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ハーピィ・レディ パック:光と闇を宿す刃(P) 76812113 通常モンスター 星4/風属性/鳥獣族/攻1300/守1400 人に羽のはえたけもの。美しく華麗に舞い、鋭く攻撃する。
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ジナコ=カリギリ・アサシン ◆holyBRftF6 街外れにある一軒家。街外れにあるとは言っても決して幽霊屋敷などではない、ごく普通の一軒家だ。 しかし、人が出入りする様子がない、という点では幽霊屋敷と共通している。 「ジナコさんは今日も仕事休むッスよ~。ボクが仕事する必要なんて無いッスからね~」 なぜなら。その家に住むのは、引きこもりだったからである。 ジナコ=カリギリ29歳。月海原学園の補欠教員。だが学校には行かない。仕事したくないから。 「だいたい、なんでボクが働く必要があるッスか。エリートニートのジナコさんは働く必要ないッスよ」 誰も聞いていないのに、布団の中でネットサーフィンをしながらジナコは呟く。 彼女にとって、働かないのなんて今更な話だ。 15年間に両親を失って。 その遺産で一生暮らせるだけの財産を得て。 進学も就職もせず、苦労のない勝ち組エリートニート生活を続けてきた。 ――15年間も、この生活が続いてしまった。 「……あれ? ボク……ニート、ッスよね」 ぐるぐると頭が回り始めるのを、ジナコは感じた。それは、ここ数日で何度も感じたもの。 似たような感覚を、彼女は知っている。自分の将来について考える時だ。 こんな人生でいいのかと悩むたびに、ジナコの頭にはもやがかかったようになって、それに耐えられず寝てしまう。 だけどいつものそれとはどこか違う、とジナコは思う。 だって最近の自分の頭の中は、いつももやがかかっているのだから。まるで、何を隠すように。 「なんで、アタシが教師になんて…………」 ジナコの頭の中が撹拌されていく。 自分が学校で仕事なんて、できるはずがない。 学校にすらまともに行けなかった自分が、生徒達を見るのは怖い。 学校の中で目覚めていたら、きっとどこか誰も来ない場所で引きこもっていた。 ――じゃあなんで、アタシは学校の補欠教員になれたの? 社会に出て面倒な付き合いにがんじがらめにされて。 うるさい年下の連中のわがままに付き合わされて。 そんな、つまらなくて……自分が失った可能性。自分じゃきっと怖くて耐えられない仕事。 次々にジナコの頭に湧き出てくる何か。 それは本当に水のごとく沸いてきて……とうとう、口という蓋から溢れだしていた。 「せいはい……せんそうの、よせん」 知らず知らずのうちに、そんな言葉が口から漏れていた。 それは、堤防の決壊が始まる予兆だったのか。 頭の中にかかっていたもやは急速に晴れていき、中に隠されていた何かが次々にジナコの記憶に入り込んでくる。 「なに、これ……知ってる……! でも、知らない……!?」 思わず布団を跳ね除けて、頭を押さえる。けれど、もやという抑えが無くなった以上既に手遅れだ。 ジナコは自分を思い出し、聖杯戦争を記憶させられていく―――― なんでも願いが叶う木片。 そんな内容の怪しいダイレクトメールが送られてきたのは、つい最近のことだった。 バカバカしい、とジナコは思った。きっとよくあるスパムだ。むしろ、なんで迷惑メール扱いされなかったのか。 ちゃんと仕分けしろッス、などと思いつつ……なぜかそれが、気になって仕方がなかった。 そのメールにはこうもあったのだ。 この木片を得るだけでは願いが叶いません。生死を懸けて戦って、それに勝ち残ることではじめて願いが叶うのだ、と。 スパムじゃなくて新手のゲームの誘いッスか? と突っ込んだものの、ジナコはなんとなく直感した。 本当に死ぬのかもしれない。 ジナコにとって死は絶対で、身近で、突然で、恐ろしいもので……だからこそ、このメールに説得力を感じた。 願いも叶うのかもしれない。 興味半分、本気少しでその木片を購入して、送られてきた木片に願った。人生をやり直させてください、と。 そして―― 「痛っ……!?」 痛みに、ジナコは意識を引き戻された。 思わず見た手の甲には、何か文様のようなものが浮かんできている。 彼女はそれをもう知っている。いや、知っている事にされた。 「令呪……れいじゅ?」 反芻するように言葉を繰り返す。 令呪。サーヴァントへの絶対命令権。これが無ければ死ぬ。 いつの間にか頭の中にある知識に、ジナコは薄気味悪さを感じた。 「…………用件を聞こうか……」 「ひっ!?」 だから、いつの間にか立っていた男の存在にも気付かなかった。 声のする方を見上げたジナコは、思わず悲鳴を漏らしていた。 そこにいたのは、恐ろしい男だ。 スーツを着ていても分かるくらい、筋肉質の屈強な男。贅肉だらけのジナコとは比較するだけでも失礼だ。 だけど、ジナコにとって恐ろしいのはそんなことではなかった。 その男は、死を纏っていた。理屈ではわからないが、そう感じた。 まるで、死が人間の体を得て迫ってきたような錯覚。 この男に狙われたら、きっと死ぬ。一度逃げられても最終的には死ぬ。 ジナコは今更になって自分が臆病なことを思い出し、戦意を早くも喪失していた。 「あ、あんた、だ、れ」 「…………サーヴァント・アサシン。 マスター 依頼人で間違いないな?」 男は怯えるジナコを笑うことも、気遣うこともしない。 かろうじて絞り出した問いに、平坦な答えだけを返す。 サーヴァント、その言葉にジナコの知っているものの知らない知識が反応した。 聖杯戦争を勝ち抜くために必要な存在。マスターはサーヴァントと契約し、サーヴァントはマスターに従う。 自分がサーヴァントを失ったら負け。 逆にサーヴァントを使ってサーヴァントやマスターを全て倒せば優勝。 そして、目の前の男がジナコのサーヴァントだと言うなら。 「アタシを守ってくれる、ってコト……?」 布団の上に座り込んだまま、ジナコはその相手を見上げる。 まるで銃弾そのもののような死を感じさせる男。それが自分のボディガードと思うと、途端に頼もしく思えてくる。 ……しかし。 「どうやら、俺の仕事ではなかったようだ……」 「ちょ、ちょっと!?」 ゆっくりと目を閉じるアサシン。その顔は無表情ながら、「話はこれまでだ」と雄弁に物語っている。 ジナコは慌ててアサシンに縋り付いた。 「サ、サーヴァントなんでしょ? アタシを守ってくれるんじゃないの!?」 「………………」 答えはない。振り払うことすらなく、アサシンはジナコを見下ろすだけだ。 いったいどういうことなのか、何が悪かったのかわからないまま、ジナコは泣き叫ぶことしかできなかった。 「た、戦ってよ、敵をなんとかしてよ!?」 「…………敵を撃つということであれば、受けよう」 「へ?」 目を丸くする。 どういうわけか知らないが、いきなりアサシンはジナコに対する態度を軟化させた。 もっとも分からなくとも当然だろう。これは生前から続くアサシンの「ボディガードの依頼を受けない」という流儀によるもの。 そして受けないと言っても形式上だけのこと。生前にこの形式で依頼を受けた際、タクラマカン砂漠で動けなくなっていた護衛対象の元へラクダを連れて現れ、助けたこともある。 アサシンを知らぬ者には理解できぬ拘りであった。 とはいえ、アサシンのほうも生前とはケースが異なることは承知している。 そのため、英霊――もっともこのアサシンは反英霊に近いが――となった彼は召喚者との接し方を多少変えていた。 「ただし、俺と契約するならばいくつかのルールを守ってもらうことになる……」 「ル、ルール? 聖杯戦争の?」 「聖杯戦争のルールではない…… サーヴァントとしての俺に依頼する際のルールだ」 その一つが、ルールの事前説明である。 「まず、俺との契約は極力隠してもらう…… マスター 依頼人であることは令呪がある以上露見するだろうが、それでも俺は必要だと思った時以外表には出ない。 お前も俺について探るな」 「えぇーっと……?」 「聖杯戦争は、俺にとっても未知の領域だ…… 隠れながら戦うほうが都合がいい……」 もしかしてあんた弱いッスか!?と煽りスキルを発揮しそうになったが、口には出さない。 アサシンが纏う威圧感は、とてもじゃないが弱いとは思えない。少なくともジナコよりは絶対に強い。 「次に……俺が実体化している時は後ろに立つな」 「は? なんで?」 「殴る癖がある」 「ちょ」 思わずツッコミが口から漏れた。ジナコがこの男に殴られたら死ぬ。絶対に死ぬ。 癖でうっかり殺されるなど、迷惑などというレベルではない。 「そして、俺はどんな理由だろうと裏切りを許さない…… この場合、その代価は命で払ってもらう」 今度はツッコミどころか息すら漏らせず、ぶんぶんと頭を縦に振ることしかできなかった。 ネット上の殺害予告などとは違う本物の「殺意」。殺すと決めたからには確実に殺すという意志が、男の全身から溢れていた。 「最後に、俺達が聖杯を得た場合…… 聖杯の力で俺に関する記憶をお前の頭から消す事になる」 「? せっかく勝ち残ったのに忘れろってこと?」 「依頼人であろうと……やり方を覚えられたくはない」 ジナコには理解できなかった。 わざわざ助けに来て、命を張って優勝という栄誉を得て、それを忘れろ、などと言うのだ。 このアサシンは何のために自分の身を危険に晒すのだろうか? ジナコには不思議でしょうがない。 「どうせ、殺し合いの記憶なんて碌なものじゃないし。別にいいッスけど」 「………………わかった。 依頼を引き受けよう」 アサシンの意図がどうあれ、生き残れさえすればジナコに文句はない。 来るはずだった人生を取り戻す、なんて願いはとうに消えていた。全て忘れてここから逃げられるならそれでよかった。 ジナコが頷くのを確認すると、アサシンは姿を消した。それは今まで存在していたのが夢じゃないかと思えるほど完璧な消え方だ。 ジナコもしばらくはアサシンや聖杯戦争について……自分の今後について考え込んでいたが、いつものように頭にもやがかかってきた。 「……アタシには何もできないよ」 また布団を被る。 ジナコには何も出来ない。こことは違う時間、違う世界でインドの大英雄と契約した彼女もそうだった。 死ぬのは怖い。でも三十路近い無力なニートには、閉じこもって、引きこもって、現実から逃げることしかできないのだ。 ■ ■ アサシンは屋根に上がり、ジナコが篭もる建物からどう狙撃するべきか、どう狙撃されるかを調べていた。 幸いにして、ジナコがいる建物の周辺はそれなりに守りやすい地形である。 ここならジナコが篭もっている限り、軍人五十人に襲われようとも殲滅は容易だ。 「強すぎることは悪い。過信や慢心を招く…… だが、弱すぎることが問題であることは疑いようもない、な……」 相手が、ただの軍人であれば。 アサシンは直感していた。恐らく自分達は聖杯戦争において下位の――或いは最弱のペアであると。 マスターが弱いから、だけではない。ジナコの魔力供給は極めて貧弱だが、アサシンはほとんど魔力を必要としないので問題ない。アサシンの能力は、もともと人間の域を出ないのだから。 サーヴァントは基本的に生前より弱体化している場合が多いが、強化される場合もある。このアサシンもそれだ。食事や睡眠は不要になり、弾は魔力がある限り生前の精度のままで無限に使用可能。生前にどれだけ気を遣っていたかを考えれば、これらの苦労が無くなったのは相当な強化と言える。 だが、それでも自分は弱い英霊だとアサシンは確信している。生前のアサシンは超能力者や常人離れした身体能力を持つ相手を狙ったことがある。それらの相手には射撃を避けられ、苦戦を強いられた。 そして、今回の戦場はそういった輩が跋扈する聖杯戦争である。セイバーやランサーなら、本人は愚かマスターを狙う銃弾すら容易く切り払うだろう。何より。 「最大の問題は、マスターを殺されても活動できるアーチャーのクラス…… どれほどの射程距離を持つのかも気になる……」 得物であるM16を見つめながら、恐らく存在するであろう他の狙撃手について考える。 生前のアーチャーの最長狙撃は5000メートルだ。しかし、これは「撃った」というよりは「運んだ」と言えるものであり、よほどいい条件が揃わなければマスター相手ですら通用するか疑わしい。M16での有効射程距離となれば、いかにアサシンと言えど半分以下となる。 もちろんこれでも破格の距離だが、「アーチャー」ならばこれ以上の射程距離を誇る射手もいるであろう。宝具ですらない単なるM16と英霊が持つ宝具では、歴然とした性能差がある。 そう、M16は宝具ではない。 アサシンの宝具はその生き様を具現化した「13番目の男」。これはアサシンに狙われた相手はマスターの敵意・殺意に応じて耐久・幸運及び防御系スキルがランクダウンするというもの。「彼に狙われた相手は死ぬ」……その摂理を全ての相手に強要させる。 欠点はあくまで「当たったら死ぬ」ようになるだけという点。つまり、当てられるかどうかはアサシンの腕前次第だ。 故に聖杯戦争はアサシンにとっても未知数であり、格上に対する挑戦となる。 「………………」 アサシンは無言で街を見つめる。その様子には自分より優れた相手に挑む恐怖も、高揚もない。 超能力者にも、99%勝てないと予測されたバイオニック・ソルジャーにも最後には勝ったのだ。勝ち目が針の先ほどもないというのなら、その針の先より細い勝機を撃ち貫くために専心する。 マスター 依頼者にも不満はない。全てをアサシンに任せる、生前から依頼者はそんなものだったし、生前のアサシンも依頼者がそうすることを望んだ。 アサシンを嵌めようとした依頼者達に比べれば、ジナコはまともな部類とすら言っていい――少なくとも、今のところは。 「…………やってみよう」 だから、契約を果たす。魔力という報酬を貰う以上、受けた依頼を実行する。 それだけがアサシン――ゴルゴ13の、生前から続くレゾンデートルである。 『マスター』 ジナコ=カリギリ 『参加方法』 ムーンセルによる召還。 何者かから送られてきた木片を使用した。 『マスターの願い』 元の世界に帰れればもうなんでもいい。 『weapon』 なし。 『能力・技能』 なし。強いて言えばネットで培った煽りスキルと情報検索力。 いちおう霊子ハッカーとしての適性はあるが高くない。 『人物背景』 14歳の時に両親が突然死してから、進学も就学もせずに引きこもり生活を続けた29歳のニート。 長い間の引きこもり生活で大事な時間を失ったと感じているものの、今更変えることもできず結局引きこもり続けている。 また過去の経歴から「死」を恐れていて、誰でもいつかは必ず死ぬと考えている。 ただし普段はこういった性格を表に出すことはなく、「人生の勝ち組」「エリートニート」として生活を楽しんでいるように振舞う。 口調も普段は「ボク」「ジナコさん」と女性らしくない話し方をして年齢も偽っているが、これらはキャラ付け。 素が出ると「アタシ」になる。 本来の月の聖杯戦争においてはカルナという最高ランクのサーヴァントを引きながら、戦場に出ることができず不戦敗となった。 『方針』 何もできない。 『クラス』アサシン 『真名』ゴルゴ13 『パラメーター』 筋力D 耐久C 敏捷D 魔力E 幸運A++ 宝具D 『属性』 秩序・中庸 『クラススキル』 気配遮断:A+ 完全に気配を断ち、発見することは不可能に近い。 このアサシンの場合、射撃時にも気配遮断のランクはそれほど落ちない。 しかしその代わり、通常時になぜか発見される事がある。 『保有スキル』 千里眼:C+ 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。プラスは道具による瞬間的な向上を含めたもの。 心眼(真)及び直感との兼ね合いによっては限定的な未来視も可能とする。 心眼(真):A 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。 直感:B- 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 ただし後ろに立つ相手は敵としか感じ取れない。 破壊工作:A 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。 ランクAならば、相手が進軍してくる前に六割近い兵力を戦闘不能に追い込む事も可能。 ただし、このスキルが高ければ高いほど英雄としての霊格は低下していく。 『宝具』13番目の男 ランク:D 種別:対人 レンジ:1~99 最大捕捉:1 生前、あらゆる依頼を成功させてきた逸話の具現。 アサシンの攻撃は命中判定の際に幸運及び察知・回避系スキルを、ダメージ計算の際に耐久・幸運及び防御系スキルを、マスターが対象へ抱く敵意や殺意に応じてランクダウンさせる。 この宝具は攻撃の際に必ず発動し、例えマスターの感情が誤解に基づくものであったとしても関係なく効果を発揮する。 最大効果で発揮されればAランクだろうと下限まで下げることも可能だが、そのためにはマスターの強い意志と綿密な情報提供が不可欠。 ただしマスターがアサシンと敵対することになった場合、この宝具はマスターに対する攻撃の際に最大効果で発揮される。 また相手を弱体化させるだけで自身の命中率そのものには補正を掛けることができないため、攻撃が命中するか否かはアサシン自身の腕前次第である。 『weapon』 M16、リボルバー、手榴弾、仕込みナイフなど生前のアサシンの通常装備。 英霊となったことでいずれも神秘が付与され、また魔力が続く限り弾を用意することができる。 最低限の神秘しかないため宝具などであっさり弾かれるが、少ない魔力で修復・整備できるという利点もある。 なおジナコのマスター適性が低いため、生前の依頼に応じて新たに用意した特殊な装備を取り出すことはできない。 『人物背景』 特定のルールの元、高難易度の依頼を請け負うスナイパー。 多数の人間を殺害しているが、彼の狙撃によって救われた人間も多い。また、依頼が関係ない場面でもよく騒動に巻き込まれる。 寡黙かつ冷徹な性格で一度敵と見なせば容赦しないが、恩のある相手にはどんな不利益を被ってでも援助する。 この二面性を特に強く表しているのが依頼と関係のない第三者への対応である。自分の射撃を見られた相手を殺害する一方で、任務遂行中に巻き込んだ相手に何らかの謝罪・弁償を行うこともある。 劇中では能力について高い評価を受けているが、本人は自らを「臆病」と称し成功の秘訣についても 「……10%の才能と20%の努力………そして、30%の臆病さ……残る40%は……運だろう……な……」 と述べており、自らの才能には驕っていない。鍛錬を欠かさないシーンも多数見受けられる。 射撃以外の分野でも高い能力を誇り、格闘戦でもプロボクサーを軽く圧倒する。更に習得していない技能や知識も極めて短期間で覚える学習能力を持ち合わせている。 しかし能力の限界はあくまで人間としての範疇に留まるらしく、射撃を避けるような相手には苦戦を強いられている。 『サーヴァントの願い』 依頼の完遂。聖杯はその結果として手に入る物に過ぎない。 『基本戦術、方針、運用法』 アサシンの自身の判断によって敵味方を判別し、排除。 そこに正悪という基準はなく、マスターの意志とアサシンの信条のみが全て。 戦術としては直接戦闘ではまず勝ち目が無いため、狙撃・不意打ち・破壊工作を中心に戦う。 無論、相手マスターという弱点をこのアサシンが見逃すはずはない。 表面上は敵の排除のみという依頼であるが、ジナコの身の安全も確保する。 BACK NEXT 022 宮内れんげ+アサシン 投下順 024 電人HAL&アサシン 022 宮内れんげ+アサシン 時系列順 024 電人HAL&アサシン BACK 登場キャラ NEXT 参戦 ジナコ・カリギリ&アサシン(ゴルゴ13) 036 働け
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ここは会場内に存在する、とあるコンビニ。 むろんバトルロワイアルの会場内である以上店員は配置されていないし、商品棚は全て空だ。 そんな店の中に、リボンだらけのかわいらしい服を纏った一人の参加者が立っていた。 「冗談じゃないわ……。 何よ、殺し合いって……!」 本来は可憐な顔を憤怒にゆがめ、ドスの利いた声で少女は独りごちる。 彼女の名は、ライト月子。本名、黒田月子。 かつて「小学生デュエル四天王」の一角に数えられていた、幼きデュエリストである。 「私だけならまだしも、尚磨くんや知り合いが巻き込まれてたらどうしよう……。 ばらばらに参加者を集めるよりも、ある程度共通点のある人間の方が拉致しやすいだろうし……」 月子が真っ先に心配するのは、思い人である遊佐尚磨。 もし彼もこの殺し合いに参加させられていたら、絶対に主催者を死ぬよりひどい目に遭わせると決意を固める。 次いで、兄であるダーク黒田。 中二病で度を超したシスコンでうざったい兄だが、さすがに死んでもいいと思うほどではない。 それにデュエル仲間のストロング十九やサイキック天道、憧れの存在である赤星王座も心配だ。 「何せ、遊戯王キャラのコスプレをするようなやつだもの……。 デュエリストを重点的に狙ってる可能性は高いわ」 ここからはしばらくメタ視点での解説になるが、お付き合い願いたい。 月子が初登場したのは、3DSのゲーム「遊戯王デュエルモンスターズ 最強カードバトル!」である。 だがこの月子は、漫画「遊戯王OCGストラクチャーズ」が出展だ。 公式で明言されてはいないが、両作品は「よく似た並行世界」であるとファンからは認識されている。 なぜなら前者は「遊戯王原作と繋がった世界」であるのに対し、後者が「遊戯王の物語がフィクションである世界」だからである。 ゆえに「ストラクチャーズ」世界の月子からは、主催者として姿を見せた乃亜は「乃亜のコスプレをした何者か」という認識になってしまうのだ。 「それにしても、なんで乃亜なんて微妙なポジションのキャラなのかしら……。 深い理由があるのかもしれないけど……。さすがに初代のアニメはちゃんと見てないのよね……」 思考を巡らしつつ、月子は店の外に出る。 その瞬間、彼女は自分の警戒心のなさを後悔することになる。 店のすぐそばに、偶然他の参加者がいたのだ。 しかもその手には、ナイフらしき刃物が握られている。 (しまった、こっちは何の武器も……) 慌ててランドセルに手を伸ばそうとする月子だったが、その前にナイフが彼女の眼前に突きつけられる。 「動かないで。私は殺し合いをやるつもりはないわ。 そっちに敵意がないなら、私もあんたを傷つけない」 月子にそう宣告する少女は、野球のユニフォームを身に纏っていた。 気の強そうなその顔立ちには、わずかに汗が浮かんでいる。 「私も殺し合いに乗るつもりはないわ。 もちろん、あなたを傷つけるつもりもない。 だから、このナイフをどけてほしいのだけれど」 毅然とした態度で、月子は言い放つ。 ユニフォームの少女は数秒ほど沈黙していたが、その後観念したようにナイフをおろした。 「オーケー、信用するわ。 しかしあんた、たいした度胸ね。 刃物突きつけられて、焦りもしないなんて」 「ただの虚勢よ。それに、あなたが殺し合いに乗ってないっていうのは本当だと思ったから。 乗っているなら、わざわざこんなことせずに無言で刺すでしょ?」 「まあ、それもそうね」 ユニフォームの少女は、一歩下がって苦笑いを浮かべる。 「どう? お互い殺し合いをやるつもりがないなら、とりあえず組まない? 一人よりは二人の方が安全でしょ?」 「それはそうだけど……」 「ああ、先に自己紹介するべきかしら? 私は、橘みずき。見ての通り、シニアで野球やってるわ」 「私はライト……いえ、ここは本名で名乗るべきね。 黒田月子よ」 「何? 芸名? タレントでもやってるの?」 名前を言い直した月子に、みずきは怪訝な表情を浮かべる。 「そういうわけじゃないわ。あだ名みたいなものよ。 デュエルモンスターズの界隈でのね」 「デュエルモンスターズ……っていうと、カードゲームの? ごめん、私は詳しくないのよね。 クラスメイトがやってるのを見たことあるくらいで」 「そう……」 どうやら、全ての参加者がデュエルモンスターズに詳しいわけではないらしい。 とはいえ、みずきが少数派という可能性もある。 月子は、自分の推測を完全には捨てないでおく。 「……っと、話がそれたわね。 それで、どう? 組んでもらえるかしら?」 「ええ、いいわ。私一人では、できることなんてたかがしれているもの。 お世話になるわ、橘さん」 「オッケー! よろしく!」 嬉しそうに、月子の手を取るみずき。 だがその直後、彼女は何かに気づいたような表情を浮かべる。 「そうだ、いちおうあれ聞いておかないと」 「何かしら?」 「なんか私の荷物に、私に似た女の子が描かれたカードがあったのよ。 気味が悪いから、すぐにしまっちゃったんだけど……。 あれ、デュエルモンスターズのカードだったかも」 そういいながら、みずきは自分のランドセルをあさる。 そして、1枚のカードを取り出した。 「これこれ。見たことある?」 みずきの持つカード。そこには「パワプロ・レディ三姉妹」という名前が記されていた。 「ハーピィ・レディ……じゃない? 何かしら、このカード……」 未知のカードを前に、月子は首をひねるしかなかった。 【ライト月子@遊戯王OCGストラクチャーズ】 [状態]健康 [装備]なし [道具]基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:主催者は許さない。知り合いも参加させられていたら、もっと許さない。 1:私の知らないカード……? [備考] ※参戦時期は中学生編と高校生編の間。 【橘みずき@パワフルプロ野球2022】 [状態]健康 [装備]アサシンダガー@ドラゴンクエストシリーズ [道具]基本支給品、「パワプロ・レディ三姉妹」@遊戯王OCG、ランダム支給品0~1 [思考・状況]基本方針:生き残る。 [備考] ※サクセスモード「パワフル高校ライバルズ あかつき黄金世代編」からの参戦です。 ※コラボの関係でデュエルモンスターズを知っていますが、具体的な知識はほぼありません。 【アサシンダガー@ドラゴンクエストシリーズ】 暗殺者が用いる短剣。 低確率で急所に当たり、敵を即死させることができる。 【「パワプロ・レディ三姉妹」@遊戯王OCG】 攻撃力1950 守備力2100 パワプロと遊戯王のコラボによって作成されたカード。 「早川あおい」「橘みずき」「六道聖」というパワプロの女性選手を代表する3人がモチーフになっている。 なおパワプロファンの間でも彼女たちが「パワプロ3姉妹」と呼ばれることがあるが、ユニット名のようなものであり血縁関係はない。 また、フレーバーテキストはメタ情報を含むため一部削除されている。
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なんで聖杯戦争なんてする必要があるんですか(正論) ◆ ◆ ◆ 冬木市下北沢に建つ一件の豪邸―― 訪れた者が「はえ~すっごい大きい……」と感嘆しそうな広い屋敷の中で 少女……我那覇響は一人で泣いていた。 ソファーの上で体育座りして静かにすすり泣くその姿は、常日頃の元気で楽天的な彼女の姿からは想像できないものだった。 しかし現在の状況――聖杯戦争という悪夢のような儀式に巻き込まれたことを考えると、とても「なんくるないさー」で片付けることはできない。 悪夢――そう、現実に気がついた時から、ここはまさに響にとって悪夢の世界だった。 ここには誰もいない。ペットであるハムスターのハム蔵と、蛇のへび香、シマリスのシマ男、オウムのオウ助と、うさぎのうさ江、ねこのねこ吉、ワニのワニ子、豚のブタ太、犬のいぬ美、モモンガのモモ次郎も 共に夢を追う765プロの仲間たちも、信頼するプロデューサーも、この世界には誰もいない。 替わりにいるのは―― 「お待たせ!アイスティーしかなかったけどいいかな?」 泣いている彼女の元に冷えた紅茶を運んできたクソ汚い男。 これが彼女のこの世界での仲間、「アサシン」のサーヴァントだった。 「……アイスティーなんていらないぞ」 「クゥーン……(仔犬)」 「……悪いけど、一人にしてほしいぞ」 「おう、考えてやるよ(一人にしてやるとは言っていない)」 顔を上げずに応じる響の前で、アサシンの姿が突然変わった。 まるで動画のコマ落しのように、それまで出現していたブサイクハゲステロイダーは 明らかにカタギとは思えない鋭い顔つきの男へと変貌していた。 「お前はこの聖杯戦争でどうすんだよ。あく決めろよ」 「そんなこと言われたって……自分は死にたくないけど、人を殺すなんて絶対嫌だぞ……」 「なんだお前根性無しだな(棒読み)」 再びアサシンの姿が変わる。 極道の姿から、今度はメジャーリーグで活躍する投手を思わせる色の黒い青年へと。 「黙って座って泣いてるだけなの? そんなんじゃ甘いよ(棒読み)」 「あのさぁ、もう他の参加者皆殺しにして終わりでいいんじゃない?(棒読み)」 「じゃあ俺、聖杯もらって帰るから(棒読み)」 言葉と共にアサシンの姿は次々に変わっていく。 色の黒いのから色の白いのへ、そして阪神タイガースの選手に似た男へと、アサシンの姿は目まぐるしく変わる。 こいつと初めて会った時もそうだった。我那覇響は回想する。 この世界での日常が偽りだと気付いた瞬間、令呪の痛みと共にアサシンは出現した。 「皆さんご無沙汰しております。 聖杯戦争専属調教師のタクヤと申します」 これマジ? 思わずそう叫んで逃げ出そうとした響を、突然出現した異様な姿のグラサン男は「つべこべ言わずに来いホイ!」と捕まえた。 「は、放せッ!」 身の危険を感じ、響が思わず本能的に令呪を使おうとしたその時 アサシンの姿が一瞬のうちに変わった。 「お前今令呪を消費しようとしたな?死にたいのか?」 マンガ家のような男の姿は掻き消え、男がいた場所に存在していたのは 半裸に黒マスクの髭の巨漢だった。 巨漢の熊のような巨体と眼光に竦められ、響は令呪の使用を止める。 その間に、男の姿はまた変化していた。 「……うん、この姿ならばマスターに警戒される心配はないでしょう」 次いで出現したのは、甘いマスクの人気男性声優に似た男だった。 状況が理解できず混乱したままの響に、男は甘い声で囁いた。 「ではマスターに御説明いたしましょう。私であり「私達」であるアサシンの能力について――」 「スゲエよ、カンタンだから。もう本当だから、カンタンカンタン」 今のアサシンは神々しいロン毛の男の姿をしている。 そう、この男もゴミクズブサイクハゲステロイダーも極道も野球選手も久保帯人も 全て同一のアサシンという存在なのだ。 アサシンの正体――それは「真夏の夜の淫夢」という概念そのもの。 元はただのホモビデオに過ぎなかった「真夏の夜の淫夢」が、出演していた一人の男から始まる 膨大な量の風評被害によって世界に影響を与えた。それ故に「彼」はサーヴァントとして召喚されたのだった。 「大丈夫だよな?もう殺ろうぜ、もうチャチャっと……。大丈夫だろもう?よしっ、キマリッ!」 「ちょ、ちょっと待て!自分は戦うなんて嫌だぞ!」 「は?(威圧)」 アサシンの姿がまた変わる。 変わり続ける。 「月に来たのに聖杯戦争しねえっておかしいだろお前よぉ!違うかオイ!」 「使えんわほんまつっかえ……やめたらもうマスター?こんなアホらし……」 「そうだよ(便乗)」 「駄目みたいですね(冷静)」 「情けないスタンス聡ずかしくないの?」 「こんな情けない格好……ルーラーが見たら泣きますよ」 「こんなんじゃ聖杯戦争にならないんだよ(棒読み)」 「そうだよ(便乗)」 「やめたくなりますよ~サーヴァント~」 「くっせえなお前……(侮蔑)」 「くさそう」 「くさい(確信)」 「くさい(断言)」 「くっさ」 「ヴォエ!(嘔吐)」 「うるさい!もうやめてくれ!」 耳を塞いでしゃがみ込んだ我那覇くんを見ると、アサシンはクソ汚い淫獣の姿に変わり 「ヴォー…」と鳴くとその姿を消した。 「もう嫌だ……765プロに帰りたいぞ……」 一人になった部屋の中で、我那覇くんは横たわったまま呟いた。 彼女は恐怖していた。 自分が偽りの世界にいることに。 聖杯戦争という殺し合いに巻き込まれたことに。 戦わなければ文字通り生き残れないということに。 そして自分のサーヴァントであるアサシンに。 何より――― ―――そのアサシンに取り込まれ始めている自分自身に。 「貴音……プロデューサー……みんな…… 自分は……もう駄目かもしれないぞ……」 【CLASS】 アサシン 【真名】 真夏の夜の淫夢 【パラメーター】 筋力:E-~A+++ 耐久:E-~A+++ 敏捷:E-~A+++ 魔力:E-~A+++ 幸運:E-~A+++ 宝具:EX 誰の状態で現界するかによってスキルは大きく変動する。 【属性】 混沌・中庸 【クラススキル】 気配遮断:E-~A+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 誰が召喚されているかによってランクは変わる。 【保有スキル】 同性愛:A 男の状態であれば男性を、女の状態であれば女性を恋愛対象として認識する。 ただし現界するキャラクターによってはこのスキルを所持していない者もいる。お前ノンケかよぉ!?(失望) 【宝具】 『真夏の夜の淫夢(まなつのよのいんむ)』 ランク:EX 種別:対人宝具(自分自身) レンジ:- 最大補足:- ホモビデオ「真夏の夜の淫夢」に関連する全ての存在(人間以外の生物・無機物も含む)の姿で現界することができる。一度に限界できるのは一名のみ。 その範囲は「淫夢」ほんへだけでなくCOAT、ACCEED、サムソンビデオ等が製作した他のホモビも含み 更には風評被害を受けた有名人一般人アニメ漫画ドラマゲーム映画小説音楽ヴォイスドラマ企画にまで到る。 現界しているキャラクターが行動不能に陥った場合は別のキャラクターとして現界できる。 一度行動不能と化したキャラクターは再現界不可能だが、元よりその数は膨大であり 野獣先輩だけでも無数に存在する(「淫夢四章の田所」「空手部鈴木」「インタビュー先輩」「サイクロップス先輩」「各BB劇場の先輩」「各新説シリーズの先輩」は別個扱い) また現在進行形で現界できる風評被害の範囲は増え続けているために、実質アサシンを殺し尽すことは不可能である。 ただし、行動不能によるキャラクターの交代には魔力が消費されるので、殺されすぎるとマスターが魔力枯渇で死ぬ。 またパラメーターの高いキャラクター、「真夏の夜の淫夢」本編との関連性が遠いキャラクターであるほど現界する時に消費する魔力は大きくなる。 『増え続ける風評被害(元はホモビ)』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大補足:1000人 このサーヴァントの現界と共に常に発動し続ける呪い。 アサシンと関わった者はマスター・サーヴァント・NPCの区別なく徐々に風評被害に巻き込まれ、やがては淫夢に取り込まれる。 淫夢に取り込まれたものはアサシンと敵対する意志を失い、やがては自分もアサシンの一部となって消滅する。 侵蝕の度合いはアサシンとの係わり合いの深さ、アサシンと接する時間・距離に比例する。 マスターである我那覇くんがこの宝具に取り込まれて消滅していないのは、彼女が既に風評被害を受けたハゲみたいなもんやからである。 【weapon】 現界する姿によって「ヤクザから奪った拳銃」「竹刀」「睡眠薬」「空手」「鞭」「燭台」「ミニ八卦炉」等と異なる。 【人物背景】 その正体はホモビデオ「真夏の夜の淫夢」とそれが引き起こした風評被害の全てを含む 「真夏の夜の淫夢」という概念そのもの。 その理由なき悪意は際限なく広がり続ける。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯を淫夢で汚染する。 聖杯なんて俺らの玩具でいいんだ上等だろ。 【基本戦術、方針、運用法】 KEN、どうにかしろ(無責任) 【マスター】 我那覇響@アイドルマスターシリーズ 【参加方法】 ペットのハム蔵がゴフェルの木片を拾ってきた。 【マスターとしての願い】 トップアイドルになるのが目標だが、その為に聖杯の力を使うつもりはない。 ましてや人を殺すつもりはない。 【weapon】 明るさと元気と笑顔。 【能力・技能】 運動神経がよくダンスと歌が得意。 また動物が好きで仲良くなれる。 【人物背景】 765プロ所属のアイドル。(元は別事務所にいた) 沖縄出身の16歳で、動物好きな元気娘。小麦色の肌と八重歯が特徴。 【方針】 死にたくない。が、他人も殺したくない。 アサシンに完全に取り込まれることは避けられているが、精神的に侵蝕されている。
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任務 内容 数 補足 ビューポイント キングダム地区でのビューポイント 計12箇所 テンプル騎士団排除 ダマスカス、アッカ、エルサレム各10人、キングダム30人 計60箇所 アサシン教団旗 マシャフ内「アサシン教団旗」 計20箇所 ホスピタル騎士団旗 アッカ内「ホスピタル騎士団旗」 計33箇所 テンプル騎士団旗 アッカ内「テンプル騎士団旗」 計34箇所 チュートン騎士団旗 アッカ内「チュートン騎士団旗」 計33箇所 イスラム軍旗 ダマスカス内「イスラム軍旗」 計100箇所 リチャード王旗 キングダム内「リチャード王旗」 計100箇所 エルサレムの十字架 エルサレム内「エルサレムの十字架」 計100箇所 足りないところ、間違ってるところ等の情報提供お願いします。 テスト -- 名無しさん (2007-12-02 22 13 06) クリア後にもう一度やる場合はクリアの時のスキルのまま最初からやることは出来ますか? -- コカコーラ (2007-12-11 22 41 17) FAQの「2周目のデータ引継ぎ」を参照のこと -- 名無しさん (2007-12-12 04 04 19) 全部回収&排除した時、特典的なものってあるんですか? -- 名無しさん (2011-01-20 06 52 31) 名前 コメント
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レディ・アン(出展:ガンダムW 原作:オリジナルRF幹部) □プロフィール(暫定) エイリス時代からのトレーズの副官にして恋人 常にトレーズの行うことを正とし、彼に仕えている □キャラ情報
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n周囲の人間からして、神那ニコは、何処か暗い雰囲気を漂わせていたそうだ。 いや、別段何か問題があった訳じゃない。 不自然な傷跡を遺した事も無いし、学業にも日常にも、特に問題を抱えている訳じゃない。 あまり、人と関わることを避ける性質があることを、除いては。 しかし変わったことにニコ自身にも、自分が何故他人を避けたがっているのかは分からない。 只、無意識の内に、と言うか、潜在的な感情が、人との友情を作ることに拒絶反応を起こしている事が原因なのかもしれないと、彼女は薄々感じ取っている。 例えば、クラスメートに遊びに行こう、と誘われた時。 そんな時、無意識に舌が動いて言い訳を発し始め、そして自分はクラスメートから避けてしまう。 別に自分は、誰かを避けたがっている訳じゃないのに。 皆が寄り道をしようとグループを作って下校する中で、自分はポツンと只一人帰り道を歩く。 此処にもまた違和感。 こんな時自分は何時も感じ取る。 「一人なのは久し振りだな」と。 禄に友達も出来やしないこんな自分に、だ。 それが何故か不思議に思う。 しかしそんな疑問を頭にこっそり閉まった自分は、結局家に到着。 日が沈み、電球が照らすこの食卓を囲むのは、自分と、その周りにいる家族達。 しかしまたベロが開き、今夜は自分が作ると言い出すのである。 何故なのかは分からない。 自分に、料理を作るという習慣は無かった「はず」なのに。 手が動き出す。 まるで誰かに動かされているかのように。 無意識に脳内に描かれるレシピのままに、食材を取り出す。 ―今日は親子丼―と見せかけて、中にミートソースを仕込んでおこう。 等という、素人にしては巧妙過ぎる献立が浮かび上がる。 自分は、あまり料理に縁のない人間だったのに。 台所の向こうでは、両親が映画を観ている。 今回放送されているのは、クラス30人で殺し合いという、とても金●ロードショーにしては相応しくない内容だった。 テレビに映る映像が遠くから見える。 其処に映っていたのは、一人の少年が銃を乱射するシーン。 しかし、そのシーンを覗いた瞬間、ニコの脳内にビジョンが映し出される。 映っているのは、ピストルを取り合う幼いころの自分と、同年代の少女達。 次の瞬間に映っていたのは―血の海で泣く自分と、倒れる少女の亡骸。 (ああ、そうか。) 今までの出来事がフラッシュバックする。 これまで自分が友達を避けたがっていたのは、魔法少女に成る前の自分の性質の名残だった。 何故料理を作りたがっていたのか。 それは、料理が大好きだったミチルの影響で― ―それに、つい最近まで私の側にいたのは― 神那ニコは、聖杯戦争の記憶を取り戻した。 「うっっ……。」 記憶を取り戻したニコは、吐き気を抑えながらも、部屋へと一歩ずつ足を進める。 確か昨夜食ったのは、鮭のグリルだったような。 ―食べ物を粗末にする奴は悪党、か。 ミチルの言葉が、脳裏に浮かび上がる。 それが、口内を抑える口の強さをより一層強めていく。 家のドアを開き、ベッドに寄っかかる様に倒れ込む。 そして懐から無意識に宝石……ソウルジェムを取り出す。 (お帰り~我が魂―マイソウル―) 記憶を失っていた時にはなかったソウルジェムを口に近づけ、魔力を込める。 宝石の光が増し、次第に吐き気が薄れていく。 そしてニコは―元通りの仏頂面を取り戻し、ベッドに横になる。 (最低な目覚めじゃの、此奴は) まさか、銃で記憶を取り戻す事になるとは。 よりにもよって、自分が捨て去った過去が切っ掛けになって、それがフラッシュバックの切っ掛けだとは。 それはまるで、自身に対する皮肉にすら思えてきた。 元の世界にいるかずみが記憶を取り戻したのだとしたら、こんな心境になってしまうのだろうか。 (しかし、聖杯戦争、ねぇ……) いつの間にやら、頭の中に埋められた記憶に付いて整理していく。 聖杯戦争。 新約聖書に出てきた、願いを叶える聖なる杯の所有権を、英霊(サーヴァント)を以って奪い合う、殺し合い。 マスターは記憶を引っこ抜かれた状態でこの偽物の世界を徘徊し、自我を持った者は予選を突破、マスターの資格を得る。 そのそもそもの参加権とは―鉄片と呼ばれる素材で出来た、謎の物質。 (鉄、か) 魔法を使うためのスマートフォンか? いや、それともアクセサリー……? 身に付けている代物について回想していく内に、ポケットから光と熱が発せられていく。 熱さを感じ取ったニコはベッドから跳ね起き、直ぐ様ポケットから物を取り出す。 光を発するそれは、彼女にとって最も身近なアイテムであった。 (グリーフシード……?) グリーフシード。 ニコ達魔法少女が、その腐りきった身体を生かしていく為に重要なアイテム。 しかし、グリーフシードの素材は、魂が魔女となって抜けきったソウルジェムのはず―。 それが何故……? と思考していく内に、ニコはある一つの出来事を思い返す。 以前、いつもの様にプレイアデスの仲間とともに魔女狩りをしていた時。 その時魔女が落としたグリーフシードが、何と二つもあったのだという。 「ま・さ・か」 グリーフシードを睨みつけながら、そう言葉を発したと同時に、グリーフシードの発する光が増していく。 此処でニコはもう一つ、聖杯戦争に関するルールを思い出す。 ―鉄片は、記憶を取り戻した後はサーヴァントの核となる。 「狩る対象たる魔女の種が、相棒の英霊の核とは、何とも皮肉な出来事でござんすなぁー!」 無表情でグリーフシードを床に投げつける。 グリーンのカーペットにトンと音を立てて落ちたグリーフシードは更に光を増し、やがてこの部屋全体を包んでいき― ● ● ● 光が止んだ。 視界を右腕で抑えていたニコは―やはり無表情で―眼を開く。 眼の前にいたのは、ボロボロのフードに身を包み、骸骨の如きマスクで顔を隠しているという、中々に趣味の悪い格好をした者だった。 視界に、幾つかの数値と、「Assassin」と言う文字が浮かび上がる。 「チャオ、イ・ミオ・アミーコ、アサシン。」 イタリア語で、ニコは自分のサーヴァントに挨拶を交わす。 それに応え、アサシンのマスクからシュコーとした息が漏れる。 「御機嫌よう、我が、マスター。」 漏れ出た声は、まるで病人の様に乾いている。 しかし、口調自体は抑揚が付いている。 まるで、何かを悦んでいるかのように。 アサシンの右手に、光の粒子が収束し始める。 粒子が形作ったのは、一丁の黒いハンドガン。 黒いハンドガンを構えたアサシンはマスクからまたシュコーと息を漏らし、声を発する。 「良く聞けマスターよ。俺のとこの銃の真名(な)は―死銃(デス・ガン)だ。」 (っく……また拳銃かよ……) 最悪だ。 魔法少女になって、銃に対するトラウマも克服出来たかと思えば、またこれ。 一度目の映画で気分を悪くし、二度目はよりにもよって自分の新しい相棒だ。 ―おのれ運営、貴様は絶対に許さぬぞ。 心の中で漏らした言葉は何時もよりも、苛立ちが更に籠っていた。 また吐き気がしてくる。 もしかしたらさっきのよりもキツいな奴かもしれん。 ● ● ● 「っ!クソッ!馬鹿な!何故、何故我が剣の腕が……暗殺者風情に!」 辺りにコンテナが積まれている、夜の廃工場。 アサシンのサーヴァント、死銃(デス・ガン)は、一人の剣士…セイバーと、剣を交えて戦っていた。 戦況はセイバーの方が優勢ではあった。 しかしアサシンの目にも留まらぬ斬撃により、セイバーは仰け反り、暫くその場に留まってしまう。 経緯はこの様な事だった。 まず、剣に関してはほぼ互角だった。 しかし、すかさずアサシンが取り出したライフル― 其処から放たれたスタン弾が当たり、セイバーの身体が梗塞されてしまったのである。 それが不味かった。 アサシンは剣を捨て、代わりに黒いハンドガンを手に取り、カチャリとリロードする。 銃を持っていない方の左手を掲げ、大きく十字を描く。 「うっ……くっ……。」 「座への、土産に、この名を刻みつけろ、セイバー。」 骸骨の仮面から息が漏れる。 照準がセイバーに定められる。 「俺と……この銃の…名は―死銃(デス・ガン)、だッ!」 小さな銃口から、黒い弾丸が放たれる。 放たれた弾丸はセイバーの鎧の中央部に当たる。 「うっ!。」 スタンされて動くことの出来ないセイバーは数m先に弾き飛ばされ、仰け反る。 しかし、ダメージの量は然程でも無かった。 それどころか、宝具である鎧によってダメージは掠った程度の物となっている。 (今の感覚、は……) 今の気迫と魔力量、奇妙な仕草、そして真名の開帳。 これらは全て、宝具の発動の前ぶり、と言っても良い。 何かがある、とセイバーは察知した。 この程度で疑わっていなければ、己が武功を上げる事も無かったろう。 嘗てあった経験が、胸騒ぎを起こしている。 (奴は、一体何を……) ―予感は的中した、それも、最悪の方向に。 「ぐああああああああああああああああああああああああああ!!」 「マスター!」 コンテナに隠れていたマスターの叫び声が聞こえる。 動こうとするが、スタンがまだ効いていて動こうにも動けない。 それと同時に、セイバーの感覚に、異常が起こる。 位置を知らせていた魔力供給バイパスが、動きを停めた。 「マス、ター?」 まさか。 死んだ、のか? 「っ…アサシン、貴様ァァァ!!」 セイバーは、アサシンに向けて怒号を発す。 廃工場全体にこだます声が、虚しさを強くしていく。 予感は当っていた。 やはりアサシンは宝具を開帳していた。 それに気づいた時には、もう遅かった。 身体が粒子化を始めていく。 「デス……ガン、か。」 己の相棒を殺した暗殺者の名を吐く。 その名を覚えておいてやろうと。 この胸に刻みつけてやろうと。 そんな想いを込めて発した名を遺して、セイバーはこの聖杯戦争から消滅した。 ● ● ● 「お疲れアサシン。」 廃工場の中から、女の子の軽く、しかし冷たい声が響く。 現れたのは、―パイロットの様な格好の―魔法少女の姿をしたニコだった。 ニコとアサシンの獲物は、これで一組目。 初戦にしては、中々出来た方だとは思う。 躊躇と言える感情は無い。 もう既に、戦うことは決めているのだから。 (なぁ、ミチル、あの世で見ているか? 今のアタシを、お前さんは、どんな顔で見ているんだ?) きっと、彼女は泣いているのだろう。 自分がこれ以上、誰かを殺めてしまうことを。 既に捨て去られた、自分の命のために。 イチゴリゾットの作り方を知り、祖母との最期の一時を過ごすためだけに魔法少女の願いを使った彼女の事だから、きっと。 (でも、な、これ以上、寂しいのはウンザリなんでさぁ。 海香もカオルもサキもみらいも里美も皆、お前を待ち続けているんだ。) 幼い頃のトラウマに縛り付けられ、神那ニコと言う偶像に縋るしか無かった自分を助け、プレイアデス星団と言う居場所まで与えてくれたのは、紛れもなく彼女だった。 その恩を―等という綺麗事は言わない。 只、只、キミとは別れたくない。 (私ゃその為に殺させてもらうよ、ミチル。躊躇いは無い、もう人を殺すのは慣れっこさね。) かずみと言う魔女の肉詰め(マレフィカファルス)には申し訳が付かんと言う気持ちもある。 しかしそれも、ミチルを生き返らせるための事。 最早躊躇いは無い。 (……しかし、随分酷い逝き方をしたもんさねぇ、奴さんも) ニコは、アサシンの宝具で撃たれ倒れた男の死体を、冷たい顔で見つめていた。 スーツを着た男には、傷が一つ付いていない。 アサシンの宝具によって魔力供給バイパスを通じて「死」の概念を放たれ、命を落としたのだ。 手元には―護身用の拳銃。 「はぁ、先週の映画に、今宵のアサシン、そして初敵。 昨日と今日は拳銃キャンペーンかなんかかい、っと。」 「―昨日、君の夢を見させてもらったよ。」 「!?」 背後から声が聴こえる。 優しそうな、少年の声が。 しかしニコが振り向いた、声のする方向は、後ろにいるアサシンからだった。 「……どちら様で?」 苦笑いを浮かべるニコに応え、アサシンのマスクからシュコーと息が漏れ、それと丁度いいタイミングで声がまた聞こえる。 「子供の頃、拳銃を使って同年代の子供を殺した、かぁ。」 「……チィッ!」 いざ耳を凝らして良く聞いてみる。 声が聴こえる方向は同じだった。 しかし、声の主は―アサシンからだった。 アサシンの声は、病人の様な枯れた声だったはず。 しかし今の声帯は、どっからどう聞いても大人しげな普通の少年のそれ。 ニコは訝しむ。 何かがあると、この暗殺者は何かが可笑しいと。 ―後に二重人格の魔法少女と戦う事になると言う事をニコは、知る由もない。 そんな風にして怪しむニコを尻目に―眼はスカル仮面で隠されているが―アサシンは言葉を続ける。 「勿体無いなぁ、君は選択肢を間違えちゃったんだ。 まだ君には、あの銃の使い道が他にもあったのに。 例えばほら、悪いヤツを殺すとか―」 その言葉に、ニコは言葉を詰まらせ、仏頂面を作る。 言い返さない。 言い返せないし、言い返したくもない。 もう、現実から眼を背けるのはゴメンだ。 銃を暴発させたことは、今でも心の中に銃創を作っている。 「多重人格、正に二枚顔(トゥーフェイス)かね。 前々から考えてはいたけど、本当に変わった暗殺者だ。」 本当なら、なんちゃらガンとか名乗っちゃっている暗殺者に言われたくないよとでも言っている頃だろうが、 心の中に未だ残るカンナが、口を塞ぐ。 「……どうか、したのか?」 声が何時もの、疲れたような声に戻る。 それにニコは、取り繕った様に口で弧を描き、口を開く。 「こりゃ驚いた物だ、君にゃ自覚が無かったのかい?」 「自覚……か……。」 アサシンに自覚があるのかは分からない。 しかし……二つの顔、二つの心。 それらの要素に、ニコはまた一つ、イヤな事を思い返す。 (カンナ、か……) そう。 ニコは、自分が作り出した偶像。 本当はカンナと言う名前で、この身は、自分の願望の様な存在。 この身に宿る二つの心。 (それが、私とこのアサシンを引き合わせたとでも……?) 最悪だ。 最低最悪のシナリオだ。 トラウマで記憶を取り戻し、願望が引き合ってアサシンを呼び寄せる。 こんなバカげたお話があるのだろうか。 ある意味、インキュベーターよりも質が悪いかもしれないな、聖杯とやらは。 そんな事を、ニコは脳裏に浮かべながらも変身を解き、自宅へ帰ろうと歩きだす。 【マスター名】神那ニコ 【出典】魔法少女かずみ☆マギカ 【性別】女 【参戦経緯】 回収したグリーフシードの内の一つがどういう訳か鉄片で出来ていた。 ジュウべぇ、帰り次第貴様は極刑に処す。 【Weapon】 「ソウルジェム」 魔法少女が持つ宝石型アイテムで、インキュベーターによって自身の魂を変換された物。 擬似的な魔力炉としても機能し、これを使うことでニコは魔法少女に変身できる。 ただし、魔力は無限という訳ではなく、魔法を使えば使うほどソウルジェムの濁りという物は溜まっていき、魔力は減っていく。 完全に濁りきった瞬間ソウルジェムは魔女という怪物を吐き出した後魂なき抜け殻になってしまう。 「パール」 何の変哲も無い杖。 彼女の魔法で生み出した物。 「グリーフシード×3」 ソウルジェムの成れの果て。 ソウルジェムの濁りを二回まで移す事が可能。 【能力・技能】 魔法少女 願いと引き換えに、己の身を呪ったもの。 ソウルジェムを使って魔法少女に変身できる。 彼女の魔法は「再生成」で、物質を再構築することが可能。 ミサイルに分身、ビーム、更には魔法のスマホアプリだって作れちゃう。 ハッキングに近い事も可能で、これでインキュベーターの死骸を改造している。 【人物背景】 和紗ミチルが結成した魔法少女チーム「プレイアデス聖団」のメンバーの一人。 しかし、ミチルが死んだ事を切っ掛けに、仲間達とともにミチルをかずみに変えてしまう。 幼い頃はアメリカに住んでいたが、その時お遊びで使っていた拳銃で友達を殺害してしまった経歴を持つ。 その時のトラウマからインキュベーターと契約し、「違う自分になりたい」と願い魔法少女になった。 クールだが掴みどころのない性格で、チームでは分析を担当している。 【聖杯にかける願い】 和紗ミチルを生き返らせる。 【クラス名】アサシン 【出典】ソードアート・オンライン 【性別】男 【真名】死銃 【属性】混沌・悪 【パラメータ】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運C 宝具C 【クラス別スキル】 気配遮断:B+ 自身の気配を絶つ能力。 己を知らぬものに気づかれずに射殺することが可能で、メタマテリアル光歪曲迷彩を施したマントを被ればランクは向上する。 【保有スキル】 弾風の狩術:C+ GGOアバターがポイント消費によって入手できる多種多様なスキル。 銃撃の腕前も兼ねるため、実質的には「射撃」と同等の効果も兼ねる。 因みにアサシンは「刺剣」と「銃剣作成」を選択している。 心眼(真):B SAO時代に閉じ込められた牢獄で培った洞察力。 窮地に陥った際、逆転の可能性が数%でもあるのなら、それを手繰り寄せる戦闘論理。 放たれた銃弾を回避しながら暗殺を成立させることも可能。 笑う橙棺:B- SAOで暴れていた殺人ギルド「ラフィン・コフィン」に所属していた逸話から。 属性が「善」ないし「中庸」の英雄への補正が掛かる。 幹部クラスに所属していた彼のランクはBランク程だが、GGOでのアバターで召喚された影響から、スキルが上手く機能していない。 【宝具】 「死銃(デス・ガン)」 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1 アサシンの逸話その物。 彼がハンドガンで放った銃弾を食らったサーヴァントの、魔力供給バイパスを繋いだマスターを殺害する。 魔力供給を受けなければサーヴァントは生きていられないため、必然的にサーヴァントも消滅するだろう。 ただし、この宝具を振るうには幾つかの条件をクリアしなければならない。 1.対象が「単独行動」等のスキルで供給をカットしていないこと。 2.撃つ前に十字架を切る事。 3.撃つ時には必ず「五四式」を使うこと。 4.撃つ時には、必ず真名を開放する。 5.撃つ時には、必ず姿を見せる。 これらの条件が全て成立すれば、アサシンの銃弾は死の魔弾となるだろう。 「我らは共犯者(Sterben)」 ランク:E 種別:対人格宝具 レンジ:― 最大捕捉:2(3) アサシンのアバターを振るう三人の人格。 ただし、その内一人は罪を免れているため人格は生まれていない。 代わりに、実行犯であるアサシンの弟がもう一つの人格として形成されている。 何時人格が変わるかは不明、変わるのは弟の意思によるが、かと言って兄に権限が無いわけでもない。 【Weapon】 「トカレフTT-33」 中国では「五四式・黒星(ヘイシン)」と言う通称で呼ばれているハンドガン。 安全装置が付いていないプロ向きの銃で、暴発事件も幾つか確認されている。 アサシンはそんな滅法危険な銃を愛用しており、しかも歪んだ愛情付き、お前一体何があった。 「沈黙の暗殺者(サイレント・アサシン)」 GGOでのレアアイテムたるライフル。 扱いが難しく、これを扱えるアサシンの狙撃能力の高さが窺い知れる程。 「刺剣(エストック)」 アサシンが「銃剣作成」で作り出した装備。 GGOにおいては死に武器となっている剣だが、しかしSAOでの牢獄で鍛え上げた剣術は並大抵の者では相手にならない。 「メタマテリアル光歪曲迷彩マント」 皆も欲しがる透明マント。 これで姿を覆い隠してアサシンは戦う。 回避、及び気配遮断に補正が掛かるが、これで姿を隠している間は宝具が使用できない。 「電磁スタン弾」 これを食らったものは痺れちゃう、キャー! 【人物背景】 リアルマネートレードを実用化しているVRMMOFPS「GGO(ガンゲイル・オンライン)」にて突如出現した謎のアバター。 彼に撃たれた者は、現実世界で原因不明の突然死を迎えてしまう。 その正体はVRMMORPG「SAO(ソードアート・オンライン)」にてプレイヤーの殺戮を繰り返していた殺人ギルド「ラフィン・コフィン」の幹部メンバー「Xaxa」のアバターを操る者。 SAO生還者であるキリトに執着しており、事実彼と交戦を繰り広げている光景が大会で確認されている。 寡黙で有りながらラフコフらしい快楽殺人者の気質を持つが、時折声と口調が変わる場面が見受けられる。 と言う逸話が、仮構世界であるChaos.Cellにて再現されたサーヴァント。 元の世界で少年院に入れられた時の記憶は所持しておらず(「ホロウ・フラグメント」のPoHに近い存在)、 死の魔弾を振りかざしていた頃の兄弟の人格がそのまま再現された状態にある。 【聖杯にかける願い】 Kiritoを殺す(殺人を愉しむ/朝田詩乃の心を取り戻す)。
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レディアン ready166.gif No.166 タイプ:むし/ひこう 特性:むしのしらせ(HPが最大の1/3以下のときに虫タイプの技の威力が1.5倍になる) はやおき(眠り状態から回復するまでのターン消費が通常の半分になる) 夢特性:てつのこぶし(パンチ系の技の威力が1.2倍になる) 体重:35.6kg(けたぐり・くさむすびの威力60) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 55 35 50 55 110 85 ばつぐん(4倍) いわ ばつぐん(2倍) ほのお/でんき/こおり/ひこう いまひとつ(1/2) むし いまひとつ(1/4) くさ/かくとう こうかなし じめん 特防は極端に高いが、攻撃性能はあまり見込めない。 特殊技で戦っていくほか、補助技を豊富に覚える。 ある程度の素早さとトリッキーな戦法で弱点の多さを補っていく。 レディアン 技候補 覚える技レベルアップ 技マシン タマゴ技 教え技 その他 遺伝遺伝経路 技候補 特殊技 威力 命中 タイプ 追加効果 備考 ぎんいろのかぜ 60 100 虫 全能力↑10% 一致技。全能力↑は魅力的だが威力不足。 むしのさざめき 90 100 虫 特防↓10% 特殊の主力技。命中にも不安なし。(lv50の場合遺伝もしくはレディバ時習得のみ。) むしのていこう 30 100 虫 特防↓100% 補助技に近い特殊技。もともと特防は高いので優先度は低い。 きあいだま 120 70 闘 特防↓10% 虫技が通らない鋼に。命中に難ありだが威力は優秀。 めざめるパワー ※ 100 ※ - 持たせるなら氷で4倍ピンポイント。炎もありだが気合い玉の方がお手軽で優秀。 ギガドレイン 75 100 草 吸収 ほぼ4倍ピンポイント。2倍ならさざめきの方が通る。 物理技 威力 命中 タイプ 追加効果 備考 きあいパンチ 150 100 格闘 - 物理最高クラスの技。しかし威力が心もとない。アンコールと相性◎ とんぼがえり 70 100 虫 攻撃後交代 交代技。相手の襷を潰しつつ壁張り後の交代も狙える。 ドレインパンチ 60 100 格闘 吸収 吸収技。夢特性と合わせても威力は雀の涙ほど。 アクロバット 55 100 飛 - 貴重な飛行技。飛ジュエルとの相性◎。 つばめがえし 60 - 飛 - 必中技。持ち物無の状態ならアクロバットに威力は劣る。 マッハパンチ 40 100 格闘 - 先制技。使用用途はほぼ襷潰しのみ。 補助技 威力 命中 タイプ 備考 アンコール - 100 無 相手の行動を3ターンの間制限できる。読まれにくい上に優秀。 おいかぜ - - 飛 後続サポートに。使用時抜ける相手は多い。 つるぎのまい - - 無 物理攻撃2ランク↑。ただし舞っても威力は出ない上に舞っている時間がない。 リフレクター - - 超 物理耐久を補う。とんぼがえりやアンコールとの相性もいい。 ひかりのかべ - - 超 特殊耐久を補う。もともと特防は高いので、リフレクターの方が優先度は上。 バトンタッチ - - 無 壁や毒を撒いてからの退場に。アンコールと相性◎。 はねやすめ - - 飛 貴重な回復技。耐久型として運用時の優先度はかなり上。 メロメロ - 100 無 相手の行動回数を制限する。いばるやどくどくと一緒に。 どくどく - 90 毒 耐久型と相性がいい。撒いた後の退場もおすすめ。 いばる - 90 無 相手を混乱させる。他の補助技とも相性◎。 覚える技 レベルアップ GBA DS 技 威力 命中 タイプ 分類 PP レディバ レディアン レディバ レディアン 1 1 1 1 たいあたり 50 100 ノーマル 物理 35 8 8 6 6 ちょうおんぱ - 55 ノーマル 変化 20 15 15 9 9 れんぞくパンチ 18 85 ノーマル 物理 15 22 24 14 14 ひかりのかべ - - エスパー 変化 30 22 24 14 14 リフレクター - - エスパー 変化 20 22 24 14 14 しんぴのまもり - - ノーマル 変化 25 - - 17 17 マッハパンチ 40 100 かくとう 物理 30 29 33 22 24 バトンタッチ - - ノーマル 変化 40 - - 25 29 ぎんいろのかぜ 60 100 むし 特殊 5 43 51 30 36 こうそくいどう - - エスパー 変化 30 36 42 33 41 スピードスター 60 - ノーマル 特殊 20 50 60 38 48 すてみタックル 120 100 ノーマル 物理 15 - - 41 53 むしのさざめき 90 100 むし 特殊 10 技マシン マシン 技 威力 命中 タイプ 分類 PP 技06 どくどく - 90 どく 変化 10 技10 めざめるパワー - 100 ノーマル 特殊 15 技11 にほんばれ - - ほのお 変化 5 技15 はかいこうせん 150 90 ノーマル 特殊 5 技16 ひかりのかべ - - エスパー 変化 30 技17 まもる - - ノーマル 変化 10 技20 しんぴのまもり - - ノーマル 変化 25 技21 やつあたり - 100 ノーマル 物理 20 技22 ソーラービーム 120 100 くさ 特殊 10 技27 おんがえし - 100 ノーマル 物理 20 技28 あなをほる 80 100 じめん 物理 10 技31 かわらわり 75 100 かくとう 物理 15 技32 かげぶんしん - - ノーマル 変化 15 技33 リフレクター - - エスパー 変化 20 技40 つばめがえし 60 - ひこう 物理 20 技42 からげんき 70 100 ノーマル 物理 20 技44 ねむる - - エスパー 変化 10 技45 メロメロ - 100 ノーマル 変化 15 技46 どろぼう 40 100 あく 物理 10 技48 りんしょう 60 100 ノーマル 特殊 15 技52 きあいだま 120 70 かくとう 特殊 5 技56 なげつける - 100 あく 物理 10 技62 アクロバット 55 100 ひこう 物理 15 技68 ギガインパクト 150 90 ノーマル 物理 5 技70 フラッシュ - 100 ノーマル 変化 20 技75 つるぎのまい - - ノーマル 変化 30 技76 むしのていこう 30 100 むし 特殊 20 技87 いばる - 90 ノーマル 変化 15 技89 とんぼがえり 70 100 むし 物理 20 技90 みがわり - - ノーマル 変化 10 技94 いわくだき 40 100 かくとう 物理 15 秘04 かいりき 80 100 ノーマル 物理 15 ※以下は第4世代までの技マシン BW 技01 きあいパンチ 150 100 かくとう 物理 20 タマゴ 技19 ギガドレイン 75 100 くさ 特殊 10 × 技43 ひみつのちから 70 100 ノーマル 物理 20 × 技51 はねやすめ - - ひこう 変化 10 × 技58 こらえる - - ノーマル 変化 10 × 技60 ドレインパンチ 75 100 かくとう 物理 10 タマゴ 技62 ぎんいろのかぜ 60 100 むし 特殊 5 Lv./タマゴ 技78 ゆうわく - 100 ノーマル 変化 20 × 技82 ねごと - - ノーマル 変化 10 × 技83 しぜんのめぐみ - 100 ノーマル 物理 15 × タマゴ技 GBA 4th BW 技 威力 命中 タイプ 分類 PP ○ ○ ○ サイケこうせん 65 100 エスパー 特殊 20 ○ ○ ○ がまん - - ノーマル 物理 10 ○ ○ ○ ぎんいろのかぜ 60 100 むし 特殊 5 ○ ○ むしのさざめき 90 100 むし 特殊 10 ○ ○ いやなおと - 85 ノーマル 変化 40 ○ ○ アンコール - 100 ノーマル 変化 5 ○ ○ はたきおとす 20 100 あく 物理 20 ○ ○ むしくい 60 100 むし 物理 20 ○ きあいパンチ 150 100 かくとう 物理 20 4th 技01 ○ ドレインパンチ 75 100 かくとう 物理 10 4th 技60 ○ ピヨピヨパンチ 70 100 ノーマル 物理 10 教え技 FL Em XD Pt HS 技 威力 命中 タイプ 分類 PP BW ○ ○ メガトンパンチ 80 85 ノーマル 物理 20 ○ ○ つるぎのまい - - ノーマル 変化 30 ○ ○ ○ すてみタックル 120 100 ノーマル 物理 15 ○ ○ ○ ものまね - 100 ノーマル 変化 10 ○ ○ ○ みがわり - - ノーマル 変化 10 ○ ○ いばる - 90 ノーマル 変化 15 ○ こらえる - - ノーマル 変化 10 ○ ねごと - - ノーマル 変化 10 ○ ばくれつパンチ 100 50 かくとう 物理 5 ○ ○ ○ かみなりパンチ 75 100 でんき 物理 15 ○ ○ ○ れいとうパンチ 75 100 こおり 物理 15 ○ ○ ○ ころがる 30 90 いわ 物理 20 ○ ○ ○ いびき 40 100 ノーマル 特殊 15 ○ ○ あやしいかぜ 60 100 ゴースト 特殊 5 ○ ○ エアカッター 55 95 ひこう 特殊 25 ○ ○ はたきおとす 20 100 あく 物理 20 ○ ○ スピードスター 60 - ノーマル 特殊 20 ○ ○ さわぐ 50 100 ノーマル 特殊 10 ○ いとをはく - 95 むし 変化 40 ○ おいかぜ - - ひこう 変化 30 ○ むしくい 60 100 むし 物理 20 ○ ずつき 70 100 ノーマル 物理 15 その他 技 威力 命中 タイプ 分類 PP 備考 れんぞくパンチ 18 85 ノーマル 物理 15 PDW むしくい 60 100 むし 物理 20 PDW かみなりパンチ 75 100 でんき 物理 15 PDW 遺伝 タマゴグループ 虫 孵化歩数 3840歩 (※特性「ほのおのからだ」「マグマのよろい」で----歩) 性別 ♂:♀=1:1 進化条件 遺伝経路 サイケこうせん :バタフリー(L24)など がまん :ツボツボ(L1)/コロボーシ(L1)など ぎんいろのかぜ :自力(L25)など むしのさざめき :自力(L41)など いやなおと :バチュル(L7)/コロトック(L34)など アンコール :ツボツボ(L7)/バルビート(卵) はたきおとす :自力(旧マ)/ツボツボ(卵)/スコルピ(L6)など むしくい :自力(教)/バチュル(L18)/ツボツボ(L49)/スコルピ(L34)など きあいパンチ :自力(旧マ)/ドーブル(ス)など⇒バルビート(旧卵)/ヘラクロス(旧マ)⇒ヘラクロス(卵) ドレインパンチ :自力(旧マ) ピヨピヨパンチ :バルビート(卵) ※BWだけで「きあいパンチ」「ドレインパンチ」の遺伝は不可
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鮮血レディ 名称 Lv HP Ini 能力値 攻撃力 アビリティ 通常 43 236 43 73/47/73 77/43/86 通常攻撃(気魄/神秘)鋸挽き×4:107ダメージ(気攻+30)斬舞×4:106ダメージ(気攻+29) 凶暴 47 256 47 79/51/79 84/47/94 通常攻撃(気魄/神秘)鋸挽き×4:114ダメージ(気攻+30)斬舞×4:113ダメージ(気攻+29) 高等 51 279 51 86/56/86 91/51/102 通常攻撃(気魄/神秘)鋸挽き×4:127ダメージ(気攻+36)斬舞×4:126ダメージ(気攻+35) 超頭脳 56 307 56 95/61/95 100/56/112 通常攻撃(気魄/神秘)鋸挽き×4:136ダメージ(気攻+36)斬舞×4:135ダメージ(気攻+35) 暴走 62 340 62 105/68/105 111/62/124 通常攻撃(気魄/神秘)鋸挽き×4:155ダメージ(気攻+44)斬舞×4:153ダメージ(気攻+42) 強化暴走 68 372 68 115/74/115 122/68/136 通常攻撃(気魄/神秘)鋸挽き×4:166ダメージ(気攻+44)斬舞×4:164ダメージ(気攻+42) 改造超重 74 405 74 125/81/125 133/74/148 通常攻撃(気魄/神秘)鋸挽き×4:186ダメージ(気攻+53)斬舞×4:184ダメージ(気攻+51) 強化改造暴走 80 440 80 136/88/136 144/80/160 通常攻撃(気魄/神秘)鋸挽き×4:197ダメージ(気攻+53)斬舞×4:195ダメージ(気攻+51) 属性 名称 威力 射程 効果 重ね掛け 命中 気魄 鋸挽き 気攻+X 近接1体 アンチヒール ◆ 気魄 斬舞 気攻+X 近接全周(選択) JCなし ▲
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宮内れんげ+アサシン ◆tHX1a.clL. 「ねーねー、うち、宇宙人さんが見えるようになったん」 彼は誰にも信じてもらえなかった。 何故なら彼は絶対に姿を現さなかったから。 そこに居たのにいつの間にか消えていたり、かと思えばあっちに居たり。 顔を見せるのは決まって、二人きりの時だけだったから。 「なっつん、こまちゃん、ほたるん、うち知ってるん。それ、宇宙人さんのしわざなんな!」 彼はイタズラ好きだった。 人の焦った顔、困った顔が大好きで、彼女が見ていない場所では色々と悪さをする。 きちんと謝った方がいいよというと、その度に大きな口をゆがめて楽しそうに笑った。 「駄菓子屋、このおかし、二人前くださいな!」 彼は友達だった。 いつも傍に居てくれた。 朝起きて、夜寝るまで。ずっと、ずっと、一緒だった。 危ない時はいつでも助けてくれた。 山で迷子になった時も。 嫌いな野菜を食べられない時も。 うさぎ小屋から出られなくなった時も。 手品を見せてくれた。 自分に変身してみせたり。 長いしっぽで川の奥にあった綺麗な石を拾ってくれたり。 綺麗な夕日を一緒に見た。 美味しいお菓子を一緒に食べた。 友達のあかしとして綺麗な木のネックレスをくれた。 「うち、宇宙人さんとお友達になれて、とっても幸せです!」 そう言うと彼は決まって、大きな口の端を釣り上げてこう言った。 『ミィもwwwwwwwwミィもれんちょんとお友達になれてすっげー幸せーっすwwwww ありしゃーっすwwwwwwwwなんつってwwwww』 * * ある朝、少女が目を覚ますとそこはまったく見知らぬ地だった。 「ねーねー……?」 返事はない 「駄菓子屋」 「なっつん」 「こまちゃん」 「ほたるん」 「みんな、いないのん?」 見知らぬ場所に一人ぼっち。 でも、寂しくはなかった。 だってきっと、彼が居てくれるから。 「かっちゃん」 背の高い木を見上げながら、その名を呼ぶ。 「はいはーいwwwwwwwwwwwwww」 空間にノイズが走り、なにもなかったその場所に人が現れる。 ばかデカい背、ぐしゃぐしゃの赤い長髪、ギザギザの牙、紫色のスーツ、菱形のしっぽ。 耳まで裂けているのではないかと錯覚するほど大きな赤い口。 彼は、木の上で足を組んでれんげを見下ろしていた。 まるでずっとそうやって見守っていたような、自然な振る舞いで。 「かっちゃんはやっぱりおったん! さすが!!」 「そりゃあもうwwwwwwwwwミィはれんちょんのこと大好きですしwwwwwwwwですしですしぃwwwwwwww」 「そんなに言われたら、いくらうちでも照れるん」 再び、彼の居た場所にノイズが走り、彼の存在がかき消える。 かと思うと、次は自分の視点が一気に高くなった。 「おお、うち、成長期!!! おっきくなっちゃいましたん!!!」 「ワロスwwwwwwwww成長期とかwwwwwwワロスすぎりゅよぉwwwwwwwwwwwww」 「かっちゃん、にゃんぱすー」 「はぁいれんちょんにゃんぱっすーwwwwwwwwww」 気付けば、れんげは彼に肩車をされていた。 れんげはこの、彼の大きな体での肩車が大好きだった。 自分が見ることのできない景色を見渡せて、一番の親友と一緒に居られるから、大好きだった。 「さぁて……これからどうします、マイマスター?」 「誰かに会うん!! それで、それで、ここがどこか調べるん!!!」 「おkwwwwwwwwwwwwぶぃぃーんwwwwwwwぶぃんぶぃーんwwwwwwww」 「ごーごーかっちゃん!!!」 「んにしてもぉ……この感じ……始まっちゃったかなwwwwwwwwwこれwwwwwwww」 彼がいつものように中空を見上げ、楽しそうにつぶやく。 隠れていて何も窺い知れない目。いつでも楽しそうに笑っている口。 病的なまでに真っ白な肌を愉悦で歪める彼の顔ももう見慣れたものだ。 「かっちゃん、何が始まったん?」 「んとねぇwwwwwwwwwミィがとっても、とおーっても、大好きなものだよぉwwwwwwwwチャンカチャンカチャンwwwwwチャンカチャンカチャンwwwww」 「……はい! はい!! たぶんですが、それ、お祭りですか!!」 「おおwwwwwwwwwwwwぴんぽぴんぽぴんぽwwwwwwwww大当たりwwwwwww 正解はぁ、お祭り!! えー、このたび正解したれんちょんには賞品としてお祭りの参加資格が与えられます!」 「やったー!!」 「しかも、しかもでぇすよぉ? そのお祭りですねぇ……なんと、優勝者にはどんなお願いもかなっちゃう賞品付きなぁんですよねぇ!」 「なんでも……」 『なんでも願いが叶う』 とても魅力的な響きだった。 それが本当だったら、世界中からピーマンをなくすことができる。 そして、村を救うことができる。 最近、彼女の暮らしている村は様子がおかしかった。 まだ幼子であるれんげでも分かるほどに、空気がギスギスしているのだ。 その原因が何かは分からない。 でも、人と人が明らかによそよそしい。 敵意を見せあっている住人も居る。 仲が良かった『昔』を知っているだけに、れんげにとってその光景は異様なものだった。 でも、もし『なんでも願いが叶う』という彼の話が本当なら。 「かっちゃん、かっちゃん!! うち、お祭りで優勝したいん!!!」 「おっほおwwwwwwww奇遇でぇすねぇwwwwwwwwwミィもそう思ってたところですよぉwwwwwwwwwww」 また、皆が仲良しなあの村に戻れる。 いつもののんびりしたあの日常に帰れる。 「やってやりましょうぜ、マイマスタァ!!!」 「おー!!!」 彼と一緒に天に向かって手を突き上げる。 大丈夫だ。 彼と一緒なら、負ける気がしない。 だって彼は、凄く強くて、色々な技が使えて、なにより自分の大親友なんだから。 * * * 歩き始めて数分。 ふと、彼の顔に陰りが差しているのに気付いた。 「……かっちゃん、なにかあったん?」 「なんもねっすよー」 「嘘なん」 その一言で、彼の歩みが止まる。 「……ねぇ、れんちょん」 「んー」 「ミィたち、仲良しだよね」 「聞かれるまでもないん。うちとかっちゃんはたぶん、とっても仲良しで、大親友なん!」 「じゃあさ、れんちょん」 珍しく、彼がれんげの方を向いた。 「れんちょんだけは、いつまでもミィの味方で居てね」 目は合わないし、表情も読みとれない。 それでもお、いつにもなく真面目なトーンの語り口で、どれだけ真剣なのかということが、れんげには伝わってきた。 れんげには、どう答えていいかが分からなかった。 だから、ただ強く彼の頭を抱きしめて、一言。 「うち、かっちゃんと一緒なん」 とだけ答えた。 姉も、駄菓子屋も、級友も、知り合いは全くいないこの世界で。 最後に残っていてくれた彼とだけは離れないために。 その一言を聞くと、彼……『ベルク・カッツェ』はまた、いつものように口をゆがめて微笑んだ。 「さすがれんちょんwwwwwwwwミィの大親友でぇすねぇwwwwwwwwwwww」 「うん!!!」 「よっしゃwwwwwwそれ聞いてカッツェさん一安心っすwwwwwww さあ祭りだ、祭りだ、祭りだワショ――――イwwwwwwww」 「お祭り、お祭り!! うちもふぇすてぃばるん!!」 【クラス】アサシン 【真名】ベルク・カッツェ 【属性】混沌・悪 【クラススキル】 気配遮断:A+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 狂喜:B 戦場における異常なまでの精神高揚。戦闘中、威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する。 また痛覚などのバッドステータスによる行動制限を緩和する。 話術:C 言論にて人を動かせる才。国政から詐略・口論まで幅広く有利な補正が与えられる。 毒舌と挑発に優れ、相手を混乱させ冷静な思考を阻害する手段に長ける。 追撃:A 離脱行動を行う相手の動きを阻害する。 相手が離脱しきる前に攻撃判定を得られ、攻撃が通る限り追撃を続けることができる。 Aランクともなれば離脱系スキルに対しても発動直前に必ず攻撃判定を得ることができる。 幻術:D 魔術系統の一種。偽装能力。個人を対象とした物が可能。カッツェの宝具の伝承がスキルになったもの。 これにより、普段は自身を別人に見せかける、情報の偽装発信などが成功しやすくなる。 反面、物理的に対象に影響を与える事を不得手とする。 バード・ゴー:D 自らの姿形を変えるスキル。宝具『幸災楽禍の果てを望む力』の使用中にのみ発動できる。 『彼が変身したら惑星が滅ぶ』とまで伝えられているが、実際行った戦闘では一戦一引き分け(相討ち)なのでそこまでパラメータ向上されない。 また、このスキル発動中、カッツェは魔力を消費して任意で『精神攻撃(物理)』を放つことができる。 対象は【変身】またはそれに類するスキル(姿が変化するスキル)持ちのみ、変身系スキルによる耐久向上を無視してダメージを与えることができる。 【パラメーター】 筋力D 耐久D(C) 敏捷D++ 魔力D+ 幸運D 宝具EX 【宝具】 『形なき悪意の体現者』(カッツェさん降臨wwwwww) ランク:EX 種別:- レンジ:- 最大補足:- 数々の惑星を破壊した彼の伝説が彼自身の存在と融合した結果生まれた、ベルク・カッツェをベルク・カッツェたらしめる宝具。 つまりアサシン・ベルク・カッツェは『ベルク・カッツェ』という名の宝具を常に発動している状態だと言える。 人の心に潜む『悪意』こそが正体。 その逸話に違わず、ほぼすべての人間が彼の脅威にさらされる可能性があり、ほぼ全ての人間が彼に付け込まれるスキがある。 そして、ほぼすべての人間が彼に対する直接的な対策を講じられない。 彼を傷つけるためにはランクA以上の宝具で攻撃するか、彼と直接『遭遇』するしか道はない。 『遭遇』することが出来れば、以後その人物はこの宝具を乗っ取り(悪意を受け入れ)カッツェを無力化することが可能になる。 また、彼と関わる全ての人間が『形なき悪意』の元に晒されることになる。 不和、嘲笑、挑発、侮蔑、いわれなき誹謗中傷。彼と『遭遇』する際には精神攻撃耐性を持っていることが望ましい。 この宝具はベルク・カッツェ自身であるため、この宝具の発動が阻害された場合、ベルク・カッツェは消滅する。 『幸災楽禍の果てを望む力』(め、め、め、メシウマぁぁぁぁあああああああwwwwwwww) ランク:B 種別:強化 レンジ:1〜20 最大補足:10 『災いや混乱を引き起こす』力を秘めたNOTEとそれによって生み出される力。普段はNOTEの形をしており、カッツェが持ち歩いている。 上記の現象を起こすためならばどんな力でも発動できる。 ただし、語られなかった歴史を引用できないように原作中で使用されなかった能力は行使できない。 この聖杯戦争においては ・自身の姿の隠ぺい ・瞬間移動(目測100m程度まで) ・他者への成りすまし(キスした相手のみ、現在成りすませるのは『モブ男性』『モブ青年』『モブ女性』『枇々木丈』『爾乃美家累』『宮内れんげ』) ・第三者に向けて発信されている情報の操作(同一戦闘中一回のみ発動されたスキル1つをジャミング、レンジ内のマスター・サーヴァント1組への放送ジャックなど) のみとなる この宝具を使用することでGスーツを身に纏い、戦力をあげることができる(→スキル:バード・ゴー)。 『他者を争わせる』という一点に力を全部注いでいるため、直接的な破壊力は低い。 この宝具は、カッツェの精神を表したものであり、弱点でもある。この宝具が破壊された時、ベルク・カッツェは消滅する。 【weapon】 「菱形のしっぽ」 伸縮自在の菱形のしっぽ。しっぽとはいうがその性質は金属に近く、木々を一撃でなぎ倒す破壊力がある。 これを用いて敵の捕縛や発射されたバーニングハンマーの捕捉なども行っている 「Gスーツ」 変身後の姿、身体能力が向上。他人の心を引きずり出して直接精神攻撃が可能。(→スキル:バード・ゴー) 【人物背景】 「宇宙人」を自称する、年齢・性別など大半が謎の存在。 キスすることで人間に擬態する。混乱を起こす事を好み、擬態能力と腕から出す菱形のしっぽで周囲を攻撃する。 奇矯なポーズや言動を好み、度々ネットスラングを口にする。空中に浮遊したり、「アムネジア・エフェクト」と同様に自身の姿を累やガッチャマン以外に見えなくする事ができる。 かつて数々の星を滅ぼしており、自分の手は汚さずその星の生物が自ら滅ぼし合うように仕向けるのがなにより大好き。 地球人を「原始人」「愚かな人間」と呼び見下しており、人間が持つ心に関してもあざ笑うような言動を見せる。 戦闘においてもパイマンが「束になっても敵わない」と恐れるほどの実力者。 生命体を挑発し、混乱や争いを起こさせることに特化した『幸災楽禍のNOTE』の持ち主で、変身すると身にまとった金色の鎖で姿を見せずに攻撃できるようになる。 また、J・Jロビンソンと同じく他者の心をNOTEとして抜き取ることができる。Gスーツは無機質なクリスタルのボディを紫のマントが包み込んだ姿。 その能力から立川CAGEのガッチャマン達からは「悪いガッチャマンさん」「イカれたガッチャマン」と呼ばれている。 また本人もJ・Jに対する嫌悪や「ガッチャマンを辞めた」と語っており、またスーツにもガッチャマンのマークがあることから何らかの関係があるものと思われる。 本編エピローグ、一ノ瀬はじめと融合した後に宮内れんげから召喚された。 【サーヴァントとしての願い】 血が見たい、真っ赤な真っ赤な血が見たぁい!! もう一度『ベルク・カッツェ』として復活し、面白おかしく生きる。 【方針】 大衆に対しては他者に成りすまして扇動や犯罪を行い、巨大な組織が内側から崩れていくのを楽しむ。 個人に対しては肉体・精神的に追い詰めていき、心が折れるさまを楽しむ。 この聖杯戦争では、聖杯戦争を加速させ、人が裏切り裏切られ絶望する様を楽しむことが第一。 優勝して願い事をかなえるのはそのついでです。 れんげは大事な魔力の供給源かつマスターなのでそれなりに守るし友好的に対応します。 ただ、もっといい魔力の供給源が見つかったり、れんげが必要以上に口出しを始めた場合はその限りではありません。 【マスター】宮内れんげ 【参加方法】カッツェが持っていた『ゴフェルの木片のネックレス』を譲り受ける 【マスターとしての願い】村の皆がもっと仲良くなりますように! 【weapon】 ないん! 【能力・技能】 ないん! 【人物背景】 小学1年生。12月3日生まれ。身長不明。血液型はB型。 語尾に「のん」をつけるのが口癖、どうやら村での訛りらしい。 性格は決して悪くないが独特な感性を持っており、言動を周囲の人間から理解されないことも多い。 一方で成績は優秀でオール5の成績をとったり、小鞠の絵を描いた際は賞を貰ったこともある。 小学生としては喜怒哀楽に乏しい印象を受け、笑った表情は一度も見せたことが無いが、内面的にはむしろ好奇心旺盛で少々お転婆な一面もある。 あだ名は「れんちょん」。前述の通り独特な感性を持っており、「こんにちは」などの代わりに「にゃんぱすー」と挨拶したり、野良タヌキに「具」と名付けて飼い馴らそうとしたり、川で捕まえたカニに「お塩」と名付けて飼おうとしたりしている。 カレーと梅昆布茶が好物で、ピーマンは苦手。 聖杯戦争についての知識はまったくありません。 ただ、『優勝したら願いが叶う』ことだけは知っています。 【方針】 ふぇすてぃばるん! 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