約 2,193,157 件
https://w.atwiki.jp/140905580/pages/159.html
タグ一覧 このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart316~320)です。 SSまとめスレはこちら part1~10はこちら part11~20はこちら part21~30はこちら part31~40はこちら part41~45はこちら part46~50はこちら part51~55はこちら part56~60はこちら part61~65はこちら part66~70はこちら part71~75はこちら part76~80はこちら part81~85はこちら part86~90はこちら part91~95はこちら part96~100はこちら part101~105はこちら part106~110はこちら part111~115はこちら part116~120はこちら part121~125はこちら part126~130はこちら part131~135はこちら part136~140はこちら part141~145はこちら part146~150はこちら part151~155はこちら part156~160はこちら part161~165はこちら part166~170はこちら part171~175はこちら part176~180はこちら part181~185はこちら part186~190はこちら part191~195はこちら part196~200はこちら part201~205はこちら part206~210はこちら part211~215はこちら part216~220はこちら part221~225はこちら part226~230はこちら part231~235はこちら part236~240はこちら part240~245はこちら part246~250はこちら part251~255はこちら part256~260はこちら part261~265はこちら part266~270はこちら part271~275はこちら part276~280はこちら part281~285はこちら part286~290はこちら part291~295はこちら part296~300はこちら part301~305はこちら part306~310はこちら part311~315はこちら アダルトコンテンツは乗っけると最悪wiki削除なのでやばそうだなとおもったらリンクかスレ位置を置いておいてください(主にルドトレ) リンク例は編集画面にてコメントアウトしています。 目次 目次おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part316【TSトレ】 それは昔祖母の家で食べた温かで優しい味わい。心にも体にも優しい和の料理。梅とちりめんじゃこご飯と季節の野菜たっぷりの煮物弁当 480kcal*です!おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part317【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part318【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part319【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part320【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part316【TSトレ】 ≫14二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20 47 27 心臓が跳ねると同時に、俺は肩を掴まれた。 一瞬だけ俺の愛バ、ダイワスカーレットの細く力強いものかと驚いたが――確かに細く力強いそれは、マクトレのものだった。 「マクトレ……?」 「……どうして助けてくれ、って言ってくれないんだ」 「マクトレ」 「お前の1番のウマ娘なんだろ、ダイワスカーレットは。 彼女の笑顔を守る為に、お前は頑張ってたじゃないか。なら、俺はいくらでも……!」 マクトレの指が、両方の肩に食い込んで痛い。 でもそれ以上に、耳から入る言葉が頭に響いて痛いんだ。マクトレは何を言っているんだ? 助けてくれ、だって? そんなの……。 「言うわけないじゃないか」 「……どうして」 「それを言ったら、君は俺の問題まで背負って、全てなんとかしようとするんだろ」 思わず拗ねたような言葉が出て、彼を拒絶した形になったことを内心で反省した。 しかし一度出た想いは堰を切ったように、口から溢れ続ける。 「俺が正解だなんて言わないよ。多分、君の方がずっと上手くやれる。 けど、そうやって……どれだけ背負ってきたんだ?」 答えなくても知っている。 酒の席を片付ける度に、マクトレの飲み干した缶の数を数えている自分がいたから。 回を重ねる度に増えるそれと共に飲み込まれた、苦労と忘れたいものの数を数えなかったと思っているのか? ……ふざけるなよ。 15二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20 48 11 沸々と怒りが込み上げる。 それはマクトレにとっては理不尽なものだと知っていながら尚、感情が止まらない。 「これは俺の問題だ! 俺は君に、友達に不幸の責任を押し付けたりしない! 俺は君の友達でいたいんだ。 助けを求めて足を引っ張る、端役のAなんかになりたくない!!」 思わず肩を掴んで叫び返していた。 俺は赤子じゃない。不幸の瓦礫を投げつける、有象無象なんかじゃない。 トレーナーとしてがどうこうじゃない。君の友達でいたいからと、ただ一心で。 「……お前なあっ! 俺がどれだけ心配して……!」 「うるさい! そっちだって俺がいつも心配してるのに何も話さないだろ!!」 「それは……!」 「なんの為にプリウスゲロまみれにされても許してると思ってんだ!」 「それは悪いと思ってるけども!!」 段々と話がまとまらなくなっていく。思えば、俺とマクトレはお互いに距離を置いて接してきたのだ。 お互いにあるのは尊重だけ。さしたる内情を知ろうとしないまま友人になろうとしたから、いざ友人としてぶつかり合おうとしても、的が絞れずあやふやになっていく。 「話してほしいなら、話してくれよ!!!」 俺が怒ることが、俺にとっても珍しいなんて、マクトレは知る由もないだろう。 ただ俺だって、マクトレが俺を心配してるなんて今まで知る由もなかったんだ。 「助けたいなら、助けさせてくれよ!!」 お互いのことを知らないから、まともにケンカもできないのかもしれない。 それがただ、今は無性に悔しくて、八つ当たりしかできないんだ。 16二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20 48 40 「おい。その辺にしておけ」 「どうどう……いや、びっくりした。ダストレも、そんな声出せんのなー」 「いやスゴイよあれ。もう告白じゃんか」 そうして取っ組み合いで一方的にボコられるのを覚悟していた俺はフクトレさんに。 驚いた表情で固まっていたマクトレはブラトレさんに首根っこをひっ掴まれ、引き離された。 その様子をテイトレさん……たまに飲みでいっしょになるトウカイテイオー担当トレーナーさんがびっくりしたように眺めている。 テイトレ・フクトレ・ブラトレ・マクトレ。彼らはDK4なんて呼ばれている、学園でも有名なトレーナーグループだ……なんて認識した辺りで、急に自分が何を言ったのかを思い出し、それを聞かれていたことに気づき、俺は正気に戻って懊悩することなる。 えー見てたの!? やだ恥ずかしい! 最初からいてくれたら……いや言ってたかもしんないけどお! 正面を向いたら同じようにマクトレが身悶えしていて、どうやら俺達は共に騙されたらしいことを悟って頭を垂れた。 「「たばかられた……」」 「おう。そこの大先生の謀りだぞ」 「ホッホッホッ。坊や達がここまで本気で向き合ってくれるとは、望外の喜びじゃがのう」 酒をくいっと飲み干して、ロリジャナイジジイ大先生がころころ笑っていた。 話を聞けば、俺が一ヶ月後キンチェムに吸収合体されると知って、マクトレは相当慌てたらしい。 チヨトレさんから遺書めいた引き継ぎ資料を見せられたマクトレは、俺が消える覚悟をしていると確信し、血相を変えて大先生へ直談判しに行ったんだそうな。 そこでお互いがお互いの気持を知るために、今日の会合が開かれたのだ。 つまり最初から詰んでいたのである。 17二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20 49 16 「あの時の剣幕は忘れられんのう。世界ひとつも動かせそうじゃったわい」 「やだ、マクトレ……俺のこと、そんなに心配してくれたの……?」 「やかましいですわこの友人A野郎!」 「ア゛ーッ! 仲良くなった気のする遠慮のなさ!!!」 辛良い! と俺が叫べば、テイトレさんが最早耐えきれぬとばかりに噴出する。意外とゲラなのかもしれない。 ともあれ、なんだか溜め込んでいたものが爆散した後だと、随分と気分が楽になっていた。 代わりに重くのしかかってくるのは、自分の愛バ、ダイワスカーレットのこと。 そうだ。俺は本当に、彼女の思い出として遺れるだけのことを出来ていないんじゃないだろうか……。 ずしんと重くなった胃袋を抑えていると、マクトレが少し逡巡した後、俺の目を見て言った。 「あの子は、お前が思い出として生きるなんてことを、納得するような子なのか」 「……しないと、思う」 「なら、お前のやるべきことは、抗うことじゃないのか」 「……いや、それは違う。違うと思うよ」 それはマクトレなりの譲歩だったのかもしれない。 何もかも背負うんじゃなくて、問答をして、答えをいっしょに探そうとしてくれている。 ほんの少しの申し訳無さと嬉しさを感じながら、俺は首を横に振った。 「……1番はひとりだけ。でも、抱いている夢の優劣を、俺が決めちゃいけないんだ」 18二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20 50 06 1番はひとりだけ。 それは諦めではなく、俺なりの人生哲学だと思っている。 レースにおいて1位同着という現象が写真やスロー動画での判定を行ってでも阻止されるのと同じで、皆が笑って終われることがあっても、皆の願いが叶えられるとは限らないのだ。 だから俺は自分の夢や立場を置き去りにしても、皆が笑っておしまいにできる方を優先する。 「スカーレットは俺が消えても、いつか前を向いてくれるよ。 でも、キンチェムは、俺が拒絶したら何処へ行くのかな」 「……それは楽観だ。お前の言うことが正しくても、皆が笑って終われるなんて限らない」 「それは……そう、だけど」 「寧ろ、そう願うならお前は最後まで努力しなきゃいけないんじゃないか」 マクトレに何も言い返せない。 彼と俺の違い、それはやはりこの覚悟の違いなのかもしれない。 俺はどこかで諦めてしまって、彼はどこまでも諦めない。だから不可能なことも手繰り寄せられる。そんな感じがする。 沈黙が続く中、すいと手を上げたのはヘリトレ大先生だった。 「何れにせよ、先ずは調べねばならんじゃろ」 「調べる? 何を調べるってんですか、爺様」 「それは勿論、どの夢が叶うべきで、どの夢が叶わぬべきかじゃよ」 俺の人生哲学をブチ壊しにするようなことを笑顔で言いながら、ヘリトレ大先生はフクトレさんに耳打ちする。 フクトレさんも頷いた後、携帯電話で誰かにやり取りして、再び俺達に振り返った。 「図書館行くぞ。今日は徹夜覚悟しておけ」 「残業代出る?」 「大先生様に請求しろ」 19二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20 50 31 「お待たせしました。これがキンチェムに関する書物すべてです」 本の山を机に並べ、俺達に差し出したのはゼンノロブロイちゃんのトレーナーさん、ロブトレさんだ。 歳は俺のひとつ上だったと思うけど、そうとは思えないくらい小さく、いかにもいいところの出と思わせるたおやかさで――そして大容量だ。 本を運ぶ時にまるで鏡餅のようになっていた光景は、俺を含むいくつかのトレーナーの性癖を破壊しかねない危険なものだった。どうしよう今すぐスカーレットを呼びたい!! あーでも会うの怖いなあ!!! 「ヴェ……コ、コレゼンブシラベルノォ」 「いや、ここからダストレの話を聞いて、ロブトレさんの知識で読むべき本を絞り込む。 ……それでも夜は明けそうだがな」 「ヴェアー!?」 テイトレさんが思わず担当譲りの甲高い奇声を上げる程度には、本はうず高く積まれていた。 正直テイトレさんと同じく気後れするが、当事者である以上やらないなんて言い出せない。 何を聞かれるのかと思いつつ着席すると、ロブトレさんがぴっと小さな腕を伸ばした。 「事情は概ね把握していますが、まず知りたい情報から見当をつけさせてください。 ヘリトレ先生は、まずどんな情報をお求めなのですか?」 「そうじゃの。必要なのは今学園におる、キンチェムの未練に繋がるものじゃ」 ヘリトレ大先生はガラスペンを取り出すと、インク瓶につけて紙にまとめ上げた。 要約すると、ウマソウルの夢とは未練。つまり生前の悲喜交交に起因するものであり、それを調べるのが大事だと。 「ダストレ君。御主はキンチェムから何か聞いておらんかの?」 20二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20 50 57 「ええと……」 俺はキンチェムが、どういう気持ちで語っていたかを思い出す。 その顔は恋と愛のある乙女のようだったが――彼女が願いを語る時は、常に寂しさと、悲しさを湛えていた。 その感情を向ける相手は……。 「……フランキーというトレーナーに、会いたい。 いつまでもいっしょにいたかった。名前だけじゃなくて、終わりまで。そう言ってました」 「ふーむ……それは後悔、或いは哀しみに近い言葉じゃのう」 「ということは御爺様、実在のフランキーとキンチェムについて調べるべきですの?」 「実在の逸話がいいかもなぁ。ロブトレさん、この中にあるか?」 「ええと、待ってください。この間、ロブロイが語っていたはず……」 ロブトレさんが手を彷徨わせて、ひとつの本を掴み取る。 それはフランキー・キンチェムというひとりのトレーナーの自伝で、ロブトレさんはぱらぱらとページをめくった後、小さな唇に思案げに指を添えた。 「確かに、キンチェムさんの隣にはフランキー・キンチェムというトレーナーがいました。 けれど、その方は悲劇的な別離を経ているわけではないんです」 「というと?」 「レースを経て、おふたりは御成婚なさっていて……後に5人の子を設けているんです。 今の欧州レースでも活躍しているウマ娘さん達のご先祖様なんですよ」 大人になってから読み返すとゲロあまで砂糖吐きそうな恋物語は、きちんと現実でも成立していたのだとロブトレさんは言う。 でも確かに、あのキンチェムの顔は結ばれたという顔ではなかった。 他のいくつかの本を紐解いても、やはりその締めくくりは肯定と祝福に満ちていた。 その時、ふとひとつの疑問が思い浮かぶ。 21二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20 52 12 「あの、キンチェムって飼い葉とか食べてた?」 「何言ってるんですのこの友人A野郎は」 「エッ、それ普通に虐待じゃないか!?」 「いや俺が食べさせたんじゃないよ!? 故郷の飼い葉と水しか食べないってキンチェムが言ってたんだって!」 「えー……草食動物かなんかかよ……」 マジの草食わすとかドン引きですという顔で見つめるDK4に、若干居心地の悪い思いをしながら俺は弁明する。 しかし、そう考えると不可解な点が多いのだ。 ウマ娘でも食べない飼い葉の摂食。獣のような振舞い。結ばれなかった結末。 それを頭の中で結び合わせるように、フクトレさんが声を上げた。 「本当に、草食動物だとしたら?」 「え?」 「俺達の知るウマ娘のキンチェムではなく……それに近い活躍をする、人間じゃない生き物だとしたら、たとえ絆があろうが、結ばれないんじゃないか?」 「……書物にない知を探るには、やはり本の山に埋もれるのが1番じゃのう」 まるで正解を知っていたかのように、ヘリトレ大先生が扇子を叩く。 知ってるなら最初から教えてほしかったが、そう太鼓判を押されると、たしかに納得がいく。 人と人だけの絆がすべてじゃない。そしてその絆は、寿命の差によって途切れることがある。 ふと、いっしょに育った飼い犬が死んだ時、わんわん泣いたことを思い出した。 そして、きっとその「飼い犬」の立場だったキンチェムが、フランキーに言いたかったことは……。 「……マクトレ」 「なんです……なんだよ」 「……君が正しい。手を、貸してくれ」 彼女に絶対に言わせちゃいけない。 その夢は、未練は、絶対に思い通りに叶えてはいけないものだった。 22二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20 52 58 喧々諤々の夜を超え、朝日が黄色く見える頃。俺はキンチェムに言わなきゃならないことがあって、彼女を三女神の像の前に呼び出した。 彼女を連れてきてくれたのは――俺の愛バ。ダイワスカーレット。 俺はスカーレットに何かを言おうとまごついて……思いっきり、彼女に背中を引っ叩かれた。見上げれば、拗ねたような。でも少し嬉しそうなスカーレットの顔があって。 「許さないわよ。今度ちゃんと、心を込めて埋め合わせしてちょうだい」 「……うん。とびっきり心を込めるよ」 俺達の間には、それだけで充分だった。 だから、俺は意を決して、スカーレットと共にキンチェムに向き直る。 「まず、ごめん。スカーレットとの決闘の約束、あれ、なかったことにして」 「……ボディ。ひとつになるのが、イヤになったの?」 「嫌、ってわけじゃない。でも、俺の身体でもあるんなら、自由にできるのは俺だけだよね」 だから、賭けは無効。そういうとキンチェムも素直に頷く。 奪おうとしないでくれる彼女の優しさを、どう考えても裏切ることになることに罪悪感を覚えながら、俺は彼女に言った。 「でも、君にも所有権を主張する権利がある。だから、もう一度賭けをしよう」 「……この子と何度やっても、わたしが勝つよ」 「ううん。走るのは俺と」 「「えっ」」 驚いた様子のふたりのウマ娘に、俺はにかっと笑ってみせる。 きっとレースをするんだと思ったんだろう。だけどキンチェム、ちょっと甘いよ。 「障害走だよ。ハンディキャップはたくさんもらうから、覚悟してね」 これは君の走ってきたレースの中で、1番意地悪で、過酷なものになるんだからね。 (続く) ≫44二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 08 01 「あっ」 「兄貴!泊めてくれ!お土産もあるんだ!」 「ただいま電話に出ることができません」 「インターホンだろ!」 「あなた野外でも寝れるでしょうどうせ」 「いや死ぬって!日本の冬は寒いって!」 「はあ……わかりましたわ。ただし一つ条件を課します」 「サンキュー兄貴!条件って?」 「ここで何が起きても誰にも言ってはいけませんし責任は負いませんわ」 「何が始まるんだよ」 「……はっ、今まで俺は何を……って裸!?」 「んん……」 「こっちも裸!?え!?何が起きてんだよ!うっ頭が……俺は確か兄貴の家にきてそれから……何も思い出せねえ」 「んー……うるさいですわ……」 「兄貴!一体何が起きて!」 「バカ助……どうしましたの?」 「何で俺も兄貴も裸で同じ狭いベッドで寝てんだよ!」 「ドベバカ……覚えていませんの……?あんなに熱い言葉をあんなに言ってくれたのにぃ……」 「お、おい、なんて顔してんだよ兄貴、そんな顔赤らめてなんかこう、笑って」 「体がどうなっても変わりませんのね。ふふっ」 「兄貴、俺は、何を」 「つーわけでさっさと服着て出て行ってくださいまし。洗濯機に入ってますわ」 「!?」 「土産が爆発して服が汚れましたのよ。めんどくさいのでひん剥いてベッドに転がしたのですが、そのあとわたくしもめんどくさくなって寝ましたわ。風邪をひいてはいけないのでベッドで」 「そ、そう言うことか……熱い言葉ってのは?体が変わってもってのは?」 「兄貴兄貴うるさいチワワが相変わらず酒に弱いなーと思っただけですわ」 「おう……なあ、今のからかい、兄貴の担当が知ったらどうなるんだろうな」 「Remember what did you say, Obaka」 「サーセンシタ」 ≫55二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 12 05 フクトレ『本日のトレーナーTVは養護教諭のタキトレにあわせて医療シミュレーターだ』 タキトレ「二人ともよろしく。保健の先生として頑張るよ」 マルトレ「じゃ早速……タキトレ先生、早速患者運ばれてきましたどうしますか?」 タキトレ「胸板が剥がされて肋骨が完全に露出しているね。保健室じゃどうしようもないから救急車呼ぼう」 マルトレ「先生ここが救急車の行き着く救急外来です。あとこの人外傷じゃなくて心臓の交換らしいです」 タキトレ「心臓の交換は救急外来の仕事じゃないんじゃないか?」 スズトレ「それはそうだけどwwww」 フクトレ『スズトレのツボに入ってる』 マルトレ「いや操作しにくいなこれマジで……」 タキトレ「肋骨はその金槌で割ってしまえばいいんじゃないか?」 スズトレ「強引すぎない?」 タキトレ「タキオン曰くコラテラルダメージと言うやつだね」 マルトレ「あっ」(金槌が患者の顔面に刺さる)「抜けねえ」 スズトレ「wwwまってwwwww」 タキトレ「何か別のものはない?」 マルトレ「交換用の心臓が……あっ」「すっぽ抜けて吹っ飛び肋骨が粉砕される) タキトレ「鋼の心臓っていうべきかな? 反発系スクがおかしい感じがするよ」 スズトレ「wwwwwww」 タキトレ「スズトレ大丈夫? 笑い止め飲む?」 スズトレ「遠慮します」スッ マルトレ「スズトレそれは笑うわ」 62二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 13 29 おまけ 「どしたのこれ」 「いや、タキオンが配信で目立つ薬と言って飲ませてきたんだけれど」 「嘘でしょ……明るすぎてゲーム画面見えない……」 ≫61二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 13 29 落日 ーーー僕より強い子なんていくらでもいる。 レースの歴史を振り返りながら僕ことサトトレは思った。 「どうですか?僕が持ってる資料が見たいとのことなので持ってきましたが」 「うん、ありがとう。もうちょっと借りていいかな?」 「いいですよ。」 チヨトレのその発言を聞いてから、僕はもう一度資料に目を落とした。 資料をめくりながら考える。 ーーー勝った子達の裏に負けた子は沢山いる。 一人のG1バの裏に何十人もの子がいる。 光が強いほど、闇も濃くなる。当然だ。 重賞を勝つのが目的な子だっているんだ。 …僕がそんな子の担当だったらきっと狂いかけただろう。 輝かせてやれない自分が許せないはずだから。 …ダイヤが担当だったのは運命なのか。 ーーーそれに競争バとしてもガタが来ていた 凱旋門賞以降、脚に違和感がある。 あの日全てを投げうつつもりで走り、壊れなかっただけでも良かったが。 でもきっとあの領域にはもう届かない。僕の最高で最後の輝きだから。 …正直、今の僕では120どころか100%も出ないと思う、ドリームで相手する子を今見てるけど、もう勝てるか分からない。 ーーー太陽も光もいつかは沈んでいく。つまり僕はそうなんだろう。 わ(輝き始めた他のウマ娘のトレーナーとは対照的だね…) ふと顔を上げて、チヨトレに問いかける。 「ねぇチヨトレ、貴方は自分に先がなかったとしても足掻く?」 「…足掻きますけど」 「良かった、僕もだよ。…最後までね」 ≫97Vトレ/ビギンズナイト21/10/25(月) 21 29 31 俺は極めてハードボイルドな私立探偵。 この街ではビルが溶け...なんて事はなく、いたって平和ないい街だ。 「だからって依頼がネコ探ししか来ねえのはどう言う事だよ…もっとハードボイルドな依頼来ねえかなあ」そう毒づきながらコーヒーを淹れていると、依頼人を告げるチャイムが鳴った 「依頼っ!どうか受けてもらいたい!」 「おお理事長さん。また友達のネコ探しかい?」 彼女はこの街にあるトレセン学園の理事長。まだ若いが手腕は確かだ。 「否っ!今学園で起こっているウマ娘化について調べて欲しい!」 「ウマ娘化?」 話を聞くと最近学園ではトレーナーがウマ娘になってしまう事があるらしい。その直前に三女神像の近くに居た人が多いのでそこに何かあるのではないか、との事だ。 「私も調べたが特におかしな事は見つからなかった。そこでいつもネコを見つけてくれる君にも調べてみて欲しい!」 「わかったよ理事長さん。一晩張り込んでみよう」 「感謝っ!それではよろしくな!」 98Vトレ/ビギンズナイト21/10/25(月) 21 29 44 そういう訳で俺は今夜のトレセン学園の三女神像前に張り込んでいる。 「ようやく探偵らしい仕事だ…つっても何もおかしなところなんて...ん?」 いつの間にか2人の人影があった。 『ふふふ...この薬で学園中が芦毛になるジャスか...』 『ええ。そうですね。ウマ娘化した人を芦毛にする効果があります』 『トレーナーだけジャスか...まあいいジャス』 「なんだあいつら...」 遠くから伺っていると、急に後ろから衝撃が襲った。 「なっ...!?」そのまま俺は、意識を手放した。 『むむ、見てた奴がいたんジャスか...ちょうどいいジャス。コレの効果を確かめるチャンスジャスね』 『そうですね。ウマ娘化させてみますか。ほいっと』 『!誰か来るみたいですね。あれは...ちょうどいい。これも渡しておきましょう』 「あれ?さっきまでここに誰かいたような気がしたんすが...誰か倒れてるっすね。」 99Vトレ/ビギンズナイト21/10/25(月) 21 30 10 目が覚めると俺は全く知らない場所にいた。 「はっ!?」 「おう起きたか若いの。昨日青いのが見た事も無いウマ娘が気絶してたのを見つけてとりあえず運んできたそうなんだが何があった?話しづらいなら無理に話さなくていいぞ」 「え?ウマ娘?おいおい俺はどう見てもハードボイルドな...」とふと目線を下げると、 身体付きが明らかにおかしくなっていた。 「ああ。お前もウマ娘になったクチか。鏡見てみるか?」 そう言われて見た鏡の前には──ウマ娘がいた。 「はあ!?なんだよこれ!」 「やっぱりなんかあったみたいだな。話してみろ」 ここまでの経緯を話してみると 「ほう。アンタ理事長に依頼されて来た探偵なのか。それで張り込んでたら襲われたと」 「そうそう。まさか俺がウマ娘にされるなんて...そういえばあんたは?」 「俺か?俺は...まあ親父とでも呼んでくれ」 その時、ドアが空いて大きなウマ娘が入ってきた。 「ただいまっす...お、目が覚めたんすね。大丈夫っすか?」 「ああ、あんたが運んできてくれたんだな。ありがとう」 「いいって事っすよ。何かあったんすか?」 「ああ、それがな...」 「そんな事が...あ、そういえば一緒に落ちてたこれってあなたのっすか?」 これは...ベルトとUSBメモリ?いやUSBにしては随分デカイな...なんだコレ 「いや、知らねぇ。何か知らないか?」 「知らないっす。そういえば全部に『V』が書かれてるっすね」 「なんだよコレ...なんかスイッチがあるな。 押してみるか」ウオッカ! 「ウオッカ!?」 「酒の名前だろ?そんなに驚く事か?」 「まあ、そうっすね。たまたま担当と同じ名前だったんでびっくりしたんす。あ、そういえばもうすぐトレーニングに来るんじゃ...」 100Vトレ/ビギンズナイト21/10/25(月) 21 30 42 「オーッストレーナー!今日もトレーニングしようぜ!...ん?誰だ?」そう言って1人のウマ娘が入ってくる。すると親父さんは 「ああ、そいつは新しく追加されたサブトレーナーだ。まだまだ新人だが仲良くしてやってくれ」 「「「え!?」」」 (ちょっと親父さん!何言ってんだよ!) (この方が学園内を歩きやすいだろ?理事長からの依頼なら説明すれば納得してくれるさ。それとも...調査に来たらウマ娘にされたって言っていいのか?) (うっ...わかったよ親父さん) 確かに初対面とはいえそんなダサい事言って欲しくはない。俺はハードボイルドな男なんだ。 「へー新しいサブトレーナー...オレだけトレーナー多くないか?」 「気にしたら負けだぞ息子よ」 「だから息子じゃねえって...まあよろしくな新しいトレーナー!その帽子イカしてるぜ!」 「お、わかるのかコレの良さが!」 「もちろん!なんかハードボイルドな感じがしていいよな!」 (なんかもう意気投合してるっすね) (いいじゃないか青いの。長い付き合いになりそうだしな) 終わり ≫140二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 49 11 こんにちは!言うっちまうスレで一番不幸な少女(諸説有ります)パラシンちゃんです! 今日はドベトレさんが家に泊まりに来ます! 自分で言うのも何ですがうちに泊まるって中々切迫詰まってますね... ピンポーン はーい!空いてますよ! 「お邪魔しま〜す」 いらっしゃいませ!待ってましたよドベトレ先輩!わたしにします?わたしにします?それとも...わたし? 「野宿するわ!じゃあな!」 ああっ!待ってください!冗談です!冗談!だから帰らないでください!流石にこの真冬に野宿は不味いですって! 「年頃の娘が彼氏でも無い男に言っていい冗談じゃ無いんだよ」 なっちゃいます?彼 「よし、野宿するわ!」 待って(この後もう一回同じやり取りした ──────── さてご飯にしましょう! 「お前飯作れんのか?」 まあ、そこで見ててくださいよ!見せてあげますよ!私の実力を... ──チーン 出来ましたよ先輩! 特製ザンギ弁当 795kcalです 「スーパーの弁当じゃねえか」 まあ、一人暮らし何てそんなものです 自炊できるにこした事は無いですが都会ならまず困りません! 因みに私のは それは昔祖母の家で食べた温かで優しい味わい。心にも体にも優しい和の料理。梅とちりめんじゃこご飯と季節の野菜たっぷりの煮物弁当 480kcal*です! 「「いただきます!」」 ──────── 141二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 49 47 ゲーム対決 ジョインジョイントキィデデデデザタイムオブレトビューションバトーワンデッサイダデステニーナギッペシペシナギッペシペシハァーンナギッハァーンテンショーヒャクレツナギッカクゴォナギッナギッナギッフゥハァナギッゲキリュウニゲキリュウニミヲマカセドウカナギッカクゴーハァーテンショウヒャクレツケンナギッハアアアアキィーンホクトウジョウダンジンケンK.O. イノチハナゲステルモノ バトートゥーデッサイダデステニー セッカッコーハアアアアキィーン テーレッテーホクトウジョーハガンケンハァーン FATAL K.O. セメテイタミヲシラズニヤスラカニシヌガヨイ ウィーントキィ (パーフェクト) 「俺の知ってる格ゲーじゃない...」 格ゲーじゃなくて世紀末バスケですよ? ───────── 「単騎!ゼロゼロナイン!ブランド!ゴゴゴ!グレンニャチェンジラフルル!トドメだ!」 くっ、殿堂カードは卑怯です! ─────────── 「サモサモキャットベルンベルンDDBDDB」 ぐわー! ────── ウッキィ!今年は申年ですわ!アーイ!速いぞぉ! コレガオレノレッドフレームダ! 「こんなのに負けるの納得行かねぇ!」 ─────── 0時です!寝ますよ! 「俺は何処で寝れば良いんだ?もう一個布団あったり?」 え?布団は一個しか無いですから一緒に寝るんですよ? 「は?」 ほらほら、早く来てください 「いやいやいや、駄目だろ!?」 大丈夫ですよ、襲ったりしませんから。ほら、明日も早いんですからポンポン 「えぇ...??そういうのって逆じゃない?」 つべこべ言わずこっちに来て寝ましょう!縛道の四・這縄 「へっ?」 はい、大人しく寝てくださいフトンカケー おやすみなさい 143二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 51 03 ピロピロピロピロ ゴーウィゴーウィヒカリッヘー んっ...もう朝ですか... \8 00/ 8時ですか...まだ寝れま...8時!?8時!!? ドベトレ先輩!起きてください!遅刻です!起きて! 「ん...兄貴ぃ、もう食べられないよ...」 なベタな寝言言ってないでペチペチ起きてくださーい!ペチペチ ───このあと仲良く遅刻してたづなさんとウラトレに怒られた ────────── 今回のオチというかボツネタ 「すぅ...すぅ...」 むにゃむにゃ..蜂蜜の滲み出る山発見...むにゃむにゃ れろくちゅれろ・・・ 「んっ...」 じゅるじゅるちゅぱ・・・ 「うっ...んっ...」 くちゅれろじゅるじゅるんぷはぁ 「んっ!?」ビクンッ パラぴょいパラぴょい ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part317【TSトレ】 ≫17二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 22 40 42 ーーータキトレの部屋はいい匂いが充満していた。 そしてその匂いの出どころは、タキトレとドベトレが作るカレーだった。 「タキトレ、後どれくらい煮込むんだ?」 「うん?後…2分くらいかな?」 「分かった、置いておくぜ。」 …仲良く料理をする二人。何故こうなったのかは今日の昼まで遡る。 『家に泊まりたい?』 『ああ、一日だけでいいから頼んでいいか?』『確か例の件ね?…いいけど』 『ありがとうタキトレ!』 『…折角だし泊める代わりに手伝って貰おうかな。』 『え?』 そしてその手伝いというのがこのカレーづくりだった。 「料理の練習にもなるでしょう?貴方料理が下手だから。」 「ああ、そうだな…」 「一人暮らしをする以上は慣れないとね。後そろそろだよ。」 「おっと忘れるところだった。ありがとうタキトレ!」 「ふふっ、頑張ってるね…」 ーーーそして更に数分がたった頃、 「完成だね、お疲れ様」 「よし、オレは出来るようになったぜ!」 「一回だけじゃまだだよ。…それは置いておくとして食べよっか。」 19二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 22 41 16 皿によそい、机に置いて 「「いただきます」」 美味しそうにがっつくドベトレ。タキトレはそれを微笑みながら見て食べる。 大半を食べたところでタキトレは言った。 「…お風呂沸かしておいたから先に入っていいよ。」 「…いいのか?てかいつ沸かしたんだ?」 「料理前に手早く沸かしたよ。それに貴方が先に食べ終わるでしょ?」 「…ああ。なら先に入らせてもらうぜ。」 皿を台所でつけたドベトレが風呂場に向かうのを見つつ、私は「ごちそうさま」と呟いた。 あれから二人とも風呂に入り、今は客人用の布団を引いて眠る所だった。 「なあ、なんで音楽を流してるんだ?」 「入眠用だよ、疲れが取れやすくなるんだ。」「そうなのか…ん…」 「眠くなってきたかな?…お休みドベトレ。」 「お休みタキトレ…」 …二人はぐっすりと眠る。時計は10時を指していた。 20二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 22 41 40 翌朝、昨日の残りを朝食にして朝の支度を済ませた二人はバイクの前にいた。 「なあタキトレ、オレは後ろに乗ればいいのか?」 「そうだよ、しっかり掴まっててね…!」 乗り込んだことを確認しつつアクセルを吹かす。瞬く間に加速したバイクはトレセンへと向かっていった。 「早いな…!」 「私達が全力で走るときの速度と同じくらいだからね!」 道路を速度をのせたまま駆け抜けていく。 …トレセンの駐車場につき、ドベトレと別れたタキトレはトレーナー室に向かおうとしーー 「やぁトレーナー君、朝から私以外の人を後ろに乗せて楽しそうじゃないか」 ーーータキオンに声を掛けられた。 「私より他の人の面倒を見る方がいいのかい?」 「そんなことないよ。タキオン以上に大切なことなんてある訳ない。」 「くく、君ならそういうと思ったよ。…さて、朝ごはんをくれよ。お腹がすいたんだ。」 「はいはい、今用意するから…」 ーーー思っていたより良い泊まりになったのだった。 駄文失礼しました リクエストでタキドベトレの泊まりです。 これでどうですかタキトレの方?キタトレ議論楽しかったですよ。 ≫48二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 22 59 44 横浜市歌/メジロ国歌 作詞:森鴎外/作詞作曲:モーリーファンタジー鴎外 わが日の本は島国よ/我が日の本はメノシロよ 朝日かがよう海に/ソウルただよう土地に 連りそばだつ島々なれば/連なりそばだつウマ娘なれば あらゆる国より舟こそ通え/あらゆるバ場より首位こそ通え されば港の数多かれど/さればウマ娘の数多かれど この横浜にまさるあらめや/このメジロにまさるあらめや むかし思えば とま屋の煙/昔思えば芦毛の煙 ちらりほらりと立てりしところ/ちらりほらりとジャスタの見所 今はもも舟もも千舟/今は弾切れ申し訳 泊るところぞ見よや/見せるウマ娘よいずこ 果なく栄えて行くらんみ代を/果てなく栄えてゆくらん御世を 飾る宝も入りくる港/飾るウマ娘も入り来る屋敷 森鴎外へのイメ損では? ≫61二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 23 11 24 「タイシーン、なんか手紙届いたー!」 「今時珍しい…誰からなの?」 「『果たし状』って書いてある!」 「うわっ、めんどくさい空気しかしない…。というかまさかとは思うけどアンタ…」 「面白そうだし行ってみようぜ!」 「アタシの話を聞けって!」 (カンペ)「というわけで始まりました。『ヤエノムテキ&ヤエトレによる道場破りの道』記念すべき第一回目のお相手はもちろんナリタタイシンさん&タイトレさんです。この企画を簡単に説明すると、『金剛八重垣流』の二人組があちこちに果たし状を送り付けて、来てくれたトレーナーさんとその担当のウマ娘さん相手にレースで勝負を挑むという、いたってシンプルなものです。実況解説及び判定係は、休憩中に日陰でタヌキと戯れてるところを、丁度暇そうなやつがいた、と言わんばかりに連れてこられたメイショウドトウのトレーナーこと俺と、ドトウの二人でお送りします(棒読み)」 「あわわわわ…大変なことになりましたぁ…」 「ドトトレさん、説明ありがとう!そして、来てくださりありがとうございます、タイトレさん。それにナリタタイシンさんも。今日は、よろしくお願いします。」 「よろしくお願いします」 「おう!よろしく!」 「…いやちょっと待ってって!アタシなにも了承してないんだけど!?」 (カンペ)「コースは芝2000mですぅ。それと、トレーナーさんの参加は任意なので、無理して走る必要はないですぅ。」 「もしかしなくてもここに来た時点でアタシに拒否権無しってこと…?というかトレーナー、アンタも走んの?というより走れんの?」 「ん?ああ、走るよ。ちゃんと走ったことないから感覚は分かんないけど、とりあえずタイシンに付いていってみるさ」 「マジか…」 「この勝負でいろいろと学ばせていただきます。そして勝ちます」 「先輩であっても手加減はしませんよ。全力で行かせてもらいます」 「この二人目が本気じゃん…」 「頑張ろうぜタイシン!」 「…ああもう!わかった!走ればいいんでしょ走れば!」 それでは位置について、よーい、スタート! 62二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 23 11 59 先頭に立ったのはヤエトレ。そしてその少し後方右にヤエノムテキ。そこから大きく間を空けてナリタタイシン。その後ろをタイトレという形になった。 「タイトレ先輩はやっぱり大変そうだね…。今の姿はウマ娘とはいえ、やっぱりもとは人間なんだから当たり前と言えばそうなんだけど。…あの体型だと余計に」 「そうですね…。でもヤエノムテキさんのトレーナーさんは普通に走ってますけど…」 「ヤエトレさん、ウマ娘になったのは最近って聞いたのに、まとってる雰囲気がなんかもう、本物っぽいんだよな…」 ポジションは特に変わることなくコースの半分を過ぎる。タイトレの速度が徐々に落ちていき位置を下げていく。そのとき、ナリタタイシンの動きに変化があった。 「はぁ、はぁ、タイシン…俺そろそろ限界かも…」 「だから無理すんなって言ったでしょ…!アタシについてこようとせず、ゆっくりでいいから」 「ああ、うん、そうする…。…タイシン」 「まだなにかあるの?」 「あとは…任せた」 「…はぁ。アンタにそう言われちゃ、やるしかないじゃん…!」 「タイシンさん、仕掛けるのが早くありませんか…?」 「うん、早いね。普段なら彼女が仕掛けるのは最後の直線に入ってからだ。でも今はそれよりもかなり前の位置からスパートをかけていってる。これは…前の二人には予測できないんじゃないかな」 小さく鋭い、迫りくる影が、瞬く間に前の二人をとらえ、そして抜き去る。 「なっ…!?」 「しまった…!」 「はあぁぁぁぁぁ!」 最終直線、先頭に立ったのはナリタタイシン。その末脚はなお加速を続ける。 「くっ、不意を突かれましたが、まだまだっ!」 「このまま負けてたまるかぁっ!」 ヤエノムテキとヤエトレもスパートをかける。負けず劣らずの加速。食い下がり。ナリタタイシンとの間に開いた差は少しずつ縮まるも、しかし、その差が埋まる前に、勝負は決した。 ナリタタイシン、一着。ヤエノムテキ、二着。ヤエトレ、三着。タイトレ、四着。 63二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 23 12 27 「タイトレ先輩、大丈夫ですか?」 「はぁ、はぁ、あぁ、ドトトレか。大丈夫…と言いたいが、さすがに疲れた…。ウマ娘って、やっぱりすごいんだな…」 「そうですね。すごかったです。皆さんも、タイシンさんも」 「あぁ、タイシンはすごいやつだよ。俺の自慢の担当だ」 「完敗です。まだまだ私たちは修行不足でした。またいつかリベンジさせてください。タイシンさん」 「いや、できれば次は遠慮したいんだけど…」 「くそーっ!やっぱり悔しい!でもそれ以上にすごい体験ができて満足!タイシンさん、タイトレさん、ありがとうございました!」 こうして第一回は幕を閉じる。なお勝者であるタイシンには「やる気が絶好調になるスイーツ」がヤエトレからプレゼントされた。 不定期開催『ヤエノムテキ&ヤエトレの道場破りの道』第二回の時期とゲストは未定。 「悪かったなタイシン。急に巻き込んだりして」 「別にいいよ。意外と…悪くなかったから」 「それはよかった。よし、飯でも食いに行くか!」 「ちょっと!アタシまだこれ食べてる途中なんだけど!」 「今日の振り返りを行い、反省点を挙げて次のトレーニングに活かしましょう」 「ああ、次こそは絶対に負けない!」 現在の戦績:1戦0勝1敗 終 ≫76侘助エミュわかんない…21/10/25(月) 23 32 39 「なあカレトレー、もう動いてもいいか? というか髪のケア?ってこんな時間がかかるもんなの?」 「だーめ☆ 外でならともかく、この家に泊まる以上はカワイイとして見逃せない! それに泊まって『芦毛が傷んだ』なんて許せません!」 「うぅ……。というか、髪のケアなら化粧とかは要らないんじゃ……?」 「まあ私だと正直そこまで手を加える所は無いんだけどね。他の皆もそこはちゃんとしてくれてた……というべきなのかな。お姉ちゃんならまた違っただろうけど……」 「じゃあ今髪を結んでるのはなんだよ」 「え、カワイイだけど」 「カワイイだけど!? というかそれならもう髪のケア?は終わったんだよな! じゃあもう……」 「……少し、お話よろしいですか、白毛の君」 「え? お、おう」 「三女神様からの伝言です。『この世界のあなたの「未来」が、どうか「愛」で溢れたものでありますように。誰からも愛され、そして誰をも愛することが出来ますように』……誰かを愛することも愛されることも恐れず、その美しい白毛と同じくらい輝かしい日々を過ごせることを、心から願っています」 「…………」 「ま、余計なお世話かもしれませんけどね。別に加護が与えられるわけでもなし、ただの祈りの言葉です。どうかお気になさらずに」 「えっと、どういう……? おいカレトレ!?」 「……? どうかしたの、お兄ちゃん」 「いや今の発言どういう意味だ?」 「え?」 「いや……うん、すまん。なんでもない。気のせいだったかも……」 「まあとにかく、はい出来たよツインテール! うんカワイイカワイイ♪」 「いやちょっと……子供っぽすぎないかおい?」 「カワイイから無問題だよお兄ちゃん! あ、写真送っとくね」 「え、ちょっと写真は止め……! いやそもそもいつの間に撮ったんだ!」 そして写真は無事マクトレに送られメジロ家で共有されましたとさ うまぴょいうまぴょい ≫79二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 23 43 29 🐴「……少し、お話よろしいですか、白毛の君」 🐴「三女神様からの伝言です。『この世界のあなたの「未来」が、どうか「愛」で溢れたものでありますように。誰からも愛され、そして誰をも愛することが出来ますように』……誰かを愛することも愛されることも恐れず、その美しい白毛と同じくらい輝かしい日々を過ごせることを、心から願っています」 🐴「ま、余計なお世話かもしれませんけどね。別に加護が与えられるわけでもなし、ただの祈りの言葉です。どうかお気になさらずに」 こうするとなんか一気にジャスになるな…いやジャスなんだろうけど ≫100チヨノオートレSS21/10/26(火) 00 10 32 一度トレーナーの家に行ったことがある きっかけは、先生からトレーナーに書類を渡してくれと頼まれたことだ トレーナーがウマ娘寮に入るのは禁止だが、こちらから幾分には制限はない 私は貰った地図を頼りにトレーナーの家を目指した トレーナーは学園近くのマンションにすんでいるらしい カメラ付集合インターホンを押すと、トレーナーと繋がった 最初は驚かれたが、事情を話すと部屋に招待してくれた 「わざわざありがとうございます。今お茶を入れますね」 トレーナーはそう言うとキッチンに歩いて行った 改めて部屋を見渡してみる 部屋は1DKのそれなりに広い賃貸物件だ 家具などは最小限で綺麗に整えられた部屋 最初は何の変哲もない部屋かと思ったら、ある場所が目に付いた 隅に置かれた勉強用と思われる机 その周囲には数個の本棚が置かれ、膨大な量の書籍やらノートが積み上げられている そこだけがまるで別の空間のような雰囲気がしている 更に極めつけは―――― 「なに…あれ…」 壁や天井に貼られたレース場の図解や己を鼓舞する為の熟語 これだけならまだ分かるが、書かれた内容が異様だった 『ミスしたら〇す』『1着以外は無価値』などどいった強い言葉が書き連ねてあるのだ その光景に圧倒されていると、お茶を持ったトレーナーが戻ってきた そして、あっけに取られた私を見て照れ臭そうに言った 「ごめんなさい、チヨノオーさん。勉強机まわりが汚くて」 101チヨノオートレSS21/10/26(火) 00 11 04 「あ、その…」 言葉につまってしまう トレーナーは、部屋に書籍で埋まっていることについては語るが、この光景については何も言わない まるで、この異様な光景が日常であるかのように振舞っている 私は気になって質問してみた 「トレーナーさんは、どうしてこんなに頑張るんですか?」 それを聞いたトレーナーはきょとんと首を傾げる 「何がです??普通の努力ですが…」 いや普通ではない 確かにみんな並々ならぬ努力はしているが、物事には限度というものがある せいぜい1日2~3時間の勉強が関の山だろう 一方、この人は一日の殆どをウマ娘レースに費やしており、休んだ所を殆ど見たことがない 他のトレーナーと比べても倍近く働いているように見える 私は素直な所感を述べた 余計なことだと分かっていたが、どうしても言いたかったのだ 個人的にトレーナーを心配していたのだと思う それに何を感じたのかは分からない トレーナーさんは諭すように――― 「だって、自分や担当の人生を賭けてるんですよ?夢を叶えるために死ぬほど努力することなんて、みんなやってることでしょう?」 102チヨノオートレSS21/10/26(火) 00 11 17 そう、笑顔であっけらかんと言い放った いつも見ているトレーナーの笑顔 なのに、その時はなぜかとても恐ろしく見えた その日以降から私はトレーナーについて確信したことがある 嗚呼、この人はやはり――――致命的に何かがズレている ≫130ロブトレヒロイン概念21/10/26(火) 06 36 35 ドベトレ、ロブトレの家に泊まる 「こんばんは、ドベトレさん。どうぞ、今日は自分の部屋と思ってくつろいでいってくださいね」 「今日はよろしく頼むわ、ロブトレ……って、その恰好は……」 「?ああ、今日は和服の気分でしたので、どうでしょうか?」 「和服にエプロン、それにポニテか、すごく似合っているな。ロブトレはいろんな服を持っているよな」 「ふふ、ありがとうございます。外ではTPOを弁えていますが、家の中ならいろんな服を着たいですからね。その日の気分に合わせてきているのですよ」 「兄貴が言っていたけど、ロブトレの本棚、凄いな。これ全部漫画や小説とかなんだよな」 「ええ、やはり物語はいいものですからね。ジャンプはもちろん、少女漫画もそろえていますよ」 「少女漫画か……ドーベルも読んでいるし、オレも読んでみるかな」 「それなら、桜蘭高校ホスト部をおすすめしますよ。男性でも読みやすいものですので、ぜひ!桜蘭高校ホスト部はですね……」 「あ、待った待った、その前にいいにおいがしているんだけど……」 「あ、そうでしたね、まだ料理の準備がありますので、ゆっくりくつろいでくださいね。本棚から好きに読んでもらっても大丈夫ですので」 「よし、できました」 「お、できたのか」 「ひゃっ!ド、ドベトレさん、どうしたのですか?ゆっくりされていてよかったのに」 「いや、家主に仕事させてばかりなのは気が引けて、しかし、すごく集中していたな」 「ええ、その、むずかしい料理とかはできませんが、少しでもおいしく感じられるように盛り付けだけでも頑張っていたので……」 「これ、すごくおいしそうだって!そんなかしこまらなくていいって!」 「……ふふ、ありがとうございます。それで、手伝ってくださるのならこの料理を一緒に運んでくれませんか?運ぶにも一回一回踏み台が必要なので」 「そういうことなら任せてくれ。さっきの部屋のテーブルでいいんだよな」 「ええ、お願いします」 132ロブトレヒロイン概念21/10/26(火) 06 37 17 「では、いただきます」 「いただきます。ちょっと待って、折角だしこれ写真撮ってからでいい?」 「?いいですが、そんな撮るほどの物でもありませんよ」 「だって、こんなにもきれいに盛り付けられてさ、簡単な料理だってロブトレは言うけどこれは撮りたくなるって」 「ふふ、そう言ってもらえると嬉しくなりますね。でも、あまりとることに夢中にならないでくださいね、熱いうちに食べていただけると嬉しいので」 「それもそうだな、んじゃ早速……お、この肉じゃが、すごくほくほくしていて上手いな」 「それは最近スズトレさんに誘われてオグトレさんの料理教室で学んだばかりのものですよ。お口に合ってよかったです」 「お、こっちもうまい!すごいな、ロブトレ。いつもこんな感じなのか?」 「いえ、その……普段はもっと簡単なものを数品程度で、今日はドベトレさんが来る、ということで少し張り切ってしまいました」 「そうだったのか、気を遣わせちまったかな。でもありがとうな、ロブトレ」 「ふふ、いえ、私もそのように喜んでもらえるとすごくうれしいですよ」 「ごちそうさまでした」 「ふふ、お粗末様です。それでは次はお風呂でしょうか、先に入ってもらっていいですよ」 「いいのか?何から何までありがとうな」 「そういえば、パジャマも持ってきていますか?」 「ああ、持ってきているけど、どうした?」 「いえ、もしも持ってきていなかったら、と思ってこちらを用意していたので……」 「これって……着ぐるみパジャマ?それも犬っぽい?」 「ええ、ドベトレさんをイメージして以前から作っていたので。他のトレーナーさん用のものもありますが、どうされます?」 「折角作ってくれたのなら、もらうかな。それを言うならロブトレも……」 「もちろん、私の分の着ぐるみパジャマは用意しています。私のは牛ですね。ロブロイの好きな牛のパジャマです」 「ロブトレもすでに準備万端なのか。なら今日はオレもそっちのを使うか」 「ええ、ぜひ!あ、引き留めてしまってすみません、どうぞゆっくり浸かってくださいね」 「おう、んじゃ入ってくるなー」 133ロブトレヒロイン概念21/10/26(火) 06 37 37 「お待たせしました、ドベトレさん」 「おおー、ロブトレも牛のパジャマ似あっているな」 「ふふ、それならドベトレさんも着ぐるみパジャマ、とても似合っていますよ。やはりあなたには犬が似合っていますね」 「まあな、ドーベルの猟犬、ってな」 「ふふ、そうですね(小型犬のようでかわいい、というのは言わない方がいいですね)」 「しかし、ここまで何から何までやってもらうと申し訳なく思えるな」 「いえいえ、可愛い後輩の為ならどれだけでも頑張りますよ」 「確かに後輩だけどさー、それならもっとロブトレも気楽にしゃべってくれよ」 「それもそうなのですが、もうこの喋り方が慣れてしまっているので、これでも気楽にしゃべっているのですよ」 「うーん、そうなのか。ロブトレがそれで気楽ならいいけど、オレとしては気になっちまうな。なんか壁があるみたいでさ」 「それは、すみません。壁を作っているつもりはなかったのですが……」 「そんなふうに気に病まなくていいって。それがロブトレなんだからさ。それで今日の寝るところは……」 「それなら私の布団を使っていただければ。私はこの通り小さいのでソファーで寝させていただきますよ」 「ロブトレが言うならいいけど……え、その大きなぬいぐるみは……」 「?抱き枕ですが、これに抱き着くと今の私のサイズだとちょうどぬいぐるみの腕が私を包み込んでくれて、すごく落ち着くのですよ?本当はロブロイとしたいのですが……」 「いや、それ、ヤバい奴なんじゃねえか!なんかちょっと病んでねえか!」 そして翌朝 「世話になったよ、ありがとうな、ロブトレ」 「いえいえ、私も一緒に過ごせてとても楽しかったですよ。これでも私は先輩ですので」 「はは、あまりロブトレって他の人に先輩風吹かせないのに、オレには結構先輩風吹かせるよな」 「ふふ、なぜか自然とそうしてしまうのですよ、ドベトレさんだから、なのでしょうね」 「それって褒められているの?」 「褒めているのですよ。これからもいつでも頼ってくれていいですからね」 「ああ、ロブトレも何かあったらオレに言ってくれよ、いつでも駆けつけるからさ」 「ええ、では……」 「「またトレセン学園で」」 ≫162二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 07 04 45 有終の美とは ーーー私ことキタトレは考える (プロキオンも大分成長してきたわね…) …セラタプラタ、クリスタルスチル、アイネスワールドの三人は目覚ましく強くなり、今は皆それぞれに輝いていた。 またキタもまだまだ走れるということでドリームに居続けるつもりらしい。 …問題はサトトレ、いやサトノジャッジだった。 まだ走る気はあるみたいだがその体はボロが出て来ていた。 (このまま放置は出来ないわね…) 今はまだ大丈夫かもしれないが、その内マズイことになりかねなかった。 (もう彼女は領域に入れなくなりかねない…) …模擬レースでコンディションチェックをしたが明らかに光は暗くなっていた。まるで消えていくように。 (どれだけ長くもたせても1年くらいかしら…) 消耗次第とはいえ、時間はあまり無い。そうなれば領域にも入れないし、下手したら怪我しかねなかった。 …その原因は分かりきっていたが。 凱旋門賞に向けたその練習、そしてあの日の輝き。それが今を作りだしたのだ。 無論後悔はしていない。それが二人の望みだから。 あの日の彼女なら誰が相手でも勝ちえると私は言い切っただろう。 それだけのものだったのだ。代償は覚悟していたはず。 (そろそろ引退ね…何処まで走ってからにしましょうかしら…?) 考えるがやはり結論は出なかった。 (…サトトレと後で協議しましょう。後、そろそろ募集をかけてもいい頃合いかしら…) チームも軌道に乗り、サトノジャッジもドリームに入った今は転機だった。 (さあ、私はまだまだこれからよ。やりたいことのためにも歩み続けないとね。) 椅子から立ち上がり歩き始める。 近くの日めくりカレンダーには『思い立ったが吉日』と書いていた。 駄文失礼しました 彼女をよく見てるキタトレと思ったより深刻なサトトレです。 キタトレはチームをそろそろ増やしてもいい頃合いだと思ってます。 ≫179二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 07 25 16 ────《プラエトリアニ》。皇帝親衛隊の名を冠する皇帝のチーム。 私、ロマンパープルに地方重賞を複数取らせてくれた良いチーム、ですが…… 「みんな!差し入れに色々持ってきたよ!今日は手作りクッキーもあるよ!」 「「「!?」」」 最近というか、ウマ娘になって少ししてからのトレーナーが女子力急上昇してる……いや、料理については元からだったかな……もはや、そこすらわからなくなってきたくらいに女の子だ。 「ルドルフは生徒会業務で少し遅れるから……ロマンはそろそろ千葉の方に備えて調整して……」 てきぱきと皆に今日のトレーニングメニューを伝えるこの瞬間は男の頃のトレーナーと、今のトレーナーとで変わらないな、とふと思う。 私が覚えておかないと、男だったトレーナーが消えてしまいそうで。 「セプテントリオンもエーネアスも次のG3が近いし頑張ろう!」 「「はい!」」 デュオスクトゥムも"皆と同じくらい強くあろう"みたいな顔をしてる辺り、やっぱりここ、親衛隊なんだな、ってなる。 でも、Jpn2に手が届くところまで育ててくれたトレーナーに恩を返さないと。 ────こうして、私達の練習は続く。 後日、会長の圧迫面接を乗り越えた新たな親衛隊メンバーが増えて"ロマン隊長"と私が呼ばれるのはまた別のお話。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part318【TSトレ】 ≫78ドベトレが泊まりに来た21/10/26(火) 08 27 42 「おっすドベトレ、とりあえず単車は駐輪場に停めてもらって。1日くらいならバレんし」 「悪いなマルトレ……」 「スズトレから話は聞いてたからダイジョーブだぜ。急に来たら夕飯は悲しみを背負っただろうけど」 「姉貴の所ほどじゃないけど良いところ済んでるな」 「姉貴って誰……ああネイトレか。あそこ良いマンション住んでるよな。俺は車庫で選んだけど」 スズトレを中継してドベトレが泊まりにくると言うことでちゃんと夕飯の材料を買い込んだ。普段のパスタカレーコンソメの黄金ループを客人に食わせるのもどうかと思ったからだ。メジロってなんか洋風のイメージがあるしなんか喜びそうだからハンバーグを作る予定である。 「既に布団が敷いてある……」 「風呂はどうする? 俺は寝る少し前に入るから先は行っても良いけど」 「いや家主より先に入るのはなんか気がひけるからマルトレが先でいいぜ。所で結構ゲームソフトが積んであるけどゲーム好きなのか?」 「ゲーム自体は好きなんだけどさー実況配信で使ったゲームそのまんま俺に渡されるんだよね。メトロイドやってて壁ドンされたけど」 「なんかミニ注連縄で封印されてるのホラーゲームか……」 「フクトレが三日で作ってくれました」 「フクトレ兄貴も何やってんだ」 「天の声だからな。飯できるまで好きに遊んでてくれ、だがホラーゲームをやると死人が出るぞ」 「何故死人」 「俺と料理と多分お前の鼓膜だ」 「割と切実な問題! この謎のおっさんゲームやる!」 「あっ壺はあんまり……いやまあいいか」 「ドベトレ飯できたぞ」 「ありがとうマルトレ! でも待ってくれこの、このフックだけでも越えさせてくれずっとここで詰まってるんだいけ、いけい……あぁぁぁぁ!」 「わかるぞ一番下で落ちたその辛さ。失意を飯で誤魔化していけ」 79ドベトレが泊まりに来た21/10/26(火) 08 29 57 「美味い! 高級店でやってけるんじゃねえか?」 「やだよ店なんて面倒くさい。知り合いとかマルゼンスキーに飯作るならいいけど自分の分作るのも若干面倒くさいんだから」 「こう、回転させながら一気に登るやり方がここは良いんだ」 「うぉーうスゲェ!」 「風呂空いたぞ〜」「ま、マルトレェ!? 流石にその格好は風邪ひくぞ! あと目のやり場に困る!」 「……それもそうか。良かったスズトレにパジャマ選んでもらって」「スズトレ兄貴ナイス!」 「布団とベッドどっちで寝る?」 「いやそんなの俺が布団でいいぞ。というか今日の為に布団買っててくれたのか?」 「いやマルゼンスキーがたまに泊まりに来るからその時用のやつ」 「…………布団で」「いやなんだその顔」 「おはよう」 「朝はコンソメとパンでいいか?」 「……普通だ」「えっ何が?」 「てっきりバブリー星人的な感じで朝からお立ち台に乗って踊り出すのかと……」 「なんだそのイメージ。それにそれは間違ったイメージだ、バブル期にお立ち台に乗って踊る文化はない」「マジで!?」 「マクトレ今日はありがとうな」 「うい、じゃまたトレセンで、そいえばなんでフクトレとスズトレは兄貴呼びなんだ?」 「そりゃ年上だし」「えっ」「えっ?」 「え? イッツミートゥエンティシックス」 「え?トゥエンティ……26!? マルトレ兄貴!?」 「うわなんか致命的に合わない感じがする! おんなじトレーナーの立場なんだから別にいいよ今まで通りで!」 「よく考えればマルゼンスキーのトレーナーのマルトレが俺と同い年なわけがねぇ……俺は一体なんの認識違いを? あっトレーナーTVで子供っぽいからか……」「おい納得するな勝手に」 「トレーナーちゃーん! 迎えに来たわよー!」 「あっマルゼンスキー! ありがとう〜!」 「……」「おいなんだその顔」 「いやなんでもないぜさーてトレセンに行かないとなぁ〜」完 ≫84二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 08 35 23 よし来た、これだ。 …その日、キタトレはブラトレとチームのことで談議していた。 「ブラックヴォルフのメンバーは最近、調子が良さそうね。何かあったのかしら?」 「あー、最近ブライアンが焼肉奢ったからかな…」 「駅前のあの店かしら?だとすれば随分ね。やる気が上がるのも納得だわ。」 「チーム仲が良いのは嬉しいことだよ本当。」「ふふっ、それは私もよ。」 キタトレが用意したジュースを飲みつつ、ブラトレは問いかけた。 「なあキタトレさん。最近チームを増やすってのは本当なのか?」 「そうよ?募集をかけたけど今回は5人ほど取るつもりよ。」 「…10人もみてられるのか?」 「見るわよ?何なら後5人とっても良かったけど、空けといた方がいいと判断したわ。」 「チームの最大人数である15人すぐにいきそうだな。その調子だと。」 「今の時点で担当以外の子もちょくちょく練習に巻きこんで見てるから今更ね。」 「器用だなキタトレさん…」 「マルチタスクは仕事の都合で得意だからね。このくらいならまだ大丈夫よ。」 「となると、アオハル杯では強敵になりそうだな。…その時は勝たせてもらうぜ。」 「勿論私のチームが勝つわよ、私の子達を舐めないでちょうだい?」 二人で見つめあい、少しして笑いあった。 ≫111二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 09 53 45 Without with MYTR 「〇〇さん……〇〇さん」 ウマ娘の強い力で抱きつかれる。手加減はしているのだろう、体が悲鳴を上げはするものの、骨が折れるようなことはないくらいの強さ。 艶やかな表情はうまだっちを誘う。 「逃しません、逃しませんわ。わたくしはあなたのものなのですから、あなたもわたくしのものなのです」 『逃げない』 「ふふふ、ふふふふ。」 夜が更けていく。光は遠ざかっていく。何者にも邪魔されず、二人は溶け合っていく────。 MQTR NORMAL END CLEAR! おめでとうございます! 引き継ぎアイテム:門外不出が解放されました。効果:ON時親愛度上昇率+7700%、イベント発生率+1000%、拒絶無効 「何だこれ」 112二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 09 54 02 「あーノマエンですわ、マヤトレさっさと次の周に行ってくださいまし」 「誰だよこれ!おい!」 「わたくしに決まっておりましょう」 「俺お前なら楽に話進むと思ってこれ選んだんだが!?」 「こうすればクリアできる、が確実に存在しているので楽ですわよ?ブラジャーガチャはしたくないでしょう?」 「手前のダンジョンでレアキャラ回収するより最難関クリアする方がマシとか思ってるだろ」 「ええ」 「あーくそ、このままじゃこの部屋から出れねえ……てかお前はどうなんだ、こんなメンヘラヤンデレにされて怒らないのか」 「監修はわたくしですわ」 「え」 「わたくしから色々なもの……経験、成績、環境、そしてマックイーンを引いたらどうなるか考えて創作したら筆が止まらなくて……わたくしを扱っていたのでストッパーもかかるはずなく」 「やばい創作者の顔してるぞ今?」 「あら、最近流行りではないですか」 「消さなきゃ……」 「消したらヒントも教えられませんわね」 「生かさなきゃ……」 113二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 09 54 46 「にしてもマックイーンを引いたら、か……なあマクトレ」 「何でしょう?」 「お前覚悟決まってるって結構有名だけどさ、あれなのか?マックイーンのためなら何でもできちゃう系か?」 「何でもはできませんわ」 「お、意外。何で?」 「わたくしのマックイーンへの献身はあくまで倫理の上で成立するものですから。マックイーンのため、ではなくマックイーンの最善のため、に行動するのがわたくしです」 「……つまりどう言うことだってばよ」 「やっていいことと悪いことがあると言うことだ。もし本気でマックイーンのために動くとしたら、各所に根回しして色々戦場を整える。誰かを、そして自分の体を犠牲にしてでも何かする。それは、たとえマックイーンが知らずとも汚れた道にしかならない」 「なるほどな。清廉潔白であるからこそ意味があるってやつか。……なんか思ったよりまともだな」 「気持ちはわかりますわ。わたくしもよく自分を客観視して少し前のめりなことを言ったな、少し気分を害したかも知れないな、とか思いますもの」 「害しはしないだろうさ。お前以上にやばいやつも、お前と違って自分のおかしさに気づけない人もこの世にはごまんといるいマシな方だろ」 「だといいのですけどね」 「大丈夫だろ。さーて、続きだ続き!今日中には帰るぞ!」 「今夜は寝かせませんわ!」 「クソ野郎!どんだけ難易度高いんだよこれ!」 ≫156二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 11 43 49 『ぶいとれさんとべがとれさん』 「お前も……同じ“能力者”のようだな」 「待ちなさいよブイトレ、通りすがる私をひっ捕まえていきなりなんなのさ」 「ふっ、とぼける必要はない。その瞳の輝き、両の目の違い。正しく力を持った者の証!」 「その理論だとウオサブもそうじゃなきゃおかしくないかい?」 「……な、なんだと!?確かにそういえばそうだ!」 「まあとりあえず飯にしようじゃない。どうせお腹減ってるんでしょ」 「うむむ、なんかそんな感じしたんだけどなー。まあいいや、ご一緒させてもらおう」 「でも実のところ、なーんか俺の勘が反応してる気がするんだよなー。絶対変な能力あるでしょ」 「……ご明察ってやつだね」「え?マジで?うそぉ」 「──はい、入れ替わりました。私がウマソウル・アルタイルのアルです」 「……す」「す?」 「すっげぇぇぇ……!」 「ど、どうもありがとうございます?」 「いやー、俺も憑依……?って言っていいのか?そんな感じのことができるからなんだかすごいシンパシーを感じる!」 「まあ私はいつもベガトレさんの中に入りっぱなしなんですけどねー。──まあ、ふたりで一人のウマ娘ってことさ」 「なんか親父さんと似たようでちょっと違うんだなあ…」 「完全に同じような関係性を持ってるトレーナーなんてほぼいないさ。十人十色。いや、もう六十人六十色くらいなってそうだね…」 「語呂が壊滅的すぎる……」 「まあ語呂なんて気にしてたらなんもできないからねえ。ごちそうさん」 「うおっと、早い。俺も食い終わろう」 「食後はなんか予定あるかい?ないならジョギングでもしようじゃないか」 「ん、今のところは……いや、あった。猫探しがある」 「へぇ、また理事長の御猫様でも探してくれって依頼かい?」 「いや、トレセンの近所に住んでる家庭からだな。たまに猫ちゃんがトレセン内に遊びに行ったまま行方不明になるんだと」 「……そんなに猫スポットあるんだねえここ」 「ま、そういうわけだ。もし手伝ってくれたらちょっとくらいおごるぜ」 「よし来た、手伝ってやろうじゃないの」 なお、その後猫探しは滅茶苦茶に難航したことだけを記しておく。 ≫166二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 11 58 05 四天王ハーレム√ トチ狂ったであろう運営か作り上げた最高難易度√ 真ドベと魔女キタの二人と付き合いつつ、依存サトとよわマクの二人をケアする√である。 ただでさえ管理を要求するサトマクを世話しながらドベキタの二人のイベントをこなすのは発狂レベル。 攻略だが まずキタトレに真っ先に会おう。他を選ぶとタヒぬ。 キタトレの好感度を高めつつ、早い段階でドベ、マク、サトの順で接触して繋がりを作ろう。 基本的に誰か一人に構いすぎるとバドエン直行になりかねないので平等に。 最初は大丈夫だが、特にドベトレのイベントをこなす量が多くなる後半はタイミング次第では即詰みます。 特にサトトレの値が安定しないので注意。 またキタトレをドベトレのイベに巻き込む、あるいはその逆は厳禁だ。ほぼ確定で拗れて大惨事となる。 マクトレ、サトトレはイベに巻き込むのも手。ただし精神値の振れが恐ろしいことになるので即対応できるようにしよう。どちらがいいかはお好みで。 キタトレの過去の品集めは計画的に、マクトレとサトトレのケアも同様に。 この√は恐ろしいことにキタトレどころかドベトレにすらメンタルケアが要求されるので休めません。 優先度はサト マク キタ ドベですので焦らずに。 ドベキタトレのイベントが終わる頃にはマクトレのメンタルケアもほぼ完了し、サトトレが凱旋門賞なので最終調整です。 マクトレイベントを完了させ、過去をキタサトトレに問いましょう。 終わったら最後の凱旋門賞は祈ってください。 勝てると晴れてトゥルーエンド『we believe gospel』が見れます。 詳しいエンド、評価は後述します。 ≫171二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 12 16 29 バドエン「lost gospel」 √中で一人でも精神崩壊を起こすと連鎖して全員が崩壊することで起きる√。壊れたものたちのシーンとともに各々の救われない結末が待っています。 ノマエン「gospel amen」 誰か一人でもイベント未完走または凱旋門賞で勝てないと起きる完全依存√です。四人とただひたすらに退廃し、主人公に依存した生活を送るシーンがたっぷり流れます。 トゥルーエンド「we believe gospel」 全ての条件を満たした上で凱旋門賞に勝つと見れます、四人と仲睦まじい激甘な生活を送るエンドです。 シーンどころか一時的にキャラを動かすことすらできるため、その苦労は報われることでしょう。 総評としてロボトミーもびっくりの地獄難易度です。 余りにも多い運ゲー要素と恐ろしいまでの管理能力を要求するクソゲーの極みです。 人によってはウラトレのそれより難しいものですのでほり投げる人も多いはずです。 ですがクリア出来た時のそれは何ものにも代えがたいでしょう。…幸運を祈ります。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part319【TSトレ】 ≫14二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 12 51 17 難易度が理不尽との声を多数頂いたので超簡単なルートをご用意しました パラシンちゃん(チョロイン)√ どのタイミングでもいいので愛の言葉を投げましょう。 それだけで彼女の√に入ります。 彼女は愛を知らないから 愛されなかったから いたずらをするのもそうすればかまって貰えるから 怒られても構われないよりはずっといい 私を見て、私に構って、私を貴方色に染め上げて 捨てないで....見捨てないで ≫33二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 13 04 40 『ドベトレ、拾われる。』 流石にさ、悪すぎると思うんだオレ。 歩いてたら道に迷って、んでここどこなのか調べようとしたら携帯家に忘れてて、途方に暮れて彷徨ってたら雨まで降ってきてびしょびしょ。 どんなけ今日、運が悪いんだよ…うぅ…これからどうすれば… 「…おい…大丈夫か?」 「え?」 「…確かあんたメジロドーベルのトレーナーさんだよな…こんな所でどうしたんだ?」 「ほら、これで身体拭いとけ。」 「いや〜!アンタは命の恩人だ!」 オレは今、雨の中動けなくなってたところを助けてくれた人の家に来ていた。 「雨の中びしょ濡れで震えてる奴を放っておく奴なんていないだろ。」 「でも助けてくれたのはアンタだ!えーっと?」 「マーチトレだ。好きに呼んでくれ。」 「マーチトレだな。よし、改めて礼を言わせてくれ!ありがとうな、マーチトレ!」 「…それでこの後はどうするんだ?」 「えっ…場所もわかったし帰ろっかなって…」 「この雨の中、そのびしょ濡れの服で?」 「う、うぅ…」 「…はぁ…わかった。泊まってけよ。」 「い、いいのか?でも…流石にそこまでして貰うのは悪いって言うか…」 「そんな状態のドベトレさんをそのまま帰らせる方が後味が悪いだろ。」 「うぐ…それじゃあ…お言葉に甘えて…」 34二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 13 05 14 「ああ、あんまり広くないがそこは我慢してくれ。んじゃ風呂沸くまで待って…」 ぐぅーーー 「…腹、減ったのか?」 「…すまん…その…昼から何にも食べてなくて…結構彷徨ってたから…」 「…今風呂沸かしてるから、出来たらすぐに入ってこい。その間に飯を作っておく。」 「うぅ…本当にありがとな…マーチトレは優しいなぁ…」 「…世辞はいい。」 「お世辞なんかじゃねぇよ!本当に感謝してるんだから!アンタはオレの命の恩人なんだぜ?」 「わ、わかった、わかったから!そう何度も言うな…」 そう言ってマーチトレが顔を隠す。 「?なんだ?照れてるのか?」 「う、うるさい!慣れていないんだよ!もう風呂は出来たからさっさと入ってこい!」 「うわっ!ちょっと待てって!そんなに押すな!」 オレは無理やり風呂場に押し込まれた。 「…マーチトレって意外と照れ屋なのか?まぁいっか、さっさと風呂に入って…」ダレダオマエー 「ん?なんだこいつ…あ、カマライゴンじゃん。なんでこんな所に…?」ヤンノカオラー ガラガラ 「すまん、そいつの事忘れてた。」 「え?」ウワーナニヲスルー そう言うと、マーチトレはカマライゴンを洗濯機の中に投げ入れて、洗濯し始めた。 「…そんな乱暴な感じでいいのかそれ。」アー 「大丈夫じゃないか?ぬいぐるみだし。」メガマワルー …喋るそれはぬいぐるみなのか?と言う疑問は心に仕舞い、風呂に入った。 冷えて疲れ切ったオレの身体には、湯船にはられたお湯がとても気持ち良く感じた。 「ふへー…身体に沁みるぜ…」 そんな事を言いながら髪や身体を一通り洗い終えて出てくると、 そこには美味しそうな料理が所狭しと並んでいた。 35二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 13 05 49 「すまない…腹が減ってると聞いたから、いっぱい食うかと思って、作り過ぎてしまった… 無理して食わなくていいからな?」 「すげぇ腹減ってるから大丈夫だ!それにこんな美味しそうなのをわざわざ作ってくれたんだから残さねぇよ!」 「…だからそう面と向かって言われるとだな…」 「ん?なんか言ったか?」 「…いや、なんでもない。用意ができたならいつでも食べていいぞ。」 「ほんとか!?それなら、いただきます! モグモグ…うめぇ!めっちゃうめぇ!」 「…そうか、それなら良かった。」 「めちゃくちゃうめぇよ!マーチトレさん料理良くやるのか?」 「いや、たまにしか作らない。定期的に教わっているんだ。」 「へー。だからこんなに美味しいのかぁ…」モグモグ 「…まぁ、美味く感じるのは単に腹が減っているだけだと思うが…口にあったならよかったよ。俺は風呂に入ってくる。出たら寝るぞ。」 「はいよー。」 そしてオレのちょっぴり長かった1日は終わった。 次の日、教えてもらった通りに道を進んだら帰ることができた。 そして、電話に全然出なかったオレを心配していたドーベルにめちゃくちゃ怒られた。 ≫49二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 13 40 37 皆さんこんにちは!ストゼロを飲んだシャカトレです! 気分がいいので定理や公式の解説をしようと思います! そうですね、入りは簡単なやつにしましょう!加法定理なんてどうでしょうか!加法定理は三角関数に関するあらゆる法則や定理を遡るとほぼ確実に組み込まれている非常に重要な定理です!と言うか影響のない法則が全然浮かんできません!余弦正弦くらいですかね!例えばsinの積分も加法定理でcosを引き摺り出して示されます!おばあちゃんの家みたいな匂いがしていいですよね!嫌いな人は実家に帰りたくないタイプの方かも知れません!田舎の実家の古い慣習が嫌いな人と高校の数学の公式の記憶が嫌いな人が重なって見えますね!僕は神奈川生まれなのでわかんないですけど! では証明についてお教えします!めんどくさいことに証明は最初cos(a-b)から行われます!原点を中心とした円の上に角度a、bの点を置いて二点間の距離を余弦定理と座標系で計算します!そしたらちょっと違う色が出てきて比較してcos(a-b)=cosacosb+sinasinbで終わりです!最初はちょっと辛いけど一定を超えたらとんとん拍子、ゲームならちょろいツンデレみたいな証明ですね!ダストレさんどう思いますか!寝てる! あとはcos(a-b)をsinにしたり正負入れ替えたら4通りできます!覚えるならまずsin(a+b)から!+しかないので覚えやすいです!あとは導出してください!ツンデレがデレたらもうデレデレなのと重なりますね! 以上僕からの公式講座引く手数多な加法定理編でした! ≫57二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 13 59 06 ゲームのレビュー(参考になった順) NAOYA「能力使って販売日当日に買ったで。俺の推しはテイトレちゃんや。べっぴんさんやし担当のトウカイテイオーを立てられる。俺しかその魅力に気付いてないやろけどな…三歩後ろで支えられるトレーナーは背中押されて幸せになればええ。 まぁそういう事でテイトレルートをやったんや。アホな事やりながらも強い信念が見れるAルートは良かった、テイトレは立派やね。 問題はBルートや。どんなイベントがあるんやろと、どんな笑顔見せてくれるんやろと、俺が支えになったろとどれだけ頑張っても幸せにできんかった…製作陣に人の心とかないんか?俺に縋り付いてくるスチルを見た感情が分かるか?ざけんなや涙が止まらん、ドブカス…がぁ! 追記 親戚の姉妹に教えてもらってCルートやった。俺はアッチ側に立てたんや。」 SOSORU「こちらが 濃厚とんこつ豚無双さんの DOKIDOKI IUTTIMAU 特装版です うっひょ~~~~~~! 開封時 特典カードにサインが書いていたのを見て 大きな声を出したら お隣さんからの苦情で 大家さんの説教をサービスしてもらいました ゲームの内容次第でオンリー即売会を企画する事だってできるんだぞって事で いただきま~~~~す!まずはAルートから コラ~! これでもかって位面白い濃厚シナリオの中には アイアンクローが入っており 幸せのあまり DK組と全部絡んでしまいました~! すっかり店側も立場を弁え 誠意のチャーシュー丼を貰った所で お次に 圧倒的絶望感のBルートを 楽しむ~! 死ぬぞ~! ワシワシとした食感のイベントの中には、曇らせが入っており さすがのSOSORUも トイレに駆け込んでしまいました~! ちなみに、大家さんに土下座している様子は ぜひサブチャンネルをご覧ください」 ≫71二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 14 25 17 ではこちらをどうぞ DK4のハーレム√ 基本としてテイトレはC√、ブラトレはEX√、マクトレはウィザウト√、フクトレは畏申√です。 この√はかの四天王√と同じアプデ後にきた√です。 あちらほど難しい訳ではありませんが、それ相応に要求してくるので気をつけましょう。 では攻略の解説です。 まずは誰か一人にあって√を開きましょう。 基本誰でも構いません。会って会話すれば入れます。 続いて開いた後は積極的に関わっていれば暫くは問題ありません。 この√の問題点は中〜終盤に来ます。 大体上の√の仕様となっているので基本はそれの時と同じです。 さて中盤に入ってからはテイトレの侵食とフクトレ(姉)への挑戦というポイントが訪れます。 ここからとても忙しくなります。テイトレとマクトレのケアをしながら、ブラトレとデジャヴを探しましょう。 探している内にブラトレは比較的好感度が上がるので、そこまで神経質になる必要はありません。 テイトレやマクトレも同様にケアしていれば上がるので、三人の好感度はそこまで稼がなくても大丈夫です。 フクトレだけは予め上げておきましょう。 さて、これらをこなしながら終盤に入ると三女神との約束というイベントが入ります。 あの四人を幸せにすることが出来るかという賭けをすることです。 ちなみに賭けに負けると存在が消える消滅エンドなので注意しましょう。 そしていよいよフク姉との決戦です。ここまでにテイマクトレのイベントを完了させないと消滅エンドです。 彼女は何気に微強化されているのでノーマルよりは難しい仕様です。 どうにかして勝つと、続いてブラトレとの連戦が待っています。 コンディションは確定で下がる条件となっているのでブラトレとの対決は難しくなっています。 これも勝てばほぼクリアです。 最後に三女神と会って賭けの勝ちを伝え、四人同時に集まるタイミングで告白イベントをこなしましょう。 これで晴れてクリアです。後は楽しみましょう 72二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 14 25 28 エンドですが、このシナリオでも各キャラのエンドは基本そのままです。 ただ、いくつか追加されていて バッドエンド「いるはずのーーーー」 賭けに負け、存在が消える√です。彼女達は心によく分からない穴が空いたまま過ごします。 ノーマルエンド「最高のグループ」 好感度が上限でないとこちらです。例の告白イベントがなくなり、感情は伝えていません。でもきっと楽しい日々を過ごせるでしょう。 トゥルーエンド「俺達の唯一無二のーー」 DK4ハーレム√です。自分を慕い、恋人らしく過ごす四人。そんな日々は何物にも代えがたい甘い日常。甘々なシーンが大量に流れます。 総評として難しいが悪くない難易度とそれに見合う甘々なエンドが見れる良いシナリオです。 例の四人とイチャイチャしたい人は是非挑むべきです。 最後にトゥルーエンドのワンシーンを置いておきます。 73二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 14 25 35 「なあ、今日はラーメン食いにいかないか?」「いいぞ、お前の奢りでいいかブラトレ?」「なっ!酷くないかテイトレ!?お前らもなんか言ってくれよフクトレ!マクトレ!」 「いや別にいいんじゃないか?」 「そうだな、俺は構わないし」 「ちょっと!?」 『はははっ…今日は私が奢るよ』 「!?。いや貴方が払わなくても…」 『いいから、お金の余裕はあるし。…それに』『私は貴方たちのもので、貴方たちは私のものでしょう?』 瞬間、四人の顔が真っ赤になる。 「う…分かったよ…」「…うん」 「…っ、ああ…」「はい…」 四人とも別々の反応を返してくれる。 思わず笑いながらも、私は固まった四人に手を伸ばしながら言った。 『行こうか、今日はまだまだ長いよ。』 ≫91二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 14 57 59 〜ネイトレルート(Another Branch)攻略中〜 「やだぁっ!やめて!!やぁだぁぁーーーーっっ!!!」 手首をベッドに縛り付けられたトレーナーさんが半狂乱で泣き叫んでいる。縛ったのはあたし。暴れないよう落ち着いてもらう為に。 ……どれだけ優しく宥めてもトレーナーさんは身体に触られるのを嫌がった。だから強引な手段を取るしかなかった。ほっといたら危ないのは、誰が見たって分かる状態だったから。 ……なのに、なんでこんな怖いものを見るような目をされなきゃいけないんだろ。なんでこんなに嫌がられなきゃならないんだろ。「助けて」って言ったのはそっちなのに。落ち着いてくれなきゃ落ち着けないんだよ。 「ひぃっっ!!」 仰向けの半裸にまたがるようにして乗っかる。ただそれだけで身体の下でのたうち回るトレーナーさん。それでもあたしから目を背けないのは信頼なのかな。それとも恐怖?……仕方ないじゃん。助けなきゃいけないんだから。 「お願いぃ……ネイチャ……お願い、だから」 「泣き落とし?でも何をお願いしてるのかわかんないし、今更だよ」 「違う……違うの、こんなの……こんな」 「大丈夫。ちゃんと助けてあげるよ、トレーナーさん」 ……トレーナーさんが泣いている。あたしの心も泣いている。ただ空っぽな義務感だけが今のあたしを動か《PAUSE》 「……」 「……」 「……ウラトレ先生、これ苦行の域超えてませんか?」 「言わないでくださいマヤトレさん。誰よりも辛いのは彼女です」 「あ……ああ……」(隅で震えてるネイトレ) 「ちょっと今は見ることできません……というか、今後ネイチャもネイトレも直視できない……」 「このゲーム部屋を出るとき、わたし達からシナリオの記憶を取ってもらうことはできないものでしょうか……」 「忘れたい……忘れたいのになんだこの一枚絵と差分の量……あとフルボイス仕様……」 「泣いてる時の声が演技とは思えなくて、なんだか吐きそうです……」 92二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 14 58 23 「……先生のいう通り、早めにプレイしておけばよかったです。なんだこのタイプABって」 「敬遠して後回しにしてしまう気持ちは分かりますよ。主役もヒロインも知ってる相手というのは……」 「あと、女性ですからね……」 「紳士ですね……結果、地獄を見ていますが」 「……選択肢的にナイフ刺しにいった方が良かったんですかね?言葉の」 「無理です。正直わたしへの当て付けかとすら思ってるんですが」 「……じゃあ、今度は『口説く』を選んでみますか」 「……コンフィグで『未読テキストもスキップ』ってあったじゃないですか?わたし、あれに何の意味があるんだろうと思ってました。……こういう時のためにあったんですね」 「……ああ!それです先生!」 「え?」 「今から設定変えればいいんですよ!!こんなの十中八九バッドエンドです!飛ばしていきますよ!」 「!!名案ですね!なんで今まで気づかなかったんでしょう!?製作者の方には申し訳ありませんが致し方ありません!」 「…………ダメだあああああ!!スキップ設定無効化されてるううううう!!!」 「そんな事あるんですか!?……ああ本当変えられない!声の設定もオンのまま変更不可!!」 「え、嘘!?ロードできない!?モニターの音量設定も無理!?他のルートでこんなのありました!?畜生のベクトルがおかしいですよ!!」 その後、失神するネイトレをよそにギャーギャー言いながらなんとかクリアした。 あと記憶は問題にならないよういい感じに消えた。おぼろげな結婚式の余韻だけ残った。 うまぴょいうまぴょい ≫101二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 15 09 39 日曜戦隊マレンジャイルート マベトレ、マルトレ、マクトレの友人好感度が最大の状態でかつギガンティックブルーのうたを流した状態で発生するイベント「聖魔法ウマ娘・覚醒」にて子供に向け暴走するトラックに対し「受け止める」「子供を突き飛ばす」で受け止めるを選択するとルート確定。異世界から来訪したカマライゴン怪人に対抗する為同じく異世界に存在するギガンティック・ブルーがギガンティック・マーベラスへと姿を変え三人のマに宿った。あなたはマベラス、マルラス、マクラスとなった三人のトレの力を引き出せるマーベラス星人ということが判明しカマライゴン怪人との戦いに挑む。というストーリーで残機3で全5ステージの縦スクロールシューティングをプレイする事になる。自機三人はそれぞれ性能が違いリアルタイムでチェンジできるので上手く使おう。 クリア報酬「マレンジャイ変身ベルト」 三人とも腰に巻いてないマレンジャイ変身アイテム。ルート中のシューティングミニゲーム「マベぱっち」のプレイと作中歌「マーベラス・プリティ・マレンジャイ」(歌 マベトレ、マルトレ、マクトレ、影山ヒロノブ/可愛らしい歌い出しから突然サビで世界の存亡をかけた熱い歌になる異様な曲)が聴けるようになる ≫90二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 14 57 44 Vトレルート() 「仮面トレーナーV FOREVER AtoZ/運命のウマムスメモリ」 108二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 15 29 00 追加DLC Vトレルート 「仮面トレーナーV FOREVER AtoZ/運命のウマムスメモリ」 言うっちまう300スレの秋。 26個の次世代ウマムスメモリ・「T2メモリ」を輸送中の三女神のヘリコプターがテロリスト集団、「UMAR」によって襲われ、パラシンメモリは強奪。 残りのメモリは街中に飛散した。 街ではT2メモリを拾った人々がウマ娘化して暴れ出す。 その騒ぎの中、T2メモリを手にしたUMARは学園に侵攻を開始。 今、学園最大の戦いが始まる――。 ≫114二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 15 37 46 TRUE END!おめでとうございます! 引き継ぎアイテムが追加されました。無形の天秤:マスクデータを常時確認可能(ONOFF可能) 「できましたけど、これでよろしいのですか?」 「うっそだろ」 「さすがはマックイーンですわね」 「最初はびっくり致しましたけど、なんとなーくどれくらいトレーナーさんと話せばいいのかわかりまして」 「うっそでしょ」 「ほら、簡単でしたでしょう?ではお二人はDKハーレムED目指して頑張ってくださいまし」 「「帰りて〜〜」」 ≫131二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 16 01 30 【ダストレ攻略ルート】 必須要件:ファンディスクの購入(同梱版では攻略可能。無印版では攻略対象の好感度を教えてくれる友人NPCのため注意) 構われると好感度が上がるので会話、デートの繰り返しで雑に攻略可能 唯一全員集合している時にダストレだけを選ぶと「みんなといる時間も大事だよ」と窘められて好感度がちょっぴり下がる。逆にそれ以外では下がらない 能動的な告白以外でルート確定しないので、攻略対象の好感度聞いてたらダストレルートに入ることがない 「チョッロッ!!!」 「なんですのこの都合のいい女っぷり」 「ダストレ、お前ぇ……」 「スカーレットさんに養われてなかったらえらいことになってたなこれ」 「ちょっ、ちがっ、ちがうよ!? ゲームの仕様だよ!? というかこれ誰監修だよ俺聞いてないよ!?」 「バカねトレーナー。 アンタのこと一番知ってるのはアタシ以外いないじゃない」 ≫168二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 16 35 42 🐴こちらがDOKIDOKI IUCCHIMAUさんの 濃厚芦毛ウマ娘 DK4です うっひょ~~~~~~! プレイ時 たくさんの芦毛娘を見て 大きな声を出したら 女神から気持ち悪がられたので 芦毛パフェをサービスしてもらいました 僕のプレイ次第でいくらでもウマダッチできるんだぞって事で いきま~~~~す!まずはDKハーレムルートから コラ~! これでもかって位複雑なルートでは 時々刻々と関係性が変わっており 難しさのあまり 全員のBAD ENDをクリアしてしまいました~! すっかり僕側も立場を弁え 依存マクトレうまだっちスチルを使ったところで お次に 圧倒的存在感のフクトレイベを 解放〜! むずいぞ~! イベントでは、姉への挑戦が入っており さすがの僕も 勝つまで少しかかってしまいました~! ちなみに、僕がハーレムスチルを延々と眺めている様子は ぜひサブチャンネルをご覧ください ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part320【TSトレ】 ≫70二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 17 51 30 だいたい全部モロに食らってときめく良反応の見本市!ダストレ! 「おんなのこになっちゃう!!!」 「バカねトレーナー……いやほんとバカね何回ときめいてんのよアンタ!!」 「ウワーッ! 不可抗力だって!!」 めちゃめちゃ照れるし反応が乙女!箱入り娘ヘリサブ! 「あ、あのっ、もうそれ以上は……っ!」 マジで口説かれるとちょっと照れる!あざといじじピ! 「いやぁ照れるのう。じゃが、浮気は婆さんにとっちめられるんでの」 スイーピー以外の好意はだいたい嘘だと思い込んでる!実は一番難易度高いスイトレ! 「ひん……うそだぁ……ぜったいからかわれてるんだぁ……」 逆に口説き返す絶対無敵のスパダリ!だけど覇王には腰砕けのオペトレ! 「ハッハッハッ……次は誰がお相手で…… ……待て。いや待ちなさい。君は洒落にならないだろオペラオー。 いやそういうことではなく、君も年頃の娘なんだから勘違いされるような真似はだね……ひぃっ♡」 ≫76二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 17 56 27 「愛してるゲームだってお兄ちゃん!」 「へー。でもまあ……」 「あ、姉妹って逃げ道は無しねお兄ちゃん」 「え?」 「それとも、勝負から逃げちゃう?」 「…………じゃあ、まずはどっちから先に言うかを決めようか、お姉ちゃん」 「それは当然…………。勿論お兄ちゃんなら分かるよね?」 「うーんどうかなぁ、お姉ちゃんが言ってくれないとわからないかもなぁ♪」 「お兄ちゃんのいじわる……。それとも、カレンに言うのが嫌なの? ぐすん」 「うぐぅ、あ、愛……」 「……愛? 何かなお兄ちゃ」 「あれ、これ実質お姉ちゃんから要求してない?」 「…!? ぐぅ、気付かれた……!?」 「そっかぁ……。お姉ちゃんから言って欲しいって言うなら仕方ないかなぁ……ねえお姉ちゃん♪」 「待ってお兄ちゃん! 今の無し!」 「もう遅いよお姉ちゃん! 愛し…………」 「……? どうしたのお兄ちゃん」 「…………お姉ちゃんから珍しく一本取れた、って思ったけどよく考えたらこれ結局私から先に言うことになってるよね!?」 「……てへっ?」 この後結局愛してるゲームには移行したもののカレンチャンが満足するまで101回くらい「愛してる」と言わされることになったお兄ちゃんでしたとさ 愛してるゲームとは一体 うまぴょいうまぴょい 94二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 18 12 08 「あ、愛してるよお姉ちゃん!」 「うんカレンもお兄ちゃんを愛してるよ♪ じゃあもう一回♪」 「お姉ちゃん愛してる」 「声に覇気が足りてないぞー! 勿論カレンもお兄ちゃんを愛してる♪ じゃあもう1周ね?」 「はい……愛してます……」 「……お兄ちゃんが言いたくないなら、無理しなくてもいいよ? カレン、悲しいけど我慢するね」 「そんなことないよお姉ちゃん!」 「……へー、そっか。うん、愛してるよお兄ちゃん♪ じゃあはいもう一回!」 「これ私に勝ち目ある……? もういっそ負けを……いやまだ負けてない……! お、お姉ちゃん愛してる!」 「ふふ、カレンも愛してる♡ はいお兄ちゃん♡」 「愛してるよカレン」 「…………」 「え、お姉ちゃん?」 「んーじゃあ、まあ今日はこのくらいにしておこっかな♪ 愛してるよお兄ちゃん♪」 「それ結局負けを認めてないんじゃ……」 ≫85二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 18 02 17 ときめいてはいけないトレセン24時概念 「はいでは今からときめいてはいけないトレセン学園24時を始めます。優勝賞品は高級レストランのディナー権です…進行は俺、マヤトレと」 「ボク、ボノトレが勤めさせていただきまーす。ときめいたらマヤノとボーノにケツバットだよ…大丈夫、モブトレ共で力加減のテストは完了してるから…頑張ってね…」 「よぉし頑張るぞー…おー!」 「じゃあ僕が最初に案内をするね」 「あっ♡お兄さま♡」デデーン 「なぁこれ大丈夫か!?そもそも尻叩かれるの見たトレーナーがどう思うか…」 「お尻を叩かれて恥ずかしそうにするライスも可愛い…」 「ここはそういう世界線らしいよマヤトレ…頑張ろう…」 「みんなイヤホン付けた?今から各トレーナーの愛してる囁きASMRが流れるからね…ポチッとな」 デデーン全員アウトー 「企画倒れだ…」 「脱落者が増えてきたなぁ…それじゃあDK組にコスプレツイスターゲームをやってもらうからその間みんな体を休めてくれ」 「失敗した人は衣装が過激になっていくらしいよ…最初からバニーガールなのに…?」 「今度御食事ご馳走しますからとっとと失敗して下さいまし!」 「誰が…懐柔されるか!ブライアンの前でこれ以上恥を晒せるわけないだろ!」 「うぅ…っく…この姿勢つらいぃ…」デデーン 「テイトレ…!体重かけて胸押し付けてくんな…俺の、胸まで…っ」デデーン ≫127二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 18 25 59 格付けチェックにおいて未だ無敗、64勝を誇るオペトレ 彼ないし彼女をどうしても格下げさせたい! そう考えた企画スタッフが用意した策略とは…… 「今回はよろしく頼むよ、ドベトレ君」 「こっちこそ! よろしく頼んます!」 最 強 × 最 弱 果たして、生き残れるのか……!? ページトップ part○○~○○はこちら ページトップ
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/3793.html
「ザラード!」「イラード!」「ガラード!」『我ら、アクマイザー!』 【名前】 アクマイザー 【読み方】 あくまいざー 【登場作品】 アクマイザー3超神ビビューン仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム 【所属】 アクマ族 【分類】 悪魔 【モチーフ】 アクマイザー3 【アクマイザー3】 アクマ族に反旗を翻した3人の悪魔。 「太陽の子」ザビタン、「正義の貴公子」イビル、「良い子の味方」ガブラで構成されている。 アクマ族のやり方に反発するザビタンが一族に敵対し、彼を倒す為にイビルとガブラが送り込まれる。 しかし、ザビタンの正々堂々の心意気に引かれた2人は彼への協力を決意し、地上への侵攻を目論むアクマ族に3人は勇敢と立ち向かうというのが番組のストーリー。 アクマ族の戦士が所有する細身のサーベル「ジャンケル」を武器とし、強力な魔法力を使用でき、「魔法陣アタック」という合体必殺技を繰り出す。 最終的にアクマ族の侵攻を阻止するが、一族を操っていた黒幕である大魔王ガルバーの呪いによって魂をカプセルに封印された。 続編『超神ビビューン』ではそれぞれの魂を受け継いだ3人の人間が「超神」に変身し、彼らに代わって大魔王ガルバーに挑む事になる。 ザビタンの魂と知恵を受け継いだ月村圭は「ビビューン」、ガブラの魂と力を受け継いだ渡部剛は「ズシーン」、イビルの魂と勇気を受け継いだ菅一郎は「バシャーン」に変身する。 【仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム】 アクマ族の生き残りとなる3人の悪魔戦士。 自分達を深き地底に追放した人類への憎悪の心を力の糧とし、数千年の時を経て復活した後、地上で平和に暮らす人類への復讐を誓う。 サーベル型の武器「ジャンケル」を所有し、「悪魔陣アタック」という合体必殺技は凄まじい威力を誇る。 ファントムと結託し、人類滅亡と地上征服を目論む。 アンダーワールドの魔力を使い、怪人を無限に生み出す「無限モンスタープラント」を作り、ドーパントからゾディアーツまでの怪人を復活させる。 ザタン、イール、ガーラで構成されている。 【余談】 『MOVIE大戦アルティメイタム』に登場する3体はそれぞれ元の名前からバ行が抜かれている(ザタン以外の2体は長音符号に置き換えられている)。 その姿はS.I.C版のデザインに近くなっている。 上述の通りに劇場版の悪役を担っているが、これにより『仮面ライダーフォーゼ』の劇場版には「悪の仮面ライダー」が未登場のまま完結した事になる(大抵は夏の劇場版に登場し、『仮面ライダーオーズ/OOO』においては冬の劇場版に2体登場している)。 なお『仮面ライダージオウ』に登場するアナザーライダーの一体、アナザーフォーゼには劇場版で戦った敵がモチーフの一部として組み込まれており、フォーゼではロケットの翼だった頭部パーツの一部がアナザーフォーゼではコウモリの翼のような形状になっており、 おそらくアクマイザーが由来と思われる。 漫画版『仮面ライダーストロンガー』(原作:土山よしき氏)ではデルザー軍団と同様に「魔の国」出身とされている。
https://w.atwiki.jp/140905580/pages/130.html
言うっちまうスレ@ウィキへようこそ ここは三女神様によってTSウマ娘化されたアプリトレーナー達をかわいいかわいいするスレのまとめwikiです 具体的には何をするの? 楽しみ方は2種類。 新しいTSトレーナー概念を発生させる。 既存のTSトレーナー概念でSSを書く/絵を描く/それらを楽しむ。 担当が被っても構いません。すでにウオッカやスーパークリークには複数の概念が付着しています。 実装前でも構いません。カフェやロブロイのトレーナーも毒牙にかかっています。 ROM専でも構いません。どうせ誰かが妄想を垂れ流します。そしてあなたのハートも妄想の燃料になります。 自由に創作し自由に見せる。あなたも三女神に責任を押し付けてトレーナーをウマ娘にしましょう。 詳細・歴史はこちら→言うっちまうTSウマ娘化タイトレ解説スレ(外部リンク) 分からない言葉はこちら→用語集 スレ立てテンプレ タイトル: おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part●●【TSトレ】 本文: https //bbs.animanch.com/board/44303/ https //bbs.animanch.com/board/60076/ 普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしちまえばタイシンより低身長♀トレーナーができるんじゃねぇか? 前スレ (ここを前スレに変更) part1 https //bbs.animanch.com/board/60245/ Wiki(解説/全パートリンク/用語集などはこちらから) https //w.atwiki.jp/140905580/ 後感想用言うっちまえなかったスレ(最新) https //bbs.animanch.com/board/111482/ 本筋のタイトレ情報まとめ ・(正直自分だけのタイトレを作ってもいい) ・140-90-55-80(魔法の合言葉) ・25歳 ・熱血クソボケ ・髪色は茶色でパーマーみたいな流星 ・目の色はエメラルドグリーン ・全身からおひさまのにおい ・髪と尻尾はタイシンと同じシャンプーやソープの匂いがする ・耳と尻尾と胸が敏感 ・最初はロブロイの服とか下着とかを借りていた。のちの着せかえ人形である。あとBIG90Tシャツ ・耳飾りはタイシンとお揃い ・最近にんじんがおいしい ・タイトレとタイシンは因子継承する。タイトレは産む。(諸説あり) imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (スレ画像.png) +感想用言うっちまえなかったスレのテンプレ タイトル: オレ居なかったから言うっちまえなかったけどよぉ… part●● 本文: リアタイで伝えられなかった感謝や感想を伝えれる方がより清々しく尊死できるんじゃねぇか? 【ルール】 1.感想を述べる時はpart、レス番号、リンク(出来ればレス直行)を記入 2.「より~の方がよかった」等の感想は極力さける 3.感謝の全力投稿 前スレ (ここを前スレに変更) 本家part1 https //bbs.animanch.com/board/60245/ Wiki(解説/全パートリンク/用語集などはこちらから) https //w.atwiki.jp/140905580/ この気持ち、作者に届け……!! imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (頭サイゲかよ.png) まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧表 @wikiの設定・管理 メニュー おい 10 years later from TS 【SS】 まとめスレリンク 言うっちまうTSウマ娘化タイトレ解説スレ 言うっちまうターミナルスレ 言うっちまう全partリンクスレ トレーナーTSウマ娘化SSまとめ 言うっちまう各々のトレーナーまとめ
https://w.atwiki.jp/shinsekaiju_maze/pages/28.html
新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女 開発スタッフ ディレクター/小森成雄 キャラクターデザイン/日向悠二(Yuji Himukai) URL:http //ugf.nengu.jp/ 1980年9月6日生まれ。宮崎県日向市出身。 世界樹1よりプレイヤーキャラとNPCのキャラクターデザイン、関連グッズイラスト等を担当している。 『吉永さん家のガーゴイル』(キャラクターデザイン、イラスト)、『タマラセ』(キャラクターデザイン、イラスト)などライトノベルの挿絵で有名。 モンスターデザイン/長澤真(Shin Nagasawa) URL:http //www.jasonworks.net/ 世界樹1よりモンスターデザインを担当。今作では予約特典サウンドトラックにイラストも提供している。 スクウェア、Square U.S.A.のグラフィックデザイナーを経てフリーランスに転向。代表作には『バハムートラグーン』(エフェクトグラフィックデザイン)、『ファイナルファンタジーVII』(モンスターデザイン、塚本哲氏との共作)、『パラサイト・イヴ』(マップデザイン)、『ファイナルファンタジーIX』(一部のキャラクターデザイン)等がある。 サウンドコンポーズ/古代祐三(Yuzo Koshiro) URL:http //www.ancient.co.jp/ 1967年12月12日生まれ。東京都日野市出身。 世界樹1より音楽を担当。「ゲームミュージック界の貴公子」の異名を持つ、オールドゲーマーにはカリスマ的存在の人物。 8歳頃から久石譲に基礎的な音楽訓練を受け、高校時代よりパソコンでのミュージックプログラミングに没頭。高校卒業後は日本ファルコムにアルバイトとして採用され、間もなくゲームミュージック業界にて頭角を表すことになる。 代表作に『イース』シリーズ、『ソーサリアン』、『アクトレイザー』など多数。 また、世界樹1のディレクターであった新納一哉が、イメージエポック入社後発表した『セブンスドラゴン』でも音楽を担当している。
https://w.atwiki.jp/sekaiju_maze4/pages/20.html
世界樹の迷宮III 星海の来訪者 開発スタッフ ディレクター/金田大輔 キャラクターデザイン/日向悠二(Yuji Himukai) URL:http //ugf.nengu.jp/ 1980年9月6日生まれ。宮崎県日向市出身。 世界樹1よりプレイヤーキャラとNPCのキャラクターデザイン、関連グッズイラスト等を担当している。 『吉永さん家のガーゴイル』(キャラクターデザイン、イラスト)、『タマラセ』(キャラクターデザイン、イラスト)などライトノベルの挿絵で有名。 モンスターデザイン/長澤真(Shin Nagasawa) URL:http //www.jasonworks.net/ 世界樹1よりモンスターデザインを担当。今作では予約特典サウンドトラックにイラストも提供している。 スクウェア、Square U.S.A.のグラフィックデザイナーを経てフリーランスに転向。代表作には『バハムートラグーン』(エフェクトグラフィックデザイン)、『ファイナルファンタジーVII』(モンスターデザイン、塚本哲氏との共作)、『パラサイト・イヴ』(マップデザイン)、『ファイナルファンタジーIX』(一部のキャラクターデザイン)等がある。 サウンドコンポーズ/古代祐三(Yuzo Koshiro) URL:http //www.ancient.co.jp/ 1967年12月12日生まれ。東京都日野市出身。 世界樹1より音楽を担当。「ゲームミュージック界の貴公子」の異名を持つ、オールドゲーマーにはカリスマ的存在の人物。 8歳頃から久石譲に基礎的な音楽訓練を受け、高校時代よりパソコンでのミュージックプログラミングに没頭。高校卒業後は日本ファルコムにアルバイトとして採用され、間もなくゲームミュージック業界にて頭角を表すことになる。 代表作に『イース』シリーズ、『ソーサリアン』、『アクトレイザー』など多数。 また、世界樹1のディレクターであった新納一哉が、イメージエポック入社後発表した『セブンスドラゴン』でも音楽を担当している。 美術背景/山本二三
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/5330.html
ライトイレイザー(OCG) 装備魔法 光属性・戦士族モンスターにのみ装備可能。 装備モンスターと戦闘を行ったモンスターを、 そのダメージステップ終了時にゲームから除外する。 モンスター破壊 光属性補助 戦士族補助 装備 魔法
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/31645.html
ビックリ・イレイザー 自然 R (3) D2フィールド ■S・トリガー ■このフィールドをバトルゾーンに出した時、または各ターンの初めに種族をひとつ言っても良い。そうしたらそのターン、全てゾーンにある全てのカードはその種族を失う。 ■Dスイッチ いずれかのプレイヤーが自身のターンに最初のカードを引いた時、このフィールドをゲーム中で1度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、このターン、このカードによってターンの最初に宣言した種族を元々持っていたクリーチャーは能力を失う。 カードリスト かいがら 評価 選択肢 投票 強すぎる (0) 良いカード (1) 普通 (1) 弱すぎる (0) 評価 ののるる -- 「または」とありますが、消し忘れでしょうか? (2021-02-11 19 46 37) いいえ消し忘れではありません。このフィールドを出したターンとターン開始時に宣言した種族を無視出来ます。 -- かいがら (2021-02-11 20 54 26) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/140905580/pages/147.html
タグ一覧 このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart246~250)です。 SSまとめスレはこちら part1~10はこちら part11~20はこちら part21~30はこちら part31~40はこちら part41~45はこちら part46~50はこちら part51~55はこちら part56~60はこちら part61~65はこちら part66~70はこちら part71~75はこちら part76~80はこちら part81~85はこちら part86~90はこちら part91~95はこちら part96~100はこちら part101~105はこちら part106~110はこちら part111~115はこちら part116~120はこちら part121~125はこちら part126~130はこちら part131~135はこちら part136~140はこちら part141~145はこちら part146~150はこちら part151~155はこちら part156~160はこちら part161~165はこちら part166~170はこちら part171~175はこちら part176~180はこちら part181~185はこちら part186~190はこちら part191~195はこちら part196~200はこちら part201~205はこちら part206~210はこちら part211~215はこちら part216~220はこちら part221~225はこちら part226~230はこちら part231~235はこちら part236~240はこちら part240~245はこちら part246~250はこちら part251~255はこちら part256~260はこちら part261~265はこちら part266~270はこちら part271~275はこちら part276~280はこちら part281~285はこちら part286~290はこちら part291~295はこちら part296~300はこちら part301~305はこちら part306~310はこちら part311~315はこちら part316~320はこちら part321~325はこちら part326~330はこちら part331~335はこちら part336~340はこちら part341~345はこちら part346~350はこちら part351~355はこちら part356~360はこちら part361~365はこちら part366~370はこちら part371~375はこちら part376~380はこちら part381~385はこちら part386~390はこちら part391~395はこちら part396~400はこちら part401~405はこちら part406~410はこちら part411~415はこちら part416~420はこちら part421~425はこちら part426~430はこちら part431~435はこちら part436~440はこちら part441~445はこちら part446~450はこちら part451~455はこちら part456~460はこちら part461~465はこちら part466~470はこちら part471~475はこちら part476~480はこちら part481~485はこちら part486~490はこちら part491~495はこちら part496~500はこちら part501~505はこちら part506~510はこちら part511~515はこちら part516~520はこちら part521~525はこちら part526~530はこちら アダルトコンテンツは乗っけると最悪wiki削除なのでやばそうだなとおもったらリンクかスレ位置を置いておいてください(主にルドトレ) リンク例は編集画面にてコメントアウトしています。 目次 目次おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part246【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part247【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part248【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part249【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part250【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part246【TSトレ】 ≫12二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 21 46 04 たておつ 誤字訂正したあらすじ再掲するね よう!俺は《タイトレ》! ナリタタイシンの担当としてトレセン学園で働いているんだ! そんなある日、俺はとある謎の生き物と出会った。 そいつの名前は《カマライゴン》って言って、実は…“ドラゴン”!? 異世界ウマネストにある《ウマ娘の国・グランホース》は、暗いあにまんの底に住む《三邪神軍》に《曇らせパワー》を盛られてみんなやる気がなくなってしまったらしい!許せん! 人間のやる気パワーまで奪われたら、世界は大変なことに…! だから、カマライゴンは《伝説の戦士・プリファイ》を探しに1人で地上へやってきたそうだ。 そんな中、地上に現れた三邪神軍の幹部《🐴》にカマライゴンが捕まって芦毛にされそうになる大ピンチ! 「俺の《今やるべき大事なこと》!それは…!」 にんじんを食べてプリファイチェンジ!やる気全開! 伝説の戦士・プリファイ《キュアタイシン》 に変身!(ちょっと!私の名前勝手に使わないでよ!) プリファイになってトレセン学園を!レースを! みんなで世界を守っちまうぞ! ≫35二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 21 54 12 前回までのあらすじ! 私、シンボリルドルフはトレーナー君の持ってきたリリカルなのは二次創作小説の世界に飛ばされたと思ったら、そこは1910年代から40年代の技術の入り交じった、さながら第一次世界大戦と第二次世界大戦前夜の入り交じったような国にいた…… 私、シンボリルドルフは元の世界の知識と策謀、ターニャ・フォン・デグレチャフという謎の幼女を駆使して世界大戦回避に挑む──── というのが思い付いたが、ウマ娘要素皆無すぎて困る ≫80ロブトレヒロイン概念21/10/16(土) 22 17 50 ロブトレ「私たちも、きっとそう思っていました。今はただ悲しかったことしか覚えていません。自分の涙の意味が分からない!いやだ!怖いのです!きっとロブロイのことだって忘れてしまう!!」 ロブトレ「嫌だ、嫌なんです!!寂しくても、辛くても、ずっと私の傍にいてくれるって言ったじゃないですか!!」 ロブトレ「お願いです……私を、独りぼっちにしないで……」 こうです? ≫86二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 22 19 35 マルゼンスキーが激マブ語を使わないドッキリ 今回のドッキリ対象は生徒会長シンボリルドルフ。さあ日頃からマルゼンスキーと友好のある彼女がどういう反応を見せるか。 「やぁ、おはようマルゼンスキー 」 「おはよう。シンボリルドルフ」 「?」 ────生徒会長のあまり見れない表情。 「マルゼンスキー、昨日はどこか遊びに行ったりしたのか?」 「ええ、昨日はトレーナーと車で銀座まで行ってお寿司屋さんで食事してきたの」 「???」 ────生徒会長、困惑。 ────突如生徒会室を後にしたルドルフ。 ────五分後、何故かナタデココとティラミスを買ってきた生徒会長。 「マルゼンスキー、食べないか?」 「ええ、食べるわよありがとう」 「……どうだ?美味しいか?」 「ええ、とても美味しいわよ」 「こう、気分はどうだ?」 「ルドルフがご馳走してくれたから嬉しい気分よ」 「マルゼンスキー」 ────生徒会長、スマートフォンを取り出す。 「今すぐ救急車を呼ぼう。おそらく脳梗塞か何かかもしれない体に痺れはないか?」 ────救急隊の皆様に迷惑がかかってしまうのでここでネタバラシ! ≫102二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 22 28 15 劇場版 魔法少女タイトレ 守る為に戦う 森の遺跡の封印が解けカマライゴンが復活した! 植物のエネルギーを吸収するカマライゴンを放置すれば酸素濃度が大きく減るしトレセンの食べ物事情にも影響が有る! タイシンに沢山食べて貰いたい、その思いを秘めタイトレは先輩魔法少女、そして三少女神と共にカマライゴンへ戦いを挑む……!! だが、強大なカマライゴンに苦戦しするタイトレと先輩魔法少女。 苦肉の策としてカマライゴンをダムの決壊に巻き込ませる事でなんとかその場を切り抜け、痛み分けに終わらせる事は出来たが。 しかし、先輩魔法少女は遂に限界を迎えタイトレに戦う為のヒントを残し海の底へと沈んで逝くのだった…… 先輩魔法少女の教えに導かれ屋久島へと到来したタイトレは屋久杉の麓で力を授けられたタイトレはカマライゴンへの再戦の為に飛び立つ! 時を同じくして植物エネルギーを集めていたカマライゴンも完全体へと復活を遂げ飛び立った。 そして今、三少女神の歌の援護を受けながらカマライゴンの封印されていた森でタイトレとカマライゴン両者の決戦の火蓋が切られるのだった! ≫133二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 22 49 20 絶対に笑ってはいけないトレセン学園トレーナー タマ「ええか、この先にいるのが、このトレセン学園で一番偉い生徒会長や」 フクトレ「……」ブラトレ「……」テイトレ「……」マクトレ「……」 タマ「失礼します」 会長は快調の文字Tシャツに神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ一世の覆面を被った人物が登場。 マクトレブラトレ「ふふっ」 マグブラ、アウトー。 ノッフ! デスワッ! タマ「会長、この四人です」 会長「もごっもごご〜」(何言ってるかわからない) フクトレ「ふふっ」フクトレ、アウト〜 バンギラス! 会長「もごご」(覆面をとる) シリウスシンボリ「失礼した。私が生徒会長のシンボリルドルフだ」 中身はシリウスシンボリ────。 全員「ぶふっ」 全員アウト〜 ≫149二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 23 12 34 タマ「ここが君らのトレーナー室やで」 早速机を漁る4人フクトレが何か見つける。 フクトレ「……」 ────八分の一スケールフクトレフィギュア。 テイトレ「ふふっ」テイトレ、アウト〜。 テイオー! フクトレ「……なんかボタンあるな……」ポチ フクトレフィギュア「ブルぁぁぁ〜(若本の声真似) テイトレ、マクトレ、アウト〜 フクトレ「……」ぽちぽちぽちぽち フクトレフィギュア「ぶらぶらぶぶぶぶぶらぁぁぁ」 マクトレ、アウト〜 マクトレ「それやめてくださいまし!」 フクトレ「まあまあ」ぽち フクトレフィギュア「ぶるぁぁぁフ↑ク↓トレタイ↑キッ→ク↓」 デデーン、フクトレ、タイキック〜 フクトレ「は?」 ブラトレ「わははははwwww」 ≫155二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 23 18 48 では失礼します… 「こんにちは。メイショウドトウ君、そしてそのトレーナー君。久しぶりだね。」 その声の主は、黒子と呼ぶにはあまりにも恐れ多いほどの輝きを身にまとって現れた。 テイエムオペラオー。圧倒的な強さと輝きを放ち、その走りで多くの人々を魅了するウマ娘であり、俺たちのライバル。彼女のトレーナーもまた、俺と同じようにウマ娘となってしまった者の一人だ。 オペラオーとドトウの関係上、先輩と対面する機会は比較的多い。オペラオーの代役として先輩がテレビ番組に出演した出来事はよく覚えている。あの時ドトウは共演者、俺はその手伝いとして同じ場にいたが、トレーナーとしてのスペックの違いを目の当たりにした瞬間だった。最近ではアドマイヤベガのトレーナーが(ウマ娘になりはしたものの)無事に生きて帰ってきたことを一緒に喜んだりもした。 「あ、オペラオーさんのトレーナーさん、こんにちは~。」 「お久しぶりです、オペトレ先輩。」 休日中の突然の来訪者に驚きつつも、立ち上がってなんとか挨拶をする。自分よりも十歳以上も年上で、かつトレーナーとしてもあらゆる面で遥か上にいる存在であるにも関わらず、体格だけは俺の方が大きいことに、ものすごい違和感を覚える。 「お休みのところ突然申し訳ない。実は二人に頼みたいことがあるのだけれど、少しだけ話を聞いてもらえるかな?」 なんだろう、と俺とドトウは顔を見合わせる。彼女ほどの人の頼みとなると、ドトウはともかく俺なんかで大丈夫なのかという不安がまず頭に浮かぶ。それでも、こうして声をかけてくれたことが何よりも嬉しいので、俺は即答していた。 「もちろんです。俺たちにできることなら、喜んで引き受けます。ドトウも、いいかな?」 「は、はいぃ。大丈夫ですぅ。」 「ありがとう。では早速で悪いけれど、内容を説明させてもらうね。」 先輩は一呼吸間を空けた後、話し始めた。 「オペラオーが明日、舞台で劇をすることになってね。そのこと自体は別に珍しくないのだけれど、彼女も有名になったからか大きな話題になっていて、今回はかなりの観客数が予想されるんだ。」 「それはすごいですね。」 「うん。それで、ぜひともそれに君たちも出演してもらいたい。」 「なるほど…。…えっ?」 156二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 23 19 15 流石に一瞬脳が混乱する。俺たちがオペラオーの舞台に…? 「共演者を集めなくても、彼女は完璧に最高の劇を演じ切るだろうけど、完璧なものをよりさらなる高みへと導くことが私の役目だと考えている。そこで急遽、オペラオーと親しくしてくれている君たちにこうして出演を依頼しに来たというわけなんだ。ちなみにアドマイヤベガ君とそのトレーナー君も、依頼をしたら出演を承諾してくれた。あとは君たちがよければなんだが…どうだろう?」 先輩の依頼は、自分なんかにはきっと貴重な経験になるだろう。同じくらい、未知の舞台に立つことに対する不安と恐怖もある。 …ここで「やっぱり無理です」なんて言って断って逃げていては、俺は前を向けない。何も変われない。何より、先輩たちに失礼だ。 「分かりました。期待にお応えできるか分かりませんが、よろしくお願いします。」 「ありがとう。そんなに緊張することはないさ。私もしっかりとフォローする。それに君たちなら大丈夫だと私が思うのだから、こうして声をかけたんだ。それは信じてほしい。」 「…ありがとうございます。」 「明日の集合場所と時間は追って連絡しよう。急なお願いになってしまったのは申し訳ないが、よろしく頼むよ。」 そう言って先輩は去っていった。最後まで大人の雰囲気を崩さない、落ち着いた振る舞いだった。 「明日ですかぁ…、大変なことになっちゃいましたね~…」 「そうだね…、でも引き受けたからには頑張らないと。ドトウは何回かオペラオーと共演したことがあるよね?」 「え、あ、はいぃ。」 「じゃあ、時間はあまりないけど、今日はドトウ先生にいろいろ教えてもらおうかな。」 「えぇぇぇ!?わ、私がトレーナーさんの先生ですか…?」 「うん。よろしく頼むよ。」 こうして休日は思わぬ形で過ぎていく。明日は、長くなりそうだ。 続く ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part247【TSトレ】 ≫29二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00 02 55 「や、俺はテイオーにあげたくて」 「あなたそういうのテイオーさんと一緒に来るタイプでしょう」 「お、お前はどうなんだよマクトレ」 「いやーその、知り合いの子供が」 「会えねーだろ」 「そういうふたりは?」 「なんか運気が良いらしくて……」 「いやあその、あれだ、トレーニングだ」 「そんなわけないでしょ」 ≫47二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00 14 53 グレイト!オールイエイ!ジーニアス! 「お前別にジーニアスじゃなくない?」 「それな」 「なんですの、わたくしがバカとでも言いたいんですの?」 「そこまでじゃないけど」 「むしろだいぶスペック高いですよね」 「あらうれしいですわね」 ボトルバーン! 「タイトレの方が燃えてそう」 「でもあの人クソボケだけどバカじゃないでしょう」 「間接的に俺の事バカって言ってねぇか」 「何がおかしい?言ってみろ」 「アホなのは認めるけどバカでは無いだろこれでも実績はあるぞ」 「バカと優秀は同時に満たせますわよ」 ≫51二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00 17 52 マルトレと意味深とおもちゃでアンジャッシュできる人募集中 マルトレ「結構造形がさ、精巧にできてるんだよ、高いだけあるよね」 マルトレ「色のバリエーションも結構あるけどやっぱ赤がいいよね」 マルトレ「マルゼンスキーも同じの持ってるんだよ」 マルトレ「実際に使ってるわけだから愛着湧くよね」 マルトレ「流石に電動とかで動くわけじゃないけど良い代物だよこれ」 マルトレ「カウンタックのミニカー」 ≫77二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00 30 52 「へ~んッ!」ブルンブルン 「…………!」 「しんッ!」バルンッ! 「…………」パキッ 「よしどうだったタイシン! ……タイシン?」 ≫87二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00 35 52 「……というわけで、オシャレを磨くわよ!!」 「なんで???」 アタシことダイワスカーレットは、トレーナーを連れて渋谷に来ていた。 こいつときたら、言いつけどおり化粧水はパチャパチャするけどそれだけで、メイクなんて取材配信以来やってないらしいのよね。 おかげで相変わらずほっぺたもちもちで……いやそういうことじゃなくて! 「オシャレを磨けば、ちょっとは愛玩動物から美少女になるでしょ! そしたらセクハラだって減るわよ!」 「えっ、俺いまそういうポジションなの!?」 「そうよ。他の人達が高嶺の花だったり紐付きだから雑に生えてるアンタはちょっかいかけられやすいの!」 「知りとうなかったそんなこと……!」 高級に、なりたい……! と咽び泣くトレーナーを連れて、アタシは行きつけのブティックに入る。 元々アタシのトレーナーは素材はいい方なんだけど、「スカーレットよりモテたくない」って駄々をこねて地味コーデに落ち着いてたのよね。 フフン、これを機にアタシ色に染め上げてあげるわ! 「ほら、トレーナー! これなんて似合うんじゃない?」 「あっこれ知ってる。ガーリーコーデってやつだ。スカーレットの着てるのとおんなじ」 「あら、ちゃんと勉強してるじゃない」 「そりゃ、スカーレットの着てるものだし」 ちゃんと調べてるよ、って胸を張るトレーナーは……相変わらず愛玩動物の仕草丸出しで参っちゃうわね。 とりあえずほっぺもちもちの刑に処しておいたわ。 89二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00 36 22 「……いやー、やっぱりスカートは……」 「ちゃんと慣れなさい。パンツだけだとコーデの幅が狭まっちゃうんだから」 「慣れるもんかなぁ、これ……」 洋服に囲まれることに慣れていないのかしら。あいつはきょろきょろとしてばかり。 尻尾穴には慣れたみたいだけど、相変わらずトレーナーはオシャレが苦手みたいね。 スカートってそんなに抵抗あるものかしら? 「下着だって可愛いのにした方がいいんだから。ボクサーパンツ以外も履かなきゃ勿体ないわよ?」 「男の尊厳って、もったいない精神で捨てていいもんだったかなあ」 「……戻りたいの?」 ふと、言葉が出ちゃった。 そういえばみんな当たり前のように暮らしているけど、元々は男の人なわけで……困ったり、戻りたかったりはするのかもしれない。 トレーナーは少しだけ言い淀んで、困ったようにはにかんだ。 「戻ったら、母さんも安心するかなあ、とはちょっと思ってる」 「……そうよね。お義母さん、泣いてたもんね」 「うん。それ以外はあんまり困ってないかな。みんな優しいし、そこまで俺は、注目なんてされないし」 そんなことはないと思うけど、確かに個性的なトレーナー達と比べると、良くも悪くも変わらないのかも。 頭を撫でてあげると、トレーナーは嬉しそうに、くすぐったそうに声を上げる。 少しずつ、少しずつだけど、こいつは魅力的になってると思う。 それが最近、構ってもらえてる理由で……だからこそ、誰かの目に留まるところに、アタシの跡をつけておきたいと思うのは……悪いことじゃ、ないわよね? 90二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00 36 44 「……お、これ」 「なに? 気になるのあった?」 「いや、見たことあるなーって」 そう言ってあいつが見つめているのは、ショーウィンドウに飾られたテーラード襟ワンピース。 アタシと同じ地雷系のガーリーコーデなんだけど、少女探偵風のそれはなんだかちょっとオタクっぽい気がする。 そんなことを思っていると、あいつはぽんと手を叩いて喋りだした。 「あ、そっか。ウオトレさんと見たアニメの衣装だ」 「ああ、タイアップ企画かなんかなのね、これ」 「多分そう。ウオトレさんがコスプレしたくてもできないっすーって言ってた」 「仲いいのね……」 「一気観とかたまに付き合うからー」 意外と広い交友関係を知らされて、アタシがちょっとくらい付き合った方がいいのかしらと考えていると、あいつはちょっと興味が沸いたのか、服を手にポーズをとる。 ……なるほどね。そういうオタク趣味からオシャレに入り込むこともあるんだ。 「じゃ、着てみましょっか」 「えぇっ、でも……」 「ウオトレさんの代わりに着てあげると思いなさい」 「そんなのあり???」 「ありなの!」 恥ずかしがるトレーナーをアタシは無理矢理試着室に押し込んで、着方を手取り足取り教えてあげる。 たまにはこういうお人形遊びに、あいつを付き合わせたっていいわよね! うまぴょいうまぴょい ≫165二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 01 12 55 『ぐるとれさんとぶらとれさん』 「なんか最近生徒会おかしくない!?」 「えっ何が!?」 「いやおかしいってもんじゃねえわ!なんか空気がピンクだもん!」 「えっ、そんな振りまいてたっけ!?」 「まさかグルトレまで自覚なかったの!?嘘でしょ!?」 「いや、さすがに私は自重してる……はず……」 「いやごめん、さすがにグルトレはわかってるはずだ……主にひどいことになってる原因はただ一つ……」 「まあ……うん」 「「ルドトレ……」」 「最初はさあ、無自覚なやばいのが色気振りまいてライオンさんが掛かっていったっていうパターンが多かったじゃん」 「まあうん」 「最近さあ……明らかにあっちが誘ってるような感じがしてさぁ!俺もう耐えらんないもん!」 「落ち着いてブラトレ、ターボちゃんみたいになってる」 「だってよぉ……俺苦手なのに……一応仕事あるから生徒会室いかなきゃならねえのに……」 「ううん……」 「明らかにこう、オーラがアレだもん……アレ……ぐへぇ……」 「あっオーバーヒートしちゃった……」 (いやでも私もちょっとやりすぎてる感あるし多少自重しようかしら……?) 「……」 (いや、まあ大丈夫でしょ。やりすぎてたらグルーヴが止めてくれるでしょ) なお、あまり大丈夫ではなかった。 ブラトレは逃げた。 うまぴょいうまぴょい。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part248【TSトレ】 ≫42二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 01 44 08 パラシンに出てるトレーナーは全てパラレルです、本編との関わりは一切ありません パラシンvsハヤトレ 〜登山家パラシン冒険記〜 こんばんは!言うっちまうスレのエドワード•ノートン!パラシンちゃんです! 私気づいたんですよ! この学園巨乳率高くないですか? 今まではC有れば十分チョモランマだと思ってたんですよ、でも見てくださいよ!このタイトレ先輩の胸!パン 「ひゃん!?」 これこそチョモランマですよ!因みにマクトレ先輩は弁天山です!話戻しますね。 ここは霊峰が連なる性なる山脈なんです!これに登頂しないのは霊峰への侮辱だと思いませんか?思いますよね!と言う訳で世界の霊峰にアタック行ってきます! ─────────── と言う訳で見つけました!ハヤトレ先輩です!見てくださいよあの胸!もうバルンバルンですよ!K2クラスです! 登山家パラシン!K2の山頂部でビバークを敢行します! 逝ってきます! おはようございます!ハヤトレ先輩!早速ですがビバーク! ガシッ ハヤトレ「おはよう!パラシンちゃん」 (...止められた!?こいつ...できる...) ハヤトレ「いくら俺が可愛くてもいきなりビバークは駄目だぞ!」 (まだだ、まだ行ける) 先輩、すみません! ハヤトレ「分かってくれればいいんだよ!」 油断しましたね!パラ斗羅漢撃!この無数に放たれるビバークが躱せまっ!? ハヤトレ「駄目だって、俺の身体はハヤヒデさんのだから。はい、ここで埋まって反省しててね」スポ 🕳これで勝ったと思うなよ! ────────── K2登頂•••失敗 パラぴょいパラぴょい ≫69二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 04 27 15 グラトレとグラスワンダー雨の模擬戦 「……はっ!!」 「っ……甘いですよ!!」 刺突、薙、打撃、打突……週末にトレーニング代わりで行うトレーナーさんと私の模擬戦が佳境に入った、そんな時に………… ザァァァァ…… 急に強い雨が降って来ました。 しかし雨が降ったところでお互い止まる気は無く、打ち合いを続けますが…… 「…………ふっ!!」 「……んっ? ……チッ!!」 ……着物が水を吸ってトレーナーさんの動きが鈍ってますね……私はジャージで助かりました…… 重くなった着物で動きの鈍ったトレーナーさんをジリジリと追い詰めていき、そして 「貰います!!」 「……くっ!!」 こうして天を味方に着けた私の勝利で勝敗は決したのでした。 ……ですが、雨の中でも勝敗が決するまで続けた代償が有ったのです 70二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 04 27 26 「ず……ずぶ濡れですね、トレーナーさん……」 「き……着物が重い……下着まで濡れて……」 「取り敢えず着替えないと風邪を引いてしまいます」 「部屋から出ているからグラスから先に着替えてくれる?」 「すみません……お言葉に甘えます」 まぁ当然雨の中で戦い続けたらずぶ濡れになりますよね…… トレーナー室へと戻って来て直ぐに濡れたジャージを脱いで制服に着替えさせて貰いましたが、下着の替えは流石に無いので体操着を代えにしておきましょうか…… 正直、下着が無いのは大変恥ずかしいですが、それよりもトレーナーさんの問題に気が付きましたので部屋の外に声を掛けます。 「……トレーナーさんは着るものは有りますか?」 「………………無いかな?」 「ええっと……私のでも良いですか?」 「この際、仕方無いね……」 「それでは、机の上に置いて置きますね」 「うん、ありがとう助かるよ」 そういう訳でトレーナーさんの着替えを私の衣服から用意するのですが、勝負服と……エルに渡された体操着が有りますね…… (ヘイ! グラス! この体操服をグラスのトレーナーさんに着せるデーーース!!) (……私のトレーナーさんに?) (あのケツにはこのタイプがベストマァッチ!! 今から引っ叩くのが愉しみデーーース!!) (エル) (ケツデーーース!!) (……エル、埋まりなさい) (ブエノーーー!!) 「……あれは本当にエルだったのでしょうか?」 今更な疑問が浮かびましたが……無かった事にしてエルに貰った体操着を机に置き、トレーナー室を出てトレーナーさんと交代します。 ……別に勝負服でも良かったのですが……エル?の口車に乗る様で癪ですけれども、私も見たかったのです……はい…… 71二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 04 27 56 「お待たせしました、トレーナーさん」 「大丈夫だよ……それと、着替えは……?」 「はい、机の上に置いています」 「ありがとう、着させて貰うね」 そう言って部屋に入って行ったトレーナーさんは…… 「……グラス!? これしか無いの!?」 直ぐに出て来ました。 「……未使用の新品ですよ?」 「でも、体操服は兎も角……コレは……」 「今の姿のトレーナーさんでしたら大丈夫ですよ」 「いや、ちょっと…………というより何故グラスがこのタイプの体操服を!?」 「エル?に渡されたのですが……活用する機会が来て良かったです」 「……それって押し付「違いますから、風邪を引く前に早く着替えましょうね〜」 そう言ってトレーナーさんを部屋に押し返して、部屋に聞き耳を立てます……ちゃんと着替えているかの確認ですよ? 「…………うぅっ、仕方無い…………あっ……下着の替え…………そのまま? でも濡れてるし…………無し? ……いや、マズくないか? ……グラスのジャージがある程度乾いたら借りよう…………それまでは……仕方無い」 ……着替えられたみたいですね、少し心臓が高鳴ってきました。 きっと良いものが見れますからね、仕方有りません。 「着替えられましたか〜?」 「うん……まぁ……」 少々歯切れの悪い返答を聞きながらトレーナー室へと入るとそこには、 ブルマ姿のトレーナーさんが居られました……今度エルを褒めてあげましょう…… 72二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 04 28 18 「ふふっ、お似合いですよ? トレーナーさん」 「本当にこれしか無いの……?」 「…………後は勝負服くらいですかね」 「……微妙に着辛い物だな」 「私はトレーナーさんなら着ても良いですが……一応聞きますが下着の方は?」 「……履いて無い」 「……勝負服は長いとはいえスカートですから、難しいですね」 「そっか〜……」 ……まぁ、タイツが有りますが……黙って置きましょう、素肌にタイツというのはまた別の機会にですね。 それよりも、今のトレーナーさんは体操服とブルマのみですからそちらを愉しむ方が優先です。 部屋の鍵を静かに掛けトレーナーさんの方に向かいます。 そして……油断しているトレーナーさんに 「トレーナーさん……」 「どうした……んっ!?」 口づけを落として先制攻撃です。 「……っふ…………まて、グラスどうしたんだ急に」 「服が乾くまで時間が掛かりますからね、その間はどうでしょうか?」 「大変魅力的では有るけれどいつ乾くか分からないからね、グラスも門限が有るし止めて置こう?」 「その点は大丈夫ですよ? 既に連絡済です」 「いつの間に……」 さて、そろそろ観念して貰いましょう。 73二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 04 28 42 再度トレーナーさんに口づけを行いつつ、胸に手を伸ばしますと、スポーツブラも着けていないそれは服の上からでも感触が分かりますね。 トレーナーさんの軽い艶声を聴きながら片手を下の方へ、ブルマにより露出したトレーナーさんの太腿を撫でながら段々お尻へと手を持って行き、胸と同じく下着を着けていないお尻を揉みしだくとトレーナーさんの艶声はより強くなりました。 しかし、トレーナーさんもやられっぱなしでは無く、制服の隙間から手を入れこちらと同じ様に揉んだり擦ったりして応戦してきました。 口づけもより深くなりもう止められません。 ……互いの息が荒くなる中、これからはどちらが主導権を握るかの戦いです。 そんな事を考えながらブルマの上からなぞる指の強さを強めるのでした…… 了 ≫84二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 05 56 48 ならあげちゃうね 受け止めるということ トレーナー室で キタトレこと私はアイネスワールドちゃんを寝かせていた 「トレーナーさん」 「あら、キタ。どうしたのかしら?」 「…トレーナーさんはいつも優しいですよね。」 「そうかしら」 「今トレーナーさんの膝元で眠ってるワールドちゃんを見たら分かります。…相談にのっていたんですよね」 「そうね…」 先程までのやり取りを思い出す。 「…貴方は頑張っているのだから、そんなに自分を卑下することはないわ」「…はい」 「おいで、ワールド」「っ!…ぅう…」 彼女を胸元に引き寄せて抱きしめる 「…ねぇトレーナーさん、無理してないですか」 「トレーナーさんはずっとこうやって吐き出させているんですよね。それをいつも笑顔で受け止めてます。」 「前よりもずっと多くの人と向き合ってるけど、本当に大丈夫なの…?」 不安そうに聞く彼女に優しく答える 「…大丈夫よキタ。無理なんかしてないわ」 「私はその程度では崩れないし、溜め込んだものは吐き出しているから。」 「他人の心の傷と向き合い続けて、私が病むかもしれないから聞いたのでしょう?」 「うん…」 「私は貴方達のためならいくらでも受け止めてあげれるから、心配しなくてもいいわ。」 「それにこれはこれ、それはそれ。割り切る事が大事よ。楽しく過ごす為にもね」「…」 キタが小さく頷いたのを見て 「…もうちょっと話しましょう。沢山聞きたいこともがるからね。」 「…うん!トレーナーさん。」 ーーートレーナー室の灯りはしばらく灯っていた ≫100ケツデースから色々考えた21/10/17(日) 06 32 33 「トレーナーさん!今日もトレーニングに行きましょう!!」 いつも通りの日常、トレセン学園での生活。私、エルコンドルパサーの一日が今日も始まります! 「おはよう、エル。今日も元気だな」 この人が私のトレーナーさん。スーツを着こなす優しい人! どれぐらい優しい人かと言うと、女性と親しくはなれても優しい人以上になれなくていつも振られてしまうくらい! まあ、そんな人にも、ハプニングは振ってきてしまうもの。トレーナーさんがウマ娘になってしまったのは、二カ月前。 あまり高くない、と言っていた身長は、150を切る程に小さくなってしまい、すっかり変わって可愛くなってしまった体に、トレーナーさんはブルーになることひとしきり。ほら、今日も窓を見た瞬間に目を逸らしてます。 一日中ブルーなのはあまり良くないことデース 「トレーナーさん、あんまり考えでちゃ、ダメ、デース!!もっとポジティブになりましょう!!」 「あ、気を使わせちゃったか。ゴメンゴメン」 そういうとトレーナーさんは顔をパチパチと手のひらで叩く。そうそう、病は気から!心はしっかり持ちましょう! 「体が変わってもトレーナーさんはトレーナーさんデース!!心配ご無用、デス!!」 そう言ってどん、と胸を叩くと、 101ケツデースから色々考えた21/10/17(日) 06 32 40 「そうそう、特にこのやたら目立つデカいお尻とかね」 いつの間にかトレーナーさんを挟んで向こう側にいたウマ娘が私の手を掴んでトレーナーさんのお尻を、ってちょっと!!! 「ひゅっ!?」 トレーナーさんがびっくりして微かな声をあげる。急いで手を引っ込めて犯人を探すと、その姿はすでに廊下の彼方 「ちょ、ちょっとバブル、待つデース!!!!」 「はは、やーだよー」 おのれバブル。セクハラは流石にトレーナーさんへの悪戯が過ぎます!ここはしっかり逮捕して話をしなければ! 「え、エル、大丈夫だ。後で俺から言っておくから」 なんて考えていたら、隣のトレーナーさんからのストップが。 トレーナーさんは優しいからそんなに強く言えないのに。でもそう言われるとコッチもあまり無理強いはできません。 「分かったデース。でもちゃんと強めにお願いしますね?」 とはいえ仮にもチームメイトデース。私からもしっかりお灸がいるかも? 「分かってるよ。俺は平気だから気にしなくていいからな」 ……狡いデス。その笑顔をされると、私もどうでもよくなっちゃいますよ 「さーって、折角だしトレーニングついでに競争だ!どっちが先に着けるか競争だ!」 「了解デース!負けた方はドリンク一本おごりデースー!!」 そうして駆け出すトレーナーさんに、私もスピードを合わせて走り出した。 102ケツデースから色々考えた21/10/17(日) 06 32 55 うつ伏せの状態で握っているベッドのシーツを握り締める。 ここに「怪鳥」エルコンドルパサーはいない。 居るのは、欲情を吐き出せぬまま蹲る怪物。 そして、一度考え出すと止まらない。 もし、意図的に「アレ」を鷲掴みにしたら。あるいは、ベッドの上でまさぐったら あの人は、どんな反応をするだろうか もしかしたら、目を潤ませて、熱を帯びたまま 『エル……』 なんて、自分を求めて 「~~~っ」 シーツが爪を立てられて悲鳴を上げる。でも気にする余裕はもうなくなってしまった 自分を慰めることはしない。それを求めてる訳ではないから。それで満たされるモノもないから。 だから、毎夜毎夜、こうして妄想とも言えないおぞましい何かを渦巻かせている。 そうして一度考え出すと止まらない。 控えめだが柔らかく主張する胸、しっかりと肉づいた太ももにまで妄想の魔の手は伸びていき、もう私のなかのケダモノは蹲ったまま制御不能になっていた。 103ケツデースから色々考えた21/10/17(日) 06 33 12 最初は大変だった。見た目が変わろうと、あの人は男時代の無防備なまま。 でも、変わった自分の見た目に嫌悪と拒絶感を抱いて居るのは間違いなかったから だから、顔に出すわけにはいかなかった。 マスクを付けている「エルコンドルパサー」が、そんなものを顔に出すわけにはいかなかったから。 必死で「自分はそんな状況でも変わらない怪鳥だと」思い込んで思い込ませて。 そうしたら、いつの間にか平気になっていた、マスクを着けている間は。 同時に、それを外した瞬間に、箍が外れてしまうようになった。 もう、毎晩獣欲に思考を任せて疲れ果てて寝るのが日課になって。 そして、今日も脳内で愛しの人を穢し尽くして、思考を放棄する 「トレーナーさん……」 あの人の怪鳥として、マスクを外すわけにはいかない。 決して叶わない思いを抱え込んだまま、今日もケダモノは意識を失った。 ≫154二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 07 12 14 ……俺は普通のトレーナー。といっても、ダービーウマ娘ウイニングチケットの相棒だけども。 「トレーナーさん!」 あ、相棒が来た。 「今日、タイシンがまたへなー、ってなってたんだけどなにか心当たりあるかな!」 「……あれだろ。トレーナーのこと考えてたんだろ」 「そっかー!二人は……仲が……うーん?」 あ、これ不味い。 「……ところで、ハヤヒデはどうだった?」 「トレーナーさんのことを妹みたいに扱ってたね!」 「そっか。二人とも俺達とは別々で仲がいいな。ある意味平和でいいことだ」 ────"生徒会みたいに凄いことになってないし"とチケットに言わなかった俺を誉めてくれ、誰か。 「……ところでチケット、お前、俺が他のトレーナーみたいにウマ娘になったらどうする?」 「トレーナーさんが……?」 「そう。見た目もお前が想像していいぞ」 そうして、考えこむチケットを俺はニコニコしながら見守るのであった。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part249【TSトレ】 ≫46二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 08 04 15 「ネイチャは婚約してるからもうお腹いっぱいご馳走さまって感じだから置いといてー、ボク、マックイーンのトレーナーの話聞きたいな〜」 「ちょっとちょっと!あたしにも喋らせてよ!」 「……特に変わりありませんわ。常に真摯に、共に同じ目標を抱くパートナーである事にはなんら」 (トレーナーから聞いた話と違うなぁ……) (一度ブライアンさんと会長のトレーナーと一緒に大酒乱したってトレーナーさんから聞いてたんだけど) ≫51二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 08 10 07 「およ、ブライアンさんじゃない」 「む、ネイチャか……」 「えっなにその表情。まるでブルータスお前もか……って表情……あっそうですねアタシが原因ですね!」 「いや、別にいい。所かまわずベタベタと触れ合っているわけではないからな」 「ブライアンさんがそういうの苦手だとは思わなかったなぁ~」 「いや、私というか私のトレーナーがだな……」 「……あぁ~……」 「ハァ、変わる前からそういう傾向はあったんだがまさか変わった後も全く変わらなかったとは」 「まあ、普通は表で話すのには憚られる内容のはずなんだけどねぇ……」 「一気に関係性が変わったやつらを見ると、特に関係性に変わりのない面子がそれなりにいるのは幸いだな」 「その言い方だとアタシの立場ぁ!」 「すまん、冗談だ」 ≫81二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 08 27 59 ある日のカフェテリア。 「……しまった、私としたことが弁当を忘れてしまうとは……仕方ない。ここで昼食を済ませるか……」 そう言いながら入っていくのは"皇帝"シンボリルドルフ。普段は弁当持参の彼女であるが、今日に限っては朝ギリギリにも関わらずトラブル()があったために弁当をトレーナー宅に忘れてしまっていたのであった。 「あ、カイチョー!」 そこに駆け寄ってくるのはトウカイテイオー。もはやこの時点で並みのウマ娘では近寄りがたい空間が産み出されていた。 「……テイオーか。実は……」 「……ふんふん……なら、二人で食べよーよ!丁度ボクも一人だったし!」 「……ああ。二人で食べよう」 「やったー!」 そうして、二人はお揃い(というよりはルドルフが頼んだものと同じものをテイオーが頼んだ)の料理を持って、向かい合って座る。 そうして、ある程度談笑した頃。 「そういえば最近、トレーナーがなんだか愛おしく思えて……」 「……ほう?」 テイオーの唐突なカミングアウト。 「その、さ。トレーナーがかわいいから、ついついカッコいいところ見せたい、ってなって……いや、かわいいだけじゃないんだけど……」 「……テイオー、それは悪いことではない。私だってトレーナー君に良いところのひとつふたつは見せたい、となる。ただ……」 少しの間。 「最近は、"私の傍にいてくれるだけでいい"とも思えてくる……いや、トレーナー君も私から離れる気は毛頭ないだろうとはいえ……」 「カイチョー、それ互いに末期なんじゃない?まあボクが言えたことでもない気がするけど……」 「……テイオー。私にだって君に言われて傷つくことはある……」 結局、二人とも互いのトレーナーかわいいして終わった。 ────翌週、ダブルデートでルドトレの胸にテイトレがダイブして二人が独占力を発動しそのまま解散となったのはまた別のお話。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part250【TSトレ】 ≫50侘助21/10/17(日) 10 03 07 ドベトレ「オレは……兄貴キャラで通してたのに……」 マクトレ「駄犬ですわ」 スズトレ「チワワね」 ネイトレ「弟分かな〜」 ドベトレ「」 ≫122シチトレ幻覚マン21/10/17(日) 11 01 13 「お疲れ、流石じゃん。」 レース後のアイツに声をかける。 身体から、歓声の熱気を写したかのような蒸気がもくもくと立ち昇らせるアイツは、虚ろな眼をして会釈だけを返した。 (またか…) レース後のアイツは、時々こうなる。医者によると、脳内物質の過剰生成によるトランス状態。つまり、トリップしているということで、こんな状態になるのは極めて稀だという。ランナーズハイとかいうのと状況は似ているが、こんなに強力な例は他に見ないらしい。そんなアイツは、フラフラ歩きながら宛もなく歩いている。恐らく、おぼろげながらも準備室で休憩しようとしているのだろうが、多分場所も分かっていない。本当に…… 「しかたないヤツ。」 「んっ…。シチー?」 目の前にシチーがいる。どうやらレースは終わっていたらしい。 シチーの唇は濡れていた、つまり… 「ごめん、また迷惑かけたね。」 私は、レース直後にこうなる時がある。医者曰く、そのうち治るらしく、不便極まりないこの感覚は徐々に短くなりつつある。だけど、まだ治りきっていないため、正直不安である。 それに、そのまま放っておくと、ウィニングライブまでやらかしかねない。折角、デジタルのトレーナー、デバイスに教えてもらったのに、そんなつまらないミスはしたくない。 なので、レースの時はシチーや親しい他のトレーナー…元教え子のあの子にも頼んで見張ってもらったり、起こしてもらっている。 大抵は水をかけて、起こしてもらっているけど、シチーの時は、こういうやり方で起こすのが私たちの決まりだ。 シチーは、安堵した様子で、こちらに問いかける。 「返事が違う。」 そうだった、彼女との間で"ごめん"は第一声として間違えている。 「ただいま。」「おかえり。」 ≫129二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 11 18 01 「……ルドルフー……もう寝よー……?」 アトスコシガンバレー そう、間延びした声で語りかけるトレーナー君。その装いは新調したふわふわのパジャマ……純情可憐とは彼女を指すのだろうかと錯覚する可愛らしさと反し、そのわがままなそれは、ぬいぐるみによって隠されていながらも主張している。 ……なんか喋ってたのは気のせいだろう。 「……ああ。最後にこのレポートに目を通してから寝よう」 「……なら、先に寝てるよ?」 サキニフトンイクネー 「ああ、わかった。おやすみ、トレーナー君」 「……あまり無理しないでね?おやすみー」 ムリシナイデヨ,ア,オヤスミー そう言い残し布団に入る彼女の寝顔も麗しく、やはり抱き締めたくなるが今は目の前のレポートを優先する。 ──そうして、全てが終わった後で追って布団に入る。 トレーナー君を抱き締めるとふわりとしたパジャマと体温、抱き締めたぬいぐるみの柔らかさを感じる。 そのまま、私は眠りに落ちた。 ────翌朝、カマライゴンは目覚めると二人のお山に挟まれていたので尊さと嬉しさで死んだ。 ページトップ part○○~○○はこちら ページトップ
https://w.atwiki.jp/140905580/pages/126.html
タグ一覧 このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart186~190)です。 SSまとめスレはこちら part1~10はこちら part11~20はこちら part21~30はこちら part31~40はこちら part41~45はこちら part46~50はこちら part51~55はこちら part56~60はこちら part61~65はこちら part66~70はこちら part71~75はこちら part76~80はこちら part81~85はこちら part86~90はこちら part91~95はこちら part96~100はこちら part101~105はこちら part106~110はこちら part111~115はこちら part116~120はこちら part121~125はこちら part126~130はこちら part131~135はこちら part136~140はこちら part141~145はこちら part146~150はこちら part151~155はこちら part156~160はこちら part161~165はこちら part166~170はこちら part171~175はこちら part176~180はこちら part181~185はこちら part186~190はこちら part191~195はこちら part196~200はこちら part201~205はこちら part206~210はこちら part211~215はこちら part216~220はこちら part221~225はこちら part226~230はこちら part231~235はこちら part236~240はこちら part240~245はこちら part246~250はこちら part251~255はこちら part256~260はこちら part261~265はこちら part266~270はこちら part271~275はこちら part276~280はこちら part281~285はこちら part286~290はこちら part291~295はこちら part296~300はこちら part301~305はこちら part306~310はこちら part311~315はこちら part316~320はこちら part321~325はこちら part326~330はこちら part331~335はこちら part336~340はこちら part341~345はこちら part346~350はこちら part351~355はこちら part356~360はこちら part361~365はこちら part366~370はこちら part371~375はこちら part376~380はこちら part381~385はこちら part386~390はこちら part391~395はこちら part396~400はこちら part401~405はこちら part406~410はこちら part411~415はこちら part416~420はこちら part421~425はこちら part426~430はこちら part431~435はこちら part436~440はこちら part441~445はこちら part446~450はこちら part451~455はこちら part456~460はこちら part461~465はこちら part466~470はこちら part471~475はこちら part476~480はこちら part481~485はこちら part486~490はこちら part491~495はこちら part496~500はこちら part501~505はこちら part506~510はこちら part511~515はこちら part516~520はこちら part521~525はこちら part526~530はこちら アダルトコンテンツは乗っけると最悪wiki削除なのでやばそうだなとおもったらリンクかスレ位置を置いておいてください(主にルドトレ) リンク例は編集画面にてコメントアウトしています。 目次 目次おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part186【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part187【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part188【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part189【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part190【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part186【TSトレ】 ≫103二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 11 07 07 二度寝もとい気絶したトレーナーが目を覚ました時には既に正午を回っていた。 起きて真っ先にしたことといえば鏡を見ること。 SAN値チェック──にはならなかった。 流石にこのまま三度寝敢行は現実逃避にしかならないので、トレーナーは已む無く現状でできることを確認する。 「つってもGoogle先生が身分証用意してくれるわけないんだよなぁ。まだ女性の顔になるだけなら整形ってことでゴリ押せただろうけど…」 如何せんこいつらが邪魔である。 耳は相変わらず頭上で萎びており、尻尾は不機嫌な猫のそれの如く左右に揺れる。 これがあっては同一人物とは到底認められず、身分証再発行など夢のまた夢だろう。…夢であればよかったのだが。 「割り切るしかないなぁ。だって翌週には京成杯が控えてるし…指導をすっぽかすのはアホ過ぎるし」 例えTSしてウマ娘化しようともそこはトレーナー。 どうしようもなく理解不能な現実に見舞われようとも頭はしっかりと働かせる。 そして10分ほど頭を悩ませた末に、ふと対処法を思いついた。 「…いっそトレーナーが緊急入院、俺は臨時トレーナーとして振る舞えば行けるか?」 閃いてからのトレーナーの行動は早かった。 フルメイク可能かつ飛び込みで入れるヘアサロンをアプリで見つけると、なるべくユニセックスなデザインの私服を選んですぐに向かった。 尻尾を出そうとするとカーゴパンツの位置が低くなってしまうが仕方ない。ベルトをきつく締めてこれ以上下がらないようにして、オーバーサイズのジャケットを着て誤魔化すことにした。 104二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 11 07 31 余りにひどく髪が伸びきっていたことからサロンの店員には怪訝な顔を向けられたが、どうにか要件を済ませることができた。 ついでに聞いたところ、フルメイクコースがあるらしく、明日からもここでメイクしてもらえればいいだろう。 流石に一日でメイク技術を体得するのは無理があるので、化粧品はパスし女性用の衣類を購入して帰路についた。 (とりあえず身なりは整えたけど、明日からグラスにはなんて説明しようか) そんなことを考えながら歩を早めた矢先のこと。 進行方向からはウマ娘が談笑しながら歩いてきた。 一人は髪を高い位置で結わえ、何故かプロレスラーのようなマスクを着けている。 そしてもう一人は、長く美しい栗毛と特徴的な額の流星。 (アイエエエエ!グラス!?グラスナンデ!?) 噂をすれば、である。 不運にも、向かってきたウマ娘は彼の担当するグラスワンダーであった。 まだこちらには気づいていないようではあったが、こちらに来るのは時間の問題。 何とかしなければ──そもそも見た目全然違うなら何もしなくてよくね? (落ち着け俺、平常心平常心…) 目を合わさないように、かと言って不審にならないように。 内心身構えながらも身体は自然体を維持させる矛盾した状態のまま、双方の距離は3m、2mと近づいていき、そしてすれ違うと今度は距離が離れていく。 (なんだ、やっぱり大丈b──) 「トレーナーさん?」 「──はい?」 はいじゃないが。 105二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 11 08 21 「やはりトレーナーさんでしたかー」 (やっべ…!) 習慣とは恐ろしいもので、反射的に返事をしてしまった。 完全に凡ミスである。 「先日よりも随分と髪が伸びて、それになんだか尻尾のようなものも…あら?」 「っ…とりあえず逃げる!!」 「えっ…あっトレーナーさん?」 グラスワンダーの戸惑う声を背に、手にぶら下げていた紙袋を肩にかけたトレーナーの判断は早かった(正しいとは言ってない)。 (あいつはスカートにパンプス、俺はパンツにスニーカー!加えてスタートダッシュで勝れば…逃げれる!) 躍り出ろ。 グラスワンダーの隙を突いて躍り出ろ。 トレーナーは人混みの中を縫いながら加速を続ける。 「フハハハハ!体が軽い!素晴らしい!これがウマ娘の感覚かッ!残念だったなグラス!今回ばかりは俺の勝ち…」 「誰に勝つのでしょうか?」 「あ゛あ゛っ…!」 逃走劇に3分もいらない。 グラスワンダーのトレーナーは歩道横のウマ娘専用レーンからぬるりと伸びた担当の腕に首根っこを掴まれ、敢え無く御用となるのであった。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part187【TSトレ】 ≫81ドベトレ第五章「目白」121/10/09(土) 12 22 48 規則正しい電子音 ただただ広い白い空間 デクレッシェンドで「ソ」が響く 鼓動をかき消し鳴り渡る 緑の芝はゆるやかに 平な地へと生まれ変わる 最期にあの娘に会えたなら 「笑顔であれ」と諭すのか 最期にあの娘と話せたら 「愛している」と言えたのか 82ドベトレ第五章「目白」221/10/09(土) 12 23 29 夢を見た。 内容は忘れてしまったけれど。 傘を突き破らんとする雨が オレの始まりを邪魔してくる。 今日も朝のルーティンで鏡を見る。 ウマ娘化が終わっても この癖は抜けきれない。 「…………。」 曇って見えない。 雨はこれだから嫌いだ。 「カラコンつけづれえじゃん、クソッ!」 カラコンを付けるのもルーティンだ。 今はもう隠す必要はないのだが 内なる狂気を隠すこの行為は もはや必須ともいえた。 「はあ……。兄貴の車呼ぶか。」 しかし、まだオレは気づいていなかった。 その「内なる狂気」が消えかかっていることに。 83ドベトレ第五章「目白」321/10/09(土) 12 24 06 「でね、皆年末は実家に帰省するんだって!!」 「へえ、いいなあ、帰省。」 ドーベルと、トレーナー室で談笑する。 今の話題は「年末の帰省」についてだ。 「まあ、私たちの実家はすぐ帰れるけどね。」 「なんたって実家に住んでるしな!!」 俺たちにとって「実家への帰省」というのは、 存在しないものだった。 オレとドーベルはメジロの屋敷に住んでいる。 だから、片田舎に旅行!みたいなことは できないのだ。 この歳にもなって、実家暮らしかだって? ……いいんだよ。ドーベルになんかあったら、 すぐ行けるし。 「いいなあ、北海道とかドイツとかさあ……。」 「……一応、『実家』、ないことはないぞ。」 「えっ?どこどこ!!」 そう、一応オレにもう一つの実家があるのだ。 「オレの産まれの実家に行く。 それでいいだろ。」 84ドベトレ第五章「目白」421/10/09(土) 12 24 42 オレの生まれは温泉の名所らしく、 そこら中に温泉宿が乱立している。 「ドーベル。その服、似合ってるぞ。」 「……、ありがと。」 二人で温泉街道を手を繋いで歩く。 ドーベルがやるといって聞かないのだ。 「そういえばさ、兄さんは 家はどこにあるの?」 「……、アレだ。」 指さしたのはメジロ管轄の大きな温泉宿。 ここら辺で一番デカいらしい。 「いや、あそこはメジロでしょ。 私が聞いてるのは、ホントの親は どこに住んでたのかってコトなんだけど!」 「いや、オレはあそこで産まれた。 詳しく言えば、あそこの温泉で 産み落とされたんだ。」 ドーベルに大体のあらましを伝える。 「その、ごめん。知らない口聞いて……。」 「いいんだよ。分かるわけねえもんな!!」 「せっかく旅行に来たんだし、 もっと楽しまなきゃ!!着いてこい!!」 「兄さん!?転ぶわよ!?」 85ドベトレ第五章「目白」521/10/09(土) 12 25 08 その後は色々回った。 近くの水族館に美術館。 お昼はイチオシのラーメンを食べた。 ドーベルが笑顔になってくれて良かった。 そして、今回の主目的は、そう!!! 「温泉気持ちいい!!」 そもそも帰省なんて、疲れを癒すためであって、 好きで過去を掘り返しに行くわけがない。 実際、年末まではオレもドーベルも レースに取材、その他諸々と休む暇がなかった。 だからこそ、今回は帰省アンド温泉旅行!! ということなのだ。足湯たまんねえ。 「「あ゛あ〜、効くうう〜。」」 メジロの姿か?これが……? 86ドベトレ第五章「目白」621/10/09(土) 12 25 40 メジロ管轄の宿の温泉に入る。 やはりこの土地の湯はいい。 最近荒れっぱなしの肌に効く。 「あ゛あ゛〜〜〜、これ死ぬわ、うん。」 久しぶりの温泉にメイクならざる声で 唸っていると。 「兄さん?入るわよ。」 ───────な姿のドーベルが入ってきた。 「おわあああああ!!!??? ここ、混浴じゃねえんだぞ!!!???」 「あのね兄さん……。ここは女湯でしょ。 というか、誰もいない時にしか お風呂に入らない癖、直した方がいいわよ。」 分かってる。分かってるんだ。 ウマ娘化したトレーナー達は 都合上、同じ時間に一斉に入る。 だからこそ、見知った奴らの…… ───────が見えてしまう。 なんだあの○○は!なんだあの○○は! もしこの姿を形作った奴がいるなら オレは殴りたい。 とにかく!!恥ずかしいんだよ!! 見られんのはいいけどさ!! 見るのはアレなんだよ!! 「ドーベルさん。あの、 タオルを巻いてきて頂けませんか……?」 「お風呂の中にタオルを入れちゃいけないのは 常識でしょ!!ほらっ!堪忍しなさいっ!!」 87ドベトレ第五章「目白」721/10/09(土) 12 26 13 背中合わせで俺たちは温泉に入る。 他の客がいなかったのが、不幸中の幸いか。 「ねえ、いい加減こっち向いて?」 「ヤダ。」 「ねえ!」 「ヤダったらヤなの!」 他の女の○○見ただけでもヤバいのに 担当の、それも幼馴染の○○とか 見れるわけないだろうが!!! 「…それにしても兄さん、割と─大きいのね。」 「ん?んー。着痩せするタイプとは言われた。」 B88。一応大きい方らしい。世間一般的には。 「……えいっ。」 ドーベルに─を揉まれる。なんかゾクッとする。 「立派なモノをもってるんだから、 もっと自信を持ってよ、兄さん。」 ───をこねられる。なんか変な声が出る! 「兄さんさ、感度高いよね。 もしかして……?」 「ない!ないない!一度もない!! 兄貴に一回やられただけ!!あっ……!」 88ドベトレ第五章「目白」821/10/09(土) 12 26 40 ドーベルがニヤッとする。 「ふーん、じゃ『──』されちゃってるんだ。 兄さん。」 掴む手が激しくなる。 まずい。まずいまずいまずい! このままだとアレが来る!止めなければ!! 「いい加減にしろや!」 その時、見てしまった。 ドーベルの肢体を 透き通る肌、美しい髪、膨らんだ○○、 程よくくびれた腰周り、そして─────── 「う、う、うわああああああああああ!!」 「兄さん!?」 オレは逃げた。ドーベルから逃げた。 ……でもよお、コレはオレ悪くなくない? 89ドベトレ第五章「目白」921/10/09(土) 12 27 53 「気がついた?兄さん。」 「……ここは……?」 「兄さん、浴場で走って転んだのよ。 ……ちょっと調子に乗りすぎたわ、ごめん。」 ドーベルが申し訳なさそうな顔をしている。 「いや、こちらこそありがとな。 膝まで貸してもらっちゃってさ。」 「いいの、最近兄さん仕事頑張ってたでしょ。 だから、そのご褒美、ね。」 この娘はホントに優しい。 困ってるヤツをほっとけないタイプ。 オレと同じだ。 「てかさ、その、膝枕ってさ、あの、 む、胸が近いっつうか、さ、その……。」 「あれ?兄さん、まだ気にしてるの?」 この体勢は非常にまずい。 膝枕しながら、顔を寄せると ドーベルの胸が迫ってくる。 「オ、オレはもう大丈夫だから、 あと、膝枕ありがとなあ!!」 「兄さん走らないでよ!!」 90ドベトレ第五章「目白」1021/10/09(土) 12 28 27 疲れた。 なんで、休みにきたのに疲れなきゃなんねんだ。 心臓がドクドクしている。 「鏡の前……。」 そういえば、カラコンを外していなかった。 風呂に入る前にいつもは外すんだが。 「んしょっと、やっぱカラコンって怖いわ。 目に指突っ込むってバカでしょ。」 カラコンを取り外していく。 そうして現れるのは、本当の自分。 ……の、はずだった。 オレのドス黒く濁った黒い瞳は 跡形もなく、漂白されていた。 「『白』い、『目』だと……?」 オレはオレの肉体に起こっている「ナニカ」に やっと気づいた。 黒目のないオレの瞳は それを気づかせるには十分すぎる程に、 不気味だった。 ───────────────────── 第五章「目白」了 ≫98ドベトレ第六章「黒眼」121/10/09(土) 12 33 37 やはりオレは助かってなどいなかった。 99ドベトレ第六章「黒眼」221/10/09(土) 12 34 03 オレの精神は どんどん衰弱していった。 肉体にも変化があった。 まず両目が黒から白に変色した。 いや、「漂白」といった方がいいのか。 唇も、肌も、どんどん色が薄くなっていった。 そうしてどんどんモノクロになっていくオレは まるで少女マンガの キャラクターのように 誰かが作った魂で 動かされている傀儡なのだろう。 「頭……痛え……。」 ドーベルのトレーニングは しばらく兄貴に頼むことにした。 100ドベトレ第六章「黒眼」321/10/09(土) 12 35 04 「化粧を教えて欲しい……?」 少し前まではシチトレに こんなことを頼むなんて 思いもしなかった。 「ちょっと待って……。 まさかドベトレさん、ずっとすっぴん!!??」 首肯する。誰かに頼むのも恥ずかしいし、 何より、自分が不器用だったからだ。 「最近、肌の調子が悪くてな。 トレーナーって見栄えも大事だろ?」 「まあ、そうですけど……。 でもこれが初めてのメイクってコトですよね! よーっし!気合い入れちゃいますよおお!!!」 「お手柔らかにな……。」 実際はドーベルにオレの弱っていく姿を 見せたくなかったからだ。 本来、嘘をつかない主義のオレだが、 自分の信念とアイツの悲しみ。 天秤にかけたらどうなるかなんてのは 明白だった。 「でもドーベルさんとかに してもらわなかったんですか? 結構メイクに詳しいらしいですよ?」 「なんか気恥ずかしくてさ。 それに『兄さん』はそのままが一番カワイイわよ。』って、…………あ。」「……ステキな妹さんなんですね。」 「義理だけどな。」男の頃から「メイク」は「隠す」というイメージが強くてあまり好きになれなかった。 でも、違うんだ。シチトレを見るとよく分かる。 「メイクって……いい印象無かったんだよ。」 「……メイクは『清潔にする』って意味合いの方が強いんですよ。それにもう一つ意味があるんです。」 101ドベトレ第六章「黒眼」421/10/09(土) 12 35 34 分からない。首を傾げる。 「『本質を表す』ってことなんです。 外見に現れない『人の本質』をそれとなく表現する、それが『化粧』なんです。」 「……人は見かけによらない、か。」 「素顔では不完全。だから人は化粧をするんです。『内』と『外』その両方を表すことで、 やっと完全になるんです。」 隠すのでは無く、表す。 オレの信念とよく似ている。 この歳になっても知るコトは多い。 「……だったら、アイツに メイクしてもらいたかったなあ……っ!!」 涙が頬を伝う。 パステルピンクのチークが落ちる。 ピンクオークルのファンデが崩れる。 「一生守るって決めたのになあ……!!」 (……死にたく、ないなあ……っ!!) 「わっ!!どうしたんです!? どこか痛いですか!?」 「……ごめん……グスッ、メイクが……ズズッ」 「そんなの後でやり直しますからっ!!」 102ドベトレ第六章「黒眼」521/10/09(土) 12 36 06 「しかし、かわいいな。オレ。」 「元が美人系でしたからね。 すごくいいですよ。」 「……なあ、明日からさ、毎日、その、 してくれねえかな。メイク。」 「逆にいいんですか!?というか 自分で覚えてください!! 仕事終わったら一緒に買いにいきますよ!!」 (シチトレには悪いけど、覚える必要ねえんだ。 だってこれは、『死化粧』なんだから。) 103ドベトレ第六章「黒眼」621/10/09(土) 12 36 37 それから、オレは死ぬほど生を謳歌した。 ネイトレと酒を飲んだ。 泣いていた。 メジロ組でご飯に行った。 怖い顔をしていた。 ウオトレとツーリングした。 悲しい顔をしていた。 タイトレとゲーセンに行った。 落ち込んでいた。 他にも色んなことを色んな人とした。 たくさんたくさん空いた時間を費やした。 けれど、全てにおいて、 「笑っていなかった」 誰も笑顔ではなかったのだ。 オレの仲間が悲しんでいるのは 昔から嫌いだった。 自分が傷つくよりも 何倍も胸が苦しくなった。 まるで、自分が皆を不幸にしているようで、 そんな自分が嫌になって、 「みんな……。笑ってくれよ……。」 「前みたいにはしゃいでくれよ……。」 「そんな辛そうな顔すんなよ……。」 「だから、さ、頼むよ……。」 「みんな!!笑ってくれよ……ッ!!!」 104ドベトレ第六章「黒眼」721/10/09(土) 12 37 06 「……ッ!!」 夢だ。酷い夢。 オレが一番嫌いな、周りの人が悲しむ夢。 「兄さん!?なんか、うなされてたけど……。 ……。少し熱測らせて、風邪かもしれない。 ちょっと脇あげて!」 寝起きの頭はドーベルに許してしまう。 オレが隠した「秘密」の在り処を。 「2……4……度……って、え……??」 バレた。完全にバレてしまった。 オレの肉体の「真実」が明るみに出てしまった。 「も、もう一回測るね!! 間違えちゃったのかもしれないし!!」 ダメだった。 何度測っても、場所を変えても、計器を変えても その表示が30℃を超えるコトはなかった。 「兄さん……?ねえ、何なの、コレ……。 怖いよ……、兄さん……。」 オレは全てを話した。 最近の体調不良。瞳の色の変化。 五感の鈍さ。その全てを話した。 ドーベルは何も喋らなかった。 喋れなかったという方がいいか。 ともかく、ただただ放心していた。 「隠しててごめん。 ドーベルが悲しむ姿を、見たくなかった。」 後悔した。オレが嘘をついたという事実を。 「ずっと守る」コトが嘘になるという事実を。 105ドベトレ第六章「黒眼」821/10/09(土) 12 37 34 両者が沈黙してからどれほどの時間が 経ったのだろう。 突然、少女がオレに抱きついて来た。 「なら、さ。ア、アタシの『───』を、 その、さ。貰ってよ……。」 「『兄さん』が『兄さん』である内に 私を、───して……?」 「初めては……好きな人とが……いいから……。」 目の前の少女の覚悟を理解する。 オレはこの娘の為に生きているんだ。 だったら残り少ない時間でできることは 「この娘の願いを叶えるコト、か。」 オレは少女を押し倒す。 女になったおかげか、 慣れた手つきで服を脱がしていく。 「兄さん……。」 「……ありがとな。」 そうしてオレと少女は─────── 106ドベトレ第六章「黒眼」921/10/09(土) 12 38 06 感覚は鈍い だけど、強く甘い痺れだけは 空の器に満たされていく。 まだ、『生きている』ことを実感する。 隣で幸せそうな顔で眠るアイツを見る。 そうだ、まだ、残っているんだ。 オレがアイツにしてやれるコトが。 オレは、まだ、やれる。 『黒』い『眼』がなくたって まだオレは歩けるんだから。 ≫112ドベトレ第七章「虹彩」121/10/09(土) 12 41 13 今日も空は灰色のまま。 「キレイなうちに、か。」 そしてオレは今日ある人に「依頼」をしにいく。 「尻尾アクセを作って欲しい……?」 スズトレだ。 正直、「手先が器用なヤツ」を考えたとき、 スズトレが最初に思いついた。 いつもドーベルを任せたり、 逆にスズカを任されたりする仲だ。 スズカとドーベルも仲は良いみたいだし。 ……まあ兄貴は論外だしな。 「忙しいときにごめん。無理にとは言わねえ。」 「いやいや!構わないですよ! それで、そのハサミって……。」 スズトレがオレが持つ裁ちバサミに目を向ける。 「……怖くてさ。切ってくれねえかなって……。」 「……!ドベトレさんにも怖いものって あるんですね。」 「……いいから頼む。」 113ドベトレ第七章「虹彩」221/10/09(土) 12 41 52 「それにしてもキレイな白髪。すごい……。」 「ドーベルと同じヤツ使ってるんだ。 ……それでも少し荒れてきたけどな……。」 最近は尻尾の毛質も悪くなりつつある。 だからこそ早急に切って貰う必要があったのだ。 ちょきん、ちょきん、と規則正しく オレの尻尾の毛を切っていく。 「そういえばなんですけど、 どんなアクセを作って欲しいんですか……?」 ……そういえば言ってなかったな。 肝心なところなのにな。 「……言っても、笑わないか……?」 「ええ。絶対に笑いません。」 「……ホントか?」 「本当です。」 そこまで言われちゃ仕方ない。 腹を決めなくては。 オレはスズトレの耳元で囁く。 「(指輪を……その、作って欲しいんだよ……。)」 「ええっ!?」 突然飛び跳ねる。 そこまで驚かなくてもいいじゃねえかよ……。 「でも……なんで突然……。」 「別にいいだろ、言わなくたって。」 「フフ……好きなんですね、あの娘。」 「別にいいだろ……言わなくたって……//」 スズトレは微笑んでいる。 幸せそうに。そして、どこ悲しそうに。 114ドベトレ第七章「虹彩」321/10/09(土) 12 42 14 そして、翌日、『オレ』は、消えた。 115ドベトレ第七章「虹彩」421/10/09(土) 12 42 55 魂が欠片も残さずに消滅した。 そもそも死人が生き返るなど ちゃんちゃらおかしい話だったのだ。 三女神はオレの魂を返してなどいなかったのだ。 夢の中で邂逅した「オレ」は オレの形をした「三女神」だったのだから。 実際のところ、「オレ」はあの時死亡した。 そして、何の因果かオレの肉体に「偽物」を ぶち込んだ。勝手に用意した 偽物の魂の、その対価として、 兄貴の魂を抉りとった。 それほどまでに兄貴は 頑張ってくれたというのに、 結局のところ、「偽物」は「偽物」でしかない。 そして、ウマ娘としての「魂」は 死亡した際に溶け合ってしまったため、 肉体はその「異物」を吐き出し、 「本物」は戻ってこないまま、 朽ちていったのだ。 そしてオレは知らずの内に 「ただいま」などと嘘をついたのだ。 今までのオレは誰でもない、 傀儡に過ぎなかったのだ。 それと同時に 三女神は「死者の蘇生」などという イレギュラーを隠すように、 なかったことにするかのように、 オレの存在を抹消した。 突如消えたオレは、まるで「神隠し」に会ったようで。 116ドベトレ第七章「虹彩」521/10/09(土) 12 43 22 アタシは メジロマックイーンとの二人のチームを 組んでいる。 トレーナーはもちろん マックイーンのトレーナーだ。 マックイーンは「天皇賞連覇」を アタシは「トリプルティアラ」を目指して、 切磋琢磨する日々を送っている。 ……なぜか今までのトレーナーのことが 思い出せない。それほどまでに マックイーンのトレーナーさんが すごいのか、 それとも、アタシが苦手な男性トレーナー だったのだろう。 117ドベトレ第七章「虹彩」621/10/09(土) 12 43 50 あるレースの直前。 控え室に見知った顔が現れる。 「スズカのトレーナーさん! お久しぶりです! でも、どうしたんですかいきなり?」 「そのことについてなんだけど、 とりあえずこれを見て頂戴。」 バックから取り出されたのは キレイで小さな黒い箱。 「部屋を掃除してたらね、 なぜか知らないキレイな箱が出てきたの。 『ドーベル宛』って書いてあったから、つい。」 私宛の荷物がなぜ、スズカのトレーナーさんの ところに……?そんなコトが有り得るのだろうか? 「正直、私もよく分からないの、 鍵がかかってて開けられないし。」 118ドベトレ第七章「虹彩」721/10/09(土) 12 44 14 中身を開ける その中には、 「指輪……?」 白色のウマ娘の毛で作られた「指輪」だった。 (誰がこんなもの……。怖いな……。) そして同封されていた手紙の差出人は 「兄」と書かれてあった。 熱狂的なファンだろうと思い ドーベルは手紙を読み進める。 119ドベトレ第七章「虹彩」821/10/09(土) 12 44 40 「手紙なんて書いたことない。」 「回りくどい表現もオレはキライだ。」 「だから、思ってることをそのまま言う。」 「『ベル』。昔はこんな呼び方だったっけ。」 「オレが恥ずかしくて呼ばなくなった呼び名。」 「すごく気に入ってくれてたのに、ごめんな。」 「あと『泣き虫』の癖。」 「いっつもごめんな。」 「妹を泣かせないために兄がいるってのに。」 「あとリボンのこと。」 「ごめんな。同じの買っちゃって。」 「オレはベルの好み、」 「最期まで分かんなかったよ。」 「それで、オマエに一番伝えたいコト。」 「ずっと昔から好きだった。」 「性別が変わっちったけど。」 「それでもいいなら。」 「オレと結婚してほしかったなあ……。」 「なんてな。」 「オレのコトは忘れて生きて欲しい。」 「だから、最期に、さ。」 「オレからのプレゼント。」 「一生懸命考えたんだ。」 「オレにしか出来ないコト。」 「オレにしか作れないモノ。」 「喜んでくれると、嬉しい。」 「だから、最期に、もう一度。」 「愛してる。メジロドーベル。」 120ドベトレ第七章「虹彩」921/10/09(土) 12 45 06 思い出した。全部全部思い出した。 私の前のトレーナー。 私を守る強いヒーロー。 いつだって変わらない「兄」の笑顔。 涙が止まらない。 嗚咽が止められない。 周りに人がいるのも忘れて、 忘れた記憶がよみがえる。 「私も、一生!そばにいて欲しかった!!」 「うう、エグッ、あ、うわああああああん!!!」 121ドベトレ第七章「虹彩」1021/10/09(土) 12 46 21 マクトレの元で練習を続けるドベとマク 快晴の空はターフを輝かせている。 「それは?指輪ですの?」 「ううん。これは愛と約束のお守り。 『一生の誓い』のその証。」 キラキラ光るその指輪は 次の景色を「虹」に彩る。 消えてしまった「虹」の後には 優しい緑が咲くだろう。 ───────第七章「虹彩」了 ≫150二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 12 55 02 旅行も終わり、帰路の飛行機にて 「楽しかったですね、トレーナーさん」 「そうだね、僕も久しぶりに楽しめたかな」 「…トレーナーさん、貴方は今楽しいんですか」 「楽しいよ」「本当に?」 彼女は僕を抱き寄せてくる。僕の瞳を覗き込むように 「…うん、そうだよ。確かに苦しいとは思うけど、でもそれ以上に嬉しいって感じるんだ。…あの日君が拾ってくれてから」 ふと思い返す。あの暗い灰色に染まっていた夜を。 「あの時、色の失くした世界に色をつけてくれたのは君なんだ。」 「だから…これからも隣にいたい。」 「…」 「駄目かな…」 「いえ、そんなことはないですよ。…私はトレーナーさんを手放す気はありません。ずっと隣にいてもらいます」 「…良かった。嬉しいな」 そういってダイヤにもたれかかる 「…ねぇ、キスしてもいいかな?」「いいですよ」 ーーー夜空の中で、君とキスをした ≫165ロブトレヒロイン概念21/10/09(土) 13 01 06 では失礼します。スイトレの方、解釈違い起こしていたら申し訳ありません 『魔法使いを支える者たちの会合』 二人の小さなウマ娘、ゼンノロブロイとスイープトウショウ。 二人で顔を寄せ合って一つの古びた本を見ながら河原で魔法の練習をしている。 微笑ましいその光景を二人のウマ娘が微笑ましそうに見つめていた。 「うふふ~、二人とも、とても楽しそうですね」 「ええ、とても愛らしいですね。ロブロイもスイープと話しているときはすごく楽しそうで、本当によい友人を持ちましたね」 「スイープもですよぉ、ロブロイさんはスイープの魔法も聞いてくれて、いつもありがとうございますね」 綺麗な黒髪を今日は三つ編みにまとめている小さなウマ娘であるロブトレと、月毛で包容力のありそうな優しそうな雰囲気のウマ娘であるスイトレ。 自分たちの担当ウマ娘が仲睦まじい様子を二人で眺めているのであった。 「……スイトレさんは、今はもう、大丈夫なのでしょうか?」 「う~ん?それはどういう意味ですか?」 「いえ、その……」 私は、以前の彼のことを知っています。 ロブロイが親しくしているスイープの担当でもあり、どういう人なのか調べていたことがある。 かつての彼は担当であるスイープトウショウに歩み寄らず、あまりよい関係を築いていなかったこと、私自身も時折こうしてロブロイとスイープが話しているのをよく見ていたが、かつてはその時にスイトレの姿はなかった。 正直、そんな彼を少し軽蔑していたところがあります。 基本的にどんなトレーナーに対しても尊敬の念を抱いている私でも、自身の担当に寄り添おうとせず、かたくなに否定するその姿が、私には許せなかった。 167ロブトレヒロイン概念21/10/09(土) 13 01 27 だが、ウマ娘になり、少しずつ、少しずつ変わっていっているのが見れた。 以前であればスイープと一緒に野草観察などすることもなかったのに、少しずつ、少しずつスイープに歩み寄り始めるのが見て取れた。 スイープのことを否定から入らず、しっかり歩み寄って、かつての卑屈な雰囲気がなく、今の二人はまるで母娘のように見えた。 かつてのこの人のことを見ていた私としては本当に信じられない姿でした。 「う~ん、少し前の事件のこと、でしょうかぁ」 「いえ、それ以前からのこと、ですね」 「ああ、もしかして、ウマ娘になる前のわたしのこと、知っていましたか?」 「ええ、ロブロイの友達のスイープの担当、とのことだったので……」 あまりこういうことを相手に言うのは良くないことだと思う。 それでも、聞かずにはいられない。 もしかしたら、ウマソウルに強く浸食されているのではないのか、その結果によるものなのではないか、と思わずにはいられなかった。 「確かに以前のわたしを見ていたらそう思いますよね。でも……」 優しい目でスイープを見ている。 その金色の瞳には、かつてのような諦めきったよどんだ色はなく、慈愛に満ちた色が見える。 柔らかな、優しい雰囲気……ああ、この人は…… 「やっぱり、スイープのおかげでしょうね」 168ロブトレヒロイン概念21/10/09(土) 13 02 02 この人もまた、担当のウマ娘によって救われたのだ。 その言葉を聞き、私自身何処か安心していました。 この人は完全に侵食されたわけではない。それが十分すぎるほど、伝わりました。 「ありがとうございます、スイトレさん。それと、以前はその、少しあなたのことを軽蔑していました。本当に、そのように思ってしまっていてすみませんでした」 「ふふ、大丈夫ですよ、それに、それはお互い様ですよ」 「え?」 「実はわたし、ロブトレさんのこと気に食わなく思っていたんですよ」 それは、全く知らなかった。 こちらからはスイープのことで気にかけていたが、スイトレさんも私のことを意識していたとは……。 「ロブトレさんって、あの有名なトレーナーの息子さんですよね」 「ええ、確かにそうですが……」 「そんな息子さんがトレーナーになって……周りからもてはやされていて……それを当然というように落ち着いた態度でいて……落ちこぼれであったわたしがみじめに感じて……嫉妬していたんです」 間延びした口調が、少しぼそぼそとした口調になっていく。それが彼の本心であるのが強く伝わる。 ああ、そうか……。かつての私は他の人から見たら、そう見えていたのか。 本当は他の人の期待に応えるために気を張っていただけなのに、誰かに救いを求めていただけであるのに。 ポン…… 「え?」 ふと、頭に柔らかな熱が感じられる。これは、撫でられている? 169ロブトレヒロイン概念21/10/09(土) 13 02 14 「でもぉ、落ち着いてみるとロブトレさんは、そんな高慢な方ではなかったのですね」 「え、あ……」 「これからも、一緒に頑張っていきましょうね~」 ああ、本当に、私たちは正反対の立ち位置で、お互い自分のウマ娘に救われた存在だったんだ……。 「ええ。こちらこそ、これからもよろしくお願いします。スイトレさん」 「はぁい、あ、スイープが呼んでいますね~。一緒に行きましょう」 「ええ、二人の魔法の練習の成果、見に行きましょうか」 二人のトレーナーは担当ウマ娘の元へと歩んでいく。 全く違う二人、全く違う道を進んできた二人でも、今は同じ道を歩んでいる。 それは、ウマ娘の起こした魔法なのかもしれない。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part188【TSトレ】 ≫16二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 13 20 09 酒豪マクトレvs悪酔い飲んべぇ軍団vsまたしても劇薬を盛るパラシンちゃんvsダークライ ここはトレセン所有の宴会場、防音密閉された地下の部屋 学園の忘年会で誰かが言った一言がきっかけだった 「マクトレは酔い潰れると凄いらしい」 その言葉を聞いた酔いどれ共は未知のマクトレを求めて次々と勝負を仕掛けていった! マクトレ「何人来ても返り討ちですわ!」 死屍累々と積もる死体の山...散っていく仲間たち フクトレ「うっぷ...後は任せた...」バタ テイトレ「フクトレがやられたか...奴は四天王の中でもオロロロロロロ」 ブラトレ(チーン マジカヨ...あのDK4が...あと何人残ってる!?援軍呼んで!ジジイとかあの辺の酒強そうなやつ! ドベトレ「次は俺が相手っすよ!兄貴!」 マクトレ「何処まで強くなったか見てあげますわ!」 互いにハイボールをグイッと...バタンキュー マクトレ「まるで成長してませんわ!次!」 タマトレ「次は俺が相手をしよう...日本酒はいけるか?」ドン マクトレ「構いませんわ!アルコールなら何でも来いですわ!」 ─────── タマトレ「...む...ねん」_(┐「ε )_ 互いに一升瓶を5本飲み干した所でタマトレが倒れる マクトレ「まあまあ強かったですわ、次!」 お兄ちゃんは──耐えれなかった...次!ボーノ!次!ロリコン!次! き゛も゛ち゛わ゛る゛い゛よ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛! うるさですわ!次! ──── マクトレ「パラシン、オグトレ、ファイトレ、ウラトレ、ネイトレ...残ったのはウヌら5人か...」 パラ「次は私です!この青いカクテルで勝負です!」ドン マクトレ「何でも来いですわ!」 それがマクトレが最後に残した言葉だった... ≫53二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 13 31 11 「……酒の場なのに、なんか近すぎないすかネイトレさん」 「逃がさないという意志ですよ侘助さん」 「なんでそんな目座ってんだよアンタ!?」 「我慢してすごく飲みました!そしてそちらも飲んでください!あともし潰れたら介抱してくださいいいですね!!」 「だからドーベルとネイチャに殺されるって!!」 「殺されるぐらいなんですか!ベガトレさんだって一度死んでるんですよ!」 「反則技持ってくんのはズルくねえか!?」 酒の勢いに任せようとしたけど、実はまだまだ飲めちゃう素面ネイトレさん概念 ≫66二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 13 34 00 「酒だー!」「酒だー!」「「酒だー!」」 「おい力のアホと技のアホ!煩いから瓶を振り回しながら飲むな!!」「フクトレうるさいぞぉ!」 「あーストゼロが切れてますわ!ドベトレ買ってきなさい!」 「兄貴ィもう何本目だよ!俺5回くらい買いに行ったぞ!」 「うるしゃいですわ!ちょっと前にドベトレ関連で碌でもない夢見たから八つ当たりですわ!」 「酷ェ!畜生買ってくりゃいいんだろクソ兄貴!」 「あードベトレさんついでに炭酸も用意しといてー、カクテルつくるから」 「さ、最初から買っておけば…」 「うるしゃーいていおー様のトレーナーだぞぉー…」 「ぐぐぐ、仕方ねえ買ってきてやるから待ってろ!」「わあーい」 「「「酒が飲めるのめるぞー酒が飲めるぞー」」」 「アルまで開放するな!っていうかアルは飲んで大丈夫なのか!?」 「しりゃにゃーい!!!!」「うわっダメな奴だこれ!」 「ゴルトレちゃんが来たぞぉぉぉぉぉ!わるいごはいねーがぁー!」 「担当バの姿で酒かっくらってるアホがこいつでーす!」 「「あー!?」」「いっけねそういえばベガトレでふえたんだったわ!」 「悪い子にはこいつを食らわせてやらぁ!高級和牛だあああ」 「ウワーッ表示されてる値段がやばいことになってる!」 「値段の暴力で庶民が焼き尽くされますわ!でもわたくしはメジロなんでこれくらいフツーですわー!」 「こいつ突然マウントとってきやがった!ストゼロはないからワインでも流し込んでやる!」 「ちょっとブラトレやめなさい!ぐえーいつもと味が!味が!違いますわ!」 ≫92二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 13 38 43 「ここに電王ドライバーがある!」 「しかも二つ!」 「俺が電王で!」 「私がデネブ!」 「いやデネブは憑依してるほうだろうが!」 ≫98二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 13 40 10 ベガトレ「はい出してる目の位置を変えると👁」 ベガトレ(妹)「人格が変わります👁🗨」 ウオトレ「はい目を開けると」 ウオギム「人格が変わる……👁」 ウオッカ「ウワッーー!?親父とトレーナー別にそういう感じじゃねえだろーー!?」 ≫115二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 13 43 46 「おごごごご、ワインきついですわ!ストゼロの口がワインになっちまったのですわ!」 「たまにはワインも飲んでろ!あっドベトレ帰ってきた」 「兄貴のせいで近隣の店からストゼロ消滅してたんだけど!?」 「よく探してきたなードーベさん」 「って何だこれ、牛肉?」「高い奴だぞー」 「あー、懐かしいなあ…ドーベルと一緒に食べたな…」「あーこいつもまうんと勢じゃん!ブラトレやっちまえ!」 「お前もワイン飲めよぉ!」「ぐがー!やめろ!グラスを押し付けるな!」 「今グラスの尻と言いましたか!おのれええええええ!」 「待ってグラトレさんは関係ないでしょ!」 「わーわーわー!薙刀の代わりになんでかモップ持ってる!やめろ!俺悪くない!」 「グダグダと言い訳言ってるんじゃないですわひーっく!おとなしく腹切りなさいですわー!」 ≫https //bbs.animanch.com/board/91283/?res=130 ≫https //bbs.animanch.com/board/91283/?res=151 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part189【TSトレ】 ≫https //bbs.animanch.com/board/91363/?res=36 ≫150二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 14 25 50 新人ちゃん「グスッ...グスッ...」 マヤトレ「ダイスを止める為に仕方なかったって奴だ、新人ちゃんは悪くない...」 新人ちゃん「でも...私のせいで...みなさんが...、私が気をつけてさえいれば...」 ──────────── おはようございます!新人トレーナーです! 飲み会です!宴会です!未成年ですから飲めませんけど!?皆さんにオリジナルカクテルをお裾分けです!行ってきます! ─────── テイ、グル、キング、ハヤトレさん!オリジナルカクテル作ってみたんですけどどうですか!? 特製茶カクテルです! カクテルナラマアァ ──────── パーポーパーポー 昨日未明緊急アルコール中毒で4人のウマ娘が搬送されました ≫167二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 14 32 38 「なぁルドトレ」 「……んぇー?」 あ、酔ってる。 「……抱きついたらすぐ離れるから、忘れるなよ」 「はーい」 ────おのれガンギマリストゼロメジロモドキ。これで俺がシンボリのライオンにしばかれたら治療費はあいつに出させるからな。 そうして、そっとルドトレの背中に手を──とかやる前にルドトレが盛大に抱きついてきた。うわ、柔らかい。というか早く引き剥がさないと俺の命がまず── 「……トレーナー君?」 あ、やべ、ライオンに見られた。 「ル、ルドルフ?」 「……トレーナー君。早急にこちらへ……ああ、マヤノには君が抱きつかれたことは言わないので安心してくれ」 あ、優しい。……いや、これからルドトレ鳴かされるんだろうなぁ。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part190【TSトレ】 ≫8二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 14 47 11 カレトレがグラトレにパフパフ 「……カワイイですか?」 「そうだよ、お兄ちゃん!カワイイは大事なんだから」 そうカレトレさんに力説されながらパフパフ、パフパフ何か化粧をされています 「……しかし、汗をかくと化粧は直ぐに落ちてしまいますし……カワイイ」 「ダーメ!小さな事からカワイイは始まるの、お化粧はその始まりだよ?」 「あまり、慣れませんカワイイカワイイ」 「さっ、続けるよ? お兄ちゃん!」 「分かりカワイイカワイイカワイイ」 「パフパフ……カワイイ!……パフパフ……カワイイ!」 「うぅカワイイカワイイカワイイカワイイ」 「出来たよ!……うん!凄くカワイイよお兄ちゃん!」 「カワイイカワイイカワイイカワイイカワイイ」 カレトレさんごめんなさい…… ≫16シチトレ幻覚マン21/10/09(土) 14 51 05 「いくら王様ゲームだからってこんなこと・・・・」 「んっ・・・・おい、あんまり動かすな。」 「そんなに動かしてないと思うんですけど・・・・」 「噓付け、お前絶対ガッツリ・・・・んんっ」 「(もしかしてこの人、敏感・・・・) アッすいません!わざとじゃないんで睨まないでください!」 「っ・・・・だから、それ以上動かすなぁ!」 ≫24二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 14 55 52 ドドトレ、グルトレ、マルトレ、親父VSマクトレ飲み比べ 「どうしましょうか。結構飲んでるし勝てる気がしない」 「向こうも飲んでるとはいえ、正直きついと思います」 「息子のトレーナーよ……変わっても別に酒の強さは変わらないぞ👁」「えっそうなのギムレット」 「待て、俺にいい考えがありゅ」 「マルトレ」「いやもう大分来てるよね?」「嫌な予感しかしない」 「マクトレ!飲み比べといっても!前も俺ショット飲み比べでボロ負けしたしまあ勝てるわけがにゃい!だかりゃハンデをつけさせてくれにゃいか!」 マクトレは、不敵な笑みをした。 「構いません、公平な条件で勝負するという意味では、4対1でも少し不足ですわ。10倍飲めとか無茶苦茶な条件でなければ受けて立ちますわよ」 「言ったにゃ……じゃあマクトレにはこれを飲んでもらう!」 マルトレは棚から取り出したものをジョッキに注ぐ。それは一見、カルピスグレープのようであった。 「……これは?」 「試しに飲んでみればわかりゅ」 「たしかに」 一口を口に入れた瞬間襲いかかる"エタノール"の刺激!!それに続くような大威力の甘み!それは破壊と破壊が組み合わさったカテゴリー5のハリケーンが巻き起こす暴風雨の如き波濤となってマクトレの口内を蹂躙する!!飲み込めば後味もやばい!これにはワクを自称するマクトレにも未知の恐怖!甘味がしつこすぎて飲み込みにくい上に飲み込んだ先から痛みを帯びるほどのアルコール濃度!吐き出さず飲み込んだのはもはや意地!! 「成る程……すごいものを用意しましたわね。これはなんですの?」 「……スピリタス(度数96)にカルピスグレープの(原液)いれたおいしーカクテル別に度数が2倍になっただけだし無茶じゃないでしよおー」 「カクテルという呼称に対して謝れ。で、ですが受けてしまった以上これを飲みますわよ!!」 飲み比べが始まる。マクトレは泣いた。酒の度数ではなく、酒の不味さに泣いた。 「これはもしかしたらいけるんじゃない?」 「俺たちの勝ち筋が見えた!」 「勝った……👁」「気が早いぞギムレット」 「おさけおいしい……ふへ」 なお飲み比べはマクトレが勝った。 ≫74フクヘリサブトレあすなろ1/221/10/09(土) 15 24 35 座敷の真ん中。俺は胡坐をかいて座っている。背後にはヘリサブトレ。 周囲にはやんややんやとはやし立てるアホ共。すっかり出来上がりやがって。これなら上手く立ち回るとか考えずにさっさと酒を流し込んだ方が楽だったかもしれない。 指定されたお題は「あすなろ抱き」。見て分かる通り俺はされる側。 「じゃ、じゃあ失礼しますねっ」 そういう前置きが余計に変な雰囲気にするとわかっているんだろうか。わかってないだろうな。周りが一層色めきだす。それと反比例して俺のテンションはどこか冷めていく。 後ろから肩に手を回され、胸の前で交差され。まあ形にはなったんじゃないか。 モットカオチカヅケロー うわぁすげぇダル絡み。しかしそんなぱっぱらぱーの戯言を真に受けたヘリサブトレは「す、すみませんっ」と返して顔を俺の耳元まで近づける。 するとどうだ。副作用として普段から周囲の話題にはなっていたらしい胸が背中に押し付けられる。 普段からクールぶってるだのなんだの言われている俺だって一応元男だ。しかも精神性は以前より変わっていない方だと自負はしている。つもりだ。いやどうだろ。そうじゃない。そりゃ健全な欲求は備わっているというもの。加えて担当のフクは距離が近いがその辺を弁えている為そういう身体的接触は控えている。普段つるんでいる奴らも情緒が男子高校生かそういう距離ではない人たち。さらにさらに俺の容姿は今こうなっているときたものだ。そういう行為は、何か穢してしまう様で気にはなっても気が引けていた。 結論から言うと。かなり毒だった。落ち着け。ここで掛かればイメージを損なう。何のとは敢えて言わん。思い出せ。一時期三女神の仕業だかでどうしようもなくなったときに滝行をした記憶を。身を切る冷水。頭に襲い掛かる衝撃。背中……は違う。出ていけ煩悩。 ミミモトデナンカササヤケー 「は、はいっ!……えーと、い、いかかでしょうかっ……」 いかがでしょうか?なんで今そのワードチョイスをした?この状況で。ほら見ろ。なんか数名唾飲み込んだヤツいるぞ。俺には分かるね。それでも普段生真面目さが滲み出るように溌剌かつハキハキとしていた声が抑えられ掠れていたのは中々の破壊力だった。何を評論しているんだ。あっ本格的にまずいなこれ。 75フクヘリサブトレあすなろ2/221/10/09(土) 15 25 15 その時。懐にしまっていたフクのお守りが突然稲光を発して発火。瞬時に燃え尽きた。いや意味わかんないだろうがホントにそんな感じだった。 当然俺に寄りかかっていたヘリサブトレは驚いて身を引く。 周囲も呆気に取られている。 こんな事もあるよなとちょっと思いかけた俺がやっぱおかしかったのか。 「……ちょっと外出てくるわ」 ……オ、オウ 何とも言えない空気のまま襖を開けて宴会場を一旦後にする。 夜風が気持ちいい。うん。これはちょっと現実逃避か。 とりあえず戻ったらもういの一番に酒を流し込もう。そうでなければあの狂宴は多分乗り越えられない。 ……あと、フクには何となく今度何か買ってやるか。 ≫120二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 15 47 59 宴会になるとマクトレが暴走する。 そうよく言われてはいるものの、実際はそうではない。トレセンの宴会が始まると、謎の存在がマクトレの姿をとって降臨し王様ゲームをやり始めるのだ。 もちろんそれはマクトレ本人ではない。本人はここで王様ゲームの犠牲者となっていた。 「マクトレとファイトレがハグですわ!」 「うおおおお!」 いやほんとあれ誰なんだよ。三女神か誰か? しかしとにかく、ここは王様に従うしかない。マクトレはファイトレとハグする運命にあるのだ。 「あー、えーとファイトレさん」 「はい…」 ファイトレは元から女性のトレーナー。正直言ってハグするのは申し訳ない。酒に酔えばできるかもしれないが、そもそも今のマクトレは異常に酒に強いためそれもできない。 「…さっさとやっちゃいましょうか」 「そうですわね」 待てば待つほどこういうものは恥ずかしくなる。二人は意を決してガバッと抱き合った。マクトレは、10cmほど背の高いファイトレに包まれた。 そのとき、マクトレの背中にゴツリと感触があった。 (あー、そういえば) ファイトレの左腕は義手だと聞いたのを思い出した。なんでも事件に巻き込まれたとか。 「…もうこれくらいで大丈夫でしょう」 「はい」 二人は離れていた場所に戻る。やはりここにはいろいろな人がいるなと改めて感じたマクトレだった。 ≫133二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 16 02 47 グラトレの山登り3 〜オグトレさんとビコトレさんと一緒に〜 グラトレ「……登山とは古来より修験の為に行われていた神聖な行い……だからこそ私も己を鍛える為にも登山に挑むのです……」 グラトレ「ですが、初心者の方は経験を積んでから……最後は経験がモノを言いますからね」 グラトレ「ですが……大丈夫ですか? オグトレさん、ビコトレさん」 オグトレ「……お前さんの運転……キツ過ぎないか?」 ビコトレ「おぉ……SP時代のカーチェイスを思い出す……」 ウマ娘となったトレーナー達の王様ゲームで捕ま……いえ、チームとなったお二方と今回は乗鞍岳へと登山したいと思います グラトレ「乗鞍岳は3026mの剣ヶ峰を山頂とする高山……ですが2700m地点の畳平まで道路が整備されており麓からシャトルバスで向かえて岩場の難易度も低い、高山の登山入門に丁度良い場所ですよ〜」 ビコトレ「とはいえ山頂付近は足場も悪いみたいだし気を付けないと怪我じゃ済まないわな」 オグトレ「あぁ……気を付けて欲しい、せっかく腕によりを掛けて作ったお弁当だからな楽しく食べて欲しいんだ」 ビコトレ「愉しみにしておくよ」 グラトレ「食べ物は絶対に持ち帰る事を忘れないでくださいね〜」 134二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 16 02 59 オグトレ「……思っていたよりもしっかりとした道だな……」 グラトレ「富士見岳までは遊歩道として整備されていますからね〜」 ビコトレ「つまり、その先は整備されてないと……」 オグトレ「まぁ登山客は多そうだし道はしっかりしているだろう」 グラトレ「いえ、登山道もかなりしっかりした造りとなってますよ?」 ビコトレ「キツッ!? かなりの急坂だぞ!?」 グラトレ「この急登を越えれば山頂まで直ぐそこですよ〜」 オグトレ「あと一踏ん張りって所だな!」 グラトレ「と、いう訳で乗鞍岳登頂完了です!」 オグトレ「初心者向けとはいえ中々に大変だったな……」 ビコトレ「鍛え直さんとな……」 グラトレ「……下山は大丈夫ですか? 帰りも有りますよ?」 オグトレ・ビコトレ「「そうだよね……」」 お弁当と景色を楽しんでから下山しまして、帰りの車はオグトレさんもビコトレさんも疲労からか眠ってしまいました…… ……何故二人共うなされているのでしょうか? 頭文字U? はて……? 完 ≫163ボノフクハグ21/10/09(土) 16 23 07 宴もたけなわ。 とはいかずいつ終わるのかも分からん狂宴。 俺は楽になりたい一心で酒を呷り、遂に制御下から外れた酒席の暴走を仲のいい奴らと「どうすんだこれ……」と思いながら見ていた。やはりもう手遅れだったらしく酩酊程度では流れには乗れなかった。 そんな中、再び白羽の矢に乗せられ飛んできたお題。 「ボノトレとハグをする」 なんか不思議な安心感があった。普通に考えれば現状男とウマ娘なので結構問題な気もするが、周囲はもちろん俺も既に大分酒が効いてきていたので疑問に思ってなかった。なので周囲の注目もそこまでではなかった。薄情だな。まあいいか。 「うーし来い!」 「大分回ってるね」 対するボノトレは厨房に出入りすることもある方か酒は入っていなかった。そんな素面でも従わせる強制力が場に渦巻いていたので最早恐怖である。 ぽすりと懐にボノトレが収まる。小柄ゆえに抱きやすく、抵抗感も別段無かった。ふと意識をやると眼下にはボノトレの頭頂部。形がよく、丸っとしていて。なんだこいつ。すごい撫で心地良さそうだな。 「うぇっ!?フクトレ!?」 気づけば撫でていた。何を言ってるかわかんねーと思うが。ある意味一つの魔性だろう。そういえば女装したての頃はもの珍しさと本人の才能と周囲の協力からひたすらに甘やかされてたな。今はもう皆当然の如く扱ってるけど。いやおかしくね?まあいいか。 なでりこなでりこ。ウィッグがずれないように。それでいて本人の頭には感触が伝わるように。 「ちょっとフクトレ……流石に大分恥ずかしいよ」 「いいだろ。お前実際普段頑張ってんだから。この宴会だって収拾つける組の一人だろ?」 「そ、それはそうだけど」 「よくやってるよ。あんだけ担当と身長差があって。いろんなものに巻き込まれて。加えて知り合いも大分ウマ娘になっちまってるような状況で。それでも普段と変わらず。以前と変わらずに」 一番変わっているであろう女装の事が頭から抜け落ちていたのはボノトレの馴染み具合のせいだったのか俺の泥酔具合のせいだったのか。素面のはずのボノトレの顔はどんどん赤くなっていった。 165ボノフクハグ21/10/09(土) 16 23 40 「う、うう……」 「ほら。今ぐらいゆっくり休め」 少し強めに抱きしめてやる。ちょっと身体を強張らせたが、少しすると最初よりも脱力していく。それを見計らって撫でるのを再開すると少しずつ目がとろんとなってきていて。かわいいなおい。とか思っていたので本当に酔いが回っていたのだろう。厄介なことにあの時の俺はマジで俺の意思で行動を選んでいた。俺の中のウマソウルに唆されてのことではないことはハッキリ覚えている。 「……ねぇ、フクトレ」 「何だ?」 だからだろう。 「今だけ……フクトレお姉ちゃんって呼んでいい?」 「駄目だ」 呆気に取られるボノトレを脇の下を支えて持ち上げ、畳におろす。意識は一瞬でクリアに。酔いも吹っ飛んだ。冷静になり、先程のトリップ具合を顧みたことによって急激に羞恥心が沸いてくる。目を点にしていたボノトレもすっかり元に戻っていた顔の色をもう一度赤くしていく。 「……なんか、すまん」 「……あー、……いや……。……うん……いいよ」 「……ちょっと外出てくるわ」 「あっ……、いや、そうだね。うん」 大方一緒に来ようとしたのだろう。だがこの空気で一緒に外に出るのは自殺行為に等しい。 項垂れ溶けていくボノトレを尻目に本日二度目の外気浴。今の俺をサーモグラフィで見てみたいな。いや、これは現実逃避か。またか。 それから数日の間、カレンチャンやカレトレ、ベガトレにだっこをねだられたのは別のお話。 ≫173二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 16 31 13 「……いた。おーいベガトレさーん!」 「……あ、ネイトレさん!はーい。わたしがうけたわまりまーす」 「承(うけたまわ)る、だよアルちゃん。とうもころしみたいになってる」 「えへへへへ」 「かわいー。……じゃなくて、今回はベガトレさんと話せないかな」 「……今は留守にしています、発信音を私が言うのでその後にムギュ」 「やっと捕まえましたよ。……なんで避けてるんです」 「……サケテナイヨ」 「どの口が言ってます?毎度アルちゃんに任せようとして」 「でもほら?ファイトレとも合わせて一緒にお茶したいなーとちょうど思ってたとこだし」「今理由を聞かせてください」 「だってね、ネイトレがウマ娘になっちゃったとき、結構いじってたじゃん?」 「そうですね。人間の頃と変わらずって感じですけど」 「で、ズタボロボンボンだって話も聞いたけど、それ以降もちょっかいかけてたじゃん」 「一向に変わらない態度でしたね」 「で、なっちゃったじゃん?……あまりいい顔されないかなーって」 「……そういう気の遣いかたされる方がつらいですよ。先輩」 「そーお???」 「そうそう、そういうおふざけ顔してくれるのが私は嬉しいんです。……むしろウマ娘になったのは私が先なんですから、今から『先輩』って呼んでくれてもいいんですよ?いや、いいんだよ?」 「……へへ」 「……ふふ」 「えへへへへ!それじゃそれじゃ!!今日からはネイトレ先輩も大浴場私と一緒に入ろうねうへへへへ」 「やっぱやめていい?」 「「かわいい後輩のいうことは聞くもんだよ先輩~♪」」 「声が二重に聞こえる!?本当にいいですから!!先輩、先輩もう返上しますから!!」 「「よいではないかよいではないか~」」 「アルちゃんになんてこと教えてるんですか!!ちょっと待って引きずらな、いやぁーーーー!!!」 (終) ページトップ part○○~○○はこちら ページトップ
https://w.atwiki.jp/sinraf/pages/161.html
7125_零凍機アレイザー能力 限界突破 必殺技 ブリザードフォース 神羅万象チョコでは 7125_零凍機アレイザー/コメント 7125_零凍機アレイザー 玄武 7125_零凍機アレイザー (れいとうきあれいざー) 勢力・陣形 タイプ コスト 基本技 玄武四魂陣 技 4 正面の敵を攻撃【威力200】 能力 初期ステ Lv 0 HP 510 攻 375 防 675 速 80 5 561 393 708 80 10 612 412 742 81 15 663 431 776 82 20 714 450 810 831段階突破 20 774 495 890 83 25 825 513 923 84 30 876 532 957 84 35 927 551 991 85 40 978 570 1025 862段階突破 40 1038 615 1105 86 45 1089 633 1138 87 50 1140 652 1172 88 55 1191 671 1206 88 60 1242 690 1240 893段階突破 60 1302 735 1320 89 65 1353 753 1353 90 70 1404 772 1387 91 75 1455 791 1421 92 80 1506 810 1455 924段階突破 80 1566 855 1535 92 85 1617 873 1568 93 90 1668 892 1602 94 95 1719 911 1636 95 100 1770 930 1670 96 このページの先頭へ 限界突破 限界突破 Lv上限 コスト HP 攻 防 1段階 40 5 +60 +45 +802段階 60 6 +60 +45 +803段階 80 7 +60 +45 +804段階 100 8 +60 +45 +80 必殺技 ブリザードフォース 効 果 技Lv 効果量 味方全体の被ダメージをダウン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 44% 41.2% 38.4% 35.6% 32.8% 30% 27.2% 24.4% 21.6% 16% 技ランク 補 足 S・真(コスト4) 画像1 編集 この技の説明 / この技の威力一覧 / この技を持つカードの一覧 このページの先頭へ 神羅万象チョコでは 七天の覇者 第1弾のSカード(七天024)として登場 ※ 裏面がチャンスカード(CP2)のアナザーが存在するが、 表面が同一のためか、フロンティアでは差別化されていない 七天大武会の参加者。圧倒的な巨体を誇る機械魂獣。 機械こそ究極至高の存在と考えており、全魂獣の機械化を実現させるために参加。 このページの先頭へ 7125_零凍機アレイザー/コメント 玄武随一の防御力と被ダメダウンのバフを併せ持つ隠れた優秀キャラ。惜しむらくは玄武でリーダーに足るのがミツキ位しか居ない事か --- (2011/12/04 00 41 26) これlv71の裸ヤスでも1撃で落とせないんだな… - 名無しさん 2012-06-08 00 27 20 アレイザー道場の師範 - 名無しさん 2012-06-09 17 17 01 彼の道場には何度もお世話になりました… - 名無しさん 2012-08-10 11 38 42 その回数たるやNPCとして出てきた時、中段最奥以外の場所に居た時に強烈な違和感を覚えるレベル。 - 名無しさん 2012-08-11 20 46 08 名前 ステータス/技威力等の追加掲載依頼は以下↓↓にご記入ください コメントの最初に、カード名として【 [[7125_零凍機アレイザー]] 】を入力(【 】内をコピペ)してください (ステータス掲載用コメントは全カードで共有します。カード名を入れないと、どのカードのステータスか判りません)。 Lv20 HP952 功624 防528 速124 - 10214_武神将ヘルマティオ 2015-02-02 18 11 01 名前 このページの先頭へ