約 1,366,773 件
https://w.atwiki.jp/as_hibiscus/pages/31.html
ちゃんとブログ書くほどでもないので、数行の日記的なものを... 日記といっても、毎日は書けないかもです。 せめて、週報くらいにはしたいです...。 2012/02/03 Yui 刻一刻と、時間が過ぎていきます。 あと1ヶ月を切ってしまい、 残念ながらINしている方も少ないようです。 といいつつも、自身が本業のためにINする時間が 取れずにいます。 ようやくトップページは少し変えました。 えぇ、皆さんに感謝です。 レベリングや生産が苦しいのも、PK対策に悩まされたのも 他キャラとの差に愕然としたのも、そしてわいわい話したり、狩りしたのも すべてが今となってはいい思い出です。 2012/01/24 Yui こんな週の真ん中に書くのは珍しいとお思いかもしれませんが、 1/24は、ギルド「ハイビスカス」の設立記念日なのです。 と、本当なら2周年のめでたい日のはずなのですが、 ご存知のとおり、ASの終了が先日発表されました。 残念です。 この2年いろいろありました。この話しはまた後日。 2012/01/01 Yui あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いします。 今年は、ASが盛り上がるといいですね!! 2011/12/24 Yui メリークリスマス 遅ればせながら 祝 AS2周年!! HPもクリスマス仕様で、すこし運営さんも気合入っているのかなと思います。 とはいえ、私は本業が多忙であまり時間取れていないんですよ。 ゆっくり出来る時になったら、またイベントやってるといいな 2011/11/1 Yui ハロウィンイベントももう終わりますね。 今年は、公式HPの背景もハロウィン仕様になったり ちょっと気合入れてたのかなと。 その割には、最初の週はマスクが台風のせいで...wとか 意味がわからなかったりしましたけど、 2週目から、ランダムボックスが入ってちょっと楽しめました。 さて、膨大な量のパウダーをどうしよう...w 2011/10/15 Yui アンケートラッシュwも終わり、反映がされ始めましたね。 いい感じになればいな 2011/09/20 Yui このところ、毎週アンケートが実施されていますね。 こう続くと大変ですが、ASによくなって欲しいという気持ちで回答しています。 さて、昨日は防衛戦マップにてバザーイベントが行われました。 希少生物もあったので、露店キャラではなくみなさん高レベキャラで 露店参加されてたのが、ちょっと新鮮でした。私も参加しましたが、売り上げは聞かないでください。w 感想ですが、マップが広すぎて各エリアに露店がポツンポツンといる感じでした。 そこそこの人集まったらしいので、ある程度限定すれば、もう少し賑わった感じだったのではと。 また、比較的見かけたことのある高レベキャラばかりだった気がします。最近始めた人(そんな多くないかもですが)とかも参加して欲しいなと。 そういう意味では、防衛マップはちょっと難易度高いかも。(入り方・移動方法などちょっと特有です) 今後に期待です。 2011/09/04 Yui アンケートが実施されていますね。 改善してほしいことを書く質問もありますので 是非、回答しましょう。 アンケートへは、公式ページでログインをして、 お知らせのアンケートの記事へ、そこの中のリンクから行けます 2011/08/21 Yui 強襲戦勝利ですね。 用事あって出かけてたので、最後何分かしか参加できなかったのですが、 勝利メッセージだけは見ましたw いろいろ交換された方もいると思います。 私はポイントがまだまだなので、がんばらないと。 2011/08/15 Yui 言ってるそばから、中断...。 サボってたわけじゃありませんよ。リアルで時間取られて、後回しになってただけですw さて、夏真っ盛りですね。 3倍イベント。レベリングPTが連日出てるようですね。 昨年のGWの2倍を思い出しました。 ま、クエあって・3倍の今のほうがいくらか楽そうな気もしますが。 2011/07/07 Yui 七夕ですね。イベントは参加できてませんが、 ここでお願いをひとつ。 「アルカディアサーガがもっと盛り上がりますように」 2011/07/05 Yui とりあえず、書いてみようかと。 今日で書くことといえば、防衛地の話題かな。 しゃべったり、タゲを変えたりできるのに、まったく動かなくなりました。 しばらくすると、タイトル画面に...。 しっかりしてください、運営さん!!
https://w.atwiki.jp/partynightmare/pages/8.html
エアバレット ここではアイビスのスキル「エアバレット」についてまとめています。 名称 エアバレット キャラクター アイビス 属性 風/魔/単 消費 2MP 威力 説明 コメント コメント
https://w.atwiki.jp/100engei/pages/46.html
アイビー(ヘデラ) 正式名称ヘデラ。アイビーは愛称。 ダイソー ○ セリア ○ キャンドゥ ○ ナチュラルキッチン ○ ローソンストア100 ○ ◎よく入荷/○時々入荷/△稀に入荷/×入荷しない/?要情報 ほとんどの百均で発見情報がある。 また観葉植物の中でも最強クラスの強さ(イケナイスレで最も破壊力を持つと指定されている内の一つ)なので初めての観葉植物にもオススメ。 ただハダニが付きやすい気がする。 挿し木や水挿しで増やす事が出来る。かなり増えやすい。 紅葉する。種類によっては気持ち悪くなる事もあるが基本的には美しい。 和名セイヨウキヅタ。ツル性なので這わせたり垂らしたりして飾ることができる。 種類がとても多く似たようなものも多いので百均産のものは種類が特定できない事が多い。 代表種にシャムロック、ゴールデンチャイルド、モナリザ、ミントコリブリ、ホワイトコリブリ、グレイシャーなど。 レアだったり高いのは翠雲や白雪姫など。これらは百均には置いてない。
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/388.html
統夜の震えが、イェッツト・ヴァイサーガに伝導する。 ひたすら、目的へ向けて一直線に邁進していた統夜ですら、無意識に後退してしまうほどの存在感。 正面に立っているだけで、強風で吹き飛ばされる錯覚すら覚える。 これが、この殺し合いを開いた元凶の全力。 平行世界を歪め、世界の新生を企んだ、因果律という神の遣わした歪んだ大天使。 シュテルン・ノイ・レジセイアが存在するだけで放たれる生命波動は、明確な意思と力を感じるほどだった。 『我の力を宿した人間よ……もう一度問おう。我とともに歩むつもりはないか?』 「誰が……ッ!」 誰がそんな誘いの乗るものか、と言おうとするが、かみ合わぬ奥歯が、乾ききった口内が、それを許さない。 これが、おそらく最後通牒。これを断れば、まさに次元が違う存在と剣を交えることになる。 いや、そもそも剣を交えると、戦闘と呼べるだけのものになるのか。ただ、一方的な蹂躙だけで終わるのではないか。 「お、俺は……」 『答えは……?』 「俺は、俺は……おおおおおおおあああああああああッ!!」 高層ビルから飛び降りるのはおそらくこんな気持ちなのだろう。 統夜は、冷静に考えることをやめた。考えれば、考えるほど動けなくなる。 なら、一歩を踏み出すだけだ。目をつぶり、最愛の人、テニアを強く意識する。 そして、そのまま斬艦刀を振り上げ、ノイ・レジセイアに切りかかっていく。 限界まで引き絞られ、震えていた弦がはじけ弓が飛ぶように、イェッツト・ヴァイサーガが空間を駆ける。 これまで以上の加速を持って、ノイ・レジセイアを切り伏せんと。 あれだけの巨体で、しかも地面から生えていることから、到底回避などできようはずがない。 200m強まで巨大化した斬艦刀も、1000mを超えるノイ・レジセイアに比べればひどく矮小だ。 ノイ・レジセイアが、爪が並んだ手をこちらにかざす。すると、そこに光が集まり、巨大な光球が形成される。 背中が泡立つ感覚に従い、イェッツト・ヴァイサーガが進路を変えて後ろに下がる。 鋭角的な軌跡で動くことのできるイェッツト・ヴァイサーガだからできる技だ。 イェッツト・ヴァイサーガだから、助かった。 次の瞬間、本来イェッツト・ヴァイサーガが飛び込むはずだった空間が、食われた。 先程の戦闘では、足先程の空間をえぐるだけだったが、今度は違う。 前方数百mほどの範囲が食われ、消失した空間が黒く塗り潰された。 「――引っ張られる!?」 突然抹消させられた空間は、何も存在しない状態になる。すなわち、真空。 消失した空間に大気が流れ込むことで、イェッツト・ヴァイサーガの身体が前方に引き寄せられる。 それでも姿勢を立て直そうと嵐の中でイェッツト・ヴァイサーガがもがく。 斬艦刀が大きいままでは、風にあおられるだけだ。いったん、素の日本刀サイズまで戻さなくてはならない。 だが、そんなことをしている隙をノイ・レジセイアがくれるはずがなかった。 ノイ・レジセイア本体が存在する周囲の肉壁が盛り上がり、金属を引き延ばした棒のようなものが現れる。 一本二本ではない。十本二十本でもない。数百ですら足りない。その数――数千以上。 びっしりと針鼠の刺のごとく、乱立するそれが―― 一斉に光を放つ。 斬艦刀をそのまま盾にする。しかし、跳ね返せた時とは数が違う。圧力が違う。 なすすべなく、イェッツト・ヴァイサーガは吹き飛ばされ、地面にたたきつけられた。 一度目のバウンドで、素早く受け身を取ったことですぐさまイェッツト・ヴァイサーガが立ち上がる。 だが、統夜の視界に映るのは、ノイ・レジセイア本体ではなく、地面から沸き立つ異形の軍勢だった。 一種は、白。骨だけを固めて作った獰猛な獣。アインスト・クノッヘン。 一種は、緑。植物をより合わせ束ねた砲撃手。アインスト・グリード。 一種は、紫。からっぽの鎧を繋いで作る闘士。アインスト・ゲミュート。 失われた力を取り戻したノイ・レジセイアに、眷属を精製することなどたやすいこと。 無言のまま進む大軍勢。イェッツト・ヴァイサーガの振るう斬艦刀が、まとめて二十体以上を吹き飛ばす。 上半身か下半身を失い砕け散った軍勢は、地面に溶けてノイ・レジセイアに還元されていく。 そして、その後ろからはまたも無数の下位アインスト。 「きりがない……!」 いくらイェッツト・ヴァイサーガが一騎当千の実力とはいえ、万の軍勢を抑える力はない。 仲間の死骸を踏み越え、ひたすらに前進し殺到する下位アインスト達。 どうにか状況の変わるきっかけを探す統夜だったが、それは意外なところから訪れた。 きっかけをくれたのは、他でもないノイ・レジセイア自身。 ノイ・レジセイアの砲撃が、統夜に降り注いだのだ。 もちろん、下位アインストの僅かな隙を縫っての砲撃などではない。 下位アインストごとまとめて吹き飛ばす、一切の慈悲なき破壊の光がイェッツト・ヴァイサーガを焼く。 全身の神経に、マグマでも流し込まれたような痛みに、イェッツト・ヴァイサーガが地面を転がる。 さらに降り注ぐ砲撃を、自分の上に斬艦刀を重ねることでどうにか回避する。 砲撃の圧力で肉の地面に機体が埋まっていくなか、砲撃の途切れる瞬間を探すが、そんなものは見つからない。 当然だ。数千もあるなら、適当に撃ちまくるだけでも、常に砲撃が行われる。 だが、その砲撃がぴたりと突然やんだ。 なにが起こったのかを知るより早く統夜はイェッツト・ヴァイサーガの身を起こす。 ノイ・レジセイアの本体の前に、何かいる。 統夜が目を細めると、イェッツト・ヴァイサーガもフィードバックでカメラの倍率を上げた。 ずいぶん、小さい。イェッツト・ヴァイサーガの五分の一以下だ。 「あれは……あいつの!?」 確かに、自分をガウルンの同類呼ばわりした女の機体だった。 右手が欠けた小型機。僅かな生命波動を感じることから、生体マシンか。 瞬間移動を使うことで砲撃の死角に入り、何処かに向かっている。 向かっている先を視線で追うと、そこにいたのはあの以前の面影のないボロボロのマシン。 合流するつもりというのは、すぐさま理解した。理解したからこそ――統夜は、ノイ・レジセイアの本体に突っ込んだ。 ノイ・レジセイアはすぐさまこちらに反応し、砲撃を一部こちらに回した。 だが、一部なら、そしてすでに準備完了した今なら問題ない。 思い切り振りかぶったのち、フルスイングされた斬艦刀が光を跳ね返し、逆に砲台を破壊していく。 「そっちは……!」 「俺のことはいいから、早く行け!」 統夜に気付き、驚いた声を上げる小型機に声を飛ばす。 こっちのことにかまっている暇があったら、速く合流してほしい。 統夜もまた、あのロジャーとアキトのやりとりを見ている。ロジャーが、何かをあの二人に託したことを。 それが、何か分からない。けれど、それらが何かの切り札になることを願う。 一人では、勝てない。 弾よけでも、連撃のための間繋ぎでも、なんでもいい。 力を合わせなければならない。皆殺しにするのは分かってる。 だが、一人では戦えない。だから、統夜は敢えてアイビスを助けたのだ。 『愚かな……我を殺し、人を残すか……因果の使徒たる力を持つ者が……』 「悪いけど、あんたは俺一人じゃ倒せそうにない。俺は、誰とだって必要なら手を組むさ」 仮にそれが、ユーゼスやガウルン、地獄の悪魔でも知らない誰かでもいい。 そうやって、統夜は生き残ってきたのだから。 悪魔の腸の中に突入したブレンが飛ぶ。 まっすぐ、目指すべき場所であるカミーユのところへ。 背後をちらりとアイビスは振り返る。蒼い騎士が、一人あの姿を変えたノイ・レジセイアへ立ち向かっている。 相手になっているとも言い難い。必死に、倒れないようにするのが限界だった。 しかし、おかげでアイビスに砲撃が来ることはない。 本当にアイビスの言葉が伝わって協力してくれるようになったのか、それとも別の理由があるのかは分からない。 だが、ああやってあの騎士が食いとめてくれるおかげで、アイビスはカミーユのもとへ急行できる。 「斬艦・光刃閃! でやああああああああ!!」 200m近い巨大な刃が、目にもとまらぬ速度で振り回される。 そのたびに、わらわらと地面から現れる奇怪な生き物を吹き飛ばしている。 心の中で、アイビスは頭を下げた。今言ったところで、蒼い騎士の集中を乱すだけだ。 だから、アイビスはその代わりに蒼い騎士の期待にこたえるためにカミーユへ急いだ。 「カミーユ!」 「う……あ……」 さっきよりも酷いサイバスターの姿。 その傷は、アイビスがここに来るまで、カミーユが必死戦っていたことをありありと物語っていた。 カミーユの衰弱もさらに進行しているのは、医者でもない素人のアイビスの目にも見て取れる。 戦えるコンディションとは、とても言えそうにない。 「あの人の……遺したものを……ッ!」 どう声をかけるべきなのかとアイビスが戸惑っていると、逆にカミーユが口を開く。 あまりにも弱弱しく、息絶え絶えの様子でありながら、カミーユの声には、芯があった。 サイバスターの腕が、もう白い装甲板など全て剥げしまった腕が、ブレンへ伸ばされる。 カミーユも、諦めていない。まだ、絶望なんかしちゃいない。 アイビスはそう悟ると、すぐにギアコマンダーとJジュエルをサイバスターの手に握らせた。 「これが……あの人の……」 サイバスターの手を中心に、光が満ちる。 光が収まった時、そこにいたのは、紫の蛇と緑の猪。ロジャーが契約したデータウェポン。 いや、それだけではない。赤の竜も。燈の牛も。白の獅子も。蒼の一角獣も。 ユーゼスの操っていたAI1が一度は爆散したことによって解放されたデータウェポンもまた、 ギアコマンダーが全て一か所に集まったことで、再び姿を現したのだ。 七匹目の不死鳥はなくとも、いまだ星を守る聖獣たちの大部分はなお健在だった。 六匹とも、暴れるわけでもなく、どこかに行くわけでもなく、ただじっとサイバスターを見つめていた。 静かに、カミーユを見定めるように。 「力を貸してくれ……! 俺は、あの人ほど自分に自信が持てるわけじゃない、何かを創れるわけじゃない……! けど、あの人が、クワトロ大尉が、中尉が、ベガさんが、アムロ大尉が……みんながこうしてくれって言ってるんだ。 俺は駄目かもしれない。だけど、彼らを認めてくれるのなら、俺に……!」 データウェポンは、沈黙を守っている。 背後からは、蒼い騎士が処理しきれなかったアインスト軍団が進軍しつつある。 アイビスは、そちらに対処するためにカミーユに背を向ける。 ソードエクステンションから放たれるチャクラ光が、空から飛びかからんとしたクノッヘンを叩き落とす。 だが、正面に並んだ無数のグリードが口か茎の切り口か分からぬ部分から放たれた光がブレンを襲った。 「お願い! ブレン!」 後ろにカミーユがいる以上、下手に回避すればそちらが被弾してしまう。 展開したチャクラシールドが、ハイストレーネの雨を、どうにかはじき返す。しかし、チャクラシールドはきしんでいる。 ブレンが得意とする、機動力とバイタルジャンプによる撹乱戦法が使えないのだ。 足を止めての戦闘は、最悪ともいえた。 それでも、アイビスはその場から動くことはない。 方法は分からずとも、もうすぐカミーユは立ちあがる。そうカミーユを――「信頼」しているから。 ゲミュートの上半身と下半身がバックリと割れ、中から紅球が姿を現した。 明滅する紅球が同じ大きさの赤い光球を放つと、それはチャクラシールドに吸着し、その光を吸い取っていく。 薄れていくチャクラシールド。 「くっ!」 シールドに固執すると、逆に危ない。 そう判断したアイビスは、さらに赤い光球を放とうとするゲミュートの紅球を、ソードエクステンションで撃ち抜いた。 たちまち、崩れていくゲミュート。どうやら、あの赤い部分が核だったらしい。 だが、弱点を見つけたに安堵している暇はない。なぜなら、次々とブレンへアインスト軍団は迫ってきているのだから――! 降り注ぐ角、光球、ビーム砲。 数に任せたごり押しの攻撃。バイタルジャンプできない以上、再びフォトンシールドを張るしかない。 だが、先ほどとは規模が違う大砲撃はあっさりとフォトンシールドを突き破ろうとしていた。 「頑張って、ブレン! ブレンなら、きっと私たちならできるから!」 『一方的に何かをしてもらったと思ってる。自分は何もしてないのにってな。つまり対等だと思えないんだ。仲間なのにな。 理由もないのに世話を焼かれ続けるのってきまりが悪いだろ? それと同じだ。相手は気にしてないのかもしれないが、お前はそれを気にしてる。 だったら見返してやれるぐらいしっかりした人間になればいいのさ。そのくらい自分に自信がついたら、その後ろめたさは消えるんじゃねえかな』 意味は、ないのかもしれない。けれど、アイビスはブレンへ強く思念を送る。 アイビスの脳裏に響くのは、一人の男の声。クルツ・ウェーバーの言葉。このままじゃ終われない。 まだ、自分はカミーユにも―― 『私の命も背負っていけ、アイビス……』 ――シャアにも受け取った分を返していない。いや、自分を守ってくれた人々の多くに、何も返していない。 なにも、この世界に来てからだけじゃない。ツグミにもだ。 だから。 ――『アイビス、死ぬことだけは許さん。後は好きにしろ。行け、ブレン!』 思いを託してくれた仲間を信じる――皆が信じてくれた自分を信じる! 巨大な津波すら押し返すほどの巨大なチャクラシールドが、地面の肉壁すら巻き上げ、アインストを飲み込んでいく。 波紋のように広がる光の津波は、大多数のアインストを粉砕した。 だが、アインストはあまりにも多すぎた。あれだけの力を放ってなお、砕ききれぬほどの数のアインスト達。 生き残った者たちが、力を振り絞り限界近いブレンを食い殺さんと骨と金属を打ち鳴らし、接近してくる。 ブレンに動くように言うが、さしものブレンも疲労で咄嗟に動けない。 もう、爪がブレンに触れる。 いや、触れることはない。アインストたちが、横やりから現れた影になぎ倒された。 「えっ……!?」 アインストを粉砕し、ブレンの前に立つのは、蒼の一角獣ユニコーンドリルと、白の獅子レオサークル。 カミーユの前にいたはずの二匹は、今はアイビスを見つめている。 「力を、貸してくれるの……?」 アイビスの声に、二匹は一度ノイ・レジセイアを見た後、静かに頷いた。 ブレンの側に二匹の聖獣が寄り添ったかと思うと、その姿は溶け――ブレンの一部となっていた。 失われた右腕には、ユニコーンドリルが。背中に円形のブースターとしてレオサークルが。 凰牙とは違うかたちでの、半生半機の生体マシンであるブレンと電子の聖獣の融合。 アイビスの仲間を信じる「信頼」と、どんな苦境でも諦めない「勇気」が、かたちとなって力に変わる。 「すごい……これならいける!」 元々、大容量のエネルギー施設を好むデータウェポンたちは、それ自体が大きな力を持っている。 そのうちの二体と同時に融合、シンクロしたブレンのエネルギーがみるみるうちに回復していく。 無限のエネルギーには程遠くとも、少なくとも再びブレンに活力を満たすには十分すぎるエネルギー量だ。 また新たなアインストが生まれ、ブレンを倒さんとする。 しかし、新生ブレンから放たれるソードエクステンションは、一撃で雑魚アインストを粉砕した。 特機にはまだ及びつかない威力だが、それでも今までを考えれば比較にならない。 「行こう、ブレン……!」 「――ああ、こっちもだ」 ブレンの背後から放たれる炎の渦が、さらにアインストを燃やしつくす。 その声に、アイビスは振り向いた。そこにいたのは、ほとんど元通りになったサイバスターの姿。 「カミーユ、その姿……」 「あのデータウェポンたちが、サイバスターと契約してくれたんだ。 俺との契約は駄目でも……このサイバスターに残ってた思いに」 カミーユは、どこか遠くを見つめながら静かに呟いた。 「ベガさんは、分からず屋の俺みたいな人間にも優しい人だった」 ドラゴンフレアが望む契約条件――慈愛。 「ロジャーさんは、どんな時でも、自分を見失わなかった。いつも自信に満ち溢れていた」 バイパーウィップの契約条件――自信。 「ブンドルは、誰よりも未来を見通してた。俺たちが、目先のことで熱くなるのを抑えて、最期まで導いてくれようとしていた」 ブルホーンの契約条件――知恵 「アムロ大尉は、壊すよりも、何かを作り出そうと、何かを積み上げようとしていた。それを信じていた」 ガトリングボアの契約条件――創造。 「皆、俺とは違って大人として最後までやったんだ。あの人たちは、違ったんだ」 サイバスターの修復は、体内に取り込まれたデータウェポンの作用と言うことなのか。 それとも、装甲すら再生成させる精霊憑依の力の片鱗なのか。 アイビスには、どちらかもわからない。ただ、今のカミーユはアイビスの目にも酷く危うく見えた。 「終わらせるさ……あの人たちはみんな死んでいい人じゃなかった。それを、あいつに分からせてやるんだよ」 サイバスターが、空へ再び舞い上がる。続いて、ブレンもまた肉の空へ。 蒼い騎士が、砲撃にさらされ、こちらに吹き飛ばされて来る。しかし、空中でどうにか減速すると、姿勢を立て直した。 「……間にあったみたいだな」 「助けてくれてありがとう。けど、どうして……」 「別に。俺一人じゃ倒せそうにないから、あんたらにも手伝って欲しかっただけだ。 ……言っただろ、俺はガウルンとは違う。戦えれば何でもいいわけじゃない。あいつを倒さないといけないんだ」 ガウルンとは違うという部分にアクセントを置いた声。 どれだけガウルンが嫌いなんだろうとアイビスもちょっと思ったが、敢えて口には出さないでおく。 「あいつを倒して、あいつの力を奪わないといけないんだよ。協力してくれたら、こっちだって融通くらいするさ。 ここから脱出する際の、世界間通路は開いてやるよ」 「あれの力を奪う……? どれでどうするつもりなんだ。まさか、今度はお前が神を気取るつもりなのか?」 カミーユの声が怒気混じりになる。 しかし、蒼い騎士は平然と答えた。 「神、か……興味ない。俺は、もう一度会いたい人がいるだけだ。会うためには、あいつの力がいる。それだけだ。 神様みたいな力があっても……俺じゃ力を神様として使えるような頭じゃない。あいつが言うには考え方は、人間らしいから」 そうやって、ノイ・レジセイアを指さした。 カミーユは、まだ納得いっていない様子だったが、一応は飲み込めたのだろう。 「そういうことなら、いいさ。会いたい人は、俺にだって大勢いるんだ。……名前は?」 「紫雲 統夜だよ。そっちは?」 「私は、アイビス」 「……カミーユだよ」 「それじゃ、アイビス、カミーユ。今から、少しだけど一応仲間だ」 サイバスターが、ディスカッターを構える。 ブレンが、ソードエクステンションを構える。 イェッツト・ヴァイサーガが斬艦刀を構える。 『……七つ目の、無限の聖獣ならいざ知らず……それ以外の六つと……不完全な生命機が一つ…… それでは我との力の差を埋めることなど……できぬ……』 しかし、その三機を前にしてもノイ・レジセイアの声色は変わらない。 全く無意味だと、思念一つぶらさずそう伝えてくる。 「埋められるか、埋められないかはお前が決めることじゃあない」 「それに、できるできないで考えるなら、ここまで来てないよ」 「やりたいことがあったから、ここまで来たんだ」 それに対する、三人の想いは、奇しくも三人とも同じ。 『人間とは……つくづく度し難い……失せよ……!』 ノイ・レジセイアの本体周囲から、またも砲門が生まれ、三機を射抜かんと向けられる。 先程と同じ、当たったらその場で追撃をかけられアウト。回避を取るだけでは、執拗な砲撃でじり貧になる。 それを知っていたアイビスは、側にいた二機の腕をなにも言わず強引に掴んだ。 「なにするんだよ!?」 「いいから黙ってて! このまま懐に飛び込むから! ブレン、お願い!」 砲門が進路変更するまで、時間がかかる。それだけではない。相手の懐に入れば、自分を傷つけるのは避けるため砲撃が抑えられる。 統夜に助けられるまでにアイビスが発見したことだ。ブレンの身体が虹色の輪をその場に遺し、三機まとめて跳躍する。 転移した先では、ノイ・レジセイアの巨体がもうすぐ目の前にあった。 「っと!?」 「このままいくよ!」 ブレンの能力を把握していなかった統夜以外の二人が、転移と同時にノイ・レジセイアへ向けて飛ぶ。 サイバスターがノイ・レジセイアの懐に潜り込む。ドラゴンフレアの能力によって焔を纏った剣が思い切りを叩き付けられた。 並みのモビルスーツなら、触れるよりも早く溶けだしてしまうほどの聖獣の熱量を帯びた剣が、爆音を放つ。 だが敵は、モビルスーツなどとは比肩にできぬ世界の遣わした醜悪な天使。 桁外れの超存在の前には、今のサイバスターの一撃すらかすり傷にしかならない。 巨体の肩口あたりを、確かに刀身以上の範囲切り裂いている。だが、あまりにも敵が大きい。 20m近い斬撃の傷跡も、1kmを超える上半身の前ではほぼ無意味。 『理解できん……古い人間すべてにどれだけの価値がある……?』 カミーユも、アイビスも一発で結着を付けられるとは最初から思っていない。 大きいがゆえに鈍重で、死角の多いノイ・レジセイアへ、二発目三発目とさらに斬撃を放つ。 アイビスもソードエクステンションで切り裂いているが、到底ダメージを与えられたとは思えない。 そうこうしている間に、ノイ・レジセイアもまた動き出す。 本体の、骨や鎧に似た部分と、肉に似た部分のつなぎ目から、緑色の触手があふれだした。 身体を這うように進む触手が、アイビスの乗るブレンとカミーユのサイバスターが攻撃する地点まであっという間に到達した。 「そんな……再生!?」 触手の津波から逃れるためノイ・レジセイアから二機が離れる。 すると、触手が傷口に潜り込み、欠損を埋め、元通りに戻してしまう。 ソードエクステンションでそれを食い止めようとするが、爆破したそばから再生する。 明らかに、再生速度のほうが早い。いや、それだけではない。 再生に必要のない、手のあいた触手たちはサイバスターたちを追ってきている。 その速さは――尋常ではない。 「――速い!?」 「ブレン、かわして!」 刺し殺すようにまっすぐ伸びた触手をどうにか回避する。二機の背後でさらに触手は曲がり、戻ってくる。 同時に、前からは新しい触手が挟み込むかたちで進んできていた。 輝線の残像を残しジグザグに折れ曲がる触手の群れは、絶えず爆竹の束がはじけるような音を立てている。 音を超えた速度の鞭の先が空気を叩く音だ。音速を超えた時に放たれる衝撃波。つまり、鞭の速度は音速をはるかに凌駕していることに他ならない。 どうにか、ターンカットといったRaM系の独特の飛び方とバイタルジャンプで、鞭をかわす。 いくらブレンでも、音速を超える鞭より早く動くことはできない。 サイバスターのほうはと言うと、全包囲に目が付いているような最小限の動きで回避し、さらに触手を切っていこうとしている。 だが、分が悪いのは明白だった。 触手に、追われ、ノイ・レジセイアとの距離が再びあこうとしている。 もうすぐ、砲撃が再開する距離になる。じりじり下がるしかないことに、アイビスは焦る心を抑えようとする。 ブレンの真横から、蒼色の疾風が吹き荒れた。 サイバスターとブレンに近づく触手の盾になるように現れたのは、統夜のイェッツト・ヴァイサーガ。 「まったく、このくらいの相手になんで苦戦しているんだ」 視界を埋め尽くすほどの巨大な触手の束が、前方で花が咲くように開いた。 一気にこちらを飲み込むつもりだとわかり、全員でバイタルジャンプするためと統夜に近づこうとして、 「―――九頭龍光刃閃・霞」 触手に、光の線が刻まれる。その数、合計九つ。 いや、大きな線が九つというだけで、さらに細い線はよく見れば無数に刻まれていた。 目の前の触手たちが、粉みじんに切り裂かれ、地面に落下していく。 イェッツト・ヴァイサーガが持つ剣をよく見れば、大きな芯となる部分以外に、細いワイヤーのようなものが大量に付いていた。 「まさか……それ全部で、切ったの?」 「別に大したことじゃないさ」 あっさり言ってのける統夜の技量に、アイビスはあきれるしかなかった。 もし、さっきのやりとりの時、本気で殺しに来ていたら――おそらく自分は一秒と持たなかったんじゃないか。 そう思わざるを得ないが、仲間になるとなればこれほど頼もしいものはない。 もっとも、実は統夜のこの力はデュミナスの力を奪ってからのものなので、実はアイビスの考えは見当違いなのだが。 『何故足掻く……古き者たち……お前たち自身には……価値などないというのに……』 触手を統夜が払うことによって、再び進軍のための通路があく。 サイバスターとブレンが、再び突っ込んでいく。さらに数を増す触手。それも、やはり統夜の前には文字通り『一瞬』で切り刻まれる。 「そんなことを決める権利がお前にあるのかよ!」 サイバスターの羽に似た三対六個のスラスターが、スカイブルーの粒子を放つ。 サイバスターは純白の翼によりさらなる加速を付け、ノイ・レジセイア目掛けての直線軌道による突撃(ラッシュ)。 そのまま勢いを活かし、ディスカッターを渾身の力で振り下ろそうとする。 ノイ・レジセイアはそれに対応すべく、爪の生えた異常に肥大化した右腕をサイバスターの方に突き出した。 「あれは……ッ! よけろ!」 統夜のそんな制止の声も振り切り、サイバスターは突っ込んでいく。 足を止めたブレンとイェッツト・ヴァイサーガの前に現れるのは、黒穴。空間ごと食いちぎられた虚無の空間だ。 空気が再び流れ込み、暴風を生む。 「カミーユ……!?」 「あの馬鹿……食われる地点に自分から……!」 思わず飛び出そうとするブレンを、イェッツト・ヴァイサーガの腕が押しとどめた。 「離して! カミーユが、このままじゃカミーユが……」 「馬鹿言うな!」 空間ごと食われたら、物質の強度など意味を持たない。即座に抹消される。 そう分かっていても、アイビスは走り出そうとする。仲間の最期がこんな終わりだと、信じたくなかったから。 腕を振り払い、飛び出すアイビス。 しかし、後ろにいるイェッツト・ヴァイサーガから聞こえてくる声はアイビスの予想していたものとは逆だった。 「生命波動をはっきり感じるんだ! 死ぬどころか、逆にさっきより輝いてる! 巻き込まれてないんだよ!」 「え……?」 「だから焦るなよ。焦ったら、勝てるものも勝てなくなるってガウ……いや、よく言うだろ」 そこまで、統夜が言った時。 黒い暴風の渦から、深紅の何かが現れ、ノイ・レジセイアへ矢のように向かって行く。 その姿は人型ではなく、猛禽類の形をしている。 「あれ……そうか、サイバード!」 突っ込んださなか、カミーユはおそらく変形し、さらに加速したのだ。 あのままの速度で突っ込んでくると踏んで設置された空間攻撃を、さらなる速度で炸裂するまえに突っ切る。 とんでもない無茶だと思うが、カミーユはそれを成功させたのだ。 『この力……望んでいない……!』 爆発に近い風の流れを生み出して、深紅の火球を核とする不死鳥が大空を羽ばたいた。 肉を焦がし燃やし溶かし、ノイ・レジセイアの身体へ到達したアカシック・バスターがノイ・レジセイアの巨体にめり込んでいく。 爪をかけて弾き飛ばそうと動いたノイ・レジセイアの手が、近づけただけで熱によって発火する。 紅蓮の塊は、ノイ・レジセイアですら触れることが困難なほどの火力だ。 「俺たちも行くぞ」 「うん……!」 イェッツト・ヴァイサーガとブレンが、サイバスターの後を追い、ノイ・レジセイアへ。 頭上スレスレを切り裂いてゆく敵の触手など気にも留めず、サイバスターの後を追う。 サイバスターは、ノイ・レジセイアの身体に大穴をあけ、さらにその中へ潜り込もうとしていた。 『聖獣の力……それは人の持つ完全なる欠片とは言い難い……』 奇怪な声が、場に響く。人の言葉に強引に返還するならエアヴァントゥルングといったところか。 緋色と橙色の絶叫が、サイバスターが掘り進む傷口から噴出した。 今までサイバスターに与えられた熱をそのままそっくりお返ししたとしか思えない炎の光が、サイバスターを弾き飛ばした。 アカシック・バスターの炎の領域によりサイバスターに怪我はなさそうだが、その纏った力場は剥がれてしまった。 『人間に価値はない……人間と人間が結び付いたときにおこる力……事象にのみ価値がある…… それが……何故……分からない……!?』 「命は、命自身が力なんだ。命は、この宇宙を支えているものなんだ! それを価値がないなんて……分かるものかよ!」 ガトリングボアの力がサイバスターの手から放たれたが、 それはノイ・レジセイアの前に発生した空間のねじれにあっさりかき消された。 『ならば、人間と言う存在に……価値があると……?』 「当たり前だ!」 『ならば……その価値を奪う資格が何故お前にある……?』 触手が、サイバスターとノイ・レジセイアの間に壁を作る。 その間に、アイビスと統夜は触手の影からノイ・レジセイアへさらに切りかかった。 ブレンのソードエクステンションはともかく、 200m級まで肥大化したイェッツト・ヴァイサーガの斬艦刀は、ノイ・レジセイアの肩に深く食い込んだ。 しかし、ノイ・レジセイアは平然としたまま、その巨眼をアイビスと統夜に向けた。 『お前たちは……命に価値があると言いながら……それを奪う……理解できない…… 価値があるというのなら……何故、それを奪える……価値あるものを奪う権利が……お前たちには存在するのか?』 さらに、ノイ・レジセイアはカミーユへ目をやると、 『お前が奪った命は……価値があったのか? 存在しなかったから奪ったのか……?』 「俺が奪った命……」 『あの人間は、ただ帰ろうとしていた。あの世界における法則に従い他者の生命を奪おうとした…… あの人間の命は……なんだった?』 「あの、ジオン兵……」 カミーユの動きが、止まる。 どう答えればいいのか、懊悩しているのはアイビスにもすぐに分かった。 ノイ・レジセイアもまた、カミーユがなんと答えるのか攻撃を仕掛けることもせずただ待っている。 アイビスには、ノイ・レジセイアとカミーユに視線を行ったり来たりさせることしかできない。 「くだらない……!」 右から左。上から下。斜めに入る袈裟切り。下から振るう突き上げ。怒涛の連撃が、次々とノイ・レジセイアの巨体に叩き込まれる。 大空洞内に鳴り響く轟音は、イェッツト・ヴァイサーガの剣とノイ・レジセイアの皮膚との衝突音。 一撃打ち込まれる度にノイ・レジセイアの身体に大きな切り傷が生じてゆく。 それでも、ノイ・レジセイアは一度イェッツト・ヴァイサーガを見ただけで、何をしようともしない。 「お前が殺し合わせておいて、なにが価値だ! どんな時でもそうするしかなかった! どんな時だってそうだ! 俺が決められる部分なんてたいしてなかった。それでも、選んできたんだ!」 イェッツト・ヴァイサーガが突然吹き飛ばされた。 傷口から吹きあがる力を持つ声が、イェッツト・ヴァイサーガを遠く離れた地面に叩きつける。 『否……箱庭は、世界の縮図……世界で、人は殺し合う……宇宙を乱す……それは我の関することではない…… 選択は……無数……事実……最後まで我に抵抗しつづけた者も……人間と言うものは……他者と触れた時……拒絶し……否定する……』 さらに、その異形の腕でイェッツト・ヴァイサーガを指し、 『お前は……選んだのだ……闘争に塗れた道を……。それは、お前という本質が……闘争を望み…… 静寂を破壊することに愉悦を覚えるものたちの一人であるという……証明に他ならない……』 「俺が……ガウルンと同類だって言いたいのかよ……」 イェッツト・ヴァイサーガが立ち上がろうとするが、アインスト軍団がそれを阻止し、さらに踏みつけにしようとしていた。 『拒絶、否定、闘争こそ……人の邂逅……』 「違う! そんなことない! 人は、皆で手を取り合って生きていけるんだ!」 まだ知らぬ宇宙の隣人との邂逅。 それが、温かいものであるとアイビスは信じているからこそ、アストロノーツの道を選んだのだ。 他人と触れた時、起こることは否定や拒絶ではない。 事実、この世界で出会った異世界の多くの人々は、打ち解けることが出来た。 殺し合いに乗った者もいたが、アイビスから見ればそっちのほうが少数だ。 今度は、アイビスを見て、ノイ・レジセイアは告げる。 『そう……時に、そういった矛盾が起こる……そして、それは我すら超える、大きな力のうねりとすらなる……』 「それが、人が手を取り合うってことなんだよ!」 アイビスの攻撃に対しても、ノイ・レジセイアは何もしない。 傷口すら再生させず、ノイ・レジセイアはアイビスを見ていた。 『矛盾した……宇宙を乱す生命……人間……それが結ばれたときに現れる力には……価値がある。 しかし……人間自身には……価値などない……故に―――――』 光線が伸びる。薄く引き延ばされ、空に舞い上がりながら、折れ曲がり無数に分かれていく。 別れたものがさらに伸び、再び折れ曲がり、多種多様なものを作り上げる。 一つは、円。そのうち二つは、三角形。無数のねじくれた文字のようなもの。 さらに、よくわからない多角形がいくつもいくつもいくつも組みあがっていき、 『―――要素を抽出し、次なる世界の礎とする』 魔法陣になった。 巨大すぎる魔法陣が、球形のため湾曲している天井に張り付く。 それは、高速で回転し、深紅色に輝き、大空洞を光で満たし、なお回転を加速させ―― ―――次の瞬間、大空洞に光があふれた。 →ネクスト・バトルロワイアル(6)
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/13088.html
アイビー 名前:Ivy デビュー:『ピクシー・ホロウ・ゲームズ 妖精たちの祭典』(2011年) 概要 ピクシー・ホロウに住む植物の妖精。泣き上戸で、嬉しい時も悲しい時もすぐに大泣きしてしまう。 ライラックとともに、ピクシー・ホロウ・ゲームズで植物の妖精チーム初の初戦突破を果たしたロゼッタとクロエを応援する。 エピソード ピクシー・ホロウ・ゲームズ 妖精たちの祭典 アイビーはピクシー・ホロウ・ゲームズの植物の妖精代表に選ばれたロゼッタに出場を押し付けられそうになるが、以前出場した際に、カエルに踏みつけられたことを理由に挙げて断った。 植物の妖精チームとして初めて第一種目を突破したクロエを称賛した。 ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船 ピクシー・ホロウのフェスティバルに出席。その後、ザリーナの巨大ポピーによる花粉で眠らされてしまうが、最終的に目覚める。 登場作品 2010年代 2011年 ピクシー・ホロウ・ゲームズ 妖精たちの祭典 2014年 ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船(カメオ出演) ティンカー・ベルと流れ星の伝説(カメオ出演) 声 カリ・ウォールグレン(2011年) ?(2012年)
https://w.atwiki.jp/srwoggaidenkouryaku/pages/75.html
第10話 『捧げられた生贄』 勝利条件 敵の全滅、5ターン目プレイヤーフェイズを迎える。→敵を1機撃墜する。 敗北条件 味方ユニットが1機でも撃墜された場合。 熟練度獲得条件 (E 4,N 5,H 4,Ex-H 4)ターン以内に敵(ミロンガ)を3機以上撃墜する。 ステージデータ 初期味方 アステリオンAX(アイビス)/Gラプター(ブリット)/Gパイソン(クスハ) 初期敵 ガーリオン(ラミア)/ビルトラプター(FM)(ラトゥーニ)/量産型ヒュッケバインMk-II(ゼオラ)/量産型ヒュッケバインMk-II(アラド) 味方増援 初期敵全滅後/5PP ガーリオン(ラミア)/ビルトラプター(FM)(ラトゥーニ)/量産型ヒュッケバインMk-II(ゼオラ)/量産型ヒュッケバインMk-II(アラド)/グルンガスト参式(ブリット クスハ) 敵増援 初期敵全滅後/5PP ミロンガ 敵データ 初期 機体名 パイロット Lv HP 最大射程(P) 獲得PP 獲得資金 数 E N H 撃破アイテム 備考 ガーリオン ラミア - 1 4800 1 1 1 ------------ ---- ビルトラプター(FM) ラトゥーニ - 1 4200 1 1 1 ------------ 変形 量産型ヒュッケバインMk-II ゼオラ - 1 3500 1 1 1 ------------ ---- 量産型ヒュッケバインMk-II アラド - 1 3500 1 1 1 ------------ ---- 増援 機体名 パイロット Lv HP 最大射程(P) 獲得PP 獲得資金 数 E N H 撃破アイテム 備考 ミロンガ 連邦軍兵 15 6700 8(3) 6 1800 7 7 ------------ ODEシステム 戦闘前会話 敵 味方 ラミア アイビス アラド ブリット、クスハ ゼオラ ブリット、クスハ ラトゥーニ アイビス 連邦軍兵 味方全員 連邦軍兵(イベント後) 味方全員 攻略アドバイス 初期配置の敵は[ラミア&アラド]→[ゼオラ&ラトゥーニ]の順で倒すと効率が良い。 勝利条件のどちらを満たすかによって准将他の反応が多少異なる。 勝利条件を満たした時点で味方のSPは全回復するので教導隊は精神フル活用で相手してOK。全回復前に使った精神の効果も継続する。 ミロンガは毎ターン【集中&加速&閃き】がかかるので注意。 ミロンガを3機以上撃墜すると、残りのミロンガのHPが全回復し、【閃き&鉄壁&集中&必中】がかかる。前作では、ダブルアタックを利用して4機のミロンガを撃墜するとイベントが起きずクリア不可になったが、今作ではきちんとイベントが発生し進行できるようになった。 上記より1機以上撃墜すると、イベントが発生しステージクリア。2機撃墜の場合、後のイベントでミロンガが2機必要になるため2機目はHPを0にしても撃墜エフェクトが発生しない。(経験値等は入るのを確認) Ex-Hardの場合、鉄壁のない味方は必中使用の敵4機の攻撃に耐えられない。集中砲火を浴びる位置でのEP突入はゲームオーバー確定となるため注意。 新教導隊組は正式参入まで時間がかかるので、PPを稼がせる時は参式 AXのほうが無駄が無いかも。 サブタイトルは「ささげられたサクリファイス」と読む。 適当な配置例 □□□□□□ □□□◆□□ □□□□□□ □□●◎□□ □○★☆□□ □□■□□□ □□□□□□ ◆:ブリット ◎:アラド ●:ゼオラ ☆:ラトゥーニ ★:アイビス ○:ラミア ■:NPC EPに鉄壁をかけたブリットで反撃、ひらめきを外しておけば次のPPに ラミア(アイビス援護)→アラド(ゼオラ援護)→ゼオラ(アイビス援護)→アイビス(ラトゥーニ援護)→ラトゥーニ 以上のように援護を最大限活用できる。 この配置の場合、敵3体を倒したあとラミアが狙われるため、あらかじめ鉄壁をかけておくこと(反撃でひらめきを外せるため)。 第9話『試される番人達』 第11話『群れなす機械』
https://w.atwiki.jp/srwogskouryaku/pages/249.html
第28話 『彗星、遥か遠く』 勝利条件 敵の全滅。 敗北条件 いずれかの味方機の撃墜。 ↓味方増援2出現後 味方母艦の撃墜。 熟練度獲得条件 8ターン以内にマップをクリアする。 ステージデータ 初期味方 シロガネ(リー) 初期敵 ライノセラス 味方増援1 アステリオン(アイビス) 味方増援2 アイビス、スレイのHP20%以下/エキドナのHP90%以下/敵味方増援1出現後2ターン経過 ハガネ(ダイテツ)/選択出撃10機 敵増援1 ライノセラスのHP90%以下/シロガネがマップ南端から9マス以内に到達 量産型ゲシュペンストMk-II/ランドグリーズ/エルアインス/ランドリオン/ソルプレッサ/ラーズアングリフ/カリオン 敵データ 初期 機体名 パイロット Lv HP 最大射程(P) 獲得PP 獲得資金 数 E N H 撃破アイテム 備考 ライノセラス Sミラー兵 20 32000 9(2) 9 5200 2 2 2 マルチセンサー/SPドリンク ---- 増援1 機体名 パイロット Lv HP 最大射程(P) 獲得PP 獲得資金 数 E N H 撃破アイテム 備考 ラーズアングリフ エキドナ 22 44000 10(4) 15 7000 - 1 1 バイオセンサー ---- 量産型ゲシュペンストMk-II Sミラー兵 20 8510 6(4) 7 2500 - 9 10 ----------- ---- ランドグリーズ Sミラー兵 19 10200 8(4) 7 2300 - 5 5 ----------- ---- エルアインス Sミラー兵 20 8360 7(3) 6 2900 - 5 5 ----------- ---- ランドリオン Sミラー兵 19 5760 7(2) 2 1600 - 4 4 ----------- ---- ソルプレッサ Sミラー兵 19 4440 4(4) 2 1200 - 2 2 ----------- ---- カリオン スレイ 20 20000 8(4) 8 8000 - 1 1 ----------- ---- 敵撤退情報 スレイ(HP20%以下/味方増援2出現時) エキドナ(HP30%以下) 敵全員(エキドナ撤退後) 戦闘前会話 敵 味方 スレイ アイビス 攻略アドバイス シロガネがマップ南端に接近すると敵増援が出現、イベントでシロガネが撤退し、以後自軍から離脱する。シロガネに強化パーツを装備させておいても強制的に外されるので、機体フル改造で移動力+1にしていない限りイベント発生まで3ターン掛かる。 スレイと戦えるのはアイビスだけなので、倒したければアステリオンの装備を充実させておく必要がある。スレイはHP20%で撤退するのでダメージの調整が必要。単に強力な武器だけでなく幅広い攻撃力の武器を装備させておこう。 2ターンしか戦えないため気力を上げる時間は無いことに注意。 アステリオンに強化パーツを付けておくのも重要。増援後に味方と合流しやすいよう、できれば移動力も上げておきたい。 Ex-Hardで無改造・無強化でも撃墜は可能。アステリオンにGインパクトステークを装備。必中を使用し、2PP終了までにクリティカル×2回 + 通常×1回 → 2EPでクリティカル。これで倒せます。 味方増援2出現条件を満たすと、(スレイを撃墜していても)イベント戦闘でアイビスのHPが50%減少しスレイは撤退する。 味方の本隊が現われてから熟練度獲得までの猶予時間は3ターン程度しかない上に、やや遠い場所に出現する。 敵の東翼半分とライノセラスはアイビスの方に集まってくる。敵が分散すると熟練度の取得が厳しくなるので、アイビスは味方増援の出現地点(北西)に移動し敵を引き付けよう。もしくは改造したアステリオンに燃費のいい武器を持たせ、あらかじめ敵機を削っておくとその後が楽になる。 エキドナを撤退させるとマップクリアとなるので、8ターン以内に敵を全滅させられそうになければエキドナを集中攻撃するのも手。撃墜するためにはエキドナを海の中に入れない様に誘導したい。尚、エキドナはシロガネの1マス南に出現する。 熟練度を取りつつ敵を全滅させる場合には、アラドやレオナの連撃を有効活用したい。また、敵が固まりやすいので、ALLW武器を多くのユニットに持たせるとより効率的に敵を殲滅できる。 クリア後入手物資 無し 第27話『超音速の妖精』 第29話『百舌と隼』
https://w.atwiki.jp/himeji/pages/23.html
全てのコメントはここにお願いいたします。 ゲーセンの待ち合わせなど何でもご使用ください。 名前 コメント すべてのコメントを見る 近いうちに一部更新してみます -- (名無しさん) 2012-02-04 14 40 31 G-pala姫路がありませんがどうしてなんでしょうか? -- (名無しさん) 2011-11-08 15 07 57 左リストの更新権限を開放しました。 -- (管理者) 2009-08-12 03 58 15 いろいろありまして更新できませんでした。 ようやく再開のめどが立ちましたので小規模修正しました。 -- (管理者) 2009-08-11 12 13 31 あの豚はまだおるのかな?あほもおるんかな? -- (匿名) 2009-03-23 16 04 35 大幅に更新してみました -- (名無しさん) 2008-06-12 14 12 02 カジノ姫路って閉店したんでしょうか? -- (名無しさん) 2007-10-25 02 33 35 定員にかね渡してメダル出してる奴がいた。定員の名前は十倉って人だと思う。 -- (名無しさん) 2007-07-13 15 15 25 -- (名無しさん) 2007-09-05 02 12 51 アクセス数は延びてるようですが、更新が…アイビス太子を中心に更新していましたが、現在地元にイマセンので更新出来ません…みなさんも気がついたら更新お願いします~ -- (名無しさん) 2007-06-14 02 04 14 アイビス太子店で若干抜けてる部分があったので更新しました。マック姫路も更新してみましたがうろ覚えがあるので稼働していないゲームが混じっているかもしれません… -- (名無しさん) 2007-05-01 06 04 40 アイビス太子店更新しました。ジャンルを細かく分類して、全部アーケード新作に更新してみました。これで今後は更新しやすくなると思います。 -- (名無しさん) 2007-04-15 19 52 26 アイビス太子店更新しましたが若干調べきれなかったんで再度編集しなおしします -- (名無しさん) 2007-04-10 11 07 19 ハリケーンの欄に音ゲー2つを追加しました。ここ、なんか来る人が少ないなー。>284さんも情報の書き換えができるので、また、新しい情報でもあったらじぶんで更新を試してみたください。 -- (DDR5TH) 2007-03-31 18 15 44 音ゲーのみですが筐体が追加されました姫路のハリケーンにドラムマニア10、ポップンミュージック8。店舗一覧に追加お願いします -- (284) 2007-03-29 15 00 36 DDR5TH、ブログのアドレスhttp //plaza.rakuten.co.jp/beatmaniaxp/ -- (DDR5TH) 2007-02-22 23 19 08 DDR5TH、加古川の音ゲーゲーマです。ぜひ僕のブログを見てください -- (DDR5TH) 2007-02-22 23 18 18 色々更新が遅延してるみたいなので見てきた順から更新してみますね -- (名無しさん) 2007-02-02 11 12 23 アイビス駅前以外の各店ならびにクララに絆入りました。 -- (名無しさん) 2006-11-20 14 46 26 アフターバーナークライマックスがアイビス太子にありました -- (名無しさん) 2006-10-29 15 16 02 マックに虫姫さまふたり入荷アイビス太子にマイマス、幽白入荷。ウイイレ撤去、太子、飾磨にNOVAうさぎの英語留学?入荷、ソウルキャリバー3撤去、レイアウト大幅変更更新お願いいたします。 -- (名無しさん) 2006-10-27 15 54 08
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/32192.html
登録日:2015/05/13(水) 22 37 16 更新日:2022/06/12 Sun 19 20 38 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 OG アーマードモジュール カリオン シリーズ77 スパロボ スーパーロボット大戦 スーパーロボット大戦OG プロジェクトTD リオンシリーズ カリオンは、スーパーロボット大戦OGシリーズに登場する機動兵器。 スペック 分類:試作空戦型アーマードモジュール(リオンシリーズ、シリーズ77) 型式番号:YSF-33 全長:33.1m 重量:51.4t 空中浮揚機関:テスラ・ドライブ×2 開発者:フィリオ・プレスティ 製造・所属:テスラ・ライヒ研究所 概要 プロジェクトTDのフィリオ・プレスティが開発したシリーズ77の機体。ベガリオンの前身となる機体であり、『βプロト』のコードネームを与えられている。OG2で初登場を果たす。 兵器として開発された人型のアーマードモジュールが多数登場する中、カリオンは恒星間航行機を想定して開発された機体であるため、ベガリオンと同じく航空機(双胴機)のような外見をしている。 プロジェクトTDのパイロットの練習と新型テスラ・ドライブの実験を兼ねた試作機として開発されており、1号機から4号機まで製造されていたが、劇中に登場するのは赤く塗られたスレイ・プレスティの1号機と、白く塗られたアイビス・ダグラスの4号機の2機である。2号機と3号機が登場しなかったのはパイロットはプロジェクトのメンバーから外れているためである。 新型のテスラ・ドライブを2基搭載しており、高い移動速度と機動性を誇るが、並大抵のパイロットでは扱いきれず、特別な訓練を受けたプロジェクトTDのパイロットメンバーでなければ動かすことは困難である。 本来は武器を搭載せずに運用する予定だったが、戦争が続いていることや、スポンサーであるイスルギ重工からの要望もあり、武器を搭載することを余儀なくされている。 カリオンのデータはベガリオンをはじめ、戦闘用であるサイリオン、アイビスがパイロットを務めるアステリオンにも活かされている。 名前の由来はりょうけん座のベータ星『カラ』から。元々この機体は『カラリオン』となる予定だったが、エプソンのプリンタ『カラリオ』とかぶるため、『カリオン』に変更された経緯がある。 劇中での活躍 アイビスの4号機はスレイの1号機との一騎打ちで撃墜されており(アニメ『ジ・インスペクター』ではインスペクターの幹部であるヴィガジが使用するガルガウの攻撃で撃墜されている)、1号機はアイビスがアステリオンのパイロットに選ばれたことを知ってショックを受けたスレイによって持ち逃げされ、ノイエDCを経てイスルギ重工へ籍を移している。 スレイの1号機の出番はOG外伝の宇宙ルートの第13話でスポット参戦したのが最後であり、第2次OGではカリオンのデータを元にしたベガリオンとサイリオンが開発されたため、登場していない。ベガリオンとサイリオンの完成後にイスルギ重工が解体した可能性が高い。 機体サイズはSであり、運動性能もあって高い回避率を持っているが、その分打たれ弱くなっている。 なお、スレイの1号機とアイビスの4号機は少し異なっており、スレイ機の宇宙適応のランクがAであるのに対し、アイビス機の宇宙適応のランクが何故かSに強化されている。またホーミングミサイルの威力も何故かアイビス機の方が高くなっている。 アイビス機の改造はアステリオンに引き継がれる。 武装 スパイダーネット スレイが敵側に回っている時に装備されている特殊武器。敵の移動力を下げる効果がある。 チャフグレネード スレイが敵側に回っている時に装備されている特殊武器。敵の命中率を下げる効果がある。 ホーミングミサイル イスルギ重工の要望で取り付けた兵器。加速して相手に接近しつつ、機体を回転させながらミサイルを発射する。15回まで使用可能。 ソニック・カッター 機体の先端にブレイク・フィールドを展開してソニック・ブレイカーの要領で突撃し、敵を切りつける。カリオン唯一の格闘兵器で、ENを15消費するが、敵に回った時のスレイ機はENを消費しない。 Gドライバー 機体の先端に装備されているレールガン。加速して勢いを付け、機体を回転させながら乱射する。8回まで使用可能だが、敵に回った時のスレイ機は12回まで使える。 マルチトレースミサイル スレイの1号機に搭載されているマップ兵器。着弾地点指定型であり、着弾点とその周りにいる敵を攻撃できるが、敵味方の識別はできない。スポット参戦時に搭載されているオプション兵器で2回まで使える。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ACfaにも同名の機体があるけど、その意味は… -- 名無しさん (2015-05-14 09 03 11) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/310.html
前を向いて ◆YYVYMNVZTk ――明けない夜はない。どんな一日であっても夜は終り、朝は来る。 始まってから二回目の放送が流れて、死んでいった人たちの名前を聞いて、その中でも知っている人の名前が幾つかあった。 悲しいだとか、そんな感情もあったけれど――でもそれよりも、その人たちの死を無駄にしたくないという気持ちのほうが強かった。 この殺し合いに乗っていようとそうでなかろうと、悪人であろうと善人であろうと、そんなことは関係なく、死んでいい命というものはなくて。 けれど死んでいった命がいくつもあって、自分はその中のいくつかのおかげで、今を生きている。 そのことを痛感する。字面のままに、心が痛くなるほどに、感じている。 だから前を向くのだ。顔を下げることなく、進むのだ。 「……あたしはもう大丈夫。君のおかげで落ち着いたよ」 本当のことを言うと、放送が聞こえ始めたその瞬間――やっぱり恐怖はあった。 シャアやクルツ、ラキのように――アムロの名前が呼ばれてしまうかもしれない、誰か見知った人間が死んでしまっているかもしれないと。 怯えが伝染するのは、なにも人から人に限った話ではなく、人からオーガニックマシンへのそれも、十二分にあり得る。 アイビスの心の影を、ネリー・ブレンは敏感に感じ取った。 優しいブレンはコックピットの内部に文字を浮かばせた。 リバイバルしたてのオーガニックマシンが、意思疎通のために多用する手段である。 様々な、けれど同じ意味を示す単語が次々と浮かんでは消えていった。 ブレンの優しさ――今のアイビスはそれをそのまま素直に受け止めることが出来る。 もう、負け犬と自嘲していた頃の自分とは違う――違うのだ。 ついさっき、決めたばかりではないか。 こんな自分のために命をかけてくれた皆に、胸を張れるように、恥ずかしくないように、精一杯生きるんだ。 ブレンに声をかけ、アイビスは動き出した。 今はまだ出来ることも少なくて、何をすればいいのかもはっきりと分からない。 だけどそれを言い訳に、歩みを止めるようなことはしたくない。 「行こう、ブレン!」 ◇ 結果から言うと――三機の遭遇は、僅かな問題さえもなく、非常にスムーズに行われた。 アイビスの乗るネリー・ブレン。 キラの乗るJアーク。 アムロの乗るガンダムF91。 先に二機が合流してから残りの一機と遭遇したというわけでもなく、三機の出会いはほぼ同時、同じ場所で起こった。 にも関わらず大した混乱もなしに接触できたのは、アイビスとアムロが知己であったということが大きいだろう。 キラもまた、無敵戦艦ダイと事を構えることになってしまった先の例を反省し、慎重な態度で交渉にあたった。 ほどなくして、三機共に交戦の意思は無しということが判明し――Jアークの甲板にブレンとガンダムを係留し、Jアークブリッジにて本格的な情報交換を行っているというのが現在の状況である。 「……なるほど。これで三人ともそれぞれの動向は理解できたと思うが……ここまでの話の中で、何か気になったことはあるか?」 三人がまず行ったのは、現在に至るまでのそれぞれの行動についての情報交換だった。 アムロとアイビスは面識があったとはいえ、共に行動したのは短時間。離れてからの時間の方が長いほどだ。 ちなみに、場の司会は最年長であるアムロが行っている。 「……特にない、か。では次に考えたいのは……今後、我々はどう行動するのか、ということだ」 「一つ、提案があります。これから先……僕と一緒に行動してくれませんか?」 アムロの声に応えたのはキラである。 キラの目的――ひとつは、ナデシコ組との交渉だ。 殆ど最悪といっていい別れ方をした戦艦ナデシコとの再接触は、打倒主催を目指すのならば避けては通れない道であるはずだ。 それはJアークだけに言えたことではなく、ナデシコにとってもそうだろう。 ……というより、この殺し合いに反逆の意思を持つ者全てにとって、この二艦の動向は最重要項目。 強力な戦闘力を持ち、象徴――旗頭としての意味合いも持つのが戦艦なのだ。 二艦が共に在ることを選ぶのならば――それは、これ以上ないほどの求心力を持つはずである。 だが、ナデシコとの交渉の時間まで、まだ幾らかの余裕がある。 それまでにキラがやっておきたいことは、一人でも多くの同志を募り、力を蓄えることだ。 あの怪物と少女がどれだけの力を持つのかは全くの未知数である。 あれらに対抗するためにどれだけの戦力が必要なのか――備えは、あればあるだけ良いということだ。 当然同様のことはアムロとアイビスとて考えている。 この提案を断る理由もない。 「ああ。Jアークが味方に付いてくれるのは、俺たちも願ったりだ。……これからよろしく頼む、キラ」 「……ありがとうございます! それじゃ……」 友好の証として、キラは両の手をアムロとアイビス、それぞれに差し出す。 アムロとアイビスも、それをしっかりと握り返す。 多くは語らなくとも、互いの目を見れば、目指すところは同じだということは分かる。 今はそれで十分だった。 「それでだ。話を戻すが……今後、俺たちはどう動く?」 「どこか目的地を決めるなら――やっぱり、街や基地みたいにはっきりした場所のほうが人も集まってるんだろうけど、難しいね。 三か所ある街には、あたしたち三人が一度は訪れてるし……今のところ、仲間のあてになりそうなのは」 「ブンドル、ガロード、ジョナサン、クインシィ、ロジャー、ソシエ、カミーユ……といったところか。 ロジャーが上手く接触できているのならば、ナデシコの面々と遭遇することがあっても、すぐに敵対するということはなさそうだが……」 「出来れば、まだ接触していない集団と会いたいですね。まだ会っていないといえば、その……カミーユさんでしたっけ。 アムロさんの話を聞く限りでは、彼も『あれ』についての知識を持っている……そうなんですよね?」 「ああ。技術者としてだけではない。戦闘についてもエース級の実力。出来る限り早く合流しておきたい人物だ」 だがそれだけではない、という言葉をアムロは飲み込んだ。 二回目の放送で流れたシャアの名前――それがカミーユにどのような影響を与えるのか。 ブンドルが会ったカミーユは、少年と言っていい年の頃だったという。 もし、戦時中のカミーユが、「召喚」されたのならば―― (急ぐ必要があるな……) 「なら向かう先は基地?」 「うん、それが一番いいと思う。アムロさんはどう思います?」 「基地に向かうことを反対するつもりはない……が、基地を最優先にすることには反対だ」 「確かに俺も基地と合流することをブンドルと約束している……だが、それは次の放送までに、というはっきりとした期限がある。 せっかくJアークという目立つ印があるんだ。合流までに少しでも多くの参加者を集めておきたい。 基地周辺の地形を見てもらえば分かると思うが、高台にあるこの場所は守りに適している。 拠点としては十分この上ない――ここに集団がいたとてしても、そうは動かないだろう。 今俺たちが急いで向かう必要はない。むしろ必要なのは、街や基地――ここから離れている参加者との合流だ」 「今、俺たちはこの殺し合いを止めるために、積極的に他者と接触しようとしている。 だがこれは、このバトルロワイアルの本来の目的を考えると、非常に効率が悪い行動だ。 この殺し合いを完遂し――最後の一人になるつもりがあるのならば、重要なのは殺すことではなく生き残ること。 人数減らしは他人に任せ、周りが疲弊し、自分の勝利を確信できたその時、初めて積極的に殺す側に回る――それがもっとも現実的な戦略だろう。 ……仮に、殺す気がなかったとしてもだ。生き残るために人が来ないであろう場所に引きこもるというのは、十分あり得る選択だ。 もし俺たちが街や基地だけを回り、そこで集まった人間とだけで徒党を組むことは、消極的な――巻き込まれ型の参加者を見捨てることに繋がりかねない。 だから、敢えて拠点になりそうな場所を外し、隠れている参加者も見つけるつもりで探索をするべきだというのが、俺の意見だ」 これには勿論、基地を目指す参加者は自分たちのほかにもいるだろう――という計算も含まれている。 たとえばブンドルだ。先ほどはブンドルがギリギリまで基地を訪れない可能性もあると言ったが、逆に、ガロード達と合流次第すぐに基地へ向かう可能性だってある。 ガロードのおおよその位置は分かっており、ガロードもアムロと合流するつもりがある。二人の合流はたやすいだろう。 それに対し、結果的にはすぐに叶ったとはいえ、アムロとアイビスの合流はいつになるか分からないものだった。 アムロの第一方針がアイビスとの合流であるということはブンドルも理解している。 アイビスとの合流がかなわなければ、アムロが基地へ向かうのもギリギリになってしまう。それを考えれば、早い段階で基地を抑えに回るのが、ブンドルという男だ。 いざとなればガロードとその仲間を基地において、自分は足取り軽く各地を飛び回る……ということさえしてしまうかもしれない。 ブンドルだけではない。基地が拠点として優秀であるというのは、地図を一目見れば誰でもわかることだ。 ここへ向かう人間は、少なからずいるはずである――そう考えての提案だった。 「確かにそれも一理あるかも……キラはどう思う?」 「うん、僕もアムロさんの意見に賛成」 「……とりあえず、話し合うべきことは以上か? 悪いが、少しF91の整備をしたい。二人はここで休んでいてくれ。 それと……それが終わった後、Jアークの施設を使わせてくれないか?」 「はい、大丈夫ですけど……いったい何を?」 「『あれ』さ。……出来ることは試しておきたい」 ◇ 赤毛を肩のあたりでざっくりと切った、多少女っけに欠けた後姿をキラは見つめていた。 ――何故、彼女はあんなに堂々と立っていられるんだろう。 アイビスがこの場所に呼ばれてから、どんな風に行動してきたのかを知っている。 彼女とともに行動していた人間が、何人も死んでいったということを、キラは知っている。 それでも彼女は、前を見て、自分の足で立っていた。 キラは、それが彼女の強さか来るものなのか……それを、知りたいと思ったのだ。 「あの、アイビス……さん」 「何? ――あ、それと、呼び方」 「え?」 「アイビス、って。呼び捨てでいいよ。さん付けで呼ばれるのって慣れてないんだ」 そう言ってほほ笑むことが出来る――何故、どうして? 仲間が――友達が死んでいって、それで自分はあんなにも心を揺らして、色んな人に支えてもらうことになった。 でも、アイビスは……独りになってしまったんだ。 その細身の体で、どうやって自分自身を支えることが出来るのか。 「アイ、ビス……聞きたいことがあるんだ」 殆ど初対面に近い年上の女性を呼び捨てにするということに少しばかりの気恥ずかしさを覚えて、それでも疑問はぶつけていく。 聞きたいのは、どこからその力が湧いてくるのか、ということ。 「僕は、仲間と、昔からの友人を亡くしてしまった」 「……うん」 「もう、どうなってもいいと自棄になって……何をするにも、力が湧いてこなくて」 「分かるよ、その気持ち」 「でも、ソシエ……仲間のおかげで、少しだけ立ち直ることが出来て。前を見ようという気になれた。 ……教えてほしいんだ。僕が、ソシエから元気を分けてもらったように……アイビスにもそんな何かが、あったの?」 キラが零したのは不安だ。これから先――仲間のだれもが無事なまま、この殺し合いを止めて元の世界に帰ってと、そんな理想が叶うとは思っていない。 もしまた仲間を失って、それからまた立ち直れるという保証は、どこにもない。 また、誰かの助けを借りて……? いや、それでは駄目だと、キラはそう思ったのだ。 この先、誰が死んでもおかしくないのだから。誰かを支えにしなければ、自分だけでは立って歩けないような、そんなことにはなりたくなかった。 キラの言葉を受けたアイビスは、少しだけ考え込み、静かに話し始めた。 「あたしの場合は、……やっぱり、仲間、なんだよね。さっきも話したけど、ジョシュア、シャア、クルツ、ラキ……みんなあたしを助けてくれた。 だからその分、みんなに胸を張って、あたしはみんなの分も生きているんだ――って、自信を持って言えるようになりたい。いや、ならなくちゃいけないんだ。 うん、だから別に――あたしが強くて、キラが弱くてなんて、そんなことはないよ」 見透かされた――!? 自分の質問の奥に隠れていた真意を言い当てられ、言葉に詰まる。 キラの様子を見たアイビスは、フッと微笑み、言葉を続ける。 「まぁあたしも……今のキラより、ううん、きっと落ち込んでた時のキラよりずっと酷い状態が長いこと続いてたからね。 さっきも言ったでしょ? キラの気持ちが分かるって。自分がそうだったからなんだよね」 「でも……! やっぱり僕は、弱い人間だ! こうやって人を頼って、それでようやく少し安定して…… 本当は、今だってどうすればいいのか、何をすればいいのか分からないんだ。 さっきは仲間を集めたいなんて言ったけど、実際にアスランやカズイを殺した人と会った時、仲良く手を取り合うなんてことが出来るなんて思えないんだ!」 「いいよ、今はそれで」 「今はそれでいい――どちらにせよ、選ばなきゃいけない時が来るんだから、それまでいくらでも悩んでいいよ。 きっと、悩んだ分だけ良い結果になる……少なくとも、悩みもせずに周りに当たり散らしていたあたしよりは、ね」 アイビスの言葉は――と、そこで全てを台無しにする音が鳴った。 血糖の値が一定を下回ることにより、身体のとある部分の活動が活発になり――内在する空気を圧縮し、音と成す。 空腹を示す音だ。 「あ……あはははは……よく考えたらあたし、ずっと何も食べてないんだ……」 「……ぷっ、……はは……あははははは」 バツが悪そうな顔をして照れ隠しに笑うアイビスを見て、思わず吹き出してしまう。 そういえば、ずっと笑っていなかったなと、ようやくそのことに気づけるくらいには心に余裕が出来ていた。 「それじゃ、アイビス……アムロさんが戻ってきたら、一緒に御飯にしようか」 「う、うん……どうしよ、せっかくお姉さんぶるいい機会だったのにぃ……」 ◇ そんな二人の微笑ましい光景を、物影から見守る男がいた。アムロである。 F91の整備も終わりブリッジに戻ってこようとしたところ、先ほどの場面に遭遇したのだ。 心配していたアイビスの精神状態も良好であるということが分かり――キラの心の内を聞くこともできた。 若い二人を導くのは自分の仕事だと、アムロは了解している。 自分がホワイトベースでブライトやミライに一人前の男に育ててもらったように――今度は、アムロがキラとアイビスを助ける番だということだ。 懸念は、二人がこの殺し合いの空気に呑まれ、暴走してしまうことだった。 だが、今の二人を見ている限り、しばらくはその心配をする必要もなさそうだ。 (頑張れよ、キラ、アイビス。俺はいつでも見守っているぞ……!) ……しかし、見守られる側には慣れているが、見守る側になるというのは新鮮だと、アムロはそう感じていた。 【キラ・ヤマト 搭乗機体:Jアーク(勇者王ガオガイガー) パイロット状態:正常 機体状態:ジェイダーへの変形は可能?、各部に損傷多数、EN・弾薬共に100%、反応弾を所持。 現在位置:D-2 第一行動方針:出来るだけ多くの人を次の放送までにE-3に集める 第二行動方針:ナデシコ組と和解する 最終行動方針:ノイ=レジセイアの撃破、そして脱出】 備考:Jアークは補給ポイントでの補給不可、毎時当たり若干回復。】 【アイビス・ダグラス 搭乗機体:ネリー・ブレン(ブレンパワード) パイロット状況:精神は持ち成した模様、手の甲に引掻き傷(たいしたことはない) 機体状況:ソードエクステンション装備。ブレンバー損壊。 無数の微細な傷、装甲を損耗、EN残量1/2(ENの減少により長距離バイタルジャンプの使用不可) 現在位置:D-2 第一行動方針:Jアークと共に仲間を集める 最終行動方針:精一杯生き抜く 備考:長距離のバイタルジャンプは機体のEN残量が十分(全体量の約半分以上)な時しか使用できず、最高でも隣のエリアまでしか飛べません】 【アムロ・レイ 搭乗機体:ガンダムF91( 機動戦士ガンダムF91) パイロット状況:軽度の疲労 頭部から出血(処置済み) 機体状態:ビームランチャー消失 背面装甲部にダメージ 現在位置:D-2 第一行動方針:Jアークと共に仲間を集める(カミーユを優先) 第二行動方針:Jアーク内の施設で首輪を解析 第三行動方針:基地にてブンドルと合流 最終行動方針:ゲームからの脱出 備考:ボールペン(赤、黒)を上着の胸ポケットに挿している 首輪(エイジ)を一個所持】 【二日目9:00】 本編158話 黄金の精神