約 2,269,311 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/11686.html
登録日:2012/09/15(土) 11 17 39 更新日:2024/09/17 Tue 14 13 36NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 さんま さんまが食べたくなる噺 五代目三遊亭圓楽 井の中の蛙大海を知らず 古典落語 桂歌丸 殿様 目黒 目黒のさんま 目黒の鰯 秋刀魚 落語 目黒のさんまとは古典落語の演目の一つである。 さんまという、現代でも馴染み深い食材が主題の演目であるため、知名度は高い。 【あらすじ】 ある殿様がお供を連れて目黒まで遠出にやってきた。 さて、弁当にしようとすると、なんとお供が弁当を忘れてきてしまった。(*1) もう皆腹が減ってどうしようもない。困っているところに何やら嗅いだことの無いような良い匂いがしてきた。 殿様が「これは何の匂いだ?」と聞くと、お供は 「これは庶民の者が食す"さんま"という魚を焼く匂いでございます。それゆえ、とても殿の口に合うようなものではございませぬ」 と言ったが、もう殿様は腹がへって腹がへってしょうがない。 そんなことはいいから、そのさんまを持ってこいと命じる。 さて、持ってこられたさんまはさんまをそのまま火にぶち込んで焼いた「隠亡焼き」(食材を燃えている火の中に直に入れて焼く調理法)というもので、本来ならとても殿様に出せるような品のある料理ではなかった。 が、そこはとてつもなく腹が空いている殿様。気にも留めず食べてみると、これが非常に美味であった。 これ以来、殿様はさんまが大好物となってしまった。 それからというもの、殿様はさんまが食べたくてしょうがなくなるのだが、周りの家来達がそれを許さない。さんまは下賤の者が食す魚だからである。 殿様のご膳には勿論さんまなど登る由もない。しかも、毎日3度の食事は毒見役が鯛などの焼き魚を試食して、それから数十分ほど待って毒見役の体に異常が見られなければ初めて御膳が殿様に出される、という具合で、殿様は毎日すっかり冷え切った鯛などの焼き冷ましを食べさせられていた。毎日さんまさんまと恋こがれ、思いが募るばかりであった。 そんな時、殿様にチャンスが訪れる。 親族の集まりの席で、「何かお好みの料理はございませんでしょうか。何なりとお申しつけ下さいまし」という家老の申し出があった。 そこで殿様、待ってましたとばかりに「余はさんまを食べたい」と即答。 しかし、城にさんまがあるはずもないので、急いで日本橋は魚河岸から最上等のさんまを買ってくることになった。 そうしてさんまを取り寄せたまでは良かったのだが、 「このように脂の多いものをさし上げて、お体にさわっては一大事」 と家来が要らぬ気をまわして、充分すぎるほど蒸して脂をすっかり抜いて、骨も毛抜きで一本残らず抜き去った。 おかげで身がグズグズのパサパサ。(*2) そうして出来上がったさんまの出殻をやっと殿様が食べると、これが非常にまずい。そりゃそうだ。 殿様はあまりにまずいので、これはどこから取り寄せたさんまだと聞いた。 家来は「日本橋魚河岸にござります」と答え、それを聞いた殿様はこう言った。 「それはいかん、さんまは目黒に限る。」 ●この噺における「目黒」 目黒とは厳密には目黒方面(上目黒元富士という記述あり)を指していて、 そもそも殿様が目黒に行ったのは遠乗りであるという設定と、鷹狩であるという設定があるが、どちらでも大差はない。 江戸時代、将軍は鷹狩場を複数持っていた。単に「御場」とも呼ばれた。 当然鷹狩り場なので、広い土地であることが求められる。 その中の一つが「目黒筋」である(旧称:品川)。 江戸期に「目黒筋御場絵図」という地図がまとめられ、鷹狩り場の範囲を知ることができる。 馬込・世田谷・麻布・品川・駒場など、とんでもなく広い範囲がすべて含まれる。 まあそれはそれとしてオチの意味がわからないという方のために。 目黒といえば、現代においては東京でも指折りの人気を誇る住宅地である。 自由が丘とか代官山とか、なんかこうおしゃれでセレブでブリリアントな街もたくさん。 江戸時代にも街道が何本も通っていてわりと活気があった。 ただ、海はない。 もちろんさんまなんて獲れない。 城でふんぞり返ってる殿様はさんまも目黒がどんなとこかも知らないのね、と揶揄するような笑い話。 なのだが、アニメ『ミスター味っ子』では「さんまは熱い状態の物が美味い」ということのたとえ話として登場したりと人によって色々な解釈が可能な奥の深い話である。 ●落語で知る江戸文化 この話からは江戸時代の風俗についても窺い知ることができる。 実際、江戸っ子はさっぱりとした味の魚を好む傾向があったようで、 さんまは「焼くときに煙が出やがるし、脂もたんまり出やがる」から好きじゃない、という人も多かった。 ウナギも実は旬外れの夏鰻を蒲焼にする際更に脂を落としていた位であり 動物性脂肪の旨みが広く知られるようになったのはわりと後の話なのである。 今では寿司の高級品として知られる「マグロのトロ」も、 江戸時代は「あんな脂っこい魚、何が美味いんでぃ」と海で捕れても浜にうっちゃってしまうことも多く、 猫でも食わねぇでまたぐ、として「ネコマタギ」なんて綽名をつけられていた時代もあった。 赤身に比べ品質が劣化しやすいし、脂質が理由で漬けにもあまり向かないから当時としては仕方ないとはいえ、なんと、もったいない……。 この辺りは「ねぎまの殿様」も参照の事。 ただし、葱鮪鍋(ねぎまなべ)としては食べられており、こっちは割合好評だった。 脂分がないとパサパサになってしまうので、トロが最適だったのだが、保存技術が発達した今は余計に贅沢品である。 なお、ねぎま鍋は「マグロの脂でネギを食う料理」とされており、主菜は実はネギの方であるという説も存在している。 焼き鳥のねぎまの由来となったように、串にさして焼くタイプのねぎまも存在していた。 ●現実への波及 「目黒といえばさんま」というくらいあまりに有名になったので、現代でも目黒区役所と目黒駅(実は品川区)では毎年さんま祭りが開かれていたりする。 祭りでは大量のさんまの塩焼きが振る舞われるが、 もちろん、これも目黒産ではない。 目黒区立図書館の貸出カードや地域振興券の真ん中にもさんまが描かれている。 この落語を知らなかった子供時代に首をかしげた人もいるだろう。 もはや、さんまは目黒のシンボルとも言えるのである。 おしゃれな街・目黒にも、魚臭い過去があったことを覚えておいていただきたい。 ●バリエーション 現在一般に広く知られているのは上記のあらすじだが、比較的古いタイプのバリエーションには 「殿様が余りにさんまにハマり、友人である別の殿様にも勧めたが、その友人は料理方がいらぬ気を回してグズグズになったさんまを食わされてしまう」 ……というパターンもある。 この場合、オチ(サゲ)は友人が「お前が『さんまは美味しい』というからわざわざ本場から取り寄せたのに、不味いものを食わされた」と殿様にイチャモンをつけにいき、 それを聞いた殿様が訳知り顔で「それはいかん、さんまはやはり目黒に限る」と言って〆るものになる。 【余談】 主人公が落語好きという設定の伝奇ADVアカイイトでも、主人公が今夜の献立のさんまの引き合いに出している。 それもメインヒロインと言うべきキャラのトゥルーエンドで。 笑点の元司会者でお馴染みの五代目三遊亭圓楽(馬面な方。紫の腹黒は六代目円楽)はさんまをいわしと間違えて目黒の鰯で無理矢理演じきったり、殿様がさんまを初めて口にして「うまい」となるべき所で誤って「まずい」と言ってしまった為、(まずかったはずなのに)何口も食べて「食べ進めてみたらうまかった」という半ば強引な軌道修正を演じて噺の本筋に戻したりしたトチリエピソードを残している。 また、2016年まで笑点のOPで桂歌丸の紹介アニメで使われていた。珍しく女装ではない。 やはり追記・修正は目黒に限る。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 水戸黄門と大岡越前あたりの時代劇でこれをもとにしたエピソードでてくるね -- 名無しさん (2014-08-11 17 59 37) 「ジブリアニメに御座います。」「何。それはいかん。アニメはシャフトに限る。」殿様、自縛。 -- 名無しさん (2014-08-11 18 14 05) ハマーン様がミネバ様のたこ焼きをドライアイスで冷ましたエピソードですねわかります -- 名無しさん (2014-08-11 19 01 50) 「殿。今月発売の快楽天に御座います。」「いかんいかん!LOに限る!」日本は平和。 -- 名無しさん (2014-09-04 15 35 55) 目黒駅前にはさんまの像がある。 -- 名無しさん (2014-09-05 07 37 27) 絶望先生ではBL誌でやってたよね。でも、いわしで押し通す先代圓楽師匠さすがです。 -- 名無しさん (2015-05-22 14 18 17) 殿「面白くないの。これ、このダンジョンRPGはなんじゃ?」 家来「はは、ウィザードリィサマナーでございます」 殿「なに、それはいかん。ダンジョンRPGはエルミナージュに限る」 てんてけてん♪ -- 名無しさん (2015-05-22 14 40 46) 家来「ご注文はうさぎですか?にござります」 殿様「それはいかん、日常アニメはがっこうぐらし!に限る」 -- 名無しさん (2016-07-06 19 49 36) 家来「匠付きアーティラートにござります」 殿様「それはいかん、大剣は花山大剣に限る」 -- 名無しさん (2016-07-06 20 50 29) 家来「ほしをみるひとにございます」 殿さま「それはいかん。RPGは頭脳戦艦ガルに限る」 てんてけてん♪ -- 名無しさん (2016-07-07 07 29 46) 一説には、当時の運搬方法でサンマを目黒まで運んだ場合、ちょうどよく熟成された状態になって、ホントに美味しかったなんて話もある。 -- 名無しさん (2016-07-13 13 20 12) トロは腐りやすいってのもないか?特に夏場は売れんだろうし -- 名無しさん (2017-02-05 00 17 40) そう言えばそろそろサンマの季節か。 -- 名無しさん (2017-09-12 16 05 30) この時代に高カロリー高脂質のもの食べたら体に悪いって感覚あったのかな? -- 名無しさん (2018-05-18 12 35 39) サンマからは少しずれるが、魚の脂って融点が低くて常温でも溶けちゃうくらいだから、刺身で食おうもんならニチャニチャした脂とグズグズの身が口に中に広がるといえば分かりやすいんじゃないかな。逆に言えばトロ系の刺身を美味しく食べられるのは現代の冷蔵技術があって、冷えた脂が口の中で溶けて広がって行くのがうまいわけで。 ちなみに現代でも買ってきた脂の多い刺身を1~2時間常温で放置しとくと体験できるぞ! -- 名無しさん (2018-05-18 13 27 28) 今年はサンマが不漁だねえ…下賤が食う魚が高級魚になるかもしれないな。 -- 名無しさん (2020-09-08 19 28 01) 美味しんぼでもこの話を山岡が話していたな。 -- 名無しさん (2021-11-05 21 24 54) リングにかけろ2で主人公が港町で義父たちと食べる米を称賛してた元ネタかしら -- 名無しさん (2021-11-05 21 39 22) なんとお供が弁当を忘れてきてしまった。 切腹不可避 -- 名無しさん (2021-11-05 22 01 29) コナンでもこれを題材にしたアニオリ「目黒の秋刀魚事件」があったな -- 名無しさん (2022-08-22 08 45 31) 立場があるから好きなものを好きに食わせて貰えない殿様なりの苦悩も感じられる噺、上も上で大変なのね -- 名無しさん (2022-10-07 13 03 26) ↑8脂を食べなれてない当時の人たちなら脂ののったもので胃がもたれやすいだろうし、経験則的な知識で食いすぎると身体に毒という言い伝えもあってもおかしくないかな -- 名無しさん (2024-09-17 14 13 36) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gods/pages/6313.html
レイトス ギリシャ神話に登場するアカイア軍の兵。 アルゴナイタイ(アルゴ探検隊)の一人。 ヘレネの求婚者の一人でボイオーティアからトロイア遠征に参加。 ヘクトルに討たれた。 アレクトルを父とする説やスパルトイの一人とする説がある。 関連: ラクリトス (父) クレオブレ(2) (母) 別名: レーイトス
https://w.atwiki.jp/gods/pages/6077.html
ショウエンマタカイドオウ(聖焔満徳迦威怒王) ダイイトクミョウオウの別名。
https://w.atwiki.jp/horserace/pages/404.html
田辺裕信をお気に入りに追加 田辺裕信の情報をまとめています。リンク先には学生・未成年の方には不適切な表現内容が含まれる場合があります。またリンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。 田辺裕信 <保存課> 使い方 サイト名 URL 田辺裕信 <情報1課> #bf 田辺裕信 <情報2課> #blogsearch2 田辺裕信 <情報3課> #technorati 田辺裕信 <報道課> 【カペラS想定騎手】モズスーパーフレアは松若風馬騎手、リュウノユキナは柴田善臣騎手(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース JRAソーヴァリアント圧勝で、有馬記念(G1)「あの曲者」が急浮上!? エフフォーリア、タイトルホルダーの影に隠れた「第3の刺客」とは - Business Journal 【新馬/中山6R】良血ホウオウルーレットが7馬身差圧勝(競馬のおはなし) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 柴田善臣騎手が頸椎椎間板ヘルニアでステイヤーズS乗り替わり 5日中山の5鞍も(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 柴田善臣騎手が頸椎椎間板ヘルニアでステイヤーズS乗り替わり 5日中山の5鞍も - auone.jp 【JRA】柴田善臣騎手、頸椎椎間板ヘルニアのため日曜中山も乗り替わり(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ステイヤーズS】ディバインフォースが重賞初V 田辺裕信騎手「4角の手応え良くいけるかなと」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ステイヤーズS】ディバインフォースが重賞初制覇 ワークフォース産駒初タイトル - auone.jp JRA【有馬記念(G1)想定】女王クロノジェネシスVS皐月賞馬エフフォーリア&菊花賞馬タイトルホルダー! 新女王アカイイト、実力派ステラヴェローチェ、ディープボンドなど【想定騎手入り】 - Business Journal 【次走】アサマノイタズラは有馬記念を目標 今年のセントライト記念覇者(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ステイヤーズS出走馬・騎手確定】ボスジラ&菅原明良騎手、アイアンバローズ&石橋脩騎手など13頭(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【田辺裕信 ゆる~い話】奇襲性こそがまくりの秘訣!(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ステイヤーズS想定騎手】オセアグレイトは横山典弘騎手、ボスジラは菅原明良騎手(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ステイヤーズS】登録馬(想定騎手入り)(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【マイルCS】グランアレグリアが有終の美(競馬のおはなし) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【マイルCS】出走馬の馬名意味と香港表記を紹介、ラストランを迎えるグランアレグリアは「大歓声」「放聲歡呼」(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【東京スポーツ杯2歳S】アサヒがしぶとく伸びて2着「反応よかった」田辺裕信騎手は成長を確信(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【東京スポーツ杯2歳S】イクイノックスが重賞初制覇 来年の牡馬クラシック候補に名乗り キタサンブラック産駒も重賞初V(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【マイルCS出走馬・騎手確定】グランアレグリア&ルメール騎手、シュネルマイスター&横山武史騎手など16頭(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【東京スポーツ杯2歳S出走馬・騎手確定】イクイノックス&ルメール騎手、レッドベルアーム&福永祐一騎手など12頭(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【田辺裕信 ゆる~い話】それぞれのコース形態が騎手心理に影響を及ぼす - サンケイスポーツ 【ユートピアS】(東京)ラルナブリラーレが外から差し切りOP入り | 競馬ニュース - netkeiba.com - netkeiba.com 【新馬/東京6R】キタサンブラック産駒 ユキノエリザベスがデビューV(競馬のおはなし) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【武蔵野S】エアスピネルが復活の2着 田辺裕信騎手「スムーズだったらと悔やまれる」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【メイクデビュー東京5Rレース後コメント】リッキーマジック田辺裕信騎手ら - netkeiba.com 【武蔵野S】3連勝を狙うタガノビューティーは1枠1番 重賞初制覇を目指すソリストサンダーは大外の8枠16番(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【JRA新馬戦】ソウルスターリングの全妹スタニングスターなどがデビュー(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【武蔵野S出走馬・騎手確定】ソリストサンダー&戸崎圭太騎手、タガノビューティー&石橋脩騎手など16頭(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 2014年のオークス馬の半妹ソバナが横山和生騎手でデビュー/関東馬メイクデビュー情報(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【アルゼンチン共和国杯想定騎手】オーソリティはC.ルメール騎手、ボスジラは田辺裕信騎手 | 競馬ニュース - netkeiba.com - netkeiba.com 【菊花賞・敗者の弁】アサマノイタズラ鬼脚不発の9着「ハミをかんだ」田辺裕信騎手はロス悔やむ - スポーツ報知 【富士S】夏のマイル王者ロータスランドは10着に沈む 田辺裕信騎手「思いのほか頑張ることができず」 - スポーツ報知 【菊花賞】美浦レポート アサマノイタズラ(田辺裕信騎手) | 競馬ニュース - netkeiba.com - netkeiba.com 【田辺裕信 ゆる~い話】仕掛けるタイミングにも事情あり - サンケイスポーツ 【菊花賞】美浦レポート アサマノイタズラ(田辺裕信騎手) - netkeiba.com 【府中牝馬S】8番人気マルターズディオサが3着 田辺裕信騎手「脚質に幅が出てきた」 - スポーツ報知 【マイルCS南部杯レース後コメント】田辺裕信騎手「思ったよりスローペースで余裕があった」 - netkeiba.com 【南部杯】田辺「プレッシャーはありました」アルクトスが連覇(競馬のおはなし) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【メイクデビュー東京4Rレース後コメント】タイセイジャスパー田辺裕信騎手ら - netkeiba.com 【田辺裕信 ゆる~い話】意外と複雑な馬をバックさせる操作 - サンケイスポーツ 【シリウスS・敗者の弁】白毛馬ハヤヤッコ10着「ハミを取らなかった」田辺裕信騎手は久々の影響指摘 - スポーツ報知 【シリウスS】出馬確定 ゴッドセレクション&中井裕二、ハヤヤッコ&田辺裕信など16頭(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【田辺裕信】人間の行動や心理が馬に影響 | みんなの投稿競馬ニュース - netkeiba.com - netkeiba.com 【セントライト記念レース後コメント】アサマノイタズラ田辺裕信騎手ら - netkeiba.com 【セントライト記念結果】アサマノイタズラが鋭く差し切り待望の重賞初制覇!(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 田辺裕信Jが「とにかく反応がイイ!」と高評価 先々は重賞でも期待できそうなアサヒに注目!(優馬) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【2歳新馬評価】直線の脚は抜群コマノカモン、田辺裕信騎手「まだ成長してくる」 - スポーツ報知 【メイクデビュー中山3Rレース後コメント】コマノカモン田辺裕信騎手ら | 競馬ニュース - netkeiba.com - netkeiba.com 【京成杯AH】上がり最速のマルターズディオサは8着どまり 「自分のレースができなかった」田辺裕信騎手 - スポーツ報知 9月に強い騎手を検証「中山開催、田辺裕信は買い。特に芝で牝馬は 」(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【田辺裕信 ゆる~い話】レース中に手応えなくなった馬を強く追うのは危険 - サンケイスポーツ 【田辺裕信 ゆる~い話】馬が課題克服できないときは… - サンケイスポーツ 半兄は香港G1の覇者ウインブライト! ウインエクレールが田辺裕信騎手でデビュー/関東馬メイクデビュー情報 - netkeiba.com 【関屋記念レース後コメント】ロータスランド田辺裕信騎手ら - netkeiba.com JRA武豊は史上最速&最年少で達成! 三浦皇成900勝と田辺裕信1000勝にみる“メモリアル勝利”目前のジョッキーたちの思惑はいかに? - Business Journal 田辺がJRA通算1000勝、5馬身差でメモリアルV 三浦は「縁ある」函館で900勝 - SPREAD 田辺裕信騎手 JRA通算1000勝達成!(競馬のおはなし) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 田辺裕信騎手が史上40人目のJRA通算1000勝「また1001勝から頑張りたい」 - netkeiba.com 田辺裕信騎手が新潟8RでJRA1000勝を達成! - サンケイスポーツ 【田辺裕信 ゆる~い話】コーナーがない千直は脚をためることが大切 - サンケイスポーツ 【田辺裕信 ゆる~い話】斤量軽い馬の逃げ切り注意 - サンケイスポーツ 田辺騎手が地元福島でJRA通算1000勝決める 「デビューした頃は想像できなかった」 - スポーツ報知 JRA田辺裕信「ケイコの時から、らしさがなかった」5番人気15着大敗のワーケアは「何故」七夕賞(G3)復帰だったのか。格下3頭併せ「2馬身遅れ」も記者が明かした“強行軍”の理由 - Business Journal 【阿武隈S】(福島) エフェクトオンが最内から突き抜ける - netkeiba.com 【七夕賞】珍しく田辺が追い切り志願 ワーケアは人馬一体 陣営も「今の福島の馬場は絶対に合うはず」/トレセン発秘話 - netkeiba.com 地元・福島で必ず!田辺裕信、通算1000勝まであと4 - サンケイスポーツ 【田辺裕信 ゆる~い話】馬、レース、騎手に影響勝敗を分ける馬場状態 - サンケイスポーツ 【スレイプニルSレース後コメント】ハヤヤッコ田辺裕信騎手ら | 競馬ニュース - netkeiba.com 【さきたま杯レース後コメント】アルクトス田辺裕信騎手ら - netkeiba.com 【田辺裕信 ゆる~い話】馬にさまざまな合図を送る手段のステッキ - サンケイスポーツ 【日本ダービー】タイトルホルダー6着「スピード勝負向かず」田辺裕信騎手が指摘 - スポーツ報知 【日本ダービー】美浦レポート タイトルホルダー(田辺騎手) - netkeiba.com 【田辺裕信 ゆる~い話】カラ馬のコース逆走…何事もなくて本当に良かった - サンケイスポーツ 【田辺裕信ゆる~い話】馬は嫌な経験を決して忘れない - サンケイスポーツ 【石和特別】(東京) 人気のダイワクンナナが大外からまとめて差し切る - netkeiba.com 【田辺裕信】馬の「汗」見極めるには | みんなの投稿競馬ニュース - netkeiba.com - netkeiba.com 【田辺裕信ゆる~い話】馬の気持ちをくみ取ることが人馬の信頼関係に - サンケイスポーツ 先週落馬負傷の田辺裕信騎手、今週の騎乗見合わせ…皐月賞はタイトルホルダーに騎乗決定 - スポーツ報知 JRA「芝コース未勝利」騎手が、田辺裕信「落馬負傷」で急遽抜擢! 単勝人気「大暴落」尻目に“得意”の代打でホームラン! - Business Journal 田辺裕信が中山6Rで落馬負傷 7R以降は乗り替わり アネモネSのカイトゲニーは石川に騎手変更 - スポーツ報知 【東日本大震災から10年】田辺、競馬で福島に勇気を! - サンケイスポーツ 【田辺裕信 ゆる~い話】騎手が手綱を引っ張っている時も必ず馬が掛かっているわけではない - サンケイスポーツ 【田辺裕信 ゆる~い話】騎手のドーピング検査 薬は何でも申告します - サンケイスポーツ JRA武豊も真っ青の田辺裕信「ハナかも知れない」宣言!? フェブラリーS(G1)アルクトス、昨年大敗「お咎めなし」も繰り返されるのは「悪夢」か - Business Journal 【箱根特別】(東京) ハーツイストワールが馬群の中から抜け出し3勝目 - netkeiba.com 【ゆりかもめ賞レース後コメント】パープルレディー田辺裕信騎手ら | 競馬ニュース - netkeiba.com 【クロッカスSレース後コメント】ストライプ田辺裕信騎手ら - netkeiba.com 【田辺裕信 ゆる~い話】中京はコーナリングが大切 - サンケイスポーツ JRA福永祐一は「中京の芝限定」田辺裕信は「中山ダート1200m」2021年JRA好スタートの“今だから買える”騎手・調教師・生産者をまとめてみた - Business Journal 【田辺裕信 ゆる~い話】ゲートの中はとても危険 - サンケイスポーツ 有馬記念(G1)最後の切符は「すべて着外」田辺裕信に決定。2桁着順“常連”の苦手レースも、今年は「一味違う」理由…… - Business Journal 【田辺裕信 ゆる~い話】白毛GI制覇は競馬界にプラス - サンケイスポーツ 【ジャパンC】逃げ馬トーラスジェミニは田辺裕信騎手とのコンビで参戦 - netkeiba.com JRA「歴代2位」田辺裕信グレイテストな自爆逃げ!? 玉砕同然「大暴走」に非難の声が殺到……シンガリ大差負けの不可解騎乗に賛否 - Business Journal JRA田辺裕信「うっかり発言」で周囲ざわめく!? 南部杯(G1)アルクトス超絶レコードで「有終の美」!? - Business Journal 田辺裕信騎手が負傷で6日も乗り替わり - サンケイスポーツ 【田辺裕信 ゆるーい話】ウマが合う?合わない騎手?競走馬は覚えてない感じかな - サンケイスポーツ 【JRA】田辺裕信騎手が16日間の騎乗停止に | 競馬ニュース - netkeiba.com 田辺裕信騎手が10月6日まで16日間の騎乗停止 - サンケイスポーツ プロキオンS制覇の田辺裕信騎手が9日間の騎乗停止 - サンケイスポーツ 田辺裕信 <成分解析課> 田辺裕信の49%は運で出来ています。田辺裕信の45%は果物で出来ています。田辺裕信の5%は毒電波で出来ています。田辺裕信の1%は砂糖で出来ています。 ページ先頭へ version3.0
https://w.atwiki.jp/oren-matome/pages/154.html
⚔️ バトル入手可能 〇 リーダー ◎ ボス + 目次 ダイコウドウ ジュカイ ホウモツデン ミネミチ ニナイドウ シュロウ サンブツドウ ドウジョウ ドウジョウ・隠し サンモン ゴビョウ ゴビョウ・隠し ソウホンドウ 由来 + LV、潜在値共有表 ステージ名 リーダー 共有 LV お供1 共有 LV お供2 共有 LV ダイコウドウ 赤のシデ × ウチクビ ジュカイ 毒沼のマセ ホイールオブミスフォーチュン ホウモツデン 蒼竜戦士ハイ × ロボ甲弐式 ミネミチ 赤のシデ × 魔法剣士ベレ × 魔獣コマノン ニナイドウ トミノナガスネビコ × - シュロウ 毒沼のマセレ × ホイールオブミスフォーチュン 赤備えのシデン × サンブツドウ 魔法剣士ベレ × 毒沼のマセ A スライム・マナ × ドウジョウ 黒騎士イノス × ロボ甲弐式 B オートマタトロワ・改 × 電撃少女リュクス A - 琥珀のアキツ サンモン 怨霊ヨシツネ × - ウチクビ C ゴクモン D ゴビョウ 狂獣マメダ C 毒沼のマセレ × 魔獣コマノン E スターサファイヤドラゴン × - 蒼竜のタマゴ D アオ × ソウホンドウ 祭神クナト × - マメダ E マメダ 「-」ボス仕様のため、LV/潜在値の変動なし。 「×」バトルゲットできないモンスター。 ダイコウドウ ミッション バトルに勝利 一人も撃破されずに勝利 EX技を使って勝利 戦士だけのデッキで勝利 敵 〇赤のシデ ウチクビ⚔️ 獲得ゴールド&経験値 ゴールド:38 G 経験値 :77 exp ジュカイ ミッション バトルに勝利 一人も撃破されずに勝利 EX技を使って勝利 ★合計3個以下のデッキで勝利 敵 〇毒沼のマセ⚔️ ホイールオブミスフォーチュン⚔️ 獲得ゴールド&経験値 ゴールド:43 G 経験値 :87 exp ホウモツデン ミッション バトルに勝利 一人も撃破されずに勝利 相手を毒状態にして勝利 火属性だけのデッキで勝利 敵 〇蒼竜戦士ハイ ロボ甲弐式⚔️ 獲得ゴールド&経験値 ゴールド:48 G 経験値 :97 exp ミネミチ ミッション バトルに勝利 一人も撃破されずに勝利 EX技でとどめをさして勝利 風属性だけのデッキで勝利 敵 〇赤のシデ 魔法剣士ベレ 魔獣コマノン⚔️ 獲得ゴールド&経験値 ゴールド:53 G 経験値 :106 exp ニナイドウ ミッション10個クリアで開放 ミッション バトルに勝利 一人も撃破されずに勝利 EX技を使わずに勝利 9ターン以内に勝利 敵 ◎トミノナガスネビコ 獲得ゴールド&経験値 ゴールド:82 G 経験値 :164 exp シュロウ ミッション バトルに勝利 一人も撃破されずに勝利 EX技でとどめをさして勝利 ワイルドだけのデッキで勝利 敵 〇毒沼のマセレ ホイールオブミスフォーチュン⚔️ 赤備えのシデン 獲得ゴールド&経験値 ゴールド:65 G 経験値 :130 exp サンブツドウ ミッション バトルに勝利 一人も撃破されずに勝利 相手を混乱状態にして勝利 ★合計12個以上のデッキで勝利 敵 〇魔法剣士ベレ 毒沼のマセ⚔️ スライム・マナ 獲得ゴールド&経験値 ゴールド:70 G 経験値 :140 exp ドウジョウ ミッション バトルに勝利 一人も撃破されずに勝利 氷属性の攻撃でダメージを与えて勝利 タマモを入れたデッキで勝利 敵 〇黒騎士イノス ロボ甲弐式⚔️ オートマタトロワ・改 獲得ゴールド&経験値 ゴールド:75 G 経験値 :150 exp ドウジョウ・隠し ※ボスステージの攻略情報は電撃少女リュクス(ボス)を参照 出現条件 琥珀のアキツとタマモをメンバーに入れる 敵 ◎電撃少女リュクス⚔️ 琥珀のアキツ⚔️ 獲得ゴールド&経験値 ゴールド:165 G 経験値 :330 exp サンモン ミッション24個クリアで開放 ミッション バトルに勝利 一人も撃破されずに勝利 アイテムを使わずに勝利 8ターン以内に勝利 敵 ◎怨霊ヨシツネ ウチクビ⚔️ ゴクモン⚔️ 獲得ゴールド&経験値 ゴールド:105 G 経験値 :210 exp ゴビョウ ミッション バトルに勝利 一人も撃破されずに勝利 雷属性の攻撃でダメージを与えて勝利 スターリングシルバードラゴンを入れたデッキで勝利 敵 〇狂獣マメダ⚔️ 毒沼のマセレ 魔獣コマノン⚔️ 獲得ゴールド&経験値 ゴールド:85 G 経験値 :170 exp ゴビョウ・隠し 出現条件 祭神クナト(LV10)とスターリングシルバードラゴン(LV10)をメンバーに入れる 敵 ◎スターサファイヤドラゴン 蒼竜のタマゴ⚔️ アオ 獲得ゴールド&経験値 ゴールド:165 G 経験値 :330 exp ソウホンドウ ミッション35個クリアで開放 ※ボスステージの攻略情報は祭神クナト(ボス)を参照 ミッション 一人も撃破されずに勝利 EX技を使わずに勝利 アイテムを使わずに勝利 7ターン以内に勝利 敵 ◎祭神クナト マメダ⚔️ マメダ⚔️ 獲得ゴールド&経験値 ゴールド:140 G 経験値 :280 exp 由来 京都府と滋賀県の県境の比叡山より、有名な寺社仏閣が存在し「山」そのものも古くから信仰対象となっている。 「比叡山延暦寺」という1つの建物があるわけではなく、比叡山の山内に約100ほどの施設が点在している。 ダイコウドウ「比叡山延暦寺東塔エリア大講堂」 ジュカイは位置的に「奥比叡ドライブウェイ」のあたりと思われる ホウモツデン「比叡山延暦寺国宝殿」か? ミネミチは「奥比叡ドライブウェイの展望台付近」か?レストランがあり琵琶湖が見える ニナイドウ「比叡山延暦寺西塔エリア弁慶のにない堂」 シュロウ「比叡山延暦寺文殊楼」か? サンブツドウ「比叡山延暦寺には3棟の仏堂があるのでそれか?」 ドウジョウ「比叡山延暦寺研修道場居士林」2024/5現在修理中 サンモン「比叡山延暦寺根本中堂の正門にある山門」 ゴビョウ「比叡山延暦寺西塔エリア伝教大師最澄上人の御廟所である浄土院」 ソウホンドウ「比叡山延暦寺の総本堂は東塔の根本中堂」 がバトルステージ名の由来と思われる パンドラがいる場所は「テンポウリンドウ」釈迦堂(転法輪堂)の事だと思われる 福引所は「ミヤゲヤ」延暦寺会館の周囲にお守りとか売っている場所がある。 ヒエイは表裏で同じ場所の別名が多い。
https://w.atwiki.jp/robotama/pages/244.html
ゴーカイオー(Gokaioh) 【ごーかいおー】 「派手に行くぜ!」 情報 作品名 海賊戦隊ゴーカイジャー カテゴリ スーパーロボット超合金 定価 5,040円 発売日 2011年10月21日 再販日 商品全高 約140mm 付属品 手首:×6(握り手×2、開き手×2、持ち手×2) 武器:ゴーカイケン×2、ゴーカイホー その他:砲撃エフェクト、ディスプレイ用ジョイント、砲弾パーツ(肩用、前腕用、脚部用各左右一対) 商品画像 機体データ 所属:赤き海賊団→海賊戦隊ゴーカイジャー 分類:巨大ロボット 全高:45.0m 重量:21.0t パイロット:ゴーカイレッド、ゴーカイブルー、ゴーカイイエロー、ゴーカイグリーン、ゴーカイピンク 5台のゴーカイマシンが「海賊合体」して完成する、非常に高い運動能力と機動力を持つ巨大ロボット。 主な武器は腰に帯びた2本のサーベル「ゴーカイケン」と、胸部ハッチに格納されている巨大な主砲「ゴーカイホー」。 手足のハッチにはゴーカイホーの砲弾が格納されており、ゴーカイホー発砲時にはこれらのハッチから随時砲弾が供給、装填される。 必殺技は全ハッチを展開してゴーカイホーを連続発射する「ゴーカイスターバースト」。 大いなる力で召喚される歴代戦隊のマシンとの合体によるさまざまな派生戦闘形態が存在する。 商品解説 スパ金戦隊シリーズ第2弾。 フィギュアーツゴーカイジャーシリーズとあわせてプロモーション展開予定。 ハッチの内部の格納された砲弾は別パーツで再現しており、合体用のゴーカイマシンも現在開発中である。 スーパーエフェクトキャンペーンの一環として、購入時の特典として斬撃をイメージしたスラッシュエフェクトが手にはいる。 評価点 問題点 不具合情報 関連商品 デカレンジャーロボ マジキング スーパーエフェクトキャンペーン S.H.フィギュアーツ ゴーカイレッド(外部リンク) S.H.フィギュアーツ ゴーカイブルー(外部リンク) S.H.フィギュアーツ ゴーカイイエロー(外部リンク) S.H.フィギュアーツ ゴーカイグリーン(外部リンク) S.H.フィギュアーツ ゴーカイピンク(外部リンク) S.H.フィギュアーツ ゴーカイシルバー(外部リンク) コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/e_memo/pages/41.html
管理サイトリンク 個人的に運営しているサイト一覧。 イイカンジプロジェクト,http //ek-pro.com/ 空見れどれどれ,http //ek-pro.com/soradore/ ドラクエBBSログ,http //dqbbslog.ek-pro.com/ (DS)どうぶつの森 通信掲示板,http //ek-pro.com/oimori_wifi/ (Wii)どうぶつの森 通信掲示板,http //ek-pro.com/machi_wifi/ ピリオドの彼方に,http //period.blog.shinobi.jp/ 高密度商業地域,http //komitsudo.blog70.fc2.com/ パワプロ2001攻略,http //ek-pro.com/pawa2001.htm パワプロ8攻略,http //ek-pro.com/pawa8/ パワプロ9攻略,http //ek-pro.com/pawa9/ パワプロ10攻略,http //ek-pro.com/pawa10/ パワプロ11攻略,http //ek-pro.com/pawa11/ パワプロ12攻略,http //ek-pro.com/pawa12/ パワプロ13攻略,http //www15.atwiki.jp/pawa13/ パワプロ14&パワプロWii攻略,http //www10.atwiki.jp/pawa14_wii/ パワプロ15攻略メモ(Wii、PS2),http //ek-pro.com/pawa15/ パワメジャ攻略,http //www13.atwiki.jp/pawamajor/ パワポケ4攻略,http //ek-pro.com/poke4/ パワポケ5攻略,http //ek-pro.com/poke5/ パワポケ6攻略,http //ek-pro.com/poke6/poke6.htm パワポケ9攻略,http //poke9.blog.shinobi.jp/ パワポケ10 攻略&情報wiki,http //www29.atwiki.jp/pawapoke10/ パワポケ11 攻略&情報wiki,http //www15.atwiki.jp/pawapoke_11/ ドラクエ1攻略,http //ek-pro.com/dq1/ ドラクエ2攻略,http //dq2.ek-pro.com/ ドラクエ4(PS版)攻略,http //dq4-ps.ek-pro.com/ ドラクエ4(DS版)攻略,http //dq4-ds.ek-pro.com/ ドラクエ5(PS2版)攻略,http //ek-pro.com/dq5/ ドラクエ5(DS版)攻略,http //dq5-ds.ek-pro.com/ ドラクエ6(SFC)攻略,http //dq6.ek-pro.com/ ドラクエ8攻略,http //ek-pro.com/dq8/ ドラクエ9攻略,http //dq9.ek-pro.com/ ドラクエFAQ,http //www.dqfaq.com/ おいでよ どうぶつの森攻略@wiki,http //www7.atwiki.jp/animal_crossing/ まち森攻略wiki[街へいこうよ どうぶつの森(wii) まとめ&情報],http //machimori.ek-pro.com/ 麻雀得点・符計算,http //ek-pro.com/mahjong/ 買った、読んだ、見た、聴いた。,http //astore.amazon.co.jp/projectfeelgo-22 Amazon商品検索,http //ek-pro.com/amazon/ イイメモ。,http //www17.atwiki.jp/e_memo/ イイラボ -初心者のための『ホームページの作り方』-,http //website.ek-pro.com/ トップページ > ホームページ関連
https://w.atwiki.jp/gurime/pages/53.html
ウイイレとは、史上最高のサッカーゲームである。 その歴史は古くすでに、15タイトル以上発売されている。 このゲームを制するものは、周りから栄誉を得られる。むしろ、会長より凄い。 (注)ウイイデとは違う
https://w.atwiki.jp/r2tw/pages/103.html
他の勢力 ボイイ 「大地。誇り。民衆。」 背景 ケルト人の一派であるボイイ族は剽悍な戦士ですが、少なくともその起源においては牛を飼い、半遊牧民的な生活を営んでいました。部族名も「戦士」もしくは「牝牛」を意味する言葉を意味しており、ボイイという言葉は「戦士の民」あるいは「牛飼いの民」と解することができます。 彼らの正確な起源は不明ですが、ボイイは紀元前309年に生起したイタリア北部へのケルト人の侵入に参加しています。ボイイ族は南方に移動してアルプスを越え、エトルリア人と戦ってその領域を占領しました。それと同時に、アルプスの反対側では東方にも移動し、今日のドイツ東部にあたる地域に定住しました。バイエルンやボヘミアといった地名はボイイの名に由来しています。 彼らの生活様式は質素であり、社会は戦争と農業に最も力を注いでいました。部族の中で最も価値があるものは黄金と家畜です。指導者たる者の地位は戦いの才能だけでなく、所有する財産と随行する従者の数によって決められました。 歴史的には、ボイイ族は急速に拡大するローマ共和国に対抗するために、ガリア・キサルピナの他のガリア部族やエトルリア人と同盟しました。しかしローマ軍に敗れてイタリアから駆逐され、後年にはヘルウェティ族と共にガリア西部への移住を試みてカエサルによるガリア戦争の契機となりました。またアレシアの戦いにおいてはウェルキンゲトリクスに従ってローマ軍と戦っています。 東方におけるボイイ族の領域はダキア人の手に落ちましたが、ヨーロッパの中央に盤居する彼らはギリシアやイタリア、また西方のガリアや東方のダキア部族を攻撃するのに格好の位置であると言えるでしょう。 ボイイ族には移動し征服するという衝動があり、そのために敵の領域で戦う場合には軍の士気が上昇します。また彼らは農業に熟達しており、農業施設からより多くの利益を得ます。しかし彼らの独特の価値観と戦いを好む性質により、他の蛮族勢力とは共通基盤を見つけにくくなるでしょう。
https://w.atwiki.jp/galgerowa2/pages/239.html
嘆きノ森の少女 ◆WAWBD2hzCI さて、少し昔の話をしよう。 物語の登場人物、浅間サクヤの出生についての話だ。 彼女は人間ではない。 浅間サクヤとその一族は人とは違う存在だった。 世界さえ違えば妖と呼ばれる存在。寿命百年足らずの人間に比べ、その十倍以上を生きるもの。 サクヤの世界で言えば、彼女は『鬼』と呼ばれる存在だった。鬼とは人あらざるものの総称である。 彼女はその一族の数少ない娘として生を受けた。寿命の長い彼らは、個体数が人間よりもはるかに少ないのだ。 彼女は俗に言う忌み子だった。 サクヤの一族、岩長比売の血族は決まって必ず満月の夜に生を受ける。 彼女の血族は妖怪で例えるなら、狼男という種族だろうか。月の満ち引きによって力が増減するのが特徴だった。 だが、サクヤは月のない夜に生まれた。だから一族に相応しい絶大な力を継承できなかった。 新月、朔と呼ばれる月の夜に誕生した命――――よって、サクヤ(朔夜)。 「………………」 いまや、一族は彼女一人だけだ。 一人ぼっち、孤独、死んでしまいたいほど長い時間を孤独で生きるはずだった。 父親も死んだ、同族の仲間も皆して殺された。生き残ったのはサクヤ一人、それも命を落としてもおかしくない重傷だった。 いや、放っておけば死ねたのだろう。彼女自身も死ぬだろうと思っていたし、放置されていたなら限りなくそれは正しかった。 だから六十年前、ただ一人生き残ったサクヤは大切な人を捜し求めた。 かつて小さい頃、ずっと慕っていた『姫様』の元へ。見上げるばかりの大きな大木の元へ。 主を封じるために人柱となった大切な人。死ぬなら彼女の近くで死にたい。あの人に看取ってほしかった。 だから浅間サクヤはオハシラサマの大木へと向かった、死ぬために。 「………………っ!」 過去を顧みるのは後回しだ。 六十年後、まだこうして存命している浅間サクヤの鼻が人の存在を感知した。 彼女の五感、特に嗅覚は人間をはるかに凌駕している。多少制限がかけられているとはいえ、まだその力は健在だ。 感じ取れたのは、人の匂い。乾いた血と掘り返されたばかりの土の匂いか。 (桂っ……!) 地を踏みしめて走る。 思考には若干の焦り、電車を降りて一時間以上の捜索にも関わらず、誰一人にも出会っていない。 そして血の匂い。誰の匂いだ、桂かも知れない。いや、大丈夫。贄の血ほど極上というわけではない、だから慌てるな。 冷静になろうとする思考と、焦燥する行動がギクシャクする。 「そこにいるのは誰だい!? こっちは殺し合いなんか乗っちゃいないよ!」 立ち位置を呼びかけながら、サクヤは叫ぶ。 森を掻き分け、多少乱暴な声で足止めしながら少女の目の前に飛び出した。 そこにいたのは何の力もない少女だった。 目を真っ赤に腫らしながら、刀で土を掘り返して、何とかして人を埋葬しようとする蒼井渚砂の姿だった。 「あ、あの……これは……」 「…………」 サクヤの目が細められた。 人の埋葬は死体遺棄に当たる。それでも埋葬してやりたい、と渚砂は考えての行動だった。 だが、第三者が見ればどうだろうか。埋葬される側の少年、宮沢謙吾の死因は見たところ刀傷による斬殺。 そして彼女の手には刀。微弱ながら血の匂いがする。 「これは、アンタの仕業かい?」 「ち、違います! 私は、違うんです!」 渚砂の動揺も白と考えるか、黒と考えるか。 殺したなら埋葬する必要はないだろう。だが、凶器と容疑者が死体を抱えている場面を見れば、疑いはかかる。 サクヤはさらに疑いを強めて一歩前へ進む。 それに比例して少女の足は後ろに下がった。さっきまでびしょ濡れだった服も、さすがに乾き始めていた。 「どうだかねえ。とりあえず、いくつか質問に答えてもらう……けど……ん?」 ちょこんと、一匹の白い狐が渚砂を庇うに立ち塞がった。 決して威嚇しているわけではない。ただ、無罪の釈明ならできると円らな瞳が告げていた。 「尾花……尾花じゃないか。この子とずっと一緒にいたのかい?」 白狐はひとつ首を振り、肯定。 どうやら尾花と目の前のグラマーな女性は知り合いみたい、などと渚砂は考えながら事の成り行きを見守る。 「じゃあ、これをやったのはあの子じゃないんだね?」 こくり、ともう一度肯定して無罪を主張。 狐の言うことのほうが重要視される世の中なのかな、などと渚砂は少し落ち込む。 だが、冤罪であることが証明されるならこの際、どんな形でも構わないかと無理やり納得することにした。 「ふーん……ところで、桂に逢わなかったかい? あんた、葛と一緒じゃなかったのかい?」 ふるふる、と首を横に振って否定。 本当に賢いんだ尾花ちゃんって、ともはや明後日の方向に渚砂は現実逃避することにした。 と、そこでようやくサクヤの視線が自分に向かっていることに気づき、慌てて現実へと回帰する。 「アンタにも聞いとこうか。あたしは浅間サクヤだよ。アンタ……ってのも何だね。名前、聞かせてくれるかい?」 「は、はい……! 蒼井渚砂です!」 「……あおい、なぎさ?」 その名前を聞いてようやく。 浅間サクヤの警戒心、不信感といったマイナスの感情が一切消えていくのだった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ざくり、ざくり。 黒髪長身の青年は歩く。地を踏みしめ、背筋を正して真っ直ぐに。 進む道に迷いはない。その志にぶれはない。己にそう言い聞かせるように、威風堂々と青年は進む。 トレードマークだった白い学生服は朱に染まっている。先ほど、手にかけた少年の返り血で真っ赤だ。 「………………」 やがて、血液も凝固して黒く染まるだろう。 そのときは既に己の心も完全に黒く染まっているのかも知れない、と一乃谷愁厳は思う。 妹はまだ気絶している。いや、もしかしたら目をそらしているだけかも知れない。 救えなかった犠牲者、巻き込まれた異常に心が耐えられなくなっているのかも知れない。それも無理はないだろう。 なればこそ、自分は妹を救う、救ってみせる。 彼女に業を背負わせる必要はない。罪も罰も全ては自分が受け止めて、そして宿命のまま消えていこう。 刀子には神沢市の日常を生きてもらうのだ。 最初は罪悪感に押し潰されそうになるかも知れない。だが、きっと双七を初めとした生徒会メンバーが支えてくれる。 「……まずは一人」 少年をこの手で葬った。名は知らないが、乙女と名乗った少女はレオと呼んでいた。 名前を聞きたくはなかったが、所詮、これも自分が罪から目をそらそうとしているに過ぎないのだろう。 なればこそ、一乃谷愁厳はデイパックから名簿を取り出した。 間もなく黎明の時間は終わり、太陽が昇り始めてくる。だというのに、ランタンも一緒に取り出した。 「もう、戻れはしない」 ランタンの火に名簿を放り込んだ。 ぱちぱち、と音を立てて瞬く間に殺すべき六十三名の名前を記した紙がこの世から消失する。 これは決意の証だ。己が、必ず貫き通すために。妹の命を、人生を救うために。 ◇ ◇ ◇ ◇ 「…………そうかい。そいつが、アンタをね」 「はい……守って、くれました……」 目を真っ赤に腫らしていたのはそのためだろう、とサクヤは溜息をついた。 宮沢謙吾という男は、最期まで意地を持って死んだのだ。彼が何を思っていたのか、それはもう誰にも分からない。 ただ、人の命を救って満足げに死んでいった男を……サクヤは大馬鹿だと思った。 ああ、宮沢謙吾は大馬鹿なのだろう。 彼は何にも分かっていない。置いていかれる悲しみも、ただ一人生き残った絶望も。 サクヤはそれを知っている。ただ一人、一族虐殺を生き延びた彼女は知っている。それは、人に背負わせてはいけない罪だと。 だからたとえ桂が無事でも、サクヤは殺し合いには乗らない。 (残された悲しみってやつを、知っちまってるからね……) 蒼井渚砂に背負わせた罪が、謙吾の唯一の罪だと言ってもいい。 彼女にも現れるだろうか。自分にとっての笑子のような存在が現れてくれるのだろうか。立ち直れるだろうか。 そうだ、昔々のことになるのだ。少なくとも佐久耶姫の末裔である人間にとっては。 死に瀕した当時の彼女を救ったのが、笑子という人物だった。 彼女の捜し人、羽藤桂の祖母に当たる。彼女もまた、贄の血の持ち主だった。 瀕死だったサクヤに血を与え、生命力を向上させて救った。何の関係もない、赤の他人である自分を。何の見返りも期待せず。 大恩ある笑子の末裔、桂……羽藤の血筋はもう彼女しか残っていない。 「いやに、なるね」 「え?」 「ああ、すまない。何でもないよ」 一人ぼっちは嫌だ。 孤独はもう嫌だった。なのに、人間の寿命は短いからどんどん死んでいく。皆、サクヤを置いていく。 笑子も亡くなってしまった。その娘で親友だった真弓もまた、過労死してしまった。 残ったのは孫の桂だけだ。サクヤの孤独を埋めてくれるなら桂だけだ。そしてそんなことよりも、まず―――浅間サクヤは桂を守りたい。 そう、自分本位の考えで守りたいと思っている。 それが嫌になると言えば、そうだった。だけど嘘偽りない本音でもあった。 「この後、どうするかい? 千華留は第二回放送の頃にF-7の駅でおちあうことになってる」 「あっ、はい。私も同行します。……それにしても良かったです、千華留様は無事なんですね……」 「……千華留、様……いや、やめておこうかね」 どことなく、危険な香りというか。 まあ、彼女と千華留が唯一の知己であるらしい。多少の依存も理解できるだろう。 とにかく、今後のことを考えるべきだ。そろそろ第一回放送が始まる。あと三十分というところだろうか。 帰りの時間を合わせると、残り六時間もない。それまでに桂の身の安全……最悪でも情報は手に入れておきたいところだ。 「さて、それじゃあ…………逃げな、渚砂」 「えっ?」 突如、サクヤはおかしなことを口にした。 渚砂には反応できない。彼女の言葉の真意を汲むことかできないほど、唐突な言葉。 ティトゥスに襲われた際に挫いてしまった足が、走っては逃げられないことを告げているだけだった。 「こんなに近くに来られるまで気づかなかったのは不覚だよ。だけどね、さすがにアンタは論外だよ」 サクヤの爪と牙が変貌する。 威嚇のような戦闘体勢。瞳は真っ直ぐに、森の奥を貫いていた。 「むせ返るような血の匂い。今のアンタが動くなんて、発信機を取り付けているみたいなもんだよ……出てきな」 「………………」 姿を隠すのを諦めたのか、白い学生服を真っ赤に染めた青年が姿を現した。 渚砂が思わず悲鳴を上げてしまうほど血だらけで、しかも彼の表情には色がない。 冷徹な殺人鬼、とはこのようなものなのだろうか、と渚砂は思った。 自分を狙い、謙吾を殺した黒い侍。そして対極に白いはずの学生服を血染めにした、黒髪の青年。 「だ、誰なんですか、あなたは……何なんですか、その血はっ……!」 「……黒須太一。それが俺の名だ」 「ふん、太一ね……アンタのその血、返り血だね? 怪我もしてないことくらい、分かるよ」 無言、まるで精密機械のように彼は今虎徹を構える。 まるで名乗るのは名前だけ、と言わんばかりに。黒須太一、と名乗った一乃谷愁厳は標的を始末せん、と刀を振るう。 「しっ……!」 「ちいっ!」 問答無用、と振るわれた刀をサクヤは渚砂を小脇に抱えて避けた。 「わっ、わわわ!?」 「暴れるんじゃないよ、振り落とされたくなければね!」 「はっ、はいぃ!」 逃亡、開始。サクヤは一目散に逃げ出すことを選択した。 愁厳は無言で追う。待て、ということすらしない。そのような無駄なことに意識は割かず、ただ足を動かした。 待て、と言われて待つ者などいない。本来、その言霊は群集の中から逃亡する犯人を追うために利用するものだからだ。 サクヤの脚力は尋常ではなかった。渚砂一人を小脇に抱えてなお、常人を遥かに超える速度で森を走り回る。 (……人妖か。だが、身体能力で引けは取らん―――!) 牛鬼の身体能力で、サクヤを追いかける。 怪力無双の妖怪を祖先に持つ一乃谷兄妹は、流星の如き速度でサクヤの背後を追う。 それでもサクヤの足は速かった。単独ならば間違いなく、愁厳を巻くことなど造作もなかっただろう。 小脇に抱えた、蒼井渚砂さえいなければ。 「ちっ……渚砂! 尾花を離すんじゃないよ、それがアンタの役割だ!」 「わ、分かってます……!」 渚砂を見捨てる選択肢はない。 そしてサクヤの目的は羽藤桂との合流、それだけだ。殺し合いに乗った者と積極的に争うことではない。 早く、早く見つけ出したいのだ。間に合わないなど、あってはならないのだ。 いつも大切な人は指の隙間から零れていった。いつも間に合わなかった。自分のいないところで大切な人を失った。 「くそっ、こっちは急いでるってのに……仕方ないね!」 「えっ、サクヤさん……!?」 「いいかい、渚砂! アンタは尾花を連れて逃げな! 第二回放送で集合だよ!」 渚砂を下ろす。周囲は森だ、うまく隠れれば逃走も不可能ではない。 尾花が護衛につく、というのなら心配はいらないだろう。 背後を見ると愁厳が涼しい顔に若干の苦痛を秘めて、追撃してくる。諦めてくれる気はないらしい。 サクヤは無手のまま、殺人鬼を迎え撃つ決意を固める。 「で、でも……!」 「問答している時間はないよ! とっとと行きなっ! 尾花、渚砂を連れていくんだ!」 指示通り、尾花は渚砂の服を甘く噛むと、くいくいっと引っ張る。 そしてサクヤはもう振り向かない。ただ、その背中が行けと告げていた。もう、振り向かないことを伝えていた。 渚砂は一歩、後ろに下がる。やがてゆっくりと、一歩一歩後退して……そして、がむしゃらに走り出した。 それでいい、とサクヤは思う。愁厳は刀を構えて突き進んでくる。それでいい、とサクヤは笑う。 「遊んでいる時間はないんだ。とっとと終わらせてもらうよ!」 「…………」 サクヤの髪が、長い髪が野性味溢れたものに変貌する。 爪が、牙が、肉体が荒ぶる獣へと進化していく。 ニヤリ、と笑った時に見えた犬歯は人間よりも遥かに鋭くなっていた。 曰く、大の男一人や二人など何とかなる、と彼女は言った。それは絶対の自信から来る自負である。 「そらっ!!」 「―――――ッ!!!」 瞬間の踏み込みと同時の一撃。 愁厳は回避を選択。サクヤの右腕の直撃を受けた背後の木に、痛々しい穴が穿たれた。 「……!」 「おっと、逃がしはしないよ。あたしは鼻が利くんだ、アンタに染み込んだ血の匂いはどこまでも追跡できるよ」 「…………む」 「アンタを放っとくと、桂が危ないかも知れない。ここで叩き潰しておいてやるよッ!」 再びの疾走、繰り出された腕の一撃をかろうじて刃で受け止めた。 そうして、剣士と鬼の戦いが始まった。 ◇ ◇ ◇ ◇ 「はあっ……!」 「甘いね!」 一閃、確実に首を狙った一撃を受け止められる。 相手は無手、何も持っていない。だが、愁厳の放った正確な斬撃はサクヤの腕によっていなされ、避けられる。 人妖として、牛鬼としての膂力と同等な力。 愁厳の瞳に僅かながら焦りが芽生えた。目の前の女性は強敵だ。手にかけた少年よりも、胴衣の侍よりも。 「ふっ……はああああっ!!」 「ぐっ、この……」 剣閃、牛鬼の剛力を利用した一撃を放つ。 いかに相手が怪物クラスとはいえ、何度も刀を手で受け止めることなどできるはずがない。 だからこそ、次の一撃は相手の腕ごと身体を叩き斬るように。 両手で握って全力で、サクヤの防御ごと殺害するために振るわれる今虎徹――――命を奪うことを義務付けられた刀。 「ふふん、焦ったね」 刹那、愁厳の思考が停止した。 視界からサクヤの姿が消えた、と認識した。気づけば彼の右手はサクヤの腕によって掴まれている。 不覚、と理解するのは一瞬のこと。 ぶーーーんっ、どさり。 突如として感じ始めた浮遊感。 一乃谷愁厳はサクヤの膂力のまま、そのままドッジボールのように放り投げられた。 「がっ……!?」 背中から叩きつけられる。口から漏れた空気が苦痛の色に染まる。 だいぶ、遠くまで投げられたようだった。敵の腕力のレベルは自分のような者とは段違いだと知らしめる。 勝てない、とは言わないし思わない。 だがここで無理をして戦うのは良作ではない。よって、ここから取るべき行動は生死をかけた殺し合いにあらず。 (ラジコンカー、か) 愁厳の最後の支給品は、殺し合いにはなんの役にも立たない玩具だった。 だが、これを使えばそれなりの行動は取れるはずだ。 遠隔操作で使うリモコンを木の蔓で固定する。指示はただひとつ、彼がこの玩具に期待した役割はただひとつ。 ――――前進せよ。 ◇ ◇ ◇ ◇ (ふん……様子見ってところかい……?) 思いっきりぶん投げてやったが、これで終わりとは思えない。 黒須太一と名乗った男は大木の木陰から様子を見ているのだろう。きつい鉄の匂いはそこにある。 繁みに覆われた大木、身を隠しやすい一帯に彼は待機している。視界に頼っては不意を突かれかねない。 「っ……!」 サクヤの耳に届いたのはモーターの駆動音。 車、はありえない。ならば何か――――小さい音だ。決してこちらに害のあるものじゃない。 がさがさ、と茂みが揺れた。駆動音が遠ざかっていく。 (移動した……? いや、モーターの音? この大きさはせいぜい……ラジコンくらいかね) がさがさがさ、大きく茂みは動く。 ラジコンの音、妙に大きく揺れる茂みがサクヤを混乱に導くためにざわめいた。 「……すんすん」 だが、相手が悪かった。 浅間サクヤが重視するのは視覚ではなく、嗅覚。 視界はいくら眩ませられても、自分の嗅覚を誤魔化されたことは一度としてないのだ。 (血の匂いは……消えてないねえ) ぱきり、と腕を鳴らした。 腕力、脚力を最大限に生かすために腰を落とす。次の一撃、全力で敵の首を薙ぎ払う。 さながら山の狩人のように、血の匂いを道しるべとして獲物を仕留めよう。 (ラジコンカーは囮だね……? なら、これで終わりさ、黒須太一) 別れの言葉すら告げることなく。 遠ざかったモーター音になど意識を割かず、振るわれた豪腕は狙い通り、白い制服を完全に貫いた。 ◇ ◇ ◇ ◇ 「なに、やってるんだろ……」 どれほど走っただろうか、蒼井渚砂はとぼとぼと森の中を歩いていた。 何も変わっていなかった。謙吾と死に別れて、何をすべきかも定まらない。ただ理想だけが、現実の中で蠢いている。 誰かのためになりたい。謙吾のような生き様を他の人に見せてやりたかった。 「……なに、やってるのかな」 もう一度、呟いた。それが無常感を引き立たせる。 現実はこうもうまく行かない。いつまでも自分は守られるばかりで、誰かのために戦うことすらできない。 渚砂は腕の中に抱く尾花を抱きしめた。 少し苦しそうにしながらも暴れはしない。フカフカな白い毛が渚砂の頬を撫でた。 「…………あれ?」 ふと、こちらに向かって走ってくる足音に気づいた。 急いでいるようだった。誰かは分からない、渚砂は音のする方向へと視線を向けた。 深い繁み、森林の中を疾走する何者かは人とは思えない速度で向かってくる。 「サクヤさん、かな?」 無事だったんだ、と喜んだ。 良かった、もう置いていかれるのは嫌だったから。 喜色を含んだ表情でこちらに向かってくる人影を渚砂は迎え入れようとして、足を止める。 「あれ……?」 腕の中で大人しくしていた尾花が跳ねた。 地面に降り立った仔狐は足音の方向を見て威嚇している。眼光は鋭く、親の仇を見ているかのよう。 それでようやく渚砂は気づいた。ここに近づいてくる人影は決して――――― 「……俺は運がいいらしい」 自分の味方ではないのだ、と。 血だらけの白い制服を脱ぎ捨てた、一乃谷愁厳が相変わらずの仏頂面でそこにいた。 ◇ ◇ ◇ ◇ 「何だって……!?」 困惑、サクヤが貫いた血だらけの白い制服が彼女から平静さを失わせる。 残っていたのは血塗れの白い制服のみ。 そこに一乃谷愁厳の姿はなかった。影も形もなく、ただ囮とされた学生服が残されていただけ。 (あのラジコンは囮と見せかけた本命……囮は血の染み込んだ学生服……) 確かにラジコンカーにしては大きな物が動いているな、とは思ったのだ。 だが油断した。自身の五感に、いつもの癖に頼りすぎた。濃密な血の匂いに無意識に引き寄せられていた。 まだ太陽の昇ろうとするかしないかの時間帯。視界ではなく、匂いのみを頼ろうとしたサクヤの慢心をあの男は見逃さなかった。 相手は殺し合いに乗っていると見て間違いない。 それでも逃亡したのは不利と悟ったからか、それとも標的を変えたのか。 ならば自分の殺害を諦めたあの男が、次に狙うのは……狙うのは、間違いなく。 「渚砂ッ……!」 その可能性に思い至り、サクヤは地を蹴る。 いつでも間に合わなかった己の宿命が脳裏に過ぎる。 いつでも、知らないところで取り返しのつかないことになっていた。間に合わなかった宿業を呪いながら。 結論から云おう。 やはり、彼女は間に合わなかった。 ◇ ◇ ◇ ◇ 「はあ……っ……はあっ……!」 苦しい、怖い。そんな感覚で胸が痛くなる。 殺意を向けられたのはこれで二度目だ。蒼井渚砂はろくに抵抗もできずに追い詰められた。 背後には木、前方には鋭い殺気と刀。向けられたのは透明な感情、そして死を運ぶ死神の能面だ。 (また、だ……あのときと、同じだ……) 黒い侍に襲われたときと同じ。 また震えている。また死にそうになっている。謙吾に救ってもらったときと何も変わっていない。 一応、前面には尾花が威嚇しているが効果はない。 刀は真っ直ぐに渚砂の心臓を狙っている。愁厳は小さな障害に一瞥することなく、殺すべき相手を見定めた。 (どうすればいいんだろう……どうすれば) ヒーローが助けに来るのを待つか? そうそう助けなど来ない。それに繰り返しだ。助けに来た人が自分を守って死んでいったら、どう償えばいいのだろう。 託された重みが渚砂の大きくない肩に圧し掛かる。 謙吾は死んだ。彼は自分を守って死んだ。だったら死ねない……こんなところで、彼の命を無駄にすることなんて、できない。 なら、逃げるしかないのだろうか? 不可能だ。サクヤも目の前の男も異常の脚力だった。逃げられるはずがない。 動物と人が鬼ごっこをするようなものだ。否、狩りといって過言ないだろう。 ならばどうすればいい。 どうすればいいのか。 大好きな先輩、千華留の顔を思い浮かべながら考える。 命を捨てて護ってくれた謙吾の背中を思い浮かべて考えた。 (あっ……そうだ……) 怯えきった瞳が変化を迎えた。 震えていた足に力が入る。自分を抱きしめるだけだった腕が武器を構えていた。 謙吾が意地を通すために使った刀。 彼の生き様が、想いが、覚悟が詰まった刀を……愁厳に相対する、という意思表示とともに。 (そうだ。逃げるの、やめよう) 戦おう。 戦わなければ。 戦わないと彼の意志を受け継げない! 「はあっ……はっ、はっ……!」 「………………」 刀を握った。持ち方なんて分からないから、バットを持つみたいに。 かちかち、と震える手を強引に押さえつける。 勝てる、勝てないなんて問題じゃない。やらないと、戦わないと。ここで謙吾の死を無駄にはしない。したくないのだから。 足を踏み出せ、決意を固めろ。 「うっ……うぁぁぁぁあああああっ!!!!」 踏み込んだ。 刀を握って突進した。相手を――すために。――される前に――し返さなければ。 腕を振り上げた。型は滅茶苦茶だし、素人のような我武者羅さしか残っていない。 そんな愚かしい行動を、冷静に愁厳は見据えた。 ただ、その瞳が一瞬だけ憐憫にも似た感情を灯していた。愁厳はゆっくりと、確実に狙いを渚砂の首を狙った。 ヒュン――― (あ……) 死んだ。 先手も後手もなく、ただ死んだ。 走馬灯にも近いものが渚砂の中に流れてくる。 時間がゆっくりと進む。愁厳が放った刀の軌道が彼女の瞳にも見えた。 その結果、渚砂は当たり前のように己の死を受け入れた。 (謙吾さん……千華留様……っ!) 悔しさに歯を噛み締めた、そのときだった。 飛翔する白い体、獣以上の俊敏さで愁厳へと向かってくる存在がいた。 「むっ―――――!?」 油断大敵。 所詮、仔狐と侮った驕りが確かに愁厳の中に存在した。 そんな愁厳の顔を歪ませるこの速度と威力。 尾花の体当たりは的確に愁厳の手首を強かに打ち、しっかり握っていたはずの今虎徹が弾き飛ばされる。 (しまったっ……まさか、妖の類か……!?) 焦燥は一度、しかしそれは絶好の機会であっただろう。 渚砂の振り上げた腕、握られているのは名刀、古青江。それは確実に相手を打ち倒す凶器だ。 「あっ……」 渚砂の口から呆然と声が漏れた。 後は振り下ろすだけ。それだけでこの男を――せるのだ。 それだけで、敵を『殺』せるのだ。 「あぁぁぁぁああああああああっ!!!」 出鱈目に振り下ろされた一刀。ケーキ入刀のような唐竹割り。 少女の全力を持って振り下ろされた一撃。 それは狙いを外すことなく、そして愁厳は尾花に対しての警戒に一秒を費やした。 結果、その一秒の間に愁厳は切り裂かれた。 「っ……」 愁厳の肩から鮮血が飛び散った。 くらり、と眩暈がした。渚砂の顔色が青色に染まる。 人を傷つけた、という事実が渚砂の心を逆に切り裂いていた。 こんな重い衝撃を謙吾は背負って、その上で渚砂を守って見せたのか―――それを今更ながらに突きつけられた。 「……あ……」 渚砂の間違いはふたつ。 ひとつは戦うということは、人を傷つけること。殺すことだということを内心で誤魔化してしまったこと。 もうひとつは、目の前の男の前で隙を見せてしまうことだった。 「よくやった。だが、これまでだ」 振り下ろした刀が相手の肩を両断することはなく、ほんの少し斬り付けた時点で止まっていた。 渚砂の迷いに加え、日本刀とは西洋剣のように叩きつけて斬る武器ではない。 斬ると同時に引く、という達人技を持って敵を討つ。よって、上から振り下ろした少女の全力では、肩の骨など砕けない。 愁厳は強引に渚砂の身体を素手で薙ぎ払った。 まるで虫でも払うかのように、右腕に宿った牛鬼の怪力で渚砂は吹っ飛ばされた。 「あうっ……ぐっ、げほっ……ごほっ……!」 大木に叩きつけられ、空気が肺から残らず吐き出される。 握っていた刀は離してしまった。今は愁厳の手の中にあり、そしてその凶器は苦しむ彼女に向けられている。 背中から叩き付けられた衝撃、腹部に受けた拳の激痛でもはや渚砂は立ち上がることすらできない。 渚砂を護ろうとした尾花は再び愁厳に飛び掛かり、そして渚砂と運命を共にした。 吹っ飛ばされる身体、邪魔だと無感情に言い放った男が恐ろしかった。 負ける。 やられる。 殺されてしまう。 そんなのは嫌だった。 でもどうすればいいのかも分からない。 救いを求めてる人を救うと誓ったのに自分の身も護れない。 こんなの悔しい。こんなの悲しい。何の意味もなく殺されるなんて嫌だ。 「さらばだ」 短い別離の一言。 何の感慨も沸かない死刑宣告。 負ける、負けてしまう。考えがぐるぐる、と回るだけで思考が何も意味を成さない。 「……ない」 「―――――?」 「負けないっ!」 だが、理屈ではなく感情だけが渚砂の中で爆発した。 ただ叫んだ、負け犬の遠吠えであろうとも。 もはや立ち上がることもできない渚砂が唯一自由になるのは心だけなのだから。 「負けない……負けてなんかやらない……!」 だから叫べ、叫び倒せと本能が吼える。 自分の中にこれほど暴力的な部分があったのか、と自身が驚いてしまうほど強い感情だった。 理不尽だ、あまりにも理不尽だ。 殺し合いを強制されることも、救おうとしてくれた英雄が死ぬことも、救われたはずの自分が殺されたことも。 「助けてもらったんだから……あなたみたいな人に、謙吾さんの命を無駄になんてさせないんだからっ!!」 誓ったのだから。 救われぬ者に救いの手を。 意地を示した宮沢謙吾という存在を肯定したのだから。 まだ願いを誰にも託してない。救いを求める人を救うことも、リトルバスターズに謙吾の伝言を伝えることすらも。 「だから……ッ!!」 だから死んではいけないのに。 振り下ろされる刃は止まらない。振るわれる凶器には一切のブレがない。 渚砂の言葉は届かなかった。一乃谷愁厳には届かなかった。 「……っ」 無念のまま、目を閉じた。 悔しさで瞳から涙が毀れるまま、熱い痛みに胸を震わせて。 ――――――兄様? 兄には届かなかった言葉は、同居した妹の心に届いていた。 ◇ ◇ ◇ ◇ ――――――何をしているのですか、兄様ッ!? 一乃谷愁厳は舌打ちした。 気絶していたはずの妹、刀子が内で覚醒していた。 いや、目覚めたばかりなのだろう。まどろみの中で、見てはいけないものを見てしまった妹は凍りついている。 無力な少女を襲う兄の姿を呆然と眺めていた。 (まずい、か) いずれ露見することは分かっていた。 だが、心の中で刀子と会話しながらではまずい。何しろ、先ほどの渚砂の叫びを聞きつけて近づいてくる影がある。 あの人妖、サクヤと戦いながら内では刀子の詰問ともなれば命の危険性すらある。 よろしい、ならば退却だ。無理をすることはない。救いたい妹は己の内にあるのだから。 己の血と、その他諸々で赤く染まった古青江。それに渚砂のデイパックを奪って逃亡を選択した。 数十分後。さて、どうしたものかと溜息をつく。 己の中で切り裂くような、悲痛な声で語りかける妹の声に顔をしかめる。 ―――――――兄様! どういうことなのか、説明してくださいませ! これから妹を説得しなければならない。 どの道、通らなければならないことだ。だから説明しなければならない。 刀子はきっと怒るだろう、泣くかも知れない。そんなことをしてほしくない、と逆に説得してくるかも知れない。 だが、もう戻れないところまで来ている。 そんなことは出来ない。一乃谷愁厳は心と体を鬼にして進み続けなくてはならない。 「刀子、少し待て。もうすぐ放送が始まる」 廃屋の壁に背を預けて悪魔の放送を待つ。 妹は釈然としない様子のまま、殺人鬼と化した実の兄を不信の篭もった瞳で見つめ続けている。 さて、どう説得したものか。 最悪、どんなに頑固に呼ばれようとも体も交代はしないようにしておかなければ。 それではほんの少しだけ。 朝を迎えられた喜びに浸るとしよう。 【E-5 廃屋の外/1日目 早朝(放送直前)】 【一乃谷愁厳@あやかしびと -幻妖異聞録-】 【装備:古青江@現実】 【所持品:木刀、支給品一式×2、ラジコンカー@リトルバスターズ!、ランダム不明支給品×1(渚砂)、ナイスブルマ@つよきす -Mighty Heart-】 【状態】:疲労(中)、右肩に裂傷、白い制服は捨てた状態 【思考・行動】 基本方針:刀子を神沢市の日常に帰す 0:放送を聴き、そして刀子を説得する 1:生き残りの座を賭けて他者とより積極的に争う 2:今後、誰かに名を尋ねられたら「黒須太一」を名乗る 【備考1】 【一乃谷刀子@あやかしびと -幻妖異聞録-】 【状態:精神体、健康】 【思考】 1:放送を待ち、その後で愁厳を問い詰める 2:何が起きているのか、知りたい 【備考2】 ※一乃谷刀子・一乃谷愁厳@あやかしびと -幻妖異聞録-は刀子ルート内からの参戦です。 ※不明支給品(0~2)はラジコンカー@リトルバスターズ!のみでした。 ※サクヤを人妖、尾花を妖と警戒しています。 ◇ ◇ ◇ ◇ 「渚砂……しっかりおしよ、渚砂……」 「あっ……サクヤ、さん……」 ゆっくりと瞳を開いたさきに、申し訳なさそうな表情で自分を見上げているサクヤの姿があった。 どうやら自分は倒れているらしい。思いっきり殴り飛ばされたおかげで、身体が燃えるように痛い。 渚砂を抱き起こしたサクヤは、意識を失いかけている渚砂へと呼びかける。 力なく、渚砂は周囲を見渡した。あの男はどこにもいない。自分を襲おうとした青年はもういない。 「あっ……」 生きてる、まだ生きてるのだ。 途端に、安全を確認した瞬間、身体ががくりと崩れ落ちた。 ああ、安心してしまうと脱力するというのも本当だったんだなぁ、と渚砂は今更ながらに笑った。 笑ったまま、口元を可憐に上げながら、サクヤへと語りかける。 「勝った……私、勝ちましたよ、サクヤさん……」 「渚砂……?」 そうだ、勝ったのだ。 もう自分を害する存在はいない。 まだ死ぬわけにはいかなかったから頑張って、そして自分は生を掴んだ。 胸が熱くなるほど、胸が痛くなるほどの生の実感。 内に秘めたたくさんの願いを叶えるために。託された想いを配るために。 「まだ、やりたいこと、ありますから……千華留様に逢いたいし、謙吾さんの伝言を伝えないといけないし」 「…………ああ」 「助けを求める人を、助けるんです。嬉しかったから……助けてくれる人がいる、ということが嬉しかったから……」 本当に素晴らしいことなんだ。 もうダメだ、と諦めたとき、助けてくれる存在がいることは本当に素晴らしいことなんだ。 だから自分も誰かを助けたい、と思った。 「……なあ、渚砂。謙吾って奴が伝えたかった伝言、あたしにも教えてくれないかい……?」 「『俺は、やっと掴むことができた』……そう、伝えてほしいそうです」 「そうかい。……そうだね、助けてくれる人がいるってのは、嬉しいことだね。分かるよ」 ふと、渚砂は気にかかったことがあった。 どうしてサクヤは申し訳なさそうなんだろうか? 何でそんな悲しそうな顔をしているのだろうか? そこまで考えてようやく認識した。 どろり、と胸から生きるために必要なものが零れていることに。 「あ、れ……? なん、で……?」 疑問は一瞬、やがて氷解する。 刀子の覚醒は間に合わなかったのだ。振り下ろされた腕は止まることなく、正確に。 勝った、と思っていたのに。 この胸の熱さは、この胸の痛みは敗北を証として刻まれていたに過ぎなかった。 嫌だ、死にたくない、謙吾が救ってくれた命が、いのちが零れていく、やだ……絶望が渚砂の心を呑み込み始めて。 「渚砂、アンタは勝ったんだよ」 その言葉が、崩壊する心を押し留めた。 呆然と見上げる渚砂の頭を撫でて、力強くサクヤは語った。 「アンタが頑張ったから、まだ生きてる。謙吾って奴の伝言はあたしが引き継ぐ」 「で、も……」 「救いたいってのもあたしがやってやる。千華留と合流したら、アンタは立派だったと伝える。だから、アンタは―――」 ――――決して、貫こうとした誇りを失うな。 「すまないね……」 救えるものなら救いたい彼女が出した答えがそれだった。 サクヤの血を飲ませれば、ひょっとしたら助かるかも知れない。 それは渚砂を鬼にすることだ。そうすれば命を救うことはできたかも知れない。 しかし彼女は知らないが、その行為自体にも制限がもちろん掛けられている。 どの道、もはや死の危機に瀕した彼女に鬼の血を飲ませようとも、蘇生させることは不可能だ。 もはや、渚砂を救う手立てはなかった。 「でも、悔しいよ……サクヤさん……」 一筋、流れた涙が頬を伝ってサクヤの手に落ちる。 「死にたくないよ……サクヤ、さん……」 無念のままに、何度も彼女は呟いた。 どうして、この世界はこんなにも厳しいのだろう。どうして、と悔しさのままに渚砂は語る。 尾花が涙を赤い舌で舐めとっていく。 そんな愛らしい仕草も何の意味もない。サクヤは考える、必死に考えて。渚砂がせめて悲しまないように、と。 「渚砂、アンタは……!」 言葉にしようと思った言葉が、喉で止まった。 何故なら、もう間に合わなかったから。 渚砂の愛らしい瞳は、絶望を灯したまま光を失い……そのまま、サクヤに全てを委ねていた。 もう、彼女に声は届かなかった。 「………………」 力なく、サクヤは項垂れる。 また間に合わなかった。また、救えなかった。 謙吾が大馬鹿者というのなら、自分は役立たずだ。何も出来なかった、何もしなかった。 尾花が何度も、何度も渚砂の頬を舐める。それでも、もう彼女は何の反応も返さなかった。 「あたしは……」 間もなく、死を告げる放送が始まるだろう。 たった今、別れを告げた少女の名前も呼ばれるはずだ。 せめて、大切な桂の名前が呼ばれませんように――――サクヤは、そんなことを神に祈るしかなかった。 【蒼井渚砂@Strawberry Panic! 死亡】 【F-4 森林(北東)/1日目 早朝(放送直前)】 【浅間サクヤ@アカイイト】 【装備:尾花@アカイイト】 【所持品:支給品一式。『全参加者情報』とかかれたディスク】 【状態:健康、悲しみ】 【思考・行動】 0:あたしは…… 1:羽藤桂の発見(単独ならば保護) 2:島にいる参加者の情報収集。及び、お互いの認知 3:首輪を外せる人物の確保 4:脱出経路の確保 5:可能ならばユメイは助ける。葛と鳥月は放置 6:蒼井渚砂から受けた伝言をリトルバスターズに伝える 7:1が済み、3と4が成功したならば、禁止エリアに桂と退避する ※『参加者情報』と書かれたディスクの閲覧には、PCなど他の媒体が必要です。 ※神宮司奏・大十字九郎、源千華留、蘭堂りの、蒼井渚砂と情報を交換しました。 ※第二回放送の頃に、【F-7】の駅に戻ってくる予定。 ※すぐ近くに今虎徹@CROSS†CHANNEL ~to all people~が放置されています。 ※黒須太一(と名乗った一乃谷愁厳)を危険人物と判断。 【尾花@アカイイト】 【状態:健康、悲しみ】 【思考】 基本方針:葛と桂を捜すため、サクヤと同行する 067 ふたりはヤンデレ 投下順に読む 069 太一の大?考察 067 ふたりはヤンデレ 時系列順に読む 073 影、ミツメル、光 043 王達の記録 浅間サクヤ 079 この地獄に居る彼女のために 049 胸には強さを、気高き強さを、頬には涙を、一滴の涙を。 蒼井渚砂 037 吊り天秤は大きく傾く 一乃谷愁厳・一乃谷刀子 075 一乃谷