約 1,214,929 件
https://w.atwiki.jp/leaguebattle/pages/46.html
トレーナー情報 りんりん ガブリアス メタグロス ゴウカザル ヤドラン マニューラ ゲンガー ハーゲン メタグロス マニューラ ボーマンダ リーフィア ゲンガー ランターン 使用ポケモン りんりん ゴウカザル@こだわりスカーフ HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 種族値 76 104 71 104 71 108 技 ストーンエッジ じしん とんぼがえり オーバーヒート 対策が前提なのでスカーフとんぼがえりは非常に有効 相手の先発がスカーフゲンガーなケースを除いてアドバンテージがとれる メタグロスやリーフィア等勝てそうなケースでもとんぼがえりで様子見をする予定 メタグロス@ラムの実 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 種族値 80 135 130 95 90 70 技 バレットパンチ じしん れいとうパンチ だいばくはつ ゲンガーもタスキを潰しておけばメタグロスで対処できる リーフィアはゴウカザル ボーマンダはヤドランで対処するが一応自力で倒せるようにもしておく ヤドラン@たべのこし HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 種族値 95 75 110 100 80 30 技 でんじは かえんほうしゃ れいとうビーム なまける 上の2体が辛いボーマンダ用 ランターンはメタグロスでないと対処しにくい構成になってしまったので3体把握までは慎重に動く 使用ポケモン ハーゲン マニューラ@気合のタスキ HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 種族値 70 120 65 45 85 125 技 ねこだまし 冷凍パンチ 辻斬り つばめがえし 対りんりんさん用に今まで隠しておいたマニューラ。 ゴウカザルガブリアスヤドランゲンガーに圧力をかけられる。 メタグロスについてはどちらにしても交換。 マニューラのミラーは、グロスで流しに行った方が有利が取れるので、同時交換にしかならない。 メタグロス@シュカの実 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 種族値 80 135 130 95 90 70 技 じしん コメットパンチ バレットパンチ だいばくはつ おそらく相手のグロスは催眠警戒でラム持ち。こちらはシュカグロスなので強気な攻めが出来る。 それとマニュ流し。マンダ、ゲンガー、リーフィアに有利が取れるので投入を警戒していた。 ゲンガー@オボンの実 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 種族値 60 65 60 130 75 110 技 シャドーボール サイコキネシス 道連れ 催眠術 ……交換読みでバレットなどが入った時のためのオボン。それ以上でもそれ以下でもない。 これが後に明暗を分ける事になりました。 りんりんVSハーゲン バトルスタート! ■ りんりんはゴウカザルを繰り出した! □ ハーゲンはマニューラを繰り出した! 第1ターン ゴウカザル - マニューラ りんりんの思考 悪くない組合せ相手は交代かねこだましかつばめがえしだろう どちらにしろとんぼがえり ハーゲンの思考 なにはともあれタスキ潰し。 相手の猫騙しも、こちらの方が素早さで勝るので問題ない。 □ マニューラのねこだまし! →ゴウカザルに3割程度のダメージ! →ゴウカザルはひるんだ! 第2ターン ゴウカザル - マニューラ りんりんの思考 やばい…思ってたよりねこだましが強い ハーゲンの思考 燕で刈り取る。 抜かれた場合はゲンガーで何とかする(つもりだった) ■ ゴウカザルのとんぼがえり! →マニューラに9割程度のダメージ →ゴウカザルはりんりんの元へ戻っていく ★ りんりんはメタグロスを繰り出した! □ マニューラのつばめがえし! →メタグロスに1割程度のダメージ 第3ターン メタグロス - マニューラ りんりんの思考 相手チェンジしなかったか… こちらのタスキはないのでランターンに変えそうなケースだけどいないのかな ここは確実に変えてくる所 相手も読まれること前提で変えてくる じしんかれいとうパンチの2択なんだけど… じしん →メタグロス れいとうパンチ→リーフィア ゲンガー ボーマンダ ハーゲンの思考 抜かれた……ということはタスキはマニュか? この時点で予想した三匹は「ゴウカザルメタグロスマニューラ」か? マニューラが居座っても有利は取りにくい。サルに猫騙しを当てなければならないので退場。 交換先は当然グロス。 ☆ ハーゲンはマニューラを引っ込めてメタグロスを繰り出した! ■ りんりんのメタグロスのれいとうパンチ! →ハーゲンのメタグロスに1~2割のダメージ 第4ターン メタグロス - メタグロス りんりんの思考 読まれたかなこれは… 残りを把握するまでヤドランと相手のメタグロスの相討ちは避けたい 先制してくれぇぇぇぇ ハーゲンの思考 ここまではプラン通り。 ただバレットならシュカ込みで地震ニ発受けれたはずなんだが…… ■ りんりんのメタグロスのじしん! →ハーゲンのメタグロスのシュカの実が発動! →5割程度まで体力を減らした! □ ハーゲンのメタグロスのじしん! →8割程度のダメージ 地味に交代読みのれいとうPが大きかったんですよねぇ -- りんりん (2007-05-15 17 03 37) 第5ターン メタグロス - メタグロス りんりんの思考 先制キタコレ! 相手はゲンガーかボーマンダかリーフィアなのでチェンジが濃厚 しかしそのまた裏をかかれると形成が逆転してしまう しかたない…保留だ ハーゲンの思考 こちらに大爆発するべき対象はいない。よってグロスの構成はパンチ系のフルアタ。 「バレット冷パンアムハン地震」と仮定義すればゲンガーに有効打はない。よってチェンジ。 ☆ ハーゲンはメタグロスを引っ込めてゲンガーを繰り出した! ■ メタグロスのじしん! →しかしこうかがなかった これは熱いww br()マニュが礫持ってたら、どうなったか分からなかったですね…ギリギリ沈むかな? -- 名無しさん (2007-05-16 12 50 51) 第6ターン メタグロス - ゲンガー りんりんの思考 ゲンガーかぁ… メタグロスは一撃で落とされる体力 交換先も一撃で落ちてしまうのでタスキ潰し ハーゲンの思考 無償降臨キタコレ。 グロスを落とせ、かつどの交換先にも当たるのでシャドボ一択。 ■ メタグロスのバレットパンチ! →7割程度のダメージ! ☆ ゲンガーはオボンの実で6割程度まで体力を回復した □ ゲンガーのシャドーボール! →メタグロスは倒れた ★ りんりんはゴウカザルを繰り出した 第7ターン ゴウカザル - ゲンガー りんりんの思考 逆に相手がどこに交換しても一撃なケース おそらくそのままにしてマニューラの先制にかけるはず ハーゲンの思考 よしこれで……あれ、ゲンガースカーフじゃないじゃん/(^o^)\ナンテコッタイ オボンとかどんだけ深読みなんだよ!!! 俺の怒りが有頂天。 ランターンの存在からゴウカザルは物理型で来るのは読めていた。おそらく「猫騙しトンボインファオバヒ」辺り。 するとゲンガーを殺すにはオバヒしかない。ここで下手に替えるより、外す可能性も考えて攻撃するべき。 ■ ゴウカザルのオーバーヒート! →ゲンガーは倒れた ☆ ハーゲンはマニューラを繰り出した! 第8ターン ゴウカザル - マニューラ りんりんの思考 これはちょっと考える… 読まれるとつじぎり2発でヤドランは沈むのでその後はオーバーヒートかじしんでつっきらなくてはいけない いくら弱点とはいえ不一致じしん…さっきメタグロス対決でこっちが先制したし相手はHP振りだろう…ということはほぼ倒せない… もう一つの選択肢であるオ-バーヒートが2連続で当たる可能性は81パーセント この確率は怖いとなると相手がねこだましをしてくれる可能性に賭けてそのあと勝負にでたほうが得策かな ハーゲンの思考 「サルを確実に葬るなら」マニュの猫騙しをニ発当てなければならない。 交換読みで辻斬りか冷凍パンチを打たなくても、マニュならばグロスでまだ流せ、ガブリならば問題なく冷凍パンチ。 ヤドランは後出しでも爆破出来る。もしゲンガーを残しているなら確実にここ。 だが素早さは勝るので、辻斬り→グロスのバレットでOK。 サルとタイマンになったらオバヒを外す可能性に賭けて(ry ★ りんりんはゴウカザルを引っ込めてヤドランを繰り出した! □ マニューラのねこだまし! →ヤドランに1割程度のダメージ ★ ヤドランはたべのこしで少し回復した 第9ターン ヤドラン - マニューラ りんりんの思考 ここはメタグロスにチェンジしかない かえんほうしゃで沈んで下さい>< ハーゲンの思考 ヤドランか……[[技構成]]は「サイキネ冷ビ電磁波怠ける」? 波乗りでも死なないので交代。大文字があればどちらにしてもアウアウ。 ☆ ハーゲンはマニューラを引っ込めてメタグロスを繰り出した! ■ ヤドランのかえんほうしゃ! →メタグロスはわずかに残った! 第10ターン ヤドラン - メタグロス りんりんの思考 残るとは…ここで相殺したらどうなるだろう ねこだましきゅうしょ→こおりのつぶてで沈む可能性があるぞこれ… かといって交代してじしん来たら人生終るので変えられない ハーゲンの思考 大文字でなくて火炎放射、というのはいかにもりんりんさんらしい。おかげで死ななかった…… ……が、爆破してマニュに賭ける。このグロスではどの道勝てない。 □ メタグロスのだいばくはつ! →ヤドランは倒れた →メタグロスも倒れた ☆ ハーゲンはマニューラを繰り出した! ★ りんりんはゴウカザルを繰り出した! 第11ターン ゴウカザル - マニューラ りんりんの思考 きゅうしょだけは勘弁>< ハーゲンの思考 急所に当たればあるいは……? □ マニューラのねこだまし! →きゅうしょにあたった!ゴウカザル残り1割! →ゴウカザルはひるんだ! 第12ターン ゴウカザル - マニューラ りんりんの思考 らめぇぇぇぇ 奇跡おこらないでぇぇぇぇ ハーゲンの思考 /(^o^)/シンカンセーン ■ ゴウカザルのとんぼがえり! →マニューラは倒れた! これは熱いww br()マニュが礫持ってたら、どうなったか分からなかったですね…ギリギリ沈むかな? -- 名無しさん (2007-05-16 12 50 51) きゅうしょじゃなければ大丈夫でしたね 後からの計算ですがwww -- りんりん (2007-05-16 13 50 51) 勝者 りんりん! 感想など
https://w.atwiki.jp/pazdradraz/pages/41.html
図鑑 No.2 アワりん図鑑説明文 スキル 入手方法 コメント 図鑑 No.2 アワりん No.2 アワりん No.2 タイプ ミュータント レベル 1 最大LV15 主な生息地 ヒスイ川 スキル --- レア度 ★ HP 300 686 進化前 --- Lスキル --- 属性 水 攻撃 100 216 進化後 メガ・アワりん 必要チップ アワりんのチップ×1 編集 経験値 8 防御 2 16 図鑑説明文 ゼリー状の身体は 触るとひんやりする。夏の暑い日は アワりんを しきつめたベッドで眠るのが最高のぜいたくとされる。 スキル 無し 入手方法 入手難易度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ アワりんのエッグから入手 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nico_mix/pages/48.html
ケ口りん 歌い手かつ合わせ屋という稀有な存在 読み方は「けくちりんでもけろりんでもいいらしい」 できる限り無名のうまい人で合わせ動画を製作しているようだ よく自分も混ぜている ながい曲は合わせてみただけになることが多い 動画は作れない ケ口りん 合わせ動画 公開マイリスト ケ口りん 歌ってみた 公開マイリスト 【合唱】東方萃夢想 ver.たこす 【大合唱】 今夜もセフセフ
https://w.atwiki.jp/wrspring/pages/36.html
ぱんかぽんか
https://w.atwiki.jp/avoyaji/pages/145.html
ときわ りん 常盤 りん プロフィール 生年月日:1987年2月11日 現年齢:27歳 出身地: 日本・東京都 公称サイズ(出典不明) 身長 / 体重:162 cm / ― kg スリーサイズ:80 - 54 - 75 cm 単位系換算: 身長 / 体重:5′ 5″ / ― lb スリーサイズ:31 - 21 - 30 in 活動 ジャンル:アダルトビデオ AV出演:2007年 - AV女優:テンプレート | カテゴリ 常盤 りん(ときわ りん、1987年2月11日 - )は、日本のAV女優。 東京都出身。身長162cm 、スリーサイズ:B80・W54・H75。 趣味、特技:映画鑑賞、トランペット。
https://w.atwiki.jp/hayatedaisuki/pages/14.html
『ハヤテのごとく』関連スレであれば紹介してくれれば載せます。 _______りんく_______
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/5755.html
* 『急転直下だったわね』 「そうだね。まさかプロポーズされてたなんてなぁ… なーにも言ってくれないんだもん」 『わたし、恥ずかしいわよ…柄にもなく婚活パーティーだとかお見合いだとか勧めちゃって…』 「確かに柄じゃないね」 『うるさいわよ』 左手にケータイ。 右手にはりんご。 手のひらの上で軽く回転しながら、くるっくるっとりんごが跳ねる。 今日は別に食べたいとも思わなかったのに、気づいたら買い物カゴに入れてしまっていたりんご。 和ちゃんからたくさんもらったりんごもまだ残っているというのに。 あの日は月曜だったからその週は一週間…憂は朝は早くに家を出て、夜は遅くに帰ってくるようになって、生活は完全にすれ違いになった。 夕飯も外で済ませて帰ってくるし、朝は食べずに出かけて行ってしまう。 ここでだらしがない様子を見せたら「それ見たことか」と思われるに決まってる。 わたしはいつも以上にきちんとした生活を心がけた。たぶん、まぁそれなりなんとかなっていただろうと思う。 仕事が休みのはずの土曜も朝早くに出かけて行って、帰ってきたのは22時過ぎだった。 うるさいことを言うつもりはなかった。心配じゃない、って言えば嘘になるけれど、心配だ、って口にするのも嘘っぽい気がした。 わたしはリビングでおもしろくもないバラエティ番組を見ながら、ギー太を弾いていた。 鍵が開く音で憂が帰ってきたことはすぐにわかったけれど、玄関まで迎えにいくことはしなかった。 「ただいま」 リビングに入ってきた憂は、わたしの方を見ずに言った。 「おかえり。ごはんは?」 「いらない、済ませてきた。それとねお姉ちゃん…」 「うん、なに?」 「結婚するから、わたし」 突然のことにわたしは何にも言い返せなかった。 そのままお風呂に入ろうとする憂を押しとどめて詳しい話を訊こうとしたけれど、憂はただ冷めた顔で、 「寒いからお風呂に入りたいんだけど」 って…。今まで憂を怒らせことはなんどもあるけれど、輝くベスト1ってくらいの顔だったね! 『アンタ、バカなの?まぁ、知ってたけど』 「バカじゃないよ!親しき中にも礼儀ありだよ!」 『ハイハイ。わたしに連絡があったのは次の日だったわ』 りんごは赤いほうがよく熟しているだっけ? でも熟してるとあんまり日持ちしないって、聞いた気もする。忘れた。 憂にちゃんとした相手がいた。 付き合ってる…といえるかどうかは微妙だけど、ときどき二人で食事をしたり、比較的仲の良い同期入社の男性社員。実は1年以上前に一度プロポーズされたことがあったらしい。 そのときは丁重にお断りしたみたいなのだけど、相手の方は随分と憂にベタ惚れだったらしく…アプローチは続いていたそうです。 ま、憂に結婚を言い寄る男の一人や二人、いない方がおかしいよね。自慢の憂ですから。 『同期の出世頭で、それなりにちゃんとした人らしいわよ』 「へぇー」 『…アンタ。姉としてもっとちゃんと興味持ちなさいよ』 「持ってるよぉ〜…えぇっとあれ?ナニさんだったっけ?」 『米澤さんよ。せめて名前くらい覚えておきなさい…マッタク』 わたしには、りんごの色や形を見て、それがおいしいか、判別できない。 姉としてわたしがすべきこと。 ちゃんと妹をしあわせにできる男なのか、どうなのか、姉として見極める責任。 そんな大それたことができるかできないかよりも。 憂の結婚相手がどんな人間かってことよりも。 憂がわたしから離れて遠くへ行ってしまう、というを受け入れることができるか、それが今の自分の課題。 りんご。あの音がもう、聴けなくなる。 「ねぇ、和ちゃん」 『何よ。あんまり長電話してるほど暇じゃないんだけど』 「わたし、姉失格かも」 『…………大丈夫よ。あなたは自分で思ってるよりずっとちゃんとお姉ちゃんしてると思うわ。他ならぬわたしが言うんだから間違いないわよ』 「…ありがと。じゃあね、和ちゃん。長電話ごめん」 『いいわよ。相談したいことがあったらなんでも言って。 それじゃ、おやすみなさい』ピッ なんでも言って、か。 もう一度和ちゃんに電話しようとして右手を滑らせ、りんごが落ちた。 ゴトン、と聴いたことのない音を立てて。 * ムギちゃんが消えた。 それを教えてくれたのは、未登録の電話番号からの留守録だった。 昔会ったことのある、執事さんの声だった。 行き先は、知らない。 何も教えてはくれなかった。 憂に聞いてみたけれど、菫ちゃんも知らないらしい。 誰にも行き先を告げなかったのだろうか。 どうしても誰にも見つかりたくなったのだろうな。 もっとちゃんと、まわりを不幸にしない、真っ当なやり方があったような気もするけれど、わたしにはわからない。 自己犠牲によって世界を救った勇者は、英雄として称えられる。 じゃあ、その逆は? りっちゃんは言った。 『世界中が敵になっても、わたし達だけは味方でいよう』 あずにゃんは言った。 『離れていても、どこにいても、わたし達は放課後ティータイムです』 わたし達は遠くまで来てしまった。 あの頃は思いもしなかったくらい遠くまで。 気がつかないうちにいろんなことが変わってしまっていた。 憂は落ち込んでいた。 「ごめんなさい…紬さん」 最後に会ったあのとき、ひどいことを言ってしまった、謝ることができなかった、と。 いいんだよ、憂。 あんなことはムギちゃん自身がいちばんわかっていただろうから。 ムギちゃんにもらったりんご酒、まだ結構残ってる。 今夜、飲もうかな。 わたしにはもう、祈ることしかできなかった。 「どうか どうか ふたりが しあわせに なりますように」 風が吹いて、果実が揺れた。 目を逸らそうとしても、気がつけばまた、見つめている。 それは、わたしの目の前でゆらゆらと揺れて続けている。 * 「ただいま…」 「今日は遅くなるんじゃなかったの…あ。髪」 「ん。切っちゃった。どう?高校生に見える?」 「…若返ったとは思うけどそこまではちょっと……。 でも似合ってるよ。お姉ちゃんにはそれくらいが一番似合うと思う」 「さすがに高校生は無理かー、いやいや制服着たらまだまだ…」 「やめときなって。大学生ならいけると思うけど」 久しぶりに憂の笑顔を見た。 でもまだぎこちなく、不自然な作り笑いだ。こんな笑顔は見たくない。 「今日あれ、和ちゃんの言ってた…」 「ああ、あれ。行かなかったよ」 「え…じゃあどこに」 「米澤さんに会ってきた」 「……なにそれ」 「結婚、できないって言って断ってきたから」 憂の表情が一気に強張っていく。 「ちょっと待ってよ。なにそれ。来週向こうの実家に挨拶いく予定なんだよ!」 「行く必要なくなってよかったじゃん。手間が省けて。 あ、アップルパイ買ってきたよ。食べる?」 「ふざけないで。なんで!なんでそんな勝手なことしたの!?」 「…りんごが」 「…え?」 「りんごが美味しくないの。味がしないの。音も気に入らないの」 「……なに、言ってるの?」 「憂の買ってくるりんごが食べられなくなるの、困る」 「……冗談はやめて。本当のことを言って」 「うそじゃないよ。 他のことはなんとかなっても、りんごのことだけはダメそうなんだ。 だから困る。憂が結婚していなくなったら、困る」 「わたしに結婚勧めたのお姉ちゃんじゃない!」 「ごめん」 憂はケータイを取り出して慌てて電話をかけようとする。 「やめときなよ、あんな男」 「黙ってて!」 「わたしと憂の違いもわかんないような男。やめておきなよ」 憂がケータイを触る手を止めて、私の方を見た。 手がぷるぷると震えている。 「結構長いこと一緒にいたんだけど、ぜんっぜん気がつかなかったよ。 一体あの人、憂の何を見てたんだろうね。憂の何に惹かれたんだろうね。 同期なんでしょ?長年毎日同じ職場で一緒に働いてきたのにね」 「…ひどいよ。そんなのひどすぎるよ」 「わたしが言うだけじゃダメだと思ったんだ。憂が直接断らないとダメだって」 「だからって…やっていいことと悪いことがあるでしょっ!!」 「ごめん。結婚勧めたくせにこんなことして、悪いと思ってる。でも…」 「聞きたくない。いまさらそんなこと、聞きたくないよ」 「お願い聞いて」 「いや!」 憂は両手で耳を塞いで座り込んだ。 「憂がムギちゃんに言ってたでしょ。『覚悟』って。 できたよ、『覚悟』。 遅くなってごめん。こうなる前にちゃんと憂に言えなくてごめん」 わたしも腰を下ろして、憂の背中をさすった。 憂はふさぎ込んだまま、わたしの方を見ようともしない。 「こうなっちゃったらさ。行動を起こすのが遅ければ遅くなるほど大変なことになるって思って。だから、今日…」 「………せめて相談してほしかった」 「聞いてくれないと思った」 「…………………」 「ごめん。遅くなってホントごめん。わたしバカだからこんな風になるまで自分の本当の気持ちがわかんなかった。覚悟ができてなかった。 いまやっとわかった。和ちゃんのおかげかもしれない」 「…もうちょっと早くに言ってくれたらよかったのに」 「ごめんね」 ゆっくりと抱きしめる力を強めていく。 憂の身体の震えを落ち着かせるように。 「…もう結婚勧めるようなこと、言わない?」 「言わない」 「…ぜったい?」 「うん。ぜったい言わない」 「…ずっと、一緒にいてくれる?」 「いるよ。ずっと一緒にいる」 「…やくそくだよ。ずっと一緒にいるって…」 「うん。やくそくする」 「ほんとに…?………ほんとのほんと?」 「……ほんと。本当だよ。約束する。 憂がいてくれたら。憂がいてくれるだけで。それでいいの。 ほかにはなんにもいらない」 ようやく憂が顔をあげた。瞳は潤んで真っ赤になっている。 「………泣き虫」 「………バカ。お姉ちゃんのせいだよ」 「あ、でもひとつだけ、お願い。りんごは憂が買ってきてね。約束だよ」 「……うん」 「…寒いね。一緒にお風呂入ろうか?久しぶりに」 「………バカ」 「………エヘヘ」 秋の夜風が窓をガタガタと揺らした。 時計の針が、カチカチと静かに時間を刻んでいる。 わたしは手を伸ばして目の前の果実を掴むと、 力を入れてぎゅっと捻り、それをもぎ取った。 * 紅葉が本番を迎えたわたし達の街は、どこもかしこも観光客でごった返している。 今日は月に一度のお出かけの日。 賑わう街を歩くのは楽しいのだけれど、行きも帰りも電車は人でいっぱいで、それだけはちょっとご勘弁。 「つーかーれーたー…」バタンキュ 「お姉ちゃん、玄関で寝っ転がるのはやめてね。 ソファのところまでがんばろ」 「…ガッテンです」 のそのそと立ち上がり、重たい身体にむくんだ足を引きずって歩く。 ようやくソファにたどり着き、コート脱いで、ボフン、と寝っ転がる。 フードの部分に入り込んでいたのか、銀杏の葉がこぼれ落ちた。 「今日観た映画、面白かったね」 「澪さんが苦手そうな映画だったね…」 「原作全部買っちゃおっかなー…」 街はもうクリスマスの装いで、イルミネーションや巨大なツリーで華やかに彩られていた。 この季節には子供の頃も戻ったように、ウキウキした気持ちになる。 「もうすぐ、クリスマスだね」 「12月に入ったら、ツリー出そうね。今年は雪、降るかなぁ」 「あー!そうだプレゼント!考えなくちゃっ!」 「……お姉ちゃん。そういうのはわたしがいないところで言ってよ」 「…あ、そだね。ごめんごめん」テヘ ふと、昔、我が家でクリスマスパーティーをしたことを思い出した。 あのときはまだ、あずにゃんはいなかったな、和ちゃんがプレゼント交換に海苔を持ってきたんだっけ。さわちゃんはいつの間にかウチに入り込んでて…憂は一発芸してくれたんだよね。りっちゃんもムギちゃんもたのしそうだったな。 「澪ちゃんは今でもサンタ服似合いそうだなぁー…」 「どうしたの?突然」 「ううん。なんとなく思い出しちゃっただけ。元気にしてるかなぁ、澪ちゃん」 「そうだね…元気だと、いいね」 あれからどうしているだろう。 いつかまた、むかしみたいに。みんなで騒げる日がやってくるといいな。 「あの…お姉ちゃん、ちょっといいかな?」 「どしたの憂?もじもじして?」 「本当はちゃんと当日に渡さなきゃいけないって思ってたんだけど… 今年はケンカしてたし、もういいかと思って買ってなくて… だから昨日、仕事早く上がって…」 「えっえっ」 「これ…プレゼント。誕生日の。遅れてごめんね」 「ういぃー…ありがとぉ…。今年は貰えなかったからめちゃくちゃ落ち込んでたんだよぉー…」 「な、泣かないでよ。大げさだなぁお姉ちゃんは…」 「あ、開けてもいい??」 包装紙を丁寧に外していく。中に包まれていたのは、赤いベルトが可愛らしい腕時計だった。 りんごの家をモチーフにした、愛らしい時計。 「かわいい…」 「特別高価なものってわけじゃなくてごめんね。気に入ってくれると嬉しいんだけど…」 「ありがとぉういー!とってもうれしいよぉ!」 「そ、それでね。実はわたしも…」 憂がバックから取り出しのは、わたしにくれたものと色違いの腕時計だった。 「それって…」 「うん、お揃い。 お姉ちゃんとね…何かお揃いのものが欲しかったの」 「うい…」 わたしは思わずぎゅうっと憂を抱きしめた。 強く強くつよーく。 「いたいよお姉ちゃん…」 「あ、ごめんごめん」 「でも…喜んでくれてよかった」 わたしの腕時計と憂の腕時計。 同じ時計が、同じ時を刻む。 ソファからたち上がって、台所へ向かう。 冷蔵庫を開けると、りんごがひとつだけ転がっていた。 燃えるように赤い色をした、りんごだった。 わたしはその最後にひとつだけ残った果実を取り出す。 「あ、お姉ちゃん、それ、もう古くなってるかも」 「うん。でも大丈夫だよ、きっとおいしいよ」 耳元に近づけて、いつもするように、コンコン、と指で鳴らす。 耳の奥に、りんごの音が響く。 「ほら、いい音がする。憂の音だよ。だから大丈夫」 「…ホント、りんご好きだよね。お姉ちゃん」 「うん。だい好き」 「………わたしも」 それからがぶりと、果実を囓る。 「やっぱり、りんごは憂の音がするのでなきゃ、ね」 そう言ってわたしは、囓ってある部分をそのまま向けて、果実を憂に差し出した。 憂は何言わずに唇を寄せると、わたしの囓った上の部分から勢い良く、 果実にガブッと噛り付いた。 「どう?おいしいでしょ?」 「…うん。お姉ちゃんの味がする」 わたしはもう一度果実を口にした。 憂の囓った上から、がぶりと。 口の中いっぱいに、甘美な蜜が満ち渡っていく。 それは、憂の味だった。 了 戻る
https://w.atwiki.jp/cityofstreamer/pages/195.html
名前 あみりん 愛称 あみりん 誕生日 1990/2/28 シーズン1職業 シーズン2職業 活動者名 あみりん Twitter Twitter 動画投稿 YouTube 配信先 Twitch 【プロフィール】 みりん星アイドル あみりん 【シーズン1の軌跡】 【仲が良い人】 名前 関係性 ストーリー 【アーカイブ】 日付 タイトル URL
https://w.atwiki.jp/ogasawara/pages/141.html
くっきりとした入道雲だった。 お昼の小笠原。 青森とりんくが歩いていた。 手をつないでいて、時々腕があたっていた。 「えっと、暑くても、これは嬉しいです…」 りんくの白いワンピースのスカートが風にそよいだ。 今日は2回目のデートだった。 青森は笑ったというよりも、苦笑した。 「まさかお前さんとこうなるとはねえ」 りんくは抗議しつつもその顔は笑っていて、今が幸せで仕方がないといった風だった。 「知ってるか? 俺はずっと、お前さんを子ども扱いしていた」 「それは、知ってましたけど…」 私は、ずっと本気だったのに。と続けた。少し苦笑しながら。 「今でも悪い気がする。神様だかなんだかに、な」 そういうと青森はりんくを引き寄せた。 青森の涼しそうな青い色の半袖のシャツにりんくのほっぺがあたった。 「だからどうしたという感じだが」 「全然悪くなんかありませんよ。私、嬉しいんですから」 そう言って青森にぎゅっと抱きついた。 汗臭いぞと耳元で言われた。 「平気です。今は、こうしてたいんです」 そう言って顔をうずめると、どこかタバコのにおいがした。 強い風が吹いてりんくの帽子が風にとんだ。 思わず見上げたりんくは空の眩しさに目を細める。 白い帽子は小さくなっていく。 鳥が一羽、とんでいるよう。 「とんでっちゃいましたね……」 「風にやるさ」 今日はどこに行く?と青森が尋ねた。 「えっと……あの、実は、ひとつお願いがあるんですけど……」 目で先を促す青森。二人の距離は近い。 「ちょっと前に、お祭りで言ってくれたこと、覚えていますか?」 おそるおそる、そう言った。大事なことだった。 「ああ。覚えている」 「指輪、ほしいなって……」 少し俯きながら言った。 「例えばどんな?」 「……おそろいの、いつでもつけていられるようなやつが」 青森は指輪の箱を出した。 いざそれが目の前に出て、嬉しさがでる一歩手前なりんく。 「約束は約束だ」 「わ、私にくれるんですか? あ、ありがとうございます!!」 すごくうれしそう。早速蓋をあけて中を見た。 2つ、指輪があった。ペアリング。 銅のように見えもするが、赤に近い金にも見える。 飾り気はすくないが、おかげでどこにでも、もっていけそう。 りんくは瞳をキラキラさせている。 「うわぁ…綺麗ですね。あの、さっそくつけてもいいですか?」 「たいした力はないが」 青森はそっと指輪を一つとるとりんくの指にはめた。 そしてその指にキス。 赤くなるりんく。固まらずに、そのまま抱きついた。 「あ、ありがとうございます。青森さん、大好きです!!」 「そういうところが子供なんだ」 「だって、恥ずかしいから顔見せたくないんですもん…」 青森は微笑んだ。そして、抱きしめた。 「子供っぽくてもいいなら、そばにいさせてくださいね…」 「はいはい。俺も引退だな」 「引退ですか?」 「あぶないところにつれていくほど、度胸がない」 なに、ずっと荒事は嫌いだった。いい機会だ。と続けた。 「私、そんなに弱くないつもりですよ。青森さん、絶対子供が危ないのを見過ごせないじゃないですか」 荒事は嫌いですけどと続けたりんくに青森は微笑んだ。 家族が人質にされたらそれで終わりの軍人では役に立たないんだよ。とつぶやいたが、りんくの顎をゆびで持ち上げて微笑んだ。 目をつぶるりんく。 「ま、あとのことはあとで考える。取りあえずは引退だ。この島でもいいから小さな農地でも……?」 目にゴミでもはいったか?と聞く青森。 「はずかしいですから。あんまり、顔にさわんないでー!」 後ずさる。顔は真っ赤になっている。 悪かったと言って青森も離れた。 頭をかく青森。 りんくは心臓に悪いと言いつつも嫌ではないんですよ?と言った。 「そうだな。まだはやい。ゆっくりでいいさ」 青森は微笑んで歩き出した。 りんくはしょんぼりして謝った。自分は子供だと思った。 しかしりんくはあきらめなかった。 腕をくんでもいいですか?と青森にお願いをした。 「もちろん」 また二人は近づいた。 「ありがとうございます。好きな人と、こうやって腕を組んで歩くのが、ちょっとした夢だったんです♪」 「どこか、行きたいところは?」 青森は少しほほ笑んだ。嬉しそう。 「んーと……海がいいです。一番最初に、いったところ」 「子供いたところだな」 青森とりんくはのんびりと歩いた。 ここは小さな島だった。30分でついた。 「最初は、遥ちゃんがいましたよね~。青森さんの愛情表現がわかりづらくて大変だったんですよ」 「悪かった。正直に言えば、今だって分かってない」 「別に、いいんですけどね。結果的に、誰かのためになってるなら、どんな形だって愛情ですよ」 「大人だな」 「いえ、まだまだです。私も人のためになる愛情を注げるようになりたいとはおもってるんですけどね」 りんくは少し苦笑した。 「なやみがあれば聞くよ」 そしていい風だなとつぶやいた。 「悩みですか。……好きな人といつも一緒にいられない、とか?」 りんくは少し笑った。 「ええ、いい風ですね。相変わらず海はきれいですし」 「それぐらいなら……綺麗だな。こうしていると、戦場が嘘のようだ」 「それぐらいなら……なんですか?」 りんくはまっすぐに見つめた。その言葉の先がきになった。 青森は少し笑ってなんでもないと言った。 ゆっくりと砂浜を歩きだした。 「もう。期待させないでくださいよ…」 くすくすと笑いながら青森の後を追いかける。 二人分の足跡が砂浜に残った。 戯れるように足跡は続いた。 「泳げばよかったな」 「今日のお天気なら、気持ちよさそうですもんね……。足だけ、入ってみようかな……」 「靴は、俺が持つ」 波打ち際で歩くりんくを見守って並行で歩く青森。 りんくを守るようだった。 「ありがとうございます。うわー、冷たくて気持ちいいですよ~」 「転ぶなよ」 りんくは上機嫌だった。 それを見て青森も上機嫌になった。 「転びませんよ~…たぶん。」 青森は子供でも見る目で優しく見守っている。 「あ。今笑ったでしょう! 失礼ですね~もう。」 「ははは。いや、すまん」 「そういうこと言うと、水かけちゃいますよ? 海の水だから、しょっぱいんですからね!」 りんくは無邪気な笑顔だった。 「服が濡れるぞ」 「はっ…! それは困りますね……じゃあやめます。青森さんには、あとでカキ氷を奢ってもらうことにします」 「なんなりと」 青森は、ふと青い空をみた。 つられて空を見るりんく。 「ふふ。……? なにか、ありましたか?」 「そろそろ夏も終わりだな」 「ですねぇ…空が、高くなってきました」 青森から、さよならという手紙が来たのは、この日からしばらくしてのことだった。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ご発注元:扇りんく@世界忍者国様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=94;id=gaibu_ita 製作: 鍋野沙子@鍋の国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=274;id=UP_ita counter: - yesterday: -
https://w.atwiki.jp/hmiku_dance/pages/23.html
みりんさんが踊っている動画をまとめたページです。 動画リスト メランコリック