約 3,545,417 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2692.html
八意永琳は常人には理解不能な思いつきでとんでもないゆっくりまりさを作ってしまった! そのとんでもないゆっくりまりさはなんと・・・ある特定の言葉を喋ると口から弾幕が出るのだ! 弾幕発生に関わる言葉は6つ! そして八意永琳は何の意味も無い好奇心からそのとんでもまりさを野に放った! 野に放たれたトンデモまりさは、お腹が空いたので手近な草を口にした。 少し苦味を伴うがどこか高貴な香りが口の中に広がるそれは決して不味くはない草だった。 「うっめ!これめっちゃうめ・・・え?」 もう一口と思ったそのとき、さっきまでそこにあったはずの草が跡形も無く消え去っていた。 キーワードその1「うっめ!」 この言葉を唱えるとマジックミサイルのゆっくり版、ゆっくりミサイルを発射することが出来る。 落胆しながらしばらく歩いていると、森の中でゆっくりれいむの家族に出会った。 「「ゆっくちちちぇってね!」」 ゆっくりお約束の言葉でまりさに挨拶するちびれいむたち。 その姿を見たトンデモまりさは内心「可愛らしいな~」と思いつつ返事をした。 「ゆっくりしていってね!」 次の瞬間、ちびれいむたちの体が半分ほど黒コゲになっていた。 キーワードその2「ゆっくりしていってね!」 この言葉の場合、マスタースパークのゆっくり版、ゆっくりスパークが撃てる。 「どぼぢでそんなごとずるのおおおおおお!!」 実は弾幕を使用したとき、トンデモまりさはどこかの魔物の子どものように意識を失う。 つまり、何故ちびれいむが焦げているのかも、何故自分が責められているのかも理解できない。 「ゆ!?まりさはなにもしてないんだぜ!!」 「そんなうどついたってだめだよ!!まりさがでいぶのごどぼだぢをおおおおおおおお!!!」 「ま、まりさはわるくないんだぜっ!?」 気がつけば、さっきまで自分を責めていたれいむのリボンが吹っ飛ばされていた。 キーワードその3「まりさはわるくないんだぜ!」 この言葉を用いたとき、スターダストレヴァリエのゆっくり版、ゆっくりダストレヴァリエが解き放たれる。 リボンを失ったショックで子どもを失った悲しみを忘れたれいむは、リボンが無くても冷遇しないまりさのパートナーになった。 世の中って奴はいつ何が起きるか本当に分からないものだ。作者にさえも分からないほどに。 そんなわけで一緒に暮らし始めたまりさとれいむはとりあえず一緒にすっきりすることにした。 れいむはテクニシャンだった。その妙技でまりさはあっという間に絶頂寸前になってしまった。 そして・・・「んほおおおおおおおお!・・・・・・すっきりー!!」 「すっきりー!!」という言葉を口にしたときにはれいむは冷たくなっていた。 キーワードその4「んほおおおおおおおおおお!」 この言葉には凍結魔法コールドインフェルノのゆっくり版、コールドゆっくりノを発動させる機能があった。 しかし、奇跡的にもれいむとまりさの子どもは無事だった。 れいむの頭に生えてきた茎に、小さなゆっくりたちがゆっくりと育っている。 初めて見る生命の誕生の瞬間にまりさは感動した。 「まりさとれいむのこどもだよ~。ゆっくりしたこどもになるんだぜ~♪」 何故か10匹あまりいたはずの生まれる前のゆっくりが全滅していた。 キーワードその5「ゆっくりしたこ」 この言葉を用いるとオーレリーズサンのゆっくり版、ゆっくりーズサンが発動し、ゆっくりしている相手を的確に殲滅するのだ。 流石にここまで来るとまりさだって何かがおかしいことに気付く。 しかし、何がおかしいのか分からない。自分が何かをした覚えも無い。 なのに気がつけば自分以外がとんでもない目に遭っている。 その状態に恐怖したまりさは泣き出してしまった。 「これじゃゆっぐりでぎないよおおおおおおおおお!!」 気がつけばまりさは地上20メートル以上の場所を浮遊していた。 キーワードその6「これじゃゆっくりできないよ!」 この言葉を使うとブレイジングスターのゆっくり版、ゆっくリングスターが発動する。 ただし、この時にものに激突すると自分が潰れるし、空に向かっていっても落下して結局自分が潰れるだけ。 せいぜい草のおかげで柔らかい平地なんかで逃げるときにしか使えないだろう。 そんなわけで、まりさは地面にたたきつけられた。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1169.html
「ゆっくりしていってね!」 家に帰ると丸っこい人面饅頭が一個あった。 俺は饅頭が喋るという事実以上にその言い草に呆れた。 「はふぅ…ちみたち、ゆっくりしていってねだって?」 私はゆっくり溜息を付いて間を取りながら言った。 「ゆっくりしていってね!おじさんはゆっくりできるひと?」 すぐさま人面饅頭が喋った。 俺はあきれ果ててまた溜息を付いた。 「むっふぅ~ん、ちみたちそれでほんとにゆっくりしてるつもり…かい?」 私はゆっくりと饅頭に語りかけた。 「ゆ!?れいむはゆっくりしてるよ!あやまってね!」 「ふぉぅ…そんなに急いで喋って…君達のどこがゆっくりしているというんだい…?」 私はこれでも地元一ゆっくりした男を自負している。 だというのにこいつは家に入ってすぐさま「ゆっくりしていってね!」と叫んだのだ。 ゆっくり一を自負する私にはゆっくりを騙りながらそのせわしない動作にあきれ果てたのだ。 「ゆ!?れ、れいむいそいでないよ!ゆっくりしてるよ!」 私は懐からライターとタバコを出すと一本出して軽く口に咥えて 火をつけてぽぅっと燃えるタバコの先を眺めると軽く吸って一服した。 「ふぅ…だからゆっくりはなしてくれといっているんだよ まったく…ちみはせわしない饅頭だね」 「れ゛い゛む゛ばゆっぐり゛ぢでるのおおおおお!!!」 「全く…急に泣き出さないでくれたまえ…」 突然涙を流す饅頭に軽く首を振ってこれは駄目だという意思表示をする。 それから軽く伸びをして欠伸をすると窓の外を眺めた。 「一体…ちみの何がゆっくりしていると言うんだね…?」 「ゆ゛っぅぅうう!!れいむのゆっくりしてるところ みせてあげるからおじさんはちゃんとあやまってね!!!」 「ふぅぅんむ、いいでしょう…ちみがゆっくりしているのがわかったらきちんと謝罪しよう」 私は手を組んで、チェアーをリクライニングに倒すとそこでゆっくり饅頭の様子を眺めた。 饅頭はそこでぷくぅ、と顎を膨らまして目を細めるとじっとし始めた。 あれがあの饅頭のゆっくりなんだろう、ナルホド確かにゆっくりしているかもしれない。 私は読書でもしながら一緒にゆっくりし始めることに決めた。 三時間後。 「い゛づまでごうぢでればいいのおおおお!おなかずいだあああ!!!!」 私がチェアーを窓際に動かして一時間ほどゆっくりと日光浴をし始めたあたりで 突然饅頭がわめきだした。 私はやれやれと左右に首を振った。 「せっかくゆっくりしていたというのに…ゆっくりできない無粋な奴だな…」 「どおぢでええええ!!!どおぢでれ゛い゛む゛がゆっぐりでまげぢゃうのおおおおお!?」 「ちみのそのせわしない半生を見返して…ゆっくりとは何かをもう一度ゆっくり考え直したまえ」 私はそう言うと再び日光浴を再開しゆっくりした。 「ゆぐうううううう!ゆ゛っぐりい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!」 すると饅頭は数分ばかり頭を悩ませると餡子を吐いて果てた。 なるほど、ゆっくりとは死ぬこととみつけたりか。 最後の最後で中々見所のある饅頭だった。 私はうとうとし始めそのままゆっくりと昼ねをはじめた。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/296.html
一人暮らしなのに、家に帰ると出迎えがあった。 「ゆっくりしていってね!!」 「ここはれいむのおうちだよ!!おじさんもゆっくりしてね!」 やれやれ、またか。最近多いな。 相手にしているときりがないので、無視して先ほどコンビニで買ってきた「ゆっくり専用ごみ袋」を取り出す。少々大きめで、丈夫な素材でできている代物だ。 反応がないことに不満で、足元にぽよぽよぶつかるゆっくり2匹をつかむと、ゴミ袋に入れる。「ゆっくりだしてね!!」などとほざいているが、例によって取り合わない。 中にはいるとお母さんれいむとその子ども達が数体好き勝手に遊びまわっていた。 「「「「ゆっくりしていってね!!」」」」 まったく。 「おじさん!!たべものがここにはないよ!ゆっくりできないよ!」 「おもちゃもないよ!!つまらないよ!!」 「ゆっくりたちにごはんとおもちゃをあげてね!!」 「「「あげてね!!」」」 ゆっくりが大量に増え住居侵入被害にあうことも珍しくなくなったため、一般家庭でもゆっくり対策を講じることが珍しくなくなった。我が家もその一環として食料庫や貴重品をしまう箱にはカギをかけているため大した被害はなかったのだが、ゆっくりたちにはそれが不満だったらしい。 そんなにつまらないなら諦めて出て行って欲しいのだが、この時期天敵の雨を凌げる場所はやはり欲しいらしく 「でもここはあめがこないから、れいむたちのおうちにするね!!」 「ここでみんなゆっくりしようね!!」 「「「「ゆっくりしようね!!」」」」 まぁ、これもいつものことなのでスルー。ずうずうしく「ごはんまだ?」ところをあっさりと捕まえると、ゴミ袋にポイポイ入れていく。ゆっくりたちは袋の中で「ゆっくりはなしてね!!」「ゆっくりできないよ!」とうるさいが、こいつらに事情説明しても事態は好転しないのはよーくわかっている。ひととおり入れたところで袋の口を縛り、袋にはまだまだ余裕があったがゴミ回収場に向かう。、 階下の回収場にはいつの日からか「もえるゴミ」「もえないゴミ」「資源ゴミ」のほかに「ゆっくり」のカテゴリーが追加されており、既に何個か専用袋が鎮座している。ご近所も災難だな。 袋の中からはまだゆーゆーうるさい声が聞こえる。このままでは近所迷惑になるので、早いところ静かにしてもらおう。袋をその場で回転させ、勢いをつけたところで道路に叩きつける。 どすんっ。 「「「「ゆ゛ーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!?」」」」 「や゛め゛てぇえええええええっ」 「ゆ゛っぐりでぎな゛いいいッ」 構わず何度も打ちつける。 どすんっ。 どすんっ。 どすんっ。 このようにして、餡子ペーストになるまでゆっくりどもをまとめて潰すのだ。なんでも、このために袋は丈夫に作られているのだとかそうでもないとか。 しかし餡子って意外と重いな。ちょっと腕が疲れてきたので腕を休めていると、中からの声は随分小さくなっていた。結構な数がただの餡子に成り果てたらしい。 「な゛んでごんな゛ごとにぃいいっ」 「ゆっぐりしだいよぅ・・・・」 なんでってまぁ、人様の家に勝手に上がりこんで自分の家宣言じゃなぁ。境遇を考えればちょっとかわいそうだが、もうちょっと愛嬌の振りまき方と遠慮を学んでくれ。 せめて楽に死なせてやるのがやさしさか。ということでトドメ。 どすんっ。 沈黙した餡子袋を回収場に置いて部屋に戻る。ストレス解消にならないでもないが、こうちょくちょくやらされるのも難儀だな。 ため息をつきながら、とりあえず座布団に腰を下ろすと 「ゆ゛っ」 ・・・尻にくぐもった音と何かがつぶれる感触。見てみると、小さなゆっくりの成れの果てがあった。どうも1体ほど隠れていたのを見落としていたらしい。おかげで床にあんこが汚れてしまった。また面倒が増えた。 一人暮らしの寂しい身、ちいさいの1体ぐらいなら飼ってやらないこともないんだけどな。惜しいことをしたかな、と思いつつ、不幸なゆっくりの死体を始末した。 ゆっくりが現れてからというもの、小さな面倒が増えたものだ。 おわり
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/939.html
寂しがりゆうか 寂しがりゆうか1人で生きる ゆっくりの群れじゃ皆に嫌われた 里の外でであったやつは太陽によく似た姿だった あなたは私が怖くないの? 逃げないでいてくれるの? 吹き抜ける風と共に一度だけ頷いた ああ、涙の理由を知っている? 私にはわからない・・・ 濡れた頬の温かさは恐らくあなたがくれたんだ 嵐の日もゆうか里の外を目指す 金色の鉄くずをくわえて 今日の土産は いつも無口なあなたによく似た色の小石 響く雷鳴、倒れる木。 痛みに目を覚ませば 空は遠く狭くなった。 あなたをを泣かすものか ああこの元気な声が 聞こえる? この通り 全然平気よ 濡れた頬の冷たさなど生涯 あなたは知らなくていい 止まない雨に 餡子は流れていく もし生まれ変わるなら あなたのような 姿になれれば 愛してもらえるかなぁ もう元気な声は出ないけど 不思議と寂しくない 濡れた頬の冷たさなど 恐らくあなたが癒してくれたんだ 涙の理由を 知ってる? 私にはわからないが この心の 温かさが そのまま 答えでよさそうだ 季節は巡り夏が訪れ 丘一面にまで金色の化粧 一面に咲くひまわりの花 太陽によく似た姿だった 私はある日用事がありある丘の横をとおった そこの丘に笑顔のきれいな緑の髪が特徴のゆっくりと緑の髪の女性の姿が印象的だった。 二人で楽しそうに水をまいたりしながら暮らしているそうだ。 緑の髪が特徴のゆっくり…ゆっくりゆうかというらしい ゆっくりゆうかはその緑の髪の女性が大怪我をしているのを助けてあげたそうだ。 寂しがりゆうかはゆっくりでないがある妖怪の女性とたのしくくらしました 終わり 【あとがき】 作者名無しです わかる方にはわかるかもしれませんがバンプのダン○ライオンの替え歌です。 聞いているうちに携帯で書いてしまいました。 元の歌が好きな私としてはよかったぜ!感動させてもらったんだぜ! -- シルヴァ (2012-09-17 19 35 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kakite3/pages/108.html
「ちょっと熱くなりすぎたのぜ」 人体発火を起こした彼女は裸に近い恰好で走り続けていた。 HOTな彼女は寒さを感じていないようではあるが。 「とりあえず雪の量が少なくなって来たしこっちが南で間違いないのぜ 海が右手側、山が左手側に見えると言うことはここは秋田県のはずだぜ」 適当に自分の熱い心に任せて走り秋田県にたどり着いた普通の名探偵。 適当に走った割にはしっかりと南へ進んでいるというのは彼女にとって幸運だったのかもしれない。 「秋田県には……なにがあるんだぜ?」 走りながら考える。 「きりたんぽ……あきたこまち……美味しそうな県なのぜ 熱い食べ物は熱い心呼び覚ますものなのだぜ」 対主催陣営にありがちなのはカレーやシチューといった多人数で食べられる料理。 しかしこれはロワにおいて死亡フラグにあたる食べ物、いわば欝展開の元である。 熱血展開が大好きな彼女からするとできれば避けたい料理。 しかし大人数での食事による結束という展開は多くの意味で美味しい。 なにより自分もおいしい料理を味わえる。 「そうだぜ!カレーとかシチューが崩壊フラグの王道で作らないなら 熱血結束フラグの王道の料理を新しく考えればいいんだぜ! でも手軽に作れて大人数で食べられる料理は何があるんだぜ?」 走りながら止まることなく熱い心で彼女は考える。 熱血フラグを王道で立てるためにどうしたらいいのか ヘタレが食事というつながりを通して覚醒するためにはどんな料理がいいか 「そういえばラーメン鍋が手軽なのぜ! 最終的に塩とか味噌、醤油が混ざって闇鍋と同じようになるけど皆でワイワイ食べて 腹を割って語り合うのは熱いんだぜ!!」 そう叫ぶとさらにスピードを上げて普通の名探偵は走る。 熱血展開を作るために。他の参加者を覚醒させるために。 自分が他人から変態呼ばわりされかねない格好をしていることにも気が付かずに…… 【一日目・深夜/秋田県】 【◆0RbUzIT0To 普通の名探偵@ニコロワ】 【状態】普通 【装備】なし 【持物】なし 【思考】 基本:熱血対主催として、ヘタレ対主催やステルスマーダーや発狂キャラを覚醒させて熱血展開をするんだぜ! 1:まずはヘタレ対主催やステルスマーダーや発狂キャラと合流するぜ!! 2:東京タワーに向かうのぜ! 3:熱血結束フラグのための王道料理を作るんだぜ!! ※支給品一式は、人体発火により燃えました、来ていた服も燃えました ※青森県の一部の雪が、普通の名探偵の熱さによって溶けました ※外見は霧雨魔理沙の衣装の残骸を着た竜宮レナ 時系列順で読む Back いにしえのパロロワから Next 後悔とはじまり 投下順で読む Back いにしえのパロロワから Next 後悔とはじまり おお、あついあつい 普通の名探偵 「普通の対主催にしか興味ありません!」←お前が言うな
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/2710.html
ゆっくり村は夏祭りの真っ最中。そして恒例の競技大会が行われていた。 「みなさん司会のきめぇ丸です。それでは今からゆっくり村夏祭り恒例エビフライ投げ大会を行います」 ノノ y´⌒ヾ、⌒゛ー-´ く≦ 」⌒l ,,' ; '; '; ; ヾヘ l O \ .i ! ; '; '; ', ) ) ;ヾ r'´ ノ\ `!ソ ;ノメ;;,、 ソ ンノヾ;' ' ;ノ),'⌒ヽ、 「ルールはエビフライをゆっくりぬえに投げつけて食べさせるとぬえが判定します」 //」⌒l `,ノ」 ノゝ、 ヾノ / ヌリ ' ;ソ⌒ヽ ヽ. l/ l O \从イ (ヒ_] ヒ_ン ) レ、 }`ヽ .} } r'´ ノ\ .)ノ!"" ,___, "" ,ノ ノ ノ ,ヘ ム / / ヾー イ人 ヽ _ン ,イ ノ 「 7 .| l/ `ーz >、.,___,,..イ / レ′ V  ̄  ̄ 「それじゃれいむが一番手で行くよ!」 ,.、,、,..,、、.,、,、、..,_ /i ;'`;、、 、. . 、 , ,. `゙ . ゙ `''' ,'.´ -‐i '、; ... , . .、. ',. . _;.;;..; ..‐'゙  ̄  ̄ ___ _____ ______. ネ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ、_''. 、ン 'r ´ ヽ、 i ,'==─- -─==',. | i./イル_\イ人レン/i イ i. ||. i、|. | . (ヒ_] ヒ_ン).iイリj | iヽ「 ! "" ,___, "" !Y!. そぉい .| |ヽ L」 ヽ _ン ,.'」 ヽ |イ|| |ヽ、 ,イ|| | レ レル. `.ー--一 ´ルレ 「むーしゃむーしゃ、これは大きいエビフライね。中身は伊勢海老かしら・・・ってこれは?」 れいむのエビフライは小さいエビを連結させて長さを増し、衣を二重、三重にして大きくしていたのだ。 「せ、せこい・・・」 「生活の知恵と言ってね!」 「相変わらず貧乏な巫女饅頭ね」 「ゆっ!あんたはびゃくれん!」 ,.、,、,..,、、.,、,、、..,_ /i ;'`;、、 、. . 、 , ,. `゙ . ゙ `''' ,'.´ -‐i '、; ... , . .、. ',. . _;.;;..; ..‐'゙  ̄  ̄ __  ̄ -,/) , --'. ', ---- 、 ,-、,-'-' / ) / --- ヽ ヽ / ノノ ノ ヽ ヽ ヽ/\| / / ノ ノ ノi 人 | }. |/ | { ( ( / / ゝ,ノ ノノ /)) ノ ) |\//| 人 . .ノ ( (ヒ_] ヒ_ン/ . .ノ |//\| ( )( 人''' ,___, '' ノ ) ( ( /ヽヽ | 「次は私が行くわよ」 ) )ノ . .) ヽ _ン ( ノ . ノ''' ヽヽ/ ノ ( ) (>.., ______ ._イノ/ / (' ィ´ ̄ ̄ヾゝ====i ノ/ / ヽ i i i◇◇◇◇i /( / .i二二i | ◇◇◇ | ! ', ノ '; k |´ `i ;' ). ( ', ', i ̄ ̄ ̄ ̄| 〈 ( ) ヽ ヽ ̄~7ヽ ̄| ', ヽ 「むーしゃむーしゃ・・・なにこれ」 「人参で作った精進エビフライよ。幻想郷じゃ本物のエビは手に入りづらくて」 「このエビフライは偽物だ、食べられないよ」 「完食してから言うセリフじゃないわね」 「フフフ、みんなしけてるんだぜ。エビフライはパワーなんだぜ!」 「むっ!お前はまりさ!」 r 、∧.,__ , rx/7__ _ _}`ヽrァ'、 {=彡'{ヽ厶ィ^. / } } ヽ ,ィox rァ'⌒ヽ/ィoミxァ_ / | | / v `´爻ミ_ 〉rァ' `´, -=`㍉、 }/} | | ∠三ニ=- ‐ァ/>、㌢ ∠二ニ=-‐ァ / | | ⌒Yヽ。o/,ヘ }ヽ }ヌ 弋_ ィ⌒ }ィ j } ,.ィニ}/。゚゜o.rYr㌃㍉ァ/ー > j ,.;' ≧三>ニ≧ rァ ゝ'rf jアミ'=‐ァ , / ∠三ニ=- `㍉厶ィ^ヽΣ{ァ / }/ ノ ' 厶ィ^ヽ≧ニ=-=ニ二三込,ノ=ニ三〉 . ; ー=ミx爻'≧ミ=-ゝ爻爻vf㍊v'≧ , / ∠三ニ rx三二ニ=-‐} ノハ.ノトミ≧ミ> }/ェ/ニフ 〉Yヽ{/ゞ'ヾイニ三v'イァ'/〉jヾミz≦. / ̄` } ≧ミrァ'ー=ニ二三 ツハ Yヾ厶化髟 / j、_/ ヾ⌒ r=ミ /ハァーx=ニ二≦{∠三ニ { _.ノ \∧ ニミシ厶込∨j/三爻爻尨'才ミx ゝ }ヾ{ ヽ }\ `ー=彡' `ー==彡vミ__,.彡' } }rー=ミ、_ 弋 ヲ≫>厶ィ^\ ー=ミァ ゞ' }ヽ { j j(__) О _,,....,,_ -''" `''-、 ヽ ヽ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ _,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 _..,,-" rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 "-..,,_r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ `!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ 「見よ!この極太エビフライを!」 `! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ ,' ノ !'" ,___, "' i .レ' ノノ ( ,ハ ヽ _ン 人! ( ,.ヘ ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ 「す、すごい!れいむの何日分の食料かしら?」 「いま流通しているネオパンドンじゃなくて正調エビフライヘッドのパンドンを持ってくるとはさすがね」 そぉい! 「むーしゃむーしゃ、ボリュームといい赤くてホットな味付けといいしあわせー・・・む?」 プププッ! ゆっくりぬえが吐き出した物がまりさに当たってコーンという音を立てた。 「な、何をするダァーッ!」 「このパンドンは改造パンドンじゃないの!メカの部分で危うく歯が欠けるところだったわ!」 「う~、ノーマルパンドン(のAA)が入手できなかったんだぜ」 「やはり怪獣は天然物に限るわね」 「おお、キワモノキワモノ。なんだかまともなエビフライがありませんね、これは判定が難航しそうです」 かなり悩んだ顔をしたゆっくりぬえがマイクを取った。 「優勝は最高飛距離を出したゆっくりれいむ選手に決まりました!」 「味関係ないじゃない!」 「別の意味でパワー勝負なんだぜ!」 「某グルメ漫画も味よりコンセプトとプレゼン勝負だし、親子の和解も料理関係ないところで決まったしこれでいいんだよ!」 いつにも増してドヤ顔のれいむが自慢気に言った。 なお、優勝小品はよくわからないカニの鍋セットだった。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yukkuri/pages/1552.html
各キャラ紹介文 カードネタ ゆっくりかるた その1 なんと あの ゆっくりしていってね!!! が かるたに なったぞ! え? えふだに ことばが はいっている? こまけぇこたぁ いいんだよ!!! ■『あ』たいったらあんみんね ______________ | _人_ | | >あ< | |  ̄Y ̄ .| | スー た .| | ,. -‐''"7__,,..-─ァ い | | | `/ /-‐─-='、> ,、っ.| | `ヽ/ `>ノ ノ ヽ.>|た | | |/ < ´) Y-ら‐| | /| `> 、_) | あ | | / | < l ノ /__ん .| | l__,∧ \ ,イ ; み-| | / ヽ、 __,>ー-‐<__フ んr| |  ̄ ̄ヽ、 ー‐-‐< !、 ね .| | `ヽr-、..,,_____,,.>フ` ̄ | |_______________| ■『い』んらんありすだぁぁっ!! ______________ | _,,.. --─-_人_ | | 、 : ,. '"´ ___,,,,.>い< | | \ : , '´ ,.- ''"´ ̄ ̄` ̄Y ̄ .| | \_,. -‐ァ :/ , i ,ハ ん | |r-r'"´ (.__ :!/ ハ / ヽ _ら | |二ハ二ヽ、へ,_7 !',⌒ レ' ⌒`.ん | | ; ', `ヽ/`7 ttテュ, ,rェzァイア | |. V 、!__ヽ! iヾ_ノ 〈 リ | |/ / ≦乏ハ ,' ,.l 'ー=ョ / .ス | |―-、/// レ'i > 、 ノ_,,. イ/ .だ | | ⌒ンヽ i.レ' r'7/´ ̄`ヽ ぁ | |mm. `大メ-イ /イ ヽ' ぁ | |_____)_,,イ rくヽ/!ノ __ , .っ | |レ'ヽノ/` / メ `ヽ、_二、___イ .!! .| |_______________| ■『う』っほ、かあいい鳥・・・ ______________ | / ;ヽ ._人_ .| | | )''( \ >う < .| |r - -----| /,,, ) ヽ  ̄Y)フ . | | ヽ ) ノ フっ.| | i l 「 \( / 7 フほ| |__,../人....人ノ、__ ヽ { } /......フ__.、| |-‐7" ヾー---┐ /( ) か.| | ̄ ./゙ニ,ニF、'' l _ヽ( )、 ─=.あ.| | ,.,. |ヽ ヒ_ン )` K }.|( )ヽ い| | h、,.ヘ. レ'/、( ) /ヽ い.| | レ_] ( )ヒ_ン人 鳥| | r.二二.) / ,_( ) "''| ・.| | ≡≡ ,イ ヽ _ン( ) .,' ・ | |. / !>,、 _____( )イ ・ | |_______________| ■『え』いえんの17さいゆかりん ______________ | _人_ | | ,. -──-- 、_ >え<..| | ,.r ⌒ ヽ //⌒l |  ̄Y ̄ | | ,',、ゝ_\nイ /ノ ノ ヽ,.| | r'y、/⌒y'へ-'⌒i' ̄ヽ_,.へ_ ',| | とヘ_,.'-─'´ ̄`ー-^ー-、_i `、l| | ノi ハ ハ ハ ノヽヽ 、^.| |.へ レ .イrr=-ヽ、!r=;ァ ) l ノ ヽ,;| |/ `!ー-) 7 '  ̄  ̄ 从 ) | | (Y ヽ、 'ー=-' .ノ ( ハ | |! ト、7``' ー-rー=T7レー 、.(` .| | ヽ、_______.iヘ_/`7⌒ヽへヽ__i/. | |――――――-ヽ、__、ノ―――― | |_______________| ■『お』たまじゃくしDESTINY ______________ | _人_ | | >お< | |  ̄Y ̄ .| | , \, -─-- 、.,_ た | | ,.i (ヒ_] ∪,___, `ヽ,. / ま | |./ ∪ ヽ _ン ヒ_ン D じ | |__,,. -‐ ''"´ ̄ ̄`"'' .、`ヽ,ー '.E ゃ | |´ / ;' ! ;`ヽ,ヽ.S く | | ', i ´ハ_ _ハ ノ メ !,!ヽT し | | i Vレ'7;__,.!/ V !__ハ ハノ., ,I | | i=ハ == == ハ.ノi N | | iX|///∪ ,___,///ノ!レノ Y,,..i' | |ノ |=ヽ、 ヽ _ン ∪ノ!i レ |\`、 | |.,) | |>,、 _____, ,イ| | \\.| | ' | !>;`ヽ、「、,ハ.| | \| |_______________| ■『お』こしやす ┌──────────────────┐│ .,,、 _人_ ││ // ヽ, >お< ││ ,..└'"´ ̄  ̄ `.ヽ 、  ̄Y ̄ ││ ,. '´ 、 、 ヽ ヽ ││ ノ , lヽ N/ヘ、ヽト、_,,', ...││ r'´ r'"イ、,)\| レ' r=ァVl ( ) ....││ { !、 l rr=- / `'''l. ‐ 、 ││ レヽ.,トl ー=‐' / li、,_,,,) ...││ ( ,}' ', レヘ, /レ' ,/ . ‐、...││ .7'´ レ1 ヽ 人ル'レ' .i、 _,)..││, ‐'、 レ~i`ヽ 、 _ - ´ .││!、_ノ ___) , (_ .││ ∧ ヽ ∨ / `i .││ i ヾ ∨ / j .....││ | トi / .l ..││ | | ! / l .││ | jリユ / .││ / |' ! │ ......││ / ,リ ヽ .││ / _,く.__ i ││ | _, ィi f' ` 、 | ...││ !イ ! `7┴ ┴'  ̄`7´ ......││ ヽゝ_ !____ _,ノ .│└──────────────────┘ ■『か』んつう | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.| | ___,∧"´ ト-、_ _人_. | | ,ゝ/ヽ、ノ V _」∠ 7ァ_>ァ、>か< | | ., 'ィiヽ' _>''"´  ̄ `ヽ!,  ̄Y ̄ | | / キア'" ァ´ノ_」_ノレ' レ' ソ 、 `フ | | ,イ / / ,ノttテュ, ,rェzァ`! Y | | '、!,イ ,' /´'" ̄  ̄"'ハ/ ノ | | ノ ', レ、 ! 'ー=ョ Y i、(.. | | ( ソ'´ Vi ハヘノ' l | | y'´ ! !. ノノハ. | | ,' ! , ヽ、_,ゝ '"',ハ ! ii. | | '、 ゝ、ノ )ハゝ、, ,..イノ ソ’.. ` | | ゚, i!`ヽ(ゝ/)ヽ,ノイi,` ''=ー=' i´ノ´ンノ ゜ 。 | | ヾ从ソヾ、, ;;ソ'人゚;,ィ~;;へ、ィヘ;;´ンy∧从/∨ゞ〆´ ,| |_..〆 .. ソ .. _ ノ . j . ノ`ソ´ ゝ . ...ヽ _. ` |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■『き』ゅうさく せかい に つれていけ ______________ |. へ _人_ | | / \. >き< | | .」 \  ̄Y ̄ .| | _r-ヘ!/⌒ヽ!,.-、i__ r '/!. _ | | Σ. >ィ´ / ハ/'ヽ!ィ7. // .| | ./ |. | \ | | /. rr=- rr=;ァ丶 \__| | l │. || | |. ̄\ . l ー=-' │ /´ | |.∨1 ヽノ レ´ /__|| .| | \ / || .| | │ /´ || .| | │ /. || | |.丶_ノ / || | | ,,_____,,,/ || | |______________| ■『き』モオタが馬鹿みたいに買うていきよる | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | _人_| | .>き<| |  ̄Y ̄ | | ,.‐‐、 ,.--、 い モ | | く__,.ヘヽ. / ,ー、 〉 に オ.| | \ ', !-─‐-i / /´ ... .買 タ | | / `ー' ー' ヽ .う が | | / /, /| , , ', て 馬 | | . イ //-‐/ i L_ ハ ヽ! i .い 鹿 | | レ ヘハi ( ゚ ) ( ゚ ) ト、!| | .き み | | !, |7 "" .. "" 、ソ | ..よ た | | | 从 'ー=三=-' 从 | _.る ∫.| | レ'| i> .,,.____ イ/ .i =|л=・ | | レ'| | / k_7_/レ'\i |, ( E) | | | |/i 〈|/ iヽ ヽ_// |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■『く』ろまく~ ┌───────────────────────┐│ -''"´ `' i. ││ * ,'´ ,. -‐ァ'" ̄`ヽー 、`ヽ .X ,干、 X ││ ゝ// `ヽ`.フ \/\/ ││ // .,' /! /! ! ハ ! ','ゝ. +十l く l十+. ││ ___/( ! ノ-!‐ノ ! ノ|/ー!、!ノ ,.ゝ ./\/\ ││ `ヽヘ ,ノレ' rr=-, r=;ァ ir /! ノ × `土´ X ││ ( ノ ! /// /// ! ヘ( ! ││ ノ) ,.ハ ''" 'ー=-' " ' ! ',ヽ. i. ││ ,_)__'! ト.、 ,.イ i .ノ ハ、_,,..-‐、_ ____人___.││ r'"ヽ t、 `>r--‐´レヘ ノ i `ヽ... `Y´. ││ ( ノ .ヘ,ィヽ、ハ、 `'ーr''´ ノヘ. 〈 ァ /つ''´' !.. ││ (r‐-、/ i`'' ー‐ヘ´ Y,_,.ノ`"''‐'.´ ││ o _,./!, ! Y ノ__ `ヽ.. ○ ││ ノ / ` ' ,イ、 ;_ ノi i .-、 ̄ヽ! ││ 。 ^'ーァ' |く ;___ __; i;/ >ァ、 ││ rく___ | /  ̄ ´i / i/ ││ ン' `ヽ__」 / _r-'ヽ | ││ !___,.ヘ_ノ、 `''ァ'ヽ.,_r-‐ ''"´ /」 ; │└───────────────────────┘ ■『げ』ラゲラゲラ ______________ | r-、 _00 _人,,_ | | | '´ r┘ !「`L00、|.l >け<.| | | 「| | l| |Ln r┘|.l  ̄Y ̄ .| |.  ̄└r''"´]_ l| | r゙=゙┐ | | | 、ヽ、 ,ゞ´_ | l| |「二 7 .|.l. | | . \\`´ | |. l| l 〈 / 、! | | ,.‐‐、 ,.-‐-、.. | | く__,.ヘヽ. / ,ー、 〉 ...| | \ ', !-─‐-i / /´ .| | /`ー' L//`ヽ、... | | / /, /| , , ',. | | イ / /-‐/ i L_ ハ ヽ! i | | レ ヘ 7(ヒ_] ヒ_ン )ト、!| | | | !,/7"" ,___, ""iソ| |......| | |.从 ヽ _ン / |./ |.....| | レ'| i>.、,,__ _,.イ / .i |.....|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■『こ』いつ最高にアホ!!! ______________ | _人_ | | >こ.< | | )フ  ̄Y ̄ .| | ノ フ い .| | ̄ ̄ヽ...--.../ フ つ..| | ......ヽOノ.............フ___ .最 | |/ ヽ/ 高 | |==─ 人 ─==ヽ ,.に | | ノ ヽ ヽ ,、,、j ア | |.ノ_ノ/ゝ、 / ヽ _ヽ_〔 .ホ | | r ( ヒ_] ヒ_ン人 ) ヽ !!! | | |”" ,___, "''| / ││ .| | 人. ヽ _ン ,' ヽ ││ .| | >,、 _____, ,.イ ´ ゝ ノヽ| | ハ ウ''i ツホ 、ノ 、==" ノ..| |_______________| ■『こ』まけぇ事はいいんだよ!!!! ______________ | _人_ | | >こ< .| |  ̄Y ̄ | | /) _Σニ'ゝ= ーァ ま .| | ///)''"´  ̄`ヽ、け .| |/,.=゙''"/___,,._._ゝ___ , `え、| | f ,.r='"-‐'つ'/´ ̄/ ̄ハ`""''ヽ、こ.| | _,.-‐'゙~ ,/| /__レ'´| ハ__! た.| |. ,二ニー;/ レ'´ ,レ `lノ ぁ.| |. il`iヽ、__ハ| | > ヒ_ンイ い.| | .,!,!! !`, 、 |'" ,___, "ト い.| |ヽ_/ィ"/ ', ト、. ヽ _ン ,イ ん| |ヽi._j l/ヽl/ヽ|`「>,、 _____,.イレヘレだ| |_____________よ|.  ̄ ______________ | _人_ | | >こ< | |  ̄Y ̄ .| | ま | | /) _Σニ'ゝ= ーァ, け | | ///)''"´  ̄`ヽ、ぇ.| | /,.=゙''"/___,,._._ゝ____. , 事 | |lf ,r='"-‐'つ'/´ ̄/ ̄ハ`""''ヽは | | _,.-‐'゙~ ,/| /__レ'´| ハ__! .,い | | ,二ニー;/ レ'´ ,レ `lノい | |. il`iヽ、__ハ| | > ヒ_ンイ.ん | | ,!,ll. !`, 、 |'" ,___, "トだ | |._/ィ"/ ', ト、. ヽ _ン ,イ..よ | |l._j l/ヽl/ヽ|`「>,、 _____,.イレヘ.!!!! | | | | | |_______________| ____________ | _人_ | | >こ< | |  ̄Y ̄ .| | | | | | ま | | /) _Σニゝ ーァ, け..| | / //)''"´  ̄`ヽ、ぇ.| | /,.=゙''"/___,,._._ゝ__. , 事 | |lf ,r='-'つ'/´ ̄/ ハ`"''ヽは.| | _.‐'゙~ ,/| /__レ'| ハ__!.,い | | 二ニー;/ レ'´ ,レ `lノ い | |.il`iヽ、__ハ| | > ヒ_ン イ. ん .| | ,!,ll. !`, '" ,__, "ト だ | |._/ィ"/ ', ト、. ヽ_ン ,イ よ | |l._j l/ヽlヽ|`>,、 ___,.イレヘ.!!!!.| | | | | | | | | |______________| ■『さ』様で御座いますかwww!!! ______________ | _人_ | | >.さ< | |  ̄Y ̄ .| | ,. '"´ ̄ ̄`"'' ヽ、 . 様 | | / 'ヽ で | | / , ' , 御 | | i / i !__ ハ ハー- y ', 座 | | ! i /. \ レ' ヒ_ン )|/ .i .い | | レヘ/ i (ヒ_] ,___, ⌒ ! | l. ま | | | !7""⌒ )vvノ | .| | す│ | .| 人. (__ン .| | i |.か | |(、/ ̄|>.、.,___ ,.イ ̄ ̄ ̄/ w | | ~ヽ |ヽV ノ i___|/ w | |  ̄ ̄ゝ ∞ ヽl w | | /ヽ_______ ノ ゝ~ !!! | |_______________| ■『し』えすたである じゃましてはいけない ┌──────────────┐ │ _,,.. -‐ ''' "´ ̄ `"''_人_ │ │ , '"´ ____/ヽ.__ >し< │ │ i \ 龍. /  ̄Y ̄..│ │ ,ゝ. 、 |,/\| ノ_,ノ, .│ │ .,' `"'' ー`ーー--─ '' "´ ヽ. │ │ ,' ; ' ; i i ; ', .│ │ | / / /! ハ ハ / ', , i |.│ │ | i i !,|/__,.!,/ .レ' 、!__;'レ | |.│ │ | | | ;イ -‐‐ ー- |-!ヘ;」│ │ .| |__;ハ| |リ'" ,___, "' i | │ │ .| | └リ ヽ_ ノ . ,.イ | │ │ | i 〈 >,、 _____,'J,.イ ;{、_;! │ │ | i r´ ̄〈 Yヽ ---イ-、ヽ〈Yノi .│ │ | i/ }ンゝ ヽ(> )、 } { .│ │.| i, } ヽ -─ ヽレ'`ヽ, │ │.L /|_くイ_,,-─、ノ /´⌒`i⌒ヽr__ノ..│ │ iヽ、 ヽ´ イ ヽi .│ └──────────────┘ ■『し』るこ ______________ | ト、 , _人_ | | ____ト、/ ヾ/ L, >し< | | , ' ,-‐‐ー`ー<;;;;;;ハ弋 ̄Y ̄ | | // \ > | | ∥ / , / l ヽ 、 iヽ | | ll | ハ | ハ ノ ハ l | | | レ| / レ' ソ レ'レ' ソノl | | ソ`イ, == /// == .イ ヽ', | | l゙ -.,l '-=-' l,- ´l | | l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .| | | ', /. | | \ /. | | ゙lヽ、..____,... 1. | | ヽ、..____,.. '´ | |______________| ■『す』ぐおいしい すごくおいしい | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| __ _人_..|| -''"´ `' >す< || ,'´ ,. -‐ァ'" ̄`ヽー 、 `ヽ ̄Y ̄. || .ゝ// `ヽ`フ ..|| / .,' /! /! ! ハ ! ',ゝ || ( ! ノ-!‐ノ ! ノ|/ー!、!ノ ,.ゝ ...|| ヘ ,ノレ' rr=-, r=;ァ ir /! ノ .|| ( ノ !/// /// ! ヘ( || ) ,.ハ ''" 'ー=-' " !',ヽ( .|| )__'__'!トト.、 ,.イ i.ノ、 || r'"ヽ Y`⌒ヽ--‐´レ( ) ..|| / 、、i /゙\,ィ\ヽ ( ) ヽ . || / / ゙i=ョ=ョ=ョ=(^ヽ、) || { ノ \ ____ /,) i.|. ..|| ゝ-,,,_/ `└‐─‐‐ と" ノイ ||_______________| ■『そ』こまでよ , \, -─-- 、.,_ ,.i (ヒ_] ∪,___, `ヽ,. / ./ ∪ ヽ _ン ヒ_ン ) _,./__,,. -‐ ''"´ ̄ ̄`"'' .、`ヽ,ー ' ,. ''"´ /´ / ;' ! ;`ヽ,ヽ、 カルタの流れ……ヤるなら今の内!! '.、 .;' ', i ´ハ_ _ハ ノ メ !,!ヽ,.ヽ. `Y i Vレ'7;__,.!/ V !__ハ ハノ., ',ノ'; _ノ i=ハ == == ハ.ノi i `. ' iX|///∪ ,___,///ノ!レノ ∠._ ノ |=ヽ、 ヽ _ン ∪ノ!i レ ,.ヘ,) | |>,、 _____, ,イ| | _ / | |-^ _ , ' .ヽ | | l|i|! !|il! / / = = = i `ヽ!、 ` `ヽレヘ! i||!|i|!i|!,, シュコシュコ  ̄ , \, -─-- 、.,_ : ,.i ( ) ,___, `ヽ,. / ./ ヽ _ン ( ) ) _,./__,,. -‐ ''"´ ̄ ̄`"'' .、`ヽ,ー ' ,. ''"´ /´ / ;' ! ;`ヽ,ヽ、 '.、 .;' ', i ´ハ_ _ハ ノ メ !,!ヽ,.ヽ. `Y i Vレ'7;__,.!/ V !__ハ ハノ., ',ノ'; _ノ i=ハ u (○) (○)ハ.ノi i `. ' iX| ,rェェェ、 uノ!レノ ∠._ ノ |=ヽ、 u |,r-r-| ノ!i レ _ ,.ヘ,) | |>,、 __`ニニ´イ| | l|i|! !|il!/ / = = = / | |-^ _ , ' .ヽ | | ──── スパッ  ̄ i `ヽ!、 ` `ヽレヘ! i||!|i|!i|!,, そ こ ま で よ| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| _,,,, --──-- ,,,__ _人_ │| , '´ __ ` >そ<.│| くヽ_r'_ヽ 、 ,、_) ヽ ,______r ̄Y ̄..│| ['、イ_,-イ、ゝ,_, ,イ_,-,_ゝヽ、__〉 │| ,! 、!-|ーLλ_L!ー|-i、| 〉',ヽイ ....│ _人人人人人人人人人人人_| i_ノL.イrr=- r=;ァ !_イ | |´ ....│ > う……うわぁぁぁぁぁぁ!!<| ヽ! |.i' ノ( "',| ! | | ......│  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄| | ! ', ⌒'ー=ョ ノ( ,! ! .| | ..│| | |`' 、 ⌒.イノ i .| .| │| || .| !r,  ̄y´、,/ /入、 . | .│| ヽiノr´ヽイr-r-,iノイ/ ヽ. | .│| 〈ノイ Yiー-/イ [ヨ_> .', .| .│| |,Yイ イ〉 〈イ イy ', | .│| / i 〈イ イ〉 i. ',| .│| 「||||「 ̄i イ〉 〈イ イ|. i ..│| |||| | . 〈イ イ〉 〈 .| .│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■『そ』れほどでもない じゅーすを おごってやろう ┌──────────────┐│ ゝ,,,, \| ) )_,,....,,....,,....,.,,. _人_..││ /_,,....,,_\、' >そ< ││ _..,,-" {  ̄Y ̄ ││ "-..,,_ '( ( )____ノ ││ //r''''''''''''''''''''''''''''''''''''ヽ i ヽ ',' |''││ .' '; i i i ! i } } .││ ,' i ' ; '; i i i ! i / ノ .││ i ヽ .| ゝ、人人ノ/_ノノ / 、 ││ ! | \|rr=-, r=;ァ ( /| | .││ ヽ V 人// /// ヽ 人 .││ 、_)ノ ノ >.、_ - ,.イ/ ( ノ (._││ / / ノ´ ,,.ィ''i ̄ ̄ノ こ ノ | ..│└──────────────┘ ■『た』くましいなw | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ,. -- 、_人_..| | ,' , '⌒,ノ.>た<...| | _ i/  ̄Y ̄ .| | ,,.. '"´ ̄ (__)r'ヽ | | / ` ´`ヽ .| |. ,' ,、 ', | | ! 、 i i ハi. !-! 、 i i .| | i i i(ヒ_] ヒ_ン )、iノ| .| .| | レV!. i."" ,___, "" .i |. | | | i.八 ヽ _ン / | | .| | l.|ゝ.>,..、_,,.. イノ レハ.. | .| | レ| l | ,.イ-ーニノト.ー 、i |.. ..| | | l ,.ヘ、ニ_ノノ `ヽ ! ..| | |. / //不\ヽ `ヽ.. | |_______________| ■『ち』ぇえええええええええええええん!! ┌───────────────┐│冖__ / // ,○_人_││ ─'、 〔/ /.,_ ____ ( >ち<││=_ノo / `'Y''"´  ̄ヽ, ̄Y ̄ ││ ̄に フ / ,ィ ______ ` く││ ∠ヘ_ゝ 7_//r‐'"ヾ、____ハ二ヾー-、__` |│lニコ /`]-‐'"´ `"'ーへ.__|│フ /. ; / ; ,! ヽ_ |│二ゝ / /| ノ | /| ハ i ',|│lニコ { 〉 _____ノ レ' | /__|_ ハ││ フ  ̄フ/ __ レ'__ i | .|│ヘ二ゝ / {| |ノ | |ノ 丶l | ハ|│ニコ |ヽ' ; } { ノ |ノ││ フ \ ヽ ゙"゙ ̄,___,  ̄ "゙ヽ i││二ゝ \´ゝ、 | ヾ/ / .i.|│コ トー-\ | | | |ノノ.|│ フ |`- ハ∨ | | |/ .|└───────────────┘ ■『つ』きをまもりし わたつきのよりひめ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | _人_ | | >つ< | |  ̄Y ̄ .| | ,ィ" ̄ト‐-、___ , -‐‐ァ .| | / ヽ、, `r-Y´ュ / | | ., ' ,,..''"´  ̄ `ヽ、 .| | 〈 '" `ヽ ..| | i / ( ,!、 | l l .| | ./ | /ゝ、_ヽノ ヽ、メ、 ノ l. .| | ( l /「i' ( ヒ_] ヒ_ン)y',ィ' | | ( 〈 l / ヒ!.'" ,___, "' { .l ..| | ヽ レ'、 ハ ヽ _ン ノ ./ .| | ノノ ヾソ >,、 _____, ,.イ / .| |_______________| ■『つ』きのずのう やごころえいりん ┌─────────────────┐│ _人_ ││ >つ< ││  ̄Y ̄ ││ __,,..-ー '"´`"'ー- 、 .││ ,.-"´ 〈 ╋ 〉 ヽ、 .││ く _,. --───--- 、/ .....││ '"´ ヽ .││ / ,ヘ λ ,ヘ `', i .││ ,' イ くイ-イγヽレーレλレ' ,' .││ i/ヽ、ゝ(ヒ_] ヒ_ンiイノ ....││ λ レイ" ,___, "从 | .││ i ヽ、イ ヽ _ン ノノレ ....││ ノヽ、 />,、 _____, ,.イ ....││ ノヽ、 /rー/ ーr '´ト-!、 .││ i / y ┼ 、ヽ、./)____ ......││ )`く_r、 i' ┼ `ヽ ソ ヽθヽ ││ !./ ` ー', ┼ ),' y─´ .││ ヽ、 ヽ〉 ゝ、 ┼ ィ、!,___ノ .│└─────────────────┘ ■『て』つ十字勲章を授与する!! _______________ | _人_| | ___, >て<| | / ,,-、、 ゙^ー-、  ̄Y ̄ | | ,/ ,,-.卍├...,,__ ゙^-、 つ | | i /l=_゙三_ =_ `-、 \ 十 | | `/-――-- 、..゙ー- -、/ 字 | | ,ヘ, i ,'./-λル-i-イ i」| i 勲 | | '、 '、-‐iルLi rr=- r=;ァ Y | i 章 | | ;、ソフミリ" ̄  ̄" i !.ノ i を | | -、ソ,/ノ |, ゝ, 'ー=ョ _ノ,/ノ | i 授 | | `-r'.,_,.,__i.r' /LY_ノ ../`ヽlXl 与 | | !〈 i |: ! ヽ /| l す | | ノ iλ i:λ/ | ;| i l る | | } ]ノi/ v ./ | ;| } { ! | | } {,'ヽ/ i ヽ/[二] } {! | | } {,' i U./ i| | |_______________| ■『と』ラウマが すっかりかわり かわいいぜ・・・ ┌───────────────┐│ ___ _人_..││ _,r‐!7´ー-v―-、 `゙' >と< ..││ r'「>-'、-─'-<こ`ヽ,__  ̄Y ̄ .││ ,r'ア´ ´ `ヽ|/`ヽ ' , ││ く7 / / ,! ,! /! ノ`ヽ/´! i .││ | ,' | /、ハ /レ'__,!イ , ∨] | ││ ノイ ハ/─ ∨ ,riiニヽ/| ハ Y | ││ '´ | /! ,riiニヽ "" |/|`ヽ\ ', ││ レ'│"" _,,.. -‐' !メ|),ハ ̄ '、││ 八!ヘ. i⌒l⌒ヽ. ノメハ/ | ,ハ ││ 〈rヘメソゝ、| | .hノ "イ/´ノ__ノ_ハ ││ [ンく_] .ヽ l _,ノ'.、[ンく_]' ││ ∠_ハ | }. | ノソ_) .│└───────────────┘ ■『と』りあたま そんなところが かわいいぜ ┌─────────────────┐│ .,r'"_`''i、 _人_ ...││ l i´ .゙i | >と<. ......││ !-' 丿丿 .  ̄Y ̄ .││ /,/ ...││ l | .││ 二 ..││ | | .....││ ゙‐' ..││ )フ ... .. ││ ウ--,, ノ フ ..││ フ  ̄ ̄ヽ...--.../ フ ││ フ ......ヽOノ.............フ___ ..││ フ / ヽ/ . っ ││ <>/==─ 人 ─==ヽ つ っ . . ││ >ノ ノ ヽ ヽ. .││ クノ_ノノ_ノ/_ノ \ヽ _ヽ_ヽ. . ....││ __ノ r ( ヒ_] ヒ_ン人 ) . .. ....││ ∠ |// ,___, //| / ..││ ノノ 人. ,' ヽ ││ / >,、 ______, .イ (. │└─────────────────┘ ■『な』す ______________ | _,, -──- ....__ _人_| | ,...."´ i ̄! 。 `>な<| | ./ 〈 匸 二! 〉  ̄Y ̄| |〈 ゚ ! i, ヽ、 す ;i | | ヽ,.'´ ̄` 7´  ̄ ̄ ´ ̄``ヽ ;. | | / / /! `ヽ ヽ / | | / // { / { ト、 | }ハ 、 ヽ | | |l{ { | ∧{ ヽ.{‐ヽト、ノ}ノハ ! ! | | lハハlヽ{_,.. ` 、.__ リ.ハl | | | | | ハ. (ヒ_] ヒ_ン ) ! l | | | | ヽヘノ"" ,____, "" | | | l | | ハ { ヽ _ン } } j/ | | ` ヽ イ/ / ,′ | | | > __,,. イ リ' / / | |_______________| ■『な』ぱーむで せっきじだいに もどしてやれ ┌──────────────┐│ __,,,,..............,,,,__ _人_││ ,,.. -''"´ ;;ヽ.>な<││ ,'´ _,.-‐'' " ̄`‐-- 、>'´ ̄Y ̄.││ /<'.. -‐'' "´ ̄ ̄`"""'' ー--'、 ││'"´ ;;; r,'γ⌒`'⌒ヽーヽ_;; ;...││ ; _丿⌒' ト々;; ..││、 ;i´r / ハ 人 ヽ, ヘ;; ;; ..││ ノ〈 i ,ィヽ八, ノ'レ- ルi ハ〉 ハ .││ 〈 / ,ヘレ't'tテァ rtテ-ァ | h 人〈 .││ ノ'レ',い ̄  ̄ イr!(ヽソ ...││ (/ヽノ⊃ ' ⊂j ノ ヽ ノ ││ Y 人 ‐=- 彳、. ノ ハ .││ ).i,( 'ヽ.,_ __,.イコイシ ノノ) ││ヽ、 __, '"ヽ \ , ' ヽ ││´ / \ / , -‐ '"`..││、 ! \ \ / /´ ││ ヽ,|', l二二 ヽ、 /'" l二二二 ││ ヽl │└──────────────┘ ■『に』っちょり していってね ┌─────────────────┐│ ,,r‐―--x,,_,、 _人_││ _、 .l゙ 、 `゙ヘ,.、>に<││ ,/゙,,,,,L,jllllNi,、`゙'・--,,,,,,,、 ]  ̄Y ̄.││ ,┘ .|,,|广゙'''''!il|,'x,、 ⌒゙'''',l--。, .││ .| .,l乂 ,,,,,ァ ‘,,''タ-wwwy・,,flУ .゚L ││ l ,l“,yヾ.j゚,,r‐" | ,r''゚} ,/`| |゙|,r‐、_ ゙ヽ ││ ,l゙ ,lli'|l、glll*ie ラ" ,,,|,,i´ .| |_l゙=" 、 .| ││ | ,゙llリ ゙l,, ,ll l゙゙~゙'゙』 `lll]!,i、 .,″││ | ,"j゙l゜ _゙゙ザ^ .゙||lrlケ |l彳,|i、 、,l!e...││ | ,l゙ ,||l" .l゙ヽ,、 _,,rr、 lll|゙ll'!l、 ".,i´ ││ | .,lif!l,,l゙L. 'ト `゙゙゙゙゙゙゙゙゙,/′ lllll,!l}ll!,,、.,i´ .││ ,!,i″.||.「`ヽ,,,,ト---・" ,,,r|゙lil言l,,ll",l゙ .││ ″ ″  ゙゙̄''―――‐゙`j,/,行 l|ヽ.レ ..││ ″"il" ` ゙ll │└─────────────────┘ ■『ね』たましい | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| __,,.. -─- 、.,_ _人_ .|| , '´ `ヽ...>ね<..|| , '´ ` ̄Y ̄....|| ,' ヽ . || / /、 ィハ 、_; ! i ゝ || i / ハ `;、,レ レ 、_;、人丿 ..|| 丿 レヘ i' ( ο)ilililili( ο)ハ ヽ... || / くl | lヽ |.. || i ハ ヽ、 ノ i ノ . || ヽ `V>=-rパルスィノ. || `ヽ人人,.ヘ ヽ .|| ., -イ \ .. || / ヽ.. ||_______________| ■『の』うぎょうのなつがくる ______________ | _人_ | | /三三三三\ >の<.| | /二二二二二二\ ̄Y ̄ | |三三三三三三三三三三三三\ | |三三三三三三三三三三三三三 | |三イ/ i ハ i ハ i i i 三三 | |三 ノ i ハ- / i ハ‐/、'; ;' / i〈 .| |三ミ | ;'i (ヒ_] V ヒ_ン ) V / イ .| |三 レヘ/ |///.,___, /// .ル' /ハイ | |三三 ハ ハ. / ( 〈 ヽ | |  ̄〈 ノ ! >、,,__ _,. イ ノ ( )( .| | レ'i# / ヽ /レ"#/ ヽ .| |______________| 各キャラ紹介文 カードネタ ゆっくりかるた その1
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/2194.html
「ゆっゆっゆ~♪ ゆゆゆっゆ~♪ ゆっくりしていってね~♪」 博麗神社の台所にて、生首饅頭がうどん生地の上で楽しそうにぽむぽむ跳ねていた。 生首がうどんを捏ねるという世にも珍しい光景が生じた発端について語るには、少し時を遡る。 ◆ 「うぅ……だるい…………」 梅雨も終わりを迎え、夏へと向かって太陽がより一層強く輝く時期。 その朝の澄んだ空気が段々と暖まる頃、 博麗神社の一室にてその所有者である博麗霊夢が掠れた声で呟いた。 普段はお茶を飲んだり境内の掃除をしたりして日中をのんびりと過ごす彼女だが、 今日に限ってはそのようなことはない。 神社の一室で布団に身をくるめて寝込んでいる姿にはいつものような暢気さは見られなかった。 季節外れの風邪。それが彼女の身に生じている現象である。 「ただいまー!」 そこへ空気を読まずに大きく響く声。当然霊夢のものではない。 「れいむー! ごはん~!」 一頭身のシルエットを持つ何者かがゴムマリのようにぽいんぽいんと跳ねてきて、 霊夢の枕元で止まった。 その一頭身は霊夢に朝の挨拶をしようと声をかける。ただしその挨拶は「おはよう」ではなかった。 「ゆっくりしていってね!」 「言われなくてもしてるわよ……動こうとしても動けないっての……」 霊夢に似た髪型をして、霊夢に似たリボンをつけ、霊夢とは似ても似つかない顔つき。 愛嬌ある憎たらしさの中にどこかユーモラスさを感じさせる表情をした潰れた饅頭顔をした生首が、眉尻を下げて心配そうに霊夢の事を見つめていた。 その存在の名は『ゆっくり』。 幻想郷の少女達の頭部を中途半端に模した動く一頭身共だ。 このゆっくりは霊夢のゆっくりことゆっくりれいむ。 博麗神社で居候として共に暮らしている。 「れいむってばどうかしたの? ゆっくりしてる?」 「してないわよ。風邪なの……アンタにはわからないでしょうけど、人間はたまに風邪っていう病気になるの。病気ってのは体が動かせなくて大変になるのよ……」 「そんなんググッたからしってるよ! お饅頭だからってバカにしないでね!」 「いきなりギリギリな発言するんじゃないわよ」 博麗神社にパソコンがあったっていいじゃないのとゆっくりれいむは思う。 電力? 回線? なにそれ強いの? ①河童が作った②スキマパワー③ここは幻想「卿」。 どうしても理由が欲しいのならこの中から適当に選べばいいしとゆっくりれいむは語る。 「頭痛い…………何よりお腹空いた……ひもじぃよぉ…………」 「れいむってやつ元気ないね」 ゆっくりれいむは霊夢の弱弱しい姿を見ていて心が痛んだ。 これはいけない。霊夢にはゆっくりが不足している。 ゆっくり。それはゆとりと余裕を意味する言葉であり、そして何よりも優雅を表す。 日本舞踊の能に代表されるように、優雅なものはゆっくりしていて、ゆっくりしたものは優雅だ。 昼下がりにお茶を啜りながらのんびりゆっくりとする霊夢がゆっくりれいむは大好きだった。 日常でのゆっくりとしたリラックスと脱力こそが、弾幕ごっこの最中の精密移動を生じさせるのだ。 ゆっくり移動こそ弾幕ごっこにおいて最強なのだ。 大体弾幕ごっこで移動速度が速くていいことなんて殆ど無いよね。事故るし。 魔理沙とか趣味以外じゃ使えない性能だよ。マスパだって威力落ちてるじゃん。 可愛いから使ってるけどさ。とはゆっくりれいむの弁である。 そして弾幕ごっこ云々よりもゆっくりの持つ意味として重要なことがある。 ゆっくりしたものは可愛いのだ。 例えば同じ虫でも、のそのそとゆっくり動くカタツムリには愛嬌を感じるが、 高速で飛び回るゴキブリはどうだろうか。速度こそが絶対的な違いなのだ。 そう、ゆっくりしたものは可愛いのだ。 移動速度が遅く幻想郷一の精密移動特化型にして、 U・S・C(アルティメット・スピード遅い・クリーチャー)とも呼ばれ、 かけっこビリケツ常連で鈍足女王の名を欲しいままにするゆうかりん。 彼女が幻想郷大運動会での体操服にブルマという扇情的な衣装で、 その豊満な乳を揺らして白く滑らかな太ももを晒しだしながら 圧倒的な遅さでゴールテープを横切ったとき、 涙目で強がっている幽香を見てその場にいた者全てが悶えた。 つまり、ゆっくりしたものは可愛いのだ。 それに対して超高速で空を飛びまわる、 幻想郷最速の射命丸の全速力で飛び回っているときの顔を見たことがあるか? 無いのならそれがいい。 風圧とGでびろんびろんな物凄い顔になった彼女の顔面は想像を絶する。 彼女の同僚の天狗が写真に収めたものを元にした画像が一時期ブラクラとして出回り、 うっかり踏んでしまったグロ耐性の無い哀れな少女たちを恐怖の渦に陥れた。 結論、ゆっくりしたものは可愛いのだ。 ゆっくりれいむはゆっくりの重要さを改めて頭の中に駆け巡らせたあと、 霊夢をゆっくりさせるために呼吸を整え、大きく息を吸い込み、ばっと吐き出すように大声を張り上げた。 「ゆっくりしていってね!!!」 ゆっくりれいむの全身全霊にして渾身のゆっくりしていってね!!! ゆっくりれいむは「ゆっくりしていってね!!!」と霊夢にゆっくりを促すのが仕事の一つだ。 風邪に対しては絶対安静が一番の治療法。それすなわちゆっくり。 その一番の治療を促しているが故に、 自分が一番霊夢の役に立っているとゆっくりれいむは自負している。 「ゆっくりしていってね! ゆっくりゆったりのんびりしていってね!」 霊夢、動けないときこそゆっくりさ。 体が動けないってことは休息を必要としているということだよ。 だったらひたすら回復に努めてね。 そうしてゆっくりれいむは霊夢のためにひたすらゆっくりを促す。 それこそがゆっくりの使命であると疑わない。 「ゆっくりしていってねっ! ゆっくりしていってねっ! ゆっくりしろやグルァ!」 ゆっくりだ、ゆっくりするのだ。 ゆっくりしてゆっくりしてゆっくりして、ひたすらゆっくりすることだ。 「ん~……」 霊夢は首を回してそんなゆっくりと視線を合わせる。 「ゆっ!」 ゆっくりれいむは自信ありげに眉を吊り上げ、どや顔で霊夢の言葉を待つ。 「ゆっくり、何やってんの?」 「ゆっくりのサービスさ! 思う存分ゆっくりしていってね!」 「へぇ、そうなんだ……」 どうかしたの霊夢。ゆっくりの礼をいうにはまだ早いよ。 「ほめてもいいのよ!」 けれどどうしてもというのならば聞かないことも無い。 さぁ私を膝の上に乗せてナデナデする許可をやろう。 そのスベスベとした手で私の頭に触れるがいい。 柔らかく滑らかな太ももに乗せてもらえばいうことなしさ。 「れいむ~♪」 ゆっくりれいむは我慢できなくなり、霊夢に向かって頭を傾けて上目遣いで眼を輝かせる。 「かわいくってごめんねっ!」 「あのねぇ、ゆっくり……」 「ゆ~♪」 そわそわ、わくわく。 そんなゆっくりれいむの頭の上に霊夢は手のひらを当てて―― 【博麗式岩山両斬波!】 「うるせー!」 「ゆべしっ!」 ◆ 「ゆ~……」 凹の字にその頭をへこませたゆっくりれいむは落ち込んでいた。 霊夢があのような痛々しい姿を見せていたことで悲しい気持ちで一杯になる。 つまり霊夢はお腹をすかせていて、だからゆっくりする暇が無いんだね、 なるほど、空腹は生物にとって原初の本能に刷り込まれた危機だからねと ゆっくりれいむは納得する。 そもそも生物は皆空腹の状態では心にゆとりや余裕を持つことができない。 脳に行渡る糖質が不足することにより、脳細胞が働かず更にイライラする。 人間で言うところの脳の部分が餡子という破格の糖エネルギーを持った ゆっくりれいむからすれば、それは無縁の悩みである。 あぁ、人間はどうしてこんなに不便な生き物なんだろ。あれもこれも全て脳味噌のせいだ。 味噌なんて塩っ辛いものを頭に入れているからいけないんだ、 この世の生き物全ての頭の中身が甘味だったら戦争もなくなるのに。 もしもドラ○ンボールがあったら、世界中の生きとし生けるもの全ての頭蓋骨をくりぬいて 脳味噌の代わりに餡子でも詰めることを願おうとゆっくりれいむは思っていた。 霊夢の食事を作らなければならない。 だがしかしゆっくりれいむの体(頭)は丸っこい饅頭状をとっている。 この体(頭)は考えることには最も適しているが、肉体行動には不向きだ。 ゆっくりとは本来デスクワーク型の生き物なのである。 そう、ゆっくりにも仕事があるのだ。勤労を伴わないゆっくりとはただの怠惰である。 スロゥスである。 そんなものはゆっくりではないとゆっくりれいむは断言できる。 ゆっくりすることが至高という考え方をしてはいるものの、 最上のゆっくりとは労働の汗を流した後の休息にあると考えているゆっくりれいむ。 日中はパソコンに向かいpix○vやオギ○ッシュのグロ画像収集を行なう趣味と実益を兼ねた仕事をしている。 むしろ最近では霊夢にゆっくりを促す仕事よりもそちらの方が本業に近い。 近頃の一日の流れはこうだ。 朝起きたら神社の庭をぴょこぴょこ跳ね回って適度な運動をして、 霊夢の作った美味しい朝食を食べた後にグロ画像を収集。 昼食を食べたらすやすやとおひるねという名の仮眠を行い、 おやつというエネルギー補給の後グロ画像を収集。 夕食を食べて霊夢と一緒にお風呂に入った後は寝るまでグロ画像収集。 ゆっくりれいむはそのように毎日忙しくも充実した生活を送っている。 グロ画像はいいねぇ、リリンが生み出した文化の極みだよゆへへへへ。 そして昨日も寝る間を惜しんでグロ画像収集に明け暮れて体力的に厳しいが、 それでも愛する霊夢のためには慣れないガテン形の仕事でもやらなくてはならない。 全てを終えた後の霊夢とのゆっくりした時間を得るために。 「なにつくろっかな!」 ゆっくりれいむはぽんぽんぽんと台所中を跳ねまわり食材探しを行なう。 風邪をひいたときといえばお粥と相場が決まってるよね。 消化がよくて胃にもたれないし、梅干しがあれば言うことなしさ。 そんなことを考えながらもそもそと台所を漁るゆっくりれいむであった。 「うわ、なんもねー!」 何てこった、お米がないよ。お米だけじゃなくて、おかずすら全く無い。 残ってるのは調味料だけじゃん。 霊夢、あれほど食料の備蓄には注意するようにと言っていたのに。 これではあるもので何とかするしかないじゃないか。 「ゆ゛~……ゆ゛ぅ~……ゆゆゆ~……――」 ゆっくりれいむはその頭部に含まれる糖分をフルに使い、 現状を打破する方法を捻り出さんと唸り続ける。 こうなったら自分に何か調味料を加えて霊夢に差し出すべきか。思いつめるゆっくりれいむ。 ドレッシング饅頭にするべきか、マヨネーズ饅頭にするべきか、 それともタバスコ饅頭にするべきか。 意外とマッチするかもしれない。おいしかったら今度お店でもだそうかな? 「ゆ゛? なにさこれ?」 悩み転がるゆっくりれいむは戸棚の奥にぽつんと置かれている、白い粉が入った袋を見つけた。 これはなんだろうと思って袋をよじよじと口で開け、一舐めする ペロッ。 「これは――青酸カリ!」 あなた~、今日の料理は味噌汁かけご飯の青酸カリ和えよ。 わ~いパパの大好物だよグハァ! と、ミステリー作品で大人気の調味料である。 「――なわけないよね! 小麦粉だよ!」 小麦粉。穀物の一種であり、パンや麺類に調理して主食とすることが出来る食材だ。 これを見てゆっくりれいむはピンと閃いた。 「そだ、うどんならどっかな?」 風邪に効果ありとされるうどん。 昔から風邪気味の人にはうどんを食べさせるとよいといわれていたが、 実際うどんは食後の体温が高く保たれるという調査結果が出ている。 これはうどんの消化速度が極めて速いことによる。 その速さの秘密はうどんのコシの正体「グルテン」にある。 この「グルテン」、小麦粉を捏ねる事によりタンパク質が網目状の組織を形成して、 でんぷん質を包み込むように守っているので体内に入ると消化酵素が入り込みやすくなり 消化が早く進むのだ。 ググッたらそう書いてあった。 「そんなことよりおうどんたべたい!」 決まりだね。霊夢にはうどんをご馳走してあげよっと。 ゆっくりれいむは早速作業に取り掛かった。 ◆ ゆっくりれいむはうどん作りを開始する。 まずは器の中に入れた小麦粉に対して塩水をかけ、 その後口に咥えた棒を使ってゆっくりと器の中をかき混ぜるように小麦粉を練る。 練って練って練り続ける。 するとどうだろうか、うどん粉が生地状になってきたではないか。 これよりまな板の上にうどん生地を移して捏ね繰り回す段階に入る。 「ゆっ♪ ゆっ♪ ゆ~♪」 さぁここからはストレス解消タイムの始まりさ。 うどん生地という手も足も出ないサンドバックを一方的に痛める蹂躙劇に ゆっくりれいむはわくわくしてくる。 「ゆっくりのひ~♪ すっきりのひ~♪ まったりのひ~♪」 ぽむぽむぽむ。 ゆっくりの体は柔らかいものの、質量が球体状に集中しているためか、 中々うどんを踏む力は強いようだ。 「ゆっゆっゆ~♪ ゆゆゆっゆ~♪ ゆっくりしていってね~♪ ストレス解消楽しい♪」 ぽこぽこぽこ。 跳ねて踏んでうどんをこねているゆっくり。 殴るのって楽しい♪ 踏んづけるのって最高♪ 暴力っていいね♪ その快感に酔いしれたその顔はもうヘブン状態。 だがしかし、突如その身に起こった異変に気付く。 「……………………ゆ゛っ!?」 小麦粉がベトベトするではないか。 「ゆ゛ゆ゛っ!!?」 引っ付いて取れないではないか。 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛っ!!!?」 粉っぽいではないか。 そう、これは命が掛かった状況に追い込まれたうどん生地の最後の抵抗である。 手も足も出ないサンドバックなどという比喩は間違いであった。 奴は油断しきった愚か者を両断する爪を隠し持っていたのだ。 うどん生地。 その計り知れない底力をゆっくりは目の当たりにすることになる。 我も黙って食われる程その命安くは無い。食いたくば我を屈服させろと、 眼前のうどん生地は不敵な笑みで微笑んだ(ように見えた)。 ゆっくりれいむも対抗してニヤリと笑う。 自慢のグロ画像フォルダに新しい一枚が加わるのだから。 「敵・即・殺」と平和の使者ガンジーも言いました。偉人の言うことに間違いはない。 さぁ蹂躙タイムの始まりだ。ゾクゾクムラムラしてくるぜぇ。 「ゆっくり死んでいってね!」 うどん生地の撲殺画像ゲットだぜ! 「もうやだおうちかえるぅっ! れ゛い゛む゛~~!!」 うどん生地は超強かった。 そのベトベトネトネトは、ゆっくりれいむの心に一生物のトラウマを植えつけんとする。 ゆっくりれいむは戦略的撤退だよと、たまらず霊夢のところに一目散に帰っていく。 「れ゛い゛む゛っ! れ゛い゛む゛ぅぅ~~!!」 「ん~……どうしたのゆっくり!?」 寝ていたところを起こされて布団の中でもそもそ動いてゆっくりれいむの方に首を向ける霊夢。 「うどんつえぇ! うどんってやつハンパない!」 霊夢はゆっくりの言ってる事が通じないのはいつもの事だと思いつつも眉を顰める。 「うるさいわね~……頭痛いんだからもう少し小さな声で喋りなさいよ。――っていうか粉だらけじゃないの。アンタさっさと体洗って後で床に雑巾掛けなさいよね」 「う゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!」 「いやだから黙りなさいって……あ~……だるくて引っぱたく気にもなれないわ…………」 先ほどの大技による消耗が体に響いている霊夢の前で大泣きするゆっくりれいむ。 チクショウあの白い悪魔めっ。あの色白野郎。ちょっと美白だからって調子こいてんじゃねぇぞ。 大体お前の肌すっげぇ粉っぽいんだよ。 「まったくもう――」 「ゆ゛っ!?」 そんなことを叫ぶゆっくりれいむの頭の上に霊夢の手のひらがぽんと置かれる。 途端、先ほどの必殺技の悪夢が蘇ったゆっくりれいむがビクッと反応する。 けれどもまるで攻撃の気配が無く、疑問に思うゆっくりれいむに霊夢がぼそりと呟いた。 「しょうがないわね……もうちょっと寝たらご飯作ってあげるから大人しく待ってなさいよ。それまで庭の草とか適当に毟って食べてていいから」 「ゆ? ゆ?」 「お腹すいてるんでしょ? 今日は私朝から寝込んでたから、アンタ何も食べてないじゃない。だから少しの間ゆっくり待ってなさい」 けほんけほんと、霊夢は咳をしつつ布団を被る。 「あ~……そういや米切らしてるんだっけ? 何作ろっかなぁ……タンポポのマヨネーズ和えとかかなぁ……胃にもたれそうだけど……」 そう言うと霊夢は再び寝込んでしまった。 後に残されたゆっくりれいむは、泣き叫んでいたのもすっかり忘れて黙っていた。 「………………」 ゆっくりれいむは後悔していた。弱っている霊夢を頼ろうとしていたことに後悔していた。 辛いことは全部霊夢任せにしようとした事に後悔していた。 元々自分が霊夢をゆっくりさせるために食べ物を作ろうとした。そのことを忘れていたのだ。 それが余りにも情けなかった。 このままではゆっくりの伝道師ことゆっくりしていってねの名が廃る。 霊夢にうどんを作ってあげたい。霊夢に楽をさせてあげたい。霊夢をゆっくりさせてあげたい。 だったらどうすればいいの? うどんに勝つことさ。 勝利。 ゆっくりれいむはそれのみを欲した。その体内に流れる餡子が熱く煮えたぎるのを感じる。 てめぇらの血は何味だ? 「おしるこさ!」 甘えを捨てろ。これから先は覚悟を決めるんだ。 「れいむ! ごはん作るからゆっくりまっててね!」 かくして饅頭とうどん生地の戦いは第2ラウンドの幕を開けた。 うどん生地との再戦は熾烈を極めた。 熱戦、苦戦、激闘、死闘。どれもその光景をあらわす言葉として生ぬるく、 何よりそんな綺麗なものではない。 四肢を捥いででも立ち向うゆっくりれいむ。四肢が弾け飛んででも迎え撃つうどん生地。 頭だけになっても向かっていくゆっくりれいむ。 原形を留めて無くても叩かれるたびに押し返すうどん生地。 凄惨極まりない光景ではあるが、けれども意味のある戦いというものはこういうものだ。 我こそ正義とお題目を掲げながら同属同士で無益な虐殺を繰り広げる戦争とは違い、 食うか食われるかの原始の戦いには綺麗ごとなんて挟む余地がないのである。 善も、悪も、主義も、差別も、信念も、憎悪も、 そんなとってつけたような意義を求める必要は無い。 食うから殺す。それで十分だ。 「ゆぅ……ゆぅ…………ゆぅぅぅぅ!」 ゆっくりれいむは吼えた。 心臓が悲鳴を上げ、全身の筋肉がピクリとも動かなくなるほど消耗し、 骨がミシミシと限界の音を聞かせ、 頭の中は酸欠で朦朧としている。 もう動けない。動きたくない。そんな心の声が聞こえてくる。 だがしかし、そんな心の弱音に負けたときこそがゆっくりれいむの最期だ。 生き物は痛みに屈して諦めるのではない。苦しさに屈して諦めるのだ。 サバンナで死闘を繰り広げるライオンとシマウマの命を賭けた競争。 捕まえねば餓えて死ぬライオン。捕まったら食べられて死ぬシマウマ。 苦しさに負けて足を止めた方が生存競争から脱落する。 「ゆゆゆゆゆ~!」 ドスッドスッドスッ。 もうやめたいよ。負けてもいいじゃん。楽になりたいよ。ゆっくりしたいよ。 ガスッガスッガスッ。 一言弱音が聞こえたら一撃をぶち込み、更に一言聞こえたら一撃、十聞こえたら十撃、百聞こえたら百撃。 敗北を肯定するような弱音を振り払うかのように、更に攻撃を重ねるゆっくりれいむ。 「ゆ、ゆっくりっ……ゆっ! ゆッ! ゆ~……ゆ~~~~!!」 ポスン、ポスン、ポスン。 いくら弱肉強食の世界には恨みっこなしとはいえ、それはあくまでも建前だ。 生きている以上生存競争に負けて食べられることに恐怖と無念を感じないものは殆どいない。 死ぬのは誰だって怖いのだ。痛いのは誰だって嫌なのだ。苦しい思いはしたくないのだ。 しかしそれでも、ゆっくりれいむは戦うことをやめなかった。 例えその身がゆっくりとスローモーションになっても、 吹けば倒れるほどフラフラの状態になっても、 戦うことをやめなかった。 「ゆっ……ゆ…………っ………………」 ペチ……ペチ……。 技術も戦闘力も、そんなものはこの泥沼の戦いでは無意味だった。 最期に勝者と敗者を分ける境界となるのはその意志の強さ、気持ちの強さである。 誰かのために戦う。それはとても素晴らしい考え方だ。 けれども何かを背負っている者が必ずしも勝てるわけではない。現実は非常なのだ。 だが、ゆっくりれいむは自分は絶対に勝てると思っていた。 そんな甘い考えをするのもしょうがない。ゆっくりれいむの頭の中は甘いもので一杯だ。 けれども、大切な思い出も一杯に詰まっている。だからこそ頑張れる。 限界を迎えつつあるゆっくりれいむの脳裏に浮かんできたのは霊夢の顔であった。 『変な妖怪がいるって聞いたから来てみれば……何が『わきをみせびらかしているみこはにせものだ!』よ、この饅頭顔!』 『何でついてくるのよ! 私はアンタの親でも何でもないんだからね!』 『…………他に行くとこないんでしょ? わかったわよ。別にいてもいいわよ。――ちょっ、こら泣くな! 引っ付くな!』 『よし、汚れがとれたわよ。アンタ顔はともかく髪の毛は綺麗ね。何で出来てるのよ』 『ゆっくりれいむ~……長いしゆっくりでいいや』 『ご飯粒付いてるじゃないの。とってあげるからこっちに来なさい』 『このおバカ! 今日はごはん抜きだからね! 文句があるならかかってきなさ――うわ、思ったより速い!』 『全く、心配させるんじゃないわよ。心配してないけどさ。――ほら、うちに帰るからついてきなさい』 「ゆ~!!!!」 ドスン。 「すりすりってきもちいいね~……」 戦いを終えたゆっくりれいむとうどん生地。今はまな板の上でその身を擦り寄せあっている。 ゆっくりれいむの気持ちも不思議なもので、 つい先ほどまではうどん生地を叩き潰すことのみを考えていたのに、今はそのようなことはない。 先ほどまでの殺伐とした空気はどこかへ飛んでゆき、穏やかな時間がゆっくりと過ぎている。 「ゆっくりしてるね~……」 勝負はもう決した。うどん生地はこの上ないほど捏ねられたのだ。 あとはうどん生地を寝かせて、麺状に切った後に器に盛るだけである。 うどん生地はもはや小麦粉には戻れない。 パンになることも、揚げ物になることも、饅頭になることも出来ない。 その未来はすでに決した。ゆっくりれいむはうどん生地の先を奪ったのだ。 だがしかし、うどん生地には何も不満は無い。 不意打ちでまだ余力がある状態で死ぬときに残るのは後悔。 けれど真正面から撃ち抜かれ、残った力がまるで無い状態で残るのは賞賛。 覚悟を決めた者同士が互いに全力を尽くした末の、 これまでの生涯全てをぶつけ合った先に得る境地は一種の充実と安堵である。 「もっとゆっくりしていってほしいね…………」 このままずっと時がゆっくり流れていけばいいのに。 形が違えば友達としてもっとゆっくり出来たかもしれないのに。 ゆっくりれいむはうどん生地にほっぺたを当てたままそう思った。 饅頭とうどん生地、同じ小麦粉で作られた者同士、きっといい友達になれたであろう。 しかし全ての力を使い果たした者に対しては本来回復する間も無く止めを刺すのが礼儀であり、 下手に生き残る希望を与えてしまうことは敗者への侮辱に他ならない。 故にその者が最も精神的に充実した時に、死への恐怖が薄れている時に仕留める必要がある。 よってうどん生地が寝かされて十分に熟成されたら、それが別れのときである。 割り切れないゆっくりれいむを諭すかのように、うどん生地の優しい声が聞こえたような気がした。 (ありがとう、とても愉しい殺し合いだった……) (うどん生地として悔いの残らない生涯だったよ……) (さらばだ、我が友よ) (お前の友人共々、残さず食べてくれよ) 「………………………ゆっ」 ゆっくりのほっぺたを何かが伝った。 けれども自分達は生きなければならない。笑って生きていかなければ倒した相手に申し訳ないのだから。 捕食とは対象を血肉にする行為。相手を取り込むことで共に生きてゆくことが出来る。 とはいえ、うどん生地との思い出を残せるものは他に何もない。 だからこそ、一つぐらいは形として残るものが欲しい。 よってゆっくりれいむは写真を一枚、一生の思い出として撮ることにした。 パシャッ。 【うどん生地撲殺記念】 この一枚は【ナメクジが塩で溶ける動画】と並びゆっくりれいむのグロ画像フォルダに大事に保管されることとなったという。 ◆ 「さぁ、おたべなさい!」 霊夢がもうそろそろ何か食事を取ろうと思い、 そのだるい体を布団の中からもそりと起き上がらせた瞬間、 頭の上にうどんを乗せた器を持ってきたゆっくりれいむがどや顔で部屋に入ってきた。 その言葉の意味がわからず一瞬固まった霊夢であったが、 すぐさまゆっくりれいむが自分に食事を持ってきたのだと理解した。 となると次に誰が作ったかという疑問が沸くが、 生憎博麗神社には霊夢とゆっくりれいむしかいない。 すると導き出される答えはひとつだった。 「アンタが作ったの!? このうどんを!?」 「いぇす、アイマム!」 「あぁ、さっきから何かしてると思ったらそういうことだったの。アンタ中々器用ね」 ゆっくりれいむは自らの霊夢である霊夢の胸にぴょーんと飛び掛かりたい欲求を抑えて、 うどんを乗せたお盆を頭の上に乗せてそろり、そろりと霊夢の目の前に持ってくる。 「さぁ、おたべなさい!!」 大事なことなので二回言ったようだ。ゆっくりれいむは自信満々にうどんを差し出す。 ゆっくりれいむの顔をよく見れば、小麦粉がこびり付いている。 水で洗ったのだろうが、しっかりと取れていなかったようだ。 霊夢はそれを見てうどんがどのような過程で作られたか何となくだが理解できた。 全く、慣れないことしてるんじゃないわよと軽く悪態を付くが、 何はともあれ空腹でフラフラの霊夢には目の前のうどんがとても魅力的に思えた。 だったらすることは一つである。霊夢は箸を持って両手を合わせる。 「じゃあ、その、いただきます」 「ゆっくりたべていってね!」 「麺がのびちゃうじゃないの」 そんなやりとりを踏まえつつも霊夢は箸を持ち、その麺をじっと見る。面の太さにばらつきがある。 だがしかし大事なのは見た目よりも味だ。 味はどうだろうと、若干の不安を覚えながらも麺にふぅふぅと息を吹きつけ、 ちゅるんとすする。 もぐもぐ、むにむに、こくん。 「あ……意外にも……」 美味しい。素直にそう思った。 ちょっとツユの味が濃く量が少ないが、麺がかなりの絶品だった。 生地がよく捏ねられているらしく、 噛むと口内で麺が踊るほどの弾力とシコシコとした舌触りが食欲をそそる。 霊夢は思わず次も一口うどんを啜る。 「ほめてもいいのよ!」 「調子に乗るな」 とはいうものの、その箸と口の動きは止まらない。 ちゅるん、もぐもぐ、むにむに、ごくん。ちゅるん、もぐもぐ、むにむに、ごくん。 まさかこれほどまでとは思わなかった。 風邪でだるい体でも無理なく食べることが出来て、優しく胃を満たすその味。 普段風邪をひいたときは誰かが見舞いに来てくれるまで神社の中で一人寂しく待っているか、 待ちきれないときは熱っぽい体を引きずって無理矢理粥を作る霊夢。 家の中の誰かが作ってくれた料理を食べることなんて、久しく経験していない。 強大な力を持つとはいえ、まだあどけなさを残した少女であるにも関わらず、だ。 「………………」 「れいむどしたの?」 「なっ、何でもないわよ」 場に流れた妙な空気を振り払うかのように更に一口うどんをすする。 そんな折、一言ぐらいはゆっくりれいむに礼を言っておくべきかなと思った霊夢。 あんまり褒めると調子に乗るけど、 今日くらいはいいかなと思いゆっくりれいむの方を横目でチラリと見ると、 涎を滝のようにたらしながら霊夢の方をじっと見つめていた。 霊夢は「そりゃそうよね。自分が一生懸命作ったうどんは普通食べたくなるわよね」と思わず苦笑する。 「食べる?」 「たべるっ♪」 即答かよと思いつつも麺を箸で一掴みして、ゆっくりの上に垂らす。 大口を開けて待っているゆっくりのところに、麺を放り込む。 「あち! あっち!」 「あ、ごめん。冷ますの忘れてた」 「人でなしっ!」 ゆっくりれいむがごろごろと転がりながら悶えていた。 霊夢がその光景を見てごめんごめんと謝る。 「ゆ~……」 口をすぼめて拗ねるゆっくりに対し、霊夢が手で招く動作をする。 「ゆっくり、ちょっとこっち来なさい」 「ゆゆ?」 霊夢がきょとんとした顔をしながら近づいてきたゆっくりをひょいと持ち上げ、 そのまま膝の上に乗せる。 続けてゆっくりの分のうどんに箸をつけ、うどんを持ち上げる。 霊夢は淡々とした様子でふぅふぅとうどんを冷ます。 「こうすればいいでしょ。ほらゆっくり、口を開けなさい」 「今日のれいむはやさしいね!」 「今日だけよ」 あ~んと、霊夢が口を開けてゆっくりに動作を真似させる。 ゆっくりは人間の幼児が母親の真似をするかのように口を開け、 そこ目掛けて霊夢が冷ましたうどんをするりと放り込む。 「ぱねぇ! めっちゃぱねぇ!」 「うるさい。黙って食べなさい」 涙目になりながらほんのりと至福の表情を浮かべるゆっくり。 霊夢はいいからさっさと食べろと、次の一口の分のうどんを取り出す。 「む~しゃ、む~しゃ、しあわせ~♪ すっげぇしあわせ~♪」 「うるさいっての」 ぱちんと霊夢がゆっくりの額を叩くが、そこに厳しさは見られない。 霊夢は自らうどんを啜り、次いでゆっくりれいむにうどんを啜らせ、それを交互に繰り返す。 はぐはぐと嬉しそうに食べるゆっくりれいむと、時折感嘆のため息を漏らす霊夢。 お椀の中のうどんはあっという間に減っていった。 「それにしてもアンタもやるわね。こんないいうどんを作れるなんて。ねぇ、どうやって作ったの? ――って何泣いてんのよ!? 私何か変なこと言った!?」 そんなやりとりからしばらく後、霊夢もゆっくりも食べ終えた。 胃が満たされることによる幸福感が彼女達にやってきた。 「ありがたう!」 「はいはい、お粗末さまでした」 何故か涙目になったゆっくりと、その頭にぽんと手を置く霊夢。 霊夢はゆっくりの口元を布巾で拭き取った。 「それとゆっくり、ご馳走様」 「ゆっ♪」 喜んでもらえて何よりだった。この笑顔が見れてよかったとゆっくりれいむは思う。 今だったらゆっくりしてもらえるんだろうな。ちょっとぐらい甘えてもいいよね。 ゆっくりれいむは霊夢に更に擦り寄った。 「ゆっくりしていってね♪」 「こらっ、離れなさいよ暑苦しい」 「ゆっ♪ ゆっ♪」とじゃれるゆっくりれいむ。 口を尖らせながら不満そうな顔をしているのに、されるがままにじゃれられている霊夢。 近頃の博麗神社で極たまに見られる光景であった。 「お邪魔するぜ霊夢~――ってあれ? 霊夢風邪引いたの?」 「やっほ~霊夢遊びに来たわ~」 そんな折、外から来訪者が次々とやってくる。霊夢の友人達である。 遅い朝飯とも早い昼食とも言える食事を終えた時間帯だ。誰かが来ても不思議ではない。 友人達は布団の中にいる霊夢を見て一瞬心配そうな顔をするが、 ゆっくりれいむを膝の上に乗せている霊夢の姿を見て指を刺して笑う。 「うっわ~霊夢ってそういうことするのホント似合わないな」 「今日だけよ! たまたまよ!」 「いくら餓えてるからってゆっくりを食べちゃ駄目よ~。共食いは体に悪いのよ~」 「誰が食べるか! お腹壊すっての!」 「はいはい。ふふふ」 「笑うなぁ~」 大声を出してけほけほと咽る霊夢と、からかった際の反応が楽しくて笑う友人達。 病人の傍で賑やかなものであった。 霊夢の周りには色々な者が集まる。 皆でワイワイと宴会をするのは楽しい。彼女達がたまに連れてくるゆっくり達と遊ぶのは楽しい。 大好きな霊夢とその仲間達と一緒に過ごせて、ゆっくりれいむは幸せだった。 ずっとこうしていたいと思う。だけどそれは適わない。 いつか自分にも寿命が来るだろう。饅頭だから賞味期限もあるだろうし。 仮に自分がこのまま妖怪として寿命を迎えずに生き続けても、 いつかは霊夢の方が死ぬ。人間にも賞味期限があるし。 だったら時が過ぎ去るのもゆっくりしていって欲しい。そうゆっくりれいむは考える。 来るものは拒まず去るものは追わず。だったら一緒にいる間ぐらい皆ゆっくりしていってね。 「ゆっくりしていってね!!!」 なんだかんだいって最後いい話で終わったな このれいむは可愛すぎるし健気でいい子だ 霊夢もいいなぁ、姉妹みたい -- 名無しさん (2011-02-20 16 52 09) れいむのうどんこねの様子可愛いなあ -- 名無しさん (2012-02-25 17 16 55) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/409.html
『秋色のおりきゃら姉妹』 秋ももう半ば。 皆、美味しい物を食べ、 この気候の良さに動くのが好きなゆっくり達は大いに動き回り、 静かさを好むゆっくり達は木陰で本を読んだり、眠ったり。 そんな幸せな日々が続いていました。 ある姉妹を除いては・・・。 「あきしずはですっ♪」 「あきみのりこですっ♪」 「「ふたりはあきしまい!!ゆっくりしていってね!!!」」 シーン・・・。 ここはある、秋晴れに映える山のゆっくり達が集まる広場。 しかし彼女達の周りには誰も居ません。 それはもう、売れないアイドルがデパートの屋上でショーをやる位。 いえ、売れないアイドルの方が一部客層にうけるため、まだ集まります。 あまりに認知されない自分達の存在をアピールしようと色々仕込んだのですが 誰も来ませんでした。 「あー、ちくしょー、だれもこねー。」 「おかしいわねおねえさま。あれだけもみじにかいてくばっておいたのに。おいももそえて。」 「ケッ、やってらんねえー。」 すぐにやさぐれてしまうのが姉のゆっくりしずは。 そんな姉をフォローする、(といっても姉の方と同じく、すぐ一緒になってキレますが。) 妹のゆっくりみのりこ。二人は仲良し姉妹でした? 「ああん?みのりこよぅ。おめえはまだ、いもでつれっからいいじゃん。 あたいなんてもみじだぜ、もみじ。くいもんでつれもしねえ。」 姉の醜い嫉妬です。妹にガスガスと体当たりします。 「じゃらっせい!!あたいがいもまいてもだれもわかってくんねえっての!!」 妹の激しい反撃です。醜い姉妹喧嘩が始まります。まあいつもの事ですが。 ところがそんな時です。ぞろぞろと、広場にゆっくりが集まってきたのでした。 「ここだよ!!ゆっくりできそうなばしょだね!!」 「おお、いいばしょだぜ!!」 「このまいちるこのはがとかいはね!!」 もみじにかかれた場所に集まっていく様々な種類のゆっくり達。 このまさかの光景に秋姉妹は感涙を流します。 夜鍋して紅葉に書いた今日の招待状。一生懸命に作ったふかし芋。 その作業が今、報われたのです。 「「し、しあわせー!!!」」 喜びに顔を赤く紅潮させ。擦りあって涙を流します。 ・・・ですが見覚えの無いゆっくりがそこに居た事に 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「ゆ?だれ?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」 と、同時に言われ、更には集まったゆっくり達に一斉に凝視されます。 そこで秋姉妹は自己紹介を・・・。しようとしたんですが 「ゆ。こんなゆっくりみたことないよ?」「むきゅー、おりじなるきゃら?」 「おりじなるきゃらってなにかしら?」「やくもゆかり16さい!!」 「わからないよー?」「ちぇえええええええええええええええん!!!」 「みょーん?」「ち・・・ぽ?」「おお、じさくじさく」「おなかすいたー」 「むきゅー・・・。だれもしらないきゃらのことをおりきゃらっていうの。むきゅーん」 少し言葉の意味を間違えながらも、誰も秋姉妹の話を聞くことなく一方的に話し合いが進みます。 「「ちょ、おまいら!!わたしたちは・・・。」」 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「わかったよ!!おりきゃらだね!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」 満場一致で決まりました。 「「なんだよそれ!!あたしらはあきしまいだっての!!!」」 その叫びは空しく虚空に放たれ 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「おりきゃらしまいさん!!ゆっくりしていってね!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」 秋姉妹はおりきゃらしまいとして歓迎される事となったのです。 「おりきゃらのほっぺあまーい。」 「「おりきゃらさん!!ゆっくりはさまれていってね!!!」」 「やめてね!!みのりこはたべものじゃ・・・。あ、ないわけじゃねえわ。いもだし。」 「むぎゅーん!!あたいは!むぎゅぎゅ!おりきゃら!!じゃねえ!! むぎゅっ!!あき!!しずはだっての!!むぎゅうううううううううう!!」 なにやら大変な騒ぎですが意外と楽しそうです。 これからも、秋に現れる“おりきゃらしまい”として認知されるような、されない様な そんなこんなでやって行く事でしょう。 おわり 「「おりきゃらしまいっていうなーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」」 即興の人 ひでぇwwwww秋姉妹が可哀想www -- 名無しさん (2009-02-16 17 38 27) オリキャラ? いいえ、「ZUNのオリキャラ」という意味だと思えばいいんですよ! -- 名無しさん (2009-03-23 22 17 34) あきしまいかわいそう -- 名無しさん (2010-11-27 19 02 31) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1898.html
ゆっくり実験・まりさ解体 やあ。僕は人里に住む普通のお兄さん。 最近、僕のまわりの連中が、ゆっくりゆっくりとうるさいので、僕もゆっくりに興味を持った。 ちょっと実験してみることにした。 「ゆっくりしていってね!!! ゆっくりしていってね!!!」 テーブルの上で叫んでいるのは、金髪で黒帽子のゆっくり。 ゆっくりまりさというやつだろう。 大きさは逆さにした洗面器ぐらい。 森の奥のほうで見つけて、お菓子をエサに交渉した。 独身(っていうの?)だったせいか、簡単に箱に入ってくれた。 うちに連れてきてから、約束どおりお菓子をやって布団で寝かせたため、元気まんまんだ。 今日は三日目。すっかりなついてくれたので、そろそろ実験することにする。 僕はテーブルの前に立って、まりさを見下ろした。 「ゆっくりしていってね!!!」 さっきまで毛づくろいをしてやっていたので、とても上機嫌だ。 リズミカルにゆらゆらと体を左右に揺らし、それにあわせて歌うようにあいさつしている。 「ゆっくり! ゆっくりしていってね!!!」 「うん、ゆっくりしているよ。まりさもゆっくりしてる?」 「ゆっくり、ゆっくり!」 勝ち誇った顔でぴょん、ぴょんと軽く跳ねた。 ああ、ほんとにゆっくりという言葉が好きなんだなあ。 無邪気でかわいらしいけれど……無防備すぎる気もするなあ。 こんな生き物を今から**してしまうなんて、なんだか悪い気がする……いや、実際悪いことなんだな。 でもまあ、誰も止める人はいないから……やってしまうか。 「まりさ、ちょっと向こうを向いてくれる?」 「ゆ! ゆっくりむこうをむくよ!」 ぺったりテーブルに接した面を、むにむにと動かして、まりさは背を向けた。 僕の前にそびえる、ペットボトルぐらいの高さの黒帽子。 「お帽子取るよー」 「ゆ? おぼうしとるの?」 きょろきょろ振り向いて、まりさは不安そうに言った。 「おぼうし、だいじだよ! とらないでね!」 「だいじょうぶ、すぐ返してあげるから」 「ゆー、それならいいよ! でもゆっくりしないでかえしてね!」 帽子を取ってからかうのは、この三日で一番楽しい遊びだった。 しかし、それもいまは割愛。 帽子を取ってまりさの見えるところに置いてやってから、僕はまりさのお尻、っていうか後頭部を、軽く持ち上げた。 「いくよー」 「ゆ?」 ぐさっ。 後頭部の一番下。底との境目の部分に、僕は素早く果物ナイフを突き刺した。 もちもちした皮の手ごたえがした。ああ、ほんとに饅頭だ。 「ゆぎゃああああ!?」 まりさは金切り声を上げて飛び上がった。凄まじい声で、刺した僕のほうがビクッとした。 でも、無理もない。人間だっていきなり刺されたら悲鳴を上げるだろう。 「おにいざん、なに? なにじでるの!?」 「動かないでっ」 悪いと思いつつ、振り向こうとしたまりさを、片手でぎゅっと押さえつけた。 そのまま、サクサクとナイフを横へ滑らせて、まりさの底を切り取っていく。 「いだああぁぁ! いだいいだい、まりさちぎれちゃうよおお! やめてねおにいさんやめでね! やめで、やめないどまりざおごるよ!」 サクサクサク。四分の一回った。ほころびた裂け目から、ねろっと餡子が漏れ始める。 餡子が漏れたら失敗だ。僕はあわてて、押さえる手の力を調節した。 まりさは水揚げされた魚みたいに、猛烈にびたびたと暴れる。僕の手がぐいぐいと持ち上げられる。 「やめてっでいってるでしょおおお!!? どうじてやめでくれないのおおお!!? まりざっ、まりざちぎれぢゃうってばあああ!!!」 サクサクサク。あごの下まで来た。やりにくい。僕はテーブルをぐるっと回ってまりさの正面に来た。 カッと見開いた目に涙を溜めて、信じられない、という顔でまりさが必死に訴える。 「おにいざん、まりざだよお!? なかよしのまりさだよ!!! まりざがしんじゃってもいいの!!?」 「頼むからおとなしくしてよ、餡子出ちゃうよ」 僕が言うと、顎の下に目をやって、まりさは凍りついた。わなわなと震えだす。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! あんこでてるあんこでてるあんごででるうう! あんこっ、あんこでたら、まりさしんじゃうんだよおお!! だめっ、だめだってばああ、やめでねえええ?」 サクサクサク。顎の下を過ぎて、四分の三まで来た。まりさは餡子が出るのが怖いのか、もう動こうとしない。 僕は、まりさの叫びに、なんだかドキドキし始めていた。 こんな凄まじい悲鳴を聞いたのは初めてだ。こんな無力な悲鳴を聞いたのも。 メチャクチャにしてやりたい気分がすごく高まって、ちょっとアレな話だけど、ズボンの中が硬くなってきた。 「あ゛あ゛あ゛っ、あ゛あ゛あ゛あ゛っ」 なすすべもなくうめくまりさの前で、サクサクサクとナイフを動かし、出発点へ向かった。 サクッ。 到着。 まりさの底を、切り離した。 「ふう……」 僕は手を離し、ナイフを置いて、額の汗をぬぐった。まりさは「あ゛」の形に口をガッと開いたまま、ひくひく痙攣している。 「まりさ、まだ歩ける?」 呼びかけへの返事なのか、それとも単に逃げようとしたのかわからないけど、まりさは体の左側をグイッと動かそうとした。 その途端、ムリッと餡子がこぼれそうになり、まりさはビクッと動きを止めた。 「動ける、っていうか、試すことはできるんだな」 「あ゛あ゛あ゛……」 「ごめんよ、どうしても確かめたかったもんだから」 「あ゛あ゛……おにーざん、ひどいよ……」 涙をだくだくたらすまりさの後ろへ回って、今度はお尻の下端、っていうか皮の「すそ」に両手を差し込んだ。 「ゆ゛っ?」 めりめりめりめり。 僕は、まりさの金髪に覆われた後頭部の皮を持ち上げた。 ちょっとした毛布ぐらいの厚みのあるもちもちした皮が、めくれていく。 「ゆぎゃあああああ!!! やめでやめでやめでやめでやめで!!! まりざまりざまりざっ、めくれっ! めぐれぢゃううう!!!」 痛みと恐怖のあまりパニックに陥ったのだろう。 まりさは絶叫するとともに、ずりずりと前へ進もうとした。 ところが、底の部分は完全に切り離されているものだから、進まない。 ただ上部の皮と、中身の餡子だけが、前へ進もうとする。 「あっ、こら、だめだよ!」 そのままだとベチャッと崩れてしまいそうだったので、僕はあわてて片手をまりさの顔にかぶせた。 顎の下をつかみ、そちらの皮もめくりあげる。 めりめりめり、めりりっ。 「ゆびゃああああああ!! いだいめぐれらぎゃばわがが」 メチャクチャに動きながら混乱した叫びを発している、口のところまで、皮がめくれた。 さあ、ここからが見所だ。 メリメリッ! 口の上、鼻のところまで(ゆっくりに鼻はないっぽいけれど)、皮をむいた。 どうなるだろう? まだ動くかな? 子供のように胸がわくわくして、ズボンの中が痛いほど突っ張った。ああ、これは夜使えるかも。 「……ぁ…… ……」 餡子から剥がされても、数秒の間は口がぱくぱく動いた。 だが、じきに静かになった。 ということは―― 皮は本体じゃない、のかな。 僕は慎重に、前後左右からまりさの皮をめくりあげていった。 半分ぐらいの高さまでめくりあげると、スポッという感じで手ごたえがなくなった。 「あっ……」 まりさが剥けちゃった。 ヘルメットのような形のもちもちした分厚い皮が、僕の手の中にあった。 テーブルを見下ろすと、お椀を伏せた形の餡子の小山があった。 まりさの、中身だ。 僕はまりさの「頭皮」を、そうっとテーブルに置いた。 中身のない頭皮は、柔らかな帽子みたいに、少し型崩れしたものの、自立した。 僕はまず、そちらと対面してみた。 『皮だけまりさ』はデスマスクのようだった。瞳孔はなくなり、目玉は全体的に黒ずんでしまっている。どっちを向いているのかわからない。 口からはダラリと舌が出ている。その奥は貫通して内側が見える。 ぽっかりと開いた、ただの穴だ。 「まりさ、まりさ?」 返事はない。ぐてっ、と傾いたまま、ピクリとも動かない。 どうやらやっぱり、皮はまりさの本体じゃないらしい。 では、中身だ。 僕は餡子の小山の正面に回ってみた。 『皮なしまりさ』は、黒赤紫色の、てらてらしっとりした小山だ。 二つの小さなくぼみと、ひとつの大きなくぼみがある。眼窩と、口腔だろう。 声をかけてみた。 「まりさ、まりさ」 返事はない。ピクリとも動かない。 餡子なんだから当然だって? でもこいつは、ついさっきまで話をしたり、跳ねたりしていたんだ。 この餡子に力を蓄え、この餡子でものを考え、この餡子で痛みや喜びを感じていたはずなんだ。 僕は人差し指で、餡子に触れてみた。 つんっ。 動かない。ピクリともしない。 少しすくって舐めてみた。 ぺろっ……。 ほんのりした甘味。だが、やはり反応はない。 でも、人間の脳みそだって、動かないし反応なんかしないはずだ。 ひょっとしたら、このひと盛りの餡子の中で、苦痛と絶望の感覚が荒れ狂っているのかもしれない。 目玉を引き抜かれ、皮をすべて剥がれ、敏感な内臓を直接空気にさらされて、言語に絶する苦痛に悶えているのかもしれない。 ……。 僕はたまらなくなった。股間の勃起がうずいている。心臓の鼓動が耳に聞こえるほどだ。 この餡にペニスを突っ込んで、思い切り射精してやりたくなった。 熱い粘液の濁流をどくどくと打ち込んで、もそもそした餡の内部を突き崩してやりたい。 砂場の小山に、ホースの水流を叩きつけるように。 「……ふー……」 だが、ぼくは大きく深呼吸して、自分を抑えた。 まだそんなことをするほど理性が飛んではいなかった。 ただ、代わりに別のことをすることにした。 指を伸ばして、あんこに刺す。 ずぷ……。 抵抗はなく、指はもぐりこんだ。室温と同じ、ひんやりしたペースト。 動いたり、叫んだりはしない。脳と同じように。 ずぷ。ずぷ。ずぷ。 指先をグリグリ動かして、こねてみた。 ずちゅずちゅずちゅずちゅ。 だんだん激しく、バイオレンスに、こねてみた。 ぐちゅう! ぐちゅう! ぐぶぶぶちゅう! 最後は拳でつかんで、握り締めた。指の間から、ねろねろと餡が漏れた。 ふと、僕はあることを思い出した。 ゆっくりは、苦痛を受ければ受けるほど、ある変化が生じるという。 もし、この餡子が、脳のように本当に生きているのならば――。 僕は、ぺろっと指を舐めた。 ぞわぁぁぁぁぁ……っ 「……!!」 息が止まった。濃厚な甘味が襲ってきた。舌にしみこみ、根元までトロトロに溶かしてしまうほどの、恐ろしく濃厚な甘味だった。 さっきは、砂糖の味がするかしないかぐらいの、薄味だったのに。 やはり、こいつは。 僕は、指で攪拌されてグチャグチャになってしまった餡を、じっと見つめた。 その塊に、輝くような笑顔を浮かべて跳ねていたまりさの姿が、ダブッて見えた。 「……っ」 僕はたまらず、手についた餡子を振り捨てると、トイレへ走った。 ガチガチになっていたので、三分もかからなかった。 僕は餡子を小山の形に丁寧に盛り付けなおした。 それから、前後を慎重にあわせながら、『皮だけまりさ』をかぶせていった。 最初に頭頂部分がペタッと接触し、残りの皮がスポリとかぶさった。 その状態で、いったん正面から呼びかけてみた。 「まりさ、まりさ」 返事はなかった。目は真っ黒なまま、舌も肉片みたいにだらりと垂れたままだ。 死んでしまったんだろうか? ――普通に考えれば、まあそうだろう。 皮を剥いで中身をかき回されても生きている動物なんて、いるわけがない。 でも僕は、わずかな希望を持っていた。 ゆっくりなら。 ゆっくりなら、きっと……。 僕は気を取り直し、底面の接着に取り掛かった。 垂れ下がった頭皮の「裾」を、水で濡らして底皮と揉み合わせていく。 それだけでは心もとない気がしたので、ちょっと考えて、水濡れOKの絆創膏をぺたぺたと貼ってみた。 それで底面はくっついた。試しに持ち上げてみたが、ズボッと底が抜けるようなことは、なかった。 「おーい、まりさ」 まだ返事はない。デスマスクのままだ。 ふと、つかんだ皮がぶよぶよと浮いていることに気づいた。隙間に空気が入っているのだ。 これはよくなさそうな気がした。 そこで、カッティングシートを貼るときのように、ナイフであちこちを突いて、空気を押し出した。 皮がぴったりとくっつき、まりさはほぼ生前の姿に近くなった。 だが、まだ動かない。 「うーん……」 残念だった。生きていると思えばこそ、あれほど興奮できたのに。 そのとき僕は、最後の仕上げを忘れていたことに気づいた。 そばにおいてあった黒い三角帽子を取り、金髪の頭にすぽりと乗せた。 そして大声をかけた。 「ゆっくりしていってね!!! ゆっくりしていってね!!! まりさ、お兄さんだよ! ゆっくりしていってね!」 すると―― 「……ゅ……ゆ……ゆっ?」 深い眠りから覚めたように、フッとまりさの瞳に光が戻った。 もぞっ、と身を起こして、きょろきょろと辺りを見回す。 そして、僕をじーっと見た。まだ表情はない。赤ん坊のような、きょとんとした顔だ。 僕はわくわくしてまりさの反応を待つ。 どうするんだろう。怒るのかな? それともすっかり忘れているのかな? ふっ、とまりさの顔に表情が表れた。 笑みだ。明るい、親しみに満ちた表情。僕のことをなかよしだと思っていたときの顔。 そうか、今のひどいことを忘れちゃったのか。 まあ、それでもいい――僕はそう思って、まりさの声を待ち受けた。 まりさが口を開けて、叫んだ。 「ゆっ縺翫していっ繝峨!!!」 澄んだ甲高い言葉の間に、濁ったノイズのような声が混じった。 僕はぎょっとした身を引いた。すると、他ならぬまりさ本人も、驚いたように目を見張った。 「ゆっ・螳!!!」 ゆっく縺疲てュ縲てね!!! 莉贋く荳し臥いっ莨夂ぇぇぇぇ!!!」 懸命に繰り返すが、「ゆっくりしていってね」は出ない。 「ギォ」とか「ィジャ」のように聞こえる、奇怪な言葉が出るばかりだ。 「へんだ邁! ゆ托シり! 陦後く繧がいえないよぉぉぉぉ! まり縺どうなっぢゃっ繝ォぉぉぉぉ! これじゃ蜀埼くりでぎないぃぃぃぃぃ!!!」 見る見るうちにまりさは顔をぐしゃぐしゃにして、泣き始めた。 その泣き声まで、濁った奇怪なものだ。 「ああ……」 僕は理解した。 僕がまりさの餡の中の何かを壊してしまったんだろう。 大事なものを。 そう思うと、またしても股間がズキズキと熱くうずいてきた。 「おにーざ蜊、倥りざをだすけでぇぇぇ!!」 泣き喚きながらすりよってくるまりさに、僕はひとこと、言ってやった。 「ごめん、僕にもどうにもできないよ」 「……ゅ゛っ!」 息を詰めると、まりさはどうにもできずに、大声でわんわん泣き始めた。 僕は、仲間たちがどうしてゆっくりをいじめるのかよくわかって、うっとりとまりさを見つめた。 ゆっくりラヴの人 これからは虐待書くときはこっちのペンネームにします →さらに改め、アイアンマンとします このSSに感想を付ける