約 2,268,960 件
https://w.atwiki.jp/gods/pages/10819.html
サンカイイオウタイジョウドウクン(三界医王太上道君) タイジョウドウクンの別名。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/43815.html
あまいいと【登録タグ Last Order VOCALOID あ 初音ミク 曲】 作詞:Last Order 作曲:Last Order 編曲:Last Order 唄:初音ミク 曲紹介 Last Order氏の15作目。 イラストと動画は葉桜ちこり氏が手掛ける。 歌詞 (piaproより転載・編集) 蒸せた暗い部屋に 香る油脂とフレヰバー 好意惹き寄せる為 調香を始めましょう リンゴ ザクロ 茉莉花、月下 ラクトン添加 誘引 偽薬 アンフルラージュ 霊猫香イン 溶剤と撹拌 甘く唆かす為にしたためた香り 如何かしら 早く ねぇこっち向いて もっと ね こっちミテ 想いを告げる勇気なんて無いから 香りを纏って糸を這わすの ねぇ綺麗な蝶見てるだけじゃお腹が空くわ べいびー べいびー 視床下部の中 亢進 亢進 ノドがカラカラ すいーてぃすいーてぃ 意図は甘いのに べいびー べいびー 満たされないの 聖夜も誕生日もカカオも3倍返しも 縁ない意味ない何もない無い無い 入札すらしてないんだから 儚い期待で笑み すぐに夕日が落ちて病み 教示 電脳 投稿 正論 暴論 目を反らし クライ ツライ ××× 不安感増大 ハーブに蜂蜜 エンドルフィンで 高揚 多幸 チョコレヰト 未消化の情報 香りに添加 頑張る姿とても魅力的に写るでしょう? ねぇそうでしょ ねぇ 愛でてみて五感に住ませて こっちの水はとても甘いんだよ 認めてくれなきゃ羽を破って もうどこにも飛べないようにしてしまいたい べいびー べいびー 視床下部の中 亢進 亢進 眠気が来ない すいーてぃすいーてぃ アマイユメですら べいびー べいびー 見せてくれない 細い蜘蛛の糸 先は天国か地獄か 早く ねぇこっち向いて もっと ね こっちミテ 想いを告げる勇気なんて無いから 香りを纏って糸を這わすの ねぇ綺麗な蝶見てるだけじゃお腹が空くわ 愛でてみて五感に住ませて 元の場所にはもう還れないの わたしの全てはあなたが全て もう倒錯と言われてもいい 傍に飾らせて べいびー べいびー 視床下部の中 亢進 亢進 鼓動高まる すいーてぃすいーてぃ アマイユメノタメ べいびー べいびー ソコデマッテテ 嗚呼なんて甘い コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/contrailaniman/pages/20.html
SSまとめ スレでお出しされたSSをまとめるページです。 出された概念はあくまでも人それぞれであり、あなたの概念を否定するわけではありません! 111冠目 + ディープボンドくん……よ 111冠目 6 「ディープボンドくん……よ」 ボクは彼の背から声をかける。 「レースだ、早めに行こうぜ。リュージ(和田竜二)じゃないけど、闘魂注入だぜ。君の頭なら、この程度のイタリア語はわかるだろう………そうだ、フォルスストレートから加速だ。そうだ、そうだ、君はほんとにズブいな…」 + プイプイの併走 111冠目 24 ちょっとしたSSを1つ プイプイの併走 今日も楽しかったプイ。コンちゃんもドンナちゃんもまた走ろうプイ。ダイヤちゃん、ディマちゃん走ろうプイ。プイはもっと走りたいプイ。 風がまだ寒い、冬の終わり。春と言うにはまだ少し早い季節。 「ディープ先輩、元気ですね」 「ほんとですわね」 「お疲れ」 コントレイルが汗を拭いながら、コースを見やり呟く。その隣ではドンナが汗を拭っている。そんな2人にスポーツドリンクを渡しながら、キズナは同期の2人と走っていく憧れを見やる。そのストライドは大きく流れるように。この世界全てに歓喜するようにディープインパクトは駆けていく。その顔は満面の笑みに彩られている。 「ディープ先輩、本当に楽しそうに走りますね」 コントレイルが呟く。 「そうだね、本当に楽しそうだ」 ドンナが微笑む。そうだ、だから私達は走り出したのだ。あの人みたいに、私達の英雄みたいになりたいと憧れて。 「キズナも走るプイ!」 先輩が大きく手を振る。ダイヤとディマが笑っている。 「お預かりします」 「うんお願い」 上着をコントレイルに預ける。大きく手を振り返し、一歩踏み出す。今日も走ろう。泣いた日もある。けれど、私たちは笑って走るために産まれてきたのだから。英雄のように走り続けるのだ。 + プボとユーバーレーベン 111冠目 97 Part109で要求されたプボとユーバーレーベンのSSをなんとか形にしたので夜のうちに置いていきます。 僕の親友は優しすぎる。時折そう考えることがある。 現役の競走生活を引退して、逆に雑務は増えた。それがコントレイルの日常だった。元々この手の事務仕事の類は得意としている彼女だ。それ自体は苦にならないだろう。問題は、彼女の元を用事もないのに訪れる生徒が後を絶たないことだった。 「みんな、私を応援してくれた子たちだから」 僕の親友はそう言って微笑んだ。レースに出ないからと言って、三冠で生徒会長でもある彼女のほうがほとんどの生徒より忙しい。そして忙しいからと言って勉強に手を抜いたりする性格でないことは、僕がベッドに入った後に小さな明かりを灯す彼女を見てよく知っている。 その日も僕は頑張り過ぎな親友を迎えに、生徒会室のドアを開けた。すると目の前には机に突っ伏している長い黒髪があった。彼女はユーバーレーベン。この子もまた、コントレイルを頻繁に煩わせている一人だ。コントレイルのほうを見ると、起こさないで、と細い指を小さな唇に当てている。眠り姫は広げたノートの上で気持ちよさそうに寝息を立てていた。勉強を教わりに来て寝るのはいかがなものだろうか、と若干腹立たしくもあったが、よく見れば確かに愛らしい。普段はみんなから一方的に可愛いがられているコントレイルが、安心して愛でられるのがこの無邪気な後輩なのだろう。しばらくその無垢な寝顔を眺めていると、突然上体が跳ね起きた。 「なんと……寝てた?……ごめんなさいコンの人」 ジャパンカップの時だろうか。周囲がコントレイルを呼ぶ愛称が気になったのか「コンチャンって何?」などと問いかけていたのが、彼女の中で独特の形式に落ち着いたようだ。 「疲れてたんだね。分からないところは解消されたし、あとは一人でも大丈夫かな」 気のせいか後輩の目覚めが残念そうなコントレイルだった。しかし―― 「ダメなんだ。コンの人……ユーな、ヤバいの全教科なんだぞ……」 親友が息を呑む音が聞こえる。今日の出来事は、長い道のりの始まりに過ぎないということだろうか。 同 98 それからというもの、ユーバーレーベンはトレーニングの合間を縫ってコントレイルを訪ねていた。あれ以来なんとか起きて頑張っているようで、寝息を立てる姿を見ることは無かった。勉強自体は順調なようで、近いうちに教わらなくても大丈夫になると本人が豪語しているらしい。豪語、というのはわざわざ腰に手を当てて胸を張っていたので、そう表現するのが妥当というのが親友の弁だ。 ある日のトレーニングの最中、僕は走りながら前走を振り返る。有馬記念、自分自身のベストに近い走りが出来たと思う。勝ったエフフォーリアについては、現役最強と謳われたクロノジェネシスをねじ伏せて、しっかり勝利してみせた彼女に畏敬の念を覚えるばかりだ。僕もクロノに先着こそしたが、それは完全にクロノジェネシスをマークし、勝負所で仕掛けを遅らせた彼女の策の影響が大きいと思っている。思い付きで実行できるものではないし、おそらく全てを読んだ上で用意していたのだろう。あるいは、あの油断ならないと噂のトレーナーが思いついたものかもしれない。とにかく、あのレースの彼女は完璧だった。それはいい。問題は、彼女が僕の親友に残していたという言葉だった。 「有馬記念、完勝してみせます。私が最強になれば、つまらないことを言う人はいなくなるでしょう」 コントレイルが現役時代から心無い言葉に晒されてきたのは事実だ。繊細な彼女が、それにどれだけ傷付いてきたか近くにいた僕は知っている。それは現役を退いてなお続いていたのだが、エフフォーリアは、それを全く別の思い出で書き換えてしまった。このエピソードを口にした時のコントレイルがその愛くるしい顔を紅潮させて、はっきり見て分かるほど照れていたのを覚えている。 「エフフォーリアちゃんって後輩なのに頼もしいっていうか、カッコいいよね。大人っぽいし。話してるとたまにドキっとすることがあるよ」 僕はそれを笑顔で聞いていた。だが胸中は決して穏やかではなかった。彼女の傍らで、一番近くにあることは僕にとってアイデンティティなのだ。勝手ながら、大切な領域を侵害されたような気がしてしまった。つまるところこれはそう、嫉妬なのだ。 同 99 夕方、僕はいつものように生徒会室へ向かった。すると部屋の中には勉強中のユーバーレーベンの姿だけがあり、部屋の主たるコントレイルの姿はどこにもなかった。こちらの姿を認識すると、ユーバーレーベンはそそくさとノートを閉じて立ちあがった。 「コンの人は急用で出ていきました。ユーは留守番を任されました」 「そうなんだ。すぐに戻ってくるのかな」 「そう言ってたけどな。もう結構経つぞ」 用事で呼びつけられただけで、既にある程度時間が経過しているならば帰ってくるのは時間の問題だろう。僕は壁に寄り掛かって待つことにした。すると机の向こうで落ち着かない様子のユーバーレーベンが、なにやら緊張した面持ちで切り出した。 「あのな、コンの人が、プボの人最近なんかあったのかって。もし聞けたら聞いといてって」 プボというのは僕が冗談を言うときに使っていた言葉からとったものだ。自己紹介の場でつい王子様と呼んでくれても構わないよと言ったら本気にされそうになったので、こちらで呼んでもらっている。残念ながら僕は、王子様なんて舞台の上以外で呼ばれても全く動じないほどの大物ではなかった。 「特に何かあったとかは無いよ。あったとしても、それはコントレイルに直接話すさ」 「そうかー。いやな、コンの人が、プボの人は周りに心配かけないように悩みがあっても話さないかもって言ってたからな。うん、ユーもそれがいいと思うぞ」 僕は自分の浅はかさを恥じた。表面上を取り繕っても、見透かされては意味がない。僕が親友をよく見ているように、コントレイルの方も僕を見ているというわけだ。 「それにプボの人、ユーの事あんまり好きじゃないと思うから」 その言葉に、僕は耳を疑った。そんな態度を取った覚えはない。彼女とも普通に接していたはずだ。それでも何かしら、彼女に対する棘のようなものが知らないうちに表れていたのだろうか。 同 100 「……どうしてそう思うんだい?」 「なんとなく。ユーを見る目がな、ここにいて欲しくないんじゃないかって思う日があったぞ」 意外な返答だった。彼女はどちらかといえばマイペースで、周囲に対しても無関心なタイプと思っていた。だが本当は、周囲をよく観察した上で不干渉なだけだったのだ。僕のほうがよほど、表面的なことにとらわれて何も見えていなかったと言える。 「ごめんよ。別に君個人に対してじゃないんだ。ただでさえ忙しいコントレイルを煩わせる子たちが多くて、なんとかならないかと思っていただけさ。……ねえ、ユーバーレーベン」 僕の心境の変化に、僕自身が驚いていた。先ほどまで親友の一後輩でしかなかった少女。見かけによらない洞察力と思いやりを持った彼女と、もっと親しく話をしてみたい。そんな気分になっていたのだ。 「これは誰にも話していないことなんだ。だから誰にも言わないで欲しい。要は二人だけの秘密ってわけだけど、聞いてくれるかい?」 無言で頷く彼女に向けて、僕は意を決して口にする。誰にも打ち明けられないはずだった、一人の狭量なウマ娘の、取るに足らない嫉妬の話を。 しばらくして戻ってきたコントレイルは、二人で仲良く話をする僕たちの様子を見ても驚きはしなかった。ただいつも以上の笑顔を浮かべていて、内心はしゃいでいるようにすら感じられた。ユーバーレーベンと別れて寮の部屋へ向かう途中、彼女は自分の事のように誇らしげに後輩について語り出した。 「ユーバーレーベンちゃんはああ見えて聞き上手なんだよ。一緒にいると、悩みとかなんでも話せるような気持ちになっちゃうの。ボンドちゃんはどう思う?」 僕は苦笑した。あの子を側に置くのは、ただの可愛い後輩としてではなかったのだ。あの独特な雰囲気を持った少女こそ、その小さな双肩に重責を背負ったコントレイルの良き相談相手だったというわけだ。彼女に秘密を打ち明けた今の僕には、その理由はよく理解できた。 「それは意外だね。現状悩みなんか無い僕だけど、万が一悩みが出来たら彼女を頼ることにするよ」 少しだけ意地を張って、僕はそう答えた。優しい僕の親友は本当のことを知ってか知らずか、ただいつものように微笑むのだった。 終わり + コントレイル&レイパパレ&ミューチャリー&キャッスルトップ 111冠目 104 栗東寮にはこんな噂がある。曰く、あの伝説のウマ娘ディープインパクトは会長権限を用いて秘密の小部屋を設けたとか。その部屋は今も限られたウマ娘の間で存在が伝えられてるとか。 ※ ナイターも終わった夜8時。目の前には鹿毛の小さなウマ娘。 「あなた達なら合格ね」 「ミュー先輩、このチビ生意気では?」 「ハナを取り合うなトップ」 「チビがチビとはいい度胸ね」 「チビがチビとは片腹痛い」 「控えるレースというのをご存知で?」 「チビは逃げか追い込みなのよ」 「スタートが上手ければ何とかなるっす」 「私は差しなのでチビではないと」 「チビね」 「先輩はチビっす」 「見ない顔ね、名と所属を名乗りなさい」 「船橋所属ミューチャリー」 「同じくキャッスルトップっす」 「レイパパレよ、覚えておきなさい」 同 105 「新入りを連れてきたわよ」 言われるままに後をついて来た。 「お疲れ様、パパレ。誰を連れてきたの?」 「よく知らない奴よ」 「プライベートではお初にお目にかかります」 「これはこれは、お恥ずかしい所を」 コントレイル。中央3冠ウマ娘。 「そんな凄いやつなの、そいつら?」 「ダート王者とダートクラシック王者だよ、パパレ」 「凄いじゃない、シャフも挨拶しときなさい」 「初めまして、シャフリヤールです」 シャフリヤール。ダービーウマ娘。 GIウマ娘が3人も揃ったここは一体なんなのか。 「変なところっすね」 階段の踊り場の消火栓。そのホースの奥に隠されたように扉がある。その小さな扉を潜って身を屈めながら進むとそこにはちょっとした空間が広がっていた。 「どうぞどうぞお座り下さい」 レイパパレやシャフリヤールが使っている懸垂バーにストレッチマシン。本棚には何やら雑誌や学術書が並んでいてその隣には4人分の小さな机と椅子がある。そこに促されるまま腰をかける。 「ここは一体、なんなのですか」 「うちも気になるっす」 「あぁ、ちょうどここの上は階段教室で天井が高いんですよ」 コントレイルはマグカップを自分と来客の3つ出すと目の前に置いた。口をつけてみるとそれは豆乳だった。 「いえ、そうではなく」 知りたいのはこんな場所にこんな部屋がある理由だ。小柄な自分達が何とか入ってこれるようなところにある隠し部屋。もしや中央の強さの秘密の一端はここにあるのではなかろうか。お茶菓子なのかコントレイルは煮干しの袋を開けるとテーブルに置く。さすが一流ウマ娘、口にするものから違う。 「知られてしまったからにはしょうがありません。語りましょう。栗東寮の小部屋について」 同 106 バスケット選手の身長しかり、相撲選手の体重しかり、スポーツにおいて体格という要素を抜きにして語ることはできません。それはウマ娘レースにおいても例外では無いはずです。体の大きさの違いは筋肉量の差であったり体力の差であったり、いくら技術を磨こうとも追いつけない絶対的な差を作り出してしまいます。結果、集団の揉み合いに向かない我々は逃げや追い込みなどの極端な戦法を取らざるを得なくなっています。ディープ会長は三冠ウマ娘でありましたが自身と同じようにフィジカルに恵まれないウマ娘を不憫に思い依怙贔屓であることを自認しつつも栗東寮の中2階にある部屋を作りました。体を大きくするための、体を大きくできないにしても体の大きいウマ娘に対抗するための器具や資料を置いた部屋です。入室できるのは小柄なウマ娘のみ。入室資格を後天的に満たさくなったものも入室は不可です。その存在は口外しては行けない事実として入室資格を持つもののみで代々伝えられてきました。 ※ 「まさかパパレがあなた達まで連れてきてしまうとは」 自分の体にハンデを感じたことは無いと言えば嘘になる。だが同時に自分たちだけがあの伝説のディープ会長の恩恵を受けてしまっていいのだろうかという疑念も感じてしまう。 「ミュー先輩は真面目なので融通が聞かないこと考えてるっす」 「ええ、好き好きだと思います。一部のウマ娘だけがディープ会長の恩恵を受けるのを可とするか不可とするか。でも救われたウマ娘が沢山いたのは事実です」 「あんたなんかもこの部屋来るだけ来て使ってないもんね、三冠馬」 「お疲れ様、パパレ。まぁ、くだらない意地だよ」 コントレイルはニコニコ笑う。 「幸いにも小さくても問題がなかったから。そんな理由で使ってないだけ」 「だから私に大阪杯で負けたのよ」 「耳が痛いや」 ああ、そうだ。それは確かに傲慢だ。自分が強いから卑怯かもしれないと感じてしまう。 「自分は使うべきだと思うっす。差があるのならばなりふり構わず使っていく。残った結果だけが正義っす」 同 107 「三冠馬は身長を気にしてなくても他のところを大きくしたいんだもんね」 「パパレ、その話は今はいいんじゃないかな」 「何よ、人が頑張ってる間にせこせこ豆乳飲んだり煮干し食べたりして」 「豆乳に煮干し、体づくりにはいいと思いますが」 「自分も身長伸ばしたいので煮干しよく食べるっす」 「違うわよ、三冠馬はボインボインになりたいのよ」 「だって、ビアンフェにサリィにプボ君。あんなの見てたら私だって………」 「………………」 「え、つまりタッパは無くてもパイパイがナイナイは嫌ってことっすか」 同 108 ミューチャリーとキャッスルトップは共に450㌔前後の小さい🐴です。なんで栗東寮にいるかは知りません。まぁ、きっとパーティーか何かに招かれてそのまま泊まっていったのでしょう。 ミューチャリーが見ていたナイターとは野球の阪神戦。チームのメンコが阪神カラーなんです。 PS.最後の台詞が書きたかっただけです + ソダシちゃんのぶち模様 111冠目 138 コンちゃん「ソダシちゃんの持ち物はぶち模様が多いね」 メイケイエール「ソダシちゃんのお母さんが選んだんです。お母さんの毛色もぶち模様なんですよ」 コンちゃん「(そっか……離れて暮らす我が子に自分の毛色の物をそばに置いてもらいたいという親心……)」 ソダシ「母は家の中にもコツコツぶちの家具を増やしていてな。領土を拡大していくみたいで心踊るそうだ。つまり私は尖兵として送り込まれたようなものだな」 コンちゃん「(想像と全然違った)」 ファインルージュ「発想が平和な時代のそれじゃねーよ。戦国大名だよ」 同 134 ソダシちゃんの私物はやたらぶち模様が多いイメージ タオルとかその他もろもろ + 凱旋門・ディープボンドとすみれの花 111冠目 141 ありがとうございます…一応ここの概念は一通り読み込みました。 『凱旋門・ディープボンドとすみれの花』 「うーん…分からないなぁ」 私はパソコンの画面に表示された、ロンシャンレース場の上空写真を見ながら呟いた。 何しろ始めての洋芝コース、海外遠征だ。シャイデンさんが事前に調べてくれているとは言えど、自分で情報を集めるのも重要。 そう考えてパソコンで調べていたんだけども、あまり参考になる情報はなかった。 たまに良さげなものを見つけたと思っても、薄っぺらい情報を更に薄めて最後に「いかがでしたか?」が続く例のアレ。 思わずキーボードをタピオカパン!してやりたくなった。 「…経験者に聞く他ないかぁ」 百聞は一見に如かず。 なれば、一見した者に聞けば一聞で済むのではなかろうか。 ……更にその者が、二度の経験をしていれば、更に良いんじゃないだろうか? 同 142 「あー…ゴメン、今無理ッス。今丁度納期ギリギリのアクセ制作が佳境で…」 …いきなり壁にぶつかってしまった。 工房に籠って作業をしている三冠バ・オルフェーヴルに聞きに行ったのは良いものの、タイミングが宜しくなかったらしい。 誰かのペアリングだろうか、似たようなデザインの指輪が二つ……と、他人の物を見るのは失礼か。 しかし、出鼻を挫かれてしまった。自分にこれ以上のあては…と落ち込んでいたが、思いもよらぬ言葉が投げ掛けられた。 「ああ、落ち込まなくても良いッスよ。二回あそこ走ったのは、アタシ以外にもう一人いるッスから」 …どうやら、運はこちらにあるらしい。 私はアドバイスを受けるために、北海道へと向かうことになった。 同 143 「──で、私に聞きに来たってことか」 目の前にどかりと座り、ニット帽を被って古の不良のような雰囲気を纏ったウマ娘が、棒付き飴の包装紙を剥がしながら訪ねてきた。 「は、はい。ナカヤマフェスタさんも二回走ってますから、聞けるかなぁと思って…」 「はぁ…」と溜め息が一つ。 こういうのはオルフェに聞くもんじゃないのか…とぼやいているが、彼女から負の感情は感じられない。 ナカヤマフェスタ。 かつて低人気ながらも凱旋門賞2着に食い込み、「黄金の意思、ここにあり」と名乗りを上げたグランプリウマ娘。 既に現役は退いていて、今は地方のトレセン学園にコーチとして所属していると聞いている。 同 144 「オルフェから話は聞いてる。私の体験を元にした、凱旋門の情報が欲しいんだろ?」 「は、はい」 こくこく、と頷く。 すると「ん」と包装紙から出されたキャンディを差し出された。 怪訝な顔付きをしていると、 「この味は嫌いだったか…じゃあ」 と言ってそれを自分の口に突っ込み、新たな飴を差し出してくる。 恐々受け取ると、満足げな表情をしてきた。 どうやら見た目によらず、世話好きな人らしい。 同 145 「…まず、ロンシャンのバ場ってのは日本と違ってとにかく走りにくい。欧州特有の整備されていない芝が絡み付いてくるからな」 「えっ、そうなんですか?」 初耳だった。ターフを整備しないなどあり得ない。少なくとも、日本のレース場は全て整備がなされている。 「そうだ。だから欧州の連中がジャパンカップとかで来日すると、芝の違いで苦戦する奴が多い…ブロワイエなんかはそうだったな」 「へぇ~」 確かに日本の芝は特徴的だ。 水捌けがよく、ほどよい固さを保っている。 但しスピードが出やすい反面、脚への負担も大きい。 「あとはコーナーが厄介だ。日本みたいに曲がれるようなバ場じゃねぇ。あの芝を踏んで走れるようになるには、かなりの練習と慣れが必要だ」 「でもその分、直線で突き放せば勝てるんじゃないですか? 欧州のウマ娘もスタミナある人多いですよね?」 欧米はパワー重視であると聞く。ならば、私のようにスタミナ自慢のウマ娘も多い筈だ。 その質問を待っていた、と言わんばかりに指を振るフェスタさん。 「まあそうだな。だが、仕掛けどころを間違えたら…ドボンだ」 同 146 「フォルスストレート…偽りの直線と大層な名前が付いてはいるが、あんなものは単なる欠陥構造だ。あそこで見誤ってスパートをかける奴が多い」 「加えて、500メートルの長い最終直線…府中の直線とほぼ同じだが、あれとはレベルが違う。芝に足を取られてまともに加速できない」 「なるほど……」 確かに、このコースでは直線勝負に持ち込むことも難しいだろう。 早すぎればスタミナが尽き、遅すぎると加速も間に合わない。 思っていた以上に面倒なレース場だ。 「それに、欧州のレースは雨も多い。バ場が悪くなればそれだけ不利にもなる」 「だからこのレースに関しては、お前の武器を最大限に活かすしかない。 スタミナ、パワー、そして勝負根性だ」 フェスタさんはそこまで一気に言ったところで水を1口含み、更に続ける。 「それともう一つアドバイスがあるとすれば……」 同 147 「もう一つ?」 ふっ、とフェスタさんの目が変わる。 何か遠い景色を見ているような、そんな目だった。 「雑念を持たないこと──絶対に勝つという、強い気持ちさ」 「……」 強い、気持ち……。 フェスタさんの言葉を聞いて、私の心の中で何かが弾けた気がした。 (私は今まで、何を悩んでいたんだろう) レースに出るということはそういうこと。 自分が勝てばいい。 勝って凱旋すれば、それで良いのだ。 「ありがとうございます…私、頑張って走ります!」 「ああ、頑張れよ」 「はい!」 ディープボンドは満面の笑みを浮かべながら、プボプボと駆け出していく。 輝かしい未来を、その先に信じて。 「…若いってのは良いねぇ」 ニヤリ、と口角を上げ、ナカヤマフェスタは二つ目の飴を口に放り込んだ。 + 京都記念に行くユーちゃんSS 111冠目 157 「ツムツム、ありがとなー。お土産買ってくるなー」 「お嬢も頑張ってこいよー」 今日の練習が終わりました。ユーです。昨年、オークスを勝ちましたユーバーレーベンです。明日から阪神に行ってきます。 思い出されるのは昨年の秋華賞。あの時は体調がすごい悪くて先生もあまり頑張らなくていいって言ってました。でもやっぱり、惨敗は悲しいです。 「………納豆の人のところに行こ」 同期の白い子と赤い子は遠征先でも勝っていますがユーはまだ府中でしか勝ったことがありません。少しナイーブかもしれないです。 ※ 「納豆の人………ユーが来たぞー」 「お久しぶりです、お嬢。何か用ですか?」 納豆の人はユーの相棒さんです。イタリア人だけど厄年とか気にしてたりします。 「後方差しじゃやっぱりダメだと思うか? 納豆の人」 「レースの話ですか」 納豆の人は阪神が大の得意です。去年もGIを勝っています。 「セオリーとしてはやっぱり不利ですね」 「納豆の人もそう思うか」 京都記念の阪神2200は逃げ先行が有利のコースです。 「でもお嬢の実力なら問題ないと思いますよ」 それは力強い答えです。ところでさっきから京都のガイドブックがちらちら見えてますな。 「これは帰りに京都に行きますか、納豆の人」 「新しいお店も出来たみたいなので寄りたいですね」 同 158 「勝てますかなー」 納豆の人は力強く言い切ってくれましたがやっぱり少し不安です。 「よー、レーベン」 「………姉々ではございませんか」 姉々です。姉々は今迄、2000くらいを走っていましたが最近、走る距離を少しづつ伸ばしています。妹に立ちふさがろうとしているのでしょうか。末恐ろしい姉です。 「新聞見たか」 「ユーはまだ見てないです」 そういえばユーのレースについて先生が取材を受けていました。姉々から受け取った新聞をガサゴソと広げてみます。 「おおー、………すごい」 "マイネル史上最高ウマ娘" "オークス以上の出来" 先生は馬鹿正直なので教え子の調子が悪い時はすごい調子が悪いと平気で新聞に言います。そんな先生がここまで言うとは。 「これはユーもドキドキですな」 不安なんて吹き飛んでしまいました。もしかしたら今のユーは過去最高に強いのかもしれません。 同 159 先生→手塚先生(調教師) ツムツム→津村トレーナー(ブーケのトレーナー) 納豆の人→デムーロトレーナー 姉々→マイネルファンロン です + ミルコ先生 111冠目 165 ラヴズ「ミルコ先生はすごく和食党なのよね。錦市場でお漬物をよく買っていたのを覚えているわ。お魚も大好きで、魚料理のお店によく連れていってもらったわ。……勧められて食べた白子は口に合わなかったけど」 クロノ「あー、あれは好みが分かれる味だもんね」 グラン「ふっ。おこちゃまのたべるもんじゃないってことなんですけど」 ブーケ「でも、ラヴズのちょっと好みが小学生男子みたいなところ、とてもいいと思うわ」 ラヴズ「フォローのつもりで真正面から喧嘩売ってるわよ、それ」 + キンイロ・シスター 111冠目 173 キンイロ組SSを投げさせて頂く。 マイネルファンロン×ドリームジャーニー×メロディレーンです。 マイネルファンロンはユーバーレーベンの半兄で、父はステイゴールドになります。去年の新潟記念勝ち馬です。なお、筆者はついさっきまで京都記念で兄妹対決だと思ってました。次走日経賞やった。不覚。 同 174 〇キンイロ・シスター 年の暮れ。日も暮れつつあるそんな時間だった。マイネルファンロンは入り組んだ裏路地を歩いていた。 かじかんだ手を息で温める。手袋を持ってくればよかった。そう思った。 トレセン学園から離れ、見慣れた道を辿っていく。しばらく歩くと目的地、外壁の塗装が薄くなったアパートが見えてきた。端っこの部屋、そのインターホンを押す。扉は軋んだ音を立ててすぐに開いた。 「ファンロン!」 飛び出してきたのは小さなウマ娘だ。だがこれでも彼女は立派なお姉ちゃんである。 「こんにちは、メロディ」 そう、ファンロンと同じ立派な妹を持つお姉ちゃんである。 キンイロ組の事務所は混沌としている。壁際には沢山のトロフィーや賞状が飾られて、床には漫画やDVDが転がり、端には広げられた麻雀卓まで放置されている。足の踏み場だけが辛うじて残されている。 「ファンロン、そこに転がっているウマコイ取ってくれ」 「えーと、何巻ですか」 「15から5、6ぐらい」 転がっている漫画を拾い集め、正面へ。「ウマコイ」、確かプレハブ小屋ドタバタコメディだったと思う。オルフェさんが持ってきた漫画だ。 「ありがとな」 ファンロンも入った大きな炬燵、その正面にはこれまた小さなウマ娘が座っている。ドリジャさんだ。偉大なグランプリウマ娘。 「代わりにアタシの蜜柑やるよ」 「あぁはい」 綺麗に筋が取られた蜜柑を口に運ぶ。これはこれで悪くない。隣では負けたのか、ゲーム機片手にメロディがジタバタしている。ここにいるのは3人。ステイさんやゴルシさんは買い出しに行ったらしい。今日も鍋だろうか。時間だけが流れて、そして、 「ファンロンお前、レーベンと喧嘩でもしたのか?」 ドリジャさんがそう言った。 「ど、どうしてですか」 喧嘩はしていない。今日も一緒にお昼を食べて、トレーニングをした。レーベンは今日も速かった。 「いや、何さっきから私の後ろチラチラ見てるしさ。それにここ最近レーベンのこと避けてるだろう」 ドリジャさんの後ろには今年のオークスのトロフィーが飾られている。一緒に飾られた写真の中ではレーベンが、愛しい妹が微笑んでいる。あの日、私はそれを観客席から見ていた。飛び跳ねるぐらいに嬉しくて、ゴルシさんと抱き合うくらいに喜んで、喜んだのに。 「僕は、レーベンのお姉ちゃんでいいんでしょうか」 今はもうただ喜べない。 同 175 「僕はダメなお姉ちゃんです。レーベンのように速くない。レーベンのように強くない」 秋に新潟で初めて重賞を勝った。なかなか勝てなかった自分だけれど、これでレーベンと一緒に走れると思った。けれど、その背中は遠かった。僕は僕のままだった。毎日王冠でも、福島でも上手く走れなかった。ジャパンカップで三冠馬と渡り合ったレーベンとは全然違かった。皆、僕のことをレーベンのお姉ちゃんと呼ぶ。だけど僕はダメで、届かなくて。 「僕はお姉ちゃんなのに」 涙が出てくる。溢れて、溢れて止まらなくなる。 「頑張り屋さんだな、ファンロンは」 背中が優しくさすられる。小さなメロディの手が大丈夫だと教えてくれる。ごちゃごちゃな心が少しずつ少しずつ落ち着きを取り戻していく。 「落ち着いたか」 ドリジャさんが差し出してくれたティッシュで涙を拭う。 「はい」 「大変だよな、立派な妹を持つとさ。うちの愚妹も無駄に立派になっちまったからな」 ドリジャさんの妹。オルフェさん。7人目の三冠馬。 「けどな、あんま気にする必要ねぇんだ。アタシはアタシだし、お前はお前だ。」 綺麗に剥かれた蜜柑が1つ差し出される。 「ファンロン、お前は立派な重賞ウマ娘だ。いつかGIだって届く。だから胸張って前だけ見て走り続ければいい」 「私も有馬勝って、ホルダーにレイ自慢するの!」 メロディが胸を張って宣言する。それにドリジャさんは優しく微笑む。 「それでもな、苦しくなったらアタシに相談しな。話くらいは聞いてやらぁ。私もここの長姉みたいなもんだからよ」 伸ばされた手が優しく頭を撫でる。ぎりぎり届いたその手は小さいけれど、とても大きく感じた。 「はい」 涙はもう流れなかった。 同 176 鍵が回る音がする。 「ゴルシちゃんのお帰りだぜ〜!」 「うるせぇ」 ゴルシさんとステイさんの声がする。 「ユーも参上なの」 愛しい妹の声がする。 「ねぇねも来たの!」 レーベンが駆け寄ってくる。後ろでステイさんが小さく手を振る。それに小さく振り返す。 「ねぇね、何か悲しいことあったの……?」顔を覗き込み、レーベンが心配する。多分目元は真っ赤っかだろう。 「ううん、大丈夫」 レーベンを、大事な大事な妹を抱きしめる。 「なら良かったの」 レーベンは立ち上がると大きく手を広げる。メロディも真似するかのように大きく手を広げる。 「ユー、ゴルシの人とこんなに大きい魚を買ったの。ねぇねも楽しみにして欲しいの」 「うん、楽しみだね」 「私も楽しみ!」 小さくドリジャさんが笑う。私も笑う。レーベンもメロディも笑う。 「おーい、机片付けろ。コンロ持っていくから」 ステイさんがコンロを運んでくるまでの間、 4人は笑い続けたのだった。 同 177 時系列としては去年の有馬ちょっと前ぐらいになります。この後、レーンちゃんは有馬を激走し、ファロンはAJCで2着に入ります。 皆さんもぜひファンロンくんを応援してみてください。 112冠目 + 神 112冠目 55 神「ヘッヘッヘ、黒いのに屈腱炎発症させたろ」 ユー「足が痛いぞ!」 白いの「ゴルシちゃんパワー!!そんなもん治しちまえー!オラァッ!!」 ユー「うおお!足が治っていくぞ!」 神「そんなバカな!?」 ユー「おーし!秋華賞頑張るぞ!」 〜秋華賞〜 白いの「ゴルシちゃんパワー!!あっ暴発しちゃった☆」→13着 ユー「」 + シニア 112冠目 81 デアリングタクト。骨折。 英雄と同じ三冠を達成した。 最強女王に挑んだ。 そして残りの夢である同期のトリプルティアラとの、再戦。 わたしたちが次の時代を築いていこう。 そう約束した。 どうやらこの夢は叶いそうにないみたい。 「わたしは、これ以上なんのために走ればいいの…???」 彼女は走る目標を見失い、次第に練習に姿を見せなくなった。 「コントレイル 宝塚記念回避へ」 雑音は、大きくなった。 同60 ありがとうやで ワイの中でコントレイルの目標は「プイプイのような三冠取って友人のデアリングタクト共に現役最強ウマ娘のアーモンドアイに挑戦する」ってイメージでJCは負けたけど悔しい気持ちはそんなになくて目標の人と走れてよかったって感じなんやけど JC後デアリングタクトの骨折もあって「アーモンドアイもデアリングタクトもいないのに私はなんで走るんだ…???」って迷走してるイメージやったんや もっと詳しいの思いついたら書き足します、、 113冠目 127 前スレ81の続きです 「浮かない顔してるわね」 そう声をかけたのはダービーウマ娘の先輩だった。とは言ってもまだ私が入学してる前の話なので私の中のイメージは「ダービーを取って燃え尽きたウマ娘」そんなイメージしかない。最も今の私が言えたことじゃないけど。 「ダービーを勝った時、英雄の後継者って私も勝手に言われて勝手に失望されていったわ。だからその気持ちはわかるわよ。 雑音なんて気にしなければいいのに。あなたは強い。まだまだいくらでもg1取れるチャンスがあると思うわ。」 「そういうことじゃないんです。私の目標は三冠。そしてアーモンドアイさんやデアリングタクトと戦うこと。これだけだったんです…。他にも強い後輩や先輩がいるのはわかってます。けど…私の中ではそれがすべてだったんで…」 「あら、そっちの理由なのね…」 彼女は少し苦笑いした後、こう答えた。 「次の私の走り見に来ない?あなたが探してる答えが見つかるかもしれない」 同 128 先輩のお願いということもあって私はレース場にきた。 あの人の言いたいことはなんとなく理解していた。 が、正直あの人に勝機はない。 彼 あの人はもう何年も勝ってない。そして今日はアリストテレスちゃんもでる。私がボロクソ言われて同じくらい悔しい思いをしてる一人。今日のレースに賭ける思いは強いと思う。正直、今のあの人が勝てるビジョンはない。 ゲートが開かれた。勝利が再び欲しい古豪たち。更なる飛躍を遂げたい新勢力たち。みんな必死だ。 「私もあんな目でレース走ってたことがあったのかな…」 そう思いながら最後の直線へ。闘魂注入されたキセキさんが前に出る。そしてアリストテレスちゃん。彼女も負けじと並びかける。完全に二人のマッチレースだ。思わず私も見入ってしまった。 その瞬間だった… 「大外からダービーウマ娘もきたマカヒキか!!」 ゴールの後、「だってあの人何年も勝ってないんだぜ???」「もう終わったウマ娘だよな???」みんなそんな顔してる。しかし着順が確定した瞬間レース場はダービーウマ娘の復活に沸き、キセキさんやアリストテレスちゃんを応援してた人ですらマカヒキさんに惜しみない拍手を送った。 奇跡の復活。そう思える感動的なレースだったが1着で駆け抜けた彼女は涙がなくただひたすらに笑ってた。 同 129 レースの後マカヒキさんの元へ向かった。 「おめでとうございます…けど一個だけ聞かせてください…どうして…ここまで走ろうと思えたんです?」 「正直いうと私も引退を考えた時もあった。トレーナーもコロコロ変わったし、周りから終わったいう声も聞こえてきた。けど私はダービーを取った時のあの感動。あの感触が忘れなかった。それをもう一回味わいたかったの。 あなたはあの大歓声を味わったわけじゃないのは気の毒かもしれないけど…それでもダービーを取った時、三冠を取った時、何を考えてた?嬉しかった?勝ったら嬉しい。それだけで走る理由は十分じゃない??」 「三冠ウマ娘でも英雄の後継者でもなく、ただ一人の勝利を目指すウマ娘として。あなたの走りを私にも見せて。」 そう彼女は私の肩を叩いてウイニングライブへ向かっていった。 「そんなこと考えたのいつ以来かな…」 「もう一回…勝ちたいな…」 そういえば私は1年も勝ってない。勝った時の喜びを。もう一度。味わいたい。勝ちたい。 私はいてもたってもいられなくなった。 同 130 駄文、長文申し訳ないです。ただどうしてもウマ娘2期を見てるとマカヒキが📞にエールを送ったようにしか見えなくて… ボロクソ言われても走り続ける、勝つためにって ただこの次は時系列的に天皇賞秋なんですが負けて泣いてるコンちゃんを書くのはちょっと重いので次走どうなったのかは想像に任せます。 + 【土曜ワイド劇場】相バ ―特命係― 112冠目 87 夢で変なウマ娘概念を見たので忘れないうちに投下させてくれ 【土曜ワイド劇場】相バ ―特命係― プイプイ「警視庁特命係のディープインパクトと申します」 キズナ「特命係のキズナです」 プイプイ「は い ?」 プイプイ「僕の悪い癖」 プイプイ「それから、あと1つだけ」 プイプイ「僕としたことが!」 プイプイ「真実の追求に、もうこの辺でいいなんてことはありません」 エピファネイア「特命係のキ~ズ~ナぁ~!」 シンボリルドルフ「ディープ、時効の過ぎた事件をつつき回すのは感心しないな」 キズナ「だったら、自首にしませんか?いいでしょう、自首で!充分でしょう?ディープさん!」 プイプイ「君がいつもそばに居てくれて助かりますよ」 キズナ「えっ?」 プイプイ「僕には、君のようなしなやかさが欠けています」 ~例のBGM~ + 小さい頃からずっと一緒 112冠目 181 サウジカップのマルシュ映像を見て ラヴズ「は?私が持ってるやつのほうがマルシュの良さが出てるんだけど」スッ クロノ「あー見せなくていい見せなくて」 グラン「もうそれ3かいはみてるんですけど」 ラヴズ「足りないわ。7回は見なさい」 グラン「ぎえー。きゅ、きゅうにはらいたが…あとはまかせた!」シュバッ クロノ「あっ逃げた」 ブーケ「ふふ…でも小さい頃からずっと一緒で、今でも仲良しなんて素敵よね。なんだか羨ましい」 クロノ「……別に、さ。出会ったのが昔じゃなくても、私はみんなとの関係がその……すごく大事っていうか……自慢できるくらい良いと思ってる、よ……」(照れて俯く) ブーケ「クロノ……」(穏やかな笑み) ラヴズ「ほら風を切って!大地けって!普段の穏やかな表情とは違う凛々しい顔も最高よね。三女神も敵わないわ」 ブーケ「クロノ……」(助けを求める視線) クロノ「……」(無言で首を横に振る) + エピの誕生日プレゼント 112冠目 182 「一応聞いとくけど、誕生日プレゼントの希望とかあるプイ」 「え、くれるんです?そうだなあ… じゃあ、 その『リーディングサイアー』の椅子でも貰おうかなあ…?」 「…それは自分で奪ってみなよ」 113冠目 + 止まぬ心音は君のせい 113冠目 5 空気を読まずにすみません、前スレで言っていたメイド服えっちゃんの幻覚SSを今から投げさせていただきます 諸々端折っていたりします、誤字脱字ありましたらすみません。雰囲気で読んでください。 たけし→←えっちゃんです 同 7 止まぬ心音は君のせい 「えっ、とその…エフフォーリア」 想い人が私の名を呼ぶ。いつもならばその呼び声に応えることは可能だ。 しかし、しかし今はそんな余裕は何処にも在らず。 「……っ、」 こんなことならメイド服なんて着なければよかったなどと脳裏で薄ら呟くが時すでに遅し。 後ろで恐らくニヤニヤしながら見ているであろうホルダーは後でどうしたものかな。そんな現実逃避も虚しく彼は私に近寄ってくる。 らしくもない服装、止まぬ心音、顔に集まる熱。 ──────バレンタインデーがこんなことになるだなんて誰が予想しただろうか? ◇ 今日は2月14日ということで、いつも以上に校舎は賑やかである。友チョコを贈り合ったり、"本命"チョコなるものを渡したそうにソワソワしているウマ娘も一定数いる。そんな中私も例によって例の如く気分は落ち着かず。脳裏にいつも以上に過ぎるのはトレーナーもとい武史の顔。彼の顔が浮かんでは正気に戻ろうとし、その数分後にはまた彼の顔が浮かぶ。そんな繰り返しを幾度となく続けているのは余程惚れ込んでしまっているからなのか。お陰様で今日の授業はてんで頭に入らなかった。今日が午前までの授業だったのが唯一の救いである。 チャイムが鳴り、本日の授業も終わったところで、鞄の中にあるチョコレートをいつどうやって渡そうかと机に突っ伏しながら思案する。ああ、どうしよう、どうしよう。録な解決策が思い浮かばぬまま早数分。悶々とした思いを吹き飛ばすような呼び声が近くから聞こえてきた。 「えっちゃ〜〜〜〜んっ!!!!」 「……うひゃぁ!」 周囲のことなど一切気に留めていなかった私を呼び肩を叩いたのは寮の同室でもあるタイトルホルダー。あまりに周りを気にしていなかったためか異常に驚いてしまい通り過ぎるウマ娘は怪訝そうな目でこちらを一瞬見た。 「ホ、ホルダー」 「なーにしてんの、えっちゃん。机全然片付いてないじゃん、ほらほら早く行こっ」 「行くってどこに」 「えぇ!?トレーナーのとこに決まってんじゃん!!」 何を言っているんだこのウマ娘という目を向けて肩を揺らすホルダー。視線が酷く心に突き刺さるのは気のせいではない。 同 8 「バレンタインデー!えっちゃんも用意してるでしょ??早く渡しに行こーよ!」 「ちょっ、ちょっとまって」 「待ーちーまーせーん!そんなんじゃいつまで経っても渡せないよ!!折角用意してるんだったら渡しなよ!」 「あの、心の準備が」 「トレーナーだってきっと、いや絶対喜んでくれるからそんなものいらないよ!」 「た、たけしが!?」 思わず彼の名を口に出してしまい顔により一層熱が集まる。そんな私を尻目にあれよあれよと気が付けば私はホルダーに連れられトレーナー室に。 「トレーナー、まだ来てないみたいだねぇ…えっちゃん」 「………。」 「おーい、えっちゃん?」 「………うん」 何を考えれば良いのかさえわからない私の背をしっかりしろと軽く叩かれ意識をホルダーのほうへと向けた。 「あのねぇ、えっちゃん。そんなに考え込まなくていいんだよ?一瞬だけ。チョコ渡せばそれだけでいいの!」 「でも……」 「…んー、じゃあさ」 私の顔を見て若干不敵に微笑むホルダー。何を考えているのやら、私には想像つかない。 "普通に渡すのもなんか面白くないし"と言うホルダー。ごそごそと彼女の持ち物からなにかが出てきたのだがこれは何なのだろう。 「ちょっとこれ、着てみない?」 「………え」 それがなにかわかるように見せられたのはメイド服、だった。 同 9 「え、えっと、ホルダー」 「ふふんっこれね…いつかえっちゃんに着せようと思って用意してたんだ〜」 そんなものを用意するなと言いたいところだが友の楽しそうな顔にそう強く出れる訳もなくそもそも今の私は思考が上手くまとまらないので何も言えなかった。 「好きな人の前でいつもと違う可愛い姿見せてみない?」 ホルダーは私の耳元に口を近付けそう囁いた。 その瞬間、もうなにもかもどうにでもなってしまえとなってしまった私がいた。 「…わかった、やる」 「おおっ?」 「それ、貸して…着替えるから」 彼女の手元からメイド服を取り私は意を決してそれに着替えた。物の見事に私のサイズにピッタリなことには苦笑いをせざるを得なかったが、些か勇気と呼べるものが湧いてきたような気がしなくもない。 「お〜めっちゃ似合ってるね〜さすがえっちゃん」 「……」 「うんうん、さすが私の見立て通りって感じ!そろそろトレーナーも来るかなぁ…」 時計を見れば確かにトレーナーがもうここに来てもおかしくは無い。渡す予定のチョコの入った紙袋をぎゅっと握り心音を落ち着けようとする。 「あ、そうだ。もっかい耳貸して」 そう言われ大人しく耳を彼女に貸す。ここまで来れば何を言われても動揺しないような気分であったがそれはただの気のせいでしかなく。 「ごにょごにょ…」 「っ!?ちょっ、ホルダー!?」 無理難題、とんでもないことを囁かれ慌てる私を他所に本当にホルダーは楽しそうである。そんなことをしているとトレーナー室の扉が開いて誰かが入ってくる気配がした。 「あっ!トレーナー!」 遂にその時がやって来てしまった。 同 10 「おっ、もう先に来てたん、だ…?」 勇気が湧いてきたとはなんだったのか。彼の顔を見るやいなや緊張が全身に走り顔には熱が集まる。 「えっ、とその…エフフォーリア」 「………っ、」 時間にして数秒となかったはずなのに酷く長い時間に思えた。助けを求めるように私の後ろにいるホルダーに視線を向ければ、"さっき言ったことをやれ"とでも言わんばかりの視線を返された。 退路はない。ここまで来てしまったのならヤケクソだ。どう思われるかはわからない。でも、少しでも目の前の想い人に可愛いと思われたい。そんな一心。 「トレーナー、いえ…たけし…」 「うん」 「いつもありがとう」 「こちらこそ」 「これ、はいつものお礼だと思って受け取ってほしい。」 精一杯の想いが詰まったチョコを彼に渡す。嬉しそうに笑う彼の笑顔は私の心臓を強く締め付ける。 「ん、ありがとう」 「それと…」 手でハートを作り彼を見つめる。その瞬間武史の瞳が大きく開かれ、頬が少し赤く染まったように見えた。 「ホルダーにチョコ渡す時にはこのポーズをしろって教えてもらった…どう、かな」 心音が今まで生きてきた中で一番高くなる。この場から逃げ出すことはできなくても視線を外すことは許して欲しい。その瞬間、私の身体は彼の腕の中に収まっていた。 「…っ!」 「嬉しい…嬉しいよエフフォーリア。それによく似合ってる」 優しい彼の声が至近距離で聞こえる。喧しく鳴るこの心臓の音がどうか聞こえていませんように、と今の私は必死に願うしかできなかった。 「本当にありがとう」 同 11 少し強く抱きしめられ、嬉しそうな優しい声を聞いたと同時に私は自分自身のキャパオーバーを感じた。 「………きゅぅ」 ◇ ここからタケシ目線 「エフフォーリア!?」 普段の彼女からは到底想像することのできない愛らしい服装と行動に思わず抱きしめてしまったのが数分前。どういう訳かエフフォーリアは俺の腕の中で気を失ってしまったのか彼女が動く気配はしない。衝動的に姫抱きにするとどこからともなく聞き覚えのある声が聞こえてきた。 「…ちょっと、トレーナーさん?私もいるんですけど〜?」 「ホ、ホルダー」 若干不満そうな、だけどもいいものを見たと言わんばかりのその表情はもしかしなくても一連の流れは彼女が作り上げたものなのだろう。 「どうです?えっちゃん、可愛いでしょ〜?」 「お、おう。よく似合ってると思う。ホルダーが着せたのか?」 「ご名答〜!んじゃあとは二人でよろしくやっといてくださいね〜!えっちゃん、すぐ起きそうだし私はお先に失礼するので!」 俺の返答を聞かずしてトレーナー室を立ち去るホルダーは心做しか緊張しているようにも思えた。恐らく同じくトレーナーである俺の兄の元へと行くのだろう。彼女の背を見送り、エフフォーリアをソファーに寝かしつける。エフフォーリアから受け取ったチョコを口に含みながら先程の出来事を思い返す。 口に広がるチョコの甘さを味わうと共に未だに落ち着かないこの心音がエフフォーリアに聞こえてなければいい、と思うそんな今年のバレンタインデーだった。 + キンイロ・バースデー 113冠目 71 〇キンイロ・バースデー 太陽が登りきる少し前。まだ朝の気配が残るそんな時間だった。栗毛の2人はスタンドの片隅で息を潜め、今か、今かと時を待っていた。 「良いっすか、勝負は迅速にっす」 そう、勝敗を分けるのは常に一瞬の判断。普段の気弱な姿はそこには無い。鋭く輝く瞳はまさに三冠馬のものである。 「了解です、オルフェさん」 そんな訳で、ラッキーライラックはずた袋を担いでいた。まだカラなそれは帰りには満たされる予定である。標的は目の前。ターフを颯爽と駆けるオーソリティである。誕生日もいつも通り練習を行うとは感心、感心。その足が徐々に止まり、スタンドに向かう。それを受け、スタンドのトレーナーがこちらに小さく手を振った。合図だ。そう、既に関係者は一通り抑えられている。密やかにスプリンターの如き素早さを持って、鹿毛の背中に近づく。 「あ、オルフェさん、ララ……」 気づいた時には既に遅い。慣れた手つきでずた袋に優しく放り込む。慣れ始めてきたことになんとも言えぬ感情が湧き上がるが、それはそれである。 「ありがとっす」 「ありがとうございます」 オルフェさんに合わせて一礼。そのままオーソリティ入りのずた袋を担ぎ、疾走。オーソリティは大きくて、オルフェさんはちっちゃいので、ずた袋は私の腕の中である。う〜ん、レーンちゃんに比べるとちょっと重い。 「なんなんですか、これ」 ずた袋からぴょこんと顔が飛び出す。耳がピクピク動いて可愛らしい。 「いつもの事だよ」 オーソリティが腕の中で小さくため息をつく。物分りの良い子は大好きだ。悪くても可愛くて好きだけれど。後は正門でマルシュと合流して、部屋に向かえばOKだ。部屋ではエポ達が準備をしている。 「大丈夫っすか、マルシュ」 「大丈夫じゃないです……」 正門前で息も絶え絶えのマルシュが倒れていた。 同 73 「オーソリティもか〜?」 「はい、そうみたいです」 右にオーソリティ、左にレーンちゃんである。ラッキーライラックは2人を担いで駆け抜ける。 やっぱり右がちょっと重い。 「ホルダーさんに追いかけられて……逃げてるうちに……途中でレーベンが止めてくれたので、どうにか」 後ろにはオルフェさんとマルシュ。マルシュはようやく呼吸が落ち着いてきたようだ。 「ホルダーはシスコンだからな〜」 左のずた袋が嬉しそうに呟く。けど、シスコンじゃなくても追いかけると思う。レーンちゃん、すぐ攫われそうだし。 「コンちゃんとか5、6人にホルダー捕まえとくよう頼んだんですけど、やっぱ難しいッスね」 塗装の剥がれかけたアパートが見える。その一室が目的地だ。 「まぁ、お昼終わったら帰すので今だけは赦して欲しいっす」 マルシュが鍵を回し、ドアを開ける。 「アタシの可愛い後輩たちなんですから」 クラッカーが弾ける。色とりどりのテープが舞って、 「ハッピーバースデー! メロディレーン! オーソリティ!」 祝福の声がこだました。 ※作者注 バ名に関する紛らわしい表現があったので、一部を改稿しています。 + カウボーイ ソダシ 113冠目 79 ソダシ「コチャは大人しくて、周りから優しくされて育ったから勝負事に向いていないんじゃないかと心配している」 ママコチャ「あたしはフツーだっつの。お姉みたいに牧場の牛に乗って町まで行こうとするような無法者の基準で考えないでよ」 ソダシ「あいつは牧場の人より私の言うことをよく聞くやつだったんだ。あいつと一緒ならどこまでも行ける気がした。ベストフレンドだったと言っていい」 ママコチャ「お母さんに見つかった瞬間に乗り捨てて逃げたくせに」 + 深夜のマカヒキ概念 113冠目 85 深夜のマカヒキ概念が簡単な文章に育ちました 「マカヒキ、別にトゥインクルで続けてもいいんだぞ?」 …とトレーナーに言われてはや数年。 コントレイルちゃんの感動的な引退を背中から見届けたあとも、 私は今年もトゥインクルシリーズに届け出を出した。 私の同世代はもうドリームトロフィーに向かった人ばかり。 栗東の寮には私専用の一人部屋ができた。 それでも私は… 「…ぷっはー!やっぱダブルレモンは美味いなあ!」 アルコールなんか残ってたらドーピングどころの話ではないので、 直近のレースに影響しない程度にストロングチューハイを 飲む術を覚えてしまった。 この歳でトゥインクルを続けていると流石にあーだこーだ外野がうるさいので、 あえて考えたくないときはこうやって思考を溶かしていく。 他の寮生はこんなウマ娘になってはいけないよ? …ふと、髪に手を通す。 ダービーウマ娘だなんて言われてた時は適当なリンスインシャンプーで済ませても サラッサラの美しい鹿毛だった。 今やちょっとお高いトリートメントを使わないとすぐギシギシだ。 床に転がる関節のサポーター…サプリメント… 学園じゃ裏で「マカヒキおねーさん」「マカおば」なんて言われてるとか。 ここまでしてトゥインクルにしがみつく姿を サトちゃんが見たらどう思うだろう。 同 86 「………」 もう一口チューハイを呑んで、炭酸とアルコールの刺激で後ろ向きな思考を洗い流す。 決めたはずだ。私はやれるところまでやるんだと。 どんなに周りから心無い言葉を投げつけられても、 自分の引き際は自分で判断するんだと。 何よりも… 『…アリストテレスか!マカヒキか!並んでゴールイン!』 『2016年ダービーウマ娘、マカヒキ復活ーっ!』 あの興奮をトゥインクルでまだ味わえるなら、最後まで味わい尽くしたい。 京都記念?ユーバーレーベンとレッドジェネシスの2頭軸ですね(SS無視) + 名は体を表す 113冠目 106 名は体を表す、という。 ここ、大井レース場では13人のウマ娘が、G1級競走に挑まんとしていた。ジャパンダートダービー。南関東三冠レースの一つにして、春のクラシック・ナンバーワン決定戦である。まさに、ダート戦のダービー。 同 107 一番人気は鹿毛のゼッケン2番、砂の王って感じの名前。ここまで無敗で重賞制覇、威風堂々王者の行進。ライトに照らされた鹿毛が輝いて、いかにも強そうな相手だ。 対して私は自己条件、良くて2着のウマ娘。古代の王様のような立派な名前をもらったが、冠もない王がいるものか。 しかし、私だってむざむざ負けるために来たのではない。実は今年のレースの“サイン”が出ているのだ。それは青鹿毛! 私とよく併走する青鹿毛のウマ娘はダービーを制した。オークスも青鹿毛のウマ娘。今年のクラシックのキーワードは青鹿毛!つまり私が勝つという寸法だ。 同 108 『7枠11番ミヤジコクオウ。2番人気。』 青鹿毛、もう一人いたんだった…!!!しかもなんだその名前は。このレース王様多すぎないか。三国志かよ。 いや待て。クールになるんだ、私。ダービーウマ娘と私は同門。勝てるんだ。たとえ相手がリステッド勝ってても私はやれる。それにだ。真面目な話、今日の仕上がりは今までにないくらい。レース間隔もよし。有力ウマ娘も未経験の2000mではどうなるか分からないのだ。 同 109 ゲートの中は、静かだった。これまでにないくらいに集中できている。不思議な感覚だ。 『枠入り完了。スタートしました!ゴールドボンバー良いスタートを切りました。2番も良いスタート。外から12番ダイメイコリーダが出てきました。これが先行体勢ですが、外から9番──』 スタートはまずまずだが、あの12番は速い。競りかけるのは難しいか。 〜 『今日の大井は完全に前残り。逃げウマも多いから、メインレースはハイペース必至。クラシック級で2000mはタフだけど、キミにはピッタリのバ場状態だ。ハナを取れなかったときは二番手から進めて、相手の隙を窺うこと。後は前だけ見て走れ!』 〜 同 110 大丈夫、トレーナーの言葉を思い出せ。ハナは取れなかった。ならば、追走する。あっという間に第一コーナー、2番手で通過。向こう正面で一バ身半の差がついている。後で聞いたところでは、前半1000mは12秒台のラップが連続、11秒台もあるかなりのハイペースだ。 『縦長で3コーナー。先頭の12番に並んでくる9番、差が無くなってきました。』 第3コーナーカーブ。これで脚が保つのか。頭は真っ白だ。前について走ることしかできない。なんだかチカチカして、目が眩む。音もよく聞こえない。自分だけ、別の世界にいるみたい。 同 111 『この後ろが3バ身、4バ身。』 最終コーナーに突っ込んでいる。周囲が恐ろしく、スローに感じる。 『4コーナー直線、前は二人の競り合い!』 この何とも言えない、取り憑かれたような、頭が膨らむような感覚のせいだろうか。 「いけーーーーーっ!!!!」 トレーナーが何か叫んでいる、気がする。思い出したように、前を見た。 『前はダイメイコリーダを競り落として、9番が先頭、一バ身、二バ身リードを広げて!』 前にはもう、誰もいない。 『───ゴールイン!!』 名は体を表す、という。 砂埃だらけの顔が、やけに誇らしかった。 + 「自信を失くしそうな時は競バを見ればいい」 113冠目 135 ミシュリフ×ユーバーレーベンSS 「自信を失くしそうな時は競バを見ればいい」 『食堂に来てください コントレイル』 休日で授業こそお休みであるが、今日もトレセンはレースで活躍してやると意気込むウマ娘達で一杯である。彼女達がジャージに身を包んで忙しく行きかっており、廊下もラウンジもいつも通りの活気に満ち溢れている。 コントレイル先輩にLINEで呼ばれたわたし、ユーバーレーベンは、目的地の学生食堂の入り口に辿り着くと、何故か黒山の人だかりができているのを見つけた。 ひそひそ話をしている沢山のウマ娘達の中に、目立つ白毛の友達を見つけて近付く。 同 136 ユーバーレーベン「この野次ウマはなにごとで~?」 ソダシ「ああ、レーベンか。ほら、あれ、あれ。あのゴージャスなウマ娘を見てみ。」 ソダシが指差した先には、コントレイル先輩が楽しそうに1人のウマ娘と話しているのが見えた。豊かな体を包むシックな黒のワンピースに金の首飾り、焦げ茶色の髪の毛。それとは対照的に睫毛と唇を目立たせる艶やかな化粧が、エキゾチックに映えている。 ユーバーレーベン「…あっ……」 ソダシ「いやあ、生で見るのは初めてだよ。」 ミシュリフ。去年、クロノ先輩とラウズ先輩が出場したドバイシーマクラシック。当時の日本最強格だった彼女らが最終直線でシングレ顔を晒しての競り合いの末に敗れ、勝者として栄光を掴んだのが彼女だった。 当時国内の三冠戦線に挑み始めたばかりのわたし達は、彼女がわたし達と1コ違いでしかないことを聞いて戦慄したものであった。 何故なら、海外に挑むことになるわたし達は、いずれ彼女と闘うことになるから。 しかし…それが今年の3月だったとは。 同 137 ミシュリフ「ハーイ!ミス・ユーバー!」 コントレイル先輩に教えられたのか、ミシュリフ先輩が手招きしている。そばに寄ると、いきなり強くハグをされた。 ミシュリフ「来月はヨロシクね!」 …!わたしとドバイシーマクラシックで闘うことを、この人は既に…。 ユーバー「はあ~。よろしくお願いします~。YOUは日本へは何をしに?」 パワフルさに押されながら聞くと、思いもよらない答えが返ってきた。 ミシュリフ「京都記念を見るのデスよ!去年はラウズがこれに勝ってドバイに来マシた。今年はあなたもこれに勝ってドバイにくるのデスよね?」 更なる不意討ち。京都記念のことをすでに調査されていた…?いや、コントレイル先輩が教えたか。慌てるな。こういう時は堂々とせよとゴルシの人が言っていたぞ。 ぐっと丹田に力を込め、顔を反らして胸を張り答える。 ユーバー「もちろんです。ユーの走りをとくと見ていて下さい。」 ミシュリフは花のようにぱあっと笑うともう1回わたしをハグし、コントレイル先輩に別れを告げ、愚地独歩みたいなSPの人にエスコートされて食堂を出ていった。ぞろぞろと野次ウマ娘もその後をついていく。 後にはコントレイル先輩、ソダシ、わたしが取り残された。 同 138 コントレイル「ミーちゃん、次はクロノ先輩のところに行くんだって。」 ソダシ「びっくりするでしょうね、クロノ先輩。てか、世界3位を指してミーちゃんですか。世界5位は違いますね…。」 わたしは上の空で、二人の会話もあまり耳に入ってこない。 ユーバー「どうして…京都記念をわざわざ見に日本まで?」 コントレイル「うん?あれっ、緊張しちゃった?あんなことを言われては、1位獲らないと示しがつかないもんね~」 ソダシ「そうですね~。でも、ま、外人さんが京都で一番楽しみにしてんのはレースよりも金閣寺とかだろ。ユーは力抜きなよ~」 ユーバー「うーん、まあいいや。ユーがレースに勝ちに行くのは変わらないですし~。」 なんだか良く分からないままだったが、わたしはソダシに「はちみーでも飲んで気分変えようよ」と言われ、食堂を後にしたのだった。 同 139 コントレイルは1人呟く。 「勝てなくて苦しい時は、同じように頑張っている人が成功するところを見たくなるもの……人の成功を信じられれば、自分の成功も信じられる…。さあ、京都でユーバーちゃんはミーちゃんに夢を見せられるのかな?」 その目はじっとユーバーレーベンに注がれていた。 おしり 参考までにミシュリフVSクロノVSラウズ + ブチコ 113冠目 184 ブチコ「いい?レースはスタートダッシュが大事。ゲートは正面突破するものなのよ」 ソダシ「うん、わかった!お母さん!」 ソダシちゃん幼少期の親子のやり取り 114冠目 + 「バレンタインにチョコをあげたい騎手」ランキング 114冠目 127 「…菜七子に負けるってどういう事だよ」 タイトルホルダーのトレーナーのテンションは低い。 もう成人しているのだからチョコの数がどうこうなどと男子学生みたいな事を言いたいわけではないが、 流石にロイズやゴディバの袋をたくさんぶら下げた弟を見ると、男としての何かが刺激される。 「トレーナー!あれ?なんかテンション低いですね」 目の前にタイトルホルダーが現れた。 何か見透かしたような目でトレーナーを見上げてくる。 「ははーん、さてはバレンタインチョコ一個も貰えてないんですね?」 「…そんなこと無い、何個かは貰えてる」 一瞬表情が変わった気がしたが、すぐに良からぬことを考えている様な不敵な笑みに戻る。 そういえばタイトルホルダーはさっきから両手を後ろで組んでいるが… 「じゃあ私が一個勲章増やしてあげますよ!はいハッピーバレンタイン!」 タイトルホルダーはトレーナーに押し付けるように袋をわたすと、 そのまま振り向きもせずに駆けていった。 明らかに自分で包装したようなパッケージからは、焼けたカカオがふんわりと香る。 ベンチに座ってかわいい包装を解くと、ちょっと不格好な小さいサイズのガトーショコラが入っていた。 ベンチに座って一口かじると、 「…あっま」 タイトルホルダーが何を考えていたのか分からなかったが、 それでもプレゼントの味は十分に美味しかった。 115冠目 + 湯たんぽ扱い 115冠目 5 「コンちゃん」 「ん〜…?後5時間…」 「なら私も寝ちゃうプボ〜」ゴソゴソ 「ん、ジャストフィット。なんか湯たんぽみたい」 「人の布団に入って湯たんぽ扱いはひどいな〜…」 コンプボ復権派は出ませい。 + 京都記念直前のアフゴ×ファンロンのSS 115冠目 27 では 「逃げ粘れアフゴ、ね」 Twitterを開けば答えがある。万人に少し満たない応援が自分を後押ししてくれる。 「よー、ファンロン元気してるか」 「姉々はお前みたいな年増じゃなくて可愛い妹を応援しに来たんだよ」 地下馬道で久しぶりに顔なじみと顔を合わせる。 「年増ってそれ言ったらお前もじゃねえか」 「後輩が居ないから永遠に若いままでいいんだよ」 自分たちに後輩はもう居ない。これから増えることも二度と無い。 「先生が亡くなってもう7年か」 「そうだな、先週が命日だった」 殆ど最後の教え子だった。先生は自分たちをトレセンに放り出すと蝋燭のように消えてしまった。いつの間にか同門もめっきり少なくなって、目の前のファンロンの妹なんて兄弟子の所に通っている。 「ユーちゃんは絶好調か?」 「オークス以上だってテヅカは言っている」 そのファンロンの妹が今目の前に立ち塞がっている。昨年のオークス制覇、支持率1位。それに対して年増の自分はブービー人気。 「せいぜい頑張るか」 「2桁着順にならないように頑張れよ」 まだまだ若いやつには負けたくない。賑やかし位にはなってやる。「ユーちゃんに会いに行くわ」とファンロンが立ち去っていく。 「いつまでレースに出るの?」 「あん?」 ふと、ファンロンが足を止めて言った。 「オジュウさんよりは後に引退したいけど」 「私はこの前2着したからしばらく重賞に出れる」 「俺だって中日新聞杯で2着したわ」 「ユーが1着なら2着でも別にいいから」 同 28 先生とはステイゴールドのこと。ユーバーレーベンの姉(兄)マイネルファンロンとアフリカンゴールドはステイゴールドの実質最後の世代です。 (ラストクロップは1頭だけでハルノナゴリという馬がいます) + バレンタインの競馬マシーンえっちゃんSS 115冠目 40 「レンシュウシナクチャ」 坂路3本、ウッド3本。ランニング、ダッシュ、ストレッチ、バーベル上げ。やらなくてはいけないことは沢山ある。 「ナンカチガウ」 型は水分と油分がないようキッチンペーパーでしっかり拭う。 「レンシュウシナクチャ」 春初戦は2ヶ月後の大阪杯。だからといって怠けている訳には行かない。 「ウマクイカナイ」 お湯は50~55℃。市販のチョコを細かく刻む。ボウルに入れてゆっくり湯煎で溶かしていく。 「レンシュウシナクチャ」 ダービーの雪辱を忘れるな。少しの油断は大きな命取りに、少しの努力は大きな着差に。 「コンドコソウマク」 オーブンシートでコルネを作る。ハートの型に溶かしたチョコをゆっくりゆっくり流し込む。 「レンシュウ………上手く固まるかな」 あぁ、競馬マシーンとまで言われた頭脳が回らない。こんな無駄なことをしている暇は無いのに。時間が無為にすぎていく。 「全部、タケシが悪いんだ」 チョコが固まるまで1時間。 全部、あの人が悪いのだ。 + ムチッ♥ムチッ♥プボッ♥ボディ 115冠目 72 コントレイルは憤慨した。 自分のナイナイに比べてルームメイトのムチッ♥ムチッ♥プボッ♥ボディに嫉妬した。 どうしたら近づけるかと思案した結果 まずは同じような食生活をしてみた。 腹だけムチッ♥ムチッ♥してきた。 コントレイルは崩れ落ちた。 + 京都記念後のレーベンちゃんのSS 115冠目 78 バレンタインも終わったので京都記念後のレーベンちゃんのSSを投げたいと思います 概念はお借りしました。解釈違いだったら申し訳ないです 同 79 (参ったな。先行策はこんなにきついのか) 初めての先行策をとったユーバーレーベンには、まくる経験はあっても、まくられる経験はなかった。3コーナー手前、後方から追い上げる二人が彼女にプレッシャーをかける。 (ダメだ、早く追いかけないと…) 最終直線でようやく重圧から解放されたものの、彼女には既に前に追いつく為の集中力と末脚が残っていなかった。 『アフリカンゴールドが逃げ切った!2着はタガノディアマンテ!1番人気のユーバーレーベンは5着に終わりました!』 「また遠征先のレースで勝てなかった…」 レース場からほど近い公園のベンチに座って息を吐く。 (1着の人は逃げ切り勝ち。2着の人も先行していた。前目に付けてた人が有利なレースだったのにユーは後ろから来た人たちに差されて5着…) どう考えてもひどい負け方だ。トレーナーからは「初めての先行策だったんだ。気にするな」と言われたがそういうわけにもいかない。この京都記念はドバイ遠征に向けて大事なレースだった。先生は「オークス以上の仕上がり」と言ってくれた。ファンは自分を1番人気に推してくれた。絶対に負けられなかった。それなのに、負けてしまった。 (先生になんて謝ろう…) そんなことを考えていると、 「よっ」 上から聞き慣れた声が降ってきた。 「…ゴルシの人?」 ゴールドシップは既にトゥインクルシリーズを引退している。ユーバーレーベンのことは本人曰く「何故だか知らんがほっとけない」ようで、彼女のレースは毎回現地観戦している。だが、レース後すぐに顔を合わせるのは今日が初めてだった。 同 80 「おいおい不思議そうな顔すんなよ。ゴルシちゃんにはオマエの居場所なんかお見通しなんだぜ?」 「なんだと。ゴルシの人、超能力でもあるのか」 「…なんてな。アタシも阪神のレース後にはここに来てたからよ」 そう言いながら、ユーバーレーベンの隣に座る。 「頑張ったな、京都記念」 「……」 「初めての先行策で掲示板だろ?十分じゃねえか」 「…でもユーは1番人気で勝てなかった」 「そんなのよくあることさ。アタシも1番人気のレースは半分負けてる。気にすんな」 「でもユーは…大事なレースで力を出せなかった…今日は絶対負けちゃだめだったんだ…こんなんじゃドバイなんて…行けるわけ…」 「…今年が無理なら来年が」 「それじゃダメだ!」 「っ!」 「ヨカの人もレイナスの人も、怪我で引退してしまった!ユーは来年も走れるかわからない!もしかしたら今年が最後のチャンスかもしれない…なのに…なのに…うぅっ……ぐすっ…」 言葉より先に涙が零れ落ちる。溢れ出た感情が落ち着くまで、ゴールドシップは震える身体を抱きしめてくれた。 「…ゴメンな」 「謝らないでゴルシの人。今日勝てなかったユーが全部悪いんだ」 「オマエの気持ちもよーくわかる。でもな、たかが一戦負けたからって諦めるんじゃねえ」 「でも…」 「いいこと教えてやる、アタシの同期にはな」 珍しく真面目な顔をしたゴールドシップが、話し始める。 「ドバイを見据えて京都記念に出走した奴がいた。オマエと同じようにな」 同 81 ドバイ遠征を目標にするウマ娘が京都記念に出走するのはよくあることだ。去年ドバイシーマクラシックに出走したラヴズオンリーユーも、京都記念に出走し勝っている。 「ま〜ぁ滅茶苦茶強くてな。掲示板を一度も外したことがなかった。だから京都記念も圧倒的1番人気だったし、皆ソイツが勝つって思ってたんだ。結果は…6着だった」 「そんな…」 「みんな動揺したさ。そんな走りじゃドバイは勝てない、遠征はやめとけって言う人もいた。でもアイツは『私は絶対に勝つ。だから大丈夫』って予定通りドバイに行った。そして…」 「…そして?」 「1着だった。物凄いレースだったぜ?」 まあアタシはアイツが勝つって最初から信じてたけどな!とゴールドシップは笑う。 「…その人は、本当にすごい人なんだな」 「ああ、すごい奴だ。まあゴルシちゃんはソイツに2回勝ってるけどな!」 「もしかしてゴルシの人もすごいのか?」 「アタシの話はいいだろ…まあなんだ、そういう"前例"もあるってこった。今日の負けで全てが終わるわけじゃない」 「でもユーは、その人みたいに強く…むぐっ」 ふと、頬を掴まれた。 「あのなぁ、オマエはオークスを勝ってる。立派なGIウマ娘だぞ?十分強いんだ、もっと自信を持て。もしオマエの強さに文句を言う奴がいたら、ゴルシちゃんが片っ端からダートに埋めてやる」 「むぐぐぐぐ…(実力行使はやめてほしいぞ)」 「冗談だよ冗談。とにかく、今日のレースは反省して、また明日から頑張ればいい」 「ぷはっ…そうだな。なんだか元気が出てきた気がするぞ」 涙を拭い、立ち上がる。空にはいつの間にか夕焼けが広がっていた。 「うわ、もうこんな時間か。納豆が待ちくたびれてるぞ」 「そうだな。帰ろう、トレセンに」 「わかった。…ありがとう、ゴルシの人」 「おう、ゴルシちゃんはいつだってオマエの味方だからな!」 こうして2人は公園を後にした。 同 82 おまけ 「シップがそんな話をするとは…」 「…そんなことがありましたのね」 「そうだ。まさかドンナの人の事だとはユー思わなかったぞ」 「アイツに変なこと吹き込まれてませんわね?」 「?なかったぞ。それに…」 「それに?」 「ゴルシの人、とっても楽しそうに話してた。アレは本心だ」 「そうですか。まあ、そんなこと今更言われても嬉しくありませんけど!」 (そう言っときながら、尻尾は正直ですね…) 「(ドンナの人、嬉しそうだ…)そうだ、二人に聞きたいことがあるんだ」 「何ですの?」 「どうしました?」 「ゴルシの人は、すごい人か?」 「…GⅠ6勝しているウマ娘がすごくないわけありませんわ」 「勿論!確かに府中は嫌いだし奇行が目立ちますけど、シップは間違いなくすごい人です!」 + 白黒バレンタイン撮影編 115冠目 86 白黒バレンタイン撮影編 ソダシ「仕事をしなくても誰かが勝手にご飯を奢ってくれるようになる手はないものか」 ユーバーレーベン「白い子そういうのよくない。常に奢りを期待してるとユーたちのボスみたいになる」 ソダシ「ほう。キンイロ組のトップになれば奢られて食べていけるのか」 リョテイ「おいコラ。こちとら目の前で絶賛仕事中だろうが。ほら目線こっち」 コンちゃん「リョテイさんってカメラマンさんだったんですか?」 メロディーレーン「いやー他の仕事をしてるところも見たことあるからねえ。ボスは謎めいているからボスなんだよ」ドヤァ バレンタインの画像作ってしまったので密かに置いてきます。 + しあわせバレンタイン大賞典 G2 115冠目 113 しあわせバレンタイン大賞典(G2) 飛び出しました 手作りチョコのアカイイト好スタートを切りました 白の帽子白に赤ラインの勝負服アカイイト あっアカイイト 月曜日のバレンタインですが早め四番手五番手につけていきました 今日は幸英明と初コンビアカイイト 三番手四番手前目につけて アカイイト三番手です 今日は幸英明と初コンビ 土日明けでも三番手行きっぷり良しアカイイトです さあそしてアカイイト良い感じ三番手 4日ぶりの勝利を目指してアカイイトは現在三番手 アカイイトと押し出した さあアカイイト押し出した! 幸英明チョコが食べたい 笑みが飛ぶ! 幸英明の懸命の誘い受け! さあアカイイト二番手!アカイイト二番手! 復活なるかアカイイト現在二番手! しかし先頭はアカイイトか! ビスコのホッコータルマエに変わるかしかし譲らないぞアカイイト! ホッコータルマエ!アカイイト!さあ2人の争いは! ホッコータルマエかアカイイトか! 最後ホッコータルマエとアカイイトこの2人の争いに 割って入ったのはなんといきなり団子のヨカヨカ! アカイイトも頑張りましたが僅かに三着 116冠目 + ノリさんとプボ 115冠目 164 たまたま深酒して 滾々とりゃいあんやホクトベガやウンスの思い出を語るノリさんと 話半分で隣で飯食ってるプボ 116冠目 3 前スレのプボ×ノリ概念 「…ライアンはな、若い俺にそうやってトレーナーとしてのいろはを教えてくれたわけよ、逆にな」 「はぇーそうだったプボかあ…」 フランス料理でもイタリア料理でもなく、 普通の居酒屋のボックス席。 ディープボンドの目の前の男はまた一本徳利を空にした。 トレーナーが訳あってレースに帯同できず、 一度だけ臨時トレーナーをお願いしたことがあったが、 あとから聞けばエフフォーリアのトレーナーやタイトルホルダーのトレーナーの父親だとか。 (しっかしさっきから何杯飲んでるプボ?こんな大人見たことないプボ…) 親友コントレイルがドリームトロフィーに移籍した今、 トゥインクルで台頭する後輩世代に勝つために 何か情報が欲しくて近づいたが、 気づいたらここで大きなホッケに齧りつくハメになっていた。 「ノリさん、学園の娘連れてこの時間まで飲むのはマズイよ〜」 「…え、大将もうそんな時間?仕方ねぇなあ…」 「さあさあ、ボンドちゃんも帰った帰った!」 「あっはい、ごちそうさまでした…」 同 5 千鳥足のトレーナーと一緒に街を歩く。 と言うか寄りかかられている。 情報どころか昔話を延々と語られた。 若い頃に担当していたショートヘアーのウマ娘。 メジロ家から期待をかけられ預かったにも関わらず なかなか勝たせられないもどかしい日々。 ドバイが競技生活最後の地になってしまったウマ娘との、 悔やんでも悔やみきれない過去。 黄金世代で一つ抜け出したくて編み出した奇策。 見事にハマって嬉しくて飲み歩いた。 その勝ったウマ娘からは呆れられた。 長い間トレーナーをやっているという事は、 酸いも甘いも味わうという事なのだ。 (私とトレーナーは…これからどうなるんだろう) 今年も続くディープボンドの競技生活。後に待つのは喜劇か悲劇か、まだ結果は分からない。何しろまだG1も取っていないのだから。 「あ〜明日朝練無理だこれ…お詫びにドーナツでも差し入れっかぁ!」 「…もうミスドは開いてないプボ」 「嘘だ!昔はやってたぞ!」 「働き方改革プボ!」 + お祭り会 116冠目 24 あのオグリキャップも入れない。ナリタブライアンも入れない。 シンボリルドルフすら入会が許されない。 そんな会合が学園の片隅で開かれようとしている… グラス「日出ずる国のお祭りウマ娘たち!出てこいやぁ〜!(イメ損)」 マヤ「アイコピー!」 オペラオー「はーっはっはっ!宴の始まりだ!」 クロノジェネシス「…何なんですかこれ」 プイ「グランプリウマ娘会、通称お祭り会プイ」 クロノ(凱旋門会と言い、なんかこういうの多いなあ…) ゴルシ「よう!お前がクロノジェネシスだな?ほらほら〜これを着てみれ〜!」 クロノ「…何ですかこの『副会長』って書いたハッピ!私新入りですよ!」 オルフェ「そりゃ君がティアラ路線初のグランプリ三冠だからっスよ、恨むなら自分の成績を恨むっス」 クロノ(帰りたい…ユウイチ…助けて…) + ギンシャリ主催の手巻き寿司パーティー 116冠目 30 ギンシャリ主催の手巻き寿司パーティーというのを考え付いた トリプルティアラ会と合同でパーティーを行うことになった三冠バ会 しかしいつもの雄々しい鍋パでは引かれてしまう… 「あの!良ければ自分にお任せください!」 手巻き寿司パーティーにすることでお手軽に、料理感覚で食べられるので合同パーティーは大成功に 会長の「見習いから一歩前進だな」で〆 誰か書いて♥️ + パパのどうぶつえん 116冠目 60 エフフォ「鹿戸せんせい!」 ラララ「松永せんせい!」 2人「歌います!」 番の歌詞に出てきて顔をしかめる先生達) (巻き込まれるでしたさん) 同 62 むすめさんのきょうそう たのしんだぞう ドタドタどのこが いちばんかな みんなであてっこ してごらん あたればたのしい おゆうぎかい むすめさんのきょうそう たのしんだぞう かわいいかおして もーだっしゅ まけたらみんなに あーあって がっかり されちゃうのね きょうは ウマむすめの うんどうかい どうして いっとうしょう きめてるの? にんじんハンバーグあげれば かてるってもんじゃないのね モデルさんやじょゆうさんに まちがえられちゃうのね 12の3でホイの みんなであてるんだ 有マ コリャマ 競馬狂いのパパがウマ娘狂いのパパになって破壊力が増す + 何か欲しいものとかある? 116冠目 86 コンちゃん「ボンドちゃん何か欲しいものとかある?」 プボ「君が欲しい。なんてね」 コンちゃん「何を言ってるの?まったく……」 + ディアドコイatダイヤモンド 116冠目 90 明日はダイヤモンドステークスなので、SSを投げさせて頂く。ラッキーライラック視点、キンイロandディープになります。 同 91 〇ディアドコイatダイヤモンド 乱雑な部屋に鍋の湯気が美味しそうに漂う。そんな冬の夜更けだった。 「プイ〜、プイ〜、プイが1番速いぷい」 ディープさんは真っ赤になって、炬燵に突っ伏していた。手元にはお猪口が1つ転がっている。 「そうですわね」 ドンナ先輩が優しくディープさんの背中を撫でる。 「お前も苦労してんのな」 「応援してるッス」 ゴルシさんとオルフェさんが佳境を過ぎた鍋をつつきながら同情の視線を向け、ドンナさんがため息をはく。ボスは、ボスでずっと机を叩いて笑っている。 「お水いりますか」 「頼りになるのは貴方だけですわ、ララ」 ドンナさんが水を渡すとディープさんは一気に飲み干し、また机に突っ伏す。心做しか、顔の赤みが薄れた気がする。 「全く貴方がたは相変わらずですわ」 ドンナさんが乱雑な部屋を見渡し、呆れたように呟く。オルフェさんとゴルシさんは残り少ない鍋を取り合っている。ボスはまだ笑い続けている。ラッキーライラックはただジェンティルドンナの言葉に頷くのだった。 「いやすまねえ、ディープがこんなに酒に弱いなんて思わなくてよ。しかもスズカと似たようなこと言い出すしよ」 ラッキーライラックがティッシュを差し出すと、ボスは1枚取り涙を拭った。口の端は未だに震えている。 「プイ、弱くないプイ!」 「もうダメですわ」 ディープさんの手が徳利にが伸ばされるが、退けられる。 「しょうがないプイ」 徳利をディープさんの前から片付ける。代わりに2人分雑炊をよそうと、ディープさんは雑炊を食べ始めた。ドンナさんもそれを横目に食べ始める。 「染み渡るプイ」 「ララも食べるっス」 オルフェさんの隣、定位置に戻り、よそって貰った雑炊に口をつける。出汁がきいて美味しい。雑炊を食す静寂が部屋を支配する。 静寂を破ったのはボスの一声だった。 「で、オルフェ、ゴルシ。どうなんだ、明日」 同 92 「明日ッスか」 「そ、明日」 ボスの手にはスポーツ新聞が握られている。一面には大きく白毛のあの子。そして恐らくボスが見ている記事は 「ダイヤモンドSだな」 ゴルシさんが答えを出す。東京、芝3400。日本で2番目に長いタフな重賞レースだ。 「プイ! プイの弟子も3人走るプイ! 武史がトレーナーに付いたレクセランスはいい筋行きそうプイ!」 ディープさんが勢いよく手を上げる。 「相変わらずだな、お前のとこは」 ボスが若干呆れたように述べる。 「プイは最強プイ」 ディープさんは立ち上がり胸を張ると、またいそいそとコタツに収まった。ジェンティルさんがコップに水を注ぐ。 「レーンちゃんもいい感じッス」 「うちのヴェローチェオロも勝てそうだな」 オルフェさんとゴルシさんがしばし睨み合う。ドンナさんがそれを見て、微笑む。ラッキーライラックにとっても悩みどころだ。2人とも可愛い後輩だ。叶わないと分かっていても、2人とも勝って欲しいと願ってしまう。どうか悔いのないレースをして欲しい。 「そっか、まぁ期待して待つとするか」 ボスが新聞を折り畳み、お猪口に手を伸ばす。 「キンイロ組には負けないプイ!」 ディープさんが気炎を挙げる。オルフェさんとゴルシさんがそれに負けじと張り合う。ボスとドンナさんがそれを見て笑う。そうして、賑やかに夜は更けていった。 同 93 明日のダイヤモンドSでは、可愛いメロディレーンちゃんと、ゴルシ産駒でステラヴェローチェくんの親友ヴェローチェオロくんが走ります。 後、武史も走ります。 ぜひ応援してあげてください。 117冠目 + 1着と3着 117冠目 57 カフェファラ「やるじゃん。ねぇ、このままダートでやっていこうよ~」 ソダシ「やりませんよ。今日は雨で馬場が固かったから走りやすかっただけです。先輩だって東京コース専門じゃないですか」 カフェファラ「キサマ言ってはならぬことを~。そんな奴はこうだ。えいっ!あれ?」スカッ ソダシ「甘いですね。母以外が私の尻尾を掴むなど不可能です」 + リブート・レイナス 117冠目 91 〇リブート・レイナス 「なんで、ディープさんはそんなにかっこいいんですか」 昔、憧れの人に聞いたことがある。まだ、ただ憧れるだけで、いつか私が1番になれるって信じていた頃だ。 ディープさんは私の頭を撫でて、それから答えてくれた。 「レイナス、それはね。私が七冠バだからだ。1つの冠を取るために皆が血を滲むような努力をしている。それを私は7つも取ったんだ。格好よくなくては胸を張れないだろう」 その時はまだ分からなくて、ディープさんは困った顔をしてしまった。けれど、今ならその意味がよく分かる。冠に届かなかったあの日、心に教えられたから。 「はい、受理しました」 サトノレイナスが転籍届を出し終えたのは太陽が頂天に達した頃だった。何度も書き直したそれを会長、コントレイル先輩が受け取る。心の中で、何かがストンと落ちた気がした。 「サポート科への転籍は事務局での手続きが終わり次第認められます。認められたら、改めて通知を送りますので確認してください」 続いて、転籍についての説明が行われる。ちゃんと笑顔で頷けていたと思う。全部終わって、退出する時会長は言った。 「レイナス、私で良いなら何時でも相談に乗るからね」 「はい、ありがとうございます」 私の声は震えていなかっただろうか。 賑やかなコースの横を杖をついて通り過ぎる。見知った顔もいくつかあった。門を出て街へ向かう。何かをしたい訳では無い。ただ何となくトレセンに居たくなかった。お洒落な服屋でセーターを吟味して、カフェでケーキを食べる。けど何か楽しくない。カフェを出て少し歩くとゲームセンターが煌びやかに主張していた。どうにか楽しめそうな気がして、誘われるように入る。入口の近くにはクレーンゲームの筐体がいくつも並んでいる。景品にはディープさんや会長のパカプチもある。ディープさんのパカプチを1つ取って、ふと隣を見やる。単純な興味だ。何があるだろうと思っただけだ。見なければ良かった。見えなければ良かった。眩い筐体の中で「USA」の文字が、真っ白なあの子のパカプチが揺れている。何かが落ちた音がした。 同 92 何をしたいのか、分からない。分かりたくない。分かっているけど、分かりたくない。朝に沢山泣いたのに、涙が溢れ出す。拾って貰った杖をひったくる様にして、心配そうな誰かの声も振り切って、ゲームセンターから逃げ出す。どこかに行ってしまいたいのに、右足は昔のようには動かなくて、遅くて、鈍くて、役立たずだ。それでも必死で逃げて、逃げて、けれど神様は優しくなんかなくて。逃げ着いた河川敷、掠れた視界の中、大きな風が帽子をさらう。 「ソダシ.........」 真っ白な髪が揺れていた。 同 93 ※ 「おーし良いタイムだ、ソダシ」 ゴールを駆け抜け、トレーナーがストップウォッチを押す。心地好い達成感と疲労感が身を包む。でも、やっぱり前とは違う。 「トレーナー、今日ここまで良い?」 「あぁ、早いけど良いぞ。あれか、まだ調子良くないか?」 トレーナーが心配そうに尋ねる。 「う〜ん、たぶん」 ソダシ自身にもそれはよく分からなかった。 早めに練習を終えたから、夕飯までに時間は沢山あった。エールもまだ部屋には帰ってきていない。 「どっか出かけるか」 ベットに寝転がったまま、1人呟く。とくに目的地は無い。最近河川敷に出来たまん丸焼きの屋台に行ってみるのも良いかもしれない。そうと決まれば早い方が良い。立ち上がると尻尾をスカートの中に納め、帽子を被る。ソダシの白毛は目立つ。春ごろは街を少し歩くだけでファンに囲まれた。悪いものではなかったけれど、最近はそんな気分ではない。バックを持って部屋を出ると、河川敷へとテクテク、テクテク。話題のまん丸焼きを1つお買い上げ。ベンチに座ってパクつきながら、河川敷を駆けていくランナーを眺める。前走を思い出す。チャンピオンズカップ、1番人気に支持され惨敗したレース。その前の秋華賞もそうだった。距離が長かった、怪我をしていた、それぞれ負けた理由は簡単に思いつく。トレーナーもそう言ってた。けど、たぶん違う。最後の一口を飲み込んで、小さく呟く。 「私、何のために走っているんだ」 自分のため? トレーナーのため? 家族のため? 勝ちたいから? 負けたくないから? ほめられたいから? 色々思いつきはする。けどどれもしっくり来ない。分からない。私は私が分からない。そんなことを考えていたから、反応が遅れた。大きな風が帽子をさらう。白毛が見えちゃう、そう思って、帽子を掴もうとして、 「ソダシ……」 その声を聞いた。レイナスが、真っ赤な目をして私のライバルが、私を呼んだ。 同 94 ※ 「大丈夫?」 ソダシの手が優しく背中を撫でる。少しだけ落ち着いた気がする。 「ありがとう、ソダシ」 サトノレイナスはよく知ったライバルを見やる。自慢の白毛は隠されている。まだ元気だった頃、彼女はソダシに2回敗北した。ゴールを駆け抜ける白色はこの目に焼き付いている。だから、たぶん聞きたくなったのだ。 「ねぇソダシ、フェブラリーS勝てそう?」 「分からない、また負けちゃうかも」 自信なさげにソダシが笑って言う。諦めたような、不細工な笑みだった。嫌いな顔だった。許せなくて、言葉が、涙が溢れ出す。 「レイナス? 」 心配そうに見遣るソダシの肩を掴む。 「ソダシ、私ね。サポート科に転籍するの」 「えっ」 ソダシの顔が驚愕と悲嘆に包まれる。誰にも言ってなかった。もう走れないなんて、言えなかった。杖を見やる。 「もうトウィンクルシリーズ走らないの。私もうGI勝てないの」 小さい頃からGIの大舞台で勝つことを切望していた。ディープさんのように、ダイヤさんのようになりたかった。冬と春、もう少しで届かなかった。骨折した後もずっといつか勝つんだって、そう思ってリハビリに励んでいた。けど、駄目だった。だから、だから、 同 95 「ねぇ、ソダシ。証明してよ。貴女が強いんだって」 ソダシの肩をさらに強く掴む。顔を見れなくて、頭を押し付ける。涙が溢れ出して、嗚咽と言葉が混ざり合う。頭の中が、訳が分からなくって溢れ出す。 「私が欲しい物を取った貴女が強いんだって、私は強かったんだって証明してよ」 馬鹿だ。こんな事言うつもりなかった。だけど多分ずっと言いたかった。それでも誰にも言わずにターフを去って、明日からまた頑張るんだって、そう思っていたのに。 「ねぇお願いだよ、ソダシ。負けちゃうかもなんて言わないでよ」 情けない言葉だけが溢れ出す。溢れだしてしまう。私は馬鹿だ、大馬鹿者だ。 「ねぇ、レイナス」 ソダシが帽子を外す。真っ白な髪が夕暮れに揺れる。包み込むように抱きしめられる。 「レイナスは強いよ。だからさ、レイナスに勝った私はもっと強い」 「うん」 その声は少し頼りなくて、震えている。 「ほんとはね、何のために走っているか分からなくなってたんだ。けど、レイナスが教えてくれたから」 ソダシも迷っていた。走って、どこに行けば良いか分からなくなってたんだ。 「顔を上げてレイナス。見ててよ。私が勝つところを」 満面に笑ってソダシが言う。もう声は震えていない。 「うん」 だから、私も笑って頷く。ソダシを、私のライバルを抱きしめる。皆、その内サトノレイナスの事なんて忘れてしまう。けれど、白毛の女王のライバルは私で、私はソダシの隣を駆け抜けた。それは紛れも無く確かな事だった。 同 97 長すぎて、投稿苦戦しました。長文御免なさい。 レイナスとは女王たちという意味らしいです。だから、これは白い女王であるソダシのお話でもあります。今日、フェブラリーSで頑張っているソダシを見ました。正直言えば諦めてました。けれど頑張っていて、3着でやっぱり嬉しかったです。以上です。 + スクープ! #ソダシ さんと #ミューチャリー 急接近! 熱愛発覚か! 117冠目 106 ソダシ「ミューチャリーさん勝負服素敵っすね。てかウマッターやってます?ウマトックは?」 ミューチャリー「(何この子グイグイ来る……てか近い近い……!)」 メイケイエール「ソダシちゃんが他人に興味を持つなんて珍しい……いつも『世界の中心は私』って態度なのに」 コンちゃん「ソダシちゃんは我が道を行く、ってタイプだよね。しっかり自分を持っててブレないところ、カッコいいなあって思う」 ママコチャ「ワガママなお姉をそんな好意的に受け止めてくれるの、コントレイル先輩だけですよ」 118冠目 + 水だけ 118冠目 8 カフェファラオさんとこで軽食やけ食いはやめて差し上げて 同 26 カフェファラオ「そんな……厨房がァ……あわわわわ」 ソダシ「大変そうですね。こういう時には水だけで居座る私のことが有り難く思えるのでは?」ペラ メイケイエール「ソダシちゃん!?すみませんオレンジジュース二つ……」 + わたしのほうがおねえさん 118冠目 43 幼少の頃 メイケイエール「わたしがさきにたんじょうびがくるから、わたしのほうがおねえさんね!」フフン ソダシ「ふむ。じゃあそんなお姉さんなエールにはあの木に一番に登る権利をあげよう。さあ、早く登ってみせてくれ」 メイケイエール「おりられないよー!たすけてソダシちゃーん!」 ソダシ「やはり登るのには向いていない木だったか」 …… ソダシ「そんなだったエールが今ではG1を狙うウマ娘か」フフッ ファインルージュ「笑ってるけどそんな微笑ましいエピソードだったか?」 アカイトリノムスメ「ソダシさんの悪童ぶりだけが印象に残りますわね」 + 「嘘つきの贈り物」 118冠目 68 前スレで出た「プボの振りをしてテツゾートレーナーから本心を聞き出そうとするも変装がバレバレなキズナ」概念をSSにしました。 投下するは女々か? 同 70 キズナSS「嘘つきの贈り物」 「シルブプボ~!テ、テツゾートレーナー!甘いものくださいプボ!」 「いいですよ。新しくできたカフェにでも行きましょうか。」 路地裏のカフェへの道のりを、弾け飛ばんばかりに暴れる心臓を押さえ付けながら歩く私は、ディープボンド…ではなく。キズナである。 事の発端は昨夜の何気ない会話だ。私が先週トレーナーに渡せなかったバレンタインのチョコをいじくり回していると、同室の腐れ縁ウマ娘、エピファネイアが突然こんなことを言い出したのだ。 エピファネイア「なー、お前ってほんとプボに似てるよなー。」 キズナ「はあ?私はあの娘よりもキツい顔立ちだし…全然似てないわよ。」 エピファネイア「じゃあわざとプボっとしてみたら?きっと気付かれないぜwww」 そして半信半疑で実際に試してみたのだが、これが案外と通用したのだ。メガネを外して髪を垂らし、口紅をリップにし、箪笥に仕舞っていたちょっとバストの合わない高等部時代の服を着ると。エフフォーリア世代の後輩達は難なく騙せたし、プボと関わりの薄いテーオーケインズなどのコントレイル世代も私だとは気付かなかった。 そしてついに私は、今日の作戦を実行したのだ。 同 71 着いたのはカフェ"ファラオ"。ダノンファラオやカフェファラオも私の変装に全く気が付いていない様子だった。が、しかしここで問題が起こる。 トレーナー「何でも食べていいですよ。それじゃ、彼女がいつも頼んでいるものを。」 カフェファラオ「かしこまりました。ジャンボフルーツネオアームストロングサイクロンジェットアームストロングパフェですね。」 ド ン!目の前に聳え立ったパフェを見て、私は途方に暮れてしまった。今、私は食道から何かが逆流しそうな緊張をほぐすのに精一杯で、食欲など全くない。 ちらり、と目の前のトレーナーを盗み見る。トレーナーは私の気も知らず、焼きプリンのカラメルを剥がすのに夢中だった。 キズナ(もう、混ぜた方がいいよってあれほど言ったのに…) ぼんやりと考えながら、改めて2人きりでデートするのが久方ぶりであることを噛み締める。"色々"あってトレーナーが専属の地位を降りてからは、彼は私のことを気にして1対1で会うのも避けていた位だったのだ。 同 73 何個かパフェのいちごを食べた私は、意を決して鞄からチョコを取り出す。 キズナ「プボ~。はいこれ、パフェのお礼だプボ~。そういえば一週間前の余りが残ってたから、あげるプボ~。」 すると、びっくりしたようにトレーナーが顔を上げる。やばい。プボはこんなませたことしないし、気付かれた? トレーナー「おお、そうか、ありがとう。」 だが、トレーナーはそれだけ言うと結局は何でもなさそうにチョコを受けとった。…女の子からのチョコよ?なんか傷付く。 キズナ「プボプボ~。もっと喜んだらどうプボ~?あっ、でももうズナ姉からチョコを貰ってるプボね~」 私がカマをかけてみると、トレーナーはプリンに視線を落として呟いた。 トレーナー「いや、貰えなかった。とても残念だけど。」 おやおやあ? トレーナー「…でも、仕方ない。悪いのは俺だからね。」 …本当よ、全く!悪~い男ね。 目的を果たした私は、ついでに彼の本心も聞けた満足からか途端にお腹が空いてくるのを感じた。そこで遠慮なくパフェを6杯おかわりし、今日のデートをとことん楽しんだのであった。 同 74 キズナ「じゃあねプボ~」 トレーナー「じゃあね、ディープボンド。」 キズナがトレーナーと別れると、ひょっこりとエピファネイアが顔を出した。 エピファネイア「へへへ、よっ、旦那あ!子猫ちゃんからいいもの貰ったでしょ?」 トレーナーはオマエノシワザダタノカ、と呆れたような眼差しを向けた。 トレーナー「何のことか分からんな。あっそうだ、少し早いけどホワイトデーだ。これ、同室の奴とでも一緒に飲め。」 有無を言わさず、トレーナーはエピファネイアにワインのボトルを渡して立ち去っていく。 ディープボンド「あっ、シルブプボ~てっちゃん!甘いもんちょーだい!」 トレーナー「なんだプボか。ほら、飴ばあげる。」 ディープボンド「わーい!」 エピファネイアは去っていく背中から目を離して、ワインを眺めた。 <CALON SEGUR> ラベルを見ながら、エピファネイアはうんざりするのであった。 「はー、甘すぎて飲めたもんじゃねえ。全部あいつに押し付けてやるか。」 同 75 ちゃんちゃん キズナの幼名はキャットなので、エピはことあるごとにキズナを子猫扱いしてはカッターを喰らっています。 + エスプレッソ 118冠目 87 キセキ「今日はエスプレッソをもらえるかな」 カフェファラオ「カフェオレにしとけば~?多分飲めないよ~」 キセキ「おふっ!えふっ!けほけほ……」 カフェファラオ「だから言ったのに~」 + 大阪杯 作:タケシ×マリリンの民 118冠目 160 投げます 春のレースがやってくる。黒髪の小柄な彼は今日も変わらずトレーナー室にやって来る。 「出ていくから挨拶に来たわ」 「そうか」 どういう言葉を掛けられたいのか。分からないままここに居る。 「前は随分見窄らしい姿を見せたわね」 「君らしくもない走りだった」 3番人気に押されてブービーの16着。足の手術明け、体調は良くないと言われたなかでの出走。とはいえ最終直線で出されたただ回ってこいのサインは酷く惨めなものであった。 「ここも随分賑やかになったわ」 「2年前の春が懐かしいな」 あの頃は2人しかいなかった。まだ重賞も勝ったことのないトレーナーとウマ娘。それが今やGIウマ娘が2人も居て沢山のウマ娘が我も我もと門を叩く。 「エフフォーリアのせいだよ」 1つ下、鹿毛の自分より少し大きなウマ娘。皐月賞、天皇賞、有馬記念。今や彼女は1番のウマ娘になった。 「あなたが導いたのでしょう」 「そうだね、僕が彼女を最強にした」 あの頃と違う顔で彼は笑う。頼りない顔ではなく自信に満ち溢れた顔で彼は笑う。 「私、マツオカのところのウマ娘になるの」 「聞いたよ」 マツオカはウインの主戦だ。自分の事も昔からよく知っている。暫く怪我で戦列を離れていなければ私は最初からずっとマツオカのウマ娘だったかもしれない。 「引き止めてくれないのね」 「………あぁ、そうだな」 だけど、私は彼のウマ娘になってしまった。 「つまらないことを言ったわ」 今、私は笑えているだろうか。自分の言った冗談を。彼は引き止めてくれない。引き止められない。トレーナーが1つのレースで指導できるウマ娘は1人まで。自ら、大阪杯を選んだ時点でそれは分かりきっていたことだろう。 「君のロッカーは取っておくよ」 「今でさえ足りないのに早く片付けなさい」 彼がそう声を掛けて私はそこを立ち去った。 同 161 「泣いているんですか、マリリン先輩」 「何よ、シュネル」 どれくらい蹲っていたのだろう。カラスがかあかあ鳴いている。いつの間にかすっかり日は暮れて夕日があたりを照らしている。 「マリリン先輩は1番にして欲しかったんですね」 「わかったような口聞いて」 差し出されたクッキーを口に運ぶ。彼女が作る外国のお菓子は甘ったるくてそれが胸の内に強く響く気がした。 「簡単にお別れをして、また阪神で会いましょうって言うつもりだったわ」 「オシャレですね」 それだけのはずだったのに、いつの間にかあんな言葉が溢れ出てしまった。 「私がエフフォーリアに勝てるかしら」 「誰かが勝ってくれないと困りますね」 シュネルは他人事のように言う。 「ずるいわ。みんな海外に行ってしまって」 「でもマリリン先輩は勝てると思ったから大阪杯に行くのでしょう」 そうだ、勝つために大阪杯に行くのだ。彼と組むだけならば去年のように日経賞から天皇賞に行けば良かった。そうすれば私はずっと彼のウマ娘だった。 「鹿毛より鮮やかな栗毛がゴールを先に駆け抜けるわ」 そう思ったからこそ私は彼のウマ娘ではなくなる道を選んだのだ。 「ドバイでみんなと応援しています」 「ええ、楽しみにしていなさい」 私はウインマリリン。オークス2着、重賞3勝のウマ娘。もうタケシのウマ娘ではないけれど金色の髪をたなびかせてGIのゴールを先頭で駆け抜けるのだ。 + 指輪ネックレス 118冠目 157 一度は捨てようとしてトレーナーさんにはめてもらった指輪を現役引退後にネックレスにしてるコンちゃん概念 今なら首元に銀色の輝きが見えてドキッとするトレーナー概念もセットでお付けいたします 同 163 「──えっ? あぁ、これ? そう、ネックレスにしてるんだ。書類仕事とかしてると、どうしてもキズとかついちゃうから」 「もちろん、重荷になってたときもあるよ? 自分がこれに見合うくらいに価値があるなんて、どうしても思えなかったときがあって──このまま捨てちゃえば、ちょっとは楽になれるかなって。でも、トレーナーさんに止められたんだ」 「“君がこの重さに耐えきれないのなら、それを一緒に背負わせて欲しい。指輪って、そういうものだろう?”……なんて。あんなにかっこつける人だなんて思わなかったなぁ、ふふ」 「ネックレスにするには、ちょっと重いかもしれないけど。でも、2人ぶんの重さだって考えたら、これくらいがちょうどいいのかなぁ、なんて──あれ、どうしたのみんな?」 みたいな感じで全部が終わったあとにカフェで無自覚に惚気ける生徒会長 隣のプボくんは珍しくブラックを頼み豆を挽くファラちゃんは手元が狂った って感じの概念を思いついたのであとは任せて失礼する + プロテイン 118冠目 176 カフェファラオ「最近カイチョーちゃんここに来るとトレーナーとのオノロケ話ばっかりで、コーヒー甘くなっちゃうよ~、なんてね。どしたのサリィ?悩み事なんて珍しいじゃん」 サリオス「いや……実はな、私の得意な距離ってどこなんだろうってふと思ってさ」 カフェファラオ「え、今このタイミングで……?」 サリオス「やめだやめだ!私らしくもない!考えたって答えなんか出やしないんだ。さーて帰ってトレーニングすっか。あ、プロテインある?」 カフェファラオ「無いよ。誰がカフェでプロテイン注文すんだよぅ」 サリオス「そうか?意外と売れるかもしれないぜ。んじゃまたなー」 カフェファラオ「……いやいやさすがに無いでしょ。無いよね?」 同 178 コントレイル「あったよ!プロテインスムージー!」 サリオス「でかした!」 カフェファラオ(頭を抱える音) 119冠目 + 厄介な後輩 119冠目 5 ソダシ「先輩って友達少ないんですか?」 カフェファラオ「うっさい。泣くぞ」 ソダシ「そんな睨まないでくださいよ。多分そうじゃないかと思って聞いただけです」 ファインルージュ「いやそう思ったなら聞くなよ。鬼か」 アカイトリノムスメ「思ってる時点でだいぶ失礼ですわ」 カフェファラオ「コーヒーはね、孤独と相性がいいんだァ。渇いた心に、じんわり染みるんだァ……」 ソダシ「黄昏てしまった。先輩も色々抱えてるんだな」 アカイトリノムスメ「とりあえず、厄介な後輩を抱えてることは間違いありませんわね」 + 夜が始まる 119冠目 10 📞「ケーキ!紅茶!大型スクリーン!これさえあれば観戦の体勢は万全という寸法…あぁ、幸せ…」 ☕️「カイチョーさん、まだ夕方なんだけど…」 ❤️「ふぅん、ここが…」 📞「こっちですよ〜。今日は貸切ですからね〜」 ☕️「えっ」 😷「マルシュの応援に来たっスよ〜」 🐮「同じく同期を応援しに」 ☕️「た…大変だ…」 サウジカップデーはどうするか検討中です to be continued... 120冠目 + パンサラッサ 120冠目 184 「何戻ってきてんねん、お前」 「だってイケダさんじゃないと私やだもん」 「来年には自分居らへんで」 「7月まで居るんでしょ、それ迄に私もGI勝っちゃうよ」 「お前みたいのがそう簡単に勝てるもんか」 「言ったな〜、見てろよ〜」 「全く、少しはコンちゃん見習って大人しくせんかい」 チームにおける世話係とかの役目になるのかなという妄想。来年の矢作組もGIトッチャウモンニ 感想・訂正依頼 訂正依頼につきましては訂正後削除させていただきます 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/stimme/pages/2931.html
吉田皐月をお気に入りに追加 吉田皐月とは 吉田皐月の47%は見栄で出来ています。吉田皐月の33%は鍛錬で出来ています。吉田皐月の10%は海水で出来ています。吉田皐月の6%はハッタリで出来ています。吉田皐月の3%は愛で出来ています。吉田皐月の1%は勇気で出来ています。 吉田皐月の報道 【阪神JF】ウォーターナビレラ 無敗2歳女王へ息ピッタリ!武兄弟タッグ快挙へ出来万全(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 単勝・複勝回収率ランキング第1弾! 条件次第で驚異の300%超え!騎手&調教師を大分析(SPAIA AI競馬) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース JRA【有馬記念(G1)想定】女王クロノジェネシスVS皐月賞馬エフフォーリア&菊花賞馬タイトルホルダー! 新女王アカイイト、実力派ステラヴェローチェ、ディープボンドなど【想定騎手入り】 - Business Journal 【次走】ラヴィングアンサーは阪神C(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【JRAチャンピオンズカップ2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は? - 競馬ヘッドライン <みんなのスポーツ>グラウンドゴルフ - 佐賀新聞 【2歳新馬評価】旋風起こす血フーリッシュホビー、アロゲート対決制す…幸騎手「能力が高い」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース JRAジャパンC(G1)武豊「日本沈没」予告!? エリザベス女王杯(G1)無敗馬の降着に「抗議が殺到」! ソダシ、ステラヴェローチェG1連続裏切りで崖っぷち吉田隼人【週末GJ人気記事総まとめ】 - Business Journal 【天皇賞・秋】ノーザンファームが4年連続勝利 - サンケイスポーツ 【菊花賞】皐月賞&ダービー3着のステラヴェローチェは4着「力はあります」と吉田隼人騎手 - スポーツ報知 ことしは混戦!最後の3歳クラシックを制するのはどの馬か - NHK NEWS WEB 皐月賞馬エフフォーリアが帰厩~馬体20キロ増で成長 - サンケイスポーツ 【神戸新聞杯&産経賞オールカマー】秋GIへの重要前哨戦!今週の重賞の注目点はこちら - サンケイスポーツ 【セントライト記念想定】皐月賞2着馬タイトルホルダー、ホープフルS2着馬オーソクレースなど15頭(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【日本ダービー】ステラヴェローチェは皐月賞に続き3着 吉田隼「ダービー馬になるチャンスはあった」 - サンケイスポーツ 【日本ダービー】吉田隼 初の夢舞台でステラヴェローチェと“倍返し”だ - netkeiba.com 【日本ダービー】2018年生まれの3歳馬7398頭の頂点に立つのは!?競馬の祭典の注目点はこちら! - サンケイスポーツ 【皐月賞】ノーザンF吉田勝己代表「ダービーも大丈夫」 - サンケイスポーツ 【皐月賞】レースを終えて…関係者談話 - サンケイスポーツ 【皐月賞】吉田隼 クラシック2週連続Vへ!ステラヴェローチェ導く 初コンビも心配無用 - SPREAD 【皐月賞】吉田隼 クラシック2週連続Vへ!ステラヴェローチェ導く 初コンビも心配無用 - netkeiba.com 【皐月賞】グラティアス最少キャリアVだ M・デムーロが2戦2勝の素質馬導く - SPREAD 【皐月賞予想】AIが指名した本命候補は盲点の1頭! 突出馬不在の混戦レース/JRA重賞レース展望 - netkeiba.com 皐月賞まであと3日。空前の大混戦を読み解く「3歳牡馬ランキング」 - Sportiva JRA 皐月賞(G1)ノーザンファーム「お抱え騎手」が上位独占!? 桜花賞(G1)でも見せつけた層の厚さ、赤丸急上昇の注目騎手が狙い目か - Business Journal 【桜花賞】ソダシ鞍上・吉田隼もクラシック初V!シャイな男が決意の“移籍”でつかんだ栄冠 - スポーツニッポン新聞社 【皐月賞】アドマイヤハダルが坂路で抜群の動き/馬三郎のつぶやき - netkeiba.com 【皐月賞】ステラヴェローチェ巻き返しへ着々 新コンビ吉田隼としっかりリハ - netkeiba.com 吉田皐月のウィキペディア 吉田皐月 吉田皐月の掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 吉田皐月のリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 吉田皐月 このページについて このページは吉田皐月のインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される吉田皐月に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/monosashi-keiba/pages/173.html
有馬記念2022の回顧 中山芝2500mは最初の4コーナーまでの距離が192mしかなく、とにかく短いのが特徴的だ そのため、スタート直後にポジションを取れず、角コーナーで内を回れなかったり、外を回ると致命的になるので 基本的には内枠有利です。 有馬記念・過去6年間のラップタイム 年 13F 12F 11F 10F 9F 8F 7F 6F 5F 4F 3F 2F 1F 前半3F 後半3F 前半5F 後半5F ペース 2022 7.0 11.3 11.7 12.1 12.5 13.1 12.7 12.4 11.8 11.9 12.2 11.4 12.3 35.1 35.9 60.7 59.6 S(+1.1) 2021 6.9 11.3 11.6 11.5 11.9 12.5 12.6 12.2 12.4 12.4 12.2 12.0 12.5 34.4 36.7 58.8 61.5 H(−2.7) 2020 6.8 11.8 12.2 12.5 12.5 12.8 12.9 12.8 11.8 12.3 12.1 11.9 12.6 36.5 36.6 61.8 60.7 S(+1.1) 2019 6.9 11.1 11.4 11.4 11.5 12.2 12.3 12.1 11.7 12.3 13.4 12.2 12.0 33.9 37.6 57.6 61.6 H(−4.0) 2018 6.8 11.6 11.8 11.9 12.2 12.8 12.6 12.2 11.6 11.8 11.8 12.2 12.9 35.3 36.9 60.3 60.3 M(±0.0) 2017 6.8 11.6 11.9 12.2 12.3 13.3 13.2 12.8 12.2 12.1 11.7 11.2 12.3 35.7 35.2 61.3 59.5 S(+1.8) トラックバイアス 中山芝:5回8日目 コース:Aコース 芝質:オーバーシード 時計:±0.0 馬場レベル:標準 直線:内外互角 好走枠:中枠 好走脚質:ほぼ互角 上がり;1〜5位が好成績 3F平均:36.0 C値:9.2(標準) 天候:晴れ 馬場:3コーナーから4コーナーの内側に痛みがあるものの、その他の箇所はおおむね良好。雨は22(木)に16.5mm降ったが、馬場状態にはほとんど影響なし。ただし時計は平凡だった。 前日のレースは前有利だったが、日曜日のレースは一転して、後方からの追い込みも届いている。 勝ち馬3頭の位置取り 4コーナー ゴール前直線 ★4コーナーで大外をぶん回した馬 ⑨イクイノックス ③ボルドグフーシュ ⑪ラストドラフト ⑫ポタジェ ⑥ヴェラアズール ④アリストテレス ★不利を受けた馬 ②イズジョーノキセキ ⑭ボッケリーニ ⑧ウインマイティー 有馬記念2022のラップタイム 7.0-11.3-11.7-12.1-12.5-13.1-12.7-12.4-11.8-11.9-12.2-11.4-12.3 前半3F:35.1 後半3F:35.9 前半5F:60.7 後半5F:59.6 ペース:右肩上がり型スロー(+1.1) 有馬記念2022のラップタイムを2ハロンごとに分割すると 23.0-24.6-25.8-24.2-24.1-23.7 こんな感じ レースの前半1000m付近までは徐々にペースが落ちていき、 中盤からは右肩上がりに加速していき、約6Fのロングスパート戦になりました スタミナが豊富なタイトルホルダーでさえも、バテてしまうくらいなので、前にいた馬は相当キツかったはずです いつものタイトルホルダーなら押し切れてもおかしくないんだけど やっぱり海外遠征で疲れが溜まっていたのか、状態がよくなかったんでしょう 後半はとうぜん底力を要求されるので、ガス欠した馬は脱落していきます 上がりはちょっとかかって35.9と消耗戦になりました。もう少し上がりが速くなっていたら、ボルドグフーシュが勝っていたかもしれませんね それにしてもイクイノックスは強かった! 4コーナーまではほとんど持ったままですし、ムチもほとんど叩かず、抜群の手応えで快勝しているので、お見事としか言いようがありません お陰で馬券は単勝とワイドがダブル的中しました! 3連単は③が3着なら当たっているけど、過小評価してしまった自分が情けなく、なんとも悔やまれます トホホ... 惜しかったなぁ 瞬発力の評価 順位 馬名 キレ味 1 エフフォーリア 22.5 2 ボルドグフーシュ 22.6 2 ヴェラアズール 22.6 3 ジャスティンパレス 22.8 4 イズジョーノキセキ 23.0 4 イクイノックス 23.0 4 タイトルホルダー 23.0 4 ボッケリーニ 23.0 5 ジェラルディーナ 23.1 スタミナの評価 順位 馬名 スタミナ 1 ディープボンド 13.9 1 タイトルホルダー 13.9 2 アリストテレス 13.6 3 ボルドグフーシュ 13.5 3 ジャスティンパレス 13.5 4 イクイノックス 13.4 5 エフフォーリア 13.2 5 ポタジェ 13.2 6 アカイイト 12.9 このwikiのページ一覧 トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/tenkai_cr/pages/411.html
関連項目 その2 347 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 09 34 22 ID vw9vX/dRO 時々思うのだがギャルが前面に押し出されていればギャルゲーという考えは既に古いのかね 昔、電撃PCエンジンでイース1・2はギャルゲーというのを見て まあそうかもなと思った記憶がある とりあえずVCを 4して確かめてくる 348 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 09 46 01 ID p2qrhFSs0 いくらなんでも無茶だろう<イース1・2はギャルゲー 349 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 09 50 11 ID Ytakd6ZF0 俺が最初に買ったギャルゲーは バトルゴルファー唯かなあ、たぶん。 350 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 09 52 57 ID 2NwEVF+Z0 ワルキューレはギャルゲーになるのかな。 DOAはギャルゲーの側面もあるけど、 格闘ゲームとしてもいい出来でないと、アーケードの1から付いていく事は無かっただろうなあ。 351 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 09 59 38 ID dJvFwomp0 トリトーンもギャルゲーに入るのかな 352 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 10 00 47 ID aw8TsnbTO ドラゴンシャドウスペルはサモンナイトと同じようなギャルゲ そう思ってたときがありました 353 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 10 11 23 ID oMMqOUra0 ワルキューレはギャルゲーじゃないと思うけど アテナやヴァリスはどうよ?と聞かれると困る 難しいねw 354 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 10 17 01 ID jovdI0IKP ギャルゲーというのは、ときメモで普及した パラメータ上げ下げしたり会話フラグをたてることで 複数のヒロインの中から特定の娘と恋愛成就するのが目的の 非エロなSLGもしくはAVGのことだと理解しているが。 361 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 11 20 30 ID 7gzPvj210 354 元はそうだったように思うけど、 「キャラクターの女性的魅力をゲームのセールスポイントにしているゲーム」 を指してギャルゲーと呼ぶ人がいるのも事実やね。 バカゲーとかと同じで雰囲気によるジャンル分けっつうか。 俺もこの方がしっくりくる。 391 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 12 46 15 ID cvo5vDR/0 361 その逆でヴァリスなんかの頃には既にギャルゲーって言葉があったはず。 ファミコン版沙羅曼蛇でもパイロットが女だからギャルゲーとか言ってたような言わなかったような・・・ ときメモなんかはギャルゲーの中で恋愛要素のある育成ものでしょ。 355 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 10 18 28 ID tZQ5n4vA0 僕は牧場物語ちゃん! 357 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 10 51 27 ID m6Dl7vViO メインの売りが可愛いギャルってこったよね。 ツインゴッデスや姐さんも人によっては… 358 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 11 02 16 ID IcQswktB0 まあでもゲームで萌え萌え言う人が現れ始めた走りだと思う。<イース フィーナとかリリアとか。 PCE版はかなり衝撃的だったんじゃないか、当時としちゃ。 360 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 11 12 39 ID vw9vX/dRO ときメモを境にギャルゲーという言葉に変遷があったとは思う イース1・2がギャルゲーだというのは、女の子にしか声が付いてない、だったと思うのだが そうだったっけ? という気もする ヴァリスはギャルゲーだなあ自分は スーパーヴァリスしかやったことないけど 373 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 12 09 37 ID p2qrhFSs0 360 PCEのイースであれば、男の声も出てたと思うぞ 敵のボスとか 362 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 11 24 35 ID MiDvKAju0 ゲームキャラをかわいいと思うようになったというのか 今で言う萌えに近い感情を抱くようになったのは 個人的には春麗とか舞とかの格ゲーキャラからだな 364 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 11 33 38 ID kXPUAsU60 ここまでキャラクタービジネスの沸点が低くなった今となっては 女キャラが出る=ギャルゲーって認識でもういいんじゃないかと思う 365 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 11 43 06 ID LB9E4QY90 364 極論w 男しか出ないって異常だろう。 369 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 11 54 14 ID kXPUAsU60 365 ひとつのゲームはひとつのジャンルにしか属さないって考えの方がよっぽど極論です 367 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 11 50 46 ID Dh6kC7a50 エンディングが複数あって各女キャラがその鍵になってるやつはギャルゲー…かな うたわれるもの?知らないなぁ 372 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 12 09 12 ID 4bVW4Frt0 購入の動機に女性キャラが含まれるとギャルゲー、とするなら 恋愛ゲーは1本も持ってない俺でも結構ギャルゲーをもっていることになる 375 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 12 14 38 ID mimitOiH0 372 例え恋愛要素がなくてもRPGをヒロイン目当てで買ったりヒロインしか使わなかったりする人にはギャルゲなんじゃなかろうか。 その点で言えば 369の言うとおりかも。まあ人それぞれでいいじゃんとも思うのさ、サーセン。 バテンカイトスですら女キャラでパーティを組む俺。 シャンプーの変化まであと50時間…。 376 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 12 15 38 ID K8smpMdE0 あんまりギャルゲーってやったことないけど きっとZEROONESPはギャルゲー 381 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 12 18 12 ID 2NwEVF+Z0 376 あれは結構ギリギリのエロスに挑戦してたなあw 385 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 12 22 03 ID K8smpMdE0 381 (検閲削除)、よかったです 368 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 11 51 38 ID 2NwEVF+Z0 ギャルゲーとか、ムービーゲーとかの言葉って、 たまに揶揄する意味でも使われたりもするんだよな。 そういう意味でも規準が曖昧な気がするな。 378 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 12 16 34 ID 1izqCBrm0 ギャルゲ云々の話で思い出したけど、360のGoWはプレイしてて「ここまで男臭くしなくても」と思った記憶があるw 仲間はみんなムキムキマッチョだし。 「日本メーカーが開発してたら相棒は可愛い女の子だったろうな」とかどっかで見たけど的確だと思う 382 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 12 18 44 ID mc6k0z7r0 もうギャルゲーという言葉はエロゲに吸収されたと思うのだが。 二十歳前後の後輩だと、かなりのヲタでも、 感動系の美少女ゲーはいっしょくたに「エロゲ」だな。 387 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 12 24 36 ID +h0EPFbG0 382 最近のコンシューマ向け恋愛系ゲームはだいたいがPCの18禁物の移植だから そういう考え方になるよなあ、コンシューマだとアカイイト、キミキスくらいしか思いつかない その意味ではこのジャンルも絶滅危惧種か 388 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 12 32 54 ID 6k2jWvLl0 キミキスはトゥルーラブストーリーから派生した作品でもあるが エロゲー誌メインで宣伝してみたりしてて線引きが難しいなぁ (ちなみにスタッフはエロゲ化はしないと言ってる) 389 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 12 41 28 ID fT+qUmY5O KIDが亡くなったことが実に悔やまれるな あそこも晩年は移植作orメモオフ続編ばかりだったが… 392 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 12 51 56 ID TXF2V3JD0 俺がはじめて買ったギャルゲSLGはポケットラブ あんな豪華な声優陣は(ギャルゲ的には)あのシリーズが最初で最後だろう 394 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 12 55 44 ID 19r8sgkmO ときメモはパラメータ管理ゲームとして楽しんでいたな。 あとシューティング。 396 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 13 06 01 ID eQ/AdRgR0 ときメモはワイワイワールドみたいなお祭りゲーだと思わなくもない 395 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 13 03 22 ID eNVPR5kV0 パワポケはギャルゲ(棒 …色々とコンマイクオリティが炸裂するからなぁw 398 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 13 29 29 ID pl8miR+oO 個人的ギャルゲー最高傑作はネクストキング。 リンダ俺屍天外2を超えて桝田ゲー最高傑作でもある。 403 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 13 41 30 ID uLdzYBpmO DSのギャルゲといえばどき魔女だろ常考・・・ 今月のREDについてきたカレンダーもひゃあ!なクオリティだったぜ 今回名前の出てきたタイトル一覧(ギャルゲかどうかはさておく) イース1・2 バトルゴルファー唯 ワルキューレ デッド・オア・アライブ シリーズ トリトーン ドラゴンシャドウスペル サモンナイト アテナ ヴァリス シリーズ ときめきメモリアル シリーズ 沙羅曼蛇 牧場物語 ツインゴッデス ストリートファイターII 飢狼伝説 うたわれるもの バテン・カイトス ZERO ONE SP ギアーズオブウォー アカイイト キミキス トゥルーラブストーリー ポケットラブ パワプロクンポケット ネクストキング どきどき魔女神判!
https://w.atwiki.jp/galgerowa2/pages/375.html
赤より紅い鬼神/無様を晒せ (後編) ◆guAWf4RW62 「全く……なんてバケモンだよ」 戦いを終えた九郎は、悔しげに拳を握り締めていた。 何とか追い返したとは云え、倒し切る事は出来なかったし、尾花も犠牲になってしまった。 とても、喜べるような結果では無かった。 しかし幾ら悔やんでいても、状況は一向に改善しない。 まずは虎太郎の怪我に応急処置を施して、それから理樹達と合流すべきだろう。 そう判断した九郎は、視線を虎太郎の方へと向ける。 「佐倉、吾妻、すまんな……。仇は取れなかったようだ」 虎太郎はそう云いながら、懐からタバコを取り出している所だった。 くるりと九郎達に背中を向けて、タバコを口へと運ぶ。 「おいおい、おっちゃん。流石にタバコ吸ってる場合じゃねえって。 今は怪我の治療の方が先決だろ?」 「九郎さんの云う通りです。幸い治療用の道具もありますし、今は大人しくしておいて下さい」 九郎が当然の指摘を行って、ユメイもそれに賛同した。 しかし虎太郎は九郎達に背中を向けたまま、振り返ろうとしない。 虎太郎は火が付いていないタバコを口にしたまま、はっきりとした声で告げる。 「九郎、後はお前に任せた。あの鬼は――お前が倒せ」 「え……?」 唐突な言葉。 疑問の表情を浮かべる九郎に構わぬまま、虎太郎は話を続けてゆく。 「それから、出来れば俺の生徒達の事も守ってやってくれると助かる。 まだまだ未熟な奴らだからな」 そこまで云い終えると、虎太郎は静かに天を仰いだ。 まるで日常生活の一場面のように、何気ない声で、最後に一言零す。 「ふう……流石に少し、疲れたな」 妙に乾いた風が一度、九郎達と虎太郎の間を吹き抜ける。 ポトリと、虎太郎の口元からタバコが落ちた。 「おっちゃん……?」 「虎太郎……さん?」 九郎が声を掛けても、虎太郎は返事を返さない。 背中を向けたまま、ただ静かに佇んでいる。 「おい、おっちゃん。どうしたんだよ!? おっちゃ、ん…………!?」 九郎が虎太郎の肩を引くと、百八十センチはある長躯があっさりと崩れ落ちた。 地面に倒れた虎太郎の腹部は、絶望的なまでに赤く染まり切っている。 目は既に閉ざされており、唇は紫色となっていた。 「おっちゃん! しっかりしろ、おっちゃん!」 「虎太郎さん! 目を開けて下さい!」 九郎とユメイが虎太郎の身体を抱き上げて、何度も叫んだが無意味。 満身創痍の身体を酷使した代償は、確実に虎太郎の生命を蝕んでいた。 二人が何度肩を揺さぶっても、治療を試みても。 ――虎太郎は、もう動かなかった。 ◇ ◇ ◇ ◇ 深い深い森の中。 太陽の光すらも届かない場所で、鬼の少女は生い茂る雑草の上に座っていた。 あれ程深かった右肩の傷は、既に塞がりつつある。 それは鬼の力を回復へと費やしたお陰だったが、代償は大きかった。 「…………」 左腕に『力』を籠めて、大きく振りかざす。 だが先の戦いの時のように、腕から赤い魔弾が撃ち放たれる事は無かった。 怪我を治す為に、本当に多くの力を消費してしまった。 この状態では、カリバーンの攻撃力にも大した期待は持てまい。 以前と同等の力を取り戻そうと思うのなら、新たな肉を摂取しなければならないだろう。 しかし、そんな事実も今の乙女にとっては些事に過ぎない。 鬼と化した少女の頭を占めているのは、九郎と呼ばれていた男が放った台詞。 『――どんなに無様だって! 自分の意思を貫き通せたら、それは誇るべき事なんだよ! 無様も晒せない負け犬が、一丁前に吠えてんじゃねえ!』 どうしてあの言葉が、こんなにも頭に引っ掛かっているのだろうか。 自分はお腹の中の彼と、一緒に居られさえすれば幸せな筈なのに。 自分は強くなって、誇りを取り戻した筈なのに。 何故これ程までに、心が揺れているのだろうか。 分からない。 分からない、分からない、分からない――――。 鬼の少女は迷いを抱えたまま、静かに身を休ませる。 ◇ ◇ ◇ ◇ 「……すみません。やっぱり駄目みたいです」 虎太郎が絶命してから三十分後。 戦場となっていた場所からそう遠くない草原で、ユメイと九郎が座り込んでいる。 ユメイはエクスカリバーの鞘で、九郎の怪我を治療しようとしたが、嘗てのような効果は現れない。 精々、痛みが多少和らぐ程度だった。 「元からそういうモノだったのか、それとも『制限』ってヤツの所為なのか……。 ともかく、さっきのバリアを使ったら、その鞘は力を失うみたいだな」 「みたいですね。また使えるようになれば、助かるんですけど……」 「……トランシーバーも、何時の間にか故障してるしよ。前途は多難、か」 戦いの傷痕は、物資的な面でも九郎達を蝕んでいた。 エクスカリバーの鞘の効力は極端に落ち、トランシーバーは故障。 魔力が籠められた宝石も、先の戦いで三個程消費してしまった。 勿論、九郎やユメイ自身の消耗も激しい。 いち早く理樹達の下に戻り、態勢を立て直さなければならないだろう。 「……理樹達が待ってる。そろそろ戻ろうか」 九郎は荷物を手早く鞄へと仕舞い、この場を離れるべく立ち上がった。 だがユメイはそんな九郎の発言を受けても、一向に腰を上げようとはしない。 「……お別れは、云わなくても良いんですか?」 そう云ってユメイが視線を向けた先では、地面が少し盛り上がっていた。 その中に眠っているのは、己が信念を貫いた一人の教師と、一匹の白狐。 九郎達は疲弊している身であるにも拘らず、虎太郎達を埋葬したのだ。 とは云え、今は苛烈な殺人遊戯の真っ最中。 一度この場を離れてしまえば、もう墓参りに来るような余裕は無いかも知れない。 だからこそのユメイの発言だったが、九郎は静かに首を横へと振った。 「良いさ。『まだ』、別れを告げる訳にはいかないんだ」 「え?」 「あのバケモンを倒して、この胸糞悪い殺し合いを企んだ奴らも、ぶっ潰して。 勿論おっちゃんの教え子達も皆、保護してさ。全てが終わったら、改めて報告とお別れを云いに来るよ」 それは、誓い。 必ずこの殺人遊戯を打ち破って、また戻ってくるという誓いだ。 「俺達は未だ止まれない。行こう――お互いの目的を果たしに」 九郎はそう云って、ユメイの方へと手を差し出した。 ユメイは九郎の手を取って、ゆっくりと腰を起こす。 「……そうですね。わたしだって、まだ目的を果たしていません。 全てが終わってから、桂ちゃんと一緒に此処を訪れる事にします」 二人は肩を並べて、再び前へと進み始めた。 九郎のポケットには、嘗て虎太郎が愛用していた眼鏡が仕舞われていた。 【尾花@アカイイト 死亡】 【加藤虎太郎@あやかしびと -幻妖異聞録- 死亡】 【E-7 喫茶店/1日目/日中】 【直枝理樹@リトルバスターズ!】 【装備】:カンフュール@あやかしびと -幻妖異聞録- トランシーバー、聖ミアトル女学院制服@Strawberry Panic! 【所持品】:支給品一式×2、ハサンの髑髏面、女物の下着数枚、木彫りのヒトデ6/64@CLANNAD 【状態】:疲労(大)、腹部に銃創(治療済み) 【思考・行動】 基本:ミッションに基づき対主催間情報ネットワークを構築、仲間と脱出する。殺し合いを止める。 1:九郎とユメイと虎太郎達の無事を祈る。 2:リトルバスターズの仲間を探す。恭介の行動が気になる。 3:仲間達と協力する。 4:真アサシンと敵対関係にある人には特に注意して接する。 5:首輪を取得したいが、死体損壊が自分にできるか不安。 6:なつきが敵なのか確かめたい。 【備考】 ※参戦時期は、現実世界帰還直前です。 ※真アサシンの死、鈴の死を乗り越えました。 ※トランシーバーは半径2キロ以内であれば相互間で無線通信が出来ます。 ※千華留、深優と情報交換しました。 深優からの情報は、電車を破壊した犯人(衛宮士郎)、神崎の性癖?についてのみです。 ※名簿の名前を全て記憶しました。 ※博物館に展示されていた情報を獲得しました。 ※血で汚れた理樹の制服が喫茶店内にあります。 【理樹のミッション】 ※前話から特に変更無し。 詳しい内容は前話(明日への翼(後編)の状態表)を参照 【源千華留@Strawberry Panic!】 【装備】:能美クドリャフカの帽子とマント@リトルバスターズ!、スプリングフィールドXD(9mm 14/16) 【所持品】:支給品一式、木彫りのヒトデ3/64@CLANNAD、怪盗のアイマスク@THE IDOLM@STER、 RPG-7V1(1/1)@現実、OG-7V-対歩兵用弾頭x5 【状態】:健康、強い決意 【思考・行動】 基本:殺し合いはしない。りのちゃんを守る。殺し合いからの生還。具体的な行動方針を模索する。 0:りのを守る。 1:九郎とユメイと虎太郎達の無事を祈る 2:りのちゃんと一緒に行動。何としてでも守る。 3:奏会長、プッチャン、桂ちゃん、クリス、リトルバスターズメンバーを探す。 4:恭介とトルタに若干の違和感。 5:神宮司奏に妙な共感。 6:深優を許さない。なつきについては保留。 【備考】 ※理樹たち、深優と情報を交換しました。 深優からの情報は、電車を破壊した犯人(衛宮士郎)、神崎の性癖?についてのみです。 ※恭介からの誤情報で、千羽烏月を信用に足る人物だと誤解しています。 ※G-4の民家に千華留とりのがF-2の駅に向かう、というメモが残されています。 【蘭堂りの@極上生徒会】 【装備】:メルヘンメイド(やよいカラー)@THE IDOLM@STER、ドリルアーム@THE IDOLM@STER 【所持品】:支給品一式、ギルガメッシュ叙事詩、地方妖怪マグロのシーツ@つよきす -Mighty Heart- 騎英の手綱@Fate/stay night[Realta Nua]、ドッジボール@つよきす -Mighty Heart-、縄 【状態】:貧血気味、右足に銃創(治療済み。歩く分には大きな支障は無いが、激しく動き回るのは困難)、 【思考・行動】 基本:殺し合いはしない。ダメ、絶対。 0:九郎とユメイと虎太郎達の無事を祈る。 1:千華留さん、理樹さんと一緒に行動。 2:奏会長、プッチャン、桂ちゃん、クリス、リトルバスターズメンバーを探す。 【備考】 ※理樹たち、深優と情報を交換しました。 深優からの情報は、電車を破壊した犯人(衛宮士郎)、神崎の性癖?についてのみです。 ※恭介からの誤情報で、千羽烏月を信用に足る人物だと誤解しています。 【G-7 /1日目 日中】 【山辺美希@CROSS†CHANNEL ~to all people~】 【装備】:投げナイフ1本 【所持品】:支給品一式×2、木彫りのヒトデ7/64@CLANNAD、投げナイフ4本、ノートパソコン、MTB 【状態】:健康、若干の迷い 【思考・行動】 基本方針:とにかく生きて帰る。集団に隠れながら、優勝を目指す。 0:霧の死に傷心。 1:暫くはなつきを『盾』にしながら行動する 2:機会があれば、もっと良い『盾』を見付けたい 3:詳細名簿を見れなくする為に、違和感が無いようにノートパソコンを壊す? 4: 最悪の場合を考え、守ってくれそうなお人よしをピックアップしておきたい。 5:太一、曜子を危険視。 【備考】 ※千華留たちと情報交換しました。 ※ループ世界から固有状態で参戦。 ※理樹の作戦に乗る気はないが、取りあえず参加している事を装う事にしました。 ※把握している限りの名前に印をつけました。(但しメンバーが直接遭遇した相手のみ安全と判断) 【玖我なつき@舞-HiME 運命の系統樹】 【装備】:ELER(二丁拳銃。なつきのエレメント、弾数無制限) 【所持品】:支給品一式×2、765プロ所属アイドル候補生用・ステージ衣装セット@THE IDOLM@STER、 『全参加者情報』とかかれたディスク、カードキー(【H-6】クルーザー起動用)、双眼鏡、首輪(サクヤ)、 ベレッタM92(9ミリパラベラム弾 15/15+1)、ベレッタM92の予備マガジン(15発入り)×3 七香のMTB@CROSS†CHANNEL ~to all people~、クルーザーにあった食料、不明支給品(0~1)、 【状態】:中度の肉体的疲労、迷い 【思考・行動】 基本:静留と合流する 0:私は、一体…… 1:まずは美希を連れて、安全な場所まで逃げ延びる。それ以降の方針は未定 【備考】 ※チャイルドが呼び出せないことにおそらく気づいています。 ※人探しと平行して、ゲームの盲点を探し本当のゲームの参加者になる。 ※盗聴の可能性に気付きました。 ※『本当の参加者』、もしくは『主催が探す特定の誰か』が存在すると考えています。 ※佐倉霧の言いふらす情報に疑問視。 ※劇場にてパソコンを発見しました。何か情報が隠されているようです。見るにはIDとパスワードが必要です。 【E-6上部 森/1日目 午後】 【鉄乙女@つよきす -Mighty Heart-】 【装備】:カリバーン@Fate/stay night[Realta Nua] 【所持品】:真っ赤なレオのデイパック、斬妖刀文壱@あやかしびと -幻妖異聞録- 、ドラゴン花火×1@リトルバスターズ! 【状態】:狂気、鬼。鬼の力(消耗極大)、肉体疲労(大)、右肩から胸にかけて切り傷(傷口は塞がりつつある) 【思考・行動】 0:私が……負け犬……? 1:今後どう動くかは未定。 2:自分が強者である事を証明する。 3:君の声が、また聞きたい……。 【備考】 ※アカイイトにおける鬼となりました。 身体能力アップ、五感の強化の他に勘が鋭くなっています。 食事のためか人間性が失われているからかの影響で、能力が上がっているようです。 ※鬼の力を消費して、宝具を使用する事が出来ます。但し現在は疲弊し切っている為、カリバーンでも大した効果は期待出来ません。 人を食えば食う程、鬼の力は回復していきます。 ※尾花を食った影響で、過度の空腹からは解放されました。 【E-6右下 草原/1日目 午後】 【ユメイ@アカイイト】 【装備】:エクスカリバーの鞘@Fate/stay night[Realta Nua]、 【所持品】:支給品一式×3、メガバズーカランチャー@リトルバスターズ!、光坂学園の制服@CLANNAD 木彫りのヒトデ4/64@CLANNAD、包丁@School Days L×H、ガイドブック(140ページのB4サイズ)、 【状態】:霊力消耗(大)、肉体的疲労(中) 【思考・行動】 基本方針:桂を最優先で保護する。他の仲間達も守る。 0:まずは九郎と共に、理樹達の所に戻る。 1:桂、烏月を捜索する 2:怖くても、守る為に戦う。 【備考】 ※理樹たち、深優と情報を交換しました。 深優からの情報は、電車を破壊した犯人(衛宮士郎)、神崎の性癖?についてのみです。 ※仮面の男(平蔵)は危険人物には違いないと思っています。 ※エクスカリバーの鞘の治癒力は極端に落ちています。今後、元に戻るかどうかは不明。 【大十字九郎@機神咆吼デモンベイン】 【装備】:キャスターのローブ@Fate/stay night[Realta Nua] 手ぬぐい(腰巻き状態)、バルザイの偃月刀@機神咆哮デモンベイン 【所持品】:支給品一式、アリエッタの手紙@シンフォニック=レイン、凛の宝石7個@Fate/stay night[Realta Nua] 木彫りのヒトデ7/64@CLANNAD、 物干し竿@Fate/stay night[Realta Nua]、タバコ、木彫りのヒトデ3/64@CLANNAD 加藤虎太郎の眼鏡、トランシーバー(故障) 【状態】:肉体的疲労(極大)、背中に重度の打撲、全身に複数の打撲、右手の手のひらに火傷 【思考・行動】 0:まずはユメイと共に、理樹達の所に戻る。 1:アルと桂、奏を捜索。 2:人としての威厳を取り戻すため、まともな服の確保。 3:アル=アジフと合流する。 4:鉄乙女を打倒する 5:虎太郎の生徒達を保護する。 6:ドクターウエストに会ったら、問答無用で殴る。ぶん殴る。 【備考】 ※千華留、深優と情報を交換しました。 深優からの情報は、電車を破壊した犯人(衛宮士郎)、神崎の性癖?についてのみです。 ※仮面の男(平蔵)をあまり警戒していません。 ※理樹の作戦に参加しています。 把握している限りの名前に印をつけました。 156 赤より紅い鬼神/無様を晒せ (中編) 投下順 157 Anti-Mission 時系列順 157 Anti-Mission 鉄乙女 160 世界の中心、直枝さん(前編) 大十字九郎 ユメイ 直枝理樹 源千華留 蘭堂りの 加藤虎太郎 山辺美希 169 操リ人形ノ輪舞(前編) 玖我なつき
https://w.atwiki.jp/galgerowa2/pages/514.html
安易に許す事は、傲慢にも似ている(後編) ◆/Vb0OgMDJY氏 (……思えば、深優との関係も、ずいぶんと変化したものだ) あくまで、利害の一致。 それ故の協力体制でしかないはずのものであったのに。 それが、気が付けばこんな大人数の集団の中にいる。 とはいえ、それは必ずしも悪い事柄でもない。 玲二からしても、現在のダメージで正面から優勝を狙うのは不可能である。 仮に優勝できたとして、その後に主催者側から、力を奪い取るとなると、力が足りない。 (……力が、必要だ) 仲間、と呼ぶほどの物でも無いし、呼ぶ資格も意思も無い。 利害関係の一致した、協力者。 そういう意味では、今の状況は維持するだけの価値が無くも無い。 まあ、現状それは崩壊しそうではあるのだが。 なにやらウンウン唸っているアルを横目で見ながら、玲二は考える。 先ほどの事柄は、確証がない為に話せないそうだが…玲二としては気にするべきなのか判らない。 玲二からすれば、彼女達三人の中で、アル・アジフは最も警戒するべき相手であり、また同時に唯一、必要、と思える相手である。 羽藤桂も、杉浦碧も、確かに戦う能力はある。 鬼と化し、あるいは『あの』九鬼とも正面から抗し得るだけの能力を得た桂と、深優と同じ能力を有した碧。 どちらも、単純な攻撃力ならば、肉体的にはただの人間でしか無い玲二よりも上になるだろう。 だが、それでもあの二人を頼りに出来るとは思えない。 元々の深優を知る杉浦碧はまだしも、初対面の相手を言葉だけで信じるような小娘では。 深優の言葉を、疑いもせずに受け入れるようなお人よし。 利用、するのでなく、仲間として扱うならば、これほど頼りにならない相手は無い。 少なくとも、玲二にその気があれば、既に屍になっている。 玲二にとっては、あまり価値の見出せない……『弱い』少女。 「…………」 何とは無しに、懐中時計を弄る。 彼女の弱さは、玲二にとっては既に捨てた物。 捨てた……筈の物。 それを、恐らくは深優という少女が、再び玲二に見出させた。 吾妻玲二の、存在理由。 それを、捨て切れなかった弱さ。 ……失った事で、今度こそ捨て去った筈の、弱さ。 恐らく、それは深優だけに成しうる事では、無い。 羽藤桂らとの行動は、その弱さを、更に浮き彫りにするような、そのような予感が、彼の中にある。 それは、いずれ、玲二を……殺す事になる。 それが、理解出来ているからこそ、玲二は彼女らを、あえて遠い存在と、位置づける。 ◇ 桂ちゃんが去っていって、そしてその場には深優ちゃんだけが残っている。 その深優ちゃんも戻ろうとして歩いていて、そしてあたしはその隣を歩いている。 桂ちゃんへの言葉は、多分、あたしにも、当てはまる。 「…………」 「…………」 お互い、それが判ってるから……会話が生まれない。 …………気まずい。 「そういえば、さ」 いや、まて違う。 こんな句読点なんか入れてるのはあたしのキャラじゃない。 「深優ちゃんも、himeだったんだ」 そう、こうストレートに。 がつーんと正面からぶつかるのがあたしの流儀。 何とは無しに、右手に帝釈天を具現させながら、聞く。 「そう、ですね」 少し、硬い返事が帰って来る。 そして、また沈黙。 ……やっぱり、気まずい。 ……いや、というか、私が、気遅れしてる。 「いやね……私は制限、とかいうので……さ、チャイルド……呼べないから」 「顎天王、でしたか」 長話もあれなので、聞きたい事を聞く。 知ってるよね、そりゃ。 そう、そして、それはどうすればいいのか。 「この島においては、himeを含むそれらの能力を阻害する力が、確かに存在しています。 数時間前に出会った玖珂さんも、チャイルドを呼び出すことは出来ませんでしたし」 ほうほう。 私だけじゃ無い事には、少し安心する。 正義の味方の名が廃るもんだからね。 「私が特別、という可能性は、無いとは言いません。 ですが、そもそも私がチャイルドを呼んだのは、先ほどが初めて。 それまでは、呼ぶという事すら、考えた事もありませんでした」 「あれ? そうなの」 「ええ。 ……そもそも、私はあれを呼び出そう、とは一度も考えては居なかったと思います。 ですから、私にもどうすればチャイルドを呼び出せるのか、わかりません」 「……呼び出そうと思ったわけじゃない、ねえ」 何も判らない? いや、判らないわけじゃあないけど。 進展は、殆ど無し、か。 「ん?あれ? じゃあもしかして……」 「はい、今も、どうすれば呼び出せるのか、わかりません」 マジですかい。 ……それは困る。 いや頼るのもどうかと思うけど、あの子かなり強そうだったし。 「おそらく、簡単な切っ掛けがあれば、呼び出せると、そう感じてはいるのですが、 ……その切っ掛けが何であるのか、判らないのです」 「切っ掛け……ねえ……」 ……判らん。 てか、そういう小難しい事は、割と苦手なのよね…… 「そして、もう一つ。 確証は無いですが、チャイルドが破壊されたとしても、それによって誰かが死を向かえる、という事象は起こり得ない、と思います」 「ん? 何で?」 チャイルドが破壊された時、 そのhimeの、最も大切な誰かの命が、消える。 それが、星詠みの舞の定め。 その掟があるからこそ、あたし達は互いに殺し合わないと、いけない。 その、掟が、存在しない? 「何故なら、今の私には、そこまでして守りたいと思えるものが、存在しないからです」 「んー? あの人は、好きとかじゃないの?」 あの人、か。 どうしても、余所余所しい呼び方に、なっちゃうね。 「私が、玲二に抱いているのが何なのかは、わかりません。 ある程度の親愛の情は存在しているのだと思いますが、同病、相憐れむ、恐らくは、そんな所ではないかと、そう、思うのです」 ……うん、それは、何となく理解出来る。 彼……玲二君も、本当は悪い子じゃないんだろーな、て事くらいは。 けど、 「あの人、さ、その……信用、できるの?」 だから、聞いておかないといけない。 悪い子じゃ、無いから、だからこそ、また敵対する事になるかもしれないから。 「その言い方だと、私は信用できる様に聞こえますが?」 「んーとね、まあ一応、先生だからさ、生徒は信用……て、違うか」 この言い方は、『逃げ』だ。 「深優ちゃんは、悪い子じゃあ、無いよ。 だから、信じる」 『先生』だから、で無くて。 『私』が、深優ちゃんを、信じる。 「悪い子じゃ無いから、目的の為には人も殺す」 「……それは、悪いのでは?」 ん? 確かに悪いね……? 「あれ? んーと、何だろ? えーとね、悪いのは悪いんだけど、それは深優ちゃんの行いであってね、深優ちゃん自身は良い子だと思うんだよね」 えーと、そうそう。 悪いのは、行いであって、 「深優ちゃんは、アリッサちゃんの為に殺したんでしょ? それは多分、深優ちゃんが、良い子すぎたから、かな?」 深優ちゃん自身は、とびっきり良い子だと思うんだよねぇ。 だからというか、あたしは深優ちゃんを 「……それは、私を、私達を許す、といった事ですか?」 硬い、声。 さっきの、桂ちゃんとの会話に繋がる、事柄。 深優ちゃんが、簡単に許すとか許さないとか言いたいわけじゃない事は、判ってる。 「ん、でもさ……一緒に行動する、ってことは、ある意味では許してもらう、て事じゃない? だからさ、とりあえず、謝ったら?」 「許してもらえるとは、思いませんが」 うーん、まあ許す許さないは人それぞれだしねえ…… ただまあ、 「深優ちゃん、チョイそこ止まる」 「?……こうですか?」 「ん……そうそう」 深優ちゃんは、素直に停止する。 そして、その頭を、軽く、『コツン』と突いてあげる。 「何、生徒が悪いことしたら、ゲンコで許してあげるのが先生の仕事だよ!」 あれ?結局先生? …………まいっか。 うだうだ悩んでるのは、あたしらしく無いしね。 ◇ 「ん……」 (噂をすれば、影というやつか……) そろそろ、何かしら行動を起こすべき、と玲二がアルに告げた時。 近づいてくる足音が一つ。 っそれは、先ほど走り去っていった少女、 「私は、玲二さんは嫌い!」 開口一番。 桂は堂々と正面から言った。 「……そうか」 「でも……それでも、死んでは、欲しくない。 だから」 玲二の答えなど、まるで聞かずに、桂は続ける。 玲二の事は許せないし、好きになれるかも判らない。 だが、それでも、死んで欲しいとは、思えないと。 「……俺が、憎くないのか? ……許せる、のか?」 「憎くは無いけど、許せない。 ……それでも、殺したいなんて、思わない。 敵……になりたいとも、思わない」 それは、彼女が最初から抱いていた思い。 たとえ憎い相手であれ、死は望まない。 ……その、言葉は、美しい。 だが、それは単なる 「夢物語だ」 そう、夢物語。 そんな寝言など、この島において何度打ち砕かれただろう。 その程度の決意など、省みるに値しない。 「戦わなきゃ、どうにもならない事だってあるくらいは知ってる。 でも、それでも」 だが、桂の決意は、そこで終わりではない。 望む、望まずに関わらず、戦わなければならない事柄は、存在する。 不可避であるならば、戦うしか無い。 だが、 だが、それでも、 「私は、誰も殺したく無い… 殺しあうのが、法律なら、そんなもの壊してしまえばいい。 人を殺すよりも、ほかほかのご飯を食べることの方が嬉しいもん」 死んでしまえば、全ては終わりとなる。 それは、何よりも悲しい事だから。 生きて、会えれば、その先に何かがあるかもしれないのだから。 「それを、敵に対して言えるのか? お前の大事な相手を殺した人間は、死んだ。 だが、もし今も生きていて、それで目の前に現れたとして、その男に対して、そんな事が、言えるのか?」 そして、言峰綺礼や、神崎礼人を眼にしても、そんな事が言えるのかと? 暗に玲二は問いかける。 その、言葉程度で迷うようならば、そんな決意に、価値など無い、そう、暗に言葉を込めながら。 「……わからない。 でも……それでも、殺すことは出来ない」 この島の殺し合いという現実を、許さない。 玲二の、深優のした事を、許さない。 …………ユメイのした事を、許さない。 だが、それでも、共に進むと。 未だに確たる形では見出せぬ、羽藤桂の答え。 安易な許しは、間違いという深優の言葉。 羽藤桂という優しすぎる少女にとっては、ずっとずっと辛く、そして、難しい答え。 その答えが、本当に正しいのかなど、彼女にも判らない。 だが、それでも彼女の見出した、恐らくは価値のある、答え。 ◇ 「良かったのですか?」 深優の質問。 先刻、アル達と別行動を取ることになった碧への、問い。 桂と玲二が一応の和解を経たが、それでも、別行動という路線は織り込み済みであった為、こうして別れて行動している。 それは、良いのだが、何故だか、杉浦碧は玲二達と行動を共にしている。 「だってねえ……深優ちゃん達だけじゃ、いきなり撃たれるかもしれないじゃん?」 「それは、否定しません」 それには無論いくつかの理由が存在する。 “じゃあ、あたしが、深優ちゃん達と行動するよ。 クリス君とは面識あるし、なつきちゃんは言うまでも無いから丁度いいでしょ” 組み分けを行なうに際して、碧は告げた。 元より、碧もアルも、ある程度理解していた事柄。 一人では戦えないが、魔力の供給源としてはこれ以上無い存在の桂と、最強の魔道書であるアル。 この二人を分けるメリットなど皆無なので、そこは決定であり、そして、桂には柚明を追いかける、以外の選択肢は無い。 そして、一応の和解じみたものは経たとは言え、桂と玲二を組ませるのは不安が残る以上、玲二は自動的にツインタワー組になる。 そして、玲二との折衝役として、深優は必要であるし、そして二人だけでは他者と出会った時に会話など出来る筈も無い。 ついでにいえば、玲二と深優はそれなりに怪我人なので、移動距離の少ないツインタワーというのは悪くは無い。 そうなれば、交渉役として碧もそちらに周るしか無い。 加えて、アルと桂のみならば、空を翔る事で移動時間も短縮できるという利点もある。 そういう訳で、アルと桂は教会方向に。 碧達は駅近辺を経由して、ツインタワーへと、移動することになっている。 また、携帯電話があるのだからと、二時間おきぐらいに、提示連絡を行う予定だ。 (桂の希望により、彼女の桂帯電話は返還された) 予定では、8時に駅が禁止エリアとなった後、周囲に人がいるか確認した後に、最初の電話を入れる事になっている。 「ま、それはさておきとして」 とそこで碧は前の方に居る玲二にへと接近する。 そして、 「あー……きみきみ、そこで少しすとっーぷ」 「?」 「どりゃあああああああ!」 “ズゴムッ!” 玲二のわき腹から、轟音が響く。 割と隙の大きかった玲二のわき腹に、容赦のない碧の一撃が突き刺さった音だ。 ついでに、玲二は肋骨数本にヒビが入っているので…… 要するに、とても 痛 い 「とりあえず、それで、あたしは納得してあげる」 何がとりあえずなのかは不明だが、ある意味ではとても彼女らしいと言えよう。 言葉ではなく、行動で。 何よりもシンプルに、彼女は現状を受け入れた。 「さて、それじゃあチャッチャと移動しちゃおうかね! いくよ深優ちゃん! 『玲二くん』!!」 そして、悶絶している玲二を無視して、歩きだす。 その足取りは、とても、軽やかなものであった。 ◇ 【B-5 中心付近 /2日目 朝】 【深優・グリーア@舞-HiME 運命の系統樹】 【装備】:遠坂家十年分の魔力入り宝石、グロック19@現実(8/7+1/予備38)、 【所持品1】:支給品一式5×(食料-2)、拡声器 、天の鎖(エルキドゥ)@Fate/staynight[RealtaNua] 【所持品2】:クサナギ@舞-HiME 運命の系統樹、双身螺旋刀@あやかしびと -幻妖異聞録- 首輪(リセ)、 刹那の制服と下着、ファルの首飾り@シンフォニック=レイン、良月@アカイイト 、日本酒数本、首輪(宮沢謙吾)) 【状態】:体力消費(中)、肩に銃創(治療済み)、刀傷(治療済み)、右足から出血、全身打撲、ところどころ裂傷、全参加者の顔と名前は記憶済み 【思考・行動】 基本方針:アリッサの生き様を侮辱した神崎黎人を殺す。そして如月双七の意志を継ぐ 0:B-7駅を経由して、ツインタワー近辺に。 1:神崎黎人を殺す。 2:如月双七の意志の下、玲二、アル達と協力。 3:玲二の戦闘技術を盗む。 4:凪を呼び出す方法を考える。 【備考】 ※参加時期は深優ルート中盤、アリッサ死亡以降。 ※HiME能力が覚醒しました。 ※アリッサが本物かどうかは不明。深優のメモリーのブラックボックスに記録されたジョセフ神父の独白にその事実が保存されています。 現在、プログラムではなく己の意志で動く深優で在る故に検索することも可能です。 また、他にも何か主催に関係する大きな事実が入っています。 ※万全の状態で戦闘可能になるまでは若干の時間を要します。 ※なつき、双七、美希と情報を交換しました(一日目夕方時点) ※玲二と協定を結びました。反乱分子の情報は深優は持っていません。 ※シアーズ財団の詳細を知りました。シアーズが主催としている事を知っています。 ※アリッサに偽者がいることを知りました。 ※自分の意思でチャイルドを呼ぶ事はできません。(小さな切っ掛けが必要?) 【吾妻玲二(ツヴァイ)@PHANTOMOFINFERNO】 【装備】: 防弾チョッキ 、 【所持品】:『袋1』SturmRugerGP100(6/6)、.357マグナム弾(24/36)、ダイナマイト@現実×5、トンプソンコンテンダー(弾数1/1) 小鳥丸@あやかしびと-幻妖異聞録-、ニューナンブM60(5/5)、 二ューナンブM60の予備弾9発、 5.56mmx45ライフル弾7発 『袋2』、ハルバード@現実、ハンドブレーカー(電源残量5時間半)@現実、ルガー P08(3/8+1)@Phantom、シアーズの資料 『袋3』 支給品一式×11、刹那の携帯電話 、デジタルカメラ@リトルバスターズ! 、USBメモリ@現実 、 誠の携帯(電池2つ)、医療品一式、恭介の機械操作指南メモ、秋生のバット、おにぎりx25 野球道具一式(18人分、バット2本喪失)カジノの見取り図、ゲーム用のメダル(14000枚相当) 懐中時計(オルゴール機能付き)@Phantom、包帯、 【状態】:肋骨数本と左腕の骨にヒビ、右肩に銃の掠り傷、左膝に転んだ傷跡、首に痣、全身打撲、疲労(中) 【思考・行動】 基本:運営者側を脅迫して、キャルを生き返らせる。その為に首輪を外す、運営者側の反乱分子と接触する。 0-1:悶絶中 0-2:B-7駅を経由して、ツインタワー近辺に。 1:主催を打倒し、キャルを生き返らせる。どちらにせよ主催は殺害する。 2:深優に協力 3:ドクター・ウェストを発見すれば、首輪を外させる。 4:アルの様子が多少気になる。 【備考】 ※身体に微妙な違和感を感じています。 ※時間軸はキャルBADENDです。 ※5.56mmx45ライフル弾はトンプソンコンテンダー、コルトM16A2で使用可能です ※平行世界の存在に気付きました ※ドクター・ウェストについて、烏月から話を聞きました ※防弾チョッキは一部破損しています ※深優と協定を結びました。 ※シアーズ財団の詳細を知りました。シアーズが主催としている事を知っています。 ※深優がアンドロイドである事を知りました。 ※コンポジットボウはスリングが取り外された状態です。 【杉浦碧@舞-HiME運命の系統樹】 【装備】:FNブローニングM1910(弾数7+1)、リンデンバウムの制服@舞-HiME運命の系統樹 【所持品】:黒いレインコート(だぶだぶ)支給品一式、FNブローニングM1910の予備マガジン×4、 恭介の尺球(花火セット付き)@リトルバスターズ!、ダーク@Fate/staynight[RealtaNua]、 拡声器、情報の書かれた紙 【状態】:疲労大、顔面打撲、十七歳 【思考・行動】 0:B-7駅を経由して、ツインタワー近辺に。 1:美希のことが心配。合流したい。 2:助けを必要とする者を助け、反主催として最後まで戦う。 3:玖我なつきを捜しだし、葛のことを伝える。 4:後々、媛星への対処を考える。仲間にも、媛星に関しては今は内緒にしておく。 【備考】 ※葛の死体は温泉宿の付近に埋葬しました。 ※理樹のミッションについて知りました。 ※理樹と情報交換しました。 ※遊園地で自分達を襲った襲撃者はトレンチコートの少女(支倉曜子)以外に少なくとも一人は居たと思っています。 ※『情報の書かれた紙』に記されている内容は、本作の本文参照 【B-5 西 上空/2日目 朝】 【羽藤桂@アカイイト】 【装備】:今虎徹@CROSS†CHANNEL~toallpeople~ 【所持品】:支給品一式、アル・アジフの断片(アトラック=ナチャ)、魔除けの呪符×6@アカイイト、 古河パン詰め合わせ27個@CLANNAD、情報の書かれた紙、桂の携帯(電池2つ)@アカイイト 【状態】:疲労小、顔面打撲、全身に擦り傷、鬼、アル・アジフと契約、若干貧血気味、サクヤの血を摂取 【思考・行動】 0:ユメイを探しつつ、教会に向かう 1:高槻やよいを探し出して保護する。 2:ユメイを止める。 3:烏月を止める。 4:首輪解除の有力候補であるドクター・ウェストを探す。 5:玲二さんは一応仲間。 【備考】 ※桂はサクヤEDからの参戦です。 ※サクヤの血を摂取した影響で鬼になりました。身体能力が向上しています。 ※桂の右腕はサクヤと遺体とともにG-6に埋められています。 ※『情報の書かれた紙』に記されている内容は、本作の本文参照 ※ユメイによる真殺害についてある程度吹っ切れました。 ※羽藤柚明についての記憶はまだ戻っていません。 【アル・アジフ@機神咆哮デモンベイン】 【装備】:サバイバルナイフ 【所持品】:支給品一式、ランダムアイテム×1、アサシンの腕、業務日誌最終ページのコピー、情報の書かれた紙 【状態】:羽藤桂と契約、魔力消耗(小) 0:ユメイを探しつつ、教会に向かう。 1:高槻やよいを探し出して保護する。 2:首輪解除の有力候補であるドクター・ウェストを探す。 3:業務雑誌のコピーの記述については材料不足故保留。 4:九郎と再契約する。 5:戦闘時は桂をマギウススタイルにして戦わせ、自身は援護。 6:時間があれば桂に魔術の鍛錬を行いたい。 【備考】 ※アルからはナイアルラトホテップに関する記述が削除されています。アルは削除されていることも気がついていません。 ※クリスの幻覚は何かの呪いと判断 ※『情報の書かれた紙』に記されている内容は、本作の本文参照 235 安易に許す事は、傲慢にも似ている 投下順 236:blue sky 時系列順 深優・グリーア 238:この青空に約束を― 吾妻玲二 杉浦碧 羽藤桂 237 THE GAMEM@STER SP(Ⅰ) アル・アジフ
https://w.atwiki.jp/gods/pages/74382.html
テンマングウジザイイトクテンジン(天満宮自在威徳天神) テンジンの別名。
https://w.atwiki.jp/dq9-only/pages/315.html
敵減2種(氷) トップへ アカイライ+ナイトキング トップへ B12Fアトラス怒れる運命の雪原Lv64 (B11 発見者:きむ 他) ★最浅 B15Fイデアラゴン残された空の氷河Lv63 (B13 発見者:ククリ 他) 怪力軍曹イボイノスわななく大地の世界Lv74 (B14 発見者:ナオコ 他) 邪眼皇帝アウルート呪われし光の氷河Lv73 (B12 発見者:セレン(不夜城レッド) 他) B17F邪眼皇帝アウルート呪われし光の凍土Lv79 (B12 発見者:ふくたん 他) B12F アトラス 怒れる運命の雪原Lv64 (B11 発見者:きむ 他) ★最浅 Copper Snowhall of Fear Lv64 RANK,SEED=8D 6486(141 25734) RANK,SEED=A1 6486(161 25734) 怒れる運命の雪原LV64 BOSS=アトラス 階層=11 敵RANK=6 maptype=3 氷 敵減フロア=B11(アカイライ,ナイトキング) 宝箱=B1 C1 D3 E1 F2 G7 H1 即開=せいじゃのはい(B11F) ダダマルダ山(5E)きむ,リョースケ(木人形アカイナイト),エンシイ,ひろし(いらないとキング),シヴァ,アチャこ(赤夜王紗茶子),のぶ,ひろみ[8D],きら B15F イデアラゴン 残された空の氷河Lv63 (B13 発見者:ククリ 他) Platinum Glacier of Doubt Lv63 RANK,SEED=79 6BC7(121 27591) 残された空の氷河LV63 BOSS=イデアラゴン 階層=14 敵RANK=5 maptype=3 氷 敵減フロア=B13(アカイライ,ナイトキング) 宝箱=B2 C2 D1 E5 F6 G3 H5 即開=古強者のよろい(B9F) グビアナ砂漠(37)ククリ,あきひろ,クック(伊達赤夜王),たいし ジャーホジ地方(64)リリス,しげはむ,クロエ,ドルオ,たいが ヤハーン湿地(4D)リアラ,ひろみ,ねこ,マーシャ 怪力軍曹イボイノス わななく大地の世界Lv74 (B14 発見者:ナオコ 他) Gold World of Bane Lv74 RANK,SEED=8D 5FB0(141 24496) RANK,SEED=A1 5FB0(161 24496) わななく大地の世界LV74 BOSS=怪力軍曹イボイノス 階層=14 敵RANK=5 maptype=3 氷 宝箱=C3 D3 E6 F6 G7 H1 B14 16x16 ElistOfs=1EE4(2B30以上で敵消失開始,2B80近辺-オンリー化,2BD0-敵無) アカイライ ナイトキング ひょうがまじん ⇒(X) マジックアーマー ⇒(X) ヘルヴィーナス ⇒(X) エラフィタ地方(0E)ナオコ,みお[A1],たいし[A1],チルノ(氷の妖精かかしアカナイ)[8D],セツナ[A1],ウミ[8D] 竜のしっぽ地方(7C)カズトシ,マックス,セオドア[A1],ラオウ[A1],ひろし[8D],やっこ[A1] 無無無フロア判定 邪眼皇帝アウルート 呪われし光の氷河Lv73 (B12 発見者:セレン(不夜城レッド) 他) Bronze Glacier of Gloom Lv73 RANK,SEED=B5 099E(181 2462) 呪われし光の氷河LV73 BOSS=邪眼皇帝アウルート 階層=14 敵RANK=6 maptype=3 氷 敵減フロア=B12(アカイライ,ナイトキング) 宝箱=B1 C5 D3 E9 F3 G1 H1 即開=ドクロのかぶと(B5F),あらくれズボン(B6F),まてきの杖(B13F) 西ナザム地方 高台(95)※要 箱舟セレン(不夜城レッド),トリーシャ サンマロウ地方(2C)ちくわぶ B17F 邪眼皇帝アウルート 呪われし光の凍土Lv79 (B12 発見者:ふくたん 他) Bronze Tundra of Gloom Lv79 RANK,SEED=8D 099E(141 2462) RANK,SEED=A1 099E(161 2462) 呪われし光の凍土LV79 BOSS=邪眼皇帝アウルート 階層=16 敵RANK=6 maptype=3 氷 敵減フロア=B12(アカイライ,ナイトキング) 宝箱=B4 C5 D3 E10 F3 G1 H1 即開=あらくれズボン(B6F),まてきの杖(B13F) 西ナザム地方 高台(95)※要 箱舟ふくたん,あうあう(アカイキング),マックス,ユイエル,アサギ[8D] サンマロウ地方(2C)エンシイ,ちくわぶ,ユイエル,カズトシ,アルト,シーモア,ひろし(いらないとキング2)[A1],リサ,ダイ[A1],ドルオ,バウアー,クレア[A1],アイコ[A1]