人間もいる以上、近代兵器を使用する事も納得が行く。 だが、そうなると奇異な見た目が引っ掛かる。 なぜ態々そのような目立つ格好をするのか。 顔を見られたくないにしても赤い覆面はとりわけ目立つ。 何か、見られたくない理由でもあったのか。 「何にしろ情報が少ない状況で正体のわからぬ存在に想いを馳せても時間の浪費であろうよ」 キャスターの発言に彼女の思考は打ち切られる。 「それもそうね。少なくとも、私と貴方が共同で作り上げたこの工房を抜けられる相手とも思えないし」 不敵な笑みを彼女は浮かべる。 このフロア一帯を彼女は侵入者を迎え撃つ魔術工房兼神殿として作り変えた。 ブードゥーを嗜むキャスターが使役する悪霊と彼女の使役する使い魔による防衛網や数々の趣向を凝らした罠の数々が張り巡らされている 仮に彼女達にたどり着く主従がいたとしてもこの神殿をくぐりぬけ、この部屋へ到着するまでに撤退する時間は十分に稼げるだろう。 流通ルートを潰した正体不明の存在についても、麻薬を吸わせた手駒達を利用し、人海戦術で押しつぶせば事足りる。 「それよりも、潰されたルートの代わりを探す方が先決ね。一つルートが使えないだけで効率が段違いになるわ」 イレギュラーを恐るるに足りないものと判断した彼女は、早々に覆面の男の存在を記憶の片隅へと追いやった。 もし、この女性が生粋のゴッサムの出であったならば、赤い覆面という特徴のを聞いた時点で一人のヴィジランテの姿を連想したであろう。 だが、本来のゴッサムを知らない彼女にとってその存在は知りえないのも当然であった。 そして、それが彼女にとっての不幸と言えただろう。 ゴッサムの悪党どもならば、それがどういう存在なのかを知っている。 赤い覆面。それはかつて、この街で犯罪を起こす不特定多数の人物のトレードマークであり、現在ではゴッサムの犯罪者達と敵対する者でありながら、バットマンと違い容赦もなく彼らを殺して回る危険人物であった。 窓ガラスが割れる音。 暗闇に染まる部屋。 何が起こったのか。 キャスターと彼女が反応するよりも早くキャスターの胸に刃が生えた。 襲撃者に致命傷を受けたと認識したキャスターの対応は迅速だった。 襲撃者の刃が己が主に向けられるよりも早く手を彼女へと向けて呪文を詠唱した。 「キャス――」 瞬間、彼女の姿が掻き消える。転移の呪文だった。 それを見て襲撃者が舌打ちをした。 「随分と、ゴホッ、無粋な入場だが、察するにアサシンか。残念だが、ゲフッ、マスターはやらせんよ」 「ハッ、サーヴァントのテメェさえやっちまえば、どの道あの女もおしまいだ。負け惜しみか?」 割れた窓ガラスから夜風が吹き込み、若い男性の無慈悲な冷たい声が響く。 暗がりのせいで互いの姿は認識できない。 心臓に当たる部分を貫かれたキャスターに最早助かる術はない。 だが、キャスターは口から血を吐きながらニヤリ、と口元を歪めた。 「私を舐めるな暗殺者風情が」 キャスターの体から魔力が膨れ上がる。 異変を察したアサシンが飛び退る。 哄笑を上げるキャスターから霧状の魔力が立ち上がり形を形成していく。 どさりとキャスターの体が崩れ落ちても哄笑はやまない。 骸骨めいた姿になった魔力の塊が、変わらずに哄笑をあげていた。 ボウっと暗がり光る双眸がぎょろりと部屋を見渡す。 その視界に白髪の長身の男、アサシンの姿を捉えた。 「チッ、モノノケの類か」 「ハ、ハ、ハ。中々いい肉体だ。次の殻にするには申し分ない」 値踏みするようなキャスターの言葉にアサシンが不愉快そうに顔を歪める。 対象的キャスターは愉快そうに顔を歪めた。 この状態になったキャスターは物理的な干渉を受付ない。 そして別の肉体に乗り移り、精神を浸食して肉体の支配権を手に入れるのがキャスターの宝具だった。 「もう勝った気か?」 「三騎士ならともかく、暗殺しか能のないクラスなど誰が恐れるものか」 「……なら、試してみな」 見下した態度に気分を害したアサシンがキャスターを睨みつける。 ブレードに着いた血を払い、肘の部分に装着したアサシンが構えをとった。 瞬間、アサシンの姿が消える。 少なくとも、キャスターに視認する事はできなかった。 「一の太刀、縮地<αブレード>!」 何が起こったのか、キャスターには理解できなかった。 背後から響くアサシンの声と、物理的干渉を受け付けないはずの自身の体が両断された感覚。 「……あ?」 暗転する視界の中、アサシンのブレードがオーラのような光を放っているのをキャスターは目撃した。 魔力放出、それに類するスキルを持っていたのならば、自分を殺害しうる。 そこまで考えが至った時点で、キャスターの意識は途絶えた。 「ハッ、トロすぎんだよ」 着地と同時にアサシンは腕に装着していたブレードを収納、先ほど倒した相手に向かって毒づく。 ホテルを覆っていた禍々しい気配が消えるのを感じ、アサシンはキャスターとそのマスターがまとめて消えた事を認識する。 コキ、と首を鳴らしながらアサシンは自分が侵入したホテルの窓へと足を進めていく。 「あっちも終わったみたいだな」 アサシンは自分の主である赤い覆面の男が目的を遂げた事を察した。 タン、とアサシンが壊れた窓から飛び降りる。 その姿はすぐに、陰鬱なゴッサムの闇に溶け込んだ。 時は少し遡る。 キャスターに転移させられた彼女が、目を開くとそこはどこかの一室だった。 そこはホテルの拠点が襲撃された場合に対比先として作っていた第二の拠点。 「急な襲撃には驚いたけど、もう少ししたらキャスターも帰ってくるでしょう」 ふう、と息を吐き、彼女は額に浮き出た冷や汗をぬぐう。 キャスターの宝具を知る彼女はキャスターの勝利を疑わない。 必ず、襲撃者の肉体を乗っ取り、この拠点に帰還してくれると信じている。 そこで、ふと気付く。 この拠点には備えの一つとして麻薬で洗脳したゴロツキ達を護衛として配備していた。 だが、拠点に人の気配が感じられない。 悪寒が体を駆け巡る。 「ねえ、誰かいないの!?」 扉越しに声を張るが、返事はない。 たまらず、もう一度声を上げようとした瞬間、轟音と共に扉が爆ぜた。 衝撃ともにもんどりうって転がる。腹部を中心に熱と痛みが走った。 「アッ、フッ……」 声を出そうとして血の塊を吐き出す。 撃たれたのだと理解し、顔を破壊された扉の奥へと向ける。 そこには赤い覆面の男が立っていた。 「あ……」 何事か呟こうとしたが、それは一発の銃声により阻まれた。 けたたましいサイレンの音をバックに人通りの少ない路地を赤い覆面の男が歩いている。 その手にはポンプ式のショットガンが握られていた。 しばらく歩いていると不意に上から人影が降ってくる。 「よう、キャスターはやれたか」 「問題はねえよ。ホテルにあったあいつらの仕掛けも解除された。恐らくマスターもキャスターも完全に死んだと思うぜ」 「そうか」 二人の男が並んで歩く。 事の発端は出所不明の麻薬であった。 アサシンのマスターであるレッドフード――本名:ジェイソン・トッド――はマスターとしての記憶を取り戻してからは、本来のゴッサム同様に犯罪者狩りをしていた。 サーヴァントのアサシンも麻薬や犯罪組織の撲滅には乗り気だった事もあり、協力を申し出てくれたのは幸いだろう。 その内に出てきたのが従来の物とはまったく異なる種類の麻薬であった。 アサシンとレッドフードはサーヴァント関与の可能性を感じただちに調査を行った。 キャスター達にとって不運だったのは、アサシンが調査や追跡などの斥候任務も得手としていた事、そしてレッドフードが彼のパートナーであり、探偵 ディティクティヴ とも揶揄されるバットマンのやり方を完全に学んでいた事だった。 かくして流通ルートを潰し、アサシンの尾行で拠点を割り出し、万が一転移などで逃走された場合も念頭に入れて決行された二正面作戦は成功を収めた。 「で、だ。いつまでこんな事を続けるんだ」 アサシンがレッドフードに問いかける。 この街の犯罪組織は星の数ほどいる。 そしてその中には今回の様に構成員やトップ、あるいは関係者にマスターが絡んでいる可能性が出てくるだろう。 そうなると、今の活動を続けていくだけで彼らがそういったマスター達に目をつけられる可能性がある。 暗に目立つ行動は避けるべきだと、アサシンは告げていた。 「……悪党どもをのさばらせるつもりはない」 ポツリと、レッドフードが呟いた。 レッドフードは犯罪者に対して苛烈だった。 その苛烈さは、一人のヴィランに起因する。 アサシンがレッドフードと初めて出会った時に、彼は自分のマスターに聖杯への願いを訪ねた。 「一人、死んで欲しい奴がいる」 憎悪と怒りにのまれた声で、レッドフードは答えた。 曰く、その男は一度レッドフードを殺している。 曰く、レッドフードの元相棒に男の殺害を願ったが彼に人を殺す事はどうしてもできなかった。 曰く、そのせいで、自分の様にその男の趣味の悪い冗句の犠牲になった人間は山ほどいる。 曰く、自分が殺そうとしても、元相棒達がそれを妨害する。 「まあ、そうなるとな。聖杯にでも願って死んでもらうしかないだろ?」 ここに呼ばれてから思いついたんだけどな。と冗談めかしてレッドフードは言っていた。 だが、アサシンはその中に隠された決意と殺意を確かに感じとっていた。 もう、自分と同じ目にあう人間が出ないように、この男は命を張っているのだと確信した。 かつて、アサシンの師匠が命を張ったように。古い記憶の中、大統領であった一人の少女が命を懸けたように。 後に続く者の為に命を懸けて事をなそうとしているのだと、アサシンは感じた。 それだけで力を貸すには十分すぎる程の理由だった。 「ハァ、まったくしょうがねえマスターだな。おもりする身にもなれっての」 「別におもりをしろって頼んだ覚えはねえぞ」 ギャーギャーと言い争いを始めた二人の影は闇の中へと消えていく。 バットマンのいないゴッサムシティ。だが、それは必ずしもヴィラン達の楽園とは限らない。 闇に潜む悪党達を狩る者達も同様に闇の中に潜んでいるのだから。 【クラス】 アサシン 【属性】 混沌・中庸 【真名】 チップ=ザナフ@GUILTY GEARシリーズ 【ステータス】 筋力C 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運C 宝具D 【クラス別スキル】 気配遮断 A サーヴァントとしての気配を断つ。 完全に気配を絶てば探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 このスキルは自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクが大きく落ちるが、後述の宝具の効果によりアサシンの気配遮断は攻撃時でもランクの低下が発生しない。 【保有スキル】 魔力放出(気) B 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。 アサシンは人体に宿る気の力を操る事で攻撃の威力や速度を増加させたり、気そのものを放出して相手を拘束する事ができる。 仕切り直し B 戦闘から離脱する能力。 同ランク以上の追撃スキルがなければ細くは困難を極める 隠形や転移など自身の姿を晦ます術など逃走に有用な技能を多数取得している 単独行動 C マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。 【宝具】 『毅式迷彩』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:自身 瞬時に自身の姿を不可視にし気配遮断状態となる。また、攻撃時に気配遮断のランク低下が発生しない。 正確には宝具ではなく限界まで鍛えた一つの術。 相手の意識の隙を突き、一瞬でその姿を消すだけでなく殺気や気配を完全に気取らせない。 実体が消える訳ではなく、もし宝具発動中に攻撃を受けた場合は効果が解除される。 【weapon】 手裏剣 苦無 腕部に仕込んだブレード 【人物背景】 アメリカ国籍(自称日本国籍)の忍者。 元ストリートの孤児で、麻薬のバイヤーであった時に売り物に手をつけたことがバレ、始末されそうになったところを毅という人物に助けられ更生。彼の元で忍術と気の法術を会得した。 その経歴からヤクザやマフィア、無暗に権力を行使する存在や偽善者を嫌っている。 血の気が多く直情的な性格で基本的な思考は弱肉強食。 だが自身の力とは無関係に「弱い立場」にあるものが多かった世の中を変えたいという願いを持ち、その為に大統領という地位に着く事が夢だった。 勤勉な努力家で、本物の忍者から指導を受けた事もありその実力・忍術は本物。 また師匠の故郷である日本を深く愛しているが、彼の世界では日本が滅んでいた事もあって日本文化の知識も浅く、よくある海外の間違った日本人像そのままのキャラを形成してしまっている。 最新作では彼を慕う人間もかなり増えてきており「オカシラ」と呼ばれている。 【サーヴァントの願い】 マスターの願いを叶える 【マスター】 レッドフード@バットマン 【マスターとしての願い】 ジョーカーに死んでもらう 【weapon】 各種銃火器及びナイフ ショットガンやピストルなど一般的な銃器。レッドフードの拠点に複数保管 【能力・技能】 鍛えた身体能力 【人物背景】 本名をジェイソン・トッド、またの名を二代目ロビン。 ストリートの不良少年で元孤児。バットマンのバットモービルからタイヤを盗もうとして捕まり、その技と度胸を買われて二代目ロビンとなる。 ある時、母親をジョーカーに拉致され、救いに向かった所を諸共に爆殺されるが、その後アメコミ恒例のなんやかんやで生き返りが発動。 墓場から自力で這い出た後に死者を蘇らせるラザラス・ピットという泉に入れられ完全復活。 その代償として人格が大きく歪み悪人を残虐に殺害するレッドフードとなってしまった。 自分を殺したジョーカーをバットマンがまだ生かしている事に激しく怒り、バットマンと敵対、彼の不殺主義では犠牲者が増えるばかりだと否定している。なお、先輩や後輩のロビンとはそこまで仲は険悪ではない。 現在はアウトローズというヒーローチームで活動中。 【方針】 犯罪組織を潰して回りながら他のマスターの情報を集める。 仮に犯罪行為に手を染めているようならば容赦はしない。 保有魔力に関してはラザラス・ピットに浸かった影響か一般人と比較すると多め。 また、アサシン自体が低燃費かつ接近戦も対応できるので継戦能力に関してはあまり不安点はない。 アサシンは直接戦闘や斥候に優れる分、殲滅力や決定力が圧倒的に不足しており、格上との直接戦闘などでは逃げの一手を打つのが精いっぱいである。 耐久は低いが死ななきゃ安い、気配遮断のランクが低下がなくワンチャンあれば(マスターを殺害して)勝てるので慎重な立ち回りを心がける必要がある。
https://w.atwiki.jp/asakuriseries/pages/45.html
エドワード・ジェームズ・ケンウェイ (Edward James Kenway 1693~1735年) エドワード ・ ケンウェイはアサシン教団の一員でありながら海賊でもある。 ウェールズ出身の不敵な若者で、父親がイングランド人、母親がウェールズ人。 エドワードはカリブ海で名声を得ようと発起し、野心に燃えて祖国を離れ海賊となった。 “The Jack Daw”と名付けられた船と部下の乗組員を従えている。 またエドワードはヘイザム・ケンウェイの父、コナー(ラドンハゲードン)の祖父であり、デズモンドの祖先でもある。 <性格> 海賊らしく粗暴だが、人としゃべるのが好きで、女性の扱いもうまい。 カリスマ性があり頭も切れるが、無鉄砲で命知らずな人間でもある。 それに加えて、彼は大酒飲みでその酒量は体を壊しかねないほどである。 なかなか人を信用しないが、一度信頼関係を構築すると、相手を大事にする。 はっきりとものを言い、自分の直感を信じて決断するため、利己主義に見えて周囲とぶつかることもある。 <装備> エドワードは2本の剣と4挺のピストルを装備している。ピストルは他の武器と組み合わせることで、一度に多くの敵を倒す事が可能。 いくつもの異なる効果を持つ矢を発射できる吹き矢が使用でき、矢の種類はスリープダートとバーサクダートが確認されている。 またおなじみのダブルアサシンブレードや敵が持っている武器(小銃、剣、ナイフ、斧)もすべて使用可能。 ◆ヘイザム誕生~ケンウェイ邸襲撃事件(1725年~1735年) ▼クリックで表示。ネタバレを含みます。 1725年、ロンドンにて妻テッサとの間に第二子ヘイザムが生まれる。 第一子のジェニーとは違い、ヘイザムには木製の剣を使って訓練させていた。 エドワードがアサシン教団のことをヘイザムに教えることはなかったが、「Think Differently」ということの重要性を教えられ、このことはその後のヘイザムの思考に大きな影響を与えることとなる。 エドワード自身は、ヘイザムが10歳になったときに真実を伝えるつもりでいた。しかし、それは叶わなかった。 テンプル騎士レジナルド・バーチはエドワードの資産管理人であったが、一方でヘイザムの異母姉ジェニーの婚約者でもあった。 レジナルドによれば、「エドワードはレジナルドがテンプル騎士であることを知っており、その立場の有用性もまた理解していた」という。(しかし、レジナルドはエドワードがアサシンであったことには触れていない) 1735年、ヘイザムの10歳の誕生日の前日である12月3日の夜に、ケンウェイ邸が襲撃される。混乱の中、ヘイザムの目の前でエドワードは息絶える。 ▲Page Top ◆コメント欄 エドワード人間味あって良いよな。アサシンクリード4はエドワードの成長物語だったと思う - 名無しさん 2016-01-04 08 54 31 アンの歌がまた泣かせるじゃねぇか… - 名無しさん 2016-09-02 20 02 50 エドワードってアサシンの修行無しであんだけ動けるのはすごいよな。やっぱり才能なのかな。 - 名無しさん 2017-01-21 15 15 27 ある事件を境に喋り方が変わったね。それもあって最後にあんなの見せられたら泣くわ - 名無しさん 2017-02-15 23 38 49 エンディングはシリーズでも一番か二番目にいい。飲んでる仲間たちが完全に泣かせに来てる。ボニーの歌は反則だわあれは。んで泣きそうになってるエドワードで完全に落涙する。MGS4の最後のムービー2時間の次に感動したエンディングかな。 - 名無しさん 2017-03-11 10 16 59 名前 ▲Page Top
https://w.atwiki.jp/asaiworld/pages/307.html
【地獄のアサシン】 『オレ、城戸弥左衛門っす。火遁ならオレにお任せっすよ』 クラス:アサシン マスター:はさ 真名:城戸弥左衛門(きどやざえもん) 性別:男 属性:混沌・悪 ステータス:筋力D 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運A+ 宝具A+ クラス別スキル:気配遮断EX 固有スキル: 【火遁の術:A】 火薬を用いた遁術で生前からアサシンが持つ卓越した逃走術。 織田信長暗殺未遂を二度も起こしながら逃げ延びた事もある為か気配遮断のスキルを極限まで高める。 宝具: 【火遁爆炎劫火(オトワノキド)】 現界中一度しか使用出来ない忍者として最善にして最悪の逃げ道を開く宝具。 アサシンの魔力とありったけの火薬を全て消費し周囲全てを爆破し焼き払う。 炎と爆発はアサシン自身も飲み込む為この宝具の使用後アサシンはすぐに消滅する。 【解説】 火薬や火縄銃の扱いに長けた伊賀忍者。 自分の実力試しという理由だけで織田信長の狙撃を2回も試みる無鉄砲な鉄砲使い。 手裏剣等の忍者としての武器の類も使えるが本人は火薬と火縄銃を使う方が目立つので好きらしい。 聖杯への願いは『もう1回織田信長暗殺に挑戦したい』。
https://w.atwiki.jp/asaiworld/pages/157.html
【雛鳥のアサシン】 『アラクネだよ』 『アラクネだよ』 『どっちも同じ事同時に喋ったりするけど気にしないでね』 『違う事も言うけどね』 クラス:アサシン マスター:ハサ 真名:アラクネ 性別:女 属性:中立・悪 ステータス:筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運E- 宝具A クラス別スキル:気配遮断B(クモの方だけならA) 固有スキル: 【別行動:A】 上下で共通の自我を持ち感覚を共有しているアサシンだからこそ実行可能なスキル。 離れた場所に居る片方の知り得た情報をもう片方もリアルタイムで知る事が出来る。 別行動中に片方が受けたダメージももう片方に伝わる。 宝具: 【統合せよ我と我(ビー・ザ・ワン)】 元々はアサシンが死にクモに転生したという伝説から生まれた英霊だが、 その伝説を元に創作された話で生まれた怪物のイメージが強過ぎるが故に生まれた宝具。 ヒトとクモが融合し怪物の姿になる事で筋力と耐久のステータスを1段階向上させる。 【解説】 傲慢さ故に女神の怒りを買い、その結果死後蜘蛛にさせられてしまった機織り。 今では己の傲慢さを反省も後悔もしているらしい。 機織りの面と蜘蛛の面を併せ持ち大きな蜘蛛に乗った女の姿をしているが どちらも本体である為どちらを攻撃されても傷付く。 聖杯に願う機会があれば『怪物の方のアラクネを消したい』と願っていた。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34377.html
登録日:2016/05/15 (日) 02 23 30 更新日:2024/08/20 Tue 23 21 59 所要時間:約 18 分で読めます ▽タグ一覧 FGO Fate GO TYPE-MOON Zero お願い!アインツベルン相談室 かませ犬 アサシン サーヴァント ザバーニーヤ ショッカー戦闘員 ダンサー ダンスやってるハサン ハサン・サッバーハ 上司に恵まれなかった人 不幸にも最悪の相性の敵と当たってしまった人 不遇 今日もどこかで仮面が割れる 仮面 個にして全、全にして個 全員で一つの名前 分身 十九代目 多重人格 妄想幻像 実は優秀 影分身の術 捨て駒 暗殺王 暗殺者 百貌のハサン 解離性同一性障害 他愛なし 『Fate/Zero』の登場人物。 声優:阿部彬名(アサ子) / 川村拓央(ザイード) / 豊崎愛生(ちびアサシン)/野坂尚也、佐々木義人、桑畑裕輔、野間田一勝(ドラマCD版・TVアニメ版共通) 徳本英一郎、高間陽一郎(ドラマCD版のみ) / 図師晃佑、回す方のノッブ島﨑信長、村上裕哉、松本忍、佐々木啓夫、山本格(TVアニメ版のみ) パラメーター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 C D A C E B 【クラス別スキル】 気配遮断:A+ 完全に気配を断ち、発見することは不可能に近い。ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 蔵知の司書:C 多重人格による記憶の分散処理。LUC判定に成功すると過去に知覚した知識、情報を、たとえ認識していなかった場合でも明確に記憶に再現できる。 専科百般:A+ 多重人格の恣意的な切り替えによる専門スキルの使い分け。 戦術、学術、隠密術、暗殺術、詐術、話術、その他総数32種類に及ぶ専業スキルについてBクラス以上の習熟度を発揮できる。 戦闘撤退:B 詳細不明。FGOにて追加されたスキル。 【概要】 第四次聖杯戦争において召喚されたアサシンクラスのサーヴァント。真名はハサン・サッバーハ。 初代から続いて19人いるハサンの一人であり、その19代目で百の貌のハサンの二つ名を持つ。 第四次聖杯戦争において言峰綺礼のサーヴァントとして召喚され、彼の指示のもと暗躍する。 これまた酷い活躍で、アサシンが脱落したと思わせるためにアーチャーに人格の1人を殺されたり、 衛宮切嗣に一歩先を行かれて自身の生存を炙り出されたり、キャスターの偵察のために行った先でうかつに手を出したばかりにライダーに殺されたり、 ライダー・アーチャー・セイバーの飲み会に突撃したらライダーの固有結界で蹂躙されたり、といいところがない。 アニメでは遠坂邸のスタイリッシュな罠突破描写がカッコイイ。 【宝具】 ◇『妄想幻像(ザバーニーヤ)』 いざ。 我ら群にして個、個にして群。百の貌持つ千変万化の影が群。いざ―― 『妄想幻像(ザバーニーヤ)』!! 百の貌のハサンという異名が示す通り、このハサンは多重人格であり、状況や任務に応じて最適な人格を表に出して臨機応変に対応していた。 約80人の人格を持つが、現在進行形で増殖している節も。 彼らの精神性に由来しているため、歴代のサバーニーヤとは違って肉体改造の産物ではないという特徴がある。 同期のあの少女がコピーできなかったのも、この点が大きい。 サーヴァントになってからは、人格毎に分かれて実体を持つことも可能になった。 但しサーヴァント1騎分の霊的ポテンシャルを分割しているので、それぞれの性能はサーヴァントとして最低限になっている。 例えば、子供の人格と女性の人格を分裂させると、本体とは別に子供のハサン、女性のハサンが現界する。 これにより、何体もに分裂して効率よく広範囲の情報収集を行うことや、1体しか存在しないと思わせて不意打ちしたり等ができる。 だが、分身を投影するとかではなく文字通り身体が分裂するため、何体にも分裂するとその分戦闘力も減少するデメリットが存在する。 また暗殺者のクラスの例に洩れず、基本的な戦闘力はサーヴァントの中では低級。 例え80体全てのハサンが同時に掛かったとしても1人のサーヴァントにも及ばないとされている。 それでも分裂したハサン1人1人が並みのマスターではかなわない程の戦闘力を持つ。 ただし、ケイネスには手出しができず、最終決戦時の切嗣や言峰にも「気配遮断」を破られたら打倒される恐れがあると語られている。 『Fate/Zero』の作中で何度もハサンが死んでいるのにその後何食わぬ顔で再登場するのは、分裂した人格が死んでいるから。 つまりは残機を80体ほど抱えていると書いてもあながち間違っていない。 なお分裂した分だけ戦闘力は減少するが「気配遮断」だけは衰退しないので、この性質を最大限利用すれば非常に優秀な「諜報組織」と化す。 更に言うと「マスターの天敵」であるアサシンの特性とは究極に相性が良いため、ある程度の犠牲を前提とすれば大挙して殺しにかかることで、サーヴァントの守護を突破して相手側のマスターを容易に仕留めることも可能。 また、人格のいずれかに上位の「本体」と呼べるものがあり、そこから下位の「分身」を生み出しているわけではなく、全てのアサシンは同格の存在である。 『Fate/Grand Order』では、 会話等の何らかの手段で伝達しなければ、分裂体が持っている情報を共有はできないこと 分裂は精神力を消耗する為、常時分裂し続ける事は出来ない といった欠点が加わった。 『Fate/Grand Order』で百の貌のハサンの絆レベルを最大にしたときに貰える専用礼装(通称絆礼装)に於いて、88人分の人格に与えられた二つ名が紹介されているが、 上述の基底、迅速、怪腕以外の人格がどのような姿や性格であるかは未だ不明で、アサ子などがどの二つ名に該当するかも明かされていない。 後述する名ありの人格以外の人格の二つ名はそれぞれ、 集積、縫合、鳶影、音無、収貨、舌鋒、巻風、速尾、詐称、静寂、裁断、祈願、油針、祭煙、剣鬼、夜陰、地学、変梃、追補、遠見、業火、霹靂、蛇香、幾学、妖美、露塗、医食、 貫指、馬攻、射影、臨写、戒飭、風弓、説諭、汚泥、混成、筒闇、割譲、衣紋、星辰、美食、輪技、薬師、悪徳、月光、虫飼、解錠、忘却、無彩、計則、毒見、耕材、鉄縄、仮死、 考古、摂理、抜骨、拝礼、軽脚、二忍、日輪、査定、衛生、千里、木偶、残響、伝歌、長刃、潜行、造形、継承、粧粉、奇芸、隣人、船舶、滅記、削離、草淋、研磨、診心、狭域、 黄反、雨呑、白亜 とされており、他にも彼らの知らない人格も存在し、現在も増え続けている模様。(*1) 第五次のハサンと異なって直接の殺傷力は無いが、情報収集に関しては非常に有用な宝具と言える。 本編では本領発揮といかなかったが、『Fate/complete material IV』で作者の虚淵は第四次のアサシンは本当は反則ギリギリの能力で、勝ち上がる気があって策謀に長けるマスターに恵まれればかなり有望な優勝候補と解説している。 但し、彼らも一つの人格を持つ人間、功を焦って命令を無視したり、そもそも不意打ちに失敗する者も混ざっているので注意も必要。 それぞれの人格の得手不得手を把握し、適材適所に配置するなど計画的運用抜きに彼らの真価を引き出すのは難しい。 【それぞれの個体】 基底のザイード 保有スキル:直感 D CV:川村拓央 長身痩躯の男性の人格。 結界の盲点を苦もなく回避して十重二十重と結界が施された遠坂邸の半分にまで侵入する技量を持つが、アサ子からは「取り立てて得手のない人格」と呼ばれている。 綺礼によって遠坂時臣暗殺を命じられるが、それはアサシンが脱落したと見せかけるための策であり、アーチャーによって倒される。 この一連の出来事はアーチャーサイドと共謀した策であり、知らされていなかったのは他人格含めて彼一人という哀れなものだった。 「お願い!アインツベルン相談室」の記念すべき1人目の相談者。 上司や職場への不満を愚痴るが、師匠と弟子の説得により自身の非を認め、第四の王「暗殺王」になるためにブラック企業へ出向した……が、その道中で「影」に呑まれて昇天した。 アニメ版で遠坂邸に侵入する際の調子に乗ったセリフ「他愛なし」は身内である他のアサシンたちにすら(花札でだが)ネタにされる。 さらには遠坂邸へ侵入する際、警報結界を回避するためのスタイリッシュなアクションから「ダンスやってるハサン」等と更なるネタにされている。 『カプセルさーばんと』では高確率で召喚され、遠距離からナイフを投げてくる。また武器として両刃の槍を装備。弱いが召喚しまくれば雑兵としてはそこそこ優秀。 『Fate/Grand Order』のイベント「Fate/Accel Zero Order」では「基底のザイード」という二つ名を持っている事が判明。 「基底のザイード」という二つ名や「取り立てて得手のない人格」という他人格の評価からの勝手な推測だが、百の貌のハサンの本来の人格は彼なのかもしれない。 余談だが、『氷室の天地』の作者磨伸映一郎のアンソロジー中では「豊臣秀吉のモノマネが得意」 な人格であった。 当然アンソロジーなので公式ではないのだが、何故か虚淵ときのこに言及されるというおかしな事態に。それでいいのか原作者s アサ子(アサこ) CV:阿部彬名 ベリーダンス風の衣装を着たお姉さんの人格。ムキムキの筋肉が特徴的。 原作では然程目立つ訳ではないのだが、女性の方が華があるせいか、文庫版の扉絵になったりグッズで使われたりと、集団の代表格として扱われる事も多い。 本来は歴代のハサン同様、顔は無いのだが、キャラデザを担当した武内崇がロマンで素顔のラフを描き起こし、 虚淵に「もっと早くに見ていたら間違いなくアサシンの出番が倍増していたね!」とコメントされている。なぜベストを尽くさないのか 慎重且つ生真面目な硬い性格の苦労人ポジション……と思いきやFGOのメインシナリオにて割と短気で負けず嫌いの意地っ張りという性格であることが露呈。 主人公を「愚者(バーカ)!!愚者!!」と罵倒する残念系美女としての株が上がってしまった。 そんな性格から、呪腕のハサンが度々彼女の言動をフォローする場面が見られた。 アニメ版では『王の軍勢』の前に戦意喪失したのか棒立ちになりイスカンダルに首から上を斬られて消滅。 漫画版では『王の軍勢』の兵士を何名か仕留めてイスカンダルに挑むも、逆に首を撥ねられて退場してしまった。 『とびたて!超時空トラぶる花札大作戦』ではチュートリアルの解説キャラとして登場。花札が得意だと語った。 プレイヤーキャラとしては選べないが、代わりにある陣営のエンディングにて彼らの代わりに登場し、さり気無くサービス一枚絵に紛れ込んでいる。 『カプセルさーばんと』では時々召喚されるとナイフを投げながら後転する。よってザイードよりは死ににくいだろう。 ちびアサシン CV:豊崎愛生 黒尽くめや仮面ではなく、普通の褐色ロリ。 記憶と会話能力を持たない幼女の人格で生前のハサンが拷問を受ける際に表層化させていたらしい。 アニメのEDから生前は男性だったらしいこと、生前の肉体は当然分裂していなかったことを考えると……ファンからネタにされることもしばしば アサシンがキャスターの工房でライダーと戦った場面で、ダメージを受けたことでこの人格が分離してしまい、 ちびアサシンを見つけたウェイバーがキャスターに拉致されていた子供と勘違いして保護。 ライダーはその素性に薄々気付きながらもウェイバーの意思を尊重して口出しせず、マッケンジー宅に居候が一人増えることに。 しかし、最後はその存在に気付いた綺礼によりちびアサシンはウェイバーたちの敵に回ってしまい、迷いながらもウェイバーはそれを退けて一つ成長する。 ……という挿話がプロットに存在したが、「これでは一体誰がZeroの主人公なのやら益々分からねー!」という判断で決定稿では没に。 『とびたて!超時空トラぶる花札大作戦』ではアサ子と共にチュートリアルの解説を担当。言葉を話せないという設定を無視して普通に会話している。 『Fate/Grand Order』の幕間の物語でもやはり普通に喋っていた。上述の設定も残ってはいる様なのだが。 『カプセルさーばんと』では低確率で召喚され、かわいらしくマナを回収してくれる。なお確率の問題もあってか百の貌のハサンからランダムに出る人格としては最強のスペックとなっている。 でかアサシン ハサンの中ではかなりの巨躯を誇る個体。 アニメ版では『王の軍勢』に対して腕を振り回して投げ槍を防ぐなど抵抗を試みるが、一刀のもとに両断され消滅した。 『カプセルさーばんと』にて一定の確率で召喚される。ハサンの中では能力が高いので連続召喚できればアサ子同様ラッキーだろう。 迅速のマクール 保有スキル:自己改造 D 『Fate/Grand Order』のイベント「Fate/Accel Zero Order」で登場した個体。 基底のザイードより一回り小柄な存在。 ローブで全体を覆い隠し、曲刀を装備している。 怪腕のゴズール 保有スキル:怪力 D 『Fate/Grand Order』のイベント「Fate/Accel Zero Order」で登場した個体。 でかアサシンのような巨体が特徴。でかアサシンと同一個体の可能性もあるが、詳細は不明。 【人物】 重篤な解離性同一性障害を患った極端な多重人格者。 そのためベースとなった人格がどのような性格だったのかは未だ不明である。 アニメ版『Fate/Zero』の1期EDではサーヴァントたちの生前の姿が描かれ、百の貌のハサンも後ろ姿ながら映し出される。 モチーフはおそらく絵画『Artistic rendering of Hassan-e Sabbah』。 ハサンのトレードマークである髑髏の仮面を手に持ち、中東風の白い衣装を着てラクダに乗っている髭を生やした男性。 アングル的に顔は確認できないが、意外にも穏やかな雰囲気の人物だった。 ちなみに一見言峰によく仕えているように見えるが、実はその内言峰と時臣を出し抜き、彼らを裏切って聖杯を手に入れようとしていた模様。 とはいえ裏切りを是にしている訳ではないようで、コレは主である言峰が聖杯獲得に執着しておらず、時臣を勝たせる為に行動していたのが原因。 アサシンとしても叶えたい願いの為に召喚に応じたにもかかわらず使い潰すことを前提に自分たちを使役している2人に対して、忠義を尽くす義理はないので至極真っ当な判断である。 『Fate/Zero』の終盤でやる気を出した言峰なら相性が良かった可能性もあるが……既に退場済みであった。実に惜しい。 聖杯への願いは「統合された完璧な人格」。 『Fate/Grand Order』では霊基再臨する度に人格が増えている様だが、 最終的には「いずれは百の貌改め、千の貌とでも名乗りましょうか」なんて発言したりと、 自分が多重人格であることに相当前向きになっていた。 マイルームで好きなものを聞かれた際は、それを望みと解釈した上で 「いつか静寂の中で眠りたいものです。脳裏に響く数多の声を全て沈めた上で」 と主人公に答えを返し、後にその願いが叶ったかのような描写がなされている(後述)。 【外部作品】 ◇Fate/Grand Order 我ら影の群れを従えた以上は勝利も必至。 ご安心召されよ、マスター イベント「Fate/Accel Zero Order」の開始と同時に、呪腕のハサンに続く2人目のハサンとしてガチャに追加。 真名は『百の貌のハサン』(2017年1月18日のアップデートにて『百貌のハサン』に変更となった)で、レアリティは☆3(R)。当然アサシンクラス。 ステータスは『Fate/Zero』と変わらないが、スキルに「戦闘撤退」が追加された。 宝具も原作同様に『妄想幻像(ザバーニーヤ)』であり、分裂した人格たちで総攻撃を加えるものになっている。 イベントにも登場したが、第四次聖杯戦争の顛末を全て知るウェ……諸葛亮孔明によりことごとく襲撃が察知され、 「何故!?」と驚いては倒される損な役回りに。アサ子に至っては「グワッチャ!?」という謎の悲鳴を上げていた。 最後には『Fate/Zero』同様、正面から総員特攻を強いられて退場。キャスターに次いで不憫なサーヴァントだった。 メインストーリー第6章では呪腕や静謐、そしてその他の歴代ハサンとともに召喚され、紆余曲折を経てなんと主人公パーティの一員に加わる。 主人公と最初に遭遇したハサンで、交戦後に素顔を見られて「綺麗なお姉さん」と呼ばれて赤面するチョロ……かわいいところや、 呪腕の仲立ちで仲間となった後は毒づきつつ無茶振りに応えるなど活躍する。 メインストーリー第1章の最終章ではなけなしの勇気を振り絞って時間神殿ソロモンの戦いに参戦。 ヒーコラヒーコラ悲鳴を上げながら覗覚星アモンの戦いに同じく参戦した他のハサン達と共に挑んだ。 二部6.5章トラオムでは、アサ子とは別の人格が敵側として登場する。立ち絵も同様。 『Fate/Zero』で前面に押し出されていたからか、同作でもアサ子がメインとなっている。 最初はフードを被っているが霊基再臨の段階が進むと→原作の髑髏仮面→素顔とグラフィックが変わっていく。他の人格も姿を見せる様になるが、如何せん背景に埋没気味。 アサ子の素顔はコナンの犯人の影に艶やかな青髪と厚めの唇を足した感じ。なかなかの美人さんである。 何気にゲーム内で正式に素顔を見せてくれたのは今回が初。同作でのイラストを担当するタスクオーナも素顔は無い筈ではと聞いたが、ロマンということで実装された。 最終再臨するととても色っぽい寝姿が見られる。 マイルームで「好きなもの」を聞かれたときに「静かな場所で眠りたい」とあるが、まさかの伏線となっている。 アサ子さんの腹筋prpr… マイルームやバトル画面でしゃべっているのは基本的にアサ子だけだが、戦闘では分裂した他の人格も攻撃する。 絆レベルを上げていくとアサ子だけでなく、ほかの人格も主人公を自らの主と認め、忠実な部下として振舞ってくれる。 曰く主人公は各人格の特性を的確に理解して差配しているそうな。得手がないとか言われていたザイードさんどうしてるんだろ スキルは、 「蔵知の司書」……NP取得率+スター発生率アップ 「専科百般」……バスター、クイック、アーツの威力上昇と回避状態をそれぞれ確率で付与 「戦闘撤退」……HP回復+自身の強化状態解除(デメリット) の3つ。運任せであるが上手くいけば自分をかなり強化する「専科百般」とNP回復とスター集めの効率を上げる「蔵知の司書」は強力。 「戦闘撤退」もデメリット付きだけあって回復量はかなり多め。『Fate/Zero』の最期から失敗しそうな気がするがこちらは確定で発動する。 名前こそ第五次聖杯戦争のハサン・サッバーハと同じだが、別人なので性能も別物。 典型的なアサシンであるが、ハサン先生に比べると攻撃力が低めなのがややネック。なのでスター獲得量を活かしてサポート役にするといいだろう。 宝具には即死効果こそはないが、★3アサシンとしてはかなりのダメージを叩き込める事もあり、爽快感も抜群。 「専科百般」のアーツ強化と「蔵知の司書」を組み合わせて発動する事で大幅にNPを回収する事が出来るので連発も視野に入る。 宝具の属性が同じ、スター獲得率が高いなどの理由から、同時実装されたエミヤ(アサシン)や、両儀式(アサシン)と相性がいい。勿論本家のハサン先生と組ませてやるのも面白いだろう。 玉藻の前やジャンヌと組ませて耐久パーティーに組み込むこともできなくはないが、Arts主体なのでやはりアルトリア・キャスターとの組み合わせが鉄板か。 総じて、なかなか高性能な宝具の連射が可能ながらしぶとく場に残り、長期戦にも向いているという低レアアサシンらしからぬ運用が可能なアタッカー。 強化としては2022年までに宝具強化しか来ていないが、逆説的に言えばそれだけ完成度の高いサーヴァントと言える。 本来の聖杯戦争では反則レベルと噂される万能気味のハサン、活かせるかどうかはマスター次第といったところか。 ◇Fate/Zero 黒 アサ子が言峰からの「各マスターの徹底的な調査」なる不可解な指令を受け、そして遠坂家の家事や家人の観察業務を遂行する中で、 それぞれのアサシンたちに生前は表出することのなかった微妙な性癖やイタい属性があることに気付き、 最終的に「ないわー マジないわー 気付けて超助かったわー」の一言と共に人格統合の願いを完全に撤回する事となる。 黒歴史をネタにしたギャグ漫画なら当然の帰結であった。 ◇Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 10話に登場。50体ほどまとめて出てきて襲い掛かり、数を上手く使った戦法でそれなりに粘ったが、結局全部イリヤの魔力砲に吹き飛ばされて消えさってしまった。 本編以外でもかなりの不遇っぷりである。まあ、出番自体ない彼に比べればマシだと思うが。 他のクラスカードは第五次聖杯戦争で召喚された英霊なのだが、何故かアサシンのクラスカードだけは第四次聖杯戦争の百の貌のハサンが召喚された。 このクラスカードだけが第四次のアサシンである理由は、原作者コメントによると、「右手で敵の心臓WASHI☆掴みにして引きずり出すイリヤとか見たいですか?」 とのこと。 うん。確かに見たくない。 後に「アサシンのカードは使用者によって能力(=どのハサンになるか)が変わる」という設定になったので別に本編が呪腕先生でも矛盾しなかった事になったのは密に、密に 後にイリヤがアサシンのカードを夢幻召喚(インストール)した際にはフードをかぶったなかなかに露出度の高い姿になった。 隠密行動には向いているが、やはり戦闘力は高くないようでクロは戦闘に入った時に「そのカード弱いし」とイリヤにチェンジするよう求めていた。 色々と酷評されているが、イリヤのピンチを何度も救っており、アサシンのカードが登場すると逆境からの逆転ターンが始まると…地味に凄く活躍中。 【余談】 四次聖杯戦争で衛宮切嗣が本当に欲しかったクラスは暗殺者、または魔術師のサーヴァントである。 暗殺者である切嗣にとって、隠密行動・諜報活動に長ける上、反英雄であり行動方針に騎士道だのの綺麗事を挟まないアサシンクラスや、 陣地作成によって罠作りや優位な状況を作ることに長けるキャスタークラスは相性が良い。 稀に衛宮切嗣がマスターであったならば聖杯戦争は3日で終了していた、などと冗談交じりで言われることがあるがこれは公式設定ではないので注意。 上記の策謀に長けるマスターと組めばという設定と切嗣自身がセイバーよりアサシンを使役する方が自分は向いていると考えていたことが合わさったのだと思われる。 アサシンに追記・修正なし!こんなひどい話に誰がしたー! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 反対意見もなかったようなので、コメント欄のリセットを行いました。 -- 名無しさん (2017-08-11 12 37 00) 幕間でちびアサシンが登場。かわいい。あとダンスやってるハサンネタが公式で・・・ -- 名無しさん (2017-10-06 15 04 26) クラスカード:ハサン・サッバーハは全ハサンが内包されてて使用者に見合ったハサンが割り振られるらしいけど、まだハサンを使ってない登場人物が使ったらどうなるんだろうか -- 名無しさん (2017-10-19 17 58 13) >「右手で敵の心臓WASHI☆掴みにして引きずり出すイリヤとか見たいですか?」普通に見たいが。 -- 名無しさん (2017-10-19 18 32 29) ↑やだよぅ -- 名無しさん (2017-10-19 19 06 58) ↑AUO相手ならむしろ -- 名無しさん (2017-10-30 16 15 57) アサシンでもダメなら切嗣と相性の良いサーヴァントなんているのか? -- 名無しさん (2019-04-14 06 20 39) ↑命令はとことん忠実に遂行し、永遠を追求する者同心でもある呪腕。血で血を洗ってスッキリ爽やかだけど主君は絶対に裏切らない長可。この二人なら確実に切嗣とも上手くやれると思う。 -- 名無しさん (2019-06-15 10 40 48) 策略に長けたマスター(ケリィもしくはファルデウス)なら喉から手が出るほど欲しいサーヴァント -- 名無しさん (2022-02-26 18 47 34) ↑2 アーチャークラスの席が空いてたらエミヤという相性抜群な鯖は居るんだがな… -- 名無しさん (2024-01-19 20 30 05) ↑3だった申し訳ない -- 名無しさん (2024-01-19 20 30 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/star_grail/pages/21.html
冬木市に存在する5階建ての宿泊施設。 富裕層が利用するような立派なものより手ごろな、庶民でも手の届く価格設定のホテル。 少なくない数の宿泊客がおり、経営は黒字だ。 「眠…」 早朝にホテルはチェックアウトした若い男は、大あくびを一つした。 疲れは取れているが、なんとなく気分が優れない。 体の内側に、不快なものが漂っている。 ――ストレス溜まってんのかなぁ。 若い男は特に疑問に思う事なく、新都に足を向けた。 その地下、およそ50m下に広大な空間が存在する。 ランプに照らされた薄暗い広間の中央のソファに座って、7時の方向に多数の薬品が収められた戸棚。 5時の方向に簡素なベッドが2台。 その奥の手術台に現在、裸の女が縛りつけられている。 女の滑らかな肌に、メスが赤い線が引いていく。 猿轡から声を漏らす女に向かって、手術衣姿のアサシンはにこりと笑った。 彼は慣れた手つきで、作業を進めていく。 その風景を、カマキリのような顔の男がソファ越しに見つめる。一糸まとわぬ彼の腕には、燃えるように赤い髪の女が抱えられている。 抱えられているのは首だけ。その下はベッドの片方の周囲に散乱している。 鋭い目のカマキリ顔――浦上はアサシンから視線を外すと、赤い髪の女を持ち上げて接吻する。 重ねた唇には温かみが通っていないが、それがまた愛おしい。 浦上がこの戦いに招かれたのは、パラサイト狩りが一段落した後だ。 丁度、警察から逃げきるのが難しくなってきた時。 聖杯。くれるというなら是非もらおう。 契約したサーヴァントも中々気の合うヤツ。 首尾よく運ぶかは未定だが、出だしは悪くない。 「ふぅ…」 彼は手際よく肉を削ぎ落とし、しばらく後に骨格標本を完成させた。 アサシンは猫のように伸びをすると、手術衣を脱いだ。 「すんだのかい、アサシン?」 豊かな口ひげが目を引く、二枚目の外国人が二カッと笑う。 「あぁ、興奮で指が震えて震えて…随分かかったな」 「そうかい?俺には、熟練の職人のように見えたがね」 「フフ…ありがとう」 女を殺害した意味は魂喰いではなく、生前から続く欲求ゆえだ。 骨格標本にしたのは、ただの習い性。 「ここ、俺にとっちゃ最高だからこんなこと言いたくないがよ…聖杯戦争には使えないよな?」 「まぁね。ホテルを利用するマスターでもいない限り、掛かり様がないしな」 二人は聖杯狙いだ。しかし、どうしても欲しい訳ではない。 身命を捧げる理想もないし、身を焦がす野望も、己を支える矜持もない。 生きている限り延々と遊び、延々と喰らうだけの薄っぺらい人生。 ――だからどうした? 死ぬのは怖くない。 何より恐ろしいのは、退屈。 運悪く敗退した所で、拾ったのが外れくじだった…程度の安い絶望しか感じない。 「せっかく指名手配が解けてることだし、ちょっとぶらついてくるわ」 「私も同行しよう。可能なら陣地を増やしたいしな」 浦上は服を着て、アサシンに外出する旨を伝えた。 そこにアサシンもついてくる。 浦上は相手してもらった女の身体を集めた後、リフトでさらに地下に降り、硫酸槽にまとめて放り込んだ。 「そんな事できるのか?」 「宝具になったからな。発動時の魔力さえ工面できれば、いくつでも作れるよ」 「へぇ~!便利だねぇ…」 二人は肩を並べて、地下室から街に出た。 市内の宿泊施設を見て回り、特にトラブルが無ければそのまま帰るつもりだ。 良さそうな犠牲者候補と出くわしたら、"遊ぶ"かもしれない。 浦上にしてみれば、今回の催しはバカンスのようなもの。 警察の追跡を気にかけなくて済むなど、いつ以来だろう。 敗退すれば死亡するが、逃げ帰った所で、死刑は避けられない。 どっちにせよ死ぬのなら、少しでも楽しんだ方がいい。 聖杯が手に入れば、2人でハッピー。負けてしまっても、一つ足しになる。 【クラス】アサシン 【真名】ヘンリー・ハワード・ホームズ(ハーマン・ウェブスター・マジェット) 【出典】20世紀初頭、アメリカ 【性別】男 【ステータス】筋力D+ 耐久D 敏捷C 魔力E 幸運A 宝具B+ 【属性】混沌・悪 【クラススキル】 気配遮断:A サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 黄金律:B- 人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。 大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。 なお、社会倫理に則ると効果が落ちる。 精神異常:A 精神を病んでいる。 通常のバーサーカーに付加された狂化ではない。 殺人をルーティンに貶めた彼に、他者の痛みを汲む能力はない。 精神的なハイパーアーマー能力。 情報抹消:C 対戦終了の瞬間に目撃者と対戦相手の記憶・記録からアサシンの能力、真名、外見的特徴などの情報が消失する。 ただし機械的な記録に対しては効果が及ばず、自力で削除する必要がある。 陣地作成:B+++ 自らに有利な陣地を作り上げる。 工房の形成を可能としているが、ホテルやモーテルなど「宿泊施設」を陣地化する際にランクが大幅に上昇。 下記宝具の展開が可能になる。 【宝具】 『悪魔が住む白亜の宮(ワールズ・フェア・ホテル)』 ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:陣地内全て 最大捕捉:100人 生前に建築し、殺人に利用したホテルを再現する。 「宿泊施設」を陣地化した際にのみ、展開可能。 陣地化した宿泊施設を「殺人ホテル」に作り替える。 維持にかかる魔力はアサシンのほか、施設の宿泊客が負担する。 宝具化した施設は全ての部屋が秘密の通路で繋がっているほか、覗き穴や隠し扉が備えられている。 密閉することでガス室として機能する部屋、部屋を覆う石綿に火を点けて標的を焼き殺す部屋、地下室までの落とし穴を仕掛けた部屋など多彩なトラップが持ち味。 地下室には拷問器具、外科手術用具が備品として存在、これらを用いて解剖した後、証拠を硫酸槽で溶かす。 これらの秘密のギミックは防音・防臭であり、外部に音や臭いが漏れない。 また、軽い暗示の効果が空間全体に施されており、行方不明者の発覚を著しく遅らせる。 暗示は魔術による物でないため、存在を看破する際はBランク以上の直感・気配感知などの知覚スキルが必要。 宝具展開中のアサシン主従は従業員たちから見て「オーナー」にあたり、従業員達はアサシンの不利になる行動を原則とれない。 【weapon】 「凶器」 メスや鑷子など、外科手術用の器具。また返り血を防ぐ手術衣。 「外科知識」 医師免許を取得しており、開業医になれる程度の知識と経験を持つ。 【人物背景】 アメリカ・ニューハンプシャー州で生まれた実業家。 家庭においては父親から暴力を振るわれ、学校ではイジメを受けていた彼は、やがて「死」に対して強い興味を抱く。 成人後、各地で犯罪に手を染めて暮らしていた彼は、シカゴ万博の来場者向けに巨大な宿泊施設を建設。 目を付けた宿泊客を連れ去り、その生命を奪っていく。 "趣味"を"ビジネス"にする事に成功した彼だったが、万博終了後に客足が遠のくとホテル経営からあっさり手を引いた。 犯罪行脚に戻ったのち、保険金狙いの殺人が露見したことで逮捕。 その陣地の全容、犯した大量殺人も公に晒された。 自供による被害者数は27名だが、行方不明者数や遺品から200名以上が犠牲になったと考えられている。 特に信念があるわけではなく、趣味を仕事にしただけの人物。 外見は映画俳優のような二枚目の白人男性。垂れ目、垂れ眉の温厚そうな雰囲気。 【聖杯にかける願い】 受肉。願望を叶える力が余るようなら、それで所持金を得る。 【マスター名 浦上 【出典】 寄生獣(原作版) 【性別 男 【Weapon】 なし。 【能力・技能】 「人間看破」 人間を使って遊ぶのが好きで、虐殺や食人などの禁忌に耽る。 その経験から、人間に擬態した「人外」を異能などに頼ることなく判別できる。 完全な人外でなくとも、相手が「人間でない部分」を持っている場合、感覚で理解できる。 【人物背景】 人間に擬態し、人間を喰らう生物「パラサイト」狩りに利用されていた死刑囚。 指名手配中の殺人犯だった彼は潜伏中、パラサイトの存在に興味を抱き、彼らの殺人を見に行く。 現場に残された痕跡から自分と同程度と軽く失望した所、その場に現れた警察官に逮捕されてしまった。 市役所において行われた、自衛隊と警察による掃討作戦にも参加。 その際に通常のパラサイトを超えるパラサイト、後藤と遭遇するも運よく生存。 監視役の刑事を射殺して逃亡した。 「最終話 きみ」開始直前から参戦。 人間を共食いする生き物と捉えており、自分こそ本能に従う正常な「人間」と定義している。 【聖杯にかける願い】 自由。さし当っては警察に追われる現状をどうにかしたい。新一と接触するかどうかは、脱出後に決める。
https://w.atwiki.jp/asaiworld/pages/163.html
【赤果のアサシン】 『アラン・ピンカートンだ。こんな華のないオジサンでごめんなー』 クラス:アサシン マスター:えるふぃ 真名:アラン・ピンカートン 性別:男 属性:中立・善 ステータス:筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運C 宝具EX クラス別スキル:気配遮断A 固有スキル: 【探偵か密偵か:A】 探偵を名乗ってはいるもののその活動はスパイとしか思えないというアサシンの生業のスキル化。 対象がアサシン本人・宝具で呼び出されたアサシンの配下に気付かない内に尾行を開始すれば、 対象が何らかの建物に入るまで尾行に気付かれない。 宝具: 【謎解かぬ探偵社(ピンカートンズ)】 探偵社と名乗ってはいるが実態は警備員やスパイを派遣するアサシンが設立した会社の宝具化。 配下を召喚しマスターやそれに準ずる対象の警備や、敵勢力の偵察・尾行等を行わせる事が出来る。 配下を召喚している間アサシンは魔力を消耗し続け魔力が尽きると配下はその場で消える。 【解説】 探偵だったり警備員だったりを派遣するピンカートン探偵社の創設者。 へらへらとした態度で探偵を名乗ってはいるがほぼ諜報活動員。 部下もみんな探偵や警備員のふりした諜報活動員。 生前雇っていた部下たちを指揮し情報集めを得意とする。 聖杯への願いは特に無い。
https://w.atwiki.jp/blazblue/pages/2053.html
CPラグナ ジン ノエル テイガー タオカカ レイチェル アラクネ ライチ カルル バング ハクメン ツバキ ハザマ マコト ヴァルケンハイン プラチナ レリウス アマネ バレット アズラエル ν-13 μ-12 イザヨイ CP GGカラー パロディカラー BBカラー アトラスカラー ラグナ ジン ノエル テイガー タオカカ レイチェル アラクネ ライチ カルル バング ハクメン ツバキ ハザマ マコト ヴァルケンハイン プラチナ レリウス アマネ バレット アズラエル ν-13 μ-12 イザヨイ バレットさんの11はどう見てもアクセル -- (名無しさん) 2013-11-03 23 50 05 ココノエ 13ホロ(狼と香辛料) 14獣兵衛 15芹沢うらら(ペルソナ2) 11が謎・・・ -- (名無しさん) 2013-11-07 19 10 24 カグラ 11=クリフ 13=守矢(月華の剣士) 14=テルミ 15=ミッシェル テルミ 11=チップ 13=エツィオ(アサシンクリード) 14=トリニティ 15=マガツイザナギor荒垣 ココノエ 11=Dr.パラダイム 他は上と同じかと -- (名無しさん) 2013-11-18 06 07 37 レリウスの13はシャアか全裸 -- (名無しさん) 2014-06-01 00 35 38 νの11はギルティギア2の、ヴァレンタインでしょうか? -- (名無しさん) 2014-06-28 14 05 04 ココノエの15は皆月かと思った -- (名無しさん) 2014-09-09 22 38 32 全員共通でファミ通カラーと電プレカラー追加 -- (名無しさん) 2014-10-10 00 38 49 プラチナのNO14がコードギアスR2のC.C.にしか見えないっす。 -- (名無しさん) 2014-10-27 02 35 34 ミューの13がエヴァのアスカに見える。 同じくミューの14がラムダにしか見えない -- (名無しさん) 2014-12-08 02 23 57 ジンの13は刀剣乱舞の鶯丸じゃないか?中の人繋がりで -- (名無しさん) 2018-12-26 19 49 55 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/seihainarikiri2/pages/16.html
クラス アサシン 属性 中立・混沌 真名 アールネ・エドヴァルド・ユーティライネン 時代 1904年-1976年 地域 フィンランド マスター 清宮天理 ステータス 筋力 C 耐久 C 敏捷 A 魔力 E 幸運 C 宝具 C 保有スキル 気配遮断[B] サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。完全に気配を断てば発見する事は難しい。 保有スキル 効果 破壊工作[A] 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。トラップとゲリラ戦の達人。ランクAならば、相手が進軍してくる前に六割近い兵力を戦闘不能に追いこむ事も可能。ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく。 矢避けの加護[B] 飛び道具に対する防御。狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。 鹵獲[D] 自身の所持物では無い兵器や武装などを奪い取った際、まるで自分の手足かのように扱うことが出来る。ランクDでは使用方法が分かっている場合に限り、最低限武器として利用することが可能。また例外として、銃器と銘打たれた存在に対してはランクB相当の判定を得る。(ランクB相当とは、自身より以前に設計されたものであれば自在に運用可能であり、以降の物はランクDと同様) 宝具名 ランク 種別 レンジ 最大捕捉 英雄讃歌・恐怖の如く(イヒメ・コッラ・ヨエン) C 対軍宝具 1-50 1-30人 効果 戦場でしか生きられなかったからこそ成立させたユーティライネンの数々の『奇跡』が昇華されたもので、そしてその『奇跡』の再現とも言える。魔力を消費する事により、WWII中、もしくはそれ以前のフィンランドにおいて使われていた武器を生産し、使用することが出来る。製造には大きな魔力消費を行う事は無いが、戦車などの巨大な武装を召喚する事は出来ない。今回はアサシンクラスでの現界の為、個人携行できる武器が限界となる。そしてこの宝具の本質は、その生産された武器に籠められた『奇跡』にある。兵数、装備の質、物量に完全に劣る状況で、32人で4000人のソ連兵を撃退するなどの『奇跡』とも言える所業の再現。この『奇跡』は、あらゆる不可能を"貫く"力を与える。つまり魔術、スキル、宝具に存在する『防御』という概念を全て貫通し、どんな相手に対しても攻撃を通すことを可能とする。絶対的な攻撃力を有する砲撃を行える訳でも、圧倒的な防御力を持つ訳でも無い。ただ、"どんな相手にも勝利する事が出来る可能性"を与えるのみ。可能性さえ存在すれば、後は全身全霊を以てその可能性を掴み取る。自身の全てを総動員させて、"絶望的な戦い"を成立させてきたアールネ・エドヴァルド・ユーティライネンそのものと言える宝具である。 人物概要 フィンランドの軍人。 その波乱万丈な人生はフィンランド陸軍士官学校から始まり、最終学年まで進学するも校則違反により1年間の停学処分を受けることになる。 停学中に自動車大隊に仮配属されるも、ここでも度重なる規則違反により3度の拘禁処分を受け、陸軍士官学校から退学を通告されることになる。 その後、船員として働いていたが、偶然新聞で読んだフランス外人部隊に興味を持ち北アフリカへと向かう。 1930年より5年間フランス外人部隊に所属し、モロッコ植民地戦争で大暴れしたことにより、『モロッコの恐怖』という異名を手に入れるまでになる。 その間も色々とやらかしていたが、5年間フランス外人部隊で勤め、契約続行を要請される程であったが、除隊して、フィンランドに帰国する。 その後フィンランド陸軍へと復帰が叶うものの、同僚の悪ふざけによって除隊勧告を受け、以降職を転々とするが、その後陸軍より再招集がかかる。 しっかりと再訓練を受けた上で、予備役中尉として陸軍に復帰。第12師団第34連隊第6中隊、あのシモ・ハユハを有する「カワウ中隊」の中隊長として任命される。 その後ずば抜けた指揮能力によりソ連軍を大いに苦しめ、特にコッラーの戦いは大々的に報道され、ユーティライネンは一時期国民的英雄となった。 何度も色々な処分を受けているように、色々とぶっトんだ人間であったが、シモ・ハユハの才能を見抜いて狙撃手へと任命したりと、指揮官としての能力は本物。 ただやはり何か箍が外れているような人間で、ピクニックでも行くような様子で戦場に良き、戦車5輌と対戦車砲を6輌鹵獲していたり、 ソ連軍の砲弾が降り注ぐ中でロッキングチェアで寛ぎ、その状態で油断して接近したソ連兵を撃ちすなどの離れ業をやって退けている。 それ以外にも装備調達の為にまた強引極まりない手法を取ったりして大いに批判を受けた事もあったが、『間違いなかった』と断言し批判は意に介さなかった。 然し部下からの信頼は厚く、本人も部下との関係を大事にしており(それも色々とトんでるものが多々あったが)『パッパ』と呼ばれ慕われる程だった。 その後継続戦争では第7師団第9歩兵連隊に所属、大隊指揮官として参戦し活躍したという。 終戦後は結婚もし手教官としての任についていたが、やはり度重なる不祥事により軍隊を辞めざるを得なかった。 戦後の平和な世界に溶け込む事が出来ず、結婚生活も破綻し、酒に溺れ、軍部から仕事を回してもらいようやく生計を立てていたと言う。 1976年10月28日、死亡。その時、何人の人間が戦時の英雄、アールネ・E・ユーティライネンの事を覚えていたか、定かでは無い。 余談であるが、フィンランドのエース、エイノ・イルマリ・ユーティライネンの実兄。詳細は割愛するがこちらもとんでもないリアルチート。 強大の仲は良かったようで、エイノは兄から貰った第一次世界大戦のエースの本を貰った事を切っ掛けにパイロットを目指す事になったという。 適性に関してはライダー、アサシン、ガンナーが該当する。ライダーで召喚された場合、軍略等による指揮官としての能力が強調される。 聖杯にかける願いは「もう少しだけ器用に生きる」、つまり受肉。今までの余りにも奔放な生き方を、少しだけ改めてみよう、と考えている。