約 3,787,240 件
https://w.atwiki.jp/jemerange/pages/2.html
メニュー トップページ ギルド紹介 Gメンバー紹介 ET対策室 R化対応ET対策室(MVP+要注意階層) バイトはめ流れと仕様 ET拾うアイテムリスト BBS リンク @wiki @wikiご利用ガイド ragtime ROratorio ろ。 スキルシュミレータ ROドレッサー ここを編集
https://w.atwiki.jp/83452/pages/4249.html
実況「おっと、真鍋さんと田井中さんがベンチに向かいますね」 解説「なにがあったのでしょうか」 ウグイス「桜ケ丘高校、守備位置の交代をお知らせします。セカンドの 真鍋さんがキャッチャー。キャッチャーの田井中さんがセカンドに入り ます」 実況「おっと、これは驚きです! キャッチャーを変えてきました!」 解説「これはちょっと私には理解できませんね。なにか作戦でしょうか」 実況「真鍋さんの守備はかなり安定感ありましたからね」 和「さあ、来なさい。唯」 唯(和ちゃんは、私のために……) 和(違うわ。私はチームのみんなのためにマスクを被るの。唯のためだけ じゃない) 唯(それでも嬉しいんだよ。和ちゃんとキャッチボールなんて、小学生の時 以来だもん) 和(あの時の唯ったら、全然私までボールが届かなかったわね) 唯(今は違うもん。今は――) 山田「!?」 実況「!?」 観衆「!?」 和「やっぱりね」 解説「155キロ……」 里中「嘘だろ、おい」 唯「……」 実況「155キロです! 155キロの前に山田くんは一歩も動けず三振!」 山田「ただの速球じゃない……」 微笑「え?」 実況「微笑くんも三振! 平沢唯さんの豪速球に手が出ません!」 殿馬(速すぎづら。どうしようもねえづら) 里中「あの球……もしかして……」 澪「ありがとう! 唯、ありがとう!」 唯「えへへ。あとは点をとればサヨナラだね! 姫ちゃんゴーだよ!」 姫子「まっかせなさい!」 さわ子(不思議な子……。最悪だったチームの空気を、まるで勝ってるみ たいに変えちゃうんだもの) 唯「さあ! この回は私にも回るよ!!」 純「私たちの力、見せてあげましょう!」 姫子「う!」 審判「バッターアウト!」 純「ひゃう!」 審判「バッターアウト!」 唯「あううー」 岩鬼「ホントに非力やのう!」 審判「アウト!」 実況「さすがは里中くん。下位打線にまったくヒットを打たせません!」 解説「このあたりは流石ですね。小さな巨人」 実況「さあ、なんと試合前は誰も予想しなかったでしょう。明訓対桜ケ丘 は、なんと延長戦に突入です!」 9回終了時 明訓 1 桜ケ丘 1 ――観客席―― 義経「あの球……」 武蔵坊「気がついたか」 義経「山田も気が付いているのか?」 武蔵坊「当然だろうな。山田は俺たちとはレベルが違う。一球で見抜いた 筈だ」 中「武蔵坊さん。どういうことです?」 武蔵坊「あの球、弾丸のような回転で投げられている」 中「!?」 義経「ジャイロボール、というそうだ」 武蔵坊「あの回転なら、空気抵抗は本来の縦回転よりも大幅に少ない」 中「浮き上がるってことですね」 武蔵坊「正確には沈みにくい、ということだ。重力に反することはできない からな」 義経「まさかこんな投手がいたなんてな。武蔵坊。もしかしたら、俺たち以外 にも、明訓に土を付ける奴らが出るかもな」 実況「10回表、6、7、8番はバットに触れることすらできず!」 解説「これはおかしいですねぇ! なにか変化があるんでしょうか」 実況「見たところ、ノビのある球という点しか見受けられませんが……」 解説「少なくとも、平沢唯さんの球は下位打線には打てませんね」 高代「ご、ごめんなさい」 岩鬼「ええんやええんや。この天才に見せ場をとっておいたんやろ? 新 キャプテン」 高代「ええー」 渚「え!? 俺がキャプテンじゃないんですか?」 岩鬼「ナギ如きがワイのあとなんて冗談でも笑えんわ! このチビでも ハラワタァ煮えくりかえるというのに!」 太平「とのことだや。高代新キャプテン」 高代「は、はあ……」 唯(こうして、私たちの試合はまたもやこう着状態となりました) 唯(私の150キロオーバーの球を連打するのはさしも明訓高校といえど 厳しいようです) 唯(もちろん、素人の私は何回か四球を与えてしまいますが、仲間のカバー によって、得点を入れられることはありませんでした) 唯(対する私たち、桜ケ丘も里中さんの球を打ち崩すことができません) 唯(七色の変化球は、さすが甲子園20勝投手でした) 唯(ときどき、岩鬼さんがよくわからないことを叫びます) 唯(こっちも、りっちゃんがハッパ死ね! という暴言を吐きます) 唯(そんなこんなで、試合は延長13回まで来てしまいました) 唯(私のスタミナも、そろそろ限界です) 唯(こんなことなら、きちんと走りこみをしておけばよかったと思います) ――観客席―― 岩田「ゴリよ」 五利「はいな」 岩田「今年のメッツのドラフト一位は誰に決めたかな」 五利「それは、夏の甲子園で中西に――」 岩田「その中西は肩を壊してアメリカに行くという。それじゃあ、代わりの 一位指名は誰にする?」 五利「それは……」 勇気「岩田さん。もしかして……」 岩田「あの平沢唯という娘、というのはどうだ?」 五利「それはあきまへん! 山田にするって決めてますがな!」 岩田「……それじゃあ、次の山田の打席で彼女が抑えたら……」 五利「あきまへん! 鉄五郎はん! シリアスに言ってもあきまへん!」 勇気(でもあの娘。すごい球を投げるわ……。岩田さんの言った通り、 メッツに入れば……) ウグイス「13回の表、明訓高校の攻撃は、1番、サード。岩鬼くん」 岩鬼「ぬどりゃああああああああ!!!!」カラーンカラーン 唯「ふぇええ……」 律「おいハッパ。少しはバテろ! 人間らしく!」 岩鬼「バテ? バテってなんや?」 律「疲れろよ! 馬鹿!」 岩鬼「男・岩鬼が疲れるかいな! お前じゃあるまいし!」 和「……」 岩鬼「……おっと、キャッチャー変わってたんやな」 律「やっぱりお前馬鹿だろ!」 殿馬(グレート馬鹿づら) 里中「さあ岩鬼! いこーぜ!!」 澪(悪球打ちなら、コントロールよく真ん中に投げれば……あ) 唯(うう……真ん中に投げる自信ないよぉ……) 和(……唯ったら、真ん中に投げようと意識しすぎてる。あれじゃあ駄目ね) 唯(うぅ~。どうやって握ればいいんだろ。ボールの縫い目って、どういう意味 なんだろ?) 和(いいから! そんなことはいいから本気で投げなさい!) 唯(!? そうだよね! 私、投げるよ! 全力で!) 岩鬼(そろそろホームランボールが来てもおかしくないわな) 岩鬼(まずはこの女を血祭りにあげて、締めはやァーまだを殺す!) 岩鬼(思い起こせば、それが目的でやァーまだを追っとったんやな) 微笑「岩鬼のやつ、アホな面がさらにアホに」 渚「ああいうのをなんていうんでしょうね」 山田「さあな。ハハハ」 実況「さあ、平沢唯さん、投げました! おっと暴投か!?」 岩鬼「ガーはっはっははは!!!!!」グワラキン 殿馬(ゴワガ、が抜けてたづら) 澪「あ! 来た!」 梓「澪先輩!」 梓(駄目だ! 今の澪先輩じゃあ、あの前に落ちるフライも追い切れ ない!) 紬「――!!」パシッ 実況「ファインプレイ! ライトの秋山さんが走れないのを見越してなのか、 それともボールを見てから懸命に走ったのか。ファーストの琴吹さんの スーパープレイが飛び出した!」 澪「ムギ……」 紬「4番の私が打てなかったからこんなに長くなっちゃったの。だから、これ くらいはしないと!」 唯「ムギちゃん! ありがとー!!」 唯(でも、かなり疲れちゃったな。澪ちゃんはこんなのをずっと続けてたんだ ね) ウグイス「二番、セカンド。殿馬くん」 実況「殿馬くん、早くも2ストライクと追い込まれましたね」 殿馬(速いとはいっても、すでに球速も落ちてきたづら) 和(148キロ。速いけど、さすがに疲れてるのかしら) 唯「うぅ……」 和(疲れてるみたいね) 姫子(ごめんね唯。折角誘ってくれたのに。仲間に入れてくれたのに、打て なくて……。唯のお陰で、友達がいっぱい増えたのに) 唯「ハァハァ……」 姫子(唯の役に立たなきゃ。唯は、マウンドで孤独と戦ってるんだから) 唯「ん!」ビシュ 殿馬「――」コン 和「姫子! それるわ! 捕らないで!」 姫子「駄目! これは捕って刺さなきゃ!」 実況「ライン上きれるか! きれないで止まるか」 殿馬「秘打……G線上の――」 姫子「ええい!」ビシュ 審判「アウト!」 殿馬「ありゃ」 審判「いや、セーフセーフ!」 実況「立花さんの送球はアウト! しかし、琴吹さんの足がベースから 離れていました!」 解説「プロ野球だったらアウトになりましたね。あのプレイは。高校野球の 規律正しさが生んだセーフです」 殿馬(ちょっとショックづら) 太平「里中、いいでよ。打たんでも」 里中「はい。山田、任せるぞ!」 山田「うん」 実況「里中くんは打ちませんね」 解説「でしょうね。平沢唯さんの球を打ち返すのは厳しいうえに、内野は ゲッツーにしやすい守備位置ですから。当然でしょう」 実況「さあ、里中くんが三振に倒れて2アウト一塁! ここで登場するの は――」 観衆「ズオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ オオオオオオオオオオオオ」 ウグイス「4ば――キャ――山――ん」 観衆「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ オオオオオオオオオオオオオオオ」 実況「ものすごい歓声! コールが殆ど聞こえません!!」 解説「もしかすると、この回でドカベン最後の打席かもしれませんからね。 甲子園は山田のためにあった。といってもいいくらいの歓声です」 唯「……」 山田「……」 実況「もはや、この対決に言葉はいりませんね」 解説「はい」 和(作戦も配球もないわ。全部本気のまっすぐで来なさい!) 唯(うん!) 山田(ストレート……) 里中「山田のやつ……初球からいく気だ」 不知火「俺と同等のストレートだ。山田が打てない筈がない」 土門「だが、勝負は時の運だ。わからんぞ」 土井垣「山田。俺はお前を初めて見たときから敵わんと思っていた」 小次郎「我が土佐丸高校の宿敵よ……」 武蔵「ごくり……」 知三郎「山田さん……」 壬生「俺の無念を晴らすか。平沢唯」 球道「山田に打てない球なんぞあるかい」 近藤「あの雰囲気、剣道にも通用する……!」 岩田「この対決、一瞬で終わる」 五利「王貞治と江夏豊の対決を思い出すわ」 勇気「平沢唯さん……」 義経「やるか、明訓」 武蔵坊「俺たち以外に負けるな。山田太郎」 中「今、俺は本当にあの5打席敬遠を後悔している……どうして勝負しなか ったんだ」 影丸「山田……」 長島「中学のころからすごかったが、ここまできたか」 賀間「柔道でおまえに勝ったことを誇りに思うぜ。野球では勝てなかった がな」 じいちゃん「太郎、その娘はすさまじいぞ」 サチ子「お兄ちゃん。負けるな!」 聡「唯さん、山田に勝ってくれ!」 恵「平沢さん、学校の威信よりも自分が後悔しないで」 斎藤「お嬢様のお友達なら、必ず勝てます」 唯(なんだろう。今なら、絶対に負けない気がするよ) 山田(絶対に打てる。確信じみたものを感じる) 実況「足が上がって、投げました!」 山田「――」 唯「――」 澪「……」ポトン 和「――!」 実況「は、入りました……入った! ホームラン! 山田太郎は、やはり 山田太郎だった! 勝ち越し! 明訓高校が13回の表でついに勝ち越し ました!!」 唯「……」 和「……」 観衆「やーまーだ! やーまーだ! やーまーだ!!」 実況「甲子園は割れんばかりの大歓声! しかし! 打った山田くんもすご いが、投げた平沢さんもすごい!!」 解説「……今の球、160キロです」 実況「160キロ! 投げも投げたり、打ちも打ったり!!」 7
https://w.atwiki.jp/aroe/pages/15.html
IPを使う場合 テストベンチに GSR GSR_INST(.GSR(1 b1)); PUR PUR_INST(.PUR(1 b1)); と書く。 グローバルシステムリセットは論理合成されるときには暗黙的に生成されるが シュミレーターで使うときには明示的に生成してやらなければならない。
https://w.atwiki.jp/fateonsen/pages/406.html
キャラシート【としあきの聖杯戦争TRPG】 【名前】ヴィオラ・シュミートコヴァー 【容姿】何処か空虚を感じる少女 【その他】混沌・中庸 女性 + セッション名 セッション名: CSデータ 泥 名前 ヴィオラ・シュミートコヴァー 英名表記 Viola Šmídková 誕生日・年齢 11月26日・17歳 身長・体重 158cm・48kg 血液型 B型 好きなもの 先生、お菓子 苦手なもの ひとり、痛いこと 特技 起源 属性 混沌・中庸 魔術属性 空 魔術系統 エノク魔術、黒魔術 魔術特性 交信 魔術回路 質:B / 量:C / 編成:正常 イメージカラー Viola(#c5b4d1) 略歴 チェコ、プラハに生家を持つ、魔術使いに近しいものの家系の娘。 元を辿れば嘗て一時的にプラハへと訪れたとある魔術師の編み出した魔術を戯れに習い、されど其れを脈々と受け継ぎ続けた家の出。……なのだが、誰もが其の技法を忘れ、黒魔術に近しい魔術を扱う家となっていた。――偶然、家に保管されていたとある書物を見つけた結果、受け継がれた技法――“エノク魔術”を体得し、今に至る。 生まれてから殆どの時間を生家にて、友もなく過ごしてきた故に孤独からの脱出に焦がれ、其のために歩を進める事も少なくない。 1人で居ることを恐れ、暗闇に怯え。痛みを嫌いながらもそれを求められれば月の様な笑みを浮かべそれを受け入れる。 率爾発生特異点夢覚処方機関(デスペルタドール)への来訪はごく、偶発的な事情が絡んでの事。 口にするのは『あなた方のお役に立てるならばそれでいい』と言う言葉ばかり。事実、己の身を削ってでも献身出来るならばと思っている。 徹底した自己犠牲、それは偽善・欺瞞と知れどそういう生き方しかしらない、わからない。 ――しらなかった、わからなかった。けれど、叶うなら。 人物 おとなしい様でいて、その実己の内に抱え込んだ空虚を埋めようと必至な娘。それ故に、誰かの役に立つことで己の存在価値を認めてもらおうとやや固執しがち。 出自、そして扱う魔術等の影響なのかやや精神不安定の気がある。温厚、柔和ではあるのだが、時折何かに取り憑かれたように口を開くことも。 また、時折ぼんやりと空を見上げては、何か言語と思しきものを呟いている。 身内にすら虐げられてきた身故に、自己評価が徹底して低い。何かと迷いがちであり、誰かの盾となる事を望みがち。 + 人間関係 人間関係 能力
https://w.atwiki.jp/kyoyuhakoniwa/pages/591.html
箱庭戦闘技術研究所 シュミット戦闘機 ユニット評価 能力 [#f9399c0f] 総評 対空ユニットとしては物足りず ここがダメだよ先行移動 相手の資金源へのダメージソース 戦争で使える小ネタ ユニット評価 攻勢……★★★☆☆ 序盤中盤の攻勢には使いにくいが 戦争の最終局面では主力に。 防衛……★★★☆☆ 貴重な防空ユニットだが、汎用性で防空型に劣る。 航空機出撃枠を使うのもマイナス点。 能力 名称 建造Lv 移動力 初期耐久力 最終耐久力 破壊力 攻撃数 攻撃範囲 射程 経験値 建造費 弾薬費(1発) 維持費 維持食料 残骸確率 兵種 兵科 航続時間 能力 シュミット戦闘機 1 3 1 2 1 2 0 5 3 800億 10億 40億 0.5万t 20% 航空機 対空 6 先行移動 目標補正 総評 対空ユニットとしては物足りず シュミット戦闘機は対空攻撃を主任務とする航空ユニットである。 しかし残念ながら、その基本性能はかなりお粗末なものだ。 最も致命的なのは、対空ユニットであるにも関わらず、経験MAXのホーク攻撃機、フォートレス爆撃機をどうやっても一撃で落とせない点だ。 仕様上、経験MAXでも威力1の攻撃を2発当てることしかできず、耐久4のホークを一撃で落とすことが出来ない。 この事実が対空ユニット最強の座を防空型に譲ってしまう所以である。戦闘機の名が泣いている。 しかし、防空と差別化できている部分もあるため、摩耶級重巡洋艦の使えなさと比べればいくらかマシだろう。 差別化の最たる例が、全ユニット中唯一の「先行移動」能力持ちであることだ。 ここがダメだよ先行移動 シュミット戦闘機は全ユニット中唯一の「先行移動」能力持ちである。 この能力の存在により、全ユニットで唯一ターンコマンド実行前に攻撃を実施することが可能だ。 ……と書いてみると良いことのように思えるが、実態はそう甘くはない。 まず、コマンド前に攻撃が終わるため二回攻撃が機能しない。 さらに戦闘機を最も使いたくなる場面は、敵が派遣した航空機を迎撃する時であるが、シュミットのみ隊派遣コマンド前に攻撃判定を終えてしまうため 敵から航空機が派遣されてきたターンは全く仕事をしてくれない。 (防空は派遣Tから迎撃してくれる) これはつまり、相手から派遣されてきた攻撃機(耐久4)の迎撃において 防空型が派遣の次のターンで敵機を撃墜できるのに対し 戦闘機では派遣の2ターン後まで撃墜できないということを意味している。 たかが1ターンと侮るなかれ。そもそも相手から派遣されてきた航空機の航続距離がせいぜい3ターンであることを考えればこの1ターンは致命的すぎる。 相手が派遣してきたのを確認してからスクランブルで発進した場合は撃墜までさらに1ターン遅れてしまう。 送られてきた敵の攻撃機の大半は、悠々と帰投してしまうことだろう。 相手の資金源へのダメージソース とまぁ、ボロクソに貶してしまったが、良い部分ももちろんある。 隊移動等で航空機が逃げていくのを許さないという点が代表的だ。 相手の攻撃機・爆撃機による空襲を読み、1ターンで敵航空隊を殲滅できる量の戦闘機をドンピシャで発進させることが出来た場合 防空型と違い相手に隊移動で帰還するという選択を与えず、航空機を逃さず撃墜して資金に致命的なダメージを与えることが出来る。 この相手資金へのダメージ力は防空型にない大きな利点であり、戦争終盤にお互いが資源基地を失い始め、備蓄資源に余裕がなくなった局面では 勝利の最後の1ピースとなりうる可能性を秘めている。 敵の資源基地を破壊した後は戦闘機を積極的に出撃させ、相手の航空機を逃さず落とすことで勝利を引き寄せることが出来るのだ。 能力は全体的に物足りないが、戦争の勝利は最終的に戦闘機によってもたらされる。 「戦場の花形」、戦闘機の面目躍如といえるだろう。 戦争で使える小ネタ (これはこっそり聞きたいのですが、軍港建設空打ちで先行移動攻撃を打ち逃げするやり方ってまだ残っていますか? 有識者求む。) 箱庭戦闘技術研究所 経験値MAXでも最大破壊力1で頭打ちなんですか!?倍の2になるものだと思ってました -- 名無しさん (2019-02-21 19 55 43) いきなり摩耶の評価を最低まで持ってった、、、だと、、、!? -- 名無しさん (2019-02-21 20 11 48) 最大破壊力は経験値マックスの場合でも設定に記載されている威力×2-1となっています。つまりシュミットの場合は経験値マックスでも1しか出ません。 -- 筆者 (2019-02-21 21 23 12) 摩耶については解説するのが楽しみなくらい書くことがあります。もう少しお待ちください -- 筆者 (2019-02-21 21 24 29) 摩耶の使い方がいまいちわからず器用貧乏なタンク役にしか使えてません・・。楽しみにしています。 -- おき (2019-02-21 21 44 26) 摩耶楽しみだ!(*1) -- 名無しさん (2019-02-21 22 17 06) これは初心者なみの感想 -- 名無し (2019-02-22 11 23 53) 摩耶は使えないと言ってる時点でもう結構なにわか確定だよね 箱庭やったことあるのかな? -- 名無し (2019-02-22 11 25 34) まあまあ、作成者さんも色々考えて摩耶の評価してるんだろうし待ちましょうや、ただ掲示板で摩耶使えるのでは、ってのに対してクソみたいなマウント取ってたのと同一人物なら少し残念だな -- 名無しさん (2019-02-22 17 31 26) それはそうですね。 -- 名無しさん (2019-02-22 18 05 11) イージスの解説を希望(誰得 -- 名無しさん (2019-02-22 18 12 35) 掲示板で喋っていた方がどなたか分かりませんが、摩耶が使いにくくて弱いユニットというのには同意出来ます。当分先になりそうですが、摩耶のユニット解説で議論できればと思います。 -- 筆者 (2019-02-22 19 30 16) イージスに関しては現行設定で使ったことはないので難しいですね……弱くは無いと思います。 -- 筆者 (2019-02-22 19 31 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/teito/pages/189.html
マブラブオルタネイティヴ~暁の空へ~ 外伝 雛鳥 BETAの波を掻き分ける、12機の吹雪――その一連の動きには、小さな違和感が積み重なることで生まれた、大きな歪が存在した。 「B203、遅れているぞ。204…前に出すぎだ、隊列を乱すな。」 網膜投影に中隊長の顔が映る――普段の柔和な笑顔とは違った顔…目は見開かれ、物言わぬ威圧感がある。 「すっ、すみません!!」 「わかってるわよ!……Merde!(クソッ!)」 中隊長の叱咤とエレメントの苛立った声を聞きながら、ふと我に返る。 (いけない、この前も散々叱られたんだった…。) だが、時間が経てば再び焦る…突撃前衛が足止めをした突撃級の息の根を止め、迫り来る要塞級の腕を切り落とし、前へと進む……前へ、前へと。 どうせ自分には未来が無い…未来へと命を繋ぐことが出来ない……ならば、自分に出来るのは目の前の人類の敵を殺すことだけ…前へ進み、戦い、前のめりに死ぬことだけ―――シュミレーターと言えど、ひたすらに化物を挽肉にするという単純作業は、少女の心を容易に蝕んでいく。 「っ!…あっっ!!」 視界の隅に影が映る。――咄嗟に離れるものの衝撃を受け、思わずうめき声が漏れる――視覚外からの一撃。 「ちーちゃん!危ないっ!!」 B103――聞き慣れた仲間の声がしたかと思うと、強襲掃討装備の吹雪が目の前に現れる。 4門の87式突撃砲から吐き出される36mm劣化ウラン弾が、目の前の異形をなぎ払う――正確に、そして的確に。 「中隊各機、鶴翼型にて戦線を維持。」 「「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」」 10機の吹雪が陣形を取り、我武者羅に向かってくるBETAを迎え撃つ。 「B203、状態を報告しろ。」 「はっ!…左腕中破…でも主機に問題ありません、まだいけますっ!!」 素早く機体を立て直す――冷や汗が出る――もたもたしただけ、皆に迷惑がかかる。 「分かった…ただし、しっかりと回りに合わせ、無理はしないこと。」 「了解ですっ!」 返事だけは良いのだからと苦笑する中隊長、直ぐに顔を引き締めると中隊各機に激を飛ばす。 「中隊各機、兵器使用自由。囲まれる前に傘弐型にて突撃するっ!」 「「「「「「「「「「「了解っ!」」」」」」」」」」」 国連軍横浜基地所属 再訓練部隊 B中隊 5月7日 シュミレーター訓練結果 シュミレーション難易度:B 目標:60分生存―クリア 中破:3 小破:7 備考:中隊の連携に問題有、特にルイーセ訓練兵、前田訓練兵に指導の必要性有。 「はぁ、問題児…か……。」 B中隊を教導する間桐辰妃は、思わず溜息を吐く――何故こんな状態なのかと。 佐官尉官を訓練兵として扱わざるを得ない再訓練部隊では、部隊編成にも何かと気が使われている。 気性の荒い者や、出向中の帝国軍衛士は日野のA中隊へ回される傾向にある。 逆に士門のC中隊には誰の配慮か、比較的大人しい面子を集めている傾向がある。 つまり、自分のB中隊には何の問題もない無難な面子が集まる……はずであった。 しかしながら、現実は違う――多くの問題児の存在。 そもそも、前線には気性の荒さが問題となるような衛士は珍しくなど無い。 そういった方向性とは違った問題が、B中隊には存在した。 高貴な生まれとしか隊員達は知らないが、実はノルウェー王国の第3王女であるソニア・ルイーセ訓練兵。 この横浜基地で知らぬ者はいない極東の魔女こと、香月副司令の関係者たる宗像美冴訓練兵、風間祷子訓練兵。 非常に扱いに困る3名…そして、品行法方正とは言えないその他数名。 逆に普段は品行方正であるにも関わらず、何度注意しても問題が改善されない前田千歳訓練兵もまた、どうしていいか非常に困る。 単なる訓練兵の指導のように、ただ単に力で押さえつけても上手くはいかない。 (むしろ、完全に品行方正な軍人の方が珍しいのかしら。) 自分の上司を思い浮かべ、次にCPである…まさに品行方正な少女を思い出しながら、辰妃は歩いていった。 再訓練部隊では、シュミレーター訓練や実機訓練の後、必ず専属医療チームによる健康診断が存在する。 圧倒的衛士不足の現在、その実力よりもこの健康診断の結果が、衛士復帰への重大な判断材料となると言っても過言では無い。 一度の戦闘すら耐えられない衛士など、使い者にならないからである――もちろん、実力が高いに越したことは無いのだが。 「ちょっと、どういうこと!?」 健康診断を行っている一室の前、その廊下で苛立っている少女がいた。 周りの人間には勘弁して欲しいとばかりに溜息をつく者もいるが、本人は気付いていない。 「あの…落ち着いて下さい、ソニアさん。」 「私に散々この隊の流儀だなんだって言って、なんであいつ等はいないのよ!?」 「仕方ないやろ…あの二人は特別なんやで。」 「はぁ!?この私を差し置いて特別っ?」 一人喚いているのがソニア・ルイーセ訓練兵、宥めているのがファム・ティエン訓練兵、さらに苛立たせているのが田沼福太郎訓練兵である。 ことの始まりは、大したことでは無かった。 入れ替わりの激しい再訓練部隊において、隊の連携を高める為にも日ごろのコミュニケーションは重要である。 その為、健康診断時において、問題があって精密検査まで回るなどのことが無ければ、基本的に全員が終わるのを待ちながら談笑するのが通例となっていた。 ソニアなど、自分が人の為に待つという状態を嫌がり、入隊当初は揉めたものである。 紆余曲折の末、他人に合わせることを納得しはじめていたソニアであった…が、最近特殊任務で訓練をたまに抜けていた宗像、風間両名が、本日も同様に小さな少女に連れられ、皆を待つことなく行ってしまったのだった。 ただでさえ、シュミレーター訓練の結果でイライラしていたソニアには、耐え難い状態らしい。 「あのなぁ、お前が名家の生まれやって言うけど……あの二人は此処の実質No.1の関係者…少なくとも此処じゃ、お前よか特別やで?」 「こんのぉ「そ、ソニアさん。」…わかったわよ。」 怒鳴りかけたソニアであったが、さすがに目の前で泣きそうな少女に見つめられては、気が萎えてしまうというものである。 「でもさぁ、ソニアちゃんの言うこともその通りなんだよね~。今日のはともかく…普段の訓練ですら、たま~に抜けるのを朽木大尉が黙ってるんだから…よっぽどだね。」 故意かたまたまか、話を二人から上官へと話を摩り替えたのは、柳夏純訓練兵。ちなみにずっと会話に参加せず、本を読んでいるのが、チャンドリカ・ワルダナ訓練兵である。 問題の宗像、風間の2名、そして廊下で待っているのが5名。残りは5名であり、現在は健康診断を受けている。 「あの人も偉そうなこと言っても、上に逆らえないだけやろ…鬼教官も形無しやな。」 「ま~たそうやって福ちゃんは嫌味ったらしく言う。朽木大尉の悪口ばっか言ってると、また虎ちゃんと喧嘩になるよ?」 嫌そうな顔をして語る福太郎、彼は何かと朽木を毛嫌いしており、現在診断を受けている芦川虎児訓練兵のような、朽木を慕っている隊員と揉めることもあるのだ。 「福太郎が偉そうに言うんじゃないわよ!」「おうふっ!!」 「…口は、災いの元。」 鳩尾に拳を受け、うずくまる福太郎、冷ややかに呟くチャンドリカ。 年齢も元の階級も違う男女が集う再訓練部隊は、多少馴れ馴れしすぎるくらいで丁度良いのかもしれない。 「貴様らっ!何を騒いでいる!!」 「け、敬礼!!」 突然響く、辰妃の声――とっさに直立し、敬礼する4人…としようとプルプルしている1人。 敬礼を返し、不機嫌そうに辰妃が呟く。 「貴様らな…仲が良いのは良いが…常識として、迷惑にならない範囲というのがあるんじゃないか?」 「「「す、すみませんっ!」」」 緊張する3人に対し、あららと緊張感無く笑っているのが1人、そして…頑張っているのが1人。 「それにな…少し話を聞かせて貰ったが…お前らに忠告しておく。」 難癖をつけられれば、上官批判ともとられかねない会話を思い出し、とっさに青くなる一同。 「朽木大尉の前で、く・れ・ぐ・れ・も、先ほどのような会話をするな……あの人は、鬼教官どころか……………ほ、本物の鬼だ……。」 突然何かを思い出したのか、小刻みに震えだす辰妃。 「きょ、教官!?大丈夫ですか?」 この辰妃の怯えっぷりは、たっぷりと尾ひれがついた後に再訓練部隊や子鬼に知れ渡ることとなる。 こうして今日もまた、嘘か本当か分らない朽木の噂話が増えていくのであった。 Fin.
https://w.atwiki.jp/kamomebelle/pages/2.html
メニュー トップページ メンバー紹介 メンバー説明 エピック進行具合 エピック説明 攻略情報 ロストアーティファクト プラグイン紹介 まとめサイト作成支援ツール メニュー メニュー2 リンク ~鴎~ブログ 夜騎士 流氷 Belle Isle wiki AFシュミレータ 生産レシピ検索 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: - ここを編集
https://w.atwiki.jp/lorelei-gp02-a/pages/2.html
FrontPage ギルドメンバー 取引掲示板 雑談所 リンク アラド戦記 公式 アラド戦記 Lrelei HP アラド戦記 攻略情報Wiki アラド戦記 Wiki* アラド戦記 したらば アラド戦記 asps(スキルシュミレーター) @wiki @wikiご利用ガイド 更新履歴 取得中です。 ギルドメンバー 合計: - 今日: - 昨日: -
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/18869.html
メッサーシュミット(めっさーしゅみっと) 概要 デスティニー2に登場した斧系の武器。 登場作品 + 目次 デスティニー2 関連リンク関連品 ネタ デスティニー2 ロニ用の武器、両手の一種。 攻撃+414、命中-5、クリティカル+40でペガサス5の固有スロットを持つ。 ダイクロフトで拾える。 分類 両手 アイテムLv. 攻撃 414 命中 -5 クリティカル 40 詠唱速度 0 買値 売値 リファイン変化 固有スロット ペガサス5 装備者 ロニ 入手方法 拾 ダイクロフト(4回目) ▲ 関連リンク 関連品 ネタ ▲
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/396.html
戦場の絆 ◆kALKGDcAIk ヒイロは敵機体を見て僅かに驚きが浮かべた。 ファサリナの搭乗しているMS。 その姿は自分のよく知るガンダムによく似ていた。 だが、あの様なガンダム。いやMSをヒイロは見たこともなかった。 機体の名はガンダムヴァーチェ。 鈍重なイメージを持たせる分厚い装甲。 巨大なキャノン砲を肩部に装着し、拠点攻略などに重点を置かれた機体だ。 サウダーデは上空へ飛び上がった。ヒイロは敵機の見た目から素早い動きは苦手だと考え、空中からの射撃が有利だと判断したのだ。 飛行して相手に狙いを付けられないようにしながら、サウダーデの武装の一つである重粒子弾ライフルの引き金を引く。 重粒子弾の雨がヴァーチェに襲いかかった。 轟音と共に巻き添えになった周囲の半壊したビルは粉々に砕け散り、土煙を生み出す。 一見、ヒイロ有利の展開。しかし、ヒイロの内心は自身に失望していた。 サウダーデのスペックを生かし、空中を高速移動しつつの射撃。 いつもなら何の問題もない動作であった。だが、ヴァーチェに命中させられたのは精々半分。 本来の愛機であるウイングガンダム。いやMSならば、このようなミスは無かっただろう。 ただの機体ごとのクセ程度なら、ヒイロほどの実力なら問題なく動かせた。 ヨロイという世界も、技術も、設計理念も異なる機体。 たとえ慣れ親しんだコクピットに座っていようと、MSとヨロイではヒイロの想像以上に違いが存在したのだ。 「早い殿方は...。嫌われてしまいますわよ」 ファサリナの妖艶な声と共に、土煙の中から破壊の光が飛び出す。 その反撃はヒイロには十分予想範囲内の事であり、回避は容易い。 だが、土煙が晴れたとき、ヴァーチェは一切の傷を負ってはいない。 そちらの事実がヒイロに僅かながら驚きを与えた。 いくら全弾命中させられなかったとしても、多少は傷をつけられてもおかしくない。 ヒイロは落ち着いてビーム砲のトリガーを引いた。 今度はミスなどない。的確な射撃でヴァーチェに破壊の雨が降り注いだ。 だが、それもヴァーチェに届くことは無い。 今度はヒイロの目にもその理由がはっきりと映った。 ファサリナの妖艶な声がコクピットに響く。 「もっと...、もっと激しく攻めてもいいのよ」 ヴァーチェを覆う緑色の粒子にビームは全て防がれていた。 GNフィールド。 圧縮したGN粒子を展開することで強固な防御フィールドを形成する武装である。 その防御力は実体弾はもちろんビーム兵器すら防ぐほど。 「溜まってるものは出しても構わないですわ。こんな風に...」 「くっ……!」 サウダーデを遥かに上回る大出力のビーム砲。 ヴァーチェの真髄はその圧倒的な防御力。そして、そこからの砲撃だ。 ヴァーチェのGNキャノンは戦艦を撃沈するほどの威力を誇る。 直撃すればサウダーデでも一撃で落とされる可能性があった。 防御と火力ではヴァーチェが相手に勝り、機動力ではサウダーデが相手を大きく上回る。 故にお互い攻めあぐねるのが現状だ。 サウダーデはGNフィールドを破ることが出来ず、ヴァーチェには高速で飛び回るサウダーデを捉えることが出来ない。 これが本来のパイロットが搭乗していたならば、お互い状況を破る突破口を見出すことも可能だったはずだ。 サウダーデ本来のパイロットであるミハエル・ギャレットなら、電磁シールドを用いてビームを防いでの接近戦に持ち込めるだろう。 ヴァーチェ本来のパイロットであるティエリア・アーデなら、GNバズーカの火力をもっと活かしての強引な攻めも可能だろう。 機体のスペックだけ理解出来ても、それを最大限に引き出し、応用することは難しい。 他世界の機体に不慣れであること。それが拮抗を生み出す最大の原因となっていた。 この状況下で拮抗を破る手段は少ない。 一番良いのは機体に慣れ、その性能を十分に引き出せるようになることだ。 そして、自らの力量を十分に発揮して相手に打ち勝つ。 事実。二人とも慣れてきたのか射撃の精度は上昇し続けている。 だが、流れを変えるにはまだ足りないのだ。 膠着を打開する術を模索するヒイロの脳裏に一つの選択肢が浮かんだ。 ヒイロがデータを見た時には気がついたサウダーデの機能。 それがこのお互い攻めあぐねている状況を変える手段として有効であると。 「えっ!?」 余裕に満ちていたファサリナの声に初めて驚きが混じる。 サウダーデが武器形態である銃剣へと変形し、突っ込んできたのだ。 オリジナル7であるファサリナはサウダーデの武器形態への変形能力を重々承知している。 しかし彼、ヒイロ・ユイはヨロイをこのシュミレーターで初めて乗ったのだ。 たとえその機能を知っていたしても、ヨロイに慣れていない彼が変形して突っ込むとは予想もしていなかった。 敵の射撃の中を武器形態で突撃することは、猛火に身を晒すようなもの。 その危険性はヒイロなら十分承知のはず。 ファサリナは知らない。 ヒイロの愛機。ウイングガンダムにも武器変形に似たように機能があることを。 バード形態。高速移動用の巡航形態である。 人形から変形しての高速飛行はヒイロにとって慣れ親しんだもの。 銃剣という形態からこの武器形態は突撃にも耐えられる。 この拮抗を打開するに多少の強引さは不可避であるとヒイロは判断したのだ。 その判断は正解だった。 高速で接近するサウダーデに対し、驚きによりファサリナの判断が遅れたこともあって、対応出来ない。 天翔ける銃剣がヴァーチェの胸部を捉えた。 巨大な激突音が響く。GNフィールドは衝撃まで無効化は出来ないのだ。 ヴァーチェはその衝撃で大きく吹き飛ばされた。 「あら、意外と強引なところもあるのですね...」 ファサリナが態勢を立て直そうとした時には既にサウダーデは人型に戻り、その銃口はヴァーチェのすぐ近くにあった。 「この距離ならバリアは張れないな」 ヒイロは勝利を確信する。 小回りの効かない巨大な機体ではこの状況を脱するのは不可能だと。 だが、絶体絶命の危機にもファサリナは妖しく微笑んだ。 「でも、そんなに乱暴ですと...、花びらを散らしてしまいますわ」 その瞬間、ヴァーチェの装甲が弾け飛ぶ。 「何ッ!?」 ヴァーチェの予想外のアクションにヒイロはとっさに後ろに飛ぶ。 幸い、弾け飛ぶ装甲の勢いは弱い。問題なく距離をとることは出来た。 ヴァーチェは先程までは想像も出来なかった姿を晒していた。 鈍重な装甲を脱ぎ捨てた下には、先ほどとは打って変わって細身の体型。 頭部から伸びる赤いケーブルはまるで女性の髪の様。 それは細身の手足と相まってどこか女性的な印象を与える。 「装甲をパージさせたか」 「ガンダムナドレ...。どうやら、こちらの方が私に合うみたいですね」 サウダーデの銃口から牽制の意味を含めた重粒子弾が打ち出される。 だがそんなモノはもう、ナドレの戦いのステージを飾る一要素に過ぎない。 その姿は鈍い蛹から脱皮した蝶のごとく。 華麗なステップで重粒子弾の雨を掻い潜る。 先程は肩部のキャノン砲として用いていたGNキャノンを手持ち武器として隙を見つけては撃ち返す。 もはや戦況は互角。 飛び交う光弾。舞い上がる粉塵。 僅かに残っていたビルの残骸すら砕け散り、互いを遮るものなど何もない。 一対一。正々堂々とした戦いの場。 ヒイロの胸にほんの僅かだが、熱いものがこみ上げていた。 それは本人すら気付いていない。 ヴァーチャルなこの戦いで。いや、ヴァーチャルだからこそ。 作戦や目的など意識せず、ただ相手との技量を競う戦い。 普段とは違った戦いへの意識だった。 一瞬だがヴァーチェの動きが止まった。 当然、ヒイロはその隙を見逃さずに距離を詰める。そしてそのまま銃剣で斬りかかる。 だが、その刃がヴァーチェに届くことは無かった。 コクピットの計器から光が消えていく。 サウダーデはもう動かなかった。 モニターには戦いの結果を表す言葉が並ぶ。 YOU WINと。 ◇◇◇◇◇ 「降参です...。私の負けですわ」 「どういうつもりだ。あのままなら勝負は分からなかったはずだ」 シュミレーターから出てきたファサリナに、ヒイロは言い寄った。 ファサリナの紅く染まった頬。荒い呼吸。 普通の男性なら劣情を催すのも無理のない姿だ。 男を惑わす女性の色香が周囲に漂う。 しかしそんなこと、ヒイロにとってはどうでもいいことだった。 「ヒイロの実力は十分知ることが出来ました...。これ以上は時間の無駄です」 僅かに憂いを秘めた表情でファサリナは語る。 「それに...、いくらシュミレーターでもあのヨロイを破壊する気持ちにはなれません...」 サウダーデに対して、ファサリナが一体どのような思いを抱いているのか、ヒイロは知らない。 ただ、その顔を見てそれ以上追求する気は無くなった。 「……もういい。だが勝負は勝負だ。最初の約束通り、B-2に向かう」 ヒイロが心に抱く微妙な感情を受け入れてくれた事を感じ取ったのだろう。ファサリナの表情は既にいつも通りになっていた。 「ええ勿論です」 ヒイロはふと、シュミレーターの脇に小さな冊子が置いてあることに気がついた。 シュミレーターの解説冊子だった。 パラパラと捲った所、使用できる機体のスペックなどについて記載されているようだ。 「どうかしましたか?」 ヒイロはその内の一冊をバックの中に突っ込んだ。 「何でもない。行くぞ」 【C-3/憩いの館(地下ゲーセン内)/1日目/午前】 【ファサリナ@ガン×ソード】 [状態]:健康 [服装]:自前の服 [装備]:ゲイボルグ@Fate/stay night [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品2個(確認済み) M67破片手榴弾x*********@現実(ヒイロとはんぶんこした) 軽音部のラジカセ@けいおん(こっそりデイバックに入れた) [思考] 基本:ヒイロと協力して主催者を打倒する、それが無理だと判断した場合殺し合いに乗る 0:B-2の間欠泉へ向かう 1:ヒイロと共に行動する 2:間欠泉を調べ終わったら、早く新しい同士を集めたい 3:「カギ爪の男」が本当に死んだのかを確かめる 4:新たな同志が集まるまではなるべく単独行動は避けたい 5:明確な危険人物の排除。戦力にならない人間の間引き。無理はしない。 6:ゼロを名乗る危険人物の排除 [備考] ※21話「空に願いを、地に平和を」のヴァン戦後より参戦。 ※トレーズ、ゼクスを危険人物として、デュオ、五飛を協力が可能かもしれぬ人物として認識しています ※ヒイロを他の惑星から来た人物と考えており、主催者はそれが可能な程の技術を持つと警戒(恐怖)しています ※同志の死に疑念を抱いていますが、ほとんど死んだものとして行動しています ※「ふわふわ時間」を歌っている人や演奏している人に興味を持っています ※ラジカセの中にはテープが入っています(A面は『ふわふわ時間』B面は不明) 【ヒイロ・ユイ@新機動戦記ガンダムW】 [状態]:左肩に銃創(治療済み) [服装]:普段着(Tシャツに半ズボン) [装備]:基本支給品一式 コルト ガバメント(自動銃/2/7発/予備7x5発)@現実、M67破片手榴弾x*********@現実(ファサリナとはんぶんこした) [道具]:B-2と記された小さな紙切れ@現実 『ガンダムVSガンダムVSヨロイVSナイトメアフレーム~戦場の絆~』解説冊子 [思考] 基本:主催側の技術を奪い、反撃する 0:B-2の間欠泉へ向かう 1:ゼロを名乗る危険人物の排除 2:今のところはファサリナと協力する 3:リリーナ…… 4:人を生き返らせる方法…… 5:ユーフェミアは…… [備考] ※参戦時期は未定。少なくとも37話「ゼロ対エピオン」の最後以降。 ※D-1エリアにおいて数度大きな爆発が起こりました。 ※ヴァンを同志の敵と認識しています ※ファサリナの言う異星云々の話に少し信憑性を感じ始めています。 ※ファサリナのことは主催に対抗する協力者として認識しています。 ※それと同時に、殺し合いに乗りうる人物として警戒もしています。 【『ガンダムVSガンダムVSヨロイVSナイトメアフレーム~戦場の絆~』解説冊子@オリジナル】 憩いの館、地下ゲームセンターにおいてあったシュミレーターの解説冊子。 シュミレーターにて使用できるMS、ヨロイ、ナイトメアフレームのスペックや武装などが記載されている。 なお、解説冊子は地下ゲームセンターに複数置いてある。 記載されている機体の種類や機体数については後の書き手さんにお任せします。 時系列順で読む Back 試練Next Turn Next 幸村ああああああああああああああっ!!(前編) 投下順で読む Back みんな! 丸太は持ったか!! Next 幸村ああああああああああああああっ!!(前編) 108 機械人形の館 ヒイロ・ユイ 151 思春期を殺した少年の翼 108 機械人形の館 ファサリナ 151 思春期を殺した少年の翼