約 3,938,898 件
https://w.atwiki.jp/othercrusade/pages/99.html
アキバレッド(デカワッパー) 非公認戦隊アキバレンジャー UNIT U-004 青 2-4-0 M エース(1) (起動(自動D))G以外の「公認様」カードがプレイされて解決される毎に、このカードの上に+1/+1/+1コインを1個を乗せる。 アキバレンジャー [4][1][4] 出典 「非公認戦隊アキバレンジャー」
https://w.atwiki.jp/akiba_unofficial/pages/17.html
サブタイトル 「もしやグリーンとブラックを探すのか」 「公認様にはブラックコンドル・結城凱という(中略)酒を愛する男が~」 「自分だけのプレシャス、ゲットできるかも」 「ボウケンジャー、アタック!」/指パッチン ボウケンレッド・開運フォーム 暴走するゆめりあの周囲に出た文字 hshs グリリバ 戦隊カフェ「ひみつきち」今週のウェイトレスコスチューム ボウケンレンジャー/ハリケンジャーで通った道 ゆめりあ・信夫の戦隊談義 「最近だと映画のマジレンで……」 ひみつきちのカラオケに乱入してきた、年輩オタクっぽい二人 岩船山 ナイター撮影 BL 美形のガワの鬼畜攻め 腐女子 戦隊カフェ「ひみつきち」内の日本酒ラベル アキバブルー「しっかりしてよ!酔っ払ってる場合!?」アキバレッド「反省……」 アキバレッド今週の推し酔拳 アキバイエロー今週の近況トーク アキバブルーの台詞 チーフ ボウケンレッド登場時のコーラス付きBGM 続きは同人で描くからキック ボウケンジャーの大それた力「ボウケンスコッパー」 「オタクは掘られるのは嫌いだが、埋めるのは大好きなんだぞ~!」 次回予告 サブタイトル 3Dアニメーション映画『腰抜けヒーロー大冒険!!』より。 「もしやグリーンとブラックを探すのか」 初期メンバーがレッド・ブルー・イエローの組み合わせで、後からグリーンとブラックが補充された戦隊には『超獣戦隊ライブマン』と『炎神戦隊ゴーオンジャー』がある。 初期メンバーが赤・青・黄の組み合わせで、のちに緑・黒の組み合わせ以外の追加戦士が加わる戦隊には、赤紫・紺・緑の追加戦士が加わる『忍風戦隊ハリケンジャー』と白・紫の追加戦士が加わる『獣拳戦隊ゲキレンジャー』があるが、信夫が即座に「グリーンとブラック」と答えたのはアキバレンジャーも2012年のオリンピックイヤーに結成された3人戦隊であったから。『ライブマン』『ゴーオンジャー』ともにオリンピックイヤーに放映された戦隊で、初期メンバーと追加戦士の色を合わせて青・黒・赤・黄・緑のオリンピックカラーと合致していたという法則性がある。なお、2012年の公認戦隊も初期メンバーが赤・青・黄の3人戦隊である『特命戦隊ゴーバスターズ』だが、こちらは金・銀の追加戦士が加わる。 「公認様にはブラックコンドル・結城凱という(中略)酒を愛する男が~」 『鳥人戦隊ジェットマン』のブラックコンドル・結城凱を指す。彼の好きな酒はマッカランのストレート。 その後の「トレンディドラマ?の第1話じゃないか!」という台詞も、『ジェットマン』がその複雑な恋愛模様から「戦うトレンディドラマ」と評されていたことにつながる。 「自分だけのプレシャス、ゲットできるかも」 プレシャスとは、『轟轟戦隊ボウケンジャー』でボウケンジャーがサージェス財団の命を受けて探す、現代の科学水準では計り知れない奇怪な力を持った秘宝の総称。転じて、「お宝」や「大切なもの」を指す言葉として使用されることもある。ボウケンレッド・明石暁のキャラクターソング『最高のプレシャス』では、「自分だけのプレシャス」という合いの手がある。 「ボウケンジャー、アタック!」/指パッチン 『ボウケンジャー』のボウケンレッド・明石暁は劇中決めセリフ「ボウケンジャー、アタック!」もしくは「アタック!」の際、指を鳴らすアクションをする。上記のシーンで酔っ払った信夫が「勢いつけてアタックアタックだー!」と言っているのも、これを意識してのことと思われる。 ボウケンレッド・開運フォーム 『ボウケンジャー』Task.27(第27話)「風水占いの罠」に登場。ジャリュウ一族の邪悪竜の1体である邪悪竜ターロンが使用したプレシャスである「風水羅盤・竜眼」により運勢を「最悪」に固定されたボウケンレッド・明石暁が、仲間から差し入れられた開運グッズを変身後も身に着けるが、名乗りおよび全員での決めポーズ時に後ろの謎爆発が開運グッズに引火し、ターロンおよび創造主リュウオーンに笑われるという展開で、戦隊史上屈指のネタ強化フォームとして知られている。後にTask.46(第46話)終了後のミニコーナー『30戦隊大全集スペシャルファイル』の「強化変身」紹介のオチにもまさかの再登場を果たし、レッド以外の5人(ブラック、ブルー、イエロー、ピンク、シルバー)も装備した。ちなみにイエローには好評だったが、他のメンバーには不評だった。 暴走するゆめりあの周囲に出た文字 「GREEN RIVER LIGHT VOICE」直訳すると「緑川光の声」。歌舞伎町メスグロヒョウモンチョウの声を当てた男性声優である緑川光を指す。アニメ『SLAM DUNK』の流川楓や『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイやゲーム『デモンベイン』シリーズのマスターテリオン(18禁版『斬魔大聖』では氷可流名義での出演)などの声で知られる。 一方、ボーイズラブ系のCDドラマなどでも多数主演を務めており、かつ女性向け『ときめきメモリアル』のデフォルトヒーロー(本家ときメモでいう藤崎詩織ポジション)の声優なども担当しているため、腐っていてもいなくてもオタク女性への知名度が非常に高い。戦隊声優的にはレギュラーとしては『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の龍皇子サラマンデス、『爆竜戦隊アバレンジャー』の爆竜トップゲイラー、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のワイズルー、ゲスト怪人としては『未来戦隊タイムレンジャー』のストーカー刑事アベル、『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』の再生ミリバル(バリゲ星人ミリバル)、『魔法戦隊マジレンジャー』の冥獣人インキュバスのベルビレジの声を担当した。 hshs 興奮した時の呼吸音を表すネットスラング。同じ意味である「ハスハス」をアルファベットにし母音を抜いたもの。「ハアハア」を可愛らしく言ったものとして、女性のオタクが使用することが多い。例:「葵たんハアハア」→「葵たんhshs」 歌舞伎町メスグロヒョウモンチョウが退却した際に残り香を嗅ごうとするアキバイエローが「ハスハス!ハスハス!」とセルフ擬音を入れている。 グリリバ 先述の通り男性声優・緑川光の愛称。姓の「緑川」を英直訳した「グリーンリバー」を更に略したもの。 戦隊カフェ「ひみつきち」今週のウェイトレスコスチューム 襟・袖口にピンクがあしらわれた民族衣装(こずこず)『星獣戦隊ギンガマン』のギンガピンク・サヤの衣装。 ゆめりあ・信夫のゴーゴーファイブ談義の背後で台を拭いている青服のウェイトレス『忍風戦隊ハリケンジャー』のハリケンブルー・野乃七海の衣装。 大人3人に禁酒を誓わせる美月の背後に居る、黒地に黄色の星の意匠が入った衣装のウェイトレス『特捜戦隊デカレンジャー』のデカイエロー・礼紋茉莉花(ジャスミン)の衣装。 ボウケンレンジャー/ハリケンジャーで通った道 「~戦隊○○ジャー」となるまで崩した派生ネーミングを「○○レンジャー」の意で戦隊名に使用するようになったのは『ハリケンジャー』から。 ゆめりあ・信夫の戦隊談義 ゴーブラスターゴーゴーファイブの共通武器。 サラマンデス/お兄ちゃん『ゴーゴーファイブ』に登場する災魔一族の四男である龍皇子サラマンデスとゴーレッド・巽纏(マトイ)を指す。「お兄ちゃん」はゴーゴーファイブに変身する巽5兄妹の末っ子(長女)であるゴーピンク・巽祭(マツリ)からの呼称である。 後に『デカレンジャー』に登場した特キョウ指定のアリエナイザーのリバーシア星人ヘルズ三兄妹の末っ子(長女)であるサキュバス・ヘルズも長男であるブリッツ・ヘルズに対して「お兄ちゃん」と呼んでいた(後にEpisode.23(第23話)「ブレイブ・エモーション」でサキュバスはブリッツの「グレイトフルデッドサンダー」に巻き込まれてしまい、リバーシア星の掟に従い彼女を捨て駒にしたが、ブリッツが一度倒された後は捨て駒にされてもなお兄と慕ったサキュバスが吸い取った自分の生命エネルギーまでも使い果たすことを引き換えに行った捨て身の行動により「後悔するのはあんた達だよ…。お兄ちゃん…。あたしが吸い取った生命エネルギー…、全部あげる…。あたしの分まで…、こいつらを痛めつけて…、地獄に…落として…!! ああ…。」とエコーが掛かった声でこう言い残し後を兄に託して炎に包まれて消滅したが、ブリッツは彼女の犠牲すら掟により悔しがることはなかったが、前回のEpisode.22(第22話)「フルスロットル・エリート」では次男であるボンゴブリン・ヘルズが倒された時はサキュバスと共に悔しがっていた)。 前述の通りサラマンデスの声優は歌舞伎町メスグロヒョウモンチョウと同じ緑川光である。 ヤイバ様/真墨『ボウケンジャー』の敵組織の一つであるダークシャドウの幹部である闇のヤイバとボウケンブラック・伊能真墨のライバル関係を指す。 闇のヤイバはゆめりあに「色っぽい声」と評されているが、ヤイバの声優である黒田崇矢氏はボーイズラブ系ドラマCDにも多数出演している。その後、黒田氏は続く第4話およびシーズン痛第1話で登場した門前仲町ハシビロコウ役でアキバレンジャーに出演した。また、戦隊声優としては『デカレンジャー』のEpisode.24(第24話)で登場したアリエナイザーであるドラド星人ゴルドム役でデビューした他、それ以降も何度かシリーズに出演した。 「最近だと映画のマジレンで……」 劇場作品である『魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁』は2005年公開と7年前の作品であり、全然最近ではないが、29歳にとっては7年前も「最近」なのだろう。 ひみつきちのカラオケに乱入してきた、年輩オタクっぽい二人 ショッカーO野氏と金子吉延氏。詳細は公式サイトの3話解説にて。 岩船山 特撮番組の戦闘シーンおよび乱戦シーンでよく使われる採石場。近年では『海賊戦隊ゴーカイジャー』のレジェンド大戦および第51話(最終話)の最終決戦や『ゴーカイジャー ゴセイジャー 199ヒーロー大決戦』と『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』などで使用されている。 ナイター撮影 夜間ロケを指す。ちなみに冬場のナイター撮影は過酷である。 BL ボーイズラブ(Boys Love)の略称。女性読者向けの「男性同性愛」を扱った作品ジャンルの総称。参照:同人用語の基礎知識「BL」 美形のガワの鬼畜攻め ガワ着ぐるみや変身後スーツのこと。語源は「皮」「外側」などから。 攻め同性愛用語でいうところのタチ(男役)。端的に言えば掘る側。 参照:同人用語の基礎知識「鬼畜」 参照:同人用語の基礎知識「攻め」 腐女子 劇中の説明通り、男同志の恋愛(BL)を妄想して喜ぶ女性を指す。BL嗜好のないただのオタク女性に対しては、この呼称は使用されない。宴会中のゆめりあに信夫が問いかけた「腐ってる人?」は遠まわしに腐女子か否かを尋ねたもの。 参照:同人用語の基礎知識「腐女子」 戦隊カフェ「ひみつきち」内の日本酒ラベル 「武雷」恐らく「ぶらい」と読む。元ネタは『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のドラゴンレンジャー・ブライと思われる。 「きりか」『高速戦隊ターボレンジャー』の流れ暴魔キリカから。 「大無限」『五星戦隊ダイレンジャー』の3号ロボ・ダイムゲンから。 「美青年」『地球戦隊ファイブマン』第22話のサブタイトル「光る美青年」と思われる。 アキバブルー「しっかりしてよ!酔っ払ってる場合!?」アキバレッド「反省……」 『忍者戦隊カクレンジャー』で、ニンジャホワイト・鶴姫とニンジャマンがよく見せていたやりとり「反省してよ!」、「反省……」と思われる。 アキバレッド今週の推し酔拳 「酔拳ならキリンレンジャー推し!アキバレッド!」 『ダイレンジャー』のキリンレンジャー・天時星 知は酔拳使いである。名乗りの際の演舞もキリンレンジャーを再現している。ただし拳法を使う戦隊の中で、酔拳を常用するのはキリンレンジャーのみとなった。 アキバイエロー今週の近況トーク 「オリジナルっていうのは二次創作じゃないってことでぇー……あっ、二次創作っていうのはね~……」 次回、第4話の名乗りでも説明されるが、既存の作品・人物などを題材にして作られた小説・漫画・立体物や楽曲などのパロディ作品や考察文などの派生作品を指す。同人用語であり、著作権法などで用いられるような厳密な定義がある訳ではない。参照:はてなキーワード「二次創作」 参照:同人用語の基礎知識「二次創作/ 二次著作物」 アキバブルーの台詞 劇中の説明通り、『ボウケンジャー』Task.20でボウケンイエロー・間宮菜月がボウケンシルバー・高丘映士に語った台詞から。 チーフ ボウケンレッド・明石暁はボウケンジャーのチーフとして他メンバーを統率しており、ブラックとシルバーを除くメンバーからも「チーフ」と呼ばれている。 ボウケンレッド登場時のコーラス付きBGM 『轟轟戦隊ボウケンジャー オリジナルサウンドトラック1』トラック25「スタートアップ!」に収録されている。曲名コードはM-20。コーラスは「Adventure for tresure Boukenger……start up!」と歌っている。 続きは同人で描くからキック 同人とは、自費出版の漫画や小説などを発行・販売したりする活動を指す。要するにゆめりあは、係長の鬼畜攻めをネタに自作BL漫画を描いて同志に頒布する気。 ボウケンジャーの大それた力「ボウケンスコッパー」 ボウケンジャーの1号ロボ・ダイボウケンの武器「ゴースコッパー」がモデル。ボウケンジャーのエンブレムと、初期メンバー5人のカラーである赤・黒・青・黄・桃のラインが付いている。 「オタクは掘られるのは嫌いだが、埋めるのは大好きなんだぞ~!」 オタクが好きな「埋め」(一例)2ch形式の掲示板で、新しいスレッドを立てた後、古いスレッドの残りレス数を使いきって埋めてしまうこと。 フィクション作品の矛盾点や腑に落ちない箇所(穴)を議論や考察・二次創作などで補完すること。 次回予告 「美月よ、君はなぜ、悪魔に魂を売ったのか?」『ライブマン』のOPナレーション「友よ、君たちはなぜ、悪魔に魂を売ったのか?」より。ライブマンの学友であった月形剣史、仙田ルイ、尾村豪ら3人が武装頭脳軍ボルトの大教授ビアスの誘いに応じ、人類を裏切ったことから。
https://w.atwiki.jp/thmugen/pages/682.html
注力「トリップワイヤー」 注力「トリップワイヤー」 エンチャントC シンボル:青 必要コスト<青:1 無:0> 閃光 《誘発》:このカードが「アリス・マーガトロイド」にセットされた場合、カード1枚を引く。 《誘発》:このカードと交戦中となった相手のキャラクター1枚は、ターン終了時に持ち主の手札に移る。 「」 illus:伍長 コメント 1エネ閃光エンチャントサイクルの一つ。 このサイクルは特定のキャラにセットするとお得な1エネのECとして機能している。 青はアリス。 もちろんアリスに使えばアド損なしに強化することができ、非常に強力であるが、そうでなくても普通に強い。 キャラクターの損失を考えなければ、擬似的なトベるクスリとしても働く。 特にレイセンとは相性がよく、青2無1で半永久的に相手を戻すことができる。 速攻がまだ珍しい時代なら相当有用だっただろう。 ちなみに当然ながら、交戦した相手キャラクターがターン終了時までに死んだ場合は戻らない。 関連
https://w.atwiki.jp/poketrips/pages/50.html
図鑑No. ポケモン名 タイプ1 タイプ2 019 コラッタ ノーマル 020 ラッタ ノーマル 035 ピッピ ノーマル 036 ピクシー ノーマル 039 プリン ノーマル 040 プクリン ノーマル 052 ニャース ノーマル 053 ペルシアン ノーマル 108 ベロリンガ ノーマル 113 ラッキー ノーマル 115 ガルーラ ノーマル 128 ケンタロス ノーマル 132 メタモン ノーマル 133 イーブイ ノーマル 137 ポリゴン ノーマル 143 カビゴン ノーマル 161 オタチ ノーマル 162 オオタチ ノーマル 173 ピィ ノーマル 174 ププリン ノーマル 175 トゲピー ノーマル 190 エイパム ノーマル 206 ノコッチ ノーマル 209 ブルー ノーマル 210 グランブル ノーマル 216 ヒメグマ ノーマル 217 リングマ ノーマル 233 ポリゴン2 ノーマル 234 オドシシ ノーマル 235 ドーブル ノーマル 241 ミルタンク ノーマル 242 ハピナス ノーマル 263 ジグザグマ ノーマル 264 マッスグマ ノーマル 287 ナマケロ ノーマル 288 ヤルキモノ ノーマル 289 ケッキング ノーマル 293 ゴニョニョ ノーマル 294 ドゴーム ノーマル 295 バクオング ノーマル 298 ルリリ ノーマル 300 エネコ ノーマル 301 エネコロロ ノーマル 327 パッチール ノーマル 335 ザングース ノーマル 351 ポワルン ノーマル 352 カクレオン ノーマル 399 ビッパ ノーマル 424 エテボース ノーマル 427 ミミロル ノーマル 428 ミミロップ ノーマル 431 ニャルマー ノーマル 432 ブニャット ノーマル 440 ピンプク ノーマル 446 ゴンベ ノーマル 463 ベロベルト ノーマル 474 ポリゴンZ ノーマル 486 レジギガス ノーマル 493 アルセウス ノーマル 016 ポッポ ノーマル ひこう 017 ピジョン ノーマル ひこう 018 ピジョット ノーマル ひこう 021 オニスズメ ノーマル ひこう 022 オニドリル ノーマル ひこう 083 カモネギ ノーマル ひこう 084 ドードー ノーマル ひこう 085 ドードリオ ノーマル ひこう 163 ホーホー ノーマル ひこう 164 ヨルノズク ノーマル ひこう 176 トゲキッス ノーマル ひこう 276 スバメ ノーマル ひこう 277 オオスバメ ノーマル ひこう 333 チルット ノーマル ひこう 396 ムックル ノーマル ひこう 397 ムクバード ノーマル ひこう 398 ムクホーク ノーマル ひこう 441 ペラップ ノーマル ひこう 468 トゲキッス ノーマル ひこう 400 ビーダル ノーマル みず 203 キリンリキ ノーマル エスパー 056 マンキー かくとう 057 オコリザル かくとう 066 ワンリキー かくとう 067 ゴーリキー かくとう 068 カイリキー かくとう 106 サワムラー かくとう 107 エビワラー かくとう 236 バルキー かくとう 237 カポエラー かくとう 296 マクノシタ かくとう 297 ハリテヤマ かくとう 447 リオル かくとう 493 アルセウス(拳) かくとう 448 ルカリオ かくとう はがね 307 アサナン かくとう エスパー 308 チャーレム かくとう エスパー 493 アルセウス(青空) ひこう 023 アーボ どく 024 アーボック どく 029 ニドラン♀ どく 030 ニドリーナ どく 032 ニドラン♂ どく 033 ニドリーノ どく 088 ベトベター どく 089 ベトベトン どく 109 ドガース どく 110 マタドガス どく 316 ゴクリン どく 317 マルノーム どく 336 ハブネーク どく 493 アルセウス(猛毒) どく 453 グレッグル どく かくとう 454 ドクロッグ どく かくとう 041 ズバット どく ひこう 042 ゴルバット どく ひこう 169 クロバット どく ひこう 031 ニドクイン どく じめん 034 ニドキング どく じめん 451 スコルピ どく むし 434 スカンプー どく あく 435 スカタンク どく あく 452 ドラピオン どく あく 027 サンド じめん 028 サンドパン じめん 050 ディグダ じめん 051 ダグドリオ じめん 104 カラカラ じめん 105 ガラガラ じめん 231 ゴマゾウ じめん 232 ドンファン じめん 328 ナックラー じめん 383 グラードン じめん 449 ヒポポタス じめん 450 カバルドン じめん 493 アルセウス(大地) じめん 207 グライガー じめん ひこう 472 グライオン じめん ひこう 111 サイホーン じめん いわ 112 サイドン じめん いわ 464 ドサイドン じめん いわ 343 ヤジロン じめん エスパー 344 ネンドール じめん エスパー 329 ビブラーバ じめん ドラゴン 330 フライゴン じめん ドラゴン 185 ウソッキー いわ 299 ノズパス いわ 377 レジロック いわ 408 ズガイドス いわ 409 ラムパルド いわ 438 ウソハチ いわ 493 アルセウス(岩石) いわ 142 プテラ いわ ひこう 074 イシツブテ いわ じめん 075 ゴローン いわ じめん 076 ゴローニャ いわ じめん 095 イワーク いわ じめん 246 ヨーギラス いわ じめん 247 サナギラス いわ じめん 347 アノプス いわ むし 348 アーマルド いわ むし 410 タテトプス いわ はがね 411 トリデプス いわ はがね 476 ダイノーズ いわ はがね 138 オムナイト いわ みず 139 オムスター いわ みず 140 カブト いわ みず 141 カブトプス いわ みず 345 リリーラ いわ くさ 346 ユレイドル いわ くさ 337 ルナトーン いわ エスパー 338 ソルロック いわ エスパー 248 バンギラス いわ あく 010 キャタピー むし 011 トランセル むし 127 カイロス むし 204 クヌギダマ むし 265 ケムッソ むし 266 カラサリス むし 268 マユルド むし 313 バルビート むし 314 イルミーゼ むし 401 コロボーシ むし 402 コロトック むし 412 ミノムッチ むし 493 アルセウス(玉虫) むし 214 ヘラクロス むし かくとう 012 バタフリー むし ひこう 123 ストライク むし ひこう 165 レディバ むし ひこう 166 レディアン むし ひこう 193 ヤンヤンマ むし ひこう 267 アゲハント むし ひこう 284 アメモース むし ひこう 291 テッカニン むし ひこう 414 ガーメイル むし ひこう 415 ミツハニー むし ひこう 416 ビークイン むし ひこう 469 メガヤンマ むし ひこう 013 ビードル むし どく 014 コクーン むし どく 015 スピアー むし どく 048 コンパン むし どく 049 モルフォン むし どく 167 イトマル むし どく 168 アリアドス むし どく 269 ドクケイル むし どく 290 ツチニン むし じめん 413 ミノマダム(砂地) むし じめん 213 ツボツボ むし いわ 292 ヌケニン むし ゴースト 205 フォレトス むし はがね 212 ハッサム むし はがね 413 ミノマダム(塵) むし はがね 283 アメタマ むし みず 046 パラス むし くさ 047 パラセクト むし くさ 413 ミノマダム(草木) むし くさ 200 ムウマ ゴースト 353 カゲボウズ ゴースト 354 ジュペッタ ゴースト 355 ヨマワル ゴースト 356 サマヨール ゴースト 429 ムウマージ ゴースト 477 ヨノワール ゴースト 493 アルセウス(物怪) ゴースト 425 フワンテ ゴースト ひこう 426 フワライド ゴースト ひこう 092 ゴース ゴースト どく 093 ゴースト ゴースト どく 094 ゲンガー ゴースト どく 487 ギラティナ ゴースト ドラゴン 442 ミカルゲ ゴースト あく 303 クチート はがね 379 レジスチル はがね 493 アルセウス(鋼鉄) はがね 227 エアームド はがね ひこう 208 ハガネール はがね じめん 304 ココドラ はがね いわ 305 コドラ はがね いわ 306 ボスゴドラ はがね いわ 374 ダンバル はがね エスパー 375 メタング はがね エスパー 376 メタグロス はがね エスパー 385 ジラーチ はがね エスパー 436 ドーミラー はがね エスパー 437 ドータクン はがね エスパー 483 ディアルガ はがね ドラゴン 004 ヒトカゲ ほのお 005 リザード ほのお 037 ロコン ほのお 038 キュウコン ほのお 058 ガーディ ほのお 059 ウインディ ほのお 077 ポニータ ほのお 078 ギャロップ ほのお 126 ブーバー ほのお 136 ブースター ほのお 155 ヒノアラシ ほのお 156 マグマラシ ほのお 157 バクフーン ほのお 218 マグマッグ ほのお 240 ブビィ ほのお 244 エンテイ ほのお 255 アチャモ ほのお 324 コータス ほのお 390 ヒコザル ほのお 467 ブーバーン ほのお 493 アルセウス(火玉) ほのお 256 ワカシャモ ほのお かくとう 257 バシャーモ ほのお かくとう 391 モウカザル ほのお かくとう 392 ゴウカザル ほのお かくとう 006 リザードン ほのお ひこう 146 ファイヤー ほのお ひこう 250 ホウオウ ほのお ひこう 322 ドンメル ほのお じめん 323 バグーダ ほのお じめん 219 マグカルゴ ほのお いわ 485 ヒードラン ほのお はがね 007 ゼニガメ みず 008 カメール みず 009 カメックス みず 054 コダック みず 055 ゴルダック みず 060 ニョロモ みず 061 ニョロゾ みず 086 パウワウ みず 090 シェルダー みず 098 クラブ みず 099 キングラー みず 116 タッツー みず 117 シードラ みず 118 トサキント みず 119 アズマオウ みず 120 ヒトデマン みず 129 コイキング みず 134 シャワーズ みず 158 ワニノコ みず 159 アリゲイツ みず 160 オーダイル みず 183 マリル みず 184 マリルリ みず 186 ニョロトノ みず 223 テッポウオ みず 224 オクタン みず 245 スイクン みず 258 ミズゴロウ みず 320 ホエルコ みず 321 ホエルオー みず 341 ヘイガニ みず 349 ヒンバス みず 350 ミロカロス みず 366 パールル みず 367 ハンテール みず 368 サクラビス みず 370 ラブカス みず 382 カイオーガ みず 393 ポッチャマ みず 394 ポッタイシ みず 418 ブイゼル みず 419 フローゼル みず 422 カラナクシ みず 456 ケイコウオ みず 457 ネオラント みず 489 フィオネ みず 490 マナフィ みず 493 アルセウス(滴) みず 062 ニョロボン みず かくとう 130 ギャラドス みず ひこう 226 マンタイン みず ひこう 278 キャモメ みず ひこう 279 ペリッパー みず ひこう 458 タマンタ みず ひこう 072 メノクラゲ みず どく 073 ドククラゲ みず どく 211 ハリーセン みず どく 194 ウパー みず じめん 195 ヌオー みず じめん 259 ヌマクロー みず じめん 260 ラグラージ みず じめん 339 ドジョッチ みず じめん 340 ナマズン みず じめん 423 トリトドン みず じめん 222 サニーゴ みず いわ 369 ジーランス みず いわ 395 エンペルト みず はがね 270 ハスボー みず くさ 271 ハスブレロ みず くさ 272 ルンパッパ みず くさ 170 チョンチー みず でんき 171 ランターン みず でんき 079 ヤドン みず エスパー 080 ヤドラン みず エスパー 121 スターミー みず エスパー 199 ヤドキング みず エスパー 087 ジュゴン みず こおり 091 パルシェン みず こおり 131 ラプラス みず こおり 230 キングドラ みず ドラゴン 485 パルキア みず ドラゴン 318 キバニア みず あく 319 サメハダー みず あく 342 シザリガー みず あく 114 モンジャラ くさ 152 チコリータ くさ 153 ベイリーフ くさ 154 メガニウム くさ 182 キレイハナ くさ 191 ヒマナッツ くさ 192 キマワリ くさ 252 キモリ くさ 253 ジュプトル くさ 254 ジュカイン くさ 273 タネボー くさ 285 キノココ くさ 331 サボネア くさ 387 ナエトル くさ 388 ハヤシガメ くさ 420 チェリンボ くさ 421 チェリム くさ 455 マスキッパ くさ 465 モジャンボ くさ 470 リーフィア くさ 492 シェイミ くさ 493 アルセウス(緑) くさ 286 キノガッサ くさ かくとう 187 ハネッコ くさ ひこう 188 ポポッコ くさ ひこう 189 ワタッコ くさ ひこう 357 トロピウス くさ ひこう 001 フシギダネ くさ どく 002 フシギソウ くさ どく 003 フシギバナ くさ どく 043 ナゾノクサ くさ どく 044 クサイハナ くさ どく 045 ラフレシア くさ どく 069 マダツボミ くさ どく 070 ウツドン くさ どく 071 ウツボット くさ どく 315 ロゼリア くさ どく 406 スボミー くさ どく 407 ロズレイド くさ どく 389 ドダイトス くさ じめん 102 タマタマ くさ エスパー 103 ナッシー くさ エスパー 274 コノハナ くさ あく 275 ダーテング くさ あく 332 ノクタス くさ あく 025 ピカチュウ でんき 026 ライチュウ でんき 100 ビリリダマ でんき 101 マルマイン でんき 125 エレブー でんき 135 サンダース でんき 172 ピチュー でんき 179 メリープ でんき 180 モココ でんき 181 デンリュウ でんき 239 エレキッド でんき 243 ライコウ でんき 309 ラクライ でんき 310 ライボルト でんき 311 プラスル でんき 312 マイナン でんき 403 コリンク でんき 404 ルクシオ でんき 405 レントラー でんき 417 パチリス でんき 466 エレキブル でんき 493 アルセウス(雷) でんき 145 サンダー でんき ひこう 479 ロトム でんき ゴースト 081 コイル でんき はがね 082 レアコイル でんき はがね 462 ジバコイル でんき はがね 063 ケーシィ エスパー 064 ユンゲラー エスパー 065 フーディン エスパー 096 スリープ エスパー 097 スリーパー エスパー 122 バリヤード エスパー 150 ミュウツー エスパー 151 ミュウ エスパー 196 エーフィ エスパー 201 アンノーン エスパー 202 ソーナンス エスパー 280 ラルトス エスパー 281 キルリア エスパー 282 サーナイト エスパー 325 バネブー エスパー 326 ブーピッグ エスパー 358 チリーン エスパー 360 ソーナノ エスパー 386 デオキシス エスパー 433 リーシャン エスパー 439 マネネ エスパー 480 ユクシー エスパー 481 エムリット エスパー 482 アグノム エスパー 488 クレセリア エスパー 493 アルセウス(不思議) エスパー 475 エルレイド エスパー かくとう 177 ネイティ エスパー ひこう 178 ネイティオ エスパー ひこう 249 ルギア エスパー ひこう 251 セレビィ エスパー くさ 361 ユキワラシ こおり 362 オニゴーリ こおり 378 レジアイス こおり 471 グレイシア こおり 493 アルセウス(氷柱) こおり 144 フリーザー こおり ひこう 225 デリバード こおり ひこう 220 ウリムー こおり じめん 221 イノムー こおり じめん 473 マンムー こおり じめん 478 ユキメノコ こおり ゴースト 363 タマザラシ こおり みず 364 トドグラー こおり みず 365 トドゼルガ こおり みず 459 ユキカブリ こおり くさ 460 ユキノオー こおり くさ 124 ルージュラ こおり エスパー 238 ムチュール こおり エスパー 147 ミニリュウ ドラゴン 148 ハクリュー ドラゴン 371 タツベイ ドラゴン 372 コモルー ドラゴン 493 アルセウス(龍) ドラゴン 149 カイリュー ドラゴン ひこう 334 チルタリス ドラゴン ひこう 373 ボーマンダ ドラゴン ひこう 384 レックウザ ドラゴン ひこう 443 フカマル ドラゴン じめん 444 ガバイト ドラゴン じめん 445 ガブリアス ドラゴン じめん 380 ラティアス ドラゴン エスパー 381 ラティアス ドラゴン エスパー 197 ブラッキー あく 261 ポチエナ あく 262 グラエナ あく 359 アブソル あく 491 ダークライ あく 493 アルセウス(強面) あく 198 ヤミカラス あく ひこう 430 ドンカラス あく ひこう 302 ヤミラミ あく ゴースト 228 デルビル あく ほのお 229 ヘルガー あく ほのお 215 ニューラ あく こおり 461 マニューラ あく こおり
https://w.atwiki.jp/squad/pages/111.html
1 GK クリストファー・ハイメロート Christofer Heimeroth 2 DF セバスティアン・シャフテン Sebastian Schachten 3 DF フィリップ・デームス Filip Daems 4 DF ロエル・ブローウェルス Roel Brouwers 5 DF ステーヴ・ゴウリ Steven Lohoré Gohouri 6 DF ヤン・イングヴェル・カルシェン・ブラッカー Jan-Ingwer Callsen-Bracker 8 MF トーマス・ガラセク Tomáš Galásek 9 FW ロベルト・コラウッティ Roberto Damián Colautti 11 MF マルコ・マリン Marko Marin 13 DF ポール・スタルテリ Paul Stalteri 15 DF トーマス・クライネ Thomas Kleine 16 FW ロブ・フレンド Rob Friend 17 MF パトリック・パーウェ Patrick Paauwe 18 GK フレデリック・レーエ Frederic Löhe 19 MF ガル・アルベルマン Gal Alberman 20 DF ジャン・セバスティアン・ジョレス Jean-Sébastien Jaurès 22 DF トビアス・レヴェルス Tobias Levels 25 FW モーゼス・ラミディ Moses Lamidi 26 MF マイケル・ブラッドリー Michael Sheehan Bradley 27 FW オリヴァー・ノイヴィル Oliver Patric Neuville 28 MF ヨハネス・ヴァン・デン・ベルフ Johannes van den Bergh 29 MF アレクサンダー・バオムヨハン Alexander Baumjohann 30 GK ローガン・ベイリー Logan Bailly 31 DF ダンテ Dante Bonfim Costa Santos 32 DF クリスティアン・ドルダ Christian Dorda 37 MF トニー・ヤントシュケ Tony Jantschke 40 FW カリム・マトムール Karim Matmour
https://w.atwiki.jp/sinraf/pages/3015.html
9414_穴掘名人モングラー能力 限界突破 必殺技:スーパーミラクル・ドリルアタック 神羅万象チョコでは 9414_穴掘名人モングラー/コメント 9414_穴掘名人モングラー 聖魔族「グリード」 9414 穴掘名人モングラー (あなほりめいじんもんぐらー) 勢力・陣形 タイプ コスト 基本技 トライグリード・聖 力 4 ランダムに敵を攻撃【威力200】 能力 初期ステ Lv 0 HP 520 攻 390 防 470 速 100 5 572 409 493 101 10 15 20 1段階突破 20 突破後HP 突破後攻 突破後防 突破後速 25 30 35 40 2段階突破 40 突破後HP 突破後攻 突破後防 突破後速 45 50 55 60 3段階突破 60 突破後HP 突破後攻 突破後防 突破後速 65 70 75 80 4段階突破 80 突破後HP 突破後攻 突破後防 突破後速 85 90 95 100 このページの先頭へ 限界突破 限界突破 Lv上限 コスト HP 攻 防 1段階 40 5 + + +2段階 60 6 + + +3段階 80 7 + + +4段階 100 8 + + + 必殺技:スーパーミラクル・ドリルアタック 効 果 技Lv 威力 ランダムに敵を攻撃 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 260 272 284 296 312 324 336 348 364 388 技ランク 補 足 N・改(コスト4) スクショがあれば貼る 編集 この技の説明 / この技の威力一覧 / この技を持つカードの一覧 このページの先頭へ 神羅万象チョコでは 九邪戦乱の章 第4弾のNカード(九邪 093)として登場。 邪神の攻撃に備えて塹壕や防空壕を掘る穴掘りのプロフェッショナル。戦闘能力も高く、地中から敵を攻撃する。 フロンティア 実装日:2014年1月13日 フロンティア+ 実装日:- このページの先頭へ 9414_穴掘名人モングラー/コメント 名前 ステータス/技威力等の追加掲載依頼は以下↓↓にご記入ください コメントの最初に、カード名として【 [[9414_穴掘名人モングラー]] 】を入力(【 】内をコピペ)してください (ステータス掲載用コメントは全カードで共有します。カード名を入れないと、どのカードのステータスか判りません)。 Lv20 HP952 功624 防528 速124 - 10214_武神将ヘルマティオ 2015-02-02 18 11 01 名前 このページの先頭へ
https://w.atwiki.jp/kyo3nen/pages/305.html
姫子「まいるぜんばぁい、いがないで~」ボロボロ 哩「ひ、姫子……落ち着いて」 「うーん、こん扱いの差……なんもかんも政治が――」 「悪くなかよ?」 「……美子、持ちネタば潰すのやめて」 煌「江崎先輩に安河内先輩、お疲れ様でした」 「うんうん、花田にこん麻雀部は任した」 「そい、十月にも聞いたよ?」 「……なんもかんも政治が悪い」 姫子「なして行っちゃうんですかぁ~」ボロボロ 哩「ごめん、ちかっと席ば外す」 「はいはい、存分にイチャついてくっとよかよ」 「鶴田は哩にべったりやったし、しょんなかね」 煌「お別れを適当に済ませるのはすばらくないです」 哩「ん……みんな、すまんね」 煌「いえいえ、姫子を泣きやませてきてください」 姫子「うぅ……ひっく」 哩「なんか、中学ん時も似たようなこつしよったね」 姫子「あん時も哩先輩は泣きよらんかったやないですかぁ……」グスッ 哩「あー、そいね」 哩(あまりに姫子が泣きよるから、泣くに泣けなかった……) 姫子「……不公平です」 哩「どがんすればよかと?」 姫子「泣いてください、私ぐらい」 哩「なんね、そん無茶ぶりは」 姫子「むぅ、四月から私と離れ離れですよ?」 哩「やけん、中学卒業ん時も同じやりとりばしなかった?」 姫子「……まぁ、たしかに」 哩「ばってん、安心したよ」 姫子「安心て、後輩泣かしてなんば言いよりますか」 哩「姫子がいつも通りやったら、そいはそいでショックやけん」 姫子「むぅ……そいはこすか言い方ですよ」 煌「先輩、姫子泣き止みました?」 姫子「……花田」 哩「ああ、もう大丈夫」 姫子「んーん、まだ」 煌「えっと、これはどっちなんでしょうかね?」 姫子「もう、花田はあっち行ってて!」 煌「まさかの直球!」 哩「姫子、理由も聞かんで追い返すのは感心せんね」 煌「いえいえ、姫子のすばらくないわがままは今に始まったことじゃないですから」 哩「たしかに」 姫子「納得しちゃいますかっ」 哩「そいで、花田の用件は?」 煌「あ、そうでしたね」 煌「監督が最後に写真でもどうかってことなんですけど」 哩「写真か……すばら――」 姫子「うつってますうつってます」 哩「ん、んんっ! あー、よか提案やと思う」 煌「ですね! 思い出は心に残りますけども、形に残しておくのもすばら!」 哩「そ、そうやね……」 哩(くっ、さすが花田ん持ちネタ……がば強か) 哩(いっちょん勝てる気がせんね……)グヌヌ 姫子「どしたんですか?」 哩「いや、なんでもなか……」 哩「……こいで本当にこん学校ともお別れやね」 姫子「……やっぱ慣れませんね、こいは」 哩「そいはしょんなか話やけん。まぁ、会えなくなるわけでもなか」 姫子「そうですけど……寮からは出てっちゃいますよね」 哩「生徒でもなし、いつまでも居座っとーと迷惑やろ」 姫子「そうですけど、そうですけどぉ……」 哩「……姫子、多少離れた程度で私らん繋がりは消えんよ」 姫子「わかってます……ばってん、卒業旅行行っちゃうやないですか」 哩「たしかに仁美たちに誘われとるけど」 姫子「そいってこすかって思います!」 哩「え、そがん言われても」 姫子「私は一緒に卒業旅行したことなかですよ!?」 哩「学年が違うやろ」 姫子「留年してください」 哩「また無茶ぶり……そいで、本音は?」 姫子「……今度の休み、一緒にどっか行きません?」 哩「別によかよ。どこ行く?」 姫子「ほどほどに遠くて、遠すぎないとこですかね?」 哩「またざっくりしすぎやね……大阪とか、そん周辺?」 姫子「ですね。温泉にでもつかってゆっつらーとしましょうよぉ」 哩「そうやね……って、予約は大丈夫? そがん時間もなかよ?」 姫子「まぁ、一応当てもありますから」 セーラ「おっしゃ、一位取った!」 竜華「ちょい届かなかったなぁ」 怜「息抜きに麻雀て……余計疲れた」 泉「一番悲惨なの、無理やり引き込まれた上に散々な結果だった私ですよ……」 泉「というか先輩たち、卒業したのにすぐ顔見せて……感慨もなにもないですよ、もう」 セーラ「俺は今んとこ暇やし」 怜「一応後期に備えておかんとあかんし」 竜華「そない寂しいこと言わんといてほしいわぁ」 泉「もうそれはいいですけど……対局相手なら他にごろごろいません?」 怜「って思うやん?」 泉「ちゃうんですか?」 竜華「あはは……一応他にも声かけたんやけどね」 セーラ「どいつもこいつも遠慮します遠慮しますて……根性なしか!」 泉「えぇ……私も遠慮したはずなのに」 怜「フナQは忙しそうやん。まぁ、当然の帰結?」 「先輩たち、なにしてはるんですか」 竜華「あ、浩子」 怜「噂をすればなんとやら」 セーラ「フナQ暇? 俺らと打たへん?」 泉「さっき忙しそうって遠慮してたでしょ」 「ふむ……まぁ、条件付きでなら」 泉「え、いいんですか?」 セーラ「さっすが! 部長様は話が早くて助かる!」 「それで、条件についてなんですけど……」ゴソゴソ 「江口先輩がこれ着て写真撮らせてくれるなら――」 セーラ「さいならっ」ダッ 「……ちっ、逃げたか」 泉「さすが江口先輩キラー」 怜「セーラは元気やなぁ。竜華、うちらはどないする?」 竜華「……」 怜「ノーリアクション……えいっ」ピラッ 竜華「ひゃっ! す、スカートめくるなぁ!」 怜「や、減るもんやないし」 竜華「減るのっ、色々減るのっ」 怜「そかそか……で、セーラ出てったけど」 竜華「え、いつの間に」 怜「どんだけぼーっとしとんねん」 泉「悩み事ですか?」 「もしくは燃え尽き症候群とか」 怜「それかお腹減ったか」 竜華「あ、たしかにお腹は減ったかも……」クゥ 怜「それならセーラ捕まえてお昼食べよか」 怜「てなわけで、ほななー」 竜華「みんな、春の大会も頑張って」 セーラ「フナQにはまいるわ……」 怜「もう諦めたらええんとちゃう?」 セーラ「コスプレ写真集とか、考えただけでも怖い……」ブルブル 怜「世間にはまんじゅうこわいとかいう話があって」 セーラ「なにそれ?」 怜「最後にはお茶がこわいとか言い出す始末やねん」 セーラ「なんか色々損してそうやなー、そいつ」 怜「ところがむしろ得してるっちゅう話やな」 セーラ「なんでや」 怜「とりあえず、セーラは着せ替えられるのが苦手ってことで」 セーラ「せやからそう言うとるやんか」 竜華「お待たせ」 怜「じゃあ罰ゲーム」 竜華「えっ、なんで?」 怜「お待たせ言うたやん。待たせられた身としては賠償してもらわんと」 竜華「う~ん……膝枕とか?」 怜「一年分で」 セーラ「一日一回なら、365回?」 怜「そんで一回の時間は無制限……」 セーラ「竜華……頑張れ」ポン 竜華「さ、さすがに冗談やんな?」 怜「……」フルフル 竜華「ちょっ」 セーラ「ま、別にいつもと変わらへんやろ」 怜「それ言うたらあかんなぁ」 セーラ「んじゃ、竜華戻ってきたしトイレ行ってくる」 怜「あないキッパリトイレ言えるのもセーラの強みやなぁ」 竜華「せやな」 怜「竜華待ってる間にカツ丼ペロリしちゃったし。食べるの速すぎやねん」 竜華「せやな」 怜「はよ食べんとうどん伸びてまうで?」 竜華「せやな」 怜「……えいっ」ザパッ 怜「はい、あーん」 竜華「んっ……辛っ! なにこれ!?」 怜「月見うどんをちょっと赤くしてみました」 竜華「赤くって……これ全部唐辛子!?」 怜「入れたのに気づいとらんかったとか、ちょいほうけすぎやない?」 竜華「うぅ……口ん中ヒリヒリする……」 怜「はぁ……で、なんやねん」 竜華「と、怜には関係あらへんし」 怜「ほほう、うちには関係ないと?」 竜華「うんうん」 怜「全く? 全然? これっぽっちも?」 竜華「せ、せやっ」 怜「うち、悲しいわぁ……竜華にとって、そないどうでもいい女やったなんて」ヨヨヨ 竜華「ちゃう! どうでもいいなんてことあらへんからっ」 怜「じゃあ話して」 竜華「うっ、それは……」 セーラ「おー、痴話喧嘩?」 怜「竜華の浮気相手について問い詰めてたとこや」 セーラ「三角関係かぁ……うへぇ、めんどそう」 竜華「三角関係……」 怜「……」 セーラ「せやせや、今度旅行行かへん?」 セーラ「ほら、プチ卒業旅行的なの」 怜「ちょい早すぎない?」 竜華「普通は下旬くらいやと思うけど」 セーラ「後の方になると俺が時間取れなさそうやし、揃っていくなら今の方がええんやないかなって」 竜華「まだ合格発表前なんやけど」 怜「せやなぁ……でもちょこっとだけならええやんな」 竜華「一泊二日とか? うーん、息抜きにはええかもね」 セーラ「決まり? おし、なら早速――行き先からやな!」 怜「え、そっから?」 竜華「どこか当たりつけとるもんやと思ってた」 セーラ「さっき思いついたばっかやねんな」 怜「どないする? 今から取れるかな?」 竜華「えっと……あっ、一個だけ当てあるかも」 玄「予約ですか? 今なら繁忙期のちょっと前だし、まだ空いてますよ」 玄「はい、一泊二日、三名様で一部屋ですね。了解なのです、私におまかせあれ!」 玄「いっぱいサービスしちゃいますから、楽しみにしててください!」 玄「いえいえ、おもちをお持ちのお方の頼みとあれば」 玄「わかりました、じゃあ今度の土曜日ですね。お待ちしてます」 宥「お友達から?」 玄「千里山の清水谷さんからなのです。プチ卒業旅行でうちに泊まりたいって」 宥「プチ?」 玄「今しか一緒に行けない人とシーズン前に、ということみたい」 宥「そうなんだ」 玄「なんにしても、お客様でおもちとあれば大歓迎なのです!」 宥「そういえばおっきかったよねぇ」 玄「彼女は千里山随一の戦力……是非とも親密になっておかねば!」 穏乃「くーろーさーん!」 玄「穏乃ちゃん?」 穏乃「ふぅ……今度の土曜なんですけど、空いてます?」 玄「えっと、その日は旅館にいなきゃならないかな」 穏乃「? 別に玄さんの予定は聞いてないですけど」 玄「はうっ」グサッ 宥「く、クロちゃん」 玄「だ、大丈夫だよ……お姉ちゃんのおもちがあればっ」モミモミ 宥「ひゃっ」 穏乃「玄さーん?」 玄「んっ……あらためてどうしたのかな?」 穏乃「今度の土曜なんですけど、旅館の方って部屋空いてます?」 玄「穏乃ちゃん、さっき明らかに言葉足りなかったよね!?」 玄「ふぅ~む、なるほどなるほどなるほどー」 穏乃「昨日鶴田さんから電話あって、松実館紹介してくれないかって」 宥「連絡先知ってたんだね」 穏乃「実はインハイの準決勝の後に。大星さんだけは決勝の後だったけど」 玄「でも、新道寺の鶴田さんと白水さんかぁ」 宥「清水谷さんたちも来るんだし、いいんじゃないかな?」 穏乃「千里山の人たちも? これで大星さんも来たら完璧だったんだけどなー」 宥「あの時の大将がそろい踏みだね」 玄「新道寺の戦力はお世辞にも高いとは言えないのです……」 穏乃「強敵でしたよ?」 宥「クロちゃん……そういうので差別するの、良くないと思う」 玄「そんなっ、ただちょっと残念だなってだけだよ!」 穏乃「えーっと、とりあえずオッケーってことでいいんですかね?」 宥「うん、良いと思う」 「ふむ、予約が二部屋追加か……」 玄「あれ、ダメだったかな?」 「いや、かまわないが……少し人数的に心もとないと思ってね」 玄「だれかお休みだったっけ?」 「仲居さんが一人、インフルエンザでダウンしていてね」 玄「あ、そういえば……」 「なに、当日休みの人に頼んでみるさ。玄は気にしなくてもいいよ」 玄「ううん、その分私が頑張るよ!」 「……じゃあ無理はしないこと、いいね?」 玄「おまかせあれ、なのです」 宥「……」 京太郎「今度の土日? またいきなりだな」 宥『ダメかな?』 京太郎「いいや、どうせ暇だしな」 宥『本当? よかったぁ』 京太郎「お前が頼み事してくるなんて珍しいな」 宥『そうかなぁ? なんだかんだで甘えちゃってると思うけど』 京太郎「ま、甘えられて悪い気はしないな」 京太郎「しかし、俺だけで大丈夫なのか?」 宥『具合悪くてお休み取ってるのは一人だけだから、大丈夫じゃないかな?』 京太郎「そうか、悪いな。高鴨たちも喜んで手伝ってくれそうかなって思ったからさ」 宥『それはそうなんだけどね……ほら、京太郎くんってあんまり会えないから』 京太郎「まぁ、そうだな」 宥『だから、会いたいなーって』 京太郎「……」キュン 京太郎(やばい、胸にきた) 京太郎(狙ってやってるとしたらとんでもないな……) 宥『ごめんね、私のわがままで。交通費はちゃんと出すから』 京太郎「いいって、どうせまたサービスしてくれるんだろ?」 宥『うん。お風呂でもお布団でも、精一杯あったかくしちゃうから』 京太郎「布団は……さすがにまずいだろ」 宥『一人より二人の方があったかいよ?』 京太郎「あったかくなりすぎるのが問題なんだよなぁ」 京太郎(正直我慢できなさそうだし) 宥『我慢なんてしなくてもいいのに……』ボソッ 京太郎「まあいいや。昼前にそっちに着いとけばいいか?」 宥『そうだね。私とクロちゃんでお昼ご馳走するね』 京太郎「わかった、それも楽しみにしとく」 玄「今日は忙しくなるから頑張らないと……よぉし!」 京太郎「ちわーっす」 玄「……え?」 京太郎「よう、人手足りないって聞いて手伝いに来たぞ」 玄「あ、あれ……なんで京太郎くんが」 京太郎「だから手伝いだっての」 玄「お、落ち着くのです私。これは京太郎くんに会いたすぎて見てる幻――」 京太郎「人を勝手に幻にするな」ピシッ 玄「いたっ」 宥「あ、もう着いてたんだ」 京太郎「ああ、今日はよろしくな」 宥「ちょっと早いけどお昼食べる?」 京太郎「用意してくれるか? 朝飯早かったから腹減ってるんだ」 宥「うん、ちょっと待っててね」 玄「お、お姉ちゃん!」 宥「なぁに?」 玄「これっ、どういうことっ?」 宥「今日は一人お休みしてるでしょ? だから京太郎くんに来てもらったの」 玄「聞いてないよ!」 宥「サプライズになるかなーって思って、黙ってたんだ」 玄「たしかに驚いたけど……」 宥「お父さんにはちゃんと話してるから大丈夫だよ」 玄「じゃあ知らなかったの私だけ!?」 京太郎「まぁ、来ちゃったもんはしょうがないだろ」 玄「そうだけど……ちゃんと知らせてくれたらおもてなししたのに」 京太郎「なら昼飯でも作ってくれよ。宥と一緒にさ」 玄「……うん、そうだね。じゃあ、お姉ちゃん」 宥「一緒に京太郎君にご奉仕しよっか」 京太郎「……」 京太郎(うーん、なんかエロい) セーラ「着いたー!」 怜「ここがあの姉妹のハウスやねんな」 竜華「実際に旅館部分に住んどるわけやないと思うけど」 玄「お待ちしてました!」 竜華「玄ちゃん!」 玄「今日はいっぱいおもてなししますから、ゆっくりしていってくださいね」 竜華「やっぱかわええなぁ」ムギュッ 玄「こ、これは……前よりもさらに強力に!」 怜「うんうん、太ももが一番やけど、あれもいいもんや」 セーラ「怜、卓球やろ卓球」 怜「無理無理、セーラの相手はきっついわ」 セーラ「えー」 姫子「着きました、あそこですよあそこ」 哩「ここが松実館? 中々よかとこやね」 宥「お持ちしておりました」 哩「松実宥さんやったね」 宥「はい、私たちは直接面識はなかったですけど」 姫子「なんかもこもこしてますね」 宥「まだ寒いですから」ブルブル 哩「え、今日はよか天気やけん、むしろちかっとぬっかて思うけど」 姫子「あはは、そういえば夏場にマフラーしてましたね」 宥「それじゃあお部屋に案内しますね」 哩「ああ、よろしく」 姫子「先輩先輩、あい見てくださいよ」クイクイ 哩「ん?」 怜「竜華ー、はよ部屋でゴロゴロしよ」 セーラ「しゃあないなぁ、卓球ダメなら温泉やな」 竜華「ん、せやな。玄ちゃん、案内お願いな」 玄「おまかせあれ!」 哩「千里山?」 姫子「清水谷もいる」 宥「プチ卒業旅行みたいです」 姫子「プチ?」 哩「つまり、私らと同じ?」 竜華「あれ、鶴田さん?」 姫子「どもー」 哩「奇遇やね」 竜華「インハイぶり」 怜「なになに? 新道寺のコンビ?」 セーラ「お、卓球やらへん?」 哩「卓球ね。うん、よかよ」 姫子「ダブルスします?」 竜華「ええんやないかな、せっかくの機会やん」 怜「じゃあうちは審判で」 玄「ささ、立ち話もなんですから中に入りませんか?」 宥「ご案内しますね」 セーラ「あー、楽しかった!」 哩「明日は筋肉痛かな……」 姫子「完璧運動不足ですね……」 怜「せやけどええ勝負やったな。一勝一敗で」 竜華「麻雀以外でもコンビネーション抜群やん」 姫子「えへへ、なんか照れます」ピトッ 哩「姫子、ぬっか……」 セーラ「ぬっ?」 怜「あの二人、できとるんかな?」 竜華「できとる?」 怜「イケナイ関係ってこと」 竜華「えっ、それって……女の子同士ってこと?」 怜「せや、レーズンにDCの総裁や」 竜華「総裁?」 怜「つまりレズビアン」 竜華「れ、レズ!?」 哩「なんば話とーと?」 怜「お二人が同性――むぐっ」 竜華「なんでもっ、なんでもあらへんからっ」 姫子「仲良いですねぇ……あ、もしかしてそがん関係とか」 竜華「ちょっ」 怜「いやいや、うちらノーマルやし」 姫子「えー? ホントに?」 哩「姫子、失礼やろ」 怜「気にせんでもええよ。うちらが仲良しなのはホンマやねん」 竜華「う、うん……せやな」 セーラ「ま、竜華にはちゃんと男で好きな奴おるしなー」 姫子「あ、気になります」 竜華「終わり終わり! 汗かいたから風呂入ろ!」 玄「ふふふ、清水谷さんたちは入浴中……」 玄「そして私はお仕事で女湯に入らなきゃいけない」 玄「つまりこれは不可抗力なのです! 不可抗力でおもちを見放題!」 京太郎「バカなこと言ってないでさっさと行ってこい」 玄「バカなことじゃないよ! 千載一遇のチャンスだよ!」 京太郎「お前って色んな意味で羨ましいよな」 玄「も、もしかして京太郎くんも見たいのかな?」 京太郎「あー、はいはい。あとで胸揉ませてくれ」 玄「うん、体綺麗にして待ってるから……」モジモジ 京太郎「いや、じょうだ――」 玄「じゃ、行ってくるね!」 京太郎「――あ、おい!」 京太郎「……あとで誤解を解かなきゃな」 京太郎「さ、俺もさっさと布団運ぶか」 玄「とはいえやっぱりおもちは気になるのです」 玄「いざ、清水谷さんのおもちと――」ガラッ 怜「お、玄ちゃんやん」 哩「どうも、風呂いただいてます」 玄「……あのー、清水谷さんは?」 怜「セーラは早風呂で、竜華はまだ来とらんよ」 哩「姫子もまだやね」 玄「そうですか……ゆっくりあったまってくださいね……」 怜「またえらいテンション下がったなぁ」 竜華「好きな人……」 『ほなな、ダーリン』 竜華「怜も……」 姫子「どしたんですか?」 竜華「あ、え……鶴田さん」 姫子「暗い顔してますよ」 竜華「そない顔してた?」 姫子「そいはもうちかっぱい。悩み事ですか?」 竜華「あはは……やっぱ一人になると考えてまうなぁ」 姫子「私で良ければ聞き流しますよ? 同じ卓囲んだ仲ですし」 竜華「聞き流す? 聞いてくれるわけやなくて?」 姫子「まぁまぁ、話せば楽にってこともありません?」 竜華「意外にぐいぐい来るんやな」 姫子「私のすいとー人の影響ですかね」 竜華「それって、白水さん?」 姫子「んー、さすがに哩先輩は恋愛対象やないですね」 竜華「うちもそないな意味で言うたわけやないんやけど」 竜華(そういえば、須賀くんもこうやって気分転換に誘ってくれた……) 竜華「……好きな人おるんやけど」 姫子「ノーマルって本当やったんですね」 竜華「それは怜も同じみたいで」 姫子「ははぁ、園城寺さんも意中の相手がいると」 竜華「うん……問題なのは、その相手が同じっちゅーことで」 姫子「あ、そい私たちもですよ」 竜華「そうなんか……って、そうなん!?」 姫子「私も哩先輩も、同じ男ん人ばすいとーみたいで」 竜華「さ、三角関係ってこと?」 姫子「はい」 竜華「えっと……それどうなん?」 姫子「んー、お互いそこまで気にしとらんですけど」 竜華「そか……やっぱ仲ええんやな」 姫子「お二人もそうやと思いますけど」 竜華「……うちらは――」 「すいませーん、そこ通りまーす」 竜華「あ、すみません」 姫子「あれ?」 「えーっと、この布団はこっちだったっけな」 姫子「やっぱり先輩だ!」 京太郎「ん? ああ、お前らか」 竜華「なんか須賀君の声する……うち、相当まいっとるんやろか」 京太郎「幻聴じゃないぞー」 竜華「幻聴はみんなそう言う――って本物!?」 京太郎「まぁな」 姫子「先輩はこがんとこでなんばしとーと?」 京太郎「なにって、バイトだけど」 姫子「あ、もしかして私に会いに来ちゃいました?」 京太郎「言ってねーよ。人の話聞け」 姫子「もう、ホントしょんなか人ですねぇ」 京太郎「寝言は寝て言え」 姫子「はい♪」 竜華(あれ、なんやこれ……) 竜華(鶴田さん、まるで――) 竜華「あのー、須賀くんと鶴田さんは知り合いなん?」 姫子「初めて会った時から、先輩は私んこつ気になってしょんなかですよね?」 京太郎「こいつの言うことは半分ぐらい聞き流していいぞ」 姫子「つまり、半分ぐらいは気になってるってことですよね?」 京太郎「やっぱ全部聞き流していいぞ」 竜華(なんか、仲良すぎっちゅーか……) 姫子「そいで、先輩たちは知り合いなんですね」 京太郎「高一の時からな。あちこち遠征行っててさ」 姫子「前々から似たようなこつしてたんですね」 竜華「福岡にも行ってたん?」 京太郎「二年の冬休みにな。北海道にも行ったっけな」 姫子「初対面なのにナンパから助けてくれたり、買い物に付いてきてラーメンおごってくれたり……どんだけ私んこつすいとるんですか、もう!」 京太郎「うんうん、ラーメン奢らされた挙句荷物持ちだもんな」 竜華「鶴田さん、ちょいええかな?」 姫子「はい?」 姫子「どうかしました?」 竜華「須賀くんとどないな関係なんかなーって」 姫子「そい、私も聞いてよかですか?」 竜華「うちと須賀くん?」 姫子「はい。ただの知り合いってわけやなさそうですし」 竜華「まあ……向こうに遊びに行ったり色々あったけど」 姫子「同じですね。私たちも先輩んとこに何回か遊びに行ってます」 竜華「そか、須賀くん知り合い多いし」 姫子「特に女子の割合多すぎって思いません?」 竜華「せやなぁ」 竜華(須賀くんのこと好きな子、結構おるみたいやし) 姫子「そいで、キスしたんですか?」 竜華「うん……ってなに聞いとんの!?」 姫子「むぅ、付き合っとるんですか?」 竜華「それは、その……キスも一方的やったし」 姫子「つまり、強引にキスするくらいじゃダメと」 竜華「やっぱり鶴田さんも?」 姫子「ええ、三角関係どころやなかてこつはよーくわかりました」 姫子「というわけで先輩! ……あれ?」 竜華「須賀くんが消えた?」 姫子「むぅ……逃げましたね」 怜「いい湯やなぁ」 哩「そうやね」 怜「時に、相方おらんのも珍しいんとちゃう?」 哩「姫子遅かね……なんばしよるんやろ」 怜「竜華もどこで油売っとるんやろなぁ」 哩「……花田が世話んなったね」 怜「インハイの時? せやなぁ、でもお互い様やん」 哩「こっちがお礼ば言いたかっただけ」 怜「そうなん? ならお風呂上がりにコーヒー牛乳奢ってくれてもええんやで?」 哩「お互い様ならこっちはフルーツ牛乳で」 怜「これで相殺やん。残念」 怜「それで、実際後輩といかがわしい関係とかあるん?」 哩「いかがわしい関係て、私と姫子が?」 怜「せやせや。百合の園が広がっとるんやないかって」 哩「そがんあるわけないやろ」 怜「他に好きな男がおるとか?」 哩「……まぁ、有り体に言えば」 怜「なるなる、新道寺のまいひめコンビに男の影と」 哩「こん話、続けると?」 怜「古来から恋バナは女子の大好物」 哩「はぁ……初対面は二年のインハイ」 怜「それで?」 哩「そっちも情報ば出さんと続きはなし。不公平やろ」 怜「しゃあないなぁ……初めて会ったんは一年の夏休みかな」 哩「そいは?」 怜「うちはノーマルやから、好きな男子くらいおるねん」 哩「続きは?」 怜「なんや興味津々やん。でも続きはそっちが話してからで」 哩「……しょんなかね」 哩「ベンチに座っとーと声ばかけられて」 怜「公園で暇してたら声かけられて」 哩「姫子待っとる間、話し相手になってくれたり」 怜「下手っぴ仲間同士、一緒にジュース飲んだり」 哩「冬に会った時には、冗談やろうけど……あ、愛してるとか言われて」 怜「フラフラになったとこをおぶわれて……思えばあれでやられたんかな?」 哩「姫子と喧嘩しとーと、仲ば取り持ってくれたり」 怜「一緒に勉強させられて、一緒に逃げて、ラブホ入ったりとか」 哩「そうそう、一緒に勉強したことも……ラブホ!?」 怜「せやせや、ちゅっちゅしたりエロエロしたりな」 怜(まぁ、最後まではいっとらんけど) 怜「そっちはなんかエロいことなかったん?」 哩「え、エロいて……一緒んベッド入って……キス、したけど」 怜「おお! あるやん」 哩「あ、あはは……」 哩(あん時は姫子も一緒やったけど) 怜「ところで自分、遠恋なん?」 哩「うん、向こうは長野やけん」 怜「長野? うちの相手も同じ」 哩「偶然やね」 怜「まさか相手まで同じやなんてことは……」 哩「まさかそがん……」 怜「……」 哩「……」 怜(否定しきれへんなぁ) 哩(よくよく考えっと、ありそうな気が……) 怜「身長は?」 哩「ふとかね、多分180以上……髪は?」 怜「まっきんきん。仲良しな幼馴染と一緒にいたり?」 哩「そん通りやね……高校は?」 怜「清澄」 哩「あん清澄?」 怜「インハイで優勝かっさらってった清澄」 哩「……」 怜「……せーので名前言おか」 哩「そうやね、まだ別ん可能性はあっけん」 怜「ほな……せーのっ」 「「須賀京太郎!」」 姫子「どーして逃げますか!」 京太郎「逃げるもなにも、仕事中なんだけど」 竜華「須賀くん、さっきのホンマなん?」 京太郎「さっきのって、ラーメン奢らされたってやつ?」 竜華「そこやなくて……ほら、アルバイトって」 京太郎「ああ、ここの旅館に縁があってさ」 姫子「もう、どうせ色んなとこで女子に声ばかけとるんですよね」 京太郎「かけてないかけてない。俺をなんだと思ってるんだ」 姫子「色々話聞いて確信しました。先輩、女誑しですよ!」 京太郎「ははは、バカ言うな」 『だって、私は……姫様がどうでもよくなるぐらい、あなたのことが……』 『でも、あなたといるのは楽しくて、もっと傍に寄りたくて』 京太郎「そんなことは……」 『うん、竜華の太ももと同じくらい須賀くんが好き』 『あなたのことを好きでいて、よかったです……んっ――』 京太郎「……」 京太郎(やばい、説得力が全くない) 姫子「むぅ……」 京太郎「自分で言っといてなにむくれてんだ」 姫子「先輩はやましいこつありありなんですね」 竜華「まぁまぁ、須賀くんはお仕事中やん?」 姫子「じゃあ終わった後、時間ばもらってもよかですかね?」 京太郎「うーん……それはどうだろうか?」 姫子「約束ですから! 絶対ですよ!」 京太郎「おい、人の話を――って、行っちゃったか」 竜華「付き合ってあげるん?」 京太郎「ほっとくわけにもいかないだろ」 竜華「優しいなぁ、ほんま」 竜華(だから怜も……) 竜華「それじゃ、うちもお風呂行くかな」 京太郎「ああ、ゆっくりしてけよ」 姫子「もう、先に上がっちゃうなんてあらかて思います!」 哩「そがん言うても、湯あたりしそうやったし」 姫子「こいはもう完璧先輩んせいですね」 哩「え、私?」 姫子「哩先輩やないですよ?」 哩「千里山んだれか?」 姫子「私と先輩が大好きなあん人ですよ」 哩「は? なしてさ」 姫子「ここでアルバイトしてるみたいで」 哩「また謎やね……」 姫子「ばってん、おるのはたしかですから」 哩「……姫子、さっき園城寺と――」 姫子「そいより、園城寺と清水谷もですよ!」 哩「はい?」 姫子「あん二人も先輩んこつすいとーみたいで」 哩「あ、ああ……そう」 姫子「反応薄くありません?」 哩「実は、さっき風呂で園城寺と話ばして」 姫子「そん話になったと?」 哩「そうやね」 哩(しかし、須賀くんモテる……さすがのイケメン) 姫子「どがんします?」 哩「どがんもこがんもね」 姫子「せっかく先輩もいますし、攻め時やと思うんですけど」 哩「進展か……」 哩(キスより先となっと……え、エッチとか?)カァァ 哩(さすがにそいはレベルが……) 姫子「キスばしたって言いよったんですよ?」 哩「!?」 姫子「こいは私たちも清水谷には負けてられませんよ」 哩「……ごめん、実は私もした」 姫子「え、したって……キスですか?」 哩「うん、二人で須賀くん家に泊まった時」 姫子「……わかりました」 哩「姫子?」 姫子「私だけ除け者なんてやです。やけん、押し倒してきます」 哩「姫子!?」 京太郎「うっ……」ブルッ 京太郎「なんだか寒気が……風邪か?」 玄「京太郎くん? そろそろ休憩してもいいよ?」 京太郎「ああ、もうそんな時間か」 玄「お疲れ様。お部屋のお風呂だったら入ってもいいから」 京太郎「そっちもな。俺なんてほとんど力仕事でかえって楽だったからさ」 玄「でも、私たちは助かったのです」 京太郎「ま、お金もらう以上はきっちりやるさ」 玄「それで、あの事なんだけど……」モジモジ 京太郎「あの事? なんだっけ?」 玄「お、覚えてないの? 私の……揉みたいって」 京太郎「……そういや、そんなこと言ったな」 玄「お客さんの布団の準備できたらお風呂に入ってくるから……そしたら」 京太郎「いや、それなんだけどさ」 玄「それじゃ、また後でっ」タタッ 京太郎「あ、おいっ、人の話を――」 京太郎「……どいつもこいつも落ち着きってもんが足りないな」 京太郎「仕方ない、追いかけるか」 姫子「先輩」 京太郎「悪い、今はちょっと相手できな――」 姫子「こっち来てください」グイッ 京太郎「だから待てって!」 姫子「せからしか!」 姫子「来てくれんと、乱暴されたって叫びます」 京太郎「……仕方ないな。ちょっとだけだぞ」 姫子「そいは先輩次第ですよ」 京太郎「で、お前は俺に何させたいんだ?」 姫子「とりあえず、そこに寝てください」 京太郎「なんとなく身の危険を感じるから断る」 姫子「なしてですか!」 京太郎「いきなりそんなことを言われて怪しまない奴がどこにいる」 姫子「むぅ……えいっ」 京太郎「のわっ」グラッ 京太郎「――ってーな……なにすんだよ、おい」 姫子「なんばすっと思います?」 京太郎「さぁな……マウント取られて、ボコられんのか?」 姫子「不正解です……んっ――」チュッ 姫子「正解、わかりました?」 京太郎「……本気か?」 姫子「にぶちんな先輩には、こんぐらいがよかて思いまして」 京太郎「俺は、お前にからかわれてるんだと思ってたんだけどな」 姫子「ほら、やっぱし気づいてなかったやないですか!」 京太郎「人を振り回すのに慣れてそうだから、てっきり他の奴にも同じようにしてるもんかと」 姫子「先輩は誰にでも優しか人ですもんね」 京太郎「なわけないだろ」 姫子「じゃあ、私ば跳ね除けんのは?」 京太郎「穏便に事を済ませるため、とか?」 姫子「とかってなんですか、とかって」 京太郎「いいからおりろ」 姫子「やです。先輩が突き飛ばすか、我慢できなくなるまでやめません」 京太郎「お前なぁ……」 京太郎「とっくに我慢なんて限界なんだ、よっ」ガバッ 京太郎「どうだよ、押し倒される気分は」 姫子「今ん先輩、乱暴で力強くて……がばよかぁ」 京太郎「……黙ってろよ」 姫子「んんっ――」 京太郎(まずい、ちょっと怖がらせるだけのつもりが) 京太郎(こいつが喜んでるのはともかく、俺も思った以上にやられてる) 京太郎(まさか、自分からするなんて……) 京太郎(くそっ、生意気なくせにかわいいから!) 姫子「もっと、もっと……頭ん中とろけるくらい、ください」 京太郎「……」グイッ 姫子「ぁんっ……こっから、どがんします?」 京太郎「言わなくても、わかるだろ」 姫子「先輩……めちゃくちゃにしてください」 京太郎「ああ……」 宥「京太郎くーん?」 京太郎「――っ」 姫子「……」 宥「あれ、こっちから声したのに……」 姫子「こがん時に……」 京太郎「静かにしろ、見つかったらまずいだろ」 姫子「……問題あっと?」 京太郎「ありありだろ」 姫子「むぅ……」 宥「お風呂でお背中流そうと思ったのになぁ」 京太郎「……!」ガタッ 姫子「……」ギリッ 京太郎「いてっ」 宥「うーん……あ、お部屋に戻ってるかも」 京太郎「……」 姫子「……行きました?」 京太郎「多分な」 姫子「じゃあ――」 京太郎「……俺らも戻るぞ」 姫子「――っ、なしてですか!」 京太郎「バカ、さっきのあれはその……お前をちょっと怖がらせるためにやっただけだって」 姫子「おっきくしてるくせになんば言いよっとですか!」 京太郎「とにかく終わりだ。はい、解散」 姫子「~~っ、こんふうけもん! ひーたれ!」 京太郎「はぁ? 人の気も知らないで好き放題――」 姫子「やけん!」 姫子「押して押して、絶対そっちからすいとーって言わせますから!」 姫子「そいぎ!」 京太郎「……すぐにでも言えればいいんだけどな」 京太郎「さて、風呂入ってくるかな」 哩「須賀くん、本当にいた」 京太郎「鶴田から聞いてるっぽいな」 哩「姫子は?」 京太郎「どっか行っちゃったよ」 哩「……なんもされんかった?」 京太郎「いきなり押し倒されたな」 哩「なっ!?」 京太郎「落ち着け、んな大したことは……うん、なかったしな」 哩「そう、姫子があがんこつ言いよったけん……んなっ!」カァァ 京太郎「なんだ、面白い声出して」 哩「そ、そいって……」 京太郎「ん? ……あ、やべ」ギンギン 哩「……私ならよかよ?」 京太郎「……そっとしておいてくれ」 哩「じゃあ、一つ質問」 京太郎「ん?」 哩「園城寺と……ら、ラブホ入ったって?」 京太郎「なに話してんだあいつ!」 哩「や、やっぱし本当に……」プルプル 京太郎「あー、待て待て、とりあえず落ち着こう。ほら、ひっひっふー」 哩「ラマーズ法? まさかもう赤ん坊まで!?」 京太郎「飛躍しすぎっ」 ――このあと滅茶苦茶言い訳した。 怜「お夕飯楽しみやなー」 竜華「うん……」 怜「竜華?」 竜華「なに?」 怜「ん、反応あるならええわ」 竜華「なにそれ」 怜「最近ボケっとしとること多いから」 竜華「そう?」 怜「激辛うどん事件」 竜華「事件て……あれ辛くしたの怜やん」 怜「普通目の前で入れとったら止めるやろ」 竜華「う……」 怜「……そろそろええんやない?」 竜華「ええって、なにが」 怜「なんか溜め込んどるっぽいから」 竜華「そないなこと……」 竜華(他の子が須賀くんのこと好きって言うても、負けへんって思う) 竜華(でも、怜だけは……) 怜「そういえば、お風呂でおもろい話聞いたわ」 竜華「だれかと一緒に入ってたん?」 怜「竜華遅いから、白水さんとしっぽりとな」 竜華「白水さんと……おもろい話って?」 怜「うちらが三角作っとるように、向こうも須賀くんと三角関係みたい」 竜華「――っ」 怜「二重で三角関係? あの分やと他にもありそうやけど」 竜華「怜は……気にしてへんの?」 怜「須賀くんやったらそんなもんやない?」 竜華「そか……」 怜「ま、他に取られるのだけは気を付けんとな」 竜華「……」 竜華(うちに、できることは) 京太郎「ふぅ……スッキリした」 京太郎「やっぱここの風呂はいいな」 京太郎「色んな疲れが流れてったような気がするぜ……」 セーラ「なんや、須賀やん。おったんか」 京太郎「そういうお前は江口」 セーラ「奇遇やなー。卒業旅行?」 京太郎「アルバイトだ。ここも馴染みの場所だからな」 セーラ「ふーん、竹井おらへんの?」 京太郎「久ちゃんは来てないぞ」 セーラ「そーなんか。ま、そこまでうまくはいかへんっちゅーことか」 京太郎「なんか用でもあったのか?」 セーラ「プロ入りする前に決着つけとこうて思て」 京太郎「愛宕姉あたりも同じようなこと言いそうだよな」 セーラ「は? 洋榎と一緒にすんなや!」 京太郎「なんだ、お前らって仲悪いの?」 セーラ「別に。あいつとはプロでやりあうこともあるからええわ」 京太郎「じゃあ、あいつもプロ入りか」 セーラ「許せんのは……あいつ、一人だけインハイで決着つけて!」 京太郎「……まさか久ちゃんのことか?」 京太郎(二年の時と違って絡みなかったからなぁ) セーラ「決着ついとらんのは俺も一緒なのに!」 京太郎「うわぁ……久ちゃんモテるなぁ」 セーラ「とにかく、竹井にふらっとこっち来いて伝えといてや」 京太郎「てかネト麻でいいんじゃねーの?」 セーラ「ネト麻は好かん。生打ちのほうが断然ええわ」 京太郎「まあ、そういうと思ったよ」 セーラ「せや、怜と竜華ってなんか喧嘩しとった?」 京太郎「なんかあったのか?」 セーラ「最近、ちょい空気微妙になる時があんねん」 京太郎「だとしても、お前の方がわかってるだろ」 セーラ「それがな、この前二人で長野行ってからなんや」 京太郎「あの時から? 特別なことは――」 京太郎(あった、超あった) セーラ「俺も話聞くぐらいはできるけど、基本相談とかに向いてへんからなぁ」 京太郎「わかったよ、暇があればいっぺん話してみる」 セーラ「ん、頼んだわ」 京太郎「言っとくけど、そんな期待すんなよ」 セーラ「大丈夫やろ。須賀は竜華が惚れた男やん」 京太郎「……」 京太郎(直球で言われると、どう返していいかわかんなくなるな) 京太郎(にしてもすごい信頼だな……まぁ、俺じゃなくて清水谷に対してだけど) 京太郎(……ま、やってみますか) 京太郎「さて、どっちからあたるかな」 京太郎「清水谷か園城寺か……」 京太郎「こういう時ボロ出しそうな方といえば……」 宥「京太郎くん?」 京太郎「ん、どうした?」 宥「ちょっと早いけど、お夕飯持ってきたよ」 京太郎「ああ、悪いな。食べたら休憩終わりかな」 宥「うん。後はお布団の用意して今日は終わり」 京太郎「今日は気持ちよく寝れそうだ」 宥「ふふ、そうだね」 京太郎「となれば飯だな。そういや腹減ったような気がしてきた」 宥「いっぱい食べてね」 京太郎「いただきま……あれ、箸は?」 宥「私が持ってるよ?」 京太郎「それないと食えないんだけど」 宥「大丈夫だよ」 宥「はい、あーん」 京太郎「……マジか」 哩「夕飯も中々やったね」 姫子「うまかもんも食べましたし、というわけで行ってきます」 哩「というわけでって、いきなしなんば決めとーと?」 姫子「攻めて攻めて、先輩ば負かしてくっとですよ」 哩「あー……さっき押し倒してくって言いよったね」 姫子「あ、一緒に行きましょうよぉ。ほら、一人より二人って言いますし」 哩「そいも悪くなかね。ばってん、私は行くべきやなかて思う」 姫子「なしてですか?」 哩「姫子、目的ば間違えちゃいかん」 姫子「やけん、あん人に――」 哩「そいばもやーもんにすんのはざっとなかね」 姫子「……なしてそがん言うんですか」 哩「私と須賀くん、姫子と須賀くん、別々のもんやけん」 姫子「――っ」 哩「一緒にいたい、そがん思ってくれとるんは嬉しい。ばってん、須賀くんば利用すんのは違うやろ」 姫子「……あはは、バレちゃいました」 姫子「やっぱし離れ離れはやです」 姫子「やけん、つながりが欲しかったんやて思います」 姫子「一緒に初体験なんて、がば強烈やないですか」 姫子「ばってん、失礼ですよね。哩先輩にもあん人にも、私にも」 姫子「てなわけで行ってきます」 哩「うん、頑張れ」 姫子「あ、さっきはあがん言いましたけど、混ざりたいなら来っとよかですよ?」 姫子「そいぎ、朝までには戻ると思いますから」パタン 哩「……ふぅ、こがん世話焼けんのも、あとどんぐらいかね」 哩「しかし、朝帰り宣言……やっぱし、私も行ったほうが……いやいやいや」 竜華(怜のためにできること……そんなん決まっとる) 竜華(ちょい辛いけど……ううん、大丈夫、きっと) 竜華「でも、よう考えたら須賀くんがどこにおるのかわからへんな」 竜華「携帯にかけてもええけど、仕事中やったら迷惑やんな」 竜華「うーん……」 玄「おっ風呂ー、おっもちー♪」 玄「やや、これは清水谷さん」 竜華「楽しそうやん、なんかええことあった?」 玄「あったというか、これからといいますか……」モジモジ 竜華「ふふ、かわええなぁ」 玄「そんな、かわいいだなんて……」テレテレ 竜華「あ、そういえば聞きたいことあるんやけど」 玄「はい?」 京太郎「終わり終わりー!」 京太郎「さて、後は風呂入ってまったりしようかな」 ――コンコン 京太郎「はいはーい」ガチャ 姫子「来ちゃいました」 京太郎「ふぅ……疲れてると妙なもんが見えるな」 姫子「幻やないですから。とりあえず上げてくださいよ」 京太郎「お前な、どうやってここを嗅ぎつけた?」 姫子「普通に後ついてきましたけど」 京太郎「マジかよ……」 京太郎(気づかなかった……仕事終わりで浮かれてたせいか) 京太郎「……まぁ、いいや。ちょうど暇になったし」 姫子「最初からそがん素直にすっとよかて思います」 京太郎「はいはい、大したもんはないからな」 姫子「先輩がいれば十分です」 京太郎「お、おう……」 京太郎(ストレート……結構来るな) 姫子「せーんぱいっ」ギュッ 京太郎「動きづらいんだけど」 姫子「どーせ部屋におるだけなら問題なかですよ」 京太郎「風呂に入りたいんだよ」 姫子「あ、一緒に入ります?」 京太郎「寝言は寝て言おうな」 姫子「じゃ、一緒に寝ます?」 京太郎「寝ねーよ。風呂入るっつったろ」 姫子「やけん、お背中流しますねー」 京太郎「話が戻ったなぁ」 姫子「先輩がはいって言えば進みますって」 京太郎「はいはい、また今度な」 姫子「今度っていつですか?」 京太郎「今じゃないいつかだな」 姫子「却下です」 京太郎「んなこと言われてもな……んー」 京太郎「まぁ、いいぜ」 姫子「え、ホントに?」 京太郎「互いに見ない、接触なしならな」 姫子「そいのどこに意味があっとですか!」 『ささ、はよ行かんと』 『竜華、サプライズって? スペシャルゴージャス膝枕?』 『なにそれ……ともかく、着けばわかるから』コンコン 京太郎「清水谷たちか?」 姫子「むぅ……」 京太郎「とりあえず放せ。出られないだろ」 姫子「私が行きますから」 姫子「はーい」ガチャ 竜華「こんばんは……って、鶴田さん?」 怜「なんや、サプライズってまいひめコンビの部屋?」 竜華「えっと……なんでここに?」 姫子「そがん気になります? 私と先輩がなんばしよったか」 怜「え、百合の薗にご招待? ごめん、うち同性愛はちょっと……」 京太郎「人の部屋を百合の園にすんな」 怜「須賀くん? なにしとんの?」 姫子「これから一緒にお風呂です」 竜華「ホンマに!?」 姫子「先輩がよかって言ったんですよね?」 京太郎「あんまりしつこいからな」 竜華「……鶴田さん、ちょい話あるんやけど」 姫子「なんですか?」 竜華「他の人の前じゃちょっと……」 姫子「後じゃダメですかね?」 竜華「うん、急ぎで」 姫子「しょんなかですねぇ」 姫子「じゃ、ちかっと待っててくださいね」 竜華「怜のことお願いな」 京太郎「……と、言われてもな」 怜「結局なんでここにいるん?」 京太郎「アルバイト。伝手があってな」 怜「そういえば、泉が須賀くんと玄ちゃんにいじめられた言うてたなぁ」 京太郎「ま、俺は顔が広いらしいからな」 怜「その分毒牙にかけた女も多いと」 京太郎「人聞き悪いことを」 怜「世の中では客観の方が事実になることが多いんや」 京太郎「つまり?」 怜「やーい、女誑しー」 京太郎「ぐふっ」 姫子「そいで、話ってなんですか?」 竜華「あ、えっと……」 竜華(なんも考えてなかった!) 姫子「特に用がなかてこつなら、戻りますけど」 竜華「そうだ! 麻雀やらへん?」 姫子「麻雀?」 竜華「また打ってみたいて思っとったから」 姫子「うーん……今は友情より恋愛って気分です」 竜華「半荘だけでええから、ね?」 姫子「……まさか、先輩から引き離したとですか?」 竜華「それは鶴田さんの考えすぎやない?」 姫子「わかりました。邪魔ばできんように叩きのめします」 竜華「どうかな? そう簡単には行かへんと思うけど」 セーラ「俺も混ぜろっ」 竜華「セーラ、聞いとったん?」 セーラ「なんか麻雀とか聞こえたから」 竜華「まぁ、ちょうどええかな」 姫子「まだ面子揃わんですね……」 哩「気になる……気になっけど姫子の邪魔すんのは……」 姫子「哩先輩、よかとこに!」 哩「ひ、姫子? こいは散歩やけん、他意はなかよ?」 姫子「麻雀しませんか?」 哩「へ?」 京太郎「……戻ってこないな」 怜「見事に置き去りやなー」 京太郎「早く風呂入りたいんだけどな」 怜「一緒に入る?」 京太郎「入りません」 怜「えー? ぬるぬるプレイせぇへんの?」 京太郎「ぬるぬるって、お前な」 怜「ま、最中に戻ってきたらまた面倒やんな」 京太郎「そうだな」 京太郎(そういや、江口から頼まれてたっけ) 京太郎(まず清水谷に話聞こうと思ってたけど、こいつからでもいいか) 京太郎「お前らって喧嘩することとかあんの?」 怜「お前らって、うちと竜華?」 京太郎「ああ」 怜「まぁ、ときたまくだらんことで言い合いになることはあるけど」 京太郎「あるのかよ」 怜「ゆーても違う人間やし? 衝突ぐらいはあるんとちゃう?」 京太郎「そういうもんか」 怜「でも、最近はちょい噛み合わんことも多くなったかも」 京太郎「噛み合わない?」 怜「竜華の方が引っ込んどるというか、ボケっとして反応ないこともあったり」 京太郎「なるほどな……」 怜「それ、セーラから聞いたん?」 京太郎「なんだ、気づいてたのか」 怜「なんとなく、そないな気がしただけ」 京太郎「大した勘だよ。最近お前らの空気が微妙だって言ってたからさ」 怜「おお、セーラが空気読むとは」 京太郎「それだけ心配してるってことだろ」 怜「せやな……」 怜「正直、理由はあれやと思う」 京太郎「……この前のあれか」 怜「それで、竜華はうちとどう接したらええかわからんくなっとんのかなーって」 京太郎「俺もそれはちらっと考えたな」 怜「やーい、自惚れ男ー」 京太郎「うぐっ……話進めるぞ」 怜「須賀くんがプレイボーイなんはしゃあないとして、一回竜華とちゃんと話さんとアカンかな」 京太郎「まぁ、そうなるよな」 ――コンコン 京太郎「戻ってきたか?」 怜「タイムリーやなぁ」 京太郎「鍵開いてるから入っていいぞー」 玄「京太郎くん、お待たせ」 怜「玄ちゃんやん」 玄「あれ、園城寺さんがどうして」 怜「なんか竜華に置いてきぼりにされた」 玄「あ、さっきは清水谷さんにお世話になったのです」 怜「そうなん?」 玄「はい、抱きしめてもらっておもちをいっぱい堪能できたのです!」 怜「ええなぁ、うちも後で膝枕してもらお」 玄「その膝枕にかける情熱は尊敬するのです」 怜「そっちも大したもんやと思うで?」 玄「園城寺さん……」 怜「玄ちゃん……」 「「同志よっ!」」ヒシッ 京太郎「こりゃしばらく戻ってこない雰囲気だな」 京太郎「よし、ゆっくり風呂に入れそうだ」 竜華「眠……」 怜「眠……」 セーラ「なんや二人とも、ぐったりやなぁ」 竜華「なんでセーラはそない元気なん?」 セーラ「んー、勝ったから?」 怜「勝ったって……なにしとったん?」 セーラ「麻雀。新道寺の二人と俺らで」 怜「ガーン! うちだけ仲間はずれ……」 竜華「と、怜も遅かったけど」 怜「ふっ……おもちと膝枕、奇妙な縁もあったもんやな」 セーラ「なんやねんな」 竜華「よくわからんわ」 竜華(鶴田さんを引き止めるために始めた麻雀が、あない長引くなんて……) 竜華(おかげで須賀くんとこ行くって雰囲気やなくなったけど) 竜華「ふわぁ……眠気覚ましにちょい散歩行ってくる」 セーラ「おう、朝飯までには戻るんやで」 怜「じゃあうちはゴロゴロしとるー」 竜華(怜、遅かったってことは……) 竜華「――っ」ブンブン 竜華(考えたってしゃあないやん) 竜華(そう仕向けたのはうちなんやから……) 京太郎「清水谷、おはよう」 竜華「あ、須賀くん」 京太郎「早いな。いつもこんな感じか?」 竜華「セーラにつられて」 京太郎「ああ、あいつは早起きしそうだな」 竜華「須賀くんもちょい眠そう」 京太郎「ちょっと夜更かししてな」 竜華「そ、そう……」 竜華(やっぱり怜と……) 京太郎「松実妹と園城寺が意気投合してよ……人の部屋で延々と語り合ってたんだよ」 竜華「え……」 京太郎「途中で松実姉を召喚したからなんとかなったものを……ほっといたら朝までコースだったぞ」 竜華「……」 京太郎「なんだ、複雑そうな顔して」 竜華「そ、そないな顔しとらんよ?」 京太郎「そうかぁ?」 京太郎(なーんて、カマかけだけどな) 京太郎(それでそんな反応したってことは、胸中は複雑だってことだ) 京太郎(さて、なに考えてるんだかな) 京太郎(玄のことで驚いてたってことは……俺と園城寺を二人きりにしたかったからとか?) 京太郎(だとして、なにがしたかったんだ?) 京太郎(まるで、後押ししてるような……) 京太郎「……園城寺ってさ、お前にとってどれだけそんな大事なのか?」 竜華「なに? いきなしそないなこと聞いて」 京太郎「いいからさ」 竜華「……大事に決まっとるやん」 京太郎「そうか……なら行くか」ガシッ 竜華「ど、どこに?」 京太郎「園城寺のとこだよ」 京太郎(推測に推測、さらに自惚れも重ねた結論だ) 京太郎(これで外れてたらとんだ赤っ恥だな) 京太郎「そんなの続けてたら、多分そのうちお前らの関係が壊れるぞ」 竜華「……」 セーラ「竜華に、須賀? どした?」 竜華「……」 京太郎「お宅の園城寺さん、借りてってもいいか?」 セーラ「爆睡中やけど」 京太郎「しかたないな、起こすか」 京太郎「おい、起きろ」ペシペシ 怜「う~ん……後五時間」ムニャムニャ 京太郎「長すぎだ。さっさと起きろ」グニグニ 怜「ん……あれ、須賀くんやん」 京太郎「ちょっと来てもらってもいいか?」 怜「おはようのちゅーならいつでもオーケーやでー」 京太郎「ああもう、めんどくせぇな」グイッ 怜「わっ」 京太郎「んじゃ、園城寺は連れてくわ」 セーラ「おう、任した」 怜「ゆーかいされるー」 京太郎「清水谷も行くぞ」 竜華「……うん」 京太郎「よし、俺の随伴はここまでだ」 怜「随伴て、思いっきり主導してたやん」 京太郎「こまけぇことはいいんだよ」 竜華「それで、うちらになにさせるつもりなん?」 京太郎「二人で話し合え。それだけだ」 竜華「話し合うことなんか……」 京太郎「ないならそれはそれでいい。園城寺は?」 怜「んー、竜華に聞きたいことならチラホラ」 京太郎「ならそれでいいや。じゃ、また後でな」 竜華「いきなしなんなんやろな」 怜「竜華はどう思う?」 竜華「どう思うもなにも、今更取り立てて話すことなんかあらへんよ」 怜「ホンマに?」 竜華「うん、ホンマに」 怜「……じゃあ、うちから質問」 怜「あれ、どういうつもりなん?」 竜華「あれって、なに?」 怜「鶴田さん連れ出して、須賀くんと二人きりにして」 竜華「せやから、話したいことがあっただけやて」 怜「最近ボーッとしとんのは?」 竜華「あ、あはは……具合悪いんかな?」 怜「それがこの前、長野から帰る時から続いとんのは?」 竜華「……ちょうど悪いタイミングだったんやな」 怜「なるなる、ようわかったわ」 怜「竜華、そないうちと須賀くんをくっつけたい?」 竜華「……なんのこと?」 怜「わからへんと思った? 多分須賀くんも気づいとるよ」 竜華「そか……バレとったんやな」 怜「で、なんでなん?」 竜華「怜のためやから」 怜「……それってつまりあれかい」 怜「うちは身を引いてもらわんと、竜華に須賀くん取られてまう……そういうことやな」 竜華「違う! うちは――」 怜「うっさい!」バシッ 竜華「いたっ……!」 怜「そないなこと頼んだ覚えないわ! 勝手に解釈すな!」 竜華「せ、せやけど、怜が須賀くんのこと好きって気付けんかったし……」 怜「なんでそうなるん!? うちなんて横から割り込んできた邪魔者やんか!」 竜華「怜が邪魔者なんて……!」 怜「たしかにうちは竜華に甘えとるけど、自分を犠牲にしてまでやってほしくない!」 竜華「じゃあなに……うちが悩んどったのも全否定!?」 怜「アホみたいなことで悩んで、もっと早く頬張っとけばよかったわ!」 竜華「アホってなに!? なにが怜のために一番ええかって悩んどったのに!」 怜「それこそ下に見とる証拠やんか!」 竜華「~~っ、こんのわからず屋!」 怜「竜華の高慢ちき!」 竜華「もう怜なんて……!」 竜華「怜なんて……」 竜華「……」 竜華「どうでもええなんて、言えへんよ……」 怜「……そんなん、うちかて一緒」 竜華「怜……」 怜「なんで気づかへんの? 竜華のこと、大事に思ってへんなんてこと、あるわけないやん」グスッ 竜華「ごめん……ごめん、怜」グスッ 怜「うちも……ごめん」 竜華「うん、うん」 セーラ「どうなったー?」 京太郎「さぁな。でも、そろそろ雨は上がるんじゃないか?」 セーラ「晴れとるやろ」 京太郎「ものの例えだ。言わせんな、恥ずかしい」 セーラ「ま、ええわ。ありがとな、須賀」 京太郎「大したことはしてないって。結局本人たちの問題だし」 セーラ「そんなもんか」 京太郎「そんなもんだ」 京太郎(まぁ、そもそもの原因が俺だとすると、いよいよなんにも言えなくなるんだけどな) セーラ「んじゃ、行ってくるわ」 京太郎「ああ、三人で朝飯でも食ってこいよ」 京太郎「これでここの片付けは終了っと。次は……」 竜華「須賀くん」 京太郎「ん、清水谷か」 竜華「色々ありがと」 京太郎「俺がなんて言うかもわかってきたんじゃないか?」 竜華「そうかも……せやけど、これは私の気持ちやから」 京太郎「そういうことだったら受け取っておくよ」 竜華「……それとごめん。須賀くんにも失礼なことするとこやった」 京太郎「まあ、気にすんな。そこらへんで俺の右に出るやつはいないから」 竜華「あはは、そうかも」 竜華「……うん、やっぱり諦めるのを諦める」ボソッ 京太郎「なんだ?」 竜華「こういうこと……んっ――」 京太郎「んんっ……!?」 竜華「そ、それじゃ……うちらもうちょっとでチェックアウトやからっ」タタッ 京太郎「……」 京太郎(舌、入れられた) 京太郎「ん~、これで完全終了か」 玄「お疲れ様だね」 宥「これ、今回のアルバイト代」 京太郎「ああ、悪いな」 玄「すぐ帰っちゃうの?」 京太郎「そうだな、ちょっと知り合いたちに挨拶してくるかな」 宥「うん、穏乃ちゃんたちも喜ぶよ」 京太郎「その後またここに寄るよ」 玄「わかったのです。待ってるね」 宥「泊まりたかったらいつでも言ってね」 玄「今度は私の部屋にご招待しちゃうよっ」 京太郎「ははっ、考えとくよ」 姫子「ん~……」 哩「ちかっと眠たかね……」 姫子「もう、あがん遅くまで打っとったし、しょんなかですよ」 哩「そうやね……」 京太郎「お前ら、帰りか?」 姫子「あ、先輩!」ピトッ 京太郎「ええい、くっつくな」 姫子「昨夜はなんもできんかったですからね」 京太郎「それとこれと関係あんのか?」 姫子「ありありです!」 京太郎「白水、こいつなんとかして――」 哩「な、なんね?」ピトッ 京太郎「……寒いのか?」 哩「うん、まだまだひやかね」 京太郎「右も左もホールドされて……なに、これから連行されんの?」 姫子「よかアイディアですね、福岡まで連れて帰ります?」 哩「せめて最寄りん駅までやね」 京太郎「わかった、駅まで送るから放せ」 姫子「はーい」 京太郎「よし、ここまでだな」 姫子「むぅ、なしてこっちまで来てくれないとですか」 京太郎「切符なきゃ改札通れないだろうが」 姫子「買ってこっち来てください」 京太郎「無茶言うな」 哩「須賀くん、またいつか」 京太郎「ああ」 哩「……すいとーよ、京太郎」 京太郎「あー……元気でな、哩」 哩「姫子、そろそろ電車ば来っとよ」 姫子「んー、先行っててください」 哩「ん、わかった」 京太郎「それで、なんだ?」 姫子「名前、呼んでください」 京太郎「は?」 姫子「私ん名前ですよ!」 京太郎「え、なんで?」 姫子「そがん、決まっとるやないですか」 京太郎「んー……名前ねぇ」 姫子「先輩って私には意地悪ですよね。すいとー子にはってこつですか?」 京太郎「はいはい、寝言は夢の中でな」 姫子「もうっ、じゃあ名前ば呼ぶまで無視しますから! そいぎ!」ポロッ 京太郎「まったく……ってかあいつ、財布落としていきやがった」 京太郎「しかたないな……おーい、鶴田ー」 京太郎「聞こえてない? ……鶴田っ! 財布落としてんぞー!」 京太郎「あいつ、なんで気づかないんだ……くそっ」 京太郎「――姫子っ!!」 姫子「なーんですかー?」 京太郎「……お前、わざとかよ」 姫子「えー? なんのこつですかね?」 京太郎「まったく、やられたな」 姫子「お財布、ありがとうございます」 京太郎「わかったわかった、さっさと行け」 姫子「そん前に……先輩も忘れ物です。んっ――」グイッ 姫子「えへへ、別れ際にキスなんてロマンチックですね」 姫子「次はもっとしましょうね、先輩」 姫子「そいぎー」 京太郎「……なんだかなぁ」 京太郎(とかなんとか言いつつ、あいつの言ってることは大体当たってる) 京太郎(要するに、なんとなく素直になれないだけなんだ) 京太郎(まぁ、こんなこと言うと調子乗りそうだから言わないけど) 京太郎「さて、俺も行くかな」
https://w.atwiki.jp/tripageruo/pages/67.html
このページを編集する いろいろなリンク集です。 サイト名 URL Trip2ch.mine.nu - 2ちゃんねるトリップまとめサイト http //trip2ch.net/ ◆VIPDOORD4sの寝床 http //trip.ageruo.jp/ ◆トリップ確率算出機◆ http //trip.ageruo.jp/trip/kakuritsu.php トリップ一括テスター http //onigiri.s20.xrea.com/trip/trip.xcg トリップ一括テスター http //trip.ageruo.jp/trip/triptest.cgi 数字トリップデータベース http //trip.s57.xrea.com/db/ 大量検索な検索人を応援するページ http //trip.ageruo.jp/mirimate.html
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/6581.html
邪眼トリッキー・キバ 闇 UC 3 1000+ ヘルロード・スネーク/ナイト ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を5枚まで選び、捨てる。捨てたカード1枚につき、このクリーチャーのパワーは+1000される。 ■このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーのパワーが3000以上であれば、相手の手札を見てクリーチャーを1体選び、捨てさせる。 F 「出っ歯?馬鹿にしている余裕があるなら逃げろよ?喰われてもしらねぇぜ?」-魔光騎聖ブラッディ・シャドウ 作者:匿名 《暗黒秘宝ザマル》の方が若干使い勝手がよいか。 収録 《「終戦」》
https://w.atwiki.jp/gods/pages/130624.html
メアリーアン(2)(メアリー・アン) 連合王国貴族のホープトン伯爵の系譜に登場する人物。 関連: ジョンホープ (ジョン・ホープ、父) エリザベスレズリー (エリザベス・レズリー、母) サーパトリックマレー (サー・パトリック・マレー、夫)